40代後半で急にシミが増えだしたころ、以前、皮膚科医から言われたことを思い出しました。私はメラニンの働きが普通の人よりも活発だそうです。これは皮膚のことだけを考えると保護機能が優秀で良いことなのですが、「何も対策しないでいると、更年期のころには体中シミだらけになる」と言われて……。これはシミ対策を本気でしないとマズイ!と、50歳を目前に決意しました。★関連記事:「やりがちだけどNG!」シミ、シワ、体調不良の原因ともなる「紫外線対策」とは【医師監修】更年期のシミの原因は?出産後の30代後半、シミができ始めました。若いころから粉白粉と頬紅、口紅ぐらいのメイクしかせず、ファンデーションを塗ることは年に数回程度。しかし、40代半ばを過ぎるとシミが目立ち、ファンデーションが必須になりました。そしてついには、ファンデーションを塗ってもシミを隠せなくなってしまったのです。シミをなんとかするため、まずは以前通っていた皮膚科に行きました。医師によると、私のシミはメラニンの働きが活発なことに加え、貧血による鉄分不足で活性酸素をやっつけてくれるカタラーゼという酵素が少ないのが原因とのこと。紫外線を浴びてシミの素となる活性酸素が発生しても、活性酸素をやっつけてくれるカタラーゼが作られるのですが、私の場合はカタラーゼが少ないのでシミができやすいようです。食事やサプリで体の中からシミ対策まずは、食事内容の見直しとシミ予防薬の服用を始めました。食事内容の見直しとしてシミ予防に良いと聞くビタミンや鉄分も積極的にとるように。ビタミンAと鉄分補給にはレバーの煮つけ、ビタミンCはピーマンやキウイなど、ビタミンEはナッツ類を少量でも毎日食べるようにしました。シミ予防のサプリメントや薬は薬局で1度購入したのですが、毎月1万円弱もするので値段的にキツイというのが正直なところでした。そこで皮膚科に相談して、同じ成分の薬を処方してもらえることになりました。処方薬なので効果も期待できるし、保険適用なので家計の負担も少なく継続して飲み続けられるのもよかったです。まずは紫外線対策。日焼け止めを毎日塗るように次にできるシミ対策は紫外線を予防することだと思い、今まで子どもとプールに行くときしか塗ってなかった日焼け止めを毎日塗るようにしました。雨や曇りの日、冬も、また出かけない日も、本当に365日、毎日塗りました。屋外だと直に日光が当たるので、紫外線を浴びている!と実感するのですが、晴れていない日でも紫外線は降り注いでいるんですよね。わが家のリビングはとても日当たりがいいので、日差しが強いときは部屋にいるときもカーテンを閉めることがありました。紫外線を意識し始めると、リビングで日なたぼっこをしていても紫外線を浴びている!と気になるので、日焼け止めを欠かさないようになりました。まとめ若いころは体が元気だから紫外線対策を何もせず、食事は偏ったものでも不調を感じなかったのですが、この年齢になるとちゃんと考えないといけないということを自覚しました。更年期はさまざまな体調の変化や不調を感じるようになりますが、シミを作りたくない!という思いから始めた紫外線対策と食事の見直し。始めて1週間ぐらいで、肌の調子が良いなぁと感じ、半年ぐらい継続していると効果を実感できるようになりました。シミは薄化粧でも目立たなくなり、くすみも消えたよう。頬のあたりはツヤが出てきました。これ以上シミを増やさないための紫外線対策と、今あるシミを薄くしていく体の中からのケアの両方が大切だと実感しました。この2つの習慣をこれからも続けて、肌の健康を保とうと思っています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/黒田愛美先生(Zetith Beauty Clinic副院長)美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。著者/川口まみこ(52歳)中高生2児の母。バブル真っ最中に社会人になり、仕事もプライベートも充実。肌と体のケアには無頓着で不規則な生活送る。そのツケが今になって現れ、美容と健康を取り戻そうと頑張るアラフィフ。猫になりたい。
2023年05月03日子育てに必死だった40代前半は、スキンケアなんて二の次! 子どもがまだ幼児だったので、お風呂上がりだってスキンケアより子どものケア。子どもたちを寝かしつけてから思い出したようにスキンケアをおこなう毎日でした。そんなある日、鏡の中の自分の肌を見てびっくり! 頬全体に毛穴がポツポツと目立っているのです。そんな私がおこなった毛穴対策を紹介します。★関連記事:「あまりにひどい顔」毛穴の開き、シワ…加速する日焼けによる肌トラブルを徹底的にケア【体験談】一度開いた毛穴は元に戻りません!と言われ「これはマズイ。何も対策をしなければどんどん毛穴の開きが増えてしまうかもしれない」と思い、まずは毛穴に効果があると宣伝されているクリームをドラッグストアで購入して試してみました。が、効果が感じられません。そこで、そのころはフルタイムで仕事をしていてお金に余裕があったので、ちょっと高いエステサロンに期待を込めて入会しました。週1回のエステと自宅で使用する基礎化粧品とパック代で、半年で50万円ぐらいだったと思います。でも、1年通っても毛穴が閉じることはありませんでした。「毛穴の開き、どうしたら閉じるんでしょう? 」とエステシャンに聞いてみたときの返答にびっくり! 「一度開いた毛穴は元に戻りません」。うそ! この1年、無駄だったの? それならいっそのこと、美容整形でリフトアップしたほうがよかった?となんともスッキリしない気分のまま、エステサロンは退会しました。諦めていたら毛穴の開きが進行エステサロンを退会し、毛穴の開きは戻らないと諦め、メイクをするときは毛穴カバー用の下地を使ってできるだけ目立たなくするのが精いっぱいでした。普段はファンデーションを塗らずにおしろいだけで過ごすなど、なるべく肌に負担がかからないようにしていましたが、さすがに子どもたちの学校行事にノーメイクで行く勇気はなく、参観日の朝、久しぶりにメイクを始めました。ところが、ファンデーションを塗った途端にびっくり! 鼻の毛穴がくっきりぽっかり開いてしまっているのです。それは、毛穴カバー用の下地ではどうやっても隠すことができず、ファンデーションを重ねれば重ねるほど目立ってしまい、結局、その日はマスクで隠して学校に向かいました。どうやら毛穴が閉じることはないと諦めて見て見ぬふりを続けるうちに、毛穴の開きが進行していたようです。その日はさすがに落ち込みましたが、老化現象とはいえ、やっぱりなんとかしなきゃという気持ちが再燃。蒸しタオルで温めてから冷たい水で洗うと改善するかも! 毛穴パックで角栓を取り除けば毛穴が閉じるかも!……といろいろ試してみましたが、どれも効果はありませんでした。娘から「保湿が足りないんじゃないの?」とひと言毛穴を相手に悪戦苦闘している私を見て中学生の娘がひと言、「保湿が足りないんじゃないの?」。……え、保湿なの?それまでの私のスキンケアは、ベタつくのが嫌で化粧水と乳液だけ。突っ張らなければいいやと思っていたので必要最低限の量を塗る程度でした。それに比べて、娘は化粧水、美容液、ジェル、ワセリンといった感じで、スキンケア後は顔がテカテカ。私の肌はサラサラで、それが心地良かったのですが、毛穴の開きの原因はそこにあるんじゃないの?と娘は言うのです。そういえば、エステサロンに通っていたとき施術の最後に基礎化粧品を塗ってもらっていたのですが、顔がテカテカ、ベトベト状態でした。サラサラした肌触りが好きな私は、そのテカテカ、ベトベトをティッシュで拭き取っていたのです。テレビやネットでも基礎化粧品のCMでテカテカするほど塗っている画像をよく見かけますが、大げさにしているとばかり思っていました。しかし、もしかしたらそんな私のスキンケアへの思い込みは間違いだったのかもしれない。そう思った私は、それからは化粧水の後の乳液はたっぷりと使い、娘のすすめに従ってワセリンでフタをするようにしました。最初のうちはベトベトが気になったのですが、そこは毛穴のために我慢。すると、朝起きると顔のベトベトはなくしっとりしていることに驚きました。昼間はベタつきを少なくするため、ワセリンの代わりに娘おすすめのクリームを塗るようにして保湿。夜のスキンケア後のベトベトは気にならなくなり、逆にテカテカ、ベトベトの状態が毛穴の改善への期待からか心地良く感じられるようになったのです。保湿をしっかりおこなうようになって半年ほどで、毛穴の開きが改善しました。まとめどんどん広がる毛穴の開き。いろいろ試してもなかなか効果が出ず諦めていましたが、娘のひと言で保湿をしっかりおこなうことで半年で改善されました。たかが保湿、されど保湿! アンチエイジングの基本は保湿だと実感しました。これからしっかり保湿ケアしていきたいと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。監修/黒田愛美先生(Zetith Beauty Clinic副院長)美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。著者/川口まみこ(52歳)中高生2児の母。バブル真っ最中に社会人になり、仕事もプライベートも充実。肌と体のケアには無頓着で不規則な生活送る。そのツケが今になって現れ、美容と健康を取り戻そうと頑張るアラフィフ。猫になりたい。
