「育児の悩み」について知りたいことや今話題の「育児の悩み」についての記事をチェック! (2/89)
家族の日常を公開しているYouTubeチャンネル『ぽるぽるふぁみりー』。パパ・りょうたさん、ママ・みきさん、長女・みゆちゃん、次女・ふわちゃんの仲良し4人家族です。 パパのアメリカ転勤が決まった、ぽるぽるふぁみりー。準備のために、パパだけ3カ月先にアメリカへ行くことになりました。 今回は、視聴者から「何回観ても泣ける」と反響の大きかった、単身赴任前のパパとの最後の晩ごはんの様子をご紹介します。 娘からのサプライズにパパ号泣……パパの渡米前夜、家族最後の晩ごはんを食べている、ぽるぽるふぁみりー。手巻き寿司パーティーをして楽しく過ごしていましたが、「ごちそうさま」をしたあとに、みゆちゃんとママがサプライズでケーキをプレゼント! 最初はケーキを見て喜んでいたパパですが……。 みゆちゃんがメッセージカードを出した瞬間に、パパは号泣……! 感情が溢れ出る娘に……ニコニコだったみゆちゃんも、パパがカードを読み出すと、泣き出してしまいました。 「おとうさん いつもありがとう いつもありがとう。みゆより」カードにはメッセージとともに、家族4人の似顔絵が描かれていました。 パパとみゆちゃんがあまりにも早く泣き始めたので、ママはうしろで笑ってしまいます。 「パパ行かないで。大好き」と泣きながらパパに抱きつくみゆちゃんに視聴者さんからは、 <「みゆもアメリカ行きたい。アメリカ行かないで大好きなお父さん」 みゆちゃんの本音に涙が止まらないよ> <号泣してるみゆちゃんに「頑張ってたんだね」っていう言葉が出てくるお母さん、マジで尊敬しかない> <みゆちゃん、泣く寸前まで平然を装ってて、急に流れ出た涙に感情が溢れ出たのがわかった。そして私も泣いた> など、みゆちゃんの素直な行動や、ママの素晴らしい対応に共感コメントが多数寄せられました。 小さな体でいろんな感情が交差する様子に…… 最後は泣きつつも、話しながらケーキを食べるみゆちゃん。 寂しいけれど、パパとの最後の会話を楽しみたい健気な様子に視聴者さんからは、 <お母さんがこのとき泣きたいのを抑えて気丈に振る舞ってるのが素晴らしいと思う> <みきちゃんの素敵さが溢れてました。 絶対不安で、寂しくて、子どもの気持ちに寄り添って泣きたいはずなのに。 絶対泣かないで笑顔で居続けるみきちゃんのやさしさと強さを、女性として母として妻として本当に尊敬します。 みきちゃん!いつも応援してます!> <なにごとやって顔してたふわちゃんが、泣き止んで喋りだしたお姉ちゃんの顔覗き込んで安心して笑うところかわいい> <この動画やばいわ… これだけ純粋な子どもがわんわん泣くってことは、もうどれだけいいお父ちゃんかの証明になってるな……家族っていいなぁ> などと家族みんなへの賞賛コメントなどであふれていました。動画からは、みゆちゃんとパパがお互いを大好きな気持ちがあふれるほど伝わって来ました。その様子を見守るママと次女ちゃんにもほっこりさせてもらえます。 YouTubeチャンネル『ぽるぽるふぁみりー』では、その後、家族一緒にアメリカで過ごす動画が投稿されています。ぜひ、チェックしてみてくださいね。著者:ライター 廣瀬尚子
2024年06月21日息子が幼稚園に通っているときのことです。ある朝、息子の幼稚園の支度が終わり、いつもの様に息子はリビングでテレビを見ていました。その隙に私は、幼稚園に送るため洗面所で自分の身支度をしていました。ほんの一瞬目を離したら…身支度が終わりリビングに戻ると息子がいません。トイレやお風呂場、2階など探してもどこにもいません。焦った私は外かもと思い飛び出そうとしたとき、息子のお友達のお母さんから電話がかかってきたのです。「息子くん、うちに来てるよ。びっくりしたよ!」と。息子は近所のお友達の家にいたのです。その日、なかなか片付けない息子に対し叱ってしまったことが原因で家を出てしまったのでした。息子が1人で外を歩いている姿を思うとゾっとしました。 ◇◇◇ もう2度とこのような事をおこさないために、玄関ドアのドア鈴を購入し取り付け玄関を開けたかわかるようにしました。そして、息子への叱り方も変えました。この出来事をきっかけに、子どもは何をするかわからないものだと改めて思いました。 作画/てる子著者:林さくら子どもはもう社会人になり子育ては一応終了ですが、いくつになっても子どもは子どもで手助けしている母です。
2024年06月21日産後数カ月経ったころのことです。それまで夫には、休日にオムツ替えを頼むことはあっても基本的に24時間体制で私が育児をしていました。何もしてくれない!!どうしても私の体調が悪くなり、夫に夜間のミルクを1回分だけ頼んで寝かせてもらうことにしました。ふと起きたら時間はとっくに過ぎているのにミルクを上げた形跡はなく肝心の夫は寝ているのです。夫を起こし確認すると、やはり寝過ごしたと言うのです。たった1回のミルクさえあげることができない無責任さに呆れました。 ◇◇◇ その後、どんなに高熱がでてもぎっくり腰になっても私が対応しました。夫は育児をしてるつもりですが、子どもの体調に関わらない様なことだけしてもらっています。もう数年経ちましたが今も夫は自分が眠いときには自分の睡眠を優先させるので何も期待していません。 作画/いずのすずみ著者:遠藤かな40代、2歳の子どもと3人で暮らしています。出産を機に退職。現在は主婦。
2024年06月20日息子がまだ3歳のころ、息子の通う保育園に仲の良いママ友がいました。お互い男の子のママで年齢が近かったこともあり、私たちはすぐに意気投合。子どもたちも仲が良く一緒に過ごす時間が増えていきました。そんなときに突然起こったトラブル……。ママ友との関係に溝ができてしまいました。 息子を連れて保育園に登園したら…いつもどおりの朝。私は息子を連れて保育園に登園しました。門をくぐったところで「おはよー」という声。振り向くとママ友とその子どもが後ろから歩いてくるところでした。ママ友の子どもは無言で近づいてくると……、突然「バシッ!」っと息子の背中を強く叩いたのです! 痛みとショックで泣き出す息子。一瞬何が起きたかわからずフリーズする私……。「ごめん! 大丈夫だった!?」。ママ友が慌てて私たちのほうへかけ寄ってきました。ママ友は息子の様子を気にかけてくれましたが、自分の子どもに注意する様子はなく、「あの子、今日は朝から機嫌が悪いのよ」。そう説明するママ友。息子はすぐに泣きやみましたが、私の中でモヤモヤした気持ちが膨らんでいきました。 ママ友の態度に怒りがおさまらない「どうして、叩いたことを子どもに注意しないのだろう……」。その後も私の中でママ友に対する疑問がわいてきて、怒りへと変わっていきました。その日の保育園の帰りにママ友親子にばったり再会。「朝はごめんね。最近よく叩くのよ。この前も遊び場で他の子を叩いちゃって……でも子どもだから仕方ないよね」。 そう話すママ友の言葉に「子どもだから仕方ない? どういうこと?」と、怒りが増していく私。子どもたちは何事もなかったかのように楽しく遊んでおり、朝の出来事を引きずっているのは私だけでした。 ママ友に自分の気持ちを伝えてみた気持ちが晴れないまま時は過ぎ、私はママ友親子と過ごすことがだんだん苦痛になっていきました。このままではいけないと思い、思い切って「その場で子どもにきちんと注意してほしかったこと」をママ友に伝えたのです。 私の言葉に驚くママ友でしたが素直に聞き入れてくれて、その日から子どもが手を出すと注意してくれるようになっていきました。態度を変えてくれたことがうれしかった反面、一度覚えた不信感を消すことはできず、そこへママ友家族の引っ越しも重なり私たちは疎遠になっていきました。 あれから5年以上たち、私は3人の子どもの母親になりました。今でもママ友に自分の気持ちを伝えたことが果たして正しかったのだろうかと考えることがあります。しかし、自分の子どもが暴力を受ける姿を見るのは悲しいですし、「子どもだから暴力をふるっても仕方ない」というママ友の考え方を受け入れることは私にはできませんでした。仲の良いママ友でも関係が壊れてしまうことがあるということを身をもって経験した出来事でした。私も自分の言動に気を付けていこうと思います。 イラストレーター/miyuka著者:小林ゆかこ
