私は産後3カ月目に産後うつを発症し、通院し始めました。現在は周囲の理解と助けのおかげで回復傾向にあり、新しい仕事を始めることができています。産後うつと診断されショックでしたが、自分を追い詰め過ぎないようにしたことで次第に気持ちが明るくなりました。そのときの私の経験をお伝えします。 育児を楽しみたいのに苦痛で仕方がない初めての出産を無事に終えた私はうれしさと達成感に溢れ、育児を楽しもうと意気込んでいました。でもその気持ちとは裏腹、身体がついていかずに悔しい思いをする日々。夫の仕事の都合で出産前に引っ越し、赤ちゃんとの新生活は新居にてスタートしたため、生活に慣れることと初めての育児との両立は想像していた以上に大変だったのです。 私の母は他界し、父は存命ですが仕事が忙しく頼ることができません。義実家に頼らざるを得ない状況で、関係は良いほうですが付き合いにストレスを感じることも時折ありました。私はそれでも乗り切れる! と意気込んでいたものの、体調不良を繰り返したり、落ち込みやすくなったりと、異変を感じるように……。 産後うつと診断され、ショックを受ける何をするにも苦痛を感じるようになり、産後3カ月ごろに親族のすすめで心療内科を受診しました。医師からは産後うつの症状と診断され、極力ストレスを溜めないようにと言われました。 妊娠する前から産後うつという病名はテレビやネットで見聞きしていましたが、「自分が罹るはずなんてない」と思い込んでいたのでショックを受けました。でも、夫や周囲の人たちが精神疾患に理解があり、偏見を持たずに受診をすすめてくれたことが幸いでした。 心をラクにする方法を探し、快方を目指す産後うつを和らげるには時間がかかる場合があると聞き、物事を焦り過ぎないようにしようと思いましたが、不安定な感情や気分の上下、それが引き金となる周囲の人との衝突に悩み、ひどく落ち込むことも……。 しかし、病気と向き合って今の自分の姿を認めていくことで、かえって気持ちがラクになることに気付いたのです。少しでも育児をラクに乗り切る方法が見つけられるようになった現在は、2歳の子どもと接することを楽しめるまで余裕が出てきました。そして、不安感や焦燥感に悩まされることも徐々に少なくなり、夫が新しく始めた自営業をサポートできるまで回復しました。 産後うつは決して他人事ではないということを思い知りました。産後のストレスや疲労などから、気付かぬうちに不安定な状態に陥ることもあります。でも、悲観し過ぎることなく病に向き合い、いつかは元気になりたいという希望を持ち続けたことが、今の私が元気に過ごせる活力の源となっています。著者:仲本まゆこ自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
2019年07月10日大好きだからこそ結婚をして、その愛の証となる赤ちゃんも生まれたのに、なんだか最近2人の仲が思わしくない……。そんな悩みを持つご夫婦に、私が産後、パパにしてもらってうれしかったことを3つお伝えします。 ママの頑張りを労ってくれる1つ目はママを労ってくれたことです。出産直後、私はとても疲れていました。なぜなら、長い妊娠期間で貧血や寝不足・体の痛みなどマイナートラブルがありながら、赤ちゃんが無事に育っているのかと緊張感を持って過ごしていたので、心身共に疲労が積み重なっている状態だったのです。そこに加えて分娩という大仕事を終えた後は、クタクタでした。 そのときに、「産んでくれてありがとう」「頑張ってくれてありがとう」とパパにたくさん労ってもらえたことで、私もこの人の赤ちゃんを産めてよかったと思え、家族がより愛しくなりました。 ママじゃなくてもできることは積極的に2つ目は赤ちゃんのお世話です。絶対にママじゃなきゃできない! というお世話は意外に少ないもの。夜ぐっすり寝る事ができなくて睡眠不足でイライラしがちなときは、パパにお世話をお願いして休ませてもらいました。 抱っこや寝かしつけで赤ちゃんが泣いてしまっても、ママのほうがじょうずだから、とすぐママ任せにするのではなく、赤ちゃんが泣きやむような工夫をしてくれるパパの姿に信頼感が増しました。 誰よりもママの話を聞いてくれる3つ目は話を聞いてくれること。産後はなかなか外出することもできず、言葉の話せない赤ちゃんとずっと一緒にいる毎日。1日のできごとや、赤ちゃんの様子、今現在のママの抱えているモヤモヤなど、雑談の中には大切なことがたくさん隠れています。 ここでは、否定や解決策の提示などではなく、関心をもって耳を傾けてもらう、その姿勢に私は助けられました。私にとって育児の話を夫とシェアすることは、2人で一緒に育児をしている気持になれる大切な時間でした。 産後の私は、心も体もしんどさのピークでした。理解し気づかってくれたパパの行動に心救われ、育児という一大プロジェクトに取り組む同士のような意識が芽生え、以前より信頼も愛情も増しました。この期間はお互いに大変でしたが、だからこそ絆も強くなる期間だと思いました。 著者:ライター 横山まい三児の母。夫の転勤に伴い三人別々の県で出産し子育てをしている。転勤妻としての妊娠・出産・子育ての経験に基づき、体験談を中心に執筆している。
2019年06月29日私の場合、出産から2カ月後に夫から誘われました。夫の気持ちもわかりましたが、「できればしたくない」という気持ちが私の本音でした。産後のセックスを嫌だと感じた理由や夫と話し合ったときのことなど、当時の私の体験談を紹介します。 セックスの再開は産後1カ月ごろから産後1カ月健診で子宮の戻り具合や会陰切開の傷の様子、悪露の状態をチェックしてもらいました。特に異常は見つからず「セックスを開始しても大丈夫」と医師から言われましたが、正直「セックスなんてできない」と思ったのです。 しばらく夫から誘われないことを願いながら過ごしていましたが、産後2カ月ごろにとうとうその日はやってきました。 したくない理由妊娠中はセックスを控えていたこともあり、夫の気持ちもわかります。だからこそ断ることができませんでした。しかし、会陰切開をした傷が気になって仕方がありません。気分は乗らず、痛みや違和感ばかりでした。 さらに赤ちゃんがいる身でと思うと、なぜか罪悪感さえ感じてしまいました。夫に申し訳ないけれど、「今はセックスをしたくない」というのが正直な気持ちだったのです。 夫に正直な気持ちを伝えてみたセックスは精神的な要素も強いものだと思いました。体の面は問題なくてもお互いの気持ちが一致しないと、再開は難しいと感じたからです。 しばらく産後のセックスを控えたい……。私は夫に今の正直な気持ちを伝えることにしました。男性側には想像しにくいことかもしれません。だからこそ話し合うことも大切だと感じます。夫は私の気持ちを受け止めてくれました。 私は体のことや自分の気持ちを夫に伝えてよかったと思っています。夫婦関係を見つめ直す良いきっかけにもなりました。産後のセックスに気が乗らないと悩んでいるママは、まずは夫婦で話し合ってみるといいかもしれません。著者:田中由惟一男一女の母。二人目の出産を機に食品会社を退職。現在は子育てのかたわら、記事執筆をおこなう。趣味はスポーツとピアノ、美味しいものを食べること。
2019年05月05日4歳と0歳のぷにぷに兄弟を育児中のゆきです! 次男妊娠中は、つわり&長男のお世話が重なり、なかなかの辛い時期。今回は次男が妊娠してから始めて産婦人科に行ったときのエピソードをご紹介します。 前回のお話はこちら> ■2人目を妊娠! いざ!初診へ!実家に帰省中2人目妊娠が発覚、その後自宅に戻りましたが、その頃はまだ生理予定日から一週間経ったばかりでした。1人目の時は妊娠発覚後すぐに産婦人科を受診、母子手帳を貰う前に2~3回受診することになってしまったため、その時の反省を活かし今回は少し待ってから受診することにしました。このときは長男を夫に預けてから行きたかったため、夫の仕事がお休みの土曜日に病院に行ったのですが、かなり待ち時間がありました。つわりでとにかく身体を真っすぐにしていることがつらく、待ち時間はとても長く感じました。■3時間待ち、ようやく診察! なのに…順番がきてようやく診察! なのに、2人目…しかも前回の妊娠出産に問題がなかったということもあり、3時間の待ち時間にも関わらず、わずか1分ほどで診察は終わりました。もちろん病院によって違うでしょうし、この時は混んでいたのでそういう対応だったのかもしれませんが、あまりにあっさりした診察に、と、びっくりしました!それと同時に……すべてが気になっていた1人目と違い、ある程度流れが分かっているので、赤ちゃんが本当にお腹にいて、元気にしているとわかっただけで、私も特に気になることも思い浮かびませんでした。■1人目の時は全く意識してなかった産院のアレが神初診は土曜日でかなり混んでいたため、次の検診からは長男を連れて平日に行くことにしました。現在は4歳になり以前より少しは大人しく待てる長男ですが、当時は2~3歳で未就園だったので、おやつやおもちゃを準備していっても長時間椅子に座っていることができず…そこで1人目のときには意識していなかった「アレ」にとても助けられました!つわりで公園や児童館にしばらく行けていなかったので、キッズスペースのおかげでよその子と関わることができたり、家にないおもちゃや絵本で遊べて長男も退屈せずに過ごせました!私自身も、子どもを遊ばせてる方に地域や病院のことなど、引っ越してきたばかりでわからないことを教えてもらうことができ、キッズスペースのありがたみを痛感…!それからもその素晴らしさに感動し、他の病院やスーパーなどに行った際は、ついついキッズスペースを探してしまいます。田舎でもキッズスペースを設置してくださる場所が増えてきて本当にありがたいです。次回の更新は4月11日(木)の予定です!
