名前のイニシャルは、その人の人物像と運命と運勢を暗示します。そんなイニシャル占いで、「価値観ピッタリ」な男女カップルのTOP5を、占います。5位から1位の順での発表です。どんな価値観なのかも合わせて占いますので、ぜひお楽しみくださいね。例ナナ:「N」、ジュンナ:「J」、シュウヘイ:「S」、ダイキ:「D」■ 5位名前のイニシャルがTの男性×名前のイニシャルがTの女性……誠実であること辛抱強くひとつのことに集中するタイプの、イニシャルTのふたり。特に恋愛に対しては「誠実」を価値観にあげています。想いを伝え合ったら、その気持ちが一途に続けるべきで、浮気なんてもってのほか。堅い感じはありますが、相性◎なのです。■ 4位名前のイニシャルがGの男性×名前のイニシャルがEの女性……やりたいことに犠牲や労力は惜しまないやりたいことをやるイニシャルGの男性と、探究心が強いEの女性は、ふたりそろうと好奇心のかたまりに。やってみようと思うことが似ていて、それをするためなら多少の犠牲や労力は惜しまないという価値観がピッタリ合っている、好相性なふたりです。■ 3位名前のイニシャルがNの男性×名前のイニシャルがAの女性……時代の最先端を見ていたいおしゃれで華やかなことが好きなイニシャルAの女性と、新しいものが大好きなイニシャルNの男性。時代の最先端をいつも見ていたいという価値観が同じで、相性が良いのです。相手の関心のあることから刺激も受け、楽しい付き合いになるでしょう。■ 2位名前のイニシャルがYの男性×名前のイニシャルがAの女性……笑いの価値観このふたりは明るい性格で、前向きです。笑いの価値観がよく似ています。たとえば一緒に歩いていて、何かを見て同じタイミングで笑ってしまうような感じです。テレビや映画も、とても楽しめます。もはや、他人とは思えないほどの相性でしょう。■ 1位名前のイニシャルがHの男性×名前のイニシャルがFの女性……お互いの意見を尊重するイニシャルがFの女性とHの男性は、意志が強いところが共通しています。意見が違うとケンカにもなりますが、「意見が違ってもお互いの意見を尊重する」という価値観は一致しています。たとえお互い折れなくても、それでいいと思う相性ピッタリのふたりです。■ トラブルだって大丈夫!価値観が一緒なら、トラブルがあったときだって支え合えるはず。この「価値観」って、恋愛関係ではとても大切なことなんですよ。もしTOP5のカップルにあなたと彼が当てはまっていたのなら……それはきっと運命だと言えるでしょう。(芦田イングリット/占い師)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2021年02月13日大好きな人と付き合っていくうえで、「仕事」と「恋愛」に対する価値観は重要です。相手がどちらにウェイトを置いているかによって、未来が大きく変わってきます。そこ今回は、AB型男性の「仕事」「恋愛」の比重と価値観を紹介します。気になる彼がAB型の方は、ぜひチェックしてみてくださいね。■ 頭の切れるAB型はやり手いつも冷静で、ハイスペックな頭脳を持つAB型男性は、どんな仕事もテキパキとこなすエキスパート。難しい作業やトラブル処理さえ、彼の手にかかれば瞬く間に片付いてしまうでしょう。コミュニケーション能力抜群の彼は、交渉やカケヒキも得意。海千山千の相手を上手にさばき、思い通りの答えや結果を引き出す才覚もありそう。ビジネスシーンでは、やり手のできる男というイメージが定着しているのが、AB型男性と言えます。■ 恋に憧れつつも孤独を愛する傾向ありAB型はご存知の通り、A型、B型という2つの血液型が組み合わさったハイブリッドタイプ。つまりオクテで恋に臆病なA型的な一面と、ラブハンターとして異性を渡り歩くB型要素を持っているということです。そのため彼は、恋に人一倍憧れを抱きつつも、いざリアルな女性や恋愛を前にするとフリーズしてしまい、自分の世界に引きこもってしまうキライが。清潔感があり、仕事もできる彼のこと、女子ウケは抜群ながら、実際の恋愛経験は少なく、浮いた話も少ないタイプと言えるかもしれません。■ AB型男性の比重は、仕事5対恋愛5AB型男性の「仕事」と「恋愛」の比重は、ちょうどフィフティーフィフティー。バランス感覚に優れた彼は、どちらかに大きく偏ることなく、恋も仕事も上手にこなしたいと考えているようです。仕事のために彼女を疎かにしたくないし、色恋に溺れて大事な場面でミスをしたり、遅刻をしたりなんてポカ連発するのもカッコ悪いと思っているAB型。合理的で物事をロジカルに割り切ることができるため、働いているときは目の前の仕事に集中、デートのときは彼女に愛を注ぐ、というように、公私を分けることができるのも彼の良さと言えるでしょう。■ AB型男性とうまく付き合うためには?AB型男性にとって、「仕事」と「恋愛」は同じ比重。全力で愛して欲しい女性にとっては、少し物足りなく感じるかもしれません。しかしAB型男性とうまくやりたいなら、そんな彼の価値観やバランスを大切にしてあげることが大切です。彼は元々、恋愛には淡泊。たとえ仕事という理由がなくても、ベタベタ、イチャイチャするのは苦手なタイプ。もしそんなホットな交際を望むなら、理想を叶えてくれる相手を探すほうが手っ取り早いかも。どうしても彼がいいなら、クールでシャイなところも受け入れて愛してあげましょう。静かに優しく見守るあなたが、大事な存在になるのもそう遠いことではないはず。■ おわりにクールで仕事もできるAB型は、彼氏にしてもステキ!今回ご紹介した記事を参考にして、ぜひAB型男性との恋愛を楽しんでくださいね。(涼月くじら/占い師)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2021年02月04日「仕事」と「恋愛」、どちらに重きを置くかは、その人の価値観に左右されます。どちらを重視しているかはさておき、いい交際をするためには、その相手のことをよく知っておくことが大切。今回は、B型男性の「仕事」「恋愛」の比重と価値観を紹介します。読んでおけば、B型男性と付き合うのがラクになるかもしれません。■ B型はアイディアマン閃き抜群のB型は、面白いことを考える名人。持ち前のアイディア力を活用して、クリエーターや企画や広報など、花形の仕事で活躍する人が多いでしょう。こだわりが強いため、自分の納得いく仕事ができるまでは時間を忘れて没頭。残業や徹夜も辞さず、熱中しそう。ただし、彼の場合、コツコツ地道に頑張るのは苦手。馬車馬のように働いた後は、遊びに出かけて弾けるなど、意外にプライベートも大切にしているフシが。よく働きよく遊ぶ……そんな言葉がピッタリなのがB型の男性です。■ 惚れっぽいB型は恋多きタイプ情熱の沸点が低いB型は、惚れっぽくて、常に誰かに恋をしているタイプ。彼女と別れたと思ったらすぐに別の女性を好きになってアタック!……また新しい交際がスタートするなど、いわゆる恋人が途切れない男性と言えるでしょう。そんな彼ですが、意外にクールな一面も。彼女といても退屈、楽しくないと感じると途端に愛が冷め、デートよりも趣味や友達づきあいを優先することもあるようです。常にマイペースなため、彼女は「愛されているか?」と不安になることもしばしば。■ B型男性の比重は、仕事6対恋愛4B型男性の「仕事」と「恋愛」の比重は、6対4と少しだけ「仕事」が高め。しかし気まぐれな彼の比重はTPOやメンタルによって、ジェットコースターのように上下動します。たとえば、恋愛初期でラブラブなときは、いつもの割合が逆転して、仕事4、恋愛6になったり、逆に仕事に夢中になっているときは、仕事の比重が9、恋愛が1に急降下したり……。しかもその変化が、1日の間でめまぐるしく変わることもあるのがB型男性の特徴です。■ B型男性とうまく付き合うためには?通常はやや「仕事」優先なところがあるB型ですが、その比率はコロコロ上下動し、そのたびに彼の態度や行動も変わります。B型男性とうまく付き合うためには、彼の変化に誰よりも早く気づき、対応する必要があります。今仕事モードに入っていると思ったら、構わず放置しておけばいいし、逆に「恋愛」にウエイトが置かれていると感じたら、毎日のようにデートしてラブラブムードを楽しめばいいというわけ。この切り替えに上手に対応できるかが、B型の彼女として生き乗れるかどうかの分かれ目に。■ おわりによくB型は気まぐれ、自己チューなどと言われますが、それは大事にしているポイントがよく変わり、周囲には理解しづらいためとも考えられます。しかし誰よりもピュアな彼は、好きな女性を子どものように屈託なく愛せる人。今回ご紹介した記事を参考にして、B型男性をより深く理解して受け入れ、愛を勝ち取ってくださいね。(涼月くじら/占い師)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2021年02月02日どんなに好き同士でおつきあいが始まったとしても、あまりにかけ離れた価値観や考え方のふたりではうまくいかないもの……。そこで今回は、持って生まれた性格や恋愛傾向が現れる干支を使い、「価値観の合うカップル」のTOP5を占いました。あなたや彼の干支があるかどうか、探してみてくださいね。5位から1位の順での発表です。■ 5位巳(へび)年生まれの男性×申(さる)年生まれの女性……意外に波長が合うふたりシャイで引っ込み思案なところがある巳(へび)年男性と、陽気で社交的な申(さる)年女性。一見水と油に見えるふたりですが、笑いのツボや趣味など共通点がいっぱいあり、おしゃべりを始めると止まらなくなるほど。周りからは風変りな組み合わせと思わがちながら実は、波長ピッタリの仲良しカップルと言えそう。■ 4位亥(いのしし)年生まれの男性×卯(うさぎ)年生まれの女性……交際から結婚へと一気に進む正義感が強く、良くも悪くもまっすぐな亥(いのしし)年男性にとって、愛らしく頼りなさげに見える卯(うさぎ)年女性は、守ってあげたくなる女性ナンバー1。彼女も、真剣に愛してくれる彼にゾッコン!……結婚観もフィットしているふたりは、そのまま一気にゴールインへと進む可能性も高いでしょう。■ 3位寅(とら)年生まれの男性×亥(いのしし)生まれの男性……互いの気持ちがよくわかる仲付き合うなら男らしい人がいい……そう考えている亥(いのしし)年女性。頼りがいのある寅(とら)年男性とは初対面から気が合い、一気に交際に発展するでしょう。ケンカしても、価値観が合うふたりには問題なんてありません!相手の気持ちが手に取るようにわかるため、すぐにお互い反省し、仲直りできます。■ 2位辰(たつ)年生まれの男性×子(ねずみ)年生まれの女性……内助の功で結びつくカップル野心家で出世欲も人一倍強い辰(たつ)年男性と、気配り美人の子(ねずみ)年女性。バリバリ働く彼を妻のように甲斐甲斐しく世話するのが、彼女のなによりの喜びであり幸せのはず。彼もまた、支えてくれる彼女に感謝と深い愛を感じていそう。お付き合いは順調そのもの。■ 1位酉(とり)年生まれの男性×酉(とり)年生まれの女性……言葉に出さなくても通じ合えるおしゃれな社交家というイメージがある一方、デリケートで傷つきやすい面を持つふたり。他人からはなかなか理解してもらえない内面の複雑さをわかりあえるのも、同じ干支生まれならでは。価値観や行動スタイルもピッタリ!交際が長くなっても、マンネリやケンカとは無縁でしょう。■ 壁は「乗り越え可能」なもの恋愛とは不思議なものです。価値観が真逆な相手に惹かれるなんてことも、めずらしくはありません。もし、そんな真逆の相手とうまくやりたいなら、違いを認めて受け入れることが大切になってくるでしょう。歩寄る気持ちさえ持てば、価値観や考えの壁を乗り越えられます。今回ランキング外だった人も諦めずに、愛を育てていってくださいね。(涼月くじら/占い師)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2021年02月01日子供の頃に、周囲の大人から受けた教えが、その後の人生を大きく左右することはあります。ちゃんへん.(@CHANGHAENG)さんがTwitterに投稿した、母親の教えが「素晴らしい」と話題です。すぐに習いごとを辞める息子を、母親が叱らなかった理由子供の頃に、何かに興味を持つたびに、習いごとをさせてもらったという投稿者さん。いつも興味が続かず、ほとんどの習いごとをすぐに辞めてしまいました。しかし、そんな息子を、母親は一度も叱らなかったといいます。ある日、投稿者さんが「どうして怒らないの?」と尋ねると…母親から返ってきたのは、こんな言葉でした。「好きと思えなかったら、100%の力出せへんやろ?私の役割は、お前が興味を持ったことをなるべく体験させて、心から好きと思えることに出会えるまで投資することや」母は僕が興味を持った習い事を全てやらせてくれた。殆どすぐに辞めてしまったけど、母は一度も怒らなかった。理由を聞くと「好きと思えなかったら100%の力出せへんやろ?私の役割は、お前が興味を持ったことをなるべく体験させて、心から好きと思えることに出会えるまで投資をすることや」だった。 pic.twitter.com/wByUCnibCp — ちゃんへん. (@CHANGHAENG) November 28, 2020 母親は、息子が心から好きだと思うものに出会えるまで、適した環境を与え、見守り続けることが大事だと考えていたのです。投稿者さんいわく、実家はとても貧乏だったため、息子にいろいろな経験をさせるお金は、母親が自力で稼いだものだとか。母親の教えによって、投稿者さんは2020年現在、プロのジャグリングパフォーマーとして世界を舞台に活躍しています。エピソードに対し、ネット上では「なんて素晴らしいお母さん!」「読んでいて泣きそうになった」「自分もそんな親になりたい」といったコメントが続出しました。人生の中で「これぞ」と思える好きなことと出会い、その道を極めることは誰にでもできることではありません。子供の意思を尊重し、然るべき環境を与え、そっと見守ってきた母親の深い愛情に、心を打たれますね。[文・構成/grape編集部]