2024年06月19日年少のとき、絵本にあまり興味がなかった次男。子ども園での読み聞かせに集中できず、連絡帳にその旨を書かれてしまいました。私は、興味のない本を読むことを強制したくはないけれど、一方で、ストーリー性のある絵本に触れ、想像力を豊かにしてほしいとも考えていました。そんな私に担任の先生がアドバイスをくれました。そしてそれを実行してみると……!? 図鑑にしか興味のない次男次男が子ども園の年少のときの話です。園生活にも慣れてきた、5月下旬のある日のこと、連絡帳に「◯◯くんは、絵本タイムにはあまり関心がないようで、友だちに話しかけたり、おもちゃで遊んだりしています」と書かれていました。 わが家では、毎晩寝る前に読み聞かせをしているのですが、当時次男が好んでいた本の大半は、たしかに図鑑や何か指定された物を見つけるといった、読み聞かせるのにはふさわしくない物でした。ただ、当時の私は「そのうちストーリー性のある絵本にも興味が出てくるだろう」と、楽観視していたのです。 強制はしたくないけれど…しかし、それから約半年後、また連絡帳に「楽しさを感じてもらえるよう、工夫しているつもりなのですが、絵本タイムはどうしてもそわそわしてしまいます。」と書かれてしまったのです。私は工夫してくださっている先生方に申し訳ないと思いつつも「本人の興味がある本を読んであげるのが一番良いと思うので、わが家では図鑑の読み聞かせをしています」と返信しました。 本人が興味のない絵本を読み聞かせるのは、本人にとっても、それを聞いてもらえない親にとっても、ストレスになると感じていたからです。ただ「本当は、想像力が豊かになるような、ストーリー性のある絵本を選んでほしいと思っています」とも付け加えました。 先生がくれたアドバイスとはすると先生は「たしかに図鑑などでは、お話のイメージが広がらないかもしれませんね。時間が許せば、そうした図鑑などに加え、ご両親おすすめのストーリー性のある絵本も読んであげるといいかもしれません」とアドバイスしてくれました。 また、次男のクラスにほかの保護者の方が読み聞かせに来たときに、珍しく集中して見ていたという絵本も教えてくれました。私はこれを聞き、「それなら次男も興味を示してくれるかも」と思ったため、さっそくそのシリーズの本や、次男が好きな恐竜や昆虫が出てくる図鑑以外の本を、図書館で借りて読み聞かせることに。 長めの絵本も読めるようにするとその約1週間後、連絡帳に「お母さんの願いが通じました! 読み聞かせのときに、一番前で見て『おもしろかった!』と言ってくれましたよ」と書かれていたのです。私はそれを聞き、その後も同様の方法で、読み聞かせを続けるようにしました。 すると次男は次第に、昔話のような長めの物語でも、最後まで集中して聞いてくれるようになったのです。ストーリー性のある長めの絵本だとしても、本人が少しでも興味のある物が出てくれば、徐々に楽しめるようになる、ということがわかった出来事でした。 ほかの保護者の方が読み聞かせをしたとき、絵本に興味を示した次男のわずかなサインを見逃さず、また、絵本が好きになるかもしれないという可能性を捨てず、根気強くアドバイスをしてくださった先生に、心から感謝しています。これからも息子たちのそのときどきの興味を見逃さず、心や想像力を豊かにする絵本を選んであげたいと思います。 イラストレーター/ねね著者:今岡めい
2024年06月18日息子はコロナ禍に生まれました。そして高校時代の友人が私と同じ時期に出産。最初は「ママ同士でいろいろ話せてうれしい!」と言い、定期的に子どもの成長を報告し合っていたのですが、あるときから友人のメッセージがそっけなくなってきて……。息子と同級生の赤ちゃんその友人とは定期的に会っていました。そして友人の第1子とわが家の第2子が同じタイミングで生まれることに。「生まれたら一緒に遊ばせようね!」と楽しみにしていました。 しかしコロナ禍ということもあり、わが家から少し遠いところに住む友人と赤ちゃんにはなかなか会えず。それでも「会えない分たくさん連絡すればいいじゃない!」と友人が言うので、私も友人も今まで以上に連絡をとるようになり、子どもの成長を送り合っていました。 メッセージがそっけない?最初こそ「昨日、初めて寝返りした」、「泣かれ過ぎてつらい」など日々の子育てで、うれしかったことや愚痴を送り合っていました。私としては「友人は初めての子育てだし、この定期連絡で友人を支えられればいいな」という思いも。実際、友人から質問されることも多く、そのたびにわかる限りのことを答えていました。 しかし、あるときから急に友人からのメッセージがそっけなくなったように感じました。送られてくる写真もどんどん減っているように感じます。私はそんな変化が心配で「大丈夫?」、「しんどいことある?」と折に触れて送っていたのですが……。 そんなつもりじゃなかった……私が心配しても「何でもないよ」と返していた友人。しかしある日、長文が届きました。その内容は「定期連絡をやめたい」、「自分の子と比べてしまってつらい」、「私は近くに頼れる人がいなくてつらい」、「自慢されているみたいに感じる」とのこと。 友人にとっては私が送った「○○ができたよ」、「○○みたいにしたらいいよ」などの内容がマウントをとられていると感じたようでした。これを受けて私は大反省。「そんなつもりはなかった。本当にごめん」と謝り、話し合った末、友人の気持ちがこちらに向くまで連絡のやりとりは一旦やめることになりました。 私は「産後はメンタルが不安定になるだろうから」と友人に気を遣っているつもりでいました。けれど、昔から仲の良い友人ということもあって、配慮に欠けてしまったところがあったのかもしれません。気遣いの足りない言い方をしてしまったと反省し、今は友人の負担にならないよう連絡はしていません。著者:山口花田舎で1女1男を育てる母。コーチングの資格を子育てに生かしながら日々奮闘中。主に妊娠・出産・教育の記事を執筆している。
2024年06月18日夫婦生活の中で、家事や育児の分担問題はよくある悩みの一つです。お互いに仕事を持つ夫婦の場合、どちらか一方が家事や育児の負担を感じてしまうことは少なくありません。今回のMOREDOORでは、パートナーとのすれ違ったときの体験談を投稿者に聞いてみました。※当事者の声はさまざまです。あくまで一例として、考えるきっかけになれば幸いです。結婚6年目、Tさんの場合休みの日や平日の夜など、夫はゲーム三昧で家事育児など1人でこなしていました。「手伝ってよ!」と伝えると?夫からまさかの発言「仕事してるんだからこれくらいいいでしょ」と言い返されてしまいました。夫婦で協力して家事育児をしていきたかったのに、断られ悲しい気持ちになりました。この状況から抜け出すために……夫が自由に過ごした時間分、私も自由な時間を過ごす事にして、息抜きすることにしました。1人の時間がほしいということを伝えました。そして、夫が休みの時に子どもを見てもらい……。その後の展開は……?自分の時間を過ごし家に帰ると、夫からまさかの言葉が。1日、家事育児を行なった夫が感じたこととは一体!?※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。(MOREDOOR編集部)
2024年06月18日私には4人の子どもがいます。4人きょうだいの上2人にはついつい「自分でやってね!」と言ってしまったり、下の子たちの面倒もたくさん頼んでしまいます。一生懸命やってくれるけれど、本当は大変だよなぁ……と気づかされたことがあったのでご紹介したいと思います。「かわいいけどちょっと困る!」長男と次男は2歳半差。次男が生まれたときには「これがおめめ、これが鼻、あ~かわいいな~」なんてメロメロだった長男ですが、次男がハイハイを始めたころからかんしゃくが多発するようになりました。せっかく作った作品が壊されたり、おもちゃはよだれでベトベトにされたり。 赤ちゃん返りはほとんどなかったのですが、ふとしたときに長男が「○○ちゃんはかわいいけど、ちょっと困る!」と叫んでいて、お兄ちゃんは大変だなぁと思ったのでした。 「ばあばんちに行ってくる!」次男から2歳半差で、第3子が誕生! 次男に対しては着替えやトイレなどを「自分でやってね」と言うことが多くなり、できていないと長男が「そんなこともできないのか!」と少々強く言うこともありました。妹が少し成長しておもちゃの取り合いになると、気の強い妹が勝ち取ることが多く、次男は噛まれてしまうことも多々。 お兄ちゃんにはバカにされ、妹には喧嘩で負け、親は育児や家事で忙しそう。次男は家で過ごすのがつらかったのかもしれません。しばしば「ばあばんち行ってくる」と義実家で過ごしていました。家族で「次男の気持ちを大切にしよう」と話し合って、なるべく次男の話には耳を傾けるように意識するようになりました。 「お母さんにはわからないよ!!」第3子から2歳差で第4子が生まれ、ますますバタバタな毎日。お兄ちゃんたちは自分のことは自分でできて「当たり前」とされ、下の子のお世話や簡単な家事もどんどん任されるようになりました。 しかし次男は気に入らないことがあるとキーキー叫び、物を投げたりドアをバタンと強く閉めたり、とにかくグズり始めるとなかなか止まらず、私もイライラすることが多くなりました。 しかし、ある日長男が放った「お兄ちゃんは大変なの! お母さんにはわからないよ!!」のひと言。私自身が年の離れた3きょうだいの末っ子だったので、言ったのでしょう。長男だってまだ7歳、次男はまだ5歳、もっと甘えたいこともあるんだよな……と反省しました。 著者:小林まり元小学校教員で3男1女の母。第4子を出産後に一念発起して食育アドバイザーや保育士の資格を取り、現在は療育の現場で奮闘中。自身の体験を元に執筆している。
