もう恋はしないと心に決めた余命10年の茉莉と、生きることに迷う和人を描く、藤井道人監督作『余命10年』。この度、約1年間の撮影で本作とどう向き合ったのか、W主演の小松菜奈と坂口健太郎が熱き思いを語る特別映像が到着した。先日のプレミアイベントでは、小松さんが感無量の涙を流しながら、演じ終えた後は抜け殻になるほど燃え尽きたと語り、坂口さんやほかキャスト陣も思わず目を潤ませたほか、藤井監督は「命を懸けてつくった」と語るなど、強い思いが込められた本作。“余命もの”の作品に対して、ある種の抵抗があったという藤井監督だが、「生前に書かれたものと闘病中に加筆された部分というところの生々しさだったりとか、彼女の本当に書きたかったことに対しての執着みたいなもの、それがすごく生きているように感じたんですよ」と原作者・小坂流加さんが命を懸けて書き綴った物語を読み、その強い思いに心を動かされ、引き受けたと明かす。そして、今回の役を全身全霊で演じた主演のふたり。ヒロイン茉莉役の小松さんは「(監督は)小坂流加さんのご家族に対して敬意だったりとか、ひとつひとつが凄く丁寧でこの作品に特別な想いがあるんだなって。それを超える熱量で挑まなくてはいけない」と言い、「この作品が宝物になる」とふり返る。和人役の坂口さんもまた「生半可な気持ちじゃできないなと、すごく強く思いました」と覚悟を持って演じたと明かしており、「綺麗ごとだけじゃない茉莉の生き様というか生きた証じゃないですけど、それをちゃんとこう丁寧に書いていたから、だからこんなにいろんな人に刺さるんだろうなっていうのはすごく思いました」と自信を覗かせている。『余命10年』特別映像『余命10年』は3月4日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:余命10年 2022年3月4日より全国にて公開©2022映画「余命10年」製作委員会
2022年02月03日大人気コミックを実写映画化した『バイオレンスアクション』が今夏公開されることが決定し、ビジュアル写真とともに、主演の橋本環奈による映画公開決定についてのコメント映像が解禁となった。本作は、浅井蓮次と沢田新による、累計発行部数50万部超えオンラインアクセス数1000万PV超えの人気コミック「バイオレンスアクション」(小学館「やわらかスピリッツ」にて連載中)の待望の実写映画化。ピンクに染めたショートボブがトレードマークの少女・菊野ケイが日商簿記検定2級取得を目指し専門学校に通いながら、殺し屋のアルバイトをするハードな日常を描くアクションコメディだ。ケイはバイト先である指名制の殺し屋で、ナンバーワン指名の実力を持つ超凄腕のヒットガール。どんな相手にも臆せずターゲット撃破を完遂し、バイトが終われば「おつかれさまー」と颯爽と現場を後にする。そんなゆるふわな最強ヒットガール・菊野ケイに史上最悪の依頼が舞い込んでくる、というストーリー。主演を務めるのは映画『銀魂』シリーズ、『今日から俺は!!劇場版』、『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』シリーズ、『キングダム』シリーズなど数々の話題作に出演する人気俳優・橋本環奈。本作で橋本さんは、アクション練習を積んだ上で、アクロバティックな殺陣やワイヤーアクションにも体当たりで挑んだ。ハードな本格アクションと共に殺し屋を演じるのは初となる。監督を務めるのは『劇場版 おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~』、初夏には『映画 極主夫道』の公開が待機する瑠東東一郎。定評のあるコメディセンスとキレのある映像表現で新時代のアクション描写に臨む。映画は2021年2月にすでにクランクアップ済みだ。本情報解禁に併せて橋本さんが扮する最強ヒットガール菊野ケイのビジュアルも解禁。ゆるふわピンクボブのケイがドリンクを飲んでいるだけかと思いきや、片方の手には拳銃が。専門学校の帰りに危険なバイト先へ気軽に赴く様子を表現している。また、本日2月3日(木)が23歳の誕生日となる主演の橋本さん。解禁となったコメント映像では「23歳を迎えてやりたかったことの一つであったアルバイトを始めます!!」とまさかの告白ののち、本作の主人公・菊野ケイのアルバイト先が殺し屋であることを説明。映画の内容について紹介し、「殺陣やアクロバティックなワイヤーアクションにも挑戦し、これまでで一番ハードなアクションをやらせていただきました!ピンクのショートボブ姿にもご注目ください」と締めくくっている。橋本さんのキュートな魅力とハードなアクションに注目の本作。今後の続報に期待だ。【キャスト・監督・原作者コメント】◆橋本環奈(主演・菊野ケイ役)原作は以前から読んでいてとても好きな作品だったので、このお話を頂いた時は純粋に嬉しく思いました。私が演じた菊野ケイは普段アルバイトをしながら簿記の専門学校に通う普通の少女。ところがこのアルバイトというのが実は殺し屋。それもとにかく強い!並み居る悪人を痛快にバタバタと退治する様は、観る方もきっと爽快感を感じて頂けるのではと思います。更に殺し屋のバイトに励む無敵のケイに最大の敵が現れ、同時に初めて他人へ抱き始めた淡い想いに心が動かされ、いつしかビジネスとして戦う事から大切な人を守る為に戦う事になり、どんどん命懸けのバトルになっていきます。今回はなんと言ってもド派手なアクションシーンの数々で私にとって過去最大のアクションに挑戦した作品となりました。アクション作品は観るのも演じるのも好きなジャンルなので、とてもやり甲斐を感じながら演じさせて頂きました。撮影は本当に過酷で終わった後、体が思うように動かず立つ事さえままならないシーンもありました。その甲斐あって疾走感、爽快感溢れるとてもテンポの良い作品になったと思います。更にまだ発表されてないキャストの皆さんも魅力溢れる、しかしながらクレイジーなキャラクターばかり。登場人物がこぞって歪んだ信念に突き動かされ、入り乱れながらの壮絶バトル、早く皆様にお届けしたいです! 今年の夏は是非劇場に足を運んで頂き、爽快感溢れる『バイオレンスアクション』で暑さを吹き飛ばして下さい!◆瑠東東一郎(監督)その名の通りバイオレンスなアクションを数々こなし、内に潜む悲しみや矛盾を生っぽく表現し、かつコミカルに無垢に演じる。そんなスーパーな離れ業を誰が出来ると思います?橋本環奈です。やってくれました。もんのスゴいやつ。ガハハと笑いながら。めちゃめちゃクールな原作にめちゃめちゃキュートな環奈さん。燃えないワケが無い作品。そのハードルの高さにビビりながら、猛然と愚直に突き進みました。今の世の中に早くぶっ放したくてウズウズしております。是非是非ご期待下さい!◆浅井蓮次(原作)『バイオレンスアクション』が実写映画化と聞いて、真っ先に浮かんだのが「ケイちゃんは誰が演じるんだ!?」という疑問でした。それが、まさかの橋本環奈さんが演じてくださるとのことで、これはもう可愛くてカッコいいケイちゃんが見られること間違いナシ…!橋本さんが演じる、"最強カワイイ"菊野ケイを、皆さんも楽しみにしていただければと思います!◆沢田新(原作)実写映画化の報せを受け、嬉しく思っています。橋本環奈さんのアクションが楽しみです!ソリッドなバイオレンスを期待します。皆様にも楽しんで頂けたら幸いです。『バイオレンスアクション』は2022年夏、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:バイオレンスアクション 2022年夏、全国にて公開予定©️浅井蓮次・沢田新・小学館/『バイオレンスアクション』製作委員会
2022年02月03日TBS日曜劇場「DCU」に出演中の趣里が、蜷川実花監督作『ホリック xxxHOLiC』に出演していることが分かった。【ミセ】を訪れる女性を演じる。「ブラックペアン」や「イノセンス 冤罪弁護士」に出演し、「レッドアイズ 監視捜査班」では百目鬼静役の松村北斗と共演した趣里さん。今作で演じるのは、侑子(柴咲コウ)が営む、願いを叶える【ミセ】を訪れるキャラクター、美咲。本作では、人の心の闇に寄り憑くアヤカシが視えることで、孤独に生きてきた四月一日(神木隆之介)が、対価と引き換えにどんな願いも叶えてくれる【ミセ】に迷い込み、女主人・侑子と出会い、不思議な運命に足を踏み入れていくことに。知らず知らずのうちにアヤカシに取り憑かれてしまい、図らずも侑子の元を訪れる美咲。趣里さんは「自分を大きく見せようとすぐ嘘をついてしまう女性です」とキャラクターについて説明し、「彼女には取り憑かれてしまう時にアヤカシが見えて別世界のことのように思うと同時に、一歩間違えてしまうと普段の私たちもそうなりかねないという危うさを感じました」と印象を明かす。また撮影をふり返り、「遠い世界のようで身近にも感じられる実花さんの作品が好きで、ずっと憧れていたのでTHE蜷川組を体験できたことはすごく嬉しかったです!」と初参加の喜びを語っている。そんな美咲のキャラクター写真も到着。蜷川監督自ら撮りおろしたビジュアルには、何かを抱えていそうな表情でこちらを見つめる、彼女の心の闇が気になる一枚となっている。なお、【ミセ】を訪れる女性キャストは、趣里さんを第1弾として、5日連続で発表していく。『ホリック xxxHOLiC』は4月29日(金・祝)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ホリック xxxHOLiC 2022年4月29日より全国にて公開©2022映画「ホリック」製作委員会 ⓒCLAMP・ShigatsuTsuitachi CO.,LTD./講談社
