クリント・イーストウッド監督デビュー50周年記念作品『クライ・マッチョ』より、場面写真7点が解禁となった。本作は、アカデミー賞5部門受賞に輝いた『許されざる者』、同4部門受賞の『ミリオンダラー・ベイビー』、人間の誇りと生き様を描いた『グラン・トリノ』、社会現象化して全世界で大ヒットした『アメリカン・スナイパー』など、映画監督として孤高の歩みを続けるクリント・イーストウッドの監督最新作。主演も務めたイーストウッドが演じるのは、かつてロデオ界のスターだったマイク・マイロ。元雇い主から、別れた妻に引き取られている息子ラフォを連れ戻して欲しいと依頼され、メキシコから米国境へ向け少年とともに旅することになる。メキシコ警察や追っ手が迫る中、人生の岐路に立たされた2人の運命は…?解禁された場面写真では、元雇い主からの誘拐の依頼や、親の愛を知らないラフォが警戒心をむき出しにする様子、壮大な大自然メキシコの旅、寄り道した町で出会う強さと優しさを備えたマルタとの様子が写し出されている。出会うはずのなかった少年と落ちぶれた元カウボーイの旅。勇気、希望、友情、そして愛…これまで数々の人生を描いてきたイーストウッドが本作で描く真の「強さ」とは?監督デビュー50年を迎えた集大成にふさわしい感動作となっている。『クライ・マッチョ』は、2022年1月14日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:クライ・マッチョ 2022年1月14日より全国にて公開© 2021 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved
2021年11月19日トム・ホランド×デイジー・リドリー×マッツ・ミケルセン共演の新感覚SFエンターテイメント『カオス・ウォーキング』より、未公開シーンが解禁となった。先週12日(金)より公開された本作。その壮大な世界観、斬新な設定はもちろん、キャラクターのイメージ通りのキャスティングにも注目が集まった。中でもとりわけ話題となったマッツ・ミケルセンが登場する未公開映像が解禁された。映像には、頭の中の思考や想像が露わとなる“ノイズ”のコントロール方法を、マッツ・ミケルセン演じるプレンティスが子どもたちに指南する場面が収められている。「ナイフは肌身離さず持つ。それが男だ」と意気込む少年は、トム・ホランド演じるトッドの幼い頃。一方、《息子はこの僕だ。なぜ こいつが》というトッドへの嫉妬心が“ノイズ”として露わになりながらも、すまし顔をしている少年は、幼いディヴィ。ニック・ジョナスが演じる役の少年時代だ。そんな2人に、プレンティスは「ノイズは力になる」と教え、それを使うには「訓練が要る」とも語る。「まずは“タカ”を思い浮かべるんだ」と、トッドが出した小さなタカに対して、巨大なタカを具現化してみせるプレンティス。それを見て驚きと尊敬の眼差しを向けるトッドとディヴィの姿からは、それぞれが「父」へ思慕によって対立しながら成長していくであろう未来も予想できる。また、プレンティスが実の息子よりも上手く“ノイズ"をコントロールできるトッドに目をかけていたであろうと推測させ、本編への理解が深まる未収録シーンとなっている。『カオス・ウォーキング』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:カオス・ウォーキング 2021年11月12日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2021 Lions Gate Films Inc. All Rights Reserved
2021年11月18日フランソワ・オゾン監督の『8人の女たち』『スイミング・プール』、是枝裕和監督『真実』などに出演するリュディヴィーヌ・サニエ主演作『ローラとふたりの兄』から、主人公ローラをめぐる個性的な登場人物たちの場面写真が一挙に解禁となった。本作は、兄と妹の物語であると同時に、三人兄妹それぞれのパートナーや息子、日常で出会う何気ない登場人物たちの存在が、ドラマに深みを与えている。弁護士のローラ(リュディヴィーヌ・サニエ)は、離婚調停の依頼人だったゾエール(ラムジー・ベディア)から食事に誘われ、彼の笑顔と積極的なアプローチにしだいに惹かれていく。ゾエールは、ローラの家族を客観的に見守り支えてくれる頼れる存在。長男ブノワ(ジャン=ポール・ルーヴ)は天真爛漫な妻・サラ(ポーリーヌ・クレマン)と幸せな新婚生活を送っている。サラは、かなり個性的なアクセサリー作家で、飾らない笑顔が周囲を幸せな気分にしてくれる。だが、ある日サラが家を飛び出してしまい、ブノワが追いかけて向かった先は元妻3人による女子会だった!一方、次男ピエール(ジョゼ・ガルシア)は、妻サビーヌ(フィリピーヌ・ルロワ=ボリュー)と別居中。仕事のトラブルに見舞われるが、なんでも自分で抱え込む性格からサビーヌに助けを求めたときにはすでに2人の心の距離は広がっていて…。サビーヌは、良識的な女性。別居したいまも、思い込みで突っ走るピエールを優しく諭す。そんな一筋縄でいかないフランスの大人たちの複雑な恋愛模様は、本作の見どころの1つ。また、息子・ロミュアルド(ガブリエル・ナカーシュ)は、ケンブリッジ大学に進学を控える心優しき秀才。頭が良すぎるせいか、独特な言葉遣いがチャーミング。父親が仕事でトラブルを抱えていることを知った彼は隠れてある行動を起こすが…。また、ピエールの部下アントワーヌ(フラン・ブリュノー)は、いつもおっとりしていて、一見何も考えていないように見える“ゆとり系”。しかし、ピエールがトラブルで頭に血が上っているときも、いつもゆったりと構えて深呼吸のようなひと言をくれる。この2人の存在は物語の清涼剤的な役割にもなっている。そのほかにも、ローラたちが両親の墓参りにいくたび出会う常連のおじいさんや、団地のおばあさんなど、濃すぎるサブキャラクターたちが与える深みとリアリティにも注目だ。11月14日から27日までは「家族の週間」、11月21日は「家族の日」。本作は、いざというときにそばにいてくれる人の大切さを思うきっかけになりそうだ。『ローラとふたりの兄』は12月10日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ローラとふたりの兄 2021年12月10日よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿武蔵野館ほか全国にて公開© 2018 NOLITA CINEMA - LES FILMS DU MONSIEUR - TF1 DROITS AUDIOVISUELS - FRANCE 2 CINEMA
2021年11月18日ISに家も家族も故郷も奪われた男たちが命をかけてゲリラ戦を仕掛ける様を描いた『モスル~あるSWAT部隊の戦い~』より、本編映像が解禁された。今回解禁となったのは、モスルで新米警察官として働くカーワが重武装したISと激しい銃撃戦を繰り広げるシーン。カーワは同じく警察官である叔父とともにISを討ち取っていくが、次第に攻撃の手数が減っていき窮地に追い込まれる。しかし自らの陣地に踏み込まれ、為す術もなしと思われたその時、これまでとは違うライフルの音が響き渡るという緊迫の映像になっている。SWAT部隊の若きホープ・カーワには、2017年のヴェネチア国際映画祭で高い評価を得たソフィア・ジャマ監督の『The Blessed(原題は、Les bienheureux)』で見事な演技を披露したフランス系チュニジア人であるアダム・ベッサが抜擢された。彼は本作のプロデューサーでもあるルッソ兄弟が製作を務め、クリス・ヘムズワースを主演に迎え人気を博したNetflixのアクション映画『タイラー・レイク-命の奪還-』でも傭兵部隊の主要メンバーとして好演を見せており、話題作への出演が続いている。観客にとって物語の窓口ともいえるカーワは非常に重要であり、たった数時間の出来事で人生が変わってしまう難しいキャラクターのため慎重にキャスティングされた。そしてカーナハン監督が「二か月間、何度も何度もアダムのテープを見返したくなったんだ。カーワ役に、約70名の役者をオーディションしたが、彼の演技がずば抜けて説得力があったんだ」と語るように、細かな視線の動きや表情のひとつひとつから、ベッサのリアリティのある抜群の演技力が本作の持つ緊張感を倍増させていることが分かる。そんなアダム・ベッサはカーワを演じるにあたり「言語には、言葉以上のものが含まれる。言語を通してその現地の感情、文化、慣用句、冗談に触れることができる。アクセントにとらわれず、カーワの感情を表現できるようになるためにも、最初はアクセントの習得に没頭する必要があったんだ」と現地の言語のリアルなアクセントも習得したことを明かしている。『モスル~あるSWAT部隊の戦い~』は2021年11月19日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:モスル ~あるSWAT部隊の戦い~ 2021年11月19日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© 2020 Picnic Global LLC. All Rights Reserved.
2021年11月18日第73回カンヌ国際映画祭オフィシャルセレクションに選出され、アカデミー賞国際長編映画賞フランス代表の最終選考作品となった注目作『GAGARINE/ガガーリン』の日本公開が決定し、併せてシーン写真1点が解禁となった。舞台は「地球は青かった」の言葉で有名な宇宙飛行士ガガーリンに由来する名前を持つフランス・パリ郊外に実在する<ガガーリン>公営住宅。16才のユーリは、この赤レンガの大規模な団地の名前に導かれるかのように宇宙飛行士を夢見、そして、かつて自分を置いていった母の帰りを信じて待ち続けていた。そんな中2024年パリ五輪開催のため老朽化したガガーリン団地の解体計画が持ち上がる。ユーリは帰らぬ母との大切な思い出が詰まったこの場所を守るため、友だちのフサームとディアナと一緒に取り壊しを阻止するために動き出す。自由を愛する少女ディアナとの初恋、親友フサームとのかけがえのない友情により、少しずつ成長していくユーリ。しかし間もなく取り壊されるガガーリン団地と呼応するかのように、ユーリも自分の“世界”の喪失と再生に葛藤する。募るユーリの思いはどこへ向かうのか…。監督は、本作が長編デビューとなるファニー・リアタール&ジェレミー・トルイユの男女2人組。団地が建設された1960年代当時の時代背景やそのインパクトのある外観、ロシアの宇宙飛行士ユーリ・ガガーリンから名づけられていることに興味を持ったことが本作を製作するに至った経緯だと語る。「<ガガーリン>団地は貧しい人々が住む極地的なエリアだ。メディアはこの地域の治安の悪さばかりを取り上げる。フランスでは、本作のような映画を<Film du banilieue>(郊外の映画)と呼び、その映画に描かれているもの全てについて、ある種の新しいジャンルであるかのように言う。しかし、それは違うと思っている。そこには様々な語られるべきストーリーがある。たまたま貧しい古い建物が立ち並ぶエリアに住んでいるだけなのだ」。「団地に住む子供たちの中には、外界と交流をしたがらない子もいるが、本作の主人公のユーリにとって、団地は宇宙船で、宇宙船から外に出れば自由になれる、息が出来ると思っている、ただ団地は彼の母のお腹の中と同じ。なかなか外に出る勇気が持てない。(団地を)そういう存在として描いた」と言い、特定の地域に住む子どもたちについてステレオタイプな描かれ方について疑問を抱いた彼らは、解体前のガガーリン団地で実際に撮影を行い、ノスタルジックで幻想的な映像美の中に、繊細な若者の心の機微を見事に映し出すことに成功した。主演は、本作で見出されたアルセニ・バティリ。スクリーンデビューとは思えない程の高い演技力で主人公の揺れる心情を体現し、第17回セビリア・ヨーロッパ映画祭ほか各国の映画祭にて主演男優賞を受賞、ほかキャストに注目の若手女優リナ・クードリ(『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン 別冊』)、さらにレオス・カラックス作品の常連ドニ・ラヴァンが特別出演している。解禁となったシーン写真は、ガガーリン団地の屋上の上で、夜空を見上げながらお互いの気持ちを明かす主人公ユーリと仲間との青春の1シーンを切り取ったもの。青春のエモーショナルなひと時を感じさせる1枚となっている。『GAGARINE/ガガーリン』は2022年2月25日(金)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:GAGARINE/ガガーリン 2022年2月25日より新宿ピカデリー、HTC有楽町ほか全国にて公開©2020 Haut et Court – France 3 CINÉMA
2021年11月18日レディー・ガガ主演、リドリー・スコット監督とのタッグで、ブランドの元祖と呼ばれるファッション・ハイブランド「GUCCI」一族崩壊を描く『ハウス・オブ・グッチ』。この度、最新映像となる本予告と本ポスターがお披露目された。1995年3月27日、ミラノで実際に起きた「GUCCI」創業者グッチオ・グッチの孫にあたる、3代目社長マウリツィオ・グッチの暗殺事件の真実に迫る本作。解禁となった最新映像は、ガガが演じるパトリツィア・レッジャーニの視点で描かれる。冒頭では、パトリツィアが夫のマウリツィオ(アダム・ドライバー)と共に、アルド(アル・パチーノ)の豪華な邸宅を訪れる。グッチ家独特の風習に戸惑うが、一方で冷静に「彼らは全てを持っている。富、スタイル、権力。殺してでも欲しいものを」と観察しており、野心を示す兆候が見られる。「グッチは帝国だ」と話すマウリツィオに「あなたが立て直せば?」とけしかけるパトリツィア。やがて一族衰退と比例して、パトリツィアは「グッチ家には新たな血が要る」と全身を「GUCCI」で固め、次第に発言力と地位を強めていくが、アルドに「グッチとは私の発言そのもの。女の出る幕はない」と言い放たれる。夫を含めグッチ一族からよそ者扱いされ、精神的にも排斥されるパトリツィア。その後「何様のつもり? “不要なもの”は捨てなければ」と何かを企み、占い師ピーナ(サルマ・ハエック)と成し遂げようとする。次第に崩壊していくグッチ家の人々へ「特に道徳心は高くないけど、私はフェアな人間よ。だから賛成、型破りな罰でもね」と悪びれる様子もなく語るが…。本作では、パトリツィアとマウリツィオとの結婚、グッチ家に嫁ぎ1970年代から愛、裏切り、退廃、復讐、そしてマウリツィオ暗殺計画に至るまでの約30年にわたる、グッチ一族の崩壊と闇に包まれた真実が明かされる。ガガは「(本作の役作りのため)イタリア語なまりの英語を半年もの間訓練し、ジャーナリストのごとくパトリツィアの人生を掘り下げた」というほど熱意を込めた演技を披露。豪華アカデミー賞俳優たちとの競演にも期待が高まる映像となっている。『ハウス・オブ・グッチ』は2022年1月14日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ハウス・オブ・グッチ 2022年1月14日より全国にて公開ⓒ 2021 METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC. ALL RIGHTS RESERVED.