2024年06月18日ある日、娘の通う保育園のグループラインに園ママから1通のメッセージが届きました。内容は「ママと子どもたちみんなでランチ会をしませんか?」というものでした。ボスママ気取り!?怖い!しかし、平日は仕事をし、休日は家族の時間や習い事で忙しくなかなか予定が合わずにいました。すると突然、「集まりが悪いからランチ会延期にします」という内容のメッセージが投下されたのです。続けて「でも、予定が会う人だけでも…」と食い下がるメッセージが。すると、同じクラスのママ友から「もう限界!助けて」とメッセージがあり、会うことに。 ママ友はげんなりしながら、ランチ会を主催した園ママから個人的にメッセージが来たと言い、無言でスマホを見せてくれました。メッセージを見ると「せっかく私が声かけしたのになんで集まらないわけ?」「みんな、やる気あるの?」とボスママ気取りのメッセージが何通もあり、園ママの裏の顔に恐怖で震えました。 ◇◇◇ その後、誰も集まらずランチ会は延期となりました。延期となっただけなのでまたいつメッセージが投下されるのかとヒヤヒヤしています。「保育園は子どもを預けるところで、ママ友を作る場所じゃないのに…」と思ってしまいました。 作画/まげよ著者:佐藤ゆう40代、2児の母。子どもと一緒に推し活を楽しんでいます。
2024年06月16日わが家の5歳の双子は2人とも自閉スペクトラム症の診断を受けており、現在は保育園と療育の両方に通っています。そんな中、彼らにとって一番苦手な行事である生活発表会が催されることになったのですが……。1年前に受けた衝撃集団行動がとても苦手なわが家の双子の息子たち。1年前に自閉スペクトラム症の診断を受けた直後に保育園で催された年少クラスの生活発表会では、クラスメイトと同じ動きがまったくできず、完全に浮いていました。 その様子を見て、「医師の診断はやはり正しかったんだ……」と私は強いショックを受けるとともに、2人の障害を受け止める覚悟を持つことができたのを覚えています。 その日からあっという間に1年が経ち、年中クラスの生活発表会が催されると聞いたとき、私は1年前のことを思い出して不安になりました。 しかし、2人は以前と比べてたくさんのことができるようになってきています。「ドンと構えよう。周りの子ではなく、1年前と比べてできたところを褒めてあげよう」。そう自分に言い聞かせ、発表会の日を待ちました。 緊張の発表会で2人は…そしてあっという間に当日を迎え、私は緊張しながら2人の出番を待っていました。すると……。なんと、2人は舞台袖から走り出てくると、みんなと一緒に演技を始めたのです。 もちろん、クラスメイトと比べたらセリフもままならないし、動きも少しズレています。歌もテンポが外れているし、出番以外では走り回ってしまっています。 それでも1年前とはまったく違い、クラスメイトとともに懸命に演技をする2人の姿がそこにはありました。 感動のあまり、思わず涙した私。そして、この1年の2人の頑張りを実感するとともに、2人を支えてくださったすべての人々への感謝の気持ちでいっぱいになりました。1年前はショックを受けてしまった生活発表会。しかし、今年は双子の成長を実感することができた素敵な思い出となったのでした。 著者:木下うめ子
2024年06月15日2歳半の長男は、生後7カ月の次男の離乳食に興味津々。私が次男の離乳食をテーブルの上に用意していると、知らないうちに椅子に座ってその離乳食を勝手に食べてしまうのです。落ち着いて次男に離乳食を与えられず、毎回邪魔をする長男に私は「弟のでしょ! 意地汚いからやめなさい!」と叱っていました。しかし、夫の言葉であることに気づき、猛反省したのです……。離乳食が食べたい長男次男の離乳食を始めたときから、長男は次男の離乳食が食べたくて仕方ありません。最初は、普段から自分の要求を口に出したり態度に出したりすることがないため、「おなかが空いているのかな」と思い、離乳食の時間帯になると長男にパンや軽食を与えたり、長男の食事の時間に合わせて離乳食を次男に与えたり工夫をしました。 しかし、長男は次男の離乳食が欲しいようで、自分の食事が目の前にあるにも関わらず次男の離乳食を欲しがってグズりだす始末。私は落ち着いて次男に離乳食を与えることができないほどでした。 夫の言葉にハッとした長男がさんざん自分の食べたい物を食べても次男の離乳食を欲しがり、離乳食介助が落ち着いてできない私は苛立ちが募りました。「いっぱい食べたでしょ! 人の物を欲しがらないの!」と長男に叱ることも増え、どうしたらゆっくり次男に離乳食を与えられるのか悩み始めました。 そんな私の姿を見て夫は、「長男は自分が離乳食を食べていたときのことを思い出して味が懐かしいんじゃない?」とチラッと言ったのです。私は我に返る思いでした。 大満足の長男を見て夫の言葉を聞いてから私は、「長男にはもう離乳食は必要ないし、人の物ばかり欲しがるなんて良くない」と勝手に長男の行動を否定していて、気持ちをわかってあげることができていなかったことに気づいたのです。 それから、離乳食を少し多めに作っては、離乳食の時間帯に長男にも少し与えるようにしました。すると、長男は大満足の笑顔で少量の離乳食をゆっくり味わうように食べていたのです。私はそんな長男の姿を見ると愛おしくてたまらなくなりました。 自分の物があるのにもかかわらず、人の物を欲しがる長男を「意地汚い子」と私は勝手に決めつけて叱っていたことに気づき反省しました。まだ小さい長男が赤ちゃんのときのことを思い出し、懐かしみながら幸せそうに離乳食を楽しんでいる姿を見て、私は「感情を決めつけて叱りつけてはならない」と改めて学びました。今後も、長男の心の成長を尊重しながら育児を楽しんでいきたいと思います。著者:岩見 エリ2人の男児の母。看護師歴12年、フランスで出産し子育て中。 監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年06月15日とにかく赤ちゃん優先で、なりふり構っていられなかった0歳児の子育て。私も今思えば「あのときは余裕がなかったな」と思うことばかりです。今回はその中から、食事のときのエピソードをご紹介します。ワンオペ育児が生み出した食事スタイル娘は新生児のときから、泣き声の大きい子でした。産婦人科の看護師長さんに「生まれたばかりなのに大きな声だね」と言われたほどです。私にとって初めての育児。大きな声で泣かれるとやはり焦ってしまい、「早く泣き止ませなきゃ」と思うことも多くありました。 はじめのうちは抱っこで泣きやませようとしていましたが、どうやら娘は抱っこがあまり好きではなかったようです。それよりもスイングラックという、ゆらゆら揺れるベビーラックが大好きでした。揺られていると安心するようなのです。泣き始めるとゆらゆらさせるのが日常となったわが家。 ただ、このスイングラックはお下がりで頂いた少し古い物で、電動ではありません。手動なのでいつも自分で揺らさなければなりませんでした。そのため、私の食事中に娘が泣き始めると……。 まずは自分の隣にスイングラックを置き、そこに娘を寝かせてシートベルトを装着します。そして手は食事をしながら足でやさしくスイングラックを揺らすのが当たり前となっていきました。 とてもお行儀が悪いことはわかっていましたが、私も食事をとらなければ頑張れません。夫が仕事に出かけている日中は、ワンオペ育児でした。他に見ている人もいないため、お行儀の悪いこのスタイルでの子育てが私の日常となったのです。 今思うとなかなかシュールな光景ですが、結果、娘は元気に育っているのでよかったです。頑張っていた当時の自分に、「よく頑張ったね」と言ってあげたいです。 ※スイングラックを使用するときは、必ずシートベルトを装着するようにしましょう。著者:やまね ゆき
