お笑いタレントの狩野英孝さん(34)に女子高生との交際疑惑が持ち上がっていることを受け、元彼女の加藤紗里さん(26)が涙を見せたことが話題となっています。2017年1月20日発売の『FRIDAY』によると、狩野さんのお相手の女子高生は“地下アイドル”として活動しており、もともと狩野さんのファンだったとのこと。その後二人はTwitterを通して親密な関係へと発展していったようです。FRIDAYの直撃取材に対して、狩野さんは相手の女性が22歳だと自称していたとして、“未成年と知りつつの関係”ではなかったと弁明。1月21日には記者会見を開く予定です。この件を受け、狩野さんの元彼女である加藤さんは20日放送の『白熱ライブ ビビット』(TBS)で取材に応じました。加藤さんは、狩野さんの疑惑に対し『何が起こってるかちょっと分からない状況』と戸惑いの様子を見せ、『(当時は)100%紗里は好きだったんで、本当かどうか信じたくないです』と動揺。『本当に22歳だと思っていたのかも……ちょっとよく分からないです。ショック過ぎて』と目に涙を浮かべました。取材を受ける加藤さんの様子をテレビで見ていた人たちからは、「また売名か」などの批判の声が多く上がっています。●加藤紗里の涙はホントかウソか『いやいや笑!あなた関係ないから出てこなくていいですよ!』『ま〜た売名してるのか。この人の涙を信じる人なんているの?』『加藤紗里は狩野のスキャンダルを自分のビジネスチャンスぐらいにしか思ってないだろうな』『「あんな男に騙されていた私かわいそう」アピールですね分かります』『今回の件で狩野は引退まで追い込まれそうだけど、狩野よりこいつが引退してほしいわ』『どういう涙なんでしょうね……うれし涙かな?』『なんか結局狩野と加藤って一番お似合いだったような気がする』『2017年になったら確実に消えるだろうと思ってたけど、狩野の件でやっぱりしゃしゃり出てきたね』『芸能界から消える寸前だから、ここぞとばかりに狩野のスキャンダルに食いつきましたね』『一度愛した男を骨の髄までしゃぶりつくす図太さは見習いたいものです』などなど、加藤さんの涙は演技だったのではないかという意見が多く聞かれました。消える消えると言われながらも2017年までしっかり芸能界に残っている加藤さん。今後どのような活躍を見せてくれるのでしょうか。【画像出典元リンク】・加藤紗里(@sari_kato0619)(Twitter)/●文/ぶるーす(芸能ライター)
2017年01月20日お笑い芸人・狩野英孝(34)の淫行疑惑が写真週刊誌『FRIDAY』で報じられたことを受け、所属事務所のマセキ芸能社は20日、マスコミ各社へのFAXを通じ、21日に都内で会見を開くと発表した。所属事務所は「この度、1月20日発売のフライデーにて弊社所属の狩野英孝の淫行疑惑の記事が出ました」と報告。「この件に関しまして狩野英孝本人から皆様に直接ご報告させていただきます」とし、本人出席のもとで詳しい事情を説明すると見られる。また、「【お願い】」に続く文面では「尚、誠に申し訳ありませんが、お相手が未成年の為、ご家族やご本人、ご友人への取材、接触などはご容赦頂ます様、宜しくお願い申し上げます」という配慮も。20日発売の写真週刊誌『FRIDAY』(講談社)が報じた「狩野英孝『17歳現役女子高生と淫行疑惑!』」。記事によると、狩野は昨年末までアイドルとして活動していた17歳の女子高生と親密な関係になり、自宅で逢瀬を重ねていたという。記者の直撃に対して狩野は「出会った時から『22歳です』と言っていた」と釈明し、肉体関係を否定している。報道後、ツイッターで「狩野英孝」がトレンド入りし、Yahoo!の「話題なう」では1位に「狩野英孝」、2位に「淫行疑惑」が入るなど、反響が広がり続けている。一方の狩野は沈黙を貫いていることから、ツイッターには「本当?」「ショック」「信じてます」「大丈夫?」「またスキャンダル」などさまざまな声が寄せられている。
2017年01月20日今年8月にレーシングドライバーの山本尚貴(28)と結婚し、きのう18日に挙式を行ったテレビ東京の狩野恵里アナウンサー(30)が19日、自身のツイッターを更新し、祝福の声に感謝した。狩野アナは「沢山の方々からお祝いのお言葉をいただき、本当に有難うございました」と感謝。「夢のようなひと時が過ぎ、今日からまた現実の日々が始まります笑」とつづり、「これからも、お互いの仕事に全力で取り組んで参りますので宜しくお願い致します!!」と呼びかけた。狩野アナは8月17日にブログで結婚を発表。「このたび『山の日』の8月11日にレーシングドライバーの山本尚貴さんと入籍しました。苗字が『山本』になるので『山』の日を選びました(笑)」と報告し、「味が濃すぎるキンピラごぼうや味が薄目なとん汁も美味しいと言って食べてくれる彼は、相当キャパシティが広い人だなぁと改めて思います」とノロケていた。
2016年12月19日お笑いコンビ・さまぁ~ずの三村マサカズが18日、自身のツイッターを更新。テレビ東京系バラエティ番組『モヤモヤさまぁ~ず2』で共演していた同局の狩野恵里アナウンサーの挙式に参加したことを明かした。狩野アナは、今年8月にレーシングドライバーの山本尚貴と結婚。三村は、新郎新婦と撮影した笑顔の写真をアップし、「なんか、挙式で、大にぎわい!」とコメントした。また、「ちゃんと大江が、見守ってくれてるぞい!頑張れ。新婚!」と、同番組の初代アシスタントを務めていた大江麻理子アナがあいさつしている写真も公開した。この投稿に、「狩野アナー!!おめでとうございます」「末永く、お幸せにーー」と祝福の声が続々。「ドレスとってもキレイです」「花嫁衣装がとてもお似合いです」「狩野アナのドレス姿、とても素敵です」と、狩野アナのウエディングドレス姿を絶賛する声も多く上がっている。
2016年12月19日2016年12月8日深夜に放送された『にけつッ!!』に芸人の狩野英孝さん(34)が出演し、2股報道のあった元恋人の川本真琴さん(42)と加藤紗里さん(26)についてコメントしました。千原ジュニアさんから当時の2人に対する気持ちについて聞かれた狩野さんは、 川本さん側を100%とし、「大好きだった」と答え、現在も連絡を取り合っていると告白。これを見た加藤さんはブログで、『さすがに見て泣いたよね。。。』と語っています。騒動後、その派手な外見や発言に対するバッシングを受けた加藤さんですが、狩野さんのこの発言にはショックを受けたようで、当時傷心していた自身の様子についても明らかにしています。思わぬところで元カレの本心を聞いてしまった加藤さんですが、敵が多いのか、彼女に同情する声はあまり多くないようです。●加藤紗里に同情する人はゼロ?加藤さんが、狩野さんの発言に意気消沈したということに対しネット上では、『久々にこの人の話題見た気がする。「私の出番だ!!」とか思ってそう』『傷ついたかもしれないけどそれで売名できたんだからいいじゃん』『全く同情できない。かまってちゃんなだけでしょ』『自業自得。周りからのバッシングはあったかもしれないけど、この人も十分言い返してたわけだし』『狩野よく言った!いまだに川本と連絡とってるのはビックリしたけど』『久々に自分が目立てるネタが出てきて、本心は喜んでるに決まってる』『わざわざ絡んでくるなよ!引っ込んでろ!』『こうやって話題に乗っからないと芸能生命が終わっちゃうからしょうがないよ』『年末の番組とかにも地味に出てきそうでイヤだ』『とりあえずこの顔見ると怖くなる』など、同情する声はほとんど見られませんでした。強気な発言も多い加藤さんだけに、世間からはいまだ批判の目で見られている様子。今後、自分のことを一番に思ってくれる男性を見つけることはできるでしょうか。【画像出典元リンク】・加藤紗里(かとうさり)(@katosari)(Instagram)/●文/ぶるーす(芸能ライター)
2016年12月12日お笑い芸人の狩野英孝、小峠英二(バイきんぐ)、柴田英嗣(アンタッチャブル)という、今年スキャンダルにあった3人が、きょう8日(深夜1:09~2:04)に放送される読売テレビ・日本テレビ系バラエティ番組『にけつッ!! 今年大変やったな芸人SP』で共演を果たし、それぞれの騒動の真相を暴露し合う。千原ジュニアとケンドーコバヤシがトークを展開する同番組だが、今回はいつもの劇場を飛び出し、都内の焼き鳥店で、今年の話題をさらった3人と忘年会を開催。柴田は「3人がそろうことは、1回もないです」と、奇跡の共演に驚く。二股騒動の狩野は「川本(真琴)さんは大好きでした。今でも連絡を取っています。でも恋愛はないですね」と、現在も友人として交流があるとを明かす。また、川本がTwitterで「私の彼氏をとらないでください」と投稿したことから、加藤紗里を交えた騒動に発展したが、狩野は「川本さんは『とらないでください』と加藤さんに言っていたわけじゃないんですよ。僕がフラフラ遊んでいるから世間の皆に向けて発したんです。川本さんは全然攻撃してない」と擁護する。ファンキー加藤と元妻の不倫が発覚した柴田は「自分は離婚していたんですよ。離婚した後だから特に問題はない。元嫁がカトちゃん(加藤)と付き合っただけ」と、元嫁をフォロー。また、週刊誌に、加藤から慰謝料1億円が支払われたと報じられたが、「大ウソですよ。通帳、確認しましたもん。ホントに振り込んだんじゃねーかって…」と否定する。元彼女の坂口杏里がAVデビューした小峠だが、ケンコバは「発売される時、小峠が『見てあげてください』ってメチャクチャ言ってきて…。『俺も見ますから』って言ってたのに、発売を境に『僕、見れないです』って気持ちが変わったのは、何の揺らぎなのか聞きたい」と質問。小峠は「単純にDVDが売れた方が良いから。コバさんは(大人のDVDを)買う人って知ってるので…」と応援したい気持ちを明かし、「見られると思っていたけど、見られなくなったのは、見ちゃうと感想を言わなくちゃいけないから。それはちょっと言えないかなって…」と複雑な胸中を吐露する。小峠はさらに、坂口のデビューを知った際の様子や、デビュー後に連絡があったことも明かす。
2016年12月08日テレビ朝日系バラエティ番組『金曜★ロンドンハーツ』(毎週金曜21:00~21:54)では、お笑い芸人の狩野英孝ふんするアーティスト・50TAによるクリスマスライブを開催することになった。22日に、東京・豊洲PITで行われる。50TAは、同番組のドッキリ企画から誕生した音楽界の"革命児"。企画モノだったはずが、その独創的な歌詞やメロディが人気を博し、CD発売や単独ライブを開催するほどになっている。今回のライブでは、待望の新曲も発表される予定。50TAは「サンタクロースより早く俺がみんなにクリスマスプレゼントを贈るぜ!! 外は寒いが俺の心はものすごく熱い。さあ、50TAとみんなで新たな伝説の幕開けだ!!」とメッセージを寄せている。この模様は、auの動画配信サービス「ビデオパス」で生中継。さらに、VRで収録して後日「ハコスコアプリ」で無料視聴することができる。ライブは無料招待制で、番組ホームページから応募できる。
