2016年に公開される映画『エヴェレスト 神々の山嶺(かみがみのいただき)』に岡田准一、阿部寛、尾野真千子が出演することが決定した。撮影は3月から開始予定で、日本映画で初めてエヴェレストで撮影を行う。その他の画像本作は、日本エヴェレスト遠征チームに所属し、古いカメラの発見を機に人生が変わっていく山岳カメラマンの深町(岡田)、伝説のクライマーで人生のすべてをエヴェレストにかけてきた男・羽生(阿部)、羽生を慕って待ち続けている女性・岸(尾野)のドラマを主軸に、厳しい山々に命をかけて挑む者たちの姿を描いた超大作。夢枕獏の小説『神々の山嶺』を映画化するもので、『必死剣鳥刺し』、『太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男-』の平山秀幸が監督を務める。「原作の『神々の山嶺』は大好きな作品」という岡田は「実際のエヴェレストでも撮影できるということを今から楽しみにしています。平山監督をはじめとするスタッフの皆様、初めて共演させていただく阿部さん、尾野さん、キャストの皆様ともに過酷な撮影を楽しみ、しっかり体験していきたいと思います」と言い、阿部は「実際に高所での撮影を敢行し、できる限りリアルを追及するこの作品に参加できてうれしい。岡田さん、尾野さんとの初共演も楽しみに、撮影に臨みたいと思います」とコメント。尾野は「エヴェレストでの撮影きっと大変だと思います。でも、あの山に登る意味がある作品にしたいです。なぜ登るのか‥‥自分自身にも問いかけながらこの作品に臨もうと思います。阿部さんや岡田さんとの初共演になりますが、エヴェレストで迷惑かけないように日本でのトレーニング頑張ります!」と意気込みを語っている。すでに撮影の準備は始まっており、登山家としても知られている日本山岳協会副会長の八木原圀明が山岳アドバイザーが撮影に帯同。キャストも10日間をかけて高度に順応しながらエヴェレストにのぼり、高度6000メートル付近で撮影を行う予定だ。『エヴェレスト 神々の山嶺(かみがみのいただき)』2016年、全国ロードショー
2015年02月19日俳優の岡田准一、阿部寛、女優の尾野真千子が、夢枕獏原作の映画『エヴェレスト 神々の山嶺(かみがみのいただき)』(2016年公開予定)で初共演することが19日、明らかになった。本作は、スケールの大きさゆえに映画化不可能と言われてきた山岳小説『神々の山嶺』を原作に、『愛を乞うひと』(1998年)や『太平洋の奇跡 -フォックスと呼ばれた男-』(2011年)などで知られる平山秀幸監督がメガホンを取った作品。世界最高峰の山に魅せられた2人の男の人生が交錯し、"神々の領域"へと命懸けで足を踏み入れる姿と、周囲の人間模様を描く。岡田が演じるのは、古い"カメラ"がきっかけで人生の転機を迎える山岳カメラマン・深町誠。もともと原作のファンだったそうで、「実際のエヴェレストでも撮影できるということを今から楽しみにしています」と期待を寄せ、「平山監督をはじめとするスタッフの皆さま、初めて共演させていただく阿部さん、尾野さん、キャストの皆さまともに過酷な撮影を楽しみ、しっかり体験していきたい」と意気込んでいる。その深町に影響を与え、人生のすべてをエヴェレスト登頂に賭けてきた孤高のクライマー・羽生丈二を演じるのが阿部。「映像化が難しいと言われている原作の映画化。実際に高所での撮影を敢行し、できる限りリアルを追求するこの作品に参加できてうれしい」と出演を喜び、「岡田さん、尾野さんとの初共演も楽しみに、撮影に臨みたいと思います」と語った。一方、尾野が演じるのは、羽生との登山中の事故で兄・文太郎を亡くした岸涼子。「エヴェレストでの撮影きっと大変だと思います」と不安をのぞかせながらも、「でも、あの山に登る意味がある作品にしたいです。なぜ登るのか…自分自身にも問いかけながらこの作品に臨もうと思います」と貴重な体験に前向き。「エヴェレストで迷惑かけないように日本でのトレーニング頑張ります!」と気合十分で撮影に挑む。また、平山監督は、「想像を絶する限界ギリギリの撮影現場が待っています。そこでは、『芝居』や『思い込み』などということは通用しません」と断言。「参加していただくこの3人の俳優さんのまるごとがフィルムに焼き付けられることになります。そのことが楽しみでもあり、反面恐ろしくもあります」と日本映画史上初となるエヴェレストでの撮影に向けて、緊張感を見せた。すでに撮影準備は始まっており、3月よりネパールほか、実際にエヴェレスト現地で撮影が開始される予定。全体で約4カ月の撮影期間の中で、出演者たちは10日間かけて通称"エヴェレスト街道"を高度順応しながら登り、高度6,000m付近で過酷な撮影を実施する。
2015年02月19日作家・夢枕獏の人気小説を映画化する『エヴェレスト 神々の山嶺』。日本映画史上初となるエヴェレストでの撮影に挑む本作の主演を、岡田准一が務めることが決定。すでに撮影準備は始まっており、3月よりネパールなど実際にエヴェレスト現地にて撮影を開始する予定だという。本作で岡田さんが演じることとなるのは、日本のエヴェレスト遠征チームに参加したカメラマン・深町誠。物語は、滑落事故で仲間を失い、登頂をやむなく中止せざるを得なくなったところから始まる。行き場を失い、ネパールの首都・カトマンズを彷徨っていると、骨董屋である古いカメラを発見する。それは、1924年6月8日、エヴェレスト登頂に挑みながらも行方不明となったイギリスの登山家ジョージ・マロニーのカメラと思われるものだった。マロリーがエヴェレスト初登頂に成功したかどうかという登攀(とうはん)史上最大の謎に魅せられた深町は、証拠となるカメラを追い、ひとりの男に辿り着くのだが…。その深町が行きあう、消息不明となっていた伝説のクライマー・羽生丈二役には、阿部寛が。さらに、羽生を慕っていた兄を雪山で失いながらも、彼の帰りを待ち続けている女性・岸涼子役には尾野真千子が抜擢された。岡田さんを含め、3人は本作が初共演となる。すでにそれぞれが山岳練習を積んでいるようで、全体で約4か月におよぶ撮影期間の中で、岡田さんたちも通称・エヴェレスト街道を高度順応しながら10日間かけて登り、高度6,000M付近での撮影を行う予定とのこと。岡田さんは今回の挑戦について、「原作の『神々の山嶺』は大好きな作品で、実際のエヴェレストでも撮影できるということを今から楽しみにしています。平山監督をはじめとするスタッフの皆様、初めて共演させていただく阿部さん、尾野さん、キャストの皆様ともに過酷な撮影を楽しみ、しっかり体験していきたいと思います」と意気込みを寄せている。俳優でありながら、アルピニストとしての能力も身に付けなければならないが、その世界最高峰の山に命懸けで挑むキャスト陣の今後に注目が集まりそうだ。『エヴェレスト 神々の山嶺』は2016年、全国にて公開予定。(text:cinemacafe.net)
2015年02月19日2014年11月19日、日本中の女子たちに激震が走りました。そう、「西島秀俊、16歳年下女性と結婚!」のニュースです。年齢を重ねたからこその余裕、落ち着いた雰囲気、色気、そして実は脱いだらスゴイ系の鍛えあげられた肉体・・・。そんな彼を、「10代20代のチャラついた男には興味はござらん!」「アラフォーイケメンこそが至高!」とばかりに愛でてきた中で、このニュースはあまりにも衝撃度が高く、また喪失感も大きいものでした。彼はやっと人生の伴侶を見つけたのだ、良かったじゃないか。そう思いたいけど正直のダメージが大き過ぎて受け止められないというのが、筆者含む多くの女子の今の心境でしょう。この悲しみをどうすればいいのでしょう。どうすれば立ち直れるのでしょう。今回は、「心のアイドルが結婚した時の立ち直り方」をご紹介します。■1.次のターゲットに愛情を注ぐ「確かに西島さんは結婚しましたよ。もう人のものです。所帯持ちです・・・。でも!まだ残ってる人がいるじゃないですか!まだ佐々木蔵之介がいるじゃないですか!佐々木蔵之介!佐々木蔵之介!!!佐々木蔵之介!!!!」(22歳/学生)ひとり、またひとりとアラフォーイケメン俳優が結婚していく度に、こうして次のターゲットに照準を合わせ、一心に愛を注いできたわけですね。阿部寛結婚、堺雅人結婚・・・。激震が走る度に、「まだ大丈夫、最後の砦は崩されてはいないわ・・・」と自身を励ましてきた方も多いのではないでしょうか。佐々木蔵之介、加瀬亮、竹野内豊、福山雅治、長谷川博己戸次重幸・・・。大丈夫、まだ、大丈夫です・・・!■ 2.思い出整理「とりあえず、家に帰ってゆっくり彼のコレクションを整理します。雑誌を切り抜いてまとめて、、録画を編集して、彼の魅力を存分に楽しみます。もう既婚者だと思うと今までとは同じ気持で見れないと思うので、最後のお別れというか・・・」(25歳/販売)せ、切ない・・・あまりにも切ない・・・!しかし、これは恋愛とも一緒かも。彼氏と別れたらメールや写真を掘り返して、思い出と失った悲しみにどっぷり浸ってみる、みたいな。案外こうやったほうがすっぱり切り替えていけるのかもしれません。筆者もかつて、某ビールのCMで西島秀俊がしゃかりきに大根おろしをつくるシーンを見て、「西島さんが家で大根おろして待っててくれるなら馬車馬のように働けるのに・・・」と思ったことを思い出します。前を向いて進んでいかねばなりませんね・・・。■3.一念発起して自分磨き「西島さんのお相手が27歳の方で3年付き合った後の結婚ってことは、24歳から付き合ってたってことじゃないですか。私と同い年。24歳で西島さんと付き合える女性がこの世に存在したってことですよ・・・。でも、もしかして私もそんな素敵アラフォーと付き合えるチャンスが訪れるかもしれないって思ったんです。とりあえずエステ予約しました」(24歳/金融)西島さんのお相手が一般女性ということも、衝撃度を高めた要因のひとつでしたね。偶像崇拝のごとく西島さんを愛で、心の拠り所にしていた私達も、彼の結婚相手もあまり年齢の変わらない一般女性と思えば、その差にやるせなさを感じます。しかし、逆に考えれば年齢が離れていても、職種や地位が全く違っても、素敵アラフォーとお付き合いできる可能性はゼロではないということ!自分を磨き、出会いの場に出て行けば、さすがに佐々木蔵之介とは付き合えなくても、アラフォーイケメンとの恋が始まるかもしれません・・・!■4.2次元に走る「人がいつかみんな死んでいくように、素敵な人はみんな結婚していくんです。当然のことですよね。堺雅人が結婚した時も衝撃度半端無かったですけど、やっぱり永遠のあこがれは2次元キャラの方がいいのかもしれない。今の私を支えてくれるのはテニプリの跡部様だけです。来年のバレンタインにもチョコ送りますよ、跡部様に」(26歳/)王国民、もとい雌猫の方でしたね。確かに、アニメやゲーム、漫画などのキャラクターは作品によっては結婚することもなく、歳も取らずにずっと微笑みかけてくれるので、心の平穏を保つことはできそうです。■おわりにアイドルの結婚がなぜショックなのか。それは何も、「自分のものになるかもしれない」なんて思っていたからではありません。アイドルには、孤高の存在でいて欲しいのです。誰も手に入れることができない、そんな神的存在でいてほしいとどこかで思うからなのです。正直、加瀬亮が結婚したら私はきっと砂になって風に飛ばされ消滅する。そう思いながらも、みんなでこの4つの方法で、前を向いて歩いて行きたいものです。(Sakura/ハウコレ)
