皆さんはご自身の生理周期や生理期間を把握していますか?中には、生理が1ヶ月続いて婦人科を受診した方もいるようで……。そこで今回は、読者の方から寄せられた「婦人科系の疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Jさんの場合……もともと生理不順だったのですが、ある月に生理が1ヶ月ほど続いたことがあります。他の月でも1週間以上続くときがあったので、とくに気にしていませんでした。しかし、日に日に生理痛が酷くなり「さすがに1ヶ月は長いかも……」と不安に。職場の先輩に軽い気持ちで相談したところ、すぐに婦人科に行くように言われました。次の日に休みを取り婦人科で診察を受けたところ、子宮内膜症だったことがわかりました。どんな治療を受けましたか?低用量ピルを処方していただきました。小さなクリニックに行き、そこの先生が親身になってくれました。世の女性陣へ伝えたいことは?初潮を迎えたときから生理不順だったこともあり、慣れてしまっていて事の重大さに気づいていませんでした。生理不順の人はできるだけ早く診てもらった方が良いと思います。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのも良いので、検討してみてください。生理不順にも原因が……生理不順と生理が長引いていたのは、子宮内膜症が原因だったというJさん。生理不順が常態化していたため、気づくのが遅くなってしまったというケースもあるようです。ご自身の生理周期や生理期間が正常かどうか、皆さんもチェックしてみてくださいね。今回は「婦人科の疾患に気づいたきっかけの話」をご紹介しました!※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年05月18日生理の周期には個人差がありますし、いつもより早くなることや遅れることもあるでしょう。しかし、あまりにも周期が不規則だと不安になってしまいますよね。そこで今回のMOREDOORは、「疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。会社員Bさんの場合……生理周期が短くなる「頻発月経」に悩んでおり、ピルを処方してもらうためにクリニックを受診しました。結果「黄体機能不全」でした。どんな治療を受けましたか?黄体ホルモン製剤の投与を行いました。病院選びについては、安心して受診できる場所かどうか。また、院内の雰囲気や女性医師はいるかどうか確認することが大切だと感じました。世の女性陣へ伝えたいことは?以前は婦人科を受診することに抵抗がありましたが、先生が親身になって治療法の相談に乗ってくれ、心が軽くなりました。本当に些細なことでも異変でもあるのなら、婦人科を受診するべきだと思います。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのも良いので、検討してみてください。「何か違う」と感じたら婦人科へ頻発月経の原因は、黄体機能不全だったというBさん。Bさんは適切な治療を受けられる病院を見つけられたようですが、自分にとって安心して受診できる病院を探すことも大切と言えるでしょう。もし毎月の生理で違うところがあるのなら、婦人科に足を運んでみてくださいね。今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけの話」をお届けしました!※監修医:ひなたクリニック院長、三橋 裕一※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年05月09日生理の周期は、人により異なります。ただ、いきなり短くなったり長くなったりした場合は、「このままで大丈夫なのか」と心配になってしまいますよね。そこで今回のMOREDOORは、「疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修産婦人科医:つづきレディスクリニック院長、吉岡範人。1978年生まれ。2005年、聖マリアンナ医科大学大学院を卒業。同大学初期臨床研修センター、産婦人科に入局。16年間の医局勤務中、約2年間ブリティッシュコロンビア大学へ留学しがん研究に従事。2019年につづきレディスクリニックの院長に就任。現在は産婦人科×医療脱毛で産婦人科における医療脱毛、産婦人科×訪問診療で女性がん患者さんに特化した訪問診療、産婦人科×スポーツ医学で女性スポーツ選手のサポートなどで活躍。さらに産婦人科医としてフェムテックの業界にも参入中。パートCさんの場合……奇形腫を患いました。もともと生理周期が長く40日前後のサイクルだったのですが、2週間おきに生理が来るようになり病院に行ったところ見つかりました。他の症状としては腰痛や左の腰・骨盤の上あたりが少し肉付きが良くなったような触り心地になりました。どんな治療を受けましたか?検診してもらった病院では婦人科がありませんでした。卵巣の摘出手術を受けました。世の女性陣へ伝えたいことは?健康診断は大事だと思います。特に健康診断に超音波を加えて卵巣の状態を確認することは非常に重要です。通常の癌検診のみではわからないことは多いです。早めの受診とともに超音波検査もおすすめします。早期発見のためにも定期的な健康診断を2週間おきに生理が来るようになったのと、卵巣嚢腫は直接の関係はないことが多いですが、生理の症状がきっかけで卵巣嚢腫が見つかった良い例です。Cさんは病院を紹介してもらい無事適切な治療を受けることができましたが、病気の早期発見のためにも、定期的に健康診断を受診してみてくださいね。今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけの話」をお届けしました。※監修医:つづきレディスクリニック院長、吉岡範人※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年05月05日閉経したのは50歳9カ月。カウントダウン5年前から、定期的に来ていた生理の間隔が乱れ、しまいには生理後1週間で再び生理になることも。さらにスタートダッシュの大量出血と、予測不可能な月のものに振り回されました。閉経前に起こった生理トラブルについてお伝えします。★関連記事:更年期の大量出血が心配! 安心して外出できるようになったお守りアイテムとは【体験談】生理が終わった1週間後、再び出血私の生理サイクルはほぼ1カ月。なので、毎月決まった日にち±1~2日で生理が訪れていました。しかし、45歳を過ぎたころから3日、4日と始まるのが早くなるように。そして47歳のとき、ついには生理が終わった1週間後に、再び出血が。最初は不正出血じゃないかと半信半疑。しかし、いつものように1~2日目が多くて次第に量が減るスタイル。普段通りに7日目で終わり、「やっぱり生理!」。そうかと思えば、閉経の1年前、49歳ごろには、生理が終わったと思ったら、次の生理が来るまで2カ月ぐらい空くときも。あんなに定期的に来ていたものが、予測不可能に。私が持ち歩くバッグには必ず生理用ナプキンを忍ばせておくことになりました。大量出血で夜用ナプキンでも漏れることが他にも私を悩ませたのは大量出血。それも開始早々ドバー。トイレが真っ赤っか! こんなに血が出たら、死ぬんじゃないかと思うくらいでした。とはいえ、座ったり、寝ていたりしているときに起こる確率は低く、立ち上がるとドッバー。家にいるときはそのままトイレに駆け込めばいいのですが、外でも容赦なく起こるので困りました。そんなときはバッグごとそのままトイレへ。急いでナプキン装着。おまけに、普通サイズのナプキンなら1時間程度で全面真っ赤に。長さ40cmの夜用ナプキンは後ろ漏れは防げるけれど、横漏れはアウト。だから、夜用ナプキンを装着する前に、普通サイズのナプキン2枚を横長にしてセット。一度に3枚もナプキンが必要なので、私が持参していた生理用ナプキンは夜用2枚に、普通サイズが6~7枚。当然、生理用ポーチに収まりきらないため、バッグごと駆け込んでいたのです。止血剤を処方されたけど病気が気になり…生理が終わってから7~10日でまた生理。おまけに生理が始まるとすぐに大量出血で、洋服や下着、寝具などを汚すことが多く、ズボンはいつも黒かネイビー。大量の生理用ナプキンの他に、1分丈のスパッツに生理用ショーツもバッグに入れるように。本当に大量出血でどうにかなってしまうのではと思い、意を決して産婦人科へ。子宮を診てもらい、がん検査もしたけれど異常なし。「閉経前の月経不順ですね。止血剤※出しておきます」でホッとしたのもつかの間、止血剤はまれに血栓を起こすとのこと。高血圧を患っている私が飲んでいいものか、悩みに悩んだあげく、危ないんじゃないかと自己判断して、止血剤は飲まずじまい。結局、大量出血から始まる生理は閉経半年前まで続きました。<※私が処方されたのはトラネキサム酸で、心筋梗塞や脳血栓など血栓による病気の人には慎重に使う薬ですが、高血圧だから使ってはいけないというものではないようです。勝手に自己判断してしまいました。>まとめ大量出血時のナプキンの使い方は改良を重ね、スパッツにまず横長に普通サイズのナプキンをセットし、夜用のナプキンをパンツに当てる方式に。そうすると、デリケート部分のごわごわ感がいくらか軽減されるのと、ズレにくくてズボンまで粗相する確率が減りました。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/天神尚子先生(三鷹レディースクリニック院長)日本医科大学産婦人科入局後、派遣病院を経て、米国ローレンスリバモア国立研究所留学。その後、日本医科大学付属病院講師となり、平成7年5月から三楽病院勤務。日本医科大学付属病院客員講師、三楽病院産婦人科科長を務めた後、退職。2004年2月2日より、三鷹レディースクリニックを開業。【天神先生からのアドバイス】このような過多月経では、貧血を起こしている可能性が高いです。止血剤は血栓症が怖くて飲めないという患者さんがいらっしゃいますが、止血剤の対症療法だけでなく他にも治療法はあります。自己判断で薬を中止せず、薬に不安なことがあれば受診して医師に相談しましょう。著者/杉田リエ(51歳)大学生と高校生の母。第二子出産を機にフリーライターに。46歳のとき社会福祉士の資格を取り、ケースワーカーとして社会復帰。現在の悩みは教育資金と心&体の健康。愛猫の姿に癒やされます。