2016年12月01日『モヤモヤさまぁ~ず2』のアシスタントとして活躍し、人間味溢れる魅力を振りまいた、テレビ東京アナウンサーの狩野恵里さん。11月から平日夕方の経済ニュース番組に出演中。「思ってもみなかった」というバラエティ出演だったが、3年半つとめあげ、今思うことは?そのほか、結婚のことまでうかがいました。***――思ってもみなかったバラエティ出演でしたが、学んだことは?まとめあげるプロ意識、ですね。さまぁ~ずのお二人は、いつも本当に番組全体に目を配ってらっしゃるんです。毎回食事のシーンが入りますが、国内でのロケの場合は、スタッフが食事をする時間は、スケジュール的にほぼ取れないんです。でも三村さんが以前LAのロケで、「海外ロケのときは、みんなで一緒にごはんが食べられるからいいよな」っておっしゃってて。スタッフをまとめ上げる優しさやプロ意識がにじみ出るお二人なんです。そういうところもすごく学ばさせていただきました。――あえて伺いますと、逆に失ったものもありますか…?なくしたものは、羞恥心ですかね(笑)。あの番組をやっていると、そのハードルがどんどん下がっちゃうんですよ。でも“番組のため、会社のためになるなら、喜んで!”という気持ちでやってましたね。楽しかったですし。――新番組ではメインキャスターを務められます。ある意味『モヤさま』のさまぁ~ずさんと同様、座長的な立ち位置ですが…。そうなんですよ…。私が思うメインキャスターって、知識量も経験値も豊富で、スタッフの真ん中にドンといて、その人を中心にみんなが盛り上げていくっていう感じなんです。でも私はそうはなれませんし、まだまだ経験も知識も圧倒的に少ない。私をこの番組のメインにするということは、おそらく視聴者と同じ目線で見ることを求められているのではないか、と思っています。なので、スタッフ全員とフラットな立場で、一緒に番組を作りたいと思っています。取材に出て、現場で見てきたことを、私の目線で、私の言葉でお伝えできたら…と。素朴な疑問も、知ったかぶりをせず、どんどんぶつけていこうと思っています。たぶんバラエティを見てくださっていた視聴者の方も、私がこういう人間だって分かってらっしゃると思うので、今さら気取って“こんばんは、ニュースの時間です”と言っても、笑っちゃいますよね。ありのままでぶつかったほうが、きっとうまくいくと思う。そこで勉強しながら、成長できれば。――これまでも、週にいくつも番組に出られ、これからは帯番組。想像以上にお忙しいと思うんですが、今年はご結婚もされました。多忙の中、どうやって愛を育まれたのか…。働く女子たちに、何かヒントをいただけないかと…。えええ?!!なんでしょうか…。私は忙しくなって集中すると、それ以外のことは完全に疎かになってしまうんです。全力投球してしまうので、まったく余裕がなくなるのですが、それってあまり良いことではない気がするんです。『モヤさま』でも張り切りすぎて、「狩野がメインじゃないから」と何度も怒られましたし。いろんな意味で、力の入れ方にオンオフを持たせることが大事なんじゃないでしょうか…。そうすると余裕が出るので、互いに多くを求めなくなり、逆に相手を思いやれるようになった気がしますね。ちなみに約束をキャンセルするときは、嘘をつくより、「本当に申し訳ないけれど、精神的に疲れすぎたからダメだ」と素直に言ってました。もしかしたらそれで友達は減ってしまったかもしれないけれど、それでも会いたい、つながっていたいと思える人を大事にしようと思えましたし。それは友人も今の旦那も含めてですけれど。◇かのう・えりテレビ東京アナウンサー。1986年生まれ、東京都出身。'09年に入社し、同年、隅田川花火大会のヘリコプター中継レポートでアナウンサーデビュー。報道、スポーツ番組を経て、'13年より『モヤモヤさまぁ~ず2』にアシスタントとして出演し、今年10月に番組を卒業。◇11月より始まった経済ニュース『ゆうがたサテライト』(テレビ東京、月~金曜16:54~)で、メインキャスターを務める。同局の進藤隆富さんがフィールドキャスターを担当。視聴者と等身大の目線で、身近な経済ニュースをわかりやすく伝える。今回の撮影は、この秋に本社移転をした新社屋の報道フロアにて。※『anan』2016年11月16日号より。写真・小笠原真紀
2016年11月13日テレビ東京 狩野恵里アナウンサーが、同局のニュース番組『ゆうがたサテライト』(11月7日スタート 毎週月~金 16:54~)で、豊洲市場の移転問題に斬り込むことが4日、わかった。同局は、本社移転に伴い報道スタジオを一新。『ゆうがたサテライト』は新本社の報道スタジオ稼働日となる11月7日から、現在の夕方ニュース番組『Newsアンサー』をリニューアルする形でスタートする。狩野アナがメインキャスターを担当し、報道局 進藤隆富がフィールドキャスターを務める。7日の初回放送では、連日ニュースとなっている豊洲市場の移転問題を経済目線で紹介。狩野アナが自ら豊洲に乗り込み、斬り込んでいく。狩野アナは「この番組での自分の立ち位置は『視聴者代表』。日々現場に足を運び、自分の目、耳、肌で 感じたことをもとに、『生きるための経済ニュース』をお伝えしていきます!!」と意気込んだ。そして「限界を探りながら週5で取材に行くことを心がけたい と思っています」と抱負を述べた。また、NY支局より帰国した進藤キャスターは「番組がスタートした翌日の8日には世界が注目する大イベントがあります。アメリカ大統領選挙の投票です」と紹介し、「『ゆうがたサテライト』ならではの切り口で新大統領の政策が世界経済や日本にどのような影響をもたらすのか、取材します」と語る。NY支局で予備選から取材していた経験を生かし、「スタジオにも専門家を招いて徹底解説をする予定です」と期待を持たせた。同局・野田雄輔プロデューサーは「『番外地』のテレビ東京で、さらに『番外地』の夕方枠を拡大して、一体、どんなニュース 番組を仕掛けるというのか? 大博打の始まり? いやいや、負ける気がしません」と強気の姿勢。「企業の宣伝や、政府の経済政策を垂れ流すようなことではなく、冷徹で綿密な取材で、『生きるため=生活者の視点』をニュース報道に取り入れていきます」と番組の方針を語った。
2016年11月04日●山田孝之の言葉で終わりを実感2010年にスタートした『闇金ウシジマくん』実写シリーズが、ドラマ『闇金ウシジマくん Season3』(7月18日~9月19日MBS・TBSほか)を経て、『闇金ウシジマくん Part3』(公開中)、『闇金ウシジマくん ザ・ファイナル』(公開中)の2部作連続公開でフィナーレを迎える。山田孝之演じる丑嶋馨のライバルで、闇金融・ライノーローンの女経営者を怪演する女優・高橋メアリージュン(28)。『Part2』(14年)で誕生したオリジナルキャラをオーディションで勝ち取り、ドMの部下・村井(マキタスポーツ)をど突き回しながらの取り立てはシリーズでもすっかりおなじみだ。しかし……。完結してしまえば、もうあの狂ったような金切り声を聞くこともない。短期インタビュー連載「高橋メアリージュンと犀原茜」の第2回では、高橋と共にさらにその魅力の根源を探っていく。○債務者にナメられたくない――前回お会いしたのは6月下旬でした。「終わった気がしない」とおっしゃっていましたが、心境の変化はありますか。先日、『ザ・ファイナル』の初号試写に行ったのですが、観終わったら山田孝之さん、綾野剛さん、やべきょうすけさんがいて。同じタイミングでご覧になってたみたいで、みなさん、試写室の外に集まっていました。そこで、山田さんが「お疲れ様でした」「次はまた別の作品でご一緒できれば」と私にも話し掛けて下さって。――さすがに「終わり」を感じますね(笑)。まさにその通りで(笑)。そこで「本当に終わるんだ」と実感しました。急に寂しくなったというか、犀原茜の気持ちが本当に分かったというか。犀原は丑嶋に対しての怒りや憎しみが、生きるパワーになっていました。私にとっての山田さんも、役者として特別な存在というか。丑嶋はライバル的な存在だったので、プライベートでもあまり話さないようにしていました。実はそういう存在、私にとっては珍しいことで。演じる時と切り替える方もいますが、山田さんは徹底していて。私もそういう方がすごくやりやすかったので、私にとっては特別な存在でした。――どんな役柄でもその距離感は心掛けていらっしゃるんですか。もともと仲が良い方はあまり変わりませんが(笑)、今回のような距離感がある役だと自然に。演じやすくなるというものありますが、犀原であれば「債務者にナメられたくない」という思いと、「本当に怯えてほしい」という思いと(笑)。そして、優しい一面は悟られたくない。そういう印象が、ちょっとのことで変わってしまったらもったいないなと思うんです。――以前は役に入り込みすぎるとおっしゃっていましたね。今回はドラマ、映画と続き、演じる期間が長期でした。ほかの役を演じれば切り替わると思っていますが、やっぱり大声出すシーンでは「あっ。犀原が出てしまってる」と思うことも(笑)。例えば、『リアル鬼ごっこ』(15年)で1シーンだけやらせていただいた時も。犀原ファンの方から「一瞬、犀原茜が見えた!」と言ってくださったことがありました(笑)。○"犀原茜あるある"とは――そういえば、ドラマで犀原茜が登場すると……もう我慢できなくて笑ってしまうんです。『Part2』ではとても恐ろしかったのですが……。それ、うれしいです(笑)。――ドラマでは、債務者の口にアジフライを無理矢理押し込むシーンが印象的でした。アジフライは思ったよりも柔らかかったので、そこが唯一の救いというか。すごく硬い揚げ物だと、痛そうじゃないですか? 口のサイドとか。でも、柔らかかったので思いっきり突っ込むことができました。相手の方にはこんな気持ちを直接伝えることはありませんが、ケガをさせてしまうのはよくないので。「犀原茜」あるある。実は演じる側としてもそういう怖さがあります。このシーンでは、監督から「ここで思いっきりやってみて」みたいな感じに言われて、村井に急きょビンタすることにもなって。マキタさんも「いいよ」みたいな気軽なノリ。村井にビンタするのは初めてだったと思います。本当にガチでやりました(笑)。●周囲の意外な声「エロス感じる」「蹴られたい」――犀原さんってちょっと危険を伴うゲームが好きですよね。そうなんです。『Part3』でおもちゃのギロチンで大根を切ってチンピラを脅すシーンがあるんですが、あれ、本当に切れるんです。