●ビジネス街の隠れ家的存在! 「質屋」の歴史をもつ店で英国シェフの味をキラッキラに輝くネオンサインは香港の顔。活気に満ちあふれた街の喧騒こそがこの街のお楽しみどころ……いやいや! このところ香港で目覚ましいのが、古い建築物をリノベーションしてオシャレに生まれ変わったレトロモダンな店の数々。香港ならではでありながら洗練された雰囲気のレストランは、"ここ一番! "という時にぜひ利用したいところ。そんなとっておきの2店を紹介しよう。○元質屋の"知る人ぞ知る"レストランまずひとつは灣仔(ワンチャイ)エリアから。灣仔はコンベンションセンターや高層ビルが立ち並び、スーツに身を包んだビジネスマンが闊歩するビジネス街でありながら、ちょこっと裏手に入ると昔ながらの建物も数多い。行き交うトラムや渋滞するタクシーを見下ろして優雅なたたずまいが印象的なのが「The Pawn」。日本語に訳すと「質屋」を意味するとおり、かつては質屋だった建物だ。MTRの灣仔駅から徒歩約1分でたどり着けるこの建物は、古めかしい看板はそのままに、レトロな雰囲気をかもしだしているものの、近づいてみると1階にはインテリアショップ、2階から上には洋風のレストランが入居となかなかファッショナブル。オープンは2008年と新しくはないが、レストランの看板はないし入り口も小さく分かりづらい(正面にはなくて、横手にある)こともあって、"知る人ぞ知る店"なのである。だが中へ入ると、内装はそこここにレトロ感を漂わせているもののかなりモダン。ソファ席あり、テーブル席ありと広々としており、都心にいることを忘れさせてくれる。天井が高く、大きな窓から入るやわらかな光が照明だ。だが客層はやはり都心部らしく、ランチミーティングのビジネスマンや駐在員妻的な雰囲気の外国人女性グループなどでいっぱい。テラス席までほぼ満席というにぎわいぶりだ。○英国のミシュランシェフが監修料理は「英国西洋料理」とのことだが、これはシェフが英国人であるということでローストビーフやフィッシュ&チップスの専門店というわけではない。だが、もちろんカルテにはアンガスビーフやシェファーズパイといった英国ならではの食材や料理が並んでいるほか、英国のミシュランシェフであるトム・エイキンズ氏による監修もされているという。運ばれてくる料理も美しく、ワンランク上を感じさせる。ランチコースはスターターとメイン、デザートがついて195香港ドル(約3,020円)。ランチでこれならば、夜はさぞやぜいたくなことだろう。記念日など特別な時にもオススメだ。なお、ランチタイムという明確は区切りは設けてなさそうだ。●やっぱり点心が食べたい! 高級店でお得に食べ放題そしてもう1軒は、香港のヘリテージビル再開発の代表格「1881ヘリテージ」。読んで字のごとく、1881年に建設された元水上警察をリノベーションした商業施設で、高級ブランドやレストランが入居する。建物だけでなくその周辺もヨーロッパ調に整備されており、香港きってのオシャレゾーンである。MTRの尖沙咀(チムサアチョイ)駅から徒歩約1分という立地もうれしい。○観光地の中の穴場的なレストランまるで博物館のようなこの建物。中庭へと続く廊下のレトロな空気にうっとりしつつ、開けたその先には広東料理の「隆濤院」の入り口が。隆濤院はホテル「Hullet House Hotel」のメインダイニングで、まるで時が止まったかのような静かなたたずまいが魅力。外の喧騒もここまでは聞こえてこない。ホテルのダイニングゆえか、はたまた平日だからか、ランチタイムにもそれほど多くの客がいるわけでもない、やはり穴場的なレストランである。内装はモダンチャイニーズ。落ち着いた雰囲気で大人の空間、といった趣だが子連れでも問題なく入店可能だ。ここでのお目当てはやはり点心。アラカルトと食べ放題から選ぶことができ、メニューの内容はだいたい同じ。だが、食べ放題にはない料理もあるので、どちらにしようかおなかの具合とよく相談する必要がある。ちなみに、この店の人気メニュー「紅粉香檳蝦餃(ロゼシャンパンの海老餃子)」は食べ放題にもあるのでご心配なく。○オーダー式でいつでもできたて香港の飲茶というと点心の入ったせいろを山積みにしたカートがテーブルの間を練り歩き、呼び止めて好きなものを注文、というスタイルが多いが、こちらはオーダー式。渡された紙にチェックマークか、ほしいだけ数を書き入れる。できた順に料理が運ばれてくるが、やはりテーブルいっぱいにせいろが並ぶのを見ると気分がアガる。2皿目以降は紙に書かなくても「同じものを」と注文すればまた持ってきてもらえるので、常にできたてをいただけるようゆっくりオーダーするのもいいだろう。これだけのロケーションの良さ、高級感、そしてメニューの数々とあって平日のランチ食べ放題は大人ひとり198香港ドル(約3,070円)と、なかなかのお得感だ。ランチは、平日は11:30~14:00、土日曜日・祝日は入れ替え制で11:00~13:15、13:30~15:30までとなる。なお、土・日曜日のランチは大人ひとり248香港ドル(約3,840円)となる。香港には手軽に楽しめる下町グルメがいっぱいあるが、「たまにはゆっくりしっとりした時間を」という人は、こんなリノベーションされた空間でレトロモダンなひとときを楽しんでいただければと思う。※1香港ドル=15.5円で換算。記事中の価格・情報は2015年8月取材時のもの
2015年09月11日海外旅行先では地元ならではのグルメを味わいたいもの。しかし、食品の"生産量"がわずか1%という香港ではそんなのちょっと難しいのでは――なんて思っていたら、今、香港の若者たちを沸かせているのはクラフトビールだそう。そこで今回、クラフトビールがいただける注目の2店に行ってみた。○香港きってのオシャレ地区の人気店このところ、日本だけでなく世界中でクラフトビールが人気だ。クラフトビールとは、「クラフト=手工芸品」という言葉からも分かる通り、バーの片隅にあるようなマイクロブリュワリー(小さな醸造所)で丹精込めて作られたビールで、いわゆる「地ビール」のことである。「のどごし重視! イェ~イ♪」みたいに飲むというより、じっくり味わいながらいただくのがツウな感じ。日本と同じように夏場かなり暑くなる香港でも、このクラフトビール人気が押し寄せているという。というわけで訪れたのは、香港きってのオシャレエリア「SOHO」。香港の地下鉄「MTR」の中環(セントラル)駅から徒歩7~8分でアクセスできるエリアで、ここはもともと香港在住の欧米人が多く訪れることもあってか、かねてよりナイトライフが充実していることでも知られる。このSOHOエリアでバーをオープンするとなると激戦を強いられるわけだが、クラフトビールの専門店「Roundhouse(ラウンドハウス)」は2013年のオープン以来、平日でも店の外にまで客があふれるほどの人気を誇っている。○自分好みのビールも造れる世界のクラフトビールを扱っており、常時25種類を68香港ドル(約1,050円)からそろえているという充実ぶり。メニューにはオーストラリアやスコットランド、アメリカとさまざまな国のビールが名を連ねる。……が、メニューを見てみると24種類しかないじゃない? と思いきや、25種類目のビールはなんと店内で自分で造る"マイ・ビール"「TAP25 U-Brew」(45香港ドル=約700円)なのだ。クラフトビールといえばいろいろな材料で作ることができるわけで、自分好みのオリジナルテイストのものが作れるというのはかなりの魅力。発酵などの手順をふまなくてはならないため作ってすぐに飲めるわけではないものの、長期滞在や出張でしばらくしたらまた香港を再訪する、なんていうチャンスがある人にはぜひともトライしていただきたい。とは言え、自分のビールが造れなくともここのメニューだけで魅力は十分。中でも気になるのが香港のクラフトビールだ。なにしろ自給率1%という香港において、"Made in Hong Kong"のものを探すのはなかなか大変。それが、訪れた日には3種類もの香港ビールがあり、どれを飲もうかなかなか迷って決められない。すると「味見する? 」と小さいグラスにちょこっと入れてくれるという。いろいろ試したうえで決められるのがありがたく、なるほど人気があるのも納得だ。もちろんこの味見は無料だが、180香港ドル(約2,790円)で6種類のビールを飲み比べすることができる「Beer Platter」もあるのでこちらもオススメだ。○COEDOビールの海外初店舗が香港に!そしてもう1軒、香港のグルメ雑誌などで注目されているのが、日本のクラフトビール代表、埼玉・川越のCOEDOビールを提供するレストラン「Taproom(タップルーム)」だ。高級感あるレストランやショップが集まる、これまたオシャレな銅鑼湾(コーズウェイベイ)地区にあり、8月19日にグランドオープンしたばかり。MTRの銅鑼湾駅からだと、徒歩5分となる。