好きって怖くて言えない。できれば男性から告白してもらいたい。そう考える女性は多いものです。でも、好きと自分から言えないと、大人の恋愛では2番手ポジションにされてしまうことも多いです。それはなぜなのか。好きと言えない女性が変わるための、本当の告白の意味について解説していきます。「好き」が言えない女性が陥る2番手ポジション【おおしまりえの恋愛道場】vol. 190好きな人ができると、次に待つのは告白というイベントかもしれません。大人になると告白し合うなんて野暮だから…という話もよく聞きます。しかし、宙ぶらりんな関係が長引くよりも、ちゃんと「好きです」という気持ちの確認がされてから恋愛はスタートできたほうが安心です。とはいえ、気持ちを確認しあうには、当然「好きです」と相手に伝えなくてはいけません。これが怖くて、女性の多くは“告白待ち”をしがちです。しかし、告白待ちというのは、大人になればなるほど、すると恋愛が不利に働きます。今回は自分から彼に「好き!」と恥ずかしくて言えない女性が、素直に伝えられるようになるお話です。告白を待つのがとっても損な理由冒頭で、告白を女性側が待つのはとっても損!とお伝えしました。でもひと昔前には、「男性に追わせて告白させることで、あなたの価値をあげましょう」なんてテクニックが流行ったこともあります。一体どちらが良いのでしょう。それをみなさんが判断できるよう、まずは告白待ちをすることのデメリットをまとめていきます。告白待ちをするということは、そもそも相手のペースで物事が進むことを許していることを意味します。あなたの気持ちが最高に高まったタイミングで相手も高まっていたらいいのですが、そうでない場合、関係は足踏み状態になります。またこちらから好きと言わないと、ついつい「もう少ししたら言ってくれるかも」と期待し、相手のペースに流されて体の関係が先に始まることがあります。その後に付き合えればいいのですが、1回関係が深みにハマると、そこから付き合うのは難しかったりもします。筆者は過去、先に「好き」と言っておけば付き合えたかもしれないという相談をたくさん耳にしています。タイミングを相手まかせにした結果、なんとなく関係を悪くし、結果女性が損をして失敗するケースは多いのです。好きを伝えられず結局友達止まりにここで、自分から好きと伝えられなかった結果、実らなかった恋の話をご紹介します。彼女はある同僚男性とデートを繰り返していました。お互い仕事ぶりも知っていましたし、急接近したことでいい感じの雰囲気にもなっていたといいます。次のデートで告白されるかな…と彼女は期待をしていたそうですが、結果として次のデートで彼は彼女に告白をしてこなかったそうです。それなら女性から「好き」を伝えればいい話ですが、彼女は頭から男性が告白すべきと思いこんでいました。またこの雰囲気で言ってこないのは振られる可能性があるかもと不安にもなり、とりあえずその場をやりすごしてしまったそうです。その後、彼からも食事の誘いが何回かあったそうですが、当時のヤキモキした気持ちと仕事の忙しさもあり、なんとなく恋愛の温度が下がってしまい、結局友達以上には発展しなかったそうです。そこから約1年後。彼は担当していた部署でのプロジェクト成功と同時に、別の女性との結婚を発表しました。知人から聞いた噂では、女性側の押しに根負けして付き合ったのだそうです。彼があの時告白してこなかったのは、1つは恋愛に対して奥手なだけだったのかもしれなかったのです。それを知った女性は「自分からあの時好きと言っていれば、自分の未来が1年後の結婚だったのかも」と、悔しそうに話しました。未来がどうなったかは定かではありませんが、自分から好きを伝えられずにタイミングを逃すケースはよくあります。「告白は男性からするもの」「怖いから男性から気持ちを聞かせてほしい」「どのタイミングで言えばいいかわからない」こうした言い分を聞きます。でも、男性からすべきといったルールは古いものですし、ベストタイミングは自分で作るものです。どうか自分の気持ちに素直になって、一歩踏み出してみましょう。「好き」と言うために情報をアップデート!ここまで、好きを自分から伝えるメリットと、伝えないことでのデメリットを紹介していきました。とはいえ、振られるリスクがある以上、ハードルの高さを感じる人がいるのもわかります。ここでは、「好き」という言葉に乗せた意味が軽くなる話を、3つほどお伝えします。1.「好き」とは状態の説明である好きとか愛しているといった言葉は、シンプルに今の気持ちを説明しているだけにすぎません。また好きという気持ちがバレると、相手に利用されたり見下されたりするかもと怯える女性もいます。そもそも好きと伝えて相手がこちらを利用しようとするなら、逃げればOKな話です。また見下してくるような相手だとわかった時点で、「もう好きじゃない」という気持ちを示せばOK。いつまでも気持ちに責任をもつ必要はないのです。2.振られてもあなたの価値は落ちない女性の中には、極端に振られることを怖がる人がいます。実は筆者も昔はこのタイプでした。しかし、告白というのはマッチングの提案でしかないと知ってからは、とても気が楽になりました。「あなたのことが好きです、付き合いたいです」「私はこういう理由であなたとは付き合えません」と、縁がまとまらなかったとしても、ショックである一方で、アナタ自身が否定されたわけではありません。ただの条件や気持ちのアンマッチなだけなので、極端に恐れる気持ちがある人は、少し自分の中の恐怖心を整理してみるといいでしょう。3.告白された方が偉いは幻想「好きになったほうが負け」といった言葉が知られているように、恋愛は勝負に例えられることがあります。これになぞらえて考えると、告白はされた方が偉くて価値があると考えられがちです。しかし、先程もお伝えしたように、告白はマッチングの提案であり、偉いとか勝ち負けではありません。もし優劣をつけて考えたいのであれば、どちらが告白するかよりも、どちらが振られたかの方が周りへの印象には影響します。つまり、告白を待つよりも振られないために(と書くと表現が悪いですが)、いい関係づくりに力を注ぐ方が自分にとっても大きな財産になるのです。ここまで、好きという言葉が言えない女性に対して、恋愛の始め方が変わるような話をご紹介していきました。告白って苦手な人は本当に苦手ですよね。断れられるのも怖いし、好きじゃなかったときのダメージも怖い。でも、それって女性特有のものではありません。同じくらい男性も怖いし、苦手意識を持っている人がたくさんいます。だからこそ、どっちがすべきといった話ではなく、自分が伝えたほうがいいと思ったタイミングで、一歩踏み出して進んでみてください。おおしまりえ/恋愛ジャーナリスト10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。©EmirMemedovski/Gettyimages©LightFieldStudios/Gettyimages文・おおしまりえ
2022年09月29日あなたは辛い失恋を経験したことはありませんか? 大好きな人から振られてしまうと、なかなかすぐ立ち直るのは難しいですよね。 では、辛い失恋から立ち直ることができた方は、どのように乗り越えたのでしょうか? 今回は、実際にあった体験エピソードをご紹介します!私を騙した彼女自身が騙されていた!?付き合っていた彼女と別れたきっかけは、私が彼女の浮気相手であることが分かったからです。彼女は、本命の彼がいることを隠して私と交際していました。今思えば、デートで食事やショッピングをする際に、お金に余裕がないとのことでこちらが全額支払っていたので、都合の良い相手だったのでしょう。しばらくの間失恋を引きずりましたが、その彼女が本命の彼に振られたと聞きました。そして、実はその彼女自身も彼に騙されており、貢がされていてお金がなかったというのです。彼女に対する同情の気持ちと、スッキリしたような気持ちで、立ち直ることができました。(男性/会社員)失恋して自暴自棄になった私の前に現れたのは学生時代から付き合っていた彼氏に、社会人になり遠距離になったことがきっかけで振られました。私は彼のことが大好きだったので諦めきれず、数年後に復縁を求めましたが、また振られてしまうことに…。ショックで心ここに在らず状態になり、通っていたジムでボーッとしていたら全治半年の怪我を負ってしまいました。怪我の看病をしてくれる彼氏がいないことでより惨めな気持ちになったので、とりあえずマッチングアプリを始めることにしました。そこでたまたま出会った人が、今の夫です。怪我の心配をしてくれたことはもちろん、治ってからは今まで自分が行ったことのないイベントやお店に連れて行ってくれて、それが楽しく、元彼のことをすっかり忘れられるようになりました。当時は投げやりになっていましたが、マッチングアプリを始めて本当によかったです。(女性/会社員)新たな出会いや熱中できる何かが見つかると、失恋から立ち直りやすいのかもしれません。失恋して悩んでいるという方は、新たな一歩を踏み出せる勇気に繋がれば幸いです。※こちらはクラウドソーシングサイトにて実際にユーザーから募集したエピソードをもとに記事化しています"
2022年09月29日「この人と付き合いたい!」と感じる女性に対しては、男性は特別な言動を見せることがあります。本気で思いを寄せているからこそ、自分の気持ちを抑えることが難しいのかも。そこで今回は、男性が「彼女にしたい女性に見せる言動」について、男性の意見を紹介します。「自分の話」をよくする「好きな女性には、結構いろんなことをベラベラと話してしまいますね。少しでも親密な関係になりたいので、自分のことを何でも打ち明けちゃいます」(30代・男性・税理士)気になる女性に自己アピールをしたいからこそ、自分の話をたくさんしたくなる男性は多いようです。「自分のことをもっと知ってもらいたい」という思いが強いのでしょう。さらに、「付き合いたい」という気持ちがあると「お互いのことをわかり合いたい」という気持ちから質問攻めもしたくなるようです。「わがまま」を聞き入れる「気になっている子のわがままなら聞いてあげちゃうかな。わがままを言ってくれること自体が、実はちょっとうれしかったりもするから」(20代・男性・広告代理店)人のわがままは面倒に感じることも多いですが、相手が好きな女性であったら話は別。わがままが可愛らしく見えることもあるようで、思わずキュンとしてしまうのだとか。ただし、調子に乗ってわがままばかりを言っていると、それは嫌われる原因になるので、度を超えないように注意は必要ですね。考えを「合わせる」「考えを合わせちゃうっていうのは、好きな女性に対してはあるあるの行動かもしれない。『わかる、それ』って強引に言ってしまうことがよくあります」(20代・男性・WEBデザイナー)相手に合わせようとするのは、「嫌われたくない」という思いがあるからこそ。また、価値観や考え方が近いと距離も縮まりやすいので、自然と仲良くなりやすいでしょう。あなたに合わせたり、あなたの考えを優先してくれたりする人は、それだけあなたのことを大切に思っている証拠なのです。「交友関係」を探る「どういう友だちがいるのかは、めちゃくちゃ気になってしまいます。付き合いたいと本気で思っているときには、そこは探りを入れちゃうかも…」(30代・男性・出版)本気で好きな女性のことであれば、どんなことでも知りたくなるようです。なかでも交友関係はどうしても気になるようで、特にほかに男性の影がないかどうかは探りたくなるとのこと。「付き合いたい」という気持ちが強くなればなるほど、その相手の周囲の人たちのことも気にせずにはいられなくなるのでしょう。特別な存在だと感じている相手には、やはり特別な言動を見せてしまうという意見が多かったです。今回紹介したような言動をする男性が周りにいたら、それはあなたのことを気にかけている証拠かもしれませんね。©filadendron/skynesher/gettyimages文・山田周平
2022年09月27日これまで意識したことがない相手だったのに、ふとした瞬間に相手のことを異性として意識することが男性にはあるようです。今回は男性が本命彼女にしたくなった瞬間について、フォーカスして話を聞いてみました。普段はクールなのにLINEの文面がかわいい「会社のチャットでしかやりとりしたことがなかった、いわば普通の同僚。とあるきっかけでLINEをするようになってから、スタンプや“おやすみ”などの一言が可愛くてめちゃくちゃ気になっています」(Nさん・38歳男性)ビジネス上では見れない一面に、ギャップ萌えしたという男性のエピソード。仕事中はプライベートな一面を見せる瞬間が少ないからこそ、LINEなどでのやりとりにドキッとしたのでしょう。泣き顔を見たとき「その日は飲み会でかなり酔いが深まっていたこともあり、お互いの辛かった過去について話をしていました。すると、彼女は涙を流しちゃって…。それまで懸命に生きてきたのが伝わって、尊敬したし、守ってあげなきゃと思いました」(Mさん・23歳男性)人の涙には誰だって弱いもの。酔った勢いでしか話せないことだったかもしれませんが、お互いの過去を知れたことで仲が深まったのでしょう。真摯になって話を聞いてくれたとき「あるとき、僕がとある女性に話をしていたら8割は会社の愚痴になってしまっていたんです。正直なさけない話もいっぱいしたのに、変に荒立てずに笑顔で聞いてくれて、おまけにいつも頑張ってるねとまで言ってくれたんです。こんな彼女がいたら毎日頑張れると思いました」(Kさん・31歳男性)自分の話を最後まで聞いてくれる人は、大人になった今貴重な存在です。男性もそれを肌で感じ、そんな女性を大切にしたくなったようです。他の男性の話をされたとき「いままで遊び程度にしか思ってなかった女の人から、他の男の話を聞いたとき、すごい心が荒れました。毎週金曜日のディナーも、たまにする遠出もなくなっちゃうのかなと思ったら、付き合ってと告げていました」(Mさん・35歳男性)嫉妬を自覚して「実は彼女のことが好きだったんだ」と気づく男性も案外多いようですね。いまいち進展がない時は、わざと彼にやきもちを妬かせてみても良いかもしれませんよ。今までなんの思いも寄せていなかった相手のことが急に気になりだしたら、そこにはちゃんとした理由があるようです。男性たちの本音を参考に、ぜひ気になる人へのアプローチに使ってみてくださいね。©Willie B. Thomas/Ivanko_Brnjakovic/gettyimages文・東城ゆず
