更年期イラストレーターのやましたともこさんによる、更年期のもろもろをゆる~くつづった連載マンガ「脱力系ゆる更年期日記」の第30話。ついに資産運用の勉強を始め出したやましたさん。自分に合った方法が決まったまでは良かったのですが……。★前回:「呼吸、食事、排便…」面倒くさがりな私が資産運用の勉強を決意! #脱力系ゆる更年期日記 30ウーマンカレンダーをご覧の皆さま、こんにちは。更年期イラストレーターやましたともこでございます。資産運用の勉強法について、本を読むか、無料の投資講座に申し込むか、はたまたYouTubeで好きなチャンネルを探すか、悩んでいた私ですが、一番取り掛かりやすく無料で始められる「YouTube」から入ることに決めました!「仕事をしながら、音楽感覚でYouTubeを聞き流す♪」こんな感じです。「資産運用の勉強」というと、重々しくて堅苦しく聞こえてしまっていましたが、もうすでに仕事をしながらYouTubeを聞き流す習慣があった私には、実践しやすく何のストレスもありませんでした。まさに呼吸! 食事! 排便! YouTube!!私に合った良質な情報をちゃんと見極めるため、「初心者向け」「資産運用」をキーワードにいろんなチャンネルを見あさりました。その手の知識が皆無な私は、言わば、まだ何も書き込まれていない真っ白で真っさらなキャンバス。ひとつの間違った色に染まってしまっては元も子もない!こうしていろいろなチャンネルを聞き流し数日がたったころ、「重大な事実」を知ってしまいました。よくよく注意深く聴いてみると、いろいろなチャンネルでほとんどの人が口をそろえて同じことを言っていました。今から資産運用を始めて、友だちみたいな豊かな暮らしがしたいと鼻息を荒くしている私にはとても大事なその事実。それは……。「私は資産運用をすべき人ではない」ということです。が〜ん!がび〜ん!!がびちょ〜ん!!!あまりの衝撃にめまいが……。このめまいはショックを受けためまいなのか、それとも、ただの更年期の症状なのか……。などと、どっちでもいいことを考えつつ、今も少し落ち込み気味な私です。次回は、なぜ私は資産運用をすべき人ではないのかをお送りしたいと思います。★関連記事:「ひよってんじゃねぇ!」VIO脱毛前日の処理はヤンキー座りスタイルで #脱毛編 #熟女系 30★関連記事:「どんだけ力がないの…!」アラフィフマンガ家のちょっと恥ずかしい散歩事情 #アラフィフの日常 51★ウーマンカレンダー連載マンガをもっと読む著者/イラストレーター/ やましたともこ(49歳)高知県出身、大阪府在住のイラストレーター。2児の母。高齢出産で身も心も弱り切ったまま更年期に突入。ここ10年元気な自分を見たことがない。本格的な老化とどう付き合うのか日々模索しつつヤングで緩めなイラストを描いている。
2022年01月13日ホットフラッシュなどの更年期症状はよく耳にするけれど、私に現れた症状は手の指の関節痛でした。痛みで指に力が入らず、家事や仕事も今までどおりにはできないため、家族や同僚の手を借りることに。つらい日々をどう乗り越えたのか……私の体験談をお伝えします。お茶出しや家事がつらい日々…51歳の夏、エアコンの効いた部屋にいるのに頭から滝のような汗が出るように。更年期障害かなと思っていたある日のこと、右手の人差し指と中指の第一関節と左手の親指の付け根が突然痛み出しました。仕事は幸いパソコン作業だったので、キーボードやマウスの操作には差し支えなかったのですが、何よりつらかったのはお客様へのお茶出し。コーヒーカップ、湯のみ茶碗などで飲み物を出していたため、人数が多いとその分重さがあり、手に負担がかかります。そのため痛みがひどいときには同僚に手伝ってもらっていました。家では、材料の入った鍋を持つだけで痛むことも。特に大根おろしを作る、ペットボトルのフタを開ける、洗濯ばさみをつまむなど、小さな物をつまんで力を入れる作業に支障が出てつらい思いをしました。痛みが出ると指の第一関節と第二関節が曲げられず、手をグーにすることができません。どんな動作で痛くなるかわからないので、いつもの家事をして「これはできる、これはできない」と気付くことが多くありました。家族がいるときは手伝ってもらうこともできますが、いないときは惣菜を購入したりしていました。手指の痛みと滝汗を治したくて婦人科に手の指の痛みも滝のような汗もどちらも更年期障害の症状だと思ったので、改善する方法をネットで探しました。「エクオール」という大豆由来のサプリメントが更年期症状に効果があるということを目にして、試してみることに。1週間ぐらい飲みましたが、私の場合、あまり変化がありませんでした。滝のような汗も止まらず、さすがになんとかしたいと思い、婦人科へ駆け込みました。1週間後に血液検査の結果がわかり、更年期障害と診断されました。体の中ですでにエストロゲンが作られていなかったために発汗の症状が出ていたことがわかり、納得しました。先生からは関節の痛みについては特にしっかりとしたお話はありませんでしたが、もともと整形外科に通うつもりだったので気にしませんでした。更年期障害との診断を受け、ホルモン補充療法で様子を見ましょうということに。薬が体に慣れるまでの2~3カ月は不定期に生理のような腹痛や出血がありましたが、それも徐々に回数が減り、気が付けばなくなっていました。異常な多汗は薬の服用を開始して1週間後には治まり、手指の関節の痛みも引きました。 しかし、手指は毎日使うので、しばらくすると痛みが再発してしまいました。装具を着けたら痛みが軽くなった!当初の予定どおり、手を専門に診てくれる整形外科に通院することに。更年期であることやホルモン補充療法をしていることを伝えると、関節の痛みは更年期障害の一つの症状ということを教えてくれました。関節は固定することで安静が保たれるので、私の手にあった樹脂製の装具を制作してもらいました。初めに装着したのはしっかりと固定する装具で、痛みが治まってくるとクッション性の高い装具に変わりました。通院時には、親指と人差し指の付け根あたりの筋肉をマッサージでほぐしてもらいました。さらに、作業療法士さんが私の親指を腹側から押し、私が押し返すというトレーニングもしました。また、自宅でのストレッチも教えてもらいました。手順は①テーブルなどに手のひらをつける。②両手の人差し指と親指同士をつけて三角形を作る。③親指をつけた部分は動かさず、他の指を上側にスライドさせてしずくのような形にする(写真参照)。この動作をして10秒固定×10回を1日3回おこないます。痛みは徐々に取れましたが、どうしても1カ所だけ痛みがひどく痛み止めの飲み薬が効かないので、ブロック注射を打ちました。痛みは引きましたが使い過ぎると再発するので、昼間はテーピングを、夜は装具を装着しています。まとめ女性の更年期症状は、ほてりや発汗、イライラなどは知っていましたが、手指の関節に痛みが出る場合もあることを初めて知りました。関節の痛みが気になったので、悪化する前に病院に行くなどして早めに対処することができました。手の関節痛は一度なってしまうとなかなか治りにくいので、痛みが出にくい手の使い方を覚えるなど、関節痛とともに生活していくことになりました。痛みのつらさは本人にしかわかりませんが、家族や同僚などにしっかりと理解してもらい、サポートしてもらえたらと思っています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。監修/粒来 拓先生(よしかた産婦人科分院綱島女性クリニック院長)【粒来先生からのアドバイス】関節痛は更年期のころに課題となることの多い症状です。関節痛とエストロゲン低下は関連しており、ホルモン補充療法の有効性、また、サプリメントとしてエクオールの有効性の報告があります。自分で手軽にできるものとしてエクオールのサプリはお試ししやすい選択肢と思います。婦人科外来でもよく提案されているものですが、エクオール自体がエストロゲン活性が弱いので、1週間と短い期間で判断するのではなく、1カ月または数カ月のスパンで飲み続けてみることをおすすめします。改善が見られない、症状の程度が強い方は、婦人科を受診してホルモン補充療法やプラセンタ治療などの相談をしていただくと良いでしょう。関節痛は原因もいろいろあり、関節リウマチなどの可能性もありますので、はじめから症状が強い場合、または婦人科的アプローチで改善しない場合は、整形外科でも相談してみてください。★関連記事:「突然、小指が折り畳まれて激痛も!」小指が硬直して戻らなくなり受診したら…【体験談】★関連記事:すぐに立ち上がれないほど痛みがあった私の関節痛の対処法【体験談】★関連記事:エクオールなど女性向け更年期サプリ。試す価値あり?どう活用する?著者/tomo(51歳)アラフィフになり、更年期真っただ中。症状に悩まされながらも家族のやさしさに触れ、過ごす日々。
2022年01月03日感覚過敏のある人に起こる、それぞれの感覚ごとの症状Upload By 発達障害のキホンUpload By 発達障害のキホンUpload By 発達障害のキホンUpload By 発達障害のキホンUpload By 発達障害のキホン刺激の感じ方は個々によりさまざまで、症状も多岐にわたります。感覚の偏りが引き起こす具体的な症状とはどのようなものなのでしょうか。ここでは、五感と呼ばれる視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚と、体の動きをつかさどる固有感覚、体のバランスをつかさどる平衡感覚について、それぞれに分けてお伝えします。視覚人は多くの刺激がある環境でも、注意を向けたい刺激を無意識的に選ぶことができます。しかし、視覚過敏がある場合には、全ての刺激情報を均等な濃さで受け取ってしまいます。ビビッドでカラフルな色のものや、たくさんのものがある場所は苦手なことが多くあります。視覚過敏でない人にとっては気にならないような光や白いものが、視覚過敏のある人にとっては目に突き刺さるほどまぶしいことがあります。蛍光灯の光や、テレビやパソコンの液晶画面、白い紙など苦手なことが多いです。授業中に席を離れてしまうなどの子どもの行動の背景には、感覚の偏りがある可能性があります。聴覚賑やかな場所にいると疲れやすいなどが聴覚過敏の症状です。聴覚過敏の症状が強い場合、耳をふさぎたくなるほど耳の奥が痛くなったり、頭痛が起きたりするような身体的な痛みを伴うことがあります。人によって気になる音は異なりますが、例として、女性の甲高い声や、休み時間のチャイム、合奏の音、掃除機などの機械音などが挙げられます。選択的に音を拾い集めるのが困難になってしまい、音の刺激に対して適切に注意を向ける処理ができないために起こります。一生懸命聞こうとしていても、たくさんの音が聞こえてしまうので本人は混乱しています。逆に聴覚への反応性が低い場合には、音を聞き取ることができないために、結果的に授業中に上の空になったり、呼びかけても応じなかったり、またテレビの音を大きくしたりといった様子が見られることがあります。嗅覚少しのにおいを過敏に受け取ってしまうことが嗅覚過敏です。少しのにおいでも過剰に受け取ってしまうあまり、ストレスが増加します。においに耐えられなくなって、吐いてしまうこともあり、ひどい場合には身体的、精神的ともに支障をきたすことがあります。逆に、嗅覚の鈍感さが見られる場合には、適切ににおいを感じることができません。においが分からないと、味も分かりにくくなるので、嗅覚と同時に味覚の感覚にも支障をきたすことがあります。味覚味覚に感覚の偏りが見られる場合、多くの人にとって美味しいと感じられる味がそうではないように感じたり、変わった味を好むようなことが見られることがあります。例えば、特定の味に対して、非常に強い不快感を感じたり、味が混じることを嫌がり、分けて食べたがったり、食べ物、飲み物の苦みや酸味を過剰に感じたりします。結果的に食べ物の好き嫌いの差が顕著で偏食の傾向が見られるようになったり、刺激的な味を好むゆえに調味料や香辛料で過剰に味付けすることがあります。食べ物に関する感覚は味覚のほか、におい、食感、色、といったさまざまな感覚が関係していることがあります。一人ひとり原因が異なるので注意が必要です。触覚触覚が過敏な場合には、皮膚に触れる刺激を過剰に感じて不快感が生じます。触ることができないものとしては、のりやねんど、スライムなどのぬるぬる、べたべたするものや、たわし、毛糸、洋服のタグが代表として挙げられます。また、自分から触ることは平気でも、人から触られることが苦手な子もいます。触覚に対する過敏さからくる反応として、以下のような例が挙げられます。・特定の肌触りの服を嫌がる/好む・爪切り、耳かきを嫌がる・自分からは人懐っこい関わりをするのに、触れられることを嫌がる・触ることのできないものがある(よって、遊び・活動の幅が制限される)触覚の鈍さが見られる場合には注意が必要です。というのも、触覚が鈍いときには、痛覚(痛みを感じる感覚)、温覚(温度を感じる感覚)も同時に鈍いことがあるからです。温度、身体的な痛みを感じることができないと、身体の異変に気がつかず、その結果適切な対処をできないこともあります。例えば、転んで怪我をしたときにも、本来ならば病院に行って手当をしなければならないはずなのに、その痛みや怪我をしていることに気が付かず、即座に適切な治療を受けることができない場合もあります。自傷行動は感覚の過敏性や鈍さから起こるだけではありませんが、自分が感じることのできる刺激を求めるあまり、血が出るまで腕を掻いたりかんだり、嫌な刺激から逃れたいために頭をぶつけるなどの自傷行動を行ってしまうこともあります。固有感覚固有感覚とは、筋肉の張り具合や関節の曲げ伸ばしを感じとる感覚です。自分の体の位置や動きを把握する役割があります。固有感覚につまずきがあると、筋肉に対する刺激を過剰に求める「感覚探求」が生じると言われています。固有感覚が直接の原因ではないこともありますが、以下のような行動があげられています。・強く足踏みをする・体の一部を動かし続ける(常同行動)・他人に思いっきりぶつかる、激しく関わる平衡感覚平衡感覚とは体のバランスをとるときに働く感覚で、主に姿勢のコントロールや体のバランスを保つことに関わっています。平衡感覚が鈍い場合には、体の揺れや傾きを自身で調節することが難しく、例えば、頭を振りながら走ったり、ぐるぐる回ったり、回る遊具やブランコなどが大好きで離れようとしなかったりすることもあります。逆に、平衡感覚が敏感な場合には、動きの刺激に対して恐怖心や不安を持ってしまうこともあります。例えば、ブランコや高い場所に行くことを嫌がったり、頭を傾けたり体が傾いたりするのを嫌がったりします。感覚の偏りの原因は? 発達障害と関係があるの?感覚に偏りが見られる原因はあいまいではっきりとは分かっていませんが、中枢神経系(辺縁系や視床下部など)における感覚情報処理の問題によるのではないかと考えられています。感覚の過度な偏りと発達障害には密接な関係があります。その中でも、自閉スペクトラム症(ASD)では、幼いころから感覚の偏りが見られることが多いと言われています。発達障害のある子どもは、刺激に対して適切な感情を生じさせる機能に特性があると考えられています。そのため本来は有害でない刺激に対して過度な恐怖、不安の感情を持つことがあります。また、適切に外部の刺激を取捨選択し、注意を向けたり調整することが難しいために、定型発達の子どもに比べて、過剰に反応をしてしまうことがあります。その結果、新しい活動を避けるようになってしまったり、多動傾向になったり、パニックになったり、周囲に対する不安感が強くなったりすることもあります。それらの行動の背景に感覚の偏りがあるかどうかを見極めることは大切なことです。このような刺激に対して、環境を調節したり、適切にコントロールしたりすることができれば、本人の不安やストレスが軽減できるようになります。※記事中のような行動があったとしても、感覚の特性だけが原因とは限らないので注意が必要です。専門機関で相談されることをおすすめいたします。イラスト/かなしろにゃんこ。