2022年02月02日笠松将主演、東京の下町を舞台に、過去と現在が織り交ざる切なく幻想的な物語『リング・ワンダリング』。この度、一家団欒でどじょう鍋を囲む本編映像が公開された。今回公開された映像に映るのは、主人公の草介(笠松さん)が、出会った不思議な女性・ミドリ(阿部純子)の家で、家族団欒に混ざり、どじょう鍋をつつくシーン。一家団欒シーン『リング・ワンダリング』家族団欒の夕食に招かれ、鍋をご馳走になる草介。食べたことのないどじょうになかなか手を出せないでいたが、父・青一(安田顕)に「美味いぞ」と勧められ、意を決して口にすると、思いがけず「美味いです」と答える草介。それにすかさず青一は「だろ!?」と得意げな表情を見せるという、なんとも温かい気持ちになる場面となっている。映像と合わせて、場面写真も到着。レトロな写真館の前で家族が佇む姿や、どじょう鍋を喜び腕まくりをする、青一のはりきった姿も切り取られている。「撮影中は何か盗めるものはないかと、安田さんの立ち振る舞いを見ていました」と語る笠松さんは、「安田さんは監督とも話し合われて意図を汲み、すぐに自分の演技に取り込んでいたり、自分の中から生まれた感情をこれ以上ない形で表現されていたりと、勉強になることが多かったです」と安田さんの演技に魅了された様子。阿部さんは「たった一言のセリフだけでもそのキャラクターの物語が透けて見えてくるというか、立ち振る舞いやミドリに見せる背中から役柄の重みを感じました」とコメント。「青一には、重みと温かさを併せ持つ役者さんの存在が必須」だったという金子雅和監督も、「撮影後、安田さんは『この映画の脚本は、すべての台詞に意味がある』と仰いましたが、さり気ないお芝居ひとつひとつが、映画全体を根っこのように支えて下さったと感じています」とその存在感を絶賛している。『リング・ワンダリング』は2月19日(土)より渋谷シアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)■関連作品:リング・ワンダリング 2022年2月19日より渋谷シアター・イメージフォーラムほか全国にて公開Ⓒ2021 リング・ワンダリング製作委員会
2022年02月02日原田マハの小説を山田洋次監督が映画化した、“映画の神様”を信じ続けた男とその家族に起こる奇跡の物語『キネマの神様』。この度、Blu-ray&DVDが2月2日(水)本日リリースされたことを記念して、菅田将暉と野田洋次郎が繰り返し観てほしいおすすめシーンを語る特別映像が公開された。菅田さんが本作で演じているのは、映画の撮影所で働く主人公ゴウの若き日。野田さんは、ゴウと共に撮影所で青春を駆け抜け、映画に夢を見た盟友・テラシンを演じている。今回公開された映像では、ゴウと師匠・出水宏(リリー・フランキー)のやり取りが好きだと語る野田さん。繰り返し観てほしいシーンは、「あの太陽を止めてこい!」と出水に言われ、ゴウが海に向かって走り出すシーンだと語る。そして菅田さんは、「海に走った瞬間、帽子が取れてしまったので、そこで一時停止してほしい。奇跡のワンカットが撮れてます」と注目ポイントを明かしている。『キネマの神様』見どころフリートーク映像なお、数量限定生産の<豪華版Blu-ray>には、主要キャストが本作の撮影への意気込みや思いを語るインタビュー集や、イベント映像集のほか、封入特典としてブックレットが付属されている。(cinemacafe.net)■関連作品:キネマの神様 2021年8月6日より全国にて公開©︎2021「キネマの神様」製作委員会
2022年02月02日主演の篠原涼子をはじめ、岩田剛典、向井理、高橋克実などオールスターキャストが集結し、バカリズムが仕掛ける爆笑ウェディング・エンターテインメント『ウェディング・ハイ』より、中村倫也×関水渚による感動のプロポーズシーンをとらえた場面写真とオフショットが解禁された。今回解禁された写真は、交際から約1年が経ち、次第に結婚を意識し始めていた遥(関水渚)に、彰人(中村倫也)がサプライズでプロポーズする場面。婚約指輪のケースを開き遥を見つめる彰人が写し出されている。また、プロポーズシーン撮影後のオフショットも到着。緊張した面持ちでプロポーズする彰人から一転、中村さんと関水さんの2人が楽し気にポーズを決め、現場の和やかな雰囲気が感じられるカットになっている。そして3枚目は、彰人と遥の家で撮影されたスチール。遥は魚屋の娘という設定のため、水槽や魚のぬいぐるみなど、随所に海の生物が散りばめられたインテリアも確認できる。初共演ながら、息もぴったりだったという2人。先日行われた完成披露試写会で、関水さんは中村さんとの共演シーンについて「中村さんは人と壁を作らない優しいオーラを持っている方なので、変な緊張をせずに楽しく撮影できました」とコメント。お互いリラックスした状態で撮影が順調に進められたことがうかがえ、劇中の2人の息の合った演技にも注目だ。『ウェディング・ハイ』は3月12日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ウェディング・ハイ 2022年3⽉12⽇より全国にて公開(c)2022「ウェディング・ハイ」製作委員会
2022年02月02日横浜流星が天才ギャンブラー・斑目貘を演じる映画『嘘喰い』より、貘が挑む国家をも凌ぐ支配力を誇る闇ギャンブル倶楽部「賭郎」(かけろう)に迫る特別映像が公開された。どんなイカサマも悪魔的IQで見破る、“嘘喰い”斑目貘が挑むのは、絶望的なデス・ゲームの数々。そのゲームを取り仕切るのが、この賭郎。「本能寺の変」や「桜田門外の変」、「3億円事件」など、日本の歴史を動かす大事件の裏には、この組織が蠢いていたとか…。今回公開された映像では、貘の前に現れる強敵たちが続々と登場。政財界、裏社会をも支配する賭郎は、政府の要人をはじめ、権力者にして超一流のイカサマ師たちが会員に名を連ね、彼らの賭博には絶対的な頭脳と武力を併せ持つ立会人が派遣される。勝負に負けた代償は、生死を問わず取り立てられる。賭郎の立会人・夜行妃古壱(村上弘明)の「今宵は何を賭けます?」というセリフから始まり、非道の政治家(鶴見辰吾)、マッド・サイエンティスト(三浦翔平)、闇カジノオーナー(白石麻衣)、快楽殺人鬼(徳井優)らイカサマ師たちや、銃口を向ける立会人・目蒲鬼郎(本郷奏多)のシーンも印象的に映し出されている。そして、賭郎の絶対的存在として頂点に君臨するのが、“お屋形様”切間創一(櫻井海音)。かつて貘は、賭郎の頂点を決する一世一代の大勝負でこの男に大敗し、会員権を剥奪されている。それから数年間の時を経て、貘は再び勝負をすることに。「あんたの嘘、俺が喰ってやるよ」と言い放つ貘は、嘘を見破り、勝ち残ることができるのか?ますます騙し合いゲームに期待が高まる映像となっている。『嘘喰い』特別映像『嘘喰い』は2月11日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:嘘喰い 2022年2月11日より全国にて公開©迫稔雄/集英社 ©2022 映画「嘘喰い」製作委員会
2022年02月02日「クレヨンしんちゃん」劇場版30作品目となる『映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝』のゲスト声優が発表。川栄李奈が屁祖隠ちよめ役、「ハライチ」は本人役で出演する。現在放送中の連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」にて、3代目ヒロインを演じる川栄さんが、今作で担当するキャラクターの屁祖隠ちよめは、しんのすけの本当の母親を名乗る人物。傍らには、5才の少年・珍蔵の姿もあり、とあるの夜、しんのすけはちよめと共に、謎の忍者軍団に連れ去られてしまう。実は、ちよめは、忍者の里で<もののけの術>を受け継ぐ末裔の妻なのだ。川栄さんは「ちよめという役はくノ一で格好いいイメージ。それから、お母さんですごくしっかりしている一方で可愛らしい魅力もある役どころです」とキャラクターの印象を明かし、「演じきれるように頑張ります!」と意気込む。一方、本人役で声優初挑戦する「ハライチ」は、春日部で行われるカスカベ花火大会の前説芸人として登場。劇中だけのオリジナル漫才を披露する。岩井勇気は「『クレヨンしんちゃん』の世界の中で漫才をできるというのは、我々のひとつのゴールなんじゃないかな。オレたちのやりたいことはコレだったんだって、今考えると思いますね。これが解散ライブになるかも。劇場で目に焼きつけてもらいたいです(笑)」と冗談を交えつつアピール。澤部佑も「オファーいただいたときは、あんまり言うのアレですけど、今までの仕事で一番嬉しかったですね(笑)自分の子供が絶対に見るので、本人役の方が『パパだ!』ってなるから、頑張ってやるだけです。キャラクターを見たときは、しっかりハライチでめちゃくちゃ嬉しかったです。僕、意外と描きやすそうに見えて、いつも似ないんですよ。でもしっかり35歳のおじさんだったし、ちゃんと表現されてたのがスゴイです!」と参加への喜びを語っている。『映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝』は4月22日(金)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝 2022年4月22日より全国東宝系にて公開©臼井儀人/双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ADK2022
