50歳から落語と本格的に向き合い、毎年秋の落語会が恒例となった笑福亭鶴瓶。今年は例年にも増して見逃せないものとなりそうだ。あのタモリ氏がきっかけで落語がうまれたのである。その”なれそめ”から話を聞いた。ゆうちょ 笑福亭鶴瓶落語会 チケット情報「タモリさんが江戸時代の吉原であった実話なんだよと教えてくれてね。これは落語になると言ったら『じゃ、やってよ』と。僕はあの人のことをテレビの師匠やと思っているんですよ。テレビに出たいと憧れて世に出た人はいる。でも、あの人はテレビのほうから出てくださいと呼ばれた人だから。そんなテレビの天才から落語のきっかけがうまれるっておもしろいでしょ?最近ね、いろいろとやっていることが、全部落語に返ってきたらいいなぁと思うんです。映画も出たい。テレビはもちろん。でも、ひとつひとつの仕事を別々に考えるんじゃなくて、たとえば『A-Studio』でゲストの生まれ故郷を訪ねたり、その人物像を掘り下げていくことと、今回の落語で江戸時代のことを調べるのって実はつながっている気がして」掘り下げる。鶴瓶噺というオリジナル”話芸”でさえ全身でしゃべる男は、落語ともなれば何人もの登場人物を演じ分ける。落語の世界のなかに生きる架空の人物を掘り下げるのは<いかに話を盛らずに真実に近づくか>というイズム。今回の「山名屋浦里」でも、花魁や留守居役という侍のリアルに迫るためリサーチを重ねた。「演劇の世界では”自分を解放する”という稽古方法があるそうですけど、うちの師匠についていたら解放しないほうが難しかった。自分の世界に閉じこもっていたら『なにをカッコつけてんねん!』ですから(笑)。飲みの席では『いけー!』という師匠のひとことで真っ裸になって笑わさないとダメなわけで。でも実は、場がシラけるという経験も積めたのが大きかったんです。若い頃なんて、シラけるのは恥ずかしい。でも、その感覚から目をそむけずに『こういう日もあるよ』と自分の恥ずかしさを認めてあげる。俳優であろうが落語家であろうが、演じる側の日常が芝居に出るものと僕は思っているんです。そういう意味では、自分を解放することが日常だった師匠との日々から、自然と演じることの本質を教えてもらっていた気がしています」ふたりの師匠との出会いがなければうまれなかった「山名屋浦里」。実人生を点ではなく線で生きる稀代の芸人は、この秋、江戸時代と現代を線で結ぼうとしている。ゆうちょ 笑福亭鶴瓶落語会は10月8日(木)から11日(日)まで大阪・森ノ宮ピロティホール、11月5日(木)から8日(日)まで東京・赤坂ACTシアターなど全国を公演。チケットぴあでは大阪・東京公演のインターネット先行を実施中。取材・文:唐澤和也
2015年08月19日米Audibleは14日、小説や落語などのオーディオエンターテイメントコンテンツが聴き放題となるアプリ「Audible」のAndroid版を公開した。利用料金は月額1,500円。ログインにはAmazonのアカウントが利用でき、登録後1カ月間は無料となる。「Audible」は、オーディオブックが聴き放題となるアプリ。アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、オーストラリアでは、すでに提供されており、数百万人以上のユーザーがいるという。日本国内でのサービスでは、小説や落語、ビジネス書、童話、ライトノベルなど20以上のジャンル、数千タイトルがラインナップされているほか、古谷一行さん、竹中直人さん、岸田今日子さんなど、著名人がナレーターを務めた作品も用意されている。機能面では、0.5倍から3倍まで6段階で朗読スピードを調節できる機能、指定した時間で再生を終了する「スリープタイマー」機能、章を飛ばしたり、後で聴き直すための「ブックマーク」機能も搭載している。Android向けアプリからの公開となるが、iOS向けアプリも今夏中にリリースするという。
2015年07月14日巧みな語りとイキイキとした人物描写に、可愛げとブラックユーモアとを混ぜ込み、聴き手を引き込んでいく。当代随一ともいわれる人気を誇る落語家・柳家喬太郎師匠。そして、劇団「猫のホテル」を主宰し、不器用にしか生きられない人々の物哀しさを、笑いを交えつつシュールに描いてきた作・演出家の千葉雅子さん。「落語好きの演劇人と演劇好きの落語家」(喬太郎師匠談)による1日限りの落語会が催される。千葉(以降ちば):いや…もう…師匠にお稽古をつけていただけているという事実だけで胸がいっぱいです。喬太郎(以降きょん):さっきの稽古でも思ったんですが、千葉さんは上手いとか下手とかは別にして、落語をしゃべる方。最近、俳優さんが落語をやられたりしていますけれど、どうかすると落語をしゃべっている落語家を演じちゃう方が多いんです。