女優の長澤まさみが、ユニバーサル・スタジオとイルミネーション・エンターテイメントによる新作アニメーション映画『SING/シング』(3月17日公開)でハリウッド映画の声優に初挑戦していることがこのほど、明らかになった。このたび、主人公バスター・ムーン役の内村光良に続く第2弾吹替え版キャストが発表された。長澤は、自分の歌声を信じオーディションを受けに来たロックミュージシャンのヤマアラシのアッシュ役を担当。字幕版ではアカデミー賞受賞女優のスカーレット・ヨハンソンが歌う本作のオリジナルソング「セット・イット・オール・フリー」の歌唱アフレコにも挑戦している。長澤は「この映画は、世代を超えて名曲やヒットソングがたくさん盛り込まれているので、世代を超えて楽しめるところが魅力の一つです」と作品をアピール。「アッシュ自身が自分の殻を破って曲を作り上げるという内容になっているので、それに自分も気持ちが乗れたかなと思いました。たくさんのキャラクターの想いがつまっていて、そして一生懸命前に突き進んでいく姿を、たくさんの楽曲とともに笑いながら楽しんでもらえたらと思います」と話している。また、ダンスと歌の名手であるブタのグンターには、歌がうまいと話題の斎藤司(トレンディエンジェル)。ハリウッド映画の声優初挑戦の斎藤が、レディー・ガガの代表曲「バッド・ロマンス」などを歌い上げる。そして、隠れた才能を持ち、バラ―ドを歌ったら右に出るものはいないゴリラのジョニー役はスキマスイッチの大橋卓弥が務め、サム・スミスの名曲「ステイ・ウィズ・ミー」などの歌唱に挑戦。かつての栄光の時代に人気を博した歌姫のナナ役には、ハリウッドのアニメーション映画の声優初挑戦となる女優の大地真央が決定した。斎藤は「僕も生まれたときモーツァルトがかかってたんで、音(オト)なしでは生きられない、斎藤にぴったりの映画だと思いましたし、とにかく音に埋もれたいっていう方には、最高です」と作品を絶賛し、大橋は「音楽は必ず、みんなで楽しめる、そして共感できるものだと思います。曲数の多さが『SING/シング』に関してはすごいですし、しかも大ヒット曲ばかりなので、普通のお芝居もあり、音楽もあり、二方面で楽しめる作品だと思います」とコメント。大地は「元気をもらえて、忘れていたものを思い出させてくれる、そんなすてきな映画を、臨場感あふれる劇場で楽しんでいただきたい」と呼びかけている。そのほか、声優界から人気と実力を兼ね備えたキャストが集結し、山寺宏一は、ムーディボイスが強みのジャズミュージシャンで、とんでもないトラブルを引き寄せてしまうネズミのマイク役を担当。一大決心しオーディションを受け、本当の自分を見つけるきっかけとなる仲間たちと出会うブタのロジータ役の声は坂本真綾が演じる。そして田中真弓は、内村演じる劇場支配人バスター・ムーンの秘書ミス・クローリー役、宮野真守は、バスターの大親友でアドバイザーのような存在である羊のエディの声を演じ、水樹奈々は、アッシュと同じヤマアラシのベティ役として参加。谷山紀章は、長澤演じるアッシュの相方であるヤマアラシのランス役の声を演じるだけでなく、本作オリジナルソングを披露する。(C)Universal Studios.
2017年01月30日大人計画主宰・松尾スズキ演出のミュージカル『キャバレー』が、1月11日(水)に開幕。それに先駆け、前日に公開稽古と会見が行われ、松尾をはじめ、長澤まさみ、石丸幹二、小池徹平、小松和重、村杉蝉之介、平岩紙、秋山菜津子が登壇した。ミュージカル『キャバレー』チケット情報本作は、1966年に初演されてから世界中で繰り返し上演されている傑作ミュージカル。日本でもさまざまな演出、さまざまなキャストで上演されているが、松尾演出の『キャバレー』は、2007年以来10年ぶりの再演。舞台は1929年、ナチス台頭前夜のベルリン。キャバレー「キット・カット・クラブ」は、毎夜毎夜、退廃的なショーと刹那的な恋の駆け引きが繰り広げられるバラ色の場所。そこで出会ったショーの花形・歌姫サリー(長澤)と、アメリカからやってきた駆け出しの作家・クリフ(小池)はたちまち恋に落ち、一緒に暮らし始める。個性的な人々との賑やかな毎日の中に、いつしかナチズムの足音が高く聞こえ始め――。公開稽古前の会見で松尾が「こういう会見で演出家が何を言ってもコメントとして使われることはない」と語り始めるとキャスト陣は大笑い。「長澤さんに言ってほしい言葉を言います。“松尾さんの独創的な演出により芸術的かつ娯楽性の高い素晴らしい作品になったと思います”」。それを聞いた長澤が「もう一回言ってもらっていいですか?」と松尾にお願いするなど和やかな雰囲気。その長澤は今作がミュージカル初挑戦だが「ここにいる先輩方に支えられて稽古も今日まで乗り切ってきました。初めてのことなんだけれどすごく楽しく稽古ができていたので、稽古場と同じ気持ちをお客さんに届けられたら」と笑顔を見せた。「キット・カット・クラブ」で妖しい魅力でお客を惹きつけるMC役を演じる石丸は「ご覧の通り普通の人間ではないですが(笑)。こういう役どころですので、日常にない世界に飛び込んで演じてみたいなと思っています」。長澤演じるサリーの恋人・クリフを演じる小池は「すごく空気のいい素敵なカンパニーに入れていただいたなという気持ちでいっぱいです。長澤さんとはべったりしたシーンやドキドキするシーンもあるので、ぜひ早く皆さんに観てほしいです!」。公開されたのは一幕。きらびやかで妖しくゴージャスな「キット・カット・クラブ」のショーでは長澤がセクシーな衣装で華やかなダンス&歌を披露。恋や欲望、情熱、そして喜びが描かれた一幕の終わりに迫るナチスの脅威。二幕で広がる世界はどうなるのか…期待したい。公演は1月22日(日)まで東京・EXシアター六本木にて、その後、横浜、大阪、仙台、愛知、福岡を巡演。撮影・取材・文:中川實穗
2017年01月12日嵐の櫻井翔が12月20日(火)、都内で行われた新春ドラマスペシャル「君に捧げるエンブレム」の完成披露試写会に出席し、「僕らもスタッフも相当気合いが入っている。自分にとっても宝物ができたと思える作品」と強い思い入れを示した。将来を有望視されたJリーガー鷹匠和也(櫻井さん)が、不慮の事故で命の次に大事な脚を失いながらも、車椅子バスケという新たなスポーツに出会い、愛する人のため、不屈の闘志で戦うヒューマン・ラブストーリー。実在の元パラリンピック選手をモデルに描く本作は、エキサイティングな車椅子バスケ競技の世界を、迫力ある映像で描いている。「改めてスポーツの力ってすごいんだなと感じた」としみじみ語る櫻井さんは、「涙があふれる感動だけではなく、家族愛や友情、車椅子バスケのカッコ良さや魅力が詰まった作品になった」と手応えも十分。撮影を前に約1か月間、車椅子バスケの練習に費やし「プロの皆さんにはかないませんが、行けるところまで行こうとチーム一丸になって頑張った」とふり返った。完成披露試写会には櫻井さんをはじめ、和也の婚約者で後に妻となる未希を演じる長澤まさみ、チームの得点王・向井大隼役の市原隼人、車椅子バスケ日本代表で不動のエース・神村錬役の安藤政信が登壇。また、モデルとなった京谷和幸氏と妻の陽子さんも駆けつけた。櫻井さんと初共演し、夫婦役を演じる長澤さんは「運命なんじゃないかと思うほど、思い入れがあります。私の父親(元サッカー選手の長澤和明氏)もスポーツ選手なので、自分の両親に重ね合わせた」と思いは格別。市原さんは印象深いシーンを聞かれると、「試合の後に、車の中で和也と話すシーンは自分も号泣したし、翔くんも号泣していた」。この発言に、「意外と涙もろいですよね」(長澤さん)、「歳とったんだよ」(櫻井さん)と夫婦役ならではの丁々発止のやりとりが披露された。新春ドラマスペシャル「君に捧げるエンブレム」は2017年1月3日(火)21時~フジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2016年12月20日女優の長澤まさみが16日、東京・六本木ヒルズの大屋根プラザで行われた台湾観光局の新キャンペーン発表会に出席した。台湾観光局/台湾観光協会は、台湾への観光誘致プロモーションとして「Meet Colors!台湾」キャンペーンを展開。それに伴い、イメージキャラクターに長澤まさみを起用した新CMが12月に全国で放映され、台湾の様々なスポットをカラフルに訴求した内容となっている。全身黒づくしの衣装姿で登場した長澤は、台湾と縁があるといい、「台湾のドラマで撮影に行ったり映画の撮影でお邪魔したりしました。そこで一緒にに仕事をした方々とお友だちになり、今でも遊びに行ったりしています。何だか台湾とはご縁があるみたいですね」と明かした。台湾のイメージについては「景色や雰囲気もそうですし、人も同じように温かくて優しい人が多く、全部ひっくるめて温かくて優しいイメージしかないです」と好印象の様子。そんな台湾でロケを行ったというCMについては「最後にリーユエタン(日月潭)という湖が出てくるんですが、あそこは本当に幻想的でした。朝日が上がる時に撮影して、どんどん日が当たってくると色が変わっていくのを間近で見ました。本当に心地良かったし是非行って欲しい場所です」と振り返った。イベントの後半には長澤が台湾の願掛けにもチャレンジ。願掛け前に「台湾に行ってたくさんの人と出会えました。人との出会いは人生においてとても大事なことだと思うので、これからもたくさんの人と出会えればいいなという願いを込めたいと思います」と明かしながら、願掛けにチャレンジして一発で成功。「良かった~。本当に良かったです(笑)」とほっと胸をなでおろしていた。
