今日は、「何のために猫の写真を撮るのか」ということについて書いてみたいと思います。○何のために猫の写真を撮るのか第二回目の記事「透明感のあるふわふわの猫写真を撮影するには」で、「まるで目の前に本物の猫がいるかのような写真を撮影するのが好き」と書きました。私が猫の写真を撮る唯一の目的はコレなんです。私のとって写真とは、その時自分がいた時間と空間をカメラの中に切りとって保管することです。ずーっと前に撮影した写真を後から見ると、「うちの猫はこんなに小さかったんだなぁ」とか「この時おもらししちゃって大変だったなぁ」とか、その時の情景をありありと思い出すことができる。それが、私にとっての写真の魅力です。私は一週間で、猫の写真をだいたい5,000枚以上撮影します。ブレた写真や露出失敗している写真でも絶対に消したりしません。本当に毎日毎日ヒマさえあれば猫ばっかり撮っています。うちの猫たちが、いつか必ずいなくなる日が来るということをわかっているからです。たった半年しか生きられなかった先代の猫の写真は、わずか2,200枚程度しかありません。自宅のPCデスクの上、会社のデスクの上、リビングや玄関など、目につく場所に、先代の猫の写真を飾ってあります。今でもまだ、世界で一番大好きな猫だからです。先代の猫の写真を見ていると、本当に可愛くて顔がほころびます。心から幸せな気持ちになります。でも、もう二度と会うことができない愛猫を思う時、写真が少ないと本当につらいです。愛猫がいなくなってしまったあまりのつらさで毎日泣いてばっかりいるよりは、写真を見て、「この子と一緒にいることができて、本当に楽しかったなぁ」と、幸せだったころのことを思い続けることの方が素敵だな、と思うんです。毎日猫の写真ばっかり撮っていて、旦那なんかには「猫がいなくなった後のことまで考えて写真撮ってると、なんか死に急いでるみたいでヤダなぁ」なんて苦笑いされながら言われたりしますが、別にそういうことではありません(笑)。いつか、うちの子たちとさよならすることになっても、楽しかった思い出は、写真という形で残しておきたいなという、ただそれだけなんです。○猫写真で、誰に何を伝えたいのか写真は媒体です。撮影した人が見たものと、写真を見る人をつなぐメディアです。媒体である以上、何か伝えたいことがないと、写真は撮れません。私は誰に何を伝えたくて写真を撮っているのかというと、未来の自分に、「この子たちと一緒にいて最高に幸せだよ」ということを伝えたくて撮っています。私のためだけに、自分一人のためだけに写真を撮っています。猫の柔らかさ、あたたかさ、あの良い匂い、可愛い鳴き声、何気ないしぐさ……写真で伝わるはずのない事柄も、できるだけ写真を見た未来の自分に伝わるよう撮影しています。ツイッターやブログで猫の写真をアップすると、「目の前にいるかのような猫写真で、本当に癒やされます!」といったコメントや、「猫を飼いたくても飼えない人には最高の写真です。猫を飼いたい気持ちをこの写真で満たすことができます」といったコメントをいただいたりします。ありがたい限りです。自分のためだけに撮影したはずの写真ですが、ありがたいことに他のみなさんにとっても意味のある写真になったりするようです。そう言っていただけて本当に光栄です。○猫と自分が一緒に写っている写真を絶対にとっておくことそれと、ここで世界中の猫飼いさんに伝えたいことを書いておきたいと思います。絶対に、絶対に、猫が元気なうちに、飼い主さんご自身と一緒に写っている写真を1枚は撮っておいてください。私が先代の猫と一緒に写っている写真はたったの1枚しかありません。先代の猫が、余命一週間の難病であると知った数日後に撮影したものです。日に日に弱っていくあの子を見て、自分で立つことすらできなくなったその姿を見て、「もう助からないかもしれない」と考え始めた頃に撮った写真です。猫も私も、二人とももうボロボロの状態でした。私はもう頬もこけてて目も真っ赤でクマがすごかったし、猫も目がもう開かなくなっていて、鼻水はすごいし毛並みはパサパサでゲッソリ痩せてしまい、死の淵に立たされていることがありありとわかってしまう状態でした。これが、私が先代の猫と一緒に写っている唯一の写真です。ハッキリ言って、二度と見たくない写真です。先ほども書きましたが、愛猫がいなくなっても、やっぱり楽しかった思い出というのは本当に一生の宝だと思うんです。愛猫をなくすと本当につらいですが、だからといって「最初からあの子なんかいなければよかった」だなんて思ったことは一度もありません。一緒にいたことを誇りに思うからです。だからこそ、そうした楽しい思い出を大切にし続けるためにも、元気で幸せそうな顔をした愛猫と、今のうちに二人で写真を撮っておくことが大切なんだと思います。独身だったころは、セルフタイマーで、数か月に一度、猫との記念撮影をしていました。結婚した今では、旦那に撮ってもらっています。両手に2人の猫をかかえた状態で。ちょっと迷惑そうな顔をした愛猫たちと、顔面どしゃ崩れになっている満足そうな私。旦那がコンデジで撮影するため、プロのカメラマンから見たら露出も構図も本当にめちゃめちゃですが、それでも私にとっては世界一大切な宝物です。○たくさんの写真に触れると良いこのような背景があって、猫の写真を撮影するのが日々の楽しみとなっている私ですが、でも、やっぱり納得いかない写真だって当然出てきてしまいます。なんだか構図が整理されていなかったり、ホワイトバランスがおかしかったり、ピントの合わせ方がめちゃくちゃ下手だったり…。もちろん、一眼レフの基礎を書籍や説明書で学び直すこともとっても重要です。(一番手っ取り早く上達する方法だと私は思っています)。でも、自分らしい、満足のいく写真を撮るには、大好きな猫ブログを見て、真似をしていくことが大切なのではないかと考えています。○好きな猫ブログの写真を真似してみよう本で読んだのですが、その昔、画家の卵は、ゴッホやレンブラントなど、巨匠たちの絵を模写したそうです。その時は、私はてっきり絵を上達させるために模写をしているんだと思っていましたが、その考えは間違っていて、実はこれ、「自分という画家のオリジナリティ」を発見するための作業なんだそうです。画家の卵たちが絶望するのは、「完全に模写をすることに成功してしまった」時だそうです。模写をしていると、どうしても、どーーしても真似をすることができない部分がでてきます。その、真似できない唯一の部分が、その画家のオリジナリティとなります。ところが、完全に模写できてしまうと、それはつまり自分のオリジナリティが無いのと同義。画家としての道は断たれたも同然なのです。私は、画家を目指したことはもちろんないので、その絶望たるや私の想像の範疇をはるかに超えています。でも、この「模写」という作業自体は、私のようなカメラ初心者にも多少は効果がある作業なのではないかと考えています。○大好きな猫ブログ私は毎日、それこそ舐めるように大好きな猫ブログを見ています。といっても、写真の勉強のために見ている猫ブログはたった一つしかありません。ブログタイトルは、「えびneko日記」さんです。ここのブログが好きすぎて、ぶっちゃけ家具の配置とかも覚えてしまったくらいです(キモチワルくてすみません)。どこかでインスピレーションをもらっていたのか、こちらのブログに登場する猫さんたちと、うちの猫たちの毛色もとても良く似ています(いや、別に似せようと思って似たわけではありませんが……)。このブログ様の写真(構図や露出)を真似していると、どうしても真似できない部分が出てきます。最初は完全に真似できない自分の腕前がまだまだなんだと思っていましたが(いや、もちろんそれもあります)、どうやらそれは自分のオリジナリティとして受け止めることができるのかもと思い始めています。○初心者ならではの勘違い最初は、「プロのカメラマンさんと同じような写真が撮れなかったらダメなんだ」と思っていました。今思うと本当に初心者ならではの勘違いだったなぁと思います(いや、いまだに今も初心者ですが)。写真に間違いなんてありません。「こうでなければ写真ではない」なんてありえません。価値を普遍的にしたらいけないと私は考えています。なぜなら、差異をなくすことは暴力的だと思うからです。○成長って、つらいこと昔、知り合いのカメラマンさんに、「プロとアマチュアの違いは?」と聞いたことがあります。すぐに答えが返ってきました。「まよい狂うのがプロだ」。そう言ってました。安直に正解を求めないのがプロだと。別に私はプロカメラマンを目指しているわけではありません。ただただ、うちの猫の一瞬一瞬を写真という形で残しておきたいだけの、一眼レフを持ったただの猫バカです。でも、そんな初心者な私にとっても、カメラマンさんのその言葉はすごく心に響きました。確かに、自分の写真という未開拓の土地にこれから進撃していこうとしているのに、正解を求めていてはいけないんだろうなぁと、色々と考えるところがありました。抵抗とアンビバレンスの無い変化は幻想ですし、自分で写真を撮影していて、「こうじゃないんだ」と思い始めたら、進歩している証拠なのかなと思うようにしています。○最近の自分の写真……なんだか書いてたら長ったらしくなりました。ごめんなさい。ということで、今日も一眼レフ初心者は、四苦八苦しながらも猫の写真を撮影しております。今日は朝少し早起きして500枚強撮影できました。猫の写真を撮っていると、なんだか自分が絵本を書いているような気分になってきます。写真を撮ることで、大切な愛猫が縷々として生きる流動的な生に形を与え、その一日を作品として完成させる。そんなことをしているんじゃないだろうかと最近思い始めています。すごく面白くて楽しいです。これからも、日々自分の写真を変化させながら猫撮影を楽しんでいこうと思いました。○次回予告次回のテーマは、「お気に入りのカメラグッズ」です。<作者プロフィール<うだま猫好きの人妻アラサー。猫の漫画や日常の漫画をよく書く。猫ブログ「ツンギレ猫の日常-Number40」は毎朝7時30分に更新している。ツイッターでは常に猫への愛を叫び続けている。下ネタツイートは最近控えるようにしている。
2014年09月28日今日のテーマは「ふわふわの猫! 明るく透明感のある猫写真を撮影するには」です。私が猫を撮影する際は、なるべく猫のふわふわな毛並みが伝わるよう、明るくふんわりと撮影しています。その方が、まるで目の前に猫がいるかのような感じがして好きだからです。このように、猫をふんわりと撮影するには、カメラの設定をどうすればいいのか、私個人の好きな設定内容をご紹介します。○絞り優先モードで絞りを開く1つ目のポイントは、「絞り優先モードで絞りを開く」ことです。絞り優先モードとは、文字通り絞りをコントロールできるモードのことです(CanonならAv、NikonならA)。レンズの中には、レンズに入ってくる光の量を調節する絞り羽根があります。絞りとは、レンズの中にある羽根のことを指します。F値(えふち)を小さくすればするほど、絞りを開くことになるため、光をたくさん取り込むことができます。また、絞りを開くと背景がボケるので、写真の印象が柔らかくなります。私は可能な限り絞りを開いた状態で猫を撮影するようにしてます。○ピクチャーコントロールをニュートラルにする次のポイントは、「ピクチャーコントロールをニュートラルにする」ことです。写真の仕上がりをコントロールする機能がカメラには必ずついています。その一つである「ピクチャーコントロール」を、ニュートラルに設定します。(Canonならばピクチャースタイル、オリンパスならば仕上がりという名前がついています)。実際にためしてみましょう。ニコンの場合、デフォルトが「スタンダード」になっています。これを、ニュートラルに変更します。これで、スタンダードからニュートラルに変更完了です。いかがでしょうか。スタンダードのものは、これはこれでシャープで美しく撮れましたが、ニュートラルで撮影したものは猫のふわふわな感じが強調されたかと思います。ちなみに、ニュートラルに設定した際に、ダイヤルを右に押すと、彩度や輪郭強調など、更に詳細に設定することもできます。この詳細設定で、コントラストを少し低くすると、ふわふわ感はもっとアップします。○自然光を使う次のポイントは、「撮影に自然光を使う」ことです。夜の猫もとっても魅力的です。