2014年11月20日創業79年を迎えた笹かまぼこの老舗 阿部蒲鉾店は11月より、冬のギフト商品の受付を開始した。○12万枚を超えるヒット商品、「えび焼」が冬季限定で登場今年の冬ギフトのテーマは「きちんと素材の味がする。」。本物の笹かまぼこは「魚の旨み」がしっかり味わえるという。その理由を同社の工場長、佐々木悦郎氏は「本当においしい笹かまぼこは、表面を軽くあぶると焼き魚のような食欲をそそる香りがふわっと立つんですよ。絶妙な塩加減で、素材の味がきちんとして、食感もいい。うちのはそういうかまぼこです」とコメントしている。今回の冬ギフトは、職人のこだわりが生んだ、魚の旨みがしっかりする「笹かまぼこ」を中心に、12万枚を超えるヒット商品の冬季限定「えび焼」が入った限定詰合せ8アイテムを用意。さらに数量限定の高級笹かまぼこの詰め合わせなどをバラエティー豊かにそろえたという。同社の2大笹かまぼこ「笹かま千代(ささかませんだい)」「厚焼笹(あつやきささ)」の詰め合わせや、人気の定番詰め合わせ、ボリューム感たっぷりの高級ギフト、自宅用品など約40アイテムを用意。商品はすべて保存料を一切使用していないため、贈り物にも安心して利用できるという。なお期間中、阿部蒲鉾直営店、通信販売およびオンラインショップに限り、人気の特選ギフト9品を全国クール便432円(税込)の特別送料にて受け付ける。また、それ以外の商品についても全国クール便756円(税込)で発送。さらに、届け先が1カ所で商品代金が1万800円(税込)以上の場合は送料が無料となる。
2014年11月13日阿部真央が10月10日に東京・日本武道館で「5th Anniversary 阿部真央らいぶ2014@日本武道館」を開催した。「ありがとうしか言えません。去年の年末に行ったツアーで今日の武道館公演を発表させてもらって、その日からずーっと待ってました、この日を!」。最初のMCで2階の最後尾までぎっしり埋まったファンに向かってこう語った阿部。豪快なロックンロールから心に染み入る切ないバラード、ギターの弾き語りに至るまで幅広い音楽性だが、一貫しているのは不器用なまでに自分の生き様をさらして生み出された歌詞のリアルさ。会場に駆け付けた、現在24歳の阿部と同世代の女性の心をわしづかみにするような、繊細さと大胆さが交互に見え隠れする歌世界。ときに屈託のない笑顔を浮かべ、ときに妖艶なまでの視線を送り、ときに張り詰めた表情で気持ちを吐露する彼女。曲に合わせて拳を突き上げ、タオルを振り回し、大歓声で応えるファンたち。5年という月日を迷いながら、悩みながら、それでも歩き続けてきた阿部とファンの絆が垣間見えて切なくなった。初披露となる『always』は、ハンドマイクで情感たっぷりに歌い上げた。中盤で10月22日(水)にリリースされる新曲『それぞれ歩き出そう』を歌う前に、この曲は映画「小野寺の弟・小野寺の姉」のために書き下ろしたこと、自分と母親のエピソードを基に書いたことを告白し、「歌詞をみていただきたいので」とスクリーンに歌詞を映しての演奏に。途中思わずこぼれ出す涙も映し出され、静かな感動が場内を満たした。「跳べんのか、武道館っ!」という阿部の挑発に大盛り上がりの『ロンリー』で締めた本編のあと、スクリーンには5年間のヒストリー映像が流れた。2010年、地元大分のライブMCが字幕と共に紹介され「私は18年間自分を嫌いでした。でも歌うことで20歳になった今、”自分を嫌いな自分から卒業”って感じでした」と赤裸々な告白。決して順風な道程でなかったことをうかがわせた。アンコールでは鮮やかな朱色のチャイナ服で現れ2曲。ダブルアンコールでは嬉しそうに全国23公演を回る全国ツアー「阿部真央らいぶNo.6」の開催決定を自身で発表し、この日25曲目となる『母の唄』をギター1本で熱唱して3時間に渡るライブは幕を閉じた。阿部真央はこの後、11月29日(土)・30(日)にファンクラブイベントを開催。詳細はオフィシャルHPで確認を。取材・文/浅野保志(ぴあ)
2014年10月14日吉永小百合が初めて企画も手がけた主演作『ふしぎな岬の物語』の公開を記念して、キャストと監督による初日舞台あいさつが10月11日(土)に丸の内TOEIで開催される。その他の写真本作は、千葉県に実在する喫茶店をモチーフにした森沢明夫の小説『虹の岬の喫茶店』を映画化するもの。岬に立つ小さなカフェを舞台に、そこに集う人々の温かくも切ない人間模様が描かれる。吉永小百合がカフェ店主に扮し、阿部寛、竹内結子、笑福亭鶴瓶ら実力派俳優が脇を固める。メガホンを執るのは『八日目の蝉』の成島出監督。初日舞台あいさつは、丸の内TOEIで2回行われ、吉永、竹内、笑福亭鶴瓶、春風亭昇太、成島監督が登壇する。チケットは、10月4日(土)午前10時より一般発売が開始される。『ふしぎな岬の物語』10月11日(土)会場:丸の内TOEI9:20の回上映後/13:00の回上映前登壇者(予定):吉永小百合/竹内結子/笑福亭鶴瓶/春風亭昇太(9:20の回のみ登壇)/成島出監督料金:大人2000円、大学・高校生1700円、3才~中学生1200円、シニア1300円、障がい者手帳お持ちの方(付き添い1名様まで同額)1200円チケット発売:10月4日(土)10:00AMより
2014年10月02日先月から公開されている『テルマエ・ロマエⅡ』(東宝)。阿部寛さん、北村一輝さんをはじめ、濃い顔の日本人俳優が古代ローマ人役を演じるあの作品、今回も大きな話題を呼んでいますよね。『テルマエ~』を見ると、お風呂もひとつの文化だということを改めて感じさせられます。前編では、美容効果がアップする入浴前のケア法や、目的別の効果的なお風呂の入り方をお届けしました。今回はお風呂でキレイに磨きをかけるマッサージや、入浴後のスキンケア習慣についてご紹介します。<お風呂をエステに!簡単美肌マッサージ>血行がよくなる入浴中は、リンパマッサージがオススメ!リンパは血液と同じように体を流れていて、老廃物を体の外に排出する働きをしています。このリンパが集まる場所をリンパ節といい、耳の下、首、鎖骨、わきの下、下腹部、足のつけ根、ひざの裏に位置しています。ここをなでることでリンパの流れを改善し、代謝アップが期待できます。マッサージのコツはこの3つ!【1】リンパの流れに沿ってリンパはリンパ節に向かって流れています。上記で紹介した位置に向かってマッサージしましょう。【2】優しい力でリンパは皮膚の近くにあるので、軽く触る程度の力で伝わります。【3】ゆっくり、丁寧に体の先端まで行き渡っているリンパに働きかけるため、ゆっくりと丁寧になでてください。<入浴後のケアは5分が勝負!>以前、有名美容家がテレビで言っていた“湯上がりは3秒で保湿!”の言葉に衝撃を受けたことがあります。3秒はなかなか難しいものの、実際、入浴によって新陳代謝がアップした肌は水分の蒸発も早く、お風呂から上がった瞬間に乾燥が始まっています。5分以内に化粧水で栄養を与え、クリームでしっかりフタをしてくださいね。ボディも同様です。ボディオイルやクリームで肌に潤いを与え、乾燥を防ぎましょう。<女性にうれしい入浴法!?>韓国のカップルはデートでお風呂に行くことも多く、よく足湯に浸かります。この足湯もとても健康にいいんですよね。神経が多く集まる足裏を刺激し、女性の大敵である冷えを防いでくれるため、婦人科系疾患の予防効果が得られます。下半身が温まるので、妊娠を望む女性にもおすすめの入浴法なのだとか。デートで健康になれるなんて、なんだか得した感じですよね(笑)。いかがでしたか?バスタイムを意識的に送ることで得られる効果は本当にたくさんあります。毎日の習慣を有効活用して、美しさを磨きましょう!(文=mayu110)【プロフィール】人間観察とショッピングが大好きな韓国通ライター。日本と韓国を股にかけ、ミーハーな視点で人々の恋愛事情を探ります。
2014年05月05日阿部寛がその“濃い顔と肉体美”をもって古代ローマ人を演じる、人気シリーズの第2弾『テルマエ・ロマエII』。日本ではすでに封切られ大ヒットへ向けて好スタートを切った本作だが、5月1日(木)、台湾でも公開となり、阿部さんと共演する上戸彩が初日プレミアイベントに登壇した。前作で、斬新なテルマエ(浴場)を作ったことで一躍人気者となった古代ローマの浴場設計技師・ルシウス(阿部寛)が、しかし、コロッセオにグラディエイターを癒すテルマエ建設を命じられ、またもアイディアに悩み、再び現代日本へタイムスリップ。“平たい顔族”の真実(上戸彩)と共にテルマエ建設に奮闘する姿を描く。台湾では、前作『テルマエ・ロマエ』が2012年8月31日に、22館で公開。週末の興行収入ランキングで2週連続第1位を記録する大ヒット。そのヒットを受けて、『テルマエ・ロマエII』は、2014年5月1日より42館で公開と、劇場数が倍増。台湾での日本映画の公開規模としては最大級となった。この日、台湾松山空港に到着した阿部は、空港に詰めかけたテレビ局にマスコミ、さらに熱狂的なファン総勢約100名の大歓声で迎えられた。2人はイベントの前に、台湾北部の温泉地・北投温泉を訪れ、“台湾最古の公衆浴場”と言われる「瀧乃湯」と、北投温泉の源泉・地熱谷を見学。その後、台湾最大のイベント会場「VieShow信義」で初日プレミアイベントが行われ、2人は長さ50mのレッドカーペットを歩いた。この日の天候はあいにくの雨となったが、台湾には「遇水即発(水にあたるとよいことがある)」ということわざがあるそうで、風呂に雨と“水尽くし”のイベントとなった。集まったファンは2,000人、香港や中国のマスコミ含むたマスコミの数は120社と、まさに「遇水即発」の効果はバツグン。中国語のタイトル『羅馬浴場II』の看板の前に登壇すると、場内のボルテージは最高潮に。そんな中、「みなさん、こんにちは。阿部寛です。台湾、愛してます!」(阿部さん)、「みなさん、こんにちは。上戸彩です。みんな、愛してます!」(上戸さん)とそれぞれに中国語で挨拶した2人。阿部さんの前回の訪台は12~13年前に映画の撮影だったそうで、「今回はこうやってみなさんに歓迎してもらえたことが嬉しいです。先ほどレッドカーペットを歩きましたが、雨の中、多くの方が集まってくださり、台湾の方が笑顔で迎えて下さって、すごく嬉しかったです。台湾のお客様のあたたかさに感動しました。前作に続き台湾のみなさんが『テルマエ・ロマエ』を愛して下さっていることを聞き、今回『II』を台湾で上映して下さることを感謝しています。僕らキャスト一同、外国の方に近づくように“濃い顔”を揃えて思いっきりやらせて頂きました。みなさん、楽しんでください」とユーモアたっぷりに語った。一方の上戸さんは、「私は台湾が初めてですが、マッサージ、火鍋、かき氷を楽しみました」とのこと。さらに「今日はレッドカーペットを歩きましたが、日本でもこんな声援を受けることがなかなかないので、すごく嬉しかったです。落ち込んだときは今日を思い出して頑張りたいと思います。みなさんの応援で雨なんて忘れちゃいました。『I』が台湾で大ヒットして『2週連続1位』になったというニュースを日本で見て、とても嬉しかったのと台湾に行きたいと思ったことを思い出しました。みなさん、2時間爆笑してください!」。その後、映画館「台北信義VieShow」で計2回・400人の台湾の観客を前に舞台挨拶を行ったが、いずれも大盛況。このチケットは発売開始7分で売り切れたとのことだ。また日本では、4月30日まで(公開5日間)で興行収入10億円を突破しており、再び『テルマエ・ロマエ』がアジアを“沸かせ”そうだ。『テルマエ・ロマエII』は全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:テルマエ・ロマエII 2014年4月26日より全国東宝系にて公開(C) 2014「テルマエ・ロマエII」製作委員会