2020年11月30日価値観や性格は人それぞれ。だけどある場面に遭遇した際、「〜さんっていい子っぽいな……」と思わず心を掴まれることもあります。その印象がいつまでも記憶に残り、気付いたら本気になってしまうようです。ではどんな「価値観」を持つ女性に、男性は好意を抱くのでしょうか。リサーチしてみました。■ 物持ちがいい「職場の後輩は入社以来、ずっと同じペンケースや定期入れを使っている。しかも傷や汚れもほとんどなく、すごくキレイなんです。単純かもしれないけれど、それだけで好感度は高いですよね」(32歳/広告)ひとつの物を長く大切に使う女性って、いい子な印象が強いですよね。恋愛に対しても同様に一途で、長期交際が見込めそうです。ムダ遣いをしなさそうなので、男性も「家計を任せられそうな子だな」と本能的に感じるみたい。遊びではなく、将来を見据えた本命の女性として意識するようです。■ 積極的に話そうと頑張っている姿勢が見える「友人の紹介で知り合った子と初デートをしたのですが、一生懸命相槌を打ったり、話を広げたりと、場を盛り上げようとしてくれたんです。受け身な女性も多い中、その優しさにグッときましたね」(26歳/保険)とくに初対面だと何を話したらいいかわからず、受け身になりがちな人も多いはず。でもたとえうまいこと言えなくても、その頑張ってくれている姿勢が嬉しいようです。「好きな食べ物は何ですか?」「趣味はありますか?」など月並みの質問でもいいので、女性側から振ってみましょう。それだけで「優しい子だな」と少なからずプラスに思ってもらえますよ。■ SNSが映え重視じゃない「インスタって基本映え重視じゃないですか。でも同じ学部の女子は加工なしの変顔や食事、ペットの写真など、ありのままの日常を投稿していて。安心感や親近感が湧きましたね」(22歳/大学生)映え重視のキラキラな毎日は憧れですが、男性はあまり好まないよう。「お金がかかりそう」「非現実的だな」とマイナスな印象を持ってしまうのかもしれません。また、あまりにも自撮りが加工されていると、「この子誰?」と驚いてしまうんだとか。オシャレ感を演出するのも素敵ですが、何気ない日常から幸せを見出すことも必要です。こちらは、アカウントごとに内容を使い分けるのもアリかもしれませんね。■ おわりにこうやって見るとルックスやモテテクも大事なのですが、やはり人は最終的に内面が重要なのかもしれません。それにどんなに美人でかわいくても、価値観が合わなければ交際は長続きしません。一方で内面に引き込まれて交際した場合、長期交際や結婚も見込めます。いい子になりすぎる必要はありませんが、ときには着飾らないことも大切かもしれませんね。(和/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2020年11月25日■ 前回 までのあらすじ「職業は何でもい」と言われた彼の言葉にショックを受けつつ、その後も外で会うようになり…。■誰かが私を好きになってもそれは本当の私ではない…彼とは相性が良く、一緒にいても疲れませんでした。なので流れのまま付き合い始めてしまいました。やはり若かったのもあってか、パートナーを求めるのは本能なんでしょうかね…。手を繋いだとき、私の心のなかにある「嫌われてしまう恐怖」、「この先ずっと演じ続けなければいけない苦痛」といった自分の感情に無意識に蓋をしていました。だってその恐怖よりも「付き合いたい」という気持ちが強かったから。でも少し時間が経ち一人で冷静になると、ふとした時にやはり恐怖がわきあがってきました。『本来の私を見せたら嫌われる』『私はずっと元気で明るく、しっかりしている女性を演じなければいけない』だって私の職に魅力を感じてくれない彼には、性格や容姿で好かれるしかなかったのですから。だけれども、その性格や容姿にしても、実際には作り物。今までも、容姿を整形し、過食嘔吐で体型を維持し、明るい女性を演じ続けてきたからこそ、母や友人は私を愛してくれた…。そう思っていました。『ありのままの弱い私を愛してほしい――だけれども、それは不可能なこと。だったらできるだけ長く、すこしでも弱い私を彼に見せないようにする。でもそれはとてもつらい。そしてやっぱり本音では弱い私を愛してほしい…いややっぱりそれは不可能なんだ…それもこれもすべて私がこんな弱いからいけないんだ…』こんな堂々巡りの想い。彼との付き合いには、そんな苦しい思いが心の奥にいつもありました。→次回に続く※この物語は私の経験を基に、一部フィクションもまざっております。
2020年10月30日■ 前回 までのあらすじ職場の先輩に「街コン」に行こうと誘われる。母に「あんたは結婚は無理」と言われて育った私は…■私が大切にしてきた価値は意味がないもの?当時、私は自分で唯一価値があると思っていたのは、仕事でした。昔からずっとこの考え方をしてきたのです。「スポーツ強豪校でレギュラーのハム子」「進学校、有名大学に通うハム子」「安定した資格職のハム子」自分の所属しているものが私の唯一誇れる価値でした。自分自身は何も長所がないから、世間的に良いと言われる団体や肩書に自分が所属することで、なんとかかろうじて「自分には価値がある」と思うことができていたのです。それなのに、この男性に、「所属には価値を感じない」と言われてしまい…。(実際には、そのように言われたわけではなかったのですが、私はそう感じてしまいました)まるで「私自身がまったくの無価値である」と突き付けられたようでした。それどころか、『所属に頼って、学歴や経歴にすがりついている器の小さな人間』と、自分で自分が恥ずかしく、情けなくなりました。でも、とてもハッとさせられ、心に残る出来事でした。→次回に続く※この物語は私の経験を基に、一部フィクションもまざっております。
2020年10月29日人それぞれ恋愛観は異なるものですが、中には理解しがたい恋愛観を持っている人もいるようです。今回は、男性の体験談を基に、ちょっと理解しがたい恋愛観を3つ紹介します。男性が何を考えているのかわからない……。と、イマイチ恋愛に踏み切れない人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。■ 男性は見た目を重視する?「人は見た目じゃないとは言うけれど、やはり人は見た目です。彼女にするなら可愛くてキレイなほうがいい!性格も大事ですけど、性格か外見かと問われたら、外見を優先したいのは俺だけじゃないはず!」(21歳/大学生)どちらかというと性格よりも外見優先したい、という恋愛観を持つ男性もいるようです。そのため、外見のみで恋に落ちる「一目ぼれ」も少なくありません。出会ってすぐアプローチをかけてくる男性は、性格よりも外見を重視するタイプかもしれませんね。自分が、お互い性格をきちんと知った上で付き合いたい、というタイプであるなら、熱烈なアプローチを受けても、クールダウンして関わるようにしてみてはいかがでしょうか。■ 浮気は容認する「浮気は男の勲章みたいなところはあると思います。浮気はあくまでも浮気、本気は彼女なので良くないですか?ただ、バレないようにするのは最低限のマナー。逆に彼女も俺にバレなければ浮気もOK(笑)」(22歳/営業)彼氏の浮気を容認する女性は少ないと思いますが、男性の中には、「自分も彼女もバレなければ浮気OK」と考えている男性も少なくないようです。むしろ、浮気のことを“本命の相手との恋のスパイス”くらいに捉えていることも。浮気は絶対NG!と思っているならば、こうした恋愛観を持っている男性かどうか交際前にしっかりチェックしておきたいですね。付き合っている彼氏が、浮気OKと言うのであれば、関係を考え直したほうが良いかもしれません。■ 安定した関係より、追いかけるのが好き「よく、女性は追われたい、男性は追いかけたいっていうじゃないですか。手に入りそうで入らない女性を追いかけるのが恋愛の醍醐味。交際が始まってもある程度ミステリアスでいてくれないと、ちょっと飽きちゃう……。」(25歳/美容師)交際相手に安心感や信頼関係を求める女性は多いもの。一方で、男性の中には、交際後も恋の駆け引きを楽しみ続けたい、恋人にはいつまでも刺激的でいてほしいと願う恋愛観の人もいるようです。もし、この恋愛観がずれていると、交際後に突然飽きられたり、寂しい思いをしたりしかねませんよね。自分と相手の恋愛観にズレがないかどうか、確認してみましょう。■ 自分の中で譲れない恋愛観を再確認しよう見た目を重視する恋愛観や、浮気を容認する恋愛観など、女性には理解が難しい男性の恋愛観。それを踏まえた上で、自分の中で譲れない価値観はなにか、再確認しておきましょう。意中の彼と自分の恋愛観が合っているかどうかも、さりげなくチェックしましょう。(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2020年10月12日メンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラーのカトウ ヒロコさんが、 価値観が合わない義母との関係を乗り切る方法についてお話ししてくれました。夫に伝えてもらうときのポイントなど詳しく解説! いつの時代も嫁と姑の関係はなかなか複雑です。生まれ育った環境や世代、そもそも考え方の異なる人たちが突然家族になることが多いわけですから、単純にはいかないのは当然です。義母との関係に悩んだとき、どうするのがよいのでしょうか。 距離を置くのが一番できるのであれば、大切なイベントなど以外は会う機会を減らし、距離を置くのが最もおすすめです。 友人でも気が合わない人と会うのは、精神的負担となりがちです。ましてや義母となれば、友人よりも自然と失礼のないように接しなければと気を張ってしまいます。基本、合わないと感じていると、相手が何を言っても、お互いに素直に相手の言葉が入ってこないものです。「合わないものは合わない」と割り切って、必要なとき以外は会わずにいることで、余計な摩擦を避けられるでしょう。 夫に一役買ってもらうしかしながら、妻の実家には行くのに、夫の実家にはなかなか訪ねないとなると、「私たちは大事にしないで、自分の家族ばかり……」ともなりかねないのが義母との関係。 そうなってしまわないためには、夫に間に入ってもらうのがおすすめです。夫に、義母との関係でどのあたりがうまくいっていないと思っているのか、義母にどうしてもらえるとやりやすいのかを伝え、義母にそれとなく言ってもらいましょう。 ここで2点ポイントがあります。 1点目は、夫に義母の悪口は言わないようにしましょう。「お義母さんが○○だから嫌なのよ」「お義母さんが○○だからやりにくい」など、“義母”を主語にすると角が立ちます。「私は、○○だとやりにくいから、○○のようにしてもらえるとうれしい」というように、あくまでも“自分”を主語にして夫に伝えましょう。 2点目は、1点目にも通じますが、夫に文句を言うのではなく“どうしてほしいのか”を伝えることです。文句で伝えてしまうと、「母さんの○○が嫌だなんだって」と、そのままを義母に伝えてしまい、さらに状況を悪化させかねません。妻から義母に伝えたいことを、 “夫目線”の言葉に変換してもらい、「母さんに○○してもらうのはとても助かっているのだけど、○○してもらえるともっとうれしいんだけどな」など、妻の気持ちを代弁してもらえるように夫に伝えましょう。 あまり頑張りすぎない義母の前で良い嫁あろう、良い妻であろうと必要以上に頑張ってしまっているのもうまくいかない一因かもしれません。義母にとっての良い嫁、良い妻の定義は、妻自身にとっては(多くの場合義母にとっても)あいまいです。あいまいなものに正解はありません。目指すべきものがわからないまま頑張っても、義母に満足してもらえず、自分も頑張っているのに認めてもらえないという疲労感だけが残ってしまう状況に陥りがちです。 姑に自分にとっては受け入れがたい言動をされても、考え方が違うのだからと割り切って、賛成まではしなくても「そうですね」と受け流す気持ちで対応しましょう。 各家庭でそれぞれ複雑な状況があるので、これをすれば万全という解決策がないのがつらい義母との関係問題。だからこそ、こうしなければならない、こうあらねばならないと自分を追い込まず、うまく夫に協力してもらいながら、割りきながら付き合うようにすることをおすすめします。 著者:ライター メンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラー カトウ ヒロコメンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラー。また、フリーのWEBプロデューサー&ライターとして活動中。
