保育士の中田馨さんが、パパ育児の「実はNGな行動」について教えてくれました。パパが育児に積極的なのはママにとってもとても助かりますよね。夏は外で遊ぶことも多くなる時期。パパも一緒に遊ぶ機会も増えるので、どんな点に注意して子どもと遊ぶと良いのかを改めて確認しておきましょう!こんにちは!保育士の中田馨です。今回はパパの育児について。ここ数年で、パパが積極的に育児に参加することが多くなったなと私自身も実感しています。これまで保育園の送り迎え、行事ごとは「ママだけ」が多かったのですが、「ママもパパも」が増えてきました。実際、私の保育所の保育参観では、数年前まで「ママだけ」だったのが、今年は5家庭中、4家庭が「ママもパパも出席」です。そんな、パパも育児に積極的になったからこそ、これからやってくる夏という季節特有の子育ての中で特に「外遊び」に特化して気をつけたいことをお話しします。 時間帯を考えて外出を!「普段からパパが子どもと一緒にたくさん遊んでくれるので、とっても助かるのですが、子どもが「外で遊びたい!!」と言ったから、カンカン照りの日中に出かけてしまって…。倒れていないかしら?と心配だった。」という話をママから聞いたことがあります。いくら子どもが「外で遊びたい」と言ったとしても、夏の外遊びを楽しむためには、遊ぶ時間帯も考えて外出したいものです。特に8月は気温が高くなる日が多くなるので、1日の中でも気温が低めの朝早めの時間帯か、夕方は外遊びがしやすいでしょう。とはいえ、朝早め、夕方と言えども夏はやっぱり暑いので、「1時間だけ遊ぶ」など遊ぶ時間をあらかじめ決めておくとよいでしょう。 服装を考えて外出する。また、外では汗を拭く、着替えはこまめに!以前、「週末、パパと2人で山にお出かけしたんですけど、虫よけを全くしてくれなくて…」と手足に虫刺されをたくさん作ってきたお子さんがいました。夏の外遊びのときは、服装も考えて外出したいですね。例えば、近所の公園に行くときには、半そで半ズボンでよいかもしれません。しかし、山など自然がたくさんあるところに遊びに行くときはどうでしょう?半そで半ズボンでは、このご家庭のように虫に刺されることもあるかもしれません。夏のお出かけはそういった配慮も必要になります。私の保育所は山間にあるわけではありませんが、蚊が出てくる時期から、外遊びの際は「薄手の長袖と長ズボンを持ってきて欲しいです」とお願いしています。虫よけになるだけでなく、日焼け対策にもなります。また、汗をかいたらこまめに拭く、着替えする、帰宅したらシャワーをすることで、肌を清潔に保ってくれます。こちらも「パパに週末見ていてもらったら、あせもがたくさんできちゃって…」なんて聞くこともあります。子どもは大人以上に肌を清潔にしてあげなければいけないということも知っておきましょう。 平日は、お子さんのことを見ているのはママ。パパは週末だけ。というご家庭もあるかと思いますが、普段ママが何に気をつけながら子育てしているのか?をパパに伝えないと伝わりません。「私の姿を見てればわかるでしょ?」「いつも私がしてるじゃない!」では伝わりませんので、ぜひパパにも教えてあげてくださいね。 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨
2023年06月28日おすわりで遊べるようになった次女。でも油断するとすぐ後ろに倒れるため、倒れそうな辺りにブランケットを敷くなど転倒対策をしていました。ところがある日、少し目を離した間に次女が思わぬ体勢になっていたのです!後方ガードはバッチリ生後7カ月を過ぎておすわりができるようになると、あお向けではなくおすわりでの遊びが楽しくなってきた次女。おすわりをさせておもちゃを与えていると、ひとりでもご機嫌でした。 しかし、まだ座位が安定しきっていないため、少し体勢が崩れると頭の重みで後ろへゴロン! そのため、家事をしながら見守らなければいけないようなときには、後方に筒状に丸めたブランケットを置くなど後方への転倒ガードは常におこなっていました。 異様な声で気づくいつものように後方ガードをしたうえで、長女に呼ばれて隣の部屋に行っていた私。部屋を離れて3分も経たないかというころ、変な声が聞こえてきたのです。泣き声でもない「ヒッ、ヒッ、ヒッ」というひきつるような声でした。慌てて次女の元に戻ると、なんとガードしていた後方ではなく、前方に倒れているではないですか! しかも約10cmほどの高さがある小上がりのようなところの淵から前方に倒れたため、胸から上がフローリングの床に、おなかから足先までは小上がりの上に、斜めに近い体勢になっていたのです! 盲点になっていたことに猛反省慌てて抱き上げると、その瞬間に大号泣。本人も驚いたことと体勢的に苦しかったこともあって、泣き声ではない異様な声になっていたのだと思います。 幸い小さなたんこぶで済んだものの、怖い思いをさせてしまったことに「ごめんね、ごめんね」と申し訳なさでいっぱいだった私。完全に後方へのガードしか頭になく、前方へのガードが盲点になっていました。推測ですが、座位が少しずつ安定してきたことで、何かを取ろうと手を伸ばすうちに前方へ転倒してしまったのだと思います。 前方ガードがおろそかになっていたどころか、後方を意識するあまり30cm前方に段差があるような場所に座らせてしまっていた私。赤ちゃんの成長はこちらが思っているより早く、昨日と今日とでは同じ状態ではないということを痛感しました。以降、可動域は常に広がっているということを念頭に置き、「もしかしたら」ということへの対策も忘れないようにしています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子著者:笹谷みずき二女の母。地方の住宅街から離れた山の中在住。現在は外勤めですが、いつかは自宅周辺の自然を活かした事業を起こしたいと目論見中。地方での出産・子育ての楽しさを伝えるべく、自身の体験談を中心に執筆中。
2023年06月28日現在小3の長男は、小さいころから頭の回転が早い子どもでした。まさにああ言えばこう言う子どもで、現在は大人と対等に口喧嘩ができるほど。100点ばかりではありませんでしたが、大人と対等に話ができるぐらいなので長男には教科書の内容を理解できる力はあると思っていました。それがある日、0点のテストを持ち帰ってきたのです……。 ビリビリに破かれた紙を並べてみると!?2歳の長女が、長男のランドセルをひっくり返してしまったことで見つかった、ビリビリに破かれた紙。国語のテストのようだったので紙を並べてみると、そこには0点という文字がありました。 回答欄は真っ白。頭に血が上りそうになりましたが、冷静を装って長男に聞きました。「このテストどうしたの?」長男はビクッとしたあと、「知らない」とそっぽを向いてしまう始末。「先生に聞いてみるからね」とスマホを手に取ると、長男が慌てて「絶対だめ」と私を制しました。 0点の真相私にバレてしまったせいか、泣き出してしまった長男。入学してすぐから「字が汚い、丁寧に書こうという意思が見られない」と当時の担任の先生から注意を受けていました。家庭でも夫が「字が汚くて読めない」と長男に言ってしまい、喧嘩になることも。 そうしたことが積み重なり、長男の中で「どうせ書いても馬鹿にされるから書きたくない」という気持ちが芽生えてしまったようです。国語のテストで何も書かずに提出したのが0点の真相だとわかりました。そして0点を取ってしまったことがショックで、返って来たテスト用紙をビリビリにしてしまったのです。 翌日、長男がいないところで現在の担任の先生に話を聞いてみると、長男が書いた文字を先生が読み取れず、本来は正解していたのに不正解としてしまったことがあったこともわかりました。 苦手なことを頑張るのは大人でも大変です。長男は、苦手なことで嫌な思いをしてしまいました。「苦手でも丁寧に書くことはできる。きれいな字ではなくていいから、まずは丁寧に書こう」と本人を説得して、ひらがなを丁寧に書くことから再スタートしています。丁寧に書くことで先生にも褒められたり認められたりして、自分の字に自信を持ってくれたらいいなと思います。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラスト/きりぷち著者:安藤 はるか
2023年06月27日4歳になったわが家の長女には、2歳と0歳の弟と妹がいます。最初にお姉ちゃんになったときはまだ2歳だった長女。当時はきょうだいができたという自覚があまりありませんでしたが、4歳になって弟や妹の面倒をよく見てくれるようになりました。最近、そんな長女の心境がわかるようになったのです。「お姉ちゃんなんだから」は禁句私の母は3人きょうだいの1番上で、何があっても「お姉ちゃんなんだから!」と言われて育てられてきたそうです。それがストレスに感じたことが多かったようで、長女がお姉ちゃんになったとき、母に「お姉ちゃんだから」という言い方はしないでほしいと言われました。 ひとりっ子として育った私ですが、母の話を聞き、「お姉ちゃんだから」と言われることのプレッシャーを知りました。そのため、今まで長女に「お姉ちゃんだから」と言ったことはありません。 お姉ちゃんを自覚し始めた…?母に言われたとおり、「お姉ちゃんだから」と言ったことは今でも1回もありません。しかしながら、最近の長女は自然と自分がお姉ちゃんになったという自覚が芽生えているように感じます。 長女は、「私はお姉ちゃんだからできるよ」「私はお姉ちゃんだから我慢する」という言い方をするようになりました。最初はあまり気にしていなかったのですが、話しているときに違和感を覚え、そういう言い方をして自分自身に言い聞かせてるのかなと思い、少し心配になりました。 「私えらい?」という長女最近になってお皿洗いを手伝ったり、洋服を一緒に畳んでくれたり、ごはんを一緒に作ったりしたがるようになった長女。最初はおままごとの延長なのかなと思っていたのですが、何かを手伝ったときに毎回「私えらい?」と聞いてくるようになり、長女も本当は甘えたい、弟や妹のことだけではなく自分のことも見てもらいたい、褒めてほしかったのだということに気付きました。 長女に「えらいね」と言うととても喜び、率先してなんでも手伝ってくれるようになりました。 よく考えてみると、1番下の子につきっきりでお姉ちゃんである長女ならひとりでできることが多いはずと思って頼ってしまっているところがありました。年齢の違う子どもたちを均等に見るのはなかなか難しいですが、子どもたちからすれば私はひとりしかいないママです。長女の頑張りだけではなく、もっと長女にとって近くて頼れる存在になりたいと思いました。 イラスト/sawawa監修/助産師 松田玲子著者:永田真結4歳の長女、2歳の長男、0歳の次女を持つ母。自身の妊娠、出産、育児に関する体験談を中心に記事を執筆している。