2023年05月02日朝、目を覚ましてから体が全然動かないことがありました。起きて会社に行く支度をしなければ……と頭ではわかっているのに起き上がれないのです。頭痛がひどくてこの日は欠勤。翌朝は外に出たのになぜか会社に行けず、体調不良が続いていると連絡をしてまた欠勤。会社を連続して休んだ罪悪感でいっぱいになりました。今回は精神が不安定な状態が続き、メンタルクリニックへ初めて行ったときのことをお話しします。★関連記事:「もうダメだ」強気だった夫のメンタルが崩れ不安障害に…妻の私ができることは【体験談】やさしく接してくれているのにまず会社に欠勤の連絡をすることに緊張してしまいました。当時の職場は少人数体制で、自分が休むと他の人に負担をかけて申し訳ないという気持ちに。休んでも会社のことが浮かび、緊張しているような状態です。後日、出勤すると職場の先輩から「こっちは全然平気だよ。大丈夫だった?」と声を掛けてもらいました。ほっと安心すると同時に涙があふれてきて自分でもびっくり。やさしい言葉を掛けてくれているのに気持ちがざわざわして、無性に家に帰りたくなったのです。メンタルクリニックを予約してみて50歳のいい大人なのに泣いたりして恥ずかしい! と思っても気持ちのコントロールができなくて、ずっと心がどんよりとしている日が続きました。更年期だからかなと原因を考えてもわかりません。この状態を家族に打ち明けたら「お医者さんに話してみるといいかもしれない」と言われました。病院に行って解決するのかなどいろいろと浮かびためらいましたが、このままモヤモヤした状態でいたくない……。そこで初めて地元にあるメンタルクリニックを調べて受診の予約をしてみました。自分を責め過ぎてしまう緊張しながらクリニックに行ってみると、先生はやさしく迎えてくれて話しやすい雰囲気で安心しました。まず私の生い立ちなど過去の話から、仕事のことなどを話しているうちに、自分が陥りやすい考え方のパターンに気が付きました。私は何か失敗したと感じると自分を責め過ぎることが多いようです。先生からは薬などの処方はなく、まずは睡眠や食事、休憩を取ることをもっと意識して過ごしてみてくださいと言われました。まとめ私にとって、メンタルクリニックへ行き心の状態を先生に話してみるという行動を起こせたことが大きかったようです。その後会社にも自分の状態を相談し、しばらくは勤務形態を変えてもらうなど心と体の休息時間を取ることになりました。それからは誰にでも不調な日があるのだから自分を責めずに受け入れて、休むことも必要だと思えるようになりました。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/滝内 まい(50歳)出版社や眼鏡屋など、あらゆる職種を経験。趣味はイラストを描くことや美術館でアートに触れること、読書など。
2023年04月28日更年期に入り生理周期が長くなり始めたころから、おりものが減っている自覚がありました。50代に入って閉経すると、デリケートゾーンにまったく潤いを感じなくなり、これまでにない症状に悩まされるようになりました。更年期を迎えてからの私のデリケートゾーントラブルについてお話しします。★関連記事:シワシワ、たるみ、かゆみも…専門医が教えるデリケートゾーンのアンチエイジング対策とはジーンズの縫い目に当たると痛い!閉経を迎えてからジーンズをはく機会が減ったのは、縫い目の部分がデリケートゾーンに当たると痛いと感じるようになったからです。それまではジーンズの縫い目など気にしたこともなかったので理由を調べたところ、腟の粘膜が渇くことが原因だとわかったのです。思い返すとおりものが減ってデリケートゾーンが渇くようになってからは、下着が擦れて違和感を覚えることも増えていました。その結果、デリケートゾーンがほてったりヒリヒリしたりすることも珍しくなくなっていったのです。排尿時の違和感も増加して混乱腟の粘膜の乾燥とともに頻出するようになったのが、排尿時の違和感です。排尿時に不快感を覚えるのは、膀胱炎の前兆だと予想がつきました。ナプキンをこまめに変えずにいると、菌が増えやすくなり膀胱炎になりやすいということを聞いていました。しかし閉経後はナプキンをつけることはなく、尿漏れの経験もない上、1日の水分摂取量や体を冷やさない生活習慣を心がけている自分が、なぜ頻繁(ひんぱん)に排尿時の違和感を覚えるのか、最初は理由がわからずに混乱したものです。腟の粘膜が乾燥することで炎症が起こりやすくなると、かかりつけの内科の先生が教えてくださってからは、自らケアするしかないと思うようになりました。フェムケアを見直すそれまでの私はデリケートゾーンを洗う際には、普通のボディソープを用いていました。しかし閉経によるデリケートゾーンのトラブルを回避するため、デリケートゾーン専用ソープを用いることにしたのです。さらにトイレでデリケートゾーンを拭くときのように、前から後ろに洗うことを徹底しました。ソープをお湯でしっかりすすいだ後はタオルで押さえ、デリケートゾーン専用のクリームを塗るよう意識しました。その習慣を続けるうちに、デリケートゾーンのトラブルが減ってきた実感があります。まとめ閉経による女性ホルモン減少の影響がデリケートゾーンに及ぶのは、当然のことだと思いました。40代のうちにデリケートゾーンのケア方法を知っていたら、トラブルの頻度を減らすことができたかもしれないと思うこともあります。今後もデリケートゾーンのケアを続け、痛みを感じることなく好きなファッションが楽しめる自分でいたいです。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。イラスト/やましたともこ著者/サトウ ユカコ(54歳)広告制作プロダクションで、プランナーやディレクター、ライターを兼務。双子を含めた4人の子どもがいる。小学校教諭、幼稚園教諭の資格を持っている。
2023年04月26日10代から白髪が多かった私。若いころは気になったら抜くという方法で対処していましたが、加齢に伴いさらに多くなっていく白髪にその方法を断念。そして、30代で白髪染めデビューしてからは、敏感肌ということもあり自分に合った白髪染めを探し続けていました。白髪の悩みから解放されることはないと思っていた私がようやくたどり着いた白髪染めの方法を紹介します。★関連記事:「白髪染めをしたくない!」私の薄毛と白髪対策!髪の毛のケアのために40代でやめたこと【体験談】敏感肌で美容院の白髪染めが合わない30代のころは、月1 ペースで美容院で白髪を染めてもらっていましたが、敏感肌のため、染めているときにどうしても髪の生え際が真っ赤になってしまっていました。刺激の少ない白髪染めを使っても同じで、美容師さんが慌ててしまうほど。染めた後もしばらく頭皮がピリピリするのを我慢していたのを覚えています。そのうちに、皮膚のトラブルが起きるとわかっているのに、毎月1万円前後の費用をかけて美容院に行くことが苦痛になってきました。徐々に白髪が染まる、白髪専用シャンプー美容院に行かずになんとかならないものかと考えた結果、使用するたびに白髪が目立たなくなってくるというトリートメントタイプの白髪染めを試してみることにしました。1カ月で数千円と、一般的なシャンプーより少し高めの価格でしたが、美容院代よりは安く済みます。こちらのトリートメントは肌にやさしく、頭皮がピリピリする、赤くなるという問題は起きませんでした。2日に1度ほど入浴時に使用しましたが、感覚としては染まっているような気がするという程度の染まり具合でした。私は一気に染まってしばらく白髪のことを考えなくて済むという即効性を求めていました。そのため、定期購入していたものの長続きしませんでした。性格的なものもあるかもしれませんが、目に見える効果を求めていた私にとって、外出時に白髪が気になるという悩みを完全に解消してはくれませんでした。市販の白髪染めと根元の白髪隠しを併用そして私がたどり着いた方法は、市販の白髪染めと、根元の白髪隠しを併用することでした。最初にドラッグストアで購入したのは、泡タイプの白髪染めです。使用後の染まり具合はよかったのですが、使用中に泡がだんだん液化して頭皮に触れてしまい、しばらくするとピリピリしてしまいました。次に試したのは乳液タイプの白髪染めです。泡タイプよりも使用中の肌への刺激はマイルドでしたが、やはり刺激があり長続きしませんでした。最終的に私に合っていたのはクリームタイプ、花王の「ブローネ クリームヘアカラー」でした。クリームタイプは頭皮にべったりと付いてしまうような気がしていたのですが、実際使ってみると肌がピリピリと痛むこともなく、ストレスフリーでした。1箱500円程度でコスパも良く、大満足です。クリームタイプの白髪染めに加えて、外出時に気になる生え際対策には根元の白髪隠しを使用しています。数種類試した結果、現在気に入っているのはサロンドプロの「カラーオンリタッチ白髪かくしEX」です。かゆみも出にくく、マスカラのように塗ることができ、使いやすいので気に入っています。まとめ私のような敏感肌で白髪の多い体質でも、諦めないで方法を探し続けた結果、自分に合った白髪染めを見つけることができました。外出前に白髪のことを気にして費やす時間が劇的に減り、気分の落ち込みも解消できました。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/mie(52歳)超敏感肌なのにコスメ大好き、エステ大好き。最近は年齢による体調の変化やケアに興味あり。
2023年04月26日唇が荒れるたびにリップクリームで対処してきたのに、荒れ方がひど過ぎていつものリップクリームでは効かなくなってきました。そんな困ったアラフィフ女子を助けたアイテムとは?★関連記事:「リップクリームの塗り方が違う!?」唇が乾燥する私が受けた美容師からのアドバイスに驚がく!愛用のリップクリームが全然効かない!唇の荒れは見た目にも痛々しく、女性として恥ずかしいと感じしていました。そこでまずは、いつも使っているリップクリームをこまめに塗るようにしたのですが、唇はだんだんガサガサ度が増して熱っぽく、腫れている感じまでするように。普段なら、リップクリームをこまめに塗ればある程度はすぐに戻っていたので、このひどい状態は予想外の結果でした。私はなんとかしたい気持ちがどんどん大きくなり、さらにいつもの対策で治らないので焦りも出てきて、どうしたら良いかと悩み始めました。唇が少し改善してきた方法はまず、ビタミンBなどが足りないと皮膚が荒れやすいと聞いたことがあったので、ビタミンB6、B2を含んだビタミン剤を試してみました。朝と晩の1日2回ずつビタミン剤を飲むと、2日ほどで少し唇が良くなったかなと感じました。一番効き目があったのは友人が以前、乾燥肌に良いよと話していたヴァセリンを試してみることにしました。これは無着色、無添加なので良いなと思いました。夜寝る前に唇に塗ってみると、かなりねっとりとして重い感じがしました。1 日目で皮むけや唇のピリピリ感がほとんど治まり、2日目には見た目にはガサガサした感じがほぼ改善しました。ヴァセリンというと昔からある物ですし、特に目新しさはないと思ってあまり期待していなかっただけに、うれしさが倍増しました。現在は、夜寝る前にヴァセリンを塗るようにしています。また、疲れがたまったときに肌荒れや唇荒れがひどくなる傾向があったので、ちょっと疲れがたまってきたときに、予防を兼ねてビタミン剤をとっています。まとめ今まで唇の荒れは軽く考えていました。でも、年齢のせいで体質や体調が変わってきているせいか簡単に治らず、唇の荒れは侮れないと思いました。また、コロナ禍で生活環境が変化し、友人とお茶ができないことでストレスもたまって、体調にも変化を与えているのではないのかなとも思いました。忙しい日々の中、お手軽な方法で毎日続けられることが私にとっては重要なので、今回は身近なところで手に入るビタミン剤、ヴァセリンなどで対処しました。結果として唇の皮むけや荒れを改善することができたので試してみてよかったです。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/ririca(54歳)いつの間にか54歳になって驚いている今日このごろ。猫2匹とまったりと暮らしつつ、挑戦したいことは前向きにチャレンジ中。