2016年11月16日女優の長澤まさみが9日、東京・表参道の表参道ヒルズで行われた「OMOTESANDO HILLS CHRISTMAS 2016 with Panasonic Beauty クリスマスイルミネーション点灯式」に出席した。表参道ヒルズでは、11月9日から12月25日までの期間に、『OMOTESANDO HILLS CHRISTMAS 2016 with Panasoni Beauty』と題したクリスマスイルミネーションを開催。10周年となる今年は本館の吹き抜け大階段に設置された高さ10メートルにも及ぶ大きなツリーにLED約30,000球が点灯するほか、参加型演出「Star Magic」では参加者がスタースティックを振るとツリーに特別なイルミネーションが灯るというものになっている。オープニングとなったこの日は点灯式が行われ、胸元全開のセクシーなドレス姿の長澤まさみが登場。「表参道はよく来ます。色々とサービスとか施設も環境がいいんですよね。散歩をしながらではないですが、敷地内をウロウロしていることもあります」と会場となった表参道ヒルズはプラベートでもよく訪れるという。その後、点灯式に臨み、鐘を鳴らすという大役を務めた長澤は「すごくビンテージな鐘だと聞いていました。歴史のある鐘を鳴らせて光栄に思います」と恐縮しきりだったが、「練習の成果は出たと思います(笑)」と満足げだった。クリスマスイルミネーションの点灯式ということで、クリスマスにまつわるエピソードとして「去年は仲の良い友だち14人ぐらい集まってクリスマス会を開きました。なかなか会えない友だちにも会えたりして楽しかったです。みんなで美味しいものを食べてゆっくりとした時を過ごしました」とコメント。今年の予定については「今年は多分舞台の稽古があるので、舞台のみなさんとクリスマスを楽しめたらいいなと思います」と話すも、「こういう綺麗なイルミネーションのあるところに行って楽しい夕食をしたいですね。一緒にいる人がどんな人か分かりませんが、そういう憧れはあります」と胸をときめかせていた。
2016年11月09日女優の長澤まさみが9月1日、都内で行われたアクセサリーブランド・フォリフォリのミューズ就任記者発表会に出席した。1982年にギリシャで誕生してから、世界24カ国で販売されて女性から絶大な人気を集めているファッションアクセサリーブランドのフォリフォリ。同ブランドのミューズに起用された長澤まさみが、胸元全開のセクシーなワンピース姿で登場し、自身が写った巨大なキービジュアルがお披露目された。同ブランドのミューズに就任したことに長澤は「以前にもお仕事させてもらいましたが、今回またフォリフォリさんから呼んでいただいてすごくうれしいです。フォリフォリさんのアクセサリーには思い入れがあるので」と満面の笑み。高さ5メートルにも及ぶ巨大なキービジュアルをみつめて「本当に迫力があって存在感がすごいですね。自分なんですけど、ちょっとビックリしました(笑)」と驚きながら、そのキービジュアルは香港で撮影されたことを明かしつつ「皆さんとても和気あいあいで、フォリフォリに対しての愛が溢れている現場でした。皆さんで意見を出し合いながら考えて作ったので、とても刺激的で楽しかったです」と満足げだった。同ブランドに思い入れがある点について問われた際は、「初めて母親からもらったジュエリーがフォリフォリさんの指輪でした。それがとても嬉しかったのを覚えていて、母もフォリフォリさんのお仕事をすることをすごく喜んでくれました。個人的にも縁があるんじゃないかと思っています」と関係者を喜ばせながら、「年齢問わず身に付けられるのがフォリフォリ。シンプル目が好きな人も派手なものが好きな人も楽しんでもらえますが、私はシンプルに一つでまとめて存在感を楽しみたいですね」と同ブランドの楽しみ方を明かしていた。
2016年09月01日松尾スズキ演出のミュージカル『キャバレー』が来年1月より上演。主演にミュージカル初挑戦となる長澤まさみが決定した。同作は、クリストファー・シャーウッドの小説『ベルリン物語』とジョン・ヴァン・ドゥルーンの戯曲『私はカメラ』を原作に、1966年、巨匠ハロルド・プリンスがミュージカル化。ヒトラー政権の台頭へと向かう時代を背景に、ベルリンのキャバレー「キット・カット・クラブ」のデカダンなショーと、歌姫サリーをはじめとする人々の恋物語を、絶妙な構成で描く。日本では1982年の初演以来、様々な演出、キャストで繰り返し上演されている。松尾演出の『キャバレー』は2007年、松雪泰子、阿部サダヲ、森山未來、星野源らの出演で上演。10年ぶりのリニューアル上演となる今回の公演は、歌姫サリーに長澤まさみ、キャバレー、キット・カット・クラブのMCに石丸幹二、サリーの恋のお相手クリフに小池徹平を迎え、新演出でお贈りする。出演決定に際し、長澤は「ミュージカルの出演は今回が初めてなのですが、またひとつ女優として新たな一歩を踏み出してみたく、挑戦することにしました。以前から松尾さんの舞台に出るのが夢だったので、松尾さんの演出を受けられる事が今から楽しみです。経験豊かな共演者の皆さんにも助けをもらって素晴らしい公演になる事を期待して進んでいきたいです。不安やプレッシャーも有りますが、何よりも楽しんでより多くのお客様に松尾キャバレーを見て頂きたいです」とコメントを寄せている。ミュージカル『キャバレー』は2017年1月に東京・EX THEATER ROPPONGI、神奈川・KAAT神奈川芸術劇場ホールで上演。2月より大阪、宮城、愛知、福岡を周る。
2016年08月08日『海街diary』での好演が記憶に新しい女優・長澤まさみをはじめ、若手注目株の上白石萌歌や山崎紘菜らを輩出したオーディション企画「東宝シンデレラオーデション」が、5年ぶり8回目に開催されることが決定!今回は“女優・モデル・アーティスト”と3つの才能を発掘することをコンセプトに、グランプリ賞金はシンデレラ史上最高額が用意されるという。1984年に東宝創立50周年記念イベントとして始まった「東宝シンデレラオーディション」。初代グランプリに沢口靖子が輝いて以降、第2回審査員特別賞を水野真紀、第4回グランプリを野波麻帆、審査員特別賞を田中美里、第5回グランプリを長澤さんがそれぞれ受賞。そして2011年の第7回では、グランプリに「幽かな彼女」や『脳漿炸裂ガール』出演で話題を呼ぶ上白石さんが選ばれ、さらに審査員特別賞には、ドラマ「監獄学園-プリズンスクール-」『orange -オレンジ-』『MARS~ただ、君を愛してる~』と立て続けに話題作に出演し、着実にキャリアを積む山崎さんらが名を連ねている。5年ぶりの開催となった今回は、いままでよりもさらに多面的にメディアアプローチ出来る、マルチな才能を秘めた人材を発掘すべく、3方面での華々しい活躍の場が用意されるという。まず、グランプリ受賞者は、女優として2017年撮影予定の集英社原作の東宝製作映画で“スクリーンデビュー”!賞金は、東宝シンデレラ史上最高額の300万円、推薦者には別途100万円が与えられる。2つ目は、集英社賞として受賞者に、雑誌媒体へ登場出来る“雑誌デビュー”を確約。これは出版社・集英社とのコラボで実現する賞で、本オーディションの審査に編集スタッフが参加したり、集英社媒体で募集告知を行うという。そして3つ目は、東宝製作アニメ作品に主題歌アーティストとして参加できる“「アニソン」アーティストデビュー”だ。また、今回から、応募方法を公式サイトからのデジタル応募に一本化。東宝シンデレラ初の試みとして、書類審査を廃止し、全国10都市で行われる予選会にて「全員面接」を実施するという。これは「時間と労力は惜しまず、丁寧な審査を行い、輝けるガラスの靴にピッタリなシンデレラを探す」という東宝芸能の若手スタッフからのアイデアだそう。応募はパソコン・スマートフォンから誰でも気軽に参加できる仕様となっており、1人でも多くの応募者を募り、より多彩な“シンデレラ”発見の可能性を狙う東宝の意気込みが表れている。なお、既定の人数を超えた場合は、エントリー審査を実施予定。そして、募集告知のポスター・チラシには、長澤さんが登場。女優、モデル、アーティストと3つの違った才能を発掘するというコンセプトを表現するため、白・赤・黒のドレスを纏い、色・形の違うウィッグを着けた3タイプの長澤さんをコラージュしたデザインに。撮影は、全く同じ位置、同じポーズで、手の指先から足先までスーッと伸ばして寝ている長澤さんを真上から撮ったという。映像のみならず、ビジュアルシーンやミュージックシーンなど、さまざまなフィールドで活躍する新たな“東宝シンデレラ”誕生に、いまから注目したい。「第8回 東宝シンデレラオーディションIn collaboration with集英社」の応募期間は3月5日(土)から7月10日(日)まで。選考は、7月中旬から8月下旬にかけて予選会が実施され、通過者は10月に合宿審査に参加の上、最終決定会議を経て選ばれたファイナリストの中から、11月上旬にグランプリが決定する。(text:cinemacafe.net)
