俳優・神木隆之介が本日5月19日に27歳の誕生日を迎え、俳優生活25周年に突入したことを直筆メッセージで発表、コメントを寄せた。2歳でCM出演デビューして以降、100作品以上に出演、近年ではNHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」や、映画『フォルトゥナの瞳』(三木孝治監督)などでの演技が認められエランドール賞新人賞を受賞し、「キレイ-神様と待ち合わせした女-」(松尾スズキ演出)で初舞台を踏むなど、実力派俳優として着実に功績を残してきた神木さん。今回、俳優生活25年目のスタートに、1年にわたり様々な周年記念企画を行うプロジェクトを始動させるという。企画の詳細はまだ公開されていないが、神木さんが自ら考えた企画はもちろん、いままで自身がやったことのない分野にもチャレンジし、新たな一面を見せていく企画のほか、ファンとも様々な形で触れ合え、身近に感じてもらえる機会を視野に入れた企画も。企画の発表、詳細は神木さんのオフィシャルサイト、Twitterで随時発表予定。デビュー25周年の、新たな一歩を踏み出す姿に注目だ。本人コメント私事で恐縮ですが、本日で27歳になりまして、さらに、お芝居の世界に関わらせて頂いて今年で25年になりました。こうやってお仕事を続けさせて頂いているのも、応援してくださっている皆様、作品を観てくださっている皆様のおかげです。感謝の気持ちでいっぱいです。今回、一つの区切りとして、何か新しい試みが出来ないかと模索中でございます。皆様と、もっと近くで一緒に、笑顔で、くだらなく、そして楽しんでもらえるような様々なことを考えておりますので、是非楽しみにしていただければなと思います。(text:cinemacafe.net)
2020年05月19日俳優の神木隆之介が、27歳の誕生日を迎えた19日、コメントと直筆メッセージを寄せ、俳優生活25周年に突入したことを報告。また、1年にわたり様々な企画を送り出すプロジェクトを始動させることも発表した。2歳でCM出演デビューし、それから100作品以上に出演してきた神木。記念すべき25年目のスタートに、ファンや関係者に向け、感謝の気持ちを込め、1年にわたり様々な周年記念企画を行うプロジェクトを始動させる。神木は「私事で恐縮ですが、本日で27歳になりまして、さらに、お芝居の世界に関わらせて頂いて今年で25年になりました。こうやってお仕事を続けさせて頂いているのも、応援してくださっている皆様、作品を観てくださっている皆様のおかげです。感謝の気持ちでいっぱいです」と感謝。「今回、一つの区切りとして、何か新しい試みが出来ないかと模索中でございます。皆様と、もっと近くで一緒に、笑顔で、くだらなく、そして楽しんでもらえるような様々なことを考えておりますので、是非楽しみにしていただければなと思います」と呼びかけた。直筆メッセージも公開。「本日27歳になりデビュー25周年を迎える事ができました! 感謝の気持ちでいっぱいです。この気持ちを1年かけて色々なカタチでお伝えできたらいいなと思っています。待っていて下さ~い!! お願いします!! では!!」と感謝の気持ちを伝えている。企画の詳細はまだ公開されていないが、神木が自ら考えた企画はもちろん、今まで自身がやったことのない分野にもチャレンジし、新たな一面を見せていく企画のほか、ファンとも様々な形で触れ合え、身近に感じられる機会を視野に入れた企画も。企画の発表、詳細は神木隆之介オフィシャルサイト、Twitterで随時発表していく。神木は、1993年5月19日生まれ。埼玉県出身。2歳でCM出演デビュー。1999年にはTBS『グッドニュース』で初のレギュラー出演。子供ながらも高い演技力が認められ、以後「天才子役」と呼ばれ、様々な作品に出演。2005年、映画『妖怪大戦争』では主人公を演じ、第29回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。その後も『桐島、部活やめるってよ』、『バクマン。』、『3月のライオン』など、多数の人気作品に主演として名を連ねる俳優に。また、声の演技にも定評があり、『サマーウォーズ』、『君の名は。』など、人気アニメ作品にも多数出演。近年はNHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』、映画『フォルトゥナの瞳』などでの演技が認められエランドール賞新人賞を受賞し、『キレイ-神様と待ち合わせした女-』で初舞台を踏むなど、実力派俳優として着実に功績を残してきている。
2020年05月19日ドラマ『美食探偵 明智五郎』(日本テレビ系)のインスタグラムが、2020年5月10日に更新。同ドラマに出演している女優・志田未来(しだ・みらい)さんの制服ショットが公開され、多くの反響を呼んでいます。志田未来27歳でも「まだまだ余裕」なセーラー服姿に反響同日に27歳の誕生日を迎えたという志田未来さん。『美食探偵 明智五郎』で着用したセーラー服に身を包み、とびきりの笑顔でカメラにピースを向けています。 View this post on Instagram A post shared by 美食探偵 明智五郎【公式】 (@bishoku_ntv) on May 9, 2020 at 8:33pm PDT現役女子高生といっても違和感のないビジュアルにファンは驚愕。誕生日を祝福する声とともに、その姿を称賛するコメントが殺到しています。・まだまだ女子高生イケる!おさげもかわいい。・おめでとうございます。本当にずっと変わりませんね。・子役の頃からずっと大好き!実年齢を聞いて驚きました。そんな志田未来さんは2018年9月14日に一般男性と結婚。電撃的な発表で、多くの人を驚かせました。志田未来が結婚を発表!お相手は神木隆之介じゃなかった…『美食探偵 明智五郎』でも素晴らしい演技を見せ、その実力が再び注目されている志田未来さん。これからも、素敵な姿を見せてくれそうですね![文・構成/grape編集部]
2020年05月12日俳優・佐藤健の公式YouTubeチャンネルで5日、動画『「TAKERU NO PLAN DRIVE」#6』が公開された。「TAKERU NO PLAN DRIVE」は、神木隆之介プロデュースによる旅企画。佐藤、神木、桜田通、渡邊圭祐の4人で、ドライブ旅を繰り広げる。今回、神木が見たいとオススメする絶景を目指し、佐藤の運転でとある海岸へ。夕日をバックにした佐藤の運転姿に、3人は「いちばんいいカット」「運転の手がエロい」「助手席でしか見られない」「さっきの健さんの夕日運転は10分いけます」などとコメントした。夕日スポットでは、神木が「うれしいです。ここに来られて」と喜び、桜田が「なんでお前が喜んでるんだよ。佐藤健をもてなすんだよ、今日は」とツッコミ。佐藤は「こんな遠出して海に来ることなんてめったにないので、連れ出していただいてありがとうございました」と感謝していた。SNS上でも、佐藤の運転姿に「運転する健さんを拝めるとはなんと素敵な…」「車運転する佐藤健氏運転するには色気ですぎててなんじゃこりゃ」「夕日をあびて運転する健さん、めっちゃセクシー」「運転する手だけでもエロい」「色気すんごい」「とにかく運転する健さんがカッコ良かった!!!」などの声が上がった。
2020年05月05日株式会社アミューズが運営する会員制サービス「アミューズモバイル」(アミュモバ)と「ストラボ東京」(ストラボ)が、4月25日(土)に合同企画「AMULABO CONTENTS FES」を開催決定。アミューズ所属俳優の人気コンテンツをYouTube Liveで約12時間無料配信する。今回、YouTube Liveで無料配信されるのは、サービス内で人気を博すコンテンツばかり。10時から予定している本フェスは、「仮面ライダージオウ」ウォズ/仮面ライダーウォズ役の渡邊圭祐&「騎士竜戦隊リュウソウジャー」カナロ/リュウソウゴールド役の兵頭功海による「2人のヒーロー」対談(2019.10)からスタート。そして、自身のYouTube配信も話題の佐藤健のレギュラー番組「たけてれ」からは、神木隆之介がサプライズ登場し、街頭インタビュー調査による「佐藤健が演じた歴代キャラで恋人にするなら誰!?」ランキングを発表した「たけてれ #65」(2019.08)。植原卓也、小関裕太、桜田通、松島庄汰らをゲストに迎えた「たけてれpresents夏休みBBQ大会」が収録されている「たけてれ #46」(2016.08)を配信。また、吉沢亮のプライベートな一面が見られることで人気のレギュラー企画「○○しりょう」からは、今井隆文を迎え、室内でのゲーム10番勝負が収録された「ゲーム10番勝負でサーモン克服しりょう!」(2019.11)を配信。ほかにも、松島庄汰と水田航生がおくる旅企画「『NATSUTABI』 in 箱根」(2018.09)、桜田さんの誕生日に開催された「Sakura da Festa 番外編 トークイベント ~陰と陽~」(2018.12)ダイジェスト映像など豪華なラインアップとなっている。さらにコンテンツ配信の合間には、桜田通×松島庄汰、小関裕太×松岡広大、兵頭功海×三船海斗が自宅からインスタライブのコラボ配信を実施予定。自身が出演したコンテンツにまつわる話や、おうちで過ごすのにオススメなアイテム、おうちでハマっていることなどを紹介する予定となっている。なお、YouTube配信、インスタライブ共に、アーカイブ化はされないため、見逃し注意だ。「AMULABO CONTENTS FES」は4月25日(土)10時~ストラボ東京YouTubeチャンネルにて配信、インスタライブは各出演者インスタグラムアカウントにて配信予定。(cinemacafe.net)
2020年04月22日佐藤健、吉沢亮、神木隆之介、桜田通、渡邊圭祐らアミューズ所属俳優の人気コンテンツを12時間にわたって配信する『AMULABO CONTENTS FES』が、4月25日10時より開催されること決定した。『AMULABO CONTENTS FES』は、“楽しい時間”を届けたいという想いから、アミューズが運営する会員制サービス「アミューズモバイル」と動画配信サービス「ストラボ東京」が選りすぐりの動画コンテンツをYouTube Liveで無料配信するというもの。佐藤健、吉沢亮、神木隆之介、桜田通、渡邊圭祐ら人気俳優が出演する大好評オリジナルコンテンツに加え、サービスでは既に公開が終了しているレアコンテンツまでが限定復活し、約12時間にわたって配信される。配信中はYouTubeチャット機能でファン同士同時視聴を楽しむもよし、ハッシュタグ『#アミュラボ』で感想を呟くもよし。配信終了後のアーカイブ化は予定されていないため、まさにこの日・このタイミングでしか味わうことのできないフェス感覚のコンテンツ配信となっている。また、コンテンツ配信の合間では桜田通×松島庄汰、小関裕太×松岡広大、兵頭功海×三船海斗が自宅よりインスタライブのコラボ配信を実施予定。自身が出演したコンテンツにまつわる話や、「おうちで過ごすのにオススメなアイテム」、「おうちでハマっていること」などを紹介する予定だ。こちらもアーカイブ化は予定されていない。無料配信されるのは、どれもサービス内で人気を博すコンテンツ。佐藤健のレギュラー番組『たけてれ』からは、スタジオに神木隆之介がサプライズ登場し、街頭インタビュー調査による「佐藤健が演じた歴代キャラで恋人にするなら誰!?」ランキングを発表した『たけてれ #65』。植原卓也、小関裕太、桜田通、松島庄汰ら若手俳優をゲストに迎え、青空の下行われた夏のスペシャルロケ企画「たけてれ presents 夏休み BBQ 大会」が収録されている『たけてれ #46』が配信される。また、テレビでは見ることのできない吉沢亮のプライベートな一面が見られることで人気のレギュラー企画『○○しりょう』からは、まさに#STAYHOME にぴったりな、室内でのゲーム10番勝負が収録された『ゲーム10番勝負でサーモン克服しりょう!』が配信される。今井隆文と共にゲームに挑戦し、苦手だという“サーモン”の克服に悶絶する吉沢の姿は必見だ。