手間を減らしたい家事の1位は洗濯パナソニック株式会社は、共働きの20~40代既婚男女500名を対象に「家事の時短」に関する意識・実態調査を行った。はじめに、家事の分担状況について質問すると、63%が「分担できている」と回答した。さらに「分担できている」人500人にその内容について聞くと、男性のトップ3が「ゴミ捨て」(64%)「食事の片付け・食器洗い」(48%)「洗濯」(35%)、女性が「料理」(74%)「食事の準備(配膳)」「洗濯物を取り込む・たたむ」(同率66%)「買い物」「片付け」(同率60%)だった。主要な家事は女性が、簡単な家事は男性が担当する傾向にあることが分かった。さらに、家事の時間を短くしたいかという質問には、92%が「はい」と回答した。特に手間を減らしたい・時短したい家事について尋ねたところ、1位に「洗濯(衣類を洗うことから服をたたみしまうところまで)」(53%)2位には「料理(調理から片付けまで)」(52%)、3 位は「掃除・片付け」(51%)という結果になった。手間を感じる人が多い「洗濯」は干す・たたむことも手間だと思う人がいることも明らかになった。そこで、干す・たたむまでの動作に関連し、衣類の「アイロンがけ」を担当している人に面倒だと感じたことがあるかきくと、約9割が「はい」と回答。また、アイロンがけに「時間がかかる」(80%)という人も多く、時短や効率化が求められる家事であることがうかがえた。さらに、「夫婦で分担できたらいい」(55%)という“本音”をのぞかせる人も見られた。約半数が、時短・手間削減の工夫あり!そんな家事の時短や手間削減のための工夫についても質問した。まず、独自の工夫をしているかきくと、49%と約半数が「はい」と回答。食洗器やロボット掃除機などの時短家電を活用しているという声が上がった。実際に、“時短家電”を積極的に取り入れたいかという質問には、約9割が「そう思う」と回答。それだけでなく、「家電に家事を任せて夫婦や家族の時間を作りたい」という人は82%も見られ、家電と家事をシェアする“家事シェア”への意向の高さがうかがえた。時短家電で、夫婦・家族で過ごす時間の創出も期待できそうだ。時間がない時に便利でオススメな「衣類スチーマー」“時短家電”を活用したい共働きの方にオススメなのが、「衣類スチーマー」だ。パナソニックの「衣類スチーマー NI-FS750,NI-FS550」は、約24秒でスピーディーに立ち上がり、ハンガーにかけたままでシワとりができる。アイロン台を出す手間が省け、忙しい平日の朝のお出かけ前など、時間のない時には特に便利だ。今回の調査対象者に、この「衣類スチーマー」の情報を見てもらったところ、約8割が「時間がない時に便利だと思う」と回答。「男性でも手軽に使えそう」「シャツに利用したい」という声が上がった。「衣類スチーマー NI-FS750,NI-FS550」はハンガーにかけたまま衣類のシワやにおいが取れるだけでなく、フラットアイロン台でプレス仕上げも可能。衣類に対して本体を平行に向け、360度どの方向からでも安定したスチームが出るので使いやすい。シャツの出番が多くなるこれからのシーズン。衣類スチーマーを使えば、きれいなシャツを簡単に準備できるだけでなく、家事シェアがもっとやりやすくなるかもしれない。【参考】※公式サイト
2019年05月07日料理をしていて、子どもが「お手伝いをしたい!」と言ってきたら、どう対応していますか?子どもが関わると余計に時間がかかったり、散らかったり…面倒に感じることも。でも保育の現場で働いていた筆者の経験から言うと、料理のお手伝いは子どもを成長させます!そこで、今回は子どもの成長する点と、年齢ごとのお手伝いの内容を紹介します。料理のお手伝いで育つことは、こんなにたくさん!まず、自分が食べるものを作るのを手伝うことで、食への感心が高まります。特に子どもが苦手意識の強い緑の野菜や初めて口にするものもお手伝いで触ったことがあると、親しみをもつことができるのでオススメです。「自分で作ったものだから、一口味見してみようかな?」と食べることもあり、少しずつ、好き嫌いが減ることが期待できます。また、料理をして「難しい」と感じた場合には、作る人がどれだけの想いで作っているのか知るきっかけになります。「残さないようにしよう」という意識も芽生えます。もちろん、料理ならではの手先の使い方が必要なため、器用になる効果も期待できます。火や刃物の怖さも知ることができます。またお手伝いしたことや、完成した料理をほめられることで、人の役に立つ喜びを知り、自己肯定感も育ちます。何歳から、何させる?わが家でやらせてきたことわが家では成長に合わせて、このようなお手伝いをお願いしてきました。2歳頃野菜を洗う、トマトのヘタ取り、玉ねぎの皮むき(上部は大人が切る)、食材を混ぜる3歳頃大人が計った調味料を入れる、クッキーやハンバーグやつくねなどを丸める、レタスなどをちぎる、カラトリーを並べる、こぼれない物を運ぶ、米を研ぐ(水を捨てるのは大人)、大根をすりおろす(大人が持ちやすい形に切る)4、5歳頃大さじや小さじですくって調味料を入れる、ウィンナーやバナナなど柔らかいものをナイフで切る、ピーラーでの皮むき、ご飯をよそう、サラダなどの盛り付けをする、卵を割る、ゆで卵の殻を剥く、餃子作り、お皿洗いをする6歳頃安定した食材を包丁で切る、汁物を運ぶ、フライパンで炒める、米を研いで水を計量する書き出してみると、小さな子でもできることはたくさんありますね。個人差はあるので、子どもの様子を見てできそうなことから、ぜひ教えてみてください。料理に興味がないときにはママとしては一緒に料理をしたいけれど、子どもは興味がない。そんな時は子ども専用の包丁やエプロンを用意してみてください。「自分だけのもの」を使える嬉しさで挑戦したくなるはずです。100円ショップで気軽にそろえてもいいですし、いろいろなキャラクターのものも売っています。またピーラーやおろし金などの「ママの道具」を使えることも、ワクワク感をもてると思います。余裕があるときに、特別な遊びとして誘ってみる忙しい料理の支度の中で、毎回子どもにお手伝いをさせるのは大変なこと。筆者は基本的には自分ひとりで料理をし、余裕のある時にだけ「今日は○○のお手伝い、やってもいいよ~」と子どもたちを誘っています。特別な遊びのような位置づけになっていることがよい効果を生んでいると感じています。子どもが失敗してもよし!多少散らかっても、時間がかかってもよし!そんな心構えで、頑張りすぎずに親も子も楽しみながら料理ができるといいですね。<文・写真:フリーランス記者nicoai>
2019年04月29日毎日意識しているのに、なかなか片付かないリビング。ついつい買いすぎてしまう日々の食材買い出し。なぜかモノであふれかえってしまうクローゼット…。家事をしていると、「こんなはずではなかった…」と、理想と現実のギャップに頭を抱えるシーンが少なくありません。でも、がっかりしないで! 悩みはみんな同じです。実は、ちょっとしたコツさえつかめば、不思議と家事がスムーズに動き出し、ムダな労力を使わなくても心地よい暮らしを送ることができるのをご存じですか?今回は、そんな“がんばりすぎない”家事のコツを一冊にまとめた書籍 『すっきり暮らすための家事の仕組みづくり』(主婦の友社) をご紹介します。仕事や育児に忙しいワーキングママでもすぐ実践できる、手軽な家事ルールが網羅(もうら)されています。 『すっきり暮らすための家事の仕組みづくり』 1,404円(税込) 主婦の友社人気のインスタグラマーさんやブロガーさんが登場する「すっきり暮らす」シリーズの第4弾。今回は“家事の仕組みづくり”をテーマに、暮らしがラクにまわりだす家事のルールを特集。ルーティン家事をストレスなく習慣にする方法や無駄のない食材の買い出し法、家族のクローゼット管理法など、どれも実用的ですぐ実践できるものばかり。クリスマスやお正月、桃の節句といった季節行事の楽しみ方も紹介しています。■がんばりすぎない29人の実例集「家族の数だけ、家事のルールがある」これまですっきり暮らすためのコツや習慣、収納法などを紹介してきた「すっきり暮らす」シリーズ。4作目となる同書は、衣食住についての家事ルールがテーマです。掃除の回数や収納方法など、家事のルールは家庭によって異なります。夫婦共働きの家なら、休日に集中して掃除をするかもしれませんし、子どもがまだ幼い家庭なら、おもちゃなどよく使うものはリビングにざっくり収納しているかもしれません。そのくらい、家事のルールに決まりはなく、またライフスタイルの変化によっても変わってきます。同書では29人のインスタグラマー&ブロガーの家事にまつわるルールを実際の写真とともに紹介。ペットを飼っていたり、食べ盛りの子どもがいたり、なかにはすでに子どもたちが独立して夫婦2人で暮らしていたりと、家族構成やライフスタイルも千差万別!だからこそ、一つのルールに縛られることなく、さまざまな実例のなかから、自分にぴったりの家事のヒントを探すことができます。ただ一つ共通していえるのが、同書に登場してくる方々の自宅はシンプルでセンスがよいのに、とても自然体であるということ。そんな理想の空間をつくる秘訣は、日々のがんばりすぎない家事にあるようです。実際にどんなルールを設けているのでしょう? さっそくご紹介です。■「あえて完璧を目指さない?」ゆる~く続ける“すっきり空間”家の中でも、家族が集まるリビングはとくに散らかりやすい場所です。「自分のものは自分の部屋に持っていって!」と家族に声を荒げても、効果のほどは…あまり期待できそうにありません。 maさん (Instagramアカウント:______________.ma)は、リビングに一時収納場所を設けて散らかりを防止しています。帰宅後、そこへバッグやコートなどを一時かけておけば、2階にわざわざいく手間が省け、リビングもすっきり。収納場所を特定するのではなく、一時的に収納するという考え方が柔軟で、これなら家族もストレスなく片付けができそうですね。家事といえば掃除も外せません。仕事や育児に追われていると、なかなか掃除をする時間を確保できませんが、できればきれいな住まいをキープしたいところです。 leafさん (Instagramアカウント:leaf_asch)の掃除は“ちょこちょこ派”。とくにキッチンは、排水口やレンジフードなどを使った後のついで掃除を欠かさないそう。どれも30秒ほどで終わる簡単な掃除ですが、続けることでぴかぴか空間を保つことができるそうです。そのほか、月曜日に週末の汚れを一気に掃除する家庭や、家族の汚れが落ち着く夕方〜夜にかけて拭き掃除をする家庭など、さまざまな実例が紹介されています。みなさん、無理なくできる範囲の掃除を楽しくされていて、本書の写真を眺めているだけで、なんだか掃除がしたくなってきます!■園・学校のプリントは〇〇の裏側にまとめて隠す子育て世代のリビングは、意識していないとすぐに子どものものであふれかえってしまいます。すっきりとした空間を保つために、みなさんどんなルールを設けているのでしょう? ka_nagoさん (Instagramアカウント:ka_nago)は、リビングにお子さん4人分の個人ロッカーを設けて対処しています。「娘たちの持ち物はカラフル。個人ロッカーに大切なものをしまうようにしたらすっきりした空間に」。おかげでリビングはいつでもモデルルームのような美しさです。保育園や小学校の予定表など、子ども関係の書類の保管場所に困ったことはありませんか? 書類は目につく場所に貼っておきたいけれどインテリアの邪魔になってしまうし、かといってしまい込んでしまうと、重要なことを見落としがち。前述のmaさんは、キッチンの裏にあるパントリーが書類の定位置。パントリー近辺で作業をすることが多いため、ここならよく目につくうえに、扉を閉めてしまえば見えません。ほかにも、子どもひとりずつクリアファイルに分けて、収納扉の内側に貼って管理したり、ダイニングテーブルの引き出しにまとめて整理するなど、みなさん、インテリアに配慮したうえで、実用的な保管をされています。■子ども部屋「片づけの仕組み・ルール」は子ども目線でつくる子どもの成長とともに活躍し始めるのが子ども部屋です。子どもの独立心や自主性を尊重してなるべく自分で管理させようとしても…散らかっている部屋を目の前にしたら、つい片付けに入ってしまうのが母心というもの。子ども部屋の散らかりをできるだけ食い止めるにはどうしたらいいか? __kayo__さん (Instagramアカウント:muno_home)のお宅では、ベッド下の収納ケースを活用。習字道具や鍵盤ハーモニカなど、学用品はすべてケースに収納することで散らかることがなく、「あれどこ?」と子どもに聞かれることもありません。子ども部屋以外の実例も参考になります。例えば、ロフト下に専用クローゼットを設けて自分たちで洋服を管理させたり、おもちゃはキッズスペースに、文具はリビングにと、種類と使用頻度に合わせて収納場所を分散させるなど、子どもも把握・管理できる収納法が印象的でした。忙しくて家事がスムーズに回らないと思っていたら、もしかしたらやり方が間違っていたのかもしれません。固定観念にとらわれず、一度頭の中をまっさらにして、ぜひ本書を一読してみてください。ページをめくっているうちに、「これだっ!」と思えるルールやヒントに出会えるかもしれませんよ。文/長谷部美佐
2018年12月06日モチベーションを高める音楽が家事を楽しくする 仕事や家事に追われて毎日忙しい日々を送る世代のために、家電に家事をシェアしてゆとりを作る“家事シェア”を提案するパナソニック。実は、30代~40代に向けたアンケートによると、家事の悩みは「やる気」や「気分」などのモチベーション低下に関するものが一番多かったそう。その解消のためには、「音楽をかけながら家事を行う」という意見が男女ともに集まったことから、今回の“家事がはかどる音楽”の構想が生まれ、CHAIとのコラボレーションが誕生しました。 環境音楽家・小松正史さんのアドバイスとともに完成した「GREAT JOB」は、面倒だったりしんどかったりというネガティブなイメージのある家事を、ポジティブに変えるためのオリジナル楽曲。毎日当たり前にこなしているすべての家事に向けて、「GREAT JOB=よくやった!」というエールがタイトルに込められています。自分自身のコンプレックスをアートに変換してきたCHAIのエネルギーは、まさにこのコンセプトにぴったり。MVでは、「家事を楽しく!」をテーマに、ゴーストバスターズのようなコスチュームを着たCHAIが歌とダンスで楽しませてくれます。 「家事お助け隊」に扮したCHAIのメンバーが、さまざまな家事を特徴的な振付とともに表現苦労の末に習得した圧巻のダンスパフォーマンスと、息ぴったりのチームワーク “家事シェア”を実現する現代の三種の神器って? 「家事からの解放」を叶えてくれる現代の「新・三種の神器」として支持されているのは、「洗濯乾燥機、食器洗い乾燥機、ロボット掃除機」の3つ。パナソニックのおすすめ商品をご紹介します! ロボット掃除機 RULO MC-RS810 ※オープン価格 さらに進化したおまかせロボット掃除機 パナソニック独自の三角形状&集塵性能とAIを取り入れた学習機能で部屋の隅々までしっかり掃除できるロボット掃除機「RULO(ルーロ)」。3種類の障害物検知センサーで、家具にぶつからずにキワまで丁寧にゴミを取り除いてくれます。スマートフォン専用アプリの「RULOナビ」を使えば、外出先から掃除結果を確認したり、掃除したくないエリアやスケジュール設定も自由自在。家にいない時間も、“家事シェア”を進めてくれる頼れる一台なんです。在宅時は音をひかえめに設定できるので、ゆっくりと過ごしながら掃除を進めてくれるのも嬉しいポイント。 ななめドラム洗濯乾燥機 Cubel NA-VG2300 ※オープン価格 自動で洗剤投入までしてくれる洗濯乾燥機 洗濯から乾燥までを自動で行ってくれる「ななめドラム洗濯乾燥機」がさらに使いやすくアップデート。洗剤と柔軟剤を事前にタンクに入れておけば、「液体洗剤・柔軟剤自動投入」機能で、衣類のボリュームやコースに応じてベストな量を使用してくれるのです。さらに、「スマホで洗濯」アプリと連携して、帰宅時間に合わせて効率よく洗濯をすませられるので、天候やスケジュールを気にせず衣類を洗えるのが嬉しい。タンクの洗剤などが減ってきたら、スマホにプッシュ通知で知らせてくれます。温水泡洗浄のコースを使えば、黄ばみや汚れ、臭いまで洗い落として大切な衣類をしっかりケア。忙しい人にぴったりなので、一度体験すればもう他の洗濯機は使えないかも? 食器洗い乾燥機 NP-TZ100 ※オープン価格 手洗いを超えた食器洗い乾燥機 「高い水温」「高圧の水流」「強力な洗剤」を使い、手洗い以上にしっかりと洗浄してくれるうえ、使用する水の量は手洗いに比べて約1/6まで軽減してくれるというエコな食器洗い乾燥機。疲れて帰ってきた夜、買い物と料理をすませて夕食を終えたあとに、食器まで洗うのはかなりのストレス。これがなくなるだけで、家事はかなり楽になるのではないでしょうか?新搭載の「ナノイーX」でまとめ洗い時の気になる臭いや菌を抑え、洗浄後の食器を清潔に保管。寝る前の大切な時間にゆとりを生んでくれる一台です。 「音楽」と「家電」のパワーで、毎日の家事を少しでも楽に、少しでも楽しく。パナソニックの“家事シェア”が提案するテクノロジーとカルチャーの融合は、私たちの毎日をより豊かなものにしてくれるはず。まずはCHAIのミュージックビデオをチェックしてみてください! パナソニック0120-878-691panasonic.jp/wash/kajishare text:坂崎麻結
