「講談社青い鳥文庫」で累計発行部数300万部を誇る児童文学を原作にした『若おかみは小学生!』。公開直後から、SNS上では「自然と涙が出てきた」「今年一番泣いた映画だった!」など感動の口コミが溢れ、あまりの好調ぶりに一旦上映が終了したTOHOシネマズ系列では復活&新規上映も決定するなど、いま話題沸騰中。この度、そんな本作からエンドロールで流れる監督直筆イメージボードの一部がWEB初公開された。原作「若おかみは小学生!」(原作:令丈ヒロ子・絵:亜沙美)は、事故で両親を亡くした小学6年生の“おっこ”(関織子)が、おばあちゃんが経営する花の湯温泉の旅館「春の屋」で若おかみ修行に奮闘する姿を描いた人気シリーズ。4月よりテレビ東京6局ネットにてTVアニメも放送されて大きな話題を呼び、今回の劇場版は『もののけ姫』や『千と千尋の神隠し』などスタジオジブリ映画の作画監督として知られる高坂希太郎が、『茄子アンダルシアの夏』(03)以来15年ぶりに劇場版アニメの監督を務めている。■新海誠、奥浩哉ら著名人から絶賛の声相次ぐ9月21日(金)の公開以降、Twitterのツイート数は映画カテゴリーランキング1位、SNS上には主人公のおっこをはじめとする劇中キャラクターのファンアートを描いてアップする人が続出。また、『君の名は。』の新海誠監督や『GANTZ』作者の奥浩哉氏、『モテキ』の久保ミツロウ氏、『ちはやふる』の末次由紀氏ら著名人からも絶賛コメントが相次いでいる。さらに、SNSでの口コミから同様に拡大公開となり、ロングラン大ヒットとなった劇場アニメ『この世界に片隅に』を想起させるという指摘もあるほか、両親を亡くした喪失感やトラウマを抱えながらのおっこの奮闘ぶりに「ガチでダークナイト」「魔女の宅急便と千と千尋の神隠しとダークナイト足して3で割った感じ」といった声や、『カメラを止めるな!』を引き合いに「この2作が2018年の同じ年に存在しているのが、まさに人の起こした『奇跡』としか言いようがない」といった声も上がるほど。■大反響を受け、“泣けるエンドロール”の一部が到着こうした大きな反響もあり、公開4週目も前週比92%の高稼働動員が続き、215劇場中95の劇場で前週比100%越えという異例の事態に。今週末10月19日(金)からはTOHOシネマズ日比谷、新宿、上野での再上映と、新たに渋谷、日本橋での新規上映も決定。地方でも秋田、仙台、宇都宮、ひたちなか、水戸内原、甲府、上田、ららぽーと磐田、10月20日(土)からTOHOシネマズ与次郎での再上映が新たに決定している。そんな中、高坂監督が製作過程で描いたイメージボードが映し出される“泣けるエンドロール”の一部がWEB上で初公開!シンガーソングライターの藤原さくらによる書き下ろし主題歌「また明日」の穏やかな旋律にのせ、劇中の印象的なシーンや劇中では描かれていない物語の背景が描かれたイメージボードが流れるラストは、感涙の物語の余韻を深め、さらなる涙を誘うものとなっている。公開されたイメージボードは、おっことおっこの父・関正次が仲睦まじく御神楽(※舞台となる「花の湯温泉」に古くから伝承されている行事)を眺めるシーンを始め、原作でも人気の高い秋野真月やグローリー・水領、ユーレイのウリ坊と美陽といった、おっこの心の支えとなるキャラクターたちとのショットが収められた計4点。貴重な私服姿やジャージ姿、さらには明るく元気な性格で笑顔が印象的なおっこが見せる様々な表情が、高坂監督ならではの優しいタッチで描かれており、温かい感動に包まれる。「特に刺激の強い表現や、妬みや嫉妬と言った人の負の部分は排し、今時は珍しいかもしれませんがストレートで真面目な表現に重きを置きました」と語る“ジブリ仕込み”の高坂監督が、丁寧に仕上げたシーンの数々はどれも感動必至。「やはり丁寧にやっただけ、観客の方にも届くものが増えるんです。自分のできることはそれがすべて。色々な方のご意見やアドバイスをいただきながらつくった、奇跡のような作品だと思っています」とその思いを明かしている。監督・スタッフが一丸となって作り上げた珠玉の90分間。多くの口コミで語られる「大人も泣ける傑作」の答えを、ぜひスクリーンで確かめてみて。『若おかみは小学生!』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:若おかみは小学生! 2018年9月21日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©令丈ヒロ子・亜沙美・講談社/若おかみは小学生!製作委員会
2018年10月16日アカデミー賞を主催している映画芸術科学アカデミーが、新会員候補928人に招待状を送付し、公式HPで名前を発表した。日本からは、俳優部門にアジアで高い知名度を誇る金城武、『沈黙 -サイレンス-』で高く評価されたイッセー尾形、短編映画&アニメ部門に『君の名は。』『星を追う子ども』の新海誠監督、『この世界の片隅に』『マイマイ新子と千年の魔法』の片渕須直監督、『未来のミライ』『バケモノの子』の細田守監督、『OH LUCY!』『もう一回』の平柳敦子監督、脚本家部門に「東京ヴァンパイアホテル」『ひそひそ星』の園子温監督、メイクアップアーティスト&ヘアスタイリスト部門に『沈黙 -サイレンス-』『SAYURI』の渡辺典子、音楽部門に『海街diary』『マクロスプラス』の菅野よう子、デザイナー部門に『海街diary』『誰も知らない』三ツ松けいこらが選ばれた。昨年は774人、一昨年は683人という数字に比べ、今年の会員候補数はさらに増加。かつては会員の多数が白人男性の高齢者であり、アカデミー賞の受賞者や候補者たちも「白すぎる」という批判を受け、ここ数年アカデミーは「多様性」の強化に取り組んでいる。「Variety」誌によれば、982人の候補者のうち38パーセントは有色人種であり、49パーセントは女性とのこと。この49パーセントの女性たち全員が会員になると、昨年まで全体で女性の割合は28パーセントだったのが、31パーセントになるという。(Hiromi Kaku)
2018年06月26日直木賞作家・伊集院静の名作小説「駅までの道をおしえて」が映画化、2019年秋に公開されることが決定。主演には、『君の名は。』などで知られる新海誠監督の娘で子役の新津ちせが抜擢された。■伊集院静作品が15年ぶりの映画化!主人公・サヤカは、愛犬ルーを亡くしたことを受け入れることができず、いつまでもルーの帰りを待っている少女だ。そんなサヤカと、幼き息子を亡くした経験を持つ老人・フセコウタローが出会い、互いに胸に抱えた“命の喪失感”を2人の絆で温かい想い出に変えていく…。本作は、直木賞作家・伊集院氏の名作。伊集院作品の映画化は、『機関車先生』以来、実に15年ぶりとなった。また、原作には赤い京急電車が象徴的に登場し、物語に重要な役割を与えている。そこで今回、この映画のストーリーやコンセプトに深く共感したことから、創立120周年を記念して、製作の全面的協力が実現。さらに、協賛・協力企業には、講談社、品川区、大田区など様々な企業や自治体が名を連ね、映画と連携をして、映画製作を進めていくという。■主演は、一般公募で選ばれた新津ちせ!主人公・サヤカを演じるのは、昨年公開された実写映画『3月のライオン』で三姉妹の末っ子、川本モモ役で話題になり、ミュージカル「美少女戦士セーラームーン」やCMなどにも出演する小学2年生の新津ちせ。本役のオーディションは、2017年の春に一般公募という形で告知、4次審査まで行われ、3か月間におよぶオーディションの結果、当時小学1年生だったちせちゃんが決定した。撮影は丸1年という時間をかけて、季節を追いながら時系列でじっくり撮るという、近年の日本映画には珍しいスタイルで行われており、少女の成長がリアルタイムに感じられる作品となるようだ。ちせちゃんは、「サヤカは、元気いっぱいで、犬が大好きで、心のやさしい女の子です。わたしも、犬が大好きなので、サヤカ役に決まった時は本当にうれしかったです!」と決定時の喜びを語り、「撮影中、ルーと一緒に過ごせることがとっても幸せで、毎日いろんな発見があります。ルーと一緒にいっぱい走りまわっているので、ちょっと足がはやくなったような気がして、楽しいです。元気に、一生けんめいがんばります」とコメントしている。『駅までの道をおしえて』は2019年秋、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2018年06月13日映画『フォルトゥナの瞳』が2019年2月15日(金)に公開される。“死の運命”が見える能力を持つ男のラブストーリー大切な人の死の運命を知った時、あなたはどうしますか?『フォルトゥナの瞳』は、不思議な力に導かれ、大切な人の“死の運命”が見えてしまった男の切なくも美しいラブストーリー。原作は、『永遠の0』『海賊と呼ばれた男』などの著作を持つ百田尚樹による小説『フォルトゥナの瞳』だ。運命の女神、フォルトゥナの瞳を持つ者には、「死を目前にした人間が透けて見える」という不思議な力が宿る。その不思議な能力を身に着けてしまった青年・木山慎一郎は、自らの不思議な力に葛藤する中で、桐生葵という女性に出会う。木山は明るく、自分に対し夢や自信を与えてくれる彼女に心惹かれ、葵もまた木山の真っすぐな人柄に惹かれて2人は互いに必要な存在に。しかし、幸せの絶頂の中、葵の身体が透け始めてしまう。2人に待ち受ける運命とは―――。神木隆之介、有村架純が初の恋人役に主人公・木山慎一郎を演じるのは、神木隆之介。『桐島、部活やめるってよ』『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』『3月のライオン』『バクマン。』といった話題作に出演し、新海誠監督のアニメーション映画『君の名は。』では、声優を務めるなど、実力派俳優として数々のキャリアを積んでいる。本格ラブストーリーへの出演は『フォルトゥナの瞳』が初となる。ヒロイン・桐生葵を演じるのは、『ナラタージュ』『関ヶ原』『何者』などの作品にも出演し、紅白歌合戦の司会を2年連続で務めるなど、活躍を見せる有村架純。神木隆之介と有村架純が、初の恋人役を演じる。監督は、『先生!』『坂道のアポロン』『青空エール』『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』といった青春映画の数々を手掛けてきた三木孝浩が務める。主題歌はONE OK ROCK主題歌を担当するのはONE OK ROCK。2019年2月13日(水)にリリースするフルアルバム「Eye of the Storm」に収録される最新曲「In the Stars (feat. Kiiara)」が物語に彩りを添える。女性シンガー「kiiara」とのコラボレーションにより生まれたこの楽曲は、女性ボーカルとのハーモニーが美しいバラードソングに仕上がっている。ストーリー大切な人の“運命”が見えた時、あなたはどうしますか――。【木山慎一郎】は幼少期に起きた飛行機事故で家族を失い、友人も作らず孤独に仕事のみに生きてきた。しかし、ある日「死が近い人が透けて見える能力」を持っていることに気づき、生活が一変してしまう。他人の死の運命を目の当たりにするうちに、「死の迫る人を救いたい」という思いに彼は葛藤する。そんな折、偶然入った携帯ショップで【桐生葵】に出会う。明るく、自分に対し夢や自信を与えてくれる彼女に心惹かれていき、初めて孤独だった彼の人生に彩りが生まれる。互いに惹かれあった2人は幸せな日々を過ごしていくが、ある日【葵】の身体が透けはじめてしまう…。詳細映画『フォルトゥナの瞳』公開時期:2019年2月15日(金)出演:神木隆之介、有村架純、志尊 淳、DAIGO、松井愛莉 / 北村有起哉、斉藤由貴、時任三郎監督:三木孝浩脚本:坂口理子主題歌・挿入歌:「In the Stars (feat. Kiiara)」/ONE OK ROCK原作:百田尚樹『フォルトゥナの瞳』(新潮文庫刊)配給:東宝
