「NEWS」の加藤シゲアキが8月21日(日)、今年の日本テレビの「24時間テレビ」で放送されるスペシャルドラマ「盲目のヨシノリ先生~光を失って心が見えた~」の試写会に、妻役を演じた沢尻エリカと共にサプライズで登場した。全盲となって一時は自殺まで考えた教師の男性が、妻や周囲の支えを受けて再び中学校で教鞭をとるに至るまでの実話を描く本作。この日の舞台挨拶には、原作の「光を失って心が見えた 全盲先生のメッセージ」を著した主人公のモデルである新井淑則さんと妻の真弓さんも登壇し、加藤さんと沢尻さんに花束を手渡したが、新井夫妻の登場は2人には知らされておらず、加藤さんは「びっくりしました!」と驚いた表情。観客と一緒に作品を鑑賞していたという夫妻に加藤さんが恐る恐る「(出来ばえは)大丈夫でしたか?」と尋ねると、淑則さんは「見てて本当に疲れました。素晴らしかったです。よくやってくださいました。ありがとうございます」と称え、真弓さんも「自分の家のことなのに、見ていて感動しました。夫を支えることに長い時間をかけてきましたが、ドラマにならなかったらその時間を思い出すことはなかったし、これまで思い出したくもないと思ってきました。でも、こうしてふり返ることができてよかったし、多くの方に改めて感謝することができました」とドラマ化への感謝の思いを口にした。夫妻の言葉に加藤さんも沢尻さんも「胸がいっぱいです」としみじみと語っていた。加藤さんにとって、最初から結婚している設定の役も父親役も初めての経験。「ひとりじゃないという感覚がったし、こんなにも温かいものなのかと感じた」と漏らす。一方で3人の子どもたちとの撮影は「やはり大変でした! 盲導犬のほうがよほど賢い(苦笑)。でもかわいかったです」と述懐。同じく初めて母親役に挑戦した沢尻さんは「すごく楽しくもあり、大変でもありました」と語り、共演した橋爪功の「子どもは優しくすると調子に乗る」というアドバイスに従い「たまに厳しく、たまに優しく接しました(笑)」と明かした。教師として、家庭人として幸せの絶頂から“光”を失い、絶望を経験しつつも立ち直っていく姿が印象的だが、2人がこれまでに経験した絶望は? という問いに加藤さんは「『NEWS』も存続の危機があったし、その時は行く末や将来がどうなるのかわからず、絶望を感じましたが、いま思うと、それを絶望とは言えない。(このドラマを経験して)絶望ってそういうことじゃないな、ふり返ると僕が感じてたものなんて虫ケラみたいなものだなと思います」と語る。沢尻さんも「いろんな大変なこと、つらいことがあるにはありました。いろいろあったかもしれません(苦笑)」とやや言葉を濁しつつ、それでも今回のドラマを通じて夫妻が直面した苦労や困難を肌で感じ「比べられないちっぽけなことだなと思います」と語っていた。24時間テレビスペシャルドラマ「盲目のヨシノリ先生~光を失って心が見えた~」は8月27日(土)放送。(text:cinemacafe.net)
2016年08月22日俳優の金子貴俊が、きょう31日に放送される日本テレビ系バラエティ番組『世界の果てまでイッテQ!』(毎週日曜19:58~20:54)に出演し、メキシコの海で奇跡の光景を目撃する。金子は同番組で「オーシャンズ金子」として、ホホジロザメの大ジャンプや、ザトウクジラが群れで行う捕食行動「バブルネットフィーディング」の撮影など、奇跡の瞬間を何度も目撃する強運を見せてきた。そんな中、『イッテQ』に比べて多くの予算を持つ米テレビ局・ナショナルジオグラフィックは、普段単独行動するムンクイトマキエイ(通称:ミニマンタ)が、メキシコのコルテス海に大集結するシーンを4年前に撮影していたが、今回同所でミニマンタが「群れを成す可能性がある」という情報を入手。オーシャンズ金子とともに、現地へ向かった。この結果について、金子は「この9年間、オーシャンズ金子は世界の大きなテレビ局のすばらしい映像に負けじと、『イッテQ』チームの仲間とともに、それを超える映像の撮影に臨み続けてきましたが、なんと今回はオーシャンズ金子にしか見れない『本当の意味での世界的な映像撮影』に成功しました!!!」と報告。「チームワークと粘り強さと全員が奇跡を信じて追い求めた、オーシャンズ史上最高の映像を、ぜひとも多くの方に見ていただきたいです! 絶対に見逃がせない今回の放送! お楽しみに!!!」と、興奮しながら予告している。今夜の放送では他にも、宮川大輔がイタリアの街の路地をウォータースライダーのように浮き輪で滑り、その速さを競うレース「洗い流し祭り」に挑む。
2016年07月31日2016年10月17日からリニューアル!ノエビアグループ常盤薬品工業株式会社の化粧品ブランド『ノブ』は、30周年の節目にあたり、リニューアルしたメイクアップシリーズを2016年10月17日から発売することを発表。肌への負担軽減だけでなく、ベースメイクやポイントメイクで気持ちの面からも美しさに働きかけることを広義のスキンケアとして捉え、これまで『ノブ』が提唱してきたスキンケアの3つの柱「洗浄」「保湿」「遮光」に、4つ目の柱として「メイク」を加えたシリーズとなっている。リニューアルポイントは「肌の悩みにやさしく対応」新シリーズでは、エイジング肌に対応した商品(ベースコントロールスムースUV、ルースパウダーUV)が新たに追加。さらに肌にやさしく対応するため、つけ心地の良さアップし、簡単に仕上がるつけ方にこだわることで肌への負担を軽減。また、一部の商品(リキッドファンデーションUV、プレストパウダーUV)では紫外線カット効果もアップしている。デザインもコーラルピンクとヴェールのデザインに一新され、やさしさや気持ちの高揚感、機能とつけ心地の軽さが表現されている。商品ラインナップ商品ラインナップは、化粧下地、コンシーラー、パウダリーファンデーション、リキッドファンデーション、プレストパウダー、ルースパウダー、アイブロウ、アイカラー、チークカラー、口紅、の10商品。全国の医療機関(皮膚科等)・調剤薬局・バラエティショップ・ドラッグストア等で販売されるほか、ノブのブランドサイトからも発売日から購入が可能。(画像はプレスリリースより)【参考】※ノエビアグループプレスリリース(@Press)※ノブ ブランドサイト
2016年07月28日日本人とハンガリー人の両親のもと生まれ、両国の文化を吸収して育った金子三勇士。日本デビュー5周年という節目の年、「5大ソナタに挑む!」と題した意欲的なプログラムを披露する。金子三勇士 チケット情報「5という数字をコンセプトに、クラシックの正統派レパートリーで、同時に多くの人にとってフレンドリーであり、かつ自分にとって挑戦となる内容を考えました。5年間、全国津々浦々いろいろな場所にお邪魔しましたが、初めてクラシックのコンサートを聴いたという反応が思った以上に多くありました。それで、クラシックやピアノ音楽はまだ紹介するべき場所がある、どうすれば届けられるだろうかと考えるようになったのです」そんな想いで取り上げるのは、スカルラッティからバルトークまで、クラシック205年の歴史を歩むプログラム。ピアノ音楽史において重要な存在であるソナタに、それらと親和性のある耳なじみの良い名曲を織り交ぜる、初心者からコアなファンまで満足できる内容だ。「モーツァルト、ベートーヴェン、ショパン、リスト、バルトークのソナタという5本の柱をめぐり、時代旅行を楽しんでいただきたいと思います。全3部で3時間を超える演奏会なので重いと感じるかもしれませんが、発見や体験の場だと思って、気軽に聴きにきてほしいです。小学~高校生むけに、500円のMiyujiシートも用意しました。休憩中にお茶や散歩を楽しむとか、好きな部分だけ聴くなど、それぞれの午後を過ごしていただけたら」金子は“計画性のあるタイプ”だそうで、実はデビュー時からすでに5周年への構想を練り始めていたという。「お昼を食べながら、夕食どころか、来週の食事のことまで考えるタイプなんです(笑)。6歳から暮らしたハンガリーの学校教育の影響かもしれません。授業中、急に指名されてプレゼンテーションをする機会が多いので、急遽何かが起きたときの対応とか、いざというときのためのプランを立てる能力が身についたのかも」デビュー時にも演奏し、今回も取り上げるリストのピアノソナタは、すでに10周年でも演奏するつもりでいるそうだ。「ハンガリー生まれの敬愛する作曲家リストが、自身の人生、そして人類や地球の歴史を描いた壮大な作品です。5年ごとに、90歳になるまで弾いていきたいですね」“夢は大きく、目標はもっと大きく”が、活動を支えてきたモットー。すでに次の目標実現にむけて、金子の頭の中には多彩なプランが渦巻いているに違いない。デビュー5周年記念リサイタルは、東京オペラシティコンサートホール:タケミツメモリアルにて、9月18日(日)に開催。チケット発売中。取材・文:高坂はる香
2016年06月21日アイドルグループ・NEWSの加藤シゲアキが、7月スタートの日本テレビ系ドラマ『時をかける少女』(毎週土曜21:00~21:54)に出演することが7日、明らかになった。さらに、NEWSがエンディングテーマ曲を担当し、加藤は同作に関連する短編小説を執筆することも決まった。『時をかける少女』は、1965年に筒井康隆氏が発表してから、何度も実写化・アニメ化・舞台化されてきた青春小説の金字塔。主演の黒島結菜演じる"時を自由に超える能力"を身につけた高校生・芳山未羽と、Sexy Zoneの菊池風磨演じる未来人・深町翔平(ケン・ソゴル)との、ひと夏の恋と青春を描いていく。加藤が演じるのは、彼らのクラスの担任・矢野和孝役で、生徒から慕われているというキャラクター。自身の役柄について「実は芯に熱い部分があって、内に秘めた複雑な思いが回を重ねるごとに見えてくる人物です」と紹介している。また、加藤が所属するNEWSが、エンディングテーマ「恋を知らない君へ」を担当。こちらについては「"夏の終わりの切ない感じ"を感じさせるバラード。歌詞を知っていると、よりドラマが楽しめるような、伏線のある曲になると思います」と説明している。さらに、作家としても活躍する加藤ならではの企画として、『時をかける少女』をオマージュした短編小説を執筆し、小説誌「小説 野性時代」8月号(7月12日発売、KADOKAWA)に掲載されることも決定。14歳の自分に人生のアドバイスをするために、未来から34歳の自分が会いに来るというストーリーだそうで、「青春の甘酸っぱさも切なさもなく、『時をかける少女:とは随分かけ離れた、ブラックユーモアが効いた作品ですが、合わせて楽しんでいただければ幸いです」と話している。
