気になる話題の映像作品をおすすめするコラム【テレビっ子の窓】第4回。日本の作品から韓国の作品まで日々チェックしている、テレビウォッチャーで、ライター・エディター・コラムニストのかわむらあみりがお届けします。『すべて忘れてしまうから』(ディズニープラス スター)『すべて忘れてしまうから』ディズニープラス スターにて独占配信中© Moegara, FUSOSHA 2020【テレビっ子の窓】vol. 4今回は、もう年の瀬も近いということで、おうちでゆっくり視聴できる、注目すべき各配信からの日本のドラマ&映画の最新作をご紹介。まずは阿部寛さん主演『すべて忘れてしまうから』(2022年)よりお届けします。『すべて忘れてしまうから』ディズニープラス スターにて独占配信中© Moegara, FUSOSHA 2020ハロウィンの夜、ミステリー作家“M”(阿部寛)は、5年間付き合った恋人“F”(尾野真千子)と行きつけの「Bar 灯台」で一緒に過ごそうとするなか、Fは突然怒って帰ってしまいます。多忙で連絡を取らないまま3週間ほど経ったとき、Mは周囲から促されて、やっと姿を消したままの彼女を捜索。ですが、周囲から語られる F は、Mの知る彼女の姿とはまったく異なるものだったのです。『すべて忘れてしまうから』ディズニープラス スターにて独占配信中© Moegara, FUSOSHA 2020日本で初めてディズニープラス スターのオリジナルドラマシリーズとして制作され、燃え殻さんによる同名タイトルのエッセイをドラマ化した今作は、「Bar 灯台」の店主・カオル役とドラマのナレーションを担当したCharaさんや、宮藤官九郎さん、酒井美紀さん、大島優子さん、渡辺大知さんほか個性あふれる実力派が集結。さらに毎話異なる10組のアーティストがエンディング楽曲を担当し、実際に演奏するという、音楽的要素も見どころです。『モダンラブ・東京~さまざまな愛の形~』(Prime Video)©2022 Amazon Content Services LLC All Right ReservedPrime Videoで世界独占配信中米紙ニューヨーク・タイムズに掲載されたコラムをもとに、2019年にアメリカで制作されて世界中で話題を呼んだ『モダンラブ』の舞台を東京に移し、6つの実写作品と1つのアニメーションとして、1話完結型全7話のオムニバスドラマとなったAmazon Originalドラマ『モダンラブ・東京~さまざまな愛の形~』。©2022 Amazon Content Services LLC All Right ReservedPrime Videoで世界独占配信中7つのドラマを平栁敦子さん、廣木隆一さん、山下敦弘さんなどの第一線で活躍する映画監督が手がけ、キャストには水川あさみさん、前田敦子さん、榮倉奈々さん、柄本佑さん、伊藤蘭さん、石橋凌さんほか、14名の魅力あふれる豪華な俳優陣が揃いました。©2022 Amazon Content Services LLC All Right ReservedPrime Videoで世界独占配信中7つの物語に共通しているテーマは、多様な価値観のある現代だからこそ見えてくる“愛”について。すっかり定着したマッチングアプリでの出会い、セックスレス、シニアラブや国境を越えた愛など、さまざまに描かれた愛の形が見どころです。『First Love 初恋』(Netflix)Netflixにて独占配信中佐藤健さんと満島ひかりさんがダブル主演を務めるNetflixシリーズ『First Love 初恋』(2022年)は、宇多田ヒカルさんが1999年に発表し大ヒットした「First Love」、2018年に発表した「初恋」の2曲にインスパイアされ、紡ぎ出されたラブストーリーです。Netflixにて独占配信中野口也英(満島ひかり)は、CAを夢見ながらも、不慮の事故で運命に翻弄されて、現在はタクシードライバーとなります。一方、一途でまっすぐな性格の並木晴道(佐藤健)は、航空自衛隊のパイロットになったものの、現在は別の道へと進んでセキュリティ会社に勤務。Netflixにて独占配信中ジグソーパズルのような人生では、時に出会いと別れがあるものですが、大切なピースが後で見つかることも……。今作では90年代後半、ゼロ年代、現代と3つの時代が交わり、20年あまりにわたる忘れられない初恋の記憶をたどるひと組の男女を描いています。若き日の也英と晴道を演じる八木莉可子さん、木戸大聖さんのほか、小泉今日子さんなど多彩なキャストが出演。各時代の描写も見どころです。『チェリまほ THE MOVIE ~30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい~』(U-NEXT)©豊田悠/SQUARE ENIX・「チェリまほ THE MOVIE」製作委員会U-NEXTにて独占配信中200万部を突破した豊田悠さん原作の人気コミックをドラマ化した『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』(通称:チェリまほ)。童貞のまま30歳を迎えた冴えないサラリーマン・安達清(赤楚衛二)が“触れた人の心が読める魔法”を手に入れ、社内の同期でエース・黒沢優一(町田啓太)の自分への恋心を知ってしまうというラブコメディです。©豊田悠/SQUARE ENIX・「チェリまほ THE MOVIE」製作委員会U-NEXTにて独占配信中ドラマも全話U-NEXTで配信されていますが、今春公開された映画『チェリまほ THE MOVIE ~30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい~』も12月に配信されたばかり。映画では、安達の転勤で遠距離恋愛となったふたりのその後が描かれています。ブームとなった“チェリまほ”作品で、再びキュンキュンさせてもらいましょう!!ミステリアスなラブストーリーやオムニバスドラマ、純愛物語など、多彩な作品がたくさんあります。年末年始のお休みで時間ができたときなど、バラエティ豊かな日本のドラマや映画を観て、楽しい時間を過ごしてくださいね!文・かわむらあみり
2022年12月28日劇団EXILEの佐藤寛太が主演を務める短編映画『Blind Mind』のメイキング映像が公開された。本作は、恋に無欲な盲目の青年とルッキズムに苦しむインフルエンサーの少女が、互いに見えない鎖をほどき合う小さな出逢いの物語。盲目の主人公・満井祐を佐藤、外見至上主義に囚われるヒロイン・仲道フミカを平祐奈が演じるほか、モクタール、芦沢ムネト、アベラヒデノブ、椿原愛、原あや香、平井珠生、副島和樹といったキャストが名を連ねている。このたび公開となったのは、撮影風景が映し出された約1分のメイキング映像。またロングバージョンとなる約12分間におよぶメイキング作品が、本編と併映されることが発表された。さらに、俳優・映画監督の奥田瑛二ら8名による応援コメントが到着した。なお『Blind Mind』は、2023年1月6日(金) よりシネマート新宿ほかにて公開される。『Blind Mind』メイキング映像■奥田瑛二(俳優・映画監督) コメント何気ない日常の中、一人の盲目の青年の爽やかな眼差しがいい……それは、汚れのない心を内包しているからである。青年はふとしたことで若い服飾デザイナーの女性と出会う。人は足りないものに蓋をして気づかないフリをして暮らしている。彼女もそんな一人である。現実と将来を正当化することで、「道理」「美しさ」が徐々にデフォルメされていく。彼女はそんな自分に気付きはじめている。彼女は、彼との日々の出逢いによって少しずつ心の目が開いていく。押し付けることのないラブロマンスが静かに始まっていくのである。■上條葉月(字幕翻訳者) コメントメインビジュアルに崩れた目玉焼きが使われていることに、ん?と違和感を感じてしまった時点で、私たちは無意識に社会一般の視覚的な美の基準に囚われているのだろう。本作は見られることと見ることにおいて際立った二人を通じて、そのことを教えてくれる。■川上なな実(俳優)コメント鏡で何度もチェックしたり本音を隠したりエゴ中心で生きることとっても疲れる作業だけどやり甲斐があったりもして、でもいつしか違和感になる。小さな出逢いが大きな自信に繋がり、お互いの壁を気遣い壊し続ければ、自分らしくまわりを愛せるようになるのかなって。作品のようなHappy endに■畑中翔太(企画プロデューサー・脚本家) コメント周りの世界が見えない祐と、周りの世界が見えすぎてしまうフミカ。そんな歪な二人が偶然にも出会い、近づき合うことで、本当に“見えている方”はどちらなのか?に徐々に気づかされていく物語。「目に見えるもの」が多すぎる時代に、祐がその心で見つめているものこそが、今私たちにとって“大切な何か”なのかもしれない。■東紗友美(映画ソムリエ) コメントほんっとに、純度高い。いやぁ、イイです。ふたりが、心の瞳でお互いをみてるんです。それって一番素敵なことじゃないですか?フミカの視点は、私の目線になっていく。私も、祐に恋をした。他人と比べる時間が無駄だと思える、自分だけの幸福を見つめ直す、探し物が見つかるような37分。■みっつばー(イラストレーター) コメント常にもやがかかった心と映像の中にたびたび見切れるネオンや日の光。すぐそばに感じられるからこそ届きそうで届かない、行けそうで行けない歯がゆさは誰しも経験した事があるかと思います。でも曇りの日も雨の日も等しく風情を楽しめるように、今いる場所や自分こそが光の中であると感じることができる……身につまされるリアルの後にやってくる、カラフルで心が洗われる感覚。ほんとうにほんとうに美しい映画でした!■山口乃々華(女優)コメントいろんな人がいて、いろんな考えで世界を生きているけれど、あなたを知りたい、と一歩歩み寄ることで、遠くにいると感じていた人と手を取り合える。そんなことを思いました。色鮮やかで、光もとても綺麗な映像のなか、美しいおふたりに魅了されました。この作品がたくさんの人に広まりますよう、応援しています!!!■Yuki Saito(映画監督)コメント見えないからこそ感じるものがある。盲目の青年が見ていたものは、外見ではなく、内面にある心の美しさであった。佐藤寛太の眼差しの奥にあるものを映画館で探して欲しい。<作品情報>『Blind Mind』2023年1月6日(金) 公開『Blind Mind』ビジュアル (C)2021Yurie Yano/Atsuki Tomori監督・編集:矢野友里恵脚本・プロデュース:灯敦生出演:佐藤寛太平祐奈/モクタール芦沢ムネトアベラヒデノブ椿原愛原あや香平井珠生副島和樹 ほか関連リンク公式サイト::
2022年12月24日阿部サダヲ主演映画『シャイロックの子供たち』より、場面写真と特別メイキング映像が公開された。小説ともドラマとも展開が異なり、独自のキャラクターも登場する完全オリジナルストーリーとして映画化された本作。今回公開された場面写真には、主人公・西木(阿部さん)と、西木と共に事件の真相を探ることとなる北川(上戸彩)、田端(玉森裕太)の姿が写し出されている。西木は、東京第一銀行の小さな支店のベテランお客様係で、穏やかな人柄で課内を明るく盛り上げようと砕けた態度を見せることもある一方、部下たちが感じる些細な違和感にもしっかりと気づく洞察力が鋭い一面も持つ。また、北川は同じく支店に籍を置く西木の部下で、真面目で誠実な女性行員。しかし、支店で起きた現金紛失事件では犯行を疑われてしまう。そして田端は、営業として投資信託を担当。現金紛失事件に関与する人物として故意・過失を問わず疑われることになった田端は、メガバンクの闇に蔓延る真相を突き止めていく。そんな3人それぞれが、仕事に向き合う銀行内でのシーンに加え、3人でパソコンを見て驚く様子、何かを調べ、真相に迫る姿が捉えられている。また公開された映像は、3人に加え柳葉敏郎、杉本哲太、佐藤隆太、柄本明、橋爪功、佐々木蔵之介らのコメントとともに編集された特別メイキング映像。まだ誰も知らない新たな結末を観ることになる観客へ、本作の魅力をそれぞれが語っている。なお、本映像は12月23日(金)より松竹系映画館の幕間で上映される。『シャイロックの子供たち』は2023年2月17日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:シャイロックの子供たち 2023年2月17日より全国にて公開© 2023映画「シャイロックの子供たち」製作委員会
2022年12月21日2023年2月17日(金)公開の映画『シャイロックの子供たち』より、阿部サダヲ演じる主人公の西木と、西木とともに事件の真相を探ることとなる上戸彩が演じる北川、玉森裕太演じる田端の3人の場面写真が一挙解禁。あわせて、豪華キャストのコメントとともに編集された特別メイキング映像が到着した。本作は、累計発行部数60万部を突破した池井戸潤による小説を映画化したもので、小説と展開が異なり、独自のキャラクターが登場する完全オリジナルストーリー。2018年に大ヒットを記録した『空飛ぶタイヤ』の本木克英監督、主演の阿部サダヲ、上戸彩、玉森裕太をはじめ、柳葉敏郎、杉本哲太、佐藤隆太、柄本明、橋爪功、佐々木蔵之介と豪華キャスト陣が勢ぞろいした。この度、解禁された場面写真では、西木、北川、田端それぞれが仕事に向き合う姿が切り取られた銀行内でのシーンに加え、3人でパソコンを見て大きく驚く様子と、携帯電話と小さなハガキを手に何かを調べ、真相に迫る3人の姿が捉えられている。西木は本作の舞台となる東京第一銀行の小さな支店の、ベテランお客様係。穏やかな人柄で課内を明るく盛り上げようと砕けた態度を見せることもある一方、部下たちが感じる些細な違和感にもしっかりと気付くなど洞察力が鋭い一面も持つ。一方、北川は、同じく支店に籍を置く西木の部下で、西木に「俺が知る限り、最も堅実な行員です」と言わしめる、真面目で誠実な女性行員だ。締切を過ぎたものや記入に不備がある入金伝票はしっかりと突き返すなど正義感も強いが、支店で起きた現金紛失事件では犯行を疑われてしまう......。果たして北川は事件とどのように関わっているのか?そして玉森が演じる田端は、営業として投資信託などを担当している行員。パワハラが横行する現在の職場に少々不満を抱えながらも、一生懸命支店のために働いていた。現金紛失事件に関与する人物として故意・過失を問わず疑われることになった田端は、この事件をきっかけにメガバンクの闇に蔓延る真相を突き止めていく。映画『シャイロックの子供たち』特別メイキング映像『シャイロックの子供たち』2023年2月17日(金)公開
