今や日本では3組に1組が離婚するとわれています。愛し合って結婚したはずなのに、どうして離婚してしまうのでしょうか。それには、結婚前のお付き合いの仕方が大きく関わってくるみたい。今回は、どんなお付き合いの仕方をしていると離婚しやすくなるの? それでは見ていきましょう。・相手の浮気を許して結婚に至ったケース男性が浮気をしていて、それを彼女が許して結婚に辿り着いたカップルは離婚率が高めだと言われています。女性側は「結婚すれば男性の浮気がおさまる」という期待感もあり結婚したものの、男性側が結婚後も浮気を繰り返し、離婚という流れになるからです。浮気をする男性はもう病気みたいなもので、結婚したから、子供が出来たからといって浮気グセが直るわけじゃありません。浮気されてもいいと割り切っているカップルは長続きしますが、浮気させないために結婚したというカップルは離婚しやすいです。・ラブラブ状態で結婚に至ったケースお付き合いの初期段階、まだラブラブ真っ最中の時に結婚を決めたカップルも離婚する確率が高いと言われています。相手の嫌な面をまだ知らない、気持ちがピークの時に結婚すると、結婚してから相手の嫌な部分が見えてきてゲンナリしてしまうからです。同棲していたカップルでも結婚をすると「どんどん相手の嫌な部分が見えて嫌いになりそう」というくらいですから、ラブラブカップルなら尚更ですよね。・ 授かり婚のケース子供が出来たから結婚しようというカップルも離婚率が若干高め。長く付き合っていたカップルであれば、子供が出来てもある程度そのままの距離感を保てるのですが、付き合いが浅いカップルの授かり婚は危険。男性側は「まだラブラブしていたかった」とセックスしたい気持ちが満載なのに、妊娠すればその気持ちに応えることができません。その結果、男性側が浮気に走ったり、風俗に通ったり、浮気はしなくても憂さ晴らしにお酒やギャンブルにハマったりして、出産直後に破局というカップルも多いようです。・遠距離恋愛の末、結婚したケース遠距離恋愛の末、結婚したケースでも離婚率は高くなっているようです。お互いに生活のペースを離れている事である程度保てていたものの、結婚するといきなり一緒になるということでストレスを溜離れて暮らすことで保たれていたお互いの生活のペースが、結婚するといきなり一緒になるということでストレスを溜め込みやすくなってしまうのが原因です。遠距離恋愛をしていた理由が、彼の出張や単身赴任という場合、結婚してからも日本全国を彼と引越し三昧。振り回され、女性が疲れてしまい離婚してしまうという事もあるようです。結婚したのなら離婚はできるだけしたくありませんよね。彼とのお付き合いは、このまま結婚しても安定して生活が送れるものでしょうか?彼と結婚を考えている女性なら、一度結婚後のシュミレーションをして、離婚をしない方法について自分なりに考えておく事も必要だと思います。written by 亀ぱんだ
2018年08月14日働く女性にとっては一般的なものになった育児休業。男性でも取得する人は増えてきているようです。とはいえ、取得率はまだまだ女性に比べてかなり低いのが現実です。実際に今、育休を取得した男性はどのくらいいるのでしょうか?そして、取得期間はどのくらいなのでしょうか。男性の育休について、海外事情も織り交ぜながらご紹介いたします。育児休業取得率はどのくらい?男性の育児休業取得率は5.14%厚生労働省が発表したデータによると、2017年度の男性の育児休業取得率は5.14%でした。比較が可能な1996年度以来で最高の割合です。事業者別でみると、特に取得率が高かったのは、金融・保険業(15.76%)、情報通信業(12.78%)。厚労省は2020年度までに13%まで引き上げることを目標にしています。一方、2017年度の女性の育児休業取得率は83.2%でした。こちらも前年度より上昇しています。出産後も仕事を続ける女性が増えているため、女性の育児休業取得率も変わらず上昇しているといえるでしょう。育児休業取得率の推移育児休業取得率の推移は以上のグラフのように、男女とも上昇傾向にあります。女性では、特に平成19年度に大きく取得率が伸びています。この理由として考えられるのは、19年度から始まった育児休業取得推進等助成金の取り組みです。育児休業取得推進等助成金は、育児休業取得者等に経済的支援を行った事業主を対象とする助成金。育児休業の取り組みを促進するために整備されました。また、男性の育休は、まだまだ高い取得率とはいえないながらも少しずつ上昇傾向にあります。平成29年度に改正された育児・介護作業法など、さまざまな施策を国が打ち出している結果が表れているのでしょう。子育て世代の男性では、「自らも育児にかかわりたい」と考える層も増えている様子。こうした変化に対応する会社も、徐々にではありますが増加しているんです。 海外での男性の育休はどうなっている?日本の男性陣の育休取得率は上昇傾向といえども、まだ1割にも届きません。では、海外ではどうなっているのでしょうか。スウェーデンは男性の90%が取得福祉が充実しているイメージのスウェーデンでは、なんと90%近くの男性が育休を取得しています。両親合わせて480日(約16ヶ月)が有給で取得可能。390日間は給与の80%が支払われます。480日のうち、男性が取得できる期間は3ヶ月間となっています。また、日本のように1歳まで(保育園事情により2歳までもあり)と短い期間限定ではなく、8歳まで取得可能。2人目、3人目と子どもが増えるたび加算されるため、子どもが多い人ほど取得できる育休日数が増える計算です。アメリカには育休制度はない?スウェーデンとはうって変わって、アメリカには有給での産休・育休制度がありません。これは先進国の中で唯一です。アメリカは州単位で法律が異なるため、州や民間企業単位で産休・育休を導入しているところもあります。しかし、アメリカでは女性ですら数ヶ月で職場に復帰する例も少なくないのが現実のため、男性の取得が浸透するのは難しいという側面があるんです。ただし現在では、日本の男性の意識が変わってきているのと同じく、アメリカでも若い世代では「父親も育休が必要」と考えている人が増加しています。この変化に応え、企業でも育休制度を充実化させる動きがみられています。 男性の育休取得が低い理由女性では8割近くが取得する育休。男性では、権利があるにもかかわらず、今ひとつ取得率が伸びていない現状があります。一体なぜなのでしょうか。金銭的問題もっとも大きな理由が、経済的な問題でしょう。日本の夫婦では、女性よりも男性の収入が高いケースが多いもの。育休期間では収入が勤務時よりも一定割合カットされるため、もともと収入が少ない女性が休み、男性が家計を支える役割を担うケースがおのずと多くなるのでしょう。育休中の収入の保障率は50%。これでは、家計を支える収入源が父親の場合、おいそれと休めないのは仕方がないと言えそうです。日本的雇用慣行の問題もうひとつの理由が、出世問題です。終身雇用制度が崩れたとはいえ、日本の企業はまだまだ年功序列で昇進していく形が一般的。長期間育児休業で仕事を休むと、その期間が「マイナス」とみなされ、昇進・昇格が遅れてしまう懸念を抱く男性は多いでしょう。女性であっても、産休・育休によるキャリアの遅れを気にする人は多いですよね。男性ではこの傾向が強まってもおかしなことではないと言えるのではないでしょうか。パタハラが男性の育休を妨げ?「パタニティ・ハラスメント」という言葉を聞いたことはありますか?「パタハラ」とは、育休を取得した人に対するハラスメントのこと。日本労働組合総連合会が調査した結果、男性では11.6%が受けた経験が「ある」と答えていることがわかっています。主な内容は、「育児のための制度を利用させてもらえなかった」というもの。上司からの「育児は母親がやるべきもの」「育休を取ればキャリアに傷がつく」といった発言、嫌がらせが中心です。パタハラを受けた男性の6割以上が、結果的に育休の取得など、制度の利用を諦めたと答えています。職場がこうした雰囲気では、育休の取得率が伸び悩むのも当たり前だといえますね。男性の育休期間は5日が多い厚労省が調査したデータによると、平成27年度に育休を取得した男性のうち、もっとも多かった取得期間はなんと「5日」。およそ8割以上の男性が「1ヶ月未満」であったことがわかっています。これでは、女性からすると「どこが育休!?」と思えなくもないですよね。育休というよりも、出産直後のサポートとして活用されているだけに留まっているのが現状です。 最後に制度は整ってきているものの、まだまだ男性の育休が「ふつうのもの」になるまでには長い道のりが必要そうですね。育休を気持ちよく取得するには、父親である男性の意識の変化はもちろん、会社全体の理解と働き方の工夫が必要不可欠。パタハラ問題も根深い現状を変えていくには、性別による役割の認識を変えていく必要があります。今の子育て世代から少しずつ変えていくことが、未来の子育て世代が子育てしやすい社会につながっていくのではないでしょうか。 参考:男性の育休取得5.14%、過去最高17年度(日経新聞)平成28年度雇用均等基本調査(厚労省)平成27年度雇用均等基本調査(厚労省)第2節育児休業制度等についての取組を推進する(内閣府)育児・介護休業法に定められた両立支援制度(イクメンプロジェクト)育児・介護休業法について(厚労省)スウェーデンがますます父親に優しい国に育休が3ヶ月に延長される(HUFFPOST)「父親の育休取得」、アメリカの意外な実態(東洋経済オンライン)それでも男性の育児休業が増えない理由(第一生命)顕在化してきた「パタニティ・ハラスメント」(マナビズ)
2018年07月25日2分に1組の割合で離婚が成立していると言われています。この数字を見るとかなり多いと感じると思うかもしれませんが、離婚はもはや人事ではなく、あなたのすぐ近くに迫っているかもしれません。愛する旦那さんや子供たちを絶対に手放したくはないですよね!実は、離婚に至った夫婦と離婚していない夫婦を比較してみると、いくつかの ”していない事” があるみたいです。そのことをしていないと離婚の可能性がぐっと上がるということ。今回は、離婚リスクが高くなる4つの項目についてお届けします。1. 記念日を祝わない記念日を祝う夫婦と比べ、記念日を祝わない夫婦の離婚率は高めという結果が出ています。お互いの誕生日や結婚記念日など、節目節目の行事を大切にする夫婦は結果的に会話の量も増え、お互いを理解できるようになるという理由が隠されているみたい。結婚から数年経つと「祝うのは子供の誕生日や行事だけ」なんてご夫婦も増えますが、自分達の大切な記念日も一緒に祝う事で夫婦仲が良くなるとのこと。2. 二人でデートしない子供が生まれて家族ができるとどうしても二人だけでどこかへ出かけるという事が少なくなってしまいます。子供を挟んでお出かけするのも家族としては十分幸せかもしれませんが、旦那さんとの関係をもう少し大切にする事で夫婦仲は今よりもっと仲良くなります。統計的に見ても、やはり二人で出かける回数の多い夫婦のほうが離婚率は低いという結果に。時々は二人で恋人のような雰囲気を味わう事で、お互いにトキメキを感じてセックスレスを回避する事ができるのも大きな利点のようです。3. 約束事を決めない夫婦間での約束事をめていますか?例えば「記念日は必ず祝う」「お風呂掃除は旦那がやる」「飲みに行くのは週3回まで」というような色々な決め事です。離婚しない夫婦というのは、夫婦間での約束事を決めていることが多く、更にその決め事を都度更新して、その時の状況に合わせて変えていくそうです。約束を決めないと、自分ばかりがやらされていると不満を感じたり、我慢している気持ちになって、ストレスから喧嘩に発展しやすいみたいです。お互いに納得する契約をして夫婦仲を円満に保って行きましょう。4. コミュニケーションを取らない結婚する前は、お互いに何でも話して理解を深めていても、結婚すると家事や育児、更には仕事に追われ旦那さんとのコミュニケーションが取れない奥さんもたくさんいます。旦那さんは旦那さんで、仕事が忙しく家に帰ってきたらお風呂に入ってすぐ就寝。離婚しない夫婦というのは、コミュニケーションの取り方がとても上手。仕事でも大切な事ですが、夫婦間でも「ほう、れん、そう」を取り入れて、お互いに互いをしっかり把握できるように努めている事が多いそうです。報告、連絡、相談。1日のうちで話し合える時間を作らないと離婚リスクは高まります。忙しすぎて話し合う時間が持てない時は、LINEでほうれんそうしている夫婦もいるようです。誰もが結婚する時は「離婚」の事は考えないものです。でも、忙しい毎日の中で時間に追われて過ごしているうちに、夫婦間ですれ違いが生じて取り返しの付かない事になってしまわないように。自分が出来る所から少しずつ取り組み、夫婦円満を目指して行きましょう。written by 亀ぱんだ
