俳優の佐藤健と神木隆之介が主演を務める大根仁監督『バクマン。』(10月3日公開)のメインビジュアルが13日、公開された。『モテキ』(2011年)の大根監督がメガホンを取った本作。メインビジュアルは主演の2人にフィーチャーし、「描く。」「ジャンプの頂点へ。」と力強いコピーが並ぶ。それぞれがかざしているイラストは、原作者・小畑健が今回のために描き下ろしたもので、役柄に合わせて佐藤はペン、神木は鉛筆を握る。また、背景の本棚にはこれまでの『ジャンプ』やコミックが並んでいる。原作は、『デスノート』の大場つぐみ×小畑健コンビによる同名コミック。2008年より週刊少年ジャンプに連載され、連載開始と同時に一般読者から業界関係者まで幅広い層から支持を受け、全20巻で累計発行部数1,500万部超の大ヒットを記録した。高い画力がある真城最高(ましろもりたか)とクラスメイトの秀才で漫画原作家志望・高木秋人(たかぎあきと)の高校生コンビが、漫画家を目指していく奮闘劇を描き、最高役を佐藤、秋人役を神木が演じる。最高が恋心を抱くヒロイン・亜豆役には小松菜奈。2人と『ジャンプ』連載をめぐり白熱の戦いを繰り広げる最強のライバルにして天才マンガ家・新妻エイジ役に染谷将太、2人とよき友となる漫画家・福田真太役に桐谷健太、異色系漫画家・平丸一也役に新井浩文、遅咲き漫画家・中井巧朗役を皆川猿時。2人の才能を見抜くジャンプ編集部・服部哲役に山田孝之、そんな2人を陰で見守るジャンプ編集部編集長・佐々木役にリリーフランキー、主人公・最高の叔父で漫画家の川口たろう役に宮藤官九郎といった俳優陣が脇を固める。(C)2015 映画「バクマン。」製作委員会
2015年04月13日佐藤健と神木隆之介を主演に迎え、「デスノート」の大場つぐみ×小畑健コンビの傑作漫画を実写化する映画『バクマン。』。このたび、2015年10月に公開を迎える本作のティザービジュアルが解禁となった。高い絵の才能を持つ、真城最高(サイコー)。巧みな物語を書く、高木秋人(シュージン)。クラスメイトの亜豆美保(アズキ)への恋心をきっかけに、二人はコンビを組み、週刊少年ジャンプの頂きを目指す。編集者・服部に見いだされた最高と秋人。次々と生み出されていく漫画。だがそこに立ちはだかるジャンプ編集部。新進気鋭のライバルたち。そして突如現れ、遥か先を走り始めた若き天才漫画家・新妻エイジ。果たして二人はジャンプの頂点に立つことができるのか――。『モテキ』で日本映画の新たな地平を切り開いた鬼才・大根仁監督がメガホンを握り、週刊少年ジャンプ連載を目指す高校生漫画家(作画担当)・真城最高を佐藤さん、真城とコンビを組む(ストーリー担当)同級生・高木秋人を神木さんが演じる本作。佐藤さん扮する最高が恋心を抱くヒロイン・亜豆役を小松菜奈、最高&秋人と「ジャンプ」連載をめぐり白熱の戦いを繰り広げる最強ライバル、新世代の天才マンガ家・新妻エイジ役に染谷将太が参戦。そのほか最高&秋人コンビの仲間でありライバルとなる漫画家役として、長髪にニット帽がトレードマークの漫画家・福田真太役に桐谷健太、異色系漫画家・平丸一也役に新井浩文、遅咲き漫画家・中井巧朗役に皆川猿時。さらに、最高&秋人の才能を見抜き、2人を支えるジャンプ編集部・服部哲を山田孝之、そんな2人を陰で見守るジャンプ編集部編集長・佐々木役をリリー・フランキー、主人公・最高の叔父で漫画家の川口たろうを宮藤官九郎ら豪華キャストが集結している。メインキャスト陣が発表され、少しずつ全貌が明らかになってきた本作だが、このたび解禁となったのはファン待望のティザービジュアル!主演の2人にフューチャーし、「描く。」、「ジャンプの頂点へ。」と力強いコピーが印象的なビジュアルとなっている。2人が手に持っているイラストはなんと、原作者である小畑氏が今回のために特別に描き下ろしたものだそう。実力派俳優陣が脇を固め、ますます盛り上がりを見せる本作。いったいどのような作品に仕上がるのか?期待は高まるばかりだ。『バクマン。』は10月3日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月13日5月9日公開の映画『脳内ポイズンベリー』の完成披露試写会が8日、東京・文京区のTOKYO DOME CITY HALLで行われ、キャストの真木よう子、西島秀俊、神木隆之介、吉田羊、桜田ひより、浅野和之、古川雄輝、成河と佐藤祐市監督が出席した。水城せとなの同名漫画(集英社刊)を実写化した本作は、アラサー女性のリアルな心情を擬人化して描くラブ・コメディー。年下の早乙女(古川)に恋するいちこ(真木)は、仕事相手の越智(成河)からのアプローチに心が揺れ――というストーリーで、いちこの"脳内メンバー"を西島、神木、吉田、桜田、浅野の5人が演じている。最近はクールな役が多かったという真木は、「楽しかったです。これを機にこういう役をやっていけたら」とコメディエンヌぶりを発揮したようで、「ハチャメチャですごく面白い。笑えます」と胸を張ってアピール。また、自身の思考について、「私の頭の中には、(ポジティブ・石橋役の)神木くんしかいない」と即答して笑わせた真木は、「神木くんを頭の中において、『まぁ、いーや!』って思ってれば何とかなる」と幸せになるための秘けつを語り、会場からは「格好良い~!」と声が飛んだ。一方、西島ら"脳内メンバー"は、真木の頭を模した巨大な舞台装置からが登場し、約1,500人の観客は大歓声。「僕にとっても大事な愛すべき作品。女性には自由に思うがままに生きて欲しい」と話した理性・吉田役の西島は、佐藤監督に、「男からみても可愛い」と突然の告白を受け、「気持ち悪いよ~」と苦笑い。"脳内メンバー"は、毎日一緒に食事をし、しりとりで遊ぶなど和気あいあいとした雰囲気だったそうで、「姉さん(吉田)に『野菜を食べろ』と言われた」と話した神木に、桜田が、「カレーばっかりしか食べないんだもん」と応じるなど、家族のような仲の良さを滲ませていた。
2015年04月09日女優の真木よう子が4月8日(水)、東京都内で行われた人気コミックを実写映画化した『脳内ポイズンベリー』の完成披露試写会に出席した。真木さんは、自身の顔をあしらった実物の約30倍の大きさの舞台装置“メガ真木よう子”がステージ上に登場すると「なんか嫌ですね、これ。恥ずかしい」と冷静に感想を述べつつ、5つの思考が脳内で会議を開くという内容にちなんで、自身の脳内会議について聞かれると「私はあまり会議しないから。うーん、5つの感情が会議をしているというのは……私はしないから」とマイペースを貫き通していた。月9ドラマ「失恋ショコラティエ」などで知られる漫画家・水城せとなによる、人気コミックを実写映画化。この日、真木さんのほかに理性役の西島秀俊、ポジティブ役の神木隆之介、ネガティブ役の吉田羊、衝動役の桜田ひより、記憶役の浅野和之、さらに古川雄輝、成河、佐藤祐市監督が登壇した。自身の性格について真木さんは「神木君しかいないです。ポジティブです。楽観的。何かに詰まったりすると、行きつく先は『ま、いいじゃん!』という風になる。たまにネガティブが登場する事もあるけれど、神木君がどっかりと座っています」と分析。女性が幸せになるアドバイスを求められると「神木君を頭に置いていればいいんじゃないですか?『まあ、いいや』と思えばいい」とプラス思考を勧めながら、司会者から「でも『まあ、いいや』と思っていると、変な男に引っかかって危険では?」と疑問を持たれると「そのときは育てればいいんじゃないですか?」と器の大きさを見せつけていた。『脳内ポイズンベリー』、5月9日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月08日尾田栄一郎氏の人気漫画『ONE PIECE(ワンピース)』(集英社)の世界を体験できるテーマ―パーク「東京ワンピースタワー」が、3月13日に東京タワーフットタウン内にオープンした。『ONE PIECE』の世界観を再現した同テーマパークは、東京タワーを劇中の新世界に存在する断崖絶壁に隔たれた"トンガリ島"に見立て、麦わら一味や彼らののファンが集うアソビ場という設定。東京タワーのフットタウン1階にレストランやカフェ、オフィシャルショップ、3階から5階までの3フロアにアトラクションやライブ・エンターテインメントショー、展示が用意されている。(3~5階はチケットが必要)3階~5階には、ルフィのこれまでの冒険をウォークスルーアトラクションとシアターで再現する「ルフィのエンドレスアドベンチャー」、麦わら一味の海賊船サウザンド・サニー号の内部をチョッパーの案内で見学する「チョッパーのサウザンド・サニー号探検」、3種類のカジノゲームで遊べる「ナミのカジノハウス」、ロビンの助手となってパーク内に隠されたポーネグリフを見つけ出す「ロビンんお古代文字の謎を追え」といったキャラクターにちなんだアトラクションを展開。○4F まんなかフロアオープニングセレモニーで神木隆之介が特にお気に入りだった「ONE PIECE LIVE ATTRACTION」は、麦わら一味と共に冒険する参加型ライブアトラクションで、最新のプロジェクションマッピングも使用されているという。○5F てっぺんフロアほか1階にはビュッフェ形式のレストラン「サンジのおれ様レストラン」とカフェ「Cafe Mugiwara」の2つの飲食店に加え、グッズを販売する「麦わらストア 東京ワンピースタワー店」がオープン。「サンジのおれ様レストラン」では『ルフィが夢見た巨大肉のはちみつ焼き』や『麦わら一味パン』、「Cafe Mugiwara」ではルフィに見立てて3食のソフトクリームを重ねた『ソフトクリーム-ルフィの衣装-』など、キャラクターや作品をモチーフにしたメニューを提供している。そして、「麦わらストア 東京ワンピースタワー店」では既存のグッズに加えて、今回の「東京ワンピースタワー」のために考案されたTシャツや缶バッチ、マスキングテープなどのアイテムを販売されている。○1F いちばんしたフロア3階以上のフロアの入場料は、4歳から12歳までは前売り1,500円、当日1,600円、13歳以上は前売り3,000円、当日3,200円となる。(C)尾田栄一郎/集英社(C)尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション(C)Amusequest Tokyo Tower LLP