2023年04月24日息子が習っている道場で習い始めた空手フィットネス。そこで出会った60代の先輩ママはレッスン中、バテ気味の私たちを横目に淡々と練習。パンチやキックのフォームも美しく見本に選ばれるほど。どうしたら彼女のようにパワフルに年を重ねることができるのか、普段何をして体を鍛えているのか聞いてみたところ、50代から始めたジム通いについて教えてくれました。★関連記事:「年だからと諦めていた私が…」筋トレでアラフィフ女子の垂れじりが変わった!【体験談】空手フィットネスで出会ったジム通いの達人通い始めた空手フィットネスでしばしば一緒になる60代の先輩ママ。最初は年齢をちょうど私と母の間くらいかなと見当をつけ、母に比べて痩せているしシャキッとしていて元気そうな方だなと思っていました。ところが一緒に練習をしていると、ただ元気だというだけでなく、例えば新しく教えてもらった型もすぐにできてしまうのです。体重移動や手足の動かし方などを先生にさっと質問をして、ロジカルに理解したら、すぐに体現できる器用さがありました。頭の回転も早く、身のこなしも軽やか。タフさもあり、後半バテ気味な私たちを尻目に、休み時間も黙々と練習を続けています。フォームがとても美しく、先生が見本の型に選ぶほど。ひょっとしたら自分より身体的には優れているのかもしれない。そう思うほど、身のこなしが若いのです。「彼女は、普段一体何をしているのだろう?」。何度かご一緒するうちに、そんな疑問を抱くようになりました。50代から始めたジム通いは毎日欠かさずある日、練習後に60代の先輩ママとおしゃべりをする機会に恵まれました。「普段から何か鍛えていたりするんですか?」とずっと気になっていたことを尋ねてみたところ、「今は通っていないのだけど、50歳になってからジムに通ったのがよかったのかも」と教えてくれました。立ったままピンと背筋を伸ばして水を飲みつつ、にこやかに答えてくれた彼女に、どれくらいのペースで通っていたのか聞いてみたところ、「毎日ですね」とさらっと答えたことにびっくり! 聞くと、当時はまだお子さんも高校生。しかも働いていたため、夕方仕事を終えたらいったん帰宅して、掃除、洗濯、夕飯の準備などひと通りの家事をこなしてからもう1度電車に乗って、夜ジムに通っていたというのです。「面倒くさくなることとかなかったのですか?」「ジムでは何をトレーニングしていたのですか?」「おすすめの筋トレなどあったら教えてください」。矢継ぎ早に質問する私に、彼女は1つずつ丁寧に答えてくれました。「面倒くさくなるときだってもちろんありましたよ。でも、毎日通うと決めたから意地になっていたところはありましたね」「トレーニングの内容は、ボクササイズと筋トレ。毎日行っていたのでジムのスタッフの方とも顔見知りになり、相談しながらメニューを調整していました」「コアを鍛える運動は毎日すると良いと思います。まずはコアをしっかり作ることがどんなスポーツをする場合も大事ですよね」彼女は毎日、仕事をして帰宅して家事。夜はジム通いの日々をなんと10年も続けたと言い、「子どもが高校、大学、社会人になってもそんな生活を続けていたので、子どもから『お母さんは何を目指しているの?』とよく聞かれましたよ」と当時のエピソードを笑って話してくれました。私は今まで朝ランニングをして、空手フィットネスをしているのでかなり運動をしているほうだと思っていましたが、改めて上には上がいるのだと思い知った瞬間でした。まだまだ頑張れる!気持ちが前向きに変化私も平日は仕事をしているので、夕方帰宅するとすぐに子どもの宿題を見て、夕飯を作って、お風呂を掃除して。子どもたちが入浴中に宿題や手紙のチェックをし、洗濯物を畳みながらソファに座ってしまうとなかなか次の家事に移れないほどヘトヘトになってしまいます。彼女はここからジムに通っていたんだと知ってから、まだまだできると思うようになりました。「年を取るのは簡単でしょ? できる限り年を取らないように努力すれば、老化は確実に遅らせることができます。結局、すべては自分次第ですよね」。10年以上、毎日ジム通いを続けた理由をそう語った彼女の言葉が、今も心に残っています。仕事や家事のあとに毎日ジムに通うなんて絶対無理に決まっている。挑戦する前から諦めてしまっていましたが、限界は自分が決めるのだと今は思っています。とはいえ、わが家は子どもがまだ小さいため、まず始めたのが洗濯物を立ったまま畳むこと。また、インナーマッスルの強化にはプランクが効果的という記事を読み、プランクは毎日するようにして1カ月、パソコン作業中も背中が丸まらなくなってきています。まとめ彼女のように元気に年を取りたい。あれから何度か空手フィットネスで一緒になりましたが、どんどんできることを増やしてレベルアップしている彼女は、私にとって憧れの存在です。自分で限界を決めてはいけないんだ。周りから見たら無謀に思えることも、自分にとって必要だと思うのならば、臆さずに挑戦してみよう。そんなふうに思えるようになったのは、彼女の影響です。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/みうママ(50歳)昨年閉経を迎えた更年期ママ。泣く、怒る、時々笑う。喜怒哀楽の激しさに拍車がかかる日々。思春期の娘VS更年期の母という戦いに明け暮れている。パパと息子の男性陣は戦々恐々。地雷があちこちに埋まっているファミリー。家族は夫、1男1女の4人家族。
2023年04月22日50代も半ばになり、そろそろ本気で健康管理に取り組もうと「腸活」をスタート。毎日の食事に、身近な健康食材である「納豆」を採用することにしました。腸内環境を整え免疫力アップ、あわよくば美容効果も……と期待を寄せながら意欲的に継続するも、腸活開始2年ほどで体に変調をきたすようになってしまいました。★関連記事:長年の頑固な便秘が改善! ズボラでもできる「カンタン腸活」で毎朝スッキリお通じ【体験談】納豆で腸活スタート!50代も半ばになり、体に気をつかう年齢に差し掛かったことで、手軽に続けられる健康方法はないかと考える日々。大きな病気やけがをすることなく健康に過ごしてきたものの、誰しも老いにはあらがえないだろう、何かしないといけない! という焦燥感のようなものがあったのかもしれません。ある日テレビを見ていると、腸内フローラを整えること=「腸活」が健康や美容と密接に関わっていると紹介されていました。腸内フローラとは、腸内に生息する多様な菌のこと。この腸内フローラのバランスを整えれば、腸の免疫細胞を活性化でき、免疫力アップだけではなくお通じや肌荒れの改善などにつながるというのです。ただし、腸内環境を整えるにはバランスの良い食事や適度な運動も欠かせません。腸内環境を整えるために食生活や運動量も見直せば、しっかり健康維持できるのでは? と思い、これを機に腸活を決意!食事と運動に配慮し、健康に過ごせる体作りを目標に掲げることにしました。腸活には味噌や納豆、ヨーグルトのほかに、キムチやチーズなどの発酵食品が効果的なのだとか。そこで、毎日の食事に「納豆」を取り入れることにしました。納豆にはキムチやチーズを加えてもおいしく、これで腸内環境を整えられるなんて楽勝! ぐらいに考えていたのです。原因不明の症状に悩まされる日々元々健康なほうだった私は、腸活を始めてからも体調不良や病気に見舞われることなく、元気に過ごしていました。ところが、腸活スタートから2年ほどたったころ、原因不明のおなかの張りと便秘に悩まされるようになりました。バランスの良い食事や運動も心がけているのに、なぜこんな症状が出るのだろう? まったく心当たりがありません。これまでのやり方では甘かったのか、やはり健康維持とはそう簡単なものではないのだと考え、食事と運動を再度見直すことに。すると、毎日食べている納豆は便秘にも効果的だという情報が入ってきました。それを知った私は、納豆を1日1回から1日3回の摂取に増量。運動量も増やしたし、これでおなかの張りや便秘は解消するだろうと少し安心していました。しかし、いつまでたっても不調が改善されません。こんな変調は今までに感じたことがない、何か気になる……。やむなく受診を決めた私は、近くの内科へ赴きました。納豆は逆効果!?内科では、ライフスタイルや病歴などの問診後、気になるおなかの張りと便秘の症状を相談。すると、医師に勧められたのは、意外にもピロリ菌の感染を調べる検査だったのです。ピロリ菌に感染している場合、胃炎や胃潰瘍、十二指腸潰瘍、さらには胃がんなどを発症するケースがあるらしいのですが、私にはこれらの病気の経験はありません。見当違いなことを言っているのでは? と少し疑心を抱くも、念のため検査を受けることにしました。ピロリ菌の検査は、診断薬を用い、服用前後の吐く息に含まれる二酸化炭素の量を測るという方法でおこなわれました。結果はまさかの陽性。ピロリ菌に感染していても、各種症状が出ずに気付かないまま過ごしている方も多いのだとか。おなかの張りや便秘といった症状は、ピロリ菌感染に起因する胃酸の減少による「SIBO(小腸内細菌増殖症)」だったのです。本来、大腸に比べて腸内細菌が少ない小腸ですが、さまざまな要因で小腸内に細菌が増殖してしまうことがあるそうです。増殖した細菌は、食べたものを餌に発酵を始め、多量のガスを発生するため、おなかの張りや便秘などの症状につながります。SIBOの場合、私が健康のためにと毎日食べていた納豆が細菌の餌になってしまい、増殖を助長することに。便秘に効果があると1日3回食べていた納豆は、なんとSIBOの症状を悪化させてしまうため逆効果だったのです。まとめSIBOを治療するには、小腸の細菌を増殖させないよう発酵食品などを控える必要があるとのこと。納豆はもちろんNG。今回のケースでは、3週間ほど様子を見て症状が落ち着き次第、徐々に普通の食事を再開するという治療をおこないました。健康に良いと思って食べていた納豆ですが、医師によると、1日3食すべてに納豆を取り入れるのは多過ぎるとのことでした。体に良い食品でも、食べ過ぎは逆効果……。ピロリ菌除去・SIBOの治療を経験し、健康を維持するのは難しいものだと痛感しました。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門医である泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouYuberとしての情報発信もおこなっている。取材・文/上川ようこイラスト/やましたともこ著者/上川 ようこ(35歳)甘いもの大好き! 最近「ながら食べ」で太り気味の主婦。表情豊かでおしゃべり好きな男の子を育てるママです。