2018年12月01日今どの主婦の家事事情は、どうなっているのでしょうか。主婦の方がパピマミで書かれた「家事」の記事をまとめたのでご紹介します。あなたの家事事情と比べるなり参考にするなり、ぜひ使ってみてください。家事の大惨事毎日家事を行っていれば、失敗の1つや2つありますよね。パピマミに寄せられた主婦からの投稿でも、失敗談を多くいただきます。例えば「共感率120%! ママたちがやらかした“家事の失敗”あるある16選」のような頻繁にやってしまう失敗について書かれているので、同じ失敗をしないためにも読んでおいてください。失敗から学べることはたくさんありますが、失敗は最小限で抑えたい。先人からの知恵を拝借するのは大切なことです。家事の大惨事と言っても、「ありがた〜い「家事休みの日」に起きた、わが家の事件簿 」のような少しほっこりするような記事も。人の振り見て我が振り直せと言いますが、他人の失敗を見ると引き締まる思いがしますよね。ただ、失敗だらけを経験しているとストレスを感じてしまいます。そんなときは、「家事に育児に介護まで?現代ストレスを解消する5分の技」を活用してください。イライラしていては、失敗も楽しめません。夫婦で家事をこなす方法共働き夫婦で家事を両立するのは至難の技。とくにフルタイムで働いてくれている夫の家事参加率を上げる方法が気になりますよね。そんなときは、「共働き夫婦の我が家が家事分担ができていなかった理由とは?」で夫と家事分担ができない理由を考えてみましょう。理由がわかり傾向がつかめてきたら、「共働きでも大丈夫!旦那さんと仲良く家事分担する方法」や「あなたは知っている? 夫婦で上手に家事育児を分担する方法とは」を読んで、夫への家事参加率をあげる試みを試してみてください。ただ、どうしても夫がやる気を出してくれない…と思ったりしますよね。であれば、「家の隅に”あれ”を置くことが効果的?旦那に家事をやる気にさせるコツ体験談 」に書かれているコツを実践してみましょう。参考になるはずです。家事あるある恋愛あるあるがあるように、家事にもあるあるがあります。例えば、「意外とシェアしない方が楽?夫婦のリアルな家事シェア事情」のような夫婦のリアルな現状など、それって当たり前だったの?という話が意外と多いもの。他にも、「お金で解決もアリ! 共働きママが家事を上手に“手抜き”するコツ 」や「家事を時短でラクに! 共働き世帯が「買ってよかった」と思う家電4選」もあります。この2つの記事の特徴は、「やっぱり手抜き大事だよねー」という主婦の声が多大に漏れていること。最初は一生懸命で完璧にこなそうとしているのですが、やはり惰性が働いてしまいます。ただ、それもあるあるなのです。家事テクニック家事はスピードが命です。毎日の反復作業になるからこそ、時短は心がけなければいけません。「面倒な家事を少しでも時短したい人向け! ユニクロ式綺麗なシャツのたたみ方 」や「毎日キレイ! “予防家事”で掃除の手間を減らすためのコツ」のような細かいテクニックもあれば、「「できた!」を育ててあげたい…ちいさな”お手伝い上手さん”におすすめの家事 」のように子どもをお手伝いさんに変身させてしまう方法なども紹介されています。テクニックとは少し外れますが、「明日も明後日も…やってみたい「ノー家事デー」のメリットデメリット」や「時短家事の究極形?私がいくつかの家事をやめた日 」なども、家事を減らすという意味では役に立ちます。家事をいかに楽しんで終わらせるのか、その点を踏まえて一読してみてください。まとめ主婦が家事に対して抱えそう問題とその解決策をご紹介しました。今の自分に合った解決策を参考にしてみてください。あなたの生活がより良くなることを願っています。
2018年11月14日家事を項目にすると、家事の負担が減ります。しかし項目にしただけで家事負担のバランスが取れるほど甘くありません。家事を項目化するのはいいですが、「あること」もプラスしなければ項目化の効果は薄いでしょう。そこでパピマミ編集部が、家事を項目化して家事負担を減らせる「あること」についてご説明します。家事を項目にしていれば、この作業は30分もあればできるので、ぜひ試してみてくだい。家事を項目にすると生産性が上がるそもそも、なぜ家事を項目にするのでしょうか。理由は3つあります。●タスクの可視化でやるべきことを理解できる1つ目が、タスクの可視化です。自分が何をすればいいかわからないと、どんな有能な人でも行動に移せません。車の知識がない人に、「車を組み立てて」とだけ言っても、組み立てられないのと同じです。抽象的な話をするのではなく、手を動かせるまでの具体案に落とし込まなければいけません。これは、家事でも同じです。● 可視化したタスクから全体を把握できる2つ目が、タスクの全体像の把握です。家事を細かく要素分解したタスクを確認すると、今まで見えてこなかった視点で家事を俯瞰できます。例えば、「ゴミ捨て」と「ゴミ箱掃除」というタスクがあるとしましょう。この2つのタスクを別々にこなしてもいいのですが、ゴミ捨てをすると同時にゴミ箱も掃除してしまおう、という考え方もできますよね。家事を具体的なタスクにまで落とし込めると、それだけで効率は上がっていきます。●タスクを上手に分別できる3つ目が、タスクの分別です。家事のタスクを可視化して俯瞰できれば、あとは振り分けるだけ。「あなたも家事やってよ!」と頭ごなしに要求するのではなく、「あなたはゴミ箱掃除とゴミ捨てをお願い」と言った要求ができるようになります。さらに言えば、全体を把握している分、自分が何のためにしているかも理解できるでしょう。頼まれた方も、「このタスクはコレのためだな」と自分で考えられるため、自主的に行動しやすくなります。項目の家事は「重要度」と「期間」で分別するタスクを項目にして振り分けるのは、賢い夫婦なら当然やっていますよね。しかし、振り分け方に問題のあるケースが多いと言えます。なぜなら、そのタスクの重要度と期間が明確になっていないからです。そのタスクに、どれだけのコストと労力と時間がかかるのか、すべて把握しているでしょうか?20代から40代の共働き夫婦の“家事”に関する意識調査大和ハウス工業株式会社による20代から40代までの共働き夫婦の男女100人に聞いた「20代から40代の共働き夫婦の“家事”に関する意識調査」の調査結果です。ここに記されているのは、家事を要素分解したものです。ただ、コレだけでは重要度と期間がわかりませんよね。家庭によってルールはあれど、玄関の靴を揃えるのは毎日だとしても、郵便物を毎日チェックする必要はないかもしれません。たとえば、毎日のタスクで、しかもそのタスクが最低でも30分かかるものを5個お願いされた夫は、そのタスクをつねに達成できるでしょうか。まずムリです。このように、そのタスクの標準時間を理解し期間を明確にしなければ、家事を項目にしても負担は減りません。「このタスクは重いしめんどうだから外注しよう。その分の時間を他に当てた方がいい」のような考え方もできないのです。●家事の期間と重要度を見極める家事の分け方はざっくり分けると4つになります。・毎日やる家事×重要度・週一でやる家事×重要度・隔週でやる家事×重要度・月一でやる家事×重要度週に2.3回や月に2.3回などでもOKです。あなたがお持ちの家事項目を期間と重要度で分けていきましょう。できれば、所要時間も記録すると、家事がしやすくなるはずです。新宿から東京駅まで行きたいときに、何分で着くかを調べない人はいませんよね。同じように、所要時間の把握は大切です。重要度と期間を分別したら後は振り分けるだけ重要度と期間を分別できましたか?分別できたら、あとは正しく振り分けるだけです。共働きの夫婦であれば、妻の働いている時間と夫の働いている時間から逆算し、労力と時間に見合った家事を振り分ければいいのです。たとえば、「毎日ゴミ捨てに行くのがめんどう。そうだ、夫は朝早くから家を出るからついでに捨ててもらおう」というように。もしそれでも妻の負担が大きいのであれば、その分お小遣いを増やしたり家事を外注したりすることもできますよね。なぜなら、タスクの重さを夫婦共々がキッチリ理解しているからです。大変なのがわかっているのに、「それでもがんばれ!」とは言いづらいはず。相手に自分の意見を要求するのも、楽チンになるのです。まとめ1、家事を項目にする2、項目の家事を「重要度」と「期間」で分別する3、分別した家事を正しく振り分ける今回お話した内容は、この3ステップです。1をクリアしていれば、2と3は30分もあれば形になるはずです。ぜひ試してみてください。
2018年11月12日総務省の調べによると、日本国内で男性が最も家事を負担している都道府県は「島根県」だという。しかし、家事の分担率はそれでも20%程度。共働き世帯が圧倒的多数を占めているにも関わらず、家事全体の85%以上を女性が行っているのが現状だ。ちなみに海外では、30%~40%程度の家事を男性が担うのはごく当たり前のこととなっていて、日本男性の家事分担率は「世界最低」レベルをマークしている。なぜ、日本男児は家事ができないのか上に挙げた調査によると、最も男性が家事をしない都道府県ワースト3は、「大阪府・和歌山県・福岡県」だという。中でも抜きんでて家事をしないのが大阪府で、分担率はわずかに6.7%。手伝い程度の家事しかしていないという結果が出ている。なぜ、日本では男性の家事分担が少ないのだろうか? その理由のひとつは、「家事のやり方を習ってきていない」ことにあるだろう。現在でこそ、中学・高校で習う「家庭科」の授業は男女共修であるが、1993~94年までは、男女別の履修科目とされ、これ以前に中等教育を受けてきた人は、小学校でごく簡単な調理を習う程度。つまり、そもそものスキルが無い・または低いのである。中には「掃除や炊事、洗濯は、女がやるもの」などと、理想の妻論を展開する、「古き良き時代」を啓蒙する男性もいまだちらほら存在する。これでは、家のことに手を出されたところで即戦力とはならず、帰って妻に手間をかけさせてしまうことも……。家事とは何を意味するものなのかそもそも「家事」とは何なのだろうか。それはずばり「快適な生活を送るにあたり、必要な用事」だ。毎日の暮らしのために必要な栄養素を”食べやすく消化しやすい”状態にする「料理」。生活を営む上で生成されるホコリや紙くず、抜け毛、排泄物による汚れなどを排除する「掃除」。身体を清潔に保つために着替える衣服を洗う「洗濯」。夫婦の間に生まれた生命を、独り立ちするまで責任をもって養育する「育児」。この基本の4つの「家事」に付帯し「ごみの収集・排出」「生活品や食品の購入」「裁縫」「家計の切り盛り」なども家事に含まれる。細分化すればさらに細かく様々な家事が存在するわけで、人々が快適に住まうために、道路を造ったり家を建てたりお金を稼いだりすることも大切だが、それと同様に、”家事”を行うことも必要なのだ。どこまでやれば家事になる?では、どこまでが「お手伝い」の範囲で、どこからが「家事」になるのか。これは、会社での役割分担と重ねてみれば自ずとわかることだろう。例えば、「あの書類まとめておいて」「これコピーしておいて」と、誰かに指示されて行う業務は「お手伝い」の範疇であり、自分の「仕事」ではない。つまり、誰かに「言われないとしない・できない」のであれば、それは「家事」ではなく、ただの「お手伝い」なのだ。妻やほかの誰かに言われることなく、掃除、炊事、洗濯、育児、それらに付帯したことを行って初めて「家事をしている」と胸を張って言えるのである。むろん、妻のサポートが無いと出来ない「家事」もまた「手伝い」の範疇でしかない。「洗濯しようとしたけど、洗剤がなかったからできなかった!」……そんな無能な言い訳が、会社で通るか否か、一度会社での業務に置き換えてみると分かりやすいだろう。いかがだろうか。これまで家事をしているつもりで、ただの「手伝い」しかしてきていないようであれば、今すぐにでも「家事」に昇格させることをおすすめする。でなければ、孤独な老後が待っているかも……。PHOTO/Fotolia
2018年09月12日毎日やらなくてはいけない家事って、本当に面倒ですね。時間に追われているときはさらにイライラが高まり、ときには家事分担をめぐって夫婦間で火花が飛び散ることも。夫婦の“家事シェア”の実態を追うと、意外なことが明らかになりました!家事シェアのバランスを左右する「名もなき家事」の正体とは?■ 「妻が7割以上の家事負担」という家庭は83.7%!夫婦間で協力体制を築き、うまく家事を回すことができると、上手に家事の負担を減らすことができます。しかし、家事を夫婦でバランスよく分担できている家庭は少なそうです。大和ハウス工業株式会社が30代~40代の既婚男女9,700人に行ったアンケート調査をみてみましょう。「妻が7割以上の家事を負担している家庭」は、全体で83.7%にものぼりました。これを男女別に見ると、夫側は76.1%、妻側は91.3%という結果に……。全体の数値と男女別の数値を比較すると、家事の負担をめぐり、夫婦間で認識に大きなズレが生じているのが分かります。どうして、このようなズレが生じてしまったのでしょうか。そもそも家事は「炊事」「洗濯」「掃除」などだけではありません。saki / PIXTA(ピクスタ)このほかに、「献立を考える」「なくなった消耗品をチェックして購入する」「製氷機に水を入れる」「クリーニング店に服を出し(取り)に行く」など、「名もなき家事」がたくさんあるのです。ふじよ / PIXTA(ピクスタ)夫婦間の家事負担についての認識のズレは、こうした「名もなき家事」への認識不足が、理由のひとつなのかもしれません。■ 夫婦間の家事問題は夫が「1割の家事シェア率」を増やせば解決!?現状は妻側に家事の負担が重くのしかかっているようですが、「理想」はどうなのでしょうか。「理想の家事負担率」について尋ねると、「夫4割:妻6割」と「夫5割:妻5割」の割り合いの合計が、夫側で44.1%、妻側で31.1%という結果に。「もっと家事シェアをしければいけない」という気持ちは、妻よりも夫の方が強いようです。Fast&Slow / PIXTA(ピクスタ)家事シェアをできていない現状に、もしかすると夫側は後ろめたさを感じているのかも……!?ここで、「現状」と「理想」の家事負担率の割合を、平均で割り出し、改めて整理してみましょう。すると、夫側からみた家事シェア比率平均は 、現実が「夫 2.5割:妻 7.5割」、理想が「夫 3.3割:妻 6.7割」でした。妻側の方は現実が「夫 1.4割:妻 8.6割」、理想が「夫 3.0割:妻 7.0割」となっています。理想に近づくには、夫側の家事負担の割合を「プラス1割」にするのが目安になりそうです。■ 家事シェアに満足している家庭は幸福度も高い!調査では、家事シェアができている夫婦(家事シェア夫婦)は、家事シェアができていない夫婦(非家事シェア夫婦)より、夫婦関係や子育てに対する満足度が高いことも分かりました。nonpii / PIXTA(ピクスタ)家事シェア夫婦は、相手のことを「何でも分かち合う存在」「人生を一緒に楽しむ存在」「家族を支えてくれる存在」と認識する数値が高く、互いの存在を尊重している傾向がみられます。また、家事シェア夫婦が語った「家事シェアする理由」は、「共働きだから当然」「相手任せという考え方は嫌」「支え合うことで夫婦円満になる」というものでした。photomai / PIXTA(ピクスタ)一方、非家事シェア夫婦は、妻から見て「子どものためだけにいる存在」や「配偶者はいなくてもいい」というスコアが高くなる傾向に。また、非家事シェア夫婦に聞いた「家事シェアできない理由」では、「自分でやった方が早い」「夫の家事スキルが低い」「夫婦で家事のやり方が違う」などの意見が出ていました。いかがでしたか?家事は生活のベースになるものです。「家事を押し付け合う」「家事シェアの協力体制を築く」のどちらを選択するかで、家族の形や夫婦の信頼関係が大きく変わるのかもしれませんね。【参考】※あと1割の家事シェアで、家族の絆が深まる!?“名もなき家事”はこれで解決?!30代~40代の既婚者9700人に調査
2018年07月05日「ワンオペ」や「家事シェア」など、育児や家事における夫婦の役割分担が話題になることが多い昨今。夫婦間の家事への認識の違いがよくわかる(?)調査を発見しました。妻も夫も「やりたい家事」はほぼ一緒!?その調査は、ライオン株式会社が6月21日に発表した「夫婦の家事に関する調査」(対象:全国の、結婚して共働きしている30代~40代の男女各250名、計500名)というもの。まずは、妻が夫にしてほしい家事について見ていきましょう。【夫にしてほしい家事ランキング】(N=250)1位:ゴミ捨て…69.6%2位:風呂掃除…64.8%3位:食器洗い…40.8%一方、夫がしたい家事は?【夫がしたい家事ランキング】(N=250)1位:ゴミ捨て…56.4%2位:洗濯…45.2%3位:日用品などの買い出し…40.0%「ゴミ捨て」は、両ランキングで1位を獲得し、共通しているのですが、そのほかはズレがあるよう…。むしろ、「妻が自分でやりたい」と感じている家事とかぶってしまっているようなのです。【妻が自分でやりたい家事ランキング】(N=250)1位:日用品などの買い出し…46.0%2位:洗濯…41.2%3位:料理…37.6%妻は節約しながらなるべく安いものを買うなどしますが、夫はそれをしてくれないという理由で、「日用品などの買い出し」は、妻がもっとも自分でやりたい家事だと感じているよう。にもかかわらず、そんな妻の想いを知ってか知らずか多くの夫たちもやりたいと思っている様子。「洗濯」でも同様の現象が生じていて、夫婦間での家事への認識はやはり少々ズレがあるのかもしれません。夫の家事に「不満」を抱く妻は多いまた、夫の家事に不満を抱く妻もかなり多く、78.8%の妻は「不満がある」と回答しています。そうした気持ちが夫にも伝わっているのか、「Q.家事をしたくもないのに、『やろうか』などと、妻を気遣うフリをしたことがありますか」という問いに、51.6%が「ある」と回答。夫の家事に不満を抱いている妻が多いから、断られることをわかっていて言っているのでしょうか…?いずれにせよ、たしかに「やろうか」と一声かければ「家事に協力的である」ということは妻に伝えられそうですが…。自分でやりたいと思っている家事を夫もやりたいと思っていることに、マイナスの感情を抱くのも理解はできます。しかし、きっと夫もそれをわかっていながら「やろうか」と申し出てくれているはず。一度夫婦で家事分担についてお互いの意見をぶつけ合ってみれば、その認識のズレが解消されるかもしれませんよ。(文・三軒茶屋すみ子/考務店)