2019年03月28日こんにちは!いとよです。今回は産後に使えるサービスについてのお話です。〈前回のお話〉3人目の出産後は自宅にて過ごすことが決定し、産後1ヶ月は夫が家事育児を引き受けてくれたものの、夫の負担が多く共倒れにならないか心配なわたし。産後1週間は、育休が取れる夫の職場ですが、それが終わればフルで働きながら産後1ヶ月まではすべての家事と上の子2人の育児が待っています。なので家がうまく回るよう、家事の負担が軽くなるようなサービスを色々と私なりに調べて夫に伝えておきました。配達してほしい時間に合わせて注文すればその日じゅうに届けてもらうことも可能なところもあるので、急に必要になったものが出た時に、利用しようと思いました。お米とかオムツって気づいたらあとわずかになってるんですよね(^^;)野菜はカットしてあるし、タレが付いてたりするので時間はないけれどちゃんとしたご飯が食べたい時に便利!以前利用した事がありますが、10分ほどでできるものが多く簡単だし、献立に悩まないので良かったです。我が家は妊娠中に生協の申し込みをしておきました。こちらは自治体にもよりますが、事前登録と面談が必要だったりします。我が家はまだ一度も利用したことはありませんが、実家が遠方で助けが得られない方なんかは、何かあったときに助かると思います!家事を軽減するための便利なサービスが色々あるので、使う使わないは別にして産前に調べておくと何かあった時に便利だと思いました。「多少割高になっても産後1カ月は仕方ないっ!」と割り切ったいとよでありましたが、結局夫はどのサービスも使わず自力で乗り切っていました。コスパgood・万歳。それぞれ特色が違うため、メリット、デメリットを考慮しながらその時の自分に合ったものを選ぶといいと思います!次回、ついに3人目かいちゃん誕生!実践編で夫はどのように家をまわすのか〜!続きます。●ライター/いとよ
2019年01月31日前回に引き続き、今回は3人目・4人目の産後の話。3人目・次男の時。3人目ということもあり、かなりおおざっぱな妊娠生活(笑)気がついたらかなりの体重増加で、出産直後、赤ちゃんや羊水や胎盤が出たはずなのに、全然体重が減っていなくてかなりビックリしました。そして、1人目、2人目の産後が、どちらも「ダイエットをすることなく気がついたら痩せてた」状態だったので、今回も頻回授乳で痩せるはず♪ と思い込んでいたら…なぜか今回はほとんど痩せず。妊娠線もガッツリ残り、お腹の脂肪もガッツリ残り…。しかし、特にダイエットをすることなく4人目を妊娠。4人目・三男の時。もう調子に乗って余裕こきまくり! あれだけ優しい先生からさすがに注意が…。そして、出産直後の体重は…、減るどころかむしろ増えるという(笑)。前回「授乳してたら痩せる」説が通用しなかったにも関わらず、今回は痩せるやろうという何の根拠もない思い込みのもと、ダイエットを全くしなかったら全く痩せず。(当たり前や)産後1年以上たってから危機感を覚えてダイエットを開始した直後に5人目妊娠(笑)そして5人目・四男出産後。あれから1年がたちましたが…。ご想像通りです(笑)もう6人目の予定はなく、さすがにヤバいと思って、ダイエットを始めていますが、さすがに長男の時と比べてかなり痩せにくく、20代とアラフォーの代謝の違いをひしひしと感じている今日この頃です。(長男出産時は26歳、現在35歳)
2018年10月09日しばらくの間連載をお休みしていましたが、またマイペースに書かせていただきたいと思います!! よろしくお願いいたします♪今我が家の3人目は9カ月になりまして、わたしの体調も随分落ち着いてきたのですが、産後のママの体って本当にボロボロですよね…!!「内臓に交通事故並みのダメージ」とも言うくらい、本当にキツイ(涙)昼夜関係ない生活で睡眠不足だし、骨盤はグラグラだし、貧血にもなるし、上の子のケアもあるし。産後はしばらく動けていたのに、しばらくたってから疲れが噴出してくる人もいます。だから、産後の過ごし方は本当に大切です。産後は母体をできるだけ休ませて、赤ちゃんのお世話だけして、ゆっくり過ごせるのが理想ですよね。実家や旦那さんの協力を得られればいいけど、実家にもいろいろ事情があったり、旦那さんが激務だったりするとそうも言っていられない。上の子の世話もあるし、子育ては待ってくれない!!わたしは3人目妊娠中、産後は実家の母が手伝いに来てくれるとは言ってくれていたのですが、できるだけ母の負担を減らしたくていろいろ考えていました。そんな時に目にしたのが、「市の産後ヘルパー派遣制度」でした。これ、いいんじゃない…?産後の助けになるならなんでも試してみよう!! と、登録してみることにしました。うちの市では、予定日1カ月前までに申し込みを済ませ、実際に家に訪問してもらい、どういったサービスを希望するのかを担当者と相談します。具体的な内容は、洗濯、掃除、買い出し、食事の準備、沐浴補助などがありました。※産後ヘルパー制度は自治体によって異なります。ご自身の地域のサービスを調べてみてくださいね。うちの市の場合、産後2カ月まで利用できるということだったので、産後1カ月までは母に手伝いに来てもらい、その後の家事をヘルパーさんにお願いすることになりました。そして、産後1カ月がすぎ、いよいよヘルパーさんと初対面!!ドキドキ…どんな人が来るのだろう…怖い人だったらどうしよう…と、緊張していたわたしでしたが、来てくれたヘルパーさんはこの道15年のベテランで、ちょうど母と同じくらいの年代の女性。とても明るくて気さくな方で緊張が一気にほぐれました。この時、お恥ずかしいくらい部屋が散らかっていて、ついつい言い訳みたいにヘルパーさんにこんなことを言ったのですが…。シンクにたまった洗い物や、散らかった床などは、いいウォーミングアップになるそうなんです!!生活感満載の部屋でよかったぁぁーー!!(笑)経験豊富なヘルパーさんだったので、だいたいの家庭の収納とか把握しているんでしょうね。勘がすごいというか、察しがすごいというか、これぞスーパー主婦という無駄のない動きで、普段無駄な動きばかりで主婦力低いわたしは、すっかりヘルパーさんの動きに魅せられてしまったのでした…!!(いやほんと見てるだけで楽しくて勉強になる…!!)続きは次回へ!!Amazon ギフト券当たる!【アンケート実施中】 ママの自分時間や家事について教えてください
2018年09月25日産前は標準体形だった私。標準体形とはいえ体脂肪がわりと高めだったので、妊娠したらやばそうだなとは思っていました(笑)■長男なーのとき1人目の出産で10kg増量。産後間もなくは体重が戻らず焦っていたのですが、徐々に減っていき、最終的には産前より5kgくらい減って学生以来の体重に!とくに何かやったというわけではないのですが、完全母乳だったことが大きかったのかもしれせん(完母でも痩せないという人もいるので個人差はあると思います)。その他にも、寝ない子だったので毎日のように抱っこしながらスクワットを数えきれないほどやり、食べ物も少し気を使い、なんといってもよく歩いていました。卒乳したらやっぱり少し戻ってしまいました…(笑)■次男みーのときそして2人目妊娠。2人目も10kg増えました。2人目は混合→完ミになったので、授乳で痩せるという選択肢は消えました。1人目と一番違ったのが、おなかのたるみ具合が全然違う!2人目のほうが明らかにたるんでいて、体形もかなり崩れていました。体重も一応妊娠前の体重にほぼ戻るも、体形が崩れすぎてしまい産前のパンツは全然入らず…。さらに戻った体重も少しずつ増え、ブログで公開ダイエットをするも失敗(笑)体重の増量は留まることを知らず、妊娠期を除くMAX体重になってしまいました。今は誰がどう見てもぽっちゃり体形…(涙)月曜断食(※)で3キロくらい痩せたのですが、実家に帰省し爆食いしたら戻ってしまいました。わりと無理なく減量することができたので、月曜断食ダイエットを再開し、宅トレなどちょっとした運動もして、またダイエットに挑戦したいと思います!意思が弱すぎるので、少しでもモチベを保つため友達と励ましあってやることにしました!子どものためにも少しでもキレイなママになりたいです。※月曜日だけ断食するダイエットのことで、 関口賢「月曜断食 「究極の健康法」でみるみる痩せる!」 文藝春秋(2018) を参考にしています。
2018年09月13日こんにちは!マメ美です!突然ですが、皆さんは産後クライシスになりましたか?産後クライシス とは産後2年以内に夫婦間の愛情が冷めてしまったり、関係が悪くなってしまう事です。我が家の場合、産後半年くらいはくらいクライシスもガルガル期もなく、関係は以前と変わらず良好でした。しかし…それはこんな感じで突然やってきました…。生後半年の子供と夫の飲み会シーズン仕事をしているとそりゃあ飲み会シーズンもありますよね。私と夫は元々は同僚だったので、仕事の忙しさや飲み会に関しては理解していました。ここでなんだか分からないイライラスイッチ が入ったのが、自分でもわかりました。飲み会が続くのは仕方ないけれども、そのままソファで寝ていたり夜中まで出歩いていた夫に、風邪をひかないように気をつけてね!と口酸っぱく言い続けていました。そこへまさかの(いや当然の)風邪…そして冒頭の夫がバイ菌に見えるシーンに戻る訳です。「0歳の子供がいる事をもっと自覚してほしい!」「今風邪を持ってくるなんて信じられない!」「夫自体がバイ菌そのものじゃないか!!」と、もう本当に黒い気持ちが止まらなかったです。その後最悪な事に夫の風邪が私にうつってしまい、更にバイ菌に見えてしまうのでした…。私にうつった風邪によって気付けた事その後入れ替わりで私が風邪をひき、ちょうど仕事も連休に入った夫は私の代わりに家事育児をこなす事になりました。1番困ったのは、自分のトイレやご飯のタイミング だと言っていました(笑)最初は『夫が風邪をもってきたのだから、私の代わりなんて当然だろ!』と、黒い気持ちが止まらなかったのですが、連休の予定も全部キャンセルして反省しながら頑張っている姿を見て気持ちが落ち着いてきました。同時に、もしかしたら私は夫に『飲み会オッケー』なんて言いながら、どこかで不満を溜め込んでいたのかもしれない。一人で色々とやろうとしていたのかもなぁ… と反省しました。それからは夫は飲み会や遊びも私たちの様子を見て程よく行くようになり、家事も育児も率先して参加するようになりました。私も不満や不安はその都度相談するようになり、以前より2人で育児をしている実感があります。子供の事を産院等で教わっているママに比べて、パパの知識や意識に差が大きいと感じます。それは私たち夫婦にとっても当てはまりました。やはり夫は、0歳児の風邪から起こりうる事を理解していなかったのです。なのでこの勉強会はお互いに良い機会でした。今となっては笑い話ですが、あの時のクライシスをそのままにしていたら本当に夫婦間が悪くなっていただろうなぁとも思います。でもそれがあったから、お互いを見つめ直せた と思います。産後クライシスを悪いことに捉えずに、2人での育児や生活を考えるチャンスだと思えたら良いですね。●ライター/マメ美
2018年09月10日こんにちは、こじらせ美容オタク家のともです。産後ダイエットが上手くいかない原因の一つは「骨盤」。出産によって開いた骨盤は徐々に戻ると言われていますが、姿勢が悪かったりするとバランスが乱れ、正常な位置に戻らないことも。骨盤が開いていると、腰まわりががっちりとしてしまい体重は戻っても体型は戻りません。クビレがなくなってしまったお腹をみると悲しくなってきてしまいますよね。そこで産後痩せなくて悩んでいるママへ自宅でもできる骨盤ダイエット法 を紹介します。骨盤ベルト・補正下着等を活用する**********『確実に産前より大きくなった腰・お腹まわり。そのため産後すぐに骨盤ベルトを着用。姿勢を正しながらつけるとより効果的だそう。体重もすぐ戻ったし、産後三カ月で産前のスカートも難なく履けるように』**********(20代女性/二児のママ)産後の骨盤はゆるゆるの状態。しかしゆるゆるだからこそ良い位置に骨盤を矯正しやすい時期なのです。そのため骨盤ベルトは早めに装着するのがベター 。また骨盤ベルトでなくとも、お腹まわりまでしめてくれる補正下着も使えます。お肉の流れにストップをかけてくれる補正下着は骨盤のずれを治す効果もプラス。キュッとしめてくれるような骨盤サポート・ヒップアップ設計の着圧タイツも発売されています。タイツは外出時でも気軽に装着できてオススメ。お腹をしめることによって食べ過ぎ防止 にもつながりますよ。マッサージ**********『とにかく気になるお肉の部分を毎日マッサージ。マッサージオイルを選ぶのも楽しいし、その日の気分で香りを変えている。少しずつだけど細くなってきているのを実感』**********(30代女性/一児のママ・産休中)**********『マッサージするだけで、身体の内部からぽかぽかしてくる。お風呂場でやるとさらにドバーッと汗もでてより痩せる』**********(20代女性/二児のママ・パート)自分で身体の気になる部分を動かすことも効果的。マッサージして元の位置にパーツを戻してあげましょう。身体のパーツが良い位置に戻り姿勢がよくなることで骨盤も整います。また育児の疲れのため産後はいろんな部位がむくむ傾向にもあり、むくみ対策にも。香りのよいマッサージオイルを使えば、癒し効果でリラックスしながらダイエットできちゃいます。すべりのよいオイルをチョイスして、気になるお腹周りを中心にグリグリとマッサージ。リンパの流れや血行もよくなり、代謝を高めて痩せやすい身体に。骨盤矯正ストレッチやヨガ**********『整体やヨガに通いたいけれど、赤ちゃんを預ける場所もない。ヘトヘトだし正直通うのも面倒。だから骨盤を整える本を買って、毎日自宅で続けている。面倒がないから続けるのも簡単』**********(30代女性/三児のママ)骨盤を整えるために整体に通うのもアリですが、やはりお金もかかるし赤ちゃんがいると外出もままなりません。そこでオススメしたいのが自宅でできるストレッチやヨガ。週一だけ通うよりも、毎日少しずつ続ける方が効果を感じることも。骨盤を整えるポーズを少しでも取り入れていきましょう。〇骨盤の前後バランスを整えるポーズまず片膝立ちをする。 上半身を前方に移動させ、後ろに伸ばした脚の付け根から太ももの前を伸ばす。呼吸の度に徐々にストレッチを深くしていき、15秒伸ばす。 息を吐きながら1の状態に伸ばす。反対側も同様に。交互に5回・〇骨盤の左右バランスを整えるポーズ。仰向けになり、脚を4の字に組む。 伸びている脚の膝を曲げ、膝の下で指を組んで脚を掴み、そのまま膝を身体に近づけて15秒お尻を伸ばす。ストレッチはもちろん。身体の歪みを調整するという「産後ヨガ 」も骨盤を正しい位置に戻したり、骨盤の筋肉を養うポーズも。いろいろと本を買って試してみてもいいですね。「ダイエット」と言うとついストイックな食事制限や運動を思い浮かべてしまいますが、産後のダイエットはまずは骨盤。骨盤を整えて安定させるようなダイエット法を意識することが上手くいくコツなのです。●参考文献産後骨盤リセットダイエット著碓田 紗由里●ライター/とも●モデル/赤松侑理