2023年05月04日私は初潮を迎えたときから「生理が重い」と感じていました。しかし、祖母と母は生理がそれほど重くなかったようで、生理に対しての認識が私と違っていて……。そんな祖母から言われて傷ついた言葉があります。 登山をする日に生理が私が中学生のころ、母と祖母と高尾山へ登山に行くことになりました。しかし、その日は朝から生理が始まってしまって、おなかがズキズキと痛く、体もだるい感じでした。 薄いサイズのナプキンをつけ家を出て、登山を始めた私たち。すると、歩き始めてすぐに経血が流れ出る感覚が。私は「歩くんじゃなくて、リフトに乗りたい」と2人に伝えましたが、祖母から「若いのに何言ってるの! せっかくだから歩いて登ろう!」と返されてしまったのです。 魔の分かれ道私はそのころ、生理の話はタブー視されていて恥ずかしいことだと思っていたので、家族だからといって「生理だから歩いて登りたくない」と理由を言えませんでした。体育会系の祖母と母は、休まずにどんどん登っていき……体がだるい私はついていくのに必死。 そして、道が二手に分かれているところに着きました。左は、急な階段道の「男坂」。右は、道がなだらかな「女坂」。すると、祖母は迷わず108段も階段がある男坂へ。 祖母についていくように私も階段を上り始めましたが、私は途中、階段に座りこんでしまうことも。それでも時間をかけ、休憩をとりながら登り続けました。 山頂へゴールが見えたとき、薄いナプキンを伝ってじわーと足のほうに経血が流れている感覚がしました。慌てて山頂にあったトイレに駆け込み、新しいナプキンに替えた私。黒いズボンをはいていたので、幸いズボンに経血が付着しているのはわかりませんでした。 そんな私の行動に、祖母と母は、私が生理だと気づいたようでした。ただ祖母は「若いからなんてことないわ」とひと言。しかし、帰りは私の願いを聞き入れてくれて、無事リフトに乗って帰宅。自宅でゆっくりと休むことができました。 中学のときは思春期真っ只中で、家族であっても恥ずかしくて生理についてなかなか言えず、さらに祖母の軽いひと言に深く傷ついてしまいました。生理に「若い」というのは関係ないと、今、声を大にして言いたいです。 生理に関して、周りの人の適切なサポートがないときの孤独感はつらいもの。私は周りの人が生理でSOSを訴えていたら寄り添えるようになりたいなと思いました。 著者/伊東理恵子作画/ののぱ監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター ののぱ
2023年05月02日「生理痛くらい大したことない」と周囲の方に言われて、傷ついた経験がある方もいるでしょう。そこで今回は、「生理痛に関する悩み」について、インターネット調査を実施。「生理に関することで、多くの人に知ってほしいこと」について、読者の本音を紹介します。日本では生理痛が甘く見られていると感じますか?まず、「日本では生理痛が甘く見られていると感じますか?」と尋ねたときに、「はい」と答えた方は全体の88%と、最も多い結果となりました。なお、「いいえ」と答えた方は10%、「そのほか」と答えた方は2%です。それでは、数多く寄せられていた意見をご紹介します。理解されにくい現状に……9割近くの女性が、「生理痛は甘く見られている」と回答しました。寄せられた回答からは、周囲から十分な理解が得られず、苦悩している様子がうかがえます。配慮の足りない環境に……職場の環境によっては、生理休暇を利用しにくかったり、お手洗いに行くことすらできなかったりするようです。根拠のない言葉をかけられ、疑問を感じたという方もいました。生理に関することで、もっと多くの人に知ってほしいことは?生理のときの症状は人それぞれ。自分の症状と周りの症状は違って当たり前で、抱える悩みも千差万別です。お互いの状況を思いやって生理に対して数多くの悩みがあるものの、なかなか理解を得られず苦しむ女性は多いことがわかりました。生理痛は個人差があるため、相手の状況を思いやることも大切です。つらいときは無理をせずに、互いに労わる環境を実現していけたらいいですね。調査主体:MOREDOOR編集部調査方法:クラウドソーシングサイト「クラウドワークス」によるインターネット上のアンケート調査調査期間:2023年4月18日有効回答数:50名の男女(MOREDOOR編集部)
2023年05月02日40歳を過ぎてから毎月あった生理の周期が急に乱れ、何カ月も来ない……。もしかして閉経が近いの? そんなことを思いながら、日々を送っていました。遅れる周期と早まる周期が、行ったり来たり。生理が来るたび、疲労困憊(こんぱい)になっている43歳の現在を紹介します。★関連記事:「突然、救急車を要請する事態に…」37歳から生理周期が変わり、月の半分は何かしら不調【体験談】毎月来ない生理に振り回される日々現在三児の母で、末娘を出産したのがちょうど40歳でした。完全ミルク育児だったので、産後1カ月で生理再開。最初のうちは若干、周期が安定しないまでもだいたい10日間遅れぐらいで生理になっていました。もともと若いころから生理不順で1週間くらい遅れることもざら。許容範囲の周期遅れだったので、そんなに気になるほどではなかったです。乳児の世話もあり、気にしている暇もなかったけれど、1カ月近く来ないのはさすがに遅れ過ぎ。まさか妊娠?なんて疑いたいところですが、身に覚えもないのはわかっているので、いつ生理になるのかと考えながら生活していました。やっと生理が来た!と思ったら1週間で終わらず、10日間ぐらいずっと出血。なかなか終わらないので、本当にうっとうしいのです。ところがやっと終わった!と思ったら、今度は2週間でまた出血。それも多めの量で、通常の生理と同じ量が出るのです。まるで妊娠中になかった生理の分を出しているかのよう。そんな安定しない周期で過ごし、気が付いたら3年たって、今43歳。未だにこの2カ月に1回、もしくは2週間置きという周期なのです。これってもう閉経が近いのでは?と思い始めました。出血の量とイライラも増加!2カ月に1度、2週間置きとバラバラ周期ですが、いつでも出血量が同じでした。とにかく多いのです。もともと出血量が多く、周期が乱れ始めてからはさらに多い! 初日から5日目ぐらいまではほぼ同じ量なのです。夜用の30cmぐらいのナプキンは1時間も持たず、2枚重ねて使ったりしていました。家にいるときはいつでもトイレに行けるのでいいのですが、外出するときは大変! ナプキンを大量に持ち歩かないといけないので、夜用の大量吸収できるタンポンと30cmナプキンを併用していました。それでも2~3時間しか持たないのです。5日目を過ぎるころ、ようやくタンポンなしでも過ごせる量に減ります。7日目もしくは長いときは10日目あたりまで夜用を使用するぐらい出血が続き、急に出なくなって終わりに。なんとも不思議な生理期間です。生理が来る前はPMSもあります。私の場合は頭痛と乳房痛、そしてイライラ。怒りっぽくなり、子どもに八つ当たりしてしまうことも。困ったお母さんだと自覚があるので、余計にイライラしてしまい本当に最悪な自分に落ち込みました。ただ、次の生理がいつ来るのかわからないので、常に予定を狂わせていました。泊りがけの予定が悩みどころこの生理周期で一番困ったことは、泊りがけの予定が立てづらいということでした。旅行は年に1度くらいしか行かないのでいいのですが、帰省に重なると本当に大変。お盆と年末年始に夫の実家に泊まりがけで帰省をするのが、わが家は恒例になっています。これは毎回必ず泊まりになり、断ることもなかなかできません。日程は家族の休みに合わせるのでずらすことはほぼできないので、「どうか生理が重なりませんように!」とひたすら祈っている始末。特にお盆の帰省はプールに行くこともあるので憂うつ。でもプールぐらいは正直に話せばそれで済むことなのですが、一番嫌なことは大量出血している状態で人の家に泊まらなければならないこと。昼も夜も出血は続いているので、頻繁にトイレに行かなければならず、ごみも多く出ます。寝るときも粗相があるのではと気が気でありません。帰省の当日に生理になることもあり得ます。こんなに気をつかうので、行きたくないというのが本音ですが、そうはいかないのが嫁の立場。行かない理由を伝えたところで、そんな理由と一蹴されるとわかっています。生理の悩みも人それぞれ違うので、必ずしも理解してもらえるとは限らないところが最大の悩みです。まとめ現在も生理周期が定まらない日々を過ごしているわけですが、だんだんと来ない期間が長くなってきています。2カ月だったのが2カ月半になっているので、これが3カ月、4カ月とさらに間隔が空いてくるのでしょうか。正直、閉経はまだ先だと思っていたので全然ピンと来ていません。しかし、あまりに間隔が空くならばこれは閉経が近いと考えるほうが自然なのかもしれません。閉経の定義は1年間生理がなかったらということらしいので、これからもこの周期で様子を見ながら、じょうずに付き合っていこうと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/天神尚子先生(三鷹レディースクリニック院長)日本医科大学産婦人科入局後、派遣病院を経て、米国ローレンスリバモア国立研究所留学。その後、日本医科大学付属病院講師となり、平成7年5月から三楽病院勤務。日本医科大学付属病院客員講師、三楽病院産婦人科科長を務めた後、退職。2004年2月2日より、三鷹レディースクリニックを開業。【天神先生からのアドバイス】43歳という年齢から考えると、更年期というよりホルモンバランスの悪さが原因のことが多いです。子宮がん検診を含め、一度婦人科の受診をおすすめします。著者/aoyari(43歳)小学4年・2年の男子と年少になったばかりの娘がいる下町母ちゃん。40歳で三人目を出産したので体力の衰えを感じながら、これからの人生もまだ長い…と育児奮闘中。webライター歴6年目、ハンドメイド作品のweb販売をしているアラフォー。
2023年05月02日生理がなかなか来なかったり、本来の生理期間を過ぎてもダラダラと出血が続いたり…。周期の乱れには、さまざまな病気が潜んでいることも。便利なツールを利用して正しい周期で生理が来ているのか、自分で管理しよう。周期乱れには深刻な病気が隠れていることも。生理周期の乱れの原因は、多岐にわたる。ストレス、寝不足、急激な体重変化などによっても起こりがちだが、深刻な病気が原因になっている場合も少なくないそう。「生理が止まってしまう背景には、多嚢胞性卵巣症候群や甲状腺の病気が潜んでいることも。多嚢胞性卵巣症候群は、卵子が卵巣に詰まってしまう病気で、いわば卵子が渋滞している状態。放置しておくと不妊につながる可能性もあります」(産婦人科医・竹元葉さん)さらに、本来卵巣から分泌されているはずの女性ホルモンの分泌異常も原因として考えられるそうだ。このホルモンは、生理を起こすだけでなく、骨や皮膚などを健康に保つ作用もあるので、骨がもろくなって骨粗しょう症につながったり、肌あれの原因にも。「生理が長い期間来ない場合はもちろん、コンスタントに2~3か月空いてしまったり、月の半分以上出血しているのであれば、婦人科に相談へ」(竹元さん)周期の乱れアプリでセルフ管理を習慣化。放っておくと、こんなリスクが!・多嚢胞性卵巣症候群(たのうほうせいらんそうしょうこんぐん)・甲状腺の病気・骨粗しょう症管理サービスもさまざまに進化!4MOON生理日や排卵日の予測、基礎体温グラフなどの体調記録はもちろん、ひとつの画面でスケジュールの管理もできるので使いやすい。記録項目を自分でカスタマイズも可能。ペアケアアプリのダウンロード不要で、LINE公式アカウントを友だち追加するだけで利用が可能。家族やパートナーに、自分の体の状況を間接的に共有する機能もある。妊娠を意識していなくても、生理不順に悩む人は基礎体温を記録しよう!妊活のためという印象が強い基礎体温だが、記録していると排卵が起きているかが分かるので、周期の把握にも役立つ。朝、目覚めたら、布団の中で婦人体温計を口にくわえて計測。起きて動き回ると正しく測れなくなるので注意が必要です。就寝中に、自動で温度リズムを測定してくれる。わたしの温度(デバイス+専用ナイトブラ1着)¥19,250(TOPPANエッジ TEL:0120・626・194)※「わたしの温度」は、体温計(医療機器)ではありません。自己の健康管理をサポートするヘルスケアデバイス&アプリです。竹元 葉さん産婦人科医。女性のすべてのライフステージにおけるかかりつけ医として2019年に女性スタッフのみで診療を行う「sowaka women’s health clinic」を開業。※『anan』2023年5月3日‐10日合併号より。取材、文・音部美穂(by anan編集部)