2021年11月18日レニー・ハーリン監督×ピアース・ブロスナンがタッグを組んだアクション・エンターテインメント大作『ザ・ミスフィッツ』の公開が決定。日本版アートワークと予告映像が到着した。凄腕の犯罪プロフェッショナル集団「ミスフィッツ」。極悪人を騙して大金を盗み、弱者達に返すことをモットーとする彼らは、多くが謎に包まれた現代の義賊的存在。そんな彼らの次のターゲットは、凶悪テロリストの資金源となっている大量の金塊だった。金塊が隠されているのは、中東の砂漠に隠された最強セキュリティの私営刑務所。今回の任務が一筋縄でいかないことを悟った彼らは、一匹狼で伝説的な盗みのスペシャリスト、リチャード・ペイスを半ば強引に勧誘し、ドリームチームを結成。しかし、テロリストに資金が渡るまでのタイムリミットは残り僅かで――。正義の犯罪プロフェッショナル集団“ミスフィッツ”と、過激派テロリストたちの金塊をめぐる激闘が描かれる本作。5代目ジェームズ・ボンドを務めたピアースが今作で演じるのは、一匹狼で伝説的な盗みのスペシャリスト、リチャード・ペイス。ミスフィッツが彼を半ば強引に勧誘し、ドリームチームを結成する。さらに、タイ出身の兄弟アイドルデュオ“ゴルフ&マイク”として日本でも活動していたマイク・アンジェロ、ミュージシャンとしても知られるニック・キャノン、『エンジェル ウォーズ』のジェイミー・チャン、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』のハーマイオニー・コーフィールド、『レザボア・ドッグス』のティム・ロスが出演している。本作のメガホンをとったハーリン監督は、『ダイ・ハード2』『クリフハンガー』『ドリヴン』などを手掛けたアクション職人。今作では、手に汗握る大掛かりな騙し合いだけでなく、チート級エンジンを搭載した高級車や壮絶な肉弾戦や、ラクダ(?)が登場し、娯楽映画に必要な全てをこれでもかと盛り込み、LAからアブダビの砂漠地帯まで、世界を股にかけた極上のエンターテインメントムービーを作り上げた。到着した映像では、ターゲットの大量の金塊や、ド派手なアクションシーンが登場している。『ザ・ミスフィッツ』予告映像『ザ・ミスフィッツ』は2022年1月21日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ザ・ミスフィッツ 2022年1月21日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2020 Film Gate Productions FZ LLC. All Rights Reserved.
2021年11月17日フランス映画『エール!』のハリウッド版リメイクとして、サンダンス映画祭では観客賞ほか史上最多の4冠に輝き、同映画祭史上最高額・約26億円で落札された『コーダ あいのうた』から、溢れ出す愛情を切り取った場面写真が解禁された。この度解禁される場面写真は6点。本作のポスターにも採用された、家族にとって大事な場所である海辺の前で撮影した記念写真のような風景。家族の中でたった1人の“健聴者”主人公のルビーを演じるエミリアが愛する人たちに向かって舞台で歌い上げる様子。指をクロスすることで「愛してる!」という手話メッセージを伝える姿のほか、彼女の旅立ちを全身で祝福する家族。『シング・ストリート未来へのうた』のフェルディア・ウォルシュ=ピーロ演じる憧れのクラスメイト・マイルズと放課後、一緒に歌の練習に励む姿や、合唱部の仲間と舞台に立つ姿など、いずれもルビーと彼女の周囲を取り巻く愛情あふれる風景を切り取ったものとなっている。『コーダ あいのうた』は2022年1月下旬、TOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:コーダ あいのうた 2022年1月、全国にて公開© 2020 VENDOME PICTURES LLC, PATHE FILMS
2021年11月17日『ゴーン・ガール』で高い評価を得たロザムンド・パイクが主演、第78回ゴールデン・グローブ賞主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)を受賞した映画『パーフェクト・ケア』。この度、クセ者たちが予測不能でカオスな展開を繰り広げる、最新ロング版予告とキャラクタービジュアルが解禁された。今回新たに解禁する予告映像は、身寄りのない高齢者の資産を搾り取る“完璧なケア”で知られる悪徳後見人のマーラ(ロザムンド・パイク)、そんなマーラの大胆なビジネスを裏で支えるパートナーのフラン(エイザ・ゴンザレス)が、“完璧なケア”を施す次の獲物としてジェニファー(ダイアン・ウィースト)を施設に強制連行。そのジェニファーを巡り、マーラに脅しをかけるインチキ感満載のジェニファーの弁護士ディーン(クリス・メッシーナ)、さらにはなぜか彼女を付け狙うロシアン・マフィアのボス・ローマン(ピーター・ディンクレイジ)といった、超クセの強い面々が繰り広げる、予想だにしないカオスな展開模様が存分に映し出される。原色のジャケットを纏いいきなりの家庭訪問、動揺するジェニファーを強引にケアホームへと入居させたマーラは、勝手に家財を運び出してオークションにかけて私腹を肥やすなどやりたい放題。しかし、貸し金庫でとある宝石を手にすると物語は一変。ジェニファーの弁護士を名乗るディーンから突如脅しをかけられたと思えば、そのさらに裏で完全にやばい雰囲気プンプンのロシアン・マフィアまでもが暗躍。高齢者を食い物にしてきたマーラが今度は獲物側に。薬で眠らされ車に押し込まれるや、そのまま崖下へ落とされて水中へ――。予期せぬ危険に巻き込まれたマーラが息つく暇もなく、次の展開へ。戸惑いを見せながらホームに入れられていたジェニファーは、か弱い老婦人の顔から一転、ただならぬ雰囲気を醸し出しつつ「マズイことになりそうね」と不敵な笑みでマーラを挑発。それでも「私に“負け”はないあなたを絶対に手放さない私が最強の絶対王者」と奮起する不屈のマーラ。ジェニファーの真の正体とは?まさにバトルロワイヤル、最後に勝つのは一体誰なのか、予測もつかない予告編となっている。ロング予告映像の解禁にあわて、<キャラクタービジュアル>も公開。ロザムンド演じるマーラをはじめ、ひと癖もふた癖もある5人のキャラクターたちが、それぞれのイメージに合わせてカラフルに彩られている。『パーフェクト・ケア』は12月3日(金)より12月23日(木)まで全国劇場にて3週間限定公開&デジタル配信開始。(text:cinemacafe.net)■関連作品:パーフェクト・ケア 2021年12月3日より全国にて公開、デジタル配信開始©2020, BBP I Care A Lot, LLC. All rights reserved.
2021年11月17日全世界待望のトム・ホランド主演『スパイダーマン』シリーズ最新作、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』より、最新予告映像と場面写真が解禁された。世界中にスパイダーマンであることを明かされたピーター・パーカー。ドクター・ストレンジはピーターから頼まれ、人々の記憶からピーターがスパイダーマンだという記憶を消す呪文を唱えるが、やがて時空が歪み、マルチバースが出現。それぞれのユニバースから過去のヴィランたちを呼び寄せてしまう。今回解禁された予告編には、『スパイダーマン2』に登場した《ドック・オク》ことDr.オットー・オクタビアス、『アメイジング・スパイダーマン2』に登場した《エレクトロ》、『スパイダーマン』に登場した《グリーンゴブリン》、『スパイダーマン3』に登場した《サンドマン》、『アメイジング・スパイダーマン』に登場した《リザード》の姿をはっきりと確認することができる。時空を超えて集結した、過去シリーズのヴィランたち。予告編では“彼らの存在がこのユニバースを危うくする”として、ストレンジが彼らを元のユニバースに戻すべくピーター、彼女のMJ、親友のネッドの3人に危険を訴えるが、その後さらなる混乱が引き起こされようとする様が描かれている。複数のユニバースを同時に生き始めたピーターが「僕の責任だ。全員は救えない」という台詞の果てに下す選択とは――。また、本作で初登場するスパイダーマンの【ブラック&ゴールドスーツ】と【インテグレーテッドスーツ】も予告編の中で確認することができる。『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』は2022年1月7日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム©2021 CTMG. © & ™ 2021 MARVEL. All Rights Reserved.