でも千葉さんは素の千葉雅子で落語をしゃべる。だから聴いていてスッと噺が入ってくるんです。逆に、登場人物を自分に取り込んで演られるのはさすが女優さんだなと思いますし、無意識でしょうけれど場を演出しているのも感じて、こちらも勉強になります。ちば:…恐縮です。ただ、師匠にも言われましたが、私の場合、芝居寄りになると必要以上に暗くなってしまうんですよね。たぶん、演劇的リアルと落語の世界のリアルの違いなんでしょうけれど、そこは気をつけなきゃ、と思っています。きょん:でも、落語をしゃべっている姿を見ていると、本当に好きでやってくださっているのがわかるから、落語家としてはありがたいですよ。今回、千葉さんが演られる古典落語の『反対俥(はんたいぐるま)』は、前回の落語会で僕がかけた演目なんですよね。ちば:本当に無謀で…お恥ずかしいです。ただ、師匠が演られた時、こんな噺があるんだって度肝を抜かれまして。今回の演目を考えていた時に、あの時の衝撃が蘇ってきました。きょん:僕にとっても、前回千葉さんが書いてくださった噺は、ことのほか大事なネタになっています。ちば:…(ポッと赤らむ)。きょん:多分ですけれど、千葉さんと本名を含む僕自身、どっか精神構造が似ているんだと思います。バブルの恩恵を受けててもいいはずの時期に青春をおくりながら、劇研(演劇研究会)や落研(落語研究会)っていう虐げられる方向へと、自ら進んで身を投じるあたり(笑)。ちば:前回はそういう時代を共に過ごしてきた男女の約20年に及ぶラブストーリーでした。師匠が演る女性は「こういう人、いるいる!」っていう人ばかりで本当に魅力的なんで、師匠に演じていただきたくて、(今回は)たくさんの女性が登場する噺にしました。きょん:作者を前にして言うのもなんですが、相当ひでぇ噺になるんじゃないかと(笑)。でも、千葉さんの噺は、落語ってこういうものでしょって思って書いていらっしゃらないのがいいんですよね。それはたぶん、千葉さんが本当の意味での落語好きだからなんだと思うんですが。ちば:自分でも、なんでこんなに落語が好きなんだろうって思うんです。ただ、落語はすべての人に優しいですよね。失敗したり挫折したり、調子づいたりする人にも。そこに助けられたり癒されたりするんです。きょん:特に現役で演られている古典落語は、長い年月を生き残ってきたものだから、いま聴いても楽しめると思うし…(ちょっと間があって)…落語はさ、アンチエイジングにいいって書いといてくれる?◇やなぎや・きょうたろう1963年生まれ。‘89年に柳家さん喬に入門し、‘00年真打昇進。いま最もチケットの取れない落語家。初主演映画『スプリング、ハズ、カム』が公開準備中。◇ちば・まさこ‘62年生まれ。劇団、猫のホテルを主宰し、作・演出を手がけるほか女優としても舞台や映像で活躍。12月に劇団公演『高学歴娼婦と一行のボードレール』を控える。◇6月24日(水)昼の部14時開演、夜の部19時開演新宿・紀伊國屋ホール全席指定3600円(税込み)サンライズプロモーション東京TEL:0570・00・3337(10:00~18:00)※『anan』2015年6月24日号より。写真・中島慶子文・望月リサ
2015年06月22日今回は、日本の伝統芸能の中でも特に言葉が重要になる「落語」についてのアンケートです。日本で活躍する外国人落語家も存在するのですが、受け手として一般的な落語の印象はどんな感じでしょう。日本在住の外国人20名に「日本の演芸「落語」を面白い、興味深いと思いますか?」と質問してみました。■面白いと思います。同じ国の人で落語をやっている人もいます。(トルコ/30代前半/女性)■面白いし、笑えるし、素晴らしい伝統芸だと思います。(ドイツ/40代前半/女性)■面白いです。(中国/20代後半/女性)■面白いです。(マレーシア/30代前半/男性)■面白いと思います。(ペルー/30代前半/男性)■面白い、興味深いものです。(ベトナム/30代前半/女性)■はい、両方そう思います。(ロシア/20代前半/女性)■はい、思います。(台湾/40代前半/男性)■はい。(韓国/40代後半/男性)■はい。(オーストラリア/40代前半/男性)■とても好きです。(スペイン/30代後半/男性)日本語を駆使した芸のためか、今回のアンケートは賛否が半分にわかれました。元禄時代の上方(大阪)や江戸に始まり、江戸時代に大衆芸能として現在の形になった落語。衣装や道具を用いる歌舞伎などとは異なり、落語家がひとりで語りと役を演じわけ、扇子や手拭ですべての小道具を表現し、身ぶり手ぶりのみで物語を進めるため高度な技術が必要とされています。ちなみに、「落語」という呼び名は明治以降のものだそう。昭和に入ってからも三遊亭圓丈や3代目桂米朝、立川談志、6代目桂文枝、春風亭小朝など各世代の落語家が活躍し、古典、新作問わずさまざまな作品が演目として行われています。