黒目が大きくなってまた違った可愛さがありますし、元気いっぱい走り回る姿もとても可愛いです。ただ、やはり自然光に比べると、毛のふわふわ感は写真に出にくくなってしまいます。可能な限り、自然光の元で撮影する方が好きです。また、自然光での撮影の際、窓際に猫がいる場合は、レースのカーテンをひくと便利です。カーテンなしの場合、直射日光が直接猫にあたります。そうすると、猫の顔に強い影ができてしまい、顔半分が暗くなってしまいます。カーテンをひいて光をやわらげてあげると良いでしょう。カーテンをひけないという場合は、猫じゃらしなどを使って、窓から1~2メートル離れた場所に猫を誘導しましょう。柔和な光が当たる場所に移動できれば、猫の顔や体に強いコントラストが出にくくなります。○露出をプラスにする次のポイントは、「露出をプラスにする」ことです。写真屋さんで、きちんとした記念写真を撮影したことがある方はたくさんいらっしゃるでしょう。その際、カメラマンさんが「ちょっと明るさ見ますねー」と言っているのを聞いたことはありませんか?最初にテストで何枚か写真を撮影しているかと思いますが、あれは写真の露出をチェックしているのです。猫写真も当然ながら露出をしっかりと調整する必要があります。猫を撮影する際は、逆光で撮影したほうが毛のふわふわ感がでるといわれています。しかし、逆光で撮影すると、太陽の光を正面から受けたカメラが、「明るすぎるしちょっと暗くしておこう」と勝手に暗くしてしまうんですんね。露出とは、写真の明るさのことを意味し、それを調節することを「露出補正」といいます。0を基準として、プラス側に1、2、3、マイナス側に-1、-2、-3と補正することができます。プラス側になるほど写真は明るく(露出オーバー)、マイナス側になるほど写真は暗く(露出アンダー)なります。単位は、EV(exposure value)であらわされます。露出は、F値とシャッタースピードで決定されますが、それはまた別の回でご紹介します。試しに撮影をしてみましょう。土砂降りだったこの日、普通にシャッターを切って撮影すると……。かなり真っ暗。夕方でかなり日もくれていて、おまけに外は大雨。室内にほとんど光は入ってきませんでした。そこで、プラス側に露出補正し、写真を明るくしてみます。今度は明るすぎです。このように写真が明るすぎてしまうことを、「白とび」と言います。そこで、もう少しマイナス側に露出補正すると……。このような写真が完成です。写真が暗いな?と思った場合は、是非明るさを調節してみてください。○今日のまとめまとめです。「透明感のあるふわふわの猫写真を撮影するには」、下記の4つのポイントを押さえる必要があります。(1)絞り優先モードを使ってF値を小さく設定すること(2)ピクチャーコントロールをニュートラルにする(3)自然光を使う(4)露出をプラスにする透明感のあるふわふわな猫写真だと、本当に写真を見ているだけでうちの子が目の前にいるかのような感じがします。外出先で唐突にうちの猫を触りたくなった時など、すっごくすっごく便利!!オススメの設定でございます。○次回予告次回のテーマは、「暗い所で猫を撮影するには?」です。<作者プロフィール<うだま猫好きの人妻アラサー。猫の漫画や日常の漫画をよく書く。猫ブログ「ツンギレ猫の日常-Number40」は毎朝7時30分に更新している。ツイッターでは常に猫への愛を叫び続けている。下ネタツイートは最近控えるようにしている。
2014年09月27日東京都・荒川区に、猫好きが密かに集う飲食店があるらしい。お店の名前はねこまる茶房。猫好きが集まるといっても、店内で猫と触れ合える、いわゆる猫カフェではないという。はたしてどんなお店なのか、調査に向かった。○古民家を改装した昭和レトロなお店JR山手線鶯谷から地図を頼りに歩くこと約7分、小さな看板を発見。しかしぱっと見た感じは民家で、全然お店らしくない。本当にここでいいの?と不安になりつつ呼び鈴を押すと、着物姿の女性が出迎えてくれた。その方こそねこまる茶房のオーナー丸山晶代さん。ちくわぶ料理研究家としても有名な方だ。早速、中へ通してもらう。もともと民家として使っていたところを改装したそうで、1階奥の部屋が飲食スペースとなっている。店内は、古い建物の風情と、そこかしこにある猫グッズがうまく調和して、ちょっと怪しい昭和レトロの雰囲気が色濃く漂っている。まさに猫好きの隠れ家という感じのお店だが、知らない人は入りにくいのではないのだろうか。「わざとそうしているところもあるんですけど、あえてお店らしくしていないので、わざわざ来てくださる人しか来ないです(笑)」(丸山さん)客の8割が女性だというが、男性客も来るという。なぜか女性でも男性でも一人で来る人が多いらしい。猫好きの共通点だろうか。そしてほとんどの方のお目当てのひとつが、このお店自慢の料理だという。○ネーミングもかわいいにゃんこ料理の数々「実際に料理が出てくると、99%の方が食べる前に写真を撮ってらっしゃいます。もちろん味にもこだわっていますよ」(丸山さん)メニューは猫の顔に見立てた、その名も「ニャポリタン」にはじまり、「ひニャし中華」、さらには「ニャプチーノ」までまさに猫づくし。中でも人気なのは、毎月変わるカレーなんだとか。○猫好き同士が集える場所をこうしたお店をオープンしようと思ったきっかけは、猫好き同士が仲良くなれる場所をつくたかったからだという。「犬好きの人って、散歩中に知り合ったりすることがあると思うんですけど、猫好きの人たちって、そういう機会がほとんどないんですね。だから猫好き同士が猫きっかけで仲良くなれる場所になればいいなと思いまして」(丸山さん)実際、このお店がきっかけでお客さん同士仲良くなったりするケースもあるという。また常連さんも多くいるが、はじめて来た人が入りにくい空気ではなく、いつでも大歓迎とのこと。もちろんひっそりとしていたい人は、自分のペースで猫の本を読んだりして過ごしているらしい。○運が良ければこの家の猫に会えるかも?ねこまる茶房は、丸山さんの自宅兼お店(1階)のため、運が良ければ丸山さんの飼い猫に遭遇できるかもしれないという。「今、うちにはモモちゃん、おはぎ、きなこの3匹の猫がいるんですけど、一番年上のモモちゃんときなこは、たまに1階に下りてきます。おはぎは絶対に下りてきませんが(笑)」最近では、愛猫の写真を持ってきてもらうと店内に張り出してくれるうえ100円引きになる割引や、料理を写真付きでツイートしたり、フェイスブックに「いいね!」をすると100円引きになる割引もはじめたとのこと。その他、月1回程度不定期で開催される「裏猫BAR」も好評で、毎回予約で満席御礼になるんだとか。また、アメリカ在住の作家による個展も開かれる予定とのこと。愛猫自慢がしたくてうずうずしている猫好きの人は、訪れてみてはいかがだろうか。ただし、通常営業時間は土曜日と日曜日の12時~18時なのでご注意を。
2014年09月18日猫カフェなんて、どこも同じようなものでしょ?なんて思っていたら大間違い。その地域ごとに、猫カフェにも独特の色や雰囲気があります。そして北海道には、とても北海道らしい猫カフェがたくさん。北海道に足を運んだ際には、こんな猫カフェにも足を向けてみてはいかがでしょうか?■「らぶねこ」17匹の可愛い猫たちがお出迎えしてくれる、札幌市の猫カフェ「らぶねこ」。自宅リビングのような落ち着いた空間で、のびのびまったりと猫と遊ぶことができます。猫スタッフのお食事タイムは12時と20時。猫のかわいいお食事タイムを写真におさめるなら、お昼と夜の来店がお勧めです。住所:札幌市中央区南2条西5丁目26-17第一北野家ビル5F最寄り駅:地下鉄大通駅・札幌猫カフェ【らぶねこ】■「きたねこ家(きたねこや)」アメリカンカールやノルウェージャンフォレスト、エジプシャンマウなど、個性的な猫ちゃんたちと遊べる「きたねこ家(きたねこや)」。こちらの猫カフェでは中国茶にも力を入れており、水蜜桃紅茶(桃の紅茶)、茉莉碧螺(緑茶ベースのジャスミン茶)、女乃香烏龍(ミルクの香りのウーロン茶)など、珍しい中国茶が楽しめます。住所:札幌市中央区南1条西9丁目梅澤ビル2階最寄り駅:地下鉄東西線、西11丁目駅・北海道札幌市の猫カフェ「きたねこ家(きたねこや)」■「ツキネコカフェ」「ツキネコカフェ」は札幌市の保護猫カフェです。パステルカラーでまとめられた、とてもかわいい雰囲気のお店で猫と遊ぶことができます。ドリンクメニューにはネコ税が含まれており、猫の医療費やエサ代に充当されるとか。保護猫活動にも力を入れて取り組まれています。猫と戯れつつ、猫のお役にも立てる猫カフェです。住所:札幌市中央区北6条西27丁目1-30最寄り駅:地下鉄東西線、西28丁目駅・ツキネコカフェ■「CatCafeWish」「CatCafeWish」は2階建ての保護猫カフェです。1階にはハンディのある猫ちゃんや、エイズキャリアを持つ猫ちゃんたちが、2階には元気な猫ちゃんたちが、のびのびまったりと過ごしています。保護猫活動への取り組みで有名な猫カフェで、新聞や雑誌でもよく取り上げられています。北海道らしい広々とした店内で、猫たちと戯れられます。住所:北海道帯広市東2条南2丁目5-8最寄り駅:帯広駅・CatCafeWish■「Mewkies(ミューキーズ)」茶トラや三毛、キジトラ、キジ白など、素朴さがたまらなくかわいい猫ちゃんたちと、遊べる猫カフェです。エルダーフラワー、アップル&ジンジャー、ラズベリー&ローズハーブティーの香りがいい3種オーガニックハーブドリンクと、焼きたてワッフルも楽しめます。住所:札幌市東区北8条東6丁目24最寄り駅:札幌駅、もしくは東豊線・東区役所前駅・Mewkies(ミューキーズ)北海道は広大な土地柄、猫カフェも敷地面積が広い所がたくさんあります。広々とした室内で、猫とドタバタ遊びまわれるかも?北海道へお立ち寄りの際には、ぜひ猫カフェにも足を運んでみてくださいね。(画像は本文と関係ありません)
2014年08月04日ちょっと散歩がてら、ぶらぶらしたい時に、猫と出会えるスポットがあれば散歩が楽しくなりそうです。大阪府内にある猫と出会えるスポットを、まとめてみました。休日の大阪ぶらり散策時には、ぜひこんな場所を訪れてみてください。■大阪城公園大阪城公園には、およそ200匹の猫たちがいます。捨てられた猫たちが中心で、大阪城を中心に地域猫支援活動を行う、猫ボランティアの方々によってお世話されています。大阪城の石垣をのぼるニャンコや、木の柵の上でのんびりお昼寝するニャンコ等、大阪城公園の広い敷地の中でたくましく暮らす猫ちゃんたちの姿が確認できます。■法善寺横丁大阪のなんばにある小さな飲み屋街、法善寺横丁。飲み屋街の中心にある法善寺には、商売繁盛や縁結びに御利益があるという「水かけ不動さん」があり、飲み屋を訪れる客や参拝客が訪れる場所です。この法善寺には参拝客から「守り猫」と呼ばれ、かわいがられている猫ちゃんたちがいます。時間の流れがゆったりと感じられる境内で、灯籠の穴の中にすっぽりはまって寝ていたり、神社の境内でまったりくつろいでいたりする姿を見ることができます。■ねこふん毎年5月頃を中心に開催される、大阪の猫まつり「猫ふんじゃったなギャラリーたち」、通称「ねこふん」。今年はもう終わってしまいましたが、猫好きさんや猫アーティストたちが一堂に集まる、大阪の一大猫祭りともいえるイベントです。ギャラリーで猫が接客してくれることもあります。もちろんギャラリーめぐりと一緒に、猫カフェで実際に猫とふれあい、まったりすることもできます。■猫カフェ言わずと知れた猫スポットが「猫カフェ」です。大阪の猫カフェは内装にこだわりのある店が多く、和テイストなお店で猫と遊べる「猫の時間」きた本店や、昭和モダン&アメリカンミッドセンチュリーでまとめた内装の猫カフェ「catteriacloudnine(キャッテリアクラウドナイン)」等があり、猫とたわむれるのはもちろん、自分だけの時間も楽しめるお店が多くあります。■猫居酒屋猫カフェ兼居酒屋としてしっかり猫と戯れられる居酒屋「猫の爪痕、にゃんつめ」もあれば、普通のバーだと思っていたら、いつの間にか隣の席に看板猫が座っているという「雑貨BAR『福猫堂』」もあるのが大阪。小さな猫居酒屋の場合は、猫好きさんの間の口コミでしか知られていない、小さな居酒屋も多いため探すのがちょっと大変かもしれませんが、見つけた時の感動もひとしお。ちょっと一杯ついでに、看板猫のいるお店を探してみてはいかがでしょうか?休日ののんびりした時間に、猫とちょっとお知り合いになれる空間があると、満足できる一日が過ごせます。散歩で「猫がいる、ちょっと立ち寄りスポット」をお探しの方は、ぜひこんな場所を訪れてみてください。(画像は本文と関係ありません)
