2CELLOSのルカ・スーリッチ初のソロ来日公演が6月に開催される。公演は、6月25日(土)軽井沢大賀ホール、26日(日)東京国際フォーラム ホールC、27日(月)メルパルクOSAKAにて。ルカ・スーリッチ チケット情報内容は「LUKA SULIC LIVE! CELLO & PIANO Special Performance with Evgeny Genchev」と題したチェロとピアノによる構成で、ルカ入魂の初ソロアルバム『ヴィヴァルディ:四季』から「春」「冬」、そしてロックや映画音楽までジャンルレスなレパートリーが予定されている。ピアニストのエフゲニー・ゲンチェフはブルガリア出身、ロンドン王立音楽院等で研鑽を積み国際的なピアノコンクールにおいて15以上の受賞歴をもつ実力派だ。チケットは発売中。この来日公演を記念して、6月19日(日)までルカ・スーリッチの直筆サイン色紙が当たるキャンペーンを実施中。詳細はウドー音楽事務所ホームページをチェック!【ルカ・スーリッチ 直筆サイン色紙が当たるキャンペーン】ルカ・スーリッチ初のソロ来日公演を記念して、直筆サイン色紙を抽選で各公演3名様(合計9名様)にプレゼント!たくさんのご応募お待ちしております。詳細はウドー音楽事務所ホームページをご覧ください。■応募期間5月18日(水) 12:00~6月19日(日)23:59<詳細・ご応募はこちら>
2022年05月18日2022年4月12日、朝の情報番組『めざましテレビ』(フジテレビ系)で、ニュースを伝えていた生田竜聖アナウンサーの安堵のひと言が話題となっています。スターバックスコーヒージャパン(以下、スターバックス)の新作ドリンクが、同月13日に発売されることを伝えていた、生田アナウンサー。その新作名が難しく、無事に読み上げることができた後、安堵の声が出てしまったようです。スターバックスは、明日からバナナをテーマにした『バナナナバナナフラペチーノ』と、『チョコバナナナバナナフラペチーノ』を発売します。期間は、来月31日までで、なくなり次第終了するということです。いえた…。めざましテレビーより引用スターバックスの新作ドリンクの名前は、『バナナナバナナフラペチーノ』!アナウンサー泣かせのドリンク名ですが、生田アナウンサーは詰まったり、かんだりすることなく、読み上げていました。放送前に、何度か声に出して練習していたのかもしれません。心の底からホッとしたように「いえた…」と、心の声がぽろりと出てしまったのでした。生田アナウンサーのひと言に、ネットからは「癒された」などの声が上がっています。・生田アナウンサー、「いえた…」って小さくつぶやいていて、かわいかった。・ぼそっと本音が出ちゃったね!癒されました。・同じ番組の人気コーナー、『きょうのわんこ』に負けないくらいの癒し効果があった!・本気でホッとしてるような声で、笑っちゃった。『バナナナバナナフラペチーノ』という、早口言葉のような新作名。生田アナウンサーのように、かまずにいえるか、試してみたくなりますね![文・構成/grape編集部]
2022年04月12日2CELLOSの活動でも知られるルカ・スーリッチ初のソロ来日公演が6月に開催されることが決定した。2020年3月に開催予定だった公演の振替公演がついに実現しただけでなく、追加公演も実施される。ルカ・スーリッチはふたりのチェロ奏者が超絶演奏を繰り広げる2CELLOSのメンバー。2CELLOSは2018年に日本武道館のステージに立つなど大成功をおさめているが、スーリッチはソロ・プロジェクトも始動。2019年10月にソロアルバム『ヴィヴァルディ:四季』をリリースし、全編クラシックを演奏する日本公演が2020年3月に予定されていたが、コロナ禍により延期になっていた。今回の公演は、当初予定した内容を変更し「LUKA SULIC LIVE!CELLO & PIANO Special Performance with Evgeny Genchev」と題して、チェロ&ピアノの構成でクラシックからロック、映画音楽まで幅広いジャンルの楽曲を演奏する予定。ブルガリアのピアニスト、エフゲニー・ゲンチェフも出演する。公演は6月26日(日)に東京で、翌日に大阪で開催され、25日(土)には軽井沢大賀ホールで追加公演が開催される。LUKA SULIC LIVE!CELLO & PIANO Special Performance with Evgeny Genchev6月25日(土) 軽井沢大賀ホール 14:15 開場/15:00 開演6月26日(日) 東京国際フォーラム ホール C 16:30 開場/17:00 開演6日27日(月) メルパルクホール大阪 18:30 開場/19:00 開演
2022年04月04日いきものがかりの吉岡聖恵が、ニューシングル『凸凹』を6月15日にリリースすることが決定した。表題曲「凸凹」はTVアニメ『カッコウの許嫁』のオープニングテーマ。番組共演やプライベートでも親交の深い緑黄色社会の長屋晴子が作詞作曲を担当した楽曲で、艶やかな雰囲気をまとった王道ポップチューンとなっている。併せてYouTubeでは同曲のティザー映像が公開された。初回仕様限定盤となる今作のジャケットは、アニメのキャラクターが登場し、今作のために制作された描きおろし絵柄も加わったダブルジャケット仕様。まるで吉岡が座るグランドの向こう側にアニメのキャラクターがいるかのように、アニメ作品とコラボレーションした特別絵柄はファン垂涎のアイテムとなっている。加えて付属のDVDには「凸凹」のミュージックビデオやメイキング映像などを収録予定で、詳細は後日発表となる。また同アニメの初回放送日が4月23日25時30分に決定したことに伴い、「凸凹」の先行配信日が4月24日に変更となることがアナウンスされた。現在実施中の『凸凹オリジナルペンケース』が抽選で100名に当たるiTunesプレオーダー / Spotifyプレセーブキャンペーンの応募期間も4月23日23時59分までとなり、新たに応募者全員に本日解禁となった描きおろしアニメジャケット画像がプレゼントされることが発表された。吉岡聖恵「凸凹」ティザー映像<配信情報>吉岡聖恵「凸凹」2022年4月24日(日) 配信リリース吉岡聖恵「凸凹」配信ジャケット※4月23日(土) 23:59まで『凸凹オリジナルペンケース』が当たるプレオーダー / プレセーブキャンペーン開催中。詳細はこちら:吉岡聖恵「凸凹」iTunesプレオーダー / Spotifyプレセーブキャンペーン特典:『凸凹オリジナルペンケース』<リリース情報>吉岡聖恵 ニューシングル『凸凹』2022年6月15日(水) リリース●初回仕様限定盤(CD+DVD):2,200円(税込)※TVアニメ『カッコウの許嫁』描きおろし絵柄ダブルジャケットスリーブ仕様(初回仕様限定)吉岡聖恵『凸凹』CDジャケット(C)吉河美希・講談社/カッコウの許嫁製作委員会【CD収録内容】(順不同)・凸凹(テレビ朝日系アニメーション『カッコウの許嫁』オープニングテーマ)・凸凹 -Instrumental-他収録予定【DVD収録内容】(順不同)・凸凹(Music Video)・凸凹(Music Video -Making)他収録予定【店舗別特典情報】・Sony Music Shop:オリジナル缶バッジ・TOWER RECORDS全店(オンライン含む / 一部店舗除く):オリジナルアナザージャケット・HMV全店(HMV&BOOKS online含む/一部店舗を除く):オリジナルポストカード・Amazon.co.jp:メガジャケ・楽天ブックス:オリジナルA4クリアファイル・セブンネットショッピング:オリジナルモバイルスタンドキーホルダー・吉岡聖恵応援店:オリジナル直筆コメント印字メッセージカード※数に限りがありますので、無くなり次第終了となります。※上記店舗以外での配布はございません。※特典絵柄・応援店対象店舗は追ってご案内いたします。※各オンラインショップに関して、カートが公開されるまでに時間がかかる場合がございます。※Amazon.co.jp、楽天ブックス、その他一部オンラインショップでは”特典対象商品ページ”と“特典非対象商品ページ”がございます。ご予約の際は、希望される商品ページであることをご確認ください。予約リンク:<番組情報>TVアニメ『カッコウの許嫁』4月23日(土) 25:30~テレビ朝日系全国ネット“NUMAnimation”にて放送開始TVアニメ『カッコウの許嫁』キービジュアル(C)吉河美希・講談社/カッコウの許嫁製作委員会番組公式サイト:関連リンクいきものがかり OFFICIAL WEB SITE:吉岡聖恵 OFFICIAL WEB SITE:吉岡聖恵 Instagram:吉岡聖恵の毎日がどうよう日:
2022年03月17日俳優の内野聖陽が、舞台『M.バタフライ』の主演を務めることが10日、明らかになった。同作は劇作家 デイヴィット・ヘンリー・ファンによって創作され1988年トニー賞最優秀演劇賞を受賞、世界30カ国以上で上演されてきた。1960年代、文化大革命前夜の中国・北京が舞台で、駐在フランス人外交官のルネ・ガリマールはオペラ『蝶々夫人』を披露した京劇のスター女優 ソン・リリンに魅了され恋に堕ちていくが、ソンは毛沢東のスパイであり、男だった。あるフランス人外交官が国家機密情報漏洩という大罪を犯すほど愛に溺れた相手は、性別を偽った中国のスパイだったという事実をヒントに、オペラ『蝶々夫人』を劇中に取り入れながら創り上げられた同作。ブロードウェイで上演されると、京劇のもつエキゾチシズムや興味深い登場人物たち、そして重層的な戯曲の構成が絶賛された。日本では1990年に上演されて以来、この度、32年ぶりの上演となる。内野は主人公のルネ・ガリマールを演じ、投獄されたルネが観客に自身の「正しさ」を『蝶々夫人』と対比させながら説いていくうち、全貌が浮かび上がっていく。毛沢東のスパイでありながら、京劇女優に身分を偽るソン・リリンは岡本圭人が務め、京劇女優の立ち振る舞いも表現するなど、新たな挑戦となる。ルネの妻ヘルガ役に朝海ひかる、ソンの監視役の共産党員 チン同志役に占部房子、ガリマールの浮気相手役に藤谷理子、ルネの駐在中の上司 トゥーロン役に三上市朗、ルネの幼馴染 マルクにみのすけといった実力派が揃い、演出は劇団チョコレートケーキの座付き演出家、日澤雄介が務める。東京公演は新国立劇場 小劇場にて6月24日~7月10日、大阪公演は梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて7月13日~15日。ほか、福岡・愛知公演を予定している。○日澤雄介 コメントあまりにも荒唐無稽な実話を、劇作のデイヴィット・ヘンリー・ファンは様々な事象を重層的に組み入れることによって、現在我々が拭い切れていない問題にまで昇華することに成功しました。「蝶々夫人」が生きた国で『M.バタフライ』と向き合う事が我々の立ち位置を明確に照らし出してくれることを期待しています。妥協を許さない内野聖陽さん、瑞々しい感性の岡本圭人さんをはじめ、個性豊かな職人肌の俳優が揃いました。7名の俳優がどの様に化学反応を起こしていくか。俳優のぶつかり合いにご期待ください。○内野聖陽 コメント実際に起こったセンセーショナルな事件。それを元にした全くのファンタジー作品です。僕はガリマールの中にある、一見特殊なものの中にある普遍性みたいなものを、いかに表現できるかを大切にしたいと思っています。彼のメンタリティーを生々しく掘り起こしていくこと。まずはそこからだと思っています。現実と虚像、男と女、裏切りと誠実さ、愛と幻想、などなど様々なテーマを投げかけてくれるとても素晴らしいエンターテイメント作品です。素敵な役者さんたちといっぱいお稽古して、お客様を幻想の世界に誘えたらと今からワクワクしています! どうぞご期待ください!○岡本圭人 コメント僕が「M.バタフライ」と出会ったのは、ニューヨークの演劇学校でした。「圭人は東洋と西洋の文化や演劇を肌で知っているから劇作家デイヴィット・ヘンリー・ファンの描くこの世界観を届ける力がある」と先生から勧められて勉強していたのが、ソン・リリンの役でした。今回、その役でオファーを頂けたことに驚いているのと同時に、ソン・リリンとの偶然の再会を心から嬉しく思っています。とても挑戦的な役です。ですがその先に役者として、どう成長していけるのか? ソン・リリンとして彼の人生を舞台上で生き抜けた時にどのような景色が見えるのか?その答えを探るべく役作りに没頭していきます。いつかご一緒したいと思っていた日澤さんが演出される舞台に参加できる喜び、そして尊敬する内野さんをはじめ素晴らしいキャストの皆様とご一緒できるご縁に感謝をして、この作品を皆様にお届けできる日まで、歩み続けていきたいと思います。