2014年05月02日映画『テルマエ・ロマエII』(4月26日公開)に出演した阿部寛と上戸彩が21日、同作のロケ地でもある群馬・草津温泉を訪れ、公開記念イベントに出席した。本作は、2012年に公開された『テルマエ・ロマエ』の第2弾。前作で、日本独自のお風呂文化を古代ローマに持ち帰り、斬新なテルマエ(浴場)を建設したことから一躍人気者になったルシウス(阿部寛)。本作ではまたも現代日本にタイムスリップし、お風呂専門雑誌のライターに転向していた真実(上戸彩)との再会もつかの間、平和推進派のハドリアヌス帝と武力行使派の元老院の対立に巻き込まれていく。草津温泉は、有馬温泉、下呂温泉と並ぶ"日本三名泉"として知られ、温泉街のシンボル"湯畑"や名物の"湯もみ"が本編にも登場する。また、同地では"草津に歩みし百人"として、同地を訪れた日本武尊(ヤマトタケル)や源頼朝、石原裕次郎や渥美清など100人の名が湯畑を囲む石の柵に刻まれているが、101人目として阿部が演じた"ルシウス・モデストゥス"が新たに加わることに。当日はあいにくの雨に見舞われたものの、2人は艶やかな浴衣姿で登場し、石碑の前で記念撮影。阿部は「あまりにも周りの方がすごい人物なので、うれしい半面、恐れ多いです」と恐縮していた。その後、2人は草津温泉のホテル一井の大宴会場で行われたプレミア試写会に参加。会場には、撮影に協力した地元住民200人が集まり、映画を鑑賞した。上映後、阿部は「ここから皆さんの幸せそうな顔が見えますが、映画を見てそうなってくれたのかなと思うとうれしいです」と語り、「日本人として温泉文化をとても誇りに思うし、日本の隅々に、そして世界中に広めていきたいと思います」とコメント。上戸も「お世話になった皆さんに、いち早く見ていただけて本当にうれしいです」と同地でのイベント開催を喜んでいた。舞台あいさつの後、地元を代表して草津温泉女将の会「湯の華会」歴代5人の会長が登壇し、映画の感想などを語り合った。女将たちは、撮影時から阿部の肉体美にほれぼれしていたようで、女将たちのラブコールに阿部がタジタジになる場面もあった。
2014年04月22日俳優の阿部寛が2月26日(水)、東京・大田区の銭湯「明神湯」で行われた主演作『テルマエ・ロマエII』の完成会見に出席。上戸彩ら共演者が、その鍛え上げられた肉体美を絶賛すると、恐縮しきり。「前作以上に面白い作品にするという願いがかなった」と胸を張った。会見には阿部さんと上戸さんに加えて、共演する市村正親、北村一輝、宍戸開、原作者のヤマザキマリ氏が駆けつけ、「見どころは阿部さんのお尻」(北村さん)、「いや阿部さんの乳首が…」(宍戸さん)、「腰がきゅっと締まっている」(市村さん)と口々に阿部さんの肉体美を称えていた。2012年に公開され、興行収入59.8億円という大ヒットを記録し、阿部さんが第36回日本アカデミー賞で最優秀主演男優賞を受賞した『テルマエ・ロマエ』の続編。斬新な“テルマエ(浴場)”を生み出し、一躍人気者になった古代ローマの浴場設計技師・ルシウス(阿部さん)が、新たなテルマエ建設に行き詰まり、再び現代日本へとタイムスリップ。風呂専門雑誌のライターに転向していた“平たい顔族”の真実(上戸さん)との再会を果たす。阿部さんは「続編ができるのは幸せだし、何より同じメンバーが揃うのがすごく楽しい」と“濃い”顔の面々&“平たい”顔の上戸さんとの再共演に感無量の面持ちだ。劇中では上戸さんとの混浴シーンもあり「美しい背中を拝見し、すごく色っぽかった」と思わずニンマリ。一方、上戸さんも「混浴は初体験。イメージと違って、とても心地よい空間だった」とふり返った。また、ヤマザキ氏は「もはや『ベン・ハー』『グラディエーター』に続く世界3大古代ローマ映画。世界公開されても、まったく劣らない」と太鼓判。これには阿部さんも安どの表情で「ぜひ全国のみなさんを癒やしたい」と前作超えの大ヒットに期待を寄せていた。『テルマエ・ロマエII』は4(よい)月26(風呂)日(土)より全国にて公開。(内田涼(cinema名義))
2014年02月26日浅田次郎の小説『柘榴坂の仇討』(ざくろざかのあだうち)が、主演に中井貴一を迎えて映画化されることが発表された。阿部寛、広末涼子、中村吉右衛門が出演し、『沈まぬ太陽』の若松節朗監督がメガホンを執り9月に全国公開される。『柘榴坂の仇討』は浅田が2004年に発表した短編集『五郎治殿御始末』(ごろうじどのおしまつ)に所収された一編。敬愛する主君、大老・井伊直弼を桜田門外にて失った彦根藩士・志村金吾を主人公に、密かに仇討の命を受け、敵を探す旅に出た志村が、幕末から明治へと時代が移り変わる中で、誇りと覚悟を持った“最後の侍”として生きる様を描く。中井は主人公・志村を、広末は妻セツを、中村は井伊直弼を、阿部は仇のひとりである佐橋十兵衛を演じる。中井は自身の役について「江戸から明治へと日本が大きく変わろうとした激動の時代。武士道の根幹である武士の“忠義”を貫き、不器用にも自らの誇りをかけて生き抜いた金吾。彼は家族と妻の大きな愛情に包まれ、その時代と向き合うべく必死に生き、そして、己の結末をつけます」と説明し、「時代劇離れと言われる昨今、日本人が本来持っている本当の“こころ”の文化のようなものを力一杯注ぎ込んで、お客様に何かを感じていただけるような映画にできたら良いなと思っています」と語る。阿部は「久しぶりの時代劇で、身が引き締まる思いがしています。深い人間像をどこまで出せるか、難しい役ですがとても演じがいを感じています」と話し、広末は「脚本と、自分の気持ちに正直に演じきることができたら、間違いなく歴史に残る日本映画になる気持ちがしています。一生懸命頑張ります」とコメントしている。本作は先月より京都府、滋賀県などで撮影に入っており、クランクアップは2月の予定。9月に松竹の配給で全国公開される。『柘榴坂の仇討』2014年9月全国ロードショー
2014年02月04日2014年大活躍が予想される“塩系男子”の代表格にして、いよいよ1月24日に主演映画『ゲノムハザードある天才科学者の5日間』が公開される西島秀俊(42)。昨年は大河ドラマ「八重の桜」に出演し、パナソニックの家電CMでギャップ萌えの“家電男子”を好演するなど、老若男女を問わずアツく支持されている実力派だ。一方、“濃い”系の代表格といえば北村一輝(44)。『劇場版 ATARU-THE FIRST LOVE & THE LAST KILL-』や『真夏の方程式』での刑事役が印象的だが、サンダンス映画祭にも出品された2月1日公開の『KILLERS/キラーズ』では狂気たっぷりのサイコキラーを熱演する。そう、今年は、この2人のような40代実力派俳優の主演作が続々と公開されるのだ。『ゲノムハザードある天才科学者の5日間』は、西島さん演じる主人公・石神武人が自宅で殺害された妻の遺体を発見するも、目の前で冷たくなっているはずの妻から電話がかかってくる…という衝撃的な展開から始まる。実は天才科学者だった彼の記憶は、上書きされていた。過去の記憶と現在の記憶、2つの記憶の間で彷徨う男が真実を探る5日間を描くサスペンス・アクションだ。かねてより俳優・西島のファンだったと公言する本作のキム・ソンス監督は、「知的で母性本能をくすぐる柔和な外見と、強く男らしく内に熱いものを秘めている内面を併せ持つ二面性のある俳優」と西島さんの魅力を語る。本作では次々と生まれる謎に挑み、記憶の混乱に苦悶する姿を見せる一方で、ほぼスタントなしで臨んだ西島さん渾身のアクションシーンは見どころだ。全力疾走し、屋根によじ登り、大男に投げられ、最後はカーアクションまでこなし、自ら傷の手当てをする場面では鍛え抜かれた上半身も披露。一晩中走りっぱなしという撮影でも「疲れを知らない体力と揺らぐことない精神力」でスタッフを圧倒した西島さんの、42歳とは思えない身体能力には脱帽するはずだ。また、強烈な個性と色気で映画界を牽引する北村さんは、『KILLERS/キラーズ』で、サディスティックな残忍さと独自の美意識を貫くサイコキラーに。日本の『凶悪』『冷たい熱帯魚』とインドネシア『ザ・レイド』の製作陣が、東京とジャカルタを舞台に、ネットを通じて殺しに魅せられた男たちのおぞましくも美しい宿命を描く。監督を務めた“モー・ブラザーズ(ティモ・ジャヤント&キモ・スタンボエルの監督コンビ)”の1人、ジャヤントは、北村さんを「集中力があり、完璧主義」と分析。北村さんはビルから落ちるシーンで、5回の撮影を全く同じように演じ、スタントマン以上のアクションをこなしたという。「Vシネマのときにスタントマンを入れず大怪我までした」という北村さんだからこそ、この壮絶なバイレオレンス・アクションを成し遂げることができたのだろう。さらに北村さんは、TVドラマから映画化が決定している『猫侍』が3月1日に公開されることもあり、本作とのギャップでさらなるファンを獲得しそうだ。ほかにも、生真面目な顔でコミカルな役をやってのけ人気を博す阿部寛(49)は、『トリック劇場版 ラストステージ』が公開中、さらに『テルマエ・ロマエII』(4月26日公開)が控える。また、素顔もモテ男であることを実証した竹野内豊(43)主演の『ニシノユキヒコの恋と冒険』(2月8日公開)、知的なイメージあふれる仲村トオル(48)主演の『チーム・バチスタFINAL ケルベロスの肖像』(3月29日公開)、二階堂ふみと共演する浅野忠信(40)の『私の男』(6月公開)と、2014年の公開作は脂ののった40代俳優が大健闘。これまで培ってきた経験と個性を自らの武器にして存分に生かすことのできる40代俳優は、製作者からの信頼も厚く、出演オファーはひっきりなし。今後も彼らの活躍から目が離せない。(上原礼子(cinema名義))■関連作品:私の男 2014年、全国にて公開ニシノユキヒコの恋と冒険 2014年2月より全国にて公開(C) 2014「ニシノユキヒコの恋と冒険」製作委員会トリック劇場版 ラストステージ 2014年1月11日より全国東宝系にて公開(C) 2014「トリック劇場版 ラストステージ」製作委員会
