日産自動車(日産)の「新型スカイライン 乗らず嫌い試乗会」――。その模様を伝えるオフィシャルムービーが2015年2月24日、FacebookやYouTube上で公開され話題を呼んでいる。同プロジェクトは、新型スカイラインに否定的な「アンチユーザー」だけを集めて試乗会を催し、そこでのユーザー体験をオンラインで共有させるという試みだ。その背景には、ソーシャルメディアマーケティングに対する日産ならではの考え方とアプローチがある。○性能と世評のギャップを埋めるために、リスクを取る「新型スカイライン 乗らず嫌い試乗会」は、放送作家の鈴木おさむ氏が編集長を務める日産のソーシャルメディア・プロジェクト「にっちゃん」の一環として、2014年12月21日に実施されたものだ。日産の公式Facebookページで、新型スカイラインに対する「ネガティブ・コメント」を投稿する「アンチユーザー」を対象に企画された。同社によれば、2014年2月に発売された新型スカイラインに対し、「価格が高い」や「スカイラインにハイブリッドは不要」など1000件を超えるネガティブ・コメントが寄せられたという。しかし、試乗会で新型スカイラインの性能をアンチユーザーらに体感してもらったところ、参加8組14名中9名は、新型スカイラインに対する見方・印象がネガティブからポジティブへ変容した。また、日産では、試乗会の模様をまとめた動画を2015年2月24日から、オフィシャルFacebookページやYouTube上で公開し、「ユーザー体験の共有化」を図っている。この動画の再生回数は、3月25日時点で、10万3650回に達している。乗らず嫌い試乗会は、予定調和型のマーケティング施策ではない。試乗を通じてアンチユーザーがどう反応するかは、不明であった。言い換えれば、試乗会を経ても、新型スカイラインに対する参加者の意識(ネガティブ・マインド)が変化せず、「やはり新型はダメ」と評価されてしまう可能性もあったわけだ。仮にそうなったとすれば、「ネガティブ・コメントの正当性を増す」という負の効果しか得られず、最終的に「スカイライン」という日産にとっての重要なブランドに深手を負わせるリスクもあった。「ですから、企画を立てた私たちも内心はドキドキでした」と、日産自動車 マーケティング本部・販売促進部の冨井 祐樹氏は笑みを浮かべる。冨井氏は、日産におけるソーシャルメディア・マーケティングの担当者で、いわゆる「ソーシャル・チーム」の一員として、今回の試乗会を主導してきた。「新型スカイラインの性能・仕上がりについては、開発サイドが絶対的な自信を持っていました。ですから、1000件のネガティブ・コメントを受けながらも、ソーシャル・チームには、実際に試乗してもらえば、新型スカイラインの魅力を理解してもらえるとの考えもあったわけです。そこで、アンチユーザーの試乗会を断行し、新型スカイラインに対する開発サイドの自信と、実際の世評とのギャップを埋めようと決意したのです」(冨井氏)「新モデルに対して、1000件のネガティブ・コメントが寄せられること自体、スカイラインのブランド・パワーの大きさとファンの多さを物語るものです。ですから、ネガティブ・コメントの多さを『新型スカイラインの魅力を広く伝えるチャンス』ととらえ、この機を有効に使いたいとも考えたのです」(冨井氏)「日産は『おカタイ会社』と思われがちですが、実は、一風変わった取り組みやチャレンジを面白がる風土があります。しかも、ユーザーからの意見や批判が直接聞ける機会は、開発サイドの技術者にとっても有意義なものです。そのため、今回の試乗会に対しても、社内の多方面からさまざまな協力が得られましたし、この試みをきっかけに、ソーシャル・チームの活動に対する技術者サイドの関心も改めて高まってきました」(冨井氏)こうして試乗会は実施され、その日のために日産のテストコース「日産GRANDRIVE(グランドライブ)」と新型スカイライン「350GT HYBRID Type SP」が用意された。また、当日の会場には、日産自動車の車両実験部テクニカルマイスター 加藤 博義氏や開発部門のトップも顔をそろえた。新型スカイラインに対する開発者の自信と、世評のギャップを埋める目的で実施された「新型スカイライン 乗らず嫌い試乗会」。日産は、ネガティブ・コメントが寄せられたことをチャンスと捉え、より面白い企画でユーザーとコミュニケーションを図るという姿勢で、ソーシャルメディアを活用したキャンペーンに取り組んでいるのだ。後半では、同社におけるソーシャルメディアマーケティングの役割と考え方に迫る。【後半】日産的ソーシャル活用 - お客様の潜在意識に「日産 いいね」を【参考】日産自動車 公式Webサイト日産自動車公式facebookページ日産ソーシャルプロジェクト「にっちゃん」新型スカイライン 乗らず嫌い試乗会 特設WebサイトX-TRAIL × PIZZA-LA30DAYS with DAYZ 特設Webサイト究極のスマートBBQカープロジェクト 特設Webサイト
2015年03月30日鈴木おさむが作・演出を手がける舞台『美幸 -アンコンディショナルラブ-』に、大島優子、鈴木浩介の出演が決定。2016年5月、東京・本多劇場、大阪・サンケイホールブリーゼで上演する。本作は鈴木が、妻の森三中・大島の学生時代にあったいじめ経験に着想を得て書下ろしたふたり芝居で、2012年と2013年に山崎樹範、鳥居みゆきの出演で上演されている。書道コンテスト優勝をきっかけに学校で執拗ないじめにあい悲惨な学生生活を送った過去を持つ女・美幸が主人公。彼女は会社で出会った元役者の雄星に、自分の過去と同じ境遇を感じ“無償の愛”を捧げることを誓うが、その愛は次第にエスカレートして、雄星を悩ませるすべての人々に復讐を企てていく。今回タイトルロールの美幸を演じるのは、先ごろ映画『紙の月』で日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞した大島優子。美幸の憧れの存在である雄星をはじめ、男性登場人物5役をひとりで演じ分けるのは舞台、ドラマで活躍する人気の個性派俳優・鈴木浩介。ふたりは出演決定にあたり以下のコメントを寄せている。■鈴木浩介おさむさんの奥様は大島さんですよね。今回ご一緒させていただくのも大島さん。ダブル鈴木、ダブル大島、不思議なご縁を感じております。まさか、僕の名字が鈴木だからキャスティングされたわけではないですよね?おさむさん、優子さん、ご一緒させていただくのを楽しみにしております。全力で頑張ります。■大島優子以前から、作品によって様々な表情を持つ鈴木浩介さんの演技に憧れていました。今回ご一緒できて大変光栄です。舞台上の二人芝居でどういう世界を作れるか今から楽しみで、興奮しています。いかに衝撃的に、そしてリアルに美幸を演じられるか、おさむさんに身を委ねて最後まで喰らいついていきたいです。
2015年03月17日日産自動車は、2月27日よりクラウドファンディングサイト「GREEN FUNDING」を用い、「究極のスマートバーベキューカ―」プロジェクトの新たな取り組みを開始すると発表した。同社は、電気自動車のさらなる認知・普及のために、放送作家の鈴木おさむ氏企画協力、日本バーベキュー協会監修の電気自動車による「究極のスマートバーベキューカ―」開発プロジェクトを立ち上げている。同プロジェクトの下、商用電気自動車「e-NV200」をベースとしたバーベキューカーを製作した。今回、現状の車両を改良し、"夢のバーベキュー機能"を強化することを目的にクラウドファンディングを活用して出資を募る。"夢のバーベキュー機能"とは、超音波とアロマの効果で野外でも蚊を寄せつけない環境を作り出す「Mosquito Barrier System (蚊バリア)」、ミストシャワーの効果により車両周辺の温度を下げ快適性を高める「Refreshing Mist Shower(爽快ミストシャワー)」、スマートフォンとリンクして撮影した写真や動画をそのまま映し出す「Smartphone Linked Display(スマホ連携ディスプレイ)」、カメラ搭載型ドローン「Flying Selphie Camera(フライングセルフィー)」、「KARAOKE(カラオケ)」。同社によると、「蚊バリア」は300万円、「爽快ミストシャワー」は1000万円、「スマホ連携ディスプレイ」は600万円、「フライングセルフィー」は100万円、「カラオケ」は1500万円の支援で実現するという。2,500万円の出資をした人は限定1名で、夢の機能が実装された「究極のスマートバーベキューカ―」実車にオーダーメイド提供を予定している。
