趣里がヒロインを演じる連続テレビ小説「ブギウギ」に、蒼井優が出演することが決定。蒼井さんが連続テレビ小説に出演するのは、本作が初めてとなる。連続テレビ小説第109作目となる本作は、大阪の下町の銭湯の看板娘として育つヒロイン・鈴子(趣里さん)が、歌手の道を歩み始め、戦後のスターとなっていく様子を描くオリジナル作品。蒼井さんが演じるのは、大阪の梅丸少女歌劇団(USK)第1期生の娘役で、劇団を引っぱるトップスター・大和礼子。鈴子の憧れの先輩であり、鈴子は踊りや歌への大切な精神を礼子から受け継いでいく。USKは、大阪・道頓堀にあるレビュー劇団。ドラマでは、歌って踊る歌劇の世界を鮮やかに描き出す。今回の出演に関して蒼井さんは「小さい頃から大好きな歌劇の世界で、憧れの先生方とご一緒させていただけて、私にとっては夢のような時間です」と話し、「大和礼子は、トップスターのプライドを背負い、孤独と戦いながら周りを引っ張っていく人物です。その、内に秘めたエネルギーを大切に、皆さんとブギウギを楽しめたらと思います」とキャラクターについて話している。また趣里さんは、「蒼井さんとご一緒することになり、とてもうれしく思います。蒼井さんは、昔からずっと私の憧れです。一緒の空間でお芝居するのが目標の一つだったので、本当に夢のようです」と今回の共演を喜び、「現実とドラマの世界がかぶる、この夢のような時間をめいっぱい楽しみたいと思います」とコメントしている。連続テレビ小説「ブギウギ」は10月、NHKにて放送開始予定。(シネマカフェ編集部)
2023年06月23日女優の新木優子、俳優の福士蒼汰が出演する、東京シティ競馬(TCK)の新CM「TCK2023 光よ、駆けろ。帝王賞編」が21日より放送される。新CMは、「光よ、駆けろ。TWINKLE RACE」をコミュニケーションテーマにしたCMの第二弾。今回は1,000キロ離れた遠距離恋愛中の恋人同士を演じる新木と福士が、離れ離れになってしまう平日の夜に、お互いの自宅で「TWINKLE RACE」を一緒に観戦することで心を通わせ合う様子を描いたストーリーとなっている。また、第一弾に続き、CMのイメージソングは、緑黄色社会が書き下ろした「Starry Drama」。「TWINKLE RACE」のイメージにピッタリな疾走感あふれる楽曲にも注目だ。○■新木優子、福士蒼汰インタビュー――帝王賞は上半期のダートNo1を決めるグランプリレースですが、お二人にとって「これだけは誰にも負けない!」「これだけは誰にも譲れない!」という特技やこだわりはありますか?福士:モノを並べるのが好きで……。冷蔵庫とかもペットボトルのラベルとか全部こっち側(自分から見て正面)に向いていないと気が済まない(笑)。リモコンとかも、大・中・小って並べたりとか。薬棚みたいなところも、リップとか風邪薬とか並べてる。1個ずつ並べることについては、誰にも負けないかな(笑)。並べ好き!新木:こだわりですね(笑)。私アイドルが好きで、そこは負けないかもしれない! 年間スケジュールの中で、「ここだけはお仕事いれないでください」ってお願いするのが、基本的にコンサートの日です。 それだけは譲れない!福士:ほぉ〜、それは譲れないね(笑)。――CMでは、お互いが「ひとりの夜」を過ごしていますが、お二人は「ひとり時間」をどのように過ごしていますか?また、「ひとり時間」で行うルーティーンなどはありますか?福士:僕は、大体勉強するか、ゲームするか、どっちかですね。新木:何の勉強?福士:英語だったりとか、その時勉強したいこと。新木:えー忙しい!福士:そう、やりたいこといっぱいあって(笑)。新木:結構ひとりの時間楽しめるタイプなんですね! 私は、ひとり時間そんなに得意じゃなくて。基本的に誰かと過ごしていたいというか、友だちに「今日の夜どこどこ行こうよ!」と連絡する感じだったんですけど、(コロナ禍で)ひとりでいなきゃいけない状況を経験して、やっと少しひとり時間の過ごし方が上手になってきて。映画みたり、ドラマみたり。一番ハマったのは、絵を描くことでした。福士:あるじゃない、いいのが。新木:あった(笑)。絵を描くことにすごいハマって没頭してました。福士:どんな絵を描くんですか? 抽象画とか?新木:動物……犬が多い。生き物ですね。
2023年06月21日この秋放送予定のよしながふみ原作ドラマ「大奥」Season2に、福士蒼汰、岸井ゆきの、志田彩良が出演することが分かった。男女が逆転した江戸パラレルワールドを描いてセンセーションを巻き起こした漫画「大奥」。3代将軍家光から8代将軍吉宗までの物語がドラマ化され、1月期に放送。そして秋、吉宗の遺志を継ぎ若き医師たちが、赤面疱瘡撲滅に向けて立ち上がるその後の物語から、女将軍をはじめとした幕府の人々が、“江戸城無血開城”のために奔走した幕末・大政奉還の物語を放送する。今回発表された3名は、【幕末編】の登場人物。福士蒼汰が演じるのは、家定の正室・天璋院/胤篤。聡明さや物腰の柔らかさを持つ天璋院は、徳川の世を途切らせまいと奮闘する家定の心情を理解し、いつしか両想いとなり結ばれる。そして家定亡き後は、家茂の後見人として支える。天璋院/胤篤冬ドラマでは、万里小路有功役で出演していた福士さん。今回の出演に「再び参加できることを大変嬉しく思っております」と喜び、「今回の役どころは、非常に繊細で難しいものだと思っています。薩摩の人間でありながら、家定・徳川のために無垢に考え行動する。聡明さと人情を併せ持つ彼を、深く演じていきたいです。家定との心の機微を丁寧に演じ、瀧山と二人三脚で支えていけるよう努めてまいります。"お万の方の再来"とも言われた彼の人生をいかに歩めるか、今からとても楽しみです」とコメントしている。また、公武合体政策のため男装して家茂に嫁いでくる帝の妹宮・和宮を演じる岸井ゆきのは、「母親に愛されたい、独り占めするために江戸にやってきた和宮の気丈夫な言動は強さの反面、時に可愛くてさみしげです。健気でいたいけな家茂に出会い、心を締め付けていたものが解かれ、本来の純朴な心を家茂にあずけていく姿をとても愛らしく思いました」とキャラクターの印象を語る。和宮甘いものが好きな14代将軍・家茂役の志田彩良は「役柄を聞き、何かの間違いなのでは?と思うほど驚きました」と出演決定時をふり返り、「着させて頂くお着物と役を全うする責任、この2つの重さをしっかりと身に纏い、時代の空気を感じながら誠心誠意努めて参りたいと思っております」と意気込んでいる。徳川家茂「大奥」Season2は2023年秋、NHKにて放送予定。(シネマカフェ編集部)
2023年06月19日多くの作品がクライマックスを迎えている春ドラマ。シネマカフェでは、読者アンケート「2023年好きな春ドラマ&キャラクターは?」を6月11日まで実施。その結果を発表する先日のドラマ編ランキングに続き、今回は“好きな春ドラマのキャラクター”をランキング形式で発表していく。1位:加賀美圭介「unknown」春ドラマ好きなキャラクター1位に輝いたのは、先日発表した“好きなドラマ編”でも1位となった「unknown」より、主人公…ではなく、恋の強力ライバル(?)加賀美圭介だ。本作は、凄惨な連続殺人事件が起こる町を舞台に、秘密を抱えた男女の愛を描く、“究極の愛”を問う本格ラブ・サスペンスドラマ。町田啓太が演じるこの加賀美は、週刊誌のカメラマンで主人公・こころ(高畑充希)の相棒で親友。基本的にぼんやりしており、少し天然。虎松(田中圭)の嫉妬心を煽り、恋の三角関係に発展していくようなキャラクターだが…。今回読者からは「ふわふわしてて掴みのないから一変、狂気炸裂の加賀美、とにかくエグいです」、「掴みどころの無い飄々とした感じだったのに、ジワジワと怖さが出てきて、目が離せなくなる」、「不思議キャラなのに物腰も柔らかく癒しだったのに8話からの加賀美が柔らかいのに冷酷で美しすぎた」など、豹変具合に多くの絶賛の声が寄せられた。【「unknown」DVD&Blu-ray】2023年10月11日(水)リリース2位:朝田虎松「unknown」続く2位も「unknown」から。主人公のひとり、田中圭が演じる“トラちゃん”朝田虎松がランクイン。交番勤務の警察官である虎松は、こころと最悪な出会いをしたものの、いつしか恋に落ちていく。また、実は誰にも言えない”重い秘密”を抱えている…という役どころだ。読者からは「心に大きな傷を負いながらもちゃんと前に進み、周りの人にも優しい虎ちゃんが大好きです」、「他人や人外であっても、自分との違いを受け入れる懐が深い愛の人。演じた俳優田中圭にも通じる愛情を感じる」、「優しさの塊であり、重く抱える過去があっても腐ること無く並々ならぬ努力で今の生活を手に入れた虎松にはどうか幸せになって欲しいと願わずにはいられないほど肩入れしています!」、「優しくて誠実でカッコよくて可愛いとらちゃん一択です。とにかくとらちゃんに幸せになって欲しいと視聴者に感情移入させる田中圭さんのお芝居は群を抜いて素晴らしいです」といった感想が届いた。3位:皆実広見「ラストマン-全盲の捜査官-」3位は、全盲のFBI捜査官と孤高の刑事が凸凹バディを組んで難事件に挑むドラマ「ラストマン」より、福山雅治が演じる主人公の皆実広見。アメリカから期間限定で交換留学生として来日したFBI特別捜査官で、人たらしな性格、愛嬌と社交性をもち、いつも人の輪の中心にいるような人物。過去のある事故がきっかけで両目の視力を失っているが、鋭い分析力、嗅覚、触覚で事件を必ず終わらせる最後の切り札という意味で、FBIでは“ラストマン”と呼ばれていた。アンケートでは、「シリアスな場面だけでなく、クスっと笑えたり、皆実捜査官の一言が響いたり、アドリブやモノマネをぶっ込んできて飽きさせない」、「福山雅治の個性を活かした強めのキャラが素晴らしい!」、「全盲のFBI捜査官という難役を見事に表現している。毎回のアドリブが面白い」と読者からたくさんの感想が寄せられた。▼「ラストマン-全盲の捜査官-」第9話(6月18日21時~放送)皆実(福山雅治)と心太朗(大泉洋)は、41年ぶりに心太朗の父・鎌田(津田健次郎)に会いに刑務所へ行くが、面会は叶わなかった。41年前の事件の真相を知っている鎌田が余命わずかでタイムリミットが迫る。泉(永瀬廉)と吾妻(今田美桜)も捜査の協力を申し出る。一方、弓塚(石橋蓮司)は、事件が掘り起こされることを聞き…。第4位~第10位は以下の通り。4位:小田切渉(福士蒼汰)スリリングなリーガルサスペンス「弁護士ソドム」の主人公。周りから「ソドム」と呼ばれる型破りな詐欺加害者専門弁護士。弱者を食い物にする“詐欺加害者”の味方をし、裁判で勝たせていく。しかしそれには、ある目的が…。▽読者の声・「役柄は、悪徳弁護士ですが、本当は、正義感が強くて心があるところが気に入ってます」・「話が進むにつれて、本当は良い人だとわかってきて、時折見せる切ない表情が本当に切ない」・「福士蒼汰さん演じる渉の、悪徳弁護士としての表の非情な顔と仲間内で見せる本当の優しい笑顔のギャップが魅力的だから」5位:貴山伸彦(松下洸平)「合理的にあり得ない ~探偵・上水流涼子の解明~」より、探偵・上水流涼子の相棒である貴山伸彦。IQ140の頭脳を持ち、多くの分野に精通、一見完璧のようだが、女性が苦手という一面も。涼子と共に、理不尽な悪党たちに立ち向かう。▽読者の声・「とにかく変装して潜入先でのやり取りが絶妙に上手い。そして天海祐希さんに引けを取らない対等に渡り合える面白さ、目が離せません」・「演技や間がうまいのはもちろん、変装したりクスリと笑えるシーンもあり、夢中になってみています」・「貴山伸彦…通称のぶりん 真面目だけど…可愛らしさもあり少し謎めいてる所もあり…松下洸平さんの演技力がハンパないです」▼「合理的にあり得ない ~探偵・上水流涼子の解明~」第10話(6月19日22時15分~放送)突如、涼子(天海祐希)のスマホに送られてきた謎の動画。そこには、うつろな表情をした涼子の様子が映っていた。映像の中の言葉で、涼子の脳裏には、椎名(野間口徹)を殴ったあの日の記憶が鮮明によみがえり、真実にたどり着くため、涼子はある人物の元を訪ねる。6位:新田東郷(山田涼介)メリットだけで結婚を選んだ2人の胸キュンラブコメディ「王様に捧ぐ薬指」より、業績不振の結婚式場を立て直すため、好きでもない女との結婚を選んだツンデレ御曹司・新田東郷。主人公・羽田綾華(橋本環奈)が働く結婚式場「ラ・ブランシュ」のワンマン社長で、女性に困ったことはないが、本当の恋はしたことがない。周りからは、「王様」、「キング」と呼ばれている。▽読者の声・「表向きはかっこいいキングなんだけど、内面はかわいすぎる一面がたくさんあるから」・「ドS御曹司なのにピュアで大事な人を守ろうとするところが素敵だから」・「何でも出来る王様気質なのに、恋愛や友情など本気の場面では、少し不器用な面が愛くるしく面白いし」・「ツンデレ社長が綾華にしか見せない可愛い顔にやられた」▼「王様に捧ぐ薬指」最終話(6月20日22時~放送)綾華(橋本環奈)と東郷(山田涼介)が正式に離婚し、10か月が経過。綾華が有給を取ったある日、「ラ・ブランシュ」では東郷の新たな婚約者の衣装合わせが行われていた。同僚たちは、綾華と東郷のバッティングを避けようと画策していたが、綾華は式の打ち合わせに来ていた東郷と静(松嶋菜々子)たちに会ってしまう…。7位:鼓田ミナレ(小芝風花)ラジオを舞台にしたコメディドラマ「波よ聞いてくれ」より、主人公の鼓田ミナレ。スープカレー店でアルバイトをしているが、あることがきっかけで、深夜のラジオで冠番組を持つことになり、やがてラジオパーソナリティーとして開花していく。やけ酒を飲んでは見ず知らずの男に愚痴をこぼし、泥酔して記憶をなくすという超絶やさぐれ女で、軽快なトークや仲間たちとのやり取りが魅力。▽読者の声・「あのキャラクターを演じるのが全く違和感がないのがすごい!」・「マシンガントークが痛快」・「とにかくカッコカワイイキャラでファッションも毎回スタイリッシュな服装で素敵です。 ラジオパーソナリティするキャラなので長尺のセリフ&マシンガントークするシーンは観ててスカッとする!」【「波よ聞いてくれ」DVD】2023年9月6日(水)リリース8位:萱島直哉(山田裕貴)ある日、電車の一両が、何もかも遮断され“ペンディング”された“非日常”の世界へと放り出され、生き抜くためにサバイバル生活を送る「ペンディングトレイン―8時23分、明日君と」の主人公。萱島は、そんな電車に乗り合わせた乗客で、カリスマ美容師。どこか捉えどころがなく、何を考えているか分からない危険な色気を感じる一面が。そこには、これまでに経験してきた複雑な過去が関係している。