2015年03月14日3月13日に東京タワーフットタウン内にオープンした、尾田栄一郎氏の人気漫画『ONE PIECE(ワンピース)』(集英社)の世界を体験できるテーマ―パーク「東京ワンピースタワー」のオープニングセレモニーが12日に行われ、お笑いコンビ・キャイ~ンの天野ひろゆき、神木隆之介、松井愛莉、福田彩乃が登壇した。セレモニーの前には、東京タワー57年間で初となる展望台をジャックして映像上映が行われ、目玉アトラクション「ONE PIECE LIVE ATTRACTION」に出演する麦わらの一味も登場。そのド迫力の映像に神木は「すっごくうれしいです」と興奮気味で、福田も「色彩も『ONE PIECE』の原作の色が再現されていて感動しました」と感無量の様子だった。東京タワーの近くに用意されたセレモニー会場には、劇中でルフィをはじめとした麦わら一味が乗船するサウザンドサニー号を模したステージを用意。ゲストの4人は一足早く「東京ワンピースタワー」を体験してきたこともあり、小さい頃から『ONE PIECE』の大ファンという神木は、内覧時間をギリギリまで使い、アトラクションをすべて体験したという。特に「ONE PIECE LIVE ATTRACTION」には大満足の様子で、神木は「すごく迫力がありまして、原作の戦闘時の効果音などが臨場感たっぷりに再現されていて楽しめました」と目を輝かせていた。4人がそれぞれの野望を「○王に俺はなる!」にかけて発表するコーナーでは、天野はこれまでお笑いとしてがんばってきたので「不動産王」と宣言するも、登壇者全員から総ツッコミ。松井は「健康王」、神木は「片付け王」、福田は「芸能界史上最速のレーサー王」をそれぞれに宣言していた。最後に4人を代表して天野が「『ONE PIECE』という世界中で愛されている作品の魅力がすべて詰まったテーマパークになっているので、ぜひ足を運んでください」とあいさつし、「東京ワンピースタワー」のオープンを祝福した。(C)尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション(C)Amusequest Tokyo Tower LLP
2015年03月13日俳優の神木隆之介と女優の門脇麦が映画『太陽』で共演することが11日、明らかになった。同映画は、劇作家・演出家 前川知大率いる劇団イキウメの舞台を実写化した作品で、夜にしか生きられない進化した人類と、太陽の下で貧しく暮らす旧人類の間で起こる対立と融和を通し、"生きること"の意味を問う近未来ストーリー。バイオテロで人口が激減した二十一世紀初頭。ウィルス感染後も生き残り、抗体をもった新人類が生まれた。彼らは若く健康な肉体と高い知能を長く維持する一方で、紫外線に弱いため太陽光を避けて夜に活動する。彼らは自らを「ノクス」(夜に生きる存在)と呼ぶ。ノクスはウィルスに感染せず生き残った旧人類を「キュリオ」(=骨董)と呼び差別し、社会を掌握していた。神木は、キュリオの貧しい村に生まれ、自分の境遇を呪いながらノクス社会への憧れを隠そうともしない若者・奥寺鉄彦を演じ、門脇はノクスへの反感を糧に村の復興を担おうとする鉄彦の幼馴染・生田結を演じる。『SR サイタマノラッパー』シリーズ、『ジョーカーゲーム』を手がけた入江悠が脚本・監督を務める。神木は「正直一回読んだだけでは、理解出来ないところも多々ありました」と作品の難解な世界観を感じたというが、「読めば読むほど深く考察出来る作品だなと思いました」とし、「鉄彦の周りの環境は恵まれていなかったり、彼自身心の中での葛藤があったと思います。ただ、今いる環境からいかに、自分で一歩を踏み出し、未来を創っていくか。という、希望感というのを消さずに演じました」と撮影を振り返る。門脇も「神木さんは生命力やタフさ、強さ優しさみたいなものがぎゅっと詰まった人だと勝手に思っています。年下なのですがお兄ちゃんのような存在でした」と神木の印象を語った。舞台が近未来という設定のため、特殊メイクを使用し、衣装にも工夫が施されており、門脇は「日に日に日焼けメイクや泥メイク、ボロボロの衣装が馴染んできている自分がいて、食べ物も気にせずこぼせますし居心地がとてもよかったです」とすっかり役に入り込んだ様子だ。遠藤日登思プロデューサーは「主人公、鉄彦と結は複雑で繊細な感情の変化を求められる役です。とにかく演技力が必要とされました。神木隆之介と門脇麦の二人は、同世代の中で、演技力が抜群に秀でているという点で理想のキャスティングだったと思います。2人の競演が実現したことがこの映画の大きなモチベーションとなりました」と起用理由を語っている。映画『太陽』は2016年公開。
2015年02月11日女性を中心に人気を誇るラブストーリーコミックを、榮倉奈々と豊川悦司を迎えて映画化する『娚の一生』。“足キス”で話題となっているが、本作で紫煙をくゆらせ、ロマンスグレーな魅力全開で女性たちのハートを鷲掴みにしているのが、豊川さん扮する52歳独身の大学教授・海江田醇。そんな彼が醸し出す“オトナの男”を目指すべく、本作に出演する個性派俳優・前野朋哉が<海江田醇講座>を開講。このほど、そのシュールかつためになる特別映像がシネマカフェに到着した。まず、前知識を少し--本作は、西炯子原作の人気コミックを『きいろいゾウ』『100回泣くこと』などで知られる廣木隆一監督がメガホンをとり映画化したもの。仕事にも恋にも疲れ、祖母が住む田舎の一軒家に越してきた堂薗つぐみ(榮倉奈々)は、祖母の死に際し、祖母のかつての教え子であったという初老の大学教授・海江田醇(豊川悦司)と出会う。祖母から家の鍵を預かっていたという彼が家の離れに住むことになり、戸惑うつぐみだったが少しずつ惹かれ始めていく…。海江田醇を解析してみると、「眼鏡」「タバコ」というビジュアル面での魅力はもちろん、困った時にはさり気なく助けてくれる「包容力」、積極的にアプローチすることを躊躇わない「強引さ」、時々覗かせる「少年っぽさ」、甘いことも辛いことも、「関西弁」でユーモアを交えてストレートに伝える物言いなど、内も外も大人の魅力たっぷり詰まった、女子総キュンの男性だ。一方、前野さんが演じるのは、つぐみに想いを寄せる二世議員・園田哲志という役どころ。前野さんといえば、大ヒットを記録した『桐島、部活やめるってよ』で神木隆之介の映画オタク仲間役が最も記憶に残っているのではないだろうか?独特の間と挙動不審な動きがなんとも印象的だったが、そんな彼と共に“オトナの男”について学ぶという今回の映像。海江田が放つ劇中での名セリフ「僕と恋愛してみなさい」「恋なので仕方ありませんでした」などを前後編に分けて、リッスン&リピート形式で前野さんと共に練習できるという講座となっている。前野さん自身がその胸キュンセリフを練習するシーンも収められており、後半になると序盤と比べぐっとオトナの男性度が増したような印象も…?<海江田醇講座>前編は2月2日(月)~、後篇は2月9日(月)~配信予定。『娚の一生』は2月14日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:娚の一生 2015年2月14日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 2015 西炯子・小学館/「娚の一生」製作委員会
2015年02月02日「アンリアレイジ(ANREALAGE)」の森永邦彦が来年1月から放送されるNHKスペシャルの新シリーズ「ネクストワールド 私たちの未来」の衣装を担当する。12月2日、東京・江東区の日本科学未来館で記者会見が開催された。5回に渡って放送される「ネクストワールド 私たちの未来」は、ビジネス、医療、娯楽などの分野で日々出現する新しいテクノロジーが生活をどう変えていくのかを紹介するもの。世界の科学者への取材などの最新のドキュメンタリー映像と、コンピューターの進化によって人工知能が人間の脳を上回ると言われている2045年を舞台にした近未来ドラマの2部構成で放送する。神木隆之介が番組ナビゲーターを務め、番組のドラマでの未来の若者役を演じるほか、サカナクションが番組テーマ曲「グッドバイ」リミックスバージョン、アンリアレイジの森永邦彦が衣装デザイン、ライゾマティクスの真鍋大度がテクニカル演出を、それぞれ担当。森永は神木の衣装や、1月3日の第1回「未来はどこまで予測できるのか」の中で登場する、モーションコントロールカメラとAR(拡張現実)による最先端の映像技術とインタラクティブ演出などで2045年のライブパフォーマンスを再現したサカナクションのライブ「ネクストワールド ライブ」の衣装などをデザインする。番組の公式サイトでライゾマティクスが開発した視聴者の好みを学習し、最適なスタイリングやリミックスを提案するA.I.(人工知能)「SYMPHONY」を使った視聴者参加も特徴。「SYMPHONY」が各視聴者の好みを推測しアンリアレイジがデザインしたアバターの服のスタイリングを提案。アバターはバーチャルオーディエンスとして「ネクストワールド ライブ」に参加することが出来る。また、「SYMPHONY」は視聴者の好みを推測しサカナクションによるテーマ曲のリミックスも提案し、テーマ曲はカスタマイズして、より自分の好みにリミックスすることも出来る。森永氏は「これまでに無い服を創り出すチャンス。2045年には装うという意味も変わっていると思う。今回は光をキーワードに、光を纏うようなものになるが、まだどうなるかわからない」とした上で、「サカナクションの衣装は1度作ったことがあるが、今回は全員違うものにするつもり。また、神木さん、サカナクションの衣装とも、新素材を使うだけでなく、ARとインタラクティブ演出によって現在の技術ではまだ出来ない、未来のデザインを表現したい」と話した。第4回「人生はどこまで楽しくなるのか」のドキュメンタリー部分ではアンリアレイジのパリコレクショの様子なども放送される予定だ。また、神木氏は「未来について考えるきっかけになれば」、サカナクションのボーカル山口一郎氏は「音楽はテクノロジーで進化してきたが、未来の音楽がどんなものになるのかを考えきっかけをもらった。音楽は進化しても歌は残ると思う」と挨拶。真鍋氏は「テクニカル演出は現在開発中だが、30年後も感情や感動は残るし、人の手が入らなければ作品は完成しないということは変わらないだろう」と語った。
2014年12月03日佐藤健&神木隆之介の主演で人気コミックを実写映画化する『バクマン。』で、染谷将太がふたりのライバルとなる天才マンガ家・エイジ役を演じていることが発表された。染谷は「今回演じる新妻エイジというキャラクターは、掴みどころがなく突拍子もないところが魅力なんですけど、演じるのは本当に難しい役でした」と語り、CGバトルシーンがあることを明かした。その他の写真映画の原作は、『DEATH NOTE』の大場つぐみ×小畑健のコンビが漫画制作の裏側を描いた同名コミック。高い画力を持った真城最高(佐藤)と、巧みな物語を書く高木秋人(神木)がコンビを組み、週刊少年ジャンプの連載を勝ちとるまでを描く。『モテキ』の大根仁監督がメガホンを執り、佐藤と神木のほか、小松菜奈、桐谷健太、新井浩文、皆川猿時、山田孝之、リリーフランキー、宮藤官九郎という個性豊かなキャストが出演する。劇中で主人公ふたりの前に突然現れ、彼らの遥か前を行く若き天才漫画・エイジを演じる染谷は、「原作のままの感じを残しつつも、エイジのセリフのニュアンスが割りと淡泊で、感情があるようでないような感じなので、猫背でひょこひょこ動いたりしたらおもしろいかなと思って、監督とも相談しながら新たに作っていった部分もありました」と説明。さらに「エイジの演技には、全体的にアクションが多いので本当に苦労しましたね。ペン入れのシーンでは、映画の為に作った特殊なペンを途中で回しながら、擬音を発して、セリフも言わなければならなかったので、結構難しかったですね。擬音はボイスパーカッションと言われましたけど(笑)。CGバトルシーンもあるんですけど、どうなっているのかがすごい楽しみです」と明かし、「人間ドラマは人間ドラマでしっかりとベースにあるんですけど、漫画を描く作業って一見地味だと思われているじゃないですか、それを逆手にとって映像として遊んでいる部分がどれだけ躍動感のあるものになっているのか、本当に作品の完成が楽しみです!」とコメントを寄せている。『バクマン。』2015年全国東宝系にて全国公開