2018年07月10日東京23区内のみで63人。2014年までの10年間で、自殺した妊産婦の人数だ。そのうちの3分の2が産後であり、約半数が「産後うつ」や精神疾患と診断されている。赤ちゃんが生まれて幸せいっぱいのはずなのに、なぜか「つらい」「しんどい」気持ちのほうが大きい。かわいいはずの赤ちゃんを「かわいいと思えない」と感じてしまう。さらには幼い我が子を残して、自ら命を断ってしまうママもいる。自らも過去に産後うつを経験し、それがきっかけで一般社団法人メンタルヘルス協会認定の「上級心理カウンセラー」資格を取得したメンタルサポート研究所認定講師 今村範子さんに、妊娠・産後の「うつ」の原因について話を聞いた。「産後うつ」は10人に1人がかかる身近なもの「産後うつとは、出産後に2週間以上、抑うつ状態が続く病気です。うつ病の一種であり、多くは出産後2~3週間で発症しますが、3~4カ月を過ぎてから症状が現れてくる人も。重症化すると1年以上症状が続くこともあり、そのままうつ病に移行するケースもあります」(今村さん 以下同)産後の女性の10人に1~2人がかかるといわれている「産後うつ」。おもな症状としては以下のようなものが挙げられる。【産後うつのおもな症状】□イライラする□憂鬱になる□疲れやすい□涙が出る□不安定な気持ちになる□自分を責める□食欲不振□不眠上記以外にも、「育児への不安が急激に込み上げてくる」「強い自己否定感を感じる」「赤ちゃんや夫への愛情を感じられなくなる」など、情緒不安定になるのが産後うつの特徴だ。産後の女性は心身ともに不安定になりやすい産後の女性が情緒不安定になるのは、性格傾向や外部の環境だけのせいではない。女性の体のなかでホルモンバランスが大きく乱れることも関係している。「産後うつを引き起こす大きな原因のひとつとして、出産後の母体ではホルモンバランスが乱れることが挙げられます。妊娠中に分泌されていた女性ホルモンのエストロゲンとプロゲステロンは産後に激減します。授乳ホルモンのプロラクチンが急増することで、ホルモンバランスが大きく変動するのです」ホルモンバランスの乱れは自律神経に影響を及ぼし、うつ症状を引き起こす要因になりうる。「産後1カ月までは安静に」といわれるが、実はその後、産後2カ月、3カ月、4カ月の母体も、心身ともにまだまだケアが必要な状態なのだ。今村さんは産後の女性たちにこうメッセージを贈る。「赤ちゃんが夜泣きをするのは、母親のせいではなく、その子の特質。夜泣きした赤ちゃんを前にしてもあなたの体が思うように動かないのは、怠けているのでも、あなたがダメだからでもありません。もうすでにあなたは十分頑張っている。一人で抱え込まず、信頼できる人に気持ちを話し、助けてもらえる環境をつくっていきましょう」初めての育児に戸惑って「産後うつ」になる人もいれば、今村さんのように3人目の産後に初めて「産後うつ」になったという人もいる。出産による心身のダメージ、置かれている子育て環境、赤ちゃんの性質など、さまざまな要因が絡まりあって起きるのが「産後うつ」なのだ。今、まさにつらい産後を過ごしているママは、まずはパートナーや家族、友人に今の気持ちを打ち明けてみよう。もしもその人たちに「理解してもらえない」と感じたら、次は産婦人科の医師や地域の保健センターに相談してほしい。何よりも大切なことは、「一人で抱えこまないこと」なのだから。(取材・文:阿部花恵編集:ノオト)
2018年05月24日筆者には4人の子どもがいます。これまでに助産院、個人病院を経由しての総合病院、助産院にお願いしての自宅出産を経験してきました。2人目以降の出産もこれまでと同じ産院でと考える方は多いと思いますが、大きく違うのは「上の子がいる」ということ。筆者の体験から、産院選びのポイントを紹介します。産後、上の子と一緒に過ごしやすいかどうか妊娠中の通院は何とかなっても、産後の入院中、産院が遠いと会いに来てくれる上の子や夫が大変。さらに、上の子がいる場合には、面会時間が限られていたり、ほかの妊産婦さんと同室などの場合は子ども連れで面会しにくいといったこともあるかもしれません。そのため、「近くて通いやすい」はもちろん、上の子とも一緒に過ごしやすい産院かを検討するのがポイントです。私が通った総合病院の場合、夫の立ち会い出産はOKでしたが、上の子の立ち会い(入室)はお断りということを出産当日に知ったという失敗があります。お産が予定より早かったため、子どもを預けられる人もなく、子どもも夫も立ち会いできないまま過ごす羽目になりました。これに対して、多くの助産院では上の子と一緒に過ごすことにも寛容で、産後にも家族で泊まることが可能な場合も。助産院はしっかりケアしてくれる実家のような感覚で過ごしやすい場所です。次に、助産師さんが自宅に来てくれ、出産から産後まで自宅でケアしてくれる自宅出産。これは上に複数の子どもがいる場合、大変ありがたいものでした。さすがに産後すぐに動き回ることはできませんが、産院までの往復、小さな子も離れて過ごすということがないために家族が安心して過ごせました。検診での通院や先生との相性はもちろん、出産時や産後の入院時のことは1人目の時以上に配慮したいポイントです。上の子をがいるからこそ、確認したいこと1)家から通いやすい場所か・上の子を連れての検診の際に通いやすいかという面はもちろん、産後の面会に家族が通いやすい場所かということも考えておくとよいでしょう・助産院:3、4回ほど提携先の病院にて採血などの検査を中心とした検診を受ける必要があります。妊娠中や出産時にトラブルがあった場合に受け入れ先となる病院なのでその場所も要チェックです・総合病院:受け入れ態勢が充実していて、妊娠以外の不調の時にも子どもを連れていろいろなケアが一回で済ませられるというメリットもあります。産後もそのまま1ヵ月検診などの乳児検診に通いやすいです2)検診時の対応について・総合病院:土日祝日の検診に対応していない場合が多いです。そのため、平日に子ども連れで通わなくてはならないことが想定できます。土日だけが休みの夫や子どもには、一緒にエコーなどを見てもらおうと思っても、検診に同行しにくいということもあります・総合病院や個人病院:病院での受付順であることも多く、待ち時間が長いです。検診の予約ができても待ち時間が長いこともよくあります。上の子を連れて検診の際は、子どもと一緒に待ちやすいかもチェック・助産院:予約制のところが多いため待ち時間がほぼなく、検診の時間をしっかりとることが多いです。子ども連れ、夫連れにも対応がよいのが特徴です。特に自宅出産が可能な場合、検診も自宅で行うのが可能なので、出産・産後も自宅から動く必要がありません。上の子ともずっと一緒に過ごすことも可能で、預け先などに困ることはありません3)出産の立ち会いが可能か・夫の立ち会い出産については可能な病院は多くなりましたが、大きな病院になるほど、感染症などの予防から子どもの立ち会いができない場合があります。出産時に上の子どもの居場所に困ることがないようにしたいものです・助産院:たいていの場合「家族みんなでの出産」が可能。産後も一緒の部屋に泊まることができる場合もあります・総合病院:外来の検診と出産・入院時の医師やスタッフの顔ぶれが異なることも。そのため子どもを見てくれるスタッフがいるような場合でも、人見知りの子だと出産や入院時になじめない場合もあるかもしれません4)産後の面会について・総合病院や個人病院:空き状況によりますが個室が難しく、産後の面会も制限されます。個室に入ることができれば家族で過ごしやすいですが、こちらも面会時間には注意が必要です。また、ほかの妊産婦さんと同じ部屋の場合は、子どもを連れての長居が難しく、入院中はほとんど上の子と会えないということも・助産院:面会時間は一応ありますが、一緒の時間を過ごせるという点では病院より軍配が上がります。自宅出産では、いつでも一緒に居ることが可能です。上の子や家族の状況を考えて、自分に合った産院を選んでみてくださいね。<文・写真:フリーランス記者小柳結生>
2018年05月15日産後女性が抱える悩みとして、「産後やせ」 というものがあることをご存知でしょうか?「出産で一時的に増えた体重は緩やかに元に戻るのが望ましい」と、母子手帳に記載されていますよね。赤ちゃんの1カ月検診で行われる、ママの産後のメディカルチェックでもそのように言われます。産後のダイエットに関する情報は豊富な一方で“逆の悩み” はあまり理解されにくく、対策法があまり知られていない という現実もあります。「赤ちゃんを産んだのに、やせていてうらやましい!」と言われても、本人は真剣に「太りたい」 と思っています。このような悩みに、3児のママライターがお答えできればと思います。産後2カ月位の状況実は、筆者は産後2カ月目以降から急激に体重が減っていってしまう深刻な産後痩せの悩みがありました。1日に10回以上の頻回授乳と夜間のお世話で常にフラフラ自分の体調に構っている余裕はない→具合が相当悪くなるまで、体重が減っていることにさえ気が付かない具体的な不調としては、体重減少による体力低下で、やる気ゼロ に母乳があまり出ない(気がする)貧血のようなふらつき、めまいこうした症状が出る頃には、妊娠前の体重から3キロも落ちて しまって いました。このままではいけない!と一念発起し、健康的に太るという目標を立てて行動を起こすことにしました。産後やせしてしまう原因とは?自分の食事をいつもおろそかにしている(それより眠りたい)授乳中はカロリーを普段より多く摂取する必要があることを知らなかった一度にたくさん食べることができないこれらの原因をひとつひとつ解消していくことで、体重を戻すことができると考えました。「健康的に太る」ために行った対策・食事の回数を1日4回にする昼と夜の食事の合間に、意識的にもう1回食事 をする。内容は、パンとバナナとヨーグルトなど手軽なもの 。または白米を多めに炊いて、冷凍にストックをいくつも作っておく。→おにぎりやお茶漬け、納豆ご飯にして補食とした。・暖かい飲み物で水分補給これは医師 からのアドバイス を参考にしました。産後やせ中の夏場、なぜか毎日おなかを下したようになり体重がどんどん減っていき、とうとう医師に診ていただくことにしたのですが、『冷たい飲み物で水分を補給することが、胃腸の機能低下 を招く』と言われました。なるべく夏でも温かい物を飲むと良い と言われ、実践することに。→私は白湯・ほうじ茶・ハーブティー などを飲んでいました。胃腸が元気になれば食欲も湧き、1回の食事で食べられる量も増えるとアドバイスされました。・お惣菜や食材の配達も利用し、食事の準備を簡単に赤ちゃんが寝ている間にたまった家事をこなし、食事の支度まで完璧に行うのは難しいと思います。いざ食事ができるとタイミング悪く子どもは起き、お世話に追われるという負のスパイラルも。そうこうしていると、自分の食事なんてどうでもよくなりませんか?産後やせでお悩みの方は、部分的に手抜き をして、自分の食事をなるべくすぐに食べられる工夫が大切だと思います。対策の効果とその後の状況1日4回の食事は体重の増加にとても役に立ち、またしっかりと食べることによって、気力と体力が回復 したようです。実際に数値として現れたのは、産後10カ月のときでした。ようやく妊娠前の体重に戻ることができ、赤ちゃんと公園へ出かける活動的な日々を送るようになりました。「体重の減少が止まって、自分のベスト体重に戻る」という状態が目標であったため、ここで1日4回の食事の対策はやめることにしました。この時期から、母と子一緒に通うことができるリトミックや体操教室 に積極的に参加することで、適度に運動していく方向性へとシフトしていくと良いと思います。食事の回数は元に戻す運動でカロリーを消費(軽い有酸素運動など)食事をおろそかにせずにしっかり摂取する意識→ただ太るのではなく、健康的に体重を増加させることにつながります。継続の重要性産後5年が経過し、筆者の体重は妊娠前プラス1キロ というラインで落ち着いています。ただし夏場になると食欲低下によりまたやせてしまうことがあります。適度な運動とバランスの良い食事、温かい飲み物での水分補給の継続をおすすめいたします。母業はやはり「身体が資本」 です。お産や育児でやせてしまいがち、という方は特に自分の身体を意識的・継続的にケアしていく必要がありそうですね。●出典・『産後ママの心と体がらく~になる本』赤すぐ編集部・著/大原由軌子・イラスト・妊産婦のための食生活指針―「健やか親子21」推進検討会報告書―厚生労働省(平成18年)母乳育児も、バランスのよい食生活のなかで●ライター/あしださき●モデル/倉本麻貴
