現在大躍進中の若手俳優・山崎賢人が、10月スタート池井戸潤原作の新ドラマ「陸王」に出演することが決定。山崎さんは、役所広司が演じる老舗足袋業者「こはぜ屋」社長の長男役として、日曜劇場初出演を果たす。宮沢紘一(役所広司)は、埼玉県行田市にある老舗足袋業者の四代目社長として日々奮闘していたが、年々先細る足袋の需要から、資金繰りに悩む月日を過ごしていた。そんな折、銀行担当者とのやり取りを通じて、新規事業への参入を考え始める。それは、会社をいまより大きくしたいという気持ちより、新規事業がなくてはこの先会社の存続自体が危ぶまれるという危機感から始まったものだった。そしてその事業とは、足袋製造でこれまで培った技術が活かせる「裸足感覚」を追求したランニングシューズの開発だ。しかし、従業員20名余りの地方零細企業にとって、それは苦難の道のりだった。新製品を開発するにはあまりに乏しい資金、人材、開発力――。さらには世界的に有名なスポーツブランドとの競争。多くの困難が立ちはだかる中、宮沢の長男・大地は、就職活動の傍ら家業の手伝いをして成長していく。何度も挫けそうになる宮沢だが、そのたびに家族が、従業員が、取引先が、銀行の担当者が、そして知り合いを通じた新たな人脈が彼を救う。果たしてランニングシューズの開発は成功するのか。そしてその先に、「こはぜ屋」の未来はあるのか――!?すでに、役所さんが主人公で創業から100年以上続く老舗足袋業者「こはぜ屋」四代目社長・宮沢紘一を演じることが発表されているが、このほど、先日公開された『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』では主演を務め、今後も『斉木楠雄のΨ難』『氷菓』と注目作の公開を控える人気俳優の山崎さんが宮沢の長男・大地役を演じることが決定。山崎さんが演じる大地は、大学卒業後就職活動をするものの失敗し、就職活動の傍ら「こはぜ屋」を手伝っており、経営を立て直す打開策として、マラソン足袋「陸王」の開発をスタートさせた父や、プライドを持って仕事をする従業員の姿を目の当たりにして成長していく。さらに、大地は「陸王」のソール部分に使われる特許「シルクレイ」の生産を任されるが、無事に生産するまでにはいくつもの困難が立ちはだかるという。その困難を一体どう乗り越えていくのか注目だ。山崎さんは、「宮沢大地と同じ23歳になる年に、この役に巡り会えてとてもうれしいです。熱意もなく、自分が本当にやりたいことも分からず悶々としている中で、こはぜ屋の人たちが持つ情熱や義理人情に触れて、大地がどう変わっていくのか。その様がこれから社会に出ていく皆様の力になることを願っています」とコメント。また「足袋作り百年ののれんを掲げるこはぜ屋。その伝統を背負いながら挑戦をやめない親父の背中から、いろんなものを感じて、大地として生きていきたいと思います」と意気込みを見せた。そして今回、物語の舞台である「こはぜ屋」が創業以来営業を続ける埼玉県行田市にて、「陸王」のドラマ化を記念した田んぼアートが完成。山崎さんも訪れたこの田んぼアートは、現在見頃を迎えており、秋にかけて徐々に黄金色に変化していく予定となっている。さらに山崎さんは、足袋製造会社「きねや足袋」や、「足袋とくらしの博物館」、関東七名城の一つ・忍城にも足を運び、足袋の歴史や製造工程、ロケ地にもなる行田の街並みを肌で感じ、演技への意欲をより一層高めた。日曜劇場「陸王」は10月よりTBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2017年08月09日映画『三度目の殺人』(是枝裕和監督 9月9日公開)完成披露試写会が31日、東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズで行われ、福山雅治、役所広司、広瀬すず、吉田鋼太郎、斉藤由貴、満島真之介が出席した。同作は『そして父になる』でカンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞した是枝監督による最新作。これまで家族を題材とした作品が多かった是枝監督だが、同作は初となるサスペンスで、福山と再タッグを組む。福山は、裁判で勝つためなら真実は二の次と割り切る弁護士の重盛を演じており、重盛が担当することになったある事件を軸に物語は展開していく。福山は2度目となった是枝組の現場について「驚きの連続なんです。『そして父になる』では子どもたちに台本を渡さずに当日のセリフを伝えるとか、子どもがセリフを間違えても子どもに合わせてくださいとか言われたり」といい、「今回は監督自身が、創作の森の中を葛藤しながら歩いていた。それを間近でハラハラわくわくしながら見ていた。それで仕上がったものを見たら見事なところに着地していた。驚きや発見の連続で、前回に比べてより鋭さが増したような印象を受けました」と振り返った。ロケ地では福山と同じく弁護士を演じた吉田と満島の3人でいることが多く、飲みに出かけることもあったという。中でもムードメーカーは満島で、福山は「現場を盛り上げてくれた。こんなに人から嫌われない人も珍しいってくらい現場を作ってくれた」と感謝。満島は「シリアルな現場なのに一人で『お疲れっす~』って言って回っていた」と照れながら明かした。また福山は同作で広瀬と初共演。是枝監督や『海街diary』で共演したリリー・フランキーから「広瀬すずちゃんに会うと、みんな甘酸っぱい気持ちになる」と言われていたと明かし、「そんなことはないでしょうと思ったら、まぁ甘酸っぱくなる。なんなんでしょうね?」とメロメロ。すると役所は「僕はですね、斉藤由貴さんに(対しても)甘酸っぱい感じになった」とかぶせ、会場を沸かせていた。
2017年08月01日福山雅治主演の是枝裕和監督最新作『三度目の殺人』の完成披露試写会が7月31日(月)に開催され、福山さん、是枝監督に共演の役所広司、広瀬すず、吉田鋼太郎、斉藤由貴、満島真之介がレッドカーペットを歩き、舞台挨拶に登壇した。『そして父になる』に続く、福山さんと是枝監督のタッグ作だが、是枝監督の過去のホームドラマから一転、法廷を舞台にしたサスペンスが展開。弁護士の重盛は殺人犯・三隅の死刑回避のための弁護の依頼を引き受けるが、三隅の供述は会うたびに二転三転し、やがて思いもよらない方向に…。福山さんらがレッドカーペット、劇場に姿を見せると、会場につめかけた女性ファンからは「ましゃ!」と歓声が上がる。これに、嫉妬の炎を燃え上がらせていたのが役所さん。「『ましゃ!』と『すず!』という歓声の間を歩いてくる寂しさったらないですねぇ…」とボヤくと福山さんがすぐに会場に「広司!」と目くばせ。客席から「広司!」という声が上がり、役所さんもニンマリ。その役所さんの作り上げた被告・三隅を福山さんは「本当に怖いんだけど魅力的」と評し「殺人犯ということなのに引き込まれていく。本読みで、役所さんと初めてお会いしたとき、すでに重盛として三隅に引き込まれちゃっていて…。役としてもそうだし、福山としても役所さんの佇まいに魅力を感じて…。三隅に重盛の輪郭を作られていったと思う」と語る。そんなシリアスな2人の関係とは対照的に、重盛とその同僚弁護士と助手弁護士を演じた吉田さん、満島さんによる3人のシーンはどこかほんわかとした雰囲気となっている。吉田さんは福山さんの第一印象について「本読みで最初にお会いしたとき『嫌な奴だな』『なんだこいつ…』って思った」と衝撃の告白。福山さんが挨拶以外、目も合わせず、言葉も交わしてくれなかったとのことだが「その後の福山さんを見て、いま思うと、おそらく緊張してたんじゃないかと…」と推測。福山さんは「50も近くなってこんなこと言うのもなんですが、基本、人見知りでして(笑)。おそらく鋼太郎さんも人見知りなんじゃないかと。人見知りがシンクロしたんですね」と述懐する。そんな人見知りオヤジ2人の潤滑油、ムードメーカーとなったのが満島さん。この日も豪華俳優陣のそろい踏みに「あっち(客席)から見たい!」とハイテンションで語り、福山さん、吉田さんとのシーンについて「タクシーの後頭部座席に、この濃い3人で座るシーンがあって…たまんなかったです」と喜びを口にし、福山さんから「みんな思ってると思うけど、あなたが一番濃い」と突っ込まれていた。福山さんと広瀬さんも、今回が初共演だったが、福山さんは是枝さんや仲の良いリリー・フランキーさんから広瀬さんについて、情報を得ていたそう。「『とにかく広瀬すずちゃんに会うと甘酸っぱい気持ちになる』と聞いてまして。そうか、まあでも、いろんなかわいい子、きれいな人がいるし、そんな風にないでしょと思ってて、実際にお会いしたらまあ甘酸っぱくなる(笑)!なんなんでしょうね…」と広瀬さんにデレデレ。福山さん、吉田さん、満島さんが、3人で激辛ラーメンを食べに行ったというエピソードで盛り上がっていたが、広瀬さんは「私はお三方が激辛ラーメンを食べているのを横で眺めさせていただいてました。汗をすごくかきながら食べてて、その姿を見てお三方(の関係)が役として生きてるんだなって思いました」と優しく微笑み、ここでも男たちを魅了していた。『三度目の殺人』は9月9日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2017年07月31日福山雅治と是枝裕和監督が第66回カンヌ国際映画祭審査員賞を受賞した『そして父になる』以来の再タッグを組む最新作『三度目の殺人』で、「ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)」が弁護士役を演じる福山さんの衣装協力をしていることが分かった。是枝監督が近年のホームドラマとは一転、オリジナル脚本で手掛ける本作は、法廷心理サスペンス。主演の弁護士・重盛を演じる福山さん以外にも、“殺人犯”三隅役で役所広司、物語の鍵を握る被害者の娘役に広瀬すず、さらに吉田鋼太郎、斉藤由貴、満島真之介など豪華キャストが出演する。福山さん演じる、真実よりも勝利にこだわる弁護士・重盛は、法廷シーンはじめ、全編において選び抜かれた「ジョルジオ アルマーニ」の衣装を着用。彼のワードローブは、2ボタンのブラックのノッチドラペルスーツ、タイ、カシミアのコート、ネイビーニットなど、映画全編をカバーするバリエーションで構成されている。是枝監督は、「スタイリッシュで、シャープな」という福山さん演じる主人公の弁護士の個性を演出するべく、衣装には「アルマーニ」のスーツがベストと考えたという。「完成した映画を観ていただくと、一目瞭然だと思いますが、今回の映画はクローズアップが多く、福山さんの顔のアップを撮ったときに、スーツは、襟と肩のほんの一部しか映りません。それでも、ほかの弁護士たちとは明らかに違うスーツを着ていることがわかります。長く支持されるブランドの強さ、とはこういうことなのだろう、と深く納得しました」と述べている。