2018年06月25日夫婦の家事分担、ワンオペ家事、家事の偏り……。ここ数年で、家事のあり方について話題にのぼることが増えてきましたね。筆者は整理収納アドバイザーとして活動しつつ、3児を育てる母でもあります。そして夫は単身赴任中なので、「ワンオペ育児&家事」でてんてこ舞いになる日も。今回は、一人でてんてこ舞い暮らしを経験してきた筆者が、家族を自然と家事に参加させてしまうポイントを3つお伝えします。■ 1.家族がスムーズに参加できるような仕組みは必須!家事に家族を巻きこむのなら、家事に参加できる仕組みを整えておくのは必須!例えば掃除道具。筆者の家では、わかりやすい場所にDIYでポールを取り付け家族全員がいつでも掃除道具を取り出せるようにしています。特に、子どもの手が届く場所に設置するのが大事。せっかくやる気があっても、「掃除道具どこ?」と探しながらウロウロすると、やる気がしぼんでしまうのは大人も一緒ですよね。道具を取り出しやすくすることで、家事へのハードルは確実に下がるので、まずは仕組みづくりを確実にしましょう。■ 2.家族への声掛けは「お願い」ではなく「決定事項」で!家族に家事をしてもらいたいとき、お願いをしていませんか?お願いをすると、本来なら自分がやるべきことを他の人にやってもらう……というニュアンスになり、自然と”家事はお母さんがやるべきこと”という認識になってしまいます。家事をするときは、「今から掃除するよ!」とか「次は洗濯物をたたもうか」というふうに決定事項のように伝えてみましょう。特に子どもには効果てきめんで、小さいうちからこのような声掛けをしていくと家事をすることが自然と身につくのでオススメです。■ 3.感謝の気持ちより「結果への評価」を!家族が何か家事をしたあと、「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えているという方は多いと思います。でもちょっと待ってください!確かに感謝の気持ちは大事だし、「ありがとう」を言われて悪い気のする人はいませんよね。しかし、その「ありがとう」を時々は評価の言葉に変えてみませんか?感謝の気持ちだけを伝えると、伝えられた方は嬉しくなるとともに、「本来は他の人がやるべきことを自分がやってあげた」と解釈してしまいます。筆者の家では、家族が何かしら家事をしたときは、感謝の気持ちより家事の結果について評価し、とにかく褒めて褒めて褒めまくります!評価されると自信が湧くのと同時に、「これは自分がやろう!」という次へのやる気にもつながります。せっかく芽生えたやる気を消してしまうのはもったいないので、間違っても、自分とやり方が違うからといって低い評価をしないようにしてくださいね。■ 家事は手伝うものではなく、分担するものだという意識を高めよう!家事における家族への声掛けポイントについて、筆者の家で効果のあったものについて紹介しましたが、いかがだったでしょうか?声かけひとつで、家事とは手伝うものではなく、分担するものだという意識を育めます。家事に対して家族全員が当事者意識を持てば、あとは全員でとりかかるだけ。テクニックも費用もかからない方法なので、ぜひご家庭でチャレンジし、孤独な家事から脱出しましょうね。
2018年05月30日共働き夫婦が揉める原因のひとつ、家事分担。お互いが不満なく分担することは、なかなか難しいものですよね。実際、共働きの夫は専業に比べて積極的に家事に参加しているのでしょうか。夫婦の働きかたによる家事分担の割合や、家事をうまく分担するコツについてお話します。 家事の負担は妻に偏っている「家事分担」と聞いて、多くの人がイメージする分担方法は、家事ごとに役割を決めることではないでしょうか。ゼクシィが191人の新婚夫婦を対象に行った調査でも、実際に家事分担を項目で行っている夫婦が多いそう。また、分担になった経緯は「自然とそうなった」が約8割を占めています。家事項目ごとに、夫と妻どちらが主な担当になっているのかを調べた結果、夫が妻よりも担っている割合が多い家事は、以下のとおり。ゴミ出し夫61%妻25%両方12%家具家電の修理や検討夫59%妻9%両方31%反面、毎日の家事の中で「頻度が高く時間がかかるもの」に関しては、ほとんど妻が担っている様子。炊事夫6%妻86%両方7%掃除夫10%妻73%両方17%洗濯夫12%妻67%両方20%上記は共働きと専業が合わさった数字ですが、この「夫の担っている家事」と「両方が担っている家事」の合算を夫婦の働きかた別に見てみると、以下のとおりになります。専業と比べて分担の割合は増えるものの、トイレ掃除・洗濯・掃除・食材などの買い物・炊事といった頻度が多く発生する家事は、やはり妻に偏りがちです。これでは、家事分担に不満を持つ妻がいても仕方がないのではないでしょうか。 共働き夫婦が家事をうまく分担するには?共働きでも、つい妻に偏りがちになってしまう家事分担。夫婦喧嘩の原因にもなってしまう分担をうまく決めるにはどうしたら良いのでしょうか。得意不得意で分担を決める家事分担を簡単に進める方法のひとつが、夫婦それぞれの得意不得意で決めること。得意な家事や好きな家事は、イヤイヤやらないで済むので効率が良くなります。得意・好きな家事が夫婦で異なるなら、平和的に分担が進められそうですね。夫婦によってはあえて担当を決めずに、好きな家事をこなすというパターンがうまくいく場合もあります。お互いが気づいたときに動けるタイプであれば、こうした方法も良いでしょう。家事の分担表を作ってみる口約束を防止し一目瞭然にするために、家事の分担表を作ってみてもいいでしょう。注意したいのは、夫と妻で家事に対する認識が異なるケースがあるということ。たとえば「炊事」。妻は「料理のついでに減っている調味料を足しておく」「後片付けがしやすいように考えながら調理をする」という項目も含んで考えていることに対し、夫側は「料理する」だけになっていることも多いです。こうしたこまごました家事は、「名もなき家事」として話題にもなっています。分担表を作る場合は、夫婦で認識を揃えていくことも大切です。名もなき家事がチェックできるアプリもご紹介しているので、参考にしてみてくださいね。> アプリで名もなき家事が一目瞭然!夫婦のリアルな感想1日のタイムスケジュールを作ってみる食事後、シンクに食器が放置されたままなのに、食器洗い担当のはずの夫はスマホでゲームばかり。不満に思いながら結局妻がやってしまう。ただ、夫は実はあとでやろうと思っていた……なんていうことも、お互いの意思疎通ができていないと起こりがちです。時間割のようにギチギチしたものでなくていいので、夫婦がそれぞれタイムスケジュールを組んで開示しておくこともひとつの方法ではないでしょうか。ただし、スケジュールはあくまでも目安。ルールに縛られすぎて夫婦間がギスギスしてしまわないようにしてくださいね。便利家電に頼ってみるお互いが仕事で忙しいのなら、便利家電を取り入れてみることもおすすめです。また、時間だけではなく、お互い苦手であったりやりたくない家事があれば、家電で代用しても良いかもしれません。食洗機やお掃除ロボット、ドラム式洗濯機など、便利なものがたくさんあります。> 賃貸OK!据え置き型食洗機を比較して我が家の一台を選ぼう> どれがいいの?ロボット掃除機を徹底比較家事をアウトソーシングしてみるもっと家事負担を軽くしたい!という共働き夫婦は、家事のアウトソーシングを検討してみてはいかがでしょうか。家に来て掃除や洗濯、作り置きおかずを作ってくれる家事代行サービスのほか、ごはんを宅配してくれる宅食サービスなど、現在では多種多様なサービスが利用できます。>家事代行サービス初心者向けに代表的な3社を比較してみた>忙しいときに利用したい!食事宅配サービス3つを比較 家事分担においてもっとも不満が溜まる原因は、「やってもらって当然」という態度を相手にとられている、と家事を主に担っている側が感じてしまうことではないでしょうか。ゼクシィの調査データには、「わたしの方が家事はやっているけれど、いつも“ありがとう”を言ってくれるから不満はない」というコメントも。「ありがとう」の一言があるだけで、「やってもらって当たり前だとは思ってないよ」という気持ちを伝えることができますよ。お互いに「いつもありがとう」の気持ちを忘れずに、助け合って生活していきたいですね。参考:ゼクシィカップルのホンネ通信
2018年04月30日何かと忙しい共働き夫婦。家事がままならない毎日に疲れていませんか?そんなときは、自分たちだけで解決しようとしないで、家事代行サービスなど家事のアウトソースをしてみてはいかがでしょうか。とはいっても、他人に任せることは不安だったり、どのくらいの金額がかかるか気になりますよね。せっかく共働きで稼いだお金は、信頼できるサービスに使いたいもの。今回はそんな家事代行サービスの活用術をご紹介します。 家事代行サービスは共働きにおすすめ家事代行サービスというのは、依頼者の要望や生活スタイルに合わせて、定期的に家事(掃除・洗濯・料理など)を行ってくれるサービスです。掃除道具などは基本的に、家庭で現在使用しているものを使うそうです。料金体系は会社によっても異なりますが、ほとんどが「時間単価×時間」となります。「家政婦サービス」とどう違うのかというと、家事代行サービスは会社との契約ですが、家政婦の場合は個人との契約となります。そのためトラブルがあったとき、家政婦サービスの場合は家政婦さんに直接言う必要がありますが、家事代行サービスは会社に連絡すれば済みます。最近では、家事代行を利用する夫婦をよく見かけるようになりました。共働き世帯が増加し、「家事とは妻がやるもの」「自分たちでやるもの」といった考えかたが変わりつつあるのかもしれません。共働きの中で家事をする時間を捻出するのは大変ですし、せっかくの休日が家事で終わってしまったということもあります。そんなときに家事代行サービスを活用することで、自分の時間や夫婦の時間も、ゆっくり取れるのかもしれませんね。 家事代行サービスの種類一言で「家事代行」と言っても様々な種類があります。「そんなことまで頼めるの!?」と驚くこともあるかもしれません。ここでは、主要な家事代行サービスをご紹介します。なお、料金は会社によって異なります。キッズ・ベビーシッターサービス親に代わって子どものお世話をしてくれるサービス。会社によっても異なりますが、冠婚葬祭などで急に預ける場合や子どもの病気の看病、保育園のお迎え、その後のお世話(遊び・食事・入浴・寝かしつけなど)などを行ってくれます。もちろん夫婦のリフレッシュとしてお願いすることも可能です。予算は早朝・夜間などの時間や子どもの人数によっても変わるそうです。ただ1時間1,500円前後のところが多いんだとか。掃除 / ハウスクリーニングお掃除代行は、リビング・キッチン・トイレ・お風呂などの掃除を頼むことができます。料金は「時間単価×時間」となっているところが多いです。ハウスクリーニングとは、専門的な技術をもったスタッフによる清掃のこと。専用機材や洗剤を用いて清掃してくれるので、普段の掃除では落ちない汚れもきれいにしてくれます。ただし、掃除してくれる箇所や製品(エアコンなど)はある程度決められています。料金体系は、基本的には作業規模に比例して料金が加算される仕組みのようです。食事・料理料理代行サービスでは、好き嫌いやアレルギー・家族構成に合わせた食事を作ってくれます。サービス内容によっては、買い物や後片付けまで行ってくれることも。下ごしらえや作り置きなども頼めるそうですよ。料金は「時間単価×時間+食材費」が一般的。多くの会社が「定期プラン」を設けていて、その場合は時間単価が安くなるそう。 共働き夫婦で家事代行を利用するならおすすめの家事代行サービスベアーズ掃除・料理・買い物・洗濯・アイロン掛けなどの家事全般を、要望にあわせてオーダーメイドで行ってくれる家事代行サービス。家事以外にも、郵便受け取りや役所手続きやペットのお世話など、平日なかなかできないことを行ってくれます。また、家事代行以外にも、「ハウスクリーニング」・「料理代行」・「キッズ・ベビーシッター」なども充実しています。CaSy(カジー)他の家事代行サービスに比べて、良心的な価格が特徴。「お掃除代行」・「お料理代行」・「ハウスクリーニング」を行ってくれます。CaSyの専用アプリでスマホから簡単に予約できるので、忙しい共働き夫婦の味方になってくれます。家事代行の利用頻度多くの家事代行サービスが、「定期プラン」というものを設けています。「週に1回」「隔週に1回」「月に1回」などから選べるようになっています。お試しとして「スポット」で1度体験して、良かったら定期的に利用する……というのも良さそうですね。 共働き夫婦にとって悩みの種である「家事」のこと。「外で働いて、家でも働きたくない」「休みの日はゆっくりしたい」という思いがありますよね。家事を外注することには抵抗もあるかもしれませんが、毎日頑張っている自分の身体を労わる気持ちで、一度試してみてはいかがでしょうか。 参考:家事代行サービスとはベビーシッターの上手な利用法Q&Aで詳しく教えて?
2018年04月25日既婚の働く女性199人から集まった家事分担についてのアンケート。今回は家事分担の割合を聞いてみました。(前回のアンケート結果はこちら現在の分担に満足してますか?)妻と夫の家事分担の割合は?妻90%、夫10%26%妻70%、夫30%17%妻80%、夫20%16%妻60%、夫40%13%妻100%11%妻50%、夫50%10%夫60%、妻40%3%※シティリビングWeb読者を対象としたWeb調査調査期間:2018/2/21〜3/13有効回答数:199人1位は「妻90%、夫10%」という結果に。では、満足度の違いと境界線は?「妻90%、夫10%」がトップとなった今回のアンケート。子どもの有り無し別に見ても結果は変わらず、ほとんどを妻側である働く女性が担当している家庭が多いみたい。また、上位は全て妻側の分担が多く、6位で半々に。ちなみに、夫100%を選択した人は0人。「家事=女性がやること」という概念が強いことを再確認する結果となりました。家事分担の満足度との関係を見て見ると、「とても不満がある」と答えた人の80%以上が妻が家事を最低80%以上やっていると回答。「まあ満足している」人は「妻60%、夫40%」、「とても満足している人」は「妻50%、夫50%」が1位となりました。どうやら満足の境界線は、60%程度のようです。この結果、どう思いますか?稼ぎの金額が6:4なら家事は4:6。家事をやりたくなければ稼ぐ。 仕事を辞めたければ旦那に出世してもらい倍以上稼いでもらうよう家事をやりサポートする。ただ子育てだけは子どもがママじゃないとダメなことが多く、なかなかうまく分担できないのが不満(ゆっち/29歳)お互いフルタイムですが、家に帰ってバタバタしてるのは私だけ。旦那はテレビ見て携帯ゲームをしているのにイライラ。子どもと遊ぶとか、お風呂掃除して沸かすとか、洗濯物をたたむとかしてほしいです(コロママ/40歳)主人が入社3年目で私より給料が少なかったから、私が仕事を辞めることが前提になかった分、家事は積極的にやってくれました。今もそのまま変わらず大変満足しています(tamasuke/49歳)夫は毎日残業してくるからか家事免除だと思っていてほとんどしない。言わないとしてくれない。仕事は自ら動いているであろうにもかかわらず家事はなぜそういうふうにできないかとても不思議。家事は妻の仕事なんだろうかと常にモヤモヤしています(つちのこ/38歳)通勤時間が私が1時間、夫が30分なので、同じ時間に起きて、私が顔を洗って化粧をしている間に、夫がご飯を作る。一緒に食べ始めて、私が先に仕事に出て、夫が片付けて、仕事に出掛ける。私は通勤時間が違うから、当然と思ってるけど、人に話すと異常にうらやましがられるか、引かれる。母にはあなたが30分早く起きなさいよ。と言われるが、睡眠も仕事を続ける上で大事だと思う(ゆら/31歳)私の性格上、結局早くことを済ませたいので気付いたら全部自分でやってしまっていると後悔してます。 お互い疲れて帰ってきて、さらに食事作り、皿洗い、片づけ…。子どもがいたら、どうなってしまうのだろうと感じます。一度、家出してみて、どれだけ大変なことか理解させてみるのもいいかもしれません。あとは、マメな男性を探すことに尽きるかもしれません。人は基本的に変わらない生き物(どるねーど/36歳)結婚当初から言い続けて、ここ1年でようやく自らやるようになった。それまで7年かかった。本人はちゃんとやってる、と思ってるようだけど、全体的な家事の2割程度しかやってないんですけど?それ以外私がやってる現状に、不満がないはずがない。これで子どもができたら、妊娠〜出産〜子育てがプラスされるかと思うと、女性の負担が多すぎて不安しかない(むむっ。/39歳)わが家の場合は、旦那さんのほうが気が付いて手伝ってくれます。夕食は私が作ることが多いですが、帰り際に電話で必要な買い物がないか、夕食をどうしようか聞いてくれたり、作っている間に自然と洗濯物を取り込んでたたんでしまってくれたり。私が残業で遅めの帰宅の時は魚を焼いたりワインを準備して待っていてくれます。週末は朝ごはんとコーヒーを作って起こしてくれたりします。食器を洗ったりしまったりで夫婦で違う方法があっても感謝はしますが、文句は一切言いません(南国♪/45歳)共働き(フルタイム)でも夫のほうが断然帰りが遅いので、負担割合が多くても当たり前だと思っている。うまくいく秘訣は、例えば洗濯物を干すのを手伝ってくれたとき、干し方が気に入らなくてもその場では文句は言わず、時間をずらして黙ってやり直す(ひなりんこ/42歳)新婚なんですが、結婚前のほうが掃除や料理など手伝ってくれましたが、今は全くです。初めは頑張ろうと思ってやってますが、いつまで続くか不安(みぃ太郎/34歳)旦那さんがフルタイム、自分はアルバイトなので自分ができる限り頑張ってます。旦那さんが風呂掃除やトイレ掃除をやってくれたときは褒めたり、好物を用意してあげるとまたやってくれるようになりました(ももんが/35歳)編集部VOICE共働き夫婦で家事が半々と知ると「旦那さん、すごいなー」と言うのは既婚男性が多い気が…。気のせい?