2022年02月02日玉山鉄二が13年ぶりに映画主演を果たす『今はちょっと、ついてないだけ』が、千葉県茂原市、長野県千曲市、愛知県幸田町、長崎県島原市の4都市の協力により製作され、ついに完成。4月8日(金)より公開が決定し、ポスタービジュアルと主題歌が解禁された。かつては秘境を旅する番組のスター・カメラマンだった寡黙な主人公・立花浩樹を演じるのは、玉山鉄二。シェアハウスの仲間たちには音尾琢真、深川麻衣、団長安田(安田大サーカス)ほか高橋和也らが顔を揃える。「四十九日のレシピ」他が映像化された作家・伊吹有喜の同名小説(光文社文庫刊)を原作に、『パーフェクトワールド 君といる奇跡』の柴山健次が監督を務めた。今回解禁となったポスターは、主人公・立花を演じる玉山さんが、長野県飯山市北竜湖で、美しい緑の木々をバックにカヌーを操るシーン。そして、千葉県茂原市に本作のため準備されたシェアハウスの前で音尾さん、深川さん、団長安田さんと4人の笑顔が印象的なシーンを組み合わせた、色鮮やかなビジュアル。また、登場人物それぞれの人間模様を写し出す場面写真(7点)もあわせて解禁。自然に囲まれたシェアハウスを舞台に、ゆったり流れる時間の中で、日々を丁寧に生きようとする不器用な大人たちを写し出している。さらに、本作主題歌に「Age Factory(エイジファクトリー)」の書き下ろし楽曲「First day song」が決定。「Age Factory」清水英介(Vo.Gt.)は、「原作を読んでとても澄んだ空を見たくなりこの曲を書きました」と語り、「誰かの大切な瞬間に贈ります。初めて題材のある曲を書きました。とても好きな曲が出来て嬉しく思います。ありがとう」とコメントを寄せた。なお、本作は劇場公開に先駆け、2月11日(金・祝)~3月6日(日)に開催される映画祭「映画のまち調布 シネマフェスティバル2022」内で実施する「映画のつくり手」に贈る映画賞「映画のまち調布賞」授賞式にて監督&出演者によるトークイベント付きで世界最速上映が決定している。『今はちょっと、ついてないだけ』は4月8日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:今はちょっと、ついてないだけ 2022年4月8日より新宿ピカデリーほか全国にて順次公開©2022 映画『今はちょっと、ついてないだけ』製作委員会
2022年02月01日清野菜名が今夏公開予定の映画『キングダム2 遥かなる大地へ』にて、羌瘣(キョウカイ)を演じることが分かった。時は紀元前。春秋戦国時代、中華・西方の国「秦」。戦災孤児として育った信(山崎賢人)は、王弟のクーデターにより玉座を追われた若き王・嬴政(吉沢亮)に出会う。天下の大将軍になると一緒に誓いながらも死別した漂とうり二つの国王に力を貸し、河了貂(橋本環奈)や山の王・楊端和(長澤まさみ)と共に王宮内部に侵入する。信は立ちはだかる強敵を打ち破り、みごと内乱を鎮圧。玉座を奪還することに成功した。しかし、これは途方もなき戦いの始まりに過ぎなかった。半年後、王宮に突如知らせが届く。隣国「魏」が国境を越え侵攻を開始した。秦国は国王嬴政の号令の下、魏討伐のため決戦の地・蛇甘平原に軍を起こす。歩兵として戦に向かうことになった信は、その道中、同郷の尾平と尾到と再会。戦績もない信は、尾兄弟に加え、残り者の頼りない伍長・澤圭と、子どものような風貌に哀しい目をした羌瘣と名乗る人物と最弱の伍(五人組)を組むことになってしまう。魏の総大将は、かつての秦の六大将軍に並ぶと噂される軍略に優れた戦の天才・呉慶将軍。かたや秦の総大将は戦と酒に明け暮れる猪突猛進の豪将・麃公将軍。信たちが戦場に着く頃には、有利とされる丘を魏軍に占拠され、すでに半数以上の歩兵が戦死している隊もあるなど戦況は最悪。完全に後れを取った秦軍だったが、信が配属された隊を指揮する縛虎申は、無謀ともいえる突撃命令を下す――。先日公開されたティザー映像にて、一瞬登場していた羌瘣。原作でも大人気のこのキャラクターを演じるのは、「今日から俺は!!」「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。」「婚姻届に判を捺しただけですが」などに出演する清野さん。哀しみの一族とも呼ばれる、千年を超える歴史を持つ伝説の暗殺一族“蚩尤(しゆう)”の一人で、特殊な呼吸法を操る“巫舞”により、その身に神を堕として戦う人物。敵か味方か、その素性は謎に包まれている。製作陣が、羌瘣を演じるキャストに求めていたことは、「ルックスだけでなく、今まで見たこともないアクションに挑むために持っていなければならない身体能力の高さと素養。さらに羌瘣というキャラクターが持つ哀しみを表現できる高い演技力」。プロデューサーの「全てをはねのけてファンを納得させられるのは、清野さんしかいないと思った」という熱い思いに応え、難役に挑んだ清野さん。クランクインにあたり「普段あまりプレッシャーを感じないタイプだと思っていましたが、今回はプレッシャーを感じています。前作『キングダム』を観たとき出演者みなさんが本当に素晴らしく、とても興奮しました。続編に参加させていただけることが本当に光栄です。とにかく一生懸命みなさんについて行って、カッコいい羌瘣を演じられればいいなと思います」と強い意志を持って撮影に挑んだ。また、羌瘣特有の舞うような剣術を身につけるため、3か月に及ぶトレーニングを積み重ね、身も心も羌瘣にシンクロさせていった清野さん。「ずっと正解のないまま一生懸命もがいている感じでしたが、家にいる時、テレビを見ていてもドライヤーをしていても四六時中羌瘣の事を考えて生活してきたので、徐々にその動きが染みついていった気がします。これまでのアクションではやったことない動きばっかりで、経験したことがない筋肉痛になり、これは“羌瘣痛”だねって(笑)」と撮影時をふり返り、また「撮影では、生きるか死ぬかの緊迫した激しいシーンも多く、生き延びる為、一生懸命戦いました。思い出すだけで目の奥が熱く戦闘モードになりそうです。格好良い羌瘣を目指して挑みましたので楽しみにして頂けると嬉しいです!」とコメントしている。さらに、前作に続き黒岩勉と脚本を担当した原作者・原泰久も、自身が考案した羌瘣が重要な役割として描かれているオリジナルシーンを含めて「卓越した身体能力の持ち主の清野さんのアクションは、まさに羌瘣そのものでした。ドラマ部分でも、後半は羌瘣が出てくるだけで涙が溢れました」と大満足の様子。新たに公開された映像では、羌瘣のそのしなやかな動きで、敵をなぎ倒すシーンも登場している。『キングダム2 遥かなる大地へ』羌瘣PVあわせて、今作で描かれるストーリーも明らかに。信にとっての初陣、大将軍への第一歩でもある、蛇甘平原の戦いについて描かれる。『キングダム2 遥かなる大地へ』は夏、公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:キングダム2 遥かなる大地へ 2022年夏、公開予定
2022年02月01日「Hey! Say! JUMP」山田涼介を主演、土屋太鳳をヒロインに迎え、監督・脚本をドラマ「時効警察」シリーズなどで知られる三木聡が務める空想特撮エンターテインメント『大怪獣のあとしまつ』。この度、山田さんが佇む、衝撃のラストシーンの場面写真が解禁された。今回解禁されたのは、傷だらけになった山田さん演じる主人公の帯刀アラタが1人、草原にたたずんでいる場面写真。緊張感漂うこの場面は、衝撃的なラストへと続く重要なカットとなっている。果たして、アラタの身に一体何が起こったのか?そして、大怪獣<希望>の死体を無事“あとしまつ”して国家崩壊の危機を救うことができるのか?本作は山田さん自身、初の特撮映画への挑戦ということで、巨大なグリーンが張られたスタジオ内で存在しない実景や怪獣の死体を想定しながら演技をするという難しい撮影にも挑んでいる。なかでも“怪獣の死体の上で穿孔爆弾を仕込もうとする”シーンでは、美術部が製鉄所に発注して制作した特注品の重い穿孔爆弾を背負っての撮影となった。全身に負担がかかるハードな撮影について山田さんは「ミサイルを背中に抱えて、怪獣をのぼっていくところはキツかったですね(笑)」とふり返る。「めちゃくちゃ重いんですよ...。たぶんミサイルのリアリティを出すために、ちゃんと重くしないといけなかったと思うんですけど。一度抱えるとなかなか外すにも大変で。でも大変なのはそのくらいで、結構楽しんじゃうんです。こんな撮影方法があるんだって思うことの連続でした」と語っている。撮影を身近に見ていた三木監督自身は山田さんの“どんな状況にも対応できるイメージ力と切り替えの速さ”を絶賛しており、「ジャニーズ事務所の俳優は役者、アイドル、歌手など自分の置かれた環境を1日の中で何度も切り替えなければならないので、スイッチする感覚に長けています。山田君もグリーンバックで見えないものを相手に芝居したあと、そのまま人と絡む芝居に入っていた。改めて技術とセンスが大切だと思い知らされました」と太鼓判を押している。また「僕の映画は、とにかく主人公が迷惑をかけられる展開が多い」と語る三木監督は、「誰を困らせようかと考えたとき、山田君は僕にとって新しいタイプの“困らせたら面白そうな人”だったんです(笑)」と山田さんをキャスティングした理由を明かしている。『大怪獣のあとしまつ』は2月4日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:大怪獣のあとしまつ 2022年2月4日より全国にて公開Ⓒ2022「大怪獣のあとしまつ」製作委員会