このほかにも、『仮面ライダージオウ』でウォズ/仮面ライダーウォズを演じた渡邊圭祐と、『騎士竜戦隊リュウソウジャー』でカナロ/リュウソウゴールドを演じた兵頭功海によるスペシャル対談『2人のヒーロー』や、ミュージカル・舞台で活躍する植原卓也、平間壮一、水田航生の3人による番組『3LDK』からは、2016年に開催された「HANDSOME FESTIVAL 2016 追加公演」や「Act Against AIDS」の密着映像を見ることができる記念すべき初回放送が配信されるなど、豪華なラインナップとなっている。約12時間に及ぶ『AMULABO CONTENTS FES』のタイムテーブルは、特設ページよりダウンロードできる。○参加者一覧(五十音順)■動画コンテンツ出演者今井隆文、植原卓也、甲斐翔真、神木隆之介、小関裕太、桜田通、佐藤健、鈴木仁、田川隼嗣、兵頭功海、平間壮一、福崎那由他、細田佳央太、松岡広大、松島庄汰、水田航生、吉沢亮、渡邊圭祐■インスタライブ出演者小関裕太×松岡広大、桜田通×松島庄汰、兵頭功海×三船海斗(予定)○配信コンテンツ一覧(計11本、それぞれ当日配信順)■アミューズモバイル・「2 人のヒーロー」対談(2019.10)/渡邊圭祐、兵頭功海・『ゲーム 10 番勝負でサーモン克服しりょう!』(2019.11)/吉沢亮、今井隆文・『青春万歳 ー春の真剣勝負ー』(2018.05)/田川隼嗣、福崎那由他、細田佳央太・『NY へいこう!だい』(2019.12)/松岡広大・『「NATSUTABI」 in 箱根』(2018.09)/松島庄汰、水田航生■ストラボ東京・『甲斐翔真 21st Birthday Event』(2018.12)/甲斐翔真、渡邊圭祐・『「たけてれ」#65』(2019.08)/佐藤健、神木隆之介・『鈴木仁 19th バースデーイベント ~JIN SAY FUN!~』(2018.08)/鈴木仁・『「3LDK」#1』(2017.01)/植原卓也、平間壮一、水田航生・『Sakura da Festa 番外編 トークイベント ~陰と陽~』(2018.12)/桜田通(VTR 出演:神木隆之介、金子大地、佐藤健)・『「たけてれ」#46』(2016.08)/佐藤健、植原卓也、小関裕太、桜田通、松島庄汰
2020年04月22日新型コロナウイルスの感染拡大防止のため外出自粛が求められている中、ツイッター上で展開されている芸能人による“自撮り繋ぎ”に、山田裕貴、池田エライザ、橋本環奈、浜辺美波、中村倫也が参戦。豪華俳優陣のリレーが話題を呼んでいる。お笑いコンビ・第2PKのひろみから山田にバトンが渡ると、山田は約3年前に撮影したという『ONE PIECE』のサンジ風の自撮り写真を公開し、「エラさんお願いいたしまーす」と池田にバトン。池田は、フクロウとの2ショットをアップし、「お次は橋本環奈に託します」と橋本を指名した。橋本は「普段自撮りを全くしないのでカメラロール見返しました。普通に思い出として撮ってた写真があったので載せます。メイクさんとMGと」と説明を添えてスタッフの写真を公開。「次は浜辺美波様に繋ぎたいと思います!みーちゃんの自撮り見たいから」と浜辺につないだ。浜辺は「私も自撮りしないので、カメラロールをびゅんびゅん遡りましたたのしかったですいつかの、山梨の友達に会いに行ったときの」と、友人との2ショット写真をアップし、「次は中村倫也様に繋がせていただきます!おにいさん」と、映画『屍人荘の殺人』で共演した中村へ。中村は「月曜日くんの写真ですね。(映画『水曜日が消えた』より)」とコメントを添えて自撮り写真をアップし、「べーさんから来たら、この人に繋ぐしかないでしょ。神木隆之介ヘーイ。頼むぜー」と、同じく『屍人荘の殺人』で共演した神木隆之介につないだ。豪華俳優陣の“自撮り繋ぎ”に、「神リレーすぎる…」「なんて幸せで眼福なリレーなの」「この繋がり…なんか癒されるな」「屍人荘トリオに繋がってるのも最高」「べーさん、からの倫也くんきて、次神木くんとか最高ー!!目がハートの笑顔」などと注目が集まっている。
2020年04月16日2歳でCMデビュー後、天才子役として脚光を浴び、近年では学生役を“卒業”しつつ刑事や弁護士、落語家など、様々な役柄に挑み続けている神木隆之介。デビュー25周年、初めての舞台からMVの監督・プロデュース、CMでのお茶目っぷりまで、現在の神木さんは成熟期の登り口に立っているところだ。シリアスな演技はもちろん、ちょっとチャラめのコミカルなキャクラーもお手のもの。愛らしい子役時代から見事な成長を遂げ、演技力の高さで一目置かれる、誰もが認める若手実力派俳優の筆頭株である神木さん。その新しい挑戦の数々に迫った。三池崇史監督や堤幸彦監督、宮藤官九郎の作品で注目を集める1993年5月19日生まれ、埼玉県出身。大病を患ったことがきっかけで子役プロダクションに入り、おもちゃのCM出演でデビュー。その後「グッドニュース」や大河ドラマ「義経」、初主演ドラマ「探偵学園Q」など数々の作品に出演し、三池崇史監督の『妖怪大戦争』(2005)では主演を務め、第29回日本アカデミー賞・新人俳優賞を12歳で受賞する。また、声の仕事にも定評があり、日本映画歴代興行収入第1位の宮崎駿監督『千と千尋の神隠し』に第2位の新海誠監督『君の名は。』、第3位の宮崎監督『ハウルの動く城』ほか、『サマーウォーズ』『借りぐらしのアリエッティ』『メアリと魔女の花』、さらに新海監督『天気の子』にも『君の名は。』と同じ立花瀧役で出演したことも話題となった。堤幸彦監督の「SPEC」(2010~2013)ではTVドラマから人気キャラクターのひとりとしてシリーズを牽引。三池監督とは『神さまの言うとおり』(2014)や『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』(2017)で再タッグ。宮藤官九郎脚本のドラマ「11人もいる!」ではひたむきにアルバイト三昧の日々を送る大家族の長男(高3)を好演したが、宮藤さんとは監督作『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』(2016)でも組み、NHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」では噺家・古今亭志ん生(ビートたけし)の弟子・五りんという重要な役回りに起用された。行定勲監督のオリジナル作品『遠くの空に消えた』(2007)にも出演し、“新型ウイルスの蔓延”により分断された世界を描いた『太陽』(2015)では入江悠監督に抜擢されるなど、日本を代表する映画監督とのタッグが絶えない。『るろうに剣心』シリーズの大友啓史監督『3月のライオン』(2017)の桐山零役は、原作ファンやアニメファンも納得のキャスティングで文句なしの代表作のひとつだ。昨年は、三池監督や堤監督などに師事した木村ひさし監督の『屍人荘の殺人』で、“ワトソン”のごとく浜辺美波と中村倫也という名(迷?)探偵に振り回されるも、推理が当たらないミステリー小説オタクの大学生を演じた。岩井俊二監督『ラストレター』では、「大先輩のましゃ兄」こと福山雅治の高校時代を瑞々しく演じていたことも記憶に新しい。「現場でましゃ兄の画像を検索して、メイクでほくろを足したんです。それに髪型もいろいろ調べました」と役作りのため、徹底リサーチしたと完成披露試写会で明かしていた神木さん。福山さんが「とても似ているし、神木くんの演技のたまもの」と太鼓判を押すと「おこがましい!めっちゃうれしいです」と大喜びする姿が印象的だった。「ハンサム」でMVを監督・プロデュース!佐藤健のYouTubeにも登場「“実るほど頭を垂れる稲穂かな”でありたい」と神木家の家訓のひとつを口にしたのは、佐藤健主演『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』(2014)で原作人気の高い瀬田宗次郎を演じた際のシネマカフェのインタビュー。「経験を積んでなお謙虚な人に憧れますし、僕もそうありたい」と語っていた。まさしく神木さん自身を表現するかのような言葉だが、それを実証するように、神木さんは昨年あたりから次々新たな扉を開けている。松尾スズキ作・演出のミュージカル「キレイ―神様と待ち合わせした女―」で、意外にも舞台に初挑戦!同作は、2000年に松尾さん初の本格的ミュージカルとしてBunkamuraシアターコクーンにて初演。戦争・民族紛争・少女監禁といった独特な設定やストーリーを盛り込んで好評を博し、その後、2005年に再演、2014年に再再演され、4度目となる今回はキャストを一新。神木さんは枯れ木に花を咲かせる特殊な能力を持つ少年ハリコナ役を演じた。主人公のケガレには松尾作品初出演の生田絵梨花、青年のハリコナ役は前回公演で少年ハリコナを演じた小池徹平ほか、「いだてん」で共演した阿部サダヲや荒川良々ら豪華出演者が集結。初舞台にして、語り継がれる傑作ミュージカルで存在感を見せた。また、「アミューズ」所属俳優による恒例のファン感謝祭、通称「ハンサム」15周年プロジェクトのアルバムに収録された楽曲「I Treasure You」MVで初監督&プロデュースを務めた。歌やダンスなどで構成され、ふだんの俳優の姿とはまた違う推しの姿を見ることができ、ファンから大きな注目を集める「ハンサム」。アルバム「15th Anniversary SUPER HANDSOME COLLECTION『JUMP↑』」の中でも、大切な人への感謝を歌った新曲「I Treasure You」はファンへの感謝が込められ、小関裕太をはじめ、石賀和輝、太田将熙、甲斐翔真、金子大地、富田健太郎、正木郁、松岡広大、溝口琢矢、さらに渡邊圭祐、鈴木仁、三船海斗、細田佳央太、福崎那由他、田川隼嗣、藤原大祐といったフレッシュなメンバーが勢ぞろい!「人に指示することに慣れてないので緊張します」と語る神木さんが、後輩たちのために手がけたMVは愛がたっぷり詰まった壮観なものに仕上がった。その堂々とした立ち振る舞いは、もしかしたらそれほど遠くない未来の“映画監督・神木隆之介”の可能性を想像させたりも。さらに、おうち時間が増えるいま、チャンネル登録者数171万人超えでひと際話題を呼んでいる佐藤健のYouTubeチャンネルに、“自身の持ち込み企画”で見参「TAKERU NO PLAN DRIVE」と題された本企画は多忙な佐藤さんを癒やすためのドライブ旅。とはいえ、配達系の軽ワゴンで現れた神木さん…。本来、インドア派の神木さんが桜田通と渡邊さんを引き連れ、同じくインドア派の佐藤さんを癒やすことができるのか、注目を集めているところだ。大人期の原点『桐島、部活やめるってよ』(2012)少々ヘタレで不器用だが、まっすぐな映画愛を貫く映画部・前田涼也を演じた神木さん。8ミリカメラを回す姿や、独特の走り方、auの“高杉くん”にも通じる運動音痴ぶりなどは、「クラスメイトにいそう!」と思わせる身体表現の豊かさをも証明した。『紙の月』『羊の木』の吉田大八監督のもと、600人以上が参加するワークショップ形式のオーディションから選ばれた橋本愛や仲野太賀(当時は太賀)、松岡茉優、さらにパリコレモデルだった東出昌大らが出演。神木さん自身もリアルに高校3年生で進路について思いをめぐらせる中、1か月以上に及ぶ高知県での合宿生活を通じて生み出された青春群像劇は特別な作品といえるはずだ。二階堂ふみと初共演「連続ドラマW 東野圭吾『変身』」(2014)東野圭吾のベストセラー医療サスペンスを実写化した本作で演じたのは、画家を夢見ながら工場のラインでひたむきに働いていた主人公・成瀬純一。彼はクリスマスイブの夜、結婚指輪を買うために訪れた宝石店で事件に巻き込まれ、世界初となる「生体間脳移植」により一命を取り留める。だが、次第にまるで別人のように、聴覚の過敏さや衝動的な攻撃性を見せるように…。混乱する純一を支える恋人・恵役には二階堂ふみ。最先端医療や社会問題のタブーに斬り込んできたWOWOW連続ドラマWらしい秀逸な1本で、神木さん、二階堂さんの演技力に改めて感嘆。『Little DJ ~小さな恋の物語~』(2007)から神木さんを知る永井琴監督が、2人のラブストーリーとしても描いている点も見逃せない。