2022年03月10日新たな季節の訪れが徐々に近づき、素肌を活かす装いに注目が集中。俳優・白石聖が、強く、上品に、モードな肌見せスタイルを纏う。バックオープンデザインが、しなやかな強さを演出。オールホワイトのセットアップが、クリーンさとフレッシュさをもたらす。パンツ部分はワイドな作りながらも、体に美しく沿う曲線的なデザインで、エレガントな印象に。ニット素材を使用し、細部にこだわりを感じさせる編み目にも注目。オールインワン、手に持ったジャケット 共に参考商品(共にフェンディ/フェンディ ジャパン TEL:03・3514・6187)揺れる裾に、心躍る。軽やかなニットドレス。ライトウェイトウール製のストラップドレス。片側のカットアウトの周りに特徴的なフリルをあしらい、モードな存在感を放つ。着こなしの幅が広いミディ丈は、足元次第でカジュアルにも。ドレス¥203,500シューズ 参考価格¥107,800(共にロエベ/ロエベ ジャパン クライアントサービス TEL:03・6215・6116)素材、カッティング、色使い…細部に個性が宿る。ほのかに光沢のあるビスコース素材のトップスに、鮮やかなブルーが目を引くスカートをオン。スカートにあしらわれたダブルジップを調節すれば、より自由なスタイリングを楽しめる。トップス¥100,100スカート¥121,000(共にニナ リッチ/イザ TEL:0120・135・015)ミニ丈のジャケット×スカートが、絶妙なバランス。潔いマイクロミニ丈に、ヘルシーな美しさを感じる。ショーツやベルトなどディテールこそ抜かりなく、大人にふさわしいスタイルに昇華。ジャケット¥313,500シャツ¥104,500スカート¥135,300※実際の商品は仕様が一部異なりますショーツ¥31,900ベルト¥63,800*すべて予定価格(以上ミュウミュウ/ミュウミュウ クライアントサービス TEL:0120・45・1993)しらいし・せい1998年8月10日生まれ、神奈川県出身。現在、ドラマ『しもべえ』(NHK総合、毎週金曜22時~)に出演中。最新情報は、公式Instagram(@shiraishi_sei)をチェック。※『anan』2022年3月9日号より。写真・水谷太郎(BE NATURAL)スタイリスト・早川すみれ(KiKi inc.)ヘア・waka adachiメイク・高橋里穂(by anan編集部)
2022年03月02日グラビアアイドル・鈴木聖のSPA! デジタル写真集『やんちゃな誘惑』(扶桑社)が2月25日に発売されたことを記念し、収録カットが公開された。同作では、赤ちょうちんが灯る歓楽街を舞台に、男女のワンナイトストーリーを描いており、立ち飲み居酒屋で晩酌をしていると、幼馴染の鈴木と偶然再会するといった内容。今回公開された収録カットでは、ベッドの上で色気漂うランジェリー姿を披露した。また、同作のストーリーテラーは落語家の柳亭小痴楽が務めている。
2022年03月01日2022年2月24日、俳優や歌手として活動している、田中聖(たなか・こうき)さんが逮捕されたことが報じられました。田中氏は名古屋市内の宿泊施設で覚せい剤を所持していたとして、覚せい剤取締法違反容疑がかけられているとのことです。産経ニュースによると、田中氏は「分からない」と容疑を否認しているといいます。アイドルグループ『KAT-TUN』の元メンバーである、田中氏。2017年には大麻を所持していたとして、大麻取締法違反容疑で現行犯逮捕をされましたが、証拠不十分で不起訴処分となりました。[文・構成/grape編集部]
2022年02月24日聖飢魔IIが2022年秋に『大黒ミサツアー』を開催することが決定した。聖飢魔IIは“地球デビュー35周年”を迎えた2020年に期間限定で再集結し、同ツアーを行う予定だったが新型コロナウイルスの影響により内容を変更。本来の黒ミサ(ライブ)形式ではなく“ヴィデオ黒ミサ”の上映と生トークで構成された『ヴィデオ黒ミサ&生トークツアー「特別給付悪魔」』を開催した。そして昨年その無念を果たすべく企画されたツアーは、変異型ツアー『ヴィデオ&変異生黒ミサツアー「悪チン集団接種」』という、ヴィデオ黒ミサとアコースティックを中心とした生黒ミサという形式に変えて行われ、16年ぶりにエース清水長官が参加したことも話題となった。『大黒ミサツアー』の開催は、2月2日に東京・東京国際フォーラム ホールAで行われた『悪チン集団接種』最終公演・夜の部の終盤にデーモン閣下からアナウンスされた。デーモン閣下は「ここで重大な発表がある。今回の35周年プラスも結局は真の黒ミサが出来ずに半分ヴィデオ、半分アコースティックで終わる事になり、不完全燃焼である。この秋、大黒ミサツアーを行う!今、着々と計画しているところである。諸君、聖飢魔IIの35周年は3年目に突入するのだ。期待して待っていてくれ給え!」という強いメッセージを発し、会場の信者(ファン)からは大きな拍手が沸き起った。なおツアー日程の詳細は後日発表となる。関連リンク公式サイト「秘密結社魔人倶楽部35th」
2022年02月03日『君の名前で僕を呼んで』のルカ・グァダニーノ監督が、オードリー・ヘプバーンの伝記映画のメガホンを取ることになった。オードリーを演じるのはルーニー・マーラだという。「Deadline」などが報じた。脚本は『エジソンズ・ゲーム』のマイケル・ミトニック。グァダニーノ監督とは、短編映画『The Staggering Girl』(原題)や先月公開されたZARAの広告短編動画「O Night Devine」でもタッグを組んだことがある。主演のルーニーはプロデューサーも務めるという。製作はAppleスタジオ。『ローマの休日』でアカデミー主演女優賞を獲得し、『麗しのサブリナ』『ティファニーで朝食を』などの代表作を遺したオードリー。エンタメ界における主要な4賞のアカデミー賞、エミー賞、トニー賞、グラミー賞をすべて受賞した数少ないEGOTの達成者だ。俳優としてだけでなく、“永遠のファッションアイコン”として、いまもなお愛され続けている。オードリー・ヘプバーン Photo by Hulton Archive/Getty Imagesそんなオードリーをルーニーが演じることに、オードリーの息子のショーン・ファーラーは「ニューヨーク・ポスト」紙に、「そのプロジェクトについては知りませんでした」としつつ、「ルーニーが演じてくれるのは喜ばしいことです。愛があふれる作品になりそうですね」と語っている。(Hiromi Kaku)
2022年01月11日いきものがかりの吉岡聖恵が、自身初のオンラインソロイベント『吉岡聖恵 × THE PREMIUM MALT’Sプレミアムナイト〜プレミアムな泡(Hour)ー!!!〜』を12月18日に開催した。同イベントは『THE PREMIUM MALT’S』とのコラボレーション企画で、期間内に「サントリー ザ・プレミアム・モルツ シリーズ各種」を対象店舗1缶以上購入した人であれば誰でも視聴できるもの。吉岡がソロとしてライブパフォーマンスを行うのがこれが初めてであるうえに、自身初のオリジナル曲「まっさら」を初披露すること、NakamuraEmiと橋口洋平(wacci)がゲスト出演することが事前に告知されていたこともあり、多くのファンが画面の前に集合した。定刻を迎えると、吉岡とMCの藤田琢己が登場。吉岡が「最後までみなさん、お楽しみください!」と投げかけると、チャット欄は「楽しみ!」という視聴者の声でいっぱいになった。まずは、吉岡にとっては前事務所の後輩・橋口洋平(wacci)のライブからスタート。橋口は「タブを開ける時のプシュッという音くらいの良さをお届けできたら」と謙遜とユーモアを感じさせる挨拶のあと、最初に「感情」を披露。心のこもった温かい歌声、アコースティックギターの音色が聴く人の心をやわらかくさせてくれるようだ。2曲目の「別の人の彼女になったよ」ではなんと吉岡とコラボ。選曲をしたのは橋口で、「もどかしい気持ちを描いたこの曲を、太陽のような吉岡さんの歌声で歌ったらどう聞こえるか」という興味が背景にあったとのことだが、吉岡は「コラボの予定もないのに練習してました!」というほど元々歌い込んでいたとのこと。その甲斐もあってか、2人が共に歌いハーモニーを奏でる箇所でもぴったりと息が合っていた。(C)Daishi Saitoライブ終了後のトークはプレモルを飲みながらリラックスした空気感で行われ、チャット欄には「一緒に飲んでる感じがして嬉しい!」というコメントも。ここでは、wacciの曲の歌詞について、吉岡が橋口に「あの曲の主人公、別れた方がよくないですか?」と深夜にLINEすることもあるという裏話が明かされたほか、日常を楽しくするためにやっていること、ボーカリストとしての互いの印象などが語られた。橋口洋平(wacci)(C)Daishi Saito続いては、吉岡と同じく神奈川県厚木市出身のNakamuraEmiが登場。1曲目は「雨のように泣いてやれ」。ギター、ベース、MPCという編成のバンドサウンドに乗っかったNakamuraの歌声はリズミカルかつエネルギッシュで、楽しそうにライブする姿も印象的だ。NakamuraEmi(C)Daishi Saito14年前にいきものがかりのライブを初めて観たというNakamuraは「(吉岡が)カッコよくてキラキラしていて、自分の中にあるものを掻き立てられて感動した」と当時を振り返りつつ、そんな相手との共演が実現した今の心境を「続けてきてよかったと噛み締めながらライブしてます」と語る。そして「みなさんもホッとする時間、少しでもありますように」という言葉が添えられた「一服」によるゆったりとした時の流れを経て、「投げキッス」でライブは終了。「投げキッス」ではいきものがかり「SAKURA」の一節を引用し、視聴者に嬉しい驚きをもたらした。その後のトークでは「『YAMABIKO』が刺さりすぎて」「どういう思考であんな強い言葉を連ねているのかすごく気になる」と話す吉岡がNakamuraに様々な質問をし、楽曲の背景を探っていく。吉岡のことを「厚木のスター」と語るNakamuraに、Nakamuraへの興味が絶えない様子の吉岡と相思相愛ぶりが窺えた。新曲やカバー曲、いきものがかりの人気曲を1人で披露最後はいよいよ、吉岡がソロでは初となるライブパフォーマンスを披露。1曲目には、ソロ活動のきっかけとなった大瀧詠一のカバー「夢で逢えたら」が選ばれた。歌詞に合わせて右のほほをなでるなど、身振り手振りを交えながら、のびのびと歌う吉岡。チューリップのカバー「夏色のおもいで」は風が通り抜けるような歌い出しが印象深く、たとえ配信ライブでも、彼女が歌えば景色が生まれていくのだから不思議だ。米津玄師のカバー「アイネクライネ」の歌唱後には、「主人公は繊細でピュアな感じがするけど、恋をして強くなっていくイメージがある」と同曲に対する解釈を語った吉岡。ここでNakamuraEmiを呼び込み、先ほどトークコーナーでも話題に上がった「YAMABIKO」をコラボ。吉岡のラップは今まで聴いたことがなかったが、一語一句をクリアに発音できる歌い手であるため、言葉数の多いラップとも相性が良い。Nakamuraと作用しあいながら、両者ともにヒートアップしていく様子も心地よく、ソロならではの新鮮味を感じさせる好演となった。(C)Daishi Saitoライブ後半に向けて「それじゃあみなさん、この勢いでさらに盛り上がっていきたいと思いますよ!みんな、いい感じに酔っぱらってきてますか?」