2018年05月10日アイドルグループ・ふぉ〜ゆ〜の辰巳雄大が、主演舞台『雲のむこう、約束の場所』の初日挨拶に、高田翔(ジャニーズJr.)、伊藤萌々香(フェアリーズ)、湖月わたる、松澤一之、浅野温子とともに登場した。同作は、『君の名は。』のヒットでも知られる新海誠監督のが2004年に手掛けた初長編アニメーション『雲のむこう、約束の場所』を舞台化。戦後、南北に分断されたもうひとつの日本を舞台に、国境を越える小型飛行機・ヴェラシーラを製作しようとする若者の姿を描く。高校生役に、学ラン姿で現れた辰巳は「31なんですけど、日本中どこ探しても、こんなにキラキラキュンキュンしている31歳はいないんじゃないかなと思うくらい、ステージ上でキュンキュンキラキラさせていただいています」ときっぱり。「映像もきれいで、実際に原作の映像を映しながらお芝居をさせていただく。僕たちも世界に入り込める作品になりました」とアピールした。同じく学ラン姿の高田が「最終稽古がすごい熱量で、本当に泣きそうになったんですよ」と明かすと、辰巳から「泣いてないんかい」とツッコミが入る。高田は改めて「これから本番なので泣くのはとっとこうと。原作のファンの方にも満足していただける作品になっていると思います」と自信を見せた。「ソワソワして、1時間以上早く入ってしまって余計にソワソワしている」という伊藤は、「緊張もありますが、楽しんで演じていきたいなと思います」と意気込みを語る。しかし、途中で言葉に詰まってしまい、「すごい緊張してるんだなと」と自身に対して苦笑。周囲からも「珍しい! いつも緊張しないのに」と驚かれていた。フォトセッション時には、率先してパネルを取りに行くなど主演ながら謙虚な様子を見せていた辰巳。浅野が手を辰巳の耳に押し付けると、「なんで耳やってるんですか。ここからキラキラ出てます?」と苦笑。「人生で、浅野さんにこんな風にやっていただけるとは思いませんでした。母に自慢します」と喜んでいた。東京公演は東京国際フォーラム ホールCにて4月20日〜4月24日、大阪公演はNHK大阪ホールにて5月2日。
2018年04月20日中国の3都市を舞台に3つの短編で構成されるオムニバス映画『詩季織々』。新海誠監督作の『君の名は。』『秒速5センチメートル』で知られるコミックス・ウェーブ・フィルム(CWF)制作の最新作とあって注目を集めている本作だが、この度、本作初の映像となる特報映像と新ビジュアルが到着した。本作は、『陽だまりの朝食』『小さなファッションショー』『上海恋』と3つの短編で構成。失いたくない大切な思い出を胸に、大人になった若者たちの過去といまを紡いだ珠玉の青春アンソロジー。今回到着した映像は、「AnimeJapan 2018」のパブリックデイ(3月24日~3月25日)にCWFのブースにて上映が予定されている本作の特報映像。各物語の主人公にとって、失いたくない大切な思い出となる重要なシーンが登場。まず『陽だまりの朝食』では、監督の出身地・湖南省の美しい風景に、名物の三鮮米粉(さんせんビーフン)と祖母との思い出が描かれ、『小さなファッションショー』では、大都会・広州で、幼い頃の思い出を抱え懸命に生きる姉妹2人の姿が。そして『上海恋』では、監督の故郷である移りゆく上海の石庫門を舞台に、少年少女の瑞々しい青春模様が描かれている。そして、各作品のコンセプトとなる“衣食住”をモチーフにした新たなビジュアルも到着。“食”をテーマに監督自らの思い出をノスタルジーたっぷりに詩的に描く『陽だまりの朝食』(イシャオシン監督)。“衣”をテーマに広州の姉妹の物語を描く『小さなファッションショー』(竹内良貴監督)。“住”をテーマに描き、『秒速5センチメートル』のオマージュ作として注目を集める『上海恋』(リ・ハオリン監督)。それぞれ、切なくも心温まるストーリーを予感させるビジュアルとなっている。さらに、本作のムビチケカードが4月28日(土)に発売されることも決定。先着購入特典として、オリジナルミニクリアファイルがついてくる。『詩季織々』は2018年夏、テアトル新宿、シネ・リーブル池袋ほかにて公開。(cinemacafe.net)
2018年03月22日「夜空と交差する森の映画祭」が栃木・ツインリンクもてぎで、2018年10月6日(土)に開催される。「夜空と交差する森の映画祭」とは「夜空と交差する森の映画祭」は、年に1度開催される数千人規模の野外映画フェス。2018年で5周年を迎える本イベントは、毎年コンセプトや開催地を変え、森や川、岩場などにスクリーンを設営。50本近くの長編、短編映画を夜通し楽しみ、五感を丸ごと使った映画体験をすることが出来る。2018年の舞台は栃木・ツインリンクもてぎ2018年の会場となるのは、栃木・ツインリンクもてぎ。サーキット会場としてはもちろん、グランピング・テント、ログキャビン、キャンプサイトが設けられたキャンプ施設「森と星空のキャンプヴィレッジ」を併設し、緑豊かなロケーションが魅力だ。「交差」がキーワード2018年のキーワードは「交差」。"微妙なズレが未来を変え、過去の捉え方をも変えていく"、"思わぬ所で運命は変わっていく"、というメッセージをイベントを通して参加者へ伝える。今回は、メインステージ「そのとき。」に加えて、サブステージとして「それから、」「そして、」、渋谷のミニシアターを運営するアップリンクとともに作品を贈る「いつか、supported by UPLINK」を用意する。「そして、」の広場には、ハンモックに揺られながら映画を眺めることができる「ハンモックエリア powered by the good day TOKYO」も登場する。「ベイビー・ドライバー」など51作品が上映上映されるのは長編、短編あわせて全51作品。エドガー・ライト監督の『ベイビー・ドライバー』、新海誠監督の『秒速5センチメートル』、グザヴィエ・ドラン監督の『わたしはロランス』、ミシェル・ゴンドリー監督の『エターナル・サンシャイン』などが展開される。なかでも注目は『ベイビー・ドライバー』だろう。同作は、若きドライバー通称「ベイビー」が、天才的なドライビング・センスを買われ、犯罪組織の“逃がし屋”として活躍するクライム・アクション。サーキットを有する“ツインリンクもてぎ”ならではの選定だ。ナイトマーケットやワークショップ映画鑑賞以外の企画も充実。物販ブースの「モリス・マーケット」を設置するほか、アジア最大級のデザイナーズマーケット・Pinkoiとコラボレーションし、日本、タイ、中国、香港、台湾の作家によるナイトマーケットをオープンする。また、アロマ・ジェルキャンドルづくりなどのワークショップも開催する。フード販売やアウトドアダイニング映画と一緒に楽しみたいフード類は、フード&ドリンクの販売場所「ポップコーンベアーズ・キッチン」で手に入れることができる。また、アウトドアダイニング"月明かりの料理店 by Wonder Wanderers"もオープン。全国の自然の旬を求めて移動する「旅するアウトドアホテル"The Caravan"」を手がけるWonder Wanderersとコラボレーションするものだ。全三部の事前予約制となっており、イタリアンの巨匠とも称される「オステリアヴィンチェロ」齋藤シェフがこの日のためだけに考案した特別なディナーセットを味わうことができる。【詳細】■「夜空と交差する森の映画祭2018」開催日:2018年10月6日(土)オールナイト開催 上映時間 18:30 / 上映終了 5:00会場:ツインリンクもてぎ住所:栃木県芳賀郡茂木町桧山120-1※「月明かりの料理店 by Wonder Wanderers」は全三部の事前予約制。予約・詳細は公式サイトを確認。【チケット詳細】価格:早割 9,800円(~9/6)/通常入場料 11,500円+税(9/7~)※いずれも1ドリンクチケット付き駐車料金 2,500円、品川発往復バスツアー 8,000円、往復シャトルバス券(宇都宮駅―会場) 4,000円、山梨発往復バスツアー 9,500円グランピング券 33,000円~、そのほかログキャビンやテントサイト利用券も販売予定公式URL:当日上映タイムテーブル
2018年03月12日北島三郎(81)の次男である大野誠さんが亡くなっていたことが3月7日、分かった。51歳だった。 大野さんは88年にロックバンド「1ST BLOOD」のボーカル「MAKOTO」としてデビューし、歌手として活動。その後は「大地土子」名義で作詞・作曲活動に励んだ。特にアニメ「おじゃる丸」(NHK Eテレ)のオープニング曲であり、父である北島が歌う「詠人」「夢人」は大野さんにとって代表曲と言えるだろう。 「おじゃる丸」は98年から放送されており、20年近くの歴史がある長寿アニメ。Twitterでは若い世代からの《懐かしい。大好きだった》といった声が。そして子育てを終えた親たちからは《ゆったりあったかい詩とメロディーに、忙しい心が立ち止まり、安らげる時間でした》といった楽曲とのエピソードが上がっている。 松嶋尚美(46)も8日「スッキリ」(日本テレビ系)に出演し、「おじゃる丸」で使用された楽曲は「息子も娘も今も口ずさむぐらい、みんな知ってる」と発言。そして大野さんに感謝の気持ちを述べた。 「(「おじゃる丸」の楽曲は)30代、40代の人だけではなく、1桁の子らが聞いている。すごい“いいもの”を残して下さった」 大野さんにはまだ世に出していない楽曲があるようで、北島は7日「私がアイツにしてあげられるのは、残したものを世に出していくこと」と取材陣に応じて語った。大野さんは亡くなったが、楽曲は歌い継がれていくだろう。