▽読者の声・「山田裕貴クンの演技には毎回泣かされる。 兄役も素敵」・「本当は優しくて頼もしい人なのに、それを全面的に押し出して行動したりしない言わゆる人から好かれることを、あえて好んでないから口から出る言葉は、憎まれ口や真逆のことばかり。そんな不器用さが、直哉の魅力かもなと思う」・「優しさと真の強さがかっこいい」▼「ペンディングトレイン―8時23分、明日君と」最終話(6月23日22時~放送)事実ではないことがネット上で拡散され、苦境に立たされる5車の元乗客たち。原因不明の手の震えに苦しむ直哉(山田裕貴)や、あらぬ誹謗中傷で休職を余儀なくされた優斗(赤楚衛二)もまた、「こんな世界、もう終わればいい」と思うほどの絶望の淵にいた。しかしその頃、物理学教授の蓮見(間宮祥太朗)は、地球環境を激変させる小惑星の衝突について、新たな事実をつかんだようで…。そんな中、5号車のメンバーが集まる対策会議に連れてこられた直哉。そこには久々に顔を合わせる紗枝(上白石萌歌)の姿もあった。そして一同は、意を決した米澤(藤原丈一郎)の発案で一本の動画を公開することに。するとその動画をきっかけに、事態は思わぬ方向へと動き出していく。9位:上水流涼子(天海祐希)「合理的にあり得ない ~探偵・上水流涼子の解明~」の主人公。明晰な頭脳とずば抜けた行動力、そして時に大胆な変装さえも武器にする女探偵だ。相棒・貴山と様々な依頼を超大胆な方法で解決していく。▽読者の声・「会話のテンポが早くて面白い」・「上水流涼子、天海祐希さんがナイスキャスト」・「ストーリーは題名通りで、あり得ない展開。他の女優さんでは無理だと思うが、天海祐希が見事に楽しく成立させているから」10位:白浜優斗(赤楚衛二)「ペンディングトレイン―8時23分、明日君と」で未来の荒廃した世界にワープしてしまう乗客のひとり。心根が真っ直ぐな若き消防士で、極限の状況下でもリーダー格として乗客たちをまとめていく。萱島とは意見が対立してしまうこともあるが、それぞれが抱える過去や生きる理由、そして互いの本心を知ったときに関係性が変化していく。▽読者の声・「過去の過ちによる後悔がある故の正義感、リーダーシップがカッコ良い。消防士姿も惚れます!」・「どんな時も希望を捨てないし、仲間を見捨てない白浜さんが素敵だから」【シネマカフェ読者アンケート/好きな春ドラマのキャラクターTOP10】1位:加賀美圭介/町田啓太「unknown」2位:朝田虎松/田中圭「unknown」3位:皆実広見/福山雅治「ラストマン-全盲の捜査官-」4位:小田切渉/福士蒼汰「弁護士ソドム」5位:貴山伸彦/松下洸平「合理的にあり得ない ~探偵・上水流涼子の解明~」6位:新田東郷/山田涼介「王様に捧ぐ薬指」7位:鼓田ミナレ/小芝風花「波よ聞いてくれ」8位:萱島直哉/山田裕貴「ペンディングトレイン―8時23分、明日君と」9位:上水流涼子/天海祐希「合理的にあり得ない ~探偵・上水流涼子の解明~」10位:白浜優斗/赤楚衛二「ペンディングトレイン―8時23分、明日君と」※2023年4月期に放送されている“春ドラマ”が対象となります。※本アンケートは、読者の皆様の「今のドラマ作品・キャラクターへの関心・注目」にまつわる意識調査の一環です。結果に関しては、どのキャラクター・作品についても優劣を決する意図ではございません。本記事にて、新たに作品やキャラクターを知るきっかけや、さらに理解・興味を深めていただく一翼を担えれば幸いです。(シネマカフェ編集部)
2023年06月18日福士蒼汰主演「弁護士ソドム」最終話が6月16日オンエア。主人公の渉を演じた福士さんに「見たい福士蒼汰くんの詰め合わせ」「これはハマり役だった」などの声が上がるとともに、共演した佐藤龍我にも数多くの反応が寄せられている。若い世代もターゲットとしたチャレンジ精神あふれるものにリニューアルしたテレ東金曜8時ドラマ枠。その第一弾として“悪徳弁護士”の復讐劇を描いてきた本作。旧約聖書に登場する「退廃」や「悪徳」を象徴する街、ソドムの名で呼ばれる“詐欺加害者専門弁護士”…だが実際は自分の母を殺した詐欺師への復讐を果たそうとしている小田切渉役で福士さんが主演。渉が詐欺師を弁護する理由を知り協力するようになるが、“牧師”に捕らわれてしまった若松まどかに玄理。母を失った渉を弁護士になるまで育てた親代わりの曽我一馬に光石研。渉に協力する幼馴染の天才ハッカー・八雲カイに加藤清史郎。変装が得意な元結婚詐欺師で、渉のことが好きな三木天音に山下美月。特殊詐欺に加担したことをきっかけに協力者となった久保寺治に佐藤さん。渉の母で人権派弁護士だった転落死した小田切翔子に高岡早紀。記憶を失っていた渉の父・小田切宏に勝村政信。まどかの元カレで新聞記者の青柳孝介に古川雄輝。以前まどかが勤めていた弁護士事務所の代表・篠崎誠にでんでん。戸籍をロンダリングした詐欺師の元締め“牧師”である五条紀明に竹中直人といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。本物の牧師は五条紀明だったことが判る。しかし真実に気づいたまどかは五条に拉致され人質に。まどかからSOSの連絡を受けた渉は慌てて五条の会社へ向かうが、救出できないまま追い返されてしまう。その時、渉のもとに宏から記憶が蘇ったと電話が。宏は14年前、翔子が事務所から転落した際そこに曽我の姿を見ていた。五条の言いなりになるしかなかった曽我は、彼の命を受け翔子を説得しようとするも、五条の不正が記録されたUSBを巡って揉み合いとなり、そのはずみで翔子を転落死させてしまっていた…というのが最終回の展開。渉は天音を使って五条をおびき出し、その隙にカイが五条のPCをハック。詐欺の証拠を暴くという作戦に出るが、その引き換えに五条に撃たれてしまう。命がけで五条を捕まえた渉は自首、弁護士資格は停止となるものの、その1年後、誠の事務所を手伝っているところにまどかが来訪し、2人は再会する…というラストだった。放送後のSNSには渉を演じた福士さんに「見たい福士蒼汰くんの詰め合わせでした!!」「爽やか系でニコニコしてるのも可愛いけど、これはハマり役だった」「キリッとしてるスーツ姿の渉もホントカッコ良くて、穏やかな表情の本来の優しい渉とのギャップが最高だった」などといった反応が。また2話からの登場だったが渉の仲間として彼をサポートした久保寺役の佐藤さんにも「可愛らしい笑顔も、カラフルなお洋服×金髪もすごく似合ってて、龍我くんだからこその治くんがとっても魅力的でした」「回数を重ねるたびにどんどん演技が上手になってて楽しそうにお芝居してる龍我くんを見れてよかった」などといった反応が上がっている。(笠緒)
2023年06月17日Huluオリジナル「THE HEAD」Season2が2023年6月17日よりHuluで独占配信される。南極の科学研究基地を舞台にしたSeason1は2020年に世界公開され、放送・配信国が公開当初の3倍の世界90カ国と地域に拡大するなど好評を博した国際連続ドラマシリーズの最新作だ。Season2は、太平洋に浮かぶ全長150mの巨大貨物船を装った秘密研究基地・アレクサンドリア号を舞台に、善と悪がぶつかり合う震撼の事件をスリリングに描写。ある日、首のない死体が見つかったことをきっかけに、極限状態に追い詰められる人たちが真相に迫っていくサバイバルスリラーだ。今回、メインキャストのひとりとしてエンジニアのユウト・ナカムラ役を演じるのは、唯一の日本人キャストとなる、福士蒼汰。5月30日に30歳を迎えた福士は「20代のうちに海外作品に挑戦したいという夢があったので、29歳でその夢が叶い、すごくうれしかった」と、20代最後に撮影した今作への出演と公開を喜ぶ。初の海外作品について話を聞いた。とてもやりがいがあり安心して参加できたドラマや映画や舞台と、引っ張りだこの福士蒼汰。どの作品でもひときわ輝く存在なのは、端正な顔立ちと凛とした佇まいだけではなく、多忙を極めるなかでも自己鍛錬を怠らない努力家だからこそ培われた人間力を発揮するからだろう。そんな福士は「THE HEAD」Season2への出演経緯をこう振り返る。「今回はオファーをいただいたのち、ホルヘ・ドラド監督やプロデューサーの方々とまずオンラインでお話をさせていただいて、とても緊張しました。僕は今まで独学で英語の勉強をしてきたので、どこまで通用するのか不安にも感じていましたが、ユウト役を僕に託してくれたことが嬉しかったです」晴れて出演が決まった福士は、Season1に出演し1と2ともにエンディングテーマを担当している山下智久からも助言をもらったそうだ。「Season1で海外作品に初挑戦された山下さんは日本人ひとりですごいな、いいなと観ていました。ストーリーもスリリングでとてもおもしろかった。まさか2年後に、自分自身が出演することになるとは思っていませんでした。当時恐ろしい展開にハラハラしながら見ていたのですが、自分もあの物語の続きが起こる船に乗らなくてはいけない運命に(笑)。とてもやりがいがあるなと感じましたし、山下さんからも『いい監督とプロデューサーさんだから、安心してやっていいよ』とお話を聞いていたので、安心して参加できました」海外はリアリティ重視、嘘がないように演じる難しさ福士蒼汰が演じているのは、優秀なコンピューター・エンジニアのユウト・ナカムラ。Season1から続投する、天才生物学者アーサー・ワイルド(ジョン・リンチ)の依頼を秘密裏に手伝う役柄だ。「ユウトはコンピューターに精通している青年で、白黒問わず、さまざまな仕事を受けながら大金を稼いで休む、というようなキャラクターです。明るい性格で、普段はビデオゲームをしている設定もある彼が、リアルにデスゲームのような環境に追い込まれたらどうなるか、ということを監督やアクティングコーチらと話しながら役を作っていきました。ユウトはロジカルな思考の持ち主なので、誰かが殺されたら犯人はこういう面があるのかもしれない、こんな理由で可能性があるのはこのメンバーだ、と論理的に考える人だと、演じていて思いました。ずっと恐怖に怯えていたり、暴力的になったりする登場人物がいる中、ユウトはいつも冷静でいる印象です」太平洋を航海中の巨大貨物船で首のない死体が発見され、隔絶された場所で逃げ場もなく動揺する研究員や乗組員たちを前に、その様子を観察するユウト。海外作品で芝居をするなかで、ユウト役を演じるにあたって、苦労したこともあったようだ。「今回の作品を通して日本と違うかなと感じたことは、そのキャラクターにリアリティを求めるか、求めないか。日本はリアリティより、どちらかというと少し誇張したわかりやすいお芝居を要求されることもあるのですが、海外ではとにかくリアリティ重視なので、役作りをするうえで嘘がないように演じないといけない難しさがありました。アクティングコーチとセッションして、いろいろなアプローチの仕方を教えてもらいました。たとえば、部屋の鍵を見つけてください、警備員役が見回りに来るので絶対にバレないように探してください、というお題のレッスンを受けました。リアル脱出ゲームのように恐怖を感じるアクティングレッスンをさせていただき、あまり日本にはないアプローチだと思いましたし、演じるうえでもその体験に助けられました」役への新鮮なアプローチを重ねて、ユウトが形作られ、福士なりにプラスしたニュアンスもあったと言う。「日本人のアイデンティティとして、僕にしかできない表現を自由に入れてほしい、と言われていました。1話でパソコンに向かってひとりごとを言うシーンでは、あえてユウトが日本語でつぶやいていますし、監督からの感情的になっているシーンだから日本語のほうがいいのではという提案を受けて、日本語で話している場面もあります」お互いを知るコミュニケーションが楽しかった海外作品ゆえに、現場では英語が主体となる。10カ国以上から参加した共演者たちとは、どのようにコミュニケーションを取っていたのだろうか。「みなさん、いろいろな国から来ていました。スペイン人も、フランス人も、スウェーデン人も、イギリス人も、それぞれ何人かいて。でも、ひとりで来たのは、日本人の僕だけでした。みんな母国語で話す相手がいて、もちろん英語で話せる人もいますが、日本語が話せる人がいなくて、とくに最初の1カ月は孤独に感じることもありました。ただ、2カ月目に入りマドリードで撮影するようになった頃から、状況は変化していって。だんだんお互いの人柄がわかってくるので、よく会う人もいれば、たまにみんなでも会うといった感じで、少しずつチームができていきました」孤独を耐えた先に待っていたのは、言葉の壁を超えた心の触れ合いだった。日本語が話せない共演者とは、工夫をしながら、心の距離を縮めていったようだ。「英語がネイティブの方もいれば、そうではない方もいて、僕は後者のキャストと仲良くなることが多かったように思います。たとえば、ルノー船長役のティリエ・ゴダールさんはフランス人で、英語が得意ではないと言っていて、お互いに翻訳アプリを使いがら会話したり。この方は、渡部篤郎さんとフランスの舞台で共演したことがあるそうで、日本にも奥様と来たことあると聞いて。僕もパリ行ったことあるという話をするなど、たどたどしいながらもお互いを知ろうとするコミュニケーションを取ること自体が楽しかったです」まるでくじらの中にいるような大型貨物船Season2では、実際に本物の貨物船のほか、1200平米に及ぶ船内のセットなどでも撮影が行われた。大型作品だからこその印象的なところはあったのだろうか。「アレクサンドリア号の屋外シーンは、スペインのテネリフェ島で、実際にある貨物船で撮影しましたが、驚くほど大きい船なんです。その貨物船に車が入る入口があるのですが、閉開する際ものすごく大きな音がして。まるでくじらが口を閉じたり開けたりするような、くじらの中にいる感覚になるほどでした。その貨物船を2カ月ほど借りて撮影していたのは、日本で僕は経験がなくて、スケールの大きさが印象的。しかも、実際の船を使っているので、オイルがたれているところがあって『触っちゃダメだよ』と言いながらも、みんなうっかりオイルが手についたことも(笑)」日本とは異なる撮り方やスケール感を実感したという福士。撮影現場では、とくに経験したことのない手法もあったようだ。「スタッフが完全にAチーム・Bチームと分かれていました。Aチームは1話から6話のすべてを撮るのですが、短いシーンや細かいシーンなどはBチームが撮っていて。メイクさん、衣装さん、照明さん、音声さんなどの撮影に関わるスタッフの方がまったく別になっていて、お互いの撮影スケジュールも知らないんです。Bチームには『本編で使われるかはわからないけど、こういうものをやってほしい』と依頼されて、エキストラカットを撮影することも。