2022年09月26日感動するとすぐ泣いてしまう。人の話を聞いただけで、喜びや怒りの感情が高まってしまう。そんな感情豊かな女性ってとても魅力的です。一方で、恋愛では彼とのやり取りで失敗することも多いのがこのタイプ。感情豊かだとなぜ恋愛で苦戦することが多いのか。鍵はコミュニケーションのとり方にありました。よく泣く女はモテない?大人の恋愛で感情豊かな女性が苦戦する理由【おおしまりえの恋愛道場】vol. 189涙もろくてよく泣いてしまう。嬉しいことがあると飛び跳ねてしまうほどオーバーに表現する。恋愛で落ち込むとどこまでもネガティブになる。こうした性格は、一般的に男性よりも女性の方が多いと言われます。感情豊かなタイプと言われますが、恋愛においても、コロコロと変わる表情が魅力的に見えることも多い一方で、感情の起伏が激しく、男性から面倒臭がられることもあるのがネックです。良さもあり悪さもあるのが特徴の感情豊かなタイプ。ただ年齢を重ねると、短所として捉えられることも多く、結果として恋愛で苦戦することも多いといいます。では、感情豊かなのはマイナスなのかといえば、そうではありません。今回はなぜ感情豊かなことがメリットなのか、メリットなのに恋愛では苦戦してしまうのかについてご説明します。感情豊かなのは圧倒的な魅力である!でも…感情豊かな人とは、言い方を変えれば感情的で気分屋で、精神的に子どもっぽい人ともとらえられがちです。では、いい大人が感情的なのはよくないのかと言えば、まったくそんなことはありません!むしろ恋愛や人生を自分らしく歩むためには、大きなアドバンテージになると思っています。なぜなら、感情に素直であればあるほど、自分の心の声に気づき、行動に反映できるからです。人は心の声を無視して物事を選ぶと、無意識にストレスを貯めて体調を壊すこともあります。生きるうえでは感情豊かで自分の心に素直であればあるほど、幸せになれる可能性が高いのです。感情が豊かすぎて恋愛で失敗する女性の特徴前提として、感情が豊かなことは良いことです。しかし、それに反して恋愛面では感情的で面倒だと言われ、数々の失敗を繰り返すのもこのタイプです。せっかくの豊かな感覚がいい方向に作用しないのはもったいないですよね。ここからは、感情豊かと言われる女性が恋愛でやってしまいがちな失敗を3つ解説していきます。1.感情の伝え方がヘタで相手を疲れさせている感情豊かなことは良いのですが、その感情を良いときも悪いときも相手にとって負担なく伝えられないと、受け取る側としては「また始まった…」と疲れてしまうかもしれません。過去に聞いた失敗例を1つご紹介します。彼女は感情豊かで非常に魅力的な反面、周りからはいつも「何言っているかよくわからない」と評されることが多い女性でした。ポジティブな空気のときはそれも可愛らしくていいのですが、これが喧嘩になると大変です。彼女はとにかく怒りを表現はするものの、一向に何に対して怒っているのか、どうしてほしいのか、どうしたら場が収まるのかを言葉にしません。受け止める彼としては何度も経験していると、「またかよ」とうんざりしていたそう。過去にも「話ししていると疲れる」という理由から、何度か振られることがあったといいます。人に何かを伝えるときは、感情と事柄がワンセットになることで、相手によりわかりやすく状態や要望が伝わるようになります。喧嘩や相談など、解決を目的にしたときほど、このコミュニケーションの基本ができているか振り返ってみましょう。2.ネガティブな感情だけ出している感情表現が豊かな人の魅力は、当たり前ですが楽しい時はより楽しいと感じさせてくれることです。しかしなかには、ネガティブな感情ばかりを出すタイプがいます。愚痴や悪口といったことを話し始めると、延々と饒舌に語り続けるのがこのタイプ。本人は「はっきり言える自分っていいでしょ」くらいに思っているかもしれません。でも、恋愛もそれ以外も、ネガティブなことばかり口にする人は歓迎されません。またネガティブな感情ばかり口にする人が恋愛をすると、相手はあなたの話を聞かなくなったり、流すような対応をしたりし始めることが多いです。自分ははっきり感じたことを口にできるのに、なんか周りとうまくなじめない。そんなふうに思うときは、ネガティブな感情と同じかそれ以上に、嬉しさや褒め言葉、感謝の言葉、ポジティブな感情を口にしていくと、人間関係は変わっていきます。3.周りをおいてきぼりにしすぎる感情豊かな人は、表現方法が独特だったりします。それが魅力に映るときがありますが、なかには独特すぎて彼をおいてきぼりにして疲れさせてしまう女性がいます。例えばある女性は、彼が仕事で落ち込んでいると聞き、それなら温泉でゆっくりして神社めぐりでもしようと提案しました。とりあえず家でゆっくりしたかった彼ですが、彼女は自分の話した旅行プランに盛り上がり、どんどん一人で話を進めて予約も取ってしまったそうです。結局旅行は彼女のスケジュールどおり進んだそうですが、当日の彼女はテンションが上がり、旅先でも出かけたいモードが爆発。彼の英気を養うという当初の目的はほぼ無視し、後々うんざりされたといいます。感情豊かな女性の多くは、気持ちが高まるとその勢いにノッてどんどん前に進むことが多いです。それは良いことですが、周りのペースを無視してしまうと、とくに恋愛ではうまくいかない種にもなります。2人で楽しむ時は、相手の遅いペースに合わせて楽しむこと。これを意識できるだけで、恋愛はもっと安定し、自分ひとりでは感じられない世界も見られるものですよ。感情豊かな女性がやりがちな、恋愛での失敗を3つご紹介しました。長所と短所は紙一重と言われていますから、ぜひいい部分に光を当てて、より自分も彼もハッピーになれるような恋愛ができたらいいですね。おおしまりえ/恋愛ジャーナリスト10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。©Yuri Arcurs/Gettyimages©South_agency/Gettyimages文・おおしまりえ
2022年09月22日男性は本命の女性に対して怒りを見せることはないと思っていませんか?しかし実際には、本命の女性だからこそ怒りを覚えることもあるそうです。今回は、男性に「本命の女性にしてほしくないこと」を聞いてみました。ぜひチェックしてみてくださいね。■ 自分を卑下する「『私なんて大したことないよ』とか『才能ないし』など、本命の女性にむやみに卑屈になられるとちょっとイラっとしますね。俺はそんなきみが好きだし、きいは魅力的なのにって。どうでもいい子だったら、正直そう言われても聞き流せるんですけどね」(24歳男性/クリエーター)好きな男性を前にすると、つい卑屈になるという人もいるのではないでしょうか。しかしそんなマイナス発言に、苛立ちを覚えるという男性も。自分の魅力を下げることにもつながるので、自信を持てるような考え方ができるといいですね。■ ほかの男性の存在を匂わす「どうでもいい子から『この前○○くんとデート行ったんだよね』って言われても『へーそうなんだ』って思うけど、本命から言われるとそりゃー腹立ちますよ!相手の男性に出し抜かれたことはもちろん、その女性が俺の気を引こうとして言ってるなら変な駆け引きしないでってイラついちゃう」(26歳男性/建築)ほかの男性の存在を匂わせることで嫉妬心をあおる……というのは、恋愛テクニックの一種でもあります。しかしなかには、気持ちを試されているようでいやだという男性も。あからさまにほかの男性の存在をチラつかせないよう、意識しましょう。■ なにかと嘘をつく「本命の子に嘘をつかれるのはきついですね。体調悪いと聞いていたのに外で友達と遊んでるのを見かけたり、仕事忙しいって言ってたのに旅行してたり。僕のこと嫌いなのかな~って思います」(28歳男性/公務員)恋愛関係だけでなく、嘘をつくと相手からの信用を失うことになります。相手のためを思ったり、自分をよく見せようとしたりするものでも、相手を傷つける可能性があるのを覚えておきましょう。秘密は多い方がミステリアスかもしれませんが、嘘に頼るのは控えたほうがいいかもしれませんね。■ 怒るのも好きだからこそ?本命の女性だからこそ、してほしくないことがあるようです。気になる彼に怒られたり冷たくされたからといって、脈なしとは言い切れないかもしれません。自分の言動を振り返り、なにか原因はないか探ってみてくださいね。(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2022年09月19日脈ナシだとわかっているのに好きな人を諦められない…。そんな想いを抱えたことはないでしょうか。今回は、完全に片思いの状態から形成逆転し、付き合うところまで漕ぎ着けた経験のある女性に、“片思いの男性を振り向かせたエピソード”を聞いてきました。諦めずに“好き”と言い続けた「最初は全く相手にされていなかった、会社でモテモテの先輩。諦めずに“好き”という気持ちをアピールし続けました。でも心がけていたのは、絶対に見返りは求めないこと。“好きだけど彼には何も求めていない”というスタンスで、軽いノリで食事に行こうと言ってみたり、彼が興味のありそうなイベントに誘ったりしていました。その都度“好き”と言い続けていたら、最終的に振り向いてくれました」(由紀/27歳)女性から好意を寄せられて嫌がる男性はほとんどいません。しかし少しでも負担を感じてしまうと、逃げたくなってしまうのが性。見返りは求めず、明るくポジティブに自分の気持ちをアピールするのが良いでしょう。素直な気持ちを伝え続けることで、いつかは彼が振り向いてくれる可能性はあります。他の男性の存在を伝えたところ…「ずっと曖昧な関係が続いている男性がいました。私は好きだったのですが、彼にとっては本命ではなかったようです。2年以上そんな関係が続き、私もさすがに疲れてしまって…。他にいいなと思う男性も現れたので、彼とはもう会うのはやめようと決め、それを伝えたんです。すると焦ったのか、彼の方から付き合おうと言ってきました」(梨香/28歳)駆け引きをしようとすると、よほど恋愛テクニックに長けた人以外は大抵失敗しますが、こちらの女性の場合は、あえて狙わずに他の男性の影をちらつかせたのが良かったのかもしれません。リスクはありますが、なかなか本命扱いされない場合には、一か八かの勝負に出ると関係が発展する場合もあるようです。「一緒にいると楽しいよね」を連発した「友達の紹介で知り合った彼に、一目惚れ。私が一方的に好きで、自分から何度もデートに誘っていました。会うたびに必ず『私たちって性格の相性いいよね!一緒にいると楽しくない?』と言うようにしていたんです。すると彼が心を開いてくれるようになって、最終的には付き合ってくれました。後から聞いたら、最初は何とも思っていなかったけれど、『一緒にいると楽しいよね』と何度も言われるうちに、本当に一緒にいるのが楽しくなってきた、と言っていました」(めぐみ/29歳)「楽しい」「相性がいい」など、ポジティブなことを言い続けていると、相手の心にもその言葉が刻まれやすくなります。一緒にいるのが楽しいと彼に思わせることができれば、かなり有利になります。デート中には必ず笑顔で「楽しい」「嬉しい」などの気持ちを素直に表現するようにしましょう。以上、「片思いの男性を振り向かせた方法」を紹介しました。人生は一度きり。明らかに脈なしの男性に告白するのは勇気が入りますが、後悔のないよう自分の気持ちをきちんと伝えるのも大切なこと。相手に見返りを求めたり、重荷に感じさせる行動は逆効果ですが、明るく気持ちをアピールすることで、一発逆転も夢ではないかもしれませんよ。©Westend61/Gettyimages©Witthaya Prasongsin/Gettyimages©Oana Szekely/Gettyimages文・小澤サチエ
2022年09月18日恋愛を繰り返すと、つい自分に合った人ってどんなタイプなんだろう…と迷うことがあります。なんとなく書き出してみても、本当に合っているかわかりませんよね。今回は自分の理想や相性をちゃんと捉えるための、条件の出し方についてご紹介します。自分に合う人ってどんな人?相性チェックの際、意識すべき条件とは【おおしまりえの恋愛道場】vol. 188恋愛や婚活をしていると、自分に合った人ってどんな人なのかな…と悩むことがありますよね。付き合うことはできるけど、なかなか関係が続かなかったり、結婚といった次のステップに進めなかったりすると、自分の選ぶ相手が悪いのかなと思ったりもします。今日はそんな迷いが吹き飛ぶような、理想の相手を気持ち的な納得感と合わせて出す方法についてご紹介します。恋愛してはいけない相手と恋愛していないかをまずチェック相性をみていく前に、そもそも恋愛が毎回うまくいかないと言っている人の中には、女性を幸せにしない、避けるべき相手と付き合ってしまっている人がいます。避けるべき相手とは、ズバリ「自分にとって安全ではない相手」であることです。安全ではない相手とは、具体的に言えば、あなたを傷つける人であること。そしてあなたを不必要に不安にさせる危なげな人であることです。モラハラやDV、浮気が論外なのはもちろん、フラッと音信不通になったりドタキャンしたりするのも、この安全ではない相手という定義に当てはめるとNGです。こうした相手と恋愛して、相手を変えていこうと意気込むのも反対はしませんが、基本的に他人を変えることはできません。つまり、どんなに好きでも相手選びから見直した方が早いのです。相性は理想のカップルから必要な要素を出そうこうした前提を除き、続いては自分にあった人を見つけるためのポイントを紹介していきます。それは、自分の憧れる理想のカップルから、憧れる要素を書き出していくということです。ここで注意したいのは、あまり金銭面に寄り過ぎないこと。セレブな恋愛をしている友達に憧れて、「同じようにセレブ生活ができる相手と恋愛したい」と書き出しても意味がありません。とはいえ、あまり深く考えず、まずは数を出していってみましょう。例えばいつも楽しそうに趣味を共有しているカップルがいるとして、「趣味を一緒に楽しめること」とあげるのもいいでしょう。また仲は良いけど休日は別々に過ごすタイプのカップルを思い浮かべ「マイペースな関係がいい」とするのもまたひとつです。過去に実際女性にヒアリングしたところ「人前で褒め合う関係がいい」「いつでも手をつなぐ関係がいい」「ディズニーで一緒にはしゃげるのがいい」といったことが出た人もいました。言葉にするとどってことないかもしれませんが、具体的な人物を思い浮かべながら書き出すということは、漠然と理想を思い描くよりも、感覚的に合っているかを確認しやすいのでおすすめです。ぜひ楽しみながら出してみましょう。絶対嫌な条件は、過去の恋愛から書き出す続いては、絶対嫌な条件も出していきましょう。最初にお伝えした傷つける人&危なげな人以外にも、嫌な条件は誰しもが持っているはずです。嫌な条件は過去の恋愛を思い出しながら、元カレの「ここが嫌だった!」という部分を思い出し、具体的に書いていきましょう。タバコを吸う、物事を決めつける、優柔不断、努力を全くしない、すぐ怒る、隠しごとや嘘をつくなどなど。いろいろ出てくると思います。具体的な人物とのやり取りから思い出すことで、本当に自分にとって嫌なことをちゃんとすくい上げることとができ、またどんな気持ちになると嫌なのかも、感覚的に理解することができます。書き出しているうちに、過去の恋愛にイライラしたり落ち込んだりするかもしれませんが、そこは気持ちを整え直し、未来の幸せへのエネルギーで前に進んでいきましょう。こうした理想と嫌な条件を具体的な人物を起点に書き出すことで、なんとなくの理想ではなく、気持ちのともなったモノを思い浮かべることができます。また、気持ちと一緒に理想を出すと、実際新しい人と出会ったとき、同じようなワクワクを感じられるかも確認しやすくなります。頭と気持ち、両方がともなった理想を出して、ぜひ次はもっといい恋愛を叶えていきましょう。おおしまりえ/恋愛ジャーナリスト10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。©Liderina/Gettyimages©Betsie Van Der Meer/Gettyimages文・おおしまりえ
2022年09月15日男性が本命女性とLINEをしていると、やり取りのなかに好意が漏れ出てしまうこともあるようです。好きだからこそ嬉しさが溢れ出て、好きな気持ちが隠しきれなくなるのでしょう。そこで今回は、「男性が本命女性に送るLINE」について男性たちの意見をもとに紹介していきます。その1.「具体的」に誘う「LINEで話しているときに、相手の暇な日とか空いている日とかがわかったら、『じゃあ、その日に飲みに行こうよ』とかってすぐに誘いますね。そんな絶好のチャンスは逃すわけにはいかないですから」(20代・男性・IT)LINEであればやりとりの流れで、サラッと誘いの言葉を投げかける男性もいます。ただ、大事なポイントは、その誘い方に具体性があるかどうか。日時や行く場所、やりたいことなどを明確にして誘ってくる男性は、社交辞令ではなく本気であなたとデートをしたいと思っている確率が高いでしょう。その2.「絵文字」をよく使う「普段、友だちとやり取りするときは文字はほぼ使わないですけど、気になる女の子とLINEをしているときはさりげなく使っちゃってます。なんか地味でつまらない感じになっちゃうのがちょっと嫌なので…」(30代・男性・自営業)絵文字やスタンプを使わないという男性は多いですが、相手が好きな女性であったら返信内容も変わるもの。素っ気なく見られたくないとか、ニュアンスが間違って伝わると困るといった思いが働くので、絵文字を入れ込むようになりがちです。細かい部分まで気になるのは、本当に好きだからですし、やり取りを楽しんでいるという気持ちの表れでもあるでしょう。その3.「恋愛話」が多い「好意を持っている女性と話しているときは、どうしても恋愛系の話が多くなります。結局のところ、そっちばかりが気になっちゃうから、どうしても聞かずにはいられなくなりますね」(30代・男性・映像制作)恋愛の話をたくさんするのは、相手の恋愛についてそれだけ興味があるから。好きな男性のタイプ、理想のデート、過去の恋愛、苦手な男性のタイプなど、恋愛観を知ることで、今後のアプローチにもそれを活かしていきたいと考えているのです。探りを入れたり質問をしたりするのは、データを少しでも増やして、あなたの理想になんとかして近づこうとしているのでしょう。本命女性がいる男性にとって、好きな人の恋愛観は何よりも気になることだと言っても過言ではありません。恋愛についていろいろと聞いてくる男性は、あなたを恋愛対象として見ている可能性がとても高いですよ。次回の「男性が本命女性に送るLINE」もお楽しみに!©praetorianphoto/gettyimages文・山田周平