2014年11月17日「デスノート」の大場つぐみ×小畑健コンビの最新傑作漫画を、佐藤健と神木隆之介を主演に迎えて実写化する『バクマン。』。小松菜奈、山田孝之、リリー・フランキーなど個性的な俳優陣が参加する本作から新たにキャストが発表。主人公の佐藤さん&神木さんの最強ライバル天才マンガ家・新妻エイジ役に、『神さまの言うとおり』や『寄生獣』など話題作に引っ張りだこの染谷将太が抜擢された。高い絵の才能を持つ真城最高(佐藤健)。巧みな物語を書く木秋人(神木隆之介)。クラスメイトの亜豆美保(小松菜奈)への恋心をきっかけに2人はコンビを組み、週刊少年ジャンプの頂きを目指す。編集者・服部に見いだされた最高と秋人。次々と生み出されていく漫画。だがそこに立ちはだかるジャンプ編集部と若き天才漫画家・新妻エイジ。果たして2人はジャンプの頂点に立つことができるのか――。『モテキ』の鬼才・大根仁監督がメガホンを握る本作。日本が世界に誇る“MANGA”を通して、彼らの成長・戦い・友情・恋愛と、まさに王道の青春ストーリーが展開する。佐藤さん&神木さんを始め、最高が恋心を抱くヒロイン・亜豆役を小松菜奈、最高&秋人コンビの仲間の漫画家役として、桐谷健太、新井浩文、皆川猿時が集結。さらにジャンプ編集部・服部哲役に山田孝之、編集長・佐々木役にリリーフランキー、最高の叔父に宮藤官九郎と豪華俳優陣が個性豊かなキャラクターを熱演する。そして新世代の天才マンガ家・新妻エイジ役として出演が決まった染谷さんは、これまで数々の難役を演じてきたが、今回の役柄は相当研究した様子。「今回演じる新妻エイジというキャラクターは、掴みどころがなく突拍子もないところが魅力なんですけど、演じるのは本当に難しい役でした。原作のままの感じを残しつつも、エイジのセリフのニュアンスが割りと淡泊で、感情があるようでないような感じなので、猫背でひょこひょこ動いたりしたら面白いかなと思って、監督とも相談しながら新たに作っていった部分もありました」。また、演技についても「エイジの演技には、全体的にアクションが多いので本当に苦労しましたね。ペン入れのシーンでは、映画のために作った特殊なペンを途中で回しながら、擬音を発して、セリフも言わなければならなかったので、結構難しかったです。擬音はボイスパーカッションと言われましたけど(笑)。CGバトルシーンもあるんですけど、どうなっているのかがすごい楽しみです。人間ドラマは人間ドラマでしっかりとベースにあるんですけど、漫画を描く作業って一見地味だと思われているじゃないですか、それを逆手にとって映像として遊んでいる部分がどれだけ躍動感のあるものになっているのか、本当に作品の完成が楽しみです!」とコメント。染谷さんが演じる強烈なキャラクター・新妻エイジはどのように描かれていくのか。近年映画やドラマでの活躍が著しい若手実力派俳優陣が集結し繰り広げる「ジャンプ」連載をめぐる白熱の戦いに注目したい。『バクマン。』は2015年、全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年11月17日映画『神さまの言うとおり』の初日舞台あいさつが15日、都内で行われ、キャストの福士蒼汰、山崎紘菜、優希美青、神木隆之介が出席した。全国公開中の本作は、金城宗幸の同名漫画(講談社刊)を三池崇史監督が実写化したサバイバルホラー作品。突如、ある高校の教壇の上に現れたダルマさんに、頭を吹き飛ばされていく生徒たち。級友が次々と犠牲になる中、生き残った高畑瞬(福士)は、まねき猫、コケシ、シロクマ、マトリョーシカから出題されるデスゲームに挑む――というストーリーで、第9回ローマ映画祭にて、三池監督がマーベリック賞を受賞している。主演の福士は、「本当に新しいエンターテインメント作品。ローマでは、笑いと拍手が起こりました。一人ひとりが楽しんでくれたらうれしいです」と笑顔であいさつ。イベントでは、この日、スケジュールの都合で欠席だった三池監督から、"監督さまの言うとおり"と題したサプライズ指令を実施。ローマ映画祭で、流ちょうな英語とイタリア語を披露した福士は、本作がロシアでも公開されることを受けた"ロシア語でのあいさつ"という無茶ぶりを課せられ、「出来ない! やったことない!」と大慌て。舞台上でロシア語通訳者から指南を受けた福士は、「こんにちは、福士蒼汰です。僕はみなさんのことを愛しています」と見事ロシア語であいさつし、その俳優魂を見せつけた。また、"福士への告白"というミッションを課せられた山崎は、撮影中の感謝の言葉を述べつつ、「ストレッチしてたら、『あのさ、何かキモイよね』って言われた。謝って欲しい……。あと、漫画返して!」と怒りのエピソードを暴露。「修羅場だね~」と苦笑いする神木らが見守る中、福士は「誠に申し訳ないと思っております」と平身低頭していた。一方、NHKの連続テレビ小説『あまちゃん』のGMT47メンバーとして福士と共演したことがある優希には、"福島弁でPR"というお題が出題。「おら、おっかねぇのは苦手だけんども、感動もすっぺ」と照れ笑いを浮かべる優希に、思わず、「じぇじぇ!」と名セリフを吐いた福士は、「久し振りに、懐かしいヤツやっちゃった~(笑)。東北弁は、やっぱり可愛いですね~」とニヤけ顔を浮かべていた。
2014年11月16日映画『神さまの言うとおり』が11月15日(土)に公開を迎え、主演の福士蒼汰を始め、山崎紘菜、優希美青、神木隆之介が揃って舞台挨拶に登壇した。理不尽な殺人ゲームに投げ込まれた高校生たちが生き残るべく、知力と体力を駆使してゲームに挑んでいくさまをスリリングに描き出す。この日、三池崇史監督は残念ながら欠席となりビデオメッセージでの登壇となったが、このビデオの中で「神さまの言うとおり」ならぬ「監督の言うとおり」というゲームの開始を宣言!監督の指示に従い一人ずつ“課題”をこなし、観客に認められないと舞台挨拶は終わらないと宣告する。最初に課題に挑んだのは神木さん。劇中、普段の神木さんのイメージとかけ離れた冷酷な青年・天谷を演じたが、三池監督から「天谷の好きな決めゼリフを生で披露して」という指令を受け、神木さんは役になりきって「オレたちは仲間だろ?なぁ、高畑」というセリフを披露。一瞬の沈黙ののちに大きな拍手が沸き起こり、神木さんはホッとした表情を見せた。続く優希さんは、福島県出身でNHKの連続テレビ小説「あまちゃん」でも“小野寺ちゃん”の役で東北出身のアイドルを演じて注目を集めたが、三池監督の指令は「福島弁で映画をPRせよ」というもの。優希さんは「公の場で福島弁で話すのは初めて…。ドキドキします」と緊張した面持ちを見せつつ、かわいらしい福島弁でキュートに映画をアピールし、これには会場のみならず福士さんや神木さんからも「かわいい!」との声が。同じく「あまちゃん」組の福士さんは衝動を抑えきれず(?)、東北弁で応戦し「じぇじぇじぇ!」を披露。会場は爆笑と拍手に包まれ、福士さんも「懐かしいやつ、やっちゃった(笑)。かわいいですねぇ」と15歳の優希さんにメロメロだった。山崎さんは、三池監督から「福士蒼汰への思いを“告白”せよ」との指令を受け、意を決して「3つあります」と通告。一つ目は現場で積極的に話しかけてくれたことへの感謝、二つ目はインタビュー取材時のさりげないフォローへの感謝と、いい流れで来たが、三つ目に「撮影中にストレッチしながら立っていたら、福士さんに『あのさ、なんかさ、キモいよね』と言われました。すごくショックでした!謝ってほしい!」と福士さんの中傷への謝罪を要求。さらに「あと、貸した漫画返してください!」となぜか公の場で貸した漫画の返還も求めた。神木さんが「修羅場だね(笑)」と言うほど福士さんはうろたえていたが、やがて「誠に申し訳ないと思ってます。すいません(笑)」と謝罪。「福士蒼汰に『キモい』って言われた私はどうしたらいいの(苦笑)!」と怒り心頭だった山崎さんも、「スッキリしました。もう言わないでください」と謝罪を受け入れて和解した。この時点で福士さんはどっと疲れた顔で「もう(課題を)やった気分」とボヤいていたが、最後に三池監督から課された課題は、イタリアのローマ映画祭の時に披露したイタリア語…ではなく、なんと「ロシア語で挨拶して」という無茶ぶり!そのためにわざわざ、ロシア人の通訳まで用意され、作戦会議の後に福士さんはその場で覚えたという自己紹介と「みなさんを愛してます」というロシア語を披露し、無事全員ゲームをクリア。「撮影本番の時より緊張した…」という声が苦笑交じりに聞こえてくるほど、登壇陣にとって苦労の多い晴れの初日舞台挨拶となった。なお、福士さんが懸命にロシア語を披露したから…ではないが、本作がロシアで配給されることも正式に発表された。『神さまの言うとおり』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:神さまの言うとおり 2014年11月15日より全国東宝系にて公開(C) 2014「神さまの言うとおり」製作委員会