と投げかけたあとには、ゆずのカバー「少年」を披露。バンドマスターで吉岡の友人でもあるeji(Key/Cho)を中心としたサウンドに身を委ね、時にはステップを踏みながら、時にはギターを弾かせてもらいながら(!)楽しそうに歌う吉岡。その姿に「聖恵ちゃんが楽しそうだとこっちまで楽しくなる!」とチャット欄も賑わった。乾杯ポーズで「少年」を終えたあとは、「せっかくなので、いきものの曲もやりたいと思います!」と、吉岡作詞・作曲によるいきものがかりの人気曲「キミがいる」へ。「まさかいきものがかりの曲が聴けるなんて」と驚いた人がほとんどだったのだろう。視聴者からは「サントリーさん神」、「素敵な企画をありがとうございます!」、「プレモル1本でこんな豪華なものが見られるなんて」など喜びのコメントが寄せられた。喜んでいるのは視聴者だけではなく、「いきものがかりは22年続けているんですけど、今日初めて飛び出したんですよ!みなさん、しかと見届けてくださいましたでしょうか?」と投げかける吉岡自身も興奮を抑えきれない様子。しかし楽しい時間はあっという間。ラストには秦 基博と作り上げた初のオリジナル曲「まっさら」をいきいきと歌い上げたのだった。(C)Daishi Saito「勇気を持って一歩前に踏み出す気持ち、新しい勇気みたいなものを曲に詰めてみました」と紹介された「まっさら」は今まさに新しいフィールドに乗り出している吉岡自身のテーマソングでもあり、同曲を歌う吉岡は晴れやかな表情だ。「初めてのことでドキドキしたんですが、すごく楽しい時間でした!ゆっくりおうちの時間を楽しんで、美味しいビールの時間も楽しんでください。また必ずどこかで会いましょう!」と吉岡が挨拶し、イベントを締め括ると、視聴者は、拍手の絵文字や「サントリーさんありがとう!」、「本当にいいアワーだった!」といったコメントで応えたのだった。(C)Daishi Saitoなお、吉岡は、12月22日にニューシングル『まっさら』をリリースする。いきものがかりの活動とともに、さらに活発になっていくであろうソロ活動にも注目だ。文:蜂須賀ちなみ<公演情報>『吉岡聖恵 × THE PREMIUM MALT’S プレミアムナイト〜プレミアムな泡(Hour)ー!!!〜』セットリスト■橋口洋平(wacci)M1. 感情M2. 別の人の彼女になったよ(with吉岡聖恵)■NakamuraEmiM1. 雨のように泣いてやれM2. 一服M3. 投げキッス■吉岡聖恵M1. 夢で逢えたらM2. アイネクライネM3. 夏色のおもいでM4. YAMABIKO(with NakamuraEmi)M5. 少年M6. キミがいるM7. まっさら<リリース情報>吉岡聖恵 ニューシングル『まっさら』Now On Sale●通常盤(CD+DVD):2,200円(税込)・三方背スリーブケース仕様(初回仕様のみ)・オリジナルプレート「まっ皿」が当たる応募抽選ハガキ封入(初回仕様のみ)吉岡聖恵『まっさら』初回仕様ジャケット吉岡聖恵『まっさら』ジャケット【CD収録内容】1. まっさら2. 夏色のおもいで3. まっさら -Instrumental-【DVD収録内容】1. 「まっさら」ミュージックビデオ2. 「まっさら」(Music Video -Behind The Scenes)3. 「吉岡聖恵 × 秦 基博 Talk about "まっさら"」※対談映像4. 吉岡聖恵 × THE PREMIUM MALT’S プレミアムナイト 〜プレミアムな泡(Hour)ー!!!〜(Live Video)・夢で逢えたら・夏色のおもいで・アイネクライネ・YAMABIKO(NakamuraEmi × 吉岡聖恵)・少年・キミがいる・まっさら・別の人の彼女になったよ(橋口洋平(wacci)×吉岡聖恵)吉岡聖恵「まっさら」MV吉岡聖恵「まっさら」メイキングティザー映像吉岡聖恵×秦 基博 対談映像(Short Ver.)『まっさら』購入リンク:「まっさら」配信リンク:関連リンクいきものがかり OFFICIAL WEB SITE:吉岡聖恵 OFFICIAL WEB SITE:吉岡聖恵 Instagram:吉岡聖恵の毎日がどうよう日:
2021年12月22日いきものがかりのボーカル・吉岡聖恵が、12月22日にリリースするニューシングル『まっさら』に収録される秦 基博との対談映像「吉岡聖恵 × 秦 基博 Talk about "まっさら"」の一部を公開した。シングル表題曲「まっさら」は、秦が作曲を、吉岡が作詞を手がけた楽曲で、11月29日に先行配信がスタートすると「元気もらえました!」「まっさらな気持ちで、背中を押してくれる」などSNSで盛り上がりを見せている。今回の対談映像は、2人の交流のきっかけから今回の楽曲制作に至るまでの貴重な裏話をたっぷりと収録。公開されたショートバージョンでは『「まっさら」のはじまり』と題し、今春からはじまった楽曲制作初期のエピソードが語られている。なおシングル付属のDVDには、対談映像のほかに「まっさら」のMusic Videoとメイキング映像なども収められる。吉岡聖恵×秦 基博 対談映像(Short Ver.)<リリース情報>吉岡聖恵 ニューシングル『まっさら』2021年12月22日(水) リリース●通常盤(CD+DVD):2,200円(税込)・三方背スリーブケース仕様(初回仕様のみ)・オリジナルプレート「まっ皿」が当たる応募抽選ハガキ封入(初回仕様のみ)吉岡聖恵『まっさら』初回仕様ジャケット吉岡聖恵『まっさら』ジャケット【CD収録内容】1. まっさら2. 夏色のおもいで3. まっさら -Instrumental-【DVD収録内容】・「まっさら」ミュージックビデオ・「まっさら」(Music Video -Behind The Scenes)・「吉岡聖恵 × 秦 基博 Talk about "まっさら"」※対談映像他、収録予定吉岡聖恵「まっさら」MV吉岡聖恵「まっさら」メイキングティザー映像<店舗別特典>・Sony Music Shop:オリジナル缶バッジ・TOWER RECORDS全店(オンライン含む / 一部店舗除く):オリジナルポストカード・HMV全店(HMV&BOOKS online含む / 一部店舗を除く):オリジナルアナザージャケット・Amazon.co.jp:メガジャケ・楽天ブックス:オリジナルA4クリアファイル・セブンネットショッピング:オリジナル三つ折りカレンダー・吉岡聖恵応援店:オリジナル直筆コメント印字クリスマスカード※数に限りがありますので、無くなり次第終了となります※上記店舗以外での配布はございません※各オンラインショップに関して、カートが公開されるまでに時間がかかる場合がございます※Amazon.co.jp、楽天ブックス、その他一部オンラインショップでは“特典対象商品ページ”と“特典非対象商品ページ”がございます。ご予約の際にご希望される商品ページかをご確認いただいてからご予約いただきますよう、お願い申し上げます吉岡聖恵応援店一覧:『まっさら』予約URL:「まっさら」先行配信リンク:関連リンクいきものがかり OFFICIAL WEB SITE:吉岡聖恵 OFFICIAL WEB SITE:吉岡聖恵 Instagram:吉岡聖恵の毎日がどうよう日:
2021年12月17日『君の名前で僕を呼んで』のルカ・グァダニーノ監督が、ファッションブランド「ZARA」のホリデーシーズンの広告として、短編映画(43分)のメガホンを取った。タイトルは『O Night Divine』で、主人公のサンタクロースをジョン・C・ライリー(『シカゴ』)が演じている。脚本はグァダニーノ監督と短編映画『The Staggering Girl』で組んだマイケル・ミトニックで、音楽はペドロ・アルモドバル監督とたびたびコラボしているアルベルト・イグレシアス。キャストはジョンのほか、『ジュマンジ』シリーズのアレックス・ウルフ、モデルのヘイリー・ゲイツらが出演している。舞台はスイスのサンモリッツにあるホテルで、時はクリスマス・イヴ。本物のサンタという素性を隠し、ホテルにやってきたサンタは「クリスマスのお祭り騒ぎからなるべく遠ざかれる部屋」をリクエスト。とても疲れ切っているからだ。テレビを観たり、スパでマッサージを受けてのんびりしている間に、ホテルの中では様々な出来事が展開していく。ピンチに陥った登場人物たちに、サンタはちょっとしたミラクルを起こし、助けるのだった。「グァダニーノは絶対に失敗しない」「なんてかわいいストーリーなの」「観終わった後、ジョンをハグしたくなった」などの感想が寄せられている。(Hiromi Kaku)
2021年12月15日ピューリッツァー賞戯曲部門を受賞したデヴィッド・リンゼイ=アベアーによる『ラビット・ホール』を、小山ゆうなが演出。夫婦役として初共演を果たす小島聖と田代万里生に話を訊いた。小島と田代が演じるベッカとハウイーの夫婦は、4歳のひとり息子を交通事故で亡くしたばかり。悲しみは同じながら、夫婦には微妙なズレがあるようで、「目指すところは一緒なんですけどね。捉え方の違いによって摩擦が起きている状態。でもそういうことって決して遠い話ではないですし、恥ずかしいけれど自分の日常を思い出したりしながら、ベッカという役になっていけたらと思います」と小島。田代も「お互い逃げているわけでもないし、ハウイーはハウイーなりに、ふたりの明日をどう紡いでいったらいいか一生懸命考えていると思うんです。でもあのズレ方っていうのは男と女だからなのか…。永遠のテーマですね」と苦笑いを浮かべる。さらにはベッカの妹で妊娠中のイジーや、姉妹の母のナットらが登場。家族だからこその強い想いと、それゆえの綻びが、丁寧な会話の積み重ねから描かれていく。「これを観て自分に照らし合わせない人はいないと思うんです。迷いながら生きている人たちが、答えが見つからなくても、その中で進んでいる今が間違っているわけではないんだと。ちょっと背中を押せるような作品になればいいなと思います」と田代。小島も「この作品は押しつけがましくないのがいいなと思っていて。『こっちが正解!』となると疲れますが、そういった無理矢理なところがない。そこが救いだと私は思います」と続ける。KAAT神奈川芸術劇場の今シーズンのテーマは“冒(ぼう)”。そこで本作におけるふたりの冒険を聞くと、「劇中で歌わないストレートプレイへの出演や、演出家の小山さんも共演者も劇場も僕にとっては初めて尽くし。知らない国にやって来た、“ラビット・ホール”に迷い込んだ気持ちもありますが(笑)、とても素敵な作品に出会えて僕は本当に運がいいなと思います」と田代。「あまり子どもがいる役をやったことがなかったので…」と語る小島は、ベッカと同じく子どもを持つ母親でもある。それだけになかなか重い役どころではあるのだが…。「最初に戯曲を読んだ時、なんとも言えない気持ちになったのが正直なところです。でも私があまりガーンとしていても、何も伝わらないですから。そこを落とし込んだ上で、舞台上では軽やかに放出出来たらと思います」と微笑んだ。取材・文:野上瑠美子