2021年12月30日ある朝、目覚めると天井がぐるぐると回転していました。起き上がってみると、真っすぐに歩くことすらできない症状に「これがめまいというものなのか!?」とショック。しばらく休むと症状は治まりましたが、病気の可能性に怖くなって脳神経外科や婦人科を受診したときの体験談です。初めて経験するめまいに動揺!ある日の朝、なんとなく気持ち悪さを感じていつもより早い時間に目を覚ましました。目を開けると、目の前の天井がぐるぐると回転しているような感じに驚きます。40代半ばにして初めて体験した「めまい」でした。しばらくベッドに横たわったまま休んでいましたが、なかなか回転が治まらないので起き上がってみると、頭がどちらかに傾くようにフラフラとします。さらに立ち上がって歩いてみると、いつものように真っすぐに歩けません。寝ていても天井は回っているし起きていてもふらついて気持ち悪くなります。たまたま休日だったので、疲労や寝不足が原因なのかもと思い、ゆっくりと休むことにしました。たっぷり眠ったあと再び目覚めると天井の回転は治まっていたので、「やはり寝不足だったのかな?」と思いました。起き上がると少しはふらっとした感じは残っていましたが、動けないほどではありません。通常の感覚に完全に戻るまでは数日かかりましたが、元に戻ったので寝不足ということで納得しました。ところが、それから約1カ月後に2度目の「めまい」が私を襲います。自宅に宅急便が届き、玄関先で荷物を受け取って振り返った瞬間にそのまま倒れそうになりました。そのときは何とか体勢を持ち直したので大丈夫でしたが、私はめまいの原因を詳しく知りたいと思い、脳神経外科を受診することに決めました。心配になり脳神経外科を受診毎年、定期健診は受けているもののすべての検査を網羅しているわけではありません。めまいが起きる3カ月ほど前に受けた健診では特に異常はありませんでした。年齢的にも月経サイクルの変化や経血量が減っていることからも、更年期と呼ばれる時期に突入したという自覚はあります。更年期の症状に「めまい」の項目もありますし、自分のめまいも更年期が原因かもと漠然と思っていました。しかし、不安だったのでネットで「めまい」について詳しく調べることに。「めまい」が症状の病気はいろいろと出てきましたが、なかでも深刻そうな脳に関連する病気の疑いから否定しておきたいと考え、脳神経外科を受診しました。脳神経外科は初めてで少し緊張しましたが、問診のあとに造影剤なしの脳のCT検査を受けることになりました。検査の結果を見ながら医師の説明を受けましたが、特に外科的な異常は見当たらないという診断結果に安心。CT検査での異常は見られなかったため、めまいの原因として考えられる背中の凝りをチェックすることになりました。医師に「後ろ手に手を組んで腕を真っすぐに伸ばした状態で上げられるところまで引き上げてください」と指示され、言われたとおりにやってみましたが、私の腕は自分でもびっくりくするくらい上がりませんでした。その姿を見て「肩甲骨周りの筋肉や肩や首が凝り過ぎていると腕は上がりません。肩甲骨周りの血流が悪くなっているので、それもめまいの原因になります」と医師から言われました。肩甲骨周りをほぐすようなストレッチをすることをすすめられたのみで、投薬などの治療は必要ないとのことでした。次の章で、更年期の症状を疑って婦人科を受診したときのことをお伝えします。更年期の症状を疑い婦人科を受診脳神経外科で肩甲骨周りをほぐすことをすすめられたので、YouTubeの肩甲骨周りをほぐすストレッチを取り入れたり、意識してウォーキングに励んだりするなど積極的に体を動かすようにしました。体を動かしているおかげなのか、ひどいめまいは起きなくなりました。ただ、頭痛や頭部がふわふわする感じが時々あり、特に月経前に症状が顕著に現れます。「やはり更年期か……」と思い、婦人科を受診しました。更年期をチェックするための表をもらい、当てはまる項目にチェックを入れました。チェック内容によって更年期の度合いを診断する指針になるようで、それをもとに医師の問診を受けます。私の更年期の程度は、軽度という診断でした。めまい以外の症状は、肩凝りや倦怠感、経血量の減少などで気分の落ち込みやホットフラッシュなどの症状はありません。肩や背中の凝り、そして頭痛やめまいなどの不調は、更年期のホルモンバランスの乱れも影響しているということでした。更年期としては比較的軽度なほうでしたが、医師のすすめでホルモンバランスを整えることが期待できる乳酸菌と大豆をベースに作られたエクオールのサプリメントから始めました。体調がさらに悪化したり違う症状が出てきたりするようならば改めて受診してくださいとのこと。さらに、症状がひどくなる場合はホルモン補充療法による治療法に切り替えるみたいですが、今のところエクオールのサプリメントと運動で改善ができたので、婦人科を再受診することなく過ごせています。まとめめまいはとてもつらいものですが、私の場合はほかの病気が潜んでいるわけではなかったので、体を動かすこととエクオールのサプリメントのおかげで改善できました。更年期は誰にでも訪れるものと割り切り、つらい症状を軽減する方法を見つけることも必要だと実感しました。体が不調になると気分が落ち込みがちになり、私にとってはそれもまた症状を悪化させる要因になるようです。症状にも波があったり、今後さらにつらい症状が出てきたりするのかもしれませんが、これからも自分にあった改善方法を模索しうまく付き合いながら、できるだけ健やかに過ごしていきたいと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)イラスト/塩り★関連記事:「日中の自分とはまるで別人」夕方、体調が急降下してめまい、倦怠感。その日を振り返ると…【体験談】★関連記事:「知らなかった…!」突然起こるめまいと耳鳴りは更年期障害の症状だったとは…【体験談】★ウーマンカレンダー更年期のお悩み記事をもっと読む著者/みほきち(48歳)30代半ばで第一子、40歳で第二子を出産した主婦ライター。現在は自分の更年期と上の娘の思春期というダブルの厄介ゾーンに突入し、大好きな音楽と適度な運動で心をフラットに保ちながらやり過ごす日々。
2021年12月27日同窓会に行くと、もっぱら話題に上るのは健康の話と老後の年金問題。なかでもアラフィフの健康の話の中心は、“更年期症状”のこと。40歳を過ぎたころから低下し始めるという卵巣機能。卵巣から分泌される女性ホルモンのエストロゲンが急に減少すると、体内のホルモンバランスが乱れるそうで、アラフィフとなるとあれやこれやとやっかいな症状が顕著に出てくるようになりました。早い人で40代半ば、遅い人でも50代前半更年期仲間の話によると、その症状や始まる時期はさまざまで、早い人で40代中ごろから、遅い人で53~54歳くらいとのこと。ある友人は「突然、動悸が激しくなりドキドキが止まらなくなる」と。また、ある友人は「とにかくイライラする~!! 息子や夫に当たり散らしてる!」と。また、ある友人は「朝から何もやる気が起きず、外出する気力もない」と。その友人たちは、最初は市販薬の「命の母」を飲んでなんとかしのいでいましたが、動悸やうつとなると、やはり症状は深刻で婦人科で通院を始め、ホルモン治療に通っています。そんな更年期症状の話は出るものの、まだ自分には生理も定期的にあり、母も更年期の症状がひどくなかったこともあり、「ふふっ、もしかして更年期症状がないままいけちゃうかも?」と、余裕をかましていました、が。次の章では、突然やってきたホットフラッシュについてお伝えします。真冬でも扇風機が離せない“ホットフラッシュ”そんな更年期に苦しむ同級生を横目に見ながら、自分にはまったく症状もなく相変わらず余裕しゃくしゃくでしたが、「ん? 先月、生理来たっけ?」と、生理が来たり来なかったりになると、やって来ました~更年期! 動悸なし、うつなし、イライラなし、ですが、電車に乗っていたとき、突然“カ~~~~!!”っと顔がほてり、首周りにかけてとにかく暑い! 暑い! きっとこれは車内の暖房のせいかと自分を納得させたものの、その夜も布団に入ると突然“カ~~~~!!”。認めたくないけれどホットフラッシュのようです。一度やってくると、ホットフラッシュは容赦しません。家事の途中に、電車の中で、運転中に、とにかく予想もつかないタイミングで“カ~~~~!!”なのです。特にやっかいなのが、就寝中。眠っているのに、突然ぶあ~っと胸から上が暑くなり目を覚ましてしまうこと。それがひどいときは2時間ごとにやってくるので熟睡できません(泣)。ホットフラッシュ未経験者の方に言葉で表現するとしたら、沸騰したやかんのごとく、耳から熱い水蒸気が噴き出し、頭頂部からは火山が噴火している感じです。沸騰と噴火が起こると、冷めるまで眠れないので、真冬でも布団の横には扇風機。冷めると一気に寒くなるので、足元にはヒーター。それを一晩に何度もつけたり、消したり、またつけたりと、ぐっすり眠るどころではないのです。私は汗かきではないので、じっとり汗ばむ程度ですが、汗かきの友人はパジャマが絞れるくらい汗をかき、何度も着替えるそうです。まとめつらいです、ホットフラッシュ。でも、良いこともあります。朝にシャワーを浴びる派なのですが、ホットフラッシュが来たタイミングで浴室に行けば、寒い浴室も実に心地良し。寒い日の自転車も、ホットフラッシュならダウンなしでも風が実に心地良し。とはいっても、それは一瞬。やっぱりつらいです、更年期。そろそろ病院に行ったほうがいいのかな……。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。監修/天神尚子先生(三鷹レディースクリニック院長)★関連記事:「あれ? なんか臭い…?」原因はホットフラッシュ!?冬でも必要な汗対策とは【医師監修】★関連記事:「瞬く間に汗びっしょり」手軽にできるホットフラッシュの乗り切り法3つ【体験談】★ウーマンカレンダー更年期のお悩み記事をもっと読む著者/井上 裕紀子(54歳)読モを経て、ファッション誌、情報誌などのフリーライターへ。しわ、肝斑、たるみ、更年期太りと苦しい戦いを続けつつも、その先にいったい何があるのか見えない迷える五十路女子。
2021年12月23日更年期イラストレーターのやましたともこさんによる、更年期のもろもろをゆる~くつづった連載マンガ「脱力系ゆる更年期日記」の第30話。今回は、前回に続いて資産運用の勉強を始めることにしたときのお話。何でどうやって勉強するのかを考えたやましたさんでしたが……。★前回:「取り残された感がハンパない!」久しぶりに会った友だちが潤っていて焦った私は… #脱力系ゆる更年期日記 29ウーマンカレンダーをご覧の皆さま、こんにちは。更年期イラストレーターやましたともこでございます。前回、専門学校時代の金銭的にかなり潤った友だち7人に会い、自分の取り残された感を痛感し、彼らとの溝を埋めるべく「資産運用」の勉強を始める決意をした私。生まれた瞬間から超面倒くさがり屋な私にとって、新しい何かを始めるときに一番大切なのは「何で(何を使って)どうやって勉強をするのか」ということ。そう、それは、まるで息を吸うかのように、まるでごはんを食べるかのように、まるで排便をするかのように、毎日当たり前にしていることのような方法で勉強をすることが非常に重要になってきます。本で勉強するか……YouTubeでよく宣伝している無料の投資講座に申し込むか……はたまた、いつものようにYouTubeで好きなチャンネルを探すか……。呼吸、食事、排便…。呼吸、食事、排便…。悩ましいところです。★関連記事:「えっ、脇毛を生やしたまま!?」脱毛を決めたはいいが、まさかのアドバイス…#脱毛編 #熟女系 26★関連記事:「絶対年上だと思ったら…」初対面での打ち合わせで衝撃の事実が…! #アラフォー絵日記 8★ウーマンカレンダー連載マンガをもっと読む著者/イラストレーター/ やましたともこ(49歳)高知県出身、大阪府在住のイラストレーター。2児の母。高齢出産で身も心も弱り切ったまま更年期に突入。ここ10年元気な自分を見たことがない。本格的な老化とどう付き合うのか日々模索しつつヤングで緩めなイラストを描いている。
