柔らかな空気を纏いつつも、ブレない芯の強さを感じさせる。篠原涼子さんは、まさに私たちが思う品格を備えた理想の人。「もともと私は田舎育ちの男っぽい女の子。でも、昔はそれが恥ずかしくて隠してたんです。だから、きっかけっていうよりは、徐々に化けの皮が剥がれてきたって言ったほうが早いかもしれない。ずっと猫かぶってたんですよ(笑)。この世界に入った10代の頃は右も左もわからない状態だったし、20代は学ぶことばかりで、正直自分から何かをするってことがなかったんです。ようやく30代で少しずつ手応えを感じてきて、もっと自分発信をしていかないと誰も振り向いてくれないってことに気がついた。それで今、やっと40代になって、自分からいろんなことに挑戦できるようになってきたところです。なんていうか40代は、今まで培ってきたものを発表する舞台のようなイメージかな」そんな40代の“舞台”で発表するに相応しい、篠原さんの最新作が、‘06年から続く人気シリーズの完結編、映画『アンフェア the end』。実はこの作品の冒頭にも、篠原さんの“自分発信”で急遽追加された、話題沸騰間違いなしのスペシャルシーンがある。「撮影も後半にさしかかった頃、何かが足りないって思ったんです。そこで、あ、コレだ!って(笑)。佐藤さん(監督)だったら絶対いいものにしてくれるっていう確信があったし、アンフェアだったらこれぐらいやってもいいかなって。それで自ら提案してみたんです。でも実際は、思ってたより大変なことになっちゃってて、自分でも驚いてるんですけどね(笑)」どんな質問に対しても、ありのままの自分を見せるかのように、包み隠さず、正直に答えてくれる篠原さんは、見ていてとても清々しい。その潔さには、他人に影響されない心の強さまで感じられる。「でも、実はそんなこともなくて。意外と人からの評価とか、気にするタイプなんですよ(笑)」と言いつつ、たとえそれがどんなに悪い評価であっても、「自分へのエールとしてポジティブに受け取る」のが篠原さんの絶対ルール。それは、‘01年にオフィーリア役を演じた舞台『ハムレット』の上演中に起こった、こんなエピソードがきっかけだった。「舞台初日、楽屋に戻ったら一枚のハガキが置いてあったんです。そこには『あんなオフィーリア見たことない、もう幻滅』って、けちょんけちょんに書かれてあって。それを見たとき、悔しいっていうよりは、そうか、いいって言ってくれる人ばかりじゃなくて、こんなふうに思う人もいるんだって。それで、舞台が終わるまでの間、そのハガキを戒めのようにずっと飾っておいたんです。批判って一瞬は傷つくけど、傷ついたまま終わらせちゃったら、自分が凄くかわいそう。だから前向きに捉えて、次へのステップにしてるんです」その眩しいほどにタフな心は、一体どうやって培われたのだろう。「うーん、でもそれは昔から変わってないかなぁ。子供の頃から、嫌なことがあっても笑ってごまかすところがあったんですよね。今、息子にも同じこと言ってるんですよ。嫌なことがあったときこそ笑いなさい。笑ってごまかしなさいって。無理しすぎるのもよくないけど、やっぱり泣いたら、自分も周りも暗くなっちゃうから」嫌な出来事があっても、こんなふうにかわせる余裕こそ、今の時代に求められる品格の条件なのかもしれない。では、そんな篠原さんが思う品格ある女性とは?「私は所作がきれいな人が好き。例えば、髪を耳にかけるときも、コップを持つときも、指がきれいに揃っている人って上品ですよね。そんな何気ない仕草にこそ人間の本質が表れるような気がするから、大事にしたいなって思うんです」私たちが、そんな品格ある大人になるために、今、するべきこと、必要なこととは?「そんなー、私だって知りたいですよ(笑)。でももし、今何かにもがいてる人がいるなら、楽なほうに逃げないで、ちゃんと向き合ってほしい。今は辛くても、いつかその経験が糧になるし、嫌なことから逃げていると、つまらない人生になっちゃうと思うんです。今、もがいてる人にはラッキーだねって言ってあげたい。だって逆境を乗り越えれば乗り越えるほど、自分が磨かれていくはずだから」◇しのはら・りょうこ1973年8月13日生まれ、群馬県出身。女優。シリーズ完結となる映画『アンフェア the end 』がついに9月5日公開!!※『anan』2015年9月2日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・黒澤彰乃ヘア&メイク・岡野瑞恵文・菅野綾子
2015年08月26日映画『アンフェア the end』のジャパンプレミアが18日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、キャストの篠原涼子、佐藤浩市、永山絢斗、阿部サダヲ、加藤雅也、向井地美音、AKIRAと佐藤嗣麻子監督が出席した。本作は、2006年にフジテレビ系で連続ドラマ化、その後は劇場版も公開された『アンフェア』シリーズの完結版。父の死の真相を追い続ける刑事・雪平夏見(篠原)は、ついに警察内で暗躍する闇の組織に迫る――というストーリーで、9月5日に全国公開される。ヘリコプターに乗って六本木に降り立ったキャスト陣は、ファンが待ち受けるレッドカーペットに登場。大きく胸元が開いたブラックドレスで登場した篠原は、「10年目に完結できたのは、支えてくれたみなさんのおかげ。雪平に出会えたのは奇跡。幸せな『アンフェア』の10年でした」とあいさつし、「寂しくて残念な気持ちもあるけど、心を込めて作ったので早くみなさんにお届けしたい。温かい眼差しで見届けて欲しい」とアピールした。雪平の娘・美央役を7歳の頃から演じた向井地は、現在、アイドルグループ・AKB48メンバーとして活躍。「篠原さんは10年前も今も、優しくて美しいお母さんです」と笑顔を見せる向井地に、篠原は、「大きくなったな~」と感慨深げ。また、ドラマ版に出演していた瑛太の実弟・永山は、「雪平に会えて感動しました。お空に輝くかと思いました」と出演に歓喜し、「キスしてしまいました……。色々あって10回以上しました。すごくうれしかった。惚れ惚れしちゃう」と篠原との共演を自慢げに振り返った。一方、シリーズを通して出演しているキャスト陣からは、「いつもフニャフニャしてる。カメラが回るとピッとなるんですけど」(加藤)、「本当にそう!さっきも、今まで言われたことないのに『サダた~ん!』って呼ばれた」(阿部)と素顔の暴露も。「もっと良い事言って!」と苦笑いする篠原に、“AKIたん”と呼ばれているというAKIRAは、「集中してる時に、『踊って!踊って!いつも踊ってるじゃん!』って言われて……。流して断ってたけど、心が和みました」とエピソードを披露して笑いを誘っていた。
2015年08月19日篠原涼子主演の人気シリーズの完結編『アンフェア the end』のジャパンプレミアが8月18日(火)に開催。篠原さんをはじめ、佐藤浩市、永山絢斗、阿部サダヲ、加藤雅也、AKIRA、向井地美音、佐藤嗣麻子監督がレッドカーペットに登場し、舞台挨拶を行った。警視庁捜査一課の検挙率No.1刑事・雪平夏見を主人公に、2006年の連続ドラマ放送から劇場版やスピンオフ、スペシャルドラマとして愛されてきた人気シリーズの最終章であり、ついに、雪平の父親を殺した者の正体が明らかになる。篠原さんらはヘリコプターで会場のある六本木に到着し、レッドカーペットへ。待ちわびたファンの大声援に笑顔を見せていた。篠原さんは「最後と思うと心苦しいというか、さみしい…」と本音をのぞかせつつも、作品の仕上がりについては「早くみなさんに見てほしい」と自信をうかがわせる。シリーズを通じてずっと出演してきたメンバー、途中で加わった者、そして本作から参加した者と様々だが、10年という歳月は思いもよらないドラマを生んだ。TVシリーズの時、雪平の娘で7歳の美央を演じた向井地さんは、現在は17歳でAKB48のメンバーになった。「7歳だった“美央”が17歳になって、10年も関わらせていただいて光栄です」と喜びと感慨を口にする。“母”篠原さんもかつて「東京パフォーマンスドール」の一員として、アイドル活動をしていたが、期せずして母娘2代でアイドルに!向井地さんは本作の撮影現場で「休憩中にそういう話で盛り上がりました」とニッコリ。