白石隼也&鈴木亮平のW主演で人気漫画を実写化する『彼岸島 デラックス』。ドラマ版に続いての実写化で、さらに進化を遂げる本作のヒロイン・ユキ役を、『合葬』『リップヴァンウィンクルの花嫁』の桜井美南が務めることがわかり、コメントが到着した。原作「彼岸島」は「ヤングマガジン」での連載14年目を迎え、現在でも読者投票上位に常にランクインする人気漫画。吸血鬼に支配された孤島を救うサバイバル・ホラー作品で、他作品にない吸血鬼や巨大モンスターの登場、次々と襲い来る絶体絶命の展開に幅広い年齢層から人気を呼んでいる。今回は、過去の映像化作品では十分に表現することが難しかった邪鬼(おに)と呼ばれる巨大モンスターを、映画化ならではの最新CG技術を駆使して完全再現するという点でも注目が集まっている。本作で桜井さんが演じるのは、主人公・明(白石隼也)の幼なじみであるユキ役。一度決めたことは貫き通す強い意志を持った友達思いの女の子であるユキは、吸血鬼に支配された彼岸島に取り残された明の兄・篤(鈴木亮平)を救うべく、仲間とともに再上陸することを決意。彼岸島上陸後、護られてばかりの自分に嫌気がさし、部活で学んだ弓道に磨きをかけ、次々と襲い来る吸血鬼や吸血鬼が変化した巨大モンスター・邪鬼に弓矢で立ち向かい、仲間の力になろうと奮闘する役どころだ。2014年、人気女優の登竜門といわれる「ネスレ キットカット」の5代目受験生応援イメージキャラクターに、応募者総数8,172名の中から選出されてデビュー。ドラマ「なぞの転校生」でのヒロイン役や、平田オリザ氏脚本・本広克行氏演出の舞台「転校生」、小林達夫監督『合葬』、岩井俊二監督『リップヴァンウィンクルの花嫁』に出演。今年4月には慶應義塾大学へ入学したことでも話題となったほか、8月より放送のBSスカパー!オリジナル連続ドラマ「弱虫ペダル」に出演が決定するなど、いま目覚ましい活躍を見せる桜井さんから、コメントが到着している。◆桜井美南コメント今回、映画初ヒロインとしてユキ役に抜擢をしていただき本当にビックリしたのと同時に、アクション初挑戦ということもありダブルプレッシャーを感じていました。弓矢を武器にし、仲間のために果敢に闘うユキ。正義感が強く、人情深い役だったので、アクションを大切にしながらも、心の動きなどを丁寧に演じることを心掛けました。弓矢の練習は思っていた以上に大変でしたが、キャストさんやスタッフさんたちから「意外にもセンスあるじゃん!」と言っていただいたことが自信にも繋がり、堂々とした凛々しいユキが表現できたと思います。関係者試写を拝見しましたが、作品全体を通して、想像をはるかに超える、ドキドキが止まらないド迫力映像になっていました!手に汗握るアクションの合間にあるヒューマンドラマにも注目していただきたいです!そんな桜井さん演じるユキには、闘うヒロインとしてだけでなく、複雑な女心を表現するシーンもあるとのこと。彼岸島最初の上陸後、戦いの末、吸血鬼となって死んでしまったと思われていた、幼なじみであり交際相手のケンとの奇跡的な再会、ユキに想いを寄せ、またユキも友達以上の特別な感情を抱く明の存在との間で揺れ動くヒロインを演じる桜井さんの姿は必見だ。『彼岸島 デラックス』は10月15日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月13日「anan」1997号3/23発売は今市隆二さん、登坂広臣さんが表紙の「「伝える力」の磨き方。」特集。今週の表紙作成ストーリーを紹介します。臣隆がお互いに伝えたいこと、とは!今回の表紙は三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBEのボーカルのお二人、今市隆二さんと登坂広臣さんに登場いただきました。テーマは「いま改めて、お互いに伝えたいこと」。お二人の仲の良さはファンの方々ならすでに十分ご存知のはず。でも、彼ら二人の真っ直ぐで照れがちなキャラクターを考えると、お互いにきちんと伝えていない気持ちもあるのでは。モンスターグループとして音楽シーンを席巻している彼らですが、いまだからこそ、お互いに伝えたいことがあるのではないか、との編集部サイドの思い(妄想?)からの取材となりました。なので、今回はお互いに聞かれないよう、それぞれ別々にインタビューを決行。お二人ともに同じテーマ、質問をインタビューさせていただきました。スタジオの上階と下階にわかれて、それぞれ別のインタビュアーによる取材、最初は照れていた二人も。。。その内容は、本誌で確認してください!もちろん、三代目JSBの他のメンバーについても語っていただいてますよ!(HT)
2016年03月22日「三代目 J Soul Brothers」のNAOTO、小林直己、ELLY、山下健二郎、岩田剛典、今市隆二、登坂広臣が2月12日(金)、ドキュメンタリー映画『Born in the EXILE ~三代目 J Soul Brothersの奇跡~』の公開を記念して舞台挨拶に登壇した。昨年のドームツアーおよび、ステージを離れたメンバーたちの素顔を切り取った本作。この日の舞台挨拶は、全国135館の映画館に中継されており、4万人が視聴した。メンバーが登場すると、会場は悲鳴のような歓声に包まれた。ELLYは公開の喜びを表すかのように山下のボイスパーカッションに合わせてノリノリでダンスを披露し「こんな気持ちなんで、楽しんで!」と語り、会場を盛り上げる。岩田さんはこれから映画を観る観客に「メンバーの普段のライヴや舞台では見たことのない姿が映っています」とアピール。仕事中、そしてプライベートと長い時間、カメラに追いかけられながらの生活となったが「監督は8人目のメンバーのような感じで現場にいてくださり、カメラを意識せずにいることができました」と自然な姿が映っていると語った。ELLYさんに至っては、自宅の模様まで公開し、インタビューまで行っているが「監督が『来たい』と言ったので来てもらいました」と語り「郵便屋さんが来たりして、受け取るところも映ってたり、いつも通りです」とふり返る。メンバーからは「ELLYの家、行ったことない!」と羨望の声が上がったが、ELLYさんはあっさりと「じゃあ今日、よかったら」とウェルカム状態!保母浩章監督は「ELLYなら絶対に断らないだろうと思った」と語るが、実際、登坂さんには断られたそう。これについて登坂さんは「ELLY以外、みんなNGでしょっ!」と苦笑交じりに語り、会場は笑いに包まれた。映画では主題歌「Born in the EXILE」の歌詞を登坂さんと今市さんが共作で執筆する様子も映し出されるが、執筆に関して登坂さんは「基本、一人ですね」と語り、今市さんも「思いつく瞬間はいろんなシーンでありますが、書くのは絶対一人じゃないとできない!」と同意。ELLYさんは今市さんが、集中するために「一人にしてもらっていいですか?」とカメラの退出をお願いするシーンを壇上で再現し「かっこいい!俺もやりたい」と語り、会場は再び笑いに包まれた。こうして出来上がった歌詞について登坂さんは「7人ともEXILE魂は宿してるので、それを言葉にすればよかった」とふり返り、今市さんも「また節目でオミと共作したい」と意欲をのぞかせる。ELLYさんは2人の書いた歌詞について「感動しました。2人が書いたことは自分の中にあるものと共通してる。同じ気持ちで伝われば」と語り、「アカペラで踊ってみたい!」と目を輝かせていた。改めて、登坂さんは「奇跡のような巡り合わせで7人が会ってここにいます。運命や奇跡をこれからも手繰り寄せて活動していきたい」とこれからについても語り、会場は温かい拍手に包まれた。『Born in the EXILE ~三代目 J Soul Brothersの奇跡~』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年02月12日ももいろクローバーZが、「第39回日本アカデミー賞」で話題賞の俳優部門に選ばれた。話題賞は日本アカデミー賞で唯一、一般投票によって選ばれる賞で、総投票数4万7,014通。結果はニッポン放送のラジオ番組『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』(毎週木曜25:00~)内で発表された。映画『幕が上がる』で5人そろって主演を務めたももクロ。劇作家・平田オリザ氏の小説デビュー作となる同名作を原作に、本広克行監督がメガホンをとった。地方高校の演劇部の生徒たちをメンバーが演じ、彼女たちが全国大会を目指す青春模様を描いている。また、作品部門には『週刊少年ジャンプ』(集英社)での連載を目指す漫画家を佐藤健、神木隆之介が演じた『バクマン。』が選出された。監督・脚本を『モテキ』の大根仁氏が務め、『オールナイトニッポン』のヤングリスナーから高い支持を得たという。3月4日に行われる日本アカデミー賞授賞式では、『永遠の0』で前回の話題賞・俳優部門を受賞した岡田准一がプレゼンターとなり、受賞者への贈賞を予定。岡田は2002年に大根監督演出のドラマ『TEXAS』(フジテレビ『演技者。』内で放送)にも出演しており、注目を集めている。また、ニッポン放送では同日、授賞式の模様を『オールナイトニッポンGOLD 第39回日本アカデミー賞スペシャル』(22:00~24:00)として放送する。(C)2015平田オリザ・講談社/フジテレビジョン 東映 ROBOT 電通 講談社 パルコ(C)2015映画「バクマン。」製作委員会
2016年02月12日現役銀行員として話題の香西志帆監督と『幕が上がる』や『踊る大捜査線』シリーズの本広克行をプロデューサーに迎えタッグを組んだ『恋とオンチの方程式』。現在「スペシャリスト」にも出演中の夏菜が主演を務める本作が、今月20日(土)より1週間限定で公開することが決定。予告編も解禁された。小さい頃アイドルになりたかった山吹みどりは、香川県にあるほととぎすバスでバスガイドをしていた。そんなみどりの宝物は、母からもらった3つの願い事がかなうというマイク。ある日、世界の音響機器メーカー「ナマズダイナミクス」の御曹司・栗田拓人が亡き父であり元社長の故郷・香川県でコンサートをするためにやってきた。そしてひょんなことから幼なじみだった小川カズユキと再会し、忘れていた悪夢を思い出す。みどりは想像を絶するオンチで、幼い頃に東京で受けたオーディションで、みんなに笑われたことがトラウマとなっていた。数日後、ナマズダイナミクスの現社長で拓人の母である栗田徹子がやってきて、みどりのミスを激しく責めみんなの前で歌わせようとする。思わずみどりは逃げ出すが、気になって追いかけてきた拓人と恋に落ちる。しかし、日本一の絶対音感を誇る栗田徹子の嫁の条件は、「歌って、踊れて、拍手される」こと。ショックを受けるみどりとバスガイドたちに、謎の怪奇事件、そして、リストラの危機が…。2014年「さぬき映画祭」でオープニングとクロージング作品として上映され、香川県では撮影時から話題を集めていた本作。 監督は、現役銀行員ながら『猫と電車-ねことでんしゃ-』で全国の映画祭で高い評価を得、『満月のパレード』が本年度の「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」にて上映が決定している香西監督。またプロデューサーには、『幕が上がる』『踊る大走査線』シリーズ『UDON』を手がけた香川県育ちの本広監督が手がけている。主人公のオンチなワケありバスガイド・みどり役には、連続テレビ小説「純と愛」で国民的ヒロインとなった夏菜さん。共演には、『スウィングガールズ』「プロポーズ大作戦」などドラマにCMに大活躍中の平岡祐太が幼なじみ役を演じ、『仮面ライダーTHE FIRST』の黄川田将也、「HERO」「コウノドリ」などで今大ブレイク中の吉田羊、幅広い年代から圧倒的支持を集める戸田恵子など個性的なキャストたちが脇を固めている。さらに、ヒロインの母役には森昌子が37年ぶりの映画出演を果たしている。「歌うのが大好きだからです」というみどりの幼少期の映像から始まる予告編では、夏菜さんをはじめ、黄川田さん、戸田さん、森さんなどキャスト陣が続々登場。「宇宙一幸せになりたい!」と叫ぶみどりは果たして幸せをつかむことができるのかーー!?夏菜さんらバスガイド達が歌う歌にも話題が集まっている本作。オール香川ロケによる笑いと感動にあふれた本作の雰囲気を、まずはこちらの予告編から感じてみて。『恋とオンチの方程式』は2月20日(土)より新宿バルト9、梅田ブルク7、T・ジョイ博多にて1週間限定公開。(cinemacafe.net)
