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ローマのハイジュエラー、ブルガリ。その色彩を操る唯一無二の手腕に光を当てる「ブルガリ カレイドス 色彩・文化・技巧」展は、在日イタリア大使館の後援のもとに開催され、日本におけるブルガリの展覧会としては10年ぶり、過去最大のスケールとなります。《コンバーチブル・ソートワール=ブレスレット》ゴールド、アメシスト、ターコイズ、シトリン、ルビー、エメラルド、ダイヤモンド(1969年頃、ブルガリ・ヘリテージ・コレクション)Courtesy of BVLGARI「美しい(カロス)」「形態(エイドス)」を意味するギリシャ語にちなんだ展覧会タイトル「カレイドス」は、美と創造性が調和した、ダイナミックで変化し続ける色彩世界の旅を象徴しています。ブルガリ・ヘリテージ・コレクションと貴重な個人コレクションから選び抜かれた色彩のマスターピースというべき約350点のジュエリーは、メゾンの始まりから現在までを跡付けつつ、イタリアと日本の深いつながりを浮き彫りにし、アートとデザインに対する両国共通の情熱や豊かな文化遺産を称えます。また、3名の現代の女性アーティスト、森万里子、ララ・ファヴァレット、中山晃子が、それぞれ色彩についての考察に基づく作品を展示します。《ペンダントイヤリング》ゴールド、プラチナ、エメラルド、アメシスト、ターコイズ、ダイヤモンド(1968年、リン・レブソン旧蔵、ブルガリ・ヘリテージ・コレクション)Courtesy of BVLGARIハイジュエリー、ブルガリ・ヘリテージ・コレクションのクリエーション、現代アート、ブルガリ・ヒストリカル・アーカイブからの貴重な資料、そして没入型のインスタレーションが取り混ぜられた「ブルガリ カレイドス 色彩・文化・技巧」は、さまざまな創造性と心を揺さぶる体験からなる万華鏡のような展覧会です。映像、インタラクティブな空間、芸術的な対話がブルガリの色彩の世界に命を吹き込む多面的な旅を通して、宝石と貴金属を自在に操るメゾンの卓越した技量を堪能できます。色彩の革命ブルガリは、真に色彩豊かなジュエリーの傑作を創出したことによって、色彩を独自の芸術形式へと変容させた唯一のハイジュエラーといえます。メゾンの歴史は、色鮮やかな宝石の大胆な使用と深く結びついており、それは今日でもブルガリのハイジュエリーの最も重要なインスピレーションの源となっています。創業者ソティリオ・ブルガリが手がけた初期の銀細工は色彩への強い関心を示唆していましたが、真の革命は20世紀に起こりました。1900年代初頭には、伝統的なハイジュエリーは色味を限定した因習的な配色で、プラチナを用いた単色のデザインが好まれており、第二次世界大戦後に、イタリアが色彩の変革の中心地となりました。《ブレスレット》ゴールド、プラチナ、シトリン、ダイヤモンド(1940年頃、ブルガリ・ヘリテージ・コレクション)Courtesy of BVLGARI1950年代、ブルガリは、イエローゴールドにセットされたサファイア、ルビー、エメラルドとダイヤモンドとの大胆なコンビネーションを開拓しました。また、かつては半貴石とみなされていたアメシスト、シトリン、ターコイズなども取り入れ、それらの鮮やかな色調と美の可能性を評価し、ブルガリのシグネチャーであるカボションカットを通じてそれらの色彩の強さを表現したのです。色彩に対するこの大胆不敵なアプローチはブルガリ・スタイルの特徴となり、メゾンの「色石の魔術師」としての名声を確固たるものにしました。《バングル》ゴールド、プラチナ、ルビー、サファイア、ダイヤモンド(1954年、ブルガリ・ヘリテージ・コレクション)Courtesy of BVLGARI本展覧会では、ブルガリの色彩の革命を3章に分けてたどります。第1章では、1940年頃に制作された重要なシトリンのブレスレット、サファイア、ルビー、ダイヤモンドを大胆にあしらったバングル、エメラルド、アメシスト、ターコイズ、ダイヤモンドを組み合わせたネックレスとイヤリングのセットなどを見どころとしながら、色彩の効果に対する科学的なアプローチを紹介します。《「ビブ」ネックレス》ゴールド、プラチナ、エメラルド、アメシスト、ターコイズ、ダイヤモンド(1968年、リン・レブソン旧蔵、ブルガリ・ヘリテージ・コレクション)Courtesy of BVLGARI第2章では、色彩の文化的・象徴的側面に焦点を当て、エナメル加工を施した3点の「セルペンティ」のネックレス、希少なジェイドのジュエリー、そしてダイヤモンドと7つの貴重なエメラルドをあしらったネックレスの傑作「セブン・ワンダーズ」などを展示します。《「セルペンティ」ネックレス》ゴールド、ホワイトエナメル、ルビー(1970年頃、ブルガリ・ヘリテージ・コレクション)Courtesy of BVLGARI最後の第3章では、とくにシルバーやゴールドのような金属における色を知覚する際に光が果たす役割を明らかにします。この章では、希少なファンシーカラーダイヤモンドのジュエリーやパールをあしらった作品も紹介します。そして最後に、まるで色彩の花火のような傑作である、ゴールドにアメシスト、ターコイズ、シトリン、ルビー、エメラルド、ダイヤモンドをあしらった1969年制作のソートワールを見ることができます。《「セルペンティ」イブニングバッグ》ゴールド、シルクコード、ダイヤモンド(1978年頃、ブルガリ・ヘリテージ・コレクション)Courtesy of BVLGARI色彩のアート色彩は長きにわたり、芸術における最も強力なインスピレーションのひとつであり、画家、彫刻家、ジュエラーや職人たちは感情を伝えたり世界を表現したりするために、色彩を用いてきました。本展覧会では、ジュエリーに影響を与えるだけでなく、さまざまな分野のアーティストとも関わってきたブルガリの大胆で色彩豊かなデザインを通して、ハイジュエリーとファインアートに共有される色彩への情熱に光を当てます。本展には3名の現代の女性アーティスト、森万里子、ララ・ファヴァレット、中山晃子が招待され、独自の作品が制作されます。森万里子とララ・ファヴァレットは色彩をテーマとして瞑想的に変化する作品を創り出し、新鮮な視点を与えてくれる一方で、最後に展示される中山晃子の作品は色鮮やかな万華鏡のようなタッチで、色彩の旅を締めくくります。《コンバーチブル・ソートワール=ブレスレット》ゴールド、アメシスト、ターコイズ、シトリン、ルビー、エメラルド、ダイヤモンド(1969年頃、ブルガリ・ヘリテージ・コレクション)Courtesy of BVLGARI芸術の道、イタリアと日本の出会い本展覧会の会場デザインは、ブルガリと、日本の建築家ユニット「SANAA」の建築家である妹島和世、イタリアのデザインユニット「フォルマファンタズマ」が協働して手がけます。古代ローマの皇帝カラカラが造営した浴場のモザイク画のパターンに着想を得たデザインコンセプトは、曲線的なフォルム、洗練された半透明の素材、色彩の効果を通してブルガリの文化的ヘリテージを反映し、訪れる人々を色彩の世界を巡る感覚の旅へと導きます。また、フォルマファンタズマは、ブルガリ・ヘリテージ・コレクションの数々のマスターピースのために、特別な独立型の展示ケースをデザインします。ローマをルーツとするメゾンのアイデンティティとエレガントな日本の美意識をシームレスに融合させた、ブルガリのクリエイティビティの真髄に迫る芸術の道がここに開かれます。本展覧会では、ブルガリ・ヘリテージ・コレクションから出品される2点の特別な作品の展示により幕を開けます。ひとつは、イエローゴールドにラピスラズリ、オニキス、ダイヤモンドをあしらった、古代ローマ神殿のファサードの形をした《「テンプル」ペーパーウェイト》、もうひとつは、イエローゴールドにマザーオブパール、多色のエナメル、ダイヤモンドをあしらった円形の《「富士山」ブローチ》です。調和を奏でるこれら2点の作品は、両国に共通する職人技の探求、ディテールへのこだわり、そして美に対する永遠の愛を象徴しています。《「テンプル」ペーパーウェイト》ゴールド、ラピスラズリ、オニキス、ダイヤモンド(1977年頃、ブルガリ・ヘリテージ・コレクション)Courtesy of BVLGARI《「富士山」ブローチ》ゴールド、マザーオブパール、ポリクロームエナメル、ダイヤモンド(1972年頃、ブルガリ・ヘリテージ・コレクション)Courtesy of BVLGARI開催概要展覧会名:「ブルガリ カレイドス 色彩・文化・技巧」会期:2025年9月17日(水) ~ 2025年12月15日(月)休館日:毎週火曜日 *ただし9月23日(火・祝)は開館、9月24日(水)は休館開館時間:10:00~18:00 毎週金・土曜日は20:00まで *入場は閉館の30分前まで会場:国立新美術館 企画展示室2E 〒106-8558 東京都港区六本木7-22-2主催:国立新美術館、ブルガリ後援:在日イタリア大使館観覧料:一般2,300円 大学生1,000円 高校生500円(すべて税込) *中学生以下は入場無料 *障害者手帳をご持参の方(付添の方1名を含む)は入場無料 *チケット情報は後日ホームページ等でお知らせします。アクセス:・東京メトロ千代田線乃木坂駅 青山霊園方面改札6出口(美術館直結) ・東京メトロ日比谷線六本木駅4a出口から徒歩約5分 ・都営地下鉄大江戸線六本木駅7出口から徒歩約4分#ブルガリ #Bvlgari#Kaleidos #BvlgariHeritageお問い合わせ:050-5541-8600(ハローダイヤル)展覧会ホームページ: 美術館ホームページ:
2025年04月21日3月に『情熱大陸』(MBS/TBS系)が2週連続での放映となり、大きな話題を呼んだ岡田准一。番組内では、仏師・加藤巍山ら日本文化の継承者たちを世界に発信する岡田のプロジェクトが映し出されていた。仏像をはじめとする日本古来の美術に対して、深いリスペクトを抱く彼が、4月19日(土)〜6月15日(日)まで開催される奈良国立博物館開館130年記念特別展『超 国宝−祈りのかがやき−』の音声ガイドナビゲーターを務める。岡田は、日本文化や国宝に対してどのような思いを抱いているのか。詳しく話を聞いた。「美しさに対するリスペクト」を音声ガイドに込めて――『超 国宝−祈りのかがやき−』は、約110件の国宝、約20件の重要文化財を含む約140件の仏教・神道美術を一挙公開する展覧会です。奈良国立博物館の中でも過去最大規模となる国宝展で、音声ナビゲーターのお話を聞いた時の率直な感想を教えてください。もともと、日本文化に対して貢献できるような活動をしたいと長年思っていましたし、僕自身、時代劇の仕事などを通して日本文化を継承していきたいというような想いもあって、音声ガイドのお話をいただいた時は、率直に光栄なことだと思いました。音声ガイドの録音をする際に気をつけたのは、どれだけ感情を込められるか、心を込められるかということです。俳優として自分が音声ガイドナビゲーターを務める意義は、感情を込めて、観客の方に寄り添って作品の美しさとか信仰とかを伝えることだと思ったのでそこは意識しました。僕はいいものを見ると、「ああ、僕も仕事を頑張ろう」と思うんです。作品そのものはもちろんですが、作品を作った人へのリスペクトがあるので、ここまで後世に残るようなものを作った人の想いを感じることができるのは、僕にとってはご褒美のようなものです。極限まで美しさを追求した国宝クラスの美術には、物自体が発する独特の気配があるんですよね。作品と向き合うときに、長年にわたって大切にされてきたり、祈り伝えられてきたものの気配を感じることが僕は大事だと思っているので、そういった日本の、長くて深い歴史の気配みたいなものを感じとるお手伝いが音声ガイドを通じてできればいいなと思っています。――感情を込めることを意識されたということですが、具体的にはどのような想いを強く込められたのでしょうか。「美しさに対するリスペクト」ですかね。物を作ることはそこだと思っていて、自然に対する憧れや恐れ、昔の日本人が心の中心に据えていた仏教・神道の考え方や祈りの気持ち。そういったいろんなことを「美」に変えて、形にしていくことが物を作るということだと思うんです。ただ、これらを形に落とし込むことは、美に対するリスペクトがあればあるほど難しい。それを成し遂げた、圧倒的なクリエイティビティを誇る作品たちが国宝クラスの作品であり、「これが美しいんだ」と観る者を納得させる力を持ち得るんですよね。「こんな感じでどうですか?」というレベルでは、到底たどり着けない境地だと思います。そういった美に対するリスペクト、「これは美しい」と堂々と差し出す感情というか、そこを大事にしました。時代劇から深まっていった日本文化への興味――そもそも岡田さんが日本文化や歴史に興味を持たれたきっかけは、どういったところにあるのでしょうか?中学生の頃は、社会科の先生になりたかったんです。もともと歴史好きだったこともありますが、より興味を持ったのは時代劇に携わるようになってからでした。大先輩の役者さんたちから、「時代劇も文化の継承だ。岡田、時代劇ができるようになってくれ」と、声をかけていただきましたし、実際に演じていくと、時代劇には日本古来の作法が重要であることに気づくんですよね。例えば刀を相手に渡す動作1つとっても、相手が自分を斬りやすいように渡すことで「自分はあなたにとって害のない人間です。あなたのことを信じます」という意味が足される。やはり日本文化は、「相手を思うこと」が中心になっているのがわかるんですよね。そういったことを感じながら芝居をしていくうちに、だんだん日本の美術にも興味を持つようになりました。それで京都の東寺などに足を運ぶようになって、仏像を見るようになりました。時代劇では、座禅の組み方を習います。お腹を中心として仙骨を立て、両膝とお尻の3点で身体を支えるあの座り方です。僕の大好きな鎌倉時代の仏師、運慶や快慶は、そういった坐禅の極意みたいなものを守り続けた人たちがたどり着く境地をきちんと美術として落とし込んでいる。そういうのを見ると、「ああ、やっぱり運慶、快慶は身体のことをよく知っているんだ!」って思うんです。今回の展覧会は、運慶、快慶以前の女性的な体つきの作品や、霊的なものを込めた仏像が多いです。時代によって美に対するアプローチが違うのも気になるところですね。国宝 大日如来坐像 運慶作 平安時代・安元2年(1176) 奈良・円成寺日本のルーツ、古来の文化を知ることが未来の力になる――2025年11月には主演のみならず、プロデューサーやアクションプランナーも務められたNetflixシリーズの『イクサガミ』の配信も控えています。その撮影期間を追った『情熱大陸』では、「世界の人を驚かせたい」「あいつら、クレイジーだぜ!って言わせたい」とおっしゃっていましたね。日本にあるものを世界に打ち出して、日本の人たちに「やっぱり日本ってカッコいいな」と思ってもらいたいですし、世界に日本のかっこよさを知ってもらいたいっていう気持ちが基本的にあります。だから自分より上の世代の知見を借りて、若い世代と一緒に『イクサガミ』を作ることは、今の正解だと思っています。時代劇を今の時代にただただ合わせるのも違いますし、盲目的に日本の文化を守るのも違う。とことんクリエイティブに向き合って、どういう風に作品を変化させていけるか。それを達成できたものが、その時代の「国宝」なんだと思います。映像以外でも伝統工芸など、日本にはクリエイションと向き合っている現代の作家さんがたくさんいらっしゃいます。『超 国宝−祈りのかがやき−』の音声ガイドもそうですが、これからも僕は日本文化を応援する活動をしていきたいですし、日本の社会が今よりももっと自国の文化をサポートできるようになることを願っています。――お話しを伺ってきて、岡田さんの日本の文化を愛する気持ちの深さをすごく感じたのですが、日本文化に触れることによって、どのように人の心が豊かになると考えていらっしゃいますか?豊かになるかはわからないですけど、これからは今まで以上に、自らのアイデンティティを知りたくなる時代になると思います。今、世界も日本も混乱しています。混沌とした時代においては、自分たちの先祖がどんな生き方をして、現在につながっていて、そして未来につながっていくかを知ることが、これからを生きる僕らにとっては何かしらの支えになると思うんです。海外に行ったときに、日本の良いところを外国の人に話せないと困ったりしますよね。日本にいても、知りたくなる時代になってくるとは思います。自分のルーツを知っておいて損はない、歴史ってそういうことだと思います。――最後に、『超 国宝−祈りのかがやき−』に足を運ぶ方へのメッセージをお願いします。古墳時代の《七支刀》から、飛鳥時代の《観音菩薩立像》(百済観音)、鎌倉時代の運慶作《大日如来坐像》に《重源上人坐像》まで、奈良国立博物館で国宝が一堂に会します。今回は1つの会場に国宝が集まりますが、もともとは日本全国に宝物があるわけですから、これはすごいことだと思うんですよ。国宝《観音菩薩立像(百済観音)》 飛鳥時代・7世紀 奈良・法隆寺展覧会の良いところは、「対話」ができるところです。それは音声を通じて僕との対話でもいいですし、誰かと観に来て、「あの仏像、良くない?」なんて話し合うのも素晴らしいですし。または一人で見に来て、「この部分はどうしてこんなにこだわったのかな?」と作品に対する思いを自分の中で反芻してみてもいいですし。作品を見に来るようでいて、実際は作品と対話をするのが展覧会だと思うので、そこを楽しんでもらえたら嬉しいです。また会場では、混雑する中で作品を見ることになるかと思います。僕の音声ガイドが、皆さんの足を一歩一歩進めたくなるようなものになっていることを願っています。取材:横山由希路撮影:山本倫子<開催概要>奈良国立博物館開館130年記念特別展『超 国宝―祈りのかがやき―』会期:2025年4月19日(土)~6月15日(日)※会期中、展示替えあり前期展示:4月19日(土)~5月18日(日)後期展示:5月20日(火)~6月15日(日)会場:奈良国立博物館 東・西新館休館日:月曜、5月7日(水)※ただし、4月28日(月)、5月5日(月・祝)は開館時間:9:30~17:00(入館は~16:30)料金:一般2200円、大高生1500円公式サイト:チケット情報:
2025年04月02日2025年4月19日(土)より、京都国立博物館では、『日本、美のるつぼー異文化交流の軌跡ー』を開催する。「るつぼ」とは金属などの物質を高温で熱するのに用いる耐熱性の容器のこと。日本列島にもたらされた様々な異文化が混ざり合い、美しい品々を生み出してきた歴史を『日本、美のるつぼ』と称した同展は、4月13日(日)から始まる大阪・関西万博にちなんで、文化財の交流の軌跡を辿り、日本美術の底力を再発見する京都限定の展覧会だ。19世紀末、欧米で万国博覧会が華やかなりし頃、国際舞台に紹介された日本美術は欧米にジャポニスム旋風を巻き起こした。特に有名なのは葛飾北斎の《富嶽三十六景神奈川沖浪裏》に代表される浮世絵で、そのほか焼物、印籠根付、刀装具などの骨董品とその模造品が当時世界が見ていたエキゾチックな日本美術のイメージだった。《富嶽三十六景神奈川沖浪裏》葛飾北斎画 江戸時代 天保 2 年(1831)頃 山口県立萩美術館・浦上記念館所蔵 [前期展示 ※後期は和泉市久保惣記念美術館所蔵品を展示では、日本が世界に見せたかった日本美術とはどのようなものだったかというと、日本独自の歴史に裏打ちされた、「文明国」と名乗るに相応しい作品である。そのために明治政府は1900年のパリ万博に合わせて日本初の西洋式日本美術史『Histoire de l’Art du Japon』をフランス語で刊行する。翌年『稿本日本帝国美術略史』のタイトルで日本語でも出版された同書の内容は、現代の日本美術史の原型となった。《Histoire de l’Art du Japon》(日本美術史)巴里万国博覧会臨時博覧会事務局編明治33年(1900) 京都国立博物館所蔵[通期展示 ※頁替ありまた、西洋でも光琳人気に触発され、日本でも宗達に端を発する「琳派」という概念が生まれ、日本美術の代表格をして語られるようになったのも、この時期のこと。実際には、日本は、様々な国から伝世した美術品の宝庫であり、日本美術は古今東西の芸術文化が混じり合い、海外との活発な交流の中でダイナミックに形作られたものなのだった。同展では、これら異文化交流の軌跡を「世界に見られた日本美術」「世界に見せたかった日本美術」「世界と出合った日本の美術」をテーマに、弥生・古墳時代から明治期までの絵画、彫刻、書跡、工芸品などで紹介。雪舟《天橋立図》、俵屋宗達《風神雷神図屏風》など国宝19件(うち1件予定)、重要文化財53件を含む200件で紹介する。美術の教科書を実際の作品楽しみながら、日本美術の多様性を実感できるに違いない。<開催概要>大阪・関西万博開催記念 特別展『日本、美のるつぼ―異文化交流の軌跡―』会期:2025年4月19日(土)~6月15日(日)会場:京都国立博物館 平成知新館時間: 9:00~17:30、金曜は20:00まで(入館は閉館の30分前まで)休館:月曜(5月5日は開館)、5月7日(水)料金:一般2,000円、大学1,200円、高校700円チケット情報:()公式サイト:
2025年04月01日今年、韓日国交正常化60周年を迎えるにあたり、韓国の伝統文化と日本文化の交流を祝う特別イベント「伝統の手仕事、現代との出会い」が東京・駐日韓国文化院にて盛況開催中です。会期は4月2日(水)まで。伝統の手仕事、現代との出会い本イベントは、文化体育観光部主催、韓国工芸・デザイン文化振興院、駐日韓国文化院が主管し、韓紙(ハンジ)、韓服(ハンボク)、韓食(ハンシク)をはじめとする韓国の伝統文化を多角的に紹介。両国の伝統と現代が融合する文化交流の場として、幅広い世代から関心を集めています。韓紙と和紙の出会い~韓日伝統紙交流展~3月19日には、開幕式が開催され、韓国伝統楽器「伽倻琴(カヤグム)」による独奏、韓国宮中舞踊「春鶯舞(チュネンム)」、そして韓服ファッションショーなどが披露されました。日本と韓国の文化関係者をはじめ多くの来場者が訪れ、華やかな祝祭ムードに包まれました。韓食文化コンセプトレストランコースメニューまた、同日夜には、韓食文化をテーマにした特別レセプション「韓食文化コンセプトレストラン」が銀座の韓国料理店「尹家」で開催。韓国第66号食品名人・尹美月(ユン・ミヲル)シェフと、東京「織音寿し」の吉原 正泰シェフが共演し、両国の伝統食文化の共演に大きな注目が集まりました。【開催概要】■会期:2025年3月18日(火)~4月2日(水)10:00~17:00■会場:駐日韓国文化院(〒160-0004 東京都新宿区四谷4-4-10)■入場:無料・事前申込不要【主な展示・プログラム】・「紙、文化を繋ぐ」:韓紙×和紙交流展(~4月2日)韓日伝統紙の比較と現代的な活用を紹介。紙芸術の可能性に触れられるギャラリー展示が人気を集めています。・「韓食、温もりを繋ぐ」:韓食文化展示(~4月2日)醤(ジャン)文化や両国の節句料理・伝統菓子の展示を通じ、韓食の魅力と韓日食文化の共通点を再発見できます。・「韓服、時間を繋ぐ」:韓服展示&フォトゾーン韓服試着体験(~3月19日)は終了しましたが、展示と写真撮影スペースは継続中です。・「遊び、世代を繋ぐ」:伝統遊び体験(~3月19日で終了)VR凧揚げやチェギチャギ、コンギノリなどを通じて、世代を超えた韓国文化体験が提供されました。文化体育観光部 文化芸術政策室の李正宇(イ・ジョンウ)室長は、「韓国と日本は長い歴史の中で、生活文化において独自性と類似性が共存しています。本イベントを通じて、両国の伝統文化に対する理解と共感がさらに深まることを願っています」と述べました。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2025年03月27日テキスタイルデザイナーや全国各地の繊維工場が約100組集う布のイベント『装いの庭EXPO’25』が2月23日(日)・24日(月・祝)の2日間、八王子市の東京たま未来メッセ・えきまえテラスで開催されます。実は日本は、小規模で多様な布作りや服作りが盛んな国。ものづくりに根ざした小規模ファクトリーブランドや若手デザイナーによる独立系テキスタイルブランドも年々増えているそうです。今回のイベントでは、布づくりの過程やオリジナリティ溢れる布製品に出会える出展者ブースをはじめ、子どもたち向けのワークショップやトークイベントなどを開催。日本の繊維技術やテキスタイル文化の魅力、布の奥深さに触れられる、とっておきのイベントです。会場は屋内有料エリア(東京たま未来メッセ)と屋外無料エリア(えきまえテラス)の2つ。東京たま未来メッセ全国各地から91組のテキスタイルクリエイターが集結。出展者たちのブースは個性豊かな布製品に出合える場所。そのほかにも産地紹介ブース、スタンプラリー、ワークショップなどが楽しめます。えきまえテラス会場前の芝生広場は、入場料無料。テキスタイルをテーマにしたキッズワークショップやクラフト作家の作品販売、廃材を使ったアートの作品展示のほか、フードトラックやトーク&ライブが行われるステージも。『装いの庭EXPO'25』の見どころや楽しみ方をご紹介します。日本のテキスタイルの「今」を知るためのヒントとなる7テーマで会場を巡る「TEXTILE JOURNEY」かつて繊維の街として栄え、東京造形大学や多摩美術大学のテキスタイル教育とも縁深い八王子に、作家や上場の自社ブランド約100組が集まり、さまざまなものづくりの現場に触れられるこのイベント。「職人と向き合う」「産地と向き合う」「工場を背負って時代・市場と向き合う」「素材と向き合う」「理想と向き合う」「動植物と向き合う」「日常と向き合う」…という、7つのテーマで構成されています。◆職人と向き合うデザイナーが職人と共に一枚の布を作りあげる。デザイナーは職人たちから専門的な知識や技術を学び、対話しながら技術や生地の可能性を広げている。<出展者>fuzoroito / CREOLE / OTTAIPNU / suha Fabric / woo textiles / admi /POTTENBURN TOHKII /JUBILEE / YURTAO / HANA LAB / イイダ傘店◆産地と向き合う産地に移住した作家や繊維メーカーに就職した若手が立ち上げたブランド。工場の強みをくみ取りながら、オリジナルな視点で産地の魅力を発信。<出展者>福田織物(24日) / 澤井織物(24日) / POLS / OTA KNIT / 000(トリプル・オゥ) / SILKKI / nitorito /HARAPPA / 大城戸織布 / IIYU TEXTILE / メゾン寿司 / 小倉縞縞 / Robert Hsu Textile◆工場を背負って時代・市場と向き合うこれから先の会社のあり方を探す中で自社ブランドを始めた工場の数々。工場が背負う歴史や得意なものに向き合いながら、新しい価値を見い出す。<出展者>レピヤンリボン / OLN / ao / 槇田商店 / OSOCU / muto / mergen / TENJIN Factory / HADACHU/ 米織小紋 / 山元染工場・ケイコロール / 奥田染工場(24日) / 佐藤ニット(24日)◆素材と向き合うテキスタイルを作るために必要な糸や染料、工場で発生する端材などの素材の特性や魅力を見い出しながら、ものづくりを行う。<出展者>ナカメリ工房(24日) / イノウエ(24日) / chocoshoe(24日) / Found & Made(24日) / みやこ染 / ツバメヤ / udu textil / KEETO / SATOKA ABE TEXTILE/ saredo / annita artworks / AND WOOL / busy fingers /motonaga / WOOLY◆理想と向き合うアイデアから素材調達、制作まで全てを行い、自分のスピードに合わせた布や服作りを行う。<出展者>birphin / YUI MATSUDA / かぜつち模様染工舎 / Kazuaki Takashima / 円造 / rumbe dobby / YOHN◆動植物と向き合う山や木々、草花など身近な自然、動物などをテーマに、生命力のエネルギーを感じられるテキスタイルづくりを行う。<出展者>okada mariko / 近藤実可子 / otsukiyumi / chihiro yasuhara / kata kata / 中澤楓/ルンルンテキスタイル / Ayuko Hazu / nocogou ノコゴウ / KAYO AOYAMA / soeru craft(24日) / HASHIMOTO NAOKO◆日常と向き合う日々の中で感じる季節の移ろい、いつもの風景、記憶のかけらや空想の世界をモチーフに、使い手の日常をそっと明るくしてくれる模様や図案を生み出す。<出展者>Canako Inoue / TANSAN TEXTILE / VRANA(24日) / いとい ゆき / Halka Mokkeroni / entwa / POSIPOSY / Kana Kawasaki / Natsuki CAMINO / 点と線模様製作所 / grasspool / minigara / mumea / MANAMI SAKURAI / beooomu(24日) / アラキケイ(24日) / KAKO MIYAMOTO / PORTRAIT LAB / 441 ヨンヨンイチ(24日) / gochisou(24日)子どもも大人も楽しめる参加型の布遊びプログラムテキスタイルをテーマにしたワークショップ・アートプログラム・トークショー、スペシャルライブなどの企画も盛りだくさんです。◆力石咲「毛糸玉モンスターをつくろう!」(24日)美術家・力石咲さんによる子ども向けのワークショップ。色も素材も状態も、さまざまな糸を好きなだけ組み合わせたら顔シールを貼って。自分だけのモンスターづくりに挑戦!◆イイダ傘店「ハギレでロゼットブローチをつくろう!」イイダ傘店のテキスタイルを用いたパーツの中から好きなものを選び、くるみボタンやリボンを組み合わせて自分だけのロゼットブローチが作れるワークショップ。◆udu textil「手織りのMYブローチ」鳥のカタチのミニ織り機oritoriを使って手織りのブローチを作るワークショップ。たくさんのカラフルな糸を好きなだけ使って、オリジナルのテキスタイル作りを。ワークショップは他にも目白押し!一覧: 「テキスタイルづくりの現場」をテーマにしたインタビュー冊子を来場者特典としてプレゼント来場者特典として、テキスタイルと向き合う4名のクリエイターのインタビューをまとめた小冊子をプレゼント。※冊子はチケット購入者の特典。数量に限りがあるため、なくなり次第終了。・インタビュー安部里香(東北芸術工科大学 講師) / 斎藤美綺(テキスタイルデザイナー)鈴木マサル(テキスタイルデザイナー) /髙島一精氏(ファッションデザイナー )美しいテキスタイルや、作家たちのものづくりに対する情熱に触れながら、一日中たっぷり楽しめる『装いの庭EXPO'25』はファミリーでのお出かけにもおすすめ。子どもたちにとっても新鮮な体験になるのではないでしょうか。装いの庭EXPO’25(ヨソオイノニワ エキスポ ニジュウゴ)会期: 2025年2月23日(日)・24日(月・祝)時間: 23日(日) 14:00-18:00、24日(月・祝) 10:00-17:00会場:東京たま未来メッセ・えきまえテラスチケット購入:装いの庭オンラインショップ チケットぴあ 価格:前売り券(来場特典付き)1,000円/日 当日券 1,500円/日 ※当日券は会場にて販売 ※価格はすべて税込(中学生以下入場無料)公式サイト: 主催:装いの庭EXPO実行委員会後援:八王子市・八王子市教育委員会
2025年02月10日神楽サロン有限会社(伊勢市本町20-24 逓信館、以下神楽サロン)は、2025年3月から日本の精神文化を体験的に学べる伊勢ツアーの販売を開始します。当ツアーは、観光庁による「地域観光”新発見”事業」の採択を受けた伊勢市から神楽サロンが事業を受託し、その取り組みの中で作り上げたものです。当ツアーは、ツアー中に訪れる訪問先で徐々に知識を得ていくことにより、最終的に深い学びと納得感が得られるような流れとなっています。伊勢ならではの学びの機会を提供するツアーを造成することで、これまでにない新たな旅行ニーズを呼び込み、地域の発展に貢献したいと考えています。神道博物館を解説付きでまわる■サービス詳細実際に体を動かしたり、ガイドの案内を聞いたりしながら、神道文化を通じて、日本の精神文化を深く学ぶ伊勢ツアーを造成しました。ツアーは3日間で構成されており、初日に皇學館大学で体験的に神道文化について学び、2~3日目に伊勢神宮と伊勢神宮の博物館を訪れ、ガイドの案内を聞きながらまわります。ガイドの案内を受けるだけでも理解度は高くなりますが、皇學館大学での神職の作法や神道に関する展示物を学ぶ体験が事前学習の役割を果たし、2・3日目の学びをより深めてくれます。また、ツアーの最後に直会(なおらい)※をテーマにした食を外宮参道で体験します。これまでのツアーの中で得た学びを、味覚を通じて心に深く刻む特別なひとときをご用意します。ツアー料金は10名様以上で一人当たり55,000円(税込)からを予定しています。※直会とは、祭典で神前に供えた食べ物を参列者がお下がりとしていただき、それをいただくことです。また、非日常から日常に戻る通過儀礼的な役割も担っています。祓詞を心静かに浄書する■伊勢の魅力向上に貢献できる旅行体験を当ツアーでは、皇學館大学との協力を得て実現した、ここでしか体験できない学びのコンテンツを体験することができます。このコンテンツは、皇學館大学の神職養成課程で学んでいる学生の活躍の場としても活用できることが期待されています。昨年12月に実施したモニターツアー参加者からは、志高い学生と交流できることそのものも、魅力を高める要因になったという声がありました。また、このツアーは日本の精神文化を体験的に学べることから、企業研修や学校教育としても活用することができます。特に、管理職や海外赴任候補者に向けた研修、あるいは海外留学を控えた学生が日本の文化的アイデンティティを学ぶ場として最適です。私たちは、このようなこれまでにない旅の提案を通じて、伊勢の持つ魅力と価値をさらに高め、地域の未来を切り拓くきっかけにしたいと考えています。皇學館大学の学生から神楽舞を学ぶ■神楽サロン有限会社取締役 瀧澤 信旅行部門担当 高橋 千典(現・伊勢市地域おこし協力隊)伊勢支店 旅行部門担当 奥野 綾香伊勢支店 旅行部門担当 山下 莉奈(現・伊勢市地域おこし協力隊) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2025年01月31日公益財団法人日本オペラ振興会は、2025年3月8日(土)・9日(日)、東京文化会館 大ホールにてグランドオペラ「静と義経」を上演いたします。チラシ表■静御前と源義経の悲恋物語-感動の名作を遂に再演!!文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術等総合支援事業(創造団体支援))|独立行政法人日本芸術文化振興会日本オペラ協会公演 日本オペラシリーズNo.87総監督 郡 愛子なかにし 礼 作・台本/三木 稔 作曲「静と義経」Shizuka & Yoshitsuneオペラ全3幕〈字幕付き日本語上演〉ニュープロダクションよしの山 みねの白雪 ふみわけて 入りにし人の 跡ぞ恋しき場所:東京文化会館 大ホール日時:2025年3月8日(土)・9日(日)14:00開演時間:開場13:00 *13:15から会場内にて作品解説をいたします。