2018年04月12日以前に比べて、夫婦間での家事分担が進んでいる今日この頃。そして、夫婦の家事分担が進むとともに、なかなか表に出ず認識されにくい「名もなき家事」が注目されるようになりました。名もなき家事といっても内容はさまざまですが、今回のテーマはただ手を動かすだけの家事ではなく、頭を使って行う「考える家事」。考える家事の実態と、考える家事の負担を夫婦で共有するコツをご紹介します。 1. 「考える家事」とは?考える家事というとまず「毎日の献立決め」が思い浮かびますが、ほかにも考える家事はたくさんあります。毎日の家事はそのときの状況に大きく左右されるので、その都度柔軟に対応しなければなりません。洗濯の場合洗濯なら、洗濯機を回す・洗濯物を干す・取り込む・畳む・片付けるという一連の作業にかかる時間を前もって予測する必要があります。そして、家族の予定や他の家事に支障が出ないようスケジュールを組んで行動しなければなりません。洗濯のスケジュールは、そのときの天気・気候や洗濯物の量・種類に大きく左右されます。天気が悪い日などは部屋干ししなければなりませんし、洗濯物の量が多ければ洗濯機を回す回数も増えるでしょう。掃除の場合掃除にも、考えるべき要素はたくさんあります。たとえ家の間取りが同じでも、生活スタイルや家族の価値観によって掃除のやりかたは変わります。毎日使う場所・汚れやすい場所はこまめに掃除する必要がありますし、普段あまり使わない部屋は掃除の頻度を減らしてもよいでしょう。掃除を始める前に、まず掃除する順番を考えなければなりません。たとえば台所のコンロを掃除した後にコンロの上の換気扇を掃除してしまうと、せっかく掃除したコンロに換気扇の汚れが落ちてしまう恐れがあります。掃除する場所や汚れの種類に合わせて、道具・洗剤を使い分けることも大切です。また、家計のやりくりも考える家事のひとつです。家族の収入やライフプランに応じて、毎月の支出(食費・光熱費・おこづかいなど)や貯金額の配分を考えなければなりません。 2. 考える家事に対する夫婦間のズレ共働き夫婦の増加によって、妻だけでなく夫も積極的に家事をする家庭が増えてきました。また家電・家事代行サービスの発展によって、手を動かす家事(あまり頭を使わずにできる家事)の負担は以前より少なくなっています。しかし、フルタイム共働き世帯をターゲットとした調査では7割近くが「家事負担は妻メイン」と回答。そして、考える家事の負担も妻に偏っているのが現状です。考える家事にかかる時間既婚男女をターゲットとした別の調査では、妻の平均家事労働時間は1日あたり約150分という結果が出ています。また、1日の家事時間の43%を考える家事が占めています。つまり、1日あたり約1時間を考える家事に費やしている計算になります。考える家事に関する夫婦間の認識妻の44%は、「夫は考える家事の存在を認識していない」と感じています。一方、夫の83%は「妻は考える家事をしている」と回答しています。考える家事について、夫婦間の認識に大きなズレが生じているんです。 3. 考える家事の具体的な負担内容と、夫婦で共有するコツここでは、考える家事の中で最もウエイトが大きい「毎日の献立決め」にスポットを当ててみましょう。食事は毎日しなければならないものであり、家族の健康にも直結します。そのため、献立決めは考える家事の中でも特に手を抜けないものです。なぜ献立決めが苦手な人が多いのか?責任重大な毎日の献立決めですが、夕飯の献立決めが苦手な人は男性で40.6%、女性では61.6%にものぼります。その理由は単なるレパートリーの少なさだけでなく、さまざまな要素が複雑に絡み合っています。食材の旬・値段や賞味期限多くの生鮮食品には旬があり、そのときの気候や作物の出来具合などによって価格も変動します。ムダな食費を減らすためには、なるべく安い食材を使って献立を決めることが重要。すでに家に食材があるなら、古くなって食べられなくなる前に使い切りたいものです。家族構成・家族の好みに合うかどうか家族に子ども・高齢者・食物アレルギー持ちの人などがいると、その人に合わせた献立を作らなければなりません。家族の好みがバラバラな場合、不公平にならないようおかずの種類を増やすかローテーションを組んで献立を決める必要があります。栄養バランス家族が好きだから・作りやすいからといって似たような献立が続くと、栄養バランスが偏ってしまいます。しっかり栄養を摂るためには、さまざまな食材をまんべんなく使う必要があります。そのとき料理に割ける時間仕事が忙しい人や小さい子どもがいる人にとって、手の込んだ料理を作るのは難しいでしょう。そのような場合は、いかに短時間で作れるかも重要です。時間が経っても美味しく食べられるかどうか帰りが遅い家族がいるなら、時間が経っても美味しく食べられる献立が便利。お弁当を作る場合は、前日のおかずの残りを活用すればお弁当作りの手間を省くことができます。 4. 考える家事をひとりで抱え込まないために家事をメインで行ったことがない人にとって、考える家事の負担は実感しにくいもの。また、パートナーの家事の負担を理解できている「つもり」の人もたくさんいます。考える家事の大変さをパートナーと共有するためには、まず考えるべきことは何か・何がどのように大変かなどをはっきりさせ、相手に伝わるように説明しましょう。口だけで説明しにくければ、箇条書きやイラストにするのも有効です。自身が置かれた現状を見つめ直し整理することで、無意識に感じていたストレスや不満にも気づきやすくなるでしょう。パートナーに意見を聞くときは、尋ねかたを工夫する献立決めにおいてありがちな不満に「パートナーに何を食べたいか聞いても『何でもいい』としか言われず、料理にやりがいを感じられない」があります。しかし、聞かれたほうの立場になって考えてみると、いきなり「今日は何食べたい?」とだけ言われてもなかなかアイデアが浮かばないと思いませんか?「今日は○○か××にしようと思うけど、どっちがいい?」と選択肢を提示したり、「買っておいた魚を早めに食べてしまいたいから、今日は魚料理にしたい」というように献立決めの理由を付け加えたりすると、パートナーも意見を出しやすくなるでしょう。考える家事自体の負担を減らす工夫定番の献立を組み合わせる家族の好みに合わせて定番の献立をいくつか決めておき、大まかにローテーションを組んでおきます。同じような食材でも、調理法や味付けを変えるだけでずいぶん印象が変わるでしょう。食材宅配を使う食材宅配サービスの中には、あらかじめ決まった献立に合わせて食材を届けてくれるものがあります。毎日利用しても飽きないよう工夫されており、その日使う分だけの食材が届くので食材ロスの心配も減らせます。 家事をメインでやった経験がない人にとって、「考える家事」の負担は想像しにくいものです。考える家事を夫婦間で共有するためには、家事を進めるために考えることは何か・考える家事がなぜ大変なのかをわかりやすく整理してパートナーに伝えましょう。現状を整理することは、あなた自身のためにも大いに有効。考える家事がなぜ大変なのかわかれば、負担を減らす工夫もしやすくなるはずですよ。参考:【家事シェアの新課題】家事時間1日平均150分のうち、43%もの時間を占めるのは、パートナーに理解されづらい「考える家事」夫と妻の料理に関する意識調査手抜き”許せない家事1位「料理」も、7割が「レシピ検索すら面倒」「夕飯何食べたい?」が持つ理不尽さと、ベストな返答の考察「考える家事」と「行動する家事」がヒント! 「夕飯づくり」で考えるモヤモヤしない家事分担法共働き夫婦の家事分担調査(2017年)。夫の家事分担率は平均30%
2018年04月09日ウーマンエキサイトで人気連載中のちゅいママさんの記事 「『名前のない家事』からの解放! 夫も子どもも気軽にできる片付け術」 で実施したアンケートで、多くのママが家事の分担について夫にモヤモヤしていることが浮き彫りになりました。■家事を家族で分担できている?ウーマンエキサイトで実施したアンケート「家事を家族で上手に分担できていますか?」から、64%の家族で家事の分担ができていないという意見が集まりました。Q.家事を家族で上手に分担できていますか?できている 7%ややできている 29%全然できていない 64%専業ママの家庭、共働きの家庭ではこの割合はもしかしたら変わってくるかもしれません。でも多くのママが家事の分担ができないことにイライラしていることがわかってきました。どうして家事の分担ができないのか。どうすればママたちの不満は解消できるのか考えていきます。■ママしか気づいていない「名前のない家事」最近メディアでも取り上げられる「名前のない家事」。夕食作り、お風呂洗い、洗濯といった名前のある家事ではなく、日常に確実に存在し、少しずつ時間がかかるけど、その作業をだれも「家事」だと認識していないようなもの。これらを「名前のない家事」といいます。ちゅいママさんは、「妻の私は毎日の家事が『やってもやっても終わらない』イメージなのに対して、夫はそうじゃない。」といいます。その正体こそが名前のない家事。しかもこの家事のやっかいなことは、「やっている本人(ママ)しか気づいていない」という未確認生物なみの存在にあります。名もなき家事、わかります!醤油(しょうゆ)は、勝手に増えないし。ゴミ捨ても、捨てるまでの道のりがあるのです! ゴミを捨てる日の把握もありますし。お互い働いていたり、専業主婦だとしても育児があるならば、家事は絶対に分担しないと、いつか大爆発してしまうと思います。基本的に、「快適な生活」というモノを営むためには「名前のない家事」って本当に必須ですよね。でも、それに気づいて、みずからやってくれるような子どもや夫って、ほんとにわずか。「ゴミ捨ては、集積所に持っていくだけじゃないのよ~。家中のゴミを集めて、汚れたゴミ箱拭いて、新しい袋かぶせて、集めたゴミ袋の口を結んで、やっと集積所に持っていけるのよ~。」って先日娘に説教したばっかり。「名前のない家事」っていうか、「気づかれない家事」…多いですよね、本当に。気が向いたときだけ食器を洗ったり、浴槽だけを洗ったりして、旦那は家事を半分以上やってるつもりになっています。日々の片付け、カビ取り、加湿器の洗浄、枕カバーや寝具の洗濯なんて 知りもしないんだと思います。シャンプーの入れ替え、トイレットペーパーの交換、ゴミ袋のセット、回覧板をまわす…。普段あまり認識していない地味な作業ですが、意外にこれらの作業がじわじわとボディーブローのように家事の量を増やし、ママたちのストレスとなっていくのかもしれません。■夫は気がつかないという生き物だった!?妻が「家事が大変!」と訴えても、「毎日、家事に追いまくられて自分の時間がないの」と嘆いても、気がついてくれないのが夫という生き物なのでしょうか。おそらく会社では上司の空気を読み、クライアントの要求をヒアリングしているはずなのに、家ではなぜかその能力は発揮されないようです。「気がついた人がやる」と旦那は言いましたが、旦那は気がつかない生き物です。空き缶がたまろうが、トイレが汚れようが、ポストに郵便物がたまろうが、まったく気がつかない。結局私がやりますが、やったことに気がつくはずもなく…。たまに申告しますが、「で? 褒められないと家事もできんの?」と地獄に突き落とされます。こちらがやったことにはまず気づきもしないが、自分がやったことには気づいて一言欲しいと言う。「やって欲しいなら、『やって欲しい』と言えば?」と、基準が常に二番手なのがムカつく。あなたも、子どもも、この家にいてこの家を汚し、散らかす一員でしょう? ちょっとくらい手伝うのは間違いじゃないでしょうよ! なんで、母であり妻であり、専業主婦だからとすべてのあと片付けを私1人がやならければならないのか!!でも夫が「気がつかない」のは、夫だけの責任ではないと答える人も。そもそも、育てられた環境がダメ!男の子跡取りだからと、何もしなくてもご飯が出てきて、洗濯物は、あたり前のように畳まれタンスに片付けられている。一方、女の子は、兄弟の分まで母のお手伝いを小さい頃からするのがあたり前で育った年代は、いくら言っても無理! 共働きだろうが「なんで俺がしないとダメなの?」と。そうやって育てた親の責任だ! と旦那を見て思います(笑)。■専業主婦は家事分担は言ってはいけないのか?「家事を分担しよう」とは、ただでさえ言い出しづらいセリフ。とくに専業ママは、「一日中家にいるんだから時間あるでしょ?」という伝家の宝刀を夫に抜かれたら、返す言葉を失いがちです。「専業主婦は、片付け含めすべてするのがあたり前」これが夫含め周りの身内の考えです。この記事にある「名前のない家事」をやってくれなんて、そんなハードル高いことだれも期待してない! でもせめて、『使ったタオルは洗濯カゴにいれるとか、そったヒゲが散らばってたら流すとか、それくらいしろよ!』と夫に言いたくなります。夫はもう死ぬまで家事ができないと思うが、息子には家事分担の意義を伝え続けたい。私自身、専業主婦。主人は朝早くから夜遅くまで働き、休みは日曜日だけ。主人には感謝していますが、主人が忙しい分、家事は100%私の仕事になっています。先日、子どもたちに「ママ忙しいからこれやってくれたら助かるんだけど~」と言うと、「ママはずっと家にいるんだから忙しくないでしょ。本当に忙しいのはパパだよ! 私も幼稚園行って疲れてるんだから!」と言われ…。私ってなんなんだろう…何も報われず感謝もされず…虚しくなりました。夫ならずも子どもにまで「家事はママがやるのが当たり前」と言われてしまったら、そのショックはかなり大きかっただろうと思います。ママは「家族のため」と思ってがんばったとしても、その分の見返りはないし、家族のだれからも評価されないことが、よりママたちを暗たんたる気持ちにさせるのかもしれません。またなかには「専業主婦だから何も言えない」と、ママみずからが家事分担を放棄していることもあるようです。■こんな工夫で夫に家事してもらっているママたちママたちが「名前のない家事」にモヤモヤしているなか、ちゅいママさんは「ついでに何かを手に持つ」作戦を実行しました。これは家の中を移動するとき、必ず何かを持つ(たとえば転がっているおもちゃを持って片づける、玄関に落ちているゴミを拾う)ことで、所定の位置にモノを戻させるというものです。アンケートでも、家事分担が「できている」「ややできている」と答えた人は、36%。世の中には、家事をしていない夫ばかりではないのです。ちゅいママさんのように、作戦を実行しているママからの意見もありました。わが家は、夜洗濯物を干すのを夫とやるようにしました。リビングにいると夫はスマホいじりを止めないので、私が必死に何か話していても上の空なのです。洗濯物を干しながらスマホはいじれないので、大事な話は洗濯物を干しながらするようにしています。5.3.1歳のお母さんです。私は旦那に食器洗いだけはすべてやってもらっています、平日も。これだけ絶対してもらうだけで、負担が少し軽くなりますし、旦那がどんなに飲み会が多かろうが少しは目をつぶることができます。なかには「死ぬほど洗濯物が嫌い」というママは、夫に洗濯物だけやってもらえればOKという人もいました。このように「キッチリ分担」ではなく、「お互いが得意とする家事を行う」という方が、真似しやすいかもしれません。いっそのこと「名前のない家事」で、だれも気がつかないんだったら、やることを止めてみちゃうというのもひとつの手かも。ただ、結局耐え切れなくなってやってしまうママが多そうなのですが…。■正しい夫婦のカタチはなんですか?ただ「家事を夫婦で分担する」というのは、正しい夫婦のカタチなのでしょうか? 「家事の分担を明確化すると、相手がやらないことに余計イライラするのでは?」という意見もありました。分担というのは、お願いしなくても進んでやることだと思うのですが、夫はお願いしないとやってくれません。お願いすれば、文句言わずやってくれるだけマシなのかもしれませんが、これはお手伝いであって分担ではないし、いちいちお願いするのも気が引けてきて、結局自分でやってしまいます。分担したいけれど、旦那が休みなく働いていると思うと頼みにくい。それに、「あーその干しかたじゃだめ」と、気になって仕方ないので、結果自分でやる方が気が楽だったり。夫が仕事で忙しく家にいる時間が少ない場合、「家事の分担」というのは現実的に難しいという家庭も多いことでしょう。ママのモヤモヤの正体は、家事の分担なのでしょうか。家事は「やってもストレス」「やらなくてもストレス」というところがあります。そこには「家事」を毎日こなしているにも関わらず、感謝されないことにあるのではないでしょうか? ましてや「名前のない家事」はやっていることすら気づいてもらえていない状態…。だとしたら解決方法は、「家事の分担をキッチリすること」ではなく、「その家庭ごとのスタイルづくり」なのかも。どんなに「夫が家事に非協力的だ!」と訴えても、現実に時間がなく、家にいることが少ない夫の場合には、ソレは難しいのですから。この家庭ごとのスタイルづくりをするうえで最重要となってくるのは、夫婦の話し合い。なぜなら「夫が『家事は女の仕事だ』って言う」「妻が『小遣いは1万』と命令する」…。不満で爆発寸前だとしても、相手はその不満にすら気がついてないのかもしれません。だとしたら、まず自分が何を不満に思っていて、どういう形で解決できるのかを言葉にして、相手に伝えることが必要。ただ、そもそもコミュニケーション不足の夫婦がいきなり「話しあいましょう」というのは、難しいと思います。まずは信頼関係を取り戻すために、相手の状況を気にかけること「最近、どう?」と、感謝することをこころがけてみるというのは、いかがでしょうか? 「仕事がんばってくれてありがとう」「夕食作ってくれてありがとう」。お互いいたわりあうことができれば、まずはモヤモヤが少しだけ解消して、次の一歩が踏み出せるのではないかと思います。Q.家事を家族で上手に分担できていますか?アンケート回答数:642Q.家事分担についてご意見をお聞かせくださいアンケート回答数:78(アンケート集計期間:2018/2/22~2018/2/26)
2018年03月01日家事に育児に大忙し。そんなママの体を癒してくれるお風呂ですが、掃除をするのって面倒ですよね。とあるネット掲示板にも、お風呂掃除に悩む専業主婦の方が投稿しています。一番嫌いなお風呂掃除この投稿主は、そもそも掃除全般が苦手だといいます。なかでも、お風呂掃除が一番嫌いなのだとか。とはいえ、汚れが溜まると掃除が大変になるという自覚はあるようで、毎日簡単に出来るお風呂掃除の方法はないものか、世のママたちに聞いてみることにしたようです。入浴後にそのまま掃除する派が多数!?では、この質問に対して、どんな回答が寄せられているのでしょうか?多くのママは、「お風呂に入りながら」「お風呂から上がる前」にお風呂掃除をしているとのこと。湯船に浸かりながら鏡を磨いたり、体を洗うタイミングで床掃除をしたりして、時短につなげているようです。お風呂に入りながら掃除をする理由としては、入浴直後なら、洗剤を使わずにスポンジをこするだけで十分という意見や、どうせ最後には抜いてしまう湯船のお湯を使うことで節水にもなるし、冷たい思いをしなくても済むという意見がありました。一方、お風呂に入りながらの掃除はリラックスした気になれないとの理由で、朝にやっているというママもチラホラ。ほかにも、お風呂掃除のタイミングではなく、一般的なものからオーガニックなものまで、飽きないように洗剤を変えるとの意見も。ただ、毎日はさすがに手間なので、ママの担当にするのではなく、最後に入った人がお風呂掃除をするというルールを決めているなんて人もいました。こうしてみると、みなさんお風呂掃除をラクにする工夫をしているようですね。水垢って、放置すればするほど頑固になって落ちにくくなるし、カビも生えやすくなってしまうもの。だけど、今回のお掃除テクニックを参考にすれば、今よりもほんのちょっと前向きにお風呂掃除に取り組めそうです。(文・山手チカコ/考務店)