2023年04月20日在宅で仕事をしている私。頻繁に納期の短い仕事が入るため、基本的に長時間作業になり、ほぼ徹夜で仕上げる場合もあります。40歳を過ぎた途端に老眼が始まり、50代突入後は近くを見やすくするために度数を落とした眼鏡を愛用するように。最近ではパソコン作業中に画面がチカチカ、目はショボショボ、まぶたはピクピク。調べると眼精疲労の症状らしく、目の疲れを取る方法をいくつか試してみました。★関連記事:「お年ごろですからね」つらい眼精疲労で眼科を受診すると医師から衝撃のひと言が!【体験談】デジタル機器の設定変更と使い方を工夫パソコンを使った仕事中やスマホの使用中に目の調子が悪くなるため、原因はデジタル機器にあると確信。そこで、最初にスマホやパソコンそしてタブレットの設定変更とブルーライトをカットしました。文字設定は大きく、画面の明るさは読書灯モードに変更し、パソコンにはブルーライトカットフィルムを貼ってしばらく目の様子を観察することに。すると試してすぐに目の疲れがかなり和らぐのを実感! 特にパソコンのブルーライトをカットしたら、使用前と使用後で驚くほどの違いを感じました。仕事用ノートパソコンは光沢液晶画面なので、ブルーライトを抑える反射防止シートを貼ると光の反射でチカチカしていた画面がかなり落ち着いて穏やかな見え方になり、目のショボショボがほぼ消え去りました。これと同時に、目の症状を明らかに悪化させていると思われる長時間連続でのパソコン作業環境も改善するべく、頻繁に休みを入れることを実践。意識して同じ姿勢を取り続けない工夫をし、目の周りと体全体の筋肉が凝らないようにしました。休憩を入れることで目から首・肩にかけての引っ張られたような凝りが消え、画面を凝視しながらの長時間作業がどれだけ体に悪影響だったのかがわかりました。目に良い食べ物やハーブティーを摂取口からとるものは体の健康状態に大きく影響すると考え、次に試したのは眼精疲労に良い成分を含む食べ物を食べたりハーブティーを積極的に飲むこと。目にはブルーベリーが良いとよく聞くので調べてみると、含有成分であるポリフェノールの一種「アントシアニン」に抗酸化作用と血液の循環を改善する働きがあり、目の疲れに効果的だとわかりました。アントシアニンを含む他の食品はアサイー・ビルベリー・ハイビスカス・黒豆などがあり、アサイーは鉄分・アミノ酸・ビタミンCも豊富だと知り、早速毎日の食事に取り入れました。アサイーピューレとブルーベリーや、疲れ目に良いとされるビタミンB群などの栄養素が強化されたシリアルを大好きなギリシャヨーグルトに入れたり、マンゴーや豆乳を混ぜたスムージーもお気に入りのレシピです。疲労回復に良いビタミンCとクエン酸も含まれるローズヒップ&ハイビスカスティーも常飲しています。水晶体やその奥の黄斑に多く含まれて抗酸化作用を持つ「ルテイン」という成分も疲れ目に良いそうです。ルテインの量は加齢によって減少するそうなので、含有食品であるブロッコリーやケール、ほうれん草をさっと塩ゆでしてサラダを作ったり軽く炒めたりして積極的に食べています。マッサージと蒸しタオルで目をリラックスパソコン画面を長時間見続けたために血行が悪くなっていると思い、疲れ目に効くマッサージの方法をネットで調べてみました。そのマッサージを参考にし、アロマオイルを使って試してみました。まずロールオンできるアロマオイル(リラックスや安眠向けの香り)をこめかみや首の後ろ両側に塗って、やさしい香りに包まれます。目の周りのツボを参考にしながら眉の下のくぼみに沿って親指で指圧のように外側に向かって軽く指圧し、人差し指でこめかみに円を描くようにマッサージして、下まぶた側のくぼみと頬の間あたりを人差し指・中指・薬指でゆっくり押し、最後に頭全体のマッサージをすると、目の周りの凝りや張り、緊張がスーッと抜けていきました。マッサージ後に濡れたタオルを600Wの電子レンジに約1分入れて蒸しタオルを作り、少し冷まして目の上にしばらく乗せます。すべてに時間をかけておこなうので頻繁にはできませんが、仕事のない夜や比較的時間を取れる日には仕事や家事の合間におこなっています。目の疲労も取れるし、何よりも心も体もゆったりとした気分になれるので大好きな時間です。アロマのロールオンはいろいろなブランドの商品があるので、香りを試してお気に入りを探すのも楽しみになりました。まとめ目の疲れで学んだことは、体のメンテナンスの大切さです。健康を保ちながら長寿を全うするためには、質の良い食事や睡眠、運動など自分でできることを怠らないこと。そして症状がある場合には、医療機関の受診に加え周りの人の体験談やネットの情報も試してみる価値があると思いました。今回は医療機関に行く前に治ったのでホッとしていますが、やはり20代のころのように無理はきかないので、今後は全身をしっかりメンテナンスしていくつもりです。そして自分の体の状態を常にチェックし、少しでも異常が出たら先延ばしせずにすぐ対応して元気で長生きを目指していきたいと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/田辺直樹先生(田辺眼科クリニック院長)日本眼科学会認定専門医。札幌医科大学医学部卒業。名鉄病院、名古屋大学、知多市民病院で眼科医員、公立学校共済組合 東海中央病院で眼科医長を務めたのち、2004年に地元愛知県名古屋市にて、田辺眼科クリニックを開院。子どもからお年寄りまで幅広い目の悩みに対するきめ細かいケアに定評がある。著者/よーさ(52歳)英語なんでも屋・ライター。長い海外生活で気付いたらストレートの髪が天パに。現在は夫と思春期の息子と南国に暮らす。40歳で老眼、50歳で白髪が増えホットフラッシュに苦しむ。仕事で不規則な生活なため運動不足解消に時々走ったり泳いだりする。甘い物が大好きで困っている。
2023年04月19日40代のころから、家事に育児、役員活動とフル回転で頑張ってきました。最近疲れが取れない、動悸がすると思っても、加齢のせいだろうと特に気にもせず軽く考えていました。動悸も疲れやすさも、更年期にありがちな症状だからと、ついつい見過ごしてしまっていたのです。しかし、更年期の症状だと思っていたのに実は怖い病気の症状だったという私の体験を紹介します。★関連記事:閉経後はリスクが高まる「心臓病」。胸だけではなく、顎やおなか、歯にまで痛みが出るって本当?最近、体調が悪いけど加齢のせい?40代前半、子どもは小学校低学年で私は育児の真っただ中。しなければならないことも多くPTA活動や町内会活動、育児に家事と、自分の時間がほとんど持てないのが悩みの種でした。ほんの少しでも時間ができれば、親しい友人とランチしたり、趣味の読書や音楽鑑賞を楽しんだりしてリフレッシュ。そんな生活の中、なんとなく体調がおかしいなと感じる場面がありました。でもそれは、最近疲れやすくて寝てもなかなか疲れが取れない程度のこと。「私ももう40代。いい年だし、加齢のせいかな」なんて軽く考えて毎日をやり過ごしていました。ところがある日、明らかにおかしなことが起きました。すべきことを終えていつものように床に就いたのですが、突然、動悸で目が覚めたのです。動悸は、寝ているのにまるで走ったあとのような速さでした。 また、2年ほど前から異常に空腹感を覚え、以前の2倍以上は食べているにもかかわらず太らないどころか痩せていくという症状もありました。今思うと明らかにおかしい症状なのに、疲れているから動悸もするし、忙しいからおなかがすく、疲れやすいのは加齢が原因、年齢的にも更年期だと決めつけていたのです。突然倒れて救急搬送、意外な病気が判明一連の体調不良は加齢によるものだろうといつものように忙しく過ごしていたある日、なんと、私は突然倒れて救急病院に搬送されました。そのときの症状は激しい回転性のめまい。前の晩はいつもの動悸は感じたものの、普段と変わりなく就寝。しかし翌朝トイレに起きようとすると、自分の周囲が回っているのです。少しでも動いたり目を開けたりすると気持ちが悪い状態でした。ひとときも立っていられず、目をつぶったままその場に倒れ込んでしまいました。異変に気付いた家族が、ただごとではないと救急車を呼んでくれました。病院では、脳の病気を疑われCT検査などをしたものの異常はなし。やっぱり過労かとひと安心したのですが、担当医は私の問診内容から血液検査を受けるようにすすめてきたのです。どういうこと? 心配な病気だったらどうしようと結果が出るまでそれはそれは不安でした。そして血液検査の結果、バセドウ病の疑いがあることが判明。しかも検査値がかなり高いということで、すぐにでも治療が必要だと専門病院を紹介されました。定期的な通院、検査、服薬の日々から完治へ専門病院では詳しい血液検査がおこなわれました。検査の結果、重度のバセドウ病と診断されました。バセドウ病とは、甲状腺という臓器から出る甲状腺ホルモンがなんらかの理由で過剰に分泌される病気で、症状としては疲れやすさ、動悸、めまいなどがあります。甲状腺ホルモンが過剰に分泌されることで、体は休みなく働き続けることになるのだそうです。安静時に動悸がしたのも、空腹で食べても太らず痩せていったのも同じ原因だとわかりました。放っておけば血栓ができて死ぬこともあると言われ、単なる加齢による疲れだと考えていた私は、目が覚めた思いでその日から真剣に治療をスタート。治療は主に投薬治療。メルカゾールという薬を処方され服用して3日後、全身に副作用の薬疹が。すぐに別の薬に切り替えてもらい、数年間検査をしながら服用を続けました。通院も1週間に1回と頻繁で、携わっていた役員活動はとても続けられません。役員仲間には事情を話し、お休みすることに。 迷惑をかけていることが悩みでしたが、自分のためにも家族のためにも治療に専念することを決意したのです。結果、徐々に検査値も改善。体調も良くなり、治療から5年後には完治し、10年後の現在は元気に過ごしています。まとめ40代から50代にかけての体調不良は、加齢によるものと軽視しがちでした。私は家事や育児、役員活動、大忙しな毎日。そのため、体調がおかしいと思っても、更年期の症状だろうと、ついつい自分の健康は後回しにしてしまいました。しかし今回の件で、私は命に関わる病気が潜んでいる可能性もあると思い知りました。少しでもおかしいと思ったら、ためらわずに早いうちに適切な治療を受けることで、その後は悩みなく健康な生活を送ることができるのだと実感。今後は、大事な家族を悲しませないためにも自分のためにもくれぐれも安易に考えず、どこか少しでもおかしいと思ったら病院を受診するようにしたいと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。著者/catholic (55歳)ネコが大好きな50代の主婦。仕事が休みのときには副業ライターとして活動。完全オフのときにはかわいいネコ動画鑑賞で癒され、読書や音楽鑑賞を楽しんでいる。