2021年11月17日レオナルド・ディカプリオ&ジェニファー・ローレンスの主演2人に加え、メリル・ストリープ、ケイト・ブランシェット、ティモシー・シャラメ、アリアナ・グランデら豪華キャストが大集結したNetflix映画『ドント・ルック・アップ』より、予告編とキービジュアルが到着した。本作の監督は、『マネー・ショート 華麗なる大逆転』『バイス』のアダム・マッケイ。レオナルドは「アダムは長年一緒に仕事をしたいと思っていた監督だよ。彼はみんなの意見を尊重してくれる人で、それぞれのシーンで思ったように演じさせてくれるんだ」、ジェニファーも「私はアダムの大ファンで、ずっと仕事をしたいと思っていた。脚本を読んだとき天才だと思ったし、おそらくこれまで読んだ中で1番面白い脚本」と主演2人も語っており、待望の豪華タッグに期待が高まる本作。到着した映像では、レオナルド扮する天文学専攻のミンディ博士と、ジェニファー扮する教え子の大学院生ケイトが、事態を真面目に捉えないクセ者たちに翻弄され、深みにハマっていく姿がコミカルかつ緊迫感満載に描かれている。地球衝突の恐れがある巨大彗星の存在を発見し、世界中の人々に迫りくる危機を知らせるべく奔走するミンディ博士とケイト。各所で必死に危機を訴える2人の前に現れるのは名優陣。メリル演じるオーリアン大統領と、ジョナ・ヒル演じるジェイソンには鼻で笑われ、全く相手にされず。そして、ケイト演じるTV司会者ブリーからは、生放送でイジられてしまい、本人役にも見えるアリアナ演じる女性からは、「彗星を発見?(私は)背中に流れ星のタトゥーがある」ともはや返答不能なリアクションをされてしまう。またティモシー演じる若者からは、「人類絶望って言った人?」とからかわれ、2人は八方塞がりに陥っていく。果たして2人は手遅れになる前に彗星衝突の危機から地球を救うことができるのか?豪華俳優陣が登場の本映像は二度見必至の仕上がりとなっている。Netflix映画『ドント・ルック・アップ』予告編Netflix映画『ドント・ルック・アップ』は12月24日(金)より独占配信。(cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-【Netflix映画】ドント・ルック・アップ 2021年12月10日より公開、12月24日よりNetflixにて配信
2021年11月17日『ズートピア』『モアナと伝説の海』の黄金タッグが贈るミュージカル・ファンタジー『ミラベルと魔法だらけの家』より、主人公ミラベルが本当の想いを歌い上げる楽曲「奇跡を夢みて」が解禁となった。主人公ミラベルは魔法の力を与えられた不思議な家に暮らすマドリガル家に生まれた少女。彼女の家族は5歳の誕生日を迎えると1人1人が特別な個性を持つ“魔法のギフト(才能)”を家から与えられるが、ただ1人だけ“魔法のギフト”を与えられなかったのがミラベルだ。魔法を持たずとも、家族と仲良く暮らしていたミラベルは、ある日家に大きな亀裂があることに気づく。このままでは世界から魔法の力が失われていくと知った彼女は家族を救うため、“唯一の希望”として立ち上がる。今回、解禁された劇中歌「奇跡を夢みて」は、『アナと雪の女王』でエルサが歌う「レット・イット・ゴー~ありのままで~」や『モアナと伝説の海』のモアナが歌う「どこまでも~How Far I'll Go~」に続く、本作のメイン楽曲。“魔法のギフトがなくても私も家族の一員よ”と、特別な才能に溢れる家族たちの中で、明るく前向きに過ごすミラベルが、心の奥底で抱える“私だって魔法が欲しいの”という本当の気持ちを歌い上げる一曲だ。本作の全ての楽曲を手掛けたトニー賞、グラミー賞など数々の賞を受賞したリン=マニュエル・ミランダは、この楽曲について、「『リトル・マーメード』の“パート・オブ・ユア・ワールド”や『アナと雪の女王2』の“イントゥ・ジ・アンノウン”のように、主人公自身が本当に求めることについて歌った楽曲なんだ」と明かし、さらに「そういった歌は僕にとっていつも一番時間がかかるんだ。この歌は、(全8曲の中で)最後に書いた歌だよ。ミラベルは自分だけにギフトがないことを全く気にしていない。彼女はマドリガル家の一員であることを誇りに思っているんだ。でも、この歌を通して、いかにそのことに苦しんでいるかをすべて吐き出すんだ。家族の中で一人違う存在でいることがいかに苦痛であるか、他のみんなと同じように見られることをいかに彼女が切望しているかをね。そのことを伝えるための言葉を見つけるのに時間がかかったんだよ」と楽曲制作時の苦労と、普段は前向きで明るいミラベルが心に抱える葛藤を明らかにする重要な楽曲になっていることを教えてくれた。日本版でミラベル役を担当するのは、先日解禁された「ふしぎなマドリガル家」でもその歌唱力が大きな話題となった期待の新人女優・斎藤瑠希。「ふしぎなマドリガル家」の陽気でアップテンポなリズムとは異なり、ゆったりとしながらもラテンの独特なリズムのこの難曲にミラベルの心情を乗せて見事に歌い上げている。<魔法×音楽>に満ち溢れた新たなミュージカル・ファンタジーの本作。作品を彩る斎藤さんの圧巻の歌声にも、ますます期待が高まる一曲となっている。『ミラベルと魔法だらけの家』は11月26日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ミラベルと魔法だらけの家 2021年11月26日より全国にて公開© 2021 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2021年11月16日マーベル・スタジオがアジア系の新たなヒーローを描く『シャン・チー/テン・リングスの伝説』のMovieNEX発売を記念し、ボーナス・コンテンツから豪華キャストたちのNGシーン集が一部先行解禁された。敵と対峙するシリアスなアクションシーンでのシャン・チー役シム・リウのNGシーンや、親友ケイティ役のオークワフィナのセリフの言い間違いで、ほかのキャストや監督までが爆笑に包まれるシーンなどなど、NGを出してもすぐに笑いに変えてしまうキャストやスタッフたちの明るく陽気な一面を目にすることができる。また、本作の重要な役どころのトニー・レオンやミシェル・ヨーなど、ハリウッドや日本でも大人気の俳優たちが、撮影の合間に楽しそうにおどけるようなシーンなど、本編からは想像できないキャストたちの笑顔に触れることができる貴重な映像となっている。親友役を好演!オークワフィナがキャスティングされた理由ニューヨーク生まれのオークワフィナを、主人公シャン・チーの親友役ケイティにキャスティングした理由について、デスティン・ダニエル・クレットン監督は「ノラ(オークワフィナ)は私たちが最初に起用した出演者でした。アジア系アメリカ人文化にいるシャン・チーにとって要となる人物が必要であることはわかっていました。そういうことをできる人物として、オークワフィナ以上の存在は考えられなかったのです」と語る。『クレイジー・リッチ!』以来の共演、ミシェル・ヨーがオークワフィナを絶賛シャン・チーの伯母イン・ナンを演じるミシェル・ヨーは、本作でオークワフィナと再び共演できることを喜び、「オークワフィナは最高」と言う。「『クレイジー・リッチ!』に次いで、また彼女と共演できたことは本当に嬉しい。単に共演するということだけでなく、彼女を見られることが嬉しい。だって、彼女のエネルギー、笑いのタイミング、そしてとても感情的な雰囲気を、彼女はあのキャラクターに注ぎ込んでいるから、それを見ているととても嬉しくなる!」とコメントを寄せている。『シャン・チー/テン・リングスの伝説』は12月10日(金)よりMovieNEX発売。(text:cinemacafe.net)■関連作品:シャン・チー/テン・リングスの伝説 2021年9月3日より全国にて公開©Marvel Studios 2021
2021年11月16日米ボストンの“市民のために働く市役所”を捉えたフレデリック・ワイズマン最新作『ボストン市庁舎』。この度、ドキュメンタリー界のレジェンドと呼ばれるワイズマン監督のスペシャルインタビューが到着した。コロナ禍で自分の住む自治体への関心がますます高まるいま、映画ファンのみならず、日本の行政関係者の間でも話題を呼んでいる本作。また、11月2日に次期市長に台湾系女性ミシェル・ウー氏が当選し、ボストンが注目を集めていることも追い風になっている。そんな中、現在91歳、近年も年1本のペースで新作を生み出し続けているワイズマン監督が、新作『ボストン市庁舎』の誕生秘話と、“映画を撮ること”への思いを語るインタビューが実現。近年はボストンの隣町ケンブリッジにあるオフィスと、フランス・パリを拠点にしているワイズマン監督は現在アメリカへ戻れていないそうで、インタビューはパリと日本をzoomで繋ぐ形で行われた。フレデリック・ワイズマン監督あらゆる公共施設の中核である「市役所」を撮りたかったQ:なぜ「市役所」を題材に映画を撮ろうと思ったのか?フレデリック・ワイズマン(以下、FW):これまで私は、病院、裁判所、福祉センター、警察署など、様々な公共機関を題材にして映画を撮ってきました。それらを統括し、中核に位置する公共施設が市役所ですから、撮ってみたいと思っていたのです。また、市役所というのは、出生証明や死亡証明、レストラン出店の許可証や運転免許の交付などといった、市民の日常生活の至るところに影響を及ぼしている。そんな部分も魅力的に感じました。Q:やはり、市役所の中でも、故郷ボストンの市役所を撮りたかった?FW:いいえ。これは偶然なのです。ある時、「6人の名市長について」の新聞記事を読んで、その全ての市役所に撮影許可を申し出る手紙を送りました。そのうち2つからは「ノー」と返事が来て、3つからは返事すらもらえず、許可をくれたのがボストン市役所、マーティン・ウォルシュ市長だけだったのです。手紙を開封した市長のアシスタントが、私の作品を観ていたそうで、この映画の企画を気に入って市長に助言してくれたそうです。本当に幸運でしたね。現場で多くの驚きに遭遇したいQ:題材に対して事前に一切リサーチをしないとか?FW:その通りです。今回の映画でも、予備知識のようなものはほとんどありませんでした。撮影するまで市役所には一度しか入ったことがなかったですし、“市政”について無知と言っていいくらいでしたね。でも、無知であるというのは良い面もあります。知りたいという欲求が出てきて、結果的に現場で多くの驚きに遭遇できる。事前にリサーチして何が起こるのか予想するのは可能でしょうが、私にとっては、撮影しているときに現れる驚きが楽しいのです。それに、下調べしているときに、何か現場で面白いことが起こったら、もったいないと思うのです。たとえばリサーチのため、(映画に出てくる)大麻ショップを巡る会議にカメラなしで行っていたら、相当に悔しがっていたと思いますね。ちなみにあのシーンは、撮影しながら「これはすごい!」と驚き、絶対に映画に使おうと心に決めていました。あの議論は実際には2時間以上続いたのですが、本編では26分くらいにまとめています。あの場面は、観客がまるで自分もその場にいるように感じながら観てほしいですね。見せたいのは“努力している人々”の姿Q:撮影はトランプ政権下の時期。この映画はボストンの政治を“民主主義”を体現する「反トランプ」として描いている?FW:私はただ市役所の映画を撮りたかっただけです。しかし、トランプの存在が、この映画を政治的なものにしてしまった。私はトランプを、サイコパスの異常者だと感じています。アメリカの民主主義や慣習を彼は壊してしまったのです。トランプは、他人のことなど考えません。生活困窮者と高齢者への手助けを最小限にし、公営住宅制度や社会プログラム、公立中学校の予算配分、オバマケアを崩壊させたがっています。