※上演時間:約3時間(休憩含む)●主催:公益財団法人日本オペラ振興会、公益社団法人日本演奏連盟●都民芸術フェスティバル主催:東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団●助成:文化庁、公益財団法人三菱UFJ信託芸術文化財団~あのグランドオペラ「静と義経」待望の再演~オペラ「静と義経」は、1993年鎌倉芸術館の開館記念委嘱作品として三木 稔作曲にて製作されました。同年、台本作者であるなかにし 礼本人の演出により初演され、絢爛豪華なステージとして大成功を収めました。武士が権力を握った時代を象徴する歴史上の数々の登場人物に加え、様式美も感じさせるドラマティックな音楽により、壮美なグランドオペラとして仕上げられたこの作品は、ジャパンタイムズをはじめとして各種音楽評でも絶賛されました。2018年に日本オペラ協会は創立60周年を迎え、その記念公演として2019年3月に新宿文化センターで東京初演を行い、両日満員のお客様にご来場いただきました。監修に、本作の台本を書き下ろした作詞家なかにし 礼を迎え、「作品の本質に迫る公演」としてメディアにも多数取り上げられ、大盛況のうちに終演いたしました。あれから6年、今回新たなプロダクションとして生まれ変わります。指揮は前回に引き続き、日本オペラの指揮者として絶大の信頼を得ている田中 祐子、演出には、東京藝術大学大学院を修了し、現在日本を代表する“文芸座”の演出を務める生田 みゆきが日本オペラ初登場。出演者には、砂川 涼子、相樂 和子、澤崎 一了、海道 弘昭、須藤 慎吾、村松 恒矢をはじめ、日本オペラ協会が誇る数多くの歌い手を配しました。吉野山から始まる悲劇。義経への想いを貫き通す静の、悲しくも華々しいグランドオペラにどうぞご期待ください!■チケット情報S席:16,000円 A席:13,000円 B席:10,000円 C席:7,000円 D席:5,000円 E席:3,000円◆青春割引:B席~E席2,000円(25歳以下/枚数限定/座席指定不可)◆ヤング・フレッシュマンチケット:S席・A席を半額(25歳以下/枚数限定)◆障がい者割引:S席~C席を20%割引(要お問い合わせ/枚数限定)※特別割引につきましては、日本オペラ振興会チケットセンターのみで取り扱い。詳細はお問い合わせください。※未就学のお子様の入場はご遠慮ください。●お問い合わせ・予約日本オペラ振興会チケットセンターTEL: 03-6721-0874(平日10:00~18:00)URL: ●チケット販売所・東京文化会館チケットサービス 03-5685-0650・チケットぴあ : (Pコード:267-122)・ローソンチケット: (Lコード:34242)・イープラス : ・teket : ※電子チケット■出演者指揮/田中 祐子 演出/生田 みゆき3/8 3/9静 砂川 涼子 相樂 和子義経 澤崎 一了 海道 弘昭頼朝 須藤 慎吾 村松 恒矢弁慶 江原 啓之 杉尾 真吾磯の禅師 鳥木 弥生 城守 香政子 川越 塔子 家田 紀子大姫 芝野 遥香 別府 美沙子梶原景時 持木 弘 角田 和弘和田義盛 川久保 博史 勝又 康介大江広元 三浦 克次 中村 靖佐藤忠信 和下田 大典 竹内 利樹伊勢三郎 琉子 健太郎 濱田 翔片岡経春 山田 大智 龍 進一郎安達清経 黄木 透 平尾 啓堀ノ藤次 別府 真也 江原 実藤次の妻 きのした ひろこ 吉田 郁恵合唱 日本オペラ協会合唱部管弦楽 東京フィルハーモニー交響楽団合唱指揮 :諸遊 耕史美術 :鈴木 俊朗衣裳 :坂井田 操照明 :矢口 雅敏振付・所作:出雲 蓉舞台監督 :八木 清市副指揮 :平野 桂子、小松 拓人演出助手 :伊奈山 明子 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2025年01月15日浦和大学(所在地:埼玉県さいたま市)は、2025年2月8日(土)に公開講座「ディズニー文化を考える~日本とアメリカの視点から~」を開催いたします。■開催背景世界中の人々に愛されるエンターテインメントブランド「ディズニー」。その影響力は計り知れません。本講座では、身近な存在であるディズニーを切り口に、日本とアメリカの文化や社会について掘り下げ、その影響力の源泉を探ることを目的とします。浦和大学社会学部現代社会学科では、現代社会で活きる・活かせる専門フィールドとして「メディア」「観光・文化」「社会・経営」の3本柱を設け、それぞれに専門科目を配置しています。例えば「観光・文化」のフィールドでは、「外国史概説」「世界遺産論」「テーマパーク論」などの科目を通じて歴史・文化、そして観光及び観光産業について理論的に捉え、社会問題の発見とその改善につながる実践的な教育を行っています。これは建学の精神「実学に勤め徳を養う」に基づいています。今回は、エンターテインメントの枠を超えた「ディズニー」を題材に、日米の文化及び歴史的な背景を理解することで、現代社会を再考し、受講者が新たな視点を得られることを期待しています。公開講座「ディズニー文化を考える~日本とアメリカの視点から~」 ■講座内容【第1部】東京ディズニーリゾートと日本文化(13:00~14:30)担当講師:豊田由貴夫 副学長・教授東京ディズニーリゾート(TDR)は、日本で大成功を収めたレジャー施設です。本講座では、経営学的視点ではなく文化的視点からTDRの成功要因を分析します。アメリカ文化を象徴するディズニーが、なぜ日本でこれほどまでに受け入れられているのか、日本文化との関係性を考察します。【第2部】アメリカ文化としての『ディズニー』(14:40~16:10)担当講師:岩本裕子 教授アメリカ文化に深く根付いた「ディズニー」をテーマに、ウォルト・ディズニーの想いを掘り下げます。創設者が込めたメッセージを映像資料を通じて読み解き、アメリカ社会におけるディズニーの役割や夢の象徴性を考察します。また、社会の変化に対応したディズニー・テーマパークの歴史についても触れます。■講師プロフィール<豊田由貴夫 浦和大学副学長・社会学部現代社会学科教授>東京大学教養学部卒業、同社会学系大学院修了。文化人類学を専門とし、主にパプアニューギニアを対象としてオセアニア地域をフィールドとしてきた。近代化の影響や農業開発の可能性などの研究を行っている。これと並行して睡眠の文化的研究や東京ディズニーリゾートの研究も行っている。<岩本裕子 社会学部現代社会学科教授>津田塾大学(アメリカ研究)卒業後9年目に立教大学大学院(西洋史専攻)進学。2006年同大学院で博士(比較文明学)学位取得。東京女子大学助手を経て1991年に浦和短期大学英語科着任。2008年最後の学科長として短大卒業生を送り出し、こども学部教員に。2021年現代社会学科へ内部移籍。【開催概要】公開講座「ディズニー文化を考える~日本とアメリカの視点から~」日時 :2025年2月8日(土)13:00~16:10会場 :浦和大学 3号館2階 3201教室対象 :15歳以上(中学生不可)受講料 :無料定員 :100名(定員超過の場合は教室の収容最大の80%まで受け入れを予定)アクセス :東川口駅、浦和美園駅から無料スクールバスを利用可能申込方法 :郵送・FAX(048-878-5116)大学ホームページ( )お問い合わせ:浦和大学 教務課 公開講座係電話番号:048-878-3742主催 :浦和大学■人を支える力を育む ― 浦和大学 ―浦和大学は、開学以来、「実学に勤め徳を養う」という理念のもと、実学教育と徳育教育を重視しています。幅広い教養を基盤とし、豊かな人間性を育みながら、保育・幼児教育、初等教育、社会福祉の専門的な立場で地域社会に貢献できる実践力を持つ人材の育成に努めています。●法人名称 : 学校法人 九里学園●大学名称 : 浦和大学●所在地 : 〒336-0974 埼玉県さいたま市緑区大崎3551JR「東川口駅」からスクールバスで15分埼玉高速鉄道「浦和美園駅」からスクールバスで5分●学長 : 久田 有●設立 : 1946年●学部学科 : こども学部(こども学科・学校教育学科)社会学部(総合福祉学科・現代社会学科)●ウェブサイト: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2025年01月08日日本全国から伝統文化や観光地、観光サービスなどの情報を訪日外国人向けに提供し、Facebookフォロワー数が320万人を超える日英対応WEBメディア「Japan OLD」( )の企画・運営を行う株式会社アッシュ(本社:〒530-0041 大阪市北区天神橋5-7-10 さかしん天神橋ビル8F 代表:塩野 恵麻、「Japan OLD」所有/管理:えむすび株式会社 所在地:〒530-0047 大阪府大阪市北区西天満1丁目10-16 KSビル別館 3階 代表:森田 大輔)は、「Japan OLD」のホームページにジャンル別検索機能や新たな特集欄を盛り込み、2024年12月4日にリニューアル公開いたしました。「Japan OLD」リニューアル公開「Japan OLD」は開設以来、各自治体と連携しさまざまなカテゴリで発信を続けてきましたが、これからは「古き良き日本の原風景を体感してもらう」をコンセプトに有名な建造物や観光スポットのみならず、例えば、地域特有の日常、文化・伝統などの普段はクローズアップされない場所に焦点を当てます。リニューアルした「Japan OLD」の情報は、訪日観光客の中でも特に訪日回数が多く、日本の精神性(禅のこころ、真・善・美、和敬清寂)を知りたい・理解したい、日本でしかできない体験をしたいと思っている人に向けた記事が中心となります。記事のジャンルとしては、「History / Culture (歴史・文化)」「Mindfulness / Digital detox (マインドフルネス・デジタルデトックス)」「Rojiura~Japanese local~ (裏路地・地域もん)」「Japanese craft (伝統工芸・匠の技)」の4つから構成。また編集部イチ押しの特集ページ<あなたに伝えたい「日本」がある>を増設。現地取材やインタビューなどに基づいた豊富な写真と好奇心を刺激する解説文で知られざる日本との出会いの機会を提供します。「Japan OLD」京都「Japan OLD」岩手「Japan OLD」山梨▼4つのジャンルに分類し、知られざる日本を世界に発信「Japan OLD」ウェブページの新機能として、ユーザーの興味から記事を検索できるジャンル検索機能を追加しました。カテゴリをわかりやすくすることで知りたい情報へのアクセス性を高め、訪日外国人に「そこに行きたい・体験したい」と感じていただけるような機会をご提供します。▼記事ジャンル詳細「History / Culture」:建造物、文化遺産、伝統芸能、芸道・武道などの日本文化「Mindfulness / Digital detox」:自然遺産、風景、お遍路・写経・座禅などの精神体験「Rojiura~Japanese local~」:お祭り、イベント、ローカルフード、地域固有の習慣「Japanese craft」:伝統工芸、匠の技、手仕事など「Japan OLD」4ジャンル▼編集部イチオシ情報を特集ページに掲載「Japan OLD」に新設された特集ページ、<あなたに伝えたい「日本」がある>では、古き良き日本を思い出させる風光明媚な景観、四季折々の姿を見せる大自然、地域の文化に根付いた神秘的な行事や祭典、長年受け継がれてきた歴史を紐解く文化施設、伝統芸能や伝統工芸の体験や滞在型の文化体験など、日本人でも知る人ぞ知る穴場情報を選りすぐってご紹介しています。訪日外国人数が月間300万人を突破し、一部地域のオーバーツーリズム問題が深刻化する昨今、「Japan OLD」はトレンドだけを追い求めるのではなく、外国人からの認知度が低い全国各地の観光情報・日本文化の理解に繋がる情報を日英両言語によって世界に発信しています。特集ページでは、持続可能な観光地づくりを目指し、現地取材などを通して各地の自治体とも連携しながら情報収集・掲載を行ってまいります。「Japan OLD」WEBサイト▼「Japan OLD」編集長 塩野 恵麻からのコメント「Japan OLD」は、独自の視点から日本の歴史、伝統、文化、建築の色あせない魅力を発信するメディアです。多くのメディアや旅行プランが注目する有名な歴史的建築物の「主役」に対し、「Japan OLD」はその「主役」を支える人々、普段見過ごされがちな文化遺産、地域の生活や固有の伝統に焦点を当てています。私たち日本人ですら知らない魅力的な場所や人々が、日本にはまだ数多く存在します。しかし、情報が溢れる現代において、多くの人が声の大きいメディアの情報をもとに訪れる場所を決めがちです。それでも、行列はできていないが美しく価値ある場所が無数にあるのです。これらの場所に光を当て、その本質的な価値を正しく伝えていくことが、「Japan OLD」の使命だと考えています。例えば、神職の方々の情熱や神宮の維持への献身、地域の人々との深い結びつき、そこでしか味わえない体験など、日本の美しさを支える要素を丁寧に掘り下げ、紹介しています。日本の四季や精神性、禅や和敬清寂といった深い価値観に触れたい方々に、「Japan OLD」でしか得られない体験を提供し、いわば「本物の日本」に出会う機会を創出しています。「Japan OLD」を通じて、訪れたい、体験したいと思える新しい「日本」を発見し、誰もが「古き良き日本の原風景に触れたような気持ち」を味わい、何度でも繰り返し体験したくなる魅力を提供していきます。▼「Japan OLD」リニューアルに伴うコンテンツ協力・掲載希望企業様募集のお知らせリニューアル後の「Japan OLD」は、同じような思いを持った会社様・団体様と一緒に作り上げていきたいと考えております。貴社・貴団体の活動を「Japan OLD」を通じて国内外に発信することに賛同いただける場合はご連絡ください。「Japan OLD」運営会社 株式会社アッシュ所在地:〒530-0041 大阪市北区天神橋5-7-10 さかしん天神橋ビル8FTel :06-6356-1800Fax :06-6355-7151▼コンテンツ制作に協力いただけるパートナー例・地域特有の歴史や文化、観光地、伝統行事を発信したい地方自治体・観光協会様・日本が誇る工芸品や伝統文化の情報発信にご協力いただける団体や個人の皆様・「日本文化」の理解を深める活動を行っている国際交流団体様、外国人コミュニティをもつ皆様・持続可能(グリーンツーリズムやエコツーリズム)な観光地づくりに取り組む団体様▼「Japan OLD」に記事掲載を希望の方3月末までの約4カ月間記事掲載およびSNS掲載の割引キャンペーンを実施しております。掲載先は、「Japan OLD」のメディア、Facebook・Instagramとなります。特に下記の企業様にはおすすめとなっております。・「Japan OLD」のSNS(Facebookフォロワー約320万人)に対して、地域や文化の魅力を世界中に届けたい企業様・国外に自社の製品・ブランドを広めたい民間企業様▼「Japan OLD」運営会社 概要会社名 :株式会社アッシュ代表者 :塩野 恵麻資本金 :1,000万円従業員数:15名設立 :1998年(平成10年12月)創業 :1989年(昭和63年10月)事業内容:映像、ブランディング、プロモーションデザイン、地方創生、エンターテインメント、事業開発所在地 :〒530-0041 大阪市北区天神橋5-7-10 さかしん天神橋ビル8FTel :06-6356-1800Fax :06-6355-7151【Japan OLD各種ページ】WEBページ : 英語WEBページ: 公式Instagram: 公式Facebook : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年12月04日ニジゲンノモリの人気アトラクション「ゴジラ迎撃作戦」では、世界中からニジゲンノモリに集まるゴジラマニアを中心に、さらにゴジラの世界観や日本の文化を愉しめるイベント「Awaji GODZILLA Festival 2024 in Winter」を2024年12月14日(土)~2025年2月23日(日)までの期間限定で開催いたします。イベント期間中は、「プレミアムチケット」をご購入されたお客様を対象に、3つのゲームを開催。「ゴジラ迎撃作戦」のストーリーを再現した「弓矢チャレンジ」や日本の伝統的な遊戯である「投扇興(とうせんきょう)ゲーム」、世界でも有名な「けん玉ゲーム」に加え、今回は、古来より続く子供向け遊戯「お手玉ゲーム」が新登場!それぞれのゲームの結果に応じて、ニジゲンノモリ限定の和柄ゴジラグッズをプレゼントいたします。世界中のゴジラマニアよ、淡路島ニジゲンノモリに集結せよ!【概要】実施期間:2024年12月14日(土)~2025年2月23日(日)内容:期間中、プレミアムチケットを購入されたお客様を対象に、4つのゲームを開催。結果に応じて、豪華景品をプレゼント【ゲーム内容】①「弓矢チャレンジ」/ゴジラ迎撃作戦のストーリーになぞらえて、弓矢でゴジラの的当てに挑戦するゲーム②「投扇興(とうせんきょう)ゲーム」/日本伝統の遊び。扇を的に向けて飛ばすゲーム③「けん玉ゲーム」/けん玉を使って、大皿に玉を乗せるゲーム④「お手玉ゲーム」/お手玉を連続で繰り返し、続いた回数に応じて得点をもらえるゲーム参加費:無料対象:プレミアムチケットを購入された方特典:ニジゲンノモリオリジナルグッズ「ゴジラ背負いリュック」URL: ▲ここでしか手に入らないゴジラ背負いリュック■(参考)「ゴジラ迎撃作戦」概要『ゴジラ迎撃作戦』は、淡路島に上陸した世界最大、全長120mの実物大ゴジラをテーマにし、強大さと迫力を真に体感できる世界唯一のエンターテインメントアトラクションです。