2014年06月05日このコーナーでは、猫に関するお悩みに獣医師の山本先生がお答えします。今日のお悩みは、「家に帰ったらうちの白猫が黒猫になってました」です。○質問28歳女性です。家に帰ったらうちの白猫が黒猫になっていました。趣味で書道をしているのですが、昨日書道の道具をすべてお風呂場で洗いました。なかなか墨などの汚れが落ちなかったので、バスタブに深さ15センチほどのお湯を入れて道具をひたしておきました。すっかりそれを忘れて会社に行き、帰ってきたらうちの白い猫が真っ黒な黒猫になってました。正確には、首から上が真っ白な白猫で、首から下がすべてきれいに黒猫になってました。どうやらバスタブのそばに置いてあった墨汁を湯船の中にこぼしたあげく、うちの子はお風呂大好きなのでのんびりと浸かっていたようです。体に悪いかと思い、あわてて獣医さんに見せたら先生はツボにはまったようで呼吸ができなくなるほど爆笑してらっしゃいました。部屋の隅で3分くらいピクピクけいれんしてらっしゃいました。あと、とりあえずうちの子の健康が害されたということはないようです。でも顔が白くて体が黒いままだとなんだかかわいそうです。シャンプーを二回したのですがまったく落ちません。どうすればよいでしょうか?何かよいアイディアがあったら教えて下さい。⇒この質問に対する読者からの回答を見るにはこちらから。○山本先生からの回答白猫が黒猫になっていたとはさぞかし驚かれたことでしょう。動物病院で働いていると様々な猫ちゃんがきます。よくあるのはトリモチに引っかかって身動きがとれなくなっている猫です。トリモチは対処法が広く知られているのですぐに綺麗にできますが、墨汁まみれになった猫はみたことがありません。しかも白猫ということで、かかりつけの獣医さんもツボに入って悶絶してしまったのでしょう。墨汁の落とし方ですが、通常のシャンプーだとやはり難しいでしょう。洋服についた墨汁を落とすときは、乾燥する前に固形石鹸でこするようです。一度乾燥した墨の染みはクリーニングに出してプロの方がやっても落ちないことが多いとか。白毛の犬や猫専用のホワイトシャンプーというものもありますが、墨を落とす程の効果はないでしょう。漂白剤を含む効果の強いホワイトシャンプーは皮膚のことを考えると避けた方が良いです。墨汁が持つ猫に対する毒性ですが、墨汁の中に乾燥防止剤として、エチレングリコールが含まれていることがあります。このエチレングリコールは猫にとって非常に危険な成分です。猫が墨を飲んでしまったときは動物病院に相談しましょう。綺麗な白が黒になってしまって人間からすると可哀想ですが、おそらくその猫ちゃん自身は全く気にしていないと思います。ちょっと体が墨臭いな……程度にしか思ってないでしょう。既に2回シャンプーをしているということで、あらかた墨汁は落ちていると思います。毛に残っている微量の墨汁を舐めてしまっても害は少ないですし、無理に落とさなくても良いのではないでしょうか。また裏技として、首から下の毛を刈ってしまう方法もあります。長毛の猫が毛玉まみれになったときに顔とシッポの毛を残して全部の毛を刈ることがあります。ライオンカットと呼んでいますが、意外とかっこいいです。毛は短毛であれば3ヶ月ぐらいで生えてきます。ただし毛を刈ることに抵抗がある飼い主さんも多いです。一度ライオンカットの完成写真を見てみてから、かかりつけの獣医さんと相談してみて下さい。■著者プロフィール山本宗伸職業は獣医師。猫の病院「Syu Syu CAT Clinic」で副院長として診療にあたっています。医学的な部分はもちろん、それ以外の猫に関する疑問にもわかりやすくお答えします。猫にまつわる身近な謎を掘り下げる猫ブログ「nekopedia」も時々更新。
2014年05月21日猫が好きだけど、賃貸条件などの事情で飼えない人のオアシス、猫カフェ。そんな猫カフェはデートにもぴったり。猫保護施設や看板猫のいるお店、動物病院など、猫に関する取材も多く行っている筆者が、猫カフェデートが何倍も楽しくなる方法を伝授いたします。■1.魚料理を食べて行く猫カフェに行ってから食事かお茶に行く計画をしているカップルもいるでしょう。しかし、それではもったいない!猫は自由人(猫?)ですから、気分によっては寄ってこないときだってあります。せっかく猫カフェに行ったのなら、猫に触れ合いたいですよね。そこで、焼き魚定食やお鮨など、魚料理を食べてから猫カフェに行くと、魚の匂いに反応して猫が寄ってきます。筆者も猫を飼っているのですが、外で魚を食べて帰ってくると、筆者の体によじ上って、口の中に顔を突っ込んでくる程です(笑)■2.クッションやソファなどがあるくつろげる店鋪をチェック猫カフェと言っても、店鋪によってはクッションやソファがなく、ゆっくりとくつろげないところもあります。お店のホームページで店内写真をよく確認し、くつろげる店鋪を選びましょう。また、ソファに座って動き回っている猫たちを眺めていれば、会話のネタに困ることがないので、初デートにも猫カフェはオススメです。■3.夕方行く猫カフェに行っても、ずっと猫が寝ていてつまらなかった経験がある方もいるのではないでしょうか。そう、猫は昼間、寝ています。また、夜行性と思われがちな猫ですが、詳しくは、薄明薄暮性と言って、夜明けと夕方、活発に動き回る動物です。猫を飼っている人の中には、明け方に猫が走り回ったり鳴いたりして起こされたことがある方もいるかもしれません。この性質を活かし、夕方17時~18時頃に行くと、じゃれ合っている猫達の姿を見られたり、運が良ければ膝に乗ってきてくれたりするかもしれませんよ。■4.猫ファッションで行く昨年から猫モチーフのTシャツや、にゃんぷす(猫の形のパンプス)、猫の顔がついたニーハイなど、猫ファッションが人気です。猫カフェデートをするなら、猫ファッションでキメてみると、気分が上がるはずです。■5.猫にしつこくつきまとわない猫カフェにて、猫が寄ってきてくれないからと行って猫にしつこくつきまとうのはNG。彼とソファに座り、おしゃべりを楽しんでいるうちに、気付いたら側に来てくれるものです。それに、猫ばかり追っていると彼が嫉妬しちゃうかもしれませんよ。■6.滞在時間は1時間くらいがベスト猫は癒されると言えど、デートだと1時間くらいがベストです。猫が好き過ぎる人ならその限りではありませんが、1時間もいると退屈してくる人もいます。また、1時間でも充分楽しめます。猫カフェデートをするなら、魚料理を食べる→猫カフェに行く→ショッピングなど、コースも考えておいた方が良いでしょう。■おわりにちょっとした工夫で猫カフェデートは何倍も楽しくなります。猫と彼、両方から好かれるデートになるよう祈っています!(姫野ケイ/ハウコレ)
2014年03月25日はるか昔は食品や書物などを守るために飼われていた猫も、今はその役目はほとんどなく人間に癒やしを与える存在として活躍しています。しかし猫好きな人もいれば猫嫌いの人もいますから、猫も人間との接し方を学習しなければ面倒なことになるはず。そこで今回は、猫はどの程度人間を見わけることができるかに迫ってみましょう。■人間を判断する基準は聴覚、嗅覚、視覚猫は非常に耳が良い動物といわれており、車の音を聞き分けて飼い主が帰宅する少し前から玄関前で待つ猫もいるほど。室内で人間が歩く足音でも、家族の誰であるかを聞き分けているのです。嗅覚も優れており、飼い主が別の家の猫に触ってきたとわかればそれで嫉妬することもありますし、逆に興味を示すことも。また、女性の化粧品のニオイを嫌がる猫もいます。視力はそれほど良くはありませんが、遠くのものはあまり判断できないので、近距離で普段とは明らかに違う格好をしていれば驚いたり他の人と間違えたりするもあります。■猫好き、猫嫌いの判断はできる?猫好き、猫嫌いの判断が猫にできているかどうかは難しいところですが、自分にとって危険な存在がそうでないかは判断ができます。これは雰囲気やそれまでの経験などが影響しているため、成猫であるほど敏感です。危険な存在であると判断するものの例としては、行動が怪しかったり猫にとって嫌なニオイがしたり(香水など)、大きな声や音を出したりするケースです。逆にこれらをせずに猫を怖がらせるような行動などをとらなければ、危険ではないと判断してくれることでしょう。■猫好きには猫が寄ってくる猫好きな人は猫が安心できる要素が多いのか、比較的どの猫もなつきやすい傾向にあります。そのため猫の扱いに慣れている人は、散歩をしているとなんとなく外猫が近づいてきたり、猫を飼っている家に行くと猫が寄ってきたりすることも。猫と仲良くなりたい人は、まずは猫に好かれるような行動を心がけてみましょう。
2014年02月28日猫好きならば誰もが知っている「フェリシモ猫部」。猫好きさんが集まるコミュニティーだ。猫好きの心をぐっとつかむかわいらしい猫グッズも販売しており、もはや知らぬ人はいないだろう。今回は、このフェリシモ猫部内に潜入。中の人たちを取材することに成功した。○これまでの人気猫雑貨フェリシモ猫部では、これまで様々な猫雑貨を販売してきた。ルームウェア「あったかおうちねこ」や、インナーウェア「もふもふ腹巻き」、いろいろ使える「お昼寝クッションうたたねこ」や猫足のスリッパ「もふもふ猫スリッパ」など、一度はみかけた商品も中にはあるのではないだろうか。なお、マイナビニュースでは本物の猫とコラボして商品の紹介もしている。かわいさ倍増なのでオススメだ。■激かわにゃんこネイルをうちの猫に見せびらかした結果…■猫になれる猫型靴下をアラサー独女が着用してみたらこうなった【画像大量】○SNSでお客さんとしっかりコミュニケーション!また、SNSの活用が活発なのも、フェリシモ猫部の特徴のひとつだ。フェイスブックやツイッターなどを駆使し、お客さんたちとのコミュニケーションを積極的に行っている。このコミュニケーションの中から、商品の改善のアイディアなどが生まれることもあるそうだ。■フェリシモ猫部Twitter■フェリシモ猫部Facebook○インタビューこのように、日本中の猫好きに愛されまくっているフェリシモ猫部。その実態はどのようなものなのだろうか。今回、インタビューに応じてくれたのは猫部長の松本竜平さんだ。――フェリシモ猫部さんの発足のきっかけを教えてください社内の部活動として「フェリシモ猫部」が立ち上げられたのがきっかけでした。フェリシモでは、社内での部活動が活発に行われています。ただの部活動ではなく、事業として活動を継続させることも目的の一つなのです。猫部のほか、女子DIY部やオーガニックコットン部などが人気ですね。この猫部は、「世界の猫を救おう」ということをコンセプトに立ち上げられました。部員は13名ですが、実は猫を飼っている人間のほうが少ないです(笑)。それゆえ、「猫と一緒に暮らしたいのにそれができない」という人の気持ちがとてもよくわかります。猫が家にいないのはとても寂しいです。それならば、本物そっくりのかわいらしい猫グッズを家で「多頭飼い」すれば良い、というのが猫部の考え方なのです(笑)。――かわいい猫雑貨が満載ですが、このアイディアを生み出す秘訣を教えてください部員たちのユニークな発想も重要ですが、フェリシモ猫部の読者様と「一緒に」商品を作ることが秘訣かと思います。たとえば、猫耳がついたヘアターバンを発売した際、お客様から「もっと耳は立体的じゃないと!」などといったお声をいただきました。このほどヘアターバンをリニューアルしたのですが、そうしたお声を反映させたデザインとなっています。お客様からアイディアを「いただく」ことをとても大切に思っています。お客様も、「フェリシモ猫部なら作ってくれる!」と思ってくださるのか、毎日たくさんのご意見をいただいています。フェリシモ猫部は、とにかくオリジナルな商品を作ることが得意です。部員のみんなの力と、お客様たちのアイディアがあってのことです。「猫好きが考える、自分がほしいもの」を商品化し、たくさんの方に喜んでいただくことが目標です。