2022年12月21日俳優の阿部サダヲが主演を務める、映画『シャイロックの子供たち』(2023年2月17日)の場面写真と特別メイキング映像が21日、公開された。同作は池井戸潤による同名小説の実写化作。東京第一銀行・長原支店で現金紛失事件が起き、お客様係の西木(阿部)は、同じ支店の愛理(上戸彩)と田端(玉森裕太)とともに、この事件の裏側を探っていく内に、ある事実にたどりつく。それはメガバンクを揺るがす、とてつもない不祥事の始まりにすぎなかった。今回公開されたのは、西木・北川・田端の3人の場面写真。それぞれが仕事に向き合う姿が切り取られた銀行内でのシーンに加え、3人でパソコンを見て大きく驚く様子と、携帯電話と小さなハガキを手に何かを調べ、真相に迫る3人の姿が捉えられている。さらに今回、阿部、上戸、玉森に加え、柳葉敏郎、杉本哲太、佐藤隆太、柄本明、橋爪功、佐々木蔵之介ら豪華キャストのコメントとともに編集された特別メイキング映像が解禁となった。「池井戸潤 原点にして最高峰」と掲げる本作は、完全オリジナルストーリーで映画化され、まだ誰も知らない新たな結末を観ることになる観客へそれぞれが本作の魅力を語っている。本映像は23日より松竹系映画館の幕間で上映される。
2022年12月21日徳川家康の生涯を古沢良太が新たな視点で描く、松本潤主演大河ドラマ「どうする家康」より、9名の扮装ビジュアルが公開された。今回公開されたのは、家康を苦しめる阿部寛演じる武田信玄、家康が恐怖を感じる橋本さとし演じる山県昌景、信玄からの信頼が厚い田辺誠一演じる穴山信君(梅雪)といった、武田勢のビジュアル。穴山信君(梅雪)/田辺誠一また、家康の母の兄・水野信元(寺島進)、家康の義父・久松長家(リリー・フランキー)、大草松平家の当主・松平昌久(角田晃広)、松平家を見守る住職・登譽上人(里見浩太朗)、住職・空誓上人(市川右團次)、家康と空誓が出会うきっかけをつくる、ミステリアスな巫女・千代(古川琴音)といった、東海地域の領主や他勢力の人々の扮装ビジュアルも公開された。千代/古川琴音大河ドラマ「どうする家康」は2023年1月8日(日)より放送開始(初回15分拡大)。※NHK総合テレビ日曜日20時/BSプレミアム・BS4K日曜日18時(cinemacafe.net)
2022年12月09日俳優の阿部サダヲが主演を務める、映画『シャイロックの子供たち』(2023年2月17日)の本予告映像、およびビジュアルが9日、公開された。同作は池井戸潤による同名小説の実写化作。東京第一銀行・長原支店で現金紛失事件が起き、お客様係の西木(阿部)は、同じ支店の愛理(上戸)と田端(玉森)とともに、この事件の裏側を探っていく内に、ある事実にたどりつく。それはメガバンクを揺るがす、とてつもない不祥事の始まりにすぎなかった。この度解禁となった本予告では、“メガバンクから10億円が消える”という衝撃的な事件をきっかけに、事件の真相と登場人物たちの思惑や欲望、そしてそれぞれが隠し持つ“裏の顔”に、ベテランお客様係の西木が徐々に迫っていく様が描かれる。にこやかな笑みを浮かべながらもどこか怪しい雰囲気も纏う“出世したい男”九条(柳葉敏郎)や、怒鳴り声を上げる“超パワハラ男”古川(杉本哲太)、「何も知らなかったで押し通すさ」と穏やかではないセリフを残す“謎の男”沢崎(柄本明)に、“利用する男”として切り取られる石本(橋爪功)など、 それぞれが“裏の顔”を持っていそうな個性豊かな登場人物たちが並ぶ中、疑われたのは、事件の舞台となっている長原支店で働く女性行員の北川(上戸彩)。西木 は「絶対に何か隠している」、何かを感じ取り、大銀行の闇を明らかにするべく切り込んでいく。「やられたら倍返し!」とどこかで聞いたことのある“あの名セリフ”も登場する。更に、今回エレファントカシマシが書き下ろした本作の主題歌「yes. I. do」も解禁。すべての闘う人たちへのエールのようなメッセージを込めた楽曲となっている。同じく解禁となった本ビジュアルは金を握りしめる阿部をはじめ様々な思惑を秘めた豪華キャスト陣の表情が気になるデザインとなった。○宮本浩次(エレファントカシマシ) コメント『シャイロックの子供たち』の"主題歌"を作るにあたり、わたしはまず2回この映画を観ました。人間の心を善とか悪とかではないものを基準として描いたこころの日記のような作品で観た後に、わたしの心はずいぶん軽くなりました。「ああ、俺たちは別に立派でも何でもないけれど、折にふれそんな自分を感じられるストレイトな感情を持っている。」そしてわたしもいい曲とか、悪い曲とか、そんなところじゃなくて心のままにストレイトに曲を作り上げることを心がけ、そしてこの「yes. I. do 」はこれを形にする事に成功したのではないかと自負しています。久しぶりに鳴らすエレファントカシマシのサウンドがこの映画と共にあることが誇りです。この映画を見た人たちの心に作品の持つリアリティーや俳優陣の凄みのある、素晴らしい演技を邪魔することなく、この「yes. I. do 」が溶け込んでくれたなら、今はそんな楽しい夢想の日々です。エレファントカシマシ宮本浩次○阿部サダヲ コメント『シャイロックの子供たち』エンディングテーマ聴かせて頂きました!自分が演じた西木という男にすっごくハマるなぁ、と思いながら最初聴いてましたけど…西木だけじゃない、他の登場人物にも、いや、全ての人にハマっちゃう凄い曲ですね! もちろん自分も、答えはいつもheartの中です。宮本浩次さんは「俺」って歌詞が本当に似合いますねぇ。最高です。この曲を聴いてシャイロックのプロモーション頑張ろうと思います!ありがとうございます!○本木克英監督 コメント悲しみや虚しさを 、生きる情熱に変えてしまう楽曲でした。宮本浩次さんには、この映画を見て思ったことを率直に、断定的に叫んでほしいとお願いしましたが、期待を上回る力強い愛の歌に心が震えます。
2022年12月09日池井戸潤原作、阿部サダヲ主演『シャイロックの子供たち』より本予告映像と本ビジュアルが解禁。また「エレファントカシマシ」による主題歌「yes. I. do」も解禁された。池井戸潤による同名小説を映画化した本作は、小説と展開が異なる、独自のキャラクターが登場する完全オリジナルストーリー。主演の阿部サダヲ、上戸彩、玉森裕太をはじめ、柳葉敏郎、杉本哲太、佐藤隆太、橋爪功、柄本明、佐々木蔵之介と、豪華キャスト陣が勢ぞろいし、大銀行を舞台に登場人物らの裏の顔と巨大な闇を暴く世紀の大暴露エンターテインメントだ。この度解禁となった本予告では、“メガバンクから10億円が消える”という衝撃的な事件をきっかけに、事件の真相と登場人物たちの思惑や欲望、そしてそれぞれが隠し持つ“裏の顔”に、阿部さん演じるベテランお客様係の西木が徐々に迫っていく様子が描かれる。にこやかな笑みを浮かべながらもどこか怪しい雰囲気も纏う“出世したい男”九条(柳葉敏郎)や、怒鳴り声を上げる“超パワハラ男”古川(杉本哲太)、「何も知らなかったで押し通すさ」と穏やかではないセリフを残す“謎の男”沢崎(柄本明)に、“利用する男”として切り取られる石本(橋爪功)など、それぞれが“裏の顔”を持っていそうな個性豊かな登場人物たちが並ぶ。そんな中、疑われたのは、事件の舞台となっている長原支店で働く女性行員の北川(上戸彩)。「絶対に何か隠している」、何かを感じ取り、大銀行の闇を明らかにするべく切り込んでいく西木。「やられたら倍返し!」と池井戸ユニバースファンにはたまらない、“あの名セリフ”も登場する。そのセリフを向けられているのは一体誰なのか?「エレファントカシマシ」さらに、「エレファントカシマシ」が書き下ろした本作の主題歌「yes. I. do」も解禁。全ての闘う人たちへのエールのようなメッセージを込めた楽曲に、宮本浩次からは「『ああ、俺たちは別に立派でも何でもないけれど、折にふれそんな自分を感じられるストレイトな感情を持っている。』そしてわたしもいい曲とか、悪い曲とか、そんなところじゃなくて心のままにストレイトに曲を作り上げることを心がけ、そしてこの『yes. I. do』はこれを形にする事に成功したのではないかと自負しています。久しぶりに鳴らすエレファントカシマシのサウンドがこの映画と共にあることが誇りです」とコメントを寄せた。さらに主演の阿部さんも「自分が演じた西木という男にすっごくハマるなぁ、と思いながら最初聴いてましたけど…西木だけじゃない、他の登場人物にも、いや、全ての人にハマっちゃう凄い曲ですね!」と絶賛。さらに本木克英監督も「悲しみや虚しさを、生きる情熱に変えてしまう楽曲でした。宮本浩次さんには、この映画を見て思ったことを率直に、断定的に叫んでほしいとお願いしましたが、期待を上回る力強い愛の歌に心が震えます」と楽曲へも太鼓判を押している。併せて解禁となった本ビジュアルでは、紙幣を握りしめる阿部さんをはじめ豪華キャスト陣が映し出されている。果たして彼らの顔が物語るのは、普通の銀行員なのか、それとも“裏の顔”なのか?そして強欲な金貸し<シャイロック>の子供とは誰のことなのか…?様々な思惑を秘めた彼らの表情も気になるデザインとなっている。■コメント全文【宮本浩次】「シャイロックの子供たち」の"主題歌"を作るにあたり、わたしはまず2回この映画を観ました。人間の心を善とか悪とかではないものを基準として描いたこころの日記のような作品で観た後に、わたしの心はずいぶん軽くなりました。「ああ、俺たちは別に立派でも何でもないけれど、折にふれそんな自分を感じられるストレイトな感情を持っている。」そしてわたしもいい曲とか、悪い曲とか、そんなところじゃなくて心のままにストレイトに曲を作り上げることを心がけ、そしてこの「yes. I. do」はこれを形にする事に成功したのではないかと自負しています。久しぶりに鳴らすエレファントカシマシのサウンドがこの映画と共にあることが誇りです。この映画を見た人たちの心に作品の持つリアリティーや俳優陣の凄みのある、素晴らしい演技を邪魔することなく、この「yes. I. do」が溶け込んでくれたなら、今はそんな楽しい夢想の日々です。エレファントカシマシ宮本浩次【主演:阿部サダヲ】「シャイロックの子供たち」エンディングテーマ聴かせて頂きました!自分が演じた西木という男にすっごくハマるなぁ、と思いながら最初聴いてましたけど…西木だけじゃない、他の登場人物にも、いや、全ての人にハマっちゃう凄い曲ですね!もちろん自分も、答えはいつもheartの中です。宮本浩次さんは「俺」って歌詞が本当に似合いますねぇ。最高です。この曲を聴いてシャイロックのプロモーション頑張ろうと思います!ありがとうございます!【監督:本木克英】悲しみや虚しさを、生きる情熱に変えてしまう楽曲でした。宮本浩次さんには、この映画を見て思ったことを率直に、断定的に叫んでほしいとお願いしましたが、期待を上回る力強い愛の歌に心が震えます。『シャイロックの子供たち』は2023年2月17日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:シャイロックの子供たち 2023年2月17日より全国にて公開© 2023映画「シャイロックの子供たち」製作委員会