2016年06月07日お笑い芸人の永野が22日、神奈川・川崎のラゾーナ川崎でDVD『Ω(オメガ)』(発売中 4,000円税抜 発売元:ポニーキャニオン)の発売記念イベントを行った。「ゴッホよりも普通にラッセンが好き」などのネタで一躍人気者となったピン芸人、永野の完全撮り下ろしとなる同DVD。昨年10月よりスタートした「12月末までに事前予約1,000枚でオリジナルDVDを制作」という公約を見事達成して発売が決定したもので、映像ディレクターの清水雅彦と永野が、GLAYのアルバム『everKrack』のMV以来、4年ぶりにコラボ。ネタのほか、斎藤工、金子ノブアキが友情出演をするなど見どころ満載の1枚となっている。イベントで自慢のネタ「ゴッホよりも普通にラッセンが好き」や「イワシ」ネタを披露して汗だくになりながらも報道陣の取材に応じた永野。「僕だけじゃ引きがないので、斎藤工くんや金子ノブアキくんが出てくれました。それにネタも20個ぐらいあり、ドラマやCGを使った映像もあります」とDVDを説明しながら、仕上がりについて「100点中200点と言ってますが、今後の希望も含めて100点! 最初撮る前は『次がない』と言ってましたが、監督と連絡しあってる内に第2弾もという話になりました。売れなかったら相手にされないので、これを買って下さい!」とアピールした。永野は今年で芸能活動21年。現在の妻と結婚してからお笑いタレントとして上昇したようで、「奥さんとラッセンではどっちが好き?」と質問されると「ラッセンですね。すべてラッセンさんのお陰ですから」ときっぱり。「奥さんや周りの芸人も全員『ラッセン』って言いますよ。ラッセンさんの目の前でネタを演ったら、泣いて感動してくれました。罪悪感にかられてます(笑)。本当にラッセンさんのお陰でここにいられます」と感謝しきりだった。また、今年になってとにかく明るい安村や桂文枝といったお笑いタレントの不倫報道で話題を集めているが、自身の不倫について「僕は大丈夫です。アダルト動画という味方がいますので」と笑わせていた。
2016年05月23日イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)から、金子眼鏡との共同開発によるアイウェアの新コレクション「ボーン シリーズ Ⅱ(BONE SERIES Ⅱ)」が、2016年4月28日(木)より発売される。2015年秋に金子眼鏡とスタートさせた「イッセイ ミヤケ アイズ プロジェクト(ISSEY MIYAKE EYES PROJECT)」。第2弾となる今回は、“一本のライン”を強調した前回の「ボーン シリーズ(BONE SERIES)」に対し、“色で遊ぶ”をコンセプトにしている。「ボーン シリーズ」に通底する、アイウェアの“背骨”である美しいフレーム。1stコレクションから踏襲されたテンプル形状は、このデザインアイコンを体現している。一方で、フロント部分は、発色と光沢感に優れたアセテート素材を用いて、色彩に表情をプラス。また、異素材の重ね合わせの構造を利用して、表側と裏側で色の見え方を異なる、ユニークな仕掛けを施した。フレームは、「HEXAGON Ⅱ」、「PENTAGON Ⅱ」、「WELLINGTON Ⅱ」、「BOSTON Ⅱ」の4モデルが揃い、それぞれ4色ずつ16のバリエーションで展開。それぞれのレンズには、最適なカラーがコーディネートされる。国産のモノづくりに向き合うイッセイミヤケと、金子眼鏡が共鳴して実現したコレクションの進化形をぜひ試したい。【アイテム詳細】ISSEY MIYAKE×金子眼鏡「ボーン シリーズ Ⅱ」発売日:2016年4月28日(木)・サングラス 46,000円+税・オプティカル 44,000円+税※オプティカルは、金子眼鏡直営店のみの販売。取り扱い店舗:【問い合わせ先】
2016年05月01日イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)がアイウエアメーカー・金子眼鏡とのコラボレーションによる「ISSEY MIYAKE EYES PROJECT」の第2弾となるアイウエアコレクション「BONE SERIES II」を発売する。15年の秋に金子眼鏡との共同開発からスタートした「ISSEY MIYAKE EYES PROJECT」。第1弾では、ブランドの出発点である“一枚の布”から着想し、ひと筆書きのような一本のラインにこだわって製作された。第2弾となる今回は、スリムな造形ながら軽量で耐久性の高いβチタニウム素材を採用することにより、強度と優れたかけ心地を実現。さらに、スリムな質感のβチタニウムに加え、発色や光沢感にすぐれたアセテート素材で色彩をプラスすることで、異素材の質感のコントラストが美しいデザインに仕上げられた。また、“色で遊ぶ”をコンセプトに製作されており、厳選されたカラーレンズとの組み合わせも特徴のアイテムとなっている。フレームは、「HEXAGON II」、「PENTAGON II」、「WELLINGTON II」、「BOSTON II」、の4モデルを用意。各4色ずつの16バリエーションで展開される。各バリエーションには最適なカラーレンズがコーディネイトされる他、カラーバリエーションによっては表側と裏側で色の見え方が異なるユニークなモデルもラインアップしている。価格は、サングラスが4万6000円、オプティカルが4万4000円となっており、オプティカルは金子眼鏡直営店のみで販売される。また、特設サイト()もオープンしている。
2016年04月28日GREENROOM FESTIVAL’16(グリーンルームフェスティバル’16)が、2016年5月21日(土)と22日(日)の2日間、横浜・赤レンガ地区で開催。2016年4月1日(金)より、前売りチケットが発売される。コンセプトは「Save The Beach、Save The Ocean」。大切なビーチを後世に残していこうという思いから、音楽、アート、フィルムを通して、海やビーチのカルチャーを伝えていく。2016年は、チャカ・カーンとロドリーゴ・イ・ガブリエーラの参加が決定。チャカ・カーン(Chaka Khan)、ロドリーゴ・イ・ガブリエーラ(rodrigo y gabriela)、リップスライム(RIP SLYME)、SOIL&“PIMP”SESSIONS、デフテック(Def Tech)、プシン(PUSHIM)、在日ファンクも参戦する。【開催概要】GREENROOM FESTIVAL’16参加アーティスト:・音楽BRADIO / Rainer Trüby / Kaoru Inoue / Calm / DJ Mitsu the Beats /DJ KAWASAKI / DJ YOGURT / MAX ESSA / DJ SARASA / Chaka Khan / rodrigo y gabriela / RIP SLYME / SPECIAL OTHERS / SOIL&“PIMP”SESSIONS / Def Tech / PUSHIM / 在日ファンク/ Hiatus Kaiyote / BLKTOP PROJECT / THE King ALL STARS / LIFE IS GROOVE / サニーデイ・サービス / DIAMANTES / Rickie-G / Suchmos /Yogee New Waves / Michael Kaneko / クレイジーケンバンド / ハナレグミ / U A / clammbon /かりゆし58 / Richie Stephens / DUBFORCE / Nabowa / BAGDAD CAFÉ THE trench town / 金子ノブアキ / シシド・カフカ / PES / Tomoyuki Tanaka (FPM) / MURO / DJ HASEBE / DJ FUMIYA / DJ usus・アートJonas Claesson / MATTHEW ALLEN / WOODY GOOCH / YUSUKE HANAI / Ellis Ericson / 豊田弘治 / Christie Shinn / hi-dutch / SUSAN WICKSTRAND / KADS MIIDA / Nick Kuchar / 野坂稔和 / The Captain Surf / CHAR / WOODEN TOY (Koji Oba) / u-ske・フィルムBEYOND THE SURFACE / Glimpses of Kolkata開催日:2016年5月21日(土)、22日(日)場所:横浜・赤レンガ地区野外特設会場アクセス:JR・市営地下鉄「桜木町駅」より汽車道経由で徒歩約15分JR・市営地下鉄「関内駅」より徒歩約15分みなとみらい線「馬車道駅」または「日本大通り駅」より徒歩約6分「みなとみらい駅」より徒歩約12分※ 休日は駐車場及び近辺道路が大変混雑するため、車での来場は控え、電車・バス等の公共機関の利用を推奨。チケット:2日券 17,000円、1日券 9,800円前売りチケット:2016年4月1日(金)〜【問い合わせ先】GREENROOM FESTIVAL実行委員会TEL:03-6692-0939