2022年09月14日浮気するような男性とは付き合いたくありませんが、不誠実な部分があるかどうかを交際前に見極めることは容易ではないでしょう。付き合い始めてからガッカリしないように、ある程度の目安をつけるといいかもしれません。一途な傾向のある男性の特徴をピックアップしてみます。女性が苦手で恋愛に不器用タイプ浮気する男性は本命彼女がいても浮気します。好きな人と愛し合う幸せより、モテてチヤホヤされている状態に強い幸せを感じるのです。ということは、一途な男性はその逆。モテることにあまり興味がなく、女性との付き合いがそれほど得意ではない男性が彼女ひとりを深く愛するでしょう。「不倫する男友達がいるけれど、奥さんひとりを相手にするのも大変なのに、浮気相手にも気を遣ってうまくやろうとするのだから、そういうのが好きじゃないとやってられない。自分には無理」(35歳男性・公務員)この男性は既婚で長く付き合った彼女と結婚したそうで、浮気には「面倒くさい」という印象しかないとのこと。恋愛にはあまり興味がなく、結婚した彼女とは共通の趣味を通じて知り合ったといいます。恋愛に興味がない人というと非モテのイメージがあるかもしれませんが、結婚まで視野に入れるならモテるかどうかより、人間として誠実かどうかのほうが重要でしょう。女性との接点が少ない日常を送っている男性浮気や不倫の原因は本人の意志が半分、環境が半分です。浮気願望のある男性が同性しかおらず、勤務中はろくにスマホも触れない職場に勤めれば、不貞を働きたくてもなかなかできないでしょう。逆に、浮気なんてとんでもないと考える男性が女性ばかりの職場にいれば、意に反して不貞を働くこともあるはず。自分から求めなくても女性側から迫られるかもしれません。「夫は理系の大学を出て製造業の会社に就職し、技術部に勤めているので周りはずっと男性ばかり。プライベートでも女友達は私くらいでした」(38歳女性・専業主婦)こちらはプログラマーの夫を持つ女性のひと言。結婚相手には理系男子が理想的といいますが、これは技術職には男性が多く、そもそも女性とふれ合う機会が少ない点が「浮気しなさそう」と安心できる理由なのでしょう。身近に接する女性が自分だけであれば、彼氏をつねに独占してよそ見されることもなさそうです。結婚願望がある男性結婚の意志をハッキリ示してくる男性は、「ボクは本命彼女しか愛しません」と宣言するも同じ。浮気の心配はまずありません。初対面から結婚と言われると重いかもしれませんが、「ゆくゆくは結婚まで考えられる人がいい」と思うのであれば、明確に意思表示してくれる男性のほうがいいでしょう。真剣交際を望んでいるのは間違いないのでいい加減なことはしないはずです。「大学時代はいろんな女性にモテたいと思ったけれど、三十路に入ると自分を愛してくれる人がたったひとりいればいいという考えに変わった。一緒にいて安心できる女性を求めるようになった」(32歳男性・会社員)また、結婚適齢期を迎えなくても、もともと恋愛と結婚を直結させて考えるタイプは浮気の可能性が低いといえます。「結婚したいほど好き」と思わないと恋愛スイッチが入らない男性は一途に本命彼女だけを愛するでしょう。過去にどんな恋愛をしてきた?筆者は20代のころ浮気男に悩まされた経験があり、結婚と離婚も経験していますが、「人生においてひとしきり遊んだ時期がある男性」は30代に入ると落ち着いてくると感じます。過去に浮気や二股を経験して女性からこっぴどくなじられた男性は、「もうそんな馬鹿なことはしない」と大人になるのです。ただ女遊びをするだけでなく、こてんぱんに女性からやりこめられるとか、軽薄なことをしていただけに本命にフラれるなど、恋の絶望を味わった男性は浮気に悪い印象しか抱かないでしょう。価値観や人間性に注目恋のきっかけは外見が好みだったり、共通点が多かったりするのかもしれませんが、付き合ってうまくいくかどうかはやっぱり内面で決まります。顔が好みで趣味が同じでも平気で二股をかける男性とは幸せな恋ができません。恋活・婚活をするなら見た目や条件ではなく、面と向かって話してから判断することが大切です。それは「自分の好みに合うかどうか?」という視点のほかに、「その人の人間性やバックグラウンドはどうなっているのか?」に注目する必要があるということ。これまで彼氏の浮気に悩まされた経験があるなら、特にじっくり相手を観察して話を聞きながら判断するといいでしょう。焦ることはありません。付き合うかどうかは心底納得してからでも遅くないはずです。©bernardbodo/Getty Images©Westend61/Getty Images文・沙木貴咲
2022年09月13日銀座のマガジンハウス6階、anan編集部の片隅に『クラブ佑雪』が開店。人生相談で有名な当クラブのママ、藤島佑雪さんが迷えるみなさんのお悩みにお答えします。今回は、マッチングアプリで出会った交際歴半年の彼から、「母親が入院してしばらく会えない」と言われた45歳女性。本音を隠したウソとは思うものの、どこかで信じたい気持ちもあり…。気持ちが揺れる彼女に、佑雪さんのアドバイスは?お悩み:「交際半年の彼から2か月音信不通にされてます」【クラブ佑雪】vol. 259半年前にマッチングアプリで知り合った彼がいます。彼は同い年でバツイチ。家も近所で週1は必ず会っていました。「束縛はいや。自由がないとムリ」と公言はしていました。自分なりには束縛もしてないつもりでした。彼は淡白で執着もあまりしない人です。効率が悪いことや時間を奪われるのがとにかく嫌いな人でもあります。なんとなく会っていて様子が違うなと思ったタイミングで「母親が入院してしばらく会えない」と言われました。それから2か月弱。彼の言葉を鵜呑みにはしてません。それまでの会話や人間性から私を遠ざけたいとしてついた嘘なのかな、と思っています。彼は仕事では役職者で比較的大きな子どもが元奥さんのところにいます。元奥さんが大変な病気なのかなとか、想像もしてみたりしてます。もし、彼が私から離れていくつもりなのであれば、連絡して決着つけたいとも思いますが、信じたい気持ちもあって揺れています。(檸檬 45歳未婚会社員)「彼ペースではなく、自分ペースで恋を進めましょう」まあ、そういうことですよね。こちらのお悩みには、いくつかポイントがあるので、そのポイントごとにお話しさせていただきますね。交際から半年は完全に“お試し期間”です。まず、これ。言葉では「お付き合いしましょう」ってことで、正式な彼氏彼女ということになっていたとしても、実際は正直、知らない人同士じゃないですか。特にマッチングアプリで出会ったとなると、見知らぬ人ですよね。付き合ううちに「え、こんな人なの?」って部分がどんどこ出てきたりするわけですよ。そんなわけで、交際最初の半年間って、お試し期間と思って取り組んだ方がいいです。で、今回のケースはお試しして、「この先はありません」って判断されたっていうことでしょうね。ちなみに、ですが。初めて会って、2回目のデートがあるということは見た目や雰囲気はひとまずOKってこと。カラダの関係をもって、その次があるというのはカラダの相性的にもOKってこと。で、半年以上はもたない場合は、性格やライフスタイルが合わなかったわ〜。だから、将来は考えられないわ〜ってことと思っていただくと、だいたい合ってるはずです。最初の違和感は後々、必ず響いてきます。「束縛はいや。自由がないとムリ」って言われて、ご相談者さまはどう思われました? 理解はできるけど、なんか寂しいって感じ、しませんでした? わたくしはそう言われたら、距離を置かれてる感じがして嫌だなって思っちゃう。いえ、わたくしだって同じですよ。束縛もいやだし、自由がないとムリです。でも、お相手に先手を打たれて言葉を突きつけられると、ちょっとな〜って思っちゃいます。わたくしだったら、「それってわかるけど、それ言われたら、寂しいよ」って言って、お相手の反応を待ちます。で、返ってきた答えにもやっぱり違和感があったら、交際そのものを考え直すかも。ってくらい、彼のバリアの張り方に違和感を感じます。自分を大切にしてくれない人だなって思っちゃう。初動から自分のペースで進めないと後悔します。で、そういうのも含めて、ずーっと彼主導、彼ペースの関係ですよね?それでよかったんですか?って話。別れ話がめんどうだから、お母さんが入院したことにしてフェイドアウトしてるのも彼の一方的な都合でしょ?それでいいならいいけれど、それがいやなんでしょ?だったら、一番初めの段階で、もっとガツッと自分を主張すればよかったんじゃないですかね。きっとご相談者さまは「彼によく思ってもらいたくて」、彼の主義主張を尊重して、自分の意見は押し殺してきたんでしょうが。結局はこうなります。自分の思い通りにしたかったら、お相手に流されず、自分でコントロールした方がいいです。それができないお相手というのは、相性が悪く、お付き合いしてもうまくいかないと割り切って、違う人を探した方がいい。以上を踏まえて、「お相手を信じたい」っていう、お相手まかせじゃなく、自分はどうなんだっていうことを前面に出して物事を考え、行動していくと、もっと自分らしい人生を送れるようになると思いますよ!今はまだ、曲がりなりにも彼女なんだから、連絡とか生ぬるいこと言ってないで、近所だったら家に直接行って、決着つければよくない?自分を愛してくれる男性なら、迷惑がらず、喜んで迎えてくれますよ!【お悩み募集しています。こちらからどうぞ!】※マガジンハウスの会員登録をしていただくことになります。藤島佑雪(ふじしま ゆうせつ)元リアル銀座のクラブのホステスを経て、占い師・開運アドバイザー。著書に『元銀座ホステスが教える強運!美女になる方法』(文藝春秋社刊)。anan web上の銀座『クラブ佑雪』オーナーママとしてお悩み相談「クラブ佑雪」、『TABI LABO』で「目覚めよ! 恋愛力 藤島佑雪のLOVE占い」など連載多数。©Oleg Breslavtsev/Gettyimages文・藤島佑雪 イラスト・小迎裕美子
2022年09月12日結婚がしたい、出産がしたい。焦る気持ちが高まると、ついいつもの自分では選ばないような相手を選んだり、しないような保守的な判断をしてしまったりすることってありませんか。それでうまくいけばいいのですが、なんだか違和感が日に日に大きくなることも…。ライフイベント重視で恋人を選ぶと、その後の人生で失敗するリスクが高まるときがあります。失敗とは、例えば離婚をしたり楽しくない生活を送ったりするということ。ではこうした失敗を回避する婚活の取り組み方について、お伝えします。結婚や出産ばかり考えて恋人を選ぶと失敗するわけ【おおしまりえの恋愛道場】vol. 187「結婚したい!出産したい!」そう思うものの、結婚や出産への気持ちが高まりすぎて、相手選びも「早く結婚して出産を叶えてくれる人」という視点“だけ”で見すぎていませんか。条件をガチガチにして婚活を進めると、相手が見つかったとしても、その後の夫婦生活で失敗するリスクが高まります。今回は結婚や出産という夢を叶え、その先の人生も幸せを続けるための、相手選びの注意点についてご紹介します。焦りから気持ちよりも条件優先!誰しもあることだけど…ちゃんと結婚願望があってしかも早くしたい人!出産についても希望が一致していて協力的な男性がいい!結婚や出産を焦る女性なら、こうしたことを考えるのは普通のことです。しかし、結婚や出産に条件を出しすぎてしまうと、視点が気持ちではなく条件優先になりがちです。「この人は年収が高いから、安定した生活が送れそうだ」「この人は一人暮らしが長いから、家事育児のレベルも高そうだ」「この人は自営業だから、安定感がなくて結婚は無理そうだ」気持ちは高まっていないのに、こんな判断をしたことはありませんか。誰しも条件や希望をもつものですが、思考にとらわれて恋愛をすすめると、後になって大きな問題が出てきます。それは、“頭での判断と感情での判断のズレ”による苦しみです。感情がともなっていない相手と人生を歩むのはハード頭ではいい人だと思っていても、感情では「うーん、いまいち」という判断になっている。それでも、将来の希望や年収など諸条件がいいし、向こうも好意を寄せてくれている。だから断るに断れない。こうした矛盾を抱えたまま婚活をすすめると、いろんな判断が遅くなったりします。判断が遅くなるだけならまだいいんです。気持ちは冷めているのに「もっと長く付き合ったら私の気持ちも変わるかも」と考え、ダラダラと恋愛してしまう人も多いです。また最悪なケースは、「好きじゃないけど、相性も悪いわけじゃないし生活も安定しそうだから、この人と結婚しよう」と、気持ちが迷ったまま(冷めたまま)結婚まで進むケースも過去には聞いたことがあります。この場合、物理的な安定はたしかに得られるかもしれません。しかし好意がそこまで伴っていませんから、共同生活という真正面からの付き合いが生まれたとき、我慢できないカベとなってしまう可能性が高まります。ゴールは「結婚と出産」ではなく「幸せな人生」過去に筆者が出会ったケースをひとつご紹介します。彼女はとにかく周りに自慢できる、安定した高学歴男性との結婚と妊娠を希望していました。そこでマッチングアプリで出会った公務員の男性と交際に至ったのですが、なんと彼への好意はゼロのまま結婚。ほどなくして結婚生活をスタートさせたのですが、気持ちがなさすぎるため、仕事を理由に一人暮らしからの引っ越しを先延ばし、共同生活の目処がいつまでも立たないそうです。こうしたケースは極端ですが、もっとマイルドなケースであれば、結婚後に居心地が悪く、解消するエネルギーもなくて仲がギクシャクするとか、夫婦の営みに対して向き合えないといった問題がよくあがります。これら問題の根っこにあるのは、ひとつは「誤ったゴール設定」をすることにあります。頭で考える人は「早く結婚すること」「結婚して子どもを産むこと」を何よりのゴールにすえて婚活をしています。しかし、本当は「幸せな人生をおくること」をゴールにおき、自分にとっての幸せに必要なモノを考え、努力をしていくのが健全です。焦る気持ちもわかりますが、人は余裕がないときほど判断を焦って間違うことがあります。結婚や出産など年齢が関係する問題ほど、焦りがさらなる焦りを生み出します。そういう時は直近のゴール(結婚するとか出産したいとか)から一歩視線を広げ、どういう生き方がしたいのかを考え、そこから結婚や出産を考えていきましょう。頭での判断より気持ちの判断を振り返る習慣をもつこれと合わせて、もうひとつ普段から取り組むと効果的なことがあります。それは頭で考えた答えと心で感じる答え、それぞれに気づくということです。「この人は公務員で次男で結婚願望も強いからいいな」といった頭での判断はすぐ理解できると思います。これと同時に「でもなんか別にドキドキワクワクしないな〜」といった心の感覚も、気づくようにしてほしいのです。その後で、「気持ちはドキドキしてないけど、もう少しデートしたら変わるかも」という答えを出してもよし。その場でお断りするもよし。感覚や気持ちといった心の答えを無視しないということが、幸せな選択には大切です。ゴールを幸せな人生をおくることに変え、気持ちがワクワク反応する方を選び、その上で努力や判断をする。結婚を見据えた婚活で失敗続きの女性は、こうしたシンプルな取り組みに、一度立ち返ってみてはいかがでしょう。きっと見えてくる景色も、また変わっていくと思います。おおしまりえ/恋愛ジャーナリスト10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。©Maria Casinos/Gettyimages©Manuel Arias Duran/Gettyimages文・おおしまりえ