トランプは人々を助けることに無関心なのです。しかしウォルシュ市長は気にかけます。人々が集まり、あらゆる議論をし、時には妥協して前進する、ということがボストン市庁舎では行われています。トランプの愚かさが、彼らの能力を強調したのです。Q:監督は、そんなウォルシュ市長や職員らの姿を間近で見て、どう感じた?FW:彼らに対する私の印象は、本当に市民のことを考えていて、改革しようとしており、ボストンの人々に対してできる限りのサービスを提供しているというものでした。彼らは相手を軽蔑するのではなく、敬意を持って接しようとしている。人々がひどい仕事をしているのを見せるというのもいい主題だと思いますが、私は人々の努力を見せるのが好きです。自分の仕事をこなしている、能力ある人々についての映画を作ることを気に入っているのです。映画を撮り続ける理由…「とにかく映画を作ることが好き」Q:創作の情熱を支えているものは?FW:自分が好きな仕事を見つけることができ、それをやり続けていることが私のエネルギーの源です。映画を撮り始めた37歳の頃から、自分は本当に映画が好きで、自分はそれを作ることができると分かってからの54年間、懸命に働き映画制作に情熱を捧げてきました。私は、自分が住んでいる世界に絶えず興味関心があり、映画を撮ることでそれらを理解したいと思っています。映画作りに没頭している時はすごく幸せで、それ以外の時間はあまり幸せを感じていません(笑)。とにかく映画を作ることが好きなんです。Q:次回作の予定は?FW:今は劇映画を準備しています。というのも、パンデミック中は皆マスクをしていて、画的に面白くないからです。パンデミックがおさまって皆がマスクをしなくなったら、またドキュメンタリーも撮りますよ。でも、テーマはまだ考えていません。“撮れる”と思ってからでないと、テーマを考える気持ちも起きないんです。Q:新作を待ち望んでいた日本の観客へメッセージを。FW:自分の映画が、日本で上映されるのはとても嬉しいことです。たくさんの人が映画館へ足を運んでくれますからね。なぜ日本で、たくさんの人が私の作品に興味をもってくれているのかは、自分でもわかりませんが(笑)。日本の人たちが私の映画を観て、自分の体験と照らし合わせて語ってくれるのは、私にとっても良い刺激になっています。『ボストン市庁舎』はBunkamura ル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテほか全国にて順次公開中。※Bunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテほか、公開劇場にて市役所などで働く職員が特別料金で観られる「市役所割」実施中(text:cinemacafe.net)■関連作品:ボストン市庁舎 2021年11月12日よりBunkamura ル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテほか全国にて公開© 2020 Puritan Films, LLC – All Rights Reserved
2021年11月16日「ゴーストバスターズ」シリーズの続編『ゴーストバスターズ/アフターライフ』に声優・梶裕貴が日本語吹替版声優に決定。併せて、梶さんがあの“テーマソング”に合わせてリップシンクするミュージックビデオが全世界で解禁された。本作で梶裕貴が吹き替えを担当するのはNetflixオリジナル作品「ストレンジャー・シングス 未知の世界」で大ブレイクしたフィン・ウルフハード演じるトレヴァー役。元祖ゴーストバスターズの血を継ぐ主人公フィービーの兄だ。フィンは本作でアクション、恋愛、ユーモア、そして感動ドラマまで、卓越した演技力を見せており、梶さんの吹替版でどのように表現されているかも注目したい。さらに、梶さんも参加したリップシンク・ミュージックビデオが全世界で解禁。本作のプロモーション用として、あの有名なテーマ曲であるレイ・パーカーJrが歌う「ゴーストバスターズ」にのせ、本作キャストのほか世界各国のインフルエンサーや有名人がリップシンクで登場する。声優やナレーター、歌手でもある自身の売り物である“声”を封印してリップシンクMVに登場するのは人生で初の体験だという梶さん。ゴーストバスターズのコスチュームカラーである茶色の衣装で、あの有名なフレーズ「Who you gonna call?」をノリノリでリップシンクしており、世界各国の代表に負けじと「電話してね!」と書かれたフリップを出して日本らしさをアピールしている。<梶裕貴 コメント>もともと大好きだった『ゴーストバスターズ』!出演決定の報告を受けた時は口からマシュマロマンが飛び出そうになるくらい嬉しかったです!監督は、オリジナルシリーズ監督の息子、ジェイソン・ライトマンさん!僕が声を担当させていただくのは、フィン・ウルフハードさん演じる主人公の兄、トレヴァー!なんとこの役…初代ゴーストバスターズの孫という設定なんです!作品ファンにとって、これほどワクワクする新作があるでしょうか!(いや、ない!)。しかも今回はレイ・パーカーJr.さんの楽曲にリップシンクまでさせていただきました!僕自身、公開をものすごく楽しみにしています!2月4日まで、今しばらくお待ちください!『ゴーストバスターズ/アフターライフ』は、2022年2月4日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ゴーストバスターズ/アフターライフ 2022年2月4日より全国にて公開
2021年11月16日トム・ホランド主演『スパイダーマン』シリーズの最新作『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』より、新たな海外版ポスターが世界一斉解禁された。先日、本作の初ビジュアルとなる海外版ポスターが解禁され話題になったばかりだが、この度新たな海外版ポスタービジュアルが解禁となった。ビジュアルには、ニューヨークの街が歪み、ヴィランに囲まれるスパイダーマン(トム・ホランド)とドクター・ストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)を捉えている。また『スパイダーマン2』に登場した≪ドック・オク≫と思われる触手が暴れ、背後には『スパイダーマン』に登場するグライダーに乗った≪グリーンゴブリン≫と思しき姿、そしてあのヴィランを示唆する“電撃”も確認することができる。スパイダーマンに、過去シリーズのヴィランたちが襲い掛かる――。なお、US時間11月16日に新たな予告映像が解禁予定となっている。第1弾予告編解禁の際は、<公開後24時間の視聴数>は全世界で3億5550万回を記録。これは『アベンジャーズ/エンドゲーム』が保持していた2億8900万回視聴を大きく更新。これまでの映画作品の中で最も視聴された予告編となっているため、新予告編への期待も高まる。『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』は2022年1月7日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム©2021 CTMG. © & ™ 2021 MARVEL. All Rights Reserved.
2021年11月16日スタイリッシュな英国紳士が、ド派手で超過激なスパイアクションを繰り広げる大人気シリーズの最新作にして、“キングスマン”の誕生譚が描かれる『キングスマン:ファースト・エージェント』。『キングスマン』シリーズといえば、観客の度肝を抜くド迫力のアクションやユニークな演出、ガジェットが見どころだが、最強バディとなる主役の2人が重要。今回は、マシュー・ヴォーン監督の作品で主演に抜擢され、世界的な注目を集めることになった若きスターに着目した。▼起用した若手俳優が次々スターに『キングスマン』『キングスマン:ゴールデン・サークル』に続いて、本作でも監督を務めるのが、奇才マシュー・ヴォーン。『キック・アス』(2010)や『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』(2011)など、次々とヒット作を生み出してきた彼は、数々のスター俳優を生み出してきたことでも有名だ。例えば、『キングスマン』で主演のエグジーに抜擢したタロン・エジャトン。ほぼ無名の状態から大役を勝ち取った彼は、同作で一躍その名を世に知らしめた。その後レオナルド・ディカプリオ製作の『フッド:ザ・ビギニング』(2018)でタイトルロールを演じ、エルトン・ジョンの半生を描いた『ロケットマン』(2019)では主演を務めてゴールデン・グローブ賞ミュージカル・コメディ部門で主演男優賞を受賞。タロン・エジャトンまた、『キック・アス』においても主演を演じたアーロン・テイラー=ジョンソンが、その後『アンナ・カレーニナ』(2013)や『GODZILLAゴジラ』(2014)、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)ほか、話題作に次々と出演し、『ノクターナル・アニマルズ』(2016)ではゴールデン・グローブ賞助演男優賞を獲得。アーロン・テイラー=ジョンソンマシュー・ヴォーンが自身の作品に起用した若手俳優たちは一躍有名となり、スター街道を駆け上がっていったのだ。▼奇才マシュー・ヴォーンに選ばれた次なるスター候補は?そして、次なる作品『キングスマン:ファースト・エージェント』に起用されたのが、『マレフィセント2』に出演して脚光を浴び、世界的に活躍するコリン・ファースやベネディクト・カンバーバッチと同じく英国出身で、タロン・エジャトンに続く若手注目度No.1との呼び名の高いハリス・ディキンソン。映画界で注目を集めるきっかけとなった『ブルックリンの片隅で』(2017)で主演のフランキー役を演じ、インディペンデント・スピリット賞主演男優賞とゴッサム・インディペンデント映画賞新人賞にノミネート。グザヴィエ・ドラン監督・主演の『マティアス&マキシム』にも起用されるなど、その端正な顔立ちと幅広いジャンルの映画、TV作品での演技力で高い人気を誇っている新進気鋭の俳優。今回の『キングスマン:ファースト・エージェント』でハリスが演じるのは、正義に燃えるオックスフォード公の息子コンラッド・オックスフォード。幼き頃に母を亡くし、父と執事たちに愛情をこめて育てられた。国を憂い、戦地に行くことが自分の使命と信じる正義感にあふれた青年だが、平和主義の父オックスフォード公は彼を愛するがゆえに反対。そんな父に反発しながらも、オックスフォード公に誘われ、共に“キングスマン”への道を歩む勇敢な青年を演じる。前作から3年を経て、待望の公開となる“キングスマンの誕生を描く”本作は、1914年に起こった第一次世界大戦を舞台としており、“世界大戦を阻止する”というキングスマンシリーズ最初にして最大のミッションが描かれる。ハリス演じるコンラッドとレイフ・ファインズ演じるオックスフォード公が、歴史上に実在した強敵を相手にシリーズ史上最も過激な戦いに挑む本作。ネクストブレイク必至のハリス演じるコンラッドの活躍にも注目してほしい。『キングスマン:ファースト・エージェント』は12月24日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:キングスマン 2015年9月11日より全国にて公開© 2015 Twentieth Century Fox Film Corporationキングスマン:ゴールデン・サークル 2018年1月5日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2017 Twentieth Century Fox Film Corporationキングスマン:ファースト・エージェント 2021年12月24日より全国にて公開©2019 Twentieth Century Fox Film Corporation