2018年03月08日『君の名は。』『秒速5センチメートル』の新海誠監督作品などで知られるコミックス・ウェーブ・フィルム制作の最新作『詩季織々(しきおりおり)』が、2018年8月4日(土)よりテアトル新宿、シネ・リーブル池袋ほかにて公開。『詩季織々』は、「陽だまりの朝食」「小さなファッションショー」「上海恋」の3つの短編からなる珠玉の青春アンソロジー。中国の3都市を舞台に、失したくない大切な思い出を胸に秘め、大人になった若者たちの過去と今を紡ぐ。なお、同プロジェクトは「上海恋」の監督であり、中国のアニメ業界をリードするブランド、ハオライナーズ(Haoliners)の代表も務めるリ・ハオリン(李豪凌)が、10年近く前に『秒速5センチメートル』を観て新海監督に憧れ、熱烈なオファーを送り続けたことがきっかけだという。また、他2作の監督には、実写映画出身でアニメ初挑戦となるイシャオシン(易小星)、CGチーフとして長年に渡り新海作品を支え続けてきた竹内良貴が起用されている。「陽だまりの朝食」「陽だまりの朝食」は、監督であるイシャオシン自らの思い出を、ノスタルジーたっぷりに描く作品。同作は彼にとって初のアニメーション作品となる。テーマは食。イシャオシンが6年前に書いた短文をもとに、北京で働く青年シャオミンの、ゆったりとした故郷・湖南省での日々が描かれる。北京で働く青年シャオミンは、ふと故郷・湖南省での日々を思い出す。祖母と過ごした田舎での暮らし、通学路で感じた恋の気配や学校での出来事…子供時代の思い出の傍には、いつも温かい、心のこもったビーフンの懐かしい味があった。そんな中、シャオミンの祖母が体調を崩したとの電話が入る。「小さなファッションショー」「小さなファッションショー」は、これまで、CGチーフとして長年に渡り新海作品を支え続けてきた竹内良貴の劇場公開初監督作。衣をテーマにする同作の主人公は、幼くして両親を亡くした広州の姉妹、人気モデルのイリンと専門学校生のルル。幼くして両親を亡くした2人は、共に助け合いながら仲良く一緒に暮らしていた。しかし、公私ともに様々な事がうまくいかなくなってきたイリンはついルルに八つ当たりしてしまい、2人の間には溝ができ、大喧嘩をしてしまう。 服をキーにしながら、2人の関係性を映しだしていく。なお、竹内良貴は、本作制作にあたり、中国の広州の街中を歩き回ったという。そこで感じた街の風景の変化の速さは、まさに時代の変化を絵に表したかのような光景だった。今生きている人々が抱く想いを巡らせながら、自分の日常とも照らしあわせて本作を楽しんでほしい。「上海恋」「上海恋」のテーマは住。1990年代の上海を舞台にリ・ハオリンが描くのは、石庫門(せきこもん)に住むリモの物語だ。幼馴染のシャオユに淡い想いを抱きながら、いつも一緒に過ごしていたリモだが、ある事がきっかけとなり、石庫門を出ていくこととなる。それと同時に、2人の距離と気持ちが離れ離れに……。しかし社会人になったリモが引っ越しの荷物の中に、持っているはずのないシャオユとの思い出の品を見つけたことで転機が訪れる。石庫門は、1980年代に生まれた人々にとって“実家”のような存在だという。また、リ・ハオリンは実家への感情と“初恋”は似ていると話す。「上海恋」を通して、それら感情の変化を届けていく。主題歌はビッケブランカの書き下ろし新曲「WALK」。ビッケブランカは「『君の名は。』を制作したコミックス・ウェーブ・フィルムの最新作ということで、制作の方々の熱意を強く感じ、より一層気合が入りました。」とコメント、「まさにこの作品自身がペンをとって書いた歌、と言えます。」と新曲「WALK」を表現している。【作品詳細】『詩季織々(しきおりおり)』公開日:2018年8月4日(土)監督:リ・ハオリン、イシャオシン、竹内良貴2018年/日本/カラー配給:東京テアトル宣伝:ガイエ©「詩季織々」フィルムパートナーズ
2018年03月02日『秒速5センチメートル』『君の名は。』の新海誠監督作品などで知られるコミックス・ウェーブ・フィルム(以下:CWF)制作の最新作『詩季織々』が、2018年夏公開されることが決定。本作は中国の3都市を舞台に、失したくない大切な思い出を胸に大人になった若者たちの、過去といまを紡いだ3つの短編からなる珠玉の青春アンソロジーとなっている。本プロジェクトは、中国で数々のアニメーション作品を制作し、中国のアニメ業界をリードするブランドHaoliners(ハオライナーズ)の代表も務めるリ・ハオリン監督が、10年近く前に『秒速5センチメートル』を観て新海監督に憧れ、熱烈なオファーをCWFに送り続けたことにより始動。今作ではリ・ハオリンを総監督に、実写映画出身でアニメ初挑戦となるイシャオシン、CGチーフとして長年に渡り新海作品を支え続けてきた竹内良貴を監督に起用。監督全員が30代前半と、日本と中国の若き才能が集結した。今作で自らの思いを重ね合わせ描くのは、中国の暮らしの基となる“衣食住行”――。■「食」をテーマに描く『陽だまりの朝食』(イシャオシン監督)北京で働く青年シャオミンは、ふと故郷・湖南省での日々を思い出す。祖母と過ごした田舎での暮らし、通学路で感じた恋の気配や学校での出来事…子ども時代の思い出の傍には、いつも温かい、心のこもったビーフンの懐かしい味があった。そんな中、シャオミンの祖母が体調を崩したとの電話が入る――。今作が初のアニメーション監督作品となるイシャオシン監督は、「原作は、私が6年前に書いた短文です。当時の私は田舎から北京に来たばかりで、頼れる人も、友も、仕事の目標もありませんでした。ある寒い冬の夜、あまりの寂しさから、故郷を想い、祖母や家族との懐かしの味とその思い出を物語にしました。その作品は共感を呼び、映画化の提案も多く頂きましたが、今回縁あってこの企画のお話をいただいたときに、この原作でアニメに初挑戦しようと決めました」と自身の思い出を込めたと明かしている。■「衣」をテーマに描く『小さなファッションショー』(竹内良貴監督)広州の姉妹、人気モデルのイリンと専門学校生のルル。幼くして両親を亡くした2人は、共に助け合いながら仲良く一緒に暮らしていた。しかし、公私ともに様々なことがうまくいかなくなってきたイリンはついルルに八つ当たりしてしまい、2人の間には溝ができ、大喧嘩をしてしまう…。劇場公開作品として初監督に挑む竹内監督は、「この作品を作るにあたり、中国の広州の街中を歩き回りました。近代的な真新しいビルが立ち並び、かと思えば昔ながらの町の風景もそこかしこに息づき、それらがものすごい速さで変化していくという、まさに時代の変化を絵に表したかのような光景がそこにはありました」と広州を表現。「この僕の作品は服をキーにして姉妹の関係性の変化を描いていますが、それを通して何か感じ取れるものが見終わった後に残ってくれれば幸いです」とメッセージを寄せている。■「住」をテーマに描く『上海恋』(リ・ハオリン監督)1990年代の上海。石庫門(せきこもん)に住むリモは、幼なじみのシャオユに淡い想いを抱きながら、いつも一緒に過ごしていた。しかし、あることがきっかけとなり、リモは石庫門から出ていき、お互いの距離と気持ちは離れてしまう。そして現代、社会人になったリモは、引っ越しの荷物の中に、持っているはずのないシャオユとの思い出の品を見つけるのだった。本作は、変わりゆく上海の街並みに思い馳せ、淡い初恋を瑞々しく繊細に描いた『秒速5センチメートル』のオマージュ作。リ・ハオリン監督は、「人の一生は一瞬で過ぎ去り、人は何かを忘れ、誰かと別れ、離れていってしまう。そんな儚く消えゆくものを、美しい映像としてずっと残したいと思いました」と今作制作のきっかけを語り、「舞台となる上海の石庫門は、1980年代に生まれた私たちの世代には“実家”のような存在です。狭い中で、家族の距離は近く、温かい。しかし、時代とともに、人がいなくなり、石庫門は徐々に取り壊されています。幼少期、いつまでもその家に家族一緒に暮らしていくと思っていたのに、いつしか離れ離れに、そして永遠に別れることになる。そんな”実家”への感情は”初恋”に似ていると思いました。『上海恋』ではアニメーションという言葉を通して、それらの感情を皆様にお届けできれば幸いです」とコメントしている。『詩季織々』は夏、テアトル新宿、シネ・リーブル池袋ほかにて公開予定。(cinemacafe.net)
2018年02月27日大ヒット映画『君の名は。』で世界中から注目を集める新海誠の初長編アニメーション『雲のむこう、約束の場所』の舞台化が、4月20日(金)から東京、5月2日(水)には大阪で上演されることが決定した。■ストーリー戦後、南北に分断されたもうひとつの日本。世界の半分を覆う共産国家群「ユニオン」は、エゾ(北海道)を支配下に置き、島の中央にとほうもなく高い、純白の塔がそびえていた。しかし「ユニオン」の意図は誰にもわからない。青森県の津軽半島に住む中学3年生の藤沢浩紀と白川拓也は異国の大地にそびえる塔にあこがれ、飛行機で国境の津軽海峡を越え、塔まで飛んで行く計画を立てていた。そのための小型飛行機<ヴェラシーラ>も、山の上の廃駅の倉庫で製作が進んでいる。犯罪以外の何ものでもないこの計画は他言無用とされていたが、浩紀が口を滑らせたせいで、クラスメイトの沢渡佐由理にばれてしまう。さいわい佐由理は<ヴェラシーラ>に強い関心を持ち、計画の共犯者になってくれる。浩紀たちと佐由理は、「<ヴェラシーラ>が完成したら佐由理を塔まで連れていく」と約束を交わす。<ヴェラシーラ>が完成に近づくにつれ3人の仲も深まるが、佐由理はある日、塔の夢を見る。そして突然、浩紀たちの前から姿を消す。佐由理が目の前から消えてから浩紀たちは、<ヴェラシーラ>の製作を止めてしまう。そして、3年が経ち――。■気になるキャストは?主人公・藤沢浩紀を演じるのは、今年に入り2作目の主演作品となる「ふぉ~ゆ~」辰巳雄大、浩紀のクラスメイト白川拓也を「ジャニーズJr.」で「バッテリー」や「銭の戦争」に出演していた高田翔、ヒロイン・沢渡佐由理を「フェアリーズ」伊藤萌々香が演じることが決定。若い男女の葛藤を中心に描かれた原作の魅力に加え、舞台版では分断された2つの国に暮らす大人の背景も描くという。辰巳さんは、「まさか新海誠さんの作品に関われる日が来ると思ってなかったです。出演が決まってからは、毎日興奮が収まりません」と心境を語り、「映像の中の世界観を大事にしながら、生身の人間が演じるからこその舞台『雲のむこう、約束の場所』にしたいです。そして、浩紀役を全力で演じきることを約束します」と意気込んでいる。先輩の辰巳さんとは初共演だという高田さんは、「以前から多数の舞台に出演している辰巳くんとこうして共演できることをすごく嬉しく思いますし、先輩の背中を見ながら僕自身、精一杯出せるものを出していけたらいいなと思っています」と共演が楽しみと言い、伊藤さんは「私は前から新海誠さんの作品DVDを買って何十回も見るくらい大好きなので、まさか自分が演じることになるとは思ってもいませんでした。いまはとにかく楽しみで仕方ありません。あの世界観に見ている方を引き込めるよう全力で頑張りたいと思います」とコメントしている。さらに、世界観を深めるために登場する新たな人物、岡部の妻・芳江役を浅野温子、浩紀と拓也がアルバイトをする蝦夷製作所の社長・岡部智之役を松澤一之、戦時下特殊情報処理研究室の室長・富澤常子役を湖月わたるら実力派俳優陣も出演する。なお、チケットは3月14日(水)、オフィシャルWebサイトにて東京・大阪公演の最速先行発売がスタートする。舞台「雲のむこう、約束の場所」は4月20日(金)~24日(火)東京国際フォーラムホールC(東京)、5月2日(水)NHK大阪ホール(大阪)にて上演。(cinemacafe.net)