2023年06月27日最近は「イクメン」という言葉が浸透しているように、育児に積極的なパパは私の周りにも多くいます。しかし、パパである自分が1日中育児をする機会はあまりありませんでした。今回はママが不在の日に、私と子どもだけで過ごして気づいた育児の大変さについて話したいと思います。子どもってこんなに泣くの?私が育児の中で1番大変だと感じていたのは、泣いている子どもをあやすことでした。子どもはおなかがすいた、おむつが気持ち悪い、何となく機嫌が悪いなどさまざまなことを泣いて訴えてくるとわかっていましたが、昼夜問わず泣かれるとつらいなと感じていました。 中でも私が特に困ったのは、眠いときに泣かれることです。おながすいているときならば、ごはんをあげるなどして何とか対処できます。でも眠い子どもを寝かしつける方法やあやす方法がいまいちわからず、普段ママが抱っこするとすぐ寝るのに、パパの抱っこは慣れていないのか、なかなか眠ってくれず苦労しました。 子どもってこんなにおむつ替えるの?おむつを替えることも最初は戸惑いましたが、慣れてくるとそこまで大変さを感じることはありませんでした。でも、それが1日中となるとものすごい回数になるのだと気づきました。朝起きてから、ごはん中、昼寝してから、遊んでいるときなど、1日に10回以上は替えました。 それでも家にいるときはまだましです。子どもと2人では時間を持て余すので途中で外出したのですが、外出中が特に大変でした。突然子どもがおむつ替えを訴え泣き始め、おむつを替える場所を探すことから始めなくてはならず、しっかり準備したつもりでもおしり拭きを車の中に忘れたり、場所の使い勝手がいまいちわからず戸惑ったり、外出中のおむつ替えには本当に苦労しました。 子どもってどんなごはん食べているの? 子どもが育児用ミルクを用意すればいい時期はまだよかったのですが、離乳食が始まるとその準備にとても苦労しました。どのような食事形態なのか、栄養は足りているのか、アレルギーはないのか、自分で食べられるのか、何を準備しないといけないかなど、「食事」とひと言で言ってもママに聞かないとわからないことばかり。適当にするわけにはいかないので、ママに何回も連絡をしました。 それで準備万端でいざ食事となると、食べこぼしはするし、近くにコップを置くとお茶をこぼすし、もちろん落ち着いてじっと座っていることもなく、自分の食事をする余裕なんてないので、かなり大変でした。 私自身、育児に積極的だと思っていても実はママにしてもらっていることが多いことに気づきました。ママが外出し、1日子どもと2人で過ごしただけなのに、わからないことがたくさんありました。今回の体験を通してあらためて育児の大変さに気づくことができたので、もっと頑張っていきたいと思います。 イラスト/manami.koiso監修/助産師 松田玲子著者:西川しょた普段は看護師として勤務する3歳と1歳、2男の父。育児に関する体験談を中心に記事を執筆している。
2023年06月27日保育園に通う3歳の次男は、年少さんになってから保育園で支度や着替えなどを自分で挑戦しているそう。ある日、お迎えに行くと、保育士さんから「実は、次男くん汗だくだったんです!」と言われました。なんと、次男は予想もしていなかったことをしていたのです……。 半袖、長袖で悩んだ結果…次男は生後10カ月から保育園に通っています。だんだんできることが増え、4月から年少クラスに進級。このクラスでは、朝の支度や着替えは自分でさせて、保育士さんの助けを借りながらも基本的には「自分でできる!」を伸ばしていく方針になると言われていました。 普段はTシャツの上から園服を着て、寒い日はその上からさらに上着を着て登園しています。また、着替えは毎日トップスとボトムス、肌着の1セットを持っていくのですが、朝と日中の気温差が激しい日は、トップスに長袖と半袖のTシャツのどちらを持っていくべきかと悩むことがありました。私は、悩んだとき次男がどちらを選んでもいいように、長袖と半袖のTシャツを1枚ずつ入れることにしました。 次男がとったまさかの行動ある日、お迎えのときに「次男くん、汗だくだったんです!」と担任の保育士さんから話がありました。私は「暑かったら半袖でもいいかと思い、半袖と長袖の両方入れておいたのですが……」と言うと、「そうなんですが、次男くんいつの間にか両方着ていて、1枚脱がせました」とのこと。 なんと、次男はどうやら持ってきた着替えを全部着なければいけないと思ってしまったようなのです! 私は次男に「今日は2枚とも着たら暑かったやろ? どちらか1枚でよかったんだよ」と説明をしました。 朝晩と日中の気温差が大きいときは上着で調整することもありますが、室内だと半袖1枚でいいこともあるので難しいものです。改めて子どもが自分で気候に合わせた衣服選びをすることの難しさを感じました。次男は「今日は暑い? 寒い?」と聞いてくるようにはなりましたが、念のため、お着替えセットの中身を保育士さんと次男に共有するようにしています。また、次男に衣服についての考え方や選択の仕方を自然と伝えていけるよう「今日は寒いからこの上着を着ようか」「暑くなりそうだけどどれを着る?」とコミュニケーションをとることを心がけています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子著者:松田みさと長男と次男が15歳差の2男2女の母。仕事をしながら子育てに奮闘中。現在はライターとして、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2023年06月25日私は4歳と2歳の男の子を育てています。夫は普段、夜勤もある仕事をしていて、休みの日は副業で仕事に出ていることが多く、わが家は割とワンオペ育児傾向です。ある日、いつものように子どもの世話で嵐のような時間が過ぎていき、就寝時にはもうヘトヘトになっている私に、帰宅した夫から驚く発言が!私の怒りは大爆発してしまいました……。 帰宅した夫のまさかの発言夫はいつも帰宅が遅く、基本的にはワンオペで子育てしていることが多い私。毎晩8時半就寝を目指して、子どもが幼稚園から帰宅すると、おやつ、遊び、夕飯の準備と片付け、お風呂、就寝の準備を慌ただしく終えます。 特に4歳の長男はこだわりが強く、私は本気で叱りながらすべての工程をすることも多く、相当なパワーを消費しています。 そんなある日、私はヘトヘトになりながらやっとの思いで子どもたちを寝かしつけ、キッチンで自分のために熱いお茶を入れていました。そこへ、外で自分の用事を済ませて夫が帰宅しました。 「もう子どもたち寝た?今日ついでに叔母に会ってきたよ。お茶入れているなら僕の分もお願いできる?」と私に頼んできたのです。 私は頭の中でブチっと何かが切れる音が聞こえたような気がしました。 そして、私は「まだ私に何か頼むつもり!?やっとの思いで自分の時間を作っているのに邪魔しないで!あんたのご飯だって用意しているじゃない!」と夫に怒り爆発。夫は「ごめん、そんな怒らせるつもりじゃなかった。自分でするから」と私に圧倒されていました。 疲労困憊だった私は、その日の何気ない夫の言葉を許すことができなかったのです。日々、「もうちょっと子育て手伝ってくれたらいいのに」と思うこともあり、ついイライラしてしまいました。しかし、家庭の中ではお互いの役目があるので、夫と話し合いながら、もっとじょうずにストレスを抱えることなく子育てをしていけたらいいなと思っています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラスト/きりぷち著者:岩見 エリ2人の男児の母。看護師歴12年、フランスで出産し子育て中。
2023年06月24日幼稚園時代はバスで降園し、帰宅後は弟妹と遊ぶことが多かった長女。小学校に通い始めたら、お友だちと約束して遊びに行く機会も出てくるだろうと予想はしていました。しかし、まさか登校初日に約束してくるとは思いもしませんでした……。 さっそく遊ぶ約束をしてきたけれど…入学式の翌日、はじめて登校した日のことです。帰ってくるなり「今日、友だちの家に遊びに行く!」と興奮した様子の長女。「さっそくお友だちができたんだな~」と喜ばしく思い、誰と遊ぶのか聞いてみました。すると、誘ってくれた友だちの名前もまだ覚えておらず、家もわからないとのこと! 「家に行くのはもっと仲良くなってからにしたら?」「明日学校で聞いてみなよ」と言ったのですが、真面目な性格の長女は「今日約束したから行かないとダメ!」と号泣し始めてしまったのです。 名前もわからない友だちの家探し私としては、「知り合ったばかりのお友だちの家に遊びに行くのは、まだ早いかな」という想いもありました。しかし説得しても長女は納得しません。ただでさえ新生活で不安いっぱいの長女にあまり強く言うこともできず、納得してもらうために近所を歩いて家を探すことにしました。 集団下校の途中で家の場所を教えてもらったらしく、長女の記憶を頼りに家探しをしましたが、苗字もわからないので簡単に見つかるはずもなく……。「ここだと思うからピンポンしてみて!」という長女の無理なお願いをかわしながら、しばらく歩き回ると、やっと長女も諦めてくれました。 翌日学校に行くと、お友だちは約束のことを覚えていなかったようです。そのお友だちとは徐々に仲良くなり、10月ごろには放課後に公園で待ち合わせして遊ぶようになりました。現在、長女は小学校3年生になりましたが、未だにお友だちとの約束は曖昧で、場所を決めていなかったり、相手が来なかったりしているようです。これから約束の仕方も学んでいくのかなと思って見守っています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラスト/海乃けだま著者:青倉みゆ小2長女、年中長男、3歳次女の3児の母。趣味の文房具集めと宅トレで自分を癒やしつつ、実家から離れた土地で子育て中。450gで生まれた長女は、現在元気な小学生。
2023年06月24日保育士の中田馨さんが、梅雨時期の熱中症対策について教えてくれました。「熱中症」と聞くと暑い夏に発症するイメージですが、実はジメジメする梅雨時期にも注意が必要です。水分補給のタイミングや服装など、この機会にしっかりと確認しておきましょう!こんにちは!保育士の中田馨です。雨の日が多くなる梅雨がやってきました。梅雨時期は室内で過ごすことも増えると思います。湿度の高い梅雨なので、水分補給についてはあまり考えないかもしれませんが、梅雨時期でも熱中症を引き起こすことがあります。今回は、梅雨の時期から、始めたい熱中症対策についてお話しします。 梅雨の熱中症社会医療法人健生会によると、夏は汗をたくさんかくので、熱中症になりやすいというイメージがあるかと思いますが、梅雨の時期でも気がつかないうちに熱中症を引き起こしてしまうことがあるとのこと。梅雨の時期は、湿度が高く汗が蒸発しにくく、身体に熱がこもりやすくなります。また、私たちの身体が、まだ暑さに慣れていないので、体温調節をする準備が不十分なのが、熱中症を引き起こす原因の一つとなります。これは、私の園での子どもたちの話になります。私の保育園では1日3回、だいたい同じ時間帯に体温を測るのですが、そういえば、梅雨の時期は体温のふり幅が大きいのです。私たち大人以上に子どもたちは体温調節が難しいのでしょうね。子どもは体温調節機能が十分に発達しておらず、自分で体調不良を訴えることのできない乳幼児は特に気を付けてあげたいものです。 参考サイト:社会医療法人健生会HP こまめな水分補給を心がけるでは、具体的に何に気をつければいいでしょう?大切なのは水分補給です。梅雨は夏ほど喉が渇かないかもしれませんが、のどが渇いていなくても水分を取る!が基本です。しかし、こちらは大人の感覚で行ってはいけません。子ども目線で水分補給をしましょう。例えば「1時間に1回水分補給する」という決まりを作ってもよいですし、「朝起きたら」「トイレの後」「外出する前」「帰宅後」など、子どもと一緒に行動するごとに水分補給を取り入れる方法もあります。