2016年02月10日『黒いハンカチーフ』『BIOHAZARD THE STAGE』と主演舞台が続いている矢崎広。間違いなく、2016年注目すべき若手俳優のひとりであろう彼が、2~3月に『ETERNAL CHIKAMATSU ―近松門左衛門「心中天網島」より―』に出演する。歌舞伎でもよく知られる遊女小春と紙屋治兵衛の心中事件と、現代に生きる男女の物語を絡めて“究極の愛”を描き出すもの。深津絵里・中村七之助をW主演に、日本文化にも造詣の深いデヴィッド・ルヴォーが演出を手がけるという、演劇ファンなら心躍るこの話題作に挑む心境を、矢崎に訊いた。チケット情報はこちら2015年は8本もの舞台に出演した。そんな多忙の中でも、ひとつの役を演じるにあたって「自分の参考になる資料は全部集めようと思うし、調べたいですし、実在の人物を演じるのでしたら、その人が行ったところに行きたいと思っています。自分が体験出来ないことを体現しないといけないので」という勉強家だ。「今回も近松門左衛門の話をベースにしていますので、そういう資料は当たりたいです」。一方で、実際に稽古に入るとなれば「僕なんか、まだまだ何も出来ないので…。演出家の方に「料理してください!」という感じです。自我は捨てていかないと、と思っています」とも話す。勤勉さと、自分が獲得した知識に固執しないフラットなスタンスが、色々な演出家の作品に次々と呼ばれる理由かもしれない。さて、その矢崎が次に組むのは、英国出身で、世界で高い評価を得ている名演出家。「2014年に、ルヴォーさんの公開ワークショップに参加したんです。お客さんが見ている前で行うワークショップは初めてだったのですが、お客さんを楽しませようとしちゃう自分の気質や、自分が楽しむことによってお客さんも楽しんでくれる、ということを改めて発見しました。ルヴォーさんも、包み込むような空気とパワーがある方。緊張はしましたが、楽しかった。得るものが多く、すごく身になった経験でしたので、いつかルヴォーさんとご一緒したい、力をつけてから…、10年先かな…、と思っていたら、わりとすぐその機会が来ちゃって、ちょっと焦ってます」と照れ隠しのように笑うが、それはやはり、そこまでの実力が伴ってきた証だろう。作品のベースに古典芸能を置いていることについても「最近はあまり観れていませんが、歌舞伎はすごく興味あります。伝統芸能は、やっぱり美しいですよね」と、楽しみにしている様子。「ご一緒する深津さん、七之助さんも、僕がこの世界に入る前から活躍されている方。憧れでしかない方と一緒に舞台上に立てるのは、夢のようです。でもそんな気持ちで終わったら意味がない。自分がこの作品に携わる意味を見つけて、僕がここまでやってきたものをルヴォーさんに引き出してもらって、素敵な作品を作れたらと思っています」。公演は2月29日(月)から3月6日(日)まで大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ、3月10日(木)から27日(日)まで東京・シアターコクーンにて上演。チケットは発売中。
2016年01月08日アイ・オー・データ機器は24日、広視野角のADS液晶パネルを採用する19型スクエア液晶ディスプレイ「LCD-AD192SED」シリーズを発表した。ホワイトとブラックの2モデルを用意。1月下旬より発売する。価格はオープンで、同社の直販サイト「io PLAZA」での価格は税込21,384円。上下 / 左右ともに178度の広い視野角をもつADS液晶パネルを搭載した、19型スクエア液晶ディスプレイ。解像度は1,280×1,024ドットで、バックライトのちらつきを低減した「フリッカーレス」設計と、ディスプレイ本体でブルーライトを低減させる「ブルーリダクション機能」を搭載。一定時間でメッセージを表示し、長時間の使用に注意を促す「VDTモード」も搭載するなど、目に配慮した機能を内蔵する。ブルーライトは5段階で低減率を設定可能。消費電力は通常使用時で14.7W。削減したいワット数を確認しながら輝度を設定できる「ECOステップ機能」や、PCの電源と連動する「自動電源オフ機能」といった省電力機能も用意する。主な仕様は、画面サイズが19型スクエアの非光沢(ノングレア)、解像度が1,280×1,024ドット、視野角が上下 /左右ともに178度、輝度が250cd/平方メートル、コントラスト比が1,000:1、応答速度が14ms、オーバードライブオン時で5.5ms(ともにGTG)。映像入力インタフェースはDVI-D×1、D-Sub×1。1W+1Wのステレオスピーカーを搭載し、スタンドのチルト角度は上20度。VESAマウント100mmに対応する。本体サイズはW407×D178×H407mm、重量は3.3kg。
2015年12月24日プロデュースと監督を『踊る大捜査線』シリーズの本広克行が務め、大学のSF研究会のメンバーが引き起こすタイムパラドックス騒動を描いた青春冒険活劇『サマータイムマシン・ブルース』が初BD化になることを受け、主演の瑛太、上野樹里のコメントが到着した。当時初主演だった瑛太さんは、「初の映画主演ということで、気負っていた部分もあったと思いますが、現場に入る前に出演者の皆さんと、疑似タイムマシン体験のため遊園地へ行ったり、合宿をしながら ワークショップを行い士気を高めたり、始まりから終わりまでとにかく楽しい毎日でした」と当時のことを述懐。「また改めてBlu-rayで観ていただいて、ほっこりした気持ちになっていただけたら幸いです」と現在の映画ファンにもメッセージ。また、上野さんは、「祝☆公開してから10周年!!ブルーレイになるんですね!長い間、この 『サマータイムマシン・ブルース』のファンでいて下さる方には、本当に感謝、感謝です!まだ観たことの ないそこの貴方!も是非この機会にご覧いただけると大変嬉しく思います。青春SFをどうぞよろしくお願いいたします」と感激のコメントを寄せた。今日と昨日だけをひたすら往復する“1day”青春冒険活劇で、いまだ絶大なる人気を誇るSF映画の名作中の名作だ。公開10周年記念イヤーを待望のBlu-rayでお祝いしてみて。『サマータイムマシン・ブルース』は11月18日(水)よりリリース。(text:cinemacafe.net)
2015年11月17日1980年7月に発売され、社会現象になるほどの人気を獲得した「ガンプラ」が誕生して今年で35年。アラフォー世代の男子なら、常に品切れ状態のガンプラをゲットできた時の喜びを、つい昨日のことのように思い出せるのではなかろうか。そのガンプラ35年の歴史を詰め込んだムック本『ガンプラぴあ』が11月16日(月)に発売される。作品別シリーズ以外にもHG、MG、PGなどといった多くのシリーズで構成され、今なお幅広い層に支持されているガンプラ。その魅力がぎっしりの本書は、ガンプラの基礎知識や歴史、トリビアをはじめ、パッケージイラストギャラリーや本郷奏多、片桐仁、棚橋弘至、藍井エイルらガンプラ好き著名人インタビュー、さらには人気コスプレイヤーの御伽ねこむのガンプラ挑戦企画などお楽しみコンテンツが満載だ。11月20日(金)から東京・秋葉原で開催される『ガンプラEXPO』の直前情報や川口名人インタビューなど、ビギナーからマニアまで幅広い層に楽しめる内容となっている。特に、新旧54種のガンプラパッケージアートで構成されたミニトランプはファンにはたまらない特別付録となっており、親子2世代が一緒に楽しめるアイテムだ。現在「BOOKぴあ」では、予約購入者特典としてオリジナルクリアファイルがもらえるキャンペーンを実施している。『ガンプラぴあ』発売日:2015年11月16日(月)定価:1500円(税込)判型:A4版頁数:100P発行:ぴあ株式会社<コンテンツ内容>■ガンプラ時間紀行■これだけは知っておきたい! ガンプラ8シリーズ!!■5分でわかる! ガンプラ35年の歩み!!■知ってびっくり! ガンプラ35の真実■テーマ別おすすめガンプラガイド■パッケージイラストギャラリー■僕らの青春はガンプラと共に!本郷奏多、片桐 仁、棚橋弘至、藍井エイル、MAN WITH A MISSION、DJ LOVE(SEKAI NO OWARI)、本広克行■御伽ねこむのガンプラ入門■ガンプラEXPOへGO!!■ガンプラ聖地レポート■川口名人インタビュー■まだまだ広がるガンダムワールド機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ機動戦ガンダム THEORIGIN■ガンダムシリーズBlu-ray&DVDカタログ■MGシリーズカタログ特別付録パッケージアートミニトランプ
2015年11月09日25周年を記念し11月21日(土)、28日(土)に初めて2週連続放送することが決定した「世にも奇妙な物語」。21日には視聴者からの人気投票で上位にランクインした作品を新たな出演者により復活させる「傑作復活編」、28日には日本を代表する映画監督&キャストで贈る「映画監督編」が放送されるが、この度、「映画監督編」のスタッフ&キャストが決定。山崎貴、本広克行、中田秀夫ら日本を代表する監督と共に妻夫木聡、竹内結子、阿部サダヲら豪華俳優陣が集結した。人間が持つ恐ろしさ、醜さなどがにじみ出る奇妙なドラマを描いてきた同番組。「傑作復活編」に選ばれた作品は、「イマキヨさん」(主演・松本潤)、「昨日公園」(主演・堂本光一)、「ズンドコベロンチョ」(主演・草刈正雄)、「思い出を売る男」(主演・小堺一機)、「ハイ・ヌーン」(主演・玉置浩二)。この作品の主演は誰になるのかは、追って発表されるとのこと。25周年を飾るにふさわしい豪華キャストが「傑作復活編」にこぞって出演するようだ。そして今回「映画監督編」では、『永遠の0』『寄生獣』の山崎貴監督が3度目のタッグとなる阿部サダヲを、『踊る大捜査線』の本広克行監督が妻夫木聡を、『アンフェア』の佐藤嗣麻子が竹内結子を、『リング』の中田秀夫監督が4回目のタッグとなる中谷美紀をそれぞれ主演に迎えて「世にも奇妙な物語」の25周年を盛り上げる。本広監督は「『奇妙』の前身『奇妙なできごと』(1989年~1990年深夜枠で放送)ではADもやっていました。『奇妙』のコンセプトは身に染みています。正統派をがっつり見せていきます」と意気込みを語った。タッグを組む妻夫木さんは「『世にも奇妙な物語』は僕にとってどこか登竜門のような存在だと考えていました。それは脚本家さんや監督さんにとっても、もしかしたらそういう存在なのかもしれません。いつか出てみたいとずっと心の奥底にしまっているような存在で、『美女缶』で初めて出演できたときは不思議な感じでした。人間の想像力は果てしない。その中にはかなさを感じさせてくれる。そこが僕にとっての『世にも奇妙な物語』の魅力です」と語った。本作の演出は約15年ぶり2作品目となる佐藤監督は、初タッグとなる竹内さんについて「ほぼ竹内さんの演技にかかっている作品です。竹内さんのすばらしい演技力を持ってすれば必ず成功します」と期待を寄せた。