2014年11月15日10月31日はハロウィンでしたが、みなさんは家族やお友達とどう楽しまれたでしょうか。東京の街は、仮装した人々で大変な盛り上がりを見せ、ハロウィンがすっかり日本にもお馴染みになったことを感じさせていました。私はこの夜、ちょっと特別なパーティに参加してきました。それは、森アーツセンターギャラリーにて2014年11月1日(土)~2015年1月4日(日)まで開催される「ティム・バートンの世界 THE WORLD OF TIM BURTON」のオープニングを祝う前夜祭。題して、「Veuve Clicquot Yelloween with The World of Tim Burton」です。主催したのは、世界的なシャンパンブランドのヴーヴ・クリコ。バートン監督と、高いクリエイティビティを共有する同ブランドが、同展と夢のコラボレーションを果たしたのです。19時から六本木ヒルズ森タワー52FのMADO LOUNGEでスタートしたパーティには、ティム・バートン監督本人も登場。場内が大きく盛り上がる中、「今日はパーティなので、みなさんも“TRICK or TREAT”を言って楽しんでいってください。今日は素敵なハロウィンパーティーにしましょう」と挨拶。会場には監督のほか夏木マリさん、板谷由夏さん、仲里依紗さん、神木隆之介さん、アーティストの清川あさみさんらも駆けつけ、祝いの夜に花を添えました。このパーティのドレスコードは“Butterfly”。メインホールやバーカウンターなどにも黄色のバタフライが宙を舞っているかのような装飾が。来場者は、バタフライをかたどったリストバンドをゲストパスとして身につけました。もちろん、蝶々をモチーフにしたドレスやアクセサリーを身に纏ったり、パンプキンカラーを取り入れたファッションを楽しんだり、ハロウィンムード×ティム・バートンテイストたっぷりのちょっとホラーっぽい仮装をしたゲストたちもいっぱい。DJ KOOさんの音楽を聴きながら、ヴーヴ・クリコ・イエローラベルで満たされたグラスを片手に、おしゃべりを楽しみ、展覧会のオープニングを祝う一夜に酔いしれました。21時からは、パーティのゲストたちが展覧会の内覧へ。映画好きなら断然気になる展覧会ですが、『シザーハンズ』『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』『チャーリーとチョコレート工場』『アリス・イン・ワンダーランド』など、数々の名作を手掛けた映画界の奇才、ティム・バートンの頭の中を覗いるかのよう。彼がディズニースタジオ所属時代のものを含め、これまでに制作した油絵、スケッチ、デッサン、未公開映像作品、オブジェなど日本初公開となる約500点の作品が展示されているのですから見逃せません。2009年11月には、「Tim Burton展」がニューヨーク近代美術館(MoMA)にて開催され、総来場者数80万人以上、同館史上3番目の入場者数を記録しています。今回日本で開催されているのは、「ティム・バートンの世界」と名称を変更し、新たな作品などを加えて再構築されたもの。2014年3月のプラハを皮切りに世界を巡る新たな展覧会としてスタートした世界で話題のイベントを、お見逃しなく!★「Veuve Clicquot Yellow Bar」と名づけたバーカウンターは、同展覧会とコラボした限定デザインの「ヴーヴ・クリコ イエローラベル」が、マドラウンジでのみ楽しめる趣向。この「Veuve Clicquot Yellow Bar」は12月25日(木)までオープンしています。(text:June Makiguchi)
2014年11月08日モエ・ヘネシー・ディアジオ(MHD)は10月31日、「ヴーヴ・クリコ(Veuve Clicquot)」のハロウィンパーティー「Veuve Clicquot Yelloween with The World of Tim Burton」を東京・六本木ヒルズ森タワー52階のレストラン「マドラウンジ(MADO LOUNGE)」にて開催した。毎年恒例の本パーティーはヴーヴ・クリコのブランドカラーである“Yellow”と“Halloween”を掛け合わせた名で世界各国で開催されている。今年は、11月1日よりスタートした「ティム・バートンの世界」展とコラボレーションを行い、特別な限定デザインボトルの「ヴーヴ・クリコ イエローラベル」をグラス及びボトルの販売にて提供。更に、スペシャルゲストとしてティム・バートン本人を迎えた。同じくゲストとして招かれた、TRFのリーダーを務めるDJ KOOと共にステージに現れたティム。DJ KOOとじゃれ合うお茶目な姿を見せ会場を沸かせた。また、夏木マリ、神木隆之介、仲里依紗、清川あさみなど多くの芸能関係者も来場。会場は『アリス・イン・ワンダーランド』のハートの女王、『ティム・バートンのコープスブライド』のエミリーなどティムにちなんだ華やかで風雅な仮装をした参加者達大勢でにぎわった。DJ KOOは「ティム・バートンのナイトメアー・ビフォア・クリスマス」の挿入曲や、TRFのヒット曲「サバイバル ダンス」などを披露し一夜限りのハロウィンナイトを盛大に盛り上げた。
2014年11月05日三池崇史監督の最新作『神さまの言うとおり』の完成披露試写会が11月4日に都内で行われ、三池監督をはじめ、和装に身を包んだ主演の福士蒼汰、共演する山崎紘菜、神木隆之介、染谷将太、優希美青とともに、映画のキーとなる“ダルマ”を模した巨大バルーンが登場。高さは2.5メートル、幅が2.3メートル。制作費500万円を投じ、1カ月で完成したバルーンだが「お披露目は今日限り」(関係者)だといい、福士も驚きの表情だった。その他の写真金城宗幸(原作)、藤村緋二(作画)による同名人気コミックを映画化した本作は、平凡な日々をおくる高校生たちの前に、不気味なダルマや招き猫、コケシ、シロクマ、マトリョーシカらが現れ、命をかけたサバイバルゲームが仕掛けられる。第9回ローマ国際映画祭コンペティション部門(ガラ部門)に出品され、10月18日(現地時間)にワールドプレミア上映され、「ローマの皆さんからスタンディングオベーションをいただき、変な気持ちでしたね。でもこんなちっぽけな自分に拍手してもらい、存在意義を見つけたなと思った」(福士)、「映画の完成と、その映画をローマの皆さんと共有できた喜びで涙が出そうになった」(山崎)と現地での様子を振り返った。また、三池監督は同映画祭で特別賞にあたるマーベリック賞を受賞し、「ツイ・ハークやウォルター・ヒルなど、変わり者がもらう賞だから嬉しいですよ。ローマのお客さんは笑って観ていたが、究極の一生懸命はやはり笑えちゃう」と話していた。染谷は『悪の教典』以来の三池組で、「一年中血まみれ(笑)。またも血の海に飛び込んだが、楽しかったです」。一方、神木が三池監督の作品に出演するのは、『妖怪大戦争』以来10年ぶりで、「当時と変わらぬ熱い熱い演技指導で、安心して現場を過ごせた」と感謝を述べていた。現在15歳の優希は、この日が人生初めての着物だといい「大人になった気持ちです」とはにかんだ。『神さまの言うとおり』11月15日(土)全国東宝系にて公開取材・文・写真:内田 涼
2014年11月04日俳優の福士蒼汰が11月4日(火)、都内で行われた主演作『神さまの言うとおり』の完成披露試写会に和装で登場。共演する山崎紘菜から「何を着てもキマっている」と褒められると、「だろうなと思った(笑)」とドヤ顔。その直後に「いやいや…」と照れ笑いを見せた。この日は福士さん&山崎さんに加えて、神木隆之介、染谷将太、優希美青という豪華キャストが勢揃いし、会場には熱心な女性ファンが殺到!この日が同作の日本初披露とあって、全員が和装姿を披露し、ステージに登場するなり大歓声を浴びていた。平凡な日常を過ごしていたはずの高校生が、何の前触れも無く「命を賭けた謎のゲーム」へ巻き込まれる不条理を描いたサスペンスアクション。逃げ出すことはできず、突如として過酷な状況に立たされた彼らの運命は?シリーズ累計220万部を突破する金城宗幸(原作)、 藤村緋二(作画)による同名人気コミックを映画化した。第9回ローマ国際映画祭「コンペティション部門(ガラ部門)」に出品され、10月18日(現地時間)にワールドプレミアを実施。グロテスクな描写も多分に含んでいるものの、ローマの観客からは爆笑が起こったそうで、福士さんは「そういう見方もできるんだなって驚きましたね。映画が終わると、スタンディングオベーションをいただき、変な気持ちでしたが(笑)、世界から見たらちっぽけな自分の存在意義を見つけることができた」と現地の貴重な体験を語っていた。また、福士さんとともに現地入りした山崎さんは「映画の完成と、その映画をローマの皆さんと共有できる喜びで、涙が出そうになりました」と感激した様子。三池崇史監督は、現地で特別賞である「マーベリック賞」を手にし、「この映画が描くのは究極の一生懸命。それを笑えるのは、ローマの人たちが映画の楽しみ方を知っているから」と話していた。『悪の教典』以来となる三池監督のタッグに、染谷さんは「一年中、血まみれ(笑)。またも血の海に飛び込んで…、楽しかったです」と手応え十分。一方、神木さんは『妖怪大戦争』以来、なんと10年ぶりに三池監督の作品に出演して、「当時と変わらぬ、熱い熱い演技指導で、安心して現場に臨めた。感謝しています」と感無量の表情だった。R15指定を受ける本作に出演した優希さんは、現在15歳でギリギリ鑑賞可能!実際に作品を観て「怖い映画は苦手ですが、感動して涙が出てしまった」とコメント。これに対し、三池監督は「オレにも15歳だった時代があるんだよなあ」と遠い目でしみじみしていた。『神さまの言うとおり』は11月15日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:神さまの言うとおり 2014年11月15日より全国東宝系にて公開(C) 2014「神さまの言うとおり」製作委員会
2014年11月04日第9回ローマ国際映画祭でコンペティション部門(ガラ部門)に出品された映画『神さまの言うとおり』(11月15日公開)のワールドプレミアイベントが18日(現地時間)、イタリア・ローマで開催され、主演の福士蒼汰、ヒロインの山崎紘菜、三池崇史監督が出席した。同作は、衝撃的な展開と圧倒的な緊張感でファンを増やしているシリーズ累計270万部突破の同名コミック(原作: 金城宗幸、絵: 藤村緋ニ)が原作。『悪の教典』『藁の楯』『土竜の唄』と大ヒット作品を手がけてきた三池崇史がメガホンを取り、福士、山崎のほか、染谷将太、優希美青、大森南朋、リリー・フランキー、神木隆之介らが出演する。ローマ国際映画祭は、2006年にローマ市全面協力のもとスタートした。これまでニコール・キッドマンやジョージ・クルーニーといった世界的な映画スターも参加するなど国際色豊かであることに加え、一般市民が審査を行うことも特徴の1つ。三池監督は『悪の教典』『土竜の唄』に続き3度目の出品となる。主演の福士とヒロインの山崎は18日の公式上映に合わせて現地ローマ入り。映画祭の前には、朝早くから「コロッセオ」や「パンテオン」などローマ各地の名所を回った。40を超える海外媒体が集まったフォトコールには、三池監督、福士、山崎とそろって参加。公式記者会見では、福士、山崎ともにイタリア語であいさつし、英語でのスピーチも披露した。上映前のレッドカーペットアライバルにも大勢のギャラリーが詰めかけた。三池監督は「伊」と書かれた緑のダルマ、山崎は「制」と書かれた白のダルマ、福士は「覇」と書かれた赤のダルマを持参するなど、作品にも登場するダルマをイタリアカラーにアレンジしてさりげなくアピール。山崎はタイトなミニスカートに背中が大きく開いた黒のドレスで観客を魅了した。ワールドプレミア上映では、1,000人を超える観客がキャスト・監督と共に映画を鑑賞。会場からは笑いや驚きなどのリアクションが見受けられ、上映後は約4分間に及ぶスタンディングオベーションが贈られた。ワールドプレミア上映を終えた福士は、「スタンディングオベーションの景色を見て、人生でこんなこと体験したことがないので、どうしていいのか分からなかったのですが、こうしてみなさんに受け入れてもらえて本当にうれしいです」と喜びを表し、「ローマ国際映画祭に参加できたこと、レッドカーペットを歩くことができたことを監督に感謝しています」と締めくくった。一方の山崎は「スタンディングオベーションは本当に夢のような瞬間でした。今日、私も初めて映画を観て、ひとつの作品が出来上がる喜びとそれをイタリアの方々と共感できる喜びを味わえて本当に幸せでした」とコメント。三池監督は「映画の都、イタリアの映画はいろんな意味で歴史がありますからそのローマで受け入れられたという事は自信にもなります」と話した。また、既成のジャンルにとらわれず、映画の新たな可能性を切り開いていく作品を作っている監督に贈られるマーヴェリック賞の受賞について、三池監督は「今までやってきた過去に対してもらった賞だと思うのですが、自分にとってはこれからより気合入れていけよっていう勇気をもらった気がしています。映画を作って映画に助けられていると実感しました。ありがたいですね」と喜び、「マルコ(映画祭ディレクター)からより過激に映画を撮っていけというメッセージをもらったと思っています」と意気込みを見せた。(C)2014「神さまの言うとおり」製作委員会