2022年12月09日映画『せかいのおきく』が、2023年4月28日(金)より全国公開される。監督・脚本は阪本順治。主演は黒木華が務め、寛一郎、池松壮亮が出演する。阪本順治オリジナル脚本の新作映画映画『せかいのおきく』は、人情の機微を見つめ、数々の名作を世に送り出してきた阪本順治が自身のオリジナル脚本を映画化した新作映画。江戸末期の貧しい時代を背景に、つらい現実にくじけそうになりながらも逞しく生きる庶民の姿を通じて“人と人のぬくもり”と“いのちの巡り”を鮮烈なモノクロ映像で描き出していく“青春時代劇”だ。撮影は、主に京都撮影所(東映・松竹)にて実施。墨絵のように美しいモノクロ映像が、独特の風格を生み出している。主演は黒木華、寛一郎・池松壮亮が共演主人公のおきくを演じるのは、『小さいおうち』で第64回ベルリン国際映画祭最優秀女優賞(銀熊賞)を受賞し、『小さいおうち』『母と暮せば』『浅田家!』で日本アカデミー賞最優秀助演女優賞に3度輝くなど、活躍を見せる黒木華。そして、寛一郎、池松壮亮、眞木蔵人、佐藤浩市、石橋蓮司も出演。豪華キャスト陣の貴重な共演を楽しむことができる。主人公・おきく…黒木華武家育ちながら、今は貧乏長屋で質素な生活を送っており、寺子屋で子供たちに読み書きを教えている。喉を切られたことから、声を失ってしまう。尚、声を失うことで映画の中盤からセリフが無くなる黒木華の凄まじい演技は、本作の見所となっている。中次…寛一郎紙屑拾い。古紙を売り買いして生計を立てる。おきくに淡い思いを寄せる。演じるのは、祖父に三國連太郎、父に佐藤浩市を持ち、映画『ナミヤ雑貨店の奇跡』『菊とギロチン』やNHK 大河ドラマ『鎌倉殿の13人』にも出演している寛一郎。矢亮…池松壮亮下肥買い(しもごえがい)。長屋にある共同の厠に溜まった大量の糞尿を買い取り、農村に肥料として売却し「汚穢屋」とも呼ばれていた。中次と同様に、最下層の仕事に従事し侘しい暮らしを送っている。矢亮は、『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』『宮本から君へ』『ちょっと思い出しただけ』などに出演し、『シン・仮面ライダー』への出演も話題を呼んだ池松壮亮が演じる。孝順…眞木蔵人おきくが文字を教える寺の住職。源兵衛…佐藤浩市元勘定方ながら今は貧乏な長屋暮らしをしている、おきくの父。源兵衛を演じる佐藤浩市と寛一郎は、『一度も撃ってません』での親子初共演に続き、本作が二度目の共演となる。孫七…石橋蓮司おきくと同じ長屋に住む元早桶屋。“いのちの巡り”とは映画『せかいのおきく』で描かれる“いのちの巡り”とは、資源の限られていた江戸時代ならではの“循環型社会”が背景となっている。糞尿を買い取り、農村に作物の肥料として売却する矢亮の商売「下肥買い」は、まさにその好例だ。映画『せかいのおきく』の企画プロデューサーである原田満生は、「江戸時代は資源が限られていたからこそ、使えるものは何でも使い切り、土に戻そうという文化が浸透していた。人間も死んだら土に戻って自然に帰り、自然の肥料になる。人生の物語もまた、肥料となる。自然も人も死んで活かされ、生きる。この映画に込めた想いが、観た人たちの肥料になることを願っている」とコメントを寄せている。尚、映画『せかいのおきく』は、第52回ロッテルダム国際映画祭ビッグスクリーンコンペティション部門にノミネートされている。映画『せかいのおきく』あらすじ江戸末期、寺子屋で子供たちに読み書きを教えている主人公・おきくは、ある雨の日、厠(寺所有の公衆便所)のひさしの下で、雨宿りをしていた紙屑拾いの中次と、下肥買いの矢亮と出会う。武家育ちでありながら今は貧乏長屋で質素な生活を送るおきくと、古紙や糞尿を売り買いする最下層の仕事につく中次と矢亮。三人はやがて心を通わせていくが、ある悲惨な出来事に巻き込まれたおきくは、喉を切られ、声を失ってしまう…。【作品詳細】映画『せかいのおきく』公開日:2023年4月28日(金)脚本・監督:阪本順治出演:黒木華、寛一郎、池松壮亮、眞木蔵人、佐藤浩市、石橋蓮司配給:東京テアトル/U-NEXT/リトルモア
2022年12月08日プロフィギュアスケーターの羽生結弦が第70回菊池寛賞を受賞し、2日、都内のホテルで行われた贈呈式に、ビデオメッセージを寄せた。文藝春秋の創業者・菊池寛が日本文化の各方面に遺した功績を記念するための賞として1952年に創設した同賞。羽生は「このたびは栄誉ある賞に選んでいただき、大変恐縮でありますし、同時にこの賞に恥じないよう、より一層努力を重ねていかなくてはと身が引き締まる思いです」と切り出し、以下のように挨拶した。「私の人生は28年弱になりますが、そのほとんどが夢への道でした。希望と絶望の連続でした。4回転半ジャンプを習得しようとする前は、オリンピックの連覇が夢でした。スケートを始めたのは4歳の頃でしたが、始めてまもなく、オリンピックのメンバーを夢見て、過ごすようになりました。オリンピックで勝つためには、4回転ジャンプを成功させなくてはなりませんでした。4回転ジャンプの前は、トリプルアクセルや3回転ジャンプ、その前には2回転ジャンプや1回転ジャンプがありました。それら一つ一つが目標であり、夢でした。今だと1回転ジャンプなんてとても簡単そうと思われるかもしれませんが、毎日の練習の中で、成功する日も失敗しかない日もありました。むしろ失敗の日の方が多かったように思います。やっとできるようになったと思ったら、その10秒後にはもうできなくなっていて、それから10日以上も成功しない日もありました。4回転ジャンプでは1カ月に1回成功するかしないかという時期もありました。成功すれば、また失敗する。失敗を繰り返して、その果てに成功が待っているのかと言われたら、それだけではありませんでした。実際は失敗しかないことのほうが、多いように思います。失敗してもまた失敗しに行く。それを繰り返して、それでも諦めずに何度も挑みました。私はオリンピックの連覇という夢をかなえました。そして私は、オリンピックで4回目半ジャンプという夢を、つかみ取ることができませんでした。そのとき私は、報われない努力もあるということを感じました。そして、今までの努力の日々は無駄な日々だったと思いました。夢はかなうわけではありません。努力は実るわけではありません。頑張ったところで、夢がかなう人は、本当に限られた人だけです。社会の理不尽によって、諦めなることもあると思います。自分自身を守るために、諦めることもあると思います。期待される夢も、期待されない夢も、誰にも伝わらない気持ちも、誰にも届かない日々も、ただ同じように過ぎ去っていく日々も、ただ苦しみを味わい続ける日々もあると思います。夢がかなったと思われている人も、きっとその夢のために、諦めて捨ててきたことばかりだと思います。私の人生は、たくさん選択の連続でした。その選択が全て正解だったかどうか、分かりません。どんなに悩んで考えたとしても、選択肢には、するか、しないかしかありません。その2択の積み重ねで選ばれてきた今が正解なのか、不正解なのか、分かりません。ただ私は、その全ての選択に意味を持たせたいと思っています。たとえその選択によって失敗したとしても、ケガをしたとしても、何かを得ては失うばかりの日々に、意味を持たせようと思ってきました。そのときには意味がないように思えたとしても、いつか振り返ったときに、意味があったんだと思えるように生きていきたいと思っています。挑戦はまだ続きます。まだまだ続けます。これから先の選択もたくさん迷い、悩むと思います。この選択があったから、未来もあるんだと思えるように、今を選び続けます。このたびは、本当にありがとうございました。これからもより一層頑張り続けます」同賞は、文藝春秋の創業者・菊池寛が日本文化の各方面に遺した功績を記念するための賞として1952年に創設。羽生のほかに、三谷幸喜氏、宮部みゆき氏、NHK『映像の世紀バタフライエフェクト』、信濃毎日新聞社「五色(いつついろ)のメビウス」取材班が受賞した。
2022年12月02日脚本家の三谷幸喜氏が第70回菊池寛賞を受賞し、2日、都内のホテルで行われた贈呈式に、“菊池寛”の扮装で登壇した。文藝春秋の創業者・菊池寛が日本文化の各方面に遺した功績を記念するための賞として1952年に創設した同賞。三谷氏は「よく人から『君は菊池寛に似てるよね』と言われます。思い返せば中学生のときに、友人から『お前にそっくりな文豪がいるよ』と言われて、文豪というと悩めるカッコいい作家のイメージがあったので、ちょっとうれしかったんですけど、それで菊池寛先生の写真を見たのですが、ちょっと衝撃を受けました。こんな感じの文豪もいらっしゃるんだなと」と回想した上で、「今、菊池先生の人となりや作品に触れることによって、本当に僕は菊池寛賞を頂けて、光栄だなと思っております」と強調した。この贈呈式のために、髪型を変え、メガネを買い、眉毛も整えたという三谷氏は「ここまで菊池寛になりきろうとした受賞者が、今までいたでしょうか」とアピールし、会場からは笑いと拍手が。続けて、「菊池地先生がおっしゃっていたのは、『つまらない現実よりも面白いウソ』。これは、僕が大河ドラマ『鎌倉殿の13人』を書くにおいて、一番のモットーでした。もちろん歴史モノなので。実際あったことを覆すことはできないんですけど、歴史の教科書や参考書にはしたくなかった。やっぱりドラマとして面白いものにしたかった。そのためには、多少のフィクションが必要だと思って、僕は1年間この脚本を書き続けました。きっと皆さんにも喜んでいただけたんじゃないかなと思っております」と胸を張った。さらに、「菊池先生は、大衆が何を考えているのか、ずっと考えていらっしゃったと思います。それは僕のテーマでもあります。僕もそんなクリエイターでいたいなと思っております。今は見た目しか真似できませんけれども、ゆくゆくは“第二の菊地寛”と呼ばれるようになるまで、頑張っていきたいなと思っております」と真剣に述べたかと思いきや、「今回ちょっと見た目でふざけてしまったので、真面目な感じでまとめてみました。どうもありがとうございました」と、やはり“三谷節”で締めくくった。
2022年12月02日佐藤寛太(劇団EXILE)主演、平祐奈がヒロインに扮する短編映画『Blind Mind』が、2023年1⽉6日(金)よりシネマート新宿にて劇場公開されることが決定した。1⽉20⽇(⾦)以降はシネマート⼼斎橋ほか順次公開される。この度、予告編が解禁された。本作は、恋に無欲な盲⽬の⻘年と、ルッキズム(外見至上主義)に苦しむインフルエンサーの少⼥との⼩さな出逢いの物語。主⼈公の青年・満井祐を『軍艦少年』『いのちスケッチ』などの佐藤寛太、ヒロイン・仲道フミカを『キセキ ーあの日のソビトー』『恋は光』などの平祐奈が演じ、共演には、モクタール、芦沢ムネト、アベラヒデノブ、椿原愛、原あや⾹、平井珠⽣、副島和樹といった個性派キャスト陣が顔を揃える。ゆうばり国際ファンタスティック映画祭、あいち国際⼥性映画祭への出品を経て、劇場公開を迎えることとなった。予告編には、祐(佐藤)とフミカ(平)が出会い、時を重ねていくさまが、互いの葛藤や迷いの表情とともに切り取られている。恋を知らない祐と、インフルエンサーとして華やかに活躍する一方で、外見至上主義にとらわれるフミカ。そんなふたりの出会いは、互いにどのような変化をもたらすのか。ドラマ『雪⼥と蟹を⾷う』などで知られる脚本家・灯敦⽣が、佐藤を当て書きとして、大学の同級⽣である⽮野友⾥恵監督へ書き下ろしたという本作。難役に挑んだ佐藤、そして平の繊細かつみずみずしい演技にも注目だ。『Blind Mind』劇場予告『Blind Mind』2023年1⽉6日(金)公開© 2021Yurie Yano/Atsuki Tomori
2022年11月18日11月11日、来年3月に終了することが発表された朝の情報番組『スッキリ』(日本テレビ系)。17年続いた長寿番組の歴史に幕を下ろすことになった。11日の放送で、番組開始時から司会を務めてきた加藤浩次(53)は感謝を伝えた上で、「(放送終了まで)あと5カ月。俺、何言うかわかんねぇよ。“あいつ、スッキリしてやめやがったよ”って」と笑いをまぜつつコメント。報道では加藤の去就や後続番組の行方が注目されているが、『スッキリ』の関係者から聞こえてくるのはこんな声だ。「それよりも気になるのは、“阿部さん”の今後です」“阿部さん”とは、「事件です」のフレーズでおなじみの阿部祐二リポーター(64)のこと。この関係者が続ける。「阿部さんといえば、『スッキリ』はもちろん、2001年まで続いた『ルックルックこんにちは』と30年近くに渡ってさまざまな事件現場をリポートしてきた“日テレワイドショーの顔”です。ですが、後続番組の噂はまったく漏れてきておらず、現時点ではニュースを扱う情報番組である保証すらないんです。もし後続がワイドショー形式でなくなれば、阿部さんが“リポーター業引退”を余儀なくされる可能性もあるのです」リポーター以外にも恐妻家キャラやミス・ユニバース出身のタレントで娘の阿部桃子パパとして、バラエティー番組にも出演。仕事に困ることはなさそうだが……。「昨年12月に『スッキリ』スタッフが大量異動しましたが、その中には阿部さんが信頼していたスタッフもいました。またどこの職場でもそうですが阿部さんが大ベテランゆえに、遠慮してしまう若手ディレクターもおり、新番組の新陳代謝という意味で去就が話題になっているのです」(前出・『スッキリ』関係者)そこで、いつもは取材する側の阿部リポーターを電話で“直撃”するとーー。ーー『スッキリ』が終了しますが、後続のことは聞いている?「まだ何も決まってないみたいですよ」ーー長年、日テレワイドショーの顔として活躍されてきましたよね。「『ルックルック~』からですから、28年になりますね」ーー後続がワイドショーでなければ、リポーター業引退の可能性もあるという話も出ているみたいですが。「(笑いながら)そんな話あるんですか。でも、まだね。そんなつもりはないですね」ーー若手スタッフが気を遣うという声もあります。「この仕事ってやればやるほど思うんだけど、長年やっていないとできないんです。ポッとやってできるものじゃないからね。もちろん僕が決めることじゃないから、視聴者の方に聞いてもらってください(笑)」ーーでは、リポーター引退はない?「要求がある限りね。応援してくれる人も多いんで」ーー日テレのリポーターとして骨を埋めたい?「そりゃそうですよ。自信がある?自分では今が最高値だと思ってますから。今が、やっとね。28年でやっとですよ。そういう仕事ですから」キッパリと、引退を否定した阿部リポーター。まだまだ、あの「事件です」が聞けそうだ。
