夫と結婚してもうすぐ8年。夫婦仲も良く、子どもにも恵まれ、平和に暮らしていました。時々会いに行く義両親とは近すぎず遠すぎずで、程良い距離感をもってこのまま仲良く平和に過ごせると思っていた私。しかし、意外なことをきっかけに、私はモヤモヤし始めてしまったという体験談です。 理解があり、尊敬していた義両親夫の両親は、とても距離感を大切にしている人です。特に義母は、姑との関係に苦労したこともあり、とても私に気をつかってくれました。私の妊娠中も義母は助けを求めたときだけ料理を作ってくれ、過度に世話を焼くこともありませんでした。 私の仕事や子育てについても基本的に口出しはせず、「今は昔と何もかも違うからね。私も勉強しなくちゃ」と言う義母に、私は感謝の気持ちでいっぱい。いつか自分が姑の立場になったら、義母のようになろうと決意していました。 行き先はわが家!? 断捨離を始めた義両親そんな義両親が、最近断捨離を始めました。義祖母が義実家で生活するために、スペースを作るそうです。物が多い義実家には、良い機会だと思っていたら……。義両親は、私たちが義実家に行くたび、開口一番「自分の物でいらない物がないか見て」と言うようになりました。たしかに夫の物は一部実家にありますが、夫以外の物も大量に夫の部屋に置かれていて、その仕分けがかなりの重労働。 新年のあいさつに行ったときも、夫は不用品の確認作業に追われました。先日渡された分厚いファイルには、夫の賞状が1枚だけあるものの、それ以外は両親の集めたテレホンカードがずらり。家が片付かないすべての責任を夫に押し付けられているようでした。 未来の孫にあげる物シリーズ夫はもう義実家に住んでいないのだから、早く自分の物を処分すれば解決すると思っていたところ、新たな問題が浮上しました。突然義父に「もらってほしい」と言われたのは、30年以上前に夫が読んだ大型の絵本シリーズ。カラーボックス3段を占める量で、置く場所がないとお断りしたところ、「いつかできる孫のためにとっておいたのに」とのことでした。節句で飾る夫の兜も、孫にどうかとすすめられました。兜の本来の目的と、スペースの問題を考え、こちらもお断り。 また先日、義両親が30年以上前の鉛筆を持ち帰らせようとして夫が「いらない」と答えると、今度は小さな孫に「これいる? 」と確認し、無理やり渡してくる始末。きちんと断っても、懲りずに物を渡そうとする姿にさすがの夫もあきれ、その後、私たちが義実家に行く回数はどんどん減っていきました。 私が物を断る理由物を断るよりも貰うほうが簡単だとは思います。義両親の気持ちも考慮し、一度は受け取ろうかと考えたこともありました。しかし、そうすると今後義両親が捨てられない物は、私たちに渡す流れが定着する可能性も……。 そして何より、義両親は「息子夫婦に良い物をあげた」という気持ちなのに対し、私たち夫婦は「いらないおさがりをもらってあげた」と、お互い「してあげた感」を持って接してしまい、ちぐはぐな関係になってしまう心配があります。さらに、本当はうれしくないのにうれしいふりをして受け取り、結局陰口を言うのはフェアではないと思い、今でも物を譲ると言われるたびに、丁重にお断りし続けています。 義両親とは、これからも仲良く平和に過ごせると思っていたのに、まさか物が原因でモヤモヤすることになり、会う頻度が減ってしまったのはとても残念でした。良かれと思って渡すのは、ときに相手を困らせてしまうこともあるということが、この経験から理解できたので、私も孫ができたら気をつけたいと思います。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日なりますように!著者:今野彩花自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2021年06月11日夫の両親は長男至上主義。そんな義両親から嫁としての務めや、生まれてくる孫に対する要望にプレッシャーを感じていたママ。ひたすら我慢し受け入れ続けた結果、ついに限界を超えてしまったそうです……。長男である夫とは職場恋愛で結婚しました。ごあいさつの段階から義両親は私に長男の嫁としての務め、そして跡継ぎとなる男児を早く産むようにプレッシャーをかけてきました。そんな義両親から妊娠中~産後にかけて嫌な気持ちにさせられ、我慢の限界を超えた出来事について紹介します。 結婚報告のごあいさつで夫の両親は令和の時代においても長男至上主義で、家督制度を重んじる人たちです。長男である夫との結婚が決まり、遠く離れた県外に住む義両親のところへごあいさつに伺った初対面の場で、長男の大切さ、私に長男の嫁としてお家のために尽くしてほしいこと、そして男児を産む義務について長時間に渡り話をされました。 このときは過剰だなと思いつつ、それでも義両親とはいい関係を築きたかったので頑張ろうと思っていました。 おなかの子が女の子なら必要ない?入籍後すぐに赤ちゃんを授かり、私も夫も、性別にかかわらずおなかにきてくれたわが子を愛おしく思っていました。しかしまだおなかが小さいうちから、義両親は「性別はどっちだ? 男か?」と何度も聞いてくるのです。 義実家には女の子の孫が3人いるのですが、義父からは「もう女の子の相手は飽きた。今度こそ男がいい」と言われ、義母からは「お家のためには絶対男の子が必要」だと言われました。まるで、おなかの子が女の子だったら望まないというような言い方に聞こえ、私はとても悲しくなりました。そして妊娠7カ月ごろに性別が男の子だとわかったときには、でかした!と大喜びされ、とても複雑な気持ちに……。 出産後の言葉と要求の多い義両親そしていよいよ出産の日を迎え、待望の男児が生まれました。義両親に電話で報告しましたが、言われたのは「跡継ぎを産んでくれてありがとう」だけで、お疲れさまなどの労いのひと言はありませんでした。その後のお宮参りやお食い初めも、息子が生後3カ月ごろに近場でおこないたいと思っていましたが、跡継ぎなので夫側が仕切るべきだと言う義両親には逆らえず、日程も場所もこちらが合わせることに。 まだ生まれて間もない息子を遠い県外まで連れて行くことになり、さらに跡継ぎなんだから頻繁に会わせにくるようにと何度も要求されました。 我慢の限界義実家を訪ねるたび、子育てに慣れていない私は息子をじょうずにあやす義母の姿を見て自信を失い、「この子はママよりおばあちゃんのほうが好きみたいね」と言う義母の言葉を聞くたびに泣きそうになりました。そして正月に義父が親戚一同が集まった場で、「義母は子育てが本当にうまい。跡継ぎも義母に育てさせたほうが安心だ」と言ったことで私の我慢はついに限界に。義実家からの帰り道で私は夫に泣きながら義両親とは付き合えないと訴えました。夫からその話を聞いた義両親はとても反省したらしく、その後、適度に距離を置いた付き合いをしてくれるようになりました。 今回の件は義両親の振る舞いにも問題はありましたが、私もいい顔ばかりして我慢していたのが良くなかったと思います。反省して態度も改めてくれたので、初めから自分の気持ちを伝えていれば、義両親の対応も違っていたかもしれません。 作画/うちここ著者:坂井まさみ製造業の事技職として働きながら、3歳男児を育てる母。現在、第2子を妊娠中。自身の妊娠、出産、子育て経験をもとに体験談を執筆している。 イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター うちここ年子男児を育てる2児の母。家族で過ごす日常や思い出をInstagram(@uchikoko20)やブログ「うちここ日記」で描いてます。
2021年04月29日ウーマンエキサイトをご覧のみなさまピンキーです。先月、私は約6年ぶりに妊娠しました。残念ながら、妊娠がわかって間もなく流産してしまったのですが、家族や5歳の息子に妊娠を報告するべきか悩みました。■妊娠を息子や義両親に報告するタイミングに悩んだ妊娠検査薬で陽性が出て、婦人科の予約をしました。予約をした日まで1週間あったので、せめてそれまでは家族には話さずに様子をみようと夫に話したのですが、夫はすぐに家族に伝えたいと言いました。理由は、息子が私のおなかにぶつかったり、私のおなかの上で寝ることがあったので、おなかに赤ちゃんがいるかもしれないと、息子に説明しておきたいとのことでした。妊娠は何があるかわかりません。もし残念な結果になってしまっても、息子がショックを受けないようにと考えながら伝えました。息子はなんとなく理解したようで、この日から私のおなかにぶつかることも、おなかの上で寝ることもなくなりました。また、息子に話してしまうと同居している義両親に妊娠のことを言ってしまうかもしれないと思い、同じタイミングで義両親にも報告しました。義両親はとても喜んでくれました。婦人科へ行くまでの1週間、私はとても長く感じたので、家族に伝えたことで気持ちも楽になりました。そして、仲の良いママ友とちょうど話す機会があり… ■「大丈夫!」と言い切ってくれたのは、ママ友だけだった春休み、子どもを連れて公園に行くことになりました。でも、ちょうど婦人科の予約をしていたこともあり、「結果によっては行けないかもしれない」と妊娠のことを話しました。ママ友に話すには早過ぎるかもしれないと思いましたが、ママ友と言うよりは親しい友だちのような感覚になっていたので、普通に話してしまいました。ママ友はとても喜んでくれました。しかし、婦人科へ行ったところ、医師に「胎のうが小さ過ぎる」と言われ、私は絶望したのです。ママ友にも「ダメかもしれない」と報告しました。すると…ママ友だけは赤ちゃんを信じて、励ましてくれました。私が完全に流産するまで信じ続けてくれました。どうなるか分からない状況でしたが、「大丈夫!」と言い切ってくれたのは、ママ友だけでした。病院へ行き、絶望していた私にとってママ友の言葉は本当に嬉しく、救いになりました。結果的に流産してしまいましたが、今でもあのときに信じてくれたことをありがたく思っています。そして現在… ■親しい間柄の人たちには妊娠を早めに伝えた方が良いと思った息子は、赤ちゃんがまた戻ってくると信じてくれているようです。また妊娠できるのか、それはわかりません。けれど、今回、家族や親しいママ友に話して本当によかったと思いました。そういえば、息子を妊娠したときも妊娠検査薬で陽性が出た時点で義両親に報告していました。つわりがひどかったので、言わざる終えなかったということもありますが、やはり一緒に住んでいる家族には伝えておいたほうが安心できました。私は子どもを産むまでは、せめて安定期に入るまでは、なるべく人に言わないほうがいいのでは? と思っていましたが、妊娠は何があるかわからないので、一緒に住んでいる家族、親しくよく会う機会がある友人などには早めに伝えておいてもいいのかもしれない、と思うようになりました。今後、妊娠することがあれば、きっとまたすぐに、家族に報告するだろうと思います。そんな日がくることを心から願っています。