また、是枝監督とは2度目のタッグ、役所さんとは初共演となる福山さんは、撮影前「初めてご一緒させていただく役所さんとの読み合わせは、とても緊張感のある時間でした。より深く、さらに研ぎ澄まされた是枝監督の演出に応えられるよう精一杯演じられたらと思っています」と熱意あふれるコメントを寄せていた。「ジョルジオ・アルマーニ」は、1980年に『アメリカン・ジゴロ』でリチャード・ギアの衣装を提供することで映画との関わりをスタートして以来、多くの話題作・ヒット作と衣装のコラボレーションを行ってきた。『バットマン』シリーズをはじめ、『ザ・タキシード』『デ・ラブリー』『オーシャンズ13』『フェア・ゲーム』『ソーシャルネットワーク』『ミッション・インポッシブル/ゴーストプロトコル』『アメリカン・ドリーマー 理想の代償』『ウルフ・オブ・ウォール・ストリート』など、「アルマーニ」の衣装が登場する映画は数えきれない。『三度目の殺人』は9月9日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年07月27日女優の有村架純が18日、都内で行われた映画『関ヶ原』(8月26日公開)の完成披露試写会舞台挨拶に、岡田准一(V6)、平岳大、東出昌大、伊藤歩、滝藤賢一、西岡徳馬、役所広司、原田眞人監督とともに登場した。同作は司馬遼太郎の同名小説を実写化。戦国時代に終止符を打った"関ヶ原の戦い"で石田三成(岡田)はなぜ徳川家康(役所広司)に負けたのか、封印された真実をひもとく。三成と淡い恋を育む伊賀忍び・初芽を有村架純が演じ、原田眞人監督がメガホンをとる。アクションシーンに挑戦した有村は、忍びとして短刀を持って戦っていたが「ちょっとアクションにつきものと言いますか。ハプニングがあって……」と話し始め、「岡田さんのおでこに、ポンと刀をあててしまって」と明かした。武術に長け、共演者からも”鉄人”と驚かれる岡田だが、「そうそう、俺、斬られたんですよ、まさかの!」と客席に訴え、「タイミングがずれちゃって、僕、架純ちゃんに斬られました」と苦笑。有村は「本当に冷や汗が止まらなくて、すみませんでした」と謝り、岡田は「普通に斬られて、でも斬られたのをごまかしながら芝居を続けてますので。観ててわからないと思いますけど」と語った。原田監督はそのテイクについて「多分、使ってますよね」と頷く。様々なカットを組み合わせているためわからないものの、「深刻なシーンだけど、そこ出てくるとみんな笑っちゃいますよね」と危惧していた。
2017年07月18日アイドルグループ・V6の岡田准一が18日、都内で行われた主演映画『関ヶ原』(8月26日公開)の完成披露舞台挨拶に、有村架純、平岳大、東出昌大、伊藤歩、滝藤賢一、西岡徳馬、役所広司、原田眞人監督とともに登場した。原田監督は、6日に急性大動脈乖離を発症し亡くなった俳優の中嶋しゅうさんについて「冥福を謹んで祈りたい」と語る。忍びの赤耳役として同作に出演していた中嶋さんについて、岡田も「ものすごくかっこいい方で、憧れの俳優さんだったんですけど、現場でいつもお話させてもらっていました」と振り返った。岡田は「黒澤明監督の『影武者』の話もいろいろ話して、笑顔で話してくださっていたのを思い出します」と沈痛な面持ちに。「映画にこだわりがあって『いい監督とやりたい。いい監督以外とはやりたくない。原田監督は絶品だ』とおっしゃって笑顔でいられたのを、すごく覚えています」と思い出を明かした。さらに岡田は「この映画を観る前に亡くなってしまったということを聞いていますので、中嶋さんに届けばいいなと思っております」と決意を新たにし、「ここにいる皆さんと一緒にご冥福をお祈りできたらなと思っています」と語りかけた。同作は司馬遼太郎の同名小説を実写化。戦国時代に終止符を打った"関ヶ原の戦い"で石田三成(岡田)はなぜ徳川家康(役所広司)に負けたのか、封印された真実をひもとく。三成と淡い恋を育む伊賀忍び・初芽を有村架純が演じ、原田眞人監督がメガホンをとる。
2017年07月18日アイドルグループ・V6の岡田准一が18日、都内で行われた主演映画『関ヶ原』(8月26日公開)の完成披露イベントに、有村架純、平岳大、東出昌大、伊藤歩、滝藤賢一、西岡徳馬、役所広司、原田眞人監督とともに登場した。同作は司馬遼太郎の同名小説を実写化。戦国時代に終止符を打った"関ヶ原の戦い"で石田三成(岡田)はなぜ徳川家康(役所広司)に負けたのか、封印された真実をひもとく。三成と淡い恋を育む伊賀忍び・初芽を有村架純が演じ、原田眞人監督がメガホンをとる。野外の会場だったが、東京に降った雨もちょうど上がり、イベントが始まると青空をのぞかせた。まず岡田が挨拶を始めたが、2番目の有村が「みなさん、雨大丈夫でしたか」と気づかうと、そのあとのキャストが全員雨について触れる流れに。キャスト陣最後の役所が「主演の岡田君にそういう心遣いがないので」とニヤリと笑うと、岡田は顔を赤くしながら「やり直していいですか。雨、大丈夫でしたか?」と観客に語りかけた。役所はさらに「V6に、この度入ることになりました役所です」と挨拶を始め、岡田を慌てさせていた。また、誰も知らない真実を聞かれた岡田は「え~僕ですか!」と悩み、滝藤の映画にかける気合いを暴露。一方、東出は岡田について「夜11時くらいまで撮影をして、ホテルに帰るロケバスで偶然岡田さんとご一緒して」と撮影時を振り返り、東出は撮影が終わり酒を飲むことを考えていたが、岡田は「今12時くらいだから、帰ったらトレーニングかな」と答えたことを明かした。東出は「『うわ、鉄人だな』と思った」としみじみ語った。すると役所も「僕も以前一緒に仕事した時、夜中走ってましたね。1人で木刀持って」と岡田のストイックなエピソードを披露。岡田は「その時役所さんを誘ったんですけど『俺はいいや』って優しく断られて」と苦笑した。また、役所が「腕のここに、昔から金色の毛が。大事にとってた」と自分の”真実”を明かすと、岡田は「福毛の話ですか!? 顔に生えたりしますけどね。おでことかに」と話に乗っかり、役所に驚かれていた。
2017年07月18日女優の島崎遥香、タレントの鈴木奈々が18日、東京・西銀座チャンスセンターで行われた「サマージャンボ宝くじ」、「サマージャンボミニ1億円」、「サマージャンボプチ100万円」の発売記念イベントに出席した。7月18日から8月10日の期間に全国で発売される平成29年のサマージャンボ宝くじ(市町村振興 第723回全国自治宝くじ)、サマージャンボミニ1億円(市町村振興 第724回全国自治宝くじ)、サマージャンボプチ100万円(市町村振興 第725全国自治宝くじ)。3つの宝くじの中で最も高額賞金があたるサマージャンボ宝くじは、1等賞金が5億円で1等の前後賞が各1億円ずつ設けられ、1等と前後賞合わせると総額7億円が当たる豪華賞金が特徴となっている。発売日に行われた同イベントに、役所広司とCMに出演している島崎遥香と鈴木奈々が浴衣姿で登場。現在放送中のCMについて島崎が「鈴木さんは現場でいつも以上に楽しくされていました。でも緊張されていたんですよ」と明かすと、鈴木は「めっちゃ緊張しましたが、島崎さんが緊張を和らいでくれて本当に楽しい撮影でした」と島崎の気遣いに感謝。島崎といえば、AKB48時代から"塩対応"のキャラクターが有名だが、鈴木が「撮影で2日間一緒にいたんですが、私にも役所さんにも塩対応で、人を選ばないところが良かったです」と好印象で、「私は本当にお芝居ができないので、ぱるるさんがたくさん教えてくれたので完璧にできました」と感謝しきりだった。この日のイベントでは高額当選者のエピソードも披露され、夫婦で宝くじを買いに行くという高額当選者のエピソードを聞いた鈴木は「私も夫婦で買いに行こうと思いました。当たる気がしますよ」とノリノリだったが、独身の島崎は「どうしましょう。私、相手がいないので…」と寂しげな表情。すると鈴木が「紹介しますよ! 私の旦那の友だちを。工場にいる人はめちゃくちゃ素敵なんです。家の旦那が働いているC班のメンバーは最高ですよ」とすすめると、島崎は「本当なら」と反応する場面も。また、サマージャンボのテーマでもある夏祭りのエピソードを問われ、「結婚する前、帰り道に旦那とキスしたこと」と回答した鈴木は島崎のキスについて「塩対応だけどすごそう!」と妄想すると、横にいた島崎は「番組でも言ってた。同じこと言わなくていい!」と迷惑顔だった。
2017年07月18日『そして父になる』から4年ぶり、是枝裕和監督と2度目のタッグとなる福山雅治を主演に、是枝組初参加となる名優・役所広司を迎えた『三度目の殺人』。このほど、彼ら2人が演じる弁護士と殺人犯に、広瀬すず演じる被害者の娘が迫真の競演で魅せる本予告、および本ポスターが公開された。それは、ありふれた裁判のはずだった。殺人の前科がある三隅が解雇された工場の社長を殺し、火をつけた容疑で起訴された。犯行も自供し、死刑はほぼ確実だった。その弁護を担当することになった重盛。裁判をビジネスと割り切る彼は、どうにか無期懲役に持ちこむために調査を始める。だが、何かが、おかしい。調査を進めるにつれ、重盛の中で違和感が生まれていく。三隅の供述は会うたびに変わる。動機さえも…。弁護に真実は必要ない。そう信じていた弁護士が、初めて心の底から真実を知りたいと願い始める。やがて、三隅と被害者の娘・咲江(広瀬すず)の接点が明らかになり、新たな事実が浮かび上がる――。是枝監督が近年描き続け、カンヌをはじめ国内外から絶賛を受けた“ホームドラマ”からは一転、かねてより挑戦したいと考えていたという法廷を舞台にした心理サスペンスとなる本作。このたび公開された本予告には、裁判に勝つためには“真実は二の次”と割り切る弁護士・重盛役の福山さん、供述が二転三転する不気味な容疑者・三隅役の役所さんをはじめ、『海街diary』に続く是枝組となった、物語の鍵を握る被害者の娘・咲江役の広瀬さんに、咲江の母で被害者の妻役の斉藤由貴、重盛と事件解明に奔走する司法修習の同期弁護士の吉田鋼太郎、重盛の事務所に所属する若手弁護士の満島真之介、本事件の担当検察官に市川実日子らが揃い踏み。勝ちにこだわる弁護士・重盛(福山さん)は、死刑がほぼ確実な殺人事件の容疑者、二度目の殺人を犯した男・三隅(役所さん)の弁護を担当する。三隅の供述は会うたびに変わり、動機は一向に見えてこない。やがて浮かび上がってきたのは、被害者の娘・咲江(広瀬)の存在だった。彼はなぜ殺したのか?本当に彼が殺したのか?二度の殺人を犯した男の深い闇。その先に待ち受ける三度目の殺人とは?役所さんと福山さんという、圧倒的な2人の演技の化学反応は、本作の最大の見どころとなるはずだ。また、「ここでは誰も本当のことを話さない」「命は選別されてるんですよ…理不尽に!」という咲江と三隅の台詞から想起されるように、「必ずしも法廷は真実を解明する場所ではないという事実」と「人が、人を救うこと、人を裁くこととは何なのか?」