篠原さんは向井地さんの成長ぶりに「時代は変わりますね」としみじみ。「最初は美央は対話できない役で、あまりコミュニケーションを取ろうとしなかったんですが、10年経ったら美央の方から『お元気ですか?』と話しかけてくれて、大人になったなぁとドギマギしました」と目を細める。アイドル活動に対しても「大変だと思うけど青春時代なので頑張ってほしい!」とエールを送った。また、永山さんは本作からの参加で、雪平と共に真実を追いかける津島を演じたが「こういう仕事をするようになる前から見ていた作品であり、ここに立てて幸せです」と感慨を口にする。TVシリーズ放送時は高校生で、同シリーズには兄の瑛太がメインキャストとして出演していた。阿部さんは「瑛太くんと一緒に当時、会ったことがある」とデビュー前の永山さんと顔を合わせたという思い出を明かし、10年という歳月に思いをはせていた。また永山さんは劇中、篠原さんとのキスシーンがあったことも明かし「嬉しかったです」とニンマリ。テイクを重ねて「いろいろあって10回以上も…申し訳ないと思ったけど嬉しかったです」と夢心地の表情で語り、会場は笑いに包まれた。最後にいま一度マイクを握った篠原さんは、10年にわたってシリーズが続いたことについて「応援してくださったみなさんのおかげ」とファンに感謝。そして「雪平夏見に出会えたことは私にとっては奇跡。そして、こんな豪華な共演陣、スタッフのみなさんと出会えて、幸せな10年でした!」と語り、会場は温かい拍手に包まれた。『アンフェア the end』は9月5日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2015年08月18日2014年10月~2015年3月に放送されたTVアニメ『四月は君の嘘』に登場する「宮園かをり」がフィギュア化され、2016年1月に発売されることが決定した。現在「GOOD SMILE ONLINESHOP」にて予約受付中で、価格は9,074円(税別)。『四月は君の嘘』のヒロイン・宮園かをりは、市立墨谷中学校3年生のヴァイオリニスト。昔からコンクールの常連だった主人公・有馬公生の存在を知っていたが、澤部椿を通じて公生と知り合い、特別な感情を抱いていく。今回は1/8スケールでフィギュア化され、原型制作は、ちかい(Windflower)が担当している。専用台座が付属し、全高は約200mm。実際のフィギュアは、原作者である新川直司氏の描き下ろしイラストをモチーフに、普段は天真爛漫で元気いっぱいな彼女がふと見せた少し儚げな笑顔の瞬間を立体化。腕に抱えたヴァイオリンの造形や、つま先立ちが可愛い靴の質感など、小物や衣装のディテールにもこだわった仕上がりとなっている。商品価格は9,074円(税別)で、「GOOD SMILE ONLINESHOP」の予約締切は、2015年8月19日21:00。商品の発売および発送は、2016年1月を予定。なお「GOOD SMILE ONLINE SHOP」の予約特典として、「新川直司先生描き下ろしタペストリー」が用意されている。(C)新川直司・講談社/「四月は君の嘘」製作委員会
2015年08月12日柔道家の篠原信一が現地時間28日、米ロサンゼルスのドルビーシアターで行われた映画『ターミネーター:新起動/ジェニシス』(7月10日公開)のLAプレミアに参加し、主演俳優のアーノルド・シュワルツェネッガーとカーペットで共演を果たした。シュワルツェネッガーが12年ぶりに主演としてシリーズ復帰を果たし、劇中で「アイルビーバック!」を披露している本作。このたび、全世界公開に先駆けLAプレミアが開催され、ドルビーシアター前に敷かれたシルバーカーペットに、サラ・コナー役のエミリア・クラーク、T-1000役のイ・ビョンホンら共演者たちが続々登場した。そして、T-800ターミネーター役のシュワルツェネッガーが現れると、会場の盛り上がりは最高潮に達し、さらに、シュワの友人であるシルヴェスター・スタローンも登場する豪華なプレミアとなった。また、日本のターミネーターとして、顔にターミネーター傷の特殊メイクを施した柔道家の篠原信一も登場。約4,000人の観客と世界中のメディアの注目を集めた。篠原はプレミア前日にシュワやキャストたちに単独インタビューを実施。シュワ本人から「T-シノハラ型ターミネーター」と正式に認定され、柔道好きのシュワと打ち解けた。そしてカーペットでは、大混乱の会場の中でシュワが篠原を発見。駆け寄って固い握手で再会を喜び合い、篠原を恋人に紹介する親しげな様子に、「あの男は誰だ?!」と会場がざわつく一幕もあった。篠原は「すごい熱気で鳥肌が立ちました。『ジャパニーズターミネータだ』と名乗り、『ブラボー』と言ってもらえました」と興奮気味にコメント。シュワについて「オーラや威圧感はありましたが、テレビで見る印象よりジェントルマンで大きな人でした」と語り、「握手は力強かった。手は世界一の大きさでした。暖かさも、大きさも」と振り返った。さらに、「シュワから許可をもらっているので、次回作があればぜひ!とお願いをしてきたのでそれなりにいい感じで受け取ってもらえたかと。ゼロではない」と次回作出演の手ごたえも語った。「彼は柔道のワールドチャンピオンなんだよ。メイクも見てみろよ、素晴らしいと思わないか、今にも襲ってきそうだろ?」と篠原を絶賛したシュワは、エミリアと共に来週来日し、7月6日にジャパンプレミアに出席予定。「日本に行くのが、今から楽しみでしょうがない! アイルビーバック!!」と笑顔でコメントしていた。(C)2015 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2015年06月30日女優・篠原涼子を主演に、2006年に連続ドラマとしてスタートしてから10年が経つ「アンフェア」。このほどシリーズ最終章となる『アンフェア the end』の主題歌を、いま最も勢いのあるグループ「三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE」( 以下「三代目JSB」)が担当することが明らかになった。バツイチ、子持ち、大酒飲み…検挙率ナンバーワンの敏腕であり、過去に犯人を射殺した経験のある唯一の刑事・雪平夏見(篠原涼子)は、父が殺された事件の真相を探っていた。事件の背景に警察組織の“闇”があることをつかみ、父が警察内のクーデター計画を画策していたことを知る。それは、長い年月を経て、警察病院占拠事件(『the movie』)、ネイルガン連続殺人事件(『the answer』)へと繋がり、元夫・佐藤和夫(香川照之)の命と引き換えに、国家の中枢で権力を濫用する組織から機密データを手に入れる。前作から4年――『the end』では、元夫・佐藤の死と引き換えに、国家を裏で操る秘密組織の機密データを手に入れた雪平に新たな事件が勃発。鋭い嗅覚と型破りな手段で、いよいよ最後の敵へと迫っていく。雪平が刑事になったきっかけともいえる、父親殺しの真犯人の正体も明らかに…。本作には、篠原さんを始め、佐藤浩市、阿部サダヲ、加藤雅也、寺島進、向井地美音ら前作からのメンバーが再集結。また、本作から新たに雪平の協力者となるシステムエンジニア、津島直紀役に永山絢斗、最高検察庁監察指導部である武部将臣役には「EXILE」のAKIRA、検察庁・特捜部長役の吉田鋼太郎が参戦する。今回、主題歌に決定したのは「三代目JSB」の「Unfair World」。映画のために書き下ろされた本楽曲はまさにタイトル通り、「アンフェア」シリーズの最期を飾る『アンフェア the end』の世界観にぴったりの楽曲となっているという。「三代目JSB」は、映画主題歌を担当するのは本作が初めて。メンバーのNAOTOは「長い間多くの方々に愛されてきたこの作品が今回で最後ということでその締め括りに少しでも華を添えれたらと思っています。主題歌も映画の重要な一部だと思います。スタッフの皆様、ファンの皆様の熱い気持ちを裏切らないよう精一杯努めさせて頂きます」と意気込みを語る。また「三代目JSB」のボーカルを務めるほか、映画『ホットロード』では俳優としても活躍する登坂広臣は、「『アンフェア the end』の主題歌、『Unfair World』のレコーディングでは、楽曲の世界観だけでなく、元々、このアンフェア作品を見ていた自分のイメージやこの曲によってさらに映画の物語に深みや情景や心境などが少しでも広げられれば…と思いレコーディングしました!」