2021年04月26日■前回のあらすじ【義母side Story】家購入のおねだりをした舞さんに対して、同居の話を持ち掛けると…。初めて息子夫婦と過ごしたお正月。舞さんには驚くことばかりでしたが、それでもあっけらかんとおねだりをする彼女の行動は、不思議とそれほど腹が立つことはありませんでした。しかしそれも離れて暮らしているからこそと思えるのです。もちろん夫が言い出した同居の話の真相は…。結婚したのだからお金の使い方は家族の問題。直樹にもそのことをわかって欲しくてついビシッと言ってしまいました。舞さんが父親からあまりお金をかけてもらえず、「もしお母さんがいれば…」と思い込んでしまったのかもしれません。そしてその反動で親への甘え方の度合いなどがわからなくなっているのかも…。それらはこれからの生活で少しずつ改善していってくれればと願っています。もしも必要とされる場合があれば、私からも話してみようかな。まずは直樹がわかってくれたみたいで一安心。そして…あの日以来、舞さんからのおねだりは少なくなりました。私たちも息子夫婦に迷惑をかけないようにお金の使い方など、これからしっかり考えていこうと思います。※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/イラスト・ 田辺ヒカリ
2021年01月20日■前回のあらすじ【義母side Story】家購入費用までおねだりをし始めた舞さん。そんな舞さんに夫が「賛成だ」と言い始めて…。「子どもの学費の心配もあるし、大きな家だったら私たちが遊びに来られる」と主張する舞さん。その意見に賛成だという夫が、とんでもない夢を語り出したのです…!目をキラキラ輝かせながら嬉しそうに話す夫。この姿に夫の真意がわかった私は…。突然の同居提案に驚きの様子を隠せない舞さん。そして波乱に満ちた正月の帰省もいよいよ明日で終了。おねだり攻撃の結末は…!?次回に続く!※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/イラスト・ 田辺ヒカリ
2021年01月19日■前回のあらすじ【義母side Story】息子家族用に新しく購入した布団まで欲しがる息子の奥さんの舞さん。このおねだり攻撃にげんなりしてしまって…。これまで誰かからねだられるという経験がなかった私。一番気を使い、仲良くしたいと思っている息子の妻からの度重なるおねだり攻撃に悩んでいると…。「どうするの?」と聞いても教えてくれない夫。まさか温厚な夫が喧嘩をするとは思えなかったけれど、心配しながら夕食の席につきました。すると、舞さんが今回最大のおねだりをしてきたのです…!私が驚いて何も言えなくなっていると…ここまで堂々とおねだりできる舞さんに、もはやあっぱれとしか思えずに言葉すら出なくなっていたのですが…。まさか家のおねだりに対して夫が賛成するなんて…!次回に続く!※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/イラスト・ 田辺ヒカリ
2021年01月18日■前回のあらすじ【義母side Story】家にある食べ物や置物など、息子の奥さんは見ては「いいなー、欲しいなー」と言って回るようになり…。私は舞さんの度重なるおねだりに、もしかして家計が苦しいのかも…と思い始めました。不安になり息子の直樹に聞いてみると…。舞さんへの違和感はどんどん大きくなり続けました。でもせっかくのお正月。気分よく過ごしたかった私は…。ひとまずごまかしたけれど、これからのことを思うとげんなりしてきて…。「どうやってこのおねだりから逃げよう…」そればかり考えるようになったのです。そんな時に、意外な助け舟が…。次回に続く!※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/イラスト・ 田辺ヒカリ
2021年01月17日縁があって親戚になったのですから「義両親に気に入られたい」と思う人は多いでしょう。円満な関係が続けば、子育てや夫のことを気軽に相談できる良き相手になってくれるかもしれません。今回は、義実家を訪れた際に気軽にできる“義実家に気に入られる行動”をエピソードとともに紹介します。文・東城ゆずお墓参りがキーポイント「私自身が田舎育ちということもあり、墓参りの頻度が多かったんです。そんな経験もあってか、私はお墓参り用のセットを家に常備しています。義両親は、私がお墓参りをきちんとする姿勢に好感を抱いてくれたようで“お育ちがいいのね”と褒めてくれました」(Mさん・25歳女性)お墓参りは意外と重要な行動です。義実家の先祖まで大事にする姿勢を見せると、義両親の好感度は間違いなく上がるでしょうね。感謝の気持ちを伝える「気が向いたときに、義実家に感謝の気持ちを伝えるようにしています。頻繁に感謝してもしつこいと思うので、あくまで気が向いたときですけどね。私の場合は“いつもありがとう”と手土産を持っていくのですが、義実家はみんな喜んでくれるんです。夫もそんな私の様子を見て“気を遣ってくれてありがとう”とお礼を言ってくれます。みんなが気持ち良い気分になれるので、これからも欠かさず行いたいですね」(Sさん・29歳女性)自分が相手に伝えたい気持ちは、胸にしまっていても気付いてもらえませんから、改めて伝える必要があるでしょう。「自分のことをよく思ってくれている」と感じる相手には、警戒心なく付き合うことができるものです。ときに、オープンな気持ちで接することが必要でしょう。孫と夫に出向いてもらう「私が仕事や家事に忙しかった時期、私の代わりに息子と夫に義実家に行ってもらうようにしました。その際に“お嫁さんは?”と義母に聞かれたようですが、夫が上手く伝えてくれたらしく、義母は私が忙しいと理解してくれたようでした。息子と夫のおかげで、義実家といい距離感を維持できていますね」(Yさん・33歳女性)付かず離れずの良好な関係を継続するには、距離感が大事になってきます。自分が行けないときは、夫と子どもたちで出向いてもらうなどの思いやりを見せれば、満足してもらえそうです。言いたいことは素直に伝えてみる「義実家とのちょっとしたトラブルが重なった結果、息子が1歳のときに絶縁宣言をし、これまでの不満を包み隠さず言ったことがあります。その後1年ほどは絶縁していましたが、“孫に会わせないのは酷かもしれない”と言う罪悪感が生まれるようになって……。私がはっきりと不満を伝えたことで、義母も適度な距離を維持してくれるようになり、最終的には仲直りできました」(Aさん・37歳女性)近すぎる距離感は、どんな関係でもお互いの不満が溜まりやすいですよね。お互いの不満を話し、冷却期間を設けることも時には必要なのかもしれません。以上、義実家と仲良くするコツ4選をご紹介しました。まずは、嫁にあたる自分の人柄を知ってもらえるようなアプローチを心掛けてみるといいでしょう。©STEEX/gettyimages©Thanasis Zovoilis/gettyimages
2021年01月17日■前回のあらすじ【義母side Story】「お年玉少ない」と息子の奥さんの話を聞いた私は、つい「孫に洋服を買ってあげる」と言ってしまったのですが…。新年に帰省した息子夫婦と、一緒に買い物に行くことに。すると舞さんは洋服、おもちゃを手にとっては「これ欲しい」「あれもいい」と言い出し始めました。「お年玉が少ない」という衝撃発言を聞いてしまっていた私は、嫌われたくない一心でつい財布を開いてしまい…。カワイイ孫の買い物は、私にとっても嬉しい買い物。でも舞さんのおねだりは、これだけでは収まらなかったのです。私の後をついては「いいなー欲しいな―」を繰り返す舞さん。最初は我が家を褒めてくれているの…? とも思いましたが、ある不安がわいてきました。次回に続く!※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/イラスト・ 田辺ヒカリ
2021年01月16日前回 からのあらすじ(全3回)離婚話がこじれた結果、妻とその両親はなんと出ていくなら「過去6年分の家賃の支払い」を請求してきて…弁護士さんに相談すると…結婚する前には、考えつかなかったことではあったが…僕は、弁護士さんの見解と家賃を支払う必要がないことを伝え、改めて離婚の話を進め家を出ていくことになった。今は養育費を払いながら、月に2回ほど子どもと会う生活を送っている。最近はめぐみも一緒に3人で会うことも多くなった。1人のアパートは寂しくもあるが、義両親と同居していた頃より3人での親子の時間を持てている。同居しなければよかったのか…?とか、あの時もっとこうしていれば…と過ぎ去ったことを後悔してしまうこともあるが、これからどうやって僕の家族の形を作ればいいのか考えている途中だ。※この漫画は実話をべースにしたフィクションです【監修弁護士】山岸 陽平(やまぎし・ようへい)弁護士金沢弁護士会所属。2020年度金沢弁護士会副会長。富山県出身。京都大学法学部卒・京都大学法科大学院修了。地元石川県を中心として、相続、離婚、中小企業法務、インターネット関係のトラブルなど、身近な法律問題に粘り強く取り組んでいる。離婚・男女トラブルのお悩みをオンラインで相談・解決!弁護士ドットコムの法律相談サービス 「みんなの法律相談」 原案: 離婚が決まった途端、同居の義両親から「家賃・生活費」返金要求…支払い義務はある? (弁護士ドットコム)脚本:ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ ちゃんこ