2014年01月17日『トリック』シリーズ最終章『トリック劇場版 ラストステージ』の公開を前に、投票で選ばれたドラマの人気エピソード3本と本作を徹夜でイッキ見するイベントが1月9日(木)夜から10日早朝にかけて開催。上映後には仲間由紀恵、阿部寛、堤幸彦監督の舞台挨拶が行われた。自称・超売れっ子美人マジシャンの山田と騙されやすい天才物理学者・上田のコンビが怪事件の裏に隠されたトリックを暴いていく人気シリーズで、連続ドラマにスペシャルドラマ、劇場版とシリーズを重ねてきたが本作で最終章となる。公式ページで募集した「輝け! 『TRICK』エピソードランキング」でTVドラマ17エピソードの中から「母の泉」腸完全版、「六つ墓村」超完全版、「死を呼ぶ駄洒落歌」腸完全版が上映され、その後、今回の劇場版を先行上映。朝の8時半過ぎに全てを見終えた観客の前に仲間さんらが登場すると、会場は拍手と歓声に包まれた。仲間さんは徹夜で鑑賞した熱烈なファンに労いと感謝の言葉を口にし、「14年間、続けてまいりましたが、阿部さんと堤監督に付いてきました」と笑顔。阿部さんは「『トリック』は僕の歴史でもあります」と胸を張る。堤監督はシリーズ終結について「寂しいんです。ホントに寂しい…」と語り、その思いを最終章に込めたと語る。前夜に上映された「母の泉」はシリーズ最初の事件ということで、阿部さんは「撮影に入って、そのときはまだ役作りもできてなくて、なんていう世界かと思った」とふり返る。当時はかなりのハードスケジュールだったそうで、「朝の4時とか4時半くらいまで撮って、ちょっと寝て、また撮るというのを2週間くらい続けていた」と明かす。「夕立で中断したときに、みんなですごいテンションでカラオケしてた」(堤監督)、「卓球で盛り上がったりした」(仲間さん)と3人とも懐かしそうに当時を述懐していた。今回の『ラストステージ』はシリーズ初の海外ロケでマレーシアに飛んだが、仲間さんは「とにかく暑かった。汗が滝のように出ました。奈緒子と同じようにワクワクしながらリゾート感のあるところやオシャレな場所をと思ってたら、ジャングルで、ワニがいる河で、コウモリがいる洞窟だった…」とガッカリ。しかも、「初日は大雨」(阿部さん)。堤監督は「どこ行っても同じでだいたい洞窟ですからね(笑)」とそれこそが『トリック』らしさだと笑っていた。また、山田を貧乳、上田を巨根という設定にするなどのコミカルな要素について、堤監督は「仲間さんと初めてお会いしたときにずっと知ってるかのように喋ることができたので、今回は笑いの路線で行こうと決めた」と第一印象でシリーズの方向性を決定したと明かす。この日も壇上で仲間さんを「国民的貧乳」と表現。仲間さんは「そんなこと言われたことないです!」と憤慨しつつ、“国民的貧乳”という言葉に報道陣のペンが一斉に反応したのを見て「もっとほかに書くこといっぱいありますから!」と苦笑していた。また、山田と上田の間の恋愛要素の有無に話が及ぶと、堤監督は本作に登場する回想シーンについて「上田の目線で特徴的な奈緒子の表情を映してる」と説明。阿部さんも「過去を見ると切ない気持ちになる。できた映画を観て、こんなに奈緒子を想っていたのかと感動した」と語る。一方、奈緒子の上田に対する思いについては、堤監督は「洞窟で奈緒子が14年持ち続けたカゴを落としたとき、大事なものがある」と思わせぶりに微笑んだ。最後の締めの挨拶で真面目なことを言うかと思えば、阿部さんは本作から参加した東山紀之について「マレーシアでジムに行ったとき、東山さんの伝説の腹筋千回を見た」と興奮気味に語るなど、最後まで笑いに満ちた舞台挨拶となった。仲間さんは「最後までよろしくお願いします」と頭を下げ、客席は拍手に包まれた。『トリック劇場版 ラストステージ』は1月11日(土)より全国にて公開。(黒豆直樹(cinema名義))■関連作品:トリック劇場版 ラストステージ 2014年1月11日より全国東宝系にて公開(C) 2014「トリック劇場版 ラストステージ」製作委員会
2014年01月10日阿部寛はメールを見て驚いた。送り主は仲間由紀恵。14年におよぶ「トリック」シリーズの終幕を飾る『トリック劇場版 ラストステージ』の撮影最終日。全てのシーンの撮影を終えたという報告と共にスタッフ、キャスト陣で撮った記念写真が添付されていた。そこに阿部さんの姿はない…。数日前にすでに自らの出演シーンは全て撮り終えていたからだ。「その1週間くらい前です。(意外と)あっさり終わりました。その日のラストシーンですらなくて、(スタッフも)『はい、移動です』って感じで、極めてサラリと…(苦笑)。だからメールを見てびっくりしました。泣いてる人までいるよ!って(笑)。その場にいないのが悔しかったですね」。上田らしい、いや『トリック』らしいと言うべきか…。目の前にいるのは役からすっかり離れ、落ち着いた佇まいの仲間さんと阿部さんなのに、語られるエピソードの中の2人は山田奈緒子と上田次郎そのものである。自称・超売れっ子天才美人マジシャン(金欠・貧乳)の山田と、騙されやすい天才物理学者(巨根・童貞)の上田のコンビが、殺人事件や怪奇現象の裏に隠されたトリックを暴いていく人気シリーズがついに幕を下ろす。人気作品を次々と生み出す堤幸彦監督にとっても歴代最長のシリーズとなったが、その中核を担った2人のコンビネーションはどのように生まれたのか――?14年前、仲間さんは20歳。不安と緊張を胸に連続ドラマの撮影に臨んでいた。「民放初主演ですごく緊張してました。阿部さんに生瀬(勝久)さんと周りは大先輩ばかりで…。掛け合いということもよく分かってない中で、最初は一生懸命、投げるばかりで、阿部さんが全てを受け止めて方向性から何から決めてくださいました」。阿部さんにとっても上田というコミカルで奇妙なキャラクターは未知の領域。「最初は手探りだった」と言いつつ、グイグイとコミカルな方向へと足を踏み出していった。これまでにない3枚目のキャラとして、上田の人物像が固まっていく過程を阿部さんはこうふり返る。「最初は『カッコよくいこうか?』って考えてたんです。(同じ堤作品の)『ケイゾク』の渡部(篤郎)さんみたいに。いろいろ可能性を模索したんだけど、それがこうなるとは…(苦笑)。連ドラで上田が大ウソを吐いた回があったんです。シューマッハがどうのって(※上田がF1世界王者のシューマッハに運転を教えたのは自分だと主張する)。そのあたりで観念しました(笑)。当初、台本を読んだときは疑問だったんです。『これを言って成立するのかな?』って。でも、連ドラが毎話、出来ていき、完成したものを見てまた作っていくわけですけど、『確かにこれは面白い!』って思うようになっていきました」。山田と上田の2人のコンビネーションも回を追うごとに深まり、それがまたそれぞれのキャラクターをはっきりと際立たせていくことにも繋がった。決して山田も上田も人間として成長はしないのだが…。仲間さんは、シーズンを重ねる中で覚えた“駆け引き”の面白さをこう語る。「シーズン1では上田にやられっぱなしでしたけど、シリーズを重ねていくうちに掛け合いが面白いと思うようになりました。上田の言うことに反応したりアドリブで返したり。最初のうちは笑いが止まらなくてNGを連発していました(笑)。シーズン2は『今度は笑わないぞ』と決意して臨んで、気の抜けない現場だと実感しつつ楽しかった。蒔田(光治)さんの脚本を読み込み、回を重ねるごとに奈緒子というキャラの幅が見えてきました。最初は上田さんに対しても敬語なのに、だんだん変わっていって、呼び捨てになって、殴ったりウソついたり…。そういう中でだんだん、私も観念していきました(笑)」。阿部さんも掛け合いの中での仲間さんの変化をひしひしと感じていた。「最初の頃の奈緒子は、過去やいろんなものに精神的にも囚われていて、そこに上田が土足で踏み込んでいくような感じで、まさに仲間さんの目の中に入っていくような芝居でした。それがシリーズが進むにつれて、奈緒子がだんだんと手強くなってきた(笑)。殴り返してきたり、一筋縄ではいかなくなってきて。今回、久々にお会いしてやってみると、やっぱり安心感を持ってやらせてもらえるんですよ。僕がどんな芝居をやっても助けてくれるという信頼感があるんです」。「長いような、あっという間だったような――」。仲間さんは14年という歳月をそんな言葉で表現する。「今回で本当に終わりですが、あの世界観は私たちの知らないところでずっと続いているような気がします。終わってせいせいするという気持ちでもないし、寂しさもあるけど、一生お別れという気もしない…不思議な感じです」といまだはっきりとした実感を伴わない別れを語る。阿部さんは、堤監督からもメールを受け取った。それは仲間さんからメールを受け取った撮影最終日よりもさらにずっと後のこと。編集の最終段階でスタジオから送られたものだった。「『編集していて、涙が止まらくなった。寂しいです』って。あの強い堤さんらしくない…いや、普段は強い人だからこそ、メールで本音をのぞかせて、寂しさを語ってくれたんだなと思います」。ラスト近く、これまでの14年の山田と上田の姿が映し出される。「14年間、一緒に歩いてきたから、パッと見せられてもどこのシーンなのかすぐに分かるんですよ」と阿部さん。「ホントに『やめてよ!』って思いましたね」とスクリーンに映し出された20代前半の姿に仲間さんは苦笑する。その声は照れくさそうで、そして少しだけ寂しげだった。(text:Naoki Kurozu)■関連作品:トリック劇場版 ラストステージ 2014年1月11日より全国東宝系にて公開(C) 2014「トリック劇場版 ラストステージ」製作委員会
2014年01月08日人気シリーズの完結編『トリック劇場版 ラストステージ』の完成披露試写会の上映後の舞台挨拶に仲間由紀恵、阿部寛、堤幸彦監督らが登壇。しんみりとした雰囲気…と思いきや、登壇陣は劇中さながらのコミカルな掛け合いで観客を沸かせた。2000年に連続ドラマの放送が開始されて以降、連ドラの続編にスペシャルドラマ、劇場版、スピンオフ作品とシリーズを重ねてきた『トリック』の完結編となる本作。この日はおなじみの仲間さん、阿部さん、堤監督に加え、生瀬勝久、池田鉄洋、東山紀之、北村一輝、水原希子の計9名が出席し、初めて完成した映画を観終えたばかりの観客の拍手と歓声に迎えられた。仲間さんは客席を見渡し「いろんな思いがこの作品にはあります」と言葉に力を込める。阿部さんも本作を通じて「新たな自分を発見することができた」と感慨深げ。堤監督は「最後と考えると平常心を保てない。“実家”のような作品」と感傷的な言葉を口にするが、そんなしんみりとした雰囲気も束の間!堤監督は初めて仲間さんと阿部さんと顔を合わせたときのことをふり返り、阿部さん演じる上田が“巨根”の持ち主という設定について「阿部さんに『どんな役どころですか?』と聞かれて、『巨根です』とカッコいいオープンテラスの場所で言いました(笑)。まさかこの作品が14年も続くとは…」としみじみと語り笑いを誘う。そんな堤監督に対し、生瀬さんは言いたいことがあるよう。マレーシアでのロケの後、編集作業の過程で必要に応じて俳優によるセリフのアフレコが行われるが、生瀬さんは「アフレコをやったシーンでカットされていたところがあった。ありえないでしょ!」と怒り心頭の様子。堤監督はこれを「やむおち」と説明。「やむをえず、落とさざるを得なかったシーン」という意味で、DVDやブルーレイ発売の際に特典映像などで加えられるものだが、生瀬さんは「やむおちのためにアフレコは必要ないでしょ!何度も(収録を)やりましたよ」と怒りが収まらない様子だった。一方、仲間さんの母親役を演じた野際さんは登壇陣を見渡し「全員、マレーシアで良い思いをしたらしいですけど、私だけ置いていかれました。時間はたっぷりあったのに…」と海外ロケに同行できなかったことが口惜しそう。これには堤監督も申し訳なさそうに何度も頭を下げていた。さらに野際さんは、本シリーズが終幕を迎える“理由”について「みなさん大スターになったから忙しい」と仲間さんをチラリ。そして「エラくなっちゃって難しいんです(笑)」と語り、仲間さんを慌てさせていた。そして、劇中で阿部さんにただならぬ好意を持ってすり寄るオネエキャラの医者を演じた北村さんは、迫真の演技について「阿部さんがいろいろ教えてくれた」と意味ありげに語り、さらに低い声でボソボソと喋る阿部さんのモノマネを披露。2人の中について東山さんは「手を握り合っていた」と証言し、会場は笑いとざわめきに包まれた。これに対し、阿部さんは復讐とばかり、大事な舞台挨拶の締めの挨拶を、甲高い声の北村さんのモノマネで行い「ありがとうございました!」と“北村口調”でファンにお別れとお礼を告げるという暴挙(?)で、何とも本シリーズらしい、笑いの絶えない完成披露となった。『トリック劇場版 ラストステージ』は2014年1月11日(土)より公開。(黒豆直樹(cinema名義))■関連作品:トリック劇場版 ラストステージ 2014年1月11日より全国東宝系にて公開(C) 2014「トリック劇場版 ラストステージ」製作委員会