2022年09月08日銀座のマガジンハウス6階、anan編集部の片隅に『クラブ佑雪』が開店。人生相談で有名な当クラブのママ、藤島佑雪さんが迷えるみなさんのお悩みにお答えします。今回は、8年もカラダの関係を続けている彼の本命になりたいという32歳女性。そもそも曖昧な関係を望んだのは自分という彼女に、佑雪さんのお答えは…?お悩み:「自分都合でカラダの関係を続けている彼の、本命になりたい!」【クラブ佑雪】vol. 2588年ほどカラダの関係が続いてる男性がいます。最初はあちらからの好意で始まりましたが、当時私には付き合っている恋人がいて、彼とは恋愛には発展せずにずるずると…。 今までも何度か好きだと告白はされたことがあります。が、付き合おうの言葉はありません。理由は以前に私と出会う前に、彼に婚約破棄になった人がいて壮絶な別れをしたのがトラウマになったこと。あと、彼自身独占欲がすごく強くて、異性関係は男友だちでさえ許さないと本人が話してました。 そんなこんなで8年が経ち、ほぼ毎週会ってはカラダの関係が続いてます。正直、私には何度か恋人がいたりもしましたが、私は彼が1番好きです(彼は私に恋人がいたのは最初以来知りません。笑) 。数年前に「付き合わないの?」と聞いたこともありますが、濁されてからはもう何も聞かなくなってしまいました。都合のいい関係に終止符をつけたくて、ご相談させていただきます。 そして身勝手な私にも叱咤激励をよろしくお願いします。(かめれおん 32歳未婚会社員)「都合のいい関係に終止符を打つ、たったひとつの方法」えっ、それを“付き合ってる”っていうんじゃないんですか? 付き合ってるって何? 8年間、週1で会って、やってきたわけでしょ? しかも、ご相談者さまはお相手のことが大好きで、向こうからも何度か「好き」って告白されたんでしょ? それで“付き合ってない”って…。過去にこの連載でも何度か取り上げたこともありますけど、“アプリで出会って1回もリアルで会ったことはないけど、付き合っています”っていう案件より、よっぽど“付き合ってる”と思うのですが、ダメですか?ご相談内容を拝見する限り、何をもって“都合のいい関係”とおっしゃるのかもよくわからないんですよね。ずーっとご自身にとって、都合のいい関係だったのは確かですよね? ほかに彼氏もつくったり、男友だちもいたりしたわけですよね? っていうか、あれですか? 誕生日とかクリスマスにプレゼントくれないとか、そういう話? レストランとかディズニーランドでのデートがないとか、そういうこと? そういうのがやりたかったら、やればいいだけでは?というかね、はっきりしないのはご相談者さまご自身の方では? 彼側の立場になってみてくださいよ。好きって告白したのに、彼氏がいるからって正式な恋人にはしてもらえず、でも、モテる気分とほかの彼以外の男性とのセックスも味わいたいというご相談者さまの欲望にもてあそばれてたわけでしょ?そんな人から「付き合わないの?」って聞かれてたら、「それは一番最初に自分があなたに聞きたかったことだよ!」っていう言葉をグッと堪えるしかなかったんじゃないのかな? 「この人、すごい身勝手だな」って思われてたとしてもしょうがないですよね。ここからちゃんとした関係にもち込みたいのであれば、わたくしならば一世一代の勝負に出ますね。だって、8年も費やしてるわけでしょ? で、お二人ともいい大人の年齢で独身なんでしょ? ここは「結婚してください」ってプロポーズするしかないでしょ。正直、付き合うどうのっていう段階じゃないですよ。以前の婚約破棄がトラウマだという彼には「だったら、一生ひとりでいるつもり? 私があなたをひとりにはしない!」という言葉とともに、お相手と自分の親の介護も含め、生涯にわたるお金と仕事に関して、自分はこれだけの責任をもてるという提案をしながら、彼が納得するまで説明する。もう、人生かけた営業ですよ! ふんわりした「あなたと結婚して幸せになりたい」みたいなセリフだけだと、ただのピロートークの延長になりかねませんから。現在の預金額や資産状況などもつぶさに説明しながら、お相手が「それなら、いいかも」と思えるように、誠実にリアリティをもって口説き落とすっていうのが、正攻法なのかなと。逆に、それだけの覚悟を決められないなら、彼は動かないと思う。なので、よかったら、お試しください。ご幸運、お祈り申し上げます。【お悩み募集しています。こちらからどうぞ!】※マガジンハウスの会員登録をしていただくことになります。藤島佑雪(ふじしま ゆうせつ)元リアル銀座のクラブのホステスを経て、占い師・開運アドバイザー。著書に『元銀座ホステスが教える強運!美女になる方法』(文藝春秋社刊)。anan web上の銀座『クラブ佑雪』オーナーママとしてお悩み相談「クラブ佑雪」、『TABI LABO』で「目覚めよ! 恋愛力 藤島佑雪のLOVE占い」など連載多数。©Drazen Zigic/Gettyimages文・藤島佑雪 イラスト・小迎裕美子
2022年09月05日ふとした瞬間に、異性に対してドキッとしたことがきっかけで、その人のことが頭から離れなくなる…。そんな経験はないでしょうか?気になる男性をドキドキさせることができれば、一気にチャンスが掴みやすくなります。今回は、男性がドキッとした女性の行動を聞いてきました。気づけばいつも隣に…「会社の同期同士でしょっちゅう集まって飲んでいるんですが、ちょっと気になっている女性がいます。いつもみんなでいるときに、その女性が必ず僕の隣の席に座っているんです。最初は偶然かな?と思っていたのですが、さりげなく僕の隣にきて席をキープしているような気がして…。そのことに気がついたら、彼女のことを意識するようになってしまいました」(透/27歳/メーカー)遠くから見ているだけでは、恋は始まりません。なるべく相手とのコミュニケーションの回数を増やすことで、意識してもらえる可能性が高まります。グループで集まる機会がある場合は、できるだけ彼の隣に行って話をして、あなたの印象をしっかりと残しましょう。些細なことを覚えていてくれる「今の彼女とまだ付き合う前のこと。何度かデートをしたんですが、前に僕が話した些細なことを全部覚えていてくれたのが嬉しかったです。例えばレストランで食事をオーダーするときも、前にチラッと話した僕の好き嫌いを覚えていてくれて。『パクチーが苦手って言ってたよね?パクチー抜いてもらうね!』と言われた時は、それだけ僕に興味を持ってくれていることなのかな…と期待して、ドキドキしましたね」(真也/28歳/銀行)押しが強くあからさますぎるアピールは引かれてしまうことが多いですが、彼に興味があることを会話の中でさりげなく伝えられると、相手をドキドキさせられるかもしれません。そのためには、自分のPRばかり必死にするのではなく、きちんと相手の話に耳を傾ける努力が必要です。ストレートに褒めてくれる「女友達と一緒に飲んでいた時に、サラリと『いつもカッコいいよね』と言われてドキッとしました。日頃あまり言われる機会もないので、ストレートな褒め言葉はやっぱり嬉しいです。女性から褒められて嫌な気持ちになる男はいないと思いますよ」(大地/31歳/飲食系)褒め言葉に弱い男性は多いです。お世辞を言うのは魂胆が見え見えで逆効果ですが、本心で「カッコいい」「素敵だ」と思っているのであれば、会話の中でさりげなく言葉にしてみてください。女性が考える以上に、ストレートな褒め言葉は男性の心に刺さるはずです。以上、男性に聞いた「ドキッとした女性の行動」を紹介しました。気になる男性をドキドキさせたいのであれば、まずは自分の気持ちを素直に言葉や行動で表現すること。それをきっかけに二人の距離が縮まるかもしれませんよ。©South_agency/Gettyimages©Kathrin Ziegler/Gettyimages©Photo by Rafa Elias/Gettyimages文・小澤サチエ
2022年09月02日彼といろいろ話すけど、なんか私の本音が伝わってない気がする。会話は楽しいんだけど、ちょっとモヤモヤが残る。そんな違和感を抱えたまま恋愛をしている女性はいませんか。実はそれ、彼とあなたのコミュニケーションのクセが問題を引き起こしているのかもしれません。今回は代表的な3つの問題パターンと改善点をご紹介します。彼と本音で話し合えない…漠然と感じるとき女性ができていないこと【おおしまりえの恋愛道場】vol. 186彼と付き合うようになったけど、なんだかちゃんと会話ができてない気がする。嘘はついていないけど、本音を伝えているかと言われると難しい。彼との会話では、私の気持ちがうまく伝わっていないような感じがする。こうした違和感を抱えたまま、恋愛を続けている女性がいます。せっかく相手を好きになってスタートさせた恋愛なら、もっと心が通じ合えた方がいいし、もっと本音の関係になれた方がいいですよね。今回は彼と本音のコミュニケーションができていないなと感じるとき何が起きているのか、いい関係を構築するコミュニケーションのポイントと合わせてご紹介します。会話ですれ違いを感じる3つのパターンと改善ポイント彼と会話が成立していないかも。そう感じるとき、原因には大きく3つのパターンがあります。順番に解説していきますので、彼と自分の関係はどうか、振り返りながら読み進めてみましょう。1.会話自体がそもそも成立しない態度を取っている会話をしようと思っても、こちらを向いてくれない。生返事をして右から左に話を流している。話をいつも途中で遮る。そもそも会話をちゃんとするような態度を取れない男性が、世の中には一定数います(女性にもいます)。彼女に対しての振る舞いとしてこれで良い…と思っている男性なら、そもそも今回のテーマ以前の問題です。そういう恋愛はやめた方がいいでしょう。ただ中には、彼女(や親しい人)と話をするときのマナーを知らず、無自覚にこうした態度を取っている人もいます。信じられないかもしれませんが、ながら聞きが相手にとって失礼になっていると知らなかったり、彼女にはそういう態度を取っても問題ないと悪気なく思っていたりする人もいるのです。こうした態度が整っていない場合は、「私との会話は、こういう態度で望んでほしい」と、具体的に指摘するところから始めてください。このとき、「なんでそんなこともわからないの?」「普通はこうするでしょ」と、相手を非難し一般論でくくらないこと。無自覚な人というのは、ただ多くの人が知っている常識を、知識として持っていないだけなのです。2.自分の気持ちがうまく伝わっていない続いてよくあるのが、気持ちがうまく伝わっていないケースです。コミュニケーションとは、事柄と気持ちがセットになっていることがよくあります。「こう思うから(気持ち)、こうしたい(事柄)」という2つの内容によって投げかけられ、「わかるよ(気持ち)、じゃあこうしたら(事柄)」という返答によって、さらに会話が進んでいくイメージです。気持ちがうまく伝わっていない時というのは、今の投げかけでいえば「こう思う」という気持ちの部分に対する女性側の言葉が足りないか、男性からの返答が足りないことがひとつの原因として言えます。代表的な話でいえば、女性が共感をしてほしいところで、男性から「それはこう」という事柄のみが返ってきてしまい、モヤモヤするという話です。このケースでいえば、女性は相手からの「わかる」といった気持ちの返答がなかったことで、自分の気持ちが伝わっているのか不安感を覚えています。こうした言葉のやり取りのズレに気づいたら、「この人は共感できない人だ」と割り切るのもひとつですが、可能なら気持ちをちゃんと受け止めてほしい旨を具体的に伝えましょう。「こういう時は、結論じゃなくて共感して欲しい」面倒臭いと思うかもしれませんが、こうした一言を言えることも、本音の会話の一歩といえます。3.自分の要求がうまく伝わっていない先ほど、コミュニケーションは気持ちか事柄のどちらかが伝わっていないときモヤモヤするとお伝えしました。3番目にご紹介するのは、「こうしたい」という事柄が言えていないor相手に伝わっていないケースで起きるモヤモヤです。言えていないケースで言えば「(自分の意見がまとまらないから)何でもいいよ」と伝えてしまっていたり、彼に気を遣って「そっちの好きに決めて」と言い切ってしまったりするなどがあげられます。ちなみにこうしたひと言を常に発していると、相手はだんだんあなたに対して「つまらない」と感じてしまうこともあります。そうならないにしても、相手まかせの要求を口にしていると、男性は言葉の通りに受け取り行動し、もれなく本音の関係から遠ざかります。また相手に伝わらないケースでいうと、本当はしたいことを「できたらいいかもね〜」とか「こういうのがいいらしいよー」と、曖昧な表現でまとめたりすることも女性はやりがちです。いわゆる“察してちゃん”なんて言われるコミュニケーションはこれに当たります。しかし、残念ながら世の男性の多くは、相手の微妙なニュアンスの要求を察する暇も能力もありません。曖昧な表現をすることはある種のクセです。しかし、いい大人が不必要に曖昧な表現を使う必要はありませんので、思い当たる人がいれば少しずつ改善できたらいいですね。彼との本音のコミュニケーションが取れないとき、起きている問題と改善点を3つご紹介しました。コミュニケーションとは、そもそも男女それぞれに問題があることがほとんどです。お互い無自覚に繰り返すため、モヤモヤがいつまでたっても消えないのです。彼とのコミュニケーションで違和感を覚える女性は、今回ご紹介した3つのポイントに照らしあわせながら、解決できそうなところから取り組んでみてください。おおしまりえ/恋愛ジャーナリスト10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。©jacoblund/Gettyimages©filadendron/Gettyimages文・おおしまりえ
2022年09月01日彼がいるのに、最近別の男の人が魅力的に見える。実は彼との関係に飽き始めて、浮気願望が大きくなっている。そんな気持ちの女性はいませんか。浮気というのは、その場は心が満たされますが、長い目で見ると幸せな恋愛から遠ざかる損な行為です。それでも浮気したいと思う気持ちの根っこには、何が隠れているのでしょう。彼がいてもモテたい!浮気願望が消えない女性の心の問題【おおしまりえの恋愛道場】vol. 185最近彼とあんまりうまくいってないかも。恋愛していたら、誰だってこんな不安定な時期は訪れます。ただ、多くの女性は好きな気持ちがあれば関係修復に向かうところ、一部に限って気持ちが彼に向かわず、他の男性に走ってしまいます。また浮気はしなくとも、フワフワと浮気願望を抱く女性もいます。彼がいて異性から褒められたい。かわいいとか美人だねって言ってもらいたい。こんな気持ちを抱くのは良いのですが、それが強すぎると、恋愛をせっかくスタートしても一定期間で付き合っては別れを繰り返すループにハマってしまうこともあります。彼がいても女性としてモテたい。浮気願望がどこかにある。そんな女性が抱える問題は何なのか。心の問題を解説しながら、もっと今の彼に愛されるためのヒントを探っていきたいと思います。安定すると愛がなくなったんじゃ…恋愛をスタートさせると、始めのうちは熱も高いものです。でも時間が経っていくと、なんだか最近安定しきっちゃって気持ちが高ぶらないなーってこと、ないでしょうか。恋愛初期のドキドキした気持ちは、最長3年、早い人では半年ほどでなくなっていくとされます。これは人のホルモン分泌の仕組みとして起きるもので、ドキドキした気持ちが落ち着くと同時に、相手に対する穏やかで安心感を覚えるような愛情が本来は芽生えるとされます。しかしこの穏やかで安心できる感覚を愛情と思えないと、「もっと刺激的な相手と恋愛したい!」と考え、人によっては浮気に走ってしまうのです。これは何も男性に限ったことではありません。ただ女性の場合、男性よりも傾向として「心のつながり」を恋愛で重視するため、相手が自分から心が離れたと感じると、とたんに別の男性になびきやすくなる特徴があります。よく「男の浮気は体の浮気、女の浮気は心の浮気」という言葉がありますが、女性は心のつながりを恋愛では特に重視するため、彼の心が離れたと感じたら、浮気に走りやすくなります。女性としての価値は男性に求められること?