4勝0敗のストレート勝利だった。第61期王位戦で、史上最年少となる18歳1カ月で「王位」と「棋聖」の二冠保持&八段昇段を達成した藤井聡太ニ冠(18)。20日行われた第4局の大一番には、師匠の杉本昌隆八段(51)から贈られた50万円ともいわれる羽織で挑んだ。「羽織は白緑という色みでザラザラとした涼しい素材です。この日の白×白の合わせは、よく皇族がお召しになる形で神々しさがありました」そう話すのは、皇室ファッション評論家の石原裕子さん。「着始めというのは大概の人が着物に負けてしまうものですが、藤井さんはタイトル戦に入って本格的に着始めた着物に、はじめから自分に寄り添っていました。オシャレに着たいとかカッコつけたいという邪念がなく、将棋にかける純粋な気持ちがそうさせているんでしょうね。この羽織は、緑青のような淡い色の着物に合わせてもきれいです」制服はスーツから着物へ。まとった神オーラで“ひふみん”超えだ!「女性自身」2020年9月8日 掲載
2020年08月31日2020年8月19日、18歳という若さで活躍している将棋の藤井聡太棋聖が、『王位戦』の第61期王位戦七番勝負第4局に挑みました。対局2日目である同月20日、藤井棋聖は木村一基王位を破り、七番勝負を4連勝。今回の勝利で28年ぶりに最年少で棋聖と王位の2冠を記録し、また八段の最年少も62年ぶりに記録更新という快挙です。藤井棋聖の活躍に、ネットからは「藤井くん、すごすぎる…」「将来がさらに楽しみ」といった声が上がっています。62年ぶりに『最年少記録』を破られた、加藤一二三のコメントが話題にこれまで、八段昇格の最年少記録保持者は『ひふみん』こと加藤一二三(かとう・ひふみ)さんでした。1958年に18歳3か月で八段になり、昇段の最年少だった加藤さん。62年ぶりに、18歳1か月の藤井棋聖がその記録を破ったのです。将棋は戦いの世界。また、将棋に限らずきっと誰もが自分の記録を塗り替えられたら、悔しさを感じることでしょう。しかし、加藤さんは今回の記録更新に対し、このように思いを明かしました。62年ぶりの記録更新に関して、記録は破られるために存在すること、そして今日まで陽の当たることのなかった将棋界に華やかな光を当てて戴けることの喜びが勝るので寂しさは感じないものの、寂しいと仰って下さったファンの皆様の温かくお優しいお気持ちは非常にありがたいものと深く感謝しております。— 加藤一二三@藤井聡太さん史上最年少二冠&八段昇段達成おめでとうございます㊗️ (@hifumikato) August 20, 2020 記録が塗り替えられたことを受け、加藤さんの元には多くの『ひふみんファン』から「藤井棋聖の記録更新は嬉しいけど、ちょっぴりさびしい」といった声も寄せられていたようです。そんな中、加藤さんは「記録は破られるために存在する」ととらえ、記録が破られたことを悲しむのではなく、むしろ藤井棋聖が今後の将棋界の希望として活躍することが嬉しいといいます。将棋界の厳しさは、長年、現役として活躍してきた加藤さんも知っているはず。だからこそ、藤井棋聖を応援すると同時に尊敬しているのでしょう。ひふみんも号外ほしかった— 加藤一二三@藤井聡太さん史上最年少二冠&八段昇段達成おめでとうございます㊗️ (@hifumikato) August 20, 2020 投稿に対し、「ひふみん、かっこよすぎる」「62年間も記録保持したことがすごい!」「規定が今とは異なっていたから、ひふみんもすごいですよ」といった声が寄せられました。加藤さんがいうように、記録は破られるために存在するもの。いつか、藤井棋聖の記録を更新する若き棋士が現れるかもしれませんね![文・構成/grape編集部]
2020年08月22日2020年8月20日、将棋の藤井聡太棋聖が最年少で2冠と八段昇段を果たしました。史上最年少での快挙に、祝福の声が寄せられています。藤井聡太棋聖、最年少&10代史上初の『2冠』王位奪取に「すごすぎる」「おめでとう」の声同月21日、藤井棋聖は会見を行い現在の心境について語りました。藤井聡太棋聖が将棋以外でやりたいこととはサンケイスポーツによると、藤井棋聖はこれからの目標について聞かれると「実力を高めていくのが一番の目標」と答え、新たに見つかった課題も改めるなどさらなる向上心を見せたといいます。また、自宅に帰ってやりたいことを聞かれると、その回答に注目が集まりました。--自宅に帰ってやりたいことは「家に帰ってから、昨日の対局についてじっくり振り返れれば」--将棋以外では「落ち着いたらパソコンを1台組みたいな、と」サンケイスポーツーより引用「パソコンを1台組みたい」と答えた藤井棋聖。これにはネット上でも反響が上がり、「その気持ち、わかるよ」「すごすぎる」などの声が寄せられていました。・自作したパソコンのスペックよりもご本人の能力のほうが上回りそう…。・藤井さんの気持ち、とてもよく分かるよ。作成中の動画とか見たい。・自分でパソコンを組めるなんてすごすぎる。・将棋のことは詳しくないけど、この発言で親近感がわいた。これまでも趣味について発言していたことがありましたが、今回の会見で多くの人から注目が集ったようです。藤井棋聖がどのようなパソコンを組むのか、気になりますね![文・構成/grape編集部]
2020年08月22日2020年8月20日、将棋の藤井聡太棋聖が最年少の18歳1か月で2冠と八段昇段を決めました。元プロ将棋棋士の『ひふみん』こと加藤一二三さんは、Twitterを更新。藤井棋聖の記録に祝福のコメントを寄せました。藤井聡太二冠誕生㊗️ならびに史上最年少八段昇段㊗️心よりおめでとうございます!!!!!— 加藤一二三@祝フォロワーさま17万名さま達成(((o(*゚▽゚*)o)))♡ (@hifumikato) August 20, 2020 「心よりおめでとうございます」と、祝いの絵文字とともに藤井さんの快挙を祝福した加藤さん。また、AIが発達する中でも勝利を収めていく藤井さんの姿に、「人間ゆえに見いだすことのできる、芸術的な一手の探求を通して、盤上で感動を紡いでいただきたい」と棋士としての願いを投稿しました。今後AI研究が如何に隆盛を誇ろうとも藤井聡太二冠には人間ゆえに見いだすことのできる芸術的な一手の探求を通して盤上で感動を紡いでいただければと願う。平安の世から指し継がれた将棋文化の奥深く豊かな魅力を令和の世を生きる数多の方々へ末永く伝えていただけることは一棋士として非常に悦ばしい。— 加藤一二三@祝フォロワーさま17万名さま達成(((o(*゚▽゚*)o)))♡ (@hifumikato) August 20, 2020 ネット上ではたくさんの祝いの言葉が寄せられています。・すごい!また記録更新ですね。・加藤さんの解説をまた楽しみにしています!・明るいニュース、嬉しいですね!加藤さんの喜びが伝わってきます。AIではなく、人間だからこそなせる技を藤井さんは持っていることでしょう。加藤さんのいう通り、これからの将棋界をけん引する藤井さんに期待したいですね![文・構成/grape編集部]
2020年08月20日2020年8月20日に福岡市中央区で行われた、『王位戦』の第61期王位戦七番勝負第4局(19日からの2日制)に挑んだ、将棋の藤井聡太棋聖。対局2日目であるこの日、木村一基王位に挑戦した結果、7番勝負を4連勝で制しました。藤井棋聖は18歳という若さで棋聖と王位の2冠。また、今回で八段に昇段しました。今回の快挙はどちらも史上最年少。2冠は28年ぶり、八段は62年ぶりの記録更新とのこと。これまでの最年少記録は2冠が羽生善治九段、八段昇段は加藤一二三(かとう・ひふみ)九段でした。ネットでは速報を受け、多くの人から「藤井くん、すごすぎる…」「本当におめでとうございます!」といった声が上がっています。数々の棋士に挑み、頭脳戦を勝ち進めてきた藤井棋聖。今後も将棋界の若きエースとして、今後も活躍してくれることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2020年08月20日むせ返るような暑さに見舞われた8月中旬の昼過ぎ。涼しげな表情で都内にある自宅のガレージに愛車を入れたのは、杏(34)。8月1日に東出昌大(32)との離婚を発表したばかりの杏だが、この日は心なしか晴れやかな表情をしているようだった――。「杏さんはマスコミからの取材を避けるため、離婚発表後に子供たちを連れて避暑地にある別荘に身を移していました。1週間ほど滞在して、最近また自宅に戻ってきたそうです」(杏の知人)いっぽう、元夫の東出昌大は8月13日、都内で行われた映画『コンフィデンスマンJPプリンセス編』の舞台挨拶に登場。離婚後初の公の場となったが、短髪を逆立てた若々しい姿にイメージチェンジ!離婚について触れることなく、終始にこやかな表情を浮かべていた。「東出さんはしばらく実家に身を寄せていましたが、離婚発表前後から都内のウイークリーマンションに移って1人で暮らしているそうです。定期的に母親が様子を見にいっているといいます」(映画関係者)1月下旬に東出と唐田えりか(22)との不倫が報じられてから約7カ月。ともに吹っ切れたように見える2人だが、離婚を決断するまでの道のりは平たんではなかった。「東出さんは関係修復を望んでいましたが、杏さんは弁護士を立て、直接話し合うことはほとんどなかったそうです。なんとかして離婚を避けたい東出さんは交渉を遅らせるためにギリギリまで弁護士を立てず、交渉を引き伸ばそうとしました。しかし、杏さんの意思は固く、最終的に東出さんも折れました」(芸能関係者)離婚の意思を貫き通した杏だが、東出への“温情”もあった。「杏さんには東出さんを必要以上に罰したいという気持ちはありません。養育費は東出さんが支払う形で決着しましたが、慰謝料は求めなかったそうです」(前出・知人)曲折を経て“円満離婚”となった2人。しかし、そんななか杏にはどうしても譲れなかったものがあるという。「離婚交渉のなかで、3人の子供の親権と自宅の権利は杏さんが持つことになったそうです。この2つだけは離婚するうえで、杏さんとしては絶対に譲れない条件だったといいます」(前出・知人)’16年9月末に購入した自宅はこだわりのつまった思い出の“愛の巣”だった。「自宅があるエリアは芸能人も多く住む閑静な高級住宅地で、坪単価は200万円ほど。地下1階、地上2階建ての豪邸ですが、新築ではなくリフォームした中古物件。インテリアにも造詣の深い杏さんのこだわりがいたるところに込められているといいます。土地建物合わせて2億円ほどで、ローンは組まず、2人で折半してキャッシュで購入。権利も半分ずつ持っていたので、東出さんは1億円を手放したことになりますね」(地元の不動産業者)杏が自宅を手放したくなかったいちばんの理由。それは、愛する3人のわが子のためだった。「杏さんは落ち着いて子供を育てることを最優先に考えています。このエリアに決めたのも、緑豊かで近くに公園や学校も多く子育てに適しているから。また、子供たちが通っている保育園は藤井聡太棋聖(18)も受けたモンテッソーリ教育を取り入れている話題の園。感性をのびのび伸ばす教育法で知られ、杏さん自ら探して決めたそうです。友達もたくさんできて、子供たちもとても気に入っているといいます。杏さんとしては子供たちの将来のためにもこの環境だけは絶対に手放したくないという気持ちなのでしょう」(前出・知人)「女性自身」2020年9月1日号 掲載