2021年12月23日40代後半に突然感じ始めためまいと耳鳴り。時には立っていられなくなるほどひどく、物につかまったりしゃがみこんだりすることが多くなりました。頻繁に起きるようになると車の運転も不安になって、病院を受診したときの体験をご紹介します。前触れなく起こるめまいと耳鳴りの恐怖最初に体の変化に気付いたのは40代後半のことです。毎月同じ日に始まるくらい正確だった生理が不順気味に。始まったと思っても経血量にバラツキがあって、これまでは悩まされたことがなかった生理痛も重く感じることもありました。そんなある日、職場で立ち仕事をしていると、この場で倒れてしまうのではないかと思うほどの「めまい」が襲ってきました。思わずしゃがみこんだのは良いものの、立ち上がることができずに同僚に助けてもらってやっとのことで椅子に腰をかけるはめに。その後、片方の耳だけが「キーン」となる不快な耳鳴りも加わって仕事や家事に支障が出始めたのです。めまいと耳鳴りがひどくなり病院へ突然起こるめまいと耳鳴りに悩んで、最初に受診したのは耳鼻科です。聴力検査をはじめ、いくつかの検査結果も異常なしとのことでした。ビタミン剤と代謝を改善する薬で様子を見ることになりましたが、2週間後にもう一度耳鼻科を受診するまでの間も、「キーン」という耳鳴りや目の前が急にゆらゆらと揺れ出すようなめまいに襲われ続けました。特に前触れなくやってくるめまいはソファでくつろいでいても起こり始め、常に緊張する生活を送らざるを得ない状態になってしまったのです。次の章で、婦人科を受診し漢方薬を飲んだ結果についてお伝えします。更年期障害向けの漢方薬で改善そんなとき、排卵時に出血したのをきっかけに久しぶりに婦人科を受診することになりました。内診に抵抗があった私は、周囲からはすすめられながらも、健康診断でも婦人科系のオプションはいつも外していたのです。緊張しながら診察と検査を受けて、後日結果を聞きに行きました。検査結果に異常はなくてそのまま診察室を出ようとしたときに、医師から問診票に記入した「めまいと耳鳴り」について質問をしていただいたのです。私のなかでの更年期障害のイメージは、体がほてりやすくなる、血行が悪くなる、イライラしやすくなるなどでした。しかし、先生の話では「めまいと耳鳴り」も更年期に訴える女性が多いとのこと。私が気になっていた「生理不順が起きている」ことも聞き取った上で更年期障害向けの「桂枝茯苓丸(ケイシブクリョウガン)」という漢方薬を処方してくださったのです。また、先生のアドバイスをもとに、めまいと耳鳴りが起こりやすい時期を記録したところ、生理周期と関係しているのがわかりました。排卵日や生理前になると起こりやすいとわかると、不安感が和らいでうまく付き合えるようになりました。漢方薬の服用は食前のほうがより効果が高いと教えていただき、毎食前の服用を継続。すると、冷えや肩凝りも改善して、めまいと耳鳴りの頻度も落ち着きました。まとめ「閉経が間近に迫る年齢になったら、更年期障害がやってくる」と頭ではわかっていても、私はめまいと耳鳴りを更年期の症状に結びつけるまでに時間がかかりました。また、婦人科健診を受けてこなかったために、大切な更年期の相談窓口に気付けなかったのです。今では毎年の健診に婦人科オプションを加えるようになりました。婦人科を受診して自分にあった漢方薬に出合えたことで、安心して更年期真っただ中の生活を楽しく過ごせるようになりました。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)★関連記事:「理由もなくイライラ、落ち込み、不眠…」更年期に突入した私の乗り越え方【体験談】★関連記事:40代、急にめまい、不安感が襲ってきた!そんな私に安らぎをくれたもの★ウーマンカレンダー更年期のお悩み記事をもっと読む著者/吉本まな(51歳)大学院生の息子と大学生の娘がいる晩酌が大好きな母。インテリアコーディネーターとライターを兼業中。40代後半からめまいや耳鳴り、体温調節ができないなど不調を感じ始めた。体重増加に不安を覚えて散歩の距離をのばしている。
2021年12月12日疲れや頭痛の更年期症状をなんとか改善したいと、46歳でレディースクリニックを受診しホルモン補充療法を開始した私。1年は順調だったのですが、不正出血から念のためにと子宮がん検査をしたところ異常が出ました。そこから大病院で精密検査を2回することになった一部始終をお話しします。更年期症状からホルモン補充療法に挑戦40代半ばに体がめっきり疲れやすくなってから、更年期症状を疑い始めた私。46歳でレディースクリニックに相談に行ったところ、女性ホルモン補充療法なら改善できるかもしれないということでした。ホルモン剤を服用すると子宮体がんのリスクが少し高まる懸念があるからと、子宮頸がんと子宮体がんの検査をしたところ、結果は陰性。ホルモン補充療法のGOサインが出ました。2種類の錠剤の服用で生理の周期を整えていくことになりました。生理が終わってから1種類の錠剤を晩に飲み始め、2週間くらいたったときからもう1種類を朝晩に追加。1カ月分として渡された錠剤をすべて飲み切ったときに生理が始まるという流れができました。あんなに疲れやすかったのに、ホルモン補充療法を始めると疲れやすさに改善が見られ、頭痛も治まりひと安心。以後2カ月に1度レディースクリニックに通い、薬を処方してもらっていました。不正出血が起き、子宮体がん検査で異常がところが1年後に問題が起きたのです。いつもなら1週間で終わるはずの生理が2週間終わりませんでした。「今回の生理はやけに長いな。年だからかな」と軽く考えていたところ、友人に「それは不正出血の可能性があるからドクターに相談したほうが良い!」と強くすすめられたのです。生理と不正出血……血の色は同じなのでピンとこなかったのですが、いつものレディースクリニックのドクターに相談したところ、診断の結果はやはり不正出血でした。「前回の検査から1年たったし、良い機会だから子宮頸がんと子宮体がんの検査をしましょうか」。そして検査の結果「子宮体がんの検査で異常が出ました」との言葉。ショックでした……。「このまま、早めに大病院に行って診断を受けてください」と紹介状を渡され、プチパニックです!次の章で、受診した結果をお伝えします。大病院で2回の検査。結果は陰性でホッ大病院での問診では、30代の男性ドクターに「ホルモン補充療法をしていたとのことだったけれど、更年期の症状はどんなものがあったの?」と尋ねられました。「え~と、頭痛と疲れやすさ、だるさです」「ホットフラッシュは?」「……ありません」。更年期なのにホットフラッシュがないの?とドクターは不思議そうでした。1回目の検査で子宮から細胞を採取し検査します。2週間後に検査結果が出て「子宮体がんの可能性は低いでしょう」と言われましたが、念のため3カ月後に2回目の検査を実施。2回目も「問題なし」でした。ああ、よかった……!大病院での検査の間、ずっとホルモン補充療法はやめていたのですが「もう錠剤を飲まなくても大丈夫そうなら、子宮がんのリスクも消したいからここでホルモン補充療法はやめましょう」とのアドバイスでホルモン剤の服用はストップとなりました。まとめ40代半ばで更年期症状が出始めてから、1年ほどお世話になったホルモン補充療法。不正出血が起こるまでは、生理も定期的になり体調も改善し、良いことずくめに感じましたが、現在はホルモン剤は一切飲まずになんとか乗り切っています。子宮体がんではないと診断されたものの、毎日の生活のストレスが消えたわけではなく、疲れやすく、すぐにソファに横になりたくなる状況に変わりはありません。病気のもとはどこにでも転がっている気がするのです。自分の体調は自分が一番よくわかっていると思っていましたが、実際はわかっていないことも多いのかもしれません。わが家は子どももまだ小学生。ちょっと不安があったら早めに病院を受診して対処することが大事だと感じました。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)イラスト/塩り★関連記事:42歳、生理不順でホルモン補充療法を開始。その効果は…【体験談】★関連記事:「生理が来ない!」生理不順の原因を見つめ直して生活を改善したら…【体験談】★ウーマンカレンダー更年期のお悩み記事をもっと読む著者/みやまこ(49歳)夫と小学生2人、物忘れがひどくなりつつある実母との生活。高齢で産んだ子どもはまだまだ手がかかる、母は毎日同じことを聞いてくる、夫は「かまってちゃん」でてんやわんやのワンオペ状態。最近めっきり疲れやすいし、作業効率も落ちてきているし、目はしょぼしょぼで白髪もしっかり。家族に隠れてお菓子を食べながらサスペンスドラマを見ているときだけが唯一の休息。
2021年12月11日更年期イラストレーターのやましたともこさんによる、更年期のもろもろをゆる~くつづった連載マンガ「脱力系ゆる更年期日記」の第29話。久しぶりに会った友だちがみんな金銭的に潤っていて、取り残された感を抱いたやましたさん。そこで自分も何かを始めなくては……と思い至ったこととは。★前回:「恋のチャンスを逃すな!」BTSを猛勉強中、ふと自分の顔を見て驚愕! #脱力系ゆる更年期日記 28ウーマンカレンダーをご覧の皆さま、こんにちは。更年期イラストレーターやましたともこでございます。先日、5年ぶりくらいにデザインの専門学校で一緒だった友だちと会いました。専門学校と言っても、私が29歳のときに働きながら夜通っていた学校で、同じクラスの生徒さんたちの年や環境はみんなバラバラでした。そのなかでも今でも仲良くしている人たちと、そこから派生した友だちの友だちみたいな人たちと7人で集まりました。ほとんどが5〜6歳年下の子ばかりですが、全員が40代ということで、年齢に応じて、とてもすてきな大人になっていました。会社から独立して潤っている人、副業で潤っている人、会社員をコツコツ続けて潤っている人ばかりで、収入が乏しく毎月のようにカードの支払いに苦しんでいる私の目には、キラキラと輝いて、とてもまぶしくかっこよく見えました。私といえば、収入は20年前の1/5、体力は10年前の1/10、頭の回転においては30年前の1/100程度、と何もかもが集まったみんなとは逆方向に進んでいるように思えました。取り残され感がハンパなく、私も何か、すてきな大人になれる何かを始めなければ!と強く思いました。もうすっかり寒くなった真っ暗な帰り道、ひとりで自転車をキコキコと漕ぎながら私が考え出した答えはこれでした。ずばり「資産運用」。副業も、会社員も無理な私は、大人といえば資産運用でしょう!(※個人の感想です)という安易な考えから、49歳の冬、資産運用の勉強を始めることにしました。★関連記事:「若くなくて悪かったな!」若い子にはしゃぐアラフォー男の会話に腹が立つ #アラフォー絵日記 6★関連記事:「執刀医って!?」最初からわかっていれば違っていたのに~ #43歳で腎がんになった話 17★ウーマンカレンダー連載マンガをもっと読む著者/イラストレーター/ やましたともこ(49歳)高知県出身、大阪府在住のイラストレーター。2児の母。高齢出産で身も心も弱り切ったまま更年期に突入。ここ10年元気な自分を見たことがない。本格的な老化とどう付き合うのか日々模索しつつヤングで緩めなイラストを描いている。
2021年12月09日更年期の症状と言えば、私が思い付くのは月経異常やホットフラッシュといわれる「のぼせ」「ほてり」「汗をかきやすくなる」などで、人それぞれ症状の出方が違うということぐらいしか聞いたことがありませんでした。そんな私が更年期の症状と不安感に向き合った日々についてお話しします。あれ? これが更年期?私が初めてホットフラッシュを感じたのは40代後半、転職をして間もないころだったと思います。仕事をしていて妙に顔がほてるのを感じました。お昼休みのあとの眠気とはちょっと違うような気がしましたが、そのときは気にしませんでした。ただその後、何回か同じようなことがあり、「あれ? これはもしかしてホットフラッシュ? これがうわさのホットフラッシュ?」と思うようになりました。そのころ私は慣れない仕事に緊張の連続で、だいぶストレスを抱えていました。ただ、同じころに入社した方が2人いて、会社の話やグチを話せたことが救いでした。「とりあえず1カ月は休まないで会社に行こう!」。そう決めていました。そして、少しずつ仕事には慣れましたが、今度は気分の落ち込みがひどく、誰に何を言われたわけでもないのに「どうせ私はダメなんだ」などと理由もなくうつうつとした日々を過ごしていました。でも、それが更年期の症状だとはあのころの私は思いもしませんでした。この不安感は何?私を悩ませた更年期症状私の更年期の症状は比較的軽いほうだったと思います。もともと頭痛持ちでしたし、不眠はそれ以前から時々眠れないときもあるので、特に更年期の症状とは言えません。肩凝りは仕事でパソコンを使っていたせいだと思っていました。めまいとホットフラッシュだけが更年期の症状に当てはまっているとそのときは思っていました。めまいはたまにありましたが、倒れるということはなく、気を付けていれば大丈夫でした。ホットフラッシュも時々のぼせる程度なので、自分さえ気にしなければ顔が赤くなってほかの人にわかるということはありませんでした。私は疲れると人と接するのが不安で嫌になるのですが、あのころは不安感が強く出て、とにかく人と話すのが苦痛でした。「何を言われるんだろう?」「何か間違えて怒られるんじゃないか? 」「自分はみんなからきらわれているのでは?」など不安になり、自分が嫌になりました。当時はなぜこんなにも不安感が強いのか不思議だったのですが、今になってインターネットで調べてみると、不安感も更年期の症状の一つとして出る場合があることがわかりました。医師に診断されたわけではありませんが、当時の不安感は更年期の症状だったのだと自覚しました。次に、私がどのように更年期をやり過ごしたのかをお伝えします。考えないこと!気にしないこと!私は生まれつきあまり体が丈夫なほうではなく、よく風邪をひいては熱を出し病院に行っていました。成人してからは、ちょっと体調が悪いなと思ったら無理せず、ひどくなる前に薬を飲んだり休んだりしています。そのおかげか、今ではめったに風邪もひかず元気に過ごしています。今思うと、それが更年期の症状をやり過ごす良い方法だったのではないかと思います。私の場合は、頭痛が来そうと思ったら早めに薬を飲み、不安感に襲われたら席を立ってトイレに行ったり、誰かと話したりして気分転換をしました。そうして、その日の自分の体調に合わせて無理せず、うまく自分の体と向き合っていきました。それから、あまり思い悩まず考え過ぎないようにしました。考えてもどうしようもないことは考えない、気にしないこと、これも一つの過ごし方のポイントでした。仕事が忙しくなり、そんなことを考える暇もなくなりました。それに加えて、しばらく休んでいた趣味のパッチワーク教室にまた通うことにして、楽しい時間ができたのもよかったのだと思います。自分の好きなことができる時間を持って、うまく気分転換することが私の更年期の過ごし方でした。まとめ更年期の症状はいつかは必ず終わる! そう頭の中ではわかっていました。しかし、症状が軽かったと思う私でもその最中にいるときはやっぱりつらいものがありました。自分が更年期だったとは思いたくありませんし、認めたくありませんでした。でもいつしか「もう自分は若くないのだから、自分を大事にして無理をしないで生きていこう」と思うようになりました。「若くはないけれど、心は若く持とう!」。まだやりたいこともあるし、友だちと旅行にも行きたい。そのためには元気でいなくてはと思って日々を過ごしています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。監修/天神尚子先生(三鷹レディースクリニック院長)★関連記事:「抜け毛が減った!」いろいろ試してよかった更年期障害の抜け毛対策【体験談】★関連記事:「あれ? なんか臭い…?」原因はホットフラッシュ!?冬でも必要な汗対策とは【医師監修】★ウーマンカレンダー更年期のお悩み記事をもっと読む著者/akebeko1(58歳)神奈川から生まれ育った岩手に引っ越して、現在は夫と猫2匹と楽しく田舎暮らしをしている。