2023年04月18日31歳で長男を産んでから、たまに見つけては、1本、2本と抜いていた白髪。しかし、40歳のときに左肘の骨を粉砕骨折すると、不自由な生活によるストレスからか白髪が瞬く間に増えていきました。大量の白髪を抜くのがはばかられ、10年来お世話になっている美容師さんに泣きついた私。教えてもらったのは、白髪染めより髪にやさしい白髪ケアでした。★関連記事:肌が弱くて一般的な白髪染めは刺激が強すぎる…髪にも肌にもやさしい白髪染め見つけた!【体験談】骨折のストレスで白髪が急増!?子どもを産むと白髪が増えるとよく言われますが、私も例外ではありませんでした。31歳のときに長男を出産後、チラホラと白髪を見つけては抜く日々。美容院では「毛根が傷つくので抜いちゃだめですよ」と言われましたが、このころの私は「1本や2本なら……」と軽く考えていました。しかし、40歳のときにソファの上で足を滑らせ落下。慌てて床についた左肘関節の骨を粉砕骨折してしまい、手術をしたのち約1年間リハビリに通う生活を送ることになりました。幸い利き手ではなかったものの、料理をするにしろ、洗濯物を干すにしろ、片手が使えないのは想像以上に不自由なこと。生業であるライターの仕事も、片手でキーボードを打つのは時間がかかり、ストレスは相当なものでした。間もなくして、つむじ周りを中心に大量の白髪が生え始めたのです!増えていく白髪を気に病んだ私は、ある夜、悪夢にうなされました。つむじから太い白髪がニョキニョキと生えてきたと思ったら、それはエノキダケだった……というふざけたオチでしたが、白髪ごときに相当参っているんだなと自覚。覚悟を決めて「白髪染めをしたい」と美容院で申し出たのです。白髪染めは髪を傷める?そのころ私は1カ月半に一度、美容院に通っていました。担当の美容師さんは10年以上お世話になっている女性で、何でも相談できる間柄です。40歳で白髪染めをするのは抵抗があるし、白髪染めは髪が傷むと聞くけれど、それ以上に白髪を何とかしたいと泣きつきました。すると、彼女は「白髪染めではなく、ヘアマニキュアで暗く染めませんか? 白髪染めはどうしても髪にダメージを与えてしまいますが、ヘアマニキュアならダメージを与えず、髪にツヤが出ますよ」と答えました。職業柄、取材癖のある私は、その理由を詳しく教えてもらいました。「髪はのり巻きのような構造で、髪の芯が具、その周りにご飯があって、外側のキューティクルがのりのように守っているんです」と、美容師さんは素人にもわかりやすく話し始めました。どうやら黒髪を作るメラニン色素はご飯の部分にあり、これが老化などでなくなると白髪になるのだとか。さらに「白髪染めは薬剤を使ってキューティクルを開き、ご飯の部分に着色するので髪が傷むんです。でも、ヘアマニキュアはキューティクルの表面を着色するので、髪が傷まないんですよ」と教えてくれました。月1でヘアマニキュアをスタート「でも、白髪染めのほうが長く色持ちするんじゃないですか?」多少髪が傷んでも、白髪染めのほうがコスパがよいのでは? と考えた私は、そう聞いてみました。美容師さんの答えはイエス。ヘアマニキュアの持ちは3~4週間であるのに対し、白髪染めは2カ月以上持つそうです。「でも、髪が伸びると根本の白髪が見えてきますよね。白髪染めはヘアマニキュアと違って徐々に色が落ちていく訳ではないので、染めた境目で一直線に白黒わかれてしまい、今度はそれが気になって結局1カ月程度で染め直しに来られるんですよ」美容師さんの言葉に納得した私は、通う頻度が増すことでかさむ美容院代をケチ臭く計算してしまった自分を反省しました。きれいに年を取るために必要なこと、と私は考えを改め、その日から月1回のヘアマニキュアで白髪ケアをスタートしたのです。まとめ54歳になった今、ヘアマニキュアにして本当によかったと思うことがあります。それは、更年期ならではの髪痩せやゴワゴワ髪のケアにもなるということ。ヘアマニキュアでコーティングされた髪は、1本1本にハリ・コシが増して、若いころのようなツヤも復活。触るとツルツルして気持ちが上がるので、メイクやファッションもまだまだ積極的に楽しめそうです。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/黒田愛美先生(Zetith Beauty Clinic副院長)美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。イラスト/やましたともこ著者/あらた 繭子(54歳)大学生と高校生の子をもつアラフィフのフリーライター。長年の無茶な仕事がたたり、満身創痍の身体にムチを打つ毎日。休日のガーデニングと深夜のK-POP動画視聴が趣味。
2023年04月17日40代後半のころ、鏡を見ると首にポツポツと直径0.5mmくらいのできものが。小粒であまり気にならないのでそのままに。でも、同年代の友人とお茶をしていたときにその話題になり、同じようなものができていて意外と気にしている人が多いことがわかりました。「皆が気にするようなものなら、私もなんとかしなくては」と焦り始めて対策したことを紹介します。★関連記事:加齢とともに出現する「老人性イボ」できやすい体質ってあるの?予防法は?【医師監修】まずはハトムギ茶を飲んでみた首にできたポツポツは、気になると言えば気になります。冬はタートルネックで、春はストールでおしゃれに隠せるけれど、夏は首元が大きく開いたワンピースやTシャツになるので隠しようがない……。どうしたものかと考えていると、小さいころ手にイボができたときにハトムギが良いと言われてハトムギ茶を飲んで効果があったことを思い出しました。そこでハトムギ茶を1週間ほど飲み続けると、肌が全体的にすべすべした触り心地に。でも、さらに1週間飲み続けてみましたが、首のポツポツには残念ながら変化がありませんでした。ハトムギ茶では即効性がなく長期戦になりそうと思い、できればすぐに効果が欲しかった私は別の何かを探すことにしました。体の中からではなくて皮膚に直接塗って効果が出るほうが良いなぁとネットで探していると、どうやら杏仁オイルが良いらしいということにたどり着きました。早速、試してみようとネットでポチッ。届くのをワクワクしながら待ちました。杏仁オイルを試してみるとうれしい変化が私が購入した杏仁オイルは、自然化粧品研究所の「アプリコットカーネルオイル」(写真)。アロマセラピーで使う精油(エッセンシャルオイル)を希釈するときのキャリアオイルにも使用可能な天然由来のオイルで、お手ごろ価格なのにたっぷり入っていて、気軽に試せました。ダメでもともとという気持ちを持ちつつ、首の気になる部分に毎晩うっすらと塗ってみました。塗り心地はオイルらしくぬるっとしていますが、塗ってしばらくすると気にならなくなり、サラッとした感じに変化しました。塗り始めてから3日ほどたった日のこと、鏡を見ると首のポツポツが気にならないくらいに小さくなっているではありませんか! こんなに早く効果が出るなんて、うれしい驚きでした。そのまま2日ほど使い続けると、ほとんどポツポツがなくなっていました。まぶたの上にできたポチッとしたものも、化粧水を塗った後に「アプリコットカーネルオイル」を使用すると3日ほどで気にならなくなり、1週間ほどで消えてしまいました。とてもうれしくて、同じことで悩んでいる友人にも少し分けてあげようと思いました。長年悩んでいた友人にも効果が!よく話を聞くと、友人は長年悩んでいて、病院の皮膚科で塗り薬を処方してもらったりレーザー治療を試したりしたのだとか。一旦は治ってもしばらくするとまたポツポツと出てきてしまったり、治療が痛かったりで、とても苦労していたようです。なので、私が「これを試してみて」と小瓶に分けたオイルを渡すと「そうだね」と言いつつも、これまで試した方法であまりにも効果を感じられなかったせいか、このオイルについても半信半疑な感じが見て取れました。でも、3日ほどしてLINEでうれしい報告が! なんと、「あんなに頑固だったポツポツがたった1日で小さくなっている!」と鏡で見て大喜びしたそうです。「こんな短い間でこんなに効果があるなら、しばらく使い続けてみたいからメーカーと商品名を教えて」と言われて、すぐに教えてあげました。天然由来のオイルなので、肌が弱い彼女にも使用できたのもよかったようでした。まとめ首にできるポツポツは加齢によるもので仕方がないと諦めていたけど、見た目には良くなかったので、意外とお手軽な方法で改善できてうれしかったです。長年の友人のお悩み解決にもつながって、うれしさ倍増です。そして「これでお手入れしていれば、大丈夫!」と思える心強い味方ができました。着るのをためらっていた首元が大きく開いたワンピースやTシャツも「どんと来い!」という心境です。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。著者/ririca(54歳)いつの間にか54歳になって驚いている今日このごろ。猫2匹とまったりと暮らしつつ、挑戦したいことは前向きにチャレンジ中。