2016年03月01日第70回「毎日映画コンクール」のオープニングセレモニーと授賞式が16日、神奈川・ミューザ川崎シンフォニーホールで行われ、各賞を受賞した綾瀬はるか、長澤まさみ、塚本晋也、加藤健一、野田洋次郎、藤野涼子、桃井かおりらが出席した。今年で70回目を迎える同賞は、毎日新聞社とスポーツニッポン新聞社などが主催している映画賞。一般客が見守る中、受賞者の一部がミューザ川崎内「光のブリッジ」を歩くオープニングセレモニーが行われた後、各賞の表彰式が行われた。是枝裕和監督の『海街diary』から、長女役の綾瀬はるかが主演女優賞、次女役の長澤まさみが助演女優賞を受賞。綾瀬は「チャキチャキしていて明快な役でしたので、優柔不断な私とは真逆で難しいと思いましたが、撮影が始まって新しい発見もありました」と振り返り、「改めて是枝監督をはじめ支えて下さったスタッフやキャストの皆さん、映画を見て下さったお客様に感謝しております」と受賞を喜んだ。この日も登壇した次女役の長澤に「現場で1番みんなをまとめてくれました」と感謝の言葉をかけ、長澤も「綾瀬さんと喧嘩するシーンが多かったんですけど、綾瀬さんが同じ場所で次女を受けてくれたからその関係性が出来たんじゃないかと思います」と応えた。その長澤は本作で自慢の美脚を披露するなどセクシーな次女を熱演しているが「監督からは『エロスの部分を担って欲しい』と言われたので、エロスを担当しました(笑)」と笑顔で振り返っていた。監督賞と主演男優賞には、『野火』の塚本晋也監督が受賞。まさかの主演男優賞に「監督賞より最初に主演男優賞を伺ったものですから、そこですか?という感じでした」と戸惑った様子で「絶句して、その夜は三國連太郎さんや緒形拳さんという歴代の受賞者を見てますます実感が湧きませんでしたね。本当にすみません…。老後の楽しみにさせてください」と観客を笑わせた。なお、監督賞と主演男優賞のダブル受賞は、1946年のスタート以来、70年という長い歴史の同賞でも塚本監督が初めてとなる。○第70回「毎日映画コンクール」受賞一覧作品部門日本映画大賞:『恋人たち』日本映画優秀賞:『岸辺の旅』外国映画ベストワン賞:『バードマン』監督賞・脚本賞監督賞:塚本晋也『野火』脚本賞:原田眞人『駆込み女と駆出し男』俳優部門男優主演賞:塚本晋也『野火』女優主演賞:綾瀬はるか『海街diary』男優助演賞:加藤健一『母と暮らせば』女優助演賞:長澤まさみ『海街diary』スポニチグランプリ新人賞:野田洋次郎『トイレのピエタ』スポニチグランプリ新人賞:藤野涼子『ソロモンの偽証 前篇・事件/後篇・裁判』田中絹代賞:桃井かおりスタッフ部門撮影賞:藤澤順一『ソロモンの偽証 前篇・事件/後篇・裁判』美術賞:原田哲男『日本のいちばん長い日』音楽賞:坂本龍一『母と暮らせば』録音賞:小川武『恋人たち』ドキュメンタリー部門ドキュメンタリー映画賞:『沖縄 うりずんの雨』アニメーション部門アニメーション映画賞:『百日紅~Miss HOKUSAI~』大藤信郎賞:『水準原点』TSUTAYA映画ファン賞TSUTAYA映画ファン賞(日本映画部門):『幕が上がる』TSUTAYA映画ファン賞(外国映画部門):『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』特別賞特別賞:橋本忍(脚本家)、櫛桁一則(「シネマリーン」支配人)
2016年02月17日第70回毎日映画コンクール表彰式が2月16日(火)に開催され、綾瀬はるかと長澤まさみが『海街diary』で女優主演賞、助演女優賞に輝き、そろってセクシーなドレス姿で壇上に立った。綾瀬さんと長澤さんは、第28回日刊スポーツ映画大賞でも、そろって主演女優賞、助演女優賞を受賞。日本アカデミー賞では夏帆も加えて優秀主演女優賞(綾瀬さん)、優秀助演女優賞(長澤さん、夏帆さん)に輝いており、最優秀賞への期待もかかる。長澤さんは、体のラインがくっきりと浮かび上がるセクシーな黒とグレーのドレスで登壇。受賞について「スタッフ、キャストのみなさんのおかげ」と感謝を口にした。4姉妹の次女を演じたが「実生活でも2人姉妹の次女なので気持ちが分かった」とも。綾瀬さん演じる長女とは劇中、何かと口論になるという関係だが「綾瀬さんはいつも柔らかく強く同じ場所にいて、次女を受け止めてくれたからできたんだと思います」と振り返った。是枝裕和監督は本作において長澤さんに「エロス担当」を任せていたと語っているが、長澤さんは「そうですね(笑)」とうなずき「タナトス(=死)とエロスでできているのが人間であり、次女にエロスを担ってほしいと言われ、担当しました!」と笑顔を見せた。続いて登壇した綾瀬さんは、左肩を露わにした黒のドレス。しっかり者の長女について「チャキチャキとして明快で、優柔不断でノロマの私と正反対で難しかったですが、演じる中で新しい自分に気づきました」と語る。次女を演じた長澤さんについては「現場でみんなをまとめてくれた」と明かし、三女を演じた夏帆さん、腹違いの四女を演じた広瀬すずさんを含め「みんなかわいらしくて、この3人だから演じやすかった」と振り返った。写真撮影では2人並んでトロフィーを手にして談笑するなど、仲の良い様子をうかがわせた。(text:cinemacafe.net)■関連作品:海街diary 2015年6月13日より全国にて公開© 2015吉田秋生・小学館/フジテレビジョン小学館東宝ギャガ
2016年02月16日主演に大泉洋、共演に有村架純や長澤まさみを迎えて贈る映画『アイアムアヒーロー』。この度「dTV」にて映画と連動で、長澤まさみを主演としたオリジナルドラマ「アイアムアヒーローはじまりの日」が配信されることが決定した。鈴木英雄(大泉さん)35歳。職業は漫画家アシスタント。彼女とは破局寸前。そんな平凡な毎日が、ある日突然、終わりを告げる。徹夜仕事を終えアパートに戻った英雄の目に映ったのは、彼女の異形の姿だった。一瞬にして現実の世界は崩壊し、姿を変えて行く。原因不明の感染によって理性を失い、人を襲う謎の生命体“ZQN(ゾキュン)”で街は溢れ、日本中はパニックに陥る。標高の高い場所では感染しないという情報を頼りに富士山に向かう英雄。その道中で出会った女子高生・比呂美(有村さん)と元看護師・藪(長澤さん)と共に生き残りをかえた極限のサバイバルが始まる――。映画の原作は、「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)で連載中の同名コミック。累計発行部数は500万部を超え、大人気作品となっている。また、今年10月にスペインで開催された第48回シッチェス・カタロニア国際映画祭のコンペティション部門で観客賞と最優秀特殊効果賞を受賞するなど、早くも国内外で注目を集めている。そんな映画に続き、その世界を新たな視点で今回オリジナルドラマとして「dTV」にて映像化。未だ解き明かされていない“隠された謎(ZQN)の正体”に迫る内容となっている。そしてドラマの主演は、映画にて看護師・藪役を演じた長澤さん。役を演じるにあたって長澤さんは「漫画のファンでしたので、プレッシャーもありましたが、もうやるしかないなという気持ちで演じました」と語り、また「映画とはまた違ったテンションがあったのでとても面白いなと思いました。一つの作品が色んな角度から見られることはとても面白いなと思います」とドラマについてもコメントしている。ドラマは、原作でも根強い人気を誇るキャラクター・藪にフォーカスを当て、世界がパニックに陥る前夜、まだ誰も知らない“ZQN”の兆しに気づくまでの明かされていない看護師時代のエピソードを、原作者の花沢健吾監修のもと描いている。共演には、霧島れいか、浅香航太、山崎紘菜らが脇を固めている。さらに、監督を務めるのは『放送禁止』や『パラノーマル・アクティビティ 第2章 TOKYO NIGHT』など、これまでも独自の手法で数多くのホラー・サスペンス作品を手掛けてきた長江俊和。主演の長澤さんについて監督は「非常に真面目な方という印象を受けました。長澤さんからも、色々とアイデアを出して貰い、撮影に取り組んでもらいました。時にはアドリブも飛び出したりして、作品に臨場感を与えてくれました」と現場での様子を語った。また「撮影現場には常に医療指導の方に来てもらい、長澤さんに細かい台詞回しや医療品の扱い方、ナースコールの受け答え方などを指導してもらいました。また長澤さんは、撮影の合間や休憩時間も入院患者役の子役の男の子と遊んだりしているのが、印象的でした」とリアルな等身大の看護師にこだわったとコメント。監督の手により、手持ちカメラや定点カメラの映像をつないだフェイクドキュメンタリーの手法を使った斬新な映像表現で、観る者をドラマの世界に引き込む臨場感溢れるリアルな描写を実現させた本作。長澤さんが描くドラマが一体どんな展開を見せるのか、ぜひ映画と併せて観たい一本だ。「アイアムアヒーローはじまりの日」は2016年4月、dTVにて配信予定。(cinemacafe.net)
2015年12月25日満を持してのハリウッド進出作『ラスト・ナイツ』が公開中の紀里谷和明監督が、女性をメインターゲットにして、映像クリエイターを育成する「ラブストーリー・クリエイター・スクール」第1回の講義に講師として教壇に立った。紀里谷監督は、受講者たちに「極めて狭き門です。中途半端だと食っていけない」、そして「待っていたって絶対にチャンスなど来ません。自分から取りに行くしかない」など、シビアな言葉を投げかけた。最初は紀里谷監督からの問いに、返事すらしてなかった受講者たちも、彼らと真剣に向き合おうとする監督の姿勢に応えるように、次から次へと手を挙げて発言するようになっていく。紀里谷監督の「芸術家の定義は、自由の提示です」という力強い言葉が印象的だった。講義の後、紀里谷監督に単独インタビューをし、『ラスト・ナイツ』で得たことから、今後の新たな展望について話を聞いた。○くじけずに最後までいける人がどれだけいますか?受講者たちは、紀里谷監督がいかにしてハリウッド進出を果たせたのか、また、どうしたら映画監督として成功できるのかといったノウハウを聞き出そうとした。紀里谷監督は「多くの人は往々にして、すべてのことに正解があると思っている。『どうやったらみなさんが喜ぶようなものを作れますか?』と質問されても、それを知っていたら、みんながそれをやりますよね。もっとシンプルなことです。まずは、自分が描く絵を好きだと思えないといけない。たとえば、子どもが絵を描く時、お母さんが喜んでくれる絵は何だろうと思って描かないと思います。きっと、学校の先生なら『自分の好きな絵を描けばいいんじゃないの』と言いますよね」紀里谷監督は、毎回、監督の道は、そんなに甘いものではないと繰り返す。「くじけそうになった時、手を差し伸べて、そのままくじけずに最後までいける人がどれだけいますか? そんな簡単な話じゃない。成功、失敗という言葉自体、あまり好きじゃないのですが、手を差し伸べることは、本当にいいことなのかどうか、僕はわからないです。肝心なのは、その人がどれだけそれを欲しがっているかということで。本当にやりたいと思っている人は、手を差し伸べられなくてもやりますから」紀里谷監督は、『CASSHERN』(2004年)、『GOEMON』(2009年)、『ラスト・ナイツ』の3本を撮ってきた道のりは、本当にイバラの道だったと明かす。「本当に必死でした。それが人様にはなかなか伝わってないとは思うけど。きっと順風満帆で、やることがトントン拍子で運んでいったと思われていたんだと思う。でも、やっぱり死ぬほど努力しないと、先には行けない。