傑作舞台の映画化『太陽』(2015)ウイルスの蔓延から生き残った人類が、太陽の出ていない夜にしか生きられない「ノクス」と太陽の下で慎ましく暮らす「キュリオ」という対照的なふたつの社会で生きる近未来。とても絵空事とは思えない分断されたムラ社会で、神木さんは抽選で選ばれ、ノクスになることを夢見ている主人公・鉄彦を熱演、傑作舞台を映像化した今作でも“渇望”を身体全体で表現する。門脇麦とのシネマカフェでのインタビューでは、「鉄彦自身、映画の中でまっすぐで純粋な存在であり、大人たちのいざこざや事情を分かっていないまま、必死でもがいてる」とキャラクターを自己分析、その上で「あえて、分からないままに、感じるままに表現しました。ロールプレイングゲームで、何の装備もせずに戦いの旅に出たような気分」と語り、「完成した映画を観て、それでよかったと思いました」とふり返っている。弁護士として学校に帰還「やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる」(2018)やけに弁は立つが、まだ“法廷デビュー”はしていない新米弁護士・田口章太郎が、モンスターペアレントやパワハラ、モラハラ、いじめ、体罰など、学校で起こる出来事に対処する“スクールロイヤー(学校弁護士)”に。これまで数々の学園ドラマに出演してきた神木さんだが、スーツに弁護士バッジを着けた姿で校内にいる姿は実に新鮮。しかも、ときに青くさいほどの正論で崩壊寸前の学校にひそむ闇に立ち向かい、成長していく。膨大なセリフ量を見事にこなす神木さんとよき“コンビ”となる教務主任・三浦を演じるのは、「11人もいる!」で父親役だった田辺誠一。福山雅治と共演!日曜劇場「集団左遷!!」(2019)『ラストレター』で二人一役を演じた福山さんと神木さんが、上司と部下として共演。元・都市銀行員の江波戸哲夫による「新装版 銀行支店長」「集団左遷」を原作にドラマ化。“廃店”候補の蒲田支店に赴任した片岡洋(福山さん)のもとで働くリストラ候補の“ダメ社員集団”のひとりで、ある事件がきっかけでドロップアウトした法人営業一課・滝川晃司を快演。ブルー系を中心にスーツを着こなす姿が眩しい。最初こそ、冷めた目で片岡を見ていた滝川だったが、部下に「何もするな」「頑張るな」とは決して言えない熱すぎる支店長に心動かされ、蒲田支店を盛り上げていくことに。片岡の右腕となる副支店長・真山を、日曜劇場ではおなじみ、福山さんとは大河ドラマ「龍馬伝」以来9年ぶりに共演した香川照之が演じたことも下克上エンターテインメントの温度を上昇させた。落語家で覚醒!?「いだてん~東京オリムピック噺~」(2019)明治、大正、昭和と、その間のオリンピックに関わった人々を描いた大河ドラマ。昭和30年代、ビートたけしが演じる人気落語家・古今亭志ん生の弟子で、架空の人物である“五りん”役を務めた。人気漫画の人気キャラクターや、あるいは刑事、弁護士、銀行マンなど割と堅めの役柄が続いた神木さんが、宮藤作品の常連ら豪華キャストが集った群像劇で、ウザくて明るい若者として爽やかな風(?)を振りまいた。一度は戦争のために中止になった東京オリンピックが1964年についに決定し、五りんは田畑(阿部サダヲ)から東京オリンピックの広告塔に任命されるのだが…。若きころの志ん生(森山未來)と関わりを持ち、金栗四三(中村勘九郎)の弟子である“父”・小松勝を演じたのが、『桐島』で共演していた仲野さんという縁もまた熱い。苦悩を抱えた、ひたむきな青年を熱演『フォルトゥナの瞳』(2019)『僕等がいた』『坂道のアポロン』などで知られる三木孝浩監督のもと、自身初の本格ラブストーリーに挑戦。しかも相手役は、『3月のライオン』で複雑な思いを抱えて反発する義理の姉を演じるなど、4度目の共演にして初めて恋人同士役となった同い年の有村架純。自動車修理工場で誰よりも丁寧に、気持ちを込めて仕事をする彼のひたむきさや、「死が近い人が透けて見える能力」を持つ苦悩を背負って生きている青年は、20代中盤となった神木さんにハマった。2人の幸せそうな姿にはときめかされ、有村さんを愛おしそうに抱きしめる姿には大人びた色気を感じさせた。脇を固める志尊淳、DAIGOらも好演。本作と「いだてん~東京オリムピック噺~」「集団左遷!!」による活躍で、2020エランドール賞「新人賞・TVガイド賞」を受賞(まだ受賞していなかったとは!)。お祝いにかけつけた宮藤さんから「神木くんが80歳になったら、一緒に『やすらぎの郷』みたいなドラマをやりましょうか」との言葉が。それまで「たくさんの役に挑戦して、皆様に感動をお届けできるような表現者、そして、そういう人間になりたいです」と自ら語った言葉を実行していくのだろう。初の池井戸作品「連続ドラマW 鉄の骨」では中堅建設会社の若手社員に「下町ロケット」「空飛ぶタイヤ」などが地上波や劇場映画で映像化される以前から、リアリティのある骨太な描写との好相性で注目を集めていた連続ドラマWの池井戸潤作品。このところ新たな挑戦を続けてきた神木さんが、そんな池井戸作品に満を持して初出演する。演じるのは、中堅建設会社「池松組」で働く入社4年目の主人公・富島平太、奇しくも現在の神木さんと同じ26歳の若手社員だ。建設現場をこよなく愛する実直な平太は、ある日、公共事業などの大口案件の受注を担当し、“談合部”と揶揄される業務部に配属される。談合は“必要悪”という上司やフィクサーたち。平太は自分なりの理想と正義に照らし、会社という組織の中で葛藤しながら突き進んでいく。業務部に異動して仕事の環境がガラリと変わったことで、学生時代からの恋人(土屋太鳳)とギクシャクし始める点も若手社員“あるある”。彼女の相談相手となるハイスペック銀行員(向井理)との三角関係も見どころとなり、内野聖陽や中村獅童、柴田恭兵、石丸幹二、小雪らオールスターキャストと織りなす大人の人間ドラマに期待が高まる。理想と現実の間でもがきつつ、仕事人としてのやりがいを見出していく平太役に臨む神木さんは、例えば、憧れの映画業界に足を踏み入れたものの壁にぶつかる『桐島』前田の“いま”かもしれず、積み上げてきた役柄の集大成にして、新たな第一歩とも受けとることができるはずだ。(text:Reiko Uehara)■関連作品:ラストレター 2020年1月17日より全国東宝系にて公開ⓒ2020「ラストレター」製作委員会フォルトゥナの瞳 2019年2月15日より全国東宝系にて公開Ⓒ2019映画「フォルトゥナの瞳」製作委員会屍人荘の殺人 2019年12月13日より全国東宝系にて公開©2019『屍人荘の殺人』製作委員会
2020年04月14日俳優の山田裕貴と志尊淳が13日、自身のInstagramにて、ライブ配信のコラボを行った。渡辺プロダクションに所属しており、若い頃から暗くをともにしてきた2人。山田がインスタライブを行っていたところに志尊が反応し、近況や昔話などに花を咲かせた。山田が最近買ったという卓球のマイラケットを取り出すと、志尊も「俺もマイラケット持ってるよ。神木のりゅう(神木隆之介)とおそろいのラケット」とマイラケットを持ってきて、2人が遠隔でサーブのフォームを見せ合う。さらに山田がラケットを構え、「絶望への前奏曲(プレリュード)だ」「破滅への輪舞曲(ロンド)だ!」と言い出すと、志尊が「めっちゃテニミュ(ミュージカル『テニスの王子様』)やん!」とツッコミ。志尊が、自身が演じていたキャラの台詞で「もっと飛んでみそ?」と決めて見せると、山田も「向日岳人だ!」と喜ぶ。2人はテーブルテニス(卓球)の構えをしながらも、「めっちゃ術中にハマってるやん」(山田)、「忍足忍足忍足!」(志尊)、「その球、消えるよ?」(山田)、「不二やん!」(志尊)と、『テニスの王子様』名セリフの応酬を行い、志尊が「まだまだだね」と主人公・越前リョーマになりきる場面も。また、志尊が自身が演じていた『烈車戦隊トッキュウジャー』トッキュウ1号のおもちゃを取り出すと、山田も即座に『海賊戦隊ゴーカイジャー』のゴーカイブルーを取り出すなど、自宅ならではのレアな映像でファンを喜ばせていた。
2020年04月13日俳優・佐藤健の公式YouTubeチャンネルで31日、『佐藤健を癒す「TAKERU NO PLAN DRIVE」』の動画が公開され、その中で佐藤が理想の休日について語っている。「TAKERU NO PLAN DRIVE」は、神木隆之介プロデュースによる旅企画。佐藤、神木、桜田通、渡邊圭祐の4人で、ドライブ旅を繰り広げる。今回の動画では、神木の運転で佐藤と2人で出発し、渡邊と桜田をピックアップ、4人でトークを楽しむ様子が収められ、千葉方面へ進むところで終了した。トークの中で、渡邊が「自由におもてなししてくれって。僕は、健さんがやりたい休日を…」と話すと、佐藤は「俺がやりたい休日は、家で1人でゆっくりしたい。たまった録画を見ていたい。家でソファで『テレビ千鳥』をずっと見続けたい」と理想の休日を語った。千鳥・ノブと親交の深い佐藤。神木から「夜はノブさんとご飯行って1日が終わるんだよ」と言われると、「終わる」と認め、「外に出ることマジでない。午前中に外に出るなんて、仕事以外で何年ぶりだろう」と話した。
2020年03月31日俳優のみならず、近年は舞台の出演やMVの監督・プロデュースでも才能を発揮している、神木隆之介さん。アニメーション監督の新海誠監督が“俳優・神木隆之介”の色気について語ってくれました。『天気の子』では青年としての色気に腰が抜けそうに。役者は感情を表現するのに全身を使いますが、神木くんは優しさ、雄々しさ、色っぽさなんかを、声という彼固有の「音」だけで演じることができてしまう。声の持つ情報量が、普通の人よりとても多いのが魅力ですね。芝居の勘が抜群によくて、アニメーション作品に必要な「間合い」や「息芝居」というものを、理屈でも体感でも完璧に把握していると思います。考えることが大好きで、演じることも大好きで、作品も愛している神木くんと仕事をすることは、最高に楽しいですよ。素顔のときは「あなたのことが好きだから、僕は今あなたと話しているんですよ」と思わせてくれる。手のひらの上で踊らされているだけかもしれないけれど(笑)、とても素敵な資質だと思います。宮崎駿監督の『ハウルの動く城』では、マルクルの芝居のあまりの可愛らしさに一観客として悶絶しました。僕が『君の名は。』を監督したときには声の青春感、爽やかさに聞き惚れましたし、『天気の子』では青年としての色気に腰が抜けそうになりました(笑)。これからも声の演技もたくさん聞かせてほしいけれど、あまり他のアニメには出演しないでいてほしいです。嫉妬しそうだから(笑)。しんかい・まことアニメーション監督。2002年、短編作品『ほしのこえ』でデビュー。’16年、神木さんが声優を務めた『君の名は。』が国内外で高い評価を受け、続く『天気の子』も大ヒット。かみき・りゅうのすけ1993年5月19日生まれ、埼玉県出身。近年は舞台の出演やMVの監督・プロデュースでも才能を発揮。最新作『連続ドラマW 鉄の骨』は、4月18日(土)22時よりWOWOWプライムにて放送スタート。全5話・第1話無料放送。ジャケット¥24,000シャツ¥11,800トラウザーズ¥13,800(以上メゾン スペシャル/メゾン スペシャル青山店 TEL:03・6451・1660)※『anan』2020年4月1日号より。写真・ティム・ギャロスタイリスト・百瀬 豪ヘア&メイク・MIZUHO(vitamins)取材、文・兵藤育子(by anan編集部)