2013年12月18日TVドラマ、映画にスピンオフと14年にわたって愛され続けてきた『トリック』シリーズが完結。フィナーレを飾る『トリック劇場版 ラストステージ』の完成披露イベントが12月17日(火)に開催され、仲間由紀恵、阿部寛、堤幸彦監督らおなじみの面々が来場した。2000年に深夜ドラマとして始まり、多くのファンを魅了してきた本シリーズだが、今回の『ラストシリーズ』では初の海外ロケを敢行。山田と上田のコンビが呪術師と対決する。この日は、堤監督、仲間さん、阿部さんに加え、生瀬勝久、野際陽子、東山紀之、北村一輝、池田鉄洋、水原希子が出席。寒空の下でのイベントにもかかわらず、会場には約1,000人の熱心な「トリック」ファンが足を運んだ。登壇陣は堤監督から順に一人ずつ登場し、それぞれ何もないところから“鳥を出現させる”というトリックを披露。9人の登壇陣が鳥を出す――鳥が9匹、鳥9…『トリック』という、本作らしいダジャレ付きの演出に笑いが漏れたが、一人一人見事にトリックを完成させていく。そして最後に仲間さんは巨大な檻と共に登場。どんな鳥を取り出すかと思えば、幕を掛けて数秒、幕を再び外すと中にはダチョウが!あまりのスケールに客席は驚きに包まれ、拍手と歓声が送られた。最後を迎えるにあたって、仲間さんは「14年間続いた『トリック』ですが、ここまでたくさんの方が愛してくださったおかげです」と感謝の言葉を口にする。「14年前は20歳で、学校を卒業してこれから社会人として頑張っていこうというときに、民放のドラマ初主演で緊張して現場に入りました。たくさん勉強、経験させていただきましたが、まさか14年も続くなんて…」と感慨を口にする。仲間さん、阿部さん同様にシリーズを通じて参加してきた生瀬さんは「仲間さんが20歳、僕が26歳のときに始まって…」と語り笑いを誘う。さらに野際さんまで「始まったときは私は18歳でございました。それなのに、14年しか経ってないのに何故か77歳になりました。それこそが“トリック”」とユーモアたっぷりに語り会場は再び笑いに包まれた。本作から参加となった東山さんは、阿部さんと北村さんを見やり「僕はごらんの通り、2人に比べ顔が薄いので『テルマエロマエ』には出られないんですが、『トリック』の最後に参加させていただき嬉しいです」と微笑んだ。最後の挨拶で阿部さんは「一番最後のシーンで上田の気持ちになって、ポロリと涙が出ました」と明かし、本シリーズへの強い思い、そして惜別の念を伺わせた。『トリック劇場版 ラストステージ』は2014年1月11日(土)より全国にて公開。(黒豆直樹(cinema名義))■関連作品:トリック劇場版 ラストステージ 2014年1月11日より全国東宝系にて公開(C) 2014「トリック劇場版 ラストステージ」製作委員会
2013年12月17日2012年に公開され、興行収入59,8億円という歴史的大ヒットを記録し、第36回日本アカデミー賞において「最優秀主演男優賞」受賞(阿部寛)した“風呂”映画史上最高傑作の続編となる『テルマエ・ロマエII』が、“よい風呂の日(4月26日)”に公開されることが決定!これに併せて、本作のポスター・ビジュアルがお披露目となった。前作から引き続き、主演の阿部寛を始め上戸彩、北村一輝、竹内力、宍戸開、笹野高史、市村正親ら奇跡のキャスティングで甦る本作。斬新な“テルマエ(浴場)”を作ったことで一躍人気者になった古代ローマの浴場設計技師・ルシウス(阿部寛)。しかし、コロッセオにグラディエイターを癒すテルマエ建設を命じられ、またまたアイディアに悩みまくり、再び現代日本へとタイムスリップ。風呂専門雑誌のライターに転向していた“平たい顔族”の真実(上戸彩)との再会も束の間、平和推進派のハドリアヌス帝(市村正親)と武力行使派の元老院の対立に巻き込まれていくのだが――。今回お披露目されたポスター・ビジュアルは、阿部さん演じるルシウスが古代ローマから現代日本へタイムスリップしてきた瞬間をイメージしたもの。立ち上る湯気の中で裸一貫で拳を地面に突き立てるその姿は、『ターミネーター』シリーズのアーノルド・シュワルツェネガーのような物々しい雰囲気さえ漂っている。しかし、その上には「また、来ちゃった。」の文字が浮かび、相変わらずの茶目っ気も健在のようだ。今年4月上旬にクランクインし、日本映画初となるブルガリアでの大規模撮影を敢行。さらに草津、箱根など日本国内の“温泉の聖地”での撮影を経て、6月上旬にクランクアップ。来年2月の完成に向けて、現在仕上げ作業中とのことだ。さらに、“よい風呂の日”である4(よい)月26(風呂)日に公開されることとなった本作。前作を超えるスケールで、2014年のゴールデンウィークをアツく“沸かす”こととなりそうだ。『テルマエ・ロマエII』は2014年4月26日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:テルマエ・ロマエII 2014年ゴールデンウィークより全国東宝系にて公開
2013年11月20日堺雅人と満島ひかりが初の夫婦役に挑戦し話題を集めた、トヨタのハイブリッド車をテーマにした新たなキャンペーン「TOYOTOWN(トヨタウン)」シリーズのTV-CM。このたび、阿部寛、西尾由佳理を起用した新CM「TOYOTOWN・郵便配達」篇が、本日(10月1日)よりオンエアされる。この「TOYOTOWN」シリーズは、15年前に植えられた世界初の「ハイブリッド」という樹の周りに生まれた「TOYOTOWN」という街を舞台に、トヨタのCMに出演している様々な人物たちの物語が展開する。街に新たに引っ越してきた夫婦役を演じる堺さんと満島さん、街の中心にそびえる“ハイブリッドの樹”を演じる樹木希林らをメインキャストに、豪華な顔ぶれが登場し、不思議な世界観が描かれる。“ジーンズ姿の市長“として木村拓哉(SMAP)も登場し、ますます注目を集める本シリーズに今回、新たに阿部さんと西尾さんが住人として加わることに。阿部さんは自転車と革鞄という昔ながらのスタイルに身を包んだ街の郵便配達員として、西尾さんは街のトヨタのお店に勤める店員として登場する。今回のストーリーは、これまで以上にコミカル。自転車というエコな乗り物で仕事に励む阿部さんが、ある日、トヨタのお店で「プリウスPHV」に出会うことから始まる。西尾さんが「プリウスPHVはリッター61キロ。“プリウス61(ロクイチ)”と覚えてください」と説明すると、何かに気付いた阿部さんは愕然と膝をつく。そして、彼の首の後ろには「61」と記されたプレートが…。実は、阿部さん演じる郵便配達員は、PHVと同様に、電気を充電する「61号」と呼ばれるアンドロイドだった、というもの。『テルマエ・ロマエ』で古代ローマ人を演じるなど多彩なキャラクターを演じてきた阿部さんだが、今回の出演について「いままでいろいろな役柄を演じさせていただきましたけど、たぶん、アンドロイドというのは初めてじゃないかな、と思います」と明かす。さらに、本シリーズのテーマである“ハイブリッド”にちなんで、阿部さん自身は何と何のハイブリッドなのか?と聞いてみると、「僕の仕事は、常に何かしらの“役”に“自分”を投影すること。そういう意味では、(役者そのものが)ハイブリッドな仕事と言えるのかもしれません。いままでの自分と過去の歴代の偉人だとか、融合するという意味で、いろいろな役を演じてきましたね。今回は、アンドロイドという異色の役ですけれど、(役とのハイブリッドを)楽しんでやっています」と役者道についても語ってくれた。新TV-CM「TOYOTOWN・郵便配達」篇は全国にてオンエア中。(text:cinemacafe.net)
2013年10月01日合コンで隣に座った男性から、突然「どんな男性がタイプ?」と聞かれてしまった。好きなタイプは「身長180cm以上で経済力のあるイケメン」だけど、正直に答えないほうがいいよね? 無難に「優しい人」とでも言っておけばいいか……。今回は、マイナビニュース会員のうち独身女性200人に、「好きな男性のタイプは?」と聞かれたら何と答えるか聞いてみた。Q.「好きな男性のタイプは?」と聞かれたら何と答えますか?そのタイプが好きなのはどうしてですか?■芸能人でいうなら……・「西島秀俊、Sっぽい顔つきが好き」(31歳女性/アパレル・繊維/事務系専門職)・「トム・クルーズ、かっこいいから」(39歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「佐藤隆太、笑顔がいいし親しみやすい」(29歳女性/医療・福祉/専門職)・「要潤さんのような色気がある人、顔の輪郭、顔のバランス、背丈、すべてにおいて理想にあてはまっているから」(30歳女性/その他/その他)・「堺雅人、藤原竜也、それぞれの顔、性格が好きだから」(24歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)■優しい人・「優しい人、物心ついた時から優しい人が好きだった」(31歳女性/金融・証券/秘書・アシスタント職)・「優しい人、あまり異性から優しくされないから」(25歳女性/学校・教育関連/その他)・「優しくて誠実な人、寂しがり屋なのできちんとかまってくれる相手が良いです」(24歳女性/小売店/販売職・サービス系)・「優しくて誠実な人、自分がきつい性格なので相手が優しい人でないとやっていけない」(33歳女性/商社・卸/事務系専門職)・「優しくて怒らない人がいい、注意くらいならいいけど、罵声とかデカい声だしたりとかする人は怖い」(27歳女性/その他/事務系専門職)■頭がイイ人・「頭の良い人、世の中を渡っていくためには頭の良さが不可欠だから」(27歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「頭のいい人、自分が知らないことを知っている人に惹かれるから」(31歳女性/医療・福祉/専門職)・「物知りでいろんな話をしてくれる人、一緒にいていろんな話をしてもらって楽しい時間が過ごせるから」(28歳女性/自動車関連/技術職)・「かしこい人、人生に有利だと思うから」(30歳女性/自動車関連/事務系専門職)・「頭の回転が速い人、1を伝えると10理解してくれるか……10言って1しか理解できない人を見るとイライラする」(41歳女性/ソフトウェア/技術職)■背が高い人・「爽やかで背の高い人が好み」(27歳女性/生保・損保/営業職)・「背の高い人、自分自身の背が低いので大きい人に憧れる」(30歳女性/生保・損保/事務系専門職)・「身長が高い、自分をお姫様みたいに扱ってくれる人、自分より身長が低い人は嫌だから」(23歳女性/食品・飲料/事務系専門職)■面白い人・「面白い人、相手を退屈させたくない、