と本作に対する熱い想いを寄せた。同じボーカルの今市隆二は、「今回、主題歌をやらせて頂く中で、主人公の気持ちを歌うのではなく、主人公をそっと見守る男性の心情を歌わせて頂きました。男性の気持ちを自分なりに理解して歌入れをしました」と語った。すでに楽曲を聴いた主演の篠原さんは、「切ない歌詞とメロディーが今回の『アンフェア the end』の世界観にピッタリで、まるで雪平に向けて歌われているようで、初めて聴いたときに鳥肌がたちました。これまで『アンフェア』シリーズは女性アーティストが主題歌を担当してくださっていたので、雪平の心情を唄った楽曲が多かったですが、今回は、男性から見た“雪平夏見”像が描かれているので、守られているような気持ちになりました。映画を観た後にこの楽曲を聴くと、歌詞の世界観が、より深く味わえると思うので、映画のエンドロールでこの曲が流れるのがいまからとても楽しみです。いつかカラオケでも唄ってみたいです(笑)」とコメントを寄せている。『アンフェア the end』は9月5日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年06月26日篠原涼子を主演に迎え、2006年1月期に連続ドラマとしてスタートしてから10年が経つ「アンフェア」。この度シリーズ最終作となる映画『アンフェア the end』から初の本編映像が公開された。バツイチ、子持ち、大酒飲み…検挙率ナンバーワンの敏腕であり、過去に犯人を射殺した経験のある唯一の刑事・雪平夏見(篠原涼子)は、父が殺された事件の真相を探っていた。事件の背景に警察組織の“闇”があることをつかみ、父が警察内のクーデター計画を画策していたことを知る。それは、長い年月を経て、警察病院占拠事件(『the movie』)、ネイルガン連続殺人事件(『the answer』)へと繋がり、元夫・佐藤和夫(香川照之)の命と引き換えに、国家の中枢で権力を濫用する組織から機密データを手に入れる。前作から4年――『the end』では、元夫・佐藤の死と引き換えに、国家を裏で操る秘密組織の機密データを手に入れた雪平に新たな事件が勃発。鋭い嗅覚と型破りな手段で、いよいよ最後の敵へと迫っていく。雪平が刑事になったきっかけともいえる、父親殺しの真犯人の正体も明らかに…。本作には、篠原さん扮する雪平の協力者となり国家の謀略を暴こうとするシステムエンジニア、津島直紀役に永山絢斗、最高検察庁監察指導部である武部将臣役には「EXILE」のAKIRA、検察庁・特捜部長役の吉田鋼太郎といった新キャストのほかに、佐藤浩市、阿部サダヲ、加藤雅也、寺島進、向井地美音ら前作からのメンバーが再集結している。今回公開された特報映像の冒頭には三浦春馬、西島秀俊、瑛太、江口洋介、大森南朋、山田孝之、香川照之と錚々たるメンバーが次々とフラッシュバックで登場。シリーズを通して、名だたる俳優が出演してきたことが伺える。「組織の不正を暴きたい」と語るAKIRAさんや永山さん、佐藤さんが登場。さらにシリーズを通して鍵となっている「アンフェアなのは誰か」と書かれた栞のシーンも。雪平と拳銃を向け合う人物は誰なのか…。「あなたが父を殺したの」と涙ながらに語る雪平のセリフは誰に向けられたものなのか?期待が高まる映像となっている。『アンフェア the end』は9月5日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年05月02日2006年1月期にスタートをし、予測不可能で巧妙なストーリー展開と、主人公・雪平夏見を演じる篠原涼子を始めとする魅力的なキャストが揃い踏みをしたとことで、視聴者から圧倒的な支持を受けた連続ドラマ「アンフェア」。その劇場版となる『アンフェア the end』が今年9月に公開されるが、先日4月2日(木)、主演の篠原さんが10年越しとなる感動のオールアップを迎えた。2007年3月公開の劇場版『アンフェア the movie』、2011年9月公開の『アンフェア the answer』と立て続けに大ヒットを記録した本シリーズが、前作から4年、連続ドラマスタートから10年目の2015年、『アンフェア the end』として遂に完結を迎えることとなる。阿部サダヲ、加藤雅也、寺島進らドラマシリーズからのレギュラーメンバーに加え、前作『アンフェア the answer』より本シリーズに加わった佐藤浩市、さらに今回からの新キャスト・永山絢斗、AKIRA、吉田鋼太郎が加わり、新旧豪華キャストが集結しているのも本作の見どころのひとつだ。埼玉県内の満開の桜並木で行なわれた撮影最終日。最終カットのOKの声がかかると、「アンフェア」シリーズを支え続け、篠原さんと共に作品を作り上げてきた佐藤嗣麻子監督が花束を持って篠原さんのところへ。「この花をもらったら終わっちゃう」と冗談っぽく笑ってみせるも、感慨深げに花束を受け取り、感謝の気持ちを伝えたという。既にひと足早くクランクアップを迎えていた雪平の“最後の相棒”となる津島直樹役の永山絢斗も篠原さんには内緒でロケ地を訪れ、スタッフと共に最後の勇姿を見守っていたそうだ。永山さんのクランクアップの時には篠原さんがサプライズで登場するなど、お互い“相棒”に最後を見届けられながらのクランクアップとなった。雪平夏見の10年を締めくくるその日、満開の桜の中でクランクアップを迎えた篠原さんからは「ふり返ると私も当時は31歳で若かったのですが、『アンフェア』と共に成長する事ができました。その中でもふり返ると、結婚したり、子どもができたり、『アンフェア』を通して、本当に幸せで贅沢な人生を過ごせた日々だったと思っています。作品も本当に素晴らしい作品でしたし、毎回台本を読んで、どんな作品になるんだろうとこんなに楽しみに思える作品はほかにありません」と喜びのコメントが寄せられている。10年に及ぶ壮大な謎解きの結末とは?遂に明かされる、刑事だった雪平の父親殺害に隠された驚愕の真実とは?10年に及ぶシリーズが遂にフィナーレを迎えることになる。『アンフェア the end』は9月5日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月08日篠原涼子が「キレートレモン」(ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社)のブランドから女性向けに発売されるエナジードリンク「キレートレモンENERGIE(エナジエ)」の広告タレントを務めることになり、3月25日(水)に新CM発表会が開催された。市場の拡張が著しいエナジードリンク分野にポッカサッポロは“看板”とも言えるキレートレモンブランドで参入。働く女性をターゲットにレモン果汁23%、カフェインゼロ、カロリーオフなどの従来のエナジードリンクにない路線で「女子力を保つためのエナジードリンク」として売り出す。CMでは篠原さんがスーツ姿で大量の書類を抱えたり、両手で電話を取ったりと忙しい女性を演じつつもノリノリで「さあ、仕事なんか楽しんじゃえ!」と呼びかける。篠原さんはこのCMについて「忙しいけど、忙しい顔を見せずに、楽な気持ちで楽しんじゃえという感じで、楽しみながら働いている女性像をイメージしました」と語る。これまでドラマなどで働く女性を数多く演じてきたが、もしもOLとして働くならどんな職種を?という質問に「どちらかと言えば、お話ししたりコミュニケーションを取るのが大好きなので、営業のお仕事をやってみたいです。コミュニケーションを取りつつ自分を確かめてみたい」と語った。篠原さんにとって「強くしなやかな女性」が理想の働く女性像だという。「女性であることを生かしながら、細やかに気配りができるようになりたい。周りに学びたいところです」と明かす。篠原さん自身、「理想の上司」ランキングなどで常に上司に食い込んでいるが「女性らしさを保つ秘訣」を問われると「強いて言うなら“笑顔”です。常に笑顔でいること。肌のケアも大事ですが、何より心からにじみ出る笑顔が大切だと思います」とこの日一番の笑顔を浮かべて語っていた。キレートレモンENERGIE(エナジエ)は3月30日(月)より発売開始。新CMは4月1日(水)よりオンエア開始予定。(text:cinemacafe.net)