2020年08月18日ステイホームしていたら、気づけば今年も残り半分切ってる……!世間の動きが制限されるなかでもニュースになった人々を、そっくりさんとの“濃厚接触”で振り返りましょ♪題して、コロナ禍でも話題を呼んだ2020年上半期の顔、顔、顔!「発見!そっくりクラスター!」ーー。■芥川龍之介×藤井聡太棋聖(18)史上最年少でタイトルを獲得した天才棋士と、天才であるがゆえに不倫関係が絶えなかった恋多き文豪・芥川龍之介。同じ天才でも、どうか藤井くんは女好きにならないでほしい……。■妖怪アマビエ×竹内涼真(27)コロナ禍に疫病退散の御利益があるとしてあがめられたアマビエと、外出自粛期間中に彼女を家から退散させ、新しい彼女に乗り換えた竹内。同じたたずまいとは、なんとも皮肉……。■三吉彩花(24)×成海璃子(27)抜群のスタイルと美貌で、女性だけでなく男性ファンも多い三吉と、こちらも実は男性遍歴が多い成海。キリッとしていて、気が強そうに見える感じがモテるんでしょうね〜。■清野菜名(25)×チャン・ツィイー(41)清野がアクション演技で注目を集めたのは、総資産140億円ともいわれるチャン・ツィイーが“アクション映画卒業宣言”をしたころ。同じ道をたどれば、大金を手にする日も近い!?「女性自身」2020年8月18日・25日合併号 掲載
2020年08月14日本誌カメラマンの「おめでとうございます!」の声かけに照れくさそうに小さく会釈。翌7月19日に誕生日を控え、17歳最後の対局に向かう藤井聡太棋聖(18)だ。この2日前には“史上最年少でタイトル獲得”という快挙を成し遂げ、対局時に着用した絹製マスクのメーカーに注文が殺到する事態になるなど、注目は将棋以外のところまで。そこで、この日の会場入りの際の棋聖の小物使いに注目してみました。【マスク】推定:1,980円普通の使い捨てマスクを使用しているときもあるが、棋聖戦着用品と同じ福井県坂井市の帯製造会社・小杉織物「夏用涼やか絹マスク」だとすると、この値段。【リュックサック】推定:4万6,200円中学生のころはアウトドアブランドの青いリュックを使っていたが、2年ほど前からこの吉田カバン「PORTER」に鞍替え。ちょっぴり大人モードに!?【スニーカー】推定:1万5,400円フランスの老舗ブランド「パトリック」のスニーカーは中学生時代から愛用中。スーツ姿でもこの靴を合わせていることは多く、10代の“年相応”が垣間見える。本誌推定総額は約6万円。18歳にしてはちょっとお高め?将棋一直線に見えて、意外にオシャレにもこだわりがあるのかもしれません!?「女性自身」2020年8月11日 掲載
2020年07月29日RADWIMPS・野田洋次郎(35)が7月16日にツイートした内容について、波紋が巻き起こっている。高校生棋士・藤井聡太棋聖(18)が「第91期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負」において、史上最年少でタイトルを獲得した日だった。《藤井聡太棋聖、すごい。 想像もできない世界だなぁ。 おめでとうございます》と、Twitterで祝福した野田。注目が集まったのは、その直後のツイートだ。《前も話したかもだけど大谷翔平選手や藤井聡太棋士や芦田愛菜さんみたいなお化け遺伝子を持つ人たちの配偶者はもう国家プロジェクトとして国が専門家を集めて選定するべきなんじゃないかと思ってる。 お父さんはそう思ってる》野田は「#個人の見解です」としつつも、続くツイートで《めちゃめちゃ真面目に返信してくださる人いますが冗談で言っています、あしからず》と弁解。だが発言内容が「人間は生まれながらに優劣があり、劣悪な遺伝的素質は排除されるべき」という“優生思想”を疑うものとして、批判が殺到している。《うむ。これは怖い。 と言うか優生思想じゃないかな?野田洋次郎がこんな発言したのにちょっと驚いている。。。》《大谷選手や藤井棋士や芦田さんの活躍を「遺伝子」と表現している時点で、彼らの「努力」を軽視した非常に失礼なツイート》《何らかの炎上した言説を“冗談”で言い逃れしようとするのは「ダサいなぁ」で済むけど、今回の野田洋次郎の件、彼自身が本当に優生思想を冗談の対象としちゃってるとしたらもっとヤバいよ》野田のツイートが炎上したのは、23日に報じられた事件が背景にあるようだ。京都新聞によると、京都市の筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者が、SNSで知り合った医師2人によって薬物投与され死亡した。京都府警は同日、医師2人を嘱託殺人の疑いで逮捕。いっぽう患者は生前、“安楽死を望むツイート“を繰り返していたという。「投薬などによって患者の死期を早める『積極的安楽死』は、国内では認められていません。また逮捕された医師の1人は『高齢者は見るからにゾンビ』『高齢者への医療は社会資源の無駄』などとネットに書き込んでいたそうです。このことは“優生思想”として、Twitterでも瞬く間に議論の対象に。世界でも遺伝子を巡る事件として、18年11月に受精卵の遺伝子を操作した中国人研究者に実刑が下されました。野田さんの発言は、悪気がなかったとしても“命の選別”を想起させてしまったのでしょう」(全国紙記者)これまでも《漢文の授業ってまだあるの?》といったツイートで、しばしば持論が注目を集めていた野田。トップアーティストとして音楽界を牽引し、NHK連続テレビ小説『エール』に出演するなど俳優としても活躍している。それだけに、彼の影響力を心配する声が広がっている。《言論の自由があるけど、影響力のある人が迂闊にSNSでしていい話ではないと思うので、気をつけた方がいいと思います》《「個人の見解です」「冗談」とつけたら何言ってもいいわけじゃないし、野田洋次郎くらい影響力のある人が公の発言として出しちゃいけないものだと思うんだけど》《なにより実名だして影響力ある人が全世界に発信していることがいけないのでは??私たちが数人で話すのとは訳が違う……》
2020年07月26日16年に、14歳2か月での将棋界プロ入りを果たした藤井聡太(18)。その後も無敗のまま、公式戦最多連勝記録を打ち出し、将棋界の若きプリンスに。先日は、18歳の誕生日の3日前に、史上最年少でのタイトル・棋聖を獲得。次々と偉業を成し遂げる藤井棋聖の、強さの秘訣はどこにあるのか?「ポイントは、天然パーマと、立派な眉毛、三白眼です」そう語るのは、いま、最も当たると言われる占い師、ラブちゃんこと、Love Me Do。最新著書『1秒で分かる!人相術』(光文社刊)でも、今までにないユニークな角度からの鑑定が注目されている彼が、藤井聡太棋聖の顔相を見定める!■勝負師に必要な要素が揃った顔相「癖っ毛の人は、神経質で細かいところまで気になってしまう性格ですが、反面、隅々までよくみて気配りができます。常にアンテナを張った状態なので、危険を察知する能力があり、何事も慎重に考えることができます。また、細い目の人は、客観性があり、冷静に判断することができる。三白眼で攻撃性も備わっているので、勝負師に必要な要素が揃っています」将棋は長時間の対戦。1手に1時間もかかるときもある。集中力が勝負となるが……「横に真っすぐに生えている濃い眉毛は、冷静に物事を考えられるタイプ。眉間が広いので、運を取り入れるパワーが強く、プレッシャーにも強い。逆にそのパワーで対戦相手にプレッシャーをかけられたりもします。さらに、人中(鼻の下の溝)が深い人は、何事も徹底的に、こだわりを持って取り組みます。歯並びが不揃いだと、集中力は半端ない。一度、のめり込むと他が見えなくなるくらいです」■長いまつげはピュアな性格の表れ女性ファンも多い藤井。気になる恋愛運は?「右目の下にほくろがあるので、意外とセクシーな魅力の持ち主なのでは。女性問題にも要注意です。また、まつ毛が長いので、褒められたいけど、褒められるのが苦手だったりして、そんなピュアな性格が母性本能をくすぐられると思います。これから、いろんな女性が彼の周りに表れると思いますが、パートナー選びにはくれぐれも気をつけてください」【PROFILE】Love Me Do(ラブちゃん)占い師、風水師、占星術家。東洋、西洋の占術に精通し、『有吉ジャポン』(TBS系)、『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)などテレビ・ラジオ出演多数。最新著書『1秒で分かる!人相術』が光文社より発売中。
2020年07月24日ある時期は、週刊誌のスクープ・カメラマン。またある時期は、アイドルの写真集を60冊以上手がける海パンカメラマン。そして昨年には将棋の棋士を撮影&執筆した『師弟棋士たち魂の伝承』で第31回将棋ペンクラブ大賞を受賞。数多くの顔を持つ写真家・野澤亘伸さん(52)の「もう一つの顔」を知る人はあまり多くはない。世界を巡り「子供の貧困」問題に立ち向かう「フォトジャーナリスト」の顔だ。野澤さんが7月10日に刊行した新刊『この世界を知るための大事な質問』(宝島社)は、日本ユニセフ協会の現地視察に20年前から同行し、世界の紛争地やスラムなどの貧困地域を撮影してきた彼の「フォトジャーナリスト」集大成ともいえる一冊。記憶に残る各地の写真をもとに世界の子供たちの貧困問題をQ&A方式でかみ砕いて解説し、現地で取材した少年少女たちの逸話や、ユニセフ協力によるファクト集も掲載している。野澤さんが「子供の貧困」問題を深く考えるようになった契機は、20数年前に初めて行ったカンボジアで、ある国会議員が、子供たちにおこなった行動を眼前にした時に遡るという。野澤さんは当時をこう振り返る。「ランドクルーザーに集まってくる子供たちに、国会議員が窓からお金を撒いていたんです。日本では絶対に見ない行動なので驚いていたら『今日生きるのがやっとの人たちに、自分ができることをしているだけだ』と言われて、「そうだよなぁ」と思いました。取材して報道しても、貧しい人たちの生活がすぐに変わるわけではない。彼らにとっては、今日ご飯を食べられることの方がずっと大事なことです。自分がしていることが無力に感じて、虚しさを覚えたんです」2000年、日本ユニセフ協会が内乱から半年後の東ティモールに視察に行くことになった。当時、野澤さんが契約していた週刊誌が同行取材することになり、野澤さんは初めて現地へ赴く。「その取材成果を日本ユニセフ協会と大使のアグネス・チャンさんがとても気に入ってくれて、翌年から私に直接同行依頼がくるようになったんです」以来、定期的に世界各地の貧困と対峙するようになった野澤さん。世界の貧しい少年少女とのエピソードは尽きないが、そのなかでも特に思い出深い記憶を聞いた。「ブルキナファソで会った街灯の明かりで勉強をする少年。彼の家は狭く、弟や妹がいて勉強する場所がない。夜、家の手伝いが終わった後、いつも道端の明かりの下でノートを開いてその日の授業の復習や明日の予習をする。アフリカでは学校へ通えるだけでも、恵まれているのだと思います。『将来は高校の物理の先生になりたい』と話していました」20年に及び、世界の子供の貧困を撮り続けていくことで、野澤さんの人生観や考え方にはどんな影響が生まれたのだろうか。「日本でもたくさん取材・報道するべき問題があるのに、なぜ海外の取材をするのかという意見はあると思います。でも日本の問題も海外で報じられることで、それがどう捉えられているのかを客観的に知ることができます。内から訴えるよりも、外から訴える方が影響が大きいこともある。