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こんにちは。コソダテフルな毎日のちゅいママです。 長男(小3)次男(年長)三男(年少)3兄弟の母です。■孫に甘い祖父母 VS 母親私にはまだわかりませんが、孫ってかわいいらしいですね!きちんと育てなきゃいけないっていう責任がない分、手放しで可愛いらしいです。でも、だからこそ、かわいがるだけでいいおじいちゃんおばあちゃんと、育てる義務がある立場の親とがぶつかり合うって往々にしてあると思います。それがたとえ実の両親であったとしても。私にもありました!私、おじいちゃんおばあちゃん世代と現役母親世代がもめる原因って、食べ物が絡むことが多いと思うのですがいかがでしょうか。おばあちゃんが夕飯前におやつをあげるのがイライラする! とか、用心してまだあげてなかった食品をおじいちゃんが勝手に食べさせてた!(怒) とかよく聞きます。食べ物の恨みは怖いとはよく言ったものです(そうじゃない)。あれはまだ長男が2歳だった頃。 ■お風呂を嫌がる2歳児への説教を見かねたばあば(実の母)が…実家が離れているので1年のうち数回しか帰省できないのですが、その貴重な帰省中の時のこと。 ある日、長男をお風呂に入れようと誘ったんですが、なんせそこは2歳。 一筋縄でいかないわけです。そう簡単に「うん」とは言いません。私も今となっては2歳児相手に真正面から体当たりすることほど暖簾(のれん)に腕押しなものはないとわかるのですが、なんてったって第一子ですから、すべてにおいて気合いが入ってるわけです。この1回を譲ったら「ゴネれば許してもらえるんだ」と思ってしまってはいけないと思い、お風呂に入る・入らないで大モメ!!決して長男はお風呂に入りたくないわけではなかったと思うのですが、私が「子どもたるものママがお風呂に入ろうと誘ったタイミングで入るのが最善」だと思っていたんでしょう。何がなんでもそのタイミングでお風呂に入らせようと、こんこんと説得していました。そして、それを見かねた母が、長男の好物のおだんごを出してきたんです!!!大号泣している孫を泣き止ませてあげたいと思ってか、台所からおだんごを持ってきました。 おだんごを食べたい長男。もう頭はおだんごのことで夢中です。さぁ~~、これに腹を立てた娘の私!! 当然文句を言いました。「なんでそうやってお菓子を出してくんのよ。今ここでおだんごとかあげたら教育によくない!!」的なことを言ったように思います。がしかし、今度は台所に潜んでいた父が加勢します。そうです。おじいちゃんおばあちゃんからしたら、おだんごのひとつぐらい食べさせてあげたいんです。理由はどうであれやはり孫が泣いてるのはつらいんです。「大好きなおだんごを1本食べれば気分も切り替わってお風呂に入る気になるでしょうよ」そう思ったんだと思います。ですが…、私からしたら、この子を育てているのは私! 口出し無用!放っておいてほしいのに、味方どころか敵が3人も現れたような気分!腹が立ちました。両親ですし、あんまりきつくも言えないので、涙をのんで引き下がりましたけれども、だんごひとつでめちゃくちゃイライラしました。大惨事です。でも、あれから随分たって今思うこと。■祖父母は、孫と一緒にいられる時間が短いこれを言っちゃおしまいなところもあるのですが、おじいちゃんおばあちゃんが元気に生きているのも限りがあるんですよね…。 いつかはお別れしなくちゃいけないときがくるんです。実はこの1年後、父は亡くなりました。まだ63歳だったのにあっという間に亡くなりました。長男は3歳、次男は0歳でした。今から思うと、ほんのわずかな孫との年月だったのに、どうしてあんな些細なことをかたくなに許せなかったんだろうかと思います。 そりゃぁたまにしか会えない孫ですもん。泣いてる孫におだんごのひとつでもあげたいって思うでしょうよ。何より忘れてはいけないのは、私もこうやって育ててもらったんです。子ども3人を育てた両親からしたら、2歳の子どもにだんごを1本あげる・あげないが人生左右するほどの問題じゃないことはとっくにわかっています。が、それが当時の私にはわからなかったんです。「一事が万事」「三つ子の魂百まで」そればかりに気をとられていて、自分の子育てルールに縛られていました。両親の気持ちに対して配慮が足りませんでしたし、まだ子育て2年しかやってないのに自分のほうがなんでも知ってるような気でいました。近くにおじいちゃんおばあちゃんが住んでるとか、毎日面倒見てもらっているとかでしたらまた状況は違うでしょうが、年に数回会うだけならおじいちゃんおばあちゃんに甘やかしてもらったってよかったのに、許せなかった私。 え? 三男だったら?速攻でおだんごあげてます(即答)。なんならおだんごで釣ってお風呂におびき寄せてます(笑)。結局長男はおだんごを食べたらお風呂に入りました。しかしそれ以来母は、「これ、あげてもいい?」「ママに聞いてからにしよう」と許可を取ってくるようになり、私は私で2人目3人目となるにつれマイルールがどんどん崩れていき、今となっては食べ物でも(食べ物以外でも)もめることは全くありません。あんな風にだんごひとつでもめられたのも、父が生きていたからこそ。今となってはもう会うことも話すこともできません。孫とおじいちゃんおばあちゃんとの時間はそんなに長くはないかもしれない。いつ突然そのときがやってくるかもわからない。そう思うと、些細な価値観の違いがたいしたことないような気がする私なのでした。
2017年09月07日もうすぐ夏休みシーズン。幼稚園や小学校は長期間休みになるほか、保育園でもお盆時期は休みになる園があります。子供だけが夏休みになっても、なかなかパパやママは仕事が休めないですよね。また子どもの成長を促すことを考えるシーズンでもあります。そんなときに祖父母の家に、子どもだけで泊まりに行かせるということを検討しているご家庭もあるかもしれません。家族での帰省とは違い、おじいちゃんおばあちゃんに子どもだけ預ける場合、どんなことに注意すればよいのでしょうか。■お願いしたいことは紙に書いて渡す祖父母の家に滞在中、「午前中に宿題をさせてほしい」「○○は食べさせないで」など、ママからお願いしたいこともあると思います。でも、口頭で伝えるだけでは、相手もつい忘れてしまいがち。あとで「お願いしたのに全然やってもらえなかった」とモヤモヤすることになってしまいます。また食物アレルギーの情報などは、「うっかり忘れていた」ではすまされません。子どもを預けている間、祖父母にお願いしておきたいことは、紙に書いて渡しておくのがおすすめです。またベビーカーや抱っこひもの使い方など、祖父母世代が不慣れなアイテムについても、あらかじめきちんと説明しておきましょう。■生活リズムや食生活の乱れはある程度なら目をつぶるおじいちゃんおばあちゃんの家に泊まると、どうしても子どもの生活リズムが乱れがちに。「夏休み中も規則正しい生活をさせたいのに」「おやつはあまり食べさせたくない」と、ヤキモキする場面もあるかもしれません。ただし祖父母に預けると決めたのであれば、ママもあまりキッチリ考えすぎずに。少しの生活リズムや食生活の乱れぐらいであれば、祖父母の家にいる間だけなら「特別」と大目に見ることも必要になってきます。たとえば孫が泣いたときにどうすればいいかわからず、ついお菓子でご機嫌をとってしまう…なんてケースも考えられます。ママが細かく文句を言ってしまうと、子どもを預かることを負担に感じてしまうかもしれません。「できるだけ○時までに寝かせてほしい」「お菓子は控えめにしてほしい」などと希望を伝えるにとどめ、自宅に帰ってから生活リズムをもとに戻しましょう。■親しき仲にも礼儀あり! お礼はきちんと用意するおじいちゃん、おばあちゃんにとって、孫はとてもかわいい存在。でも、いくらかわいくても、元気な子どもの世話は、高齢の祖父母にとって非常に疲れるものです。食事を用意してもらったり遊びに連れて行ってもらったりした場合は、金銭面の負担もありますよね。たとえ祖父母が喜んで子どもを預かってくれた場合でも、きちんとお礼は用意しましょう。もしお金を受け取ってもらえない場合は、菓子折などを持参するか、別の機会に食事などでお礼を。「預かってもらって当然」ではなく、しっかりと感謝の気持ちを伝えたいですね。共働き家庭にとって、子育てに協力してくれる祖父母は頼もしい存在です。おじいちゃん、おばあちゃんの家でのお泊まりは、子どもにとってもいい思い出になるはず。気遣いを忘れずに、良好な関係を築いていきたいですね。