2023年04月30日40歳を過ぎて、生理周期が早まってきた感じがありました。以前は28日周期でしたが25日を切り始め、たまに22日のことも。産婦人科医のママ友に相談したり、受診している漢方内科の先生に話したりはしましたが、産婦人科の受診には踏み切れず。さらに1年前から不正出血を疑う兆候もあり、様子を見ていたのですが……。★関連記事:生理ではないときに出る微量の不正出血…その原因は「子宮内膜ポリープ」だった!「ギャー!」一体この出血は何?今回、生理周期よりも5日ほど早く、生理を思わせるような鮮血の出血が! それまでの不正出血っぽいものは 、3カ月に1度ぐらいの頻度の茶色のおりものだったので、それとは明らかに違う兆候。しかも朝の出勤前で大変驚いてしまいました。これは婦人科を受診しないとまずいのではと思い、ネットで調べることに。受診しようと思っている近所のクリニックの口コミを見ていると、「不正出血が起こったそのときに受診しないと意味がないと医師に言われた」というコメントを見て、今すぐに受診しなければまずいのではないだろうかと心配が増してしまいました。とりあえず会社に出勤しましたが、「婦人科系のトラブルが発生したので病院を受診したい」と上司に正直に言って、夕方早退させてもらうことにしました。上司は男性なので、ストレートに言うのはかなり嫌でしたが、相手が既婚者だったため、まだ言いやすいところはあったかもしれません。また、今後のためにそういうお年ごろなんだとあえて理解してもらおうと思ったのです。考えたくないが更年期は近づいている婦人科にて問診や内診を受け、その日は帰宅。検査内容には子宮がん検診なども含まれていました。後日、医師の診断で「やはり不正出血ではあるが、婦人科的には問題はなかったので様子を見て」となり、終わりました。その後、3カ月たち相変わらず生理周期は短いままですが、今のところ不正出血は起こっていません。風邪をひきやすくて体力がない私も、30代までは生理痛はそこまでつらくはなく、婦人科系トラブルともほぼ無縁だったため、今回の不正出血は意外でした。以前、帰省したとき母に「更年期の始まりはいつごろだった?」と聞いたところ、「うーん、45歳? 40代後半かな」という答えが。私は現在44歳なので、もう私も更年期が来てもおかしくない時期なのかと、がく然としてしまいました 。女優でも一般人でも更年期は来るあるネット記事を目にしました。私より10歳上の女優さんが更年期の最中だけれど、体がしんどいことを受け入れながら仕事をしているという内容。その女優さんは45歳ごろに「気分が重い」「頭痛がする」などの「なんとなく不調」な症状を経験したともありました。30年以上前にはアイドルとしてキラッキラに輝いていた方でも、女優さんだからどうにか更年期をコントロールできるというわけではなく、同じようにもだえるのかとなんだか励まされました。職場でも、不正出血での婦人科受診の件を同年代の女性に打ち明けたところ、「一緒に更年期を乗り越えよう!」と言われました。今回の不正出血によって更年期が近いこと、もう体は若くないのだ、確実に老化しているんだと痛感しましたが、先輩や仲間がいると思うのは少しうれしかったのです。まとめ不正出血での受診をきっかけに、更年期は近づいているのだなと実感しました。ネットの中には先輩方がたくさんいます。不安に感じるよりも自分の体と相談しながら、楽しく働いたり暮らしたりできたら良いなと考えました。とても難しいことではありますが、あらがうのではなく、老化を受け入れて健やかに生きていけたらと思っています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。著者/ぼーちゃん(43歳)通年性のアレルギー性鼻炎、肩凝り、腰痛、頭痛、胃痛、腹痛をローテーションもしくは併発しながらも、なんとか動いているパートママ。やりたいことはたくさんあるのに、日々エネルギーの減少と記憶力の減退を感じ、若いころにもっと遊んでおけばよかったと思う今日このごろを過ごす。
2023年04月28日毎月訪れる生理ですが、タイミングによって生理が遅れたことがあるという女性も多いのでは。一方、しばらく経っても生理が来ないと不安な気持ちになってしますよね。そこで今回のMOREDOORは、「疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修産婦人科医:つづきレディスクリニック院長、吉岡範人。1978年生まれ。2005年、聖マリアンナ医科大学大学院を卒業。同大学初期臨床研修センター、産婦人科に入局。16年間の医局勤務中、約2年間ブリティッシュコロンビア大学へ留学しがん研究に従事。2019年につづきレディスクリニックの院長に就任。現在は産婦人科×医療脱毛で産婦人科における医療脱毛、産婦人科×訪問診療で女性がん患者さんに特化した訪問診療、産婦人科×スポーツ医学で女性スポーツ選手のサポートなどで活躍。さらに産婦人科医としてフェムテックの業界にも参入中。会社員Eさんの場合……20歳の時に多嚢胞性卵巣症候群になりました。突然生理が来なくなり婦人科を受診したところ、検査で見つかりました。生理痛はもともと全くなかったため体の異常はとくに感じておらず、最初は少し生理が遅れているだけかもと思っていました。どんな治療を受けましたか?当時は妊娠を希望していなかったため、ホルモン剤を2種類飲み、生理を促す治療を続けました。薬で副作用が出て若干具合悪くなることがありましたがとくに難しい治療ではありませんでした。世の女性陣へ伝えたいことは?女性にとって、婦人科系の病気は早く治療した方がいいです。何か異常があったら、早めに受診することをおすすめします。※多嚢胞性卵巣症候群は排卵障害による不妊症の原因になったり、将来子宮体がんになりやすかったりします。生理不順が起きている方はそのままにせず、婦人科受診をすることをおすすめします。婦人科に関する病気は早めに対処しよう突然生理が来なくなった原因が、多嚢胞性卵巣症候群だったというEさん。Eさんはホルモン剤による治療を受けることができましたが、突然生理が来なくなったり、生理が遅れたりする場合には婦人科系の病気が隠れているかもしれません。生理が来ないときは放置せず、ぜひ婦人科を受診してみてくださいね。今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけの話」をお届けしました!※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。※監修医:つづきレディスクリニック院長、吉岡範人(MOREDOOR編集部)
2023年04月20日生理の周期には個人差があり、規則正しい方もいれば逆に不規則な方もいるでしょう。一方、来るはずの生理がなかなか来ないとどうしても不安になってしまいますよね。そこで今回のMOREDOORは、「疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。会社員Aさんの場合……私の場合30日周期で生理が来ていたのですが、突然来なくなってしまいました。妊娠検査薬を試しても陰性とのことで気になって病院に行ったところ、子宮筋腫が判明しました。どんな治療を受けましたか?治療はまだ受けていないのですが、エコー検査やMRI検査を受けました。妊活をはじめる前に手術を受ける予定です。世の女性陣へ伝えたいことは?生理痛が重かったり貧血気味だったりと、しんどいことも多いと思います。お互い頑張りましょう!※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのも良いので、検討してみてください。不安や気になることがあれば病院へ生理が来なくなってしまった原因は、子宮筋腫だと判明したAさん。Aさんはこれから手術を受ける予定とのことですが、何か不安なことがあるのなら、婦人科の受診を検討した方が良いかもしれません。生理の症状は人それぞれですが、最適な対策方法を見つけて乗り越えていきたいですね。今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけの話」をお届けしました!※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年04月18日初めて生理になったときは驚いたり、不安を感じた女性も多いのではないでしょうか?初めての生理は身体の変化に戸惑うこともありますよね。そんな中、みんなの前で生理になってしまったら……。そこで今回は、累計再生数2,557万回突破したMOREDOORの大人気tiktokより、オリジナル漫画「みんなの前で生理になったらどうしよう…」をご紹介します。クラスの子がみんなの前で生理に……私も生理が始まったけど……言わないで!この漫画に読者からは……『日常的に生理について話してたから、生理がきても驚かなかった』『母が堂々と父に伝えててショックだった。』『父子家庭、兄弟男だらけの家庭だった私はパニックどころじゃなかった。』『生理が初めてきた時は、何かの病気かと思って誰にも言えずに泣いてた。』など実にさまざまな声をいただきました!家族で生理についてオープンに話し合っていたためすぐに理解・相談出来たという方もいれば、病気かと思い泣いてしまったという方もいました。生理についての知識を身につけておこう学校や家庭の中でも性教育として生理について学ぶ機会もあると思いますが、読者の中には『授業では習ってたけど実際に起こると思考停止した』『生理について知る前になってしまいパニックだった』という方も……。生理について日頃からオープンに話し合っている家庭では、初潮がきた時に驚くことなく親に伝えたという意見が多々ありました。また、母親が本人だけでなく兄弟にも生理のこと伝えていたことで、冷やかされることなく「大丈夫?」と気遣ってくれていたという家庭も……!「まだ早いかも?」「恥ずかしいから伝えづらい……」という気持ちを抑え、性別に関わらず生理についてオープンに話せる環境をつくると、安心してその日を迎えられるかもしれませんね。みなさんはこの漫画、どう感じましたか?(MOREDOOR編集部)■作画:なぁ