2021年11月15日ディズニー&ピクサー映画『あの夏のルカ』のその後を描いたオリジナル短編映画『アルベルトの手紙』が、「Disney+(ディズニープラス)」にて11月12日の「ディズニープラスの日」に独占配信。配信に先駆け、キービジュアルと予告編が解禁された。本作は、シーモンスター、ルカとアルベルトの感動の友情を描いたファンタジー・アドベンチャー『あの夏のルカ』のその後を描いたオリジナル短編映画。“外の世界をもっと知りたい”ルカが旅立ち、それぞれの道を歩むことになったルカとアルベルト。ルカは夢だった学校に通う一方で、アルベルトは漁師のマッシモに弟子入りしながら毎日奮闘する日々。遠く離れる親友ルカへ、アルベルトはポルトロッソでの何気ないけど、かけがえのない毎日を手紙にしたためていくーー。解禁された予告編では、アルベルトがポルトロッソの町を生き生きと縦横無尽に駆け回る姿が描かれる。必死に漁を学んだり、トマトソースのパスタを1人で作ろうとしたり、マッシモの自慢の従業員になろうと奮闘するが…。キービジュアルには、そんなアルベルトとマッシモ、猫のマキャヴェリが家で夕食を囲む穏やかな日常が描かれている。『アルベルトの手紙』は11月12日(金)ディズニープラスにて独占配信。(text:cinemacafe.net)■関連作品:あの夏のルカ 2021年6月18日よりディズニープラスで配信開始© 2021 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2021年11月10日車田正美の漫画『聖闘士星矢』がハリウッドで実写映画化。映画『聖闘士星矢 The Beginning』として2023年4月28日(金)に公開される。『聖闘士星矢』ハリウッドで実写映画化『聖闘士星矢』は1985年より連載が開始され、発行部数3500万部以上を記録している大ヒット漫画。1986年より、数多くのアニメーションシリーズや劇場アニメーション映画としても展開してきた。東映アニメーションにより製作される実写ハリウッド映画版『聖闘士星矢 The Beginning』は、幼いころに生き別れた姉を探し続ける孤児の主人公・星矢が、神秘に満ちた女性・沙織(英名Sienna)と出会うことで自らの運命に直面する物語を描く。小宇宙(コスモ)とよばれる力と、“聖闘士”と認められた者だけが身に纏う事が許される防具・聖衣(クロス)と呼ばれる古代ギリシアの鎧をめぐる、壮大なアクションが繰り広げられる。目を引くのは、戦闘機やカーチェイスなど、ハリウッドアクションならではのダイナミックなシークエンス。新田真剣佑の鍛え抜かれた肉体から繰り出されるバトルアクションの数々と、VFXを駆使した大迫力の映像が見所となっている。また、アテナの力が爆発したカットや、星矢の聖衣装着シーンなど、「聖闘士星矢」ファン必見のシーンにも注目だ。新田真剣佑が主人公・星矢に!主人公の星矢に抜擢されたのは、『パシフィック・リムアップライジング』でハリウッドデビューを果たした新田真剣佑。その他、『ジュマンジ』シリーズのマディソン・アイズマンや『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズ、「ゲーム・オブ・スローンズ」のショーン・ビーン、ディエゴ・ティノコ、マーク・ダカスコス、ニック・スタール、ファムケ・ヤンセンらが参加する。主人公・星矢…新田真剣佑幼い頃に姉と生き別れになってしまった青年。秘められた力・小宇宙(コスモ)を持つ。姉を探しながらスラム街の地下格闘技で生計を立てていたが、ある日戦いの最中に不思議なパワーを発揮。女神アテナの生まれ変わりであるシエナを守ることが運命だと告げられ、厳しい修行に挑む。シエナ…マディソン・アイズマン“知恵”と“戦い”の女神アテナの生まれ変わり。自身でも制御出来ない強大なパワーを内に秘めている。アルマン・キド…ショーン・ビーン星矢の前に突然現れ、星矢の中に秘められた力・小宇宙(コスモ)の存在を告げる。そして、シエナを守ることが星矢の運命だと伝える。マイロック…マーク・ダカスコス銃撃、接近格闘、ドライビングテクニックに長けたアルマンの最強の執事。カシオス…ニック・スタール地下格闘場を仕切る最強のストリート・ファイター。ヴァンダー・グラード…ファムケ・ヤンセンアルマンの元妻で、狂気の天才。かつてはシエナを共に育ててきたが、アテナの命を狙う。ネロ…ディエゴ・ティノコグラードと行動を共にする男。マリン星矢を真の聖闘士へと導く鷲星座・白銀聖闘(シルバーセイント)。マーベル映画のアクションコーディネーターが参加監督は、Netflixの『ウィッチャー』や『イン・トゥ・ザ・ナイト』で製作総指揮を務めるトメック・バギンスキー。脚本は、『10クローバー・フィールド・レーン』のジョッシュ・キャンベル&マット・スタッケンのコンビが務めた。さらにVFXを『マトリックス レザレクションズ』や『DUNE/デューン 砂の惑星』、『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』などハリウッド超大作を手掛けてきたDNEGが担当する。スタント・コーディネーター兼アクション・コーディネーターには、マーベル映画『シャン・チー/テンリングスの伝説』のアンディ・チェンを迎え、日本のアニメのアクションとハリウッドアクションの融合に挑んでいる。アニメの戦闘スタイルを実写で信じられるようにすること、そして映画を観た子供たちが各キャラクターの戦闘スタイルを思い出し、覚えてくれるようなユニークなものにすることを目標に、アクションをつけていったという。なお、撮影はハンガリーとクロアチアで行われた。日本版吹替声優に磯部勉、井上喜久子ら日本版吹替の声優として、アルマン役をドラマ「ミッシング」、映画『オデッセイ』など、長年に渡ってショーン・ビーンの吹替を担当してきた磯部勉が演じる。また、ヴァンダー・グラード役は、アニメ「機動戦士ガンダム」シリーズなどで活躍する井上喜久子が担当。また、シエナ役を潘めぐみ、ネロ役を浪川大輔、マイロック役を咲野俊介、カシオス役を小松史法、マリン役を瀬戸麻沙美が吹替で演じる。主題歌はP!NKの楽曲「Courage」映画『聖闘士星矢 The Beginning』の主題歌は、P!NKの「Courage」。聖矢の背負う運命とクロスオーバーする、楽曲の世界観に注目だ。ドルビーシネマで最速上映新宿バルト9のドルビーシネマにて、4月11日(火)に『聖闘士星矢 The Beginning』日本語吹替版を最速上映。没入感のある圧巻の映像と立体音響が、『聖闘士星矢 The Beginning』の壮大なスケールを際立たせる。映画『聖闘士星矢 The Beginning』あらすじ青年・星矢はスラム街の地下格闘場で戦う日々を過ごしていた。ある日、戦いの最中に不思議なパワーを発したことで謎の集団から狙われることに。星矢の前に現れたアルマン・キドから星矢に自身の中に秘められた力・小宇宙(コスモ)があり、それを鍛え、女神アテナの生まれ変わりである女性シエナを守ることが運命だと告げられる。突然のことに戸惑いながらも、自らの運命を受け入れ、厳しい修行に励み始めるが―。【作品詳細】映画『聖闘士星矢 The Beginning』公開日:2023年4月28日(金)監督:トメック・バギンスキー脚本:ジョッシュ・キャンベル、マシュー・ストゥーケン、キール・マーレイ出演:新田真剣佑、マディソン・アイズマン、ディエゴ・ティノコ、マーク・ダカスコス、ニック・スタール、ファムケ・ヤンセン、ショーン・ビーン〈日本語吹替版 声の出演〉出演:磯部勉、井上喜久子、潘めぐみ、浪川大輔、咲野俊介、小松史法、瀬戸麻沙美日本配給:東映原題:Knights of the Zodiac
2021年09月25日新田真剣佑が車田正美原作「聖闘士星矢」の実写ハリウッド映画版『Knights of the Zodiac(聖闘士星矢)』に主演、その撮影が完了したことを東映アニメーション株式会社とソニー・ピクチャーズ・ワールドワイド・アクイジションが発表した。原作「聖闘士星矢」は1985年より連載が開始され、発行部数3500万部以上、1986年より数多くのアニメーションシリーズや劇場アニメーション映画として製作され、世界中で大ヒットした伝説的作品。東映アニメーションにより製作される今回の実写ハリウッド映画版『Knights of the Zodiac(聖闘士星矢)』には、『パシフィック・リム:アップライジング』や『るろうに剣心 最終章』の新田真剣佑が主演に抜擢。『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』ベサニー役のマディソン・アイズマン、「マイ・ブロック」のディエゴ・ティノコ、『ジョン・ウィック:パラベラム』「HAWAII FIVE-O」マーク・ダカスコス、「フィアー・ザ・ウォーキング・デッド」ニック・スタール、そして『X-MEN』シリーズ『007ゴールデンアイ』のファムケ・ヤンセンと、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズや「ゲーム・オブ・スローンズ」「スノーピアサー」のショーン・ビーン。新田さん演じる、孤児である主人公の星矢は幼いころに生き別れた姉を探し続けており、神秘に満ちた女性・沙織(英名Sienna)と出会うことで自らの運命に直面していく。小宇宙(コスモ)とよばれる力と、ペガサス聖衣(クロス)と呼ばれる古代ギリシアの鎧をめぐり、壮大なアクションが展開していく。監督には、Netflix「ウィッチャー」や「イン・トゥ・ザ・ナイト」で製作総指揮を務めるトメック・バギンスキーを迎え、脚本はジョッシュ・キャンベル&マット・スタッケン(「10クローバー・フィールド・レーン』)が務めた。スタント・コーディネーター兼アクション・コーディネーターには、『シャン・チー/テンリングスの伝説』アンディ・チェンを迎え、日本アニメのアクションとハリウッドアクションの融合に挑んでいる。撮影はハンガリーとクロアチアにて行われ、ついに撮了。日本での配給は東映が行い、ソニー・ピクチャーズ・ワールドワイド・ アクイジションが中国と中東以外で世界配給する。(text:cinemacafe.net)
2021年09月22日乾ルカさんの『おまえなんかに会いたくない』は、同窓会をめぐる青春群像劇だ。同窓会SNSに不吉な書き込みが。卒業生たちが向き合う過去とは?「高校卒業から10年も経てば、みんな成長したり変わったりしているはず。その時、それぞれのなかで当時がどう映し出されているかにフォーカスを当ててみました」北海道の高校の同窓生たちの視点で綴られる本作。卒業から10年、校庭に埋めたタイムカプセルの開封を兼ねて同窓会を開く話が持ち上がり、元3年6組の面々はSNS上で盛り上がる。だがそこに、匿名のアカウントから、タイムカプセルには遺言墨で書かれたメッセージが入っているとの書き込みが。遺言墨とは不気味な都市伝説で…。「私が考えた架空の伝説です。それにまつわるエピソードをひとつひとつ考えるのは楽しかったです(笑)」それを機に、彼らは高校時代のいじめを思い出す。当時、教室内カーストを無視した行動をとったことで、村八分になった生徒がいたのだ。「教室内では、空気を読まないことが失態になる場合もある。私も高校時代、一生懸命に空気を読んでいました。いま思うとなんであそこまで気を使っていたのかと思いますが、当時は必死でした」当時の教室にはさまざまな立場の生徒がいた。燦然と君臨する女王、彼女と対等になりたがる存在、密かにカーストの上に憧れる女子、影の薄いまとめ役の男子、等々。「みんな、心のどこかで周囲から認められたい気持ちがあるんですよね。承認欲求はこの小説のセカンドテーマかもしれません」一方、分け隔てのない態度をとる女子生徒もいた。一見いい人だが、「ジョーカー的な超越キャラですが私にとっては同じクラスになりたくない人。彼女のような人は気に入った人には話しかけるけれど、気に入らない人には話しかけないところがある。私は話しかけられる自信がないんです」10年後、彼らはそれぞれどんな道を歩んでいるのか。物語はコロナ禍で一人一人の仕事や行動に影響が出る様子も盛り込まれる。そして同窓会の日、明かされる真実は―。「物語の最後の一言には、いろんな意味を込めました」と乾さん。自分に、周囲に、過去に向けたその言葉が突き刺さる。『おまえなんかに会いたくない』卒業から10年。北海道の白麗高校の元3年6組の面々は同窓会の知らせを受け取る。だが、SNSには匿名で不穏な書き込みが…。中央公論新社1760円いぬい・るか2006年「夏光」でオール讀物新人賞を受賞してデビュー。直木賞候補の『あの日にかえりたい』、大藪春彦賞候補の『メグル』、映像化された『てふてふ荘にようこそ』など著書多数。※『anan』2021年9月22日号より。写真・中島慶子(本)インタビュー、文・瀧井朝世(by anan編集部)