2014年10月20日福士蒼汰、神木隆之介、山崎紘菜と最旬俳優を迎え、鬼才・三池崇史監督が大人気コミックを原作に映画化する『神さまの言うとおり』。10月18日(現地時間)、イタリアの首都ローマにて開催中の「第9回ローマ国際映画祭」(10月25日まで開催)のコンペティション部門(ガラ部門)にて世界最速のワールドプレミア上映が行われ、福士さんと山崎さん、さらに三池監督が現地入りし喝采を浴びた。物語は、平凡な日常を過ごしていたはずの高校生・高畑瞬が、何の前触れも無く「命を賭けた謎のゲーム」へ巻き込まれる超不条理サスペンスを描いたもの。逃げ出すことはできず、突如として不条理な状況に立たされた学生たちが、己の運命に立ち向かっていく…。主演の福士さんとヒロインの山崎さんはそろって国際映画祭へは初参加となった。三池監督を含めた3人が出席した「ローマ国際映画祭」は、ローマ市全面協力のもと2006年に始まった映画祭。これまでニコール・キッドマンやジョージ・クルーニーなど世界的な映画スターも参加するなどインターナショナル色が豊かであることに加え、一般市民が審査を行う市民参加型の映画祭であることが特色だ。この日、福士さんと山崎さんは映画祭の前に、朝早からローマ各地の名所を巡った。「コロッセオ」や「パンテオン」「サンタンジェロ城」などの観光名所を回り、中でも福士さんは以前から行きたいと話していた「真実の口」に感動。「口の中に手を入れたりして、たくさんのスタッフとも盛り上がり、すごくいい思い出になった」と上機嫌。一方の山崎さんは、「スペイン広場」でイタリアンカラーの3色ジェラートを手に「オードリーヘップバーンになった気分」とご満悦の様子だった。午後からは映画祭本番。40を超える海外メディアが集まったフォトコールに登場し、嵐のようなフラッシュを浴び、その後行われた公式記者会見では福士さんが途中、「I’m excited!」と感情を露わにする一幕もあり、海外ならではの雰囲気を存分に楽しんだようだ。そして19時過ぎから行われたワールドプレミア上映では、福士さんらと共に1,000人を超える観客が映画を鑑賞。上映終了後には、およそ4分間にもおよぶスタンディングオベーションが贈られた。上映後に感想を聞いてみると、福士さんは「スタンディングオベーションの景色を見て、人生でこんなこと体験したことがないので、どうしていいのか分からなかったのですが、こうしてみなさんに受け入れてもらえて本当に嬉しいです。役者としてもっとやりたいという気持ちが沸き起こってくる舞台でした。本編も初めてイタリアの方々と一緒に観たのですが、もう予想外。こんなに笑いが起こるなんて。僕もすごく楽しめました。今回に作品は“大笑い”できる作品なんだと思いました。ローマ国際映画祭に参加できたこと、レッドカーペットを歩くことができたこと監督に感謝しています」と最後まで興奮冷めやらぬといった様子。一方の山崎さんも「スタンディングオベーションは本当に夢のような瞬間でした。今日、私も初めて映画を観て、ひとつの作品が出来上がる喜びとそれをイタリアの方々と共感できる喜びを味わえて本当に幸せでした。イタリアの方々は本当に温かいですね。またこのローマ国際映画祭に役者として来ることができたらいいなと思いました。本当に会場で観たあの景色は一生忘れられないし、嬉しくて涙がでそうになりました」と感極まっていた。『神さまの言うとおり』は11月15日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月20日大場つぐみ×小畑健コンビの人気漫画を原作に、佐藤健と神木隆之介をメインキャストに迎え実写化される映画『バクマン。』。このほど、宮藤官九郎、山田孝之、リリー・フランキーの3人が、変人・奇人たちが跳梁跋扈する本作の中でも、一際異才を放つ超個性派キャラクターに抜擢されたことが発表された。『モテキ』の鬼才・大根仁監督がメガホンを握る本作。主人公となるのは、「週刊少年ジャンプ」連載を目指す高校生漫画家で作画担当の真城最高(佐藤健)と、その同級生でストーリー担当の高木秋人(神木隆之介)。日本が世界に誇る“MANGA”を通して、彼らの成長・戦い・友情・恋愛と、まさに王道の青春ストーリーが展開する。今回明らかとなった新キャスト3人が演じるは、本作のキーパソンとも言うべき重要な役どころ。山田さんは最高&秋人の才能を見抜き、2人を支えるジャンプ編集部・服部哲役、リリーさんはそんな2人を陰で見守るジャンプ編集部編集長・佐々木役に、そして宮藤さんは主人公・最高が漫画家を目指すきっかけとなった、叔父で漫画家の川口たろう役に。今回の抜擢を受け、3人からはコメントも寄せられている。■山田孝之(服部哲役)「服部は、感情がとても静かに、でも大きく変化するキャラクターです。最初、作品を持ち込んできた最高と秋人の2人の作品に対して、編集者として大して思い入れもなく、そっけない冷たい感じになっていますが、そこから徐々に彼らの作品が認められていくことを自分のことのように喜ぶようになっていきます。才能を秘めた2人の漫画家と一緒に成長していく喜びに加え、自分の担当ではない天才漫画家“新妻エイジ”という存在に対するライバル心が服部にもあって、より2人と共に頑張ろうという気持ちを強くしていったんだと思います。演じるにあたっては、感情の変化を物語の序盤から終盤に掛けて表情や口調などで微妙なニュアンスをつけるよう心掛けました。また、実際にジャンプ編集部に見学に行かせてもらって、服部のイメージを持った編集部の方と喋ったり、他の方と喋っている様子を観察するなどして、編集者の目線の置き方や間などを自分なりに参考にしました。今回、面白い原作を、共演してみたかった俳優陣と大根監督と一緒に仕事ができて本当に良かったです」■リリー・フランキー(佐々木編集長役)「僕が演じた佐々木は、最高と秋人の2人が成長していく過程を、ジャンプの編集長として見守っていく役どころ。実際にジャンプの編集長や編集部の方にもお会いしたときに感じた、独特の『修羅場をくぐり抜けてきた感』というか、どこか血の気が少し抜けているような雰囲気を出せるよう心がけました。それから細かな部分ですけど、編集長だからといって偉そうにしすぎない、かといって軽すぎない、2人に対してあんまり優しすぎないようにとか、演じる上でそのあたりのバランスもなかなか難しかったですね。あと僕は編集部にいるシーンが多いので、なるべく編集会議のところが面白くなればいいなと思いましたね。みんなとワイワイやって悪ふざけが通用するようなシーンって、あそこぐらいしかないんじゃないかと思って(笑)。完成した映画は、原作の魅力をリアルに描き出している作品になっていると思います」■宮藤官九郎(川口たろう役)「僕、漫画家や作家、あと死んじゃう役が多いんですけど、そういう意味では今回、得意中の得意の役どころだったので、いかに生命力の無さの引き出しをいっぱい持っているかを見せたいなと思って演じました(笑)。漫画家役は、2度目なんですけど、漫画を描く手元は違う人がやるんだろなって思っていたんですけど、基本は自分で描くという事だったので、練習はすごくやりましたね。撮影現場では、漫画家役を演じるよりも、漫画をひたすら一生懸命描いている時の方が、きっとより漫画家に見えているんだろうなと思って、なるべく今本番だとか意識しないように心掛けて演じてました。川口たろうという人は、不器用な感じで漫画しかないままの一生だったんですけど、自分なりの美学を持って生きていた人なんだろうと思います。漫画家も作家も、物を作っていくという所では共通する部分があるので、演じていてそういうところは好きでしたし、自分でもそうありたいなって思います。映画『バクマン。』是非、ご覧ください!!」そのほかのにも、これまでに小松菜奈(ヒロイン・亜豆役)、桐谷健太(漫画家・福田真太役)、新井浩文(漫画家・平丸一也役)、皆川猿時(漫画家・中井巧朗役)らの出演が発表されている。『バクマン。』は2015年、全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月11日福士蒼汰と三池崇史監督が初タッグを組んだ映画『神さまの言うとおり』で、前田敦子、トミーズ雅、ダチョウ倶楽部、山崎努らが声の出演を務めることが発表された。その他の写真本作は、平凡な高校生が突然“命を賭けた謎のゲーム”に巻き込まれ、生き残りをかけて立ち向かう姿を描くサバイバル・サスペンス。福士のほか、山崎紘菜、神木隆之介、優希美青、染谷将太が出演する。このほど発表された声優陣は、高校生たちを死のゲームに誘う不気味なキャラクターを演じる。前田は猫なで声で甘えながら生徒を無慈悲に丸呑みするツンデレまねき猫を演じ、「自分の中での最大限の甘えを出せたと思います」と自信を見せた。また“だるまさんが転んだ”で動いた生徒の首を容赦なく弾き飛ばす恐怖のダルマをトミーズ雅、“カ~ゴメカゴメ、後ろの正面だ~あれ”で殺しを楽しむサイコパスなコケシたちをダチョウ倶楽部、スノーボードで現れ軽いノリで生徒を圧殺する狂気のシロクマを山崎が務める。三池監督は「こんな組み合わせ見たことないぞという、バラエティに富んだものを目指しました。皆さん各分野でNo.1の方々なので、真ん中でバランスをとるのではなく、いろいろエッジを利かせて、総合するとバランスが取れているイメージです。水と油をガーっと振って、混ざって、そして分離する、そんな一瞬を映像の中に押し込める。ライブ感、再現性の無さを大事にしました」とコメントを寄せている。さらに、本作の予告編にクイーンの『ボヘミアン・ラプソディ』がイメージソングとして使用されることが決定した。予告編は11日(土)より本作の上映劇場でのみ観ることができる。『神さまの言うとおり』11月15日(土)全国東宝系にて公開