2018年07月23日よく「子どもがいない夫婦は離婚率が高い」という言葉を耳にしませんか?最近は子なし夫婦が増加傾向にあるため、実際のところはどうなのかと気になりますよね。今回はそんな子なし夫婦の離婚事情について考えてみましょう。 子なし夫婦は離婚しやすい?世間的に「子はかすがい」と言われています。子どもは夫婦の仲をつなぎとめてくれる存在だという意味ですが、それでは逆に「子どもがいないと離婚しやすい」ということになるのでしょうか。厚生労働省の「表3親権を行わなければならない子の有無別及び夫妻の国籍別にみた届出月別離婚件数及び構成割合 -平成20年-」によると、平成20年(2008年)の子どもの有無による離婚件数は以下のとおりでした。子どもあり:143,834件子どもなし:107,302件単純に件数を比較すると子どもあり夫婦のほうが多いです。しかし、国立社会保障・人口問題研究所の「第15回出生動向基本調査」の結果とつきあわせて見ると、子どものいない夫婦は全体のわずか6.4%(2010年時点)。にも関わらず、子なし夫婦の離婚件数は総数の約43%にものぼります。離婚率としては子なし夫婦のほうが高いと言えるでしょう。 子なし夫婦の離婚原因それでは子どもがいない夫婦の離婚原因にはどのようなものがあるのでしょうか。性格の不一致子どものいるいないに関わらず、「性格の不一致」は離婚原因としても多いですよね。付き合っていた時はそれほど気にならなかったことでも、同じ家にて一生一緒に生活していくと考えた中で、我慢できなくなってしまうこともあるのでは。子どもがいると子どものために離婚を避け、多少のことは目をつぶって夫婦生活を続けるかたも多いかもしれません。しかし子どもがいない場合は、離婚という選択肢が出やすいのではないでしょうか。子どもが欲しいか否かどちらかの子どもに対する強い希望により、合わなくて離婚するケースも考えられます。「子どもが欲しい」と「子どもが欲しくない」という問題は、夫婦の人生を左右するほど重大なことです。結婚相手と「子どもに対する価値観」が合わないと、結婚生活を続けるのは大変でしょう。子どもがいないと不倫しやすい?妻が妊娠中に夫が別の女性と不倫……という話はよく聞きますが、子どもがいない場合はどうなのでしょうか。まず、子どもがいないのでお互いの自由時間が多くなりますし、金銭的にも余裕ができます。さらに片方が専業主婦(主夫)の場合は、いくらでも不倫のチャンスがあるということですね。また、相手が「子どもが欲しくない」と言った場合、セックスレスになる恐れも。それが夫婦の不仲を引き起こすきっかけへとなったり、欲求を他へ発散するために不倫をしてしまう可能性もあるかもしれません。ただし、不倫をしてしまうのは、夫婦関係が円満ではないことが原因のひとつであると考えられます。子どものいるいないに関わらず、夫婦の信頼関係を強くすることが大切ですね。 子なし夫婦が離婚しやすい3つの理由それでは子どもがいない夫婦がどうして離婚しやすいのか、その理由について考えてみます。1. 子どもがいないので後腐れない離婚することで子どもの心を傷つけないのかといった、子どもの今後について悩まずに済みます。子どもに会わせるために面会交流するなど、元夫もしくは元妻と連絡を取り続ける必要もなし。さらに子どもがいないため、比較的再婚もしやすいでしょう。2. 経済的な負担が少ない子どもの養育費が必要ないため、共働きであればなおさら経済的な不安も少ないでしょう。出費も自分だけの生活費で済みます。専業主婦であっても、子どもがいないため新しい仕事が見つけやすいです。3. 揉めるポイントが少ない子どものいる夫婦が離婚時に揉めるポイントといえば、「親権」のこと。子どもが妻と夫のどちらについていくのかなどを争うことがないので、すんなりと離婚の手続きができます。 子なし夫婦の離婚で揉めやすいポイント離婚時に揉めるようなら、家庭裁判所で離婚調停を行うことをおすすめします。調停委員が夫婦の間に入って話を進めてくれるので、顔を合わせることなくスムーズな話し合いができるといわれています。それでは子どものいない夫婦は、いったいどのようなことで揉めてしまうのでしょうか。慰謝料慰謝料が発生する条件は、ざっくりですがこのようなものがあります。不倫や浮気DVモラハラセックスレス悪意の遺棄(生活費を入れない・理由のない別居・健康なのに働かないなど)などもしこれらのことが原因で離婚するのなら、慰謝料がもらえるかもしれません。話し合いで解決しないのなら、調停で支払いを求めましょう。ただし証拠がないと長引く恐れがあります。財産分与結婚している間に、夫婦の合意や協力で得た財産(家や車や預貯金など)を「共有財産」といいます。それを清算して夫婦で分配することを「財産分与」といいます。割合に明確な基準はありませんが、共働きの場合は50%になることが多いのだとか。専業主婦の場合は貢献していたということで30~50%になるそうですが、いずれにしても話し合いは必須です。揉めて調停まで行く場合は、自分の貢献度をしっかり伝えたり、共有財産をもれのないよう清算したり、現在のお金の状態を把握しておきましょう。調停委員から妥当な金額などアドバイスを受けることができます。 家族の形や夫婦の形がさまざまあるように、人によって幸せの形も違います。子どもがいる人生やいない人生、そのメリットやデメリットも人によって異なります。子どもがいない夫婦のほうが離婚しやすい傾向にあるとはいえ、子どもがいることが理由で離婚できない夫婦は、はたして幸せなのかと考えると何とも言えませんよね。「子どものために」と、離婚したい気持ちを我慢して夫婦生活を続けるのは、並大抵のことではありません。将来仮面夫婦になってしまう恐れも。子どもがいないというのは、それだけ人生の選択肢が増えるということでもあります。自分たちにとって何が幸せなのかを追求することで、夫婦生活もより良くなるのではないでしょうか。夫婦が納得できる生きかたができるとよいですね。 参考:「表3親権を行わなければならない子の有無別及び夫妻の国籍別にみた届出月別離婚件数及び構成割合 -平成20年-」「第15回出生動向基本調査」
2018年05月19日女性の社会進出により、共働き家庭が年々増加し続けています。共働きと言えば、収入のリスクを分散できたり、世帯年収や将来貰える年金額が増えるなどのメリットが思い浮かびますが、それらを得るために日々肉体と精神をすり減らしているのもまた事実。仕事から疲れて帰ってきて、山積みの家事や休む間もない育児をこなしているとき、ふと「共働きはしんどい」「辞めたい」「つらい」と思ったかたも多いのではないでしょうか。今回はそんなかたへの処方箋をお届けします。 共働き夫婦の家事・育児疲れ共働き夫婦が抱える家事・育児疲れ。具体的にはこのようなことに疲れている夫婦が多いのではないでしょうか。仕事と家事の両立生きるためにはお金が必要ですが、お金だけでは生きていけませんよね。必ず誰かが掃除・洗濯・料理など家事をこなす必要があります。うまく分担できていればいいのですが、片方だけに負担がかかっていると、その不公平感がよりストレスに。また、一日中働いてきたのに家でも働かないといけない、土日は溜まった家事をしないといけない、というのが続くと疲れてしまいますよね。仕事と育児の両立育児は365日24時間休みがありません。特に未就学児の場合、毎日の送り迎えやご飯・トイレ・着替えの支度、遊び相手になったり泣いたときのケアをしたり、夜泣きや風邪など突然のことへの対応などを、仕事・家事と一緒にこなす必要が。可愛い我が子のためとはいえ、頑張るにも限度があります。共働きによるストレスから夫婦仲が悪化し、離婚してしまう夫婦もたくさんいます。家庭や生活を豊かにするための共働きなのに、最悪の結果になってしまうのは悔しいものですよね。 子なしの共働きは離婚率が高い?「子はかすがい」ということわざがあるように、子どもは夫婦の仲を繋ぎとめてくれる存在です。離婚の話になっても、「子どものために」ともう一度頑張ることを決めた夫婦もいるのでは。それでは逆に、子どもがいない共働き世帯は離婚率が高いのでしょうか。厚生労働省の「離婚に関する統計」によると以下のとおりです。子どものいる夫婦の離婚件数:143,834件(57.3%)子どものいない夫婦の離婚件数:107,302件(42.7%)全体的に見ると、子どものいる夫婦の離婚件数のほうが若干高いようです。そこで厚生労働省による「平成27年国勢調査就業状態等基本集計」を見てみると、共働き夫婦の子どもの有無は以下のとおり。共働き夫婦子どもあり:8,940,627世帯(68.4%)共働き夫婦子どもなし:4,139,823世帯(31.6%)共働き夫婦は、子どものいる世帯のほうが2倍多いという結果に。先ほどの件数と比べてみると、子どものいない夫婦の離婚件数が多く感じてしまいますね。さらに、離婚件数は30代は4万5千件以上あったのに、40代では3万4千件へと減少しています。40代の子どもの有無を見てみると、子どもありが84.9%・子どもなしが15.1%となっています。こうやって見てみると、子どものいる共働き夫婦のほうが離婚率が低いのかもしれませんね。40代で育児が少し楽になるのかもしれません。 共働きに疲れたときの処方箋いつかは楽になる……と思っていても、そのゴールが目には見えない共働き。そんなときは自分のことを見つめてみてはいかがでしょうか。育児を頑張り過ぎてない?しつけをちゃんとしなくちゃ、日中そばにいられない分夜や土日は思い切り遊ばなくちゃ、毎日栄養あるご飯を食べさせて夜は早く寝かせなくちゃと、毎日育児を頑張りすぎていませんか?思い通りにいかないのが育児。頑張りすぎるとイライラして子どもに八つ当たりをしてしまい、余計ぐずってしまう……ということもありえます。大らかに「まあいいか」という余裕を持つことも大切ですよ。子どもにとってやはりママの笑顔が一番なので、育児の面で失敗しても「こんな日もある」とどーんと構えるようにしてみては。家事を頑張り過ぎてない?毎日ちゃんと朝、晩の料理を作っていませんか?毎日もしくは2日に1回の頻度で洗濯をしてませんか?家事を溜めないように毎日すべて片付けていませんか?その他にも、色々頑張りすぎてないですか?家事は家族みんなが過ごしやすくなるためのもの。しかし頑張りすぎて体や心が疲れてしまっては、意味がありませんよね。特に大変なごはん作りですが、凝った料理は作らないようにしてみては。栄養面や彩り面で気になることがあるかもしれませんが、それは余裕のある日だけにしましょう。スーパーのお惣菜など出来合いのものと組み合わせるのもアリです。また、洗濯物は週に1~2回にしましょう。干すのが大変なら、乾燥機能付き洗濯機の導入も考えてみるとよいかもしれません。また、掃除は余裕のある日の週1回、家事の一部はアウトソースするなど、毎日頑張ることをやめたり、外部の力を頼ることも必要です。過去の記事も参考にしてみてくださいね。> 共働き家庭の料理事情とは?栄養満点の時短レシピも紹介! > 共働き家庭の洗濯は大変!いつ、どう干すのが良いの? > 共働き夫婦の「家事代行」活用術!家事のアウトソースは家庭を救う? ひとりで頑張り過ぎてない?「旦那がしてくれないから私が……」「妻が疲れているから僕が……」と、ひとりで色々抱えてしまっていませんか?フィンランドでは約8割が共働き夫婦で、家事分担が基本だと言われています。そんな中どうやって家事をしているのかというと、料理は得意なほうが行い、基本的には出来合いの物やワンプレート。食洗機が一般的に使われており、洗濯も部屋干しや週に1回などだそうです。日本でも全員がそういう認識だと、頑張らないことに対する罪悪感も消えそうですし、家事の苦手なかたもできることが増えそうです。完璧さを求めるのではなく、どんな家事の分担ややりかたなら家族が幸せに暮らせるのかを、考えるようにしてみてくださいね。体の疲労は気づきやすいですが、心の疲れは目に見えないもの。こころ電池をたっぷり充電するために、気を抜いた家事・育児を行いましょう。たまにはストレス解消として、ひとりになる時間や趣味の時間などを設けてくださいね。 参考:平成27年国勢調査就業状態等基本集計(労働力状態,就業者の産業・職業など)平成21年度「離婚に関する統計」の概況夫婦の8割が共働き。フィンランドで見つけた「楽ちん家事育児」8つの法則