2016年04月04日ジャニーズのアイドルグループ「NEWS」の小山慶一郎と加藤シゲアキという、ジャニーズきってのインテリと称される2人をMCに迎え、現代ニッポンに怒りを抱えている若者たちと熱く向き合うテレビ史上初の“デモ・バラエティ”番組「NEWSな2人」がTBSにて4月からレギュラー放送されることが分かった。「NEWSな2人」は、昨年7月から3回に渡り深夜枠で特番として放送され、回を重ねるごとに右肩上がりの視聴率を記録。この度、4月からレギュラー化されることとなり、引き続き番組MCを、報道番組のキャスターとしても活躍中の小山さんと、ジャニーズ初の小説家としてヒット作を連発し『ピンクとグレー』が映画化された加藤さんが務める。新番組では、若者たちが現代社会に対して抱く不満や怒りに関してデモを行い、問題を解決するため、熱く、真剣に、それでいてポップに議論を展開し、最終的には解決策を見出し実践していく。デモの解決策を提案するメンバーには、前回参加した“若きクリエイター”たちをはじめ、激しい人生経験を重ねてきた幅広い年齢・職業のスペシャリストたちも参戦。若者の怒りや不安を解決していくことで、“平成維新”さながら、新たな日本の未来創生を目指す内容となるようだ。本番組では、MC陣が“新しい一面”を見せるのもひとつの見どころ。加藤さんは、本音で毒を吐く加藤シゲアキ・“ドウシゲ”という一面を見せる。「ピンクとグレー」執筆中には仕事が月に4日しかなかった…など決して楽ではないアイドル人生を送った彼が、小説家としてさらに磨かれていった斜に構えたような感性を、“毒”という形で爆発させる。ファンがショックを受けるかもしれないほどの毒を吐き、それでいてとても魅力的なドクシゲは必見だ。一方、“メディスン小山”とは、そんなドクシゲの毒を中和する「特効薬の小山慶一郎」のこと。「NEWS」のリーダーとして、持ち前の社交性を活かし様々な困難を乗り越え、ここまでグループを引っ張ってきた小山さん。そんな小山さんを、加藤さんは「社交性のオバケ」と呼ぶそう。私生活でも加藤さんから絶対的な信頼を得ている小山さんが、“メディスン小山”として“ドクシゲ”の隣りにいることで、双方の持ち味が発揮される。■小山慶一郎これだけは伝えたいんだという若者のデモを、しっかりと受け止めて解決に導きたいと思います。加藤とは、事務所に入ってから15年間2人でコンビでやってきました。この関係性も番組に反映出来たらと思います。■加藤シゲアキキャスターをしている小山と、小説を書いてきた僕だからこそできる、そんな番組作りを目指したいと思います。若者と向き合い、ときには笑え、ときには社会問題に切り込む、そんなNEWSな2人、楽しみにしていてほしいです。「NEWSな2人」は4月22日(金)24時50分よりTBSにて放送。(text:cinemacafe.net)
2016年03月16日現在、画家・金子國義の1周忌に合わせた回顧展「金子國義 終わりと始まり」が、東京・渋谷にあるBunkamura 1階のメインロビーフロアにて開催されている。1967年に「花咲く乙女たち」で画壇デビューした金子は、「不思議の国のアリス」「お遊戯」「マダム・エドワルダ」など文学の影響を色濃く受けた作品を数多く発表。澁澤龍彦、三島由紀夫、高橋陸郎、唐十郎、四谷シモン、コシノジュンコらとともに芸術の最前線をリードしていた。昨年2月には、Bunkamura Galleryにて自伝の出版を記念した展示「美貌の翼」を開催したものの、その約1ヶ月後に帰らぬ人となってしまった。金子の1周忌に合わせて開催される同展では、油彩、版画、書籍などを一堂に展示・販売。また、同展開催を記念した最新画集『イルミナシオン』も発売される。なお、同書はオールカラー208ページとなっており、金子の生涯を辿ることができるものになっている。なお、開催期間は23日まで。【展覧会情報】「金子國義 終わりと始まり」会場:Bunkamura 1階 メインロビーフロア住所:東京都渋谷区道玄坂2-24-1会期:3月12日~23日時間:10:00~19:30入場無料
2016年03月15日主演に綾野剛、監督に園子温を迎えて和久井健の大人気ベストセラーコミックを映画化した『新宿スワン』。この度、本作の続編『新宿スワン2』(仮題)の製作が決定!綾野さんをはじめ、前作から引き続き伊勢谷友介、金子ノブアキら豪華俳優陣が大集結し、1月から撮影がスタートしているという。原作は、単行本38巻を誇る和久井氏の大人気ベストセラーコミック。『クローズZERO』シリーズなどのヒットメイカー・山本又一朗プロデューサーが園監督とタッグを組み、主演に綾野さんを迎え、伊勢谷さん、山田孝之、山田優ら豪華俳優陣が顔を揃え映画化した『新宿スワン』は、2015年5月30日に公開されると、当時5週連続で1位を記録していたディズニー『シンデレラ』を抜き去り、週末興収ランキング初登場1位を記録。最終的に興行収入13億円を超える大ヒットとなった。ファン待望の続編となる『新宿スワン2』(仮題)では、前作同様、山本プロデューサーのもと、園監督が続投。主演は、ドラマ「コウノドリ」で日本中を感動の渦に巻き込み、今年も『リップヴァンウィンクルの花嫁』『64-ロクヨン-』『怒り』『日本で一番悪い奴ら』と話題作の公開が立て続く綾野さんが務め、再びスクリーンに“白鳥龍彦”を蘇らせる。さらに、新宿バーストのお馴染みのメンバーも全員カムバック!真虎役の伊勢谷さん、葉山豊役の金子さん、関玄介役の深水元基、時正役の村上淳、そして山城神役の豊原功補が再び熾烈な闘争を繰り広げる。本作は1月27日にクランクイン。約2年ぶりに金髪姿となった綾野さんや伊勢谷さんらキャストも現場入りすると、セットの中で和気あいあいと談笑しながら撮影を待つ姿が初日の緊張感を和ませていたという。この日の撮影は、歌舞伎町最大のスカウト会社・バースト新事務所に白鳥龍彦(綾野剛)、真虎(伊勢谷友介)、関玄介(深水元基)、時正(村上淳)、葉山豊(金子ノブアキ)、山城神(豊原功補)が顔を揃えるシーンであり、新たな物語のきっかけとなる重要なくだりの撮影が行われた。脚本で6ページにわたる長いシーンだが、息のあったメンバーだけに、本番が始まると、直ぐにスワンの世界が色濃く漂った。これには綾野さんも「正直、前日までは、龍彦の感覚を戻すために前作を観たり原作を読み返したりしていましたが、現場で山城社長や真虎さん、関さん、時正さん、葉山さんに会うと、すんなり龍彦に戻りました。一緒に前作をやってきた強みだと思います」と語った。撮影前には、前日が誕生日だった綾野さんをスタッフ、キャスト一同が祝福。34歳を迎えた綾野さんの最初の一歩となる『新宿スワン2』(仮題)の、2か月にわたる撮影が良い雰囲気の中始まったようだ。綾野さんは「『新宿スワン』続編。前作『新宿スワン』が皆様に愛された結果だと自負しております。この場を借りて、各部署スタッフ、キャスト一同、感謝申し上げます。『新宿スワン2』では、新たに最凶の猛者との激しい狂乱、儚くも美しく立ち続ける女性、そして、男の友情。皆様の期待を超える続編を届けるべく、更なる頂に向かって邁進いたします。いーくぞー!」と意欲をコメント。SNS上では、続編を喜ぶ声が上がっており、「うううう新宿スワンもう一回見たくなってきた…そして2の公開も待ちきれん…」「てか新宿スワン2やんねんな!!!絶対見に行こ!!!フォー!!!」「新宿スワンの映画めっちゃ見たいーいま2の撮影やってるっぽいけど、普通に前のやつも見たいーーーあんとき何も興味なかったから映画見てないんだけど、マンガ読んでてめっちゃおもしろい!映画見ればよかったって後悔なう」と、先日から行われているエキストラを用いての撮影についてコメントが上がっており、大きな盛り上がりを見せている。『新宿スワン2』(仮題)は、現在撮影中。(text:cinemacafe.net)
2016年02月22日映画『ピンクとグレー』の大ヒットを記念し、主演の中島裕翔(Hey! Say! Jump!)と原作小説を手掛けた加藤シゲアキ(NEWS)、行定勲監督が舞台挨拶に登壇した。加藤さんが芸能界を舞台に描いたデビュー小説の実写化で、中島さんにとっては映画初出演にして初主演作となった。2人が本作のプロモーションで一緒の舞台に登壇するのはこれが初めて。2人が劇場の後方扉から入場し、客席の間を通って舞台に上がるまで、劇場内に悲鳴のような歓声が響きわたり、行定監督も「コンサートかと思いました(笑)」と驚いていた。現時点で興行収入は3.5億円に達し、公開規模から考えると大ヒットと言えるが、中島さんは「3億と聞いても、すごいことだとはわかるんですけどピンと来ないです。実感がないうちにどんどん進んでいて、気持ちが追いついていないです」と心情を明かす。加藤さんも「僕もこういう経験は初めてなのであまり実感はないですが、何よりホッとしてます。大入り袋をいただいたり、友人からも『満席で入れなかった』ということを聞いて嬉しいです」と笑顔を見せた。中島さんは、同じ事務所の先輩の処女小説の実写映画に主演するということについて「初めての映画で、先輩が書いた小説の世界にどう寄っていくのか?プレッシャーはありました。でも映画は映画でアレンジがされていて、プレッシャーと挑戦のはざまに置かれていましたね」と当初の偽らざる気持ちを明かした。加藤さんは、中島さんの出演について、本人から最初に「僕が(主人公を)やることになりました。ありがとうございます」と聞かされたとのこと。「意外と『え?』とか思わずに、すんなり受け入れられました。面白いなと」と振り返る。改めて、完成した映画の中での中島さんについては「期待が壊れることなく、裕翔でよかったなと思いました。僕が何より求めていたのは、むき出しで演じること。僕自身、むき出しで書いたので。フルチンで頑張ってくれ!と思ったし、実際にフルチンで頑張ってましたしね(笑)。体当たりでぶつかってくれた」と“フルチン”を連呼しつつ、中島さんの奮闘を称賛した。中島さんは「フルチンで頑張りました!」と胸を張り、加藤さんも「こんなにフルチンて言うジャニーズもいないですね。あとで怒られそう…」と苦笑を浮かべていた。舞台挨拶最後にはサプライズで、撮影時からプロモーションまで作品を引っ張り続けた中島さんに、加藤さんと行定監督から花束が贈呈された。中島さんはピンクとグレーに色分けされた花束を受け取り、満面の笑みを浮かべ「本当にみなさんに支えられてここまでやってこれました」と感謝を口にした。『ピンクとグレー』は公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ピンクとグレー 2016年1月9日より全国にて公開(C) 2016「ピンクとグレー」製作委員会