こうした女性の背景を踏まえて浮気願望のある女性を見ると、実は「自分の価値」といったものの誤った認識も、強い浮気願望の背景にはありそうです。たとえば、小さい頃から「かわいい」「美人」「人気がある」「愛嬌がある」といった他人からの褒め言葉を自分の価値だと知り育っていくと、大人になってもその価値観がアップデートされないままの場合があります。そうして年齢を重ねると、同じように人からの容姿や人当たりの良さとにかく集めるようになり、その結果、異性からモテることなど、他人からの評価を重視した性格が強まっていきます。こうした心の仕組みが根底にあると、恋愛でも「彼(男性)から求められること」を何より大事にしてしまうのです。彼と向き合う勇気と根気がないと浮気に走る他人からの褒め言葉を自分の価値に変えるクセが、浮気願望の根底にある。これは1つの傾向としての共通項ですが、実際浮気をする女性にやっかいな共通項は他にもあります。それは「問題からの逃げグセ」です。人は恋愛に限らず、問題が起きたとき、問題解決に向けて真正面から取り組むことが必要です。でも、逃げグセがある人は、向き合うことの変わりとして、浮気(逃避)を選んでしまうのです。ちなみに男女限らず浮気グセがある人というのは、「逃げ」という選択肢のハードルが下がっているといえます。未経験だとハードルの高いことも、1回経験すると敷居が下がり、2回3回と繰り返すことに抵抗感がなくなるというわけです。彼と今の気持ちやこれからについて話し合ったりして傷ついたりするリスクを追うよりも、新しい彼との楽しさに満ちた関係で満たす方が自分にとって手っ取り早く幸せになれる手段である。耳の痛い話かもしれませんが、こうした思考回路がどこかにあると、浮気への逃げグセは加速すると言えます。浮気に走らず今の彼に愛されるためにここまで、浮気願望のある女性の心の仕組みについていくつかご紹介しました。今の彼からドキドキ感が減ると、別の恋愛がしたくなる異性からモテることを自分の価値だと思っている彼と向き合うのが苦手で逃げがちこの3つの問題が、あなたを浮気に駆り立てるのです。つまり、今の彼からもっと愛されたいと思っているなら、自分の浮気願望の原因はどれか(はたまた3つ全部なのか)を見つけ、解消していくことが大切です。実は筆者も、過去にはこの3つの項目全部を持ち合わせていた、浮気願望女性でした。その結果起きたことは、1年くらいで恋人がいつも変わる。付き合ったらダメ男(モラハラ、依存系、借金など)ばかり。彼とより親密な関係にならない。こんなジレンマがありました。そして、ときとして浮気に逃げたりすぐ恋人を変えたりして、なかなか幸せになれませんでした。これらを解消する一歩は、まず自分の価値観の歪みを知り、どうやら問題を起こしているらしい、という事実を知ること。つまり今このコラムを読むだけでも、解消の一歩は始まっています。その上で、ぜひ今の彼に感じている気持ちや問題と向き合うことへの怖さ、手軽な称賛になびく自分を感じてみてください。浮気願望があると、短期的にはいつも楽しい恋愛をしているように見えますが、長期的にみると1人の相手との親密な関係を築く機会を捨てていることになります。刺激はいつか疲れる日が来ますが、安心と信頼に満ちた関係はいつまでたっても自分を満たしてくれます。あなたはどちらの気持ちで満たされこれからの人生を送りたいか、少し自分に問いかけてみてください。おおしまりえ/恋愛ジャーナリスト10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。©PhotoAlto/Eric Audras/Gettyimages©PhotoAlto/Ale Ventura/Gettyimages©Westend61/Gettyimages文・おおしまりえ
2022年08月25日付き合っていても、まだ付き合うまでいかなくても、好きな人の気持ちがわからなくなったら確かめたいことがあります。それはLINEでのやり取りや彼の言葉を深読みすることではありません。もっと具体的で直接的なことをする必要があります。彼に直接聞くすでに付き合っているなら、「私のことどう思っているの?」と彼に直接聞くのが一番です。好きな人の気持ちがわからなくなるとは、恋人同士としてラブラブだったのに彼の様子が変わることで違和感や不安が生まれる状態をいいます。お互いを恋人と認めているのですから、そうした質問をすることに遠慮する必要はありません。モヤモヤを抱えたまま付き合い続けたほうが、むしろ関係はギクシャクするはずです。場合によっては、彼が心変わりしたという最悪の事実を知るかもしれませんが、男性は付き合い始めると交際前に比べて気持ちが穏やかになり、連絡頻度が減ったり、「好き」と言わなくなったりします。嫌われたかと思って聞いてみたら、彼が単に安心しているだけだった、というケースも多いのです。彼の行動に注目仲は良いけれどまだ付き合っていない場合、彼の言葉より行動に注目してください。彼が社交的なタイプであるほど、何を言ったかではなく、どんな行動を取っているかを重視するといいでしょう。たとえば、ふたりきりでの食事に誘って彼が「忙しいから」と断ったとします。でも、「来週末なら空いているよ」と予定を調整してくれれば、彼はあなたを好意的に思っていると判断できます。一方、「好き」「かわいい」とテンションが上がるセリフを言ったり、マメに連絡をくれたりしても、ふたりで会うことに消極的な場合はキープしていると思ったほうがいいでしょう。あるいは、会えてもいきなり「今日の夜、会える?」と、あなたの都合も聞かずに誘ってくるなら、都合良く扱っている可能性が高めです。気持ちは行動にあらわれます。彼があなたを思いやった行動を取っているのかどうかを見極めることが大切です。LINEやSNSを深読みしないほうがいい理由私は占い師なので、「彼が何を考えているかわからない」「好きな人にどう思われているのか気になります」といったご相談に多数お答えしています。また、そうしたお悩みを持つ方の多くは、彼のLINEやSNSを深く分析されていて、深読みするからこそ不安に翻弄されているケースが少なくありません。SNSで彼が恋愛に無関係の投稿をしたのに、誤解して見当違いのツッコミを入れ距離を置かれてしまう…というこじれ方が珍しくないのです。恋愛に不安はつきものですが、そのほとんどは自分が作り出しているといっても過言ではありません。彼についての疑問は彼に答えを求めるべきで、自分の頭の中で解決しようと思わないほうがいいでしょう。一方的な思い込みや勘違いをしているだけの可能性もあるので、悩みをこじらせないためにもダイレクトな解決法を望むと良さそうです。年上男性、仕事が忙しい彼氏と付き合うなら年上男性や仕事が忙しい人を好きな場合、LINEを既読スルーされるとか、会いたいときに会えないことが多いかもしれません。でも、「忙しい」「仕事があるから」「やらなければいけないことがある」といった言葉にモヤモヤするなら、キチンと話し合うか、その言葉を裏付ける行動を確認するといいでしょう。キャリアを重ねれば面倒なしがらみが増えますし、職場で責任の重い仕事を任せられれば恋愛が後回しになることもあります。彼の交友関係や仕事内容、属する業界を詳しく知ることで彼を理解しやすくなるはずです。また、彼がどういう行動を取っているかをそれとなく探れば、「忙しい」が真実かどうか見極められるでしょう。彼の言葉だけで納得しないこと。それが不安と疑いの解消につながります。気持ちを「見える化」する気持ちは見えないものなので、わからなくなるとネガティブに考えやすくなるのでしょう。ならば、見える化して真実をあきらかにすることが大切です。「自分にとって不都合な真実を知るかもしれない」と怖さはあるかもしれませんが、モヤモヤした状態を続けるより健康的。彼の言動を遠回しに察するのではなく、彼の口から直接に聞くのがやっぱり間違いないでしょう。まだ付き合っていない場合は、彼が自分に対してどんな行動を取るかを冷静に見定めて。ひとりで判断するのが難しければ、先入観や偏った思い入れがない友人に聞くのもいいでしょう。彼のリアルが見えてくるはずです。©Compassionate Eye Foundation/Getty Images©Oleg Breslavtsev/Getty Images©Diamond Sky Images/Getty Images文・沙木貴咲
2022年08月24日彼の前だと頭がフリーズする。何がいい?って聞かれると、いつもの調子で答えられない。そんな本音を言えないことに悩む女性は、心の中に「嫌われ不安」が大きくなりすぎているかもしれません。嫌われ不安をちゃんと解消するための方法をご紹介します。男性の前だと本音が言えない!嫌われ不安の解消方法【おおしまりえの恋愛道場】vol. 184好きな相手ともっといろいろ話したいのに、デートの時つい頭が真っ白になってしまう。「何がいい?」と聞かれると、普段はいろいろ思い浮かぶのに、彼の前だとフリーズしてしまい、結局「…なんでもいいよ〜」なんて答えてしまう。そんな本音をうまくいえない女性は、実は心に大きな「嫌われ不安」が隠れているかもしれません。好きが大きいほど比例して大きくなる嫌われ不安。それを解消し、彼ともっと素直で本音のコミュニケーションを取れるような解消方法をご紹介します。「彼が怖い」その事実に気づこう彼のことが好きであるほど大きくなる「嫌われ不安」。解消するための最初の一歩は、不安感からくる怖さに、自分自身で気づくことです。嫌われ不安がある人の中では、好きな人との時間は「好き」と「怖い」が混ざっています。こうなると、アクセルとブレーキを同時に踏むようなもの。頭はパンクし、自分の意見がうまく言えず空回りしてしまうのです。まずはこの状態を理解し、自分の中に「彼のことが怖い」「嫌われるのが怖い」「男の人が怖い」といった感覚を探してみましょう。たとえば、彼に言いたいことをうまく言えずフリーズしたとき、心がザワザワしますよね。その時の感情って、言えないことで焦る気持ちの下に、怖さが渦巻いていないでしょうか。まずはその怖さにしっかり意識を向けて、可能ならどんなことへの怖さなのかを言葉にできるくらい集中してみましょう。感情に気づくことがなぜ問題解決に有効なのかというと、問題行動の下に隠れた感情が解消すると、抑えていたブレーキが外れることになります。自然と今までできなかったことができるようになったり、いつも言えなかったことが言えるようになったり、抵抗感が外れて物事がスムーズになるのです。そして感情の消化というのは、自分で気づいて出し切ることがポイント。つまり、気づくだけですでに問題解決は始まっているのです。嫌われても死なない、自分の価値は変わらないことを自分に教える彼に本音を言うのが怖いという感情には、時として「死ぬかも」くらいの恐れを私たちに抱かせることがあります。そこまで壮大な感情ではなくとも、失敗したら恥ずかしいとか、彼の機嫌が悪くなったら困る、といったネガティブな気持ちを抱く人はいるでしょう。こうした恐怖からくる負の感情ですが、基本的に感情の見積もりが大きくなりすぎていることがあります。たとえば、彼に本音を伝えて失敗しても、おそらく彼はあなたを軽蔑したりはしませんよね。たとえ本音を言えなくて関係が終わったとしても、あなたは死ぬことはありませんよね。こうした誤った見積もりのサイズを整える取り組みをしていきましょう。その結果、本音を言うということへのハードルがだんだんと下がっていき、少しずつ自分の思ったように振る舞ったり発言したりできるようになっていきます。勇気を出して小さいところから言う恐怖に気づき、その大きさを適切なサイズにしていけたら、最後はもちろん本音を言う練習です。これは勇気がちょっと必要なので、できれば小さいことからトライするようにしましょう。例えば彼との会話であれば、ご飯のメニューとか行きたい場所とか、失敗しても関係に影響が少なさそうな会話から、積極的に自分の本心を出す練習をするのです。始めは、自分の本音すらわからず、出てくるまで時間がかかると思います。そんな時は、まず「意見を言う」というところをゴールにしてみましょう。いつも何でもいいと言っていたところから、今日はこれが食べたいと言うだけでも、大きな一歩を踏み出せています。こうして一歩ずつ意見を出すことになれていくと、だんだんと自分の本音もつかみやすくなっていきます。ポイントは簡単なことから伝えていくこと。いきなり「将来についての自分の希望」とか、ハードルの高い本音のアウトプットは避けましょう。ここまで、本音が言えない女性の心の状態を分解し、解消するための取り組みについてご紹介しました。好きだから怖い。これって誰しもが抱くもので、本来であれば経験とともに「怖くないんだ」という学習経験が重ねられていき、解消されるものです。しかしいろんな巡り合わせてうまく怖さが解消できないと、こうした恋愛ベタのクセを持ち続けてしまうのです。ぜひできるところから自分と向き合い、さらに良い恋愛ができるようチャレンジしてみてくださいね。おおしまりえ/恋愛ジャーナリスト10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。©Yellow Dog Productions/Gettyimages©SrdjanPav/Gettyimages©VioletaStoimenova/Gettyimages文・おおしまりえ
2022年08月18日特別な想いを抱いていなかった相手のことを、ふとした瞬間に気になり始めることもあるでしょう。さらに、そこから恋心が芽生えて、どんどんと相手のことを好きになっていくというケースだってあるかもしれません。そこで今回は、男性が興味のなかった女性を「好きになるきっかけ」について紹介します。「意外な一面」を見た「普段あまり笑わない人が笑っているのを見ると、ものすごくドキッとしますね。それからどんどん気になり始めることもあるかも」(20代・男性・WEBデザイナー)ギャップに弱い男性は多いようです。意外な一面を見ると心が揺さぶられるのでしょう。わざとギャップを作る必要はありませんが、あなたの様々な面を見せられるように行動するのは良いことかも。あなたが自信をもっている部分だけでなく、自信がないと感じている部分や素の部分もさらけ出していくことで、相手はあなたに親しみを感じるようになるはずです。「一緒に取り組むもの」があった「一緒に仕事をすると、やっぱりそこから仲良くなっていきますね。そして、そのまま好きになっちゃうこともあります」(30代・男性・営業)仕事で同じチームになったり、幹事の役目を一緒に引き受けたりすると、必然的に距離が縮まりやすくなりますよね。仲良くなって、お互いのことを理解していくうちに、好意を抱き始めることもあるでしょう。力を合わせて何かに取り組むことで、信頼や絆が深まり、お互い“大切な存在”と感じるようになるかもしれません。「必要」とされた「僕のことを頼ってくれる女性のことは、すごく気になります。必要とされると、嬉しさもありますね」(30代・男性・公務員)自分の必要性や存在価値などを示してくれる人に対して、好意を抱く人も多いようです。必要とされるのであれば、「話を聞きたい」「助けたい」といった気持ちがあふれ、やがて好意につながっていくのかもしれません。すべて自分でやろうとするのではなく、適度に人を頼ることであなたに興味を持ち始める男性が現れるかも。「好意」を感じた「いつもやさしく接してくれる女性からは、なんとなく好意を感じることがあります。それに、こちら側からも好意を抱きやすい気がしますね」(20代・男性・不動産)これまであまり興味のなかった女性であっても、自分に対する好意を感じたら、気にせずにはいられなくなるという声も。「俺のこと好きなのかも」と思い始めたら、逆にその女性のことで頭がいっぱいになることもあるようです。自分から近づいたり話しかけたりして、それとなく好意を示すようにすると、相手も少しずつあなたに歩み寄ってきてくれるはず。気になっている男性がいるのであれば、今回紹介したポイントを意識してみるといいかもしれません。うまくいけば、気になっている男性の心をグッとつかめるでしょう。©ReMa/fotostorm/gettyimages文・山田周平