――どういった商品が人気なのですか?特に、猫耳ヘアターバンや猫足ルームソックスなど、「なりきり型」の商品が人気です。人が持つ、「猫という生き物に近づきたい」という願望をうまく商品化できると、支持いただけるのかなと思っています。単にコスチュームとしてではなく、「もふもふの肌ざわり」など、猫ならではの癒やし要素を大切にして、商品を企画しています。――これまで猫部さんでお仕事をされてきて、一番うれしかったことを教えてください猫のための基金活動を行っているのですが、たくさんの猫好きな方から賛同をいただけたのがうれしかったです。フェリシモ猫部で発売している商品の3%の金額は、猫のための基金として使われています。しかしながら、商品によっては、販売価格が上がってしまうためどうしても1%になる場合も…。そうした商品を見たお客様から、「この商品はなんで3%じゃないんだ!」とお叱りを受ける際もあります(笑)。――逆に大変だったことを教えてください猫部での活動は、実は普段の業務とは別に行っているんです。そのため、時間と手間がかかることも…。その代わり、その分だけ良い商品をお届けする自信はあります。――今年のフェリシモ猫部さんの抱負・目標を教えてください猫たちの殺処分を減らすことです。そのため、弊社では2カ月に1度、猫たちの譲渡会の支援も行っています。猫は人間を癒やしてくれる存在です。猫たちに、その恩返しをし続けて、猫も人も幸せにできたらなと思っています。いつか、猫から「ありがとう」という表彰状をもらえる日が来ることを心待ちにしています(笑)。――猫への愛を思い切り語ってくださいフェリシモ猫部は、猫への愛でできています。「猫は世界を救う」がコンセプトです。猫は天性のセラピスト。猫がいるだけで人々はとても癒やされると思うんですね。そうした猫への恩返しをするのが、猫部の役割なのです。――これから猫部さんの雑貨を買う人に向かって一言どうぞ!是非気軽に見てみてください。猫と一緒に暮らしている方も、暮らしていない方も、見ているだけで癒やされる猫グッズがたくさんあります。猫部の猫たちが、癒やしの親善大使としてあなたのお家にうかがいます。それこそ、文字通り「ねこかわいがり」してみてくださいね。――ありがとうございました!■フェリシモ猫部はこちらから
2014年02月24日看板猫と一緒に一杯やりながら、日頃の疲れを癒やせるのが「猫がいる居酒屋」です。猫がいる居酒屋は、猫カフェのようなスタイルではないため、あくまで「看板猫にちょっとあいさつしがてら、一杯やる」といった気分で行くのがお勧めです。東京にある猫とお酒が楽しめる居酒屋をまとめてみました。■「赤茄子」猫カフェのような雰囲気ながら、お酒も楽しめるのが江古田駅近くにある猫居酒屋「赤茄子」。こちらでは猫と戯れながら、おいしいおつまみとお酒をいただけます。中でも「カモとチーズのオードブル」は、399円と安い割には、本格的で美味と評判。またチャージ代が1時間300円と安く、飲み放題プランもあるためゆっくり店内の猫と遊ぶことができます。■「家庭料理てまり」新橋にある居酒屋「家庭料理てまり」は、家飲みのような落ち着いた雰囲気があり、料理もおいしく看板猫にも癒やされる居酒屋です。おいしいお総菜にほっこりしつつ、猫と戯れながら、日ごろの疲れをとることができます。人情味あふれる温かい雰囲気の中、猫と一緒に一杯やりたい人にお勧めです。■「やきとり遊助」中野駅と新井薬師前駅のちょうど中間にあり、「やきとり」がおいしい猫居酒屋で評判なのが、「やきとり遊助」。「焼き鳥ラーメン」も人気があります。猫好きだけど猫カフェなんて入れないという渋いお父さん、お兄さんにお勧めです。■「カフェきゃらふ」猫カフェではありますが、通常のランチタイムだけでなく、バータイムも設けられているのが「カフェきゃらふ」。アルコールメニューも豊富で、居酒屋気分も味わえます。Wi-fiも完備されており、店内に漫画もそろっているため、猫と戯れながら一人飲みしたい方にはまさに天国のような場所。ちなみに店内でお出迎えしてくれるのは、保護猫出身の愛嬌(あいきょう)のある猫ちゃんたちです。疲れた日には、愛くるしい猫を見ながら、気軽に一杯と行きたいところ。ぜひ、こんな猫のいる居酒屋にふらっと立ち寄ってみてはいかがでしょう?
2014年01月29日猫を飼い始めると、その習性に驚かされることもたくさんあります。そしてそこには、猫の気持ちが隠されていることも多いのです。それを知ることで、より猫とのコミュニケーションが楽しくなるのかも?今回は、猫の「両目ウインク」について紹介します。両目をつぶるこのしぐさには、いったいどんな気持ちが込められているのでしょうか?■猫の両目ウインクとは猫の両目ウインクとは、誰かと目が合った時に、ゆっくりと両目を閉じるしぐさのことです。ふと目が合った瞬間に見られることが多く、時には、同時にそっぽを向くことも。こんなしぐさが見られたら、「これが猫の両目ウインクなんだ」と判断してください。■無視ではありません目が合った瞬間、目を閉じられ、そっぽを向かれる……。これだけ聞くと、「もしかして嫌われているのでは!?」なんて心配になってしまうかもしれません。しかし、猫にとって、これは相手を嫌う行動ではありません。もちろん、目が合った相手を無視しているわけでもないのです。猫の習性の一つに、「目を合わせることは、敵意を示すこと」というものがあります。目が合った相手を、じっと見つめ返すのは、相手に敵意を持っている証拠。狩りをする生き物ならではの本能だと言えるでしょう。猫の両目ウインクは、目が合った相手から、目線をそらすための行動なのです。■愛情表現の一つ!このように、猫が両目ウインクをするのは、親愛の情を示すため。相手に対し、敵意がなく、自分の気持ちがリラックスしていることを表しているのです。飼い主に対するこのしぐさは、飼い猫が心を開き、信頼してくれている証拠です。自分の前で気を抜いてくれる猫に、愛情がこみ上げる方も多いのではないでしょうか?■人間の応用も可能猫にとっては、目線を外すことが信頼を示す行動です。だからこそ、両目ウインクを見せてくれます。実は人間から猫への愛情を示す際にも、有効な方法だと言われているのです。やり方は簡単。まずは、仲良くなりたい猫と、目線の高さを合わせましょう。そして、近づくときに、ゆっくりと両目を閉じるのです。要は、猫と同じ方法を使うわけですね。こうすることで、相手の猫に敵意がないことを示せます。警戒心を抱かせず近づくことができるので、気になる猫との距離感を一気に縮めることもできそうですね。猫の両目ウインクは、信頼の証し。友好をアピールするしぐさなのです。同じように返してあげることで、猫ともっと仲良くなれるのかもしれません。しぐさから、上手に猫の気持ちを読み取ってみてください。
2014年01月24日今ネットで話題の「ケツドライヤー猫」・空ちゃん。飼い主さんに、ペット専門の美容室に連れて行かれたところ、シャンプー後の猫用ドライヤーをお尻に当てられ、びっくり仰天。大きく「ンニャー」と鳴いたところを飼い主さんに激写された。その様子は、「ケツにドライヤー当てられた瞬間のうちの猫の顔」と題され、ツイッターでまたたく間に拡散され、この写真を人気のアニメキャラでパロディ化する人も現れるなど、話題となった。・当日の詳細を記載した空ちゃんのブログはこちらから。・ケツドライヤー猫の動画一覧はこちらから。○ケツドライヤー猫は元捨て猫実は、この空ちゃんは元捨て猫。2012年の6月28日に、東京都内のあるゴミ捨て場で拾われた。拾ったのは、今の飼い主さんの娘さん。ゴミ捨て場でボロボロの雑巾を発見し、ゴミを入れるためのカゴに戻そうとした瞬間、そのゴミが動いた。それがなんと、空ちゃんだったそうだ。グチャグチャにつぶれた目、ガリガリの体、真っ黒い鼻水が顔全体を多い、カラスにつつかれたのか左足は血まみれ。「やさしい人が、きっと病院に連れて行って、飼ってくれるだろう」と一瞬考えた娘さんは、しかし20秒ほどで後戻り。戻ってみると子猫がいない。辺りは結構な交通量のある道。車にひかれたのではとひやりとしたが、ゴミステーションの裏側に座っていたそうだ。手を伸ばすとものすごい勢いで「フーッ」と威嚇。「どれだけ苛酷な環境で生きてきたんだろう」と目が潤むが、事態は一刻を争う状態だ。死に物狂いで子猫を捕まえ、自転車に乗り急いで病院へ。担当してくださった先生には、「あと30分でも到着が遅れていたら死んでいたかもしれない」と言われたとのこと。体もきれいにしてもらって、ワクチンも打ち、ノミ・ダニの処理も完了。ケガの手当ても終わり、ほっと一安心だったそうだ。この子猫は、出会った時、グチャグチャにつぶれた目で空を見上げていたため、「早くお空を見ることができますように」と「空」と名づけられ、今に至るとのこと。この時、娘さんはすでに2匹の猫と一緒に暮らしており、空ちゃんが何かの病気を持っている可能性があるかもしれないため、離れて暮らす母親に空ちゃんを一時的にあずけたそうだ。ところが、お母さんはあまりに可愛らしい空ちゃんに、あっという間に魅了され…家族として迎え入れることとなった。・普段の空ちゃんの様子を見られる連載「今日のケツドライヤー猫」はこちらから。○おまけの猫漫画ここで、空ちゃんを拾った娘さんが描く、オマケの猫漫画を紹介しよう。ひとつは、娘さん視点の猫漫画。タイトルは「捨て猫空がやってきた」。もうひとつは、空ちゃん視点の猫漫画。タイトルは、「二人のママさん」だ。ぜひお付き合いいただきたい。○二人のママさん次に、空ちゃん視点の猫漫画を紹介しよう。タイトルは「二人のママさん」。少ししんみりとした内容だが、ぜひお付き合いいただきたい。○ケツドラ猫のプロフィール名前:空(ソラ)ちゃん性別:オス性格:甘えん坊誕生日:2012年5月28日(元捨て猫のため推定)好きなもの:ママさんと遊ぶこと嫌いなもの:目薬猫ブログ:「捨て猫そらの日常」はこちらから。
2013年12月25日いまや多くの人たちがペットとして飼っている猫。とても身近な存在である猫ですが、そのルーツはどこにあるのでしょうか?今回は、猫の歴史を振り返ってみたいと思います。猫の学名はFelis silvestris catusで、その祖先は「リビアヤマネコ」という動物だといわれています。リビアヤマネコは、北アフリカや地中海沿岸、インドに生息していたとされています。紀元前6,000年頃、ナイル川上流で生活する狩猟民族によって飼われており、紀元前2,000年頃には完全にイエネコとして人間と共生していました。アビシニアンに似た容姿をしており、体長はおよそ60センチ前後あります。古代エジプトでは、猫は人々に大層かわいがられていました。貴族や国王の墓にある壁画には、多くの猫が登場します。猫が愛されたのは、愛くるしい容姿からだけではなく、蓄えられた作物をネズミから守ったことも大きいようです。その後徐々に猫は神格化されていきます。一般的によく知られているのは、「女神バステト」の信仰。首から上は猫、首から下は女性である女神です。歴史の父と呼ばれるヘロドトスの書物にもこの女神は登場します。また、去勢をしていないオス猫は太陽の神様の象徴ともなりました。家が火事になった際、猫が炎の中に飛び込まないよう、人間たちは自分の身を挺して守っていたという記述も残っています。これは、たとえ事故であろうとも猫を殺した人間は死罪に処せられたことも背景にあります。また、猫が亡くなると飼い主は風習として眉毛をそって喪に服したとのことです。亡くなった猫の遺体はミイラにされました。死んだ猫や人間は、死んだ後、もう一度生まれ変わる際に魂が入り込む入れ物が必要だと信じられていたためです。そのため、入れ物として遺体を保存する必要があったのです。では、日本の猫のルーツはいったいどこなのでしょうか?弥生時代の遺跡から、多くの猫の骨が発掘されていますが、実はこれは野生の猫のもの。日本猫の先祖であるとする根拠は薄いそうです。日本に猫がやってきたのは仏教が伝来された際だといわれています。遣隋使や遣唐使が日本に来る際、仏教の書物をかじるネズミを退治するため、船にはたくさんの猫が乗せられていました。日本の猫たちのルーツは中国大陸にあったという説がもっとも有力とされています。