2020年11月18日僕は洋介。妻のめぐみが子どもが生まれたら実家の両親に手伝ってもらいたいとのことで、妻の両親と同居をすることにした。僕は仕事が忙しく、めぐみの負担が大きくなるのは目に見えていたので賛成だった。しかし、妻が妊娠し、息子が生まれると予想もしなかった生活が待っていた…妻の実家から僕の職場は遠く…平日は僕が帰宅すると子どもはもちろん、妻も寝ている。日中は義母や義父も一緒に圭太の面倒を見てくれていて、妻は満足そうだが、家族の中で俺の存在が薄すぎる…そんな不安を抱えていたある日のこと…僕が仕事でいない間、義父母が圭太の面倒を見てくれているので当然かもしれないが…圭太が僕のいない生活に完全に慣れてしまっているのは父親として少し悲しかった休日も僕抜きで義父母と行動することが多いめぐみと圭太。そんな日々が続き、ついに圭太が4歳になった時…次回に続く!※この漫画は実話をべースにしたフィクションです【監修弁護士】山岸 陽平(やまぎし・ようへい)弁護士金沢弁護士会所属。2020年度金沢弁護士会副会長。富山県出身。京都大学法学部卒・京都大学法科大学院修了。地元石川県を中心として、相続、離婚、中小企業法務、インターネット関係のトラブルなど、身近な法律問題に粘り強く取り組んでいる。原案: 離婚が決まった途端、同居の義両親から「家賃・生活費」返金要求…支払い義務はある? (弁護士ドットコム)脚本:ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ ちゃんこ
2020年11月16日■前回のあらすじ母乳が出ないことで赤ちゃんの体重が増えず、さらには黄疸になってしまいました。自分を「母親失格」と責め続け、涙が止まりませんでした…。■不安な気持ちのまま迎えた退院の日結局退院日まで母乳はほとんど出ないまま。黄疸も良くならないし、お世話の仕方も不安が残る…。夫は新しい家族を迎えて家に帰ることをとても喜んでいましたが、私はただただ不安でした。■義両親との同居生活がスタート実は出産前にこんな話があり…、手伝ってくれるのは嬉しいのですが、気が休まらなそう…。不安を抱えながら、産後1ヶ月間義両親と同居することになりました。退院当日…義母はとても親切に気遣ってくれましたが、義父に「出産は病気じゃない」と言われ、少しモヤっとしてしまいました…。次回に続きます。8月28日公開予定! 【同じテーマの連載はこちら】 義父母がシンドイんです! この連載の全話を見る >>
2020年08月23日前回 からのあらすじ(全3編)義両親との旅行で同じ部屋に泊まらせようとする夫。しかし同僚との飲み会である真実を聞いてしまい…。【妻side STORY】私が実家にいると、夜遅くに夫がタクシーを飛ばしてやってきたのです。今日は飲み会で遅くなると聞いていたのに、そのあまりの慌てぶりにすっかり驚いてしまいました。温泉旅行は、私の予約した旅館に宿泊でき、楽しむことができました。「俺って良い嫁もらったでしょ?」アピールをしたかった夫。そして「ハズレ嫁だと思われたくない…」と思っていた私。もしかしたらお互いさまだったのかもしれません。夫にしてみれば、私の顔を立てようとしてくれていたとも言えますしね…。今回のことでお互いの理解が深まり、私の父の還暦祝いも、夫は参加してくれました。「妻を使って親孝行をする」ことは、離婚に直結するほどのことなのかはわかりません。ですが、夫の両親への孝行を「妻の義務」として強制するのは夫婦の溝が広がる原因になるよ…とだけ夫には伝えておこうと思っています。※この漫画は実話をべースにしたフィクションですイラスト・ ぺぷり \「うちのダメ夫」が動画に!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪
2020年07月11日前回 からのあらすじ(全3編)自分の両親の親孝行を妻にさせる夫。そんな夫が義両親との旅行を勝手に決めてきて…。【夫side STORY】子どもができたことで、男の俺でも「親の気持ち」が少しずつわかるようになってきて、自分の親にもこれまでしてこれなかった親孝行をしたいと思うようになりました。しかし両親との旅行プランを任せた妻が提示してきたのは、2部屋のプラン。「せっかくの家族旅行なんだから、大部屋の1部屋でいいじゃん」と伝えたところ…。俺には、なぜ妻がそんなに怒っているのかさっぱりわからなかったのです。妻から怒りをぶつけられた日の夜、同僚との飲み会があり、そこで同僚からある衝撃な事実を聞かされて…。同僚は「義母に裸を見られたくない」「いちいち着替えの度に、義父の目を気にするのがイヤ」など、夫の両親と旅行に行くのが疲れる理由を語っていて俺は、妻の気持ちをわかってなかったのかなぁ…と不安に。「実家付き合いの問題はうちに限ってない」と高を括っていたけれど、家に帰ると「実家に帰ってます」という置き手紙が…もしかしたら家出するぐらい嫌だったのか…!!→次回(7/11UP!)に続きます ※この漫画は実話をべースにしたフィクションです。イラスト・ ぺぷり \「うちのダメ夫」が動画に!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪
2020年07月10日私は夫の両親・祖母と完全同居をしています。妊娠中から出産、子育てとわからないことだらけで困っているときに、義両親との関わり方、育児の考え方の違いでずいぶん戸惑いました。 同居のデメリットは?私の場合、近くにいる分、家事も育児も目に入ってしまうので、どうしてもお互いのやり方の違いに不満やイライラが出てきてしまいました。 料理の仕方・味付け、食器の片付け、掃除のやり方などもそうですが、子どもへの接し方、話しかけ方、どこまで甘やかすかなどの違いも目につきます。また、自分と子どものタイミングだけで日常生活が進まず、家族の予定で振り回されることもありました。 同居のメリットは?私の場合は完全同居のため、家賃・水道光熱費・食費など、アパートで生活していたときの半分の出費で抑えられるようになりました。また、困ったことや不安なこと、わからないことをすぐに相談でき、ひとりで悩みすぎて落ち込む心配が少ないように思います。 生活も子育ても、日々わからないことだらけ。ひとりでネットや本を見ていても解決しないことも、実際に義両親に話したりすると、思ってもいなかった角度からの意見をもらえて、ハッとさせられることがありました。 同居してみてわかることがある!同居生活は、「夫の帰りが遅くて、ひとりで育児している」という切ない気持ちを軽くしてくれました。私は話すことでリフレッシュできるタイプだったので、「みんなで子育てしている」という安心感が得られました。 義両親に思っていること・悩んでいることを話すとアドバイスをくれますが、毎回アドバイス通りにすると疲れてしまうので「やれたらやってみますね~」と笑顔で流しています。 完全同居はお互いに気をつかう部分がたくさんあり、自分のタイミングだけでは生活が進まないことが多いですが、うまく義両親と付き合えるような関係が築ければ、困ったときの救世主になってくれます。みなさんも適度な距離を保ちつつ、うまく甘えてみてくださいね。 イラスト:sawawa著者:河合愛絵一男の母。第二子を妊娠中。化学薬品品質管理の経験から、化学系の資格を取得。地方で子どもと夫、夫の両親と完全同居。地方での子育てに関する体験談を中心に執筆中。
2020年07月10日【妻side STORY】私は里菜、夫と娘の茉奈と3人暮らしです。夫は、独身のときには、実家にほとんど顔を出さず、ご両親に記念日のプレゼントなどもあげたことがなかったと聞いています。それなのに、結婚したとたん「親孝行する息子」に変身。しかしその親孝行は、私を利用して行うものだったのです。義両親はけっして悪い人ではありません。プレゼントをすれば喜んでくれるし、娘にも贈り物をいただいたりなど、おそらく関係は良好といえるでしょう。でも夫は私に頼むだけで自分では何も動かず、私だけがいつも手配に追われるのです……。“家族”って言っても…私は気をつかうんだって…という言葉を言いかけて飲み込んでしまいました。ここで全力で反対すると、私が義父母を嫌っていると思われてしまう…。そう思うと、断固反対! とは言いづらくて。これまで「良い嫁」を演じてしまったことが、この事態を招いているとも言えます。結婚した当初、記念日に義両親に贈り物をしようと提案したのは私でした。そして息子から贈り物をもらったことがなかった義両親は、「息子はなんて良いお嫁さんをもらったんだ!」といたく感激。そんな両親を見た夫は、それからというもの「俺って良い嫁もらったんだ」アピールがすごいのです。そして今度は旅行。しかも温泉…。とても気が重い! 親孝行が目的の旅行なら、自分で何とかしてほしい…。でも「ハズレ嫁」のレッテルも避けたい!そこで私が考えたのは…→次回(7/10UP!)に続きます ※この漫画は実話をべースにしたフィクションです。イラスト・ ぺぷり \「うちのダメ夫」が動画に!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪
2020年07月09日前回 からのあらすじ(全3回)義母訪問を夫たつやに相談すると「文句あるなら出てけ」と怒られます。そんなある日、夫は義母に「私が嫌がるから家には来るな」と言ってしまい…。夫と話し合いすらできず、しても論点がずらされて私が悪者になるだけ…。義母について相談しても、今回と同じようにさらに事態が悪化するだけが目に見えていました。そんな毎日にいつしか私は夫に心から失望し、そして彼に望むことは止めました。望むことを止めたことで、かえって私は自分の平穏を取り戻せたのかもしれません。\「モラハラ夫図鑑」が動画に!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪▼「夫はモラハラかも?」と思ったら… 「離婚できない妻のモラハラ対処法」 連載Vol.1 【専門家監修】あなたの夫はモラハラ体質?その特徴や原因とは ※この漫画は実話をべースにしたフィクションです。イラスト・ もちふわ