2021年11月27日更年期イラストレーターのやましたともこさんによる、更年期のもろもろをゆる~くつづった連載マンガ「脱力系ゆる更年期日記」の第28話。若さを取り戻すために恋をしたいと思っていたやましたさんに訪れた恋のチャンス。そのチャンスを生かすべく頑張っていたのですが……。★前回:「BTSで誰が好き?」49歳、もしかして恋をするチャンスかも!? #脱力系ゆる更年期日記 27ウーマンカレンダーをご覧の皆さま、こんにちは。更年期イラストレーターやましたともこでございます。娘たちに大流行中のBTS。「マミーBTSの中で誰が一番好き?」という娘たちの質問に素早く答え、さらに、推しのすてきなところをシェアし合い、きゃっきゃきゃっきゃするために、そして老け込んでしまった49歳が再び恋をして若さを取り戻すために、BTSについて猛勉強を始めました。恋がしたい、恋がしたい、昔のように恋がしたい……。そう思い必死でBTSをググりまくっていたのですが、そのとき、ふと横の窓ガラスを見ると、疲れ切った老婆のような自分の顔がぼんやりと映っていました。ぎゃぁ〜〜〜〜!!!!!ピッチピチのまぶし過ぎる若者の顔、か〜ら〜の、カッスカスのぼやけた自分の顔……。コントラストがキツ過ぎて、なんとも言えない虚しい気持ちになりました。とはいえ、諦めたらそこで試合終了!引き続き、誰かに恋をして20代の私に再び出会えるようターゲット求めて日々邁進したいと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。★関連記事:「えっ!?」角膜再生のためサングラス生活を続けた結果、医師から驚きの声が #アラフィフ雑記帳 4★関連記事:「2年間はなんだったんだ…」お別れの気持ちを込めてはいてみたら驚愕! #くそ地味系40代独身女子 35★ウーマンカレンダー連載マンガをもっと読む著者/イラストレーター/ やましたともこ(49歳)高知県出身、大阪府在住のイラストレーター。2児の母。高齢出産で身も心も弱り切ったまま更年期に突入。ここ10年元気な自分を見たことがない。本格的な老化とどう付き合うのか日々模索しつつヤングで緩めなイラストを描いている。
2021年11月26日更年期症状の代表的なものに、ホットフラッシュがあります。頭がのぼせたり、ほてったり、突然どっと汗が出たりと不快な症状ですが、そのときの汗が、体のにおいの原因になるということをご存じですか。更年期世代は夏だけでなく冬も汗ケアが必要な理由と効果的なケアについて医師に聞きました。更年期の汗はきついにおいに変化しやすい!におい研究の第一人者である五味クリニック院長・五味常明先生によれば、もともと汗は臭いものではないと言います。「汗はもともとにおいが強いものではありません。ただ、汗が皮膚にある皮脂やアカなどと混ざると、細菌がにおい物質を作り出します。汗をかいたまま放置することで、皮膚の常在菌が汗や皮脂などを分解し、きついにおいが発生するのです」(五味先生)。そして、そのにおいも、汗の種類によって変化するそう。「更年期によく見られるホットフラッシュやストレスによる汗は、きついにおいの原因になることがわかっています。更年期世代である40代、50代は育児や家事、そして仕事など、気付かぬうちにストレスをためている女性が多いですね。さらに、“ 自分の汗のにおいが人に迷惑をかけているのでは? ”と思えば思うほど気になり、ストレスが高くなってしまいます」(五味先生)。女性特有の“ 胸汗 ”がにおいの原因に汗のにおいがストレスになるのは、女性がかきやすい特徴的な汗にも原因があると言います。「女性はブラジャーを着けていることが多いため、汗が胸の間や下部にたまりやすくなります。胸の汗は鼻に近く、自分のにおいがストレスを呼び、さらに発汗につながることがあります」(五味先生)。また、 制汗デオドラント剤「デオナチュレ」を手がける株式会社シービックの調査※によれば、上半身に突然の大量の汗をかきやすい女性の約半数が、ブラジャーなど下着のにおいが洗濯をしても取れないと感じていることもわかりました。「ストレスを軽減させるためには正しい汗ケアをおこなうこと。ケアをしているという安心感が大切です」と五味先生はアドバイスします。次に、汗ケアに効果的な方法を紹介します。胸汗ケアに効果的な方法3つそれでは実際に汗ケアをおこなうとき、どんなことに気を付けると良いのでしょうか。 済生会川口総合病院皮膚科主任部長の高山かおる先生に聞きました。「例えば毎朝制汗剤をつける、夜はお風呂に入ってゆったりとリラックスをし、体をきちんと洗うという習慣により“ 私がにおいを出しているのでは?”というストレスを軽減させてくれます。 ただし、体を洗うときにはにおいが気になるからとゴシゴシとこするのではなく、肌に負担をかけず、デオドラント効果のあるせっけんでやさしく洗いましょう」(高山先生)。胸汗対策としてはデオドラント効果のあるアイテムを使っても効果的とのこと。「胸は、皮脂腺や汗腺などが集中していて汗をかきやすい部位なのに、1日ブラジャーなどの下着と密着しているので雑菌の数が多くなり、においも強くなりやすくなります。 例えば以下のようなことが効果的です。【1】ムレを抑えるために、通気性がよくベタつきの少ない素材の下着を身につける【2】急に暑くなったりほてったりするときに対応できるよう、カ ーディガンなど温度調節がしやすい服装選びをする【3】室温などをこまめに調整するさらに、お出かけ前にデオドラント効果のあるアイテムを使うのも良いでしょう。 パウダータイプなら、肌の敏感な方にも安心して使えます。 パウダーを胸や首筋に使用すると消臭成分が肌に密着して、汗のにおいやベタつきが抑えられ、1日中さらさら感が続き、快適に過ごせます。夏だけでなく厚着になる秋や冬も胸汗ケアをしっかりおこなって、快適に乗り切りましょう」(高山先生)。まとめ冬とはいえ、暖房が効いた室内で厚着をしていると汗をかきますよね。それに加えてホットフラッシュやストレスの心配がある40~50代には正しい汗ケアが必要になることがわかりました。ムレを防ぐ生活習慣プラス、お気に入りのボディケアアイテムを使えば、楽しくケアできそうですね♡監修/五味常明先生( 五味クリニック院長 )一橋大学商学部、昭和大学医学部卒業。昭和大学形成外科、多摩病院精神科などを経て、「心療外科」という新しい医学分野を提唱。 体臭・多汗研究所所長として体臭・多汗治療を実践。TV や雑誌でも活躍中。著書・監修本も多数。監修/高山かおる先生( 済生会川口総合病院皮膚科主任部長 )山形大学医学部卒。専門は接触性皮膚炎、フットケア。日本皮膚科学会認定皮膚科専門医。「皮膚科医が教える本当に正しい足のケア」(家の光協会)他、フットケアに関する著書多数。取材協力/ 株式会社シービック※株式会社シービック「上半身の汗に関する調査」調査対象:上半身に突然の汗に悩んだことがある 20~50 代女性 100名/調査方法:WEB調査/調査時期:2021年9月★関連記事:「手荒れにはウイルスが残りやすい?」手洗いと消毒だけではダメなの!?感染対策の最新事情★関連記事:「瞬く間に汗びっしょり」手軽にできるホットフラッシュの乗り切り法3つ【体験談】★関連記事:47歳、生理不順に尿漏れの悩みまで!話題の【ユニクロ】のフェムテック商品で解決!【体験談】著者/mido(49歳)ライター歴25年。35歳で第1子、38歳で第2子出産。最近、たるみが加速して二重あごが悪化。身長153㎝なのにLサイズの服が少しきつくなってきて……人生最後のダイエットを計画中。
2021年11月24日40代は老眼以外で更年期の症状に悩まされることなく過ぎたので「私の更年期は軽い」と、たかをくくっていた私。ところが50歳になって突如ホットフラッシュが始まり、それに伴う発汗は日に日に増していき、今では瞬く間におでこから顔全体そして首周りがシャワーを浴びたようになってしまうほどひどい状態に。このまま悲惨な50代を過ごすのは嫌なので、自分なりに考えたホットフラッシュを乗り切るための対応策をおこなっています。ホットフラッシュを乗り切る対応策3つタオルハンカチと扇子、うちわを携帯常に冷たい飲み物を水筒に入れて持ち歩く保冷剤やタオル、冷たいスプレーを常備【1】タオルハンカチと扇子、うちわを携帯就寝中でも外出中でも構わず急に顔がのぼせて発汗するので、最初はどうすればいいのか対応に困惑していた私。ですが、今ではすっかり慣れ、決して慌てずに落ち着いて対処しています。ホットフラッシュは一度起きると待ったなしで「あれよあれよ」と汗が出てくるため、まず常に携帯しているタオルハンカチで慌てずさっと汗を拭き取り、何事もなかったかのように扇子で優雅にあおいでクールダウンするのを待ちます。外では人の目もありますが、本人が動じなければ周りも注目することがないと思うので、頭はカッとしていても心は冷静さを保ちながら呼吸を深くおこないながら、対処するように心がけています。自宅では扇子よりも一気にあおげるうちわを愛用していて、自分の動線ポイントにはオシャレなうちわを置き、ホットフラッシュが起きたらすぐに手が届くようにしています。【2】常に冷たい飲み物を水筒に入れて持ち歩く毎日、保冷効果が高いタンブラーや水筒に冷えた飲み物を入れて携帯し、ホットフラッシュが起きたらすぐに飲んで体の熱を下げるようにしています。以前はコーヒー・紅茶や日本茶・中国茶など大好きで常飲していましたが、40代半ばあたりからカフェインを摂取するとめまいが起きるようになってしまったため、今はノンカフェインの黒豆茶やハーブティーを飲んでいます。大豆は更年期に分泌が低下する女性ホルモン「エストロゲン」と似た働きをする「イソフラボン」が含まれるのは知っていたので、煮出した黒豆茶を冷やして入れています。ほかには爽快感の得られるミントティーやビタミンCが豊富なローズヒップティー、ルイボスティーを入れたりすることが多いです。ハーブについていろいろ調べたところ、セージは抗酸化物質のポリフェノールやビタミンKを多く含むとあったので、たまにセージティーも作っています。【3】保冷剤やタオル、冷たいスプレーを常備ハンカチで包んだり小さなポーチに入れたりした保冷剤や、水に濡らして絞ったタオルを冷凍庫に入れています。ホットフラッシュを感じるときにサッと取り出し、おでこやこめかみ、頬、後頭部、首の両側・後ろなどのほてった部分に当てると、ひんやりしてすごく気持ちが良いです。また蒸留されたローズやカモミール、ラベンダーなどのハーブウォーターを購入し、スプレーボトルに入れて冷蔵庫で保管し、突然顔周りが熱くなったときにシュッとスプレーすると、冷たい霧とハーブの清々しい香りでほてりも落ち着きリラックスできます。自宅で栽培しているミントやローズマリーを沸騰させた精製水で軽く煮出し、ハーブウォーターを楽しみながら作ることもあります。外出中は市販の冷感スプレーや冷感ウエットティッシュを持ち歩き、突然のほてりにも焦らずに対処しています。まとめ50代に入ってさまざまな体の不調が起き始め、時には憂うつな気分になることも。でも私だけが更年期で苦しんでいるわけではないし、不快な時間は落ち込んで過ごすより少しでも明るい気持ちで乗り切りたいので、なるべく気分を上げるような行動を取るようにしています。扇子やうちわは100均やデパートで気軽に買ったもののほか、多種多彩ですてきな商品を販売している老舗扇子・うちわ専門店のオンラインショップで気に入ったものを購入しています。凍らせるタオルを好きな色やデザインで選んだり、冷たい飲み物にはいろいろなハーブティーを試したりしています。心と体はつながっていると思うので、これからもできるだけ心地良く過ごせるような工夫をしていきたいです。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)★関連記事:運動嫌いでもOK!お金をかけずに手軽にできるホットフラッシュ対策とは【医師監修】★関連記事:「暑いのは私だけ?」「私が高血圧?」更年期だからと諦めず婦人科を受診してよかった!【体験談】★ウーマンカレンダー更年期のお悩み記事をもっと読む著者/よーさ(52歳)英語なんでも屋・ライター。長い海外生活で気付いたらストレートの髪が天パに。現在は夫と思春期の息子と南国に暮らす。40歳で老眼、50歳で白髪が増えホットフラッシュに苦しむ。仕事で不規則な生活なため運動不足解消に時々走ったり泳いだりする。甘い物が大好きで困っている。
2021年11月21日更年期イラストレーターのやましたともこさんによる、更年期のもろもろをゆる~くつづった連載マンガ「脱力系ゆる更年期日記」の第27話。今回は、娘たちのひと言でふいに訪れた恋のチャンスについて。49歳、もう一度恋をする!?★前回:「最近、老化がヤバすぎる…」若さを取り戻すために必要だったのは #脱力系ゆる更年期日記 26ウーマンカレンダーをご覧の皆さま、こんにちは。更年期イラストレーターやましたともこでございます。私には小学2年と4年の娘がいます。その娘たちの通う小学校では、ほかの小学校と同じように女子たちの間で「BTS」が流行っています。娘たちもそれぞれの推しを見つけて、やれ誰それが良いとか、いいや私は誰それ派やとか、きゃっきゃきゃっきゃと女子トークを繰り広げています。そんなある日、娘たちに聞かれました。「なぁマミー、マミーはBTSのなかで誰が一番好き?」身も心も疲れ切った私には、BTSから1人を選ぶ労力もありませんでしたが、そのとき、最近私が老け込んでいることについて尋ねたところ、夫から言われたひと言をふと思い出しました。「てか、お前……。恋してるぅ?」「てか、お前……。恋してるぅ?」「てか、お前……。恋してるぅ?」何度もこだまする夫からのひと言。(夫に)恋をしていないから老け込んでいるのではないかという指摘でした。私、今、もう一度、恋するチャンスなのかも……(夫ではない誰かを)。娘たちと一緒なら楽しく恋ができるかもしれない♡と心がざわついた夕暮れ時でした。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。★関連記事:「すごい説得力!」体に良いと思いつつ習慣化しなかったことができたワケ #ときめけ!BBA塾 100★関連記事:「体重と体調、どっちが大事?」60kg越え、アラフォーのダイエット問題 #アラフォー絵日記 3★ウーマンカレンダー連載マンガをもっと読む著者/イラストレーター/ やましたともこ(49歳)高知県出身、大阪府在住のイラストレーター。2児の母。高齢出産で身も心も弱り切ったまま更年期に突入。ここ10年元気な自分を見たことがない。本格的な老化とどう付き合うのか日々模索しつつヤングで緩めなイラストを描いている。