2023年04月06日経済的な理由で生理用品を購入できない生理の貧困問題、無償提供する地方公共団体がこの1年で増加SNSとテクノロジーで社会課題の発見・解決をサポートするICTスタートアップのPolimill株式会社(ポリミル、本社:東京都港区、代表取締役:横田えり、以下Polimill社)は新イシュー「【生理の貧困】生理用品を無償化するべきか?」について、当社が運営するSurfvoteでユーザーの意見投票を4月5日に開始しました。◆背景経済的な理由で生理用品が購入できない「生理の貧困」問題。厚生労働省が2022年2月に行った調査では、「新型コロナウイルス感染症発生後(2020年2月頃以降)から現在までの間に生理用品の購入・ 入手に苦労したこと」に対して、「よくある」「ときどきある」と回答した人が8.1%でした。8.1%の内訳を見ると、年代別では18歳・19歳・20代が多く、年収別では300万円未満の割合が高くなっています。この1年で生理用品を無償提供する地方公共団体は134団体増え、生理の貧困への予算を取って対応する団体が増えています。しかしながら住民の認知度がまだまだ低いのが課題です。Surfvoteでは、この「生理の貧困」に対して「生理用品を無償化するべきか?」というイシューを発行し、4月3日より投票を開始しました。 厚生労働省(PDF): ◆Surfvoteとは?当社が提供するSNS「Surfvote」は社会にあるさまざまな課題を問題提起し、それについて誰もが簡単に意見を投票できるサービスです。Surfvoteでは「イシュー」と呼ばれる各テーマ(課題)に対して複数の選択肢から自分の意見を投票できます。また他のユーザーのコメントを見たり、評価(いいね)したりすることもできます。イシューは当社編集部だけでなく大学の先生やさまざまな分野の専門家にも執筆のご協力をいただき発行しています。投票結果は適宜、関係省庁や政治家へ提出し報告を行なっています。 ◆Polimill 株式会社Polimill株式会社は目的特化型SNS【Surfvote】を運営・提供するITCスタートアップ企業です。Surfvoteは社会課題に特化し、ユーザーがあらゆるテーマについて自分の意見を投票できるだけでなく、他のユーザーの意見を傾聴できるサービスです。地方公共団体版のSurfvoteも拡充中で自治体と連携し住民による住みやすい街づくりを促進します。あらゆる人がルール作りに参加し、価値観の変化やテクノロジーの進化に合わせた柔軟でスピーディーな制度改革ができるような社会を、SNSとテクノロジーで実現させます。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年04月06日生理中、経血の不快感や生理痛に悩んでいる方も多いでしょう。そこで今回は、「生理期間中、快適に過ごすためにしている生活習慣は?」と質問!アンケートの結果をご紹介します。体を冷やさない生理期間中はとくに気を付けたい身体の冷え。腹巻や靴下を使ったり、お風呂で温まったりするほか、カイロや湯たんぽを使用するのも良さそうですね。食事に気を付ける食事は体の調子に直結してくるもの。体のことを考えた食生活にすることで、不快感を緩和することができそうですね。睡眠時間をしっかりとる辛いときこそ無理に動いたりせずに寝ることも大切。生理期間中は、生理痛の他にも肌荒れなどのトラブルが発生しやすいので、いつもよりもしっかりとした睡眠時間を確保すると良いかもしれません。鎮痛剤を飲む生理痛でお腹や腰、頭が痛むときは、我慢せずに鎮痛剤を飲むと言う方も多いよう。鎮痛剤は、生理期間前に事前に準備しておけると安心感がありますね。生理期間中はいつもより自分の体を労わっていかがでしたか。生理期間中少しでも快適に過ごすために、より身体を温めたり、リラックスさせたりすることが大事そうですね。痛みがあるときには、鎮痛剤に頼って緩和するのも1つの方法かもしれません。今回の結果を参考に、生理期間中の不快感を軽減してみてくださいね!※こちらは実際に募集したインターネット調査をもとに記事化しています。(MOREDOOR編集部)
2023年04月03日生理中、ナプキンだけでは漏れが心配、不快感が多いと悩んでいる方も多いはず。そこで今回は、「生理期間を快適にするために外せないグッズは何ですか?どんな人におすすめしたいですか?」と質問!アンケートの結果から、生理期間を快適にする生理用品を3つご紹介します。「タンポン」を使うという人は最初は抵抗があったものの、使ってみるともう手放せないと言う人が多数。量が多い日は、ナプキンとタンポンを併用することで漏れを防ぐことができ、快適な生活を送ることができそうですね。「体に付けるタイプの生理用品」を使うという人は体に付けるタイプの生理用品をいつものナプキンにプラスするだけで、吸収力が上がり、伝い漏れなどを防ぐことができるそう。不快感を軽減できるので、より快適に過ごすことができそうですね。「ショーツ型ナプキン」を使うという人は夜寝ている間の経血漏れは、朝起きた時に洗濯をするのも手間になってしまいます。ショーツ型のナプキンを使えば、安心感がありゆっくりと眠ることができそうですね!使いやすい生理用品を使って快適な生活をいかがでしたか。今回ご紹介したような生理用品を普段のナプキンの代わりに使ったり、普段のナプキンと併用したりすることで、生理中の不快感を軽減することができそうですね!今回のアンケートを参考に、生理期間の生活をより快適にするグッズをぜひ試してみてください。※こちらは実際に募集したインターネット調査をもとに記事化しています。(MOREDOOR編集部)
2023年03月31日生理期間中、生理痛に苦しんだり、気分が落ち込んだりすると言う方も多いはず。そこで今回は、「生理期間を快適にするために外せないグッズや商品は?」と質問!アンケートの結果をご紹介します。「湯たんぽ」を使うという人は最近では、わざわざお湯を沸かすことなく、電子レンジで準備ができる湯たんぽもあるので手軽に体を温めたいという方には良いかもしれませんね!「カイロ」を使うという人はカイロは家の中だけでなく、仕事中や家事中、出先でも携帯できるのが嬉しいポイントですね!生理中の冷えを防ぎたいときには、カイロのように持ち歩けるグッズを活用すると良いかもしれません。「鎮痛剤」を使うという人は生理痛がひどい方の中には、鎮痛剤がマストな方が多いよう。鎮痛剤と合わせて、カイロや湯たんぽなどのあったかグッズを使用するという声も多く寄せられました。「癒し系グッズ」を使うという人はお好みの癒し系グッズを使うことで、生理中の気分を落ち着けると言った声も多く寄せられました。自分に合ったものが見つかれば、良い気分転換になりそうですね。あったかグッズや癒し系グッズで生理期間を快適にいかがでしたか。自分の症状や気分に応じて、その時に合ったグッズを試してみてくださいね。生理期間は気分が落ち込んで辛いという方は、ぜひ参考にして、生理期間をいつもより快適に過ごしてみてください!※こちらは実際に募集したインターネット調査をもとに記事化しています。(MOREDOOR編集部)
2023年03月29日生理痛がひどく救急車で搬送されることもあった、いろさん。普段は鎮痛薬を飲んでどうにかやり過ごしていますが、生理周期が不安定なこともあり、超低用量ピルを服用することに。しかし、なかなか体質に合うものがありません。そこで、いろさんが出合ったのが『ジエノゲスト』でしたーー。 ジエノゲストとの出合いひどい生理痛や生理不順に加え、PMS(月経前症候群)などに悩まされている『いろ』さん。生理痛を理由にバイトや大学を休みたくない、自分も周りと同じように生活したいという思いで、婦人科でピルを処方してほしいと相談します。すると、医師からは「血栓症になりやすい体質なので、どうしてもというなら血液検査をおこなった上で、3年前に服用していた物とは違う種類のピルを試してみましょう」と提案され……。 このとき、ピルを処方してもらうにあたって3年ぶりに血液検査を受けた、いろさん。結果は『問題なし』だったそうなのですが、医師の判断で低用量ピルよりも血栓症になるリスクの低い、超低用量ピルを試すことに。 その後、いろさんは1年かけて3種類の超低用量ピルを服用します。しかし、副作用のむくみがひどく出てしまったり、生理以外のときに下腹部痛がずっと続いたり、あまり生理痛が改善されなかったりと、なかなか体質に合った物が見つかりません。 最終的に医師にすすめられたのが、ピルとは異なる『ジエノゲスト』でした。 ジエノゲストは子宮内膜症や月経困難症の治療に用いられるホルモン剤です。ジエノゲストに含まれる黄体ホルモンの働きによって、服用中は子宮内膜が薄くなり排卵がストップし、生理がこない状態になります。副作用として不正出血のリスクがありますが、いろさんの場合は特に問題なかったようですね。 それからは長年の悩みだった生理痛や生理不順に悩まされることはなくなり、ずっと求めていた『毎日を元気に過ごせる自分』を手にいれることができました。生理を理由にバイトや大学を休むこともなくなり、彼氏のたるくんとも笑顔で過ごせる時間が増えたそうです。 いろさんと、ピルとは少し異なるホルモン剤『ジエノゲスト』との出合いを描いた本作、いかがだったでしょうか。子宮内膜症や月経困難症で悩んでいる方は、ジエノゲストを覚えておくといいかもしれません。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 医療監修/天神尚子先生(三鷹レディースクリニック 院長) ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター いろたる障害2級で虚弱なニート。ちょっと変わった彼氏「たる君」との日常を綴る絵日記エッセイをInstagramやブログにて投稿しています。