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年08月01日初めて家に猫を迎えるとき、本当に猫と良い関係を築けるのか、家族としてうまくいくかどうかドキドキしてしまうもの。これは、猫も同じなのです。そこで今回は、猫と仲良くなれるよう、猫に好かれやすい人の共通点をご紹介しましょう。■猫が心を開くまで、待つ姿勢がある猫は人間を見るとき、心を開いてもいい相手なのかどうか、かなり慎重に判断しています。また、機嫌の悪いときにぐいぐい来る人は大の苦手。猫がすり寄ってくるまで待ってくれる人、猫が機嫌のいいときにやってくるのを待ってくれる人は、猫から好かれやすい人です。■もの静かな人、動きが緩やかな人、やさしい話し方をする人猫は警戒心が強いため、大きな音を立てる人や大声で話す人を嫌います。もの静かな人、特に必要以上に物音を立てずに、緩やかに動く人、やさしい声で話しかけてくれる人は猫の持っている警戒心を和らげてくれます。■香水など、きついニオイをつけていない人猫はニオイでマーキングする習性があります。自分のニオイがついている場所が、落ち着ける場所なのです。そのため自分のニオイが消されてしまうような、強いニオイをつけている人より、自分のニオイをつけてもちゃんとわかるような、やさしいニオイの人を好みます。■御飯、おやつをくれる人猫は自分に何もしてくれない人よりは、自分にとって有利な人、自分にエサやおいしいものをくれる人を選びます。■遊びたいときに遊んでくれ、甘えたいときに甘えさせてくれる人群れないイメージのある猫ですが、さみしがり屋の一面もあるのです。構われすぎるのは嫌だけど、甘えたいときには甘えさせてくれる、自分が遊びたいときに遊んでくれる人が大好きです。■自分の好き嫌いを心得ている人自分がさわられてうれしいところを知っている人、逆に嫌がるポイントを知っている人は猫にとっても居心地のよい人です。「そこはさわらないで」と猫がイライラ尻尾を振っているのに、気づかずにさわり続けていると、今までなついていた猫が突然パンチをくらわすことも。猫が何を言っているのか、動作やしぐさから感じとることが大切です。■目をじっと見つめない人猫にとって、初対面の人とじっと見つめ合うということは「戦闘開始」の合図と同じ。猫同士でけんかするときは、必ずお互いをじっと見つめ合うことから始まるからです。緊張する合図を送らない人は、猫に好かれます。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年05月28日飲食店経営を行っている「ラブ・アンド・ピース・アンド・キャット」は、東京都台東区浅草に、猫と過ごしながら食事やお酒を楽しめる「カフェきゃらふ」をオープンした。同店のコンセプトは「猫のいる隠れ家でのくつろぎの時間」。料理、飲み物、調度、照明など、カフェとしてのサービスを充実させ、その環境に猫がいるという空間を提供する。また、パソコンや携帯電話充電用の電源、無線LANの提供を行い、仕事で外回りをする人やノマドワーカー(喫茶店などでノートパソコンやタブレット型端末を使い仕事をする人)も、安心して利用できる環境になっているという。営業時間は、カフェタイムが11時から18時、バータイムが18時から22時まで。毎週月曜日は定休日とのこと。なお、同店では、保護された猫や、飼い主が見つからない猫を引き取り運営。現在いる6頭のうち2頭は、東日本大震災で住む家を失い、宮城県のボランティアに保護された猫だという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月28日猫カフェブームから数年。今では全国的に猫カフェが普及しましたが、最近人気をよんでいるのはなんと「うさぎカフェ」。今回は愛らしいうさぎさんたちがいっぱいの、下北沢にあるカフェ「うさぎの絵本」を紹介します。「うさぎの絵本」は、2010年にオープンしたうさぎカフェ。絵本や、うさぎがモチーフのハンドメイド雑貨で飾り付けられていて、店内はまるで童話の中のような空間でした。うさぎさんたちにおやつをあげたり、なでてあげたりしながら過ごします。店内に入ったら靴を脱いで、手を洗います。動物に触れるカフェでは、基本的に手の洗浄を求められるので、スタッフさんの指示通りにゴシゴシと洗います。同カフェは時間制で、ワンドリンクのオーダーが必要です。この日は、新しく加わった生後6週のうさぎさんがいました。好奇心旺盛なうさぎさんたちは、くるくるとよく動きまわります。写真を撮るのも動物カフェの楽しみですが、止まってくれるまで眺めて待ちましょう。なお、目に悪いため、フラッシュの使用は禁止です。この日は、大学生のお客さんがいらしていました。「こんなに小さいうさぎを見たのは初めて」とのことで、鼻を動かしたり、顔を洗うように毛づくろいする姿に大喜びの様子でした。ひとしきりうさぎたちとの時間を過ごしたら、カフェのスイーツを楽しみましょう。うさぎがモチーフになっているなど、見た目にも楽しいさまざまなスイーツが用意されています。飾られている絵本を見て過ごすのもいいですね。同店ではうさぎさんを抱っこすることはできませんが、ブランケットを膝に乗せるとうさぎさんがその上に登ろうとしてくれます。動物たちは、大きな音や早く動くものが苦手なので、静かにしていると自然と来てくれます。小さなぬくもりに、心が癒やされました。カフェにはうさぎが好きな人たちが集まるので、お客さん同士の交流の場としても楽しむことができます。また、動物病院の先生をお招きし、うさぎについての勉強会も開催しているため、うさぎ好きの輪を広げることもできます。■店舗情報店名:うさぎの絵本場所:東京都世田谷区北沢3-30-1 Kビル2F営業時間:13:00から18:00、月、木曜休(祝日を除く)ご入室料金:お一人さま150円(30分ごと)、ワンドリンクオーダー制うさぎカフェは全国的に増加中。これからうさぎと暮らしたい方も、うさぎと触れあいたい方も、ぜひ遊びにお出掛けください!<著者プロフィール>一色千里ハンドメイドや動物、街歩きや旅をテーマに撮影と執筆を手がける。著書に「東京手づくり市マップ」「東京ねこ街案内」(角川グループパブリッシング刊)などがある。新著「カワイイ動物カフェへようこそ!」が日本工業新聞社より2012年11月2日に発売!猫情報を配信するちまたの猫暮らしを運営するほか、物語で街と人をつなぐ「本のカケラ」など街イベントも積極的に企画。ホームページ、ツイッターも運営中。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月13日猫カフェからブームを発した「動物カフェ」に、最近また注目が集まっている。年々バリエーションが増え、うさぎカフェ、爬虫(はちゅう)類カフェ、ヤギカフェと、もはや動物園顔負け。その中でもひときわ注目を集めているのが「猛きん類カフェ」だ。いつもタカやフクロウなどの猛きん類がお店にいて眺められ、自宅で飼いたいと思えば購入して"猛きん類オーナー"になることもできる。「そもそも、タカやフクロウって普通に飼えるの?」「お茶を飲んでいて、あのハンターのような目ににらまれたりしないの?」 ――思わず、そんな疑問や不安が湧く。しかし、まずは鷹匠(たかじょう)(たかじょう)がマスターを務めるという東京都三鷹の「鷹匠(たかじょう)茶屋」を訪ねてみよう!■ 入るなり、かわいいフクロウと目が合う~「猛きん類同伴フリー」の店内お店の窓の向こうには、小屋のようなスペースに、タカらしき鳥が何羽か見えた。胸を高鳴らせてお店に入ると、5、6 人のお客さんたちの輪の中に1羽のフクロウが!「ちょうどいいときに来ましたね」とマスターの佐々木薫さん。通常、猛きん類はカフェに隣接したスペースで休んでいるのだが、このカフェには猛きん類オーナーたちが毎日のように集まるため、運が良ければ彼らが連れてきた猛きん類をすぐ近くで見ることもできる。常連さんが飼っているメンフクロウ。置物のようにじっとしているが、ときどき首をキョロキョロと動かすしぐさが何とも可愛い。「さわってもいいですよ」と言われ、恐る恐る羽毛にふれる。想像以上にフワフワで軽い感触! ビー玉のような目を少し伏せて空(くう)を見つめる様子はまるで瞑想(めいそう)にふけっているよう。フクロウやタカはよく物語の中で魔法使いの肩に乗って登場するなど、昔から、どこか神秘的なイメージがある。実際には間近で見たことがないという人も多く、希少性もあってか、猛きん類ファンに限らず遠くから足を運ぶ人が絶えない。週末ともなると、15 人ほどの席はいっぱいになるのだとか。■いざ、カフェ隣接の猛禽(もうきん)小屋へ~近くから写真を撮るときには興奮!カフェ席の隣には猛きん類専用のスペースがあり、時間帯によっては中に入って入り口付近から写真を撮ることもできる(餌付け、音だし、フラッシュ撮影などは不可)。気になる餌は、うずらの肉。お店にいる猛きん類は、動くものを食べるようにはしつけられていないので、生き物を狙うことはない。「毎日散歩する必要がないので、実は都会でも飼いやすいんですよ」と佐々木さん。ただし寿命が20~30 年と長いため、飼うときはパートナーとして人生とともにする覚悟は必要だそう。■鷹匠(たかじょう)のマスターに聞く~猛きん類好きは女性が多い?マスターの佐々木さんがタカの魅力に夢中になったのは小学生のとき。コツコツとおこづかいをためてタカを手に入れ、鷹匠(たかじょう)になるために遠方に住む師匠のもとに2年通いつめたという生粋のタカ好きだ。羽を閉じて行儀よく手にのっているのは、お店の看板娘でもあるハリスホークのネテルちゃん(メス・10 歳)。佐々木さんの合図で瞬時に羽を広げたりする様子から、細やかに訓練されているのが分かる。呼吸ぴったりで、まさに"パートナー"という雰囲気。――タカを連れて、散歩したりもするんですか?「ええ、しますよ。拳にのせて野外を歩き回ることを鷹匠(たかじょう)の言葉では『据え回し』と言うんですけどね」(佐々木さん)余り広く知られていないが、鷹匠(たかじょう)の技術は、日本古代から受け継がれてきた由緒ある文化。日本ではすでに貴重な存在である鷹匠(たかじょう)その人自身から、タカにまつわる話を聞けるのも嬉しい。――「猛きん類ファンには女性が多い」といううわさを聞きますが、本当でしょうか?「確かに女性の方が多いですね。7~8 割といったところでしょうか。猛きん類を飼いたいけど、すぐ購入するのはちょっと敷居が高いと思っているお客さんや、純粋にタカやフクロウを間近で見たいというお客さんにも、気軽に来ていただきたいですね」(佐々木さん)猛きん類は、凛々(りり)しくもどこかユーモラスで愛くるしい。その様子が女性たちの母性本能をくすぐるのかもしれない。日常にワクワク感が不足している人は、都会の喧騒を少し離れて、このカフェにいるすてきなハンターたちに会いに行ってみてほしい。鷹匠(たかじょう)茶屋(東京・三鷹)メニューは「カフェオレ」500 円などのドリンクのほか、「みみずくのチーズトースト」450円、「ハリスカレー」(スープカレー)800 円などフードメニューもある(スナメリ舎)