2015年03月25日篠原涼子を主演に2006年1月期に連続ドラマとしてスタートし、日本のドラマでは異例とも言える徹底したハードボイルド&サスペンス路線で人気を博した「アンフェア」。TVドラマ開始から10年経ったいま、すべての謎が明らかになる完結編『アンフェア the end』が製作決定。篠原さんらメインキャストも再集結することが明らかになった。劇場版『アンフェア the movie』(’07)、『アンフェアthe answer』(’11)が興行収入23.4億円を超える大ヒットを記録した本作。バツイチ、子持ち、大酒飲み。検挙率ナンバーワンの敏腕であり、過去に犯人を射殺した経験のある唯一の刑事・雪平夏見は、父が殺された事件の真相を探っていた。事件の背景に警察組織の“闇”があることをつかみ、父が警察内のクーデター計画を画策していたことを知る。それは、長い年月を経て、警察病院占拠事件(『themovie』)、ネイルガン連続殺人事件(『theanswer』)へと繋がり、元夫・佐藤和夫の命と引き換えに、国家の中枢で権力を濫用する組織から機密データを手に入れる。前作から4年。『the end』では、元夫・佐藤の死と引き換えに、国家を裏で操る秘密組織の機密データを手に入れた雪平に新たな事件が勃発。鋭い嗅覚と型破りな手段で、いよいよ最後の敵へと迫っていく。雪平が刑事になったきっかけともいえる、父親殺しの真犯人の正体も明らかに…。数々の個性的なキャラクターが予測不能な騙し合いを繰り広げてきた本作。前作から引き続き、篠原さんを始め、佐藤浩市、阿部サダヲ、加藤雅也、寺島進らが出演。さらにはドラマから出演し、現在は「AKB48」として活躍する雪平の娘・雪平美央役の向井地美音の出演も決定している。主演の篠原さんは「ドラマから数えると約9年という月日が経ち、10年目を迎える前に『アンフェア』を完結させたいということで(プロデューサーさんから)今回のお話を頂きました。私自身も雪平夏見という役は自分を成長させてくれた本当に大切な役でしたので、是非この壮大なストーリーを完結させたいと思い、参加させて頂くことになりました」と再び“雪平”を演じる喜びを語った。「タイトルにもあるとおり、『the end』ということで今回で本当に物語が終わってしまいます。初めてご覧になる方も、いままでご覧頂いていた皆様にも楽しんで頂けるような『アンフェア』らしい、ミステリー・サスペンスそして裏切りが詰まった内容になっております。私も後悔のないよう、全力で雪平夏見を演じたいと思っておりますのでみなさん、期待してお待ち頂けると幸いです」とファンに向けてメッセージを送った。これまで、瑛太、西島秀俊、三浦春馬、香川照之、椎名桔平、江口洋介、山田孝之、大森南朋などが雪平を取り巻くキーマンとして出演してきた。本作でも大物キャストが出演するとのこと。続報に期待したい。『アンフェア the end』は2015年秋、公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アンフェア the movie 2007年3月17日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国東宝系にて公開(C) 2006 Kansai Telecasting Corporation.All Rights Reserved.アンフェア the answer 2011年9月17日より全国東宝系にて公開(C) 2011 アンフェア製作委員会
2015年01月27日映画『海月姫』に出演している篠原ともえが12月21日(日)、得意の裁縫の腕前を生かして、劇中にも登場するクラゲのぬいぐるみを作るワークショップを開催し、一般のファンに裁縫をレクチャーした。クラゲオタクの主人公・月海を始め、“尼~ず”を名乗るオタク女子たちが自分たちが暮らすアパートを地上げから守るべく奮闘する姿をコミカルに描く本作。篠原さんは年配の男性を好きになる“枯れ専”女子・ジジ様を演じている。「“和”のクラゲをイメージした」というシルクの絞り染め模様のドレス姿の篠原さんは、往年の“シノラー”のノリで受講者たちの前に登場する。元々「10歳くらいから」裁縫に親しみ、アクセサリーなども自作してきたというだけあって、服飾の技術に関してはプロ顔負け!この日は、劇中で月海たちが資金源にしようと手作りで製作し販売するクラゲのぬいぐるみを、映画にも協力している「オカダヤ」のキットに沿いつつ、アレンジしながら製作したが、基本的な糸を針の穴に通すコツや玉結びに始まり、篠原さんは受講生に丁寧に様々な技術を教えていき「裁縫は指の腹を使って!」など指示が飛ぶ。映画撮影中の空き時間には、主演の能年玲奈に裁縫を教えたこともあったそう。「能年ちゃんにも玉止めの猛特訓してスパルタで教えました(笑)。空き時間にセットにあった生地を使って糸の通し方やボタンのつけ方もレクチャーしました。能年ちゃんは目をキラキラさせて、裁縫に夢中になってました。“尼~ず手芸部”を作って、(共演の)菅田将暉くんも参加してました。私も人に教える楽しさを能年ちゃんから学びました」と嬉しそうに明かした。過去に松任谷由実のコンサートの衣装デザインを担当するなど、服飾の分野での活躍も目立つ篠原さん。年が明けて1月には東京芸術劇場にて行われるコンテンポラリーダンスの公演「近藤良平のモダン・タイムス」に出演するが、ここでも出演者の衣裳のディレクターを務めている。この日のワークショップも篠原さんにとって大いに刺激になったよう。「“手作り”での仕事は自分でもやりたいこと。こうやって身近でレクチャーすることができて、楽しませていただきました」と笑顔で語る。まもなく公開の映画についても「オタクというのは“熱中”とか“夢中”ということが擬人化したものだと思う」と語り、「手作りをキーワードに、尼~ずが集結していく姿が気持ちよく、賑やかでカラフルなフェスティバルのような作品です。手作りの楽しさが伝わればと思います」とアピールした。『海月姫』は12月27日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:海月姫 2014年12月27日より全国にて公開(C) 2014映画『海月姫』製作委員会(C) 東村アキコ/講談社
2014年12月22日「FRaU」11月号は、セクシーな腹筋が見事な眞鍋かをりが堂々の表紙。『欲しいのは、女らしい筋肉』。最新号では女性の憧れである“女らしい筋肉”を特集。30代になると筋力や基礎代謝が落ち、痩せづらい体質になりがち。このままじゃいけない、そう思いながら踏み出せないあなたにはぴったりのテーマとなっている。COVER STORYでは眞鍋かをりの「色っぽい腹筋」が初公開。20代では朝まで飲みあかして、30歳でボディづくりに開眼したというたという彼女のインタビューでは、30歳からの“噂になる”筋肉づくりに迫る。ほかにも美筋の持ち主、中村アンの「スジ脚」や上原多香子の「美羽背中」、そして脊山麻理子の「女盛りの二の腕」も大注目。確実に体を変えるワークアウトや“最愛”パーソナルトレーナーとの出会い方、そしてたった5分で効果が出せる「最効おうち筋トレ」などダイエットの指南もばっちり。そのほか、ジェーン・スーの辛口コラム「鍛えねば廃る、30歳からのカラダ」や最新ワークアウトスタイル、美筋肉のモトであるたんぱく質の摂り方など、今欲しい情報が盛りだくさん。カラダは変わる。さっそくあなたもトライしてみては。最新号が気になるあなたは、まずはwebで試し読みをチェック。【概要】FRaU 11月号発売中URL:元の記事を読む