2021年09月21日『トイ・ストーリー』『リメンバー・ミー』のディズニー&ピクサーが贈るファンタジー・アドベンチャー『あの夏のルカ』MovieNEXと4K UHD MovieNEX発売を記念して、シー・モンスター“ルカ”のデザイン誕生が明かされる映像が公開された。到着したのは、本作の主人公であるシー・モンスター“ルカ”が誕生するまでを描いたボーナス・コンテンツ「シー・モンスターの秘密」からの一部映像。スタッフが最初に直面した課題は「どのようにしてウロコを肌に変えるか」だったが、どう変化させるかよりも先に“人間のルカ”と“シー・モンスターのルカ”を制作したという。“シー・モンスター”と聞くと、巨大で恐ろしいクラーケンやレビヤタンといった、まさしく“海の怪物”を想像するが、今回独自に生み出したのは人間と同じサイズで可愛らしさが必須条件の “シー・モンスター”。監督はその可愛らしさに強いこだわりを持ち「怖くしないように」とよく言っていたそう。監督のリクエストに応えるべく、スタッフは一丸となって叙情的で装飾的なデザインを心がけたと語る。また、ルカのウロコ1枚1枚の動きや変化にもこだわり抜き、そのプロフェッショナルな技術が垣間見えるファン必見の映像となっている。MovieNEXには、今回紹介した「シー・モンスターの秘密」、物語の舞台になったイタリアを旅しながらリサーチする「イタリアへの取材旅行」、「最高の友達」、そして幻の「未公開シーン」には“もうひとつのオープニング”が収録されるなど豪華ボーナス・コンテンツを多数収録、デジタル配信(購入)にも一部収録される。『あの夏のルカ』はデジタル配信中、9月1日(水)よりMovieNEX4,950円(税込)と4K UHD MovieNEX6,930円(税込)発売。(text:cinemacafe.net)■関連作品:あの夏のルカ 2021年6月18日よりディズニープラスで配信開始© 2021 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2021年08月19日ディズニー&ピクサーが贈る感動のファンタジー・アドベンチャー映画『あの夏のルカ』のデジタル配信開始を記念して、冒頭から約9分の本編プレビュー映像が公開された。本作は、北イタリアの美しい港町を舞台にした、水にぬれると姿が変わり、海を自由自在に泳ぐことができる不思議な力を持ったシー・モンスターの少年の憧れと友情を描く物語。シー・モンスタールカは、人間のモノに興味津々で見たことのない世界への憧れは募るばかり。人間の世界を知るシー・モンスターのアルベルトと出会った彼は、2人でポルトロッソの町に足を踏み入れることになる。今回到着した映像では、船の上でシー・モンスターについて話す2人の姿からスタート。そしてそこへ、とある影が忍び寄る。一方、海の中では、シー・モンスターたちの生活を覗くことができる。イタリアの夜の海の風景や水の流れ、主人公ルカの生きる海の中の世界を描く美しい映像は、人々を恐れさせているシー・モンスターの伝説、ルカの陸の世界への好奇心が導く大冒険へと導いていく。またMovieNEXには、イタリアを旅しながらリサーチする「イタリアへの取材旅行」、製作の舞台裏に迫る「シー・モンスターの秘密」、「最高の友達」、そして「未公開シーン」には“もうひとつのオープニング”が収録されるなど豪華ボーナス・コンテンツも多数収録されている(デジタル配信(購入)にも一部収録)。『あの夏のルカ』はデジタル配信中、MovieNEXは9月1日(水)リリース。(cinemacafe.net)■関連作品:あの夏のルカ 2021年6月18日よりディズニープラスで配信開始© 2021 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2021年08月04日シナモロールカフェ新宿店の「ハワイフェア」が、2021年7月1日(木)から7月31日(土)まで期間限定で開催される。「シナモロールカフェ」のハワイアンスイーツ&メニューサンリオ人気キャラクターのカフェ「シナモロールカフェ」から、夏気分が楽しめる“ハワイアン”スイーツやフードが登場。シナモンやカプチーノ、ココとナッツをモチーフにした、ハッピーな期間限定メニューを「ハワイフェア」と題してお届け。「アロハ☆ロコモコプレート」は、サングラスをかけておめかししたシナモンを主役にした、ボリューム満点のメニュー。フレッシュなサラダの上には、ジューシーなハンバーグと目玉焼きをのせ、シナモンを象ったライスもセットした。サーフボードのデコレーション付きで、ハワイ気分もアップ。また、ハワイで人気の「アサイーボウル」をパフェにしたヘルシースイーツも登場。甘酸っぱいフルーツをのせたアサイーボウルには、ザクザク食感のグラノーラを組み合わせた。一緒に提供されるはちみつをあしらえば、よりスイートな味わいに。単品はもちろん、お土産グラス付きのセットメニューも展開される。“波乗り”シナモンとカプチーノをモチーフにしたドリンク「波乗りクリームソーダ」は、シュワシュワっと弾ける炭酸がたまらない。こちらの「波乗りクリームソーダ」をオーダーすると、ランダムでコースターがプレゼントされるので、シナモロールファンは必見だ。シナモロールの限定グッズまた会場では、食事やスイーツを味わうだけでなく、ショッピングを楽しむこともできる。限定グッズとして、アクリルキーホルダーや缶バッジ、珪藻土コースターなどが用意される。【詳細】シナモロールカフェ新宿店 ハワイフェア開催期間:2021年7月1日(木)~7月31日(土)場所:シナモロールカフェ新宿店住所:東京都新宿区新宿3-1-26 マルイ アネックス 1F<メニュー例>・アロハ☆ロコモコプレート 1,518円・メイソンジャーサラダ 1,188円・波乗りクリームソーダ(全2種:シナモン/カプチーノ) 各770円・アサイーボウルパフェ(単品) 1,188円、(グラス付き)2,158円※7月10日(土)発売開始■ノベルティプレゼント※数量限定、なくなり次第終了期間中、来店者にはハワイフェア仕様のランチョンマットを一人様1枚プレゼント。さらに、波乗りクリームソーダを注文すると、ランダムでコースター(全2種のうち1枚)をプレゼント。<グッズ例>・アクリルキーホルダーA/B 750円・缶バッジ 全5種 各420円※ブラインドパッケージ・珪藻土コースター 780円
2021年07月02日ディズニー&ピクサーの最新作『あの夏のルカ』の配信を記念し、6月24日(木)に夏を感じる“配信記念夏祭り”が開催、日本版声優を務める阿部カノンと池田優斗が揃って参加した。話題のミュージカルなどで大活躍の注目株で、本作の主人公ルカの日本版声優を務める阿部カノンと、ネクストブレイクとして注目されルカの親友アルベルトを演じた若手俳優の池田優斗。ステージに立った阿部さんは「ルカの日本版声優に決まった時はびっくりして、ドッキリなんじゃないかと思いました。ピクサー作品が大好きなので嬉しかったです!」とそのときの心境を告白。さらに彼らと一緒に夏祭りを盛り上げるべく、実の兄弟であり芸人としてもタッグを組む大人気お笑いコンビ・「ミキ」の2人が登壇し、ひと足早い夏祭りイベントを開催した。ミキ・昴生「夏の思い出を思い出しました」ディズニー&ピクサーファンである兄・昴生さんは「『ライオン・キング』の声優に亜生が決まったのが夏だったんです。あの夏の“昴生”はたまらんかった」と早速、会場を盛り上げる。作品を鑑賞して「阿部君と池田君はルカとアルベルトそのまま! 二人をイメージして、ルカとアルベルトを描いたんじゃないかと思うくらいでした」と語ると、弟・亜生さんは「先輩から言わせてもらうと、合格点!」とディズニー声優として“先輩風”を吹かせ、「やかましいわ!」と昴生さんがすかさずツッコむ。そんな2人にも池田さんは「そう言ってもらえて嬉しいです」と素直に喜んでいた。海の世界と人間の世界を舞台に、誰もが心に残る“あの夏”を思い出させる本作を鑑賞し、昴生さんは「僕も亜生と自分をルカとアルベルトに投影して幼い頃に一緒に遊んだ夏の思い出を思い出しました。切ない気持ちにもなるし笑えるところもあるし、本当に感動しました」と幼少期に亜生さんと過ごした夏を思い出したことを明かす。そして、これから本作を観る方にも「本当に素晴らしい作品」という亜生さんは「お家でご家族の方と一緒に見ていただきたいです」とコメント。「大人も子どもも楽しめる作品です。お子さんは綺麗な映像を見て楽しめますし、大人の方は昔を思い出すような作品になっています」と昴生さんがメッセージを送った。監督からサプライズ!直筆のルカとアルベルトの色紙プレゼントさらに、今回のイベントでは夏にちなみ、“阿部&池田”vs「ミキ」に分かれて“水鉄砲スイカ割りゲーム”に挑戦。スイカのくす玉を目掛けて水を放つと、わずかな差で阿部&池田チームのスイカが割れ、中からは「祝★配信開始」の垂れ幕が現れた。ゲームを終えると、4人の後ろのスクリーンにエンリコ・カサローザ監督がサプライズで登場。監督は2人の見事な吹き替えを絶賛し、さらに6月に仲良く誕生日を迎えた阿部さんと池田さんに対し「カノン君、優斗君誕生日おめでとうございます!」と日本語で祝福。なんと監督直筆のルカとアルベルトの絵に「HAPPY BIRTHDAY」とそれぞれの名前が書かれたプレゼントが渡された。そしてミキの2人からもルカとアルベルトをイメージした花束の誕生日プレゼントが用意されており、目を潤ませた2人は「嬉しくて言葉も出ないです...」(阿部さん)、「『あの夏のルカ』みたいな忘れられない思い出になりました」(池田さん)とそれぞれ感激した様子。最後には「この作品はルカとアルベルトの友情が描かれ、とても感動する作品です。ぜひ見てください」(阿部さん)、「シー・モンスターと人間の関係性など、今の時期にぴったりの作品になっているので幅広い方に見ていただきたいです」(池田さん)としっかりとアピールしていた。『あの夏のルカ』はディズニープラスにて独占配信中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:あの夏のルカ 2021年6月18日よりディズニープラスで配信開始© 2021 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2021年06月25日映画『あの夏のルカ』が、いよいよディズニープラスにて独占配信スタート。この度、本作の主人公・ルカたち“シー・モンスター”について、本作監督エンリコ・カサローザが語るコメントが到着した。『カールじいさんの空飛ぶ家』や『トイ・ストーリー4』に参加し、初監督作の短編アニメーション『月と少年』では、アカデミー賞短編アニメーション賞にノミネートされたカサローザ監督。『トイ・ストーリー』以降、身近にあるモノや生き物へ次々に命を吹き込んできたピクサーだが、中でも『インサイド・ヘッド』『ソウルフル・ワールド』のピート・ドクター監督は、誰も姿すら見たことのない“存在しないもの”へ姿かたちを与え、魅力あるキャラクターを生み出し感動的な物語を作ることを得意としており、カサローザ監督は、そんなドクター監督を尊敬している人物に挙げている。『インサイド・ヘッド』では少女の頭の中の感情を、『ソウルフル・ワールド』では生まれる前の世界を舞台にし、生まれる前の魂をそれぞれ生み出したドクター監督の感性へ強く共感を抱いているというカサローザ監督が、本作で主人公に選んだのは、故郷・北イタリアに言い伝えられるシー・モンスター。想像上の生き物であるが、ドクター監督が誰も見たことがない“存在しないもの”であっても、姿かたちを与え誰もが共感できるキャラクターを作り上げてきたように、“水が乾くと人間の姿に変わる”という性質にリアルさを感じられるように、イグアナやイカ、タコといった生き物を観察し、この物語だけのシー・モンスターを作り上げた。「漁師の町では海に関するミステリーがたくさんあり、“あそこには行くな。海のドラゴンが出るから”と言われたものです」とふり返るカサローザ監督は、「少年時代の僕と親友のアルベルトはどちらもちょっとはみ出し者で、負け犬のように感じていました。クールな子供ではなく、ほかの子供とちょっと違っているのを表現するために、シー・モンスターを使おうと思ったのです」とキャラクターへ込めた思いを明かす。