2012年11月13日■コーニッシュレックスの歴史全身を覆うカーリーヘアが特徴的なコーニッシュレックスは、イギリスを原産国とする猫種です。「レックス(Rex)」は、この猫によく似た被毛を持つ、突然変異種の巻き毛のウサギ「アストレックス・ラビット」に由来します。1950年、英コーンウォール州の農家で飼われていた短毛の猫が、全身の被毛がカールした突然変異の雄猫を産みました。「カリバンカー」と名付けられたその猫を、成長したのちに母猫と再交配させたところ、再び何匹かの縮れ毛の猫が産まれました。その後、カリバンカーの子どもたちはイギリスで、バーミーズやブリティッシュショートヘアなどの猫と交配されます。1957年にその子孫がアメリカに渡ってからは、シャムやオリエンタルショートヘアとの交配が行われます。ドイツでも同様の突然変異種が確認され、アメリカでの交配に用いられたと伝えられています。品種として確立され、1967年に公認されています。コーニッシュレックスの被毛は劣性遺伝であり、両親がこの遺伝子を持っていなければ、被毛のカールした猫は生まれません。優美で洗練されたフォームと、ユニークなカーリーヘアを持つコーニッシュレックスは、いまやキャットショーでも人気の猫種となっています。■コーニッシュレックスの特徴と性格コーニッシュレックスの最大の特徴は、頭から爪先までくるくるとカールしたその被毛にあります。短い巻き毛が密集した被毛は「ビロードのよう」とも称されるほどになめらかで、手触り抜群です。体形は細身で、小さな顔に大きな耳を持ち、“ローマンノーズ”と呼ばれる貴族的な高い鼻が特徴です。四肢は細く長く、ボディーはよく引き締まり筋肉質です。性格は大胆で行動的。好奇心旺盛で、人間が大好きな猫です。頭も良く、あまり人見知りをしないので、すぐに飼い主になつきます。■飼うなら…運動量は多い方です。十分に遊べるスペースを確保しましょう。年を重ねると代謝が落ち太りやすくなりますので、スリムな体形を維持するために適切な量の食事を与えましょう。被毛にはカバーコートがなく量も少ないため、寒さに弱く、室温の管理は必須です。また被毛は細く切れやすいため、強いブラッシングは避けましょう。軽いグルーミングで十分です。寂しがりやでもありますので、親密なスキンシップを心掛けてあげてください。■画像提供元ペットショップ「COO&RIKU」【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月03日エンターテインメント事業を推進する「リンクアップ」のグループ会社「インフィニア」が運営する、秋葉原のメイドカフェ「@ほぉ~むカフェ(あっとほぉ~むカフェ)」は、ファッションデザイナー丸山敬太氏デザインの新衣装着用を、11月1日より全店舗で開始すると発表した。同衣装は、同店のイメージカラーである「優しいブラウンとピンク」をベースに、メイド服に感じるファンタジー感を、エプロンのフリルやリボン、自由にデコができるハート形のカチューシャなどに盛りこんでいる。また、シルエットにもこだわり「絶対領域」(ボトムスとソックスの間から微妙にのぞく素肌の部分)をキープしているという。デザインを手がけた丸山敬太氏は、パリコレなどで実績を持つファッションデザイナー。フラワーやドラゴンをモチーフにした刺しゅうなど、繊細な手仕事に定評がある。同社では、「一流ファッションデザイナーとのコラボによる『AKIHABARA』と『FASHION』の融合、そして新しいジャパンカルチャーの一端を見てほしい」と考えているとのこと。なお、2005年には同店のメイドから広がった「萌え」という言葉が、ユーキャン流行語大賞を受賞。2012年には、サイバーエージェント社が運営する仮想空間「アメーバピグ」への仮想店舗の出店、およびプロデュースアイテムの販売など、同店はメイドカフェの枠にとらわれない活動を展開している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月01日前編では、吉祥寺にある猫カフェ「きゃりこ」の猫たちをご紹介した。後編では、前編でご紹介できなかった猫たちを紹介したい。赤い服を着て窓辺でくつろいでいるのは、アビシニアンという種類の女の子で、名前はアリスちゃん。ブルーの淡い毛色が美しく、大きな耳が特徴だ。運動量がかなりあるそうで、「どう猛なハンター」の異名も持つアリスちゃん。この日は寝起きだったためか、とてもゆったりとした動作だった。そっとおでこをなでてみると、とても気持ちよさそうな顔をしてくれた。大きな窓から見える空を見上げているのは、ラガマフィンという種類の女の子・プラムちゃんだ。まるでライオンの赤ちゃんのような見た目で、ふわふわの毛が特徴的である。失礼して下から撮影してみた。かわいいマズル(口元)の下には、ふさふさの胸毛が。少し大きめの猫ちゃんだが、狭いところに挟まるのが大好きだそうだ。ここでとても短い足の猫ちゃんが登場。マンチカンという種類の女の子で、名前はポコちゃん。この種類の猫の中には、短足の特徴がでない猫もいるが、ポコちゃんは見事にマンチカンらしい足を持っていた。短い足でヨチヨチと歩く愛らしい姿に、たくさんのお客さんが魅了されるという。足が短いため、高いところに登るのが苦手だそうだ。子猫のような足取りで店内を歩くポコちゃん。体全体を使って懸命にヨチヨチ歩く姿は、なんとなくペンギンの歩き方を連想させる。こちらへトコトコと歩いてきたのは、アメリカンショートヘアの桃ちゃんだ。アメリカンショートヘアーといえば、グレーと黒の色が一般的であるが、桃ちゃんは「カメオタビー」という珍しい毛色を持つ。シャイでおとなしい性格の女の子だという。オーソドックスな色合いのアメリカンショートヘアーもいた。祭ちゃんという女の子。ひな祭りの日にやってきたので、この名前になったという。とても面倒見の良い性格で、猫カフェのボス的な存在だそうだ。ここで息を飲むほどの美猫が登場。ノルウェージャンフォーレストキャットという種類で、名前は「みかん」ちゃんだ。ふわふわの毛並みが特徴で、特に胸のあたりの毛がかなりモフモフしている。丁寧にブラッシングされているらしく、滑らかな手触りの毛並みだった。一見、このみかんちゃんかと見間違える猫もいた。名前はよつば君。マンチカンという種類の男の子だ。みかんちゃんとは違い、顔の白い部分が少し少ないのが特徴。マンチカンという種類のため、とても短い足をしている。座ってしまうと、足がほとんど毛に隠れてしまうほどだった。悠然とこちらに歩いてくるのは、ノルウェージャンフォーレストキャットという種類のショコラちゃん。2月14日のバレンタイン生まれであることが名前の由来だという。足の先が白く、まるで靴下を履いているかのような前足をしていた。豊かなたてがみを持ち、その白さが目にまぶしい。「触ってもいいですか?」と許可をとり、そーっとおでこを触ってみる。下を向いてゴロゴロと喉を鳴らす姿は、威厳あふれる見た目に反してまるで子猫のようだった。店内には猫のグッズがたくさん置いてある。猫のクッションやぬいぐるみなど。お客さんからプレゼントされることもあるという。猫と遊ぶためのおもちゃも用意されている。中には少しほつれているものもあり、猫たちが元気いっぱい遊んでもらっているのがよくわかる。■店名猫カフェきゃりこ■住所東京都武蔵野市吉祥寺南町1-5-7雪ビル4F■営業時間10:00~22:00(ラストオーダー21:15)■料金平日は1時間1,000円、土日祝は1時間1,200円■ウェブサイトこちらから■備考入店は小学校5年生から【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月27日JR吉祥寺駅から徒歩で2分歩くと、猫の写真だらけのにぎやかな看板が見えてくる。吉祥寺にある猫カフェ「きゃりこ」。連載一回目で紹介した新宿の猫カフェの姉妹店だ。手を洗い、店内に入る。かなり広々としており、猫と思い切り遊ぶことができそうだ。漫画の種類も豊富で、ゆったりと過ごすことができる。店内にある木箱の中に、中型の猫がいた。エキゾチックショートヘアという種類の女の子で、まるこちゃんという。美しいブルーの毛色を持っているため、同じ毛色であるロシアンブルーという猫に間違えられることも。少々気が弱い性格で、おとなしい女の子だという。店内には大きなキャットタワーが設置され、ふと見てみるとドームの中で猫がくつろいでいた。スコティッシュフォールドという種類の女の子で、名前はちょこちゃん。スコティッシュらしい折れた小さな耳が特徴だ。名前の由来を聞いてみると、バレンタインデーにやってきたので、「ちょこ」と命名されたという。いつもはよく寝ているそうだが、この日は運のいいことに起きている姿を見ることができた。足元にものすごくモフモフな猫がやってきた。ペルシャ猫の玉子ちゃんで、読み方は「たまこ」だという。ペルシャらしい鼻ぺちゃの顔が愛らしく、そっと触れてみると絹のような極上の手触りだった。ソファでくつろいでいるのは、セルカークレックスという種類の「れんにゅう」ちゃん。珍しい種類の猫で、最大の特徴は「巻き毛」。天然パーマのように美しいウエーブのかかった毛を持ち、触れてみると羊のようなモコモコとしたさわり心地だ。吉祥寺店では一番年下の猫ちゃん。末っ子ならではの甘えん坊な性格だそうだ。お鼻をツンと触ってみると、キョトンという顔をされた。しばらく猫をめでていると、じーっとこちらを見つめてくる猫がいた。名前はくるみちゃん。アメリカンカールという種類の女の子だ。その名の通り、耳がくるんとカールしているのが特徴。上から見ると、耳が後ろにぺたっと倒れているのがわかる。お座りをしてしっぽをくるんと巻きつけているのは、おせちちゃんという猫。ロシアンブルーという種類の女の子だ。名前の由来は、1月1日生まれだからとのこと。グリーンの瞳が美しい猫ちゃんだ。舌をしまい忘れてボーっとしているのは、ララちゃんという猫。ラグドールという種類で、とても温和な女の子だそうだ。猫が苦手とするシャンプーやドライヤーにもものおじすることなく、おとなしくじっとしているという。顔を近づけてお腹のにおいをかいでみると、日なたぼっこをしていたのか、太陽の優しいにおいがした。店内には大きな鍋がおいてあり、猫が中でくつろいでいた。ラガマフィンという種類の男の子で、名前はライム君だそうだ。温泉につかっているおじさんのようなポーズで、鍋に入っているライム君。とても賢い子で、「お手」をすることができるそうだ。この日は気が乗らなかったのか、残念ながら「お手」をしてもらうことはできなかった。仕方なく鍋の外に出ている小さな手に触れて、「お手」のまね事をしてみる。柔らかくて温かな肉球が最高だった。顔がものすごくかわいい猫がこちらを見ていた。メインクーンという種類の猫で、名前はミミちゃん。あまりに整った顔つきに驚かされる。メインクーンは猫の種類の中では大型種に分類されるが、女の子であるためか、ミミちゃんはずいぶんと小柄だった。両足の先が白くなっており、靴下を履いているように見える。店内には、真っ白な猫もいた。スコティッシュフォールドの女の子で、名前はチロルちゃん。折れた耳が特徴で、ムチムチのボディーのため、丸まって眠るとお餅のようにも見えた。「白い悪魔」という異名を持つほどのワガママなお姫様だそうだ。おすましポーズをきめているのは、りんちゃんというソマリの女の子。フォーンという毛色だそうで、光の加減で色合いが変化し、とても美しかった。「りんちゃん」と声をかけてみると、「にゃー」と返事をしてくれる。鈴を転がしたような透き通った声で、耳にとてもここちよい。じーっと上目使いで見上げているのは、エジプシャンマウという珍しい種類の女の子。名前はいちごちゃん。甘えん坊な性格だそうで、よくほかの猫ちゃんにくっついているという。しばらくカメラを見つめていたが、飽きたのかせっせと毛づくろいを始めた。■店名猫カフェきゃりこ■住所東京都武蔵野市吉祥寺南町1-5-7雪ビル4F■営業時間10:00~22:00(ラストオーダー21:15)■料金平日は1時間1,000円、土日祝は1時間1,200円■ウェブサイトこちらから■備考入店は小学校5年生から次回は、猫カフェ「きゃりこ」吉祥寺店レポートの後編をお送りします。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月20日■オリエンタルショートヘアの歴史オリエンタルショートヘアは、イギリスを原産とする猫種。1950年代のイギリス国内で、土着の白猫とシャム猫を交配させ、顔や耳などの色が濃くならない真っ白なシャム猫を作り出そうという動きがありました。その結果、ブルーアイと白い被毛を持つ猫が誕生します。この猫を繁殖させるために、白色の優性遺伝子を持つ白猫との交配が続けられましたが、この遺伝子は白色の裏にさまざまな毛色や模様を発現させる遺伝子だったため、被毛にはグレーやブラウンなどの色が現れます。白いシャム猫を作ろうとして偶然誕生したこの猫種は、オリエンタルショートヘアーと名づけられ、その後熱心なブリーダーたちの手によって1977年に米国で公認されることとなります。なお、オリエンタルショートヘアーの猫でロングヘアを持つものは、シャムに長毛の遺伝子が紛れ込んで誕生した突然変異種ですが、現在は「オリエンタルロングヘア」として別個に分類されています。■オリエンタルショートヘアの特徴と性格「猫の理想形」とも言われるシャムの血統を受け継ぎ、細く長い四肢とスリムなボディーを持っています。