2015年03月02日美容外科「東京イセアクリニック」はこのほど、20~50代の既婚男女を対象に、「2014年『いい夫婦の日』/パートナーに対して感じること」に関するアンケート調査を実施し結果を発表した。調査期間は10月17日~30日。○夫6割が「結婚生活は楽しい」、妻4割は「楽しくない」調査ではまず、夫婦円満と感じている夫婦がどのくらいいるのか調べた結果、夫の77.8%が「夫婦円満」と回答したのに対し、妻は58.5%だった。「結婚前と結婚後(現在)で、結婚生活のイメージのギャップを感じますか?」という質問では、夫は「イメージ通りで楽しい(48.1%)」と回答した人が圧倒的に多く、さらに「予想以上に楽しい・良いことが多い」という人も18.5%と、夫の6割が「結婚生活は楽しい!」と考えていることがわかった。一方、妻の回答を見てみたところ、最も多かったのは「ギャップがある。楽しくない事が多い(31.7%)」だった。「とてもギャップがある。とても楽しくない」という人も9.8%いて、夫とは対照的に、妻の4割が「結婚生活は楽しくない」と感じていることが明らかとなった。○妻が夫に求めることは「安定」次に、生活を共にするパートナーに対して求めることを選んでもらった結果、夫は妻に「健康(64.0%)」でいつまでも「美しく(60.0%)」「かわいく(44.0%)」いてほしいとのこと。一方妻はというと、夫には「しっかり働き稼いで(65.1%)」「健康(62.8%)」で「出世(44.2%)」してほしいと思っていることがわかった。○妻5割が「生まれ変わったら別の人と」「生まれ変わっても、今のパートナーを選びますか?」と尋ねたところ、夫の4割が「選ぶ(44.4%)」と回答したのに対し、妻はその半分の2割(22.0%)だった。妻の1位は「選ばない(48.8%)」で、およそ2人に1人が今のパートナーではない人との結婚を望んでいることが判明した。ちなみに、理想の夫婦像についても調査したところ、第1位は「江口洋介×森高千里 夫妻」、2位は「佐々木健介×北斗晶 夫妻」、3位には「鈴木おさむ×大島美幸 夫妻」がランクインとなった。
2014年11月08日この春から妊活に専念するために休業することになった、お笑いトリオ・森三中の大島美幸さん。彼女は交際0日で鈴木おさむさんと結婚したことでも話題になりましたね。さかのぼること12年前、鈴木さんは、大島さんとの結婚直前までモデルと付き合っていたそうです。が、大島さんとの結婚を決めてからは、すぐに彼女(=モデル)に別れを告げたとか。その一見オモシロな結婚の“決め手”となったのは、鈴木さんは、それ以前はどんな美女が泊まりに来ても、時間になったら「お帰りください」と言いたくなったのに、大島さんだけは、ずっと同じ部屋にいても全く邪魔だと思わなかったことなのだとか。つまり、鈴木さんが大島さんを結婚相手として選んだポイントは、彼女が鈴木さんにとって居心地が良く、良い意味で「空気のような存在」と思えることだったのでしょう。“決め手”となるポイントに合致すれば選ばれる…ということは、どんな女性でも相手の“決め手”に当てはまっていれば、即結婚できるということなのかもしれません。当たり前のことですが、この“決め手”は、あくまで人によって違うものなので、見極めるのはとっても難しそうですよね。でも、都内で働く30代の男性たちに話を聞いてみたところ、そこにはある共通点があることがわかりました。婚約中の彼女と同棲しているMさん(33歳)いわく、「2人の間に結婚を意識しなくても、結婚して当り前という感じの空気が流れています。それは付き合い始めた頃から同じで、結構最初の段階から、来年の話とかも普通にしていました。」結婚2年目のOさん(37歳)は、「話してる時はもちろんだけど、一緒にいる時の沈黙が心地良かった。」とのこと。こんなふうに初めから、一緒にいるのが当然という感覚があったり、お互いに気を遣わなくても楽しいと感じられたりしたら、自分はこの人と結婚するんだろうなと自然に思えるのかも。「親が入院した時、まだ婚約もしてなかったカミさんが親身になって心配してくれる姿を見て、将来、年を取った自分の面倒をみてくれそうだなと思った。そして、相手が病気をしたら、自分が面倒をみたいなとも。」という結婚3年目のTさん(34歳)のように、年を取った相手の姿を想像し、それでも愛せる自信があるかどうかも、大事な“決め手”の一つと言えそうです。他には「パートナー、運命共同体だと思えた」という意見も。結婚7年目のSさん(36歳)は、「元カノとは、お互いに調子の良い時にしか会いたくなかったけど、奥さんは、自分がへこんでる時に会ったら元気になれたし、相手が落ちてる時に会ったら励ましたいと思った。別々の人間だけど、2人で一つのような感じもする。」居心地の良さ、年を重ねても愛せるか、2人で一つ…うーん、どれもイメージは湧くけれど、想像以上に抽象的でふわっとしたものばかり…。でも、相手の年収とか外見とか学歴とか、いわゆる理想を取っ払って最終的に“決め手”となるのが、実はそういう、どこまでも感覚的な部分というのは、なんとなく理解できる気がしませんか?この“決め手”を知るためには、普段からいろいろな男性をよく観察して、人生において何を大切にしているのか、どんな時間を心地良いと思っているのかを把握することが大事なのかもしれません。だって相手は「沈黙が心地良い」と思っているのに、自分は「沈黙は不安」なら、たぶん結婚しても、お互いに落ち着かないでしょうから。結局、相手にとって“決め手”となるものは、自分が意識してやっていることではなく、自然な状態でしていることの中にあるってことなんでしょうね。そして、そのほうが自分自身も楽だし、結婚しても長続きできるんだろうな。今や芸能界きってのおしどり夫婦と言われる鈴木さん・大島さんご夫婦みたいに。(文=Kawauso)あなたはどんな人と結婚するのでしょうか?半年以内に訪れる結婚相手との出会い【無料占い】()
2014年02月02日※画像は、鈴木奈々オフィシャルブログ より結婚が決まり幸せいっぱいの鈴木奈々さんのプロデュースファッションモデルでタレントの鈴木奈々さんが、オフィシャルブログでプリシラとのコラボレーションをしたウィッグ商品のプロデュースをしたことを発表した。自身も雑誌やファッションショーの際にプリシラのアイテムを利用している。鈴木奈々さんは、同じくファッションモデルの益若つばささんの大ファンで、イベントやファッションショーの追っかけをしていたところ、Popteenのスタッフにスカウトされた。その後、Popteen専属モデルとなり、誌面で単独企画を任されるなどの看板モデルとして活躍。卒業後は、EDGE STYLEに移籍をし、テレビ番組などでも活躍をしている。自宅で簡単にイメージチェンジ今回発売されるウィッグは5種類。元気印の鈴木奈々さんのトレードマークでもあるツインテールのシュシュやポニーテール、前髪ウィッグなど使い勝手のよいアイテム。オフィシャルブログでは、実際につけてポージングをした鈴木奈々さんのカットも見ることができる。発売日程はまだ決定していないが、2013年11月予定。最近では、地毛が短いままでもロングヘアを楽しんだり、普段はできない髪色をウィッグで楽しんだりしている人も多い。エクステでは、毎回の手入れも不便だし、気軽に変更もできない。ウィッグなら、自宅で簡単に装着出来、違うタイプを楽しむことが簡単にできるのも、人気の秘密だろう。【参考】▼プリシラ▼鈴木奈々オフィシャルブログ実年齢マイナス20歳!愛用者の91%が満足する魔法のコスメとは?(9月3日)4カ月老ける研究結果も!! 知らないと怖い「お肌の悪習慣」(8月29日)元の記事を読む