2014年10月14日「当時の篠原は“ちっちゃい怪獣のような生き物”という風に見られていたかもしれません。今は人間らしくなったというか(笑)。でも篠原としては何も変わっていなくて、今は“シノラー”を進化させている段階です」。1990年代末期に奇抜なファションと個性的なキャラクターで「シノラー」というブームを作り、テレビに引っ張りだこだった篠原ともえも現在34歳。表面上の奇抜さは身をひそめ、今は“清楚なお姉さん”という雰囲気でマルチに活躍している。特にデザイナーとしての才能をより深化させ、松任谷由実のコンサート衣装のデザイナーに抜擢されたことは記憶に新しい。若さに弾け、一大ブームを作り出した当時の自分を今は「可愛くて仕方がない孫娘のよう」と捉えるが「過去を手放すのではなく、当時頑張っていた“シノラー”をもう一つレベルアップさせて、人生をもっとカラフルにしていきたいという気持ちがある」と声を弾ませる。そのレベルアップの一つとして、海外ドラマ「MAJOR CRIMES~重大犯罪課」では実写吹き替えに初挑戦。第8話に登場するリディア役だ。母親を殺されるも、その事件の唯一の目撃者としてドラマを大きく動かす重要なキャラクターでもある。篠原は、あの頃、女優、歌手、デザイナー、タレントと自らの活動に制限を付けなかったからこそ「声優という新しいお仕事に出会うことができた」と実感を込めながら「今回の仕事を経て、自分自身の成長を感じている」と手応えは大きい。「ハリウッドからのオファーも、お声がかかればもちろん出させて頂きたいですね。まずどんな衣装を着て行こうか考えてしまいますし、ハリウッド仕様のドレスもデザインしたいです」と夢は膨らむばかり。もともと声には自信があった。「ボイストレーニングにも通っていたこともあり、ナレーションのお仕事もいただくことが多い。自分の持ちうる声の力を活用することができたと思いますし、今までに聞いたことのない篠原の声を皆さんにお聞かせできできればと思います」と水を得た魚状態。自己採点も「無限大満点!」と高い。再ブレイク必至の2014年、篠原はどう動くのか。「とにかくやりたいことがたくさん。プラネタリウムでのライブも企画中ですし、ファッションが好きなのでデザインの仕事もやっていきたい。3、40代になった“シノラー”世代の力になれるようなお仕事をしたいですね」とそのマインドは第一次ブレイク時と変わらない。自身の理想とする女性像については「着物が似合う女性」。10代はカラフル、20代はモードな気分だったそうで「3、40代は、着物をカラフルに着こなせる女性になっていきたいです」と笑顔を弾けさせた。篠原が声優を務めた第8話収録のDVD『MAJOR CRIMES~重大犯罪課』 <ファースト・シーズン>コンプリート・ボックスは4月2日DVDリリース。MAJOR CRIMES ~重大犯罪課 公式サイト
2014年04月03日女優の篠原涼子が19日、都内で行われた誕生30周年を迎える資生堂スキンケアブランド 「エリクシール 至福の美容濃密液誕生会」に出席し、自らの意外な美容維持について語った。「美しくなりたいと思うことはありますか? 」と聞かれた篠原は「しょっちゅうです」と即答し「美容は常日頃から気にしないといけないもの。皆さん、どうやって綺麗にされているのかな? と思いますね」と思いがけないリアクション。趣味は「人間ウォッチング」だそうで「綺麗にされている一般の方を密かに見ているんです。参考にさせていただいております」と一般女性たちから学んでいる事を明かした。資生堂では、コラーゲン最新科学を搭載した美容液「エリクシール シュペリエル エンリッチドセラム」を発売し、9月21日からは篠原と竹内結子が出演する新CMをオンエアする。その日の肌の状態によって気分も違うという篠原は「肌の状態がいいと気持ちが引き締まるし、笑顔も変わって、自信がわく。お肌がきれいな日は、外を出歩きたくなる」と美肌の重要性を指摘し「基礎化粧品は一番気にしていますよ。お肌が整っていないと、気持ちも整っていない気がするので、ケアを大切にしています」と日頃の努力紹介。さらに「朝と夜はお肌の保湿を気にしますが、内面的なものにも気を付けていて、健康的なものを食べたり、睡眠をしっかりとることを心がけています」とニッコリ。仕事で不規則な生活になってしまっても「自分でしっかりと健康管理を意識しています」と美と健康に対するストイックな一面を覗かせた。・資生堂エリクシール 公式サイト
2013年09月23日2013~2014年にかけての全国ライブツアー衣装担当に歌手でタレント、そしてデザイナーとしても活躍している篠原ともえが、“ユーミン”こと松任谷由実の全国コンサートツアーにおける衣装デザインを担当することが決定したという。篠原のTwitterおよびオフィシャルブログにて発表されている。ユーミンのコンサートライブといえば、その歌声の魅力はもちろんだが、いつもさまざまな衣装を身にまとい、視覚的にもファンを楽しませてくれることで知られている。そんな注目の衣装のデザイナーに篠原ともえが決定したということで、そのコラボレーションが、どのような世界がつくりあげられるのか、おおいに期待される。きっかけは夫・松任谷正隆のラジオ篠原によると、きっかけは松任谷由実の夫であり、プロデューサーでもある松任谷正隆のラジオ番組のゲストとして、先月5月に彼女が出演したことだったそうだ。その際、衣装づくりの話で盛り上がったという。松任谷正隆がコスチュームデザインをもっとやってみたらいいと勧め、今作りたいドレスについて尋ねたので、篠原は「赤で、柄が和風で、オーガンジー素材で、風に心地よくなびくようなドレスとかですね」といった答えをしたのだという。すると、その答えに面白そうと興味をみせ、ユーミンの衣装をやらないかと持ちかけられたのだそうだ。予期せぬ展開にスタジオも騒然となっていたそうだが、番組収録後、松任谷からすぐにライブステージのコンセプトが伝えられ、篠原はそれにそったデザイン画を描いて、松任谷やスタッフらも含めた関係者にプレゼンテーション。これでいこうと、まさにトントン拍子に話が進んだという。これまでミュージカルの衣装デザインや自分のライブ衣装などは、デザイン・縫製を行ってきた篠原だが、アーティストのライブコスチュームを担当するのは初めてのことだそうで、この話が出た時には、涙が出るほど嬉しかったとつづっている。そして、正式発表を行ったブログでは、衣装デザイナーとして、アイデアとイマジネーションを全力で捧げたいと熱い意気込みを語り、宇宙一素敵なコスチュームをみせると力強く宣言して締めくくっている。ぜひそのクリエイションに期待したい。【参考リンク】▼ZOZOPEOPLE篠原ともえオフィシャルブログ▼Twitter : 篠原ともえ▼篠原ともえOFFICIAL WEB元の記事を読む
2013年06月12日「Visaカード1枚とLCCで行く!世界一周じょうず旅行」出発イベントが23日都内で行われ、タレントの真鍋かをりと航空・旅行ジャーナリストの緒方信一郎氏が出席した。海外旅行好きで、自身のブログでも旅の様子をレポートしている真鍋は「最初のころは現地で現金を両替していたけれど、ちょろまかされたと思うこともあった」と失敗談を明かし、「海外でこそカード。私はホテルも飛行機も買い物もすべてカードで済ましてしまう。便利だし、都合がいい。本当にお得なんです」と海外でのカード利用が少ない日本人に向けてアピールした。「世界一周じょうず旅行」は、5月にFacebookでオープンした海外旅行好きの日本人女性に向けたページ「女子旅じょうず部」で展開する注目のコンテンツ。話題のLCC(格安航空会社)だけで世界一周旅行ができるのか、そして現金両替をせずにVisaカード1枚のみを使用して世界一周旅行ができるのかを、同コンテツンのキャラクターであるハリスちゃんと、お付きの男性ディレクターが実際に検証する。5月24日から全47日で、香港、ニューヨーク、ベルリンなど計12か国16都市を周遊する予定で、旅の様子はほぼリアルタイムでページに反映される。カード利用で海外旅行をエンジョイしている真鍋は「旅行初心者のときは不安もあったけれど、皆さんに心配ないよということを伝えていきたい。これ1枚あれば海外旅行が便利になるんです」と太鼓判を押す。また海外旅行経験者の日本人の約6割が余った現地通貨を保管しており、日本のタンス通貨総額が約1.32兆円に上ることを知ると「現金にしてしまうと、持って帰ってきてそのままになることもあるし、帰りの空港で欲しくもないお土産を買って、気付いたら賞味期限が過ぎていたなんてことも」と自身の経験を交えてデメリットを説明。海外でカードを不正利用されることを警戒する日本人が多いが「前に海外で不正利用されたことがあったけれど、身に覚えのない物に関しては請求されずに大丈夫でした」と安心・安全なバックアップ体制があることを強調した。LCCは利用したことはないが、興味津々の真鍋。緒方が提案した今回の世界一周旅行行程を聞くと「ヨーロッパが好き。ベルリンもいいですね。アフリカ大陸にも興味がある」と楽しそう。今回その工程を旅していくハリスちゃんには「Visaカード1枚でどんなことをしてくれるのか、現金を持つよりもどれだけ便利だったのか、皆がその場所に行きたいと思えるような報告を待っています」とエール。さらに「積極的に現地の方々とコミュニケーションをとると、旅に面白いものが生まれる。ハリスちゃんにもやってもらいたい」と真鍋流楽しい旅行術を伝授した。海外旅行というと、その国々に合わせていちいち現金両替をしがちだが、「女子旅じょうず部」を見ていくことのよって、Visaカードさえあれば両替の手間も省くことができ、楽しく身軽に海外旅行を充実させることができると気付かされるだろう。また同コンテンツでは女子ウケするお土産の紹介やプレゼントキャンペーンも実施。Visaカードの世界的な利便性と旅の持つ魅力を知ることができる、一石二鳥の企画となっている。