また、トルコの方の回答にもある外国人落語家は、明治・大正時代から存在。「青い目の落語家」として活躍した初代快楽亭ブラックを始め、現在はカナダ人の桂三輝(サンシャイン)やイギリス人のダイアン吉日などが活躍しています。■日本語をすごく理解していないと面白くないと思います。(ブラジル/20代後半/男性)■面白そうですが、母国での笑い所と日本の笑い所が違うので自分にはあまり……。(タイ/30代後半/女性)■面白い時もありますが、私は興味深いと思いません。(フィリピン/40代前半/女性)■落語は難しくてあまり聞き取れないが、とても頭を使うものだと思う。(イギリス/20代前半/女性)■僕には面白くない。(アルゼンチン/30代前半/男性)■落語には興味がありません。(アメリカ/20代後半/男性)■あまり興味がないからよくわからない。(イスラエル/30代後半/女性)■落語はあまり好きではないし詳しくありません。(スウェーデン/40代後半/女性)■まあまあ。(チュニジア/40代後半/男性)本当に上手な落語家の演目はすべての役柄が目に浮かぶようだと言われますが、それでも聞き取りが必要な話芸だけに、ハードルが高いと感じる方も多いようです。古い時代が舞台の作品が多く、日本の伝統文化や国民性に基づいた笑いなので、余計に難しく感じるのでしょうね。ブラジルやタイの方の「日本語を理解していないと」、「笑い所が違うので」という意見も、アメリカンジョークが日本人にはいまひとつ理解できないことを考えれば仕方がないのかも。見る側にも演じる側の意図をくみ取る力が必要だけに「頭を使う」という意見もうなずけます。目や耳だけでも楽しめるアートや音楽の世界と異なり、笑いには言葉と国民性、文化背景の理解が重要です。コメンテーターとしても活躍するアメリカ人のパックンや漢字ネタの厚切りジェイソンなど、外国人のお笑い芸人も増えていますが(よしもとのチャド・マレーンのチャド、サンミュージックのタイムボムのニック、松竹のエリザベータなども)、言葉や歴史知識も必要な落語は難しく感じるのかもしれません。でも、私たち日本人が海外のコメディ映画を理解できるようになることと同じかも、と考えると、なんだかわかる気がします。
2015年06月15日明治屋は4月10日、同社オリジナル商品「おいしい缶詰」と落語がセットになったイベント「明治屋おいしい落語会」を、大阪市北区の天満天神繁昌亭にて開催する。「おいしい缶詰」は、素材と製法にこだわったおかずタイプのグルメ缶詰シリーズ。具材はもちろん、調味液までおいしく食べられるよう、味付けにもこだわった。お酒のおつまみはもちろん、ごはんのおかずにも合うとして、発売から1年で約8万ケースを出荷している。今回開催するイベントは、明治時代に大量生産が可能になった「缶詰」と、明治時代に現在の形を確立した「落語」という、明治時代に進化を遂げた2文化のコラボレーション企画となる。当日は、落語家の桂吉坊氏による落語が楽しめるほか、「缶詰博士」として知られる黒川勇人氏をゲストに招いた「缶詰トーク」を予定している。開催時間は、19時~(18時30分開場)。料金は前売り2,300円、当日2,500円。明治屋の「おいしい缶詰」のお土産付き。チケットは、チケットぴあ(全国のセブン-イレブン、サークルKサンクス、チケットぴあ店頭でも販売)または天満天神繁昌亭チケット窓口にて購入できる。なお、同イベントは今後も門司(小倉)、博多、名古屋、福島、石巻、東京、横浜、神戸にて開催を予定している。※価格は全て税込
2015年03月17日舞台を中心に活躍する実力派若手男優たちが、古典落語の演目を二人一組で掛け合うという全く新しいスタイルが人気の「ハンサム落語」。2013年にスタートしたこのシリーズの第五幕が来年2~3月に上演され、大阪、福岡でも公演を行う。初演から全シリーズ皆勤出演中の平野良、第三幕に続いて再登場の林明寛、初参加の小谷嘉一に話を聞いた。「ハンサム落語第五幕」チケット情報「ハンサム落語」という題名や若手俳優たちの妖艶な着物姿のイメージビジュアルで、平野曰く「正直、色眼鏡で見られがち」な本シリーズ。だが一度観れば、その役者の全てがあらわになる、真剣勝負の場であることがわかるはずだ。「余分な演出がないので、ごまかしようのない素材をお客様にただ観ていただくだけ。掛け合いなので、例えばひとりが1秒間を空けてしまったら空けた分だけの何かを回収しながら次に進まないといけないし。やっている最中はずーっとフル回転で、お互い回しながら演じているんです」(平野)「本当に疲れます(苦笑)。動き回るわけじゃないのに、アクションを全力でやるぐらい頭が疲れて汗だくになる。生きてる!