2018年02月26日アイドルグループ・ふぉ〜ゆ〜の辰巳雄大が、舞台『雲のむこう、約束の場所』の主演を務めることが26日、明らかになった。同作は、『君の名は。』のヒットでも知られる新海誠監督のが2004年に手掛けた初長編アニメーション『雲のむこう、約束の場所』を舞台化。戦後、南北に分断されたもうひとつの日本を舞台に、国境を越える小型飛行機・ヴェラシーラを製作しようとする若者の姿を描く。主人公の藤沢浩紀を演じるのは、今年に入り2作目の主演作品となる辰巳。浩紀のクラスメイト・白川拓也を高田翔(ジャニーズJr.)、ヒロイン・沢渡佐由理を伊藤萌々香(フェアリーズ)が演じる。さらに、浅野温子、松澤一之、湖月わたるといった実力派俳優陣も出演する。若い男女の葛藤を中心に描かれた原作の魅力に加え、舞台版では、分断された 二つの国に暮らす大人の背景も描いていく。東京公演は東京国際フォーラム ホールCにて4月20日〜4月24日、大阪公演はNHK大阪ホールにて5月2日。###辰巳雄大(藤沢浩紀役) コメントまさか新海誠さんの作品に関われる日が来ると思ってなかったです。出演が決まってからは、毎日興奮が収まりません。映 像の中の世界観を大事にしながら、生身の人間が演じるからこその舞台『雲のむこう、約束の場所』にしたいです。そして、 浩紀役を全力で演じきることを約束します。○高田翔(白川拓也役) コメント今回、先輩の辰巳くんと初めて共演させていただく事になりました。以前から多数の舞台に出演している辰巳くんとこうし て共演できることをすごく嬉しく思いますし、先輩の背中を見ながら僕自身、精一杯出せるものを出していけたらいいなと 思っています。そして、今回の作品では白川拓也という役を演じさせていただきます。辰巳くん演じる藤沢浩紀とは同級 生で、浩紀とは対照的に理知的で大人びた役で、物理学に才がある頭のいい役どころです。物語も、展開が全く予想も つかない作品で、友情だけでなく、甘酸っぱい恋心や大人の恋愛だったりと様々な要素が詰まった作品です。今から稽古 が楽しみです。辰巳くん始め共演者の方々と刺激しあって本番を迎えられると思ってます。ぜひ、劇場でお待ちしてます。○伊藤萌々香(沢渡佐由理役) コメント今回この作品に携われる事になり本当に嬉しく思っています。私は前から新海誠さんの作品DVDを買って何十回も見る くらい大好きなので、まさか自分が演じることになるとは思ってもいませんでした。今はとにかく楽しみで仕方ありません。あの 世界観に見ている方を引き込めるよう全力で頑張りたいと思います。よろしくお願いします。
2018年02月26日大林宣彦監督『転校生』から新海誠監督の『君の名は。』まで、数々の名作で描かれてきた “入れ替わり”。そのきっかけは何らかのアクシデントや不思議な力などさまざまで、心と身体が入れ替わってしまったことから物語が展開していく“スイッチング”エンターテインメントは、時代も国も超えて愛される王道ジャンルだ。2018年の新作も含め、そんな“スイッチング”エンターテインメントに注目した。■知英×竹中直人、地味なOLとワンマン社長の入れ替わり!『レオン』2月24日(土)公開知英(じよん)が劇場長編映画初主演を務める本作。地味な派遣OL・小鳥遊玲音と年商500億の女好きワンマン社長の朝比奈玲男(竹中直人)がある日、同じ自動車事故に巻き込まれてしまったことから“心”と“身体”が入れ替わってしまう、ハチャメチャな痛快コメディ!知英さんは、見た目は美人OLだが、中身は女好きの社長という難しい役柄を、女優生命を賭けた捨て身のナリキリ演技で熱演。弾けきった見事なエロオヤジっぷりを披露し、コメディエンヌとしての才能を存分にキュートに見せつける。また、中身が地味なナヨナヨのOLになりきる、芸達者な竹中さんの演じっぷりは抜群の安定感。内股歩きでスクリーンの中を走り回る竹中さんの姿には抱腹絶倒まちがいなし!さらに、2人を取り巻く共演者には、大政絢、吉沢亮、斉藤慎二(ジャングルポケット)、ミッツ・マングローブ、山崎育三郎など、いまをときめく人気キャストたちが競演する。■ゲームの中でキャラが入れ替わり!『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』4月6日(金)公開ロビン・ウィリアムズ出演の1995年公開『ジュマンジ』から、20年後を描いた作品。学校の地下室で「ジュマンジ」と書かれた古いゲームを発見した高校生4人組。ゲームをプレイすると、なんと彼らはゲーム内のキャラクターに入れ替わってしまった!果たして、4人はゲームをクリアし、無事現実の世界に戻ることはできるのか…!?ゲームオタクの主人公が筋肉ムキムキで勇敢な冒険家の姿(ドウェイン・ジョンソン)に、“インスタ映え”命の女子が太めの冴えないおじさん(ジャック・ブラック)になるなど、現実世界のキャラとのギャップにも要注目。■スイッチングエンタメの元祖!幼馴染みの入れ替わり『転校生』(1982年)尾道に転校してきた中学生の一美(小林聡美)。偶然にも幼なじみの一夫(尾美としのり)と再会するのだが、その直後、2人は神社の階段から転げ落ちてしまう。そして、そのはずみで心と身体が入れ替わってしまった!2人の“入れ替わり”は周囲を巻き込み大騒動となっていく…。数々の作品にその意志が受け継がれ、リメイク製作や多くのオマージュが捧げられてきた元祖スイッチングエンタメ!■イケイケ女子高生と強盗犯の中年オヤジの入れ替わり!『ホット・チック』(2002年)チアガール仲間とお気楽な毎日を過ごす女子高生ジェシカ(レイチェル・マクアダムス)は、ある日ショッピングモールでアンティークのイヤリングを手に入れる。しかし、そのイヤリングには片方ずつ身につけた人間が入れ替わってしまう、という古代の呪いがかけられていた!ジェシカはイヤリングの片方を落としてしまい、中年の強盗犯クライヴ(ロブ・シュナイダー)が偶然その片方を見つけてしまう…。JKになってしまった中年オヤジが、なぜかキュートに見えてきてしまうから不思議!■可愛さあふれるネコとワンマン社長の入れ替わり!『メン・イン・キャット』(2016年)高いビルを建てることだけが生きがいのワンマン社長(ケビン・スペイシー)。娘の誕生日をすっかり忘れ、急遽ずっと欲しがっていた猫を贈ることにしたが、帰り際に転落事故にあってしまう。目を覚ますと、なんとその猫と入れ替わっていた!そのころ、社長不在の会社では乗っ取り計画が着々と進行し…。『メン・イン・ブラック』のバリー・ソネンフェルドが監督を務めたコメディ。■遠藤憲一×菅田将暉、総理大臣と大学生の入れ替わり!ドラマ「民王」(2015年)池井戸潤の小説原作のドラマ。ひょんなことから、“民の王”つまり総理大臣の父・武藤泰山と大学生の息子・翔が入れ替わってしまうコメディ。2人の入れ替わりは日本国民全体を巻き込んだドタバタ劇へと発展する!民放ドラマとしては菅田将暉が初主演を務め、同じく入れ替わりを経験する翔の同級生役で知英さん、泰山の秘書役で高橋一生が出演し、スペシャルやスピンオフも作られた。(text:cinemacafe.net)
2018年01月22日2018年1月3日に地上波で初放送される新海誠監督の長編アニメーション映画『君の名は。』。このほど、ヒロイン・三葉の声を担当した上白石萌音が、新たに“声”を吹き込んだ “特別PRスポット”が登場。さらに、新海監督が自らエンドロールを特別編集することも分かった。田舎暮らしの女子高校生・三葉と、東京に住む男子高校生・瀧という出会うはずのない2人の時空を超えたラブストーリーを、新海監督らしい緻密で美しい映像美で描いた本作。ヒロイン・三葉の声を担当した上白石さんは、本編のアフレコからはすでに1年半以上が経過しているが、今回、地上波での初放送にあたり、“特別PRスポット”のナレーションを手掛けることになった。■上白石萌音「“画”を見るだけで当時の感情がよみがえって」「新海監督の映像はすごい。“画”を見るだけで当時の感情がよみがえってきました。また三葉に会えてうれしい!」と、ブランクを感じさせず、スッと三葉になりきってアフレコに臨んだ上白石さん。“特別PRスポット”には映画の中の三葉のセリフをもじったバージョンもあり、「セリフを生まれ変わらせたものがまた皆さんの心に届くなんて、本当にうれしいです。ぜひこのPRスポットを観て1月3日の夜を楽しみにしていただきたいです」と笑顔でコメント。『君の名は。』について、「この映画に出会う前と後では180度違う、といっても過言ではないぐらいの作品ですね。それはどの映画、どの作品でも同じではあるのですが、特に『君の名は。』という作品を通じて私のことを知って下さった方々がたくさんいらして…。そういう意味では、人生の大きな転機を作ってくれた作品です」と、自身も思い入れたっぷり。また、「よく皆さんからリクエストされるのが、『瀧くん』と名前を呼びかけるセリフ」だそうで、「その呼びかけは、やはりこの『君の名は。』というタイトルにもつながりますし、作品の大きな象徴だと思います。また、神木隆之介さんの三葉っぷりが、女子にも決してかなわない、“圧倒的な女子力”を発揮しているので、そこはもう存分にキュンキュンしてほしいなと思います!」と、“見どころ”もちらり。さらに、「何回でもこの作品との出逢いを繰り返したいなと思うくらい、初めて『君の名は。』を観たときの感動は、私にとって忘れ難いものとなっています」と視聴者に向けて語り、「私も3日の夜はもちろん、『君の名は。』を観ます!楽しみにしています!」と宣言した。■神木隆之介も「お正月は家族で『君の名は。』」宣言!!そして、主人公・瀧役を演じた神木さんからも、地上波初放送を直前に控えてメッセージが到着!地上波初放送について「自分が関わらせていただいた作品をお正月に見ていただく機会はそうそうないので、うれしい気持ちでいっぱいです」と、喜びの思いを披露。また、「お正月は毎年、家族でゆっくりしているので、今年は『君の名は。』を見たいと思います」と、自身も3日の放送を楽しみにしていることを明かし、「瀧くんのシーンで特に注目してほしいところ」として、「三葉と入れ替わったときとそうでないときの声色は意識しました。特に屋上のシーンは意識して演じましたので、注目していただければと思います」と、上白石さん同様に語ってくれた。■新海監督「瀧と三葉は2人のために描いたキャラクターのような気がします」そんな瀧と三葉を演じた神木さん、上白石さんについて、新海監督もまた、「瀧と三葉は映画を作る前と公開されて時間が経った後とで、だいぶ僕の中の印象が変わったキャラクターですね。作り始めたときは当然キャストは決まっていなかったので、一般的な、誰とでも置き替え可能な少年少女として発想したのですが、いま、自分にとって瀧は完全に神木隆之介くんで、三葉は完全に上白石萌音ちゃんのイメージになっていて、彼らのために書いたキャラクターのような気がしています」とコメント。「あの2人の声を切り離しては考えられないですし、なんだか性格まで似ているような気がしますね」とも語っている。さらに新海監督は、今回の放送のためだけに監督自らが編集した、この日しか見ることができないエンドロールを特別に制作。新海監督も太鼓判を押す2人の声の熱演に、特別編集のエンドロール。映画本編はもちろんのこと、最後の最後までオンエアから目が離せなくなりそうだ。『君の名は。』は2018年1月3日(水)21時~テレビ朝日にて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年12月26日映画レビューサービスのFilmarks(フィルマークス)は、今年劇場で上映された映画を対象に、ユーザー投票によって今年最高の1本を決める「FILMARKS AWARDS 2017」を開催。2018年1月8日まで投票を受け付けている。投票は同サービスにログイン後、今年上映された作品の中で「これが良かった!」と思う作品にレビューを書き、「#Filmarks2017」とタグを付けて投稿。5作品まで応募でき、すでに書いたレビューにタグを付けることでも応募可能となる。昨年は新海誠監督の『君の名は。』が1位に。以下、2位『シング・ストリート 未来へのうた』、3位『シン・ゴジラ』、4位『この世界の片隅に』、5位『怒り』という結果だった。今回の集計結果は来年1月、総合・洋画・邦画の各ランキングで発表される。