参加者は国立ゴジラ淡路島研究センターの一員となり、細部までこだわり抜いたゴジラの体内に参加者が突入する「ジップライン」や、飛散したゴジラ細胞を殲滅(せんめつ)する「シューティングゲーム」などのミッションに挑みます。その他、常設では世界初となる「ゴジラミュージアム」や、小さなお子さまを対象に、約50種類の怪獣ソフビなどが遊び放題のキッズエリア「カイジュウノモリ」などの室内アトラクションも充実。さらに、国立ゴジラ淡路島研究センターのグッズをはじめ、「ゴジラ迎撃作戦」の世界感あふれるフード等も販売致します。世界最大のゴジラが淡路島に上陸しています!ゴジラ迎撃作戦ではゴジラグッズも充実!ニジゲンノモリでしか買うことができないオリジナルグッズも多数展開しております。かっこいい帽子や可愛いカチューシャを着けてアトラクションを体験すれば、より一層ゴジラの世界観に入り込めます。また、グラスやフィギュアやお菓子など、お土産の購入にもご利用ください!■(参考)グランシャリオ北斗七星135°ゴジラコラボルーム「怪獣ランド」概要「ゴジラ」の70周年を記念し、歴代の「ゴジラ」映画作品に登場した怪獣たちが大集合したゴジラコラボルーム『怪獣ランド』を12月1日(金)よりオープン。室内には、歴代ゴジラと人気怪獣たちが描かれたインテリアやタペストリー、窓越しに見える実寸大ゴジラの一部、さらに、それらに光の照射で見え方が変わる特殊加工を施すことによって、昼・夜で異なった室内の雰囲気をお楽しみいただけます。室内に隠れた全ての怪獣たちを見つけ出すことで豪華特典が手に入る“特別任務”に挑戦していただくなど、昼夜通してお愉しみいただけるお部屋です。 TM & © TOHO CO., LTD.ゴジラ迎撃作戦|【公式】ニジゲンノモリ : ホーム : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年11月06日国によって、さまざまな文化や常識がありますよね。場所によっては、日本では失礼に当たってしまうようなことが親しみの表れだという国もあるようで……。今回MOREDOORでは、海外に行って驚いたエピソードをご紹介します。※当事者の声はさまざまです。あくまで一例として、ご参考にして頂ければ幸いです。50歳、Hさんの場合夫の海外赴任に帯同し、ベトナムに駐在していた頃のエピソードです。当時のベトナムでは、今ほど現代的なショッピングモールや外国人向けの飲食店もありませんでした。そのため、ベトナム語ができた方が不便がなくていいだろうと、現地の大学の日本語学科を卒業した若い女性をベトナム語の先生として紹介してもらうことになりました。彼女とは公私共に親しくなり、楽しい時間を過ごしていました。ある時、私は駐在スタート時から、出会って早々のベトナム人から、年齢、住居費、給料その他プライベートなことを聞かれる機会が多いことに困惑したことを彼女に話しました。ベトナム人に話してみると……その話を彼女にしたところ、「ベトナム人は、自分のことを何も聞いてこないと『自分に興味がないのね』と思ってそれ以上親交が深まらなくなるから、プライベートなことを聞くのは親しみの表れなんだ」とのこと。まだ私も若かったので、「いろんな文化があるなあ!」と驚きました。「国によって、失礼に当たることも違うものだなぁ」と感じ、自国の失礼行為が海外でも失礼にあたるかどうかは分からないものなのだと学びました。(50歳/主婦)ベトナム人の質問内容に驚きベトナムの常識を知って、「いろんな文化があるな」と驚いたというHさん。確かに、日本では出会って間もない人に住居費や給料を聞くことはほとんどしませんよね。皆さんは、海外に行った時に驚いた経験はありますか?※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。(MOREDOOR編集部)
2024年10月31日近畿文化会は、沿線に数多くの文化財を持つ近畿日本鉄道が1949年に「文化財愛護の心を養い、歴史的知識を高める」ことを目的に設立しました。寺社や史跡などを紹介する月刊文化冊子『近畿文化』の発行と、専門の知識をもった講師の案内による現地見学会(臨地講座)の開催を軸に、文化財と歴史の魅力を発信する活動を行っています。月刊の『近畿文化』は、近畿文化会の会誌として1949年10月に創刊(当時の冊子名は『近畿文化通信』)、以来75年間連綿と発行を続け本年11月号で900号を迎えます。900号を記念して、創刊号(『近畿文化通信』第1号)で紹介した壷阪寺と五百羅漢像を訪ねる記念臨地講座を開催します。詳細は別紙のとおりです。『近畿文化』900号『近畿文化通信』第1号別紙1.近畿文化会の概要(1)沿 革 1931年(昭和6)古文化研究団体「大和國史會」設立(郷土史家の田村吉永が主宰、吉野の富豪で大阪電気軌道(近畿日本鉄道の前進会社)社員の阪本猷が支援。大阪電気軌道や関西急行鉄道の援助・協力を受けて会誌の発行、講座・講演会の開催等を行う。)1949年(昭和24)10月「大和國史會」を母体に、近畿日本鉄道の文化事業を包含して、「文化財愛護の心を養い、歴史的知識を高める」ことを目的に、近畿文化会が発足文化冊子『近畿文化通信』創刊(10月1日)第1回の例会(現在の臨地講座)を開催(10月16日)1956年(昭和31)2月『近畿文化通信』を『近畿文化』に改称2019年 (平成31)4月初心者向けの「入門臨地講座」を開始(2)活動内容 ・寺社や史跡などを紹介する冊子『近畿文化』を毎月1回発行・講師の案内で史跡、寺社などの文化財を訪ねる「臨地講座」(現地見学会)を毎月2回開催(8月を除く)・近鉄文化サロン阿倍野の「歴史・文化セミナー」の企画(月1回、主催は近鉄文化サロン阿倍野)(3)会員数 約800名(4)年会費 普通会員 3,000円 家族会員 1,500円※家族会員は普通会員と同居の高校生以上の方に限ります。※年会費は入会月より1年間有効です。(随時入会できます)家族会員の方の有効期限は、普通会員の方と同じになります。※普通会員には毎月、冊子『近畿文化』を郵送いたします。2.『近畿文化』の概要(1)創 刊 1949年10月1日 『近畿文化通信』第1号発行※第1号はB5判1枚に表裏印刷の2頁※第3号(1950年3月)から毎月発行※第74号(1956年2月)から『近畿文化』に改称(2)発行日 毎月1日発行(A4判、8頁~12頁)<ISSN 0911-0550>(3)発行部数 1,500部(近畿文化会会員に送付するほか、関係先に寄贈)(4)内 容 臨地講座の講師(考古・建築・仏像・歴史など各分野の専門家)が執筆する講座に関連した論考を掲載。【900号掲載論考の執筆者・タイトル】皇學館大学名誉教授 岡田 登「伊勢神宮(内宮)」大阪大谷大学教授 狭川 真一「『近畿文化』900号発刊記念 壷阪寺・小島・檜前界隈の石造物」大和文華館学芸部係長 一本 崇之「高槻の仏像―北摂三山寺と田能神宮寺の古仏―」3.『近畿文化』900号記念臨地講座(1)開催日 2024年11月17日(日)(2)講座名 『近畿文化』900号記念講座 壷阪寺・小島・檜前界隈の石造物(3)講 師 大阪大谷大学 教授 狭川 真一(4)集 合 近鉄吉野線 壺阪山駅改札口 10時10分(5)行 程 (徒歩5キロ、一部路線バス利用)≪……徒歩、==バス≫近鉄壺阪山駅……バス停壺阪山駅=(奈良交通バス)=バス停壷阪寺前……壷阪寺[本尊のお見拭い特別結縁参拝、宝篋印塔・石灯籠などの拝観、昼食]……五百羅漢像……バス停壷阪寺前=(奈良交通バス)=バス停壺阪山駅……光永寺[人頭石]……キトラ古墳……キトラ古墳壁画館四神の館……於美阿志神社・檜隈寺跡[十三重石塔]……吉備姫王墓[猿石]……近鉄飛鳥駅【17時10分頃解散予定】≪注意事項≫・荒天の場合は中止します。・弁当をご持参ください。昼食場所は壷阪寺境内です。・壷阪寺から五百羅漢像までは坂道の上り下りがあります。(6)定 員 40名(先着順、事前申込制)(7)参加費 5,500円(税込、前納) ※近畿文化会会員は4,500円・参加費に行程中の奈良交通バス運賃(760円)は含まれていません。当日お支払いいただきます。・11月13日(水)以降の取消は1,500円の講座開催費をご負担いただきます。(8)申込方法 近畿文化会事務局まで電話、FAXまたはメールにてお申込みください。定員に達し次第受付を終了いたします。(現在受付中)電 話:06ー6775ー3686FAX:06ー6775ー3669メール: kinbun@rw.kintetsu.co.jp ※電話の受付時間 9時10分~18時(土・日・祝日および5月1日は休み)※FAXとメールは24時間受付※お申込み際は、下記(1)~(7)をお伝えまたは明記してください。(1)郵便番号 (2)住所 (3)氏名 (4)生年(西暦) (5)性別(6)連絡先(携帯電話番号など) (7)参加を希望される講座名以 上参考最近の『近畿文化』掲載論考創刊号からの掲載論考のタイトルと執筆者は近畿文化会ホームページでご覧いただけます。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年10月28日日本の文化といえば、あなたは何を思い浮かべますか?歌舞伎や相撲、アニメなど、さまざまなものがありますよね。今回MOREDOORでは、海外の人に驚かれたことエピソードをご紹介します。※当事者の声はさまざまです。あくまで一例として、ご参考にして頂ければ幸いです。45歳、Nさんの場合海外の方が初めて日本のアニメイベントに参加した際のことです。コスプレイヤーたちの情熱と技術に、海外の方は驚いている様子でした。熱量に驚いていた海外の方彼らがお気に入りのキャラクターになりきり、写真撮影を楽しむ姿を見て、アニメが単なる娯楽ではなく、深い愛情やコミュニティを生む文化だと実感していました。また、会場の盛り上がりやファン同士の交流に感動し、アニメが国境を越える力を持っていることを改めて認識したそうです。私もアニメ・漫画は日本の文化として根付いてきているんだと実感しました。これからも、アニメ・漫画をどんどん海外の方に認知してもらえるよう、盛り上げていきたいです。(45歳/会社員)盛り上がりにびっくりしていたアニメイベントに参加し、その熱量の高さに驚いていたという海外の方。日本の文化であるアニメや漫画が国境を越えて多くの人に受け入れられていることを知ると、嬉しいものですね。皆さんは、海外の人に驚かれた日本の文化は何かありますか?※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。(MOREDOOR編集部)
2024年10月27日昭和女子大学(東京都世田谷区:学長 金尾朗)日本語日本文学科は、11月2日(土) に日本文化ワークショップ「Haiku for Peace by SWU x TUJ」をアメリカの州立テンプル大学ジャパンキャンパス(以下TUJ)の日本語学科と共催します。俳人黛まどか客員教授の指導のもと、日米の学生が「Peace - 平和」をテーマにした句を作り、鑑賞する中で平和について学びます。「Haiku for Peace」は、俳人黛まどか客員教授が2022年3月から始めた活動で、「世界で一番短い文学である俳句を通じて、紛争や争いを止める一助をしたい」という願いが込められています。今回のワークショップには、日本語日本文学科の学生11人と、TUJの日本語学科の学生13人が参加します。本学とTUJは、2021年初回から今回3回目となる俳句のワークショップを共催することで、俳句という日本文化を楽しむだけでなく、「平和」に対して国や文化が異なると考え方も多様であることを知る機会としています。◆ 昭和女子大学 日本文化ワークショップ「Haiku for Peace by SWU x TUJ」【日時】2024年11月2日(土) 13:00 ~ 14:30【共催】昭和女子大学 人間文化学部日本語日本文学科 テンプル大学ジャパンキャンパス 日本語学科※一般の聴講はできません。メディアで取材を希望される際はご連絡ください。日本文化ワークショップ「Haiku for Peace by SWU x TUJ」11月2日.pdf : 黛まどか 昭和女子大学客員教授 プロフィール俳人。神奈川県生まれ。1994年、「B面の夏」50句で第40回角川俳句賞奨励賞を受賞。2024年、初句集『B面の夏』文庫版を復刊、句集『北落師門』で第16回文學の森賞大賞受賞。俳人としてのデビューから30周年を迎える。2016年から昭和女子大学客員教授。著書に、句集『北落師門』、随筆『暮らしの中の二十四節気』など多数。昭和女子大学とアメリカの州立テンプル大学ジャパンキャンパス(TUJ)との連携2019年秋、隣接するキャンパスへ移転してきたことを機に、連携を強化しています。昭和女子大学とテンプル大学の2つの学位(卒業証書)を取得できる「ダブル・ディグリ ー・プログラム」のほか、全学部の学生を対象に授業履修や単位互換制度があります。また、両大学の学生が交流・協働しながら学び合うことで、様々な多文化交流が生まれています。本件に関する取材のお申し込み先昭和女子大学広報部03-3411-6597 / kouhou@swu.ac.jp 昭和女子大学ホームページ 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年10月25日海外に行くと、さまざまな場面で文化の違いにびっくりすることがありますよね。逆に海外の方が日本に来た時も、思わぬ場面で驚きを感じることがあるようで……。今回MOREDOORでは、海外の人に驚かれたことエピソードをご紹介します。※当事者の声はさまざまです。あくまで一例として、ご参考にして頂ければ幸いです。30歳、Nさんの場合初めて東京に来た海外の方が、一人でタクシーに乗った時の話です。日本は現金文化な上、外国人は日本のお金に慣れていないので支払いの時に時間がかかります。しかし、タクシーの運転手はせかさず、ゆっくり待っててくれたことに驚いていました。タクシー運転手さんの対応に驚き確かに日本では普通のことですが、外国では小銭を数えているだけでなんだか急かされている気分になることもあるよな、と思いました。慣れていない人に対して急かさないのは、日本のとてもいい文化だと思います。せかしていいことはないので、この文化は守っていきたいです。(30歳/会社員)せかさない文化に感動日本のタクシーでの対応に驚いていたという海外の方。心に余裕を持つことや、相手を思いやる気持ちの大切さがわかるエピソードですね。皆さんは、海外の人に驚かれた日本の文化は何かありますか?※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。(MOREDOOR編集部)
2024年10月19日「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録され、日本の食文化はますます世界から注目を集めていますが、そこには“発酵”の力が欠かせません。千葉県は世界に誇るしょうゆの一大生産地で、みりんの生産量も日本一!さらに、日本酒やみそ、酢など県内では様々な発酵食品が造られています。中でも、利根川・江戸川周辺は、発酵が文化として根付くエリア。伝統の技術で醸される発酵食品や極上の発酵フレンチに発酵文化の発信拠点まで、今すぐ訪れたくなる“発酵県ちば”の注目スポットをご紹介します!メイン画像【食の匠からも選ばれる伝統の味「ちば醤油」】■170年続く伝承の木桶仕込み「下総醤油」しょうゆ醸造が盛んな佐原の街並み三方を海に囲まれ、温暖な気候と豊かな自然に恵まれた千葉県は、しょうゆ醸造に適した地域で、江戸時代には、各地で盛んにしょうゆが造られました。中でも利根川と江戸川の水運で商都として栄えた香取地域で、1854(嘉永7)年の創業以来170年の間、確かな技術でこの地を代表するしょうゆを造り続けているのが「ちば醤油株式会社」。創業以来伝承の木桶で、厳選された国産原料(丸大豆、小麦、塩)のみを使い、蔵つきの酵母の力を借りて醸された看板商品の「下総醤油」は、国内だけでなく、iTQi(国際味覚審査機構)主催の国際食品アワードで、Superior Taste Award(優秀味覚賞)の2つ星を2度獲得するなど、国際的にも高く評価されています。■世界に羽ばたく伝統の醸造技術下総醤油/ちば醤油の木桶蔵現在、ちば醤油株式会社では、アジアをはじめとした海外への輸出も積極的に進めており、伝統的な製法で醸された数々の製品を世界中に輸出することで、日本の食文化の海外への発信にも力を注いでいます。さらに、製品の輸出だけでなく、インド企業と提携し手作りの麹から造る本醸造しょうゆの製造方法を技術移転するプロジェクトを2022(令和4)年から開始。食の多様化が進むインドでの新産業の確立と、日本の食文化定着に向けた取組にチャレンジしています。所在地: 香取市木内1208HP : 【万葉集にも詠われた発酵調味料“ひ志お”を造る「銚子山十」】■悠久の時を超えた発酵調味料「ひ志お」銚子山十「ひ志お」(「醤」とも表記)とは、大豆と大麦から麹を造り1年以上熟成させてできあがる発酵調味料。見た目は粒みそ、風味はしょうゆに近く、箸でつかむことができるため「食べるしょうゆ」とも呼ばれます。その「ひ志お」を天然醸造する「銚子山十」は、紀州広村(現在の和歌山県 有田郡広川町)で1630年(寛永7年)に創業。銚子では1708年(宝永5年)に開業しており、その歴史は400年近くにも及びます。今も昔と変わらぬ道具を使い、同じ製法で作る「ひ志お」は、ご飯のお供や、和食の調理だけでなく、パスタやステーキソースなど活用方法も様々。