木村佳乃主演、高橋克典、木村多江、伊原剛志らを共演に迎えたカンテレ・フジテレビ系火9ドラマ「後妻業」が1月22日から放送開始。“木村”佳乃さん演じる“後妻”と“木村”多江さん演じる“娘”との「木村バトル」が視聴者に話題を呼んでいる。本作は「疫病神シリーズ」などで知られる黒川博行の小説「後妻業」を原作。大竹しのぶ主演で『後妻業の女』として映画化もされており今回連続テレビドラマ版として放送されることになった。結婚詐欺とは違い資産家の老人の遺産目当てに結婚、正当な方法で相続を狙う“後妻業”のエース・武内小夜子を木村佳乃さんが演じる。結婚相談所「微祥」を経営しながら裏では“後妻業”の黒幕をしている柏木亨に高橋さん。小夜子のターゲットにされた老人の娘、中瀬朋美に木村多江さん。元大阪府警のマル暴刑事だが退職して私立探偵をしている本多芳則には伊原さん。小夜子のターゲットになる中瀬耕造に泉谷しげるらが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。武内小夜子は柏木の計画のもと元教師の中瀬耕造と見合い、後妻の座について遺言公正証書を書かせることに成功するが、さらなる資産を隠している金庫を何とか開けようと画策。デートに連れ出し疲れさせて倒れてしまう。耕造が倒れたことを知った耕造の次女・中瀬朋美が病院に駆けつけると、そこで耕造が4度目の結婚したこと、妻が同い年の小夜子だと知り驚がく。2人は口論になってしまう。朋美は帰京、小夜子について探偵事務所に調査を依頼する。するとやってきたのは朋美の先輩で元刑事の私立探偵・本多芳則だった…。というのが1話の展開。ラストは入院中の耕造に薬物を注射しようとする小夜子の姿で終了した。劇中で後妻と娘として幾度となく口論する小夜子と朋美の姿に「佳乃vs多江」「佳乃と多江の木村対決がめちゃくちゃ面白くなりそう」「木村佳乃と木村多江のバトル楽しい」など多くの視聴者が反応。“木村バトル”に注目が集まっている様子で、「木村佳乃と木村多江楽しんで演じてるの伝わってくる…!」と、2人の演技合戦を視聴者も楽しんでいる模様だ。内容は“ブラック”ながらコメディテイストで進行するストーリーも「思いのほかテンポ良くて良い」「分かりやすい女の戦い大好きでーす(笑)」など好感を持たれており「次回以降のバトルも面白そーー!」など、今後の展開に期待する声も多数寄せられている。(笠緒)
2019年01月22日映画『多十郎殉愛記』(たじゅうろうじゅんあいき)が、2019年4月12日(金)より全国ロードショー。“伝説の監督”中島貞夫が東映で20年ぶりの復活。高良健吾を主演に迎え、長編時代劇を描き出す。高良健吾が本格的なチャンバラに挑戦、色気のある“サムライ男子“に映画『多十郎殉愛記』は、俳優・高良健吾が初の本格的なチャンバラに挑んだ時代劇。高良健吾は、ひとたび剣を持てば強さと色気を放つ新ヒーロー“サムライ男子”を熱演する。映画『多十郎殉愛記』の舞台は幕末の京都。高良健吾演じる主人公の清川多十郎は、親の残した借金から逃げるように長州藩より脱藩して、京の都へ上洛してきた。大義も夢もなく、すべてを捨て日々を無為に過ごす毎日。多十郎に惚れ込んだ、悲恋のヒロインは多部未華子そんな清川多十郎の周りを取り囲むのは、2人の人物。根無し草のように生きる多十郎に不思議な魅力を感じ、その身を投げうち惚れ込んでしまう悲恋のヒロイン、おとよ。訳ありの小料理屋で女将として働くヒロイン役は、映画『あやしい彼女』『深夜食堂』に出演した多部未華子だ。多十郎の腹違いの弟・数馬役は、木村了が担当。大志を抱き京へ上り、兄の元へとやってくる若き青年役を演じる。その他、後に“維新の三傑”と呼ばれた桂小五郎を永瀬正敏、多十郎に前に立ち塞がる最強の敵・溝口蔵人を寺島進が演じる。“伝説の監督”中島貞夫20年ぶりの復活監督は、菅原文太「木枯らし紋次郎」シリーズ、「まむしの兄弟」シリーズ、「真田幸村の謀略」など、50年以上に渡り娯楽大作を世に送り出してきた中島貞夫。映画『多十郎殉愛記』で20年ぶりの長編時代劇復活となる。あらすじ幕末の京都。長州脱藩浪人・清川多十郎は大義も夢もなく日々を無為に過ごしている。一途に想いを寄せるおとよの想いに気付きながらも、頑なに孤独であろうとする多十郎。京都見廻組に浪人の取り締まりが強まる中、腹違いの弟・数馬が大志を抱いて、兄の元へとやってくる。その頃、町方からの注進で多十郎の存在を知った京都見廻組は、新撰組に先んじて手柄を立てようと多十郎の捕縛に動き出す。三者三様、それぞれの想いを胸に死闘が繰り広げられる。【作品情報】映画『多十郎殉愛記』公開日:2019年4月12日(金)より全国ロードショー出演:高良健吾、多部未華子、木村了、永瀬正敏(特別出演)/寺島進監督:中島貞夫脚本:中島貞夫、谷慶子
2019年01月20日俳優の木村拓哉が出演する動画配信サービス「GYAO!」のバラエティ番組『木村さ~~ん!』の特別番組『木村さ~~ん! 特ば~~ん!』(全4回)が、8日より毎週火曜(21:00~)に無料配信されることが7日、わかった。木村がパーソナリティを務めるTOKYO FMのラジオ番組『Flow』と連動し、木村が与えられる“お題”に挑戦していく『木村さ~~ん!』。特別番組は、木村主演映画『マスカレード・ホテル』(1月18日公開)にちなんで企画されたもので、木村が刑事役を演じることから、「潜入捜査」をテーマとして木村がさまざまなお題にチャレンジをしていく。初回の配信では、映画の舞台でもあるホテルに潜入するため、番組ディレクターからの“むちゃぶり?”でバーテンダーの特訓を開始。バーテンダーならではのスゴ技にチャレンジする。第2回の配信ではホテルに着いた木村のところへバーに現れるという“犯人”を捜せという指令書が届く。バーにいる宿泊客に“取り調べ”を行い手がかりを探す木村は、果たして“犯人”の正体を見破ることができるのか?映画『マスカレード・ホテル』とのコラボということで、特別ゲストも登場する。(C)Johnny&Associates
2019年01月07日木村拓哉(46)が12月22日に開設したWeibo(微博)の公式アカウント。中国版Twitterともいわれるもので木村にとって初のSNSだが、開設から4日にして大きな話題を呼んでいる。木村が最初にアップしたのは、タキシード姿の動画。「みなさんこんばんは、木村拓哉です。Weiboの公式アカウントを開設しました。ぜひフォローしてください」と中国語で挨拶するや、またたく間にフォロワーが激増した。「木村さんはSMAP時代からアジア圏でも人気。台湾のトップアイドルがモノマネを披露するほどでした。それもあって、すでにフォロワーは50万人近くになっています。今後もさらに拡大していきそうです」(芸能関係者)イブには「I wish your merry x’mas!」と投稿し、クリスマス当日も中国語で「メリークリスマス」とつづるとともに東京タワーの画像をアップしている。その距離の近さに、ファンからは感激の声が上がっている。《ついに木村くんもSNSを手に入れたんやね グッと身近に感じれて嬉しいな》《SNSが動いてるって 拓哉さんが身近に感じて嬉しいね》《SNS、木村くんの素朴な優しさか出ていて良い……》そうなると、ファンが気になるのは日本でのSNS展開だが……。「木村さんはほぼ1日1回のペースでWeiboを更新。いずれもかなりの反響を得ています。日本でのSNS展開は何かとハードルが高いかもしれませんが、今回の件で確実に成功することが証明されたといえます。今後、もしかしたらTwitterやInstagramのアカウント開設も期待できるのではないでしょうか」(前出・芸能関係者)