2017年07月09日自分の子どもへのしつけが厳しかったという人でも、孫が生まれたらあまりのかわいらしさに、つい甘く接してしまう……という人は多いですよね。祖父母世代にとって孫は最高の癒しを与えてくれる存在ですから、甘やかしてしまうのも無理はありません。現役で子育てをしている娘・息子夫婦にとってはそんな両親(義両親)を時に苦々しく思うこともあるでしょうが、“愛情ゆえの行動”ということが分かっているのでそこまで邪険にはしませんよね。しかし、一方では“孫をまったく可愛がらない祖父母”も存在するようで、そのような両親(義両親)を持つ夫婦はかなり頭を悩ませているそうです。今回は、“孫をまったく可愛がらない祖父母”についての体験談をご紹介いたします。●(1)誕生日も記念日も一切祝わない義両親『うちがまさにそうです。夫の両親は息子(孫)に一切興味がないようで、誕生日や子どもの日、入学式などがあっても一切祝ってくれません 。最初は「孫差別かな?」と思っていたのですが、どうやら他の孫たちにも同じように接しているようです。子どももうちの両親には懐いていますが、夫の両親には全く懐いていません。冷たくあしらわれている子どもを見ると悲しくなるのですが、夫は別に何も感じていないようです』(35歳女性/6歳女児のママ)こちらの方は、義両親が子どもの誕生日や記念日を一切祝ってくれないことに悩んでいるそうです。子どもの誕生日にはオモチャを買ってあげたり、入学式にはランドセルを買ってあげたりという姿が私たちがイメージする“普通の祖父母”ですが、皆が皆そうではないようですね。親としては義両親に孫をかわいがってもらいたいものですが、そういう愛情が感じられないとツラいものです。●(2)子どもに厳しく接する『私の父親の話ですが、子どもたちに厳しすぎるんです。私自身もかなり厳しく育てられましたが、子どもたちにも同じように厳しく接するので困っています。「お菓子を買いたい」とねだられても「なんだと?」と睨むし、あいさつをしないと頭をはたきます 。逆に夫のご両親はとても甘やかすので、子どもたちはそっちの方に懐いてうちの父を毛嫌いしています。私としては父に悪気がないことを知っているので微妙な立場なんですが、もう少し優しくしてほしいですね』(39歳女性/4歳女児・2歳男児のママ)孫を甘やかすどころか、かなり厳しく接している人もいるようですね。この方は自分の父親がとても厳格な人だそうで、孫たちにもしつけを徹底しているとのこと。夫側の両親が甘いこともあり、そのギャップから孫たちに毛嫌いされているそうです。これはたしかに実の娘としては微妙な立場かもしれませんね。父親が孫を嫌ってそう接しているのではないと知ってはいるものの、子どもたちにとっては恐怖の対象になっている……。そんなジレンマが感じられます。本音としてはもっと優しく接してほしいそうですが、まだ直接そうお願いしたことはないそうです。●(3)「もう来なくていいよ」と言われた『姑が孫をまったく可愛がってくれません。一応子どもたちの前ではそれなりに“いいおばあちゃん”を演じてくれますが、子どもたちが寝た後などに「またこんなに散らかして!」「まだ帰らないの?」などとグチグチ言われます。祖父母は孫を無条件で可愛がってくれると思っていたのでとてもショックでした。一番悲しかったのは「もう来なくていいよ 」と言われたこと。その帰りの車内で泣いていた私に主人は「お母さんはそんなつもりで言ったんじゃないよ」となだめてくれましたが、あれは絶対悪意があります』(28歳女性/2歳女児のママ)これは強烈なエピソードですね。この方は夫の実家が遠い場所にあるため、長期休みを利用して旅行がてら帰省していたそうなのですが、孫との再会に喜んでくれると思っていた姑からは「もう来なくていいよ」と言われてしまったとのこと。あまりにショックだったため、それから一回も夫の実家には帰省していないそうです。こんなことを言われたら誰だってもう行きたいとは思いませんよね……。●孫を可愛がってもらうための方法両親(義両親)に孫を可愛がってもらうにはどうしたらいいのでしょうか。●頻繁に会うまず一つ目は、“頻繁に会う“ことです。人は多く会っている人にほど愛着を持つ と言われています。そのため、年に数回しか会わないのと、月に何度か会っているのとでは接し方に違いが出てきます。孫にとっても頻繁に会っているほうが祖父母に懐きやすいですから、良い関係を築くことができるはずです。実家が遠方にある場合は、電話はテレビ通話などを利用して頻繁に連絡を取るといいでしょう。●贈り物をする敬老の日や祖父母の誕生日に子どもの手作りプレゼントを渡すのもいいでしょう。とくに絵やアクセサリーなどは部屋に飾っておけますから、いつまでも覚えていてもらえます 。「おじいちゃん、おばあちゃんだいすき」などと書かれた絵を見て嫌な気持ちになる祖父母はいないはずです。----------いかがでしたか?祖父母に可愛がってもらえないと、子どもたちも寂しい思いをすることになります。どうすれば可愛がってもらえるかを考えて、いろいろ付き合い方を工夫するようにしたいですね。●文/パピマミ編集部●モデル/赤松侑里(さゆりちゃん)
2017年07月06日こんにちは、ライターのyossyです。高齢出産が増え、共働き家庭が増えているなか、孫の育児に疲れる祖父母や孫への資金援助によって生活苦に陥る人もいるようです。「孫破産」といった言葉も聞かれるようになりました。では、孫破産に陥る人にはどんな特徴があるのでしょうか。見ていきましょう。●(1)頼られると断れない子ども(孫の親)に対して、自分たちの収入や貯蓄を明らかにしている人は少ないでしょう。実際はあまり余裕がないにも関わらず、「親には余裕があるはずだ」と思っていて、資金援助をお願いする子世帯 もいます。“頼られると断れない”性格の人は、無理をして援助をしてしまうこともあるかもしれません。でも、子世帯としても、親の家計を圧迫してまで援助を受けたいとは思わないでしょう。無理はしないようにしたいですね。●(2)将来設計をしていない生命保険文化センターによると、世帯主が60歳以上で無職である世帯(世帯員が2人以上)の家計の可処分所得(公的年金等)は約18万円。消費支出は約25万円です。月々およそ7万円が不足する計算になりますね。余裕をもった生活をしたい場合は、もっと支出が増えるでしょうし、そのぶん貯蓄を切り崩していく ことになります。ただ、支出額はいつまでも同額とは限りません。高齢になるほど医療費がかさむことも多いでしょう。