2022年01月31日安田顕と山田裕貴が主演し、代行ドライバーとしてタッグを組む映画『ハザードランプ』。この度、本作の本予告映像と、代行タクシーの前で佇むポスタービジュアルが到着した。本作は、地方都市で代行ドライバーとして働く、2人の男の一夜の物語。到着した映像では、初めてタッグを組むことになった須貝(安田さん)と刈谷(山田さん)は、「満月の週末は絶対酷いことが起こる!」と騒ぐスタッフを横目に仕事に出かけるが、業務中、刈谷が須貝の静止を無視し、突然追突事故スレスレの危険な運転を引き起こす場面が映し出される。次のシーンでは、初対面なはずなのだが、「刈谷から言い出したんだよ、お前と組みたいって」と指名された事実を知る。そして、2人の思いも寄らない過去が交差し始める。「あなたは命を狙われています」と須貝に告げた謎の女、少しずつ明かされる彼の亡き恋人についての思いと後悔、刈谷との衝突と涙を流すシーンも。濃密な人間ドラマを予感させる映像となっている。『ハザードランプ』本予告映像『ハザードランプ』は4月15日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ハザードランプ 2022年4月15日より全国にて公開©2022「ハザードランプ」製作委員会
2022年01月31日藤原季節と長尾卓磨が兄弟役を演じる白磯大知監督初監督作品『中村屋酒店の兄弟』より、予告編とポスタービジュアルが解禁された。本作は、俳優としても活動している白磯監督が、役者業の傍ら独学で脚本を書き始めて初監督した作品。現在、徐々にその数が減っている町の酒屋にスポットを当て、兄弟を通じ家族の距離を描いたヒューマンドラマだ。これまで、第13回田辺・弁慶映画祭(TBSラジオ賞)をはじめ、第30回東京学生映画祭(グランプリ)、第11回下北沢映画祭(観客賞)、門真国際映画祭2019(最優秀J:COM賞)など、数々の国内映画祭で受賞。 45分の中編ながら、熟成された醸造酒のような味わい深い佳作となっている。今回解禁となった予告編は、ロケ地のひとつである山梨県の冬の景色から始まる。藤原季節演じる弟の和馬と、長尾卓磨演じる兄の弘文が笑い合う姿や、「何にも変わってないね」「わかんねぇよ、お前には」といった、知らぬ間に変わってしまった兄弟の関係性を感じさせる会話が切り取られている。また、併せて公開されたポスタービジュアルは白磯監督こだわりの1枚。「僕らはいつも近くて遠い」という2人の関係を表すコピーとともに、藤原さんと長尾さんが酒屋の前にスーツ姿で並んで立つシックなデザインとなっている。『中村屋酒店の兄弟』は3月4日(金)より渋谷シネクイントにてレイトショー先行公開。3月18日(金)より全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:中村屋酒店の兄弟 2022年3月18日より全国にて順次公開©『中村屋酒店の兄弟』
2022年01月31日現在公開中の「King & Prince」永瀬廉主演映画『真夜中乙女戦争』のキャスト&監督による各シーン徹底解説付きコメンタリー上映が、2月より行われることが決定した。コメンタリーには、無気力な大学生“私”役の永瀬さん、凛々しく聡明な“先輩”役の池田エライザ、謎の男“黒服”役の柄本佑、二宮健監督が参加。映画の本編に合わせて、各シーンの裏設定や演出意図、撮影当時の裏話など、初出しエピソードとともに映画を徹底解説。2度目以降の鑑賞にうってつけの副音声上映となっている。また今回、公開を記念して二宮健監督自ら製作した特別PVが到着。“私”による「真夜中を愛するものは乙女である、真夜中を憎むものもまた乙女である」という原作にもある重要なセリフから始まり、“黒服”による印象的な言葉が“私”へと積み重ねられていく。本作の象徴として映し出される東京タワー、“先輩”と“黒服”の狭間で加速する恋心と真夜中の暴走を描く、美しくも儚いカットが収められた。あわせて、クライマックスシーンを切り取った大ヒット記念ビジュアルも完成した。『真夜中乙女戦争』は全国にて公開中。※「キャスト&監督による各シーン徹底解説付き!コメンタリー上映」は2月1日(火)より全国の『真夜中乙女戦争』上映劇場にて(cinemacafe.net)■関連作品:真夜中乙女戦争 2022年1月21日より全国にて公開©2022「真夜中乙女戦争」製作委員会
2022年01月29日バナナの葉と竹で寝屋をつくって野営し、平地民から姿を見られずに森のなかを遊動するムラブリ族。タイの人々から「黄色い葉の精霊」と呼ばれる民族を初めて追った映像人類学のドキュメンタリー映画『森のムラブリ インドシナ最後の狩猟民』から特報と場面写真が到着した。タイ北部ナーン県のフワイヤク村は、300人のムラブリ族が暮らす最大のコミュニティ。男たちはモン族の畑に日雇い労働にでて、女たちは子育てや編み細工の内職をする。無文字社会に生きるムラブリ族には、森のなかで出くわす妖怪や幽霊などのフォークロアも豊富。しかし、言語学者の伊藤雄馬が話を聞いて歩くと、ムラブリ族はラオスに住む別のグループを「人食いだ」と怖れている様子。伊藤とカメラは国境を超えて、ラオスの密林で昔ながらのノマド生活を送るムラブリを探す。ある村で、ムラブリ族が山奥の野営地から下りてきて、村人と物々交換している現場に出くわす。それは少女ナンノイと少年ルンだった。地元民の助けを得て、密林の奥へとわけ入る。はたしていまも狩猟採集を続けるムラブリ族に会えるのか?21世紀の森の民が抱える問題とはいったい何なのか――?本作は、6か国語を自由に話し、文字のないムラブリ語の語彙を収集する言語学者・伊藤雄馬とともに足かけ2年、ムラブリ族を追ったドキュメンタリー。伊藤氏はラオスで狩猟採集を続けるグループへの接触を試み、カメラは世界で初めて、ムラブリ族の謎めいた生活を撮影することに成功。ムラブリ族は言語学的に3種に分けられることが判明し、お互い伝聞でしか聞いたことのないタイの別のムラブリ族同士が初めて会う機会を創出する。また、いまは村に住んでいるタイのムラブリ族の1人に、以前の森の生活を再現してもらうなど、消滅の危機にある貴重な姿をカメラに収めている。インドシナ半島の密林におけるサステナブルで、政府からも自由な生き方を送る少数民族。本作の出演・現地コーディネーター・字幕翻訳の言語学者である伊藤氏からもコメントが到着している。出演・現地コーディネーター・字幕翻訳・伊藤雄馬コメント「『黄色い葉の精霊』を研究してるって、それ、本当にいるのかい?」現代でも伝説的な存在である黄色い葉の精霊、ムラブリ。その名前の由来である森での遊動生活については、100余年の間、民族誌のみの語るところだったが、今後はこの映画が語り部の役を担うだろう。確認されている全ての方言を網羅する本映像は、「ムラブリ語の響きが美しいから」という非学術的な動機で研究を始めた私をして、学術的価値の高さを指摘せざるを得ない。集団間の邂逅も本映像の主格に相当する。生まれて初めて出会う彼ら彼女らが、お互いの言葉の近さや遠さに驚きながら、接点を探る相互行為は、しかし辿々しいものでは決してなかった。どんな集団でも、分断があり、統合がある。この邂逅は、過去にもあっただろうし、未来にもあるだろうことに気づいた。その点において、分断と統合の交差するあの場面は、ムラブリという民族の普遍を見出す格好の資料であろう。『森のムラブリ インドシナ最後の狩猟民』は3月19日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2022年01月29日「このミステリーがすごい!」受賞作家・中山七里の傑作小説を主演・佐藤健、共演に阿部寛をはじめ、清原果耶、倍賞美津子、吉岡秀隆、林遣都、永山瑛太、緒形直人など日本映画界最高峰の実力派スタッフ、キャストで映画化した『護られなかった者たちへ』Blu-ray&DVDが4月22日(金)に発売されることになった。連続殺人事件の容疑者として追われる主人公・利根役に佐藤さんが挑み、彼を追う刑事・笘篠役を阿部さんが演じるほか、脚本は『永遠の0』『空飛ぶタイヤ』の林民夫、監督は『64-ロクヨン-前編/後編』の瀬々敬久、主題歌は桑田佳祐の「月光の聖者達(ミスター・ムーンライト)」、音楽は瀬々監督作品『64-ロクヨン-前編/後編』や『8年越しの花嫁 奇跡の実話』ほかでタッグを組んだ村松崇継が務めている。東日本大震災から10年目の仙台で発生した、連続“餓死”殺人事件。不可解な殺人事件というミステリーを通して震災後の貧困問題、生活保護制度に潜む矛盾や問題点を炙り出し、日本を代表する役者たちが全身全霊で演じた衝撃作。第45回日本アカデミー賞11部門、第46回報知映画賞など多数受賞昨年10月1日に全国公開された本作は、第26回釜山国際映画祭「A Window on Asian Cinema部門」で上映された際にはチケットが完売、上映後のティーチインイベントに瀬々監督がオンラインで参加し、盛り上がりを見せた。