2014年10月10日●宗次郎の「笑顔」をあえて制限映画『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』がヒットを続けている。8月1日公開の京都大火編は50億円、9月13日公開の伝説の最期編は25億円を超える興行収入を記録し、2012年に公開された前作の30億円を含めると、3部作で100億円突破という大ヒットシリーズとなった。前作から2年を経て製作された今作は、原作でも人気の高かった京都編をベースに、"殺さず"の誓いを立てた緋村剣心(佐藤健)と宿敵・志々雄真実(藤原竜也)との壮絶な闘いが描かれている。前編と後編の剣心はまるで別人。その変化と成長、そして迫力を伝える上で、重要な役を担っているのが、神木隆之介が演じた瀬田宗次郎だ。前編と後編で1度ずつ剣を交えるのは、この2人だけ。互いに「本気を出していなかった」と語る前編。後編では、自身と役柄、現実と非現実が交錯するような、異空間とも言える圧巻の剣劇を繰り広げている。瀬田宗次郎――その存在が、さらに志々雄真実という悪の化身を色濃く浮かび上がらせている。配役が発表された時、神木を「ハマり役」と判断した人は少なくなかったはず。しかし、外見だけでなく、彼は内面から微笑の1つに至るまで宗次郎を徹底的に作り上げた。原作との出会いで心を奪われ、前作が公開されて以降は続編を待ちわびていた神木。念願の役を射止めてた結果、「探究心の底がない」という役者にとっては愉悦の瞬間が待っていた。子役から約15年、役者道を歩み続けてきた彼が最も虜になった"瀬田宗次郎"を、語り尽くした。――それではまず、瀬田宗次郎に憧れを抱くようになったきっかけを教えてください。原作とは本屋さんでたまたま出会いました。読み進めていく中で、最初の頃の瀬田は「剣心の味方になるのかな」という印象でしたが、敵か味方か分からないような不思議な魅力をもったカリスマ性のあるキャラクターだと感じました。そして、「縮地はやい!」って驚いて(笑)。そうやってワクワクしながら、一読者として読んでいたのですが、ある日、実写映画の撮影がはじまったと聞いて。その時から、頑張れば宗次郎に近づいて続編に出られるかもしれないと勝手に思い込んでいました(笑)。『るろうに剣心』は僕らより上の世代が全盛期だと思うのですが、僕の周りではあまり話題に出ることはありませんでした。剣心演じる佐藤健くん。同じ事務所で会う機会も多いので、僕が抱いている思いを受け取ってくれると思って、本人の目の前で縮地を披露したんですけどまさか「ああ…いいじゃん…」って呆れられるとは(笑)。でも、ずっと「瀬田宗次郎が好き」という思いを貫き、今回やらせていただくことになって幸せです。――「頑張れば宗次郎に近づく」の"頑張る"は、具体的に何を頑張るということなのでしょうか。自分が勝手に役作りをしていたら、引き寄せられるかもしれないと思って。実際にそうなったので、奇跡です(笑)。初めてといっても過言ではないアクション。半年間ずっと練習をしてきて、やっぱり宗次郎が好きだから、よりハードルを上げて臨みました。しかも、前作から出ている(佐藤)健くんを、今回は新月村で一度倒さなければいけません。剣心以上に強くなければいけない、うまく立ち回らなければいけないということを意識して、追求していきました。健くんを脅かす存在でいたいと思いながら、ひたすら殺陣をやりました。宗次郎が何を経験して今の闘いのスタイルになっていったのか。『伝説の最期編』で描かれる"宗次郎の崩壊"も大切なシーンでした。あとは、ちょっとした一言でも周囲の人物との関係性が作られるので、一言一言気にしながらしゃべっていました。志々雄さんとのやりとりで、「弁償以外なら何なりと」と答えるシーンがあるのですが、ここは前々から大友監督に言わせてくださいとお願いしていたセリフでした。台本では「はい」と答えるだけ。僕は原作を読んで「弁償以外なら何なりと」という言葉が一番印象的でした。その一言で、十本刀の中でも宗次郎と志々雄はそんなことも言える関係性なんだということが分かります。そうやって一言一言、セリフを考えながら演じていました。――喜怒哀楽の「楽」以外の感情が欠落している宗次郎。本作では人物背景があまり描かれませんが、演じる上ではどのようなことを心がけたのでしょうか。笑うべき時に笑うということは、すごく大事にしていました。新月村で戦っている時も、剣心の「何がおかしいんだ」に「おかしくないですよ」と答えますが、無意識な表情で笑うにはどうしたらいいのかというのを考えていました。ずっと笑ってしまうとリアリティがありません。宗次郎のシンボルでもある「笑顔」をあえて制限をし、出すべき時に理由を付けて出していく。そこは今回気をつけたところでした。――それは原作から導き出した方法でしょうか。それとも監督と話し合っていく中で見えてきたのか。両方ですね。最初に自分で作っていき、監督とも話し合いました。監督が「時々ふっと笑うけど悲しそうな雰囲気を出せたらいいよね」とおっしゃっていたのですが、いつも笑っているのもおかしいので、あいさつをして振り返る時にカメラに映るか映らないかのところで笑顔を消したり。きっと、リアルはこういうふうになるんだろうなと思い、意識していました。優しい狂気…そういう矛盾を表現できたらいいなと思って演じていました。●共感した、志々雄の教え「強ければ生き、弱ければ死ぬ」――本作で緋村剣心と刀を2度交えるのは瀬田宗次郎だけです。それぞれ前編と後編で1回ずつ。剣心の成長ぶり、そして真の実力を伝えるためにも瀬田宗次郎はとても重要な役どころでした。前編と後編で変化をつけたところ、工夫などがあれば教えてください。『伝説の最期編』の方が「本気で殺しに行っている」雰囲気を出すことは意識していました。ただ、『京都大火編』のシーンから少し撮影の期間が空いて、アクション練習もすることができたので、自分自身もその間に成長できていたんじゃないかなと思います。実際に映画を観ていて、あれっ、こんなに早かったっけって(笑)。お互い闘志剥き出しではあったのですが、静かな中での殺意と闘志。そして、負けない自信。でも、ちょっと薄く笑っている。健くんも『京都大火編』は「準備運動です」って言うと思います(笑)。――先ほどの話にもありましたが、『伝説の最期編』には瀬田宗次郎の人格が崩壊してしまうシーンがあります。精神的にも負担になる撮影だったと想像しますが、いかがですか。大変でしたね。でも、どうやって崩壊していくかは自分の中で決めていました。動きはアニメとほぼ同じです。のけ反りながら頭を抑えて、叫び出して、床に頭を叩きつける。暗くてあまり映っていませんでしたけど(笑)。リハーサルの段階からやってしまいました。大友さんだからこそできることなんですけど、だからこそ怖さもあります。大友組でのリハーサルはプレゼンテーションみたいな感じなんです。「じゃあいくよ! はい!」って(笑)。でも、それがすごく楽しい。自分でプランニングする能力もつくと思いますし。ただ、いかにそのプレゼンテーションをうまくいくようにするかではなくて、いかに大友さんに喜んでもらえるかは意識しています。「いいねそれ!」って言ってもらえるかどうかが勝負。でも、そうやってモチベーションを高く保てるのは監督のおかげなんです。本当に素敵な方だなと思います。――瀬田宗次郎という心の闇を抱えているキャラクターに関してはどのような印象を抱いていますか。闇を持っているキャラクターはいいですよね(笑)。どこかが欠落していて。人間もそうだと思いますし、僕もそういう部分を持っていたいなと思います。その方が自分に興味が湧きますよね。一瞬はぞっとするかもしれませんけど、自分のそういう一面に気づくとおもしろいなと感じてしまうんです。ベースとして自分自身は「つまらない」というイメージ。でも普通です。明るい21歳(笑)。学生時代は学級委員長もやっていましたし(笑)。だけど、そういう面もありつつも、一人でいる時に「こいつすっごく欠落してるな」という部分も両極端で持ってたいなと思います。なおかつ、それらをすべて把握していて自由にコントロールできる状態になったら。どれだけ楽しいんだろうと(笑)。だからこそ、宗次郎を演じるのは本当に楽しかったです。こういう場もそうですけどいろいろな人の考え方や役を通して、いろいろ勉強させていただいているなと思います。自分の考える手段というか、幅が広がっていければいいなと考えながらそれぞれの役と向き合って。そして、何よりもこの仕事は役柄のいろいろな人間性に触れることができるのが楽しい。役の考えにどっぷり浸かる。逆にどっぷりつかっていないと、相手の人がどう出てくるのか分かりません。浸かってないと反射的に出ないんですよね。例えば「ありがとう」というセリフも、相手がつぶやくような口調だった場合、それが予想していないことでも素で返してはダメなんです。その役の考えを通して反応しなければならない。そうやって役の考え方に近づくいていくことは、すごく楽しいなと思います。そう思うようになったのは…高校を卒業してくらいからですね。社会人になったから、きちんとしなきゃと。中学の後半頃は自分があまりよく分かってないというか、どう振る舞えばいいのか分からなくなっていたんです。おそらく、誰もが通る道だと思うのですが、マネージャーさんに「ありのままでいいよ」と言われたのが、すごく楽になるきっかけでした。舞台あいさつとか苦手で緊張してよく噛むのですが、それは良いことを言おうとするからだと。自分の言葉であれば簡単な言葉でもいい。そのままでいいんだよと言ってくださったことは、自分にとってすごく大きなことでした。――志々雄真実が瀬田宗次郎への教えとして「強ければ生き、弱ければ死ぬ」という言葉を伝えます。神木さん自身としてはどう思いますか?世の中、案外そうだと思います。勝つか、負けるかの残酷な世界。スポーツの世界もそうですよね。どれだけ惜しい試合をしても、結局は勝者と敗者でしかない。それを敗者はどう受け入れて次へ進むか。勝者は自惚れることなく次に行き、その上で、理想なのは敗者と勝者が仲良くなること。ただ、世の中のいろいろなことが数値化されて順位付けされることもそうですけど、結局は勝ち負け。プラスかマイナスか。そこに道徳的なところが重なり、その3つのバランスが大切なんだと思います。――芸能界もその「弱肉強食」の世界だと思います。やはり、神木さんもそれを肌で感じるわけですね。オーディションもそうですけど、いくら頑張っても、あっさりと1次審査で落ちることもたくさんあります。ただ、「運」も大切で(笑)。90%が勝ち負けだとしたら、運が10%という感じでしょうか。芸能界だけではなくて、会社もそうですよね。だから、志々雄さんの言葉はあながち間違いではないなと。――ご自身で大切にしていたり、心がけている言葉はありますか。「実るほど、頭を垂れる稲穂かな」です。――すんなりとその言葉が出るのはすごいですね。母の教えです(笑)。これまで生きてきて、やっぱり、立派な人ほど腰が低いのかなと思います。中井貴一さんや福山雅治さん…いろいろな先輩方を見ていてもそういうことなのかなと思います。僕はまだまだですけど、もっと歳を重ねても人を尊敬できるような人間になっていたい。自分の考えも少しは主張しながら、そういう"人を敬うこと"は忘れないで生きていきたいです。――それでは最後に。神木さんにとって今回の『るろうに剣心』はどのような作品ですか。僕にとっての「夢」の作品。夢の中にいたような(笑)。自分の愛したキャラクターはここまでも追求したくなるのかと。「探究心の底がない」というひと時を味わうことができました。監督、共演者とスタッフの方々。振り返ってみても、すべてが良い環境で撮影ができたんだなと思います。■プロフィール神木隆之介1993年5月19日生まれ。埼玉県出身。1999年にドラマ『グッドニュース』(TBS系)で俳優デビュー。映画『妖怪大戦争』(05年)で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し、その後も『SPEC』シリーズ、『桐島、部活やめるってよ』(12年)、CX「家族ゲーム」(13年)、WOWOW「変身」(14年)などに出演。『サマーウォーズ』(09年)、『借りぐらしのアリエッティ』(10年)など声の出演でも高い評価を得ている。現在、『神さまの言うとおり』(11月15日公開)、『バクマン。』(15年)の公開を控えている。