それが実際に使われていたり、使われていなかったり。日本にはあまりない習慣だと思いました」夢を叶えるために確実なのは準備をすること海外での長期間に及んだ撮影だったが、オフの日もそれなりにあったと言う。作品はサバイバルスリラーだが、撮影以外の場所では、和やかに過ごしていたようだ。「オフの日には、台本を読んで過ごしていました。とはいえ、いろいろな国の方がいるということで、みんなでご飯を食べに行くことも多かったです。ただ、最初の頃は、プライベートではどこにいていいかわからなくなることも。キャストは同じホテルに泊まっていたので、ホテルの中にあるプールやジムに行くと誰かしらがいて「Sota、come here!」などと誘ってくれるんです。でも、打ち解けるまでの間は少し困ってしまうことも(笑)。2カ月目はようやく慣れて来て、自然に楽しめるようになりました」そうして手に入れたかけがえのない経験は、未来への思いをより強くしたようだ。福士にとって海外作品への参加とは、より俯瞰で役者という仕事を鑑みた結果、目指すもののひとつとなっていった。「今まで独学で覚えてきた英語や体作りなど継続することを第一にしながら、この作品のみで留まることなく、海外作品にもっと参加していきたいです。僕が20代で海外作品に参加したいと思っていた理由のひとつには、日本人の20代でも海外に挑戦できるんだと、後輩の役者たちに思ってもらえたら、より海外に目が向く人も増えるのではないかと考えて。それは日本の役者にとっていいことだと思うので、僕がそのパイオニアのひとりになれたらいいなという夢もありました」常に志を高く持ち続けるその姿勢は、すでに多くの後輩たちの目標となっているに違いない。では、次はどのようなジャンルの海外作品に参加したいのだろうか。「一番興味があるのはアクション作品です。僕がずっと取り組んできた英語と体づくりの両方を表現できるかなと。『忍者です』と登場するのも面白そう、セリフが少なそうなので英語を話せないかもしれませんが(笑)」と、ユーモアも忘れない。そもそも独学で英語を覚えてきたのも、いつか海外の作品に出る夢があったのかとたずねてみた。「最初、英語に興味を持ったのは、中学校の英語の先生に発音を褒められたことがきっかけでした。そこからずっと勉強を続けてきました。10代で役者の仕事を始めてからは、仕事を通して英語が役に立つかもしれないと考えて。それからはずっと海外作品に挑戦することが夢でした」夢を叶える力がある人は、ほんのひと握り。誰もが何かに憧れ、成功する場合もあれば、方向転換することもあるだろう。どうすれば、夢を叶えられるのだろうか?「夢を叶えるために、確実に言えるのは、準備をするということ。準備していなかったら、絶対に夢は叶わないし、絶対に運もつかめない。通常は、準備していても、夢が掴めないこともある。ですが、準備していなかったら、もう絶対に夢は掴めないので、日ごろからすべきだと僕は思っています。運というものは、きっといろいろな人のまわりをグルグルとまわっていると思うんです。その運が偶然、目の前に来たときに、見逃してしまう人もいれば、見つけても手が届かない人もいて。運がめぐって来たそのときに、ちゃんと手を伸ばしてその運をキャッチできる人間であるかどうかは、普段から準備しているかどうかだと思います」取材・文:かわむら あみり撮影:友野雄ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント福士さんのサイン入りポラを1名様に!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!<作品情報>Huluオリジナル「THE HEAD」Season26月17日(土) Huluにて独占配信スタート(全6話)公式サイト:
2023年06月16日いよいよ来週、最終回を迎えるドラマ「弁護士ソドム」が、撮影終了し、福士蒼汰と玄理がクランクアップした。本作は、周りから「ソドム」と呼ばれる型破りな“詐欺師専門弁護士”が主人公。弱者を食い物にする“詐欺師”の味方をし、裁判で勝たせていく“悪徳弁護士”だ。しかし、そんな仕事を選ぶのには、ある目的が…。およそ2か月にわたったドラマの撮影が終了すると、福士さんは「密度の濃い日々を過ごせたと思っています。もっと皆さんとお話ししたかったです。仕事の話はもちろん、プライベートの雑談もしたかったなと思うくらい、現場の絆が深まっていたのではないかと感じています」とコメント。そして「渉は皆んなで作り上げたキャラクターだと確信できたので、僕も最後まで演じ切ることができました。またいつかご一緒できる日まで、僕自身がんばっていきます!皆さん、ありがとうございました!」と挨拶。また玄理さんも「本当に濃密な日々でした」とふり返り、「すごく素敵な時間を皆さんのおかげで過ごせたと思います。ありがとうございました」と語った。そして最終回は、配信オリジナルバージョンを用意。放送だけでも楽しめるが、あのとき実は、裏でこんなことが行われていた、この人が動いていた…など、放送では見られないシーンを詰め込んだディレクターズカット版が、「TVer」や「ネットもテレ東」など配信限定で楽しめる。さらに、1~3話、4~6話の見どころを詰め込んだダイジェストが「TVer」で配信される。▼最終話あらすじ津田山=牧師は五条紀明(竹中直人)だった。全てに気づいた若松まどか(玄理)は、五条に拉致され人質に。まどかからSOSの連絡を受けた小田切渉(福士蒼汰)は慌てて五条の会社へ向かうが、救出できないまま追い返されてしまう。そんな折、宏(勝村政信)から記憶が蘇ったとの連絡が。14年前に一体何があったのか?宏が渉に告げた驚愕の真実とは!?己の正義のため、まどかを救うため、渉は五条を地獄の炎で焼き尽くす。「弁護士ソドム」は毎週金曜日20時~テレビ東京系にて放送中。(cinemacafe.net)
2023年06月09日福士蒼汰主演「弁護士ソドム」第5話が6月2日オンエア。ついに判明した“牧師”の本名…その先に待ち受けていた驚きのラストに視聴者からは「ラスボスは竹中直人かな?」「所長が真の牧師だったり」など、牧師の正体を巡って様々な考察の声が上がっている。騙された弱者ではなく騙した側である詐欺加害者を専門に弁護することで、法曹界では悪徳弁護士「ソドム」と呼ばれている小田切渉。だが、そこには自分の母を死に追いやった“牧師”という存在にたどり着くという目的があった…という展開の本作。表向きは金にならない仕事は引き受けない主義で、刑事弁護を“儲からない仕事”とけなす“悪徳弁護士”小田切渉を福士さんが演じ、詐欺の被害者を守ろうとする正義感の強い人権派マチ弁だったが、事務所を移籍したことで渉と組むことになった若松まどかには玄理。渉の幼なじみで天才ハッカーの八雲カイに加藤清史郎。変装が得意な元結婚詐欺師の三木天音に山下美月(乃木坂46)。渉たちの協力者になる久保寺治に佐藤龍我。渉を敵視するまどかの元カレで大手新聞社記者の青柳孝介に古川雄輝。親代わりとなって渉を見守ってきたSOGA法律事務所代表の曽我一馬に光石研といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。14年前、渉の父・宏(勝村政信)は母・翔子(高岡早紀)のUSBを持ち出していたことがわかる。そんななか渉のもとに美作あかり(真飛聖)から依頼が。弁護を断る渉に対しあかりは、宏と親しい関係で14年前に彼から大切なものを渡されたと明かし、裁判で勝てば宏から預かったものを渡すと条件を出す。あかりの裁判に勝訴する渉だが、あかりは宏から預かったものがあるというのは嘘だ、と告げる。「弁護士ソドムが詐欺に遭うなんてね」と捨て台詞を吐くあかりに悔しさをにじませる渉だが、その帰り道、何者かに襲われる。するとまどかが助けに入って逆に気を失ってしまう…というのが今回のストーリー。監視カメラから渉を襲った相手を見つけ出すカイ。天音と久保寺は渉を襲った男のもとに向かう。「あんたの身元はバレバレなんだよ!」と強い口調で詰め寄り、胸倉をつかんで、これ以上渉につきまとうなら素性をネットにさらすと男に迫る天音の姿に「渉を守る天音ちゃん本当にかっこよくて何回も見てます」「ブチギレ天音ちゃん息呑んだ格好良かった…」「今日の天音ちゃん怖すぎやろwww」といった声が殺到。その後、あかりから翔子のUSBを渡された渉は、その中のデータから牧師の名前が津田山賢だと知るが、彼の自宅を訪れると津田山は息絶えていた…。同時に竹中直人演じる五条紀明がSOGA法律事務所に現れ、曽我はまどかに彼の経営する企業の顧問弁護士をやらないかと告げる。この展開に「新登場の竹中直人がいかにも怪しい」「ラスボスは竹中直人かな?」といった声が上がるとともに「黒幕竹中直人さんはミスリードで所長が真の牧師だったり」「竹中直人さんはミスリードな気がするなあ...個人的には弁護士事務所の所長が怪しい」など、“曽我黒幕説”も飛び出すなど、牧師の正体を巡って様々な考察の声もSNSに投稿されている。【第6話あらすじ】詐欺師の味方、渉が被害者を弁護!?まどかの案件を手伝うことになった渉。被害者は老人ホームの入居者で養子縁組を利用した詐欺被害に遭ったという。身に覚えのない借金や見ず知らずの養子たち…戸籍売買トリックで姿を変える詐欺師を追うことに…。「弁護士ソドム」は毎週金曜20時~テレビ東京系で放送。(笠緒)
2023年06月03日Huluオリジナル「THE HEAD」Season2の配信を前に、福士蒼汰が「THE HEAD」の魅力を紹介する特別番組の放送が決定した。2020年6月から世界公開された「THE HEAD」は、辺境の地にある南極の科学研究基地で起こった惨殺事件の真相に迫る“震撼の極限心理サバイバル・スリラー”を展開。前作に引き続き、Season2でもエミー賞を受賞した「HOMELAND/ホームランド」のエグゼクティブ・プロデューサー、ラン・テレム製作総指揮のもと、世界各国から俳優陣が結集。メインキャストの一人として日本からは、福士さんが出演する。今回放送が決定した特別番組は、「THE HEAD」の魅力に表と裏の両面から迫る。優秀なエンジニア、ユウト・ナカムラを演じた福士さんと共にSeason1をふり返り、Season1配信当時、すぐに視聴したという福士さんが感じていた気持ちや、Season2でオファーを受けて感じたこと、単独で挑んだスペインでの撮影をふり返り、英語での演技についてや海外ならではの撮影秘話などをたっぷりと語っていく。「福士蒼汰と楽しもう!シーズン2配信記念 海外ドラマ『THE HEAD』の魅力」は6月10日(土)16時~日本テレビにて放送、地上波放送終了後から1か月TVerにて配信予定。Huluオリジナル「THE HEAD」Season2は6月17日(土)より独占配信開始。(cinemacafe.net)
2023年05月28日志田未来が主演する「勝利の法廷式」の第7話が5月24日放送。高橋優斗演じる蒼に急浮上した“疑惑”に「物語冒頭のキラキラ輝く流川蒼くんどこ?」「いつからそんな子になっちゃったんだ…」などネットには動揺の声が溢れる事態になっている。夫を殺害したとされる親友を救えなかった子役出身の弁護士と、彼女の前に現れた婚約者を殺された天才脚本家が織りなすオリジナルストーリーが展開する本作。黒澤が連続女性殺人犯・蓮を殺したのではと推理する神楽蘭を志田さんが演じ、それに対し自分は殺してないと否定した黒澤仁に風間さん。父親からの情報で黒澤に疑惑の目を向ける流川蒼に高橋優斗。夫の蓮を殺したとして服役中の早乙女花に北乃きい。黒澤の婚約者で連続殺人事件の被害者となった黛十和に入来茉里。花の夫で連続殺人犯とされる早乙女蓮にカトウシンスケ。蘭の元同僚弁護士・藤堂亜蘭に遊井亮子。蘭を敵視する蒼の父親・流川大治郎に升毅といった顔ぶれが出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。蘭は新しい依頼を引き受ける。依頼人はとある市役所に勤めていた亜紀(穂志もえか)で、市役所の窓口担当だった亜紀は、たびたび訪れるクレーマーの田代(浜中文一)に嫌がらせを受けていた。ある日、亜紀の上司・津田(和田聰宏)は田代をなだめるため亜紀に土下座を強要。田代に土下座までさせられたことで、亜紀は心身に不調をきたして市役所を退職。クレーマーから守ってくれなかった津田をはじめとする市の対応に納得ができない亜紀は、市を相手取って訴訟を起こしたいという。蘭が津田に話を聞くと彼は土下座を強要したわけではなく、亜紀が自主的にやったことだと主張。蘭は市側のやり方に問題があるのは間違いないと確信するが、亜紀が精神疾患を発症した原因が市側にあると立証するのは難しく。津田が亜紀に土下座を強要した証拠を懸命に探すが…というのが7話の展開。「そもそも蓮は連続女性殺人犯じゃない」…黒澤によれば蓮は記者として事件を追っていて、十和を亡くして生きる目的を失っていた黒澤の前に現れたという。黒澤は蓮とともに犯人を見つけ出そうとしたが、被害者が増えるのをただ見てるだけだったという。そして蓮は黒澤に「事件のことで直接会って話したい事がある」と電話をよこしたあと、亡くなったという。さらに黒澤は衝撃的な事実を明かす。それは蒼が4人目の連続殺人について警察の事情聴取を受けていた、ということだった…。その後、蒼がすぐに捜査対象から外されていたことが判明。黒澤は大治郎が警察に手を回し、蒼が事件に関与していることをもみ消したのでは?と推測。大治郎のもとに赴く。そこには黒澤を影で見つめる蒼の姿が…。「予想外の展開すぎる、物語冒頭のキラキラ輝く流川蒼くんどこ??!!!」「え…さすがに流川蒼くんは犯人じゃないよね?!違うと信じてるよ」「いつも癒しだった蒼くんは今週は一番の危険人物 はぁ…いつからそんな子になっちゃったんだ……」など、驚愕展開にSNSもどよめくなか、「こんなにあからさまに疑惑向けられてると逆に怪しく思えなくなるな???」といった声も。ラストでは黒澤の協力者・椿(市川知宏)の妻が殺されるという急展開に。「展開が怖すぎで心臓バクバクなんですけど、どーなるのー?」「真犯人まだ登場してない可能性もある?」など様々な声がネットに投稿される状況になっている。【第8話あらすじ】椿の妻・沙良が殺され、黒澤は自責の念に駆られる。彼は蒼が事件に関わっているのではと疑いを強め、大治郎に蒼の居場所を教えろと迫るが、大治郎は「知らない」と言って黒澤をあしらう。まもなく沙良殺害の容疑者として椿が逮捕され、蘭は椿の弁護を担当することに…。「勝利の法廷式」は毎週木曜23:59~読売テレビ・日本テレビ系で放送中。(笠緒)