2018年12月26日木村拓哉が、人気バラエティー番組「ニンゲン観察バラエティ モニタリング」の新春3時間スペシャルに出演することが分かった。木村さんは仕掛人に挑戦し、またターゲットにもなるという。今回木村さんは、「もしも芸能人がいろんな職業になりきって突然現れたら気づく? 気づかない?」という企画の“仕掛人”として、2000年放送のTVドラマ「Beautiful Life ~ふたりでいた日々~」で演じて以来、19年ぶりに“美容師”に。ターゲットの女性客のシャンプー中に、本物の美容師と木村さんがこっそり交代するとどんな反応を示すのか。その模様をモニタリングする。さらに、今度は木村さんが“ターゲット”となるモニタリング企画も発動。主演映画『マスカレード・ホテル』で共演する勝地涼や菜々緒らが完全協力し、木村さんに様々なモニタリングを仕掛ける。木村さんが主演する『マスカレード・ホテル』は、人気作家・東野圭吾の小説を「HERO」シリーズの鈴木雅之と、「ライアーゲーム」シリーズの岡田道尚がタッグを組み実写化した映画。木村さんが刑事役に初挑戦したほか、長澤まさみ、小日向文世、菜々緒、渡部篤郎ら豪華キャストが出演。連続殺人事件の真相に迫っていく様子を描く。そのほか、今回の新春スペシャルでは「芸能人ドリームモニタリング」に大泉洋が初参戦したり、パワーアップした「心霊バス」では人気芸能人たちが次々乗車したり。また「最強メンタリストDaiGoに超一流芸能人は勝てる? 勝てない?」では、野村萬斎、香川照之、阿部寛、竹内涼真という豪華キャストがDaiGoに挑戦。しかも、この4人の内の誰かが、DaiGoさんに白旗をあげさせるという。「ニンゲン観察バラエティ モニタリング」新春3時間スペシャルは2019年1月2日(水)18時~TBSにて放送。『マスカレード・ホテル』は2019年1月18日(金)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)
2018年12月26日高畑充希が刑事役に挑戦する2019年1月ドラマ「メゾン・ド・ポリス」より、おじさまキャストに続き、新たに西田尚美、竜星涼、木村了、戸田昌宏の出演が発表された。本作は、高畑さん演じる若手刑事・牧野ひよりが、退職警察官だけが住むシェアハウス「メゾン・ド・ポリス」を訪れ、何やらワケありの“おじさま”たちに振り回されながらも事件を解決していく、1話完結の刑事ドラマ。今回新たに発表された4名の俳優陣が演じるのは、西島秀俊、小日向文世、野口五郎、近藤正臣らクセの強いメゾンの“おじさま”たちとはまた違った存在感を発揮してくれるであろう登場人物。ひよりも所属する柳町北署の鑑識係でひよりのよき相談相手である杉岡沙耶役に、「コウノドリ」や『図書館戦争』シリーズに出演した西田尚美。買い物コーディネーターとしてメゾンに出入りする瀬川草介役に、『シマウマ』『泣き虫ピエロの結婚式』の竜星涼。ひよりの先輩刑事・原田照之役に、映画・ドラマ・舞台・ミュージカルなど様々なジャンルで活躍する木村了。そして柳町北署刑事課長・新木幸司役には、昨今の映画やドラマには欠かせないバイプレイヤー・戸田昌宏が演じる。また先日は、高畑さんがついに本作のクランクインを迎えた。今回初の刑事役に挑む高畑さんは、胸元まで届くロングヘアをバッサリ!原作小説の表紙絵には髪を結わえたひよりが描かれているが、原作と脚本を読んだ高畑さんがボブヘアを監督に提案し採用。今回20cmほどカットしたそうだ。「いざ切ってみるとすごく気持ちがスッキリして、スーツを着ると『よし、ひよりだぁ!』とスイッチが入る気がします」とボブカットにした感想を語る高畑さん。クランクインを迎え、「先日リハーサルで、共演させていただく方々と顔を合わせる事が出来たのもあって、違和感や変な緊張感なくクランクインを迎えられました。皆さんめちゃくちゃ楽しい方ですし、何でも受け止めてくださるので、すごく穏やかな気持ちで現場にいます」と現在の心境を明かす。ひよりがメゾンを初めて訪れ、雑用係の夏目(西島さん)やオーナーの伊達(近藤さん)と会話をする第1話の冒頭シーンが収録されたという今回は、「西島さんとは朝ドラで親子役だったんですが、その時は1シーンしかご一緒できなくて。でも今回はタッグを組んで捜査出来るので、すごく嬉しいです。リハーサルでは『役の距離感が近い』と、監督に叱られてしまいました(笑)。序盤は仲の悪い設定なので、頑張って仲悪くやらなきゃって思ってます(笑)」と撮影の様子を語っている。金曜ドラマ「メゾン・ド・ポリス」は2019年1月より毎週金曜日22時~TBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2018年11月26日木村拓哉(46)がパーソナリティを務めるラジオ番組「木村拓哉 Flow supported by GYAO!」(TOKYO FM系)に、B’zの稲葉浩志(54)がゲスト出演すると11月25日にHP上で発表された。稲葉は12月のマンスリーゲストとして登場する。9月に行われたB’zのデビュー30周年ライブでサプライズ共演し、大きな話題を呼んだばかりの2人。木村と稲葉がラジオで対談するのは初めて。そのためTwitterでは期待の声が上がっている。《B’z Pleasure HINOTORI以来の稲葉浩志さんと木村拓哉さんの共演!!!!!》《稲葉さんと木村拓哉の会話を聞けるとかマジで神》《稲葉さんがガチの友達のラジオに出るの 多分初めてだから敬語で話すのか タメ語で話すのかが凄い気になる》本誌では14年9月、稲葉の50歳となる誕生日を木村一家がお祝いしている様子を報じている。稲葉家と木村家は都内のイタリアンレストランに集結し、食事を楽しんでいた。「木村さんが主演を務めた00年のドラマ『ビューティフルライフ』(TBS系)の主題歌を、B’zが担当したことで仲を深めました。サーフィンという共通の趣味があり、意気投合。以降もそれぞれのプレゼントしたものを身につけるなど、仲良しぶりはファンの間でも有名です。木村さんはミュージシャンとしての稲葉さんをリスペクトしていますから、ラジオ共演がキッカケで『楽曲提供もあるのでは?』と期待の声が上がっています」(音楽関係者)各メディアの報道によると、番組ではサプライズ共演の舞台裏も明かされるという。ファンにとっては、注目となりそうだ。
2018年11月26日元SMAPの木村拓哉がパーソナリティを務めるTOKYO FM『木村拓哉 FLOW supported by GYAO!』(毎週日曜11:30~11:55)の12月のゲストとして、ロックユニット・B’zの稲葉浩志が出演することが25日、明らかになった。同番組は、木村拓哉と親交のある人たちをゲストに迎え、 人生をしなやかに生きていく様や、 ゲストの方が持つ内に秘めた魅力や強さに迫る番組。12月のゲストは、 公私共に親交が深いB’zの稲葉浩志。9月に行われたB’zデビュー30周年のライブ「B’z LIVE-GYM Pleasure 2018 -HINOTORI-」の東京公演にサプライズで木村拓哉が登場したことで大きな話題になった。そんな2人が出会ったきっかけとは、 そもそも何だったのか? さらに、B’zデビュー30周年ライブへのサプライズ出演秘話も明かす。