2022年08月18日銀座のマガジンハウス6階、anan編集部の片隅に『クラブ佑雪』が開店。人生相談で有名な当クラブのママ、藤島佑雪さんが迷えるみなさんのお悩みにお答えします。今回は、会社の先輩とカラダの関係を持っている30歳女性。彼の本命になりたいと願う彼女に、佑雪さんのお答えは?お悩み:「カラダの関係のみの、会社の先輩と付き合えますか?」【クラブ佑雪】vol. 255会社の先輩とカラダの関係をもっていますが、付き合える可能性はありますか? 相手は5歳年上です。私は好きで、付き合いたいと思っているのですが、相手はただの遊び相手としか思っていないかもしれません。相手は奥手なのかあまり感情を表に出さないので、どう思っているのかわかりません。会社で毎日顔を合わせるので、たとえば私から告白して、でも、もし付き合えないと言われたら気まずいなと思い、なかなか前に進めません。逆に付き合えないなら付き合えないで、気持ちを伝えた方がスッキリするでしょうか? 何度か食事に行ったり飲みに行ったりしています。でも、向こうから私に対する質問があまりないので、興味ないのかな? と思ったりもします。付き合いたいと思えば、どういう人がタイプ? とか質問があると思うのですが、まったくありません。前に進む方法を教えてください。(e 30歳未婚会社員)「社内なら、やりようは大アリ!」はい、出ました。「どう思っているのがわかりません」。そう感じるのであれば、ご相談者さまは少なくとも愛されてはいません。愛されていたら、はっきりわかりますから。まして、体を重ねていれば、なおさら。感情を出さないというのは奥手だからじゃなく、ご相談者さまを愛してないから。大好きじゃないから。愛してたり、大好きだったら、デレデレと感情がダダ漏れてくるのがフツーなんで。でも、嫌いじゃないでしょう。だから、同じ職場で毎日顔を合わせている人と、そんなことができる。で、わたくしの経験からすると、モテる人間は好きな人に「どういう人がタイプ?」とは聞きません。そういう質問をする人は大体、モテないというか、フェロモンが低めの人ですかね。だから、そこを基準にするのはやめましょう。てか、状況を変えたいなら、サクッと「私たち、付き合ってるよね?」って聞いちゃえばいいし、そこで「付き合ってない」って言われたら、「じゃあ、付き合って」って言えばいいだけでは? だって、あんなことまでしてる仲なわけでしょ? そんなことも言えないで、そんなことまでしてるって、逆に不健全では? そんなことで悩むのもカラダに悪いし。ただ、お相手がはっきりしない理由は推測だけど、ご相談者さまを結婚相手として見られるかどうかで迷っていて、だから「付き合おう」とは言えないっていうのがあるんじゃないかな。まあ、お互いいい大人なわけですよ。社内なわけですよ。ご相談者さまにとってより、彼にとっての方が「付き合う」っていう意味が重いんでしょう。社内で付き合う=結婚、みたいな。で、はっきり言って、ご相談者さまのことは異性として惹かれるものがあるから、そういう関係にはなってはいるものの、「結婚してください!」ってなるほどの決め手がまだないってことなんでしょう。あとは彼側の問題で経済的なことや家族のなかでのこととかがあって、「付き合うっていうと結婚って話になっちゃうけど、結婚する覚悟はまだないし」っていう感じなのかもしれません。そこだけは覚悟しておいてもいいのかも。ただ、彼には今の関係を変えるつもりがないわけだから(はい。変えるつもりなら、もっと態度をはっきりさせてます、必ず!)。であれば、変えたい方が行動するしかないわけで。だから、聞いちゃいましょう! たぶん、その感じだと今ぐずぐずしてても、ほかに彼女もいないんだろうし、そんなにモテるタイプでもないから、押して押して、押し続ければ、なんとかなりそう。だから、断られたとして、それでも付き合いたかったら、「じゃあ、どうすれば彼女にしてくれる?」って聞いたりして、好き好き言って、かわいく押し続ければいいんじゃないですかね?応援してます!【お悩み募集しています。こちらからどうぞ!】※マガジンハウスの会員登録をしていただくことになります。藤島佑雪(ふじしま ゆうせつ)元リアル銀座のクラブのホステスを経て、占い師・開運アドバイザー。著書に『元銀座ホステスが教える強運!美女になる方法』(文藝春秋社刊)。anan web上の銀座『クラブ佑雪』オーナーママとしてお悩み相談「クラブ佑雪」、『TABI LABO』で「目覚めよ! 恋愛力 藤島佑雪のLOVE占い」など連載多数。©Wavebreak/Gettyimages文・藤島佑雪 イラスト・小迎裕美子
2022年08月15日気になる男性がいていい感じではあるものの、なかなか付き合うところまで発展せずに悩んだことはありませんか?男性はどういう時に、女性と付き合おうと決心するのでしょうか。男性陣に「現在の彼女と付き合ったきっかけ」を教えてもらいました。たまたま二人きりになって…「今の彼女はもともと同じ会社の同期なんです。まだ付き合う前の話ですが、仲の良い同期の男女4人で休日に遊ぶ約束をしていました。ところが他の二人が体調不良でドタキャンして、僕と彼女の二人きりで会うことに…。想定外のデートをすることになったものの、前から彼女のことは可愛いなあとは思っていたので、嬉しかったんですよね。その日もお互いすごく楽しくて、それを機に『俺たち付き合おうか…?』と言って付き合い始めました」(29歳/IT)お互いになんとなく“いいなあ”とは思っているものの、なかなか進展しない場合、きっかけを掴み損ねているのかもしれません。友達としての関係が長い場合などは、特に難しいですよね。自然に二人きりで過ごせる機会を作れると、男女として意識しやすくなり、二人の距離が一気に縮まるかも。今までの恋愛に懲りた結果…「20代の頃からずっと面食いで、外見で女性を選んでばかりいました。美人だけれどとんでもなくワガママな女性に振り回されてきたので、恋愛はもう懲り懲りだったんです。そんな矢先に出会った今の彼女は、それまでの彼女とはタイプが正反対。落ち着いているところや自立しているところがすごく魅力的に見えて…。年齢的にも結婚を意識し始めていたので、付き合って結婚するなら彼女のような女性がいいなあと思いました。20代の頃に知り合っていたら惹かれなかったかもしれませんが、タイミングが良かったと思います」(33歳/メーカー)結婚を意識するようになると、それまでとは全く違うタイプの女性を選ぶという男性は意外と多くいます。無意識のうちに、彼女に求めるものとは別のものを妻に求めているのかもしれませんね。積極的な彼女に根負け「何度かデートはしたものの、なんとなく決め手に欠けてズルズル会い続けていました。すると4回目のデートで彼女の方から『私のことどう思ってる?ナシじゃないならお試しでもいいから付き合って!』と告白されたんです。ほとんど説得されるような形で付き合ってしまいましたが、意外と相性も良く、気づけば1年以上一緒にいます(笑)」(28歳/飲食関係)男性のタイプによりますが、もしも彼が押しに弱いタイプの場合は、思い切ってこちらから気持ちを伝えてみるのもアリ。特に優柔不断な性格の男性は、自分で決断するのが苦手なので「試しに付き合ってみようよ」と提案してみるのも一つの手かもしれません。もちろんリスクはありますが、ダラダラとデートを繰り返していても時間は過ぎていくだけ。一か八かの勝負に出てみては?以上、男性が「付き合おうと決めたきっかけ」を紹介しました。付き合うのにはタイミングが重要とは言いますが、ただ待っているだけではチャンスは掴めません。きっかけは自分で作るもの。勇気を出して積極的にアプローチしてみましょう。©FluxFactory/Gettyimages©FXQuadro/Gettyimages©Michael Heffernan/Gettyimages文・小澤サチエ
2022年08月14日好きになった彼をその気にさせて、トリコにしてしまう女性っているものです。彼女たちは恋愛上手で彼のことを理解しているからこそ、本命の女性になることができるのでしょう。そこで今回は、気になる彼に振り向いてもらえるテクニックをご紹介します!■ 駆け引きのバランスはほどよく♡恋愛の駆け引きは、押し引きのバランスでできています。「愛されたい」と思って彼におねだりをしていくと面倒くさい相手になってしまうこともあります。ときには彼に甘えさせてあげる瞬間を作ったり、仕事で疲れている彼を労ってあげたり、押し引きのバランスを考えるといいでしょう。相手の様子を見ながら臨機応変な対応を心がけてみてください。男性に「分かってる」と思わせることができれば、どんどんあなたにのめり込んでいくことでしょう。■ 小さなサプライズをするなんでもない日でも、「これ、好きだったよね?」といった感じでプレゼントを渡されると誰だって嬉しいものです。小さなサプライズが嫌いな人はあまりいないでしょう。だからこそ、彼に小さなサプライズをしていくと彼からも愛される女性になっていくことができます。たとえば、「最近、お仕事忙しそうだよね」といって、目の疲れが取れるアイマスクをプレゼントしたり。「たまにはリラックスしてね」とお酒をごちそうしたり……。彼は喜んでくれるでしょう。こういった些細な気遣いが、彼をトリコにしていく秘訣です。■ 感情表現豊か!表情の変わらない人よりも、楽しいときには思いっきり笑って、悲しいときにはしっかりと悲しい顔をする人に親近感を抱くもの。そのため、人に弱みを見せないようにしている人よりも、素直で本音を打ち明けるような人の方が好かれる傾向があります。これはカップルにも言えること。いつもムスッとした表情でいる彼女よりも、コロコロと表情が変わって感情を表に出す人の方が男性をトリコにするわけです。同性からみるとあざといくらいの方が、男性には刺さりやすいといえるでしょう。■ 恋愛テクを小出しにする♡小さなテクニックを持っているのも効果的。たとえば、彼に自然とボディタッチを行うことができたり、付き合っていても彼には見せない部分を作っておいたり。そんな、日常のシーンに活きるちょっとしたテクニックを身に着けておくといいでしょう。大きなテクニックであることは必要ありません。一緒にいて楽しいと思える程度でいいので、小さなテクニックをたくさん身につけている人の方が男性を楽しませることができるでしょう。■ モテテクは多いほど強い!恋愛テクニックは一つや二つ、身につけているだけではそれほど効果を発揮しません。より多く身につけて、色々な場面でテクニックを使っていくことで印象アップにつながります。ぜひ参考にしてみてくださいね。(草薙つむぐ/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2022年08月13日気になる彼との距離を縮めるのに、LINEは本当に便利なツールです。しかしアプローチの仕方を間違えてしまうと、親しくなるどころか逆に引かれてチャンスを逃してしまうことも…。今回は男性陣に「本命彼女にはしたくない」と感じた女性からのLINEを聞いてきました。押しが強すぎるLINE「合コンで出会った女性から食事に誘われたんですが、その時はちょうどかなり繁忙期だったので、『仕事が落ち着いてからでもいいかな?また連絡するね』と返信したんです。それなのに翌日の夜にまたLINEが来て、『仕事、落ち着いた?いつなら会えるの?』と聞かれて引いてしまいました…。積極的な女性は魅力的だと思いますが、こちらの都合を無視してグイグイ来られると、逃げたくなりますね。仮に付き合ったとしても合わなそうだな…と思ってしまいます」(29歳/IT)女性から積極的にアプローチしたり、自分からデートに誘うことはもちろん悪いことではありません。ただし相手の事情を無視して間髪入れずに攻めるのはNG。追われすぎると逃げたくなるのが人間の性です。特に相手の反応が微妙だと感じる時は、一方的すぎるアプローチにならないようにしましょう。どうでもいい内容の長文LINE「付き合っているわけでもないのに、自分の近況報告を長文でLINEしてくる女性が苦手です。僕自身、LINEは用件のみで済ませたいタイプ。話したいことがあれば直接会って話せばいいと思っています。それなのに一方的に自分の話ばかり送ってこられると、正直どうでもいいな…と思うし、なんだか空気が読めない人に見えて会う気が失せてしまいます」(30歳/メーカー)LINEで相手の気持ちを掴むために大切なのは、テンポやリズムを合わせること。例えば相手が用件のみの短文派ならそれに合わせて、ダラダラと長い文章は送らない方が印象は良いです。逆に彼がマメで長文を送ってくるようなタイプなら、こちらも丁寧に返信してあげるのが良いでしょう。LINEのやり取りがテンポ良く進むと、相性が良さそうだと彼に思わせることができます。ただし相手に合わせるあまり、無理してそっけない態度を取る必要はありませんので、素直さは常に忘れずに。明らかに駆け引きされると萎える「女性が駆け引きをしているのが透けて見えると、かなり萎えますね。ある女性から、一時期はLINEが頻繁に来ていたし、僕からのLINEにも即レスだったのに、いきなり既読スルーされるようになって。でもしばらくそのままにしていたら、結局向こうから連絡が来たんですよね。『もしかして駆け引きされていたのかな?』とガッカリしました」(33歳/広告系)彼の気を引きたくて、ついつい駆け引きをしてしまう女性は多いです。しかし男性は意外と敏感。駆け引きしていることに気づくと余計に気持ちが萎えてしまうので、よほど恋愛テクニックに長けた人以外は、下手な作戦は立てずに素直なアプローチが吉。以上、男性が「本命彼女にはしたくない」と感じた女性からのLINEを紹介しました。長文LINEやあからさまな駆け引きLINEなど、自分では気がついていなくても意外とやってしまうもの。恋をするとつい前のめりになりがちですが、一歩立ち止まり、受け取る側がどんな気持ちになるのかを考えられると、彼とのコミュニケーションもうまくいくはずですよ。©yacobchuk/Gettyimages©franckreporter/Gettyimages©caracterdesign/Gettyimages文・小澤サチエ