2023年03月27日生理痛がひどく救急車で搬送されることもあった、いろさん。普段は鎮痛薬を飲んでどうにかやり過ごしていますが、生理周期が不安定なこともあり、超低用量ピルを服用することに。しかし、なかなか体質に合うものがありません。そこで、いろさんが出合ったのが『ジエノゲスト』でしたーー。 まわりと同じように生活したい生理1〜2日目は特に下腹部痛がひどく、生理周期が安定しないことに悩んでいる『いろ』さん。生理日以外にも排卵痛やPMS(月経前症候群)の症状があるなど、悩みはつきません。そこで少しでも症状を改善すべく、いろさんは3年ぶりに「ピルを飲もう」と思い立ち、婦人科で相談します。ところが……。 ※イラストでは駆血帯(くけつたい:採血部分の血管を浮き立たせるため、採血部分の上部を圧迫するチューブのこと)が肩の少し下に描かれていますが、実際は採血部分から5〜10cm上方、肘より少し上の部分を巻くようにします。 学生時代は女子同士であっても生理の話をするのが恥ずかしく、大人になってから『生理痛には個人差がある』と知ったいろさん。それまではずっと自分の生理は『普通』で、生理痛に耐えられないのは自分のメンタルが弱いせいだと思い込んでいたのだとか。 そんないろさんですが、実は3年前まで低用量ピルを服用していた期間がありました。しかし血液検査で基準値ギリギリのところで引っかかってしまい、血栓症になりやすい体質と判明。ピルを飲んでいると血栓症のリスクが高まってしまうため、医師の判断で服用を中止することになったのです。 とはいえ、バイト先の上司に「そうしょっちゅう体調不良で休まれると困るんだよね」と言われたこともあり、もう周りには迷惑をかけたくないいろさんは、3年ぶりに婦人科を受診して「バイトや大学を休みたくないし、ピルで生理痛や生理不順を改善したいんです」と必死に相談します。 すると、医師から「では……以前服用していた物とは違う種類のピルにしましょうか。もちろん血液検査はしますけどね」とピルの処方を認めてもらえたのです! 3年前の血液検査では基準値ギリギリのところでアウトとなってしまった、いろさん。通常、血栓症になりやすい体質の人にはピルの服用は認められず、血栓症になるリスクの低い『ジエノゲスト』が適用となるケースが多いのですが、最終判断は現場の医師にまかせられます(もちろん、3年ぶりに血液検査をして問題がなければピルの処方は可能です)。 医師の言う『違う種類のピル』とはいったいどんな物なのでしょう? 副作用が少なく体質や症状に合った物だといいですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 医療監修/天神尚子先生(三鷹レディースクリニック 院長) ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター いろたる障害2級で虚弱なニート。ちょっと変わった彼氏「たる君」との日常を綴る絵日記エッセイをInstagramやブログにて投稿しています。
2023年03月26日ananフェムケア連載「Femcare File」。今回のテーマは、ホルモンバランスと肌の変化。ホルモンバランスの変化による肌荒れに悩んでいるという人にオススメのスキンケアアイテムをご紹介します。ブルーな気分を吹き飛ばす心ときめくパッケージ。【Rael】フェイシャルマスク日々変化するホルモンバランスに着目し、それぞれの時期に合わせた植物由来の成分を配合した4種類のフェイシャルマスク。〈Week1〉は月経中など、敏感になりやすい期間に。〈Week2〉はコラーゲン入りで、日々のスペシャルケアにもぴったり。〈Week3〉はビタミンCを配合し、潤いを与えて明るい印象へ。〈Week4〉は揺らぎやすい生理前はもちろん、脂性肌の人に。肌タイプや悩みに合わせて選ぶのもオススメです。左上から反時計回りに、Rael フェイシャルマスク Week1(月経期)、同 Week2(卵胞期)、同 Week3(排卵期)、同 Week4(黄体期) 5枚入り各¥2,530(フェルマータストアinfo@hellofermata.com)生理周期に合わせたフェイシャルマスクで、自分をいたわるきっかけに。生理周期に合わせてセレクトすることで、健やかな肌をキープできるとSNSなどを中心に大きな話題の『Rael』のフェイシャルマスク。アイテムを取り扱っているフェムテック専門オンラインストア・フェルマータの中川里菜さんにお話を伺った。「『Rael』は、3人の韓国系アメリカ人女性により設立されたLA発のフェムケアブランドで、ホルモンバランスの乱れに悩む女性のための商品を手がけています。弊社との最初の出合いは、弊社が2019年から行っているフェムテックフェス。女性の生理周期に合わせた商品コンセプトがとても画期的だったので、フェルマータストアで販売することに」フェイシャルマスクは、女性のリズムに合わせた4タイプ。「肌が乾燥しやすくなる生理中は、ブルーの保湿タイプを。生理が終わった卵胞期は、肌が安定しやすい時期なので、ピンクのコラーゲン配合タイプでさらにハリ・弾力のある肌を目指すのがオススメ。排卵期は、イエローのマスクを使用してください。とくに人気が高いのがグリーン。心身ともに不安定になりやすい生理前の黄体期は、ティーツリーを配合したマスクで、自分を大切にする時間を作ってほしいですね。生理周期にかかわらず、肌悩みに合わせて選ぶのもいいと思います」おしゃれなパッケージは、プレゼント需要も高い。「ポップアップイベントでは、生理周期と合わせて使えるという商品コンセプトをお伝えすると、男女問わず興味を持ってもらえることが多いですね。プレゼントに購入される男性も実は多いんです」使用した人からも好評だそう。「美容液がひたひたで贅沢、香りがほのかでリラックスできる、使い心地がいいなど、フェイスマスクとしての満足度の高さはもちろん、生理周期のことを考えたことがなかったので、自分をいたわるきっかけになったというお声もいただきました。私自身も、フェイスマスクは特別な日にご褒美感覚で使うアイテムでしたし、生理周期に合わせて選ぶという発想もありませんでした。でも、生理前のイライラ時期には“グリーンの〈Week4〉があるんだ”と思うことがお守り代わりになり、モヤモヤした気持ちが少しだけ晴れるような気がします」肌荒れに悩む人はもちろん、自分と向き合うためのアイテムとして利用するのもオススメ。「仕事や家事、育児にと忙しい人は、自分のことを振り返る時間があまりないかと思います。そういう方にこそ、自分の体や肌を見直すきっかけとして、このフェイシャルマスクを生活の中に取り入れていただけるといいんじゃないかなと考えています」※『anan』2023年3月29日号より。取材、文・岡井美絹子(by anan編集部)
2023年03月24日これまで生理周期が大きく乱れることはなかったため「突発的に生理がきてしまった!」という経験がなかった私。しかし、そんな私は中学2年生のとき、父の単身赴任先で生理になってしまい……!? 失敗したことがなかった私小学5年生のとき、初潮を迎えた私。それからは、自分の机の上に置いていた卓上カレンダーで、生理がきた日に印を付けていくことで生理予定日を把握するようにしていました。とはいえ、当時はまだ小学生だったため、印を付けることに満足して自分の生理周期がどのくらいかなど、深く考えていませんでした。当時の私は、生理周期が安定していたため、中学生になってからも生理で失敗することはなく過ごしていたのです。 この感覚…もしかして中学2年生の夏休み、家族で旅行に行くことになりました。旅行先は祖母の家と、単身赴任で離れて暮らしていた父に会いに行く計画です。期間は2週間程度と少し長めでしたが、次の生理予定日まで日数があるから問題ないだろうと、生理がきたときの準備は特にせずに旅行へ出かけました。しかし父の単身赴任先に着いた日、下腹部に重苦しい感覚を覚えたのです。おなかの違和感で、すぐに「あ、この感覚……生理がきそうだな」と気がつきました。そのときは、まだ生理はきていませんでしたが、生理用品を何一つ持っていなかった私はとても不安になりました。父の家に生理用品があるはずもなく、買いに行くとしても車がないとコンビニへも行けないという状況だったのです。 おりものシート1枚の不安な夜母に相談しましたが、母は「おりものシートしか持っていない」とのこと。心もとなかったのですが、この日はおりものシートをつけて過ごすことにしました。不安な中「まだ生理がきたわけではないし、気のせいかも」と考えすぎないようにして、その日は眠りにつきました。そして、翌朝トイレに行くと……予感は的中し、生理がきてしまっていました。幸いにも下着は汚れていませんでしたが、自分だけではどうすることもできず、再び母に相談することに。しかし、手元にナプキンはありません。母と相談して、このときはおりものシートの上にトイレットペーパーを敷いて応急処置をしました。その後、ナプキンを買いに向かったコンビニまでの道中に、ナプキンの自販機を置いている公衆トイレを発見したため、そこで一旦ナプキンを購入し、事なきを得ました。 生理の失敗を自分ごととして捉えていなかったことが今回の失敗につながったのだと思います。この出来事があってからは、旅行のときは生理用品を必ず準備して行くようにしています。 著者/あゆみイラスト/まっふ監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!
2023年03月23日生理痛がひどく救急車で搬送されることもあった、いろさん。普段は鎮痛薬を飲んでどうにかやり過ごしていますが、生理周期が不安定なこともあり、超低用量ピルを服用することに。しかし、なかなか体質に合うものがありません。そこで、いろさんが出合ったのが『ジエノゲスト』でしたーー。 ピルを飲もうと思ったきっかけInstagramで、彼氏の『たる』君とのカップルエッセイを投稿している『いろ』さん。 本作は、いろさんがつらい生理痛と向き合い、苦難を乗り越えるまでを描いたマンガです。 パートナーの『たる』くんとは対等な関係でいたいという思いから、生理痛のつらさをはじめ、経血量、排卵日、PMS(月経前症候群)の症状、基礎体温に至るまで、彼には何でも話しているという『いろ』さん。 いろさんは生理中の下腹部痛はもちろんのこと、生理終了直後には貧血、排卵期には吐き気、そして生理前には頭痛といった不調を抱えています。ほぼ毎日のように何かしらの不調に襲われているのであれば、一緒に生活する上で迷惑をかけないためにも、1番近くにいるパートナーには自分の体調の変化を理解しておいてほしいですよね。 さまざまな不調を抱えている中で、いろさんが特に悩んでいるのが生理痛と生理不順でした。鎮痛薬を飲んだり、温活をしたりして対策をとりますが、生理痛や生理不順はいっこうに改善されません。 そこでいろさんは、「ピルを飲もう」と思い立ちます。 種類によって効果は異なりますが、ピルは避妊目的をはじめ、生理痛・月経過多・生理不順・PMSの改善、月経困難症・子宮内膜症の治療に用いられます。しかし、きちんとした方法で服用しなければ効果を実感できない上、不正出血や吐き気といった副作用も報告されています。種類によって特徴や効果に違いがあるため、目的や体質に合った物を選ぶことが大切です。 日々を快適に過ごすためにも、いろさんが自分に合ったピルを見つけられるといいですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター いろたる障害2級で虚弱なニート。ちょっと変わった彼氏「たる君」との日常を綴る絵日記エッセイをInstagramやブログにて投稿しています。