2021年11月15日ウォルト・ディズニー・ジャパンは、12月10日(金)より劇場公開を予定していた映画『ウエスト・サイド・ストーリー』、並びに2022年2月11日(金)より公開予定の映画『ナイル殺人事件』の日本公開日を変更、新たな公開日を発表した。スティーヴン・スピルバーグ監督が待望のミュージカル作品を手がけた『ウエスト・サイド・ストーリー』は新たに2022年2月11日(金・祝)に。そして、ケネス・ブラナーが自らメガホンをとり、名探偵エルキュール・ポアロを演じる『ナイル殺人事件』は2週間先延ばしとなり、2022年2月25日(金)より公開される。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ナイル殺人事件 2022年2月25日より全国にて公開©2020 20th Century Studios. All rights reservedウエスト・サイド・ストーリー 2022年2月11日より全国にて公開© 2021 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2021年11月15日全世界で空前の社会現象を巻き起こした伝説のアクション超大作の新章『マトリックス レザレクションズ』の公開を記念し、第1作目『マトリックス』が劇場公開されることが決定した。誰も観たことがない未曾有の映像体験で世界中を熱狂させた『マトリックス』。映画の域を超え、映像/カルチャー/クリエイター/概念等、様々に大きな影響を与え、まさに映像革命を起こした作品だ。そんなエポックメイキングな1作目『マトリックス』の上映会が、11月24日(水)に、5大都市にて実施される。東京ではゲストを招いてのイベント付き上映、そのほかの劇場でも豪華ミニポスターの入場者プレゼント付き上映会となる。また、東京では12月10日(金)から12月16日(木)までの1週間限定で、初となるIMAXでの上映も決定。最新作を観る前に迫力満点の大画面と音響で、映画史に残る革新的作品を体感できる、またとない機会となりそうだ。◆11月24日(水)豪華ミニポスター付き5大都市『マトリックス』1作目上映会【日時】11月24日(水)夕刻(字幕版/2時間16分) ※通常版での上映【場所】東京 新宿ピカデリー ※スペシャルゲスト登壇イベント付き上映北海道 札幌シネマフロンティア、名古屋 ミッドランドスクエアシネマ、大阪 なんばパークスシネマ、福岡 T・ジョイ博多◆1週間限定上映『マトリックス』初の IMAX上映【日程】12月10日(金)から12月16日(木) (IMAX字幕版/2時間16分)詳細は映画公式サイトにて追って発表さらに、シリーズ最新作『マトリックス レザレクションズ』のトランスミッションスポットが公開。映像は、「ある男を探して」という女性の声からスタート。続いて「古い信号(コード)のようだ」「バグか?罠かもしれない」と語る男性の声が聞こえ、「見覚えがあるわ」「真実を突き止める」と語るクールな声が響く。果たして声の正体は?“ある男”とはやはりネオのことなのか?街中に降り注ぐマトリックス・コードや、フラッシュバックする恐ろしい「現実世界」の風景、両手をかざし向かってくるミサイルの軌道を変え、飛んでくる銃弾を止めるネオなど、見ごたえあるシーンを凝縮した30秒となっている。『マトリックス レザレクションズ』は12月17日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マトリックス レザレクションズ 2021年12月17日より全国にて公開©2021 WARNER BROS. ALL RIGHTS RESERVED
2021年11月15日ディズニー・アニメーション・スタジオの最新作で、“魔法”に溢れる世界に住む新ヒロイン・ミラベルの活躍を描くミュージカル・ファンタジー『ミラベルと魔法だらけの家』より、監督コメントが解禁された。本作のヒロイン・ミラベルは、魔法の力を与えられた不思議な家に住む“マドリガル家”に生まれながら、姉妹の中で唯一“魔法のギフト(才能)”をもらえなかった少女。彼女は持ち前の明るさを頼りに笑顔で過ごしていたものの、実は家族の中で自分だけが魔法を持たない存在であることに疎外感を感じていた。そんなミラベルの姉たちは、もちろん魔法使い。ミラベルにとって魔法を使って華やかな生活を送る姉たちは“完璧”な存在で、姉たちの存在が近くにあるからこそ、彼女は“違い”を感じていた。しかし実は、不安や悩みを抱えていたのはミラベルだけではなく、次姉のルイーサはプレッシャーに押しつぶされそうになっており、長姉のイサベラも常に「完璧でないといけない」という想いに縛られている。本作でジャレド・ブッシュ監督と『ズートピア』以来となるタッグを組んだバイロン・ハワード監督は「両親や兄弟姉妹と一緒に暮らしてはいても、それぞれがどういう経験をしているのかまでは、わからなかったりするものです。彼らの失敗をすべて知っているわけではありません。彼らが語ろうとしないことについて知ることはできません」とコメント。家族の前では笑顔だったミラベルが疎外感を抱えていたこと、一方で姉たちが魔法が使えるからこそのプレッシャーを感じていたことは、お互いに知らない姿。これは私たちにも共通することで、一番長い時間を過ごす家族でさえも、近いからこそ見えない感情や知らない過去があったりするのではないだろうか。またバイロンは「誰もが打ち明けようとしない家族の秘密っていったい何なのだろう?そこに私たちは強い興味を抱きました」と続け、本作に描かれるミラベルと姉の関係が紡ぐ物語が私たちとかけ離れたストーリーではなく、より身近で共感できる家族の物語として描かれていることが分かる。『ミラベルと魔法だらけの家』は11月26日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ミラベルと魔法だらけの家 2021年11月26日より全国にて公開© 2021 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2021年11月14日ドウェイン・ジョンソンにガル・ガドット、ライアン・レイノルズの超豪華キャストで贈るアクション超大作映画『レッド・ノーティス』。本作でドウェインとガルは敵対関係を演じ、熾烈な戦いを繰り広げていくが、その中でまさかの2人のダンスシーンが登場。アクション満載の本作に現れる異色のシーンについて、本人たちが撮影秘話を明かした。ドウェイン演じるFBI捜査官ハートリーが、ガル演じる凄腕の大泥棒ビショップを追い詰めていく中で登場する2人のダンスシーン。監督のローソン・マーシャル・サーバーは「『トゥルーライズ』と、少しばかり『トーマス・クラウン・アフェアー』へのオマージュを込めて書いたんです。すてきな映画スター2人が、粋な音楽に合わせて踊るんですよ」と、情熱的なダンスシーンが印象的な名作へのオマージュを込めていることを説明。当時の撮影についてガルは、「ドウェインは"ロック様"としても知られているので、そんな岩のような人につま先を踏まれたらどうしようと思い、彼とのダンスシーンはとても心配でした(笑)」とユーモアを交えながら、「でも、実は素晴らしいダンサーでした。過去にプロレスラーをやっていて、振り付けも学んだかどうかは分からないけど、覚えがとっても早かったんです」と撮影裏の様子を明かす。一方でドウェインは、「ガルは素晴らしいダンサーで、フォームも本当に美しかった。ガルとサーバー監督と私が目指したのは、2人のキャラクターが情熱的に踊るとてもセクシーなダンスシーンにすること。ビショップという女性と、彼女を逮捕しようと迫る男性との間に、セクシーさと緊張感を生み出せれば、2人が踊り始めた途端身を乗り出して見入ってしまうような、多くの人々に楽しんでもらえるシーンができますからね」と、異色のシーンへの思いを語った。実際に、2人は挑発的なダンスを繰り広げながらも、耳元で怪しげなやりとりを交わす様子が描かれ、思わず引き込まれる印象的なシーンとなっている。また、ドウェインは、「このダンスシーンには物語の鍵が隠されていて、再び観返した時に気が付くようになっています。だからこそ演じるのがすごく難しかった」と、その後の展開の鍵を握る重要なシーンであることも明かし、ガルも「観てもらうのが待ちきれないシーン!」と興奮気味に話している。ハリウッドの大スター2人が魅せる、セクシーかつ緊張感たっぷりのダンスシーンは必見といえそうだ。Netflix映画『レッド・ノーティス』は11月12日(金)より独占配信開始。(text:cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-【Netflix映画】レッド・ノーティス 2021年11月12日よりNetflixにて配信
2021年11月14日スパイダーマンの宿敵であり、マーベル史上最も残虐な悪<ダークヒーロー>として誕生、2018年に劇場公開され全世界興行収入940億円を超える大ヒットを記録したトム・ハーディ主演『ヴェノム』の続編『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』より本編映像が解禁された。今回解禁となったのは、共生関係にストレスを募らせるヴェノムとエディが互いの不満をぶちまけあい、激しい大ゲンカを繰り広げる本編映像。「悪人以外を食べない」という条件でエディの体に寄生していたヴェノムだが、自身の欲求を抑えられないヴェノムの行動にエディは我慢の限界に。「幸運にもお前はオレに選ばれた」と言うヴェノムに、エディは「俺を選んだ?適合するのは俺しかいなかった。残虐に守るだと?何も守れない。便所掃除もできない役立たずだ!」とヒートアップしていく。そして黙って聞いていたヴェノムも強烈な頭突きで反撃。さらに「ゴメン!やりすぎた、治してやる」と優しさを見せるふりをして、トドメの一発を浴びさせる。映像はエディの悲鳴と痛さで歪んだ表情を見せたところで締めくくられており、“俺たち”解散の危機すら案じてしまうほど、激しい大ゲンカのシーンとなっている。本作のファイトシーンを担当したのはスタント・コーディネーターのジム・チャーチマンとファイト・コーディネーターのジョージ・カービーのふたり。コミカルさの中にも痛ましさを加えたかったというカービーは「僕らが常に参考にしたのはバスター・キートンだった。伝統的な白黒のスタントだ。エディは、ヴェノムに仕返しをするにはどうすればいいかと考える。ヴェノムが一番大切にしているものは何か。それは、ヴェノムがアパートで飼っている二羽の鶏、ソニーとシェールなんだ。ヴェノムを傷つけることができるとしたら、彼の大切なペット(を利用すること)なんだ」と語り、ファイトシーンに世界三大喜劇王と呼ばれるバスター・キートンをモチーフにしたことを明かしている。『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』は12月3日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ 2021年12月3日より全国にて公開©2021 CTMG. © & ™ 2021 MARVEL. All Rights Reserved.