料理は日本料理、それも「川越太麺やきそば」(82香港ドル=約1,271円)など地元・埼玉の郷土料理も提供している。ビール自体は3年前から香港で売られているが、満を持しての登場だ。ちなみに、COEDOビールのタップルームとしては海外に進出した第一号店でもある。○香港オリジナルも登場COEDOビールのケグに冷蔵庫から直接温度管理されたチューブをつなげて新鮮な状態でサーブ。きっちり訓練を受け最高においしいビールを注ぐサーティファイド・ビア・サーバーもおり、ツウをも満足させることはうけあい。また、苦みがばしっと利いたドラフト専用のIPA(India Pale Ale、インディア・ペール・エール)スタイルビール「毬花-Marihana-」(XSサイズ24香港ドル~=約370円~)がいただける。さらに、9月下旬には香港オリジナル(川越で醸造)のビールも登場するという。フレーバーについては現在はまだ内緒だが、「季節のフルーツを使用するかも」とのことなので、どんな味なのかを想像しながら待つとしよう。COEDOのビールはそれぞれに主張がある。取りあえず全部試してみたいという場合は「COEDO Beer Platter」(120香港ドル=約1,860円)を注文しよう。タップルームではXSからLサイズまでのグラスサイズ展開をしているが、そのXSサイズで紅赤、瑠璃、伽羅、漆黒、白の5種類のビールをいただくことができる。スタッフに聞けば料理とのペアリングも教えてくれるので、最強の組み合わせでビールを堪能していただきたい。まだまだ広がりを見せそうな香港クラフトビール事情。香港の人たちがどんな雰囲気の中でビールを楽しんでいるのかにも注目しつつ、香港のオシャレな夜を楽しんでいただければと思う。※1香港ドル=15.5円で換算。記事中の価格・情報は2015年8月取材時のもの
2015年09月04日EXILEの弟分である7人組ダンス&ボーカルグループ・GENERATIONSが6月28日に行った香港での公演に密着したライブドキュメンタリー『MTV Diary:GENERATIONS from EXILE TRIBE』が、8月15日にMTVで放送される。同ライブは、GENERATIONSが6月に開催した初の単独ツアー「GENERATIONS WORLD TOUR 2015"GENERATIONS EX"」のファイナル公演。今年、香港観光親善大使に就任したGENERATIONSにとって、初の香港でのライブとなった。番組では、大勢のファンが詰めかけた空港到着のところから密着。空港内での公開イベントをはじめ、観光親善大使としてさまざまな任務をこなしていく様子を紹介し、その中で観覧車に乗ったり、夜景に興奮したり、初めての香港を楽しむメンバーも素の表情も見られる。また、公演前夜には、7人それぞれが公演への意気込みを語る。そして、当日。リハーサルや開演直前の気合入れに密着し、本番のライブパフォーマンスも存分に紹介。ファンの大歓声が響き、一体感に包まれた会場の熱気が伝わる映像となっており、ライブ中のバックステージの様子も映している。さらに、ライブを終えたメンバーの感想も収録。白濱亜嵐は「近い距離でコミュニケーションとりながらMCだったりライブができたので、すごい楽しかった」と満足そうな表情を見せ、片寄涼太は「世界に一歩足を踏み入れてみてGENERATIONSの小ささを感じましたし、日本でもっともっとGENERATIONSを広げてていきたいという気持ちはもちろん、海外でも広げていけたらなと思いました」と決意を語っている。『MTV Diary:GENERATIONS from EXILE TRIBE』放送スケジュール【初回放送】8月15日(土)22:00~22:30【再放送】8月19日(水)21:00~21:30、8月25日(火)22:00~22:30、8月30日(日)24:00~24:30
2015年08月10日●LCC・バニラエアで週末香港旅へ! 成田第3ターミナルはこんなに便利「次の週末、どこかに旅したい」と思ったら、その選択肢に香港はどうだろう。「時間・費用的に無理! 」と思うかもしれないが、実はそうでもないのである。そこで今回、低コスト航空会社(LCC)の中でもレジャー・リゾート路線を展開しているバニラエアで行く、香港週末旅行を紹介しよう。○体力がある人は深夜便をバニラエアの東京(成田)~香港便の料金は、通常のプランである「コミコミバニラ」なら成田~香港で片道1万2,890円~、荷物の預けや座席指定に別途必要となるキャンセル不可の「シンプルバニラ」なら成田~香港で片道8,890円~。それに、支払手数料(1区間500円)と空港使用料(成田出国時は1,540円、香港出国時は165香港ドル)などを加えた料金が必要となる。ちなみに、燃油サーチャージは発生しない。バニラエアは現在、東京(成田)~香港を1日2往復展開している。11:10成田発・14:40香港着と21:15成田発・00:45香港着、01:45香港発・07:05成田着と15:40香港発・21:05成田着だ。なお、香港の時差は日本の-1時間で、フライト時間は成田~香港は4時間30分程度となる。このフライトで週末だけのプランを考えると、土曜日の昼前に成田を発って日曜日の夜に成田に戻る、香港丸1日の1泊2日となる。もしくは体力に自信があればだが、金曜日の仕事後に成田を発って日曜日の夜に成田に戻る、香港丸2日の2泊3日も可能だ。バニラエアは4月8日に開業された成田空港第3ターミナルを拠点としている。電車の場合、直接第3ターミナルへはアクセスできず、徒歩か空港内の無料シャトルバスを利用することになる。その意味でも、第3ターミナルへは"1,000円バス"などと呼ばれる京成バス「東京シャトル」と平和交通「THEアクセス成田」が便利だ。早朝・深夜便にも対応したバスは約20分間隔で運行されており、東京駅から第3ターミナルまで1,000円(予約すれば900円)でアクセスできる。時間帯によって異なるが、東京駅から第3ターミナルまでは75分程度となる。○LCCに寄り添った機能的な第3ターミナル第3ターミナルはLCC専用ターミナルになっている。第1,2ターミナルに比べると規模は小さいものの、その分、必要な機能が集約されているため使い勝手がいい。LCCの場合、預け荷物が有料なこともあるが、バニラエアは20kgまで無料(コミコミバニラの場合)となっている。あれこれ持って行きたい時も安心だ。なお、バニラエアはカウンターチェックインのほか自動チェックイン機も設けている。預け荷物がないなら自動チェックイン機が使えるので、混雑を回避したい人は荷物を少なくするのも手だ。機内持ち込みは2個(各辺が56cmX36cmX23cm以内)・総重量10kgまでとなっている。チェックインを終えたら、空港内で買い物や食事を。うどんやハンバーガー、たこ焼き、そして寿司もあるので、時間帯によってはフライト前に食事を済ませておくといいだろう。なお、アルコールを除いては機内に飲食物を持ち込むことができるので、必要な人はここで買いそろえておこう。ただし、制限エリア以前に購入した飲料は機内に持ち込めないのでご注意を。○ポップなデザインの機内でCAがおもてなし入国審査も終えて機内へ。バニラエアはエアバスA320を運用しており、通常の座席(スタンダードシート、コミコミバニラなら無料)のほか、通路・非常口そばで足元に余裕がある座席(リラックスシート、全プラン+1,000円)も予約時に選べるようになっている。ちょっとでも快適な環境を希望するなら座席を選んでみるのもいいだろう。機内はレジャー・リゾート気分を盛り上げるべく、バニラエアのカラーであるイエローとブルーを基調にしている。また、通路や座席下のカーペットにはブルーのバニラフラワーが、後方の壁にはイエローのバニラフラワーがデザインされているのもポイントだ。機内では機内食のほか、バニラエアのオリジナルグッズや免税品の販売をしている。シーズンや就航路線に合わせた機内食を用意しているが、中でも人気なのが数量限定の「バニラエア特製 きいろい くり~むぱん」(税込250円)だ。バニライエローのパンの中には甘いクリームがぎっしり詰まっており、ちょっと小腹が空いた時にぴったり。便によっては売り切れになってしまうので、ぜひ早めの注文を。なお、機内エンターテイメントの用意はないので、手持ち無沙汰にしてしまいそうな人はPCやゲーム機を持参するといいだろう。●香港1泊なら九龍で! シーンに合わせて利用したい交通手段は?○エアバスで市街地へ! 朝食に飲茶をいよいよ、香港国際空港に到着。市街地へはエアポートエクスプレスやタクシーでアクセスできるが、一番手軽な方法は深夜早朝にも運行しているエアバスだ。香港の中心地である九龍(尖沙咀: チムサアチョイ)へは33香港ドル(約520円)で行ける。路線や時間帯によって異なるが、九龍までの所要時間は60分程度となる。