2013年09月11日近年、質・量ともに高水準を誇っているアニメ・特撮映画は、アカデミー賞をはじめ、国内外の賞を受賞することも多く、言うまでもなく日本映画の重要な一角を占めるジャンルへと成長した。今年は『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』や『ONE PIECE FILM Z』などの注目作が続々と公開され、劇場に足を運ぶ回数が増えたアニメファンも多かったのではないだろうか。そこで今回は、年の瀬の総決算として「2012年公開のアニメ・特撮映画でもっとも面白かった作品」を男性363名に聞いてみた。>>女性編も見るQ.2012年公開のアニメ・特撮映画でもっとも面白かった作品は?(単一回答)1位『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』 32.7%2位『おおかみこどもの雨と雪』 17.6%3位『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ』前編・後編 10.3%4位『宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』 7.5%5位『探偵コナン 11人目のストライカー』6.8%6位『映画 ONE PIECE FILM Z』6.5%7位『宇宙戦艦ヤマト2199』6.0%8位『機動戦士ガンダムUC episode5「黒いユニコーン」』5.8%9位『009 RE:CYBORG』3.2%10位 『ベルセルク』黄金時代篇I・II 3.0%次点 『アシュラ』2.9%1位は、公開からわずか9日間で200万人を動員した『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』。本作は「かつてテレビで見たエヴァが、新たな表現と映像美でよみがえった!」(25歳/その他/その他)という声のとおり、テレビシリーズ中盤の流れを踏まえつつも大幅に新展開へと舵を切った第2作『破』を経て、まったく新しい第3作となった。テレビシリーズに登場しない使徒や新キャラクターの活躍、そして衝撃の展開はファンだけでなく、その外側の人々も巻き込み、大きな話題となった。2位はアニメファンからの評価が高い『時をかける少女』や『サマーウォーズ』を手がけた細田守監督の最新作『おおかみこどもの雨と雪』。「久しぶりにアニメで泣いた」(26歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)という意見が圧倒的で、主人公・花と"おおかみおとこ"の出会いをきっかけに恋愛から結婚、彼女たちの子供である"雨"と"雪"の出産と子育て、そして成長と自立の13年間を描いた大作。3位は2011年に惜しまれつつ終了したテレビアニメの総集編である『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ』前編・後編。「テレビシリーズの面白さがばっちり伝わってきた」(28歳/情報・IT/技術職)という意見のほか、テレビのダイジェスト版を超えるクオリティを称賛する声も寄せられた。■総評2012年アニメ・特撮映画の注目作品として外せないのは、1位の『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』だろう。新劇場版4部作の3作目に当たる本作では、2作目の『破』以上に想像のつかない新たなストーリーが展開され、劇場公開後1カ月で興収45億円を記録し、大ヒットとなった。また、アンケート時期の関係でランキングは6位に終わったものの、尾田栄一郎が総合プロデュース、人気放送作家の鈴木おさむが脚本を務め、12月15日に公開された映画『ONE PIECE FILM Z』も公開10日間で261万人を記録。『ヱヴァ』に負けず劣らずの好調なスタートを切っている。この2つの作品はアニメの枠を飛び越え、日本映画史を塗り替える大記録を達成することは間違いないだろう。原作ありきや、テレビアニメの劇場版がランキングを占める中で、唯一オリジナル作品となった『おおかみこどもの雨と雪』は、細田作品としての期待を裏切ることなく、前作『サマーウォーズ』以上という評価の声もある。また、原作のスケール感を余すところなく伝えた『ベルセルク』シリーズ、特撮としては唯一のランクインとなった『宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』は子供たちとともに往年の特撮ファンを唸らせ、今年を代表する作品と言える。2012年に続き、2013年も注目の話題作が続々公開され、アニメ・特撮ファンには楽しみな1年になりそうだ。(文・塩澤真樹/C-side)調査時期:2012年12月6日~20日調査対象:マイナビ ニュース会員調査数:男性363名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【男性編】『007』『ONE PIECE』『仮面ライダー』など12月公開"お正月映画"の中で最も期待度の高い作品ランキング男性編】No.1ヒーローアニメランキング、1位は誰だ!?完全版(画像などあり)を見る
2012年12月30日多くのお笑い芸人たちが思わず涙したという鈴木おさむのベストセラー小説「芸人交換日記~イエローハーツの物語~」(太田出版刊)を、「ウッチャンナンチャン」の内村光良が監督を務め、伊藤淳史と小出恵介を主演に迎えて贈る『ボクたちの交換日記』。このたび本作の特報映像が遂に解禁となった。主人公は、結成12年目にしていまだ鳴かず飛ばずのお笑い芸人「房総スイマーズ」。これまでコンビの将来について真剣に話すことを互いに避けてきた2人が、何とかして生まれ変わるために“交換日記”を使ってコミュニケーションを取り始めることに――。主演の2人に加え、先日発表された長澤まさみ、木村文乃、川口春奈ら超豪華女優陣と佐々木蔵之助の出演でも話題を呼んでいる本作。長澤さんらの姿も確認できる今回の特報映像では、タイトルにもある2人の交換日記の中身が映し出されるが、そこには「解散しよう」の文字が!さらに最後に「交換日記をしなけらば、解散せずに済んだのかもしれない」というナレーションと共に映し出される小出さんは、どこか思いつめたような表情だ。果たして、交換日記に綴られた解散までの軌跡とは?自身もお笑い界に身を置く内村さんがメガホンを握るだけに、お笑いコンビのリアルな夢への渇望と絆をどのように描き出すのか楽しみに待ちたい。『ボクたちの交換日記』は2013年3月23日(土)より全国にて公開。© 2013「ボクたちの交換日記」製作委員会(text:cinemacafe.net)■関連作品:ボクたちの交換日記 2013年3月23日より全国にて公開
2012年12月28日日産自動車はこのほど、「『クルマ×恋愛』に関する実態調査」を実施し結果を発表した。12月8日、9日の2日間、インターネットにて全国の20~40代の男女600名を対象に調査したもの。若者のクルマ離れが叫ばれる昨今、「昔はクルマを持っていればモテたが、今の若者たちは果たしてどうなのか」という放送作家の鈴木おさむのふとした疑問から「検証!クルマで人はモテるのか?」の企画がはじまり、同調査はその一環で行われたという。調査ではまず「ドライブデートでますます相手を好きになった経験がありますか」と質問。全世代で55.6%もの女性が「ある」と回答した。年代別でみると、20代が64%、30代が58%、40代が45%と、どの世代でも明らかにドライブデートでますます相手を好きになった経験があることが分かったという。一方、男性は、20代以外のすべての世代で半数以上が「好きになった経験がない」と回答し、ドライブで相手を好きになる経験に対して男女の違いが顕著に出る結果となったとのこと。「ドライブデートで異性に期待することは何ですか」との質問に対しては、女性の全世代で「話の面白さ(59.6%)」という回答が1位となり、女性は圧倒的に車内の男性のトークに期待していることが分かった。また、「次のデートの誘い」、「手をつなぐ」、「キス」といったデートの次なる発展を求める下心を約3割の女性が持っていることも判明し、ドライブデートに誘う事までを目標としている男性よりも、むしろ下心がある「肉食ドライブ女子」が多いことが伺えたという。男性に「男性が車を運転しているとき、女性はどのようなしぐさ・行動にドキッとすると思いますか」という質問をしたところ、1位は「車庫入れがスムーズだった時」(35%)だった。一方、女性に、「男性が車を運転しているとき、女性はどのようなしぐさ・行動にドキッとしますか」という質問をしたところ、1位は「他のドライバーへのやさしさ・マナーを見せる時」(45.7%)だった。