2012年05月23日働く女子を刺激するAnother Action、ウーマンタイプがお送りするランチタイムのお慰みコラム【ビバ!ばら色人生から学ばせて】の、今回のテーマは「エロは本能に非ず……「マーケティング・エロ」を眞鍋(かをり)に学べ!」。「これといって理由は無いけど、なーんかひっかかる女」。例えば紗栄子や沢尻エリカのように分かりやすく叩かれているわけではないけど、無意識のうちに避けているか、もしくは執拗に観察してしまう……何かと厄介なタイプ、いますよねぇ。今回、当コラムにご登場いただくのは、真鍋かおり×→眞鍋かをりさん。別に好きでも嫌いでもないけど、一発で漢字変換出来ない所も含め、なんだか引っかかるご婦人です。ただ、表立って「イラつく」と公言するにはリスクが高すぎるんですよ。居酒屋でホタテバターを食べた後、奥歯に繊維が引っかかって気になるけど人前でシーシーするのははばかられるあの感じ……眞鍋さんは、アラサー女子にとって口内ホタテバター(のスジ)と同義です。 きっと立ち回りが上手いのでしょうな。この人を苦手と感じる入口はきっとそこ。タレント生命が危ぶまれる事務所のゴタゴタも、なんだかんだでキレイに着地しました。女は女の不幸を望む一方で、不幸から這い上がる姿に共鳴もする生き物。眞鍋さんはその鋭い嗅覚とリサーチ力により、不幸の落とし穴を絶妙に避け、時には敢えて落ちてみたりしながら、魑魅魍魎の芸能界でサバイブし続けています。風雲たけし城に出たらイイ線いきますね。眞鍋さんのそんなマーケティングセンスから学ぶこととは?!続きは「 エロは本能に非ず……「マーケティング・エロ」を眞鍋(かをり)に学べ! 」で読んでみよう。
2012年04月24日眞鍋かをりは、男性の才能に惚れるタイプ2月28日放送の日本TV「スッキリ」に出演した芸能レポーター、井上公造が、ミュージシャンの吉井和哉(45)熱愛中のタレント、眞鍋かをり(31)は男性の才能に惚れるタイプと明言した。眞鍋は昨年に約3年交際したお笑いコンビ「麒麟」の川島明(32)と破局、現在は元「THE YELLOW MONKEY」の吉井と交際している。眞鍋は出演したTV番組でも「彼のパワフルな所が好き。器も大きい」と熱愛を隠さない。井上公造・語録「眞鍋は男の才能に惚れる」眞鍋は中学時代からTHE YELLOW MONKEYの大ファンで吉井とは知人の紹介で知り合った。吉井には4人の子供がいるが現在は独身。眞鍋が男性に魅力を感じる部分は、前の川島同様に物を作る人(その才能)に惚れるタイプだという。川島の時のように長過ぎた春にならず、今度こそはゴールイン出来るか?元の記事を読む
2012年03月03日篠原涼子が公開初日・舞台あいさつで号泣17日、第2子を妊娠中の女優・篠原涼子が主演映画『アンフェア the answer』の公開初日舞台(東京都)で、あいさつした。壇上で、これまで長い間、共に仕事をして来た佐藤嗣麻子監督からの「これでキャンペーンは終わりです。ゆっくり休んで元気な赤ちゃんを産んでください。」との文面で締めくくられた手紙が読まれると、篠原は、思わず号泣した。セクシーなミニスカートと生足で登場!!篠原は、ミニスカートにピンヒールという衣装で公開初日舞台あいさつに登場。共演の佐藤浩市は「妊婦なのに生足ですよ?」と話し、寺島進も「素足ですもんね。すごく色っぽい」と、男性キャストや客席を魅了していた。篠原は身重ながら、多くのキャンペーン活動をこなし、ついに迎えた公開初日には「4年ぶりに帰ってきました。久しぶりで緊張しましたがどうにか今日を迎えられて、本当に幸せな日だなって思います。」「ちょっとお休みさせていただきますけど、また笑顔でこういう場に立てるように頑張ります。応援よろしくお願いします」とファンに又、会えることを約束した。(オリコンスタイルによる)★映画NEW『アンフェア the answer』2011年9月17日全国東宝系にて公開!元の記事を読む
2011年09月18日映画『アンフェア the answer』が公開され、TOHOシネマズ六本木ヒルズにて行われた上映後の舞台挨拶に、主演の篠原涼子と共演者の佐藤浩市、山田孝之、大森南朋、寺島進、そして佐藤嗣麻子監督が豪華に顔をそろえ、公開初日を迎えた喜びを語った。本作は、篠原さん主演で2006年に放映された人気TVドラマ(CX系)の劇場版第2弾。前作から約4年後、北海道の紋別警察署に異動になった刑事・雪平夏見(篠原さん)が、連続殺人の容疑をかけられたことから自分を陥れた巨大な陰謀と黒幕の正体を暴くために型破りな捜査を続ける姿を描く。出演者全員が敵か味方かわからないという怪しいキャラクターを演じ、作品をより面白く魅せている。まずは主演の篠原さんが「今日は、なんて幸せなんだろう」と初日を迎えた喜びを観客に伝えた。篠原さん自身、役との共通点はあまり見当たらないというが、バツイチ、子持ち、大酒飲みだが、検挙率ナンバーワンの美人刑事・雪平に愛着を感じている様子。この役は篠原さんの女優魂を大いに刺激したようだ。劇中、男性キャストの中の紅一点の立場の篠原さんは、「こんな幸せなことは無い。魅力的で大好きな方たちに温められているという、そんな幸せな毎日でした」と現場をふり返っていた。この日、胸の大きく開いたシャッにミニスカに生足という衣裳で登場した篠原さんに、共演者たちは釘付けの様子。佐藤さんは「ドキドキですよね」と照れ笑い。山田さんも「きれいですね」と同調。寺島さんにいたっては、「雪平のときにも素足にピンヒールでした。色っぽいんですよね。現場ではそればかり見ていました」と告白する場面も。それに加えて、篠原さんの現場での気遣いや気配りについて口々に絶賛していた。そんな様子を見ていた佐藤監督が、客席に向かって「いかがでしたか?」と問いかけると、観客からは大きな拍手が返された。「ご期待に添えてよかった!」と満面の笑み。今年2月にクランクインし、4月に都内でクランクアップした本作。船上イベント(8月25日)や大阪など主要都市でのキャンペーンなど、現在第2子を妊娠中の篠原さんだが、本作のPR活動を精力的に展開中。そんな篠原さんに、監督からサプライズレターが贈られた。初めて会ったときの印象や頑張る篠原さんへのいたわりの言葉など、たくさんの監督の想いがつづられた手紙が読まれると、あふれた涙が止まらない篠原さんだった。今回、歌手の中島美嘉が本作のために作詞を手がけ、リリースする新曲「LOVE IS ECSTASY」も話題となっている。『アンフェア the answer』は全国東宝系にて公開中。■関連作品:アンフェア the answer 2011年9月17日より全国東宝系にて公開© 2011 アンフェア製作委員会■関連記事:篠原涼子、生まれてくる子の性別は「元気ならどちらでも」篠原涼子インタビュー弱さを全力で体現、凛々しくも守ってあげたい女性像篠原涼子、初のベッドシーンを前に監督と“練習”!新宿コマ劇場の跡地に地上130メートルのシネコン&ホテル建設劇場版『アンフェア』続編に佐藤浩市、山田孝之、大森南朋が新たに参戦!