を問いかける、観る者の心情を激しく揺さぶる心理サスペンスには期待が膨らむ。さらに、併せて解禁となったのは、真っ白い雪の中、頬に数筋の返り血をまとい、激しさと哀しみを浮かべる3人の表情と、その視線の先が気になる本ポスター。1つの事件がつないだ3人の関係に、注目せずにはいられないビジュアルとなっている。『三度目の殺人』は9月9日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年06月30日主演に岡田准一、共演に役所広司、有村架純らを迎え、司馬遼太郎による国民的ベストセラーで描かれた、日本史上最も有名な戦いを映画化する『関ヶ原』。本作で大注目なのが、“関ヶ原”の勝負の行方を決めたといわれている武将、小早川秀秋に扮した若手実力派の東出昌大。TBSドラマ「あなたのことはそれほど」での怪演も記憶に新しい彼が、本作でも、その狂気の演技を炸裂させていることが分かった。『日本のいちばん長い日』『駆込み女と駆出し男』の原田眞人監督のもと、主人公の石田三成をNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」、映画『蜩ノ記』以来の本格時代劇出演となる岡田さん、意外にも徳川家康役は初めてというベテランの役所さん、本格時代劇に初挑戦し、殺陣などのアクションにも挑んでいる有村さんをはじめ、現代の日本映画界を賑わす豪華キャストが大集結した本作。あの「関ヶ原の戦い」が、スペクタクル・アクション超大作としてついにスクリーンに登場する。そんな本作に参戦する東出さんといえば、先日終了したドラマ「あなたのことはそれほど」にて、波留演じる主人公・美都の夫・涼太を怪演。東出さんの新境地ともいえる狂気の演技は、ドラマの視聴率を上げる要因になるほど注目を集めた。ドラマは、主人公・美都が、仕事先で出会った“2番目に好きな”男性・涼太と夫婦生活を送りながら、偶然再会した中学時代の初恋相手・有島光軌(鈴木伸之)と不倫関係に陥るというストーリー。東出さん演じる涼太が、美都の身勝手な振る舞いにも心の中の嫉妬や憎悪を押し殺しながら、愛が狂気へと変貌していく演技が話題となり、「とにかく怖い!」「ホラーやサスペンス見てるみたいでハラハラする!」とハマる人が続出。特に第6話での、奇声を上げながらワインボトルを掴み、部屋中にぶちまける衝撃のラストシーンは「怖すぎる!」と視聴者に強烈なインパクトを残しており、その狂った演技には熱視線が送られている。そんな視聴者を怖がらせまくる狂気をはらんだ怪演ぶりを発揮し、改めて大注目されている東出さん。本作で演じるのは、“天下分け目の戦い”を決定づけたとされる“裏切りの武将”・小早川秀秋。史実では、関ヶ原の戦いに於ける最年少19歳の武将であり、三成(岡田さん)率いる西軍側にいたものの、合戦の終盤で家康(役所さん)率いる東軍へと寝返ったとされている。ただ、今回の映画での小早川はひと味違うという。彼がなぜ“裏切り”とされる行動に至ったかを、原田監督は「小早川の“裏切り”は、年月をかけた豊臣の権威への“復讐”に違いない」と考え、その激動の時代に1人で戦った孤独な若武将として、小早川のキャラクターを肉づけし、描いている。激しさを増す合戦の最中、西軍、東軍の狭間で悩み続け、次第に追い詰められ心を乱していく、細やかな心理描写の多い小早川秀秋という難役を、東出さんは今回も熱演。小早川が自軍を戦場へと送り出すシーンは、涙なしには見られない名シーンの1つとなっている。そして、本作も“役者・東出昌大”を代表する1本となりそうだ。『関ヶ原』は8月26日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年06月28日役所広司を主演に、松坂桃李、真木よう子、滝藤賢一、田口トモロヲ、石橋蓮司、江口洋介ら豪華キャストをそろえ、柚月裕子によるベストセラー小説を映画化する『孤狼の血』。2018年春公開に向け、広島県呉市にて撮影中の本作の製作現場から、キャスト陣のコメントが到着した。物語の舞台は、昭和63年、暴力団対策法成立直前の広島。所轄署に配属となった日岡秀一(松坂桃李)は、暴力団との癒着をうわさされる刑事・大上章吾(役所広司)とともに、金融会社社員失踪事件の捜査を担当する。常軌を逸した大上の捜査に戸惑う日岡。失踪事件を発端に、対立する暴力団組同士の抗争が激化し…。4月17日よりクランクインした本作は、物語同様、広島・呉市を舞台に昭和63年当時を彷彿とさせる町並みの中で絶賛撮影中。撮影場所には多くのギャラリーが押し寄せており、いまから大きな注目を集めている。本作にあたり、呉弁を勉強したという主人公・大上章吾を演じる主演の役所さんは、「非常に苦労しています、アクセントが1つズレただけで関西弁のようになってしまう」と、その難しさをコメント。「撮影スタッフさんの中に呉出身の方がいたりするので、確認しながら表現できるように努めています」と、役への作りこみに対する熱い思いを語った。また、今回の撮影現場となった、呉市にある夜景で有名な灰ヶ峰について、「呉の街が一望できる非常に素敵な場所」と語ってくれたのは、抗争を繰り広げる暴力団の1つ「尾谷組」の若頭・一之瀬守孝を演じる江口さん。「呉に住んでいらっしゃる街の方たちから、毎日応援の声をいただくので、本当に街を上げて映画『孤狼の血』を応援してくださってくれているというのが伝わってきます。絶対にいい映画にします」と、応援を背に作品にかける思いを語る。役所さんや、江口さんとの共演について、大上の部下・日岡秀一を演じる松坂さんは、「毎日勉強の日々です!」とひと言。「今回、役所さん、江口さんという偉大な先輩方と共演できたことは、またとないチャンスなので、吸収できるものを出来る限り吸収して、これからもっと学んでいきたいです」と、胸の内を熱く明かしてくれた。そんな撮影現場は、“仁義なき戦い”が繰り広げられる劇中とは一転、キャスト陣、製作陣たちから笑顔があふれ、とても和やかな雰囲気で撮影が行われている様子。しかし、いざ本番が始まると、ピリッとした緊張感が走る。ほどよい緊張感が保たれたまま、カットがかかると和む現場は、キャスト陣含む全員が一丸となって本作を良いものに仕上げようという気持ちが伝わってくる。若手から大御所まで、贅沢ともいえる豪華キャストで、“警察小説×『仁義なき戦い』”といわれた原作を、『日本で一番悪い奴ら』『凶悪』白石和彌監督が描く本作。本作の完成が、待ち遠しい。『孤狼の血』は2018年春、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年05月08日岡田准一が“石田三成”、役所広司が“徳川家康”、そして有村架純が三成と秘かに思いを通わせる“忍び”を演じる映画『関ヶ原』。このたび、待望の本予告が解禁となった。慶長5年9月15日(西暦1600年10月21日)。関ヶ原の戦い――それは、戦乱の世に終止符を打ち、後の日本のありようを決定づけるものだった。豊臣家への忠義から立ちあがる石田三成と、天下取りの野望を抱く徳川家康。両者は、いかにして正規の合戦に向かうのか?そして、命を懸けて三成を守る忍び・初芽(有村架純)との、密やかな“恋”の行方は…。権謀渦巻く中、「愛」と「正義」を貫き通した“純粋すぎる武将”三成の戦いが幕を開ける――。司馬遼太郎による同名ベストセラーを、『日本のいちばん長い日』の巨匠・原田眞人監督が映画化、誰もが知る「関ヶ原の戦い」の誰も知らない“真実”を描くという本作。届いた予告編では、「義を貫く者に心惹かれます」の言葉通り、豊臣家への忠義を貫き西軍を率いた三成(岡田准一)と、天下取りの野望を抱き「三成にはつくづく腹がたつ!」と声を荒げ、西軍討伐に意欲を燃やす東軍を率いた家康(役所広司)を映し出す。そしてついに、家康の「全軍出撃!」の号令と共に、日本の歴史を大きく変えた天下分け目の戦いが幕を開け、名だたる大名たちが西軍(約10万人)と東軍(約7万人)に分かれ、関ヶ原の地で激突。大迫力の合戦シーンが展開していく。史上最大の戦いの裏で繰り広げられる、個性豊かな武将たちによるさまざまな策略と、図らずもその策略に巻き込まれていく者たち。騎馬隊や鉄砲隊が入り乱れる戦火の中で、「勝機は我にあり!」と兵士たちを鼓舞し戦い続ける三成がこの戦いに懸けた想いとは?また、有村さん演じる初芽のアクションシーンも初お披露目。そのほか、涙を見せる小早川秀秋役の東出昌大、日本始まって以来の合戦となることを示唆する直江兼続役の松山ケンイチ、さらに滝藤賢一演じる秀吉の不敵な姿なども映る。史実に残る世紀の大逆転劇の裏側で起きた、誰も知らない“真実”とは!?各々の思いと今後の展開が気になる予告編を、まずは、とくとご覧あれ!『関ヶ原』は8月26日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年05月04日2017年公開予定の寺島しのぶ主演、新鋭・平柳敦子監督の映画『Oh Lucy!(オー・ルーシー!)』が、本年度カンヌ国際映画祭「批評家週間」部門に選出されることが決定。「批評家週間部門」への日本人監督作品の選出は、吉田大八監督の『腑抜けども悲しみの愛を見せろ』以来、10年ぶりの快挙となった。東京で働く43歳の独身OL節子は、ある朝の通勤ラッシュ、目の前で電車の飛び込み自殺を目撃してしまう。惨事の余韻から抜け出せないまま、仕事に就く節子。突然、節子の姪で若き自由人である美花から久しぶりに連絡があり、2人は再会。姪にはなぜか弱い節子は、お金に困った美花を助けるはめに。美花が前払いした英会話クラスを代わりに取り、その受講料を美花に支払うことになる。アメリカ人講師ジョンの教える英会話教室は、一風変わっていた。「ルーシー」という名前と金髪のカツラを与えられ、教室では「ルーシー」になりきるように、と言われる。節子の中で眠っていた感情を「ルーシー」が解き放ち、節子はジョンに恋をするが…。主演の寺島さん、共演に南果歩、忽那汐里、役所広司という国際的に活躍する豪華な面々に、ハリウッドから映画『ブラックホーク・ダウン』や海外ドラマ「ペニー・ドレッドフル ~ナイトメア 血塗られた秘密~」などで知られるジョシュ・ハートネットが加わった本作。何事にも満たされない日々を過ごす43歳の独身OL・節子が英会話教室のアメリカ人講師に恋をし、東京とLAで大騒動を巻き起こす様を、ときに赤裸々に、ときにユーモアたっぷりに描く。本作で長編初監督を務めるのは、短編初監督作品『もう一回』がSSFF&ASIA 2012にて、グランプリ/ジャパン部門優秀賞/東京都知事賞の3冠に輝き、一躍注目を浴びた平柳敦子監督。平柳監督は、ニューヨーク大学大学院・修了作品の短編『Oh Lucy!』(21分)が桃井かおりを主演に迎え、2014年カンヌ国際映画際「シネフォンダシオン(学生部門)」で日本人初の2位を獲得。