2021年11月19日株式会社ダイセル(本社:大阪市北区)が運営する大人のウェルエイジング・ブランド「WELLMETHOD(R)(ウェルメソッド)」は、女性を対象とした更年期に関する意識調査を実施いたしました。調査結果からは、回答者の年代によって、更年期に現れる不調について認知度にばらつきがあることや、自分自身や周囲が更年期世代の女性に起こりうる不調について正しく理解することの重要性が明らかになりました。また、更年期の不調に備えた事前準備については、50代において、「サプリメントの使用」が最も多く確認されています。実際に体験した更年期症状については、50代・60代において、病院での治療に加え、サプリメントを活用することで良い影響を感じている意見も見られました。本調査結果の詳細は、下記URLにてご覧いただけます。 WELLMETHOD(R)では、大人の女性のウェルエイジングを応援するサプリメントや化粧品の企画開発・情報提供のほか、消費者に向けたアンケート等を定期的に実施・公開し、更年期世代の女性のライフスタイルを総合的に支援してまいります。■調査概要対象 :全国15歳以上の女性回答数:1,200名実施日:2021年6月11日~2021年6月23日方法 :インターネット調査■調査結果概要●どの年代でも生理についての悩みがある。●若い世代では更年期の不定愁訴※について認知度が低く、更年期に近づいて初めて認識する傾向がある。●女性ホルモンの分泌低下による不調の中でも、「手指の関節の変形」「膣の渇き」「下部尿路疾患」「骨盤底筋の低下」はどの年代でも知らない人が多い。●50代では更年期の不調に備え、サプリメントを使用する傾向がある。●現在治療中/過去に通院していたと回答した人の悩みの多くは「通院に要する時間」と「金銭面」である。●通院をした50代・60代の多くは更年期の症状の改善を実感している。●更年期治療を受けて精神的に楽になったという意見の一方で、サプリメントで安心感を持つ人もいる。※不定愁訴:明確な原因が無いのに生じる様々なからだの不調のこと<調査結果 抜粋>閉経後は、女性ホルモンの分泌がなくなることで起こる不調がいろいろあります。次にあげた様々な不定愁訴や不調について、あなたはご存知でしたか?閉経後の不定愁訴や不調の認知度更年期の不調に対する質問でいずれかの項目に対して、「知っていたので、不調に備えて事前の準備をしていた」方は、どのような準備をしていましたか?更年期の不調に備えて事前に行った準備 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年11月17日私は大の寒がり。冬の訪れとともにストーブが欠かせなくなります。「寒い、寒い」と大騒ぎして、例年、ストーブの前を陣取って離れられないほどでした。ところが、そんな私に家族のみんなもびっくりするほどの変化が起きたのです。ストーブ消すよ! え? 寒いの?ストーブが大活躍する季節、冬。でも、なんだか今年はそんなに寒くない。むしろ暑いかも……。そう感じてストーブを消すと、娘から「えー! 寒いから消さないで~」と苦情が。「汗が出るくらい暑いのに、変だなあ」と思っていると、ほかの家族からも「寒いよ!」との声。どうやら私ひとり「暑い、暑い」と感じているみたい。そんな例年とは違う私の様子に、家族も不思議がっていました。それで、私も冷静になって分析してみました。「よく考えると、暑いと言っても少し時間がたつと汗はスーッと引いていく。そして、またしばらくすると暑くなって……の繰り返し。もしかしてストーブをつける、つけないの問題ではないのかもしれない」と思い始めました。「何かがおかしいなあ」と感じながらも、毎日を忙しく過ごしていました。「これはもしかして更年期?」と思いながらも打ち消していました。「50歳だけどまだ生理も普通にあるし」と。なんだか変。今までとは違うみたい「暑い、暑い」と言いながら忙しさに追われるだけの日々を過ごしていましたが、たしかに何かが少しずつ変化しているのを感じていました。なんだか心臓がドキドキしたりふわふわした感じがしたりします。冬でも暑くて汗をかくのが日常茶飯事になってきました。「やっぱり更年期なのかなあ」と思いながらも、そんなにつらくもないし仕事もしていたので、婦人科を受診することまではしませんでした。代わりにテレビCMなどで名前を聞いたことがある更年期用の薬を飲んでみようと思い立ち、ドラッグストアで購入し、飲み始めました。飲み続けていると症状が少し良くなったような気がしていたのですが……。高血圧? 私がですか?更年期用の薬を飲み始めてから1年ほどがたちましたが、その間に体調はますます悪化。相変わらず汗はかく上に疲れが取れず、気持ちも上がらなくなりました。仕事で人間関係の悩みもあったけれど、そういった精神的なことが体調悪化の原因ではなさそう。これだけ長く体調が悪いのだから、やはり更年期なんだろうと思いました。そして思い切って婦人科を受診。すると上の血圧が160と、とても高いことがわかりました。さらに、婦人科からすすめられるままに循環器内科も受診。検査ではコレステロール値も高く、貧血もあることがわかりました。それまで血圧や血液検査で異常があったことは一度もなく、元気に過ごしてきた私。そんな私が高血圧で高コレステロール、おまけに貧血気味なんて! 予想外の結果にショックを受けました。でもそれと同時に、「更年期だからと諦めないで、思い切って受診してよかった」と思いました。病院では血圧を下げる薬などを処方してもらいました。1カ月くらいたつと体調も元に戻り始め、気持ちも上がってきました。また「暑い、暑い」と言って汗をかくこともほとんどなくなりました。まとめ今までは家族の心配ばかりしていましたが、今回のことで自分のことも大事にしなければいけないと思いました。生まれて半世紀もたつと、体はやはりガタが来るものですね。10代は大人への体の変化がありましたが、50代は老化へと向かう体の変化があるのだと思います。「更年期だから仕方ない」と流してしまっていたら解決できませんでした。だから、あのとき思い切って病院へ行って本当によかったです。いつまでも元気でいたいので、自分をいたわりながらこれからの時間を過ごしていきたいです。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。監修/粒来 拓先生(よしかた産婦人科分院綱島女性クリニック院長)★関連記事:「体温が35度台って低すぎ…?」更年期の不調は低体温も原因? 改善策は?【医師監修】★関連記事:「もう少し早く知っておけばと後悔ばかり…」更年期とLDLコレステロールの関係【体験談】★ウーマンカレンダー更年期のお悩み記事をもっと読む著者/かんちゃん(52歳)昭和42年生まれ。50歳になってから年齢カウントはしていない。子ども2人が独立して子育ても終了。これからは第2の青春でいろんなことに挑戦。大好きなロック歌手のライブに行ったり、新しい楽しいことを見つけて人生楽しむ予定。体もいろいろとガタが来ているがうまく付き合っているところ。座右の銘は「人生いつどうなるか分からない。だから今を楽しく」。
2021年11月16日私は、更年期とLDLコレステロールが関係あることを知りませんでした。もう少し早く知っていたら、何か対策があったのにと後悔するばかりです。今回は、更年期が終わったあとに起こった私の体の変化について書きたいと思います。LDLコレステロール? 何のこと?更年期もあまり気にならなくなった50歳を過ぎたころ、会社の健康診断の結果が届きました。結果を見るとLDLコレステロール値が基準値120mg/dlに対して約220mg/dlもあり、「要再検査」と書いてありました。え? 何のこと? 今までコレステロールで引っかかったことはないし、自分には関係のないことと勝手に思っていました。何かの間違いと思い、あまり気にしませんでした。その後、健康診断の結果をよく見ると、以前と比べて体重が増えているし血圧も高くなっています。若いころはいくら食べても太らなかったし体重が増えてもすぐ戻ったのに、最近は増えても戻らなくなり、「代謝が悪くなっている!」 と感じました。血圧も以前は低め安定だったのが、高血圧とまではいきませんがジワジワと高くなっています。このころ私は毎日残業で帰りが遅く、夕飯を作る気力もなくコンビニ弁当やスーパーのお総菜を食べていました。食事内容も野菜が少なくてお肉が多かったと思います。夫は私の仕事に理解があり、残業のときの晩ごはんは各自というのがわが家のルールでした。でも、そんな生活を続けて体に良い訳がありません。更年期とLDLコレステロールの関係医師からはLDLコレステロールの説明しか受けませんでしたが、もしかしてこれも更年期と関係あるのでは?と思った私は、更年期とLDLコレステロールの関係をネットで調べてみました。すると脂質代謝が閉経後に大きく変化することや、LDLコレステロールは女性が50歳を超えると急速に上昇するとありました。ほかにも脂肪燃焼の働きがある女性ホルモンのエストロゲンが減少することで脂肪が燃焼しにくい体になること、エストロゲンが減少すると皮下脂肪だけでなく内臓脂肪もつきやすくなることなどの情報もありました。さらに狭心症、心筋梗塞、脳梗塞などの動脈硬化に伴う疾患と関係があるのがLDLコレステロールのようでした。一番ショックだったのは、これは健康診断後に受診した病院の医師から説明を受けたときに言われたのですが「LDLコレステロールは夜作られる傾向があるので、夜の食事は遅くても夜8時までにとったほうが良い」ということでした。知らなかったとはいえ、私が残業したあと、夜遅くなってから食事をしていたことはLDLコレステロールを作っていたことになります。これじゃあ、健康診断の結果も悪くて当然です。更年期症状がなくなって思うこと結局、会社勤めの間は栄養バランスの良い食事をとることに気を付けることぐらいしかできませんでした。その後、夫の希望で私の生まれ故郷で暮らすことになり、55歳で会社を辞めました。現在、私は岩手で夫と猫2匹とのんびり暮らしています。規則正しい生活をして、健康のために近所のスポーツ財団が主催するノルディックウォーキングとコンディショニングの教室に通って、時々散歩もしています。市の健康診断でもやはりLDLコレステロール値が同じように高かったので、病院に行くと、まずは食事指導を受けてという指示でした。食事指導では毎食野菜をとることと、毎日少しずつでも散歩などの運動をするようにと言われ、1カ月様子を見ることになりました。そして、1カ月後のLDLコレステロール値が200mg/dlとまだ高かったため、最終的にLDLコレステロール値を下げる薬を飲むことになりました。今は薬を飲んでいるので基準値まで下がりましたが、いつか薬を飲まなくてもLDLコレステロール値が基準値になるようにするのが今の目標です。まとめいつの間にか私の更年期の症状はなくなりましたが、更年期についてもう少し詳しく調べておけばよかったなというのが今の気持ちです。あまり症状がひどくなかったので病院に行くこともなく、普通に過ごせたのはよかったのですが、その分、更年期を甘く見ていました。そして、更年期が終わればまた元に戻るような気さえしていました。更年期が女性の体に及ぼす影響の大きさや、更年期とLDLコレステロールが関係しているということをもっと早く知っていれば、その時点で何か対処法があったのでは?と思うと後悔ばかりですが、まだまだこれからです。これからは自分の体と向き合って、無理せずうまくLDLコレステロールと付き合っていきたいと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。監修/粒来 拓先生(よしかた産婦人科分院綱島女性クリニック院長)★関連記事:「健康に自信があった私が記憶障害!?」更年期の不調を甘く見てはいけなかった!【体験談】★関連記事:「不安が押し寄せてきて止まらない!」これも更年期の症状なの!?【体験談】★ウーマンカレンダー更年期のお悩み記事をもっと読む著者/akebeko1(58歳)神奈川から生まれ育った岩手に引っ越して、現在は夫と猫2匹と楽しく田舎暮らしをしている。
2021年11月14日アラフィフとなり、更年期真っただ中の今、「これも更年期の症状なの?」という症状に日々悩まされています。運動もしていないのに動悸がしたり、突然めまいがしてふらついたり、イライラしたり……。なかでも特に困っているのが、急に不安に襲われること。もともと少し心配性なのですが、昨年くらいからは、不安になり始めるとどんどん不安が押し寄せてきて、眠れなくなることもしばしば。そんな私の体験談と、私なりの解決策を紹介します。不安になるのが不安?私は仕事上、イベントの司会をすることがあります。そんなとき、40代までももちろん緊張はしましたが、なんとか無事にこなしていました。でも、アラフィフを過ぎてからのここ数年は、「もし本番中に更年期症状のめまいを起こしたらどうしよう」「体調が悪くて倒れたら迷惑をかけてしまう」「本番中セリフを全部忘れてしまったらどうしたらいいんだろう」などなど、一度考え出すと次から次へと不安が押し寄せてきて、どんどん不安の渦に巻き込まれていきます。また、夫が長期出張に行くとき、今までだったら「ごはん作らなくていいからラッキー♪」くらいな感じでした。でも今は、「夫が留守の間にもし泥棒か来たら?」「災害が起こったら?」「病気になったら?」などなど、不安要素が次々と浮かび、軽いパニック状態に。しかもこれが夜寝るときに始まってしまうと、もうすっかり意識が覚醒してしまって眠れません。眠れないのは大変つらく、そうなると、眠れないまま朝になってしまうかもしれないことがさらなる不安を引き起こして……という悪循環に陥ってしまいます。深呼吸をして頭を空にして落ち着くように不安が押し寄せてプチパニックになるのは、たいていがめまいやふらつきなどの更年期の症状が出ていて体調がすぐれないとき。そういう不調なときに、大きなイベントや夫の長期出張など日常とは違ったできごとが重なると、ちょっとしたプレッシャーが引き金となって不安になってしまいます。それならまずは更年期の不調を緩和しようと、更年期向けの市販薬を飲んだり、できるだけ規則正しい生活を送ったりするようにしました。また、プレッシャーにのしかかられそうになったときは、「大丈夫、大丈夫」と自分に言い聞かせるようにしました。深呼吸をして、呼吸だけに意識を集中して頭の中を空にします。前にテレビの情報番組で見た瞑想(マインドフルネス)の方法です。