2022年11月17日10月29日配信の「文春オンライン」で、30代の同僚局員との約2年間にわたる“W不倫疑惑”を報じられた、NHKの阿部渉アナウンサー(55)。報道後、SNS上では、NHKや阿部アナに対する批判の声が殺到、大きな波紋を広げている。阿部アナといえば、’09年から3年連続で『NHK紅白歌合戦』の総合司会を務め、『NHKニュースおはよう日本』や『NHKニュース7』といった報道番組を歴任。名実ともにNHKの看板アナとして輝かしいキャリアを築いてきた。ところが、今回の一件ですべてを失う可能性もーー。近年では、有名人の不倫が発覚するたびに、当事者は世間からの厳しい目にさらされ、一瞬にして社会的信用を失ってしまうことも。公共放送の看板アナともなれば、不倫発覚のリスクがいかに大きいかがわかると思うのだが……。「不倫が発覚するリスクがわかっていても、阿部アナは、その“リスキーであることを成し遂げている自分”に酔っているところがあったのではないでしょうか」こう語るのは、メディア文化評論家の碓井広義さんだ。阿部アナは、「エグゼクティブアナウンサー」という、役職的に最上位のアナウンサーで、全国的に最も顔と名前が知られている局アナの1人。つまり局内だけでなく、番組を通じて視聴者にも影響を与える力を持っている実力者だ。「立場的に、自分が望んでやることは許される、自分が管理すればコントロールできる、そういう過信があったのではないでしょうか。自分は特別な人間で、ほかの人とは違うという勘違いがあったとしてもおかしくないでしょう。だからリスキーな不倫を2年も続けていた。それはある意味、NHKの大きな看板を背にした“驕り”なのかもしれません。看板を背負った見えないプレッシャーのガス抜きのために、誤った形に走ってしまう。そういうことも背景にあるかもしれません」(碓井さん)いっぽう、そんな看板を背負うことで生じるスリルを味わっていたのではないかと分析するのは、漫画家のやくみつるさんだ。「これは臆測でしかないですが、『みなさまから信頼されているNHK』の顔でありながら、こっそり愛人と会うほうが、より背徳感が大きくなる。その刺激は常人には味わうことのできないドキドキがあるのかもしれないですね。人に見られていないと興奮しない、という刺激と似た、大きな看板を意識しないと刺激されない、という(笑)。NHKのアナウンサーは、民放の局アナとはちょっと意識が違うと思います。民放アナの場合“みなし芸能人”の自覚がありますが、NHKのアナは、一部の人気女子アナを除いて、どれほど全国的に顔を知られても、みなし芸能人的な意識はおそらくないでしょう。特に男性アナの場合は、ほぼないと考えられます。だから不倫スクープに関しても、『なぜ自分が狙われたんだ!』という感覚のほうが強いのでは」(やくさん)最後にやくさんは、阿部アナのように“一発退場”とならないために、こうアドバイスする。「NHKのアナウンサーは“みなし公務員”ではなく“みなし芸能人”です。まずその意識をきちんと持たれることをご注進申し上げたい。常に芸能人と同列にまわりから視線が注がれている、ということです。それを男性アナウンサーといえども意識することですね」公共放送の看板を背負った重圧は私たちには到底想像できないが、そもそも不倫などしなければいいだけのことなのだが…。
2022年11月11日今回、ご紹介するのは、映画『炎上シンデレラ』。スキャンダルで炎上した女優・安西みつほと、彼女を主演に映画を撮りたい青年・田代良一が繰り広げる悲喜劇を描いた作品です。田代を演じた飯島寛騎さんに、お話をうかがいました。「いろんな世代の方々に観ていただきたいです」【イケメンで観るドラマ&映画】vol. 126映画『炎上シンデレラ』は、『結婚できない男』『梅ちゃん先生』『特命係長・只野仁』など、多くのヒットドラマの脚本を手がけた尾崎将也氏のオリジナル脚本による第3弾監督作です。主人公は、初主演映画を撮影中にスキャンダルを起こして大炎上、順調だったキャリアを絶たれて表舞台から追放された女優の安西みつほ。その映画でメイキングを撮影していた田代良一は、いつかみつほを主演に映画を撮りたいと願っていたものの、夢は叶わないまま終わってしまいます。ところが、1年後にふたりは偶然再会。みつほは再起をかけて小劇団の舞台への出演を決め、田代はみつほと離れたくないばかりに舞台のメイキングの撮影を引き受けます。田代はみつほのために必死に舞台を成功させようとしますが、さまざまなトラブルに見舞われます。ヒロイン・みつほを演じるのは、モデルとして同世代から絶大なる支持を受け、クリエイターや女優としても活躍。本作が映画初主演となる田中芽衣さん。みつほと運命的な出会いをする田代良一役を、『仮面ライダーエグゼイド』で主演デビューし、映画『ブレイブ‐群青戦記-』などの話題作出演や『警視庁・捜査一課長』シリーズでファン層を広げた、若手成長株俳優の飯島寛騎さんが好演。尾崎将也氏が生み出すポップでシニカルな悲喜劇を体現しています。ーー麗しいルックスの飯島さんが、オタクファッションに身を包んでいる姿はインパクトがありますね。飯島さん田代は、生まれながらの映画オタクで、ほかのことには目がいかない不器用な男です。偶然、監督が田代と同じようなネルシャツを着ていて。「柄に柄で、ネルシャツにチェック柄を合わせてみよう」などと監督と話し合いながら、ビジュアルを作り上げていきました。かっこよくなり過ぎないメガネのフレームを選んだり、メガネを少しななめにかけたり、ヘアスタイルに寝ぐせをつけたり、ひげのそり残しを表現したりと、細部までこだわりました。ーー田中芽衣さんと初共演された印象は?飯島さんとても天真爛漫でパワフルでした。しかも映画初主演なのに、顔に不安な気持ちが一切出ていなくて。芯の強い女性だなと感じました。撮影前に、監督を交え綿密な打ち合わせを行ったため、現場で自然と役に入れたこともお互いにとって良かったと思います。ーー田代のどのようなところを大事にして演じたいと思いましたか?飯島さん田代は批判されても夢を曲げません。彼のピュアで頑固なところを見ていただきたいと思いました。また、田代が撮影するシーンでは、作り手として安西みつほという被写体を最高にキレイに撮りたいという気持ちでお芝居していました。ーー田代と共通点を感じたところは?飯島さん田代は、頑固で不器用なんです。僕も似たようなところがあります。ーーそれは飯島さんのプライベートの恋愛面でも同じですか?飯島さんそうですね。昔から僕は不器用なんです。ただ、不器用ながらも、親からの教えで礼儀と謙虚さは忘れないように心がけています。人はひとりでは生きていけません。何かを指摘していただいたら、「ありがとう」と感謝の言葉を口にするようにしています。それは仕事に対してもプライベートに対しても同じです。ーーこの作品は、みつほと田代が繰り広げる悲喜劇を通して、失敗してもやり直せるというポジティブなメッセージを与えていると思います。飯島さん年齢を重ねるにつれて妥協点が見えてきます。夢を与えたいと言ったら、大げさかもしれませんが、田代が妥協せず好きを曲げない姿をいろんな世代の方々に観ていただきたいと思います。インタビューのこぼれ話『ウルトラマンデッカー』(テレビ東京系で放送中)で主演を務める松本大輝さんが、飯島さんとの出会いがきっかけで演技の道に進むことになったと告白。そのことがニュース記事になっていることを伝えると「彼がそんなふうに思ってくれたなんて全く知りませんでした。同じ北海道出身ですし、嬉しいですね。僕からも彼にありがとうという言葉を伝えたいです」(飯島さん)。Information映画『炎上シンデレラ』11月4日(金)より、池袋HUMAXシネマズほかにて全国順次公開出演:田中芽衣、飯島寛騎、比佐仁、見里瑞穂、佐々木史帆、横田真悠/大河内健太郎ほか。©クエールフィルム衣装協力:ニット¥12,980、ジャケット¥11,990、パンツ¥12,980、シューズ¥29,700(以上、すべてビューティー&ユース/ビューティー&ユースユナイテッドアローズ丸の内店03-6212-1500)、〈ハーゴ〉のネックレス¥25,300、〈ナラティブプラトゥーン〉のイヤーカフ¥5,280(ともにジョワイユ/ジョワイユ03-4361-4464)、そのほかのアイテムは、スタイリスト私物写真・北尾渉文・田嶋真理 スタイリスト・中西ナオヘアメイク・佐藤友勝写真・北尾渉 文・田嶋真理 スタイリスト・中西ナオ ヘアメイク・佐藤友勝
2022年11月03日ビジネスコーチ株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長 細川 馨)は、2022年8月25日~8月30日の6日間、全国の従業員数300人以上の企業に勤める20歳~69歳の課長を対象に「日本の課長調査」を実施し、1,000名の有効サンプルを集計しました。(調査協力機関:ネットエイジア株式会社)[調査結果]▼ 課長の意識について■自身が認識している“課長の役割”1位「部下の育成」2位「部下のマネジメント」3位「課全体の業務管理」人事課長では「部下のマネジメント」と「課全体の業務管理」が同率1位全国の従業員数300人以上の企業に勤める20歳~69歳の課長1,000名(全回答者)に、課長の役割について質問しました。まず、全回答者(1,000名)に、自身の“課長の役割”として認識しているものを聞いたところ、「部下の育成」(72.1%)が最も高くなりました。人材の育成を行い、組織力の底上げを図ることを“課長の役割”と捉えている人が多いようです。次いで高くなったのは、「部下のマネジメント」(69.4%)、「課全体の業務管理」(68.5%)、「部下の相談相手」(61.1%)、「他の課との調整」(59.9%)でした。業務内容別にみると、営業と技術では「部下の育成」(順に72.9%、74.2%)、企画、総務、経理、情報システムでは「課全体の業務管理」(順に67.0%、70.8%、70.6%、72.7%)、人事では「部下のマネジメント」と「課全体の業務管理」(いずれも82.9%)、製造では「部下の育成」と「部下のマネジメント」(いずれも80.0%)が1位でした。また、勤め先の従業員規模別にみると、300人~1,000人未満の勤め先では「課全体の業務管理」(70.4%)、1,000人以上の勤め先では「部下の育成」(1,000人~5,000人未満74.5%、5,000人以上72.0%)が1位でした。■実は「課長の役割を知らないまま課長になった」29%■「課長の役割を正確に掴めていない」24%、「課長の役割に疑問を感じることがある」43%次に、課長としての役割に関する実感について質問しました。【課長としての役割を知らないまま課長になった】では「非常にあてはまる」が6.0%、「どちらかといえばあてはまる」が22.6%で、合計した『あてはまる(計)』は28.6%、「全くあてはまらない」が30.1%、「どちらかといえばあてはまらない」が41.3%で、合計した『あてはまらない(計)』は71.4%となりました。課長としてどのような役割を果たすべきか明確に認識することなく役職に就いたという人は、全体の約3割でした。【課長としての役割を正確に掴めていない】では『あてはまる(計)』は24.3%、『あてはまらない(計)』は75.7%、【課長としての役割に疑問を感じることがある】では『あてはまる(計)』は43.2%、『あてはまらない(計)』は56.8%となりました。■「万年課長も悪くないと思う」45%■「管理職として大きく成長したいと思う」66%、人事課長では85%とモチベーションの高い人が多い傾向また、課長職に関する意識を聞いたところ、【万年課長も悪くないと思う】では『あてはまる(計)』は44.7%、『あてはまらない(計)』は55.3%となりました。【管理職として大きく成長したいと思う】では『あてはまる(計)』は66.4%、『あてはまらない(計)』は33.6%となりました。今後、管理職として活躍するために、自己研鑽を積極的に行っていきたいと考えている人が多いのではないでしょうか。業務内容別にみると、管理職として大きく成長したいと思う人の割合は、人事(85.4%)が突出して高くなり、営業(70.6%)、技術(65.3%)、企画(63.9%)、総務(62.5%)が続きました。■自身を大きく成長させるために必要だと思うこと1位「自己改革」2位「挑戦」3位「キャリアプラン」4位「権限委譲」5位「上司のサポート」人事課長では「コーチング」が2位では、成長のためにはどのようなものが欠かせないと感じている人が多いのでしょうか。全回答者(1,000名)に、自身を大きく成長させるために必要だと思うものを聞いたところ、「自己改革」(47.4%)が最も高くなりました。自身を飛躍させるためには、考え方・生き方・姿勢における変革や、問題解決力の改善・向上などの自分磨きが欠かせないと感じている人が多いのではないでしょうか。次いで高くなったのは、「挑戦」(42.0%)、「キャリアプラン」(35.1%)、「権限委譲」(34.4%)、「上司のサポート」(30.7%)でした。業務内容別にみると、人事では「コーチング」(48.8%)が2位でした。“コーチング”は、コーチからの質問を通じて、問題点や課題を洗い出し、気づきや自発的な行動を促すことで、早期の目標達成を支援する手法です。人事課長の約半数が、コーチングを活用することで、ミドルマネジメント層ならではの課題や悩みを解決し、自身の成長を図りたいと考えているようです。■課長が考える“理想の上司像”TOP3は「責任から逃げない」「部下のやる気を引き出せる」「判断力に優れている」20代・30代課長では「指示がわかりやすい」が1位続いて、“上司像”について質問しました。全回答者(1,000名)に、こういう上司になりたいと思う上司像を聞いたところ、「責任から逃げない」(55.5%)が最も高くなり、「部下のやる気を引き出せる」(55.0%)が続きました。上司としての責任としっかり向き合う上司や、部下のモチベーションアップが上手い上司を“理想の上司像”と考えている人が多いようです。次いで高くなったのは、「判断力に優れている」(54.6%)、「部下の話をしっかり聴く」(51.2%)、「指示がわかりやすい」(48.8%)、「部下をさり気なくサポートする」(45.9%)、「部下の育て方が上手い」「明確なビジョンを持っている」(いずれも45.0%)、「説得力がある」(43.5%)、「部下の失敗を受け止める」(42.3%)でした。年代別にみると、20代・30代では「指示がわかりやすい」(68.2%)、40代では「判断力に優れている」(54.2%)、50代と60代では「責任から逃げない」(順に57.4%、70.2%)が1位でした。■課長が考える“苦手な上司像” TOP3は「決断ができない」「人のせいにする」「言動に矛盾が多い」20代・30代課長では「人のせいにする」が1位他方、こういう上司は苦手と思う上司像を聞いたところ、「決断ができない」(55.3%)が最も高くなりました。決断が必要なときに決断することができない“優柔不断上司”はNGだと考えている人が多いようです。