また、最初は現地に行く以上、取材の成果を残さなければならないという任務としての意識が強かったのですが、次第に報道も一つの“縁”だと感じるようになりました。自分はこの国のこの人たちに出会う“縁”があったのだと思っています」今回の出版に当たり、「親子で読めるような本にしたい」と思ったという野澤さん。史上最年少でタイトルを獲った国民的棋士・藤井聡太七段(当時)と師匠・杉本昌隆八段も取材した話題作『師弟』でも、撮影だけではなく、自ら執筆している。情熱的な写真家でありながら、客観的な視点を失わない姿勢は今回の著書でも貫かれている。「写真もカメラマンが自分の作品として見せるようなものであってならない。ポートレートではなく、写された人たちの背景がわかりやすいもの、子どもが自分と重ね合わせて見られる写真。あと興味を引くレイアウトを意識しました」今後も変わらず、世界各地を訪ね、取材し続けるという。「趣味の昆虫観察・撮影を兼ねて南米や東南アジアにも行っているのですが、そこでは現地の人々は生活のために原生林を切り開き、コーヒーやアブラヤシを植えています。遠くから見れば同じ緑でも、そこに行けば本来あった自然は失われている。スマトラやジャワでは、奥地まで恐ろしいほどのスピードで開発は進んでいます。そのツケは近い将来に地球規模で影響が出るでしょう。でも、私には開発をやめろとは決して言えません。そこには今日を生きるのが精一杯の人たちがいるのです。そして、作られたコーヒー豆の一番いいものは、日本に運ばれているのですから。昆虫観察は、人間の自然環境への関わり方をリアルに見ます。これからも色々な国に足を運んで行くつもりです」柔和な笑顔の一方で、フォトジャーナリスト魂を感じさせる野澤さん。最後にこう訴える。「援助や支援をする自分に、偽善を感じてしまうことはあると思います。でもそれでいい。堂々と偽善者になることは、何もしないよりもずっと意味がある。いい人になろうと思って募金箱に100円を入れて、それが誰かの助けになるなら、それでいいのではないでしょうか。そうやって地球に住む人たちが繋がっていく。小さな行動が、“縁”を生んでいくのだと思います」
2020年07月24日「ABEMA」では、7月23日(木)から8月31日(月)まで、「ABEMA BIG SUMMER」と題し、人気アーティストの独占ライブ、新作恋愛リアリティーショー、映画など、様々な番組を配信していく。まず初日の23日(木)夜9時30分からは、「ももいろクローバーZ」出演の特別番組「納涼!夜まで生ももクロ・ファンが選んだベストライブを一緒に見ようZ&重大発表SP」を生配信。デジタルリリースしたLIVEベストアルバム「TDF LIVE BEST」に収録されている全13曲のライブ映像を、メンバーと一緒に歌ったりコールしたりしながら楽しめるほか、メンバーのトークも披露。また、新機能「PayPerView」を使ったアーティストによる独占音楽ライブも注目。浜崎あゆみの無観客オンラインライブ「ayumi hamasakiPREMIUM LIMITED LIVE A ~夏ノトラブル~」、ダンス&ボーカルグループ「Da-iCE」による、高品質なフル3DCG空間による新時代のバーチャルステージ「ABEMAアリーナ」を活用した第1回目の公演として、「Da-iCE×ABEMA ONLINE LIVETOUR 2020 -THE Da-iCE-」を生配信。そしていま熱い将棋チャンネルでは、藤井聡太棋聖の記録達成を目指す全公式戦を単独生配信。7月16日(木)に行われた棋聖戦タイトル五番勝負で見事史上最年少タイトルを獲得した藤井新棋聖が、王位戦タイトル七番勝負でも史上最年少タイトル二冠に挑戦中。最年少タイトル二冠がかかった「木村一基王位 対 藤井聡太棋聖」の対局の様子は、8月4日(火)と5日(水)朝8時30分より「ABEMA」のみリアルタイムでチェックすることができる。さらに、将棋界初のドラフトによる団体戦「第3回AbemaTVトーナメント」の本戦トーナメントが生配信。永瀬拓矢二冠が率いる「チーム永瀬」のメンバーとして藤井棋聖が出場する。ほかにも、毎週配信中の「千鳥」による「チャンスの時間」や、「GENERATIONS高校TV」などのレギュラー番組も新しい企画を用意。オリジナル恋愛リアリティーショーは、「オオカミ」シリーズの最新作がスタート、「今日、好きになりました。夏空編」と「いきなりマリッジ 結婚に本当に必要なこと」をレギュラー配信。「ABEMA BIG SUMMER」では約1か月間、毎週新作や独占番組を続々と配信していく。さらにアニメチャンネルでは、7月24日(金)より「劇場版アニメ祭りinアベマ」と題し、約50日間にわたり80作品以上の劇場版アニメ作品を無料配信。『劇場版ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-』や『Re:ゼロから始める異世界生活 氷結の絆』など人気シリーズの劇場アニメ作品が目白押しだ。「ABEMA BIG SUMMER」は7月23日(木)~8月31日(月)開催。(cinemacafe.net)
2020年07月21日2020年7月16日、『第91期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負』の第4局が開催され、高校生棋士の藤井聡太さんが渡辺明棋聖に勝利。同シリーズ3勝1敗で、初タイトルとなる棋聖位を獲得しました。17歳11か月という異例の若さで、史上最年少でのタイトル獲得を成し遂げた藤井新棋聖。将棋界の歴史を揺るがすようなニュースに、世間では大きな反響が上がっています。藤井新棋聖の快挙を、加藤一二三が祝福同日、元プロ将棋棋士で、タレントとして活躍する『ひふみん』こと加藤一二三さんが、藤井新棋聖のタイトル獲得について言及。 #棋聖戦 藤井聡太新棋聖にはその天賦の才を余すところなく発揮し天高く翔ける龍となり、将棋史に於いて今後だれもまだ見ぬ地平を、ときに孤独と闘いながらも勇猛果敢に切り開いていただき、いつまでも色褪せない名局を紡ぎながら、将棋という芸術文化の大輪の花を咲かせていただきたいと願います。— 加藤一二三@7/17フジテレビとくダネ!生出演 (@hifumikato) July 16, 2020 同シリーズで対局が行われるたびに、勝負における一挙一動を注目し続け、藤井新棋聖の勝利を我がことのように喜んでいた加藤さんだからこそ、感慨深いものがあったのでしょう。加藤さんの投稿に対し、ネット上では祝福や共感のコメントが寄せられる中、一方でその文才を称える声が続出。・藤井新棋聖誕生からわずかの時間で、これだけの名文をつづるひふみんもすごい。・ひふみんの人柄が伝わる美しいコメントに、胸がジーンとしました。・なんて優雅で品のある祝福のコメントなんだろう。素晴らしい。また、加藤さんはコメントを発表する20分前に、次のようなつぶやきも投稿しています。 #棋聖戦 やっぱり、聡太さんはつよい。。。— 加藤一二三@7/17フジテレビとくダネ!生出演 (@hifumikato) July 16, 2020 年下である藤井新棋聖のことを、「聡太さん」と呼び、感嘆のため息をつくようにつぶやいた加藤さん。その後、一部の人から「孫より年下ぐらいの人をさん付けで呼ぶって、すごいことだと思う」といった指摘が入ると、藤井新棋聖を『さん』付けで呼んだ理由について、こうつづりました。数多の報道陣を前に微動だにせずデビュー戦開幕を待つ藤井聡太四段は紛れもなくプロのオーラを身に纏っておられました。将棋盤を挟んで対峙した者としてその佇まいからはとても『藤井くん』と呼ぶ気にはなれません。棋士として産声を挙げた瞬間から彼は、勝負師魂を携えたまさしくひとりの大人でした。@hifumikatoーより引用加藤さんは、過去に棋士として対局した藤井新棋聖を、1人の大人としてリスペクトする想いから、『さん』付けをしたのです。年齢や立場に関係なく、相手を敬う…そういう姿勢こそ、加藤さんが幅広い層の人々に愛されるゆえんといえますね。[文・構成/grape編集部]
2020年07月17日「私が教室を主宰しているこの20年を振り返ってみても、聡太くんみたいな子は誰もいません。“日本一の子ども”だなと思いました」しみじみこう語るのは、将棋の藤井聡太七段(17)の恩師、文本力雄(65)だ。藤井七段の快進撃が止まらない。7月1〜2日に王位戦第1局が行われ、30歳年上の木村一基王位(47)に挑戦者の藤井が先勝した。同時期に進行している棋聖戦でも、藤井は挑戦者として渡辺明棋聖(36)に2連勝中。9日の第3局に勝利すると、史上最年少でタイトル獲得となる。そんな藤井七段が幼稚園時代から約5年間、通っていたのが地元・愛知県瀬戸市にある「ふみもと子供将棋教室」。主宰する文本さんが藤井七段の原点を語ったーー。「聡太くんは幼稚園の年中、5歳のころ初めて教室にやってきました。お母さんと祖母に連れられて、3人でここに来たんです。ほっぺが真っ赤で天然パーマで、すこしカールした髪の毛が伸びていて、『女の子じゃないの?』と言いたくなるほどかわいかったですね」藤井七段に将棋のルールを教えた祖母から「孫の将棋相手を探している」と電話で問い合わせがあったのが、自宅近くのこの教室に入るきっかけだったという。将棋の才能はずば抜けていた。「1年で20級から4級に昇格した子は初めてでした。スランプや壁などはまったくなく、日を追うごとに吸収して、ほかの子の何倍も早く、強くなっていきました」強さの秘訣の一つが負けず嫌い。4歳年上の兄も教室に通っており、兄弟ゲンカもすごかったそう。「年の差もあり体がふたまわりも大きかったお兄ちゃんに、ちっちゃい聡太くんが『ウーッ』とうなり声をあげて向かっていくんです。絶対、『参った』なんて言いませんでしたね。最後はお兄ちゃんが『わかった、わかった』となって、やっとケンカが終わる感じでした」大好きな将棋となると、さらに負けず嫌いは高じ、負けたときは悔しさのあまり泣きじゃくった。「小学生名人戦の愛知県大会に出場した際、優勝候補で小学2年生だった聡太くんは、関東から来た子に負けて、優勝を逃してしまったんです。このときの泣きっぷりは最大の号泣でした。何分、続いたかなぁ……。このまま泣かせたら、体を壊してしまうのではないかというほどの号泣でした。そんな聡太くんを黙って、ギュッと抱きしめてあげたのが、お母さんでした」藤井七段は教室内では当時通っていた7〜8人の子どものなかでも、とても活発な少年だった。「実は運動神経もよくて、性格も活発なタイプでした。毎春行っていた“お花見将棋”で、河原の広場でかけっこをしたときは、いちばん体も小さいのに、年上の子より弾丸みたいに速かったですね。将棋の授業後には、みんなと一緒にトランプもよくやっていました。教室の最後は毎回、私が作った坂本九さんの『明日があるさ』の替え歌をみんなで合唱するのが恒例で、必ずいちばん前列の真ん中にいて大きな声で一所懸命、歌っていたのも聡太くんでした」実は“初恋”もここで芽生えていたようだーー。「聡太くんが幼稚園の年長のときでした。そのころ、2つ年上のA子ちゃんという女の子がいたんです。A子ちゃんはいつも聡太くんのことを『そうちゃん、そうちゃん!』とかわいがっていたんですよ。そんなある日、教室でたまげたことが起きました。最年少の聡太くんが、年上の小学生たちに向かって『A子ちゃんをいじめるなよなあ!』って真っ赤な顔で、端から順番にグーッとにらみつけて言ったんですよ。あまりに迫力満点だったので、みんな驚いて凍りついてました。いつもかわいがってくれた女の子なんで、正義感だったのか……。もしかしたら聡太くんの初恋だったのかもしれませんね」そう言って目じりを下げる文本さん。藤井少年はプロへの登竜門となる奨励会への入会を機に、教室を卒業することになった。「最後に私が送った言葉は『名人の上を目指せ』でした。不世出の天才なのは明らかなので、名人になるのは当然です。だから、さらにその上を目指してほしいと。本人はキョトンとしていましたね」’16年10月に史上最年少のプロ棋士となった藤井少年は文本さんのもとに挨拶に訪れている。「最近は聡太くんも忙しいので会えていませんが、『健康がいちばんだぞ』と伝えています。タイトル奪取の報告、楽しみにしています」“希代の棋士”を育んだ恩師は2人並んだ当時の写真を見ながら、いつまでもほほ笑んでいたーー。「女性自身」2020年7月21日号 掲載