2014年09月28日今日から話題の映画『るろうに剣心京都大火編/伝説の最期編』が公開!ストーリーはもちろんですが、女性としては主演の佐藤健さんをはじめとする男性キャラクターに注目したいところですよね。佐藤さんに江口洋介さん、伊勢谷友介さん、福山雅治さん……イケメン揃いの中で、あなたが最も惹かれるのはどの男性キャラですか?『るろうに剣心』に登場する男性キャラから、「あなたの恋愛願望」を探っていきます!≪好きなキャラでわかる恋愛願望≫以下の6人から、一番好きなキャラを選んでください。原作ではなく、実写版映画のキャラをイメージしていただければと思います。■緋村剣心(佐藤健さん)■斎藤一(江口洋介さん)■志々雄真実(藤原竜也さん)■瀬田宗次郎(神木隆之介さん)■四乃森蒼紫(伊勢谷友介さん)■比古清十郎(福山雅治さん)選びましたか?それでは1人ずつ見ていきましょう。■緋村剣心(佐藤健さん)→恋人の全てを把握していたい主人公・剣心は、かつて“人斬り抜刀斎”と呼ばれた伝説の剣客ながら、剣を置いた今はのほほんとしたキャラの男性。普段のおとぼけな雰囲気と大切な人を守る凛々しい姿…ヒロイン・薫のために戦うシーンには、ときめく方も多いのでは?そんな剣心に惹かれる人は彼氏の交友関係や過去の恋愛、黒歴史など、彼が積極的に話したがらないことまで全部知りたがるタイプ。根掘り葉掘り聞いたり、携帯をチェックしたりするとトラブルの元になりがちなので、気をつけて!■斎藤一(江口洋介さん)→好きな人にとことん尽くしたい新撰組の残党で剣心のライバルでもある斎藤一は、そのクールさで女子のハートをわしづかみ!しかもただ冷たいのではなく、その奥には「悪は斬る」という信念がメラメラと燃えています。作品では江口さんが持つ男の渋みが、キャラのイメージとみごとにマッチ!でも、彼は女性にはあまり興味がないみたい。斎藤に惹かれるのは、苦しむとわかっていても「彼に尽くしたい」と願う世話焼きで一途な女性と言えそうです。■志々雄真実(藤原竜也さん)→Sっぽい男に振り回されたい今作での剣心の最大の敵・志々雄は、全身を包帯で覆った異様な姿の男。顔は見えないながら、藤原さんの妖しげでキレのある演技を堪能できるキャラでもあります。無能な人間は仲間でも切り捨てる。そんな冷酷さを持つ志々雄に惹かれる女性は、ちょっとMっぽいタイプかも。Sっ気のある男性に振り回されるような恋をしたいと思っているのでは?■瀬田宗次郎(神木隆之介さん)→年下男子を甘やかしたい虐待されていた過去を持つ宗次郎は、いつもはニコニコしていて本当にキュート!そのかわいさに癒される一方、一度キレたら手がつけられない部分にも神木くんならではの魅力を感じます。深く傷ついている彼の姿を見て、「守ってあげたい」と思った女性のみなさんは、年下男子に弱いタイプなのではないでしょうか。母性本能をくすぐる宗次郎みたいな男の子を甘やかすような恋愛をしてしまうかも。■四乃森蒼紫(伊勢谷友介さん)→多忙な男性を陰で支えたい『るろうに剣心』の原作でも、一・二を争う美形キャラの四乃森。映画でも、原作ファンの期待を裏切ることなく、伊勢谷さんが美貌の四乃森を演じています。時折見せる苦痛の表情さえもカッコいい!自分の目標にひた進む彼に惹かれる女性は、“耐える女”と言えそう。仕事人間の彼を支え、一人前の男に仕立て上げたい、なんて思っていたりするのでは?■比古清十郎(福山雅治さん)→余裕のある男性と大人の恋がしたい剣心の師匠・清十郎は、剣心を「バカ弟子」と言いつつ、いつも気にかけている情に厚い男性。原作では40代とは思えない細マッチョっぷりが人気でした。映画では福山さんが演じることで、清十郎の魅力がさらにアップ!年を重ねながらも剣心に負けることのなかった清十郎に惹かれる女性は、落ち着いた雰囲気の“大人な男”が大好き。「この人、余裕があっていいな」「精神年齢が高いな」と感じたら、すぐにでもアプローチしたくなるのでは?いかがでしたか?今回ご紹介した6人のキャラクターは、それぞれ個性豊かで、魅力的な男性ばかり。「こんなステキな人、現実にはいないよね……」なんて諦めず、あなたの願望に合った男性を探してみてくださいね!(文=三浦由子)こんな恋になりやすい!あなたの男運鑑定【無料占い】
2014年09月13日佐藤健・主演の人気シリーズ、その完結編二部作の後編『るろうに剣心 伝説の最期編』。そんな国内のみならず、フィリピンでも大ヒットスタートを切った本作の3種類のTVスポット映像がこのほど解禁された。前編『京都大火編』で、日本征服を狙う志々雄真実(藤原竜也)を止めるどころか、その配下である瀬田宗次郎(神木隆之介)に逆刃刀を折られてしまった緋村剣心(佐藤健)。神谷薫(武井咲)ら愛する者たちの命が危機にさらされ、最大の窮地に立った剣心は、志々雄一派に打ち勝つために壮絶な道を選ぶのだが…。8月1日に封切られた前編『京都大火編』は、公開後2日間で43万3,346人を動員し、興行収入5億9,223万円を記録、強豪ひしめく夏休みシーズンで初登場堂々1位となった。8月26日(火)時点では、興行収入はすでに39億円を突破している。今回、到着したのは3種類のTVスポット。佐藤さんの盟友として知られる「ONE OK ROCK」が書き下ろした主題歌に乗せて剣心と薫の関係がドラマティックに描かれる「ロマンス編」。方治を演じる滝藤賢一がテンション高く剣心の「伝説の最期だ!」と嘲け笑う「最期編」。剣心と福山雅治が演じる比古清十郎が対峙する「真実編」。クライマックスに向けて、3つの方向から切り取られた『るろうに剣心 伝説の最期編』。果たしてどんな結末を迎えるのか?『るろうに剣心 京都大火編』は公開中、『伝説の最期編』は9月13日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年08月28日モデルで女優の高橋メアリージュンらが23日、東京国際フォーラムで開催された映画『るろうに剣心 京都大火編』(8月1日公開)のプレミア試写会に出席し、上映前に舞台あいさつを行った。この日は同作のイベントとしては最多となる総勢10人が出席(佐藤健、武井咲、藤原竜也、伊勢谷友介、青木崇高、神木隆之介、土屋太鳳、高橋メアリージュン、江口洋介、大友啓史監督)。約4,000人の観客を前に高橋は、「梅雨が明けましたね」と笑顔を見せ、「こんな晴れ晴れとした日にこんな最高の映画を観ることができるので、とってもいい1日になることを約束します」と作品の出来栄えに自信をのぞかせた。高橋が演じたのは、主人公・緋村剣心(佐藤健)の宿敵・志々雄真実(藤原竜也)を心から愛する美女・駒形由美。志々雄の身の回りの世話を一手に引き受けているが、戦いでは役に立てないことを歯がゆく思っている。撮影を終えて以降、周囲から「志々雄は怖くなかったのか」とよく聞かれるそうで、「もともと志々雄ファンというのもありまして、全然怖くなくてとってもかっこよかった」。「クランクアップをした後、"志々雄ロス"というか"包帯ロス"になっちゃって。包帯が恋しくなりました」と語り、会場の笑いを誘った。また、スペシャルゲストとして会場を沸かせたのが熊本の人気ゆるキャラ・くまモン。剣心風の衣装で登場すると、華麗な抜刀術を披露…のはずがうまく鞘に納められずに佐藤がサポートする場面もあった。同作のロケが熊本で行われた縁でポスターに出演。佐藤から緋村剣心の役を奪い取ったことが話題になっていたが、残念ながらエイプリルフール企画だったこともあり、くまモンは「次はぜひ僕、主役やりたいモン」と次回作に意欲を燃やしていた。原作は、漫画家・和月伸宏氏の『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』。佐藤が主演を務め、2012年夏に公開された実写映画第1弾の前作『るろうに剣心』は、興行収入30.1億円を超えるヒットを記録した。第2弾となる今作は原作ファンの間で最も人気の高い「京都編」をベースに、「京都大火編」(8月1日公開)と「伝説の最期編」(9月13日公開)の2部作で描かれる。
2014年07月24日神木隆之介と二階堂ふみが初共演を果たした、WOWOWのドラマ「変身」の完成披露試写会に出席。互いの印象を語ると共に、意外な願望を明かし会場を沸かせた。東野圭吾の人気小説を原作に、脳移植手術によって別の人格に支配されていく青年とその恋人の姿を描いた医療サスペンス。神木さんは二階堂さんより1歳年上だが、二階堂さんの印象を問われると「僕にとっては最初は『どんな人なんだろう?』とずっと謎でした。芝居をご一緒するにつれて、(歳が)近いんだなと感じる元気な部分もあれば、お母さんみたいなことを言う大人な一面も持っている」と語る。一方の二階堂さんは「(作品の中で役として)相手を想う気持ちやモチベーションは、現場での信頼関係がすごく大事になる。神木さんは(俳優のキャリアでは)ものすごい大先輩ですが、優しくていつも助けてくださいました」とふり返る。作品にちなんで“変身”に関する願望を尋ねると、神木さんは「もっと打たれ強い人間になりたい」と告白。「電車にに乗り遅れただけで落ち込んで、『何でもっと早く準備を…』となってしまうので(苦笑)。『1本くらい平気だよ、オレ』と思えるようになりたい」と強い自分への変身を望む。二階堂さんは「セーラームーンとかいいですね。美少女戦士になってみたい!」と語り、周囲のスタッフに「(オファーを)ぜひ回してください(笑)」と意外な変身願望を明かす。さらに、自分自身ではなく互いを変身させるなら?という問いに二階堂さんは「(いまのままの神木さんが)大好きなので」と語り、「タキシード仮面になってほしい!」と「セーラームーン」での共演を熱望し、会場は笑いに包まれた。WOWOW連続ドラマW「変身」は7月27日(日)22:00より放送開始(全5話/第1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)