2021年11月14日「ザ・ビートルズ」解散前の貴重なレコーディング風景と幻のライブをとらえた『ザ・ビートルズ:Get Back』が11月25日(木)・26日(金)・27日(土)ディズニープラスにて全3話連続見放題で独占配信。 また、来年結成60周年を迎える、現在も圧倒的な存在感を放つ世界的ロックバンド「ザ・ローリング・ストーンズ」と、来年で生誕75年となるグラムロックの先駆者であり音楽史にその名を刻む偉大なアイコン、デヴィッド・ボウイといった、いまなお、世界中で愛され続けるミュージシャンたちの貴重な姿を堪能できるドキュメンタリー作品が続々と登場する。時代や国境を超えて世界中の人々に多大な影響を与えた、伝説ロックバンドの幻のライブ▼『ザ・ビートルズ:Get Back』世界で最も有名な伝説のロックバンド「ザ・ビートルズ」。わずか8年足らずの活動にもかかわらず、解散から半世紀を経てもなお、世界中の人々を魅了し続けるビートルズ。曲のアイディアを出し合いながら演奏し、時に議論しながら歴史に残る名曲の数々を生み出していく最後のレコーディング風景、そして最後のライブとなった、ロンドンのアップル本社の屋上での奇跡の42分間の“ルーフトップ・コンサート“が史上初となるノーカット完全版でついに解禁される。監督は『ロード・オブ・ザ・リング』の巨匠ピーター・ジャクソン。6時間の時空を超えた≪体験型ドキュメンタリー・エンターテイメント≫だ。11月25日(木)・26日(金)・27日(土)ディズニープラスにて全3話連続見放題で独占配信開始。1968年、ロンドン。ロック史上に輝く名曲「悪魔を憐れむ歌」誕生の貴重な瞬間を捉えた音楽映画の傑作▼『ワン・プラス・ワン』5月革命のパリを離れ、ロンドンにやってきたヌーヴェルヴァーグを代表する巨匠ジャン=リュック・ゴダールと、世界最強のロックンロール・バンド「ザ・ローリング・ストーンズ」。いまもなお最前線で活躍し続けるゴダールとストーンズの、若き日のコラボレーション。カメラが映し出すのは、ストーンズのレコーディング風景、ブラック・パワー、我が闘争、革命のヒロイン、アンヌ・ヴィアゼムスキー…。『ワン・プラス・ワン』は唯一無二の映像体験となる。12月3日(金)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて順次公開。「ジギー・スターダスト」ツアーの伝説的な最終公演を収めたライヴ映画▼『ジギー・スターダスト』来年2022年はデヴィッド・ボウイ生誕75年、そして彼をスーパースターに押し上げた、ロック史上に燦然と輝く名盤「ジギー・スターダスト」が発売されて50年。1973年のライブ映画の傑作『ジギー・スターダスト』が、「サウンドリミックス・デジタルレストア版」としてボウイの誕生日1月8日の前日の1月7日(金)より公開される。本作は、ボウイが1972年から73年にかけてイギリス、アメリカ、日本で行った長期ツアーの最終公演、ロンドンのハマースミス・オデオン劇場での伝説的なライヴを撮影したドキュメンタリーで、ボウイ自身が製作に関わった生涯最高のライヴ映画だ。監督はボブ・ディランの『ドント・ルック・バック』で、音楽ドキュメンタリーの歴史に一線を画した、アカデミー賞名誉賞受賞監督 D・A・ペネベイカーが務める。2022年1月7日(金)よりBunkamura ル・シネマほか全国にて順次公開。洋楽ロック好きの方はもちろん、彼らのことをよく知らないという人たちも、伝説となった彼らの音楽を感じてほしい。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ザ・ビートルズ:Get Back 2021年8月27日より全国にて公開© 2021 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.ワン・プラス・ワン 2021年12月3日より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開© CUPID Productions Ltd.1970
2021年11月13日興行通信社の発表するミニシアターランキング(小規模公開作品週末観客動員数)で2位にランクインし話題を呼んでいるダークファンタジー『ほんとうのピノッキオ』より、NGシーンを収めたメイキング映像が解禁となった。公開するやいなやネット上では「美しい映像に息を呑んだ」「衣装とメイクが素晴らしい」といった称賛の感想が挙がっている本作。本年度アカデミー賞2部門ノミネート<衣装デザイン賞/メイクアップ&ヘアスタイリング賞>の美しくもダークな世界観が大きな話題となっている。この度、解禁されたのは、撮影時のNGカットを集めたメイキング映像。カタツムリが通った後のヌルヌルでおしゃべりコオロギが滑って転ぶシーンに、思わず笑ってしまう妖精とピノッキオを演じたフェデリコ・エラピの様子や、妖精とのシーンで垣間見えるフェデリコの機転が利いたリアクション、そしてキツネとネコの食事シーンでは机を強く叩き過ぎて食べ物が飛び散り、それに驚いたフェデリコが思わず椅子から転げ落ちてしまうというハプニングが収められている。すぐさま駆け寄り優しくフェデリコに語りかける大人たちの姿が微笑ましい。「この物語に登場するネコ、キツネ、カタツムリには“人間性”が備わっているんだ」と語るマッテオ・ガローネ監督は、「少し動物的で、少し人間的」なキャラクターをめざし、過度にCGに依存しない“擬人化したグリーチャー”を生み出した。まさに人が演じているからこそ生まれるNGカットは、奇妙なクリーチャーたちの人間味溢れる一面を見ることができる。“ダーク”な世界観の作品でありながらも、心温まる笑いで包まれていた撮影現場の舞台裏が垣間見えるメイキング映像となっている。『ほんとうのピノッキオ』はTOHOシネマズ シャンテほかにて全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ほんとうのピノッキオ 2021年11月5日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開copyright 2019 ©ARCHIMEDE SRL - LE PACTE SAS
2021年11月13日『アベンジャーズ/エンドゲーム』(19)から2年半がたち、 『ブラック・ウィドウ』『シャン・チー/テン・リングスの伝説』と、ようやく本格再始動したマーベル・シネマティック・ユニバース(以下、MCU)。そして11月5日、日米同時公開でついにベールを脱いだ『エターナルズ』は、アベンジャーズのように個性豊かなヒーローチームをマーベル史上最大級のスケールで描き出し、早くも話題を呼んでいる。あのサノスの“指パッチン”による大混乱をただ横目で見ていただけ(!?)という、新たなヒーロー集団《エターナルズ》。しかも監督は、一ファンとしてマーベルに自らアプローチし、日本の漫画をこよなく愛する根っからのサブカル好き、車中生活を送る60代女性を主人公にした『ノマドランド』でアジア人女性監督として初めてアカデミー賞を手にした中国出身のクロエ・ジャオという斬新さ。そしてキャストにも、アンジェリーナ・ジョリーやサルマ・ハエックを筆頭にこれまでのMCUにはいなかった顔ぶれが勢揃い。この“新しさ”と意義について、キャラクターを中心に紐解いてみた。ダイバーシティとインクルージョンを実現したMCU作品7000年前、宇宙から地球にやってきた《エターナルズ》は、邪悪な捕食者《ディヴィアンツ》から人類を守るために闘い、時には人類の進化や発展を促しながらも、表立った活躍はすることなく密かに地球上で暮らしてきた。今回初めてスクリーンに登場する彼らは、神話から抜け出てきたかのような神々しさがあり、アイアンマンやキャプテン・アメリカといったお馴染みのキャラクターを凌ぐスーパーパワーを有する。ただ、人種、性別、年齢などは様々で、それぞれが唯一無二、十人十色のユニークさが際立つ10人だ。MCUで最も世界観が近いのは『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズだろうか。映画のために原作コミックから設定を変更したキャラクターもおり、多様な人々が互いに個性を認め合い、一体感を持って活躍できる“ダイバーシティ&インクルージョン”をMCU作品において実現させた。そんなヒーローたちを演じるのも、クロエ・ジャオ監督や製作総指揮のネイト・ムーアによって選ばれるべくして選ばれた俳優たちばかりで、必ずや応援したくなる、共感を寄せたくなる“推し”が見つかるはずだ。<キャラクターとキャストの魅力が見事にリンク!>リーダーを受け継いだセルシ:ジェンマ・チャンイギリス出身エイジャックから信頼され、《エターナルズ》のリーダーを受け継ぐ女性ヒーロー・セルシ。人類に対して深い愛情を抱いており、現在は自然史博物館の同僚の男性デインと交際中。かつては同じチームのメンバーであるイカリスと5000年にわたり恋人関係にあった。感情を持たない物質であれば、どんな物質でも触れるだけでその組成を変更させ、別のものに変換させることができる能力を持つ。香港出身の父、中国生まれスコットランド育ちの母を持つジェンマは、2015年にドラマ「ヒューマンズ」で注目を集め、アジア系俳優が大集結した『クレイジー・リッチ!』に出演、ディズニー・アニメーション『ラーヤと龍の王国』ではナマーリの声を務めた。MCU作品『キャプテン・マーベル』のミン・エルヴァとしても知られ、ハリウッドで活躍するアジア系俳優の代表格の1人だ。『クレイジー・リッチ!』では、傍目には完璧に見えても、自分に自信がなく本音を押し殺しているような人物を演じていたが、今作でも最強のパワーを持つわけではない自分はリーダーにふさわしくないと考えている。「彼女のストーリーは、自分の能力を再発見すること」とジェンマ自身は言う。彼女によれば「メンバーのうち5人は思索家で、あとの5人は戦士」だという。セルシはもちろん思索家タイプだ。チームの精神的支柱エイジャック:サルマ・ハエックメキシコ出身エイジャックは《エターナルズ》を地球に送りだした《セレスティアルズ》と意思伝達ができるリーダーであり、癒しの能力を持つ。原作コミックでは男性のキャラクターだ。サルマはメキシコでの俳優活動を経て、英語が話せない状態でロサンゼルスに渡って演技を学び、1995年アントニオ・バンデラス主演『デスペラード』のヒロインに抜擢された。プロデューサーも手がけたメキシコの女性画家フリーダ・カーロの人生を描く『フリーダ』でアカデミー主演女優賞の候補に。人気海外ドラマ「アグリー・ベティ」でも製作総指揮を手がけた。ハリウッドの性差別や人種差別を訴え続ける活動家でもあり、ハーヴェイ・ワインスタインに対する告発者の1人でもある。そんなサルマが「ファミリーへの母性的な愛が基盤になっている」と語るように、全体を俯瞰で見つめ、見守るリーダーは多様なチームをまとめるにふさわしい。心優しき豪腕ヒーロー、ギルガメッシュ:ドン・リー(マ・ドンソク)韓国出身《エターナルズ》の中で最も豪腕、コズミック・エネルギーを拳にまとい、ロッキーさながらのパンチを繰り出す。チームの中で最も心優しい人物であり、心的外傷後ストレス障害(PTSD)を抱えるセナを支える。自制の利かないハルクをブラック・ウィドウがなだめたように、セナを落ち着かせられるのはギルガメッシュだけ。また、ほかの《エターナルズ》が訪ねてきた際には、エプロン姿で手料理も振る舞った。『新感染 ファイナル・エクスプレス』や『神と共に』シリーズ、『悪人伝』『白頭山大噴火』などヒット作に出演するマ・ドンソクは、18歳でアメリカに移住し、アメリカ国籍を取得。俳優になる前はフィットネストレーナーやボディビルダーとして活動していた。その鍛え上げられた肉体や怪力の一方、人を楽しませることが大好きなラブリーな素顔により、今作でも全世界に向けて“マブリー”が炸裂。《エターナルズ》の中で最も人間的な役どころは彼で大正解だった。「これまで数多くの韓国映画で現実のヒーロー・キャラクターを演じてきたけど、前からずっとマーベルのスーパーヒーローになりたいと思っていた。その夢がかなった」と喜びを語っている。メンタルの問題と闘うヒーロー、セナ:アンジェリーナ・ジョリーアメリカ出身頭に浮かんだどんな武器でも生み出すことのできる能力を持ち、戦闘力にも長けた兵士。誰よりも戦うことを愛し、熾烈な戦場のほうが平穏な場所よりも心が落ち着くというが、実は過去の記憶に悩まされ、時々自分を見失ってしまうことに。他者には心を開かないがギルガメッシュとは長く友情を築いている。アカデミー賞女優で、映画監督、プロデューサー、人道活動家としても知られるアンジェリーナが、約10年ぶりにアクション大作に出演。しかも、チーム最強レベルの戦闘力と存在感を持ち合わせながら、自身がかつて『17歳のカルテ』で演じたような心に傷を抱えるキャラクターを体現した。アンジェリーナは最近のインタビューでも過去にPTSDを経験したことを告白しており、様々な困難と闘ってきたことから「スーパーヒーローを自分の中に見いだせる」と特別映像の中でも明かしている。子ども扱いされたくないヒーロー、スプライト:リア・マクヒューアメリカ出身スプライトは本物に見えるような幻影を生み出し、自分の姿を自由自在に変化させることのできる能力をもつ。現代のロンドンで、セルシの姪として共に暮らしてきた。《エターナルズ》の中でも1、2を争う明晰な頭脳の持ち主だが、12歳の少女のような見た目のため数千年に渡って人間たちから“子ども扱い”され、そのことで孤独や疎外感を感じている。そんなスプライトを演じたリアは2007年生まれ。2016年にTVシリーズでデビューし、『トーテム呪いの首飾』『ロッジ−白い惨劇−』といったホラー映画、マイケル・ベイが製作したパンデミック・スリラー『ソングバード』(原題)などに立て続けに出演。俳優一家に育ち、5人のきょうだいはいずれも俳優として活躍している。見た目は少女かもしれなくても、しっかりとキャリアを積んでいるのだ。MCU初のゲイのヒーロー、ファストス:ブライアン・タイリー・ヘンリーアメリカ出身《エターナルズ》の“頭脳”を担う知性派メンバー。発明の才能を用いて数千年に渡って人類のテクノロジーや技術の進化や発展をそっと後押ししてきたが、1945年の広島をきっかけに隠遁生活へ。現在では同性パートナーのベン(ハーズ・スレイマン)や子どもとシカゴで暮らしている。演じるブライアンといえば、ドナルド・グローヴァーが主演を務めるエミー賞受賞ドラマ「アトランタ」で地元の人気ラッパー“ペーパーボーイ”として知られる。過去の出演作『ジョーカー』では良心を持って主人公に接するキャラクターに、『ゴジラvsコング』では怪獣に対する陰謀論を主張するポッドキャストを運営するバーニー・ヘイズを演じた。聡明かつ穏やかで良識派というファストスは彼にぴったりだ。