2020年03月31日柔和な表情から一転、鋭い眼差しに。これまでに数々の作品で異なる表情を見せてきた俳優・神木隆之介さんがいま目指す色気のカタチに迫ります。奮闘する人が素の表情をふっと見せるとき。「色気がテーマって、(佐藤)健先生じゃなくて僕で本当に大丈夫なんですか!?」開口一番、おどけて場の雰囲気を和やかにしてくれた神木隆之介さん。役者としてすでに成熟した安定感がありながら、作品ごとに新たな魅力を見せてくれる。主役を務める最新作は、池井戸潤さん原作の『連続ドラマW 鉄の骨』。建設業界を舞台にした社会派エンターテインメントで、神木さんは中堅建設会社で働く入社4年目の富島平太を演じている。「会社員の役は以前もやったことがありますが、建設業界は未知の世界なので面白いです。ビルは都会にいたら身近な存在といえますが、自然と目に留まるものもあれば、風景に溶け込んでいてスルーしてしまうものもある。僕らが生活のなかで意識するしないにかかわらず、それぞれのビルにはいろんな思いが詰まっていて、どんな人がどうやって造っているのか、垣間見ることができるんです」建設現場を愛する平太は、仕事にプライドを持つ実直な青年。「人に夢を与えるビルを建てたいっていう情熱があるものの、未熟者なんですよね。序盤のシーンで、下請けの若者が建設現場でタバコをポイ捨てするのを見て、胸ぐらをつかむんですけど、体が先に動いてしまうところがある。彼の主張は正しいのですが、その正しさが畑違いの部署に異動して通用せず、打ち砕かれてしまうんです」異動先は「談合部」と揶揄される業務部で、大規模な公共工事の受注を巡り、社内外の人間が本音と建前を使い分けながら巧妙に駆け引きをしていく。平太の上司で常務取締役を内野聖陽さん、業務部の次長を中村獅童さん、そして談合を仕切るフィクサーを柴田恭兵さんが務め、まさに色気のある大人の演技も見ごたえがある。「内野さんは背中が大きいイメージで、頼りがいがあります。過去に親子役で共演させてもらったのですが、父親的な温かさを持ちつつ、今回は上司としての威厳も兼ね備えています。獅童さんの役は、いろんな問題を乗り越えてきた先輩のかっこよさがあって、平太が困るようなことでも余裕を見せるところに色気を感じます。柴田さんの役はもう…神ですね(笑)。言葉は優しいけど、どういう生き方をしてきたのかが端々に感じられて、とても重みがあるんです」正義は勝つと信じる平太が、こうしたツワモノたちに揉まれながら成長していく物語でもあるのだが、不器用な彼にも奮闘する人ならではの色気がある。「自らの理想と、会社の一員としてやるべきことの間で葛藤して、苦しむんですけど、離れて暮らす母と話すときにふっと見せる寂しさや優しさも彼の魅力のひとつ。仕事では精いっぱい頑張っているんだけど、母親の前では普通の息子なんだなっていうのを感じてもらえたらいいですね」このドラマの顔ぶれだけでも、色気とはひとことで説明しがたい複雑な“何か”であることがわかるが、神木さんが最近ただならぬ色気を感じたという人物が、舞台『キレイ-神様と待ち合わせした女-』で共演した阿部サダヲさん。「普段は優しくて面白くて、ちょっと棘のあるロックな人なんですけど、同じ舞台に立っているとつい目で追ってしまうんですよね。阿部さんが次に何をするのか、共演者みんなが楽しみにしているような感じで、もっと阿部さんの芝居を見たいと思わせてくれる。そういう役者に憧れますね」神木さんにとっては、意外にもこのときが初舞台。役者としてその経験は大きかったようだ。「なんとなくですけど、カメラの前で堂々とできるようになりました。今までは迷いがありましたが、全48公演を完走できたことが自信につながったのかもしれません」色気にも、におい立つくらい濃密なものや、気配のようにそこはかとなく漂うものなどがあるが、神木さんが魅力的に思う色気のイメージを色で例えるなら…。「直感で思い浮かんだのがワインレッド。品のある、マットなワインレッドですね。黒のなかに雷みたいにワインレッドの切れ目が見える、そんなイメージです」役の幅が広がることは武器が増えることであり、それはつまり魅力が増すということなのだろう。コミカルな役からシリアスな役まで振れ幅がどんどん広がっているいまの神木さんは、まさに魅力が増している時期といえる。「実年齢より上の役を演じられるのも、色気があるということなんでしょうね。20歳で大人っぽい色気があったら30歳の役もできるわけだから、やっぱり役者にとって大事なもの。といっても健先生みたいな色気とはジャンルが違いますからね。それぞれの担当部署で僕も頑張ろうと思います(笑)」かみき・りゅうのすけ1993年5月19日生まれ、埼玉県出身。近年は舞台の出演やMVの監督・プロデュースでも才能を発揮。最新作『連続ドラマW 鉄の骨』は、4月18日(土)22時よりWOWOWプライムにて放送スタート。全5話・第1話無料放送。ジャケット¥24,000シャツ¥11,800トラウザーズ¥13,800(以上メゾン スペシャル/メゾン スペシャル青山店 TEL:03・6451・1660)※『anan』2020年4月1日号より。写真・ティム・ギャロスタイリスト・百瀬 豪ヘア&メイク・MIZUHO(vitamins)取材、文・兵藤育子(by anan編集部)
2020年03月28日2月15日・16日に東京・両国国技館にて行われた『15th Anniversary SUPER HANDSOME LIVE「JUMP↑with YOU」』が、早くもBlu-ray化決定。7月10日(金)にリリースされることが分かった。アミューズ若手俳優による恒例のファン感謝祭「ハンサム」。普段は役者として活躍している若手俳優たちが、歌、ダンス、ミュージカル、フィルムなど俳優ならではのエンターテインメントを追求、日頃の想いをありったけの言葉と全力のパフォーマンスで伝えるこのライブ。15周年となった今回は、「恋はつづくよどこまでも」の仁志くん役も話題となった渡邊圭祐、『町田くんの世界』の細田佳央太、甲斐翔真や小関裕太、神木隆之介、桜田通、三浦春馬、水田航生らが登場。次世代を担うフレッシュな顔ぶれに加え、Anniversary Guestとしてこれまでハンサムライブに出演した俳優たちも参加し、伝説のライブになった。ファンからは映像化を強く希望する声が寄せられ、今回そのハンサムライブがディレクターズカット版にてBlu-rayで登場。なお、本日よりオンラインショップ「アスマート」及びHMV・Loppiにて予約発売がスタートした。『15th Anniversary SUPER HANDSOME LIVE「JUMP↑with YOU」』Blu-rayは7月10日(金)リリース。(cinemacafe.net)
2020年03月26日ディズニー&ピクサー最新作『2分の1の魔法』で主人公イアン役を演じる、『スパイダーマン』シリーズで世界中から愛されているトム・ホランド。ピクサー声優を務めることが俳優としての夢の1つだったというトムが、イアンを演じる上で一番大切にしたのは“ダン・スキャンロン監督の世界観を描く手助けをする”ということだったと明かした。大ヒット作『モンスターズ・ユニバーシティ』を手掛けたことで知られるダン・スキャンロン監督。本作は、ダン監督自身がわずか1歳で“父親を亡くした経験”から生まれた物語で、「父に一度だけでもいいから会いたい」という想いから着想を得て製作されていった。ダン監督は「僕の父は僕が1歳の時に亡くなったんだ。小さい頃はいつも父がどんな人だったのか?自分は父に似ているのだろうか?と思いながら生きてきた。それでもし父に1日だけでも会えたら、僕と兄はそこから何を学ぶのか。そんな思いからこのストーリーが生まれたんだよ」と明かし、トムとクリス・プラットにも作品に込めた思いを伝えたそう。そんな監督の思いを知ったトムとクリスは、作品について監督とたくさん話し合う中で、その思いが実現するようにイアン役を務めたいと強く思ったという。「僕もクリスも監督にとって、本作がどれほど大切な作品なのか分かっていた。監督がお父さんを亡くしたという個人的な経験が、このストーリーの核になっているからね」とトム。「だから僕らは何回も作品の重要なメッセージ性や核になる部分を話し合い、できる限り監督の思いが伝わるように演じたいと思ったんだ」と語り、監督の思いを受け止めてイアン役に臨んだ。さらにトムはピクサー映画に出演することは俳優としての夢だったそう。これまで、スタジオジブリ映画『借りぐらしのアリエッティ』の英語版で神木隆之介が演じた翔役に抜擢され、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)版『スパイダーマン』シリーズで主人公のピーター・パーカーことスパイダーマンを演じるなど、ハリウッドスターとして活躍を見せてきたが、トムにとってはジブリ声優やスーパーヒーロー同様に“ピクサー声優”はずっと憧れてきた目標だった。「ピクサー映画の主人公を演じられるなんて、僕にとっては信じられないくらい素晴らしいことだった。俳優なら誰でもアカデミー賞を受賞することやスーパーヒーローを演じることなど目標があると思うが、僕の目標の一つはピクサー映画に出演することだったんだよ。本当に幸運なことだし、夢が叶って本当に嬉しかったんだ」と明かしており、並々ならぬ思いでイアン役に挑んだようだ。『2分の1の魔法』は近日公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:2分の1の魔法 2020年、全国にて公開©2019 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2020年03月13日神木隆之介主演、現代を生きる全ての人へ贈る社会派エンターテインメントドラマ「鉄の骨」。この度、豪華キャストが出演する本作のポスタービジュアルが到着した。ベストセラー作家・池井戸潤の発行部数60万部超えの「鉄の骨」をドラマ化した本作。中堅建設会社の若手社員の奮闘する姿と共に、「談合」は必要悪かをテーマに迫力のある人物描写で描いていく骨太なストーリー。今回到着したポスタービジュアルでは、池井戸原作ドラマ初出演となる神木さん演じる主人公・富島平太をはじめ、平太の上司・尾形総司(内野聖陽)、平太の彼女・野村萌(土屋太鳳)、萌の上司・園田俊一(向井理)、西田吾郎(中村獅童)、三橋萬造(柴田恭兵)、内藤肇(石丸幹二)、柴田理彩(小雪)が光が差し込む中、凛とした真っ直ぐな視線を向ける。また脇には“いまを生きる、すべての人へ捧ぐ。”というキャッチコピーも添えられた。ストーリー中堅建設会社「池松組」入社4年目の若手社員・富島平太(神木隆之介)は、不器用ながらも建設現場を愛する実直な男。そんな平太がある日突然、畑違いの「業務部」へ異動を命じられる。そこは公共事業などの大口案件の受注を担当する「談合部」と揶揄される部署だった。くたびれた顔の部長や、長年業務部に在籍する頼れる先輩、泰然自若とした女性の先輩、池松組を支える切れ者の常務らとともに2000億円規模の公共工事の受注を目指す平太は、やがて談合を取り仕切る業界のフィクサーとの交流を深め、欲望やしがらみを目の当たりにする。談合は“必要悪”なのか――。平太は理想と現実の間でもがきながらも会社の命運を握る仕事にやりがいを見いだしていく。一方、入札は大胆な技術革新に成功した平太たちがリードするが、そこに老練なライバル社の幹部たちが立ちはだかる。さらに、大物政治家の官製談合を追う検察特捜部も動き出し、やがて平太にも捜査の手が伸びる…。連続ドラマW「鉄の骨」は4月18日(土)より毎週土曜日22時~WOWOWプライムにて放送(全5話/第1話無料放送)。(cinemacafe.net)
2020年02月28日池井戸潤の小説を神木隆之介主演でドラマ化する連続ドラマW「鉄の骨」。この度、新たに10名の追加キャストが発表された。中堅建設会社入社4年目の若手社員・富島平太は、不器用ながらも建設現場を愛する実直な男。そんな平太がある日突然、畑違いの業務部へ異動を命じられる。そこは公共事業などの大口案件の受注を担当する「談合部」と揶揄される部署だった。先輩たちと共に2000億円規模の公共工事の受注を目指す平太は、やがて談合を取り仕切る業界のフィクサーとの交流を深め、欲望やしがらみを目の当たりにする。平太は“理想”と“現実”の間でもがきながらも会社の命運を握る仕事にやりがいを見いだしていくが…。本作は、中堅建設会社の若手社員の奮闘する姿と共に「談合」は“必要悪”かをテーマに迫力のある人物描写で描く。神木さんが主人公・富島平太役で池井戸原作ドラマに初参加するほか、共演には内野聖陽、中村獅童、小雪、土屋太鳳、向井理、柴田恭兵、石丸幹二ら豪華俳優陣が決定している。そして今回、新たなキャストが発表。池松組の工事現場所長・永山徹夫役として、「大人計画」の皆川猿時。業務部長・兼松巌夫役を「半沢直樹」の宮川一朗太。創業家の御曹司・松田篤役を「下町ロケット」の木下ほうか。東京地検特捜部の検事・北原慎司役を「空飛ぶタイヤ」「アキラとあきら」にも出演した長谷川朝晴。事務官の嶋野一郎役を「A.B.C-Z」橋本良亮。建設会社「トキタ土建」社長・山本誠司役を「コンフィデンスマンJP」シリーズの小手伸也。猪田組常務・岸原貴之役を、俳優で監督の利重剛。「真延建設」営業部長・長岡昇役を「相棒」シリーズの六角精児。ほかにも、平太の母・八重子を宮崎美子、道路族の大物議員・城山和彦を西岡徳馬が演じる。連続ドラマW「鉄の骨」は4月18日(土)より毎週土曜日22時~WOWOWプライムにて放送(全5話/第1話無料放送)。(cinemacafe.net)