2024年06月14日私には幼稚園、年中の娘がいます。活発な子で、手や足にけがをしてくることは日常茶飯事。ある日派手に転んで、ひざに大きなけがをして帰ってきました。数日経つと傷はかさぶたになり、やっとお風呂も痛がらずに入れるように。そんな安心していたころ、かさぶたが大きくはがれ、血が滲んでいたのです。娘に状況を聞くと驚きの事実が判明して――!? かさぶたが剥がれた理由その日幼稚園から帰ってくると、かさぶたになった傷に再び絆創膏が付いていたのです。娘が「血が出ちゃったから」と言うので絆創膏を剥がしてみると、かなり大きくはがれて血が滲んでいました。 そこで私が「気になって剥がしちゃった?」と聞くと、突然みるみるうちに、娘の目には涙が……。私は驚いて理由を聞きましたが、娘はなかなか口を開いてくれませんでした。 時間をかけて話を聞くと、なんと幼稚園でおままごと中にお友だちがかさぶたを剥がしてしまったとのこと。娘はさらに「痛かったけど〇〇ちゃんとおままごとしてただけだから。〇〇ちゃんのママにも先生にも言わないで」と続けました。 娘が話さなかった訳娘が落ち着いてから、園から帰ってすぐに話さなかった理由を聞くと、「〇〇ちゃんが怒られちゃうと思ったから」と心配そうに答えてくれました。 私は娘のやさしさを大事にしたいと思い、園やお友だちのママには何も言わないでおくことにし、「秘密にしたいことは守るから、痛いことや悲しいことがあったらいつでも話してね」と伝えたのでした。 かさぶたを剥がされたときの痛みを想像すると、親として何も言わずにいるのはつらい気持ちもあります。けれど、痛い思いをしたにもかかわらず、お友だちを心配して何も伝えなかった娘の気持ちを尊重することにしたのです。おままごとでかさぶたを剥がしてしまうなんて大人からすると想像もしない事件でしたが、娘のやさしさを改めて知り、涙した出来事でした。イラスト/まげよ著者:河原りさ
2024年06月14日「ヘリコプターペアレント」「ラップ子育て」、どちらも子育てに関する言葉を指します。SNSなどで目にしたことがあるでしょうか? これらは、近年の子育てで問題視される“ある状態”を、皮肉を込めて表した言葉です。SNSでは「これ私かも……」と反省する投稿も見られました。 ヘリコプターペアレント・ラップ子育てとは?「ヘリコプターペアレント」とは、ヘリコプターのように頭上をホバリングして子どもの生活を監視し、コントロールする保護者のことを言います。子どもを心配するあまり、常に先回りし、失敗やリスクから遠ざけようとします。 「ラップ子育て」とは、保護者が自分の子どもをラップで包み込むように守り、外から受ける刺激や経験を遮断してしまうことを指します。 いずれも、日本国内のみならず海外でも用いられている言葉で、過保護・過干渉な保護者への皮肉を込めて表しています。 SNSを見ると「自身の母親がヘリコプターペアレントで苦労した」という子ども側の意見や、「そうならないように気をつけたい」という保護者としての自戒を込めたコメントなど、さまざまな反応が見られました。過保護・過干渉のデメリット「ヘリコプターペアレント」や「ラップ子育て」のような言葉が使われるようになるほどに、過保護や過干渉が問題視される昨今ですが、SNSを見ると「つい過保護にしてしまう」と悩む声も目にしました。 過保護や過干渉をセーブするには、どのような心構えが必要なのでしょう。育児の専門家である大阪教育大学教育学部教授・小崎恭弘先生に聞いてみました。 小崎先生曰く、過保護・過干渉には以下のようなデメリットがあるそうです。 1.適切な成長の阻害壁を越えようとするような挑戦ができない、やらせてもらえないことで、成長のバランスが崩れてしまう。 2.保護者への依存が高くなり自立できない保護者の言いなりになり、なんでも保護者に頼る。自分で決められない。 3.さまざまな責任を保護者に求め、自主性が育たないうまくいかないことや失敗などを、保護者の責任として自分の非を認めず、努力しない。 改めてデメリットを見ると、保護者としてちょうどいい距離感を保って子どもを見守る必要性が感じられます。過保護にならないポイントは?では、ちょうどいい距離感を保つにはどのような心構えがあると良いでしょう。小崎先生に意見をお聞きしました。 小崎先生「子どもと親の距離感は、近過ぎず離れ過ぎないちょうど良い間隔が必要になります。イギリスの小児科医として著名なウイニコットは、良い親として『good enough mother』(母親と特定していますが、父親でも良い)と提唱しています。 『goood enough』とは、『過不足のない』『適度な』『ほどよい』などという意味です。子育てには『大き過ぎず・小さ過ぎず』『速過ぎず・遅過ぎず』『近過ぎず・遠過ぎず』など、極端な関わりではなく良い頃合いの、適切な関わり方が大切であるということです。ちなみに関西弁では『よい加減』のことを『ええかげん』と言います。『ええかげんな子育て』とは、親子の関係性のあり方のひとつの真理だと思います。 完璧な子育てや、すべてに親が関わることが良いことではありません。それはまさに過保護、過干渉です。 親が子どもの育つ力を信じて、少し気持ちを楽に構えて『まぁいいかぁー』ぐらいの距離感が子育てには必要なのかもしれません」 過保護な自分に気づくためには?ここで保護者として気になるのは、自分と子どもの距離感ではないでしょうか。知らず知らずのうちに、過保護や過干渉になっていないか、気になる人もいるでしょう。 自身の過保護や過干渉には、どうしたら気がつくことができるでしょう。 小崎先生「年齢に応じて親との距離感ができるものですが、自分たちで見極めることは簡単ではありません。 これには、実家のお母さんや周りの友だちなどの、本音で接してくれる人と関わることが必要です。そんな人に『手をかけすぎでは?』と言われたら、子どもとの距離を見つめ直すときと言えます。また、同じ年齢の子どもやその子育てをよく見て、どのように関わっているのかを冷静に見てみることも有効です」 子育てへの警鐘モンスターペアレントに続き、最近耳にするようになった「ヘリコプターペアレント」や「ラップ子育て」。これらは、過保護や過干渉を揶揄しつつも、その背景には過保護過ぎる子育てへの警鐘があるのかもしれません。 ベビーカレンダーが実施したアンケートによると、「ヘリコプターペアレント」という言葉を知っている人は9% 、「ラップ子育て」という言葉を知っている人は、わずか2%でした(2024年6月時点。ベビーカレンダー投票箱機能調べ)。 これからさらに過保護や過干渉が問題視され、各所でこの言葉を聞くようになるのか、はたまたそこまで浸透せずに終わるのか……。気になるところですね。 監修者:保育士 大阪教育大学教育学部学校教育教員養成課程家政教育部門(保育学)教授、大阪教育大学附属天王寺小学校校長 小崎恭弘
2024年06月14日もともと料理が苦手な私は、娘の離乳食作りも負担に感じていました。周囲のママ友のおしゃれな離乳食を見て、「もっと頑張らないと」と思った私が、人と比べることをきっぱりやめたきっかけについてお話しします。ママ友の華やかな離乳食もともと料理が苦手な私は、離乳食作りも何とか自分の負担を軽くできないかと試行錯誤する日々。そんなときに、おかゆの中に野菜やタンパク質のペーストを混ぜ込むことを思いついた私。それ以降は、ひとつのお茶碗にすべて混ぜ込んだ離乳食や、離乳食が進んでからは発達に合ったベビーフードとご飯を合わせたワンプレート離乳食などを娘に食べさせていました。 娘が生後9カ月になったころ、近所のママ友と私の家でランチをすることに。そのママ友が持ってきた手作りの離乳食は品数が多く見た目も華やかでとてもおいしそう。 私の手抜き離乳食を一生懸命に食べてくれる娘を見ながら、私は申し訳ない気持ちでいっぱいになり、その日からおしゃれな離乳食作りに挑戦してみることに。 しかし、もともと不器用な私は、調理に時間がかかるわりに、見た目も想像していた通りにはできず、イライラが募る一方でした。 私にとって大切なものは?そんなある日、遊んでほしくて泣いている娘に向かって「今ごはん作っているから、ひとりで遊んでて!」と言ったときにふと、私は誰のために手間をかけて離乳食を作っているのかと考えました。私の手抜き離乳食でも一生懸命に食べてくれていた娘。 離乳食の見た目にこだわる必要はあるのかと、近所の小学生のママさんに相談したときに、「お母さんがラクなほうでいいよ! 毎日ごはん作っていてえらい!」と言ってもらえたことも私の決意を後押ししてくれました。 そのあとはママ友とのランチのときも「これが私のスタイル!」と割り切って手抜き離乳食を披露しています。イライラしながら離乳食を作っていた時間を、絵本を読んだりダンスをしたり、娘と一緒に過ごす時間に回せるようになり、毎日楽しく過ごしています。 私は離乳食作りが苦手です。苦手なことに時間を割くよりも娘と一緒に笑顔で過ごす時間を作ることを優先すると決めたことで、気持ちがラクになりました。娘が1歳3カ月になってからは、おにぎりに卵やしらすなどのタンパク質といろいろな野菜を混ぜ込むスタイルで、手抜きごはんを継続中です。 イラスト/ななぎ著者:下川 美悠監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年06月12日友人に誘ってもらい、家族でプールへ遊びに行ったときのことです。プライベートプールのある所だったので、他にゲストはおらず、貸切で贅沢に遊ばせてもらっていました。そんな…まさか!?プールの深さは120cmくらい。