2023年03月21日30歳ごろ、生理不順やホットフラッシュといった若年性更年期障害を経験。そして40代で再び生理周期が体調によって変化し、2カ月以上ないことも。そんな状態が半年ほど続き、更年期を疑い始めました。調べ始めた更年期の治療の中でも特に気になったのは、生理不順を改善するホルモン補充療法。なぜ私が治療を選択したのか、そしてホルモン補充療法とはどのようなもので、どのような効果が得られたのかを紹介します。★関連記事:【更年期】閉経までのつらい更年期症状には低用量ピル、ホルモン補充療法のどっちを使う?42歳でホルモン補充療法をスタート42歳のときに健康診断で生理が不順と医師に伝えたところ、ホルモンバランスが乱れていると言われました。また45歳までに閉経をすると、今後の生活にも影響するので一度きちんと検査をしたほうが良いとのこと。後日、私は婦人科を受診し、血液検査の結果からホルモン補充療法をすすめられました。生理不順を改善するためのホルモン補充療法は大きく分けて3種類ありました。「経口剤」「貼付剤」「塗布剤」の3つです。経口剤は胃や腸、肝臓を通して薬が体内に入るので、胃腸や肝臓の調子が悪い人は使用できない場合があり、貼付剤と塗布剤は薬剤シールやジェルを直接皮膚に貼るので、肌がかぶれやすい人は医師と相談しながら使用するそうです。治療を進めるにあたり、私が選んだのは下腹部にシールを貼るタイプ。3日間ごとにシールを貼り替えるという方法です。シールを貼り替えるタイミングを忘れなければ、放っておくだけなので簡単でした。何カ月もシールを貼るため、肌が特段弱いほうではありませんが、かぶれや赤みなどの肌トラブルが生じるかもしれないという不安はありましたが、一度もそういった経験はありません。ホルモン補充療法で生理不順が改善ホルモン補充療法にはさまざまな種類がありますが、私は閉経前の生理不順の治療だったためエストロゲンとプロゲステロンを併用して投与しました。治療中に起こる症状としては、閉経している場合はプロゲステロン(黄体ホルモン)を投与することにより、生理のような出血があるといいます。一方で閉経前の生理不順の場合は生理の可能性もあり、排卵もあるとのことです。薬剤シールを貼ってから2週間ほどで私は生理が来ました。その後、定期的に薬剤シールを貼ると生理不順が改善し、毎月生理が来るようになりました。またホルモンを補充するのでアンチエイジング効果も期待でき、肌や粘膜の萎縮を抑える効果もあるそうです。ホルモンは体にとって大切な役割をしているとよく聞きますが、ホルモン補充療法は「ホルモンが減少することで生じるさまざまな症状を改善する」といった効果があり、まさにその通りと実感した治療でした。生理以外のホルモン補充治療の効果とはホルモン補充療法を始めて生理が来るようになったことにより、卵巣の働きが良くなりました。もちろん、実感はありませんでしたが、定期的な血液検査での数値の結果が良くなったのです。現在の体の変化というよりも、今後の生活に影響するので治療を始めたほうが良いと言われたことも、治療をおこなうきっかけとなりました。医師からは年齢が上がるにつれて骨密度が減り、骨折しやすくなり、治りにくいとも言われました。今後骨折をしたときのことを考え、ホルモン補充療法を受けることを私が決心した大きな理由です。まだ始めて半年なので効果のほどはあまりわかりませんが、将来の健康に対しての投資といったところでしょうか。またエストロゲン(卵胞ホルモン)を投与することで、コレステロール値が下がりました。たまたま他の科で血液検査をした際に、数カ月前よりもコレステロール値がぐんと下がったのです。後で医師に話したところ、そのような効果もあるとのことで、健康を維持する上でも大きなプラスだと思いました。ただホルモン補充療法中は生理前になると、いつにも増して眠気を強く感じました。特にホルモン補充療法を始めて最初の生理のときは、自分では抑えらないくらいの強い眠気に数日間襲われました。その後、治療期間が進むにつれて、眠気の強さは和らいだように感じています。まとめホルモン補充療法により、困っていた生理不順が改善されました。薬剤シールを貼る治療法でしたが、かぶれなどもなく数年治療をしていますが特に問題はありません。またホルモン補充療法で、将来の骨粗しょう症のリスクを減らせるという効果もあると医師から伝えられ、生理不順を改善するために始めた治療は、「イライラしやすい」「不安になりやすい」といった症状の改善にも効果があり、精神面にも良い影響をもたらしてくれました。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。著者/Y.N.(44歳)大学生の子どもが2人。自宅で過ごすことが多くなり、パン作りやお菓子作りに励む。季節感を取り入れた生活が好きで、フルーツシロップ作りもしている。
2023年03月21日結婚する少し前から生理痛が重くなってきていた私。過去周りの友だちも生理痛がつらくて会社や学校を休んでいたのを見ていたこともあり、女性はみんな生理痛があって当たり前なんだと思っていました。そんなある日、経血がほとんど出ない生理が終わりかけのタイミングで、突然下腹部に立っていられないほどの激痛が! 怖くなった私は、翌日即病院を受診。そして、ある病気が判明したのです。★関連記事:陣痛並みの生理痛が毎月やってくる! 子宮全摘出術でつらい生理痛から解放された【体験談】生理痛はあって当たり前私は学生のころ、あまり生理痛に悩んだことがありませんでした。しかし、社会人になってしばらくたったころから、生理痛が重くなるように。加えて、生理ではない日も腰の下のほうが痛く、座るのがつらいと感じる日も出てきたのです。だんだん痛みがひどくなっているような気がするけど、大丈夫かなぁ……。そう思った私は、友人に相談することにしました。周りの友人に話すと、「私も生理痛がつらくて学校とか会社を休んだことがあるよ」とのこと。学生のころから生理のたびに鎮痛剤を服用しているという友人もいて、みんなそれぞれに生理痛の症状があるものなんだな、と特に気に留めませんでした。「生理痛が強いときは、私も市販の鎮痛剤を飲もうかな」と、軽く考えた私は、婦人科を受診せず過ごしていました。しかし、会社の同僚と昼休憩を取っていたある日のこと。生理がもう終わりそうだなというころだったのですが、突然下腹部に立っていられないほどの激痛が走ったのです。あまりの痛さに身動きが取れず、脂汗を出しながら必死に耐えていましたが、ついに我慢できなくなった私は、同僚に断り近くの公園で休むことに。なんとか気を紛わせながら必死に痛みに耐え、ようやくラクになったころにはなんと1時間半もたっていました。なにこれ……なんの痛みなの!? と不安になるばかり。腸かな? 子宮かな? と痛む場所の特定に悩みましたが、生理痛が突然強くなった感覚があったため、おそらく子宮の異常だと思い、翌日婦人科を受診することに決めました。初めて聞く病名に実感も湧かず早速婦人科で経膣エコーでの内診を受けることに。画面に映し出されたものを見るなり、先生は目を丸くして「これは即手術!」と言ったのです。先生によると、片方の卵巣が腫れているとのこと。診断結果は「チョコレートのう胞(別名:卵巣子宮内膜症性のう胞)」という、初めて聞く病名でした。この病気は経血が卵巣へ逆流してしまうことで卵巣内に病巣が発生し、月経時にその細胞が増殖することで出血し、卵巣が腫瘍になってしまうものなのだそうです。先生からは「大きくなり過ぎると破裂して、大変なことになっていましたよ!」と注意を受けるはめに。生理痛が重くなったのも、時々腰の下が痛んでいたのも、この病気のせいだったんだ……と、そのとき初めて気付きました。ただの生理痛だと思っていた痛みが、こんな事態を引き起こしていたなんて……。破裂していたらとんでもないことになっていた、と深く反省しました。そして、じわじわと自覚症状が出ていたことにも気を留めず、たいしたことじゃないと自分で判断していたことにただただ後悔するばかり。その後はすぐに専門病院の紹介状をもらい、入院・手術をする運びになりました。腹腔鏡手術で腫瘍のみ切除したが後日、紹介された病院で手術を受けました。手術は1時間半ほどで無事終了。私の場合は、おなかに穴を開けてカメラで遠隔操作する「腹腔鏡手術」だったので、術後のダメージも最小限で済んだそうです。しかし、人生で初めての全身麻酔での手術。比較的簡単な手術だったとはいえ、目が覚めた瞬間はとてもホッとしたことを今でも覚えています。これで病気が治った! と思ったのもつかの間、チョコレートのう胞は再発するリスクが高いことを知りました。生理がある限り、再び経血がたまってしまう可能性があるため、再発を予防する適当な手段は生理を止めるしかないとのこと。手術をしたからもう大丈夫! というわけではないことにビックリしました。「治療するには妊娠して自然に生理を止めるのが最良ですよ」と言われましたが、当時30代後半で結婚すらしていなかった私は、薬を飲みながら生理を調整していくことに。もう二度とあんな激痛は体験したくない! と思った私は、真面目に薬を飲んで、改めて自分の生理と向き合おうと心に誓います。そして、生理痛があることは当たり前ではない、ということを周りの友人にも伝えていきたいと心から思った体験になりました。まとめその後は薬で生理を止めていましたが、40歳を目前に結婚し、妊娠を希望するにあたって生理を再開させました。恐れていた生理痛もなく、快適な生活を送りながら妊活をスタート。その後、無事妊娠し出産することができました。今は、妊娠を機に止まっていた生理が再開したので、チョコレートのう胞が再発していないか、そろそろ検診に行かなくてはと思っています。今のところ生理痛はありませんが、痛みが出てくるようならすぐに受診! 第2子をどうするかも考えながら、今後も自分の体と向き合っていきたいです※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/天神尚子先生(三鷹レディースクリニック院長)日本医科大学産婦人科入局後、派遣病院を経て、米国ローレンスリバモア国立研究所留学。その後、日本医科大学付属病院講師となり、平成7年5月から三楽病院勤務。日本医科大学付属病院客員講師、三楽病院産婦人科科長を務めた後、退職。2004年2月2日より、三鷹レディースクリニックを開業。取材・文/ささきなみイラスト/おみき著者/ささきなみ(37歳)体力の衰えを感じ、年齢に抗うなにかを始めようと摸索中のアラフォーです。趣味はキャンプ。自然の中で飲むお酒を楽しみに日々を頑張っています。健康や夫婦生活についてなど、アラフォー世代の気になる体験談を執筆中です。
2023年03月19日生理痛緩和や生理周期の調整などさまざまな目的で服用される“ピル”。でも日本では“避妊用”として認知が広がったため、ピルを飲んでいることに穿った見方をされてしまうことも……。今回は、累計再生数2,557万回突破したMOREDOORの大人気TikTokより、オリジナル漫画「「ピル飲んでるなら、避妊しなくていいでしょ?」をご紹介します。ピルを飲む理由は避妊だけでなく……ピルについて聞いた彼は……この漫画に読者からは……『日常を過ごしやすくするのに有効な手段。人生を楽しめる手段のうちの1つになったらいいなと思う。』『ピル=避妊という偏った知識が少しでも減ってほしい』『説明して態度を改めてくれる彼氏でよかった。』など実に様々な声をいただきました!ピルを服用する目的は人それぞれ……生理痛の軽減だけでなく、生理不順やスキンケアなど用途も多様化しているピル。日常をより健やかに暮らすために活用している人も多いとのこと。ピル=避妊目的だけという考えが少しでも減っていくといいですね。みなさんはこの漫画、どう感じましたか?(MOREDOOR編集部)■作画:原ぱらこ