って感じがします、座布団の上で(笑)」(林)初参加した前回で「この公演ならではの魔物を見た」という林は、今回初参加の小谷に「みっちり、稽古をした方がいい!」と切実なアドバイス。「前回僕はイベントみたいな感じかなと思っていたら準備も全然足りなくて完全にテンパって。今回はリベンジマッチとして気合入れて、でも空回らない程度に頑張ります!」。対して、下町育ちで幼い頃から落語に親しんでいたという小谷は、「普通の落語に対するイメージはあるんですけど、若い役者が掛け合いでやるこの『ハンサム落語』では独自のルールや世界観が生まれるのかなと。初めてなので怖いしもちろんプレッシャーもあるんですけど、ワクワクの方が強いですね。毎回毎回のライブ感を楽しんで、今の自分が出せる全てを出したい」と、穏やかに抱負を述べた。第五幕では彼らを含む9人が登場(1公演につき2組4名ずつ)し、「出来心」「心眼」「一眼国」「八五郎出世」に挑戦する。「今回はほんとにシブい、役者バカなメンバーが揃いました。芝居寄り、オカズなしのがっつり落語寄り、関西風の笑いやパワー系など、ペアによってカラーも全然違いますし。“観て損はない”ってたぶんこのことだと思うんです。全部を賭けて出し切った、役者たちの生き様が見られます!」(平野)公演は2月13日(金)東京・赤坂RED THEATEARを皮切りに、大阪、福岡で公演。チケット発売中。なお、さらに詳しいインタビューの全容はチケットぴあサイトに掲載。 ()取材・文:武田吏都
2014年12月26日私ごとですが「あ~もう~、生きてるのやんなっちゃったなあ~~、ヤバイ、ヤバイ…」という時に落語を聞いて「こんなばかばかしい世界もあるんだもの、もうちょっとだけ生きてみようかな」と思ったことが何度かあります。どんな落語でもいいわけじゃあない。志ん生に限ります。上手い噺家さんはたくさんいるけれど、古今亭志ん生は別格、究極!上手い下手という評価では収まりきらない。そんな次元を超えて、思いっきり力が抜けて、別世界へ連れて行かれてしまうんです。落語初心者でも必ず虜になる “志ん生落語”の魅力をご紹介しましょう。ヘビから血が出て、ヘービーチーデーって(絶句)!落語の聞きどころは、一人の落語家が複数の登場人物を演じ分けて、いわゆるキャラが立つ、シーンが浮かぶところです。他の古典芸能と同様に、芸を磨いて名人の域に達する見事さというのはもちろんありますけれど、落語の場合は話芸の上手さだけではなく “フラ” といわれるその人の “持って生まれたおかしみ” に大きく左右されるのが特徴です。志ん生はその “フラ” が最高なのです。たとえば “まくら” といって、これから語る落語の前振り(本編と必ずしも共通する話題から入るとは限りません)があるのですが、そこで「落書きで、ヘビから血が出て、ヘービーチーデー」なんて言ってるんですね、志ん生は。最初は「なんじゃ、こりゃ?」って感じでした。あまりにくだらなくておかしくて…。「見世物小屋で、命の親だよ、見て行きな、っていうから何かと思ったら、飯茶碗にご飯が一膳」っていうのもありました。な~んだ、と席を立たないでくださいな(笑)。話の中身がおかしいんじゃないんです。こんな「まくら」から入って語られる志ん生の噺の数々は、筋が語れるほど何度聞いていても、聞くたびに毎回笑ってしまう。まったく飽きない。リクツじゃないのです。落語初心者にもお薦めしたい、この5本落語ブームといわれて久しいですが、CDやDVDでダントツに売れているのは、未だに志ん生だとか。亡くなって41年になるのにすごいことです。どれを聞いたらいいか迷うなら、お薦めを5本。「黄金餅」「火炎太鼓」「お直し」「後生鰻」「らくだ」。ああ、自分で言っておきながら、5本は辛い(笑)。次点で「付き馬」「稽古屋」「鰻の幇間」もぜひ!最低最悪な気分から絶対に救ってくれる、志ん生落語志ん生のお弟子さんだった故・古今亭円菊師匠から聞いた話ですが、離婚しようと決めた夫婦が寄席で落語を聞いたら、よりがもどってしまったとか。そんな漫画みたいなことが本当にあるんですね。落語を聞いて笑ったらガンが治った、という話も聞いたことがあります。現代に多い鬱病、心が壊れそうな場合などにも効果的なのではないでしょうか。例えば世を儚んだり、食い詰めたり、下手したら犯罪に手を染めたり…もう、人間、万事休す、といった最低最悪な気分の時ですら、「生きていりゃ何とかなるんじゃないか」と思わせてくれる。もちろん、ハッピーな時はますますハッピーに!それが、志ん生落語の魅力なのです。彼の噺はもう音源でしか聞けませんが、落語そのものを愉しみたいなら、東京にある5つの寄席、鈴本演芸場、浅草演芸ホール、末広亭、池袋演芸場、国立演芸場に行くもよし、ホール落語に行くもよし、CDやDVD、落語協会などのポッドキャストで聞くもよし。笑って癒されて、脳ミソがシャッフルされて、自分も周囲も今より必ず幸せになれますって。・ 古今亭志ん生の音源など ・ 落語協会 ・ 落語芸術協会