そんな竹内さんも「初めてお会いしたりお世話になる方に対しては、なるべく考え込まず必要以外の準備をせず、監督を信頼するという気持ちだけ携えて撮影に臨みたいです。出演するキャストが非常に少ない作品ですので、佐藤監督を独り占めする勢いで指示を仰ぎたいと思います」と真摯な姿勢をみせた。そして今回初めて本作の演出を手掛ける山崎監督、中田監督。山崎監督は開口一番「ずっと『奇妙』をやりたかったんです」と興奮気味に語ると「僕は今回“This is『奇妙』”ということをやってみたかったので、そういう視点で作品も選びこれぞ『奇妙』というものができたと思います。ある種クラシカル、昔ながらの『奇妙』の味わいを出せたと思います」と自信を見せた。タッグを組む阿部さんはこれまで声の出演のみで参加していたが「人づてに『顔を出して!』と(阿部さんが)言っていると聞いていたのでまずは念願がかなって良かった」と笑顔で語る山崎監督。やっと顔出しができた阿部さんも「いままで山崎監督の作品は声の出演しかなかったので実写で出られたのがすごくうれしかったです。僕の作品は『世にも奇妙な物語』らしい!!『世にも奇妙な物語』と言ったらこういうの!っていう作品だと思います」と喜びを語った。また中谷さんと、4作目のタッグを組む中田監督は「またご一緒できてワクワク楽しみにしております」と話すと、主演の中谷さんも「まさに中田監督が最も得意とする心理的な恐怖表現と言いますか、日常に潜む恐怖を扱った作品というのが監督らしいと思います。かつ今回は親子の愛情のようなものを扱っている悲しい物語でもあります。十何年もお会いしてなかったのですが、その間に監督はいろいろな道を歩んでこられたと思いますので、私も成長できているかは分かりませんが、お互いお会いしていなかった間の人生が反映されたらいいかなと思います」。「映画監督編」では、ほかにも『呪怨』を手掛けた清水崇監督が参加。現在キャスト、ストーリー共に調整中とのこと。今後の続報に期待したい。「世にも奇妙な物語」は11月21日(土)、28日(土)にフジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年10月21日瑛太、上野樹里が共演、プロデュース・監督を本広克行が務めた青春冒険活劇の傑作『サマータイムマシン・ブルース』が、公開10周年を記念してファン待望のブルーレイでのリリースが決定。これを祝して、同作の生みの親である本広監督の感激コメントも到着した。とある大学のSF研究会を舞台に、突如目の前に現れたタイムマシンをめぐって、SFをまったく理解しないSF研のメンバーが引き起こすタイムパラドックス騒動を描いた青春冒険活劇。軽快なテンポの展開ながら、タイムパラドックス理論を巧妙に活かした緻密な構成と全編に散りばめられた伏線、そして絶妙な切り口の演出が冴え、いまなお愛される名編だ。同作のメガホンを握った本広監督は、「あの夏から10年経っても廃れない、細く長く愛される幸せな作品を創れたこと映画監督として誇りに思います」と端的に初ブルーレイ化を受けてコメント。今日と昨日だけをひたすら往復する“1day”青春冒険活劇はいまだ絶大な人気を誇っていて、この本広監督の最新コメントもファンにとってはうれしいはずだ。瑛太さん、上野さんをはじめ、川岡大次郎、ムロツヨシ、永野宗典、本多力、真木よう子、佐々木蔵之介という、いまでは実現が難しそうな豪華オールキャストの共演&熱演も見逃せない『サマータイムマシン・ブルース』。あの夏の興奮物語をブルーレイで見届けてみて。<リリース情報>『サマータイムマシン・ブルース』ブルーレイ発売日:11月18日(水)※レンタル同時スタート価格:3,800円+税販売元:ショウゲート発売元:ポニーキャニオン(C) 2005 ROBOT/東芝エンタテインメント/博報堂DYメディアパートナーズ/IMAGICA(text:cinemacafe.net)
2015年09月01日劇作家・平田オリザの戯曲を映画監督・本広克行が演出する舞台『転校生』が開幕。初日の8月22日、東京・Zeppブルーシアター六本木にて通し稽古が報道陣に公開された。舞台『転校生』チケット情報同公演は、ある高校の教室を舞台に女子高生21名の1日を描いた群像劇。1994年にオール高校生キャストで初演されて以来、高校演劇のバイブルとも言われ、様々な高校で上演されている。平田と本広のタッグは、ももいろクローバーZ主演の映画_及び舞台『幕が上がる』に続き、今年2タイトル目。今作は若手女優発掘プロジェクトとして、岩井俊二プロデュースのドラマ『なぞの転校生』で主演を務めた桜井美南ら、1474人の中から選ばれた21名のキャストが演じる。物語は、「朝起きたら、この学校の生徒になっていた」と言う転校生が教室にやってくるところから始まる。平田オリザ戯曲特有の「同時多発」会話は、同公演でも見どころのひとつ。女子高生の他愛のない会話から、彼女たちの日常や社会への好奇心、大人たちへの不信感、将来への不安を垣間見ることができる。さらに、「舞台演出と映像演出の今の自分が持てる全ての演出方法」「映画と演劇の中間を狙っている」と本広が語る舞台は異色の仕上がり。21人の姿をより際立たせる。通し稽古後、出演者全員と本広で行われた囲み取材で本広は「70倍の中から選ばれてる子たちですから、千載一遇の出会いがこの舞台に集まっています。さらに映像も若手の監督にやってもらっているので、ここからいろんな出会いが起きて、たくさんの作品が生まれて、みんながスターになって、僕らがやったことが10年後に評価されたらいいなと思っています」と語った。物語の鍵を握る転校生_・大西由美役を演じた桜井は「稽古が始まった時には役が決まっていなくて、役を回して何度も違う役を演じていく中で、大西由美という役を演じてみたいと監督にも伝えていたので、役発表はすごく嬉しくて。同時に、初舞台の私に務まるのかな、という不安もあったのですが、この21人全員でやっていくうちにこの役がやれてよかったなって思いました」と心境を語った。9月6日(日)まで東京・Zeppブルーシアター六本木にて上演中。『転校生』と『幕が上がる』両作の舞台が富士ケ丘高校である、ということから、ももクロメンバーがアフタートークに参加。9月2日(水)に「転校生」出演者たちと舞台裏トークを開催する。取材・文:中川實穗
2015年08月28日劇作家・平田オリザの戯曲『転校生』が、映画監督・本広克行の演出で上演される。とある学校の教室を舞台に、女子高生たちの1日を描く作品で、1994年にオール高校生キャストで初演されて話題に。本広は今回、オーディションを行い、1474人の中から平均22歳のキャスト21名を選んだ。舞台『転校生』チケット情報稽古も中盤に入った8月某日、通し稽古が行われた。キャストたちが髪をいじったりメイクを直したりしながら、平田作品に特徴的な “同時多発会話”で台詞を言うさまは、等身大の女子高生の日常を見るように自然だ。舞台の両サイドには通路が設えられ、さらに奥には、観客にも見える場所に出演者たちのドレッサーが置かれている。「舞台上では役を演じ、通路では役を離れてニュートラルに行き来し、ドレッサーでは自分自身に戻るという、三つの人格を設定しています」と本広は説明。劇のラスト、ふたりを残して他の出演者がドレッサーの前で舞台を見守るのだが、彼女達の多くは、見ながら涙を流していた。本広は終始、笑顔で、様々な角度から舞台を確認してメモを取っていく。通し稽古終了後には、リアクションのしかた、感情を出すタイミング、他の場面に出てきたことをどう匂わせるかなど、細かくダメ出し。スカートの広げ方や下敷きの見え方といった細部にまで視覚的にこだわった演出は、映画監督の真骨頂と言えるかもしれない。本広は、平田作品に10年ほど前から「ハマって」いたという。最近では、ももいろクローバーZが主演した今年の映画&舞台『幕が上がる』も手がけた。「映画では台詞って基本的に重ならないんです。でもオリザさんの舞台では、芝居が多重に進行していても聞き取れる。人間の耳って面白いなあと感じましたね。いつかオリザさんの芝居を演出したいと考えていて、『転校生』をAKBのようなアイドルたちでやったらどうかと提案したら、オリザさんが『実は小説を書いていて……』と。それで結果的に『幕が上がる』を先にやることになったんです」。そんな本広の、映画と演劇への思いは、随所に見ることができる。たとえば、舞台に掲げられた3枚のスクリーン。演じているキャストたちを、客席からは見えないアングルからとらえてスクリーンに投影したり、平田のテキストがキャストの台詞に合わせて投射されたりするのだ。リアルタイムで操作するのは、若い映像監督たち。色々な意味で、映画と演劇が交差・交流する場となりそう。多感な若い女性21名を束ねる労力は大変なものだろうが、本広は「キャリアが少ない分、色に染まってくれるところは子供達と一緒。本人たちには言いませんけれども、やはり選ばれし子達なので成長がすごいです」と手応え十分の様子。「舞台は言ってしまえば嘘の世界。でも、彼女達の姿はリアルなので、そこをぜひ目撃していただきたいと思います」。公演は8月22日(土)から9月6日(日)まで東京・Zeppブルーシアター六本木にて。取材・文:高橋彩子
2015年08月21日憂鬱な梅雨が始まり、“家の中で過ごす休日をいかに充実させるか”がもっぱら最近のテーマという方もいるのでは。そんな方におすすめしたいのが、 「ネスレシアター on YouTube」 。有名な映画監督の質の高い作品をYouTube限定で無料公開しているという、これまでにない企画です。なかでも、働く女子にとって見逃せないのが『踊る大宣伝会議(略)』。あの『踊る大捜査線』の本広克行監督がメガホンをとり、架空の広告代理店の制作現場を描いています。広告代理店と言えば、何だか華やかな世界というイメージがありますが、じつはそうでもないよう。クライアントへのプレゼンテーションに向けてドタバタする模様や、さまざまな職種の人が関わって、ひとつの広告が作られていく様子は、きっと新鮮に映るはず。あまり馴染みのない用語がぽんぽん飛び出しますが、ひとつひとつ文字で説明が入る映像のテンポがよく、一気に引き込まれてしまううえ、何だか目が離せなくなってしまうのもこの作品のすごいところ。新しい映像表現の形に自然に触れて楽しめます。現場で働く人たちのオーバーな表現には、まさかこんなことはないだろうとは思いつつも、知らない世界のことだけにもしや…という気にさせられ、想像をかきたてられます。それらの作品を中心に上映する『神戸三宮映画祭』が6月5、6日に開催され、『踊る大宣伝会議(略)』のシリーズ第2弾の制作記者発表会がおこなわれました。本広克行監督と、シリーズ第2弾に出演が決まっているGACKTさんによるトークセッションでは、本広監督が「広告の舞台裏を描くのは10年前から暖めていた企画で、やっていて楽しい。どんどんイメージが広がるので、この(制作記者発表会の)シーンを使ったらどうなるかな」と語ると、GACKTさんも「広告代理店の中はすごくドロドロしているので、それが表に出る面白さがある。自分が関わることでさらに面白くしたい!」と、意欲を見せました。二人の熱意に、期待感大! 仕上がりが楽しみです。シリーズ第2弾は、2015年9月に公開予定。無料でここまで面白いショートムービーが見られることにちょっとビックリしてしまうほど。1話10分程度なので、ちょっとした息抜きや気分転換にもおすすめです。・神戸三宮映画祭 公式サイト