2011年09月17日篠原涼子主演の刑事ドラマ『アンフェア the answer』の公開記念イベントが14日に都内で開催され、篠原と本作の主題歌を手がけた中島美嘉が登場した。イベントの模様“女子会トーク&ライブ”と題して行なわれた今回のイベントには約400人の女性が浴衣を着て来場。篠原も「クールな雪平のイメージで、黒を交えて粋な感じで整えてみました」と和服姿で登壇すると、会場からは「キレイ」「可愛い」と歓声が上がった。先日、第2子妊娠を発表した篠原は第1子も前作『アンフェア the movie』(2007年公開)の後に授かったことで「『アンフェア』をやると幸せが訪れるようで嬉しい」と笑顔を見せた。観客から「“アンフェア”な人は誰ですか?」と質問された篠原は「共演者の中には見当たらないですが、今回は佐藤監督が“アンフェア”でした。撮影中は地味な格好をしていたのに、映画のキャンペーン中は、見違えるほどキレイな姿で、私よりも目立っていて、この人が一番“アンフェア”だと思った」と、TVドラマで脚本を担当し、“雪平夏見”の生みの親とも言える本作の佐藤嗣麻子監督の名を上げた。最後に『アンフェア』のファンだという中島が「主人公・雪平夏見の気持ちを出来るだけ歌に込めた」という主題歌『LOVE IS ECSTACY』を熱唱し、イベントは終了した。映画『アンフェア…』は、篠原が敏腕刑事の雪平夏見を演じたTVドラマ、2007年に公開された『アンフェア the movie』に続くシリーズの完結編。連続猟奇殺人の容疑をかけられてしまった雪平の孤高の逃走劇を描き、警視庁内部、東京地検を巻き込んだ緊迫の攻防が繰り広げられる。『アンフェア the answer』9月17日(土)より全国東宝系にて公開(C)2011「アンフェア」製作委員会
2011年09月15日まもなく公開の『アンフェア the answer』主演の篠原涼子と主題歌を担当した中島美嘉が9月14日(水)、都内で行われた“女子会”試写会に和装で登壇。中島さんは主題歌「LOVE IS ECSTASY」を熱唱した。TVドラマとして人気を博した「アンフェア」の劇場版第2弾。ネイルガンを使用した連続殺人事件の捜査線上に、北海道に赴任中の雪平(篠原さん)の名前が…。これまでに示唆されてきた様々な謎の答えが明らかになる。「雪平をイメージした」という大人の色気ムンムンの篠原さんと「髪も短いので、かわいめのポピー柄を選んだ」という中島さん。この日は事前に寄せられた質問に2人が回答してくれた。最初に「美貌を保持する秘訣」を尋ねられた篠原さんは「年齢を重ねると体脂肪がドンドン上がってきますからね(苦笑)。食事に気を付けて運動を心がけています」。一方、「色気を出すにはどうしたらいい?」という質問に中島さんは「私ですか!?私もほしいです」と困惑した表情。劇中の篠原さんを「メチャクチャ色っぽいけどイヤらしくなくて、かっこいいんですよ」と絶賛した。その篠原さんが司会者に促され、チラリと客席に向かってふり返りセクシーなうなじをのぞかせると、女子で埋まった客席からは歓声がわき上がった。「男に生まれ変わったらしてみたいこと」で篠原さんが挙げたのは「立ちション」。「どういう感じなのか?壮大な気持ちになるのか?やってみたい」と興味津々の様子だった。さらに「ドキッとする男性のしぐさ」を尋ねると、篠原さんは「新聞を難しい顔で読んでいたり、仕事しているときの難しい眼差し」に思わずドキッとすることを告白。ダンナさま(市村正親)は眉間にしわを寄せて新聞を読む姿が似合いそうだが…。一方の中島さんは「足を組んだときの太もも」にドキッ!とするそう。「脚フェチ?」と突っ込まれると「そうだと思います」と笑顔で語っていた。最後の質問は先日、第二子の懐妊(3か月)を発表したばかりの篠原さんに。第一子は男の子だったが「次はどちらがいいですか?」。篠原さんは「授かったことが一番嬉しいので、元気に生まれてきてくれたらどちらでもいいです」と幸せいっぱいの笑み。中島さんも「おめでとうございます」と笑顔で祝福の言葉をかけた。この後のライヴでは、中島さんは和装から一転、先ほどの「私も色気がほしい」などという言葉が嘘のような、美脚をギリギリまで露出したセクシー衣裳で再登場。この日リリースされたばかりの「LOVE IS ECSTASY」を力の限り熱唱し、力強い歌声に会場は酔いしれた。『アンフェア the answer』は9月17日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:アンフェア the answer 2011年9月17日より全国東宝系にて公開© 2011 アンフェア製作委員会■関連記事:篠原涼子インタビュー弱さを全力で体現、凛々しくも守ってあげたい女性像篠原涼子、初のベッドシーンを前に監督と“練習”!新宿コマ劇場の跡地に地上130メートルのシネコン&ホテル建設劇場版『アンフェア』続編に佐藤浩市、山田孝之、大森南朋が新たに参戦!シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第14回)頼りになる“アネゴ”女優は?