2023年04月16日40代に受けた健康診断で初めての高血圧診断にびっくり……という経験はありませんか。「特に生活習慣が変わったというわけではないのになぜ?」と不思議に思う人も多いかもしれません。原因がわからないと更年期だからかなと済ませてしまうことも多いですが、それ以外にも原因があると産婦人科医の駒形依子先生は言います。その原因とはなんなのでしょうか。教えてくれたのは…監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。★関連記事:「まさか!」40代、気付いたら血圧高めに!食生活を見直して高血圧予防に成功【体験談】親が高血圧なら子も高血圧更年期に入ると高血圧と診断される人は多いものの、すべての女性が前より血圧が高くなるわけではないと駒形先生は言います。「高血圧は、それまでの生活習慣が大きな原因になります。味の濃いものを好む、間食が多い、寝る前にものを食べるといった食習慣を子どものころから続けていることが、高血圧やその他の生活習慣病を引き起こす大きな要因の一つに挙げられています。食事以外にも運動不足や夜型の生活による睡眠不足なども原因になります」(駒形先生)ただ、厚生労働省の調査※によれば、高血圧と診断される女性は40代では7.8%に対し、50代になると21.3%と急増します。なぜ更年期になると急増するのでしょうか。※平成12年第5次循環器疾患基礎調査女性ホルモンのサポートがないことで悪化もともとの生活習慣が高血圧の原因ですが、それを助長し、悪化させるのが女性ホルモンの低下だと駒形先生は言います。「卵巣から分泌される女性ホルモンであるエストロゲンには、血管をしなやかにして拡張させる働きがあります。それまでは、悪い生活習慣を続けていてもエストロゲンのサポートがあったのでなんとか持ちこたえていても、更年期に入ってエストロゲンの分泌が減少すると、血管の柔軟性が低下して、血圧上昇を抑えられなくなるのです。また、血圧のコントロールをしている自律神経が女性ホルモンのバランスの乱れの影響を受けて、うまくコントロールできなくなることも原因です。ただ、それまで正しい生活習慣を続けていれば、女性ホルモンが低下してもすぐに高血圧になるということは少ないです。大切なのは生活習慣です」(駒形先生)それまでの自分のおこないが更年期に結果として体に表れるということのようです。ホルモン補充療法を受けている人は注意また、ピルやホルモン補充療法を受けている人も高血圧になることがあると駒形先生は言います。「ピルやホルモン補充療法をおこなっている人の中で、高血圧の副作用が出る方がいます。サプリメントが原因になることもあります。そのときは、一時的に中断をして血圧を観察していきます。婦人科での診断はここまでで、その後の治療は内科を受診しましょう。健康診断で高血圧という結果が出たら、血圧を毎日測る習慣をつけると良いでしょう。日中は基本的には血圧が高く出ます。起床後すぐと寝る前の1日2回測って、その記録を受診するときに持参すれば、医師が診断しやすくなり効果的な治療が受けやすくなります」(駒形先生)まとめ私も48歳で初めて、健康診断で高血圧という結果を受けました。更年期だから……と思っていましたが、それまでの生活習慣が原因と知ってショック。これを機に、食生活をはじめとする生活習慣を見直そうと決意しました。血圧計も買ったほうが良いのかなと検討中です!取材・文/mido(49歳)ライター歴25年。35歳で第1子、38歳で第2子出産。最近、たるみが加速して二重顎が悪化。身長153㎝なのにLサイズの服が少しきつくなってきて……人生最後のダイエットを計画中。著者/監修/駒形 依子 先生2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。
2023年04月11日子育てを始めて忍耐強くなり、仕事もプライベートもささいなことで動じることなく、解決策を探せるようになったと思っていました。しかし更年期を迎えてから、それまで気にならなかった子どもの言動にいら立ち、小言が増えて喧嘩に発展することが多くなったのです。今回は更年期特有のイライラの対処法を探した、私の体験談をお話しします。★関連記事:夫のささいなひと言にもイライラ…更年期のイライラ解消のために試してよかったこと【体験談】子どもに指摘されて気付いた自分の変化シングルマザーで正社員として働く私は、子どものしつけには厳しくしていました。あいさつや礼儀にうるさく、自己主張をする前にやるべきことをするようにと口を酸っぱくして言い続けたものです。子どもたちが高校生になるころには注意する回数も減り、アルバイトを始めて自分たちのお小遣いを稼ぐようになったこともあり、小言を言う機会も激減していたのです。しかし生理周期が乱れ始めたころから、それまで気にならなかった子どもたちの言動にイライラすることが増えました。学校への提出物を出すのが遅い、教材費や部活の遠征費などを急に用意するように求めるなど、それまではムッとしてひと言文句を言う程度で収まっていた出来事に対していら立ち、大声を出すようになったのです。「最近のママは怒りっぽいよ!」と末っ子に指摘され、初めて自分が騒ぎ過ぎていると気付きました。更年期が原因でイライラが起こると知るそれまでは受け流せていた子どもたちの言動にいら立つ理由は何かを知りたくて、さまざまなウェブサイトや掲示板をチェックしました。その中で更年期障害について説明している記事にたどり着き、女性ホルモンの一つであるエスロトゲンの減少により、自律神経のバランスが崩れることもイライラの原因になると知ったのです。また東洋医学の養生をベースにしたダイエットメソッドでも、更年期では「腎虚(じんきょ)」と呼ばれる生命エネルギーの不足が原因で、冷えやのぼせだけでなくイライラが起こることがあると紹介されていました。更年期特有のイライラを改善するためにイライラの原因が更年期にあるとわかれば、今まで感じていた冷えのぼせや深夜の発汗などの症状と合わせて改善する方法を実践すればよいと考えました。そのためエストロゲンと似た働きを持つイソフラボンが豊富な大豆製品を意識してとったり、睡眠の質を上げる努力をしたり、毎日30分程度の運動習慣を取り入れたりと、自分の生活を見直すことにしたのです。そうした生活を続けるうちに、子どもたちに対して強い口調でイライラをぶつける回数は減ってきたように思います。まとめ更年期は誰にでも訪れるもので、避けて通ることはできません。更年期症状はつらいものですが、家族にぶつけてトラブルに発展することを回避する努力はできると思います。ストレスや疲れがたまるとイライラしがちな自分を自覚し、リラックスを心がけながら日々を過ごしていきたいです。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。イラスト/おみき著者/サトウ ユカコ(54歳)広告制作プロダクションで、プランナーやディレクター、ライターを兼務。双子を含めた4人の子どもがいる。小学校教諭、幼稚園教諭の資格を持っている。
2023年04月10日アラフィフまでキャリアを積み重ねて精神的・経済的には成熟してきたけれど、体力的にきつくなり「若くない自分」を感じずにはいられない年齢に。プライドだけが先に立ち、年相応にきちんとしなくては、頑張らなくてはという思い込みで焦ってしまい、空回りすることも。そんな私が思い切っていくつかのことをスパッとやめてみたことで、心と体がラクになった体験をお話しします。★関連記事:「え!? こんなところまで!?」鏡を見るのが怖い! 顔に現れる老化現象キャリアにしがみつくのをやめてみた40代から50代にかけては責任のある仕事を次々に任されるようになり、生活の半分以上の時間を仕事に割り当てていました。深夜残業や祝日出勤もいとわず、自称キャリアウーマンでいることに酔いしれていた私。昭和生まれのアラフィフの世代の私には、「つらくても頑張ればその先にはきっと良いことがある」という根拠のない根性論が身についていて、休んだり、仕事を辞めたりすることに不安や罪悪感を覚えてしまうところがありました。そのため、自分の体調よりも仕事を優先してしまい、気付いたころにはいつも疲れていて顔色が悪いただのおばさんに。50代になると40代のときの気力はすでになく、ぎりぎりの体力の中で自分を無理やり奮い立たせながら頑張っていました。「頑張る」という言葉には妙な魔力があるけれど、結局、自分を追い込んで無理した先にあったものは、心と体から声のない悲鳴を上げている自分でした。体調を壊し結核になったことが引き金となり、仕事を辞めて休養を取る選択をしました。他人の目を意識することをやめてみたアラフィフまでキャリアを積み重ねていくうちに、自分の中で「成熟したアラフィフ女性はこうあるべき」という固定観念に取りつかれ、周囲にはできるキャリアウーマンに思われたい、決してダサいおばさんには見られたくない、という願望があり常に周囲の目を気にしていました。50歳を過ぎた大人の女性なのだから、若者のようにはしゃいではいけない、感情を表に出してはいけない、年相応のスマートに見える服装を選ばなくてはいけないなど、周囲からスマートな女性に見られることにしがみついている自分がいました。多分、無難なアラフィフ女性に見えることで世間一般に属しているような安心感があった気がします。そんなある日、同年代の友人に言われたことでハッとしました。「もうアラフィフなんだから頑張り過ぎないで。人にどう思われてもいいじゃない」。仕事で成果を出すために50歳までずっと走り続けてきたけれど、自分に返ってきた結果は期待した周囲の評価ではなく疲れ切った心と体。他人にどう思われるかなんてどうでもいいことで、自分がどうしたいかが一番大切。そう気付いたことで、自分らしくいられるようになりました。決めつけるのをやめてみた年齢とともに経験を積み重ねるほど、常識という分厚い壁が目の前に立ちはだかり、もう若くはないから●●はできない、年齢的に●●を始めるのは遅すぎるなど、勝手に自分の可能性にフタをしていました。やってみなくてはわからないのに、経験値が高い分、やる前からリスクを計算し過ぎる癖がついて新しいことに挑戦する足かせに。実際に、自分が常識と思っていることは自分の経験値のみが物差しとなるため、「決めつけること」で視野や行動を狭めて、良く言えばコンサバ、悪く言えば臆病(おくびょう)なおばさんになっていました。「もう少し若ければ●●が始められるのに」と立ち止まっていましたが、ともにバリバリ働いていた大切な友人の死がきっかけとなり、挑戦できることの有り難味を改めて痛感。限られた人生の中で何かを始めてみたいと感じました。それを「思い立ったら吉日」と捉え、前から興味もあったので、地域に貢献できる子どもたち向けの英語のボランティア講師や、自分の可能性を広げるために副業でライターを始めてみました。何事も決めつけないで始めたことで、得意分野が増えたので、新しいことをとりあえずやってみる、ダメだったらやめればいいくらいの緩さで、いろいろと挑戦してみることにしています。まとめ「アラフィフのおばさんだから」という自分の偏見にとらわれ、知らず知らずのうちに50代のおばさんはこういうものという枠にはまっていました。とらわれない自分でいるためにこだわっていたことをすっぱりやめてみたら、心が軽くなり肩の荷がどさっと下りた感覚です。どうしてもっと早く気付かなかったのだろうと思うこともありますが、人生のプロセスをいろいろと踏んだからこそ見えてきたものだと思っています。頑張り過ぎない自分になれたことで、人生がより豊かになった気がしています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/いずみ(53歳)独身。コロナ禍を機に、人生における健康の大事さを実感し、里山に移住し田舎暮らしを楽しんでいる。