2020年07月11日「私が教室を主宰しているこの20年を振り返ってみても、聡太くんみたいな子は誰もいません。“日本一の子供”だなと思いました」しみじみとこう語るのは、将棋の藤井聡太七段(17)の恩師、文本力雄さん(65)だ。 藤井七段の快進撃が止まらない。7月1~2日に王位戦第1局が行われ、30歳年上の木村一基王位(47)に挑戦者の藤井七段が先勝した。同時期に進行している棋聖戦でも、藤井七段は挑戦者として渡辺明棋聖(36)に2連勝中。9日の第3局に勝利すると、史上最年少でタイトル獲得となる。そんな藤井七段が幼稚園時代から約5年間、通っていたのが地元・愛知県瀬戸市にある「ふみもと子供将棋教室」。主宰する文本さんが藤井七段の原点を語った――。「聡太くんは幼稚園の年中、5歳のころ初めて教室にやってきました。お母さんと祖母に連れられて、3人でここに来たんです。ほっぺが真っ赤で天然パーマで、すこしカールした髪の毛が伸びていて、『女の子じゃないの?』と言いたくなるほどかわいかったですね」藤井七段に将棋のルールを教えた祖母から「孫の将棋相手を探している」と電話で問い合わせがあったのが、自宅近くのこの教室に入るきっかけだったという。将棋の才能はずば抜けていた。「1年で20級から4級に昇格した子は初めてでした。スランプや壁などはまったくなく、日を追うごとに吸収して、ほかの子の何倍も早く、強くなっていきました」強さの秘訣の一つが負けず嫌い。4歳年上の兄も教室に通っており、兄弟ゲンカもすごかったそう。「年の差もあり体がふたまわりも大きかったお兄ちゃんに、ちっちゃい聡太くんが『ウーッ』とうなり声をあげて向かっていくんです。絶対、『参った』なんて言いませんでしたね。最後はお兄ちゃんが『わかった、わかった』となって、やっとケンカが終わる感じでした」大好きな将棋となると、さらに負けず嫌いは高じ、負けたときは悔しさのあまり泣きじゃくった。「小学生名人戦の愛知県大会に出場した際、優勝候補で小学2年生だった聡太くんは、関東から来た子に負けて、優勝を逃してしまったんです。このときの泣きっぷりは最大の号泣でした。何分、続いたかなぁ……。このまま泣かせたら、体を壊してしまうのではないかというほどの号泣でした。そんな聡太くんを黙って、ギュッと抱きしめてあげたのが、お母さんでした」家族のサポートがあったからこそ、藤井少年の才能は順調に開花したと文本さんは力説する。「いまの彼があるのも、家族の理解と協力、これに尽きます。お父さんはふだん、単身赴任で地元にいないんですが、戻ってきたときは聡太くんの送り迎えをしてくれていました。私が聡太くんの活躍を褒めても『うちの聡太なんて、まだまだです』といつも謙遜されていました。お母さんは、送り迎えだけでなく他都市での大会へも付き添っていました。対局中、持ち時間が短くなると、お母さんは『息が詰まりそうになる』とハラハラして、くたくたになられていましたね」「女性自身」2020年7月21日号 掲載
2020年07月09日藤井聡太七段(17)の恩師で「ふみもと子供将棋教室」を主宰する文本力雄さん(65)。教室内では藤井七段は当時通っていた7~8人の子供たちのなかでも、とても活発な少年だったという。「実は運動神経もよくて、性格も活発なタイプでした。毎春行っていた“お花見将棋”で、河原の広場でかけっこをしたときは、いちばん体も小さいのに、年上の子より弾丸みたいに速かったですね。将棋の授業後には、みんなと一緒にトランプもよくやっていました。教室の最後は毎回、私が作った坂本九さんの『明日があるさ』の替え歌をみんなで合唱するのが恒例で、必ずいちばん前列の真ん中にいて大きな声で一所懸命、歌っていたのも聡太くんでした」その合唱の後、プロレスごっこが始まることもあった。「聡太くんがいちばん年下なので、やられるかと思ったらとんでもない!年上の子とも対等にプロレスをやっていました。さすがに4歳年上の子には負けていましたが、それでも向かっていってました」文本さんの笑顔は止まらない。将棋に加えて、遊びや運動までできた、藤井七段には思い出深い“学びの場”だったことだろう。実は“初恋”もここで芽生えていたようだ――。「聡太くんが幼稚園の年長のときでした。そのころ、2つ年上のA子ちゃんという女の子がいたんです。A子ちゃんはいつも聡太くんのことを『そうちゃん、そうちゃん!』とかわいがっていたんですよ。そんなある日、教室でたまげたことが起きました。最年少の聡太くんが、年上の小学生たちに向かって『A子ちゃんをいじめるなよなあ!』って真っ赤な顔で、端から順番にグーッとにらみつけて言ったんですよ。あまりに迫力満点だったので、みんな驚いて凍りついてました。いつもかわいがってくれた女の子なんで、正義感だったのか……。もしかしたら聡太くんの初恋だったのかもしれませんね」そう言って目じりを下げる文本さん。藤井少年はプロへの登竜門となる奨励会への入会を機に、教室を卒業することになった。「最後に私が送った言葉は『名人の上を目指せ』でした。不世出の天才なのは明らかなので、名人になるのは当然です。だから、さらにその上を目指してほしいと。本人はキョトンとしていましたね」’16年10月に史上最年少のプロ棋士となった藤井少年は文本さんのもとに挨拶に訪れている。「最近は聡太くんも忙しいので会えていませんが、『健康がいちばんだぞ』と伝えています。タイトル奪取の報告、楽しみにしています」“希代の棋士”を育んだ恩師は2人並んだ当時の写真を見ながら、いつまでもほほ笑んでいた――。「女性自身」2020年7月21日号 掲載
2020年07月09日Official髭男dismの藤原聡、kz(livetune)、KEYTALKの首藤義勝、ビッケブランカとクリエイティブカンパニー・agehaspringsによる「放課後プレイリスト」が、音楽ストリーミングサービス・Spotifyで3日から期間限定公開される。アサヒ飲料は、オンライン上のコンテンツや参加型のキャンペーンで高校生を応援する「放課後『カルピス』プロジェクト」を実施。その一環として「放課後プレイリスト」を企画し、同プロジェクトで音楽監修を務めるagehaspringsと4名のアーティストは「みんなの放課後をエモくする」をテーマに、自身の青春ソングや聴いてもらいたい曲を年代ごとに厳選する。また、「放課後『カルピス』プロジェクト」と連動した「カルピスウォーター」(500ml・430ml)夏季限定デザインパッケージを、14日から全国で発売。パッケージの商品側面に記載されているQRコードを読み取ると、「放課後プレイリスト」特設サイトへアクセスすることができる。■2010年~2020年プレイリスト 蔦谷好位置(agehasprings)×藤原聡(Official髭男dism)蔦谷好位置「2010年代はYouTubeの台頭にも現れているように『個』が強い時代に突入し、活動展開の幅が多様化していきました。そんな変革の時代の中で僕の心を大きく揺さぶった邦楽を中心に選曲しました。これからの2020年代を作っていく聡くんとプレイリストを一緒に作れてとても光栄です」■2000年~2009年プレイリスト 飛内将大(agehasprings)×kz(livetune)飛内将大「10代から20代にかけての青春真っ只中、そしてただただ好きだった音楽が仕事になった2000年代。コンピュータさえあれば気軽に音楽を作れるようになり、めまぐるしくブームが移りかわってゆく誰もが手探りの10年でした。同じ時代を生き、同じ釜のおしるこを食べたこともある同世代の天才kzと青春を振り返ることができ感慨深いです」■1990年~1999年プレイリスト 野間康介(agehasprings)×首藤義勝(KEYTALK)野間康介「昭和~平成に移り変わり、バブルの名残りが色濃い1990年代。ドラマ主題歌など、タイアップ曲のリリースで数々のミリオンヒットが生まれ、ドラマの為のキラーイントロ、メロディーの強さが競われた時代です。KEYTALKのメロディーメーカー、義勝くんと選んだ名曲プレイリストをぜひチェックしてください!」■1980年~1989年プレイリスト 横山裕章(agehasprings)×ビッケブランカ横山裕章「ソウル、パンク、レゲエのアナログ要素を受け継ぎ、シンセサイザー、ドラムマシン、サンプリングを使ったデジタル要素へ移行したテクノ、ヒップホップ、ニューウェーブの80年代サウンドから現代にも影響を与えている楽曲をセレクトしました。縦横無尽な音楽スタイルを持つビッケブランカとの選曲は充実のお時間でした」
2020年07月03日2020年6月26日に、高校生にしてプロ棋士の藤井聡太七段に対し、出身地である愛知県瀬戸市役所を通して寄せられた、脅迫めいた殺害予告。サンケイスポーツによると、脅迫の電話は24日にかかってきており、市は25日に県の警察署へ通報。同署は26日に新幹線移動をする藤井七段を警護した結果、トラブルはなかったとのことです。同月28日に行われた、『第91期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負』の第2局で、藤井七段は普段通りの冷静さと勝負強さを見せ、完勝しました。加藤一二三が殺害予告について反応しなかったワケ同日、元プロ将棋棋士で、タレントとして活躍する『ひふみん』こと加藤一二三さんは、藤井七段が勝利を収める瞬間を見ていたのでしょう。自身のTwitterで、藤井七段の勝利を祝福するとともに、今後の対局について期待を寄せました。 #将棋 #藤井聡太 藤井聡太七段の完勝でした!万全なる事前研究のもと大舞台に臨まれており非の打ち所がないことに感嘆するばかり。将棋界の歴史をいとも容易く塗り替える予感に満ち溢れた17歳。ストレート奪取を期待します。— 加藤一二三@中央公論新社『天才の考え方〜藤井聡太とは何者か』絶賛発売中! (@hifumikato) June 28, 2020 加藤さんは、数々のテレビ番組などでも藤井七段の快挙についてコメントを寄せており、その内容が「適格だ」「さすが」と話題になっています。しかし、対局中、藤井七段に寄せられた脅迫まがいの電話について、いっさい語らなかった加藤さん。藤井七段の勝利を見届けた後、次のようなコメントをTwitterに投稿しました。なお殺害予告の件については過剰反応を示すことは犯人の思う壺ではないかとの考えから、また藤井七段の鋼のメンタルを顧みるに本局への影響は皆無との信頼感から、敢えてコメント致しませんでした。万全の対策で両対局者を護り恙無く対局を終えてくださいましたすべての関係者に深く感謝申し上げます。— 加藤一二三@中央公論新社『天才の考え方〜藤井聡太とは何者か』絶賛発売中! (@hifumikato) June 28, 2020 加藤さんは、脅迫電話に対し、過剰な反応を示すことを避け、あえて沈黙を守ったといいます。そこには藤井七段への信頼や、犯人を刺激する危険を回避する意図があったのです。加藤さんの投稿に対し、共感やその姿勢を称賛する声が上がっています。・ひふみんのこういう姿勢が大好きだし、心から尊敬する。・藤井七段への信頼感はもちろん、運営側の配慮にも丁寧に礼をいうところにグッときた。・自分も同意見。藤井七段が対局に集中できるよう、周囲が気遣っていて安心した。万全の対策で挑んだことはもちろん、藤井七段が集中できるような環境を作ったうえで、無事に対局を行った運営スタッフに対しても、丁寧に感謝の想いを寄せた加藤さん。そのメッセージは、きっと多くの人に届いたに違いありません。[文・構成/grape編集部]