2017年12月18日テレビ朝日では来年、新海誠監督作『君の名は。』を地上波初放送する。この度、この放送を記念して新海監督による4作品を1月1日(月・祝)、2日(火)深夜に全て“本編ノーカット版”で一挙放送することが分かった。今回放送が決定したのは、『雲のむこう、約束の場所』(2004年公開)、『秒速5センチメートル』(2007年公開)、『星を追う子ども』(2011年公開)、『言の葉の庭』(2013年公開)の4作品。■1月1日は『秒速5センチメートル』『星を追う子ども』を放送『秒速5センチメートル』まず1月1日(月・祝)に放送されるのは、単館上映ながら異例のロングランを記録した『秒速5センチメートル』。本作は、 『桜花抄』、『コスモナウト』、『秒速5センチメートル』からなる連作アニメーションで、誰もが通り過ぎゆく日常をすくい取った、切なくも美しいラブストーリーを描く。小学生のタカキとアカリは、特別な想いを抱きあう中。しかし卒業と同時に、アカリの引越しにより離れ離れになってしまう。中学生になり文通を重ねる2人だが、今度はタカキも鹿児島への転校が決まる。引っ越す前にアカリに会おうと、大雪の中タカキはアカリの元へ向かうが…。時は過ぎ、種子島で高校3年生になったタカキは、同じクラスのカナエに好意を寄せられながらも、ずっと遠くを見つめていた。カナエにとってタカキは、一番身近で、遠い憧れだった。やがて東京で社会人になったタカキは、仕事に追われ日々輝きを失っていく街並みを前に、忘れかけたあの頃の記憶に想いを巡らせる――。『星を追う子ども』続けて放送されるのは、冒険ファンタジーに挑んだ意欲作『星を追う子ども』。本作には、金元寿子、入野自由、井上和彦ら実力派声優が出演していることでも話題だ。ある日、父の形見の鉱石ラジオから聴こえてきた不思議な唄。その唄を忘れられない少女アスナは、地下世界アガルタから来たという少年シュンに出会う。2人は心を通わせるも、少年は突然姿を消してしまう。「もう一度あの人に会いたい」そう願うアスナの前にシュンと瓜二つの少年シンと、妻との再会を切望しアガルタを探す教師モリサキが現れる。そこに開かれるアガルタへの扉。3人はそれぞれの想いを胸に、伝説の地へ旅に出る――。■1月2日は『言の葉の庭』『雲のむこう、約束の場所』を放送『言の葉の庭』2日(火)にまず放送されるのは、万葉集の一篇から始まる“孤悲(こい)”の物語を描いた『言の葉の庭』。入野さん、花澤香菜と人気声優がメインキャラクターを担当したことでも注目を集め、“デジタル時代の映像文学”と評されるほど美しい映像が胸を打つ。また、秦基博の歌うエンディングテーマ「Rain」が、より一層物語の切なさを際立たせている。靴職人を目指す高校生・タカオは、雨の朝は決まって学校をさぼり、公園の日本庭園で靴のスケッチを描いていた。ある日、タカオは、ひとり缶ビールを飲む謎めいた年上の女性・ユキノと出会う。ふたりは約束もないまま雨の日だけの逢瀬を重ねるようになり、次第に心を通わせていく。居場所を見失ってしまったというユキノに、彼女がもっと歩きたくなるような靴を作りたいと願うタカオ。六月の空のように物憂げに揺れ動く、互いの思いをよそに梅雨は明けようとしていた…。『雲のむこう、約束の場所』そして4作品放送最後は、初の長編劇場アニメーションとして集団制作に挑み、「毎日映画コンクール・アニメーション映画賞」に輝いた『雲のむこう、約束の場所』。日本が南北に分断された、もう一つの戦後の世界。青森の少年・ヒロキとタクヤは、ユニオン占領下の北海道にそびえる謎の巨大な「塔」まで飛ぼうと、自力で小型飛行機“ヴェラシーラ”を組み立てていた。2人は憧れの少女・サユリとある約束をするが、中学3年の夏、サユリは突然転校してしまう。3年後、ヒロキはサユリがあの夏からずっと原因不明の病により眠り続けたままなのだということを知る。サユリを永遠の眠りから救おうと決意し、タクヤに協力を求めるヒロキだったが──。緻密で美しい風景描写、そして出会いとすれ違いによって揺れ動く男女の繊細な心情を、完成度の高い物語にのせて鮮やかに描き出すことに定評のある新海監督。世代や国境を超えて多くの人々を魅了する新海監督作品を、ぜひ『君の名は。』と併せてイッキ観してみては?(cinemacafe.net)■関連作品:秒速5センチメートル 2007年3月3日より渋谷・シネマライズにて公開星を追う子ども 2011年5月、全国にて公開(C) Makoto Shinkai/CMMMY言の葉の庭 2013年5月31日より全国にて公開(C) Makoto Shinkai/CoMix Wave Films
2017年12月12日ロックバンド「RADWIMPS」が、染谷将太主演で贈る日中共同製作映画『空海-KU-KAI-』の主題歌を担当することが決定。大ヒット作で先日地上波放送も決定した『君の名は。』以来となる映画主題歌、そして全世界公開版本編での主題歌となることが分かった。神木隆之介や上白石萌音らを声優に迎え、日本のみならず世界中で話題となった新海誠監督作『君の名は。』で音楽を担当し、「第40回日本アカデミー賞」最優秀音楽賞はじめ、数々の賞を受賞したことでさらにその名を知らしめた「RADWIMPS」。そんな彼らと世界的巨匠チェン・カイコー監督の夢のようなビッグコラボレーションが今回実現。主題歌となる楽曲は、監督と綿密なディスカッションを重ね、本作のために書き下ろされた「Mountain Top」に決定。儚くも壮大な楽曲が、国境言葉の壁を越え、作品世界をさらに大きく彩るにちがいない。「RADWIMPS」野田洋次郎は、「楽曲のディスカッションをするため日本でお会いした際、監督のビジョン、エネルギーやパッションがその語り口から溢れでてくるのが印象的でした。監督がこの作品で描きたかった熱量に負けないよう、僕たちも楽曲を作らせて頂きました」と対面した印象を話し、「その圧倒的なセットやキャスト、映像技術が駆使されていますがストーリーの根幹は何百、何千年と変わることのない人間の本質的な美しさ、醜さ、理性と本能の間で絶えず揺れ続ける様でした。歴史大作ではありますが『今』の僕たちの物語だと思いました」と語る。また、チェン・カイコー監督は「映画『空海-KU-KAI-』は、運命的で、台風のような作品になっている。そのように喩えるなら、野田洋次郎の歌はまるで、暴風雨の後の虹のように響く。虹は、強い風や雷鳴の激しさに揺らぐことなく、焦がされた世界を静かな美しさで彩るのだ」コメント。プロデューサーのKADOKAWA 椿宜和は「折しも、中国では『君の名は。』が大ヒット公開中で、監督との会話の中でその話題になり角川がその場でRADWIMPSが手がけた『君の名は。』の楽曲を聴かせたことがきっかけとなりました」と経緯を明かし、「多くのやりとりの中で完成した楽曲を聴いて、監督が一貫して追求する芸術性とこの作品特有のエンタテインメント性の両面をドラマチックに昇華する素晴らしい楽曲だと感じました。その効果こそチェン・カイコー監督が希望していたものでしたので、最高のコラボレーションが生まれたと思います」と楽曲を絶賛している。『空海-KU-KAI-』は2018年2月24日(土)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)
2017年12月08日新海誠監督(44)の大ヒットアニメ映画「君の名は。」の地上波初放送がついに決定した。来年1月3日21時からで、テレビ朝日で放送されるという。 16年8月に公開され、250億円超の興行収入を記録する社会現象になった同作。 新海監督は「地上波のゴールデンタイムに自分の作った映画を観ていただけるなんて、これまで想像したことがありませんでした」と喜びを隠せないようす。だがいっぽうでは不安もあるようで、「皆さんがこの作品をどんなふうに観てくださるのか、少し緊張も感じます」ともコメントしている。 待ちに待った地上波降臨。Twitterでは放送権を獲得したテレビ朝日に賞賛の声が上がっている。テレ朝は、11月にも映画「シン・ゴジラ」を地上波初放送。余計な演出をせず、ほぼノーカット放送したことで映画ファンから高く評価されていた。それだけに今回の放送にも大きな期待が寄せられているようだ。 ≪テレ朝無双だな≫≪君の名はの放送権もテレ朝が取ったのか シンゴジラに続きすげーな≫≪テレ朝とかいう君の名はとシン・ゴジラの両方を放送する神≫≪「シン・ゴジラ」の地上波放送で余計な演出を排除したことで評価が高かったテレ朝。ということで安心して見られそう≫ いっぽう、不安の声も上がっている。今年3月にはフジテレビが映画「アナと雪の女王」を地上波で初放送。だがエンディングの際に「みんなで歌おう!Let’s sing together! Let it go!」という企画を流したことで、“余韻が台無し”“余計なことするな”などの声が殺到した。そのため”アナ雪事件の再来”を恐れる人も。 ≪フジテレビのアナ雪でも怒りの声が挙がったけどテレ朝もやらかすのか、楽しみで仕方ない≫ 映画の人気が高かっただけに、厳しい目を持ったファンも多い同作。テレビ朝日は「シン・ゴジラ」に続き、今回も“良編集”との評価を得ることができるのか。