2020年06月22日前回 からのあらすじ(全3回)夫の両親と二世帯住宅に暮らすことにしたみなこ。しかし義母が毎日のように出入りし、小言を言われることに限界がきて…。私の気持ちをまるで無視したたつやの爆弾宣言。私をサポートしてくれようとしたのかもしれませんが、私からすればたつやは面倒だから楽に処理をしただけにしか見えませんでした。義両親との二世帯住宅は、私にとってはアウェーな状況。だからこそ夫には私の気持ちに寄り添ってほしかったし、できるだけ穏やかに義両親とも生活をしていきたかった。でも私の想いすら踏みにじった発言に、怒りよりもまず悲しみに襲われました。次回、妻の気持ちを省みないたつやはさらなる最悪な言葉を吐き続け…→次回(6/22UP!)に続きます\「モラハラ夫図鑑」が動画に!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪▼「夫はモラハラかも?」と思ったら… 「離婚できない妻のモラハラ対処法」 連載Vol.1 【専門家監修】あなたの夫はモラハラ体質?その特徴や原因とは ※この漫画は実話をべースにしたフィクションです。イラスト・ もちふわ
2020年06月21日大学の同級生だったたつやとは若くして結婚したため、お互い金銭的な余裕はありませんでした。そんなときたつやのご両親から「援助するから二世帯住宅にしよう」と提案されました。そしてたつやの実家を二世帯にして半同居へ。しかし二世帯住宅に住み始めてから、夫と私の間で何かが変わってきたような気がしました。同じ話を何度も繰り返され、そして事あるごとに私のせいにする義母。夫には義両親のことを悪くは伝えたくないし、夫も自分の親を悪く言われたら機嫌良くないだろうと思ってずっと我慢してきました。それに「二世帯に住まわせてもらっているのだから…」という負い目もありました。しかし、もう私の心は限界に来ていたのです。次回、夫に義母のことを相談すると思っても見なかった言葉が…!→次回(6/21UP!)に続きます\「モラハラ夫図鑑」が動画に!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪▼「夫はモラハラかも?」と思ったら… 「離婚できない妻のモラハラ対処法」 連載Vol.1 【専門家監修】あなたの夫はモラハラ体質?その特徴や原因とは ※この漫画は実話をべースにしたフィクションです。イラスト・ もちふわ
2020年06月20日こんにちは! あん子です。今回は、私と義両親との関わり方について書こうと思います。義両親はとても良い方で、孫をすごくかわいがってくれます。私たちが帰省するとすごく喜んでくれて、みんなでBBQをするのが毎回の恒例行事となっています。いつも優しくて本当の両親と同じように慕っている義両親なのですが、私が長女を出産した頃、少し違和感を感じた出来事があったんです。■義母との子育て方法の違いに戸惑いそれは生後3ヶ月の長女を連れて帰省した時のことでした。沐浴をすませ、着替えをさせようとしているとから始まり、「離乳食はまだ始めないの? 私のときは、2ヶ月から果汁を飲ませていたものよ。もう果汁や重湯やおみそ汁の上澄みを飲ませていいんじゃない? 息子が生後6ヶ月を過ぎた頃には、多くの食材を食べさせていたわ」と言われました。他にも、お義母さんの時代は、早くから離乳食を与えることが当たり前だったそうで、「離乳食は、親が一度口にいれて噛んで柔らかくしたものを子どもに与える家庭も多かったのよ。」と言われた時には、と、恐ろしい怪談話を聞かされてるのか思うくらい背筋がゾワ~となったこともありました。いろいろアドバイスをくれたのは、まだ離乳食を始めていないことが、お義母さんにとっては非常識なことだったからかもしれません。当時の私は、お義母さんのアドバイスを「う~ん、今の時代じゃそんなこと、しなくてもいいって言われてるしな~」「アレルギーの心配もあるから急いで与えなくていいと思ってたんだけどな 」と子育て方法の違いに戸惑っていました。産後のホルモンの影響もあったのか、何気ない一言にもモヤモヤしていて…。でもお義母さんの子育てを否定したいわけではないんです。お義母さんにどう伝えればいいか戸惑っていたときに、「今と昔では子育ての考え方も変わってるんだよ。私たちが口出しするのはやめよう」と助け舟を出してくれたのは、お義父さんでした。お義父さんのおかげで、私の気持ちを素直にお義母さんに伝えることができ、「そうね…、昔と今じゃ、だいぶ違ってるのね。」とお義母さんも理解を示してくれるようになりました。■今ではお義母さんの気持ちが良くわかる当時は言われたことに違和感を感じていましたが、現在ではお義母さんの気持ちがよくわかります。なぜなら我が家の三女を妊娠してから、年の差姉妹ならではのギャップを感じることが多々ありました。たとえば、1度に複数の予防接種を受けることができるようになっていたり12年でこんなにも子育てに関して世の中が変化していたのかと衝撃でした。そう考えると、今の私たちの子育て世代と親世代とでは意見が食い違うことは当たり前なのかもしれません。自分だけの一方的な考えに固執せず、他の意見に耳を傾けることが大切なことだと感じています。■我が家の義実家とのちょうどいい距離感とはお義父さん、お義母さんが娘たちをかわいがってくださるおかげで、娘たちもおじいちゃんおばあちゃんが大好きです。義両親とは遠方なので頻繁に会うことは難しいのですが、できるだけ顔を見に行こうと思っています。近づき過ぎず、でも離れすぎない。お互い踏み込みすぎない、つかず離れずぐらいの距離感が私にとってベストな関係だと思っています。私もいつか娘が結婚し、孫が生まれておばあちゃんになったとき、今の当たり前が通用しない時代になっているのかもしれません。その時がきたら自分の意見を押しつけずにいたい! だけど…、もしかしたら「お母さんの時代はね~」って未来の私が言っちゃうかも(汗)その時は、「お母さん、それはもう今の非常識だから。今の常識はね…」と教えてね! と娘たちに伝えています。
2020年05月27日「何かお願いしても『後でやるよ』と言いながらやり忘れる夫」「問題が起こってどうしようもなくなってから、やっと取りかかる夫」…。そんな「後回し夫」にイライラすることはありませんか?「もう少し早く取りかかってくれれば、私もイライラしなくてすむのに…」「どうして問題が大きくならないと手をつけようとしないんだろう…」。夫に対して、そんな不満を持つ妻は少なくないでしょう。どうして夫は、自分に不都合なことほど後回しにしてしまうのでしょうか?■後回し夫「今、目の前」にあることしか見えない朝出かける前に「晩ごはんはカレーライスがいいな」と夫が言うから、カレーライスを用意したら、「あ、昼にカレーライス食べちゃった」って言われてがっかり…なんてことはありませんか?夫はこういう時、「晩ごはんはカレーライスがいいな」と言ったことはすっかり忘れていて、「カレーライスが食べたい」という欲求だけが残って、目の前のランチに選んでしまい、妻の怒りを買ってしまうわけです。男性は基本「今、目の前にあること」だけしか見えない、考えられない傾向にあります。仕事に行く前は頭が仕事モードになっていますから、それ以外のことは忘れてしまい、後から問題になるということになるのです。以前、 「男子ワールド炸裂「恐怖! わが子のポケットに大量のダンゴムシ…」理解不能な行動にママはどうする!?」 記事でもご紹介しましたが、これは、女性に比べ男性は「脳梁(のうりょう)」、つまり右脳と左脳をつなげる回路が少ないことから起こります。息子を育てているママは、日々実感していることではないでしょうか? 「部屋を片付けなさい」「宿題はやった?」と言っても、「後で…」「わかった!」と言ったままやらず…の繰り返しですよね。「後回し夫」は、その男の子がそのまま大きくなったわけです。さらに、男性は左脳優先で考える傾向が強く、「今、目の前のこと」を重要度が高いと思う順に感情抜きで理路整然と優先順位をつけ、その一番上から対応していきます。例えば、今日はゴミを出さないといけない日でも、朝の会議での発表が気になったら、ゴミ出しはすっかり忘れてしまうわけです。そして、「ゴミ出しをお願いしたじゃない」と妻に怒られて、ようやく「ゴミ出し」の優先順位が頭の中で上がるのですが、その時はもう遅い…というわけです。■家事育児「家のこと」は後回しにする夫、その理由は…家事や育児など、いわゆる「家のこと」は基本、男性の頭の中ではあまり優先順位が高くないようです。ただし、それは重要に思っていない、軽んじているというわけではありません。要は「やったことがないことが多く、わからない」から優先順位が低くなっているだけです。普段やっていない、見ていない、経験が浅いことで、先延ばしにしたらどんなトラブルに発展するかが想像できないのです。そのため「後回しにするから問題が起こったでしょ?」と妻から怒られても、「なるほど、そうだね」と口では言っても夫は理解してはいないので、また同じことを繰り返し、さらに大きなトラブルを招く結果に。あとは、いろいろ文句を言いながらも妻が家事育児を完璧にこなしているから、夫は「やらなくても、妻がどうにかしてくれるだろう」という甘えや安心感を持っているのでしょう。それがさらなる「後回ししたうえに忘れる」という行動につながるのです。例えば、電気を消し忘れていても、朝起きたらいつの間にか消えている。「あれ? 消した記憶はないけれど、きっと妻が消してくれたんだろう」といったことの積み重ねでしょう。ある意味、夫は妻を信頼しきっているともいえます。そんな「後回し夫」に妻はイライラ…。夫は、妻に怒られてようやく相当なトラブルになっているんだなと気づき、頭の中の優先順位を急いで書き換えるわけですが、それは一瞬です。そもそも、妻が考える「優先順位」と夫の考える「優先順位」の間には大きな隔たりがあるので、夫が妻の希望を先回りしてトラブルを回避することは永遠に訪れません。■後回し夫には「今すぐ」か「計画性」かでは「後回し夫」にイライラしない方法はあるのでしょうか? それは、夫に何かやってほしいことがある場合は、「今すぐ」のタイミングでお願いすることでしょう。