僕はそれを才能とは言わない。能力だと思います。努力をする能力だったり、食い下がっていく能力、ダメと言われてもやるという能力です。それがない人は、人と似たようなものしか作っていない。誰だって頑張っているだろうけど、トップの人はもっと頑張っている。でも、世の中は、そういう正論を嫌うから、どうしようもない。『君たちは大丈夫。夢は信じていれば叶いますよ』と言うしかないんです」○劇場で苦戦しているのはなぜなのかクライヴ・オーウェン、モーガン・フリーマン、アン・ソンギ、伊原剛志と、国際的な大スターたちを迎えた『ラスト・ナイツ』は、「忠臣蔵」をモチーフにした力強い人間ドラマとなった。本作のプロモーションで、紀里谷監督は全国110カ所を行脚して、名刺を4万枚配り、335媒体の取材を受けた。でも、封切られてみると、映画は興行ランキングで初登場12位という苦戦を強いられた。紀里谷監督は、その理由について考え続けたと告白。「観てくださった方々の評価も高かったし、取材もとことん受けました。でも、これだけ劇場で苦戦しているのはなぜなのかということを、ずっと公開後に考え続けてきました。それで行き着いた結論は、圧倒的じゃないからかなと。もちろん、映画には、宣伝方法や、企画、キャスト、原作など、いろんな力学が作用するけど、僕はそこの話にはしたくない。そこの領域にはいたくないんです。とにかく、人様に観ていただくには、もっと圧倒的じゃなければいけないと思う。それが映画を作るということの本文分、ものを作る人間の本文だと思います」宣伝活動で、実際に紀里谷監督のサポーターたちはどんどん増えていったが、興行にはつながらなかった。「僕の本分は、作品を宣伝する人間ではないけど、今回はとことんやってみました。でも、公開後の結果を見て、悩み苦しんだ挙句に出した答えが、そこでした。やはり、評価の高さが圧倒的じゃなかったんです。だから、僕は作り手として、さらにもっと努力をしなきゃいけない。今回、死ぬかと思うくらいやったけど、それでも足りなかった。本当に厳しい世界です」○プロモーションをしなくてもいい映画を作っていきたいしかし、紀里谷監督は今後もひるまず、前を見続けていく。「キャパが足りなかったということです。でも、1つずつやることにより、キャパは拡張していくはずだし、拡張した分だけの努力ができるようになっていくはず。今回やれるだけのことはやったから、それが僕のキャパだったということで。それしか答えが見つからないです。もちろん、今回やったことで、以前よりは、また拡張できたと思っています」渾身の3作を描き終えた今、紀里谷監督は、作品を描くための絵筆や絵の具が、以前より揃ってきたという手応えは感じている。いわば監督としてのシーズン1が終わり、次なるシーズン2へとステージを上げていく。「たぶん、もうあまりインタビューは受けないと思います。これは、インタビューが好きとか嫌いとかいう話ではなくて、プロモーションをしなくてもいい映画を作っていきたいということです。もちろん告知は必要ですが、もっと圧倒的なものを作っていきたいんです。いろんな意味で、もっと自分が高みに向かっていくしかない。熱量がまだ足りないということを、今回突きつけられたので。だからこれからなんです!」そう語ってくれた紀里谷監督の表情は、戦い抜いて、ひと息ついた侍のよう。"圧倒的"というのは、紀里谷監督が今後手掛ける作品のキーワードとなりそうだ。この人が、この先、どこまで登りつめていくのか、今後も追っていきたい。
2015年12月04日『映画 妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!』でゲスト声優を務める長澤まさみ、堀ちえみ、博多華丸・大吉が11月15日(日)、都内スタジオでアフレコの模様を報道陣に公開した。社会現象にもなった大人気「妖怪ウォッチ」の劇場版第2弾。5つの物語が展開するが、中でも長澤さんは、ジバニャンが8年後の世界にタイムスリップした先で目撃する、かつて生きていた頃の飼い主で、大人になったエミちゃんを演じている。長澤さんはアフレコについて「やっぱり難しいと思う反面、声でキャラクターを表現するのは面白いです」と笑顔。ジバニャンと元飼い主のエミちゃんの関係性は、ファンの間でも語り継がれるエピソードであり、そのエミちゃんが大人になった時の声を演じるということで気合い十分のよう。堀さんは、そのエミちゃんをいつも叱ってばかりの職場の先輩を演じているが「長澤さんとのお仕事は10年ぶりくらいなんですが、叱ってばかりで申し訳ない気持ちです…」と苦笑い。一方、華丸さんと大吉さんは、この日、披露したやり取りが「全体の僕らのセリフのほぼ8割くらい」とのことで、ストーリーに深く関わる長澤さんと堀さんが羨ましそう…。映画にちなんで「芸能界のエンマ大王は?」と問われると、大吉さんは「2014年に『THE MANZAI』で優勝して、いろんな方に『よかったね』と言っていただけたんですが、おひとりだけ『お前らは違う』『博多弁を使ってやり方が汚い!』と言われたのが、武田鉄矢さん(笑)」と本作のもう一人のゲスト声優で、この日は欠席となった武田鉄矢さんの名を挙げる。「『海援隊があったからお前らがある』『お前たちはおれたちが作った線路を走っているだけ』と言われました(苦笑)」と同じく福岡出身の先輩である武田さんの不在をいいことにやり玉に挙げ、笑いを誘っていた。長澤さんはこの日、声がやや鼻声だったが、風邪や体調不良ではなく「NHKの大河ドラマ(『真田丸』)で、稲アレルギーで…(笑)」と現場のセットのワラなどによるアレルギーだと説明。「妖怪の仕業ですね」と笑っていた。さらに、ジバニャンを前に実は猫に関してもアレルギーであることを申し訳なさそうに告白!それでも猫は大好きだそうで「好きなのに触れないんです!昔、好き過ぎて水泳用のゴーグルとマスクをして触ったことがありました」と明かしていた。『映画 妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!』は12月19日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2015年11月16日紀里谷和明監督の最新作『ラスト・ナイツ』が11月14日(土)に公開を迎え、東京・TOHO シネマズ日本橋で、日本人俳優として参加した伊原剛志と共に初日舞台挨拶を行った。ついに公開を迎え、「命がけで作った映画です。皆さんに見ていただいて、これからもっと大きな映画に育っていくことを心から願います」と、紀里谷監督は深々とお辞儀した。『ラスト・ナイツ』はモーガン・フリーマン、クライヴ・オーウェンという豪華キャストを主演に迎え、5年の歳月をかけて完成させ紀里谷監督の記念すべきハリウッドデビュー作。忠誠を誓った主君の仇を打ち、復讐を誓う戦士の一団を描いた壮大なアクションに仕上がった。映像では俳優の吐く息が白く、聞けばCGではなく極寒のチェコで撮影したという。紀里谷監督は「本当に寒くて、僕は南極使用のスーツでやっていました。寒すぎて役者の口が回らなくて」と言うと、伊原さんは、「あまりに寒かったので、ちょっと時間があるときにバナナを置いてみました。数時間置いていたら本当にカチカチで(笑)」と、極限の寒さを表すエピソードを披露した。本作では世界各国の俳優陣が名を連ねているが、日本勢からは伊原さんただ一人の出演となった。伊原さんの起用に関して紀里谷監督は「僭越ながら」と前置きしながら、「僕は、役者というものは現場以外でどう生きているかが重要だと思います。その人の生きざまが芝居の上で見えてくると信じています。伊原さんとは10年来付き合っていますが、話していても考え方も含めて男なんです。武士道的な考えをもっているので、伊原さんだと思いました」と、べた褒め。伊原さんは「ありがとうございます」と照れくさそうに一礼し、名優らと渡り合ったことに対して、「とにかく参加するときにモーガン・フリーマンやクライヴ・オーウェンと映ったときに、自分の存在が負けないようにしたいと思っていました。モニターを見たとき、『俺も大丈夫じゃないかな』と思いました」と冗談を交えながら、撮影現場での経験を誇っていた。公開に伴い、紀里谷監督は全国津々浦々でプロモーションを展開。本日までおよそ110カ所で約4万枚にのぼる数のビラ代わりの名刺を配った。「本当にそれだけの媒体の人々にインタビューしてもらえること自体、ありがたいことです。よく『すごいですね』と言われますが、映画は自分の子どものように思っていますので、何でもします。全く苦にならないんです」と、深い愛情を見せた。『ラスト・ナイツ』は本日より、TOHOシネマズスカラ座ほか全国にて公開。(cinamacafe.net)■関連作品:ラスト・ナイツ 2015年11月14日より全国にて公開(C) 2015 Luka Productions