2023年05月26日福士蒼汰が出演するドラマシリーズ「THE HEAD」Season2よりキャラクタービジュアルが解禁された。本作は、世界が震撼した極限の心理サバイバル・スリラー。南極を舞台に惨劇が繰り広げられたSeason1の配信開始から3年、待望の続編が日本でも間もなく配信が開始される。Season2では太平洋に浮かぶ巨大貨物船を装った秘密研究基地を舞台に、再び連続殺人が発生し極限の心理サバイバルが幕を開ける。この度公開となったのは、「”あなたは誰を信じますか?”」というキャッチコピーとともに、隔絶された船の窓からこちらを見つめる緊迫の表情が印象的なキャラクタービジュアル。南極での惨劇からの生存者で、研究の成功のためには手段を選ばない天才生物学者・アーサーと、科学研究基地・ポラリス6の医師でアーサーとある因縁を持つマギー。そしてアーサーの娘で、研究一筋で家族をないがしろにしてきた父に複雑な感情を抱いている海洋生物学者・レイチェル(オリヴィア・モリス)、そのレイチェルと恋仲にあり、科学探査船の保安責任者・アレック(モー・ダンフォード)。さらに、アーサーからマギー探しの依頼を受ける優秀なエンジニア・ユウトや、アーサーを尊敬しつつも何やら過去がある様子の生物学者・エイミー(ジョゼフィン・ネルデン)といった研究チームのメンバーに加え、船を取り仕切る船長のルノー(ティエリ・ゴダール)、船の整備を任されている機関長のオスカル(エンリケ・アルセ)と、その弟であり機関士のチャーリー(ホヴィク・ケウチケリアン)ら船員たち。海のど真ん中でどこにも逃げ場はなく、助けも来ない状況の中で、極限状態に追い詰められていく研究員や乗組員たちの恐怖や不安が入り混じる表情を映し出している。Huluオリジナル「THE HEAD」Season2は6月17日より毎週土曜Huluにて独占配信(全6話)。(text:cinemacafe.net)
2023年05月20日「詐欺師の味方をして裁判で勝たせる悪徳弁護士です。ダークな面を持ちながら人間味もあるので、それを同時に表現しなければならない。演じるうえで難しさもありますが、彼の魅力的なところなのでとても大事にしています」そう話すのは、放送中のドラマ『弁護士ソドム』(テレビ東京系・金曜20時~)で自身初の弁護士役に挑戦している福士蒼汰(29)。ソドムとは、旧約聖書に登場する街の名前で、“退廃”や“悪徳”の象徴。正統派のイメージを覆すようなダークヒーローを演じている。「作品を見てくださる方がどう受け取るか考えると、ドキドキしちゃいますね(笑)。極端なキャラクターのときほど反応が気になって。『大奥』(NHK)で有功のような善人を演じたときもドキドキでした」ドラマでは詐欺師さえも手玉に取る男を演じているが、自身は騙すほう? それとも騙されるほう?「あまり騙されないと思います。すべてを疑ってかかるタイプなので(笑)。真実を知りたいという気持ちが強くて、本当のように思えることでも疑うようにしているし、当然噓っぽいことも疑うので、結果、全部を疑うことに(笑)」まもなく30歳の誕生日を迎える福士。「いま、仕事がものすごく楽しい」と目を輝かせる。「台本を読み込むことも、演出にすり合わせていく作業も、昔よりもシンプルに、能動的になりました。もちろん、楽しいと感じることができなかった時期もありましたが、人生と同じように役者の人生にも波があります。落ちているときでも、“生きていれば絶対また上がる”と信じて生きる。その心の持ちようが大事なんだと思います」プライベートでは英語や格闘技にいそしむが、その努力が実り、6月には全編英語のセリフに挑戦した初の海外作品が世界配信される。「世界各国を代表する俳優陣のなか、日本人キャストは僕1人でしたが、精いっぱい取り組むことができたと思います。厳しい世界ですが、挑戦していかなければならないと自分を奮い立たせています」
2023年05月20日映画『湖の女たち』が2024年5月17日(金)より全国公開される。福士蒼汰と松本まりかがW主演、原作は吉田修一、監督・脚本は大森立嗣。吉田修一原作のミステリー映画『湖の女たち』の原作は、吉田修一による同名小説。琵琶湖近くの介護施設で起きた不可解な事件をめぐる極限のミステリーだ。福士蒼汰&松本まりかW主演主演を務めるのは、福士蒼汰と松本まりか。映画やドラマなどで活躍し続ける2人が初共演となる映画『湖の女たち』で、インモラルな関係性に溺れて行く刑事と容疑者という難役に挑む。主人公・濱中圭介…福士蒼汰介護施設で起きた事件を追う西湖署の若手刑事。取り調べで出会った佳代への歪んだ支配欲を抱いていく。主人公・豊田佳代…松本まりか100歳の老人が殺された事件が起きた湖畔の施設の介護士。容疑者として嫌疑をかけられる。伊佐美佑…浅野忠信ベテラン刑事で圭介の上司。真実を追求する正義感あふれる刑事であったが、過去に起きた事件の闇に囚われ、圧迫捜査も厭わず事件の容疑者を激しく追い詰める。池田由季…福地桃子週刊誌の若手記者。事件の真相を追いかけるうちに、この殺人事件と署が隠蔽してきたある薬害事件に関係があることを突き止めていく。松本郁子…財前直見佳代と同じ介護施設で働く介護士。伊佐美の強引な取り調べにより心身共に追い詰められていく。市島松江…三田佳子事件で殺された100歳の老人の謎めいた妻。池田が事件について調査していくうちにたどり着く。大森立嗣が監督・脚本監督・脚本は『星の子』『日日是好日』の大森立嗣。第35回モスクワ国際映画祭で日本映画48年ぶりとなる審査員特別賞など、数々の賞に輝いた映画『さよなら渓谷』の原作者・吉田修一と再びタッグを組む。映画『湖の女たち』あらすじ事件の捜査にあたった西湖署の若手刑事・圭介とベテランの伊佐美は、施設の中から容疑者を挙げ、執拗な取り調べを行なっていく。その陰で、圭介は取り調べで出会った介護士・佳代への歪んだ支配欲を抱いていく。一方、事件を追う週刊誌記者・池田は、この殺人事件と署が隠蔽してきたある薬害事件に関係があることを突き止めていくが、捜査の先に浮かび上がったのは過去から隠蔽されてきた恐るべき真実。それは、我々の想像を超えた過去の闇を引き摺り出す。そして、後戻りできない欲望に目覚めてしまった、刑事の男と容疑者の女の行方とは?【作品詳細】映画『湖の女たち』公開日:2024年5月17日(金)監督:大森立嗣脚本:大森立嗣出演:福士蒼汰、松本まりか、福地桃子、近藤芳正、平田満、根岸季衣、菅原大吉、土屋希乃、北香那、大後寿々花、川面千晶、呉城久美、穂志もえか、奥野瑛太、吉岡睦雄、信太昌之、鈴木晋介、長尾卓磨、伊藤佳範、岡本智礼、泉拓磨、荒巻全紀、財前直見、三田佳子、浅野忠信■原作『湖の女たち』 文庫本情報発売日:2023年7月28日(金)著者:吉田修一出版社:新潮社定価:825円ISBN:978-4-10-128759-1
2023年05月13日吉田修一の原作小説「湖の女たち」が、福士蒼汰と松本まりかのW主演で映画化が決定。本編撮影の中盤で撮られた、禁忌と無垢の間で揺れ動き、抗い合う2人を収めたファーストビジュアルも公開された。琵琶湖近くの介護施設で、百歳の老人が不可解な死を遂げた。老人を延命させていた人工呼吸器の誤作動による事故か、それとも何者かによる殺人か。謎を追う刑事たちと介護士の女、そして過去の事件を探る記者の行方は、深淵なる湖に沈んだ恐るべき記憶にのみ込まれていく――。主演を務める2人は、今回が初共演。福士さんが事件を追う刑事・濱中圭介、松本さんが事件が起きた施設の介護士・豊田佳代。事件が袋小路に入り込むにつれ、インモラルな関係性に溺れていく刑事と容疑者という難役に挑む。原作は吉田修一氏による“現代の黙示録”とも言うべき傑作同名小説。監督・脚本は大森立嗣。第35回モスクワ国際映画祭で日本映画48年ぶりとなる審査員特別賞の快挙を始め、数々の国内賞を受賞した『さよなら渓谷』のタッグが再び実現した。撮影は、昨年10月から今年2月にかけて、琵琶湖周辺を中心にオールロケによって実施、そして4月に完成。福士さんは「今まで経験したことのない役柄だったので、僕にとって非常に大きな挑戦であり、役者人生におけるターニングポイントと呼べる作品となったと自負しています」とコメント。続けて「原作や台本を読み込み、撮影に向けて準備を整えて臨みましたが、役者がすべきことは"その場の空気に身を置く"こと、思考を取っ払って感じるがままを表現することだと、改めて気付かされた現場でした」とふり返る。松本さんは「あの強烈な映画体験は、生涯この身体から離れることはないでしょう」と、その挑戦的な役どころに全身全霊で向かい合ったことへ熱のこもったコメントを寄せた。『湖の女たち』は11月、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2023年05月10日俳優の福士蒼汰と松本まりかがW主演を務める、映画『湖の女たち』(2023年11月公開)が公開されることが10日、明らかになった。同作は吉田修一氏の同名小説の実写化作。琶湖近くの介護施設で百歳の老人が不可解な死を遂げた。老人を延命させていた人工呼吸器の誤作動による事故か、それとも何者かによる殺人か。謎を追う刑事たちと介護士の女、そして過去の事件を探る記者の行方は、深淵なる湖に沈んだ恐るべき記憶にのみ込まれていく。監督・脚本に『日日是好日』『星の子』『MOTHER マザー』の大森立嗣を迎え、第35回モスクワ国際映画祭で日本映画48年ぶりとなる審査員特別賞の快挙を始め、数々の国内賞を受賞した『さよなら渓谷』から満を持しての吉田修一原作とのタッグとなる。撮影は2022年10月から2023年2月にかけて琵琶湖周辺を中心にオールロケによって実施され、4月に完成した。事件を追う刑事・濱中圭介役の福士蒼汰、事件が起きた施設の介護士・豊田佳代役の松本まりかが主演を務め、映画やドラマなど一線で活躍し続ける2人が初共演。事件が袋小路に入り込むにつれ、インモラルな関係性に溺れて行く刑事と容疑者という難役に挑んだ。本編撮影の中盤で撮られたファースト・ビジュアルは、禁忌と無垢の間で揺れ動き、そして抗い合う2人を収めた。○福士蒼汰 コメント圭介は今まで経験したことのない役柄だったので、僕にとって非常に大きな挑戦であり、役者人生におけるターニングポイントと呼べる作品となったと自負しています。原作や台本を読み込み、撮影に向けて準備を整えて臨みましたが、役者がすべきことは"その場の空気に身を置く"こと、思考を取っ払って感じるがままを表現することだと、改めて気付かされた現場でした。大森監督が僕を原点に引き戻して下さったのだと感じています。"わかりやすさ"や"意味"を求められることが多い昨今ですが、この作品では、人間の奥底で疼く何かを感じていただきたいです。言葉だけでは説明がつかない人間という生き物を、湖の絶景と共に受け止めていただけたらと思います。○松本まりか コメント大森立嗣という人はただひたすらに私を見つめ続けました。何も語らず肯定し続けました。私は認められ解き放たれ自由であることに戸惑いました。芝居は俳優はこうあるべきとか、誰かが決めてくれた常識を鵜呑みして従い縛られ生きることに安心感を覚えていること…なんならその不自由さを求めてすらいることに気がつきました。自分は何者なのか、何がしたいのか、何がしたくてここまできたのか、自分の中に何があるのか、何もない、持たない、結局何者でもないことを突き付けられ、焦り、限界を知り、静かに壊れてゆきました。そこに至って私はようやく、自分を守る、偽るガードが崩れ、その隙から本当に美しいもの、その本質に一瞬、出会うことが出来たのです。それは私であり佳代であり、自分と役を隔てるものはなかったように思います。ラストシーン。彩りを帯びてゆく空と湖、逆光の大森組が三位一体になった夜明け。あんなにも美しい景色を見たのは初めてでした。どうしようもなく此処で生きたいと思ってしまった。「誰かを信じ切る」という監督の揺るぎない覚悟と共に、あの強烈な映画体験は、生涯この身体から離れることはないでしょう。○監督・脚本:大森立嗣コメント吉田修一さんの『湖の女たち』と言う小説を読みました。この世のケガレと生の輝きが渦巻くようなものすごい小説でした。沸々とした気持ちを抑えられず、大きな挑戦でしたが映画にしたいと熱望し、なんとか完成までこぎつけました。福士蒼汰と松本まりかが主演です。二人は本当に素晴らしい演技をしています。今は心に響く映画になったのではないかと思っていますが、どのように伝わるか緊張の中にいます。どうか皆さまに届きますように。○原作・吉田修一コメント海は眺めるものだが、湖はこちらを見つめてくる。本作を観終わって尚、ざわざわと落ち着かぬ心にそんな言葉が浮かんでくる。映画を見ていたつもりが、気がつけばずっとその映画に見られていたような感覚だった。劇中、不毛でアブノーマルな性愛に溺れていく男女を演じる福士蒼汰さんと松本まりかさんからも、その何かを問いかけるような凄みが強く伝わってくる。二人が重ね合わせるのは体ではなく、互いの弱さである。互いが日常生活で抱えている服従心である。では人はどのようなときに服従を選択するか。自由を奪われたときである。では自由とは何か。それは恐怖心がないということだ。とすれば、服従心というのは、恐怖心への対抗策であり、自由を希求する心であるとも言える。暗い湖に落ちていくような二人の姿に、そんな根源的なことまで考えさせられた。本作で描かれるのはグロテスクな事件であり、目を背けたくなるような人間の弱さである。しかしその人間の弱さこそが、物語を生み、歴史となっていくことを大森立嗣監督は伝えてくる。そしてそれでも尚、ほんの少しの勇気によって世界が変わることを、あの涙が出るほど美しい湖の風景を通して観客にそっと教えてくれる。(C)2023 映画「湖の女たち」製作委員会