2018年01月27日こんにちはオウチーノ編集部です。共働き世帯が増え始めるとともに、「名もなき家事」や「家事の大変さ」のような家事の分担についてもいろいろと話題になってきました。とはいえ・・・家事を家族以外の第三者に任せられるような家庭はまだまだ少ないと思います。そこで今回はInstagramで10万人以上のフォロワーを誇るnika.homeさん、おさよさん、yukiko_ismartさんのシンプル家事をまとめてみました。インスタで話題のnika.homeさんのシンプル家事Instagramで13万人以上のフォロワーを誇るnika.homeさんが手掛けた本『ラクしてスッキリ シンプル家事』から気になる家事の効率化のコツをご紹介します。家作りのゴールを「おしゃれ」から「ラク」にシフトする@nika.homeがシェアした投稿 - 5月 15, 2017 at 5:54午後 PDT子どもがいる家庭は特に、片付けや掃除が行き届かなかったり、満足に続かなかったりしますよね。nika.homeさんは、家作りを見直すために、無印良品のカタログを参考書にしたそうです。シンプルでクセがなく、誰でも取り入れやすいインテリアには、「必要な物だけ」が揃っています。センスがないなら白で統一してしまう@nika.homeがシェアした投稿 - 1月 20, 2017 at 3:56午後 PSTnika.homeさんは、アパート暮らしをしていたころから、インテリアは白と決めていたそうです。色を決めてしまうことで迷わなくてすむようになりますし、何より白は綺麗に見える色。そしてどこでも手に入りやすいのも、白の収納グッズの良い所です。スッキリで話題!おさよさんの家事ぐせを大検証続いてはこちらもInstagramのフォロワーが27万人以上を誇るのおさよさんの著書『家事ぐせ』から驚くほどスッキリするという家事のコツを紹介します。紹介します。ひっかける場所を作ると卓上が散らからないおさよさんさん(@osayosan34)がシェアした投稿 - 7月 6, 2015 at 2:10午前 PDTいつのまにか散らかってしまうリビングの机は、ダイニングテーブルの横に突っ張り棒をして、よく使うものをひっかけておくだけで、「テーブルの上に何もない状態」をキープすることができます。入浴後に1分間のふき取りをすることで水アカ対策水滴を放置してしまうと、頑固な水アカができてしまうので、毎日1分間でも掃除をすることで、掃除がラクになります。お風呂に入った後、体を拭いたタオルでも良いですし、ふき取り専用のタオルを使用しても良いそうです。yukiko_ismartさんのシンプルな住まいは家事をラクにする!Instagramで11万人以上のフォロワーを誇るyukiko_ismartさんが手掛けた本『ほんとうに必要なものしか持たない暮らし』から気になる家事の効率化のコツをご紹介します。シンプルな住まいのための工夫@yukiko_ismartがシェアした投稿 - 9月 16, 2017 at 8:06午後 PDT片付けしやすく掃除しやすいインテリアにこだわり、シンプルな住まいを作るためのルールを設けていました。・家具はロータイプの圧迫感がないものをセレクトする・LDKの表には何もモノを出さない・汚れやすい水回りはシンプルイズベスト・玄関は運気の入り口なので靴は1足だけにしてスッキリ・「モノに埋もれない」ように子どもの成長に合わせてインテリアを変える即戦力のモノのみを揃える@yukiko_ismartがシェアした投稿 - 2月 17, 2017 at 12:44午前 PSTモノが少ないから、ゆったりとしまうことができ、片付けも掃除もラクになります。「もしかして使うかも?」というモノではなく、即戦力のモノだけを揃えることで、モノを減らすことができます。「ラクする収納」を実現するためのコツ@yukiko_ismartがシェアした投稿 - 8月 22, 2017 at 9:56午後 PDTシンプルにすればするほど、家事はどんどんラクになります。「ラクする収納」のポイントは以下の3つ。・隠す収納を活用してホコリをためない・ひと目で見渡せるように収納する・定期的に見直しをするyukikoさんは月に1度の大掃除の日に、家の中をチェックして不用品を処分しているそうです。本当に使うものだけを残して、持っているものの総量をきちんと把握することが大切です。
2018年01月24日掃除や洗濯に料理……名のある家事の隙間で発生する、「名もなき家事」に追われ苦しんでいる人は意外と少なくありません。例えば、「ごみ捨て」という家事の前後には、ごみを分別しまとめたり、新しいごみ袋をセットしたりなどの「名もなき家事」があります。そんな「名もなき家事」は少しでも減らしたいもの。そこで今回は、オウチーノ編集部が「お、ねだん以上!」のキャッチコピーでおなじみの家具・インテリア・生活雑貨ショップ「ニトリ」で見つけた、家事が楽になるキッチングッズを紹介します。手間を発生させない、キッチンの便利グッズ余分な手間は、「省く」のではなく「もとから発生しない」ほうが良いはず!「名もなき家事」になり得る手間の発生を防ぐ、便利グッズを集めました。いつでもサラサラの茶葉や塩を。湿気とおさらばバスマットのイメージが強い珪藻土ですが、茶瓶や塩の乾燥剤としても使えるんです!スティック型や六角形のブロック型などもあり、容器に入れておくだけで、余分な湿気を吸い取ってくれる珪藻土。塩などの調味料や、茶葉やゴマ、チアシードなど細かいものにはスプーン型が断然便利!乾燥剤として、サジとして、二度おいしい“神”グッズです!「固まった塩にイライラ」などのストレスからも解放され、いつでもサラサラのお塩を使うことができそう。砂糖には使用できないので、注意してくださいね。「珪藻土スプーン」277円キッチン収納の強い味方!収納が変われば家事も変わるマグネットで取付け可能なこのホルダーは、冷蔵庫などの側面もOK!ラップ類も4本収納できるので、これひとつでばらつきがちなキッチンのロール系アイテムが一気に片付きます。そして、何といってもキッチンペーパーを片手でカットできるのがポイント!キッチンペーパーのカットにモタつかなければ、調理にかかる時間も大幅カット!?「キッチンペーパーホルダー(ラップ&ペーパータオルホルダー)」742円気づいたら散らばてしまったりスペースを大きくとってしまっていたり。どのサイズか分からなくなってごみ袋の取り換えに手間取ったり……よく使うものだからこそ、分かりやすくきれいに収納し、取り出しやすくしたいもの。ごみ袋も、立てて収納できればスッキリ片付きます!「引き出し用ゴミ袋収納ケース」にごみ袋をまとめて収納することで、ちょっとした隙間にも入り、片手で1枚ずつ取り出せるようにもなります。「可燃ごみ」「不燃ごみ」や容量の書かれた専用のシールもついているので、それを利用すれば何用のごみ袋かも一目瞭然です。短辺にも長辺にも取り出し口があるので、引き出しやスペース合わせて使用することができます。「トトノ 引き出し用ゴミ袋収納ケース」740円水切りカゴは多機能が嬉しい!省スペース派は……?シンク回りで最も存在感を放つもののひとつ、水切りカゴ。食洗器があるキッチンでも、料理中のちょっとした洗い物など、水切りカゴが必要な場面は多いもの。洗い桶・水切り・つけおきの3役をこなすこのバスケット型なら、取手付きで持ち運びもラクラク。水止詮がついているので排水できない場所にでも移動ができ、野菜や食器のつけ洗いなども可能で水桶けとしても活躍します。節水もできるのでとってもエコ!水捨て不要、可動式排水ノズルで好きな方向に排水ができるので、手間が省けるうえ自由なキッチンレイアウトができます。「アクリア水切りバスケット(ブラウン/ブルー/レッド)」1843円水切りカゴを毎回使うわけではない場合、常にキッチン台の上に出ているのはスペース的にも見栄え的にも良くないかもしれません。では、水切りかごの代わりに吸水マットを使用するのはどうでしょうか?傷つきやすい食器の水切りも安心です。洗濯すれば常に衛生的ですし、使わないときには畳んでしまっておいたり干したりなど、キッチン台のスペースも料理にフル活用することができますね。「吸水マットメッシュ」370円頑固な汚れもこれでおさらば!洗剤要らずのキッチンお掃除グッズクレンザー(磨き粉)や鍋のコゲ落としにぴったりの重曹。油汚れの下処理や台所のべたべた汚れにピッタリのセスキ炭酸ソーダ。キッチンを掃除するうえで欠かせない2つのアイテムが、シートに!?セスキ炭酸ソーダや重曹とゴムラテックスを含んだ不織布が、油汚れや水アカ・茶シプをかき落としてくれます。レンジフードや換気扇、コンロ周りの汚れもスッキリ!シンク回りのくもり取りにも使えます。洗剤いらず・水だけでOK!洗剤を使用したくない場所のお掃除にも便利です。これ一枚あれば、いちいち重曹やセスキを用意し、スポンジなどの道具を用意し……などの準備も必要なし。気づいたときにサッと掃除してしまいましょう。気づいたときにキレイにしておけば、大掃除の負担もグッと軽減されます。ストックしたいお掃除道具のひとつです!「セスキシート」138円「スポンジ(ハード)(ジュウソウシート)」141円これなら、お子様にも安心して掃除を頼みやすいのではないでしょうか。ぜひ「名もなき家事」軽減のためにも、“神”グッズをキッチンに取り入れてみてくださいね。※表示価格はすべて税抜価格です。
2017年12月10日皆さんこんにちは。ママライターのあしださきです。「家事をどうすれば時短できるか?」忙しい日々の中、こればかり考えてしまう筆者ですが、皆さんはどんな家事を時短したいと思いますか?私は秋から冬にかけては、お洗濯の悩みが1番大きい割合を占めています。理由は、・衣服が寒さで乾かない・早い時間に取り込まなくてはいけない(日が短いから)・取り込んでもすぐにたためない事が多い(子どもの帰宅や習い事の時間で忙しい)その面倒な時間を最小限にすべく「ハンガーから外して、カゴに入れない」という方法で時短を実践しています。ハンガーを外したら、その状態のまま畳むのが1番時短になる方法だと思います。つまり「立ったまま畳む」のです。お手本にしたのは、ユニクロの店員さんが商品を陳列している時のたたみ方です。これがかなり簡単でスピーディー、尚且つ綺麗に畳むことができる 良い方法なので、今回ご紹介したいと思います。●これぞ時短のユニクロ流たたみ方●①うしろ身頃を見せる形で、自分の体に沿わせる。分かりやすいように襟付きのシャツを見本にご説明します。まず、シャツのうしろ身頃を前にして襟を自分の胸の高さくらいに合わせ、右手を大きく広げて襟あたりを押さえておきます。●②左手で袖を持ち、そのまま真横にぴんと張ります。●③左手で袖口を持って、自分の鎖骨の位置に折り返します。●④大きく広げた右手で左からの袖口を受け取り、胸の前で押さえます。●⑤自分の左手側の身頃をバランスよく折り返します。●⑥折った位置がずれないように、大きく広げた右手でさらに押さえます。●⑦②から⑥の工程を今度は大きく広げた左手で押さえながら行います。(写真5~7)●⑧左右両方から畳めたら、今度は裾を右手で3分の1程度折り返します。この時上体を前かがみにして折った部分を左手で受けます。●⑨今度は襟の方から3分の1折り返します。完成今は長袖を前提にご説明しましたが、半袖でももちろん応用可能です。ハンガーからはずし、カゴに入れてから座って畳むと実際長袖Yシャツ10枚で約4分半かかりますが、この方法で立ったまま畳むと3分弱 で終了します。(筆者調べ)またお子さんのサイズのTシャツなど、小さい衣類だとより扱い易いためもっと時間が短縮できます。これを聞いて試してみたくなった方もいらっしゃるかもしれませんね。----------いかがでしたか?時短になって、しかも仕上がりがとても美しいのがおすすめのポイントです。株式会社クリエイトが2016年に行ったアンケート調査でも、「家事の時間が足りないと感じるか」という質問に対し、73.9%が「はい」と答えており、「特に工夫して効率化(時短)している家事があるか」との質問には63.4%が何かしらの家事で効率化を図っているという結果が出ていました。この結果からも、子育て・仕事・介護などで忙しい世の女性たちが時短できる方法を模索しながら家事を行っている現実がうかがえます。今回のアイデアが皆さんの毎日の中で、少しでもお役に立てることを祈っています。参照/株式会社クリエイトみんなの本音500人アンケートVo.13 家事を時短テク&息抜きで効率化●ライター/あしださき
2017年11月28日多くの主婦が家事を負担に感じていることが、前編のアンケートから明らかになりました。しかし、家事代行サービスを導入する家庭はごくわずか。仕事に家事に忙しい主婦にとってはメリットが多く思える代行サービスですが、いざ利用しようと思うと意外に気になることが多いようです。どこを重視すべきか、主婦のみなさんの意見を参考にしましょう!掃除や料理といった家事をプロにお任せすることができる「家事代行サービス」が最近話題になっています。面倒になりがちな家事を代行してもらえるので、忙しい人にとってはとても嬉しいサービスでしょう。前編では家事を負担に感じる主婦の現状と、家事代行サービスの検討の有無について見てきました。家事はツラくても、家事代行サービスを使うほどではないと答えた人が大多数の結果となりました。【家事代行サービス・前編】はこちらから前編の結果を踏まえ、引き続き主婦50名のアンケートをもとに、後編では代行サービスのメリットとデメリット、主婦たちがサービスに求めることについて見ていきましょう。■目次1.家事代行サービスを利用したら生活はどう変わる?2.他人に家事をお願いすると、不安なことも多い3.主婦たちが家事代行サービスに期待していることまとめ1. 家事代行サービスを利用したら生活はどう変わる?家事代行サービスを導入することは現実的ではないにしろ、サービスを使ってみたいと思う主婦は多いようです。では、みなさんはどのようなメリットがあると考えているのでしょうか。家事代行サービスを使うメリットについて聞いてみたところ、特に票が集まったのは「時間が浮く」「体力的負担が減る」というものでした。【働く主婦にとっては、時間が浮くのはありがたい】■「頑固な汚れなど隅々までやると時間も体力もなくなるので、やってもらえるのは自分の時間もできるしうれしい」(30代・パート)■「フリーランスで自宅で仕事をしているので、家事もしつつ仕事もするという同時進行をしなくても済むからです」(30代・個人事業主)■「空いた時間で家族サービスに出掛けることができる。普段はフルタイムで働いているので、土日しか家族とゆっくり過ごすことができません」(20代・正社員)「時間が浮く」ことをメリットとした人のうち、とりわけ目立ったのは、正社員や個人事業主としてフルタイムで働いている人たち。フルタイムとなると、朝は早く、帰りは疲れて家事どころではなくなってしまうことでしょう。そんなフルタイムで頑張る主婦のみなさんにとっては、家事代行サービスは大助かりのはずです。【疲れて帰ったあとの体力的負担が減る】■「仕事をして、家に帰ってから家事をするとなると、疲れが倍増するので、代行サービスがあると体力的には楽になると思います」(30代・パート)■「フルタイムで普段仕事をしているので、細かいところまで掃除をするのが負担です。また、専門家に依頼することで、やはり素人がするよりもずっと良い仕上がりになります」(40代・正社員)■「家事をするには体力が必要だから。家事にかかる時間ない分、自分の時間が得られる」(50代・正社員)こちらでも仕事をしている主婦の意見が目立ちました。仕事をして帰ってきてからの家事は、誰にとってもツライものです。体力的にもなかなかの負担になります。そんなときにお金を払ってでも家事をプロにお願いすることは、体力だけではなく、精神的な負担の軽減にもつながることは間違いないでしょう。2. 他人に家事をお願いすると、不安なことも多い一見便利に思える家事代行サービスですが、実際に利用することを考えると、不安に思う点もあることがアンケートから明らかになりました。【他人が家に入ることは一大事】アンケートを回答した主婦の半数以上の人が、「他人が家に入ること」が代行サービスを使う上での大きな不安であると回答しました。■「家事代行サービスは利用してみたいですが、他人が家の中に入ることがかなり抵抗あります。家の中の物を見られるのもあまり良い気がしません」(40代・主婦)■「他人が自分のテリトリーに入ってくることには警戒感があります。どのような方なのか、人間性までは会ってみないとわかりませんし、頼んだものの付きっきりで監視してしまいそうです。また、予算も高そうなので依頼を気軽にできません」(40代・個人事業主)■「教育は受けているのだと思いますが、やはり他人が家に入るのは盗難や破損等、気になることがたくさんあります」(30代・主婦)代行サービスといえども、まったく見ず知らずの人が家に入ることは、どうしても警戒してしまします。知らない人に汚い部屋を見せたくない人もいるかもしれませんね。そうなると、やはり家事は「自分でやったほうがいい」と考える人が増えるのも頷けます。3. 主婦たちが家事代行サービスに期待していること主婦の間で浸透率が低いことが明らかになった家事代行サービスですが、やはり利用したいと思う人は多いようです。主婦のみなさんが家事代行サービスに求めることは何なのでしょうか。■「自分がやるよりきれいに掃除と片付けをしてもらえると良いなと思います。プロのコツがわかれば自分でも応用したいです」(50代・主婦)■「普段は掃除するのが面倒な換気扇やエアコンのフィルターの掃除。プロなので綺麗にしてくれそう」(20代・正社員)■「どんなに努力しても素人では落とせない汚れが落ちて、かつそれが長続きする効果。特に鏡がピカピカで曇らないなど」(50代・主婦)■「自分ではなかなか出来ない場所の掃除。換気扇やエアコン、天井、外壁など。しつこい水垢やカビが気になる水回りやコンロなどの掃除も、プロの手でピカピカにしてもらいたい」(30代・主婦)これらのコメントにもあるように、作業が大変なものをプロにお願いしたいと思う人が多いことがわかりました。特に換気扇やエアコンのフィルターはなかなか手が届きにくく、頻繁に掃除できる場所ではありません。汚れもしつこいので、手を出すのはかなり億劫になります。こんな掃除をテキパキとやってくれる人がいれば嬉しい、というのが主婦の本音なのですね。まとめ実際に家事代行サービスを使う人が少ないことは事実ですが、多くの人たちがサービスの良さやメリットを認めていることが後編にてわかりました。しかし、拭いきれない懸念点があるのも家事代行サービスの現実です。サービスの利用を検討する際には、メリットとデメリットをしっかりと見極める必要性がありますね。アンケート実施期間:2017年8月9〜10日対象:20〜50代の専業主婦、パート・アルバイト、正社員、派遣社員、個人事業主の女性の方アンケート総数:50