2018年11月25日2019年1月期のカンテレ・フジテレビ系火9ドラマは、木村佳乃主演の「後妻業」を放送することが決定。高橋克典、木村多江、伊原剛志を共演に迎え、大阪を舞台に痛快サスペンス&大人の恋愛ドラマを繰り広げる!■映画化もされた小説をドラマ化!ドラマは、「疫病神シリーズ」などで知られる黒川博行の小説「後妻業」が原作。大竹しのぶ主演で『後妻業の女』として映画化もされた小説が、今回初めて連続テレビドラマ版として放送する。■木村佳乃、遺産を狙う悪女に…資産家の老人を狙って遺産相続目当ての結婚詐欺を行う後妻業。ドラマで男をたぶらかす天才的な“後妻業”のエース・武内小夜子を演じるのが、「相棒」シリーズや、放送中の「あなたには渡さない」では主演を務めている木村佳乃。今作は大阪が舞台となっているため、木村さんは関西弁で妖艶な悪女を演じる。今回出演が決定し、「これは大変だぞ!」と思ったと言う木村さんは、「とにかく楽しみ」と期待を寄せ、「観てくださるみなさんの期待を、いい意味で裏切っていきたいと思っています!是非ご覧ください」とメッセージを寄せている。■クセのある登場人物も! ラブあり、バトルあり…?表の顔は結婚相談所「微祥」の経営者だが、実際は小夜子たちが行う「後妻業」の黒幕・柏木亨役に高橋克典。父親が小夜子に「後妻業」のターゲットとされた娘・中瀬朋美役には木村多江。そして、元大阪府警のマル暴刑事だったが、警察の情報をヤクザに流したことがばれ、退職し私立探偵をしている本多芳則役には伊原剛志が演じることも決定した。金と女が大好きな黒幕という役柄を演じる高橋さんは、「久しぶりの“不良役”、楽しみです」と心境を明かし、「刺激的なストーリー展開とひとりひとりの魅力的な役の“ちょっとヤバイ世界”にハマって下さることを願います」とコメント。小夜子に父親の遺産を全て奪われることを阻止すべく動き始め、劇中では小夜子と壮絶な舌戦やビンタ合戦を繰り広げるという木村多江さんは、「また新たなキャラクターへの不安と欲がわき起こりました」と話しつつも、「騙し騙され、滑稽な、思わずクスクス笑ってしまうバトルが繰り広げられます。人間たちの糸がもつれて行き、愛おしさがじわじわにじむ楽しいドラマです」と作品について語っている。「私の違った面を出せる大阪弁の役に凄く興味が湧きました」と出演決定時の心境を明かした伊原さんは、「久しぶりの連ドラ、ちょっと興奮しています」とワクワクしている様子。さらに、「佳乃ちゃんとは何度か共演していますが、彼女の掴み所の無い感じの部分が、今回の彼女の役とぴったりだと思い、非常に楽しみにしています。克典氏と、50歳半ばの男の色気を競演出来るのを楽しみにしています。木村多江さんとは初めてご一緒しますが、ドキドキした関係を演じていければと思います」と発表された俳優陣との共演も楽しみにしていると語っている。「後妻業」は2019年1月22日より毎週火曜日21時~カンテレ・フジテレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2018年11月19日俳優の木村拓哉が、18日に放送されたTOKYO FM『木村拓哉 FLOW supported by GYAO!』(毎週日曜11:30~11:55)で、ラジオ番組を続ける理由を明かした。今月は、高校の同級生であるマツコ・デラックスがゲスト出演。マツコが「ずっとラジオを続けているモチベーションって何?」と尋ねると、木村は「自分の声で、自分の感情で、自分の思ったことを発信できるってラジオしかないから」と答えた。マツコが「そうだよね。あなた役者で、常に発信しているのが役を通してのセリフなわけだもんね」と納得すると、木村は「これはセリフではなくて、下ネタも時事ネタも、ゲストを迎えての話も、直接の自分の言葉だから、すごいやる意味があるなって」とラジオへの思いを語った。
2018年11月18日1964年の東京五輪で銅メダルを獲得した円谷幸吉と、次のメキシコ五輪で銀メダルを獲得した君原健二、そのふたりのマラソンランナーの姿を描いた舞台『光より前に~夜明けの走者たち~』のプレビュー公演が11月14日に上演され、翌15日に開幕した。そのプレビュー公演の模様をお届けする。【チケット情報はこちら】谷賢一が脚本・演出を手掛ける本作は、東京五輪での活躍で一躍ヒーローになるも次の五輪を目前に「美味しうございました」で知られる遺書を残し自殺した円谷と、東京五輪で実力を発揮できず1度は引退を考えながらも次のメキシコ五輪でメダルを獲り、今もなおランナーとして走る続ける君原という、対照的なふたりの物語を初めて作品化する舞台。円谷を宮崎秋人、君原を木村了、スポーツライター・宝田を中村まこと、君原のコーチ・高橋を高橋光臣、円谷のコーチ・畠野を和田正人が演じるほか、青山学院大学陸上競技部の原晋監督が特別監修として参加している。開演し、まず驚いたのは宮崎と木村の身体だ。ドキッとするほど絞られており、マラソンランナーである円谷、君原の日々を一目で理解させる。シンプルなセットはフレキシブルに動き、ときに映像が投影されたり、ライブカメラで役者の表情が映し出されたりと迫力満点。しかし何より印象に残ったのは5人の芝居の熱。選手とコーチ、記者と選手など、この作品は一対一のやり取りの連続で物語が紡がれる。そのひとつひとつで生まれる熱をバトンのように繋いでいく芝居は、笑いのシーンも含め熱を途切れさせず、そこに観客も巻き込まれるような感覚があった。劇中では何度も「なぜ走るのか」という台詞が出てくる。それをランナーでない私たちが理解するのは難しい。けれども作品のなかで君原に向けられる「マラソンはひとりで走っているのか」という問いを通すと、「なぜ走るのか」が私たちに直接関係ある言葉になっていくように感じた。物語のなかでは、その問いへのアンサーのように、いつも誰かが誰かに並走し、誰かが誰かの背中を押し、誰かが誰かを受け止め、誰かが誰かを導いていた。ひとりでは行けなかったであろう場所がいくつも描かれ、マラソンというひとりで走る競技とは真逆にあるような「あの人がいれば走れる」という台詞もあった。それはマラソンの話でありながら、私たちが生きることそのものを思わせた。今とは違う時代背景、オリンピック選手の想い、厳しい勝敗の世界……私たちの生活には程遠いようで、いつの間にか“自分の”人生のことを考える作品。その不思議な交差をぜひ劇場で体感してほしい。東京公演は11月25日(日)まで紀伊國屋ホールにて上演中。その後、11月29日(木)から12月2日(日)まで大阪・ABCホールにて上演。取材・文:中川實穂
2018年11月16日Koki,(15)が11月13日、自身のInstagramを更新。父・木村拓哉(46)の誕生日を祝福した。自身と木村とのシルエットと思われる写真をアップしたKoki,は、「お誕生日おめでとう!ファンキーでカッコいいお父さんの娘に生まれて来れて本当に良かった 沢山の愛を込めて」と綴っている。「Koki,さんは木村さんを父として誇りに思っています。子煩悩な木村さんはこれまでもKoki,さんの意思を尊重し、温かく見守ってきました」(知人)しかし華やかな世界に身を置いた木村だからこそ、娘のデビューに際しては“ある教え”を伝えていたという。「木村さんは芸能界について、『甘い世界ではない』とKoki,さんに伝えました。底知れぬ苦労も経験してきましたからね……。それでもKoki,さんの意思は固かった。ですから最終的には、木村さんもその背中を押したといいます」(前出・知人)5月「ELLE japon」の表紙でデビューを飾り、今年の8月には高級ブランド・ブルガリのアンバサダーに歴代最年少で就任したKoki,。まさに輝かしい経歴を重ねている。「Koki,さんは順調なモデル生活を送っていますが、全然天狗になっていません。そうした姿勢を貫くことができているのも、ひとえに“父の教え”があったためでしょう」(ファッション関係者)父の教えを胸に、世界に羽ばたいて欲しい!