という優しさがあるから」(24歳女性/農林・水産/専門職)・「面白い人、自分がつまらない人間なので、面白い人でないと会話が続かない」(27歳女性/商社・卸/営業職)・「面白い人、自分が話下手なので、相手は何か面白いことを言って間をもたせてくれる人でないと、まともに付き合えないような気がするので」(27歳女性/団体・公益法人・官公庁/技術職)■イケメン・「背が高くて色白で二重まぶたのイケメン、見た目がタイプじゃないと付き合えないから」(26歳女性/金融・証券/営業職)・「キレイ系のイケメン、主役じゃないけど華がある」(24歳女性/食品・飲料/事務系専門職)・「外見がかっこいい人、容姿を最重要視しているから」(23歳女性/情報・IT/クリエイティブ職)■マッチョ系・「細マッチョ、筋肉フェチなので」(26歳女性/その他/その他)・「ガタイのいい人、守ってくれそう」(25歳女性/金融・証券/専門職)・「レスラータイプのガッチリ、ムッチリ」(48歳女性/その他/その他)■一途な人・「自分のことを何があっても好きでいてくれる人、愛するよりも愛されたい派なので」(25歳女性/食品・飲料/技術職)・「自分に一途で絶対浮気をしない、優しい、結婚を意識すると一途じゃないとだめ」(21歳女性/学生/その他)・「真面目で一途なヘタレ、女性に対して真面目で一途でないと落ち着かない、ただし完璧なのはつまらないので、たまにドジしたりするヘタレの方が可愛くて好き」(26歳女性/情報・IT/技術職)■草食系・「草食系、ガツガツしていて、むさそうな人が苦手だから」(28歳女性/商社・卸/事務系専門職)・「眼鏡をかけた草食系ぽい人、理知的な人が好きだから」(45歳女性/その他/その他)■その他・「好きになった人がタイプ、それぞれ違うから」(36歳女性/情報・IT/事務系専門職)・「お金持ち、お金が好きだから」(23歳女性/情報・IT/技術職)・「肉食系、行きたいと思った場所に行けるなどフットワークが軽そう」(30歳女性/その他/その他)・「頼りがいのある背中の人、言い表せないけど、この人の背中に抱きつきたいと思う人がたまにいる……抱きつきたい、自分から触れたいと思えるから」(23歳女性/アパレル・繊維/事務系専門職)■総評「好きな男性のタイプ」として、芸能人の名前を挙げた人が非常に多かった。三浦翔平さん、西島秀俊さんなど今をときめくイケメン俳優や、同性からも好感度の高い堺雅人さんや阿部寛さん、トム・クルーズなどハリウッドスターの名前を挙げた人もいた。また、実在の人物ではないが「もののけ姫のアシタカ」という回答も。現代人にはない勇ましさがタイプということだった。イケメンすぎる男性をタイプとしてあげると、異性がひいてしまう……という話も聞いたことがあるが、抽象的に答えるよりは自分の好みが伝わりやすいかもしれない。「優しい男性」がタイプという人も多かった。定番の答えではあるが「まず、優しさがないとだめ」「優しいに勝るものはない」ということだ。もはや絶対条件なのかもしれない。ただ優しいだけではつまらないので「意地悪だけど優しい人」(ツンデレ?)と答えた人もいた。また、「賢い男性」や「頭の回転が速い男性」も女性から人気。理由は「会話がはずみ、楽しい時間を過ごせるから」ということだった。学歴の高さというよりも、社会的スキルやコミュニケーション能力の高い男性、知識があるだけでなく、それを使いこなせる男性が求められているようだった。イケメンやマッチョなど外見の好みを挙げた人もいた。見た目の好みばかりあげると表面的な部分しか見えない女性に思われがちだが、外見は内面を映す鏡。無視できないという気持ちもわかる。顔が好みであれば「ケンカしても許せる、許容範囲が広がる」という回答もあったが、これも多くの女性の本音かもしれない……。この他にも、「スーツが似合う男性」や「動物好きの男性」「料理好きな男性」など、様々な理想のタイプが挙げられていた。理想の男性を巡る、女性たちのホンネが見えた今回のアンケート。男性の皆さんはどう感じただろうか。調査時期: 2013年9月2日~2013年9月3日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 女性200名調査方法: インターネットログイン式アンケート【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年09月30日気がつけばこの1年余りで公開作5本、うち主演作4本。堂々たる“阿部サダヲ・イヤー”である。当人は「ありがたいです。目立ちたくはないんですが…」と劇中のハイテンションがウソのように恥ずかしがるが、周囲は放っておかない。主演ラッシュの掉尾を飾る『謝罪の王様』の公開を前に話を聞いた。その他の写真ヤクザとのトラブルの示談、息子の不祥事でマスコミの矢面に立った有名俳優への助言、さらには文化の違いで生じた外交問題の解決まで“謝罪師”と呼ばれる謝罪のプロフェッショナルが事を収めるために持てる技術を駆使するさまを描いたコメディ。阿部にとって『舞妓Haaaan!!!』『なくもんか』に続き、脚本・宮藤官九郎×監督・水田伸生に主演・阿部といわゆる“舞妓Haaaan!!!チーム”の最新作。だが阿部が「自分たちでチームを名乗ったことはない(笑)」と語るようにチームという意識は希薄である。彼ら3人が「次はこれをやろう」「こんなものを作ろう」と話し合う様子を想像してしまうが、実際には「そういう話をしたこともない」という。「いつも水田監督と宮藤さんが脚本まで作ってくれて、僕は撮影直前まで知らないんです。この作品も最初は井上真央さんから聞きました(笑)」と驚きのエピソードを明かしてくれた。勝手知ったる宮藤脚本とはいえ今回、井上真央に竹野内豊、岡田将生ら初めてのメンバーが多く、演じながら新鮮な刺激を受けたようだ。「こっちが仕掛けるのではなく、相手にやってもらって、それに反応して怒ったりツッコんだりというのは難しくも楽しかったですね。ただ、ひとつひとつのエピソードが短くて正直、もっといろいろ試したかったという気持ちもあります。みなさん独特で『そう来るか?』『宮藤さんの本をそう読むんだ!?』という驚きがありました。岡田くんの沼田役がバカなキャラで楽しみだったんですけど、予想以上のバカできたり(笑)。竹野内さんは普段すごく落ち着いてるんですよ。『こうやって、ここで驚けばいいんですね』って。それが、カメラが回ると凄いんです。終わるとまた『いまのでいいんですかね?』って静かになる(笑)。全然、(テンションが)上がってないのに面白いのが不思議でした」。『ぱいかじ南海作戦』に『夢売るふたり』、『奇跡のリンゴ』に本作と主演作の多さのみならず、その多様な役柄に改めて驚かされる。「主役にこだわってないし、何十本もやってるわけじゃないんで何を語れるわけじゃないですが…」と断りつつ、自らが表現すべき“主役像”について、こんな言葉で語る。「いびつな感じというか、いままでの主役像とは違うイメージを持っていただけたらとは思ってますね。安心して見ていられるというより、不安になる、危険なニオイがするような感じで(笑)」。『謝罪の王様』9月28日(土)全国ロードショー取材・文・写真:黒豆直樹
2013年09月27日6月に開催された「フランス映画祭2013」で、観客投票によって最優秀賞にあたる「観客賞」に輝いた『タイピスト!』。女性の社会進出が始まったばかりの1950年代のフランスで、“タイプライター早打ち”の才能を開花させ、自由な世界へと羽ばたいていく健気なヒロインをキュートに演じたのがデボラ・フランソワだ。「ローズは、現代なら共感を得やすいけれど、50年代当時は変わり者と受け取られたタイプ。父親に反抗して就職する、自由に生きようとする、というのは難しいことだったのよ。女性を取り巻く状況は少しずつ変化していたけど、女性は男性の言うことに従うという風潮で、特に子どもを抱えて仕事をするなんて選択肢はない時代だった」。デボラ自身の親族の女性たちは、そんな時代に逆らうように生きてきた。役作りのうえで、大いに影響を受けたという。「私の親族の女性は戦前、戦中、戦後と、ずっと働いていたの。美容師をしたり工場に勤めたり。祖母は私の母を女手ひとつで育てたんだけど、曾祖母も働きながら娘(=デボラの祖母)の子育てを手伝っていた。世間からは必ずしも受け入れられはしなかったけど、一所懸命に生きていたの。ローズは仕事も愛する人もちゃんと掴むことができた。それって、とても素晴らしいことだと思うわ」。ローズは「タイプライター早打ち大会」の地方大会からフランス大会へ、そしてついにニューヨークで開催の世界大会へ出場し、優勝を目指す。その過程で、ロマン・デュリス扮する鬼コーチのルイとの間に愛が芽生えるが、波乱含みで順調には進まない。「心に傷を負っても、最後まで突き進もうとするローズには共感するわ。ルイだって、自分のために彼女が何かを犠牲にするようなことは望まない。それが2人の愛なのよ」。ローズや大会出場者の女性たちが持つ競う精神は、女優という仕事にも通ずるものがあるのでは?と聞いてみると、「“俳優という仕事は、オリンピック選手とは違う”という言葉があるの」という答えが返ってきた。「一つしかない役を勝ち取らなかった人に銀メダルはない。意味がないの。2番目でも200番目でも同じ。そういう意味では、私自身もすごく勝ち気なところはあると思う」。50年代のスター女優のようなシックな装いに、ガッツあふれる女優魂。ギャップが新鮮だ。それにしても、50年代のフランスは完全に男性優位の社会。やや息苦しいその雰囲気は日本に暮らす女性には馴染みあるものかも…と伝えると、「すごく分かる!私も何週間か日本に滞在したことがあるから」と大きく頷く。フランスの女性監督が全編日本ロケで撮り、阿部寛や西島秀俊が出演した『メモリーズ・コーナー』でも主演を務めたのだ。「でも、彼らは家に帰るとちょっと違うみたいね(笑)。外では威張ってるけど、家庭での主導権は女性が握ってる」と笑う。目下の望みの一つは、日本で日本の映画監督の作品に出演すること。日本映画も好きで、「最近観たのは『歩いても歩いても』。素晴らしかった!」と、共演した阿部さんの作品を挙げる。もう1本、挙がったタイトルはなんと『バトルロワイヤル』。「フランスでは絶対に作られないタイプの映画だと思う。すごく暴力的だけど、消費社会への問題提起があったり、深遠な内容で。何度も観たわ。ああいう、日本ならではの作品に出演したい。オファー待ってます!」と快活な笑顔で目を輝かせた。(photo:Mana Kikuta/text:Yuki Tominaga)■関連作品:タイピスト! 2013年8月17日よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開(C) 2012 - copyright : Les Productions du Trésor - France 3 Cinéma - France 2 Cinéma - Mars Films - Wild Bunch - Panache Productions - La Cie Cinématographique - RTBF (Télévision belge)(C) Photos - Jaïr Sfez