2020年10月03日はじめまして。ぐら子と申します。このお話は約8年前、新婚時代の価値観問題についてのエピソードです。きっと新婚夫婦あるあるだと思いたい!皆様の旦那様が素晴らしすぎてちょっと不安になりますが、良かったらお付き合い下さい。■新婚生活スタート! しかし徐々にお互いの嫌な部分が…お互い時間が合わない為、会話もあまり出来ず、不満があっても話し合いがなかなかできません。そんなある日、突然の夫の「エアコン要らない」発言!一体なぜ!?■生活環境の違いから「価値観の違い」が見えてきた今後のことを考えて節約して貯金をしたいとのこと…育ってきた生活環境の違いからエアコンの必要性を感じない夫。今まで貯蓄があまり出来ていなかった私は夫に何も言えませんでした…。次回に続きます。 【同じテーマの連載はこちら】 夫婦の危機 この連載の全話を見る >>
2020年09月15日誕生35周年の「雪肌精」株式会社コーセーは、スキンケアブランド「雪肌精」が2020年5月に迎えた誕生35周年を記念し、ブランドの世界観や価値を具現化した空間演出を銀座にある同社のコンセプトストア「Maison KOSE」にて2020年9月10日より期間限定で開始する。今回の演出は、「Earth&Nature」をコンセプトに、店舗の1階と2階の一部を活用し、リブランディングの実施により生まれ変わった「雪肌精」の新しい世界観に入り込んだかのような没入感を高めた演出でブランドと商品を体感できる。限定デザインのネイルも楽しめる1階では、大画面モニターでの映像を放映。「ボトルシアター」では、360℃、光と音で、商品ボトルの中に入ったかのような体験ができる。2階では、同店舗オープン当初より設置している「Snow Beauty Mirror」や「ネイルプリンター」を「雪肌精」仕様にカスタマイズ。限定ネイルデザインのプリントサービスを提供する。その他、誕生から現在までの35年の歴史を振り返ることができるボードや、非接触型のカウンセリングなど、これまでのブランドの歩みや独自の価値を発信する。(画像はプレスリリースより)【参考】※コーセーニュースリリース
2020年08月31日付き合いが長くなってくると、相手との価値観の違いに気付いたり、マンネリ化してしまったりするもの。喧嘩は相手と自分の価値観をすり合わせる行為なので、主張が激しくなったり譲歩ができなくなったりとヒートアップすることも……。怒るという感情は「喜怒哀楽のなかで一番体力を消耗する」という説もあり、喧嘩を繰り返しているとお互いに疲れてしまいます。しかし、倦怠期でもマンネリでも「元々の相性がいい二人」も存在します。今回は、別れの危機は多いけれど、意外と相性がいいカップルの特徴を4つ紹介します。■ 言いたいことをストレートに主張できる言いたいことをストレートに主張できる相手は、大人になればなるほどそうそういないものです。分かってくれない人に対して自分の考えや感情を露わにしないですよね。自分の話を言いやすい相手は、大事にしておきたいもの。なぜならば、彼はあなたのことを思って言っている可能性があるし、あなたも自分らしく反論ができるから喧嘩になるのです。どうでもいい相手ならば、そこまで時間をさきませんし、たとえ納得しなくても「それでいいか」と思うもの。喧嘩そのものに悪いイメージがありますが、喧嘩ができる相手がいることは自分の悪いところを指摘してもらえるチャンスです。彼との喧嘩に学びや発見があるならばそれはディスカッションと同じ。お互い相手への理解をしあっていけるといいですよね。■ あと腐れしない喧嘩した後は気まずさを感じますよね。同性であっても、仲違いしたまま、気づけば随分と親交がなくなっていたなんてことも珍しくありません。喧嘩になると感情が昂り「もう別れよう」となりがち。たとえ激しい喧嘩をしたとしても、その後に普通のデートを楽しんだり、元の関係に戻れることは特別なことなのです。「相手が理解してくれる」という頭があるからこそ、その感情を相手にぶつけられるでしょう。あと腐れせずに付き合っていけるパートナーは、この先も何があってもそばにいてくれるはずですよ。■ 喧嘩しないときは仲良し普段は問題なく過ごせるのであれば、それほど喧嘩を重要視しなくてもいいかもしれません。喧嘩しないときは、お互い穏便に会話ができたり、思いやることができるのならそこに愛情は存在するでしょう。どんなに喧嘩が激しくても、彼のことを信じる余地があるのなら自分が納得するまで愛してみましょう。友達のアドバイスや、喧嘩をしないカップルからは、「別れちゃいなよ」など指摘されることもあるかもしれません。しかし、自分の好きな人くらいは自分で決めましょう。喧嘩を繰り返しても「彼のことが好き」ならば、世間体に囚われることなく、自分たちらしい付き合いを続けていきましょう。■ お互いに大事にしている趣味や仲間がいる喧嘩をしたときの過ごし方は思いのほか大切です。お互いに大事にしている趣味や仲間がいるのであれば、喧嘩ばかりに意識が囚われてしまうことが少なくなります。喧嘩したときほどお互いヒートアップしてしまい、ひどい発言も出てしまうかもしれません。しかし、お互いにストレス発散が上手であり、依存し合う関係でないのなら、喧嘩自体を大ごとに捉える必要はないでしょう。■ 別れの危機が多くても乗り越えれば絆になるひとくちに喧嘩といっても、実に様々な喧嘩があります。嫌なことをされているのに受け入れてしまったり、相手が怖くて何も主張できなかったりする関係は対等とはいえません。喧嘩をするくらい大事になってから分かる気づきもあるでしょう。「喧嘩にも疲れたな」と思ったら、彼とのこれまでの時間を見直してみるといいですね。(東城ゆず/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2020年07月24日これまで、当たり前のようにしていたことができなくなった数ヶ月間のうちに、思いがけず、パートナーとの価値観の違いに気づいた人も多いのではないでしょうか。それをどのように対応していくのか、これからの恋愛において大きなポイントになりそうです。■洗わない彼氏「彼がとにかく手を洗いたがらない人だということに気づき、今後、付き合っていけるのか今悩んでいます。自粛期間中にも会うことが何度かあったのですが、部屋に入ったら手を少しぬらしただけで、石鹸も使わず、手洗いを終了させていてびっくり。注意したら洗い直してくれましたが、そこから彼の行動ひとつひとつが気になって仕方なくなってしまいました。マスクをその辺にぽいっと置いたり、2Lのペットボトルに口をつけて飲んだりと、もうガッカリ。彼の帰宅後、家中を消毒しました……」(A子さん・24歳IT)最近、筆者は歯磨きは朝だけ、または夜だけの人が結構いるという話を聞いて驚いたばかり。これからの時代を考えると、衛生面への意識を高めるのは必要なことなのかもしれないですね。■集まりたがる夫「夫は、仲間うちで集まってキャンプやフットサルをしたり、飲み会を開いたりとにぎやかに過ごしたいタイプ。お互いの友人を招いてホームパーティーを開くこともよくありました。私はどちらかというと自分のペースでのんびり過ごすほうが楽だと感じるので、自粛生活中も淡々と過ごしていましたが、彼にとってはかなり苦痛だったようです。頻繁にオンライン飲み会をしたり、緊急事態宣言が解除になることが決まるとすぐにバーベキューを企画したり。制限が解けたといっても心配な私が“みんなで直接集まるのはもう少し待ったら?”と言うと、険悪な雰囲気になってしまいました。彼の友人にも同じ指摘をされたようで、結局バーベキューは流れましたが、人とワイワイしたい彼の気持ちと感染対策の折り合いをどうつけるか、新しい課題です」(B子さん・32歳メーカー)なんの心配もなく集まれていた頃が恋しい!旦那さんの気持ちもわかるだけに、みんなが納得できる方法が見つかるといいですね。■外食派の彼氏「同棲中の彼が頻繁に外食したい派だったことが判明しました。私は料理が好きで、お互いにリモートワークになってずっと一緒に過ごすことになってから毎食ご飯をつくっていたのですが、ある日、彼に何が食べたいか聞いたら “実はお店のご飯が食べたい!”と打ち明けられました。私が料理好きなのを知っているだけになかなか言えなかったそう。正直ちょっとショックだったけど、これまでランチで好きなお店に行くのが彼の楽しみだったらしく、自由に食べに出かけられないつらさもわかる!ということで、3日に1回はテイクアウトやデリバリーを使うようになりました。2人で今日は何にしようかと話し合ったり、お店の味から料理のヒントをもらったり、結果的には得るものが大きかったです」(C子さん・26歳広告)お互いへの思いやりが感じられます。最終的に2人にとっていい方法が見つかったようでよかったですね。■変わる価値観を共有しよう時代や環境に合わせて、価値観も変化していくものなのかなと思わされる今日この頃。だからこそ、大切な彼とは日頃からお互いの考えを共有しておいたほうがいいのかもしれません。
2020年07月13日別れる理由はカップルによって、さまざま。浮気や不倫のような裏切り、モラハラやDVといった暴力行為、自然消滅。そして、よく聞くのが「価値観の違い」による別れです。ただ、「価値観の違い」と思いきや、実はすれ違いの本当の原因は別にあった、というケースが意外と多いことをご存知でしょうか。今回は、勘違いされやすい「すれ違い」の実態について解説します。■何でもしてあげたい!は最初だけ付き合った当初は男女ともに相手を喜ばせたい、楽しませたい、という想いが強いもの。アレコレ世話を焼いたり、楽しめる何かをしかけたり。うれしそうな顔を見て、自分も満たされる…そんな日々を過ごしますよね。しかし、その状態を持続し続けるのはとても困難です。疲れてしまうし、一緒にいることに慣れてくるので、どうしても関係が落ち着いてきます。変化が起きるのは、一緒にいるのが当たり前になってきたタイミングです。例えば、ご飯をつくったり掃除したりといった、日常で発生する家事。付き合った当初は相手に喜んでもらいたい一心で、あなたが積極的にやっていたとしましょう。やがて、だんだん「家事=あなたの担当」といった空気が生まれ、相手が「ご飯まだ?」と声をかけてくる。相手の態度が「あなたがやること前提」になっていたら、どう思いますか?なんで私ばっかり…と感じるのでは?このように「やってあげる」という気持ちは、時間とともに「不公平感」に変化しうるものなのです。■不公平感の本質自分は、相手のために○○をしてあげている。私はこんなに尽くしている。でも、それに応じた「見返り」がない。もちろん相手は優しくしてくれるし、彼なりによくしてくれるけれど、自分が相手に与えている「奉仕」に対してあまりに「足りない」と感じる。不公平感の裏にあるのは、このような損得感情なんですね。愛情というのは計れるものではないし、その表現方法は人それぞれ。そうわかっているのに、自分が一方的に「損している」と思ってしまいます。こういうとき、「恋人への愛情」があればもっと大事にしてくれるはず↓大事に思っていないわけじゃないけど、愛情表現の考え方が違うのだという結論になりがち。その結果、「彼と私は(恋人を大事にするという)価値観が違うのだ」と安易に思い込んでしまうのです。■対象愛とは価値観というのは、その人が何をいいものと考え、何を悪と捉えるか、物事の考えの指標となるものです。「家事は男がやるべきではない」といったような独自の考えを持っている、というならばそれは価値観といえるでしょう。ただ、「彼と私で作業バランスがとれていない」程度の、しかも一方的な評価(感想)は、「価値観の違い」とはいえません。それは単に「尽くしている自分を理解してくれない恨み」でしかないのです。相手の立場に立って、相手の幸せや成長のために必要なものを無償で与える。このような行動は、「対象愛」がないとできません。そもそも「相手のため」と思ってしていた行動に損得感情が出てきてしまう時点で、承認や感謝を目的とした「自分のため」の行為だったといえます。その根底にあるのは、「対象愛」ではなく「自己愛」です。「自己愛」は見返りを求め、相応の評価を期待しますからね。自分では「価値観の違い」と思っていたすれ違いも、その実態は「自己愛が満たされない不満」というケースは、とても多いのです。■まとめ勘違いされやすい「すれ違い」の実態、ご理解いただけましたでしょうか。「この人と価値観が違うかも」と思ったときは、要注意です。相手に過剰な期待や、一方的な思い込みを押しつけていないでしょうか。自分が勝手にやっていることなのに、見返りを求めていませんか。「価値観の違い」と結論づける前に、じっくり自分の心と対話してみてくださいね。