物価上昇等のリスクもあります。また、何歳まで生きるかは誰にもわかりません。厚生労働省の調べ(平成27年)によると、男性の平均寿命は80.79歳、女性の平均寿命は87.05歳だそうです。寿命は延びる傾向にありますし、当然ながら平均寿命よりずっと長く生きることもあります。長寿はおめでたいことですが、生活費が途中でなくなってしまうと困ってしまいますね。余裕をもった将来設計をしておく必要があるのです。●(3)良いおじいちゃん&おばあちゃんの顔をしたい孫に会うたびにお小遣いをあげたり、イベントごとにお祝い金を渡したりしていれば、当然喜ばれるでしょう。ついつい、「良いおじいちゃん」「良いおばあちゃん」の顔をしたくてお金をあげてしまうということもあるかもしれません。孫自身、年齢が上がるにつれて、祖父母とのコミュニケーションよりも“お金をもらえること”に目がいってしまう ことも。でも、孫が“祖父母に会えば手軽にお金をもらえる”と思ってしまうのも、教育上よくありませんね。お金だけの関係ではなく、コミュニケーションをとってお互いに“一緒にいて楽しい”と思える時間を作りたいものです。----------余裕があれば、孫に資金援助をするのもいいでしょう。近年はさまざまな税金の優遇措置が増えていますし、孫の学費を負担するのは非課税です。しかし、預金額は十分だと思っていても、将来設計をよくよく考えてみると余裕がないというケースもよくあります。十分に注意しながら、あくまで余剰資金で援助していきたいですね。【参考リンク】・平成27年簡易生命表の概況 | 厚生労働省(PDF)()・老後の生活費はどれくらい? | 公益財団法人生命保険文化センター()・贈与税がかからない場合 | 国税庁()●ライター/yossy(フリーライター)●モデル/藤本順子(風悟くん)
2017年05月16日こんにちは。婚活コンサルタントの菊乃です。今、親や祖父母が住んでいる家は、引き継ぐ人がいなければ将来空き家になる可能性がありますよね。私の知り合いは、東京から北関東の親の実家に毎月帰っているそうです。草むしり、除虫、換気、外壁などが壊れていないか、落ち葉の片付けなどの作業をしているとのこと。家の管理のためだけに帰っているわけではありませんが、交通費往復2万円片道2時間半。交通費だけで年間24万円です。「大変だなぁ」と他人事のように感じられるかもしれませんが、実際親や祖父母が施設に入ったり長期間入院したりすれば誰かが家を管理する必要があります。これは他人事ではないのです。そんな親の家のメンテナンスについて、『一般社団法人空き家管理士協会』の山下裕二さんにインタビューしました。●Q1:空き家を放置しておくとなぜ良くないのでしょうか?『放置するといけない理由は3つあります。1つは家の劣化 。2015年から倒壊の危険があるなど一定基準をクリアした“特定空家”に指定されると固定資産税が6倍になるという法律ができました。放置は絶対にダメ。また、人が住まなくなった空き家は3倍の速さで劣化するといわれております。住んでいなくても月に1回は換気をしたり、水を出したり、落ち葉などのゴミがたまっていないか確認したりしたほうがいいでしょう。台風などで屋根が壊れていれば、雨漏りして室内も劣化するかもしれません。2つ目はご近所への迷惑 。草が伸びたり庭木の枝が伸びすぎて隣の敷地に入っていたり。住んでいれば庭は憩いの場ですが、空き家の荒れた庭は虫が出たりするかもしれませんし、街の景観にもよくありません。3つ目は治安 。放火や不良のたまり場になるという可能性もあります』●Q2:空き家を活用するには?『空き家を活用して地元の人の交流の場や飲食店、子育て支援施設にしたいというニーズもあります。空き家を地域で活かして欲しい場合は、自治体の空き家バンク に登録しましょう。「〇〇県空き家」「〇〇市空き家」などで検索すると自治体の担当部署が出てくるでしょう』●Q3:空き家の管理って誰かにお願いできませんか?『昔であればご近所にお願いしていたケースもあったようですが、だんだん高齢化が進み、多くの方が自分の家の手入れで精いっぱいになってきました。私は香川県で建設会社を経営しておりますが、昔から地元を離れた方から親・祖父母の家の管理をお願いされることがあり、2006年から空き家管理サービスと、全国にも空き家管理ができる人を増やすため空き家管理士協会を立ち上げました。持ち主から鍵を預かり、月額7,000〜10,000円で空き家管理を行っております (庭だけのメンテナンスの方もおります)。現在、全国46都道府県に空き家管理士のネットワークがあります。どんな方が空き家管理士をやっているかというと、不動産関係、建築関係、介護福祉関係等の地域に密着した事業の方々が空き家管理サービスも行っております』----------山下さんインタビューご協力ありがとうございました。あなたの親は何歳ですか?これから空き家はどんどん増えるといわれております。まだ親や祖父母が元気だという方も、今のうちから真剣に考えたほうがいい問題ですね。ちなみに、空き家管理士は秋田県だけ不在だそうですよ。もし、秋田県で不動産、建設、介護福祉系のお仕事をしていらっしゃる方がおりましたら、新規事業としていかが?【取材協力/山下裕二】・一般社団法人空き家管理士協会●ライター/菊乃(婚活・恋愛コンサルタント)●モデル/倉本麻貴(和くん)
2017年05月04日今年も無事に終わったお正月。子どもたちは各所からお年玉をもらい、1年で最も懐が豊かな時期かもしれません。でも、親としてはどこまで本人の自由に使わせていいものか、教育的な側面から悩む部分もありますよね。今どきの子どもは、お年玉を誰からどのくらいもらっているの? どんなものに使っているの? 最新の情報をお届けします。■お年玉平均額は? 一番くれるのはやはりあの人たち!まずはもっとも気になる金額面。株式会社バンダイが行った、「小中学生のお年玉に関する意識調査」(小学1年生から中学3年生の子どもを持つ親(子どもと一緒に回答できる方)900人対象、2017年1月実施)によれば、今年の小・中学生のお年玉の平均額は25,711円となっています。詳細は以下。<小中学生のお年玉の平均金額>・小学1〜2年生……19,473円・小学3〜4年生……22,810円・小学5〜6年生……25,223円・中学生……32,130円・小・中学生全体……25,711円小学校低学年でも、平均2万円前後の金額をもらっている実情が明らかに。全体的に子どもの数が減っている分、一人がもらえる額が上がっている、という背景もあるのでしょう。中学校に上がると、3万台をゆうに超える額に。成長はうれしいものの、自分が子どもや親戚の子どもにあげる額も年々上がっていくのかと思うと、なかなか大変だな……というのが親世代の正直な感想かもしれません(笑)。また、お年玉をもらった人数は、平均5.01人。一番は祖父母で(93.4%)、ついでおじ・おば(74.3%)、父母(65.6%)という順となりました。おじいちゃん、おばあちゃんの支援力が一番大きいのは、皆さんも予想どおり、といったところでしょうか。■「子どもが自由に使えるお金」は総額のうち、どのくらい?とはいえ同時に、「2〜3万円ものお年玉を、すべて子どもの自由に使わせている家庭はそれほど多くない」という事実も分かりました。同調査では、「子どもからお年玉を預かっている」という親が66.2%、全体の3分の2をしめています。さらに、子どもが自分で自由に使える平均額は、小学生では総額の約35.1%程度。