日本での公開後には、第46回報知映画賞の邦画作品賞、山路ふみ子映画賞においても新人女優賞(清原果耶)と映画功労賞(倍賞美津子)を受賞したほか、第34回日刊スポーツ映画賞では助演女優賞(清原果耶)、第76回毎日映画コンクールでは男優主演賞(佐藤健)、女優助演賞(清原果耶)を受賞。さらに、3月11日の授賞式を控える第45回日本アカデミー賞では、優秀作品賞、優秀監督賞(瀬々敬久監督)、優秀主演男優賞(佐藤健)、優秀助演男優賞(阿部寛)、優秀助演女優賞(清原果耶)など11部門を受賞するなど、日本国内の映画賞を席巻している。Blu-rayにはメイキングや舞台挨拶集など映像特典を収録Blu-rayには限定で【メイキング映像】【舞台挨拶集】などの映像特典を収録したDVDとスペシャルブックレット、アウターケースが付き、豪華仕様となる予定。【メイキング映像】はオール宮城ロケを敢行した撮影の様子を収録し、反響の大きかったロケ地マップに対応させながら各ロケ地の撮影現場を映像で見ることができる。【舞台挨拶集】は、席数制限のある中で開催された貴重な完成披露試写会の様子をはじめ、特別に編集された映像を収録。また、DVD共通の映像特典として、【予告編集】に加え、劇場公開記念としてホームドラマチャンネルほかにて放映された「護られなかった者たちへ」の約13分の特別番組も収録となる。インタビューやメイキング映像を交えた濃密な内容になっている。『護られなかった者たちへ』Blu-ray&DVDは4月22日(金)より発売。(text:cinemacafe.net)■関連作品:護られなかった者たちへ 2021年10月1日より全国にて公開©2021映画「護られなかった者たちへ」製作委員会
2022年01月28日結婚式を舞台に繰り広げられる群像コメディ映画『ウェディング・ハイ』より、現場レポートとメイキング写真が解禁された。本作は、向田邦子賞やギャラクシー賞を受賞するなど脚本家としても才能を発揮する笑いの鬼才・バカリズムが手掛けた完全オリジナルストーリー。『勝手にふるえてろ』などの大九明子が監督を務め、主演の篠原涼子をはじめ、中村倫也、関水渚、岩田剛典、向井理、高橋克実など豪華キャストが、抱腹絶倒の波を巻き起こす。2021年3月に行われた披露宴シーンの撮影は、新郎新婦をはじめ同僚、友人、親戚など、エキストラを含め総勢60名以上のキャストが集結する大規模なものになった。大九監督が撮影で最も大切にしたのは、“結婚礼賛映画”ではないという点。「結婚しようが別れようがいろいろな人生があって、それでも輝いて前向きに生きている。その中でたった1日の“結婚式”という舞台で、様々な人が集まり全力で祝うお祭りを描けたら」と本作に込めた想いを明かしている。撮影では天井ギリギリまで上がるクレーンを含め、カメラを3台用意。まずは全体を通してのテストから始まり、会場が暗くなると、クレーンカメラが中央の和太鼓をとらえ、ステージ上とフロア全体は別のカメラが狙う。余興を演じるキャストはもちろんのこと、参列者たちも巻き込んだ圧巻の演出に会場の熱気は最高潮に。観る人たちを圧倒する約4分間の長回しとなったシーンに監督の「OK」が出ると、キャストからもスタッフからも大きな拍手が沸き起こり、モニター前では監督が「カッコイイー!」と誰よりも盛り上がっていた。数々のトラブルやクセ者に振り回されながらも、プランナーとして見事に受け止めた篠原さんは「この作品は、心が温まって、楽しくって、笑いがあって、涙があって、よくありがちな言葉かもしれませんが、本当にそういう風に思います。そして、キャストの皆様の素晴らしい演技で、本当に笑ってしまうくらいに面白いシーンがたくさんあるので、是非期待して頂きたいなと思います」とコメント。観る人全てが笑顔になる“お祭り騒ぎ”に期待が高まる。『ウェディング・ハイ』は3月12日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ウェディング・ハイ 2022年3⽉12⽇より全国にて公開(c)2022「ウェディング・ハイ」製作委員会
2022年01月28日永野芽郁が主演、田中圭、石原さとみが出演し、2019年本屋大賞受賞の大ベストセラー小説を映画化した『そして、バトンは渡された』のブルーレイ・DVDが4月6日(水)より発売、レンタル開始決定。インスパイアソングを担当した「SHE’S」井上竜馬からコメントが到着した。主人公“優子”を演じるのは、確かな演技力で人気と実力を兼ね備える永野さん。もともと原作の大ファンであり、自身の母親から「実写化したら芽郁に演じて欲しい」と言われていたという。また、血の繋がらない義父“森宮さん”には、幅広い世代に支持のある田中圭、“梨花”を演じた石原さとみは初の母親役に挑戦。そのほか岡田健史、大森南朋、市村正親ら実力派が集結した。本作は第46回報知映画賞において前田哲監督が監督賞、主人公・優子を演じた永野さんが主演女優賞を受賞。さらに、第45回日本アカデミー賞では永野さんが優秀主演女優賞、石原さんが優秀助演女優賞にそれぞれ選ばれている。「SHE’S」井上竜馬(Vo./Key.)からコメント『そして、バトンは渡された』DVD発売おめでとうございます。僕の中高の同級生も観に行っては「泣いた、感動した」しか出てこないほど日本に住む人々の心を満たしてくれた作品が、こうしてまた新たなバトンを繋いでいくことを嬉しく思います。観たかったけど観れなかった人も、何度でも観たい人も。鑑賞して潤った心の水が、また新しい日の芽を優しく育てますように。プレミアム・エディションには豪華映像&封入特典が満載劇場公開時には見せられなかったネタバレありの貴重なメイキングをはじめ、永野さん、田中さん、石原さん3人によるキャスト座談会完全版、イベント映像集、プロモーション映像集(予告編・TVスポット集)、そして未公開シーン集など、2時間を超える豪華映像特典を収録。さらに初回仕様としてパールホワイト仕様のアウターケースに加え、特製ブックレット(32P)が封入される。『そして、バトンは渡された』は4月6日(水)よりブルーレイ&DVD発売・レンタル開始。(text:cinemacafe.net)■関連作品:そして、バトンは渡された 2021年10月29日より全国にて公開©2021 映画「そして、バトンは渡された」製作委員会
2022年01月28日ドラマ「恋せぬふたり」や映画『愛がなんだ』などの岸井ゆきのが主演、共演に浜辺美波を迎えた中川龍太郎監督最新作『やがて海へと届く』。この度、岸井さんと浜辺さん、そして杉野遥亮演じるキャラクターの関係性がうかがえる新たな場面写真が10点解禁された。この度解禁となったのは、主人公・真奈を演じる岸井さんと、一人旅に出たまま突然いなくなってしまった親友すみれ役を演じる浜辺さんがお揃いの麦わら帽子をかぶり、笑顔を見せる写真や、共に電車や大学のキャンパスで笑い合うなど楽しげな雰囲気の場面写真。しかし、その一方で、トラックの荷台に座る2人が別々の方向を向いている写真が、その関係の行方をにおわせる。さらに、すみれの恋人・遠野を演じる杉野さんが腕を組み難しい顔を見せ、車内の写真ではさらに神妙な面持ちで真奈を見つめており、彼の心情が気になるところ。そして物憂げな表情でビデオカメラを構えるすみれは、いったいどんな気持ちで何を映しているのか。ストーリーの展開が気にならずにはいられない場面写真ばかりとなっている。『やがて海へと届く』は4月1日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:やがて海へと届く 2022年4月1日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©️2022 映画「やがて海へと届く」製作委員会
2022年01月28日TVシリーズを再構成しつつ、衝撃の最終回のその後も描かれる『映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ』より、怪しさ満点の本予告映像が公開された。TV版キャストとスタッフが再集結し、新たな視点で描かれる本作。今回到着した映像では、タクシー運転手の小戸川が関わった事件について、関係者17人が証言していき、全く新しい視点で描かれていることを予感させる。『映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ』本予告映像不穏な音楽と共にスタートする映像では、男性が「意味分かんないですよ。失踪した女子高生乗せてるらしいし、裏でヤバい奴らとも絡んでる。何なんですかあのタクシードライバー」と話し出し、雨が降る中立ち尽くす小戸川が映し出される。続けて「周りの奴らに聞くしかないですね」と言うと、事件に関わったキャラクターたちの不穏な証言が次々と登場。そしてラスト、タクシーが映し出され、「どちらまで?」と聞く小戸川の声が。さらに、最終回に流れたあの笑い声とともに「もしかして覚えてない?」と尋ねる声も。ただの動物キャラアニメと思ったら大間違い。超本格ミステリーの一端を覗く映像となっている。映像と同時にポスタービジュアルも到着。雑踏の中央には小戸川、その雑踏を「オッドタクシー」のキャラクターたちが無表情に横切り、こちらも怪しさ満点の1枚に仕上がっている。『映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ』は4月1日(金)よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ 2022年4⽉1⽇よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開©P.I.C.S. / 映画⼩⼾川交通パートナーズ