2018年05月11日一生を添い遂げる人生のパートナー。完璧を求めているわけではないけれど、ずっと付き合い続けられる人かどうかを事前に判断できれば、それに越したことはありません。結婚当時は誰もが羨む仲良し夫婦だったのに、結婚生活3年にも満たないスピード離婚……!なんていうことはできれば避けたいものですよね。そこで今回は、恋人期間中にチェック! 離婚率の高い夫婦に見られる要注意パターンをご紹介します。会話が圧倒的に少ない【リアルな夫婦生活】vol. 79恋愛においては、会話がそれほど多くなくても、あまり問題はありません。なぜならカップルは会話よりも、二人で一緒にいる空気に浸っているだけで幸せを感じられるからです。しかし、これが夫婦となると少々別問題。夫婦は恋人と違って、生活を共にする間柄なので、お互いのこれからについて話し合う機会が増えていきます。例えば、今日のご飯をどうするかなどの小さなことから、マイホームを買うのはいつにするか、子どもは何人欲しいかなど、さまざまなライフイベントを二人で話し合って決めていく必要があります。会話をおろそかにしている癖ができてしまうと、肝心な時に肝心な話し合いができなくなってしまうので、恋人期間中に見直していきましょう。共通の目標がないこれは個人的な意見ですが、夫婦の間に共通の目標があるカップルは絆が固いと感じることが多いです。どんなものでも良いのですが、例えば二人でダイエットを始める、二人で同じ趣味を楽しむなど… “二人で” こなす目標があることで自然と会話も生まれ、生活にハリが出るようになります。恋人期間中はあまり共通の目標を持つということを考えないカップルも多いかもしれませんね。私自身も夫と恋人だった時は、二人で何かをすることの大切さよりも、それぞれが自分の時間を大切にすることのほうが重要だと考えていました。しかし、結婚をすると、この関係はそれ以上の発展がないので、新鮮さも新しい発見も見つけられなくなっていきます。停滞する関係をきっかけに、相手に不平不満が生まれてしまうことに危険性を感じた私たちは、小さな人生の目標を二人で作るようにしたのです。そうすることで、同じ目標に対して前向きに行動したり、相手の新しい一面が見つけられるようになっていくので、新鮮な気持ちを取り戻すきっかけにもなります。同棲カップルや恋人期間が長いカップルにもオススメですよ!一緒にいる意味を見直そう縁あって付き合うことになった二人。せっかくならご縁を繋いで、果ては夫婦として末長く仲良く暮らしていきたいものですよね。しかし関係を長く続けていくことは本当に大変なことなのです。その都度「このままの関係で私たちはずっとうまくやれるのかしら?」と見つめ直すことは大切なことです。結婚してから亀裂を生まないように、恋人期間でできるだけ二人の関係を長く続けられるコツを見つけていくように意識してみてくださいね。
2018年05月08日縁あって結婚するのだから、末永く添い遂げたい……結婚するとき、多くの人はこう思うものです。また、少し前までは「離婚=良くないもの」と考える人がたくさんいました。しかし、近年はそのイメージも随分変わっているようで……。あなたは、離婚「アリ」派ですか?それとも「ナシ」派ですか? 1. 現代の夫婦は離婚を肯定している?離婚を肯定する女性の割合厚生労働省が全国の15~79歳の男女に対して行った調査によると、離婚を肯定する女性の割合は1992年で38.8%、2005年で48.2%。また、離婚を肯定する男性は1992年で27.0%、2005年で33.9%となっています。離婚を肯定した人のうち、「問題のある結婚生活なら早く解消したほうがよい」と回答した人の割合は1992年も2005年も大きな変化はありません(女性は全体の約35%、男性は約25%)。一方「自分の生きかたを大切にすべきだから」と回答した女性の割合は1992年では全体の3.9%でしたが、2005年には12.7%まで増加しています。また、「自分の生きかたを大切にすべきだから」と回答をした男性の割合も1992年で全体の2.4%、2005年で8.3%と増えています。実際の離婚率は?厚生労働省の発表によれば、人口1000人当たりの離婚率は2006年で2.04%、2016年で1.73%となっています。数字だけを見ると、10年で離婚率が下がったように見えます。しかし人口減少や晩婚化・非婚化で結婚人口そのものが減っているので、必ずしも離婚する夫婦の割合が減ったとは言い切れません。 2. 離婚についてどう思う?女性たちの生の声筆者の周囲にいるさまざまな年代の女性に、離婚に関するアンケートをとってみました。離婚についての考察・意見お互いに気持ちがないなら離婚も仕方ないが、子どもがいると後々相続問題が起こりそう。(30代)子どもの有無に関係なく、この人とはムリと思ったら早く見切りをつけるほうがいい。結婚生活のストレスに耐えるのも別れるのも大変なので、どうせなら前向きなことにエネルギーを使いたい。(30代)離婚そのものに対して良い・悪いとは断言できない。親戚付き合いもあるので軽はずみな離婚はNGだが、お互いによく考えて納得した末の離婚ならいいと思う。(30代)子どもがいても、喧嘩ばかりだったり会話が全然なかったりするなら別れたほうがいい。ただ、離婚後すぐ再婚したり異性に依存したりするのはNG。異性がいないと生活できないなら、生活基盤をしっかり固めるまで我慢すべき(DVなどは例外)。(30代)別居中の夫婦や家庭内別居で会話がない夫婦を見ていると、そこまでするなら離婚すればいいのにと思う。(30代)よほどのことがない限り離婚はしたくない。完璧な人間などいないから、お互いの欠点もカバーしつつよい関係を築くのが理想。子どもがいるなら、犯罪・DVなど命に関わる問題がない限りある程度我慢も必要。子どもがいなければ離婚でもいいかも。(30代)離婚そのものもその後の生活も大変だが、それでも離婚したほうが自分や子どものためになると判断したなら迷わず離婚すべき。子どもの前で無理に仮面夫婦を演じるより、1人の女性として・母親としてのプライドを守るほうがいい。(40代)結婚だけが幸せじゃないし、やり直すのもいい。ただ結婚・離婚とも自分だけの問題ではないので、勢いや成り行き任せではなく熟慮すべき。(50代)結婚生活は我慢の連続だが、離婚したらしたで違う種類の我慢が必要。どういう選択が正しいかは(人生の)終わりにならないと分からないし、都会か田舎かなどさまざまな事情によって変わってくる。でも、実りのない結婚生活を我慢し続けるくらいならどこかで見切りをつけて離婚すべき。(80代)離婚経験者、または離婚家庭で育った人の体験談離婚経験者、もしくは離婚を経験した親族・友人・知人がいる人からの具体的な体験談も寄せられました。「子どもたちには、この夫の背中を見て育ってほしくない」と感じて離婚した。看護師なので、母子家庭でも生活には困らなかった。元夫は離婚後もそのまま同じ土地に住んでいるので、時々子どもを連れて顔を見せに行っている。夫の浮気が原因で子連れ離婚したが、息子が独り立ちするまで我慢したほうがよかったかもしれない。母子家庭で生活が厳しいうえに、息子が大きくなったら相談に乗ってくれる男親がいないので。子どもの頃は、父親がいない寂しさや両親揃った家庭をうらやむ気持ちもあった。しかし今振り返ってみれば、母が自分自身と私(娘)のことを第一に考えて離婚を選んだことがよくわかる。実際、母は「大変だったけど後悔はしていない」と断言している。私は母子家庭で育ったからこそ、母親の強さをよく知っている。 3. アンケート結果からわかること今回のアンケートでは「一度結婚したら何があっても一生添い遂げるべき」というような回答はなく、ほぼ全ての回答が「どうしてもパートナーとやっていけないと思ったら、離婚もやむを得ない」という結果に。子どもがいるケースでは「離婚したほうがよいと判断したなら迷わず離婚したほうがよい」という意見と「子どものことを考えてなるべく慎重になったほうがよい」という意見がおおむね半々でしたが、後者でも「DVなどの事情がある場合は離婚すべき」と付け加えた人がほとんどでした。ただ、専業主婦や収入の少ないパート主婦などが子連れ離婚した場合は、程度の差はあるものの離婚後の生活が苦しくなることも多いようです。そうした経済面の不安定さや父親の不在を理由に、離婚を後悔した例もありました。アンケートは筆者の親族・友人・知人を対象にしたものであり、回答者は既婚の子育て世代および子育てを終えた熟年世代がメイン。もし20代以下もしくは未婚者からの回答が多ければ、また違った傾向が現れたかもしれません。 4. 「良妻賢母」よりも「1人の女性として、自分の人生を大切に」最後に、多くの女性にとって離婚がより身近かつポジティブなものになったおもな理由をまとめてみましょう。結婚は「家同士の契約」から「夫婦2人のもの」にかつて、結婚した女性は「嫁」として夫や舅・姑に尽くすことを期待されました。しかし、家制度がなくなると女性の立場は向上し、現代は「結婚した夫婦は互いに対等なパートナーであり、親から独立して新しい家庭を築くもの」という認識が強まっています。昔に比べて現代はパートナーの親族との物理的・心理的距離が広がり、それに伴って離婚にともなうしがらみも少なくなりました。自分を殺して夫や親族に従うより、ひとりの人間として自分の人生を大切にしたい女性が増えたのです。離婚経験者への偏見が少なくなったかつて離婚は後ろめたいものとされ、特に離婚して実家に戻った女性は「出戻り」とも呼ばれました。今でも離婚経験者を「バツイチ」などと呼ぶことがありますが、ライフスタイルや価値観の多様化によって離婚経験者への偏見は以前より少なくなっているでしょう。ただし、地方などではいまだに離婚経験者への風当たりが強い場合もあるようです。経済的要因女性の社会進出が進み、結婚・出産しても仕事を続ける人が多くなりました。自分自身や子どもが食べていくのに困らないほどの経済力が女性にあれば、離婚後の経済的心配も少なくなりますよね。また夫の稼ぎだけで家族を養えない共働き家庭も多く、そうした家庭の妻にとってはお金のために無理やり結婚生活を続ける必要性を感じにくいことも。 昔の女性はある程度の年齢で結婚し、夫の家庭に入って家族に尽くす「良妻賢母」となることを期待されていました。一方価値観やライフスタイルが多様化した現在では、「結婚は家同士の契約ではなく、夫婦2人のもの」「ストレスフルな結婚生活を我慢し続けるより、自分の人生を大切にすべき」という考えが広まっています。とはいえ、特に子どもがいる夫婦にとって離婚は簡単なものではありません。なにが正しいか・正しくないかはケースバイケースですが、自分自身や家族のことをよく考えて後悔のない選択をしたいですね。 参考:離婚に関する意識【 統 計 表 】第1表 人口動態総覧の年次推移
2018年04月19日昨年12月に厚生労働省が発表した「平成29年(2017)人口動態統計の年間推計」によると、離婚件数は21万2000組。最近では、「熟年離婚」や「死後離婚」といった言葉を耳にする機会も増え、離婚が珍しいものではなくなった印象も…。「離婚を考えたことがある」女性が多数派!?もっと身近な人たちの声を聞いてみたいと思い、ママテナでは、女性181名に「もしも夫にされたら真剣に離婚を考える行動(期間:2017年7月19日~7月21日まで)」という独自のインターネットアンケート調査を実施しました。同調査では、まず「これまで離婚を考えたことがあるかどうか」を聞いたのですが、その結果は以下の通り。Q. 今までに真剣に離婚について考えたことはありますか?・現在離婚の手続きをしている(1.1%)・離婚について夫と話し合ったことがある(26.5%)・離婚について考えたことはあるが夫には伝えていない(41.4%)・離婚について考えたことはない(30.9%)実際に手続きをしている途中の人がいれば、自分の中でだけ考えたことがある人もいて、離婚の検討度合いに多少の差はあるものの、約7割の女性が“真剣に”離婚を考えた経験があるということがわかりました。離婚が珍しくなくなってきたとはいえ、こんなに多いとは思わなかったので、少し驚いてしまいました…。「DV」「お金」は離婚のきっかけになりやすい?「離婚を考えたことがある」との回答が多数派であることがわかりましたが、女性たちはいったいどんなタイミング、きっかけで離婚を考えるのでしょうか?こちらは、TOP10までのランキング形式で見ていきましょう。Q. もしも夫にされたら真剣に離婚を考える行動1位:DV(78.5%)2位:生活費を入れない(76.2%)3位:浮気(60.8%)4位:借金(55.8%)5位:モラハラ(52.5%)6位:ギャンブル(49.2%)7位:愛情が感じられない(43.6%)8位:育児放棄(34.8%)9位:家事をまったくしない(18.2%)10位:親の面倒をみない(17.1%)「DV」には、「身体的暴力」や「精神的暴力」、「経済的暴力」など、種類も多様化していて、大きな社会問題のひとつとなっています。なかには、子どもに対しての暴力や子どもに「危害を加える」と脅すなどもあるようなので、1位になるのもうなずけます。また、TOP10には、「生活費」「借金」「ギャンブル」といったお金にまつわる項目が多くランクインしていて、離婚を考える上で重要視されていることがわかります。もうひとつ興味深いのは、9位「家事をまったくしない」の項目。18.2%とほかの項目に比べポイント数は高くはありませんが、共働き世帯が増えていることも関係しているのか、「家事は女性のやること」という考えがなくなってきている証拠ともいえそうです。出来ることなら、いつまでも円満に過ごしていきたいものですが、妻も夫も、そして子どももみんなひとりの人間。うまくいかないことがあって当然なのかも…。とはいえ、離婚というのは人生の大きな決断。ゆっくり時間をかけて考えて、決断すべきなのかもしれませんね。(文・三軒茶屋すみ子/考務店)