2020年07月11日「変化の時代」のみんなのスタイルは?アンケートでわかる、恋愛の距離(ディスタンス)。恋愛に対するみんなの価値観は、時代とともに大きく変化。今回は“距離”をテーマにアンケートを分析。今どき男女の意識や本音が明らかに。Q.新型コロナウイルスの影響で、あなたの恋のスタンスは変わったと思いますか?(女性123名)A.変わらない…70%、変わった…30%Q.「変わった」と答えた方、どのように変わったと思いますか?お互いを思う気持ちが大きくなり、今までより仲が深まった。(29歳・保育士)自分の身を守るためか、急に安定したくなり、結婚したくなった。(33歳・公務員)恋人に会えなくても全然大丈夫な自分に気がついて、今後の関係を考えています。(27歳・フリーター)楽な生活に慣れたので、恋愛が面倒くさい。(32歳・パート)この時期をチャンスに、自分磨きを頑張りたいと感じている。(31歳・不動産業)なかなか人に会えなくて、気持ちが冷めてしまっている。(26歳・サービス業)3割の人に影響が。恋に対する考えは二極化。変化なしと答えた人がほとんど。生活が変化して3か月あまりだけど、その影響は個人の恋愛スタンスにはそれほど及んでいないよう。ただ、変わったと答えた3割の人には、ポジティブな変化もあれば、恋愛を消極的に捉えるようになった人もいて、二極化している。Q.今あなたと“恋愛”との距離はどれくらいだと感じますか?(女性123名)とても近い(恋愛真っ最中!)…16%近い(恋したい気分が高まっている、気になっている人がいる)…3%少し離れている(恋愛に後ろ向きではないが、現時点で恋の気配はない)…17%離れている(恋愛への興味やリアリティが薄れかけている)…17%とても離れている(恋愛に興味がない、諦めた)…25%わからない…22%約6割の人に訪れている、恋愛に対する感度の低下。恋愛と心が離れていると感じている人は、“少し”~“とても”と強弱の差こそあれ、全体の約6割と多数派。また「わからない」と答えた人が2割いるのが象徴的。恋愛そのものに対して、しっかり向き合っていない人が一定数いそう。Q.恋愛に対して、苦手意識はありますか?【女性】A.ある…54%、ない…18%、どちらでもない…28%【男性】A.ある…41%、ない…27%、どちらでもない…32%Q.「ある」と答えた方、なぜ苦手意識があるのか、理由を教えてください。【女性】A.面倒くさい…44%、自信がない…26%、興味がわかない…13%、経験が少ない…9%、恥をかきたくない…4%、関係を壊したくない…2%、その他…2%【男性】A.面倒くさい…34%、自信がない…29%、興味がわかない…12%、経験が少ない…17%、恥をかきたくない…8%、関係を壊したくない…0%、その他…0%面倒くさいから恋は苦手、という声が男女で増加中。男女ともに、苦手意識がある人は半数近くになった。さらに、理由は「面倒くさい」がトップで、恋愛することで得る高揚感、満足感より、ネガティブな面を感じてしまう人が多いよう。様々なカルチャーが成熟し、恋愛以外で熱中できるものが増えた影響もありそう。Q.あなたは恋愛に対して、どのようなタイプ?【女性】A.超消極的…36%、消極的…31%、平均的…21%、積極的…10%、超積極的…2%【男性】A.超消極的…37%、消極的…19%、平均的…30%、積極的…13%、超積極的…1%恋愛に消極的なタイプが男女ともに6割前後。積極的に恋愛に向き合っている人は10人に1人程度。「恋愛に対して消極的」と答えた人が、男女ともに半数を超えているのが実情。積極的に行動して傷つくより、相手からアクションがあるのを待つ、受け身の人が増えている模様。Q.周りの人と恋バナをしますか?(女性100名)A.全くしない…35%、あまりしない…29%、時々する…32%、よくする…4%恋にまつわる話題を、周囲と話す機会も減少。友人同士の会話で自分の恋愛については6割以上の人が話題にしていない模様。話題にすら上らないのは、話すほどのニュース性がないのか、共通の趣味などの話が多くなり、みんなの興味が別の方向に向く機会も増えたからか。Q.あなたの周りは“恋愛”との距離はどのくらいの人が多い?(女性100名)とても近い(恋愛真っ最中!)…9%近い(恋したい気分が高まっている、気になっている人がいる)…10%少し離れている(恋愛に後ろ向きではないが、現時点で恋の気配はない)…16%離れている(恋愛への興味やリアリティが薄れかけている)…9%とても離れている(恋愛に興味がない、諦めた)…21%わからない…35%Q.上記の状況を、あなたはどう感じますか。(女性100名)A.特に気にしない…49%、焦りを感じる…22%、残念…17%、単純に嬉しい…11%、その他…1%周りがどういう状況でも気にしない人がほとんど。自分だけでなく、周囲の友人なども恋愛環境から離れている人が多い様子。また、恋バナをする機会も少ないので「わからない」と答えた人も3割以上。ただ、友人が恋愛から遠ざかっていても、どういう状況かわからなくても「特に気にしない」のが今の感覚のよう。*このアンケートは、23~39歳未婚の一般女性100名、一般男性100名と、anan総研メンバーを対象に行いました。心に余裕ができれば、恋への距離が近づく。「恋愛したいけど自信が持てない人は、ほとんどは心の余裕のなさが原因だと思います。特に今は“変化”の時代。変化がもたらすストレスに不安を掻き立てられ、余裕を失います。昔は、恋愛で心の隙間を埋める人も多かったのですが、今はカルチャーが充実し、『恋愛がなくてもいい』と思える人も増加したのでしょう。ただ、心に余裕がなければ、結局いつも不安に駆られてしまいます。ストレスに負けない心を作るには、“レジリエンス”といわれるしなやかな強さが必要。まずはこの機会にじっくり自分と向き合い、自分の強み、長所を理解しましょう。強みがわかれば、恋愛に対する不安な気持ちもほぐれていきます」(公認心理師・山名裕子さん)山名裕子さん公認心理師。「やまなmental care office」を開設し、クライアントのストレスケアやメンタルトレーニングなどに従事。※『anan』2020年7月8日号より。イラスト・maegamimami取材、文・板倉ミキコ(by anan編集部)
2020年07月02日カップルが別れる原因の上位に「価値観の違い」がありますが、これってとてもあいまいな言葉ですよね。具体的に、男女のあいだにはどのような「恋愛観の差」があるのでしょうか?今回は、男女の恋愛観の違いを3つご紹介します。■ 1、愛し方:体で愛する男性・心で愛する女性男性は好きな人を体で感じたいと思う特徴があり、女性は好きな人を心で感じたいと思う特徴があります。そのため、好きだから体を求めてくる男性に対して「もしかして体目当て……?」とカン違いしてしまい、相手の気持ちの見極めに悩む女性が多いのです。彼氏が会うたびに体を求めてきたとしても、純粋に彼の愛情表現である可能性が高いです。嫌なときは応じる必要はないですが、彼の態度にひそむ気持ちは理解してあげたほうがよいでしょう。■ 2、想い:熱しやすい男性・熱しにくい女性一般的な傾向として、男性は「熱しやすく冷めやすい」、女性は「熱しにくく冷めにくい」というものがあります。男性の中には、ひとめぼれしやすく、初対面なのにすぐにのめり込むタイプの人も多くいます。それが浮気へと発展し、すぐに彼女にバレてしまうケースも多々あるのですが……。一方で、女性は初対面の男性にいきなりハマることはあまりありません。だんだんと熱を帯びて、恋する気持ちが強くなっていくのです。そのようにじっくり熱くなった想いは冷めにくく、長く続くでしょう。■ 3、相手への評価:減点する男性・加点する女性異性の評価については、男性は減点方式、女性は加点方式と言われています。男性は、女性に対する理想が高め。最初に「満点」から始めて、幻滅した点があったら順々に減点していくようです。この方式が、男性が熱しやすく冷めやすい恋愛をする原因とも言われています。女性としては、つねに完ぺきな自分を保たなくてはならないため、ちょっと厳しく感じますよね。一方、女性は、男性に対して最初から極端に高い理想は持っていないことが多く、低い基準から入ります。そして、ときめきを感じたら加点していくため、愛情も長続きしやすく、熱しにくく冷めにくいと言われるのです。男性側は、第一印象で失敗しても、巻き返すチャンスがたくさんあるということですね。■ 恋愛観の違いを知って、恋を長続きさせよう今回は、男女の恋愛観の違いを3つご紹介しました。これらの違いを事前に理解しておけば、よくある「価値観の違い」で別れてしまうことも減るでしょう。性差を正しく理解して、彼と末長く素敵な恋愛を楽しんでくださいね。(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2020年06月23日「オレたち、合わないのかもね」とカレに言われて落ち込んだ経験はありませんか?こんにちは、ライターのともしどです!男性は、恋愛において「フィーリングが合うこと」を重要視する傾向が強いようです。ただそれは感覚的なものなので、ちょっとしたきっかけで「合わない」と思われてしまうこともあるでしょう。そこで、男性に「合わない」と思われないために、今回は“男子が価値観のちがいを感じる瞬間”についてリサーチしてきました!■1.笑ってくれない「笑いのツボが合うと、価値観が近いのかなって思えますよね。たとえば、お笑い番組を見ているときとかに、ぜんぜん違うところで笑ってるのを見ると、『フィーリングが合わないのかな』と思ってしまいます。」(ゲームデザイナー/28歳/男性)笑いのツボは、まさに感覚的なものです。そのため、面白いと思うポイントが似ていれば「感覚的に合う」と思ってもらえるようですね。「笑いのツボ」をアピールするには、カレが笑っているときに一緒に笑うようにすることが効果的だと思います。とくに、お笑い番組などを見てカレが楽しそうに笑っているときには、一緒になって笑うように意識してみてください。■2.会話が途切れがち「一緒にいるときに会話が途切れがちになって沈黙が長くなると、感覚的に合わないのかなと思っちゃいます。」(美容師/25歳/男性)会話のレベルや内容が合うかどうかは、付き合う上での相性の良さにも関わるもの。知り合ったばかりの人との会話では、お互いに気を遣ってしまうとはいえ、、ネガティブなイメージを持たれるのは避けたいところですよね。そこで、会話が途切れてしまわないように、「相手の話を掘り下げる」、「関連する話題を振る」、「質問をする」といった方法で、会話をつなげることを意識してみてください。■3.友達のタイプが合わない「女の子の友達にどういう人が多いのかは気にします。類は友を呼ぶといいますし、ボクの苦手なタイプの友達が多いと、本質的には合わないのかなと思っちゃいんすね。」(営業/25歳/男性)長く付き合う友達には、自然と似た性格の人が集まることが多いものです。自分の性格を盛るために、相手の男性に合わせて「紹介する友達を選ぶ」というのは考えものですよね。ふたりの相性の問題であれば、あなた自身の努力で何とでもすることができるはず。交友関係に関わらず、あなたの良い部分をカレに見てもらえるようにしましょうね。■4.味の好みがちがう「自分が美味しいと思うものを『美味しい』と言ってくれる女の子には興味が湧きます。感覚的に近いのかもしれないと思えるからですね。」(整備士/23歳/男性)味覚も感覚のひとつです。そのため、味の好みが合う人に対して親近感を抱く男性が多いようですね。「これ美味しいね。」と言われたら、「だよね!私も思った!」などと答えて味覚が合うことをアピールすれば、相手の男性に「合うのかも」と感じてもらえるはずです。また、カレの味の好みを覚えて、それに沿う料理を作ってあげるのもいいですね。男性の胃袋を掴むと同時に、「フィーリングが合う」と感じてもらえれば一石二鳥です♪■おわりに男性に「フィーリングが合うこと」をアピールしたいときには、同調してあげれば簡単に伝えられるでしょう。ですから、カレの好きなこと、嫌いなことに「わかる!」と肯定的な姿勢を見せると、カレの心をグッと近づけることができるかもしれません。また、「相性が合う」ことを感じさせるには、「より多くのものが合う」と感じてもらうことが効果的です。気になるカレに、2つでも3つでもアピールして、「相性良いな」と感じてもらいましょう!(ともしど/ライター)(ハウコレ編集部)
2020年06月19日育った環境、周りの環境によって、人の価値観って違ってきて当然ですよね。ですが、大好きな彼とそれが大幅に違ってしまうと、お付き合いに支障が出てくるのも無理ありませるにはどうしたらいいのか、うまく関係をつくる心がけをお教えします!■会うのは時々にする価値観の違いは、一緒にいれば居るほど大きく感じるようになります。ですから、会う頻度を減らせば、大きな価値観の違いは感じにくくなります。また、会うのが久々であれば、お互いに思いやりを持った行動ができて、愛情もうまく育めるはず。価値観のズレが気にならないだけでなく、会えない期間で好きな気持ちを高めることができるので、一石二鳥です。うまくやるためには、お互いに居心地のいい距離をあえてとる、ということも必要なのかもしれません。■価値観の違いを楽しむ食べ物の趣味が合わない、お金の価値観が合わない、趣味嗜好が合わない、など違いの種類には色々あるでしょう。そのすべてを無理に合わせようとするから、些細なことにもイライラするようになってしまうのです。お互いの価値観をつぶしてまで合わせようとするのではなく、その違い自体を楽しむ工夫ができると心地よい関係を築くことができるでしょう。たとえば映画の趣味が違うのならば、映画を見終わったあとに感想を述べあって彼の新しい意見を発見したりすれば、楽しく過ごせますよね。価値観が違うということは、ふたりで2倍の考えを持てるということ。うまく活かせるとお互いを高め合えるでしょう。■お金や生活の価値観は埋めておこう長いスパンで彼と一緒にいることを考えるならば、お金の使い方や生活に関わる部分の価値観は埋めておかないと後になって確実に困ります。特に生活をするうえでの大切になってくる価値観は、何としても折り合いをつけておきたいものです。付き合いはじめから無理に価値観をあわせようとすると、楽しい恋愛期間が訓練のようになってしまいますから、長い付き合いの中で徐々に、さりげなく自分の価値観を伝えていきましょう。何か違いを感じたなら、「こうしてくれたら嬉しいな」など、彼の価値観に気を配りつつも、あなた自身の意見を伝えるような言い回しをすることが重要です。■全面的に彼を受け入れるのもアリ「恋愛は惚れたもんが負け!」という言葉があるように、好きなら主導権を握るのを諦めるのもひとつの手。彼のどんな価値観も、甘んじて受け入れることが解決につながるかもしれません。「我慢」と言うと一方的に強いられている感じがしますが、他人を変えるのは、時間と労力さらに気苦労も増えるもの。他人を変えるより、自分を変える方があなたにとって楽な場合もあるのです。無駄なケンカを増やすようなことはせず、彼に合わせてみるのもアリでしょう。■価値観が違うのは当然価値観がはじめから全く一緒!というカップルは稀でしょう。価値観が違うから得られることもあります。その違いも含め、可愛いなと思ってあげられればうまく付き合っていけるはずです!(odango/ライター)(ハウコレ編集部)