2020年02月14日日本映画テレビプロデューサー協会が選定する「2020年エランドール賞」の授賞式が2月6日(木)、都内で行われ、将来有望な新人俳優に贈られる「新人賞・TVガイド賞」に輝いた神木隆之介、安藤サクラ、横浜流星、清原果耶、吉沢亮、橋本環奈が出席した。神木隆之介「表現者として、たくさんの役に挑戦」「いろいろな作品に出演させていただき、全力を尽くしてくださったスタッフや出演者、家族、同じ方向を向いて歩んでいるマネージャーたち、そして作品を観てくださる方々。皆様に感謝でいっぱいです。これからも表現者として、たくさんの役に挑戦して、皆様に感動をお届けできるような表現者、そして、そういう人間になりたいです。帰ったらすぐお風呂入って。風邪を引かないように、お互い気を付けましょう」授賞式には神木さんが出演した「いだてん~東京オリムピック噺~」の脚本・宮藤官九郎が駆けつけ、「架空の人物を演じてもらい、いろいろ決まってない部分もあったが、神木くんのお芝居を見て(役柄を)膨らませることができた」。そして、「神木くんが80歳になったら、一緒に『やすらぎの郷』みたいなドラマをやりましょうか!」とさらなるタッグに意欲を燃やしていた。安藤サクラ「子育てをしながら『まんぷく』とともに」「すてきな賞をありがとうございます。(『まんぷく』について)まず三十路で子持ちというリスキーな私をヒロインに選んでくださったスタッフの皆様に感謝します。1年間大阪に住んで、子育てをしながら『まんぷく』とともに生活しましたが、その1年が私と家族の人生を豊かにしてくれました。これから大阪の居酒屋で、みんな一緒にお祝いしたいです(笑)。新人という気持ちを忘れず、これからもがんばっていきたいです」授賞式には「まんぷく」の脚本を手がけた福田靖氏が来場し、「安藤サクラさんという、すてきな女優さんを『まんぷく』を通して、日本中の皆さんに知っていただけたことは間違いない!書いていて、楽しかったです。安藤さんと一緒に仕事ができたことは幸せな時間でした」と受賞を祝福した。横浜流星「誠心誠意役と向き合って、いい作品を届けていけるように」「昨年は本当にたくさんの作品や、すてきな方々と出会え、皆さんのおかげでこの賞をいただけたと思っています。まだまだ未熟者ですが、誠心誠意役と向き合って、いい作品を届けていけるよう精進します」「初めて恋をした日に読む話」で共演した深田恭子が駆けつけると、会場はあの2ショット再現に、この日一番の大歓声!さらに2人がハグを交わすと、大きなどよめきと祝福の拍手が沸き起こった。深田さんは「役にストイックにのめり込む流星くんがまぶしくて。いろんな作品で頑張る姿に、『入り込みすぎちゃって大丈夫かな?』と心配していたんですけど、そんな心配も要らないくらい立派に活躍しているので、いまは陰ながら応援しています。また一緒にお仕事できる機会があったらうれしいです」と話していた。清原果耶「どこかの誰かに届くような作品を作っていきたい」「この賞をいただくことができたのはスタッフ、キャストの皆さんが支えてくださったからだと感じています。(1月30日に)18歳になりました。これからも、どこかの誰かに届くような作品を作っていきたいと思います」授賞式には「なつぞら」で共演した岡田将生が花束を手に登場し、「受賞おめでとうございます。『なつぞら』で兄妹役を演じさせていただいたので、兄としてうれしくて、この場にいます。演出側の思惑もあり(笑)、なかなか千遥には会えなくて、その分、会いたくて会いたくて演じていました。おめでとうございます!」と“妹”の栄誉を我がことのように喜んでいた。吉沢亮「吉沢亮の“出ている作品なら、観てみたいな”と思ってもらえるような役者に」「普段から賞をもらおうと思って、仕事しているわけじゃないですが、こうして評価していただけた“証”をもらえるのは、役者としての喜びだと噛みしめております。もっともっと皆さんにワクワクを届けられるような、“吉沢亮の出ている作品なら、観てみたいな”と思ってもらえるような、そんな役者になりたいと思います」授賞式には「なつぞら」の脚本を手がけた大森寿美男が駆けつけたほか、なつ役の広瀬すずからのビデオメッセージも。吉沢さんは「すずちゃん、ありがとう!」と笑顔で応え、「広瀬さんが“なっちゃん”じゃなければ、こんな賞はいただけなかった。大森先生の脚本の力にも、たくさん支えていただけたなと思います」と感謝を示していた。橋本環奈「幼少期から支えてくれた両親に心から感謝」「名誉ある賞をいただき、ありがとうございます。一緒に作品を作ってくださった皆さん、そして幼少期から支えてくれた両親に心から感謝したいです。私が初めて出演させていただいた映画が、2011年に公開された『奇跡』でした。右も左もわからない中、あのとき、女優としてやっていきたいと思いました。刺激をいただき、いまの私が形成された、ここに立つ出発点だと思っています。今後も、無我夢中で作品作りに邁進していきたいです」授賞式には『奇跡』を手がけた是枝裕和監督がお祝いに駆けつけ、「初めて会ったのは、環奈が小学生のとき。今と変わらず、心の中におっさんがいて(笑)。『絶対に成功するから、がんばりな』と言ったのを覚えていますが、自分の目は正しかったですね。環奈については、なんの心配もしていません。おめでとうございます」と全幅の信頼を寄せていた。(text:cinemacafe.net)
2020年02月06日神木隆之介と中川大志が出演する、“意識高すぎ!高杉くん”シリーズのWEBCM「高杉くん細杉くんのカラオケ高得点チャレンジ」篇が公開された。神木さん扮する高杉くんと、中川さん扮する細杉くんが登場する今回の新WEBCMは、今年1月1日からオンエア中の「三太郎」のCMシリーズ「みんな、自由だ」篇で流れている「Half time Old」のカラオケ配信に合わせて2人が大熱唱する映像。自撮りをしながら、「みんな自由だ」を全力で歌い、激しい踊りや合いの手を入れたり、細杉くんの合いの手の入れ方を説明する場面も入っていたり。そして歌い終わると、息を切らしながら採点結果を待つ2人。ところが、画面に出てきた点数の予想外の低さ。しかし、すぐに気持ちを切り替えて、再び全力で歌いはじめる…というストーリー。今回の撮影では、カラオケボックスで神木さんがカメラを持ち、部屋には神木さんと中川さんの2人だけ…と、とてもプライベート感の溢れる仕上がりに。本編で繰り広げられる合いの手の一部は、神木さんのアドリブが採用されているほか、細杉くんの持つ「全部嘘」の紙は、中川さんの直筆なのだそう。細杉くんのキャラクターを意識して、何度も何度も書き直してこの1枚が完成したという。au新WEBCM「高杉くん細杉くんのカラオケ高得点チャレンジ」篇は公式YouTubeチャンネルにて公開中。(cinemacafe.net)
2020年02月04日『Love Letter』『スワロウテイル』『四月物語』『花とアリス』など、数々の名作を世に送り出してきた映画監督・岩井俊二による最新作、『ラストレター』が現在公開中。現代のネット時代にはほとんど見られなくなった“文通”を主題とした、淡く切ないラブストーリーだ。本作は、20年以上ものキャリアの中で、巧みにその時代を切り取りながら、多様な愛の形を表現してきた岩井が、初めて出身地である宮城を舞台に、手紙の行き違いをきっかけに始まったふたつの世代の男女の恋愛と、それぞれの心の再生と成長を描いたオリジナルストーリー。“文通”とあって、名作『Love Letter』を感じさせる世界観の作品でもある。この映画の主人公・岸辺野裕里を演じるのは、松たか子だ。自身初主演映画の『四月物語』以来約21年ぶりの岩井監督作品への出演となり、映画では『小さいおうち』以来、約5年ぶりの主演を務めている。そして裕里の姉・未咲の高校生時代と、未咲の娘(裕里の姪)である遠野鮎美という“母娘”を一人二役で演じるのは広瀬すず。若くしてすでに数々の名匠と共に作品を世に送り出してきた彼女が、ついに岩井組への初参加を果たすことになった。さらに、同級生であった未咲に恋をし、再会を願って同窓会に参加。ひょんなことから裕里と文通を始めることになる乙坂鏡史郎役に福山雅治が扮している。岩井が「この役は福山雅治しかいない」と出演を熱望したことから待望の岩井組初参加が実現したようだ。その他、神木隆之介が高校生時代の鏡史郎役を務め、福山との二人一役を演じ、『天気の子』の森七菜が、松演じる裕里の娘・颯香と高校生時代の裕里の二役を演じ、新人ならではの瑞々しさで作品を彩っている。さらには、庵野秀明、水越けいこ、小室等といったユニークかつ岩井組ならではのキャスティングが実現。また、『Love Letter』の主演コンビである中山美穂と豊川悦司が、ふたり揃って出演している。邦画ファン垂涎の再タッグが、松をはじめ超豪華キャストに加わり、岩井監督と共に、新たな“文通物語”を紡ぎ出しているのだ。今の時代だからこそ、こんな時代だからこそ、“手紙”だからこそ届く想いがある……のかもしれない。そんな珠玉のラブストーリーを、ぜひとも劇場で目撃し、堪能していただきたい。『ラストレター』公開中
2020年01月18日2020年の「エランドール賞」各賞が17日に発表され、新人賞に神木隆之介、安藤サクラ、横浜流星、清原果耶、吉沢亮、橋本環奈が選ばれた。授賞式は、2月6日に都内のホテルで行われる。一般社団法人 日本映画テレビプロデューサー協会が主催する「エランドール賞」は、1年を通して優秀な活躍をした俳優や映画・ドラマなどを表彰するもの。その他の賞は、プロデューサー賞に、映画『翔んで埼玉』の若松央樹氏(フジテレビ)、古郡真也氏(FILM)、NHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』の清水拓哉氏(NHK)、家冨未央氏(同)、大越大士氏(テイクファイブ)。プロデューサー奨励賞に、映画『蜜蜂と遠雷』の石黒裕亮氏(東宝)、TBS系ドラマ『凪のお暇』の中井芳彦氏(TBS)を選出。また、特別賞には、映画『新聞記者』製作チームが選ばれた。