2018年05月10日こんにちは!kzkです!今回は産後あるある特集ということで、「産後の理想と現実のギャップ… 」 そんなことについて書いていきます。妊娠中、出産前に、“産後は忙しい眠れない”とは聞いていたものの、それは想像を絶するものでした…(笑)出産前は、『子供が寝ている間に洗濯や夕飯の支度をちょこちょこやっていこう。なんならお茶飲んだり、マンガよんだりできたりして♪ 』と、能天気な事を正直考えておりました。そんな能天気な私も出産して1日目から経験するのです。地獄の寝不足!産まれたばかりの我が子はほぼ一日中泣いていました。ピッタリ抱っこしてないと泣きやまず…朝から夜まで授乳してオムツ変えて授乳して沐浴して授乳してオムツ変えての繰り返し!そして赤ちゃんはまとまて2時間眠ってくれれば良いほうだ!その2時間、眠る場所はママの抱っこ。抱っこで、寝られたら私は動けません…そして赤ちゃんが昼寝したらママも睡眠をとるチャンス!溜まった家事なんてやってられない です…そんな時間を一日中、繰り返していると時間が経つのが地獄のように遅く感じたり、光のように速く感じたり、自分の中の体内時計もバカになってきます。そして、一日中家にいて、赤ちゃんの身の回りのことばかりしていたら、もう夜!「えっ?!夕飯つくってないよ…。 どうしよう…」ってことは日常茶飯事です。出産前に描いた理想は、「赤ちゃん昼寝中に作っておく!」だったのですが…現実は違いました!「そろそろ寝そうだ!そーーっと布団に置いて、そーーーっとその場を離れる!寝たぞ!寝たぞーーー!さぁ、ここからが私の時間だ!家事?!そんなことより、ティータイムよー! 」と意気込んでいたんですが…はい、泣きます。束縛モード搭載されているのか、布団に置いて少しでも私が離れると泣かれます。まさに自由時間も休憩時間も睡眠時間もない自分の時間なんて皆無!出産の前の私にちゃんと細かく教えてあげたい!「理想は捨てろ! 隙間時間は存在しない!割りとワイルドな子育てライフが待ってるぞ!」と。でも不思議なのは、子育てって時が経つと大変だったことすら愛しくなるんだからスゴいですよね。●ライター/kzk
2018年05月09日産後ダイエットをしてきたこの2年を振り返ると、さまざまなことがありました。そこで、あらためて産後ダイエットをして良かったこと、良くなかったことをランキング形式でまとめてみようと思います。まずは良かったことベスト3から!産後ダイエットをして良かったこと ベスト3 3位 肌や髪が20代のころよりも綺麗になったダイエットを始めて食事に気を付けるようになってから、高タンパク+野菜+果物を意識してとるようになってから、肌や髪が20代のころよりも綺麗になりました! ダイエットは痩せることだけではなく、食事を見直すことで身体の組織も変わっていくことが実感できました。2位 自信がつき、性格が前向きになったダイエットを始めるまでは、自分に自信がなく「どうせ私なんて」が心の中での口癖でした。それがダイエットで自己目標を立て、それを達成することで、自信がつくようになっていきました。次第にダイエット以外のことでも挑戦しようという気持ちになり、産後忙しい中でも仕事をして、資格を取って、、と何事にも挑戦するようになりました。1位 着たい服が着れるようになったダイエット前までは、着たい服があってもサイズが合わなかったり、フリーサイズと書かれてあっても着れなくて悔しい思いをしたので、いつしかサイズを見てから判断するようになっていました。それがいつしか、XL→M→Sサイズになり、今では着たいと思った服が着れるように。服を選ぶのがとっても楽しいです。そして、ダイエットを決意した時に目標としていた「スーツを綺麗に着こなせるようになること」。再就職でスーツが着れないのではないかと不安だったのがちゃんと着れるようになりました!産後ダイエットをして良くなかったこと ベスト3そして、次はダイエットをして良くなかったことベスト3。まずは第三位から!3位 寒がりになった太っていたころは夏のエアコンがとっても快適でしたが、今はエアコンが寒すぎて冷えないように気をつけています。職場やスーパーはとても冷えてしまうので、上着必須です。産後ダイエットで体型が変わり、意識も生活も性格も変わるようになり、人生が変わりました。初めから成功していたわけではなく紆余曲折していた時期もあります。その中で、「食事ってこうなんだ」「運動ってこうなんだ」「生活習慣ってこうした方が自分に合っていた」など気付いたことが沢山あります。短期的なダイエットではなく、何歳になっても健康的でいたいから、「ダイエット=生活」と考えるようになり、何歳になっても続けていけることをしようと思います。2位 太ってしまったらどうしようというプレッシャーがたまにあるもともとは食べるのも大好きで、いつ爆食いしてリバウンドするかわからない、いつかまた戻ってしまわないようにしないといけないというプレッシャーはあります。太ることで誰かを困らせることはありませんが、(家族は嫌がるかもですが)緊張感は少なからずあります。1位 太っていたころの洋服をすべて処分することに嬉しい悲鳴なのですが、正直服をオールシーズン総替えすることとなり少し寂しい気持ちとサイズダウンした嬉しい気持ちで断捨離しました。その後は、サイズダウンした服を買うのが楽しみになってしまい、金銭面で厳しかったです。いかがでしたでしょうか。産後ダイエットは、やってみると意外と良い点、良くなかった点がありましたが、やってよかったことの方が多いような気がします。次回からは、産後ダイエットに興味のあるママたちがお子さんと一緒に楽しみながらエクササイズできる「産後-15kg痩せた! MONAのダイエット法 ~子どもと一緒にエクササイズ編~」の新連載が始まります。お楽しみに!
2018年05月08日産後ダイエットを始めてからの、リバウンド体験談です。実は、これまでSNSでリバウンドについてあまり書いたことはありませんでしたが、産後ダイエットを開始してからダイエットがずっとスムーズに痩せていったかというと、決してそうではなく、色々と試してきたからこそ失敗も何度か繰り返しました……。リバウンドした原因は、曖昧な知識でトライしてしまった「〇日断食」。酵素と水だけ、ヨーグルトだけで過ごすものなど、さまざまな種類のダイエットです。ほかにも、「置き換えダイエット」など、3食のうちの1食をスムージーに置き換えるダイエットも試しました。もともと食べることが大好きなのに、それをあえて制限してしまったことでストレスが溜まってしまい、数値だけでみると減量できていたものの、普通の食事をしたら元の体重に戻ってしまい、リバウンドしやすい体質を自ら作ってしまっていたのです。リバウンドの原因は人それぞれあるかと思いますが、私がリバウンドした1番の原因は「ストレス」でした。何より、産後太ってしまった原因も同じくストレス。食べたいのに食べられないストレス、ドカ食いや過食にどうしても繋がってしまっていたので、それに気付いてからは、ストレスのない食事方法をしようと食事制限をすることから、食事改善をすることへシフトチェンジしました。そのため、・夜は糖質オフ・タンパク質たっぷりの食事にする・食べるなら夜寝る4時間前までにする・甘いものが食べたくなった場合、おやつの時間は15時ごろまでにすると、自分の中でルールを決めておきます。また、血糖値を急激に上昇させないよう、あえて「間食」を取り入れるなど「食べて痩せる」ダイエットに定着できるようになりました。もちろん、適度な筋トレも欠かせません。脂肪燃焼と聞くと有酸素運動のイメージですが、同時に、基礎代謝や筋力を上げてくれるので、筋トレなどの無酸素運動も行うことがオススメです。食べることが大好きな分、ちゃんと動いて燃焼できる「燃費のいい身体づくり」に今も奮闘中です!
2018年03月23日赤ちゃんが生まれて、幸せいっぱいのはずの家庭に忍び寄る、「産後クライシス」という恐ろしい現象をご存知ですか?すれ違いを防ぎ、夫婦仲を良好に保つためのコツをご紹介します。ホルモンバランスについて知っておく出産すると、女性の暮らしは一変します。それまでどんなに夫のことが大好きだったとしても、それをたやすく上回る存在が赤ちゃんです。すると、これまで気にならなかった夫の言動や見た目、においなどが、やけに気になり始めます。「わたしと赤ちゃんに近づいてほしくない」とさえ思ってしまう場合も。女性は妊娠出産を経て、ホルモンバランスが通常とは違った状態になります。産後の動物は気が立っていて攻撃的になりますが、人間も同じように、子どもを守ろうとする本能がはたらくのです。通常、時間が経てば少しずつ元の状態に戻っていきます。このホルモンの仕組みを夫婦で理解しておかないと、夫は「俺より子どもの方が大事なんだ」とヤキモチを焼き、それに対して妻はどんどん苛立つという悪循環に陥ります。これが、いわゆる産後クライシス(産後、夫婦仲が悪化すること)のきっかけになるのです。家事にまで手がまわらないことを理解してもらう産後、何より重視すべきはママの体力を回復させること。次に赤ちゃんのお世話、家事はもっとも後回しです。産褥期に無理をすると、体の回復が遅くなるばかりでなく、最悪の場合、命に関わることにも……。ママが無理をしないで済むためには、パパをはじめ周りの人の理解が欠かせません。洗濯やゴミ出しなど、パパに代わってもらえるものは徹底的にやってもらえるよう、産前からお願いをしておきましょう。掃除やご飯の用意などは、自治体のサポートや家事代行に頼むことも検討します。1ヶ月だけは、宅食を頼むのも手ですね。どうしたって、赤ちゃんのお世話はせざるを得ません。夜だって数時間おきに授乳が必要になるので、まとまった睡眠時間を確保することもできません。そのうえ家事までなんて、とても無理!これをあらかじめわかっておいてもらうだけで、その後の夫婦関係が変わってきます。まとめ初めての妊娠・出産では、パパもママもわからないことだらけ。手探りで試行錯誤していくなかで、戸惑いや苛立ちを感じることもあるでしょう。その都度お互いにきちんと話し合い、不満を溜め込まないこと。これが、産後クライシスを防ぎ良好な夫婦関係を維持していくコツですよ。Written by 七尾 なお