子どもは年齢によっては、何度も水分補給をすることを嫌がる時期もあるでしょう。そんな時は「飲んだら、次の行動ができる」と伝えることが大切です。一口でもよいので飲めるように水分補給が習慣になるといいですね。 通気性の良い服や外出時には帽子をかぶる梅雨の時期は、曇り空で気温がそれほど高くなくても、何だかじめっとしています。梅雨の時期でも夏と同様に通気性の良い衣服を着るようにしましょう。暑いからといって、Tシャツ一枚だけ着るよりも、綿の肌着を中に着た方が汗を吸い取ってくれるので良いでしょう。また、帽子をかぶるのも効果的です。帽子をかぶると、頭皮に直接日光が当たるのを防ぐことができます。帽子は、つばのあるタイプをおすすめします。大人は暑ければ「ちょっと日陰で涼もう」と考えますが、子どもはそうではありませんよね。暑かろうが太陽の光が強かろうが、お構いなしに元気いっぱい遊びます。子どもが少しでも快適に、そして安全に遊ぶためにも、衣服にも工夫をしてみましょう。また、「今日はなんだかじめっとして暑くてしんどい日だな」と思うときは、無理に外出しないことも大切です。 室内では換気をしたり、エアコンを使いながら室温調整をする梅雨時期は、エアコンを使うのは「まだ少し早いかな?」なんていう日もあるかと思いますが、我慢せずにエアコンを使いながら室温の調整をしましょう。環境省の「熱中症を防ぐためには」の資料では、エアコン使用時の室温を「28℃」を目安に保つようにすると書かれています。この時の室温は、エアコンの設定温度ではありません。また、室温を下げすぎると(24℃以下)外気との気温差が大きくなってかえって体に負担になってしまうので注意しましょう。この時の温度計の設置位置は、子どもの過ごしている高さに置くことがポイントです。冷たい空気は下に行くので、大人が感じているよりももしかすると子どもは寒いかもしれません。また、エアコンを使わない時は窓を開け喚起をし、風を取り入れるようにしましょう。 参考資料:「熱中症を防ぐためには」|環境省 熱中症にならないためには、その時々の対策も大切ですが、睡眠と食事、体力作りも影響します。暑い夏に向けて、元気な体でいるためにも、普段よりも少しだけ生活リズムも気にかけるといいかもしれませんね。 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨
2023年06月23日YouTube「コーギーむぎ」は、コーギー犬のむぎと一歳になる娘のあおちゃんとの日常をご覧いただけるチャンネルです。むぎとあおちゃんの仲良しな姿に癒されるとファンも多いですよ。今回は、あおちゃんがまだねんね期の頃の動画をご紹介します。むぎの「とにかくそばにいたい」気持ちがたくさん伝わってきますよ。あおちゃんと一緒に添い寝 お昼寝中のあおちゃん。気持ちよさそうにぐっすりと眠っています。むぎもぴったりとあおちゃんにくっつき、添い寝をしてあげます。とっても癒やされる光景ですね♪ おやおや?あおちゃんはお目覚めのようです。しかし、むぎは爆睡中。なかなか起きません。あおちゃんが足をジタバタさせ、可愛らしいキック! 「重いよー」と怒っていますが、むぎはおかまいなし。なかなか起きません(笑) この微笑ましい様子、ぜひ動画でもご覧くださいね。思わずクスッとしてしまいますよ。 目が覚めてもぴったり仲良し♪ あおちゃんもむぎもお目覚めです。目が覚めても一緒にじゃれあっています。むぎに触れたいあおちゃん。お顔を撫でたり、お髭を触ってみたり……それでもむぎは怒りません。優しく寄り添います。 むぎもあおちゃんにあごを乗せてみます。 とにかくあおちゃんのそばにいたいむぎ。そしてあおちゃんもむぎと一緒に遊びたい様子♪ むぎとあおちゃんはいつも一緒 あおちゃんの成長をまるでそっと近くで見守っているかのようなむぎ。お互いが大切な存在だということは、動画を通してもよく伝わってきますね。 2人がぴったりと寄り添ったり、一緒にゴロゴロと寝転がって遊んでいる様子、ぜひ動画でご覧くださいね。見ているだけでとってもやさしい気持ちになれますよ。 画像提供・協力:コーギーむぎ ※ネコ科の動物にはトキソプラズマ ゴンディという原虫(寄生虫)が寄生していて、ほとんどの哺乳類や鳥類に感染すると言われています。妊娠中に初めて感染した場合には、トキソプラズマ原虫が胎盤を通じて胎児へ移行し、先天性トキソプラズマ症を発症する場合があるので注意しましょう。
2023年06月23日私たち家族はオーストラリア在住です。2人目出産時、頼れる身内は夫だけという状況のなか、夫婦で育児ノイローゼのようになってしまいました。ここでは、2人目で育児経験があってもうまくいかないと実感したことや、精神的に不安定な状態になってから復活までの体験をお伝えします。オーストラリアでの出産を決意!2人目の妊娠判明後、オーストラリアでの出産を決意。理由は、長女のときは日本に戻って出産したため、夫が初めて長女に会ったのが生後3日目で、貴重な新生児期を一緒に過ごせたのはたったの1週間程でした。仕事があるので仕方のないことですが、私は夫と子どもを引き離してしまっていたことずっと後悔していたのです。日々変化する子どもの成長を夫にも見せたい!と思ってオーストラリアでの出産を決断しましたが、普段あまり娘のお世話をしていない夫と2歳イヤイヤ期真っ最中の娘を抱えての出産には正直なところ不安もありました。 ついに出産!そして…その後、妊娠38週3日の深夜に次女を出産しました。妊娠中の苦しさや、出産での疲労でくたくたでした。「これでやっと数日入院して休める」と思っていた矢先、看護師さんから「少し休んだら帰ってね」とひと言。これには驚愕しました。私は疲労困ぱいでしたし、長女と一緒に帰ったら絶対に休めないと思い、一泊だけでも入院したいと食い下がりましたが答えはNO。沐浴もまだで胎脂をつけたままの次女を連れ、出産から約8時間後に泣く泣く退院することになったのです。 空回る夫、疲れ果てた私。その結果…夫は張り切って家事・育児をしましたが、慣れない家事や2歳イヤイヤ期の娘のお世話は簡単ではなく、次第に夫の様子に異変が。表情には覇気がなく食事をしなくなり、靴を履かないだけで長女を怒鳴ったり、ぼーっとしたりしている時間も増えていき……。それを見た友人が冗談ぽく「育児ノイローゼじゃない?」とひと言。それだ!と心の中で叫びました。私のほうも夫のフォローにまわり、家事も育児も頑張った結果、心身を病み育児ノイローゼのような状態に……。めまい、食欲不振、倦怠感、突然出る涙、娘たちがかわいく思えないという事態にまでなってしまったのです。 一家の危機に救世主現れる!そして出産から2カ月後、わが家へ義母が手伝いにきてくれました。家の空気は一変! 明るくて子どもの面倒もよく見てくれる義母。バランスの良い食事を作ってくれて、家事もテキパキとおこなってくれて助かりました。私は十分に休息でき、仕事に復帰した夫も次第に育児ノイローゼのような症状が治ってよかったです。約3週間滞在してくれた義母と一緒に、私も娘たちを連れて日本に帰国しました。久しぶりの母国、実家、すぐに助けてくれる人たちがいる環境に安堵し、心から娘たちをかわいいと思える余裕が生まれました。 この経験で学んだことは、・誰でも育児ノイローゼのような状態になる・自分の力量を知り、対策する・育児や家事に完璧を求めない・産後は無理してでも休む以上4つです。まさか夫婦で精神的に不安定な状態になるとは思いませんでした。経験者でも育児を甘く見てはいけないと身をもって感じたのでした。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子著者:藤原 にじ二児の姉妹の母。兵庫県出身、オーストラリア在住。自身の経験と感性をもとに執筆活動中。趣味はイラスト、漫画を描くこと。旅行も大好き!妄想の中でも旅行に行く。
2023年06月23日助産師・国際ラクテーションコンサルタントの榎本さんが、乳幼児との外食における注意点について教えてくれました。小さな子どもとの外食は色々と心配なことも多いですよね。乳幼児との外食をする際の確認しておくべきポイントをいくつかご紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。 産後体調が落ち着いてくると、外食をしたくなるかと思います。しかし、乳幼児連れの外食は、ハードルが高い気がして躊躇してしまうこともあることでしょう。そこで今回は乳幼児連れの外食についてのお話しです。 乳幼児との外食はいつからOK?赤ちゃんの外出は、生後28日未満の新生児の時期を過ぎてからが可能となります。しかし、生後2カ月くらいまでの外出は、短時間で済ませるほうが良いでしょう。外食デビューによい時期は、首がすわり始める生後3~4カ月かと思います。抱っこもしやすくなり、授乳を事前にしておけば、比較的落ち着いて過ごせます。生後5〜6カ月になると、離乳食が始まります。離乳食が1回の時期は、外食時に無理にあげなくても家にいる時にあげれば良いかと思います。また、腰がすわり始めると、子供用いすに座らせることができるため、食べさせやすくなるでしょう。最初は、ファミリーレストランやフードコートなどが赤ちゃん連れでも行きやすい外食先がおすすめですが、個室があるところや座敷席などを選ぶとさらに安心でしょう。 外食時に注意することは?①乳幼児を連れて入店可能かを確認する一番重要になるポイントは、乳幼児を連れての入店が可能であるかどうです。料亭や高級レストランなどの格式の高い店では、断られる場合が多いです。カジュアルな店でも、その日の予約状態や客層などによっては、断られる場合があるかもしれません。事前に調べられる場合は、ホームページで確認したり、電話やメールなどで問い合わせをしておきましょう。さらに、ベビーカーは店に入れられるか、子供用の椅子や授乳スペース、トイレにオムツ交換できる設備があるかなどを確認しておくと安心でしょう。 ②ぐずっても大丈夫なようにお気に入りのおもちゃや本を用意食事をしている最中に、子どもがぐずってしまうということはよくあります。持ち運びしやすく、周りの方にも迷惑にならないようなおもちゃや、小さめの絵本などを用意しておくと、ぐずった時に遊ばせることができるためおすすめですよ。 ③授乳は食事前に済ませるまだ食事をしない月齢であれば、食事の時に機嫌よく過ごしてもらったり、眠ってもらうために食事が来る前に授乳をすると良いでしょう。授乳スペースを利用したり、個室や壁側の席などであれば、授乳ケープを使用して授乳できるかもしれません。近所へのお出かけの場合は、出発直前に授乳しておくのも良い方法です。育児用ミルクを作る際は、飲食店や授乳室でお湯をもらえることもありますが、基本的にはお湯は持参するようにしましょう。 ④万一こぼしたりした場合に備えて着替えを用意するお家で使い慣れた食事用エプロンや、使い捨ての紙エプロンを用意すると良いでしょう。エプロンでは防ぎきれないぐらいにこぼしてしまったり、汚れたりする場合もあるので、着替えも持参しましょう。赤ちゃんの口や手、テーブルなどの汚れをふき取るために、お店にはおしぼりもあるかと思いますが、たくさん使うこともあるのでウェットティッシュも持参していると便利です。 持参する離乳食や大人の取り分け食事で注意することは?まずは、離乳食の持ち込みができるかどうかを確認しておきましょう。お店によっては離乳食メニューをおいてある場合もありますが、ない場合が多いです。また食べ慣れない離乳食は、食べてくれない場合もあるので用意した方が安心です。 離乳食を持参する場合は、冷凍したものを常温で自然解凍するのはNGです。手作りのものは、保冷剤や保冷バックなど使用して傷まないように注意しましょう。外食時は、持ち運びがしやすい市販のベビーフードも活用してみましょう。離乳食完了期のお子さんは、大人の取り分けをすることもあるかもしれません。その場合は、味付けや食材の硬さ、熱くないか、今までに食べたことのある食材かどうかなどに注意しましょう。麺類などを細かく食べやすくするには、麺カッターが便利です。ベビー用品などのお店で購入できます。 まとめ赤ちゃん連れの外食が、家族みんなで楽しめるとよいですね。 監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀
2023年06月22日わが家には2歳の長男と生後8カ月の次男がいます。次男が生まれてからというもの、長男の赤ちゃん返りとイヤイヤ期が同時進行。ある日、長男が大事にしていたおもちゃを乱暴に扱っていたので声をあげて叱ったところ、後日、長男のある行動で涙が出るほど反省した体験談です。大好きだったおもちゃを噛み始めたある日、動物の絵が描かれている長男お気に入りのパズルで、長男と一緒に遊んでいました。そのときに次男の授乳時間が重なったため、「ちょっと遊んでいてね」と長男に話し、授乳しながら遊んでいる様子を見守ることに。すると長男は突然ピースを噛み始め、折る、投げるなど今まで見たことがないほど乱暴に扱い始めました。 私は思わず「何をしているの! おもちゃは大切に使いなさい!」と激怒。すると目に涙を溜めて、また同じようにピースを噛み始めたので、ついに私はパズルごとゴミ箱に捨て、「大事に使わない人には、おもちゃはあげません!」と言い放ちました。 叱ったことに後悔はしていなかった長男は私に叱られ、挙句の果てにパズルがなくなったことにショックを受け、しばらく泣き叫んでいました。もうおもちゃを乱暴に扱わないと長男と約束をして、私は一度ゴミ箱に捨てたパズルを返すことに。 この件で私は、長男を叱ったことは間違いではなかったし、ゴミ箱に捨てたことはやり過ぎではあったけれど、これで正しかったのだと1つも後悔していませんでした。しかし、約1カ月後のある日、私は長男のとった行動で思わず涙が出るほど後悔することに。 長男がパズルをゴミ箱に捨てようとした1カ月後、私と長男でパズルを一緒に楽しんでいると、突然長男の手が止まりました。前回噛んでしまったボロボロのピースを見ると、何も言わずにパズルごとゴミ箱へもっていく長男。長男は、「ママ、ゴミぽいだよね……?」とさみしげな表情で私の顔を見上げ、その姿を見た私はぶわっと涙が溢れてきました。1カ月も前の出来事が長男にとってよほど衝撃的だったのだと思います。 思い返せばあのとき、次男の授乳で長男との触れ合いの時間を中断していたのは私。長男は次男にやきもちをやいて、むしゃくしゃした気持ちをおもちゃにぶつけていたのだと気付かされました。思わず私は「大丈夫だよ、大切に使ってくれてありがとうね」と長男を抱きしめました。 それからは長男がいたずらをするときやイヤイヤが激しいときでも、一度「どうしたの?」と長男の気持ちに寄り添うようになりました。弟のように注目されたい、かわいいと言ってほしいという心のサインをしっかり見逃さないように、私自身も意識して子どもと向き合っていきたいと思います。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~5歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子著者:櫻井せりか1歳と0歳、2男の母。長男の育休中に第二子妊娠、育休を延長し事務職を休業中。現在は子育てをしながらライターとして活動している。
2023年06月22日3人目の長女が生まれてお兄ちゃんになった2歳の次男。育児に忙しく、抱っこをしたり泣いているのをあやしてあげたりするのも長女が優先。次男は「兄ちゃんはね……」と長女に話しかけており、私たち両親は、「きっと次男はお兄ちゃんになったことをうれしく思っている」と感じ、お兄ちゃん扱いしていました。ところが……。甘えん坊のわが家の次男わが家は4歳の長男、2歳の次男、0歳の長女の5人家族です。長女が生まれるまでは、次男はまだ2歳ということもあって甘えん坊でした。保育園では自分で着替えたり、ごはんを食べたりしていましたが、家に帰ってくると「着替えさせて」「食べさせて」「抱っこして」と甘えてきていました。 もちろんまだ2歳だからそのようなことをする場合もあるかもしれませんが、他の家庭の話を聞くと、わが家の次男はかなりの甘えん坊な気がします。 お兄ちゃんになった次男そんな甘えん坊な次男が、長女が生まれたことで急にお兄ちゃんになりました。家でも自分で着替えをしたり、ごはんを食べたりするだけではなく、「抱っこさせて」「お兄ちゃんするね」と長女に話かけている様子をよく見るように。 そんな様子を見て、次男はお兄ちゃんになったことをうれしく思い、甘えん坊ではなくお兄ちゃん扱いすることでより成長してくれるのではないか?と考えました。そのため、お手伝いをお願いしたり、できることはなるべく自分でさせたりするようにしました。 まだまだ甘えたい次男私たち親が次男をお兄ちゃんとして接してすぐに、次男は急に泣き出しました。理由を聞くと「お兄ちゃんもういや」「赤ちゃんがいい」と泣きながらの訴え。振り返ると次男を抱っこする機会が減り、お手伝いばかりをお願いしていました。 ただでさえ長女の育児が大変で次男に構ってあげることができていないのに、さらに甘えさせてあげることができなくなっていて、そんな次男に「ごめんね……まだ甘えたいんだね」と感じました。 長女が生まれ、お兄ちゃんになったわが家の2歳の次男。今回の体験を通して、次男がお兄ちゃんをしたいという気持ちと、まだまだ甘えたいという気持ち、両方を持っているということがわかりました。今後は次男の気持ちや様子を見ながら接していきたいと思います。 監修/助産師 松田玲子著者:西川しょた普段は看護師として勤務する4歳と2歳の息子、0歳の娘の父。育児に関する体験談を中心に記事を執筆している。
2023年06月22日助産師・国際ラクテーションコンサルタントの榎本さんが、夏の赤ちゃんの服装について教えてくれました。これって薄着?着させすぎなの?と暑い夏場の赤ちゃんの服装選びに迷ってしまうママ必見です!夏の暑い季節、赤ちゃんの服装についての相談がママたちから多く寄せられます。薄着にしていると、祖父母より「そんなに薄着させて……」と注意されたというママも多いです。そこで今回は、赤ちゃんの夏の服装のポイントをお話しします。 夏の部屋着、肌着一枚でOK?夏の暑い時期は、短肌着か長肌着、コンビ肌着一枚で十分です。暑い時期は、紙オムツは蒸れてかなり熱がこもります。新生児や月齢が低い赤ちゃんは、身体の部分を紙おむつが大きく覆っていることになるので洋服は薄着で過ごすようにしましょう。 しかし、夏はエアコン使用していると寒くなってしまう場合もあります。室温が下がりすぎないようにしたり、新生児や月齢が浅い時期はバスタオルやガーゼお包みなどをかけたり包んで調整しましょう。活動が増えてくる月齢になったら、薄手のレッグウォーマーなどで太ももや足部分をカバーしましょう。 肌着は綿素材がおすすめですが、その他にもメッシュ素材などもおすすめです。赤ちゃんが暑がるかな?と思い、ついつい袖なしタイプの肌着を選びがちですが、脇の汗を吸収するために、肌着は袖があるものを選ぶようにしましょう。また、背中の汗を吸収するための背当てガーゼや普通のガーゼを入れておくと、ガーゼを引き抜くだけで肌がサラサラな状態で過ごすことができますよ。 スタイは蒸れに要注意ヨダレが出る時期には、襟元が濡れて着替えが増えてしまうこともあり、スタイを使用すると便利です。しかし、暑い時期のスタイの使用はよだれや汗で雑菌が発生しやすくなったり、首元が蒸れて暑くなりやすくなります。首や胸元の汗疹などの原因になることもあるんです。 小さめのタオル素材のスタイにしたり、こまめに交換するなどの対策を行い、気をつけていきましょう。 抱っこ移動の場合の服装抱っこ紐での外出は、ママと接しているお腹や胸部分は汗びっしょりになってしまうことも。抱っこ紐の布の部分もかなり熱がこもります。夏用のメッシュ素材などのものもあるので、汗っかきの赤ちゃんやママ・パパの場合は検討しても良いかもしれません。背当ての部分にポケットなどある場合は、アイスノンなどを入れるのもおすすめです。 また、赤ちゃんと接する部分にガーゼハンカチや薄手のハンカチタオルなどを入れておくと汗を吸ってくれて抱っこ紐から下ろした後も快適です。 外出時の服装は薄着にすることがポイントですが、汗を吸ってもらうためにも肌着は着せるようにしましょう。抱っこ紐から出ている足は、建物内など空調が強くきいていて肌寒い場合は、ガーゼのおくるみやレッグォーマーなどでカバーしましょう。 まとめ夏は服装によっては暑くなりすぎて、汗をたくさんかいてしまい、汗疹やかぶれなどの肌トラブルの原因となることもあります。ポイントを押さえて、快適に過ごせると良いですね。 監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀
2023年06月22日義父母と同居して約10年が経ちます。正直同居がいいと思ったことは一度もありませんが、あまり干渉しないタイプの義父母なので、自由にさせてもらってありがたいなとも思っていましたし、慣れもあり同居が不快とそこまで感じてはいませんでした。家のリフォームの予定がありますが、完全に分けていいものかと迷うくらい、私自身義父母に心を開きかけてはいたのです。ある時期までは……。 義母が定年退職して状況が変化夫が単身赴任になっても、時には助けてくれる義父母への感謝とともに、夫がいなくてもできると自分に自信もついてきたころのことでした。4人きょうだいの育児を経験している義母が、フルタイムで働いていた職を定年退職して家にいるようになったのです。 義母は今までしてこなかった家の掃除や片付けをし始めました。家がきれいになるのはよかったのですが、だんだんと私や子どもたちが散らかすのも気になるようになったのか、今まで指摘されなかったことまで義母はあれこれ干渉してくるようになりました。 子どものしつけにまで干渉してくるように父親不在なので、父親代わりになるべきだと勝手に思ったらしい義父が、子どもに説教することは以前から気になることではありましたが、今度は義母までもが参戦してきたのです。 義母は子どもに説教をし、そして私にも「育て方が甘い」など、事あるごとに「昔のお父さんはもっと厳しかった」などと言うように。反論できない私は黙りこむしかありませんでした。 子どもへの影響と自信喪失もちろん、義父母がいることでいろいろな価値観が学べていいとは思います。しかしながら今の義父母を見ていると、上からの押しつけにすぎない気がします。私はもっとのびのびと安心して子どもに育ってほしいのに、私が義父母の顔色をうかがっているせいか長男も少しビクビクしていることがあり、少し心配になります。 