逆三角形の小さな顔と大きな耳、やや釣り気味のアーモンド型の青い目が神秘的な雰囲気をかもしだします。いかにも猫らしい、気まぐれで甘えん坊な性格です。ちょっとやきもち焼きでスキンシップが大好き。個体によっては若干神経質な面も見られ、かまってあげないとすねてしまうこともあります。大きな声で甘えてきますので、たっぷりの愛情を注いであげましょう。■飼うなら…飼い主の膝にのぼったり、人間同士の会話に大きな声で参加するなど、とにかく人が大好きな猫です。長時間ひとりでいることが苦手なので、親密なスキンシップが必要です。長命で健康的な猫です。やや早熟ですので、獣医師と相談の上、避妊手術は早めに行う方が良いかもしれません。ブラッシングは日に1、2回で十分。やや寒さに弱いので、温度管理に注意する必要があります。■画像提供元ペットショップ「COO&RIKU」【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月19日■エジプシャン・マウの歴史エジプシャン・マウは、エジプト産の家猫を元に、アメリカで品種改良された猫種です。「マウ」はエジプト語で猫を意味します。一般にはエジプト原産とされますが、品種として正式に確立したのがアメリカであるため、原産国をアメリカと記す場合もあるようです。紀元前1400年頃のエジプトで飼われていた猫が、そのルーツと言われています。古代エジプトの壁画には、アビシニアン同様、この種と思われる猫の姿が描かれており、ミイラも発掘されています。1953年、エジプトのカイロからイタリアへ、スポット模様を持った土着の猫が取り寄せられました。この猫とイタリアの猫とを交配させ生まれた子猫たちは、1956年にアメリカへと渡ります。そして子猫たちの品格のあるかわいらしさは、すぐに愛猫家たちの大きな関心を集めるところとなります。その後、古代エジプトの壁画に残された細身の体形にアーモンド型の目、細かいスポット模様を持った猫の特徴を参考に、計画的に繁殖・改良を施し、今日のエジプシャン・マウが誕生しました。1977年に公認されています。■エジプシャン・マウの特徴と性格野性味を感じさせるスポッテッド・タビー(斑点)としなやかな肢体を持った、とても優美で美しい猫です。エジプシャンマウのスポットは、猫種の中で唯一、自然発生で生まれたものです。被毛は短く、毛色はシルバー、ブロンズ、スモークの3色。黒色の斑点模様が特徴です。目色はライトグリーン。よく発達した筋肉を持ち、走る速度は50km/hとすべての猫種の中で最速を誇ります。額には、エジプトに生息する甲虫(こうちゅう)のスカラベに似た模様「スカラベ・マーク」があり、アーモンド型のアイラインや大きな耳が、古代エジプトの神秘を感じさせます。その野性的なルックスとは裏腹に、性格は大変優しく、飼い主に従順です。おとなしく、人見知りで、やや神経質で臆病な一面もあります。とても賢く、静かな環境を好みます。■飼うなら…穏やかな性質で飼いやすい猫ですが、遊び好きで運動量は多めですので、ストレスがたまらないよう、遊び相手になってあげましょう。騒々しい環境を嫌いますので、大きな物音などで驚かさないよう配慮が必要です。美しいスポットの維持のためにも、1日1、2回のブラッシングを心掛けましょう。■画像提供元ペットショップ「COO&RIKU」【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月10日町田の駅から徒歩2分程度で到着できる猫喫茶。店名は「ねこのみせ」。大きな看板が目印で、ガラス張りのため外から店内を見ることもできる。たて看板も実に魅力的。かわいらしい猫たちの写真が満載だ。店内にはいると、まず目に入るのが雑貨がたくさん飾られたレジ。猫グッズが満載で心をくすぐられる。入店して最初にすることは手の洗浄だ。猫たちに触れるには、しっかり消毒する必要がある。靴を脱いで入店しようとすると、早速足元に猫が寄ってきた。「うきゴルバチョフ」ちゃんという名前の猫で、由来を聞いてみると「雑種なのにロシアンブルーに見えるので、ロシアだからゴルバチョフ」とのこと。店内にはたくさんのコミックが並ぶ。かなりの冊数で、お客さんも猫をめでながらまったりと読書を楽しんでいた。どんなコミックがあるのか見ていると、上から視線を感じる。どうやって登ったのか、本棚の上には猫がいた。小梅ちゃんという猫で、お店の人いわく、「ブサイクな声だが、なでてみると愛嬌(あいきょう)のある」猫だという。しかしこの高さではなでることができない。ふと足元からも視線を感じる。じーっとこちらを見つめているのは、短い足がチャームポイントのポルテちゃんという猫。小さく折れた耳がお客さんに大人気だそうだ。額から後頭部にかけてこんがりと焼き色がついている。「なでてもいいですか」と声をかけると、あごを出したので恐る恐る触ってみる。しかし全く動じない猫ちゃんだった。机の下にもぐりこんでいる猫がいた。かわいいデニムの洋服を着ているのは、にしんちゃんという名前の猫だ。天使のようにかわいい鳴き声をしているといううわさだが、この日はお昼ねモードだったのか、残念ながら声を聞くことはできなかった。そしてキャリーケースと思わしき箱の中に、大きな毛玉が入っていた。中で眠っているのはシャルロッテちゃんという猫。寝ているのかと思いきや、青い目でこちらをちらりと見ている。名前のとおり気高い高貴な性格らしい。顔が見たかったので、しばらくそばで静かに見つめていると、むくりと起き上がってくれた。庶民には優しい猫ちゃんのようだ。お店の中には大きなキャットタワーがあり、頂上にふかふかのベッドがついている。ベッドの色に同化してしまってわかりづらいが、猫が寝ていた。中でリラックスしているのは水雲(みくも)ちゃん。マズル(口のあたり)があまりにかわいかったので、下からのアングルで写真を一枚撮らせていただいた。人さし指でそーっと触ると、あごのお肉がタプタプでとても心地が良い。足元に寄ってきたのは、あがりちゃんという猫。お店の人に「キャバ嬢」というあだ名をつけられるほど、愛想のいい猫ちゃんだ。柄は見事なサビ柄で、サビ猫には珍しく黒い部分が多い子だ。店員さんに抱っこされても大人しく、真正面から見てみると顔の模様がちょうど真ん中で別れていた。とても不機嫌そうな目つきでこちらを見つめているのは、よつばちゃんという名前の猫。子猫のときからずっとお店で育てられている子で、そのためかとても人懐っこい性格だという。かわいかったので顔を近づけてみると、よつばちゃんの鼻の穴から「フーッ」と息を吹きかけられてしまった。ため息だとしたら少々申し訳ない。お客さんのそばで、ソファにうずもれながらくつろいでいたのは、小夏ちゃんという猫。どこか達観した目つきが特徴で、お客さんの膝の上に乗ってくることが多い子だという。あくびをしながらボーっと座っているのは、エレクトラちゃんという猫。王道なかわいらしさを持つため、お客さんにも人気の子だった。あくびをしたときの、ちらりとのぞいたピンクの舌にドキッとさせられる猫ちゃんだ。真っ黒で体格の良い猫ちゃんが床でゴロリと寝そべっていた。名前はヴィクトリカちゃんで、目の上の毛が少しだけ薄いのが特徴だ。メス猫が大好きな性格だという。ビー玉のような青く澄んだ瞳の、白玉ちゃんという猫が登場した。右手でヒラヒラとおもちゃを振ると、小さな顔も釣られて左右に動く。普段はとてもおだやかな性格の子だが、おやつを目にすると途端に魔獣のように襲ってくるという。元気いっぱいの猫ちゃんだそうだ。店内には、お客さん用のノートパソコンが置いてあった。「ご自由にご利用ください」と書いてあるが、使うことができない。なぜならば、パソコンの上に猫が乗っているからだ。どことなくドヤ顔でパソコンの上に鎮座しているのは、ポッキーちゃんという名前の猫だ。店員さんによると、ポッキーちゃんの趣味は「味見」だそうだ。おやつの味見なのかと思いきや、人の腕をなめるのが大好きなのだという。フンフンと荒い息を吹きかけられたかと思うと、一心不乱に左腕をなめられた。犬とは異なり、猫の舌にはザラザラとしたヤスリのような突起がついている。いかに小さな猫の舌とはいえ、長時間なめられるとくすぐったいというよりも、少々痛い。しかし、プニプニの肉球で腕を押さえ込まれてしまっては逃げようがない。よく見てみると、ポッキーちゃんの足は先だけが白く、遠目から見てみるとまるで靴下を履いているかのようだ。このかわいい手に押さえこまれ、およそ15分間、腕をなめられ続けた。腕は少々痛かったが、とても幸せな15分間だった。お店のドリンクメニューは、種類がとても豊富だ。手作りシロップをふんだんに使ったジンジャーエールや、香ばしい梅昆布茶、ヴァンホーテンココアなどが人気だという。また、お店のテーブルの上には「ひとことのこしノート」なるものが置いてあった。お客さんが気軽に書き込める自由帳だ。手にとって開いてみると、店の猫ちゃんたちのイラストや、温かいメッセージがたくさん書き込まれていた。お客さんたちに愛されている猫カフェだということが伝わってくるノートだった。そして、店内には猫ちゃんたちと思い切り遊ぶことができるよう、大量の猫用おもちゃが用意されている。種類もかなり豊富で、珍しいおもちゃも見受けられた。ぬいぐるみなども用意されており、軽く投げてあげると猫たちがじゃれてくれた。また、キノコの形をした猫用ハウスは、お客さんからのプレゼントだそうで、お店の猫ちゃんたちがいかに愛されているかがよくわかる。■店名 猫喫茶ねこのみせ■住所東京都町田市原町田1-2-9-202■営業時間12:00~22:00(火曜日定休)■料金10分150円から。2時間パックは1,500円。(入店は中学生から)■ホームページはこちらから【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月02日前編では、新宿にある猫カフェ「きゃりこ」の猫たちをご紹介した。後編では、前編でご紹介できなかった猫たち(特に大型種)を紹介したい。床で上手にお座りしていたのは、アビシニアンという種類の「ナッツ」君。アビシニアンは、エチオピア原産の猫で、美しいアーモンド形の目が特徴だ。「ナッツ」君は、運動神経が抜群の男の子で、少し興奮すると他の猫ちゃんを追いかけて遊びに誘ったりするという。キャットタワーの上でぼーっとしていたのは、エジプシャン・マウの女の子、「えのき」ちゃんだ。エジプト原産の種類で、美しいスポットの模様が人気だという。ちなみに、「マウ」とはエジプト語で「猫」という意味だそうだ。「えのき」ちゃんは警戒心のない子だそうで、おなかがすくと、ご飯をほしがってウロウロと歩くという。スッキリした顔立ちのわりに、ポコンと少しだけでたおなかがチャームポイントだ。ふとソファに視線を移すと、毛づくろい中の猫と目が合う。ラガマフィンの「ラム」ちゃんという女の子だ。見事な八割れの模様を持っており、フサフサの胸毛はまるでライオンのたてがみのようにも見える。夜になると、同じラガマフィンの猫ちゃんとの追いかけっこをして遊ぶそうだ。猫らしいポーズをきめているのは、短い足で有名なマンチカンの「陸」君。マンチカンなのに足が長いのが特徴的だ。控えめな性格で、なでられるのが大好きだとか。しゃがんで「こんにちは」とあいさつをしてみると、なぜかペロリと舌を出した。キョトンとした表情が愛らしい。この「陸」君の兄弟である「空」君が、カーペットの上でくつろいでいた。マンチカンの男の子で、「陸」君とは違って足がとても短い。しかし、この短い足でも、他の猫と同じように高いところに難なく登ることができるという。「陸」君と同じく控えめな性格で、少し気が弱いところがあるそうだ。おもちゃに埋もれながら上目使いをしているのは、シンガプーラという種類の女の子、「しじみ」ちゃんだ。シンガプーラとは、シンガポール原産のかなり小さい猫で、大きくても体重は2.7キロほどにしかならないという。「しじみ」ちゃんはとても甘えん坊な性格だそうで、他の猫ちゃんとくっついていることが多いという。ちなみに、兄弟の名前は「あさり」君だそうだ。まん丸なお顔でこちらを見ているのは、「ちょろ」ちゃん。アメリカンショートヘアにしては珍しい毛色で、サビ柄にも似た毛並みが美しい女の子だ。他の猫ちゃんととても仲が良く、じゃれて遊ぶのが大好きだそうだ。少し不機嫌そうなじと目の猫ちゃんがいた。