深夜便で香港に到着した人は、予めホテルにチェックイン時刻を伝えた上でホテルに泊まるのが無難だろう。ただし、26時など遅い時刻のチェックインでも1泊となる。なお、空港周辺のホテルは割高なので、バスで移動してホテルを選んだ方がいいように思われる。街では早朝から飲茶やお粥、パン、ハム・エッグやトーストなどの朝食プレートを提供するお店が開いているので、朝一番からたっぷり香港グルメを堪能していただきたい。○弾丸香港旅は九龍を起点に香港を旅行する場合、エリアはざっくり3つに分けられる。まず、空港や香港ディズニーランド・リゾートなどがある「ランタオ島」、旺角(モンコック)やチムサアチョイなど庶民的な街並みや香港らしい混沌とした華やかさをもつ「九龍」、そして、上環(ショウワン)や湾仔(ワンチャイ)など高層ビルの間をトラムが走るなど随所に下町情緒が感じられる「香港島」である。ただ、週末だけの弾丸旅行の場合は、チムサアチョイなど九龍のホテルを利用した方がアクセスの面で何かと便利だ。○香港島へはフェリーが最安主要エリアにはMTRと呼ばれる地下鉄網が張り巡らされているが、香港のタクシーは初乗りが300円程度(香港島と九龍エリアの場合、初乗りの2kmは22香港ドル/約350円)で、手を挙げれば流しのタクシーを止められるので、最寄り駅からホテルまでの近距離でも便利に活用できる。なお、大きな荷物や九龍~香港島をつなぐ海底トンネルを通る場合は追加料金があるのでご注意を。また、九龍~香港島はMTRやタクシーでも行けるが、お得にかつ、旅の情緒も楽しみたいならスターフェリーがオススメ。路線や曜日、席によって料金が変わってくるが、大人2.5香港ドル(約35円)から利用できる。所要時間は7分程度で、4分~20分間隔で運航されている。丸1日だけの旅行となるとあれこれ詰め込むことが難しいかもしれないが、「今回は九龍だけ」などとポイントを絞れば、香港グルメも夜景も結構いろんなことが楽しめるはずだ。なお、バニラエアの場合、香港国際空港のメインターミナルである第1ターミナルではなく第2ターミナルから出国となるので注意しよう。とは言え、ターミナル間は歩いて5分程度なので、間違えてしまってもあわてなくて大丈夫だ。それではよき週末香港旅を!※1香港ドル=15.9円で換算。記事中の価格・情報は2015年7月取材時のもの※取材協力: 成田空港、バニラエア
2015年07月31日新しく3つのテーマランドの拡張プロジェクトが終了、進化をし続ける香港ディズニーランド・リゾート(香港・ランタオ島)では、2015年8月30日(日)までの夏季の期間、大ヒット映画『アナと雪の女王』をテーマにした「フローズン・ビレッジ」が登場している。この夏、アナやエルサ、クリストフたちが、クールな雪の世界へと、ゲストを誘っている。この「フローズン・ビレッジ」では、映画に登場するアナやエルサ、クリストフと一緒に人気ナンバーを歌う「フローズン・フェス ティバル・ショー」や、雪遊びが楽しめる「フローズン・フェスティバル・スクエア」などが登場。そのほか多彩なスペシャルグッズやフード&ドリンクの販売も実施されて、『アナと雪の女王』の世界へと一気にトリップする。また、そのほかの工リアでも『アナと雪の女王』がテーマのロイヤル・プロセッション(行進)に参加できる「フローズン・プロセッション」や、アナとエルサのグリーティング、オラフのデッサンなどファンにはうれしい、さまざまなアクティビティーを用意。8月30日(日)までパーク全体で、映画『アナと雪の女王』の世界観を存分に満喫できる。香港ディズニーランド・リゾートは、2005年にオープン。中国語による看板やオリ工ンタルな雰囲気のデコレーションなど、いたるところで香港のテイストが感じられるオリジナリティーが魅力のディズニーランド。ここでしか体験できないアトラクションやショー、本格的な中華料理や点心が揃うダイニングも完備され、ユニークなお土産品、ホテル、サービスなど、ほかのディズニー・パークとはひと味違う楽しみが多くのゲストを魅了する。映画『アナと雪の女王』がテーマの「フローズン・ビレッジ」は、8月30日(日)まで。比較的近い香港ディズニーランド・リゾートで、思い出に残るクールな夏を体験してみて!香港ディズニーランド・リゾート 日本語サイト: www.HKdisneyland.jpAs to Disney photos,logos,properties:(C) Disney(text:cinemacafe.net)
2015年07月21日香港ディズニーランド・リゾート(香港・ランタオ島)に、大ヒット映画『アナと雪の女王』をテーマにした「フローズン・ビレッジ」が登場した。8月30日までの期間限定で展開する。「フローズン・フェスティバル・ショー」は、アナとエルサ、クリストフが登場するスペシャル・ミュージカルパフォーマンス・ショー。人気ナンバー「雪だるまつくろう」「とびらを開けて」「あこがれの夏」などを、アナやエルサとともに歌うことができる。フィナーレは雪が舞う中、主題歌「レット・イット・ゴー ~ありのままで~」で締めくくる。「フローズン・フェスティバル・スクエア」は雪遊びを楽しめるゾーン。エルサの魔法で作られた雪山をそりに乗って滑り下りる「オラフのアイス・スライド」や、雪男マシュマロウとスノーボールで戦うゲームなどを用意する。スヴェンと写真撮影ができる3Dフォト・ロケーションも設置。オラフのミート&グリートも行う。オーケンズ・トレーディング・ポストでは、『アナと雪の女王』をテーマにしたフードやドリンクを提供する。「オラフのレモンタルト」(HK$45)や「オラフのカップケーキ」(HK$45) 、「フローズン・ポップコーン・バケツ」(HK$120) などを用意。何度も使えるタンブラーに入った「フローズン・スラッシュ・タンブラー」(HK$68~)も販売する。そのほか、「オラフのコスチューム」(HK$338) や「アナとエルサのスリッパ」(HK$88) 、「アナとエルサのぬいぐるみ」(各HK$258) などのグッズも販売。スヴェンのグッズも初登場するという。また、ファンタジーランド・眠れる森の美女の城では、アナとエルサのロイヤル・プロセッション(行進)を行う。ディズニー・プリンセスのコスチューム、もしくは王子のようなコスチューム着用した子ども(3~12歳)は、プロセッションに参加が可能。参加には事前に配布するフローズン・プロセッションのインビテーションが必要となる。ファンタジーランド・ロイヤルバンケットホール横では、「アナとエルサのミート&グリート」も実施する。クリストフのミーティン グ・スポットも近日登場予定とのこと。リザーベション・パスを取得すると、並ばずにミート&グリートに参加できるという。さらに「アニメーション・アカデミー オラフのデッサン」は、メインストリートUSA・アニメーション・アカデミーで行う。アナと雪の女王の雰囲気の中で、オラフのデッサンを描くことができる。(C)Disney
2015年07月02日2015年度香港観光親善大使のGENERATIONS from EXILE TRIBEはこのほど、初めてのワールドツアーのファイナル公演を香港で開催するとともに、空港で大勢の香港ファンに囲まれながら香港政府観光局が主催する夏のプロモーション「香港Summer Fun - Shop Eat Play」のプレゼント会場に足を運んだ。「香港Summer Fun - Shop Eat Play」は香港にて8月31日まで開催されているキャンペーンで、豪華なプレゼントが当たるチャンスや割引特典、期間限定イベントなどが楽しめる。香港国際空港入国審査前のホールで配布されている「ウェルカムパック」を使えば、香港の様々な場所で特典が受けられる。GENERATIONS from EXILE TRIBEのメンバーは「香港Summer Fun - Shop Eat Play」のイベントに参加するほか、香港の街に出て旬の観光名所や人気レストランにも訪問。観光地としては、ビクトリア・ハーバーのほか、2014年末できたばかりの観覧車や2階建てオープントップバス、ビクトリア・ピークに足を運び、ミシュランにも選ばれた飲茶屋「添好運」で本場の香港グルメを満喫した。2階建てオープントップバスでは道路上空の看板にも手が届きそうな眺望とともに、まるでジェットコースターに乗っているような爽快さを楽しんだよう。「観光親善大使として日本と香港の懸け橋となるような活動して行きたい」と話していた白濱亜嵐さんは、「エネルギッシュで活気があってすごい」と語り、片寄涼太さんも「想像していた以上の香港を堪能できた」と充実した時間を過ごしたようだ。