2018年03月05日日本では3組に1組のカップルが離婚しているといわれています。今や離婚は珍しいことではなくなってきているのです。ひょっとしたら、先々あなたにも訪れるかもしれない離婚についての知識が学べる記事をまとめました。その1●離婚しやすい夫婦の会話パターンは?離婚しやすい夫婦には、実はその会話に傾向があるそうです。特に、妻や夫の口グセを聴くと、その傾向が明らかに。いったいどんな口癖なのか、専門家にお聞きしました。▼続きはこちら▼その2●離婚した元夫と復縁できる?夫との離婚。時間と距離を置いて、再び落ち着いた関係に戻ることはできるのか。それとも、やはり、互い復縁をしない方が良いのか? 離婚後の復縁を成就させるためのOK行動も聞いてきました。▼続きはこちら▼その3●夫が別れを突然決意するときもしも、あなたの夫が突然別れを告げて来たら…。それは、突然ではなく、ずっと前から考えていたことなのかもしれません。夫に見限られないために、妻として重要なことは何なのか、調査しました。▼続きはこちら▼その4●結婚5年未満は離婚率が高い!ってホント?離婚率が最も高いのは、結婚5年未満なのだそう。はたして、どうして5年未満が離婚率が高くなるのでしょうか。離婚の危険度がわかるチェックリストも作成しました。▼続きはこちら▼
2018年02月22日結婚は人生のなかでも1位2位を争う重大なイベントです。どんな相手と結婚するかによって、その後の人生が大きく変わってしまうからです。特に女性の場合は妊娠・出産・子育てといったことや、今の仕事を結婚後も続けられるかどうかなど、男性よりも結婚の影響が大きくなります。高望みをしたり、慎重になってしまうのも仕方ないことかもしれません。しかし、実際のところ、そのような慎重な判断は幸せな結婚に結びついているのでしょうか。日本の離婚率とその中身ここで注目したいのが、離婚率です。3組に1組の割合で離婚しているというデータがありますが、この数字は結婚して間もないカップルに限定されたものではありません。20年以上結婚生活を続けてきたカップルの離婚の割合が多くなっているのが現状です。その20年以上前となる時期を振り返ってみると、バブルの絶頂期からバブル崩壊の時期に重なります。そのことから、20年を超えて離婚している人の多くは景気の良いバブル期に結婚したと言えるでしょう。この時期は「アッシー」や「メッシー」といった言葉が流行するほどに女性の売り手市場だった時代です。より見栄えが良く金銭的余裕のある条件の良い男性を、女性が選び結婚していたのです。「条件の良い結婚=幸せな結婚」ではないところが、20年が経ち、我慢の限界とばかりに次々と離婚してしまっています。つまり、どんなに良い条件で好きだと思った相手でも、結婚して幸せになれるとは限らないということです。背景にはバブル崩壊で不景気になったなど、経済的な要因もあるかもしれません。しかし20年も経てば、経済や社会情勢が変化するのは当然のことです。今、結婚を考えている人と条件は同じです。もちろん、結婚当時は満足だったのだから良い結婚だったのだろうという結論に至ることもできません。長い結婚生活を最終的に「良い結婚だった」と思えなければ、それは失敗なのです。これまでのことでわかるのは、吟味して良い条件だと思う相手と結婚することと、幸福な結婚生活とは全く別物であるということです。結婚はゴールではないとよく言いますが、まさにその通りだということがわかります。私達の人を見る目は案外当てにならないものなのかもしれません。運命の人は「とりあえず」の先にいるのかも?ならば運命の人はいないのかというと、そんなことはありません。それぞれがどのように行動するかによって運命の人が決まるのです。そう考えると、付き合う前から条件ばかり気にしたり、慎重になったりしているのは時間の無駄かもしれません。「とりあえず付き合ってみる」そして「悪い人ではないから」と、なんとなく結婚に踏み切ったとしても、互いが互いのために努力できる関係ならば、2人の生活は時間の経過と共により良いものになっていくはずです。条件を気にして慎重に相手を選び、その結果として離婚が待っているならば、「とりあえず付き合う」から始まる関係が運命の相手で、その人と幸せになれる可能性も十分に高いのです。
2018年01月09日テレビ・雑誌などメディアでも話題の性格診断「ディグラム」がココロニプロロに登場!「ディグラム」の考案者・木原誠太郎さんが「恋愛を科学する」をキーワードに、男心分析や恋愛ノウハウをご紹介!11月30日、木原さんの書籍『47都道府県格差』(幻冬舎新書)が発売されました。この本は、国が実施する全国調査と、ディグラム・ラボが保有するデータを土台に県民性の分析を行っています。今回はこの書籍から結婚にまつわるデータをちょっぴりご紹介します!■47都道府県・未婚率ランキングどうも、ディグラム・キハラです!今回は、47都道府県の恋愛・結婚のデータから「生涯未婚率」についてご紹介します。あの都道府県の「一度も結婚したことがない人の割合」は?国立社会保障・人口問題研究所の調査によれば、50歳までに一度も結婚したことがない人の割合を示す「生涯未婚率」は、2015年で男性は23.37%、女性が14.06%でした。調査上50歳までですが、男性で4人に1人、女性で7人に1人が独身を貫いています。〝未婚〞はとうに珍しくはない時代なのです。調査は5年に一度行われています。前回の2010年より男性3.23ポイント、女性3.45ポイントと、いずれも3ポイント以上伸びて過去最高を更新しました。男性は1970年まで、女性は60年までと、1%台が長く続いていましたが、その後増加傾向に拍車がかかっています。次に、男女別にデータを見てみましょう。生涯未婚率が高いのは、男性では第1位沖縄(26.20%)第2位岩手(26。16%)第3位東京(26.06%)第4位新潟(25.15%)第5位秋田(25.10%)次点の青森(25.03%)も25%を超えています。女性の生涯未婚率は第1位東京(19.20%)第2位北海道(17.22%)第3位大阪(16.50%)第4位高知(16.48%)第5位沖縄(16.36%)などが高くなっています。女性の場合、東京や大阪など大都市の未婚率が高い結果となりました。第1位の東京は二番目に高い北海道とも2ポイント近く差があり、突出しています。これは仮説ですが、仕事や生活環境といった面で大都市のほうが、未婚女性が暮らしやすいからではないかと考えられます。沖縄は全国トップの“自由恋愛”傾向男女ともに未婚率の上位にランクインしている沖縄ですが、離婚率も47都道府県の中で最も高くなっています。沖縄の離婚率の高さは、よく知られています。20代前半までに〝できちゃった婚〞する人や、DV(家庭内暴力)が起きて問題となる家庭が多いという噂を耳にする方も少なくはないはずです。果たして、生涯未婚率も、離婚率も高い沖縄県民にはどんな特徴があるのでしょうか。ディグラム・ケンミン調査の結果を見ると、沖縄県民の〝自由さ〞が垣間見えます。県民自身に「沖縄県といえば?」と聞くと、多くの人が「のんびり」「なんくるないさ(なんとかなるさ)」という言葉を挙げます。反面、言われたくない言葉としては「ルーズ」「いいかげん」などが並び、〝自由さ〞を沖縄県民自身も強く自覚しているようです。「恋愛は自由にするのが好きだ」という沖縄県民は男女とも全国1位です。全国平均41.3%を10ポイント近くも上回る県民の51.2%がそう答えており、身も心も縛られることを嫌う沖縄男女の奔放さが窺えます。いかがですか?同じ日本人でも、その土地の環境や文化によって性格や行動に差が生まれるのです。世界から見れば小さな島国の日本ですが、県民性という視点に立つとおもしろい結果が見えてきます。『47都道府県格差』では、「結婚」はもちろん、「仕事」や「お金」、「健康」にまつわる県民性の分析を行っています。もっと詳しく知りたい方はぜひ書籍を手にとってみてくださいね!木原誠太郎(ディグラム・ラボ所長)■オフィシャルサイト木原誠太郎のディグラム診断「ディグラム・ラボ」代表。電通やミクシィでマーケティング部門を担当したのちに2013年に独立。心理学と統計学をもとにした性格診断ツール「ディグラム」は、1400万人のデータなどをもとに独自に開発されたプログラムで、これを用いたカウンセリングには、専門家からの評価も高い。最近では、テレビ出演や書籍の出版、企業とのコラボレーションなど幅広く活動を行っている。■著書・『47都道府県格差』(幻冬舎新書)・『1400万人の新ディグラム性格診断』(ポプラ社)・『ディグラム性格診断〜本当の自分と相性をズバリ解明!』(ポプラ社)・『焼き肉屋で最初にタンを注文する女は合コンでモテる!―ディグラム分析でわかる恋愛・結婚の法則』(朝日新聞出版)■メディア出演・『性格ミエル研究所』(フジテレビ系)・『スッキリ!!』『有吉ゼミ』(日本テレビ系)など■新刊情報『占いを科学する!!! 完全版 最強のエレメント占い』(主婦の友社刊)
2017年12月20日3組に1組の夫婦が離婚していると言われる今の日本。また、未婚率も年々上がり、社会問題になっていますよね。こうした未婚率や離婚率の高さの原因は何でしょうか?現代社会における恋愛と結婚のあり方、両者の違い、“恋愛至上主義”社会と結婚の関係などについて検証していきます。■未婚率や離婚率が高い原因は?お見合い結婚が一般的だった時代は、自分の感情に関係なく夫婦になるのが当たり前。ふたりの間に愛がなくても、周りの人たちのお世話や紹介で出会って即結婚というケースは珍しくなかったようです。中には、男尊女卑的な考えを持つ男性や浮気性の男性と結婚しても、文句を言うことすら許されず、生涯、耐え続けた女性もいるでしょう。一方、現代は「結婚相手=愛する人」と捉える“恋愛至上主義”社会。出会った後に一定期間の交際を経てプロポーズ、そして結婚という流れが一般的ですよね。魅力的に思えますが、ひとたび恋愛感情がなくなってしまうと一緒にいる理由がなくなり、交際をやめたり離婚を考えたり。日本の未婚率や離婚率の上昇の一因は、この恋愛至上主義かもしれません。なお、恋愛結婚では約4割の夫婦が離婚している一方、お見合い結婚したカップルの離婚率は1割程度というデータもあります。■恋愛と結婚は違うの?よく話題になる、恋愛と結婚の違い。このふたつは別ものと切り分けて考えたほうがいいのでしょうか。恋愛は片思いのときに熱が高く、相手を振り向かせることにエネルギーを費やします。結婚を考えて交際をスタートするというよりは、交際すること自体が最終目標になってしまう人もいるほど。交際を楽しみながらも、結婚となると話がなかなか進まないカップルもいるでしょう。結婚を意識する頃にはお互いの熱が冷めていたり、経済的な問題や、独身ゆえの自由を失うことへの不安から、どちらかが結婚に積極的になれなかったりというケースも。交際期間ばかりが延びて、先の見えない不安に片方が耐えきれず、別れてしまうパターンも少なくありません。■恋愛と結婚にまつわる名言ドイツの詩人ハインリヒ・ハイネは、次のような名言を残しています。「恋にとって昨日はなく、恋は明日を考えない。 ただ今日だけを、完全な今日を要求する」長い結婚生活をイメージすることなくスタートした恋愛は、幸せで満足できる“今日”だけを追求。結婚後に熱を失うと“今日”が、延々続く“日常”であることにがっかりしてしまう人も少なくないでしょう。一方、フランスの小説家アンドレ・モーロワは、こんなことを記しました。