2015年11月14日『CASSHERN』『GOEMON』で強烈なインパクトを与えた紀里谷和明監督が、5年の歳月をかけて完成させたハリウッド進出作『ラスト・ナイツ』が11月14日に公開を迎える。本作は、クライヴ・オーウェンとモーガン・フリーマンをキャストに迎え、不当な死をとげた主君の仇をとるために戦う騎士たちの"サムライ魂"を描いた作品。日本の『忠臣蔵』をベースに、国境を越えて人々の胸に響く物語が誕生した。10月下旬に東京国際映画祭でお披露目された時に「命をかけてこの映画を作ったつもりです」と、並々ならぬ思いを語っていた紀里谷監督。「あらゆる国籍の方と仕事をしたいと思った」「日本映画と世界映画が一つになっていけたら」などと、国籍の壁のない世界への思いも語っていたが、そもそも監督にはその概念がないという。本作では、多国籍なキャスト・スタッフが集結したが、それも監督にとってはごく当たり前のこと。今回のインタビューにおいても、国籍などにとらわれすぎている現代社会に対するメッセージが伝わってきた。――公開が近づいてきましたが、今どんなお気持ちですか?月並みですが、みなさんに見ていただきたい。事前情報や僕の作品への固定概念を横に置いて、見に来ていただきたいですね。――『CASSHERN』『GOEMON』では映像に驚かされましたが、本作では丁寧に描かれている感情の部分に心が動かされました。監督が本作で新たな挑戦として力を入れていたことを教えてください。"コントロールしない"ということでしょうか。監督というのは、何もかもコントロールできる"神"なんです。雪を降らせようと思ったらCGで降らせることができるし、宇宙にも行けるし、過去にも未来にも行ける。作品に参加している人たちに関してもコントロールできる立場であり、信じていないとコントロールしすぎてしまい、信じていればコントロールはそこまでしない。過去の作品ではコントロールしてしまっていたと思いますが、今回はコントロールしないように意識しました。それは、周りの人を信頼できるようになったということであり、また、自分のことも信じられるようになったのだと思います。――チェコの重厚な城や雪景色などの風景、そして俳優たちの表情に惹き込まれました。描くにあたって監督が特にこだわったことは?今回は美術や撮影、照明などは多分にスタッフにゆだね、演出に集中しました。そして、演出において何に注力したかというと"感情"。感情がモニター越しに伝わるのか、見てくださる方々にお届けできるのかということだけですね。――感情を引き出すにあたって、キャストの方たちにどのような働きかけをされていたのでしょうか。これだけのキャストなので、モーガン・フリーマンから何か引き出すこともないですし、みなさんそれをわかって現場にいらっしゃっているので、ほとんど何も言うことはないという感じでした。――なるほど。あまり口頭での指示というのはなかったんですね。アン・ソンギさんが後にインタビューで「お互いの目を見て成立していた。目を見れば監督が何を言おうとしているのかわかる領域での仕事だった」とおっしゃってくださっていて、すごくうれしかったです。モーガンもクライヴも、何をしようとしているのかみなさんわかっていました。僕としては、若い俳優さんに、自分が知らないことはやらないでくれと言いました。どういうことかと言うと、「自分はヨーロッパ人をやらなければいけないのか」と聞かれたことがあり、「そうじゃない。あなたの国にもこういう人はいるはずだ」と。武士道がいい例で、ヨーロッパだと騎士道になるし、アメリカだと自己犠牲の精神であり、しかもそれらは形があるわけではない。「自分の中にあるものにアクセスしてください」と強く言いました。――今回はキャストもスタッフもさまざまな国籍の方が参加されていますが、多国籍にした理由はそういった思いからでしょうか。そもそも自分自身に国籍という概念がないので、そういう思いはないです。悲しいかな現代社会、歴史上ずっと、常に線引きがされていて、それが当たり前だという社会になっています。そうではないことを言いたいというより、そもそもそうではないと。子供は国も人種もわからないし、上下関係や肩書もわからないけど、それがあるべき姿と思うんです。それが大人になるにつれて、洗脳されてそういうものだと思ってしまっているだけ。例えば、カブトムシの種類をいろいろ言われても、カブトムシはカブトムシですよね。それと同じだと思うんです。――監督が国籍を意識しないようになったのはなぜでしょうか。15歳からアメリカに行き、世界中旅をしているので、そもそもそういうものに希薄だったと思います。おそらく大人になっていないんですね。子供の時の感覚を引きずったままで。どうしてそういうものを強要されるのかと、学校に行っていた頃に思いましたし、そこから逃れるためにアメリカに行ったんです。アメリカでは緩かったですがやはり縛りはあるわけで、常に違和感を持って社会と対峙してきた感じはあります。――本作がハリウッド進出作となりましたが、映画作りに関して日本との違いはありましたか?特にないです。以前から海外でCMやPVを撮っているので、スタッフに関してもそんなに違いはないですし。ハリウッドにあこがれて行ったのではなく、単純に自分がやりたいことがあって、それを可能にしてくれるのがたまたま今は海外だったというだけで、それが中国であれば中国に行きますし、アフリカだったらアフリカに行きますし、日本でそれが可能であれば日本で撮ります。――現場で言葉の壁はなかったですか?ないですね。今回、CGチームとアクションチームが韓国のチームで、アクション監督は英語が片言でしたが、何も問題なかったです。CGチームにも英語が話せない人がいましたが問題ありませんでした。言葉が通じなくてもサッカーや野球ができるのと同じで、見ていればわかるんです。どこで撮影しても、映画の行程は同じですから。それに、同じ言語でしゃべっている日本人同士でも、伝わらないものは伝わらないです。何事も言葉ではないと思います。――確かにそうですね。最後に、映画を楽しみにしている人たちにメッセージをお願いします。デートで見てください。デートで見に行ったら女性は男の人のことを好きになると思うし、男性は女性のためにもっと強くなろうと思うと思います。好きな人と一緒に見てほしいです。■プロフィール紀里谷和明監督1968年、熊本県生まれ。15歳で単身渡米し、マサチューセッツ州にある全米有数のアートスクールでデザイン、音楽、絵画、写真などを学び、パーソンズ美術大学で建築を勉強。ニューヨーク在住時の1990年代半ばに写真家として活動を開始し、その後、映像クリエイターとして数多くのミュージックビデオなども制作。最近では、三代目 J Soul BrothersのPVが話題に。2004年に『CASSHERN』で映画監督デビューし、2009年には『GOEMON』を発表。監督第3作『ラスト・ナイツ』でハリウッドデビューを果たした。撮影:蔦野裕
2015年11月14日紀里谷和明監督の最新作『ラスト・ナイツ』の女性限定試写会が11月5日(木)、都内で行われ、紀里谷監督をはじめ、大和悠河とホラン千秋が出席。女性陣の絶賛コメントに、紀里谷監督は「本当にうれしい。映画は自分の子どものようなもの」と喜びをかみしめた。紀里谷監督が初のハリウッド進出作として、「忠臣蔵」を題材に5年の歳月をかけて完成させた本作。架空の封建国家で、反逆罪に問われた師匠を自らの手で斬首した主人公が、忠誠を誓った主君の仇を討ち、堕落した権力者に反旗を翻す騎士道ファンタジー。クライヴ・オーウェン、モーガン・フリーマンら豪華なキャストが、日本人の心に宿る忠誠心、名誉、正義、尊厳といったテーマを体現する。「自分では意識していなかったが、試写を始めると女性から褒めていただくことが多い」と少し意外そうに語る紀里谷監督。一方、大和さんは「映画の至るところに、サムライ精神があふれている。外見はもちろん、ここまで内面がカッコいい男性はなかなかいない」、ホランさんは「心が癒され、目の保養にもなる。女性がこれほどドキドキできる映画はそうないはず」と女性目線で絶賛していた。大和さんといえば、王子役や騎士(ナイト)役として、多くの男役を演じてきた元宝塚歌劇団宙組トップスター。「以前は男性の演出家さんが『これが男の友情なんだ』と言っていても、よく理解できなかったけど、この映画を見ると、男性同士の熱い魂のつながりを知ることができる」と独自の視点で、魅力を語った。これにはホランさんも、「こんなにも相手を裏切らず、見返りも求めず、忠誠心を守る男性がいるなんてステキ」と乙女のまなざし。「さまざまな文化や人種が入りまじっているのに、違和感なくスッと世界観に入り込めるのは、すばらしい脚本と監督の演出があるからこそ」とうっとりしていた。そんな女性陣の発言に、「今日は(女性から支持される)ナゾが解けました」と納得顔の紀里谷監督。「大切なのはモノじゃなく、形にできないもの。言ってしまえば、愛を描いた映画。これからも人種や国籍、洋画や邦画といった、いろいろな“くくり”を取り払い、いい作品を世界中に送り届けていきたい」と国際的に活躍する映像クリエーターとしての決意を新たにしていた。『ラスト・ナイツ』は11月14日(土)、TOHOシネマズスカラ座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ラスト・ナイツ 2015年11月14日より全国にて公開(C) 2015 Luka Productions
2015年11月06日新シリーズ「ASIENCE MEGURI」花王株式会社は、同社が展開するヘアケアブランド「ASIENCE」の新CMに女優・長澤まさみさんを起用した。CMは2015年10月9日(金)より全国で放映されている。長澤さんが起用されたのはASIENCEの新シリーズ「ASIENCE MEGURI」のCM。同シリーズは、“いらないものを捨て去り、必要なもので満たしていく”という東洋で大切にされてきた「巡り」の思想からヒントを得て開発されたシリーズだ。「巡りケア」を体験した長澤さんが美しい髪をなびかせるCMでは、「生まれつきの髪も自分で選べたらいいのに・・・・・・」と髪に対する思いをつぶやく長澤さんが、同シリーズの提唱する“髪に不要なものを洗い出し、髪によい成分を与える”ケア「巡りケア」を体験。長澤さんが気持ちよさそうに髪を風になびかせている場面で終わる。無料で「ASIENCE MEGURI」が体験できるサロンがオープンまた、同シリーズの発売に際し、「ASIENCE MEGURI」が体験できるシャンプーサロン「ASIENCE MEGURI SALON」が期間限定で表参道にオープン。カウンセリング・シャンプー・プロによる写真撮影を無料で体験することができる。「ASIENCE MEGURI SALON」概要【期間】2015年10月10日(土)~ 2016年2月29日(月)【場所】東京都渋谷区神宮前5-46-16 イル・チェントロ・セレーノ 1F【料金】無料※女性限定【予約方法】「ASIENCE MEGURI SALON」のWebサイトで2015年9月16日(水)から応募開始(引用:プレスリリースより)(画像はプレスリリースより)【参考】・ASIENCE MEGURI SALON Webサイト・花王株式会社 プレスリリース/ValuePress!