「好きなもの1つだけ購入して残りは貯金」「年間のお小遣いとして1年間やりくりさせる」といったルールを課している家庭も多く見られました。一方、中学生になると、自由に使える額もアップして、総額の55.9%。親も「計画的に使う」「無駄遣いしない」とは伝えるものの、使い方は基本的に本人の意思に任せている家庭が多いようです。「お金の使い方を教える」のも、大切な教育のひとつ。お年玉はそのいい学習機会だと考えて、なんらかの決まりごとを作ってみるのもよさそうですね。■お年玉を何に使っているの?続いて、お年玉の使い道にも注目してみましょう。<お年玉の使い道 総合トップ10>1位:貯金(39.2%)2位:お菓子やジュースなどの飲食物(29.1%)3位:ゲーム機・ゲームソフト(28.3%)4位:文房具、雑貨(23.9%)5位:おもちゃ、カードゲーム(22.6%)6位:書籍(マンガ以外)(22.1%)7位:マンガ(21.2%)8位:ゲームセンターで遊ぶ(13.6%)9位:衣服・衣類雑貨(10.1%)10位:映画館で映画を観る(9.8%)ダントツの一位は「貯金」でした。小学生全体、中学生全体、女子総合のランキングにおいても、1位を獲得しています。女子に至っては、45.5%という高い数字が。女の子のほうが、堅実な傾向が強いようですね。また注目すべきは、男子総合のランキング。「ゲーム機・ゲームソフト」(39.5%)が1位を取っており、トップ5に「おもちゃ、カードゲーム」が入っていたり、「書籍」より「マンガ」のほうが上位で5位だったりと、大きな特徴が表れています。「ゲーム、おもちゃ、マンガ」という三種の神器(!?)を好むのは、男の子に顕著な傾向といえそうです。一方、女子総合のトップ5を見ると、「文房具、雑貨」「書籍(マンガ以外)」がランクインするなど、中学生全体のランキングと近しいラインアップになっているのも印象的。女の子のほうが比較的、大人っぽいものを好む時期が来るのが早い、そんな傾向はあるのかもしれません。 ■お正月に楽しかったことは? 伝統的な行事も人気!最後に、お正月に楽しかったこと、うれしかったこと」の結果もご紹介。<お年玉に楽しかった・うれしかったこと 総合トップ10>1位:お年玉をもらった(58.7%)2位:祖父母の家に遊びに行った(41.1%)3位:初詣に行った(22.8%)4位:お雑煮・おせち料理・豪華な料理を食べた(18.2%)5位:テレビをみた(14.0%)6位:年賀状のやりとりをした(12.1%)7位:家族みんなで年越しをした(11.3%)8位:テレビゲームで遊んだ(8.8%)9位:初売り、ショッピング(福袋の購入除く)へ行った(7.2%)10位:ゲーム(ボードゲームなど)で遊んだ(6.4%)「毎年もらうのが楽しみ」「貯金が増えてうれしい」など、やはりお年玉は子どもたちにとって欠かせない重要なイベントのようですが、祖父母の家に遊びに行く、初詣やおせち、年賀状などお正月らしい行事を楽しんでいる子どもも少なくないのが印象的でした。「普段会えない人と遊ぶ・会うことができるから」など、家族や親戚と一緒に過ごせることを喜ぶコメントも。実家が遠く、帰省が大変なご家庭もあるでしょうが、一緒に過ごせる時間はやはりプライスレス、と言えそうです。年に一度の、お年玉。使い方を今からお子さんと一緒に考えてみたり、お小遣い制度を含めてルールを決めてみたり、来年渡す額を考え直したり……等々、ぜひ皆さんのご家庭でも上記参考にしてみてはいかがでしょうか。
2017年02月20日こんにちは。メンタルケア関係を中心に執筆しているメンタルケア心理士の桜井涼です。世の中では、「祖父母に育てられると、甘やかされてわがままになる」などと言うようですが、祖父母に育てられたからといって、子どもの性格形成に問題が生じるということはあまりありません。そもそも、祖父母と親では愛情のかけ方だけでなく、愛情に違いがあります。それが、子どもにとって良い方向に向かうきっかけになることが多いのです。●愛情の違いに目を向けましょう対象の子どもに、同居している親がいて祖父母がいる(同居の有無は関係ない)という場合、祖父母が孫に対して向ける愛情と、親が子どもに向ける愛情には違いがあります。・祖父母……無償の愛、無条件の愛(責任は伴っていない)・親……無償の愛ではあるが、責任が伴っている同居して子どものそばにいる親には、“子どもをちゃんと育てなくてはならない”という責任があります。ただし、親が何らかの事情で子どもの養育をそばで行えない場合は、祖父母も親のように“無償の愛ではあるが、責任が伴っている ”という状態になります。親が側にいないのですから、親と同様の責任を感じて育てることは当然です。しかし、無償の愛情が強い傾向にあることは変えられません。●過保護にされるから子どもがわがままになる?子どもが祖父母からたっぷりの愛情を受け取っていたからといって、わがままになるわけではありません。親にわがままを言うのには、理由があります。それは、“親からの愛情が不足している と感じているとき”です。子どもは、自分の口から思いを言うことができないことがあります。親が家事・育児・仕事で忙しそうにしていたら、親に迷惑をかけないように、嫌われないようにと我慢をしてしまうことがあるからです。子どもがわがままを言うのは、「自分に目を向けて欲しい」という愛情不足のサインでもあると考えていいでしょう。どんなに祖父母から愛情を受けていても、やっぱり祖父母は祖父母、親の代わりにはなりません。親の愛情を欲しているということを忘れないで欲しいです。「抱っこして」や「一緒にいて」とは素直に言えないことがほとんどです。親に叱られてばかりだったら、「嫌われたらどうしよう」などと考え込んでしまって、言いたいこととは反対の行動を取ってしまう子どもが出てきます。「抱っこして」や「一緒にいて」などと自分の欲求を強く言ってくれる子どもはわがままではなく、愛情欲求を素直に表現しているということです。言葉にできず、我慢してしまう子もいますが、こういう子どもは『いい子症候群』になってしまうこともあります。わがままの一部は、愛情を自分にかけて欲しくて言っている場合もあります。大事なのは、親が子どもをいっぱい愛してあげることです。言葉やコミュニケーションを通して愛情を表してあげることを大切にしてください。●祖父母による育児が子どもの性格形成に与える影響子どもに対して責任を伴っている親は、愛情と厳しさを両方見せます。しかし、祖父母の場合は無償の愛です。親から叱られたときに子どもは逃げ道がないと不安になります。それが何度も続く場合、心が不安定な状態になってしまいます。でも、祖父母という逃げ場があると、子どもの心は安定して、自分の居場所を確保できるのです。居場所があれば、親に叱られたことについて反省をすることもできますし、自分を見つめることもできます。過保護に育てられれば、わがままで子どもにとって良くないと考えるかもしれませんが、立場の違う身内がいるからこそ、人格形成においては幅が出てくる ようになるのです。・優しさを身につけられる・あいさつの大切さを感じる・ほめられることの心地よさを知る・逃げ場があるので安心できる・自分を見つめ直すことができるこういった大切なことを子どもは覚え、性格形成に役立てていきます。「人格に問題が出てくるのでは?」と過剰に心配する必要はありません。●おわりに子育てに祖父母が関わると、子どもの感情が豊かになり、たくさんの知識を身につけ、賢くなる と昔から言われています。現代は、子どもの遊び方がゲーム中心になったり、欲しいものは何でも買い与える祖父母がいたりという生活環境になり、昔とは大きく変わってきています。祖父母の子育てにメリットがあると思えない、と感じている人もいることでしょう。祖父母との育児への考えの違いから仲違いしてしまう話もよく耳にします。でも、無償の愛をくれる身内がいるからこそ、子どもは自由に感情豊かに成長することができることを知っておいてほしいと思います。【参考文献】・『子育てハッピーアドバイス2』明橋大二・著●ライター/桜井涼(メンタルケア心理士)●モデル/神山みき(れんくん)