映画スターになったヒーロー、キンゴ:クメイル・ナンジアニパキスタン出身キンゴは、手からコズミック・エネルギーを発射する能力を持つ。≪エターナルズ≫のほかのメンバーが人間たちに紛れて密かに暮らしている中、インド映画界“ボリウッド”でスター俳優兼監督として目立ちまくり。クメイルが演じることで、原作の東南アジア出身のアクションスターという設定から変更された。再び《ディヴィアンツ》の脅威が迫ってきたため、映画スターとしての生活を諦め《エターナルズ》に参加。でも、ちゃっかりドキュメンタリーを撮影しようとする。撮影中の映画には「BTS」が出演予定だったというキンゴ。その後のシーンでは「BTS」ジミンとVのユニット曲「Friends」が起用されており、クロエ・ジャオ監督は実は「ARMY」(BTSのファン)でジミンファンだったらしい。キンゴを演じるクメイル自身も、脚本家やコメディアンとして多彩な顔を持つ。エミー賞受賞のコメディシリーズ「シリコンバレー」や、妻エミリーとの関係を描きアカデミー賞候補となった『ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ』の印象が強いが、今作でヒーロー役を演じるため1年かけて肉体改造を行ったことも話題に。チームで最も陽気な性格ではあるが、楽観的なようでいて冷静な判断もできる頼れる存在なのだ。「ボリウッド映画を観て育った」というクメイルは「今回の役を演じる準備として、実際にその頃に立ち戻って、数多くのボリウッド映画を見直した」と明かしており、尺たっぷりのボリウッドのダンスシーンは見逃せない。MCU初の手話を操るヒーロー、マッカリ:ローレン・リドルフアメリカ出身《エターナルズ》の中で最も速いスピードで移動できる能力を持つ女性。DCでいえばフラッシュのようなヒーローだ。《ディヴィアンツ》との戦いの後は古代都市バビロンの宇宙船に潜んでいる。5000年ぶりにメンバーがマッカリのもとを訪れたことで《エターナルズ》が再結成されることに。機転が利いて勇ましく、セルシを演じるジェンマによれば、イカリスやセナらと同じ戦士タイプ。MCU初の聴覚障がいのスーパーヒーローとなったローレンは、2017年、聴力を失った子どもたちが主人公のトッド・ヘインズ監督作『ワンダーストラック』にコンサルタントとして参加し、俳優としても出演。「ウォーキング・デッド」シーズン9から登場したキャラクター・コニーとしても知られ、リズ・アーメッド主演『サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~』にも教師役で出演していた。争いごとを嫌う?ヒーロー、ドルイグ:バリー・コーガンアイルランド出身《エターナルズ》は人類同士の闘いには一切介入しない。“介入しないこと”が彼らの使命の1つでもあった。だが、人間の心をコントロールする能力を持つドルイグは、争いの絶えない人類に対し《エターナルズ》として関われないことに疑問を抱き、数千年に渡って他のメンバーとの交流を絶つ。そんな彼が人里離れたアマゾンでコミュニティを作っている様子は、“争いごとを好まない”新興宗教の教祖のようにも感じられる。常に超然としているドルイグを演じるのは、期待の俳優バリー・コーガン。同役にはキアヌ・リーヴスやルーク・エヴァンス、ラミ・マレックらが候補に上がっていたように、原作のキャラクターよりもかなり若い設定になっている。ヨルゴス・ランティモス監督『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』での謎めいた青年役が印象深く、真意を読み取れないところはぴったり。北アイルランド紛争を描いた『ベルファスト71』や、クリストファー・ノーラン監督の『ダンケルク』、海外ドラマ「チェルノブイリ」など、抗うことのできない暴力に直面する役柄を演じてきた彼だからこそ、《エターナルズ》に対するドルイグの感情にも共感できる。次回作はロバート・パティンソン版『THE BATMAN-ザ・バットマン-』だ。求められるイメージと闘うヒーロー、イカリス:リチャード・マッデンスコットランド出身《セレスティアルズ》の任務に忠実で、高潔、カリスマ性のある《エターナルズ》最強の戦士。空を自由に飛行する能力を持ち、目から強烈なビームを放つが、マントは着ない主義。人類に危機が迫ったことで、かつて恋人同士だったセルシと再会した。エイジャックが《エターナルズ》のリーダーをセルシに託したことに複雑な思いを抱えており、自身もメンバーの一部も、彼こそがリーダーにふさわしいと考えている節がある。とはいえ、重要な任務の最中にセルシと恋に落ちる姿や、その頑固さをエイジャックが母親のように諌める場面などは、世界的大ヒットドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」で演じたスターク家の長男ロブを否が応でも思い起こさせ、結婚式のシーンでは“何かが起きる!?”とドキッとしたファンもいそうだ。しかも、セルシの現在の恋人役が“異母兄弟”ジョン・スノウを演じたキット・ハリントンで、2人がスクリーンで向かい合うシーンは胸アツ。もし、リチャードが演じたイカリスがBBCドラマ「ボディガード -守るべきもの-」の主人公のように自身の弱さを自分で認めることができたなら、《エターナルズ》を去ることはなかったかもしれない…。以下、エンディングクレジットを最後まで観ていない方はネタバレ注意MCUがスクリーンに帰ってきた!最後の最後まで席を立たないほうがいい理由エターナルズに新メンバー加入!?まさか『ダンケルク』のあの人バリーが出演していた『ダンケルク』で俳優デビューを果たし、シンガーとしてだけでなく、俳優活動にも注目が寄せられているハリー・スタイルズが、なんとミッド・クレジットに登場。セナ、マッカリ、ドルイグが宇宙で出会う、タイタン星の王子でサノスの弟・エロスを演じており、SNSが密かにザワついている。彼もまたジャオ監督による大抜擢だ。エロスは別名スターフォックスと呼ばれ、強面で極悪なサノスとは真逆、愛や官能を重んじるキャラクターだという。ちなみに、エロスと一緒に登場したピップはガーディアンズと関わりがあるらしく、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』第3弾に現れるかもしれない。“何も知らない”デイン・ウィットマンの正体は?セルシの同僚で恋人関係にあったが、本当の彼女を何も知らなかったデイン。映画序盤で彼女が実は《エターナルズ》であること、元カレのイカリスとは5000年(!)の付き合いであること、そしてこの地球が残り7日間で滅亡するかもしれないことを一気に明かされ、衝撃を受けていた。《エターナルズ》の総力戦により地球の危機は救われ、再会を果たすが、セルシに「実はうちの家系も複雑で…」と何かを告白しようとしたところで、突然《セレスティアルズ》のアリシェムが空から現れたことでそのままになってしまった。このデインが実は、魔剣を手に闘う騎士のスーパーヒーロー“ブラックナイト”となるらしい。デイン役のキット・ハリントンが「ゲーム・オブ・スローンズ」で演じていたジョン・スノウが通称「鴉」と呼ばれる黒ずくめのナイツウォッチだったことや、キット自身、由緒ある貴族の末裔であることも関係しているのかもしれない。ポスト・クレジットでは、デインが不穏なオーラを放つ封印された剣・エボニーブレイドを手に取ろうとしたとき、「本当に準備はいいのですか、ミスター・ウィットマン?」と何者かの声が!?ジャオ監督が「Fandom」というメディアに明かした情報によると、その声の正体は「私のお気に入りのスーパーヒーローの1人、ミスター・ブレイド」だという。リブートが発表されている『ブレイド』で主人公を演じるのは『グリーンブック』や『ムーンライト』のマハーシャラ・アリだ。また、デイン・ウィットマンはセルシとの会話の中でドクター・ストレンジの名前を出しており、エターナルズだけでなく、彼らと関わってくる可能性もある。MCUフェーズ4の行方「ゲーム・オブ・スローンズ」の音楽を担当したラミン・ジャヴァディが劇中音楽を手がけている本作『エターナルズ』。さらにMCUの記念すべき第1作目『アイアンマン』(08)の音楽もジャヴァディが手がけていることから、本作こそがMCUフェーズ4の真の始まりととらえる向きもある。《エターナルズ》は数千年前から地球にいながら、人類史上最大の悲劇の1つとなったサノスの“指パッチン”があっても、アベンジャーズがそれを元に戻した後も、それは任務外だからと何もせずにいた。だからこそ、誰もその存在を知らなかった訳だが、本作でついに姿を現したことで全く新しい物語がこれから始まっていくことになる。興味深いのは、人類を滅亡させる巨大な敵ティアマトを、最終的には腕力で押さえつけるのではなく、ユニマインドの言葉の通りに心を1つにして、セルシやファストスら1人1人がパワーを最大限に発揮することによって倒せたこと。彼らは圧倒的な権威や理不尽な暴力に、共に手を繫ぐという形で立ち向かっていったのだ。キャプテン・アメリカはどんな強敵が来ても、何度倒れても再び立ち上がって闘う姿を示してきた。アイアンマンは自らが犠牲になって宿敵との闘いに決着をつけた。本作のセルシは高い戦闘力も、ハイテク機器ももたないヒーローだが、彼女たちの闘い方はこれからのMCUに影響を及ぼしてくるのではないか。2022年公開予定の『ソー:ラブ&サンダー』や、2023年公開予定の『キャプテン・マーベル』続編『ザ・マーベルズ』、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3』(すべて原題)などはどれも、アベンジャーズという形ではないにしろ、複数のヒーローたちが力を合わせていく展開が予想されている。『エターナルズ』は全国にて公開中。(text:Reiko Uehara)■関連作品:エターナルズ 2021年11月5日より全国にて公開
2021年11月13日ディズニー・アニメーション・スタジオの新作短編映画『ツリーから離れて』が、『ミラベルと魔法だらけの家』と同時上映されることが決定。併せて、場面写真が解禁された。本作に登場するのは、のどかなビーチで過ごす親子のアライグマ。ビーチでは、好奇心溢れる子どものアライグマが、広い海に溢れる様々な生き物に興味津々。その一方で親のアライグマは危険から守るため、走り回ろうとする子どもを止めるが、言うことを聞かず不満は募るばかり。親子のアライグマは危険が潜むビーチで共に過ごすことで、次第に心を開いて接することを学んでいく。監督を務めたナタリー・ヌリガットは本作のアイディアを、大人になってから子どもの頃に遊びにいったビーチへ行くと、昔とは違って“危険”な部分も見えたという自身の経験から得たという。「親はわが子に世界を見せたいと思う。色々な美しいところを。でも、子どもに自分を守ることも教えないといけない」と、世界中の親が一度は経験するような本作のストーリーを語る。そして「私の両親も、ビーチでは危険なこともあるかもしれないけれども、楽しんでも欲しいと思っていたよう。そこを短編映画で探索するのは面白いんじゃないかと思った」と、本作誕生のきっかけをコメント。新しい物に興味津々で親の言うことを聞かない子ども、愛する我が子を守りたい一心で叱りながらも本当は思いっきり楽しんでほしいと思う親、そんな親子の日常を切り取った本作は、誰もが自身の経験と重ねて楽しむことのできるストーリーになっている。さらにプロデューサーを務めたルース・ストローサーは本作について「ランチタイムに日本のアニメを一緒に見ているクルーがいる。そこからも影響を受けた」と告白。ナタリーもまた「すごくインスピレーションを受けた。私たちは『魔女の宅急便』『もののけ姫』を見た。スタジオジブリからは大きな影響を受けている」と、世界中で愛されるスタジオジブリ作品からも影響を受けたとコメントしている。『ツリーから離れて』は11月26日(金)より、全国の劇場にて『ミラベルと魔法だらけの家』と同時上映。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ミラベルと魔法だらけの家 2021年11月26日より全国にて公開© 2021 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2021年11月12日リドリー・スコット製作総指揮、全米の“ドーナツ王”と呼ばれたテッド・ノイの人生に迫ったドキュメンタリー『ドーナツキング』より本編映像と監督のコメントが到着した。この度、解禁となったのは軽快なはじまりの本編冒頭映像。“テッドがカンボジア系のコミュニティを作った” “生ける伝説” “ドーナツ王だ” “ドーナツ最高”…ドキュメンタリーの幕開けを告げる、人から人へ漏れ聞こえてくるうわさの声。車社会のアメリカ・ロサンゼルスの街を伝説のプロスケーター、デーウォン・ソンが軽やかにトリックを決めながら疾走し、まるでスーパーマリオブラザーズでお馴染みのブロックのようにアタックしすり抜けていくのはアメリカンドーナツの象徴“ピンクの箱”。ポップでカラフルなドーナツが私たちの手元にサプライされるまでの過程をスピーディーに切り取り、そして本ドキュメンタリーの最重要人物、≪ドーナツ王≫テッド・ノイが現れる。本作が長編初監督デビュー作となったアリス・グーは、生まれ育ったカリフォルニア州で、アメリカの象徴といえる食べ物のひとつであるドーナツのほとんどが、カンボジア人オーナーによって作られているという事実を知り、「映画にしよう」と約2か月後にはカンボジアのテッドの元へ赴きカメラを回していたという。グー監督は「テッドのストーリーを語る上で、カンボジアで起きたクメール・ルージュの歴史的な背景や歴史的なパートはとても重要でした。私自身もとより興味がありましたが、観客のことを考えると、『ヒストリーチャンネル』ばかり見ている人だけではないと思いますしね(笑)。この物語をより多くの人に興味もってもらうために、スイートとビターのバランスについてはとても考えました。スイートに比重を置きすぎるとそれもまたこの物語に失礼になってしまうから」と製作秘話を明かす 。製作総指揮に名を連ねたリドリー・スコットも「まだ味わったことのない新たな発見と驚きに満ちたとびきりのドーナツタイムをぜひとも堪能してほしい」絶賛。大胆で繊細、スイートでビター、両面を合わせ持ち多層的に語られる数奇な実話をぜひ劇場で味わっていただきたい。『ドーナツキング』は11月12日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ドーナツキング 2021年11月12日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開© 2020- TDK Documentary, LLC. All Rights Reserved.