「真に結ばれた夫婦にとっては、若さの喪失ももはや不幸ではない。ともに年老いることの楽しさが年老いることの辛さを忘れさせてくれる」この人がいれば、どんな苦境も乗り越えられる、年を重ねるのが楽しい、と思える相手となら、長い夫婦生活も幸せを感じながら歩んでいけそうです。“楽しい今日”を求める恋愛と“楽しい生活”を求める結婚は、全くの別物ではないものの、二アリーイコールといえるでしょう。恋愛至上主義の現代だからこそ、両者を切り分けて考えるべきなのかもしれません。■家族になるとはどういうこと?恋人として恋愛を堪能していたふたりの関係は、結婚して夫婦、そして家族になることでさまざまな変化を迎えます。大きく変わるのは見る方向。お互いを見つめ合っていた関係から、ふたりで同じ方向を見て協力していく、二人三脚のパートナーになるのです。自分たちの将来や子どものことなど、一生続いていく線路をひとつずつ歩んでいきます。また、ふたりにとって大事なものが、トキメキや刺激から信頼と安心に変化。お互いに心を許し合っているからこそ、ピンチのときも助け合える関係へと変わります。■終わりに相手に完璧を求めるのが恋愛関係だとしたら、お互いの足りない部分を理解・補完し合う関係こそが夫婦と言えるでしょう。恋愛と結婚は似て非なるもの。「恋愛はできるけど、結婚に至らない」「結婚は恋愛の延長線上にあるものではない気がする…」などと思ったら、一度、全くの別ものと捉えて結婚と向き合ってみるといいかもしれません。ライタープロフィールCherrysako広島在住のママライタ-。2015年に第一子(女の子)を出産。九州で生まれ、大学進学をきっかけに県外に出る。自身の就職、転勤をきっかけに様々な土地で暮らし、地元九州や各地域の魅力に気付く。結婚、出産を機に食の安全や食育に興味を持ち、家族の健康を守るために勉強中。子育てと夫婦関係の中で、家族という大切な人をきちんと大切にできるように、自分の心を特訓しながら家庭と仕事の両立に奮闘する日々。
2017年08月16日日本の離婚率は近年どんどん増加しているといいますが、中でも急増していると言われているのが、“熟年離婚”。熟年離婚は一般的に結婚生活が20年以上の夫婦の離婚を指す そうですが、50代以上の離婚を熟年離婚と呼ぶことが多く、定年退職や子どもの独立などを機に、夫へ離婚を切り出す妻が増えているといいます。端から見ると、「ここまで来てどうして今さら離婚?」と疑問に感じてしまうこともありますが、離婚を決意した妻の意志は固く、夫や子どもが説得しても思いとどまることはないようです。では、どのような男性が妻に熟年離婚を切り出されてしまうのでしょうか?熟年離婚される男性の特徴について、30代〜60代の女性にお話を聞いてみました。●(1)家庭を顧みず仕事に没頭『結婚してからずっと仕事一筋。妻や子どもと過ごす時間はほとんどなく、休みの日は家族サービスよりも自分の休息や趣味に時間を費やす。妻から見てそういう男性って、「今すぐにでも別れたい!」ってほどではないんですよね。離婚にはいろいろリスクもありますし、子どもにも迷惑がかかる上、仕事に一生懸命なことが離婚理由にはならない。だから子どもがいるうちは離婚しない。でも子どもが就職したり結婚したりして独立したら、もう夫に用はなくなる 。それで離婚に踏み切るのでしょう。友人にもいますよ、そういう人』(60代女性/専業主婦)稼いできてくれるのならそれでいいと割り切れる人にはいいのかもしれませんが、家事も育児もワンオペでやってきて、夫は一切家庭のことに関わろうとしないとなると、やはり不満が募ってしまう人が多いでしょう。夫婦は二人で家庭を築き、共に子どもを育てていくものですから、それをないがしろにしている男性に愛想を尽かしてしまっても無理はありません。●(2)モラハラ『自分が一番偉い、自分の意見が絶対という感じで、常に奥さんを従わせてきたような男性じゃないかな。長年積み重なってきた苦労や我慢が限界を迎えて 、熟年離婚に至るんだと思います』(40代女性/会社員)精神的DVとも言われるモラハラは、周りに理解されにくいものです。加害者も自分がモラハラをしているという感覚がありません。しかし、被害者側は心にたくさんの傷がついており、パートナーへの不信感は募っていくばかりです。そしていつしか修復できないほど心の距離が開いてしまっています。その結果、夫が家にいる時間が長くなってしまう定年や子どもが独立したことを機に、夫と離れて第二の人生をスタートしようと決意するのではないでしょうか。●(3)親の介護を妻だけに任せる『夫の母が熟年離婚していますが、その原因は義母の介護だったと聞きました。自分の母親の介護を妻にだけ押し付けて、自分は好き勝手やっていたみたい。しかも、義母には元気なとき、さんざんいびられたとか。恨みしかないのに都合よく介護をさせられて、我慢の限界だった ようです。それがあるからか、姑は私にとても優しいですよ』(30代女性/パート)嫁姑の仲が悪かったのに、それを夫が修復しないままきてしまった結果がこれですね。関係が修復されていないのに義理の母の介護を一人でやらされることになったら、相当なストレスでしょう。これは、離婚を切り出されてしまうのも無理ないなと感じます。----------いかがでしたか?他にもさまざまな原因や特徴があると思いますが、一つ言えることは、妻を熟年離婚に走らせてしまう夫というのは、長年妻の気持ちをないがしろにしてきている 、ということです。妻の気持ちを考え、思いやりを持って接していれば、妻から熟年離婚を切り出されることはほとんどないでしょう。世の旦那様方は、将来、妻から熟年離婚を迫られたくなければ、今一度自分の妻への言動を振り返ってみてはいかがでしょうか。●文/パピマミ編集部●モデル/KUMI(陸人くん、花音ちゃん)
2017年08月02日子どもがいない共働き夫婦、いわゆる「DINKS」は、子どもがいないことも一因となり、離婚率が高いと言われています。子どもがいる夫婦の場合、夫婦間に問題が起きたり溝ができたりしたときにも、子どものことや経済的なことを考えて離婚を思いとどまるというケースが多いですが、DINKSは夫婦共に収入がある上、子どもがいないため、比較的簡単に離婚に踏み出せるのでしょう。こうした理由から離婚率が自ずと高くなってしまい、夫婦関係が淡白だと勘違いされやすいDINKSですが、子どもがいなくても夫婦仲の良い家庭はたくさんあります。そこで今回はDINKS夫婦に、円満な夫婦関係を保つ“週末の過ごし方”についてお話を聞いてきました。夫婦円満のヒントにお役立てください。●(1)街散策『大体昼過ぎに起きて 、軽くパンを食べたらゆっくり支度して出かけます。気分次第で吉祥寺とか自由が丘とか神田とか、いろいろな街へ散策に出かけます。二人とも写真を撮るのが好きなので、カメラを持って、ぶらぶら適当に歩く感じです。疲れたらカフェで休んだり、おもしろそうなお店を見つけたら入ったり。夜はその街で人気のお店で食事して、お酒を飲んで帰ります 。何気ない週末ですが、この時間が日頃の仕事の疲れを癒してくれるんです』(30代男性/会社員・結婚5年目)わが家も猫を飼う前はこの方と同じような週末を過ごしていました。特に何か目的があるわけでもなく、ぶらぶらと街歩きを楽しんで、おいしいものを食べて帰る……それで疲れがリセットできるんですよね。●(2)家でDVD鑑賞またはレイトショーへ『うちは二人とも映画好きなので、昼過ぎにランチを食べに出かけ、帰りにレンタルショップへ寄ってDVDを何枚も借りてきます。あとは疲れるまで、部屋を暗くしてお菓子を食べながらDVD鑑賞 です。夫はたまに寝てますけど(笑)。映画はあまり映画館で観ないんですが、観るときはレイトショーへ行きます 。安いし、遅い時間は子ども連れのお客さんがいなくて静かなので、落ち着いて観られるから好きです』(30代女性/会社員・結婚8年目)映画館へ行くより家でDVD鑑賞、というのはわかります。落ち着いて観ることができるし、人目を気にせず映画に入り込めますからね。レイトショーも映画館のある場所によっては空いていていいですよね。子どもがいたら深夜に映画を観に出かけることなんてできないと思うので、これはやはりDINKSならではかなと思います。●(3)ジムで汗を流す『私はマラソン、夫は登山が趣味。お互いに体を動かすことが好きなので、週末は一緒にスポーツジムへ行ってトレーニング しています。最初のうちは二人で行動していましたが、今はジムに着いたら解散。それぞれの好きなことをして、夕方合流。その後晩ご飯を食べながらお酒を飲んで帰ります』(40代女性/パート・結婚14年目)なんとも充実した一日!たくさん汗をかいてスッキリした後のご飯とお酒は最高においしいでしょうね。一緒に同じ場所へ行くけれども別行動、というのもお互いを尊重しあっていて羨ましいです。ベタベタしていないけれど仲が良い夫婦、という感じが伝わってきます。●(4)プチ旅行『祝日があって3連休だったら普通に遠出して旅行へ行きますが、土日だけの休みだったら車で近場の温泉へ出かけたり、旬のフルーツ狩りへ出かけたり 、ちょっとしたプチトリップをしています。以前、夫が「どうしても福岡で焼きラーメンが食べたい!」って言い出して、急遽、土曜の夕方に東京から福岡まで行ったことがあります。なかなかハードでしたが、屋台を満喫できて楽しかったですよ』(30代女性/会社員・結婚9年目)思い立ったらすぐに遠出できてしまうところも、身軽なDINKSならでは。大人二人であれば、交通手段も泊まるところも融通が利くので出かけやすいんですよね。----------子育て世帯とは異なる夫婦の時間の過ごし方、いかがでしたか?今回お話を聞いた方々は、みなさん基本的に週末は外食するということでした。そのため、外食費はかなりかかっている様子。また、興味深かったのは、休みの日に起きる時間。みなさん、昼近くまで寝ている、昼過ぎまで寝ている、とのことでした。子どもがいたら朝早くに起こされてしまったり、子どもに朝食を食べさせなければならなかったりしてなかなかゆっくり寝ていられないこともあると思います。その点、大人二人だといつまででも寝ていられるようです(もちろん早起きのご家庭もあるでしょうが……)。子どもがいないと夫婦仲が続かないのではないかと思う方も多いようですが、ご紹介したように、週末を二人で楽しんでいる夫婦はとても仲が良いです。DINKSにとって、お互いを尊重しつつ二人の時間も大切にする ことが夫婦円満の秘訣と言えるのではないでしょうか。●文/パピマミ編集部●モデル/福永桃子、藤沢リキヤ
2017年07月31日マッチングサイトや婚活パーティーなど新しい出会いのツールが生まれる一方、消えることなく今も行われている正統派の"お見合い"。新しいツールに比べ面倒で時代錯誤なイメージなのに…なぜ、無くならないのか?!今日はそのヒミツを教えちゃいます!相手の身元や素性がしっかりしているお見合いサイトと正統派お見合いの1番の違いは"仲介者"と呼ばれる間をとり持つ人物がいることです。世話好きのご近所さんや上司、親や親族など"知っている人"が間に入り話が進んで行きます。また直接会う前には、手書きの身上書(履歴書のようなもの)としっかりと顔のわかる写真がそれぞれの手に渡ります。これらから真剣さや性格を垣間見ることも出来ますよね。この相手をしっかり知ることの出来る仕組みのおかげで、結婚する前と言ってることが違う!嘘を付かれてた!なんて揉め事が少ないのです。結婚ありきで話が進むお見合いは、する前から結婚に対して覚悟が必要なものです。それは仲介者や両親など、お見合いする時点ですでに自分達だけではなく周りを巻き込んでいるから。また、話を進めるか辞めるか、決められた期間内に仲介者へ返事をしなくてはいけません。ゆえに、なんとなく付き合ってみる…?なんてことはまずありません。直接本人に言うわけではないのでお断りもしやすいのも特徴ですよね。身上書を作ったり写真を撮りに行ったりと面倒なことも多いという点でも"本気"でないと出来ないのです。親同士が揉めない"結婚ありき"の特徴として、正統派お見合いは基本的に両家の両親、仲介者も同席をします。出会いのときから家同士のお付き合いということです。このことは、双方の真剣度を高めるだけでなく親同士が揉めることを避ける効果もあるのです。親、家同士が揉めることで結婚話が消えてしまった…結婚はしたものの気まずくなり結局別れてしまった…これらは意外とよくある話。2人の気持ちだけではなかなか上手くいかないのが結婚です。両家の関係は夫婦関係にも影響します。良好にこしたことはないですね。お見合いをする男性は家柄の良い人が多いのも特徴です!玉の輿のチャンスかも!?