2016年10月12日祖父母は子育ての強い味方、強力なサポーターとしてありがたい存在ですよね。核家族化が進んでいるとはいっても、子育て世代と祖父母のつながりは失いたくない大切なもの。そんな3世代の関係性についてある調査が行われました。祖父母の呼び名から、子どもを預ける頻度まで、その実態が明らかになっているようです。■いまどきの呼び名は「じいじ&ばあば」ママ向けコミュニティサイト・ママスタジアムが行った「じいじばあばとのお付き合い調査」(※)によると、おじいちゃんとおばあちゃんの呼び名について、その実態が明らかになりました。最も多かった呼び名は「じいじ」と「ばあば」。母方の方が「じいじばあば」の比率が高めとなっているようです。私の母は「おばあちゃん」でも「ばあば」でも名前でもなく、「ねね」と孫に呼ばせています。特に理由はないようですが、一般的な呼び名ではなく、特別な名前で呼んでもらうことに喜びを感じているようです。「その他」に分類される人は、こんなケースも多いかもしれませんね。 ■孫と祖父母が会うのは「年末年始・お盆・お祝い事」の3強「あなたのお子さんがおじいちゃんおばあちゃんと会うきっかけは?」という質問では「年末年始」が72.6%、「お盆」が56.7%、「お子さんのお祝い行事」が45.8%と続いています。帰省時期=再会時期となる家族はやっぱり多いようですね。また「おじいちゃん・おばあちゃんが孫に会いたいと言いだして」「おじいちゃん、おばあちゃんの誕生日」など、おじいちゃんおばあちゃん発信で孫と会う機会も少なくありませんでした。12.3%と意外に低めだったのが「敬老の日」。これは孫ができたといっても気持ち的に若々しい人が多く、まだ自分たちを老人とする意識が少ないからでしょうか。■預けやすいのはやっぱり「自分の母親」「あなたの用事や仕事などのために、おじいちゃんおばあちゃんにお子さんを預けている? その頻度は?」という質問では「母方のおばあちゃん」に「月に1~2回」以上預けている人が全体の1/4程度いました。子どもが小さいとき(上の子どもの年齢が0~2歳)に「母方のおばあちゃん」に預けたことのある人は約7割にのぼるのに対し、「父方のおばあちゃん」に預けたことがある人は約4割。やはり、手間のかかる乳幼児期のお世話を「頼みやすい」と感じるのは自分の母親のようです。また、40代以上のママは「父方のおばあちゃん」だけでなく「母方のおばあちゃん」にも「預けたことがない」人が他年代層よりも高いことが分かりました。これはもしかしたら、高齢を心配しての気遣いがあるのかもしれませんね。祖父母が元気でいてくれること、会いにいける家族がいることは、とてもありがたいことですね。自分の親だけじゃなく、父方のおじいちゃん・おばあちゃんにもちょっとしたサポートを上手に頼み、家族のつながりを深めていけるといいですね。※「じいじばあばとのお付き合い調査
2016年10月08日子育てや教育には何かとお金がかかるもの。祖父母から孫へ「援助したい」といってもらえたら、とてもありがたいですよね。でも、このとき気をつけなければいけないのが贈与税です。贈与税がかかる金額や条件など、制度のことを前もってきちんと知っておきましょう。■祖父母からの援助でも贈与税は発生する!?贈与税というのは、個人から財産をもらったときに発生する税金です。ただし、祖父母や親から、生活費や教育費などを必要なときにその都度渡す場合は、贈与税はかかりません。また、それ以外に使うお金であっても、年間で110万円以下であれば、贈与税は発生しません。ただ、ここで気をつけたいのが、「必要なときにその都度」なら非課税、ということ。たとえば「孫の将来の大学入学費用に」「教育費を数年分まとめて」などの理由で、祖父母からまとまった額の援助を受けてしまうと、それは贈与税の対象になってしまいます。 ■1,500万円まで一括贈与が非課税になる「教育資金一括贈与制度」とは実はこのような教育資金の一括贈与について、もらう側1人につき1,500万円までが非課税になる「教育資金一括贈与制度」という制度があります。通常の贈与の場合、非課税になるのは年に110万円までですが、この制度を活用すれば、祖父母が「孫のためにまとまった援助を」と言ってくれても税金がかからずに済みます。ただし、この制度を利用するには、いくつかの条件があります。1つ目は、贈与を受けたお金の使い道は教育資金に限られる、ということ。たとえ子どものためであっても、洋服代やおもちゃ代などには使用できません。対象となるのは入学金や授業料などのほか、通学定期代や給食費なども。塾や習い事の費用は500万円までなら対象になります。2つ目は、制度を利用するためには金融機関に専用口座を開設し、きちんと申請を行わなければいけない、ということ。お金を引き出す場合には、領収書などの提出も必要になります。申請方法はそれぞれの金融機関によって異なるので、一括贈与を考える場合は事前に銀行などで相談するとよいでしょう。■意外なデメリットも!? 「教育資金一括贈与制度」の注意点祖父母が「元気なうちに孫にまとまった援助をしたい」「援助の対象を教育資金に限定したい」などと考える場合はメリットになる、この「教育資金一括贈与制度」。でも、思わぬ落とし穴もあるので注意が必要です。贈与を受けてから「こんなはずじゃなかった」ということにならないよう、デメリットもしっかり知っておきましょう。まず、一括贈与されたお金は、贈与を受けた本人が30歳になるまでに使わなければ非課税の対象になりません。教育資金として使いきれなかった分は贈与税の対象になるため、たとえ範囲内であってももらいすぎには注意しなければいけません。また、たとえ祖父母が援助を申し出てくれたとしても、祖父母自身の老後資金が足りなくなっては本末転倒です。一括贈与をしたあとで「やっぱり返して」というわけにはいかないため、将来を計画的に考えることが必要です。「教育資金一括贈与制度」は、一見すると非課税の範囲が大きくお得なようですが、人によっては毎年110万円までの贈与の方がメリットが大きいこともあります。祖父母が「孫に援助したい」と言ってくれたときには、よく話し合って、子どもにとって有益な方法を選びたいですね。