2017年12月07日新海誠監督による2016年の超大ヒット作品『君の名は。』が、2018年1月3日(水)にテレビ朝日で地上波初放送されることが決定!新海監督から地上波放送へ向けた想いが寄せられた。日本映画史上歴代2位!社会現状を巻き起こした『君の名は。』気鋭のアニメーション映画監督・新海監督の最新作にして、神木隆之介や上白石萌音、さらに悠木碧、島崎信長ら人気声優陣を迎えた映画『君の名は。』。2016年8月26日に公開された本作は、国内興行収入250億円を突破し、2016年の興行収入1位、さらに日本映画史上歴代2位という大記録を打ち立て社会現象を巻き起こした。また、日本のみならず、台湾、香港、タイ、中国、韓国などアジア圏でも公開され、ハリウッドでは実写映画化も決定している。物語は、田舎暮らしの女子高校生・三葉(上白石萌音)と、東京に住む男子高校生・瀧(神木隆之介)、出会うはずのない2人は夢の中で互いの身体が“入れ替わる”という不思議な体験を繰り返すうち、いつしか恋に落ちていくというストーリー。そんな2人の恋と奇跡のストーリーを盛り上げる「RADWIMPS」の音楽も話題となり、中でも「前前前世」は大ヒットとなった。新海誠監督「1月3日は1日中、テレビもネットも見ないようにしようと思っています」そんな本作が新春、地上波に初登場!放送にあたって新海監督は「地上波のゴールデンタイムに自分の作った映画を観ていただけるなんて、これまで想像したことがありませんでした。でも、自分が子どもの頃はテレビで観る映画はとても楽しみでしたし、そこでしか知ることができなかったものもたくさんありました。そういう意味では、自分が子ども時代に受け取ったものを、今度は自分が違う世代の方たちに届けることができるようになったのだなと思えて、とてもうれしいですね」と喜びつつ、「皆さんがこの作品をどんなふうに観てくださるのか、少し緊張も感じます」とコメント。また、「この『君の名は。』はひとりで観ていただいても、大切な誰かと2人で観ていただいても、ご家族揃って観ていただいても、それぞれに何か大事なものを見つけてもらえる作品だと思っています。新年の放送では同じ時間に何十万人、何百万人の人が観るので、いろいろな感情が同じ瞬間に起きる…。そんなにも多くの人と作品を共に楽しむのは、繰り返し映画を観た方にとっても初めての経験だと思うので、“同時代感”、“リアルタイム感”みたいなものを楽しんでいただければ」と視聴者へメッセージを寄せる。さらに、自分の作品はいろいろ気になってしまって改めて観ることができないと言う監督だが、「いまのところ1月3日は1日中、テレビもネットも見ないようにしようと思っていますが…誘惑に勝てずにチャンネルを合わせてしまうかもしれません(笑)」と語っている。映画『君の名は。』は2018年1月3日(水)21時~テレビ朝日にて放送。(cinemacafe.net)
2017年12月07日アニメ界における気になる情報を編集部がピックアップ。今回は、世界が注目するアニメ最新情報や、新しいアニメの見方をご紹介いたします。世界が注目!日本アニメ界の最新情報。世界からも注目されているジャパニーズアニメ。昨年に公開されるや否や社会現象を巻き起こし、歴史的大ヒットを記録した、新海誠監督が手がける『君の名は。』。その人気の波は日本だけにとどまらず世界でも公開されたが、なんとハリウッドで実写化されることが決定!プロデューサーのひとりとして、『スター・ウォーズ』シリーズを手がける映画監督のJ・J・エイブラムスが名を連ねている。また、世界中にファンを持ち、先日、中国で実写映像化されることが発表された大人気SF小説『銀河英雄伝説』は、新作アニメーションのプロジェクトが始動。どちらもワールドワイドな盛り上がりを見せること必至です!アニメの見方が変化&進化!アニメを楽しむツールが発展中。そのひとつがVR。最高の没入感を味わえることが大きな魅力で、アニメ作品との相性は抜群。今後、さらに進化が加速すること間違いなし。また、映像コンテンツを配信する「Netflix」は、オリジナルアニメに力を入れることを発表。場所を選ばず、手軽に作品を楽しめるようになった。VRで楽しむ!作品の世界にトリップ!アトラクション感に衝撃。イラストレーターの山中玲奈さんが、フルーツジュースを楽しめる『KAJITSU_CLUB』でVR THEATERを初体験。商品を買うと機材貸出料はタダ(作品により別途コンテンツ体験料が必要)。専用ギアとヘッドホンを装着すると360度広がるアニメの世界が登場!その迫力に感動し、主人公気分で叫び、驚き、楽しむうちに終了。「ほかの作品も観たい!」と大興奮の山中さんだった。『KAJITSU_CLUB』東京都港区東新橋1-8-2カレッタ汐留1FTEL:03・3573・2575 11:00 ~ 20:00(土曜~19:00 、日・祝日~18:00)無休Netflixで楽しむ!ハイクオリティな作品を配信で手軽に味わえます。今、オリジナルアニメに注力する理由を、マーケティング担当の中島啓子さんに直撃。「Netflixでアニメを観る人のうち、日本在住の人は10%。残りの90%は海外で、これはアニメのニーズが世界中に広がっていることを意味します。そもそも日本でのサービス開始時から、アニメを世界に発信する主力コンテンツとして考えていましたし、実現できたタイミングが今なんです。また、Netflixの魅力のひとつが、視聴者に喜んでもらえることを第一に考えたオリジナル作品。それをアニメでも作るため、来年1月に配信する『DEVILMAN crybaby』の湯浅政明監督のような、実力あるトップクリエイターの方とタッグを組んでいます。ほかでは観られない作品の数々を、楽しんでもらえたら嬉しいですね」『DEVILMAN crybaby』(C)Go Nagai-DevilmanCrybaby Project※『anan』2017年12月6日号より。取材、文・重信 綾(by anan編集部)
2017年12月02日『君の名は。』でモデルになったカフェ「サロン・ド・テ ロンド」は国立新美術館2階にあり、巨大な逆円すいの最上部に広がる近代的なティーサロンです。美術館を一望できる店内は、逆円すいの上部に円形に広がっていて、開放感たっぷり!芸術に触れる1日の合間で、上質なティータイムを過ごすのにぴったりの場所。上質な紅茶とケーキが自慢です。そして、大ヒット映画『君の名は。』の劇中で主人公・瀧くんと奥寺先輩がデートしたスポットとしても有名!ふたりが座った席もあり、ファン巡礼の地として人気を高めています。2017年11月11日~12月18日に開催されている新海誠展と合わせて、お店を訪れてはいかがでしょうか。会期中はふたりの座っている席は完売ですが、会期終了後は予約不要。会期中も、他の席なら座れます!映画で登場したメニューも期間限定で登場「サロン・ド・テ ロンド」では、ケーキやマカロンなど上質なスイーツを、こだわりの紅茶やハーブティーといっしょに優雅に味わえます。さらに、期間限定で、展覧会にちなんだ特別メニューも!劇中でも登場した「サンドイッチセット」は2種類展開。みずみずしくさっぱりとした「ハム&レタスサンドイッチ」か、濃厚でクリーミーな「サーモン&クリームチーズサンドイッチ」、お好きな方を選べます。どちらもコーヒーまたはスープ付きです。「ケーキセット」は、6種類前後のお好きなケーキとコーヒーのセット。期間限定で「バナナのタルトバニラアイス添え」も登場しています。また、スペシャルメニューとして特別ドリンクのカプチーノもあり、映画の世界を疑似体験できるメニューが目白押しです!スポット情報スポット名:サロン・ド・テ ロンド住所:東京都港区六本木7-22-2 国立新美術館 2F電話番号:03-5770-8162
2017年11月30日新海誠監督の作品世界に入り込む「君の名は。」で一世を風靡したアニメーション監督・新海誠のデビュー15周年を記念して「新海誠展『ほしのこえ』から『君の名は。』まで」が国立新美術館で開催中。貴重な制作資料である絵コンテや作画、設定資料や映像などの展示があり、ファン必見の情報が盛りだくさんです!新海誠監督の作品の醍醐味は、美しく壮大な世界ですれちがう男女の物語。切ない恋心が揺れ動く様子を描くことで、人間の本質に迫るストーリーに多くの人が共感し、ときめいているのです。その映像美と完成度の高い物語、そして魅力的な登場人物が作り上げる世界感で唯一無二の新海ワールドを確立。今では、世代や国境を超えて多くの人々を虜にしています。ほとんどの作業を1人で手掛けたデビュー作「ほしのこえ」から記録的な大ヒットとなった最新作「君の名は。」までを完全網羅!名言も随所に並んでいます。展示を眺めているだけで、作品の世界に入り込んでしまいそうです。「神木隆之介さんとめぐる」音声ガイド「君の名は。」で声優をつとめた神木さんは自他ともに認める“新海誠作品ファン”。神木さんが展覧会のみどころと新海誠監督作品の魅力を語りかけてくれる「音声ツアー」も利用でき、まるで一緒に展覧会をめぐっているようなデート気分を楽しめます。国立新美術館2階にあるカフェ「サロン・ド・テ ロンド」は、映画「君の名は。」の劇中で、主人公の瀧くんと奥寺先輩がデートするシーンに登場したカフェです。ぜひ合わせて足を運んでみてはいかがでしょうか。文/萩原かおりイベント情報イベント名:新海誠展「ほしのこえ」から「君の名は。」まで催行期間:2017年11月11日 〜 2017年12月18日住所:東京都港区六本木7-22-2国立新美術館 企画展示室2E電話番号:03-5777-8600 (ハローダイヤル)
2017年11月30日先日ハリウッドでの実写映画化も決定した、’16年の記録的ヒットが記憶に新しいアニメーション映画『君の名は。』などで知られる新海誠監督の展示会『国立新美術館開館10周年新海誠展「ほしのこえ」から「君の名は。」まで』(国立新美術館にて12月18日まで開催中)が人気をよんでいる。 会場には企画書や原画、絵コンテなど、製作の裏側がわかる貴重な資料約1,000点がズラリ。 「展示は一つひとつのカットがどう作られていくかの過程や、音や映像、言葉の演出もありますし、映画に新たな意味が生じるように編集されていたりと、飽きずにいろんな発見ができるよう構成していただいたと思います」(新海監督) 国立の美術館において、現役のアニメーション映画監督の展覧会が開催されるのは今回が初めてのことだ。 「僕がタイミングに恵まれていただけだと思います。僕でなくても似た役割をする方が、前後1~2年で現れたのではないかと。たまたま自分や『君の名は。』がその場所にいたという気がしています」(新海監督) そんな数々の感動を生んだ新海作品のこだわりを、監督自身が解説してくれた。 【君の名は。】“すれ違い”のシーンに映る1対1の人間関係というテーマの追求 「電車や階段などで、登場人物たちがすれ違うシーンについてですが、1対1の人間関係はいつまでもクリアにできない課題で、自分自身の、そして映画のテーマでもあり、描き切ったという気持ちにはならず、繰り返し描いてしまうところはあります。作り終えたあとに関係性を描くのに階段や電車が必要だったんだなと。気づいたら自然とそうなってしまっていたという感じです」(新海監督) 【星を追う子ども】作品にあるキズやすき間が、ファンの心を引きつける 「作品にはキズやすき間のようなものが残っています。ファンの方たちはそんな未熟な部分があるからこそ好きになってくれたところがあるようです。僕自身は、作品を重ねるたびにそんなキズやすき間を少しずつでも軽くしようと思っていて『君の名は。』で、それがかなりできたのかな、と」(新海監督) 【言の葉の庭】新宿の景色に映した人々を肯定してくれる力 「新宿駅付近や新宿にある庭園など、作品には多くの『新宿』が登場しますが、新宿には子どももいれば外国人もいて、昔から住んでいる人もいる。歓楽街もあれば、高級デパートもあります。多種多様な人たちがいるエリアだと思うんですね。人間の多様性、人間の寂しさのようなもの。そんなさまざまなものを肯定してくれる街だと思っていますし、歩いていると安心するんですね。僕が好きな街です」(新海監督) 本展の監修者でもあり、新海作品の配給・製作を行うコミックス・ウェーブ・フィルムの落合千春さんは、展覧会の注目ポイントを次のように語る。 「会場の後半にある新海作品を読み解くコーナー、あとは最後にある大きなシアタールームでは広い会場ならではの映像演出を行っています。フォトスポットもありますので、見て、撮って、楽しんでいただければ」(落合さん) 新海監督やスタッフの、製作という“闘い”の軌跡は、作品の感動をいっそう大きくしてくれるものばかり。新海監督の気になる次回作は、’19年公開予定だ。