さらにトロント映画祭でも審査員賞を受賞、翌年のサンダンス映画祭でも最優秀賞を受賞するなど世界中から数々の称賛を浴び、25以上の賞を受賞した注目の新鋭。長編デビューが待望視されていた中、満を持して手掛けるのが、短編『Oh Lucy!』を基に新たな物語を書き加えた本作。その脚本は、2016年に、過去にオスカーノミネート作品も生み出したサンダンス・インスティテュート/NHK賞を受賞している。カンヌの「批評家週間」部門といえば、新進気鋭の監督たちを発掘するために設けられた部門で、デビュー2作目までの監督の作品が対象。本作は、日本人監督作品としては吉田監督の『腑抜けども悲しみの愛を見せろ』以来、10年ぶりの出品となっている。すでに世界からアツい視線を送られている平柳監督と、寺島さんをはじめとする豪華なキャスト陣にいまからも期待が高まる。<以下、コメント>■平柳敦子監督2つの文化で構成された素晴らしいスタッフとキャストの皆さん、そしてこの映画の完成に貢献して頂いた全ての方々に感謝の気持ちで一杯です。現在の混沌とした世界情勢の中、カンヌという場で「映画」を通して少しでも色々な国の皆さんと繋がりが持てることを何よりも嬉しく思います。■寺島しのぶこの度『Oh Lucy!』が国際批評家週間に選出されたこと、大変嬉しく思います。日米合作ということもあって、撮影中は苦労もたくさんありました。世界三大映画祭であるカンヌ映画祭は、主人の母国であるフランスの映画祭なので、家族共々喜んでおります。海外の方々に、この映画を見ていただけることが嬉しくてなりません。■南果歩平柳敦子監督の情熱、経験、ユーモアが溢れる『Oh Lucy!』がカンヌ国際映画祭に出品されるという知らせを監督から直接受け取りました。カンヌでどんな風に受け止められるのか、ドキドキしながらも楽しみでなりません。■忽那汐里とにかく一生懸命に、どんな環境でも真剣にみんなで向き合えた作品なだけに、今回のカンヌ国際映画祭の出品は本当に嬉しく思います。この作品がたくさんのお客様に見ていただけることがとても楽しみです。監督おめでとうございます!■役所広司きっとカンヌ国際映画祭のお客様に愛される作品だと信じています。平柳敦子監督おめでとうございます!『Oh Lucy!』は2017年、全国にて公開予定。(text:cinemacafe.net)
2017年04月23日『そして父になる』の是枝裕和監督のもと、福山雅治と役所広司が弁護士と殺人犯として対峙する『三度目の殺人』。このほど、待望の初映像となる特報と、福山さん、役所さん、さらに広瀬すずの3人の姿を映したティザービジュアルが解禁となった。勝利にこだわる弁護士・重盛が、やむをえず弁護を担当することになったのは、30年前にも殺人の前科がある三隅。解雇された工場の社長を殺し、死体に火をつけた容疑で起訴されたのだ。犯行も自供し、このままだと死刑はまぬがれない。はじめから「負け」が決まったような裁判だったが、三隅に会うたび重盛の中で確信が揺らいでいく。彼はなぜ殺したのか?本当に彼が殺したのか?重盛の視点で絡んだ人間たちの糸を1つ1つ紐解いていくと、それまでみえていた事実が次々と変容していく――。本作は、是枝監督が近年描いてきたホームドラマとは一転、オリジナル脚本で描く心揺さぶる法廷心理ドラマ。真実は必要ないと信じる弁護士・重盛を福山さん、重盛に対峙する殺人犯・三隅を役所さんが演じ、物語の鍵を握る被害者の娘役に『海街diary』以来、是枝作品2作目の出演となる広瀬さん、被害者の妻役に斉藤由貴、重盛と事件解明に奔走する司法修習の同期弁護士に吉田鋼太郎、重盛の事務所に所属する若手弁護士に満島真之介、本事件の担当検察官に市川実日子、重盛の父で30年前に三隅が関わった事件の裁判長を橋爪功が演じている。本作の初の映像となる特報では、「自白してるんだろ?だとしたら間違いなく死刑だろう」と、真実は“いらない”と信じる弁護士・重盛(福山さん)の姿から始まる。だが、「本当のことには興味ないかな、重盛さんは」と語る三隅に、ありふれたはずの裁判が変容していく。取調室で繰り広げられる重盛演じる福山さんと、三隅演じる役所さんの演技は、淡々としていながらもそれぞれが気迫に満ちており、ひとときも目がそらせない緊張感に包まれている。また、併せて解禁となったティザービジュアルで映し出されているのは、解禁された映像とは打って変わり、役所さん演じる三隅と広瀬さん演じる被害者の娘・咲江が、親しげに雪合戦に興じている様子をとらえている。2人に挟まれた福山さん演じる重盛の姿は、彼らとは対象的だ。三隅と少女は、いったいどんな関係なのか?果たして、重盛は真実を掴むことができるのか…?真っ白な雪と鮮烈な赤色に彩られたタイトルとのコントラストが、視線をとらえて離さないビジュアルに、本作への期待は膨らむばかりだ。『三度目の殺人』は9月9日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年04月21日役所広司が主演する、来年春公開予定の映画『孤狼の血』。先日キャスト陣が登壇した本作の記者会見が行われたが、今回、その会見に当日出席できなかったキャストも含めた、メインキャスト画像が公開された。物語の舞台は昭和63年、暴力団対策法成立直前の広島。所轄署に配属となった日岡秀一は、暴力団との癒着を噂される刑事・大上章吾と共に、金 融会社社員失踪事件の捜査を担当する。常軌を逸した大上の捜査に戸惑う日岡。失踪事件を発端に、対立する暴力団組同士の抗争が激化し…。本作は、第69回日本推理作家協会賞受賞、「このミステリーがすごい!2016年版」国内編3位に輝いた、柚月裕子の同名ベストセラー小説。<警察小説×『仁義なき戦い』>と評される子の原作を、今回『凶悪』『日本で一番悪い奴ら』で日本映画賞を総なめした白石和彌監督が映画化。さらに役所さん、松坂桃李、江口洋介をはじめとする豪華キャストが集結し、熱き男たちの戦いを描く。圧倒的な存在感を放つのは、主人公・大上を演じる役所さん。また、上部には大上とコンビを組む日岡を演じる松坂さん、クラブのママ・高木里佳子役の真木よう子、県警の監察官役の滝藤賢一。下部には所轄の刑事役の田口トモロヲ、暴力団・五十子会の組長役の石橋蓮司、暴力団「尾谷組」の若頭・一之瀬役の江口さんが写し出され、キャストたちの目からは、本作にかけるそれぞれの情熱と、戦いへの“覚悟”がありありと伝わってくるようだ。『孤狼の血』は2018年春、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2017年04月18日柚月裕子のベストセラー小説「孤狼の血」が映画化され、映画『孤狼の血』として、2018年5月12日(土)に公開される。昭和63年の広島を舞台に描く熱き男達の戦い物語の舞台は、昭和63年、暴力団対策法成立直前の広島。所轄署に配属となった日岡秀一は、暴力団との癒着を噂される刑事・大上章吾とともに、金融会社社員失踪事件の捜査を担当するが、失踪事件を発端に対立する暴力団組同士の抗争が激化していくーー。メガホンを取るのは、『凶悪』、『日本で一番悪い奴ら』で日本映画賞を総嘗めした白石和彌。原作の舞台と同じく広島県・呉市で撮影を行うなど、リアルな世界観を追求しながら、熱き男達の戦いを描く。1973年公開の、暴力団の壮絶な抗争を描いた名作『仁義なき戦い』と警察小説を掛け合わせたような激しいストーリーが、ダイナミックな表現で展開されていく。『仁義なき戦い』『仁義なき戦い』は、1973年に公開されて以来、5作にわたって制作された、深作欣二監督による映画シリーズ。主演は菅原文太が務め、松方弘樹や田中邦衛、渡瀬恒彦など豪華俳優陣が出演している。日本の暴力団抗争史上最も多くの血が流れたといわれる、実際に起きた“広島抗争”を描くノンフィクションだ。『孤狼の血』が生まれる原点となっている。役所広司、松坂桃李を中心とした豪華キャスト飢えた狼のごとく強引に違法行為を繰り返す大上役を演じるのは、日本を代表する俳優の一人・役所広司。また部下として大上のやり方に戸惑いつつも、仁義なき極道の男たちに挑んでいく日岡役を、数多くの人気作に出演する若手実力派俳優・松坂桃李が務める。そのほか、真木よう子、滝藤賢一、田口トモロヲ、石橋蓮司ら豪華キャストが脇を固める。江口洋介、竹野内豊も参戦竹野内豊が演じるのは、バリバリの呉弁に、ド派手な衣装。そしてパーマが目を引く暴力団加古村組若頭・野崎康介。一方、江口洋介が演じるのは、それに敵対する尾谷組の若頭・一之瀬守孝。中村獅童、ピエール瀧も出演さらに、中村獅童、ピエール 瀧、音尾琢真、中村倫也の4人も出演する。4人とも、白石和彌監督作品『日本で一番悪い奴ら』にも出演していた、おなじみの顔ぶれだ。中村獅童は、悪い噂の絶えない大上章吾について嗅ぎ回る安芸新聞の記者・高坂隆文、ピエール瀧は、全日本祖國救済同盟の代表であり、大上や松坂桃李演じる日岡秀一の良き相談役である瀧井銀次を演じる。音尾琢真は、暴力団組織・加古村組に属する吉田滋役を演じ、全身に刺青を入れた凄みのある姿を披露。中村倫也は、尾谷組構成員・永川恭二役を担当し、ギラついた目で拳銃を携えたり、電話ボックスの中でタバコを吸ったりと、アウトローな雰囲気を纏った姿を見せている。警察小説×『仁義なき戦い』を描く物語製作発表会で原作執筆のきっかけについて尋ねられた柚月裕子は、『孤狼の血』について「何度もくりかえし観た不朽の名作『仁義なき戦い』があったからこそ生まれた作品です。あんな熱い物語を、いつか自分も小説で書きたいと、ずっと思っていました」と、原作の誕生秘話を明かしている。また監督の白石和彌も「男たちの情念がぶつかる熱い物語。これは、現代の日本ではなかなか見ることのできない衝撃です。かつて東映が率い、栄えた『男の物語』を今映画として蘇らせることを嬉しく思うと同時に、身が引き締まる思い」と、本作にかける思いを語っている。作品情報映画『孤狼の血』公開時期:2018年5月12日(土)キャスト:役所広司、松坂桃李、真木よう子、滝藤賢一、田口トモロヲ、石橋蓮司、江口洋介、中村獅童、ピエール 瀧、音尾琢真、中村倫也ほか原作:柚月裕子「孤狼の血」(KADOKAWA)監督:白石和彌配給:東映©2018「孤狼の血」製作委員会