2015年10月15日『世界の中心で、愛をさけぶ』『海街diary』など、数多くの映画、ドラマ、CMに出演する女優・長澤まさみが、10月7日(水)発売の「anan」1974号にて、「美人が食べているもの。」と題した特集に登場。表紙で、長澤さんの好物だという肉を頬張る姿を披露した。表紙を飾る長澤さんは、第5回「東宝シンデレラ」でグランプリを受賞し、その後2003年『ロボコン』で初主演にして第27回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。出世作とも言える『世界の中心で、愛をさけぶ』では第28回日本アカデミー賞最優秀助演女優賞・話題賞など数々の賞を受賞。『海街diary』で綾瀬はるからと美しい4姉妹を演じたことが記憶に新しい実力派女優だ。来年にはNHK大河ドラマ「真田丸」への出演や、中井貴一らとおもに初のキャスター役に挑戦する『グッドモーニングショー』の公開も決定している。今回の「美人が食べているもの。」特集では、美フードたちを日常生活に取り入れる方法を簡単に紐解き紹介。筋金入りの肉好きといわれる長澤さんは、本特集内で「美しさは肉・肉・肉食にあり」と題し、肉の塊を頬張る様子を撮影。表紙では、凛と美しくお肉を食べる長澤さんと、ピンク色の美しい肉がまるでアクセサリーのように長澤さんを引き立てるコラボが実現した。さらに、本誌では公開を目前に控えた『図書館戦争 -THE LAST MISSION-』の特集を掲載。「守り抜く男。」と題し、主演の岡田准一をはじめ、福士蒼汰、田中圭、そして本作から新登場する松坂桃李らが登場している。「anan」1974号は発売中。(text:cinemacafe.net)
2015年10月08日28歳になり、最近ますます美しさに磨きがかかる長澤まさみさん。実は、その健康美の秘密は“肉食”にあるそうで…?食へのこだわりを語ってもらいました。* **「もともと体が冷えやすい体質で、20代前半の頃から白湯を飲んだり、漢方を服用したり、健康食品もいろいろと試してきました。あらゆる方法にチャレンジしながら最終的に気がついたのは、“カラダをつくるのは毎日の食事だ”ということ。特にここ1~2年は、体を鍛えはじめたこともあって、『筋肉をつけるためには何を食べればいいか』ということを第一に考えるように。そこで、良質なタンパク質をたくさん摂ること=“肉食”にたどり着いたんです」牛・豚・鶏はもちろん、馬や鹿、さらにクジラまで(!)。どんなお肉も好んで食べるそう。さすが自他ともに認める“肉食女子”。「筋トレをしている人の中には、『鶏のささみしか食べない』という方もいると思うんですけど、私はそこまでストイックになれないなと思って。体のためにもストレスを溜めないのがいちばんだと思うので、そこだけは自分に許してあげています。焼き肉もしょっちゅう行きますし、とにかく肉が好きすぎて…(笑)。唯一食べる量をセーブするとしたら、炭水化物だけですね。それに人間の体って、空腹になると筋肉が脂肪に変わりやすくなるらしいので、なるべくお腹がすかないようにすることにも気をつけています。“食べないダイエット“というのは、中学生以来していないかも。やっぱり食べ物でしっかり栄養を摂らないと、健康的な美しさは手に入れられないと思うので、むしろ私は”食トレ“派です。実際に、運動と肉食をはじめてからは体も健康的になりましたし、肌や髪のツヤも良くなった気がしています」その凛とした美しい佇まいは、“食べてキレイになれる”ことをまさに証明しているよう。そんな長澤さんには最近、ビッグな目標ができたんだとか。「ふふ。ボンドガールです(笑)。届かない目標じゃないと意味がないから、憧れはバカみたいに大きく。年齢を重ねてもなるべく同じ体型をキープできるように、食べることはこれからも大事にしていきたいですね」◇ながさわ・まさみ’87年6月3日生まれ。静岡県出身。NHK大河ドラマ『真田丸』に出演が決定。来年1月より放送スタート。映画『アイアムアヒーロー』『グッドモーニングショー』も来年公開予定。※『anan』2015年10月14日号より。写真・中村和孝(まきうらオフィス)、スタイリスト・上杉美雪(サード/服)、荻野玲子(雑貨)ヘア&メイク・河北裕介、文・瀬尾麻美調理・光山英明(肉山)
2015年10月07日「anan」1974号10/7発売は「美人が食べているもの。」特集。今週の表紙撮影ストーリーを紹介します。キラッキラな長澤まさみさんと肉撮影!長澤まさみさんの好物といえば、肉。表紙撮影のヘアメイクをしてくださった河北裕介さんも「そういえばお誕生日にはいつも肉をプレゼントしてる」とのこと。筋金入りの肉好きは、周知の事実です。ではどんな肉を用意するか?お店からのデリバリーにするか、その場で調理してもらうか、それとも・・・。今回、長澤さんのためにお肉の調理をお願いしたのは、吉祥寺の「予約が取れない店」として有名な、肉好きの聖地「肉山」のオーナー光山さん。3種類の肉をお店で焼いて、寝かしながらスタジオに移動していただくという計画です。当日は台風の影響で雨風のひどいなか、お肉の塊と光山さんが無事到着しました。1人分にはやや多い肉を切り分けていただき、お皿を前にして撮影スタート。長澤さんに実際に食べていただき、「おいしい!」「これは馬ですか、えっ本当に?」などとにぎやかに撮影が進みました。凛と美しくお肉を食べる長澤さんはスタジオ中の光を集めているよう。そしてピンク色の美しい肉がアクセサリーのように長澤さんをひきたてて・・・キラッキラなカップリング・・・。撮影後は長澤さんを含め、みんなで肉に突進。少しでも長澤さんみたいになれますように・・・。と、そっと願いつつ口に運ぶと、お肉のおいしさに邪念が消えて、すみません、高望みはしません、生きててよかった、という気持ちに。表紙と本誌グラビアで、ぜひ長澤まさみさんと肉のコラボをお楽しみください。キラッキラ!(M)
2015年10月07日『CASSHERN』『GOEMON』の紀里谷和明監督最新作にしてハリウッド進出作『ラスト・ナイツ』のポスターが完成。さらに、第28回東京国際映画祭パノラマ部門への正式出品がこのほど決定した。戦士の時代は終わりを迎え、よこしまな政治が栄誉に取って変わろうとしていた封建的な帝国。権力欲に取り憑かれた非道な大臣への不正な賄賂を堂々と断り、刀を向けたバルトーク卿(モーガン・フリーマン)は反逆罪に問われ、最も残忍な処刑による死罪を勧告される。それは、愛弟子であり、自身の後継者として信頼するライデン(クライヴ・オーウェン)による斬首。絶対に出来ないと断るライデンに対しバルトーク卿は、騎士の掟を全うし、自身亡き後の一族を守れと諭す。ライデンは震える手で主君の首を落とした。一年後。気高い騎士達は、その日が来るまで刀を捨て、身分を隠していた。隊長であるライデンは酒浸りの日々を過ごし、宿敵の目を欺く。すべては、忠誠を誓った主君バルトーク卿の仇を討ち、堕落し、不正がはびこる権力への報復のために…。『ミリオンダラー・ベイビー』でアカデミー賞を受賞した名優モーガン・フリーマンと、英国アカデミー賞受賞とアカデミー賞ノミネートの経歴を持つ『クローサー』『シン・シティ』のクライヴ・オーウェンを主演に迎え、紀里谷監督が5年の歳月をかけて完成させた『ラスト・ナイツ』。このほど本作の正式出品が決定した東京国際映画祭パノラマ部門は、先日「Perfume」のドキュメンタリー映画の正式招待が報じられ話題にもなった、今年初めて新設される部門。人間ドラマから、ホラー、アニメーションなど、映画の多様性が体感できる刺激的かつ個性的な様々な作品が出品され、日本公開前の最新作がプレミア上映される。そして完成した最新ポスターには、江口洋介やGACKT、岩井俊二、MIYAVIなど、アスリートから役者、アーティストに至るまで、多くの各界著名人からの絶賛コメントが掲載させている。<『ラスト・ナイツ』ポスター掲載コメント>■第69代横綱白鵬 翔この台詞が気に入りました。名誉は持って生まれるもの、誰もそれを奪えず、与えもできない!失ってもならぬ、 敵は騎士の掟が絶対であることを思い知る!民と国の魂を再生させるのだ!人生は、我慢した者が勝つのだと教えてくれた気がします!■江口洋介(俳優)誇り高き伝統と忠誠心を奪われた瞬間の、男達の逆転劇を見逃すな。紀里谷監督が打ち出すサムライスピリットが、ハリウッドのスケールの中で爆発する。■GACKT(アーティスト)この作品を見よ。そしてこの日本の美しい魂を、見事に紀里谷監督がどうやって世界に届けているかを感じてみよ。そして何よりこの作品を通して、日本人として忘れてはならない魂を自らの心に呼び戻せ。■岩井俊二(映画監督)正義とは何か?それは人間の生きる美学だ。欲望のままに増殖し収奪し続ける悪しき強者に対するプロテスタント。弱きを助け強きを挫く。強くなければ生きられないが、優しくなければ生きる資格もないのだ。■SUGIZO(LUNA SEA、X JAPAN)信頼、忠誠、良心。漢として永遠に守るべき最重要な精神性が全編で光を放っている。世界に果敢に挑みをかける紀里谷監督のアティテュードを心から讃えたい。■武論尊(漫画「北斗の拳」原作者)映像の奇才に魂が舞い降りた。この作品は日本人の魂の源流が描かれている!■奥田瑛二(俳優・映画監督)日本人が失いかけている美しき心がここにある。壮大で優美な映像とドラマが騎士道と武士道の融合によって見事に蘇った。KIRIYA KAZUAKI ハリウッド監督誕生だ!さらに、現在、紀里谷監督を見つけたらチケットが抽選で当たるという大サービスも。明日19日(土)15:00ごろ、品川プリンスシネマ劇場ロビーにて紀里谷監督が訪問するとのことだ。『ラスト・ナイツ』は11月14日(土)、TOHOシネマズスカラ座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年09月18日中井貴一と長澤まさみが共演し、君塚良一がメガホンを執る新作映画『グッドモーニングショー』が2016年に全国東宝系で公開されることが発表された。本作は、朝の情報番組を題材にしたオリジナルコメディで、中井は“ワイドショー”の顔であるメインキャスターを、長澤はアシスタント・キャスターを演じる。その他の写真『踊る大捜査線』シリーズや『誰も守ってくれない』の君塚監督が脚本も手がける本作は、メインキャスター澄田真吾(中井)の災難だらけの一日を描くコメディ・エンターテインメント。中井演じる主人公は、生放送中にアシスタントの美人アナウンサーからふたりの交際関係をばらすと脅され、プロデューサーからは番組打ち切りの危機を告げられ、更に突然起こった立てこもり事件に巻き込まれ、犯人との直接交渉をする羽目になってしまう。中井は「初めてのキャスター役ということもあり、クランクイン数日前に実際のTV番組の制作現場を取材させていただきました」といい、「朝3時にTV局入りして、番組終了後の反省会まで6時間。日頃画面を通し、キャスターの方々がいとも軽やかに番組を進めて行くのを拝見し、意外と自分でもやれるのではないかと簡単に思っていたのですが、現場は想像以上に大変。“たかがテレビ、されどテレビ”を痛感させられ、役作りの大きなヒントになりました」とコメント。さらに「テレビの意味を問うところも、この映画のテーマの一つ。一人の人間があたふたとしている滑稽な状況の中から、世の中の仕組みやテレビの作られ方などが分かってもらえたら嬉しいです」と語っている。長澤は「初めての女子アナ役ということで、普段のお芝居の時の発声とも異なるので、現役の女子アナの方に発声指導を受けて視聴者に分かりやすく伝える大事さを知りました。しっかり演じきって実際にTV局からキャスターのオファーが殺到するくらいになる様に頑張ります!」と意気込んでいる。君塚監督はふたりについて「ワイドショーはまさにテレビそのもの。その裏側の人間模様はスリリングです。キャスター役の中井さん、長澤さんは本当にぴったり。演技のみならず、アナウンス力も抜群です」と話している。本作には他に、新人アナウンサー・三木沙也役に志田未来、澄田と同期のプロデューサー・石山聡役に時任三郎、澄田の妻で元女子アナ役に吉田羊、立てこもり事件の犯人役に濱田岳、事件解決にあたる警視庁特殊班リーダーに松重豊、さらに池内博之、林遣都、梶原善、木南晴夏、大東駿介らが出演する。『グッドモーニングショー』全国東宝系にて2016年ロードショー