2017年11月30日アニメーション監督、新海誠さんの商業デビュー15周年を記念して開かれる展覧会『新海誠展』が六本木の国立新美術館ではじまりました。このプレスプレビューに、新海監督と俳優の神木隆之介さんが登場!お二人のトークと展示風景をあわせてお届けします。原画&映像がいっぱい!【女子的アートナビ】vol. 90『国立新美術館開館10周年新海誠展 「ほしのこえ」から「君の名は。」まで』では、新海誠さんの15年にわたる映像制作の軌跡を絵コンテや作画、映像などの展示物約1000点で紹介。リアルで美しすぎる数々の映像がどうやって生み出されたのか、その舞台裏も知ることができるファン待望の展覧会です。2002年に短編アニメーション『ほしのこえ』でデビュー以来、すれ違う男女のせつなくも美しい物語を描いてきた新海監督。その作品は日本のみならず世界でも高く評価されています。同展は静岡と長野を巡回して東京会場での開催となりましたが、“国立” の美術館で現役アニメーション映画監督の展覧会が開かれるのははじめてとのこと。ぜひ会場では展示の仕方にも注目してみてください。新海監督×神木隆之介さん登場!展覧会の開幕前日に開かれたプレスプレビューでは、新海監督と俳優の神木隆之介さんが出席。まずは展示室入り口でフォトセッションが行われました。神木さんは新海作品の大ファン。映画『君の名は。』では主人公・立花瀧役を演じ、今回の展覧会では音声ガイドも担当されています。会場ではMCも交えてお二人のトークセッションが行われましたので、その一部をご紹介します。――映画『君の名は。』の中で登場した国立新美術館でご自身の展覧会が開かれることについて、監督はどう思われましたか?新海監督映画では、国立新美術館をデート場所として描いたのですが、東京の象徴として圧倒されるような建築物があって、高校生のデートとしては少しだけ敷居が高いような場所として、ここを選びました。(主人公の)瀧君のキャラクターを描くために選んだのですが、まさかこの場所で『君の名は。』を含めた過去作品を展示していただける機会があるなんて、想像すらしていませんでした。すごく光栄だと思います。同時に、日本の中でアニメーション映画の受け取られ方というのも少し変わってきたのかなと。こんなところで展示していただけるなんて、アニメーション映画をずっと作ってきた先輩方の流れのなか、その末端に僕たちの作品もあるのかなと思っています。神木さん、興奮しすぎて…――いち早く展示をご覧になった神木さん、第一印象で「わっ!」となった展示はありましたか?神木さん入ってすぐ「わっ!」てなりましたね(笑)。どこまで言っていいのかわからないのですけど、すごく迫力のあるものがあるんです。監督の作品は、風景の絵とかが写真のように美しくて、最初に作品を見させていただいたときは写真なんじゃないかなと思っていたくらいでした。だけどこの展覧会でいろいろ見させていただいて、一本一本、手で描いていらっしゃるのだなと実感しました。本当に、語りつくせないです。展示の様子を熱く語ってくれた神木さん、トークの途中「あれ、質問は何でしたっけ?」とMCに聞き直す場面もあり、「興奮しすぎて、まとまりがつかなくなってすみません!」と感動さめやらぬ様子でした。そんな感想を聞いて、新海監督も「神木君が、一本一本線が引かれていると思ってくださったのが僕もうれしいですし、スタッフもとても喜ぶと思います」とうれしそうにコメント。さらに、「アニメーションの絵は平均して1カット4秒ぐらいしか映画の画面に映らないのですが、今回の展示は立ち止まってじっくりと見ることもできますし、その成り立ちも一枚一枚見ることができます。僕が描いているというよりスタッフが心血を注いでやってくれているものですので、彼ら200人、300人の映画作りの戦いの軌跡をここで感じていただければとてもうれしいなと思います」と語っていました。神木さんと一緒に見られる!?神木さんが興奮したという展示会場は、どんなふうになっているのでしょう?実際に入ってみたいと思います。この展覧会に行ったら、音声ガイドはマスト。ぜひ入り口でガイド機を借りてみてください。神木さんが先ほどのトークセッションで「(音声ガイドが)みなさんのお供になれたらいいな」と語っていましたが、このガイドを聞きながら展示を見ていると、彼と一緒に作品を見ているような、二人でデートしているような気分になれちゃいます!展示はオープニングムービーからはじまり、第1章「ほしのこえ」から第6章「君の名は。」へと続き、最後はクロージングムービーで終わる構成になっています。「雲のむこう、約束の場所」、「秒速5センチメートル」、「星を追う子ども」、「言の葉の庭」など歴代作品も登場。コアなファンにはたまらない内容です。もちろん、新海監督の作品世界を最初から味わうことができるので、初心者の方でも大丈夫。展覧会を見てから映画を見てみるのもいいと思います。(展覧会開催期間中に、新海誠監督作品の特別上映会も予定されています。詳しくは公式サイトをチェックしてみてください)神木さんが感動されていた “手描きの線” が見られる絵コンテや作画も本当にすばらしいですし、映像の展示や音楽による演出もあるので、あらゆる角度から作品を楽しむことができます。特に、第6章「君の名は。」をご覧になるときは、ぜひ音声ガイドをじっくりと聞いてみてください。瀧君を演じたときの “秘話” なども語られていますよ。瀧君の声で解説を聴きながら作品を見られるなんて、本当に贅沢。感動すること間違いなしです!新海ワールドにたっぷりひたれる展覧会は12月18日まで。どうぞお見逃しなく!Information会期:~12月18日(日)休館日:火曜日時間:10:00 ~ 18:00(金・土曜日は20:00まで)入場は閉館の30分前まで会場:国立新美術館企画展示室 2E料金:一般 1,600円/大学生1,200円/高校生 800円/中学生以下無料
2017年11月22日閉校となった元中学校校舎を使った野外シネマ「たからべ森の星空映画館」にて、新海誠監督の『君の名は。』を上映することが発表された。本イベントは、鹿児島県曽於市(そおし)にて12月9日(土)開催される。九州の宮崎県境にある鹿児島県曽於市では、曽於市の豊かな自然や季節・地域のイベントを体験しつつ、元中学校跡地を活用した体験イベントや施設の特長を利用したプログラムを体験し、曽於市にちょっと住んでいるような「イベント+宿泊のアナログな思い出」を演出する「曽於ライフ魅力アップ事業」の一環として本イベントを開催。“一夜限定”ながら、満天の星の下で温かいスープと一緒に映画鑑賞できる注目のイベント。上映作品は新海誠監督による昨年の大ヒット作品『君の名は。』。今回のイベントでは元中学校の校庭に大型スクリーンを設置し、300席を用意。映画上映会場には、地元特産品を使った飲食ブースも出店しイベントを盛り上げる。「たからべ森の星空映画館」は12月9日(土)、鹿児島県・たからべ森の学校にて開催。(text:cinemacafe.net)
2017年11月15日国立新美術館開館10周年「新海誠展『ほしのこえ』から『君の名は。』まで」新海誠監督&神木隆之介登壇記者発表会が11月10日(金)、同所にて行われた。『君の名は。』で主人公・立花瀧の声を務めた神木さんは、新海監督の大ファンとしても知られる。一足先に展覧会を見た神木さんは、「どこまで言っていいのかわからないですけど、入ってすぐ『わっ!』ってなりました!本当に素敵で、言葉が出なかったです」とノンストップで語り出すと止まらず、「語り尽くせないです(笑)。質問、何でしたっけ?」と言いながら「興奮しすぎて、まとまりがつかない!」と、大満足の様子を見せていた。アニメーション監督・新海さんのデビュー15周年を記念して開催される「新海誠展『ほしのこえ』から『君の名は。』まで」では、貴重な制作資料である絵コンテや作画、設定資料や映像などの展示を通じて、これまでの軌跡をふり返る。東京会場では、2,000平米の展示空間にあわせて、初公開を含む約1,000点が展示される。なお、「神木隆之介さんとめぐる」音声ガイドも展開され、神木さんが展覧会のみどころだけでなく、新海監督作品の魅力を語りかけてくれる。展覧会のナビゲーターを務めるのは初めてだったという神木さんは、「本当に幸せです。けど、難しかったです。人それぞれ聞き心地のいい速度があると思うので、悩みながらやっていました。皆さんのおともになれたらいいな」と明かしたが、新海監督に「早く聞きたいです。神木くん以外、ありえないと思うので」と太鼓判を押されると「ありがとうございます」と恐縮しながらも、うれしそうにしていた。『君の名は。』で立花瀧がデートをした場所が新国立劇場だった。その同じ場所で展覧会が開かれることについて、新海監督は「高校生の瀧くんのキャラクターを描くために選んだんですけど、まさかこの場所で『君の名は。』も含めた過去作も展示していただけるとは、想像もしていなくて光栄です」と、感慨深げに笑みを広げる。存命するアニメーション監督の展示自体が初となったが、「アニメーション映画の受け取られ方も変わってきたのかなと。ずっとアニメーションを作ってきた先輩の末端に、僕たちの作品もあるのかなという気になりました」と、受け継がれたアニメーションの歴史について語っていた新海監督だった。「新海誠展『ほしのこえ』から『君の名は。』まで」は国立新美術館にて11月11日(土)~12月18日(月)10時~18時まで開催、毎週火曜日休館。(cinamacafe.net)