2017年05月16日いつも“だめんず”と付き合っている女性の多くが“長女”だという可能性が出てきました。長女がだめんずに引っかかりやすいのはなぜでしょう。長女の特徴や恋愛傾向から紐解きます。長女の特徴長女にこんなイメージをもつ人は多いのではないでしょうか。・甘え下手・つい我慢してしまう・お節介・頼まれると断れない・真面目兄がいる人はまた別ですが、第一子として生まれてきた長女はこんな性格の人が多いようです。長女は「しっかりしなさい」と言われますよね。すると、それに応えるために「しっかりしなきゃ」「お姉ちゃんなんだからやってあげなきゃ」という考えになることが多いようです。つまり「本当はやりたくなくても自分がやるしかない!」と頑張ったり、出来ない人がいると「助けなきゃいけない」と思ってしまう人が多いということ。さらに、甘え下手に育ってしまった長女は「出来ないからやって欲しい」という言葉を口に出せない人が多いのではないでしょうか。だめんずと長女そんな長女の恋愛傾向には独特の共通点があるります。「出来ないなんて口が裂けても言えない」という女性は、周りから見ると“強い女性”ですよね。すると、「頼られたい」という男性よりも「頼りたい」という男性から人気が集まります。ただの甘えん坊タイプなら良いのですが、それが “だめんず” だったら厄介です。実際、あるアンケートで100人の長女に「だめ男に引っかかったことがあるか」と質問したところ、「はい」と答えた人は62人もいました。また、頼られると断れないだけでなく、困ることを予想して先に手助けしてしまう面倒見の良さが災いして、ただの甘えん坊タイプの男性をだめんずに変身させてしまうことも多いでしょう。一度ならまだしも、何度もだめんずと付き合ってしまうことは絶対に避けたいですよね。甘えん坊タイプの男性と相性が良いのは確かですので、必要以上に世話を焼かないように気を付けることで、だめんずへの変身を防ぐことができるかもしれません。
2017年01月30日彼氏と別れて、冷却期間をある程度とったのであれば、クリスマスは復縁の大大大チャンスです!普段は仕事に追われて恋愛なんてそっちのけの事が多い男性も、クリスマスだけは別物のようで・・・人恋しくなる人も増えるみたい。復縁はきっかけが何よりも大切だと言われますが、クリスマスに復縁のきっかけを作るのはかなり成功率が高い方法だと言われます。どのようなアプローチをかければ、別れた彼氏の気持ちを取り戻すことができるのでしょうか。どうしてクリスマスが復縁のチャンスなの?男性も1年に1度究極に寂しくなるのがクリスマス。なぜなら、恋人がいる男性はこの時期ばかりは好きな女性に時間を割いて自分に付き合ってくれないからです。一人ぽつんとチキンをかじるなんて・・・屈辱の極み!クリスマス一人でいる事は男性にとって「負け組み」のレッテルを貼られてしまう事であり、余計に「俺ってダメな奴」という気持ちになってしまうみたい。この時期に、女性からのアプローチがあると男性の心は舞い上がります。それが別れた彼女であっても、ある程度嫌な記憶が払拭されていれば「寂しいよりマシか」と連絡を取ってくれたり、再会できたりする可能性も高くなります。いつくらいからアプローチを開始すれば良いの?クリスマスに復縁をしようと考えているなら2〜3週間前からのアプローチが必要です。クリスマス前日に「会いたい」なんていきなり連絡がくるよりも、相手も心の準備ができますし、お互いの気持ちを高める時間も必要でしょう。12月になると、クリスマス商戦も始まり街もクリスマスムードに包まれます。この時期から寂しくなり始める男性も増えるのでアプローチを開始するには良い時期なのです。焦ってアプローチするのは危険!しっかり調査をでも、彼に付き合っている彼女がいたらどうでしょう。あなたの復縁したい気持ちだけが強く伝わり、相手に避けられてしまう恐れもあるのです。クリスマス復縁を目指している方は特に、彼に彼女がいるのかいないのかのチェックだけは忘れずにしておきましょう。そのためにも、少し早い段階で、上手にお互いの近況報告などをしあいながら、何気なく彼女のアリナシを確認する事が必要なのです。再会はイメージチェンジで望む彼と上手くやり取りする中で、お互いに寂しいもの同士再会しようかなんて段取りが付く場合も多いです。もし、彼に会うチャンスが出来たら、付き合っている頃の自分とはちょっと違う自分で会うことが復縁成功の鉄則です。髪の毛を切る、洋服のイメージを変えてみるというイメージチェンジをして彼に会えば、彼は元カノという目ではなく、新しい女性という目であなたを見てくれるはずです。彼の意識が変われば、彼の方からのアプローチも強くなり、復縁が成功しやすくなります。クリスマスまでもう少しです。復縁には大きなチャンスになるこの時期を上手に使って、元彼の気持ちをグッと近づけましょう。
2016年12月09日みなさんはお見合いに対してどんなイメージをお持ちですか?「なんとなく恥ずかしい」などの声を聞きますが、そのネガティブなイメージはどこから来るのでしょうか。そりゃまあ、恋に落ちた相手と一生一緒にいられたら間違いなく幸せでしょう。でも、婚活業界では「恋愛結婚での離婚率は40%、お見合い結婚では10%」と言われています。この差はいったい何を表しているのか?もしかしてお見合いのほうが幸せになれる?お見合い結婚についてあれこれ考察してみました。◆お見合い結婚のメリットそもそも、お見合いとは純粋に「結婚」を目的としたシステムです。通常の「出会って、恋に落ちて、愛を育み、結婚へ」という流れとは全く違うプロセスで結婚へと突き進んでいくから、無駄がないのです。◎結婚への最短距離!結果が出るのが早い基本的に、お見合いから3ヶ月以内に結婚するか否かを決定する、というしきたりになっています。つまり、どちらかが「ちょっと無理かも」と思ったら、すぐに「次行け、次!」となるわけです。◎下手な気持ちの駆け引きがいらない何しろ目的=「結婚」というシンプルさなので、答えはイエスかノーかの2択。気を持たせるのは相手に失礼とされているし、駆け引きなんてしているヒマはありません。ですから、お互いの気持ちに振り回されるようなことも少なく、疲れません。◎相手のスペックが確か仲介者が親類や上司などの場合、たいてい「下手な相手を紹介するわけにはいかない」と思っているので、客観的に見て自分に釣り合った相手を紹介されることが多いもの。当然ですが、間に人を挟んでいるから「世間の目」が働き、ヤリ目など不誠実な行為の可能性も極端に低くなります。◎仲介者がいるので断りやすい合わないな、と思ったら、本人に直接言うのではなく、仲介者にその旨を伝えるのがお見合いのルール。つまり、悶々と考えた挙句の別れ話がこじれて…なんて面倒くさいことは一切ありません。いかがですか?結婚を真剣に考えると、お見合いしたくなってきませんか?…って、まるで筆者が近所の世話焼きなおばさんのようですが。◆お見合い結婚の離婚率が低い理由ここで不安になるのは「よく知りもしない相手と一緒に暮らして大丈夫なの?」ということ。ですが、その答えは「離婚率の低さ」にはっきり表れているのではないでしょうか。◎条件に合うか否かを見極めやすい結婚は人生の一大事。それだけに、お相手への条件はしっかりしておきたいものですよね。お見合いでは恋心につきものの「アバタもエクボ」的な判断力の低下がないままお相手と接するので、本当に自分が思う「結婚相手の条件」に合う人かどうかを見極めやすいと言えます。◎親族間のストレスが少ない当然ですが、お見合いというのは相手選びの段階から両家の親が絡んでくるので、親が反対する相手と無理に結婚…ということは少ないと思われます。また、仲介者の存在が「世間の目」の役割を果たすこともあり、結婚後の親族間のトラブルが少ない、と言われています。◎結婚してから始まる恋もある条件が先に立ち、相手の内面がよくわからない状態でする「お見合い結婚」は、多くの場合「この人とずっと一緒にいたい」というよりも「一緒にいて嫌じゃない」というところから始まります。最初から相手に求めるものが少ない分、一緒に暮らすうちに「こんな素敵な一面があったんだ」とポイントが加算されていき、年を経るごとに相手を好きになる…というカップルも多いよう。これこそまさしく、ゼロから始まるストーリー、なのかもしれません。もちろん、そうでない夫婦もたくさんいるはずですが、それでも離婚を踏みとどまるだけのメリットがある、或いは離婚するほどの理由がない、ってことではないでしょうか。◆お見合いは選択肢のひとつというわけで、お見合いのメリットばかりを挙げてきましたが、「やっぱり好きな人と結婚したい(したかった)」と言う女性はたくさんいます。出会いがどんな形であれ、幸せの基準は人それぞれ。自分が納得する形で、生涯愛せる人と共に暮らしたいですよね。でも、今まさに結婚を真剣に考えているのなら、そのためのシステム「お見合い」を利用してみる価値は大いにありそうです。何しろ、お相手選びに無駄がない!手っ取り早い!というのがウリですから。効率的に人生のパートナーを探し、そこから長い時間をかけて愛を育む…という人生も、悪くないのかもしれません。ライタープロフィール石村佐和子エディター・Webディレクターを経て、結婚、出産後、フリーライターに。微妙に偏った恋愛経験を持つ、アラフォー二児の母。好きなことはモノ作り、工場見学、カフェ巡り。将来は陶芸などしながら優雅に暮らしたいと目論んでいます。
2016年11月27日恋愛の成功率を高めるキーになるのは「会話力」です。知人から友人、友人から恋人、会話することがそれぞれの進展のきっかけになるのです。つまり、会話上手な女性は恋愛に有利というわけです。そこで、誰でも会話力を高められる簡単なテクニックを紹介します。スポーツを好きになれば当分ネタに困らない気になる男性がスポーツ好きなら、あなたもそのスポーツに興味を持つことをおすすめします。例えば、気になる男性が野球好きだとします。野球は春から秋まで行われているため、もしあなたも野球が好きになれば、野球というたった一つのネタで半年間も会話が楽しめるのです。ドラマや映画は、確かに会話ネタとしては効果的ですが、いずれも一つの作品が短期間で終わってしまうのが欠点です。その点、スポーツは1シーズンが長期間行われるため、会話のネタとして長く使えるのです。オチがなくても平気会話が苦手な女性は、自分の話すことはつまらないと思ってしまいがちです。だから会話に自信が持てないのです。しかし、男性との会話はマンガでもドラマでもないわけですから、特別なオチが必要というわけではありません。例えば、あなたは昨晩特に何もすることがなく、普通にお風呂に入って寝ただけの夜だったとします。だったらそのまま、「昨日はやることもなかったし、お風呂に入って寝ちゃった」とそのまま言えばいいのです。こうした何気ない私生活の過ごし方も、立派な会話として成り立ちます。男性の話には会話のネタが潜んでいる会話のネタに困ったら、男性が話すことから会話のネタを探しましょう。その気になれば、男性のたった一言のセリフからでも会話のネタはいくらでも見つかります。例えば、男性が「昨日は仕事が忙しくて大変だった」と言ったとします。この一言だけでも、以下のようなネタが見つかります。・何時頃に家に帰ってきたのか?・どんな仕事をしているのか?・忙しいことが多いのか?・疲れているなら、今こうして会話していても平気なのか?・明日も忙しいのか?男性のたった一言のセリフから、こんなにもネタが発見できるのです。さらに、それに対してあなたがどう思うか、あなたの仕事はどうなのかも含めれば、会話のネタは無限に広がります。会話上手になるためには、会話のネタを深刻に考えないことです。そもそも、劇的で感動する毎日を過ごす女性なんてまずいませんから、特に会話のネタがないというのはある意味当然なのです。オチのある楽しい話をしようと悩まず、普通にあなたの生活や趣味を話してください。そうすることで、結果的に楽しい会話ができるのです。
2016年09月28日25歳になるまでに、決断しなければならないことはたくさんあると思います。進学、就職など、人生が目まぐるしく変わる時期でもあるので、その度に大事な決断を迫られることも。しかし、実は25歳までは重要な決断をしない方がいいという説もあるのです。それは脳の成長と大きな関係があるのだとか。■前頭葉が完成していない!?前頭葉というのは、脳の最高中枢機関。「この行動をしたら、未来にどんな結果をもたらすか」「これはしてはいけない」「違う点同じ点はここだ」などといった判断をつかさどっています。この前頭葉が未発達だと、感情に任せてふさわしくない判断をしてしまったり、簡単に相手を傷つけたりしてしまうことも多いよう。実際に25歳以上の人に話を聞くと、「25歳を超えたあたりから、物事に対して慎重になった」「若いころはとにかくキレやすかったけれど、最近は『まるくなったね』と言われる」など、25歳を超えてからいわゆる「大人になった」と感じる人もいるようです。これは25歳を過ぎたあたりから、前頭葉がきちんと発達し、人間として適当な判断ができるようになったから、とも言えるのかもしれません。■新卒入社は失敗して当たりまえ?ということは、新卒で入社する会社を決めるくらいの年齢は、まだ前頭葉が完成していない年齢ということになります。自分はどんな仕事をするべきなのか、自分に合っている職種は何か、自分が優先すべきことは何なのか……まだきちんと判断できないということでしょうか。そんな適正な判断ができない時期に、一生の決断をするのは無謀ともいえる行為。新卒で入社した会社が、のちのち「自分には合わない」と感じるのは当然なのかもしれません。未だに「新卒入社したら3年は勤め上げろ」などと言われていますが、自分の未完成な前頭葉が下した判断に、そこまでこだわる必要もないはずなのです。むしろ、間違った判断のまま、その後の人生を形成する一番大切な時期を過ごすのは、将来の自分のためによくないことと言えそうです。とはいえ、転職も人生の大きな決断の一つ。25歳を過ぎるまではその決断が正しいといいがたいので、25歳になるまで転職は我慢したほうがいい、という意味にも捉えられます。どちらにしろ、自分の後悔しないような判断ができればいいですね。■結婚は25歳過ぎが無難説就職のほかにも、人生の大きな決断といえば「結婚」がありますよね。結婚は30歳手前くらいにしたいな……と考えている人もいると思いますが、これも理にかなっていることだと言えます。前頭葉の完成していない25歳以前は、感情に流されがち。ただ単に「好き!」という気持ちだけで結婚を決めてしまう人もいるのではないでしょうか。たしかにそれで幸せになっている人は世の中にたくさんいますが、中には「間違った選択だった」と後悔する人もいるよう。実際に25歳までの離婚率は非常に高く、ほかの世代に比べると頭一つ飛び出しています。やはり若いうちの結婚は勢いに任せてすることが多く、未来をきちんと見据えて判断することが難しいのは、前頭葉が関係しているからなのではないでしょうか。■結婚は早すぎても遅すぎてもダメ?しかし、「20代前半に次いで離婚率が高いは、35歳~40歳までに結婚をした人」という一説もあるのだとか。なぜ35歳以降の離婚率が高いのか、それはそもそも結婚に向いていないから、結婚も遅かったという理由も一つのよう。適齢期をすぎるまで結婚できなかったのは、その人になんらかの理由があると考えられてもしかたないのかもしれません。また、過去に付き合った異性もそれなりにいるはず。忘れられない人がいたり、元カレとまだ関係が完全に切れていなかったりして、離婚の原因になってしまうのだそうです。勢いで結婚してしまいがちな20代前半も慎重になるべきですが、アラフォーになっても焦って結婚するのも、ある意味離婚の可能性を高めてしまうのかもしれません。とはいえ、人の成長には個人差がありますし、自分が「結婚したい」「転職したい」と思えた時がベストなタイミングとも言えます。自分の決断に責任を持つことができれば、もう立派な大人。後悔のない人生にしていきたいものです。
2016年09月11日一目ぼれで恋愛をすると、長期的な付き合いや結婚をする人がおよそ7割だということをご存知ですか?おまけに、結婚した女性の離婚率は、たった6.9%だといいます。これは、全体の離婚率がおよそ5割であるということを考えると、驚くべきこと。なぜ、一目ぼれによる恋愛はうまくいくのでしょうか?私たちは普段から、無意識で人を選別している私たちは、自分の知っていること、理解していることを心地よく感じるといいます。「類は友を呼ぶ」といいますが、あれは無意識のうちに、自分と似たような人と互いに惹かれるから、結果として似たような人が集まるんです。相手の雰囲気や立ち振る舞いから、自分と似たような価値観や背景を持っていて、似たような環境で育ってきたことを察知する-そうしたことを、私たちは無意識で行っています。一目ぼれは、脳が生み出す一瞬の判断私たちの行動や判断には「無意識」と「意識」に分かれていますが、その比率を比べるとなんと9対1!つまり、私たちの行っているほとんどのことが、無意識によって決められているということなんです。一目ぼれは、こうした無意識の判断を男性相手に行ったもの。そして、直感の7割が正しいといわれています。だからこそ、一目ぼれから始まった恋愛は長続きしやすいのかもしれませんね、運命的な出会いに備えるために自分が一目ぼれをする、もしくは男性が一目ぼれをしてくれるチャンスは、いつ訪れるかわかりません。日々の生活のどこかで、運命的な出会いをする可能性だってあるのです。いつでもそんなときが来ても良いように、いつでも身なりを整え、笑顔でいておきましょう。そうすれば、今まで知らず知らずのうちに、逃していたチャンスを掴めるかもしれませんよ?