2020年01月17日岩井俊二監督の最新作『ラストレター』は、現在と過去の回想シーンを行き来しながら、手紙の行き違いをきっかけに生まれた2つの世代の恋愛が描かれる。姉・未咲の葬儀の場で、彼女の娘・鮎美(広瀬すず)から、未咲宛ての同窓会の案内を受け取った裕里(松たか子)。姉の死を知らせるために同窓会へ出かけるが、本人だと勘違いされたうえ、初恋の相手である作家の鏡史郎(福山雅治、回想・神木隆之介)と再会。彼が姉を今でも想っていることを知った裕里は、本当のことを言い出せないまま、文通をし始める。作家の鏡史郎を演じる神木さんにお話を伺った。追いかける恋をする役には共感できる。演じていて楽しいです。岩井監督は、“優しい映画を撮る監督さん”という印象でした。実際、『ラストレター』の撮影現場には、優しく、ほんわかした雰囲気が流れていましたね。でも、演技をしていて、不思議な感覚に陥ったんです。それは、森七菜ちゃんのリアクションがすごく自然で、演技じゃなく、リアルタイムのものに感じられたから。か細い声で言う「ごめんなさい…」「ありがとう」みたいなセリフなんて、“人は言うよね、こういうふうに”って思ったし、岩井監督は七菜ちゃんに、何をどうやって伝えたんだろう、と気になりました。そんな現場だったから、僕も生身の相手の感情や動きを捉えて、感じて、返していかなきゃダメだと思い、彼女に身をまかせて、演じるのではなく乙坂鏡史郎その人としてやりました。本番中かどうかよくわからない、夢うつつの状態でお芝居をしている感覚があり、すごく貴重な経験になりました。鏡史郎は、ちょっと小心者だけど、内面は爆発したい人。だけど不器用だから発散の仕方がわからなくて、恋をしても一人で悶えている。そんな彼が、好きな人に想いを伝えるために見つけた方法がラブレターを書くことだったけど、きっと、自分が文章が上手いかどうかなんて関係なく、「これだ」と思い込んでしまったんでしょうね。僕からすると、“あんた、告白するよりラブレターを出すほうが恥ずかしいの、わかってる?”って言いたいけど(笑)。でも、メッセージを送るツールがたくさんある今の時代に、あえて手紙を選ぶのは、すごく素敵ですよね。文字には書く人の考え方や人間性が出るし、相手を思う時間も長いもの。無機質じゃなく、密なものだと思います。恋愛映画では、今作や『フォルトゥナの瞳』のように、恋に落ち、一途に想い続ける役が多いです。その理由ですか?僕自身が追いかけたい側だからかもしれません。好きになってほしい、尽くしたい、笑ってほしいという気持ちに共感できるからやりやすいし、演じていて楽しいです。何度か演じたことで、板についてきたというのもあるかもしれないけど。恋する気持ちは、相手を目で追って表現するようにしています。やっぱり、複数の人がいるのに見ちゃうというのが、相手を好きだとか、興味を持っている証だと思うから。今作には、昔の恋愛や想いを引きずっている人がたくさん登場します。僕、過去の何かに縛られている人の感情って、今にも崩れそうな、繊細なものだと思っているし、そういう部分が垣間見えた瞬間には憂いがあって、すごく魅力的に映るんです。そんな人に憧れます。大人になった鏡史郎(福山雅治)と、彼と同じ女性を愛した阿藤陽市(豊川悦司)の二人もそうですよね。過去を吹っ切れているように見えて、全然そうじゃなくて。その事実に気づいた時の表情は言語化できないほどに美しかったし、そういう表情ができる大人になりたいと思いました。完成した作品を試写会で観て、二人が対峙するシーンは大人の世界だと思いました。いずれは僕も、誰かのことを引きずって、不完全燃焼のまま生きてしまい、“その想いをどうやって思い出に変えるんですか?”と問われるような役をやってみたいです。もちろん、今じゃなくて将来!いつかね!だって、僕はまだ、過去を引きずって、掘り返して、傷んでという経験をしていないし、わからないから。いろいろな経験をして、さまざまな感情を味わって、ヒゲとかが似合うような大人になってから、挑戦できたら嬉しいです。どんなに素晴らしい恋もいずれは変化するもの。学校のヒロイン的な存在である未咲と、彼女に想いを寄せる鏡史郎(回想・神木隆之介)。彼の文才を知った未咲は、この階段のシーンで、とある大事なお願いごとをする。同じ部活に入った鏡史郎に、密かに片想いをしている裕里(回想・森七菜)。彼が姉の未咲に一目惚れしたことを知り、ラブレターを書いて想いを伝えることを提案する。夫の勘違いと嫉妬によってスマホを壊されたことをきっかけに、手紙のやりとりを始めた裕里と鏡史郎。しばらく文通を続けていたが、ある時、鏡史郎が会いにやってくる。©2020「ラストレター」製作委員会かみき・りゅうのすけ1993年5月19日生まれ、埼玉県出身。映画『屍人荘の殺人』が現在、全国公開中。3都市で上演される舞台『キレイ-神様と待ち合わせした女-』に出演している。※『anan』2020年1月15日号より。写真・野呂知功(TRIVAL)スタイリスト・百瀬 豪ヘア&メイク・MIZUHO(vitamins)インタビュー、文・重信 綾(by anan編集部)
2020年01月10日1月17日公開の映画『ラストレター』のレッドカーペットイベント&舞台あいさつが9日、都内で行われ、松たか子、広瀬すず、森七菜、神木隆之介、福山雅治が出席した。『Love Letter』や『スワロウテイル』などを手がけた岩井俊二監督の最新作でオリジナル作品となる本作。岩井監督の出身地でもある宮城を舞台に、手紙の行き違いをきっかけに始まった2つの世代の男女の恋愛と、それぞれの心の再生と成長を描く。レッドカーペットイベントが終わった後に、劇場に場所を試写会前の舞台あいさつに松たか子らキャスト陣が勢揃い。亡くなった姉の代わりに高校の同窓会に参加したことで初恋の相手と再会して文通を始めることになった主人公の岸辺野裕里を演じた松たか子は「岩井さんが描きたかった世界に呼ばれた私たちが、不思議な魔法のような時間を宮城で過ごして撮りました。他にも魅力的な大人や子ども、動物が出てきて、夢のような不思議な心地のする映画になったと思います」とアピールした。岩井作品初参加となった福山は「岩井さんの作品は当然見ていましたし、オファーは素直にうれしかったです。岩井さんの故郷でもある仙台で得難い体験ができました」と満足げで、久しぶりの共演となった相手役の松について「ものすごく話やすい人だなと改めて思いました。ガッツリは初めてでしたが、お芝居もしやすくて、すごい女優さんだと思いました」と絶賛。松も「(福山とのシーンで)密会して内緒話をするシーンがあって、結構長くおしゃべりをしました。カメラが止まっても続けられそうな空気感をたまに感じるんですが、そういうのを福山さんが導いてくれたと思います」と振り返った。福山とは2017年に公開された映画『三度目の殺人』以来の共演となった広瀬すず。本作では裕里の姉・未咲の高校時代と未咲の娘・鮎美の2役を演じている。福山について広瀬は「集中力がすごすぎて、抜け殻状態になりました。(エネルギーを)吸い取られましたね。『三度目』の時とは違う福山さんを見た気がしました」と福山の俳優としてのすごさを感じ取ったという。また、2015年に日本テレビ系で放送されたドラマ『学校のカイダン』以来の共演となった神木隆之介についても触れ、神木から「前回(ドラマ『学校のカイダン』)は僕がすずちゃんを罵る役でした。そこから始まっているから現場では『お姉ちゃん(広瀬アリス)と演技するぐらい恥ずかしい』と言われました」と話すと、広瀬は「ちょっと照れくさい感じがありましたね。リハでまっすぐ見つめ合うのも変な気分で、眉毛の間とか見てました(笑)」と明かしていた。なお、この日出席予定だった岩井俊二監督は、インフルエンザのため欠席した。映画『ラストレター』は、1月17日より全国公開。
2020年01月10日岩井俊二監督が原作・脚本・編集も手がけた最新作『ラストレター』のレッドカーペットイベント&舞台挨拶が1月9日(木)、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで開催され、松たか子、広瀬すず、森七菜、神木隆之介、福山雅治が出席した。予想外の寒さに福山雅治「こんな寒い思いをするとは」『Love Letter』『スワロウテイル』『四月物語』『花とアリス』など、数々の名作を世に送り出してきた岩井監督が、20年以上ものキャリアの中で、初めて出身地である宮城を舞台に、手紙の行き違いをきっかけに始まったふたつの世代の男女の恋愛と、それぞれの心の再生と成長を描いたオリジナルストーリー。2018年7月から岩井監督の故郷である宮城県での撮影が行われた。劇場前の大階段に敷かれたレッドカーペットに登場した福山さんは「1年ほど前、暑い暑い仙台で撮ったんですけど、お披露目でこんな寒い思いをするとは」と、予想外の寒さに苦笑い。それでも「やっとやっと皆さんに見ていただけること、とてもうれしく思います」と映画のお披露目に喜びの声。舞台挨拶では、ストーリーにちなんで「もし時間を戻せるなら?」と質問され、「老眼になる前ですね。ずっと憧れていた腕時計を最近買ったが、文字盤の数字が小さくて見えないんですよ」と照れ笑いを見せていた。神木隆之介、“大先輩のましゃ兄”の高校時代を好演「髪型もいろいろ調べました」熱烈オファーを受けて、岩井作品に初めて出演した福山さんは「最上の言葉でオファーをいただき、本当にうれしかった」とふりかえり、「もともと岩井さんの作品は見ていましたし、どう撮っているかのすごく興味があったので。しかも(岩井監督の)ふるさと仙台でしょ。得難い体験で、うれしい毎日だった」と話していた。一方、神木さんは福山さん扮する小説家の高校時代を演じており「プレッシャーでしたよ。大先輩のましゃ兄ですから、どうしようどうしようって」と回想。それでも、「現場でましゃ兄の画像を検索して、メイクでほくろを足したんです。それに髪型もいろいろ調べました」と役作りのため、徹底リサーチしたのだとか。福山さんが「とても似ているし、神木くんの演技のたまもの」と太鼓判を押すと、神木さんは「おこがましい!めっちゃうれしいです」と大喜びだった。『ラストレター』は2020年1月17日(金)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ラストレター 2020年1月17日より全国東宝系にて公開ⓒ2020「ラストレター」製作委員会
2020年01月09日街ではキラキラとイルミネーションが輝き、おでかけ気分が盛り上がってくるこの季節。冬の寒さを一気に吹き飛ばす見ごたえ十分な冬映画が続々と公開されている。そこで今回は、今年大活躍だった注目の俳優が出演する、ハートを熱くする冬映画を5本紹介!ラブ・ストーリー&ラブ・ドラマ、密室ミステリーに歴史ドラマそしてアニメと、バラエティ豊かなラインアップとなっているので、この冬の映画鑑賞の参考にしてみてはいかが?片寄涼太の「鼻カジ」に悶絶…。『午前0時、キスしに来てよ』みきもと凜による大人気コミックを原作に、「GENERATIONS from EXILE TRIBE」片寄涼太と橋本環奈のW主演で描く『午前0時、キスしに来てよ』。真面目な女子高生・日奈々と芸能人・綾瀬楓が映画の撮影で偶然の出会いを果たし、恋に落ちる。本作は国民的スーパースターと一般JKのリアルシンデレラLOVEストーリーだ。礼儀正しくてピュアな心の持ち主である日奈々に好意を抱き、積極的なアタックで翻弄する楓。片寄さんは、別世界にいるスーパースターながら、素顔は人懐っこい無邪気な青年を好演している。まだ夢みがちな日奈々を相手に「鼻カジ」で将来のキスの予約をしたり、募る想いを抑えきれず思わず「マスク越しのキス」をしたりするなど大胆なアタックも片寄さんが演じると全く嫌味なし!「壁ドン」を超える激甘アプローチの数々にはキュンキュンさせられることだろう。また本作はロマンティック・ストーリーにして、向上心を持つことの大切さを描いた人間的成長のドラマでもある。様々な困難の果てに2人が選択した“運命の恋”の行き先を、しかと見届けよう。小関裕太が、笑顔が素敵な見習い美容師役に!『“隠れビッチ”やってました。』相手のタイプに合わせてモテるテクニックを駆使し、男性を次々と落としていくヒロインの姿を追った『“隠れビッチ”やってました。』。原作はあらいぴろよの10年間にわたる恋愛遍歴をつづったコミックエッセイで、メガホンをとったのは『植物図鑑運命の恋、ひろいました』の三木康一郎監督。清純系女子を装い、3年間で600人もの男性の恋心を手玉にとってきたヒロイン・ひろみ(佐久間由衣)。相手が告白してきたら逃げてしまう(=隠れビッチ)という迷惑極まりない女性だが、そんなひろみが本気で好きになったのが、小関さんふんする気さくで笑顔が素敵な見習い美容師・安藤だ。小関さんはひろみに恋することの素晴らしさを教え、その一方で心の中に爪痕を残す重要な役柄をくったくのない演技で体現している。相手からの好意を求めるも、肉体関係は結ばないひろみ。チヤホヤされて自分の自信をチャージしたいだけだと彼女は言うが、それは自己肯定感が低いことの裏返しでもある。そんな彼女が気づいた本当の幸せとは? ちょっと過激なラブ・ドラマをどうぞ。神木隆之介&中村倫也が絶妙マッチ『屍人荘の殺人』スリリングで刺激的な体験を求める方はこちら。国内主要ミステリー賞4冠に輝いた今村昌弘の小説を原作とする『屍人荘の殺人』は、湖畔のペンション「紫湛荘(しじんそう)」で起こった連続殺人の謎を追った、笑いあり、恐怖ありの奇想天外密室ミステリーだ。神木さんと中村さんは、神紅大学のミステリー愛好会に所属する“迷”探偵コンビ役。神木さんはミステリーオタクなのに推理が当たらない万年助手・葉村譲、そして中村さんは自信マンマンな自称ホームズの明智恭介にふんしている。