2020年06月29日フジテレビの藤井弘輝アナウンサー(28)が6月17日に、30代の同局社員と結婚したことが発表された。父・藤井フミヤ(57)も90年6月に結婚したことから、親子揃っての“ジューンブライド”と注目を集めている。18日放送の『めざましテレビ』(フジテレビ)では、同期の永尾亜子アナ(26)が結婚のニュースを紹介。藤井アナは、「ほんの少しだけ頼りなく見える私ですが、幸せな家庭を築いていきたいと思います」とコメントを寄せていた。藤井アナは16年4月に入社し、同年10月には『めざましテレビ』のレギュラーに抜擢。現在は水曜リポーターを担当しているが、バラエティ番組など幅広く活躍している。19年に配信された音楽番組『フジアナ歌祭り』(FOD)では、父の楽曲「Another Orion」を熱唱。その後もたびたび歌唱を披露し、父子ともに歌声が似ていることが話題に上った。「藤井アナは入社当初、父の存在をプレッシャーに感じていたそうです。ですが『めざましテレビ』に抜擢されてからは、“自分は自分”として仕事に打ち込むように。学生時代に培った楽器演奏や、スポーツといった特技も番組作りに活かしています。父の歌を披露することは悩んだそうですが、今では『父のファンが楽しんでくれるなら』と吹っ切れたそうです。周りを盛り上げる人柄や身体を張った企画も進んで挑むことから、周囲にも慕われていますね」(テレビ局関係者)幅広く活躍する藤井アナを祝福する声が広がっている。《朝からお目出度いニュースが!藤井アナ結婚おめでとうー!お父様同様、末長く幸せにー!》《わお!びっくり!フミヤもおじいちゃんになる日が近かいわね。こんなおじいちゃんいたらカッコ良すぎ》《わぁ〜!朝からビックリ!!弘輝くん結婚かぁ〜!両親と同じジューンブライドときたー!w》入社5年目にして、公私ともに順風満帆ともいえる藤井アナ。人生の歩みには父の“教え”が影響しているようだ。「フミヤさんは、子供たちが成人しても『家庭を持つまでは目が離せない』と語っていました。グローバルに活躍できるよう、幼い頃から『中学校はスポーツ部に入部』と『留学』を家訓として伝えてきた“教育パパ”だったそうです。藤井アナはその教えに従って、高校時代をアメリカで過ごしました。厳しく見えますが、フミヤさんは奥さんと手を繋いで出かけるほどの“愛妻家”。テレビ番組でも『一生一緒に生きていきたい』と公言していました。藤井アナは、そんな父親の背中を見て育ってきたのでしょう」(前出・テレビ局関係者)幸せいっぱいの藤井アナ。父と同じように家族を大切にするのだろうーー。
2020年06月18日2020年6月8日、『第91期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負』の第1局が開催されました。高校生にしてプロ棋士の藤井聡太七段が、渡辺明三冠(棋王・王将・棋聖)に挑戦。藤井七段が勝利し、初のタイトル戦挑戦となる初戦を白星で飾りました。渡辺三冠の着物や振る舞いがネットで話題に同月9日、情報番組『スッキリ』(日本テレビ系)では、渡辺三冠と藤井七段の対局について特集。番組でコメンテーターを務める近藤サトさんは、「私もドキドキとしながら見守った」と語り、自身の対局における注目点を明かしました。私が実はこの対局で注目したのは、着物。渡辺三冠の着物と勝負飯なんですよ。三冠の着物っていうのは、多分ご自身もお好きでらっしゃると思うんですけれども、非常に個性的なユニークな着物を着られていて。今回もすごいんです、これ!着物好きからしますと、この柄の組み合わせ、素材の組み合わせ、そして白で統一させるっていうのはね、なかなか素人には着られないものなんです。だからそういう意味では、満を持してというか、「俺を超えてみろ」というような気概を持って着たような着物にしか見えないんですよ。スッキリーより引用着物が好きな近藤さんは、独自の視点から渡辺三冠が着ていた着物を褒めました。渡辺三冠が対局時に着用していた着物がこちらです。厳かな雰囲気と上品さをあわせ持つ、素晴らしい着物ですね。さらに近藤さんは、対局中に食べていた昼食の『勝負飯』についても言及。渡辺三冠がうな重で、藤井七段がカツカレーを食べていたことについて、持論を述べます。勝負飯も「なんだ、うな重(を選ぶなんて)、三冠はさすがだな」って思う人がいるかもしれないんですが、あそこでうな重を渡辺三冠が頼まないと、藤井さんの選択肢がなくなっちゃうんですよ。格上の人よりもちょっと安いものを頼むっていう、これも慣例があるんで。だから、同じ思いを中学生棋士だった渡辺三冠はしているんですよ。中学生の頃に、自分より格上の棋士が安いものを頼まれて、「じゃあ食べ盛りの俺は何を頼めばいいんだ」っていう経験があって。「じゃあ藤井くん、君の好きな物をなんでも頼みなさい」という意味でのうな重があったんじゃないかと。スッキリーより引用近藤さんは、渡辺三冠が昼食にうな重を選択したことについて、「自身も中学生の頃から棋士として格上の人と対局する機会があったからこその気遣いではないか」と推測。コメントについて、視聴者からはさまざまな反応が寄せられました。・渡辺三冠の着物、すごく粋でかっこいいと思う。・近藤さんの解説が興味深くて面白かった。・素敵な話。渡辺三冠の好感度がグッと上がった!・渡辺三冠の気配りが素晴らしいし、藤井七段の謙虚さや相手を敬う姿勢もいい。勝負の行方はもちろん、対局時の服装や昼食など、さまざまな点に注目してみると、さらに将棋が面白くなりそうですね。[文・構成/grape編集部]
2020年06月09日アイドグループ・ジャニーズWESTの藤井流星と神山智洋が、舞台『正しいロックバンドの作り方』に主演することが8日、明らかになった。同作は日本テレビ深夜ドラマ「シンドラ」第12弾として放送中の同名ドラマの舞台化作。ロックバンド“悲しみの向こう側”のメンバーで、バンドを愛する心配性のリーダー・シズマ(藤井)、夢も目標も特にないイマドキ大学生・テツ(神山)、天才かもしれない不思議くん・オギノ(栗原類)、とにかく明るいムードメーカー・コバ(吉田健悟)の成長物語となる。舞台版新キャストとして、中村梅雀が登場。さらに野田美桜、かわのをとや、中谷竜が出演する。作・演出は、ドラマの企画・脚本監修を務める西田征史が手掛け、西田監修のもと、ドラマの脚本を手掛けるおかざきさとこが舞台版の脚本も担当する。東京公演は東京グローブ座にて8月9日~8月30日、大阪公演は梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて9月2日~9月8日。○作・演出 西田征史 コメントこの夏、“悲しみの向こう側”の向こう側を、舞台で描きます。まずお伝えしたいのは、ドラマから地続きの続編ではないということ。ドラマの最終話で妙に引っ張って「続きは舞台で!」という作品ではありません。ドラマを楽しみにしてくださっている方々、ご安心ください。ドラマではドラマとしてしっかり描ききったつもりです。この舞台版では、「シズマ・テツ・オギノ・コバ」がドラマの後の時間で、新たに苦悩している問題に向き合っていきます。その中で意外な人物との出会いがあって……と、そんな、彼ららしい夏を描きます。ドラマのキャスト・スタッフの皆さんで育ててくださった、「シズマ・テツ・オギノ・コバ」と再び向き合えること、とても楽しみにしております。○藤井流星 コメントドラマからの舞台化というパターンは初めに聞いた時、驚きました。個人的には舞台が5年振りくらいなので凄くワクワクしていますし、またシズマを演じられる喜びもあります。そして、“悲しみの向こう側”の4人の空気感は撮影現場でも凄く良かったと感じているので、実際に見ていただけるのは凄く嬉しいです。ドラマの全10話を経て絆が更に深まったあの熱いクセだらけの“悲しみの向こう側”の4人が夏に更に熱くなって戻ってきて、またまたバカな事をすると思います。笑キャスト、スタッフ一丸となって皆さんに楽しんでいただける様に頑張りますので、是非楽しみにしていて下さい。○神山智洋 コメント“悲しみの向こう側”にテレビの次は舞台で会えます。出演したドラマが舞台化されるのは初めてなのでワクワクしますし、また4人で集まっておもしろいことを出来るのが今からとても楽しみです。中村梅雀さんをはじめ、新キャストの皆様、ドラマで企画・脚本監修を担当してくださった西田さん、舞台でお世話になるスタッフさん。全員で一丸となって2020年の夏は超熱い夏にしたいと思います。ドラマとはまた別のお話なので、ドラマを見られていない方でも楽しめますし、ドラマを見て頂いた方はより深く正しいロックバンドの作り方を楽しんで頂けると思います。ドラマでは見られない細かい部分や、舞台だからこそ感じる空気感を味わってください。今年の夏は楽しくなりそうです。会場で皆様に会えるのを、神山智洋としても赤川哲馬としても、心よりお待ちしています。○栗原類 コメントこの度ドラマ『正しいロックバンドの作り方』が舞台化されます。今まで関わった作品が舞台化されるというのは初めてでとても新鮮な気持ちです。“悲しみの向こう側”4人のお話はドラマが終わっても続きます! ドラマを見ていないかたでも入り込める作品です。この夏は是非劇場でお会いしましょう。よろしくお願い致します。○吉田健悟 コメントもう一度“悲しみの向こう側”のメンバーになれることは、ただただ嬉しいです。そして、舞台に立てる幸せを噛み締めています。テレビで演じた役を舞台でも演じる。というのは人生初でして、まだ稽古もこれから、の状態ですが、新作エピソードをひっさげて、メンバー4人、キャスト、スタッフ、チーム全体でゼロから作り上げて最高の舞台にしたい気持ちです。ゾクゾクしております。舞台には、お客様が欠かせません。観に来てくださるお客様も言わば共演者です。舞台演劇ならではのライブ感。是非味わってください。皆様と一緒に、キエチマエカナシミ!と叫べる日を楽しみにしております。○中村梅雀 コメント私は母親がピアニストだった影響で音楽が無い人生は考えられません。12歳から様々なジャンルのバンド活動をしてきて、64歳の今もライブを続けています。過去にはCDも出しています。ですからバンド活動には特別な思いがあります。『正しいロックバンドの作り方 夏』は熱い青春の魅力がたっぷりです。友情、夢、喜び、競い合い、不安、迷い、悲しみ、怒り、など、様々な要素をバンド活動を通して巧みに描いていると思います。熱くて楽しい、感動的な舞台になると思います。グローブ座には昨年の『THE NETHER』に続き、2年連続の出演になります。他の劇場とは明らかに違うお客様の集中力と反応の熱さにとても驚きました。今から毎日のステージが楽しみです。