万葉集にも詠われ、悠久の時を感じさせる発酵調味料を食卓に加えてみては。所在地: 銚子市中央町18-3HP : <利根川・江戸川を利用した水運によって栄えた発酵文化>下総国醤油製造之図(「大日本物産図会」所収)しょうゆの歴史は、室町時代に遡るといわれ、室町時代後期には、近畿地方で盛んに生産され、江戸時代初期には既に江戸を中心とした関東地方に近畿地方で造られたしょうゆが送られていたという記録が残っています。江戸時代中期に入り、そばやうなぎ、江戸前寿司などの江戸の食文化を支える濃口しょうゆの生産の中心として発展したのが下総国の銚子と野田でした。しょうゆ造りに適した気候や関東平野での大豆栽培に加え、利根川や江戸川を利用した水運により発酵文化が栄えていったといわれています。【利根川水運の要衝発酵文化が根付く“江戸優り”のまち「佐原」】■歴史と伝統の中に発酵文化が息づくまち佐原の街並み利根川の水運で、商都として“江戸優り”と呼ばれるほど栄えた佐原は、今も当時の風情を色濃く残しています。全国を徒歩で測量し、「大日本沿海輿地全図」の作成に半生をかけた伊能忠敬の旧宅も現存し、「地図のまち」としても有名です。数多くの歴史的建造物が残る町並みは1996(平成8)年に関東で初めて重要伝統的建造物群保存地区に指定されるとともに、「北総 四都市江戸紀行・江戸を感じる北総の町並み」として、日本遺産にも認定。現在もまちの中心部で、みりんや日本酒が伝統的な手法で造られていて、お買い物や、酒蔵見学も楽しめます。【歴史ある佐原のまちに吹く新しい風「佐原商家町ホテルNIPPONIA」】■まち全体がホテルのような宿泊体験小野川沿いの元料亭を改修した宿泊棟「AOI」分散型ホテル「佐原商家町ホテルNIPPONIA」は、歴史的建造物が多く残る佐原のまち全体を1つの空間として捉えることで、この宿を訪れる人たちが自ずとまちを回遊し、人や文化と触れ合う時間を生み出しています。8棟ある施設は、300年以上の歴史をもつ元酒蔵を活用したフロント兼レストラン棟やカフェ、築120年の商家の間取りや蔵造りが残された宿泊棟など、歴史的・文化的価値を持つ建物を再活用しているのが特徴。フロント棟から宿泊棟、あるいは、宿泊棟からカフェへのちょっとした移動時間でのまち歩きも佐原ならではの魅力的な体験に生まれ変わります。■佐原の発酵文化を堪能できる極上フレンチ発酵フレンチ江戸時代創業の老舗蔵元の酒蔵のひとつを再利用した「LE UN」(ルアン)は、地産地消をテーマに、その土地の食材や名産を取り入れたレストラン。「その時その土地で最も美味しいものを食べていただきたい」というシェフの思いから、生産者のもとに足を運び、鮮度や質、料理に生きる食材を日々厳選し、発酵文化とフレンチを掛け合わせた、ここでしか 味わえない一皿を追求しています。フレンチでありながら地元酒蔵の酒粕や発酵食品を使用した“発酵フレンチ”は、まさに極上の味わい。蔵元直送の日本酒とのペアリングも 楽しめ、特別な時間を提供してくれます。■非日常のくつろぎ空間製綿業を営んでいた商家の蔵を改修した宿泊棟「YATA」商家や蔵、料亭など、多彩なコンセプトで整えられた14の客室は、まさしく「非日常」を体験できるくつろぎの空間です。今年3月にオープンしたばかりの「SHIPPOU」は、江戸中期に創建された旧伊能三郎衛門家の穀倉を改修した客室。壁や出窓は江戸時代の趣がそのまま残されており、まちの中心地である忠敬橋や小野川沿いの景観を眺めながら、江戸の暮らしに想いを馳せるゆったりとした時間を過ごすことができます。黒壁と見越しの松が目を引く佐原の名家「清宮利右衛門邸」を修復、再生した「MIYAKO」では愛犬と一緒に宿泊も。所在地: 香取市佐原イ1708-2HP : 【日本の食卓に欠かせない本みりんの原形白みりん発祥の地「流山」】■白みりん製造を受け継ぐ「流山キッコーマン」流山本町まちなかミュージアム「みりんといえば流山」とも謳われる流山は、白みりん発祥の地。白みりんは、それまで主流だった赤みりんに比べ、色が淡く澄んでいて甘味が強く、江戸好みの調味料として庶民に親しまれ、その食文化を支えました。江戸川のほとりに工場を置く「流山キッコーマン」は、200年以上基本技術を変えることなく、伝統の製法を守り続けています。工場壁面の白みりんに関する屋外展示「流山本町まちなかミュージアム」にもご注目を。所在地: 流山市流山3-90URL : ■新旧融合の古民家カフェ「蔵ごころ」蔵ごころ明治時代前後に建てられた土蔵造りの家屋や木造の商家が点在する「流山本町」エリアに店を構える「蔵ごころ」は国登録有形文化財「笹屋土蔵」の内装をリノベーションしたカフェ&バル。新旧が融合した居心地の良い空間では、みりんグルメを味わうこともできます。所在地: 流山市流山1-155-1URL : ■古式造りによる本みりん「かごや商店」かごや商店「かごや商店」の流山本みりんは、昔ながらの古式造りで余計な添加物は入れず、国産もち米・米こうじ・米焼酎を使って、約3~6カ月の時間をかけて造りあげられた逸品。機械濾過とは違った風味を味わうことができます。みりんの絞り粕「こぼれ梅」は、ほのかな甘さで、お菓子としてそのまま食べてよし、甘酒にしてよし、粕漬けに使う料理の材料としてもよしの万能食品!素材の味を活かした「流山本みりんゼリー」も人気の定番商品です。所在地: 流山市加5丁目1708番地URL : 【“発酵”を味わい尽くすならココ!「道の駅 発酵の里こうざき」】■千葉を代表する発酵文化の発信拠点道の駅 発酵の里こうざき千葉県で一番小さな町である神崎(こうざき)町。良質な地下水に恵まれたこの町では、昔からしょうゆ、みそ、日本酒などの生産が盛んに行われています。また、300年以上の歴史を持つ町内の2つの酒蔵を中心に、毎年3月に行われる「発酵の里こうざき酒蔵まつり」は、町の人口の約10倍となる6万人もの人々が訪れる大人気イベント。そんな神崎町にある、「道の駅 発酵の里こうざき」は、全国初の発酵をテーマとした道の駅として、2015(平成27)年4月に開業して以来、県内外問わず多くの方々に発酵食品の魅力を伝えています。■全国から厳選された発酵食品が集結(左)全国の発酵食品が集まる発酵市場の店内 (右)豚の味噌麹焼き定食発酵専門店「発酵市場」は、まるで発酵食品の百貨店。全国各地から厳選された約500品目もの発酵食品の数々は、まさに「発酵の里」に相応しい品揃え。その隣にある「レストランオリゼ」では、地元の新鮮な野菜と発酵食品を使った料理が提供され、特に、「道-1グランプリ」でじゃらん賞を獲得した「豚の味噌麹焼き定食」が大人気です!所在地: 香取郡神崎町松崎855HP : 【千葉の発酵文化を受け継ぎ、未来につなげる千葉県酒造組合会長 大塚 完氏】県内各地に発酵文化が根付く千葉県は、実は30を超える酒蔵のある関東有数の酒どころです。今回は、千葉県酒造組合会長の大塚 完さんに、日本酒を中心とした、千葉の発酵文化の歴史と展望などをお話しいただきました。千葉県酒造組合会長 大塚 完氏<プロフィール> 大塚 完(おおつか かん)千葉県生まれ。ワシントン大学を卒業後、電子周辺機器などを扱う商社に入社。1993(平成5)年に鍋店(なべだな)株式会社を継ぎ、現在は、代表取締役、第19代蔵元を務める。2016(平成28)年からは千葉県酒造組合会長に就任し、県内の酒蔵と協力しながら、日本酒文化の普及活動に取り組む。さらに、発酵をテーマにした「道の駅 発酵の里こうざき」の立ち上げから現在まで関わり続ける千葉の発酵文化のキーパーソンのひとり。■千葉県の酒造りの歴史と今- 千葉県の酒造りの歴史や現在の状況について教えてください米どころで江戸にも近い千葉には江戸時代400軒以上もの酒蔵があったとされ、その発展を支えたのが水運です。県内には今も多くの酒蔵がありますが、300年以上続く蔵も4軒ほどあり、千葉の酒造りを未来に繋げていきたいと考えています。毎年、「千葉の酒フェスタ」という大規模試飲会も開催し、多くの方に千葉の日本酒の魅力をお届けしています。千葉の地酒■“発酵の里”神崎町での挑戦- 「発酵の里こうざき酒蔵まつり」について教えてください1689(元禄2)年に成田山の門前で創業した鍋店は、その後、神崎町に蔵を移しました。1997(平成9)年に杜氏制度を止めて、社員だけで酒造りを始めたことを機に蔵祭りを始め、今年で26回目になります。2009(平成21)年からは、隣の寺田本家さんとも連携した、神崎町全体での「酒蔵まつり」に発展し、コロナ禍が明けた今年は6万人もの方々にお越しいただきました。神崎町には「道の駅 発酵の里こうざき」もあり、現在は、圏央道と接続したPA化に向けた改修工事が進められ、数年後には、一層利便性の高い道の駅に生まれ変わるのが楽しみです。酒造りの様子■千葉の日本酒の未来に向けて- 今後の取り組みや千葉の発酵文化の展望について教えてください海外へのさらなる輸出の促進などを見据えて、日本酒など酒類のGI(地理的表示)の登録を進めていくべきだと考えており、組合の中で委員会を発足させて検討を進めています。また、千葉県は農業県でもあるので、農産物を上手に発酵食品として加工することができれば、他の都道府県では真似できないような素晴らしいものが作れると思っています。千葉県には、伊勢海老をはじめとする豊富な水産物もあり、日本酒とのペアリングなどでも大きな可能性を感じています。千葉の豊富な水産物と日本酒のペアリングにも可能性があると語る大塚氏【今年は千葉が舞台!「第14回全国発酵食品サミットinかとり」】第14回全国発酵食品サミットinかとり発酵文化の素晴らしさを全国に向けて発信するイベント「全国発酵食品サミット」が、今年は香取市で開催!東京農業大学の小泉 武夫名誉教授による基調講演のほか、発酵食品ソムリエの料理教室、発酵食品の物産展、発酵屋台に加え、作家・エッセイストの阿川 佐和子さんのトークショーなど、見どころいっぱいのイベントです。日本が世界に誇る「発酵文化」を体験してみては。開催期間:令和6年10月26日(土)~27日(日)会場 :みんなの賑わい交流拠点コンパス(香取市佐原イ134-3)他【利根川・江戸川の水運で巡る発酵MAP】利根川・江戸川の水運で巡る発酵MAP<千葉県PRプロジェクトとは>千葉県各地のブランディングを目的に、千葉ならではの価値や魅力を発信するプロジェクトです。企画や取材などで情報をリサーチされている方は、お気軽にご連絡ください。■千葉県に関する情報のアーカイブについてワイヤーサービス「@press」にて過去に配信したリリースのアーカイブを閲覧いただけます。千葉に関するテーマや地域ごとに特集した豊富な情報にアクセスできますので、千葉の情報収集にお役立てください。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年10月17日ニジゲンノモリの人気アトラクション「ゴジラ迎撃作戦」では、世界中からニジゲンノモリに集まるゴジラマニアを中心に、さらにゴジラの世界観や日本の文化を愉しめるイベント「Awaji GODZILLA Festival 2024 in Autumn」を9月2日(月)~11月24日(日)までの期間限定で開催いたします。イベント期間中は、「プレミアムチケット」をご購入されたお客様を対象に、3つのゲームを開催。「ゴジラ迎撃作戦」のストーリーを再現した「弓矢チャレンジ」と日本の伝統的な遊戯である「投扇興(とうせんきょう)ゲーム」の、過去人気を博した2つのゲームに加え、今回は「けん玉ゲーム」が新登場!それぞれのゲームの結果に応じて、ニジゲンノモリ限定の和柄ゴジラグッズをプレゼントいたします。世界中のゴジラマニアよ、淡路島ニジゲンノモリに集結せよ!▲投扇興ゲーム▲弓矢チャレンジ■概要実施期間:9月2日(月)~11月24日(日)内容:期間中、プレミアムチケットを購入されたお客様を対象に、3つのゲームを開催。結果に応じて、豪華景品をプレゼント。【ゲーム内容】①「弓矢チャレンジ」/ゴジラ迎撃作戦のストーリーになぞらえて、弓矢でゴジラの的当てに挑戦するゲーム②「投扇興(とうせんきょう)ゲーム」/日本伝統の遊び。扇を的に向けて飛ばすゲーム③「けん玉ゲーム」/けん玉を使って、けん先に玉を入れるゲーム料金:大人チケット(12歳以上)/11,300円~12,100円小人チケット(5歳~11歳以下、小学生以下)/9,600円~10,000円※料金は全て税込※小人の入場には、12歳以上(中学生以上)の同伴者が必要特典:ニジゲンノモリオリジナルグッズ「ゴジラ背負いリュック」URL: ▲ここでしか手に入らないゴジラ背負いリュック■(参考)「ゴジラ迎撃作戦」概要『ゴジラ迎撃作戦』は、淡路島に上陸した世界最大、全長120mの実物大ゴジラをテーマにし、強大さと迫力を真に体感できる世界唯一のエンターテインメントアトラクションです。参加者は国立ゴジラ淡路島研究センターの一員となり、細部までこだわり抜いたゴジラの体内に参加者が突入する「ジップライン」や、飛散したゴジラ細胞を殲滅(せんめつ)する「シューティングゲーム」などのミッションに挑みます。その他、常設では世界初となる「ゴジラミュージアム」や、小さなお子さまを対象に、約50種類の怪獣ソフビなどが遊び放題のキッズエリア「カイジュウノモリ」などの室内アトラクションも充実。さらに、国立ゴジラ淡路島研究センターのグッズをはじめ、「ゴジラ迎撃作戦」の世界感あふれるフード等も販売致します。世界最大のゴジラが淡路島に上陸しています!ゴジラ迎撃作戦ではゴジラグッズも充実!ニジゲンノモリでしか買うことができないオリジナルグッズも多数展開しております。かっこいい帽子や可愛いカチューシャを着けてアトラクションを体験すれば、より一層ゴジラの世界観に入り込めます。また、グラスやフィギュアやお菓子など、お土産の購入にもご利用ください!■(参考)グランシャリオ北斗七星135°ゴジラコラボルーム「怪獣ランド」概要「ゴジラ」の70周年を記念し、歴代の「ゴジラ」映画作品に登場した怪獣たちが大集合したゴジラコラボルーム『怪獣ランド』を12月1日(金)よりオープン。室内には、歴代ゴジラと人気怪獣たちが描かれたインテリアやタペストリー、窓越しに見える実寸大ゴジラの一部、さらに、それらに光の照射で見え方が変わる特殊加工を施すことによって、昼・夜で異なった室内の雰囲気をお楽しみいただけます。室内に隠れた全ての怪獣たちを見つけ出すことで豪華特典が手に入る“特別任務”に挑戦していただくなど、昼夜通してお愉しみいただけるお部屋です。 TM & © TOHO CO., LTD.ゴジラ迎撃作戦|【公式】ニジゲンノモリ : ホーム : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年08月05日「虹をかけよう東アジアの空に」をスローガンに、東アジア文化フェスタ実行委員会(実行委員長:石子 順、東京都千代田区西神田、日中友好東京文化センター内)は日本、中国、韓国、朝鮮の芸術が競演する「第3回東アジア文化フェスタ」を8月21日、東京都北区の北とぴあ・さくらホール(王子駅前)で開催します。 第3回東アジア文化フェスタ開催ポスターフェスタは3回目ですが、コロナ禍で開催を控えてきたため2019年以来5年ぶりです。中国の国家機密とも言われる伝統技能の「変面」(へんめん)をはじめ、日本では普段見る機会の少ない技を含む本場の多彩な舞踊や演奏が、一同に集まる貴重な場になります。国際情勢が不透明な中、文化交流を通じた相互理解の糸口とすることで、反目しあっている国々がお互いの文化を知り、多様性を受入れ、共存するための基盤が築かれます。我々は文化交流がアジアの平和に寄与することを切に願っています。■残留孤児2世がオリジナルの「双人変面」を披露フェスタの目玉は、中国の国家機密とも言われ、そのからくりが門外不出とされる「変面」です。踊り手が顔に手をかざしたりマントを翻したりした瞬間、目にも止まらぬ速さで喜怒哀楽を表現するマスクが変わる技です。日本で本格的な変面を鑑賞できる機会は、多くはありません。フェスタで演じるのは、残留孤児2世の劉妍(りゅう・けん)さんと、夫の劉東風(りゅう・とうふう)さんの夫妻。現在はともに日本在住です。劉妍さんは1985年に瀋陽京劇院に入団して技を磨き、コンテストでの受賞歴も豊富。劉東風さんは1981年に国立北京京劇院に入団し、数々の演目で主演を務めた経験があります。2人が演じるのは、変面に京劇の動作を加えたオリジナルの「双人変面」。1回の演技で顔を変えるのは通常は20回程度ですが、2人は40回ほども顔を変えることができ見ごたえ十分です。中国伝統技能「双人変面」■多彩な演者が観客を魅了東京朝鮮中高級学校舞踊部の朝鮮民族舞踊は本格的です。学校が朝鮮民族の伝統文化継承に力を入れていることもあり、過去には海外でも公演するなど技量は折り紙付きです。韓国の民族楽器のカヤグム(弦楽器)、ヘグム(同)、そして非常に珍しいピリ(笛)の共演も見ものです。中国からはほかに、バリトン・ソプラノ歌手や二胡、太極拳のプロが出演。日本を代表して、民族歌舞団「荒馬座」が和太鼓に乗って勇壮に踊り、※1「伊是名(いぜな)の会」の琉球舞踊が優雅に観客を魅了します。※1 沖縄・奄美の舞踊を創作し国内外に紹介する創作舞踊集団。民族歌舞団「荒馬座」の和太鼓■「強いつながりを認識してこその平和」フェスタ実行委員会の事務局を担当する北中 一永・日中友好東京文化センター事務局長は「アジアは一つ。各国の文化を知り、互いの強いつながりを認識してこそ、平和があります」と開催の意義を語り、来場を呼びかけています。