2023年04月09日通販で見つけた自然素材の白髪染めを使ったのが40代後半のとき。白髪が気になりながらも美容院代をケチって自分で染めていたのです。しかし、かぶれてかゆみを伴う結果に。他の白髪染めも使いましたが、結局は美容院で染めることになり現在に至った白髪染めの変遷について紹介します。★関連記事:「縮毛矯正は何歳まで?」「白髪染めと矯正は同時にできる?」美容師さんに相談してみた!【体験談】美容院代がもったいない!白髪とはこういうものなのかと身をもって知ったのは、40代半ばを過ぎたころでした。当時は美容院代節約のために髪を伸ばしていた私。結ぶために鏡を見ながら髪をかき上げると、ちらほら白いものが見えました。これが白髪かと思い、気付いた当初は大ショックでした。「嫌だな。なんとかしたい。これじゃ、老けた白髪のおばさんだ」と、鏡に映る自分の姿を見て思ったものです。そこに見えるのは、白髪姿でくすんだ肌の私でした。それまでは童顔のために年齢よりも若く見られることが多かったのですが、白髪があるともう若くは見えません。同じ年ごろのママ友たちに聞くと、美容院で染めている人、市販品で染めている人に分かれました。私はどうしようと思ったのですが、美容院はお金がかかると思い、まず市販品で染めてみることに。そのころは、子ども3人の学費や塾などの費用でわが家は火の車。長男は専門学校、次男は私立高校、長女は高校受験のために塾に行っていましたので、私の美容院代を出すのはきついと思いました。私も働いて子どもの塾代や習い事代、足りない生活費などは私が払っていたため、生活が厳しかったのです。自然素材なのにかぶれた?白髪染めはどんなものにしようかとネットを見ていたときに、当時多くのネット通販で扱っていた自然素材の白髪染めが目に入りました。値段も安いし、愛用者の声も多く載っていたので、なんとなく良さそうだなと思いました。何よりも自然素材なので、良いものに違いないと思いました。しかし、ここでふと気になったのは、何日か前に電話で話した私の母の言葉。「自然素材の白髪染めでかぶれた。かゆくてたまらなくなり、すぐにやめた」というのです。そのときは母に共感して「やめて正解だね」と話していましたが、それはこの白髪染めかもしれないと直感。とはいえ、どうしても使いたいという気持ちになり、たまたま母に合わなかっただけだと自分に言い聞かせました。自然素材なのだから、私には大丈夫と理由もなく思い込んでいたのです。思い立ったが吉日と思い、早速その白髪染めを手に入れ、すぐに書いてある通りに使ってみました。きれいに染まってくれるのに違いないと思いながら。けれども、そんな願いもむなしく、私も母と同じようにかぶれてしまいました。その白髪染めを使うたびに頭の地肌全体が我慢できないほどかゆくなり、こんなに頭がかゆくなったのは初めてのことで、母の言う通りだと思いました。その上、使い方が良くないのか思ったように染まらず、白髪部分は白いまま。シャンプー後にトリートメントのように使っていたのですが、髪を拭くと必ずタオルが茶色くなりました。ヘアカラーが染まり切らずに落ちたのだと思います。仕方なくその白髪染めを使うのをやめると、かゆみはピタッと治まりました。自然素材でもかぶれることがあるのだと、身をもって知ったわけです。安く済ませようとしたのですが、結局は無駄なお金を使ってしまいました。月1の美容院での白髪染めに落ち着いたあれから10年近くの月日が流れ、56歳になった私は月1で美容院に通って白髪染めをしています。子どもたちには手もお金もかからなくなったため、自分のためにお金を使えるようになったのです。あの白髪染め以来、他の市販品を使っていましたが、幸いかぶれることはありませんでした。しかし白髪が多くなり、自分で染めるのを煩わしく感じるように。私が使っていたトリートメントタイプの市販品だと色が持たず、頻繁に染める必要があったからです。ずぼらな私には向いていませんでした。そのため、5年前から市販の白髪染めはやめて、それまで年に1回ほど行っていた美容院に月1回行くことにしました。定期的に行くことで割引やポイントサービスもあるので、そんなに高い費用はかかりません。このくらいの費用で済むならば、もっと早くから通っていればよかったと思ったくらいです。最近はヘアカラーのみならず、デジタルパーマもかけて、髪の毛のおしゃれを楽しんでいます。白髪のおしゃれを楽しむ有名人もいますが、まだ白髪の自分を受け入れる勇気がないため、私には無理だと思いました。いつの日か白髪の自分に自信を持てるようになったら、白髪染めをやめるかもしれませんが、恐らくあと10年以上は美容院で白髪染めを続けるかと思います。まとめ最初に白髪を見たときは、びっくりしましたが、今では白髪を見るのも慣れてきました。しかし、そのまま放置するのは嫌なので、美容院で好きなカラーに染めてもらっています。自然素材の白髪染めにはかぶれたのですが、美容院で使用する白髪染めの薬剤にはかぶれません。私の髪に合っているだと思います。また美容院だと料金内でたっぷりとトリートメント付けて白髪染めしてもらえるので、髪の健康を保つためには良いような気がします。それにゆったりとした時間を過ごせるため、私にとっては最高の癒やしタイムです。これからも美容院で白髪を染めながら、熟女のヘアカラーのおしゃれを楽しみたいと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。イラスト/村澤綾香著者/どれみ(56歳)ピアノ教師。28歳、27歳、22歳の3人の子どもの母。子どもの手が離れてケチだけどやさしい夫と2人暮らし。ピアノを教えながらライターも副業とし、人生を楽しんでいるが、下腹と垂れじりが悩み。体重は163cm46kgなので肥満ではないが、体型をなんとかしたいと思っている。しかし、とにかく運動ぎらいで運動音痴。1日中でも座っていられるくらいである。
2023年04月08日私は趣味でフラダンスを13年続けています。周りは同世代の女性が多く更年期の悩みはよくある話題。汗で化粧が崩れる、なぜかイライラするなどある程度知っているつもりでした。相談できる仲間もいるので大丈夫と軽く考えていたのです。しかし、更年期は想像以上につらく厳しいものでした。漢方やサプリでも改善されず、周りの友人に相談する気力さえ失いひとりで悩んでいた日々。そんな私が仕事に趣味に充実した生活を取り戻した体験をお話しします。★関連記事:「1時間おきにホットフラッシュが!」ホルモン補充療法でつらい更年期障害が緩和【体験談】ホットフラッシュと息切れで眠れない日も悪化するホットフラッシュにただ耐えるコロナ禍でマスク生活が始まると、以前は気にならなかったマスクがたまらなく息苦しく感じ始めました。突然大量の汗が出てきて、電車でたった1駅の通勤で、会社に着くと下着まで全部着替えなければならないほど。冬になるとさらに悪化し、1日200回を超えるホットフラッシュと同時に、全力疾走した後のようにハアハアと息苦しくなるのです。冬でも半袖でベランダに出て涼み、夜は掛け布団をめくって、窓を全開にして休みました。強烈なほてりと息苦しさでまったく眠れない日々が続きました。当然昼間は、仕事中にうとうとしたり、運転中にヒヤッとしたり。更年期は病気じゃないと知りつつも「本当にこれが更年期? 誰か助けて! 」と心の中で叫んでいました。つらくて横になっても容赦なく襲ってくる症状に、いつの間にか笑顔も消え、人と会うのが億劫(おっくう)になっていました。婦人科で更年期と診断。漢方治療に期待!あまりのつらさに、友人のすすめで婦人科に行くことにしました。血液検査・尿検査の結果から、やはり更年期との診断。「まずは、漢方薬を試してみましょうか」ということで、「桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)」を処方されました。「これで少しはラクになるかも」とワクワクしながら1日3回の服用を開始。しばらくすると、食が細かった私はごはんが食べられなくなり、毎日漢方だけを口にするという状態が続きました。ホットフラッシュにも特に変化が見られず、もう一度先生に相談したかったのですが、2カ月先まで予約がいっぱい。諦めてその後は市販薬やサプリを飲み、婦人科系のツボにおきゅうをするなど、自分で試せるものは何でも試しました。思い切って始めたホルモン補充療法休みなく襲ってくる息苦しさとホットフラッシュに心も体も悲鳴を上げ始め、ある日「もう1日も耐えられない」と、会社を早退し近くの婦人科に飛び込みました。追い詰められていた私は「もう1日たりとも我慢できない。漢方も効かない。まったく眠れていない。ホルモン補充療法を今すぐやりたい! 」と必死に訴えました。先生は話をひと通り聞いた後、健康診断で異常がなかったこともあり、子宮体がん検診をした上で2週間分のエストロゲン(貼り薬)と黄体ホルモン(飲み薬)の薬を処方してくれました。ついにホルモン補充療法のスタートです。服用を始めて2日目の夜、なんと数カ月ぶりに朝までぐっすり眠ることができたのです。「朝、眠りから覚める」という久々の感覚に、思わず胸が熱くなり気が付けば涙があふれていました。次の日も、その次の日も、毎日6~7時間連続して眠れるようになり、同時に昼間の激しい息苦しさとホットフラッシュも少しずつ改善されていきました。こうして私のつらい更年期症状はみるみる消えていったのです。現在治療を始めて半年、たまに頭痛やめまいはありますが、夢にまで見た平穏な日々が戻ってきたのです。副作用と今後のリスクへの対応ホルモン補充療法の効果には満足していたものの、当初はおなかに出た発疹や結膜下出血を薬のせいだと思い込み、大騒ぎして先生を困らせました。実際、副作用と思われる症状も多少あります。例えば、生理2日目ぐらいの出血が1カ月以上続く、2週間以上便秘が続く、胸がパンパンに張って痛いなど。出血は薬の飲み方を変えると改善され、便秘はしばらくすると自然に治りました。胸の張りは今も続いていますが、我慢できないほどではありません。今後は子宮体がん、乳がん、血栓などのリスクを考慮し、半年に一度検査を実施、様子を見ながら続けていきたいと思っています。まとめ私の場合、娘が成人し「さあこれから何をしよう」と意気込んでいたところで更年期に突入。想像をはるかに超えた苦しさに疲れ果てていました。母親の影響で、ホルモン補充療法に否定的だった私は、わらにもすがる思いで始めたこの治療法に救われました。今では元気を取り戻し、50代にして会社員を辞め、フリーランスの世界に挑戦しながら趣味も楽しんでいます。私の更年期はまだ始まったばかりです。このまま何もなく終わるのか、またつらい日々が待っているのかわかりません。今のうちに好きなことをして、生活習慣を見直し未来に備えるつもりです。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。マンガ/山口がたこ著者/R.S.(53歳)30代で出産し子育てと仕事に奔走すること早20年。50代に入り更年期の症状で仕事も手につかない状態に。ホルモン補充療法を始め元気を取り戻したことで、思い切って会社員を辞めフリーランスに転身した。趣味はフラダンスと愛犬の散歩!