2016年09月17日子育ての頼もしいサポーターになってくれる祖父母世代。でも、昔と今とでは子育ての常識も大きく代わり、祖父母世代とママ、パパとでは意見が食い違うことも。相手に悪気がないとなかなか言いづらいものですが、角を立たせずにギャップを埋めたいですよね。■祖父母世代は「上司」だと考えよう祖父母世代とギャップが生まれるのは、前もって自分たちの育児方針を伝えていないことにも原因があります。「スプーンや箸を共用しない」など、今は常識と考えられていることでも、祖父母の子育て時代には一般的でなかった考え方も多いもの。「親子だから言わなくても分かるだろう」と考えず、子育てに対する考え方をきちんと伝えておきましょう。そのうえで意見の違いが出てきたとき、ポイントは「相手を上司だと考える」こと。会社で上司と意見が対立したとき、頭ごなしに「その考え方は間違っています」とは言いませんよね。年長者として相手を立てつつも、「でも今はこういう方法がいいといわれているんですよ」と伝えてみて。専門家の意見や育児書などを見せると、説得力がアップします。それでもギャップがある場合は、無理に埋めようとせず聞き流すのも一つの方法です。 ■食事やおやつに関するギャップにはこう対処するママ達の悩みで多いのが、食事やおやつについての祖父母世代との考え方の違い。ミルクや母乳の与え方をはじめ、「離乳食開始前に果汁を飲ませようとする」「甘いものはできるだけ避けたいのにおやつを与えすぎる」などという声も多いようです。果汁は、昔のミルク育児が推奨されていた時代に、ミルクだけでは水分や栄養分が不足するためにすすめられていたもの。でも、現在では逆に、早くから果汁を飲ませると、胃腸に負担がかかったりアレルギーの原因になったりする可能性があるといわれています。また、おやつに関しても、虫歯予防や栄養バランスを考えれば、甘いものはできるだけ避けたいですよね。こんなときは、まず「果汁を飲むと母乳(ミルク)を飲まなくなる」とやんわり伝えてみては。「お腹を壊しやすいから」「虫歯ができやすいと歯科健診でいわれた」などというのも方便です。自分だけで説得できない場合は、健診時に祖父母についてきてもらいましょう。健診では食事についてのパンフレットや指導があり、それらを使って理解を深めてもらうことができます。市町村によっては健診時に栄養士の個別相談を受けられる場合もあるので、一緒に話を聞くのもよいですね。おやつの問題も、なかなか理解されない場合は小児科や歯科を一緒に受診し、医師から伝えてもらうのが効果的です。■「抱き癖がつく」って本当!?赤ちゃんが泣いたらできるだけ抱っこしてあげる、というのは子育てママの常識。でも、「抱き癖がつくからあまり抱っこしてはいけない」と祖父母世代からいわれ、戸惑ったことのある人もいるのではないでしょうか。昔は一般的だった「抱き癖」という考え方ですが、現在では、泣いている赤ちゃんを無視していると、感情を上手に表現できなくなる恐れがあるといわれています。最近では母子手帳にも、「じゅうぶん抱っこしてあげましょう」「抱き癖がつくと心配する必要はありません」などと書かれているほど。「抱き癖がつく」という祖父母世代には、育児書などに書かれている内容を見せて、「たくさん抱っこしても問題ない」ということを分かってもらいましょう。ママ、パパも祖父母世代も、「子ども(孫)がかわいい」という気持ちは同じ。考え方の違いを上手に埋めて、無理なく子育てを手助けしてもらえると良いですね。
2016年05月01日共働き夫婦が増えている現代。子どもの祖父母となる実親や義両親に育児への協力をしてもらえるよう、実家の近くに住んでいる家族も多いのではないでしょうか? 育児の一部を祖父母が担うというこの形、最近では「孫育て」と呼ばれているそうです。子どもを祖父母に預けているママ、そして「孫育て」をしている祖父母、その両方の声を集めてみました。■子どもを祖父母に預けるメリットは?まずは、子どもを祖父母に預けているママが「良かった」と感じていることをご紹介します。働くママたちから、次のようなメリットが挙げられました。「保育費の心配をしなくてすむ」(Iさん/33歳/事務職)「仕事に集中できるし、急な残業にも対応が可能」(Sさん/29歳/接客業)「自分たちの子ども時代の話など、親の私たちではできない話を、子どもに聞かせてくれる」(Kさん/35歳/接客業)「高齢の人に対する『思いやり』が持てるようになった」(Jさん/30歳/販売職)実質面だけではなく、子どもの心の成長や教育の面でも、祖父母と過ごすメリットはたくさんあるようです。■甘やかしすぎ!? デメリットもある「孫育て」一方、デメリットについて聞いてみると、次のような声が…。「とにかく甘やかしすぎる! お菓子などもとめどなく与えてしまうので、子どもが肥満気味に…」(Hさん/29歳/営業職)「高齢なので、親の体が心配。また、親が病気にでもなれば、途端に働くのが難しくなると考えると、それも不安」(Iさん/30歳/医療関連)「子育てが『昔流』なので、ちょっと心配」(Kさん/35歳/接客業)協力に感謝はしつつも、「ちょっとそれは…」と言いたくなる部分もあるようです。子どもへの影響だけでなく、親の体調も気になるところです。■孫を預かる、祖父母の声は?一方の、祖父母たちは「孫育て」についてどのように感じているのでしょうか。「毎日孫と遊んで、以前より元気になっている気がする」(68歳/男性)「娘が頼ってくれること、娘の力になれていることがうれしい」(61歳/女性)「孫を通じて人と話す機会が増え、毎日が楽しくなった」(59歳/女性)このように、「孫育て」によろこびや生きがいを感じている祖父母は多い様子。しかし、やはりこちらも、良い面ばかりとはいかないようで…。「体力的に厳しいと感じる」(67歳/男性)「自分の時間が取れず、ストレスを感じている」(58歳/女性)「息子夫婦が『手伝ってもらって当たり前』と思っている気がして、イライラすることがある」(60歳/女性)こういった、「孫育て」の大変さ、不満についての声も上がっています。■「孫育て」をお願いするとき、気をつけることは?良い面ばかりとはいかない「孫育て」。ときには、育児の方針を巡って、両親と祖父母が対立してしまうケースもあるようです。そんな事態を避けるためには、「良い面ばかりではない」ということを理解しておくべきでしょう。そして、デメリットだと感じる部分があれば、祖父母をまじえて話しあうことが大切です。「孫育て」をお願いしている以上、「自分たちの子どもだから」とこちらの育児方針ばかりを押しつけるのは身勝手というもの。「祖父母も一緒に育ててくれている」という意識を持ち、しっかりコミュニケーションを取ることで「孫育て」のデメリットを減らし、メリットを増やすことができるのかもしれません。
2016年04月18日いざ、働き始めとうと思っても「『家にいて子どもの面倒を見ればいいのに』と祖父母に言われる」といった理由から、子どもを保育園で預かってもらうことを悩むママがまだまだいるようです。でもそれは、日本に限ったことではありません。働いている女性が多くなったフランスでも、つい最近まで同じ悩みを抱えている人がいたのです。フランスではどうだったのか?1975年の女性の労働率の年齢別のグラフを見てみるとビックリすることがあります。なんと、40代を過ぎたあたりから仕事をしている女性の割合は、日本のほうがフランスより多いのです。フランスでは当時、家業の手伝いをしている女性ももちろんいました。しかし、外で働く女性は少数派でした。というのも1965年まで女性が働くには夫の承諾書が必要であり、戦後は特に女性が外に働きに行くことを反対する家族が多かったからです。現代のフランスでは社会進出する女性もどんどん増えて、日本よりも働く女性が多いのは周知の事実でしょう。それでも根強く残る昔の考えから「どうして働きに出るんだ。家にいればいいのに」と言われている女性もまだまだ存在するのです。家族に反対されていると言っていた女性の1人が「昔は夫の稼ぎだけで大丈夫だったかもしれないけど、今の時代は違うのよ」とつぶやいていたのが印象的でした。しかし、そんな状況でも「いざというときに一番頼りになるのが祖父母」と言っていたことに、大きくうなずいたことがあります。