この結果によると、男性は女性が思う以上に自分自身の運転テクニックを重視するが、女性はマナーを重視する実態が明らかになったとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月19日先週末封切りとなった、尾田栄一郎による大人気漫画「ONE PIECE」の劇場版最新作『ONE PIECE FILM Z』が、今世紀邦画最多となる動員114万人を突破、興行収入13億円突破の大記録を叩き出したことが明らかとなった。原作者の尾田栄一郎による総合プロデュースの下、舞台や映画、テレビにラジオまで多岐にわたり活躍する超売れっ子作家・鈴木おさむが脚本を担当する本作。劇場版シリーズでは初めて「新世界」編に突入し、全海賊抹殺を企む首謀者にして伝説の元海軍大将・ゼットとモンキー・D・ルフィ率いる麦わら海賊団の壮絶なバトルが繰り広げられる。もちろん週末興行収入ランキングも堂々の1位と、この年の瀬のタイミングで全ての邦画作品を抜き去るというウルトラCならぬ、ウルトラ“Z”な荒業をやってのけた『ONE PIECE FILM Z』。前作『ONE PIECE film STRONG WORLD』と比べても、動員は139%、興行収入132%と大きく上回る人気を見せている。現在、2012年度の邦画No.1である『BRAVE HEARTS海猿』超えも射程圏内に入りそうな勢いを見せる本作。最高のスタートを切ったが、果たして年末年始の劇場に足を運ぶ人が多くなるこの時期、今後さらに新記録を打ち立ててくれそうだ。『ONE PIECE FILM Z』は全国にて公開中。■関連作品:ONE PIECE FILM Zワンピースフィルムゼット 2012年12月15日より全国にて公開© 尾田栄一郎/2012「ワンピース」製作委員会
2012年12月18日待ちに待った本日12月15日(土)、尾田栄一郎が総合プロデュースを務める『ONE PIECE FILM Z』が公開された。前々作の『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』から2年ぶりに原作者が製作に関わるとあって、期待値はこれまでの映画『ONE PIECE』の中でも最高潮にある。そこで今回は、最新作を見る前に過去のシリーズを振り返ってみるべく、男女619名に「『ONE PIECE』映画の中で好きな作品」を聞いてみた。>>『ONE PIECE』で一番好きなエピソードベスト5Q.『ONE PIECE』映画の好きな作品は?(複数回答)1位『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』(2009年)28.7%2位『ONE PIECE THE MOVIE エピソードオブチョッパー+ 冬に咲く、奇跡の桜』(2008年)18.5%3位『ONE PIECE ねじまき島の冒険』(2001年)17.1%4位『ONE PIECE 珍獣島のチョッパー王国』(2002年)10.0%5位『ONE PIECE エピソードオブアラバスタ 砂漠の王女と海賊たち』(2007年)9.8%7位『ONE PIECE 呪われた聖剣』(2004年)5.0%8位『ONE PIECE THE MOVIE デッドエンドの冒険』(2003年)4.8%9位『劇場版ONE PIECE 麦わらチェイス』(2011年)3.4%10位 『ONE PIECE THE MOVIE カラクリ城のメカ巨兵』(2006年)2.9%1位はシリーズ最高の興行収入を誇る『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』。「尾田先生が製作総指揮を務めただけのことはある!」(30歳/その他/その他)という意見が圧倒的多数を占めた。劇場版では初となった尾田栄一郎による書き下ろしストーリーを楽しみに映画館へ足を運んだ人も多いことだろう。2位は「第32回日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞」を受賞した『ONE PIECE THE MOVIE エピソードオブチョッパー+冬に咲く、奇跡の桜』。「生まれて初めてアニメ映画で涙した」(31歳/機械・精密機器/技術職)という意見を筆頭に、「感動した」と絶賛する声が多かった。原作の映画化ではあるが、設定が違うところもあり、原作ファンもワクワクしながら鑑賞できる作品だ。3位の『ONE PIECE ねじまき島の冒険』はアニメの劇場版2作目で2001年の製作。子どものころ、映画館で見た作品として思い出に残っている20代の意見が多く寄せられた。■総評シリーズ内ではもちろん、映画としての興行収入を次々に塗り替え、多くの受賞歴を誇る『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』が堂々の1位。尾田栄一郎によるオリジナルストーリーや製作総指揮に注目が集まり、前売り券が東映史上最高の売上になったというエピソードもある。2位の『ONE PIECE THE MOVIE エピソードオブチョッパー+ 冬に咲く、奇跡の桜』、4位の『ONE PIECE 珍獣島のチョッパー王国』は人気キャラクターのチョッパーが主人公ということもあり、人気を集めた。ビビ好きの支持を得たのは、5位の『ONE PIECE エピソードオブアラバスタ 砂漠の王女と海賊たち』。友情の意味を考えさせられるストーリーも感動的で、思わず泣いてしまったという人も。ファンが「好きな作品」として選ぶポイントはキャラクターや原作で読んだ感動ストーリーもあるけれど、やはり尾田栄一郎の存在が大きい。2年ぶりに尾田先生が総合プロデューサーを務める『ONE PIECE FILM Z』が大ヒットを飛ばすことは間違いないだろう。鈴木おさむの脚本やアヴリル・ラヴィーンによる主題歌など興味を引く「仕掛け」も満載。最新作がどんな仕上がりになっているか、楽しみだ。(文・塩澤真樹/C-side)調査時期:2012年12月7日~12月14日調査対象:マイナビ ニュース会員調査数:男女619名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【男性編】『007』『ONE PIECE』『仮面ライダー』など12月公開"お正月映画"の中で最も期待度の高い作品ランキング【女性編】『ONE PIECE』で一番好きなエピソードは?ベスト5発表【男性編】『ONE PIECE』の最強敵キャラランキング完全版(画像などあり)を見る
2012年12月15日のんびり&まったり過ごせるお正月休みは、数々の大作や名作が公開される映画のゴールデンシーズン。年末年始にかけて『007』シリーズやアニメ『ONE PIECE』の最新作、初詣ならぬ初感動必至のドキュメンタリーなど話題作が続々と上映される。そこで今回は「12月公開のお正月映画の中で最も見たい作品」について男性359名にアンケートをとった。>>女性編も見るQ.12月公開のお正月映画の中で最も見たい作品は?(単一回答)1位『007 スカイフォール』24.8%2位『ONE PIECE FILM Z』15.9%3位『ドキュメンタリー映画100万回生きたねこ』10.9%4位『レ・ミゼラブル』10.0%5位『映画 妖怪人間ベム』9.8%6位『仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦 アルティメイタム』5.3%7位『大奥~永遠~[右衛門佐・綱吉篇]』5.0%8位『ホビット 思いがけない冒険』4.2%9位『今日、恋をはじめます』3.1%10位 『もうひとりのシェイクスピア』2.5%全体の約1/4もの人が見たいと答えた作品は、シリーズ23作目となる『007 スカイフォール』。1962年の記念すべき映画化第1作、初公開から50年も続く作品だけあって、「このシリーズが好きだから」(47歳/機械・精密機器/技術職)というシリーズ最新作に期待を寄せる人が多数。通算3度目のジェームズ・ボンドを演じる「ダニエル・クレイグが渋い」(40歳/医療・福祉/専門職)というコメントや「偉大なるマンネリだが下手なリメイクや新作よりも楽しいことが多い」(37歳/学校・教育関連/営業職)と手厳しくも愛のあるコメントも寄せられたが、今回の監督は前作のマーク・フォスターからサム・メンデスに交代。『アメリカン・ビューティー』でアカデミー監督賞およびゴールデングローブ賞監督賞を受賞した手腕をどう生かしてくれるか楽しみな作品だ。