2014年07月19日賛否両論の嵐を巻き起こしている中島哲也の監督作『渇き。』でエキセントリックなヒロインを演じた新星女優・小松菜奈が、今度は「デスノート」の大場つぐみ×小畑健コンビの大人気コミックを実写化した『バクマン。』で、可憐なるヒロインに挑戦することが明らかとなった。本作の主人公は、高校生の真城最高(ましろもりたか/演:佐藤健)。高い画力をもちながらも将来に夢を持たず、ただ流されて普通に生きていくだけの日々を送っていた。ある日、些細な出来事をきっかけに、クラスの秀才で漫画原作家・志望の高木秋人(たかぎあきと/演:神木隆之介)に、「オレと組んで漫画家にならないか」と誘われる。はじめは一緒に漫画を描くことを拒絶していたが、声優を目指している片想いのクラスメイト・亜豆美保(あずきみほ)と、「漫画家として、声優として、お互いの夢が実現したら結婚する」と約束したことから、漫画家への道を志すことに――。前述の『渇き。』やドコモdビデオのCMに出演し注目を集めている小松さんが、本作で演じるのは最高が恋心を抱くヒロイン・亜豆。今回の大抜擢を受け、「亜豆は自分の意思をしっかり持っているピュアな女の子で、男性がイメージする理想の女性の様に思います。自分で決めた一つの大きな夢に向かって頑張っている姿がとてもまっすぐで、共感しながら演じました」と撮影をふり返る。さらに、劇中では初の声優役としてアフレコシーンに挑戦しているそうで、「亜豆を演じるにあたって“声優”という役柄を演じられるかとても不安で、撮影前に監督へレッスンを希望しました。実際の声優の方にレッスンを受けることが出来たので、撮影時には少しは上達したかなと思います。また撮影現場では、最高役の佐藤さんが緊張している私に優しく話しかけてくださり、とても安心して楽しんで撮影出来ました。最高と亜豆のピュアで甘酸っぱいシーンも、楽しみにしてください。頑張って演じた作品なので、多くのみなさんに観て頂きたいです」とコメントを寄せている。鬼才・中島監督の次に、『モテキ』で知られる奇才・大根仁がメガホンを握る本作への出演。作品と共に女優・小松菜奈にますます注目が集まりそうだ。『バクマン。』は2015年、全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年07月14日佐藤健を再び主演に迎え、男女問わず幅広い世代からの人気を誇るジャパニーズコミックの金字塔を実写映画化した『るろうに剣心』。その続編として、この夏、2部作連続で公開される『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』から、前作に引き続いて武井咲が演じる、神谷薫のキャラクタービジュアルが公開となった。激動の幕末を生き抜いてきた伝説の人斬り、緋村剣心(佐藤健)。かつては人斬り抜刀斎(ばっとうさい)」として恐れられていた彼だったが、新時代の幕開けとともに、神谷薫(武井咲)ら仲間たちと穏やかな生活を送っていた。だが、ある日、政府から剣心の「影の人斬り役」を引き継いだ男、志々雄真実(藤原竜也)が京都で暗躍していると聞かされる。かつては剣心とほぼ互角の腕前だった志々雄は、野心政府に身体を焼かれたはずが、全身包帯の姿で蘇り、瀬田宗次郎(神木隆之介)らとともに日本制圧を目論んでいた。「頼みの綱はもうお前しかいない。お前が動かなければこの国は滅びる」と、最後の望みを託された剣心は、逃れられない運命を背負い、斬れない刀“逆刃刀”を手に、単身、京都へと向かう…。いよいよ劇場公開まで1か月となった本作。G.W.より劇場に配布された本チラシは、すぐにラックからなくなり、50万枚も増刷かけられるなど、続編への期待度は相当なものだ。今回解禁されたキャラクタービジュアルには、こちらをふり返るかのような武井さん扮する薫の切ない表情とともに、「もう、離れない」というキャッチコピーが。劇中では、日本を転覆させようと企む志々雄の出現により、佐藤さん演じる剣心は薫に別れを告げ、ひとり京都へと向かうのだが、薫もまた剣心を追って京都へ。このビジュアルからも、健気に剣心を慕う薫の女性らしさが見て取れる。果たして、薫は再び剣心と再会することはできるのか。薫の一途さが胸を打つ、こちらのビジュアルから、2人の激動の展開にも思いを巡らせてみて。『るろうに剣心 京都大火編』は8月1日(金)より、『伝説の最期編』は9月13日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:るろうに剣心 京都大火編 2014年8月1日より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 和月伸宏 / 集英社 (C) 2014「るろうに剣心 京都大火/伝説の最期」
2014年07月01日『るろうに剣心』といえば、佐藤健演じる主人公・緋村剣心の赤い着物姿に象徴されるように“赤いサムライ”というイメージだが、現在ブラジルで開催されているサッカーワールドカップでは、グループリーグ突破をかけた“サムライブルー”の勝負の一戦が近づいている。その決戦を前に、『るろうに剣心 京都大火編』から“最後まであきらない”「サムライ編」TVスポット映像が到着した。「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)で90年代に高い人気を誇った人気漫画を、主演・佐藤健、『プラチナデータ』「龍馬伝」の監督・大友啓史で実写化した『るろうに剣心』の続編となる本作。今回、本作と『伝説の最期編』の2部作で描かれるシリーズは、原作ファンに最も人気の高い「京都篇」がベース。剣心(佐藤健)の後継者として暗殺稼業の“人斬り”となり、やがて剣心の最大の敵となる志々雄真実(藤原竜也)の日本制圧の野望を阻止するため、再び人斬りになる覚悟を胸に因縁の地・京都へと向かう剣心やヒロイン・薫(武井咲)たちを描く。今回到着したのは、“蒼きサムライたち”=サッカー日本代表のグループリーグ突破を賭けた一戦を前に日本中が盛り上がりを見せている中、各局にて21日(土)から放映中のTVスポット映像(※一部地域を除く)。「サムライたちよ戦え」という言葉から始まる映像は、大火の京都を背後にたたずむ宿敵・志々雄の姿や、剣心にも引けをとらない剣の腕を持つ四乃森蒼紫(伊勢谷友介)との壮絶バトルなどが描かれている。もちろん、「ONE OK ROCK」による書き下ろし主題歌「Mighty Long Fall」もさらにドラマチックに映像を盛り上げており、志々雄の部下・瀬田宗次郎(神木隆之介)との一戦では剣心の持つ“逆刃刀”が折れてしまうシーンが、衝撃の余韻を残している。「本当のサムライは最後まで絶対にあきらめない」というセリフが、サッカー日本代表の “サムライ”だけでなく、幕末を生きた“赤いサムライ”とも重なる映像を、まずはこちらから見届けてみて。『るろうに剣心 京都大火編』は8月1日(金)より、『伝説の最期編』は9月13日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:るろうに剣心 京都大火編 2014年8月1日より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 和月伸宏 / 集英社 (C) 2014「るろうに剣心 京都大火/伝説の最期」
2014年06月23日子供の頃、弟とよくやったヒーローごっこ。いつもオレがレッドで、弟はブルー。オレが仮面ライダーのときは、弟はショッカーだった。今思うとひどい兄貴だったな~。今回はマイナビニュース会員の男性317名に、「弟にしたい芸能人」といえば誰を連想するか教えてもらった。>>女性編も見るQ. 弟にしたい芸能人といえば、誰を想像しますか?1位 神木隆之介 10.8%2位 鈴木福 10.5%3位 佐藤健 7.0%4位 DAIGO 6.3%5位 加藤清史郎 5.4%■神木隆之介・「頼ってくれそうだから」(38歳/情報・IT/技術職)・「兄を慕ってくれそうなので」(30歳/マスコミ・広告/クリエイティブ職)・「かわいらしくて清潔だから」(30歳/食品・飲料/技術職)・「THE弟って感じ」(22歳/機械・精密機器/その他)・「素直で従順な感じ」(48歳/情報・IT/技術職)■鈴木福・「かわいらしいので」(28歳/学校・教育関連/事務系専門職)・「まだ生意気なことを言わなさそうな気がして」(46歳/情報・IT/事務系専門職)・「いい子だから、いろいろ教えてあげたい」(35歳/運輸・倉庫/その他)・「一緒に仮面ライダーを見たい」(22歳/その他/その他)・「屈託の無さそうなところ」(27歳/医療・福祉/専門職)■佐藤健・「カッコいい弟的な」(23歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)・「しっかりしてそうだから」(32歳/不動産/専門職)・「純粋さとズルさがよい」(27歳/情報・IT/技術職)・「多才なところ」(27歳/マスコミ・広告/営業職)■DAIGO・「少し危なっかしい雰囲気があるところ」(34歳/情報・IT/技術職)・「面白いところ」(32歳/小売店/販売職・サービス系)・「年上だがどこか弟っぽさがあるから」(30歳/機械・精密機器/事務系専門職)・「あの声でお兄ちゃんとかちょっと呼ばれてみたいかも」(27歳/その他/その他)■加藤清史郎・「礼儀正しい」(24歳/機械・精密機器/技術職)・「かわいがりたい」(32歳/金融・証券/専門職)・「兄に逆らわない感じだから」(36歳/運輸・倉庫/秘書・アシスタント職)・「かしこそうなので」(40歳/情報・IT/営業職)■その他・番外編・「松田翔太: お父さんの話で盛り上がりそう」(29歳/その他/その他)・「小栗旬: ちょっとやんちゃそうなところが弟っぽいから」(31歳/小売店/事務系専門職)・「藤原竜也: 生意気そうだから」(48歳/マスコミ・広告/経営・コンサルタント系)・「向井理: 兄貴って呼ばれたい」(30歳/医療・福祉/専門職)■総評弟にしたい芸能人ランキング、男性編の1位は「神木隆之介」だった。「素直そう」「かわいい」といったコメントが最も多かったが、色白で女の子のような顔立ちに「美しいので」という人もいた。続いて、惜しくも2位となったのは「鈴木福」くん。唯一小学生からのランクインということで、あどけなさが残る、等身大のかわいい弟といったところだろう。「かわいがりたい」「何でもしてあげたくなる」といった声が多数寄せられた。3位は「佐藤健」。「カッコいい」という意見のほか、「弱々しいところ」「小さくてかわいい」など、どこか守ってあげたくなるようなイメージが理由の1つとなったようだ。4位には「DAIGO」がランクイン。「面白いから」「笑えそう」など、一緒にいるだけで楽しい気分になれそうな彼のキャラクターに票が集まった。5位は「加藤清史郎」で、子役時代から定着した印象どおり「礼儀正しい」「かわいい」といった意見だった。その他の番外編では、物分かりが良さそうな「櫻井翔」、一緒にゲームをしてくれそうな「二宮和也」、絡みやすそうな「相葉雅紀」といった嵐のメンバーも人気だった。女性編と違って「素直に言うことを聞きそう」「逆らわなさそう」など、従順な弟が欲しいという人も多かった男性編のアンケート。「弟」という子分を従えれば、ちょっとしたボス気分が味わえること間違いなし。あなたの理想の弟はランクインしていただろうか?調査時期: 2014年5月23日~6月3日調査対象:マイナビニュース会員調査数: 男性317名調査方法:インターネットログイン式アンケート
2014年06月13日