2022年01月27日明日1月28日(金)公開の映画『ノイズ』より、幼なじみ役を演じる藤原竜也、松山ケンイチ、神木隆之介のコメントが挿入された本編映像が到着した。今回公開された映像は、藤原さん演じるサイコキラーを殺してしまった泉圭太、松山さん演じる死体隠しに協力する田辺純、神木さん演じる新米警察官の守屋真一郎が、死体をどう隠すか密談しているシーン。『ノイズ』キャストコメント付き本編映像守屋は不安を吐露するが、2人からの言葉に従わざるを得ず、意を決して3人で移動させようとしたそのとき、扉をノックする音が。謎の訪問者によるノックは何度も何度も力強く行われ、さらにはスコップでこじ開けようとしてくる。そして、扉が開けられ、侵入してくるところで映像は終了。ちょうど“中盤”だという同シーンについて藤原さんは、「日本映画史に残るであろう大アクションシーン」が繰り広げられるとコメント。さらには、「あの熱量と緊迫感は、『るろうに剣心』を超えたのではないか(笑)」と語っている。『ノイズ』は1月28日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ノイズ(2022) 2022年1月28日より全国にて公開©筒井哲也/集英社©2022映画「ノイズ」製作委員会
2022年01月27日池松壮亮・伊藤沙莉ダブル主演、松居大悟監督のオリジナルラブストーリー『ちょっと思い出しただけ』より、本編映像がふんだんに盛り込まれたロングトレーラーが解禁された。今回到着したのは、「クリープハイプ」の尾崎世界観が手掛けた楽曲「ナイトオンザプラネット」にのせて、映画の新たなシーンも含む本編映像で構成されたロングトレーラー。尾崎さんが自身のオールタイムベストに挙げるジム・ジャームッシュ監督の映画『ナイト・オン・ザ・プラネット』に着想を得て書き上げたこの楽曲は、本作製作のきっかけにもなった。「2020年の4月頃に、『松居くんと作りたいものができた』という言葉と共に尾崎くんから送られてきたのが「unbelievable」(のちの「ナイトオンザプラネット」)という曲でした。この曲を聴いた瞬間にMVや短編じゃなく、長編映画にしたいと感じて」と、松居監督は尾崎さんから曲を託された当時をふり返り、楽曲との運命的な出会いについて語っている。映画スタッフの提案で、曲の歌詞から本作のタイトルを付けたというほど深い繋がりがある。そんな楽曲「ナイトオンザプラネット」が使用された本映像では、優しく切なく胸に響く旋律も相まって、照生(池松さん)と葉(伊藤さん)、2人が紡いだ「なんでもない」日々がより愛おしく感じられる映像となっている。デートの帰り道、タクシーでふざけあった幸せな思い出、はしゃいで駆け下りたあの階段、部屋でケーキを食べながら映画を観て過ごしたひととき…。そのどれもが、2人にとってなんでもないけどかけがえのない、たまらなく愛おしい時間なのだ。永瀬正敏や國村隼、成田凌、河合優実、尾崎世界観、「ニューヨーク」の屋敷裕政など、バラエティに富んだキャストたちも登場し、さらに照生と葉のキスシーンなど映画の新シーンをふんだんに盛り込んだ豪華版となっている。第34回東京国際映画祭では観客賞とスペシャル・メンションをW受賞し、観客から圧倒的支持を得た本作。この冬見逃せない、とびきりのラブストーリーだ。『ちょっと思い出しただけ』は2月11日(金・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ちょっと思い出しただけ 2022年2月11日より全国にて公開(C)2022『ちょっと思い出しただけ』製作委員会
2022年01月27日倍賞千恵子が主演を務める映画『PLAN75』が、6月より全国にて公開されることが決定した。本作は、映画監督・是枝裕和が総合監修を務めたオムニバス映画『十年 Ten Years Japan』の一篇『PLAN75』を新たに構築、キャストを一新した、早川千絵監督の初長編映画。75歳以上の高齢者に自ら死を選ぶ権利を保障し支援する制度が施行され、その制度に翻弄される人々の姿を描く衝撃作だ。年齢で命が線引きされてしまうことの恐ろしさとそのようなシステムを生み出してしまう社会構造や人々の意識に対し、痛烈な批判を込めて、生きるとは何か?を問いかける。主人公・ミチを演じるのは倍賞千恵子。倍賞さんは脚本を読み、「最初は“酷い話”だと思ったのですが、物語の終盤でミチがある選択をする姿が描かれており、そこにものすごく心打たれ、惹かれて……それだけで出演を即決しました」と、ミチを演じる覚悟を決めたとふり返る。共演には『東京リベンジャーズ』『劇場版きのう何食べた?』などに出演、本年度日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した俳優の磯村勇斗、『燃えよ剣』やNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」などで重要な役どころを演じているたかお鷹、『サマーフィルムにのって』『由宇子の天秤』で多くの新人賞を獲得している新進女優・河合優実らが顔を揃えている。昨年12月から始まった撮影はこの度、無事クランクアップ。倍賞さんは公開に向けて「『PLAN75』のような社会があってはならないと思うし、決して良いことではありません」「皆さんにもこの映画を観ながら、自分の命や愛、生活などいろんなことを考えていただきたいです。きっとこれからの人生に役立つでしょうし、考えながら最後まで観てもらえると嬉しいです」と期待を寄せる。また倍賞さんと初共演を果たした磯村さんは「目で芝居をすることを意識しました。直近で演技を拝見し、同じ時間を共有させていただけたことは光栄でした」と明かし、河合さんは「ミチとの電話でのやり取りのシーンを本読みした際、倍賞さんの声を聞いて、自分が思っていた以上に心が動きました。言葉で言い表すのがもったいないような、訳もない感動でした。いま倍賞さんに感じさせていただいたことをそのまま大切にして撮影現場に行けば大丈夫だと、心から思えた貴重な時間になりました」とそれぞれが現場で意義のある経験ができたと語っている。『PLAN75』は6月、新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:PLAN75 2022年6月17日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2022『PLAN75』製作委員会 / Urban Factory / Fusee
2022年01月27日鬼才・古屋兎丸の人気コミックを田中圭主演で実写映画化する『女子高生に殺されたい』の公開日が4月1日(金)に決定。さらに、追加キャストとして大島優子の出演が明らかになった。女子高生に殺されたいがために高校教師になった男・東山春人(田中圭)の9年間に及ぶ、前代未聞の“自分”殺害計画を描く本作。今回、春人の過去を知る元恋人で臨床心理士の深川五月役に大島優子の出演が決定。大島さんは「主人公 東山春人の女子高生に殺されたいという願望で進んでいく計画犯罪と共に、高校生の淡い青春時代や刹那で美しい瞬間が強く映える作品です。そのストーリーの隣で寄り添い、臨床心理士としての責任を全うしているのが私が演じた役、深川五月です」と自身の役柄を説明し、「古屋兎丸先生が原作で書かれている希死念慮という言葉に、これは今世、他人事ではない感覚で本を読み進めていきました。城定監督の脚本と演出により、映画化され、よりスピーディーに生身の人間だからこそ映し出すことのできる生と死と性を、脆く身近なものとして描いています。最後にコロナの終息を願うと共に、映画館に足を運んでいただければ幸いです」とコメントを寄せている。併せて公開となった特報映像では、「みなさん、初めまして」と新年度がスタートした二鷹高校に新しく赴任してきた、東山春人の始業式での着任の挨拶から始まる。スマートで端正なルックスに色めき立つ女子生徒たちのなかで、春人はたちまち校内の人気者となり、恋を夢見る彼女たちの熱いまなざしを一身に浴びていく。「どう思ってる?東山先生のこと」「ヒガシーのこと好きなの?」と、真帆(南沙良)、あおい(河合優実)、京子(莉子)、愛佳(茅島みずき)の4人の女子生徒の間でも春人の話題が出てくるなか、突然「殺されたい」と春人の心の声が聞こえてくる。後半は一転、不穏なカットが続き、春人の元恋人で臨床心理士の五月(大島優子)、真帆に一途な恋心を抱く同級生の雪生(細田佳央太)の姿も映し出される。終盤で「僕は殺されるために、この学校に赴任してきた」と春人が語り、最後は真帆が春人のネクタイを締めるシーンと共に「お前、何企んでんだ」という声で幕を閉じる。恐ろしいサスペンス展開を予感させる映像に仕上がっている。『女子高生に殺されたい』は4月1日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:女子高生に殺されたい 2022年4月、全国にて公開予定©2022 日活