2位は『ONE PIECE』劇場版12作目となる『ONE PIECE FILM Z』。こちらも1位と同様に「ずっと『ONE PIECE』のファンだから!」(25歳/金融・証券/専門職)という意見が圧倒的。「原作者が製作に関わるので大作映画になりそう。前々作のも面白かったので期待大」(30歳/金融・証券/営業職)という声のとおり、原作者の尾田栄一郎が2年ぶりに総合プロデューサーを務めている。劇場版シリーズで歴代最高の興行収入を誇る『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』を超えられるか注目したいところ。また、オープニングテーマは中田ヤスタカ、主題歌はアヴリル・ラヴィーンが担当することもあり、「早く主題歌が聞きたい!」(34歳/建設・土木/技術職)という声も寄せられている。3位は絵本『100万回生きたねこ』の作者である佐野洋子の最期の日々を追った『ドキュメンタリー映画 100万回生きたねこ』。「絵本が好きだったので興味がある」(22歳/建設・土木/技術職)という絵本ファンのほか、作者、作品自体のファンというコメントが多数を占めた。4位は27年間のロングランを達成したミュージカルの映画版『レ・ミゼラブル』。ラッセル・クロウやアン・ハサウェイ、トム・フーパー監督など一流のスタッフ&キャストが揃った映画に「名作の予感」(25歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)と期待する声も多い。5位の『映画 妖怪人間ベム』については、「ドラマが面白かったので映画も面白いはず」(30歳/医薬品・化粧品/技術職)というドラマ視聴者からの支持が集まった。■総評1位の『007 スカイフォール』は今年で50周年を迎える長期シリーズということもあり、40代以上の支持が多かったことが特徴。初めて監督を務めるサム・メンデスが『007』シリーズにどんな色を添えてくれるのか楽しみな作品である。2位の『ONE PIECE FILM Z』は原作者の尾田栄一郎が製作に関わっているということで、シリーズ最高の興行収入を記録する可能性もあるが、人気放送作家の鈴木おさむが『ONE PIECE』の世界観をどのように脚本に反映しているかにも注目したい。お正月から「初感動」を味わいたい人は3位の『ドキュメンタリー映画100万回いきたねこ』や4位の『レ・ミゼラブル』がおすすめだ。『英国王のスピーチ』でアカデミー監督賞受賞したトム・フーパー監督作品である『レ・ミゼラブル』は、後々に名作として名を残しそう。映画ファンなら見ておきたい作品だ。(文・塩澤真樹/C-side)調査時期:2012年10月19日~11月2日調査対象:マイナビ ニュース会員調査数:男性359名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【男性編】『アウトレイジ』VS『009』『ギャバン』-10月公開映画で最も期待度の高い作品ランキング【男性編】「この続編は早く見たい!」4~6月公開映画ランキング【男性編】今年の注目株は誰だ!?「NHK紅白歌合戦」に初出場しそうな歌手・グループランキング完全版(画像などあり)を見る
2012年11月18日日産自動車は15日、ソーシャルメディアプロジェクト『にっちゃん』で、鈴木おさむ編集長によるワクワク企画の第2弾「究極の事務所カー」納車の様子を記録した動画コンテンツを、facebookページ及び日産ソーシャルサイト内にて公開したと発表した。同企画は、「超快適で、事務所として使えるクルマがほしい」という鈴木おさむ編集長のクルマに関する究極のこだわりを実現。多くの芸能関係者が移動時に使用するというミニバン「エルグランド」を、芸能人にとっての”夢のクルマ”にするため、鈴木おさむ編集長の様々な意見や要望に改造したとのこと。そして、総額1,085万3,970円の「究極の事務所カー」が完成し、鈴木おさむ編集長が自ら購入したという。改造内容は、エルグランド「VIP」をベースに特別仕様オプションを追加。17インチモニターを設置したほか、フルフラットのリクライニングシートを実現すべく、足元のパワーオットマンが通常より高く上がる仕様とした。さらに、ドリンク・ホルダーはカフェのグランデサイズのコーヒーカップも収められるようになり、車内で快適にPC作業ができるように、収納式特別テーブルや電源コンセントも搭載している。なお、一般でもこのようなカスタマイズは実現可能とのこと。『にっちゃん』では今後もいろいろな企画を通じて「今までになかったワクワク」を作っていくとしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月16日お笑い芸人の今田耕司と落語家の立川談春が11月6日、初共演する舞台『The Name』の会見を行った。舞台『The Name』公演情報作品は放送作家の鈴木おさむが作・演出を手がける、今田の舞台主演シリーズ第4弾。これまで千原ジュニア・小木博明(おぎやはぎ)、堀内健(ネプチューン)、宮川大輔と共演してきたが、今回は平成の名人の呼び声も高い、立川談春を迎えての公演だ。舞台は、“名刺”をきっかけに巻き起こる憎しみを描く密室劇。今田がテレビ局のプロデューサー、そのプロデューサーを追い詰める謎の男を談春が演じる。共演するふたりはともに1966年生まれの同い年。舞台のポスター撮影で顔合わせはしたものの、まともに会話をするのはこの日が初めてということで、会見冒頭では、ぎこちなく“名刺交換”が行われた。今田は談春について「本当にすごい、本物の落語家と聞いているので、今から緊張してます」とコメント。一方、談春は「最初はむげに断ろうと思ったんですけど、仲間からぜひやるべきだ」とすすめられたそうで、「落語家は立つとダメで、そこは不安だが、鈴木おさむさんと今田耕司さんへの興味が勝った」とオファーを受けた経緯を語り、「なにより世の中で時代を作ったり、テレビで数字をとったりと、最前線で戦っている人たちと一緒の空気を吸えることが大きい」と舞台への期待を語った。公演は来年1月31日(木)から2月3日(日)まで、東京・本多劇場にて。チケットの一般発売は12月1日(土)午前10時より。
2012年11月07日ウッチャンナンチャンの内村光良が監督を務め、伊藤淳史と小出恵介がダブル主演する映画『ボクたちの交換日記』に、長澤まさみ、木村文乃、川口春奈が出演することが発表された。その他の写真本作は、放送作家の鈴木おさむが、売れないお笑いコンビの日常生活と葛藤を描いた小説『芸人交換日記~イエローハーツの物語~』が原作。伊藤と小出は、結成12年の売れないお笑いコンビ“房総スイマーズ”の田中(伊藤)と甲本(小出)を演じ、長澤、木村、川口は、ふたりを陰で支え、彼らの将来に影響を与えていく重要な役どころで出演する。『ピーナッツ』以来、約7年ぶり2作目の監督作となる内村は、「驚くべき理想のキャストだと思っています。各女優陣がこの映画を華やかに優しく彩ってくれたことに心から感謝しています」と話し、それぞれの役どころについて「長澤まさみさんには、時代時代の中で、恋人から妻、母親へと、大きな母性愛で主人公を見守っていく女性像を。木村文乃さんには、可愛くて尚かつ芯の強い恋人像を。そして、川口春奈さんには、個人的な想いも含めて理想の娘像を演じていただきました」と説明。昼は薬局で働き、夜はキャバクラに勤めながら、小出演じる甲本を懸命に支える新谷久美役を演じる長澤は、「内村監督は、とても丁寧に演出してくださって、分かりやすく場面の説明をしてくれるので、私もすぐに監督を信頼し演技できました。一途で素敵な監督だと思います」と監督の手腕を絶賛。さらに「内村監督が子供の頃から大好きだったので、出演を決めました。頑張る二人に共感していただけたら嬉しいです」とコメントを寄せている。『ボクたちの交換日記』2013年3月23日(土)新宿ピカデリーほか全国公開