2015年06月12日6月20日に公開されるアニメーション映画『攻殻機動隊 新劇場版』に向けて、「攻殻機動隊」シリーズの歴代監督を務めた押井守監督、神山健治監督が応援コメントを寄せた。本作では、総理大臣暗殺事件をきっかけに、シリーズでも謎を秘めたキャラクターであった全身義体のサイボーグ・草薙素子の生い立ちが明らかになるとともに、攻殻機動隊の誕生秘話を描く。総監督・キャラクターデザインに黄瀬和哉氏、脚本に『マルドゥック・スクランブル』『天地明察』を手がけた小説家の冲方丁氏、音楽はコーネリアスと『攻殻機動隊ARISE』を手がけた面々が再集結した。『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』(1995年)でメガホンをとった押井監督は、映画を「葛藤に陥る前のパッショネートな素子を描いた唯一の攻殻」であると評価。押井氏いわく「これまでで最も魅力的な素子」を描き切った黄瀬氏に向けて、「さすが黄瀬だ!」と総監督ぶりをたたえている。そして、TVアニメ『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』を担当した神山監督は、「攻殻機動隊のメンバーがいかにして現在の活動を行うに至ったのか」が解き明かされている点に注目。「公安9課結成までの活躍や葛藤が描かれる本作は大変興味深く、細視に値する映画です」と、シリーズの核となる部分がつまびらかにされる本作に期待を寄せた。なお、公式サイトでは、「踊る大捜査線」シリーズの本広克行監督、BUMP OF CHICKENの直井由文、『シドニアの騎士』を描いた漫画家・弐瓶勉、『進撃の巨人』の実写映画を手がける樋口真嗣監督、アーティストのタカノ綾など著名人からの応援コメントを随時公開していく予定だという。(C)士郎正宗・Production I.G/講談社・「攻殻機動隊 新劇場版」製作委員会
2015年05月22日「ももいろクローバーZ」(百田夏菜子、玉井詩織、高城れに、有安杏果、佐々木彩夏)が初主演を務める舞台「幕が上がる」の開幕を前に4月30日(木)、リハーサルの模様が公開され、原作小説、劇場版とはまた違った物語が明らかになった。平田オリザが発表した青春小説を「踊る大捜査線」の本広克行監督が2月公開の映画に続いて「ももクロ」主演で舞台化。弱小の高校演劇部が、かつて“学生演劇の女王”の異名をとった新米教諭を顧問に迎え、全国大会出場を目標に奮闘するさまを描き出す。※以下、物語の内容や演出に踏み込んだ記述が出てきます。ご注意ください。舞台版の物語は演劇部の練習場となっている美術室のシーンで始まるのだが、上演開始の15分ほど前からすでに部員のひとりが“早練”で壇上に姿を見せ、台本を読みこんでおり、さらに高城さん演じるガルルが廊下をアラレちゃんのように「キーン!」などと意味不明の言葉を発しながら高速で走り抜けるなど、一風変わった演出で観客を楽しませる。また、開演前の注意のアナウンスを行なったのは百田さん!携帯電話についての注意や非常口の案内を行なった後に「百田でした!」と語ったが、全公演を通じて百田さんが務めるのか?それとも日替わりでメンバーが行うのかは不明…。この舞台版は原作者の平田さんが自ら脚本を執筆しているが、原作小説、映画と大きく異なるのは、舞台に出てくるのが「ももクロ」が演じる演劇部の主要メンバー5人(3年生4人と2年生1人)と彼女たち以外の7人の女優が演じる2年生、1年生部員――つまり合計12名の演劇部員のみで、親や教師といった大人が一人も登場しないという点。映画では黒木華が演じた吉岡先生が鮮烈に登場し、演劇部を導くさまが描かれるが、この舞台では吉岡先生が学校を去ったのち、百田さん演じる部長・さおりを中心に、生徒たちが苦悩し、もがきながらも自分たちの力で前進していく過程が描かれている。そして、舞台版の大きな見どころと言えるのは劇中劇の「銀河鉄道の夜」。映画では、演劇部の大会での上演演目である「銀河鉄道の夜」の描写はごく一部のシーンでしか見られなかったが、舞台版ではその稽古の模様がかなり詳細にわたって描かれている。劇中劇の描写によって登場人物たちの心情が映し出されるような場面もあり、この舞台の重要な要素となっている。また「銀河鉄道の夜」の作者・宮沢賢治は岩手県の出身だが、それも踏まえてこの舞台版では2011年の東日本大震災に関係する描写や設定も加えられている。この部分に関しては、リハーサル前の記者会見でも、メンバーが「ビックリしました。まさかこんなエピソードが…」と驚きを漏らしていたが、そこで語られるセリフは「きっと日本中のみんなが持っていてくれるんだろうという言葉であったりしたので、だからこそしっかりと届けて、胸にグサッと刺さればと思います」とも!また、ファンにとって嬉しいのは、随所に見られる、メンバーが歌うシーン。部室で、屋上で、そしてカラオケボックスで!決してミュージカル調ではなく、あくまで物語の中で自然に歌声が挿入されているのだが、誰が何を歌うのかは見てのお楽しみ!基本的にストーリーはほぼ原作に沿った形で進むのだが、シチュエーションやそれぞれのセリフなどは、ほとんど舞台オリジナルとなっている。同時多発的にあちこちで会話が始まり、重なり合う平田さん独特のセリフ回しも健在!原作小説を読んでいる人も、すでに劇場で映画を見た人も新鮮な気持ちで高校生たちが時に悩み、ぶつかり合いながらも成長を遂げていくさまを楽しめる作品となっている。舞台「幕が上がる」は5月1日(金)よりZeppブルーシアター六本木にて開幕。(text:cinemacafe.net)
2015年05月01日「ももいろクローバーZ」の百田夏菜子、玉井詩織、高城れに、有安杏果、佐々木彩夏が映画に続いて初主演を務める舞台「幕が上がる」の初日を前日に控え4月30日(木)、演出の本広克行と共に記者会見に臨み、開幕を前にしての心境を語った。平田オリザが2012年に発表した小説を原作に「踊る大捜査線」の本広監督が「ももクロ」の5人を主演に映画化したのに続き、平田さんが脚本化した戯曲で映画に続き本広監督の演出で舞台化。弱小演劇部が全国大会を目指し、苦悩しつつも成長していくさまを描き出す。百田さんは、映画の撮影に続いての本広監督による舞台の稽古について「厳しかったです!」と述懐。全てが初めてという環境の中「手探りだったんですが、稽古の期間も短くて『じゃあ明日、第1幕通すからセリフ全部入れてきて』という感じで、それが50ページくらいあったりして、鬼だなって…(苦笑)。メンバーで協力体制を敷いて、いつもセリフ合わせをしてました」と移動中の車の中などでもセリフを覚えたり、合わせる練習をしていたと明かした。玉井さんは「ライヴでお客さんと同じ空間で過ごすのは本業ですが、舞台では雰囲気が全然違うと思う。ただただ緊張しかないです…」と少し不安そう。高城さんは「何があるのか分からないのが舞台。『答えは全て稽古場にある』という吉岡先生(※演劇部の顧問)の言葉を思い出しながら頑張りたいです」と意気込みを口にする。有安さんが「『ももクロ』の中でも“噛み噛み番長”と言われるくらい滑舌の悪い私がちゃんとセリフを伝えられるのか?不安でしたがオリザさんに素敵なセリフをいただけたので、(ホールの)後ろの席の人にまで届けられたら」と語る一方で、メンバー最年少の佐々木さんは「普段から『声がでかい』と怒られてるので、やっと声がでかくても怒られない現場で嬉しいです」と堂々のコメントで強心臓ぶりを見せつける。本広監督は5人の仕上がり、稽古場での様子について「稽古場では集中しましたよね?おふざけ一切なしで、舞台女優としてもすごいところが見たかった。オリザさんの中でも難しいセリフが多い芝居ですが、全部を再現できるところまで来ています」と自信をのぞかせた。既に何度か通し稽古は行っているが、まだ、観客の前では1度も演じていないとあり5人とも「正直、楽しむ余裕はないです」「初めてだらけでいっぱいいっぱいです」と不安が口をついて出るが、それでも“挑戦”こそが「ももクロ」の生き方、進む道だと全員、自覚しているよう。玉井さんは「演劇が楽しいと思う瞬間が来ると信じてます」と言えば、リーダー百田さんは「私たちは常にいろんな新しいことをやらせていただいてきましたが、初めから楽しかったためしはないです(笑)。それでもいつも、終わったときに感じたことのない達成感を感じ、『やってよかった』と思えた。今回も『また(舞台を)やりたい』と思えるように頑張りたい」と力強く語った。なお、既にチケットは完売しているが、5月24日(日)18時開演の千秋楽公演が全国39の映画館にてライブ・ビューイングで上映されることも決定。また8月5日(水)に映画版『幕が上がる』のブルーレイ&DVDがリリースされるのと同時に、そのメイキングドキュメンタリー「幕が上がる、その前に。彼女たちのひと夏の挑戦」が発売されることも発表された。舞台『幕が上がる』は5月1日(金)よりZeppブルーシアター六本木にて開幕。(text:cinemacafe.net)
2015年04月30日レノボ・ジャパンは17日、企業向けのワイド液晶ディスプレイ「ThinkVision T」シリーズ7モデルを発表した。広視野角の「In-Plane Switchingパネル」搭載モデル5機種とTNパネル搭載の2機種を用意。3月20日より発売する。○T2224z「T2224z」は画面サイズが21.5型ワイドの液晶ディスプレイ。広視野角の「In-Plane Switchingパネル」を採用する。解像度は1,920×1,080ドット(フルHD)に対応し、本体にカメラを内蔵。バックライトには白色LEDを採用し、消費電力も標準21W(最大25W)と低くなっている。スタンドはチルト / スイーベル / 高さ調節 / ピボットが可能など、位置調整の柔軟性も高い。主な仕様は、視野角が水平 / 垂直ともに178度、輝度が250cd/平方メートル。映像入力インタフェースはHDMI×1、D-Sub×1、DisplayPort×1。4ポートのUSB 3.0ハブと3W+3Wのステレオスピーカーを搭載する。○T2224p「T2224p」は、画面サイズが21.5型ワイドの液晶ディスプレイ。「T2224z」から内蔵カメラとスピーカーを省略したモデル。そのほかの仕様はほぼ共通。○T2324p「T2324p」は、画面サイズが23型ワイドの液晶ディスプレイ。「T2224z」から内蔵カメラとスピーカーを省略したモデル。消費電力は標準21W(最大49W)。そのほかの仕様はほぼ共通。○T2424p「T2424p」は、画面サイズが23.8型ワイドの液晶ディスプレイ。「T2224z」から内蔵カメラとスピーカーを省略したモデル。消費電力は標準22W(最大54W)。そのほかの仕様はほぼ共通。○T2454p「T2454p」は、画面サイズが24型ワイドの液晶ディスプレイ。「T2224z」から内蔵カメラとスピーカーを省略したモデルで、解像度は1,920×1,200ドットとなっている。輝度は300cd/平方メートル。消費電力は標準24W(最大54W)。そのほかの仕様はほぼ共通。○T2254p「T2254p」は、画面サイズが22型ワイドの液晶ディスプレイ。TN方式の液晶パネルを採用する。解像度は1,680×1,050ドットに対応し、バックライトには白色LEDを採用。消費電力は標準20W(最大25W)と低くなっている。スタンドはチルト / スイーベル / 高さ調節 / ピボットが可能。主な仕様は、視野角が水平170度 / 垂直160度、輝度が250cd/平方メートル。映像入力インタフェースはHDMI×1、D-Sub×1、DisplayPort×1。○T2254「T2254」は、画面サイズが22型ワイドの液晶ディスプレイ。「T2254p」からスタンドのスイーベルとピボット機構が省略されており、映像入力インタフェースがDVIとD-Subに変更されている。消費電力は標準16W(最大22W)とさらに省電力性が高くなっている。