だから何度も何度も練習しました(笑)。そのまま腕を切ってしまったら、大変なことになりますから。―― 前回のインタビューでおっしゃっていたとおり、JPに思いっきり一味唐辛子をかけていましたね。あれは本物なんですか?本物です。だから、カットがかかるとJPはむせていました。――アドリブだったんですよね? なぜそんなことを。やっぱり、ドサッと辛いものを乗せて食べさせたいなと思って。そのままちょっとずつかけても時間がかかっちゃうので、蓋を取ってしまいました。ファミレスのシーンでは確か……折り紙を切ってましたね。たぶん台本には無かったかと。――折り紙で何を作っていたんですか。たぶん、何かを切りたかっただけです(笑)。――ドラマではハサミを愛用しているみたいでしたね。「時々持ち歩いている」という設定です。たまに持ち歩いていなかったりもするので、債務者の家にあるハサミを使わせていただくこともあります。○撮影終了後でも監督と意見交換――今回の取材を通して、犀原茜の魅力の根源が見つかればと。ずっと考えていたんですが、うまく説明できなくて。何がファンの心に刺さっていると思いますか。犀原を好きと言ってくださる方が多くて、私自身すごく不思議でした。よく言われるのが「汚い食べ方が萌える」とか。威圧感とか怖さにつながるようなことは意識していなくて、「すごく変わっている人」を演じているつもりなんです。笑ってもらえるのが、実は正解な気がします。あとは「エロスを感じる」とか……これも全く気にしていなかったこと。あとは「蹴られたい」とか(笑)。――共演者の方は犀原茜をどのように思っているのでしょうか。「面白いね」とはよく言われます。綾野さんは「キレッキレだね」と(笑)。ドラマに出演させていただいたこともあって、街で声をかけてくださることも増えたんですが、やっぱりみなさんどこか怯えていて(笑)。話しかけてくださる時に、「プライベート中に本当にすみません」とすっごく謝られるんです(笑)。別の役ではこんなことありませんでした。――山口雅俊監督が2016年9月1日に「夜にふとひらめき高橋メアリージュンに連絡。犀原茜のキャラクターについて再確認」とツイートしていました。この時期はすでに撮影を終えていたと思いますが、どのようなやりとりだったのでしょうか。すごく短い電話でしたが、裏ストーリー的な部分の確認でした。実はドラマにはもう1人監督がいて、山口監督の演出ではない回があったんです。この時にお話したのは、犀原茜がJPにハサミを投げて顔面スレスレで柱に突き刺さるシーン。山口監督から言われたのは「あれは実際に突き刺そうとしてないよね?」。刺すつもりがなくて、刺さってしまうのが犀原。グサッと刺さらずに落ちるような「無造作さ」が犀原の怖さ。「だからあれはたまたま突き刺さったことにしよう」と(笑)。――不思議な会話ですね(笑)。撮影を終えているのに、その認識は一致させておきたいものなんですか。そうですね。監督も「この話を誰かにしたかったけど、メアリーにしか分からんなと思って。だから、俺ら2人の中では一致させておこう」と。――監督と役者の関係で、そういうことはよくあるものなんですか。私は初めてです。海外の役者さんはそんな感じと聞いていたので、すごく良いことだと思います。質問があれば、すぐに監督と連絡をとれる状態。それができていて、楽しいです。●犀原茜と再会できることを願って……○"涙の味"でつながる――山口監督は物語において、ゲーテの「涙とともにパンを食べたものでなければ人生の味はわからない」を重視なさっています。高橋さんには「涙のご飯」の経験はありますか。泣きながらご飯食べたことはあります。つらいことがあった時に食べたり、つらいのを我慢していて食べたものがすごくおいしくて、それが感情に響いて泣いちゃったとか。おいしさに温かみを感じて泣いちゃったりとか。最近はあまりないですが……『るろうに剣心』(14年)の時とか。――だからこそ犀原の気持ちになることができた。そうですね。過去を振り返ってみると、「涙の味がするご飯」が自然と浮かんできます。『Part2』で実際に演じるまで犀原のことは全然分からなかったんですけど、「涙の味」と監督から聞いて、そこからすべてがつながったというか。「これで茜になれる」と思いました。○2人で創り上げた役柄――山口監督はどんな方ですか?変わっている方だと思います(笑)。天才は変人と紙一重と言いますが、そういうところはあると思います。ご近所なのでたまに道ですれ違うんですけど、「不思議な人が歩いて来たな」と思ったらだいたい監督です(笑)。――ますます気になります! 実は犀原茜のことでお話をうかがおうと密かに思っていまして。してほしいです!感覚的に似ているところがある……と言っていいのかわかりませんが、感覚的に教えてくださるのですごくつかみやすいです。――犀原茜は2人で創り上げたもの?そう言っていいのであれば。監督に助けていただいたところがすごく多いですけど。――そんな犀原の少女時代を、『ザ・ファイナル』では玉城ティナさんが演じています。すごく不思議な気持ちになりました。「茜はこういうところがあるんだ!」「新発見!」と驚いたり。女の子っぽい一面があったのも意外でした。茜で常に意識していたのは、立ち方や歩き方。女性的な雰囲気を意識的に排除していました。でも、玉城さんの茜からはすごく「女の子」が伝わってきました。人生で大切な人が亡くなって、きっとそこで変わってしまったんですね……。○さらば、犀原茜――撮影を終えての打ち上げは?昨年、撮影が終わった後にありました。山田さんが「お疲れ様です。ようやく話せるね」と。綾野さんは、2人が全く話さないから驚いていたそうです。――個人的には山田さんと恋愛もので共演してほしいです。想像もつきませんね! どんなふうになるんでしょう(笑)。――さて、そろそろお時間です。犀原茜、もう2度と演じることはありません。さびしい(笑)。『ザ・ファイナル』まで観て、シリーズがついに完結します。『Part3』だけを観て、『ザ・ファイナル』を観ないのはすごくもったいない! ぜひ『ザ・ファイナル』まで見届けてください。犀原茜の過去だけでなく、それぞれのキャラクターの背景も明らかになります。――本当に終わるんですかね。リターンズ(笑)?あるといいですね!■プロフィール>高橋メアリージュン1987年11月8日生まれ。滋賀県出身。2004年からファッション誌『CanCam』(小学館)の専属モデルとして活躍。2012年に同誌を卒業し、同年のNHK連続テレビ小説『純と愛』の狩野マリヤ役に抜てきされ、女優デビュー。『闇金ウシジマくん Part2』(14年)、『るろうに剣心 京都大火編 / 伝説の最期編』(14年)、『キカイダー REBOOT』(14年)、『リアル鬼ごっこ』(15年)、『ヒロイン失格』(15年)、『みんな! エスパーだよ!』(15年)、『復讐したい』(16年)、『シマウマ』(16年)、『ホーンテッド・キャンパス』(16年)などの映画に出演。
2016年10月26日テレビ東京の大江麻理子アナウンサーが17日深夜、自身のツイッターを更新し、16日に放送された『モヤモヤさまぁ~ず2』の狩野恵里アナウンサー卒業スペシャルの感想をつづった。2007年から2013年4月まで『モヤモヤさまぁ~ず2』の初代アシスタントを務めていた大江アナ。以降、狩野アナが2代目アシスタントとして出演していたが、16日の放送をもって卒業した。大江アナは、16日の狩野アナの卒業スペシャルについて、「昨日のモヤさま。テレビの前で大泣きしつつ、狩野ちゃんの泣き方につい笑ってしまうというなかなかない感情を味わいました」とツイート。「これで終わりでもお別れでもない。人生は続いていく。離れていてもつながっている」と続け、「モヤさまはいつも大切なことをさりげなく教えてくれます」と番組への思いを記した。なお、3代目アシスタントは福田典子アナウンサーが担当。次週から出演する。
2016年10月18日テレビ東京の狩野恵里アナウンサー(29)が、16日に放送された同局系バラエティ番組『モヤモヤさまぁ~ず2 狩野アナ卒業SP inハワイ』(18:30~)で、作詞作曲のオリジナルソング「THANK YOU」を弾き語りで披露した。狩野アナは、16日の放送を最後に同番組を卒業。2013年4月に大江麻理子アナウンサー(37)の後を受け、2代目アシスタントを務めた。この日は、10年連続10回目のハワイロケ。序盤で訪れた教会にはピアノが置かれていて、狩野アナは「いつか、お2人に聴かせたいなと思って作った曲があって」と切り出した。様々な場所でピアノの腕前を披露してきた狩野アナ。スマホに歌詞を書き留めて、その機会をうかがっていたという。「では聴いてください。『THANK YOU』」とあいさつし、演奏をスタート。「THANK YOU~♪」の歌い出しに、さまぁ~ずの2人は「歌うの?」と戸惑いながらも笑顔で聴いていた。「THANK YOU」作詞:狩野恵里作曲:狩野恵里2013年北新宿ここからはじまる全てが新鮮全てに戸惑い迷惑かけた初めての出張北は函館カレーを食べた北島三郎さん記念館バンダナ警備THANK YOU思い出してみたらたくさんの人と場所との思い出数えてみたけど130回くらいのロケ忘れられないTHANK YOUTHANK YOU
2016年10月17日テレビ東京の狩野恵里アナウンサー(29)が、16日に放送された同局系バラエティ番組『モヤモヤさまぁ~ず2 狩野アナ卒業SP inハワイ』(18:30~)で、涙を流しながら"モヤさまノート"の内容を公開した。同番組は2007年にスタートし、狩野アナは大江麻理子アナウンサー(37)の後を受け、2013年からアシスタントに。この日は、10年連続10回目のハワイロケとなり、その当日となる9月24日早朝の自室、自撮りで"最後のロケ"に挑む心境を語った。まずは、緊張した表情で「おはようございます。『モヤモヤさまぁ~ず』最後の日の朝です。最後の日、今日が最後です」とあいさつする狩野アナ。「今日のロケを終えたら、『モヤさま』終わってしまうんだなと考えた瞬間から、涙が止まらなくて……」と涙ぐむ。「実は『モヤさま』がスタートした時から必ずつけているノートがあります」と明かすと、"モヤさまノート"を手にしながら「懐かしいです……」と笑顔。「さまぁ~ずさんからかけていただいた優しい言葉もこの中に入っているんです」と書き込んだ内容を説明し、その一部を涙ながらに読み上げた。「2013年6月狩野との思い出が増えてきてイイナ湯島の路地歩いている時、三村さん」「2014年1月いいよ狩野、今のままで。全力でいけ。大竹さん」狩野アナは、「三村さんから言われた瞬間にグーッと心をわしづかみにされた気がして。さりげなくですけど、私にとってすごく大きな言葉で。『モヤさま』メンバーとして、受け入れてもらえているのかな、ありがたいなと思った記憶があります」「大竹さんには『クチャクチャになって変な感じになっても俺たちが何とかするからお前は全力やれ! がんばれ!』と言ってもらった」とそれぞれの言葉を振り返る。そして、「そんなロケも今日で最後なんですね……」と黙り込み、大粒の涙が頬を伝う。絞り出すように「今日のロケもよろしくお願いします……ありがとうございました……」と裏返った声であいさつし、再び頭を下げて締めくくった。