2012年10月29日2009年に公開され記録的なヒットを打ち立てた『ONE PIECEFILMSTRONGWORLD』から早3年、映画初の新世界編が描かれる待望の最新作『ONE PIECE FILM Z』。オープニングテーマを中田ヤスタカが手がけることが発表され注目を集めた本作だが、このたびなんと主題歌を、世界の歌姫アヴリル・ラヴィーンが担当することが決定!原作者の尾田栄一郎による総合プロデュースの下、舞台や映画、テレビにラジオまで多岐にわたり活躍する超売れっ子作家・鈴木おさむが脚本を担当する本作。劇場版シリーズでは初めて「新世界」編に突入し、全海賊抹殺を企む首謀者にして伝説の元海軍大将・ゼットとモンキー・D・ルフィ率いる麦わら海賊団の壮絶なバトルが繰り広げられる。これまでも「DREAMS COME TRUE」(’08年映画主題歌)、「Mr.Children」(’09年映画主題歌)と日本を代表する錚々たるアーティストが主題歌を手がけてきた劇場版『ONE PIECE』。今回、制作サイドがアーティストを探す中、大の「親日家」であり、しかも自身の展開するファッションブランド「Abbey Dawn」が「ONE PIECE」と同じくドクロマークをモチーフにしているアヴリル・ラヴィーンに行き当たり今回、白羽の矢が立ち、すでに「ONE PIECE」を知っていたアヴリルより快諾の連絡を受け、奇跡のコラボレーションが実現したという。さらに、今回は“W主題歌”!その一つ「How You Remind Me」は、私生活ではアヴリルの婚約者であり、今回プロデューサーを務めたチャド・クルーガーと主題歌の制作に取りくんでいく中で、チャドの所属するロックバンド「ニッケルバック」の最大のヒット曲「How You Remind Me」と映画『ONE PIECE FILM Z』に、男の信念や夢という同じテーマを見出した2人が、その楽曲のカヴァー曲を映画のために新たにレコーディングし直したもの。2人の共同作品としては、初めて発表される作品だ。ひと足早くこの楽曲を聞いた尾田さんが、その素晴らしさを伝えるため感謝の手紙を送ったところ、尾田さんの大のお気に入り曲でもあるアヴリルの「Bad Reputation」が、海賊でありながら夢に向かってひたむきに突き進むキャラクターたちが表現できさらに素晴らしいコラボレーションになるのではと、なんとアヴリルから提案が!この楽曲も映画主題歌として提供することが決まり、異例の“W主題歌”という形で本編に2曲とも起用されることが決定した。主題歌決定を受け、アヴリルからは「私が大好きな日本で、絶大な人気を誇る『ONE PIECE』の主題歌を歌うことができて、本当に光栄に思っているわ!『ONE PIECE』の世界には、共感するところがたくさんあったの。映画が出来上がるのをとても楽しみにしています!」と喜びのコメントが寄せられている。これまでも『アリス・イン・ワンダーランド』のエンディング曲など楽曲提供はしているものの、邦画とコラボレーションするのは今回が初。果たしてアヴリルのパワフルな歌声は本作とどう共鳴し合うのだろうか。『ONE PIECE FILM Z』は12月15日(土)より全国にて公開。■関連作品:ONE PIECE FILM Zワンピースフィルムゼット 2012年12月15日より全国にて公開© 尾田栄一郎/2012「ワンピース」製作委員会
2012年10月18日多くのお笑い芸人たちが思わず涙したという鈴木おさむのベストセラー小説「芸人交換日記~イエローハーツの物語~」(太田出版刊)を、「ウッチャンナンチャン」の内村光良が伊藤淳史と小出恵介を主演に迎えて実写映画化する『ボクたちの交換日記』。このたび、本作の主題歌が「FUNKY MONKEY BABYS」の書き下ろし曲「サヨナラじゃない」に決定した。主人公は、結成12年目にしていまだ鳴かず飛ばずのお笑い芸人「房総スイマーズ」。これまでコンビの将来について真剣に話すことを互いに避けてきた2人が、何とかして変わるために“交換日記”を使ってコミュニケーションを取り始めるという、お笑い芸人の青春ドラマを描いた本作。完成したばかりの映画本編を観たFUNKY MONKEY BABYSが、夢を追いかけながらもがく男たちの友情と絆を描いたこの映画に相応しい歌詞と楽曲を書き下ろした。ボーカルのファンキー加藤さんはオファーを受けた当時のことを「逃げたくなるくらいのプレッシャーを感じました(笑)」とふり返るも、「もともと原作が好きでしたし、映画自体も心から素晴らしいと思える内容でした。新曲『サヨナラじゃない』が、少しでもこの作品の追い風となるよう願っています」とコメント。今回のコラボレーションは内村監督たってのラブコールで実現したそうで、「エンディングで彼らの曲を聴いたら、絶対にお客さんが気持ちよく映画館を後にできると確信しているからです!」と語る監督。さらに「個人的に好きな理由の一つとして、彼らの歌を聴くと、過去の嬉しくて切ない様々な出来事が瞬時に甦ってくるところ。今回の『サヨナラじゃない』も、しびれました」と喜びを口にした。本作でW主演を務める伊藤さん&小出さんも、「初めて曲を聴かせて頂いたとき、とても素敵な曲で、胸に響きました。何度か聞いているうちに、映画のシーンが自然と思い浮かび、早く、この曲が使われている完成した作品を観たいと思いました」(伊藤さん)、「僕が演じさせて頂いた甲本の役はまさしくFUNKY!そんな男の背中をグッと押してくれる、ぴったしの素敵な楽曲でした」と楽曲の仕上がりに大満足の様子。FUNKY MONKEY BABYSの新曲「サヨナラじゃない」は公開に先駆け、11月21日(水)に発売される。これまで老若男女に愛され、多くの人に勇気と元気を与えてきた彼らの楽曲だが、今回は一体どんな応援歌を届けてくれるのだろうか。『ボクたちの交換日記』は3月23日(土)より全国にて公開。■関連作品:ボクたちの交換日記 2013年3月23日より全国にて公開予定
2012年10月15日2009年に公開され記録的なヒットを樹立した『ONE PIECEFILMSTRONGWORLD』から早3年、国内はもとより世界中が待ち望んだ劇場版『ONE PIECE』シリーズ最新作『ONE PIECE FILM Z』が今冬、公開を迎える。このほど篠原涼子と香川照之がこの話題作のゲスト声優として参加することが発表された。原作者の尾田栄一郎による総合プロデュースの下、舞台や映画、テレビにラジオまで多岐にわたり活躍する超売れっ子作家・鈴木おさむが脚本を担当する本作。劇場版シリーズでは初めて「新世界」編に突入し、全海賊抹殺を企む首謀者にして伝説の元海軍大将・ゼットとモンキー・D・ルフィ率いる麦わら海賊団の壮絶なバトルが繰り広げられる。今回、篠原さんと香川さんが演じるのは、元海軍大将・ゼットの最強の部下たち。今年2月の第2子の出産後初の映画出演作にして初の声優挑戦となる篠原さんは「モドモドの実」の能力者でセクシーな女性科学者・アインを、今年6月に愛息子と共に歌舞伎俳優としても第一歩を踏み出した香川さんは、「モサモサの実」の能力者で無口な忍者風海軍・ビンズを演じる。篠原さんは「アニメの声優をさせていただくのは初めてのことで、私にとってはこのお仕事がまさしく“新世界”です。ルフィたちがワクワクドキドキな冒険をするように、私もこの“新世界”を楽しんで冒険したいと思っております」と新たなるチャレンジに意気込む。一方の香川さんは、「息子が『ワンピース』のファンで、願ったり叶ったりのことで嬉しく思っております。これを機に私もワンピース博士目指して頑張ります!」とパパの顔を覗かせる。出産直後の声優初挑戦に歌舞伎界入りと、“新世界”に突入する本作に最適の2人の活躍に期待!『ONE PIECE FILM Zワンピースフィルムゼット』は12月15日(土)より全国にて公開。■関連作品:ONE PIECE FILM Zワンピースフィルムゼット 2012年12月15日より全国にて公開© 尾田栄一郎/2012「ワンピース」製作委員会