次いで高くなったのは、「人のせいにする」(50.8%)、「言動に矛盾が多い」(50.6%)でした。“他責思考上司”や“支離滅裂上司”を苦手とする人も多いようです。以降、「すぐに感情的になる」(49.9%)、「曖昧な指示が多い」(49.7%)、「人によって態度が違う」(49.4%)、「人の欠点ばかり探す」(47.9%)、「視野が狭い」(46.6%)、「部下に仕事を押し付ける」「偉そうにしている」(いずれも45.0%)が続きました。年代別にみると、20代・30代では「人のせいにする」(63.6%)が1位でした。▼ 会社への要望について■勤務先に人材開発・組織開発のために導入してほしいと思っていること研修・支援では1位「中堅・リーダー層の能力開発」2位「課長向けリーダーシップ開発」3位「キャリア研修」4位「コーチングスキル研修」5位「問題解決研修」6位「新人・若手層の戦力化支援」7位「ハラスメント研修」、取り組みでは1位「コーチング」2位「1on1ミーティング」、評価では1位「360度評価」会社への要望について質問しました。全回答者(1,000名)に、勤め先に人材開発・組織開発のために導入してほしいと思っていることを聞いたところ、【研修・支援】では「中堅・リーダー層の能力開発」(24.8%)が最も高くなり、「課長向けリーダーシップ開発」(22.9%)、「キャリア研修」(21.0%)、「コーチングスキル研修」(19.1%)、「問題解決研修」(17.9%)、「新人・若手層の戦力化支援」(16.0%)、「ハラスメント研修」(15.2%)、「部長向けリーダーシップ開発」(14.9%)、「チームビルディング研修」(13.4%)、「役員向けリーダーシップ開発」(10.4%)が続きました。【取り組み】では「コーチング」(17.1%)が特に高くなりました。課題解決や目標達成を支援する手法であるコーチングを、組織力アップのための取り組みとして導入してほしい人が多いようです。次いで高くなったのは、「1on1ミーティング」(9.5%)、「経営陣とのタウンホールミーティング(対話集会)」(8.6%)、「早期選抜型教育(タレントマネジメント)」(7.3%)、「エンゲージメントサーベイ」(6.1%)でした。【評価】では「360度評価」(14.0%)が最も高くなり、「バリュー評価」(7.9%)、「オープン主義評価」「リアルタイムフィードバック」(いずれも7.7%)、「OKR(目標と成果指標)」(6.8%)でした。▼ 生活実態について■課長の年収は平均885万円、最も高いのは企画課長で943万円年収や貯蓄額について質問しました。全回答者(1,000名)に、個人年収を聞いたところ、「700万円~800万円未満」(15.4%)や「800万円~900万円未満」(14.0%)、「1,000万円~1,100万円未満」(14.7%)に多くの回答が集まり、平均は885.2万円でした。業務内容別にみると、個人年収の平均は、企画(942.8万円)が最も高くなり、技術(938.3万円)、情報システム(853.8万円)、営業(842.2万円)、総務(839.7万円)が続きました。■課長の貯蓄額は平均1,550万円、最も高いのは経理課長で2,552万円また、貯蓄額を聞いたところ、「500万円~1,000万円未満」(17.3%)や「1,000万円~1,500万円未満」(12.9%)などに多くの回答が集まり、平均は1,550.2万円でした。業務内容別にみると、貯蓄額の平均は、経理(2,551.5万円)が最も高くなり、企画(1,938.8万円)、人事(1,722.0万円)、製造(1,688.9万円)、技術(1,656.6万円)が続きました。■「報酬に満足」43%、報酬満足度が最も高いのは経理課長■「今年の4月以降に報酬がアップした」39%■報酬満足度が最も高くなった年収ゾーンは「1,300万円~1,500万円未満」次に、報酬満足度や報酬の変化について質問しました。全回答者(1,000名)に、現在の自身の報酬に満足しているか聞いたところ、「満足している」は42.8%、「満足していない」は57.2%となりました。業務内容別にみると、報酬に満足している人の割合は、経理(52.9%)が最も高くなり、技術(49.6%)、総務(45.8%)が続きました。また、今年の4月以降に報酬がアップしたか聞いたところ、「アップした」は39.4%、「アップしなかった」は60.6%となりました。業務内容別にみると、報酬がアップした人の割合は、技術(44.9%)が最も高くなり、営業(40.6%)、製造(40.0%)が続きました。年収によって、報酬満足度に違いはあるのでしょうか。現在の自身の報酬に満足している人の割合を個人年収別にみると、1,300万円~1,500万円未満の層(79.6%)が最も高くなり、1,100万円~1,200万円未満の層(65.5%)、1,500万円以上の層(65.0%)、1,000万円~1,100万円未満の層(57.1%)が続きました。■課長のお小遣い額の平均は5.7万円/月、平日のランチ代の平均は630円/回、デートで支払う飲食代の平均は6,980円/回お小遣い額やランチ代、デートで払う飲食代について質問しました。全回答者(1,000名)に、お小遣い額(月額)はいくらくらいか聞いたところ、「3万円」(24.3%)や「5万円」(25.8%)に多くの回答が集まり、平均は5.7万円でした。平日のランチ代(1回)はいくらくらいか聞いたところ、「500円未満」(12.8%)や「500円台」(27.3%)、「1,000円~1,500円未満」(21.0%)に回答が分かれ、平均は630円でした。また、デートで飲食代(1回)を支払う際、いくらくらい支払うことが多いか聞いたところ、「0円」(26.9%)や「5,000円~10,000円未満」(23.4%)、「10,000円~15,000円未満」(28.7%)に回答が分かれ、平均は6,980円でした。■「部下との会話が好き」77%、人事課長では83%■「部下との飲みニケーションが好き」57%、営業課長では63%部下との会話や飲みニケーションについて質問しました。全回答者(1,000名)に、部下との会話が好きか聞いたところ、「好き」は76.9%、「好きではない」は23.1%となりました。部下との会話自体を楽しく感じている人や、部下との会話は部下の考えや悩みを知ることができる良い機会だと感じている人が多いのではないでしょうか。業務内容別にみると、部下との会話が好きという人の割合は、人事(82.9%)が最も高くなり、経理(79.4%)、技術(78.8%)が続きました。また、部下との飲みニケーションが好きか聞いたところ、「好き」は56.6%、「好きではない」は43.4%となりました。業務内容別にみると、部下との飲みニケーションが好きという人の割合は、営業(63.4%)が最も高くなり、技術(59.7%)、人事(56.1%)が続きました。■部下に飲食代をおごる回数の平均は5.3回/年、人事課長では9.7回■部下に飲食代をおごることが多い金額の平均は5,077円/回、人事課長では5,841円続いて、部下に飲食代をおごる頻度・金額について質問しました。全回答者(1,000名)に、部下に飲食代をおごるのは年間で何回くらいか聞いたところ、「0回」(22.8%)が最も高くなり、「1回」(12.0%)や「2回」(14.3%)、「5回」(9.2%)、「10回~19回」(16.8%)などにも回答が集まり、平均は5.3回でした。業務内容別にみると、部下に飲食代をおごる回数(年間)の平均は、人事(9.7回)が最も多くなり、営業(7.6回)、企画(5.2回)が続きました。また、部下に飲食代(1回)をおごる際、いくらくらいおごることが多いか聞いたところ、「0円」(22.8%)や「5,000円~10,000円未満」(24.0%)、「10,000円~15,000円未満」(19.5%)などに回答が集まり、平均は5,077円でした。業務内容別にみると、部下に飲食代(1回)をおごることが多い金額の平均は、人事(5,841円)が最も高くなり、営業(5,584円)、技術(5,229円)が続きました。■「現在の生活に満足」56%、生活満足度が最も高いのは経理課長生活満足度について質問しました。全回答者(1,000名)に、現在の生活に満足しているか聞いたところ、「満足している」は55.8%、「満足していない」は44.2%となりました。業務内容別にみると、生活に満足している人の割合は、経理(64.7%)が最も高くなり、技術(61.0%)、総務(58.3%)、営業(55.1%)、人事(53.7%)が続きました。▼ 上司や部下とのコミュニケーションについて■上司に言って後悔したセリフ 1位「できません」2位「辞めます」3位「わかりません」■部下に言って後悔したセリフ 1位「頑張って」2位「どうしてできないの?」3位「やる気あるの?」上司や部下とのコミュニケーションについて質問しました。全回答者(1,000名)に、上司に言って後悔したセリフを聞いたところ、1位は「できません」(44名)となりました。上司から課題を与えられた際、無理だとハッキリと断ってしまったり、実現の可能性がないと断言したりしたことを、後悔した人が多いのではないでしょうか。以降、2位「辞めます」(10名)、3位「わかりません」(8名)、4位「私がやります」(7名)、5位「やりたくありません」「自分でやってみてください」(いずれも6名)が続きました。“辞めます”と勢いに任せて退職を宣言するような言葉を口にしてしまったことを後で悔やんだ人もいるようです。また、部下に言って後悔したセリフを聞いたところ、1位は「頑張って」(27名)となりました。問題点や課題を対話によって洗い出したり、目標達成に向けた気づきや自発的な行動を促したりすることなく、もっと奮起するよう単に発破をかけてしまったことは、良い方法ではなかったと実感した人が多いようです。以降、2位「どうしてできないの?」(20名)、3位「やる気あるの?」(11名)、4位「ダメだね」(10名)、5位「自分で考えて」(9名)が続きました。“やる気あるの?”と部下のモチベーションを下げてしまう心無い一言を発してしまったことを後悔している人も少なくないようです。■課長が相談したい“理想の上司”芸能人では1位「所ジョージさん」2位「阿部寛さん」3位「明石家さんまさん」アニメ・漫画キャラでは「島耕作」がダントツ、2位「ドラえもん」3位「安西光義」■課長が仕事を任せたい“理想の部下”芸能人では1位「堺雅人さん」2位「小栗旬さん」「竹内涼真さん」アニメ・漫画キャラでは1位「ドラえもん」2位「竈門炭治郎」3位「島耕作」最後に、全回答者(1,000名)に、“理想の上司”“理想の部下”のイメージに合う芸能人とアニメ・漫画のキャラクターについて質問しました。悩みを相談したいと思う“理想の上司”のイメージに合う人物を聞いたところ、【芸能人】では柔らかい物腰の印象でどんな悩みに対しても親身になって聞いてくれそうな「所ジョージさん」(51名)が1位となり、2位「阿部寛さん」(35名)、3位「明石家さんまさん」(33名)、4位「タモリさん」「ビートたけしさん」「堺雅人さん」(いずれも22名)、7位「天海祐希さん」(13名)が続きました。【アニメ・漫画のキャラクター】では1人のビジネスパーソンがビジネスで多くの困難を経験しながら出世していく様子を描いた“島耕作”シリーズの主人公である「島耕作(○○ 島耕作)」(89名)がダントツとなり、2位「ドラえもん(ドラえもん)」(29名)、3位「安西光義(SLAM DUNK)」(19名)、4位「モンキー・D・ルフィ(ONE PIECE)」(12名)、5位「フグ田マスオ(サザエさん)」(11名)、6位「沖田十三(宇宙戦艦ヤマト)」「孫悟空(ドラゴンボール)」(いずれも10名)が続きました。また、仕事を任せたいと思う“理想の部下”のイメージに合う人物を聞いたところ、【芸能人】では1位「堺雅人さん」(17名)、2位「小栗旬さん」「竹内涼真さん」(いずれも16名)、4位「木村拓哉さん」(11名)、5位「綾瀬はるかさん」「菅田将暉さん」(いずれも8名)、7位「横浜流星さん」「櫻井翔さん」(いずれも7名)となりました。【アニメ・漫画のキャラクター】では1位「ドラえもん(ドラえもん)」(27名)、2位「竈門炭治郎(鬼滅の刃)」(23名)、3位「島耕作(○○ 島耕作)」(15名)、4位「江戸川コナン(名探偵コナン)」(14名)、5位「出木杉英才(ドラえもん)」(13名)、6位「モンキー・D・ルフィ(ONE PIECE)」(12名)、7位「ロロノア・ゾロ(ONE PIECE)」(9名)となりました。≪調査概要≫調査タイトル:日本の課長調査2022調査対象:ネットエイジアリサーチのインターネットモニター会員を母集団とする従業員数300人以上の企業に勤める20歳~69歳の課長調査地域:全国調査方法:インターネット調査調査期間:2022年8月25日~8月30日の6日間有効回答数:1,000サンプル実施機関:ネットエイジア株式会社 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年10月25日「阿部寛さんの“美しい歯並び作り”に対するこだわりはすごいですよ。担当した知人の歯科医師が『用意した歯を3回もダメ出しされて、そのたびに作り直した……』と、驚いていました」(医療関係者)最近では8月に公開された主演映画『異動辞令は音楽隊!』がヒットするなど、イケオジ俳優として不動の地位を築いた阿部寛(58)。今年ネット上で発表された「歯がキレイだと思う俳優」では2位に選ばれ、サンスターの歯磨き粉のCMキャラクターを長年務めているが、これは彼の努力のたまもののようだ。阿部の知人が明かす。「芸能人が多く通う都内のクリニックで治療しています。いわゆる“受け口”、昔から不正咬合の傾向があるようで、常にマウスピースで矯正をしていますね」日本化粧品検定協会認定コスメコンシェルジュで東京表参道矯正歯科院長の西尾万樹さんが語る。「阿部さんの昔と今の写真を見比べると、前歯の高さや色が違うので、セラミック治療をされているのだろうと思います。笑ったときに見える上下前歯16本はセラミック、奥歯はインプラントの可能性もあります」セラミック治療とは、歯の詰め物やかぶせ物として金属ではなくセラミックを使用するもの。歯の色を調整しやすいなどの利点もあるが、治療費は基本的に自費となる。「あくまで相場ですが、セラミックは1本6万円。インプラントは1本30万~50万円」(西尾さん)バナナマンの日村勇紀(50)は前歯15本をインプラントにして話題になったが、単純計算すれば総額600万円前後になる。かなり自然に見える阿部の歯だが、どんなこだわりを持っているのだろうか。前出の知人が言う。「阿部さんは歯に関しては非常に神経を使っていて、『健康は食から』『食は歯から』と、いつも家族に言っているそうです。クリニックには家族全員で通っています。治療費は高額ですが、特別に毎月20万円ずつ継続して支払う形にしてもらっているのだとか。まとめて支払うことも可能でしょうが、トラブルがあった際に話し合いが持てるのが利点だそうです」長期間の治療となると、総額はかなり高くなるだろう。前出の医療関係者に聞いた。「以前通っていた別のクリニックでは、『治療費を半額に』『保険適用にできるはず』などと交渉することがたびたびあったそうです。それでも600万円ほどかかっているとか。これまでの治療費のトータルとなると、2千万円はかかっていると思います」芸能レポーターが言う。「阿部さんは若いころに不動産投資の失敗で数億円の借金を背負ったこともあり金銭感覚はシビア。歯の治療にはそれだけ価値があるのでしょう。7月にはニューヨークの映画祭で日本人初となる『スターアジア賞』を受賞しハリウッド進出も見えてきています」審美歯科が普及しているアメリカでも、阿部の歯ならば通用するに違いない。