2011年09月14日映画やドラマのシリーズものは数多あるが、作を重ねるごとに素敵になっていくヒロインなんて、どれだけいただろう?篠原涼子は『アンフェア the answer』でそんな否定的な思い込みを覆す。2006年放映のドラマ「アンフェア」、間にスペシャルドラマを挟んで映画版『アンフェア the movie』が公開されてから4年あまりが過ぎ、再びスクリーンに戻ってきた刑事・雪平夏見は、より美しく、より複雑な女性となっていた。トレンドマークのロングコートが、不安を払拭させた4年ぶりに雪平を演じてみて、どんな心境だったのだろうか。「やる気満々で撮影に挑みました。とても楽しみにしていたので。雪平は本当に好きなキャラクターだし、ずっとみんなで作り上げてきた作品が第2弾として映画化されるのはすごく嬉しかったんです」。彼女にとって何度も演じてきた当たり役だが、それゆえのプレッシャーもあるという。「やっぱり4年間というブランクが空いていましたから。作り手側の私たちよりも、見ているお客様たちの方が『アンフェア』のイメージを作ってたり、雪平夏見像をしっかりと持っているんです。その方たちに『なんか全然違う、変わっちゃったな』と思われるんじゃないかと、不安感はあったんです。でもやっぱり、大好きな作品ですから。そのプレッシャーに逆に背中を押してもらって乗り越えました」。不安を消し去ってくれたものはほかにもある。「やっぱりコートですね。あのコート」。雪平のトレードマークであるロングコートだ。「最初の衣装合わせのときに4年ぶりに着たんです。着た瞬間に『あ、これで大丈夫かも』っていう気持ちになれました」。『アンフェア the answer』で監督を務めたのは連続ドラマからずっと脚本を手がけてきた佐藤嗣麻子。映像作品における雪平夏見を創造し、雪平を知り尽くした存在でもある。「嗣麻子さんとは、個人的にお仕事を一緒にしたいとずっと思っていたんです。『アンフェア』がきっかけで、プライベートでもお会いしていたので。でも、それにも関わらず、私、知らなかったんですよね。今回、嗣麻子さんが監督になられるってことを(笑)」。製作側から映画化の話を聞いたとき、「誰が監督なんですか?」と尋ねて初めて、佐藤さんだと知らされたというエピソードを笑いながら明かしてくれた。「すぐに嗣麻子さんに『監督なんだって?』とメールしたら、『そうなの。いつ言ったらいいか分からなくて言えなかったんだけど』と返ってきました(笑)。今回ご一緒できたのはすごく嬉しかったです。やっぱり嗣麻子さんは雪平夏見を誰よりも知ってるんですよ。だから『雪平はこういう仕草をする』とか『こういう目をする』とか、細かく演出しくださって、すごく助かりました」。監督がこだわりぬいた雪平の“弱さ”今回、一番アンフェアなのは作風がガラッと変わったところ、と作品資料にあるが、その言葉に偽りはない。篠原さんも「いままでとはすごく雰囲気が変わっています。いままではアクション作の雰囲気だったけど、今回は心理的な物語になっている」と語る。「ある意味マニアックかもしれないけど、かっこよくてハイセンスな感じが、私はすごく素敵だと思っています」。雪平像も、これまでとは大きく変化した側面がある。「最初の打ち合わせで監督から『涼子ちゃん、今回は夏見はすごく弱いイメージでいきたいの』と言われました。でも『それはお客様たちへの裏切りになる』と私は言ったんです。だけど監督は『いや、それがいいの。私のこだわりだから。弱さの中に強さをちゃんと作るから』と。本当に全面的に弱さを出してるんですよね。追いつめられて震えたり。撮影中も『もっと震えて、もっと臆病になって』と指示がいっぱい来ました。監督がそう決めて脚本を作って、演出している。もう絵がしっかり決まってるんだから、信じて演じました」。雪平が強いことは誰もが知っている。でも、人間はそんな一面的なものではない。だから、いままでの作品で表面に出てこなかった彼女の隠された素顔がまた1つ現われる。互いをよく知る女優と監督の間にある信頼が、いままで以上に魅力的な雪平像を作り出した。篠原さんは佐藤監督と雪平のあり方について徹底的に話し合い、挙げ句にホテルの一室で佐藤浩市扮する一条とのラブシーンの自主練習まで行ったのは、いまや有名な話だ。「監督自ら浩市さん役になったり、ヘアメイクさんに雪平役をやってもらったりして、私は第3者的な感覚で『うーん、もうちょっとこっちかな』と監督に指示しちゃったりして(笑)」。こういう風に演じたい、というイメージがあったという。「単純にラブラブな雰囲気はちょっと嫌だったんです。お客さんを驚かせる裏切り的な要素のあるものにしたかった。台本では、じゃれあう2人が見つめあって、うふって笑うみたいな感じでした。それだと、ちょっと女っぽくなり過ぎちゃう。キスも露出もするんだから、ちょっと男っぽくというか、上から目線な感じを出したかったんです」。改めて雪平夏見と向き合った篠原さんは、雪平について「すごい芯が強いんだけど、今回初めて『守ってあげたい』って気持ちになる女性になったんじゃないかなと思います」と言う。「いままでは、この人ひとりでも生きていけそうって感じがしたんだけど」と語るとき、自然と笑みが広がり、優しい表情になる。最後に、これから映画を観る人にこれだけは伝えたい、と彼女から託されたのは「すべてを見逃さずしっくりじっくりと観て下さい」というメッセージ。「ちゃんと目を離さず観てもらいたいです。本当に一人一人の表情に謎が隠されてるんで、その表情ひとつ見逃しちゃうと、ミスリードされますから。それを見逃さなければ、より一層『アンフェア』な世界感に浸れるんじゃないかと思います」。(photo:Toru Hiraiwa/text:Yuki Tominaga)■関連作品:アンフェア the answer 2011年9月17日より全国東宝系にて公開© 2011 アンフェア製作委員会■関連記事:篠原涼子、初のベッドシーンを前に監督と“練習”!新宿コマ劇場の跡地に地上130メートルのシネコン&ホテル建設劇場版『アンフェア』続編に佐藤浩市、山田孝之、大森南朋が新たに参戦!シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第14回)頼りになる“アネゴ”女優は?
2011年09月13日デミタスコーヒーシリーズのCMキャラクターに起用先日妊娠発表をおこない、それ以来公の場には姿を見せていなかった、女優の篠原涼子が8日、ダイドードリンコ「デミタスコーヒー」シリーズのCMキャラクターに起用され、都内で行われたCM発表会に出席した。新CMのイメージに合わせたという、黒のワンピースにジャケット、アクセントベルトにハイヒールという凛とした美しさのある元気な姿で登場。いつもと変わらぬ姿を見せてくれた。報道陣の祝福の声にも「ありがとうございます」と応じていたという。幸せいっぱいこれからの彼女にも注目&新CMも第2子の妊娠発表後、初めての公の場ということで、質疑応答の時間はとくに設けられてはいなかったものの、写真撮影時には報道陣から妊娠に関する質問が相次いで飛んだそうだ。彼女はそのまま笑顔でうなずいたり、首を振ったりしつつ、軽い受け答えで流したという。幸せいっぱいでさらに輝いている彼女。これからの子育てスタイルやさらなる活躍も注目される。今回の新CMにも注目だ。9月19日から全国オンエアされるそうで、“あなたを、満たす。デミタス”がコンセプト。彼女の魅力の深みにもハマって満たされそう?!元の記事を読む
2011年09月09日篠原涼子主演の人気ドラマの4年ぶりとなる劇場版第2弾『アンフェア the answer』の完成披露試写会が8月25日(木)、東京・豊洲の「ららぽーと豊洲」および同所内の映画館で開催。篠原さんをはじめ、佐藤浩市、香川照之、山田孝之、加藤雅也、寺島進に佐藤嗣麻子監督が来場し、レッドカーペットを歩いた。ネイルガンによる連続殺人事件が勃発し、雪平(篠原さん)の元夫の佐藤(香川さん)が容疑者に浮上。さらに、警察の捜査は北海道に赴任中の雪平にまで及ぶが、その裏には国家の秘密を蔵したUSBの存在が…。連続TVドラマにスペシャルドラマ、劇場版第1弾を経て全ての謎が明かされる。黒いドレスに身を包んだ篠原さんは、ボディガードよろしく黒のスーツ姿の共演男優陣5人を従えてレッドカーペットを闊歩し、ファンのサインや握手の求めに気軽に応じた。篠原さんはイケメンの男優陣に囲まれての撮影を「毎日現場に行くのが楽しみだった」と笑顔でふり返るが、本作で佐藤さんを相手に初のベッドシーンにも挑戦!「初めてで迷惑をかけたり、自分ができないと思われるのが恥ずかしいので、監督を相手に練習した」と明かす。佐藤監督によると「私が浩市さんの役で、服を脱いでアングルをチェックしたりした」とのこと。栄えあるお相手を務めた佐藤さんはこれまでにラブシーンを「200回くらいやった」(佐藤さん)という歴戦の強者だが、「照れるので実はラブシーンが嫌い(苦笑)」と明かし、「篠原さんにすごく気を遣っていただいて、リラックスさせてもらいました」と語った。TVシリーズからの付き合いである加藤さんは「今回は雪平が非常にエロい!この4年でいったい何があったの?」と“セクシー”雪平を強調。監督も「エロく撮った自信があります。いじめがいがありました」とニンマリ。香川さんは「僕は元夫なのに、一度もラブシーンがなかった」と“アンフェア”を訴え、寺島さんも「おれはラブシーン大好きなのに。歯磨いてるんだけどな…」と不満を漏らし、会場は笑いに包まれた。写真撮影では、一行は海上のクルーザーへ。合図とともに盛大な花火が打ち上げられ、篠原さんは「今年初めての花火でした」と満面の笑みを浮かべていた。『アンフェア the answer』は9月17日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:アンフェア the answer 2011年9月17日より全国東宝系にて公開© 2011 アンフェア製作委員会■関連記事:新宿コマ劇場の跡地に地上130メートルのシネコン&ホテル建設劇場版『アンフェア』続編に佐藤浩市、山田孝之、大森南朋が新たに参戦!シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第14回)頼りになる“アネゴ”女優は?
2011年08月25日