2012年08月03日日産自動車株式会社は、人々にワクワクを生みだすことを目的とし、ソーシャルメディアを活用したプロジェクト「にっちゃん」を進めると発表した。編集長は「SMAP×SMAP」「お願い! ランキング」等の放送作家としておなじみの鈴木おさむ。会見では人気活躍中の高見侑里アナウンサーがリポートした「自動車メーカーでSNS」というのは、誰も想像しなかった一大プロジェクトかもしれない。「自動車メーカー自体がマジメで、日産は中でもマジメな印象がありました。実際は、『おもしろいことしよう』という気持ちがすごくあって。名ばかり編集長ではなく、しっかり本気で企画していますよ。テレビの企画を数本こなすくらい日産に出向いて会議してます」と鈴木は話す。それでは、具体的にどんな企画を実行するのか。編集長鈴木の企画案とコメントを7つ公開しよう。●企画案1. 2~3万円であなたの企画をお買い上げ「目安箱のようなものですね。日産に『何をしてほしいか』という企画を、どんどん投稿してもらうという。シートに家族の名前を入てほしい、とかサロンにイケメンを置いてほしい、とか。クレームでもいい。気軽に参加してほしいので、2、3万円とお小遣い稼ぎの値段です」●企画案2.究極の移動事務所カーを作れ「家の仕事場でしている仕事を車内でどこまでできるかチャレンジしてみたい。快適に、というのはシートもそうだけどネット環境、DVD、音楽…とにかく家と同じくらい仕事ができる車というのをどこまで作れるか試したいです」●企画案3.鈴木おさむプレゼンツ ハッピーどっきり企画「すでに日産の車をお持ちの方にハッピーなサプライズをします。素人の方にですよ。僕はテレビでドッキリ企画を山ほど手がけたのでこれは楽しみ。その後Facebookで公開してソーシャルにしたいですね」●企画案4.検証「クルマでモテるのか!?」「車ナシ男子大学生とかに、実際に車を与えたらそいつはモテるのか!? という(笑)。いや、モテない結果かもしれないけど、どれくらい生活が変わるかは見ものですね」●企画案5.過去の名車倉庫に潜入「日産はもちろん名車をたくさん持ってるわけですから。スパイを派遣して、勝手に写真撮って他に絶対見られないようアップしたり」●企画案6.日産センター試験「車や日産、日産の車に関するテストを抜き打ちで行います(笑)。それをソーシャルで発表しちゃったり。恥ずかしい結果になるかもしれないけど、皆さんに本気になっていただけたらいいですね」●企画案7.電気自動車十番勝負「これはテレビではできないことですよ。ハデな走り、とかスピード、とか『どれくらいすごいの?』ってとこを対決します」日産自動車のフェイスブックページに投稿する鈴木編集長放送作家として、視聴率など結果ばかりに気をとられすぎず、“作り手が楽しむ”ことを一番大事にする鈴木。「大人がゲラゲラ笑ったり、子どものように本気で楽しんで作れたものは、ヒットすると思います」日産自動車が行った調査では、「クルマにワクワクする」人が34%、「ワクワクしていない」人が61%だった。「にっちゃん」は、この結果を受けて、なんとか今までになかったワクワクを感じてほしい、と始まった企画だ。「今までなかったワクワク」は、企業のブランドメッセージでもある。「僕自身、にっちゃんがどう動いていくかとてもワクワクしています。これからも、いちばん身近にいる人をワクワクさせる、ということをモットーに楽しみ続けたいです」日産と鈴木おさむが本気で挑戦する、新しいチャレンジ。一流放送作家の企画に、一般人でもとりくめる、絶好の機会「にっちゃん」。ぜひ参加してみたいと、さっそくワクワクしてきた。お問い合わせ:日産自動車 tel.03-5459-0297 公式サイト 公式Facebookページ
2012年06月29日鈴木おさむ原作「芸人交換日記〜イエローハーツの物語〜」が内村光良監督によって映画化!自身もお笑い第三世代としてお笑い芸人たちの世界をよく知る、ウッチャンナンチャンの内村光良が、自分も経験してきた「お笑い芸人たちの青春」を温かくもリアルに描く。内村が映画のメガホンをとるのは、監督・脚本・主演を務めた『ピーナッツ』以来約7年ぶり2作目。結成12年目、いまだ鳴かず飛ばずのお笑い芸人「房総スイマーズ」。これまで、コンビの今後について真剣に話すことを互いに避けてきたふたりも、気がつけば30歳。お笑いに懸ける思いは本気。でももう後がない。だから何とかして変わりたい。そう思ったふたりは、「交換日記」を使ってコミュニケーションを取り始めた。お互いの本音をぶつけ合うために。伊藤淳史と小出恵介がW主演、数々の話題作に出演し、20代後半となり実力派俳優として活躍中の2人の競演は必見だ。●内村光良コメント自分に最も近いお笑いの世界の話なので、その物語を映像化するにあたっては脚本作りにも時間をかけ、劇中のネタについては主演俳優の二人とも準備を繰り返してきました。皆様に楽しんでいただける作品を目指し日夜頑張っています。お笑いの世界のコンビの物語ということではありますが、劇中のネタを原作の“漫才のコンビ”から“コントのコンビ”に変えさせていただきました。新たな挑戦になりますが、新鮮だし緊張もあり、大変だけど楽しいです。絶対に良い作品にしたいと思いますので、ご期待下さい。●伊藤淳史コメント多くの人に共感してもらえるようなリアリティがある物語だと思います。夢を諦めるとか、そこにある葛藤、選んだ道の先にある悲しみや喜び、そういう所をしっかり伝えていければ良いと思います。コントで笑えて、物語で感動できる作品になると思います。●小出恵介コメントとても良い物語で、オファーを頂いた時すごくやりたいと思いました。痛いぐらいリアルで、鈴木おさむさんが見てきたものの集合体なんだろうと。監督が本物のお笑い芸人さんで、伝説的な方なので、お笑い芸人の役をこちらが背負って監督のイメージに近づけていくことの難しさを感じながらも、楽しんで演じています。●鈴木おさむコメント僕の書いた小説「芸人交換日記~イエローハーツの物語~」が内村さんの手により「ボクたちの交換日記」として映画化されるなんて、本当に興奮です!僕が放送作家になりたい!と思ったったきっかけとなるテレビ番組に出ていたのは内村さんでした。多くの芸人さんの夢が叶い、そして夢が散る所を沢山見て来た内村さんだからこそ、他の監督では絶対に出来ない作品になるはずです!そして、主演の二人、伊藤さんと小出さん。この二人が田中・甲本を演じている姿を想像するだけで、涙が出てきてしまいます!最高の監督と最高の出演者で作られるこの物語「ボクたちの交換日記」。昔、夢を諦めたことのある人も、今、夢ともがいている人も、絶対絶対見てほしい映画になることでしょう!作品情報『ボクたちの交換日記』監督・脚本 内村光良原作:鈴木おさむ出演:伊藤淳史、小出恵介
2012年05月10日多くのお笑い芸人たちが思わず涙したという鈴木おさむのベストセラー小説「芸人交換日記~イエローハーツの物語~」(太田出版刊)が、「ウッチャンナンチャン」の内村光良によって実写映画化されることが決定!『ボクたちの交換日記』というタイトルで映画化される本作で、伊藤淳史と小出恵介がW主演を果たすことが明らかになった。主人公は、結成12年目にしていまだ鳴かず飛ばずのお笑い芸人「房総スイマーズ」。これまでコンビの将来について真剣に話すことを互いに避けてきた2人が、何とかして変わるために「交換日記」を使ってコミュニケーションを取り始める“お笑い芸人たちの青春”を描く。原作は2010年に雑誌「クイックジャパン」に連載されるや、お笑い芸人の世界を間近に知る鈴木さんだからこそ描ける青春小説として話題に。そのあまりのリアリティから多くのお笑い芸人たちの間でも「泣いた」という声が続出した。本作の映画化でメガホンを握る内村さんは「自分に最も近いお笑いの世界の話なので、その物語を映像化するにあたっては脚本作りにも時間をかけ、劇中のネタについては主演俳優の2人とも準備を繰り返してきました。みなさまに楽しんでいただける作品を目指し、日夜頑張っています!」と気合のコメントを寄せている。本作で「房総スイマーズ」の田中役を務める伊藤さんと甲本役を務める小出さんからは、「多くの人に共感してもらえるようなリアリティがある物語だと思います。夢を諦めるとか、そこにある葛藤、選んだ道の先にある悲しみや喜び、そういうところをしっかり伝えていければ良いと思います。コントで笑えて、物語で感動できる作品になると思います」(伊藤さん)、「とても良い物語で、オファーをいただいたとき、すごくやりたいと思いました。痛いぐらいリアルで、鈴木おさむさんが見てきたものの集合体なんだろうと。監督が本物のお笑い芸人さんで伝説的な方なので、監督のイメージに近づけていくことの難しさを感じながらも、楽しんで演じています」(小出さん)という2人のコメントからも、本作の撮影が順調な様子が伺える。既にクランクインを済ませている本作は、6月末にクランクアップ予定。自身もお笑い芸人たちの世界をよく知る内村監督が、自ら経験してきた“お笑い芸人たちの青春”をどのように描くのか、期待がかかる。『ボクたちの交換日記』は2013年、公開予定。■関連作品:ボクたちの交換日記 2013年公開予定