2020年06月08日報道番組『news every.』(日本テレビ系)で、新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)にまつわる外出自粛の必要性や買い物マナーについて呼びかけている、藤井貴彦アナウンサー。感染者数を伝える藤井貴彦アナの『ひと言』に、称賛の声「これぞ報道」「感動した」藤井貴彦アナ「お客様は神様ですから」続いた予想外の言葉に絶賛の嵐2020年5月6日に、同番組で視聴者に向けた『ある発言』が話題になっています。藤井貴彦アナが視聴者へ贈った『ある言葉』番組では、同日の東京都の感染者数について報道。4日連続で100人を下回り、この日はもっとも少ない数だったそうです。藤井アナは、同月6日までの予定だった緊急事態宣言が、31日まで延長になったことについて、次のように発言しました。今日は当初の緊急事態宣言の最終日ということになりますが、自粛に応じて家にくださったみなさん、まずはここまで本当にお疲れさまでした。一方で明日から今月末までの延長が決まっています。引き続きみなさんのご協力をお願いいたします。news every.ーより引用政府の外出自粛要請を守り、ステイホームを守った人たちに労いの言葉をかけたのです。また、延長が決まった緊急事態宣言ですが、地域によっては一部施設の休業要請が解除されたり、学校が再開したりするとのこと。これに対し藤井アナは「2週間後の未来をつくるか、2周間前に戻るかはみなさんの行動にかかっています」といい、「引き続き人との距離をとる鉄壁のディフェンスをお願いします」と感染防止を呼びかけました。【ネットの声】・心に響く言葉をありがとうございます。感動しました。・藤井アナの言葉を聞くと、これからも外出自粛を頑張ろうって気持ちになります。・何度も藤井アナの言葉に救われている。温かくて、涙が出る。もう少し踏ん張ろう!藤井アナのいう通り、一人ひとりの行動が未来につながるといえるでしょう。コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、私たちにできることはなんなのかを再確認させられますね。[文・構成/grape編集部]
2020年05月07日1月16日の「初感染者」発表から、100日が経った新型コロナウイルスとの闘い。はたして、指揮官を務める安倍晋三首相の判断は適切だったのか?安倍首相の「コロナ対策」を識者が斬るーー。【経済政策】批判を受けるたびに小出しに1月30日、日本政府は「新型コロナウイルス感染症対策本部」を設置。2月13日、緊急対応策第1弾を発表。雇用調整助成金の要件緩和などを盛り込む。3月10日、緊急対応策第2弾を発表。13日、「新型インフルエンザ等対策特別措置法」を一部改正し、新型コロナも適用対象に。3月23日、「新型コロナウイルス感染症対策推進室」設置。28日、4月1日からの雇用調整助成金の特例措置の拡大を発表。4月3日、一定の所得以下の減収世帯に対し、30万円の現金給付を決定。7日、「事業規模108兆円」の経済対策を発表。新型コロナ対策を盛り込んだ補正予算案を閣議決定。17日、安倍首相会見、「一律10万円」を給付の実施を発表。「もっと早く決断しておけばよかった」と責任を認める。20日、「一律10万円の給付」を盛り込んだ補正予算案を改めて閣議決定。批判を受けるたびに経済政策を小出しにしてきた安倍首相。4月中旬になって、ついに国民1人あたり一律10万円の給付を決定したのだが、当初に予定されていた、一定所得以下の減収世帯への30万円の給付は撤回されることになった。京都大学の藤井聡教授はこう呆れかえる。「今日のような緊急事態には『国民を救うためにいくらいるのか?』をまず考え、そのうえで積み上がった予算に見合う資金を調達するというのが普通です。諸外国はすべてそうしている。しかし安倍政権は、まず財務省と政治家の間で調整して金額を決め、そのうえで、その額で何ができるかを考える、という本末転倒のやり方をしてきました」30万円の給付とりやめは、その象徴例だという。「そもそも、“一律10万円”は主として経済対策の要素が強く、“30万円”の給付は福祉の要素が強い。どちらもやるべきです。4月7日、安倍首相は『事業規模108兆円の世界的に見ても最大級の経済対策』と自画自賛したが、まったくの見掛け倒し。国内の市場に注入される、いわゆる“真水”は16.7兆円でした。残りは貸付金の類いです」(藤井さん)コロナとの闘いが始まって100日。識者の評価は辛辣だが、闘いの終わりはまだまだ見えていない。これからの100日も厳しく見守ろう。「女性自身」2020年5月12・19日合併号 掲載
2020年05月07日以前、運動会のかけっこで順位をつけず、最後はみんな手をつないで一緒にゴールした小学校が話題になったことがありました。有名なモンテッソーリ教育も、“競争させない” のがポリシーです。仲良し教育を是とする風潮に、「今の子どもたちは昔に比べて競争心がない」とも言われ、子どもに競争させることの良し悪しはいまだ賛否両論あります。一方で、「負ける」ことに意義を認める日本の伝統競技があります。将棋です。「負けました」と敗者が自ら宣言し勝敗が決まるものは、勝負事としてほかにはないでしょう。期待の若き棋士藤井聡太7段(*)は、将棋を通して今も成長し続けています。その成長には、“負ける” という経験が大きく作用しているそうです。勝敗を競うべきか否かには一長一短ありますが、今回は「負けることの意義」にフォーカス。そこから得られる学びについて詳しく検証してみましょう。*…2020年4月現在子どもの「負け」を成長につなげるために負けると誰でも悔しいものです。その “負” の感情をどう自分の中で処理するかに成長の鍵が潜んでいます。負けを成長につなげるためのポイントは2つです。■負けを認める「自分の弱さを認めることで、どんな困難も乗り越えられる」とは、アメリカ国防総省現役官僚のカイゾン・コーテ氏の言葉。その心理ステップは次の通りです。自分の弱さを受け入れると、本当の自分が見えてくる本当の自分が見えてくると、自分を正しく機能させることができる自分を正しく機能させることができると、最善の選択ができる(引用元:STUDY HACKER|“負け”から成長できる人とできない人の決定的な差。一流営業パーソンは失敗しても〇〇を言わない。)つまり、負の感情を認めることで、自分の気持ちが一度リセットでき、ストレスのない状況で冷静な判断と落ち着いた行動ができます。負の感情をいつまでも引きずらずに前に進むための第一歩が、「負けを認める」ことなのです。しかし、子どもにとって「負けを認める」のはなかなか難しい。そんなときは、親が共感してあげるとよいのだそう。モンテッソーリ教育を掲げる「吉祥寺こどもの家」の百枝義雄先生は、親が「悔しいね」と共感するだけで、子どもは負けてしまったにもかかわらず「自分の持っている感情は間違っていない」「自分の経験は間違っていない」と自信をつけると言っています。■負けを乗り越える弱い自分を受け入れることで第一段階はクリア。しかし、負けを認めるだけでは成長はありません。その後に悔しい思いを糧に努力することが大事です。将棋の世界では、負けを宣言することにはもうひとつ重要な意味があります。それは、負けを口にできる精神的強さを証明したことになり、メンタルでは勝者を上回ったと認められるということなのです。「負けることの意義」は、まさにここにあります。「負けるのはダメなことではない、強さにつながる過程なのだ」と学び、負けを恐れず積極的にチャレンジできる人になれるのです。とはいえ、子どもには少々難しいかもしれません。日本ストレスマネジメント学会事務局長である小関俊祐先生は、「いいチャレンジだったよ!」「毎日頑張っていたよね」と、結果ではなく、毎日の行動や努力を親がほめてあげることで、再び挑戦する力を身につけられると話しています。子どもが思った結果を出せなかったときこそ、日々の努力や頑張りをたくさんほめてあげましょう。競争しない教育を受けた子どもは「攻撃的な大人」になる!?逆に、「負けないこと(競争しないこと)」のデメリットはあるでしょうか。反競争的な教育は、成績に優劣をつけないことで、仲良く協働できるようになること、そして競争に惑わされずに本来の学びに集中することを目指しています。しかし、経済学者で大阪大学大学院経済学研究科教授の大竹文雄氏の研究では、「反競争的教育を受けた子どもは、利他性が低く、非協働的、攻撃的な大人になる」という驚くべき結果がでたのです。本来、人の能力には生まれながらの素質がそれぞれあり、誰しも得意・不得意がありますよね。しかし、競争をしてこなかった子どもは、「能力は誰しも平等で、努力すれば等しく向上できる」と思ってしまうのだそう。もし能力に劣った人がいると、「努力を怠ったから」と断定し、困っている人がいても、助けてあげない傾向があると言うのです。負ける悔しさや、克服する大変さを身をもって知るからこそ、人を思いやり、協働できる人間力が育まれるのだとすると、楽しいこともつらいことも含めた多様な体験こそが、子どもの将来のために何よりも必要なものなのではないでしょうか。「いい子でなきゃいけない!」と思っている子ども子どもは自分の気持ちにきちんと向き合ったり、人に伝えたり、感情をうまくコントロールしたりする術をまだ完全には身につけられていません。消化できないもやもやを分析してみると、負けを認めない子どもの心理には大きく2つ原因があるようです。要因1:生まれつきの性格生まれ持った性格は皆それぞれ。アメリカの精神科医であるトーマス博士が研究発表した「9つの気質」(活発さ・集中力・粘り強さ・環境対応力・規則正しさ・順応力・五感の敏感さ・感情表現・ベースの気性)が混じり合うことによって、子どもは、負けず嫌いの子、のんびりした子、几帳面な子などの性格になります。そして、そこに家庭環境などが影響し、“負け” をどうしても受け入れられない子が出てくるのです。要因2:親からの “いい子” プレッシャー子育て支援士の田宮由美さんによると、どんな子にも保身の気持ちはあるので、親から感情的に叱られたりすると、つい自分の負けを人のせいにしてしまうことも。また、日頃から保護者や先生に「いい子にしなさい」と言われて育つと、「いい子でいなければ受け入れてもらえない」という不安を抱くことに。「負け=悪い子」という構図ができ上がり、どうしても負けを受け入れられない気持ちになってしまうのだといいます。これらの子どもの心理には、やはり親の接し方が大きく関わってきます。注意点を2つ見てみましょう。「レジリエンス」を育むための2つの方法レジリエンスの言葉の意味は「回復力・弾力性」。心理学的には「折れない心・しなやかな強さ」という概念で使われています。つまりは「負けてもへこたれない打たれ強さ」のことで、「生きる力」には不可欠な要素。負けを恐れないレジリエンスを育むためには、どんなことが必要なのでしょうか。