2017年04月06日“警察小説×『仁義なき戦い』”と称され、日本推理作家協会賞に輝くなど高い評価を受けた柚月裕子の「孤狼の血」が映画化されることになり、主演の役所広司をはじめ、松坂桃李、真木よう子、石橋蓮司、江口洋介に白石和彌監督が記者会見に臨んだ。昭和63年の暴力団対策法の成立直前の広島県呉市を舞台にした本作。型破りの捜査方法で知られ、暴力団との癒着さえ噂される刑事・大上と彼とバディを組むことになった日岡が金融会社の社員失踪事件を担当することになるが、これをきっかけに対立する暴力団の抗争が激化し…。会見には原作者の柚月さんも出席したが、本作について「『仁義なき戦い』なくしてこの小説はありえなかった」と語り、『仁義なき』シリーズを送り出した東映での映画化に感慨深げ。「活字でなくては成り立たないミステリーの部分、難しい表現が実現するのか?」と期待を口にする。『凶悪』『日本で一番悪い奴ら』と犯罪や警察内部の腐敗を扱った作品を送り出してきた白石監督は「韓国ノワールが全盛期を迎え、海外でもそういう作品が作られる中で、日本でなかなかそういう作品が作れないのは寂しい」と語り、4月中旬のクランクインを前に「変なコンプライアンスを気にしたり、自主規制をせず、やれることを逃げずにやると誓い、心を奮い立たせています」と闘志を燃やす。常軌を逸した捜査を行なう主人公・大上を演じる役所さんは「このテイストの映画をいま、日本でできるのは白石監督しかいない」と監督に全幅の信頼を寄せる。そして「僕も『仁義なき戦い』を若い頃に見てドキドキワククしました。このテイストは、東映で作らなければいけない。脚本を読んで、原作のカッコいいハードボイルドな世界に、白石監督の世界が足され、もっとアウトローになってます。警察もヤクザもみんな真剣に生きてて、人間くさいユーモアがあって魅力的です。大神はムチャクチャですが、彼なりの正義どれだけ伝わるか楽しみです」と撮影が待ちきれない様子。大上とコンビを組む日岡を演じる松坂さん。役所さんとはCM、そして映画『日本のいちばん長い日』でも共演してきたが、全編にわたってガッチリと共演するのはこれが初めて。「最初にお会いしたのが某CM(※ダイワハウス)で、最初は一瞬の絡みしかなくて、『そこまでだ、松坂!』と言われるんですけど、本名を呼ばれて嬉しくて、そのとき、いつかご一緒したいと思いました。今回、バディとして作品の中で生きられるのが嬉しいし、楽しみで仕方ないです」と笑顔を見せた。この日は、多くの会社や学校で入社式、入学式が執り行われたが、昭和の最後を生きる刑事を演じる松坂さんは、本作を現代の若者にどう見てほしいか?そして新社会人や新入生に向けてのメッセージを求められ「この作品を読んで、一人の男として胸が熱くなりました。これから違う環境に行く、新しい世代のみなさんも、熱い気持ちを持って、目の前にあることに向き合っていただければ!」とエール。役所さんは同じ問いかけに「映画が発する人間のエネルギーを感じてほしい。熱い人間を感じて、この世の正義について自分なりに考えて勉強してほしいと思います」と呼びかけた。真木さんは本作でクラブのママ・高木里佳子を、江口さんは暴力団「尾谷組」の若頭・一之瀬を、石橋さんは暴力団・五十子会の組長を演じる。このほか、所轄の刑事役で田口トモロヲ、県警の監察官役で滝藤賢一が出演することも発表された。映画『孤狼の血』は2018年公開。(text:cinemacafe.net)
2017年04月03日役所広司、新垣結衣、岡田将生、勝地涼、田中裕子らのキャストで、東日本大震災の日に生まれた子馬を夢の競走馬へと育てていく姿を描くスペシャルドラマ「絆~走れ奇跡の子馬~」が3月23日(木)今夜と24日(金)の2夜連続で放送される。伝統ある馬の祭典「相馬野馬追」を守り、人と馬が共生してきた福島県南相馬市。松下雅之は祭りに背を向け、競走馬を作る夢を捨てられずにいた。その姿を見てあきれる娘の将子。そんな松下家を東日本大震災が襲う。牧場は破壊され長男の拓馬の命が奪われる。悲しみに暮れる母の佳世子ら家族に残されたのは拓馬の命と引き換えに産まれた子馬リヤン。息子が命を懸けて救ったリヤンを守ろうとする雅之と将子に、次々と厳しい現実が突き付けられる…。相馬の伝統ある野馬追祭りに背を向け、一人で生産牧場を営み、家族からは反対されながらもG1馬を育てる夢を諦めきれないでいる牧場主の松下雅之に役所さん。東京で一人暮らしをしていたが実家の被災を機に相馬に戻り、震災で命を落とした兄・拓馬の遺志を継いで父と共にリヤンを育てる雅之の娘・松下将子に新垣さん。看護師として働きながら経営難の松下牧場を支えるが、震災で息子を失った悲しみから立ち直れず、拓馬の命と引き換えに産まれたリヤンを受け入れることができない雅之の妻・松下佳世子に田中さん。福島の地から競走馬を生み出すことで故郷に活気を与えたいと夢見ていたが、子馬・リヤンを守って東日本大震災で命を落とした将子の兄・松下拓馬に岡田さん。将子の幼なじみで拓馬の親友の元ジョッキーで、落馬事故でライバル騎手に大怪我を負わせ引退し現在はトラック運転手をしている田島夏雄に勝地さんといったキャスト。先日行われた完成試写会では子馬との撮影について「リヤンは撮影中もじゃれてくるんです。生意気でかわいい。素直に守りたいと思える愛情が芽生えたのは、リヤンのおかげ」と語っていた新垣さん。役所さんも「視聴者の皆さんは、僕らより馬に目がいくと思いますよ」と、可愛らしいリヤンの姿にも注目の本作。同時に「福島の方々から元気をもらった」(役所さん)、「南相馬は街全体に熱い思いが生きている」(新垣さん)とロケ地となった福島で感じたそれぞれの想いが反映された演技もしっかりと目に焼き付けて。「絆~走れ奇跡の子馬~」は前編が3月23日(木)、後編が24日(金)、19時30分からNHK総合にて放送。(笠緒)
2017年03月23日福山雅治を始め、役所広司、広瀬すず、吉田鋼太郎ら豪華キャストで贈る『三度目の殺人』。この度、本作の音楽をニーノ・ロータ、モリコーネに続くイタリアの“巨匠”作曲家、ルドヴィコ・エイナウディが担当することが決定。いま世界で最も愛されているクラシック作曲家・エイナウディだが、日本映画の音楽を手掛けるのは今回が初めてとなる。勝利にこだわる弁護士重盛(福山雅治)がやむをえず弁護を担当することになったのは、30年前にも殺人の前科がある三隅(役所広司)。解雇された工場の社長を殺し、死体に火をつけた容疑で起訴されている。犯行も自供し、このままだと死刑はまぬがれない。始めから「負け」が決まったような裁判だったが、三隅に会うたび重盛の中で確信が揺らいでいく。三隅の動機が希薄なのだ。彼はなぜ殺したのか?本当に彼が殺したのか?重盛の視点で絡んだ人間たちの糸をひとつひとつ紐解いていくと、それまでみえていた事実が次々と変容していく――。第66回カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞、2013年に全国公開し、国内興行成績32億円の大ヒットを記録した『そして父になる』の是枝裕和監督と、福山さんの2度目のタッグとなる本作は、是枝監督がオリジナル脚本で描く法廷心理ドラマ。キャストには福山さん演じる弁護士・重盛に対峙する殺人犯・三隅役の役所さんをはじめ、広瀬さん、斉藤由貴、吉田さん、満島真之介、松岡依都美、市川実日子、橋爪功といった豪華なキャスティングも注目を集めている。そして今回、世界でCDセールスが150万枚を突破、さらに楽曲(パソコンを中心としたストリーミング)再生回数がなんと5億4千万回以上を記録する、ヨーロッパではカリスマ的な人気を誇るエイナウディが、是枝監督の熱烈なラブコールににより、本作の音楽を担当することが決定。この半年、脚本を書きながら毎日エイナウディの音楽を聞いていたと言う是枝監督は、「自分が書いたストーリー、撮っている映画と、彼の音楽が自分の中では完全に一体化しています」と明かし、「エイナウディさんの音楽は凄く『映像の浮かぶ音楽』なんですよね。そこが今回選ばせていただいた一番の理由です」と起用理由を語った。また「今回の映画では『人間が人間をさばけるのか』とか、けっこう難しいテーマに取り組んでいるのですが、ビジュアルのイメージとしては“火”だったり、雪の“白”だったり、血の“赤”だったりと、すごく明快に、と思っています。そこにエイナウディさんの音楽がすごくフィットするのではないかな、と思っています」とコメント。一方エイナウディも、「このプロジェクトに関わることができて大変うれしいです。是枝監督のことを尊敬しておりますし、是枝監督の過去の映画もとても素敵だと思っておりましたので非常に光栄です」と喜び、「映画の中には雪のシーンがありましたが、雪の中では周りの音があまり聞こえなくなって、自分の中にある気持ちや感情を感じさせてくれると思いますが、そのような部分を音楽で表現できたらと思っています」と話した。また2人は、2月下旬にエイナウディが来日した際、映画を撮影中の都内のスタジオを訪れ初対面。スタジオ内のモニターで撮影中の映像をエイナウディに見せながら、シーンの意味や、そこに求める音楽の意図を熱く説明するなど、世界的なクリエイター2人はすぐに意気投合し、和やかに語り合っていたそう。さらにスタジオでは主要キャストたちとも対面。約1時間ばかりの短いスタジオ滞在だったが、監督の熱い想いと音楽の役割の説明、そし撮影現場の雰囲気から、エイナウディは確実にたくさんのイメージを受け取ったようだ。今後、エイナウディは4月にコンサートのために再び来日し、その後撮影完了した映像を確認しながらの音楽制作に入る予定だという。監督のイマジネーションと完全に一体化したエイナウディの美しい音楽が、一体どんな風に映画を彩るのか、音楽も含めますます本作の完成が待ち遠しい。『三度目の殺人』は2017年9月、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2017年03月10日特集ドラマ「絆~走れ奇跡の子馬~」の完成試写会が3月6日(月)、東京・渋谷のNHK放送センターで行われ、役所広司、新垣結衣、岡田将生、勝地涼、田中裕子が出席した。東日本大震災で傷ついた家族が、さまざまな困難と闘いながら、震災の日に生まれた子馬を夢の競走馬へと育てていく姿を描くスペシャルドラマ。父・雅之(役所さん)は長女の将子(新垣さん)とともに、震災で亡くなった長男の拓馬(岡田さん)が命がけで守った子馬・リヤンを競走馬に育てあげようとする。しかし、母・佳世子(田中さん)は悲しみから立ち直れず苦しんでいた。役所さんは「価値ある仕事ができた」としみじみ語り、「被災地の皆さんを少しでも元気にできればという思いがあったが、実際には(ロケ地となった)福島の方々から元気をもらった」と感謝を述べた。新垣さんも「南相馬は馬と人とのつながりが深く、街全体に熱い思いが生きている」と語った。また、子馬を育て上げる父娘を演じ「きっと視聴者の皆さんは、僕らより馬に目がいくと思いますよ」(役所さん)、「リヤンは本当に子どもなので、撮影中もじゃれてくるんです。生意気でかわいい。素直に守りたいと思える愛情が芽生えたのは、リヤンのおかげ」(新垣さん)と目を細めた。一方、若くして命を落とす拓馬を演じた岡田さんは「出番は短い分、濃密な時間でした」とふり返り、拓馬の親友・夏雄役の勝地さんは「現地では『震災を風化させないでほしい』という思いとともに、忘れたいと言う人もいらっしゃり、複雑な気持ちを感じた。僕自身、改めて考えさせられましたし、ぜひドラマを通して、ご覧になる皆さんも考えてくれたらうれしいです」と熱弁した。「震災から6年経ったいまを、もう一度見つめ直してもらえれば」と語るのは田中さん。ドラマに描かれる相馬の伝統ある野馬追祭りについて、「(津波で)塩にまみれた土を生まれ変わらせ、再び馬が走る姿はすごかったなと…」と感慨しきりだった。「絆~走れ奇跡の子馬~」は3月23日(木)、24日(金)NHK総合にて19時30分から放送(前後編)。(text:cinemacafe.net)