2015年06月30日香港政府観光局は6月15日~8月31日の期間中、香港を訪れた旅行者にさまざまな特典やプレゼントを用意する「香港Summer Fun -SHOP EAT PLAY」を開催する。同局の公式ホームページでは、レストラン、観光施設などで使える「e-クーポン」を配布する。ダウンロードしたクーポンを表示するか、事前に印刷をしたクーポンを提示することで割引やプレゼントなどの特典を受けられる。香港国際空港入国審査ゲートの前では、同キャンペーン参加のショップ、レストラン、ホテル、観光施設で特典が受けることができる「VIPカード」が付いた「ウェルカムパック」を配布する。香港国際空港ターミナル1の到着ホールA・B出口付近では、全員に当たる「インスタントくじ(Instant Mega Draw)」を実施。賞品総額は約50億円(4億香港ドル)相当以上で、時計、ディナー券、ショッピング・クーポンなどを用意している。また、参加者全員に7日間のフリーWifiパスをプレゼントする。インスタントくじの参加には、「ウェルカムパック」と自身のパスポートを提示することが必要で、期間中毎日9時~23時まで実施予定となっている。そのほか、7月17日~8月2日には2014年に期間限定で開催した3Dプロジェクションマッピング「香港パルス3Dライトショー」を実施する。開催地はチムサアチョイの香港文化センターで観覧は無料。7月3日~5日までは、ビクトリア・ハーバーにて「香港ドラゴンボート・カーニバル2015」を開催する。
2015年06月03日楽天証券は5月29日、中華人民共和国香港特別行政区(以下香港)でFX事業を行うFXCM Asia Limited(以下FXCM Hong Kon)の発行済株式の100%を取得することを決定したと発表した。なお株式の取得は香港当局(香港証券先物取引委員会)による承認後となる。このたびの香港におけるFX事業の取得は、楽天証券による初の海外進出案件になるとしている。FXCM Hong Kongはニューヨーク証券取引所に上場するFXCMの子会社で、2002年の創業以来、香港におけるFX事業のリーディングカンパニーとして、同地域における優良な顧客基盤を有しているという。楽天証券では、4月にFXCMジャパン証券を子会社化(8月1日合併予定)するなど、FX事業基盤のさらなる拡大を目指しているという。このたび楽天証券として初めて、海外でのFX事業に進出を行うことで、より一層の事業拡大ができるものと判断しているという。楽天証券は、2003年よりFXサービスを提供している。2013年1月にはFXサービス内容を一新し、スプレッド0.3銭(米ドル/円)と業界最狭水準での提供や高性能のFXトレーディングアプリ「MARKETSPEEDFX」、スマートフォン専用FXトレーディングツール「iSPEEDFX」の提供など、顧客の利便性が高いFXサービスを展開しており、国内店頭FX業界における取引順位は第5位に位置しているという。今後もFX事業を証券事業におけるコアビジネスのひとつとして位置付け、更なる取引ボリュームの拡大を目指していくとしている。
2015年06月01日ジェットスター・ジャパンは6月1日、同社として成田国際空港発着の初の国際線である東京(成田)~香港線の運航を開始した。同社としては大阪(関西)~香港線につぐ2路線目の国際線となる。就航当初は週3便(往復)から運航し、9月1日以降は毎日1往復週7便を運航する。片道運賃は、エコノミー「Starter」で7,500円~4万5,700円(燃油特別付加運賃: 1,300円※2カ月ごとに見直し)となっている。なお、別途支払手数料(ひとり片道650円)や、空港使用料、諸税などが必要となる。2月28日に就航した同社初の国際線である大阪(関西)~香港線とあわせれば、2015年の夏期運航スケジュール期間中に香港を発着する同社の運航便は週最大11便(往復)になる。また、ジェットスターグループは現在、成田を発着する国際線として東京(成田)~ケアンズ/ゴールドコースト/メルボルンの3路線を運航しており、今回の香港線で4路線となる。さらに、今回の就航により、ジェットスター・ジャパンは成田と関空を拠点として、国内外12都市(国内11都市、海外1都市)、21路線(国内19路線、国際2路線)で、1日最大100便超の運航を行うこととなる。
2015年06月01日東京都・銀座の資生堂ギャラリーは、ウォール・ストリート・ジャーナルで「ビエンナーレ必見ベスト5のアーティスト」に挙げられた台北在住の香港人アーティスト李傑(リー・キット)の個展「The voice behind me」を開催する。会期は6月2日~7月26日(月曜休)。開場時間は11:00~19:00(日・祝は11:00~18:00)。入場無料。同展は、リー氏の「Scratching the table surface」を含むこれまでの代表作数点の他、新作として、テキストを施した布に描いた絵画、ダンボールに描いた絵画、ギャラリーの空間に合わせた映像作品など約10点が展示されるもの。リー氏は、布やダンボールに描いた絵画、ライトやタオルハンガーのような既製品と絵画を組み合わせた作品、映像と絵画を並べた作品など、日常の一部と見紛うさりげない作品を制作しており、一見それらは、日常性を礼賛しているようにみえるが、リー氏の問題意識は、身の回りの社会や政治状況にも及んでいるという。自宅のテーブルの表面を指でひっかき続ける様子を映像や写真でとらえた代表作「Scratching the table surface」には、無意味に思える行為を通じ、高度経済成長以降、効率のみを追求するようになった都市への静かな批判を込めているということだ。また、同展のキーワードは、不安、孤独、呼吸などである。その背景には、政治や社会的格差へのフラストレーション、日常生活に伴うストレス、逃れようのない孤独などがあるということだが、リー氏は「悲観的であることは楽観的でもある」と言う。「自分が慣れ親しんでいると同時に疎外されていると感じる声が常に背後にあり、その存在はほとんど耐え難いが、受け入れるしかない」というコメントもしており、そのメッセージは同展の「The voice behind me」というというタイトルにもつながっている。また、関連企画として、リー氏が本展の作品について解説するギャラリーツアーが開催される(日英通訳付き)。開催日時は6月6日14:00~14:30。参加費無料、申込不要。なお、リー・キットは、1978年香港生まれ。2008年まで香港中文大学美術学部修士課程にて学んだ後、国内外の展覧会に数多く参加。2013年のヴェネチア・ビエンナーレでは香港館の代表に選ばれ、ウォール・ストリート・ジャーナルで「ビエンナーレ必見ベスト5のアーティスト」に挙げられた。これを機に世界中から注目を集めたリー氏は2015年には第12回シャルジャ・ビエンナーレ(アラブ首長国連邦)に参加、2016年にはゲント現代美術館(ベルギー)やウォーカー・アート・センター(アメリカ)での個展が予定されている。
2015年05月27日フードライター・平野紗季子さんが送る「MY STANDARD GOURMET」。今回のおすすめは、香港贊記茶餐廳の、香港的喫茶店メニューです。 * ** 香港贊記茶餐廳!読めない!ホンコンチャンキチャチャンテン!読めても言えない!この難解で楽しい名前のカフェが飯田橋に誕生したのが今年3月のこと。香港ファンの間では「本場感があふれすぎている」と既に話題騒然の香港式喫茶です。 まず日本語がほとんど通じません。メニューも見慣れないものばかりです。もうまるごと香港です。とにかく頼むべきは、茶餐廳に欠かせない定番ドリンク「※茶(ナイチャー)」。濃く煮だした香り高い茶葉にコンデンスミルクを合わせた香港式のミルクティーです。これをちびちび飲みながら一緒にいただくスイーツは、自家製の「ポーロウパオ」がおすすめ。パイナップルパンとも言われる表面サクサクの甘いパンで、厚切りバターを挟んで食べる、甘じょっぱいやみつきおやつです。厨房では茶餐廳の何たるやを知り尽くした味の守り神でもある“センセイ=先生”(72歳)が中心になって、シンプルでおいしい香港喫茶フードを作っています。 「パンにバター、トーストにジャム。本当にそれだけ。でもそれが文化に根付いた正しい味で、複雑にしないからこそのおいしさもあると思うんです」と、唯一の日本人、マネージャーの長島由浩さんは言います。「染まらないこと、媚びないことを大切に香港喫茶文化を伝えていきたいです」 ◇香港贊記茶餐廳ホンコンチャンキチャチャンテン東京都千代田区飯田橋3‐4‐1TEL:03・6261・3365 11:30~19:00日曜休 ◇卵焼きがポイントの“火腿※蛋三文治”(ハムタマゴサンド)¥350自家製カヤジャムをたっぷり塗った“介央多士”(カヤトースト)¥220“※茶”(ナイチャー)¥280“菠蘿包”(ポーロウパオ)バターつき¥220たっぷりのレモンを潰しながら飲む“檸檬可楽”(レモンコーラ)¥330とにかく気になるものは色々頼んでみるのが楽しい。安いしね。 ・ハムタマゴサンドの漢字表記にある※は、本来、鶏の左+隹 ・ナイチャーの漢字表記にある※は、本来、女偏に乃 写真・清水奈緒 ※『anan』2015年5月20日号より