2016年10月17日テレビ東京の狩野恵里アナウンサー(29)が、16日に放送された同局系バラエティ番組『モヤモヤさまぁ~ず2 狩野アナ卒業SP inハワイ』(18:30~)で同番組を卒業し、3代目アシスタントを福田典子アナウンサー(25)が務めることが、番組内で発表された。福田アナは次週から出演する。同番組は2007年にスタートし、狩野アナは大江麻理子アナウンサー(37)の後を受け、2013年からアシスタントに。この日は、10年連続10回目のハワイロケ。馬にヒーリング効果があるとされるホースペインティングを体験する中、狩野アナは「大事な大事なお伝えしたい事項がありまして」と切り出し、馬の背中に「NORIKO FUKUDA」と書いて後任を発表した。その名前を見たさまぁ~ず・三村マサカズ(49)は「フクダノリコさん?」とピンと来ていない様子で、相方・大竹一樹(48)は「誰なんだよそれ!」とツッコミ。2人は「一般の方?」「ベテランの名前というか。若々しくないよね」「45歳くらい」と言いたい放題だったが、狩野アナは「お2人に合うかなと」とフォローした。番組終盤、スタッフからのカンペ「とれ高OK」が出されると、狩野アナは涙ながらにさまぁ~ずとスタッフ、視聴者への感謝の気持ちを伝え、「3年半楽しかったです。本当にお付き合いいただいてありがとうございました」と締めくくりのあいさつ。全力疾走でその場を後にしたが、撮影終了後に呼び戻され「卒業……卒業したんだぁ」と泣き崩れていた。
2016年10月16日●七味をぶっかけ火をつける『闇金ウシジマくん』の実写シリーズ完結が発表され、「犀原茜にまた会える!」という高揚感の後に襲ってきたのは「犀原茜にもう2度と会えなくなる」という喪失感だった。今から2年前、犀原茜は映画『闇金ウシジマくん Part2』のオリジナルキャラとして誕生した。山田孝之演じる丑嶋馨のライバルで、闇金融・ライノーローンの女経営者。部下でドMの村井(マキタスポーツ)をどつき回しながら、サディスティックな暴力と奇声で債務者たちを追い込み、容赦なく金をむしりとっていく。山田が築き上げてきた丑嶋の迫力に対抗できる女優は一体誰なのか。キャスティングが難航する中、犀原茜が舞い降りたのはPart2でラストシーンの撮影が行われていたロケ場所近くの公園だった。合間に行われたオーディションで、高橋メアリージュン(28)は行き交う人が振り向くほどの怪演を見せ、山口雅俊監督の心をつかむ。2010年にスタートし、ドラマ『闇金ウシジマくん Season3』(7月18日~9月19日MBS・TBSほか)を経て、『闇金ウシジマくん Part3』(公開中)、『闇金ウシジマくん ザ・ファイナル』(10月22日公開)の2部作連続公開でフィナーレを迎える人気シリーズ。個性的なキャラクターたちの中で犀原ファンも多く、高橋のもとには熱いメッセージやイラストなども数多く寄せられているという。最近、「今」を記憶にとどめるために日記を書き始めたという高橋。マイナビニュースでは、彼女の言葉と共に犀原茜の周辺の声を数回にわたって記録していく。――犀原茜を演じたのは今から約2年前。役柄にはすぐに戻れるものですか?茜の衣装を着た時に気持ちがスッと入り込めました。あとは、カカトを踏んで靴をはいたりすると、ガニ股で歩くようなしぐさも自然とできるようになるんです。茜以降、いろいろな役を演じさせていただいたので、違うエッセンスが入ってしまわないか心配でしたが、前作では言ったことがないセリフや見せたことがない表情に挑戦することは楽しみ……でも、やっぱり不安もあったと思います(笑)。それらすべてが、「犀原茜」になってしまうので。――前作ではゼロから作り上げていった役でしたが、今回はその自ら作り出した役がベースに。「犀原茜」というキャラクターを、監督含め、大切に思ってくださっている方がたくさんいらっしゃるので、皆さんをがっかりさせたくない気持ちがとっても強くて。「ベースは崩さないように」を心がけ、レベルアップの方の変化を意識していました。――これだけの期間を空けて同じ役を演じたことは?初めてです。(脚)本を読んだ時に「茜ってこんなこと言うのかな」と感じた時があって、現場に行ったらやっぱり監督も同じようなことをおっしゃっていたことがありました。そんな時はセリフが急きょ変更になったりもします。他の人のセリフが、茜のセリフになったこともありました。そのあたりの違和感というか感じていたことが監督と重なっていたので、それはとてもうれしかったです。――前作で山口雅俊監督に抜てきされて以降、たくさんの作品に出演されました。あらためて監督作に出演し、求められるレベルが高くなったなど変化はありましたか?私が出演した舞台を観に来ていただいて、あとで連絡をいただいたのですが、「お前はまだビギナーだからな」と。素直にそう思ったので、「もちろんです。がんばります」と返しました。監督は、私が調子に乗らないようにそうやって釘を刺してくださるんです。ほめてくれる方が多い中、締めてくれる方もいるのはありがたいことだと思います。――しかし、経験を積んだ分、磨かれている部分もあるのでは?どうなんでしょう。「初心忘るべからず」は変わらず思い続けていることですが、よく「真面目すぎる」と言われるので、もっと自由に”遊ぶ演技”ができればいいなと思います。真面目な部分も大切だと思いますが、「監督が言ったからこうしよう」みたいなところがどうしてもあって。先輩方は、現場で監督と駆け引きしていたりするので、いつも反省しています。――今回、そんな場面は?茜は自由にというか。これが茜っぽいだろうなという振る舞いに自然となるんだと思います。例えば、ドラマの中でJPという登場人物が食べているそばに七味を入れてあげるシーンがあって。――あら。茜さん、めずらしく優しいですね。ええ(笑)。本番で七味の蓋を外して、全部ドバッと入れたんです。――あー、やっぱり……(笑)。一発OKでした。○凶暴キャラの撮影秘話――犀原の部下・村井を演じるマキタスポーツさんとは、映画『みんな!エスパーだよ!』(15年)以来でしたね。唯一、わきあいあいとお話しできる相手というか。ピリッとしたシーンが多いと入り込んでしまうのですが、マキタさんとご一緒する時は結構お話します。あるシーンで、私が債務者のお弁当にお箸を突き刺したんです。あまり縁起良くないことなんですけど……。そういう時に、マキタさんはさり気なく抜いてくれる(笑)。たとえ本番のアドリブがあっても、こんな感じでお芝居の中でのコミュニケーションを成立させてくださいます。――過激な場面といえば、映画の中では河川敷でオリエンタルラジオの藤森慎吾さんに火をつけるシーンもありましたね……めちゃくちゃ怖かったです。本当につけてるんですよね?はい(笑)。実際に火を付けた相手は、アクション部の方でしたけど。●役者にとっての「うまい演技」とは?――人に火をつけたのは初めてですか?もちろんです(笑)!――いや、全然躊躇してなかったので(笑)。すごく怖かったです(笑)。秋口ぐらいの撮影で、ちょっと肌寒かったと思います。火をつける部分は、安全面を考慮して事前に何度も確認をしました。結構撮り直したと思います。せっかく火をつけても、風で消えてしまうこともありました。――そんな凶暴な役ですが、なぜか犀原茜のファンは多い。実感することはありましたか?前作からツイッターなどでたくさんのコメントをいただきました。もともと私のファンで「茜を演じているメアちゃんが一番好き」とおっしゃる方。これは褒められているのかディスられているのか分かりませんが、「あなたにはあまり興味ないですけど、茜は大好きです」みたいな声もいただきました(笑)。――複雑ですね(笑)。ファンの方から寄せられた犀原イラストをブログで紹介されていましたね。実はまだ載せられてないものもたくさんあるんです。本当にたくさんいただきました。特にリクエストしたわけではないんですが、自然と描いてくださるかたが増えて……役者として本当にうれしいです。――抽象的な質問で恐縮ですが、高橋さんにとって「犀原茜」はどんな存在ですか?どういう存在……うーん……正直、演じていていちばん楽しいですね。茜を作り上げていく中で監督が「犀原は涙の味がするご飯を食べた経験がある」とおっしゃっていて、自分の気持ちとつながりました。そういうご飯を食べたことある人はたくさんいると思うんですけど、そういう感覚的なことも思い出させてくれる。本当に感謝です。――「演技がうまい」ってどういうことなんでしょうね。犀原茜を見ていて、いつも感じます。あー。「うまい」って嫌ですよね(笑)。たぶん、いかにうまくやらないかが大切なんだと思います。そこでその役が生きているというのが大事なんじゃないでしょうか。「うまい」が人に伝わったら、それはあまり良くないことのような気がします。監督とは声のボリュームどうしましょうとか細かいやりとりもありますが、「茜はここでアメを食べるだろうな」とか想像してやらせていただくことが多いです。「去り際に食べるだろうな」とふと思いついたことを、その直後に監督が言ってくださったり。内心では「えっ! わたし、思ってた!」って。口に出しては言わないですけど。――それは言ってもいいんじゃないですか?ホンマですか(笑)。でも、演出とか考えてしまって、生意気とか思われないかなって……。そういう考えが一致していたのはすごくうれしいです。――ただ、もう2度と犀原茜を演じることはできません。今はどんな気持ちですか? 達成感、高揚感、喪失感。いろいろな感情があると思います。撮影は終わったんですけど、何か終わった気がしない。たぶん、公開されてないのもあると思うんですけど(取材日は公開前)。みなさんの反応によってそのあたりの気持ちをも変わってきそうですが……何となく私の中で茜は生き続けています。○日記を再開した理由――日記を書き始めたそうですね。「最近は忙しさのせいにして書けていなかった。大人になればなるほど時間が経つのが早く感じて」とブログに書かれていました(2015年12月30日付け)。いま書いています。忙しくなると、なんだかこうファーッと過ぎていく感じで。かたまりの層があったとして、真ん中とか上でサーッと。ある日、仕事が終わって、友だちが大人数集まっている中でボーッとしていた時に、「この瞬間を、私はいつまで覚えているんだろう?」って思ったんです。