2014年07月15日笑福亭鶴瓶が9月4日(木)より「ゆうちょ笑福亭鶴瓶落語会」を開催する。落語に本格的に向き合いはじめて13年。9月の独演会を前に鶴瓶がその心境を語った。こだわりがあるからこそ毎日稽古を重ねるという鶴瓶は、「僕は、稽古を重ねていると“ここがひっかかるなぁ”とか、“ここをこう変えたらどうだろう?”というポイントが見えてくるんです」と話し、今回の落語会で演じる演目、『三年目』でも“怒り方”がポイントになると明かした。昨年の落語会での「これからが始まり。落語と違うところにいきたい」という言葉の裏には、演じながら俯瞰して自分を客観的にみる“離見”を落語で体感したいという思いがあったのだという。「落語を演じながら“離見”ができたなら、その時は胸を張って落語家だと言い切れるのかもしれません」と目を輝かせた。笑福亭鶴瓶へのインタビュー全容は「ぴあSpecial Interview 一語一会」(で現在公開中。さらに鶴瓶のぴあ限定動画コメントも公開しているので、インタビューとあわせて、ぜひチェックを。「ゆうちょ笑福亭鶴瓶落語会」は9月4日(木)より東京・赤坂ACTシアターで開幕。その後、大阪、新潟、福島、岩手、福岡にて開催される。チケットぴあでは7月8日(火)23:30まで先行先着プリセールを受付中。一般発売は7月12日(土) 10:00より。なお、22歳以下の方対象の当日指定席引換券U-22チケット(2000円)も発売!
2014年07月04日当代随一の人気と実力を誇る落語家・立川志の輔。中でも、東京・PARCO劇場で毎年のように行われている『志の輔らくご in PARCO』は毎回チケットが完売する人気公演だ。その舞台の2006年から2012年までに行われた11演目を収録したDVD&ブルーレイBOXが2月15日(金)に発売されることとなった。新作に古典にと才能を発揮し、落語界を牽引している志の輔にインタビューした。立川志の輔公演情報志の輔が初めてPARCO劇場で落語を行ったのは1996年。それから今年で18年目となった。「こんなに続くなんて全然思ってませんでしたよ。今でこそ『PARCOプロデュース』なんて言ってもらってるけど、最初は劇場が空いている日を3日間借りただけでしたから。私が富山から東京へ出てきて、最初に演劇というものを見たのが西武劇場、今のPARCO劇場だったんです。その時上演していたのは、山口果林・仲代達矢主演の安部公房作『友達』。東京のど真ん中の渋谷で、右も左もわからない田舎者は“ああ、こんな良いものを毎晩上演しているのが東京なのか”と、えらく感激してね」と当時を振り返る。今や、常に超満員の『志の輔らくご in PARCO』だが、その人気の理由を尋ねると「例えば、演劇だと何十人もの役者で演じられるのに対し、落語だと出ているのはひとりだけ。お客さまは自分の頭の中で、あれこれ想像しなければいけないわけですね。そこが演劇とは鑑賞のしかたが違うところなんです。私ひとりで何人分かの役者の仕事をやって、あとはお客さまに“お願いします”って頼っている状態。観に来たお客さまは、自分でお金払って、自分で仕事して帰っていくわけで、申し訳ないくらい(笑)。だけど観終わったあと、落語特有の脳の疲れ方があるんですよ。私の仕事は、それが快感になるように材料を作ること。PARCO劇場にいらした皆さんは、私がどうこうではなく、落語というものを究極のエンターテインメントだと感じていただけているんじゃないかと思う。ひとりしかいないのに“なんだかものすごいものを観た気がする”くらいの快感を、お客さまの頭の中に残すことができたら至上の喜びです」と語る。長年続けてきた公演が映像として形になることについては「一ヶ月公演を8年というのは振り返ってもすごいことですからねえ。ひとつ、まとまったものができたのは嬉しいです」と志の輔。「多くの素晴らしい演劇を生んできたPARCO劇場が、1年のスタートを落語にあててくれているというのは、落語にとっても非常に良いことでしょうし、ここで普通の落語会じゃないものを続けてきたことへのご褒美なのかなとは思っています」。なお、志の輔のインタビュー全容はチケットぴあ『今週のこの人』のコーナーにて掲載。取材:高橋彩子