着眼点は良いのにどこか抜けている“ホームズ&ワトソン”を演じた、2人の息ピッタリのかけあいは絶品なのでお楽しみに。本作のヒロインを務めたのは美人女子大生探偵・剣崎比留子を演じた浜辺美波。そもそも2人が今回の惨劇の舞台となったロックフェス研究会の合宿に参加したのは、比留子に誘われたこときっかけだ。演じた浜辺さんのキュートなコメディエンヌぶりにもご注目あれ!脅迫状から始まった物語は驚愕の結末へ。容疑者は15人、ネタバレ厳禁の衝撃ミステリーをどうぞ。成田凌の名調子に聞き惚れる『カツベン!』サイレント映画がまだ主流だった時代。日本にはスクリーンの脇で、映画の説明&独自の解釈を加えて語る活動弁士(=カツベン)という存在がいた。『カツベン!』はその道のプロを目指した青年の夢と人生をかけた物語。『Shall we ダンス?』の周防正行監督による5年ぶりの最新作だ。成田さんが演じたのはカツベンに憧れる青年・染谷俊太郎役。初主演作となる本作で特殊技能である活動弁士を演じるにあたり、7か月にわたり毎日3時間もの特訓をこなし撮影に臨んだと語っている。これまでいまどきの若者や猟奇的な役柄を演じる機会が多かった成田さん。本作ではニセ弁士として詐欺に加担するも、心を入れ替えてプロのカツベンになるべく必死に取り組む青年を熱演している。黒の背広に身を包み、名調子を披露する成田さんのカツベン姿はかなり新鮮で、思わずドキっとしてしまうはず。また同じくカツベン役にふんした永瀬正敏、高良健吾によるパフォーマンスも見どころだ。豪華俳優陣で織り成すアクション&笑い&涙&ラブがテンコ盛りの極上エンターテインメントをお見逃しなく。北村匠海の“声の演技”に魅了『ぼくらの7日間戦争』宗田理の不朽のベストセラー小説を劇場アニメ化。宮沢りえのスクリーンデビュー作となった実写版『ぼくらの七日間戦争』(1988年)と地続きとなる物語で、30年後の北海道を舞台に“ぼくら”の新たなる戦いを描く『ぼくらの7日間戦争』。北村さんがふんしたのは、歴史好きで心優しい少年・鈴原守役。片想いをしている幼なじみの千代野綾(芳根京子)が一週間後に引っ越しをすることになり、17歳の誕生日をこの地で迎えたいという彼女の望みを叶えてあげようと家出を計画するという役どころだ。悩んだり、躊躇したりと右往左往する守を演じた北村さんの、心情がにじむ見事な声の演技に魅了される。自分たちの言い分ばかりを押し付けてくる大人へのアンチテーゼを描いた前作のスピリットはそのままに、SNSがコミュニケーションインフラとなっている世の中や社会問題にも切り込んだ本作。守たちがタイ人の不法入国者の子どもと出会ったことで、物語は予想外の展開を迎えることに。喜びや悲しみ、様々な経験を積んで “自分らしく生きよう”と決めた彼らの奮闘に乞うご期待。今回紹介した5作品はただいま劇場にて公開中。ますます寒くなるこれからの季節、まずはハートから温めてポカポカの冬を過ごしましょう。《text:足立美由紀》(text:Miyuki Adachi)■関連作品:カツベン! 2019年12月13日より全国にて公開©2019「カツベン!」製作委員会屍人荘の殺人 2019年12月13日より全国東宝系にて公開©2019『屍人荘の殺人』製作委員会“隠れビッチ”やってました。 2019年12月6日より全国にて公開©2019『"隠れビッチ"やってました。』フィルムパートナーズ/光文社午前0時、キスしに来てよ 2019年12月6日より全国にて公開Ⓒ2019映画『午前0時、キスしに来てよ』製作委員会ぼくらの7日間戦争(2019) 2019年12月13日より全国にて公開©2019 宗田理・KADOKAWA/ぼくらの7日間戦争製作委員会
2019年12月28日神木隆之介がベストセラー作家・池井戸潤原作の映像化作品に初出演する、WOWOW連続ドラマW「鉄の骨」。この度、内野聖陽、中村獅童、小雪、土屋太鳳、向井理、柴田恭兵、石丸幹二ら豪華キャストの出演が明らかとなった。池井戸作品がまだ連続ドラマ化されていなかった2009年、WOWOWでは「空飛ぶタイヤ」を映像化、「下町ロケット」「株価暴落」「アキラとあきら」など、数々の池井戸作品をドラマ化してきた。そして本作は、主人公の中堅建築会社の若手社員・富島平太役に神木さんを迎え、談合は“必要悪”かをテーマに迫力のある人物描写で描く。その平太の上司で池松組の常務取締役・尾形総司に扮するのは内野聖陽、業務部次長・西田吾郎役に中村獅童、業務部の柴田理彩役に小雪、平太の彼女で白水銀行に勤める野村萌役に土屋太鳳、萌の上司で融資課・課長代理の園田俊一役に向井理、談合を裏で取り仕切るフィクサー・三橋萬造役に柴田恭兵、そして、官製談合を追う東京地検特捜部・副部長の内藤肇役に石丸幹二ら超豪華オールスターキャストが集結。会社とは、組織とは、守るべき信念とは、そして正義とは?自らの理想と、会社員としての使命の狭間で葛藤する姿を描く本作は、原作刊行から10年たち、コンプライアンスが問われるいまだからこそ響く1作となりそう。内野聖陽(尾形総司 役)なかなか硬派の渋い作品ですが、談合にかかわる男たちの生き様をリアリティーを強く掘り下げて演じていけたらと思っています。中村獅童(西田吾郎 役)今までに会社員の役はあまり演じたことがないのですが、新鮮な建設業界を舞台に、新しい役柄と出会えたことが嬉しいです。また、池井戸さんの作品に出演させていただくのは初めてなので、今回機会をいただけたことはとても有難いです。今から撮影を楽しみにしています土屋太鳳(野村萌 役)池井戸作品は女優としての背中を押していただいた存在ですので「鉄の骨」を機にまた一歩踏み出せたらと思いますし、WOWOWさんの現場に再び参加出来ることも大きな喜びです。キャスト陣の素晴らしさにプレッシャーを感じつつも喜びがはみ出しそう!毒と真実の渦の中で「女性の持つある意味での骨太さ」を表現したいと思います。柴田恭兵(三橋萬造 役)大手ゼネコンの顧問でありながら談合を調整する[三橋萬造]それぞれの利益がからみあうなかやさしさと冷酷さを合わせもつ魅力的な人物です。興奮をおさえながら静かに演じられたらと思っています。内野さん、神木君との初共演、とても楽しみです。石丸幹二(内藤肇 役)池井戸先生はいつも、緻密なリサーチに基づいて、層を重ねるように物語を積み上げていかれます。だから、内も外もリアリティー重視で役作りをせねば、その世界観から弾かれてしまう。これまで、様々な業種の様々な役職を演じて参りましたが、幸いにも身近にその業界のビジネスマンがいて、事前に話を聞くことができました。が、さすがに今回は、周りに東京地検特捜部の人間はいない!さて、どうしたものかと思う日々です。向井理(園田俊一 役)「アキラとあきら」以来の池井戸さん原作。制作陣も同じとあって、またこの組に参加できて光栄です。池井戸さんの作品は元々骨格がしっかりしているだけでなく人間関係や登場人物の描写がとてもリアル。台本を読む時にすでに面白く、出来上がった作品がとても期待できるものです。どのような作品になるか、今から楽しみにしています小雪(柴田理彩 役)初めての池井戸潤さん原作の作品にお声がけいただき嬉しかったです。建設会社の談合問題を取り巻く人間模様、談合は必要悪なのかなど、これまで深く向き合ったことのない問題にこの作品を通して考えさせられました。今から撮影がとても楽しみです。「鉄の骨」是非、皆様にも楽しんでいただけたらと思います。連続ドラマW「鉄の骨」は2020年4月、毎週土曜日22時~WOWOWプライムにて放送予定(全5話/第1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)
2019年12月25日映画『屍人荘の殺人』(12月13日公開)の大ヒット御礼舞台挨拶が23日に都内で行われ、神木隆之介、浜辺美波、中村倫也が登場した。同作は今村昌弘の同名デビュー作を映画化したミステリー作品。大学のミステリー愛好会に所属する自称ホームズとワトソンの葉村譲(神木)と明智恭介(中村)だが、2人の前に現れた剣崎比留子(浜辺)という謎の美人女子大生探偵に誘われ、脅迫状が届いたというロックフェス研究会の合宿へ参加すると、連続殺人が起こる。浜辺演じる比留子のキュンとくるシーンを聞かれた男性陣。神木は「キスさせせあげる……」と吐息まじりに浜辺の真似をし、浜辺は「ひどい」と苦笑する。「キュンキュンするセリフだと思いますよ」とフォローする神木に、浜辺は「あの時よりも舌を鍛えたので。滑舌も! 鍛えました」と自信を見せた。「もう1回聞きたいくらい」という神木の振りに、なぜか「3回言いますね」と早口言葉風に挑戦した浜辺は「キスさせてあげる、キスさせてあげる、キスさせてあげる」と成功。「リベンジしたいくらいですね」と笑顔を見せた。一方、中村は「必要以上にナポリタンを頬張りすぎるところがいいですね。べーさん(浜辺)の根性が出てますし、ギャップが」と褒める。浜辺は「頬張りすぎて喉がつまっちゃったのを助けてくれたのがお二人でして、思い出深いシーンです。息ができなくなって、止めてくださいとも言えないくらい詰まっちゃった、死にかけたところを助けてくれた」としみじみ。「そのあと中村さんが一口大に『このくらいだったらいけるかね』って分けてくれて、フォークにくるくるってしてくれて、助けてもらいましたね」と明かすと、会場のファンからも歓声が起こっていた。また理想のクリスマスプランがトークテーマになると、「ザ・定番プラン」と掲げた浜辺は、「朝起きたらクリスマスプレゼントが、ツリーの下に。クロースから。サンタのクロースから」と独特の表現で周囲を戸惑わせる。「1日なんとなくいろんなことがあって過ごして、真ん中部分は色々あって。夜は、七面鳥が食べたい。洋画とかでよく出てくる、丸鳥一匹。七面鳥の、てかっとした茶色いアレ、見たことないんですよ。だから、アレが見てみたい」と七面鳥を表現し、中村から「全然美味しそうじゃない!」とつっこまれるも意に介さない浜辺。「夜に『ホーム・アローン』を見たい。あれ見たらクリスマスですね~、はい」と締め、「クロース」呼ばわりについては「"サンタ"が一瞬出なかった」と釈明した。
2019年12月23日映画『ラストレター』(2020年1月17日公開)の完成披露試写会が19日に都内で行われ、松たか子、広瀬すず、森七菜、岩井俊二監督が登場した。同作は岩井俊二監督によるオリジナルのラブストーリーで、夫・子供2人と暮らす岸辺野裕里(松)が、姉・未咲の死をきっかけに初恋の人・鏡史郎(福山雅治/神木隆之介)と再会し、そこから始まった手紙の行き違いが姪・鮎美(広瀬)を巻き込んでいく。20年以上のキャリアで熱狂的なファンを生み出してきた岩井監督が、自身の原体験を詰め込んだ集大成として、初めて出身地である宮城でのロケーションで挑む。松の高校時代を演じた森は「実はテレビとかドラマとかを見ながら、松さんのしゃべりかたや仕草を研究しました」と明かし、松はびっくり。「彼女の貴重な時間を私の観察のために使っていただいて、ありがとうございました。個人的に知りたいです」と笑顔を見せる。NODA・MAP『Q:A Night At The Kabuki』でも松と共演した広瀬だが、今作では「あまり一緒のシーンがなくて自由だったというか、一緒に走り回ったりというシーンが多かったので、撮影中はもっとご一緒したかったなという気持ちの方が大きいです」と振り返る。森は「(降谷)凪くんと松さんとみんなで宿題をしらい、ゲームしたりしました。すごく気さくでで優しかったから、犬も一緒に楽しかったです」と撮影中の様子を語った。作品にちなみ、「ずっと恋しているもの」を聞かれたキャスト陣。悩む松&広瀬をよそに、森は「すぐ出てきました。広瀬すずさん」と愛の告白を始める。胸をおさえる広瀬に松がつっこみ、広瀬も松の背中を押すなど、なぜか2人もわちゃわちゃ。森は「お仕事を始める前からずっと好きなんです。お仕事を始める前に『広瀬すずちゃんに会えますか?』と言ったのを覚えていて。『あ〜、5年後とかに会えるかもね』と言われたんですけど、2年でお会いできるなんて思ってなかったですし、何回も作品を見直して、今でも『学校のカイダン』はうちの録画にあります」と熱い思いを明かした。森はさらに「でも、だめと思って。個人的には好きな気持ちは画面には映しちゃいけないと思って、最後まで封印しようと思ったんです。手紙を書いたんですよ。『実は大好きなんです』って。そしたら『知ってたよ』ってお返事くださって」とエピソードを披露。広瀬は「マネージャーさんたち情報で聞いてしまって、お互い人見知りなのに余計にしゃべれなくなってしまって。どきどきしちゃって」と苦笑したが、「お手紙もらって、すっごい綺麗な字で、うれしかったです」と親交を深めている様子だった。