2022年01月27日阿部サダヲ・岡田健史ダブル主演の白石和彌監督作『死刑にいたる病』の公開日が5月6日(金)に決定し、第3弾キャストが発表された。本作は、連続殺人鬼・榛村(阿部サダヲ)からの依頼によって冤罪事件を調べ始めた青年・雅也(岡田健史)が、真相を暴くために奔走する、櫛木理宇の同名小説を映画化したサイコサスペンス。この度解禁となったのは、若手、ベテラン個性派が勢ぞろいした第3弾キャスト9名。映画・ドラマや舞台など幅広く出演する注目の若手俳優・宮崎優が演じるのは、雅也(岡田健史)と同じ大学に通う幼なじみの加納灯里。中学校時代にいじめられていた彼女を助けてくれた雅也に好意を抱いているという役どころだ。雅也の厳格な父・筧井和夫を演じるのは、俳優業だけでなく映画監督としても活動している鈴木卓爾。雅也との間に確執を抱え、妻・筧井衿子(中山美穂)に威厳を漂わせている。映画やドラマを中心に、ミュージックビデオなどにも出演する佐藤玲は殺人鬼・榛村(阿部サダヲ)が“冤罪”を訴える最後の殺人事件の被害者・根津かおる役。俳優でもあり映画プレゼンターもこなす赤ペン瀧川は榛村の担当弁護士・佐村を演じる。雅也と同じ大学の学生・クラタを映画やドラマで活躍中の若手俳優・大下ヒロト、榛村の隣人である地元の老人は、白石組常連の吉澤健が演じる。また、昔の榛村を知る滝内に白石組参加がついに2桁の11作品目となる音尾琢真、作家の岩井志麻子は最後の被害者が発見された森を所有する女性を演じる。そして、金山一輝(岩田剛典)の元同僚・相馬を演じるのは、元ブルゾンちえみとともに活動していたwith Bこと元ブリリアンで俳優業の他にアメリカンフットボール選手など幅広く活躍するコージ・トクダ。フレッシュな若手の新鋭から、ベテランの個性派俳優が参戦し、本編への期待がますます高まる。<第3弾キャストコメント>●宮崎優/加納灯里役(雅也と同じ大学に通う幼なじみ)クランクアップした後。台本を見返すと何故かぽっかり穴が空いた様な不思議な気持ちになりました。こんな感覚は初めてだったので"灯里"という役は私にとってかけがえのない存在なのだと気付かされました。白石組の一員として"灯里"として生きれた事を心から嬉しく思います。皆さんと劇場でお会い出来るのを楽しみにしています!●鈴木卓爾/筧井和夫役(雅也の厳格な父)はじめにいただいたシナリオを読んだ時、雅也の家族の間に流れる空気がありありと伝わってきました。現場で、岡田健史さん、中山美穂さん、白石監督、白石組の皆さんと、この空気の濃度を確かめるように場面を作っていきました。この空気、 ぜひ劇場で皆さんに味わってもらえたらと思っています。●佐藤玲/根津かおる役(最後の殺人事件の被害者)念願叶い白石監督とご一緒出来たこと、とても嬉しく思っています。誰もがどこかで好奇の目を持って興味を抱いてしまうシリアルキラーと、自分自身かのような平凡な人間との対峙に、終始ヒリヒリしました。たった一つの冤罪証明…一体どんな結末が待っているのか、ぜひ映画館でお楽しみください!●赤ペン瀧川/佐村役(榛村の担当弁護士)白石組に再び呼んで頂き、本当に本当に嬉しかったです。現場では阿部さんの芝居を間近で見て、岡田さんとガッツリ絡み、 俳優として幸せな時間を過ごしました。その後、完成した映画を観せて頂きましたが、とんでもない映画になっておりまし た。あの幸せな時間の結晶がこんな恐ろしい映画になるなんて…。●大下ヒロト/クラタ役(雅也と同じ大学の学生)自分が演じた役は、雅也と同じ大学のクラタという人間です。雅也とは対照的な人間でもありますが、雅也と同じくどこにでもいる人間でもあります。台本を読んだ時に、限られたシーンの中で、そこをどう表現していくか考えた時、自分もクラタという人間になりうる可能性がある。ということを意識して現場に臨みました。高校時代にレンタルショップで借りて観た 『凶悪』から7年。白石監督と一緒に映画を作れた事は、一俳優としても一ファンとしても幸せでした。●吉澤健/地元の農夫役(榛村の隣人)この度の役柄は「地元の農夫」です。私はこの地元の××役というのが好きで、どうすれば俳優が演じるものとは似て非なるものが出せるか、為所のある役でした。●音尾琢真/滝内役(昔の榛村を知る人物)見えない何かが重くのしかかるような作品の中で、与えられた日常を健気に生きる人の姿を映像に映し出すべく、それでいてリラックスして臨みました。撮影時は岡田さんとしかお会いしておりませんが、すでに出来上がった登場人物となっていたので、良きベテラン共演者となれるよう頑張りました。白石監督は、もう何度ご一緒させてもらったか分からなくなる ほどですが、いつも思う通り、魅了な演出が多かったです。白石監督作品のファンでもある私ですが、今回は冒頭の描写から挫けそうになりました。撮るたびに映像の迫力が増していて、また一つ傑作が誕生したと思います。ぜひ劇場で、最後まで何が起こるかわからない展開に心して身を預けて下さい。●岩井志麻子/赤ヤッケの女役(冤罪を主張する殺害事件の現場となった山の所有者)「凶悪」を観て以来、叙情的な生地獄を司る白石監督の映画出演が悲願となっておりました。現場では、岡田さんの真摯な美男ぶりに圧倒されました。韓国でも人気の中山さんと共演、これで韓国人の夫にも見直されました。 ただ一つの心残りは阿部さんにお会いできなかったことですが、完成作を観たら、会わなくて良かったかも、と心底から安堵しました。●コージ・トクダ/相馬役(金山の元同僚)岩田剛典さん演じる金山の元同僚「相馬」という男を演じました。相馬の大雑把な性格がどことなく自分と重なる部分があり、日常生活から相馬を取り入れて撮影に臨みました。何より、白石監督の作品に携わらせて頂けた事を光栄に思います。 どうぞ公開の日を楽しみにしていて下さい。『死刑にいたる病』は5月6日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:死刑にいたる病 2022年5月、全国にて公開予定©2022映画「死刑にいたる病」製作委員会
2022年01月26日長尾謙杜(なにわ男子)主演で森絵都の名作小説「カラフル」を実写映像化したAmazon Original映画『HOMESTAY(ホームステイ)』から、不思議な運命に翻弄される主人公・シロを映し出す本予告とキービジュアルが解禁された。本作は、一度死んでしまった高校生・小林真の身体に乗り移る(ホームステイする)ことになった魂・シロが、100日間という期限の中で真の“死の真相”を探っていくミステリー。Amazonが製作する初の邦画作品の主演を務めるのは長尾さん(なにわ男子)。さらに、出演作が相次ぐ注目の山田杏奈と八木莉可子を共演に迎え、瀬田なつきが監督を務める。解禁された映像では、小林真の身体に乗り移り、真が死んだ原因を突き止めるよう告げられたシロ(長尾さん)が戸惑いながらも楽しく高校生活を送る様子が映し出される。真のことをいつも気にかけている幼なじみの晶(山田さん)や、密かに憧れている学校の先輩の美月(八木さん)と共に“ホームステイ”生活を楽しんでいたシロだったが、真の部屋にしまい込まれていた写真や日記を見つけたことで物語の雰囲気は一変。真として過ごす中で、シロは家族がひた隠しにする秘密や真の過去を知っていくことに。真が死んだ本当の理由とは一体何なのか。そしてシロがたどり着く、真自身も気づくことのできなかった真相とは?シロが体験するミステリアスな運命を予感させる映像だ。本作の注目は、シロとして、別人格の真の人生を歩むという難役に挑んだ長尾さん。繊細で少し内気な真の身体に乗り移った明るく陽気なシロは、周囲の人々に正体がバレないように真の死の真相を探らなければならなかった。さらに、山田さんが演じる真の幼なじみ・晶と、八木さんが演じる真の憧れの先輩・美月は、それぞれシロが真の死の真相を解き明かすために欠かすことのできない2人。シロは、自分では気づけない本当の真の姿を、晶と美月を通して発見していくことになる。併せて公開となったキービジュアルには、笑顔を見せるシロと、遠くを見つめる晶と美月の意味ありげな表情が写し出されている。さらによく見ると、シロの窓ガラスの映り込みには、もの悲しい表情をみせる真の姿が。1枚のガラスを隔て、明るく元気なシロと繊細でちょっと内気な真という対照的な2人を1枚の画に写し出した、印象深いビジュアルが完成した。主演を務める長尾さんは、「僕も思い返してみると、自分が知らないところで人が傷ついていたり、誰かが陰で助けてくれていたりすることがあったなと実感したし、共感できる点がとてもたくさんありました。僕と同じくらいの年齢の方はもちろん、誰が見ても共感できる作品でありながら、若い世代と大人では、感じ方が異なるような物語にもなっていて、奥の深い作品です。ぜひ多くの方に見ていただきたいです」とコメントしている。『HOMESTAY(ホームステイ)』は2月11日(金・祝)よりPrime Videoにて世界独占配信。(text:cinemacafe.net)■関連作品:HOMESTAY(ホームステイ) 2022年2月11日よりPrime Videoにて配信©2022 Amazon Content Services, LLC OR ITS AFFILIATES. All Rights Reserved.