2015年03月17日「ももいろクローバーZ」の百田夏菜子、玉井詩織、高城れに、佐々木彩夏、有安杏果が3月15日(日)、約1か月にわたって行なってきた主演映画『幕が上がる』の全国行脚舞台挨拶の最終日を迎え、最後の127館目となる新宿バルト9にて5人揃って舞台挨拶に臨んだ。劇作家・平田オリザの小説を原作に高校演劇に青春を燃やす高校生たちの姿を描いた本作。「ももクロ」の5人は時に単独で、時に複数のメンバーに分かれて、本作が上映されている全国127の映画館を回っており、総移動距離は5万キロにおよんだ。この日の最後の舞台挨拶は全国70を超える劇場で生中継。リーダーの百田さんは「最初に(全国行脚を)聞いたときはビックリしたけど127館目!おめでたい!」と満面の笑みを浮かべた。いつも5人一緒のメンバーがバラバラになって全国を巡るというのは初めての試みで、それぞれが一人きりではどんな顔で、何を喋っているのか?互いに気になっていたよう。各人、個別にテーマや課題を持って回っていたそうで、佐々木さんは全国行脚の最中「『お~い!竜馬』を読んでいた」とのこと。全12巻中、6巻までしか読むことはできなかったが「京都で寺田屋に行ったり、高知で桂浜に行ったりして、竜馬さんのおかげでみんなここにいられるんだと感じた。人ひとりで時代がこんなに変わるんだと思った!」と坂本竜馬から多くを教わったよう…?玉井さんは「司会力向上プログラム」と称し、武者修行でMCとしての技術を磨いたそう。有安さんは「全国のモノノフさんの写真を撮る」をテーマにしており、この日も肩から一眼レフのカメラをぶら下げ、客席をパチリ。百田さんは“宣伝部長”として、本広克行監督にダメ出しされつつも宣伝活動に勤しんだ。4人(百田さん、玉井さん、佐々木さん、有安さん)は肩を寄せ合い「成長できたと思う」「ソロで持って帰ってきたもので『ももクロ』を成長させようと」と互いを称え合うが、この輪からひとりだけ外れているのが…高城さん。「あれ?あれ?高城さんは何持って帰ってきたの?」という言葉に、「もう帰っていいすか(苦笑)?」とスネた表情を浮かべ笑いを誘う。高城さんは「全国の愛情がここに刻まれてる!」と胸を指すも、4人からはあっさりと「それはうちらもだよ。というか、高城さんだけ(舞台挨拶の数が)一番少なかった」と指摘されて苦笑い。高城さんは「確かにみんなと違ってテーマは持ってなかったし、舞台挨拶も少なかった(笑)」と大筋をあっさりと認めつつ「ソロコンサートを頑張った!」とアピール。そして、昨日まで一緒に北海道を回っていた玉井さんの司会について「メンバー同士だと照れくさいけど、スムーズに進行してくれるのはすごいなと改めて思った。身を委ねてステージに立てました!」と絶賛した。この日は、福岡で出演中の舞台が千秋楽を迎えている共演のムロツヨシから生電話が入ったほか、原作者で、これから稽古に入る舞台版「幕が上がる」の脚本も担当している平田オリザからの手紙も到着。劇中に出てくる「銀河鉄道の夜」になぞらえ「みなさんは、宇宙の果てまででも行ける切符を持っています」など温かい激励とねぎらい、さらなる飛躍を期待する言葉が贈られた。百田さんは最後に「用意された最高の環境に感謝したいです。全てが初めてで、新しい世界への一歩であり、何をしている時も楽しかったです」と充実の表情。これから舞台版の稽古も始まるが「舞台でまた新しいところに足を踏み出せるので、また新しい風を吹かせられたら。まだまだですよ、みなさん!一緒に頑張っていきましょう!」と意気込みを語ると共にモノノフに“共闘”を呼びかけ、会場は拍手と歓声に包まれた。なおこれで全国行脚は終わるが、さらなる追加として、本作を上映している全国のどこかの映画館で、4月11日にいま一度、5人揃っての舞台挨拶が行われることも発表された。『幕が上がる』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:幕が上がる 2015年2月28日より全国にて公開(C) 2015「幕が上がる」製作委員会
2015年03月15日●百田夏菜子が"オリザJr."に演出家・平田オリザによる同名小説を、『踊る大捜査線』シリーズの本広克行監督が映画化した青春映画『幕が上がる』が2月28日から公開。主演は他のアイドルとは一線を画す存在として熱い支持を集める、ももいろクローバーZ。高校演劇を舞台に、全国を目指す少女たちの姿を描いた本作は、モノノフ(ももクロのファン)以外の観客の胸にも確実に響く作品に仕上がった。部長のさおりに扮したももクロリーダーの百田夏菜子、演劇部の看板女優・ユッコ役の玉井詩織、さおりを慕う後輩部員・明美役の佐々木彩夏、強豪校からの転校生・中西役の有安杏果、ムードメーカー・がるるに扮した高城れにの5人が、映画初主演で感じたことは?――役柄を掴んだ、手ごたえを感じたといった瞬間はいつでしたか?高城れに(以下高城):やっていくうちに、だんだん"がるる"という役を自分自身が好きになっているのが分かりました。あと最初はどこまで自由にやっていいのか分からなかったけど、顧問役のムロ(ツヨシ)さんがクランクインして、アドリブも入れながらすごく自由に演技されていて、監督もいいね!という反応だったので、あ、もっと自由にやっていいんだと思えました。玉井詩織(以下玉井):クランクイン前に監督と役柄について話す時間がなかったので、撮影をしていく中で作っていきました。役柄を掴めたとか、そういう感覚は分からないのですが、完成した作品を観たときに、きちんと"ユッコ"として映画の中で生きられていたので嬉しかったです。百田夏菜子(以下百田):"さおり"は部長で演出家という、みんなをまとめて劇中劇を作り上げていく役でした。なので、撮影前に参加した(平田)オリザさんのワークショップのときから、どんな時にみんなのお芝居を止めたり、アドバイスを入れるのか、オリザさんの姿を見ていました。撮影に入ってから、自分でもだんだんみんなのお芝居で気になるところが出てきて、止めて指示できるようになっていきました。本当に演劇部のお芝居を作り上げている感じがして、嬉しかったです。佐々木彩夏(以下佐々木):現場ではモニターを見なかったので、どんな風に映っているのか全くわからなくて不安もありましたが、自分の中でだんだん"明美"ちゃんがはっきりしていくのが分わかって嬉しかったです。台本に書いていない部分も感じられるようになって楽しかったし自信になりました。有安杏果(以下有安):自分たちの演技を観て手ごたえを感じたとか、そういう瞬間はなかったのですが、でも最初はこうかなぁと思いながら監督に相談していたのが、いつの間にかこう思うと変化していったのが嬉しかったですね。あと、衣装に"中西"って名前が入ってたり、スタッフの方もみなさん役名で呼んでくれていたので、呼ばれたり、制服を着ると、役に入れた気がします。――百田さんの部長っぷりはいかがでしたか?玉井:普段、普通に生活しているときにはリーダーっぽいところってないんですよ。でもライブでの最後の言葉とか、ちゃんと締めるところはリーダーらしいんですよね。今回の部長役でも、最初はオリザさんを見て、「あんな風に止められないよ、できない!」とか言ってたんですけど、いざ撮影に入ったらバンバン止めてきて。どんどん部長らしくなってきて、ちょっと悔しかったですね(笑)。佐々木:私はオリザさんに肩が揺れるって指摘されてたんですけど、明美ちゃんがスランプになるところで、部長に同じことを言われて、オリザさんに見えました。玉井:オリザJr.だね。高城:さおりはなんだかんだ言って、部員のみんなのことをちゃんと見ていて部長らしいし、そこがももクロのリーダーにもかぶると思いました。有安:部員が実際の大会の舞台上でお芝居をしているときに、さおりは演出家として袖から見守ってるんですが、撮影は別だったので、完成した作品で初めてそのときのさおりの表情を見て、部長だなって感じました。あと、メンバー以外の子たちも部長として見ているのが伝わってきたので、ちゃんと部長やってんじゃんって思いましたね。百田:みんな、いいこと思ってるんじゃん。普段は恥ずかしくて言えないんだね~。みんな、わたしのことが好きなんだね♪4人:(一斉に)インタビューだからだよ!●メンバーが大切にしていることとは?――特によく覚えているシーンはどこですか?高城:がるるは私と一緒で落ち着きがないんですけど。百田&玉井:あ、気づいてたんだ。高城:なんでも大げさにしちゃうっていうか。本編でも中西さんが転校してきたのを知って、「やばい、やばい!」って大声を張り上げて走り回って、その後、無駄にちょっかいを出すんですよ。結局、本編では使われてないんですけど、監督がカットをかけないから、中西さんへの質問攻めを続けたんです。百田:あれ、すごかったよね。高城:中西さんはキャラクター的に、返すわけでもないから、ひとりでベラベラベラベラ。有安:あまりに来るから、最後は私も中西という役を守り切れなくて、笑っちゃいました。百田:今日は朝、何食べてきたの?玉井:シャンプーは何使ってるの?とか。有安:中西が何のシャンプーを使っているかまでは役作りしてませんでした(笑)。――難しかったシーンは?玉井:劇中劇の「銀河鉄道の夜」のシーンです。私はジョバンニという主役をやらせてもらったんですけど、静かな環境の中でひとりで長いセリフをしゃべることってなかなかなかったから、すごく緊張しました。でもその静けさが楽しくもありました。有安:私は2つありました。ひとつは転校したてのときに、さおりと自転車を押しながら歩いているシーン。その時点でのさおりと中西との距離感がはっきりつかめなくて。完成した作品を観ても、いまだにあれでよかったのかなと思ってしまう場面ですね。あともうひとつは転校前の回想シーン。本当の演劇部の子たちの中に入って劇中劇をやるシーンがあって、強豪校という設定だし、すごいプレッシャーでした。――副顧問役の黒木華さんと共演して感じたこと、得たものは?玉井:気さくでおもしろい方なんですけど、話し方はイメージ通りで、大きな声を出したりはしないんです。それが、予告編でも出てくる先生が灰皿を投げつけるシーンでビックリしました。「そうじゃないでしょー!」ってすごく大きな声で。黒木さんからあんな怒鳴り声が出てくるのは想像できなくて衝撃でしたし、やっぱり女優さんはすごい!と。あと、そのあとにカットがかかると、「あ、はい、じゃ、もう1回やります」って淡々と次に行っていて(笑)、本当にすごいと思いました。百田:私は黒木さんとお芝居をしているときに、自分でも感じたことのない感情を引き出される感覚があったんです。女優さんってこんな感じなのかなと感じる瞬間を与えてもらえて感動しました。佐々木:志賀(廣太郎)さんと黒木さんが「ロミジュリ」をやる場面があるんですけど、そこがおもしろくって。黒木さんは本当にいろんな顔を見せてくれるので、どれが本当の黒木さんなんだろうって思いました。――ひとつの目標に向かって一生懸命頑張っている少女たちの物語ですが、夢を叶えるために大切だと思うことを教えてください。高城:ずっと思いを持ち続けるって難しいことで、ブレることもあると思うんです。辞めようかなって思ったり。でもそれでも最終的にやりたいという気持ちに戻れればいいし、意志を持ち続けることは本当に大切。自分を信じることも大事だと思います。玉井:そのことを続けること。夢を追って、すぐに叶えられる人もいるけれど、いずれにしても自分が叶えたい分野を続けていなきゃたどり着けない。だから続けることですね。百田:言葉にすることってすごく大事だと思ってて、私たちも昔から叶えたい目標や夢は言葉にするようにしてきました。言葉にすると、周りのスタッフさんとか全員の団結にも繋がるし、みんなが同じ方向に向かっていけると思う。それに口にしているほうが、必要なときに寄って来てくれる人がいたりして、実際に私たちもそうして夢を叶えてきたので、言葉にするというのは、とても大事だと思います。佐々木:ももクロも演劇もひとりじゃなくてみんなで叶える目標だと思う。