2017年09月20日家事をやる余裕がない。そんなときに利用したいのが「家事代行サービス」です。大変な家事を少しでも減らしてくれるのなら、忙しい主婦にとってこんなにありがたいことはありません。しかし、実際に代行サービスを利用している家庭はあるのでしょうか。検討・導入の実情から主婦の皆さんの見解まで探っていきましょう。ネットやスマホのアプリなど通じ、料理や掃除といった家事を簡単にプロにお願いすることができる「家事代行サービス」。最近ではメディアでもよく取り上げられるようになってきており、世間で話題になっています。そんな噂の「家事代行サービス」ですが、実際に利用している人はいるのでしょうか。そして、主婦のみなさんはこのサービスについてどう考えているのでしょう。子どもがいる家庭の20〜50代の女性50名を対象にアンケートを実施し、「家事代行サービス」に関する主婦の本音を聞きました。■目次1.主婦の役割とはいえツライのが本音。家事を負担に思う人が続出2.まだまだ利用率が低い家事代行サービス。主婦の見解は?まとめ1. 主婦の役割とはいえツライのが本音。家事を負担に思う人が続出主婦50名に「家事を負担に感じることはありますか?」という質問をしたところ、なんと90%を超える人たちが、家事を負担に思うことがあると答えました。【できるだけ楽にしたい……。家事は常に負担に感じるもの】■「炊事が面倒です。家族6人いるから毎日作るのが大変。朝も昼も食事をするのが負担に感じますね」(30代・正社員)■「疲れたり気をつかう内容のパートが終わったあとなど、献立を考えるの億劫だったり、食事後の片付けをやりたくなかったりすることが多いです」(40代・パート)■「夫婦フルタイムの共働きで、小さい子供もいるため毎日時間に追われて大変である。家事はノルマが無いのでおろそかになりがちで、それがストレスにもなっている」(20代・正社員)小さな子どもがいたり、家族が大勢だったりすると、家事に割かなければいけない時間も必然的に増えるものです。また仕事で疲れていると、「帰ったらご飯作るの嫌だなあ」と思うことは誰にでもあるものですよね。【得意な家事もあれば、苦手な家事もある】■「収納が苦手なのでそれは苦痛ですが、それ以外はわりと大丈夫です」(30代・パート)■「毎日同じことの繰り返しで負担に感じる事は多々あります。洗濯は好きですが、炊事は考え込むことが多く、掃除も疲れます。私一人で全てを行っていて、それが当たり前のことで誰にも感謝されず、収入にもならないのが辛いです」(40代・主婦)■「たまに面倒な時はあるけど、そういう時は手抜きして、自分の中で嫌にならないように調整している」(20代・主婦)家事といっても、料理・洗濯・掃除・整理整頓など多岐に渡ります。人によって得意不得意は出てくるものです。例えば、料理は好きでも、そのあとの食器洗いといった片付けがうまくできない人もいるでしょう。また家事というものは外でする仕事とは違って、頑張ってもお金にならないことが主婦の悩みの種。ときには楽しく家事できることがあっても、何もモチベーションにつながらないことから徐々に面倒になってしまい、負担に感じるようになるのは無理もないことです。2. まだまだ利用率が低い家事代行サービス。主婦の見解は?家事を負担に感じる主婦は95%を超えることが、アンケートの結果から明らかになりました。負担になっている家事をできるだけ減らしたいと思う人も多いことでしょう。では日頃の家事を楽にするための手段として、「家事代行サービス」を使うという選択肢を持つ人はどのくらいの割合になるのでしょうか。検討した人の割合は5割であるのに対して、実際にサービスを利用した人は10%にも満たないことがわかります。アンケートの結果からも、家事代行サービスの浸透率はまだまだ低いことがよくわかります。では具体的に、主婦のみなさんが家事代行サービスについてどのように思っているのか、コメントを見ていきましょう。【検討したことがない】■「自分なりの家事のやり方があるので、家事代行サービスは便利だとは思うが、後々気になることが出てくるなら、お金を出してまでやる必要はないかなと思う」(30代・パート)■「一時的、止む終えない理由があれば検討するかも知れませんが、通常の家事は頼もうとは思いません」(50代・主婦)■「高いと聞いたことがあるので、その支払いの分、旅行やおいしいものを食べるのに使いたいと思います」(40代・正社員)このように、家事はお金を出してまで誰かにお願いするものではないと考える人が多いようです。毎日やるのはなかなかツライ家事でも、それをプロにお願いするまでは至らないのでしょう。【検討したが利用しなかった】■「お風呂掃除をしてもらいたいなとずっと思っていて、テレビで家事代行サービスのCMを見て検討した。思いのほか高かったので、諦めてしまった」(30代・個人事業主)■「魅力的だとは思ったのですが、なにぶん料金がそれなりにかかってしまうことや、その料金を払うだけの収入が今は得られない状況だからです」(30代・主婦)■「換気扇やエアコンなど、手間がかかる場所の掃除をしてほしいと考えたが、料金のことで決心できなかった」(30代・主婦)こちらは「家事代行サービスを使うことを検討したことがある」という人の意見です。使ってみたいなと思い、調べてみたはいいものの、料金が高くて導入することを諦めてしまうようです。まとめ家事代行サービスを使うということは、自分でやればお金がかからないものを、お金を払ってプロにお願いするということ。なかなかお金を払うという決心をすることができず、利用を諦める人が多いことがアンケートからよくわかりました。値段の問題さえ解決できれば、サービスを利用したいと思う人はたくさんいるようです。一方で、サービスを使うことに対して懸念を抱いている人もいることが明らかになっています。後編では家事代行サービスを使うことのメリットとデメリット、主婦のみなさんがサービスに求めるものをコメントから明らかにしていきます。【家事代行サービス・後編】はこちらからアンケート実施期間:2017年8月9〜10日対象:20〜50代の専業主婦、パート・アルバイト、正社員、派遣社員、個人事業主の女性の方アンケート総数:50
2017年09月20日家事をラクにするにはどうしたらいいのだろう? 少しでも多く貯金するには? いつの時代も、主婦はこうして頭をひねってきたような気がします。料理研究家であり、ラク家事アドバイザーの島本美由紀さん最新著書「ひと目でわかる! 冷蔵庫で保存・作りおき事典」は、冷蔵庫の正しい使い方を通して家事や家計の負担をカットするメソッドが紹介されています。島本さんによると、冷蔵庫は家事の中心であり、使い方を変えるだけで家事が変わるといいます。彼女自身も、冷蔵庫の片づけに意識的に取り組みようになってからキッチン仕事がぐっと減り、物事がいい方向に動き出したと実感しているそうです。今回は、毎日の家事をもっと楽しくラクにしたい思っている方に、本著から冷蔵庫保存を効率よく使ったお金と家事をうまくまわす方法を紹介します。 ■買い過ぎ防止! 買い物前の5つの準備みなさんは、何も考えず買い物に行き、「今日の晩ごはん、何にしよう?」なんて悩みながらスーパーマーケットをウロウロしていませんか? 結果、時間のかかる買い物になってしまい、余計なものまで買ってしまう…なんてことに。「食材を使い切れない」「ついつい買い過ぎてしまう」などのムダを省けば冷蔵庫もすっきり片付き、食費も減らせます。島本さんが本著で提案するムダな買い物をしないためのポイントは5つ。1. 買い物前に在庫をチェックする2. 在庫を確認しながら献立を考える3. 食べきれる量だけ買う4. お腹と気分を満たしておく5. 買い物リストを持っていく意識を変えて賢く買い物するための準備をすることで、ムダを確実に減らすことができそうです。 ■無理なく食費を繰り越す法則食費のコントロールで、毎月必ず貯蓄を増やすことができる法則も紹介されています。それは「月5週制」というアイデア。食費の予算を月単位ではなく週単位、それも1ヶ月を5週と設定するのがポイントです。1ヶ月は28日~31日なので、月4週で週単位の食費を設定すると予算内で収まっても、ほとんどの月で繰り越しはゼロになってしまいます。でも、あらかじめ月5週で考えて、週ごとに予算内でやり繰りすれば、毎月必ず繰り越しがでるというカラクリです。もちろん週単位の予算は4週のものより低くなりますが、これが買い過ぎ防止にもなるというのです! なかなか食費を削れない方には、無理なく貯蓄ができる目からウロコの法則ではないでしょうか? ■平日の家事がぐっとラクになる“半調理保存”さて、毎日仕事や育児に追われる主婦にとって、調理は一番負担が大きいといっても過言ではないと思います。大切な家族のからだを作る食事。手を抜くことはできませんが、週末の買い物後、ほんのひと手間加えて保存するだけで、平日の調理時間が短くすむおかず貯蓄になるんです。その「ほんのひと手間」=「半調理保存」とは、ゆでて冷蔵すること。半調理保存しておくことで、平日の作業がぐんとラクに、そして時短になるというメリットがあります。たとえばブロッコリー。時間のない朝の温サラダとして、お弁当に少し隙間ができてしまった時におひたしやごま和えなどにして入れたり、パスタの仕上げやメイン料理に彩りを添えたりと、保存期間の5~6日でさまざまなおかずにアレンジしながら使うことができます。また、お肉や卵の半調理保存も便利。ゆで鶏を保存しておけば、メイン料理として「ゆで鶏の香味ソースがけ」や「冷やし中華」、前菜として「バンバンジー」など、一度の調理で何品もの時短レシピに早変わりします。「冷蔵庫は使う人の暮らし方を映し出す鏡のようなもの」と島本さん。家計や家事の効率がアップする冷蔵庫を作ることは、自分にとって使いやすく気持ちのいい冷蔵庫にするということなのではないでしょうか。たとえば、物がいっぱいに詰め込まれた冷蔵庫のスペースを半分あけると、年間電気使用料金は約960円も節約できるとか。さらに、季節ごとに温度設定を変えると節電効果がアップ。夏は「中」、冬は「弱」にすることで年間約1360円の節約になるそうです。※節電効果は、冷蔵庫の種類・容量によって異なります。こまめに掃除と整理整頓しながらメンテナンスしていくことで、冷蔵庫は心地よい素敵な相棒になってくれるはずです。参考図書: 「ひと目でわかる! 冷蔵庫で保存・作りおき事典」 島本美由紀/著 講談社家事の「ラク」を追究してきた著者がたどり着いた、究極の冷蔵庫活用法を徹底解説。気になる食品保存のテクニックから、「作りおき」のコツまで、冷蔵庫活用で家事の手間や無駄遣いを徹底排除する秘訣を伝授する一冊。島本美由紀(しまもと・みゆき)料理研究家。ラク家事アドバイザー。冷蔵庫と食品保存のスペシャリストとして調理の時短テクニックや、整理収納アドバイザーの資格を生かした片づけ方法など実用的なアイデアが好評を得て、テレビや雑誌を中心に幅広く活躍中。『冷蔵庫超片づけ術』(双葉社)、『おもわず自慢したくなる料理のラクワザ333』(河出書房新社)、『冷蔵庫を片づけると時間とお金が10倍になる!』(講談社+α文庫)、『ひと目でわかる食品保存事典 簡単! 長持ち! 節約!』(講談社)など、著書多数。
2017年08月25日前編では、家事を効率化する時の悩みやどんな家事の効率化が難しいのかのアンケートを見ていきました。後編では、それを踏まえ効率化のための具体策やそのメリットについて探ります。ぜひ参考にしてみてください。どんな人でも、一度は自分の家事の進め方に疑問を持ったことがあるのではないでしょうか。もっと手際よく家事を終わらせたい。そしてもっと自由な時間を作りたい。そう考えている人もいると思います。そこで、家事を効率化について女性50人にアンケートを実施しました。前編では家事の効率化についての悩みについてご紹介しましたが、後編では家事をより効率化するための具体的な方法や、効率化によるメリットをご紹介します。すぐに実践できる意見もありますので、ぜひ参考にしてみてください。【家事効率化・前編】はこちらから■目次1.簡単に家事を効率化するキーワードは「ためない」2.家事の効率化で得られるのは時間だけじゃない!3.家事を効率化する“心構え”を持とう1. 簡単に家事を効率化するキーワードは「ためない」家事効率化のために実践していることを聞いてみたところ、最も多かった回答が「ためない・まとめない」でした。「隙間時間」の活用や「ながら作業」で効率化している人も。頭の中でシュミレーションしてから家事をするなど「スケジュール管理」で無駄時間を減らすという人もいました。いろいろな回答が集まりましたが、そのなかから、誰でもすぐ実践できそうな意見をピックアップしました。【ためない習慣をつけることが効率化の第一歩】■「自分が一番心がけていることは、家事を後回しにしないことです」(20代・主婦)■「家事をためるとかえって時間がかかってしまうので、ためずに毎日やることを習慣化しています。習慣になるとすばやく動けるので効率的だと思います」(30代・主婦)■「基本的にその日のものはその日のうちに片付ける、などを行っています」(40代・主婦)「ためない・まとめない」を実践している人の多くが、家事を習慣にすることで効率が上がると考えているようです。毎日家事をすることで1日の負担を少なくし、習慣化することで作業の質とスピードも上がります。やることをため込んでしまい、いざ始めるときに億劫に感じてしまう人は、まずその都度片付けることが肝心。毎日少しずつ行う習慣づくりから始めるとよいでしょう。【便利グッズを活用して、ちょっとした時間で家事を済ませる】■「5分でも時間が空けば、ハンディモップをかけたりできる」(30代・主婦)■「自分でやるよりお掃除ロボットや食洗器の方が優秀なので、できるだけ良い家電を活用する」(40代・主婦)■「100円ショップに行くといろいろな便利グッズがあるので、積極的に使用しています」(40代・主婦)隙間時間の活用やながら作業をしている人は、なんらかのグッズを活用している人が多いことがわかりました。すべてを人の手で行うと、効率化にも限界があります。食洗機やロボット掃除機を使うことで、地味に時間がかかるお皿洗いや床掃除の時間を大幅に削減してくれます。手が空いた時間にほかの家事を行うことで、効率的に家事を進めることができるでしょう。現在は100円ショップやホームセンターで便利なグッズがたくさん販売されているので、家事に困ったときには足を運んでみるといいかもしれません。2. 家事の効率化で得られるのは時間だけじゃない!次は、家事を効率化することで得られるメリットについて聞いてみました。やはり「自分の時間がとれる」という回答が一番多くなりました。前編で、効率化にあたって時間を意識している人が多かったこととも関連しているでしょう。「心理的負担が減る」ことも大きなメリットになっていることから、家事に心理的な負担を感じている人が多いことがわかります。それでは、それぞれのメリットを選んだ人の意見を見てみましょう。【家事にかかる心理的負担は想像以上に大きい】■「家事は思いのほか重労働なので、できるだけ効率よく済ませることで精神的にも楽になる」(30代・パート)■「家事はやらなければならないことが多いので心理的な負担が大きいから」(40代・主婦)一口に家事と言っても実際に行うべきことは多く、人によっては朝から晩までやることがある場合も。家事に終わりはありません。毎日、朝から晩までやることがあるという心理的な負担は相当なもの。ひとつひとつの家事にかける時間を少しずつ減らすことができれば、1日の家事に対する心理的な負担は大きく変わってくるはずです。【自由な時間が増えるからがんばれる!】■「早く終わらせられれば、それだけ本を読んだり映画を見られると思う事がモチベーションになっています」(30代・主婦)■「趣味や仕事に出かける時間が増えて、生きがいを感じられるからです」(50代・主婦)当たり前ではありますが、家事にかける時間が少なくなればなるほど、自由に使える時間が増えます。身体的・精神的な疲労を発散できるようになるので、これだけ多くの人が効率化を意識しているのです。仕事終わりのワクワクがあるからこそがんばれるという人もいるので、家事のあとに楽しみな予定を入れて、家事を一生懸命終わらせるきっかけを作ってみるのもいいかもしれませんね。3. 家事を効率化する“心構え”を持とう最後に、すべての家事を効率よく終わらせるためのコツや工夫していることについて自由に回答してもらいました。ここでは具体的なノウハウよりも、心構えが多く回答されています。■「2つ以上の家事を並行してやるようにしています。素早く手際よく!」(50代・主婦)■「同時に2つの作業を行う、作業をしながら次の段取りを考える、1日の家事のスケジュールを立てて実行するなどです」(40代・主婦)多くの人が、並行して作業を行っていると回答しています。1つの作業をしている間にほかにできる作業がないか、その後の動きはどうするかなどを考えているのです。多くのことを覚えておくのが大変な人は、一度考えたらメモなど取っておくと何度も同じことを考えずに済むようになります。■「できることは子供も巻き込んで手伝ってもらう。早く綺麗になるし、子供とのコミュニケーションにつながる」(30代・主婦)■「お手伝いさせながら構ってあげるような感じで、子供に手伝わせることです」(30代・主婦)子どものいる家庭では、子どもに手伝ってもらう(手伝わせる)のも1つの手です。家事をしているときは子どもを邪魔に感じがちになりますが、家事を手伝ってもらうことで子どもと接する機会を自然に増やすことができます。注意したいのは、子どもにもできる簡単な家事を手伝ってもらうこと。難しい家事を手伝わせてしまうと、逆にやることが増えてしまう可能性もあります。■「すべてを完璧に終わらせようとしない。毎日の隙間に少しずつ」(50代・主婦)■「完璧にしないこと。やりたい事は後回しにして、先に終わらせること」(40代・主婦)最後にご紹介するのは、家事を行う上での心構えです。それは、“すべてを完璧に終わらせる必要はない”というもの。「全部の部屋を、毎日すみずみまで掃除しなきゃ」と、一度にすべての家事を終わらせる必要はありません。定期的にやること、毎日やること、隙間時間にできることなど家事を分類し、自分のスピードや時間にあわせて無理なく家事を行うことが家事の極意と言えるでしょう。まとめ前後編にわたって家事の効率化についてのアンケートをご紹介してきました。後編では家事を効率よく進める具体的なノウハウについてご紹介しましたが、自分の家事を見直すことができましたでしょうか。一人一人が家事を効率化するコツを持っているはずなので、いろいろな人と情報交換してみるのもいいかもしれません。身近なところに家事の達人がいるかもしれませんよ。アンケート実施期間:2017年7月12日対象:20〜50代の専業主婦、パート・アルバイト、正社員、派遣社員、個人事業主の女性アンケート総数:50
2017年08月11日専業主婦でも共働きでも、女性にとって大変な家事。しかし家事だけに時間を取られてしまうのはもったいない!ということで、今回はアンケートを実施し、家事効率化のためには何をしたら良いのか、そのコツを探りました。家事は専業主婦の人にとっても、働いている女性にとっても大変な仕事。そして、あまり男性側の協力が得られない家庭が多いのも事実です。一口に家事と言っても、その仕事内容は掃除に洗濯、食事の準備から片付けなど多岐にわたります。効率的にやらなければ、無駄な時間を費やしてしまうばかりでなかなか終わりません。そこで、家事の効率化について20〜50代の女性50人にアンケート実施。毎日家事をがんばっている女性の皆さんの意見をもとに、家事を効率化するコツを探りました。明日からの家事に役立つノウハウをぜひ身につけてください!■目次1.ほぼ全員が家事の効率化を意識している!2.効率化には別な視点からのアプローチも必要?まとめ1. ほぼ全員が家事の効率化を意識している!まず、「家事の効率化を意識しているかどうか」というアンケートの結果を見ていきましょう。なんと、ほぼ全員の人が少なからず家事の効率化を意識していることがわかりました。常に効率を意識して家事をしている人だけでも、60%を越えています。家事の効率化を意識する理由と意識しない理由、それぞれアンケートのコメントから読み解いていきましょう。【家事を効率よく終わらせて時間を作りたい!】■「家事の効率化を意識することで自分の時間を作る事ができるから」(30代・正社員)■「仕事をしていて、家事に費やせる時間が限られているため」(40代・個人事業主)■「平日は特に時間との戦いなので、帰り道で帰宅してからの家事の流れをイメージしています」(30代・正社員)当然ではありますが、効率を意識して家事をする理由は主に「時間」にあります。主婦の方は自分の時間をより多く作るため、働いている人は限られた時間の中で手早く終わらせるために、家事の効率を意識していました。無駄な時間を極力削ることで、心と身体への負担を減らすことができます。なかには少々高価な家電を使ってでも効率化したい、という人も。多くの人が家事の効率化のためにお金や労力を使っていることがわかりました。【子どもがいると思い通りに家事が進まない……】■「効率化は好きですが、育児との兼ね合いでできる範囲でやっています」(30代・正社員)■「子供が小さく、その時にできる事をサッとやってしまわないといけないので、あまり効率を考えている余裕がないことが多いです」(30代・主婦)■「子どもがいるので、なるべく時間がかからないようにしたい。でも子どもに邪魔をされて思うように捗らない」(30代・主婦)家事を効率化できずにいる人の多くは、家事と子育ての兼ね合いに難しさを感じていることがわかりました。洗濯機を回している間にほかのことを……と決まりごとを作って効率化をはかっても、子どもの世話に時間を取られて予定がずれてしまうことも。子育てをしながら家事を効率化するのは一筋縄ではいかなそうです。2. 効率化には別な視点からのアプローチも必要?次に、効率化が難しい家事について聞いてみましたが、答えが大きく分かれる結果になりました。掃除と料理が多くの票を集めています。どの家事に関しても「急ぐと家事の質が落ちてしまう」という意見があり、単純に速度を上げるだけでは効率化は難しいことがわかります。もちろん効率化が難しい理由はほかにもありましたので、掃除と料理から代表的な意見をピックアップしてご紹介します。【子どもがすぐに散らかす!掃除を二度手間にしないためには?】■「自分が掃除してきれいになっても、翌日にはすでに汚れていたりする」(30代・正社員)■「子供がすぐに散らかすのでキリがなく、常に掃除に追われているからです」(30代・主婦)■「子供が3人もいると、いくら片付けても散らかされて、掃除をするモチベーションが下がります」(40代・主婦)何かと苦手な人が多い掃除。掃除がなかなかうまくいかない理由では、すぐ汚れてしまう、汚されてしまうという意見が目立ちました。子どもがいる家庭では、どれだけ掃除しても散らかされてしまうこともよくあります。常に掃除している状態になってしまうという人もいました。掃除を効率化するためには、掃除方法を見直すだけでなく、汚さないようにする方法も考える必要がありそうです。【料理の美味しさと効率、両立は難しい?】■「切る、焼く、炒める、常に手を煩わせる作業がつきものだからです」(50代・個人事業主)■「インスタントや既成のソースなどを使うのが嫌いなので、料理を効率重視で行うには限界があります」(50代・主婦)■「毎日違うメニューを考えなければならないので、なかなか効率的にはいかない」(40代・主婦)料理については、毎日違う献立を考えるだけでも大変です。複数の料理を作ると特に効率が求められますが、キッチンの広さや得意・不得意によっては非常に手間と時間がかかってしまいます。さらに、料理には人それぞれこだわりがあるもの。インスタントの調味料や食材を使いたくない人にとっては、効率化とは正反対の長い作業になってしまいます。料理の美味しさや健康志向と効率を両立させるためには、さまざまな工夫と料理の経験が必要になるのです。まとめ前編では主に家事の悩みについてご紹介しました。ほぼ全員が家事を効率化しようと意識しており、特に掃除と料理に苦戦する人が多いことがわかりました。後編では、日頃家事を務める女性の皆さんが工夫している点に加え、家事を効率化するメリットなどもアンケートからご紹介します。【家事効率化・後編】はこちらからアンケート実施期間:2017年7月12日対象:20〜50代の専業主婦、パート・アルバイト、正社員、派遣社員、個人事業主の女性アンケート総数:50