例えば、ゲームをやってる夫に「あとで洗たく物を取り込んでおいてね」と頼んでも通じません。また「○月○日に実家へ行くからね」と早めに伝えても、忘れてしまう夫は多いでしょう。すぐやってほしいことは、その場に連れて行ってすぐ取りかかってもらう。出かける予定は、その直前にもう一度声がけをする、その場でスケジュール帳に記入させるなどで対策をしましょう。また、男性は計画性をもって予測や見通しが立つことは進んでやる傾向があります。さきほどの洗たく物の例で言えば「今日夕方から雨の予報だから、夕方までには洗たく物を取り込んでおいてね」という頼み方をすると、優先順位が上がってくるのです。ただし、目の前のこと、例えばゲームやスマホ、テレビなどに集中している時に声をかけてはダメ。そういう時は耳に入らないので、ちょっと気を抜いている時、ボーッとしている時を見計らって声がけしましょう。もし、夫の集中が途切れない時に声がけをしたら、そのあとに「○○やってくれた?」とLINEなどで念を押しておくと、やり忘れ、後回しが防げるようになり「頼んだじゃない!」「聞いてない!」といったケンカが予防できるのではないでしょうか。■夫の「後で」は永遠にこないまた、面倒なこと、例えば義両親や親戚との付き合いやトラブルなども、夫の頭の中の優先順位は下がります。「後で」と言いつつ、トラブルが大きくなるまでやらないパターンです。「後で」というのはとても便利な言葉で、期日がありません。そのため、夫が口にする「親には後で言っておくよ」「後で親戚と相談する」は永遠にこないと思って間違いありません。そのうち、問題が大きくなってどうしようもなくなってから「今やろうと思っていたんだ」と言い始めるのです。ですから、夫が「後で」と言った時は、「後っていつ? いつまでって言ってもらわないと困るんだけど」と期日を明確にしてもらうか、「じゃあ、いろいろ準備もあるから、来週末までにはお願いね」というように、こちらから理由とともに締切を設定する必要があるでしょう。それでも夫がのらりくらりとかわすようなら「私から言うよ」とした方がいいかもしれません。夫に任せてイライラを募らせるよりは、妻が引き受けたほうが意外にスムーズに解決することも多いでしょう。特に義両親や親戚付き合いの場合、夫を通すことで、自分の意図とは違う内容が伝わってしまって一層モメるケースもあります。そういった誤解を生まないためにも、「夫から直接やりとりしてと言われたので、ご連絡しました」と前置きしてお話しすればいいでしょう。この時、「夫から」と付け加えるのがポイント。この一言を伝えることで、義両親や親戚はあなたの言葉ではなく「夫の言葉」として受け入れるからです。例えば、子どもの初節句や七五三、入園式、運動会など、家族の節目の行事などでは、準備などを一手に引き受ける妻が一番大変ですよね。それなら面倒くさがりの「後回し夫」を通すよりは直接、義両親や親戚とやりとりし、余計なストレスを抱えない方がいいでしょう。 エキサイトお悩み相談室で佐藤先生に相談する
2020年01月27日突然ですが、じつは私は超ド級の「貧乳」です。少年のようにあばら骨が浮き出て上半身はガリガリ…。なのに、下腹から下半身は太いのです(涙)太腿はセルライトでパンパン、スキニーパンツなんてタイツみたいにパツパツになって、とてもじゃないけど履けません…。そんな自分の “アンバランスな体型” に、強いコンプレックスを持っていて、それに悩んでいること自体も、ひたすらに隠しています。体型に関する話題がでると、表面上はさも気にしていないように振舞ってはいますが、とても神経質に反応してしまうのです…。たとえば温泉などでは、お湯につかる直前までタオルで体を隠し、のぼせそうになってもガリガリの上半身をさらすことができずに、結局お湯につかりっぱなしでフラフラになってしまったり。こんなふうに体型コンプレックスが強すぎて、大好きな温泉も心から楽しむことができないのです…。だれも私の体なんて見ていないのに、自意識過剰になってしまうんです。いままでは温泉では周りが知らない人ばかりだったのが、せめてもの救いでした。ところが結婚してから、あらたな試練にぶちあたりました。それは、「義理の家族との温泉」。義両親も義姉も、温泉が大好き。年に3度ほど全員で集まる機会があるのですが、そのたびに「温泉に行こうか」という流れになるのが、正直とても辛いのです…。義両親や義姉と仲が悪いわけではありません。むしろいつもすごく気を使ってよくしてくれる、本当にいい義家族で、苦手意識は全くありません。せっかくの楽しい帰省も「義家族との温泉」のことを考えるだけで憂鬱になり、気分が落ち込んでしまうようになっていました。さらに、そんなことを気にしていること自体も恥ずかしい…。勇気を出して夫に相談してみると、「タオルで隠しとけば大丈夫だって」…と軽くあしらわれました。一人だけならタオルで隠しつつ、そそくさと入ってそそくさと出られるかもしれないけれど、子どもがいると子どもを洗ったりしている時は完全無防備。それはとても耐えられない…。悩んで悩んで「同じ気持ちの人はいないかしら?」とネットで検索してみると…いるわいるわ。しかも、対処法を見ていると、結構みんなはっきりと断っている?!私が子どもの頃は、私の祖母(母にとっては姑)や伯母さん(母にとっては義妹)たちは仲良く一緒に温泉に行っていたので、これはそういうもので“嫁に拒否権はない”と、すっかり思い込んでいました。だから、理由もなく断ると仲に亀裂が入ってしまうと思い、いつも“どうしようもできない「何か」のせい”にして、「やむなくお断りする」ことでなんとかやりすごしてきたのです。(義家族からすれば「それもどうなの?」と思っていたかもしれないけれど… ^^;)私にとっては血のつながった祖母だけれど、“姑”と温泉に行くことになる母や伯母たちは、もしかして乗り気じゃなかったのかも? と、この時初めて気づきました。なんと、すんなりOKしてもらえました。拍子抜け。これまで悩んでいたのは、なんだったのか。一人で考えすぎて、無理やり理由をこじつけて、温泉に誘われる度に気まずい思いをしていたのは、一体なんだったのか。案ずるより産むが易しって、本当なのかもしれない。これまでの自意識過剰が逆に恥ずかしい。お義母さんやお義姉さんに体型を値踏みされるんじゃないかって、勝手に恐れていた。人は他人のことなんて、そこまで考えていないというのに…。もうこれからは、温泉に誘われても怖くない!もしも私と同じように悩んでいる方がいらっしゃったら、勇気を出して本心を言ってみると、案外いい方向に進むかもしれません。もちろん相手にもよると思いますが、これまでうじうじと悩んでいたのがバカらしくなるくらい、あっけなく了解をいただけるかもしれませんよ。
2019年12月06日こんにちは、とまぱんです。いつのまにか9月ですね。道を歩いてるとハロウィンのかぼちゃが置いてあり、「めっちゃ季節外れじゃん…」と思っていたら、テレビでハロウィンのCMがやっていました。怖いですよね、もうハロウィンが近づいているなんて…。さて、今回は義実家について書こうと思います。■マイペースな実家と、会話スピードが速い義実家実家と義実家って当たり前ですが、少なからずギャップがありませんか?私の家族はみんなのんびり、マイペース。私たち本人はそう思っていないのですが、周りから言われるので恐らくそうなのでしょう。私は話すスピードがゆっくりらしく、話している途中で他の人に遮られることが多々あります。いつも最後まで話を聞いてもらえません…。それにくらべ義家族は話すスピードが速く、結婚のあいさつで初めて義実家にお邪魔したときは義母の言っていることが何ひとつ聞き取れませんでした。国籍は一緒なのに…。質問されたのに、聞き取れず「もう一度お願いします」と返す私。「この子大丈夫?」ときっと思われたことでしょう。義両親は70歳超えていますが、脳年齢は私のほうが上だと思います。■義両親の会話に口を挟むのは至難の業?義両親と夫は頭の回転が速いのか、会話のスピードがとても早いです。私はただその会話をボーッと聞いていることが多いのですが、この間目の前でこんな会話が繰り広げられていました。(ちなみに6月に引っ越しをしたのですが、引っ越す前の会話です)■義父の矛盾した発言に突っ込む義母…、まるで夫婦漫才!今漫才してた?私一言も話せなかったけどなんか完結したっぽい。最近は義両親の話すスピードにも慣れ、何を言っているかわかるようになりました。きっと脳年齢も若くなってきたことでしょう。
2019年09月19日ウーマンエキサイトの読者のみなさんこんにちは! ねここあんな。です!今回のテーマは「夫婦喧嘩」!!!よく喧嘩と仲直りを繰り返している私たち。そんな私たちが付き合って6年、今までで一番ひどかった喧嘩と言えば…息子が2歳を迎えて間もなくでした。きっかけは…ウーマンエキサイトさんの記事にも載せましたが、2歳になった息子が胃腸炎になった時の出来事でした。私は看病にいっぱいいっぱいだというのに、翌朝私たちに断りもなく義両親がお見舞いに来てしまったんです…。さらには片道4時間かけて来たならということで、夫は泊まっていくように勧めたのでした。詳しいことはその時の記事 「息子が胃腸炎で苦しむ中、義両親の襲来! お願いだから空気を読んで!」 (前後編)を見ていただけたらと思います!■なかなか消えない胃腸炎事件の“モヤモヤ”義両親と過ごす二日間が過ぎてから息子の体調は少しずつ良くなったのですが、私の心の中にはあの時の苦しみみたいなものがモヤモヤと残っていました。次の夫の休みの日、私は「あの日大変だった分、夫は私に自由な時間をくれるはず」、「夫は息子と散歩にでも出かけて、一週間体調不良の息子と過ごした私に休みをくれて当然」と、漠然とした期待を抱いていました。そして、私の悪い癖「察してちゃん」が出てしまいました。もちろん口に出さなければ伝わらない夫は、いつも通り過ごしていました。それは自分でも考えられないぐらい息苦しい時間でした。こんなに鬱々したのは産後初めてかもしれません。夫とうまくやっていく自信を失っていました。振り返ってみると実はこの数日間はちょうど生理前だったこともあり、余計に体がしんどかったんだと思います。それでも救いなのは、「だるい」ということを伝えると夕飯を夫がつくってくれたということです。