そして、シー・モンスターのルカとアルベルトは、本当の姿を隠して人間の世界へ紛れ込むが、シー・モンスターと人間は、お互いに恐れあっている…というのが本作の設定。カサローザ監督は、この関係性はいまを生きる人々にも重ねることが出来るといい、「自分と違うものを“シー・モンスター”になぞらえることが出来るのではないでしょうか。人は集団の中にいるとき『自分は浮いている』と感じるものです。自分はほかと違うと感じている人達の心にこの物語が届くといいなと僕たちは思っています」とコメントしている。『あの夏のルカ』は6月18日(金)よりディズニープラスにて独占配信開始。(cinemacafe.net)■関連作品:あの夏のルカ 2021年6月18日よりディズニープラスで配信開始© 2021 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2021年06月20日●阿部「優斗くんはカッコいいお兄ちゃん」ディズニー&ピクサー最新作『あの夏のルカ』(ディズニープラスにて独占配信中)の日本版声優を務めた阿部カノンと池田優斗を直撃。小学校に上がる前からこの仕事を始めた2人は、順調に子役としてキャリアを積み、声優経験も豊富で、そんな彼らだからこそ、吹替版のクオリティーを高みに上げた気がする。そんな2人の素顔は向上心にあふれていて、すでにしっかりと未来を見据えていた。『あの夏のルカ』の舞台は、北イタリアの美しい港町ポルトロッソ。余談だが、その名前を聞いただけで、『紅の豚』(92)を彷彿させ、エンリコ・カサローザ監督が宮崎駿ファンだとわかる。本作で阿部は海に住むシー・モンスターの少年ルカ役を、池田はその親友アルベルト役を演じた。2人はひょんなことから憧れの人間の世界に住み、人間の少女ジュリアと交流していくというひと夏の物語が描かれる。6月9日に12歳の誕生日を迎えた阿部は、2015年に映画『ギャラクシー街道』でデビューし、近年はミュージカル『Kinky Boots』(18)でヤングローラ役を演じて注目された。アフレコについて阿部は「映像や台本をたくさん見て、ルカの心の動きを表現できるようにやりました。声だけで表現するので、すごく難しかったです」とはにかみながら感想を語ってくれた。アルベルト役の池田優斗は6月25日で16歳になる。爽やかなイケメンで、近年は映画『糸』『滑走路』などに出演。今年1月期ドラマ『ここは今から倫理です。』『青のSP-学校内警察・嶋田隆平-』に2作品同時レギュラー出演するなど幅広く活躍する。「アルベルトは実年齢と近い役だったので、すごく演じやすかったです。最初は気合い入れて作り込んでいったのですが、初日に吹替演出の方から『池田君の素のままな感じでやってほしい』と言われたので、あまり考えすぎず、ありのままでやっていきました」劇中で息の合った掛け合いを見せている2人だが、一緒に収録できたのは初日だけだった。池田は「初めてカノンくんの声を聞いたときは『ルカだ!』と思いました」と言うと、阿部もうれしそうに「僕も優斗くんの声を聞いて『アルベルトだ!』って思いました」と池田と顔を合わせた。お互いの印象については、阿部が「優斗くんはすごくカッコ良かったから、めっちゃ緊張しちゃいました。でも優しく話しかけてくれたので、カッコいいお兄ちゃんという印象でした」と当時を振り返ると、池田は「めちゃくちゃうれしい」と喜ぶ。池田は「僕はカノンくんに会った時、すごく声が高くてきれいで、ルカにぴったりだなと思い、ルカの声を思い出しながらお芝居ができました。またカノンくんは、普段話している時と本番ではすごくギャップがあって、いざ収録となると、パチッと切り替えてプロの顔になるんです。まだ若いのにすごいなと思いました」と称えると、阿部は「ふふふ」と照れ笑いをした。●俳優業への思いや見据える未来2人ともディズニー&ピクサー映画の大ファンだというが、その魅力について阿部は「夢は諦めなければ叶うという点が、ピクサー作品の魅力だなと。また、友情や絆があふれているところも、ピクサー作品ならではだなと思います」と言う。阿部自身も幼い頃から今の仕事につき、現在、夢に向けて邁進中なので、「もうすでに夢は叶えていますね」と聞くと、阿部は「一応、夢が叶っているといえばそうなんですが、今よりもっともっといろんな人に僕の歌や演技を見てほしいし、みなさんを笑顔にできるようなアーティスト、俳優、声優になっていきたいです」と目を輝かせた。なんとも頼もしい12歳!と感心しつつ、アーティスト、俳優、声優のなかで一番やりたいジャンルについて尋ねると「うーん……。すごく難しい。声優のお仕事は本当に大好きだけど、歌も大好きなので、歌の仕事もやりたいなと思ってしまって……」と悩ませてしまったので、「無理に選ばなくて大丈夫です!」とすぐに質問を取り消した。池田もディズニー&ピクサー映画について「アニメーション作品なのに、海や人の表情などがすごくリアルで、キャラクター一人ひとりにちゃんと個性があるし、大人から子どもまで幅広い年齢層に観てもらえるところも最高です。今回も仲間の大切さや友情など、すごく熱いメッセージが込められた作品だと思います」と熱弁する。5歳の時に俳優デビューした池田はすでに“十年選手”だが、経験を重ねる中で俳優業の面白さと難しさの両方を実感してきたそうだ。「僕は平仮名が読めない頃からこの仕事をさせてもらっていて、当時はまだ小さかったので、オーディションなどがあっても緊張することはなく、ただ一生懸命やっていただけでした。でも、年齢を重ねていくうちにいろいろと考えるようになり、すごく緊張するようになりました。これまでにいろんな作品に参加させてもらいましたが、やっぱり緊張していてもベストなパフォーマンスをできる人が、本当に上手な人だと思うので、僕はここからが勝負かなと。そういう意味で、今からが2回目のスタートを切る感じです」そんな池田にとって、俳優としての分岐点となった作品が、藤原竜也主演ドラマ『青のSP-学校内警察・嶋田隆平-』だったという。「もちろん徐々に自分自身が変わっていったとは思いますが、あの時期に『青のSP』に出会えて本当に良かったと思っています。これまで自分の考えを言えずに、不甲斐ない感じで終わってしまったことが過去に何回もありました。でも今は積極的になって、ちゃんと自分の考えを監督さんに提案し、とりあえず自分が思ったようにやってみるようにしようと思っています。あとで後悔はしたくないので」と、真っ直ぐな目で語る。●ルカとアルベルトの関係性から学び本作では、人間とシー・モンスターという種の違う者同士が、いかにしてお互いを認め合い受け入れるかという今日的なメッセージが織り込まれている。阿部は「やっぱり見た目などで判断しないで、ちゃんとお互いのことを認め合い、心を通じ合えれば、争いなどは起きないんだなと思いました」とうなずく。ネタバレは避けるが、阿部はルカが最終的にくだす決断についても「ルカは自分の考えで決心したんだなと。だから僕自身もそこはすごく共感できました」と、まるで自分のことのように受け止めたとか。池田は、「ルカとアルベルトの関係性を見て、友達の大切さはもちろん、そういう友達がいるというごく当たり前の世の中がいかに大切なのかと、本当に身に染みて感じました」と、コロナ禍でより一層、そのテーマが深く心に刺さったと明かした。インタビュー中、阿部が自身の一歩先を行く池田の一挙手一投足をキラキラした目で見つめたり、池田が後輩的な存在である阿部を温かい目線で見守ったりする姿も印象的だった。2人とも、声優としてのスキルはもちろん、作品の読解力からもベテランの風格を漂わせているが、現時点ではルカたちと同じく紛れもない“少年たち”である。『あの夏のルカ』は、そんな等身大の彼らが命を吹き込んだ作品だからこそ、ただの冒険ファンタジーという枠を超えた、珠玉の青春映画に仕上がったのではないだろうか。だからこそ、ラストに流れるヨルシカのsuisによる「少年時代(あの夏のルカver.)」も、いろいろな意味で深い余韻を醸す。本作は今の少年たち、そして昔少年だった大人たちにぜひ観てもらいたい秀作だと思う。
2021年06月20日ディズニー&ピクサーの最新作『あの夏のルカ』が本日からディズニープラスで独占配信をスタートした。本作は、イタリアの港町を舞台に、海の世界で暮らすシー・モンスターの少年ルカとアルベルトの友情と冒険の物語が描かれるが、監督を務めたエンリコ・カサローザは、ほかのピクサーの監督たちと同じように自身の想いや人生を作品に盛り込んで創作にあたったようだ。ヒット作を連発し、オスカーなど映画賞の常連でもあるピクサーは、ストーリー開発にたっぷりと時間をかけ、細部まで検討し尽くした上で映画づくりにあたっているが、その根底にあるのは、フィルムメイカーの極めて個人的な想いや体験だ。ピート・ドクターは幼い娘と過ごした日々をベースに、『モンスターズ・インク』で女の子ブーを前に右往左往するモンスターのマイクとサリーの物語を描いた。そして、娘が思春期になると“この年代の子の頭の中はどうなっているんだろう?”と思い『インサイド・ヘッド』を制作した。リー・アンクリッチは自身の子供たちが成長して巣立っていくのを目にして“家族という大きな流れの中に自分はいるのだ”と思い『リメンバー・ミー』に着手した。自分たちが感じていること、これまでの人生で学んだことが、多くの人を魅了するピクサー作品の原点なのだ。イタリアで生まれ育ったカサローザ監督は「僕は自分の進むべき道を見つけるのに、時間がかかってしまったんです」と振り返る。「高校を出たあとは法学を勉強していたんです。でも勉強している時間よりも……絵を描いている時間の方が長かった(笑)。両親にも『いまの自分は間違った方向に進んでいる気がする』と相談したこともあります。イタリアでは大学に通うのにそれほど学費がかからないのですが、美大は私学なので進学するとなれば親に大きな負担をかけることになってしまいます。そんな時にふと『アニメーションの道があるじゃないか!』って思ったんですよ。ディズニーの黄金期のアニメーターたちについて書いた本(1981年に出版された『ディズニーアニメーション 生命を吹き込む魔法 ― The Illusion of Life ―』)を手にしたこともきっかけのひとつでしたし、1980年代のイタリアでは日本のアニメーションがたくさんテレビで放映されていて、それを観るのも大好きでした。それにアニメーションであれば、自分の描いた絵を動かすことができる!そんな時に友達がニューヨークでアニメーションを学んでいることを知りました。故郷を離れることは悲しかった。でも夢を追うために故郷をあとにしてアメリカに渡ったわけです」自分のやりたいこと、夢を追って広い世界に出てみたい。そんな監督の過去が本作には生かされている。映画の主人公ルカは、海の世界で暮らすシー・モンスターの男の子。親からは人間の世界は恐ろしいから行ってはダメだと何度もクギを刺されているが、新しい世界に行ってみたい、もっと広い世界に出てみたいという気持ちを抑えることができない。そんなある日、彼は人間の世界で暮らすシー・モンスターのアルベルトに出会い、海を飛び出して冒険に出かけることになる。やがてルカとアルベルトは様々な経験をしながら友情を深めていく。ポイントは単に“仲良し”になるだけでなく、真の友達に出会うことで、それぞれが自身の気づいてもいなかった可能性を見つけたり、自分の弱さを発見することだ。カサローザ監督は「自分以上に自分のことを思ってくれる、自分よりも自分のことをわかってくれている人がいる。それが友人だと思う」と力をこめる。「映画の中で、ルカが“できない、できない”と思っている時にも、アルベルトは“君ならできるよ!”って言ってくれる。本当の友達は"君は本当はこんなことができるんだよ”って教えてくれる存在でもあると思うんです。誰もが人生の中で、アルベルトのような友達が必要なんだと思います。この映画のルカとアルベルトは、僕と親友が数年前に話したことが基になっています。僕らは“どうして僕たちの友情は特別なものになったんだろう?”って考えたんです。