2018年02月27日産後のママと赤ちゃんのさまざまなケアをしてくれる産後ケア施設。名前は聞いたことがあっても、具体的にどういったところなのか知らない人も多いのでは?というわけで、私が実際に産後ケア施設を利用してみて感じたメリットを紹介します。産後ケア施設ってどんなところなの?日本での出産での入院期間は、自然分娩で5日~7日、帝王切開でも1週間から10日とされています。産後1ヵ月は養生して体を休めて…と言うけれど、退院後待ったなしで始まるのは新生児のお世話と家事。家族のサポートがなければ、それらをすべて1人でこなさなければなりません。そんなママとして最も大変な時期を心身ともにサポートしてくれるのが産後ケア施設です。施設によって詳細は違いますが、子育てが始まったママが休養を取りながら、助産師や看護師のサポートのもと、子育ての情報や技術支援を受けることができるようになっているのが通常です。赤ちゃんは産院でもよく使われるコットで移動するので産後の体でも楽々!赤ちゃんを見てもらいながらゆっくり食事がありがたい!私が利用した産後ケア施設ではケア内容は主に、新生児のケア、ママのケア、そして育児のサポートと大きく3つに分かれていました。新生児のケアは、発育や発達、体重や排便などのチェックをママと一緒に行ないます。排尿と排便は記録する表が用意されており、ママと助産師さんどちらがオムツ替えをしても表に記入する仕組みなっているので、便秘などの症状もひと目で分かるようになっていました。体重は毎日決まった時間に計測時間が設けられていて、その際に助産師さんのアドバイスを受けることができます。ママのケアは、まずは栄養満点のおいしい食事。食事中は赤ちゃんを助産師さんたちが見てくれているので、ゆっくり食事を楽しむことができます。そのほか、個別のカウセリングで細かく対応してくれます。私の場合、睡眠不足でフラフラだった時にこどもを見てもらって半日睡眠を取らせてもらった時には本当に助かりました。また、乳腺炎などの母乳トラブルにもマッサージなどで対応してくれます。そのほか、出産時の会陰切開の傷が治ってないママのためのドーナツクッションや、出産でむくんだ体を癒やすためのマッサージ機や足湯グッズなども豊富に用意してありました。有料ですが、出産でのむくみや乳腺炎などのトラブルにも対応してくれるエステのコースや、母乳外来などもあります。最後に育児のサポート。初産だと手探り状態で始めることになる授乳や沐浴を、しっかりサポートしてくれます。そのほかは、寝ない赤ちゃんやモロー反射で起きてしまう赤ちゃんに抜群の効果を発揮するおひなまきの巻き方や、抱っこひもやスリングのフィッティング、赤ちゃんの爪の切り方など、ベテランの助産師さんが育児のコツを次から次へと伝授してくれました。助産師さんに教えてもらったおひなまき。なかなか寝ないうちの子もぐっすり。ママと赤ちゃんは基本的には個室で過ごすようになっており、個室には、シャワー、トイレ、テレビ、冷蔵庫、空気清浄機、ポット、ドライヤーのほか、ナースコールがついていました。また、和室や洋室両方の部屋があって希望すればどちらか選べるようになっていました。授乳や沐浴はスタッフステーションに隣接したケアルームで行い、ママの食事の間は、ケアルームで赤ちゃんを見ててもらえるのがとても助かりました。気になる費用は?育児の大変さはさまざまですが、厄介なのは出産という大仕事を終えて本調子ではない状態で、待ったなしで育児をしなければならないこと。そんな状態で同じ思いをしているママたちと共に励まし合いながら、育児のプロフェッショナルの助産師の力を借りることができたのは本当に心強かったです。電動バウンサーや授乳クッションなど、豊富なベビーグッズが揃えてあり、購入前にいろいろと試せたのも、その後の育児にとても役立ちました。気になる費用ですが、産後ケアセンターは大体1日2~3万円くらいが相場となっています。一流ホテルに宿泊ができる値段に思わず躊躇(ちゅうちょ)してしまいますが、自治体からの補助が受けられる場合もあるので、お住いの自治体に確認してみてくださいね。また、最近宿泊型以外にも日帰り型の産後ケア施設もあり、こちらの方がお値段が安い場合が多いです。私が利用した施設は現在予約を受け入れしていないので、産後ケア施設の一例として紹介させてもらいましたが、詳細は施設によって違うものの、ほとんどの施設が見学を受け入れていますので、まずは近くの産後ケア施設を見学してみるのがいいかもしれません。ただ、まだまだ数が少ない産後ケア施設ですので、常にキャンセル待ち状態のところも。予約は早めの方が良さそうです。<文・写真:フリーランス記者芳賀千歳>
2018年02月21日私の産後ダイエットを知ってくださった方から一番聞かれるのが『モチベーション維持はどうしていますか?』という質問です。それほど、みなさんも私と同じようにモチベーションのアップダウンが激しく、産後ダイエットを続けるのが難しい、ということですよね。私は常にモチベーションを高く過ごしているかと聞かれるとそうでもなく、何か目的がないと駄目なタイプです。そう、モチベーションキープのコツは、「目的」がないとなかなか難しいということ。目的は勿論沢山あると思います。ただ、できるだけ目的は、ぼんやりしたものではなく明確なものが一つあるといいと思っています。わかりやすい例で言うと、よく結婚式前に花嫁さんがダイエットを頑張る光景を目にすると思います。彼女たちは「結婚式でドレスを綺麗に着こなす」「大勢の人に注目されるので少しでも綺麗になる」というような目的があるため、ダイエットの成功率はとっても高いと言われているんです。例えば、私の場合は「再就職する上で、面接に着るスーツが入るようにすること」、これを目標にしてからは、「以前に着ていたスーツが着れるようになる」よりも、「スーツが似合う細身の自分」を妄想してワクワクしながら産後ダイエットに励むようになりました。このほかにも…・年子の娘たちと将来一緒に買い物に行ったり、姉妹と間違えられてみたい(笑)・子どもたちから自慢のママだと思われたい・サイズを気にして服を買うのではなく、着たい服を買える楽しみが欲しい・年を重ねていくほど綺麗な女性になりたい。目指すは美魔女!(笑)です・友人から「痩せたね!」と言われたい。(ダイエット始めるまで細いと か言われたことがない)こんなことを目標にして産後ダイエットに挑んできました。たまにお菓子が食べたくなった時など、目標からブレないように目標はきちんと文字にして書き、いつも見える場所(冷蔵庫がオススメです)に貼っておきます。結果、服のサイズは1年でXL→Sサイズに! スーツだけではなく、今では服を選ぶこともこんなに楽しいことだったのかと、アラサーになって初めて知るようになりました(笑)。このように、まずは理想の体型を手に入れたら何をしたいのか、自問自答してみることをオススメします。私も、まだまだ理想の体型まで到達できていません。理想の体型(細いだけでなく、筋肉をつけてひきしまった身体)になったら次の夏こそは海で水着を着れるようになりたいと思っています。
2018年02月17日4歳と3歳の年子の女の子二人を育てるママ、MONAさん。産後ストレスを食事に当て激太りしてしまった子育て奮闘中のママがお金を掛けずに自宅でストレスなく続けられるダイエットを開始。なんと産後15キロの産後ダイエットに成功したのです。今回は出産後、間もなくダイエットを決心したMONAさんのダイエット奮闘記の第三話です。私が産後ダイエットを決意したのは、二人目を出産した1年後の2016年から。まず食生活の見直しからはじめました。ダイエット前の食生活を箇条書きにしてみると…・冷凍庫にレンジでチンすればすぐに食べられるもの(たこ焼き・唐揚げ)・お菓子BOXには常に満タン(子供用、自分用)・朝食は、仕事をしていた時はコンビニでおにぎりのみ・産後は朝昼兼用でがっつりメニュー(ラーメンなど)・昼食は簡単なもの=炭水化物だらけ。袋麺、炒飯、パスタなど・夜ごはんを食べて、寝かしつけ終わりにまたお菓子やアイス・ストレスを感じたら満腹になることでストレスを解消書き出してみると、よくこんな生活をしていたものだなとゾッとします。■産後ダイエットを始める前までの生活1番の原因はストレスが溜まりやすい環境を自分で作っていたことです。地元が遠く、身寄りも知り合いも少なかったので、出かける先は近所の公園やコンビニ、スーパーのみ。唯一の楽しみはお菓子コーナーで新作のお菓子(主にポテトチップス)を食べることでした。特に2人目の産後は、慣れない年子育児で寝不足になってしまったのと、寝不足になることでいつもお腹が空いていて、食べていないと満足できなかったことでした。荒療治かもしれませんが、まずは1番太ったのではないかと思われるポテトチップスや冷凍たこ焼きを断ち、規則正しい食生活にすることから始めました。それまで、週4、5日のペースで食べていたので最初は頭の中がお菓子のことでいっぱいになるほど辛かったですが、私の場合、辛いのは最初の1週間だけでした。スナック菓子を断つようになってからは、嘘のようにお菓子を食べなくても平気になったので、次のステップへ進むことができました。しかし、スナック菓子を断つことは出来ても、基本的には食べることが大好きだったので、食事制限は無理だな……、と思っていました。そんな矢先、工夫すればきちんと食べても痩せることができる糖質オフにたどり着いたのです。■私が産後ダイエットは始めた時期ちなみに、私が産後ダイエットを始めたのは、下の子の卒乳が終わってから。授乳中の食欲は産前よりも増しますし、ママの体も本調子ではないので、あまりおすすめできません。しかし、私は卒乳後も授乳中のように炭水化物が大好きなことに変わりはありませんでした。そこで、まずは試しにと色々と糖質オフのメニューを勉強してみることに。すると、好みのメニューが沢山あることに気付き、産後ダイエットを始めた2年前から今もなお、継続して糖質オフをしています。ただ、徹底したスーパー糖質制限ではなく、パワーのいる朝や昼は炭水化物(玄米など)OK、夜のみ糖質オフという食生活が根付くようになりました。※この連載は筆者のMONAさんが出産してから1年後の2016年から始めた独自のダイエット方法を綴っています。あくまでも筆者の体験談であり、痩せることを保証する内容ではありません。
2018年01月27日以前、産婦人科の先生に“産後うつ”について取材にした時のこと。「産後うつは、ママだけでなく、パパもなるんですよ」と言われ、衝撃を受けました。「出産をしていないパパが、なぜうつになるの?」と疑問がいっぱいでした。なぜパパが“産後うつ”になるのでしょう?「広尾レディース」院長で医学博士の宗田 聡先生によると、“産後うつ”は“うつ”と同じで、男女問わず几帳面な性格・真面目な人がなりやすいです。産後の定義が、産後1年のため、“産後うつ”とされてしまいますが、ママはもちろん、パパにも十分になる可能性があるといいます。約10人に1人がなると言われる“産後うつ”。パパもなる可能性が「“産後うつ”は、約10人に1人がなる可能性があると言われています。ママはもちろん、パパも同じ割合でなる可能性があります。国立成育医療研究センターの2016年の調査によると、産後の父親の約17%に産後うつのリスクがありました。初めての育児や慣れないお世話が大変なのは、パパも同じです。最近はイクメンも増えてきて、育児するパパが普通になってきました。そんな中で『きちんと育児をしなくては』『決めた通りにちゃんとしないと』とストレスを感じてしてしまい、“うつ”になってしまうことがあります」“うつ”になる原因は2つ。もともともっている真面目・几帳面といった性格的要因に加えて、「弱音を吐けない」「自分1人でうまくやらなければ」など、周りからのサポートがない状況で、1人で育児をしているように感じる環境要因が混ざり合って、“うつ”になってしまうのだとか。「『うちのパパは大雑把だから大丈夫』『近くに実家もあるし安心だよね』と思わず、どちらかの要因だけでも“うつ”になることもあるので注意しましょう。以下に“うつ”でないかをチェックする項目を挙げました。子育て中なら夫婦でチェックしてみて、お互いにどんな状況で育児をしているか、よく話し合い、共有しておくと安心ですよ」産後うつを簡単チェック! こんな症状ありませんか?□眠れない□やる気がおきない□疲れやすい□ちょっとしたことで涙が出る□イライラする□情緒不安定になる□いろいろなことに興味がもてない□赤ちゃんがかわいく思えない「これらの症状が1つでもあるようなら、定期検診の際に産婦人科医や助産師さんに相談したり、区や市の保健師さんに相談してみると良いでしょう」「出産したママだけのもの」「ホルモンの乱れが原因」と勘違いしていた“産後うつ”。イクメン全盛期とはいえ、パパも初めての育児に不安に思ったり、孤独を感じたりするのは普通のことだと思います。1人で育児を抱え込まないで、友人や周りの人に相談することも大切な息抜きになります。無理をせずに夫婦でお互いに気遣いながら、楽しく子育てをしていきたいものです。取材協力/・宗田聡(そうださとし)医師:医学博士・産婦人科医。著書に「EPDS活用ガイド」(南山堂刊、2017年10月発行予定)「これからはじめる周産期メンタルヘルス-産後うつかな-と思ったら-宗田-聡」「これからはじまる周産期メンタルヘルス」(南山堂刊 )など・広尾レディース<文:フリーランス記者武田由紀子>
2017年10月12日亜耶バネッサの産後ダイエットトータルビューティーアドバイザーの亜耶バネッサは、妊娠を機に25kgの激太り。産後8ヶ月ぐらいは全く痩せなかったという彼女を変えたのは、週一回のストレッチとキックボクシングだった。姉である美希レベッカのストレッチで身体をほぐし、伊原ジムのキックボクシングで、動きをつけながら、さらに身体を伸ばしたという。さらに、SSS渋谷店のスーパートレーナー越前によるストレッチを受け、身体が柔らかく使えるようになったことで、どんどん痩せ始めたと、自身のオフィシャルブログに綴っている。亜耶バネッサ オフィシャルブログには、激太りをした産後2ヶ月頃の写真と、本来の自分を取り戻したという、現在の写真がアップされている。衝撃のBefore & Afterを、その目でチェックしてみてはいかがだろうか。亜耶バネッサとはトータルビューティーアドバイザーとして活躍している亜耶バネッサは、兵庫県神戸市出身。空手ジュニア全国・世界大会チャンピオン、女優、モデルなど異色の経歴を持つ。慶應義塾大学総合政策学部を卒業後、Be-STAFF Makeup Universalにてヘアメイクの技術を取得。現在は、メイク、ヘアスタイル、姿勢、メイクカラーをトータルでサポートするビューティーアドバイザーとして活動している。(画像は亜耶バネッサ オフィシャルホームページより)【参考】※亜耶バネッサ オフィシャルブログ※亜耶バネッサ オフィシャルホームページ