2023年05月10日福士蒼汰と松本まりかがダブル主演する映画『湖の女たち』の製作および劇場公開が決定し、ファースト・ビジュアルが解禁。併せて福士と松本、原作者の吉田修一、監督・脚本の大森立嗣の4名からコメントが到着した。原作は吉田修一氏による“現代の黙示録”とも言うべきミステリー小説『湖の女たち』。監督・脚本に『日日是好日』、『星の子』、『MOTHER マザー』の大森立嗣。第35回モスクワ国際映画祭で日本映画48年ぶりとなる審査員特別賞の快挙を始め、数々の国内賞を受賞した『さよなら渓谷』のタッグが実現した。琵琶湖近くの介護施設で百歳の老人が不可解な死を遂げた。老人を延命させていた人工呼吸器の誤作動による事故か、それとも何者かによる殺人か――。謎を追う刑事たちと介護士の女、そして過去の事件を探る記者の行方は、深淵なる湖に沈んだ恐るべき記憶にのみ込まれていく……。主演は、事件を追う刑事・濱中圭介役に福士蒼汰、事件が起きた施設の介護士・豊田佳代役に松本まりか。映画やドラマなど一線で活躍し続けるふたりが初共演となる本作で挑むのは、事件が袋小路に入り込むにつれ、インモラルな関係性に溺れていく刑事と容疑者という難役。吉田修一氏はふたりに対し「何かを問いかけるような凄みが強く伝わってくる」「ふたりの姿に根源的なことまで考えさせられた」と語る。一方、福士蒼汰は撮影を振り返り、「今まで経験したことのない役柄だったので、僕にとって非常に大きな挑戦であり、役者人生におけるターニングポイントと呼べる作品となったと自負しています」、松本まりかは「あの強烈な映画体験は、生涯この身体から離れることはないでしょう」と、その挑戦的な役どころに全身全霊で向かい合ったことへ、非常に熱のこもったコメントを寄せた。なお、撮影は2022年10月から2023年2月にかけて琵琶湖周辺を中心にオールロケによって実施され、4月に完成。大森監督は「この世のケガレと生の輝きが渦巻くようなものすごい小説」、「大きな挑戦でしたが映画にしたいと熱望し、なんとか完成までこぎつけました」と語る。完成した映画について吉田修一氏は「映画を見ていたつもりが、気がつけばずっとその映画に見られていたような感覚」、「ほんの少しの勇気によって世界が変わることを、あの涙が出るほど美しい湖の風景を通して観客にそっと教えてくれる」と称賛のコメントを寄せた。■福士蒼汰コメント圭介は今まで経験したことのない役柄だったので、僕にとって非常に大きな挑戦であり、役者人生におけるターニングポイントと呼べる作品となったと自負しています。原作や台本を読み込み、撮影に向けて準備を整えて臨みましたが、役者がすべきことは"その場の空気に身を置く"こと、思考を取っ払って感じるがままを表現することだと、改めて気付かされた現場でした。大森監督が僕を原点に引き戻して下さったのだと感じています。"わかりやすさ"や"意味"を求められることが多い昨今ですが、この作品では、人間の奥底で疼く何かを感じていただきたいです。言葉だけでは説明がつかない人間という生き物を、湖の絶景と共に受け止めていただけたらと思います。■松本まりかコメント大森立嗣という人はただひたすらに私を見つめ続けました。何も語らず肯定し続けました。私は認められ解き放たれ自由であることに戸惑いました。芝居は俳優はこうあるべきとか、誰かが決めてくれた常識を鵜呑みして従い縛られ生きることに安心感を覚えていること……なんならその不自由さを求めてすらいることに気がつきました。自分は何者なのか、何がしたいのか、何がしたくてここまできたのか、自分の中に何があるのか、何もない、持たない、結局何者でもないことを突き付けられ、焦り、限界を知り、静かに壊れてゆきました。そこに至って私はようやく、自分を守る、偽るガードが崩れ、その隙から本当に美しいもの、その本質に一瞬、出会うことが出来たのです。それは私であり佳代であり、自分と役を隔てるものはなかったように思います。ラストシーン。彩りを帯びてゆく空と湖、逆光の大森組が三位一体になった夜明け。あんなにも美しい景色を見たのは初めてでした。どうしようもなく此処で生きたいと思ってしまった。「誰かを信じ切る」という監督の揺るぎない覚悟と共に、あの強烈な映画体験は、生涯この身体から離れることはないでしょう。■監督・脚本:大森立嗣コメント吉田修一さんの『湖の女たち』という小説を読みました。この世のケガレと生の輝きが渦巻くようなものすごい小説でした。沸々とした気持ちを抑えられず、大きな挑戦でしたが映画にしたいと熱望し、なんとか完成までこぎつけました。福士蒼汰と松本まりかが主演です。ふたりは本当に素晴らしい演技をしています。今は心に響く映画になったのではないかと思っていますが、どのように伝わるか緊張の中にいます。どうか皆さまに届きますように。■原作・吉田修一コメント海は眺めるものだが、湖はこちらを見つめてくる。本作を観終わって尚、ざわざわと落ち着かぬ心にそんな言葉が浮かんでくる。映画を見ていたつもりが、気がつけばずっとその映画に見られていたような感覚だった。劇中、不毛でアブノーマルな性愛に溺れていく男女を演じる福士蒼汰さんと松本まりかさんからも、その何かを問いかけるような凄みが強く伝わってくる。ふたりが重ね合わせるのは体ではなく、互いの弱さである。互いが日常生活で抱えている服従心である。では人はどのようなときに服従を選択するか。自由を奪われたときである。では自由とは何か。それは恐怖心がないということだ。とすれば、服従心というのは、恐怖心への対抗策であり、自由を希求する心であるとも言える。暗い湖に落ちていくようなふたりの姿に、そんな根源的なことまで考えさせられた。本作で描かれるのはグロテスクな事件であり、目を背けたくなるような人間の弱さである。しかしその人間の弱さこそが、物語を生み、歴史となっていくことを大森立嗣監督は伝えてくる。そしてそれでも尚、ほんの少しの勇気によって世界が変わることを、あの涙が出るほど美しい湖の風景を通して観客にそっと教えてくれる。『湖の女たち』()11月公開(C)️2023 映画「湖の女たち」製作委員会
2023年05月10日●肉体美が引き寄せたトレーナー役「役が役者に近づいてくることも」NHKドラマ10『大奥』での好演が記憶に新しい俳優の福士蒼汰。4月28日より主演ドラマ『弁護士ソドム』(テレビ東京 毎週金曜20:00~)が始まったが、5月6日からは動画配信サービス・U-NEXTでも主演ドラマ『NoMAD Workout -FUKUトレin NY-』が配信スタートとなる。米ニューヨークを舞台にした『Fukuトレ』は、鍛え上げた肉体と得意の英語を活かした作品に。今年は初の海外作品も控えている。5月30日に30歳を迎える福士。2011年に俳優デビューしてから12年経った今、「役者人生の中で一番楽しい」と充実の日々を過ごしている。『Fukuトレ』は、福士蒼汰演じるトレーナー・FUKUのニューヨークライフを描くモキュメンタリーと、本格的なオンライン筋トレが融合した新感覚のトレーニング・ドラマ。撮影はニューヨークで行われた。ドラマは、トレーニング動画配信者として生きていく決意をした29歳のFUKUが、「どうせなら、好きな場所で暮らして働こう!」と日本を飛び出し、ニューヨークへ向かうところから始まる。劇中で展開されるトレーニング、通称「FUKUトレ」は、運動は苦手な人でも始められるプログラムで、FUKUの優しさあふれる褒め上手な声かけもポイントとなっている。トレーニング・ドラマという今までにない作品に、福士はオファーを受けたとき「まったく想像がつかなかった」と思ったものの、すぐに挑戦したいと思ったという。「U-NEXTさん初のオリジナル企画作品だと聞いて、それもありがたいなと思いましたし、ニューヨークでドラマを撮るというところにもワクワクしました。モキュメンタリーとはどういう感じなんだろうと思いながら、トレーニングも好きだし、英語も好きだし、ぜひやりたいなと。自分が好きな内容だったのでとてもやりがいを感じました」普段からトレーニングに励み、その肉体美にも注目が集まっている福士。筋トレを始めたきっかけは、米ロサンゼルスでのトレーナーとの出会いだった。「3年ぐらい前にLAに行ったときに、ジムのトレーナーさんと出会って。その方が東京でトレーナーをやっていると言っていたので、せっかくのご縁なので行くようになりました」武術や格闘技はそれ以前から続けており、最初はジークンドーから始めたという。「『仮面ライダーフォーゼ』のときに吉沢亮くん演じる2号ライダーがジークンドー使いで、こんな面白い武術があるのだと知りました。その後、『図書館戦争』で岡田准一さんと共演したときに岡田さんが偶然にもジークンドーをやられていると聞き、さらに興味を持って。どこでやっているのかなど教えていただいて僕も始めました」ジークンドーを4年くらい続けた後は、また違った武術や格闘技をやっているそうで、「興味が湧いたものをいろいろやっています。そのほうが楽しいので」と話した。○■目指している体は「脳でイメージしたまま動ける体」そして、「普通のウエイトを使った筋トレと、コンディショニングと、格闘技などをやって、実際に動けるための筋肉と見た目をきれいにするための筋肉の両方をつけています」と日々のトレーニングについて説明。目指している体は「脳でイメージしたまま動ける体」で、理想の体を100%とすると今は「まだ2%ぐらい」だという。「イメージ通りに動けるなんて究極。そこまではまだまだなれないという意味で2%です。それでも理想の体に近づけるように、脳のイメージと体をつなげていくために神経を促したり、筋力をつけたり、体をほぐしたりしています」理想の体を目指しているのは俳優業のためというのが大きく、「役者として自然に表現するためには、自分の体をコントロールできないといけない」とその必要性を感じている。まだ完成度は2%とのことだが、肉体改造が「役に生きていると感じています」と手応え。「アクションや殺陣などで、体のコントロールが脳みそと連動というところはできてきているなと。徐々にですが理想に近づけているなとは思います」と語る。また、肉体改造のおかげで作品や役と巡り合えているという実感も。「役者が求められる役に近づけることもありますが、役が役者に近づいてくることもあるなと。今回の『FUKUトレ』も、僕が体を鍛えているのを監督が知ってくださっていて。そういう意味では役も広がっていると思います」●「いまだかつてないくらいテンション高く」トレーナー役を熱演ドラマパートとトレーニングパートそれぞれに魅力がある『FUKUトレ』。ドラマパートではニューヨークの街並みも楽しめる。「五番街やタイムズスクエアなどみんなが行く観光名所だけでなく、ローカルなカフェや洋服屋さんなどにも行っています。そしてモキュメンタリーなので、台本がありながらドキュメンタリーライクに進んでいきます。FUKUなのか僕自身なのか、その狭間を楽しんでいただけるとうれしいです」トレーニングパートでは、明るく元気なFUKUが視聴者に寄り添いながらトレーニングを進めていく。「女性をターゲットにしているトレーニングで、呼吸など簡単なところから始まって、徐々に有酸素運動も入ってきます。僕がいまだかつてないくらいテンション高く、明るく元気なFUKUを演じているところもポイントです。皆さん見て驚くんじゃないかなと(笑)」絶対見てほしいシーンは? との問いには「いっぱいあります(笑)」と少し迷いつつ、ニューヨークでリアルにトレーナーをしている人にパーソナルトレーニングを受けるシーンを挙げた。「『ドラマとして撮影もするけど、本気でトレーニングしてほしい』と伝えたら、本当に全力でサーキット系のトレーニングを教えてくださりました。すごく楽しかったですし、ドラマの転換期になるシーンでもあるので注目してほしいです」本作でのトレーニングは、パーソナルトレーナー界のレジェンド・横手貞一朗氏が監修。福士自身も撮影前に横手氏のメソッドを習い、新たな学びもあったという。「女性向けというのもあって、呼吸やストレッチ要素が大きいです。新しいこともありながら、コンディショニングで習ったことと似ているところもありました。横手さんからは主に腹膜についても勉強させていただき、疲れているときに横手さんに教わったように筋膜ほぐしを実践しています」○■念願の海外作品出演も叶い「英語を勉強してきてよかった」英語を使うシーンもあるが、海外作品初出演となるHuluオリジナルドラマ『THE HEAD』Season2(2023年初夏配信)で全編英語のセリフに挑戦し、昨年スペイン・マドリードで行われた取材会で、通訳なしで堂々と英語で受け答えするほど英語スキルの高い福士は、『Fukuトレ』の撮影も難なくこなした。海外への興味は、小学生のときに地球儀を見て芽生えたのだという。「地球儀で日本を発見して、その小ささに驚いたんです。中学生になって学校で英語科目の勉強が始まって、この言語が話せたら世界中の人と話せるのだと思ったんです。そして、高校生のときにこの仕事を始め、英語を使った仕事もしたいとずっと思っていたので、英語の勉強は毎日のようにずっと続けてきました」英語の勉強は「ほぼ独学」とのことで、ここまで受け答えできるようになったことに「勉強してきてよかったなと思います」としみじみ。「僕は留学の経験もありませんが、コツコツ勉強してきた成果が出てきたのかなと思っています。僕はいろんな勉強法を試したタイプで、勉強法を勉強するところから始めたくらいです。最初はただかっこよく英語を話したいというのが大きかったので、発音の勉強から入りました。僕の場合は役者なので、文章を作る力よりも、台本のセリフを正しく発音できる力のほうが優先度が高いかなと」『THE HEAD』で海外作品初出演を果たし、『Fukuトレ』でも英語を活用。「20代までに海外作品に出演するのが夢だったんです。ありがたいことに叶えることができました」と笑顔を見せる。海外作品に初挑戦し、さらに海外への思いが増したそうで「喜びと同時に大変さも感じましたが、もっともっとやりたいなという気持ちのほうが強いです」と明かす。●『大奥』好演も話題“役として生きる楽しさ”に目覚めて飛躍5月30日に30歳を迎える福士。今後の抱負を尋ねると「特別なことは考えていないんです。30代になってもやることは変わらないかなと。その中でまた海外の作品にも出られたらうれしいです」と答えた。今年は、万里小路有功役を務めたNHKドラマ10『大奥』での好演が大きな注目を集め、主演ドラマに初の海外作品と、充実した年になりそうだ。2011年に俳優デビューしてから12年。「役者人生の中で今が一番楽しい」と語る。なぜ心から楽しめるようになったのか。それは、役として生きる楽しさを感じられるようになってきたからだという。「ある監督に出会ったことが大きいです。役者としてその瞬間を生きる楽しさに気づくことができ、そのあとに撮影した『大奥』も演じていて楽しかった。皆さんからの反響も励みとなって、やりがいをすごく感じることができました」そして、以前は「役者としての正解がわからなかった」と告白。「20代前半は役者としての知識や経験が不足していて、ずっと手探りでお芝居をしていたような気がします。デビューから10年以上が経って、ようやく自分の中で掴めたものがあると感じています」20代後半になって演じる楽しさに目覚め、磨きのかかった演技で多くの人の心をつかんでいる福士。鍛え上げた肉体や英語も武器に、ここからさらなる活躍を見せてくれそうだ。■福士蒼汰1993年5月30日生まれ、東京都出身。2011年にドラマ『美咲ナンバーワン!!』で俳優デビュー。同年、『仮面ライダーフォーゼ』で主演に抜てきされ、同シリーズの劇場版5作品にも出演する。NHK連続テレビ小説『あまちゃん』(13年)で注目度が急上昇し、映画『好きっていいなよ。』(14年)など3作品での演技が評価され、2015年に第38回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。ラブストーリーやアクション作品など幅広い作品に出演し、4月28日より主演ドラマ『弁護士ソドム』(テレビ東京)がスタート。主演を務めるトレーニング・ドラマ『NoMAD Workout -FUKUトレin NY-』が5月6日よりU-NEXTで独占配信。自身初の海外作品であるHuluオリジナルドラマ『THE HEAD』Season2が6月17日より配信。