私は思うように育児ができず、やっぱりここは自分の家ではないと思う気持ちが強くなったり、そんなことを考えてしまう自分に嫌悪感を抱いたりしてしまいました。 義父母とは適度な距離感が大切だと改めて感じた体験でした。だからといって今すぐ別に住むこともできません。甘えすぎないように気をつけながら、なるべく家の中でも距離を保つ工夫をしていきたいと思います。また、子どもにとっては大事な祖父母だということは忘れないようにしなければと、自分に言い聞かせています。 作画/はたこ著者:岡本花自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2023年06月21日マンモス幼稚園に入園した3歳のわが子がもうすぐ春休みを迎えようとしていたころ、事件は起こりました。夏休みごろから仲良くなりだしたA子ちゃんとの間にトラブルが起きたのです。幼稚園の先生方もしっかりと解決に向かって対応してくださったのですが……。 わが子の手に切り傷が幼稚園に入園し、早くももうすぐ春休みというころ、わが子の指の内側に切り傷があることがわかりました。切り傷の理由を聞いたところ、ハサミを使っているときに間違って自分で手を切ってしまったというのです。 しかし、切り傷の状態を確認してみると自分で切ってしまった傷にしては不自然な形の傷だと感じ、わが子に再度、確認してみることにしました。 友だちにハサミで切られたというわが子子どもにどのようにハサミを持っていたら傷ができたのかと聞いてみたところ、友だちのA子ちゃんにハサミで切られたと言うようになりました。わが子の手の傷の状態を見ると、自分で作った傷というよりも他人から切られたと言われて納得ができるものでした。 けれども、幼稚園の子ども同士がハサミで相手を傷つけるというのも理解できるものではありません。刃物で切られるという体験は今度のことを考えても良くないと思い、思い切って幼稚園に相談してみることにしました。 幼稚園で子ども同士から事実を確認わが子がハサミで手を切られたことを幼稚園に伝え相談したところ、幼稚園側も驚いてすぐにA子ちゃんに事実を確認してくれることに……。先生方に慎重に確認していただいた結果、A子ちゃんがわが子の手を切ってしまったとのこと。 そこで幼稚園側と話し合いの機会を持ち、大ケガに至らなくてよかったけれど、刃物でケガをしないようによく見ていてほしいと伝えました。不安な気持ちは残りましたが、幼稚園の先生方にお願いするしかないと考えました。 予想外の気まずい出来事私としてはわが子がけがをしてしまい放っておくわけにもいかないので幼稚園の先生に相談したのですが、A子ちゃんの保護者の方からすれば大変ショッキングな出来事だったようでした。 その後、A子ちゃんの保護者の方が幼稚園の登園場所で待っていて、私と子どもに泣いて謝る騒動に……。今回のことはA子ちゃんの保護者が悪いわけではないので、A子ちゃんの保護者に今後様子を見ていただけたらと伝えました。 わが子の通っている幼稚園は、子どもの面倒や様子をよく見てくれていると感じていますが、全員に目が行き届いている状態ではありません。親としてはわが子に対して、嫌なことをされたらやめてほしいことを伝えるなど、ケガをする前に逃げるという当たり前のことも教えていかなければと、育児の難しさを痛感した出来事でした。 作画/はたこ著者:坂本ひろ子1児の母。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2023年06月21日私には7歳・5歳・2歳・0歳の子どもがいます。4人きょうだいの上2人にはついつい「自分でやってね!」と言ってしまうし、下の子たちの面倒もたくさん頼んでしまいます。一生懸命やってくれるけど、本当は大変だよなぁ……と気づかされたことがあったのでご紹介したいと思います。「かわいいけどちょっと困る!」長男と次男は2歳半差。次男が生まれたときには「これがおめめ、これが鼻、あ~かわいいな~」なんてメロメロだった長男ですが、次男がハイハイを始めたころからかんしゃくが多発するようになりました。せっかく作った作品が壊されたり、おもちゃはよだれでべとべとにされたり。 赤ちゃん返りはほとんどなかったですが、ふとしたときに長男が「○○ちゃんはかわいいけど、ちょっと困る!」と叫んでいて、お兄ちゃんは大変だなぁと思ったのでした。 「ばあばんちに行ってくる!」次男から2歳半差で、第3子が誕生! 次男に対しては着替えやトイレなどを「自分でやってね」と言うことが多くなり、できていないと長男が「そんなこともできないのか!」と少々強く言うこともありました。妹が少し成長しておもちゃの取り合いになると、気の強い妹が勝ち取ることが多く、次男は噛まれてしまうことも多々。 お兄ちゃんにはバカにされ、妹には喧嘩で負け、親は育児・家事で忙しそう。次男は家で過ごすのがつらかったのかもしれません。しばしば「ばあばんち行ってくる」と義実家で過ごしていました。家族で「次男の気持ちを大切にしよう」と話し合って、なるべく次男の話には耳を傾けるように意識するようになりました。 「お母さんにはわからないよ!!」第3子から2歳差で第4子が生まれ、ますますバタバタな毎日。お兄ちゃんたちは自分のことは自分でできて「当たり前」とされ、下の子のお世話や簡単な家事もどんどん任されるようになりました。 しかし次男は気に入らないことがあるとキーキー叫び、物を投げたりドアをバタンと強く閉めたり、とにかくぐずり始めたらなかなか止まらず、私もイライラすることも多くなりました。 しかし、ある日長男が放った「お兄ちゃんは大変なの! おかあさんにはわからないよ!!」のひと言。私自身が年の離れた3きょうだいの末っ子だったので、言ったのでしょう。長男だってまだ7歳、次男はまだ5歳、もっと甘えたいこともあるんだよな……と反省しました。 4人も子どもがいると、毎日必ず喧嘩はあるし、上の子たちは我慢しなければいけないことも多いです。それでもきょうだいの誰かがいなくなると「つまらない!」と言っています。夜寝るときは相変わらずママの隣の争奪戦。あともう少しだけ、お兄ちゃんたちと触れ合える時間を大切にして過ごしていきたいです。 監修/助産師 松田玲子著者:小林まり3男1女の母。元小学校教員。夫は土日出勤、出張も多いNPO職員。育児の大変さを実感しながらもコツをつかみ始めてきたところ。自身の経験を中心に執筆している。
2023年06月21日保育士の中田馨さんが、実は困ってしまった保育園トラブルのお話について教えてくれました。もしかしたら、知らず知らずのうちに、保育士さんを困らせてしまう対応をしているかも……!?こんにちは!保育士の中田馨です。保育園に子どもを預けている限り、子どもさん同士や親御さん同士、もしくは先生との間でちょっとしたトラブルが起きてしまうこともありますよね。そんな時、どうしたらよいものか……と悩んでしまうママやパパもいることでしょう。 今回は、私の保育園や友人保育士の保育園で実際にあった困ったトラブルについてお話しをします。 子ども同士のケンカでトラブル!こんな時どうする!?保育園でお子さんがケガした場合にも、保護者と保育園とのトラブルになる場合もあります。1歳のAちゃんとBちゃんがおもちゃの取り合いをした際、AちゃんがBちゃんを噛んでしまいました。お迎えの時間に、双方の保護者にその時の状況とその後の対応を話し、防ぐことができなかったことを謝りました。その翌朝、Bちゃんのお母さんが「相手の保護者に謝罪してほしい」とやってきました。自宅に帰って、旦那さん、祖父母と話をしてその結論に至ったようです。 私の保育園では、子ども同士の「噛む」などのトラブルがあった際、双方の親御さんを対面させて謝罪の場を持たせるようなことはしていません。噛ませてしまったことは、保育園側の責任ですから。もちろん「お互いの親御さん同士が送り迎えの際にお会いしたら、一声かけてくださると助かります」とお伝えしています。 登園中に子どもが頭を打ってしまった!せっかく保育園にはついたけど…朝、登園時に自転車が倒れて「頭を打った」と登園した子ども。自転車用のヘルメットはかぶっていませんでした。保育園側は心配だったので「病院へ行って来てほしい」と伝えましたが、親御さんからの返事は「じゃあ、仕事はどうすればいいんですか?」。 現時点では、大きなけがはなく額が赤くなっているのと擦り傷。機嫌も良くなっている。となると、親御さんとしてはできれば仕事に行きたかったのだと思います。しかし、保育園で生活している途中で、もし気分が悪くなったら?と考えると、やはり「今はお子さんを第1に考えて、病院へ行くか自宅で様子を見てほしい」と伝え、しぶしぶ了承していただきました。 保育園は多くのお子さんが生活している場です。そこでもし、1人の子が病院へ行くようなことになると、1名の保育士の手が取られ、全体の保育に支障が出る園もあるということも考慮していただければと思います。 親御さんにも思いや事情があるからこそ、起きたトラブル。保育園も保護者も、行動を起こす前に、相手のことを思いやる気持ちを持つことが大切だなと、私は常々思っています。 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨
2023年06月19日YouTube「とあちゃんねる」は、お姉ちゃんのとあちゃんと、弟のゆうあくんの日常をご覧いただけるチャンネルです。ショート動画などもたくさんUPされていて、「可愛い」、「癒される」と人気ですよ。今回は、とあちゃんが初めて弟くんとお家で対面をした時の動画をご紹介します。ドキドキがこちらにも伝わってくるような微笑ましい動画ですよ。 お家に弟くんがやってきた!この日は、少し緊張気味のとあちゃん。なぜかというと… とあちゃんのお家に、新たに弟くんが仲間入り♪そして、この日は弟くんと初対面となる日なんです。 とあちゃん、待ちに待った初対面♪ ねんねしている弟くんに駆け寄るとあちゃん。「かわいい〜」と思わず声もでます♪ 少し弟くんに触れてみることに。優しくよしよしをしてみます。とあちゃん、嬉しさとドキドキで少し緊張しています。 弟くんはきっと、「これからどうぞよろしくね!」と思っていますね。 緊張でカチコチ…!? 気持ちよさそうにすやすやと寝ている弟くん。なんとも癒される表情ですね。 一方、とあちゃんは… とあちゃん、まだまだ緊張している様子です(笑)小さな小さな弟くんを前に、正座をして様子をうかがっています。 この様子、ぜひ動画でもご覧くださいね。とあちゃんのドキドキと緊張が混ざった表情がなんとも可愛らしいですよ。 少し慣れてきたかな? 少しずつ慣れてきたとあちゃん。ママと一緒に弟くんを抱っこしてみます。大事に大事に抱っこしていますね…♪ おむつ替えにも挑戦! 緊張がほぐれてきたとあちゃん。ママのお手伝いもしてくれるようです! 「おむつ替えも任せて!」とこの表情♪とっても頼もしいですね。 ママと一緒におむつ替えにも初挑戦です。さっきまでの緊張している姿はありません!もうすっかりお姉ちゃんですね。 実はお人形さんですでに練習もしていたとあちゃん。弟くんに会えるのを楽しみにしていのが伝わってきますね。 ママと一緒におむつ替えを頑張っている姿も、微笑ましい。思わず応援したくなりますね。 お手伝いありがとう! おむつ替えも無事に完了! ママにも褒めてもらい、とあちゃんも嬉しそうです。 弟くんもスッキリ!これから弟くんのお世話を色々とお手伝いしてくれそうですね。 これからどうぞよろしく! 弟くんとの初対面を無事に終えたとあちゃん。初めは緊張していたとあちゃんも、すっかりお姉ちゃんの姿に。これから弟くんと一緒に過ごす日々が、とても楽しみですね。 お姉ちゃんになったとあちゃん。でも、まだまだとあちゃんもたくさん甘えてね♪ YouTube「とあちゃんねる」では、他にも可愛らしい動画がたくさん。とあちゃんが色々なことに挑戦してる姿などが、たくさんUPされていますよ。今回ご紹介した動画では、生後間もなかった弟くんですが、現在はすっかり大きく成長して、できることもたくさん増えていますよ♪お姉ちゃんと一緒に遊んでいる姿など、思わずクスッと笑顔になれるものばかりです。そちらの動画もぜひご覧くださいね。 画像提供・協力/とあちゃんねる