2013年08月13日仲間由紀恵、阿部寛のコンビによる人気シリーズの完結編映画『トリック劇場版 ラストステージ』(2014年1月11日公開)で、シリーズ初にして最後の海外ロケがマレーシア・ボルネオ島で行われた。7月5日にマレーシアでクランクインし、約3週間の撮影が行われた。ロケ地となったマレーシアの都市クチンは、マレーシアの首都クアラルンプールから飛行機で2時間ほどのボルネオ島にある都市。またジャングルリゾートとしても有名で、郊外にオランウータンの保護施設があることからも世界中から観光客が集まる、東マレーシアの玄関口とも呼べる都市だ。ボルネオ島のジャングルと雄大に流れるサラワク川を船で上ったジャングルの奥地でも撮影が行われ、雄大な大自然がトリックシリーズの完結に華を添える。自称天才マジシャンの山田奈緒子を演じる仲間さんは「以前から海外で撮影したいと思っていましたが、まさか最後の作品が海外になるとは……」と驚きを隠しきれない。「今回、マレーシアに初めて来て、キャスト・スタッフが汗だくで頑張っているという、懐かしい“トリック”らしい雰囲気の中で撮影できましたので、是非、みなさん楽しみにしていてくださいね」とファンにアピール。騙されやすい天才物理学者の上田次郎を演じる阿部さんは「“トリック”で海外には以前から来てみたかったです。日本では色々な村や山の中でロケをしたので、もうロケをするところはないんじゃないかと思っています」とTVドラマの思い出を語りつつ、「今回久しぶりに夏に“トリック”を撮影するということで、初めて“トリック”の現場に臨んだ時も夏だったので、第一作のような雰囲気が再現されるんじゃないかと期待しています」とコメント。堤幸彦監督は「日差しは強く、気温は高く、スコールもしょっちゅう降る中、いくつものジャングルと洞窟を転々とする過酷な現場ではありますが、現地の方々が協力的で撮影は順調です。なによりマレーシアは、大変奥の深いところで、知れば知るほどおもしろいんです。語れば何時間でも語れますよ。地球の東西、南北の中間に位置し、複雑な歴史背景の中で多民族が住み、様々な宗教と文化が混在し、ジャングルの中でWi-Fiがつながるという、自然と現代文明が交錯する不思議な土地は、奇妙なダークさと底抜けな明るさが渾然一体となった“トリック”の世界にピッタリです」とすっかりマレーシアの虜になった様子。そして「今回の完結編には、”トリック"シリーズの原点に帰るというテーマもあり、シリーズ中ずっと引っ張っていた奈緒子の出生の秘密にもスポットライトが当たりますので、“トリック”の集大成を飾るのにふさわしいこの場所で撮影ができたことに運命を感じます」と"トリック・ワールド"の完結編にふさわしい場所だとの感慨を語っている。2000年のドラマ版から始まった「トリック」は、超常現象や超能力にからめた事件のからくりを、仲間&阿部の凸凹コンビが、コメディータッチで解き明かすミステリー。「八つ墓村」などで有名な横溝正史の小説のパロディーが多く、主に閉鎖的な日本の山村を舞台に描いてきた。海外ロケはこれまでの世界観を一変するチャレンジでもある。ストーリーは、ジャングルの地下に眠るレアアースの開発をめぐる事件を解決するという。日本の業者と、立ち退きに応じない奇妙な部族との騒動を描く。そして完結編らしくゲストも豪華な顔ぶれがそろった。東山紀之が貿易会社社員、北村一輝が医師、水原希子が現地部族をそれぞれ演じる。東山は「トリックの世界観は以前から僕も知っていたので、うれしい。監督からはどんな状況でもスーツをきちっと着て、ピシッとしている役柄と言われた。マレーシアの暑さにはまいりました」とコメント。マレーシアでは7月5日から24日まで撮影され、現在は国内撮影に入り、9月上旬にクランクアップの予定だ。『トリック劇場版 ラストステージ』は、2014年1月11日日本全国公開。(text:cinemacafe.net)
2013年07月31日映画館で働くスタッフ選出による映画祭で、今年で4回目を迎える「日本シアタースタッフ映画祭」の授賞式が5月10日(金)に開催され、「主演男優賞」に輝いた阿部寛、「主演女優賞」の樹木希林、「助演女優賞」の橋本愛など受賞者が一堂に会した。全国各地の映画館スタッフの投票によって決定し、運営も有志の映画館スタッフによって行われる同映画祭。今年は東宝スタジオがあり、昔から多くの映画人が暮らした“映画の街”として知られる東京・成城の成城ホールで開催された。『桐島、部活やめるってよ』で「助演女優賞」を受賞した橋本さんは、トロフィーを手に喜びを噛みしめるように「本当に…すっごく、嬉しいです」と喜びを語る。「控室でもスタッフの方にお話を伺いましたが、この映画祭は映画に対する愛で支えられている。その舞台に立てることが夢みたいです」と公開される映画とお客さんに最も近い位置にいる映画館スタッフに選出されたことに大感激。これまでホラー作品への出演が多かったが、自身は「痛み、血、骨に弱いので観るのを避けてます。自分が出演した映画の試写でも目をつぶってます(苦笑)」と告白。同作への出演で当初は「やっとキラキラした学生がやれると思った」と語るが、脚本の手直しが重ねられる中で、ゾンビシーンが挿入され「そういうイメージなんだなと思いました…」と苦笑していた。同作で共演し、また一緒のシーンはないものの現在放送中のNHKドラマ「あまちゃん」でも共演している落合モトキとの交際報道があったばかりとあって、報道陣からは交際に関する質問が飛んだが、表情を崩すことなく無言を貫いた。「デートは楽しかったですか?」という問いかけに対しては、樹木さんが「ええ、楽しかったです」ととっさに助け舟を出す一幕もあった。各受賞者の役柄や作品に合わせたユニークな手作りの表彰状の文言も同映画祭の特徴。『テルマエ・ロマエ』のローマ人役で「主演男優賞」に輝いた阿部さんに対しては、「日本人離れした彫の深さでローマ人役を…」と読み上げられると客席は笑いに包まれ、阿部さん自身もニッコリ。「すごくお客さんが入って、僕の人生にこんなことがあるのかと嬉しかった。五十前の男が全裸になったコメディでこうして賞をいただけたのは予想外」と受賞の喜びを口にした。現在は同作の続編を撮影中でありパーマのかかった髪型で登場したが、「続編はもっとすごいです」と期待を観客のあおっていた。このほか「音楽賞」に『のぼうの城』の上野耕路、「新人賞」に『桐島、部活やめるってよ』の東出昌大、「脚本賞」に『鍵泥棒のメソッド』の内田けんじ監督、最高賞にあたる「グランシャリオ賞」にはアニメーション映画の『おおかみこどもの雨と雪』に授けられ、同作の細田守監督の「監督賞」と併せて2冠に輝いた。会場にはサプライズで『のぼうの城』の犬童一新監督、樋口正嗣監督、樹木さんが「主演女優賞」を受賞した『わが母の記』の原田眞人監督も来場し、受賞者に花束を手渡し、会場は盛り上がりを見せた。(text:cinemacafe.net)■関連作品:のぼうの城 2012年11月2日より全国にて公開(C) 2011『のぼうの城』フィルムパートナーズ桐島、部活やめるってよ 2012年8月11日より新宿バルト9ほか全国にて公開(C) 2012「桐島」映画部(C)朝井リョウ/集英社テルマエ・ロマエII 2014年ゴールデンウィークより全国東宝系にて公開
2013年05月10日直木賞作家・井上荒野氏の同名小説を映画化した恋愛群像劇『つやのよる 愛に関わった、女たちの物語』の完成披露試写会が8日、都内で行われ、主演を務める阿部寛をはじめ、共演する小泉今日子、野波麻帆、風吹ジュン、忽那汐里、大竹しのぶ、メガホンを執る行定勲監督が舞台あいさつに立った。その他の写真恋愛に対して奔放な妻“艶(つや)”に翻弄されながら、愛を貫く主人公・松生春二(阿部)をはじめ、かつて夫や恋人が艶と関係をもった女性たちがそれぞれの“愛”を追い求める大人のラブストーリー。豪華キャスト陣が初めて顔を揃えたこの日、阿部は「皆さんが惜しげもなく、台本をしのぐ芝居をされている。そこまで見せていいのか…という驚きと爽快さを感じるほど」と女優たちの熱演に圧倒されていた。一方、女優陣も作品への思い入れは格別で「大人の恋愛アンサンブルで、日本にはあまりない作品」(小泉)、「男女のかわいさとおかしさが詰まったすてきな作品」(野波)、「普段とは違った役者さんの顔が見られるのは映画ならでは。特に阿部さんとママチャリに乗れたのがいい思い出」(風吹)、「(年齢的に)男女の愛については、計り知れない部分も多いが、大先輩が集う作品に携われるのはうれしいこと」(忽那)と熱のこもったアピール。また、主人公の前妻を演じる大竹は「離婚した夫を思い続けるという、自分とはかけ離れている」と自身の役柄を語り、笑いを誘っていた。そんな豪華キャストを前に、行定監督は「愛という形にできない曖昧なものを描く上で、ここにいるキャストの方々は絶対必要だった」と明言。女優陣への演出については「登場人物の心理や精神状態、表情はすべてお任せした」といい、「女性がもつ怖さと美しさを目の当たりにし、自分がいかに女性のことをわかっていないか、改めて勉強になった」と振り返っていた。『つやのよる 愛に関わった、女たちの物語』1月26日(土)全国ロードショー
2013年01月09日映画『つやのよる ある愛に関わった、女たちの物語』の完成披露試写会が1月8日(火)、夕方の会見に続いて都内劇場で行われ、主演の阿部寛、小泉今日子、風吹ジュン、野波麻帆、忽那汐里、大竹しのぶ、行定勲監督が登壇した。井上荒野の小説を原作に、恋に自由奔放な女性・艶の引力に引き込まれていき、自らの“愛”に向かい合うことになる一人の男と6人の女たちの姿を描く本作。小泉さんが演じた環希には“愛を闘う女”というコピーがつけられているが、小泉さんは「私も愛を闘ったことがある気がしますが、勝ったことがないので(笑)、映画の中ではスカッとした気分を味わうことができました」とニッコリ。大竹さんは、かつて艶に夫を取られたが夫や艶のことを憎めずにいまも思い続ける女性を演じたが「自分とはかけ離れた女性(笑)」と分析し笑いを誘った。「どういうことなのかと心境を辿ってみました。“想う”ってことだけで人は幸せになれるんだなと感じましたし、男と女っておかしくて哀しくて、愛を欲しがっているものなんだと分かりました」としみじみと語った。野波さんは「信頼する行定監督の下でガツンと脱いでます!大きいお尻がスクリーンいっぱいに映ると思います。新年早々すみませんが(苦笑)」と語る。初共演となった岸谷五朗と3回に及ぶ濡れ場を披露しているが、そのときの様子について「岸谷さんとはほぼ『初めまして』でそういうシーンで最初は恥ずかしかったんですが、ニップレスとか(体を隠すための)そういうものをしていると人間じゃない気がしてきたんです。深夜に及んだこともあって、岸谷さんが素っ裸で隣で寝ていたりもして(笑)、ドンと構えていてくださったので身を預ける感じでした」と明かした。風吹さんはそんな野波さんのヌードについて「立派でした!日本の女性は育ったな、頼もしいなと思いながら見てました」と惜しみない称賛を送っていた。“肉体”に関しては阿部さんもおよそ10キロの減量に挑戦。撮影の少し前までシェイクスピア作品の舞台で共演していた大竹さんは「会ったら別人のようになってて、『阿部ちゃんどこ?』って感じで、現場に入った瞬間に感動しました」とその変わりようを証言する。阿部さんは「大竹さんが『大丈夫?』と心配してくださったので、この役作りは成功したなと嬉しかったです」と述懐。舞台では婚約者、今回は離婚した夫と妻という関係性だったが、もし次に共演するなら?という問いに大竹さんは「今度は幸せな夫婦…いや、私が捨てる役で」と語り劇場は笑いに包まれた。メガホンを握った行定監督は「原作を読んで『ほかの人にやらせたくない』と思いました。これまでいくつか群像劇を作ってきましたが、新しい形の群像劇、そしてある意味で新しいラブストーリーができたと思います」と胸を張って作品を送り出した。『つやのよるある愛に関わった、女たちの物語』は1月26日(土)より公開。SPECIAL『つやのよるある愛に関わった、女たちの物語』(text:cinemacafe.net)■関連作品:つやのよるある愛に関わった、女たちの物語 2013年1月26日より全国にて公開(C) 2013「つやのよる」製作委員会