2020年06月16日自粛生活が徐々に解除され、「アフター・コロナ」の世界へ向けて。世の中の価値観や働き方が見直されるなか、私たち女性はどう生きるべきかーー今こそ新たな視点を持ち、主体性を持って発言・行動するときです。そこで、コロナの時代を生き抜く女性たちへの提言。■昭和女子大学理事長、総長・坂東眞理子さん(73)「ようやく“普通の生活”に戻りつつありますが、これからは“ウィズ・コロナ”。コロナ以前とは、何かひとつステージが変わった感覚ですね」そう穏やかにほほ笑むのは、『女性の品格』の著者で、昭和女子大学理事長の坂東眞理子さん。「ソーシャル・ディスタンスが定着したように、これからは家の中でもひとりになる時間、“ファミリー・ディスタンス”が大切になってくると思います。コロナ離婚、コロナDVなどと騒がれているけれど、やはり家族でも距離が近すぎると、接触事故を起こすもの。夫も子どもも思うようには振る舞ってくれず、心がザワつくこともあるでしょう。だから、見ないでいられる時間と距離を確保することが必要です。『どうぞ、ひとりで散歩に行ってらっしゃい』と見送ったりね(笑)」それは友人関係も同じこと。「久しぶりに会って話すのはいいことだけれど、時間を区切ったり、頻度を抑えたり。ベタベタしすぎないほうが関係も長続きするし、自分の生活や心の平静を維持しやすいと思うんです。そして、家族でも友人でも、自分の価値観を押し付けないことが、ウィズ・コロナの“たしなみ”ではないかしら。コロナに対しては一人ひとり、考え方が違いますよね。これは良しあしではなくて、価値観の相違だから、そっとしておく。論争してはいけないんです。『あの人はマスクをしていない』などと気になる人もいるでしょうけれど、ならば『2メートル以内に近づかないようにしよう』と思うまで。『変えなさい』『迷惑よ』と、口出しすることではありません。正義の意識は、自分の行動に対してだけ。価値観を押し付けると、自分の心が乱れます。それよりも、自分の大事な一日を、気分よく過ごすことに専念したいですね」今日という日は、今後の人生でいちばん若い、大事な一日ーー『70歳のたしなみ』を執筆中に、あらためて気づいたのだという。「70歳になると『もう私は……』と元気がなくなり、不機嫌になりやすい。でも、今回のコロナ禍では、想定外の環境に投げ込まれて、年代を問わず多くの人が不機嫌になったのではないかしら。そんなときだからこそ、みずからを上機嫌にしていくことが大事なんです。そのためには、自分の好きなこと、夢中になれることに取り組むのがいちばん。料理でも手芸でも、『あのとき、あれができた!』という経験が自信になり、のちの自分を励ましてくれます。自力では変えられないものを見分け、受け入れ、与えられた環境の中でベストを尽くす−−ウィズ・コロナの時代は、この先きっと長いでしょうから、息切れしないように。自分の心と体を上機嫌に保って、免疫力を落とさず、毎日を一生懸命に生きましょう」「女性自身」2020年6月23・30日合併号 掲載
2020年06月16日義父はいわゆる昭和スタイルの古い考えの持ち主で「男は外で働き、女はうちを守る」という価値観をいまだ持ち続けている人。そのため私に対しても古い価値観を押しつけてくることがたびたびありました。例えば「2人目の問題」について…いまだ男性上位の考えを持つ義父にとって、男の子は一家にとって重要な存在。娘を出産した後も「次は男だぞ」とプレッシャーをかけてくることがありました。そんな義父と私とのやりとりを隣で平然と聞いている夫は、男3兄弟の長男として生まれ育ち、義父の価値観を根底に引きずっているようで…。義父の言葉ひとつひとつに対して、特に違和感を感じることがないようです。義父に対して言いたい言葉を飲み込んで、その場をなんとかやりすごした私。しかし、義父の隣で同意するようにうなずく夫にはたまらなくモヤモヤしていました。その後、めでたく2人目妊娠が発覚することになるのですが…。お腹の赤ちゃんの性別を伝えた際の義父の言動によって、思いがけない事態に展開していくのでした。次回に続きます。6/4(木)16時公開予定!\人気作家の動画もぜひご覧ください!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪ 【義父母がシンドイんです!】 連載 えっ…困る! 義母からのいらないプレゼント【前編】 義母が夫に「きちんと食べてるの?」発言にモヤモヤ「義実家帰省」妻の仁義なき戦い【前編】 悪気もデリカシーもない義父…私のイライラが爆発する【第1話】 マザコン夫と過保護な義母にドン引き…! 2人のラブラブぶりに血の気が引いた瞬間【前編】
2020年06月03日子どもたちの未来を考え、エシカルな暮らしを実践する人たちが愛用しているサラヤの「ヤシノミ洗剤」。エコという言葉が広まる以前から、約50年にわたってずっと変わらず 【手肌と地球にやさしい】 がコンセプト、自然派の食器用洗剤です。そんな「ヤシノミ洗剤」が長年愛され続けている理由とは? そのヒミツに迫ります。自然に囲まれた環境で暮らす、コミックライターのまりげさん( @marige333 )も長年の愛用者。使い始めてから、手荒れが改善したそう。「野菜も洗えるのは、安心の証拠ですね」(まりげさん) まりげさんのインタビューを読む >> <ヤシノミ洗剤が愛され続ける 4つの理由>1)無香料・無着色。余計なものは入れない2)30年前から脱プラスチック、脱使い捨て3)汚れに合わせ 適切な量で洗うことを重視4)使うことで 環境保全活動に参加できる無香料・無着色、余計なものは入れない約50年間、ずっと変わらないコンセプト1971年に誕生したヤシノミ洗剤。石油系の合成洗剤が主流だったなか、手肌へのやさしさと高い生分解性を持つ、ヤシの実由来の植物性洗浄成分を使用。洗った後の排水は、微生物によってすばやく水と二酸化炭素に分解され、地球に還ります。無香料・無着色なので、小さな子どもやペットが使うお皿を洗うときにも安心。洗剤が無色透明なのは、色や香りでごまかさず、着色料や合成香料などの不要なものは入れていないという高品質の証です。毎日使う洗剤だから、手肌にも環境にもやさしいものを選びたいもの。50年前から変わらない「手肌と地球にやさしい」というコンセプトで作り続けているからこそ、信頼され、長年愛されています。いち早く脱プラスチック、脱使い捨て食器用洗剤で初の詰め替えパックを採用洗剤のボトルを使い終わるごとに捨てていると、プラスチックごみが増え、石油資源の浪費にもつながります。植物性の原料を使い、環境へ配慮するヤシノミ洗剤はその矛盾に気がつき、いち早く対応。せめてボトルや包装だけでもできる限りゴミを削減し省資源ができないかと考え、たどり着いたのが「詰め替えパック」でした。そうして1982年、食器用洗剤で初めて詰め替えパックを採用したヤシノミ洗剤。キッチンでずっと使い続けられるよう、ロゴが小さく、シンプルなものへとデザインも工夫。中身を詰め替えて、繰り返し長く使うことが、プラスチックごみとプラスチックの使用量の削減にもつながっています。「適切な量」で洗うことを重視汚れに合わせて洗剤量を調節できるボトルヤシノミ洗剤の洗浄濃度は検証を重ねた結果、洗浄力と手肌へのやさしさのバランスがもっともいい16%に。一度ですっきり洗い落とせる必要以上に洗浄濃度が高い洗剤は、じつは手肌に負担がかかり、大量の洗浄成分を排水に流すこととなるため、地球にもやさしくありません。洗剤は、汚れの度合いや洗いものの量に応じて、適切な量を使うことが大切。だからヤシノミ洗剤は、洗いものに合わせて洗剤をつぎ足ししやすいよう、日本初の「ポンプ式ボトル」を採用。簡単な汚れなら1回、しつこい油汚れなら2回とつぎ足しすることで、洗剤を使いすぎてほしくない、それがヤシノミ洗剤のコンセプトなのです。また、しつこい油汚れは先にふき取る、洗い桶に洗剤を適量入れて「ため洗い」をするなどの工夫をすることで、洗剤の量やすすぎ水の節約、排水の負担の軽減にもつながります。使うことで環境保全活動に参加売上1%で、ボルネオ環境保全を支援ヤシノミ洗剤を使ってから、排水がきれいになっていることを実感しているという、馬狩まどか( @mumakari )さん。「使い続けることで活動に賛同し、少しでも応援できたら」(馬狩さん) 馬狩さんのインタビューを読む >> ヤシノミ洗剤に使う植物性原料のひとつ、パーム油の生産地であるマレーシアのボルネオ島では、森林が伐採され、野生動物が生息地を失っています。サラヤでは「植物性原料を使うだけでは環境にやさしいとはいえない」と考え、原料の生産地の環境問題にも目を向け、2004年からはボルネオ環境保全活動への取り組みをスタートしました。さらに2007年からは、ヤシノミ洗剤シリーズの売上(メーカー出荷額)の1%がボルネオ保全トラスト(BCT)に使われ、プランテーションによって失われた熱帯雨林の森を買い戻したり、動物たちの多様性を守る活動をしています。森を守ることはCO2削減にも繋がります。毎日の食器洗いに「ヤシノミ洗剤」を使うことで、誰もが自動的に環境保全活動に貢献することができるのです。どう影響するのかを知り、適切なもの選びを今まで当たり前だと思っていた価値観が大きく変わってきている昨今。気候温暖化や環境問題など、子どもたちの未来を考えると不安になる問題がたくさんあります。個人でできる環境活動には限界がありますが、そんななか今すぐにできるのが、日常的に使う洗剤を【環境に負担が少なく、環境保全に貢献できるもの】に変えること。サスティナブル(持続可能な)な暮らしを意識して、どう影響するのかを知り、適切な選択をしていくことが大切です。普段何気なく使っているものを見直し、知識をもって選んでいくことによって、わたしたちの未来は変わるかもしれません。 ヤシノミシリーズ 詳しくはこちら 子どもたちの未来のために“人と地球にやさしい”ヤシノミ生活をヤシノミシリーズはヤシの実由来の植物性。洗った後の排水もすべて微生物によって分解され、すばやく地球にかえります。洗っても、洗っても、安心。今日の汚れをあしたの未来に残さない。そんな “人と地球にやさしい” ヤシノミ生活をはじめてみませんか。 楽天でヤシノミシリーズを買う amazonでヤシノミシリーズを買う ロハコでヤシノミシリーズを買う \ヤシノミ洗剤は50周年!/「毎日使うものだからこそ、地球のために洗剤にできること」をひたすらに考え続けて50年。昔も今も。そしてこれからも「手肌と地球にやさしい」をコンセプトにヤシノミ洗剤はあなたの暮らしにそっと寄り添い続けます。 ヤシノミ洗剤 50周年サイトを見る 【売上1%で、ボルネオ環境保全を支援】ヤシノミシリーズの売上(メーカー出荷額)の1%はマレーシア・サバ州政府公認の国際NGO「ボルネオ保全トラスト」を通じて野生動植物の保護と生息域の確保に使われています。また、ヤシノミシリーズをはじめとするサラヤ製品では、違法労働や違法伐採によって作られた植物油ではなく、環境と人権に配慮したRSPO認証油の生産を支援しています。 無香料、無添加のヤシノミシリーズとは 文:赤木真弓 写真:林ひろし[PR] サラヤ株式会社