2023年06月16日助産師・国際ラクテーションコンサルタントの榎本さんが、初夏に乳幼児とお出かけする際の注意点ついて教えてくれました。徐々に暑さが増してくるこれからの時期。服装の工夫や暑さ対策などをしっかりと行うことが大切です。子どもと安全に楽しく過ごすためにもぜひ、確認しておきましょう。 夏になり、暑い時期が続くようになりました。この時期の乳幼児とのお出かけで、注意することについてお話ししていきます。 乳幼児の服装、どうする?暑い時期の外出時、子どもの服装は迷うことも多いかと思います。屋内か屋外かでも対応が変わってくるかと思います。汗をかいた時にこまめに着替えられるように、お出かけする際には着替えも用意しておくとよいでしょう。 屋外で過ごす場合屋外でのお出かけの際には、子どもの頭に直射日光があたらないように、帽子をかぶるようにしましょう。帽子をかぶるのが難しかったり、嫌がる場合には、抱っこでのお出かけの時には日傘、ベビーカーでのお出かけの時には日差し避けなどで直射日光を避けるようにしましょう。夏のお出かけの服装は脱ぎ着がしやすい薄着のものが調整しやすいのですが、ロンパースやベビードレス1枚だと汗の吸収などが十分できません。服の下には肌着を着せるようにするとよいでしょう。肌着は綿素材やメッシュ素材のもので、ノースリーブタイプのものより、脇の汗が吸えるように袖付きのものがおすすめです。 室内で過ごす場合スーパーやショッピングセンターなどの室内施設へのお出かけの際は、空調が効いていることが多いです。外は暑くても、急に寒くなったり、汗をかいた後で冷えやすくなることがあります。脱ぎ着しやすいものを選び、温度の変化に合わせて対応できるようにしましょう。カーディガンやケープ、薄手のレッグウォーマー、ガーゼタイプのおくるみがあると便利です。ベビーカーの場合はおくるみなどの掛け物で調整しましょう。 参考サイト:「良かれと思ってやってた!」実は蒸れや冷えの原因に!夏の服装のやりがち間違い、助産師が教えます|ベビーカレンダー 紫外線対策はどうする?悪影響が注目されがちですが、紫外線には、カルシウムのバランスを整え骨の健康を保つのに不可欠な栄養素であるビタミンDを作る働きがあります。小児科皮膚学会によれば、1日に15分程度当たる程度で十分とされています。紫外線対策をした方が良い目安は、この15分です。15分以上の移動や屋外で過ごす場合は、石鹸で落とせる肌への負担の少ない日焼け止めなどのUV対策がおすすめです。紫外線は、時間帯や地域によって強さが異なるので、日焼け止めを塗るだけではなく、さらに紫外線対策が必要になります。1日の変化では、午前10時~14時までが紫外線の量が多い時間帯です。可能であれば、この時間帯の外出を避けるようにしましょう。 5〜10分程度の短時間のお出かけ(保育園や幼稚園の送り向かえ、買い物などの外出)は、以下の対策をしてみましょう。 ・洋服やおくるみ、帽子などで肌の露出をできるだけ避ける。・抱っこ紐使用時は、日傘をさす。・ベビーカーの日差し避けを使う。 参考文献:日本臨床皮膚科医会・日本小児皮膚科学会「保育園・幼稚園での集団生活における紫外線対策に関する日本臨床皮膚科医会・日本小児皮膚科学会統一見解(2015.09) 出かける時間帯は?暑さ対策について午前10時~14時までが最も気温が上がる時間帯です。この時間帯は、可能であれば外出は避けるようにしましょう。抱っこ紐でお出かけする場合は赤ちゃんと密着するので、熱がこもりやすくなります。また、ベビーカーでお出かけする場合も、地面からの照り返しがあるため暑くなりやすくなります。どちらでお出かけする場合も、頭や背中に保冷剤などを忍ばせておくなどの対策をしてあげると良いでしょう。最近では専用の商品も販売されているので、上手に活用してみてくださいね。 ハンディファンを使用する際の注意点ハンディファン(扇風機)は、暑い屋外で使っていると、逆に熱中症を招く危険もあるといわれているので、使用する際は注意も必要です。汗は蒸発するときに、体から熱を奪い、体温を下げる役目をしますが、高い外気温のなかで扇風機だけを使うと、熱を奪う前に汗だけが乾き、体温は上がったままになってしまうからです。ハンディファンを使うときは濡れタオルや霧吹きなどで肌を濡らしながら使うと効果的ですよ。 お出かけ時の乳幼児への水分補給は?水分補給は、生後6カ月未満の乳児の場合は、母乳や育児用ミルクを飲ませてあげましょう。母乳やミルクの中には、水分や塩分や糖分など、赤ちゃんに必要なものがすべて入っていて、身体に水分を取り込みやすいと言われています。いつもの授乳間隔よりあけないように注意したり、可能であれば短い間隔や多めにあげてみましょう。生後6カ月以降でも1歳未満であれば同様の対応ですが、離乳食が始まっている場合は、白湯・麦茶などでもいいでしょう。 参考サイト:夏の強い紫外線が心配! ママが知っておきたい赤ちゃんへの日焼け予防|ベビーカレンダー参考サイト:ハンディファンで命の危険も!?意外と知らない赤ちゃんの熱中症対策|ベビーカレンダー まとめ段々と暑くなってくる今の季節だからこそ、暑さ対策は必要不可欠になります。しっかりと暑さ対策をしながら、子どもとの初夏のお出かけを楽しみましょう。 監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀
2023年06月15日現在生後11カ月の息子はコロナ禍に生まれました。そして高校時代の友人が私と同じ時期に出産。最初は「ママ同士でいろいろ話せてうれしい!」と言い、定期的に子どもの成長を報告し合っていたのですが、あるときから友人のメッセージがそっけなくなってきて……。息子と同級生の赤ちゃんその友人とは定期的に会っていました。そして友人の第1子とわが家の第2子が同じタイミングで生まれることに。「生まれたら一緒に遊ばせようね!」と楽しみにしていました。 しかしコロナ禍ということもあり、わが家から少し遠いところに住む友人と赤ちゃんにはなかなか会えず。それでも「会えない分たくさん連絡すればいいじゃない!」と友人が言うので、私も友人も今まで以上に連絡をとるようになり、子どもの成長を送り合っていました。 メッセージがそっけない?最初こそ「昨日、初めて寝返りした」「泣かれ過ぎてつらい」など日々の子育てで、うれしかったことや愚痴を送り合っていました。私としては「友人は初めての子育てだし、この定期連絡で友人を支えられればいいな」という思いも。実際、友人から質問されることも多く、そのたびにわかる限りのことを答えていました。 しかし、あるときから急に友人からのメッセージがそっけなくなったように感じました。送られてくる写真もどんどん減っているように感じます。私はそんな変化が心配で「大丈夫?」「しんどいことある?」と折に触れて送っていたのですが……。 そんなつもりじゃなかった…私が心配しても「何でもないよ」と返していた友人。しかしある日、長文が届きました。その内容は「定期連絡をやめたい」「自分の子と比べてしまってつらい」「私は近くに頼れる人がいなくてつらい」「自慢されているみたいに感じる」とのこと。 友人にとっては私が送った「○○ができたよ」「○○みたいにしたらいいよ」などの内容がマウントをとられていると感じたようでした。これを受けて私は大反省。「そんなつもりはなかった。本当にごめん」と謝り、話し合った末、友人の気持ちがこちらに向くまで連絡のやりとりは一旦やめることになりました。 私は「産後はメンタルが不安定になるだろうから」と友人に気を使っているつもりでいました。けれど、昔から仲の良い友人ということもあって、配慮に欠けてしまったところがあったのかもしれません。気づかいの足りない言い方をしてしまったと反省し、今は友人の負担にならないよう連絡はしていません。 監修/助産師 松田玲子著者:山口花田舎で1女1男を育てる母。コーチングの資格を子育てに生かしながら日々奮闘中。主に妊娠・出産・教育の記事を執筆している。
2023年06月15日保育士の中田馨さんが、「絶対に読んでおいた方が良い」おすすめの絵本について教えてくれました。子どもにはなるべくたくさん絵本を読んであげたい!という親御さんも多いことでしょう。保育士さんのおすすめの絵本はどんなものか興味がありますよね。ぜひチェックしてみてくださいね。こんにちは!保育士の中田馨です。今回のテーマは「絶対に読んでおいたほうが良いベストセラー絵本」。保育士と言う職業柄、絵本とふれあうことの多い私が選んだ絵本を紹介します。 『私のワンピース』(こぐま社)にしまきかやこ作『私のワンピース』(こぐま社)は、空から落ちてきた真っ白い布で、うさぎさんがワンピースを作るところからストーリーが始まります。素敵なワンピースができて「ララランロロロン」とお出かけしたうさぎさんのワンピースは、お花畑を通ったらお花模様に。雨が降ったら水玉模様に…と模様が変化していきます。実は先日、2歳児さんとこの本を読んだところ。2歳の女の子は次々に模様が変わる素敵なワンピースにくぎ付け!「わああ!かわいいワンピースになったね」と話しかけると「うん」とうっとりとしていました。ワンピースに描かれる模様の彩りも良いので、見ているだけでウキウキします。子どもたちに「もういっかい!」とリクエストされることも多い絵本です。 参考文献:『私のワンピース』(こぐま社) にしまきかやこ作 『ぐりとぐら』(福音館書店)なかがわえりこ作・おおむらゆりこ絵「ぐりとぐら」の絵本は、多くのお父さんお母さんが、小さい頃に1度は読んだことがあるのではないでしょうか? お料理が好きな野ネズミのぐりとぐらは、森で大きな卵を見つけます。どんな料理にしようか悩んで「カステラ」を作ることに。大きな卵を料理して、だんだんカステラが出来上がっていく様子はウキウキして、出来上がったカステラはふっくらとやわらかそう!!絵本からいい香りが漂ってきそうです。「わあ!美味しそうなカステラ。あやちゃんも食べてみる?」と絵本の絵をつまんでお口にパクリ。子どもたちはにっこり笑顔になって「もういっかい!」と何度も食べたがります。子どもたちの想像力を掻き立てる素敵な絵本です。 福音館書店のHPには、『ぐりとぐら』のカステラをつくろう!と、カステラの作り方も紹介されています。実は、私も作ったことがあるんです。我が子はもう大きくなっていましたが『ぐりとぐら』のカステラ!と知って感動して食べてくれました。 参考文献:『ぐりとぐら』(福音館書店)なかがわえりこ作・おおむらゆりこ絵 『はじめてのおつかい』(福音館書店)筒井頼子作・林明子絵この絵本は、私が幼少期に出会った何度も読み返した絵本です。小さなみいちゃんはママに頼まれて、手に百円玉を二つ握りしめておつかいに行きます。