脳は常に動いているので、呼吸に合わせて頭を空にすることで脳がリラックスして、気持ちが安定してくるそうです。私も何度か挑戦しましたが、まだまだ瞑想の無の域には達していません。でも、パニックになる一歩手前で気持ちを落ち着かせることができるようになりました。内科で睡眠薬と精神安定剤を処方とはいえ、いろいろなプレッシャーや体調不良が重なってしまい、市販薬や瞑想だけで切り抜けられないことも。不安によって睡眠不足な上に食欲もなくなり、「心療内科で薬をもらったほうが良いのかな。でも少しハードルが高いな」と悩んでいました。そんなとき、友だちが「内科でも睡眠薬や精神安定剤を処方してくれるよ」と教えてくれました。友だちも、不眠やストレスで薬を処方してもらったことがあるそうです。私は早速、かかりつけの内科に行きました。先生に症状を話すと、睡眠薬と胃腸薬、そして軽い精神安定剤を処方してくれました。先生は「これをしばらく飲んで効かなければ、心療内科に行ったほうが良いかもしれない。でも、ちょっとしたストレスで気持ちがしんどいだけなら、これで大丈夫でしょう」とおっしゃいました。不思議なもので、先生とお話しして、薬を処方してもらっただけで、不安感がだいぶ薄れました。おかげで、結局睡眠薬と精神安定剤は1~2回飲んだだけ。薬を持っていることが「不安になっても薬があるから平気」という安心感につながり、悪循環から抜け出せた気がします。まとめ薬を処方してもらってから半年ほど過ぎましたが、今でもすっかり不安とサヨナラできたわけではありません。更年期の症状で急に気分が落ち込んだり体調が悪くなったりしたときに、不安が押し寄せてくることもあります。でも、私なりに不安との向き合い方、対処法を考えたことで、なんとかパニックにならずに踏ん張ることができています。これは私の場合であり、ずっと不安が続くなど、もっと深刻な状態だったら心療内科に相談したほうが良いかもしれません。でもかかりつけの内科でも、処方できる薬があることを知っていれば、それだけで安心できます。これからも安心の材料を少しずつ積み重ねていくことで、不安を遠ざけていきたいです。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。監修/粒来 拓先生(よしかた産婦人科分院綱島女性クリニック院長)★関連記事:「健康に自信があった私が記憶障害!?」更年期の不調を甘く見てはいけなかった!【体験談】★関連記事:「まさか私が?」48歳、更年期症状を受け入れ、不調緩和のためにおこなったこと【体験談】★関連記事:「ビバ閉経!と思ったら…」新たにデリケートゾーンの悩みが!【体験談】著者/山川 結希子(50歳)大学生二人の母。閉経間近の更年期真っ只中! 心も体も不調を日々感じまくっていますが、人生100年を見据えて、ただいま生きがいを模索しています♪
2021年11月13日更年期イラストレーターのやましたともこさんによる、更年期のもろもろをゆる~くつづった連載マンガ「脱力系ゆる更年期日記」の第26話。最近、老け込んでいたことに悩んでいたやましたさん。老け込んでいたのは、あるものが足りなかったのではないかと思い当たり……。★前回:「何者!?」驚異の年齢を叩き出した人に若い秘訣を聞いてみた! #脱力系ゆる更年期日記 25ウーマンカレンダーをご覧の皆さま、こんにちは。更年期イラストレーターやましたともこでございます。最近の私の顔は、毛穴は開きっぱなし、シミは隠れないほどに増えまくり、目の上がくぼみ、49歳よりもかなり老けて見えるような気がしています。パックをしたり、美容液を使ったりと私にできる範囲でいろいろなことをしているのですが、あの若かったころの肌に戻ることは一生ないんだなと落ち込んだりしてました。せめて夫に率直な感想を聞こうと「私、最近ホンマにヤバくない?」と聞いてみると、こんな返事が返ってきました。「それはアレやな……、万能の薬と言われるアレをしてない証拠ちゃう?」「今もちゃんと恋してるぅ〜?(もちろん俺に)」いや、ごめん。全然してない。そういえば、すっかり閉経したと思っていた知り合いが、嵐にハマり、生理が再開したという話を聞いたことを思い出しました。恋をしてないから私はこんなに老け込んでいたのか……。やましたともこ49歳、若さを取り戻すために恋をしなければ!※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。★関連記事:「は? 溶けてる?」洗濯中、液体洗剤が目にかかり失明の危機!? #アラフィフ雑記帳 2★関連記事:「MRIを撮った意味…」腫瘍らしきものが良性なのか悪性なのか #43歳で腎がんになった話 5★ウーマンカレンダー連載マンガをもっと読む著者/イラストレーター/ やましたともこ(49歳)高知県出身、大阪府在住のイラストレーター。2児の母。高齢出産で身も心も弱り切ったまま更年期に突入。ここ10年元気な自分を見たことがない。本格的な老化とどう付き合うのか日々模索しつつヤングで緩めなイラストを描いている。
2021年11月12日季節の変わり目や出産後など、抜け毛が多くなることが今までにもありましたが、それは一時的なものでした。しかし、今回の私の抜け毛は一向に回復せず、その量も異常に多く、ほかの人が前から見ても頭皮が透けて見えるほどに。薄毛対策を今までしたことがなく、初めての体験でかなりショックを受けました。そこで、婦人科を受診してみたことにより、それが更年期障害の症状であると判明しました。ここでは抜け毛が更年期障害の症状のひとつであると判明した私の体験談をお話しします。浴室にゴルフボール大の抜け毛きっかけは、新しく浴室に設置した排水口の毛取りネットでした。はめ込み式でよく髪の毛が取れると友だちに聞き、わが家の排水口にも取り入れてみよう!と軽い気持ちで設置。入浴後、「どれくらい取れているのかしら?」とウキウキして取り出してみたところ、ゴルフボール大の抜け毛がこんもり。まさか最初からこんなに取れるとは思ってもいませんでした。毛取りネットの威力にうれしく思いましたが、同時に抜け毛の量にもショック。最初は、家族の抜け毛に違いないと思い込むようにしていました。しかし、自分の枕に付いている髪の毛の長さや色を見ると、私の髪の毛ではないかという疑問が出てきました。そこで今度は自分だけがお風呂に先に入り、試してみることに。結果は、またもやゴルフボール大の抜け毛でした。ここまで来ると、明らかに増えた抜け毛の量に不安が襲ってきました。抜け毛は一時的ではなかった!抜け毛は、過去にも経験がありました。出産後や授乳中は髪の毛が抜けましたし、季節の変わり目や仕事のストレスで抜け毛が増えることも。しかし、これらはすべて一時的なもので、また一気に髪の毛が生えてきたものでした。ですが、今回の抜け毛は徐々に増えていき、頭皮の地肌が見えるほど薄くなってしまうほどに。夫や子どもたちも急激な私の髪の毛の変化になんと声をかけたらいいのか戸惑っているようでした。ほかの人からも私の急激な抜け毛の変化に指摘されるほどひどくなると、毎日髪の毛が抜けてしまう恐怖に外出も怖くなり、人に会うのもちゅうちょし、仕事以外は引きこもるようになりました。さらに浴室だけでなく、洗面所、ベッドやリビングの床まで至る所に落ちている私の抜け毛。それを見つけるたびにショックを受け、真剣にウィッグの購入まで考えていました。婦人科での診断で抜け毛の原因が明らかに実は抜け毛以外にも、発汗・イライラ・不安定な感情などさまざまな症状が出ており、何かの病気ではないかと真剣に悩んでいる時期でした。けれどもネットなどでは更年期は45歳からと書いてあるので、自分自身では更年期ではないと思っていました。そうは言ってもやはり心配ですので、婦人科を受診してみることに。出産と子どもの定期健診以来、婦人科には行っていなかったので、さまざまな検査をすることになりました。問診や一般的な血液検査、ホルモン値の検査をした結果、診断されたのは軽度の更年期障害でした。医師が言うには、更年期障害の年齢も45歳からと厳密に決まっているわけではなく、誤差があり私の場合には早く始まってしまったようでした。更年期障害になると、女性ホルモンであるエストロゲンが急激に減ってしまうそうです。エストロゲンは髪の毛のツヤや成長を促すので、エストロゲンの急激な減少により、異常な抜け毛の促進にもつながったということでした。抜け毛はその後、医師からすすめられた大豆イソフラボン活性代謝物サプリメント「エクオール」や自分でも調べて実践してみた食事療法、豆乳せっけんやナイトキャップの使用などによるヘアケアの相乗効果により、驚くほど少なくなりました。まとめささいなきっかけから気になり始めた抜け毛。私も出産などでは一時的な抜け毛は体験しました。しかし、軽度の更年期障害による抜け毛は、その量や頻度が異なりました。私は抜け毛の恐怖からいろいろな病気を疑ってしまい、婦人科に行くのをちゅうちょし、自宅に引きこもり早めに受診しなかったことを心から悔やんでいます。個人的な感想ですが、もっと早くに婦人科に行っていたら、きっと抜け毛も今より少ない量で防げたかもしれないと思っています。これからも加齢とともに抜け毛はあると思いますが、自分なりにうまく付き合っていきたいと思っています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。監修/天神尚子先生(三鷹レディースクリニック院長)★関連記事:「もう閉経…?」止まっていた生理が再開した日に起こった意外なできごと【体験談】★関連記事:「恥ずかしい…」 ホットフラッシュが来ても慌てない!少しの工夫でやり過ごせた方法とは【体験談】★関連記事:「最近、おならをコントロールできない…」原因は? 改善策はどうする?【医師監修】著者/Yoko(43歳)とても元気な小5の女の子と小1の男の子と家事をしない夫と楽しく暮らしてはいる。しかし、フルタイムで仕事をしていて、さらに更年期のような症状もボチボチ始まり家事と育児と仕事でかなり疲労気味の主婦。
2021年11月07日更年期イラストレーターのやましたともこさんによる、更年期のもろもろをゆる~くつづった連載マンガ「脱力系ゆる更年期日記」の第25話。今回も前回に続き、血管年齢のお話。目の前で驚異の年齢を叩き出した人がいて、やましたさんは思わず……。★前回:「再撃沈!」老化の事実を受け入れられず再チャレンジしたら… #脱力系ゆる更年期日記 24先日の血管年齢測定で67歳という数値を叩き出してから、寝ても冷めても血管年齢のことばかり考えている私。前回、2回目の測定をしに近所のドラッグストアに行ったとき、私の前に血管年齢を測定している高齢の男性がいました。あ、おじいちゃんも測定してる〜と何げに見ていると、肩越しに測定結果の画面が目に入ってきました。なんと、その方、血管年齢が驚異の27歳でした。わが目を疑い、何度か見直してみたのですが、やっぱり27歳でした。血管年齢を下げるべく、できることはすべてやりたい!と鼻息を荒くしていた私は、すかさずその方に話しかけ、若々しい血管を保つ秘訣を聞いてみました。その方は運動は特にしていなくて、気をつけて根菜を食べているとのことでした。ほかにも、玉ねぎとしょうがを毎日生で食べているそうです。ただ、血管に関係あるかどうかは不明です。奥さんも同じものを食べていて、血管年齢はそうでもないらしいので関係ないかもしれないのですが、その話を聞き、早速帰りにスーパーで根菜爆買いして帰りました。良くなれ、私の血管!※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。★関連記事:「癒やされる~」話題の韓国コスメが40代女子の肌に良い感じ! #ときめけ!BBA塾 99★関連記事:「体が弱っているから?」血尿で泌尿器科へ、人の温かさが身に染みる… #43歳で腎がんになった話 2★ウーマンカレンダー連載マンガをもっと読む著者/イラストレーター/ やましたともこ(49歳)高知県出身、大阪府在住のイラストレーター。2児の母。高齢出産で身も心も弱り切ったまま更年期に突入。ここ10年元気な自分を見たことがない。本格的な老化とどう付き合うのか日々模索しつつヤングで緩めなイラストを描いている。
2021年11月05日時間や場所を問わずに急に暑くてたまらなくなるホットフラッシュ。少しの工夫でやり過ごすことができたある方法を紹介します。私が閉経したのは、50歳のときでした。閉経する直前に実母ががんで倒れて入院するなど、私生活でゴタゴタが続きました。 生活が落ち着いたころ、やたらと暑いと感じるようになりました。最初は気温が高くなったのだと思って窓を開けたり上着を脱いだりしていましたが、家族の反応を見て、暑いのは自分だけだと気が付きました。 私の身近には、更年期によく「暑い」「汗が出る」と訴えていた人がいました。それを思い出して、自分も更年期特有の症状が出ているのではないかと思うようになりました。大したことじゃなかった!?悩んでいた汗の症状考えてみると、私は閉経する直前から精神的に不安定になるとやたらと暑くなり、汗をかくことがありました。特に顔に多く汗をかくので、人に変に思われたらどうしよう、恥ずかしいなどと悩み、パート先でも人と接するのが嫌になったこともありました。昔実家の母は、真冬の通勤電車で汗をかくのが恥ずかしいと言っていました。やはり周りの人に怪しまれていると感じていたようです。当時は考え過ぎだと思いましたが、自分が当事者になると恥ずかしさはよくわかります。暑くなって汗をかいたところで、誰かに迷惑をかけるわけではありませんが、私はたとえ真夏でも自分だけが大汗をかくのが恥ずかしかったです。恥ずかしく思うほど体はほてり、余計に汗をかくようになりました。恥ずかしさのあまり、一時は人前で汗を拭けませんでした。 でも、汗をかいたのを放っておくと体が冷えて、あとからもっと不快な思いを経験しました。困った私は、思い切って自分から「急に汗が出るようになって困っているんだ」などと、周りの人たちに話してみました。皆に「そんなことは気にしないで」と温かい言葉をかけてもらい、それからはオープンにできるようになりました。結果的には汗も堂々と拭けるようになりました。原因不明の症状!実はホットフラッシュだった母を見ていた私は、体がほてり汗をかくのは更年期特有の症状だろうと予想していましたが、ホットフラッシュという言葉自体はネットで知りました。更年期ではポピュラーな症状で、決して自分だけではないとわかり、気持ちが軽くなるのを感じました。 ほかにも同じ思いをしている人がたくさんいるとわかったおかげで、それほど深刻にならずに済みました。急に暑くなって汗をかいても、周りの目を気にして余計に状態が悪くなることがとても少なくなりました。