<第3回東アジア文化フェスタ 開催概要>開催日 :2024年8月21日(水)開場 15時30分 開演 16時会場 :北とぴあ・さくらホール (東京都北区王子1-11-1)交通 :東京メトロ南北線 王子 5番出口 直結東京メトロ南北線 王子 5番出口 直結京浜東北線 王子 北口 徒歩 2分都電荒川線 王子駅前 徒歩 5分定員 :1,300名鑑賞券は全席指定:S席4,000円、A席,3000円、B席2,000円、小・中・高校生・障がい者1,000円(当日券は各500円増し)車いす席用意予約申し込み :日中友好東京文化センターTEL 03-3261-0433FAX 03-3261-1788代金振り込みを確認の上、鑑賞券を郵送主催 :東アジア文化フェスタ実行委員会後援 :日本中国友好協会本部/日本中国友好協会東京都連合会日本中国友好協会さいたま支部/日本中国友好協会埼玉西部支部/日本中国友好協会所沢支部/日本中国友好協会千葉支部日中友好協会東葛飾支部/日中友好協会神奈川県連合会<会場地図>北とぴあ 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年07月26日伝統美に包まれた趣ある空間で和やかな食の時間を地元・信州の食材をふんだんに使った料理に舌鼓また訪れたくなる、会席料理以外の楽しみもたくさん伝統美に包まれた趣ある空間で和やかな食の時間を格子戸の趣ある入り口がお出迎えJR松本駅から15分ほど歩くと見えてくるのが、かつて豪商のお屋敷だったという立派な建物。ここ【ヒカリヤヒガシ】は、積み重ねられてきた歴史と文化を感じる趣ある空間で、地元信州の食材を生かした逸品が味わえる名店です。長年、京都の料亭などで腕を振るってきた料理長が生み出す美しい料理はもちろん、店内の設えや丁寧なもてなしにも心癒されます。美しい四季のうつろいが感じられる庭に面した個室120年前に建てられた「光屋」の母屋を、そのまま利用したお座敷。美しい四季のうつろいを映す庭に面した個室は、ひときわ趣ある上品な空間です。日常ではなかなか出合えない場でありながら、どこか懐かしさを感じさせる優しい雰囲気も魅力。華やかな料理とお酒を楽しみながら、ゆったりと和やかなひと時が過ごせます。地元・信州の食材をふんだんに使った料理に舌鼓季節感溢れる繊細な日本料理が堪能できます。メニューの中心になるのは、地元の農家から直接仕入れた旬の新鮮野菜。野菜本来の豊かな味は失わず、柔らかくて、味のしみこみがよいのが特徴です。さらに、奈川産のそば粉を使った香り豊かな「十割そば」、特製飼料で育てられた黒毛和牛「信州和牛」など、こだわりの厳選食材を使ったメニューが並びます。その中でも、お店オススメのメニュー3品をご紹介します。『ヒカリ』新鮮で上質な地元の食材を生かした季節感溢れる会席料理『ヒカリ』季菜、お椀、造り、焼物、炊合、酢肴、御飯、香物、後汁、甘味をとりあわせた会席料理です。採れたての新鮮野菜、信州和牛、信州サーモンなど地元のおいしい食材を生かした料理の数々に、目も心も楽しませてもらえます。『信州和牛のステーキ膳』上質な和牛のおいしさが堪能できる『信州和牛のステーキ膳』豊かな自然環境の中、特製飼料で大切に育てられた黒毛和牛「信州和牛」は、赤身と脂身のバランスがよく、ジューシーでまろやかな味わい。あふれ出る肉汁と甘辛の和風だれが食欲をそそり、ご飯がすすむ人気の逸品です。『丸箱膳 十割そば付き』ヘルシーでかわいい『丸箱膳 十割そば付き』 (平日予約限定)一つひとつ丁寧に仕上げられた料理が、お弁当風にかわいらしく並べられた丸箱。奈川産十割そば、信州名産の果物などを使った特製デザートもセットになっています。おいしいものを少しずつ、いろいろ味わいたい方にオススメのメニューです。また訪れたくなる、会席料理以外の楽しみもたくさん旬の厳選素材を使ったアラカルトメニューも充実地産地消にこだわった、季節感溢れるメニューはアラカルトでも。その時々の旬の味との出合いが待っていると思うと、訪れる楽しみもさらに膨らみます。見事な芸術品の数々が部屋の各所を彩るお店のこだわりは、内装や食器にもあらわれています。信州出身の手描き友禅の名士による国宝松本城や風神雷神の襖絵、お祝い仕様や「光屋」の建物を描いた屏風などが飾られ、松本文化、日本文化を堪能できます。料理人プロフィール:髙橋有希 氏1979年生まれ、長野県出身。織田調理師専門学校卒業後、(株)なだ万に入社。東京都青梅市・かいせき【井中居】で13年、副料理長を経験。静岡県伊豆の国市・伊豆長岡温泉【古奈別荘】で料理長を5年務める。扉ホールディングス(株)に入社し、扉グループの和食統括料理長に。信州の豊かな食材や、野山の草木などを使い、野趣あふれる料理を表現する。熱いものはより熱く、冷たいものは冷たく。あまり手をかけ過ぎず、素材の持ち味を活かすよう心がけている。ヒカリヤヒガシ【エリア】松本駅周辺【ジャンル】和食【ランチ平均予算】9000円【ディナー平均予算】18000円【アクセス】松本駅 徒歩20分※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください。
2024年06月26日ニジゲンノモリの人気アトラクション「ゴジラ迎撃作戦」では、世界中からニジゲンノモリに集まるゴジラマニアを中心に、さらにゴジラの世界観や日本の文化を愉しめるイベント「Awaji GODZILLA Festival 2024」を5月25日(土)~7月21日(日)までの期間限定で開催いたします。イベント期間中は、普段販売している「スペシャルセット券」をご購入されたお客様を対象に、2つのゲームを開催。「ゴジラ迎撃作戦」のストーリーを再現した「弓矢チャレンジ」に加え、日本の伝統的な遊戯である「投扇興(とうせんきょう)ゲーム」に挑戦することができ、結果に応じてニジゲンノモリ限定の和柄ゴジラグッズをプレゼントいたします。世界中のゴジラマニアよ、淡路島ニジゲンノモリに集結せよ!■概要実施期間:5月25日(土)~7月21日(日)内容:期間中、スペシャルセット券を購入されたお客様を対象に、2つのゲームを開催。結果に応じて、豪華景品をプレゼント。【チケット内容】通常券+AR謎解き+ゴジラリュック+ジップライン飛び放題【ゲーム内容】①「弓矢チャレンジ」/ゴジラ迎撃作戦のストーリーを再現。弓矢で的当てにチャレンジするゲーム。②「投扇興(とうせんきょう)ゲーム」/日本伝統の遊び。扇を的に向けて飛ばすゲーム。料金:大人チケット(中学生以上)/11,800円(税込)小人チケット(小学生以下で身長120㎝以上、体重25kg以上)/10,200円(税込)キッズチケット(小学生以下で身長120㎝以下、体重25kg以下)/9,700円(税込)特典:限定グッズ「ゴジラ背負いリュック」URL: ▲ニジゲンノモリ限定の和柄ゴジラグッズを手に入れよう!▲弓矢チャレンジ▲投扇興ゲーム▲ここでしか手に入らないゴジラ背負いリュック■(参考)「ゴジラ迎撃作戦」概要『ゴジラ迎撃作戦』は、淡路島に上陸した世界最大、全長120mの実物大ゴジラをテーマにし、強大さと迫力を真に体感できる世界唯一のエンターテインメントアトラクションです。参加者は国立ゴジラ淡路島研究センターの一員となり、細部までこだわり抜いたゴジラの体内に参加者が突入する「ジップライン」や、飛散したゴジラ細胞を殲滅(せんめつ)する「シューティングゲーム」などのミッションに挑みます。その他、常設では世界初となる「ゴジラミュージアム」や、小さなお子さまを対象に、約50種類の怪獣ソフビなどが遊び放題のキッズエリア「カイジュウノモリ」などの室内アトラクションも充実。さらに、国立ゴジラ淡路島研究センターのグッズをはじめ、「ゴジラ迎撃作戦」の世界感あふれるフード等も販売致します。現在、70周年記念映画『ゴジラ-1.0』も大好評公開中!世界最大のゴジラが淡路島に上陸しています!兵庫県立淡路島公園アニメパーク「ニジゲンノモリ」の森の隠れ家レストラン「モリノテラス」では、同パーク内の「ゴジラ迎撃作戦」と『ゴジラ-1.0』とコラボレーションに合わせ、1月26日(金)~6月30日(日)の期間限定で『ゴジラ-1.0』コラボフードを販売しております。日本国内のみならず、世界で大ヒットを記録する新たなゴジラ映画の金字塔『ゴジラ-1.0』の世界を、全身で楽しむことができます。コラボフードを食べてゴジラ迎撃作戦を満喫しよう!▲ゴジラ-1.0 シュークリーム/650円(税込)▲ゴジラ-1.0 明石焼き/1,000円(税込)「ゴジラ迎撃作戦ではゴジラグッズも充実!ニジゲンノモリでしか買うことができないオリジナルグッズも多数展開しております。かっこいい帽子や可愛いカチューシャを着けてアトラクションを体験すれば、より一層ゴジラの世界観に入り込めます。また、グラスやフィギュアやお菓子など、お土産の購入にもご利用ください!」■(参考)グランシャリオ北斗七星135°ゴジラコラボルーム「怪獣ランド」概要「ゴジラ」の70周年を記念し、歴代の「ゴジラ」映画作品に登場した怪獣たちが大集合したゴジラコラボルーム『怪獣ランド』を12月1日(金)よりオープン。室内には、歴代ゴジラと人気怪獣たちが描かれたインテリアやタペストリー、窓越しに見える実寸大ゴジラの一部、さらに、それらに光の照射で見え方が変わる特殊加工を施すことによって、昼・夜で異なった室内の雰囲気をお楽しみいただけます。室内に隠れた全ての怪獣たちを見つけ出すことで豪華特典が手に入る“特別任務”に挑戦していただくなど、昼夜通してお愉しみいただけるお部屋です。 TM & © TOHO CO.,LTD.ゴジラ迎撃作戦|【公式】ニジゲンノモリ : ホーム | 【公式】ニジゲンノモリ : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年05月21日ポーラ(POLA)文化研究所の「化粧文化ギャラリー」が、2024年5月16日(木)、東京・南青山にオープンする。“美容・化粧・よそおい”にまつわる資料を紹介化粧文化にまつわる研究を行ってきた、ポーラ文化研究所。新たにオープンする化粧文化ギャラリーでは、「美容・化粧・よそおい」という観点から蓄積してきた資料や研究知見を、展示や書籍、ワークショップなどを通して紹介する。ギャラリー内は、「アート(Art)」と「ブックス(Books)」という2つのエリアから構成。「アート」コーナーでは、化粧道具や装身具、浮世絵、かつてファッションメディアの役割を果たした版画「ファッションプレート」などを展示する一方、「ブックス」コーナーでは、展示物に関連する書籍を紹介する。オープニング企画「はじまりの美学」オープニング企画として、「はじまり」をキーワードに化粧文化を紹介する「はじまりの美学」を、3期にわたって開催。2024年5月16日(木)から8月30日(金)までの1期「化粧文化研究のはじまり」では、コレクションを代表する《橘唐草紋散蒔絵婚礼化粧道具》を中心に、婚礼化粧道具や浮世絵などを展示する。詳細化粧文化ギャラリーオープン日:2024年5月16日(木)住所:東京都港区南青山2-5-17 ポーラ青山ビルディング 1F開室日:木・金曜日※祝日・年末年始は閉室※木曜日は予約制(公式ウェブサイトを参照)開室時間:11:00~17:00(入室は16:30まで)入場料:無料■オープニング企画「はじまりの美学」・1期 「化粧文化研究のはじまり」会期:2024年5月16日(木)~8月30日(金)・2期 「化粧のはじまり」会期:2024年9月5日(木)~12月13日(金)・3期 「初化粧」会期:2024年12月19日(木)~2025年3月28日(金)
2024年05月13日皇室や日本文化の奥深さを語った――。2019年8月、駐日特命全権公使兼臨時代理大使という大役を背負い、レジャバさんは、また日本にやってきた。当時、日本は平成から令和へ改元したばかり。レジャバさんにとって着任して最初の大仕事となったのは天皇陛下の即位の礼への対応だった。なかでも重要な儀式である即位礼正殿の儀には、大統領とともに参列した。「ジョージア代表として、おめでたいときに着ようと作っておいた、民族衣装の白いチョハを着て出席しました」このときの写真の投稿がきっかけで、レジャバさんは“バズる大使”となる。「皇居内に設けられた式典会場の前で車を降りると、待ち受けていたカメラのフラッシュが一斉にたかれたんですね。だから“もしかしたら民族衣装がかなり注目されるんじゃないか”という期待はあったんです。それで儀式終了後に“誰かネットで話題にしているかな”と、《民族衣装》《正殿の儀》《海外》などと検索してみると、《ジェダイの騎士ぽくて凄いカッコいいなーと印象に残ってるんだけど、どちらのお国の方なんだろう》というXの投稿を発見。うれしくて《ジョージアに一票》と書き込んだところ、“ジョージア大使本人がリプライしている”と話題になったのです。“人生初バズり”でした」前任者のころから、在日ジョージア大使館はSNSを利用していたものの、当たりさわりのないお知らせばかりだった。そのためレジャバさんは自分のコメントが世間からどのように受け止められるのか、不安も感じていた。「でも私の投稿が話題になったことで、大統領も『おー、いいじゃないか。とことんやりなさい』と後押ししてくれたんです」以来、レジャバさんはXに日々のつぶやきを投稿することに。特に大きな反響を呼んだのはシュクメルリという鶏肉をガーリックソースで煮込んだ伝統的なジョージア料理にまつわる発信だ。「牛丼チェーンの『松屋』で、シュクメルリを限定メニューとして販売していたんです。そのことを日本の友人から聞いたというジョージアに住む友人から伝え聞きました」すぐに大使館近くの店舗に行くと、ジョージアの国旗が印刷されたシュクメルリのポスターが。“松屋に何が起きたのか”と仰天した一連の出来事をXで発信すると、みるみるうちに拡散され、メディアで取り上げられることに。ついには街中で“シュクメルリの人!”と呼ばれるまでになった。ジョージア料理が話題になったことは、妻のアナさんの励みにもなったようだ。「日本でジョージアを感じられる機会は少ないので喜んでいました。もともと妻は日本での生活が初めて。来日当時、ジョージア語をしゃべれる親戚や友人もいなかったので、大変だったと思います。そんな状況でも妻は、日本のご祝儀袋を気に入り、広げた袋の裏側に文字を書いて、手紙のようにして友人に送っていました。本来の用途とは違いますが、彼女も日本文化になじもうとしてくれたんですね」そんなアナさんは、毎日のようにレジャバさんにお弁当を持たせている。「最初はプラスチックの保存容器に詰めていたから味も素っ気もなくて。それを不満に思って日本にはお弁当の文化があることを教えたんです。すると近所のショップで、黒塗りの木のお弁当箱を買ってきて。機能性に優れた日本のナプキンに包み、持たせてくれるようになりました」SNSに投稿する「愛妻弁当」シリーズによって、さらにフォロワーが増えていくことに。より一層、レジャバさんを日本文化の“沼”に引き入れたのは、皇室関連行事だった。「’21年11月には信任状をお渡しするために皇居で天皇陛下に謁見しました。陛下は私自身のバックグラウンドも詳しくご存じのうえでお話ししてくださるため、身の引き締まる思いでした」この信任状捧呈式をもって、レジャバさんは駐日特命全権大使へと昇進。「昨年の園遊会には雅子さまも出席されました。天皇陛下や皇室の方々とお会いして感じるのは、奥ゆかしさと、品格。その2つが合わさり、日本文化の奥深さとなるのだと思います」レジャバさんもその奥深さを探究するため、茶道も学び始めた。「以前は、お茶を飲むのにあんなにかしこまったり、飲む前にお茶わんを回すなんて、変な文化だと思っていたんですが、すっかり魅せられて、いまでは茶道の専門誌にも連載を持っています」毎年、元日に催される新年祝賀の儀にも、レジャバさんは参列している。「今年の元日は、家族で北陸に行く予定だったので、儀式の後に家族と落ち合って、新幹線に乗って移動していたんです」だが能登半島を襲った大地震により、新幹線は緊急停車。レジャバさんはXに《新幹線が停電で止まりましたが無事です》と情報発信につとめ、《石川県の皆様、どうぞお気をつけください》と気持ちも伝えた。車内販売の飲み物が売り切れてしまったが、《子供もいるから少し心配ですが、大変なのはみんな同じです。一緒に乗り越えましょう!》と励まし続けたのだ。このときおなかをすかせる子どもたちを救ったのが、新年祝賀の儀のお土産でもらったおせち料理。《幸運にも皇室より賜ったおせち弁当がありました》と、子どもたちの食事姿もアップ。「突然の運行ストップにも、パニックにならずに冷静に対応する日本人の姿に感動しました。しかも儀式でいただいたお弁当がありがたかった気持ちを発信すると、4千万もの閲覧数で、あらためて言葉の力を感じました」コメントを発信するとき、言葉の使い方には人一倍こだわるという。「言葉は、日本では“言霊”ともいわれ、自分自身の心を表現する大切なものですし、ときには人を傷つけるもの。そして言葉によってその国の文化が生まれます。それほど重要な言葉ですが、ジョージアは地政学的な問題から、母国語が奪われる危機に見舞われ、先人たちが命をかけて守ってきた歴史があるんです」レジャバさんの“つぶやき”が多くの人たちに響くのは、言葉の力を信じているからなのだろう。■「日本では珍しいジョージア人。子どもたちはプラスにとらえて育ってほしい」「ジョージア大使館の職員は7人。わずかな人員で、政治、経済、安全保障、文化、領事の仕事までカバーしています。さらに新たな仕事をしなければ、私が着任した意味がありません」こう語るレジャバさんは、公務の傍ら、休日を利用して著書のトークイベントや講演会、ラジオ出演などにも精力的だ。そんな多忙ななかでも、積極的にリカちゃん(5)、マリアナちゃん(3)、ミサちゃん(1)の3人娘の子育てに奮闘している。「どうしても仕事の効率は悪くなってしまいますが、子どもとの時間も限られているので、できるだけごはんをいっしょに食べたり、寝るときに物語を読んだり、ふざけたりしています。子どもたちには、ジョージア人であることの誇りを持ってほしいといつも話していて、頻繁に母国と行き来するようにしているんです。日本では珍しい存在ですが、それをマイナスではなくプラスにとらえて育ってほしい」そう語ると、外出していたマリアナちゃんが帰宅。一目散にレジャバさんに駆け寄り、ほっぺたをくっつけ合う。「これ、家族では、ほっぺキスと呼んでいて、うまくお互いのほっぺがバウンドすると成功なんです」いつも愛妻弁当を作ってくれる妻・アナさんとも桜を見に行ったりするなど、いっしょの時間を大切にしている。「仕事、プライベートを含めた日々の出来事をSNSで発信し続けているのは、ジョージアのことを知ってほしいし、やっぱり日本が大好きだからです」“日本大好き”なティムラズ・レジャバさん一家に一票!(取材・文:小野建史)