2015年09月08日『踊る大捜査線』シリーズ脚本を務め、放送作家、脚本家としてテレビを知り尽くした君塚良一監督が、朝の情報番組“ワイドショー”を舞台に俳優・中井貴一、長澤まさみを迎えて描く『グッドモーニングショー』の製作が決定した。澄田真吾は、朝のワイドショー「グッドモーニングショー」のメインキャスター。かつて報道番組のニュースキャスターだったが、ある震災現場からの現場リポートが世間から非難を浴びて番組を降板。以来、現場からのリポートが怖くてできなくなり、同期入社のプロデューサー石山聡に拾われていまに至っている。ある日、いつものように深夜3時に起床した澄田は息子と妻の言い争いに巻き込まれる。面倒くさい事から逃げるようにテレビ局に向かう車内で今度は、澄田のアシスタントの小川圭子アナウンサーから連絡があり、二人の交際を今日の番組で発表しようと迫られる。彼女は澄田と付き合っていると勘違いしているのだ!さらにプロデューサーの石山から番組の打ち切りが報告され、新番組への登板はないことも伝えられ、踏んだり蹴ったりの事態に意気消沈する…。主人公の「グッドモーニングショー」メインキャスター・澄田真吾を演じるのは、NHKの大河ドラマを始めとする多くのTVドラマや映画で長きに渡って一線で活躍し、シリアスな役からコミカルな役まで演じ分ける実力派俳優・中井貴一。キャスター役は初挑戦となる。そして澄田真吾のアシスタントキャスター・小川圭子を日本を代表する女優のひとり、長澤まさみが好演する。そのほか新人アナウンサー・三木沙也役に志田未来、澄田に理解を示す同期のプロデューサー・石山聡役に時任三郎、澄田の妻で元女子アナ役に吉田羊、立てこもり事件の犯人役に濱田岳、事件の解決にあたる警視庁特殊班リーダーに松重豊、さらには個性的な番組スタッフに池内博之、林遣都、梶原善、木南晴夏、大東駿介と豪華俳優陣が勢揃いした。■中井貴一(澄田真吾役)コメント初めてのキャスター役ということもあり、クランクイン数日前に実際のTV番組の制作現場を取材させていただきました。朝3時にTV局入りして、番組終了後の反省会まで6時間。日頃画面を通し、キャスターの方々がいとも軽やかに番組を進めて行くのを拝見し、意外と自分でもやれるのではないかと簡単に思っていたのですが、現場は想像以上に大変。“たかがテレビ、されどテレビ”を痛感させられ、役作りの大きなヒントになりました。テレビの意味を問うところも、この映画のテーマの一つ。一人の人間があたふたとしている滑稽な状況の中から、世の中の仕組みやテレビの作られ方などが分かってもらえたら嬉しいです。長澤さんをはじめ皆と良いチームワークを作って、必死に撮影をし、楽しいコメディ映画を皆さんにお送りできたらと思います。■長澤まさみ(小川圭子役)ワイドショーはニュースだけでなく、その時の流行や衣食住などを扱っていて子供ながらに楽しいと感じて良く見ていました。そういう楽しい部分を女子アナという役柄を通して伝えられたらいいなと思います。初めての女子アナ役ということで、普段のお芝居の時の発声とも異なるので、現役の女子アナの方に発声指導を受けて視聴者に分かりやすく伝える大事さを知りました。役柄はまっすぐな気持ちを持っている女性ですが、周囲からみると思い込みが激しい女性に写るかもしれません(笑)。新たに挑戦する役になりますが、しっかり演じきって実際にTV局からキャスターのオファーが殺到するくらいになる様に頑張ります!中井さんとは初共演になりますが、子供の頃ませていたからか(笑)、中井さんが出演されていた恋愛ドラマをよく見ていました。まさか共演できるとは思っていなかったのでとても嬉しいです。一緒に良いチームワークを作っていきたいです。『グッドモーニングショー』は2016年全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年09月08日『CASSHERN』『GOEMON』の紀里谷和明監督が名優モーガン・フリーマンとクライヴ・オーウェンを主演に迎え、5年の歳月をかけて完成させた、映画『ラスト・ナイツ』。この度、紀里谷監督自ら制作した最新予告編が公開された。戦士の時代は終わりを迎え、よこしまな政治が栄誉に取って変わろうとしていた封建的な帝国。権力欲に取り憑かれた非道な大臣への不正な賄賂を堂々と断り、刀を向けたバートック卿(モーガン・フリーマン)は反逆罪に問われ、最も残忍な処刑による死罪を勧告される。それは、愛弟子であり、自身の後継者として信頼するライデン(クライヴ・オーウェン)による斬首。絶対に出来ないと断るライデンに対しバルトーク卿は、騎士の掟を全うし、自身亡き後の一族を守れと諭す。ライデンは震える手で主君の首を落とした。一年後。気高い騎士達は、その日が来るまで刀を捨て、身分を隠していた。隊長であるライデンは酒浸りの日々を過ごし、宿敵の目を欺く。すべては、忠誠を誓った主君バルトーク卿の仇を討ち、堕落し、不正がはびこる権力への報復のために。死を覚悟し挑む、気高い騎士達の戦いがはじまる――。今回公開された予告編は、全編に渡りベートーヴェンの名曲「ピアノソナタ第14番『月光』」が使用され、その儚くも美しい旋律が本作のドラマとエモーショナル、そして壮厳かつ重厚な映像世界に寄り添いながら、展開される。アメリカをはじめ世界30か国以上での公開が決定している本作。紀里谷監督にとって初のハリウッド進出作ともあり、今回の予告編も紀里谷監督自ら制作したという。「零下20度に及ぶ極寒の地での非常に困難な撮影を経て『ラスト・ナイツ』は生まれました。この作品を信じ続けてくれたキャストやスタッフの弛まぬ努力に、そして、彼等の想いを代表して、この予告編を皆様に届けさせていただける光栄に心から感謝いたします」。本作には『ミリオンダラー・ベイビー』でアカデミー賞を受賞した名優モーガンと、英国アカデミー賞受賞とアカデミー賞ノミネートの経歴を持つ『クローサー』『シン・シティ』のクライヴのほかにペイマン・モアディ、アン・ソンギ、アクセル・ヘニー、伊原剛志が出演している。こちらの映像から紀里谷監督がハリウッドで描いた“サムライの魂”をご覧あれ。『ラスト・ナイツ』は11月14日(土)、TOHOシネマズスカラ座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年09月01日映画監督・紀里谷和明がハリウッドに進出し、5年の歳月をかけて完成させた最新作『ラスト・ナイツ』。本作で主演を務めたクライヴ・オーウェンのインタビューと貴重なメイキング映像を交えた特別映像が、いち早くシネマカフェにて解禁となった。先日、バラエティ番組で自ら明かしたように、紆余曲折を乗り越えた紀里谷監督にとって、初のハリウッド進出作であり、日本人監督としては類のない規模で世界展開される本作。架空の封建国家を舞台に、日本人の心に宿る忠誠心、名誉、正義、尊厳といったテーマを、民族や宗教などの枠にとらわれない設定のもとで追求し、世界中の観客に投げかけるという壮大な試みに挑んでいる。題材となったのは、あの「忠臣蔵」。2人のカナダ人が手がけ、心震える騎士たち(Knights=ナイツ)のドラマが描かれた脚本から製作が始まった。徹底的な時代考証の調査が施され、オリジナルの魂を忠実に受け継いでいたその脚本を読んだ紀里谷監督は、「民族や宗教、国籍や出自に関わらず、誰もが知っているものだと確信しました」と語り、その脚本を世界に向けて映画化することを決意。グローバルなコンセプトに基づいてキャスティングを進め、日本からは伊原剛志が参加するなど、監督の描く独創的なヴィジョンと脚本に魅了された名優たちが集結した。『シン・シティ』『トゥモロー・ワールド』といった話題作の主演を務め、ハードボイルドな男の魅力を匂い立たせてきた英国の名優クライヴ・オーウェンも、監督と同様に、脚本に深く魅了された者の一人。本作で演じるのは、腐敗がはびこる国の未来を憂う、高潔な心を持つ領主バルトーク卿(モーガン・フリーマン)の忠実な部下、騎士団の隊長ライデン。届いた映像の中で、クライヴは「カズ(紀里谷監督)は約束を守ったよ、初めて会ったときに言われたんだ。“国籍を気にせず世界の優れた役者を雇いたい”。“舞台はアジアでも欧米でもない自分の世界を創る”と」。そう監督との最初の出会いをふり返り、国籍や言語や肌の色にとらわれないキャスティングを行うことを考えていた紀里谷監督が描く映画の世界を「独創的な世界」と謳い、「楽しい“人種のるつぼ”だ」と表現する。『CASSHERN』『GOEMON』でも幻想的な架空の世界の全体像をデザインした紀里谷監督は、今回の企画について「過去の作品との違いは、現実に深く根ざしている点です。確かにこれは架空の世界の架空の王国の話であり、皆が異なる言語を話し、異なる肌の色をしています。でも、そこにある感情はリアルなんです。その点は企画が始まった当初から非常に重要でした。それこそがこの映画をつなぎとめる碇となるものでした」と語っている。初のハリウッド作品を手がけることになった紀里谷監督について、クライヴは「彼は求めていることをはっきり伝えてくれる。精神的にとても落ち着いているからいい監督だと思うよ。各シーンに何を求めているかはっきりと言ってくれる。撮影は非常に楽しかったよ」と称賛を贈る。忠誠を誓った主君の不当な死に報いるために、気高い騎士たちが立ち上がるーー。この秋、ついに世界に放たれる本作の神髄をクライヴが語る映像から目撃してみて。『ラスト・ナイツ』は11月14日(土)、TOHOシネマズスカラ座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年08月24日『CASSHERN』『GOEMON』を手がけた紀里谷和明監督が、モーガン・フリーマンとクライヴ・オーウェンを主演に迎え、5年の歳月をかけてハリウッドで完成させた映画『ラスト・ナイツ』。なんと、本日8月3日(月)、テレビ朝日系「しくじり先生 俺みたいになるな!! 2時間SP」にその紀里谷監督が登場。“思ったことを言いすぎて日本映画界から嫌われちゃった先生”として教壇に立ち、映画コメンテーター・有村昆氏と過去の評論をめぐって再び激突(!?)