2022年08月11日彼が好きだからいろいろ応援しているのに、気づいたら全然良いことがない。何なら、付き合う前よりダメ男になっているかも。そんなジレンマを抱えている女性はいませんか。献身的な女性ほど、彼のために何かできることはないかと探すものですが、サポートの方法を間違えると、彼がダメ男になる可能性すらあるんです。どんな方法がよいのか、紹介していきます。実は彼をダメにするサポート方法とは【おおしまりえの恋愛道場】vol. 183彼のことが大好きだからもっともっと彼のしたいことを応援したい。優しい女性ほど、こう考える人も多いものです。しかし、彼のことをいろいろ応援してみると、気づいたら相手がなんだか前より横暴になってしまったり、ダメ男になってしまったりしているケースはありませんか。実はそれは、彼へのサポートの仕方が間違っているんです。今回は彼をダメにする彼女の応援について、原因と対処法をご紹介します。人間関係は無意識でパワーバランスを保とうとする解説の前に、そもそも人間関係の特性について1つお伝えしておきます。それは、人と人には無意識にパワーバランスを取ろうとする性質があるということ。相手がだらしなかったら自分がしっかり者になるとか、相手が何も知らなかったら自分が教える側に回るとか。こうした役回りを人は無意識に感じ取り、自分の役割を変化させバランスを取っています。恋愛関係に置き換えると、気づくと彼氏がダメになっているケースとは、実は彼女であるあなたの行動に彼をダメにさせる要素があるかもしれません。原因1.頼まれていないサポートを先回り最初にご紹介するのは、いわゆる「おせっかい女房」に例えられるケースです。相手のことを思って女性がいろいろしているのに男性がダメになっていく。このケースの場合、男性からすると、やりすぎやおせっかいになっていることがあります。親子に置き換えて考えるとわかりやすいのですが、子どもが望んでいないことを親が先回りしてするのは過保護で良くないと言いますよね。その結果子どもは親に依存的になるとも言います。これをカップルに置き換えたのが、このおせっかい女房のケースです。今彼を応援している自覚がある女性は、今までの行動をちょっと振り返ってみてください。今までしたサポートは、彼が望んでいたからした行動でしょうか?それとも彼を思って自分が先回りして提案したことでしょうか。後者ならそれは彼の自立心を削ぎ、あなたに依存するようなダメな方向に向かわせているかもしれません。原因2.サポートのつもりが相手のご機嫌を取っている「彼のためになりたい」その気持ちが時に歪み、「彼の邪魔になりたくない」「彼には嫌われたくない」といった弱気なものになっている女性がいます。こうした気持ちを原動力に彼を支えていると、相手はもれなくどんどんワガママになっていきます。先程お伝えした人間関係のパワーバランスに乗せて考えると、彼に嫌われたくないという気持ちは、彼の下に立つようなもの。つまり上下関係を作ることであり、男性側が横暴な態度になる要因を作り出しているのです。こうなってしまったら、まずは今までしていた相手のための行動を一旦ストップした方がいいでしょう。そして自分の行動を1つ1つ見返し、「相手に嫌われない」ではなく「自分がしたいと思った行動」だけをするようにします。目に見えないからわかりにくいかもしれませんが、相手に嫌われたくないからする行動というのは、言い方を変えれば相手に媚を売っているようなもの。その意図が相手に伝わっていると、相手の役に立っていたとしても、受け手はどんどん横暴でワガママになっていくのです。彼を応援したいと思うからこそ、少しだけ彼と距離を取る。勇気を出してチャレンジしてみてください。原因3.相手を高めるフリして自分を高める最後は、相手のためを思ってしている応援が実は自分のためが原動力になっていたという話です。たとえば、彼を応援している自分が好きとか、自分の彼はもっと素敵な人になってほしい。こうした気持ちが強いまま相手を応援すると、それはもれなく、彼のためではなく彼を通した自分のためにしている行動になります。この気持ちで彼をサポートすると、相手にとって本当は求めていない情報や手助けが増え、相手はあなたのことをうっとうしく思ったり、逆にコントロールされている感覚を覚え、やる気を失っていったりします。あくまでも相手のペースと希望を考慮し、応援するときは相手の希望に寄り添うことが大切です。行き過ぎたケースでは、相手を応援しながら自分を高めたいと思うあまり、結果として彼と自分の競争関係が生まれることがあります。彼を応援していたら仕事で成果を出し始め、なんだか彼女は嫉妬心が湧き出したといったケースがこれに当たります。どちらかと言えば、仕事を頑張る女性に多いかもしれません。まず彼は彼、自分は自分と、どんなに仲が良くても別の存在であることを改めて自覚していきましょう。彼の成果は彼の成果。自分の評価にはつながらない。彼の頑張りの責任は彼にあるし、彼がしたいようにするべきこと。こうした自分と彼を切り分けたスタンスが取れれば、恋人を自分の一部として見るような視点は働きにくくなります。その上で、純粋に相手を応援したいと思ったら、見返りを求めず、相手が必要としている行動をしてみましょう。彼を応援していたつもりが、気づいたら応援する前よりダメになっている。そんな悲しいケースを改善させる方法について、原因と解決方法をご紹介しました。人は好きだからこそ、頑張りすぎたり、相手に介入しすぎてしまうんですね。バランスが難しい部分もありますが、筆者は常々「風邪薬は本人が風邪を自覚し、欲しいと言うまで渡してはいけない」と例えてお伝えしています。風邪薬を相手が風邪と気づく前に渡すと、本人は「これが風邪だ!」と知る機会を失います。本人が風邪だと言ったから薬を渡すと、「風邪の対処法」を自分で探して解決する機会を失います。本人が風邪だと言っただけで薬を渡しても、本当に求めていたものは暖かいお布団かもしれません。先回りすることで、ニーズの不一致を生み出してしまいます。本人が「欲しい」という行動が出るまでは、できる限り見守ること。そのうえで、適切な要求があったら、適度に満たしてあげるところから応援は始めていけたらいいでしょう。おおしまりえ/恋愛ジャーナリスト10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。©LaylaBird/Gettyimages©LaylaBird/Gettyimages©ShotPrime/Gettyimages文・おおしまりえ
2022年08月11日本命彼女に見られやすい女性にはやっぱりモテる特徴があります。しかもそれは意図的に作られたものではなく、無意識の行動が多いでしょう。具体的にどんな特徴があるのか詳しく見ていきます。適切な距離感でコミュニケーションできる恋愛上手の条件はいくつかありますが、「適切な距離感で接すること」は重要度が高め。人間関係は出会いから始まり、言葉を交わして段々と仲良くなっていくものですが、その流れをスムーズに作り出せる人は恋愛対象になりやすいでしょう。相手を警戒させずに懐に入れるので、気づいたら何でも話せる仲になっていた……という状態を自然と作れるのです。逆に、距離感をはかるのがあまり得意ではない人は、知り合って間もないのに踏み込んだ話をしたり、口頭ではほとんど話さないのにメールやSNSのDMでは絡みたがったりと、相手を敬遠させる行動を取りがちです。「大して仲良くないのになぜ?」「何が目的なんだろう?」と思わせることをしてしまうでしょう。イエス、ノーがハッキリしている男性から「いいな」と思われやすい女性は自己主張がハッキリしています。これは言動が強めということではなく、イエス、ノーが明確で付き合いやすいという意味です。良かれと思って「どっちでもいいよ」「好きにしていいよ」と言うなら逆効果。実は男性は困っていて付き合いづらさを感じるでしょう。逆パターンを想像してほしいのですが、たとえば食事に行くときに「なんでもいい」と丸投げされると困りませんか?せめて候補をいくつかあげてほしいと思うはずです。対等な関係を築ける年齢差や立場の差があっても、対等に向き合おうとする女性は好感度が高いでしょう。卑屈に下手に出る人は、「そんなに恐縮しなくていいよ」というフォローがつねに必要で手間がかかりますし、上から目線の人は当然ながら付き合いづらく感じます。相手を尊重しつつ、いろんな意味で気を遣わせることなく振る舞える人は、とりあえず親しみやすいのです。違和感なく会話が弾めば、「いい人だな」と好意的な感情を抱くはず。人として気持ち良く付き合えることは恋のきっかけになるでしょう。リアクションがスピーディで柔軟口頭での会話やLINEなどのメッセージのやり取りで、リアクションが早く柔軟な受け答えをする人は本命に見られやすいでしょう。「話していて楽しい」「充実したコミュニケーションが取れる」というのは、恋が始まる重要な手がかりになります。打てば響くような会話、表情の豊かさは好かれる条件になるのです。ただし、ここで言う柔軟な受け答えとは、男性にとって都合の良い返事をすることではありません。イエスマンになるから好かれるわけではないし、好きな人の色に染まって好かれてもいずれ自分が苦しくなってしまうはず。大切なのは反対意見を言うときで、「あなたの考えも一理あるね。私は違うけれど」と肯定と自己主張を同時にできれば、何を話しても好印象を与えられるでしょう。恋愛対象に見られやすくなります。恋愛とは結局、人間関係恋愛とは結局のところ人間関係で、友人や仕事仲間と仲良くするようにコミュニケーションが必須です。どんなに好きでも、言葉による直接のやり取りがなければ親密な関係にはなれないでしょう。それを無意識のうちに踏襲した行動を取るのが本命彼女に見られやすい女性です。社交性がそもそも優れている場合もありますが、相手のことを考えてコミュニケーションを取るという意識が根付いているのでしょう。男性が本命視するのは、異性としてはもちろん、一人の人間としても気持ち良く接することができる人です。外見だけで気を惹いても本気で愛されるかどうかは微妙なはず。親近感があって一緒にいて楽しい女性とは自然と距離が縮み、「いいな」と思われるようになります。内面から男性を惚れさせて本命彼女になるのです。©Ranta Images/Getty Images©skynesher/Getty Images©PhotoAlto/Frederic Cirou/Getty Images文・沙木貴咲
2022年08月08日素直に甘えればいいのに、それができない。恋愛をしているとこんな悩みを抱くことがあります。甘えるってそもそもどうすればいいの?甘えることにすごく抵抗感がある。そんな人は、今日ご紹介する3つの原因と解決方法が役に立つかもしれません。彼に甘えられない人、必見!素直に甘えられない女性ができる解消方法【おおしまりえの恋愛道場】vol. 182彼にもっと甘えられたらいいのになぁ。そんな気持ちを隠しながら、何でも自分でやってしまう女性はけっこう多いものです。よく「甘え上手は末っ子や一人っ子タイプ」といったきょうだい構成の話も出ますが、じゃあ長女や真ん中の人は一生甘えられずに生きなくてはいけないのでしょうか。実は、甘え上手と甘えベタを分けるには、3つの心のネックが関係しています。彼に自分の気持ちをもっと素直に伝えたい、そう思う女性は、ぜひ心のネックを取り外し、コミュニケーションのやり方を変えてみましょう。甘えベタタイプは3つある甘えられないのは生まれつきの性格だから。そう思っている人もいるかもしれません。でも、解説に入る前にその性格は変えられるものであるとお伝えさせてください。そもそも、甘えるに限らず、人の性格の多くは普段のコミュニケーションのクセからできあがっています。つまり、甘えベタを自称しているなら、甘えるのが下手になる理由が、普段のコミュニケーションや思い込みに隠れているんです。今回はよくある甘えベタにありがちなコミュニケーションのクセや思い込みを、解決方法とともに3つご紹介します。甘えベタ1.しっかり者が正解と教えられてきたしっかりしていることが正解と周りから求められ続けていたタイプ、いわゆる長女タイプと呼ばれる女性はここに当てはまります。彼女たちは物心ついたときから「しっかりして!」「自分でなんとかして!」「もう子どもじゃないんだよ!」といった自立を求められてきました。何かお願いする際も甘えた態度を取ったら「ちゃんと言葉で言わないとわからないよ」と、行動を正されたりしたかもしれません。幼少から強く自立心を求められ続けると、「自分でしっかりやるのが正解」という価値観ができあがり、それと比例して甘えベタになってしまいます。こうした女性が甘えベタを卒業するには、まず自分の中にある「自分で何でもちゃんとするのが正解」という価値観があることを認め、それを手放していくことから始めましょう。小さい頃に大人から刷り込まれた価値観は、気づけば自分の中の当たり前になっているもの。それをまず見つけて無くしていくことで、だんだんとフラットな心の状態になれ、甘えるという行動も取れるようになっていきます。甘えベタ2.相手にウザがられる恐怖が大きい甘えるという行動は相手にちょっぴり依存する行為ですから、断られるリスクと隣合わせです。甘えベタの原因2つ目は、この断られるリスクが人より大きく感じているせいで、甘えられないという問題です。それはまるで、自分の足に重しがつけられているようなもの。彼に甘えたいなーと思っても、この心の重りによってしたい行動が取れないのです。こうした原因を抱えた女性は、まず自分の中に相手に断られる怖さがあることを自覚しながら、心を行動でアップデートしていくのが良いでしょう。まずは「断られなさそうなお願い」から他者に甘えていくことで、「あれ、断られないぞ」「そんなに怖くないぞ」という経験を積み重ね、自分の中の恐怖心を小さくしていくのです。またお願いをした時、最初は胃が縮こまるような感覚があるでしょう。この時、恐怖とともに自分の体にどんな変化が起きているのかを味わい、恐怖心から行動にもどんな影響が出ているかを見ていきます。可能ならこれら変化をメモに残しておけると良いのですが、そこまでしなくても自分を観察していくことで、漠然とした怖さは変えていくことができます。だんだんと繰り返すことで、習慣として身についた恐怖心は緩み、甘えベタ行動も変わっていきます、気づいた時には、自然と相手に甘えることができるようになっているかもしれません。甘えベタ3.甘え方を本当に知らない最後は、そもそも論として甘え方を全く知らないことが原因の甘えベタです。そんな人いるの?と思うかもしれませんが、人は見たり経験したりしたことじゃないと、実践できないだけでなく、そもそも存在を知らないということがあります。たとえば、親やきょうだいに甘えるコミュニケーションが全く無い中で育っていたり、気づいた時から大人のように自立した振る舞いを見せられていたりした場合は、甘えるという手段があることすら感覚的に認められていなかったりします。こうした環境にいると、その人の中には甘えるという行動にはどういったことがあるのかが具体的にわからず、実際に行動に起こせないという苦しさがあります。この場合まず自分が思う、甘えるという行動を取っているロールモデルを見つけるところから始めましょう。身近な同性でもいいですし、無邪気な子どもをじっくり観察するのでも良いです。自分にとってのお手本をじっくり見ていると、どういう時にどんな甘え方をしているのか、どうすれば素直に相手に気持ちを伝えることができるのかがわかっていきます。これは専門的には「代理経験」と呼ぶのですが、自分にとってできそうと感じるお手本を観察することで、行動に起こす前から自分でもできそうだな〜という自信をつける効果があります。漠然と「甘えるってなんだろう?」と思っている方は、このお手本を見つけるところから始めましょう。甘えベタな女性が無理なく自分を変え、彼にもっともっと甘えるための原因と解決方法をご紹介しました。甘えるに限らず、人ができないことって、大体は才能とか性格とかじゃなくて今までの知識や習慣がそうさせないようにしていただけなんです。心と行動を適切に知っていくことで、自分をもっとアップデートし、より愛される恋愛をしていくことができますよ。おおしまりえ/恋愛ジャーナリスト10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。©Westend61/Gettyimages©Westend61/Gettyimages©Aja Koska/Gettyimages文・おおしまりえ
2022年08月04日本命女性とLINEをしているときには、嬉しさや喜びがついついあふれ出してしまうものです。いつも楽しそうにLINEをしてくれる男性は、あなたに対する思いがそれだけ強いということかも。そこで今回は、「男性が本命女性に送るLINE」について紹介していきます。その1.「何かあったら言って」と言う「『俺にできることがあったら何でも言ってね』とか、カッコつけて言っちゃいますね。やっぱり好きな女性からは頼りにされたいって思いがありますから」(30代・男性・IT)好きな女性に対して男性は、少しでもいいところを見せたい、頼りになる人だと思ってもらいたいという気持ちも強いです。「何かあったら言ってね」「なんでも相談に乗るよ」「いつでも手を貸すよ」などとLINEで言ってくるのは、まさに頼りにしてほしいというアピール。気になる男性には、遠慮せず適度に頼るようにすると、二人の信頼が深まっていくはずです。その2.「共感」が多い「とにかく共感を示すようにしています。『わかるよ』『同じ考えだよ』ということをアピールするのは、仲良くなりたいっていう気持ちがありますね」(20代・男性・金融関係)“共感”してくれる相手のことは、自分の味方や良き理解者として認識するようになりやすいはず。だからこそ「俺は君のことをわかっているよ」とアピールをするために、共感を示す男性もいます。相手に寄り添うことで、グッと距離を縮めようという狙いもあるのかもしれません。その3.どんな話でも「広げる」「気になっている女性とLINEをしているときは、どんな話でも盛り上げようと頑張りますね。まったく興味がない話であっても、そんな素振りは一切見せずに無理やり食いつきます」(30代・男性・広告代理店)好きな女性とだったら、会話をしていること自体が楽しくて仕方がないので、どんな話だって広げようとするもの。適当に流したり、簡単な相づちだけで済ませたりせずに、いつもいい反応を見せてくれるのなら、あなたとLINEができるのが本当に嬉しいのでしょう。優しさをさりげなく見せてくる男性は、好意のアピールだけでなく、あなたのことをとても大切に思っているという証拠でもありますよ。次回の「男性が本命女性に送るLINE」もお楽しみに!©Tim Robberts/gettyimages文・山田周平