2015年05月17日香港ドラゴン航空はこのほど、イタリアのコーヒーブランド「illy(イリー)」のプレミアムコーヒーの機内サービスをファーストおよびビジネスクラスで開始した。イリーは生産者との協力により最高級アラビカ種コーヒーを用いた絶妙なブレンドを選定。収穫ごとにコーヒー豆の焙煎(ばいせん)の度合いには微妙な調整が加えられ、イリーならではの芳醇(ほうじゅん)でバランスのとれたコーヒーを作りあげるという。香港ドラゴン航空の機内食チームは、地上と比較しても遜色のないコーヒーを機内で実現するために、機内のコーヒーマシンと相性ぴったりの独自の機内専用フィルターピローをイリーと開発した。高い高度の機内では嗅覚と味覚の感度が低下することを考慮に入れながら、乗客に五感で楽しんでもらえるコーヒーを機内で提供するために幾度となくテストを繰り返したという。
2015年03月06日香港ディズニーランド・リゾートは5月31日まで、イベント「イッツ・スプリングタイム・セレブレーション」を開催している。同イベントの一環として、同園では3月8日まで旧正月を祝うイベント「チャイニーズ・ニューイヤー・セレブレーション」を実施している。旧正月の特別なコスチュームを身につけたミッキーやディズニキャラクターたちによる「ミート&グリート」や、メインエントランスでのキャラクターたちのグリーティングカードの配布、旧正月をテーマにした食べ物や飲み物、グッズの販売などを行っている。3月7日~5月31日に行う「スター・エクスペリエンス」では、ディズニープリンセスとの撮影や特別なランチ、「ビビディ・バビディ・ブティック」の体験などができる「プリンセス・メイクオーバー・ランチ」(2,198香港ドル~、3月7日~5月30日内の土曜日)や、同園の花火を特別な席で観覧できる「スター・ファイヤーワークス・ディナー」(328香港ドル~、3月9日~)などのさまざまなアクティビティを期間限定で用意。好きなものを選んで体験できるとのこと。As to Disney photos,logos,properties:(C)Disney
2015年02月18日香港ディズニーランド・リゾート(香港・ランタオ島)で12日、旧正月を祝う「チャイニーズ・ニューイヤー・セレブレーション」(~3月7日)がスタートした。「チャイニーズ・ニューイヤー・セレブレーション」では、旧正月の特別なコスチュームを身にまとったミッキー、ミニーたちによる「ミート&グリート」をメインストリートUSAにて開催。今年は新たにシェリーメイも加わった。また、眠れる森の美女の城の前には、記念撮影ができるミッキーと仲間たちの銅像が登場。旧正月仕様のミッキーとドナルドの描き方をレッスンしてくれる「アニメーションアカデミー」も開催中だ。そして、フードやドリンク、グッズも旧正月をテーマにしたものが登場し、人気のピンも旧正月バージョンで発売。さらに、2月19日からは、キャラクターたちのグリーティングカードの配布も実施する(なくなり次第終了)。As to Disney photos,logos,properties:(C)Disney
2015年02月16日香港政府観光局は、2~3月に開催される香港のイベントについて発表した。アジア最大級のイベント「アート・バーゼル香港」をはじめとする様々な芸術イベントが各地で行われる。3月14日~16日には、今年初開催となる「アート・セントラル」が行われる。香港島のスターフェリー乗り場近くのニューセントラルハーバーフロントに特別パビリオンが登場。70以上のギャラリーで、ベテランはもちろん若手アーティストのコンテンポラリーアート作品を紹介する。「アート・バーゼル香港」(3月15日~17日)は、スイスで開催されている世界最大級の現代アートフェア「アート・バーゼル」の香港版。3,000人を超えるアーティストの20世紀と21世紀の芸術作品を展示する、アジア最大級のアートイベントとなっている。1973年から行われている「香港藝術祭」(2月27日~3月29日)では、約1カ月に亘り、世界的トップアーティストの音楽や演劇、ダンスなど約130公演が行われる。出演するアーティストはチェリストのヨーヨー・マ、イタリアのメゾソプラノ歌手チェチェーリア・バルトリ、スペインのテノール歌手ホセ・カレーラスなど。3月12日~15日には、「アジア・コンテンポラリー・アート・ショー香港(2015年春)」を開催。アジア諸国から若く優れた才能をもつ芸術家と、中堅の芸術家の作品が集まる。ホテルの客室が展示スペースに変わるユニークなイベント、「アジア・ホテル・アート・フェア香港2015(AHAF)」は3月13日~16日に開催。3月12日にはセントラル、上環、チャイワン、香港島南部のギャラリーを開放する「Hong Kong Art Gallery Night」、3月15日には香港島南部のギャラリーを開放する「South Island Art Night」が行われる。(c)Art Central (c)Art Basel
2015年02月10日ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパンは3日、日本・中国・香港・シンガポール・マレーシアにおける給与・福利厚生などの調査結果をまとめた「2015年度 ヘイズ アジア給与ガイド」を発表した。○国内企業は過半数が「昇給率3%未満」「日本国内企業の昇給率」について、回答企業の過半数(56%)が「直近の査定での昇給率は3%未満に留まった」と回答、「昇給しなかった」は15%であった。一方、昇給率が「3~6%だった」と答えた企業は全体の22%、「6%を超えた」企業は7%にとどまった。今後の見込みについても、59%が「昇給率見込みは3%未満」としたのに加え、「昇給は見込んでいない」とした企業は14%にのぼる。一方「3~6%の昇給を見込んでいる」とした企業は20%、「6%以上を見込んでいる」と答えた企業は7%であった。○アジア各国の昇給率は?昇給率をアジア5カ国・地域で比較すると、伸びが大きく目立ったのは中国。50%が「昨年1年間に6~10%の昇給をした」、16%の企業が「10%超の昇給をした」と回答した。今後の見込みも、50%の企業が「6~10%の昇給を見込んでいる」、20%の企業が「10%超の昇給を予定している」と回答した。他の3カ国では、マレーシアも中国と同様、昇給についてかなり積極的な傾向が。一方、香港・シンガポールは、昇給率が抑え気味という結果となった。(画像は本文とは関係ありません)
2015年02月05日香港政府観光局は1月26日、GENERATIONS from EXILE TRIBEを2015年度香港観光親善大使に任命した。2014年度はEXILEが担った親善大使を2015年度は弟分であるGENERATIONSが、「元気になる香港」をテーマに香港の魅力を発信していく。同局は2015年度、「元気になる香港 - MY TIME FOR REVALITAIZATION - 」をテーマにキャンペーンを実施。2014年度のキャンペーン「香港食道」で紹介した食の魅力に加え、2015年度は香港のユニークな文化に触れる街歩きの魅力を紹介していくという。そのテーマに対し、勢いのあるパフォーマンスが特徴のGENERATIONSが、「元気になる香港」のエネルギッシュな街の魅力を伝えていく予定となっている。任命式には白濱亜嵐氏、片寄涼太氏、数原龍友氏、小森隼氏、佐野玲於氏、関口メンディー氏、中務裕太氏の全7人がそろって登場し、同局のピーター・ラム会長から任命書と記念品を授与された。まだ香港を訪れたことがないというリーダーの白濱氏は、「香港の街を歩いたり、食べ歩きをしたり、日本の方に魅力を伝えたいです。香港と日本の懸け橋になれるように頑張ります」と意気込みを語った。また、片寄氏は「パワースポットが好きなので、メンバーと一緒に行ってみんなでパワーをもらえたらと思います」と、早速「元気になる香港」に興味を抱いているようだ。