2023年03月18日結婚が遅かった私の願いは子どもを授かることでした。その願いは予想以上に早くかない、生理予定日から遅れること2日。今まで一度も生理周期が乱れることのなかった私は、すぐに病院を受診しました。産婦人科の先生も驚くほどの早さで妊娠を察知したのです! 幸せの絶頂でしたが、ある日の夜、大量出血してしまい慌てて病院へ向かいます。そこで先生から伝えられた診断は……。初めての妊娠を夫婦で喜んでいた矢先に起きた、衝撃の出来事についてお話しします。★関連記事:「おしりに違和感?」もうすぐ臨月なのにおしりにイボが爆誕!? #年末年始痔になった話 1下着が真っ赤になるほどの出血が!タクシー運転手のあまりの対応にぼうぜん私が結婚したのは、30代も半ばに差し掛かったころ。周りの友人に比べると少し遅めの結婚ではありましたが、年も近く気の合う夫との生活は幸せそのものでした。年齢を考え、すぐにでも子どもが欲しいと望んでいた私たち。早速妊活に励み、ありがたいことにその結果はすぐに良い知らせとなって表れました。今まで生理周期が乱れることはなかったのに、生理予定日を2日過ぎても生理が来ないのです。これはもしや……と思い、急いで産婦人科を受診しました。診察の結果、めでたく妊娠。かなり早期での判明だったらしく、産婦人科の先生も驚いていたのを覚えています。妊娠が判明してすぐの1月中旬ごろ。その日は大雨が降っていて寒い日でした。朝、まだぺったんこのおなかをさすり、ニコニコしながら最寄駅から職場まで歩いていると、ザッパーン! とコントのような大量の水が降ってきました。一瞬何が起こったのかわかりませんでしたが、われに返ると頭から足先まで全身びしょ濡れ。近くを走っていたタクシーが大きな水たまりを踏んで、跳ね上がった水を頭から被ってしまったのです。フツフツと怒りが湧いてきた私は、信号待ちで先に停まっていたタクシーめがけて全力で走り、文句を言うことに。タクシーのおじさんは「すみません」とひと言だけ謝り、青信号になると逃げるように車を発進させました。タクシーの後ろを走っていた車のお姉さんが「タクシーの番号を控えて警察に連絡して!」と教えてくれましたが、会社に遅刻すると思った私は、何もせずそのまま職場へ向かいました。風邪を引いたのかなと思いきや…全身びしょ濡れで着替えも持っていなかった私は、1日中濡れたままで仕事をすることに。オフィスの暖房の温度を上げてもらい、夕方に洋服は乾きましたが、寒気がしてきて何となく調子が悪くなってきました。帰宅後、夕飯を食べながら夫にタクシーの話を聞いてもらい、少しだけ気持ちがスッキリしたところでお風呂へ入ろうと洗面所へ向かいました。そこで下着を脱いだ瞬間びっくり! 下着が大量の血のような赤色に染まっていたのです。「妊娠しているのになんで生理が来たんだろう?」と思いましたが、「これは出血? まさか流産? あのとき全速力で走ったから?」と一気にパニックに。翌朝夫に産婦人科へ連れて行ってもらい、泣きながら先生へ「流産したんでしょうか? もうだめなのでしょうか?」と矢継ぎ早に質問責めする私。私の必死過ぎる姿に、側にいた看護師さんや夫までもが泣きだしてしまいました。そして先生も、冷静に「診察しないと何とも言えないから、診てみようね」とやさしく声をかけてくれました。先生に聞かれたことは内診はほんの数分でしたが、私にとってはとても長く感じた時間でした。エコーを見ながらうなる先生。その様子に「もうだめなんだ。なぜ全力で走ってしまったんだろう……」と涙が止まらない私に、「診察室に戻ろうか」と先生は促してくれました。診察室には心配する夫と看護師さんが待っていました。「残念だね」と言われると思っていた私に、先生は「昨日排便しましたか?」と予想もしていなかった質問をしてきたのです。「しましたけどそれが何か? それよりも先生、私の赤ちゃんは?」と泣きながら答えを求める私に、先生はさらに「排便したとき、踏ん張った?」とまた排便について質問をしてくるのです。私はパニックになり、泣いて怒りながら「踏ん張りましたよ!! 私が便秘なのは先生も知っているでしょ!?」と返すと、先生は穏やかに「昨日の大量出血は、排便時に力み過ぎたことで切れ痔のような症状になって出血したんだよ。力んではだめだよと毎回言っているよね? 赤ちゃんは元気!」とやさしく話してくれました。診断名はなんと便秘による「切れ痔」だったのです……。看護師さんや夫はホッとしてくれましたが、何とも言えない空気の診察室の中で、私はただひとり恥ずかしさに顔を上げられませんでした。診察後は便秘薬を1カ月分を処方してもらい、病院を後にしました。まとめ初めての妊娠で不安も多かったとはいえ、産婦人科の先生や看護師さん、夫には大騒ぎをしてとても迷惑をかけた出来事だったなと今でも思います。元々は検診の際に先生に忠告されていたことをすっかり忘れていた自分の行動が原因だったので、自分の思い込みの激しさを心から反省。今後は先生のお話をしっかりと肝に銘じ、残りの妊娠生活を過ごしていこうと心に留めました。その後もむくみや食べ過ぎなどいろいろな症状に悩まされましたが、出産予定日2日前に娘を無事出産。一緒に泣いてくれた看護師さんに「無事に生まれてうれしい」と言ってもらい、忘れられない思い出となりました。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。マンガ/あさり著者/木村ゆき(46歳)アラフォーで授かった娘と夫の3人暮らし。娘の寝顔を見ながら幸せを噛みしめながら寝るのが楽しみなのに、今では私が先に寝落ちする日々…今1番欲しいものは体力!
2023年03月17日私は学生のときから生理痛があり、毎月の生理が憂うつでした。若いときは体力も気力もあり、毎月の生理痛を乗り切ることができていましたが、年を重ねるごとに悪化して気が付けば鎮痛剤が手放せなくなるまでひどい状態に。そこで、私が選んだ道が腹腔鏡下手術での子宮全摘出術。今では生理痛から解放されました。手術を決断するまでの過程を紹介します。★関連記事:「ひどい痛みに出血が続く…」40代で突然、生理痛が復活。子宮内膜症の症状が悪化したと思ったら生理痛があるのが普通だと思っていた私の初潮は小学6年生のときです。約40年間、生理中は生理痛があるのが普通と思っていました。テレビを見ても、「頭痛・生理痛に効く!」と鎮痛剤のCMがたくさん流れ、ドラッグストアでもさまざまなメーカーの鎮痛剤が並んでいるのを目にしてきました。そんなふうに思っていたので、生理痛があるときは市販の鎮痛剤でしのいでいました。幸い寝込むほどでもなかったので、生理痛で婦人科に受診することもなく、「そんなもの」という思いで過ごしていました。妊娠中は生理がなく、妊娠中のトラブルもなく過ごせていたので、生理がない生活は快適に過ごすことができました。「早く閉経になってくれないかな~」とすら思っていました。ところが40代後半になったころに、だんだん生理痛と出血がひどくなり、私の最大の悩みになることに。どんどん生理痛がひどくなり寝込む日も私は44歳ごろから更年期症状が出始め、52歳の現在まで不調に悩まされています。ホットフラッシュ、めまい、手指のこわばり、肩凝り、首凝りなどさまざまな症状が出ました。心療内科に通院したこともあります。そこで処方された薬を服用したことで、生理が止まってしまいました。私自身は「生理がなくてラクだわ~」くらいに思っていましたが、その時期にホルモン補充療法をスタートしました。ホルモン補充療法をスタートしたのは、婦人科での血液検査でエストロゲンの分泌が減っていたことが確認でき、それが原因で不調がきているのだろうという主治医の判断からです。私がおこなっているホルモン補充療法は、エストラーナテープを下腹部に貼る方法です。子宮がある人の場合、女性ホルモンを補充するばかりだと子宮がんのリスクが高まるため、定期的に黄体ホルモン(デュファストン)も服用しないといけません。そうすることで月1回出血を起こして、子宮の内膜を掃除するのだそうです。ホルモン補充療法を始めてから、更年期症状が軽減し悪玉コレステロール値が下がりました。しかしその一方で、もともと子宮筋腫があるのもあり、毎月の生理では大量出血で下着を汚す、夜用ナプキンが手放せない、生理痛がひどくて鎮痛剤を毎月服用するといったことにも悩まされるようになったのです。生理痛がひどい時期はあらかじめ予想できるので、仕事のスケジュールを決めるときは生理痛に合わせておこなうようにしました。医師にも毎月の受診のときには「生理痛がひどくて……」と相談し、薬の飲み方を変えたりいろいろ手を尽くしたのですが、生理痛はひどくなる一方でした。私の子宮ちゃんさようなら!生理痛がひどくなり、体だけでなくメンタルにも悪影響を及ぼしてきました。ちょっとしたことでイラっとしたり、ネガティブに捉えたり。今思うとなんてことないことで泣いてしまったり……。やはり一番つらかったのは、長男と次男の出産で経験したような陣痛並みの生理痛が毎月やってくることで、だんだん恐怖にさえ感じてきました。生理痛の前後を合わせると、1カ月のうち不調の時期が10日、年間に換算すると1年の3分の1を絶不調で過ごすことになるのです。鎮痛剤の中でも痛みを抑える効果が高いといわれるロキソニンが効かなくなってきたのもあり、このままでは日常生活に支障を来すと思い、50歳のときに決断したのが「子宮全摘出術」です。私は主治医に「子宮を全摘したい」旨を伝えました。主治医は早速、大学病院を紹介してくれ、大学病院で手術を受けることにしました。大学病院で精密検査をした結果、診断されたのは「子宮腺筋症(しきゅうせんきんしょう)」です。子宮腺筋症は、子宮の内側に位置する子宮内膜組織が子宮筋の中にできる厄介な病気だそうです。今までの生理痛の原因がわかり、執刀医からの「これでラクになると思いますよ~」の言葉で、目の前がパッと明るくなりました。手術をする日も決まり、「怖くない?」と周りの人に聞かれたこともありましたが、とにかく体がラクになるなら!という思いのほうが大きかったです。しかし、手術当日は朝から絶食、浣腸をして気を失うなどのアクシデントもあり、無機質な手術台に乗るときは怖かったです。逃げ出したくなりましたが、手術が無事終わり、陣痛並みの生理痛から解放された今、勇気を出して手術を受けたことを本当によかったと思っています。自分で自分を褒めてあげたい!です。まとめ生理痛がつらかった時期にあった腰痛、頭痛、足のむくみ、不安感も子宮全摘出により、ほとんどなくなりました。心も以前よりも穏やかになったような気がします。体の痛みがあらゆる症状につながるんだ!ということを痛感しています。そのような経験から、生理痛や婦人科のトラブルに悩んでいる友人には、症状がひどくなる前に自分に合ったドクターを探しておいたほうがいいよ!と伝えるようにしています。年を重ねると、できなくなることも増えてきますが、生理痛から解放された今は、自分に合った方法で仕事も趣味も楽しんで、毎日を過ごしていきたいです。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。イラスト/きびのあやとら著者/わみ(52歳)管理栄養士・健康運動指導士としてフリーランスで活動中のアラフィフ女子。 40代前半から不調に悩まされあらゆることを試行中。