だからみんなで叶えようっていう気持ちが大切だと思っています。個人の夢だとしても、それを指導してくれる先生がいたり、応援してくれる両親がいたりするので、自分のための夢だとしても、周りの人たちのために頑張るという気持ちも大事かなって思います。有安:夢に向かっているときって、一度はダメかもって感じてしまうものだと思うんです。でもあえて、大丈夫、いけるんだ!って思うことはすごく大事。自分を信じることはやっぱり大切だと思う。でもそのためには、練習だったり、周りを信じることが大事だと思います。――本作の公開の後には舞台版でも主演が決まっています。映画を楽しみにしている方と、舞台版に向けてメッセージをお願いします。百田:映画はどの世代の方が観ても、キラキラした青春が感じられる作品だと思います。大人の方には高校時代を思い出してもらって、これから高校生になる人には、こんな楽しいことが待ってるんだと思ってもらえたら嬉しいですね。舞台版については、オリザさんがハードルを上げているという噂を耳にしています(笑)。オリザさんと本広監督って、最強タッグだと思うので、しっかりとしがみついていきたいと思います。有安:あ、高城さんが最後にひと言あるそうです。高城:あ、あの…。佐々木:大丈夫だよ。高城:ももいろクローバーZが主演の作品ですけど、みんなが知ってるももクロじゃないよっていうのも見てもらいたいし、同時にもっともっとももクロに興味も持ってもらいたいので、ひとり最低2回は観てください。有安:ちゃんと言えてよかったね。玉井:まだ慣れないの?高城:慣れないぃ…。■プロフィールももいろクローバーZ百田夏菜子、玉井詩織、佐々木彩夏、有安杏果、高城れにの5人によるガールズユニット。08年に「ももいろクローバー」を結成し、ストリートライブから活動を開始。10年5月にメジャーデビューを果たす。次第にメンバーの身体能力を活かしたアクロバティックなダンスやライブ中のトークの面白さなどから、個性的なグループとして認知され、人気を集めるようになる。11月4月の公演でグループ名を「ももいろクローバーZ」と改め、入れ替わりのあったメンバーが、以降、現在の5人に定着。12年にはNHK紅白歌合戦に初出場を果たした。業界内にもファンが多いことで有名。『幕が上がる』は「ももいろクローバーZ」として初の主演映画となる。(C)2015平田オリザ・講談社/フジテレビジョン東映ROBOT電通講談社パルコ
2015年03月03日『幕が上がる』おそるべし!青春映画、侮るべからず!もしかしたら青春真っ只中に生きる彼女たちよりもむしろ、すでに青春を通り過ぎたはずの大人たちに、「ももクロ」に熱狂するモノノフたちよりも、熱くなることを忘れた人々にこそ、この映画はガツンと響くのかもしれない。映画『幕が上がる』がついに公開を迎えた。5人揃って主演を果たした「ももいろクローバーZ」の百田夏菜子、玉井詩織、高城れに、有安杏果、佐々木彩夏。撮影を通じて彼女たちは何を思い、何を手に入れ、何を伝えようとしたのか?【役柄紹介】百田夏菜子…高橋さおり(3年):演劇部部長。周りから半ば強引に部長に任命される。最後の大会に向けて脚本を執筆し、演出を担当する。玉井詩織…橋爪裕子(3年):通称“ユッコ”。部の看板女優でお姫様キャラ。高城れに…西条美紀(3年):通称“がるる”。黙っていれば美人のお調子者。佐々木彩夏…加藤明美(2年):さおりを慕うしっかり者の後輩。有安杏果…中西悦子(3年):強豪校からの転入生。当初は乗り気ではなかったが、さおりに誘われ演劇部に入部する。原作は劇作家の平田オリザが2012年に発表した処女小説。『桐島、部活やめるってよ』の脚本家・喜安浩平が脚本を担当し、『踊る大捜査線』シリーズの本広克行監督がメガホンを握ったが、撮影を前に「ももクロ」の5人は平田さんのワークショップに通い、演技のレッスンを受けた。ーーワークショップやその後の撮影を通じて、自分の役を掴んだ瞬間、手応えを感じた瞬間はありましたか?高城:やっていく内に、“がるる”という役をどんどん好きになっていくのを自分でも感じていました。最初は、役に対してどこまでやっていいのか分かんなかったんです。でもムロ(ツヨシ/顧問の溝口役)さんがクランクインした時、アドリブをガッチリ入れて自由に演じてて、監督もそれを『いいね』と言ってて、その時に『あぁ、自由にやっていいんだ』と思いました。玉井:クランクインする前は監督と役について話をするような時間はなくて、撮影する中で『ここはこうやってみよう』という感じで役を作っていったんです。だから役を掴んだ『ここ!』という瞬間は自分でも分かんないですけど、完成した映画を見たら、ちゃんとユッコとしてこの世界の中で生きられたんだ!と思えて嬉しかったです。百田:さおりは、みんなをまとめたり、劇中劇(=「銀河鉄道の夜」をモチーフにした作品)を作り上げていく役。オリザさんのワークショップの頃から、みんなは「銀河鉄道の夜」をやってて、そこで(指導する)オリザさんの姿を見て、どんなところで注意してるのかな?と観察してたんです。(撮影に入って)本番でもだんだん、自分で(みんなの演技で)気になるところが出てきて、それを指摘すると、みんなが次にそれを直してやってくれて、『作ってる』感が嬉しかった。最初は手を叩いて演技を止めることもできなかったんですけど、徐々にできるようになってきて、メンバー以外の部員役の子たちにも気づいたことを言えるようになったのは嬉しかったです。佐々木:やっている最中はモニターを全く見てないので、自分たちの演技がどうなっているのか全然分からなくて不安でした。でもやっぱり、やっていく内に、自分の中で明美ちゃんの性格とか、台本にないことまで定まってはっきりしてきたのが、すごく自信になりました。有安:(佐々木の言葉にうなずき)モニターを見てないから自分たちの演技を見て手応えを感じるってことがなかったんです。でも、最初は「こうかなぁ…?」と監督とかに相談してたんですが、「こうだと思う」と自分のやりたいことが出てきて、自分だけでなくみんなとも「ここってこうだよね」と作っていく感じになったのが「行けるんじゃないかな?」と思った瞬間ですね。ーーさおりをはじめ、部員たちは全国大会出場という目標に向かって一生懸命頑張ります。『ももクロ』もグループとして夢を掲げ、走り続けてきましたが、夢をかなえるために必要なことは?高城:夢をずっと持ち続けるって難しいことで、ぶれることもあるし、やめようって思っちゃうこともある。それでも、最後はそこに戻ればいい。意思を持ち続け、信じることが大事だなって思います。玉井:すぐに夢をかなえられる人もいるかもしれないけど、やっぱり続けなくちゃ、そこにたどり着けない。続けることです!百田:私は言葉にすることがすごく大事だと思ってて、私たちも昔から叶えたい夢や目標は口に出すようにしてきました。言葉にすると、自分たちだけでなく周りの人もそう思ってくれて、みんながそっちに向いて団結したり、必要なときに助けてもらえたりもする。そうやって夢をかなえてきたので言葉にするのを大事にしてます。佐々木:「ももクロ」も演劇部も一人じゃなくて、ひとりで目標をかなえるのではなく、みんなでかなえる目標なんですよね。(大事なのは)「みんなでかなえよう」という気持ちかな?もちろん、自分のための夢なんですけど、応援してくれる人や周りのためにも頑張る気持ちってすごく大事だと思います。有安:夢があっても多分、一度は「ダメかも」って思っちゃうことがあると思う。でも「行ける」って思うことがすごく大事。自分を信じることが大切!でも自分を信じるためには練習することや周りを信じることがすごく重要だなって思います。ーー百田さんは「ももクロ」のリーダーで、さおりは部長ですが、4人から見て百田さんの部長っぷりはどうでしたか?百田:良いこと言ってよね(笑)!高城:(わざとらしい口調で)すごく部長らしくて、カッコよくて頼れて…。玉井:普段、生活してる中ではリーダーっぽいところってないんですよ。でもライヴの最後の言葉とか、締めるところはリーダーらしさが出てくる。部長としても、最初に私たちがオリザさんに指導をしていただいてる時は、オリザさんを見ながら「できねーよ…。(みんなの芝居を)止められねーよ(苦笑)」って言ってたんだけど、いざ本番が始まるとバンバン止めてくる(笑)。「また止められた!次は何だ?」って感じで思いながらだんだん、部長らしくなってきたなってちょっと悔しかった。また最初からかよ!って(笑)。佐々木:私は最初、オリザさんから「肩が揺れる」と言われてたんですが、(百田さんが)それを明美ちゃんがスランプの時に言ってきて、オリザさんに見えました!高城:部員全員を集めて「このノートにみんなのこと書いてる」って言うシーンとか、玉ちゃんと百田の2人のシーンで「ひとりひとりのこと見て書いたんだ」って言うところとか、普段はプールに落っこっちゃうくらい病んで、ボケボケしてるのに(笑)、なんだかんだで結構、部員を見て最後はまとめてくれるのは部長らしいし『ももクロ』とも被るなって思いました。有安:舞台袖から私たちの演劇を見守ってるシーンで、その時の撮影に(百田さんは)いなかったんだけど、完成した映像でそのときの表情を見て『部長だな…』と思ったし、その後で私たち以外の部員の子たちもいて、その子たちも夏菜子を部長として見てる感じがして「ちゃんと部長やってんじゃん!」って思いました(笑)。ーーみんなの発言を聞いて百田さんはいかがですか?一同:これだいぶ、褒めたよ(笑)!これで反論あったら贅沢でしょ。百田:普段はみんな、恥ずかしくてこういうこと言えないんですよね、良いこと思ってるんですけど。みんな、私のこと好きなんだなって…(笑)。高城:インタビューだからしょうがなくね。玉井:世に出るものだからさぁ。佐々木:好感度考えて言ってるからね。高城:自分たちの見え方を気にしてるから。百田:サイテーだよ(笑)!部長に、さおりに誇りを持ってます!ーー最後にリーダーからひと言お願いします!映画の公開後は、同じく本広監督の演出で舞台版「幕が上がる」も控えてます。百田:舞台に関して平田さんがハードル上げてるとウワサを聞きまして…難しいから本広さんと「ももクロ」頑張れ!という投げやりなコメント耳にしたんですけど(笑)。まだ詳しい情報は聞いてないけど、平田さんと本広さんは“最強タッグ”だと思うので、しっかりしがみついていけるように頑張りたいと思います!映画に関してはどの世代の方が見ても、キラキラした青春を感じられる作品になってると思います。(取材陣を見渡し)みなさんは、昔を思い出し(笑)、まだ高校生になってない人はこんなに楽しいことがこれから待ってるんだと思っていただけたらいいなと思います。有安:すいません、ちょっと最後、高城さんがひと言(笑)!高城:みんなが知っている「ももいろクローバーZ」じゃないよっていうのを見せたいし、もっともっと「ももいろクローバーZ」にも興味持ってもらいたいし、ダブルで応援してもらいたいので、ひとり最低2回は見てください!(text:Naoki Kurozu)■関連作品:幕が上がる 2015年2月28日より全国にて公開(C) 2015「幕が上がる」製作委員会