2016年01月24日4人組グループ「NEWS」のメンバーで小説家の加藤シゲアキが18日(月)、都内で映画『ピンクとグレー』の公開記念トークイベントを、行定勲監督と漫画家のひうらさとると行った。累計発行部数 40万部を突破した加藤さんによるデビュー長編小説を、映画『GO』『真夜中の五分前』の行定監督が、「Hey! Say! JUMP」の中島裕翔と菅田将暉主演で映画化。親友同士だった大貴と真吾が芸能界へと進み、数奇な運命に翻弄されていく様を描く。スマッシュヒットを記録中の本作について加藤さんは「周りで『観て来たよ』という方も増えた。僕のジムのトレーナーも観てくれたみたいで、渋谷の劇場に予約して行ったら、満員だったと言われた。原作も読みたいと言ってくれて嬉しい限り」と周囲の反響を報告しながら「暗い部屋で暗い話を書いていて、それが5年後にこうなるとは思わず…本当に嬉しい」とシミジミしていた。小説を映画化する事について行定監督は「優れた作家の方は、映画と小説は別物だと切り離した上で考えてくれる」といい「加藤君からは最初『思う事はあるけれど、実験精神に溢れていて本気度がわかる』と言われた。その言葉に背中を押された」と紹介。当の加藤さんは「行定監督はこの小説が好きだからこそ、アレンジされてもいるし、生半可に僕を意識して忠実にやるよりも、監督が今やりたい事を僕の素材を使って遊んでくれた方が、自分も一観客として面白い。僕の顔を忘れて好きにやって下さい、と言う気持ちだった」とGOサインを出した際の心境を振り返った。また、創作時に心掛けている事を聞かれた加藤さんは「初期衝動と熱量」と返答し「どうしてそれを書きたいのかという理由と、その当初の気持ちを覚えておく。書いている途中で不安になってくると、執筆のテンションも下がって書くことに対する温度も低くなってくるから。そんな時に、最初の気持ちを振り返って最初の熱量を思い出して、いい方向にもっていく」と“加藤流創作術”を明かした。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ピンクとグレー 2016年1月9日より全国にて公開(C) 2016「ピンクとグレー」製作委員会
2016年01月18日「NEWS」加藤シゲアキのデビュー小説を「Hey! Say! JUMP」の中島裕翔主演、『世界の中心で、愛をさけぶ』の行定勲監督が映画化した『ピンクとグレー』。1月9日公開日に開催された初日舞台挨拶イベントにて、加藤さんが本作へカメオ出演していることが明らかとなった。本作の舞台のひとつにもなっている渋谷にて開催された初日舞台挨拶イベントには、行定監督と加藤さんが登壇。満員御礼の会場をみた行定監督は「初日満員というのは久々に見ました。たくさん劇場に詰めかけて頂いているようで本当に嬉しいです。ありがとうございます」と喜び、加藤さんも「何回観てもらってもかまわないので、是非1人5回は観てください(笑)」と早速本作をアピールした。イベントでは、監督と原作者というクリエイター同士ならではのトークが展開され、公開されたいまだからこそ言えるような裏話が満載に。映画化の企画が持ち上がる以前より親交があったという2人は、気心が知れた様子でイベントを進行。また、5年前の原作執筆、そして昨年1月の撮影と長い年月を経て、ようやく公開初日である本日を迎えたことに両名とも感慨深い様子だった。トークショー内で、「もし自分が演じるとしたらどの役がやりたかった?」と聞かれた加藤さんは「難しいなー。本編を観る前だったら主役がやりたかったかも。でも裕翔がすごく良かったから。あと、あの役は大変そうな濡れ場があるからなあ(笑)。裕翔と夏帆ちゃんと話す機会があったんだけど、そのときに『アクションシーンみたいだった』って言っていて(笑)。(撮影する上での)制約とかも凄くあるんですよね」と心境を告白。そんな加藤さんは、実は本作にカメオ出演!本作を観賞した来場者の中では、3分の2程度の人が気づいたよう。今回のカメオ出演の経緯について加藤さんは「行定監督とご飯をご一緒したときに冗談半分で『出してくださいよ!』って言っていたら、本当に実現してくれた、という感じですね。あんなにピントをあてなくても良かったんですが(笑)」「もともと、どこかで撮影現場にはご挨拶に行きたいと思っていて、そのときにじゃあ、という話になって。夕方から現場に行って夜8時ぐらいには帰るつもりだったんだけど、その日すっごい現場が押して夜12時ぐらいまでかかったんです。僕はあくまでエキストラなんで、すみっこでじっと待ってました(笑)。本当にふらーっと現場にいったので服も私服だし」と、裏話を披露。行定監督は「ほかの役で出てもらう案もあったんだけどなかなか難しくて。でもあのシーンは面白いシーンだと思うよ」と、加藤さんのカメオ出演について太鼓判を押した。『ピンクとグレー』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ピンクとグレー 2016年1月9日より全国にて公開(C) 2016「ピンクとグレー」製作委員会
2016年01月10日NEWSメンバーで作家の加藤シゲアキ、行定勲監督が26日、東京・渋谷区の青山学院大学で、映画『ピンクとグレー』のトークイベントを行った。本作は、芸能界の嘘をリアルを描いた加藤のデビュー小説を、行定監督が実写化した青春ミステリー。突然死した大人気スター俳優の白木蓮吾(Hey! Say! JUMP・中島裕翔)。蓮吾の遺書を手にした親友の河田大貴(菅田将暉)は、彼の伝記を発表して一躍時の人になるが――というストーリーで、来年1月9日に全国公開する。母校で"凱旋"トークショーを行った加藤は、集まった学生約120人を前に、「こういう風に話す機会がない。僕たちの話が、みなさんの今後の人生の参考になれば」と笑顔であいさつ。小説を書いたきっかけについて、「ゼロから生み出すことに憧れがあり、小説を書けたら格好良いなと思ってた」と語り、「楽しい反面、本当に苦しくて投げ出したくなる時もある。でも、続けていかないと男として格好悪い」と作家業への心境を明かした。また、行定監督は、「デビュー作なのに、上手くてあっと言う間に読めた。映画的なリズム、構成力がある独自性のある作品」と原作を大絶賛。自身の作品の映画化に戸惑っていたという加藤だが、「これだけ愛してくださってるなら、自分の作品を預けようと思った」と話しつつ、「見てホッとしました。主人公に自己投影している部分もあるので、『裕翔が俺っぽいな』と思ったし、『そうそう! この感じ!』というシーンが多々あった」と仕上がりに安堵の表情を見せた。トークショーでは、学生からの質問に答える企画も。"自分を見失ってしまう時"を聞かれた加藤は、「僕はずっと見失ってる」と笑いながら、「自分をこういう人間ですって決めつけないで、自分が納得できることだけ突き詰めてる。初期衝動と熱量を常に大事にしてる」と真摯にアドバイス。最後は、OBとして、「生きて行くことは、本当にしんどいし面倒くさい。一生安定することはないけど、思う存分、面倒くさいことに挑戦して頑張ってほしい」と学生たちにエールを送った。