そして、私は閉経前に生理不順があり、いつ生理が来るのかわからない状態が続いていました。不安だった私は診察をしてもらいました。医師には「順調に閉経に向かっていますよ。あと、1年か2年で閉経でしょう」と言われました。そのときに閉経の前後5年、計10年を更年期と呼ぶことも教えてもらいました。 自分はまさに更年期の真っ只中にいるのだとよく理解できました。ホットフラッシュについても、決して悪い病気ではないという裏付けができたので、とても安心できました。私が実践したのは誰でも簡単にできる対処法私の場合、少し年上の友人や実家の母から、更年期に出てくる悩みについて体験談を聞くことはとても有意義でした。自分も更年期を乗り越えられるという前向きな気分になれたのです。私は話を聞いてもらうだけでも気分が軽くなったので、自分から更年期についての話をするようにしていました。このときに腹式呼吸が良いということも教えてもらいました。 これは実際にホットフラッシュの症状が出てしまったときにおこないました。腹式呼吸をすることで心が落ち着き、焦ってさらに体がほてり、汗をかいてしまうという悪循環が断ち切れました。息を吸ったときにおなかが膨らみ、吐き切ったときにおなかがへこめば腹式呼吸ができているそうです。腹式呼吸をおこなうことに意識が向かうと、ホットフラッシュを意識しなくなるという効果もありました。 私は母にすすめられて、市販の漢方薬も服用しました。自分は薬を服用しているという安心感につながって、ホットフラッシュの症状を気にしないように。体調も良くなるので、長い目で見ると更年期の悩みが気にならなくなりました。まとめ更年期に急に暑くなり、汗をかくことがあると知ってはいましたが、私はそれを特別なことのように思っていました。自分にその症状が出ても、最初は更年期と結び付けて考えませんでした。 でも、年上の女性たちから体験談を聞くうちに、ホットフラッシュは特別なことではないとわかり、受け入れる心の準備ができました。そのとき教わった腹式呼吸も半信半疑で始めましたが、私には合っていました。だから5年以上も続いているのでしょう。医師の診察を受けたことで、自分は更年期に突入しているのだと認められたこともよかったと思います。 早いもので閉経から今年で5年目です。私を診察してくれた医師の言う通りなら、もうすぐ更年期が終わりになります。小さなことの積み重ねで、なんとか乗り切れるものだなと実感しています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。監修/粒来 拓先生(よしかた産婦人科分院綱島女性クリニック院長)★関連記事:「ビバ閉経!と思ったら…」新たにデリケートゾーンの悩みが!【体験談】★関連記事:「半端ないだるさ…これって更年期?」私がつらい症状を克服できた理由【体験談】★ウーマンカレンダー更年期のお悩み記事をもっと読む著者/ゆみこ(55歳)20年以上専業主婦をしており、成人した娘が2人。5年ほど前から、体のお悩みがいろいろと出て来るようになったが、自分なりにうまくやり過ごしている。
2021年11月04日この夏、だるさ、疲労感、イライラ、食欲不振……の症状が続き、気付けばここ半年で生理周期も28日から24日に早まり気味。プレ更年期かもしれないという不安から、更年期検査を受けてきたお話を(前編)でしましたが、今回はその続きの(後編)をお伝えします。果たして結果は……。★前編:「疲労感、イライラ…プレ更年期!?」 43歳、更年期検査を受けてみた!(前編)【体験談】「問題なし」との結果もホルモンバランスは…更年期検査を受けて2週間後、再びクリニックへ。完全予約制なので待ち時間ゼロで、診察室へ通されると先生が満面の笑みを浮かべ…… 「女性ホルモンはまったく減ってませんね、まだまだ更年期ではないですよ」と。渡された「総合検査報告書」で先生が説明してくれた数値は次の3つでした。* LH(黄体形成ホルモン):排卵を促し、排卵後、黄体を刺激してプロゲステロン(黄体ホルモン/女性ホルモンの1つ。月経周期における子宮内膜の変化に関わっている)の分泌を促進する働きがある。* FSH(卵胞刺激ホルモン):卵子の元となる卵胞を刺激し、卵子を発育させる。また、エストロゲン(卵胞ホルモン/女性ホルモンの1つ。更年期以降で分泌が低下する。身体の健康維持に重要な働きをするため、低下すると骨粗しょう症や脂質異常症などのリスクが高まる)の分泌を促す働きがある。*エストラジオール:エストロゲンの1種。血液中のエストロゲンの主成分。そして私のこの3つの数値は…*LH:4.99mlU/ml(閉経後5.72~64.31)*FSH:4.54mlU/ml(閉経期157.79以下)*エストラジオール:151pg/ml(閉経後39以下)ということで数値的にまったく問題ない結果に。数値的に問題がないとわかっただけでも気持ちがスッキリ。「まだ更年期ではない」とわかったものの、疑問が残るのはここ数カ月の不調と生理周期が早くなっていること。この症状について先生は、ホルモンバランスが乱れているかもしれないので、ピルを飲むことでホルモンを調整することができるというアドバイスをくれました。43歳、初めてのピル先生からのアドバイスもあり、だるさ、イライラ、疲労感……をなんとかしたいということで、診察後すぐにピルを飲み始めています。飲み始めて1週間、体調の変化は特になく過ごしています。ピルを飲むときに心配される飲み忘れですが、朝食後、歯磨きのあとに飲むように洗面台に置いているので今のところなし。ピルは避妊薬のイメージが強かったのですが、子宮内膜症の症状の緩和やPMS(月経前症候群)の改善というメリットがあることが今回の通院でわかりました。まずは数カ月間、ピルを飲んでみて今後どのように対応していくか決めていきたいと思います。更年期に備えてかかりつけ医を持つちなみに2回目の診察代は1カ月分のピル代も含めて3,160円。これで体の不調が改善されるなら決して高くないかなと思います。 次回の診察はピル処方後の体調の変化の報告などで3週間後。これを機会にいずれやってくる更年期への備えとして、かかりつけ医として通院しようかと思います。まとめ更年期検査はホルモンの状態が数値で表されるので、自分の体の状態が今どの状態にいるのかわかります。「もしかして更年期かも……」と思ってモヤモヤしていた私は検査を受けて、数値に異常がなかったのでスッキリしました。体の不調はPMS(月経前症候群)だったこともはっきりしたので、ピルでホルモンバランスを整える方法で対処することに。今後やってくる更年期の備えとして、定期的に婦人科に通院しようと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。監修/天神尚子先生(三鷹レディースクリニック院長)【天神先生からのアドバイス】閉経の診断は1年間月経がないことと、血中のエストロゲン(E2)が20pg/dl以下でかつ卵胞刺激ホルモン(FSH)が40mlU/ml以上の条件を満たしたときと婦人科ガイドラインに書かれています。月経前だけに調子が不良なら、むしろPMS(月経前症候群)みたいですね。更年期症状は月経に関係なく現れてきます。PMSと更年期症状とのきちんとした鑑別が必要だと思います。★関連記事:「生理っていつ終わる?」生理痛と出血量の多さが不快…低用量ピルと黄体ホルモン剤で快適に閉経へ【体験談】★関連記事:「43歳、もしかして閉経が近い!?」予定どおりにいかない生理周期に疲労困憊【体験談】★ウーマンカレンダー更年期のお悩み記事をもっと読む著者/茂原 好子(43歳)8歳女児、6歳男児の母。出版社勤務を経て、出産を機に看護師資格を取得。病院に勤務したのち、看護師編集者に。
2021年11月02日更年期障害の症状には個人差があり、不調はさまざま。めまい、不眠、イライラ、うつ、ほてり(ホットフラッシュ)、動悸などなど。動悸の症状が出た友人は、心臓ということもあり不安になって速攻で病院へ。更年期うつの友人も、無気力でまったく外に出られなくなり、家族に連れられて病院へ。私もホットフラッシュの症状が出て、婦人科を受診。そのときの体験談を紹介します。熟睡できないほどのホットフラッシュやってきたのはホットフラッシュ。突然、頭・顔・首の辺りが急に熱くなり、じんわり汗が。時々だった症状が日に日に回数が多くなり、真冬でも常に扇子を手放せなくなり電車の中でパタパタ。ランチの途中でもパタパタ。しばらくはなんとか扇子で暑さをしのいでいたけれど、睡眠中にも突然やってきて目が覚めてしまい、ピークのときは2時間おきくらいにホットフラッシュがやってきて熟睡できない! 熟睡できなくなるので体調も崩しやすくなり、さすがに婦人科で受診することにしました。中国三千年の歴史を信じ漢方に期待!最初に処方されたのは、ホットフラッシュに良いとされている漢方薬「桂枝茯苓丸」(けいしぶくりょうがん)。漢方は徐々に効果が出てくるので、しばらく服用を続けました。が、なかなか治まらないホットフラッシュ。ならば漢方を替えてみようと「当帰芍薬散」(とうきしゃくやくさん)に。それでも、効いているのかいないのか、飲み続けて漢方の効き目を根気よく待つしかないのか? 中国三千年の歴史はいつ効くのか?ホルモン補充療法で症状が一気に改善。でも…更年期障害の治療には、漢方のほかに「ホルモン補充療法」が一般的だそうです。加齢とともに減った女性ホルモンを飲み薬や貼り薬で補充する方法です。更年期の動悸やうつで悩む友人のほとんどが、このホルモン補充療法をしたら「症状がまったくなくなったわよ!」と、太鼓判を押すほどに効果があるようです。漢方でなかなか改善が見られないため、医師にも「ホルモン補充療法をやってみますか?」と、すすめられました。でも、自分の中ではなんとなく体にホルモンを入れる怖さがありました。また女性ホルモンが足りなくなった体に自然と慣れていくことが、将来的に体へのダメージが出ないのではないかと思い、素人判断で「もう少し頑張ります」と先送りにしました。お肌つるつる、すべすべ!恐るべしプラセンタ注射そこで、漢方の次なる治療ですすめられたのが「プラセンタ注射」。プラセンタは美容皮膚科などで美容目的でも使われているものです。体にホルモンを入れるのは抵抗があると言っていたものの、美容に効く上に保険適用で美容皮膚科よりお安くできるなら一石二鳥と、二つ返事で「プラセンタ注射」のスタートです。現在、週に2回のペースで注射し、半年経過。ホットフラッシュの症状が若干和らいだような気がする、というより肌の調子が絶好調! 固太りだった体がなんとなく女性らしくふわふわになり、顔に限らずお手入れをしていない体全体の肌がしっとり潤う感じ。それでも、まだホットフラッシュを完全に封じ込めた訳ではないので、これでダメならホルモン補充療法を考えます。もちろんプラセンタ注射と同時進行で。まとめ恐るべしプラセンタ注射。病院に週2回も通うのは面倒ですが、ホットフラッシュの症状は和らいできた気がしますし、やめたら元の肌に戻るのが怖いのでせっせと通っております。ホルモン補充療法も検討しつつ、更年期を乗り切っていきたいと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。監修/天神尚子先生(三鷹レディースクリニック院長)【天神先生からのアドバイス】プラセンタ注射は美容外科や皮膚科、婦人科でもよく使われるようになり、患者さんによってはとても効果がある治療です。ただ、プラセンタ注射はヒトの胎盤から抽出されるもので、病原体侵入による感染リスクをすべて否定できているものではありません。また、プラセンタ注射をすると献血はできなくなるため、同意書を書く必要もあります。十分にリスクを理解した上でおこないましょう。★関連記事:「生理っていつ終わる?」生理痛と出血量の多さが不快…低用量ピルと黄体ホルモン剤で快適に閉経へ【体験談】★関連記事:「疲労感、イライラ…プレ更年期!?」 43歳、更年期検査を受けてみた!(前編)【体験談】★ウーマンカレンダー更年期のお悩み記事をもっと読む著者/井上 裕紀子(54歳)読モを経て、ファッション誌、情報誌などのフリーライターへ。しわ、肝斑、たるみ、更年期太りと苦しい戦いを続けつつも、その先にいったい何があるのか見えない迷える五十路女子。
2021年10月30日この夏、だるさ、疲労感、イライラ、食欲不振……の症状が続き、気付けばここ半年で生理周期も28日から24日に早まり気味に。もしかしてこれが更年期の始まり!?と不安がよぎり、クリニックへ。更年期検査を受けてきました。どこに行けばいい? 診察料は? どんな検査?この夏、今まで感じたことがなかったどうしようもない体のだるさを感じ、ここ半年は生理周期が短くなっていることになんとなく気付いていました。ちょうどこの8月で43歳になった私。これが更年期の始まりなのかも。それならちゃんと女性ホルモンの数値を確認して、もしも減り始めているならそれなりに治療をしたいと更年期検査を受けることに決めました。しかし、いざクリニックへ行こうとすると、どこに行けばいいのか? 診察料は? どんな検査をするの?などなど、不安ばかり。ネットで検索しても偏った情報ばかりで知りたい情報が手に入らない。そこで、私はクリニック選びの優先順位として3つの条件を上げました。①今後のかかりつけ医として診てもらいたいので自宅から通いやすい場所にあること②気持ち的に同じ女性の先生に診てほしい(女医希望)③治療の方法が偏っていない(東洋医学も西洋医学もOKな先生)その条件から導き出されたクリニックは3つほどになり、そのクリニックのサイトを見て先生のメッセージやクリニックの雰囲気を知ると1つに絞られました。完全予約制ということもあり、まずは電話をしました。更年期検査を受けたい旨を伝えると、以下のことを聞かれました。症状年齢妊娠の可能性の有無最終月経の始まった日~終わった日予約希望の日は内診するので生理日を避けたいが生理の予定はいつなのか区の子宮頸がん検査ができるのでチケットを持っているのか(チケットがある場合は一緒に受けられるとのこと)金額は1万円前後かかるがそれでも大丈夫かなど。なんとこの電話の2日後には診察を受けられることになったのです。問診票に書き込むことは…完全予約制であるのと予約したのが平日の午後だったため、待合室には私を含めて3人だけ。受け付けを済ませると、問診票を渡され記入。これは更年期検査のための問診票ではなく、産婦人科の一般的な問診票でした。ここでも最終月経の始まった日~終わった日、生理周期を書かなければいけないので、正確な日にちを確認しておく必要がありました。最後に待合室に置いてある血圧計で血圧を自己測定し、看護師さんに血圧の測定値の用紙とともに問診票を渡して終了。名前を呼ばれたら、いよいよ診察室へ。検査が必要と判断されれば保険適用に診察室では今の体の状態、どんな症状に悩んでいるかを聞かれました。診察室での問診が終わると、内診台へ。子宮頸がん検査をおこない、経腟エコーで子宮筋腫、子宮内膜症、卵巣のう腫、卵巣がんなどがないか診ていきます。医師に「子宮、卵巣ともにとてもきれい」と言われ、ひと安心。その後、別室で看護師さんに採血してもらいました。費用は、問診時に生理前の体のだるさ、イライラ、疲労感があることを先生に強めに伝えたため、PMS(月経前症候群)かもしれないということで、経腟エコー検査も血液検査もすべて保険適用に。その結果、初診料と区の子宮頸がんの割引チケット500円を合わせて4,500円で検査を受けることができました。血液検査と子宮頸がんの検査の結果は2週間後なので、その結果を見て治療方針を決めることになりました。まとめ数カ月前から「もしかしてプレ更年期?」と感じる体の不調、生理周期の乱れから婦人科のクリニックを受診しました。更年期検査は問診、内診、採血の3つがおこなわれ、検査費は初診代、子宮頸がん(区の診察チケット利用)含め4,500円(保険適用)。検査の結果は2週間後とのことでした。続きは(後編)でお伝えします。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。監修/天神尚子先生(三鷹レディースクリニック院長)★関連記事:眠れない、目が覚める、疲れが取れない…。不眠の原因は更年期?どうすればいいの?【医師監修】★関連記事:40代女性の動悸・息切れは更年期のせい?高血圧との関係は?【医師監修】★ウーマンカレンダー更年期のお悩み記事をもっと読む著者/茂原 好子(43歳)8歳女児、6歳男児の母。出版社勤務を経て、出産を機に看護師資格を取得。病院に勤務したのち、看護師編集者に。