2020年05月28日【元ホステスが語る男ゴコロの裏事情519】育った環境、物事の考え方などによって、形成されていく価値観は人それぞれ。お付き合いや結婚をする際は「価値観が合う人をパートナーにしたい」と考える人がほとんどでしょう。でも「好きだけど、価値観がなんか合わない」というカップルも意外と多いもの。価値観の合わない彼と関係を長続きさせるためには、どうすればいいのでしょう。また、縁の切りどきはいつ!?■価値観がぴったり合う人は、まずいないそもそもですが、価値観が似ている人はいても、ぴったり合う人はまずいません。生まれ育った環境、経験してきたこと、関わってきた人や影響を受けた本など、自分と全く同じ人生を歩んでいる人なんてどこにもいないんです。そう、相手が誰であれ、多少なりとも価値観は違います。ただ、その違いが許容範囲内であるかどうか、が大事なのではないでしょうか。一口に価値観と言っても、いろいろありますよね?金銭感覚、衛生観念、交友関係、人生において何に重きを置いているか、許せないこと・譲れないことは何か……。それらがあまりにも自分とズレている相手だと、長時間一緒にいるのはストレスですよ。■ “人としてどうなの?” は注意してよしただ、価値観の前に「モラルやマナー的にどうなの?」ということは注意していいと思います。例えば、衛生面で言えば、手を洗わないとか、歯磨きしないとか。経済面なら、税金を納めないとか、平気で人にお金を借りてギャンブルをするとか。そういう“人としてどうなの?”ってことですね。それで、改善をしてくれればいいですが……まぁ、難しい部分もあるでしょう。人って年々、柔軟性がなくなり、価値観やマイルールが凝り固まっていくので、そうそう変化は望めません。でも、彼女のことが大好きで別れたくない!という男性なら、改善するための努力はするはず。■価値観の違いは歩み寄るしかない交際前のデートで話が弾んで「この人と合う!」と思って付き合ったものの……ふとしたときに価値観の違いに気づくことってありません?例えば、あなたはランチで1000円くらいかかるのは普通と思っていても、彼は「1000円は高い!贅沢!」と思っているとか、たまの旅行のとき、あなたはちょっといいホテルに泊まりたいけど、彼はホテル代を抑えて遊びにお金をかけたがる、とか。もう価値観の違いはお互いの中間地点まで歩み寄るしかないです。それができない、一緒にいてなんかストレス、というのなら別れるしかありません。まぁ、かなり価値観が違っても、それなりに距離を置いて付き合えば、問題もストレスもそうないでしょうが、正直、そこまで行くと友達以下だし、赤の他人に毛が生えた程度ですからね。価値観って相手に強要するもの、相手から強要されるものではありません。だって嫌でしょう?彼の価値観をゴリ押しされたら?「彼のやることなすことが、自分の許容範囲を超えてる」「怒りや、傷つくボーダーラインがあまりにも違う」というのなら、その彼は少なくとも運命の人ではないんです……。縁の切りどきは、彼の言動があなたの許容範囲を超えることが多く、ストレスを感じ、彼を言葉で攻撃してしまいそうなときかと。■居心地が悪いなら離れどきかも素敵だなと思っても、時間の経過と共に合わない部分が露呈して「このまま付き合い続けていいのかな?」と不安になることもありますよね。誰しも交際中はそういう不安はあるもの。長続きのコツは、いかに折り合いをつけるか。折り合いがつかず、居心地の悪さすら感じるようなら、もう離れどきなのかもしれません。
2020年05月10日Twitterやnoteで子育てに関する『気付き』を発信している、保育者のきしもとたかひろさん。連載コラム『大人になってもできないことだらけです。』では、子育てにまつわる悩みや子供の温かいエピソードなど、親や保育者をはじめ多くの人の心を癒します。第5回は、きしもとさんが人それぞれ異なる子育ての価値観について考えます。第5回『知らないからこそ、間違うからこそ。』年度の変わり目、一年が過ぎようとしているこの時期にようやく気づく子どもの姿がある。3月の初め、ある高学年の男の子と公園で遊んでいるのを見て「楽しそうですね」と同僚から声をかけられた。その子を見ると、いつにない笑顔ではしゃいでいた。「いつにない?」本当かなとふと思った。自分が気づけていなかっただけでいつもこんな風に楽しんでいたんじゃないか。高学年の男の子たちは、大人にはあまり依存せず自分たちの世界であそびを楽しんでいる。家でゲームをしたり公園で同年代の子達と遊ぶ方が楽しいんじゃないかと感じることもある。もちろん一緒に遊ぶことはあるけれど、低学年のようにずっとくっついてくるようなことはほとんどない。すると、自然とこちらから声をかけるのが、危険なことやよくないことをしたときに偏ってしまう。楽しんでいる中で「注意してくる人」とだけ認識されたら、話もまともに聞いてくれない。危険なことなら聞いてもらわないといけないから遠慮なく伝えるのだけれど、ふてくされた態度や反論があるとこちらもつい強い語調になってしまう。そんなやりとりが多い男の子だった。あんなに毎日会っていて、この楽しそうにしている姿にぼくはどれだけ目を向けていたのだろう、と思った。全然見れていなかったかもしれないな、と。荒い口調で怒ってしまったり否定するような言い方をしたりした、思い出したくない記憶が蘇り、後悔した。「もう少し優しく接したらよかったなあ」と同僚にこぼすと、「まだありますよ、接する時間」と返された。うんそうだよなと思った。あと一ヶ月、できなかったことを嘆くにはまだ早い。いまからでもできることをしよう、と気持ちを立て直した。子どもとの関わりや子育てについての発信をしていると、共感してくれる人や参考にしてくれる方たちがたくさんいる。ありがたいことに、すごいねと言ってもらえることもある。けれど、その度に自分はそんな人間じゃないんだと逃げだしたくなる。「よく綺麗事が言えるよね、そんな清廉潔白な人間じゃないだろう。今までの失敗が無かったことにはならないぞ」ともう一人の自分が責めてくる。「あの人は間違っている」というような誰かを批判する言葉を聞くと、他人事ではなくその言葉はそのまま自分にも突き刺さる。浅はかな偏見で人を差別したことや傷つけたことがある。保育でも、強い言い方をしたり怒鳴ったり、言うことを聞かせようとしたり、そういった「適切ではない関わり」をしたことがある。体罰を与えて大怪我を負わせたことはなくても、そうなっていたかもしれない状況はいくらでもあったと思う。思い出すだけでこの仕事から離れたくなる。ぼくが今どんな人間になっていても、そのときのその人の傷はきっとそのままだ。なかったことにはできない。たまたまなのだ、いま何もない顔をして保育を語れているのは。当たり前のように子どもたちと毎日関わることができているのは。ぼくの知っているそれと、違うものたちぼくが育った家庭は、父がお茶をくれと言えば母はお茶を淹れる。返事をする母は、どちらかといえば嫌そうな顔をしているので、それはそれで嫌だろうから自分で淹れれば良いものを、父は半ば意地のように自分では淹れない。それについての是非は語れないし語るつもりもない。それは本人たちにしか分かり得ない二人だけの関係だ。ただそういう環境で育ったということは、ぼくも「それがふつう」という感覚を少なからず持っているということだ。良いとか悪いとかではなく、そこから自分の偏見が生まれていたりする。そう自覚しだしたのは成人してからだった。友人の母親が好きな歌手のライブに一人で行くというのを聞いて、不思議に思った。「母親が夜一人であそびにいくの?」と否定的な感情を僅かながら持った。恥ずかいしいことに、その時のぼくはまだ未熟で思慮が浅く世間知らずだった。なにも変なことじゃないのに、自分の知っているそれと違うというだけで違和感を感じてしまったのだ。保育や保護者支援について学んでいたし、実習にも行っていたけれど、自分の偏見や世の中の当たり前と向き合う機会はあまり持たなかったのだろう。ぼくの実家のおでんにはニンジンが入っている。小学校の頃に他の家ではニンジンが入っていないことに衝撃を受けた。そして、大人になってからタケノコのおでんを食べてさらなる衝撃を受けた。自分の経験がすべてで、それが当たり前だと思い込んでしまう。食事は手作りで手間をかければかけるほどよくて、共働き家庭もあるけれど父親が養って母親は家にいるのが普通で、子どもには両親がいて、休日は家族と過ごして、おでんにはニンジンが入っていて。なんとなくそれが当たり前だと思っていた。けれど、こういった「自分の当たり前」って、いろんなことを見て考察して考え抜いた先に見つけた揺るぎない価値観とか考え方ではなく、ただ「ぼくが知っているそれ」ってだけなんだよね。だから、そんな中で感じる他人の「間違い」は「ぼくが知っているそれではない」というだけなんだ。それは、偏見にまみれたものに限らず逆も然りなんだろう。ジェンダー意識が高くて多様性を尊重する環境で育ったとしても、そうでない人を見て「あの人は間違っている」と感じてしまうなら。「自分の知っているそれではない」という、ただそれだけの感覚が偏見となり、気づかぬうちに誰かを追い込んでしまっていたりする。だから、自分の当たり前で人を潰してしまわないように、人の当たり前で自分が潰れてしまわないように気をつけていたいと思うのだ。いろんな方法を、いろんな人がいることを、いろんな考えがあることを、完璧じゃなくていいことを、自分が知らないことがたくさんあることを、まず知ることができたら。多くのことを知るたびに知らないことがどんどん増えて、自分が知っていることは米びつの中にある米粒一粒くらいなのだと知れたら、きっと他の米粒を見て簡単に批判はできなくなる。当たり前だと思っているものに潰されそうになった時に、実はそれは当たり前ではないのかもしれないと知れたら、少し気持ちが楽になる。もし間違っていると感じる言説に触れて許せなかったり、自分は間違ってばかりだと感じて落ち込みそうになったら、「まだ知らないのだ」と思えたらいいな。その人がまだ知らないのかも知れないし、自分がまだ知らないのかもしれない。それは、卑下するという意味ではなくて。「タコは食べものではない」と言う人に「タコを食べないなんておかしい!」なんて怒ったりしないように。ただ、文化が違うのかな、食べたことないのかな、おいしさを知らないだけなんだろうなと思うように。そこでもし、食べてみてほしいなって思ったら、あなたは間違っていますよ、とはきっと言わずに「タコパしようよ」って誘うよねきっと。他のもの入れても美味しいから、一回やってみて気が向いたらタコ焼き食べてみようよって。あ、おでんにしても美味しいよね。生まれたばかりの、まだ価値観とも呼べない感覚を正面から否定されたら、自分の全てを否定されたと感じて防御反応としてその「なんとなくの価値観」に固執してしまうんじゃないかな。いろんなものを見て考えて価値観を作り上げていくのはやめて、自分が「間違い」にならないように「ぼくが知っているそれ」を正解にするための答えを探していくんじゃないのかな。そうなったらきっと、永久に考えが変わることはないんだろう。だから、批判をするなら丁寧にしたい。なんのために、どこに向いてそれを批判するのかをちゃんと考えたい。それは、いい人でありたいからではなく、間違っている自分と、これから間違うかも知れない自分のために。もし「許せない」と思いそうになったら、タコパに誘ってみれたらいいなと思う。いまの自分が10年前のぼくを思い出してそう思うように、これを書いている現在の自分もまた10年後の自分から見たら未熟で、やはり気づかぬうちに自分の当たり前で誰かを傷つけたり追い詰めてしまったりしているのだと思う。自分がもともとどんな人間かを気にしてしまったらもう人生を諦めてしまいそうになる。だから、どんな人間でありたいか、そのために今から何ができるのかを考えることにする。子どもたちを大切にできる保育者でありたいし、みんながしんどくないようになればいいなと思っている。うまくできなくても、その思いは本当なんだ。自分がした言動を変えることはできないけれど、だからこそ何度も間違う自分とともに、埋まることはない穴を自己満足で埋めることはなく、愚直にユーモラスに、できることを重ねていきたいな。いい親でいることはできないかもしれない。いい保育者であることはできないかもしれない。けれど、それでもいいじゃないか。完璧にできないし、100点を取ることはできないけれど、その時その時に最善だと思うほうを選んでいければ。その方法をみんなで出し合えたら。その中から選ぶのは、自分を追い詰めるためのものではなく、追い込んでしまう自分を救うためのものであればいいなと思う。余談ですが冒頭の話から一ヶ月経った3月の末のある日の夕方、公園から学童に戻るときにその子が「まだ遊びたい」と伝えてきた。幸い人手があったので小一時間その子と走り回った。二人で遊ぶこと自体はそんなに楽しくないはずなのに、ゲラゲラと笑っていた。「帰りの匂いがするわ」公園を出た時に、その子がふと呟いた。わかるような、わからないような、けれどその子のそのままの言葉なんだろうな、ああ、いいなあと素直に思った。意味を聞くのは野暮だとわかっていながらも、やっぱりどうしても聞きたくなって尋ねてみた。「終わったなあー寂しいなあーけどまあ明日も学童あるしなあって感じの匂いやな」と返ってきた。ぼくの目に写っているのは生意気なその子ではなく、今日を思いきり楽しんで明日に期待して充たされているような、そんな顔だった。「まだありますよ、その子と接する時間」一ヶ月前に同僚からかけられた言葉を思い出した。穴は埋まっていないかもしれないけれど、救われた気がした。ふいになにかが溢れ出しそうになり、それがこぼれないように、その「帰りの匂い」を思いきり鼻から吸いこんだ。「金曜日の夕方と日曜日の夕方、どっちが好き?」と続けるその子に、そりゃあ金曜の夕方やな。とだけ答えた。君たちのおかげで日曜の夕方が憂鬱になることはほとんどないけどね。【コラム第1回】子育てで『正解』に苦しめられたら保育者が大切にしたいこと【きしもとたかひろ連載コラム】【コラム第2回】子供を注意して「しまった!」保育者が気を付けていることは…【きしもとたかひろ連載コラム】【コラム第3回】「ヘタだからやらない」という子供その理由に考えさせられる【きしもとたかひろ連載コラム】【コラム第4回】子育ての『手抜き』で大切なこと「手を抜いてもいい」ではなく…【きしもとたかひろ連載コラム】[文・構成/きしもとたかひろ]きしもとたかひろ兵庫県在住の保育者。保育論や保育業界の改善について実践・研究し、文章と絵で解説。Twitterやnoteに投稿している。⇒きしもとたかひろnote⇒きしもとたかひろTwitter