2022年10月20日俳優の阿部サダヲと日向坂46の小坂菜緒が出演する、関西電力の新CM「阿部教授の冬支度」編、「教授 冬の電力を考える」編が、15日より放送される。新CMは、阿部が教授役、小坂が大学生役でCM初共演。「冬の電力のためにできること」をテーマに、小坂が変わり者の阿部教授に振り回されながらも、エネルギーに関心をもっていくが、最後には教授の変わった言動に「全力や……」などとツッコミを入れてしまう。「教授 冬の電力を考える」編の撮影では、監督から「好奇心旺盛で真っ直ぐな教授を演じてください」という指示がでると、阿部はファーストテイクから物凄いスピードで文字を書くという演技を披露。制作サイドも予想していなかった芝居で監督をうならせた。一方、気持ちが入ると関西弁になってしまうという設定の大学生を演じた小坂。阿部教授に対してのセリフは、敬語だったこともあって関西弁がやりにくい場面もあったが、大阪出身ということもあり、本番ではかわいらしい関西弁で現場をわかせた。さらに、撮影日が20歳の誕生日直後ということで、バースデーケーキがサプライズで登場すると、驚きながらも笑顔でろうそくを吹き消した。■阿部サダヲ&小坂菜緒インタビュー――撮影の感想、今回演じた役柄についてお聞かせください。阿部:大学教授は新しい役でしたが、すごく興味があったので、率直に嬉しかったですね。今回演じた大学教授は少し変わった人で、たとえば冬の節電に備えて早々と冬支度を始めたり、突然地面に方程式を書き始めたりとか、ちょっと極端なところもありますが、とても純粋なキャラクターです。また、CMのテーマが「冬の電力問題」ということで、私自身も今年の夏、「節電要請」とか、「電気が足りない」というニュースで、改めて電気の大切さを痛感しました。小坂:今回は阿部サダヲさん演じる大学教授と、エネルギーのことを一緒に考える大学生という役柄でしたが、普段あまり意識していなかった電力の問題や節電について、私自身気づかされるきっかけになりました。――CM出演のオファーが届いた時の率直なお気持ちをお聞かせください。小坂:15歳まで大阪に住んでいたこともあって、関西電力さんはすごく親しみのある会社なので、CMのお話をいただいた時はとても嬉しかったです。――この冬の節電対策をお聞かせください。阿部:自分の家で出来ることは、子どもがよく開けっ放しにしちゃう便座を下げることですね。これは結構節電になると伺いました。あと、暑かったら脱ぐというのはありますけど、脱ぐって限界があるじゃないですか。逆に着るのは限界がないと思うので、この冬は着込もうかなと思います。小坂:私もこの冬は着る毛布を着て過ごすとか、なるべく電気を使わず、暖かく過ごせるよう頑張りたいと思います。――CMをご覧になる視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。阿部:エネルギーのことを考えるちょっとしたきっかけになればいいなと、全力で演じさせていただきました。ぜひお楽しみください。小坂:これから私もCMを通じて、エネルギーのことを伝えていきたいと思います。
2022年10月13日阿部寛、尾野真千子、宮藤官九郎、大島優子らが出演する現在配信中のドラマ「すべて忘れてしまうから」より、Chara演じる「Bar 灯台」のオーナー・カオルが、ディズニーソングを弾き語る場面写真が到着した。本作は、突如姿を消した恋人をめぐる、ミステリアスでビタースイートなラブストーリー。阿部さん演じる流されるままに生きるそこそこ売れっ子のミステリー作家“M”は、尾野さん演じる消えた恋人“F”を探すことにするが、次第に“M”の知らなかった“F”の一面や秘密が明らかになっていく。本日配信の第5話では、音楽を愛するカオルによる一夜限りのスペシャルパフォーマンスが開演。ディズニー長編アニメーション映画『白雪姫』でお馴染みの名曲「いつか王子様が」を、アコースティックギターで弾き語っている。本作で26年ぶりの演技披露、ドラマ初出演&初歌唱となるCharaさん。多くの人が耳にしたことのあるこの楽曲も、Charaさんのしっとりとした甘いウィスパーボイスと、語り掛けるような歌い方で唯一無二の楽曲へと様変わり。本編ではカオルと料理人・フクオ(宮藤さん)との日常が差し込まれており、フクオへ想いを寄せているようにも見えるカオルの気持ちと歌詞がリンクする、甘く切ない映像にも仕上がっている。Charaさんは本シーンについて、監督・沖田修一からの提案だったと語っており、「沖田監督が、私が歌う曲は『いつか王子様』がいいと仰ってくれて。撮影前の空き時間は楽屋に戻って、ずっと必死にギターを練習していました」と撮影をふり返っている。また場面写真は、アコースティックギターを構えるカオルが、オーディエンスに笑顔で手を振る姿が写し出され、カオルというキャラクターが、Charaさん自身の等身大の姿のようにも写る、印象的な一枚となっている。「すべて忘れてしまうから」はディズニープラス「スター」にて独占配信中。(cinemacafe.net)
2022年10月12日生田斗真がドラマのアシスタントディレクターを演じる主演ドラマ「大河ドラマが生まれた日」の新たなキャストが発表。阿部サダヲ、松本穂香、中村七之助、伊東四朗らが出演する。本作は、初めてテレビで大型時代劇に挑戦し、夢をかけた人たちの思いに触れる、若きテレビマンたちによる笑って泣ける大河ドラマ誕生奮闘記。生田さん演じる山岡の直属の上司、プロデューサー・楠田欽治役の阿部さんは「生田斗真くんという優秀な部下を引き連れて色んな所に交渉しに行く場面を是非お楽しみ下さい」とメッセージ。山岡の下宿先の娘で、山岡にひそかに恋心を抱く渕上明恵役の松本さんは「ぬか床を混ぜたり洗濯物を畳んだり、現代のお芝居では少なくなってきている表現が逆に新鮮で、楽しくやらせて頂きました。古き良き日本が随所に描かれているドラマです」とコメント。松本穂香山岡たちがドラマへの出演をオファーする昭和の日本映画の大スター・佐田啓二役の七之助さんは「本当にプレッシャーですけど、この役をやらせてもらうことはとても嬉しいです」と喜び、山岡の下宿先の主人・渕上憲明役の伊東さんは「若い生田、松本両氏とのシーンでは、年甲斐もなくドキドキし、またやっとテレビを買って嬉しくて近所の人を招んで自慢する所は懐かしく笑ってしまいました」とふり返っている。中村七之助ほかにも、楠田の妻を倉科カナ、山岡の後輩ADを矢本悠馬、京都太秦の映画撮影所の次長を三宅弘城、映画界の大スター・淡島千景をともさかりえ、山岡の父を永島敏行、山岡と楠田が仕事帰りに足しげく通う屋台の主人をイッセー尾形が演じる。豪華なキャスト集結に生田さんは「演劇、歌舞伎、映画、テレビの垣根を越えて様々なジャンルの俳優陣が彩った大河ドラマ第一作目『花の生涯』の如く、様々なジャンルの俳優陣が集結しました!ドラマ制作の現場で諸先輩方が命をかけて戦った姿に思いを致し、心を込めて作ったドラマです。是非お楽しみに!」とメッセージを寄せている。テレビ70年記念ドラマ「大河ドラマが生まれた日」は2023年2月4日(土)19時30分~NHK総合にて放送。(cinemacafe.net)
2022年10月11日第70回菊池寛賞が11日に発表され、フィギュアスケーターの羽生結弦氏、脚本家の三谷幸喜氏、作家の宮部みゆき氏、NHK『映像の世紀バタフライエフェクト』、信濃毎日新聞社「五色のメビウス」取材班が選ばれた。授賞理由は、以下の通り。■羽生結弦氏フィギュアスケートの男子シングルで五輪2大会連続金メダル、主要国際大会全制覇などの輝かしい記録を達成。本年プロ転向を宣言し、4回転半ジャンプなど、さらに高いステージを目指して挑戦を続ける。■三谷幸喜氏大学在学中に劇団「東京サンシャインボーイズ」を旗揚げ、以来40年にわたり、コメディから「鎌倉殿の13人」などのシリアスな歴史劇まで舞台、テレビドラマ、映画のすべてで優れた作品を生み出し続けている。■宮部みゆき氏デビューから35年、社会性を持つ現代ミステリーから、時代小説、ファンタジー、SF、ホラーまで数々の優れたエンタテインメント小説を発表。物語の力によって、老若男女問わず多くの人を読書にいざなう。■NHK『映像の世紀バタフライエフェクト』世界各国から収集した貴重なアーカイブス映像で現代史をたどる人気シリーズに、一人のささやかな営みが連鎖し世界を動かしたという新たな視点を導入、歴史の汲めども尽きぬ魅力を伝えている。■信濃毎日新聞社「五色(いつついろ)のメビウス」取材班コロナ禍の地域社会において外国人労働者、住民に丹念に取材、その過酷な状況、さらには国の技能実習制度や入管制度の問題を明らかにし、彼らと共存し多様性を尊重する社会の在り方を提言した。同賞は、文藝春秋の創業者・菊池寛が日本文化の各方面に遺した功績を記念するための賞として1952年に創設。菊池寛と生前関係の深かった文学、演劇、映画、新聞、放送、雑誌・出版、および広く文化活動一般の分野で、その年度に最も清新かつ業績をあげた人・団体、長年にわたり多大な貢献をした人・団体に贈られる。選考顧問は、阿川佐和子、池上彰、保阪正康、養老孟司。贈呈式は、12月上旬に都内で行われる。
2022年10月11日福山市では、今秋、「全国藩校サミット」が開催されることを記念し、福山藩の藩校に焦点をあてた企画展を開催します。福山藩の藩校は、阿部家4代藩主正倫が「弘道館」を創設し、7代藩主正弘が名称を「誠之館」と改めて規模や内容を充実させ、多くの人材を育成しました。展示では、「弘道館」「誠之館」の開設時の文書とともに、正倫、正弘自筆資料の中から近年修繕したものをご紹介します。開催期間2022年(令和4年)10月1日(土)~11月30日(水)10時~18時※月曜日、祝日は休館開催場所歴史資料室(広島県福山市霞町一丁目10番1号まなびの館ローズコム4階)内容実物資料や写真パネルなど、約15点を展示します。11月19日(土)13:30~14:00展示会場にて職員による展示解説会を行います。入場料無料福山市について福山市(市長:枝広 直幹)は、瀬戸内海沿岸のほぼ中央、広島県の東南部に位置し、高速道路網のアクセスが良く新幹線「のぞみ」も停まる、人口約46万人の拠点都市です。福山市には四季折々の美しさを見せる自然、温暖な気候、海・山・川から得られる恵みがあります。100万本のばらが咲き誇る「ばらのまち」としても知られ、潮待ちの港として栄え日本遺産に認定された景勝地「鞆の浦」や、JR福山駅の新幹線ホームから見え、今年築城400年を迎える「福山城」、2つの国宝をもつ寺院「明王院」などの名所があります。産業としては、鉄鋼業や繊維産業など多様な製造業が集積し、ものづくりのまちとして発展してきました。デニム生地は、世界のハイブランドにも活用されるなど高い品質が評価されています。福山市ホームページ トップページ : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年10月11日耳に当てたスマホで会話しながら颯爽と歩き、路上の喫煙所に入ってゆく一人の男性。ノーマスクで芸能人オーラをみなぎらせているのは、元俳優の成宮寛貴(40)だ。現在は本名の平宮博重として活動している。「成宮さんは’16年に『フライデー』で薬物疑惑を報じられると、疑惑は否定しながらも、芸能界を引退しました。その後ドイツやスウェーデンなど海外で暮らし、オランダではデザイナーの仕事をしていたそうですが、コロナの影響で昨年帰国。いまは自身でプロデュースしたアクセサリーを販売する事業などを行っています」(芸能プロ関係者)本誌が目撃した彼は、なんといってもそのムキムキな体が目立っていた。オーバーサイズ気味の白シャツを着ていてもはっきりとわかるシルエットの理由は、ジム通いにあるという。「俳優をしていた当時よりも筋肉量がアップしています。12〜15%だった体脂肪率を10%前後にまで落としたとか。ストイックな筋トレと食事制限で肉体改造を行った結果で、いつでも俳優復帰できる体づくりをしているそうですよ」(前出・芸能プロ関係者)鍛えたボディは誰へのアピールなのだろうか。引退後もたびたびささやかれてきた芸能界復帰。とりわけ、刑事ドラマ『相棒』(テレビ朝日系)への再出演を望む声が多い。テレビ局関係者が話す。「寺脇康文(60)演じる初代相棒・亀山薫が約14年ぶりに復帰する『season21』が10月からスタートします。シリーズの集大成になるのではないかといわれており、歴代相棒たちの“友情出演”もうわさされているのです」主演の水谷豊(70)は8月、『週刊新潮』の集中連載で成宮のことを“ナリ”と呼び、最後のやり取りを明かしている。《残念でした。僕にはちゃんと連絡がありましたけどね。こういうことになりました、ありがとうございました、というあいさつが》騒動をきっかけに引退した俳優のことを現役の俳優が正面から語るのは異例ともいえる。「水谷さんと成宮さんの再共演は可能性十分でしょう」(前出・テレビ局関係者)以前は『東スポ』の取材に対し《いろいろなことを乗り越えた自分がいるので、今なら良い俳優になれると思う》《今の仕事で自分の目指すゴールまで行きたい。例えば、自分のプロダクトのバスソルトをホテルのアメニティーとして卸させてもらったりとか。この業界でトロフィーをつかみ取りたい》と当面の目標をまじめに語っていた成宮。しかし、前出・芸能プロ関係者はこう語る。「インスタグラムで半裸の肉体も公開していますが、プロデュース業の宣伝のためだけではないでしょう。芸能界復帰へのアピールであるのは間違いありません」肉体改造に成功した彼は、ドラマでも“新しい自分”を見せることはできるかーー。