2012年05月10日日本国内における単行本売り上げが日本史上最速で1億冊突破を達成し、日本一売れている漫画として前人未到の記録をいまも更新し続けている「ONE PIECE」。原作者・尾田栄一郎が映画ストーリー、コスチューム&クリーチャーデザイン、製作総指揮を務めた劇場版第10作『ONE PIECE film STRONG WORLDワンピースフィルムストロングワールド』(’09)では、2010年邦画興行収入上半期第1位を記録するなど、その勢いはとどまることを知らない。このたび待望の劇場版最新作『ONE PIECE FILM Z』の公開が決定した。前作の興奮から3年、総合プロデューサー・尾田栄一郎が満を持して贈り出す最新作『ONE PIECE FILM Z』。“新世界”の冒険を描く本作で脚本を務めるのは、「SMAP×SMAP」(フジテレビ)、「もしものシミュレーションバラエティ お試しかっ!」(テレビ朝日)など多数の人気バラエティ番組の構成を始め、ラジオ番組から舞台、映画の脚本、作詞まで手がける超売れっ子放送作家・鈴木おさむ。大の「ONE PIECE」ファンを公言する鈴木さんは「『ONE PIECE』の大ファンの僕が『魚人島編』直後のお話を作らせていただきました。『新世界編』に突入した映画はワクワクする物語になっています!」とその自信のほどをのぞかせている。そして何と、本作のオープニングテーマを手がけるのは「Perfume」や「きゃりーぱみゅぱみゅ」のプロデュースでも知られる中田ヤスタカ(capsule)!中田さんは現在、開催中のワンピース初の展覧会「尾田栄一郎監修 ONE PIECE展 ~原画×映像×体感のワンピース」のテーマ曲も手がけている。映画シリーズとしては初めて「新世界編」に突入する本作。こちらの公開に先駆け、4月21日(土)より全国の劇場で上映される特報第1弾には、日本中を魅了し続ける「ONE PIECE」の世界が生み出され続けている場所、尾田さんが実際に使用している仕事机も映し出されているとのこと。日本屈指のクリエイターが集結した本作が、日本中に再び“ワンピース旋風”を巻き起こすことになりそうだ。『ONE PIECE FILM Z』は12月15日(土)より全国にて公開。
2012年04月20日俳優に火を点ける脚本がある。今月12日(月)開幕の舞台『幻蝶』が、まさにそれ。内野聖陽と共に主演する田中圭が、目を輝かせて話す。「誰が書いたのか知らずに読んでも“おもしろい!”と感じたと思うんですけど。もともと僕は(『幻蝶』の戯曲を書いた)古沢良太さんの本が大好きだったから“おもしろい!”と同時に“古沢さんぽいなー、うれしいなー”と(笑)、思いながら読みました」。『幻蝶』チケット情報古沢は、映画『ALWAYS 三丁目の夕日』『キサラギ』で注目を集め、テレビドラマ『ゴンゾウ伝説の刑事』『相棒』『鈴木先生』で厳しいドラマ通からも絶賛された、気鋭の脚本家。何気ないせりふにこまやかな伏線を仕掛け、登場人物の過去や思い、人と人の関係性、その変化などを、最後には深く鮮やかに観る者に伝える。「一番最初に“何だ、この人は!?”と思ったのが映画の『キサラギ』でした。もちろん、監督やスタッフやキャストの力もベストな形で作用しているんですけど、それにしたって脚本の完成度に驚かされましたね。その人と初めて仕事ができるだけでうれしいのに、ずっと共演したかった内野さんとも組める。さらに、演出はこれまで2回、舞台を一緒にやっている白井晃さんでしょ?“もしかしたらこれは、すごいところまで行けるんじゃないか”という予感が、頭をよぎる今日この頃です(笑)」。その前向きな貪欲さを支えるのは、昨年の舞台経験。「オードリーの若林(正恭)さんと『芸人交換日記』という舞台をやらせてもらって、すごく評判がよかったんです。僕自身、手応えのようなものも感じましたし。放送作家の鈴木おさむさんが作・演出で、僕らは漫才コンビの役で、ラストでは毎回ふたりともガチで泣いてました。でもそこには、普段はお笑いをやっている人のセンスや、さまざまな偶然が働いていたと思うんです。それを観た人に“前のほうがおもしろかったね”と言われたら悔しいじゃないですか。お芝居を本業にしている人たちが集まって、力を合わせてつくり込んだら超えられるんじゃないかなと思って。古沢さんの脚本には、それができそうな予感があるんですよ」。その感覚は、稽古場全体に感染しているらしい。「白井さん、内野さん、ベテランの大谷(亮介)さんが集まると、脚本には書いていない話──“こいつは昔こういうことをして……”とか──で盛り上がっていますね。長くなるので、僕はそっと椅子を引いて離れるんですけど(笑)、聞いているだけで刺激的です」。火が点いた俳優達が練り上げて、どこまですごい舞台になるのか。これはやはり、観て確かめなければならない。取材・文:演劇ジャーナリスト徳永京子公演は3月12日(月)から4月4日(水)まで東京・シアタークリエで上演。その後、広島、兵庫、新潟、福岡、仙台、長野と各地を回る。チケットは一部を除き発売中。
2012年03月01日「U2」のジ・エッジ、「Led Zeppelin」のジミー・ペイジ、元「The White Stripes」のメンバーであるジャック・ホワイトという世代を超えた名ギタリストが奇跡の競演を果たしたミュージックドキュメンタリー『ゲット・ラウドジ・エッジ、ジミー・ペイジ、ジャック・ホワイト×ライフ×ギター』のジャパンプレミアが8月29日(月)、東京・六本木のビルボードライブ東京(東京ミッドタウン4F)で開催。上映前に、日本を代表するギタリストのChar、本作の字幕監修を務めた人気DJの小林克也ら、映画本編に負けない“ロック”なゲストが登場し、作品の魅力を語りつくした。3人のギタリストが集結する豪華さはもちろん、彼らそれぞれの音楽的なルーツを探る旅路は、音楽ファン必見。さらに3人が空っぽのステージで初めて集い、ギターについて熱く語り合い、そして奇跡のジャムセッションを奏でる緊張と迫力の瞬間は、映画ファンもうなること間違いなしだ。メガホンを取ったのは『不都合な真実』でアカデミー賞を受賞したデイヴィス・グッゲンハイム監督。ドキュメンタリーとしての完成度はお墨付きだ。Charさんは「まず、世代が違う3人が揃ったというのが面白い。これがジミー・ペイジに、エリック・クラプトンとジェフ・ベックの3人だったら単に昔を懐かしがる、つまんないドキュメンタリーになっていたはずだよ」。これには会場に集まったロックファンも大爆笑だ。そして、同じギタリストとして「3人に共通しているのは志がハッキリしていること。みんな、水を得た魚のように、ギターに魂を乗っけて弾いている。ギターバカというか、要はギターに魅せられているんだ」と共感&感激しきりだった。一方、小林さんは「見ながら、涙が流れてしまった。ギターの映画に見えて、実はそれだけじゃなくて、クリエイティブな世界に生きる人間の共通する悩みみたいなものがしっかり描かれている」と太鼓判。「いい冥土のみやげが見つかった」としみじみ語り、Charさんから「えっ、まだまだでしょ」とツッコミが入る場面もあった。イベントには放送作家の鈴木おさむ、映画コメンテーターのLiLiCoも出席。「好きな道で生きるのは、辛いことも多い。でもその壁を超えた人生ってとてもカッコいい」(鈴木さん)、「実は音楽映画って途中で飽きちゃうこともあるんですけど、今回はずっと夢中だった。いくつになっても、こんなに熱く、時に子供のようにかわいい大人たちの表情が最高だった」(LiLiCoさん)とそれぞれの視点で、作品を堪能していた。『ゲット・ラウドジ・エッジ、ジミー・ペイジ、ジャック・ホワイト×ライフ×ギター』は9月9日(金)よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国にて公開。■関連作品:ゲット・ラウドジ・エッジ、ジミー・ペイジ、ジャック・ホワイト×ライフ×ギター 2011年9月9日よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国にて公開© 2009 Steel Curtain Pictures,LCC,All Rights Reserved■関連記事:豪華ギタリストの競演『ゲット・ラウド』試写会に5組10名様ご招待U2、ツェッペリン、ストライプスが豪華共演『ゲット・ラウド』日本公開決定!
2011年08月29日