背の低い私が背伸びすると顔が濡れないくらいの深さでした。4歳の息子はもちろん足がつかないので、腕に浮袋、胴に浮き輪をつけてプカプカしたりバタ足したり楽しんでいました。 息子がプールサイドからプールへ飛び込んでみたい!というので、貸切なのもあるし、深さもしっかりあるので、経験させてみるかと軽い気持ちでOKしました。ぴょーんと飛び込んで、ケラケラ笑っていたのですが「 足が痛い……」と浮かない顔に。特に腫れもなく、着水のときに捻挫でもしたかなと様子をみていました。 翌朝トイレに行くと、息子が「立ってトイレができないよ! 足が痛いー!」と言うので病院へ行くと、骨にヒビが入っていました。子どもの骨は未完成なので、本当にちょっとしたことで骨折してしまうそうです。 ◇◇◇ 子どもは水深10cmでも溺れることがあります。水遊びをするときは、子どもから目を離さないようにしてくださいね。また、飛び込みは水底に頭をぶつけて怪我をしてしまったり、今回のお子さんのように骨にヒビが入ることもあります。水遊びをするときは、じゅうぶんに気をつけて遊ぶようにしてくださいね。 また子どもが小さい場合、パンツ型の浮き輪や首掛け式浮き輪を使用することもあるかもしれません。しかし、体勢をくずし転覆する危険性や顔が抜けてしまい溺れる可能性もあります。パンツ型の浮き輪や首掛け式浮き輪を使用する際は、絶対に子どもから目を離さないでくださいね。手を繋いだりして常に子どもに変化はないか確認するのも良いかもしれませんね。また、浮き輪を選ぶ際は子どもにあったサイズ選びをすることや安全基準マーク(STマークなど)が付いているものを選ぶと良さそうです。それでも、必ず子どもから目を離さないでくださいね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 作画/まげよ著者:さとうようこ30代、5歳男の子ママ。第二子妊娠中。 監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年06月10日3人の子育てで、いっぱいいっぱいになっていたときのこと。夫からの協力はほとんど得られず、夫に協力するよう言ってもらおうと、勇気を出し初めて義母に現状を相談しました。そんなの知らない!!義母からは、「息子は優しいところがあります。マイペースは天からの授かり物だから我慢して下さい。優しいところもたくさんあるから、結婚したときの事を思い出して頑張って下さい。私が手伝いに行くからいつでも言ってね。」と言われました。頭には「?」しか浮かばず…。元々孫より息子ファーストな義母なので、「やっぱり何を言ってもダメだ…」と改めて思いました。◇◇◇ 次の日「私の育て方が悪かったです」と1万円を家まで持って来ました。元々私の事をよく思っていなかった事もあり、私の中で何かが弾け「会いたくない」と夫に伝えて、私は会いませんでした。現金を持って来た時も、息子の心配のみ。息子が父親になろうが、義母からしたらいつまでも可愛い、可愛い息子なんだろうな…と思いました。 作画/さくら著者:山田彩音30代、結婚12年目、3児の母です。義両親とは、別居しています。義実家からは鬼嫁だと言われています。
2024年06月09日耳の聞こえないパパ・ととちゃんとママ・ゆうこさんが、家族の日常を公開しているYouTubeチャンネル「みゆみゆチャンネル」。今回は、家族の中で1人だけ顔出しをしていない次女からの手紙を公開する様子をご紹介します。みゆみゆチャンネルとは 耳が聞こえないパパ・ととちゃん、ママ・ゆうこさん、2000年生まれの長女・みゆかさん、大学生の次女・ねねさん、小学生の三女・かいちゃんの5人家族。 ととちゃんとゆうこさんはステップファミリーで、長女と次女はゆうこさんの連れ子、三女のかいちゃんは2人の実子です。長女はすでに結婚していて、1児のママ。ゆうこさんは、長女7歳、次女3歳のときに離婚。長女14歳、次女10歳のときにととちゃんと再婚しました。 2人の出会いは、職場だったそう。もともと、ゆうこさんは手話通訳の仕事もしていましたが、当時はあまり手話がじょうずではなく、ととちゃんに仕事と手話の両方を教えてもらうなかで、惹かれていったそうです。 そんなお二人が作りあげるYouTubeチャンネルの「みゆみゆチャンネル」には、ととちゃん、ゆうこさん、かいちゃんの3人がメインで登場しており、次女のねねちゃんだけが、顔出しをしていません。 今回紹介する動画では、ねねちゃんからの手紙をご紹介します。動画の中でととちゃんが涙! そのワケとは……? 次女からの手紙 ねねちゃんが高校2年生のときに、両親へ向けて書いた手紙。 「次女から手紙をもらうのは初めてかもしれない」と、手話と口話を交えて話すゆうこさん。 長女はゆうこさんとぶつかることも多かったそう。一方、次女ねねさんは絵に描いたような『良い子』だったと言います。 「自発的に勉強もするし、勉強もできる。逆に遊びに行かないから心配になる」とゆうこさん。 そんなねねさんに動画への出演をお願いしましたが、友達にバレるのが嫌だから出演はできないけれど、手紙ならOKと手紙を書いてくれたようです。ととちゃんがねねちゃんの代わりに読みます。 異父姉妹が生まれたときの気持ち 始めに、かいちゃんが生まれたときの気持ちがつづられています。「へぇ〜って思いました」という次女の手紙に、思わず笑ってしまうゆうこさん。 「自分が姉になるという実感はあまりなかった。年も離れているから、妹という感じもそんなにしない。今でも自分が末っ子のような感覚が抜けなくて困っています」と続きます。 ゆうこさんから見るとしっかりしている次女ですが、“もっとしっかりしなきゃ”という想いがあるようです。 YouTubeを始めた理由は、自分のためだと知って 母がYouTubeを始めたときの気持ちは、「もともと、癖のある家族だから驚きはなかったです。『ついに来たか』と思いました」と手紙には書いてあったようです。 YouTubeを本格的に始める前には、UberEatsの配達員や布販売をしたことがあるという、ゆうこさん。ゆうこさんが思い立ったらすぐに行動するタイプなのを、家族はみんな理解してるようです。 YouTubeチャンネルを運営しているゆうこさんに対しては「1年間YouTubeを続けるという目標を立て、毎日パソコンやカメラに向かう姿勢を見て、目標を立てそれに向かって頑張るのはすごいと思います」と、尊敬しているようです。 「嫌なのは常にカメラを警戒する必要があること」。思春期の女の子にとっては、家で常にカメラを意識するのは少し大変かもしれませんね。 「ママが動画編集をしている姿をいつも見ています。最近ではやることも増えて大変なはずなのに、いつも笑顔で作業をしているのを見ると本当にすごいなと思っています」という手紙の内容には、ゆうこさんの「嬉しい……」という言葉が漏れます。 「偶然見たママの動画で、YouTube活動を続ける理由の一つに私の大学の学費を稼ぐためだと言っていたのを見て、うるっとしました。本当に困った娘だと自覚していますけれども、それでも私の将来のことを考えてくれて本当に嬉しいです」 次女からの感謝の手紙にゆうこさんは涙ぐみます。 父から娘へ……手紙を読み終わったととちゃんから、ねねさんへ向けてメッセージ。話す前に、昔を思い出してうるっときてしまう、ととちゃん。 「勉強もあるから、ゲームをしたり、一緒に遊ぶことが無くなったことは、正直さみしい。だけど、ねねちゃんが勉強をしてくれるのは嬉しいです。行きたい道へ行けるかは運や環境にもよるけれど、全部サポートするからいつでも言って」と涙するととちゃん。 動画の最後には、ゆうこさんの想いが。「子どもは、好きなことを好きなだけ自由にしてほしい。私の姿を見て、それがプラスになれば最高だなって思います」 動画からは、ととちゃん、ゆうこさん、ねねさんの3人がお互いを想っている様子が伝わってきました。ときどき、後ろに映る三女・かいちゃんの様子にもほっこりします。普段は恥ずかしくて言えないことも、伝えられる素敵な手紙でした。 画像提供・協力:みゆみゆチャンネル著者:ライター 廣瀬尚子