2020年04月16日親族が集まるお正月は、楽しいだけではなく親族付き合いで嫌な思いをするママもいるかもしれません。昔からの価値観を押し付けてくる親戚にうんざりしたママが、意を決して言い返してみた体験談です。 義叔父(義父の弟)は普段は話のおもしろいとても気のいい人なのですが、昔からの考え方が根強く、昭和の男的な価値観を押し付けられるため、私はへきえきしていました。お正月の帰省時、ついに我慢の限界が来て言いたいことを言ってスッキリしてしまった私の体験談です。 義叔父は典型的な昭和の男義叔父はおしゃべりで気のいい人なのですが、いわゆる昔ながらの価値観が強いタイプ。自分の父母(夫にとっての祖父母)をとても尊敬していて、「いかに父は偉大だったか、母が愛情深く育ててくれたか」を何度も聞かされていました。 それだけなら微笑ましい話なのですが、昔ながらの役割分担も重視していて「女は料理が一番大事」であるとか、「母は何よりも偉大、子ども産んでなんぼ」など凝り固まった価値観を私にも押し付けてくるのでうんざりしていました。 夫も改める気配なし比較的柔軟な考えを持った義父の弟であるというのに、義叔父の考え方はまさに昭和。夫には「平成も終わったというのにあれはひどい」「今度結婚する義弟夫婦にも悪影響」と訴えましたが、「60年あれで生きて来たから今更改めることは無理だろう」と言われてしまいました。 実際そうかもしれないけれど、だからといって私や義弟嫁が我慢する必要はないのでは? と思った私は、次に同じことを言われたら少しだけ反撃してみようと決意しました。 新婚の義弟夫妻にも絡む反撃の場になったのは、義弟夫婦も揃った初めてのお正月。新婚の義弟夫婦が話題の中心となり、和やかな時間を過ごしていました。ところが、お酒が入った義叔父は気分が良くなったのか、義弟の奥さんに対して「料理できるの?」「子どもは早いほうがいいよ。考えてるの?」とお決まりの質問攻め。 さらには「新婚旅行はハワイがいいよ」「ハワイベイビーなんていいんじゃない」なんて言い出す始末。当然彼女は困り顔。それを止められない義父母もいたたまれない様子で、気まずい雰囲気になってしまいました。 ついに反撃してみた!ついに言ってしまいました。「義叔父さん、ついにハワイデビューが決まったんですか?」「運命の相手と出会えたんですか!?」。義叔父は現在も独身。常日頃から「新婚旅行でハワイに行きたいから、それまでハワイの地は踏まない」が義叔父の口癖でした。義叔父が独身であることは本人の自由ですし、今まで言及は避けて来ましたが、自分のことを棚に上げてあれこれ言う姿にへきえきしてしまったんです。 初めての反撃に義叔父は一瞬口をつぐんでしまい、まずかったかな? と思いましたが、すぐに「それは言わない約束でしょ〜」と苦笑い。義父が「そうだよなあ、お前もまず自分をなんとかしないとなあ」とやんわり援護してくれたおかげで、その場は笑いで済ませることができました。 義叔父の独身をいじってしまった点は、大人げなかったなあと自分でも反省しています。しかしながら義叔父との親戚付き合いはこれからも続くので、今後も言われっぱなしにはせず、適度におもしろおかしく話せる程度の反撃をすることで、ストレスを溜め込まないようにしていきたいです。 先輩ママの体験談、いかがでしたか?「共感した」「私の場合はこうだった」など、ぜひベビーカレンダーサイトのコメント欄にご感想をお寄せください。また、ベビーカレンダーでは皆さんから募集した体験談を記事でご紹介させていただくことも。ベビーカレンダーに会員登録すると届くメルマガから、皆さんのオリジナル体験談をご応募ください。 著者:木下りん0歳男児の母。東京と長野を行き来する生活。お出かけ大好きな息子とのお散歩が日課。
2020年03月26日嫁姑関係(お義母さんとのお付き合い)は、世代も育った環境も違うので、価値観がズレることも多く…なかなか難しかったりしますよね。私も結婚してしばらくは姑のことが少し苦手でした。今回は、そんなお義母さんとうまく付き合う方法について考えてみました。突然抜き打ちでチェックにくる…!お義母さんは、話し方が乱暴なことにまず驚きました。(…夫の実家周りのご老人はみんな同じ感じのようです)また気が強いタイプなのに几帳面なので、夫は子どもの頃、汚したり散らかしたりするとものすごく怒られたそうです。そんなお義母さんなので、子どもができてからはよく抜き打ちで家にきて、家の中や私たちの様子をチェック!…そして「子どもがいるから散らかってるけど仕方ないな」と苦笑いしていました。たまたま散らかってたのか、いつもなのか、気になっていたのでしょう。その後も定期的にアポなし訪問は繰り返されました。最初は「アポとってから来てよ」と思ったり、「ダメな嫁って思われてるんだろうな~」と凹んだりしていました。…が、私も次々子どもができてだんだん強くなっていきます。3人目が生まれてしばらくしてまたお義母さんが抜き打ちでやってきたときには…この頃にはお義母さんは遠慮なく思ってることを言ってくるようになりました(笑)…が! 私も言われっぱなしじゃないですよ~!「片付けは私のペースでやってます~」ということが分かってもらえたらと、ただただ普通に思っていることを話すようにしました。お義母さんは、家事もしっかりやって息子を労わる妻であってほしかったようですが、だんだんと自分の理想を求めるのを諦めてくれたようです!現在の私とお義母さんの関係はというと…いまではほんとの親子みたい! です。私たちは、結果いい関係になることができましたが、嫁姑関係というのは、性格の相性やどこに住んでいるかなど、それぞれ状況も違うので、お互いにちょうどいい距離感をみつけるのが大事かと思います。私の場合は「片づけるから子どもよろしく~」と、お義母さんを育児や生活に巻き込んで手伝ってもらうのは良かったなと思います。お世話になっていれば多少の言動は聞き流すことができたし、嫁が頼ってくるというのもお義母さんにとって嫌なことではなかったようです。手伝ってもらているなかで「さすが年の功!」って感心させられる部分があったり、お義母さんにもこちらのことを知ってもらったりしながら、お互いにいい距離感を作っていくことができました。小さな我慢を重ねることで苦手意識が大きくなってシャットアウトしてしまうよりも、敵ではなく味方なんだっていうことを忘れず、上手に付き合っていけたらいいですね。(もちろん歩み寄りがお互いにできれば…なのですが!)
2019年11月30日こんにちは、ちんまいです。私はそもそも子供がだ〜い好き‼︎ってタイプの人間ではありませんでした。むしろ苦手?どう接したらいいかわからない。。そんな自分が子を授かり、出産。 一気に変わっていく自分の価値観。けれどそれは、新しい発見の連続という心地の良い変化でもありました。 特にアンパンマンへの見方(笑) お馴染みのオープニングソングも歌詞をよく聴くとなかなか考え深いですが、私が中でも一番感銘を受けた曲、すばり「アンパンマンたいそう」‼︎「もし 自信をなくして くじけそうになったら いいことだけ いいことだけ 思い出せ」 引用:アンパンマンたいそうの歌詞よりこの最初のフレーズ。 これから世間の荒波に揉まれるであろう子供達に伝えたい‼︎正直本当に舐めてました。アンパンマン。子供だましの子供にウケるアニメ。ですが、知れば知るほど深いんです‼︎ 自分がどうなろうと、顔を分け与えて困っている人を助ける究極の自己犠牲のヒーロー。やなせ先生の戦争体験が大きく影響しているというアンパンマン。自己犠牲のヒーローって親が子を無償の愛で守ることと近いですよね。「アンパンマンは君さ。元気を出して。 アンパンマンは君さ。力のかぎり。 ほら キラめくよ。君はやさしいヒーローさ」 引用:アンパンマンたいそうの歌詞よりアンパンマンは、特別じゃない。 誰だって誰かのアンパンマンになれる。 私は、一生、子供達のアンパンマンでい続けたいと願った歌詞です。以上、私の価値観が変わった話はズバリ、アンパンマン‼︎でした!●ライター/ちんまい
2019年10月01日わが子と一緒にいると、「やっぱり親である自分と価値観が似ているな」と感じる瞬間はありませんか?物の見方、感じ方、考え方など、子どもと自分に通じる部分を感じ取ると、どこか嬉しく、誇らしいような気持ちになる人も多いはず。しかし一方で、無意識のうちに親の価値観をそのまま子どもに押し付けてしまう危険性も知られています。親と子どもは別の人格であり、違う価値観を持っていて当たり前なのに、自分とわが子を同一視してしまうのです。今回は、価値観の押し付けによって子どもに何が起こるのか、詳しく解説していきます。子どもの価値観を決める親の価値観まだ自己が確立されていない小さい子どもでも、それぞれに個性があり、意見をぶつけ合って喧嘩をしたり、同調して共感し合ったりする様子を目にします。ふとその子の親を見ると、子どもの価値観形成に大きな影響を与えていることが見て取れるのではないでしょうか。アドラー心理学で知られる精神科医アルフレッド・アドラー氏によると、両親が持っている価値観を『家族価値』と呼ぶそう。家族価値とは、家族の理想であり目標です。たとえば「学歴が第一」「将来成功することが大事」「男は男らしく、女は女らしく」など、夫婦間でよく話題にのぼるようなことを指します。子どもは、この『家族価値』を無視することができません。面と向かって言い聞かせなくても、家族の会話の中で感じ取り、無意識のうちにその価値観に影響を受けてしまうのです。そして多くの場合、子どもは全面服従して家族価値をそのまま自分の価値として取り込みます。もしくは、その逆に全面反抗するケースも多いそう。まじめで厳しい親に反発して非行に走ったり、落ちこぼれたりするのは、その典型であると言えるでしょう。親の価値観を押し付けると子どもはどうなる?筑波大学附属小学校副校長の田中博史先生は、自分の価値観を子どもに押し付ける親は、「どんなに小さくても、子どもはすでに『自分で考える生き物』だと認識できていない」傾向があるといいます。特に母親は、「自分から産まれた子なのだから」という理由から、自分と子どもを一心同体のように感じてしまいがち。しかし、親と子は別人格であり、子どもは子どもなりに少しずつ自己を形成していくのです。また、教育評論家の石田勝紀氏は、「子どもにこうなってもらいたい」と強く願う親が、その価値観や思考の枠からはみ出た子どもに対して “強制的に戻させようとする” ことに苦言を呈しています。広い意味での社会道徳や倫理観というものは確かにありますが、それが親の水準になると狭い意味での社会道徳、倫理観となり、極めて柔軟性の欠ける親主導型の「親の価値観押し付けモデル」となることが少なくありません。親と子では得意とする部分も異なり、才能も異なり、価値観も異なるのです。(引用元:東洋経済ONLINE|子どもを追いつめる、親たちの「願望と正論」「押し付け」を変えるための「6つの提案」)それなのに、何をするにも「こうしたほうがいいんじゃない?」「お母さん(お父さん)の言う通りにしたら失敗しないから」と、親の思い通りに誘導したり、決断の機会を奪ったりする生活を送っていると、どのような人間になってしまうのでしょうか。石田氏は、ほかの人に決めてもらうほうが楽な時間をたくさん過ごしていた子どもは、自分で決めないですぐにほかの誰かを頼るようになる、といいます。親はよかれと思ってあれこれと手出し口出しをしても、それは結果的に子どもの判断力や決断力を奪い、大人になってからも誰かに頼って生きていくようになってしまうのです。また、価値観を子どもに押し付けてしまう背景には、現代の余裕のない子育て環境も影響していると言われています。子育てに関する著書を多数執筆、カウンセラーとしても活躍中の高橋愛子先生は、「核家族化が進んだ現代は、親にゆとりがなく『子どもをきちんとしつけなくては』とプレッシャーを感じる人も多い」と述べています。お子さんが引きこもりやニートになってしまったご家庭では、子供の気持ちに耳を傾けず、「親の言うことは正しいのだから、その通りにしていればいいんだ」と命令しているケースがほとんどです。自分の気持ちを理解されずに生きてきた子供は鬱積した寂しさや悲しさを処理しきれなくなり、社会や家族ともコミュニケーションを断つのです。(引用元:プレジデントムック(2017),『プレジデントFamily 小学生からの知育大百科 2018完全保存版』, プレジデント社.)このように、親の価値観を押し付けることは、成長後の人間関係にも大きな影響を及ぼすということを忘れないようにしてください。親と子は違う人間だと認識する親と子の価値観の違いは理解できたものの、やっぱりどこか受け入れがたいと感じる親御さんも多いのではないでしょうか。前出の石田氏によると、その場合「親が考える『こうあるべき』や『ルール』をすべて撤廃し、子どもの良い点は何か、子どもが大切にしている価値観は何か、にフォーカスすることが唯一の方法」だそうです。“親目線” ではなく、“子ども目線” で。