2013年02月06日歌舞伎座サービスは12月18日に歌舞伎茶屋において、「江戸落語を食べる会~第2回 十一代桂文治の『時そば』を味わう」を開催する。「江戸落語を食べる会」は、人気のはなし家による江戸の食を題材にした落語を楽しむとともに、そのお題にちなんだ料理も味わえる落語の会。11月22日には第1回「春風亭一之輔の『本膳』を味わう」が予定されている。第2回目となる今回は、「時そば」をテーマに開催。2012年9月に江戸から続く落語会の大名跡「桂文治」を襲名した、十一代 桂文治の落語(2席)と、江戸の香りを色濃く伝える歌舞伎座の伝統の味が楽しめる。開催は12月18日。開演18時30分(開場18時)。食事は20時から。会場は、東京都中央区八丁堀の歌舞伎茶屋。会費は5,500円(落語と食事代)で50名限定。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月12日枕(まくら)とは、落語の本題に入る前にするお話のことです。枕は、観客を温める、これからする話の前フリをしておくなどの役割を果たします。この枕が面白い落語家は必ず面白い人です! 枕には多色んな話が盛り込まれます。傑作を集めてみました。■母子の会話子「お母さん、アメリカって遠いの?」母「黙って泳ぎなさい」春風亭小朝師匠が枕に使っていた小話。小朝師匠のとぼけた感じ、センスがよく出ていると思いませんか?■右に寄せた「うちの師匠が脳梗塞(こうそく)で倒れまして。命はとりとめたんですが左半身がまひしちゃうようなことになりましてね。看護婦さんが師匠にそのことを言いましたら、そっとおちんちんを右に寄せました」同じく春風亭小朝師匠の枕話。小朝師匠の師匠というと五代目の春風亭柳朝師匠。小朝師匠だけでなく、春風亭勢朝師匠もこのお話をしますし、春風亭一門のみなさんは柳朝師匠のとぼけたエピソードを愛しているのでしょうね。■林屋きくお(現2代目林家木久蔵)師匠がバカっぽい「林屋きくお、というのはおかしな人で、一応玉川大学卒業てことになってますがね、そもそも入学したかどうかも怪しいもんですよ。合格通知に入金を確認しましたって書いてあってんですよ」春風亭勢朝師匠の枕(笑)。勢朝師匠は芸人の楽屋話の得意な人で、高座に行くとこういう話に大いに笑わされます。■赤道が……「わたくしが子供のころは海外旅行なんてのは夢のまた夢のでございましてね。あっこがれのハワイ航路♪なんてこと申しましてね。飛行機に乗っておりますとスッチュワーデスさんが右手の方をご覧ください、てなことを仰(おっしゃ)られまして。見ると海の上に赤っい線がずーっと、向こからこっちへズ~っと」天才・桂枝雀師匠のバカバカし過ぎる小話。枝雀師匠の、愛嬌(あいきょう)ある跳びはねるようなテンポで語られると思わず笑ってしまいます。■水連の達人A「水連の達人てのを見てね」B「へーどこで」A「大河原。上から下へすーっと顔も上げずに泳いでいった。ありゃあ見事だったね」B「……土左衛門じゃねえのか?」今は亡き家元・立川談志師匠がよく披露されていた枕、というか小話(笑)。最後の「……土左衛門じゃねえのか?」の……のところの間が絶妙なのです。時事ネタを枕に多く盛り込む落語家さんも多いです。枕ばっかりで舞台を下りる落語家さんもいるほどで。談志師匠も枕の長い人でした(笑)。■談志師匠が来ない「前座の時に談志師匠と2人でディナーショーの営業へ行きました。前座の私が1席やって、うちの師匠が2席やってお客さんから1万5,000円取ろうという、お食事付きで、という会だったんです。で、うちの師匠にお先に勉強させていただきますと言った時にうちの師匠がお風呂に入っていたんですね。わかったオレが行くまでやってろって……2時間半来なかったことがあります」もはや立川一門の大看板になっている立川談春師匠がテレビ番組『落語のピン』(フジテレビで1993年放映)で披露した枕です。ヒドイでしょう?枕が面白い芸人さんは本物ですね。枕にはその人にセンスが如実に現れるからです。みなさんも寄席に行って笑えるお話を聞いてみませんか?(高橋モータース@dcp)
2012年10月28日桂文珍、桂南光、笑福亭鶴瓶と上方落語界を代表する落語家3人による人気落語会『夢の三競演2012~三枚看板・大看板・金看板~』が12月25日(火)に大阪・梅田の梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティで開かれる。『夢の三競演2012~三枚看板・大看板・金看板~』チケット情報キャリアや所属事務所の枠を越え、そしてキャラクターも異なる3人が寄り集まって2004年からスタートした『夢の三競演』。以来、毎年12月に開催し、今やその年の最後を飾る上方落語の一大イベントとなっている。また、演者たちも1年の総決算とも言えるネタをピックアップ、ニュース性や季節感を取り入れた噺をじっくりと聞かせてくれる。高座に上がる順番は毎年ローテーションで変わっており、今年は南光、鶴瓶、文珍の順で、三者三様の話芸で魅了する。毎年、前売チケット発売と同時に即完売する大人気公演。チケット一般発売は11月17日(土)より開始する。なお、チケットぴあでは10月13日(土)午前11時より23日(火)午前11時までいち早プレリザーブの受付を実施。■夢の三競演2012~三枚看板・大看板・金看板~日時:12月25日(火)18:30会場:梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ(大阪府)料金:全席指定6,300円