2024年06月09日9歳の子どもと一緒に、酷暑のため室内で遊べる場所を探していました。すると、カフェに併設されているスポーツ施設があったので遊びに行きました。まさかの結果にあ然…元気に遊んでいたのですが、10分も経たないうちに子どもがおなかが空いたと言うのでカフェへと移動しました。子どもがひどく汗をかいていて、おなかが空き過ぎて気持ち悪いし、おなかも痛いと言い出したので、トイレに行くことにしました。 しばらく待っていると、トイレの個室から大号泣! 何とか個室の鍵を開けさせると、子どもが嘔吐していて床が大惨事でした。顔色が悪くパニックを起こしていたので、救急車を呼ぶことに。病院に運ばれてからは落ち着いたようで、軽い熱中症と診断され、特に点滴などの処置もなく家に帰ることができました。実は、子どもが遊んでいた施設内にはクーラーがなく、窓を開けて換気している状況でした。 ◇◇◇ 後日お菓子を持ってご迷惑をおかけしたことを謝罪しに伺いました。とても親切なオーナーさんでありがたかったです。そのときカフェにいた他の年配のお客さまたちも心配してくださっていたようです。酷暑で空調設備のないところで遊ぶときは、水分補給をこまめにし、休憩をしながら遊ばなければと学びました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 作画/まげよ著者:早乙女貴子40代、10歳、8歳の小学生不登校児を持つ母親です。フリーランスで働いていましたが、母子分離不安の為仕事は全くできない状況です。監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年06月08日2歳の娘と就寝前にお話をしているときのことです。突然、娘がニコニコしながら不思議なことを言い出しました。それって…本当に!?実は、少し前に私の実父が亡くなったばかりで、そのころから「じぃじいるねー」などと話していました。小さい子の中には霊的なものが見える子がいると聞いたことがあり、実父なら怖くないと思い「そっかー」と聞いていました。しかし、その日は薄暗い部屋の天井を見つめ「じぃじ、ばぁたんの家に帰ったね」と言うのです。この発言はリアルだったので気になり実母に連絡し変わったことはないか聞いてみました。すると「最近、物音がするのよねー。そっかー、お父さんなのかもねー」と言うのです。父がなくなってからバタバタと忙しく、疲れていた母の声が少し元気になった気がしました。しかし、「でもね、お父さんにはここにいちゃいけないのよーって教えてるの」と物音がするたびに言っているそうで、さすが母!強いなーと笑ってしまいました。 ◇◇◇ 娘の不思議な発言のおかげで少し元気を取り戻した実母。少し怖いなぁと思うことはありますが、これからも娘が気になる発言をしたときは耳を傾けようと思いました。 作画/さくら著者:佐藤ゆう40代、2歳差姉妹を育てる母。娘と一緒に推し活をするのが趣味です。
2024年06月07日私たち家族はオーストラリア在住です。2人目出産時、頼れる身内は夫だけという状況の中、夫婦で育児ノイローゼのようになってしまいました。ここでは、2人目で育児経験があってもうまくいかないと実感したことや、精神的に不安定な状態になってから復活までの体験をお伝えします。オーストラリアでの出産を決意!2人目の妊娠判明後、オーストラリアでの出産を決意。理由は、長女のときは日本に戻って出産したため、夫が初めて長女に会ったのが生後3日目で、貴重な新生児期を一緒に過ごせたのはたったの1週間程でした。仕事があるので仕方のないことですが、私は夫と子どもを引き離してしまっていたことをずっと後悔していたのです。 日々変化する子どもの成長を夫にも見せたい! と思いオーストラリアでの出産を決断しましたが、普段あまり娘のお世話をしていない夫と2歳イヤイヤ期真っ最中の娘を抱えての出産には正直なところ不安もありました。 ついに出産! そして……その後、妊娠38週3日の深夜に次女を出産しました。妊娠中の苦しさや、出産での疲労でくたくたでした。「これでやっと数日入院して休める」と思っていた矢先、看護師さんから「少し休んだら帰ってね」とひと言。これには驚愕しました。 私は疲労困ぱいでしたし、長女と一緒に帰ったら絶対に休めないと思い、1泊だけでも入院したいと食い下がりましたが答えはNO。沐浴もまだで胎脂をつけたままの次女を連れ、出産から約8時間後に泣く泣く退院することになったのです。 空回る夫、疲れ果てた私。その結果……夫は張り切って家事や育児をしましたが、慣れない家事や2歳イヤイヤ期の娘のお世話は簡単ではなく、次第に夫の様子に異変が。表情には覇気がなく食事をしなくなり、靴を履かないだけで長女を怒鳴ったり、ぼーっとしたりしている時間も増えていき……。 それを見た友人が冗談ぽく「育児ノイローゼじゃない?」とひと言。それだ! と心の中で叫びました。私のほうも夫のフォローにまわり、家事も育児も頑張った結果、心身を病み育児ノイローゼのような状態に……。めまいや食欲不振、倦怠感に、突然出る涙、娘たちがかわいく思えないという事態にまでなってしまったのです。 一家の危機に救世主現れる!そして出産から2カ月後、わが家へ義母が手伝いにきてくれました。家の空気は一変! 明るくて子どもの面倒もよく見てくれる義母。バランスの良い食事を作ってくれて、家事もテキパキとおこなってくれて助かりました。 私は十分に休息でき、仕事に復帰した夫も次第に育児ノイローゼのような症状が治ってよかったです。約3週間滞在してくれた義母と一緒に、私も娘たちを連れて日本に帰国しました。久しぶりの母国、実家、すぐに助けてくれる人たちがいる環境に安堵し、心から娘たちをかわいいと思える余裕が生まれました。 この経験で学んだことは、・誰でも育児ノイローゼのような状態になる・自分の力量を知り、対策する・育児や家事に完璧を求めない・産後は無理してでも休む 以上4つです。まさか夫婦で精神的に不安定な状態になるとは思いませんでした。経験者でも育児を甘く見てはいけないと身をもって感じたのでした。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。著者:藤原 にじ2児の姉妹の母。兵庫県出身、オーストラリア在住。自身の経験と感性をもとに執筆活動中。趣味はイラスト、漫画を描くこと。旅行も大好き! 妄想の中でも旅行に行く。監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年06月07日ブラジル人と結婚し、ブラジルで出産をしました。欧米諸国ではよくあることですが、ブラジルも女児には新生児時期、もしくは遅くとも生後半年くらいまでにピアスをあける習慣があります。当然のように義母や周りの人はピアスをあけるようにプレッシャーをかけてきましたが、私はある理由から娘にはあけさせたくありませんでした。赤ちゃんにピアスをあけたがる義母と、あけたくない私の闘いについてお話しします。※画像はイメージです 新生児にピアスが当たり前の環境でブラジルでは女児が生まれた場合、早めにピアスをあけることが習慣になっており、私もそのことはわかっていました。義母も「ピアスをあけないなんてかわいそう。大きくなってからだと痛みを感じるわ」と、とにかくあけるのをすすめてきました。 義母がピアスをあけたがったのは、もう1つ理由があります。貧富の差が激しいブラジルでは、ピアスをあけていないのは「ピアスをするお金がないから」と思われる可能性があり、娘が貧しく思われるのを気にしたのです。 子どもの体は子どものものブラジルの風習はリスペクトしますが、私は娘にピアスをあけたくありませんでした。子どもの体は子どものもので、ピアスをあけるあけないは子どもが決めるべきだと思っているからです。なにより、赤ちゃんはピアスの痛みを感じないという、一部のブラジル人が持っている意見にも正直同意できなかったのです。 赤ちゃんであっても1人の人間です。子どもの意思を尊重してピアスをあけるべきということ、(高校生でピアスをあけた私の経験を元に)大人になってからピアスをあけてもそこまで痛くないことを何度も義母に伝え、最終的には納得してもらいました。 4歳でピアスをあけた娘そのままピアスをしないでいた娘ですが、4歳になったころ状況が変わりました。娘が「どうして私はピアスがないの?」と私に聞いてきたのです。そこで自分の体は自分のもの、だからピアスをあけるかどうかは娘に決めてほしかったことを伝えました。そのうえで「どうしたい?」と聞いたところ、娘が「ピアスをあけたい」と言ったので病院に連れていきピアスをあけました。 病院では少し痛がりはしましたが落ち着いており、娘の成長を感じたものです。病院からの帰り道、赤ちゃんのころにピアスをあけなかったことをどう思うか娘に聞いたところ、「ママが私のことを考えてそうしたんでしょ? ありがとう!」と言ってくれました。 国際結婚はもちろん、日本人同士の結婚でも、家庭や個人の風習、考え方の違いでいろいろな衝突があると思います。そんなとき、相手をリスペクトして意見や考えを受け入れるのはもちろん大事です。そしてそれと同じくらい、自分の意見をリスペクトしてもらうのも大事だと思います。譲れないところはしっかり意見を伝えるべきだと学んだ出来事でした。著者:レイトン 愛加5歳の娘を育児中。現在はブラジルに移住しており、海外での子育てと仕事の両立に奮闘中。大学卒業後、ずっと経理の仕事をしており、ブラジルで独立して事務所を構えることが直近の目標。いつか子どもと世界旅行をするという野望も!