2017年03月06日福山雅治が勝利至上主義の弁護士を演じ、是枝裕和監督とタッグを組むことが決定している最新作のタイトルが、この度『三度目の殺人』に決定。また共演に広瀬すず、斉藤由貴、吉田鋼太郎、満島真之介らの出演が決定した。勝利にこだわる弁護士重盛(福山雅治)が、やむをえず弁護を担当することになったのは、30年前にも殺人の前科がある三隅(役所広司)。解雇された工場の社長を殺し、死体に火をつけた容疑で起訴されている。犯行も自供し、このままだと死刑はまぬがれない。はじめから「負け」が決まったような裁判だったが、三隅に会うたび重盛の中で確信が揺らいでいく。三隅の動機が希薄なのだ。彼はなぜ殺したのか?本当に彼が殺したのか?重盛の視点で絡んだ人間たちの糸をひとつひとつ紐解いていくと、それまでみえていた事実が次々と変容していく――。第66回カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞、2013年に全国公開し、国内興行成績32億円の大ヒットを記録した『そして父になる』の是枝監督と福山さんがタッグを組む本作は、是枝監督がオリジナル脚本で描く法廷心理サスペンス。福山さん演じる弁護士・重盛に対峙する殺人犯・三隅には、是枝組初参加の名優・役所広司が演じ、福山さんと役所さんの初共演が実現した。そして今回、新たにキャストが発表!物語の鍵を握る少女で被害者の娘・山中咲江役に、映画やCMなどいま引っ張りだことなっている広瀬さん。『海街diary』以来、是枝作品2作品目の出演となる。また、被害者の妻・山中美津江役に斉藤さん、重盛と事件解明に奔走する司法修習の同期弁護士・摂津大輔役に吉田さん、重盛の事務所に所属する若手弁護士・川島輝役に満島さんが出演。「是枝さんの作品の中で生れる時間が凄く幸せ」と話す広瀬さんは、「どんなシーンでも咲江が見ているもの、感じていることを私と同じ感覚で感じてくださって、言葉をくれる監督はやっぱりとても心強く、凄く気持ちがいい」と語り、「少女だからこそ見える世界を大切に、強く立っていたいです」と意気込んでいる。また斉藤さんは「卑怯と残酷と愛を併せ持つ女性の役で、演じるのがとても難しいです。けれど、是枝監督の静かで穏やかな演出を受けると、沈黙の静謐の中に宿る答えに辿り着けそうに感じることが出来ます」とコメントしている。さらに、重盛の弁護士事務所の事務員・服部亜紀子を松岡依都美、検察官・篠原一葵を市川実日子、重盛の父親で、30年前に三隅が関わった事件の裁判長だった彰久役を橋爪功が演じる。<以下、キャスト陣コメント>■斉藤由貴今回、是枝さんの映画に参加させていただくこと、とても楽しみにしておりました。いただきましたのは、卑怯と残酷と愛を併せ持つ女性の役で、演じるのがとても難しいです。けれど、是枝監督の静かで穏やかな演出を受けると、沈黙の静謐の中に宿る答えに辿り着けそうに感じることが出来ます。得難い演技経験を積めることに感謝しています。■吉田鋼太郎数々の賞を受賞し、国内外で高い評価を得ている是枝監督とご一緒できるという事で大変光栄に感じると同時にどのような現場になるのか多少の緊張を感じつつ撮影に入りました。 作品の世界観が監督の中でしっかりと出来上がっていて、それを的確に役者に演出してくださるので、いつの間にかその世界に引きこまれていました。まだ撮影中ですが、本当に出来上がりの楽しみな作品です。■満島真之介是枝監督の新たな挑戦を直に体感できること。 福山さんはじめ、最高の大先輩方とご一緒させてもらえること。身が引き締まります。 映画の世界にいる喜びと、感じられる人生の大切なこの時を、思い切り楽しみたいと思います。■松岡依都美是枝監督とは『海よりもまだ深く』以来2作品目となります。「是枝作品」に再び出演する事が1つの大事な目標でしたので今回のお話を頂いた時は本当に嬉しかったです。監督と素晴らしいキャスト、スタッフの皆様と共に最高の作品をお届け出来るように楽しみながら頑張りたいです。■市川実日子事件や裁判を、自分とは別世界のことのように思っていたけれど、実は、自分も関係していることなのかもしれない。初の裁判見学へ行った日に、なぜかそう感じました。 初めて参加させて頂く是枝組は、なんというか、とても紳士的な空気が流れています。現場で静かに、じーっと耳を澄ませていらっしゃる是枝監督。是枝監督、事件、裁判。どんな作品になるのか、今、緊張でいっぱいですが、観客としてもたのしみです。■橋爪功是枝監督とは過去に『奇跡』『海よりもまだ深く』でもご一緒させて頂いていますが、今回の現場も静かに進行しながらも、心地の良い緊張感に包まれています。本作の脚本を読んで、法廷心理サスペンスではありつつも、心の奥を垣間見る人間ドラマだと感じました。役柄(主人公・重盛の父親役で元裁判官)も少し難しくあるのですが、演じながら今からとても出来上がりが楽しみな作品です。『三度目の殺人』は9月、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2017年02月21日テレビ東京系ドラマ24『バイプレイヤーズ~もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら~』(毎週金曜24:12~)第1話が13日深夜、放送される。同作は、日本映画界を支える名バイプレイヤー6人(遠藤憲一、大杉漣、田口トモロヲ、寺島進、松重豊、光石研)が、本人役としてシェアハウスで共同生活を送るという設定のドラマ。第1話では、6人がシェアハウスで生活をすることになったいきさつが明らかに。中国のネット配信動画チャンネル「友中」の、開局記念番組『七人の侍』リメイク版オファーを受けた6人は、主役も含めた7人の絆を深めるため共同生活を始める。制作費は50億円、監督は世界的に有名なチャン・イーモウという話をあやしみながらも、共同生活をむかえる6人だが、主役はしばらくシェアハウスに来られないという。実は10年前に自主制作映画『バイプレイヤーズ』に取り組んでいたが、意見の衝突で制作が頓挫したという過去を持つ6人。慣れない家事に共同生活で揉め事が絶えず、主役降板の噂で激震が走る。また、第1話ゲストとして俳優・役所広司が出演する。(C)「バイプレイヤーズ」製作委員会
2017年01月13日映画『三度目の殺人』が、2017年9月9日(土)に公開。監督は是枝裕和。福山雅治×役所広司の法廷サスペンス弁護士・重盛の目を通して、弁護を担当する殺人犯・三隅の心の奥に潜む真意を凝視し、心理を想像していく法廷サスペンス『三度目の殺人』。キャストには、是枝監督と2度目のタッグとなる福山雅治が弁護士役に。そして殺人犯は、日本を代表する俳優・役所広司が演じる。さらに、物語の鍵を握る少女で被害者の娘に広瀬すず、重盛の事務所に所属する若手弁護士に満島真之介、そのほか市川実日子や橋爪功など、日本映画界を代表する名優が脇を彩る。次々と変容していく事実に翻弄される弁護士ストーリーは、勝利にこだわる弁護士・重盛(福山)が、やむをえず、30年前にも殺人の前科がある三隅(役所)の弁護を担当するところから始まる。三隅は、解雇された工場の社長を殺し、死体に火をつけた容疑で起訴されていた。犯行も自供し、このままだと死刑はまぬがれない。はじめから「負け」が決まったような裁判だったが、三隅に会うたび重盛の中で確信が揺らいでいく。三隅の動機が希薄なのだ。彼はなぜ殺したのか?本当に彼が殺したのか?重盛の視点で絡んだ人間たちの糸を一つ一つ紐解いていくと、それまでみえていた事実が次々と変容していく。是枝監督は本作品の開発にあたり、入念な準備を行っており、弁護士や検事たちへの取材に加え、実際に作品の設定通りに弁護側、検事側、裁判官、犯人、証人役に分かれて模擬裁判を行っている。さらに、そこで出てきた各立場からのリアルな反応や行動、言葉などの要素を脚本に取り込み、本物さながらの緊張感が伝わる脚本にしあげている。また、『三度目の殺人』への制作にあたって、次のようにコメント。「福山さんにオファーをするにあたり、近年描いてきたホームドラマに一度区切りをつけ、かねてより挑戦したいと考えていた法廷劇を選びました。そして福山さんに対峙する殺人犯役を、監督としてはある種の覚悟が必要な俳優である役所さんにお願いしました。弁護にあたり真実を知る必要はないと考えていた主人公が、犯人と交流していくうちに事件の真実を知りたいと思うに至る過程を描く心理劇です。役所さんの胸を借りるかたちで、福山さんをいじめ、揺さぶっていきたいと思います。」。福山雅治の衣装はジョルジオ アルマーニなお、今作で福山雅治が着用する衣装は、ジョルジオ アルマーニ(Giorgio Armani)が提供した。2ボタンのノッチドラペルスーツや、タイ、カシミアのコート、ネイビーニットなどのバリエーションが登場する。人物に接近したクローズアップによる撮影も多く、細部までこだわり抜くジョルジオ アルマーニの本領を見て取ることができるだろう。日本アカデミー賞最優秀作品賞など6冠達成「第41回日本アカデミー賞」では、最優秀作品賞を受賞。その他、是枝裕和監督は最優秀監督賞、最優秀脚本賞、最優秀編集賞を獲得し、役所広司、広瀬すずもそれぞれ最優秀助演男優賞、最優秀助演女優賞を受賞した。主要6部門で最優秀賞を受賞した他、音楽賞、撮影賞、照明賞、録音賞では優秀賞を受賞。授賞式において、是枝裕和監督、役所広司はジョルジオ アルマーニのタキシードを着用した。概要『三度目の殺人』公開日:2017年9月9日(土)全国ロードショー監督:是枝裕和出演:福山雅治、役所広司、広瀬すず、斉藤由貴、吉田鋼太郎、満島真之介、松岡依都美、市川実日子、橋爪功製作:フジテレビョン アミューズ アミューズ アミューズ アミューズ ギャガ配給:東宝 ギャガ(C) 2017 フジテレビョン アミューズ ギャガ