2013年01月08日主演最新作『つやのよる ある愛に関わった、女たちの物語』の公開を控えた俳優の阿部寛が22日、東京・早稲田大学で行われた“特別講義イベント”にメガホンを執った行定勲監督とともに出席した。本作で愛に翻弄される男を演じた阿部は「狂気なくらいやらなきゃいけない」という意気込みから、撮影前には行定監督に対し「11キロ減量します」と宣言。「目標は、健康で筋張った筋肉を持った江頭2:50さん。(江頭は)動いて痩せている肉体なので、食べないで走ったりして落としました」と有言実行で役作りに臨んだと語った。その他の写真阿部と行定監督が初タッグを組み、直木賞作家・井上荒野氏の同名小説を映画化したラブストーリー。恋愛に対して奔放な“艶(つや)”の存在によって自身の人生と恋愛を見つめなおす男と女性たちの姿を繊細な表現で描き出す。阿部寛が艶の夫役で主演を務め、小泉今日子、真木よう子、野波麻帆、風吹ジュン、大竹しのぶら豪華女優陣が共演する。阿部は印象に残った女優として、大竹の名前を挙げ、「嫌な顔をすると思っていたシーンで、力の抜けた“意外な”演技を見せてくれた。それが大竹さんの演技なんだと思った時に、すごさを理解した」と明かした。また、中央大学理工学部を卒業している阿部にとって、早稲田大学を訪ねるのはこれが初めて。最初は「きれいな女性が多い」とご機嫌だったが、「理工学部は、ほとんど男子校のようなものだったから、女子大に(サークルの)勧誘とかに行くと、ほとんど早大に取られてしまって(笑)。少しだけ悪意を抱いていました」とジョークを飛ばし、“宿敵”早大生たちの笑いを誘っていた。『つやのよる ある愛に関わった、女たちの物語』2013年1月26日(土)全国ロードショー
2012年12月25日映画『つやのよるある愛に関わった、女たちの物語』の公開を記念して12月22日(土)、早稲田大学・大隈記念講堂にて主演の阿部寛、行定勲監督、同校で恋愛学を教える森川友義教授、同じく同校で映画人の育成に取り組む安藤紘平教授によるトークセッションが開催。学生600人からの質問に答えながら愛についての講義が行われた。松生はかつて妻子を捨てて一緒になった艶(つや)がまもなく亡くなろうとしている中で、恋に奔放な彼女がこれまでに関係を持った男たちに彼女の現状を伝えることを決意する。松生の連絡を受けた男たちの恋人や妻、また松生自身がかつて捨てた妻子らの人生に艶の存在は少しずつ影響を及ぼすことになるが…。恋愛学の権威と称され、ドラマ「結婚できない」に登場する大学教授のモデルでもある森川教授は、映画の中の艶がどのような女性であるかについて「まず第一に男性遍歴が多く見かけがよい。第二に恋を求める女性であり脳内伝達物質のドーパミンが多い。第三に性欲が強く男性ホルモンのテストステロンが多い」と学術的・科学的に分析する。すると、数々のラブストーリーを手がけ“恋愛映画のマエストロ”と称される行定監督は「カッコ悪いし、この言い方はやめてくれって思ってます」と苦笑いしつつ、森川教授の分析については「僕は艶はそんなに美人ではないと思ってます。美人じゃないけど、何故か惹かれるタイプの女性だと思う」と真っ向から反対意見を語る。恋愛に一家言を持つ2人の講義は初っ端からヒートアップ。すかさず森川教授が「艶は(劇中で)即決即断してる。短時間で男を惹きつけるのはある程度の見かけの持ち主」とデータから反論すれば、行定監督は「事件史を見ても悪女は美人じゃないことが多い」と語るなど、それぞれのアプローチで艶の人物像について考察を重ねる。艶と彼女の夫・松生の関係についても森川教授は「2人の結びつきは弱いと思います。松生は内向的なタイプ。素敵な女性と駆け落ちすることができて彼女のことが好きでたまらないけど、艶はそうでもない状態。夫婦間はセックスレスで松生は若いときの恋愛経験が少ない」という見方を語る。阿部さんは講義の冒頭はこっそり会場の後ろの席で監督と森川教授の話を聞いており、松生に関する分析が話題に上ったところで学生たちの間を通って登壇。改めて自身が演じた松生について「あまりに過激なものを与えてくれる女性が現れたことで、(理性が)狂ってしまったんだと思う」と語り、看病に勤しむ松生のスタンス、そして彼が映画の最後に漏らすある言葉について「愛しきった感、やりきった感として艶に送った言葉なのかなと思います」と独自の考えを明かした。さらに松生を含め、劇中の男たちについて「見ててかわいく思える。弱くて女々しくて愛らしい」とシンパシーを口にする阿部さん。行定監督は10代から60代までの女優陣をそれぞれ演出して「若い人の方が恋愛に対してドライなのが伝わってくる。風吹(ジュン)さんや大竹(しのぶ)さんの方がウェットなんです」と世代による恋愛観の違いについて語り、これには森川教授も「我々の時代は1回の恋愛が重くて貴重だったのが、いまは取り換え可能になっている。3組に1組が離婚する時代」と同意を示した。ちなみに阿部さんは早稲田大学に足を運ぶのはこれが初めて。自身は中央大学理工学部を卒業しているが「ほぼ男子で、女子短大に勧誘に行っても早稲田か東大にほとんど取られてて、『そりゃ勝てねーか…』と悪意を抱いてました」と告白。この日も壇上から客席を見渡し「キレイな人が多いですね」とついつい女性に目が行ってしまうよう?自身が体験したのとは違う大学生たちの様子を羨ましそうに眺めていた。『つやのよるある愛に関わった、女たちの物語』は2013年1月26日(土)より全国にて公開。■関連作品:つやのよるある愛に関わった、女たちの物語 2013年1月26日より全国にて公開© 2013「つやのよる」製作委員会
2012年12月22日阪神・淡路大震災後の日本をテーマに、フランス人女性記者と2人の男性との不思議な出会いを描いたフランス映画『メモリーズ・コーナー』。西島秀俊と阿部寛がフランス語と英語のセリフで出演しており、早くも注目を集めている本作が来年2月、日本でも公開されることが明らかとなった。フランス人女性ジャーナリスト、アダ(デボラ・フランソワ)は、1995年に起きた阪神・淡路の震災を回顧する式典を取材するために神戸を訪れる。街は復興し、誰もがかつての悲劇と決別し、豊かな暮らしを楽しんでいるかのように見える。通訳の岡部(西島さん)を伴い、かつての被災者の家を訪ね歩くアダの前に、いまでも後遺症に悩まされている石田(阿部さん)が現れる。かたくなな態度をとる彼の心を開かせようとする彼女に、岡部は彼が現世の男ではないと忠告するのだが…。今作が初監督作となる、フランス気鋭新人監督オドレイ・フーシェが、日仏スタッフの共同製作によりさまざまな“愛”の形を描き出す本作。西島さんはフランス語の通訳者を演じ、阿部さんは神戸の震災以降に家族を亡くし、孤独死をしながらも愛を探し求めている謎のゴーストを演じている。2人の男性に想いを寄せるフランス人記者・アダには『ある子供』で鮮烈デビューを果たし、『譜めくりの女』などでセザール新人女優賞を2年連続受賞した、注目の新人女優デボラ・フランソワが扮する。さらに、國村隼、塩見三省、倍賞美津子ら日本を代表する演技派俳優陣が本作にさらなる深みを与えている。西島さんは「海外の俳優さんと並んで演技してみたいという気持ちはいつもありますが、デボラさんのようなヨーロッパの女優さんと同じフレームに入ったら、どう見えるんだろうか?というのは常にありました」とフランス映画での主演を楽しんだよう。一方の阿部さんは「初監督作品で、日本人キャストとスタッフ、日本を舞台にしようと思うフーシェ監督の強い想いが深く伝わってきました。すごくこだわりを持っている監督でした」と撮影をふり返る。そんなフーシェ監督は「被災者の方々は、家や故郷を失い、そして愛する人々がいない人生を歩むことになります。私はこの作品によって、被災者の絶望的な孤独感を知っていただき、少しでも社会のひずみを軽減する手助けになればと祈っております」と作品に込めた強い思いを明かす。豪華キャストで贈る日本を舞台にしたフランス映画『メモリーズ・コーナー』。フランス人女性監督が描く希望へのレクイエムは、私たち日本人の心にどのように響くのだろうか?『メモリーズ・コーナー』は2013年2月23日(土)よりシネマート六本木ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:メモリーズ・コーナー 2013年2月23日(土)よりシネマート六本木ほか全国にて順次公開(C) NOODLES PRODUCTION, FILM ZINGARO 2 INC,FRANCE 3 CINEMA,2011
2012年12月21日ついに今夜(12月18日)最終話を迎える、連続TVドラマ「ゴーイング マイ ホーム」。映画監督の是枝裕和が、阿部寛を始めとする豪華キャスト陣を迎えて贈る本作が、2013年1月23日(現地時間)よりオランダで開催される第42回ロッテルダム国際映画祭に正式招待され、全話上映されることが明らかとなった冴えないサラリーマンの坪井良多が、疎遠だった父が倒れたのをきっかけに故郷の長野に帰る。そこで彼は父が伝説の小さな生き物“クーナ”を探していたことを知る。当初は“クーナ”の存在に疑問を持っていた良多であったが、地元の人々と触れ合ううちに彼の心にも変化が起き始める――。ロッテルダム国際映画祭は、毎年30万人を超える人々が訪れ、上映本数も700本に及ぶ、ヨーロッパではカンヌ、ベルリン、ロカルノなどと並ぶ国際映画祭だ。そんな由緒ある映画祭に日本の連続ドラマが全話上映されるのは異例中の異例!是枝監督は、監督デビュー作『幻の光』(’95)以来ほぼ全ての作品で正式招待されており、今回で通算10回目の参加となる常連監督だ。今回の朗報を聞いた是枝監督からは、「このようなチャンスを頂いたことを映画祭関係者のみなさまに感謝します。まだ最終回を迎えていない連続ドラマの全話上映を決定していただけるというのは、やはりなかなかないことだと思いますので、ぜひこれをきっかけに、このドラマが海外でも放送されるといいなと思います」と野望を込めた喜びのコメントを寄せている。今年、8月に行われた第69回ヴェネチア国際映画祭では黒沢清監督が自身が監督を務めたドラマ「贖罪」が特別招待部門で上映されたが、その際の上映形態はドラマ全5話分を再編集した4時間半にも及ぶフィルムとしての参加だった。果たして、是枝監督はどのようにドラマ「ゴーイング マイ ホーム」を現地入りさせるのか?ドラマ「ゴーイング マイ ホーム」は関西テレビ・フジテレビ系にて12月18日(火)22:00~最終話放送。第42回ロッテルダム国際映画祭は2013年1月23日~2月3日(現地時間)の期間で開催。「ゴーイング マイ ホーム」公式サイト:
2012年12月18日