2024年06月06日娘は1歳のころから風邪をひくことが多くなり、そのたびに小児科へ行っていました。鼻水がとまったと思ったら、またぶり返す日々。なかなか治らないので、別の病院で診てもらったところ……。 風邪を繰り返す日々が続き…咳や鼻水が出るたびに小児科へ行き、風邪と診断。咳を抑える薬と、鼻水や痰を出しやすくする薬を処方され、治療していました。 しかし、鼻水がとまったと思ったらまたぶり返して……ということが続く日々。小児科に行っては診断を受け、薬をもらうことを繰り返していました。 なかなか治らないため、あるとき耳鼻科へ行ってみることに。そこで出た診断は、副鼻腔炎。処方されたのは副鼻腔炎を治す抗生物質でした。しばらく飲み続けたら、鼻水はピタッととまりました。 子どもの病気なので小児科へ行っていましたが、症状によっては耳鼻科に行くなど、他の科を受診してみることも大切だと学びました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ◇ ◇ ◇ 小児科は子どもの全身状態を総合的に診てくれます。ですが、鼻や耳の奥の二次的炎症までは詳しく診ることができないので、症状が長引く場合は耳鼻科受診を考えてもいいかもしれません。 イラスト/てる子著者:花田まい監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年06月06日自分が体調不良のときは子どもを見守ることで精一杯。そんなとき、夫にごはんを作れないことを伝えると、「外食してくるよ」と返事がきて……?頼れない環境両親や知人のいない土地で子育てをしていた私は、体調不良になっても誰かに頼ることができず、とにかくわが子にごはんを食べさせて危険のないよう見守り、無事に1日を終えることしかできない日もありました。 夫は洗濯や掃除などの家事には協力的でしたが、料理は絶対にしない人だったので、私が体調不良のときに掃除はお任せできても料理は無理して作っていました。胃腸炎の際はさすがに無理だ!と仕事中の夫に状況を説明するメールを送ると、「晩ごはんは食べて帰るからいらないよ。ゆっくり休んでね」と返信が。夫に申し訳なく思いつつも食事を作らなくていいことに安堵し、うちの夫はやさしいなぁと思っていました。 子どものお世話は休めない頭痛やだるさくらいの体調不良であれば、多少無理をしてもお出かけや買い出しに行っていましたが、親子ともに胃腸炎になった際は外出することもままならず、いつもより多い夜泣きに寝不足になりながら、無理をしてでも汚れたシーツの洗濯や家事をしていました。 しかし、なかなか症状が治まらず、買い出しにも行けず、グズる子どもを抱いていて料理できない日が長引き、ついには食料も底をつきてきたころに、ふと気がつきます。こんな状況でも夫は毎日おいしいものを外で食べているのだ!と。私は頭をハンマーで殴られたかのような衝撃を受けました。 察してもらうのは難しい!食事を作れないことに罪悪感をもっていたので、夫からの“ごはんいらないメール”がやさしさだと思っていた私は、その間違いに気がつきませんでした。一見、体調不良の妻を気づかうようでいて、同居する家族の状況がまるで見えていないのでは!?とも感じたのです。 料理ができないほどの体調不良なら、妻がまともな食事を食べられていないことは想像に難くありません。外出もできていないなら食材だってない。気づいた際には一瞬怒りが湧いてきましたが、単に知らないだけかもと思い直し、すぐさま夫に買い出しリストと簡単で良いので何か作ってほしい旨のメール。その日の夕食は私が教えながら作ってもらった温かいお味噌汁にありつけました。 言わなくても察してもらうということは難しいことなので、体調不良のときはどんな状況になって何が困るのかを夫に説明しました。ちなみに夫は、今ではごはんやスープ、カレーなど簡単なものは作れるように! あのときのことは笑い話になり、私の体調が悪いときには「何を買っていく?」とメールをくれるようになりました。 監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。著者:ライター 横山まい
2024年06月06日3人目の長女が生まれてお兄ちゃんになった2歳の次男。育児に忙しく、抱っこをしたり泣いているのをあやしてあげたりするのも長女が優先。次男は「兄ちゃんはね……」と長女に話しかけており、私たち両親は、「きっと次男はお兄ちゃんになったことをうれしく思っている」と感じ、お兄ちゃん扱いしていました。ところが……。甘えん坊のわが家の次男わが家は5歳の長男、3歳の次男、1歳の長女、私たち夫婦の5人家族です。長女が生まれるまでは、次男はまだ2歳ということもあって甘えん坊でした。保育園では自分で着替えたり、ごはんを食べたりしていましたが、家に帰ってくると「着替えさせて」「食べさせて」「抱っこして」と甘えてきていました。 もちろんまだ2歳だからそのようなことをする場合もあるかもしれませんが、他の家庭の話を聞くと、わが家の次男はかなりの甘えん坊な気がします。 お兄ちゃんになった次男そんな甘えん坊な次男が、長女が生まれたことで急にお兄ちゃんになりました。家でも自分で着替えをしたり、ごはんを食べたりするだけではなく、「抱っこさせて」「お兄ちゃんするね」と長女に話かけている様子をよく見るように。 そんな様子を見て、次男はお兄ちゃんになったことをうれしく思い、甘えん坊ではなくお兄ちゃん扱いすることでより成長してくれるのではないか?と考えました。そのため、お手伝いをお願いしたり、できることはなるべく自分でさせたりするようにしました。 まだまだ甘えたい次男私たち親が次男をお兄ちゃんとして接してすぐに、次男は急に泣き出しました。理由を聞くと「お兄ちゃんもういや」「赤ちゃんがいい」と泣きながらの訴え。振り返ると次男を抱っこする機会が減り、お手伝いばかりをお願いしていました。 ただでさえ長女の育児が大変で次男に構ってあげることができていないのに、さらに甘えさせてあげることができなくなっていて、そんな次男に「ごめんね……まだ甘えたいんだね」と感じました。 長女が生まれ、お兄ちゃんになったわが家の2歳の次男。今回の体験を通して、次男がお兄ちゃんをしたいという気持ちと、まだまだ甘えたいという気持ち、両方を持っているということがわかりました。今後は次男の気持ちや様子を見ながら接していきたいと思います。著者:西川しょた普段は看護師として勤務する5歳と3歳の息子、1歳の娘の父。育児に関する体験談を中心に記事を執筆している。 監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年06月06日当時5歳の息子には、同じクラスに仲の良い友だちAくんがいました。Aくんのママと私は気が合い、仲の良いママ友です。そんなママ友から相談を受けました。「AがBくんから毎日意地悪をされていると言っているの。悪口を言われたり叩いたりされるみたい……」とのこと。相談を聞いたときは心配でしたが、新事実が判明して――!?喧嘩の真相は……!?ある日の保育園の帰り道、息子が「AくんとBくんね、今日も喧嘩してたよ。いつもAくんがBくんを叩くから、Bくんが怒るんだよ」と言いました。ママ友はAくんの話をすべて信じているので、Bくんから一方的に意地悪をされていると思っています。もし息子の話が本当であれば、先に攻撃をしているのはAくんです。 ママ友に息子の話を伝えるかどうか悩みましたが、息子が話している内容も正確とは限りません。そこで、ママ友へ「Bくんについて、先生にAくんが言っていることを伝えたほうがいいと思う。Bくんがいじわるをする理由も知りたいし。ね!」と伝えました。ママ友は、子ども同士で解決してほしい気持ちがあったようでしたが、今回は先生と話をすると言ってくれました。 それから数週間後、ママ友は先生と話をしたそうです。やはりAくんとBくんのトラブルはAくんから手を出すことが多く、それから喧嘩になるのでお互い様であり、保育園ではどちらにも注意をして解決していたようです。 ママ友は、Aくんが実際とは違うことをママに伝えていたことに少しショックを受けていました。でも「Aとしっかりコミュニケーションをとって向き合っていく!」と前向きです。 私は、事実が明らかになり、そしてママ友がきちんと受け止めてくれたのでホッとしました。また、今回のことは私自身も勉強になりました。私もママ友と同じ立場なら息子を信じると思います。けれど、話を客観的に聞いたり先生と話したりして、冷静に判断して対応していくことが大切なのだと感じました。 著者:海原えめ6歳息子と1歳娘を育てるアラフォー母。2児のワンオペ育児に奮闘する毎日。サービス業で働きながら、幼児食インストラクターとして活動している。