2017年05月31日こんにちは。コソダテフルな毎日のちゅいたんママです。長男小3ちゅんたん、次男年長ゆいたん、三男年少ほーちゃんの三兄弟の母です。3人とも違う施設で出産! 3人出産したことがある人の中でどのぐらいの割合いるのかはわかりませんが、実は私、3人とも出産した施設が違うんです。3つとも違うっていうのは少数派なんじゃないかな~? と思ってるのですがいかがでしょうか。3つそれぞれの施設に特色があったのですが、今回は三男を出産した助産院についてお話したいと思います。(すべて私自身の個人的な感覚に基づいての体験談ですのですべての方に当てはまることではありません)3人目を助産院にした理由助産院で出産というとどういうイメージが湧きますか?私には、なんとなくナチュラル派な人が選ぶような漠然としたイメージがありました。が、私が助産院を選んだ理由を単刀直入に言うと、ナチュラル派でもなんでもなく、分娩台で産むのはもうこりごりだ。と思ったんです。(え!)過去二度の出産でつくづく思ったんですが、あの格好、助産師さんやお医者さん側からしたら一番適した格好なのでしょうが、産む側からしたらものすごくキツくないですか? (私だけかな)それに、あの心音を確認するためのベルトっ! 赤ちゃんが苦しくないかどうかを確認するためにお腹にベルトをつけるのですが(正式名称がわからない)あれを付けたら基本的にあまりゴソゴソ動いてはいけなくて、ずっと仰向け、せめてやや横向きぐらいにしかなれないんです。(初産では20時間以上つけっばなしで本当に辛かったです…。)分娩台が嫌、あのベルトも嫌。仰向けしかできないのも嫌。これらの装置が赤ちゃんが無事に生まれてくるために用意してあるものだと分かってはいるのですが、嫌なもんは嫌!なんとも自分目線な理由で選んだわけです。助産院での出産は不安? ただやはり数的なものでいえば、圧倒的に病院(総合病院・個人病院)で産む方のほうが多いと思います。あえて助産院を選ばないその理由はおそらくこれだと思います。これ、おそらく誰かしらに言われるでしょうし、皆さんが最初に不安に思うことだと思います。うちの夫でさえも最初こう言いましたから。どうも誤解されているようなのですが、助産院には提携の病院があって、提携の病院と助産院とで検診を行います。助産院では医療行為はできないので、血液検査や詳しい検査などは提携病院で行って、検査結果を助産院と提携病院とで共有します。そして、出産時に万が一何かあれば即座に提携病院に搬送されます。しかも、何かありそうな場合はそもそも助産院では出産できません。順調に経過している場合のみ助産院で出産できます。私の出産した助産院では逆子の場合もできませんでした。過去の出産がどのようだったかも重要になるようで、初回に丁寧に聞かれました。初産だったらまた感覚も違ったかもしれませんが、三度目ということもあり、「もしも何かあったとしても助産師さんが的確迅速に判断して搬送してくれる」と信じて全く不安には思いませんでした。それに、とにかくいま、産科不足で産める場所もどんどんと縮小されていっています。そんな中、ハイリスクな妊婦さんにとっては大きな病院じゃないと産めませんし、どこで産もうかと選ぶ余地もありません。本当に必要としている人にベットを用意するためにも、私のような経過が順調な妊婦は大きな病院は避けようと思ったのです。助産院では自分に主導権がある出産!さて、病院と助産院、両方で出産した私が一番感じた違いを挙げるとすると、ズバリ、主導権の所在、だと思います。出産前に助産師さんに言われたのですが、「自分で産む」。まさにこの一言でした。今、私がどうしたいのかを最大限尊重してくれました。もちろん、子宮口の開き具合や心音の確認は助産師さんの指示に従いますが、「私はいまこうしていたい」を遠慮なく伝えました。歩きたい、壁を押したい、ちょっと一人になりたい、家族はまだ呼びたくない、主導権はまさに私。このときは3月上旬。やたらと寒くて…寒くて寒くて布団を山盛りかけてもらいました。あ、あと、周りのママたちに「助産院で生んだ」って伝えると、意外にもこの質問が多いです。分娩台じゃなければどこで産むの?どこ握ればいいの? えーーー。それはですね。布団の上で、枕のはしっこ掴んで生みました(笑)。念願の分娩台ではない出産私の場合は横向きが一番やりやすかったのですが、産む時のスタイルは助産院の場合は本当にひとそれぞれだと思います。旦那さんにしがみついたり、よつんばいになったり、フリースタイルです。これが念願の分娩台じゃない場所での出産!ちなみに助産院では病院のような針と糸をつかった会陰縫合を行えなえません。実際、私は過去二回とも容赦なくジョキジョキと切られましたが、今回の助産院での出産ではその必要がありませんでした。正直、思いましたね。「切らなくても産めた!できる限り切らないでほしかった!」って。自分がやりやすい方法で産んだせいか、産後の回復が驚異的に早かったです。ちなみに、底辺だったのは次男出産時でした。(軽くトラウマ…)結果的に助産院での出産は私にとって万々歳な結果となったのですが、ここだけの話、もしも選べるのなら無痛分娩を経験してみたかったです。(生活圏内に存在しなかった)助産院での出産。個人的には、人に相談されたら助産院をおすすめと言うと思います。
2017年05月11日産後になるとお腹がたるんだ状態になるのがほとんどです。そこで、そのたるんだ状態を戻す方法について解説していきます。出産後の体重増加の原因まず太る原因について解説します。太るということは体重増加を意味し、その原因は食事の多量摂取だけとは限りません。生活習慣の乱れによって太ることがあるだけでなく、運動不足にある人は、標準の食事量をとっても太る傾向にあると考えられます。さらに、睡眠不足やストレスなど、さまざまな要因で体重増加につながる可能性もあります。産後すぐは、育児のために睡眠不足になったりストレスを感じたりすることが多くあります。それらの要因が影響して、体重増加につながると考えられます。そして、メタボリックシンドロームなど、腹部を含む体に脂肪がつくようになります。妊娠してお腹の胎児が成長すると、同時にお腹が膨らみます。しかし、出産した後になっても、その影響でお腹がたるんだ状態になります。妊娠前の状態に戻るには時間がかかり、おおよそ6〜8週間で元に戻るとされています。その期間を「産褥期」と呼びます。膨らんだ子宮が妊娠前の元の大きさに収縮していく期間で、出産から4週間ほど経過すると、子宮が元の大きさに近づくとされています。妊娠中でもそうですが、出産後でもケアは大事です。体の変化に合わせてケアを行っていくとよいでしょう。お腹のたるみを引き締める方法出産してもお腹のたるみというのが残り、元に戻る期間は上に説明したとおりです。しかし、一般的な要因で太る可能性もあり、それを視野に入れたセルフケアが求められます。そのセルフケアとは、お腹引き締め法です。内容は、お腹を引き締めて、1人の子供を産んだとは思えないと思われるくらいの体型を取り戻すというものです。自宅にいると仮定し、どのようなお腹引き締め法があるのか、次にあげて解説していきます。まずは生活習慣の見直しをいくら産後のお腹引き締め法を行っても、生活習慣を規則正しく改善しないと、その効果が失われるだけでなく、病気などにかかる確率も高くなるでしょう。まずは、生活習慣の乱れを改善することから取り組みましょう。改善する部分をあげるとしたら、禁煙と禁酒を心がける、朝食を必ずとること、規則正しい睡眠を心がけるなどです。間食については、ほどほどにしましょう。食生活編妊娠して出産するということは、大量のエネルギーを使うということになります。出産した後、やるべきことは消費したエネルギーを回復することです。そのためにはまず、栄養バランスが整えられた食事をとり、健康的な体にすることが求められます。まずは主食、汁物、主菜、副菜を揃えることを始めましょう。主食は米、パン、麺類などがあげられますが、普段食べている主食でもいいでしょう。汁物は基本的にみそ汁です。主菜は肉や魚や卵などを中心とした料理などがあげられますが、納豆や豆腐などの大豆製品を積極的にとることをおすすめします。副菜は緑黄色野菜を中心に、ミネラルやビタミン、さらに葉酸などの栄養素を摂取することが求められます。そのほかに、牛乳などの乳製品、果物なども積極的にとりましょう。ストレスや睡眠不足、不規則な生活からの過食を控え、バランスのよい食事をとることが大事になります。バランスのよい食事を行うことが母乳育児に最適になります。ただし、食べすぎないように注意しましょう。妊娠や産後などに向けた料理でも、必要以上に食べると太ってしまう可能性があります。体操・エクササイズ編エクササイズを行うことで運動を維持するだけでなく、その過程で腹筋を鍛えてお腹のたるみを解消することが期待できます。普通のエクササイズでも問題ありませんが、産褥体操と産後体操という2つのエクササイズがおすすめです。産褥体操産褥体操の目的は、妊娠と出産によって伸びてしまった筋肉と関節を戻す、血行をよくする、子宮を早く回復することなどがあげられます。始める前に産婦人科の医師から運動を止められている場合は了解を得ましょう。出産直後に体操を行うと体に負担がかかるので、最初は軽く行い、もし痛みが現れたら中止するようにしましょう。産後体操産褥体操の続きとなります。産後から5週目に入ったとき、産褥体操から産後体操に移りましょう。5〜8週目は全身の緊張と脱力の体操を行います。まず横になります。息を吐きつつ頭の先からつま先までピンと伸ばして緊張状態に入ってお腹をへこませます。そして、息を吐きながら緊張を解いてリラックスします。次は全身の曲げ伸ばしです。鉄棒や柵などといった掴むところがあることを前提に説明します。付近にあるものを掴んで、体育座りのように全身を縮こませて、肩の力を抜いてリラックスします。そして、足など全身を伸ばします。ただし、腰に不安がある場合はしないようにしてください。そして添い寝体操です。横になって、赤ちゃんがいることを前提に説明しますと、その状態で赤ちゃんがいる方面に体を横にします。下の足で安定した後、上の足を天上に伸ばすようなイメージを持って、ゆっくりと上げ下げします。最後に足踏み腹筋です。普通の腹筋のように体を上げ下げしますが、このとき、上半身を起こした状態で足踏みすることです。左右の足を交互に引き上げ、小さく動かし、そしてゆっくりと大きく動かすようにします。監修:神林由香
2017年04月30日出産という大仕事を終えると、独特の奇妙なハイテンションに陥ってしまうことがあります。それが「産後ハイ」。これは決して珍しいことではなく、産後の女性なら誰にでも起こりうる体や心の変化です。多少であれば「ママらしくなったんだなあ」と微笑ましく受け取ってもらえますが、行き過ぎると大変。煙たがられるだけではなく、ときには周囲をイラつかせ、多大な迷惑をかけてしまうこともあります。今回は、そんな「産後ハイ」についてまとめました。一体どのような状態になってしまうのでしょうか。●(1)「出産すべき」「授乳は神々しい」……価値感の押しつけ『子どもを産んだとたん、「母親になるって素晴らしい、女に生まれたなら出産するべき! 」と全方位に向けて主張するようになった妹。アラフォー彼氏ナシの私に向かっても「お姉ちゃんは人生損してる。グズグズしてると間に合わなくなるよ」と言い始めて超ウザかったです』(39歳女性/独身)確かに、妊娠や出産は女性の特権。人生の一大イベントでもあるため、その経験を語りたくなってしまう気持ちも分かります。でも、誰もがその話に興味をもつわけではありません。中には不快に感じる人もいますので、注意したいところですね。更に上を行く、こんな産後ハイの話もありました。『友人は産後、買い物先、飲食店、移動中の電車の中……どこにいても構わず堂々と授乳しちゃってました。人の目があるからやめなよ、せめて授乳室使いなよと指摘すると、「授乳は恥ずかしいことじゃないでしょ?むしろ神々しいくらいだと思うけど?」と反論してくる始末。あまりにもヒドイので、ちょっと距離をおきました』(35歳女性/2児のママ)いわゆる“公開授乳”という行為ですね。授乳そのものは赤ちゃんに栄養を与えるための重要なことですが、公の場で行うことには賛否両論があります。少なくとも、授乳室がある場所ならそこを使うのが最低限のマナーではないでしょうか。●(2)赤ちゃん写真連投、授乳フォト大公開……SNS上のトラブル『同僚は産後、1日に何回もSNSを更新するようになりました。私のタイムラインが彼女の赤ちゃんと、添えられた謎のポエムで埋め尽くされたので、そっとフォローを解除しました……』(22歳女性/独身)これはよく聞く話ですね。本人にとっては悪気なく、むしろ独り言に近い呟きなのかもしれません。しかし、その呟きはフォロワーのタイムラインに流れていきます。相手のことを考え、過剰な連投は控えたほうがいいでしょう。『トップやアイコンの写真が、スタジオで撮ったらしい授乳フォトに変わっていました 。目のやり場に困るし、正直言ってそんなの見たくないですよね。撮影するにとどまらず、全世界に発信しちゃうあたりが産後ハイの恐ろしいところですね』(32女性/1児のママ)再び出ました、授乳に関するエピソードです。何気なくネットサーフィンをしていて、知り合いの授乳フォト画像にぶちあたってしまったら……軽くトラウマになってしまうかもしれません。撮影したものは、あくまで個人で楽しむにとどめておきましょう。●(3)寝付きが悪くなった、という人もかつて自分自身が産後ハイに陥っていた、と語ってくれたママたちもいます。そんな彼女たちから一番多く集まったのが、「眠れなくなった」という話です。『初めての育児で疲れ切っているのに、目がギンギンで全く寝付けなかった 。ものすごく眠いのに一睡もできないまま、むなしく夜明けを迎えてばかり。ストレスとイライラでおかしくなりそうでしたね……』(29歳女性/2児のママ)この不眠、新生児がいるという緊張感や、ホルモンバランスの乱れが引き起こすのでしょう。新米ママにはとてもツラいですが、多くの場合一過性のもの。細切れに休みながら、うまく乗り越えましょう。『アレもやらなきゃ、コレもやらなきゃって焦りまくり、妙なテンションになっていたと思います。赤ちゃん向け通信教育の資料を山ほど取りよせてみたり、通販サイトで目につく授乳服を片っ端から買い漁ったり。あまりにも変だったようで、夫に注意されちゃいました』(43歳女性/1児のママ)この方のように、精神的な焦りとなって出てしまうこともあるようです。注意したいところですね。----------いかがでしたか?せっかくの幸せな出産です。産後ハイが過ぎて、周囲との関係にヒビが入ってしまうのは避けたいもの。そうならないためにも、身近に冷静な第三者がいるなら、その人の意見は素直に聞き入れましょう。ご主人、ご両親、仲の良い友人などに、都度自分の状態を確認してみてもいいかもしれませんね。●文/パピマミ編集部●モデル/坂井由有紀(央将くん)