2015年01月26日進化を続ける香港ディズニーランド・リゾート(香港・ランタオ島)の魅力に迫る本コラム。第6回は、香港ディズニーランド・ホテルで味わえる大人気のディズニー点心を紹介!香港ディズニーランド・ホテルの「クリスタル・ロータス」は、高級中華料理が味わえるレストラン。店名の通り、店内には"ロータス(ハス)"のオブジェやシャンデリアが存在を放ち、メニューの表紙などにもロータスの絵が描かれている。そして、さまざまな中華料理の中でも、多くの人が注文するコース料理で登場する、ディズニーのキャラクターをモチーフにした点心が大人気。『モンスターズ・インク』のキャラクター、リトルグリーンメンの形をした豚と野菜入りの点心と、『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』のジャックをイメージしたえびの点心、カブとタロイモで作ったミッキー形点心の3種類が楽しめる。ディズ二ー点心はコース料理の一部で、ほかにはマッシュルームと野菜のスープ、かにとカボチャのクリームコロッケ風、干し貝柱の香り漂うチャーハンなどが順に登場。最後は、ミッキー形のマンゴープリンで、その周りに飾られる果物もミッキー形という徹底ぶりだ。なお、ディズニー点心は要予約で、平日はディナーのみだが、週末と祝日はランチでも可能だ(週末・祝日は24時間前まで、平日は48時間前までに予約)。As to Disney photos,logos,properties:(C)Disney協力:ディズニー・ディスティネーション・インターナショナル
2015年01月14日進化を続ける香港ディズニーランド・リゾート(香港・ランタオ島)の魅力に迫る本コラム。第5回は、香港ディズニーランド・ホテルとディズニー・ハリウッド・ホテルの2つのホテルの中にある、ディズニーの仲間たちに会えるレストランを紹介する。アメリカの伝統と歴史を重んじたビクトリア様式のリゾートホテル、香港ディズニーランド・ホテル。4階まで吹き抜けの巨大なアトリウムや、豪華なシャンデリアが出迎えてくれる同ホテルには、屋内外のプールをはじめ、フィットネス・ジム、ミッキーの植栽迷路で遊べる庭園などがあり、優雅な時間が過ごせる。そして、レストラン「エンチャンテッド・ガーデン」では、ブッフェを食べながら、ディズニーのキャラクターたちとの触れ合いが楽しめる。取材時は、ミッキー、ミニー、プルート、グーフィーが登場。キャラクターたちは、各テーブルを回り、記念撮影や握手、サインなど、時間をかけて丁寧に応じてくれ、ゲストを喜ばせていた。料理は、世界各国のメニューが並び、ケーキやチョコレートファウンテンなどのデザートも充実。ミッキー形のワッフル、プーさん形のマンゴープリン、『アナと雪の女王』のエルサをイメージしたカップケーキなど、キャラクターモチーフのメニューも味わえる。一方、1930~1940年代のハリウッド黄金期を思わせるアールデコ様式のディズ二ー・ハリウッド・ホテルは、ロビーの壁画や照明器具、カーペットなど、あらゆるものが映画をテーマに統一。ハリウッド・スター気分になれる同ホテルにあるレストラン「シェフ・ミッキー」では、シェフ姿のミッキーと記念撮影ができる(曜日・時間限定)。「シェフ・ミッキー」もブッフェ形式のレストランで、世界各国の料理が味わえ、ミッキー形のワッフルやケーキも並ぶ。また、壁にはミッキーたちのイラストが描かれているほか、照明がミッキー形だったり、イスの背にミッキー形のデザインが施されていたり、壁のタイルがミッキーの服と靴のデザインになっていたり、至る所でミッキーを発見できる。As to Disney photos,logos,properties:(C)Disney協力:ディズニー・ディスティネーション・インターナショナル
2015年01月09日「横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズ」3Fの中国料理「彩龍」では、香港から李潤添(リ ユンティン)氏を招聘し、1月13日(火)~2月28日(土)までの期間で「冬の香港フェア」を開催する。李氏は、香港、東京の名店で“鍋の達人”として名を馳せる料理人で、1997年にウェスティンホテル東京「龍天門」で同ホテルの中国料理料理長の陳啓明(チン ケイメイ)氏と出会い、当時ミシュラン一つ星獲得にも貢献した同僚だった縁で、今回の企画が実現したという。陳氏は、昨年5月に同ホテルに入社したが、2010年、2011年にはミシュランの星を連続で獲得した手腕を持ち、グルメな人々の間では既に「彩龍」の評判は高まっている。同フェアの期間中、両氏がコラボして贈る選りすぐりの香港メニューコースをランチ、ディナーで展開したり、香港流の飲茶バイキングや中国の春節を祝うディナーコース、さらに1月20日(火)には一夜限りの豪華ディナー「ガラディナー THE Hong-Kong」も開催され、「彩龍」は新春から盛りだくさんの内容で幕を開ける。ランチコースでは、「いいスープがあれば、余計なものはいらない」と言い切る陳料理長が自ら手間暇かけて作り上げた頂湯(ティントン)スープがおすすめ。金華ハムと鶏、豚のすね肉だけで取ったスープは、旨みが凝縮され金色に輝く絶品。ディナーコースでは、吉浜産(岩手県大船渡市)の国産の高級干し鮑を使用した姿煮込みを提供したり、海鮮や旬の野菜の中から好みの食材をお好きな調理法でオーダーできるメニューなどもある。2月21日(土)から翌22日(日)にかけては、陳料理長が同行しての1泊2日グルメツアー「Stay 横濱 in 香港 style」も行われる予定で、横浜中華街を散策&ランチを楽しんだり、市場で選んだ食材を陳総料理長と相談して調理法やメニューを決めた特別なディナーを「彩龍」で味わうなど、新しいホテルでのレストランの楽しみ方を体験できる。料金は、宿泊と食事(朝・昼・夜各1回、香港スイーツ、カクテル1杯)で5万円(サービス料・税込)。定員30名。(text:Miwa Ogata)
2015年01月06日日本でもトリックアートとして人気のだまし絵(立体画法)だが、アジア各国にも3Dアート美術館があり世界的に人気だ。そんな中、満を持して香港初の3D美術館「香港3D奇幻世界」が2014年7月に誕生。香港らしいオリジナル絵画も含め、迫力満点の"疑似体験"がここで楽しめる。○4つのテーマで異空間体験「香港3D奇幻世界」はヒルトンタワーの中という立地にあり、入り口はこじんまりしているのだが、中に入ると意外と広い。約1万平方フィート(約930m平方メートル)のスペースを使って4つのテーマの作品が約60点も展示されている。テーマはそれぞれ、高層ビルや競馬場など香港の今ある建物の「香港文化」ゾーン、旧空港など古き良き時代まで表現した「オールド香港」ゾーン、中国将棋やパンダや兵馬俑などを描いた「中国文化」ゾーン、カップル向けのロマンチックな「ラブジャーニー」ゾーン、恐竜や野生動物、仮想世界を体験できる「空想の不思議」(非現実)ゾーンなどがある。他国の3Dアート美術館を見て回った社長がだまし絵の面白さを気に入ったことにはじまり、「同じものを持ってくるより香港オリジナルなものを作りたい!」という思いから、中国人のアーティストに依頼したそうだ。そのため、香港や中国の文化にちなんだものが多く展示されることになった。テーマもオリジナルで興味深いが、壁2面と床まで使った作品がそこかしこにあり、立体画法の飛び出してくる感に加え、さらに3面の絵画でより迫力満点なのだ。○誰でもオーバーヘッドができる!撮影スポットとして一番人気なのは、香港摩天楼のシンボル・中国銀行タワーの天辺からぶら下がるというか、「落ちそう!」感を演出できる作品だ。もうひとつ、記念に挑戦したいのがサッカーのオーバーヘッド体験。これも撮影した後にひっくり返すというものだが、手足の動きひとつで迫力が全然違うのだ。そのため、撮影時間が延びてしまうスポットでもあるが、撮影して友人に送ってみれば驚かれること必至だろう。撮られる側のポーズと表情などの演技力も必要だが、ベストショットを撮るためのベストな角度と距離が分かる指示があるため、安心して撮影できる。また、カメラのレンズを通すと、より立体的かつカラフルで不思議な3Dが体験できるので、撮影しなくてもレンズ越しに鑑賞するのもおすすめだ。展示点数約60点のうち、イベント期間は1~2割くらいが入れ替わるという。なお、3月に開催される「ワンピース展」では、半数弱が入れ替わる予定となっている。※記事中の情報は2014年10月取材時のもの
2015年01月06日香港政府観光局は12月31日、2015年の幕開けを祝う「香港カウントダウン・セレブレーションズ」を開催する。同イベントは香港島の香港コンベンション&エキシビジョンセンター(HKCEC)を中心に、音楽に合わせて陸と海、高層ビルから色とりどりの花火を打ち上げるカウントダウン・イベント。イベントは、23時から15分おきに高層ビルの屋上から打ち上げる「流れ星」のような花火から開始する。花火の色は、「シルバー=キャリア(仕事)」「グリーン=健康」「ゴールド=幸運」「レッド=愛」とそれぞれ意味を持っているという。HKCECの壁面に今年初めて設置する巨大LEDスクリーンには、無料通話アプリ"LINE"の人気キャラクターが登場。8分間の花火のショーの間には"2015"の文字が浮かびあがる。また、九龍半島側の香港文化センターでは人工雪を降らせる演出も実施。LEDスクリーンでカウントダウンの様子を同時中継し、雪と花火の幻想的な競演が楽しめる。メイン会場は香港コンベンション&エキシビジョンセンター。屋上から花火を打ちあげる高層ビルは、セントラル・プラザ、CITICタワー、ハーバー・センター、ホープウェル・センター、イミグレーション・タワー、クィーンズウェイ政府庁舎ビル。同観光局はカウントダウンイベント鑑賞に最適な場所として、九龍半島側はチムサアチョイのウォーターフロント、アベニュー・オブ・スターズと香港文化センターの間、香港島側は、ワンチャイのゴールデン・バウヒニア・スクエア(香港コンベンション&エキシビションセンター海側)を挙げている。