2017年08月11日掃除や洗濯、料理など、家事のさまざまなことに対してやる気が出ない、何をするにも面倒に感じる時ってありませんか。世の中の主婦の方はどのように乗り越えているのでしょうか。今回は20代〜50代の主婦の方にアンケートを実施。家事に対してやる気が出ない場合の対処法などを教えてもらいました。仕事や育児、人間関係など悩みが大きいほど家事をこなすことが難しくなります。そんな時、きちんと家事を終えることが出来る方はいったいどうやって自分をやる気にさせているのでしょうか。今回は20〜50代の女性50名にアンケートを実施。家庭を持ち子どもがいる主婦の方に、家事のやる気が出ない時どうするかを大調査しました。どうしても家事が手につかない経験のある方、必見です。■目次1.仕事や子育てによる「疲れ」「ストレス」が1番の大敵2.およそ半分の方が「掃除」はしたくないと回答3.家事がやる気でない時どうする?十人十色の対策法に迫る4.家事を手伝って!ヘルプを出す人はおよそ6割5.家事のやる気が出ない時のトラブルまとめ1.仕事や子育てによる「疲れ」「ストレス」が1番の大敵調査結果によると、家事のやる気が出ない時は「仕事で疲れている時」が24%とおよそ4分の1の方が回答。まずはその理由から聞いてみましょう。■「仕事で疲れていると家に帰ってからご飯を作ったり掃除をする気になれません。一度、座ってしまうと立ち上がるのがしんどいです。」(30代・パート)この「仕事で疲れている時」に続き、僅差で投票数が多かったのは「ストレスが溜まっている時」。5人にひとりがストレスに悩まされているようです。■「思春期の娘とのトラブルでストレスが溜まっている時は、本当に何もやる気が起きません。」(40代・専業主婦)家事も子育ても、休める時はありません。そのほかに多かった意見として、以下のようなものがありました。■「気圧が低い日や生理前などは体がだるくて家事をする気になれない時があります。」(40代・専業主婦)仕事のストレスや子育てからの睡眠不足、また生理前など、女性ホルモンのバランスが崩れた時に起こる体調不良に悩まされたことのある女性は多いでしょう。そんな時は家事などやる気にはなりません。現状を打破するためには、協力者の存在が必要です。2. およそ半分の方が「掃除」はしたくないと回答どの家事が最もやる気がでないと感じるか。この質問には「お風呂掃除」が26%、次いで「部屋掃除」22%で、およそ半分の方が「掃除」に対してやる気が出ないという結果に。みなさんは掃除に対して具体的にどのようなストレスを抱えているのでしょうか。「お風呂掃除」が最もやる気が出ないとお答えした方の意見を見てみましょう。■「細かい部分の汚れを落とさなければならないので。とくにゴム部分の汚れを落とすのが面倒くさいです。塩素系の洗剤を使うと目やのどが痛くなるのも嫌です。」(50代・専業主婦)意外と時間がかかるお風呂掃除。浴槽だけでなく壁や排水溝など、細かく掃除をしなければならないことが「嫌い」と言われてしまうゆえんのようです。特に排水溝回りはヌメヌメしていやだという声が多く聞かれました。次に「部屋掃除」に対してやる気が出ない方の意見を見てみましょう。■「子どもが小さくて片付けても汚れるし、掃除は少しぐらいしなくても問題ない家事だから。」(30代・専業主婦)片付けたそばから子どもは部屋を散らかし、さらに食べ物や飲み物をこぼすなどハプニングだらけ。そのため掃除をしてもキリがないと感じ、やる気が出なくなることがあるようです。次に多かった意見は「料理」。こちらは「もともと得意でないから」という意見がある一方で、こんな意見もありました。■「あれやだ、これやだ、と言われると何を作っていいのかわからなくなります。そうなると一気に作る気が失せます。」(30代・専業主婦)家族といっても食の好みがバラバラなことがあります。誰かが辛いものが苦手だったり、食べられない食材があるとレパートリーが減ってしまいます。頭を抱えて毎日考える献立に対して「それは嫌い!」と言われたら確かにやる気も失いそうですね。3. 家事がやる気でない時どうする?十人十色の対策法に迫る仕事や子育てなどで疲れている時、「掃除」はしたくない。こちらが最も多い意見でしたが、そんな時でもやっぱり家事はしなければなりません。いったいどうやって自分を励ましているのでしょうか。最も多かった意見は「やりたくないものはやらない」。えっ、やらなくていいの!?と思った方もぜひ参考にしてみてください。■「やりたくないのにやってもうまくいかないことが多いので、余計にストレスが溜まります。なのでやりたくないものはやらないことです。」(50代・専業主婦)■「やる気が出るまで自分の好きなことをして過ごします。結果、そのほうが効率よくできるので。」(40代・専業主婦)やりたくないのに家事をしては、自分にストレスが溜まるだけ。確かにそうですよね。「やりたくないものはやらない」と答えた方は、自分をきちんとコントロールしてやる気を入れるスイッチを知っている方のようです。■「その日やらなくてもいいもの、優先順位の低いもの、生命維持に問題のないものは明日やる。」(50代・専業主婦)優先順位を考えて家事をすることで、家事に「終わり」をつくることができます。手を動かしていたらいつの間にか最低限やらなければならないことが終わっていた、という状態だと嬉しいですね。次に多かった意見は「今これをやらなかったら後で面倒になる」と考えること。こちらは5人にひとりの方が実践されているようでした。■「『苦あれば楽あり、楽あれば苦あり』と声に出して言うようにしています。」(50代・個人事業主)■「いつやるの?いまでしょ!と言い聞かせて自分を応援してやるようにしています。」(30代・専業主婦)■「仕事や家事があることはわかっているので『ひとつひとつこなして行かないと自分の僅かな自由時間が少なくなる』と自分を叱咤してやる気を出します。」(50代・個人事業主)自分を激励する言葉や叱咤する言葉を決めておくという人が多いようです。そのほかの意見としては、以下のようなものもありました。■「お菓子や好きなものを食べていったん自分を甘やかす。罪悪感から家事をがんばろうと思う。」(30代・派遣社員)■「私がやるしかないので、家事のスペシャリストの動画を見たりしてやる気を出します。」(20代・専業主婦)■「音楽を聴きながらがんばってやってしまう。早く終わらせて休めるように。」(30代・パート)■「紙に今日中にするべきことと、明日でもいいことを整理して書き、集中してすべきことに専念するようにしています。」(50代・個人事業主)多くの主婦の方は自分がどうしたらやる気を出せるかを考え、家事に取り組んでいるようですね。今回紹介した中でやれそうなことがあれば、ぜひ試してみてください。自分なりの「やる気を出す対策法」が見つかるかもしれません。4. 家事を手伝って!ヘルプを出す人はおよそ6割家事を手伝ってもらうことはありますか?という質問に、6割の方が「はい」と回答。いったいどんな方に手伝ってもらうのでしょうか。【夫】■「どうしてもダメな時は、休みの日に夫に頼んで出来る範囲で手伝ってもらうことがあります。」(50代・専業主婦)■「夫に手伝ってもらうことが多いです。食事作りはあまり得意ではないようですが、洗濯物を干す、ゴミ出しをする、買い物をするなどは嫌がらずにやってくれるので頼みます。」(50代・専業主婦)1番多かった意見は「自分の夫」でした。家事を手伝ってくれる旦那さんがいると、とても助かりますね。水回りの掃除は夫がしてくれるといった意見や、料理ができるから休日は作ってもらうという方もいました。【子ども】■「子どもと一緒にするようにしています。そうすると遊びながら出来ますし、私もひとりでするより楽しくてやる気につながります。」(30代・個人事業主)次に多かったのは「子ども」。まだ小さいお子さんならば、お手伝いとして一緒に掃除をしたり、洗濯物をたたんだりできて楽しそうですね。また自分の部屋はきちんと掃除するとルールを決めている家庭も多くあるようです。家族で家事の分担を決めて、みんなが気持ちよく生活が出来るようになればいいですね。【親】■「育児でストレスが溜まって何もしたくなくてグダグダしていると、同居している母が手伝ってくれます。」(30代・専業主婦)育児や仕事、病気など、どうしても家事のやる気が出ない時「母」に頼る方も多いようです。自分の母だからこそ、家事の辛さや苦しさがわかるのでしょう。頼りたい時に頼れる関係性を保つことはとても大切です。また「家事を手伝ってもらうことはない」と答えた人は4割と少なくありません。そういった方の意見を見てみると「確かにそうかも」と頷いてしまうような意見も多くありました。■「やる気が出ない時に誰かに手伝ってもらうと余計にイライラするのでお願いしません。」(40代・専業主婦)きっと普段家事に慣れていない人が家事をすると、いつもより余計に時間がかかって無駄が発生してしまうからなのでしょう。家族の中で家事が上手なのはやっぱり主婦なのです。5. 家事のやる気が出ない時のトラブル家事のやる気がでない時、気になるのが家族の視線。あまりにも家事をしていないと、厳しくいわれてしまうという方もいらっしゃいました。■「家の中が散らかっていたにもかかわらず疲れて掃除をしなかったら、普段はあまり文句を言わない夫から『もっと綺麗にしろ』と言われた。」(50代・専業主婦)普段文句を言わない人だからこそ、急に言われたらドキッとしてしまいますよね。また水回りの掃除を怠っていると、生活に支障をきたすのみならず、新たにお金がかかってしまうことも……。■「洗いものをずっとしていなかった時がありました。当たり前ですが汚物が黒く変色し、溜めた水はにおってシンクはドロドロ。浸けっぱなしの箸は腐り、使いものにならなくなりました。見るに見兼ねて、夫が無言で洗い始めた事はあった。」(30代・専業主婦)■「キッチンの排水溝の掃除を怠っていたら、排水溝が詰まって業者に対応してもらったことがありました。」(20代・正社員)なかなかやる気が出ない時は難しいかもしれませんが、共同生活を送る上では家事をきちんとルール化してみんなで助け合いたいところ。自分ひとりでやりきることが難しい場合は家族の誰かに頼んだり、早めに業者を呼んで自分がやる気の出るところまで綺麗にしてもらう、というのもいいかもしれません。まとめ家事とひと口で言うと簡単に聞こえるかもしれませんが、毎日続けることは並大抵のことではありません。料理は3食分頭を悩ませて献立を考える必要がありますし、1日掃除をしないだけでホコリは溜まってしまうもの。キッチンやお風呂場など、水回りを清潔に保つには毎日のメンテナンスが不可欠です。どんな主婦も「やる気が出ない」状態と戦っています。そして誰もが対策をしようと自分なりの方法を試しています。もし家事が苦手でどうしてもやる気になれない人は、今回紹介した対策法をひとつずつ試してみてください。さまざまな方法を試しているうちに、自分なりのやる気スイッチの入れ方が見つかるかもしれません。家事は一生続く終わりなき仕事。時には適度に手を抜きながら、自分にとって継続できる1番いい方法を見つけて一緒に乗り越えましょう。アンケート実施日:2017年3月24日(金)対象:20代〜50代の専業主婦、正社員、個人事業主、パートアルバイトの方アンケート総数:50
2017年05月01日掃除をしようにもやる気が出ない……。掃除は面倒で、なかなか気乗りがしないというのが本音です。しかし、まったく掃除をしないというわけにはいかないので、早めに終わらせて綺麗な部屋でゆったりしたいもの。今回は掃除の「やる気」を出す方法について、20~50代の主婦のみなさんに聞いてみました。「掃除」をするのは何かと苦労も多く、忙しい日常の中では後回しになりがち。なかなか掃除を「やる気」が出ないという方も多いのではないでしょうか。しかし、放っておくと汚れはひどくなる一方なので、早めに自分を奮い立たせてパパッと済ませてしまいたいものです。今回は掃除の「やる気」に注目し、主婦のみなさんが日頃どのような気持ちで掃除に取り組んでいるのか、アンケートで調査しました。面倒な「掃除」と上手に付き合っていくコツを紹介します。■目次1.実はみんなが「掃除」嫌い?2.掃除なんてもうイヤ!こんな時はやる気が出ない・・・3.「音楽」と「ご褒美」で掃除のやる気をアップ!4.やる気がないからこそ「こまめな掃除」が重要5.モチベーション維持して掃除を完遂すべし!まとめ1.実はみんなが「掃除」嫌い?毎日必ずというわけではないにしろ、「掃除」は定期的に行うべき家事のひとつ。汚れ・ホコリにまみれ、散らかり放題の家では、気持ちよく過ごせないばかりか、生活や健康に影響を及ぼす可能性すらあります。まずは、主婦のみなさんの“掃除に対する「やる気」”についてアンケートをとりました。「やる気が出ない」と感じたことがあるのは、50人のうち49人。やはりほとんどの人が、掃除は面倒に思っているようです。■「掃除が苦手で嫌いなので、常にやる気がありません」(30代・主婦)■「毎日、ウキウキやる気満々で掃除をする人っているのかしら…。そんな方がいるのであれば羨ましいです」(50代・主婦)そもそも掃除が嫌い・苦手という人が多数。部屋を綺麗にしたいとは思うものの、掃除は苦労する点も多く、なかなか気が乗らないものです。■「徹底的にやりたい時と、極力やりたくない時と極端に分かれてしまいます」(20代・パート)■「やる気が出ないと掃除をする気になれないからです。やり始めたら綺麗になるまでしっかりと行います」(30代・主婦)普段はやる気がなくても、“スイッチ”が入るととことんやってしまうという人もいました。面倒なことは、取りかかるまでに時間がかかるものなのでしょう。■「一生懸命がんばって掃除をしても、家族にすぐ汚されたり雑な使用をされると、掃除をする意味がわからなくなる」(30代・主婦)■「毎日、毎日……とウンザリすることはよくあります」(50代・個人事業主)汚れては掃除して、というサイクルを毎日のように繰り返していると嫌になってくるのも仕方ありません。せっかく自分が綺麗にしても、家族がお構いなしであればなおさらのこと。■「やる気が出ないのはしょっちゅうです。掃除がとても好きというわけではなく、主婦の仕事としてやっているので」(50代・主婦)「掃除」はやはり積極的にやりたいものではなく、必要に迫られて行っている人が多いことがわかりました。“綺麗にしたい”という気持ちよりも、“汚くならないように”という意識のほうが明らかに目立っています。2.掃除なんてもうイヤ!こんな時はやる気が出ない・・・ほとんどの人は、「掃除」を家事のひとつとしてルーチン化することも困難な様子。掃除が億劫になるのは特にどんな時なのか、本音を聞いてみました。■「忙しくて疲れている時は動く気がせず、見てみぬ振りをしてしまいます」(40代・パート)■「疲れている時は、掃除する気分になれないし、1日くらいサボっても大丈夫と思うから」(40代・主婦)■「疲れていて動きたくない時は素直に休み、元気が出てからやったほうが結局は効率がいい」(40代・主婦)疲れがある時は掃除をやる気になれない、という人が多数を占めました。実際のところ、家の掃除は数日程度放っておいてもそれほど問題ありません。そもそも掃除をする頻度も家庭ごとに異なります。そのため、掃除は疲労をこらえながらやるほどではない、と考える人が多いのです。■「子どもがどんどん散らかすので、片付けても片付けても散らかることに疲れ果てるとやる気がなくなります」(50代・主婦)掃除にはキリがありません。いくらがんばっても新築のようにはなりませんし、またすぐに汚れていきます。無限ループのような、掃除そのものに対して疲れを感じている人もいることがわかりました。■「ほかの家事に忙しい時は掃除まで手が回らず、やる気が出ないです」(30代・主婦)掃除は優先度が低くなりがちです。炊事・洗濯など必ずやるべきことを終わらせて、掃除に取りかかる頃には元気がなくなっていることもしばしば。■「週末、家に家族がいると人が増えるので家の中が汚れます。そして月曜日の朝は特にですが、みんなが朝出払うとホッとするのと同時に、家が汚すぎてどこから掃除を始めたらいいのかわからなくなります」(40代・主婦)散らかりすぎていると途方に暮れてしまい、やる気を失ってしまいます。後回しにもできる掃除ですが、家の中が汚くなってからではむしろ面倒になる場合も多いので、注意が必要です。3.「音楽」と「ご褒美」で掃除のやる気をアップ!なかなか気が向かないからには、部屋を綺麗にする方法よりも、やる気を奮い起こす方法が重要。主婦のみなさんが実践している、やる気アップのコツを紹介します。【ノリノリな「音楽」で掃除もはかどる!】■「音楽を掛けるとやる気が起きます。始めてしまえば掃除機などでは音は聞こえなくなりますし、やり始めると一気にやってしまうほうなので」(50代・主婦)■「掃除のとりかかるのがいつも難しいので、最初は音楽をかけて聞きながら始める」(40代・主婦)掃除中に「音楽」を流すことは、もはやお決まり。音楽で気分を盛り上げて、掃除モードに頭を切り替えます。アップテンポな曲などは特に“やるぞ!”という気持ちを生み出すのに最適です。■「音楽を聞きながらしていると割とはかどるし、気分がまぎれるから」(40代・主婦)■「テンションが上がるような音楽をかけて、掃除のテンポを上げるようにしている」(40代・会社員)■「歌を歌いながら掃除をすると気分よくできるので、大抵は歌いながら」(40代・主婦)無音の中で必死に掃除をしていると、徐々に気が滅入るものです。好きな音楽を聴きけばノリノリになって、苦手な掃除も意外にはかどるかもしれません。また、掃除中は掃除機の音などもあってバタバタしているので、周りを気にせず歌を歌いながらやるという人もいました。【頑張った自分に「ご褒美」を】■「掃除が終わったらお菓子を食べよう!というご褒美を自分に用意してがんばる」(30代・主婦)■「コーヒーが好きなので、終わったらコーヒーとチョコでひと休みするようにしています」(30代・主婦)■「掃除をする理由を作る。綺麗な部屋でくつろぐ喜びを作ると、そのためにがんばれる」(30代・主婦)掃除後の楽しみも良い原動力となります。シンプルではありますが、好きな物のためにはがんばれてしまうのが人間というもの。“終わったらお茶・おやつ”と決めて掃除をスタートする人が、実際に多くいます。スッキリした部屋でご褒美にありつけば、喜びもひとしおです。【理想をイメージする】■「掃除が終わってすっきりした時の気分を思い出すようにしている。掃除は心の掃除だと思いこませる」(50代・主婦)■「やる気を出すために、掃除が終わった時の達成感を思い出します」(40代・主婦)■「自分が目指すインテリアの家に住んでいる方のブログを見たり、綺麗な家に住んでいる友達の所へ行ったりして、触発されてやる気を出す」(50代・主婦)掃除の前は、これから始まる苦労をイメージしてしまいます。「掃除後の楽しみ」とも共通しますが、掃除の先にある「理想」を思い浮かべることで、やる気が湧いてくる場合もあるようです。4.やる気がないからこそ「こまめな掃除」が重要工夫をして順調に進められるかと思いきや、やはり嫌いな掃除。ふとしたことで、手が止まってしまうことがあります。全体の半数となる25人が、実際に掃除の途中でやる気を失うという経験をしています。途中でやる気を失う人と、最後までやり遂げる人の意見を比べていきましょう。