2015年03月02日人気アイドルグループ「ももいろクローバーZ」が映画初主演を果たした青春映画『幕が上がる』の初日舞台挨拶が2月28日(土)、都内で行われ、メンバーの百田夏菜子、玉井詩織、高城れに、有安杏果、佐々木彩夏を始め、共演する志賀廣太郎、黒木華らが登壇した。劇作家・平田オリザが2012年に発表した処女小説を、「踊る大捜査線」シリーズの本広克行監督が映画化し、演劇に青春をかける少女たちの汗と涙の日々を描いた。映画館には“モノノフ”と呼ばれる熱心なももクロファンが多数駆けつけ、コンサートばりの盛り上がりを見せた。その熱気に、演技部顧問を演じた黒木さんは「おぉ…」とタジタジ。「(本作の)舞台挨拶に初めて参加しましたが、こういうことになっているんですね。ももクロのみんなは愛されているのが分かりますね」と圧倒された様子だった。黒木さんといえば、前日の2月27日(金)に行われた第38回日本アカデミー賞で見事、最優秀助演女優賞(『小さいおうち』)を受賞したばかり。百田さんが「黒木さんと共演させていただき、本当に光栄。ぜひあやかりたい!」と祝福すると、それに乗じて高城さんは「この映画でぜひ日本アカデミー賞の新人賞を取りたい。会場のレッドカーペットを5色にする」と宣言した。これに対して、本広監督は「本当にお芝居を頑張ったし、イケると思うよ。本当に受賞したら笑えるけど」と辛口エール。黒木さんは「現場は結構な緊張感だよ…」と“5色カーペット”に難色を示していた。この日は本作のメイキングドキュメンタリー『幕が上がる、その前に。彼女たちのひと夏の挑戦』が3月11日(水)から全国65スクリーンで緊急公開されることが発表され、「私たちにもプライバシーがあるんですけど…」(百田さん)、「ちっとも聞いてません!」(佐々木さん)と大慌て。一方、会場のモノノフたちは大歓声でドキュメンタリー公開を歓迎していた。『幕が上がる』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:幕が上がる 2015年2月28日より全国にて公開(C) 2015「幕が上がる」製作委員会
2015年03月02日ももいろクローバーZ主演の映画『幕が上がる』の初日舞台あいさつが28日、東京・新宿バルト9で開催され、アイドルグループ・ももいろクローバーZ、黒木華、志賀廣太郎、本広克行監督と原作者の平田オリザが登壇した。『幕が上がる』は、ももクロのメンバーが高校の演劇部員に扮し、新任の女性教師(黒木華)の赴任を機に、全国大会を目指して奮闘する姿を描く青春ドラマ。劇作家で演出家の平田オリザによる同名小説を、『踊る大捜査線』シリーズの本広克行監督が映画化した。第38回日本アカデミー賞で、最優秀助演女優賞に輝いた黒木華。百田は黒木との共演を振り返り、「私たちが一緒の作品を作れたこと自体が光栄なので、このままあやかりたいと思います」と笑顔を見せた。黒木の演技について高城は「迫力がすごい」、佐々木は「これが女優さんなんだなと思いました」、玉井は「とても感動しました」と、それぞれにリスペクト。黒木は「みんな本当に真面目なんです。みんなが揃ってるとにぎやかなんですが、個々人はすごくいろいろと考えている。夏菜子さんは、みんなを引っ張っていく役だったので、そういう表情を見ていて面白かったです。ご一緒できてうれしかった。私も学ぶことがたくさんあったので」と5人を称えた。百田は「もう、満足です」と喜んだ。高城は「本物を目の前にしてなんですが……。アカデミー賞新人賞を受賞したいです。希望です」といきなり堂々と宣言。玉井が「個人として?」と聞くと、高城は「いやいや、5人でとりたくて。夢があって。レッドカーペットを歩くんですが、途中でカーペットが赤から5色になる」と説明すると、有安が「ええ!?」と驚き、佐々木が「回収、どうするの?」とツッコミを入れた。高城が「そんなことできる雰囲気ですか?」と、黒木に尋ねると、彼女は「結構な緊張感だよ。私だったらできない」とたじろぎ、会場は大爆笑。高城は「まずは賞をとるために、もっともっと頑張りたいと思います。先輩!」と力を込めると、黒木は「テレビの前で応援してます」と激励した。その後、予定にはなかったが、ももクロが『幕が上がる』の挿入歌「走れ!-Z ver.-」をアカペラで歌い、会場は大盛況。さらに、本作のメイキング映像を編集したドキュメンタリー『幕が上がる、その前に。彼女たちのひと夏の挑戦』が3月11日(水)より公開されることが告知され、会場のファンたちは熱狂していた。
2015年03月01日アイドルグループ・ももいろクローバーZの百田夏菜子、玉井詩織、高城れに、有安杏果、佐々木彩夏が27日、東京・新宿バルト9で行われた、映画『幕が上がる』の完成披露試写会に出席した。2月28日から全国公開される本作は、劇作家・平田オリザの処女小説(講談社刊)を実写化した青春映画。演劇部に所属する高校生のさおり(百田)たちは、地区大会を突破すべく1年に1度の大会に挑もうとしていた。そんな時、東京で"学生演劇の女王"と呼ばれていた新任教師が着任し、全国大会を目指すことになる――というストーリーで、『踊る大捜査線』シリーズを手掛けた本広克行が監督を務めている。主演を務めたももクロの5人は劇中の制服姿で登場し、集まった観客とともに元気いっぱいに決めポーズ。バッサリと切ったショートヘアを初披露した百田は、「初めてのことだらけだったけど、一生懸命に頑張りました。舞台あいさつの雰囲気にも慣れてないので、どうしていいか分からない」と照れ笑い。一方、「私たちが100%の力を出し切った映画なので、残りの20%はみんなの愛で埋めて欲しい」と天然発言で笑わせ、「全"高城"が泣いた『幕が上がる』。最低でも5回は見て!」と胸を張ってアピールした。また、イベントでは、ももクロのファンを公言するニューヨーク・ヤンキースの田中将大投手が、客席後方からサプライズ登場し、メンバーたちは、「えっ! 何やってんの~!?」と大仰天。「『見てくれ!』ってみんなが言ってたから。全然映画は見ないけど、自然とストーリーに引き込まれて、高校時代を思い出しました」と感想を語る田中投手に、高城は、「泣いた?」とニヤリ。しかし、「泣いた……。ごめん、うそ! 泣いてない(笑)。ウルッと来なかった」と茶目っ気たっぷりに話す田中投手に、高城は「うそでしょ? 絶対意地張ってるだけー!」とふくれっ面を見せていた。そんな田中投手から、"行くぞ、全国! 待ってろ、全館!"と題したプロモーションが発表され、メンバーたちは「えー! すごい!」と大興奮。全国の劇場127館での舞台あいさつを敢行し、その総移動距離は地球一周を超える約5万キロメートルというプロモーションの内容に、高城は、「全国に飛び出して、この映画をたくさんの人に広めることができるように頑張ります!」と目を輝かせながら意気込んでいた。
2015年01月28日「ももいろクローバーZ」主演の映画『幕が上がる』の完成披露試写会が1月27日(火)に開催され、百田夏菜子、玉井詩織、高城れに、有安杏果、佐々木彩夏、本広克行監督が舞台挨拶に登壇。ニューヨークヤンキースの田中将大投手もサプライズで駆けつけ、会場を沸かせた。平田オリザが高校演劇を題材に書いた同名小説を、『踊る大捜査線』シリーズの本広監督が映画化。弱小の高校演劇部のメンバーが、全国大会出場を目指して青春を駆け抜ける姿を鮮やかに描き出す。この日の招待客は5万通もの応募の中から抽選で選ばれた250名。客席は、熱烈なももクロファンである“モノノフ”で埋め尽くされた。取材媒体も70を超えるなど、映画上映後の夜の20時台という遅い時間帯の舞台挨拶にもかかわらず、ハリウッドの大物俳優の来日時並みの報道陣が集まった。メンバーは衣裳の制服姿で登場!ひとりずつ姿を見せると、会場は割れんばかりの歓声に包まれた。メンバーひとりずつの挨拶が終了すると、司会から「ももクロに縁の深い人がこの会場にいます」という宣言が。観客はもちろん、メンバーもこのゲストについては全く知らされていない完全サプライズだったが「ニューヨークヤンキースの田中将大投手です」と紹介され、以前よりももクロのファンで知られ、メンバーとも交流の深い田中投手が客席から壇上に上がると会場は騒然!実は、田中投手は映画上映直前にこっそりと会場入りし、観客と共に映画を鑑賞したという。誰よりも驚いていたのはももクロのメンバーで「何してるの?マー君!」「沖縄でキャンプ中じゃなかったの?」などなど田中投手を質問攻め。玉井さんの「こんなに(体が)大きくてもこそこそ入ってこれるの?」という言葉に会場は笑いに包まれた。田中投手は「みんなが『観てくれ』と言ってたから」とサプライズでの来場の理由を説明。映画の感想を尋ねられると「『観てくれ』と言ったのが分かりました!日頃、僕は映画観ないんですが、自然と引き込まれて高校時代を思い出しながら見ることが出来ました」と語った。泣いたか?という問いには田中投手は「泣いた!…嘘です、泣いてない。ウルッと…来なかった(笑)」とあくまで涙は否定したが、これに高城さんが「意地張ってるだけでしょ!」と噛みつき、会場は再び笑いに包まれた。『幕が上がる』は2月28日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年01月28日コニカミノルタは1月13日、TOF(Time Of Flight)方式で垂直方向に最大24レイヤー、水平画角最大180度の広範囲スキャンが可能なレーザーレーダーを開発したと発表した。同製品は、上記の画角とリアルタイムを両立し、高精細な3D情報の取得が可能。測定距離は車両で100m以上、人で50m以上となっており、外乱光に強いなどの特長を持つ。同社は、自動運転/高度運転支援システムの開発や建物・物流搬送機器・移動ロボットなどさまざまな領域での活用を見据えているとのこと。なお、同製品は1月14日~16日に東京ビッグサイトにて開催される「オートモーティブワールド2015/第3回コネクティッド・カーEXPO」のZMPブースに参考出品される。
2015年01月14日フジテレビ系アニメ枠「ノイタミナ」で放送された人気アニメを映画化した『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス』の初日舞台挨拶が1月9日(金)、東京・新宿バルト9で行われ、声優の花澤香菜、関智一、野島健児、神谷浩史、メガホンをとった塩谷直義監督が登壇した。『踊る大捜査線』の本広克行監督が初めてアニメーション作品の総監督を務めたSFアクション。近未来を舞台に人々の精神を数値化する「シビュラシステム」を用いて、犯罪を未然に防ごうとする警察の奮闘を通して、真の正義を問う。初の劇場版となる本作では、試験的にシビュラシステムを導入した内戦状態のSEAUn(シーアン=東南アジア連合)の首都・シャンバラフロートからテロリストが日本に密入国し、システムの中枢に攻撃をしかけてくる。主人公の監視官・常守朱(つねもり あかね)を演じる花澤さんは「リアルにこういう(作品が描くような)社会になってしまうと思わせる場面もあって、自分ならどう行動するかと考えてしまう。私にとっては朱ちゃんの成長物語でもある」と胸を張った。また、本作には重要な役割を果たしながら、シリーズ途中で行方不明となった執行官の狡噛慎也(こうがみしんや)が登場しており「女子には狡噛さんの身体を凝視してほしい。ヨダレには気を付けてくださいね」と楽しみ方を指南していた。その狡噛を演じる関さんは「朱ちゃんとは違う形で、正義にアプローチしている」と説明。関さんといえば、『ドラえもん』『妖怪ウォッチ』といった人気アニメにも出演している人気声優で、舞台挨拶でもジャイアンや妖怪執事・ウィスパーの声を披露し、客席を沸かせていた。「見ているとどこか現代と錯覚する描写もあり、必ずしもファンタジーとは言い切れない。アクションもすごいので、気が付いたらのめり込んでいるはず」(宜野座伸元役の野島さん)、「SFは難しいという認識もあるが、テーマとしては誰もが理解できるもの。見ればエンタテインメントとして純粋に楽しめて、なるほどと思ってもらえる」(ニコラス・ウォン役の神谷さん)とアピールした。『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス 2015年1月9日より全国にて公開(C) サイコパス製作委員会