2024年06月05日わが家には2歳の長男と生後8カ月の次男がいます。次男が生まれてからというもの、長男の赤ちゃん返りとイヤイヤ期が同時進行。ある日、長男が大事にしていたおもちゃを乱暴に扱っていたので声をあげて叱ったところ、後日、長男のある行動で涙が出るほど反省した体験談です。大好きだったおもちゃを噛み始めたある日、動物の絵が描かれている長男お気に入りのパズルで、長男と一緒に遊んでいました。そのときに次男の授乳時間が重なったため、「ちょっと遊んでいてね」と長男に話し、授乳しながら遊んでいる様子を見守ることに。すると長男は突然ピースを噛み始め、折る、投げるなど今まで見たことがないほど乱暴に扱い始めました。 私は思わず「何をしているの! おもちゃは大切に使いなさい!」と激怒。すると目に涙を溜めて、また同じようにピースを噛み始めたので、ついに私はパズルごとゴミ箱に捨て、「大事に使わない人には、おもちゃはあげません!」と言い放ちました。 叱ったことに後悔はしていなかった長男は私に叱られ、挙句の果てにパズルがなくなったことにショックを受け、しばらく泣き叫んでいました。もうおもちゃを乱暴に扱わないと長男と約束をして、私は一度ゴミ箱に捨てたパズルを返すことに。 この件で私は、長男を叱ったことは間違いではなかったし、ゴミ箱に捨てたことはやり過ぎではあったけれど、これで正しかったのだと1つも後悔していませんでした。しかし、約1カ月後のある日、私は長男のとった行動で思わず涙が出るほど後悔することに。 長男がパズルをゴミ箱に捨てようとした1カ月後、私と長男でパズルを一緒に楽しんでいると、突然長男の手が止まりました。前回噛んでしまったボロボロのピースを見ると、何も言わずにパズルごとゴミ箱へもっていく長男。長男は、「ママ、ゴミぽいだよね……?」とさみしげな表情で私の顔を見上げ、その姿を見た私はぶわっと涙が溢れてきました。1カ月も前の出来事が長男にとってよほど衝撃的だったのだと思います。 思い返せばあのとき、次男の授乳で長男との触れ合いの時間を中断していたのは私。長男は次男にやきもちをやいて、むしゃくしゃした気持ちをおもちゃにぶつけていたのだと気づかされました。思わず私は「大丈夫だよ、大切に使ってくれてありがとうね」と長男を抱きしめました。 それからは長男がいたずらをするときやイヤイヤが激しいときでも、一度「どうしたの?」と長男の気持ちに寄り添うようになりました。弟のように注目されたい、かわいいと言ってほしいという心のサインをしっかり見逃さないように、私自身も意識して子どもと向き合っていきたいと思います。 著者:櫻井せりか1歳と0歳、2男の母。長男の育休中に第二子妊娠、育休を延長し事務職を休業中。現在は子育てをしながらライターとして活動している。 監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年06月05日はじめての出産を無事に終え、もうすぐ2カ月が経とうとしたころの出来事です。実家が遠方にあり、産後1カ月経つまでは、父や母が入れ替わりサポートにきてくれていました。父の発言にイラッと!少し育児に慣れてきて夫と2人でも余裕が出てきたものの、夫は仕事をしていて私も疲労感が常にありました。そんなある日、夫が数日間泊まり込みでの仕事がありました。前々からわかっていた予定なので、実家の母のサポートをお願いしていました。 そして、母が来る日を迎えた当日。なぜか父から「今母は、仕事や実家のことで大変で、今日も憂鬱な気分でそっちに向かいました。市のサポートを利用したりして欲しいです。しばらくサポートはこちらからできそうにないです」という怒りのメッセージが…。私は驚き、ショックを受けました。もともと市のサポートは言われなくても探していたし、実家が大変ならサポートできないって事前に言って欲しかったともやもやする出来事となりました。 ◇◇◇ 実際母が来て事情を聞いてみると、特段憂鬱な気分ではないし、むしろ実家を離れてリフレッシュになっていたと言うのです。実は、憂鬱で大変なのは実家に1人残された父のようでした。今後は実家に甘えすぎず、夫と2人で頑張れるように気をつけようと思います。 作画/まげよ著者:森野蜜柑30代、初めての出産、子育てに奮闘する母。歯科医院に勤務。
2024年06月03日わが家には4人の子どもがいます。長男と長女は3歳のころから義母が作ったキュウリの漬物が好きでよく食べていました。ただ、少し辛さがあるので軽く味を薄めてからあげるのですが、義母はとんでもない方法で食べさせたのです……! 義母のまさかの行動長男が虫歯になってはいけないと、大人とおはしを分け私なりに気をつかってご飯を食べさせていました。ところが、義実家に行って義母が長男にご飯を食べさせているのを見ると、「これで食べさせてください」と用意して渡したスプーンとおはしを使わず、義母が使っているおはしで食べさせていたのです。 それだけではなく「長男くんはキュウリの漬物が好きだからあげるね」と一旦自分の口に入れ、なめて味を薄めたものを長男にあげた義母。私は長男が初めての育児で育児情報を見てはこうしたらいいということを実践していたので、義母のまさかの行動に驚きを隠せませんでした。 すかさず私はすかさずコップに水を入れ、「これで漬物の味を薄めてからあげてみてください」と義母に渡しました。「昔は何でも大人が一旦口に入れて辛いのをとったり、固いものを柔らかくしたりしてからやったんだよ」という義母に、「虫歯になりやすくなるらしくて」とやんわりと説明した私。「大人の口の中の虫歯菌が移るんです!」とは直接言えず、自分が気を使っていただけに義母の行為にがっかりしました。 子どもの食事にも虫歯対策にもかなり力を入れていた私。まさかの義母の行動に正直衝撃を受けました。それに感染症の面でもやめていただきたいです。その後、義妹の子のときはちゃんと水で洗い流してから食べさせていたのを見て、わかってくれたのかな?と思ったのでした。 これからも義母がしていた育児と、私の育児で違うことがあるかもしれません。その都度話し合って理解してもらったり、折り合いをつけたりしていけたらいいなと思った出来事でした。 ◇ ◇ ◇ 日本口腔衛生学会によると、最近の研究で、生後4カ月ごろから、母親の虫歯菌が子どもにうつっていることがわかっているそうです。離乳食は生後5~6カ月ごろから始まるので、離乳食を始める以前から親から子どもに感染しているということになります。 また、虫歯は砂糖の摂取、歯みがきなどさまざまな要因がありますが、虫歯に関連する複数の要因を調べた日本の研究では、3歳児において、親との食器共有と虫歯の関連性は認められなかったのだそう。 とはいえ、口の中でモグモグしたものを子どもに食べさせるのは、大人に虫歯がなかったとしても、衛生面や感染症などの面からも避けたいですよね。義父母に言いづらいときは、旦那さんに伝えてもらうのも一案かもしれません。 なお、虫歯菌が親から子どもにうつっていたとしても、虫歯予防は可能なのだそうです。砂糖の摂取を控える、毎日仕上げみがきをおこなう、フッ化物(フッ素)配合の歯磨き粉を利用するなどが予防につながると言われています。家族で正しい知識を共有し合い、ケアをおこなって、お子さんの歯を守ってあげたいですね。 著者:松田みさと監修者:医師 川田 悟司 先生川田歯科医院院長。咬み合わせ認定医。長年に渡り、咬合診査・診断をおこなう。
2024年06月03日マザーズバッグとは、ママが子どもと一緒に出かける際に荷物を入れて持ち歩くバッグのこと。近年では「ママだけが持つものではない」という考えから、ペアレンツバックとも呼ばれています。そんなマザーズバッグですが、ほとんどの場合、たくさんの荷物を入れて持ち歩きます。いかに子連れでのお出かけが楽になるかは、マザーズバッグ選びにかかっていると言っても過言ではありません。そこで、これからマザーズバッグを選ぶ人、マザーズバッグをプレゼントしたい人に向けて、選ぶときのポイントを子育て真っ最中のママに聞いてみました。 編集部一同は驚きの連続! さまざまなシーンを想定して選ばれているマザーズバッグを見せてもらい、感動してしまいました。 これが噂のマザーズバッグ!噂のマザーズバッグはこちら。軽くて持ちやすく、ポケットが多いのは当たり前! たくさんの便利なポイントがありました。1つずつ紹介します。 先輩ママに聞く、マザーズバッグの見極め方!肩紐の太さリュックの肩紐は、太いほうが肩に食い込まなくていいと思いきや、細くて滑り止めがついているものが良いそう。 特に、抱っこ紐と一緒に背負うことが多い場合、肩紐が太いバッグを選んでしまうと、紐同士が肩で重なってずり落ちる原因になってしまうとのことでした。 リュックだけじゃない!?両手が空くリュックタイプはマザーズバッグとして優秀ですが、トートバッグとして持つことができる「持ち手」がついていることもポイントです。 持ち手がついていることで、会計をするときなど、バッグの中のものをとり出すときにとても便利なのだそうです。 ポケットのファスナーは不要ポケットがたくさんついているバッグは便利ですが、ファスナーがついていると思いのほか不便なのだそう。たくさんのポケットのどこに何が入っているかを把握できていないと、その都度カバンをおろしてファスナーを開け閉めし、探さねばなりません。 そんなとき、ファスナーついていなければ、リュックを背負った状態でも手探りでものを探すことができます。 ただし、屈んだりしてバッグが逆さになってもポケットの中身が落ちないことが重要だと話していました。 デザインは男女兼用持ち歩いたらテンションがあがるような好みのバッグを選びたいところですが、パパが持っても違和感のないデザインを選ぶのも大切です。ママだけが持つわけではない、むしろパパにも持ってほしいと考えると、男女兼用の色やデザインをチョイスすると良いそう。 また、パパでも持てる色やデザインにすることで、パパと子どもだけでお出かけをする際にも持って出かけられるでしょう。 負担の少ないバッグを…移動手段や子どもの人数などでも変わりますが、共通して言える「マザーズバッグを選ぶポイント」は、ママやパパの負担が少ないこと。 マザーズバッグを選ぶときには、ぜひ参考にしてくださいね!このお話は、ベビーカレンダー公式インフルエンサー「ベビカレメイト」のママと実施した座談会でお話しいただいた体験談です。
2024年06月02日