2024年05月12日日本の伝統文化を体験できる「居合侍 in NAGOYA」が、名古屋市中区栄にある青柳堂栄店ギャラリースペースで、今月21日(日)まで開催されている。「居合」とは、日本の武道のひとつで、刀を鞘から素早く抜いて斬りつける技術やその修行のこと。居合は、敵が接近してきた瞬間に即座に反応し、迅速かつ正確に刀を抜いて攻撃することを目的としている。そのため、居合の修行は集中力、技術、そして精神力を鍛えることに重点が置かれている。武士の中でも特に居合の技量に優れた者は尊敬され、その技を極めた剣士は「居合の達人」として知られていることになる。当日は着付けや礼儀作法、刀の扱い方など、初心者でも着実に学び体験できるプログラムが用意され、写真撮影の時間もある。時代劇や舞台などで観た“居合”の世界を実際に体験できる貴重な催しだ。居合侍 in NAGOYA4月21日(日)まで開催中青柳堂栄店ギャラリースペース(〒460-0008 愛知県名古屋市中区栄4丁目1−81F 栄サンシティギャラリー)【チケット情報】体験チケット:38500円ローチケ() で販売中Lコード:45032当日券:会場で販売中
2024年04月04日『国民性』という言葉があるように、住んでいる国や地域によって、人の価値観は異なるといわれています。日本で暮らす私たちにとっては当たり前でも、海外から見ると、疑問を覚えることも多々あるのかもしれません。台湾の友人が疑問に思った『日本の常識』台湾に住む友人と、日本国内を回っていたOhta(@end2048)さん。ある店の前を通りがかった際、2人は、ドアの目立つ位置に貼り紙が掲示されていることに気付きました。書かれていたのは、店による「誠に勝手ながら、2月20日(日)は店休とさせていただきます」という告知。きっと、なんらかのやむを得ない事情で、休みにすることになったのでしょう。イレギュラーな店休日であるため、客にしっかりと伝わるよう、貼り紙を掲げているようです。いたって普通の『よくある貼り紙』に見えますが、台湾の友人には、気になる点があった模様。貼り紙の一部分を手で覆い隠すと、こういいました。「言葉遣いが丁寧すぎる!初めと最後はいらない!」台湾の友人が隠したのは『誠に勝手ながら』『とさせていただきます』の部分。どうやら「なぜ店休日を告知するだけで、こんなにもへりくだるのか?」と疑問を覚えたようです。外国人から見ると、日本人はよくも悪くも『真面目』『丁寧』といった印象を受けるといわれています。そういった国民性が、告知の貼り紙にも表れているのでしょう。海外に住む人が「もっとシンプルに、要点だけを伝えればいいのに」と思うのも、無理はありません。もちろんOhtaさんの友人は、日本人の価値観を頑なに否定しているわけではないはず。ただ、台湾に住む1人として、文化の違いに疑問を覚えたようです。日本人ではあまり抱かないであろう、友人の指摘に、多くの人から共感の声が寄せられています。・当たり前だから特に何も思っていなかったけど、いわれてみればそうだ。ハッとした。・日本人の美徳でもあるけど、『クレームにまで丁寧に対応してきた結果』ともいえるよねえ…。・マジでそれ!自分は日本人だけど、ずっと「余計なフレーズが多くない?」と思っていた。友人の指摘を受け、「面白い視点だ!」と驚かされたというOhtaさん。異なる価値観を持つ人とのコミュニケーションは、自分では持ったことのない思考にも触れることができるため、学びにつながりますね。[文・構成/grape編集部]
2024年02月18日有限会社エルステュディオインターナショナル(代表:さかより のりこ)がメディアプロデュースをする台北楊三郎美術館館長・ノリコマナーズ代表 村越のりこ氏。日本の文化とマナーを学ぶ『Hawaii セミナー』を2024年4月6日に開催します。楊三郎美術館にてお点前 村越のりこ氏舞台は台湾。台北・楊三郎美術館の館長も務める村越のりこ氏は同館内以外にも、領事館でのイベントや2,000人以上が集まる国際ロータリークラブ総会などで「日本の伝統文化である茶道・礼法」を広めてきた。一か国一度だけではなく、定着するように静かにひたむきに長い時間をかけて伝える和の心の実践。コロナ禍を経て、今春、満を持してハワイへ進出を決める。外国の地で、敢えてその場その場に合った「日本文化」の楽しみ方を模索し、世界に通用する「心意気・マナー」を伝えてきた彼女の次なる目標とは? 情熱の源と縁を尋ねる。〇マナーから「日本」を知る村越のりこ氏が「マナー」と「日本文化」を意識するようになったのは20数年前にハーバード大学との仕事をしていた頃のことだったという。当時、親の仕事の関係もあり、昔から海外に縁の深いのりこ氏は、「株式会社のりこインターナショナル」を設立し、海外での仕事のコーディネートに奔走する日々だった。帰国の際、ラウンジで、使った椅子をきちんと戻す――そんな当たり前の仕草を、「日本人は素晴らしい」と通りすがりの英国紳士に誉められた。自分では当然の行動への感想に驚くと同時に、「海外に居れば、自分は個人としてではなく【日本人】として見られるのだ」という発見を得た。海外で活躍する日本人が多くはなかった時分であるから、余計に「日本人の代表」になりやすい状況だったと言える。「礼儀をしっかりして、日本人の印象をよくしたい。もっと礼儀やマナーを知りたい」帰国後すぐ、礼儀作法の教師をしている友人の母(日本礼儀作法協会所属)から教えを乞うことにした村越のりこ氏。基礎知識を増やしていくうちに、やがて興味は、日本食や歌舞伎など日本文化そのものの継承へも広がっていく。日本文化の鑑賞の仕方、楽しみ方も一つそこに「作法」があると気づいたのだ。一つ一つの作法・文化に「理由」がある。日本ならではの文化・背景(季節)も含めて、考えを深め、交流していけば、「世界中どこでも通用する」と村越のりこ氏は言う。「堅苦しいだけのものではなくて、日本の礼儀作法(マナー)の基本は思いやりであり、おもてなしの心です。例えば、気持ちは思っているだけでは伝わりません。空港での件も、結局椅子を片付けることで、来た時どおりに綺麗にして去る――次の人のために『行動』が伴い、真意が伝わることで、相手も幸せな気持ちになります」言葉が通じなくても優しい笑顔と心配りで世界でも人と人の和を深く広げていくことができる――その信条は、彼女のこれまでの「出逢いと縁」に裏付けられていた。〇二つの出会い ~楊三郎美術館と裏千家茶道~村越のりこ氏にとって、大きな出会いが二つある。一つは台湾・台北の「楊三郎美術館」に関するもの。もう一つは、マナーを学ぶ中で、自然と導かれた「裏千家茶道」との出会いである。楊三郎美術館は、台湾の西洋美術振興や日台美術交流に尽力した台湾人画家・楊三郎氏の美術館である。村越のりこ氏はこの美術館の管理を任された。画家・楊三郎とは、日本統治時代に台北画材店で観た日本人画家・塩月桃甫の作品に感動し、画家を志し、京都へ留学した後デビューした「画壇の麒麟児」だ。その作品は社会情勢や政治の混沌に消えたものもあるが、残りの多くはその美術館に収蔵されている。しかし、台湾で一番大きい個人美術館にも関わらず、身内の他に管理者がおらず、「週に一回ほど」しか開いていない状態だった。「人生は全てが本当に出逢いだ」と語るのりこ氏。美術館を託されたのは、両親が知り合った不動産のディベロッパー、楊三郎氏の長男・楊星朗氏との縁だ。両親がアメリカで物件を探していた関係もあり、家族ぐるみでお付き合いする中で、のりこ氏は御存命だった楊三郎夫人に出会い、意気投合する。百四歳の高齢ながらパワフルで、日本を愛する夫人から、美術館の本格的なお手伝いを依頼されることになる。それが館長業務だ。元々、絵画は台湾を代表する素晴らしい作品で美術館自体の建物や庭も素晴らしく、週に一度しか開けていないのがもったいないと思っていたこともあり、引き受けたのりこ氏。「日本と世界を、文化で繋ぐという心意気は同じ」と考え、夫人・御子息が亡くなった今も志を継いで、作品も含めた場そのものを「文化の交流場」として整えた。現在、休館日は月曜火曜のみ。600坪ある庭ではカフェや松花堂弁当を楽しめるようにした。茶道裏千家のお稽古など「日本の文化や作法などに触れる講座」も開き、一方で、児童の写生大会やコンサートなど、地域の教育にも貢献する。では、茶道との出会いはどうか?一般的に「本格的にお茶の先生」というと幼い頃から親しんできたイメージがあるが、のりこ氏は大人になってから誘われた茶席が最初だという。もちろん興味は元々あったとのことだが、最初についた先生が亡くなり、ブランクが空いていた。再開することを決めたのは台北行きが決まっていた8年前、ご近所の茶道裏千家東京支部近くの茶道具店を散歩ついでに覗いた店で、店主と台湾での茶道の話をしたところ紹介されたのが今の恩師だ。これが第二の出会い。一生懸命学び真摯に茶道と向き合い、茶道裏千家正教授となる。今や自ら教室を開くに至る。どちらも不思議な「縁」で運ばれたものだが、「気づけば自分の使命だと感じるまでになった」とのりこ氏は語る。運ばれた縁を元に、美術館の館長として、2021年には泰明画廊(銀座)で念願の展示会を開催に尽力した。また茶の席も更に広がりを見せ、世界……少なくとも台湾という場所と日本を繋ぐ架け橋になる。どちらも「自分自身の希望」の姿であるのは言うまでもない。〇そしてハワイへ どこでも誰でも通じる日本の文化とマナー天から降ってきたようなタイミングで役割を打診される村越のりこ氏だが、自ら決意を新たに取り組んだ役目もある。2022年ロータリークラブの台湾支部の会長業だ。迷いはあったが「ロータリークラブは世界規模。日本と台湾の架け橋に微力であるが役に立ちたいという思いと少しでも茶道を広げたい」という一心で引き受けた。1年の任期を終えた2023年10月20日、総会がマリオットホテルにて行われ、2,000人が集結。茶道部設立が承認され、日本人4人と台湾人20人のメンバーのお披露目となった。実は京都のロータリークラブの元理事は茶道裏千家の15代家元・大宗匠。そのような経緯もあり台湾支部にも丁寧な手紙が届き、日台交流の場としてますますの盛り上がりを見せる。領事館でもイベントを行い、「台日交流会」の際には領事館広報代表からスピーチも頂き、本格的な「お茶」に触れる機会を作ることが出来た。「台湾には日本文化に興味ある人が多くいたこともあり、茶道とマナーから交流をするお互いにとって有意義な時間が過ごせています。こういうイベントはその場だけになりがちですが、拠点もあるためじっくりとお互いの文化を理解したうえで『マナー=心配り』を知って、それを広げていくことが出来る……よい蓄積が出来ました」お茶の作法は、日本では四季……季節を取り入れることで感性を豊かにすることが重要だ。それはマナーも同じ。台湾でも、土地の風習や季節にあったものを研究し、その上で例えば手紙を書いてみたり、浴衣でのお点前の機会を作ったり……文化・礼法のどちらもが楽しく取り組めるように工夫を凝らして行われている。「マナーは人々の生活を密着しているもの人と人との潤滑油。時間のない現代人こそ、『無理をしないで』学び続けることが大切だと思います。私自身日々勉強……気づくことは無限にあります」ロータリークラブの総会では、初めて中国語のスピーチも披露した村越のりこ氏。「一生懸命な生徒から、逆に自分が教わることが多い」と語る。台北の活動を経て、日本の文化やマナーは世界で通用する実感を得た今、親和性の高い「ある場所」を思い出した。それがハワイだ。「昔から好きで友人も住んでいます。日本文化やマナーへの潜在的なニーズも……。動機がただしければ、良いことで進んでいけば、必ずおもてなし・思いやりの心は広がっていく」ハワイ大学に裏千家が寄贈した茶室がある他、交歓茶会なども盛んなハワイで、世界からも注目される【日本人のマナーの良さ・礼儀作法】を、楽しく、自分が伝えられる限りを伝えていく。のり子氏の次の挑戦が始まる。村越のりこ氏 ホテルニューオータニ庭園にて (C)Benjamin Lee〇日本の文化とマナーを学ぶ『Hawaii セミナー』日時 : 2024年4月6日 13:00pm~15:00pm会費 : お一人様 $25 抹茶 和菓子付き主催 : Hawaii & Noriko. Inc ノリコマナーズKa-Lai Waikiki Beach 7F ボードルーム223 Saratoga Road Honolulu, HI 96815連絡先: (808)442-2341 現地E-mail: noriko@noriko-international.co.jp 【村越のりこ プロフィール】台北楊三郎美術館 館長株式会社のりこインターナショナル 代表取締役/ノリコマナーズ 代表茶道裏千家 正教授東京四谷生まれ。現在、東京、台北、ハワイ(ワイキキ)の3拠点にて活動中。海外での日本人のマナーの良さに自信と誇りを持ったことをきっかけに、この素晴らしい文化の継承をすべきと決心する。日本の伝統文化である礼法を通じマナーを教示。自信と余裕が持て、言葉が通じなくても優しい笑顔と心配りで世界でも人と人の和を深く広げる人財の育成に日本のみならず海外でも活動。多くの方々より称賛を得ている。<台北>■財団法人 新北市楊三郎美術基金会 董事長■台北牡丹ロータリークラブ 2022-2023年度 会長・2023年10月20日、同クラブ内に茶道部創設<ハワイ>■ワイキキにオフィス設立■2024年春、「ノリコマナーズ」本格始動。現在準備中【ノリコマナーズ及び楊三郎美術館に関するお問い合わせ先】メール : noriko@noriko-international.co.jp ノリコマナーズHP: 楊三郎美術館HP : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年02月16日英国の公的な国際文化交流機関であるブリティッシュ・カウンシル(日本事務所所在地:東京都新宿区、駐日代表:マシュー・ノウルズ)は、ブリティッシュ・カウンシルの文化芸術の助成プログラム「Connections Through Culture助成プログラム2023」により、本年度、日本と英国のコラボレーションによる7つのプロジェクトを助成することを発表しました。ブリティッシュ・カウンシルConnections Through Culture助成プログラム2023「Connections Through Culture助成プログラム」は、東アジア地域と英国との芸術文化における新たなパートナーシップを育むことを目的とし、企画・制作段階を問わず、アーティストや文化機関による新しいアイデアやコラボレーションを支援するものです。今回645,000英ポンド以上を助成し、日本、オーストラリア、ニュージーランド、中国、インドネシア、タイ、マレーシア、ミャンマー、フィリピンの9カ国で計76のプロジェクトをサポートすることになりました。プロジェクトは映画、クリエイティブ・テクノロジー、文学、美術、演劇、ダンス、サーカス、建築、デザイン、ファッション、工芸、音楽など、多岐の文化芸術分野にわたります。本年度のプログラムでは、多様性・インクルージョン、そして気候変動対策という2つの優先テーマを取り上げたプロジェクトに焦点を当てました。国境や芸術分野を超えたコラボレーションが、グローバルな課題に取り組むための新たな思想やアイデアの創出につながることを目指しています。ブリティッシュ・カウンシル日本事務所のアーツ部部長、須藤 千佳は以下のように述べています。「Connections Through Culture助成プログラムにより、日英間の新たなコラボレーションを築くサポートができることを大変うれしく思います。これらのコラボレーションは、文化芸術交流の力を示すだけでなく、国際的に活躍するアーティストたちに新たな刺激的な機会を提供します。本年度のプログラムで支援される多様なプロジェクトは、世界各地の才能あふれるアーティストの間で生まれるダイナミックなコラボレーションを体現するものです。このような結びつきによって、より力強く革新的なグローバル・アートコミュニティが生まれていくことを期待しています。」【Connections Through Culture助成プログラム2023に選定された日英のプロジェクト紹介(順不同)】●アースソニック日本:チカルスタジオ英国:イン・プレイス・オブ・ウォー(IPOW)カラフト・アイヌの伝統弦楽器トンコリ奏者OKIと英国アーティストのアーニャ・ンゴジが、気候変動をテーマに繰り広げる国際的なミュージックコラボレーション。英国に本部を置く世界的な慈善団体IPOWのアーカイブを活用しつつ、Azadi.mp3, Damsel Elysium, assia ghendirといった多様なアーティストと協力しながら、アルバム制作を行います。気候変動に注意を促すIPOWのグローバル音楽プロジェクト「アースソニック」の一部をなす本企画は、リモートセッション、ドキュメンタリー映像やアルバムの制作を通じて、多様な人々の声に注目し、気候変動に関する対話を促進します。●オネリック・キッチン日本:ドキュメンタリー・ドリームセンター(DDセンター)英国:プライマリー「オネリック・キッチン」は、日本人映像作家の島田 千絵美とロンドンを拠点に活動する福祉実践者のスージー・カニンガムによるコラボレーションプロジェクト。