2018年11月13日アイドルグループ・V6の森田剛が、岩松了の新作公演『空ばかり見ていた』に主演することが12日、明らかになった。反政府軍の首領・吉田満(村上淳)と、女性兵士になりたいという妹のリン(平岩紙)、リンの恋人・多岐川秋生(森田)。結婚を意識しながらも、命の保証のない日々の中、一歩踏み切れない秋生と、そんな秋生の考えを察して兵士として共に戦いたいと思うリンだったが、絶対的な信頼を置いていた満に対して不信を覚える出来事が起こる。満への感情と連動するようにリンにも疎ましさを感じ始め、自分自身の気持ちに戸惑う秋生。同じ頃、政府軍のスパイが組織に潜り込んでいたことにより、秋生たちは窮地に立たされることになった。岩松はこれまで、Bunkamuraシアターコクーンにて、『シダの群れ』シリーズ(10、12、13)、『ジュリエット通り』(14)、『青い瞳』(15)と書き下ろし作品の上演を続け、16年には、蜷川幸雄演出に初めて書き下ろした『シブヤから遠く離れて』(04)を自ら演出し上演したことでも話題となっている。17年には作・演出を手掛け、さいたま芸術劇場にて上演した『薄い桃色のかたまり』で、第21回鶴屋南北戯曲賞を受賞したが、今回4年ぶりとなるシアターコクーンでの新作公演となる。かねてより岩松自ら森田にラブコールを送り続け、共演したサントリースピリッツ「ザ・カクテルバー プロフェッショナルのCMの撮影でも、合間に「今度一緒に何かやろうよ!」「いいですね」という会話がなされていた2人の顔合せが、ついに実現。森田演じる反政府軍の兵士の物語は、森田自身にあて書きされた役柄であり、岩松自身も「これまでの作品の中で一番難しい戯曲になる気がしている」と語る。共演には、勝地涼、平岩、筒井真理子、宮下今日子、新名基浩、大友律、髙橋里恩、三村和敬、豊原功補、村上と実力派がずらり。東京公演はBunkamuraシアターコクーンにて2019年3月9日~31日、大阪公演は森ノ宮ピロティホールにて2019年4月5日~10日。○岩松了 コメント政治的なつながりや思想的な絆を経由した恋愛話を通じ、「恋愛」がそれだけでは成立しない面白さを描きたいと思います。また、そこで生み出される緊張関係をよりくっきりさせるため、内戦というシビアな状況を選びました。森田くんとは以前から「いつかやろうね」と約束していたんです。僕は余計に動かない俳優、暗い印象の俳優が好きです。森田くんにもどこか影を感じる。その暗さが、今度の芝居をつくるうえでの、探りどころにもなるのかなと思っています。○森田剛 コメント岩松さんとは、以前からご一緒させていただきたいと思っていたのですが、今回このタイミングで実現することとなり大変嬉しく思っています。稽古は、何回も同じシーンを繰り返し行うような厳しい方だと伺っておりますので、今から稽古に入るのが楽しみですし、岩松さんの描かれる作品の中で求められる役柄を精一杯演じきりたいと思います。
2018年11月12日俳優の木村拓哉が、11日に放送されたTOKYO FM『木村拓哉 FLOW supported by GYAO!』(毎週日曜11:30~11:55)で、ジャニーズ入りの秘話を明かした。今回、高校の同級生であるマツコ・デラックスがゲスト出演。マツコは、テレビ出演が増えていった経緯について「ものすごく熱心に口説いてくれた方がいて、あなたが言うならわかりましたっていうのを渡り歩いていたらこうなっていた。周囲の人に恵まれた」と語った。すると、木村も「自分もまったく一緒かな」と同調。「他の話を聞くと、自分から書類に写真貼って、全部記入して、封筒に入れて、『お願いします』って感じて履歴書を送るってお話を聞くけど、全然違う」と言い、親戚が勝手にジャニーズ事務所に履歴書を送ったと明かした。そして、「『いついつに来てください』って言われたんだけど、4回くらいバックレて。アンチだったから嫌だって、4回くらいバックレて、5回目に『やりたくてもできない人がいるんだから1回行ってみなさい』って言われて行った」と説明。「『ジャニーっていうのがいるから会ってくれ』って言われて。俺、ジャニーって言われているから完全に頭の中は外国人じゃん。外国人のおじさんどこにいるんだろうって。1人おじさんがいて『ジャニーさんてどこにいるんですか?』って聞いたら『僕だよ』って言われて」と、ジャニー喜多川社長との出会いを語った。そのときに、ジャニー社長から「とりあえず踊っちゃいなよ」と言われてリハーサル室へ。木村は「すごかったんだって! 俺が初めてその日に行ったでっかいリハーサル室があって、そこに鏡がバーッて一面あって、300人以上いたのかな。で、一番後ろに立って…」と回顧。マツコが時期を尋ねると、「中2の終わりくらいかな」と答えた。
2018年11月11日谷賢一が脚本・演出を手掛ける舞台『光より前に~夜明けの走者たち~』が11月14日(水)に開幕する。その稽古場に潜入した。【チケット情報はこちら】本作は、1964年の東京五輪で銅メダルを獲得するも次のメキシコ五輪を目前に自殺した円谷幸吉と、東京五輪での挫折を乗り越えメキシコ五輪で銀メダルを獲得した君原健二という、ふたりのマラソンランナーの物語を初めて作品化する舞台。円谷選手を宮崎秋人、君原選手を木村了、スポーツライター・宝田を中村まこと、君原のコーチ・高橋を高橋光臣、円谷のコーチ・畠野を和田正人が演じる。この日まず行われていたのは、東京五輪での自分の走りに失望した君原が高橋コーチに退部届を出すというシーンの稽古。頑なな態度で退部を押し通そうとする君原と、それを軽妙にかわそうとする高橋コーチという10分ほどの場面だ。しかしそのやりとりで、共に曲者である君原と高橋コーチの会話は、心の底を隠しあったまま続けられていることがしっかりと伝わってくる。木村と高橋の緻密で濃密、そして予想外ともいえる芝居作りが堪能できるシーンとなっていた。次は、メダリストになったことでサイン会や講演会に時間が取られ練習できないことに苛立つ円谷と、その気持ちを受け止めながらも??咤激励する畠野コーチのシーン。先ほどの君原&高橋コーチとは正反対とも言える素直で信頼に満たされたやり取り、宮崎と和田のまっすぐな球を投げ合うような芝居は温かく、芝居面でも各ペアでの違いを感じるのが面白い。ただ、「自分ひとりでは走れません!」と言う円谷、それを受け止め「ひとりにしない」と言う畠野コーチの関係性は理想的で美しいが、同時に、円谷の結末を知っているためにどこか不安な気持ちにもさせられるものであった。次は、マラソンと距離を置いた君原のもとに宝田記者が訪ねてくるシーン。君原の言葉をすべて適当に返しているかと思えば、わずかな態度の変化を逃さずサッと懐に入る宝田の姿は観ていて楽しい。中村の芝居に自由さを感じるが、稽古中は例えばどのタイミングで君原の変化に気付くのかなど、かなり詳細に谷と話し合う姿が多く見られた。観ていて常に感じさせられたのは“人の心”。ありとあらゆる関わりに見え隠れする感情は生々しく、人の心が丁寧に描かれているからこそ、我々とは違う時代・環境にいる登場人物たちに心が揺さぶられるのだと感じた。稽古場は活気があってこれからどんどん進化していきそうな雰囲気。どのような作品になるのか期待して開幕を待ちたい。公演は11月14日(水)から25日(日)まで東京・紀伊國屋ホール、11月29日(木)から12月2日(日)まで大阪・ABCホールにて。お得なパンフレット付きチケットは11月11日(日)午後11時59分まで発売。取材・文:中川實穂
2018年11月06日舞台『光より前に~夜明けの走者たち~』で円谷幸吉さん役を演じるのは、2.5次元舞台で大活躍して脚光を浴びた宮崎秋人さん。人懐っこい笑顔の裏に隠された演技への真摯な思いと実直さが伝わるインタビューをどうぞ!写真・黒川ひろみ 文・尹 秀姫舞台『光より前に ~夜明けの走者たち~』とは1964年の東京オリンピックをともに走った円谷幸吉さんと君原健二さんという2人のマラソンランナーを描いた物語。この舞台で円谷幸吉さん役を演じるのが、今では舞台からドラマ、映画などジャンルを飛び越えて活躍している宮崎秋人さん。これまでの豊富な舞台経験の中でも「今までで一番、丁寧に作ってると思います」というほどのめり込み、新たな挑戦に臨んでいるそうです。--舞台『光より前に ~夜明けの走者たち~』は東京オリンピックをめざすマラソン走者たちを描いています。円谷幸吉さんといえば悲劇の主人公としても知られていますが、まずはじめにこの作品への出演が決まった時のお気持ちと、どんなふうに演じたいと思われたか教えてください。宮崎さん お話をいただくまで円谷幸吉さんという存在を知らなかったので、調べていくうちにどんどん円谷さんのすごさと重圧を知ることにはなったんですが、最初に話を聞いた時は、次の役はマラソンランナーなんだなくらいの感覚でしたね。今までも走ったり泳いだり自転車漕いだり柔道やったりとかしてきたので(笑)、今度はマラソンなんだなっていう感覚しかなかったです。