2022年01月26日水谷豊が監督・脚本を務める映画『太陽とボレロ』の主人公を檀れいが演じることが決定。映画初主演を果たす。オリジナルの映画を作り続けている水谷監督作品第3弾となる本作は、“クラシックのオーケストラ”を題材に音楽を愛する普通の人々の人間模様を洒脱なエンターテインメント作品。ある地方都市のアマチュア交響楽団の主宰者である主人公・花村理子は、18年間、個性豊かなメンバーと共に活動してきた。しかし、楽団の経営は苦しく、ついに楽団の歴史に幕を閉じる決断を迫られる――。今回、檀さんが演じるのは、音楽に触れ、愛しつづけてきた花村理子。音大を出たものの、音楽の道を諦め、家業を継ぎ、地元で楽団を主宰。解散の危機に奔走する等身大の女性を、時にシリアスに、時にユーモラスに演じる。出演にあたり、檀さんは「水谷豊さんの監督作品ということで、お話をいただいたときは、本当に飛び上がるほど嬉しかったです」とふり返り、「弥生交響楽団存続のために奔走する女性、親から受け継いだ家業も抱えています。とにかく色々なことを一人で背負って頑張ってしまう理子さんに共感しましたし、自分のことよりも周りのことを考えて行動している女性だと思いました」とキャラクターについても語る。また撮影現場の様子について「台本では想像できないようなキャラクター作りや見せ方のシーンもあって、その都度驚かされましたし、それが楽しくてワクワクしながら撮影に挑んでいました。自分の撮影が無い日でも現場にいたのは、もしかしたら、今回が初めてなのかもしれないです。でも、そのくらい大好きな現場でした。そして、役者の生理も全部分っていらっしゃる水谷さんが撮る監督作品ということで、そこが私にとって一番緊張したかもしれません。なので、私にとっては水谷さんの『OK』が全てでした」とコメント。水谷監督は「檀れいさんのお名前が閃いたのは、脚本を書き進めていた時でした。まだ、キャスティングは一切考えていなかったのですが、途中のあるシーンで、ふと彼女の顔が浮かんだのです。他のシーンではまだ自分の中の架空の人物のイメージしかなかったのですが、何故かそのシーンだけ鮮やかに檀れいさんが浮かんできました」と檀さんキャスティングのきっかけを明かし、「撮影していく中で、イメージ通りであることはもちろん、ご自身の中に華やかさを持っている方だと改めて感じました。つらいシーンの時も、楽しいシーンの時も、その華やかさを映画に加えてくださり、『太陽とボレロ』という作品が、より豊かなエンターテインメントになったと感じています。そして、この作品を通して檀れいさんの華やかさに加えて、彼女のユーモアに溢れたチャーミングな一面も味わっていただけると嬉しく思います」とメッセージを寄せた。そして、本作のイメージ映像も到着。「ボレロ」の楽曲にのせて、“太陽”や舞台となるある地方都市の美しい風景、音楽を愛する人々の姿が垣間見える。『太陽とボレロ』イメージ映像『太陽とボレロ』は6月、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:太陽とボレロ 2022年6月、全国にて公開予定©2022「太陽とボレロ」製作委員会
2022年01月26日女優・白石麻衣が、劇場版「名探偵コナン」シリーズ最新作『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』にゲスト参加することが決定した。『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』「漂着者」への出演が話題となり、もうすぐ公開となる『嘘喰い』にも参加している白石さんが演じるのは、今作のキーパーソンとなる、犯人に復讐を誓う謎のロシア人部隊を束ねるクールなリーダーのエレニカ・ラブレンチエワ。過去のとある事件を理由に、すでに殉職したはずの松田刑事の行方を捜索している人物で、その正体は、コナンの敵か、味方かはまだ分からない。初めて声優に挑戦した白石さんは、「とてもびっくりしましたが、すごく嬉しかったです!人生の中で素敵な思い出になると思いました」と参加を喜び、「私が演じたエレニカ・ラブレンチエワはロシア人部隊のリーダーなので、強い女性を意識して演じました。ロシア語にも挑戦しているのでぜひご注目ください!」とアピール。そんなロシア語の腕前は、スタッフから「白石さんは耳が良く、お手本の発音を数回聞いただけで再現できていました」と太鼓判を押されるほどだという。『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』は4月15日(金)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:名探偵コナン ハロウィンの花嫁 2022年4月15日より全国東宝系にて公開(C)2022 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会
2022年01月26日自宅が全焼した映画監督・原將人と一家の再起を綴ったドキュメンタリー『焼け跡クロニクル』の公開日が2月25日(金)に決定。予告編が解禁された。原將人監督は、広末涼子の映画デビュー作『20世紀ノスタルジア』などで知られる。本作は、自宅全焼という突然の悲劇に見舞われた原監督とその一家の、ゼロからの再起を希望とユーモアあふれるタッチで綴ったドキュメンタリーだ。この度解禁となった予告編は、京都の観光名所が映し出されスタートする。しかし、映像はサイレンが慌ただしく鳴り響き、何台もの消防車や救急車、警察車両が行き交う緊迫した火事現場に切り変わる。焼けて骨組みだけになった我が家に呆然とする一家だったが、焼け跡から家族の大切な思い出が次々と掘り出され、「失くしたもの」より「心に残っていたもの」の方がずっと大きいことに気づいていく…。火事の被害で、50年の映画人生をかけた全作品のオリジナルフィルムや脚本、映画機材を焼失するという想像を絶する痛手を負った原監督だったが、公私ともにパートナーであるまおり監督との共同制作により、焼けた8mmフィルムとiPhoneで撮影したデジタル映像を組み合わせた「他の誰にも作れない」作品にチャレンジした。原監督のファンと公言する山田洋次監督は「原將人は転んでもただでは起きない」と絶賛。『20世紀ノスタルジア』のメイキング撮影を務めていた犬童一心監督は「これは原さんじゃないと作れない映画。『20世紀ノスタルジア』の感覚が自分とシンクロする、好きだと思う人はぜひ『焼け跡クロニクル』を観てほしい」と熱いエールを送った。『焼け跡クロニクル』は2月25日(金)よりシネスイッチ銀座ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:焼け跡クロニクル 2022年2月25日(金)よりシネスイッチ銀座ほか全国順次公開(c)2022『焼け跡クロニクル』プロジェクト
2022年01月25日阿部寛と北村匠海が親子役で共演する、重松清のベストセラー小説の映画化『とんび』の主題歌が、「ゆず」の書き下ろし楽曲「風信子」(ヒヤシンス)に決定。楽曲を使用した本予告映像と本ポスタービジュアルも公開された。青いヒヤシンスの花言葉は、“変わらぬ愛”。子から親への愛と感謝の気持ちがつめこまれた楽曲となっており、“出来ることなら あなたに返したい「ありがとう」”のフレーズが、本作の親子の絆~家族の愛をより感動的に彩る。「ゆず」の北川悠仁は本楽曲について「僕は既に父が他界しているんですが、若い頃に想う親への気持ちと、今この年齢になったからこそわかる親の気持ちみたいなものがあって。それでもやはり、計り知れない想いもたくさんあります。そんな親を想う子の気持ちや、子を想う親の気持ち。さまざまな”愛の形”をイメージしながら楽曲を書き上げました」とコメント。破天荒な愛すべき父・ヤス役の阿部さんは、エンドロールを観て「自然と穏やかな温かい気持ちに包まれました。子を想う親、親を想う子、普遍的な親子の原風景を描いた『とんび』に、『風信子』という素敵な花を添えて頂き、とても嬉しく思っております」と話し、息子・アキラを演じる北村さんも「『とんび』に描かれている不器用な愛情、特に父からみる息子への温かさが滲んでいるように感じられました。そして、ゆずのお二人の声が作品全体を優しく包んでくれているようで、どこまでも飛んでゆくトンビの親子を想いました」と楽曲を聴いた印象を明かしている。また今回、主題歌が流れる予告編も到着。ヤスは、息子と美佐子と3人で仲睦まじく人生絶頂の幸せにいたが、突然の悲劇に見舞われてしまう。そして、アキラがヤスの海より深い愛と、街の人の暖かい手で成長する様子が映し出されていき、楽曲と相まって思わず胸が熱くなる映像に仕上がっている。「風信子」が彩る本予告映像『とんび』は4月8日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:とんび 2022年4月8日より全国にて公開©2022『とんび』製作委員会
2022年01月24日