現代のフランスでは3歳からは17時まで幼稚園が、放課後は18時半まで市が面倒を見てくれるなど、働くママも安心なシステムになっています。しかし、水曜日の午後はお休みですし、6~7週間ごとにやってくる学校のバカンスの多さといったら…。頭を悩ます課題は山積み。日本よりも子どもを預ける環境が整っているとはいえ、十分ではないと感じることもしばしばです。子どもが3歳になるまでの期間は、日本より恵まれているかもしれません。しかし、小学校に入っても学校にはお迎えが必須で、仕事の都合で急に遅くなるときにお迎えを心配する期間は日本よりフランスのほうが長いのです。それでもうまく社会が回るのは、フランスには社会で育児支援を重要とする風潮が強いからではないでしょうか。子どもを持つ夫婦以外の周囲からの育児支援というのがとても当たり前に行われていてありがたいと、よく思います。そんななかでも特に多く貢献しているのがやはり祖父母たち。家族が近くにいる働くママの家庭では、病気のときや、予定外の事態で子供をお迎えにいけないときなど、一番の支えになる存在となっています。身近に助けてくれる人がいることはやっぱりありがたい頼りたくても頼りにできる人がいないママもたくさんいるなか、助けてくれる人が身近にいることは実は恵まれていることと言えます。また、祖父母も意地悪で反対しているのではなく、孫をかわいく思っているからこそ意見している。そう考えると、多少はこちらが一歩引いても、よい関係を築いておくことに越したことはないのでは?いつもは嫌味を言ってきていたとしても、本当に困ったときには助けてくれることもあるでしょう。祖父母の話も聞いた上で、家計のことや、なぜ働く必要があるかについて説明したり、祖父母も保育園の行事に積極的に誘ったりするなどして、こちらの状況を理解してもらうのもいいかもしれません。孫が保育園で友だちと楽しく遊んでいる姿や社会性を身につける姿を見て、「預けることも案外いいことだ」とわかり、次第に考えが変わっていく方も多いようです。でも、いろいろ手を尽くしてもどうしてもわかり合えない場合も確かにあります。その場合はしょうがないかもしれません。そうした場合があることを覚悟しておくことも大切かもしれませんね。(Ulala<フォークラス>)
2016年03月05日孫の喜ぶ顔見たさに、毎回おもちゃを買ってきてしまうおじいちゃん・おばあちゃんたち。ありがたい反面、あまり量が多いと収納に困ることも。そこで今回は祖父母のプレゼント攻撃をやんわりかわす方法をご紹介します。「もっと気軽に手ぶらで来てください」1つめは「もっと気軽に手ぶらで来てください」と率直に言う方法。これだけだと「好きで買ってきてるだけだから気にしないで」とあっさりかわされてしまいますが、「毎回お金を使わせてしまってると思うと、家に呼ぶのが申し訳なくて…。手ぶらで来ていただくほうがお声掛けしやすいです」と言うと、孫に会えなくなるのは困るという気持ちから、あっさり承諾してくれることも。また、「毎回何かを持ってこられると、他人行儀な感じがして寂しいです」と言う方法も効くみたいです。ただし、おもちゃは減るものの、訪問の回数は増えるかも。「おもちゃを買うのは特別なときだけ」2つめは「おもちゃを買うのは特別なときだけにした」と伝える方法。祖父母がおもちゃを買ってきたときにいきなりこれを言うと「せっかく買って来たのに…」と角が立ってしまうので、子どもがおねだりをしたときに「おもちゃは誕生日の時だけって決めたでしょ」と諭し、協力をお願いするかたちで伝えるのがベスト。「子どもの教育のことをちゃんと考えている」と好印象を与えるのにも役立ちますが、言ったからには自分もおもちゃを買い控えるようにしないと、逆にマイナスの印象を与えてしまうので注意しましょう。買ってきてほしいものを指定するどんなに言ってもやっぱりおもちゃを買ってきてしまう場合には、「最近、○○がお気に入りなんです」「この間から××のシリーズのおもちゃを集めてて…」と、買ってきてほしいおもちゃを指定するのもひとつの手。ミニカーや着せ替え人形の服などかさばらないものを指定すれば、大きなおもちゃを買ってこられて収納に困ることもなくなります。また、ぬりえやシールなど、使ったら処分できるものをお願いするのもおすすめです。子どもにとっても、おじいちゃんおばあちゃんにとっても楽しいおもちゃのやりとり。買いすぎを上手に防いで、円満な関係を築いていけるといいですね。(岡本まめ)
2016年03月04日健康の基本は食生活ですが、その目安となる「健康生活認証」マークってご存知ですか? 博報堂と国立循環器病研究センターが共同で推進する「食領域における認証事業」発表説明会が3月17日におこなわれ、「健康生活認証」とそのロゴマークが発表されました。「健康生活認証」のロゴマークは、時計をモチーフとした円形の中に人間の姿を置くデザイン。健康な生活を毎日続けようという一人ひとりの決意を応援したい、との想いが込められています。今後は、健康寿命を延ばすため、循環器病リスクを低減する生活習慣の改善に役立つ商品・サービスの品質認証を事業化していくそうです。認証基準としては、医学的知見にもとづいた栄養基準に「いつもの食事として続けられるおいしいさ」という味を加えています。栄養基準は、1食に食物繊維が6g、塩分は2g、脂質は脂質エネルギー比率25%以下、エネルギー600~700kcal程度。このマークは、1食に対する弁当、外食だけでなく、副菜としての総菜や加工食品・加工調味料など幅広く認証を受けることができます。食事の素材としての商品には、1食あたりの成分バランスと分量などの情報も提供される必要があるので、実際の献立作りに役立つものとなりそうです。また、商品に「健康生活認証」をつけるだけではなく、マークをつける企業からは具体的な健康のためのアクションも期待されているので、マークを中心とするコミュニティの健康促進の活動にも今後、注目したいところです。健康生活認証の基準に沿って調理された一食分のメニューも紹介されました。「すずきと彩り野菜のマリネ」「筑前煮」「鶏肉のみぞれあんかけ 野菜の煮物盛り合わせ」「ほたてと野菜のオイスター炒め」「ほうれんそうとしめじのごまあえ」「ごはん」が並び、野菜を中心に品目も多く、十分満足感がありそうです。こんな食生活をぜひ心がけたいものです。「健康生活認証」は、今年7月に事業開始が予定されているので、このマークをスーパーやレストランで見かけるチャンスは増えそうです。両親や祖父母などにも、このマークの意味をぜひ教えてあげてくださいね。・健康生活認証 公式サイト