【やる気が持続しない人】■「掃除をしていたはずが、どんどん散らかっていき、どうやって片付けて掃除すればよいか途方に暮れることがある。そうなるとやる気が一気になくなってしまう」(30代・会社員)■「あまりにも汚れすぎていると、やる気が途中でなくなります。毎日少しずつ出来ればよいのかと思いますが、継続することも難しいので、だれか人が来る時に一気に片付ける感じです」(50代・主婦)意気込んであちこちに手を伸ばすと、かえって収拾がつかなくなる可能性があります。また掃除を後回しにして部屋が汚くなってしまうことも、一度の掃除にかかる負担が大きくなる原因です。■「一日がかりで大掃除する時に多いのですが、懐かしい写真やアルバムなどが出てきて見入ってしまうと、掃除をする気を失います」(40代・会社員)■「掃除の合間にテレビを見たり、ソファに座ったりしてしまうと、やる気が無くなる」(30代・主婦)長時間の掃除は疲れてしまいますし、徐々に飽きてきます。そして、ほかのことを始めてしまうと掃除に戻れなくなります。再開するには始めるよりも気力を必要としますので、その時はグッとこらえて掃除後のお楽しみにとっておくのが得策です。【やる気を持続できる人】■「なかなかやる気が起きず、掃除を始めるのに気力がいる事はありますが、始めてしまうと逆に細かいところまで気になりだして、隅々まできれいに掃除してしまいます」(50代・パート)■「汚れを見つけてしまうとスイッチが入るので、途中でやめることはありません」(50代・主婦)いったん掃除を開始すると、気が済むまでやりたくなる人がいます。これは性格によるものもありますが、掃除にはそれだけ集中力も必要であるといえます。■「毎日少しずつ掃除するので長時間に及ぶことがなく、やる気がなくなることもない」(40代・主婦)■「掃除をする時は短時間に時間を区切ってやるので、やり残しがないように必死にやる」(40代・主婦)途中で諦めることにならないためには、掃除を手短に終わらせてしまう、というのが有効です。ダラダラしては疲れるだけですので、短期集中がおすすめ。毎日こまめに掃除したほうが、一回の掃除にかかる負担が少なくて済むのは事実です。5.モチベーション維持して掃除を完遂すべし!掃除を始める前はやる気が出なくても、始めさえすればモチベーションを維持したままやり遂げられるという人は全体の半数。どうせやらなければならないものなら自分なりの工夫をして、上手に掃除をこなしていきたいものです。最後に、掃除前から掃除後までやる気を保つためのアイデアをまとめました。【掃除そのものに対する意識を高める】■「100円ショップで購入したり、手作りで工夫した掃除グッズを充実させる」(50代・主婦)■「掃除用具をしまっておくと出すのが面倒になるので、出しておいてもおしゃれな掃除道具を用意して、すぐ取り出せる場所に置いておく」(30代・主婦)■「家が綺麗な人のSNSを見て、自分の家もこうなりたいと妄想をしている」(20代・会社員)■「誰のために綺麗にするのか考えることですね。うちの場合はただ猫さまの健康のためにしていますのでモチベはMAXです」(50代・主婦)■「やはり人を呼ぶことですね。家が普段より若干綺麗になっていると、『あれ?今日だれか来たの?』と言われてしまいます」(50代・主婦)まずは掃除を始めやすい環境を作ります。便利なグッズや良い掃除用品を購入すれば効率も上がります。また、掃除に対してポジティブなイメージを持つことも重要。場合によってはお客さんを招待するなど、掃除せざるをえない状況を作るのもありです。【とにかく実行!楽しく掃除を】■「声に出して『やるぞ!』と叫ぶことです。意外と効果があります」(50代・個人事業主)■「とにかく掃除を始めてしまう。なんでも身体を動かして始めてしまえば、なんとかやれる」(40代・主婦)■「音楽をかけながら。自分の中でテンション上がるやる気の出る曲を決めておく。個人的にはロックがおすすめです」(40代・主婦)■「掃除する時にBluetooth対応のイヤフォンをつけて掃除します。そしたら体が弾みながら掃除が楽しくなります」(20代・主婦)■「万歩計を付けて行う。たくさん歩数が出るとなんか嬉しい!消費カロリーも出たりするとなお嬉しい!」(40代・主婦)何よりも、まず掃除を開始することが大切。そして、音楽を聴いたり歌を歌ったりして、掃除を退屈なものにしないように心がけます。掃除はつまらないもの、と思い込んでしまうと、やる気は出なくなる一方です。■「これをやれば、お菓子を食べれる!これをやれば、出かけられる!と自分に言い聞かせる」(30代・主婦)■「これが終わったら部屋が綺麗になる。綺麗になった部屋で美味しいコーヒーとケーキを食べよう。と思いながらいつも掃除をしている」(30代・会社員)掃除後の良いイメージを持っていれば、前向きな気持ちでがんばることができます。おやつや休憩、お出かけなど、具体的な目標を設定するのがポイント。そして実際に掃除が終わったら、次回の掃除が楽に済むように、綺麗な状態をキープしましょう。まとめいつかはやらなければならない「掃除」ですが、やる気が出ない……ということは誰しもあります。音楽を聴くなどして気持ちを奮い立たせ、至福の時を目指して掃除に励む主婦が、実際にたくさんいることが明らかとなりました。掃除を後回しにし続けると一度の掃除が大変になり、頭の中も苦労するイメージに侵され、ますますやる気が出ないという悪循環にはまっていきます。こまめな掃除ができるように、自分なりのモチベーションアップ方法を見つけ出してくださいね。アンケート実施日:2017年3月17日対象:20代〜50代の専業主婦、正社員、個人事業主、パートアルバイトの方アンケート総数:50
2017年04月11日「夫が家事を手伝ってくれない…」こう嘆くママは多いですが、あれこれ理由をつけているときは、もしかしたら「やらない」のではなく、「できない」のかもしれません。そんな夫に「手伝って!」といくら言ったところで詮なきこと。まずは「できること」を探してみるのが得策かもしれません。 今回は、実際に夫の「できること」を見つけて、家事を手伝ってもらえるようになったというママたちに、その体験談を聞いてみました。■「力仕事=自分の役割」夫にはこれがデキる!「夫はまったく家事ができない人でした。食器洗いや洗濯を頼んでも、帰宅してみると何もやっていない。『なぜやってくれなかったの?』と聞いてみると、『キミのように上手にできないから』と言うのです」(Aさん/32歳/食品関連)そこでAさんは、「夫が得意なことならやってくれるのでは?」と考え、ためしに休日に布団干しを頼んでみたそうです。そうすると、意外とすんなりやってくれて、取りこみまで完了していたとか。「『力仕事をやってもらえると、本当に助かるわ』と感謝を伝えたときの夫のドヤ顔には、ちょっと笑ってしまいました」いまでは、天気が良いと夫の方から「布団干そうか?」と聞いてくれるそうです。ほかにも、ゴミ出しを「やっとくよ」と言ってくれたり、古新聞がたまったらまとめてくれたりと、Aさんが頼まなくてもやってくれることが増えたとか。男性にとって、布団干しやゴミ出しなどの「力仕事」は、「自分の役割」として受け入れやすいのかも? 「こういう作業は、やっぱり男性が頼りになるわね」と言いながら、力仕事を頼んでみると良いかもしれません。■持ちものこだわり派の夫にはこれがデキる!「ひとり暮らし経験のない夫は、家事スキルがまったくなし。夫婦共働きなのでこれでは困ると、なんとか夫に家事に参加してもらう努力をしました」(Cさん/29歳/雑貨販売店)Cさんが最初にお願いしたのは『自分の服は、自分でたたんで収納する』ということ。最初はうまくたためずシワになったりもしていたそうですが、そこは口を出さずに我慢。もともと几帳面(きちょうめん)な性格だったCさんの夫は、すぐに自分なりのたたみ方を編みだし、気づけばCさんより早く・上手になっていたそうです。「『洗濯物をたたむのは、あなたの方が上手ね』とたびたび褒めたことも良かったのかも。いまではすっかり夫の担当に。私のもの以外は夫が勝手に終わらせてくれます」「洗濯を手伝って」ではなく、「自分の衣類は自分で管理して」と言った方が、男性としては受け入れやすいのかも。とくに、持ちものや趣味にこだわりを持っている男性には効きそうです。■不器用な夫にはこれがデキる!「夫は本当に不器用で、家事を手伝う気持ちはあるようですが、掃除・洗濯・炊事などを頼むととにかく時間がかかり、仕上がりも期待できません」(Kさん/31歳/教育関連)それでも、Kさんは何か家のことをやってもらいたいと考え、『休日のまとめ買い』をお願いすることにしました。Kさんが作成したリストを渡して、夫に買いに行ってもらいます。最初はほしい商品とは違うものを買ってくることも多かったそうですが、慣れてくるとそれもほとんどなくなったとか。「休日に夫が子どもを連れて買いものに出かけてくれるので、その間、私はほかの家事をこなせます。ときには自分の時間を楽しむことも…」「ほしい商品とは違うものを買ってくる」となると、私なんかは「これじゃない!」とイライラしてしまいそうですが…。そこをグッとこらえて、夫が慣れるまで根気よく任せ続けることが大切なのかもしれません。■メカ好きな夫にはこれがデキる!「我が家では、『食洗器に食器を入れる作業』は夫の担当。料理は一切しない夫ですが、なぜかこの作業は気にいっているようで…。パズルやゲームが好きな人なので、そんな感覚なのかもしれません」(Iさん/28歳/教育関連)また、Iさんの夫は、掃除・洗濯自体を頼むと『やり方がわからない』と言って嫌がるそうですが、掃除機や洗濯機の掃除はすすんでやってくれるそう。もしかしたら機械を触るのが楽しいのかもしれません。「家事」はやりたくないけれど、「メカ」が絡むとやる気が出る…という男性もいるようですね。日々、あれやこれやと湧いて出てくる家事の数々。そのうちの1つ、2つでも夫が担当してくれたら楽になるのに…と、ため息をついているママも多いことでしょう。しかし、「できない」ことを「やって」とお願いするのは時間のムダかも? 少し考え方を変えて、夫が「できること」を見つけるところからはじめてみてはいかがでしょうか。
2017年02月16日毎日の家事は、面倒だと思っていてもどうせやらなきゃいけないもの。イヤイヤやるよりも、楽しんだ方がストレスを感じにくいはず。そこで、日々の家事をできる限り楽しく済ませる方法を紹介します。■家族を巻き込んで、家事をイベントに休日に夫や子どもを巻き込んで、イベント感覚で掃除や洗濯を一気に片付けるのもおすすめ。一人だと気が重い作業も、誰かと会話しながら行えば、さほど苦にならないものです。何より、複数で片付けた方が早く済むのがうれしいポイント。「午前中は洗濯して、ランチは〇〇に食べに行こう」、「日中は掃除大会、夜は焼肉パーティにしよう」というように、楽しい予定と合わせて提案すると、イベントらしさがアップして、夫や子どももその気になりやすいでしょう。■気分が上がる家事グッズをそろえるおしゃれな輸入ものの食器用洗剤、アロマ入りの洗濯洗剤、かわいい動物モチーフのモップなど、気分を上げてくれる家事グッズをそろえるのもひとつの手です。「もっと安いものがあるのにもったいない」と思うかもしれませんが、家事は毎日のこと。グッズを変えることで家事が苦痛でなくなるなら、高い買い物ではありません。思い切って、気になるグッズを購入してみてはいかがでしょうか。■来客の予定を入れる家事の中でも、特に掃除が苦手という人や、部屋が散らかっているのになかなか片付ける気が起きない人は、趣味の仲間や仲良しのママ友を家に招く予定を入れましょう。「その日までに徹底的に片付ける!」という目標をつくると、掃除や片付けがはかどります。きれいな家だと思われたいし、掃除の行き届いた快適なダイニングでおしゃべりしているところをイメージすれば、がぜんやる気がわいてくるはずです。さらに、来客をきっかけに古くなったカーテンやマットを少しずつ買い替えるようにすると、インテリアがそのたびにワンランクアップ! 次の予定を入れるのが楽しみになってきます。掃除や片付けに対する苦手意識もなくなっていくかもしれません。■家事上手なママタレントのブログを参考に料理や家事が上手なママタレントや料理研究家の中から、お手本になりそうな人、共感できる人を見つけましょう。ブログにインテリアや料理の盛り付け写真を公開している人も多いので、こまめにチェックすると「真似してみたい」という気持ちが芽生えて、家事への意欲が上がるでしょう。時短や効率アップのヒントも見つかるかもしれません。また、家事を「ママの義務」、「12時までに絶対やらなきゃ」などと思い込んで無理を重ねてしまうと、ますます嫌になる可能性大。体調が悪いときやどうしても気が乗らないときは、思い切って休むことも必要です。「家事が趣味」と言えるほど、前向きに楽しめるようになれるといいですね。
2016年09月11日家事は朝やると良いという話をよく耳にしますが、実際は慌ただしくて、それどころではなという人も多いのでは。そんな人はいさぎよく朝家事をあきらめて、“夜家事”をはじめてみてはいかがでしょうか。無理のない程度に、できる範囲内でいのです。今回はそのメリットとコツを紹介します。■掃除が苦手な人こそ夜に!晴れた日の朝、窓をパーッと開けて掃除する…、というのが理想ではありますが、忙しくてできない日も多いでしょう。そこで、おすすめなのが夜掃除。昼間のように、窓を開け放って掃除機をガンガンかけるわけにはいきませんが、寝る前に掃除をしておけば、朝起きたときに気持ちが良いというメリットが。夜掃除のポイントは頑張りすぎないこと。ホコリが目立つ場所にモップをかけたり、拭き掃除をしたり、物を片付けたり。気になったところをちょっとずつで構いません。それでも毎晩続ければ、家の中を十分キレイに保つことができます。本格的な掃除はゆとりがある休日の昼間にするとして、夜のちょこっと掃除を習慣にしてみてはいかがでしょうか。■夜の洗濯は電気代の節約にもつながる!?近ごろ洗濯は夜やるという人も増えているようです。その大きな理由は、やはり電気代ではないでしょうか? 夜間電力を使用した洗濯なら、電気代節約の効果が期待できます。しかも、その日に着ていた服をすぐに洗えるため、雑菌の繁殖を軽減できるというオマケつき。夜の洗濯は実はとてもメリットの多いのです。ただ、夜は外に干せないというデメリットもあるでしょう。部屋干しはどうしてもニオイが気になりますが、洗濯機の乾燥機能を使って、10分程度乾燥させてから部屋干しすると、嫌なニオイをかなり軽減できます。可能なら、部屋干しの際に除湿器を使用しましょう。さらに、翌朝の天気が良ければ、部屋干しした洗濯物を外に出して干すとより気持ちよく乾きます。■数日先の献立を考えて作ろう晩御飯の支度は夜にするのがオススメ。例えば夕食の支度をする際に、翌日の朝、昼(または弁当)、晩御飯くらいまで見越して作るのがポイント。葉物野菜を多めに茹でて、その日に食べない分を取り分けておけば、翌日はかつお節をのせて醤油をかけるだけでおひたしができます。ほかにも、「お惣菜を多めに作る」「あまった肉は軽く下味をつけておく」など、翌日の料理まで想像しながら夕食の支度をしてみましょう。慣れないうちは少し難しいかもしれませんが、習慣になればどんどん食事の支度が楽になっていきます。もちろん、「朝より夜の方が忙しい!」「夜は疲れて、動きたくない…」という人もいるでしょう。ポイントは家事を少しでも楽に、効率良くこなすこと。まずは自分に合っている方法を見つけることが大切です。あなたのライフスタイルに合わせたベストな方法を見つけてくださいね。
2016年09月08日寝具の切り替えの季節は、「はぁ~、面倒くさい!」と、タメ息のひとつもつきたくなるもの。そうかと言って主婦としてスルーはできないので、「面倒な理由」を探り、解決策を具体的に考えてみました。 ■寝具の衣替えを面倒だと感じる理由 =やることが一杯あるから「まんま、やん!」という突っ込みは、どうかなさらず…。あるとき、「なぜ、寝具の切り替えが、こんなにも大変な仕事なのか?」を、真剣に考えたことがあります。そこで思ったのは、工程の多さでした。「寝具の切り替え」と、ひとくちに言っても、じつは工程がたくさんあります。<寝具の衣替えの工程>1.冬物の寝具を収納する場所を確保する2.夏物の寝具を出してくる3.寝具カバーを、「夏物」から「冬物」へ取り替える――ここで一旦ゴール――4.「冬物」の寝具カバーと、毛布を洗濯する5.羽毛布団を干す6.冬物の寝具をしまう ■「ゴール」後の仕事は、ゲッソリするもの始める前に「夏物の寝具を出して、カバーを取り替える」くらいのイメージしか抱いていないと、付随する仕事の多さにゲッソリするはず。「想定していたより、仕事が多い」というのは、何より人を疲れさせるものです。ちなみにわが家は5人家族。シーツを5人分取り替えるのだって、かなりの大仕事です。しつこいようですが、「ゴールだと思っていたのに、その先もあった」というのは、本当に心が折れてしまいます。■解決策 その1・工程を分け、1日で全部やらない私が考えた解決策のひとつが、「これらの工程を、1日で全部やろうと思わない」こと。そもそも、寝具カバー洗濯と毛布の洗濯は、干す場所の関係から同じ日にはできないことが多いもの。「(寝具の衣替えは)ダラダラと、日数のかかる仕事なのだ」と、最初から思っておけば、少なくとも「私、まだできていないよ!」という自己嫌悪とは無縁でいられるはずです。■解決策 その2・寝具小物は収納ケースに入れるあるときから、「洗濯の終わった毛布、寝具カバーはケースに入れる」というルールを作りました。こうすることで、「ここは終わった」という区切りをつけることができるのです。これは、意外と心理的に大切なポイント。また、収納ケースの種類によっては立てて収納できることも発見! それ以来、寝具の小物類は、限りある押入れスペースではなく、ロフトに上げることにしました。私が使っているのは写真のような羽毛布団が入っていた空ケースですが、無印良品に似たコンセプトのものがあるようです。 ■解決策 その3・工程の順序を考えるなぜ、前ページの工程表の1番目に、「冬物の寝具を収納する場所を確保する」を入れたのか――その理由をここで語らせてください。冬物寝具は厚手のものが多く、容積が大きいため、それを出した後は、ぽっかりとスペースが空きます。私はその「空いたスペース」に毎年、何かしらの物を突っ込んでしまっていたのです。それをすっかり忘れたまま、すべての寝具の取り換え&洗濯を終え、「さぁ、冬物寝具をしまおう」と思ったときに初めて、しまうはずの場所に物があったことを思い出すという…。そのときの徒労感と言ったら! これを何度か繰り返した結果、片付けを工程の最初に持ってくることにしたというわけです。皆さんもご自身のやりやすい方法に合わせて、工程を見直してみてもよいでしょう、■解決策 その4・寝具カバーを定番シリーズで揃える主婦として19年間家庭を運営してきて思うのは、「思いつきで寝具を買っていると、チグハグ感が出てしまう」ということです。たとえば、シーツ。3年前に買った花柄とシーツと、去年買ったチェックのシーツ。どちらもお気に入りだけれど、横に並べてみると「何だかな?」という気持ちになるもの。「あ、いいな」という気持ちだけで買っていると、家族5人分の寝具を揃えたときには何の統一感もなくなってしまい、そんなビジュアルを想像することで、寝具の切り替えが一層ブルーな仕事になることは否めません。上記のような失敗を繰り返した挙句、私が辿り着いたのは「次の季節に、きちんとした寝具小物がスタンバイしていると、“アレを出そう!”と思えて気分がアガる」という結論でした。最近では、寝具カバーは無印良品で買うと決めています。定番シリーズがあり(色違いになることはあるけれど、ちぐはぐ感はない)、費用対効果も高く、白いごはんのような無難さもある無印良品の寝具カバーを揃えることで、衣替えが多少苦ではなくなりました。「定番で揃えられること」の大切さをひしひしと感じています。ちなみに、わが家では寝具カバーを数年に一度、大人買い的に「全部買い替え」をしています。大名気分で買い物ができるよう、寝具切り替えの年は、ボーナスで予算を計上しておくのです(今年は夏のボーナスに予算3万円を計上)。こうすることで、チマチマ寝具カバーを買い足し、使用感がマチマチになってしまうより、管理がラクになるという一面もあります。主婦の仕事は、ちゃんとやったからといって誰に褒められるものでもありません。でも、だからこそ、ひとり静かに「何が問題で、どうすればいいのか?」を考える時間は持ち続けていきたい。今回、寝具の衣替えを見直したことで、あらためてそう感じました。
2016年06月10日