2012年10月12日スタジオフォーは10月5日、落語が好きな独身男女による婚活落語会「恋するSUGAMO」を開催する。この婚活イベントは、落語会やカフェ、レンタルスタジオ等を手掛ける、巣鴨・庚申塚(こうしんづか)「スタジオフォー」による個性的な催し。26歳以上の独身男女15名ずつが飲み放題の食事会を開きながら、一緒に落語を楽しむという内容で、落語界からも柳家小太郎(33歳独身)と鈴々舎八ゑ馬(38歳独身)が出演する。開催時間は、19時30分~22時。参加費用は男性5,000円、女性2,000円。26歳以上の独身者限定。詳細はスタジオフォー「イベント案内」へ。参加申し込みは同スタジオに直接申し込みを。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月13日50歳から本格的に落語と向き合うようになった笑福亭鶴瓶。春の「鶴瓶噺」と秋の「落語会」というふたつの“ライブ”が、生の鶴瓶に触れられる二大チャンスとなった。そのうちのひとつ、『ゆうちょ 笑福亭鶴瓶落語会』が今秋開催される。落語家・鶴瓶に話を訊いた。『ゆうちょ 笑福亭鶴瓶落語会』チケット情報「今年の構成はまだ詰めているところなんですが、ラストでやる噺は決めました。師匠(六代目笑福亭松鶴)の十八番だった『鴻池の犬』という上方落語の古典です。鴻池という名家にもらわれた黒犬と、そうではない人生を歩んだ兄弟犬たちが登場する噺なんですけど、物語の佳境で犬自身がしゃべる場面があるんですよ。それで、犬の表情を研究しておこうかなぁと思いまして。犬のDVDを買っていくつか見てみたんですけど、ダメやったんです。なぜかと言うと、野良犬やないから。この噺に登場するのは野良犬ですからね。そしたら、たまたま仕事でブータンに行ったら、まぁ、野良犬だらけで。じーぃっと見てました。おもろいんです、ブータンの野良犬が(笑)」。研究目的の話ですら、鶴瓶ならではのエピソードに溢れているのが、この人らしい。そんな独自のアプローチによって生み出されるのが鶴瓶がいう「THE オリジナルな話芸」。鶴瓶は今までにも、江戸時代から続く伝統芸であるはずの古典落語を独自の解釈で現代に蘇らせてきた実績がある。「独自の解釈と言っても、行儀の悪いものはダメやと思っています。ずっと古典落語を聴いてくれていた人が『こいつ、変えやがったな』と感じた時に『でも、この変え方なら許す』と認められたいですから。言うたら、挑戦ですよね。とくに初めて落語を聴いてくれる方を絶対に退屈させたくないんですよ。じゃあ、退屈させないために“どう演じるか”が僕の場合、自分なりの解釈に繋がっているのかもしれないです」。では、今年の作品にはどんな鶴瓶の解釈が加えられるのだろうか。「今回の『鴻池の犬』でも、僕の解釈を加えてみる予定なんですが、さらにもっと大胆な解釈で演じるプランもあって。たまたま、ある若手作家(娘の友人)の子に『アレンジしてみたら?』とお題を出したら、けっこうおもしろい本を書いてきたんですよ。それで僕のバージョンの『鴻池の犬』と二席連続でかけたらおもろいかなぁと」。アイディアは尽きないという様子の鶴瓶の語り口に、「落語会」への期待値はいやが上にも高まる。公演は10月17日(水)から21日(日)まで東京・紀伊國屋サザンシアターにて上演。その後、大阪、宮城、福岡を巡演する。東京・大阪公演のチケットは9月8日(土)より一般発売開始。なお、チケットぴあでは東京公演のインターネット先行抽選・プレリザーブを9月6日(木)11時まで受付中。取材・文:唐澤和也
2012年08月31日サンケイリビング新聞社は4月から全4回のシリーズで展開している「日本生命Presents The Woman’s落語会by白鳥」の第2回落語会(24年夏)を2012年7月18日に開催する。同社は女性のための情報紙を発行する新聞社として、落語界で頑張る女性落語家や女性演芸家たちにもっと活躍の場を提供することができないかという思いから、2010年10月に「『Woman’s落語会vol.1』-女性落語家躍進プロジェクトby白鳥」を実施。好評を博したことから、2011年3月に第2回、10月に第3回を開催した。そして日本生命の協賛を得てタイトルを「The Woman’s落語会」に改め4月に実施。7月開催の落語会は、女性落語会としては通算5回目の開催となる。今回の落語会も、初回から深く企画に賛同する三遊亭白鳥が女性視点で噺(はなし)を創作。三遊亭美るく、川柳つくし、古今亭ちよりん、林家ぼたんと、力のある女性落語家がそろい踏みし、楽しいトークとともに、女性落語の神髄を見せつける落語を披露する。「日本生命Presents The Woman’s落語会by白鳥」は、7月18日、千代田立内幸町ホールで開催。18時30分開場、19時開演。料金は全席指定で前売り・当日共2,500円(税込み)。チケットはリビングチケットファン、イープラス、オフィスエムズ、チケットぴあで発売。