2014年12月22日ブリティッシュ・ショートヘアのコンビニ店長、その名も「クリームあにき」をご存知だろうか。「香港で知らない人はいない」と言われているほどの超人気者で、香港の旅行会社のCM出演をきっかけにフィーバーし、2014年7月には日本でも写真集が出版された。今では、台湾、中国、オーストラリア、カナダなどからもあにきを見るために、連日ファンが押し寄せるほど。そんなあにきに会いに行ってみた!○大抵寝ている、かなり年季の入った「古あにき」尖沙咀東の繁華街から一歩入った路地に、見た目はごく普通のコンビニ「信和便利店」がある。ただ違うのは、ひっきりなしに人が訪れては写真を撮っていくのだ。ここがあにきの住みかである。あにきの1日は、朝8時頃から始まる。といっても、その後も基本的には寝ている。あにきといっても、猫年齢で8月に9歳になったため、人間で言うと50歳を優に超えた高齢期一歩手前なのだ。関節痛もあったりするので、店から出ることはまれ。たまに鳥を追いかけて近所を散歩することがある程度だ。あにきの動きを見られる最大のチャンスは、おなかが減った時。ごはんを求めてレジあたりをウロウロする姿は、ふてぶてしさこの上ない。今や店長としての自負心もあり、15ポンド(約6.8kg)の巨体を揺らしのしのしと歩く姿は、あにきというよりむしろ"キング"。得意なポーズは寝顔、というより寝ている時は何をされても起きないほどの泰然自若ぶりなのだ。○奥さん「クリームあねさん」に新顔「ケーキ&ミルク兄弟」もあにきが有名になったきっかけは、ある晩行方不明になってフェイスブックで公開されたこと。それ以来、夜は店内には出ず寝床にいることになった。ちなみに、あにきには奥さんの「クリームあねさん(ムイムイ)」がおり、ふたりは同じ歳。だが、こちらはちょっと気性が荒いようなので、むやみに触るとひっかかれるかも。また、最近では新顔の「ケーキ&ミルク兄弟」も登場! 新顔といっても、この兄弟は店で飼っているのではなく、オーナーで飼い主の高(こう)さんが自宅で飼っている子たち。そのためいつも店にいるわけではない。あにきグッズは市内の商業施設「PMQ」や「シティスーパー」などでも販売しているが、本家の品ぞろえが一番! 中でも、世界各地の名所とコラボした2015年カレンダー(88香港ドル=約1,340円)や立体シール(25香港ドル=約380円)などが人気だとか。香港で人気のブランド「mousse」とコラボした顔面バッグ(880香港ドル=約1万3,400円)などインパクトグッズも豊富だ。なお現在、マイナビニュース内では、あにきのカレンダーが当たるキャンペーンを実施している。詳細はコチラ。○ちっちゃな頃から雑誌好き! その訳は……あにきの大好きな場所は雑誌の上。この店に来た直後から、雑誌の上を歩いていたほどだそうだ。ある意味、雑誌を売っているコンビニにもらわれてきたのが運命なのかもしれない。特に雑誌の中でも好きなのが、肌の露出が多いセクシーなお姉さんが表紙のものらしい。さすが、あにき。名に恥じない男っぷりだ!そんなあにき、食べ物に関してもワイルドなのかと思いきや、缶詰のごはんが好物といたって普通。日本産のニンジンペーストやスナックなど、日本のファンが持ってきてくれて好きになったものもあるそうだ。ただし現在、ダイエット中とのことなので、ごはんのプレゼントは控えめに。クリームあにき(忌廉哥)のプロフィール9歳 オス ブリティッシュ・ショートヘア住みか: 信和便利店(尖東麼地道75號南洋中心地下)・24時間営業(あにきは23時~8時くらいまで就寝のため店頭にはいない)フェイスブック会員数: 17万5,650件(2014年12月現在)日本版公式ツイッター※1香港ドル=15.2円で換算。記事中の価格・情報は2014年10月取材時のもの
2014年12月22日香港のLCCである香港エクスプレス航空は12月16日から12月23日まで、羽田/成田/名古屋/関西/福岡~香港線の片道航空券が10円~になるクリスマスメガセールを実施している。搭乗期間は2015年1月1日から10月24日まで。販売座席数は全2万席で、完売次第、終了となる。運賃額に加え、施設使用料や税金などが別途必要となる。申し込み方法など、詳細はホームページ。
2014年12月17日香港の観光スポット・セントラルスターフェリー乗り場近くにこのほど、観覧車「The Hong Kong Observation Wheel」が誕生した。観覧車の高さは60m。8人まで収容できるゴンドラが42台設置されている。運行時間は11:00~23:00なので、香港の夜景をゴンドラの中から眺めることも可能だ。1回の乗車時間は15~20分間(3~5周)。ゴンドラはエアコン付きで、夏は涼しく冬は暖かい環境で、香港の景色をゆっくりと楽しめる。ゴンドラにはHKT高速wifiシステムを搭載しており、中にはVIPゴンドラもあるという。詳細は後日、ホームページで公開される予定。料金は大人が100香港ドル、12歳以下・フルタイムの学生・65歳以上が70香港ドル。場所はセントラルスターフェリー乗り場近くで、セントラル駅A出口からセントラルピア方面へ、または、香港駅A2出口からセントラルピア方面へ進むと見えてくる。九龍半島からは、チムサアチョイ・スターフェリー乗り場からセントラル方面のスターフェリーに乗車がおすすめとのこと。なお、香港では現在、毎晩夜空と摩天楼を彩る「世界最大の光と音のショー」としてギネス認定された「シンフォニー・オブ・ライツ」とともに、香港初のプロジェクションマッピング「香港パルス 3D ライトショー」が開催されている。
2014年12月12日キャセイパシフィック航空はこのほど、香港~マンチェスター線の運航を開始した。○成田-香港-マンチェスター線を同日接続マンチェスターはイングランド北西部に位置し、歴史的建造物や文化、産業遺産、スポーツクラブなどで広く知られている。同地域における交通・ビジネスの拠点となっており、マンチェスター国際空港はロンドン・ヒースロー空港、ロンドン・ガトウィック空港に次いで英国において3番目に利用者数の多い空港となっている。これまで同社のフライトには、日本とマンチェスターを結ぶ路線に直行便はなかった。しかし今回、同路線が就航したことで、同社が就航している日本の6都市7空港との香港国際空港での同日のスムーズな接続が可能となった。同路線の運航機材にはビジネスクラスとプレミアム・エコノミークラス、エコノミークラスの3クラス構成の座席を配置したボーイング777-300ER型機を投入。全クラスの座席には最先端の機内エンターテイメントシステムを搭載しており、快適な空の旅を楽しめる。運賃は出発3日前までの購入が可能なエコノミークラス割引運賃「エコ得3」が5万5,000円から、プレミアム・エコノミークラス利用の「プレミアム・エコ得3」が13万5,000円から、ビジネスクラス割引運賃「ビジ得」が25万円から。料金は全て成田発の場合の往復運賃で、燃油サーチャージ、空港諸費用は別途必要。運行日は、香港・マンチェスター発とも月・火・木・土曜。週4便で運航する。
2014年12月12日●伝統×創作料理で2年連続の星獲得! 香港の食通もうなるレアなスープは必食美食の都・香港の代表料理といえば広東料理。中国4大料理のうちのひとつで、"飛ぶものは飛行機以外、四つの足のあるものは机以外"なんでも食べる、と言われるほど食材が豊富なのが特徴だ。広東は交易の中心だったことからも新鮮な食材が手に入り、その日のうちに調理するのがおいしさの秘訣でもある。それだけの品数をそろえ、さらに、昨今の地価高騰の中で上質な料理を出し続けるのは至難の技。それでもミシュランを納得させ続け、地元の人からも絶大な人気を誇る店があるのだ。世界有数のラグジュアリーホテルの高級レストランがミシュラン星に名を連ねる中、路面店ながら星を獲得している話題のレストランを紹介しよう。○食通女子を黙らせたふわっふわの豚の肺スープ2013年にオープンして間もなく「ミシュラン2014」の1ツ星に選ばれ、2015版にも引き続き選ばれた今話題のレストランがここ「波士廰 the Boss」。"豚の肺"と聞くと大抵の日本人は、拒否反応を示すかもしれない。しかし、新しい世界を味わいたいなら、ぜひトライしてほしいのがこの絶品「生磨杏汁白肺花膠湯」(豚の肺の杏仁スープ)128香港ドル(約1,950円)だ。その味は、現地コーディネーター(香港人)が女子会で利用した際に、全員にリピート必至と言わしめたほど。