■ついに切れてしまった! 過去最悪の夫婦喧嘩が勃発しかし鬱々した気持ちが止まらない私の脳内は、そんな夫の優しささえ理解できずにいました。完全にダークモードでございます!!!!! 今振り返ってみても恐ろしい脳内だなって思います(笑)ついに何かが切れる。頭の中では夫の言い分もわかります。確かにこの日に限らず、休みの日にはよく掃除や買い物、夕飯の準備などやってくれる人なのです。だけど私の中にはどうしても「家事よりも育児をやってくれよ」という思いがありました。なんせこの頃の息子はイヤイヤ期マックスで、今よりも一緒に過ごすのは苦労していました。初めて箸と眼鏡を投げました…(良い子はまねしないでね!)自分は何かがぶっ壊れたんじゃないかと思いました。でも一瞬の出来事なのに夫に当たらないコースどりをしていたので、なんとか理性はあったと思います。←言い訳そんな、過去最悪のケンカを止めてくれたのは…■たまらず泣き出してしまった息子息子が私たちの言い合いにかぶせるようにして、大きな声を出していました。今思い出しても泣きそうになる出来事です。私はこんなふうに息子の前で喧嘩をしてしまったこと、物を投げてしまったこと、大声を出したことが申し訳なくて、この時の息子の顔はまともに見られませんでした。異常事態なことは息子にも伝わっているだろうし、このままじゃ息子がかわいそうだと思い頭を冷やすべく私は別室に行きました。■鬱々とした気持ちが止まらない…! その理由とは?それから一時間以上泣き腫らし、自分のこの鬱々した気持ちが不安でスマホで調べてみると…、あれ? PMS(月経前症候群)※かも? ということに思い当たりました。今回のこと、たしかに原因は息子の病気と義両親が泊まったことでしたが、私自身、夫の優しさに気づけていない部分がたくさんありました。さらにそこに生理前の不調が重なり、感情を抑えられなくなり最悪な喧嘩を招いたのだろうと思います。そして冷静になった私は夫と息子のいる部屋に行き…などと伝えました。自分のイライラや鬱々した気持ちに理由があったのかと思うと、少し素直になって話し合えました。だけどこうなった原因の一つである、義両親のことだけはきちんと伝えました。もちろん向こうからも謝ってもらい一件落着。■喧嘩したから見直せた“夫婦のルール”そしてこの喧嘩のおかげで、夫の本音が聞けました。息子への愛に感動するよりも先に、「えっ何もしなくていいの!?」と内心ガッツポーズです。私は料理は嫌いではないのですが、なんとなくわが家にはお惣菜などを買わない、お弁当は手作り(冷凍食品とか入れない)みたいな暗黙のルールがありました。夫のお母さんは一日に2時間かけて夕飯の支度をする方なので、そういう影響もあるのかもしれません…。料理だけが一日のやることなら簡単ですが、それを「育児と両立する」のが本当にしんどかったのです!なのでこの喧嘩を機に、毎日がすっごく楽になりました!実際は夕飯作るんですけど、まぁ作れなかった日は夫に頼めばいいんだ~ぐらいの気持ちです。(ちなみに洗濯はしんどく感じないのと、掃除は土日に協力してやったり、気が向いた平日にやっています)それと先ほど述べたPMS(月経前症候群)ですが、この日の翌日にお医者さんに相談したら漢方を処方してくれました。その後私たちは喧嘩をしなくなりました。(たまに言い合うけどね!)これをキッカケに、私たちが得た“新しい決まり事”をご紹介します。1.息子の前で言い争わない!2.ケンカしたらその日のうちに解決!3.生理前はしんどい(ケンカしやすい)から、漢方を飲んで休む!4.平日、私の仕事のメインは育児!(家事ではないからできる範囲のみやる)この決まり事のおかげで、家事のできない日があっても罪悪感がありません(笑)。全ては息子が、毎日を楽しく過ごせるためです。二度と喧嘩なんてしたくありませんが、こういった出来事があるからこそ得ることのできた新しい夫婦のかたちなのかなと思います。※ PMS :月経前症候群。生理前に起こる心やからだの症状のこと(厚生労働省研究班監修 女性の健康推進室 ヘルスケアラボより)
2019年06月28日不妊治療をしていた頃、ふと気になって調べた事がありました。それは「不妊治療している、もしくはしていた事を両親や義実家に話すべきなのか」です。もしかしたら、悩んでいる方の何かの役に立つかもと思ったので、我が家の場合を書いてみたいと思います。母が私を生んだのが35年前なので、その頃はまだ不妊治療が一般的ではなかっただろうし、きっと、よくわからない治療を娘がする事に不安を感じたんだろうなと今なら思うんですが、その時は、母に分かってもらえず悲しい気持ちが少なからずありました。結局、その後不妊治療について改めて話をする事もなく、その場をおさめて終わったきりになっているので、うちの両親は体外受精をした事を今も知らないままです。娘が体外受精によって産まれた事を隠している訳ではないですが、わざわざ改めて言う必要もないかなと。同じように、義実家にも特に治療の話はしていないのですが、出産後…遠方で年に1度しか合わないので孫の話も特にされないなーと思ってたんですが、どうやら夫には言っていたようでした。私に原因のある不妊だったので、きっと義実家に直接催促されていたら精神的にしんどかったろうなと思います。それを分かってか、私の耳に入らないようにしてくれた事はとても嬉しかったのですが、立ち会い出産の際に株が下がりに下がりまくっていたので(前日に飲みに行って陣痛室のソファーで爆睡、からのいざ産むって時に行方不明)プラマイゼロくらいな感じでした笑。ただでさえ肉体的にも精神的にも負担の多い不妊治療なので、余計な事は考えずに挑みたいですよね。
2019年06月25日私は夫の両親・祖母と完全同居をしています。妊娠中から出産、子育てとわからないことだらけで困っているときに、義両親との関わり方、育児の考え方の違いでずいぶん戸惑いました。 同居のデメリットは?私の場合、近くにいる分、家事も育児も目に入ってしまうので、どうしてもお互いのやり方の違いに不満やイライラが出てきてしまいました。 料理の仕方・味付け、食器の片付け、掃除のやり方などもそうですが、子どもへの接し方、話しかけ方、どこまで甘やかすかなどの違いも目につきます。また、自分と子どものタイミングだけで日常生活が進まず、家族の予定で振り回されることもありました。 同居のメリットは?私の場合は完全同居のため、家賃・水道光熱費・食費など、アパートで生活していたときの半分の出費で抑えられるようになりました。また、困ったことや不安なこと、わからないことをすぐに相談でき、ひとりで悩みすぎて落ち込む心配が少ないように思います。 生活も子育ても、日々わからないことだらけ。ひとりでネットや本を見ていても解決しないことも、実際に義両親に話したりすると、思ってもいなかった角度からの意見をもらえて、ハッとさせられることがありました。 同居してみてわかることがある!同居生活は、「夫の帰りが遅くて、ひとりで育児している」という切ない気持ちを軽くしてくれました。私は話すことでリフレッシュできるタイプだったので、「みんなで子育てしている」という安心感が得られました。 義両親に思っていること・悩んでいることを話すとアドバイスをくれますが、毎回アドバイス通りにすると疲れてしまうので「やれたらやってみますね~」と笑顔で流しています。 完全同居はお互いに気をつかう部分がたくさんあり、自分のタイミングだけでは生活が進まないことが多いですが、うまく義両親と付き合えるような関係が築ければ、困ったときの救世主になってくれます。みなさんも適度な距離を保ちつつ、うまく甘えてみてくださいね。 イラスト:sawawa著者:河合愛絵一男の母。第二子を妊娠中。化学薬品品質管理の経験から、化学系の資格を取得。地方で子どもと夫、夫の両親と完全同居。地方での子育てに関する体験談を中心に執筆中。
2019年06月18日ウーマンエキサイトで連載中のねここあんな。さんの記事 「息子が胃腸炎で苦しむ中、義両親の襲来! お願いだから空気を読んで!」 (前後編)で、義両親との付き合いについてのアンケートを実施しました。家族とはいえ、義両親は血のつながらない他人。夫でさえ生活習慣や価値観の違いに戸惑うこともあるのだから、義両親と考え方や感覚の違いがあるのは当然。しかし、合わないからと言って、付き合わなくていいわけではないのが悩ましいところ。そこでアンケートから、みなさんが義両親とどのようにして付き合っているのか、探っていきます。■義両親との付き合いに「困っている」妻が8割!アンケートで、夫「の両親(義両親)との付き合いで困ったことありますか?」と質問をしたところ、「とてもある」が45%、「たまにある」が36.4%との回答。合計8割以上の妻が義両親との付き合いで「困ったことがある」とわかったのです。Q1.夫の両親(義両親)との付き合いで困ったことありますか?とてもある 45%たまにある 36.4%ほとんどない 13%ない 5%その他 0.6%■「義両親ストレス」ケース1:出産時トラブル実際に義両親との間でどんな困ったことが発生しているのでしょうか。アンケートで1番多く挙がっていたのは、「出産前後のエピソード」でした。母としては、出産は感動的でうれしい反面、命がけで行うものでもあり、その前後は心身ともにナーバスになりやすい時期。そんなときだからこそ普段なら許せることも、忘れられないつらい出来事としてママの記憶に残ってしまうものなのかもしれません。「帝王切開の術後から義母が病室にずっといました。熱はあるし、血圧が高く頭痛もつらくて、満身創痍のなか眠ることもできず…。その後も、毎日病室に。赤ちゃんも小さく生まれたためGCUへ。両親がいないと面会ができないため、義母が来るたびに点滴を引きずって階が違う赤ちゃんのもとへ。赤ちゃんのことより義母に気を使う、とても疲れた出産でした。」「2年前の1人目出産時、産後1日目から義理家族たちが来ました。さらに、その後2ヶ月ほど週3~4ペースで夜の8時ごろから来たこと。旦那は「来てもらえば心強いでしょう」ぐらいに思っていたよう。本当につらかったです。いま2人目妊娠中ですが、『私が許可出したときしか家に人を入れない』という約束になりました」「出産立ち会いに義母が同席しようとしたので、陣痛中、必死に旦那に義母は来ないでとメール。