何年後か、この瞬間を忘れているんじゃないかなって。そう思った時に怖くなって。今生きているのに、それが忘れてなかったことになる。すごく怖くなりました。――そういうふとしたことって突然なんですね。突然、来ました(笑)。忙しすぎると、それを考える余裕もなかったんだと思います。それで日記を書こうと。以前も書いていたのですが、忙しくなってやめてしまいました。十代のころは歌手を目指していたので、作詞も兼ねて書いていたんです。今はその日起こった出来事を書いています。大きな出来事をメインに、印象的だったこととか。――書くことといえば、分刻みのスケジュールを組んでいたことがネット上でも話題になりました(2016年5月18日放送・フジテレビ系『モシモノふたり』で渡辺裕太と2泊3日の同居生活)。もっと大きな単位……月、年単位での計画は?年単位でも決める時は決めます。3年後を見据えて、逆算して目標を立てることが多いです。1年単位でも考えたことあるんですけど、ペースが早すぎてなかなか実現することが難しくて(笑)。――3年後の計画は秘密にしておいたほうがいいんですかね?そうですね(笑)。かなったら言うタイプなので(笑)。■プロフィール高橋メアリージュン1987年11月8日生まれ。滋賀県出身。2004年からファッション誌『CanCam』(小学館)の専属モデルとして活躍。2012年に同誌を卒業し、同年のNHK連続テレビ小説『純と愛』の狩野マリヤ役に抜てきされ、女優デビュー。『闇金ウシジマくん Part2』(14年)、『るろうに剣心 京都大火編 / 伝説の最期編』(14年)、『キカイダー REBOOT』(14年)、『リアル鬼ごっこ』(15年)、『ヒロイン失格』(15年)、『みんな! エスパーだよ!』(15年)、『復讐したい』(16年)、『シマウマ』(16年)、『ホーンテッド・キャンパス』(16年)などの映画に出演。(C)2016真鍋昌平・小学館/「闇金ウシジマくん3」製作委員会・MBS(C)2016真鍋昌平・小学館/映画「闇金ウシジマくん3」製作委員会
2016年10月03日テレビ朝日系バラエティ番組『金曜★ロンドンハーツ』(毎週金曜21:00~21:54)では、お笑い芸人の狩野英孝ふんするアーティスト・50TAに勝てるというアーティストを募集する企画を展開する。50TAは、同番組のドッキリ企画から誕生した音楽界の"革命児"。企画モノだったはずが、その独創的な歌詞やメロディが人気を博し、CD発売や単独ライブを開催するほどになっている。今回番組では、「オレなら50TAに勝てる!」「わたしならもっといい曲を作れる!」というアーティストを募集。プロ・アマ、自薦・他薦は問わず、真っ向勝負を挑む人材を募る。
2016年09月16日テレビ東京アナウンサー・狩野恵里が、テレビ東京の新経済ニュース番組『ゆうがたサテライト』(11月7日スタート 月曜~金曜 16:54~17:45)のメインキャスターとなることが2日、わかった。同局は、本社移転に伴い報道スタジオを一新。『ゆうがたサテライト』は新本社の報道スタジオ稼働日となる11月7日から、現在の夕方経済ニュース『Newsアンサー』をリニューアルする形でスタートする。狩野アナが経済ニュースキャスターを務めるのは初となるが、取材にも積極的に赴き、等身大の視点でニュースを伝えていくという。また、現在NY支局の進藤隆富がフィールドキャスターを担当する。狩野は「この度、いままでとは180度違う分野を担当することになりました」と報告。7月に、番組進行を務めていた同局系バラエティ番組『モヤモヤさまぁ~ず2』(毎週日曜 18:30~)の卒業発表、8月にレーシングドライバー・山本尚貴との結婚を発表しており「今年は公私ともに変化の年」と表現した。そして「ここから心機一転、新たなチャレンジをすることができる環境に感謝しつつ、進藤キャスターやスタッフと共に『テレ東らしい』新しい番組作りを心がけていきたいと思います!」と意気込み、「不安な気持ちはありますが、とにかく『現場第一』。色々な現場を走り回り、皆さんの生活に役立つ情報を足で稼いでいくことを心がけます」と抱負を示した。進藤は「これまで記者として東京証券取引所や日銀、そしてニューヨーク支局で世界の経済、株式市場そして企業について取材してきました」と数々の経験を披露。「狩野キャスターは『WBS』で新商品やサービスなどを先取りして紹介する『トレたま』コーナーを担当した時期があり共演していたので、チームワークも良いと思います」と期待を寄せた。テレビ東京 野田雄輔プロデューサーは「テレ東が、激戦の夕方ニュース枠を拡大して勝算はあるのか? まさに驚天動地の決断です」と赤裸々に心情を語る。「しかし恐らく数年後、この決断が大英断だったと称せられる日がきっと来るでしょう」と予測し、「日本の夕方ニュースは、はばかりながら総じて言えばどこも同じ。どこを見ても同じニュー スを、似たような切り口で、特集も激安グルメネタばっかり……」とバッサリ。さらに野田プロデューサーは「『経済報道』という切り口を武器に、どこも同じの夕方ニュース枠を、ガツンと変えてみせます」と宣言し、「視聴者のみなさまと同じ目線で『モヤモヤ』したニュースの真相を、徹底した現場主義でお伝えします」と意気込んだ。
2016年09月02日お笑い芸人の狩野英孝が、1日に放送されたフジテレビ系バラエティ番組『VS嵐』(毎週木曜19:00~19:57)で、自宅への嫌がらせ被害を告白した。6股疑惑で注目を集めた狩野は、今回"プラスワンゲスト"として嵐チームに参加。対戦ゲストとして登場した映画『超高速!参勤交代リターンズ』の出演者たちと、さまざまなゲームで対決した。途中、『超高速!参勤交代リターンズ』のテーマである"参勤交代"にちなんで、「最近交代したいものってありますか?」と聞かれた狩野は、「家を引っ越したいなとずっと思っていまして…」と打ち明けた。そして、「最近いろんな人に家がバレちゃって、ポストって手紙とかハガキとか入ってるじゃないですか。最近、砂が入ってるんですよ。開けるとザーッと」と嫌がらせ被害を告白。スタジオから「えー!」と驚きの声があがった。「テレビで言ったらまた何か入れられる可能性が」と冷静に突っ込まれると、「やばい」と狩野。「入れてほしいものを言った方が」と提案されると、「せっけん」と答え、「せっけんは毎日使うでしょ?」と話していた。
2016年09月01日テレビ東京の狩野恵里アナウンサー(29)が、21日に放送された同局系バラエティ番組『モヤモヤさまぁ~ず2』(毎週日曜18:30~19:54)で、レーシングドライバーの山本尚貴(28)と結婚したことを共演するお笑いコンビのさまぁ~ずに報告した。奥渋谷周辺を散歩した今回、オリジナルノートを作れる店で、狩野アナが「私、作ってもいいですか? ちょっとお二人に言いたいことがあって」とノート作りに挑戦。表紙にさまぁ~ずへのメッセージを刻印した。つづられたメッセージは「GOT MARRIED」。大竹が「マリーってあれじゃねえか? 結婚か?」と気付くと、狩野アナは「結婚しました」と報告した。突然の発表に、2人は「なんだそれ!」「いつの間にしてんだよ!」と突っ込み、「いつ結婚したの?」「だれと?」と質問を連発。狩野アナはお相手について説明し、「山本恵里になりました」と幸せそうに話し、「暮らしているの?」と聞かれると「暮らしていまして」とすでに一緒に住んでいることも明かした。2人は「英語で書くからわかんなかったじゃねえか!」「ブレブレだよ!」とさらに突っ込みながらも、「おめでとう」と祝福。「続々とニュース出してくるね」と言い、「来週は妊娠いたしまして?」と問うと、狩野アナは「いやいや、まだないです」とおなかをたたいて妊娠はしていないと伝えた。狩野アナは17日にブログで「このたび『山の日』の8月11日にレーシングドライバーの山本尚貴さんと入籍しました」と結婚を発表。翌日にはツイッターで、さまぁ~ずにも同番組で結婚を直接報告したことを明かし、「素敵なリアクションをいただきました」とつづっていた。
2016年08月21日レーシングドライバーの山本尚貴(28)と結婚したテレビ東京の狩野恵里アナウンサー(29)が18日、自身のツイッターを更新し、祝福の声に感謝した。狩野アナは「この度8月11日に山本尚貴さんと入籍をしました」とあらためて結婚を報告。「沢山の方々からメッセージをいただき本当に本当に有難うございます!感無量です」と感謝の気持ちを伝えた。そして、「さまぁ~ずさんにも直接ご報告でき、素敵なリアクションをいただきました」と同局系『モヤモヤさまぁ~ず2』で共演するお笑いコンビのさまぁ~ずに報告したことも明かし、「21日のモヤさまO.A. ドキドキしながら観ます」とコメント。「これからも、宜しくお願い致します!」と呼びかけた。狩野アナは17日にブログで結婚を発表。「このたび『山の日』の8月11日にレーシングドライバーの山本尚貴さんと入籍しました。苗字が『山本』になるので『山』の日を選びました(笑)」と報告し、「味が濃すぎるキンピラごぼうや味が薄目なとん汁も美味しいと言って食べてくれる彼は、相当キャパシティが広い人だなぁと改めて思います」とノロケていた。
2016年08月18日テレビ東京の狩野恵里アナウンサー(29)が17日、自身のブログを更新し、レーシングドライバーの山本尚貴(28)と今月11日に結婚したことを発表した。狩野アナは「このたび『山の日』の8月11日にレーシングドライバーの山本尚貴さんと入籍しました。苗字が『山本』になるので『山』の日を選びました(笑)」と報告。出会いは「SUPER GTの現場」と明かし、「責任感が人一倍強く誠実な人柄に惹かれていき、この先ずっと、同じ未来を一緒に歩いていきたいと思い結婚を決意しました」と伝えた。そして、「味が濃すぎるキンピラごぼうや味が薄目なとん汁も美味しいと言って食べてくれる彼は、相当キャパシティが広い人だなぁと改めて思います」と山本の人柄を紹介。「これからも、周りの方々や環境に感謝しつつお互いの仕事に全力で取り組んでいきたいと思いますので今後ともどうぞ宜しくお願い致します!!」と呼びかけた。山本も自身のブログで結婚を報告。「およそ2年間の交際期間を経てこの度結婚する運びとなりました」と伝え、「その間彼女の、何事にも真面目に一生懸命取り組む姿と、裏表のない前向きさに刺激を受け、日々を過ごしていく中で次第に結婚に対する気持ちが大きくなっていきました」と経緯を説明した。続けて、「常に『結果』がついてまわるモータースポーツの世界ですが、どんな結果であっても変わらずに接し支え続けてくれた彼女と、これからの人生を共に歩んでいきたいと思いプロポーズをさせていただきました」と明かし、「彼女のご両親を始めとするご家族の皆さんや、彼女の成長を見守り続けてこられた方々の優しさや愛情にも触れ、それを知ることができたことも結婚を決意した決め手になりました」と補足。「そんな彼女が私を人生のパートナーとして選んでくれたことに感謝しています」とつづった。