2017年01月13日是枝裕和監督と『そして父になる』でも組んだ福山雅治と、是枝組初参加となる名優・役所広司の豪華初共演が実現した最新作が、9月に公開されることが決定。福山さんが勝利至上主義の弁護士、役所さんが前科のある殺人犯を演じることが分かった。勝利にこだわる弁護士・重盛(福山さん)が、やむをえず弁護を担当することになったのは、30年前にも殺人の前科がある三隅(役所さん)。解雇された工場の社長を殺し、死体に火をつけた容疑で起訴されている。犯行も自供し、このままだと死刑はまぬがれない。はじめから「負け」が決まったような裁判だったが、三隅に会うたび重盛の中で確信が揺らいでいく。三隅の動機が希薄なのだ。彼はなぜ殺したのか?本当に彼が殺したのか?重盛の視点で絡んだ人間たちの糸を一つ一つ紐解いていくと、それまでみえていた事実が次々と変容していく――。本作は、第66回カンヌ国際映画祭審査員賞に輝き、国内興行成績32億円の大ヒットを記録した『そして父になる』や、日本アカデミー賞最優秀作品賞・監督賞受賞作『海街diary』、カンヌ国際映画祭「ある視点部門」正式出品『海よりもまだ深く』などの是枝監督がオリジナル脚本で描き出す最新作。弁護士・重盛の目を通して、弁護を担当する殺人犯・三隅の底意を見つめていく法廷心理サスペンスとなっている。主演を務めるのは、是枝監督とは『そして父になる』以来2度目のタッグ、2018年にはジョン・ウー監督の『追捕-MANHUNT』が控える福山さん。また、福山さんに対峙する殺人犯には、カンヌ国際映画祭パルムドール受賞作『うなぎ』やモントリオール世界映画祭審査員特別グランプリ『わが母の記』をはじめ、『蜩ノ記』『バケモノの子』など日本を代表する名優・役所さんが務め、是枝組に初参加を果たす。是枝監督は、本作品の開発にあたり、弁護士や検事たちへの取材に加え、弁護士たちの協力のもと、実際に作品の設定通りに弁護側、検事側、裁判官、犯人、証人役に分かれて模擬裁判を実施。そこで出てきた各立場からのリアルな反応や行動、言葉などの要素を脚本に取り込み、反映させる作業を行っているという映画タイトルは現在のところ未定。クランクインは1月中旬、撮影は3月まで行われる予定だという。<以下、コメント>■福山雅治初めてご一緒させていただく役所さんとの読み合わせは、とても緊張感のある時間でした。より深く、さらに研ぎ澄まされた是枝監督の演出に応えられるよう精一杯演じられたらと思っています。■役所広司準備段階での是枝監督の丁寧な映画作りの姿勢に触れ、すでに緊張しています。福山さんはじめ素晴らしいキャスト皆さんとの仕事を楽しみにしています。■是枝裕和監督福山さんにオファーをするにあたり、近年描いてきたホームドラマに一度区切りをつけ、かねてより挑戦したいと考えていた法廷劇を選びました。そして福山さんに対峙する殺人犯役を、監督としてはある種の覚悟が必要な俳優である役所さんにお願いしました。弁護にあたり真実を知る必要はないと考えていた主人公が、犯人と交流していくうちに事件の真実を知りたいと思うに至る過程を描く心理劇です。役所さんの胸を借りるかたちで、福山さんをいじめ、揺さぶっていきたいと思います。福山さんと役所さんの本読みで感じた「この2人の組み合わせは新鮮で面白い」という、ドキドキした僕自身の感触をどう本編に刻んでいけるか、悩み苦しみ、楽しみにしながら脚本の最終仕上げを現在行っているところです。是枝裕和監督最新作(タイトル未定)は9月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年01月10日遠藤憲一、大杉漣、田口トモロヲ、寺島進、松重豊、光石研が本人役で登場するドラマ「バイプレイヤーズ~もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら~」。この度、役所広司、荒川良々、池松壮亮、山口紗弥加、滝藤賢一ら各話のゲスト出演者が決定した。海外の動画配信サイトから大型ドラマのオファーを受けた6人の名脇役たち。主演はあの大物俳優で監督も世界的な有名監督。しかし、監督から要望が…。それは「役作りで絆を深めるために、シェアハウスで3か月間の共同生活を送る」こと。おじさんだらけのテラスハウス状態に戸惑うが、家事の分担でもめたり、朝食の献立でをケンカになったりと、ささいないざこざはありつつも、和気あいあいとまるで中学生のよう。そんな微笑ましい6人だが、実は10年前のとある仕事が原因で、各々に対してしこりが残っていたのだ…。さらに、この大型ドラマプロジェクトにもとある秘密が。そんな中、主役が降板するかもしれないという噂がもたらされ、シェアハウスに激震が走る――。今回ゲストとして発表されたのは、本人役で登場する役所さん、荒川さん、山口さん、滝藤さんと、そして池松さん。第1話に登場する役所さんは、「この6人が出演して面白くないドラマを作ることの方が難しい。とても楽しみです」と期待を語る。また第2話では荒川さんと池松さんが登場。荒川さんは「尊敬する諸先輩方とご一緒に芝居できることを幸せに思います!」と喜びを露わに。さらに、滝藤さんと山口さんが第3話に出演。滝藤さんは「バイプレイヤーの、意地とプライドをかけて頑張ります!」と意気込み、また危うく光石さんに恋するところだったと話す山口さんは、「光石さんと2回キスするシーンがあったんですけど、終わったら唇が火照っていてヒリヒリするんです。これって恋をしたときの痛みなのかもしれない!っていう妄想をしてしまいました(笑)キスから始まる恋もあるかもしれませんね」と明かしていた。濱谷晃一プロデューサーは「このほかにも、6名のバイプレイヤーと共演したいという方が殺到しています。4話以降も信じがたい豪華キャストが出演予定なので、ぜひ、全話ご覧頂きたいです」とコメントしており、次なるキャストにもぜひ期待していたい。「バイプレイヤーズ~もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら~」は1月13日より毎週金曜日深夜0時12分~テレビ東京系にて放送。(cinemacafe.net)
2017年01月06日"おじさんだらけのテラスハウス"として話題の、テレビ東京系ドラマ24『バイプレイヤーズ~もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら~』(2017年1月13日スタート 毎週金曜24:12~)に、役所広司らがゲスト出演することが6日、わかった。同作は、日本映画界を支える名バイプレイヤー6人(遠藤憲一、大杉漣、田口トモロヲ、寺島進、松重豊、光石研)が、本人役としてシェアハウスで共同生活を送るという設定のドラマ。海外の有名監督から「役作りで絆を深めるために、3カ月間共同生活を送ってほしい」と言われた6人が和気藹々と暮らしていく。今回第1話に役所、第2話に荒川良々&池松壮亮、第3話に山口紗弥加&滝藤賢一といった豪華ゲストが決定。役所は「この六人が出演して面白くないドラマを作ることの方が難しい。とても楽しみです」と、作品への期待を寄せた。また、荒川は「尊敬する諸先輩方とご一緒に芝居できる事を幸せに思います!」と意気込む。滝籐は「1年前、『ワンシーンでいいから松居君の作品に出してよ』とお願いしたら本当にワンシーンで呼んで頂けました」と、監督・脚本を務める松居大悟とのエピソードを披露した。光石と2回のキスシーンがあったという山口は「終わったら唇が火照っていてヒリヒリするんです」と、本当に恋に落ちそうな様子。「現実か虚構か分からないという状況にここまで追い込まれたのは初めてかもしれません」と、作品への戸惑いを表し、「みんな訳がわからないままやっているっていう不思議な雰囲気の現場でした」と、現場の様子を明かした。同局 濱谷晃一プロデューサーは「役所広司さんとはテレビ東京に勤めている限り、ドラマの現場でご一緒する機会はないと思っていたので、奇跡です」と率直な感想をコメント。「4話以降も信じがたい豪華キャストが出演予定」と、今後の展開もアピールした。
2017年01月06日『半沢直樹』『下町ロケット』で知られる池井戸潤の最新作『陸王』が、俳優の役所広司主演で2017年10月期にTBSの日曜劇場枠でドラマ化されることがこのほど、明らかになった。1997年7月期の『オトナの男』以来、20年ぶりのTBS連続ドラマ出演となる役所が演じる主人公は、創業から100年以上続く老舗足袋業者「こはぜ屋」の四代目社長・宮沢紘一。足袋の需要減により資金繰りに苦しむ老舗が、会社存続のためランニングシューズ開発という新規事業に挑む。原作者の池井戸は「主演の役所広司さんはじめ、役者のみなさんの演技と、駅伝シーンなど、ドラマならではの演出を楽しみにしています」と期待している。主演の役所は「原作の中で『私は"陸王"というシューズを企画して、試行錯誤しながらここまで来た。その過程でいろんなことを学ばせてもらったけど、中でも特に教えられたのは人の結びつきだ』と言った宮沢社長は、決して経営者として才能ある人物ではないけれど、彼には人を惹きつける不思議な魅力があります」とコメント。「その魅力を試行錯誤しながら、見つけていこうと思います。たくさんのユニークで魅力的な登場人物たちとドラマの中で会える日を楽しみにしています」と語る。制作陣も、ドラマ化にあたって原作のイメージを膨らませ、臨場感のあるドラマにするため、埼玉県行田市を含めたロケーション・ハンティング、原作中に登場する走法の研究やランニングシューズの開発など、細部までこだわり抜いた準備を進める予定だという。さらに、原作に描写されている「ニューイヤー駅伝」の様子をドラマに盛り込むため、年明け1月1日に行われる実業団日本一を決める「ニューイヤー駅伝2017」(第61回全日本実業団駅伝)で早くも撮影を行う予定とのことだ。
2016年12月29日来年10月期のTBS日曜劇場では、池井戸潤「陸王」を映像化することが決定。主演には役所広司を迎えることも分かった。宮沢紘一は、埼玉県行田市にある老舗足袋業者の四代目社長として日々奮闘していたが、年々先細る足袋の需要から、資金繰りに悩む月日を過ごしていた。そんな折、銀行担当者とのやり取りを通じて新規事業への参入を考え始める。それは会社をいまより大きくしたいという気持ちより、新規事業がなくてはこの先会社の存続自体が危ぶまれるという危機感から始まったものだった。そしてその事業とは、足袋製造でこれまで培った技術が活かせる、「裸足感覚」を追求したランニングシューズの開発だ。しかし、従業員20名余りの地方零細企業にとって、それは苦難の道のり。新製品を開発するにはあまりに乏しい資金、人材、開発力──。さらには世界的に有名なスポーツブランドとの競争もあり、何度も挫けそうになる宮沢だが、その度に家族、従業員、取引先、銀行の担当者、そして知り合いを通じた新たな人脈が彼を救う。果たしてランニングシューズの開発は成功するのか。そしてその先に、「こはぜ屋」の未来はあるのか!?たったひとつの商品を愚直につくり続けてきた製造業者が、仲間との強い結びつきをバネに、いま一世一代の大勝負に打って出る――!原作は、映像化にもなった「空飛ぶタイヤ」「ようこそ、わが家へ」「下町ロケット」などで知られる池井戸氏が、今年7月に発売した最新作「陸王」(集英社)。創業から100年以上続く老舗足袋業者「こはぜ屋」四代目社長・宮沢紘一を演じるのは、TBS連続ドラマへの出演が「オトナの男」(1997年7月クール)以来、実に20年ぶりとなる役所さん。今回の役柄について「原作の中で『私は“陸王”というシューズを企画して、試行錯誤しながらここまで来た。その過程でいろんなことを学ばせてもらったけど、中でも特に教えられたのは人の結びつきだ』と言った宮沢社長は、決して経営者として才能ある人物ではないけれど、彼には人を惹きつける不思議な魅力があります」と語る役所さんは、「その魅力を試行錯誤しながら、見つけていこうと思います」と意気込み。「たくさんのユニークで魅力的な登場人物たちとドラマの中で会える日を楽しみにしています」と期待も語っている。原作者の池井戸氏は、「主演の役所広司さんはじめ、役者のみなさんの演技と駅伝シーンなど、ドラマならではの演出を楽しみにしています」とコメントを寄せている。また制作陣も、ドラマ化にあたって原作のイメージを膨らませ、臨場感のあるドラマにするために、埼玉県行田市を含めたロケーション・ハンティング、原作中に登場する走法の研究やランニングシューズの開発など、細部までこだわり抜いた準備を進める予定。さらに、原作に描写されている「ニューイヤー駅伝」の様子をドラマに盛り込むため、年明け1月1日に行われる実業団日本一を決める「ニューイヤー駅伝2017」(第61回全日本実業団駅伝)にて早くも撮影を行うという。(cinemacafe.net)