でもいざ蓋を開けてみたら、今までの作品とは全然違う! 今回はほとんど会話劇と言うか、ランナーの苦悩を描いた物語なので。--実際に円谷幸吉さんのふるさとにも行かれたそうですが、どうでしたか?宮崎さん これまでも資料を読んだりはしてましたけど、実際に円谷さんが過ごした場所に行って、彼が残したものを見ると、実際に生きてた人なんだなっていう息吹を強く感じました。何もない場所でしたけど、当時はもっと何もない場所だったと思うし、そういう場所で走っていたんだなって感じることができたので、行ってよかったです。円谷さんのお兄さんともお話させていただいて、役作りをしていく中でも具体的に思い浮かべることができるようになりましたね。架空の人物でもなく、歴史上の人物でもなく、まだ円谷さんのことを知っている人が生きている中で演じるというのは責任感も伴いますよね。でも今回はあくまで『光より前に』という作品の円谷幸吉っていう男を演じたいと思っているので、そこはハッキリ分けたいと思ってます。--この作品の演出家である谷さんからはどういうふうに演じてほしい、といったお話はありましたか?宮崎さん 台本を読みながら、円谷さんって本当に純粋な人だったんだなっていうのが伝わってくるんですよ。コーチをすごく信頼していた人なので、彼が言う「はい」のひとことも、心の底から言えなきゃいけない。それを、舞台を観ている人に伝えてほしいというのは言われましたね。あとは、悲劇的な側面に注目されがちですけど、実はすごくユーモアのある人でもあるので、そういうところも出していきたいという話はしました。谷さんからは、円谷さんの素朴な感じが僕に合ってるんじゃないかとは言われましたね。--円谷幸吉のライバルでもあった君原健二さんと、君原さんを演じた木村了さんはどんな人でしたか?宮崎さん 円谷幸吉さんと君原健二さんって、2人ともピュアなんだけど、タイプは全然違うんですよ。それがいいコントラストになってると思うし、僕と了くんもまた役者としてのタイプが違うので、そこはちょうどいいんじゃないかと思います。了くんは役者としても頼りになりますし、感覚が優れている人。それをすぐ体現できる人でもあります。それでいてちゃんと裏付けもある人で、常に本を抱えているイメージなんですよね。台本をいろんな角度から読み込む力もある。憧れる面もありますし、自分も負けてられないって思う部分もありますよね。--円谷幸吉さんという人物と自分とで似ている部分はありましたか?宮崎さん それはわからないですね。というより、彼を理解しようと思えば思うだけ、つらいっていうか。彼を演じるにはわからなきゃいけないこともあるけど、その扉を開けるのもちょっと怖い。もちろん彼を演じるには早いうちに扉を開けて自分の体に落とし込む作業が必要なんですけど。今まで役者やってきて、いろんな作品に出させていただいた中で、ここまで演じていて怖いって思った作品はなかったので、それは楽しみでもありますね。役者として新しい自分と出会えるっていう楽しみはあります。--演じていて印象的だったシーンやセリフはありますか?宮崎さん 円谷さんがコーチと友達みたいに仲良くしているシーンがあるんですけど、そこは演じるのが楽しみです。コーチと選手という関係ではあるんですけど、当時のエピソードとして円谷さんがコーチをいじるというか、仲良くしていたというのは実際にあったことなので。円谷さんというと悲劇の部分にばかり注目されがちですけど、実はすごく明るい人だったんだよっていうところも見せたいんですよね。それは畠野コーチ役の和田正人さんとしっかり作り上げていきたいです。--この舞台で宮崎さんが観客のみなさんに届けたい思いとは何ですか?宮崎さん 観に来てくださる方の中には僕みたいに円谷幸吉さんと君原健二さんのことを知らない人がいっぱいいると思うので、まずはお二人の存在を知ってほしいなと思います。当時のスポーツ界に問題提議をして変えてくれた方なので、その事実をまずは伝えたいです。そこから何を感じるかっていうのは人それぞれだと思います。ただ、物語としてはすごくシンプルでわかりやすいお話ですし、これが童話だったらなんて素敵なお話なんだろうって思うんですけど、そういう感覚で観に来ていただけたらいいんじゃないかと。舞台を観てくれた方にはきっとこのタイトルの意味が伝わるんじゃないかと思います!--俳優・宮崎秋人さんについておうかがいします。これまでの役者人生の中でもっともインパクトのある作品はどれでしたか? またその理由も教えてください。宮崎さん すごい質問だなあ(笑)。自分の中で一番大きかったのは『柔道少年』ですね。それまでカッコいい宮崎秋人を求められることが多かった中で、この舞台では10キロ増量して本番に臨みました。太るのはキツかったですけど、太ってる時の自分はすごく楽しかったんですよ(笑)。その頃はやたらおじいちゃん、おばあちゃんに声をかけられたし、おばあちゃんがやってるような小さい商店に行くとたくさんおまけしてくれるし。生きるって楽しいなって思いましたね(笑)。演技でも、今までの宮崎秋人だったら無意識にカッコつけてしまうところを全部削ぎ落とすっていうのを経験できたので、やってよかったなって思いました。それ以降はカッコよさを求められる役であっても、無意識にカッコつけてしまうのではなく、演技としてカッコよさを乗っけてくことができるようになったので、それは『柔道少年』のおかげだと言えますね。--ご自身から見た俳優・宮崎秋人とはどういう人物だと思われますか?宮崎さん 「役者に向いてないやつだな」って思います(笑)。人前も苦手ですし、カメラも苦手ですし、学生時代は本を読むのもあんまり好きじゃなかったし。「それとはどれを指しますか?」という質問をすべて間違える人間でした(笑)。文系、理系で言うなら断然理系なので、ひとの気持ちもわからないですし。自分の性格上、ちょっとでも自分は向いてると思ったら、途端に甘えてサボると思うんですよね。だから常に「自分は向いてない」って言い聞かせてるんです。これまでの人生、他では努力してこなかったけど、役者に関しては一生かけてやってやろうって腹をくくって入った世界なので、中途半端はしたくないですね。自分より上の先輩たちは、それこそいろんな経験をしてこられているわけで、その下の人間がちょっとでも手を緩めたら、上の世代と戦っていけないでしょう?--真面目なんですね! これまでテレビドラマ、映画、舞台と幅広く活躍されていますが、ご自身が一番やっていて楽しいジャンルは何ですか?宮崎さん 今年の3月に初めて海外戯曲をやって、初めて楽しいなって思えた自分がいたので、今後もっとやれたらなとは思いますね。舞台は生で直接届けられるっていう魅力と、1回1回同じものはないっていう儚さが好きですね。特に海外戯曲では今までさんざん自分で武器にしてきた身体能力を封じられるので、それが気持ちいいんです。ただの棒っきれになった気分で(笑)。--俳優という仕事をするうえで、日々の生活で心がけていることは何ですか?宮崎さん 人を好きだと思うことですかね。これは自分の中ですごく大事にしていることです。無理に好きであろうと思ってるわけではないんですよ。それに人見知りはするんですけど、人に興味はありますね。そのせいか違う職種の人とも仲良くしてもらうことも多いです。性格的に合う合わないはありますけど、合わない人でも自分が好きになれてないだけだと思うほうです。別にその人を否定することもなく、ちっちぇーな自分って思うくらいですね(笑)。--今後、どんな作品を演じたい・役柄を演じたいというのはありますか?宮崎さん 今パッと思い浮かんだのは、千利休ですね。急にパッと出てきたんですけど(笑)。これまで元気な役が多かったので、ああいう静かな役をやってみたいですね。ちょっと前に観た映画で、佐藤浩市さんが先の役を演じていて、すごくカッコいいなと思って。一度だけ茶道体験をしてみたことがあるんですけど、その時は茶室への入り方すらわからなかったんですよね(笑)。何回習っても、茶碗を何度まわすのかわからなくなっちゃうし、これ何でまわしてるんだっけ?って考えちゃって(笑)。でも奥深い世界だと思うので、もっと理解したいです。--今、目標として掲げていることは何ですか?宮崎さん シアタートラムに立ちたいです。あの空間は選ばれた人しか立てないっていう感じがします。これまでシアタートラムでの作品は何本か観てますけど、『Being at home with Claude ~クロードと一緒に~』はすごく印象深かったですね。ほぼほぼ2人劇なんですけど、20分以上ひとりで喋るシーンがあるんですよ。瀬戸康史くんが『マーキュリー・ファー Mercury Fur』をやったのもトラムだったし。あそこで観た作品って強烈な印象を放ってるんですよね。なので、いつかシアタートラムの作品に出るのを目標にしたいです。Information宮崎秋人 みやざきしゅうと 1990年9月3日、東京都出身。174センチ。