2015年03月24日これからの時期、直近ではお年玉、進学を控えている子供がいる場合はランドセルや勉強机など、何かと入り用になる。そんな親たちの手助けをしてくれる存在が祖父母たちだろう。最近では“孫消費”や“イクジイ”といった言葉も生まれ、ますます孫の教育・育成に対する祖父母の存在感が高まっている。そんななか、ベネッセは「祖父母と孫の関わり調査」を行った(調査実施機関:インテージ)。対象は小学1年~6年の子供を持つ504人の親。調査によると、普段から祖父母が孫のために支出してくれると答えた人は68.3%にのぼった。7割近い親が祖父母からの援助を受けているかたちだ。また、援助してもらってうれしかったものとして「教育費(ランドセル・机・教材・習い事含む)」が76.2%とダントツで、続いて「外食」が50.8%、「衣料」が49.0%、「おもちゃ・ゲーム」が42.9%となっている。一方、援助してもらいたいものについての質問では「教育費(ランドセル・机・教材・習い事含む)」が80.8%、「外食」が42.1%、「衣料」が40.9%、「おもちゃ・ゲーム」が26,6%となる。援助してもらってうれしかったものと比べると、教育費がさらに高い割合になり、外食や衣料、おもちゃなどは数値を下げている。このことから、親がいかに教育費への援助を望んでいるのかがわかる。こうした中、にわかに注目を浴びているのが“勉強にもつながるタブレット”だ。タブレットに学習向けアプリをインストールするという例もあるが、学習機関が用意する専用端末にも注目が集まっている。たとえばベネッセが展開する「チャレンジタッチ」。これは2014年3月から開始された専用端末を使った小学生向け講座で、すでに40万人以上が受講しているという。チャレンジタッチは、タブレットで学習するだけでなく、国語の文章問題や記述問題など、紙による学習が効果的なものは紙で学習するよう設計されており、さらにベネッセが以前より取り組んでいた「赤ペン先生」による添削も行われる。同社の調査によれば「保護者の 68.4%が『学習習慣がついてきた』、お子さまの 85.4%は『やる気が続いている』」という。
2014年12月26日祖父母から子供へのプレゼント。大変ありがたいものだが、時に「これは正直迷惑……」と思うものをいただいて、困惑することもある。0歳から15歳の子を持つ母親に実例を聞いてみた。いつの時代にも男児の心を鷲づかみにするテレビの戦隊ものシリーズ。しかし、関連する玩具は、母親たちにはあまり評判がよくないようだ。その理由は、「音がうるさいのと、パーツを買い続ける仕組みになっているのが嫌だから」(42歳パート 10歳・6歳男児)など、1つのもので完結せずに、十分に満足して遊ぶためには次々と買い足していかなければならないというビジネス的な玩具の在り方を嫌う人の声が多かった。また、女児の場合は人形セット。「同居の祖父から動物の人形セットをもらった。女の子の憧れだが、既存の玩具の片付けもままならないのに、『片付けられないものはいらない』という日々の教育が台なしに。一緒に片付けてあげると言っていたのにきかず、案の定リスやウサギは家に帰れず野宿状態」(30歳派遣社員 7歳女児)。確かに、親にとって玩具というのは"後片付け"という点で、仕事が増える要因。自分で片付けることができない小さな子供は、物が増えていくことが親にとっては大きななストレスにもなる。そして、いただいても使えないもので困るという意見には次のような声があった。「自転車。先に三輪車が欲しかった。スペースも取るし、まだまだ乗れないし、置き場所に困っている」(37歳会社員 2歳男児)。「夫の子供時代の本をもらったが、虫がわいていて捨てた。夫の子供時代の服ももらったが、未使用で上質なものとはいえいくらなんでも時代が違い過ぎて正直迷惑」(37歳主婦 6歳・3歳男児)。「洋服のプレゼント。私の趣味と合わない物もあり、いただいて困る時もある。こちらへのリサーチなしにプレゼントを用意してくれたけど、既に持っている物をプレゼントされると困る。同じ物は何個も要らない」(28歳主婦 3歳・1歳男児)。これは片付けの問題とも似ているが、収納や保管場所にスペースが必要な大きなものをプレゼントする時には、子供の成長や相手の好みを考えた贈り物をしてほしいものだ。そして、こういったありがた迷惑なプレゼントをもらわないための対策として、次のような回答もあった。「はじめからもらわない。遠方なので、好きなものを買うようにお金でいただく」(45歳パート 15歳女児・5歳男児)。「『欲しい? 』ときかれれば、小さな子供は『うん』と答えるもの。ポリシーで与えていないものもあるので、一応親に確認するようお願いしている。処分するのも罪悪感があるので」(38歳ライター 7歳男児)。かわいい孫が喜ぶ顔を見たいという祖父母の思いは共通。しかし、喜んでもらえる贈り物は、一方的なものではなく、お互いの気持ちを大事にした日ごろのコミュニケーションがあってこそ、なのかもしれない。
2014年01月17日「ミーテ」は14日、「祖父母と絵本」についてのアンケート調査結果を発表した。この調査は、子育て・絵本の読み聞かせをテーマにしたコミュニティサイト「ミーテ」が7月17日から7月30日まで行ったWebアンケート調査。子どもを持つミーテ会員を対象に、280名から回答を得た。「祖父母と子どもが会う頻度」を聞いたところ、「毎日」が19.6%、「週数回」が18.9%、「月数回」が34.7%で、73.2%の子どもが祖父母と月数回以上会っていることがわかった。「祖父母とのやりとりで子どもが喜ぶ内容」については、祖父、祖母とも「会話」「抱っこやスキンシップ」が上位を占めた。祖父と祖母との比較では「読み聞かせ」「歌」「ごっこ遊び」で、祖母とのやり取りを喜ぶ子どもが3倍前後に達することがわかった。「祖父母が子どもと関わるときに絵本は役立つと思うか」との問いには、92.5%が「はい」と答えた。また、「祖父母が読むと子どもが喜ぶ絵本、祖父母が出てくる絵本」を訊ねたところ、もっとも多かった答えはトルストイの「おおきなかぶ」だった。アンケート調査の詳細は「ミーテ会員レポートのページ」で閲覧できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月19日コモンズ投信は10日、祖父母が孫のための教育資金づくりを行うことができる新ファンド「まごころ」の募集を開始した。募集件数は先着200名。同社は2010年、長期ファンド「こどもトラスト」の発売を開始。同商品は子どもの教育資金作りをサポートするプログラムで、月々3,000円から積み立てができる。今回、祖父母世代から孫のために同商品を利用したいとの要望を多く受けたため、「まごころ」の発売に至ったという。「まごころ」は、祖父母が親権者を介して孫名義の口座を開設する仕組み。0歳から15歳以下の孫を持つ人が加入でき、孫が満20歳になった時点で終了する(20歳以上は成人口座に切り替えが必要)。コースは、スポット購入(一括購入)25万以上のコースと、初回スポット購入1万5,000円以上+積立て投資コースの2種類を用意している。資金は、同社の投信「コモンズ30ファンド」にて運用し、対象サービスは「こどもトラスト」プランとなる。購入申込手数料は不要。特典として、当初加入条件を満たした場合は、初回入金時に3,000円分の「コモンズ30ファンド」を贈呈。さらに、3年後、5年後、7年後に最小限度額(3年後10万円、5年後18万円、7年後25万円以上)を超えていれば、毎回3,000円分の「コモンズ30ファンド」をボーナスとしてプレゼントするという。また、「まごころメッセージおあずかりサービス」として、七五三、進学、成人式などの記念日に、祖父母(両親からも可能)から孫へメッセージを届けるサービスも提供する。ただし、メッセージサービスを利用する場合は、MYコモンズ(ネットサービス)の申込みが条件となる。このほか、同商品の利用者を対象とした、投資教育などの分野を含むセミナーやイベントも計画しているとのこと。同社は、「『こどもトラスト』では、子育て世代の教育や生活を応援してきましたが、『まごころ』の導入により、おじいさま・おばあさま方にも参加いただくことで、さらに支援が強化できるものと考えています」とコメントしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月10日