2017年11月10日斎藤工、板谷由夏が出演するWOWOWの映画紹介番組「映画工房」が放送300回を迎え、10月28日(土)に開催中の東京国際映画祭にてトークイベントを開催。斎藤さん原案のクレイアニメのプレミア上映、オールナイト上映される新海誠監督作品の魅力について語った。まず、放送300回を記念して、クラウドファンデングを募って製作され、今後、世界中の映画を観られない子どもたちに届ける取り組みも予定されている約8分のクレイアニメ「フィルとムー」がお披露目された。斎藤さんも板谷さんもこのプレミア上映に「しみじみしちゃいました」と感慨深げ。このプロジェクトに参加している、カンボジアなどで移動映画館を開催しているNPO法人「World Theater Project」の代表理事・教来石織氏も「胸がいっぱいです」と感激。秦俊子監督は「斎藤さんの原案が素晴らしく。クレイアニメとして、ひとりだと絶対に挑戦しないことも意見をいただいてできたし、これまでにない素敵な作品に仕上げることできました」とうなずいた。本作は映画の歴史をなぞり、名作へのオマージュを捧げるような構成になっており『タイタニック』や『雨に唄えば』、『鳥』など、多くの人が知る名作を思わせるシーンも登場。原案の斎藤さんは「自分にとって映画は、いろんな景色が広がる魔法の窓。それがこの作品に宿ったらいいなという希望を込めて、こうなりました」と説明する。本作は今後、完全に権利フリーというこれまでにない形で、上映を望む世界中の国々の団体などと協力しながら、子どもたちに届けられることになるという。板谷さんは「“工房”というからには何か作りたいねと言ってきて、こうして形にできてしみじみ感慨深いです。映画を観たことのない子どもたちに届けようという、斎藤くんと教来石さんの気持ちがちゃんと一致して、すごいことが起きたなって思います。人の力、みんなの力ってすごいなって思います」と喜びを口にしていた。トーク第2部では、この後のオールナイトでの新海誠監督作品の一気上映を前に、新海組の美術を担当する渡邉承、「新海誠展」の総監修を務める落合千春氏を迎えて新海作品についてのトークが展開。キャラクターの後ろの背景を制作するのが渡辺さんの仕事だが、新海作品に携わることになったのは大学時代。「講師から『アニメの背景を描くバイトやらない?』と言われて、それから14年、お世話になっています。最初に描いたのは『雲のむこう、約束の場所』の大宮駅でした」という告白に会場は驚きに包まれる。斎藤さんは「『君の名は。』は世界でも評価されてますが、美術の評価が非常に高い。『秒速5センチメートル』を劇場で観て、美術面でここまで遠くの、細かい背景を美しく追及するのか!と思った。“場所”がすごく重要な作品だなと思いました」と語り、板谷さんも「空の美しさに引きこまれました」と渡邉さんの美術の美しさを称える。渡邉さんは新海作品の美術の特徴として「(イメージする場所の)写真のレイアウトはあるけど、あくまでアニメが舞台なのでリアリティを追求し過ぎると新海監督から『そうではない』と言われます」と語り、落合さんも「ロケハンをして写真は撮るけどそのままは描かない。『秒速5センチメートル』のあの場所で桜の季節に写真を撮りたいという声がよく寄せられるんですが、実際にあの場所に桜はないんです。あの住宅街に桜を加えたら素敵になるとイメージして、加えられているんです」と明かした。最後にこれからオールナイトで新海作品を観る観客に渡邉さんは「まだネットでも気づいていない人が多いようなので」と前置きし、『君の名は。』のある秘密に言及! 「瀧くんの部屋の机の上にあるものを注意深く観察すると、ある方が出演してるのが分かります。実在の人物です」とニヤリ。斎藤さんも板谷さんも知らないそうで「え?誰だろう?」と興味津々だった。(text:cinemacafe.net)
2017年10月29日世界的人気ヒーロー「ジャスティス・リーグ」と「鷹の爪」の奇跡のコラボが実現した映画『DCスーパーヒーローズvs鷹の爪団』。なんと劇中で、ジョーカー(声:安田顕)とハーレイ・クイン(声:知英)が『君の名は。』の世界に迷い込んでしまう(?)ことが分かった。「鷹の爪」シリーズは、CGクリエイターのFROGMANが監督・作画・声優(女性キャラ以外)をほとんど1人で務め、制作を行っている大人気フラッシュ・アニメーション。劇場版第9作となる本作では、バットマンやスーパーマン、ワンダーウーマンらをはじめとした、あのDCコミックスのスーパーヒーロー・チーム「ジャスティス・リーグ」とまさかのスペシャル・コラボが実現!とはいえ、「鷹の爪」らしさは随所に健在だ。今回シネマカフェが入手した映像では、バットマンの宿敵として知られるジョーカーが悪夢から目を覚ますところから始まる。通常は紫スーツ姿のジョーカーが、寝間着Tシャツ姿や制服姿を披露、ハーレイ・クインはJK姿になって登場し、どこかで聴いたことがあるような、ないようなテーマソングが流れてくる、ほかのDC作品では観ることができない貴重な映像となっている。どうやら彼らが迷い込んでしまったのは、国民的大ヒットアニメ映画『君の名は。』の世界。新海誠作品ではお馴染みのNTTドコモ代々木ビル(通称:ドコモタワー)を背にし、白塗りで緑髪のジョーカーが、半そでシャツの制服を着ているというミスマッチすぎる世界観がとてもシュールだ。また、JK姿のハーレイ・クインが階段で振り向く姿は、『君の名は。』の印象的なビジュアルそのもの。怖いものなしのブッ飛んだイカれキャラとして知られるジョーカーだが、明らかにこの世界観に動揺している姿も何だか新鮮。「なーんだとーーー!」と叫ぶ姿は、ジョーカーファンに新たな嵐を巻き起こすに違いない!?まさにギリギリを攻める鷹の爪の世界に巻き込まれてしまったジョーカーの運命や、いかに!?実は本作には、このシーン以外にも日本の作品のパロディが満載。ジョーカーが鷹の爪団の秘密兵器に目を付けて悪だくみをし、それを阻止するために東京にジャスティス・リーグが登場するのだが、日本にやってきたジョーカーとハーレイ・クインは「テラスハウス」風のおしゃれなシェア・ハウスをアジトに選んでいる。アジト内では「テラハ」お馴染みの、住人同士による恋模様や家族会議が勃発している点にも注目だ。それ以外にも、『シン・ゴジラ』をもじった全長600mの「シン・入社員」が登場するなど、抱腹絶倒のパロディが盛りだくさん。また、アメリカを拠点とするジョーカーたちが、鷹の爪団の拠点の麹町に降り立ち、レインボーブリッジにも登場するなど、本作でしか観ることのできない数々の姿を目にすることができる。ともかく、なぜジョーカーが全く縁のなさそうな『君の名は。』の世界に迷い込んでしまうのか?本編のラストで明かされるこの謎を、劇場で確認してみて。『DCスーパーヒーローズvs鷹の爪団』は10月21日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年10月19日新海誠によるアニメーション映画『君の名は。』がハリウッドで実写映画化される。監督はマーク・ウェブハリウッド版の監督は『(500)日のサマー』『アメイジング・スパイダーマン』などを手掛けてきたマーク・ウェブが担当。青春ストーリーに定評のある監督だ。その他では、バッド・ロボットのJJエイブラムスとリンジー・ウェバーがプロデューサーを担当。脚本は『メッセージ』で2017年アカデミー賞脚色賞にノミネートされたエリック・ハイセラーが手掛ける。アニメ版映画のプロデューサー・川村元気もプロデューサーとして制作に参加する。東宝も共同制作として加わり、『君の名は。』ブランドを世界に向けて発信していく予定だ。製作スケジュール、公開日、タイトル、キャストなどは今のところ未定。ハリウッド版ストーリー田舎に住むネイティブアメリカンの少女とシカゴに住む少年が、お互いの体が入れ替わる不思議な現象を体験することから物語は始まる。そして来るべき災害を予知したふたりは、その命を救おうと相手に会いにゆく…『君の名は。』とは?『君の名は。』は、山深い田舎町に暮らす女子高校生・三葉(みつは)と、東京に暮らす男子高校生の瀧(たき)の出会うことのない二人の出逢い、少年と少女の奇跡の物語を描いた作品。2016年8月で日本公開されて以来、国内のみならず世界で絶賛されたアニメーション映画だ。国内での観客動員は1928万人、興行収入は250.3億円(2018年12月時点)、全世界興行収は約400億円。ロサンゼルス映画批評家協会賞ではアニメ賞を受賞。辛口で知られる批評サイト「ロッテントマト」でも97%の支持を集めた。世界三大ファンタスティック映画祭の一つ「第49回シッチェス・カタロニア国際映画祭」(スペイン)のアニメ作品部門では最優秀長編作品賞を受賞している。
2017年10月01日大ヒットを記録した新海誠監督のアニメーション映画『君の名は。』(2016年)が、ハリウッドで実写映画化されることが28日、わかった。東宝が、米パラマウント・ピクチャーズとバッド・ロボットと共同開発に着手したことを明かした。プロデュースを担当するのは、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(2015年)などのJ・J・エイブラムスと、『スター・トレック BEYOND』(2016年)などのリンジー・ウェバー。脚本は、『メッセージ』で2017年アカデミー賞脚色賞にノミネートされたエリック・ハイセラーが手掛ける。また、アニメ版映画の川村元気プロデューサーが、今作でもプロデューサーとして開発に参加する。新海誠監督は「『君の名は。』は、日本に暮らす僕たちのローカルな想像力、ドメスティックな技術で組み立てた映画です。そういう作品がハリウッドと交わることで、もしかしたら新しい可能性のようなものを見せてもらえるのかもしれない──そんな期待をしながら、完成を楽しみに待っています」とコメントを寄せた。また、川村元気プロデューサーは「これ以上ない、夢のようなチームになりました。JJエイブラムスさんが『君の名は。』をハリウッドで実写化したがっていると聞いたときは信じられない気持ちでした。バッド・ロボットで彼と会って話すまで『これは夢だ、きっと夢に違いない』そう思っていたのですが、どうやらこれは現実のようです」と感激。「ハリウッドで実写映画として生まれ変わらせるのにあたりJJエイブラムスさんと彼のチーム以上のクリエーターはいないと思います」と語る。また、「脚本のエリック・ハイセラーさんが書いた『メッセージ』はここ数年で見たSF映画のなかで最も心を動かされたものでした。SFとラブストーリーが融合してクライマックスへと突き進む『君の名は。』を、エリックさんならば最高なかたちで表現してくれると確信しています」と期待。「JJさん、エリックさんと共に『君の名は。』のハリウッド版実写映画をプロデュースできることを心より誇りに思います」と喜んでいる。『君の名は。』Blu-ray&DVD発売中発売・販売元:東宝(C)2016「君の名は。」製作委員会
2017年09月28日