2018年11月03日元SMAPの木村拓哉がパーソナリティを務めるTOKYO FM『木村拓哉 FLOW supported by GYAO!』(毎週日曜11:30~11:55)の11月のゲストとして、高校の同級生だったタレントのマツコ・デラックスが出演することが28日、明らかになった。同番組は、木村拓哉と親交のある人たちをゲストに迎え、 人生をしなやかに生きていく様や、 ゲストの方が持つ内に秘めた魅力や強さに迫る番組。11月のゲストは、高校の同級生だったマツコ・デラックス。マツコから見た当時の木村拓哉はどんな高校生だったのか? また、“マツコ・デラックス”というキャラクターが完成するまでに迫り、テレビに出演しはじめた当時の葛藤から知られざるプライベートや趣味、そして将来のビジョンについて、 木村だからこそ見せるマツコの本音を交えながらディープに語り合う。さらに、リスナーから寄せられたお悩み相談にも応える。
2018年10月28日木村拓哉が主人公のキャラクターを演じるPlayStation4用ソフトウェア『JUDGE EYES:死神の遺言』(12月13日発売)より、木村のメイキング映像などが25日、YouTubeにて公開された。同作は、現代の東京を舞台に連続猟奇殺人の謎を追う本格リーガルサスペンスアクション。木村は、主人公・八神隆之を演じる。そして、主人公を取り巻く主要人物のキャストとして、谷原章介、ピエール瀧、滝藤賢一、中尾彬といった実力派俳優陣が集結した。このたび公開されたのは、木村のメイキング映像と、谷原、ピエール、滝藤、中尾のインタビュー映像。メイキング映像では、インタビューを交えつつ、木村と龍が如くスタジオが主人公・八神隆之のキャラクターを作り上げるまでの模様を紹介している。木村は「自分に対して面白そうじゃんって思ってくれる方たちには、単純にコントローラーを手にして俺を好き放題動かしてくださいって思いますし、今回、初という内容がゴッソリ入っているので、今回ならではの空間、時間を過ごしてほしいなと思います」と語っている。また、谷原らのインタビュー映像では、自身が演じたキャラクターへの率直な印象や同作に対する想いなどを告白。作品の世界観や登場人物像より深く知ることができる内容になっている。
2018年10月26日『木枯し紋次郎』『新・極道の妻たち』などで知られる“日本映画界の巨匠”中島貞夫監督の20年ぶりとなる長編最新作『多十郎殉愛記』(2019年春公開予定)が14日、京都市内を中心に開催された「京都国際映画祭2018」(11~14日)でワールドプレミア上映され、舞台挨拶に中島監督、主演の高良健吾、共演の木村了が登壇した。同作は、「殺陣の魅力を存分に見てもらうこと」をコンセプトにした、中島監督の59年の経験を次世代に受け継ぐ“ちゃんばら時代劇”。舞台は幕末の京都。長州を脱藩した清川多十郎を主人公に、1本の刀に込めた「男の情念」や「殉愛」を描く。主演の高良は、観客の拍手を受けて「感極まりそう…うれしいです。この映画を京都でお披露目できることがうれしいです」と目をうるませ、木村も「この作品が京都で初お披露目できたことに感動しています。お客さんのもとに羽ばたいていく瞬間に立ち会え、すごく素敵な時間を過ごさせていただいている」としみじみと語った。中島監督は「京都は映画を作り続けてきた街。日本映画のふるさとです。その京都での国際映画祭…作品を発信しなければならないとだろうと。5年がかりでしたけどやっと発信できて、やったー! という気持ちでいっぱいです」と晴れやかな表情。「ちゃんばら映画を若い俳優さんでやりたかった。高良さんも木村さんも多部(未華子)さんも、みんな素直で熱心で。特に今回、ちゃんばらを勉強してもらいましたが、ここまでやってくれると思っていなかった。これからの京都の力になったという思い」と若手の成長を喜んだ。また、高良は「中島貞夫監督の現場を踏めること自体が幸せなこと。踏みたくても踏める現場ではないので。しかも監督のオリジナル脚本で時代劇。これは運がいいとしか言いようがない」と語り、「個人的には30代最初の主演だったので、いつも以上に力が入ったと思う」とも。そして、「中島監督が残そうとしているものを現場のみんなで作っている1カ月は本当に幸せでした。プレッシャーや怖さもありますが、京都にいた1カ月半は幸せでしかたなかったので、多十郎ロスもすごかった」と打ち明け、「『京都のあの辺は住みやすいのかな』とかもやり始めて、家賃も調べ出して、不動産屋の前とか止まっちゃうんです」と京都での生活を考えたという。さらに高良は、「『時代劇は面白い』ということが伝わったらうれしい。個人的には月9で時代劇みたいなのも面白いと思うんですよね。それくらい時代劇にまた興味をもってもらえたらうれしい」と期待し、木村も「もう一度、時代劇ブームを。この映画をきっかけにそうなったらうれしい。僕たち世代が受け継いで次に託していきたい」と熱い思いを告白。2人の言葉に、中島監督は「泣ける言葉を言ってくれるね」と感激していた。同映画祭は、「京都映画祭」の伝統と志を引き継ぎ、2014年より開催。映画からアート、伝統工芸、新しいメディアへ「つながり、ふれあう」映画祭として展開してきた。5回目となる今年は、「日本映画発祥の地・京都」で行う映画祭であることを再認識し、「ちゃんばら」「伝統工芸」などを通じて京都・日本の心を伝える。
2018年10月14日浅野忠信(44)が9月30日、自身のInstagramを更新。木村拓哉(45)とのツーショット写真をアップし、さらに木村がパーソナリティを務めるラジオ「木村拓哉 FLOW supported by GYAO!」(TOKYO FM)に10月中のゲストとして出演すると報告。「よろしくお願いします!」と呼びかけている。昨年1月期のドラマ「A LIFE ~愛しき人~」(TBS系)ぶりの共演となる2人。さらに今回の共演は実に一年半越しとなる。そのためか投稿から一日足らずですでに1万2千件以上の「いいね!」を記録しており、期待値の高さが伺える。Twitterでも《とーっても楽しみです 芝居の方でも又共演が観たいです》《浅野さんも娘さんいるから色々共感できるんでしょうね 楽しそう》《拓哉くんが、自らを“新人”として心新たに頑張っていた頃、共演して下さって嬉しかった 拓哉くんも再会が嬉しいだろうね》といった歓喜の声が上がっている。「木村さんのほうが1歳年上なので、浅野さんは木村さんを兄のように慕っています。いっぽうで木村さんも、演技派俳優の先輩として浅野さんを大尊敬。そのために2人でいるとラフな気持ちなれるようですね。過去にも木村さんは浅野さんだけに秘密話を打ち明けることもあったそうですから、今回も新たなエピソードを楽しめるかもしれません」(ラジオ局関係者)10月7日から4回にわたって浅野は出演するという。今から放送が楽しみだ!
2018年10月02日俳優の浅野忠信が、元SMAPの木村拓哉がパーソナリティを務めるTOKYO FM『木村拓哉 FLOW supported by GYAO!』(毎週日曜11:30~11:55)に10月ゲストとして出演することが30日、わかった。同番組は、木村拓哉と親交のある人たちをゲストに迎え、 人生をしなやかに生きていく様や、 ゲストの方が持つ内に秘めた魅力や強さに迫る番組。10月のゲストは、 TBS系日曜劇場『A LIFE~愛しき人~』で共演したことも記憶に新しい俳優の浅野忠信。共演時のエピソードや、 共演を経ての気になる2人の関係性に迫る。
2018年09月30日1964年の東京オリンピックに出場したふたりのマラソンランナーの姿を描く舞台『光より前に~夜明けの走者たち~』が11月に上演される。稽古に先がけ作・演出を手掛ける谷賢一のワークショップが開かれ、主演の宮崎秋人、木村了、和田正人が参加。その後、マスコミに向けて合同取材会が行われた。【チケット情報はコチラ】本作は、東京オリンピックで共に走るも、「父上様母上様 三日とろろ美味しうございました」から始まる有名な遺書を残しこの世を去った銅メダリスト円谷幸吉と、東京での失敗を克服し次のメキシコオリンピックでは銀メダルを獲得、今も現役で走り続ける君原健二という、「走る」以外はすべて好対照・正反対なふたりを描く物語。円谷の終幕のショックからか、これまで1度も映像化も舞台化もされていないふたりのストーリー。けれど谷は「円谷幸吉の人生は悲劇だと思うんです。だけどその悲劇を上回る希望や光のようなものが、彼の物語の周りには付着している。そして、ある意味で円谷の悲劇を補填するようなカタチで君原健二という男はどう生きて走ったのか。ふたりの人生を並べてみることで見えてくることが増えると思いました」と語る。そんなふたりを演じるのは、宮崎と木村。円谷を演じる宮崎は、走るのが嫌いで部活動なども避けてきたそうだが「舞台上で実際に走る走らないに関わらず、極力走っている人の精神になれるように」と、現在初のランニングや体作りに取り組んでいるという。木村は自身の演じる君原についてすでにかなり調べており、そのうえで「僕は走るのは趣味ですが、競技者ではないので、その精神状態などは知り得ない部分が多い。だけどそこは(選手経験のある)和田くんにも聴けるし、谷さんとのセッションもできそう。先が楽しみになるワークショップでした」と手ごたえを語る。円谷のコーチ・畠野洋夫役を演じる和田は箱根駅伝にも出場経験を持つ経験者。「ランナーとして生きてきた、そして今俳優として生きている、それをひとつにまとめて、自分の中で大きな意味を見つけられる作品になりそうだと思っています」と、現役時代の経験をこの作品に注ぎ込む気概をみせる。「ランナーの人生を借りて、生きるということ、戦うということ、孤独を描いていく。それが現代のお客さんとなにかのカタチでうまく出会うことができればいいなと今、思っております」と谷が語る本作。スポーツファンに限らずどんな人にも“光”をもたらす作品になるべく動き出した。公演は11月14日(水)から25日(日)まで東京・紀伊國屋ホール(※11月14日(水)はプレビュー公演)、11月29日(木)から12月2日(日)まで大阪・ABCホールにて上演。取材・文:中川實穂