中国の南北から取り寄せた2種類の杏仁をすりおろし、湯通しした豚の肺と水で戻した干し浮袋を入れた器を蒸し器に入れて3~4時間蒸す。これはダブルボイルドという、高級食材を扱う時の調理法だ。中の器が直接火にあたると、具が動きすぎてスープが濁ってしまう。時間はかかるが、その分具材のうま味が出過ぎず、じっくりと煮出されてほどよくまろやかな味わいになるのだ。ちなみに、中医学的にも強火で煮たものは味が濃くなり身体の熱が上がってしまうので、じっくり煮るのを良しとしている。杏仁は肌を潤し、浮袋はコラーゲンの塊、さらに豚の肺は肺を潤し丈夫にするといわれ、味だけでなく健康的にもおすすめスープなのだ。○エビペーストに漬けて揚げたやみつきトリカラ素材には一番こだわり、冷凍でしか手に入らないアヒルを除いて、生ものの食材は全て市場から新鮮なまま届く。生もの以外も、台湾の梅干しや日本のイチゴ、上海蟹は"洋澄湖"で採れたものなど産地にこだわり仕入れている。放し飼いで育てられるため脂が少ない割に肉がやわらかい、という"龍崗鶏"ブランドの鶏肉を使用した家庭料理「大澳蝦膏炸砕鶏」(蝦味の鶏唐揚げ)ハーフ220香港ドル(約3,300円)も大人気メニューだ。「香港に行ってまで唐揚げ?」と侮るなかれ! こちらは、有名なエビペーストの産地・大澳(タイオー)の硬めのエビペーストと調味料を合わせたものに漬け込み揚げたもの。この海老味の唐揚げ、他では味わったことのない濃厚さで、箸もビールも止まらなくなりそうだ。ちなみに、メニュー名に"砕"とあるのは、骨付きの肉のブツ切りという意味。骨まわりの旨味のある肉を使っているので、小骨もまるごと入ったワイルドな食感も新しい。シェフは、王子飯店や新同楽といった香港の名店で経験を積み、美食家のオーナーと共に満を持して店をオープン。2人共に大事にしていることは、新鮮な素材にこだわり伝統的な広東料理を出す。が、新しいものも出していきたいことだという。チーズをロブスターに詰めて揚げた「チーズロブスター」など世界のさまざまな素材を使っての創作料理もおすすめだ。士廰 the Boss※1香港ドル=15.2円で換算。記事中の価格・情報は2014年10月取材時のもの●ぷりっとした海老や蟹など新鮮素材を活かした広東料理たちに舌鼓元来、超下町だが最近はおしゃれ店がどんどんオープンしている上環エリア。乾物屋が軒を連ねる雑踏に、モダンなガラス張りの店が突如として現れる。ここが2012年からミシュランの星を獲得し続け、地元民から玄人シェフにまで人気の伝統的広東料理店「桃花源小厨 Tim’s Kitchen」だ。オーナーシェフのYau-Tim LAI氏は、30年以上も伝統的な広東料理のキャリアを積んできた達人。彼の腕を持ってしても、おいしい料理を出す上で一番大切なことは"新鮮な素材"だと言い切る。この新鮮な素材の味を損ねない調理方法に人気の秘密があるのだ。○ぷりっとした海老の風味を活かす巨匠の自慢の逸品のひとつが、「玻璃明蝦球」(クリスタル大海老)170香港ドル(約2,580円)。殻を取りまわりの皮も剥いで、真っ白な状態になった海老を流水に浸すこと3時間。水で流し続けることで海老が柔らかくなり、肉の歯ごたえが増すのだ。このしまった海老に塩、砂糖、ごま油、ピーナツオイルなどで下味を付け、さらに一晩、冷蔵庫でじっくり寝かす。オーダーが入ったら、65度のぬるま湯で25分ゆでてできあがり。ナイフを入れたとたんにするっと切れるほどのほどよい弾力と、海老の風味を活かしたやさしい味付け。食感と味覚を驚かす、見事な調和なのである。○広東料理の神髄"シンプル・イズ・ザ・ベスト"一方、もうひとつの名物料理が「冬瓜蒸原隻鮮蟹鉗」(冬瓜とカニ爪の蒸し物)270香港ドル(約4,100円)。こちらもよく洗った蟹を、氷水につけて3時間冷蔵庫で寝かす。冷蔵庫から取り出した後、まわりの甲羅をたたいて中身を崩さないように丁寧に取り出すのだ。味付けは塩少々に紹興酒のみ。冬瓜は中華のベースとなる上湯スープのあんかけでいただく。新鮮な食材は鮮度をあげれば、味はシンプルでいい。これがシェフが何十年も伝統料理で培ってきた腕の見せ所なのだ。コストがかさんでも食材は妥協しない。いい食材あってこそ、だという。"シンプル・イズ・ザ・ベスト"。新鮮な素材に繊細な味付け、これが広東料理の醍醐味なのだ。桃花源小厨 Tim’s Kitchen※1香港ドル=15.2円で換算。記事中の価格・情報は2014年10月取材時のもの
2014年11月24日香港政府観光局はこのほど、12月5日~2015年1月1日にかけて、香港各地で「香港ウィンター・フェスタ2014」を開催することを発表した。○香港のメインスポットが輝く!香港島セントラルスタチュースクエアには、「香港ウィンター・フェスタ」の目玉とも言えるクリスマスツリーが登場。クリスマス・イブには深夜までライティングを実施する。点灯時間は、12月5日(17時~20時はセレモニーのため招待者のみ)の20時~22時、6日~18日および28日~1月1日は18時~22時、12月19日~27日は17時~23時。12月24日のみ17時~深夜。チムサアチョイ、香港文化センター前広場では、「香港パルス3Dライトショー~ウィンター・フェスタ~」を実施する。初の開催となるプロジェクションマッピングショーは、香港文化センターの壁面を利用して行う。ショーは北京オリンピックやバンクーバーオリンピックのメディアショーを手がけた「Spinifex Group」が担当する。開催期間は12月19日~29日。ビクトリア・ハーバーでは、地元の人や観光客で一緒に新年の幕開けを祝うカウントダウンイベント「ニューイヤー・ニューワールド 香港カウントダウン・セレブレーションズ」を開催する。開催日時は、12月31日の深夜。その他、香港ディズニーランドでは2015年1月4日まで「ディズニー・イン・ア・ホール・ニュー・ライト」、マダムタッソー香港では2015年1月まで、「マダムタッソー香港のキラキラ光るクリスマス」を開催。香港で人気のテーマパーク「オーシャン・パーク」には12月13日~2015年1月4日まで、高さ約21mのクリスマスツリーが飾られる。また、海抜393mの高さにあるスカイ100香港展望デッキでは、12月1日~2015年1月2日まで「スカイハイスイートクリスマスデライツ」を開催。香港各地のクリスマスイルミネーションを眺めることができる。
2014年11月20日進化を続ける香港ディズニーランド・リゾート(香港・ランタオ島)の魅力に迫る本コラム。第3回は、アジアで唯一のテーマランド「トイ・ストーリーランド」で映画の世界に浸る。2011年11月18日にオープンした「トイ・ストーリーランド」は、ディズニー/ピクサー映画『トイ・ストーリー』の世界が体験できる、アジアで唯一となるテーマランド。入り口では、巨大なウッディの像が出迎えてくれる。そして、アンディ家の裏庭を表現したエリア内では、さまざまなおもちゃに出会え、自分がおもちゃサイズになったような感覚になれる。アトラクションは全部で3つ。アンディの最速のトイカーを巨大化した「RCレーサー」では、高さ27mもあるハーフパイプ・コースターを猛スピードで駆け抜けるスリルが味わえ、自分のしっぽを追いかけて回り続けるスリンキーをイメージした「スリンキー・ドッグ・スピン」では、スリンキーの身体のバネに入り込んだ気分で、一緒にクルクル回転が楽しめる。3つ目の「トイ・ソルジャー・パラシュート・ドロップ」は、パラシュートで急降下するという、トイソルジャーの鬼軍曹による訓練を表現したアトラクションで、地上約25mからの自然豊かなパノラマ眺望と、空中でアップダウンするアドベンチャーが楽しめる。エリア内には、複数の顔と声を持つ、生きている積み木のおもちゃ"キューボット"が動き回っており、積み木を回転させて組み合わせを変え、さまざまなキャラクターを作り上げることができる。また、ミート&グリート・ポイントの「バレル・オブ・ファン」では、ウッディやジェシーをはじめとする『トイ・ストーリー』の人気キャラクターに出会え、握手や記念撮影をすることができる。さらに、アンディの"おもちゃ箱"をテーマにしたショップ「アンディ―ズ・トイ・ボックス」では、おもちゃやおみやげなど、限定グッズが勢ぞろい。入り口には、リトル・グリーン・メンやミスター・ポテトヘッドなどのキャラクターや、おもちゃが飾られており、ワクワクした気持ちにさせてくれる。次回は、東京ディズニーランドに2015年夏オープンする新アトラクション「スティッチ・エンカウンター」を、香港ディズニーランドに存在する同アトラクションでひと足早く体験する。As to Disney photos,logos,properties:(C)Disney(C)Disney/Pixar協力:ディズニー・ディスティネーション・インターナショナル
2014年11月18日