2022年09月30日近鉄では、リアル謎解きゲーム第2弾を10月1日(土)から2023年5月31日(水)までの間、大阪阿部野橋駅~橿原神宮前駅間で開催します。この謎解きゲームは、参加者がゲームの主人公である私立探偵になりきり、謎解きキット(オリジナルデザイン1日乗車券付き)の情報をもとに、近鉄電車で移動しながらさまざまな駅をめぐり、街に仕掛けられた謎を解き明かしていく体験型ゲームです。謎解きキットには沿線の対象店舗で割引などの特典が受けられる参加者特典クーポンもセットになっており、謎解きを楽しみながらお得にお買い物や飲食を楽しんでいただくことができます。物語の登場人物になりきって、一つひとつの謎を解き明かす爽快感を感じながら近鉄沿線の魅力を見つける列車旅を楽しんでいただきたいと考えています。チラシ表面 チラシ裏面リアル謎解きゲーム「近鉄電車ナゾだらけの列車旅 大阪阿部野橋駅~橿原神宮前駅」の概要(1)開催期間 10月1日(土)から2023年5月31日(水)まで(2)内 容 謎解きキット(オリジナルデザイン1日乗車券付き)の情報をもとに、実際に近鉄電車に乗ってさまざまな駅をめぐり、街に仕掛けられた暗号や謎を解き明かす体験型のゲームイベントです。(3)発売額 謎解きキット(オリジナルデザイン1日乗車券付き) 2,400円※大人・こども同額※オリジナルデザイン1日乗車券の有効区間は大阪阿部野橋駅~壺阪山駅間、古市駅~河内長野駅間、尺土駅~近鉄御所駅間で、開催期間中のお好きな1日に限り有効です。オリジナルデザイン1日乗車券(4)特 典 近鉄沿線の対象店舗で使用できる参加者特典クーポン付き(5)発売箇所 ・特急券発売窓口(大阪難波駅、大阪上本町駅、鶴橋駅、大和八木駅、大和西大寺駅、京都駅、大阪阿部野橋駅、藤井寺駅、古市駅、高田市駅、橿原神宮前駅、下市口駅)・通信販売(詳細は特設サイトをご覧ください)(6)特設サイト (7)企画・制作 株式会社アド近鉄、株式会社フラップゼロα(8)そ の 他 ・本イベントの詳細・参加にあたっての注意事項は、特設サイトをご覧ください。・本イベントは諸般の事情により、予告なく中止・延期する可能性もございます。・新型コロナウイルス感染症予防に関する当社の取り組みについては、当社ホームページをご覧ください。( ) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年09月26日お笑いコンビ・土佐兄弟(有輝、卓也)が23日、神奈川・KT Zepp Yokohamaでキャリア史上最大のイベント「土佐兄弟の青春文化祭2022~Zったい忘れられない1日をキミに~」を開催した。コロナ禍で失われた青春を取り戻すべく、「楽しい『文化祭』の場を提供!」をコンセプトに掲げ、2人と関係の深いゲストが「土佐兄弟のクラスメイト」という設定で登場。クイズ、大喜利、合同コント、音楽など様々な出し物を披露し、文化祭をモチーフにした企画に取り組んだ。学生時代の思い出を取り戻すかのように、現役学生を裏方にも募集し、青春を皆で作り上げた。オープニングでは、有輝が日曜劇場『DCU』で共演した阿部寛がVTR出演。校長を務め開会の儀を執り行った。会場はまさかのスペシャルゲストに驚きの声が響き、本人登場の煽りで場内の期待は最高潮に、そんな中で登場したのはまさかのラパルフェ都留。予想を覆す展開に会場はどよめいた。しかし、お決まりの持ちネタ「お前ら全員・・・、東大に行けぇ!!」とあの名セリフを完全再現。滑り知らずのこのネタで会場は裏切りからの逆転で一気にボルテージがMAXになり、最高のスタートを切った。第1ブロックのお笑いでは、土佐兄弟とゆかりのある4組の芸人と合計6ネタを披露。青春にまつわるネタを各所に織り交ぜながら共感を誘い会場は笑いの渦に。トップバッターの四千頭身を皮切りに、ぱーてぃーちゃん、お見送り芸人しんいち、アイデンティティと今を時めく話題沸騰中のネタが観客の心をグッと掴んで一気に文化祭ムードに。第2ブロックのクイズでは、YouTube登録者数193万人の超人気YouTuber QuizKnockが出演。クイズを題材し、「楽しいから始まる学び」や「身の回りのモノ・コトをクイズで理解する」をコンセプトのグループはその強みを生かし、全員参加型のクイズ大会を実施。1位~5位に賞品があり、1位にはサイン入りクラスTシャツと出演者全員と集合写真をプレゼント。合計10問+タイムアタックの賞品争奪戦が繰り広げられた。第3ブロックでは、ねおちゃん presents ミスターコンテストが開催。文化祭でしか味わうことの出来ない真のイケメン決定戦に注目が集まる。エントリーを表明したのは、アイデンティティ田島、お見送り芸人しんいち、すがちゃん最高No.1、四千頭身・後藤、土佐兄弟・卓也の計5名。参加者が順番に過去写真で青春時代の自分をアピール。審査員長のねおの心を震わせたのは、まさかの卓也。優勝最有力候補のすがちゃん最高No.1は優勝コメントまで事前に用意したにもかかわらず最下位という結果に「センスねぇな!!」と噛みつきをみせたのに対し、自身でも予想外の優勝になった卓也は満足気な顔で舞台を後にした。最終ブロックの音楽では、オープニングアクトは、ロックバンドのフレデリックが登場。1曲目からアップテンポなナンバー「オンリーワンダー」で会場を沸かせると、ヴォーカルの三原健司は「初めまして、フレデリックです。今日は最強の兄弟のために盛り上げにきました!」と続けて「ジャンキー」を披露した。「早くも最後の曲ですが、1回目の開催が1番良かったと思ってもらえるように更に盛り上げます!」と、ラストは「オドループ」で盛り上がりは最高潮に達しました。フレデリックが退場すると、ここで土佐兄弟とDa-iCEの工藤大輝が一夜限りのユニット・兄弟-iCE(キョウダイス)としてステージに、工藤大輝がバックダンサーを務め、この日のためにプロのボイトレを受けた2人はDa-iCEの名曲「CITRUS」を見事に歌い上げた。再びフレデリックもステージに戻ってくると、今回のオファーをなぜ受けてくれたのかと有輝が聞くと、三原健司は「友達だからですよ!」と即答。工藤大輝も、「(卓也さんから)LINEが来たので」と潔く引き受けてくれたことを明かした。そして音楽ブロックの最後は出演者全員で、今回のために卓也が自作したという楽曲「Everything is Gonna be Alright」を大合唱。観客も手拍子で参加し、会場全体が一体感に包まれた。エンディングでは校長と同様、日曜劇場『DCU』で共演した、横浜流星が教頭としてVTR出演。土佐兄弟に向けて来年度の開催を豪快に宣言。そして「来年度の出演も考えている」とサプライズ発言し、粋なはからいに客席から喜びと歓声が起こった。そしてイベントは大盛況で終演となった。
2022年09月24日演出&出演・吉田鋼太郎、主演・阿部寛による舞台『ヘンリー八世』が、9月16日埼玉・彩の国さいたま芸術劇場大ホールにて初日を迎え、舞台写真とコメントが届いた。本公演は元々2020年2月に上演されていたが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の余波を受けて、終盤の公演が中止に。そこから2年半を経て、演出の吉田や主演の阿部ほか、再演を誓ったキャスト・スタッフがふたたび集結した。華やかな英国王宮を舞台に王をめぐるスキャンダルと、その裏に交錯する欲望と謀略、熾烈な地位争いが描かれる『ヘンリー八世』。今回は初演を踏まえ、ただの再演ではなく深化した新たな舞台に。初演時の客席をふんだんに使った演出は感染対策の一環として変更されたが、セットや音楽、振付など随所に新たな変更が見られ、舞台の上を巧みに使い観客を物語へ誘う。演出の吉田は繊細に深く人間関係を描き、濃密な人間ドラマに磨きをかける。吉田は「相手の台詞を受けて返す」という芝居の基本を改めて見直し、キャラクターの個性が際立つ新たな表現に挑戦。歴史劇ながら現代社会にも読み替えられる人間模様は見応え満載となっている。キャストは、「英国王室史上、 最もスキャンダラスな王」と言われるヘンリー八世に阿部寛。今回は厳しく鋭い眼差しの最強かつ最凶の王の姿と、一方で苦悩や孤独も抱く姿を、力強く綿密に演じる。王の信頼厚き大司教トマス・クランマーは金子大地、そのほか宮本裕子、山谷花純、谷田歩、河内大和など個性豊かなキャストが名を連ねる。埼玉公演は埼玉・彩の国さいたま芸術劇場にて9月25日(日)まで上演。9月30日(金) から10月2日(日) まで愛知・刈谷市総合文化センター 大ホール、10月6日(木) から9日(日) まで大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ、10月14日(金) から16日(日) まで北九州・北九州芸術劇場 大ホール、10月22日(土) から24日(月) まで宮城・名取市文化会館にてツアー公演を行う。■演出・枢機卿ウルジー 吉田鋼太郎 コメント無事に初日が開きました。2年前に新型コロナウイルス感染症の感染拡大で中止になった『ヘンリー八世』。2年半準備をして新しいものに生まれ変わっております。前回よりも更にパワフルになり繊細になり深くなった阿部寛ヘンリー王。それに伴い周りを固める俳優たちも前回よりも重みと深さを増しております。そして先日エリザベス二世女王が崩御されましたがこの芝居のラストシーンはエリザベス一世が誕生するところで終わりとなります。そういうところも含めまして、今観ると色々な考えや思い、コロナ禍や戦争が起きている今の世の中に対しての皆様のいろいろな気持ちを反映する芝居になっているのではないかと思います。いずれにせよ、シェイクスピアはエンターテインメント。どなたがご覧になっても大変楽しめる作品になっていると思います。 是非劇場にお越しください。■ヘンリー八世 阿部寛 コメント2年半前に新型コロナウイルス感染症で中断になった思いも込めて、さらに素晴らしいものにしようと鋼太郎さんを中心に全員でより深い稽古に励んできました。磨きのかかった『ヘンリー八世』をぜひ楽しみにしてください。■トマス・クランマー 金子大地 コメント初演は僕自身初舞台で鋼太郎さんに舞台という扉を開けていただいたとても大切な思い入れのある作品でだったので、中止となってしまい、忘れられない初舞台となりました。こうやってまた皆さんと集まって2年半越しにヘンリー八世が上演できることがすごく幸せです。前回ご覧になった方もご覧になっていない方もグレードアップした『ヘンリー八世』を楽しんでいただきたいです。期待して観にいらしてください。<上演情報>彩の国さいたまシェイクスピアシリーズ『ヘンリー八世』『ヘンリー八世』チラシ表【スタッフ】作:W.シェイクスピア翻訳:松岡和子演出:吉田鋼太郎(彩の国シェイクスピア・シリーズ芸術監督)【キャスト】ヘンリー八世:阿部寛枢機卿ウルジー:吉田鋼太郎トマス・クランマー:金子大地キャサリン:宮本裕子アン・ブリン:山谷花純バッキンガム公爵:谷田歩ノーフォーク公爵:河内大和大石継太 / 間宮啓行 / 廣田高志 / 工藤俊作 / 櫻井章喜 / 塚本幸男 / 飯田邦博 / 二反田雅澄 / 杉本凌士 / 水口てつ / 佐々木誠 / 松本こうせい / 大河原啓介 / 鈴木彰紀 / 齋藤慎平 / 松尾竜兵石井 咲 / 古庄美和 / 山田美波 / 坂田周子 / 沢海陽子 / 悠木つかさ演奏:サミエル【日程】■埼玉公演2022年9月16日(金) ~9月25日(日) 彩の国さいたま芸術劇場 大ホール主催:公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団制作:公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団 / ホリプロ企画:彩の国さいたま芸術劇場シェイクスピア企画委員会問い合わせ:彩の国さいたま芸術劇場0570-064-939(休館日を除く10:00~19:00)■愛知公演9月30日(金) 18:3010月1日(土) 12:00 / 17:3010月2日(日) 12:00会場:刈谷市総合文化センター 大ホール主催:メ~テレ / メ~テレ事業共催:刈谷市 / 刈谷市教育委員会 / 刈谷市総合文化センター(KCSN共同事業体)問い合わせ:メ~テレ事業052-331-9966(祝日を除く月~金10:00~18:00)■大阪公演10月6日(木) 17:3010月7日(金) 13:0010月8日(土) 12:00 / 17:3010月9日(日) 12:00会場:梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ主催:梅田芸術劇場 / ABCテレビ問い合わせ:梅田芸術劇場06-6377-3888(10:00~18:00)■北九州公演10月14日(金) 16:0010月15日(土) 12:30 / 18:0010月16日(日) 12:30会場:北九州芸術劇場 大ホール主催:RKB毎日放送 / インプレサリオ提携:北九州芸術劇場問い合わせ:インプレサリオ092-985-8955mailto:info@impresario-ent.co.jp■宮城公演10月22日(土)17:0010月23日(日) 12:00 / 17:3010月24日(月) 12:00会場:名取市文化会館主催:仙台放送問い合わせ:仙台放送022-268-2174(平日11:00~16:00)公式HP:彩の国シェイクスピアシリーズ公式Twitter:
2022年09月18日7ORDERの阿部顕嵐と森田美勇人が、それぞれの公式YouTubeチャンネルによるコラボ企画を行うことが17日、明らかになった。この度、2人だけによる初の展覧会『チャンネル顕嵐ふらーっと森田美勇人展』を、2022年9月30日〜10月17日まで渋谷モディ1Fイベントスペースにて開催することが決定。80〜90年代にタイムスリップした2人が、それぞれの好きな世界を表現し、グランジやポップスが混ざり合う、オリジナリティ溢れる2人らしい空間を撮り下ろしの写真等で創り上げるという。また本企画のオリジナルアイテムの販売や、来場者も参加できる等身大パネルが設置されたフォトブースも設置。期間中オリジナルアイテムを税別5,000円以上購入で、10月17日に開催されるイベントへ抽選で招待するという。入場料は税込800円、営業時間は11:00〜20:00で最終日のみ15:00まで。
2022年09月17日●キャリア初の配信ドラマ「可能性と興味を感じている」映画やドラマなど出演作が途切れず、常に新しいチャレンジをしながら第一線を走り続けている役者、阿部寛。ディズニープラス「スター」の日本発オリジナルドラマシリーズとして9月14日より独占配信される『すべて忘れてしまうから』では、キャリア初となる配信ドラマ出演を果たし、人気ドラマ『まだ結婚できない男』(19年/フジテレビ系)以来、久々にラブストーリーに身を投じている。若手俳優にとっても憧れの存在となった阿部が、もがいていた20代と30代。そして60代への展望を明かした。燃え殻の同名エッセイを原作に、ハロウィンの夜に突如姿を消した恋人をめぐる、ミステリアスでビタースイートなラブストーリーを描く本作。阿部演じる、そこそこ売れっ子のミステリー作家“M”が、消えた恋人“F”を探すうちに、“M”の知らなかった“F”の一面や秘密が明らかになっていく。配信ドラマに初参戦した阿部だが、自身のプライベートタイムにも配信作品を鑑賞することがあるそうで、「『イカゲーム』もついに観てしまって、めちゃくちゃ面白かった」と笑いながら、「映像を取り巻く環境が大きく変化してきている。自分も新たな道に入っていかなければいけないなと思っています。そう感じていたタイミングで配信作品に出演させていただけて、ありがたかったですね」としみじみ。「配信作品に可能性と興味を感じている」と続け、「海外の方々が、本作をどのように受け止めてくれるのかも楽しみです。また本作は、話ごとのラストに毎回ちがうミュージシャンが登場して歌うなど、新しい作品つくりの挑戦の場に参加できたこともいい刺激をもらえた」と喜びを口にする。演じた“M”は、流されるままに生きる、地味で主体性のない男性だ。阿部曰く「近年は、強い男の役を演じることが多かった」とのことで、本作のような役柄は「自分の中でも久々に新鮮でした」とにっこり。ラブストーリーへの出演も久しぶりだが、阿部は「今回は、ミステリアスな要素もあって異色のラブストーリーで」と前置きしつつ、「恋愛のあれこれって、お互いにとっては真剣でもはたから見るとコミカルだったりもするし。相手の内面を探り合ったり、傷つけ合ったりすることもある。演じる上では、人間のいろいろな一面を表現することができるので、今作も面白かった」と醍醐味を語り、「『結婚できない男』もある意味、僕にとってひとつの転機になった作品。演じていて、とても面白い役でした」と笑顔を見せる。『スワロウテイル』(96)以来26年ぶりに女優業に復活したChara、阿部とは15年ぶりの共演となる宮藤官九郎をはじめ、個性豊かな共演者が顔をそろえている。阿部は、Charaの紡ぎだす独特のセリフ回しと唯一無二の存在感に触れ、「幸せな時間でした」と目尻を下げ、「宮藤さんに関しては、脚本家としてももう大先生で、ご自身で監督もやられてもいるのに、現場では誰よりも謙虚。その姿勢がいつもすばらしいなと思った」と絶賛。ベテランと若手が絶妙に混ざり合ったキャスティングが叶った撮影現場は、「雰囲気もとてもよかったですね。セットも『ここまで作り込んでいるんだ!』と驚くようなものばかりで、丁寧に時間をかけてものづくりができる現場。贅沢な現場で新しいチャレンジをさせてもらいました」と充実感をにじませる。●60代も「限界を決めずに役に全力で挑んでいきたい」1980年代から『メンズノンノ』のカリスマモデルとして活躍し、1987年に映画『はいからさんが通る』で俳優デビューした阿部。58歳となった今年は、水中捜査を行うスペシャリスト集団の隊長を演じたTBS日曜劇場『DCU~手錠を持ったダイバー~』、豪快な“昭和の男”に扮した映画『とんび』、ドラム演奏にトライする鬼刑事を演じた『異動辞令は音楽隊!』など、話題作に続々出演。7月に開催された「ニューヨーク・アジアン映画祭」では、アジアで最も活躍する俳優に贈られる「スター・アジア賞」を日本人として初めて受賞するなど、その勢いは増すばかり。そんな阿部にとって20代、30代は挫折を味わい、もがいていた時期だと振り返る。「モデルとして人気が出て、映画に大抜てきをしてもらったことで俳優の世界に入って。当然、実力がなかったので、すぐに落ちていった」と苦笑い。「下積みもしていないから、そうなった時にどうしたらいいかわからない。さらにセリフがなくても済むような、見た目だけを求められているような役しかもらえない。すごくつらかったですね。『役の幅を広げたい』と思っても、自分でできなければ、いろいろ様々な役をいただけるわけがないし。そういった時期が7年くらい続いた」という中、阿部は30歳を目前にしたタイミングで、つかこうへいの舞台『熱海殺人事件モンテカルロ・イリュージョン』に主演した。阿部は「ようやくチャンスをいただけた時には、いろいろな習い事をしたり、積み重ねてきたものをふんだんに出し、何でもやれるということを見せていった。一つのチャンスというものが、どれだけ大事かということを実感していたから」と役者として花開くまでの、苦難の道のりを回顧。「役の幅が狭かったからこそ、『こういう役もできます』ということを見せ続けていく。そうやって貪欲に臨まないと仕事がなかったので必死でしたが、だんだんとそれが楽しくなっていって。役作りも楽しくなるし、新しい役に向かうごとにいろいろなことが学べた。次第に主演を任せていただけるようになって、責任感も生まれてきた。そうやって今に至ります」と穏やかに微笑む。自分を見つめ、悩みながら壁を乗り越えてきたからこそ、今の阿部寛がいる。60代に向かう今の心境も、「いろいろな作品に恵まれて、今年は海外で賞をいただくこともできた。これからも、一作一作、一瞬一瞬を楽しんでいる今の状況を、変わらずに続けていきたい。さらに演じる役の幅が広がっていったら面白いなと思う。年齢を重ねたからこそできる、力の抜けたような役も演じていきたいし、そこから逆行したっていい。60代になったからといって限界を決めずに、役に全力で挑んでいきたい」と変わらず貪欲だ。「これからも見てくれる方に喜んでもらえるような作品をつくっていきたいです」と清々しく宣言していた。■阿部寛1964年6月22日生まれ。神奈川県出身。1987年映画デビュー。2000年から始まったドラマ「TRICK」シリーズではクセのある物理学教授・上田次郎を演じてブレイクを果たし、『歩いても歩いても』(07)、『青い鳥』(08)で毎日映画コンクール男優主演賞を受賞。2012年には大ヒットを記録した『テルマエ・ロマエ』で第36回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞に輝く。第38回日本アカデミー賞では『ふしぎな岬の物語』(14)で優秀主演男優賞、『柘榴坂の仇討』(14)で優秀助演男優賞をダブル受賞。「結婚できない男」(06、19)、TBS日曜劇場『新参者』(10)、『下町ロケット』(15、18)、『ドラゴン桜』(05、21)など数々のテレビドラマでも主演を務める。(C)Moegara, FUSOSHA 2020
2022年09月14日消えた恋人“F”をめぐる、阿部寛主演主演のミステリアスでビタースイートなラブストーリー「すべて忘れてしまうから」が9月14日(水)本日配信。この度、これまで明かされてこなかった主人公“M”の突然消えた恋人“F”は、尾野真千子が演じていることが分かった。阿部さん演じる流されるままに生きるそこそこ売れっ子のミステリー作家“M”が、消えた恋人“F”を探すうち、次第に“M”の知らなかった“F”の一面や秘密が明らかになっていく本作。阿部さんと尾野さんは、映画『エヴェレスト 神々の山嶺』以来、6年ぶり2度目の共演で、前回も恋人役での共演。尾野さんは「自分に似ているとは思いません。でも、謎めいていて、不思議な行動をする人と思いきや、なんだか、その気持ちがわかるような、近くにこういう人いる、もしかしたら、私も“F”に近いのかもと思えるような人なんです」とキャラクター像を語る。初めて台本を読んだ際には「ヒロインの“F”が謎めいていて、その役ができるなら楽しいだろうな、どんなふうにやれるかな、とか、この役が決定する前から、わくわくして、いろんな想像をしました。あと名前が、“F”とか“M”とか、これ何?何?と興味をそそられました」とふり返り、「“M”を演じた阿部さんや他の役者さん達も期待を裏切らない面白さで、皆さんをふわっと楽しませてくれると思います。さー“F”は最初どんな姿で現れるかな~???」とコメントを寄せた。そして、“F”も登場し、“F”の失踪のきっかけと“M”と“F”がすれ違う胸を締め付ける最新予告映像も到着。消えた“F”を“M”が匿っていると疑う“F”の姉が、Bar 灯台を訪れ、初めて“F”が多額の遺産を手にしたことを知る“M”。その後、周囲から促されて渋々“F”を探す中で、周囲の人達から聞かされる“F”の話から、“M”は自身が”F“について何も知らなかったという事実に気付いていく。さらに、これまでの人生をふり返り、自身が彼女だけでなく自分自身とも向き合ってこなかったことにも気付かされる。さらに、“M”、カオル(Chara)、フクオ(宮藤官九郎)がいつものように、Bar灯台のカウンターに集まって語り合う中で、店を後にする“F”の姿が収められ、一方は“M”を中心に、もう一方は“F”が中心という対になった新たなビジュアルも公開された。「すべて忘れてしまうから」は9月14日(水)ディズニープラス「スター」にて独占配信。(cinemacafe.net)
2022年09月14日俳優の阿部寛が8日、都内で実施された主演ドラマ『すべて忘れてしまうから』(ディズニープラス、9月14日配信)の配信直前イベントに出席。配信ドラマを「ちょっとなめていた」と出演前の率直な思いを明かした。同作は、燃え殻の同名エッセイを原作とする、日本発ディズニープラス「スター」のオリジナルドラマシリーズ第一弾。ハロウィンの夜に突如姿を消した恋人“F”をめぐるミステリアスでビタースイートなラブストーリーが展開される。キャリア初の配信ドラマ出演となる阿部は、撮影セットを振り返って「ものすごく、本物の場所のように細部まできっちりできている。閉まらなくていい扉などがきっちり完璧につくられている。そういうの好きだから、よく見たら本当にちゃんとつくってある。ウソがない場所だった」と感心。「あとは照明さんも丁寧に時間をかけていた。半分、ちょっとなめていたんですよね。映画並み、映画以上に丁寧でビックリしました」と語った。作中では、Fを探す売れっ子のミステリー作家“M”を演じた。阿部は同役について「自分にも他人にも興味がなく、流されるまま生きているミステリー作家」と解説。宮藤官九郎は、Mが恋人を探す過程に触れて「普通、彼女が急にいなくなったというところからスタートしたら、もっと必死に探したり泣いたり叫んだりするドラマをつくれると思うけど、(阿部の役は)マジメに探している感じがしない(笑)」と考察し、阿部の笑いを誘った。また阿部は、作品にちなんで、ゆっくり考えたいときに行く場所を問われて「最近墓地に行く。昼間の青山墓地。暗いイメージじゃない。事務所が近くにある。台本読んだりするとき、そこへ行って車の中で読んだり考えたりする」と明かした。イベント内では、出演者未発表の恋人Fから挨拶の手紙が代読も。「こんなにも、物語の中で恋人になかなか会えない。なかなか顔を撮ってもらえない。なかなか共演者と会えない。なかなかコスプレ多め。なかなかのことが多い現場は初めてでした」と感想が語られ、「阿部さんとは二度目の共演でうれしかったです」と述べた。イベントには共演者のChara、岨手由貴子監督も出席した。
2022年09月08日