2018年08月31日元SMAPの木村拓哉がパーソナリティを務めるTOKYO FM『木村拓哉 Flow supported by GYAO!』(毎週日曜 11:30~)。9月2日・9日・16日・23日放送回のゲストとして、 映画『検察側の罪人』で共演中であり、同じ事務所の後輩にあたるアイドルグループ・嵐の二宮和也が出演することが決定した。同番組は木村と親交のある人物をゲストに迎えて、ゲストが持つ内に秘めた魅力や強さに迫っていくという内容だ。二宮がゲスト出演し、2人の関係性から初共演となる『検察側の罪人』に関する話題。さらに 「究極の2択」や、お互いが思う「今の自分、 未来の自分」について語り合う。 また、事務所のしきたりや、 お互いが仲の良い友人についてなど、 貴重なエピソードの数々も飛び出す。また、放送終了後には無料動画GYAO!にて、スピンオフ番組『木村さ~~ん!』(毎週日曜 12:00更新)が独占配信される。
2018年08月28日木村拓哉と二宮和也が初共演を果たした『検察側の罪人』が封切られ、好調なスタートを切った。見どころは様々だが、何よりも、木村さんが俳優としての覚悟を全身全霊で示した姿が、強烈なインパクトを残す作品だ。これほど“弱い”木村拓哉は見たことない木村さんが演じるのは、東京地検刑事部きってのエリート検事・最上毅。ただし、これまでのHERO然とした役どころとはかけ離れ、自らの正義を暴走させ、冤罪さえいとわぬ“一線を超えた”捜査を強引に進めるというキャラクターだ。木村さんは抑えた演技を基調に、いつになく切れ味鋭い目線、クールだが熱を帯びたセリフ回しを駆使し、有能な検事としての側面に加えて、最上の心の奥底に居座る自責や後悔、そして焦燥を表現してみせた。特に物語の後半で披露する、人間としてのもろさは新境地だ。きっと、これほど“弱い”木村拓哉は見たことないと、うなってしまうはず。そこに40代後半に向かう一俳優の人間味が加わり、木村=最上はさらに奥行きのある人物として、観客に世の中の矛盾を問いかけている。役柄への深い理解と共感があってこその、たたずまいなのだ。共演者を揺さぶる変幻自在のアドリブ本作のプロモーションイベントを取材した際、木村さんが“仕掛けた”アドリブが、たびたび話題にあがっていた。例えば、猛暑の事件現場に駆け付けた最上が、さりげなくジャケットを脱ぐシーン。これは単に「暑いから」ではなく、現場慣れしたベテラン検事の所作を見せるための一種の計算だ。一方、同じシーンで共演する二宮さんは、ジャケットを着たまま。二宮さん演じる沖野啓一郎は、最上を敬愛する後輩検事だからだ。この件をふり返り、二宮さんは「“ずりぃー!”って思いました。そういうの、すぐやるんですよ」と思わず苦笑い(8月20日のイベントでの発言)。共演者を揺さぶる変幻自在のアドリブ。そこに二宮さんに対する確固たる信頼があったのは言うまでもない。シリアスな現場でこそ、遊びを利かせる貫録が、いまの木村さんには備わっているのだ。いつかは「ギットギトの悪役」も?こうして木村さんが、スターの輝きはそのままに、俳優への“真の一歩”を踏み出した『検察側の罪人』が8月24日についに公開。同日には東京・TOHOシネマズ日比谷で初日舞台挨拶が行われ、木村さんは「ようやく皆さんに作品をお届けできる」と安どの表情を浮かべた。メガホンをとった原田眞人監督は「日本のエンターテインメントの歴史における一大事業だった」と木村×二宮の初共演をふり返っていたが、同時に「また、この2人を見たいと思ってもらえれば」と両者の再タッグに意欲を見せ、具体的に「昔やった『KAMIKAZE TAXI』をリメイクするのもいいかな。木村さんに悪役をやってもらって、ニノを追い回すとか。ギトギトの悪役の木村さんを見てみたい」と構想を語る場面も。これに対し、木村さんは「ギットギトにいきたいですね」とすっかり乗り気。二宮さんは「この2人(木村さんと原田監督)と一緒に何かやるなんて、なかなかないこと。今回も最初で最後のつもりだったので、そう言ってもらえるだけでありがたい」と感謝を示した。公開初日のリップサービスを差し引いても、木村さんと二宮さんが再び対峙する姿は、ファンのみならずとも見たくなるはず。『検察側の罪人』を見れば、なおさらそう思えてくる。(text:Ryo Uchida)■関連作品:検察側の罪人 2018年8月24日より全国東宝系にて公開(C)2018 TOHO/JStorm
2018年08月28日元SMAPの木村拓哉がパーソナリティを務めるTOKYO FM『木村拓哉 FLOW supported by GYAO!』(毎週日曜11:30~11:55)が26日に放送され、来週9月2日から嵐の二宮和也がゲスト出演することが発表された。8月5日にスタートした同番組。初回ゲストは公私ともに親しい明石家さんまで、きょう26日の放送まで、4回にわたって出演した。木村は「最初のファーストゲストのさんまさん、まさか来てくれると思っていなかったのでうれしいですけど、やっぱりおしゃべり怪獣には勝てないなっていう感想ですね。まだまだですね」とさんまのトークに圧倒された様子。「“死後硬直”であれですからね」とさんまの発言を振り返り、「本当にさんまさん、ありがとうございました」と感謝した。そして番組最後に、「来週9月からのゲストは嵐の二宮和也。果たしてどんなトークになるのかお楽しみに」と、二宮がゲストとして登場することを発表した。
2018年08月26日『木枯し紋次郎』『新・極道の妻たち』などで知られる“日本映画界の巨匠”中島貞夫監督の20年ぶりとなる長編最新作『多十郎殉愛記』(2019年春公開予定)の制作発表会見が21日、都内で行われ、主演の高良健吾、多部未華子、木村了、中島監督が出席した。同作は、「殺陣の魅力を存分に見てもらうこと」をコンセプトにした、中島監督の59年の経験を次世代に受け継ぐ“ちゃんばら時代劇”。舞台は幕末の京都。長州を脱藩した清川多十郎を主人公に、1本の刀に込めた「男の情念」や「殉愛」を描く。中島監督は「“ちゃんばら”というパフォーマンスが消えようとしているのをなんとかしたいという気持ちがあり、やってみようと。『時代劇は死なず ちゃんばら美学考』というドキュメンタリーを作りましたが、ドラマとしてどうしても実現したかった」と思いを告白。「斬る、斬られる。間合いが非常に難しいが、高良君を中心に頑張ってくれた」「3人が大変いい動きをしてくれたし、何よりも脚本の理解が深い。3人に関して非常に満足しております」と高良、多部、木村の演技を絶賛した。主人公・多十郎役の高良は、中島監督について「役者としてという以外のこともたくさん学んだ。言葉もたくさんありますが、立ち姿で教えてくれたこともたくさんあった。殺陣というのは思いやりと信頼がないとできないということ。そして、相手をけがさせたらダメ、けがしてもダメ」と話し、「監督の人との向かい方から学ぶことがたくさんありました」と振り返った。多十郎に好意を寄せるおとよ役の多部も「何より現場で感じていたことは、監督の人柄。スタッフ一人一人が監督のために頑張る、監督が大好きだからその現場にいるという空気感の現場で、私も高良さんも木村さんも監督のために頑張りたいという気持ちが強くなりました。一人一人に愛情を与えているからこそ、私たちも返さないといけないという強い気持ちになれたのはすごく不思議な感覚でしたし、監督のことを毎日毎日思いながら現場にいられるのは幸せなことだなと思いました」と監督への思いを語った。そして多部が「『これは一種の恋だよね』って高良君とよく話していました」と明かすと、高良も「恋ですね」と断言。「『高良ちゃん』って言われるとキュンとします」と笑った。