2015年12月27日「NEWS」の加藤シゲアキが12月26日(土)、母校である青山学院大学を訪問。自身が原作小説を手掛けた映画『ピンクとグレー』の公開を控えての学生向けの試写会に行定勲監督と共に出席した。加藤さんのデビュー小説を原作に、加藤さんにとってジャニーズ事務所の後輩であるに中島裕翔を主演に迎え、芸能界を舞台に展開する本作。映画では開始62分である仕掛けにより、世界観が一変することが公開前から大きな話題を呼んでいる。映画を見終えたばかりの母校の後輩たちとの対話に臨んだ加藤さん。この「ピンクとグレー」でジャニーズのタレントとして初めて小説家デビューを果たしたが、執筆に至ったきっかけについて、以前からエッセイを書くなど執筆活動は積極的に行なっていたことを明かしつつ「ゼロから生み出すことに憧れがあった。25歳くらいまでに(小説が)書けたらいいなと思ってたんですが23歳のときに『書いてみたら?』と事務所の人間に言われて挑戦しました」と語った。小説は芸能界や主人公たちの学生生活などが描かれてるが「フィクションであり、すべてが僕が思っていることではない」と断りつつ、劇中に登場する「やらないなんてない」という言葉については「僕が感じていたこと」と強調。「2011年の2月15日に書き始めて、〆切が3月31日でした。その間に震災(東日本大震災)があったりして日本全体が苦しい時期で、僕も苦しかったけど、『自分にしかできないことを頑張らないと』という気持ちが出たのかな」と振り返った。就職活動を控えた学生からは、自分をアピールする方法や自信の付け方についての相談も。加藤さんは「僕も自分をアピールするのが得意だとは思わない。初めての人と会うのは怖いし、緊張もします。でも、そこで自分らしくなくなるのはイヤ。そのために、実績を積んで自信をつけていくのが大事かなと思います。根拠なく自信を持てるのも才能ですが(笑)、僕はそうじゃないので、とにかく一生懸命、やる!作る!練習する!そこで費やした時間は無駄にならないし、あきらめてしまったら無駄になる。ダメだったら、反省点をピックアップして、試行錯誤していくのが大事かなと思います」と語った。行定監督によってつくられた映画について「試写を見に行く日は複雑な気持ちで『見ない方がいいかも』とか思いました。本を出した時から『映像化は?』と質問されることが多かったんですが、見終わってホッとしました。いろんな(映像化オファーの)話をもらう中で、最終的に行定さんに撮ってもらい、ちゃんと映画になって面白かったです」と振り返る。映画について、細かく監督と打ち合わせなどをすることはなかったというが、見ながら「そうそうその感じ!と思うところがいくつかあった」とも。「中島くんが自分に見えることがあった。不思議な感覚でした」と原作者として完成した映画に深く入り込めたと明かした。最後に母校の後輩たちに「生きていくことはとてつもなくしんどくて面倒くさいし、一生、安定することなんてないと思います。もしそうなったらつまんない。思う存分に面倒くさいことに挑戦してほしい。放り出さずに頑張ってください!」とエールを送った。『ピンクとグレー』は1月9日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ピンクとグレー 2016年1月9日より全国にて公開(C) 2016「ピンクとグレー」製作委員会
2015年12月27日「NEWS」の加藤シゲアキ・著の短編小説集を、主演に桐山漣を迎え映像化する土ドラ「傘をもたない蟻たちは」。原作者の加藤さん自身もドラマに出演することで注目を集める本作の主題歌に「NEWS」の新曲「ヒカリノシズク」が決定した。原作「傘をもたない蟻たちは」は、“生と性”をテーマに幅広いジャンルの物語が全6編で紡がれた、加藤さんの4作目にして初の短編小説集。ドラマ化するにあたり、原作から「恋愛小説(仮)」、「インターセプト」、「にべもなく、よるべもなく」という全く異なる魅力を持つ3編を取り上げ、小説の世界感を損なうことなく、それぞれの物語をいわば“因数分解”した上で再構築し、原作とは一味違うエンターテインメント作品に仕上げ4週連続で放送される。第1話は、桐山さん演じる橋本純の物語。橋本ジュンのペンネームで小説を書く若手SF作家の彼は、作家とは名ばかりで唯一の連載が終わり貯金とバイトで食いつなぐ日々を送っていた。そんなジュンに担当編集者の館山(坂田マサノブ)は、恋愛小説を書くように勧める。締め切りが迫るなか、行き詰っていたジュンの前に、ひとりの男(加藤シゲアキ)が現れる。突然家を訪ねてきたその男は、橋本純が生まれ育った那珂湊の幼なじみだった。10年以上ぶりの再会を喜びつつ、小説のアイデアが浮かばずに苦戦していることを話すジュンに、幼なじみは過去にジュンが経験したある事件の話題を持ち出してきた。ジュンはその事件をヒントに、小説「インターセプト」を書き始めるが――。今回、主題歌に決定した「ヒカリノシズク」は、「NEWS」にとっては2016年第1弾シングルとなる新曲。若者の葛藤や迷いにそっと光を当てるような応援歌となっており、歌詞には雨や傘、そして涙といった原作のイメージが散りばめられ、ドラマのエンディングテーマとして聴く者が希望を持てる楽曲に仕上がっているという。原作者として、出演役者として、さらに主題歌を提供するアーティストとしてひとり3役をこなす加藤さんの活躍ぶりに期待したい。「ヒカリノシズク」は2016年1月20日(水)よりリリース。土ドラ「傘をもたない蟻たち」は2016年1月9日(土)23時40分よりフジテレビにて放送(全4話)。(text:cinemacafe.net)
2015年12月03日「嵐」の櫻井翔と大野智、「NEWS」の加藤シゲアキという、ほかではなかなか見られない豪華スリーショットで、アイドルの“いま”、そして“これから”を語った番組が、日本テレビ夜のニュース番組「ZERO」カルチャーのスピンオフとして放送されることが分かった。今回、番組に登場する3人は、いずれもアイドルでありながら“自分”の世界を持ち、世の中に発信しているメンバー。従来のアイドルの枠を飛び出し、新しいアイドルの形を模索する彼らの対談に、どんな化学変化が起きるのか期待が高まる。メンバーのひとり、「嵐」の櫻井さんは2006年から「ZERO」の月曜ニュースキャスターとして活躍。海外でのレポートや各界の有名人・著名人へのインタビューなどをこなし、気になるニュースを分かりやすく3分でまとめた「櫻井翔 イチメン!」という自身のコーナーまで担当している。同じく「嵐」の大野さんは、2013年「24時間テレビ」のチャリTシャツの制作にて、世界的アーティスト草間彌生とコラボレーション。草間氏も認めるデザインを生み出し、アーティストとしての存在感を示した。日本国内での個展も開催し、2015年には上海でも個展を開催した。そして「NEWS」の加藤さんは、2012年、「ピンクとグレー」で作家デビュー。処女作にして20万部を記録し、今年の6月1日には早くも4作目となる「傘をもたない蟻たちは」を発表し、今後の作家活動にも期待が高まる。収録は、3人が普段よりリラックスした衣装に身を包み、海が見えるホテルの一室での対談形式でスタート。普段はアイドルとして舞台に立つ彼らの「オフ」空間で語られる“等身大かつリアル”な話や、アイドル活動とは別の「オン」=仕事についてのやりがいや苦悩について赤裸々に語った話は、ファンならずと必聴な貴重な内容だ。本番組の収録を終えた感想がそれぞれから届いた。大野智今回、翔ちゃん、シゲと僕で対談をさせて頂きました。グループで活動しているときとは違った姿をみられて、とても新鮮でした!翔ちゃんの報道番組への向き合い方は、15 年以上一緒にいますが、ここまで深く聞いたことがなかったし、シゲもとても悩んでいたことを改めて聞けて刺激的な時間となりました。これから「NEWS ZERO」を観るときは、もっと櫻井キャスターに注目します!そして普段あまり本を読みませんが、シゲの最新作を読もうと思います(笑)。普段なかなか話すことのないテーマだったので、是非観てもらえたら嬉しいです!櫻井翔加藤はもちろんのこと。嵐のメンバーである大野からも初めて聞く話が沢山あり、収録があっという間に感じました。30分の放送時間では収まらないのではないかと思うほどの濃密な時間でした。遅い時間の放送ですが、是非ご覧頂きたいと思います。加藤シゲアキこの度、尊敬する先輩方との鼎談をさせていただきました。他では聞けない話が満載で、ぶっちゃけた内容も多々あり、一後輩として大変刺激になりました。視聴者の方々にも、この番組が何かいい刺激になればと思います。新しい“アイドル”像を切り開くパイオニアたちに迫った本番組で、3人が明かしたアイドルの“いま”と“これから”をぜひその目で耳で確かめてほしい。「ZERO」カルチャースピンオフは7月30日(木)24時59分~25時29分まで、関東ローカルにて放送予定。(text:cinemacafe.net)
2015年07月22日押井守監督最新作『東京無国籍少女』のトークイベントが7月16日(木)に都内で開催され、押井監督、主演の清野菜名、共演の金子ノブアキが出席した。美術の高等専門学校に通う藍は才能にあふれ、将来を期待されるも、心の傷を抱え、周囲の期待や嫉妬に苦悩していた。やがて物語は思わぬ展開を見せ、藍の感情の爆発と共に衝撃のクライマックスを迎える…。台風の接近が報じられる中、監督ら一行を乗せた車が渋滞に巻き込まれるというトラブルもあり、イベントは予定よりも十数分遅れてのスタートとなったが会場には多くのファンが詰めかけた。現在、二十歳の清野さんはオーディションで藍役を勝ち取ったが、これまで押井監督のことや作品についてはほとんど「知りませんでした」と明かす。一方、金子さんは「どっぷりと通ってきました」と語る押井作品の大ファン。実は、ポーランド系の血を引いているという金子さんだが、押井監督がポーランドロケを敢行した『アヴァロン』をお気に入り作品に挙げ「この映画で初めてポーランドの景色を見ました」と明かし、今回のオファーについても「感慨深かったし嬉しかったです」と語る。押井監督は「実は『パトレイバー』でも金子くんにオファーを出しかけてたんです」と告白。金子さんは「その話を聞いて、事務所への不信感が…(苦笑)」と心から残念そうに語り、会場は笑いに包まれた。また清野さんの起用について押井監督は「(藍役を)選ぶ基準がなかったんです。若い子を撮ったことがなかったので。これまでどちらかというと少しオバサンばかりで(笑)、若い子の顔は区別がつかないので」と述懐。ではなぜ清野さんを選んだのか?「みんな同じ顔の中で一人だけ今風じゃない顔がいたので」と説明する。「“カワイイ”とか“美人”ということ以外に、人を殺しても不思議じゃない顔だと可能性を感じました」と独特の選考理由を明かし、会場をわかせた。前半は鬱屈した女子高生の姿が描かれるが、終盤にかけて物語は一気に加速し急展開を見せる。押井監督は「量は少ないけど、ダブルミーニングになっているセリフばかり。全てに意味があります」と映画の構造の一端を明かし、自信をうかがわせる。特に終盤のアクションシーンは圧巻!