以下の2つは、つい「言ってしまう・やってしまう」親の対応ともいえるのでは?NPO法人ハートフルコミュニケーション代表理事の菅原裕子さんのアドバイスを参考に、ポイントをまとめてみました。■子どもを否定しない親は、子どもの気質や思考のクセをできるだけ正確に把握し、常に意識しておく必要があります。特に気をつけたいのが、ネガティブ思考に陥るときのパターン。几帳面で正義感が強い子は、ほかの子がルールを破ったりすると許せず、怒ってしまうことも。そんなときは、親がフォローしてあげましょう。ここで重要なのは、決して子どもを否定や非難してはいけないということ。子どもの気持ちを受け止めたうえで、「Aちゃんはどうしてあんなことをしたのかな?たぶん〇〇だったんじゃない?」と相手の気持ちを慮ることを促すなど、いろいろなものの見方があることに気づかせてあげるのが大事です。ひとつの考えに固執しないことに慣れていくことで、子どもの気持ちも楽になり、視野も広がっていくでしょう。■子どもを人と比べない「〇〇君には負けないで」「お兄ちゃんは一番だったんだから、あなたも頑張って」など、特定の人と比べる言葉をお子さんに投げかけてしまうと、子どもは周りの人に対して偏った競争心を持ってしまい、本来の勉強や競技に集中できなくなってしまいます。対象が身近であるほど、負けることでコンプレックスを抱えてしまうことにも。競争心は特定の人物にではなく、自分の目標に対して抱くべきものなのです。たとえば、一緒にサッカーを練習しているお友だちのほうが上手で、いつもレギュラーで試合に出ているとしたら、子どもは悔しいと思うと同時に、自分にコンプレックスを抱くでしょう。そんなとき、努力のモチベーションを、友人に対する負の思いではなく、自分に向けるべく親が誘導してあげましょう。「目標はレギュラーになること」と定め、そのための手段として「ひとつずつ技を着実に身につけること」とし、具体的なトレーニングメニューを考えます。自分のレベルアップにフォーカスするのです。そうすることで、競争心は前向きな力となります。親は、子どもの意識を他人ではなく自分の内側に向けるガイドの役割を果たすことが求められます。正しい努力をして負けたなら、子どもは負けを受け入れられるようになっているはずです。そこからたくさんのことを感じ取って、成長してくれることでしょう。***長い人生、競争を完全に避けることは不可能ですよね。大小さまざまな優劣、勝敗によって傷ついてしまうこともあるでしょう。目標は、「負けることは悪いことじゃない」と子どもが思えるようになること。負けることにへこたれない強さと、挫折をプラスに転じる力がつけば、自己肯定感も高まります。「子どもの頃にたくさん負けて人間力アップ!」という気持ちで、親子一緒にいろいろなことにチャレンジしてみましょう!(参考)STUDY HACKER|“負け”から成長できる人とできない人の決定的な差。一流営業パーソンは失敗しても〇〇を言わない。JCER 日本経済研究センター|2014年8月14日 反競争的な教育が助け合いを減らす?公益社団法人 日本将棋連盟|将棋コラム|将棋で負けた子供へはどう接すればいい?「負けました」から得られる心の成長【子供たちは将棋から何を学ぶのか】SHINGA FARM|子育てのコト|自分の過ちや失敗を「人のせい」にする子どもの心理と対応法STUDY HACKERこどもまなび☆ラボ|「おしごと」と「集中現象」とは?“親にしかできない”もっとも重要なことSTUDY HACKERこどもまなび☆ラボ|我が子はどのタイプ?個性がわかる「9つの気質」の組み合わせから、子どもを伸ばす方法が見えてくる!さぽナビ|子どものココロジー 競争心の弱い子・すぐあきらめる子STUDY HACKERこどもまなび☆ラボ|子どもの「レジリエンス」を高めるのは、親子の会話。結果ではなく“挑戦”を褒める!
2020年04月27日報道番組『news every.』(日本テレビ系)での呼びかけが注目を集めている、藤井貴彦アナウンサー。「緊急事態宣言後も、観光や遊びに出ている人を…」藤井アナの『発言』に反響2020年4月23日にも同番組で視聴者に向けた発言をし、話題になりました。感染症流行時の『買い物のマナー』番組では、新型コロナウイルス感染症の感染拡大が続いていることが分かるトピックをまとめて紹介。その中で、藤井アナは週末を前に視聴者に伝えたいことを次のように述べました。この週末、外出を考えている方もいるかも知れませんが、特に買い物に対するマナーが求められています。どうぞ少人数で距離を取って、回数を減らしてください。もちろん、お客様は神様ですから、生活を支えてくれる店員さんにも『神対応』でお願いします。news every.ーより引用スーパーマーケットでは、人々の生活を支えるため、多くの店員が感染リスクを抱えながら働いています。店側はさまざまな感染対策を行っているのですが、客側のマナー違反によって感染リスクが上がってしまうことも。店側の用意した感染対策を無視した行動や、家族総出の買い物などが問題視されており、『一般社団法人全国スーパーマーケット協会』も注意喚起をしています。感染症流行中も休業しないスーパー「家族で出かけられる!」と思っている人に協会が注意また、横暴な態度を取る客も多いようで、ネット上には店員の嘆きが多数投稿されています。それらの背景を踏まえ、藤井アナは視聴者にマナーを守るよう呼びかけたのでしょう。藤井アナの発言に対し、視聴者からは「上手ないい回しだな~!好き!」「やっぱり『神対応』ができなきゃ神じゃないよな」などのコメントが寄せられました。非常時だからこそ、焦りや不安を他人にぶつけずに『神対応』でいきたいものですね。[文・構成/grape編集部]
2020年04月24日2020年4月7日、政府は新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受けて、緊急事態宣言を発令。不要不急の外出を自粛するよう要請しました。しかし、感染者数は依然として減少傾向にならず、同月14日の時点で国内で7600人以上の感染者が出ています。藤井貴彦アナが、視聴者に『呼びかけ』こうした状況の中、報道番組『news every.』(日本テレビ系)でMCを務める藤井貴彦アナウンサーの言葉が、多くの人の共感を集めています。同月14日、番組の放送中に「東京都の新たな感染者数が160人を超えた」という速報が入ると、藤井アナは視聴者に次のように呼びかけました。今日は緊急事態宣言の発表からちょうど1週間になりますので、ここから先は少しずつ緊急事態宣言後の私たちの行動が形となって現れてくることですが、大切なのはその先です。2週間後の未来を変えられるように、今日もご協力をお願いします。命より大切な食事会やパーティーはありません。どうぞよろしくお願いします。news every.ーより引用正確な情報を伝えながら、毅然とした態度で「命より大切な食事会やパーティーはない」と注意喚起を行った藤井アナ。また、番組では20代~50代の働きざかりの感染者数が増加していることや、若い人ほど症状が軽く行動の制限につながりにくいという問題点も指摘。専門家の話を受けた藤井アナは、改めて外出自粛の必要性を訴えました。若い方、そして40~50代が外に出て、みなさんが悪いということをいっているわけではありません。どうしてもこういう状況の中で感染者数が増えていってしまうという現状があります。また、みなさんの行動半径が広くなればなるほど、感染をさせてしまう可能性が非常に高くなってしまいますので、必要で外に出ている方には何度も申し上げて申し訳ないのですけれども、感染させないという行動をぜひ取っていただきたいと思います。news every.ーより引用ネット上では、視聴者から藤井アナのコメントを称賛する声が寄せられています。・おっしゃる通り。食事会やパーティーはいつでもできますよね。・こういうひと言って、本当に大事だと思います。・信念を感じるし、的確に言葉を使っている印象です。・この姿勢はすごく好感を持てますね。私たち一人ひとりが、危機意識を持って行動をする必要があると、改めて認識させられますね。[文・構成/grape編集部]
2020年04月15日「財務省が’20年度の『国民負担率』を公表しましたが、過去最高の44.6%となる見通し。これは昨年10月に消費税が10%に引き上げられたことが大きな要因です。国民負担率とは、税金と、年金や健康保険などの社会保険料が所得に占める割合のこと。負担率が上がれば、使えるお金が減ることになります。実は、’12年12月に第2次安倍政権が発足して以降、国民負担率は上がり続けています」そう語るのは「暮らしと経済研究室」主宰の山家悠紀夫さんだ。’12年には39.7%だった国民負担率は、’20年には44.6%に。なんと12%も増えたことになる。負担が増えただけではない。給料そのものが安倍政権のもとで減り続けていると語るのは、京都大学大学院教授の藤井聡さんだ。「物価の上がり幅に、賃金の上昇が追いつきません。物価の影響を考慮した『実質賃金』は年々、下がっているのです。昨年10月の消費税増税のために、実質賃金はより下落します。今年のサラリーマンの実質賃金は、’12年と比べて10%近く減ることになるでしょう」安部首相がよく実績として誇るのが株高だ。’12年には約1万円だった株価を2万円台に乗せた。株価上昇はアベノミクス効果と安倍首相は胸をはるが、京都大学大学院教授の藤井聡さんはこう見ている。「日本の株式市場そのものが“粉飾決算”のようなものです。年金資金を運用しているGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)は、’14年に国内株式の投資比率を12%から25%に引き上げました。また、日本銀行も政策で国内の株を大量に買っている。上昇した株価はいわば官製相場なのです」両者が国内株式に出資した金額は合計66兆円超で、その割合は東証一部の時価総額の11.2%に上る。仮に、株が暴落した場合、将来の年金資金が目減りしていく可能性もあるのだ。さらに、アベノミクスの柱のひとつだった「女性活躍」も、前進していない。政府は’20年までに指導的地位に占める女性の割合を30%にすると宣言していたが、管理職や国会議員に占める女性割合も遠く及ばない。ほかにも、第2次安倍政権下で本当によくなっているのか、怪しい数字はたくさんある。■雇用【完全失業率】’12年:4.3%→’19年:2.4%【非正規者数】’12年:1,816万人→’19年:2,165万人【うち女性の数(%)】’12年:1,249万人(69%)→’19年:1,475万人(68%)失業率も下がり「年金の支え手が500万人も増えた」と誇示する安倍首相だが、実際に増加した雇用の7割は不安定で低賃金の非正規雇用。そのうちの多数が女性だ。■企業【倒産企業数】’12年:1万855(2013の値)→’19年:8,383【休廃業・解散企業数】’12年:3万4,800(2013年の値)→’19年:4万3,348「アベノミクスで減った」と強調する倒産企業数だが、実際は倒産する前に自主的に事業活動を停止した「休廃業・解散企業数」が激増している。■女性活動【ジェンダーギャップ指数(総合)】’12年:101位/135国中→’19年:121位/153国中【管理職に占める女性比率】’12年:10.6%→’19年:13.9%(2018年の値)【女性衆議院議員の数(割合)】’12年:38人(7.9%)→’19年:47人(10.1%)【女性参議院議員の数(割合)】’12年:44人(18.2%)→’19年:56人(22.9%)’20年に女性管理職30%以上とする“国際公約”はまったく達成できず。世界の男女格差を分析して算出したランキング「ジェンダーギャップ指数」では過去最低の121位。とくに政治分野のランキングでは144位に。女性国会議員も衆議院で約1割、参議院でも約2割と低水準なら納得だ。■報道【世界報道自由度ランキング】’12年:22位→’19年:67位首相と大手メディア幹部が会食を繰り返し、報道に干渉しているという話も。■国防【防衛費】’12年:4兆6,453億円→’19年:5兆2,574億円経済政策も頓挫しているなか、防衛費は6年連続で過去最高を記録。※厚生労働省「一般職業紹介状況」、総務省「労働力調査」、厚生労働省「賃金構造基本統計調査100人以上規模」、東京商工リサーチ「2019年休廃業・解散企業」動向調査、国境なき記者団「世界報道自由度ランキング」などから本誌作成。同志社大学の教授で、政治学者の岡野八代さんが語る。「安倍首相は女性の雇用者を増やしたと誇りますが、実際は収入の落ち込みで、それまで働いていなかった人たちが、不安定で低賃金の非正規やパートで働かざるをえなくなっただけ。首相が語ってきた“女性がいきいきと働く社会”がいまだ実現できていないことは誰の目にも明らかです」安倍政権3,000日ーー。そろそろメッキが剥がれてきたようだ。「女性自身」2020年3月24・31日合併号 掲載