2022年07月31日この人と結婚したい。そう思ったけど、先々の話し合いがスムーズにいかない時があります。今回は実際の話をもとに、結婚に赤信号が灯ったケースから、どのような対処法をすれば回避できるのか考えてみたいと思います。結婚はこの人しかいないけど…決断に迷いがあるなら、ここを詰めよ!【おおしまりえの恋愛道場】vol. 181交際期間が長くなってくると、「結婚はこの人だな」といった意識が高まってくるものです。プロポーズこそまだでも、結婚後の生活や子どものことなど、将来の希望を話し合っているカップルもいるでしょう。でも、そうした話をすることで、「あれ?」という違和感が生じるケースがあります。たとえば、自分の中では結婚願望は高まっていても相手がどこまで考えているかわからなくて不安になるとか。たとえば、彼のことは好きだけど将来の希望が全然あっていないとか。はたまたお互い本気の恋愛ではあるけれど、結婚の話自体が思うようにできていないとか。こうした温度差に、今後どうするべきか悩む声は耳にします。今回は彼との未来を考えたとき、どうやって話をしていったら良いか。よくある悩み別に、具体例とともにご紹介します。大好きな時ほど現実的な話をしたほうがいい具体的なエピソードと解決策をご紹介する前に、前提としてなぜラブラブな時期からこうした真面目な話をしたほうがいいのかお伝えします。それは、交際が盛り上がっている時期ほど、今の楽しい時間を味わうことに夢中で意思疎通が軽くなりすぎる傾向があるからです。でも、大好きな時ほどお互いに気持ちにも状況にも余裕がありますので、結婚や将来といった真面目な話をしたほうが建設的なやり取りができることが多いのです。結婚の熱量が違った!恋愛がしたかったバツイチ彼氏それでは、筆者が以前聞いた具体的なエピソードとともに解決策をご紹介します。最初は、あるバツイチ彼氏と付き合っていた女性の失敗談から。彼女は4つ年上の男性と結婚を意識した恋愛をしていました。とはいえ、「結婚を意識」していたのは彼女だけ。彼もそういう真面目な話になると「ずっと一緒にいたいくらいには好きだよ」といった曖昧な返答にとどまっていました。しかし、彼との交際も2年ほどになった頃、そろそろ次のステップにと思った彼女は今後について問いかけると「俺、結婚する気あるなんて言ってないよね」「俺はキミのことは好きだけど、結婚はもうする気がない」と、結婚しないの一点張り。彼女は2年間かけた関係がガラガラ崩れるような感覚とともに、結局話し合いもそこそこに彼と別れることにしたそうです。ガチンコで話し合ってみたら結婚する気がなかった。こうした話はよく耳にします。対処方法の1つは、まず時間をムダにしないためにも、意志のイエス・ノーだけでも交際序盤に確認はしておきましょう。その上で、改めて彼との人生を考えるのであれば、相手の本心を丁寧に聞き、結婚に対してノーの理由を解消できるのか、一緒に考えていければ光は見えてきます。別の事例ですが、以前「結婚はまだいい」と言っている彼と付き合っていた女性は、彼の「まだいい」が仕事の不安定さにあることを知り、自分が今の会社で昇進すること、また会社員である自分と一緒に住むことで、より安定感が増すことを時間をかけて説き、結婚までたどり着いた人もいました。ノーの理由には解消できるものとできないものがありますが、まず早めに理由を知ること。そのうえでどう改善できるかどうかを、考えてみましょう。方向性が違った!実は専業主婦願望だった彼氏結婚生活の理想のカタチは、人それぞれ違うものです。ある女性は彼と結婚について話し合いを進めたところ、「俺の理想は、結婚したら妻には家庭に入ってもらいたい」と真正面から言われました。今の時代には逆に珍しいタイプではあるものの、仕事に限らず、住む場所や子どもの有無など、理想の結婚生活のカタチが大きく違うケースはよくあります。今回のケースは、「でも2人で働けば収入も安定するし、子どもができるまでは共働きにしよう」といった答えが出たそうです。しかし、なんとこのカップルは子をもうける前に離婚を選択したのでした。その理由は、結婚したら共働きでも家事が全部女性側の仕事にされたから。女性からしたら、今ですら家事は全部こちら任せの状態なのに、結婚後はさらに育児も女性の仕事になり、さらに仕事もやめろと言われることが予想され、それなら結婚生活にも良いことがないなと感じたそうです。こうした不一致による離婚(もしくは結婚までたどり着かない)を避けるには、前提として不一致を無理やり収めないことが大事です。今回でいえば、専業主婦希望を収入という理論で無理やり納得させたカタチですね。なぜダメなのかというと、人が何か希望する裏側には、本当に満たしたいニーズが隠れているからです。今回であれば「家事を全部やってほしい」というニーズです。これを理解し、ニーズの解決を前提に話し合いをしていかないと、結局働いても家事は女性側に押し付けられるといった、新たな不満が出てくるわけです。結婚前のカップルであれば、1つ1つの理想を聞きながら、その理由も丁寧に耳を傾けること。自分とは違うカタチを望んでいるときほど、丁寧にその理由に耳を傾け、何か建設的な解決方法がないかを模索するのがいいでしょう。子どもが欲しくない!埋まらない溝がある彼氏最後は、女性にとっては大事な問題であることも多い、子どもの希望についてです。彼女は3年付き合った彼と早く結婚したいと願っていました。その理由は子どもが早く欲しいから。ですが彼にその希望を伝えても「結婚する気はあるけど子どもは授かりものだから」の一点張り。何度話し合っても2人の溝は埋まることがなく、ただ結婚についてはお互いの両親を紹介し合い、話が進んでいったといいます。結果を先に言うと、このカップルは結婚を待たずして別れることになりました(女性側が別れを切り出した)。なぜ別れることになったのか聞くと、結婚はできてもその先に苦労がありそうだから、とのこと。彼女の中では結婚と妊活はワンセットではあったものの、今の彼の態度を見る限り、結婚したら妊活に向き合ってくれるタイプとも思えず、そう感じたら進む結婚話にも違和感を覚えたそうです。現代は4人に1人が何らかの不妊治療をする時代と言われています。しかし、こうした知識がない男性も多く、未だに「子どもは自然の流れに任せるべき」と考える人が多いのも事実です。大事なのは、このような意見の不一致が起きたとき、知識や意見をアップデートする余地がどの程度あるかを“なるべく早く”見極めることです。もちろんこれは、相手にばかり望むべきことではありませんが、どうしても譲れない意見(今回であれば子ども)があるのなら、そこは後回しにせず、丁寧に話し合い、相手の態度や考えを見ておきましょう。結婚を考えたけれど違和感を覚えたケースを3つ、実例とともに対処法をご紹介しました。基本は話し合いしかないのですが、話し合うタイミングや何に気をつけて話し合うかで結果は変わっていきます。ぜひ彼との未来が明るいものになるよう、前向きな話をしていってください。おおしまりえ/恋愛ジャーナリスト10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。©Gary John Norman/Gettyimages©gmast3r/Gettyimages©Cecilie_Arcurs/Gettyimages文・おおしまりえ
2022年07月28日恋愛対象に見られやすいだけでなく、本命彼女に求められる女性には特徴があるようです。それは外見の良し悪し、年齢は関係ありません。普段からどんな行動を心がけているかがポイントになるでしょう。「楽しまなくちゃ損」と考えるモテポイントの定番といえば「笑顔」ですが、そんなの知ってると言う女性がほとんどでしょう。確かに、マッチングアプリを開けば「笑顔がステキな女性が好みです」と自己紹介に書く男性が山ほど検索できます。じゃあ、世の女性たちはつねに笑顔を心がけて恋活・婚活しているのかというと、そこまで徹底していないと感じます。「わかっちゃいるけどやってらんない」が本音で、いつもニコニコできる人を不思議に思うかもしれません。というのも、いつも笑顔でいるには自然と笑みが浮かぶマインドが必要で、心が整わなければ愛想笑いをするしかないからです。いつもニコニコしている女性は無理に笑っているのではなく、「何だって楽しまなくちゃ損」と考えています。笑えない時間が続くと退屈なので自分から楽しいことを探すんですね。楽しいことに貪欲なると自然と笑顔が多くなり、男性に好印象を与えるようになるでしょう。自分と他人の境界線をハッキリ本命として愛されるには、心地良い関係を築いて好きな人を安心させることが大事。精神的に不安定な女性は、男性の目に「扱いに困る」「振り回されてしまう」と映ってしまい、どうしても苦手意識を持たれるでしょう。つまり、精神的に安定した状態を保つとは好きな人を安心させることにつながるのですが、そのポイントは「自分と他人の境界線がハッキリしているかどうか」です。私は占い師で恋愛相談をたくさんお受けしますが、恋につまずくときの原因は適切な距離感をはかれていないことが多いです。好きな人のプライベートに踏み込みすぎたり、逆にお互いの歩み寄りが足りなく大事な話をしていなかったり。前者が圧倒的に多いのですが、“親しき仲にも礼儀あり”を見失ってしまうのです。恋愛上手な人はそのあたりがつねに冷静で、「ここまでは口を出すけれど、これ以上は言わない」「気にはなるけれど、それはアナタの問題よね」と区切ることがうまいです。時間をムダにしない笑顔が多くポジティブな女性はモテますが、そんな人だって落ち込むことはあるでしょう。ずっと順風満帆な人なんていませんし、愚痴を吐きたくなるときもあるはずです。でも、落ち込んでネガティブにハマるか、気分が沈んで動けない状態を時間のムダと考えるかで恋の仕方は変わってきます。「命短し恋せよ乙女」とはよく言ったもので、一年経てば確実に年齢をひとつ重ねるのです。時間は有限で、恋愛しやすい年齢や結婚適齢期はやっぱりあるでしょう。たとえ彼氏とうまくいかなくて別れたとしても、悲しみを何か月も引きずって叶わぬ復縁を望み続けるより、仕方ないと気持ちを切り替えて新しい出会いを求めたほうが幸せになるのは早いはず。感情にとらわれず、限りある時間を上手に使って幸せを望めば、紆余曲折あっても本気で愛してくれる男性とめぐり会えるでしょう。自分の気持ちをきちんと伝える先ほどお話したように、私は占い師でさまざまなお話をお伺いするのですが、もっとも多いのは「好きな人の気持ちを知りたい」です。そして、そのご相談の根幹にあるのは「好きな人に本音を聞けない」であり、「思うように自分の気持ちを伝えられない」というお悩みが必ずと言っていいほどついてきます。恋愛は結局のところ人間関係なので、良いお付き合いをするにはコミュニケーションが欠かせません。「私のことどう思っているの?」「私はあなたのことをこう思っているよ」という会話は必然なんですね。つまり、そうした意思疎通ができないと恋愛で悩みやすくなってしまうのです。恋上手で本命視される女性は、自分の気持ちを正直に伝えて相手との話し合いを大切にします。お互いの気持ちが重なっているのか、すれ違っているのかを確認してから関係を築いているんですね。“成功法則”より“失敗する法則”を知る恋愛の成功法則を断言するのは難しいのですが、「コレをやったら失敗する」はいくつかあります。ネガティブ思考自分と相手の境界線が曖昧精神的に不安定気持ちの切り替えが遅いコミュニケーションに消極的こうしたことを回避していけば、本命彼女として愛される恋に出会えるでしょう。たとえ失恋しても次の恋愛を引き寄せやすくなります。©Obradovic/Getty Images©pitchwayz/Getty Images©Peopleimages/Getty Images文・沙木貴咲
2022年07月15日付き合う前は必死だったのに、恋人同士になったとたん熱が冷める男性っていますよね。いわゆる「釣った魚にエサをやらない彼氏」です。こういう男性は最初から本気じゃないのか、本気だけれど何か理由があってトーンダウンするのか…?理由を探ってみます。恋人同士になれて安心!どんな男性も少なからず、「恋人同士になると連絡無精になる」という傾向を持ちます。それは男性のほとんどがハンタータイプの恋愛観を持つためで、付き合うことをゴールと見据えているからでもあります。「付き合って定期的に会えるようになったら、LINEでの会話は必要ないと思っている。でもLINEしないからといって、彼女への気持ちが冷めたわけではない」(28歳男性・会社員)この男性は、好きな女性と付き合えるようになったらLINEでのやり取りは「いつデートする?」だけで構わないといいます。恋心は交際前も後も変わらないそうですが、恋人同士になると「そこまで必死に追いかける必要がなくなる」とのこと。自分の彼女だという安心があるから、過剰に相手の気を引こうとしないようです。ひと言メッセージより電話でじっくり話したい「女の子はLINEで短いメッセージを送るのが好きだけど、自分は付き合うようになったら電話でじっくり話したい」(33歳男性・公務員)この男性は、LINEで文字を打つのを基本的に面倒くさく感じるそうです。恋人同士になる前は相手に合わせてLINEをするけれど、付き合ったなら電話でたくさん話したいとのこと。確かに、何かと忙しい男性であれば、いちいち文字を打つより口頭で話すほうがラクかもしれません。そんな忙しいタイプの男性から、マメなLINEを好む彼女とのすれ違いを聞きました。「日中は仕事が忙しいからLINEをもらっても返信するのは難しい。勤務中に質問されたことを退勤後に答えようとして電話したら彼女にキレられてしまった。そのくらいで怒らないでほしい」(30歳男性・会社員)彼女が9歳年下とのことで、LINEするテンポがそもそも違うのだと男性は言っていましたが、それ以前に仕事中はスマホに触れないことを彼女に伝えておくべきでは…?恋人同士になると安心するという男心は理解しますが、彼女と円滑にコミュニケーションを取るには配慮が必要でしょう。付き合う前に積極的に連絡する男性の本音私は占い師で、付き合い始めたら彼氏が追いかけてくれなくなったというご相談を多数お受けしますが、そんな男性の本音はそれほど不可解なものではありません。「付き合う前は相手のことを知りたいからたくさんLINEします。自分から話すきっかけを作らなきゃと思うし、デートも誘わなきゃとプレッシャーを感じるので。まだ付き合っていない間は、誰かに好きな人を取られるかもしれないし必死です」(29歳男性・自営業)この男性の発言に“オトコの本音”がすべて詰まっていると感じます。なんだかんだ言っても女性がリードする恋愛はまだまだ稀なので、好きな人を口説き落とすまで男性は気が抜けないようです。また、この男性いわく、LINEですべてを決めつけないでほしいとも。「LINEで好きとか言わなくても、会った時にちゃんと愛情表現するからわかってほしい。言葉じゃなくて行動を見てと言いたい」確かに、適当に付き合うつもりなら、「会いたい」と言って事前にデートの約束を取り付けるようなことはしないでしょう。言葉より行動を見たほうが相手の本音がわかるというのは納得です。追いかけられるだけが恋愛じゃない好きな男性から追いかけられると心地良いでしょうが、それが恋愛のすべてではありません。「追う・追われる」シチュエーションは恋愛初期に起こりやすく、交際が始まって関係が落ち着けば、段々と対等に向き合うようになるはずです。また、フラットに関わる関係性のほうが安定してお付き合いは長く続くでしょう。グイグイ来ていた彼氏が急に連絡をしてこなくなると不安になるかもしれませんが、男性はそういうものと思って寛容に見守るのが賢明です。LINEの頻度が落ちても、向こうから「会いたい」「話したい」と言ってくるのであれば、関係は安泰で心配する必要はなさそうです。追いかけられる状態は、むしろイレギュラーなものと思ったほうがしっくりくるかもしれません。©Westend61/Getty Images©GaudiLab/Getty Images©Morsa Images/Getty Images文・沙木貴咲
2022年07月11日