2016年08月17日お笑い芸人の狩野英孝が、9月3日(21:00~23:10)に放送されるフジテレビ系バラエティ特番『有吉の夏休み2016密着 100時間inハワイ』で、三角関係騒動後の気持ちを語る。毎年、有吉弘行が気心の知れた仲間たちとハワイを訪れる同特番。昨年は「FINAL」と銘打っていたが、「俺のプライベートの旅に終わりはない」と一喝し、今年もハワイで夏休みを過ごすことになった。常連メンバーの狩野は、昨年の同番組で、テレビで初めて神主として仕事を行い、ハワイのビーチで本厄の有吉たちに厄払いを実施したが、その後、三角関係騒動に巻き込まれて、自身が厄をかぶった格好に。この影響で4~5キロやせた上、実家の神社の恋愛成就のお守りが売れなくなったことを明かし、騒動後の今の気持ちを語り始める。もちろん、ハワイの旅は、テンションの上がる展開の連続。初参加の岡井千聖(℃-ute)と小嶋陽菜に加え、小峠英二(バイきんぐ)、カンニング竹山、田中卓志(アンガールズ)、西堀亮(マシンガンズ)、渡部建(アンジャッシュ)ととともに、最新グルメやマリンスポーツを楽しんでいく。小嶋は、田中が持参した水着を「着てほしい」と懇願されるほか、巨大スライダーで大はしゃぎ。また、AKB48の卒業を決めた今の心境も語る。
2016年08月17日お笑い芸人の狩野英孝と、お笑いコンビ・アンタッチャブルの柴田英嗣という"三角関係"に巻き込まれた2人が、29日に放送されたフジテレビ系バラエティ番組『全力!脱力タイムズ』(毎週金曜23:00~23:30)で共演を果たした。この日のメインゲストは狩野。法律トラブルを解決するというコーナーで、狩野が巻き込まれた三角関係をほうふつとさせる再現VTRが流れると、狩野は「バカじゃないのマジで…」「頭おかしいっすわ本当に…」と苦笑いが止まらない。しかし、やはりこれは確信犯で流したもので、VTRを受けてメインキャスターのアリタ哲平(有田哲平)は「狩野さんも三角関係を起こしましたよね?」と直撃。さらに、スタジオに三角関係の当事者が来ていることを明かし、すりガラスに囲まれた"ウワサのアノ人"が登場した。アリタから「加藤さんの話をしてるんですよ!」と詰められたものの、"アノ人"は狩野との対面OKの意思を表明。それでも狩野は「ごめんなさい、NG」と回答した。仕方なく狩野はアリタの指示で、"アノ人"に帰ってもらうことを促すために近づくと、その正体は、狩野の元カノ・加藤紗里ではなく、元妻がファンキー加藤と不倫していたアンタッチャブル・柴田だった。判明した瞬間、狩野は仰天しながら「想像と違う…」と絶句。柴田は「加藤ちゃんのことでいろいろあったから、話したかったのに」と残念そうで、アリタから「何かお知らせはありますか?」と振られると、「来週、(元妻とファンキー加藤の間に)生まれてきた娘の健診に立ち会うんです」と、自ら関連情報を放出していた。アリタは「まさか狩野さんが柴田さんをNGにしているとは…」と驚きの表情で、狩野は「勘違いしてました、本当にごめんなさい」と平謝り。狩野は収録後も「焦ったー。マジでもう怖い!」と、番組の思惑通りにまんまとハマってしまったことを後悔していた。
2016年07月30日テレビ東京の狩野恵里アナウンサーが26日、自身のツイッターを更新。3年半番組進行を務めてきた同局系バラエティ番組『モヤモヤさまぁ~ず2』からの卒業をあらためて報告し、感謝の言葉をつづった。24日に放送された番組のエンディングで、「この秋で卒業することになりました」と発表した狩野アナ。ツイッターには「卒業、悲しいです」「寂しいです」「これからも頑張ってください」などと多くメッセージが寄せられたが、この日、「メッセージをくださった皆さん本当に有難うございます」と感謝し、「リスポンスが遅くなって申し訳ないです」と謝罪した。そして、「モヤさまをこの秋卒業することになり、この3年半、温かく見守っていただいた皆さんにはただただ感謝しかありません!!」と感謝の気持ちを伝え、「秋まではもう泣かない予定ですので笑、引き続きモヤさまを宜しくお願い致します!」と呼びかけた。狩野アナは、同局の大江麻理子アナウンサーのニューヨーク転勤にともない、2代目として番組の進行を担当してきた。
2016年07月26日お笑い芸人・狩野英孝ふんするアーティスト・50TAのライブイベントが、5月19日に東京・EXシアター六本木で開催されることが29日、発表された。インターネットテレビ局・AbemaTVで独占生中継される。50TAは、テレビ朝日系バラエティ番組『ロンドンハーツ』(現『金曜★ロンドンハーツ』毎週金曜21:00~21:54)で、狩野に仕掛けたドッキリ企画から生まれたアーティスト。4月8日の同番組の特番で、台湾でのドッキリライブを開催し、5年ぶりに披露された新曲も放送終了後に反響があったことなどを受け、「AbemaTV開局記念 金曜★ロンドンハーツ 50TAプレミアムLIVE in JAPAN」と題して、ライブを開催することになった。50TA(狩野英孝)は「放送後、僕のところにファンの方から、ぜひ日本でもライブをやってほしいとの声は届いていましたが、こんなにすぐライブがやれるなんて、僕もびっくりです。また伝説を起こすことができるんだということで興奮しています!」とコメント。放送では一部しか流れない楽曲をフルサイズで披露できる喜びを語りながら、「50TAの世界観は一言でいうと"宇宙"です! オマエら! 忘れられない日にしてやるよ!」と熱く呼びかけている。このライブイベントは、5月19日20時開演で、入場無料。無料で視聴できるAbemaTVの「SPECIAL PLUS」チャンネルで、20時から23時まで生中継される。
2016年04月29日お笑い芸人の狩野英孝がこのほど、4月2日にスタートするテレビ東京系バラエティ番組『超ポンコツ&さまぁ~ず』(毎週土曜18:00~18:30)の初回収録後、早速番組に要望を出した。この番組は、「ポンコツだってやればできる!」を合言葉に、ポンコツ芸能人の狩野とアンジャッシュ・児嶋一哉が企画にチャレンジしてきた『ポンコツ&さまぁ~ず』がパワーアップ。4月からは狩野、児嶋、そしてゲストのポンコツガールが車に乗って北海道へ向かう。出会った人たちに歌を歌ってもらい、車に搭載されたカラオケマシンで評価された点数に応じて燃料をゲットできるという仕組みで、芸人らの予想と実際の点数が近いほど、多くの燃料を補充することができる。狩野は「ポンコツもやればできるってところを、世の中のポンコツに見せていければと思います」と意気込みを語る。実家が宮城県の神社のため「今回は北海道を目指す旅で、途中で僕の地元の東北も通ると思うので、紹介したいものもいっぱいあるし楽しみです」と期待を示したが、「ただ、もしも実家に来たとしても、うちの母親に歌わせるのはやめてね!(笑)」とけん制。しかし児嶋は「今回の旅ではマジで英孝ちゃんの神社に行ってみたいです! そこはもうマストで!」とたたみかけた。この旅を見守るさまぁ~ずの大竹一樹は「その土地その土地の歌も聴いてみたいですね」と期待を寄せつつ、「我々の知ってる歌だといいなと思います。知らない歌を連続されると……ちょっと知ってるのお願いしますってなります(笑)」と要望。三村マサカズは「狩野・児嶋は普通にしていれば結構面白いシーンが出てくるので、普通にしていてほしいです」と芸能界の先輩として助言。「コツを掴み始めてきたらルールを厳しくするしかないかなと(笑)。途中でルールを変更するのは、この番組の良さですから」と今後の展開を示唆した。
2016年03月30日『半熟アナ』(狩野恵里著、KADOKAWA)の著者は、テレビ東京の人気女性アナウンサー。前任の大江麻理子アナに代わり、2013年4月からバラエティ番組『モヤモヤさまぁ~ず2』(モヤさま)に出演していることで知られています。そればかりではなく、他にも『ネオスポ』『SUPER GT+』『競輪中継』などにも出演し、さまざまな分野で活躍中。本書は、そんな人気女子アナによる初のエッセイ。生い立ちから、『モヤさま』に初めて出演した時のエピソードや失敗談、さらには将来に対する思いなどを、素直につづった内容です。■1:「振られたら全力で」著者は『モーニングサテライト』や『ワールドビジネスサテライト』の現場で約3年を過ごしたのち、2013年の春から『モヤさま』に携わることになったのだそうです。もちろん、初のバラエティ番組。見たことのある方ならおわかりかと思いますが、出演者がしばらくしゃべらない場面など、独特の“間”があるのがこの番組の特徴。しかし著者は「しゃべりたいときにしゃべり、“間”を埋めて20数年を生きてきた」タイプなので、そこに戸惑いを感じたのだとか。具体的にいえば、“間”を埋めすぎてしまったり、さまぁ~ずのふたりの言葉で場が盛り上がったところに言葉をかぶせてしまい、おもしろさを半減させてしまったりするようなことが何度もあったということ。しかしそんなときにも、さまぁ~ずのふたりは、「振られたら全力でいけよ!トライ精神をなくしたら人生終わりだぞ」と励ましてくれたのだとか。その言葉に助けられ、「番組をよくするためにはどうしたらいいのか」について、より深く考えるようになったのだといいます。■2:「三歩進んで、二歩下がる」そこで著者は、さまぁ~ずやスタッフからの助言を受け、「我慢」をしてみることにしたのだそうです。話し出すタイミングを3秒ほど「我慢」して待ち、そして、思いついたことをすぐに口に出すことを「我慢」する。“間”が開くと必要以上に焦り、なんとかそこを埋めようと話をしまくる人がいます。著者がまさにそのタイプだったわけですが、そこを改善しようとしたわけです。“間”があっても慌てず焦らず、さまぁ~ずのふたりの呼吸をよくチェックして、間合いをはかってみるようにしたということ。とはいえ当然のことながら、一流芸人の呼吸に合わせて場の空気を読むということは、そうそう簡単ではないでしょう。実際ふたりからは、「最初の半年ぐらいは本気でヒヤヒヤしたよ(笑)」といわれたといいますが、実際そのとおりだと自分でも認めています。オンエアを見て、自分でも自分にヒヤヒヤすることがあるということ。しかし、だからこそ、大切なことがあるのだと著者はいいます。三歩進んで、二歩下がる。いけるかなと試してみて、行きすぎたと感じて、戻る。それが重要で、毎回、その繰り返しだというのです。そしてその根底には、なにも攻めないで縮こまるより、「攻めすぎて戻る」やり方でいくしかないという思いがあるようです。■3:「3人で、ひとつ」そんな調子で、周囲からいろいろなアドバイスを受けながら、あっという間に3年が経過。それでもいまだに、「モヤさまメンバーの一員」だとはなかなか胸を張っていえない状態。しかしそんなある日、「きょうは朝からテンションが高いな」とふたりにいわれたことがあったのだとか。また出すぎてしまったと思って「すみません! 静かにします」と誤ったところ、三村さんから「いいんだよ。俺ら3人でバランスとれば。その方が楽だし」といわれたのだといいます。このとき、「3人で、ひとつ」という考え方に感動し、そして救われた思いがしたのだそうです。「新参者として入ってきた人間がどんな気持ちでいるか、きっと考えてくださったに違いない!」と思ったといいますが、そのとおりだったとしても、勘違いだったとしても、そう捉えることはとても大切。そういう意味で著者は、「ポジティブ思考」の意義を無意識のうちに活用しているといえるかもしれません。*柔らかな文章からは、誠実に書こうとする姿勢がはっきりと感じられます。だからこそ読みやすく、苦悩しながらもあきらめない前向きさに共感できるはず。特に働く女性には、ぜひ手にとっていただきたい一冊です。(文/書評家・印南敦史) 【参考】※狩野恵里(2016)『半熟アナ』KADOKAWA