清野さんは血まみれの姿で凄まじいアクションを披露しているが、血糊のメイクに「興奮してスイッチが入りました」とニヤリ。その姿に押井監督以下「殺気を覚えた」という。決して、スケジュールに余裕があったわけではなく、清野さんは「3~4分のアクションを『今日覚えて、やってもらいます』と言われ、『ふざけんな!』って思いました(苦笑)」と苦労を明かすが、完成したシーンについては「いままでの日本映画になかった衝撃のシーンになっています!」と胸を張る。金子さんは、自身が多くは出演していない清野さんのアクションを手放しで大絶賛!「超強いんです(笑)。もちろん、これまでも活躍はされてますが、これを見たら『こいつ誰だ?』となると思うし、海外からも話が来ると思う」と太鼓判を押す。これには清野さんも「来てほしいです!」と満面の笑みで語った。押井監督もこの衝撃のクライマックスについて「演技の延長としてアクションをしてもらった。かっこいいアクションシーンではなく、人殺しのアクションをしてもらわなくてはならなかった」とテクニックのみらず、演技力も必要なこのシーンの難易度の高さを強調し、改めて清野さんを称えた。『東京無国籍少女』は7月25日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2015年07月16日押井守が監督を務め、園子温監督作『TOKYO TRIBE』への出演で注目を集めた清野菜名が主演を務める『東京無国籍長女』の新トレーラーと場面写真がこのほど解禁となった。そこは女子美術高等専門学校。日々、創作活動に取り組む生徒たちの中に、かつて天才と持て囃された藍(清野菜名)が居た。彼女は事故で怪我を負った影響で心に傷を抱えてしまい、いまでは眠ることも出来ず、授業もドロップアウトし、ただ一人、謎のオブジェを作り続けていた。そんな藍を再び広告塔として利用するため全てを黙認し、決して学園の外に出そうとしない教頭(本田博太郎)。特別扱いされる藍を苦々しく思う担任教師(金子ノブアキ)と、嫉妬を募らせる同級生たち。降りかかる執拗なイジメと嫌がらせの中、唯一、彼女の身を案じる保険医(りりィ)にも心を開かない藍。やがて、心休まらない憂鬱な日々は、藍の中で目覚めた「なにか」によって崩れ始める…。群発する地震。響く大量の鳥の羽音。学園内に流れ続けるクラシック音楽。そして繰り返される謎の声…お前はなぜ、ここにいる?既に海外4つの国際映画祭での上映が決定している、ソリッドシチュエーションスリラーの本作。このほど公開されたのは、血まみれで迫力のアクションを披露する清野さんの姿が映し出され、衝撃のラスト15分に大きな期待がかかる予告編。主人公の藍がうける凄惨ないじめや、苦悩する姿が映し出され、美術学校に漂う不穏な空気が感じ取れるがそこから一転、血まみれの清野さんが衝撃的なアクションを繰り広げるシーンが展開!謎の軍隊と壮絶な死闘や、銃を打ちまくる清野さんの姿は、いったいどんな展開でこのような状況になってしまうのか想像もつかないほどの迫力だ。あわせて解禁された場面写真では、清野さんの顔に飛び散った血が生々しい場面のほか、真剣な表情で撮影に挑む清野さんの様子が映し出されている。ナイフ、銃を手にする清野さんのまなざしには、押井監督が絶賛するぞっとするような殺気が漂う。衝撃のラストの真相を、まずはこのビジュアルから覗いてみて。『東京無国籍少女』は、7月25日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年07月15日女優・清野菜名が初主演する映画『東京無国籍少女』(7月25日公開)のアクションシーンを収めた映像と新たな場面写真が14日、公開された。映像では、清野が血まみれになりながらも激しいアクションを披露している。『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊2.0』(2008年)などで知られる押井守監督が手がけた本作は、とある女子美術高等専門学校を舞台に展開されるスリラー作品。清野が演じるのは、事故で心身に傷を抱えた若き天才アーティストの藍(清野)で、彼女が他人とうまく交われずに憂鬱な日々を送っていた中で、ある日を境に日常が崩壊していく。今回の映像では、同級生たちと激しく対立し、孤立する藍の姿が描かれる。作品作りに没頭する藍。しかし、「衝撃の15分を迎える」の文字が映し出されると、銃剣を手にした藍が登場し、謎の集団と銃撃戦を繰り広げる。銃を使ったアクションはもちろん、素手によるスピーディーな格闘シーンも披露している。制作サイドによると、清野のアクションシーンの稽古は3日間しかなく、そのうち1日目はテストに当てられたため、実質2日間の稽古で完成されたものだという。また、本作では、押井監督が今まで描けていなかった新たな試みとして、血の描写に挑戦していることも見どころの1つとなっている。なお、本作は国内にとどまらず海外からも期待が寄せられており、各国映画祭への出品も決定。7月11日まで行われていた「ヌシャテル国際ファンタスティック映画祭」(スイス)、「ニューヨーク・アジア映画祭」(アメリカ)などに加え、現在開催中の「ファンタジア国際映画祭」(カナダ)、7月16日より開催の「プチョン国際ファンタスティック映画祭」(韓国)などでの上映を控えている。海外で作品が上映されることについて清野は、「初主演映画が、海外映画祭から招待されているのは大変光栄です」と喜び、「ラスト15分のクライマックスシーンの撮影の時は、集中力が高まっていくなかで、周囲がゆっくりと動いているような感覚を、初めて感じました。吹き替え無しのアクションに期待してほしいです」とコメントを寄せた。共演には、『新宿スワン』(2015年)などに出演した俳優の金子ノブアキや、りりィ、本田博太郎らベテラン陣から、田中日奈子、花影香音、吉永アユリなどフレッシュな若手が顔をそろえる。(C)2015東映ビデオ
2015年07月15日押井守監督の実写最新作にして、『TOKYO TRIBE』の清野菜名が初主演するソリッドシチュエーション・スリラー『東京無国籍少女』。この期待の取り合わせに、海外の映画祭から続々と招待オファーが届いていることが判明。それを記念して、劇中では一切“笑わない”清野さんの笑顔がまぶしいメイキングショットがシネマカフェに到着した。舞台は女子美術高等専門学校。かつて天才と持てはやされた生徒の藍(清野菜名)は、事故で怪我を負った影響で心に傷を抱えてしまい、いまでは眠ることもできず、授業もドロップアウト、ただ一人で謎のオブジェを作り続けていた…。そんな藍を、再び学校の広告塔として利用するため全てを黙認し、決して学園の外に出そうとしない教頭(本田博太郎)。特別扱いされる藍を苦々しく思う担任教師(金子ノブアキ)と、嫉妬を募らせる同級生たち。降りかかる執拗なイジメと嫌がらせの中、唯一、彼女の身を案じる保健医(りりィ)にも、藍は心を開かない。やがて、心休まらない憂鬱な日々は、藍の中で目覚めた「なにか」によって崩れ始める…。世界が注目する押井監督の新たなる挑戦とも言える本作。最低限のCGIで役者の身体表現を最大限に活かしたラスト15分のクライマックスは、過去の実写作品とも一線を画す壮絶さと迫力で、観る者を圧倒する。まず、ワールドプレミアとして7月7日(現地時間)に上映されるのは、スイス・ヌシャテル湖畔で行われる「ヌシャテル国際ファンタスティック映画祭」。ヨーロッパのファンタ系映画ファンから注目を集めており、「New Cinema from Asia」にて上映される。続く、「ニューヨーク・アジア映画祭」では7月10日に北米プレミア上映。幅広いジャンルのアジア映画に特化した映画祭で、今年は若手俳優に贈られる「ライジングスター賞」に染谷将太が、過去には山田孝之や長澤まさみが選ばれている。また、高倉健、菅原文太へのトリビュート上映が組まれるなど、日本映画も毎年数多く上映されている。さらに、カナダ・モントリオールで行われる「ファンタジア国際映画祭」では、7月21日に上映予定。北米最大級で、昨年は約13万人の映画ファンが参加。親日的な映画祭で、2014年には『太秦ライムライト』が「最優秀監督賞」、『ジョバンニの島』が「最優秀長編アニメーション作品賞」、『るろうに剣心 京都大火編』が「観客賞銅賞」を受賞。また、押井監督には「生涯功労賞」が贈られている。また、アジアを代表するジャンル系映画祭の1つ、韓国の「プチョン国際ファンタスティック映画祭」がアジアプレミアとなる。なお、ワールドプレミアとなる「ヌシャテル国際ファンタスティック映画祭」では、押井監督のこれまでの功績を紹介するショートムービーが制作され、上映される予定だという。<清野菜名コメント>初主演映画が、海外映画祭から招待されているのは大変光栄です。カンヌ映画祭のマーケットで、アクションシーンの映像を観た海外の映画祭や配給会社からのオファーや問い合わせが届いていると聞きました。ラスト15分のクライマックスシーンの撮影の時は、集中力が高まっていくなかで、周囲がゆっくりと動いているような感覚を、初めて感じました。吹き替えな無しのアクションに期待して欲しいです。海外の反応も楽しみですが、日本の皆さんにもぜひご期待いただきたいです!!『東京無国籍少女』は7月25日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年07月07日「WCS SPECIAL FES 2015」が5月21日、東京・お台場のZepp ダイバーシティにて開催され、影山ヒロノブ、きただにひろし、徳井青空、ROOT FIVE、DJシーザー、戸松遥らが登場してライブを行った。「WCS SPECIAL FES 2015」は、毎年夏に名古屋で開催される「世界コスプレサミット」の一環として、東京で開催されたライブイベント。