2016年08月15日12年ぶりの金メダルに輝いた、9日の体操男子団体決勝・表彰式の視聴率(5:47~7:31)は、早朝にもかかわらず18.0%に達し、占拠率は41.9%を記録した。この余韻は収まらず、夜(19:30~20:50)に放送されたハイライトも、14.7%の高視聴率となった。さらに、福原愛選手の快進撃が続く卓球も、4回戦・女子シングルス(8:15~9:09)が13.4%。この次の準々決勝のほか、「ラグビーフットボール男子予選・イギリス×ケニア」「ラグビーフットボール男子予選・ニュージーランド×日本」が放送された時間帯(22:00~24:50)も、深夜にもかかわらず10.9%をマークした。上記の放送は、いずれもNHK総合。視聴率の数字は、ビデオリサーチ調べ・関東地区。
2016年08月10日参議院選挙が7月10日に行われました。最終的な投票率は54.70%。前回3年前の選挙を2.09ポイント上回ったものの、戦後ワースト4位の投票率の低さでした。最近「投票率が低くなった」ということが盛んにニュースに取り上げられます。実際はどうなっているのでしょうか。また、事実だとしたら、その原因は何があげられるのでしょうか。原因を探るために、まずは総務省「国政選挙における投票率の推移」から、衆議院選挙と参議院選挙の投票率のグラフを見てみましょう。全体をみると、昭和の頃は60%を超えるのが一般的だった投票率は、平成になってからは60%台か、あるいはそれ以下になることがめずらしくありません。衆議院選挙では平成17年と平成21年に70%近い投票率を記録したものの、それ以外では平成以降、65%を下回っています。参議院選挙においては、平成4年以降、投票率が一度も60%を上回ったことがありません。次に、『THE PAGE』の「東京都知事選挙の投票率推移 / 2014年は過去3番目の低さ」から、都知事選の投票率も見てみましょう。平成元年は1989年からスタートしているので、やはり平成になってから投票率は全体的に落ちているということが分かります。なぜ、平成の世になってから投票率が下がってしまったのでしょうか。その原因は、昭和から平成の世の切り替わりのときに生じた出来事が背景となっていると考えられます。以下から、3つの大きな原因を挙げていきましょう。■1:平成の世になってイデオロギー対立がなくなったからここでいったん、昭和から平成への切り替わり時期に何があったかを振り返ります。[1985年]:ソ連における「ペレストロイカ」により共産圏において市場経済が導入される[1989年]:ベルリンの壁崩壊、および東欧諸国の独立[1991年]:ソ連崩壊、冷戦の終結この時期、戦後すぐにスタートした東西対立である「冷戦」が終結しています。冷戦とは、「民主主義」と「社会主義」のそれぞれによるイデオロギー対立のことです。この冷戦終結に伴い、日本の政治構造も大きく変化しました。それまでの日本の政治においても、「『自民党』対『社会党』」を軸としたイデオロギーの対立が中心でした。当然、選挙において唱えられるのもイデオロギーです。イデオロギーとは、それぞれが主張する政治の在りようの正しさのことをいいます。自民党は民主主義の正しさを、社会党は社会主義の正しさを訴え、得票を争うのが昭和の選挙でした。イデオロギー対立は一般民衆には分かりやすいというメリットがある一方、具体性に欠けるというデメリットがあります。ただ、冷戦当時は日本の戦後復興や高度経済成長期とも重なり、「どちらの政党がより国民の生活を豊かにしてくれるか」についての民衆の関心がきわめて高かった時期です。イメージの分かりやすさはそのまま政治への期待にもつながり、具体性の欠如はそれほど重要ではありませんでした。それゆえ、当時の選挙は国民の強い関心事のひとつであったのです。しかし、昭和から平成への時代の切り替わりとともに、冷戦が終結し、各党も主張すべきイデオロギーがなくなります。イデオロギーの消滅は、国民にとっては分かりやすさの消滅を意味します。そのため、次第に投票所から国民の足が遠のいていきました。■2:政策科学中心になったことで各党の公約が似たり寄ったりになったから昭和から平成の世に切り替わり、主張すべきイデオロギーがなくなったことにより、各党はそれまで欠如していた「具体性」を公約に持たせるための対策をしなければならなくなりました。そこで出てきたのが「政策科学」です。政策科学とは、アメリカを発祥とする政策研究で、国民の政治に対するニーズやウォンツを調査し、それに基づいて政策を検討し立案するというものです。「若年層には就職先を」「子育て世代には保育園を」「現役世代には減税を」「高齢世代には手厚い医療を」といった内容がこれにあたります。視点を変えれば、民間企業が消費者の動向調査やアンケートなどを実施し、それに基づいて商品開発を行うマーケティングと中身は同じだと言えます。つまり、イデオロギーを失った各政党は、リアルな国民の声を重視し、それを選挙の得票率に反映できるよう、より合理的により具体的な公約を練るようになったのです。より国民の生活に近い政治や選挙になったのはよかったものの、各党の調査対象が同一の「国民全般」であったため、掲げる公約も同じようなものになってしまいました。そのため、国民にとっては、各党の違いが分かりにくくなり、政治や選挙への関心をさらに低めてしまうことにつながったのです。■3:政治家の相次ぐ不祥事により政治不信が高まっているから平成のスタートはバブル崩壊と前後しています。同時に、政治家の不祥事が相次いで露見しました。1988年のリクルート事件、1989年の宇野首相の不倫疑惑、1992年の東京佐川急便事件などにより、著名政治家の贈収賄や汚職などに絡むニュースが連日テレビやラジオから流れるようになりました。これに伴い、それまで政治に期待と関心を寄せていた国民も一気に政治不信に陥ります。バブル崩壊に伴う不景気もこれに拍車をかけ、国民は投票所へ足を向けなくなってしまいました。*これらに加え、最近では、投票の政治に対する影響への疑問も投票率を下げる要因となっています。「政治家は『あなたの一票が社会を変えるのです!』と言うものの、これまで投票してきて実際に政治が変わった手ごたえが感じられない」と誰もが思っているのです。そのため、近年は、政治に期待せず、みずからNPOやボランティア団体を立上げ、直接国民の生活の向上に貢献する人が増えてきました。そういった団体の出身者の方が選挙に立候補するケースもめずらしくありません。「投票所に足を運びましょう」という前に、なぜ国民が政治に関心を持たなくなってしまったのか、その背景や原因をきちんと分析し、投票に行きたくなるように政治・行政側がイメージアップをコツコツ行うことの方が大事なのかもしれません。(文/税理士・鈴木まゆ子) 【参考】※国政選挙における投票率の推移-総務省※東京都知事選挙の投票率推移 / 2014年は過去3番目の低さ-THE PAGE
2016年07月26日アメリカの調査によると「一目惚れで結婚した夫婦は上手くいきやすい」というデータがあります。アメリカの離婚率が50%なのに対し、一目惚れで結婚した女性の離婚率は10%以下。人間は本能的に考え方が似ていたり、行動パターンが近かったりする相手に一目惚れする傾向があるそうで、離婚率が低い理由は“価値観が似ている”からだと言われています。■日本での離婚の現状厚生労働省によると、日本では3組に1組の夫婦が離婚している現状。そして、最も多い離婚原因が「価値観(性格)の不一致」です。一目惚れ結婚した夫婦は価値観が似ているわけですから、少なくとも離婚原因の一位には当てはまらないことが分かります。では、なぜ一目惚れで結婚した夫婦は離婚率が低いのでしょうか。“一目惚れ夫婦”が離婚しにくいといわれる、3つの理由をご紹介しましょう。■相性は遺伝子レベルで察知する!?女性には“自分の遺伝子から遠い男性”を嗅ぎ分ける能力が備わっているそう。自分の遺伝子と遠いほど健康的で丈夫な子供が生まれるといわれており、一目惚れと思っていても実は遺伝子で選んでいるという説もあるのです。本能的に遺伝子レベルでの適合性を察知することが、一目惚れや相性の良さにつながっているのではないでしょうか。 ■「所有効果」が働いている一目惚れの片想いから始まり、アプローチや告白などの過程を経て実らせた恋。その恋愛は特別な価値があるものだと思い込み、手放したくないという気持ちが強くなります。これを心理学では「所有効果」と呼んでおり、多少の危機や障害があっても所有効果が働いて関係を持続させようと努力する傾向があります。■相手に求める条件が低い通常の恋愛は、収入がいいとかルックスがいいとか、条件面も判断基準になります。そのため、条件が悪くなっていくと別れの原因になります。ところが一目惚れは直感的に相手を好きになるわけですから、ほかの条件はあまり気になりません。少しくらい条件が悪くても、よほどのことじゃない限り妥協できるのです。また、一目惚れで片想いしている最中は一方的に相手のことが好きですから、なるべく相手に好かれるために考えや価値観を受け入れようと努力します。こうした歩み寄りにより、徐々に「似たもの夫婦」になっていくのではないでしょうか。あなたは一目惚れしたことがありますか? もし一目惚れを経験したことがなければ、まだ“運命のパートナーと巡り合えていない”ということかもしれません。今後、直感的に男性を好きになったときは、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。
2016年07月16日アメリカのロチェスター大学准教授のRonald Rogge氏の研究によると、夫婦で恋愛映画を観ると離婚率が下がる効果が期待できるのだそう。結婚3年以内の夫婦に協力してもらい、・二人そろって恋愛映画を月に5本観る・その内容について夫婦で話し合うという条件の実験をしました。すると、夫婦の関係性が飛躍的に向上し、実験を行う前よりも相手に対して愛情が深まったという結果が出たそうです。疑似体験で愛を再確認この実験のポイントは、一緒に観た恋愛映画の内容を二人で語り合うところ。ストーリーについて振り返るとき、主人公の目線になって感情移入することで恋愛を疑似体験するような感覚になるのだそう。その感覚と自分たちが結婚する前の恋愛を無意識に重ね合わせ、夫婦が特別な関係であることを再認識するのです。重要なのは、登場人物の行動や気持ちについて二人で語り合い、自分たちとリンクする点があるかを考えること。また、映画内の試練や主人公の立場を自分に置き換え、あとで話し合う際に「あんなとき私だったらどうするかな?」と本能的に考えることも大事なのだとか。お互いに気づいたことを話し合っていくうちに、「私たちはどうなんだろう?」と考えることが二人の今を見つめるきっかけになるのだとか。そうした時間は、夫婦にとって不可欠で有意義なコミュニケーションに。今の関係性や二人の将来について考えるきっかけとなり、愛を育みやすくなるのだそう。自然に離婚する要因も減り、将来を見据えた夫婦の関係が築きやすくなるという効果も。とてもシンプルな方法なので、ぜひ試したくなりますよね。 レンタルDVDがおすすめ最近では映画の正規専門サイトでダウンロードすれば気軽に映画が観れる時代ですが、できるならレンタルショップまで足を運んでDVDを借りたほうが好ましいですね。なぜなら、一緒にDVDを選ぶこともコミュニケーションになるからです。自然と会話もはずみ、スキンシップもとりやすくなります。「ねぇ、どれにする?」「前から観たかったやつだ」など、まるでデートのような感覚になるはずですよ。さすがに月5本は難しいかもしれないので、毎月2本くらいを目安に夫婦そろって恋愛映画を観てみてはいかがでしょうか。<結婚がテーマのおすすめ映画>・今度は愛妻家(2010年 日本)・明日の記憶(2006年 日本)・ぐるりのこと。(2008年 日本)・P.S.アイラブユー(2007年 アメリカ)・きみに読む物語(2004年 アメリカ)・31年目の夫婦げんか(2012年 アメリカ)・ストーリー・オブ・ラブ(1999年 アメリカ)・愛を積むひと(2015年 日本)・天使のくれた時間(2000年 アメリカ)