2020年03月17日ついに3,000日に達する長期政権となった安倍政権。われわれの生活はどう変わったのか。“アベノミクス”を打ち出した第2次政権下の変化を数字で追ったーー。「財務省が’20年度の『国民負担率』を公表しましたが、過去最高の44.6%となる見通し。これは昨年10月に消費税が10%に引き上げられたことが大きな要因です。国民負担率とは、税金と、年金や健康保険などの社会保険料が所得に占める割合のこと。負担率が上がれば、使えるお金が減ることになります。実は、’12年12月に第2次安倍政権が発足して以降、国民負担率は上がり続けています」そう語るのは「暮らしと経済研究室」主宰の山家悠紀夫さんだ。’12年には39.7%だった国民負担率は、’20年には44.6%に。なんと12%も増えたことになる。実際に、税金と社会保険料を引いた後の手取りである“可処分所得”を「生活マネー相談室」家計コンサルタントの八ツ井慶子さんに試算してもらうと……。「年々、可処分所得は減っています。いま年収500万円の人は、’12年に同じ年収をもらっていた人に比べて、自由に使えるお金が年3万3,000円も減っているのです」苦しいのは現役世代だけではない。厚生年金の平均支給額も’12年と比べて月5,500円も減っている、一方、食品の物価は11.4%上昇した。■年金(※「日本年金機構の主要統計」と「2015年基準消費者物価指数」より。厚生年金保険〈第1号〉受給者の平均年金月額〈国民年金額を含む〉)【厚生年金の平均月額】’12年:15万1,374円→’19年:14万5,895円(※2019年9月の数字)【消費者物価指数(食品)】’12年:93.6%→’19年:104.3%「安倍政権のもと、年金の支給額上昇を抑制する『マクロ経済スライド』が2度発動されました。今後も、物価や賃金が上昇しても、年金の支給額は抑えられることになります」安部首相が実績として誇ってきたのが株高だ。’12年には1万円以下に落ち込んでいた日経平均株価を2万円台まで上昇したのだが……。京都大学大学院教授の藤井聡さんはこう見ている。「日本の株式市場そのものが“粉飾決算”のようなものです。年金資金を運用しているGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)は、’14年に国内株式の投資比率を12%から25%に引き上げました。また、日本銀行も政策で国内の株を大量に買っている。上昇した株価はいわば官製相場なのです」両者が国内株式に出資した金額は合計66兆円超で、その割合は2019年3月末時点で東証一部の時価総額の11.2%、その後も買い入れを進めてきた。現在の世界同時株安によって、日経平均株価は1万7,000円ほどに落ち込んだが、日銀やGPIFがどの程度の含み損を抱えているのか、今後どこまで拡大するのか、まだ不透明な状況だ。そもそも、株価が上がっても、日本は一向に経済成長をしていなかったという。「ある一定期間に国民全員がどれだけの価値を生み出したかを示すGDPの実質成長率は、安倍政権下では’13年こそ2.0%でしたが、その後は1%台と0%の年が交互に並ぶような低成長。他国と成長率を比べてみると、’12年でも成長率の順位は136位でしたが、’19年には172位まで落ち込みました」(山家さん)日本を除く多くの国がGDPを増やすなか、日本は長らく横ばいの状態が続いている。最大の原因は「2度の増税による国内消費の落ち込み」(藤井さん)だという。経済協力開発機構(OECD)加盟国に限っても、各国が平均賃金を’12年から5%程度、韓国に至っては13%伸ばしたなか、日本の賃金はまったく増えなかった。安倍政権は訪日外国人によるインバウンド消費を増やしたことを実績としてきたが……。「訪日外国人が増えたのは安倍政権の成果でもなく、海外の国々が順調に成長しているなか、取り残された日本が、相対的に“モノが安い”国になっただけ。しかも、内需をないがしろにして外需に頼ってきたつけが、新型コロナウイルスによる訪日外国人の激減で現れようとしています」(藤井さん)「女性自身」2020年3月24・31日合併号 掲載
2020年03月17日「財務省が’20年度の『国民負担率』を公表しましたが、過去最高の44.6%となる見通し。これは昨年10月に消費税が10%に引き上げられたことが大きな要因です。国民負担率とは、税金と、年金や健康保険などの社会保険料が所得に占める割合のこと。負担率が上がれば、使えるお金が減ることになります。実は、’12年12月に第2次安倍政権が発足して以降、国民負担率は上がり続けています」そう語るのは「暮らしと経済研究室」主宰の山家悠紀夫さんだ。’12年には39.7%だった国民負担率は、’20年には44.6%に。なんと12%も増えたことになる。実際に、税金と社会保険料を引いた後の手取りである“可処分所得”を「生活マネー相談室」家計コンサルタントの八ツ井慶子さんに試算してもらった。「年々、可処分所得は減っています。いま年収500万円の人は、’12年に同じ年収をもらっていた人に比べて、自由に使えるお金が年3万3,000円も減っているのです」■税負担(※財務省「国民負担率の推移」、八ツ井さん試算の可処分所得より。世帯主47歳、配偶者控除なし、扶養控除〈高校生1人〉あり、生命保険料控除〈旧〉ありとして試算)【国民負担率】’12年:39.7%→’20年:44.6%【年収500万円の人の可処分所得】’12年:396.4万円→’20年:393.1万円さらに、お金を使うときにかかる消費税は、’12年には5%だったが、現在は10%であることを忘れてはならない。負担が増えただけではない。給料そのものが安倍政権のもとで減り続けていると語るのは、京都大学大学院教授の藤井聡さんだ。「物価の上がり幅に、賃金の上昇が追いつきません。物価の影響を考慮した『実質賃金』は年々、下がっているのです。昨年10月の消費税増税のために、実質賃金はより下落します。今年のサラリーマンの実質賃金は、’12年と比べて10%近く減ることになるでしょう」■賃金(※厚生労働省「毎月勤労統計調査」より。’15年を100とした値。実質賃金額は’15年の現金給与総額31万円3,801円〈月額、事業所規模5人以上〉をもとに本誌が計算)【実質賃金指数】’12年:104.5%→’19年:99.9%【実質賃金額(年収/イメージ)】’12年:393.5万円→’19年:376.2万円政府が発表している「実質賃金指数」でみると、昨年の時点で、’12年と比べてすでに5%近く落ち込んでいる。しかも、昨年発覚した“不正統計”によって、実際はもっと大きく落ち込んでいる可能性も高いのだ。「女性自身」2020年3月24・31日合併号 掲載
2020年03月17日「新型コロナウイルスの感染拡大によって、海外からの観光客は大幅に減少しています。そのうえ、中国経済の冷え込みが深刻なため、中国から原料が調達できなかったり、中国向けの輸出が激減したりと、日本の企業にも大きな影響が出ています。このままだと、日本経済は壊滅的なダメージを受けてしまうでしょう」そう語るのは、京都大学大学院の藤井聡教授。政府は2月26日に“新型コロナウイルス感染拡大を防ぐためのイベントの開催自粛”を要請。各地でコンサートやスポーツイベントの中止が相次いでいる。あらゆるイベントが自粛となり経済活動が停滞するなか、さらなる“悪夢”が忍び寄っている。新型コロナの影響で、今夏の東京オリンピック・パラリンピックの開催を中止すべきという声が増えているのだ。国際オリンピック委員会(以下、IOC)の重鎮、ディック・パウンド氏ですら「(3カ月あとも事態が終息していなければ)おそらく東京五輪の中止を検討するだろう」と、中止の可能性に言及したのだ。橋本聖子五輪相はこの発言を「IOCとしての公式の見解ではない」とし、開催に向けた準備を進める考えを示した。「ですが、五輪をめぐるすべての最終決定権はIOCにあります。その根拠はIOCが’13年9月に、東京都および日本オリンピック委員会と結んだ“開催都市契約”です。この契約では、大会の延期や中止などの決定はIOCが単独で判断できると規定されているのです」(スポーツ紙記者)現実味を帯び始めた東京五輪の中止――。スポーツライターの小林信也さんは、中止をいっさい検討しようとしない政府や組織委員会の姿勢を疑問視する。「もちろん、すぐに中止にする必要はありません。しかし、世界中で人々の健康が損なわれているなか、開催中止の選択肢を無視するのはおかしな話です。’16年のリオ五輪では、ブラジルでのジカ熱の流行を理由に出場しなかった選手もいました。今回のコロナウイルスの感染拡大は、4年前のジカ熱の流行よりもはるかに深刻な事態です。そもそも選手や観客が、新型コロナウイルスの危機が迫っている東京に来てくれないことも考えられる状況です。このようななかで無理やり開催しても、国内外の選手が万全の態勢で競技に臨めない可能性が高いでしょう」終息への糸口さえ見えないなか、迫るオリンピックシーズン。東京五輪が中止になった場合、はたして日本経済にとってどれほどの損失になる見込みなのだろうか?第一生命経済研究所首席エコノミストの永濱利廣さんはこう語る。「仮に五輪が予定どおり開催されたとしても、新型コロナウイルスの影響によって日本経済には2.9兆円の損失があると分析しています。これに開催中止が重なると、損失は2.2兆円増えて、5.1兆円になります。さらに、1年を通してコロナの悪影響が続くとなれば、10兆円もの損失となると試算しています。損失の内訳としては、実は外国人旅行客による“インバウンド消費”の減少よりも、日本人のエンタメや飲食、旅行などの、消費の自粛が大きく影響します。インバウンドは年間で4.8兆円なのに対し、個人消費は年間240兆円ですから、国内の消費が落ち込むことが大きな問題です」「女性自身」2020年3月17日号 掲載
2020年03月05日