そこでは僕らは、お互いを成長させ、お互いに学び合い、ふたりが違う道に進んだとしても友情を共に連れていくことができたからだって話になりました。僕にもアルベルトみたいな友達がいたから、自分の夢を追うことができた。僕は“もし親友に出会わなければ、いまの自分はあっただろうか?”とも考えるんですよ」劇中のルカとアルベルトは“名コンビ”になるだけでなく、それぞれが迷ったり、立ち止まったりしながら自身の進むべき道を見つけ出していく。もちろん本作はピクサー作品なのでコミカルなシーンやハラハラする場面がふんだんに盛り込まれており、アニメーション表現はフルCGだが、監督の大好きな日本のアニメーションを観ているような感覚になる。「リアルな動きではなく、“絵が動いていること”に喜びを感じられるアニメーションにしたくてスタッフとは何度も何度も話し合いをしながら制作にあたりました。物語を進める上で絶対に必要か? と考えるとカットされてしまうようなシーンでも、絵を動かす喜びに満ちたシーンは入れるようにしています。この映画をつくるにあたってスタッフみんなで改めて様々なアニメーションを観ました。『未来少年コナン』でコナンが走るシーン、『ルパン三世 カリオストロの城』でルパンが塔から塔へ飛び移るシーンの動きとタイミング!……宮崎駿監督はシンプルなデザインで絵を動かしまくることに魅力を感じます。『マインド・ゲーム』や『カイバ』の湯浅政明監督はクレイジーな天才ですよね!大ファンです!他にも『ウォレスとグルミット』なんかも観ました。これらの作品はどうしてこんなにも魅力的なんだろう?と考えると“完全にスムーズではない動き”が大事なんだと思ったんです。だから僕たちもこの映画では、絵をスムーズに動かし過ぎないようにして、時に動きをシャープにしたり、日本のアニメのように手足をバタバタさせると手や足がたくさん描かれているようにしたり……様々なアニメーションを観て、そこにある要素を参考に創作していきました」今回のインタビューはリモートで行われたが、カサローザ監督の自宅には『…カリオストロの城』の巨大なポスターが飾られており、『となりのトトロ』も本作をつくる上で重要な1作になっていると笑顔を見せる。「トトロは子どもの世界を描いたパーフェクトな作品で、あの作品に描かれているマジックをピクサーの世界に持ち込むことができたら……そんなことを思いながら『あの夏のルカ』をつくりました。だから、そんな僕たちの想いを少しでも感じてもらえたらうれしいですね。ちなみに、宮崎監督の新作の完成を本当に楽しみにしてるんですよ!『宮崎監督、健康には気をつけてください!』とメッセージをおくりたいですね」『あの夏のルカ』ディズニープラスにて見放題で独占配信中(C)2021 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2021年06月18日これまで数々の名作を発表してきたディズニー&ピクサーの最新作『あの夏のルカ』が18日(金)からディズニープラスで配信される。本作はイタリアの港町を舞台に、海の世界で暮らすシー・モンスターの少年ルカと、彼が出会った少年アルベルトの友情と、ふたりが起こす奇跡の物語だ。日本語版では俳優の阿部カノンと池田優斗がルカとアルベルトを演じているが、ふたりは、“最高の友達といる時に感じる居心地の良さ”が本作の最大の魅力だと語る。ルカとアルベルトは“兄弟のような友達”映画は、海の世界で生活するシー・モンスターの少年ルカが、人間の世界を知るシー・モンスターのアルベルトに出会うところから始まる。ふたりは人間の姿になって街に上陸するが、海の世界では人間の世界に行くのはご法度。人間たちもシー・モンスターを恐れている。しかし、見たことのない景色、初めて目にする世界にルカは魅了される。今いる世界から踏み出して、新しい世界を知りたい、自分の進む道を見つけ出したい。そんなふたりの冒険と友情が、ある夏、観客の想像を超える奇跡を生み出す。『トイ・ストーリー』のウッディとバズ、『モンスターズ・インク』のマイクとサリーなど、ピクサー作品はこれまでも名コンビをたくさん生み出してきた。ミュージカルや映画『ギャラクシー街道』に出演する阿部カノンはまだ12歳。「僕は『リメンバー・ミー』に登場したミゲルとガイコツのヘクターのコンビがいちばん好きです」と笑顔を見せる。「強い絆や友情を感じることができるコンビだと思います! 年齢が離れているけど、凸凹コンビで、そこもすごく好きです」16歳の池田は映画『ひとよ』『糸』『滑走路』『キャラクター』などに出演する新鋭だ。彼は「ピクサーのコンビでは『トイ・ストーリー』のウッディとバズが一番好き」という。「あのふたりは、単なる友達ではなくて、切磋琢磨するライバルのような関係でもある。そこも好きですし、何より子どもの頃からずっと観てきたので大好きなふたりなんです」ふたりが語る通り、ピクサーのコンビは年齢が離れたコンビもいれば、職場の同僚、ご近所さん、見習いシェフと料理上手なネズミなど様々なコンビがいる。本作『あの夏のルカ』のルカとアルベルトは、ふたりによると“まるで兄弟のような友達”らしい。「ふたりはまるで“お兄ちゃんと弟”のような感じがします。僕は兄弟がいないのですが、学校が終わって仲の良い友達の家で遅くまで遊んだりすると、家に帰っても夜ごはんを食べて寝るだけで、その日いちばん一緒にいたのは、その友達だったりします。ルカとアルベルトは年齢も近いし、まるで家族のような友達なんだと思います」(阿部)「僕もカノンくんと同じでずっと“兄弟”のイメージがありました。ルカとアルベルトはまるで運命のように偶然に出会って、その後は家族のように気をつかわないで何でも話せる特別な友達になる。僕も弟がいないので、自分に弟ができたみたいな気持ちで演じることができました」(池田)最高の友達といるときに感じる“居心地の良さ”本当に仲が良い友達は、何か特別なことをしなくても自然と一緒にいて、同じことで笑い、実際の家族よりも長い時間を過ごしていたりする。劇中ではルカとアルベルトの友情のドラマが描かれるが、阿部と池田も収録を通じて“気をつかわない特別な友情”を築いたようだ。「初めて会った時はすごく緊張していたんですけど、優しく話しかけてくれて、すぐに緊張がほぐれて安心して収録することができました。収録の合間に一緒に“しりとり”もしてくれて、まるで自分に“優しいお兄ちゃん”ができたような感じでした」(阿部)「実は僕も最初は緊張していたのですが、、カノンくんは一緒にいて、すごく居心地が良かったです。会った瞬間から普通に接してくれたので、自分も飾らずにそのままの状態で一緒にいられて、変に考えたりしないで自分のままでアルベルトを演じることができました。だから自分ひとりの収録でもカノンくんの声を思い出しながら演じることができたし、結果としてまるで兄弟のような良き相棒になりました。テレビのコメント収録をしていても、僕とカノンくんはなぜか息がピッタリ合うんです(笑)。事前に何の打ち合わせもしてないのに、コメントを読む時でも、区切る場所も言い始めるタイミングも全部同じなんです!」(池田)心配性の両親のもとで育ったルカは、人間の世界に恐る恐る足を踏み出すが、その奥底には強い好奇心や意思が宿る。一方のアルベルトは父の帰りを待ちながらひとりで暮らす大人びた少年だが、さみしさや不安定な一面が垣間見える。阿部と池田は声の演技だけで、ふたりの複雑な内面を見事に演じており、現実のふたりの関係をシンクロさせながら、ルカとアルベルトの友情ドラマも見事に表現している。「性格が似ていたり、一緒に話をしていて楽しい人と友達になっている気がします。好きなスポーツが違ったりすることもあるけど、気が合う部分がある人とは自然と友達になっていると思います」(阿部)「いまから思い返すと、ルカとアルベルトの関係と、カノンくんと僕の関係はシンクロというかマッチしていたのかもしれないですね。友達になるのって感覚的な部分がありますよね。さっき出た“居心地”もそうですけど、一緒にいて楽しかったり、落ち着く相手が本当の友達なんだなって、この作品を観て改めて思いました。なにげなく話をする中でいつしか距離が縮まっているのが本当の友達だと思うし、僕とカノンくんもそんな感じでした」(池田)駆け引きや細かな説明がなくても、出会った瞬間に友達になれる。最高の友達といる時だけに感じる“居心地の良さ”がある。『あの夏のルカ』はそんな言葉にはできないけど、誰もが一度は感じたことのある、そしてかけがえのない感覚を味わえる作品になっているのではないだろうか?そう言うと阿部は「ああ!」と満面の笑みを浮かべ、池田は「だから大人の方は若い頃を思い出して観てもらえると思いますし、僕たちぐらいの年齢の方には仲の良い友達のことが頭に浮かぶこと思います。ルカとアルベルトを観ることで、友達の大切さを感じられる。そんな作品になっていると思います!」と語った。『あの夏のルカ』6月18日(金)よりディズニープラスにて見放題で独占配信開始(C)2021 Disney/Pixar. All Rights Reserved.■その他の画像は「ぴあ」アプリに掲載中App Store Play
2021年06月14日どんな難役でもこなす演技力の高さが評価され、出演作のオファーが途絶えない白石聖さん。前へ前へと全力疾走中の今だからこそ抱える、悩みや迷いとは。22歳、過渡期の今に迫ります。私って趣味も少なくてつまらない人間だなって(笑)。――正統派ヒロインからトリッキーな役まで、幅広く演じられてますよね。幅といったら幅なのかもしれないですけど、それは悩みでもあるんです。幅広いとおっしゃっていただけているぶん、印象に残りづらいんじゃないかなという不安もあるので、もっと自己プロデュースができるようになりたいなって。――そんな中で、自分の得意分野や強みは見えてきましたか?それはまだ模索中です(笑)。よくこういう取材で自分の強みを聞いていただく機会も多いんですけど、本当にわからなくて。自分でもまだあまり掴みきれていないというのが正直なところです。――これだけ出演作が続いていると、モチベーションを保つのも大変じゃないですか?モチベーションのキープの仕方にも結構悩んでいて、とある番組で“モチベーションの維持の仕方がわからない”っていう悩みを相談させてもらったこともあるくらい(笑)。もともと私、目標設定をするのがすごい苦手なんです。というのも、昔はずっと声優になりたいって思っていたけど、女優というお仕事に行き着いて、今すごく楽しくやれているので、10年後どうなっているかなんてわからないなって。今で精一杯すぎて、先の目標が立てられないんです。――でもこういう取材だと、必ず目標を聞かれますよね?(笑)そうなんですよね。だから、そのたびに困ってます(笑)。目標も立てられないし、趣味と言える趣味も少ないので、こういう取材を受けるたびに答えられることがなくて、本当に私ってつまらない人間だなって思っちゃいます。――いえいえ。さきほどからお話を聞いていると、白石さんは“仕事人”という印象を受けます。そうなんですかね…?でも目標とかモチベーションを持たない中でも、その時その時、最善を尽くしているつもりではあるので、こんな感じで不安定でもいいのかなって。これからもいただいたお仕事は、100以上の力で返していきたいなとは思っています。――白石さんといえば、文化放送『白石聖のわたくしごとですが…』でラジオパーソナリティにも挑戦されてますよね。ラジオ、すごく楽しいです!――俳優さんの場合、役を通さず、素の自分として話すほうが緊張するとおっしゃる方も多いですが…。バラエティ番組とかはやっぱり緊張しますけど、ラジオは私一人なので着飾る必要もないですし、すごくリラックスした状態でいられるというか…。本当に好きなことを喋っているから楽しいのかもしれないです。もちろん女優として役を演じて、そのイメージで私を見ていただくことも大切なことだとは思うんですけど、やっぱりイメージを固定されすぎてしまうと息苦しくなってしまうので、ちゃんと自分は自分として大切にしておきたくて。そういう意味でラジオは発散できる場所なんです。――ラジオのお仕事は、ご自身の希望だったんですか?