2015年01月10日1月9日に全国公開されたアニメーション映画『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス』の最新PVが公開された。公開初日とともに解禁となったこのPVでは、SEAUn(東南アジア連合/シーアン)の首都・シャンバラフロートへ向かう主人公の公安局監視官・常守朱、彼女が追うテロ行為を手引しているという元執行官の狡噛慎也、シビュラシステムとドローン、そして大迫力のバトルシーンなど、『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス』の見どころを凝縮した映像に仕上がっている。『PSYCHO-PASS サイコパス』は、総監督の本広克行氏(『踊る大捜査線』シリーズ)、ストーリー原案の虚淵玄氏(ニトロプラス/『魔法少女まどかマギカ』『仮面ライダー鎧武/ガイム』)をはじめとする豪華クリエイター陣が制作も大きな話題を呼んだ近未来SFアニメーション。人々の精神が数値化される近未来で、正義を問われる警察のドラマを描き、緻密かつ大胆に書き上げたディストピアSF作品としてファンが拡大し、シリーズ構成に冲方丁氏が参加した第2期『PSYCHO-PASS サイコパス 2』が昨年12月に最終回を迎えた。その続編となり、完全新作のアニメーション映画として公開される『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス』の舞台は、日本政府が紛争国に「シビュラシステム」と無人ロボット・ドローンの輸出を開始した2116年。公安局刑事課一係の常守朱は、ある男を追いかけ、「シビュラシステム」をかい潜るテロリスト捜査のため水上都市シャンバラフロートへ。新たなる地にもたらされた正義の真実が明らかになるという。(C)サイコパス製作委員会
2015年01月09日「ももいろクローバーZ」の5人が演じる弱小演劇部の少女たちが、全国大会を目指し、喜びや悲しみを抱えながらもきらめいていく姿を描く青春映画『幕が上がる』。このほど、初披露となる主題歌「青春賦」に彩られた、フレッシュな魅力と熱気あふれる予告映像が到着した。劇作家・平田オリザの原作をもとに、「踊る大捜査線」シリーズの本広克行が監督を務め、作り上げる本作。「いま、もっとも輝いている少女たち」として大抜擢された「ももクロ」のみならず、黒木華、ムロツヨシ、清水ミチコ、志賀廣太郎など、個性的で高い演技力を誇るキャストが集結したことで、早くも大きな注目を集めている。中でも今回の予告映像で気になるのが、元・学生演劇の女王である新任教師として、「ももクロ」のメンバーに演技指導をする黒木さんだ。灰皿を山積みにして鬼の形相で檄を飛ばす姿は、百田夏菜子演じる演劇部の部長・高橋さおりの夢なのか、それとも現実なのか…。そんなちょっとした驚きも含んだ予告映像を彩るのは、今回初披露となる主題歌「青春賦」。「ももクロ」自らが熱い想いを込めた歌に乗せて披露される、喜びや悲しみ、希望と不安、焦り、忍耐…。メンバーの多様な表情に、つい引き込まれてしまう。先日、2015年5月に上演される舞台版の詳細も明らかとなったばかりの本作だが、映画に関しても、数々の作品を手掛けてきた本広監督は、「撮影現場が青春そのものだった」とふり返るほど熱量のこもった仕上がりとなった様子。「ももクロ」と同世代の子どもたちから、かつて葛藤を抱え青春の日々を送った大人まで、幅広い層の背中を押す青春映画となりそうだ。映画『幕が上がる』は2月28日(土)より公開。舞台「幕が上がる」は5月1日(金)よりZeppブルーシアター六本木にて上演。(text:cinemacafe.net)
2015年01月09日●関智一「出番は量より質だなと改めて勉強になりました」完全新作となるアニメーション映画『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス』が1月9日より全国で公開される。『PSYCHO-PASS サイコパス』は、総監督の本広克行氏(『踊る大捜査線』シリーズ)、ストーリー原案の虚淵玄氏(ニトロプラス/『魔法少女まどかマギカ』『仮面ライダー鎧武/ガイム』)をはじめとする豪華クリエイター陣が制作も大きな話題を呼んだ近未来SFアニメーション。人々の精神が数値化される近未来で、正義を問われる警察のドラマを描き、緻密かつ大胆に書き上げたディストピアSF作品としてファンが拡大し、シリーズ構成に冲方丁氏が参加した第2期『PSYCHO-PASS サイコパス 2』が昨年12月に最終回を迎えた。その続編となり、完全新作のアニメーション映画として公開される『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス』の舞台は、日本政府が紛争国に「シビュラシステム」と無人ロボット・ドローンの輸出を開始した2116年。公安局刑事課一係の常守朱は、ある男を追いかけ、「シビュラシステム」をかい潜るテロリスト捜査のため水上都市シャンバラフロートへ。新たなる地にもたらされた正義の真実が明らかになるという。今回は満を持しての公開となった『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス』について、狡噛慎也役の関智一と常守朱役の花澤香菜に話を伺った。――まずは、完成した『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス』の率直なご感想をお聞かせください。関:めちゃくちゃ格好良かったです! ワクワクポイントがかなりあり、30分に1回ぐらい良い感じに展開が変わっていくので、飽きないで観られるのもいいですね。作劇的に時間を気にして観ていたんですよ(笑)。花澤:それは作り手の見方ですよ!(笑)。異国の雰囲気は今までの『サイコパス』とはちょっと違っていて、観ていてドキドキでした。そして狡噛さんが出てきてからは狡噛さんに何度キュンとしたことか(笑)。小声で「かっけぇ~」と何回も言っちゃいました。第1期から見ていた人にとっては本当に堪らないキャラクター同士の絡みが見られますので、注目して欲しいです。――第1期、第2期を経て、劇場版のアフレコはいかがでしたか。花澤:第2期の朱ちゃんは心が締め付けられる出来事がたくさんあって、辛かったんですよね。そこからの劇場版でしたので、「あの緊張感から開放された」というのが一番大きかったです。収録後、1人で駅まで歩いている途中にほろほろ涙が出てきてしまって。涙が止まらなくて何駅も歩いちゃいました(笑)。関:知らない人が見たら危ない女性ですよ(笑)。花澤:だから、達成感というより開放感が大きいです。まだ続きそうな予感もしますし、達成感には至っていないかもしれないです。関:狡噛はまさかの第2期に出番がほとんどないという(笑)。劇場版でも「あれ? もしかしてもう出てこないのでは?」という感じもして。でも、おいしい登場の仕方だったので、出番は量より質だなとあらためて勉強になりました。――狡噛慎也にとっては、久しぶりに常守朱との本格的な対面ですね。関:成長ポイントがめじろ押しですよね。(狡噛は)あまり顔色を変えていなかったですけど、結構びっくりしていると思います。めっちゃ格闘技が強くなっているし(笑)。監視官としてバシッと現場を仕切り、上層部とも対等に渡り合いすごいなと思いました。ある意味、狡噛ができなかったことをやろうとがんばっているわけですから、尊敬に値すると狡噛も思っていますよ。――朱と関係性において、演技面で意識した点はありますか?関:信頼しあっていればすぐに今まで通りの会話ができると思いましたので、「何も変えずに当時のまま」を心がけました。●花澤香菜「これで終わりな気がしないのはなんでしょう」と続編にも期待――関さんは12月に最終回を迎えた『PSYCHO-PASS サイコパス 2』をどうご覧になりましたか?関:第2話までと狡噛が出たエピソードは見ましたが、それ以外はあえて見なかったんですよ。狡噛が知らない事件ですから、見ていない方がいいかなと思って。花澤:余計な感情が入ってきちゃいそうですもんね。関:そうなんです。宜野座といい感じにやっていて、宜野座が「あんなやつのことを忘れた方がいい」みたいなことを言っていたので、そういうのを見ちゃうとね(笑)。花澤:そんなことは言ってないですよ!(笑)。関:なので、狡噛と同じ立場で成長した姿を見るのを楽しみにしていました。――では、それぞれご自身が演じるキャラクターの印象を改めて。関:どんな環境でもしっかりやっている"生命力の強さ"です。困難があっても腐ることなく自分のやれることを最大限にやっていて、汚れ仕事も引き受けるのは、男性として憧れますよね。かといって女性にあんまり色目を使わないし、モテる男の代表のような感じだなと。でも唯一、朱ちゃんと一緒に夜を過ごすシーンは、たぶんさすがの狡噛もムラムラしていたはずですよ(笑)。それをも我慢しているのが格好いいなと。魅力は"我慢強さ"です!(笑)。花澤:朱ちゃんは第1期の最初から正義感や優しさなどが人間的に素晴らしくて、こういう女性になりたいと思えるのが魅力ですね。本作では、海外でのシビュラシステムの運用が描かれていて、第2期ではシビュラシステムに影響を与える存在にまで成長して、朱ちゃんがこれからどんな大きな存在になっちゃうんだろうかと、ちょっと不安です(笑)。――お二人が演じる狡噛慎也、常守朱以外で気になるキャラクターは?花澤:先ほども言いましたが、ファンのみなさんにとって「これが見たかった!」って思うようなキャラクター同士の絡みが見れるのは、注目ポイントですね。関:宜野座は狡噛がいなくなりお父さんもいなくなって、朱ちゃんや公安局を守るために男らしくなっちゃって。冒頭にガサ入れのシーンがあるんですけど、やたら格好良くてちょっとジェラシーでした(笑)。――そういえば、劇中では英語で喋るシーンもありますね。関:僕は日本語しか喋れないので、この作品にも出ている木村昴くんに英語の発音をカタカナに書き起こしてもらいました(笑)。僕と木村くんは、他の作品のキャラクターではガキ大将と子分みたいな関係なでもあるのでそういうのもなんか面白いですよね。花澤:私も英語は全然できなくて。でも、皆さんに比べたら英語の台詞数は少なかったのでがんばりました(笑)。――演出や戦闘シーンについてはどうでしょう。花澤:戦闘シーンの迫力がすごかったです。ぜひ劇場で楽しんでいただきたいと思います。関:オープニング、冒頭のシーンからタイトルが出てくるまでの流れが格好良くて好きです。タイトルバックがあることをすっかり忘れるぐらい見入っていたので、その演出にさらにワクワクしました。――劇場版だからこその"タメ"が効いた演出でしたね。関:そうなんです。ブリーフィングのシーンもしっかり描かれていて、劇場版ならではの尺の使い方だなと思いました。それによって朱ちゃんの成長ぶりがわかりますし、オープニング前までに人間関係や世界観が全部詰まっていて、しかもしっかりエンタメしていて。勉強になりました。花澤:これから映画作る人みたい(笑)。そうだ!朱ちゃんのシャワーシーンも結構長かったですよね!関:でも大事なところは見えていなかったよね?花澤:残念ながら見えていなかったです(笑)。――2015年の抱負も込めて、最後にファンへメッセージをお願いします。花澤:これで終わりな気がしないのはなんでしょうね。ゲームも出ますし、本屋さんにはスピンオフ作品や小説がいっぱい置いてあって、すごい広がり方だなと思っています。まだまだ演じる機会はあると思うので楽しみです。関:そうですね。2015年もめーいっぱい応援してくださいね!ってことで。未年にかけて(笑)。花澤:あっ! すごーい!!『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス』は1月9日より全国公開。(C)サイコパス製作委員会
2015年01月08日