2021年11月12日ノオミ・ラパス主演のサスペンス映画『The Secrets We Keep』が邦題『マヤの秘密』として来年2月に全国公開されることが決定。併せてポスタービジュアルが解禁となった。1950年代、アメリカ郊外の街。ある日、街中で男の指笛を聞いたマヤ(ノオミ・ラパス)は、“ある悪夢”が蘇ってくる。ナチスの軍人だったその男から戦時中暴行を受けたマヤは、復讐心から男を誘拐し、夫・ルイス(クリス・メッシーナ)の手を借りて自宅の地下室へと監禁する。殺したい気持ちを抑えながら罪の自白を求めるマヤだが、男(ジョエル・キナマン)は人違いだと否定し続ける。果たして、彼女の悪夢は《妄想》か?《現実》か?主人公マヤを演じるのは、今年のカンヌ国際映画祭「ある視点」部門で上映され話題となったA24製作の最新作『LAMB』も控えるノオミ・ラパス。本作の脚本を読み「これこそ私が探していた映画!」と出演を快諾したノオミは、製作も務めている。共演に、『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』のジョエル・キナマン、『夜に生きる』のクリス・メッシーナ、リメイク版『ペット・セメタリー』のエイミー・サイメッツ。監督は、『ベツレヘム 哀しみの凶弾』のユヴァル・アドラーが務める。今回、公開決定と併せて解禁となった日本版ポスターは、左右上部にメインキャストのノオミ・ラパス、ジョエル・キナマン、中央には縛られた男の手、下部には監禁されている地下室の写真がモノクロで配置され、謎めいた内容を感じさせる。また、「マヤの秘密」というタイトルと、「この女の悪夢は、《妄想》か?《現実》か?」「脳裏から消えないナチスの記憶」いうコピーから、主人公のマヤが過去にナチスから受けた暴行の悪夢に囚われている様子がうかがえ、サスペンスフルな展開を予感させるビジュアルになっている。『マヤの秘密』は2022年2月18日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マヤの秘密 2022年2月18日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開© 2020 TSWK Financing and Distribution, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2021年11月12日『グリーンブック』をはじめ、3度アカデミー賞にノミネートされた名優ヴィゴ・モーテンセンが監督デビューする『フォーリング 50年間の想い出』。ヴィゴへのインタビュー、日本へのメッセージ動画&メイキング画像が解禁となった。この度解禁となったのは、監督・製作・脚本・作曲、そして出演まで務めたヴィゴのインタビューと、日本での公開を記念したメッセージ動画とメイキング画像。普段の俳優のときとは違った、監督として映画に取り組むヴィゴの様子を垣間見ることができる。Q.これまで俳優として素晴らしいキャリアを積まれていますが、なぜ監督として映画を作ろうと決めたのか?A.俳優をやろうと思ったのと同じ理由で、映画のストーリーを伝える一部になりたかったからです。脚本を書くことと監督することの主な魅力は、ストーリーを完結させること、最終的にストーリーに責任を負うことだと思いますが、監督業のプロセス、そして『フォーリング 50年間の想い出』の準備から撮影期間にかけて私が感じたことは、俳優や共同プロデューサーとして私がいままでに経験してきた事とは大きく異なってはいませんでした。私はこれまでと同様にすべての細部に注意を払い、そして、ストーリーを伝えようと取り組んでいるチームの全員が行っていることに同じように興味を持っていました。おそらく、主な違いというのは、監督や色々な人たちに質問をしているのが私であるかわりに(私はいつもそうしてきたのですが)、人々が私に多くの質問をしてくるところだったと思います。Q.初監督作品として、このストーリーや題材を選んだ理由は?本作は自伝的な要素も多分に含まれているようですが。A.作りたかった理由は、自分の両親や兄弟への感情や、両親から学んだことは何かということを掘り下げてみたいという願望があり、それに取り組むことができると思ったからです。Q.本作では、家族のメンバー間の考え方の相違や、どんなに対立してもお互いを憎みきれない想いが丁寧に描かれている。ご自身の実体験と重なる点や異なる点は?A.私にとって重要なことは、他者をありのままに、そして自分自身もありのままに受け入れる方法を見つけようとすることだと思います。これは決して簡単なことではないですし、特に誰かと意見が合わないままに人生の大半を過ごしていて、彼らと歩み寄る余地もないように見える時には、なおさら難しいでしょう。誰かがあなたを本来のあなたとして見ていないと感じたとき、そしてあなたを受け入れていないと感じたとき、その人に心を開き続け、その人を受け入れることは難しいでしょう。結局誰が最初に折れるか、誰が先に親切で、寛大な態度を取るかは問題ではないのです。大事なことは、そのような態度が示されることです。雪が降ったとしても、雨が降ったとしても、その最初の雨粒や雪のひとひらを覚えていることは重要ではありません。ともかくも始めなければならないのです。誰も譲歩しなければ、全員が迷います。私は自分の父の在り方を受け入れるのに長い時間がかかりましたが、それが出来たことを嬉しく思っています。そして父も彼なりのやり方で返答してくれました。人それぞれコミュニケーションの方法は違います。『フォーリング 50年間の想い出』は、受け入れること、そして許すことの大切さについての物語でもあります。『フォーリング 50年間の想い出』は11月12日(金)より、kino cinema横浜みなとみらい、kino cinema立川高島屋 S.C.館、kino cinema天神ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:フォーリング 50年間の想い出 2021年11月12日よりkino cinema横浜みなとみらい・立川髙島屋S.C.館・天神ほか全国にて公開© 2020 Falling Films Inc. and Achille Productions (Falling) Limited· SCORE © 2020 PERCEVAL PRESS AND PERCEVAL PRESS INC. · A CANADA - UNITED KINGDOM CO-PRODUCTION
2021年11月12日監督・主演・製作クリント・イーストウッド最新作『クライ・マッチョ』の公開を記念し、イーストウッド監督による不朽の名作3作品がファン必見のドキュメンタリーとともに期間限定上映されることが決定。併せて出演俳優たちによる特別映像も解禁となった。クリント・イーストウッド初監督作品『恐怖のメロディ』がアメリカ公開されたのは1971年11月12日。監督デビューから50年を迎えた本日、イーストウッドのアニバーサリーを祝う特別企画が発表された。監督デビュー50周年作品『クライ・マッチョ』の公開を記念して、12月24日(金)~2022年1月13日(木)の3週間にわたり、イーストウッドが手掛けた名作の再上映が決定。併せて公開記念ポスターと特別映像が解禁となった。映像には、『許されざる者』でアカデミー賞助演男優賞を受賞したジーン・ハックマンをはじめ、モーガン・フリーマン、メリル・ストリープ、ケヴィン・コスナーら、名作を共に生み出してきた俳優たちが登場し、「彼は生まれながらにして映画監督なんだ」「本当にすばらしいアーティストよ」「彼が作品の中で描くことに僕たちは敬意を払い観たいと思うんだ」と賛辞の言葉を寄せている。特別上映には、イーストウッド初のアカデミー賞受賞作品となった『許されざる者』、頑固な退役軍人と移民少年との心の交流を描く感動のヒューマンドラマ『グラン・トリノ』、社会現象を巻き起こして全世界で大ヒットした『アメリカン・スナイパー』の3作品がラインアップ。『許されざる者』と『グラン・トリノ』は今回が初のデジタル上映となる。さらに、各作品の上映前には、イーストウッドの長年の功績を辿るドキュメンタリーから、各作品それぞれの舞台裏をとらえたエピソードが同時上映される。この映像は、2022年1月7日(金)よりデジタル配信される、傑作の撮影の裏側を記録した9つのエピソードからなるドキュメンタリー「クリント・イーストウッド:シネマティック・レガシー」の内の3本となり、配信に先駆けて劇場の大スクリーンで見られるファン垂涎の特別上映となる。監督デビュー50周年アニバーサリーステッカーそして、来場者へのスペシャルプレゼントとして「監督デビュー50周年アニバーサリーステッカー」も配布が予定されている。(※数量限定につき、無くなり次第配布終了)11月12日(金)からは、イーストウッド監督50周年記念キャンペーンも開催。イーストウッドの珠玉の名作を見て、ハッシュタグ「#ありがとうイーストウッド」をつけてメッセージを送ると、さながらイーストウッド監督気分を味わえる特注ディレクターズ・チェアなどが当たる、見逃せない豪華キャンペーンとなっている。『クライ・マッチョ』公開記念特別上映は、12月24日(金)~2022年1月13日(木)新宿ピカデリー、なんばパークスシネマにて開催。「クリント・イーストウッド:シネマティック・レガシー」は、1月7日(金)よりデジタル配信開始。『クライ・マッチョ』は、2022年1月14日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:グラン・トリノ 2009年4月25日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2009 WARNER BROS. ENT. ALL RIGHTS RESERVED.アメリカン・スナイパー 2015年2月21日より全国にて公開© 2014 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED, WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLCクライ・マッチョ 2022年1月14日より全国にて公開© 2021 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved
2021年11月12日