それでも一緒に来て、分娩室の手前の待合室にいました。産まれてすぐに入ってきて、先生にすかさず『五体満足ですか?』と。その他にもいろいろ失礼発言などあり、出産時のことは一生忘れません」初孫の場合には、とくに「会いたい」という気持ちになって当然。しかし、出産直後はママの体調や精神状態を見ながら、ママの気持ちを一番に考えて行動してもらえたら助かりますよね。そのへんのコンセンサスをパパが取ってくれたらいいのですが…。とくに第一子の場合、パパやママ、初孫だったら義両親も初めてのことで、それぞれの気持ちや状況を想像するのが難しく、アクシデントも起きやすいのかもしれません。■「義両親ストレス」ケース2:ドン引き行動ほかにも、義両親との付き合いで嫌な思いをしたというエピソードが集まりました。もちろん義両親の方にも言い分はあると思いますし、予兆があったときにママやパパが早めに対処することで嫌な思いをせず済むこともあるかも…と思います。とはいえ、妻の気持ちを無視した義両親の行動がとても多く、驚かされました。「アポなしで来る。約束しても1時間前に来る。くれる野菜の量が尋常じゃないくらい多くて困る。冷凍焼けした魚を大量にくれる」「娘が生まれて4年、ほとんど毎日、突然来て、合鍵で勝手に入ってきます。夜来るときには義母も一緒です。初孫でかわいいのはわかりますが、『連絡はしてほしい』と主人に伝えてもらいましたが変わらず…「断りもなくおしゃぶりを勝手に口に入れたり、食べさせたことのない食材を食べさせられました。食材は1人目ということでアレルギーなどに慎重になっていたので本当に心配でした」■「義両親ストレス」ケース2:トンデモ発言さらには妻を傷つけるような無遠慮発言も…! こんなこと言われたら、良好な関係なんて築けないのではないでしょうか?「義父から、『早く子どもを産め』発言。妊娠報告時には、『陣痛が始まったら家族総出で駆け付ける』と…。いろいろ言われても何もしてくれない夫にも不満爆発!!」「義父が妊娠してから会うたびに私の体重を聞いてきたこと。娘の初節句のおひなさまを勝手に買っていたこと」「義母が、子どもが泣くことに対して『かわいくない』と冗談めいて言うことが耐えられません。冗談っぽく言えば許されると思っているところがムカつきます」「毎月帰省するたびに義父から『子どもの発達のこと』を言われて…。正直会わせたくないし、帰省したくない気持ちになっている」悪気なく発した言葉や行動でも、相手が傷つけばそれは人間関係にヒビが入ります。妻と義両親の関係が良好だったとしても、つねに相手の気持ちを想像すること、またわからないことは相手にきちんと確認することで、お互い嫌な思いをすることが減るのかなと思います。一方で、義両親とステキな関係を築いているママもいました。「先日人生初のインフルエンザになった際、飛行機ですぐに飛んで来てくれて、トイレ掃除から排水溝掃除まで家事は全部してくれました。帰り際に一言。『今のままでいいからね。ゆっくりのんびり育児を楽しもうね。がんばらなくていいんだよ』と! ステキな義母です」もちろん、義両親とママの性格や相性もあると思いますが、こんな関係なら家族が増えるのっていいなぁと思えますよね。ママたちも、そして義両親もお互いに思いやりを持つことができれば、「いま、どうして欲しいのか」「どんなことがストレスなのか」がみえてくるはずと思うのですが…。■義両親ストレス、じつは元凶は夫!?さて、みなさんは義両親との間で何かモヤモヤすることが起きたとき、どのような対応をしていますか?妻としては義両親にハッキリ物申すのも気が引けるし、かといって言わないと今後の関係を続けられないし…、と悩んでしまうのではないでしょうか。そんなときは、夫が間に立って両者の言い分をすり合わせてくれれば…と思いますよね。しかし、アンケート結果を見てみると、「義両親への対応をめぐって、夫ともめた経験がある」と答えた妻は64%もいたのです。Q2.夫の両親(義両親)への対応をめぐり、夫婦でもめたことはありますか?たまにある 35%とてもある 29%ほとんどない 20%ない 15%その他 1%夫からすれば、妻と実の両親の間に挟まれて、ハッキリどちらかにつくことはできないというのもあるかもしれません。しかし、だとしても「嫌な気持ちにさせてごめんね」や「いつもありがとう」など、フォローだけでも入れてもらえれば妻の気持ちも違うと思うのですが、実際はどうなのでしょうか。「孫フィーバーがひどく、いきなり家に来るということが何度もありました。さすがにもう勘弁してほしいと旦那から伝えてもらったのですが、たいして変わらず…。イライラが募りまた旦那に愚痴を言うと『だったらおまえの両親にも息子を会わせるな』と…」「旦那は両親が好きで、お母さんから連絡が来ると、『いいよぉー。いいよねぇ?』と聞いてきます。義両親の前だと断りづらいし、『相談してから返事するよ』と言ってくれればいいのに。私が『なんで勝手に決めるの!』と言うと、主人は『何か用があった? 嫌だったらその場でいえばよかったじゃん』と…。イライラして『マザコン!』と夫に言い放ってしまう…。大体これでケンカしています」「淡泊な家で育った私には義家族のやたらベッタリなところや頼ってくるところ、つねに私を気にかけて『心配してる』と言う義母にうんざり。旦那に話しても『悪気ないんだから、気にしなくていい』と取り合ってくれず。それって結局私に『我慢しろ』ってことなんだけどな…」義両親への対応で悩んだとき、「相談したい」、「自分の気持ちをわかってほしい」と思う人は、夫ではないでしょうか。なのにそれで夫ともめたら…、さらに嫌な気分を味わうことになり、夫婦関係が壊れてしまう可能性も。本人同士のことではなく、義両親のことで夫婦が不和になるのは悲しいですよね。■義両親とのつきあい。「良い嫁をやめる」という選択も今回集まったアンケートのコメントを見ると、義両親への対応は夫婦によってさまざまでした。「義実家には夫と子どもだけで行く」と答えた人、「受け流す」人、「手伝いを頼まない」という人など。また、夫に自分の気持ちを伝えることの大事さも感じました。言葉にして気持ちを知ってもらうこと。そして、夫がそれについてどう考えているのか聞くこと。そこから一緒に対応策を考えられるといった、“夫の理解”があれば、妻を少し楽にさせることができるのではないでしょうか。「夫の実家に帰省するたびに『子どもはまだ? 早くお願いね!』とプレッシャーをかけられて、夫に子どものことを言われるから行きたくないと泣きながら訴えました。夫は『子どもの事は言わないように』と、義両親に言ってくれました。お互いに思っていることを伝えて対応する事は大切だと再認識しました。ねここあんな。さんの記事では、2歳になる息子さんが胃腸炎になったときに、義両親が来訪→しかも泊まっていくことなったエピソードが描かれていました。自分の気持ちをよそに夫と義両親が宿泊していくことを決めて、爆発しそうになったとき、これまで自分が「良い嫁でいなきゃ」と思いこんでいたことに気付くのでした。義両親とは、誰でもうまくやっていきたいと思うもの。でも、無理をして「良い嫁になろう」とすれば、逆に自分をつらくさせてしまいます。さらには夫や子どもなど1番大切な家族に我慢をさせ、夫婦間にわだかまりができてしまったりと、悪い方向につながることもありそうです。「私は義両親が家に来たときも、夫の実家に行ったときも、子どもと一緒に昼寝しました(笑)。『一緒に寝てないと起きちゃうから』みたいな感じで。夫も、久しぶりに自分の親とゆっくり話せてよかったみたいです。夫の両親は、他人なのでやっぱり気を使いますけど、気を使いすぎないのが一番かなと思います」自分にとって今、何が大事なのか。それを柱に、対応を考えていければいいのかもしれませんね。義両親が孫をかわいがってくれるのは、けっしてあたり前ではなく、とってもありがたいこと。その好意があるからこそ、義両親もついいろいろ言いたくなったり、会いにきてしまうのでしょう。だからといって、気を使いすぎて、自分を苦しめてしまっているなら、心に余裕を持てるまで、時間または距離を見直してみてはいかがでしょうか? しんどいときはお断わりしたり、夫に相談する時間を作るなど、少しでもストレスをためずにお付き合いしていけたらいいですよね。Q1.夫の両親(義両親)との付き合いで困ったことありますか?回答数:1577Q2.夫の両親(義両親)への対応をめぐり、夫婦でもめたことはありますか?回答数:1587Q3.夫の両親(義両親)との付き合いについてご意見、エピソードをお願いします。回答数:368アンケート集計期間:2019/4/15~5/24