声優志望だったので、声に関する仕事がしたいとは言ってました。――なるほど…!でも白石さんの声は本当に聞きやすいですよね。いえいえ。本当に昔は声がコンプレックスだったんですよ。アニメをよく見ていた時は女性声優さんの声に聞き慣れていたので、なんで私の声はこんなに低いんだろうとか、もっと可愛い声がよかったなとか。今はこれが私の良さでもあるのかなと思って受け入れられるようになってきたんですけど。――趣味もないとおっしゃっていましたけど、お休みの日は何をされてるんですか?整体とか、マッサージに行っています。リフレッシュする時間が好きなんですよね。コロナが流行する前は、自分でいいところを調べて、名古屋までマッサージを受けに行ったりもしてました。――それは趣味と言ってもいいレベルかもしれないですね(笑)。そうなんですよ!でもなかなか、整体が趣味っていう人もいないですよね(笑)。本当に休みの日は癒されたいという気持ちです。――じゃあお休みの日は、一人で過ごすことのほうが多いですか?今はご時世的にそうですけど、友達と遊ぶことも多いです。とくに地元の友達と過ごす時間は、とても大切。何をするわけでもなく、会って話せればそれで十分です。――仕事の相談とかもお友達にされるんですか?しますね。たぶん私、人と話すことが息抜きになっていて。ラジオも喋れるから、息抜きになっているんだろうなと思います。こういう取材を受けている時間も、“本当に私ってこう思ってるんだっけ?”と、自分と向き合ういい時間になっていますし。全然はっきりとしたこと答えられなくて申し訳ない限りなんですけど(笑)。――とんでもないです!最後に、目標というほど大袈裟なものではなくても、いま何か、やってみたいことはありますか?この間、初めてラジオで生放送をやらせてもらったんですけど、それがすごい楽しかったんですよね。音楽が流れて、スタッフさんがキューを出して話し始めるっていう一体感みたいなものが、ラジオっぽ~いと思って(笑)。生でしか感じられないものも多かったので、またいつか機会があればやりたいなと思っています。しらいし・せい1998年8月10日生まれ、神奈川県出身。2016年に俳優デビュー。ドラマ『I”s』では約700名の中からヒロインに大抜擢。’19年には美少女タレントの登竜門といわれる『ゼクシィ』の12代目CMガールに選ばれ、一躍注目を集める。主演ドラマ『ガールガンレディ』はMBS・TBS系列で深夜に放送中。映画『胸が鳴るのは君のせい』累計発行部数250万部突破の大人気コミック『胸が鳴るのは君のせい』を実写化。転校生の有馬隼人(浮所飛貴)と親友のように仲良くなった篠原つかさ(白石聖)は、友達にはやしたてられ、思い切って告白。が、きっぱりフラれてしまう。それでも諦めきれず奮闘するつかさに、有馬も徐々に心を動かされていく…。現在公開中。キャミワンピ¥25,300上に羽織ったトップス¥26,400(共にtiit tokyo)バングル、ピアス 参考商品(共にPOCHER)サンダル¥7,590(RANDA TEL:06・6451・1248)インナーハイネックはスタイリスト私物※『anan』2021年6月16日号より。写真・来家祐介(aosora)スタイリスト・北川沙耶香ヘア&メイク・鷲塚明寿美インタビュー、文・菅野綾子(by anan編集部)
2021年06月12日人間が恐れる“シー・モンスター”の少年たちの奇跡の冒険を描く映画『あの夏のルカ』より、日本版本予告映像とキャラクターポスタービジュアルが公開された。本作は、海の世界と人間の世界、互いに恐れ合っている2つの世界が舞台となっており、それぞれが「恐ろしいシー・モンスターが出るらしい」「人間は危険」と、分断された様子が伺えるシーンからスタート。しかし、シー・モンスターのルカは、人間の世界への憧れを抑えきれず、親友のアルベルトと共に初めて海の世界の外へと飛び出す。身体が乾くと、人間の姿になるという性質を持つという秘密を抱えながらも、友達ができたり、自転車で坂道を下り、草原を駆け抜けたり、人間の世界を冒険していく様子が描かれている。また映像と併せて、ルカと親友アルベルトが描かれた日本版キャラクターポスタービジュアルも到着した。『あの夏のルカ』は6月18日(金)よりDisney+にて見放題独占配信開始。(cinemacafe.net)■関連作品:あの夏のルカ 2021年6月18日よりディズニープラスで配信開始© 2021 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2021年06月09日ディズニー&ピクサー最新作『あの夏のルカ』の日本版エンドソングが、「ヨルシカ」のボーカル・suisが歌う井上陽水の名曲をアレンジした「少年時代(あの夏のルカ ver.)」に決定。監督からのコメント付き特別映像も解禁となった。「ヨルシカ」は第34回日本ゴールドディスク大賞ベスト5ニューアーティスト【邦楽】を受賞し、長編アニメーション映画『泣きたい私は猫をかぶる』でも主題歌を務めた。3rdアルバム「盗作」では各ストリーミングサイト及びダウンロードサイトでランキング1位を獲得、サイトカテゴリー別を含め18冠を達成するなど次世代の音楽界を担うアーティストとして人気を集めている。suis、「私の心は夏模様」のフレーズが大好きボーカルを務めるsuisは、今回が初の単独名義としての参加。ピクサー最新作の日本版エンドソングを担当することが決まった心境を「とても光栄に思うと同時に、子どもの頃のようなわくわくを感じ、『今年の夏休みは去年とは違うことをしよう!』と浮足立つ小学生のような気持ちでした」と語り、新しい挑戦をすることに喜びを見せた。音楽界のレジェンドである井上陽水の有名な楽曲については、「『少年時代』の歌詞では特に『私の心は夏模様』のフレーズが大好きです。心は時に夏模様になるものではありますが、この一言で一気に夏に手を引っ張られてしまいます。(実際に歌ってみて)アレンジの没入感にも助けられて、少年たちの世界へとトリップできた気がします」と明かす。さらに、ルカとアルベルトは人間に恐れられているシー・モンスターでありながら、その人間の世界へ行ってみたいという好奇心が旺盛なキャラクターであることについて、「逆にシー・モンスターになって海の世界に行ってみたいです。海の生き物と一緒に泳いだり、ウミウシを眺めて一日を過ごしたり、なにより泳ぎ回りながら歌を歌うことができたら最高に幸せだろうなと憧れます」と語った。「あの夏の日へのノスタルジアを呼び起こしてくれる」と監督監督を務めたエンリコ・カサローザも「この曲は、(『あの夏のルカ』のように)あの夏の日へのノスタルジアを呼び起こしてくれるので、とても気に入っている曲なんです。suisの声はとても美しく、透明感のある声で感情を伝えてくれています」と大絶賛するように、憧れの“人間の世界”へと飛び出したいと思う純粋なルカとアルベルトの気持ちを代弁するかのような心に響く透明感溢れる優しい歌声をsuisさんが披露している。また、日本好きのカサローザ監督の熱烈なオファーもあり、作詞・作曲、演奏、アレンジ、レコーディング、ミキシングまで一人で手掛ける天才音楽家として世界で活躍するトクマルシューゴがミュージックプロデューサーとして参加。としてアレンジを担当した。今回のアレンジについてもカサローザ監督は、「私の大好きな日本のアーティストのシューゴトクマルが、美しく、何事にも束縛されないような自由な雰囲気のアレンジを与えてくれました」とアレンジに絶賛を贈っている。併せて解禁となる特別映像では、ルカとアルベルトが人間の世界で巻き起こすひと夏の冒険を後押しするように、suisさんが「少年時代(あの夏のルカver.)」を初披露。suisさんは「夏というものは、多くの人に平等に降り注ぎます。ルカたちの夏、それから皆さまそれぞれの夏を感じていただけたら嬉しいです」と、メッセージを寄せている。『あの夏のルカ』は6月18日(金)よりディズニープラスにて独占配信開始。(text:cinemacafe.net)■関連作品:あの夏のルカ 2021年6月18日よりディズニープラスで配信開始© 2021 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2021年06月01日ディズニー&ピクサー最新作『あの夏のルカ』(6月18日よりディズニープラスで独占配信)の日本版エンドソングが、井上陽水の名曲「少年時代」を本作のためだけに音楽家・トクマルシューゴがアレンジを加えた「少年時代(あの夏のルカ ver.)」に決定。歌唱には次世代を担うヨルシカのボーカル・suisが抜てきされ、特別映像もあわせて公開された。本作は、“海の世界”と“人間の世界”、互いに恐れ合っている2つの世界が舞台。海の世界に暮らす“シー・モンスター”の少年ルカは、絶対に行ってはいけないと禁じられている人間の世界への憧れを抑えきれず、親友のアルベルトと共に海の世界を後にする。身体が乾くと人間の姿になるという性質を持つ“シー・モンスター”の彼らは、この“秘密”を人間に知られる恐怖を抱きながらも、目の前に広がる新しい世界に魅了されていくのだ。やがて、ルカとアルベルトの無邪気な冒険は海と陸とに分断されてきた2つの世界に大事件を巻き起こすが、ルカの禁断の憧れが生んだ“ひと夏の奇跡”とは――。本作の日本版エンドソングには、幼い頃の夏の思い出を思い出すような井上陽水の名曲「少年時代」が決まった。歌うのは、第34回日本ゴールドディスク大賞 ベスト5 ニューアーティスト【邦楽】を受賞し、長編アニメーション映画『泣きたい私は猫をかぶる』でも主題歌を務めたヨルシカのボーカル・suis。ヨルシカは、3rdアルバム『盗作』では各ストリーミングサイト及びダウンロードサイトでランキング1位を獲得、サイトカテゴリー別を含め18冠を達成するなど次世代の音楽界を担うアーティストとして人気を集めている。ボーカルを務めるsuisは今回が初の単独名義としての参加となる。suisは、ピクサー最新作の日本版エンドソングを担当することが決まった時の心境を「とても光栄に思うと同時に、子どもの頃のようなわくわくを感じ、『今年の夏休みは去年とは違うことをしよう!』と浮き足立つ小学生のような気持ちでした」と告白。また、音楽界のレジェンド 井上陽水の楽曲について、「少年時代の歌詞では特に『私の心は夏模様』のフレーズが大好きです。心は時に夏模様になるものではありますが、この一言で一気に夏に手を引っ張られてしまいます。(実際に歌ってみて)アレンジの没入感にも助けられて、少年たちの世界へとトリップできた気がします」と明かした。監督を務めたエンリコ・カサローザも「この曲は、(『あの夏のルカ』のように)あの夏の日へのノスタルジアを呼び起こしてくれるので、とても気に入っている曲なんです。suisの声はとても美しく、透明感のある声で感情を伝えてくれています」と大絶賛するように、憧れの人間の世界へと飛び出したいと思う純粋なルカとアルベルトの気持ちを代弁するかのような心に響く透明感あふれる優しい歌声をsuisが披露している。また、日本好きのカサローザ監督の熱烈なオファーもあり、作詞・作曲、演奏、アレンジ、レコーディング、ミキシングまで一人で手掛ける音楽家として世界で活躍するトクマルシューゴがミュージックプロデューサーとして参加。あの夏のルカver.としてアレンジを担当した。今回のアレンジについてもカサローザ監督は、「私の大好きな日本のアーティストのシューゴトクマルが、美しく、何事にも束縛されないような自由な雰囲気のアレンジを与えてくれました」とアレンジを絶賛した。特別映像では、ルカとアルベルトが人間の世界で巻き起こすひと夏の冒険を後押しするように、ヨルシカの suis が「少年時代(あの夏のルカ ver.)」を初披露。suisは、この作品を観る人、この曲を聴くすべての人に「夏というものは、多くの人に平等に降り注ぎます。ルカたちの夏、それから皆さまそれぞれの夏を感じていただけたら嬉しいです」と、メッセージを残している。(C)2021 Disney/Pixar. All Rights Reserved
2021年06月01日