2023年05月01日福士蒼汰主演、テレビ東京ドラマ8「弁護士ソドム」が4月28日からスタート。福士さん演じる主人公・渉の“真意”に「黒幕を炙り出そうとしてるのか」などの声とともに、「復讐劇、楽しみ」など今後の展開に期待を寄せる声も多数寄せられている。テレ東金曜8時のドラマ枠が、若い世代もターゲットとしたチャレンジ精神あふれるものにリニューアル。その幕開けとなる本作は“悪徳弁護士”として知られる主人公の復讐劇を描いていく。旧約聖書に登場する街の名前で、「退廃」や「悪徳」の象徴とされるソドムと呼ばれる型破りな“詐欺加害者専門弁護士”の小田切渉役で福士さんが主演。共演には小さな事務所の人権派弁護士で、渉と法廷で対決することになる若松まどかに玄理。渉の恩人で親代わりとして渉を見守り続けているSOGA法律事務所代表の曽我一馬に光石研。渉の幼馴染で仲間の天才ハッカー・八雲カイに加藤清史郎。渉の仲間で変装が得意な元結婚詐欺師の三木天音に山下美月。渉の母で人権派弁護士だった小田切翔子に高岡早紀。渉の父で大学時代は法律の勉強をしていたが、法律の道には進まなかった小田切宏に勝村政信。まどかの元カレで大手新聞社の社会部の新聞記者の青柳孝介に古川雄輝。まどかが勤める弁護士事務所の代表・篠崎誠にでんでんといったキャスト。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。まどかのもとに友人・沙耶(秋元才加)が結婚詐欺に遭ったと駆け込んでくる。沙耶の弁護を引き受けるまどかだが、相手側の弁護士は“法曹界のソドム”と呼ばれる渉で、彼の酷い言葉に沙耶は深く傷つき、訴えを取り下げてしまう。ところが今度は沙耶の祖父がリフォーム詐欺に遭う。実は沙耶が被害に遭った結婚詐欺とリフォーム詐欺は裏で繋がっていて…というのが1話の物語。渉が“詐欺師の弁護だけ引き受ける”のには理由があった。渉の母・翔子は詐欺被害者のために闘う弁護士だったが、渉が高校時代に自死。その原因は父の宏が会社の金を横領したからだとされたが、渉は翔子が遺した手帳から彼女が詐欺の“黒幕”を追っていたことを知り、「牧師」と呼ばれる黒幕にたどり着くため、あえて詐欺師の弁護をしていた…。視聴者からは「お父さんの横領も、本当はハメられたのかな」「ソドムは仮の姿で、本当は母親の復讐のために詐欺師の黒幕を炙り出そうとしてるのか」「ソドムは母親の死の真相を探って復讐する気なのか」などの反応とともに、「過去と現在が絡み合う復讐劇、楽しみ」「小田切渉がどうやって復讐して行くのか気になります!」といった声も。また、渉を演じる福士さんに「渉の過去、悪徳弁護士、裏のアジトでの顔 福士蒼汰さんの演じ分けが素敵」「ツンツン弁護士の福士くんもカッコよかったし仲間と打ち解ける福士くんの砕けた感じもカッコよかった」といった感想も寄せられている。【第2話あらすじ】誠が事務所を閉じることになり、まどかは渉がいる事務所へとやってくる。さらに弁護士を目指すきっかけになった女性が、渉の母・翔子だと判明。そんな2人が思いがけずコンビを組むことになる。その矢先、渉のもとに特殊詐欺に関わった大学生・久保寺治(佐藤龍我)の弁護依頼が舞い込む…。「弁護士ソドム」は毎週金曜20時~テレビ東京系で放送。(笠緒)
2023年04月29日福士蒼汰が型破りな“詐欺師専門弁護士”を演じる「弁護士ソドム」が、テレビ東京金曜20時の新ドラマ枠・ドラマ8にて4月28日(金)よりスタートする。話題を呼んだNHKドラマ10「大奥」での好演も記憶に新しい中、今度は完全オリジナルのリーガルサスペンスでダークヒーローを演じるという。さらに6月からは、自身初の海外ドラマ「THE HEAD」Season2も配信スタート!福士さんはいま、かつてないキャリアの充実期に立っている。男女逆転「大奥」万里小路有功役で改めて注目集めるNHKドラマ10「大奥」3代・徳川家光×万里小路有功編よしながふみ原作の大人気漫画をドラマ化したドラマ10「大奥」では「3代・徳川家光×万里小路有功 編」に出演。若い男子にのみ感染し、数日で死に至る「赤面疱瘡(あかづらほうそう)」が日本中に広がった江戸時代初めを舞台に、3代将軍家光の死を偽装するため身代わりとなった千恵(堀田真由)との愛を経て、やがて大奥総取締として男性の大奥世界を構築する万里小路有功、という重要な役どころを担った。麗しく、穏やかで慈愛に満ちた有功は、ひとりの女性としての人生と尊厳を奪われ傷ついた千恵を癒し、有功自身も四面楚歌の中で千恵との愛に癒されたはず。嫉妬や、幻滅、苦々しい思いは表に出さず、自分なりの愛と正義を貫こうとする有功の姿は多くの視聴者の胸を打った。福士さんは、2011年「仮面ライダーフォーゼ」の如月弦太朗/仮面ライダーフォーゼ役に抜擢され、2013年に国民的ブームを巻き起こしたNHK連続テレビ小説「あまちゃん」でブレイク。以後、綾瀬はるか共演の「きょうは会社休みます。」や月9ドラマ「恋仲」、少女漫画の実写化映画『ストロボ・エッジ』といった作品で人気を確立、『好きっていいなよ。』『神さまの言うとおり』『イン・ザ・ヒーロー』と、ジャンルの異なるこの映画3作で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した。有村架純と共演『ストロボ・エッジ』(2015)数多く出演してきたラブストーリーの中でも異色といえるのが、時間が鍵を握る『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』(2016)で、いまK-POPアイドルの間でも人気となっているという。さらに、主演舞台「劇団☆新感線『髑髏城の七人』Season月」や映画『曇天に笑う』『BLEACH』、『ラプラスの魔女』など、近年は役柄の幅を広げてきた。『BLEACH』(2018)韓国ドラマのリメイクとなるAmazon Originalドラマ「星から来たあなた」では、400年も地球に暮らす“宇宙人”としてのクールな一面、有功にも通じるような落ち着きや達観と、自由奔放な人気女優・笹原椿(山本美月)とのユニークな掛け合いも見どころ。「スターマン・この星の恋」以来、2度目の宇宙人役をこなした。“ターニングポイント”になった作品は?『ちょっと今から仕事やめてくる』初日舞台挨拶より「ターニングポイントになった作品」と自ら語ったのが、『銀河鉄道の父』『八日目の蝉』の成島出監督のもと、「星から来たあなた」でも共演した工藤阿須加と出演した『ちょっと今から仕事やめてくる』(2017)。仕事に行き詰まった隆(工藤さん)が出会う、“陽”の雰囲気を放つ関西弁の謎多き青年・ヤマモトは新境地となり、初日舞台挨拶で「今の気持ち、今の役者としての心というものはたぶん一生、忘れない」と語っていたほど。『ちょっと今から仕事やめてくる』また、さらなる転機となったのは『ザ・ファブル』(2019)での岡田准一との再会だろう。『図書館戦争』シリーズで共演した2人だが、「(以前は)岡田さんが教官で自分が部下、仲間だったんです。いずれ戦いたいなと思って、今回ついに戦うと。“うわ、ついに俺の夢が叶ったぞ!”と思い即決しました」と舞台挨拶でコメント。ストイックな格闘技習得やアクションへの追求で知られる岡田さんは「師匠で尊敬している俳優さんのひとり」とも語っていた。『ザ・ファブル』同作や『カイジ ファイナルゲーム』以降、ダークな雰囲気を纏う役柄も増えてきた。「DIVER-特殊潜入班-」(2020)で演じた黒沢兵悟は冷酷非道な、最凶の潜入捜査官。高いIQと身体能力を兼ねそなえ、自身の正義で悪を駆逐する役どころ。さらに綾野剛主演、藤井道人がチーフ監督を務めた「アバランチ」(2021)では、捜査一課から左遷され、アバランチに参加する西城英輔として存在感を発揮。“自分の正義”を模索する若きエリート刑事を演じた。詐欺師専門の悪徳弁護士に「弁護士ソドム」完全オリジナルドラマとなる今作でも、ダークな世界へ。演じるのは、周囲から「ソドム」と呼ばれる“詐欺加害者専門弁護士”・小田切渉。弱者を食い物にする詐欺師側につき裁判で勝たせていく、という悪徳弁護士だ。もちろんそれにはある目的があり、「単なるダークヒーローにも見えてしまう彼が、実は心の奥で抱えている人間的な部分を最優先にして描いていければ」と、そのキャラクターの奥深さをアピールする。■第1話あらすじ小田切渉(福士蒼汰)は、詐欺加害者専門の弁護士。刑事弁護を儲からない仕事とけなし、民事弁護を中心に活動している。詐欺加害者を弁護するということは、騙された弱者ではなく騙した側に味方するということ。その人道にもとるやり方や、強引な手法・拝金主義から、法曹界では悪徳弁護士、別名「ソドム」という忌まわしい名前で呼ばれている。渉が詐欺加害者専門の弁護士になったのはなぜか?彼の真の目的とは?ドラマ8「弁護士ソドム」は4月28日は2時間スペシャル、以降、毎週金曜20時~テレビ東京系にて放送。「NoMAD Workout-FUKUトレin NY-」福士蒼汰のトレーニングライフが覗ける!?福士さん演じるトレーニング動画配信者・FUKUによるニューヨークライフを描くモキュメンタリーと、本格的なオンライン筋トレが融合。劇中で展開されるトレーニング「FUKUトレ」は、パーソナルトレーナーの監修が入り、「僕が今まで積み上げてきた経験と、今回新しく学んだことをミックスして撮影することができました」という本格的なもの。英語を学び続け、岡田さんらを“師匠”にトレーニングを続けてきた福士さんの進化や新たな魅力に出会えそうだ。「NoMAD Workout -FUKUトレin NY-」は5月6日(土)よりU-NEXTにて独占配信。夢が実現した国際派ドラマ「THE HEAD」S2シーズン1に山下智久が出演した国際派キャスト集結の海外ドラマ「THE HEAD」のシーズン2に、優秀なエンジニアのユウト役で出演。カンヌで開催された世界最大級の国際映像コンテンツ見本市「MIPCOM CANNES 2022」にも製作総指揮ラン・テレム(「HOMELAND/ホームランド」)やキャスト陣らと参加していた。「海外の人と一緒に仕事をしたいというのが僕の夢の1つでしたので、海外作品に出演する夢が実現し、本当に嬉しかった」と明かす福士さん。作品は、すでに約30の国と地域をカバーする「HBO Max」をはじめ、ベルギー、フランス、ラトビア、ギリシャ、カナダ、エストニア、オーストリアで放送&配信が始まっており、世界に“見つかる”ことになるかもしれない。Huluオリジナル「THE HEAD」Season2は6月17日より毎週土曜Huluにて独占配信(全6話)。(text:cinemacafe.net)
2023年04月28日太平洋に浮かぶ秘密研究基地を舞台に展開する極限心理サバイバルスリラー、Huluオリジナル「THE HEAD」。日本から福士蒼汰が海外ドラマ初出演する本作のSeason2配信日が6月17日(土)に決定、緊迫の日本版予告も解禁となった。2020年6月から世界公開され、Huluでも全話独占配信中のSeason1では、辺境の地にある南極の科学研究基地で起こった惨殺事件の真相に迫る“震撼の極限心理サバイバルスリラー”を展開。視聴者や批評家からも称賛され、放送・配信国が公開当初の3倍となる世界90の国と地域に拡大するなど大成功を収めた。Season2は前作に引き続き、エミー賞を受賞した世界的ヒットドラマ「HOMELAND/ホームランド」のエグゼクティブ・プロデューサーを務めたラン・テレム製作総指揮のもと、世界各国を代表する俳優陣が結集、日本からもメインキャストの1人として福士さんが参加した。福士蒼汰・MIPCOM CANNES 2022にてSeason1では、南極科学研究基地の生存者である天才生物学者・アーサー(ジョン・リンチ)と医師・マギー(キャサリン・オドネリー)を中心に、それぞれの食い違う証言や明らかになっていく事実から、隔絶されていた6か月の間に研究者たちの身に一体何があったのか、真実が解き明かされていった。しかし、そんなSeason1の最後に明らかになった真犯人と“衝撃の真実”、アーサーとマギーの因縁の物語にはまだ続きがあった…。Season2での舞台は、陸から2,700km離れた太平洋のど真ん中に浮かぶ全長150mの巨大貨物船を装った秘密研究基地・アレクサンドリア号。気候変動から全人類を救い、世界を変えるという崇高な目的のもとに集った天才生物学者のアーサーたちだったが…。今回登場するのは、アーサーに加え、船の保安責任者であるアレック(モー・ダンフォード)、優秀なエンジニアのユウト(福士蒼汰)、アーサーの娘であり海洋生物学者のレイチェル(オリヴィア・モリス)、船を取り仕切る船長ルノー(ティエリ・ゴダール)、生物学者のエイミー(ジョゼフィン・ネルデン)、船の整備を任された機関長オスカル(エンリケ・アルセ)とその弟であり機関士のチャーリー(ホヴィク・ケウチケリアン)などの研究員や乗組員たち。さらに立て続く予想外の事件やアクシデントに、次第にアーサーは南極科学研究基地での凄惨な事件と共に、そのもう1人の生存者であり、アーサーの因縁の相手である医師・マギーを思い出す。しかし、マギーがこの船に乗っているはずがない、とアーサーはユウトの力を借りながら、マギーの協力者を探し始めるが…。誰もが疑心暗鬼になっていく中で、徐々に浮かび上がるそれぞれの欲望や野心、そして因縁。巨大な貨物船の中で起こる緊迫の心理戦、誰もが怪しく、犯人でありうる極限の状況の中で誰を信じればいいのか。海外では、約30の国と地域をカバーするHBO Maxをはじめ、ベルギー、フランス、ラトビア、ギリシャ、カナダ、エストニア、オーストリアで放送&配信をスタートさせている。Huluオリジナル「THE HEAD」Season2は6月17日より毎週土曜Huluにて独占配信(全6話)。(text:cinemacafe.net)