イベント中には、今年の「世界コスプレサミット」の開催日7月25日~8月2日、メインゲストの声優・戸松遥などさまざまな情報が発表された。フェスの冒頭には影山ヒロノブが登場。アニソン界の重鎮が「WE GOTTA POWER」でいきなり会場を熱狂の渦に。影山は「東京でもこういうイベントができるのはすごいと思います。最近ライブで色々な国に行くと、ブラジルなんかでは何万人もの人がコスプレのコンテストを見守っていたりするんです」と世界でのコスプレの盛り上がりを語っていた。きただにひろしは「世界コスプレサミット、今年も始まります! 名古屋までぜひ足を運んで盛り上がっていこうぜ!」と会場を盛り上げると、「ウィーゴー!」「Endless Dream」「Revolution」「ウィーアー!」の4曲を披露。頭と締めに知名度の高い『ONE PIECE』主題歌を持ってきつつ、ファンにはたまらない『仮面ライダー龍騎』の挿入歌などバラエティに富んだ構成で客席を楽しませた。客席をあっと驚かせたのは、声優の徳井青空。流れるイントロはおなじみ『探偵オペラ ミルキィホームズ』の「正解はひとつ!じゃない!!」のイントロだったが、徳井はいつもの黄色の探偵服ではなく、仲間の橘田いずみが演じるコーデリア・グラウカの青色の探偵服で登場。カラコンで瞳の色を合わせ、金髪のウィッグまで身につけたガチコスプレだった。徳井はコーデリア・グラウカ姿のまま『フューチャーカード バディファイト』のED「Buddy Buddy Fight!」と、『ラブライブ!』1期OP「僕らは今のなかで」を披露。徳井がコーデリアの衣装で「にっこにっこにー!」のポーズを決める姿は最初で最後かもしれない。徳井は「二次元に行きたくて声優になった私にとって、コスプレは二次元に行ける必殺技です!」と興奮気味に語っていた。ニコニコ動画の人気歌い手によるユニットROOT FIVEは、忍者のコスチュームで登場すると「Love Ninja」を披露。ROOT FIVE Tシャツに着替えて「キミノミライ」、タオル曲の「MERRY GO ROUND」を熱唱した。「なんのコスプレでしょうかクイズ!」にも挑戦し、進行役として登場した岸田メルや、徳井青空のコスプレ写真の一部から作品を推理。岸田の島風コスや徳井のアスカコスを言い当て、コスプレにも造詣が深いところを見せていた。新発表コーナーで世界コスプレサミットのメインゲストであることが発表された声優の戸松遥もライブに登場。「Girls, Be Ambitious.」の圧倒的な華やかさで客席の気持ちをつかむと、最新アルバム『Harukarisk*Land』から「恋ヲウチヌケ」、『かんなぎ』のOP「motto★派手にね!」、『ソードアート・オンラインII』OP「courage」の計4曲を披露した。戸松は「名古屋の世界コスプレサミットのゲストアーティストに出演させていただくことが決まりました! 愛知県、名古屋は私の地元で、名古屋市で高校3年生まで過ごしたので、18年育った縁の場所に歌いにいけてうれしいです。名古屋にいらっしゃる方は、ぜひ一緒に楽しみましょう!」と意気込みを語ったライブのラストには、再び影山ヒロノブが登場。「聖闘士神話~ソルジャードリーム」「ヒッパレ!モンスターストライク」で会場を盛り上げると、最後は出演者全員で『ドラゴンボールZ』主題歌「CHA-LA HEAD-CHA-LA」を熱唱してライブは幕となった。今回のイベント中には「WCSスペシャルコスプレランウェイ with コスプレイヤーズアーカイブ」も開催。DJシーザー選曲の楽曲に合わせて、日本、そして世界のコスプレイヤーがステージに登場した。世界コスプレサミット新発表コーナーでは、以下の情報が発表されている。・「世界コスプレサミット2015」は、7月25日~8月2日に愛知県内各所で開催。メインイベントは8月1日の「コスプレチャンピオンシップ」と8月1日~2日の名古屋中心部コスプレ開放。・7月25日「世界コスプレサミット2015 オールナイトコスプレイベント in ラグーナテンボス」開催。・7月28日「明治村 COSPLAY with 世界コスプレサミット」開催。・8月2日「世界コスプレサミット2015 大須コスプレパレード」開催。・8月1日「15カ国が出場するワールドカラオケグランプリ2015」をオアシス21で開催。・8月2日 ドワンゴ提供による「ニコニココスプレクション」をオアシス21特設ステージで開催。・8月2日 「ナゴヤアニソンフェス2015&世界コスプレサミットアフターパーティ」を愛知芸術文化センター大ホールで開催。出演者は後日発表。・60周年を迎える講談社の漫画雑誌『なかよし』(講談社)と「世界コスプレサミット」がコラボ。・8月1日「コスプレチャンピオンシップ ライブビューイングトークショー」(会場はオアシス21特設ステージ)に声優・杉田智和が登場詳細は「世界コスプレサミット2015」公式サイトまで。
2015年06月17日7月3日(金)深夜24時20分より放送するインンテリジェンスワイドショー「NEWSな2人」に、アイドルグループ「NEWS」の小山慶一郎と加藤シゲアキの出演が決定した。世の中では連日多くの事件がワイドショーを騒がせるが、情報過多の現代社会で人はすぐにその出来事を忘れてしまう。番組では、そんな忘れられた騒動、話題になったトピックにスポットを当て、明治大学文学部卒・小山さんと青山学院大学法学部卒という異色の“インテリジャニーズ”の2人が独自の視点を交えながら、徹底取材する。同番組で小山さんが向かったのはオタク文化の聖地・秋葉原。秋葉原と言えば、全盛期の2005年にはおよそ数百件ものメイドカフェが軒を連ね、その様子がメディアに大きく取り上げられ発展を遂げた街。しかし昨今メディア露出は激減し、世間の記憶から忘れられた存在となっている秋葉原の“今”を知るべく、小山さん自らカメラを手に突撃インタビューを行う。そしてジャニーズ初の小説家として超異色な一面を見せる、加藤さんは30年前に誕生し世間の話題をさらった薬物依存症リハビリ施設“ダルク”を取材。薬物に関連する報道はここのところ芸能界でも後を絶たず、現在でも数々の有名人が治療を受けている。近年では危険ドラッグの流行などもあり、もはや他人事とは思えない問題と真正面から向き合うこの施設に、加藤さんが足を踏み入れる。今回取材を敢行し、「一日中秋葉原を歩き回ることで、なぜ秋葉原がオタクの聖地として成り立っているのかが見えてきました。そして、僕は秋葉原の魅力に気づいてしまいました」(小山さん)、「薬物は自分の人生には関係のないものだと思って生きてきましたが、今回色々な人の話を聞いて、とても怖いものだなと改めて気付かされました。依存症になってしまった場合、リハビリプログラムももちろん大事ですが、最終的には心に寄り添ってくれる仲間の存在がどれだけ大事なのかが分かりました」(加藤さん)とぞれぞれに、自分の足で取材することを通して改めて気づいたこと、学んだことがあったよう。同番組のプロデューサー・武藤淳氏は「ジャニーズきってのインテリジェンスを誇る“インテリジャニーズ”の小山さんと加藤さん。そんな異色の2人に、これまで全く無縁だったディープゾーンへ単独潜入してもらいます!必死の徹底取材で、“あのワイドショーの今”を伝える、そんな“NEWSな2人”による激撮インテリジェンスワイドショー、どうぞご期待ください!」と番組の出来栄えに自信のコメントを寄せた。「NEWSな2人」は7月3日(金)深夜24時20分よりTBSにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年06月14日公開初日を迎えた映画『新宿スワン』の舞台あいさつが30日、東京・新宿のTOHOシネマズ新宿で行われ、綾野剛、山田孝之、沢尻エリカ、金子ノブアキ、深水元基、山田優、伊勢谷友介、園子温監督、脚本の鈴木おさむ、山本又一朗プロデューサーが出席した。公開初日となったこの日は、劇中の舞台ともなっている新宿区のゴミゼロ(5月30日)の日ということで、園子温監督と主演の綾野剛がゴミ拾いに参加。その後に舞台あいさつが行われ、主演の綾野らキャスト陣とスタッフ陣が勢揃いした。綾野は「自分にとって渾身の一作ですが、共演者が協力してくれて、キャストさんやスタッフさんに支えられた作品だと思います。とにかく走り抜いてよかったですし、今日を迎えられて改めて感謝です」と感謝の言葉。また、共演したヒロインの沢尻について「"エリカ様"じゃないですよ。ここ10年間で一番可愛いエリカさんが出てくるので、"エリカちゃん"というぐらいです」とべた褒め。綾野からお褒めの言葉をもらった沢尻は「恥ずかしいですね…」と赤面するも「可愛らしさと若さを大切にしました。上手く出せればと思いながらやったので、そう言われてうれしいです」と笑顔だった。その沢尻は、舞台となった新宿の街中を素足で走るなど、本作で女優魂を見せつけた。「全然痛さは気になりませんでした。テストも何もなく、綾野くんと走ったんですけど、見ている人がいて2人で走っている時に前からくるおじさんを避けきれず手でくぐらせるようにしました。その時おじさんはびっくりしてましたね。本当に面白かったです」と満足そうな表情を見せた。そんな沢尻を素足で走らせた園監督は「エリカさんは今回この映画に賭ける心意気があり、それに飲まれるように素足で走ってもらいました。大変なことをしてしまったと思いますが、現場では自然の流れでしたね」と話し、綾野も「キャンーペーンで福岡に行った時、飲みが終わって僕は明日朝早いからホテルを出たらエリカちゃんがいて『今からラーメン食べに行ってくる』と言ってたんです。底なしだと思いましたよ。ホント、男前でしたね」と絶賛した。漫画誌『ヤングマガジン』(講談社刊)で連載直後から熱狂的な人気を誇った和久井健の同名漫画を、鬼才・園子温監督の手によって完全実写化された本作。新宿歌舞伎町に彷徨いついた一文無しの白鳥龍彦(綾野剛)が、スカウトマンとして働きながら様々な人に出会い成長していく姿を描く。