2016年04月25日18年ぶりに、日本の自殺率が25,000人を下回りました。この問題は、海外でも報道されています。では、海外はどのような目で日本の自殺率低下を見ているのでしょうか?■日本の自殺率が高いのは労働時間のせい?海外の掲示板『reddit』では、喜ぶ声がもっとも多く見られました。「安倍総理とオバマ大統領のおかげだ。感謝したほうがいい」「日本の自殺率の高さは世界的に問題になっていたので、これはよいニュースだ」ただ、これまで日本の自殺率の高さは世界的に問題になっていたため、なかには疑問視する声も……。「人数が減ったのは人口が減っているからでは?人口の割合を見なければ意味がない」また、日本の自殺率が高い原因は長時間労働や精神科の治療に問題があるのではないか、と指摘するコメントも複数見られました。「日本の男性は長時間労働を余儀なくされていて、狂気に近い」「日本でも、男性は女性よりも遥かに自殺率が高い」「心理療法が普及しておらず、仮に国民健康保険に加入していたとしても、まだまだ心理療法は恥ずかしいと考えられている」「日本の精神科は10分診察するだけだからなぁ」「日本はさらに、精神科のケアを必要としている人たちを救う必要がある」「日本の精神科は、男性ホルモン療法で男性更年期の治療をしたほうがよい」■自殺率が高いことに対する意外な見方も!他には、高齢化にからめて考える文脈も少なくありませんでした。「高齢者は自殺しやすいので、これも大きな問題だ」年を取ると自分の存在意義を感じられなくなりやすいので、若いときより落ち込みやすい、といわれています。高齢者に対して、さらなるケアが必要でしょう。そして、日本と海外の文化の違いについて触れている意見も……。「日本では銃で撃たれる心配はないんだよな。そのかわり、自殺の心配がある」「日本では女性の一人旅は自殺だと思われるんだってさ。ホテルで止められたことがある」日本は海外にくらべたら、ずっと犯罪が少ないことで有名です。しかし、そのかわり自殺率が高いので、その点を疑問に感じる外国人が大勢いるようです。*自殺をゼロにすることは難しいでしょう。ですが、将来に希望を持ったり、孤独のなかで生きている人に声をかけたりすることで、救われる命があるかもしれません。行政や病院に任せるのではなく、私たちひとりひとりがこの問題と向き合い、命の大切さを再確認することが大切なのではないでしょうか。今年も自殺者がさらに減るように、みんなで考えていきましょう。(文/渡邉ハム太郎)【参考】※No. of suicides in Japan drops below 25,000 for first time in 18 years-reddit
2016年01月29日世界的なレベルで見れば、離婚の原因も多種多様。宗教や文化的慣習も違えば、離婚の原因も日本とは異なるでしょう。離婚率が低い国はジャマイカ、コロンビア、メキシコなどですが、日本やおもな諸外国はどうなのでしょうか?今回は『The Richest』の記事を参考に、離婚率の高い国トップ10をまとめました。■10位:アメリカ(53%)16秒に1度「離婚」が起きている国ともいわれているだけに、バツ1、バツ2は当たり前のようです。たとえばネバダ州はアメリカで3番目の結婚率にもかかわわらず、離婚率はトップの73%です。州によっても状況は異なります。別居率が高いのはメイン州、オクラホマ州、オレゴン州、バーモント州。離婚率が低いのはニューヨーク、ハワイ、ニュージャージー州、ノースダコタ州、マサチューセッツ州です。■9位:フランス(55%)数え切れないラブロマンス作品の舞台となったパリですが、現実世界ではフランスのなかでも特に離婚率が高い市なのです。2012年から、政府としても離婚率を下げる取り組みを行っています。ただし国の内部でも差があり、ブルターニュの北部の農村地域は低い離婚率です。■8位:キューバ(56%)キューバでは伝統的に、政府が結婚式や新婚旅行の費用を負担してくれます。政府が国民に保障してくれる範囲が広く、離婚率の高さには驚かされますが、実際の国民感情としては「結婚」というかたちに強いこだわりを持たない人が多いようです。結婚式や籍などに囚われすぎることなく、カジュアルな関係を楽しみたいのかもしれません。■7位:エストニア(58%)10組の夫婦のうち6組はほぼ離婚するという状況です。結婚に夢や希望をまったく持てない社会になってしまった要因のひとつは、結婚に対する国の仕組みづくりが進んでいないこと。結婚についてのなんらかのインセンティブや支援策、税制優遇措置などの整備が急務です。■6位:ルクセンブルク(60%)ヨーロッパでもっとも小さく、50万人以上が住む国です。ルクセンブルク、ベルギー、ドイツ、フランスとの間に挟まれています。離婚するためには、両者が21歳以上で、2年間婚姻関係が維持されていたことが条件となります。結婚率は年々低下しており、40代でもっとも離婚率が高くなります。■5位:スペイン(61%)カトリック教の勢力が強い国です。宗教的には離婚は非難される事柄なのですが、実際の離婚率が高いことには驚かされます。1981年に正式に合法化されてから、離婚届を出すカップルが増えました。多くのヨーロッパ諸国と同様に、やはり結婚率は低下しています。■4位:チェコ(66%)男性の約11%、女性の13%は離婚を経験する国です。離婚するときは、裁判所で各種証明をするだけで大丈夫です。ただ、離婚時の親権問題は深刻で、母親の9割が子どもの親権を勝ち取れるのに対して、父親にはほとんど親権が与えられません。■3位:ハンガリー(67%)未婚のカップルが同棲することは少なく、「一緒に住むなら結婚する」という流れがある国です。しかし、その後の離婚率は高く、男性の10%、女性の12.4%は離婚経験があります。■2位:ポルトガル(68%)スペインと同様に、カトリック派が強い国。離婚が合法化されてから、この国も離婚率が上がりました。ただ、他の離婚率の高い国と異なり、OECDによれば(経済協力開発機構)によれば結婚率はまだ高いままだそうです。■1位:ベルギー(71%)観光には最適な国ですが、国内情勢は政治的観点から見ても荒れています。言語や文化に対しても対立があり、選挙でもたびたび混乱が乗じているようです。約32,000人のベルギー人が毎年離婚届に署名するとか。結婚生活が継続できるカップルはたった3分の1で、残りの3分の2は様々な理由で別れてしまうようです。*日本はトップ10には入っていませんでしたが、「バツ1」という言葉が生まれて久しいことからもわかるように、離婚は珍しいことではなくなりました。「離婚率が高い=不幸」とは決していえません。背景になにがあり、どんな文化や宗教が根づいているのかを見てから考えるべきなのではないでしょうか。(文(スケルトンワークス)【参考】※World’s 10 Most Divorced Nations-The Richest
2015年10月29日厚生労働省が2015年9月に発表した『人口動態統計(確定数)』によれば、2014年の日本の離婚件数は22万2,107組。これを婚姻件数との比較で計算すると、日本ではおよそ3組に1組が離婚していることになります。じつは離婚件数は減少傾向にあるのですが、お互いに「この人なら」と思って結婚した当事者にとっては深刻な問題。できることなら一生涯パートナーと仲よくしたいものですよね。そこで今日は、『Journal of Consulting and Clinical Psychology』に発表された、離婚率を低下させる研究の結果をご紹介しましょう。■恋愛映画で離婚率が下がるアメリカ・ロチェスター大学で心理学を研究しているロナルド・ロッジ博士のグループによる研究で、「恋愛映画を一緒に見てそれについて話し合う習慣のある夫婦は、離婚率が従来の半分以下になる」という結果が出ているそうです。ロッジ博士は、およそ4分の1の夫婦が3年以内にうまくいかなくなるという理由から、新婚3年以内のカップルを対象にして調査を行いました。その方法は、『恋愛小説家』『風と共に去りぬ』『招かれざる客』など、新旧のロマンティックな恋愛映画を47作品セレクトし、新婚のカップルに1ヶ月で5作品を観て話し合ってもらうというもの。その結果、各夫婦のその後3年間の離婚率は11%にまで減少したのだそうです。それ以前は平均24%だったので、じつに半分以下になっているんですね。この数字は、専門家によるカウンセリングやセラピーを受けた場合とほぼ同じくらいの効果があることを表わしているのだそうです。■月に1本でも効果がある!大事なのは、映画を見た後に登場人物の行動や気持ちについてふたりで語り合うこと。そして、スクリーン上の登場人物やその関係性に、自分たちとどう通じる部分があるかを考えること。それを通じて、自分たちの言動を冷静に見つめることなのだとか。たしかに、自分のことだとなかなか気づきにくくても、他人のことなら客観的にわかるものです。そうしてお互いに気づいたことを話し合っていくうちに、「じゃあ私たちはどうなんだろう?」と振り返ることが、よい効果につながっているのではないでしょうか?ちなみに月5本とはちょっと多い気もしますが、ロッジ博士は月に1本でも十分に効果があると語っています。*結婚することを「ゴールイン」といいますが、既婚者のなかには、「結婚はゴールではなく、そこからがスタート」という人がたくさんいます。明石家さんまさんなどは、「結婚はゴールではない!スタート!しかも途中から障害物競走に変わる」という名言も残しています。どんなに愛し合って結婚したとしても、結婚生活を続けていくのはそれなりに困難が伴うもの。恋愛映画をネタにして良好な関係を築くというこの方法なら、楽しく続けられそうですね。(文/宮本ゆみ子)【参考】※Watching Movies Cuts Divorce Rate In Half, Teaches Couples How To Be Compassionate And Listen-Medical Daily
2015年09月16日学資保険の返戻率は次の式で表されます。返戻率=学資金総額(満期金・祝い金・学資年金など)÷払込保険料総額×100%つまり返戻率とは、支払った保険料の総額に対して、契約者がいくら受け取れるかを率で表した数字となります。例えば、毎月1万円×12カ月×18年=216万円(総額)の保険料を支払い、総額230万円の学資金を受け取った場合の返戻率は、230万円÷216万円×100%=106.5%……Aとなり、返戻率は100%を超えているので、元本を上回っている状態となります。逆に、上のケースで総額200万円の学資金を受け取った場合の返戻率は、200万円÷216万円×100%=92.6%……Bとなり、返戻率は100%を下回るので、元本割れをしている状態となります。このように、返戻率が100%を超えると、払込保険料よりも受け取れる学資金が多いということになり、100%を下回ると元本割れということになります。学資保険を選ぶポイントとして返戻率を挙げる方が多く、学資保険を選ぶ際には返戻率の高さが重視される傾向があります。しかし、学資保険の本来の機能は保障であり、ご契約者さまに万一のことがあった場合でも、保険料払込を免除される特則を付加できるため、それまでと同様の環境で安心してお子さまを通学させられることや、将来お子さまの希望に沿った進路が選べるような学資金を確実に準備できることも学資保険を選ぶ際には重要なポイントです。保障部分を重視すると返戻率は下がりますが、ご契約者さまの死亡保障やお子さまの死亡・ケガの保障をつけるかで、返戻率に差が出ます。ただし、返戻率が比較的に高い貯蓄を重視する商品でも、学資保険特有のご契約者さま死亡の場合の保険料払込免除は保障されます(保険商品によっては特約で付加されます)。学資保険を選ぶ際は、重視するポイントの優先順位や、学資保険以外に加入している保険の保障とのバランスを意識して選択することが大切です。学資保険の返戻率を上げる方法学資保険を選ぶ際に重要視される返戻率ですが、もちろん少しでも返戻率が高い商品を選びたいと考えている方が多いと思います。しかし、現在の日本の金利情勢では、なかなか商品の返戻率に違いを出すのが難しいというのが現状です。そこで今回は、保険商品の標準的なプランを変更することで、返戻率を上げる効果がある方法をいくつか紹介します。1.保険料の支払いを年払にするこの方法は、雑誌の年間購読やレジャー施設の年間パスポートなどと同様の考え方かもしれませんが、保険料の支払いを年払にした場合は一定の割引があるので、月払で支払う場合より、総額の払込保険料が少なくなります。つまり、返戻率を上昇させる効果があります。2.保険料を支払う期間を短くするこの方法は、住宅ローンの支払いと考え方が似ているかもしれません。35年ローンで支払う金額と25年ローンで支払う金額では、25年ローンの方が支払総額が少なくなる可能性が高くなります。学資保険も同様で、18年で保険料を支払う場合より、10年で保険料を支払った場合の方が支払総額が少なくなり、結果的に返戻率を上昇させる効果があります。3.保険料を一括で支払うこの方法は、通信販売などで一括払いを利用するケースと考え方が似ているかもしれません。通信販売などでは、分割で支払う場合よりも一括で支払う場合の方が、支払総額が少ないケースが多くあると思います。学資保険も同様に、まとまった資金がある方においては、一括で保険料を支払うことで総額の払込保険料を抑え、結果的に返戻率を上げる効果があります。※掲載されている情報は、最新の商品・法律・税制等とは異なる場合がありますのでご注意ください。
2015年06月30日泰斗が展開する牡蠣と魚の専門店「海宝」は6月1日~8月31日、体脂肪率がそのまま割引率になる「メタボ割」キャンペーンを開始する。同店は、全国から産地直送で届く牡蠣を提供する専門店。牡蠣のほか、全国各地の旬の魚や魚介類にあう酒、新鮮な食材を使った創作和食なども取りそろえるという。同キャンペーンは、会計前に来店者の体脂肪を測定し、体脂肪率がそのまま割引率になる企画。同店の看板メニューである牡蠣は、肝機能サポートや血中コレステロール値を低下させるタウリンを豊富に含むとされており、メタボリックシンドロームや脂肪肝が気になる人に適した食材であることから、キャンペーン開催に至ったとのこと。体脂肪の計測は、グループの場合でも代表者1名の数値を全員に反映する。測定自体は全員で行い、最も体脂肪率が高い人の割引率を適用することも可能。また、体脂肪の計測は希望者のみ行う。実施時間は17時半~24時で、ランチタイムは対象外となる。実施店舗は、「海宝」全3店舗(東京都の高田馬場店・方南町店、神奈川県のみなとみらい店)。
2015年05月28日