2017年03月29日我が家の三兄弟……妊娠&出産は、三者三様!ここ数年、分娩を行う病院やクリニックが少なくなってきています。その一方、設備やアメニティが充実しているリッチな産院や、リスクに強い周産期センター等にお産が集中し、「分娩予約が満員!」なんて声も聞かれるようになりました。無痛分娩ができるか、LDRか分娩室か、費用はどのくらいか……などは施設によってさまざま。ましてや初めての妊娠時なんて、何を基準に産院を選べば良いかも分からず、困ってしまいますよね。現在わたしは、7歳・5歳・2歳の兄弟を育てていますが、途中、引っ越ししたこともあって、計3つの産婦人科へ通い、出産しました。1つ目は、都心にある、最新機器が揃う小規模クリニックA。(健診のみ)2つ目は、地方都市にある、アットホームな中規模クリニックB。(里帰り出産)3つ目は、都心にある、産科で有名な総合病院C。(健診&出産)どこの施設も素敵でしたが、健診の方法や待ち時間、バースプランや産後の指導方法などは本当にバラバラ!これから産院を選んだり、バースプランを考えたりするママのために少しでもお役に立てたら……と思い、それぞれの様子をレポートします。1人目は、都心クリニックで妊婦健診→→地元クリニックで里帰り出産【妊婦健診】:最新機器が揃う人気の個人クリニックA<選んだ理由>家から一番近い産婦人科だったから。しかし後日、都内でも人気の高い有名クリニックだったことを知ってビックリ!無痛分娩の希望者が半数にものぼるそうです。<特徴・通ってみた感想>◎3D/4Dエコー(超音波診断)がすごいお腹の中で動いている赤ちゃんの様子がリアルタイムで見られます。3Dとは立体画像、4Dとは動画です。現在はCDやUSBメモリに保存してくれるようですが、当時はVHS!でっかいカセットを毎回持って受診していました(笑)◎待合室がホテルみたい♪待ち時間はと~っても長かったのですが、かわいい内装+アロマの香り+豊富な雑誌類のおかげで、そこまで苦になりませんでした。◎体重管理が厳しい!熱心な先生だからか「体重増加」にとても厳しい!増えすぎた週は、母子手帳に赤丸をつけられ、指導を受けました…。【出産】:地方のアットホームな個人クリニックB<選んだ理由>実家から車で15分程度で、アットホームな雰囲気だったため。事前に電話で分娩予約し、34週に里帰りしました。<特徴・通ってみた感想>◎マタニティヨガができる!自然分娩を推奨するクリニックだったので、よく体を動かすことを勧められました。このヨガで分娩時の呼吸法もマスター。◎母乳育児に熱心産前は、助産師さんの入念な乳首チェック&柔らかくしておくためのマッサージを伝授。産後も、母乳育児を軌道に乗せるためか、指導は若干厳しめ。でも、おかげで完母に!◎会陰マッサージにも熱心「なるべく切らない」というのがここの方針。クリニックで生ゴマ油を購入し、もらったテキストを読みつつマッサージ。後期は週2~3日、臨月に入ったら毎日マッサージしていました。◎LDR完備でアットホームなお産に陣痛・分娩・回復を1つの部屋で全て行えるLDR。とても広く、誰でも立ち合えますよ~という雰囲気。パパ&実母がテレビを見たりしてくつろぐ中、高位破水でなかなか陣痛がつかなかった私は、足湯につかったり、アロマを焚いたり、木馬みたいのにまたがったり(笑)、いろいろやりました…。◎バースプランがかなり自由!やりたいことは何でも!という助産師さんの勧めで、「横向きで出産したい」「なるべく切開したくない」「へその緒を切ってみたい」というプランに。実際、会陰は伸びがよく切開せずに済んだけれど、産道(膣壁)が切れてしまい縫合するハメに。しかも、へその緒は私ではなく、なぜかパパに切られる始末。トホホ。。。◎家族も泊まれる「特室」がある病室は一般個室の他に、広くてバス・トイレ付きの「特室」があり、家族も宿泊OK。たまたま空いていたので、産後2日ほどパパも泊まりました。◎食事が美味しい&美容師さんのサービスも!毎日の食事が豪華で美味しく、盛りだくさん!また、退院前に美容師さんによるシャンプー&ブローのサービスがあり、赤ちゃんのお世話で疲労困憊な心と体がリフレッシュできました。2人目は、都心の総合病院で妊婦健診→→地元クリニックで里帰り出産【妊婦健診】:都心にある産科で有名な総合病院C<選んだ理由>上の子が生まれる際に引っ越し。この総合病院の小児科に通っていて、産科の評判の良さを聞いていたので。<特徴・通ってみた感想>◎待ち時間がとにかく長い!産科の待合室は、空き座席を探すのが難しいほど人がいっぱい。ましてや子連れの健診通いは辛いものがありました…。◎先生が多く、曜日によっては担当医を選べる産科の先生がたくさんいて、女医さんを希望したり、前回と同じ先生でお願いしたりできるようです。◎他科との連携がスムーズ初期検査で甲状腺の数値が悪く、そのまま内科へかかるよう指示。精密検査をしたところ「甲状腺機能低下症」と診断され、妊娠中は内科で経過を見ながら薬を飲んでいました。2つの科を一度に受診でき、里帰り先に紹介状も書いてもらえ、本当にありがたかったです。【出産】:地方のアットホームな個人クリニックB(2回目)<選んだ理由>里帰りするか悩んだけれど、やはりあのアットホームな雰囲気が忘れられず。一人目を産んでいるということで、分娩予約ギリギリのところを特別に受け入れてもらえてラッキーでした。<特徴・通ってみた感想>◎産みたい日をコントロール?予定日超過の検診時、先生は「旦那さんも来てるし、今日産みたいよね?」と内診でグリグリ。これが噂の「卵膜剥離」(陣痛を促すため、赤ちゃんを包む卵膜を子宮の壁から剥がす処置)!ゴットハンドのおかげでその日の午後から陣痛が始まり、夕方にはMAXになりました。◎今回はバースプランに忠実な上、プラスαも!産後は1人目のリベンジで“自分で”へその緒を切りました。感動~!しかも、出したばかりの胎盤を助産師さんが「見ます?」「触っても良いですよ」と。夫婦で見学&触り、良い記念になりました(パパはビビっていたかも)。3人目は、通い慣れている総合病院で妊婦健診&出産【健診&出産】:都心にある総合病院C(健診では2回目、出産は初めて)<選んだ理由>上の子が幼稚園に通っていたため、今回は里帰りはナシ。すでに2人が小児科でお世話になっていて、子どもに優しい良い病院だと知っていたので、出産もここでしてみたいなと。和痛分娩の存在も気になりました。<特徴・通ってみた感想>◎バースプランは現実的、撮影もNG希望を記入する紙には、「医療行為はできません」と但し書きがあり、できることはかぎられている印象。そして、立ち合いが認められているのは、基本的に赤ちゃんの父親だけ。しかも両親学校への参加が義務付けられています。さらに、出産時のビデオ撮影も禁止。だから三人目だけ、産前産後のビデオがありません(笑)◎陣痛室→分娩室→病室と移動パパは上の子たちを見ているため、今回は付き添いなしの出産。でも助産師の人数が多く、とても親身で心強かった!そして、3人目にして初めて分娩台での出産を経験。いきみ始めてから20分の超安産で会陰も切開せずに済んだので、移動がラクで助かりました……。◎分娩当日は主治医でないことも。でも対応は臨機応変!医師の人数も多いので、分娩時にはその時間の担当医師が来ます。主治医ではない女性の先生だったのですが、私の経過が順調で、経産婦なのを確認すると、「自分で取り上げる?」と、赤ちゃんの脇の下に手を入れ取り出させてくれました!◎大部屋か個室。状況によっては希望通りにいかないことも産後は個室を希望していましたが、空きがなく最初は4人部屋に。上の子たちが面会に来るので、別室に行くなど気をつかいました。3日目からは個室へ移動。助産師さんの産後指導もソフトな印象でした。いかがでしたか?施設によって、出産方針や可能なバースプラン、産前産後のケア等に、結構違いがあるものですね。皆さんも、希望の出産スタイルが叶う、素敵な産院との出会いがありますように!
2016年12月08日産後ケアセンターは、産後の身体をゆっくり休めながら、ママとちゃんがリラックスして過ごせるように工夫されています。今回は、産後ケアセンターについての情報をご紹介します。産後ケアセンターって?産後ケアセンターは、出産後の育児支援を大きな目的として、ママと赤ちゃんが一緒に過ごせるように配慮されている宿泊型ケア施設です。基本的に全て個室となっており、リラックスした時間を過ごすことができるようになっており、パパや他のご家族も一緒に宿泊できるようになっています。産後ケアセンターでは、看護師や助産師が中心となってケアリストや心理士も在籍していて、24時間体制で産後のケアにあたってくれます。センターではさまざまなプログラムがあり、産後ママの回復を目的としたケアを行っています。例えば、骨盤ケアやヨガといった身体の歪みを調整するプログラムや、アロママッサージなどでリラックスしながら調子を整えることを目指す産後ケアがあります。産後ケアとはそもそも何なのか産後ケアと言われてもいまいちピンと来ない方もいらっしゃると思います。ここでは、ケア内容や目的、活動を紹介します。産後ケアシステムと継続ケア日本産後協会では、産後ケアシステムと呼ばれる独自のシステムがあります。これは、ケアの対象であるママを「母親」ではなく「ひとりの女性」として扱うことからスタートしています。産前と産後で、女性の心や身体には大きな負荷がかかると言われています。出産は女性にとって大きな人生の節目です。そんな不安定な時期だからこそ、寄り添って専門的な知識や経験を持って支えることでサポートするのが産後ケアシステムです。産後ケアリストとは産後ケアリストは、産後ケアセンターにおいてアドバイザーやサポーターといった立場からケアを行っている専門のケアリストです。産前産後のケアだけでなく、その後の子育てや育児に関する長期的なアドバイスも行います。実際に出産や育児をしたことがある方が資格を取得する場合が多く、経験を活かしてケアを行ってくれるため、産後ケアセンターにおいて欠かせない存在になっています。主に産後のママの身体の不調や育児に関する悩みなどの解決を行っていて、寝付きが悪い赤ちゃんや、育児生活に疲れて悩んでいる方のサポートも行っています。産後ケアセンターを利用するときに注意したいこと産後ケアセンターの利用を考えている方には、注意しておきたいポイントがいくつかあります。まず産後ケアセンターは保険適用外になるということ。サポート内容や各センターによって金額が異なることが多いので、事前に近くのセンターをチェックしておきましょう。人気が高く、予約が必要なセンターも多いので、妊娠中から下調べをしておくと良いでしょう。また、産後ケアセンターは宿泊以外でも利用できる施設も多く、デイサービスのような形で、子育てに不安がある場合や気になることがあれば通って利用することもできます。産後ケアも病院で行っていることがありますが、こうしたケアがない場合に利用するとよいでしょう。産後ケアセンターで賢くケア&育児!今回は産後ケアセンターについてご紹介しました。出産の後の産褥期と呼ばれる時期に利用しているママが殆どで、初めてのお産で不安な場合や、育児に自信がなく、誰かに相談して頑張りたいと考えているママに人気です。核家族化や高齢出産が増えている日本では、こうしたサービスを行っている施設の需要が増え続けており、全国的に施設数が増加傾向にあります。ママ一人で無理をし過ぎずに、こうしたサービスを利用するのも手です。