2015年05月31日俳優の綾野剛が主演する『新宿スワン』の初日舞台あいさつが5月30日に、東京・TOHOシネマズ新宿で行われ、綾野をはじめ、山田孝之、沢尻エリカ、金子ノブアキ、深水元基、山田優、伊勢谷友介、園子温監督、脚本を手がけた鈴木おさむらが登壇した。舞台あいさつ/その他の写真舞台あいさつを前に、綾野と園監督は映画の舞台にもなった歌舞伎町・シネシティ広場を訪れて、ボランティアのメンバーたちと清掃活動を実施。綾野は「皆様がお足を運ぶ街を美しくピカピカにし、初日を迎えられた事大変清々しい気持ちでいっぱいです。この運動が人々にとって、街にとって、映画にとって、確かな未来に繋げていけたら幸いです」と話した。映画はアジア最大の歓楽街・新宿歌舞伎町を舞台に、女性たちに水商売を斡旋するスカウトマンたちの熾烈なだまし合いや抗争、頂点へと成り上がろうとする男たちのロマンを描く。「自分にとっても渾身の一作。共演者が共犯者になってくれた現場で、たくさん支えられながら走り抜いて良かった!」と感無量の綾野。その隣には“ものまねメイク”で知られるタレント・ざわちん風に黒マスクを着用した山田の姿が…。先日行われた本作のPRイベントで、ざわちんが山田に変身したことへの“感謝”だといい、会場を沸かせていた。続々と新作が控える園監督は「男の色気と女の色気がスパークし合う激動のドラマ」と強い手応え。また、沢尻に対して「作品への並々ならぬ思いを感じた」と印象を語ると、綾野も「この10年で一番可愛いエリカちゃんが見られる」と太鼓判。当の沢尻はテレながらも「そう言ってもらえるのは嬉しいですね」と満面の笑みを浮かべていた。『新宿スワン』TOHOシネマズ新宿ほかにて全国公開中取材・文・写真:内田 涼
2015年05月30日綾野剛が主演を務める『新宿スワン』の初日舞台挨拶が5月30日(土)、東京・TOHOシネマズ新宿で行われ綾野さんをはじめ、山田孝之、沢尻エリカ、金子ノブアキ、深水元基、山田優、伊勢谷友介園子温監督、脚本を手がけた鈴木おさむら出席した。公開を前に全国キャンペーンに奔走した綾野さんは、「ようやくこの日を迎えることができました。感謝の極みです。共演者が共犯者になってくれた現場だけに、走り抜けて良かった!自分にとってもこん身の一作」と感激しきり。一方、山田さんは黒いマスクを着用し、何やらただならぬ雰囲気…。実は先日開催された本作のPRイベントに登場したタレント・ざわちんによる“ものまねメイク”へのお礼だと言い、その自由な行動に綾野さんも少々あきれ気味?また、司会者が沢尻さんのことをつい“エリカちゃん”と呼ぶと、綾野さんは「確かにもうエリカ様じゃない。この10年でいちばん可愛いエリカちゃんが見られる作品」と太鼓判。伊勢谷さんから「この10年でいろいろあったもんね」とイジられたが、当の沢尻さんは「そうですね。可愛いと言ってもらえてうれしい」とニッコリ。“脱エリカ様”そしてエリカちゃん襲名にまんざらでもない表情だった。約4,000店以上の飲食店・風俗店がひしめきあうアジア最大の歓楽街“新宿・歌舞伎町”を舞台に、綾野さん演じる主人公・白鳥龍彦が、人生のどん底を味わいながら、女性たちに水商売の斡旋するスカウトマンとして、頂点へと成り上がろうとする“男のロマン”あふれる本作。話題作を立て続けに発表している園監督は、「男の色気と女の色気がスパークして、ぶつかり合う激動のドラマ」と誇らしげ。現在、妻でタレントの大島美幸さんが妊娠中の鈴木さんは、「本当は妻にも今日見てほしかったが、ただいま臨月で『イイ男がたくさん出る映画を見たら、産気づきそう…』と言っていて」と話していた。なお、この日は5月30日=ゴミゼロを目指し、綾野さんが歌舞伎町のゴミ拾いを行い「皆様がお足を運ぶ街を美しくピカピカにし、初日を迎えられた事大変清々しい気持ちでいっぱいです。この活動が人々にとって、街にとって、映画にとって、確かな未来に繋げていけたら幸いです」と思いを語った。『新宿スワン』はTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:新宿スワン 2015年5月30日よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開(C) 2015「新宿スワン」製作委員会
2015年05月30日『機動警察パトレイバー』『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』などで知られる押井守監督実写最新作『東京無国籍少女』が、7月25日(土)より公開される。このほど、本作の予告編ほか場面写真、ポスタービジュアルが解禁となった。舞台は女子美術高等専門学校。日々、創作活動に取り組む生徒たち。その中に、かつて天才と持て囃された藍(清野菜名)が居た。彼女は事故で怪我を負った影響で心に傷を抱えてしまい、いまでは眠ることも出来ず、授業もドロップアウトし、ただ一人、謎のオブジェを作り続けていた。そんな藍を再び広告塔として利用するため全てを黙認し、決して学園の外に出そうとしない教頭(本田博太郎)。特別扱いされる藍を苦々しく思う担任教師(金子ノブアキ)と、嫉妬を募らせる同級生たち。降りかかる執拗なイジメと嫌がらせの中、唯一、彼女の身を案じる保険医(りりィ)にも心を開かない藍。やがて、心休まらない憂鬱な日々は、藍の中で目覚めた「なにか」によって崩れ始める…。群発する地震。響く大量の鳥の羽音。学園内に流れ続けるクラシック音楽。そして繰り返される謎の声…お前はなぜ、ここにいる?女子校を舞台にしたサスペンススリラーである本作の主演を務めるのは、『TOKYO TRIBE』で園子温監督を始め、世界的な監督から立て続けに抜擢され大注目を集めた清野菜名。清野さんにとって、本作『東京無国籍少女』は初の単独主演作となる。撮影現場では、押井監督からは度々「目が凄い。凄い殺気だ」と、その眼力に感嘆の言葉が漏れたという。そして共演には、金子ノブアキ、りりィ、本田博太郎が名を連ね、狂気のパフォーマンスで作品を引き締める。「そろそろ自分自身で設けてきた枠を外そうと考えていた」と押井が語る通り、これまで避けてきた凄惨な暴力や性的な描写を本作で解禁。特に、最低限のCGIで役者の身体表現を最大限に活かした圧巻のクライマックスは、過去の実写作品とは一線を画す。「アニメの専売特許を実写でも可能だと信じて制作した」と語る、押井守の新たな「挑戦」は必見だ。今回公開となった予告編、場面写真からも、他者に対して心を遮断し、周囲に対して鋭い眼を向ける清野さん演じる藍の独特な存在感が見て取れる。混乱の中で、自己を喪失した状態で校内をフラフラと歩く姿や、一心不乱にオブジェの制作に集中して取り組む姿、台詞は最低限に絞られ、表情のみで感情を表現する姿に、「この藍という役は清野菜名にしかできないと確信した」と押井監督が語るのも納得だ。今回の撮影に対して清野さんは「台本を見てみたら、プロットみたいで。詞というより情景?ト書きが殆どで、えっ!?ってビックリしました(笑)。撮影のときは大きな声で怒鳴ったりする人なのかなぁと正直思ったりしていたのですが、監督はすごく気さくで丁寧で優しい方でした。今回は表情で表現することが殆どで、意思は強いんだけど、どこか切ない。反比例する感情が多かったので 台詞がないのもすごく難しいなと思いました」とコメントしている。そして何より『シックス・センス』『ソウ』『ブラック・スワン』に並ぶほどの衝撃というラスト15分に注目が集まる本作。謎が明らかになった時に映し出されるという凄まじい清野菜名の姿に、期待が高まる。『東京無国籍少女』が7月25日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年05月25日映画『新宿スワン』のジャパンプレミアが7日、東京・新宿区の歌舞伎町で行われ、キャストの綾野剛、山田孝之、沢尻エリカ、金子ノブアキ、深水元基、山田優、豊原功補、伊勢谷友介と園子温監督、脚本の鈴木おさむが出席した。和久井健の同名漫画を実写化した本作は、歌舞伎町を舞台に、スカウトマンの成長を描く青春群像劇。一文無しの白鳥龍彦(綾野)は、クラブやキャバクラに女性を紹介するスカウト稼業を始める。男たちの野望が渦巻く世界で、龍彦は思いもよらぬ試練に立ち向かう――というストーリーで、映画は30日から全国公開する。綾野らキャスト陣は、歌舞伎町に敷かれたレッドカーペットに登場し、集まったファン約2,500人は大熱狂。「いよいよ始まった。ようやく一歩踏み出せた」と感慨深げな綾野は、その後行われた舞台あいさつで、「出し惜しみをしない事に徹した」と自信たっぷり。一方、ファンへのサインに快く応じていた沢尻は、龍彦に恋するソープ嬢のアゲハを演じ、「誰もが持ってる恋のキャピキャピ感を大切にしました。アゲハの健気な部分を女性のみなさんに共感して欲しい」と笑顔でアピールした。また、劇中で対決する綾野と山田孝之は、プライベートでも親しい間柄。登壇中は、2人で“2年後入籍”宣言をして笑いを誘っていたが、園監督から、「山田くんはおちゃらけて自分を隠すタイプ。撮影中は役になり切って、怖くて話しかけられなかった。カットがかかってから泣き出したり」という暴露も。そんな男性キャスト陣の奮闘を、山田優が、「お腹の底がギューッとするような感覚。男性陣がメチャクチャ格好良い」と大絶賛すると、伊勢谷は、「この第1作ではやりきれてない。もう少しやらせて欲しい」と続編への想いを吐露していた。
2015年05月08日