2012年06月26日ワーナー・マイカル・シネマズ新百合ヶ丘は6月9日・10日の2日間、通常より1時間早い午前8時にオープン。“早朝落語“と題し、「映画館落語 かもめ亭」を8時30分から上映する。同イベントは、ショッピングセンター「イオン」の早朝営業に合わせて企画。上映する「映画館落語 かもめ亭」は、文化放送が2007年から定期開催している落語会「浜松町 かもめ亭」を映画館で楽しめるように撮り下ろしたもので、桂歌丸師匠と三遊亭小遊三師匠の落語2席と色物1席、普段は見られない舞台裏の映像も盛り込んでいる。同映画は、ワーナー・マイカル・シネマズが映画以外のジャンルのコンテンツを提供するサービス「シアタス」として公開中で、実際に見た人からは「臨場感があり、寄席で見ているようだ」、「映画館で見ていることを忘れて笑った」、「気軽で良い」などの高い評価を得ているという。“早朝落語”「映画館落語 かもめ亭」は、ワーナー・マイカル・シネマズ 新百合ヶ丘において6月9日、10日に開催。午前8時オープン、8時30分上映開始。演目は桂歌丸「ネズミ」、三遊亭小遊三「蛙茶番」、ぺぺ桜井「色物」、ナビゲーターは林家たい平。鑑賞料金は1,500円(シニア割引はなし)。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月07日ウェスティンホテル東京では、今日の生活にも繋がる町人文化が生まれた“江戸”をテーマに、江戸の伝統技術を持つ職人が集結し、五感で涼を体験できる「花伝-江戸の夏と粋-」を開催する。入場料の一部は東日本大震災の義援金として、日本赤十字社に寄付される。「花伝-江戸の夏と粋-」では、江戸風鈴や江戸扇子、江戸刺繍など、伝統技術を持つ10人の職人が集結。数々の美しい作品や職人技を目の前でごみることができる。同会場内には、子供向けに金魚すくいや綿あめを用意。期間中、浴衣か着物で行くと、風呂敷を1名様につき1枚プレゼント。また、8月14日(日)には、落語家の林家正雀(はやしやしょうじゃく)師匠による、江戸語り「怪談」を開催。芝居ばなしや人情ばなしの名人として活躍した故林家彦六師匠の弟子として、落語の面白さを今に伝える正雀師匠ならではの語り口としぐさ・表情で、怖ろしくも味わい深い怪談ばなしを体験することができる。日本の涼を粋に過ごすチャリティーイベント、是非参加してみては? 花伝-江戸の夏と粋- 開催概要期間:8月13日(土)、14日(日)時間:10:00~18:00(最終入場17:30)会場:ウェスティンホテル東京地下1階 「桜」「楠」の間料金:一般 2,000円※12歳以下の子供は無料※浴衣か着物でご来場の場合、1名につき1つ風呂敷をプレゼント※入場券には全レストランで利用可能な25%OFFクーポン付内容: 1.日本を代表する江戸職人の作品展示、実演、販売、ミニ講演2.林家正雀(はやしや しょうじゃく)師匠の江戸語り「怪談」日時: 8月14日(日) (1)14:00~ (2)17:00~場所: 地下2階「ギャラクシールーム」演目: 三遊亭円朝作「怪談 牡丹燈籠」3.高級金魚“和金”の展示、子ども向けに綿あめと金魚すくいを設置プレスリリース提供元: PR TIMES
2011年08月01日東京海上日動あんしん生命は、テレビCMの「落語」篇を新たに11月2日から全国放映を開始した。この内容は、企業キャラクターの「あんしんセエメエ」が、落語家に扮して新商品「長生き支援終身」(5年ごと利差配当付低解約返戻金型終身介護保険)を紹介するもの。「長生き人生」を楽しくすることをサポートする保険新CMの展開は、同社が「長生き」応援する会社として、同商品が顧客の「長生き人生」を楽しくすることをサポートする保険であることを分かり易く伝えるのが狙いという。CMでは、高座にあがり一人二役で落語を演じる「あんしん亭せえめえ」が、今年も日本人の平均寿命がのびたことを話題に。同社は超高齢社会を迎え、このような長生きの時代は、今までに経験したことのないリスクが生じる時代で、新商品「長生き支援終身」は、「楽しく長生きするためのサポート」をする保険としている。
2010年11月03日