アメリカンショートヘアの「みこし」ちゃんだ。胸のあたりをかいてもらうのが大好きな女の子で、元気いっぱいに日々を過ごしているという。12月25日生まれなので、「三太」君という名前のこの男の子。マンチカンという種類で、とても気が弱く優しい性格の猫ちゃんだそうだ。真っ黒でツヤツヤの毛波がすばらしかったが、カメラが自動的に「夜景モード」に切り替わってしまって撮影が難しい猫ちゃんだった。カメラを持つ腕にすり寄ってきたのは、こんがりとした額の猫ちゃん。アビシニアンの女の子で名前は「小麦」ちゃんだ。とても小柄で運動神経が良く、人間の肩にも簡単に登ってしまうという。カメラが珍しかったのか、大きな目でしばらくじっと見つめていた。そして、猫カフェ「きゃりこ」の猫たちの中でも特に人気の高い子が登場した。メインクーンという大型種の男の子、「ヒュウガ」君だ。マイペースな性格で、一人で遊ぶことも多いという。真正面から見てみるととても威厳のある顔つきだが、横から見てみると途端にベビーフェイスになる。しばらくおなかの毛づくろいをしていたが、終わった後に舌をしまい忘れているなど、少しおちゃめなシーンも見ることができた。この「ヒュウガ」君と同じ種類の男の子、「タイガ」君も人気が高いという。小型のライオンかと思えるほど威風堂々とした容姿を持っており、体重は猫カフェ「きゃりこ」の中で一番重いという。その大きさは比べてみると一目瞭然。しっぽもかなり太く、大型種ならではのものだ。この猫カフェには、ほかにも大型種がいる。ノルウェージャンフォレストキャットという種類の男の子で、名前は「はるまき」君というそうだ。おやつをもらった後はよく床で動かなくなっているという。毛色と同じゴールドの瞳が、まるで琥珀のようでとても美しかった。「こんにちは」と声をかけてみると、ゴロリと横になった「はるまき」君。起こさないようにそーっとおなかを触ってみる。あたたかくて柔らかく、ふわふわのおなかが最高だった。店内は、猫たちと気持ちよく触れ合えるようかなり広々とした造りになっている。小さなテーブルと、ふかふかのソファがあり、お客さんが移動しやすい配置となっている。猫じゃらしも種類は豊富で、自由に使うことができる。お店の人気メニューは、「フォンダンショコラケーキ」で、お値段は300円。アイスカフェラテ(200円)と共に注文するお客さんも多いとのこと。ショコラの中には、トロリとしたチョコレートソースがたっぷりと練りこまれており、ほろ苦いビターの味を楽しむことができる。また、クリームチーズケーキ、エビのトマトクリームパスタ、ふわとろ玉子のオムライスなども人気のメニュー。猫をめでながら、おいしいランチでおなかを満たすことができるという。食事スペースは猫と遊ぶスペースと完全に隔離されており、広々としたカウンターから、ガラス越しに猫を見ることができる。飲食スペースには、猫がいないかわりに、たくさんの猫グッズがあった。お店の猫たちの写真も多く、猫好きにはたまらない空間だ。猫カフェ「きゃりこ」の客層は実に幅広く、学生さんからお年を召した方まで訪れるという。お店の人にコンセプトを尋ねてみると、「何かのついでにぶらりと立ち寄れるカフェ」だという。「買い物や映画など、帰りがけに気軽に訪ねて、猫たちと触れあっていただきたい」と店員さんは語った。■店名猫カフェきゃりこ新宿店■住所新宿区歌舞伎町1-16-2富士ビルディング5階と6階■営業時間10:00~22:00(ラストオーダー21:15 年中無休)■料金平日1時間1,000円土日祝1時間1,200円。10分ごとに150円の延長料金がかかるとのこと。※入店は中学生以上から。詳細は同店ウェブサイトから。東京都町田市の猫カフェ「ねこのみせ」の取材レポートをお送りします。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月08日フェリシモが運営する「フェリシモ猫部(ねこぶ)」は、「なりきりにゃんこ猫耳もふもふヘアターバンの会」を販売中。「なりきりにゃんこ猫耳もふもふヘアターバンの会」は、前髪を上げておきたいときや、毎日の洗顔にもぴったりのヘアターバン。もふもふのヘアや、耳の内側のピンクが猫好きにはたまらないかわいさで、大人気となっている。サイズは、幅約8cm、横約23cm(耳除く)。デザインは6柄展開。また同品には「フェリシモの猫基金」がついており、価格の900円のうち、3%の27円は同基金として運用される。集められた基金は、国内のさまざまな団体で動物の里親探し活動、野良猫の過剰繁殖の防止活動、災害時の動物保護活動などの支援に使われる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月26日日暮里駅から徒歩10分。谷中銀座と呼ばれる猫だらけの商店街をぶらりと歩く。白猫やトラ猫など、いろんな種類の猫が気持ちよさそうに寝ていた。街の人たちが世話をしているらしく、どの猫もぽっちゃりと太っていた。商店街を抜けると、三浦坂という小さな坂に、猫の雑貨がたくさん置かれた和風なお店が見えてくる。猫カフェ「ねんねこ家」だ。中の和室に通されると、店長の「サンキチ」さんがあいさつに来てくれた。グリーンの瞳がきれいなキジトラの猫だ。「写真を撮ってもいいですか?」と店長に聞いてみると、畳の上にリラックスした様子でお座りをした。どうやら撮影の許可が下りたようだ。「ねんねこ家」一押しのメニューは「ニャン・カレーセット」(価格は1,500円)。かわいらしい猫の形のご飯に、スパイスの利いた辛口のカレーを楽しめる一品。デザートにはぷにぷにの白玉肉球が出され、食べるのをためらうほどのかわいらしさだ。カレーセット以外にも、和菓子などが充実しており、かわいらしい肉球の形をした「ねんねこクッキー」(800円)や、猫がお座りしている「招福猫最中」(800円)、猫のおまんじゅうとお抹茶がついてくる「笑福猫饅頭セット」(800円)や、すべてのメニューのお菓子を楽しめる「全部セット」(1,000円)などが人気とのこと。店内には多くの猫雑貨がある。猫の鍋しき、猫のちょうちん、猫のうちわ、猫のマドラーなどなど。猫好きにはたまらない空間だ。雑貨をめでていると新顔が登場。経理担当の「たくや」君だそうだ。レジの前にいることが多く、レジ打ち用のイスをたくや君にとられてしまい、人間の店員さんが立っていることもしばしばあるという。とても人慣れしている猫らしく、そっと手を差し出すとすりすりと頬ずりをしてくれた。「ねんねこ家」には、会長秘書の千代子ちゃんや、外回りの営業担当のチョビ君など、合計6名の猫店員がいるが、フレックスな自由シフト制であるためいつどの猫に会えるかは運次第。自由に猫が行き来する「ねんねこ家」。おいしいカレーとかわいい雑貨を楽しみながら、気ままに生きる猫たちと間近で触れ合うことができる猫カフェだった。猫がのんびり暮らす下町谷中。ぶらりと立ち寄り、のびのびと生きる猫たちをめでてみてはいかがだろうか。■猫カフェ「ねんねこ家」情報営業日:木曜・金曜・土曜・日曜・祝日営業時間:11:30から17:00(日曜、祝日は18:00まで)最寄り駅:JR日暮里駅より徒歩15分住所:東京都台東区谷中 2-1-4【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月02日メディアファクトリーは、シリーズ累計50万個の人気シリーズ「マグ猫」の最新作、「マグ猫まったりニャンコ編」の販売を開始した。「マグ猫まったりニャンコ編」は全8種。前後に分割された猫たちには、それぞれ強力な磁石が入っており、間に物を挟んだり、いろいろなところに付けて楽しむことができる。名刺やメモを挟んだり、クリップをくっつければ、オフィスなどでも活躍。冷蔵庫や壁などに付けると、猫たちの体が中をすり抜けているかのような、ちょっぴりシュールなシチュエーションに。指輪ホルダーや鍵ホルダーとしても使えて、毎日の生活にも便利なグッズとなっている価格は、1パックにフィギュア1セット・ガム1個が入り、299円(税込み)。10パック入りの1BOXが2,990円(税込み)となり、1BOXで全8種がそろう。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月19日瀬戸内海には数多くの島があるが、その中でも特に猫が多く「猫パラダイスの島」と紹介されたこともあるのが香川県の佐柳島(さなぎじま)だ。高松から電車で約30分。多度津駅から歩いて10分ほどで多度津港に到着。港に行く途中、おいしい本場の讃岐うどん店で腹ごしらえをした後、船に揺られること約1時間で佐柳島に到着する。島の周囲は7kmほど。人口はわずか100数十人の小さな小さな島だ。3階建て以上の建物は見当たらず、人の姿も見当たらず。海沿いに住宅が密集しているのみ。とってものどかな、古きよき日本の原風景といった感じだ。島にある集落は2つのみ。船が到着した本浦集落に入っていくと、車1台が何とか通れる狭い路地にいるはいるは、猫がいっぱい! 人を怖がる様子もなく、道路のど真ん中で寝そべっていたり、家の門番であるかのように玄関口でたたずんでいたり、リラックス度120%の猫たちがあちこちに見られた。1匹の猫とたわむれていると、いつのまにやら3、4匹。さらに他の猫も集まってきて、えさをねだるわけでもなく、何をするわけでもなく、私の目の前で寝そべってみたり立ち上がってみたりする。まるで猫たちに島に来たのを歓迎されているかのように。数百mほど歩けば終わってしまう小さな本浦集落だが、ほんの30分いただけでも猫10数匹と出会う。一方、人に出会ったのは近くの商店のおばちゃん1人のみ。島の主が猫であるかのような島だった。ちなみに「さなぎじま」という島の名の由来は、将軍・足利義満氏が厳島に参詣する際に強風に遭い、この島に避難すると風が和らいだので早凪(はやなぎ)と呼んだのが「さなぎ」に変わってついたとも言われている。そんな穏やかな島だからこそ猫のパラダイスとなったのかもしれない。かさこ1975年生まれ。執筆と撮影もこなすカメライター(カメラ+ライター)。トラベル系、金融分野を特意とする。25歳から編集・ライターの仕事をはじめ、27歳からカメラマンの仕事も担当。世界各国、日本各地を飛び回り、取材・撮影したストックを生かし、記事の提供、執筆、写真貸出などを行う。これまでの渡航回数は42回で渡航先は29カ国。合計滞在日数は455日に及ぶ(2011年2月現在)。著書は、写真集10冊、一般書籍5冊、合計15冊(2011年2月現在)。オフィシャルサイト「かさこワールド」も立ち上げている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月11日メイドカフェならぬ“ギャルカフェ”10日、東京渋谷のセンター街にギャルカフェ「10sion」(テンション)がオープンした。ギャルの聖地ならではの渋谷に位置し、これまで“ギャル”でなければ立ち入りにくかった“ギャル文化”を楽しめる場として注目されている。秋葉原ならメイドさん、京都なら舞妓さんに会いに行く、といった感覚で、ギャル文化を体験してほしいそうだ。食事などを楽しみつつ、スタッフによる流行やおすすめスポットの情報提供が受けられる。「情報提供」といっても、そこはやはりギャルならではの流儀で、敬語は禁止でギャル語飛び交うアドバイス。普段通りのリアルなギャルの雰囲気をを体感できるようになっているそうだ。メニューもユニークメニューも“ギャル”を意識したユニークなもの。ショットグラスに少量のそばを入れたものを何杯も食べていく「ハチ公(わんこ)そば」や、オムライスに、メイク&カラーコンタクトでデカ目が完成した状態をケチャップで描く「デカメライス」、「ガングロイケ麺」なる焼そば、オリジナルカクテルの「日サロロック」など、その提供スタイルにも、ネーミングにもこだわったメニューが満載だ。スタッフとゲーム感覚で楽しみながらドリンクを味わえる「利きカクテル」などのメニューなどもあり、多彩な楽しみ方ができる。スタッフにあこがれるギャルはもちろん、一度体感してみたかったという方にもおすすめ。渋谷の新たな観光スポットにもなるかもしれない。スタッフに流行やメイクを指南してもらうのもありかも。ユニークなNewスポットとしてチェックを。元の記事を読む
2012年05月11日