人と睡眠との関係を探りつつ、睡眠にまつわるさまざまな問題に取り組みます。日本と英国で開催されるクッキングセラピーのワークショップを通して、参加者が自分の睡眠体験について振り返るための安全な場を提供することを目指します。2024年の夏に英国ノッティンガムにあるアートスペースのプライマリーおよびオンラインで、プロジェクトの一環として制作されるドキュメンタリー映画の試写を予定。●This is Not A Good Sign日本:木原 共英国:J・R・カーペンターThis is Not A Good Signは、身の周りで起きている気候変更に注意を喚起する看板を拡張現実(AR)でユーザーの周囲に配置する、ウェブベースのポエトリー・プロジェクト。この度は新たにAR看板を制作し、これらの看板を世界中のさまざまな環境に設置した写真が掲載されたアートブックを出版します。また、日本やインドネシアの写真家やアーティストにAR画像撮影の依頼を行うことで、プロジェクトの幅をさらに広げていきます。 ●札幌国際芸術祭 SIAF2024での シン・リウによる作品展示日本:札幌国際芸術祭実行委員会英国:シン・リウバイオテクノロジーによるイノベーションにインスピレーションを受け、100年後の未来を描いたミクストメディア・インスタレーション作品「Gleaming Bodies」。札幌国際芸術祭で展示される本プロジェクトは、気候変動のただ中にある地球を捉えて、100年後を思考することを試みます。●トム・ポウ&ガロウェイ・アグリーメント『村と道』(鳥の劇場とのコラボレーション)日本:鳥の劇場英国:ルース・モリス過疎化がもたらす影響について理解を深め、観客を対話に引き込むことを狙いとした、スコットランドの詩人トム・ポウと音楽集団ガロウェイ・アグリーメントの『村と道』。この度はルース・モリスのプロデュースで、鳥取の「鳥の劇場」での再演を目標に、同劇場と協力して日本の観客のための特別版の制作に取り組みます。●「間」-インクルーシブなダンスと舞踏の間の空間日本:鈴木ユキオプロジェクト英国:ストップギャップ・ダンス・カンパニー日本の鈴木ユキオプロジェクトと英国のストップギャップ・ダンス・カンパニーのコラボレーションを通じて、日英の障害のあるダンサーと障害のないダンサーがひとつになるダンスパフォーマンス。インクルーシビティ(包摂性)を推進するとともに、ダンスの固定観念を覆し、「間」の概念を模索します。●国際共同制作演劇公演に向けたワークショップ日本:KAAT 神奈川芸術劇場英国:バニッシング・ポイント日本作家の短編作品を舞台化した国際共同制作の支援。スコットランドの前衛劇団バニッシング・ポイントのアーティスティック・ディレクター、クリエイティブ・スタッフ、俳優がKAAT 神奈川芸術劇場のスタッフや日本の俳優と協力し、脚本のニュアンス、台詞の言葉遣い、文化の違いのほか、セットや衣装、人形などのデザインについて話し合いを重ねることで舞台を作り上げていきます。当プロジェクトでは、2024年の2月から3月にかけて10日間のワークショップを行い、2024年11月の公演に向けて、言語、文化、デザインといった要素を掘り下げます。「Connections Through Culture助成プログラム2023」についての詳細 ■ブリティッシュ・カウンシルについてブリティッシュ・カウンシルは、文化交流と教育機会を促進する英国の公的な国際文化交流機関です。私たちは文化芸術、教育、英語を通じて、英国とその他の国の人々の間につながりをつくり、理解と信頼を育みながら、平和と繁栄を築くための支援を行っています。世界200以上の国や地域の人々と、また、100以上の国において活動し、2021年度は、6億5,000万人がオンライン、放送、出版物を通して私たちが提供する情報にアクセスしました。日本では1953年に活動を開始しました。英会話スクールや英国資格試験の運営、教育機関・企業向け英語研修、英国留学情報の提供、英語教員への研修、高等教育や文化芸術分野での国際交流支援などを行っています。2023年、日本と英国のつながりを築く私たちの活動は70周年を迎えました。ブリティッシュ・カウンシル公式ウェブサイト: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年01月18日日本独自の楽しいパンフ文化、映画ライターの安藤エヌ氏がみんなの興味を調査。SNSとテクノロジーで社会課題の発見・解決をサポートするPolimill株式会社(ポリミル、本社:東京都港区、代表取締役:横田えり、以下Polimill社)はこのたび、イシュー「映画のパンフレット、どこに注目して読む?」について、12月1日にSurfvoteへ掲載、一般ユーザーの意見投票が始まりましたのでお知らせします。イシュー発行の背景映画を観る時の楽しみは、本編を鑑賞することはもちろん、観終わった後にパンフレットを買うこと、という人も少なくないでしょう。実は映画館のパンフレットは日本独自の文化。欧米では超大作を除き基本的に制作されないそうです。この日本独自の豊かな文化を大切にするため、映画ライターの安藤氏は映画館に行くときにパンフレットのどこに注目して読むか?Surfvoteで意見を聞くためにイシューを作りました。 このイシューを書いたオーサー 安藤 エヌ氏日本大学芸術学部文芸学科卒。フリーランスライターとして2019年から活動。現在は主に映画ジャンルでの執筆を行っている。 これまでの掲載先は Real sound、rockin’on、マイナビウーマン、ダ・ヴィンチ、主婦と生活社など。 セクシャルマイノリティ/ジェンダー分野に興味を持ち、クィア映画を積極的に鑑賞し、自費出版でオリジナルクィア小説を発行するなど、常に多角的な視点を持ち自分の言葉で発信することを信条としている。あなたの意見・投票を社会のために活用しますPolimill社は社会デザインプラットフォーム『Surfvote』を開発・運営しているICTスタートアップ企業です。社会におけるさまざまな課題や困りごとをSurfvoteにイシューとして掲載し、イシューは週におよそ3〜5件発行されています。どなたでもすべてのイシューを読むことができますが、アカウント登録をすると各イシューに投票したりコメントを書いたりできるようになります。Surfvoteで集めたみんなの意見や結果は、適宜提言書などに取り纏め、関係省庁や政治家、関連団体に提出しています。 Polimill株式会社Polimill株式会社は社会デザインプラットフォーム【Surfvote】を運営・提供するICTスタートアップ企業です。地方公共団体版のSurfvoteも拡充中で、自治体と連携し住民による住みやすい街づくりを促進します。あらゆる人がルール作りに参加し、価値観の変化やテクノロジーの進化に合わせた柔軟でスピーディーな制度改革ができるような社会を、SNSとテクノロジーで実現させます。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年12月01日NPO法人日本ルーマニア音楽協会主催、『日本・ルーマニア 文化交流コンサート 【岡山】』が2024年1月18日 (木)にルネスホール(岡山県岡山市北区内山下1-6-20)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。カンフェティにてチケット発売中 Twitter 公式ホームページ プログラム久石譲 - 「風の谷のナウシカ 」より組曲5つのメロディーB.バルトーク - トランシルヴァニアの農民の主題によるソナチネG.エネスク - 朝の歌G.エネスク - ノクターンとサルタレロC.ポルムベスク - バラード宮城道雄 - 春の海幸田 延 - ヴァイオリンソナタ第2番山田耕作 - 中国地方の子守歌G.エネスク - ルーマニア狂詩曲第1番作品11B.バルトーク - ルーマニア民俗舞曲団体概要日本とルーマニアの間には、確かに言語や文化の違いが横たわっています。でもお互いが人としてしっかり向き合い、コミュニケーションを取ればそんな距離も一気に縮まるはず!当協会は、両国の友好の架け橋となる様々な活動を展開しています。未来の日本・ルーマニア関係を担う人材との交流を大切にしていきたいと考えています。公演概要『日本・ルーマニア 文化交流コンサート 【岡山】』公演日時:2024年1月18日(木)18:30開場/19:00開演会場:ルネスホール(岡山県岡山市北区内山下1-6-20)■出演者山川 寛子(サクソフォン)小田 葉子(ピアノ)田中 郁也(ヴァイオリン)中山 恵(ピアノ)ほか■チケット料金(全席自由・税込)一般:3,000円学生:2,000円カレンダー付きチケット:3,800円 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年11月10日NPO法人日本ルーマニア音楽協会主催、『日本・ルーマニア 文化交流コンサート【大阪】』が2024年1月19日 (金)にドルチェ・アートホール Osaka(大阪府大阪市北区茶屋町1-1共信梅田ビル9F)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。カンフェティにてチケット発売中 Twitter 公式ホームページ プログラム久石譲 - 「風の谷のナウシカ 」より組曲5つのメロディーC.ポルムベスク - バラードG.エネスク - 朝の歌B.バルトーク - トランシルヴァニアの農民の主題によるソナチネG.エネスク - ノクターンとサルタレロ団体概要日本とルーマニアの間には、確かに言語や文化の違いが横たわっています。でもお互いが人としてしっかり向き合い、コミュニケーションを取ればそんな距離も一気に縮まるはず!当協会は、両国の友好の架け橋となる様々な活動を展開しています。未来の日本・ルーマニア関係を担う人材との交流を大切にしていきたいと考えています。公演概要『日本・ルーマニア 文化交流コンサート【大阪】』公演日時:2024年1月19日(金)18:30開場/19:00開演会場:ドルチェ・アートホール Osaka(大阪府大阪市北区茶屋町1-1共信梅田ビル9F)■出演者山川 寛子(サクソフォン)小田 葉子(ピアノ)・ゲストタマシ カルメン(Tamas Carmen)(兵庫県立大学 国際商経学部国際商経学科 教授 (学長特別補佐))■チケット料金(全席自由・税込)一般:3,000円学生:2,000円カレンダー付きチケット:3,800円 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年11月10日国内最大の文化の祭典である『「清流の国ぎふ」文化祭2024(第39回国民文化祭・第24回全国障害者芸術・文化祭)』と文化部のインターハイである『清流の国ぎふ総文2024(第48回全国高等学校総合文化祭)』が、来年の2024年に岐阜県で開催されます。両文化祭の更なる盛り上がりを醸成することを目的に、2023年11月18日(土)に、『「清流の国ぎふ」文化祭2024 PRイベント~君が明日と呼ぶものを~』を開催します。本イベントは、地歌舞伎の隈取・着イベントイメージ付けの実演や、新庁舎開庁後初となる20階の展望ロビーを夜間開放し、NHK交響楽団メンバーと県内演奏者の奏でる音楽とともに岐阜県の夜景を堪能できるなど、誰もが文化芸術に親しみ、体験できるイベントです。イベントイメージ「国民文化祭」は、本県では平成11年度の第14回大会以来25年ぶり2回目、「全国障害者芸術・文化祭」は平成14年度の第2回大会以来、22年ぶり2回目の開催。また、「全国高等学校総合文化祭」は昭和59年度の第8回大会以来40年ぶり2回目の開催となります。<『「清流の国ぎふ」文化祭2024 PRイベント~君が明日と呼ぶものを~』開催概要>◆開催日時 : 2023年11月18日(土) 13:30~19:30◆開催会場 : 岐阜県庁(ミナモホール、20階清流ロビー、ぎふ結のもり など)◆主なイベント:主なイベント一覧イベントの詳細は下記よりご確認ください。 <『「清流の国ぎふ」文化祭2024 PRイベント~君が明日と呼ぶものを~』イベント紹介>※プログラムより一部抜粋日時:2023年11月18日(土)/入場無料会場:20階清流ロビー◆地歌舞伎の舞台裏~地歌舞伎役者ができるまで~/13:30~16:30隈取イメージ地歌舞伎の隈取・着付を実演します。隈取は歌舞伎独特の化粧方法です。普段は見ることのできない、地歌舞伎役者になるまでの過程を間近でお楽しみください。◆ステージぎふ総文/13:30~16:00ステージぎふ総文清流の国ぎふ総文2024に参加する県内高校生によるステージです。来年40年ぶりに岐阜県で開催される「文化部のインターハイ」に向けて練習を積んだ学生が美しい音色を響かせます。※1階ホワイエでも実施◆美濃和紙あかりアート 岐阜和傘 展示/13:30~19:30岐阜県の和傘美濃和紙を使用したあかりのアートと日本の和傘生産シェア1位を誇る岐阜県の和傘職人が2か月以上手をかけて手作りする繊細な岐阜和傘を各所に展示。日没後は、あかりを点灯し、清流ロビーを彩ります。◆夜景~night view~/日没~19:30 ※清流ロビー初めての夜間開放清流ロビーからの夜景NHK交響楽団メンバーと県内演奏家が奏でる音楽とともに岐阜県の夜景をお楽しみいただくスペシャルなひとときです。2023年1月に開庁した「清流ロビー」は、約90メートルの高さから360度の夜景を見渡すことができます。ゲストとしてオカリナ奏者の宗次郎氏も出演。癒しの時間をお過ごしください。◆アクセス方法 ※お越しの際は、できるだけ公共交通機関をご利用ください会場:岐阜県庁(〒500-8570 岐阜県岐阜市薮田南2丁目1番1号)【公共交通機関をご利用の場合】JR西岐阜駅よりバスで約10分、JR岐阜駅よりバスで約20分【車をご利用の場合】名神高速道路岐阜羽島ICから約20分、東海北陸自動車道岐阜各務原ICから約20分※庁舎駐車場をご利用ください。なお、駐車台数には限りがありますので、ご注意ください。<【参考】『「清流の国ぎふ」文化祭2024』とは>「清流の国ぎふ」文化祭2024「清流の国ぎふ」文化祭2024とは、第39回国民文化祭と第24回全国障害者芸術・文化祭の統一名称で、各種の文化活動を全国規模で発表・共演・交流する祭典です。期間中は県内全42市町村で300を超える文化イベントを開催します。◆開催期間 : 2024年10月14日(月・祝)~11月24日(日)の42日間◆キャッチフレーズ: ともに・つなぐ・みらいへ~清流文化の創造~◆詳細URL : <【参考】『清流の国ぎふ総文2024』とは>清流の国ぎふ総文2024全国高等学校総合文化祭は、全国の高校生による芸術文化活動の祭典です。総合開会式やパレードからなる開会行事から始まり、19の規定部門と3つの協賛部門で発表・展示・競技などが行われます。全国から約2万人の高校生が集い、約10万人の観覧者が訪れる、国内最大規模を誇る「文化部のインターハイ」です。◆開催期間: 2024年7月31日(水)~8月5日(月) の6日間◆規定部門: 演劇、合唱、吹奏楽、器楽・管弦楽、日本音楽、吟詠剣詩舞、郷土芸能、マーチングバンド・バトントワリング、美術・工芸、書道、写真、放送、囲碁、将棋、弁論、小倉百人一首かるた、新聞、文芸、自然科学 (19部門)◆協賛部門: 特別支援学校、郷土研究、花いけバトル (3部門)◆詳細URL: ~『清流の国ぎふ総文2024』プレ大会が開催中!~2023年10月15日(日)、『清流の国ぎふ総文2024』プレ大会の開会行事(総合開会式・パレード)が開催されました。総合開会式は岐阜市の長良川国際会議場にて開催され、県内の高校生ら約350人が参加しました。パレードでは、岐阜メモリアルセンター周辺道路で約600人の高校生たちがパレードをしました。プレ大会はリハーサル的な位置づけとして開催されるもので、大会の企画・運営等を担う県内の高校生から成る生徒実行委員会が中心となって実施します。各部門のプレ大会は、2023年12月まで開催されます。参加した県内の高校生たち大会イメージソングを合唱する生徒<【参考】岐阜県で大切に受け継がれてきた伝統文化の紹介>岐阜県は、古来、山紫水明の自然に恵まれ、世界に誇る伝統と文化を育んできました。豊かな森を源とする「清流」は、県内をあまねく流れ、里や街を潤し、飛騨の木工芸、美濃和紙、関の刃物、東濃の陶磁器など匠の技を磨くとともに、千有余年の歴史を誇る鵜飼などの伝統文化を育み、大切に受け継がれています。また、古くから交通の要衝・東西文化の結節点であったことから、様々な交流を通じて、祭り・踊り・地芝居など、地域に根付いた多彩な文化が生まれ、今なお大切に受け継がれています。◆地歌舞伎地歌舞伎江戸時代から地元の素人役者たちによって神社の祭礼や芝居小屋などで演じられてきた地域に根付いた歌舞伎のことを、岐阜県では地歌舞伎と呼んでいます。岐阜県には歴史ある芝居小屋が9軒現存しているほか、30を超える地歌舞伎保存団体が活動し、江戸時代から伝わる演目や振付が今もなお人々の手によって大切に受け継がれ演じ続けられています。 ◆郡上踊郡上踊郡上踊は、例年7月中旬~9月上旬までの間、30数夜にわたって岐阜県郡上市八幡町市街地一帯で行われる盆踊りで、日本三大民謡踊りのひとつです。特に、8月13日~16日の4日間でおこなわれる徹夜おどりは、全国から毎年多くの踊り客達が集い、浴衣姿で下駄を鳴らし、観光客も地元の人もひとつ輪になって翌朝まで夜通し踊ります。1996年に国重要無形民俗文化財に指定され、2022年にはユネスコ無形文化遺産に登録されました。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年11月02日