していることが分かった。『ミリオンダラー・ベイビー』でアカデミー「助演男優賞」賞を受賞した名優、モーガン・フリーマンと、『クローサー』で英国アカデミー賞に輝いた英国俳優クライヴ・オーウェンを迎えた『ラスト・ナイツ』(11月日本公開)で、念願のハリウッド進出を果たした紀里谷監督。紀里谷監督といえば、1968年熊本県出身、現在47歳。写真家として有名アーティストのCDジャケットを数多く手がけ、32歳からはプロモーションビデオに進出。元妻・宇多田ヒカルの「traveling」「SAKURAドロップス」などで注目を浴び、2004年には処女作である伊勢谷友介主演『CASSHERN』を発表。続く2009年の江口洋介主演『GOEMON』では、自ら明智光秀役を演じたイケメン監督として知られている。「そんなにスゴイ人なのに何をしくじったの?」と、担任・若林正恭(オードリー)や生徒・吉村崇(平成ノブシコブシ)らから疑問の声が上がると、紀里谷“先生”は、「日本映画界を超バカにして、映画界から超嫌われちゃった」という、しくじりを告白!実は、映画監督になる以前から、日本映画界を否定する発言を思ったまま口にしてしまい、相当な反感を買っていたというのだ。いったい、どんな発言をしてしまったのか!?生徒たちからも「そりゃあ嫌われるわ!」と総スカンを食らうほどの、怖いもの知らずの発言とは!?さらに、『CASSHERN』の現場でも、映画界のしきたりをガン無視していたという紀里谷先生。映画は興行的にはまずまずだったものの、批評家からは酷評の嵐。今回、教室には、その『CASSHERN』を当時「映画として2時間もたない」とバッサリ斬った映画コメンテーター・有村昆の姿も。紀里谷先生は、生徒役の有村氏を指名し「ボクの映画、どうでしたか?」と自虐的に尋ねるが、直撃された有村氏の答えとは!?もしや、教室でかつてのバトルが再燃か…!?そして、その後の紀里谷先生を待ち受けていたのは、厳しい現実の数々。「日本映画をバカにした発言がきっかけとなり、結局10年間も撮りたい映画を撮ることができず、無駄な時間を過ごすことになってしまった」と、自身のしくじりを明らかにする。だが、そんな紀里谷先生を救ってくれたのは、ほかならぬ最新作『ラスト・ナイツ』に出演したモーガン・フリーマン。数々の名作、話題作で活躍を続ける大先輩の言葉は、有村氏を始め、生徒たちを唸らせる。紀里谷先生は、その名言の意味をひも解きながら、夢に向かって挑戦する人に向けたアドバイスを語りかけるが、よせばいいのに、時折ダジャレを挟み込み、ボケまくり!?紆余曲折をへて世界に進出した映画監督なのに、ゴールデンタイムのバラエティーに出演し、しかもボケ満載でしくじりを告白しちゃう紀里谷先生。貴重な授業を、見逃さないで。「しくじり先生 俺みたいになるな!! 2時間SP」は8月3日(月)19:00よりテレビ朝日系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年08月03日『ダークナイト』シリーズのモーガン・フリーマン、『シンシティ』のクライヴ・オーウェンらが出演する、紀里谷和明監督初のハリウッド進出作『ラスト・ナイツ』の日本公開がこのほど決定。特報とティザービジュアルが公開となった。戦士の時代は終わりを迎え、よこしまな政治が栄誉に取って変わろうとしていた封建的な帝国。権力欲に取り憑かれた非道な大臣への不正な賄賂を堂々と断り、刀を向けたバルトーク卿(モーガン・フリーマン)は反逆罪に問われ、最も残忍な処刑による死罪を勧告される。それは、愛弟子であり、自身の後継者として信頼するライデン(クライヴ・オーウェン)による斬首。絶対に出来ないと断るライデンに対しバルトーク卿は、騎士の掟を全うし、自身亡き後の一族を守れと諭す。ライデンは震える手で主君の首を落とした。一年後。気高い騎士達は、その日が来るまで刀を捨て、身分を隠していた。隊長であるライデンは酒浸りの日々を過ごし、宿敵の目を欺く。すべては、忠誠を誓った主君バルトーク卿の仇を討ち、堕落し、不正がはびこる権力への報復のために…。『CASSHERN』『GOEMON』と、その独自の映像世界を展開する紀里谷和明監督が、5年の歳月をかけて完成させた本作。出演に、『ミリオンダラー・ベイビー』でアカデミー賞を受賞した名優モーガン・フリーマンや、『クローサー』でアカデミー賞にノミネートされたクライヴ・オーウェンなど豪華キャストが名を連ね、紀里谷監督初のハリウッド進出作として大きな注目を集めている。今回公開となった特報では、これまでのCGが前面に押し出されていた紀里谷監督作品とは一変、名優たちの凜とした表情と、騎士たちの手に握られた剣が存在感を放つ、力強い映像が展開されている。同じく公開されたティザービジュアルでは、騎士の姿に身を包んだクライヴ・オーウェンと、「紀里谷和明監督最新作」という力強い文字が存在感を発揮している。『ラスト・ナイツ』は、「忠臣蔵」を題材に、二人のカナダ人によって描かれた騎士達のドラマ。徹底した時代考証と、オリジナルの魂を忠実に受け継いだその脚本を読んだ紀里谷監督は、世界に向けて本作の映画化を決意。「内なる声がシンプルに呼びかける。『これは正しいのか、それとも間違っているのか?』と。その答えは、民族や宗教、国籍や出自に関わらず、誰もが知っているものだ」とコメントしている。さらに、主演のクライヴ・オーウェンは「とてもエレガントで優れた脚本だった」とコメントし、モーガン・フリーマンは「非常に高潔な人物たちを描く、ほかに類を見ないストーリー。誰もが必ずや共感を得るはずだ」と語り、脚本への惜しみない賛辞を送っている。総勢17か国に及ぶ一流のキャストとスタッフが結集した本作だが、ただ一人日本人俳優として『硫黄島からの手紙』を始め、数々の海外作品にも出演している伊原剛志が、世界の名優たちと肩を並べている。クライヴ・オーウェン演じる主人公の最大のライバルにして一流の剣士イトーを演じる伊原さんは、「武士道を騎士道に変え、日本の役者として唯一この映画に参加しました。世界の役者達との共演で自分の可能性を確信した作品です」と、本作への手ごたえを語っている。本作は世界30か国以上での上映が決定し、日本人監督としては類をみないワールドワイドに展開をみせる。独自の地平を行く紀里谷監督の新たな一歩を、まずはこの映像から体感してみて。『ラスト・ナイツ』は11月、TOHOシネマズスカラ座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年07月16日カンヌ国際映画祭が開幕5月13日、フランスのカンヌにて第63回カンヌ国際映画祭が開幕。映画『海街diary』に出演する長澤まさみが、セクシーなドレス姿でレッドカーペットに現れた。ブラックとブルーのツートーンが眩しいドレスをまとった長澤まさみ。オフショルダーのドレスから見せる、美しいデコルテラインがひときわ目を引く。指と耳元に光るのは、カンヌ国際映画祭のオフィシャルパートナーでもあるショパールのジュエリーだ。スターが認めるジュエリー多くのセレブリティを魅了し続けているショパール。他にも、ジュリアン・ムーア、ルピタ・ニョンゴ、シャーリーズ・セロンらそうそうたる面々が、ショパールのジュエリーと共にレッドカーペットを歩いた。500万超えのイヤーカフ今回長澤まさみが着用したのは、ショパールのハイジュエリー コレクションより“テンプテーション”のリングとイヤーカフ。5.11カラットのアクアマリンをベースに、アメシスト・タンザナイト・ダイヤモンドが散りばめられたリングは263万円だそうだ。耳元では501万円のイヤーカフが躍る。ペアシェイプのオパールやアメシストが、顔回りを美しく輝かせている。日本を代表する若手女優らが登場その他、『海街diary』からは綾瀬はるか、夏帆、広瀬すずらが登場。綾瀬はるかは胸元が大胆に開いたドレス、夏帆は落ち着いた深いブルーのロングドレス、そして広瀬すずは若々しく爽やかなホワイトを基調にしたドレスを選び、会場に花を添えた。(画像はプレスリリースより)【参考】・ショパール ジャパン 株式会社プレスリリース・映画『海街diary』オフィシャルサイト
2015年05月16日『GOEMON』『CASSHERN』で映画監督を務め、数々のミュージックビデオの制作や、写真 、CM 、広告・雑誌のアートディレクションなどを手がける紀里谷和明が主導する社会派映像制作プロジェクトの第2弾が始動、クラウドファンディングにて支援者を集っている。紀里谷監督の熱い思いのもとに、数々のクリエーターが集結してスタートされた本プロジェクト。世界中の様々な社会問題に光を当て、人々の価値観を揺さぶる映像制作を行っていく。第一弾では「毛皮」をテーマに、毛皮製品生産の実態を映像化。衝撃的な内容が話題を呼び、クラウドファンディングにて目標資金調達額をはるかに超える1,825,020円を集めた。第二弾となる今回は、「子供」をテーマに、いじめ・虐待などの問題に向き合う作品を制作する。クラウドファンディングプラットフォーム「Makuake」にて、「社会問題に鋭く切り込む映像プロジェクト第ニ弾!子供を取り巻く闇をあなたは知っていますか?」と題されたプロジェクトがスタート、支援者を募集している。昨年のこどもの自殺数は538人、うち学校問題と原因を明らかにしているものが167人、家庭問題としているものが82人だという。「数字だけでみても、こどもたちの悲鳴が聞こえる気がします。大人が回す社会から、閉ざされている子どもの孤独に、耳を傾けるところから、はじめませんか。」という問いかけともにスタートした本プロジェクト。紀里谷監督がどのような視点で映像を届けてくれるのかに注目したい。(text:cinemacafe.net)
2015年04月24日新しいイメージキャラクターに選ばれた『長澤まさみ』が登場する、コフレドールの新CM!株式会社カネボウ化粧品は、同社「コフレドール」の新しいイメージキャラクターとして女優の長澤まさみを起用。新CM「15年春コフレドール ずっと透き通る素肌感パクト」篇を2月中旬からオンエアさせた。コフレドールはトータルメイクアップのブランドで、新CMの商品は【コフレドール プレミアム シルキィパクトUV】。新しいテレビCMで長澤は、世界中の女性がメイクアップによってメイクを楽しみ、また毎日がメイクで楽しくなり、外出したくなる積極的な女性の気持ちを見事に表現している。CMの内容は?新CMは、気持ちの良い部屋でコレフドールのファンデーションを使う。肌がキレイに仕上がるにつれて、嬉しい気持ちが高まるり、外出ファッションも選んで、鏡の前でポーズをとる楽しそうな彼女。そしてクリスタルのような素肌感のある、キレイな仕上がりに満足しながら商品の良さをアピールする、というストーリーになっている。長澤は、今回のCM撮影は、いつもと違って、まるで自分自身がその商品になったような感じがしました。(引用元は株式会社カネボウ化粧品 プレスリリース PR TIMESより)と撮影での感想を述べた。(画像はプレスリリースより)【参考】・株式会社カネボウ化粧品のプレスリリース (PR TIMES)・株式会社カネボウ化粧品・長澤まさみ Facebook
2015年02月28日