2021年10月29日更年期イラストレーターのやましたともこさんによる、更年期のもろもろをゆる~くつづった連載マンガ「脱力系ゆる更年期日記」の第24話。今回は、前回に引き続き、ある判定をしたときのこと。老化の事実を受け入れられなかったやましたさんは再チャレンジするのですが……。★前回:「落ち込みすぎて老化が進む」喜び勇んで計ったらまさかの結果に大ショック! #脱力系ゆる更年期日記 23前回、実年齢49歳の私の血管年齢が65歳だったお話を描かせていただきました。更年期でメンタルが曲がりくねっている私は、ショックすぎてその事実を受け入れることができず、当日のコンディションが悪かったのではないか! 検査の仕方が悪かったのではないか!と言い訳を探しまくり、ふと、あることを思い出しました。あの日は、たしか大阪の緊急事態宣言が解除され、前日に、1年半ぶりくらいに再開したPTAの卓球の練習があり、全身バッキバキに筋肉痛だったはず……。それだ〜〜!!きっと筋肉痛が激しすぎて、血管年齢になんらかの影響を与えたに違いない!と、勝手な想像をして筋肉痛が治った3日後に再チャレンジを試みました。ホンマの私の血管年齢は何歳なんだろう?とワクワクしながら結果を待ちました。結果、まさかの67歳……。参考程度にしないといけないのは重々承知なのですが、やっぱりショック〜。ちなみにですが、私の前に70代くらいのジェントルマンが血管年齢の検査をしていたのですが、そのジェントルマンの血管年齢がまさかの……!! そのお話はまた次回。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。★関連記事:「安さに爆買い!」ブラ迷子から脱出!【しまむら】でジャストフィットを発見 #ときめけ!BBA塾 97★関連記事:「つらい症状が消えた!」チアを始めてなくなったものとは #44歳チアリーダー 15★ウーマンカレンダー連載マンガをもっと読む著者/イラストレーター/ やましたともこ(49歳)高知県出身、大阪府在住のイラストレーター。2児の母。高齢出産で身も心も弱り切ったまま更年期に突入。ここ10年元気な自分を見たことがない。本格的な老化とどう付き合うのか日々模索しつつヤングで緩めなイラストを描いている。
2021年10月22日「あさイチ」などで話題の産婦人科医の新刊10月13日、女性にとって人生の節目となる更年期について、一般向けにわかりやすく解説している新刊『いちばん親切な更年期の教科書【閉経完全マニュアル】』が発売された。株式会社世界文化ブックス、株式会社世界文化社による新刊で、四六判、224ページ、定価は1,760円(税込)となっている。著者は産婦人科専門医、医学博士、婦人科スポーツドクター、女性のための統合ヘルスクリニック「イーク表参道」副院長の高尾美穂氏であり、同氏はNHK「あさイチ」などの多数のメディアでもおなじみである。症状に対するセルフケア・アフター更年期のコツ女性の生涯は男性とは異なり、日々、女性ホルモンの波にさらされている。毎月の月経に、妊娠、出産と、体内の女性ホルモンは大きく変化する。そして更年期では、女性ホルモンの分泌量が急激に減少し、さまざまな心身の不調に悩まされることになる。新刊では、閉経前後からの十数年間を上手に乗り切るコツを産婦人科専門医が解説。ホットフラッシュはなぜ起きるのか、尿もれ、頻尿対策、更年期症状に対するセルフケア、自律神経を整えて骨盤底筋を鍛える「ゆるラクヨガ」、アフター更年期のコツなども掲載されている。(画像はプレスリリースより)【参考】※いちばん親切な更年期の教科書【閉経完全マニュアル】・高尾美穂 (著) - 世界文化社グループ - 書籍・ムック
2021年10月19日インスタグラムやブログで家族の話をつづっているおーちゃんによる50代の日常を描いたマンガをご紹介します。今回は、更年期の症状を実感し始めたときのエピソード。うわさには聞いていたものの、実際に起こってみると他人事ではなくなり……。★前回:「ああ、懐かしい…」五十肩デビューしてわかったこと #五十路日和 18こんにちは、孫ラブのおばちゃんのおーちゃんです。いよいよ更年期の症状が出てきたな……と今年になって実感しています。更年期障害を経ている先輩から話しはよく聞いていましたが、他人事ではなくなりました。突然ののぼせ、カーーーッとなって汗がタラタラ出てきます。ゆえに夫との体感温度の違いに戸惑っております。つらいのは合わせられる夫のほうかもしれませんけど(笑)。まだ薬に頼るほどつらくはないですが、さぁこれからどうやって付き合っていこうかな〜。次回も私の更年期症状のお話をどうぞ聞いてくださいね!※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。監修/天神尚子先生(三鷹レディースクリニック院長)★関連記事:【ユニクロ】「めっちゃ大活躍!」暖かい上に使い勝手も最高なヘビロテアイテム #ときめけ!BBA塾 95★関連記事:「妙におならが出る…」まさかの部分の筋力が衰えた結果!? #アラフィフの日常 36★ウーマンカレンダー連載マンガ著者/おーちゃん(52歳)孫ラブおばさん。10歳年上の夫と2人暮らし。長女(29歳)、次女(27歳)、長男(24歳)の3人の母親で、6歳の孫を溺愛中。Instagramとブログで家族の話を更新中。ブログ「娘ときどき孫日和~子離れ奮闘記~」。Instagram:@ohchan_65
2021年10月08日鼻水やせきなど風邪症状はないのに体温を測ると微熱が……40代のお悩みとして見られる症状です。微熱だけなので受診するほどでもないと様子を見ていても、何度か起こる場合は心配になります。女性の体の変化と微熱にはどんな関係があるのでしょうか。産婦人科医の駒形依子先生に聞きました。微熱が気になる場合はまず内科を受診どれくらいまでの熱を微熱というのでしょうか。「平熱が37度以下の方の場合、目安として37.0~37.9度までの体温を微熱といいます。38度以上を発熱とするのが一般的です。しかし、平熱には個人差があり、体温の低い人は35度台の場合もあり得ます。1日のなかでも午後になると高くなったりするなど、年齢や時間帯によって異なります」(駒形先生)。微熱というと37度くらいまでと思っている人も多いのではないでしょうか。意外に高く感じましたが、更年期症状として微熱を訴える人は多いのでしょうか。「婦人科に、微熱だけに受診する患者さんはほとんどいないでしょう。まずは内科を受診されるからだと思いますし、それが良いと思います。微熱を症状とする病気のあらゆる可能性が否定されてから、更年期症状を疑う順番が正しいです」(駒形先生)。更年期は、水分や血流のアンバランスが微熱の原因に内科など受診しても微熱がたまに出るという場合、更年期とはどんな関係が考えられるのでしょうか。「これまでずっと過多月経やダラダラ月経があった場合、毎月体内の大量の血液や水分が失われていきます。血液が減れば深部体温が下がるので内臓が冷えないように上げようとして微熱が出ることがあります。また、更年期は痩せにくく太りやすい時期でもあるため、むくむから、水太りになるからと十分な水分補給をしない人も多いですね。人間は汗を出すことで体温を調節していますが、慢性的な水分不足で汗を出せずに熱が上がっていくことがあります。また、更年期は子宮周りへの血液が減り、上半身に血液が集まりやすいのが特徴。熱を測るときは脇の下などが多いですが、上半身が熱くなりやすいので、熱が高めに出ることがあります。生理前の高温期が影響している場合もありますが、それは基礎体温をつけてみないとわかりません。ただ、更年期に入ると生理前の高温期は和らぐ場合が多いです」(駒形先生)。以上のように、さまざまな理由から40代の微熱は引き起こされているそうです。更年期の微熱をできるだけ防ぐためには?受診するほどではないとはいえ、微熱があれば多少のだるさが出るもの。予防のためにできることことはあるのでしょうか。「更年期症状による微熱は、閉経すれば治まってくることが多いでしょう。体が血流のアンバランスにも慣れて安定するためです。閉経前ならば、水分不足や血流のアンバランスを改善することで予防できます。まず水分不足ですが、こまめに水分をとること。経口補水液は効率的に水分を補給できるのでおすすめです。次に血流改善については、下半身の血流をできるだけ増やすことが大切です。ウォーキングやストレッチなど、意識的に下半身を使う運動を少しずつでいいので毎日取り入れると良いでしょう」(駒形先生)。まとめ駒形先生によれば、更年期女性が全員微熱が出るというわけではないということ。こまめな水分補給や運動を心がけることで改善できるということです。微熱があるとなんとなくだるくて家事や仕事に集中できないもの。長い間微熱で悩んでいるなら、まずは試してみてはいかがでしょうか。取材・文/mido(49歳)ライター歴25年。35歳で第1子、38歳で第2子出産。最近、たるみが加速して二重あごが悪化。身長153㎝なのにLサイズの服が少しきつくなってきて……人生最後のダイエットを計画中。★ウーマンカレンダー更年期のお悩み記事★関連記事:「もしかして更年期障害?」と思ったら知っておきたい対策5つ【医師監修】★関連記事:更年期のぽっこりおなかはなぜ?太る理由と対策とは【内臓脂肪編】著者/監修/駒形 依子 先生東京女子医科大学医学部卒業。米沢市立病院入職後、再び東京女子医科大学に戻り、専門医を取得。同大学産婦人科に入局し産婦人科医として働きつつ、性科学を学び、また東京女子医科大学東洋医学研究所で東洋医学を学ぶ。2019年1月に地元山形県米沢市にて、こまがた医院を開業。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力~女医が教える「人には聞けない不調」の治し方(KADOKAWA)』。
2021年10月04日更年期イラストレーターのやましたともこさんによる、更年期のもろもろをゆる~くつづった連載マンガ「脱力系ゆる更年期日記」の第22話。今回は、健康のため使い始めたあるアイテムの感想をお届け。使い始めて3カ月、どんな結果だったかというと……。★前回:「すべては更年期のせい…」尿漏れも物忘れも腐らせるのも!? #脱力系ゆる更年期日記 21ウーマンカレンダーをご覧の皆さま、こんにちは。更年期イラストレーターやましたともこでございます。手作りのスタンディングデスクを使い始めて3カ月がたちました。スタンディングデスクを使うメリットといえば・運動不足の解消・集中力の向上・腰への負担軽減・ダイエット効果(?)などを耳にしますが、それについて実際にスタンディングデスクを使ってみた私の感想をシェアさせていただきたいと思います。私の場合は、マンガやイラストのラフを描くときは座って別のテーブルで、スキャンしてパソコン作業をするときはスタンディングデスクを使用して、という感じで作業によってデスクを使い分けています。・運動不足は解消されるか?答え「多分されない。でも、座っていたときより罪悪感がない」※個人の意見です。・集中力は向上するか?答え「家でひとりで作業しているので不明。実感はなし」※個人の意見です。・腰への負担軽減はあったか?答え「座っていたときから腰への負担はなかったのでわからない。むしろちょっと負担が増えた気さえする」※個人の意見です。・体重は減るか?(ダイエット効果はあるか?)答え「いいえ。むしろ(別のことが原因で)ガンガン太っています」最後に・健康に良さそうか?答え「はい! イエス! 座って作業するより100万倍健康に良さそうな気がします」※個人の意見です。と言いながら、なぜ「イエス」なのかという具体的な理由は正直なくて、「1日中、椅子に座っているよりはマシやろ?」といった感じです。でも、「座って作業するより100万倍健康に良さそうな気がする」という「とにかく健康に良さそうなことをしている」ということがすごく良いんです! 病だけではなく、健康も「気」から、です!もしかしたら1年たったら何かちゃんとした理由が出てくるかもしれませんが、今のところ、意を決してスタンディングデスクを導入して3カ月、心の底からスタンディングデスクに変えてよかったなと思えるようになりました。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。★ウーマンカレンダー連載マンガ★関連記事:「結局こうなる…」ワクチン接種後の発熱に備えて買ったのにw #アラフィフの日常 33★関連記事:40歳の誕生日を迎える前、新型コロナ関連のニュースを見て思うこと #アラフォー店長のつぶやき 21著者/イラストレーター/ やましたともこ(48歳)高知県出身、大阪府在住のイラストレーター。2児の母。高齢出産で身も心も弱り切ったまま更年期に突入。ここ10年元気な自分を見たことがない。本格的な老化とどう付き合うのか日々模索しつつヤングで緩めなイラストを描いている。
2021年09月28日