わが子をよく観察して、何をしているときにもっとも「ワクワク感」や「充実感」に満ちた顔をしているか、それを見つけてみましょう。そして、そこを入り口としてアプローチすることが秘訣です。また、子どもに話しかけるとき、「〜〜しなさい」といった指示・命令用語を頻繁に使っていませんか?こういった言葉は、子どもの「できていない部分」に意識が向いてしまうがゆえに口を突いてしまうものです。その結果、子どものネガティブな部分にばかり目がいくようになり、結局は悪循環を引き起こしてしまいます。不完全である子どもの足りない部分にばかり注目することは、ありのままのわが子を受け入れていないことと同じです。そもそも、親である自分自身も完璧とは言いがたいのではないでしょうか?親も子も、どちらも良い部分と未熟な部分を持ち合わせているという前提に立ってみると、子どもが「別の人格を持ったひとりの人間」であることに納得できるはずです。子どもの価値観形成を手助けするのはOK子どもの価値観を理解するためには、親から子どもに歩み寄り、いつもの言葉がけに少し変化を加えるといいでしょう。NPO法人 親子コミュニケーションラボ代表理事の天野ひかりさんは、「母親として、この子を “しつけなければ” というプレッシャーや脅迫観念から、時として直接的で短絡的な言葉を使ってしまう。子どもをきちんと育てたい、能力を伸ばしてあげたいという目標設定は正しいのに、言葉がけという手段を誤っている」パターンが多いといいます。それは子どもの自己肯定感を低下させることにもつながります。たとえば、お子さんがマンガばかり読んでいることを心配して、「マンガなんかよりも歴史の本を読みなさい!」と命令していませんか?これはNGです。天野さんはこの声かけに対して、「子どもに本を読む楽しさ、本で知識を得られることの喜びを知ってほしいはずなのに、子どもの読書欲を邪魔している」と指摘します。ここで大事なのは、『本来の目的』を明確にすることです。「その本いいね。おもしろそう」などと、子どもの読書欲を削がない言葉をかけてあげましょう。そのうえで、どうしても子どもに読んでほしい本があるなら、「自分が読むこと!」と天野さんは提案しています。親が興味を持って読んでいるものは子どもの心を惹きつけるので、まずは親がお手本を見せてあげるといいでしょう。親が「子どものために」といくら環境づくりに励んでも、子どもにとっては「何でも勝手に決められてしまう」としか映りません。前出の筑波大学附属小学校の田中先生は、「難しい本に焦って出会わせなくても、考える子に育つ環境づくりはもっと身近なところにある」といいます。まずは、日々のお手伝いやお出かけの準備といった小さなことなどから、子どもたちに「選ばせて」「決めさせる」ように心がけましょう。たとえばお出かけのとき、子どもの靴まですべてそろえていませんか?たまにはいじわるして、とってもいい天気なのに長靴を置いてみたりする。我が子がどのように動くか少し離れて観察してみると面白い。もしも、何も疑わず長靴をはいて天気のいい日にでかけていったとしたら、少し我が子への接し方を見つめ直した方がいいかもしれない。(引用元:現代ビジネス|わが子の「考える力」を奪う親たち、その意外過ぎる共通点)反対に、長靴を見た子どもが「どうして長靴なの?」と言ったり、外を見て「雨は降っていないよ」と言ったりするようなら、自分の頭で物事を考えているということ。このように、日常の中の小さな出来事をきっかけにして、「自分で考える力」を身につけることは可能です。その延長として、親の意見や価値観をそのまま鵜呑みにしない強い心が養われていくでしょう。***子どもが「親の言うことは絶対!」と信じ込むのはよくありません。自信を奪い、自立への妨げになってしまいます。わが子を心配するあまり、すぐに正解を出してしまったり、自分の思い通りになるように誘導したりすると、いずれ子ども自身が「選べない」「決められない」人間になってしまうかも。ここは一歩引いて、お子さんを信じて見守ってあげませんか?(参考)DIAMOND ONLINE|子どもの価値観を決めるのは「○○価値」である現代ビジネス|わが子の「考える力」を奪う親たち、その意外過ぎる共通点東洋経済ONLINE|子どもを追いつめる、親たちの「願望と正論」「押し付け」を変えるための「6つの提案」プレジデントムック(2017),『プレジデントFamily 小学生からの知育大百科 2018完全保存版』, プレジデント社.LEE,2017年12月号,pp.202-205.
2019年08月31日昭和生まれの私からすると、新しいイメージの平成。しかし、そんな平成さえも古い時代となる日が来るとは…。でも、時代が代わっても、良くも悪くも昔からの考え方や慣習はなかなか変わらない。妊娠出産育児を経験してきて、それがあらためて身に沁みました。■「男は仕事、女は家事育児」価値観で育ったママ私の両親は、昔ながらの「男は外で仕事を、女は家で家事育児」という価値観。母がパートで忙しかろうと、家事は母が一人でがんばっていました。夜遅くに体調の悪い母がふらつきながら台所で作り置きをしていた姿が忘れられません。そんな家で育ち、「家事と育児は私の仕事、私ががんばらないと!」という気持ちが私は抜けませんでした。核家族や女性の社会進出が進んだ現代社会では、そんんなやり方そぐわないとわかっていながらも…。そしてそれは、自分を苦しめていたように思います。女性自身の意識も変えていかないとなと思い、ここで一句。「力合わせ はじめて子どもの 親になる」■昔ながらの価値観と専業主婦という負い目女性しかできない妊娠出産が、ある程度女性中心になるのは仕方がない部分があると思います。でも「おなかで育てて生む」をできるのが女性であるだけで、妊娠出産は夫婦2人の問題。でも、自分の体に変化のない夫は、どうしてもひとごとになってしまいがちなんですよね…。そして出産後! 「育児は母親がするもの」と潜在意識があり、専業主婦という負い目を持っている私は、ワンオペは仕方ないと、乳児期はほとんど夫を頼れずにいました。夫がたまの飲み会で、帰宅後ゆっくり自分のしたいことをするのも仕方ない。でも、寝室まで別にしてしまうと、完全に母子と父の間に溝ができてしまいました。■「自分だけがつらい!」が加速するとき夫の「ちょっとした物音で起きちゃうから、夜は別でお願いします」という希望のもと、別寝室にしていたわが家。別寝室が悪いわけではない。役割分担も大事。でも、お互いの様子がわからないまま時がすぎ、生活パターンの違いから会話も減り、どんどん2人の関係は薄いものに。「今は仕方ない」と思いつつも、それぞれに「なんで俺(私)だけ…」という思いが加速していきます。■「だれにも助けを求められない」思い込みに追い詰められる「赤ちゃんのお世話は、私が一人でなんとかしなきゃ…」と、切羽詰まった顔で赤ちゃんを抱っこする毎日。そうだれにも助けを求めることができなくなっていました。うつむき寝が好きな子どもに、「私が熟睡している間になにかあったらどうしよう」と、寝ていてもずっと不安に駆られて、体は寝ていても頭は全然休まらない。その日も寝不足で、ひどく疲弊していました。夜中の授乳が終わり、寝かしつけをしていた時のこと。すぐに背中スイッチが作動してぐずりだす娘を抱き、部屋のなかをぐるぐる回ります。5分後、また置く。娘泣く。寝かしつけ再開。それを何度も繰り返し…。あと5分。たったあと5分、眠りが深くなってから置けばいい。でも、それができないほどイライラが止まらず、朝がた5時ころに、ついに涙が。「なんでこの子は寝てくれないの?」「私は一体どうしたらいいの?」「こんなにがんばっても寝かしつけられないなんて、私は母親失格なのかな」その気配に気づいた娘も泣き始め、私も不安な気持ちがあふれ出し、声を出して泣き始めてしまいました。■「夫は何もわかっていない」に気づいたら…10分後。深い眠りにはいった娘は、すんなりと一度で布団の上におろすことができました。この一件があっても、授乳中は別寝室は続き、夫が夜に手伝ってくれることはありませんでした。だってそんなものだと思っていたから…。でも、今になって思うと、一人で抱え込まず、もっと周りにヘルプを出せばよかったと思っています。いまは、イライラを私が爆発させたことで、たくさん夫婦で話し合いをして、家事も育児も分担してくれるようになりました。そこでわかったのは、「夫は本当に何もわかっていなかった」ということでした。私がどんな生活を送っていたのか。どんなことがつらくて、どんなことに困っているか。そんなことは、「私のやつれた状態を見たら、言わなくてもわかるでしょ?」と“察してちゃん”になってしまっていた私にも落ち度はあります。■妻にも権利はある! 夫と衝突して手に入れたもの女性は、妊娠中、精神的にも不安定になるうえに、さまざまな苦難やトラブルも起こる可能性があります。だから夫婦2人でいろんな本を読んだりしながら、共感・理解してほしいなと思います。わが家は、乳児期には、私が高熱で寝ていても、ゆっくりと休むことはできませんでしたが、いまは数日なら夫と子どもだけでも過ごすことができるように。さらに、たまに友人と遊んだりするときも、以前のように罪悪感を持つことも減りました。専業主婦だろうと、働いていようと、妻にもその権利があると思うから。そう思えるようになるまでには、数年かかりましたし、何度も夫と衝突しましたけどね。時代がかわっても、昔ながらの価値観はまだまだ残っているでしょう。女性に負担がかかる家庭も少なくないと思います(昔のうちも含め)。でも、新しい時代「令和」は、そんな昔からのしがらみを無くして、夫婦が2人で力を合わせて育児していく社会になるとうれしいですね。\「1人で抱える」は平成でおしまい!/「令和ママ」は「OPEN子育て」主義! 家事も育児も1人で抱え込む時代はもうおしまい! 3つの「OPEN」 をキーワードに、もっとオープンな子育てをしませんか?平成から令和に変わるこの時代の変わり目に、ウーマンエキサイトは「平成」ママを調査結果から振り返り、新しい時代「令和」を生きる新しいママ像を提案します。■令和の時代に期待することを詠む「#令和ママ川柳」も大募集!最優秀賞の方には「令和(=018)」に合わせて賞金18万円を贈呈! さらに100名様以上の方を対象に数々の賞をご用意しています。応募期間は2019年4月23日(火)~2019年6月16日(日)23時59分まで。>>>「#令和ママ川柳」のご応募や詳しい応募要項は こちら から!
2019年05月31日【元ホステスが語る男ゴコロの裏事情362】世の中いろんなタイプの男子がいるけど、正直、付き合う価値のない人もいます。「付き合う価値がない」と言うと、相手を見下したり、値踏みしたりしてるみたいですが、交際相手はちゃんと見極めないと自分がしんどい思いをするだけです。というわけで今回は、付き合う価値のない男子についてお話ししたいと思います。■自分優先の考えが強いある男子に食事に誘われたときのこと。「場所はどうしようか?」と聞かれたので、筆者は「二人の家の中間地点か、大きめの駅にしたほうがいいのかな?」と思い「お家って〇〇方面でしたっけ?」と聞いたんです。そしたら「そうです!こっちまで来てくれるの?」と。誰も家の近くまで行くなんて言ってないのに。若干イラッとしながら「お互いの家の中間地点か、その辺から近い大きめの駅がいいかな?って」と送ったら「そうだよね。で、思いつきました?」と、完全にこちら任せ。「はぁ?こいつ何考えてんの?」と思いつつも、一応「〇〇駅か△△駅あたりはどうでしょう?」と送ったら、なんと「乗り換えが多いかも。少ないほうがいいなー」とほざき……。さすがに「こんな人に割く時間はない!」と思い「相手の都合を考えず、自分の乗り換えを優先。しかもこちらにばかり考えさせる男性は無理です。食事はパスで」という内容のメッセージを送ってLINEをブロックしました。交際前の段階でこんなふうに思いやりに欠ける言動が多いのなら、付き合った後はそれが加速すると思うんです。筆者の知る限り、男性の多くは初めて食事するときなど、まだお互いにそんなに知らない頃は、自分をよく見せたい気持ちもあるし、今後の関係のためにというのもあってか親切で愛想がいい印象があります。なのに、そこで「優しいな」と感じるどころか「はぁ?」となることが何度もあるのなら……“付き合う価値のない男”だと思っていいですよ。■女子を見下す発言をする「女のくせに」「これだから女は」と、女子を見下す感じの発言をする男子はやめたほうがいいですね。筆者の元カレの一人がまさにこのタイプでした。別れてから気づいたのですが、かなりのナルシスト&モラハラ男だったんです。付き合っている間もだけど、別れた後、何度か電話がかかってきたときもこちらを見下す発言が多くて。根本的に男尊女卑な思考の人は、最初は優しくても、交際後は見下す言動を取りがち。“女はこういう生き物”と決めつけて「わかり合おう、歩み寄ろう」とせず、むしろ開き直る感じの言動ばかりならパートナーにすることをおすすめしません。そういうのが好きって場合は止めないけど、付き合ったら、たぶんモラハラ彼氏になって、つらい思いをするでしょう。■将来、苦しまないために魅力的に見えても、話してみて「おや?」と思う部分が出てきたら“好き”の情熱だけで判断しないほうがいいかもしれません。付き合ってから、或いは結婚してから苦しまないためにも、変な男に引っかからないように気をつけて!
2019年05月09日