2023年04月20日福士蒼汰主演のスリリングなリーガルサスペンス「弁護士ソドム」のメインビジュアルが完成した。本作は、周りからソドムと呼ばれる型破りな“詐欺師専門弁護士”が主人公。弱者を食い物にする詐欺師の味方をし裁判で勝たせていく、まさに“悪徳弁護士”。しかし、詐欺師を専門に弁護するという人道にもとるような仕事を選ぶのはある目的が…。そして、鋭い視線で見つめる主人公・小田切渉は、果たして“正義か、悪か”――。そんな彼にソドムをイメージした崩れていく街をオーバーラップさせたメインビジュアルが公開。“悪徳弁護士”として活躍する一方で、ある目的を持ち、信念を貫こうとする渉。物語が進むにつれてどのような姿を見せるのか、期待を感じさせる。また、第1話のゲストも発表。マッチングアプリで婚活する中で、詐欺の被害にあってしまう水元沙耶役を秋元才加。沙耶の祖父役に前田吟。謎の詐欺師役を大高洋夫。リフォーム会社社長であり、詐欺師の上野原豊役を池田成志。沙耶を騙したマッチングアプリ詐欺師をおばたのお兄さんが演じる。「福士さんは笑顔がとても素敵で爽やかだし、玄理さんも今回役柄との関係もありますが、とても頼もしくて現場が楽しいです」と明かす秋元さんは、「1話の終わり方が気になりすぎますね!監督、スタッフ、俳優陣の愛と熱意がこもった作品になっています。私も携われて光栄です。是非、沢山の方に観て頂けたら幸いです!」と呼びかける。前田さんは「初めての無口な老人役なので…前田吟の別の一面を出したつもりです。日本の社会の今をドラマで見てほしい!!」と熱いコメントを寄せる。大高さんは「オラの登場シーン、ファーストカット見てください!痛快な展開が待っています!」とアピールし、池田さんは「福士くんに少し聞いたんですが、この先、復讐だけではない展開が待ち受けてるそうなので、引き続きご視聴くださいませ!」と呼びかける。おばたのお兄さんさんは「胡散臭い爽やかさが出せていたら、それはもう僕としては大成功なので、そこが見どころです」と語っている。▼第1話あらすじ人情に厚い篠崎誠(でんでん)の法律事務所に所属する若手弁護士・若松まどか(玄理)のもとに、友人の水元沙耶(秋元才加)が結婚詐欺にあったと駆け込んでくる。マッチングアプリで知り合った男性に300万円を騙し取られたという。結婚資金として貯めたお金だと涙ぐむ沙耶を救うため、まどかは弁護を引き受けることに。ところが相手側の弁護士は、SOGA法律事務所所属、周囲からは“法曹界のソドム”と呼ばれ恐れられている小田切渉(福士蒼汰)だった。「ソドム」とは旧約聖書に登場する街の名前で、「退廃」や「悪徳」の象徴とされる言葉。その名の通り、詐欺師専門の悪徳弁護士として名を馳せている彼に、篠崎は気をつけるよう忠告するが…。「弁護士ソドム」は4月28日より毎週金曜日20時~テレビ東京系にて放送(初回2時間スペシャル)。(cinemacafe.net)
2023年04月11日女優の新木優子と俳優の福士蒼汰が出演する、東京シティ競馬(TCK)の新CM「TCK2023 光よ、駆けろ。東京スプリント」編が、12日より放送される。新CMでは、2023年度のTCKイメージキャラクターに起用された新木と福士が、遠距離恋愛中の恋人役で登場。東京で暮らす彼女・新木と、1,000㎞離れた地方都市で暮らす彼氏・福士の“距離を超えた待ち合わせ”を描いている。CM楽曲には、4人組バンド・緑黄色社会が同CMのために書き下ろした新曲「Starry Drama」が採用された。■新木優子&福士蒼汰インタビュー――東京シティ競馬のイメージキャラクターに就任されましたが、オファーを受けた時の感想を教えてください。福士:個人的にとても動物が好きで、お馬さんも大好きなので、嬉しかったです。(東京シティ競馬のCMは)きれいなCMが多いなという印象もあったので、僕もその一員になれて、とても嬉しいな、という気持ちです。新木:私もすごく動物が好きで、特に馬も大好きなので、すごく嬉しく思っています。もしかしたら(競走馬に)会えたりするのかな、なんて思いながら楽しみにしていたんですが、まだ会えていないですね。福士:これからですね!――お2人は同い年(1993年生まれ)で初めての共演だと思いますが、お互いどういった印象をお持ちでしたか?福士:1993年生まれということで、今年30歳になります。新木:そうですね。福士:新木さんの印象は、友人から話を聞いていて……。新木:え? 誰!? 気になる……。福士:いい人だと友人は言っていたので、あ、いい人なんだろうなって思っていて。実際に会ってみたら、本当に気さくな方で、撮影中も楽しくお話しながら、撮影できました。今は、雰囲気がすごく柔らかい方だなっていう印象です。新木:ありがとうございます(笑)。私は、全く事前情報がなかったので、私自身が見てきた作品の印象を持っていました。特に、背が高そうだなっていうのと、それに合わせてすごく気さくな方なのかな、という印象があったんですけど、お会いしてみると、本当に壁がなく、「あれ? (以前に)会ったことがあったっけな?」という風に感じてしまうくらい、同い年ということもあったからなのか、すぐ打ち解けられました。今回設定が、恋人同士だったので、この距離感で最初から福士さんと撮影できたからこそ、すごく良いCMになっているのではないかな、と思っています。――新CMのイメージソングは緑黄色社会さんの書き下ろし曲ですが、曲を聴いた時の印象を教えてください。新木:今回イルミネーションだったり、CMの中でも「光」が印象的な演出になっていると思うんですけど、キラキラした光だったりとか、馬が駆けているような、躍動感のある感じがすごく曲で表現されていて、とても素晴らしい曲でした。福士:緑黄色社会さんはとても明るいイメージがあるので、TCKのCMのイメージにぴったりだな、と思いますし、歌詞の中に、コピーにも入っている「光」という言葉も入っていたりと、そういったところもすごく素敵だなと思いました。――福士さんは以前、挑戦したいこととして「馬に乗りたい」と仰っていましたが、乗馬はされましたか? 乗馬のエピソードなどあれば教えてください。福士:結構(乗馬を)練習していて、休みの日とかも山の中に入って練習したりしています。楽しいですね。自分が馬に乗って指示を出すのですが、すぐに言うことを聞いてくれる馬もいれば、なかなか聞いてくれない馬もいて。心と心、生き物と生き物なので、心が通じ合ったときに動いてくれたりして、そういうのって車とかとはやっぱり違うんだなと実感しましたし、もっと馬だったり生き物との距離を縮めたいなと思いました。――新木さんは、YouTubeで乗馬されている姿を公開していますが、競走馬のイメージはいかがですか?新木:競走馬を現役でもやっている馬に乗る機会もないし、なかなか近くで見ることもできないんですけど、私が乗ったことのある馬よりも背が高くて、スラっとしていて、本当にサラブレッド、筋肉の質も違うな、と思います。(競走馬を)引退した馬には乗ったことがあるんですけど、引退していても、筋肉の付き方がすごくきれいで、背も高いし、頭も小さいし、すごくスポーツマンっぽい個性をもっているなと思いました。競走馬は更に、筋肉が隆々としていて、もりもりでカッコいい。走り方というか、地面を蹴る力がすごく強い、かっこいいイメージがありますね。――4月といえば新生活や新年度に当たりますが、今年駆け抜けたいことはありますか?福士:今年、色々な作品に出演させていただく機会がありますので、お仕事を精一杯駆け抜けたいなと思っています。新木:私はですね、年始(撮影時期は2月下旬)から始まっていた作品を既に1個駆け抜けまして、それが海外との合同作品ということで、色々自分の中でも挑戦だったんですけど、たまたまこの後も今年は、海外と繋がりのある作品に出させていただいたり、海外に行かせていただく機会が多そうなので、日本と違うところも楽しみながら、駆け抜けていきたいな、と思っています。
2023年04月07日福士蒼汰主演の春の新ドラマ「弁護士ソドム」に、高岡早紀、勝村政信、古川雄輝、でんでんが出演することが分かった。また、第1話の場面写真も公開された。本作は、周りから「ソドム」と呼ばれる型破りな“詐欺師専門弁護士”が主人公。弱者を食い物にする“詐欺師”の味方をし裁判で勝たせていく、まさに“悪徳弁護士”。しかし、詐欺師を専門に弁護するという人道にもとるような仕事を選ぶのはある目的が…。ただの法廷モノではない、スリリングなリーガルサスペンスだ。今回発表されたのは、福士さん演じる“悪徳弁護士・ソドム”がなぜ誕生したのか、その鍵を握るキャスト陣。高岡さんが、主人公の弁護士・小田切渉の母であり、人権派弁護士・小田切翔子。勝村さんが、謎の失踪を遂げた渉の父・小田切宏。古川さんが、渉の秘密に迫る新聞記者・青柳孝介。でんでんさんが、まどか(玄理)の勤める弁護士事務所代表・篠崎誠を演じる。さらに、本作の主題歌が「BLUE ENCOUNT」の書き下ろし新曲「有罪布告」に決定。脚本を読み込み、その世界観に寄り添い書き下ろされた楽曲は、力強いビートの中に、優しさと強さを感じるメロディー、そしてドラマで問う「何が表で何が裏か?」とリンクする歌詞に注目。「BLUE ENCOUNT」の田邊駿一は「正義が多様化するこの時代に戦い続けるあなたへの主題歌です」とコメントしている。なお楽曲は、4月28日の放送で初披露となる。以下、キャストコメント・高岡早紀今作の企画書に「何が徳で何が罪なのか。」とありましたが、“愛する者の死”は、時にその様なことが頭の中に混在して、人を狂わすこともあるだろうと考えさせられました。物語の中では、母親を演じさせていただきますが、主人公の人生に多大な影響を与えた人物なので、役の上でもオフの時も、福士さんと良いコミュニケーションを取ることが出来ればと思います。そして、視聴者の皆様にも物語の根底にある愛が伝われば大変嬉しいです。・勝村政信謎を抱えた渉がとても魅力的で、悪なのか、善なのか、どこまでが本当なのか、どうなっていくのか、とてもおもしろい本でした。福士蒼汰くんと高岡早紀さんとは、何度も共演させていただいているので、とても楽しみで、安心感もあります。今後の展開も楽しみです。なぜ失踪したのか…まだ最後まで台本ができていないのですが、そこがポイントになるでしょう。一度観たら、最後まで観たくなる脚本です。渉がなぜこういう弁護士になって、この後どう変化していくのか、目が離せなくなるでしょう。・古川雄輝主人公である小田切渉の過去を調べる記者役で出演させて頂きます。玄理さんとは初共演となります。彼女に想いを寄せる役柄でもあるので、スリリングな本編とは別に二人の恋模様にも注目して頂きたいです。また、福士くんとは5年ぶりの再共演となります。彼が演ずる小田切渉とは対照的な役柄になるので、対抗できるような記者を演じたいと思います。善と悪、正義とは何か、考えさせられる作品です。是非楽しんでご覧下さい。・でんでん(台本を読んで)スッキリした!クズ人間はあの手この手で法を潜り抜け真面目人間を騙している。小田切渉は、そんな奴らに天誅を下す。現代の必殺しごと人だ。これからが楽しみだ。若手は福士蒼汰さん筆頭に皆さん魅力的で、ベテランはこれまた渋めで、一緒にお芝居できるのは嬉しい事です。温かい人柄が身体から滲み出てるような、下町人情弁護士をやりたいです。まず初回を見てください。ぜったい面白いですから!「弁護士ソドム」は4月28日より毎週金曜日20時~テレビ東京系にて放送(初回2時間スペシャル)。(cinemacafe.net)
2023年04月03日福士蒼汰主演の新感覚トレーニング・ドラマ『NoMAD Workout -FUKUトレin NY-』が、5月6日より動画配信サービス「U-NEXT」で独占配信されることが21日、発表された。本作は、福士蒼汰演じるトレーナー FUKUのニューヨークライフを描くモキュメンタリーと、本格的なオンライン筋トレが融合した新感覚のトレーニング・ドラマ。ドラマは、トレーニング動画配信者として生きていく決意をした29歳のFUKUが、「どうせなら、好きな場所で暮らして働こう!」と日本を飛び出し、NYへ向かうところから始まる。劇中で展開されるトレーニング、通称「FUKUトレ」は、運動は苦手という人でも自然とすんなり入っていけるプログラムで、予約が取れないことで有名なパーソナルトレーナー界のレジェンド、横手貞一朗氏が監修に入った本格派。最終回まで完走すると、身体の使えていなかった筋肉がひと通り動かせるようになる設計となっている。一方で、FUKUが配信者として紹介するリアルなニューヨークライフも見どころになっており、タイムズスクエアや五番街など観光で訪れたい王道スポットから、ダンボ・グリーンポイントなどの再開発地区まで、いまのNYの暮らしぶりをFUKUの目線で切り取っていく。福士が披露する鍛え上げた肉体、本人の日常なのかもしれないと視聴者をギリギリまで惑わせるモキュメンタリードラマとしての熱演、トレーナー FUKUの優しさにあふれた褒め上手な声かけにも注目だ。福士は「今回、U-NEXT初となるオリジナル企画作品にお声がけいただき、とても光栄に思いました。体づくりや英語という、自分が今まで取り組んできたことがテーマになっていたこともあり、ぜひ一緒に作品を作りたいと感じました」とコメント。「ニューヨークでの撮影は、最先端のシティライフも、開発が進むローカルな街での生活も、どちらも体感することができました。それぞれの魅力を感じながら撮影できたのは、“モキュメンタリー”ならではだったと思います。皆様にも、現地でのライフスタイルを楽しんでいただける内容になりました」と魅力を伝え、「トレーニングに関しては、僕が今まで積み上げてきた経験と、今回新しく学んだことをミックスして撮影することができました。普段体を動かしていなくても、楽しく続けられるメニューになっています。僕が引っ張っていきますので、ぜひトライしてみましょう!」と呼びかけている。U-NEXTプロデューサーの吉野英美氏は、番組タイトルについて「“ノマド”はもともと遊牧民という意味で、最近は“ノマドワーク”“ノマドライフ”のように自由でしなやかな生き方の象徴として使われています。スマホ一つで、いつでもどこでもトレーニングができる、また型にはまらないで、ドラマを見る気分で気づいたら運動をしていたというフレームを作れたらと思って、ノマド ワークアウトと命名しました」と明かした。(C)2023 U-NEXT Co., Ltd. All Rights Reserved.