2019年12月19日小説家・今村昌弘のデビューにして、国内主要ミステリー賞を総なめにし、「このミステリーがすごい! 2018年度版」など4冠を達成した『屍人荘の殺人』が映画化され、現在公開中だ。大学のミステリー愛好会に所属する自称ホームズとワトソンの明智恭介(中村倫也) と葉村譲(神木隆之介)が、2人の前に現れた剣崎比留子(浜辺美波)という謎の美人女子大生探偵に誘われ、ロックフェス研究会の合宿で連続殺人に巻き込まれていく。読んだ人が自然と口をつぐみ、ネタバレがあまり出回らない同作の映像化は大きな驚きをもって迎えられたが、映画が完成すると綾辻行人、有栖川有栖ら作家陣も絶賛。今回は同作の主役を務める神木隆之介にインタビューし、作品の面白さについて話を聞いた。○■「普通のミステリーと思ってもらっては困る」――この作品はミステリーですしネタバレ厳禁だと思いますが、その制約の中で面白さを伝えるとしたら、どんな点だと思いますか?原作者の今村さんのお言葉を借りるなら、「イレギュラーさ」です。ミステリーの王道でもあるクローズド・サークル(「吹雪の山荘」「嵐の孤島」など、外界とのつながりを絶たれた状態)があって、さらに、どういう状況になったらパニックになるのか……。もう、「普通のミステリーと思ってもらっちゃ困る」という感じだと思います。「こんなの見たことない」という売り文句はよく聞くと思いますが、本当に本気です! ぜひ期待してほしいです! きっと、原作を知ってらっしゃる方々は「そうだよね」と納得してくださると思います。――ちなみに、神木さんはミステリーに限らず、ネタバレは許せる派ですか? 絶対に許せない派ですか?許します! たとえば僕は『ワンピース』を単行本で集めているんですけど、時々ジャンプで読んでしまいます(笑)。逆に、「どうなってるんだろう?」「こうなるんだ。じゃあどういう過程でこの展開になるんだろう?」という方が、気になるんですよ。積極的に聞きたいです。「どうなった?」って(笑)。――今回は中村さん演じる明智と、浜辺さん演じる剣崎の”W探偵”が登場しますが、神木さんにとって「名探偵」といえば、思い浮かぶのは誰でしょうか?そうですね……やっぱり、『金田一少年の事件簿』の金田一 一。松本潤さんのドラマを見て、子供ながらに、殺され方もトリックもすごく怖かったです。でも、名探偵コナンも好きだなあ。――中村さんとは『3月のライオン』でも共演されていて、その時には撮影中に中村さんが笑わせにかかってくるというお話でした。今回はまた違った雰囲気なんですか?今回は、『3月のライオン』のような毎回のアドリブはないです(笑)。『3月のライオン』の時は、僕が零を演じていたから、笑わせようとしていてくれたみたいで。『屍人荘』では共犯のような空気を感じました。「俺たちが、どうやってしかけていく?」という方向かもしれません。「これくらいやったけど、どうつっこんでくる?」という本番の駆け引きのような……。トモくんが「もっともっと」という目をする時もあって、僕のリアクションを楽しんでいるようなんです。トモくんの演技のスタイルが作品によって違うことを実感して、本当にすごいなと思いました――駆け引きというのは、お二人の掛け合いのシーンで…ということでしょうか?僕がつっこむところで、「どう来るんだろう?」というような楽しい目をして、つっこむと、ちょっと満足そうな目をしたりする。そんな時は「ああ、今のは良かったのか」と思って、アイコンタクトができたことが、楽しかったです。自分から仕掛けていくこともできるし、仕掛けを待つこともできる方なんだなと思いました。――浜辺さんとは初共演ですが、どんな印象でしたか?みーちゃんは、めんま(『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』)ですし、蛇喰さん(『賭ケグルイ』)ですし、咲(『咲-Saki-』)ですし、僕の好きな作品の実写化作品をたくさんやっているので、最初は「蛇喰さんがいる!!」と、ファンのようなテンションでした(笑)。会う前には上品な方だというイメージがあり、僕はみなさんに気楽に話しかけてしまうタイプなので大丈夫かなと思っていたけど、くだらない話にも優しく笑ってくれて。でもいつも上品さを決して失わない方で、10代とは思えないくらい大人っぽくてしっかりしているところは、芝居での信頼感にも通じるところでした。僕とトモくんが場を振り回そうとしているのに、振り回されない頑固さがあったので、役として向き合ってすごく良かったです。――3人の雰囲気が三兄妹っぽくてかわいい! という声もたくさんあるみたいで。3人のシーンから始まったというのもあるかもしれなかいけど、たしかにすごく仲が良いです。トモくんがみーちゃんと共演経験があったので、打ち解けるのが早かったですね。○■佐藤健が隣にいたらワトソンに――今作ではみなさん事件に巻き込まれる展開になりますが、神木さんはもしこういった事件に遭遇したら、探偵タイプ、助手タイプ、どちらですか?一緒にいる人にもよりますけど、佐藤健くんが隣にいたら、完全に助手です。一緒に脱出ゲームに行ったことがあって、「コナンくんかな?」というくらいに頭脳がキレッキレなんです。僕は足でヒントを探して、健くんに提示して、「これは?」「違うと思う」「じゃあこれは?」「そうだね」という感じで、まさにホームズとワトソン(笑)。でも1人だった場合は、ちゃんと考えます。『屍人荘』の中だったら、葉村くんタイプでしょうね。――では作品のように中村さんと浜辺さんが探偵に…。中村倫也は推理しません! 浜辺美波も推理しません!(笑)――そうなんですね(笑)。となると、もし『屍人荘』のキャスト陣が事件に遭ったら、推理するのは…。僕ですね(笑)。トモくんが遊びそうだなあ。みーちゃんは「私はみなさんにおまかせします」と言いそう。でもイケテツさん(池田鉄洋)がいたら、イケテツさんに全投げですよ。名探偵に仕立て上げる。そして最後は犯人に仕立て上げる。――意外な展開で素敵ですね。イケテツさんがいたら、イケテツさんにつきっきりで推理の話をしている気がします(笑)。みーちゃんとトモくんには、「違和感のあるものを色々探してきて」と指示をしているかもしれないです。■神木隆之介1993年5月19日生まれ、埼玉県出身。1999年、ドラマ『グッドニュース』に出演。映画『妖怪大戦争』(05年)で第29回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。近年の出演作に、『桐島、部活やめるってよ』(12年)、『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』、『バクマン。』(15年)、『3月のライオン』(前編・後編)、『フォルトゥナの瞳』(19年)など。公開待機作に映画『ラストレター』(2020年1月17日公開)、ドラマW『鉄の骨』(2020年4月~放送予定)がある。
2019年12月14日映画『屍人荘の殺人』(12月13日公開)の公開初日舞台挨拶が13日に都内で行われ、神木隆之介、浜辺美波、中村倫也、池田鉄洋、木村ひさし監督が登場した。同作は今村昌弘の同名デビュー作を映画化したミステリー作品。大学のミステリー愛好会に所属する自称ホームズとワトソンの葉村譲(神木)と明智恭介(中村)だが、2人の前に現れた剣崎比留子(浜辺)という謎の美人女子大生探偵に誘われ、脅迫状が届いたというロックフェス研究会の合宿へ参加すると、連続殺人が起こる。「令和元年に起こった一大事件」というテーマに答えたキャスト陣。浜辺が「腰」というフリップを掲げ、「腰です。お風呂の途中にちょっと急な用事があって、タオルでちゃんと水を切らずに走ったんですよ」と話し始めると、登壇者たちも「お風呂の途中で急用!?」と驚く。意に介さない浜辺は「小走りしたんです。そしたらアニメみたいに腰から転んで、そこからちょっと調子が悪くて。先日体育座りでずっといるっていう仕事があったんですよ」と話を続け、「体育座りでずっといる仕事!?」とここにも驚くキャスト陣。浜辺は「そこで完全にやってしまいまして、腰を。礼をするとピキッとなるんですよ。これから『あけましておめでとうございます』とかやると思うんですけど、痛い。みなさんよりも挨拶の礼が深いと思います」と苦笑していた。「病院に行ったの?」という質問には「行ってないです」と答え、周囲は「行った方がいい」と正論。浜辺は「整体に行ったんですけど、ちょっと治んなかったです。はい、行きます」と宣言し、一連の話を聞いていた中村は「裸で走り回ってたんだ……」としみじみとしていた。
2019年12月13日映画『屍人荘の殺人』(12月13日公開)の公開初日舞台挨拶が13日に都内で行われ、神木隆之介、浜辺美波、中村倫也、池田鉄洋、木村ひさし監督が登場した。同作は今村昌弘の同名デビュー作を映画化したミステリー作品。大学のミステリー愛好会に所属する自称ホームズとワトソンの葉村譲(神木)と明智恭介(中村)だが、2人の前に現れた剣崎比留子(浜辺)という謎の美人女子大生探偵に誘われ、脅迫状が届いたというロックフェス研究会の合宿へ参加すると、連続殺人が起こる。この日は管理人役の池田が役衣装でMCにも挑戦。神木は「本当に優しい方で、現場で僕らがリクエストをしてもなんでもやってくれるんですよ。踊ってるところを動画で撮りたいと言っても、踊ってくれる優しさ」と明かし、監督・神木による池田のインド映画風ダンス動画がスクリーンで流れることに。さらに浜辺と池田のペアダンスも流され、会場からは「かわいい!」と声が上がる。浜辺は神木の"イケテツいじり"について「今『イケテツさん』って言ってますけど、現場では『鉄洋』って呼んでましたからね」と暴露もした。また、令和元年の事件について質問されると、神木は「ウィル・スミスさんに会えた!」というフリップを掲げ、「朝の情報番組でお会いできて。短い時間だったんですけど、『役者として大事なことはなんですか』とか、いろんな質問をさせていただいて。元気の塊というか、人を明るくする人なんですよね。お会いして本当に元気になって、前向きに生きてこうと思ったんです」と振り返る。ちなみに役者として大事なことは「人の気持ちを理解する。自分の気持ちも出し、相手がどう思ってるのかを常に日常から寄り添っていくこと」という回答だったと語った。さらに神木は「昨日、令和最大の疑問があったんです。すっごい関係ないんですけど、なかやまきんに君っているじゃないですか。君ってついてるから、親しみを込めてると思うと、『君』をとった本名は『なかやまきんに』なんじゃないか」と話し出し、本当に関係ない話題のため客席もざわつく事態に。中村は「ウィルでやめときゃよかったのに!」とつっこみつつ、「ウィルも鍛えてるから……」と謎のフォロー。さらに「"きんにちゃん"の可能性もある。"きんにさん"もいるってことですよね」と話を広げた中村は、「僕もウィル・スミスに会いました。なんかこすったら出てきましたね」と、自身が声優を務めた映画『アラジン』をネタにしていた。池田は中村の様子に「倫也君はこの1〜2年で環境が激変したでしょ。昔の倫也君知ってるから! 本当に大スターになったもんね」としみじみ。池田はさらに昔の中村について「生意気だった! 初対面挨拶しても無視したの。作戦で! 最初ツンできて、のちのちデレでになるんですよ。みんな夢中になってました。おじさんキラーなの。大ファンになっちゃいました」と告白する。中村は「箸にも棒にも引っかからない時期があったもので。でも素敵な先輩に少しでも近づきたいと思った時に、まっすぐ行っても通じないなという時があったので、逆の入り口から入ってやろうと、その結果、僕は覚えていないけど鉄洋さんを無視した」と苦笑していた。
2019年12月13日