2019年06月13日「けんかするほど仲が良い」けんかができるのは信頼している相手だからこそ、という意味でしょう。皆さんはどのくらい夫婦けんかをしていますか?「日常茶飯事」「時々」「けんかは一切しない」とさまざまかと思いますが、実はけんかには「良いけんか」と「悪いけんか」があります。良いけんかをすると夫婦仲はいっそう深まりますが、悪いけんかは関係性を悪化させる恐れも…。今回は「良いけんかの仕方」について、考えてみることにしましょう。 ■悪いけんか「夫を深く傷つける4つのタブー」けんかをするときには、きっかけとなる言葉や出来事があるものですよね。ささいなことではじまった夫婦けんか。それが、良いけんかになるか悪いけんかになるかは、「口をついて出てしまった内容」によって判断できます。それによっては、ゆくゆくは夫婦関係の破綻につながっていくものも…。「悪いけんか」と認定できるのは、主に次のような内容です。・夫の人格を否定する。・すでに終わった(かたがついた)過去の出来事を持ち出す。・夫の両親や兄弟など、第三者を悪くいう。・夫の社会的な立場をけなす。例えば、「そんなに悠長に構えてて大丈夫なの?」「いうことが細かすぎてうっとうしいんだけど」など人格を否定する。数日前ならまだしも数カ月、数年前の出来事を持ち出して相手をなじる。夫の家族や関係のある第三者の悪口をいう。「そんなんだから部下がついてこないんじゃない?」など、夫の仕事上の立場についてバカにしたり、けなしたりする…。もし、自分がいわれた側であったら、嫌な気持ちになりますよね。このような内容のけんかは、あとから「いいすぎた、ごめんね」と謝っても、夫の心に「自分(親、仕事)のことを妻はそんな風に見ていたのか」という驚きと失望が残ってしまうものです。すると、妻に対して100%の信頼感、安心感が持てなくなってしまうでしょう。そういった気持ちが積もり積もれば、妻への愛情も薄れてしまうかもしれません。でも「傷つけるのは分かっているけれど、つい口に出してしまう」という人もいます。どうして、妻は夫の信頼を裏切ることをいってしまうのでしょうか。それは、もしかしたら妻のなかに「自分が絶対正しい」という思いがあるからかもしれません。「夫のほうが悪い点を正すべき」「夫に私の言い分を認めさせたい」という強い信念を持っていることが、悪いけんかを引き起こしている可能性があるのです。■けんかの目的は?「カチンときた時の第一声」では、悪いけんかを良いけんかに切り替えるには、どうすれば良いのでしょうか。良いけんかとは、言いかえれば「建設的なけんか」のこと。「どちらが正しいか」を明らかにするのではなく、自分と相手との「違いを知る」ことを目的とします。まずは「私は〇〇だと思うけど、あなたはどう思う?」という働きかけをしていくのです。例えば、「趣味(ゲーム)にお金を使い過ぎな夫」に対し、苦言を呈したいと思っているとしますよね。普通なら「3万も使うなんて信じられない! 何が楽しいの?」とストレートに言ってしまいそうです。でも、そう頭ごなしに言われたら、「勝手だろ」と夫も対抗したくなりますよね。そんな「悪いけんか」を避け、夫の趣味を否定せずに建設的な言い方をするとどうなるでしょうか。「私はゲームに3万円も使うのはもったいないと思うけど、あなたはどう? ゲームは半分くらいにして、残り半分は2人でおいしいものでも食べに行かない?」このような声がけに変わるでしょう。「あなたはどう思う?」とまずは夫の気持ちを大事にすることで、ひと言物申してやる! という怒りもわきにくくなります。「盗人にも三分の理」ということわざがあるように、どんなにこちらの言い分が正しい状況でも、相手にだって相手の言い分が必ずあります。窮地に立たせず、逃げ道をつくってあげる、というのも大事なことではないでしょうか。反対に、相手からカチンとくる言い方をされたときはどうしたらいいのでしょうか。売り言葉に買い言葉では建設的とはいえません。そんなときは「その言い方は腹が立つよ」「今の言葉、すごく傷ついたよ」など、自分の気持ちを言葉にして返すようにすると良いでしょう。「ほんとにイライラさせるよね」などと感情に任せて相手を攻撃するのではなく、どう感じているのかを伝える。そうすることで、感情そのものに振り回されず、冷静に話し合うことができるはずです。■「けんかは悪いこと」の思い込みがあなたを苦しめる「けんかはなるべくしないほうがいい」育ってきた環境にもよりますが、ほとんどの人がそう思うでしょう。特に女性は、けんかそのものを否定的にとらえ、ほかの人と衝突するくらいなら自分が我慢すればいい…と、不満を心に溜めている人が多いように感じます。しかし、溜まった不満は自然に溶けてなくなるものではありません。いつか必ず、さまざまな形となって外に出てきます。けんかができるということは、「相手は絶対、自分を嫌わない」という信頼関係が前提となります。不満を溜め込むくらいなら、日々小さなけんかをくりかえしてガス抜きしたほうが健康的で、気持ちの良い日々を過ごすことができると思います。それに良いけんかは相手をより深く知ることができる手段でもあります。どんな話、言い方で怒るのか、自分とどこが違うのかを出し合うことで互いの妥協点がわかり、より快適な関係になれると思います。だから、けんかを必要以上に避けることはないのです。ただ、だからといってやみくもにけんかをするのもおすすめしません。特に子どもの前でのけんかは絶対にやめましょう。子どもは話の内容を理解できなくても、パパとママの怒った表情や飛びかうピリピリしたエネルギーを感じ取るもの。結果、漠然とした恐怖や不安感を抱いたり「自分が悪いことをしたのだろうか」と自分を責めたり、「なんとかパパとママを仲良くさせなくちゃ」と子どもなりに間を取り持とうと、気持ちを抑えて良い子を演じるようになってしまうことがあります。良いけんかにしろ悪いけんかにしろ、カッとなって声を荒げそうになったら、まずは一旦深呼吸。そして、夫に「2人で話したいから、この続きは夜に話していい?」と提案してみるといいでしょう。こらえきれず子どもの前でけんかに発展してしまったら、早めに切り上げるのが肝心です。「はい、仲直り! ママとパパはけんかするほど仲が良いんだよ~」と仲直りするところまでを見せるようにしましょう。夫婦のけんかは子どもの前ではしない、という約束事を踏まえつつ、建設的な「良いけんか」は心の健康にもおすすめです。「雨降って地固まる」ではありませんが、それを経てより一層、夫婦の関係は深まるのではないでしょうか。
2019年05月30日こんにちは、とまぱんです。4月も半ばで、もう少しするとゴールデンウィークですね。あっという間すぎる...。みなさんはどこか行かれる予定ありますか? 私は義実家に泊まるくらいでしょうか。今回は以前、義実家に遊びに行ったときのお話を描こうと思います。■好奇心旺盛な娘の行動に、全然椅子に座れない…!? 小さな子どもがいるご家庭だと子どもが届く範囲に物を置かないようにしますよね。ただ、小さな子どもがいないおうちは、もちろん位置関係なく物が置いてあります。娘がまだ寝返りもできないころに義実家に行ったときは気にならなかったのですが、娘が歩き出したとき、あることに気がつきました。この家、娘がいたずらし放題じゃん!!文房具、何かの書類、薬、缶コーヒー、輪ゴム...。娘の興味をひくものが手の届く範囲にあふれかえっていました。それを見たお義母さんは棚に布をかけてくれました。そうなりますよね!!■疲れも吹っ飛ぶ! 義実家で私が楽しみにしていること自分の家だと座って娘の様子を見ることができますがそれができないのが地味につらい!(笑)娘の後を常に追って、取り出すものを戻すの繰り返しでした。義実家ではそんな大変なこともありますが、そんなつらさも吹っ飛ぶある“楽しみ”があります。それは食事!!!私たちが遊びに行くと、義両親はいつも市場で新鮮な魚介類を買ってきてくれるのです。日頃節約して海鮮なんてなかなか食べない私にとってはとても楽しみでした。人の作ったご飯って、なんでこんなにおいしいんですかね。ゴールデンウィークに行ったときは、手の届くとこに物がなかったらうれしいなぁ~っと薄っすら思う私でした(笑)
2019年04月22日【 前回 のお話】息子のきっくんが嘔吐を繰り返し、母子ともに疲労困憊。そんな中、義両親がやって来て、しかも泊まることになり…。こんにちは! ねここあんな。です。今回は 前回 の続きです。■少しずつたまっていく黒い気持ち息子は具合が悪く寝てばかりいましたが、起きていても愚図り、看病は100%私です。そして前日にあまり眠れなかった私は、息子と一緒に寝たいのに義両親の前では寝られずにいるのでした。お昼寝をたっぷりしたきっくんは夕方に起きて、少し体調も良くなった様子。しかし食欲は全くないようでイチゴやスープだけをなんとか食べたのち、眠たそうにするのでお風呂に入れ、すぐにお布団へ連れて行きました。幸い旦那も義母も買い物や料理は積極的にしてくれました。内心、私に準備する余裕もないので当然と思いながらも……しかし、前向きになったのもつかの間。24時間以上おっぱいをあげなかったので(このころはまだ卒乳前)、お乳がガチガチになってきました。洗面所で絞りたくても他人がいるから簡単にはできない…!みんなは楽しそうにお酒を飲み、私は常に息子がいつ泣いてもわかるようアンテナを立てながら過ごす。せめて仕事を残すまいと、お皿を洗う私。少しずつ黒い気持ちがたまってゆきます。■義母の“愚痴タイム”で疲れがピークに!そしてこの日一番疲れを感じたのは、義母が親戚の愚痴をこぼした時でした。毎度のことながら愚痴が始まると、普段の良い人はどこに行ったの? というぐらい止まらなくなるお義母さん。そしてようやく飲み会はお開き。みんなが寝静まった深夜、息子が苦しそうに起きました。大人が4人いるこの家の下、私一人で息子の衣服やシーツを洗う時の感情を、私は一生忘れないでしょう。■翌日も朝からフル稼働。そして気づいたこと少し体調がよくなったのか、翌朝の息子は普段より早くに起きました。グータラしていたいところですが、眠い目をこすって洗濯機を回し、朝ごはんの支度をします。さぁ食べ始めるぞ! というころには息子がまた「ねんね!」と愚図りました。私は朝ごはんをかっ込み、また寝室へ行きます。気配や会話で、洗濯物を旦那と義母が干したこと、義両親が帰っていくことがわかりました。が、わかっていながらも見送ることもせず息子の隣で寝続けました。あとで電話であいさつすればいいじゃないかと思いながら。だって、何が今一番大事なのかを考えたら、息子に決まってるんです。それでも義両親の登場に、気づかないうちに「良い嫁」になろうと演じていました。だからしんどかったのかもしれません。逆の立場だったら…そもそも行きませんが(笑) でももし自分が姑で息子宅に泊まるんだったらせめて、看病をしている嫁の負担を少しでも減らそうと思います。この時のお義母さんも気を遣って干してくれたんでしょうし、快く思えないのは私の心がすさんでいたのかもしれません(笑)なので、自分ももっと「助けてほしい」と頼っても良かったと思います。さすがに「帰ってほしい」とまでは言えないにしても、来る前に夫に相談すべきだったなぁと思います。■夫にとっては“頼れる母親”だけど夫婦で話してみたら、どうも出発後に連絡があったようなので、夫も「来てしまうのなら家のこととかやってもらおう」ぐらいの気持ちだったようです。夫にとっては頼れる母親でしょうが、私にとっては気を遣う相手という認識が夫には足りなかったようです…。ちなみにこの後、夫には「息子が病気な時に一番つらいのは母親なんだから、その私の許可もなく人を泊まらせるな」とこっぴどく言いました(笑)どんな時も話し合いが大切ですね。
2019年04月15日