2023年03月21日福士蒼汰が主演する新感覚トレーニングドラマ「NoMAD Workout -FUKUトレin NY-」が、「U-NEXT」にて5月6日(土)より独占配信する。企業戦士として7年間勤めた会社を辞め、トレーニング動画配信者として身を立てていく決意をしたFUKU、29歳。「どうせなら、好きな場所で暮らして働こう!」と日本を飛び出し、NYへ向かう。好きなことだけをやって生きていく。自由というかけがえのないものを手に入れ、FUKUが見つけた答えとは…。本作は、福士さん演じるトレーナー FUKUのニューヨークライフを描くモキュメンタリーと、本格的なオンライン筋トレが融合。劇中で展開されるトレーニング「FUKUトレ」は、運動が苦手でもすんなり入っていけるプログラムで、予約が取れないことで有名なパーソナルトレーナー界のレジェンド、横手貞一朗が監修に入った本格派。最終回まで完走すると、身体の使えていなかった筋肉がひと通り動かせるようになる設計になっている。また、FUKUが配信者として紹介するリアルニューヨークライフも見どころ。タイムズスクエアや五番街といった観光で訪れたい王道スポットから、ダンボ・グリーンポイントの再開発地区まで、暮らしぶりをFUKUの目線で切り取っていく。福士さんは「ニューヨークでの撮影は、最先端のシティライフも、開発が進むローカルな街での生活も、どちらも体感することができました。それぞれの魅力を感じながら撮影できたのは、“モキュメンタリー”ならではだったと思います。皆様にも、現地でのライフスタイルを楽しんでいただける内容になりました。トレーニングに関しては、僕が今まで積み上げてきた経験と、今回新しく学んだことをミックスして撮影することができました」と撮影をふり返り、「普段体を動かしていなくても、楽しく続けられるメニューになっています。僕が引っ張っていきますので、ぜひトライしてみましょう!」と呼びかけている。「NoMAD Workout -FUKUトレin NY-」は5月6日(土)よりU-NEXTにて独占配信。(cinemacafe.net)
2023年03月21日福士蒼汰主演のリーガルサスペンスドラマ「弁護士ソドム」に出演するレギュラーキャストとして、玄理、加藤清史郎、山下美月(乃木坂46)、光石研が決定した。小田切渉(福士さん)は、詐欺加害者専門の弁護士。金にならない仕事は引き受けない主義のため、刑事弁護を“儲からない仕事”とけなし、民事弁護を中心に活動している。詐欺加害者を弁護するということは、騙された弱者ではなく騙した側に味方するということ。その人道にもとるやり方や、強引な手法・拝金主義から、法曹界では悪徳弁護士「ソドム」と呼ばれていた。しかし、彼にはある目的が…。今回発表された4人が演じるのは、福士さん演じる弁護士・渉を取り囲む人物。弁護士仲間として、正義感の強い人権派のマチ弁・若松まどかを、アメリカや韓国の作品にも出演し、グローバルに活動する玄理さん。渉を親代わりとして見守り続ける恩人・曽我一馬を、先日最終回を迎えた「星降る夜に」にて院長役を好演した光石さんが演じる。「この作品は弁護士という職業へのラブレター」と語る玄理さんは、「福士蒼汰さんは、とてもストイックで努力なさる方だと聞いていました。きっと私の想像を越える渉が現場にいるんだろうと思うと心強く、これからの3ヶ月が楽しみでなりません」と期待。光石さんは「各エピソードの裏で、微かに聞こえるノイズ(からくり)がドラマを盛り上げます。とにかく毎回、眼が離せない展開になっております!どうぞ、お見逃しなく!」と呼びかける。一方、裏の仲間としては、渉の幼なじみで天才ハッカーの八雲カイを、「ドラゴン桜」「競争の番人」に出演した加藤さん。変装が得意な元結婚詐欺師・三木天音を、「CanCam」専属モデルであり、連続テレビ小説「舞いあがれ!」に出演する山下さんが演じることに。加藤さんは「どんなストーリーなのだろうと台本を開くと、読み進めれば読み進めるほど、『なるほど!そういうことだったのか!』とものごとがクリアになって行く、とても読み心地がよい作品です。完全オリジナルドラマということで、結末がどうなるのか、それは僕にもまだ分かっていませんが、ドラマ 8という新たな枠で、一見少し風変わりなこの作品を楽しんでいただけるのではないかと、ワクワクしております」と心境を明かし、山下さんは「私は福士蒼汰さん演じる小田切渉の"裏の仲間"として参加させていただきますが、こちら側の世界にも沢山の"表"の部分があるなと脚本を読んでいて感じました。今回演じさせていただく三木天音は元結婚詐欺師で変装が大の得意という、中々癖の強い刺激的な役柄です。可愛く愛らしいキャラクターにしたいと意気込んでおりますので、今作のスパイスとなるよう全力で演じたいと思います!」とコメントしている。「弁護士ソドム」は 4月28日より毎週金曜日20時~テレビ東京系にて放送(初回2時間スペシャル)。(cinemacafe.net)
2023年03月16日NHKドラマ「大奥」が話題となった福士蒼汰が、テレビ東京のドラマ8「弁護士ソドム」にて主演を務めることが決定。同・金曜8時のドラマ枠が4月28日(金)より、若い世代もターゲットとしたチャレンジ精神あふれるドラマ枠にリニューアルされる。ドラマ8の幕開けとなる本作は、いわゆる法廷モノとはひと味違うスリリングなリーガルサスペンス。「ソドム」とは旧約聖書に登場する街の名前で、「退廃」や「悪徳」の象徴とされる言葉。本作では、周りから「ソドム」と呼ばれる型破りな“詐欺加害者専門弁護士”が主人公。弱者を食い物にする“詐欺加害者”の味方をし、裁判で勝たせていく。しかし、詐欺師を専門に弁護するという人道にもとるような仕事を選ぶのはある目的があったからで…。主人公の弁護士・小田切渉を演じるのは、ドラマ10「大奥」(NHK)での演技が話題となった福士蒼汰。映画『旅猫リポート』やドラマ「アバランチ」(フジテレビ)など、ふり幅のある演技で評価の高い福士さんが、周りから「金のために詐欺加害者に手を貸す」と悪評の悪徳弁護士を演じる。【コメント】福士蒼汰(小田切渉 役)今回、金曜8時の新しい枠で、完全オリジナルドラマに出演させていただきます。プロデューサーの方々と打ち合わせを重ねながら、細かい部分までこだわって一緒に作り上げています。“ソドム”と呼ばれる弁護士・渉。彼の執着心はどこから来るのか。追い求める希望とはなにか。単なるダークヒーローにも見えてしまう彼が、実は心の奥で抱えている人間的な部分を最優先にして描いていければと思っています。楽しみにしていてください!「弁護士ソドム」は4月28日より毎週金曜20時~テレビ東京、テレビ大阪、テレビ愛知、テレビせとうち、テレビ北海道、TVQ九州放送にて放送。(text:cinemacafe.net)
2023年02月26日ドラマ10「大奥」第4話が1月31日オンエア。有功を演じる福士蒼汰に「良い作品に出会うと演者さんも光る」「あらためて凄い役者」などの声が続出。斉藤由貴演じる春日局とともに「本物の春日と有功だった」といった絶賛する声もSNSに多数上がっている。江戸幕府3代将軍・徳川家光の時代、“若い男子にのみ”感染し“数日で死に至る”恐ろしい病「赤面疱瘡(あかづらほうそう)」が日本中に広がり、男子の人口が女子の1/4まで激減。男子が希少な存在となったことで、女子が男子の代わりとして労働の担い手となり、江戸城でも将軍職が女子へと引き継がれ、大奥も男の世界へと変貌を遂げる…という世界観のもと、男女が逆転した江戸パラレルワールドを描いたよしながふみによるコミック「大奥」。本作はその原作コミックを豪華キャスト陣で映像化。3代将軍・家光の時代から幕末・大政奉還にいたるまでを描いていく。2話から展開されてきた【三代将軍家光・万里小路有功編】は、赤面疱瘡で3代将軍家光が死亡、家光が死んだことで戦国の世の再来を危惧した春日局は家光の死を隠し、家光の隠し子を秘密裏に拉致。その娘を将軍の身代わりとして子を産ませ、徳川幕府を維持しようと考える。春日局の策略で公家出身の僧・万里小路有功が大奥入りさせられる。当初は有功を嫌い、子作りも拒否していた家光(千恵) だが、徐々に有功に心を開くようになる…という物語が展開してきた。キャストは有功に福士蒼汰。家光(千恵) に堀田真由。春日局に斉藤由貴。春日局の子で家光の側近・稲葉正勝に眞島秀和。有功の部屋子となる玉栄に奥智哉。8代将軍・徳川吉宗に冨永愛といった面々。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。4話は有功と家光の間に子が生まれないことで、春日局は新しい家光の相手候補・捨蔵を大奥に呼び寄せる。有功から報告を受けた家光は激しく取り乱すも、それを受け入れ捨蔵との子・千代姫を出産。しばらくすると捨蔵はケガで寝たきりになってしまい、春日局は再び有功と家光が親密になることを許す。しかしやはり有功との間に子は恵まれず、春日局はまたも新たな相手を連れてくる。そんななか大奥内で赤面疱瘡が発生、そして春日局も病に倒れることに。春日局亡き後、家光は自らの姿を人前に晒し、“女将軍”として世をおさめることを宣言するのだった…というストーリー。SNSでは有功を演じた福士さんに「頭の良さと優しさを兼ね備えた有功に福士蒼汰さんが本当に似合う」「美しく高潔で仏様みたいな有功に説得力を持たせてるのは福士蒼汰が演じてるから」「福士くん、声や表情からその心が伝わってくるお芝居がとてもよかった。良い作品に出会うと演者さんも光る」「福士蒼汰くん。本当に良かった。表情も何もかも。あらためて凄い役者」など、その演技に絶賛の声が集中。2話でも話題となった斉藤さん演じる春日局とともに「斉藤由貴さん福士蒼汰くんの究極の演技を見た。本物の春日と有功だった」といった評価も投稿されている。【第5話あらすじ】嫉妬に苦しむ有功の気持ちを知った家光は、有功にとある役目を授ける。そして時は流れ5代・徳川綱吉(仲里依紗)の時代。綱吉は奔放な将軍で大奥だけに留まらず城の外でも男を漁るほど。そんななか綱吉との間に子を持てずにいた御台が大奥に呼び込んだのは、大奥中が噂をするほどの美青年・右衛門佐(山本耕史)だった…。ドラマ10「大奥」は毎週火曜22時~NHK総合ほかで放送中。(笠緒)
2023年02月01日Twitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している、かな(@kanadorama)さん。2023年1月スタートのテレビドラマ『大奥』(NHK)の見どころを連載していきます。かなさんがこれまでに書いたコラムは、こちらから読めます。福士蒼汰の声が好きだ。いや、もちろん声だけじゃない。容姿も演技もいい。でもやっぱり、彼特有の湿度のある濡れた声には聞き惚れる。そして少しダークな役だとその湿度が活きると思う。最近では、『DIVER-組対潜入班-』(フジテレビ系)のダークな役には見とれた。そして個人的に好きなのが、NHK時代劇『明治開化 新十郎探偵帖』での探偵役である。明治維新、洋装と和装が混ざりあう時代の名探偵という斬新な役にリアリティを持たせていた。だからこそNHKドラマ10『大奥』の配役が発表になったとき、正直彼ではお万の方、つまり万里小路有功としては少し堅いんじゃないかなと思っていた。原作の有功は、登場時は線の細い、女性と見まごうほどの美形の僧である。だがその印象は、初回の冨永愛の吉宗同様に、良い方向に裏切られた。【『大奥』感想1話】冨永愛の鮮烈さと中島裕翔の純粋さが奏でる極上の協奏曲NHKドラマ10『大奥』の、よしながふみの原作は、大奥が作られた家光以降徳川幕府の時代を貫徹しつつも、大まかにいくつかのパートがある。主要人物はパートを超えて時に重なり入れ替わりながらストーリーが進行していく(おそらく原作ファンの多くには、どのパートが一番好きかという語りつくせぬ作品愛があると思う)。中でも「なぜ男女逆転の大奥になったのか」を描く家光編は、愛と重苦しさと痛みをたたえた長いパートである。この物語の中では、男子のみが罹る奇病の流行で国内の男子の人口が減り続ける中、三代将軍・家光もその病で死んでしまう。西日本では奇病が本格的に流行していない今、幕府が揺らぐことが再び戦乱の原因となりうると危惧した春日局(斉藤由貴)と幕閣たちは、将軍の死を秘密裏にしたまま、家光の唯一の落胤である市井の少女(堀田真由)に世継ぎを産ませて繋ごうと画策する。理不尽な運命に抗い、頑なに出産を拒む少女の心を惹くべく白羽の矢が立ったのは、衆生を救いたいと願い公家から僧となった美しい青年、慶光院の院主・万里小路有功だった。※写真はイメージその院主を演じる福士蒼汰は、柔和な物腰も京ことばも見事にはまっていたが、何より原作の有功らしさを感じさせるのは、他者の人生の痛みや理不尽を思いやる瞬間の何ともいえない憂いである。原作にないドラマのみの場面として、有功は最初に案内の稲葉正勝(眞島秀和)相手にその名を問う。稲葉正勝は自分には名前などないから、呼びかけのみで呼んでもらえればよいと素っ気なく返す。そして将軍の身代わりとして生きている少女に対峙した直後、呆然としながらも「あのかたの本当のお名前は」と問い、そこでも少女に名前はない、本来は存在してはならない存在であるから、「上様とのみ呼べばよい」と聞かされる。上様と呼ばれる少女から、自らの名前をめぐり心身に酷薄な仕打ちを受けた直後ながら、有功は少女の運命と痛みに思いをはせたように悲痛な表情を浮かべるのである。名前は、個々の尊厳そのものである。世継ぎを生むためだけに連れてこられた少女も、巻き込まれた有功も、周辺にいる家臣たちも、この閉じられた場で根本的に尊厳を奪われて生きている。原作にないドラマのみの描写としてもうひとつ印象的なのは、有功が大奥から逃れようと強く願い、その方法を模索する描写である。※写真はイメージ部屋子の村瀬(岡山天音)に、子を作れば大奥から出られるかと問い、また秘密裏に京都に手紙を書き自分たちを逃がしてほしいと懇願している(失敗に終わってしまうが)。その描写で、衣食住が存分に提供されるとしても、ここは有功にとっては牢獄であり収容所のような場所であると強調されている。そんな未来も尊厳も奪われた牢獄で、最後に遠く、かすかな光がさす。周囲から強制された武芸の稽古で有功は他人を打つことを拒み、代わりに千回の素振りを願い出、芸の経験のない体で心身の限界まで追い詰めながらもやり遂げて最後は倒れ伏す。※写真はイメージ未来と尊厳が奪われた場所であっても、何をもって自分を良しとするかを決められるならば、それはわずかながらも自由だ。そこに到達するためにもがくならば、それは強さだ。有功はその強さを証明してみせる。主君、側室たち、家臣たち。誰にとっても絶望のこの場所で、この先どんな物語が起きるのか。酷薄に見える春日局が、帰ろうとする有功を引き留めるために叫んだ「上様こそ!この世で一番救われぬお方にございます!」という言葉。このセリフもまた、原作にはないドラマのオリジナルである。血筋を残すために名前と人生を奪われた少女に対する春日局のこのセリフは、彼女の咄嗟の本心であるように思えてならない。そしてこのドラマの作り手にとっても。哀切あふれる家光編は、これからが本番である。ドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]かなTwitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している。⇒ かなさんのコラムはこちら
2023年01月20日崎山蒼志の新曲「覚えていたのに」が、2022年11月9日(水)より配信リリース。崎山蒼志、中毒性のある新曲「覚えていたのに」全国対バンライブツアーや、ダンスナンバー「I Don’t Wanna Dance In This Squall」のリリースなどで、注目を集めているシンガーソングライター崎山蒼志。そんな彼の新曲「覚えていたのに」は、アレンジに同世代のトラックメイカーkabanaguを迎えた一曲だ。新曲は、タイトルでもある“覚えていたのに”のフレーズが連呼される中毒性のある仕上がり。誰もが経験したであろう不安、その中で前を向くことの大切さを歌う。【詳細】崎山蒼志 新曲「覚えていたのに」配信日:2022年11月9日(水)0:00~
2022年11月11日