2016年03月18日●「優等生」で縮こまっていた演技高橋メアリージュンが、朝ドラ『純と愛』で鮮烈女優デビューを果たしてから3年。『るろうに剣心』、『闇金ウシジマくん Part2』などの人気シリーズ映画のほか、今年に入っても『リアル鬼ごっこ』や『ヒロイン失格』、1月期の連続ドラマ『残念な夫。』(フジテレビ系)など出演作が続き、順調に女優としての足場を固めている。役柄も遊女、借金取り、アンドロイド、OL、専業主婦と幅広い。9月4日に公開される『映画 みんな! エスパーだよ!』で演じるセクシー美人教師・ポルナレフ愛子役は原作にはないオリジナルキャラクターだが、園子温監督から現場で具体的な指示がなかったことからも、すでに女優として信頼を得ているといえるのではないか。こうして3年間の実績を振り返ると順風満帆のようだが、実情を聞くとそうとも言い切れなくなる。モデルから女優への苦労を伴った転身の末、『るろうに剣心』撮影時は大役と向き合いながら難病との闘いも強いられた。その不撓不屈の精神はどこで養われたのか? そのヒントは今年7月のイベントで発した「お涙頂戴系とか絶対にやらないと決めていた」という言葉にあった。――今回演じられたポルナレフ愛子役は、原作に登場しないオリジナルキャラクターでしたね。教師ですが、ほかの登場人物と同じように”セクシー”を求められる役でした。物語の鍵となる役で、”教祖さま”をイメージしました。エロスではなく、純粋に愛を求めているような情熱的な人物と捉えて。だから、身ぶり手ぶりが割りとオーバーで、生徒や周りの人にも魔法をかけているように話しています。園監督からは何も言われていなかったので、自由にやらせていただきました。――園監督作品は『リアル鬼ごっこ』に続いて2作目。前作は短命で登場シーンも少ないキャラクターでしたが、監督の演出で違いはありましたか。どちらも具体的な指示はいただいてなかったので、それはプレッシャーでした。私がどのように表現するのかを試されているというか。違いといえば『リアル鬼ごっこ』は撮影が1時間ぐらいだったこと。現場では一切言葉を交わすことなく「スタート!」「カット!」の声しか聞かなかったので、本当に怖い方なんだろうなと思って緊張してしまいました(笑)。でも撮影が終わって私のところまで来て、目も合わさずに「すごく良かったよ」と声をかけてくださって。すぐに去って行かれましたが(笑)、クールで優しい方というのが伝わりました。何も言われなかったのは今回も同じで、最初のシーンを終えて「大丈夫かな…」とドキドキしていたら、その時も私のところに来て「大人の色気が出てすごくいい感じ」と声をかえてくださったので安心したと同時に、その後の撮影も不安なく臨むことができました。―― 一番印象的だったのがウインクでした。ありがとうございます。実はウインクをすることは決まっていなくて、台本には「うなずいてニコッと笑う」と書いてありました。やっぱり長年モデルを経験していると、”モデルスマイル”が染み付いてしまっているので、「ニコッと笑う」では”モデルスマイル”になってしまいます。そこを”外す”意味でのウインク。園監督にも相談せずにやってみたら、特に何も言われなくて不安だったんですけど、映像で使われていたのでうれしかったです。――そういうお話を聞くと、演技をはじめた頃と比べて余裕を持って臨めているのではないかと想像しますが、いかがですか。全然余裕ありません(笑)。でも、確かに最初の頃は言われた通りにやるだけでした。もちろん今でもそういう自分を自覚することはありますが、現場での駆け引きや、もっと自分を出していこうとする姿勢は徐々にできるようになっていると思います。洋画のメイキングを見た時、皆さんすごく自由にやられていたんですよね。大胆に自由に。挑んで失敗したら使われないだけなんだから、いろいろ試して行こうと思うようになりました。――7月25日付のブログに「もっと自由に大胆に生きていきたい」と書かれていたのは、そういうことですね。そうです。縮こまっていた自分に気づきました。「優等生」できっちりやろうとして、ある先輩から「監督に言われたことだけやってるでしょ。いいんだよ、もっと自由にやって」と言われたことがあったんです。今から3年前、演技をはじめた頃のことです。ただ、そんな自分に気づいている今でも、現場で挑戦するたびにためらってしまいますし、「やらなきゃ! よし!」と毎回気合を入れています(笑)。――最近では妹のユウさんもバラエティなどでよくお見かけします。今年7月1日に行われた「第3回ベストエンゲージメント2015」表彰式では、姉妹で出席されました。今でも一緒に暮らしていらっしゃる2人ですが、ユウさんが読み上げた手紙に涙する場面がありました。そうですね(笑)。●妹・ユウの手紙は「必死に耐えた」――『るろうに剣心』の取材でも、難病である潰瘍性大腸炎との闘いだったお話をうかがいましたが、身内であるユウさんの「目の焦点も合わないまま、ベッドに倒れこんでいた」という言葉からも壮絶な日々だったことがよく分かりました。その不屈の精神はどこで培われたんだろうとブログを読んでいたら……小学校2年生からはじめたバレーボールが相当スパルタだったと書いてありました。関係ありそうですか。とってもスパルタでした。詳しく話すと今の時代だったら問題になりそうなくらい(笑)。最初にはじめたきっかけは同じクラスの友だちに「遊びに来てみたら?」と誘われて、遊びに行っているうちに気づいたら入団していました。特にバレーボールに興味があったわけでもなく、「学校終わりに遊びに行く場所」という感覚で。スパルタの実態を知ったのは、入団した後のことです(笑)。――それでも中学3年生まで続けたそうですね。バレーボールの楽しさに気づくことができたからです。あとは習慣になっていたので、「辞めたら悔しい」という思いが強かったんだと思います。でも、「辞めたい」と思ったことは何十回もあって(笑)。小学校4年生の時、辞めると決めて、練習に行かずに家にいたら、監督が家まで来たことがありました。両親も含めて話し合うことになって、いつも厳しい監督が優しく「メアがおらんと試合にならへん」「体育館で待ってるし良かったら来てや」と説得してくださいました。ズルいですよね(笑)。その後、両親にも説得されたので「分かった…続けてみるわ…」みたいな感じで渋々でしたけど(笑)、続けることにしました。当時長かった髪をバッサリ切ってショートヘアにして体育館に行ったら、いつもは厳しい監督が笑顔で待っていてくれました。「髪切ったんか!」と大喜び(笑)。その日は練習試合だったので相手チームもいたんですが、監督は私の頭を触りながら「見てみい! このベッピン!」って(笑)。すぐに試合に出してくれて、アタックを決めた時に「そうやメア! お前がおらな、試合にならへんわ!」と言ってくれた時は本当に感動して、続けていこうと決意しました。その後もまた厳しいトレーニングが待っているわけですが、監督のそういう一面を知ることができましたし、自分がいることで喜んでくれるのであればがんばって続けていこうと思いました。先ほど「不屈の精神」とありましたが、監督から学んだのは「あきらめないこと」と「続けることの大切さ」です。――ブログにも書いてありましたが「『疲れた』と言わない父」も精神的な影響に関係ありそうですね。本当に一度も「疲れた」と聞いたことないんです。すごいですよね。経済的に厳しい時もありましたが、子どもたちには絶対に弱い部分を見せない人でした。バレーボールの監督もそうですけど、父からの影響も大きいと思います。私は人前で弱音を吐きたくないですし、涙も見せたくないのでやっぱり似ているんでしょうね。悩みごとも人にあまり相談せずに、解決してから話すことが多いみたいです。最近友だちにも言われました。――すごくその言葉に納得してしまいました。「第3回ベストエンゲージメント2015」の表彰式で、ユウさんの手紙に涙を流してしまった時に「お涙頂戴系とか絶対にやらないと決めていた」とおっしゃっていました。そうです(笑)。妹が手紙を読むわけですから、状況的に見ても泣きそうなシチュエーションですよね。わざと泣いてると思われるのも嫌ですし……。だから、涙があふれないように必死で耐えてたんですよ! でも、妹の思いが伝わったからこそ出た涙なので、しょうがないなと思います(笑)。■妹・ユウが姉・メアリージュンに送った手紙お姉ちゃんへお姉ちゃん、いつも一番近くで時に厳しく、時に優しく接してくれてありがとう。私にとっての一番のライバルであり、そして親友でいてくれてありがとう。今だからこう言えるけど、実は少し前までは素直にこう思えなかった自分がいました。テレビや人に紹介されるたびに「高橋メアリージュンの妹」と言われることが嫌だった時期もありました。「ああ、またや…また比べられた」「こんなに比べられるんだったら、もうお姉ちゃんから離れたい」と思ったりもしていました。そんな時にお姉ちゃんが「潰瘍性大腸炎」と診断された。ご飯も食べられないほどの症状と映画の撮影というハードスケジュールが重なって、お姉ちゃんの体調はどんどん悪化して、見る見る痩せていったよな? 撮影から家に帰ってきても目の焦点も合わないまま、ベッドに倒れこんでいたお姉ちゃん。そしてまた数時間後には這うように起きて、撮影に向かっていたね。そんなお姉ちゃんを見て、私はものすごく自分のことを責めました。お姉ちゃんと比べられたくなくて、お姉ちゃんから離れたいと考えていた自分がすごく小さくて、情けなくて。ごめんなさい。お姉ちゃんから離れたいなんて嘘です。「比べられても何をされてもいいから、お姉ちゃんと離れ離れにしんといてください」って何度も何度も神様に祈っていました。そして、心の底から変わりたいと思っていました。それでもお姉ちゃんは一切弱音を吐かなかったよね。本当はものすごくつらかったと思う。あの時もっと頼ってもらえるように、もっともっと声を掛ければよかった。それでもお姉ちゃんは強い心で回復していきました。今では一緒においしいご飯を、大好きなお肉を食べられる。「お腹いっぱい!」とか「おいしかった!」とか満足気に言うお姉ちゃんの顔を見るのが実はめちゃくちゃうれしいです。今は胸を張って、「私が高橋メアリージュンの妹です」と言えるよ? もちろん、自立もしなあかんけど、それでもお姉ちゃんは私にとって心から尊敬する女性、女優であり、たった一人の自慢のお姉ちゃんです。これからも末永く、お互いがいつかお嫁さんになってもずっと親友でいてください。いつもありがとう。愛しています。ユウより■プロフィール高橋メアリージュン1987年11月8日生まれ。滋賀県出身。2004年からファッション誌『CanCam』(小学館)の専属モデルとして活躍。2012年に同誌を卒業し、同年のNHK連続テレビ小説『純と愛』の狩野マリヤ役に抜てきされ、女優デビュー。昨年から今年にかけて『闇金ウシジマくん Part2』、『るろうに剣心 京都大火編 / 伝説の最期編』、『キカイダー REBOOT』、『リアル鬼ごっこ』、『ヒロイン失格』(2015年9月14日公開)などの映画に出演。今年1月期のフジテレビ系ドラマ『残念な夫。』にレギュラー出演した。