2023年03月15日ピルは、さまざまな目的で多くの女性に利用されています。避妊や生理痛緩和、PMS症状の緩和など人によって魅力に思うポイントもちがうとても万能なものですよね。そこで今回は女性たちに「ピルを使用していて良かったことはなんですか?」とアンケートを実施!その結果をご紹介します。※低容量ピルの服用には医師の処方が必要です。服用には副作用もあり、作用には個人差があります。気になる結果は……「ピルを使用していて良かったことはなんですか?」という質問に、「生理周期を自分で決められる」と答えた人は全体の43%と、最も多い結果となりました。なお、「生理痛がない」と答えた人は40%、「PMSやPMDDがなくなった」と答えた人は6%、「そのほか」と答えた人は10%です。それでは、それぞれの回答者さんが「そう思った理由」についてご紹介します!※PMDDとはPMSの中でも精神症状が強い「月経前不快気分障害(Premenstrual Dysphoric Disorder)」のこと。第3位「PMSやPMDDがなくなった」の人は……『服用前までメンタル面の波があったのですが、嘘のように楽になりました』(37歳/専業主婦)『生理前や生理中は、腹痛や頭痛、ひどい時は腰痛や吐き気の症状があったので、ピルを服用したところ、日常生活に支障が出ることはなくなりました』(25歳/主婦)第2位「生理痛がない」の人は……『生理痛がひどかったのですが、ピルを飲むようになってからは、生理1日目でも違和感なく快適に過ごせています』(24歳/会社員)『生理痛がひどく鎮痛剤が手放せなかったのですが、ピルを使用してから生理痛はほぼなく、あっても日常生活に支障をきたさない程度になりました』(28歳/専業主婦)『ピル服用前までは、ちぎれるような痛みを感じながら、トイレにこもって吐いていたのですが、服用してからは生理痛がなくなりました』(35歳/主婦)第1位「生理周期を自分で決められる」の人は……『旅行などのお出かけや予定を組む際に、生理が被るのを避けられます』(27歳/主婦)『仕事をしていたときは、繁忙期と生理周期をずらしていました』(36歳/主婦)『予定通りに生理が来ないため、ストレスを感じていたのですが、ピルで周期を整えて、事前に備えられるようになりました』(21歳/学生)「そのほか」と答えた人は……『思春期の頃からずっとニキビに悩んでいたのですが、服用してからはにきびがなくなり、肌のトーンも上がり、最近は日焼け止めだけで十分なほどです』(27歳/主婦)『月経量も少なくなって漏れる心配もなく、生理も早く終わります』(31歳/会社員)憂うつな生理にはピルは生理周期や生理痛など、さまざまな悩みにアプローチできるようです。生理のお悩みを抱えているなら、婦人科医に相談してみるのもひとつの手段かもしれませんね。調査主体:MOREDOOR編集部調査方法:クラウドソーシングサイト「クラウドワークス」によるインターネット上のアンケート調査調査期間:2023年2月17日有効回答数:男女30名(MOREDOOR編集部)
2023年03月11日これまで生理周期の管理がずさんだった私は、自分の生理周期すら正確に把握していませんでした。そんな私があるものの便利さを知って……!? 生理開始日を手帳にメモもともとズボラな性格だった私は、生理周期の管理もずさんで、自分の生理周期を把握していませんでした。中高生のころは、スケジュール帳に生理開始日を記録していましたが、気にするのは旅行の計画を立てるときくらいで、普段はメモ程度でしかなかったのです。普段は生理日を把握していなかったため、突然生理がきたときに生理用品を持ち歩いてないことも……。持っていないときには、クラスメイトにナプキンを持っていないか聞いては借りてを繰り返していました。 妹が教えてくれたのはそんな私が大学生になったとき、スマートフォンが普及。その波に乗って、ガラケーからiPhoneに買い換えた私は、妹から生理周期の管理アプリを教えてもらいました。自分の体の情報を入力することに若干の抵抗がありましたが、「いい大人なんだし生理予定日を手帳で適当に管理しているのもだらしないな」と思い、妹に教わったアプリを使ってみることに。 妊娠にもすぐ気づいて…使い始めたときは、自分の生理が何日周期できているのか把握しておらず、適当に入力していましたが、生理日を入力していくうちにアプリが予定日を正確に割り出してくれるようになり、ぴったりに生理がくるようになりました。生理予定日を正確に予想してくれるため、生理用品の携行忘れもなくなりました。また、妊娠したときには、生理の遅れから「生理がきてない。妊娠したかも……」とすぐに気づくことができたのです。 使い始めたときには、抵抗のあった生理管理アプリですが、今では欠かせない存在です。排卵予定日や生理症状が出やすい期間も教えてくれて、これまで知らなかった自分の体のリズムを予想してくれるので自分の体としっかり向き合えるようになりました。 著者/まさのイラスト/コジママユコ監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!
2023年02月27日妊娠前は、約28日の周期で生理がきていた私。しかし出産後、生理がいつ始まるのかまったく予想がつきませんでした。絶対にショーツを汚したくなかった私は……!? 妊娠前は生理周期が安定妊娠前、生理周期は約28日で安定していた私。また、生理が近くなると、なんとなく寒気を感じていたため、それを生理前のシグナルとして捉えていました。安定していた生理周期と生理前に感じる体の異変によって「そろそろ生理きそうだから、ナプキン着けておこう」と生理への備えができていたのです。しかし、妊娠したことで生理はストップ。出産後の生理がいつ再開するかわからず、突然生理がきて「ショーツを汚してしまったらどうしよう」と私は不安でいっぱいでした。 いつ再開するの?出産経験のある友人たちに「いつ生理再開した?」と聞いてみましたが、友人たちの答えは「私は産後1年くらい経ってからかな~」「半年で再開したよ」「私は2カ月だった」などさまざま……。結局、はっきりとした目安をつけることはできず、「これでは生理がいつ始まるかわからない! 下着を汚さないようにずっとナプキンを着けてなきゃいけないの!?」と困惑してしまいました。 安いショーツで開き直り作戦!そこで私は、生理が再開するまでは安いショーツを身に着け「安い下着だから汚れてもいいや!」と開き直った気持ちで日々を過ごすことに! こうして安いショーツ作戦で開き直ることで、生理がくる日を気にしすぎず、気持ちをラクにすることができました。そのおかげで、育児に集中することができたので本当によかったと思います。 その後、授乳を終了して1カ月ほど経ってから生理が再開しました。生理が再開してからは、大体29〜30日周期で生理がくるので、目安がわかって安心して過ごすことができています。 著者/ココロナナコイラスト/まっふ監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!
2023年02月27日私は「生理だからやさしくしてもらえると思うな」「生理は甘え」という考えの実家で育ちました。生理痛がつらくても我慢するしかなく、お風呂の床を経血で汚してしまったときには、母にとても怒られました。そんな家庭で育ってきた私が結婚して新たに家庭をもつことになり……。 「生理は甘え」という風潮の実家私の実家は「生理だからってやさしくしてもらえると思うな」「生理で休むのは甘え」という空気が漂っており、生理中にお風呂に少しでも血が付いてしまうと母に呼び出されて注意され、おなかが痛くても「そういうものだから我慢しなさい」と言われるような家でした。 「生理中って労わってもらえないんだ……学校で習った話と違うなぁ」と私は失望し、女性って損だなと思いました。 生理に理解のあるやさしい家庭を作りたいそんな私ですが、結婚して夫と2人で新しい家庭を作っていくことになりました。その際、長年苦労していた『生理中に家族にやさしくしてもらえない問題』を振り返り、生理に理解のあるやさしい家庭を作りたいと思ったのです。 そこで、子どもが大きくなったころを見計らって「生理は赤ちゃんを産むための大切なメカニズムなんだよ」と、夫や子どもに生理に関する知識をやさしく伝えてみました。子どもに「生理ってどれくらい血が出るの?」と聞かれた際には、勇気を出して経血を見せたことも。「毎月こんなにたくさん、数日に渡って出血するから、女性は貧血になりやすいんだよ」と説明すると、2人とも驚いた様子でした。 「生理は甘え」じゃない!結果、実家の家族よりも今の家族のほうが、圧倒的に女性に対する思いやりを持っていると感じます。私の実家では、生理は『隠すもの』『本人の努力で解決するもの』と捉えられていました。どんなに生理がつらくても「痛み止めを飲んで頑張れ」と言われ、周りからサポートを受けることはありませんでした。 しかし今の家族は、私の生理が始まると、夫は「鉄分豊富な赤身の刺身を買ってくるね」と言ってくれ、子どもは「赤ちゃんを産むための準備なんだよね。ママは無理しないで休んでて」とやさしく接してくれます。私が疲れていて経血でお風呂場を汚してしまったことに気づかなかったときも、怒られることはありません。 特に夫は、生理中の冷えや貧血について、やたらと私に気をつかってくれます。夫に「なんか体調悪そうだね。体冷えてるんじゃない?」と指摘されて、「言われてみれば寒いな……顔色も悪いかも」と気付くこともあるほどです。結婚するまでいかに自分が我慢ばかりしてきて、ひとりさみしく生理を乗り越えてきたかを思い知らされました。 「生理を理由にやさしくしてもらうのは甘え」ではないし、労わってもらっていいと私は思います。生理期間中は無理をしないほうがいいし、体を温めたり、栄養がある物を食べたり、家族や親しい人にやさしくしてもらったりしていいと思うのです。 周囲の人間のやさしさに甘え過ぎたりつけ込んだりするのはよくないと思いますが、かつての私のように無理して体に鞭打ってまで頑張りすぎる女性が多いと感じています。大切な自分の体なのだから、せめて生理中くらい思いっきり甘やかしてあげるべきだと思います。 著者/宇佐美 にこ作画/モリナガアメ監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター モリナガアメ動物とゆめかわが好きな漫画家。自身の場面緘黙症の経験を綴ったコミックエッセイ「かんもくって何なの!?」「話せない私研究」発売中。グッズ制作やデグーの漫画を描いたりもしています。
2023年01月27日