2016年11月28日「一日中家にいて、可愛い赤ちゃんのお世話で楽しいはずなのに、産後の妻はいつもイライラしている。何を話しかけてもケンカになりやすく接しかたが難しい」と悩んでいませんか?男性からすると、産後の女性がどんな状態なのか、想像するのは難しいですよね。女性も夫に話したいことは沢山あるのですが、疲れ切って話す余裕もない毎日。また、話すことを躊躇われる内容もあります。今回は2児の母である筆者が、女性の独身時代と産後の体調&生活の変化を詳しく比較。一例ではありますが赤裸々に抽出してみました。体調とホルモン産後産後1ヶ月は悪露という血が流れ続け、お風呂に入れない。いきむのが怖かったり感覚が分からず便秘に。骨盤が元通りになるのは産後2ヶ月だが、それ以降も尿漏れや腰痛などのマイナートラブルを抱えやすい。産後に体調が変わり、頭痛持ちや喘息になる人もいる。また妊娠中に急増したホルモン「エストロゲン」「プロゲステロン」が産後は激減し、代わりに「プロラクチン」が増加。ホルモンの急激な変化に情緒不安定になる。産後は「防衛本能」も働くため、攻撃的になりやすくなる。仕事内容独身時代就業時間:始業時間と就業時間、休日や長期休暇がある。仕事相手:大人の中で、基本的に大人相手に仕事をする。仕事内容:自分で選んだ仕事をする。1日の流れや自分で立てた計画がほぼ決まっており、計画通り実行できることが多い。成果や報酬:目に見える成果があり、月給やボーナスという報酬を貰う。行き詰まったとき:上司に相談したり、周りの先輩をお手本にしたり、同僚と飲みに行って愚痴を言い合う。産後就業時間:24時間365日休みなし。夜間寝ていても起こされる。仕事相手:1人で、常識もマナーも理屈も言葉も全く通じない赤ちゃんを育てる。仕事内容:赤ちゃんのお世話と家事。主に「オムツ替え、寝かしつけ、食事の介助、こぼした味噌汁やおもちゃの片付け、お風呂」など。遊びは歌や絵本、砂遊びや動物の真似など、終始「0歳児の理解」に合わせ続ける。家事は後追いで泣かれたり、ウンチの取り替えや片付けなどイレギュラーな対応に追われながら。計画通りに行く日はほぼない。成果や報酬:目に見える成果・報酬は得られにくい。行き詰まったとき:日中ほぼ一人で育児をしているため、相談相手や愚痴を言える相手はいない。社会との繋がり独身時代常に自分の属する学校や会社があり、友人や同僚など人に囲まれての生活。社会的な自分の役割と居場所を確認できる。産後属するところが何もなく、平日大人と話すことはほとんどない。産前との変化が激しく、あまりの孤独に心のついていけない人が多い。児童館に出かけても、ママ友ができるのは積極的なママばかりになりがち。たまに会う程度なので、実際にママ友になるにはかなり時間がかかる。古い友人と会う機会も、子連れだと年に数回。会っても子どもの世話でバタバタしていて、落ち着いて話ができないことが多い。食事独身時代メニュー:仕事をしてるので、休日以外ほぼ自炊しない。朝はヨーグルトにフルーツ、コーヒーといった美容とラクを考えたメニュー。お昼は楽しみにしている1000円ランチ、夜は飲みに行くかお惣菜。外食:ランチにも飲みにも、よく行く。産後メニュー:1日3食、夫婦分+離乳食を手作り。健康や子どもも食べられるメニューを考える必要があるため、メインは和食。妊娠〜授乳中はカフェインを控え、禁酒。食事中:先に子どもに食べさせる。子どもは食べるペースがゆっくりなので、自分は後で冷めたものをかきこむか、キッチンで立ち喰い。子どもがこぼす納豆や味噌汁を片付けながらのため、食事は少々憂鬱。お金:いかに食費を切り詰めるかが大切。ランチに1000円なんて贅沢、という思考に。外食:平日は行かず、休日家族とファミレスなど。断乳しても気軽に飲みには行けず、オシャレなカフェは静かなため家族では行きにくい。休憩独身時代いつでも休みたいだけ休め、寝たいときに眠れ、気分転換にカフェに立ち寄れる。産後日中の休憩&睡眠時間がゼロのため寝不足で疲労が溜まっている。温かい飲み物は火傷が危ないので立ち飲み。お菓子は子どもに奪われないよう隠れてサッと食べる。好きな雑誌を読んだり、TVやDVD、スマホを見続けることはできない。カフェでのお茶は、夢のまた夢。トイレ独身時代いつでも行ける。産後家事と育児に追われて行く回数が減る。特に生後8ヶ月〜3歳くらいまでは、トイレに行くと子どもが泣き、目を離すと危なくトイレまでついてくるのでゆっくり用を足せない。お風呂独身時代一日で1番のリラックスタイム。半身浴で音楽を聴いたり、本を読んでゆっくり過ごしたり、お気に入りのシャンプーやボディソープでリフレッシュ。お風呂の後は美容のために、髪とお肌を入念なケア。この時間も楽しい。産後一日で1番疲れる時間。自分はサッと洗い、子どもをお風呂に入れる。お風呂を出た後自分はタオルだけ巻き、先に子どもの保湿→着替え。自分のケアや鏡を見る余裕はない。ケア用品も安いものに変更。睡眠独身時代好きなときに眠れ、寝たいだけ寝れる。楽しく飲んだ翌日の寝溜め幸せ。産後新生児期は夜間も1〜2時間ごと、その後も2〜3時間ごとの夜間授乳になるため、常に寝不足。それでも子どもは昼寝をするため、何故か朝5時に起きるときもあれば夜泣きもあり、寝不足に追い打ち。好きなときに寝たいだけ眠れるのは、子どもの目が離せる小学校以降。ファッション独身時代好きな服やアクセサリーを身につけ、オシャレができる。産後動きやすさ重視。スニーカーにズボン、両手を空けておくためリュックサック限定。ピアスやイヤリングは誤飲の危険などがありできない。アクセサリーはオモチャにされてしまうので止め、ネイルも剝げて危ないのでしない。外出独身時代場所:買い物、流行りのカフェやランチ、旅行など、休みがあれば好きなところへ好きなときに行ける。産後場所:公園、児童館、スーパーがお決まり。出かける前:出かけようとするとウンチをしていたり、お茶をこぼして服を濡らしたり、イヤイヤ期で外出したくないと泣かれたり…予定時刻に出かけるのが難しい。荷物:抱っこは重いし、ベビーカーは大きくて押すのが大変。周囲の目線:子どもが泣かないか、騒がないかにいつもビクビク。何をするにも迷惑にならないか迷いがち。外出の流れ:普通に歩けば15分のところが、子どもと歩くと1時間に。買い物に行けばアレコレ売り物を触るので、買いたいものは買えない。最短ルートで帰る。いかがでしょうか。ここに比較した内容も実は一部。これ以上に多くの変化が女性にはあります。いくら赤ちゃんが可愛いとはいえ、変化はストレスを生みますから、これだけの激変下ではどうしてもイライラしてしまうのです。筆者の経験としては、慣れない分1人目が1番精神的に不安定になりやすいです。一方で産後一年の経験は、後では取り戻せないとても貴重な時間だったとも。わからないことは「察する」と期待せず正直に話し合い、夫婦で乗り越えていってくださいね。ライター:宮野 茉莉子
2016年11月19日出産を終えたママは、精神的に不安定になってしまうことがあります。そんなママたちの悩みに答えてくれるのが産後ケアセンターです。今回は、産後のママをサポートしてくれる産後ケアセンターについての情報をご紹介します。産後ケアを行う産後ケアセンター産後ケアセンターは、出産後のママの育児支援を目的としており、ママと赤ちゃんが専門家のもとで指導や支援を受けながら一緒に過ごせる、宿泊型ケア施設のことを言います。主に生後4カ月までの赤ちゃんを育てているママが対象となっています。施設では看護師や助産師、臨床心理士や産後ケアリストと呼ばれる専門家が中心となって、24時間ママと赤ちゃんのケアにあたっています。まだ数はそれほど多くありませんが、自治体が取り組んでいる地域もあり、今後は増えてくることが予想されます。産後ケアセンターを利用するにはでは、実際に産後ケアセンターを利用するにはどうすればよいのでしょう。まずは施設のサービス内容や費用についてご紹介します。どんなサービスが受けられるの?施設によってもかわってきますが、主に母体へのケア、赤ちゃんへのケア、育児相談や授乳指導などの育児サポートなどになります。自治体が行っている施設はこれらが基本ですが、大学の付属施設や病院、助産院などが運営している民間の施設ではマッサージやヨガ、骨盤ケアなど、ママの体の回復を促すようなケア、また、ぐっすり眠れるように夜間は赤ちゃんのお世話を助産師が行ってくれるところもあります。費用はどのくらい?施設によって費用は異なりますが、一番安いのはやはり自治体が行っている施設でしょう。1日2食の日帰りですと2000円前後から、1泊2日になると5000円前後からという料金設定になっています。ですが、希望者も多いため、2回目以降の利用になると優先順位が低くなるのが現状のようです。一方、民間の施設ですと、日帰りで3万円前後から、1泊2日になると6万円前後からと割高になっています。自治体の施設を利用するよりも手続きはシンプルで、サービス内容も手厚いものとなっています。住んでいる地域によっては自治体から補助金が出る場合もありますので、確認してみると良いでしょう。出張型の産後ケアもあります出産後に自宅で育児のサポートをしてほしい、自宅で育児相談や母体の様子を見てほしい、というママには出張型の産後ケアも用意されています。料金は施設や内容によって異なりますが、ショートステイよりは安くなっていますので、比較的利用しやすいと言えるでしょう。産後はママにとって大事な時期出産を終えて、すぐに頑張ろうとするママも多いことでしょう。けれども、産後は体を充分に休ませなければいけない大事な期間でもあります。一人で抱え込まずに、無理をせずに産後ケアを利用してみてはいかがでしょうか。ライフスタイルや体調を考慮して、自分に合った施設を選びましょう。
2016年11月16日初めての出産の際、自分なりに最適な産院を選んだつもりでした。しかし、いま思うと知識が漠然としていたため、反省点も多々あります。そこで今回は、産院選びで重要なポイントと、こだわりすぎなくてもいいポイントを整理して紹介します。■必ずチェックしてほしいポイント私や周囲のママ友の経験から、おさえておきたいポイントをピックアップしました。妊娠中のプレママだけでなく、妊娠を希望する女性も覚えておくと便利かもしれません。・家からの距離産院が遠すぎると、出産のときに間にあうか心配ですが、初産の場合、陣痛がはじまってから出産までに時間がかかることが多いもの。自宅からすぐ近くの産院にこだわりすぎる必要はありません。目安としては、自宅から車や交通機関で、1時間以内で行ければ十分。まずはこの条件に合う産院をピックアップし、そのなかから、ほかの希望条件をそなえたところを選びましょう。・希望する分娩方法が可能か一般的に、分娩方法には、自然分娩、無痛分娩、和痛分娩など複数の方法があります。さらに、ベッドではなく和室での分娩、自由な姿勢で出産できるフリースタイル分娩といった、特徴あるスタイルが選べる場合も。「絶対にこの分娩方法・スタイルで!」と決めているなら、希望の分娩方法やスタイルを実施している産院をチョイスするといいでしょう。ただし、出産では何が起こるかわかりません。助産院は、その場で手術や切開などの医療介入ができません。助産院での出産を希望する場合は、提携している病院の情報も含めて調べておくことをおすすめします。・母乳推進? ミルクOK?授乳指導の方針は、産院によってさまざま。大きくわけると、母乳育児に力を入れているところと、ミルクを与えながら、無理なく母乳育児を進めるところがあります。一般的に、赤ちゃんにひんぱんに吸わせるほど母乳が出やすくなる傾向があるため、母乳推進の産院では、夜中も徹底して母乳を与えるよう指導されます。「絶対に母乳で育てたい」と思っているママにはおすすめですが、出産で疲れていると、指導が負担になることも…。「母乳でもミルクでもいい」というママには、希望に合わせて柔軟に対応してくれる産院がいいかもしれません。・先生との相性妊娠中は、赤ちゃんの状態だけでなく、おりものの変化やおしりのトラブルなど、ママの体に関するちょっと聞きづらいことも医師に相談したいときがあります。先生との相性は、マタニティライフを安心して送るうえで、重要な要素です。■あまりこだわらなくていいポイントインターネットなどでいろいろ調べていくと、あれもこれもこだわりたくなってしまうかもしれません。しかし、実際には「気にしなくてもよかった」というポイントも…。・会陰切開の有無会陰切開とは、分娩の際に、膣口とこう門の間の会陰部分を切開して、赤ちゃんが出てきやすいようにする処置のこと。最近では、自然な分娩の形を重視して、会陰切開はなるべくしない方針の産院も増えています。ただ、「なるべくしない」方針の産院でも、医師が必要だと判断すれば、行われることもあります。切開した方が分娩がスムーズに進む場合もあるので、「必要なら仕方ない」くらいに考えておいた方がいいでしょう。・食事や特典の豪華さ最近は、入院中の食事や美容系のサービスが充実している産院も多いですよね。しかし、私は食事が評判のクリニックを選んだのに、産後すぐは食欲がなく、せっかくのお祝いディナーにもほとんど手をつけられませんでした。また、体調が悪くて、顔エステのサービスや美容院でシャンプーできるチケットも利用する気になれず、特典のない料金がもっと安い産院にすればよかったと後悔しました。一方、エステや豪華食事を満喫している方もいるので、人によりけりと思っていただいた方がよさそうです。・立ちあい出産が可能か感動の瞬間を夫とともに迎えたい! と夢みるママは多いはず。しかし、いざ出産となると、夫が間にあわなかったり、陣痛が痛すぎて夫なんて目に入らなかったり…。「どうしても」とこだわるほどのポイントではないかもしれません。母乳指導の厳しさや医師・スタッフの雰囲気については、産院のサイトを見ただけではわからないので、事前に近所の人や先輩ママにリサーチしておくことも大切です。自分に合った産院で、リラックスして出産にのぞめるといいですね。
2016年09月16日