2015年09月03日●志々雄真実との幻のキスシーン秘話佐藤健が主演を務める映画『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』(公開中)で、駒形由美を演じた高橋メアリージュン。主人公・緋村剣心(佐藤)の宿敵である志々雄真実(藤原竜也)の愛人兼世話役で、原作でも人気のキャラクターだ。高橋はもともと原作のファン、中でも由美に心酔していたことから撮影中も"志々雄様LOVE"状態でなりきっていたという。モデル出身の高橋は、2012年のNHK連続テレビ小説『純と愛』で女優デビューを飾り、今年に入って本作を含む3本の映画に出演。女優としてこれからという時、昨年10月に医師から「潰瘍性大腸炎」の診断を受ける。難病に指定されているこの病気は、大腸の粘膜に潰瘍などができる炎症性疾患。下痢や血便があり、重症化すると体重は減り、発熱や貧血などを伴う。今では回復傾向にあるが、最も症状が悪化したのが本作の撮影中だった。「降板」もよぎったという高橋。点滴を打ちながら懸命に演じ切った今、「折れそうな心が由美によって救われたんです」と晴れやかな表情を見せる。数カ月前、高橋が言い残していた「命を懸けて演じました」。その言葉の裏には病気と闘いながら懸命に由美を演じ、そしてそれを支える人々の存在があった。――7月のプレミア試写会で「包帯ロスになった」とおっしゃっていましたが、具体的にどのような状態だったんですか?(駒形)由美は志々雄様をすごく深く愛しているので、私もそうなるように徹しました。本当に"志々雄様LOVE"だったので、撮影が終わった時に「私はこれから誰を愛せばいいんだろう…」と。そんな思いから、イベントでの"包帯ロス"という発言につながります(笑)。――ほとんどが藤原竜也さんとの共演シーン。確かにそうなるのも納得できます。藤原さんは普段、すごく気さくで優しいお兄さんなんですけど…ご本人も「不機嫌になる」とおっしゃっていましたが志々雄スーツを着ると、すごくおとなしくなるんです(笑)。本当に人形状態で、視線もどこかに行ってしまっている感じで。――なかでも印象深いシーンは?実は『伝説の最期編』でカットされてしまっているんですけど、キスシーンがあったんです。漫画とは違うシーンなんですが、台本には書いてないところで大友監督が「2人が愛し合っているところを見せたいからキスシーンを入れよう」と。キスシーンを経験したことがなかったんですが、ただのキスじゃなくてワインの口移し(笑)。本番スタートの直前に志々雄様から「いっぱい口に含んだ方がいいよ」って言われて。そのシーンを言われるがままやったんですが、いっぱい口に含みすぎて全然キスが終わらないんですよ(笑)。すごく濃厚なシーンになったんですけど…カットになってしまいました(笑)!残念ですけど、原作から志々雄様のファンだったので、その志々雄様とキスできたことはとても幸せなことです。監督いわく「そこを答えにしたくなかった」。ラストシーンで2人の本当の愛を見せられるから必要なかったんですね。あとは艶っぽくなりすぎたと。――そういえば以前、『闇金ウシジマくん Part2』でお話をうかがった時には、「駒形由美のことを好きすぎて演じることが難しい」とおっしゃっていましたね。いい女すぎるんです。男女どちらからも「理想」と思われるような美しさ。だからこそ、ハードルが高い。美しくなければならない。でも、色気も必要。説得力もないといけないし、重みも。この世にそんな人いるのかというくらい、皆さんにとっての理想の存在。それになりきることは難しいことですし、すごくプレッシャーでした。――漫画では詳細な人物背景が描かれていますが、映画ではあまり触れられていません。どのような役作りをして挑んだのでしょうか。花魁を演じる上で所作は何よりも大事と思いましたので、日本舞踊を2カ月ほど習いました。まずは着物の着こなし方からはじまり、次に歩き方、座り方、お辞儀の仕方。ただ、それらは町娘に近い動き。花魁はまたちょっと違うので、花魁用の所作を教えていただきました。少し、崩している感じとでもいうのでしょうか。私はタバコは吸わないんですけど、由美は煙管(きせる)を吸うので煙管を買って、自宅の換気扇の下で吸う練習をしました(笑)。あとは、火が怖くてもともとマッチがつけられなかったので、マッチをつける練習も。実際は使わなかったんですけどね。マッチを1本つけるたびに台所で消して、また1本つけて消して…女優って地味な作業だなと思いました(笑)。でも、そういう細かい作業がすごく楽しい。役柄にも少なからず影響する大切なことだと思います。●藤原竜也に病気を打ち明けなかった理由――以前のインタビューで今回の撮影の話になった時、「命を懸けた」とおっしゃっていました。そのまま聞き流してしまっていたのですが、撮影中はちょうど病気(潰瘍性大腸炎)の症状が悪化している頃だったそうですね。そうなんです。でも、由美に救われたんですよ。現場では何度もトイレに駆け込んで…。(佐藤)健くんは過酷な現場だったことに関して「無事に撮影を終えることができるのか心配だった」とおっしゃっていましたけど、私は個人的に最後までいけるのかと。一瞬、「降板」も頭をよぎったこともありました。心の底からやりたい役だから、そんな言葉浮かぶはずないんですが、それぐらい精神的にもやられてしまっていました。でも、「ここでやめたら演じる資格はない」「絶対負けない」と心に決めて。すると、自然と体調も少しずつよくなりました。だから、折れそうな心が由美によって救われたんです。――点滴を打つこともあったと聞きました。はい。おかゆを持って行っても、それすら食べることができなくて。栄養摂れなくてどんどん痩せてしまうので、点滴という方法しかありませんでした。着物だからあまり目立ちませんけど、今と比べると、本当にやせています。――昨年の10月頃に判明した潰瘍性大腸炎。高橋さんは昨年から今年にかけて出演作が急増しました。ようやく巡ってきたチャンスでその病名を言われた時、率直にどう思いましたか。すごくショックでした。まだまだこれからやっていきたいのに、できないかもしれないなと思って。すごくショックだったんですけど…由美と出会って乗り越えることができて「やれるんだ」という自信と安心が芽生えました。その後に『キカイダー REBOOT』のお話をいただいて、普通の生活ができないのにアクションなんてできるわけがないと思ってお断りしようとしていたんですが、由美をきっかけにどんどん体調がよくなって「やります」と決意しました。なによりも、諦めないことが大切なんだと思います。そして家族、事務所や関係者の方々…みなさん励ましてくださって。マネージャーさんも私のために、おかゆを作ってくださったり。病気のことは藤原さんには言ってなかったんですけど、健くんには言いました。健くんはいつもプラス思考で「絶対治るよ。大丈夫」と言ってくださって…。その言葉があったから、私も明るくいることができました。藤原さんに言わなかったのは…あまり心配をかけたくなかったというか。私は志々雄様にとっての由美でいたかった。原作の由美は病気ではありませんから。――そして、苦労の末に演じきったラストシーン。今振り返ってみて何を思いますか。私の中では撮影現場ではなかったですね。周囲の物音が聞こえなくなるくらい、「志々雄様を守りたい」という一心。そして、「志々雄様を失ってしまうかもしれない」という恐怖。カットがかかっても、しばらくしゃべることができなくなるような状態でした。しばらくして、今のは演技の世界だったんだと気づいてハッとして。お芝居をしようという気持ちは全然なくて、大切な人を守れるのは自分だけだという思い。ただそれだけでした。――駒形由美の最期は漫画にも描かれていますが、賛否両論があるそうです。高橋さんはどう思いますか。見方によっては悲劇かもしれませんが、私にとってはあれは幸せなんだと感じます。だから、演じるときも、幸せを感じるように心がけていました。そして、撮影を終わった時には「ありがとう」という言葉が浮かびました。――さて最後に。Twitterやブログ、テレビなどでも病気を公表されました。そうすることによって、気づいたことはありますか。公表することで、同じ病気の方々を励まそうと思っていたんですけど、逆に公表したことでいろんな方からメッセージをもらって。私が逆に励まされてしまいました(笑)。あとは公表したことの責任。だいぶ体調もよくなりましたけど、簡単に治る病気と誤解されてしまったら、今苦しんでいる人にも申し訳ないので、きちんと伝えていく責任感を強く持つようになりました。これからもいろんな作品に出させていただくのと並行して、病気のこともたくさんの人に伝えていけたらいいなと思います。■プロフィール高橋メアリージュン1987年11月8日生まれ。滋賀県出身。2004年からファッション誌『CanCam』(小学館)の専属モデルとして活躍。2012年に同誌を卒業し、同年のNHK連続テレビ小説『純と愛』の狩野マリヤ役に抜てきされ、女優デビュー。今年の入って、『闇金ウシジマくん Part2』、『るろうに剣心 京都大火編 / 伝説の最期編』、『キカイダー REBOOT』の3作の映画に出演した。
2014年09月14日