2016年12月29日「枯れ専」とは、恋愛対象として50代以上の男性を好む30代以下の女性のことをいうそう。好きな芸能人も、アイドルではなくおじさま俳優。役所広司さんや佐藤浩市さん、渡辺謙さんや堤真一さんなど、渋くてダンディーな魅力にキュンとしちゃう枯れ専女性が増加中のようです。今回は「枯れ専」女性の特徴とそのときめきの理由を実際に「枯れ専」女性にインタビューして探ってみました。■枯れ専女性の特徴(1)恋愛が苦手恋愛が苦手な人の中には、そもそも自分からアプローチしたり告白したりというのがが苦手だから、リードしてくれる年上の男の人がいいという人が多いです。こういう人は、自然と枯れ専になっていきます。一方で、いつも恋人を絶やさない恋愛至上主義の女性は、同世代の男性が好きなことが多い傾向にあります。やっぱり学校や職場などでは、同世代との出会いが多いですからね。枯れ専女性はというと、恋愛に関してはちょっぴり奥手な人が多かったりします。どんなに多くの出会いがあっても、いちばん素敵な人を選びたい。いつも彼と一緒にラブラブな時間を過ごしたいというよりは、憧れにも似たせつない片想いに胸を焦がしたいようです。(2)甘えたがりだから普段クールにみられる女性や、大人っぽくみられる女性であっても、やはり誰かに甘えたいという願望は少なからずもっています。しかし、大人っぽかったり、ちょっと冷めていたりするだけなのに、同世代の男の子に「かわいい」とちやほやされることがあまりない枯れ専女性。だからこそ、逆に「甘えたい」願望が強かったりもします。おじさまなら、年下の女の子を「かわいい」と思ってくれることは多々あるでしょう。年上だから、甘えやすいですしね。そんなおじさまの愛情に、つよく惹かれてしまうわけです。枯れ専になるのも無理ないですね。(3)お父さんっ子だからファザコンじゃないけれど、なんだかんだで最大の理想はお父さんという女性は、枯れ専になりやすい傾向にあります。「付き合う人みんなお父さんっぽい」なんて女性、周りにいないでしょうか。お父さんっぽいということはすなわち、おじさまというわけですから、枯れ専女性まっしぐらですね。「大きくなったらパパと結婚するー!」というセリフが、実は枯れ専女性の始まりである可能性もあります。お父さんっ子と枯れ専女性は共通していることが多いようです。特に、ひとりっ子でお父さんが大好きな女性は、おじさま好きになる確率が高いそうですよ。■枯れ専女性がおじさまを好む理由(1)女性をエスコートする術を心得ているから「枯れ専になるのは、おじさまって、さりげなくエスコートしてくれたり、女心をくすぐるプレゼントをくれたりするから。やっぱり年上は分かってるなーって思う」(25歳/営業)おじさまたちはこれまでに何人もの女性と付き合ってきたはず。なかには結婚経験があるという人もいるかもしれません。女性を上手にエスコートする術も、喜ばせる技もたくさん得ていますよね。初恋のような初々しいお付き合いも魅力的だけれど、枯れ専女性はリードしてくれる男性を好むのかもしれません。(2)聞き上手だから「おしゃべりが好きだから、私の話をにこにこ笑って聞いてくれる年上がいい。上手に相槌うってくれる人は高得点だよね。だから自然と枯れ専になっちゃうのかな。」(24歳/接客)「別に明確な答えがほしいわけじゃないようなくだらない悩みってあるじゃないですか。こっちはただ思ってることを吐き出したいだけだから、妙なアドバイスをされるとウザい。年上男はそのへんを分かってる人が多い気がする。黙って私の話を聞いてくれるから好き」(26歳/事務)おじさまたちは、話すのも聞くのも上手い人が多いイメージですよね。話題の豊富さと、「うん、うん」と優しく聞いてくれる包容力が枯れ専女性にとっては魅力なのです。(3)財力があるから「枯れ専だと、デートのときには全部おごってもらえるのは最高。経済力のある人ってやっぱり魅力的だよね」(23歳/接客)「枯れ専のいちばんの魅力は、いろんな知らない大人の世界のことが知れることかな。おじさんだったら、ぜったいに若者だけじゃ行けないバーとか、ホテルとか、喫茶店とかに連れて行ってもらえるし、食べたこともないもの食べれるし、とにかくデートが毎回楽しい!」(22歳/学生)決してお金目当てではありませんが、やっぱり同年代の男性とは違うデートには心がはずみますよね。スマートにお会計してくれる姿も、かっこよく見えたりするものです。(4)見た目にうるさくないから「ぶっちゃけ、おじさんは若い子に弱いから、そんなに美女じゃなくても付き合えるよ。私なんて全然なのに、結構おじさんにはモテるし。枯れ専になった方がモテるから、そうなっちゃった」(22歳/学生)「同年代の男子はまだ露骨に『きれいな子が好き!』『かわいい子が好き!』って感じだけど、おじさんは外見だけじゃなくて中身を見てくれるから好き」(23歳/販売)枯れ専女性には、ルックスに自信がない人も多いみたいですね。流行の服を着ておしゃれする必要があまりなさそうなところもポイントかもしれません。年上男性とのデートのときは頑張りすぎず、無難なきれいめファッションで清楚にキメることをおすすめします。■おわりに最初は「なぜ枯れ専になるの!?」と疑問に思っていた方もいるでしょうが、調べていくうちに、恋に疲れてしまった女性や、恋に不器用な女性とおじさまは相性が良いということがわかってきました。自分の恋愛傾向やコンプレックス、憧れのデートを考えた時に、おじさまとの恋愛に魅力を感じ、枯れ専女性になっていく女性は多いようです。同世代の男子との恋愛に飽きてきたという方や、デートにマンネリを感じてきている方は、一度恋愛対象をおじさまに広げてみるのもよいでしょう。味わったことのないデートが楽しめるはずです。
2016年10月14日現在開催中の第41回トロント国際映画祭のスペシャル・プレゼンテーション部門に出品されている本木雅弘主演、西川美和監督の『永い言い訳』。現地での上映を17日(土)と18日(日)に控える中、『日本のいちばん長い日』で本木さんと共演した役所広司、西川監督作品『ゆれる』の香川照之、『夢売るふたり』の松たか子ら錚々たる俳優陣や、各界の著名人から、嵐のような絶賛コメントが続々と到着していることが分かった。人気作家の津村啓こと衣笠幸夫(本木雅弘)は、妻・夏子(深津絵里)が親友(堀内敬子)とともに旅先の事故で亡くなったと知らせを受けても、“悲劇の主人公”を装うことしかできなかった。まさにそのとき、幸夫は不倫相手(黒木華)と密会中だった。そんなある日、妻の親友の遺族、トラック運転手の夫・陽一(竹原ピストル)とその子どもたちに出会った幸夫は、ふとした思いつきから幼い彼らの世話を買って出る。子どもを持たない幸夫は、誰かのために生きる幸せを初めて知り、虚しかった毎日が輝きだすが…。トロント国際映画祭に続き、10月6日より開幕する第21回釜山国際映画祭「A Window of Asian Cinema」部門に招待されることも決定した本作。『ゆれる』『ディア・ドクター』『夢売るふたり』など、その唯一無二のストーリーテリングと、容赦のないリアルな人物描写で高い評価を得てきた西川監督の最新作として、さらに『おくりびと』以来、7年ぶりの本木さんの主演作として注目度が急上昇している中、各界から絶賛コメントが続々到着している。■役所広司(俳優)類型的な登場人物に、ありきたりな設定を与え、ありきたりな感情を説明的に語らせる、そんな映画の真逆をいく西川監督作品。今作も先が読めない、人間の本性にカメラを向け、夫婦、親子、大人、子どもたちについて深く考えさせられました。それにしても、子どもの声音(こわね)、澄んだ瞳に映画の力を感じました。■香川照之(俳優)死が、残った生にもたらすものとは何か。西川美和は、最果ての状況下での人間のエゴを、渇いたキャンバスに次々と投げつけていく。ここにまた1つ、彼女の心の闇が陰鬱に炙り出された傑作が産み落とされた■松たか子(女優)妻の残像が、夫の生活を包み込んでいるように見えたり、それが薄まって見えてきたり、何とも言えない緊張感でした。そして終盤、夫が「コトバ」に向かうときの姿が、西川さんに見えてしまいました。何故? 今度、教えてください。■広末涼子(女優)心に刺さる映画でした。光も音も美しい映画でした。胸を締めつけられる…愛する人を抱きしめたくなる映画です。■大久保佳代子(オアシズ/タレント)「強い人はちゃんと泣くの」という言葉にホッとした。私も泣けないほうだから。後悔はしたくないから、泣いても泣かなくても人と向き合うことに怠けちゃダメだと思った。■西加奈子(直木賞作家)誰だって、どんな人間だって、ひたむきに生きるチャンスがあるのだ!■佐々木俊尚(作家・ジャーナリスト)私たちは夫婦関係にも親しい人の死にも、完ぺきを求めすぎなのかもしれない。見終わってそう思った。リアルな生を取り戻せる、そんな希望を感じさせる傑作。■久米宏数カット出演の深津絵里の鋏さばきが、最後まで脳裏から離れない。西川美和監督の映画さばきが全編を束ねている。画面からレトルトカレーの香りが漂ってくる不思議。■箭内道彦(クリエイティブディレクター)自分の弱さを知らされる映画に出逢うのは辛い。でもこの作品が愛おしいのは、作り手が自らの弱さを隠そうとしないからだろう。俳優も、監督も。幸せな夫という名の主人公。『永い言い訳』は10月14日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年09月14日