多十郎の腹違いの弟・数馬を演じる木村も「最初は『数馬』って呼んでくれていたんですけど、途中から『木村ちゃん』って。その瞬間、監督との距離が縮まってうれしかったのを覚えています」とうれしそうに話し、「楽屋から出たくないくらい緊張していたのが、撮影が進むにつれて監督の人柄やスタッフさんの温かい感じに心を奪われて、最終日は帰りたくなかったです」と振り返った。最後に高良は「今のこの時代の時代劇の技術の限界に挑戦した時代劇ではなく、今この時代に生きている自分たちが役者の限界や肉体の限界に挑戦した時代劇になっている。そういう気持ちを持って、中島組の時代劇をやらせていただきました。人の重みや、なぜ今刀を抜いたか、なぜ今斬ったか、なぜ斬らなかったか…そういう一つ一つを現場みんなでこだわり抜いて作った時代劇です」と作品に込めた思いを語り、「時代劇が初めての方も感覚的にすんなり入ってきておもしろいと思っていただけると思いますし、時代劇が好きな方はこんなところまで細かいなと思ってもらえる時代劇にもなっていると思います。自信があるので、ぜひみなさんよろしくお願いします」とアピール。中島監督も「時代劇であるということをあまり意識せずにやったつもりです。カッティングもほとんど現代劇と同じ。現代劇の中でもテンポの速いものを意識しています。見ていただければ、若い人たちに時代劇のおもしろさ、ちゃんばらのおもしろさが伝わってくれるのではないかなと。ぜひ伝わってほしいというのが私の思いでございます。なんとか作品をヒットさせて、こういうタッチの時代劇がこれからも作っていける状況を作りたい」と願った。会見では、10月11日から京都で開かれる「京都国際映画祭2018」でワールドプレミア上映されることも発表され、上映を祝して、京都国際映画祭実行委員長の中村伊知哉氏も登場し、「こんなに光栄なことはございません。日本、世界のみなさまにご覧いただきたい」と感慨深げに語った。
2018年08月21日元SMAPの木村拓哉が、12日に放送されたTOKYO FM『木村拓哉 FLOW supported by GYAO!』(毎週日曜11:30~11:55)で、リスナーからのメールを紹介。今月4日にV6の三宅健、俳優の生田斗真と共に、西日本豪雨で被害を受けた広島県呉市の避難所を訪問したことについて、現地の女性から感謝のメッセージが寄せられた。「拓哉キャプテン、三宅健くん、生田斗真くんが来てくれてドキドキが止まりませんでした。お忙しい中、とても暑い中、来ていただき本当にありがとうございます。感謝です。すごく力になりました。頑張れます。呉のみんなが笑顔になれた1日でした」メッセージを読み上げた木村は「被害が起きてから1カ月以上経つんですけど、何かできねえかなってずっと頭の中でモヤモヤしていて」と打ち明けてから、「僕らももちろんぐしょぐしょになる暑い中でのコミュニケーションだったんですが、並んで待ってくれているみなさん自体もTシャツびしょびしょなんですよ。そういうみなさんが『こんな遠くまで来てくださってありがとうございます』って言ってくれたのがすごく印象的だった」と振り返った。また、「呉の避難所にお邪魔して物資の供給もさせてもらって、1人のおばあちゃんが『わしらはもう心が病んどるじゃけん』ってお会いした直後におっしゃっていたんだけど、サービスをさせていただいたあとにそのおばあちゃんがすごい笑顔になってくれていたのが、本当に来てよかったなって。こういうこと間違いじゃないんじゃないかなと、おばあちゃんの笑顔が自分たちにそう思わせてくれたような感じがする」と語った。続けて、全国FM放送協議会(JFN)加盟38局で行っている、西日本各地を襲った豪雨による被災者を支援するための「JFNアースコンシャス募金」を紹介し、「みなさまからのご支援をお願いいたします」と呼びかけた。
2018年08月12日11月に東京、大阪で上演される舞台『光より前に~夜明けの走者たち~』。ふたりのマラソンランナーを描く同作の特別監修に、青山学院大学の陸上競技部・長距離ブロック監督である原晋の参加が決定した。【チケット情報はコチラ】同作は1964年、東京オリンピックで銅メダルを獲得した円谷幸吉と、その4年後にメキシコオリンピックで銀メダルを獲得した君原健二、ライバルでもあり友人でもあったふたりの物語。谷賢一が作・演出を務め、宮崎秋人、木村了、高橋光臣、中村まこと、和田正人が出演する。原は、特別監修での参加に際し、「第二次世界大戦に敗戦した日本が、国の威信をかけて挑んだ1964年の東京オリンピック。スポーツがレジャーやエンタメではなく、軍事教練の如く行われていた時代、円谷幸吉さんや君原健二さんをはじめ、当時のオリンピック選手たちは、戦争に行く代わりにその競技で国を背負っていたのだと思います。中でもマラソンはとてもストイックな競技で、並みの精神力ではできないもの。マラソンという孤独な競技の中で、社会や組織に大きく動かされた円谷幸吉さんの人生には、現代を生きる我々にも痛切に訴えかけるものがあります。今回ご縁を頂き陸上面でのサポートをさせていただきます。胸に迫る舞台創りの一助になれれば幸いです」とコメントを寄せている。チケットの一般発売は9月15日(土)午前10時より。なお、一般発売に先駆けて、現在先行抽選プレリザーブを実施中。受付は8月13日(月)午前11時まで。■舞台『光より前に~夜明けの走者たち~』11月14日(水)~11月25日(日)紀伊國屋ホール(東京都)※11月14日はプレビュー公演11月29日(木)~12月2日(日)ABCホール(大阪府)
2018年08月09日木村拓哉がパーソナリティを務めるTOKYO FMの新レギュラー番組『木村拓哉 FLOW supported by GYAO!』(毎週日曜11:30~11:55)が5日にスタートし、公私ともに親交の深いお笑いタレントの明石家さんまが初回ゲストとして出演した。冒頭、木村はさんまについて「大先輩ですし、テレビで見ていた人。まさかこうやって同じ番組ができたりラジオに来ていただくというのは、願ったりかなったり」と感慨深げに語り、「正直、スタートするにあたって、いきなり番組をジャックされるんじゃないかなとどこかもう覚悟しています」と話した。そして、さんまが登場すると木村は、TOKYO FMで過去にさんまが番組を担当していた話をし、さんまは「俺らの時代の芸人は、ラジオをおろそかにしちゃいけないというのがあって…」「ラジオがステイタスなポジションだった。そこで細かいネタをためしてテレビで持っていく」とラジオについて語った。さんまは「今の大阪のラジオがなくなるとまたこちらのTOKYO FMさんにお願いするかもわからない。圧力を利用して…」と続け、木村が「本当のこと言うのやめてください。圧力を利用してって、ラジオ前の人は『ご冗談を』って思っているかもしれないですけど、ガチですからね」と言うと、「冗談や、アホ! 冗談に決まってるやろ」とツッコミ。さらに、さんまが「お前、“芸能界のマフィア”って俺をたまに呼ぶときがあるけど…」と話すと、木村は「優しい笑顔のマフィア」と説明し、さんまは爆笑していた。
2018年08月05日元SMAPの木村拓哉が、27日に放送されたTOKYO FMのラジオ番組『木村拓哉のWhat’s UP SMAP!』(毎週金曜23:00~23:30)の最終回で、公私共に親交の深い明石家さんまから言われて今でも心の支えになっている言葉を明かした。友情出演したさんまプロデュースのNetflixオリジナルドラマ『Jimmy~アホみたいなホンマの話~』の裏話をリスナーから求められ、木村は「『さんタク』(フジテレビ系)のトークの中では『ジミーやってくれへん?』って言われたんですけど、さすがに僕の技量だと無理なので『違う形でお手伝いできることがあったらさせてください』って」と経緯を説明。毎回出てきて死ぬ役も提案されたが「それはおかしいか」ということになり、「先輩芸人という感じでもええか?」「お任せします」と先輩芸人役になったという。そして、「この番組始まった頃は、まださんまさんとも今のような関係性ではまったくなかった」と1995年1月頃の2人の関係を振り返り、「『空から降る一億の星』(2002年/日本テレビ系)というドラマで共演させていただいて、それでですね」と親しくなったきっかけを明かした。続けて、「今でも自分の支えに間違いなくなっているんですが…」と切り出し、フジテレビのアナウンサーが撮影現場に来て「お互いの思うすごいところを書いてください」とお題を出された時のエピソードを披露。「さんまさんのすごいところなんていっぱいあるし何書けばいいか悩んでいたら、さんまさんがすらすら横で書き始めて、出したのが『父親であること』」と言い、「アクションがどうだ、見た目がどうだとか、そういうテクニックやルックスではなく、父親であることって言ってくれたことが、本当に今でも支えになってますね。間違いない」としみじみと語った。
2018年07月28日