いつもママと通る道なのに、自転車にビックリしたり、転んでお金を落したり…とさまざまなハプニングが起きます。絵本の主人公のみいちゃんとそう変わらない年齢だった私は「頑張れ!頑張れ!」と応援しながら読み進めていたことを今でも覚えていますし、その時にみいちゃんと同じように不安な気持ちになったり、みいちゃんがこけて怪我したら何だか痛みを感じたり、最後は嬉しく温かい気持ちになったことも覚えています。そんな気持ちにさせてくれた絵本ですので、自分の子どもが大きくなったら一緒に読みたい絵本のひとつでした。 参考文献:『はじめてのおつかい』(福音館書店)筒井頼子作・林明子絵 『おまえうまそうだな』(ポプラ社)宮西達也作この絵本の舞台は、むかしむかしの恐竜の時代。山が噴火して生まれたのが、アンキロサウルスの赤ちゃん。赤ちゃんは独りぼっちだったのですが、1匹のティラノサウルスに出会います。アンキロサウルスを見つけたティラノサウルスは「ガォー!ひひひひ、おまえうまそうだな」ととびかかろうとするのですが、アンキロサウルスは「おとうさーん」と足元にしがみつきます。さて、その後、草食恐竜のアンキロサウルスと、肉食恐竜のティラノサウルスがどうかかわっていくのか…?は、是非とも、実際に絵本を読んでください。私がこの絵本に出会ったのは、恐竜好きの息子が年中さんの時でした。絵本の表紙に描かれている恐竜の何とも言えない表情と、『おまえうまそうだな』というタイトルに「なんだこれは!」と衝撃を受けたのを覚えています。絵本の内容は、最初のイメージを覆すほどの感動的なもの。読んだ後、胸の奥にズッシリと課題を突き付けられた思いになりました。子どもだけでなく、大人にとってもメッセージ性の強い絵本なので、ぜひお父さん、お母さんに読んでもらいたい1冊です。 参考文献:『おまえうまそうだな』(ポプラ社)宮西達也作 今回、私の好きなベストセラー絵本を選び、中身を思い返していて改めて、絵本は感情を揺さぶり子どもの心も大人の心もわしづかみにしてくれるものであることに気づきました。皆さんのご家庭のベストセラー絵本を、ぜひ見つけてくださいね。 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨
2023年06月14日幼稚園に通う4歳の娘はある日から手紙をもらってくるようになりました。最初は絵がメインだったのに、だんだんと増えるひらがな。お友だちがひらがなを書けるようになっているというのに、娘はまだ読むこともできません。焦って教えてみても、本人にやる気はなく……。疲れ果てた私は個人面談で相談してみることにしました。すると思いもよらぬ言葉が返ってきたのです。お友だちからのお手紙夏休み明けから、娘は毎日のようにお友だちからたくさんの手紙をもらって来るように。手紙の内容は絵がメインで、「Aちゃんにもらったよ!」 とうれしそうに私に見せて来ました。 最初はなんてかわいくて素敵なやりとりなんだろうと思い、「お返事を書こうね」と娘に伝え、その日から娘もお手紙を書くのを楽しく感じたのか、帰宅してから画用紙や折り紙に絵を描き、翌日お友だちに渡すということが続きました。 知らない間に上達するお友だち11月ごろになると、もらう手紙に変化がありました。ひらがなで自分の名前が書いてあったのです。そしてだんだんと簡単なメッセージも添えられるようになりました。 最初はすごいと関心していた私でしたが、だんだんと焦りが出てきました。当時、娘はひらがなを読むこともできませんでした。そこでその日から私は、100円圴一で購入した練習帳や、私がノートにひらがなを書いてなぞらせるなどして、娘にひらがなを教えるように。私は必死になり、時には怒りながら教えていました。 幼稚園の先生に相談すると…ひらがなを教えるのに疲れていたとき、幼稚園で個人面談があったので、私は先生に相談してみることに。親は焦っているが、本人はやる気がないことを伝えると、先生はこう言いました。 「今、無理やりひらがなの勉強はやらなくていいです。今はひらがなではなく遊びに興味があるんだと思います。また、読んだり書いたりできる子の多くは上にきょうだいがいたりと、ひらがなに触れる機会が多いように感じます。お母さんが焦る気持ちはわかりますが、今はやりたいことをやらせてあげてください」 私は先生の言葉を聞いてハッとしました。何かをするときは、子ども自身が興味や関心を持っていることが大切なのだと気付いたのです。その日から、私は無理やりひらがなを教えるのをやめました。 あれから4カ月ほど経ちましたが、娘は簡単なひらがなが読めるようになり、今では少しずつですが自分の名前を書こうと自ら練習しています。子育てをしていると他の子ができているのにと焦る場面がたくさんありますが、親は子どもが興味を持てるようなお手伝いができればいいのだなと感じました。どんなときでも、主人公は子どもであることを心にとめておこうと思った出来事でした。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 著者:やまぐち さき
2023年06月11日2歳半の長男は、生後7カ月の次男の離乳食に興味津々。私が次男の離乳食をテーブルの上に用意していると、知らないうちに椅子に座ってその離乳食を勝手に食べてしまうのです。落ち着いて次男に離乳食を与えられず、毎回邪魔をする長男に私は「弟のでしょ! 意地汚いからやめなさい!」と叱っていました。しかし、夫の言葉であることに気づき、猛反省したのです……。離乳食が食べたい長男次男の離乳食を始めたときから、長男は次男の離乳食が食べたくて仕方ありません。最初は、普段から自分の要求を口に出したり態度に出したりすることがないため、「おなかがすいているのかな」と思い、離乳食の時間帯になると長男にパンや軽食を与えたり、長男の食事の時間に合わせて離乳食を次男に与えたり工夫をしました。 しかし、長男は次男の離乳食が欲しいようで、自分の食事が目の前にあるにも関わらず次男の離乳食を欲しがってぐずりだす始末。私は落ち着いて次男に離乳食を与えることができないほどでした。 夫の言葉長男がさんざん自分の食べたい物を食べても次男の離乳食を欲しがり、離乳食介助が落ち着いてできない私は苛立ちがつのりました。「いっぱい食べたでしょ! 人の物を欲しがらないの!」と長男に叱ることも増え、どうしたらゆっくり次男に離乳食を与えられるのか悩み始めました。 そんな私の姿を見て夫は、「長男は自分が離乳食を食べていたときのことを思い出して味が懐かしいんじゃない?」とちらっと言ったのです。私は我に返る思いでした。 大満足の長男を見て夫の言葉を聞いてから私は、「離乳食なんておいしくないのに、人の物ばかり欲しがるなんて良くない」と勝手に長男の行動を否定していて、気持ちをわかってあげることができていなかったことに気づいたのです。 それから、離乳食を少し多めに作っては、離乳食の時間帯に長男にも少し与えるようにしました。すると、長男は大満足の笑顔で少量の離乳食をゆっくり味わうように食べていたのです。私はそんな長男の姿を見ると愛おしくてたまらなくなりました。 自分の物があるのにもかかわらず、人の物を欲しがる長男を「意地汚い子」と私は勝手に決めつけて叱っていたことに気づき反省しました。まだ小さい長男が赤ちゃんのときのことを思い出し、懐かしみながら幸せそうに離乳食を楽しんでいる姿を見て、私は「感情を決めつけて叱りつけてはならない」と改めて学びました。今後も、長男の心の成長を尊重しながら育児を楽しんでいきたいと思います。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子著者:岩見 エリ2人の男児の母。看護師歴12年、フランスで出産し子育て中。
2023年06月11日保育士の中田馨さんが、おじいちゃん・ばあちゃんの子育てについて教えてくれました。子育てに協力してくれるのはとてもありがたいけど……もしかしたらパパやママを困らせている行動をしていることもあるかも……!?こんにちは!保育士の中田馨です。保育園を運営していると、多くのおじいちゃん、おばあちゃんが、お孫さんの子育てに協力してくださっています。中には、毎日の送り迎えを担ってくださっている方も。おじいちゃん、おばあちゃんにとってお孫さんは可愛くて仕方がない存在でもあるので、ついついいろんなことをやってあげたくなりますよね。今回は、おじいちゃん、おばあちゃんのちょっと困った行動についてお話しします。 無理して外遊びを頑張ろうとするご自身の体力に合った子育てをしようとしていますか?お孫さんに「楽しんでほしい!」という気持ちが大きくて、自分の体力以上のあそびを提供しようとしていないか、今一度思い返してみましょう。 例えば、公園に行くにしても、お孫さんが遊びたいだけ遊ばせると疲れることもあると思います。疲れてきたなと思った時に突然、道路に向かって走り出した子どもを追いかけることはできますか? 子どもにとってチャレンジが必要な、大きな遊具で遊ばせたとき、子どもが「怖いよ」と言ったら迎えに行けますか? お孫さんの気持ちも大切ですが、ご自身の体力や判断力などを配慮しながら、外遊びをしてくださいね。 良かれと思って、毎週会いに来るお孫さんがかわいいからといって、会いに来る頻度が多いとしんどくなるパパやママもいるようです。例えば、パパが「ママが大変だから、手伝ってやってよ」と言ったとしても、それはあくまでパパの意見でママはそんなこと思っていないかもしれません。 そんな場合、なかなかママから「毎週は来ないでください」とは言いづらいもの。本当に毎週のように助けが必要なのか?を見極めなければいけませんね。特に出産直後のママは、他の人が赤ちゃんを抱くことに不安を抱き、気持ちが不安定になることもあります。「大変だから手伝ってあげている」ではなく、どれくらい手伝いが必要なのか? 手伝いの必要量を直接ママに聞いた方がいいでしょう。 子どもは意外と聞いています!孫の前でパパやママの小言を言うのはNG!お孫さんを預かっているときに、思わず子どもの前でパパやママの小言を言ってしまうおじいちゃんやおばあちゃんもいるようです。特に、パパやママの子育てや家事の方法に疑問を感じたときなどが多いかもしれませんね。子どもに「ママ(パパ)のこういうところがダメね」なんて言わないようにしてください。子どもに直接言わなくても、おじいちゃんとおばあちゃんでパパやママの小言の話をしないようにしましょう。 子どもはどれだけ小さくてもちゃんと聞いています。言葉の意味は分からなくても「パパとママのこと困った顔でお話している」という雰囲気は察知しています。どうしても言いたいときは、お孫ちゃんが自宅に帰ってからがよいでしょう。 おじいちゃん、おばあちゃんだからできることおじいちゃん、おばあちゃんだからこそ、孫にできることって何でしょう?パパやママが喜んでくれることって何でしょう? 私は自分自身がうれしかったのが「昔遊びを伝えてくれる」ことでした。例えば、コマ回し、けん玉、お手玉、紙相撲、わらべ歌などなど。それから「絵本をじっくり読んでくれること」。 時間を気にすることなく、子どもが満足するまでじっくり遊んでくれたり、絵本を読んでくれる父には感謝しかありませんでした。このように、おじいちゃん、おばあちゃんだからこそできることをぜひ見つけて、お孫さんと関わってみてくださいね。 子育ての方法は、時代によって変化しています。おじいちゃんやおばあちゃんがお孫さんにしてあげたいこともあると思いますが、まずは、パパやママがしている子育てスタイルを知って、認めることからスタートです。 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨
2023年06月09日現在、6歳と2歳のやんちゃな男の子2人を育てています。私は長男の幼稚園を選ぶときに、園の基本情報を見ながら探しました。しかし、実際に長男を3年間通わせてみて、当初は考慮していなかったポイントが実は幼稚園選びで大切だったことに気が付きました。理由も含めてご紹介します。基本情報はもちろん大切私が長男の幼稚園を決めるとき、「家からの距離はどのくらいか?」「バスは出ているか?」「給食は週何回か?」「午前休は週何回か?」「預かり保育はおこなっているか?」などの、園のホームページでわかる基本情報を頼りに検討していました。そして、候補の幼稚園を一覧表にして、各項目に〇や×を付けて通いやすい園を探しました。 最終的に、給食は週2回で、預かり保育もあり、バスも出ている現在の幼稚園に決定しました。ただ、卒園が近づくにつれ「ここも見ておけばよかった……」と思うことが多くなったのです。 卒園後の小学校も考慮家から幼稚園までは少し距離があるので、長男はバス通園をしています。そのため、卒園後に通う予定の小学校に進学するお友だちが少ないのです。もちろん知り合いがいない状況で小学校に入学する子もいるでしょうし、小学校で新しいお友だちとの出会いもたくさんあると思います。 ただ、長男は引っ込み思案で不安感が強い性格なので、顔見知りがほとんどいない小学校に入学するのは大丈夫なのか心配ではあります。ただの杞憂(きゆう)に終われば良いのですが、ふと「学区内の小学校に近い幼稚園にすればよかったかな?」と思うときがあります。 保護者の活動が盛んだった!現在長男が通っている幼稚園は、園と保護者の関わり合いが深く、運動会やお遊戯会はもちろん、バザーやお餅つき、芋煮会などでも保護者が手伝いに行く機会が多いです。行事のお手伝いは楽しくやりがいもあります。しかし長男だけなら良いのですが、乳児の次男を連れてのお手伝いや行事の参加は大変だったことも多く、もう少し保護者の負担が少ない園をリサーチすればよかったかなと後悔することも……。 さらに、少し遠くても利点だと思ったバス通園も、行事やイベントでは運行しないため、下の子を連れて歩いて通うのは大変でした。徒歩だと往復で1時間以上もかかる園だったので、特に天候の悪い日にはタクシーを使ったことも。 今思えば目に見えるホームページの情報だけでなく、実際に通われたママさんにお話を聞くことができればよかったのかなと思いました。ただ、長男が3年間楽しく通わせてもらった幼稚園に後悔はなく、本当に感謝しています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて地域の保育課や幼稚園などに相談・確認するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子著者:竹内優実6歳と2歳の男児を育児中。時短と節約が大好きなアラフォー母。簿記2級・MOSマスター・初級シスアド取得。パソコンを活かした育児グッズの作成が得意。夫は激務の為、ほぼ一人育児中。
2023年06月09日保育士の中田馨さんが、ママ友との上手な付き合い方について教えてくれました。ママ友の中には、愚痴をよく言うママや、噂話や重要な話をやたらと聞きたがるようなママもいますよね。そんな時、どんな風に切り抜けるのがよいのでしょうか…?ぜひ参考にしてくださいね。こんにちは!保育士の中田馨です。子どもが大きくなるにつれ、ママ友とのコミュニティーも広がってきます。中には少し「困ったな」と思ってしまうママもいるものです。そんな時にどうすればいいか?私の経験を踏まえながらお話しします。 愚痴や文句の多い人にはどう対応すればいい?「こないだもうちの旦那がさ」と愚痴を言ってくるママ。「中田さんのそれ、ちょっと違うんじゃない?」など、小さい間違いを探して文句を言ってくるママ。それが毎回だったら、ちょっとうんざりしますよね。愚痴や文句をよく言う人にも、寂しかったりストレスがあったり、構って欲しかったりするのかもしれませんが、向けられたこちらはそんなこと知ったこっちゃありません。そんな時には、話題をうまくすり替えてもいいですし、あまり真剣に受け止めすぎずに適度に聞き流せるのであればそれでもOKです。愚痴や文句を言われすぎてしんどいならば、そのママとはできるだけ関わらないように工夫できるといいですね。また、言える仲であれば「最近、愚痴が多い気がするけど、大丈夫?しんどくない?」と愚痴が多いことに気づいてもらう方法もあります。愚痴が癖になっている場合もあります。 それほど親しくないのに重要な話をしてくる/聞こうとしてくる普段、あいさつ程度のママなのに、突然、親しい人にしか話さないような重要なことを話してくるママもいると思います。「中田さんはどう思う?」と聞かれても、返事しにくいこともあることでしょう。また、あなたの重要な話を聞き出そうとするママもいるでしょう。もしかすると、「私はあなたの見方よ」という態度を見せつつ、あなたから聞いた話を他の人に話す可能性もあります。どちらにせよ、トラブルの原因になりかねないので、あなたがそれほど親しく思っていないママ友からそんな話が出たときは、「難しい話で、私では応えられないわ」や「心配してくれてありがとう。でも大丈夫ですよ」など、やんわりと断る方がいいと思います。重要な話を話すのも聞くのも、付き合いが深く信用できるママ友だけにした方がいいでしょうね。 子どもが小さい時ほど、どうママ友と付き合っていけばよいか分かりません。私が言えることは、「何だか困ってしまう」というママ友とは無理して付き合う必要はありません。経験を積むうちに「この人!」と思えるママ友が現れるものですよ。著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨
2023年06月07日スカッと系人気YouTubeチャンネル『パニコレ』から、「人の指定席に無理やり座る自分勝手すぎる親子」を紹介します。パニ子は32歳の専業主婦。春休みの実家への帰省のため、3歳の娘パニ美と新幹線に乗ろうとしました。しかし、新幹線の自由席は非常に混雑していて…… 新幹線が激込み!グリーン車の指定席を購入パニ美はまだ3歳。長い時間混雑する電車で立ちっぱなしでいるのは大変です。パニ子は悩んだ末、娘のことを最優先に考えてグリーン車の切符を2枚購入しました。お弁当とお菓子を手に、無事グリーン車に乗り込みます。 発車してから5分程経ったとき、見知らぬ女性・ミカから「すみません、席詰めてください」と声をかけられました。 座席に割り込み、人の食べ物を奪う親子小学生の兄弟を連れたミカは、「抱っこすれば座れるでしょ~?」と無理やりパニ子たちの席に割り込んで座ってきたではありませんか! さらに、パニ子たちが車内でゆっくり食べようと楽しみにしていたお弁当やお菓子を兄弟が欲しがり、勝手に食べてしまいました。 憤るパニ子でしたが、トラブルになるのを避け、車掌さんが切符を確認しに来たら伝えようと心に決めました。ちょうどそのとき、車掌さんが扉を開けてやってきました! 車掌が注意するも、寝たフリを続ける迷惑客パニ子はすぐに車掌さんにすべて伝えました。そして車掌さんが注意すると、今まで起きていたはずのミカが見事なタヌキ寝入り! 車掌さんとパニ子が困り果てていると、ミカの息子たちが遊び始め、「負けたらママの顔に落書きね!」と、ミカの顔に油性マジックでイタズラ書きをしはじめたではありませんか! 我慢ができなくなったミカはついに目を開けてて怒鳴るも、イタズラ書きをされたミカの顔に車掌さんも乗客も大笑い! 駅長室に連行されて……結局、ミカ親子は車掌さんに自由席へ連れて行かれました。そして降りた駅で、イタズラ書きされたままのミカ親子が駅長室に連行される姿を目撃。恥ずかしそうなミカでしたが、これまでの自分勝手な行動を考えれば因果応報です。一方、パニ子親子は楽しい旅行を満喫。久しぶりに祖父母にも会え、帰省を満喫しました。 子どもは親の背中を見て育つと言います。子どもたちには人として正しい姿を見せたいものですね。著者:ライター パニコレ
2023年06月05日保育士の中田馨さんが、癖ありママ友との上手な付き合い方について教えてくれました。子どもが園に通ったり、公園遊びをするようになるとママ友との交流も増えてきますよね。良い交流ができれば問題ないのですが、中にはちょっと癖のあるママに困っている…という経験もあることでしょう。どんな付き合い方をするのがよいのか、ぜひ参考にしてくださいね。こんにちは!保育士の中田馨です。子どもが大きくなるにつれ、ママ友とのコミュニティーも広がってきます。中には少し「困ったな」と思ってしまうママもいるものです。そんな時にどうすればいいか?私の経験を踏まえながらお話しします。 ママ友と連絡先は交換する?しない?皆さんは、ママ友と連絡先を交換していますか?LINEで連絡先を交換する方も多いかもしれませんね。では、どれくらいの親しいママとだったらLINEを交換していますか?実は私、極力LINE交換をしていません。それは、私の中で「LINEは、家族、親せきと保育所の仲間と親しい友達だけ」というルールを決めているからです。ですので、私のLINEは「この人誰だっけ?」といった人が一人もおらず、とってもシンプルです。 手軽に連絡ができるLINEだからこそ、親しい人だけに限定しているのです。新しく出会ったママ友には「LINEでのやりとりは、ほぼ家族だけなんですよ」と伝え、電話連絡かメールでのやり取りをお願いしています。最近ではPTAの役員のやり取りもグループLINEが多いと思いますが、個人的につながることはなく役員が終わったら、即退会します。「え?すごくあっさりしすぎじゃない?」と思われるかもしれませんが、私自身を守るためにもこのルールを大切にしています。 うわさ話や陰口が好きなママにはどう対応すればいい?「○○さんとこの旦那さんって…」「△△先生って評判どうなの?」。ママ友が何人か集まるとそんな話になることがあります。それが、あまり良くない雰囲気の話だった場合、困ってしまいますよね。うわさ話や陰口は、聞いただけでストレスに感じてしまうものです。うわさ話や陰口に出会った時にできることは、その場の話を広げない、盛り上げないことではないかと思います。「そうなんですか。でも、私はよく分からないですね」と、それ以上コメントしなくていいですし、「そういえば、運動会のお弁当のおかずって何入れる?」なんて話題を変えてもよいでしょう。もしできるなら「私、用事があるので」とその場から離れてもよいと思います。気を付けることは「そうかもね」やうなづいたりして、うっかり話に乗ってしまうこと。「中田さんも同意した」と思われるかもしれないということです。 子どもが小さい時ほど、どうママ友と付き合っていけばよいか分かりません。私が言えることは、「何だか困ってしまう」というママ友とは無理して付き合う必要はありません。経験を積むうちに「この人!」と思えるママ友が現れるものですよ。著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨
2023年06月03日