2023年04月07日強気でわがまま、ケチと3拍子そろった夫のメンタルが、新しい職場と責任ある地位のために崩れてしまいました。夫は1カ月の休職を経て、元の職場に復帰。妻の私ができたことは、一緒にいることのみでした。夫の様子とそれをそばで見ていた私の気持ちをお伝えします。★関連記事:ありもしない心配ばかりして落ち込む夫! 落ち込みやすい夫への3つの対応策とは強気だった夫が不安障害に「もうダメだ」という夫のひと言夫はいつでも強気の人でした。子どもに対しても常に厳しく怒ってばかり。妻の私に対しても暴言を吐くことがしばしばで、のんびり屋でいいかげんな私はよく「ボケ」とか「何やってんだ」「お前のせいだ」と言われました。そんな夫が弱音を吐いたのは、転勤して専務に昇進し1カ月たったころ。連日帰りが遅く、夜の22時を過ぎました。最初は通勤距離が1時間ほど長くなったためかと思っていましたが、そうではなかったのです。転勤後、メンタルが崩れていたと思われます。ある日、私は彼らしくないつぶやきを聞きました。「もうダメだ」と。以来、夫は顔色が悪く生気のない顔つきになり、休日になると電気もつけずにリビングのソファや寝室のベッドにぼーっと座っていることもありました。会社には無理やり行っているような感じだったと思います。どうも新しい職場での仕事がうまくいかず、落ち込んでしまったようです。部下を管理する重圧に耐えられないこと、前任者よりも自分が劣っていると思ったことが大きな原因と考えられます。私は彼が途切れ途切れに話す言葉を聞く以外、何もできませんでした。1カ月の自宅待機で2人きりの時間上司のすすめでメンタルクリニックに行った夫は、「不安障害」と診断され、1カ月間の自宅待機による休職になりました。強気で暴言を吐いたかつての夫とは別人のような雰囲気。私は怒られないことで安心する半面、あまりにも変わってしまった彼にどんなふうに接していいのか迷いました。そこで「私、どうしたらいい?」と夫に聞いたところ、彼は「何もしなくていいから、そばにいてほしい」と言いました。なので本当にそのようにしたのです。子どもたちは手が離れて別の場所にいたので四六時中夫と2人のみの1カ月。大好きだった旅行にも行く気にならないという夫は、「こんなになってしまって悪いね」と何度も言いながら一緒に買い物に行ったり、食事の支度をしたりと家事を手伝ってくれました。「そんなことないよ」と言い、私は夫のそばにいるだけの生活です。不安でしたが、夫を支えたいという思いがあったので、嫌ではありませんでした。ただ、ちょっと困るのはまるで小さい子のようになったことです。例えば買い物に行って私の姿が見えなくなると、真っ青になって探します。「お願いだから離れないで」と何度も言われました。こんな弱気な夫を見てつらい気持ちになった私です。しかし、そこは私の持ち前の前向きさが功を奏しました。深く考えても仕方ないと思い、不安なことをなるべく考えないようにしたのです。嫌だなと思ったことはすぐに忘れるように努め、家事や仕事に没頭。そうするとあまり暗い気持ちになりませんでした。ちょっとおもしろかったのは、なぜか夫はケチな性格だけは変わりませんでした。夫が好きな安いファミレスでのランチが、2人にとって心休まるひとときだったことを覚えています。「ここは安くてうまくてうれしい」と言って夫はほほ笑みました。そんな時間を本当に幸せと感じたものです。穏やかな顔つきになり前の職場に復帰!自宅待機から1カ月たって、夫の顔つきは穏やかになり、悲壮感も消えてきたのが見てわかるほどになりました。そう感じたときに医師からは職場復帰のゴーサインが出たのです。1カ月ゆっくりできたので、だいぶ良くなったけれども無理はしないようにと言われたそうです。それにより勤務時間は短くなり10日に1回は通院することになりましたが、夫は転勤前の職場に復帰できました。この1カ月は、職場の人たちや友人たちがずいぶん心配してくれ、電話やラインが度々あったそうです。上司も心配してクリニックを訪れてくれたことがあります。回復できたのは、そんな皆さまのおかげもあったのでしょう。わざわざ夫に会いに遠くから尋ねてきてくれた職場の友人もいました。夫はそんな人たちに感謝の言葉を述べ、時には涙さえ浮かべていたのです。前の職場に戻って夫はすっかり元気になり、半年後には、また新しい職場に転勤になりました。再びの管理職、環境の変化ということでメンタルが心配でした。しかし、その職場は前から行きたかった場所らしく、逆にとてもうれしそうだったのです。何だかルンルンしている様子だったので、私は何も言わずに見守ることにしました。あれから2年。今は職場の環境が良いのか、毎日楽しそうに通っています。本当にあの出来事は、ただの悪夢だったのではないかと思うほどです。しかしまだ何があるかわからないので、メンタルクリニックには月1で通っています。夫の性格はメンタルを患ったことからか、若いころよりガラッと変わり、やさしく穏やかになりました。ただケチさだけは、相変わらず昔のままで、自宅待機のときに通った安いレストランには、今も夫婦で通っています。「安いのが一番!」とあのときのようにうれしそうにほほ笑む夫を見て、安堵する私です。まとめあんなに強気だった夫が自信を失ったことで、メンタルが崩れ人格が変わってしまいました。人生何があるかわからないとは、まさにこのことだと思います。崩れていく夫と過ごしながら、私は夫の繊細な心を知ったような気がしました。そして職場の人たちとの良い関係もわかり、人への感謝の気持ちも感じました。今後もどんな危機が家族に訪れるかわかりませんが、この悪夢を乗り切ったことを思うと何があっても怖くないような気持ちにもなります。人との輪を大切にしながら、あらゆる面において無理せずに生きていきたいと、夫との経験を通じて深く感じました。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。マンガ/しおみなおこ著者/どれみ(56歳)ピアノ教師。28歳、27歳、22歳の3人の子どもの母。子どもの手が離れてケチだけどやさしい夫と2人暮らし。ピアノを教えながらライターも副業とし、人生を楽しんでいるが、下腹と垂れじりが悩み。体重は163cm46kgなので肥満ではないが、体型をなんとかしたいと思っている。しかし、とにかく運動ぎらいで運動音痴。1日中でも座っていられるくらいである。
2023年04月01日肌も髪もキレイになるダイエット法2023年4月6日、扶桑社から、新刊『炭水化物とタンパク質で50代が続々10㎏以上やせ! たんタンダイエット』が発売される。著者は料理研究家でダイエットカウンセラーのおにゃ氏。同書では、運動なし、我慢なしでやせ体質になれる「たんタンダイエット法」の紹介。「炭」水化物と「タン」パク質をきちんと摂取できるシンプルレシピで、ダイエットに悩まないいい人生を目指す。キレイにやせたい人はもちろんのこと、便秘を解消したい人や、料理が苦手な人などにもオススメだ。販売価格は1,320円。Amazonや楽天市場などで予約を受け付けている。自身考案の「食べやせ法」で10kgのダイエットに成功おにゃ氏は、2014年から始めたレシピブログが人気となり、料理研究家としての活動をスタート。長男出産後に劇太りを経験し、健康を意識した「食べやせ法」を編み出す。現在は、株式会社new.Meの代表取締役を務め、ダイエットカウンセラーとしても活躍。著書には『おにゃの旦那が喜ぶ簡単カフェ飯と楽ウマつまみ。』『おにゃ の夫もやせた!糖質オフのダイエットおかず』『#おにゃ式 糖質オフの「食べてやせる」レシピ』などがある。(画像はおにゃオフィシャルブログより)【参考】※おにゃオフィシャルブログ※Amazon※楽天市場
2023年03月31日子育ても一段落したと思っていたら、同居している義母が突然腰椎を圧迫骨折して入院。その後、退院してから、わが家の介護生活が始まりました。今回はそのときの様子をお伝えしたいと思います。★関連記事:厳格だった父が認知症に。たったひとりで介護をしていた母が電話口で泣いていて…義母が腰椎圧迫骨折で入院同居している義母が80歳を超えてきて、足腰が弱ってきたなと感じていたある日の朝のことです。「どっしーん」という大きな物音にびっくりして義母の部屋に駆け込むと、ベッドから起き上がろうとして尻もちをついたらしく、あお向けのまま動けなくなっている義母の姿がありました。あいにくその日は他の家族が誰もおらず、私ひとりの力ではどうすることもできませんでした。さらには義母が痛い痛いと声を上げて痛がるので、すぐに救急車を呼んで病院に搬送しました。診断の結果、腰椎の圧迫骨折でおよそ2カ月の入院となりました。先生によると、骨粗しょう症が進んでいるので、ちょっとした衝撃でも圧迫骨折を起こしてしまうということでした。ケアマネージャーに介護について相談病院を退院する前に医師や看護師を交えての退院時指導がおこなわれました。退院後は自宅に戻るのか、どこかの介護施設にお世話になるのかを決めてくださいと言われました。とりあえず自宅で様子を見ることにしましたが、自宅での介護が大変になると思いましたので、近くにある地域包括センターに相談に行きました。そこではまずケアマネージャーを探して相談に乗ってもらうようにすすめられました。紹介されたのはやさしそうな若いケアマネージャーで、自宅に来てくださり介護についての説明を受けました。今後は市の介護課から介護認定調査をしてもらって介護認定を受けると、いろいろな介護サービスが利用できるようになるということでした。要介護2の認定。介護サービスを受けることに市からの介護認定調査の結果、義母は要介護2の認定を受けました。私は仕事をしており昼間は義母ひとりになってしまいますので、まずは日帰りのデイサービス施設に毎日通ってもらうことにしました。お風呂もデイサービス施設で1日おきに入れてもらい、さらには機能訓練をおこなって毎日リハビリしていただきました。退院後の義母は入院時に作ったコルセットを着用して、手を引けば何とか歩けるようにはなっていましたがベットからの起き上がりが困難になったので、電動ベットをレンタルすることにしました。またトイレと玄関の上がり框(あがりかまち:玄関の土間と床との段差)や廊下に手すりをつけてもらうよう工事をしてもらいました。上限はありますが、助成金制度により改修工事の自己負担額はうちの場合1割ですみました。その後、義母は手引き歩行したり、家の中で手すりにつかまりながら自力で歩行したりできるくらいには回復しました。まとめ介護生活は突然やって来ました。最初はわからないことだらけでしたが、地域包括センターの方々やケアマネージャーさんのおかげでいろいろな介護サービスがあることを知りました。さまざまなサービスを利用してなるべくストレスをためないように気を付けつつ、仕事をしながらなんとか自宅で介護をしていきます。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。著者/ラベンダーミント(57歳)子育てを終え、今は義母の介護と仕事に忙しい毎日を送る主婦。日々の楽しみは、おいしいものや体に良いものを見つけてお取り寄せしたり、趣味の手芸でかわいいものを手作りすることにはまっている。
2023年03月30日今回ご紹介するのは、高齢者ドライバーとなった親の運転について悩む、むらいひとみさんの体験談です。高齢になり危ない運転をすることが増え、車庫入れの際に車をぶつけてしまうこともあったというむらいさんの父親。ある日、父親は近所のショッピングモールの駐車場で事故を起こしてしまいました。現場に警察が駆け付け、事情を聞かれた父親からは衝撃的な発言が……。★前の話むらいさんの息子を連れて近所のショッピングモールまで外出した両親。運転は母親がしていましたが、泣き止まない息子をあやすため、仕方なく駐車だけ父親に任せることに。しかし、駐車場では父親が起こした運転時の踏み間違いによって、複数の車が絡む事故が発生してしまいました。被害者や警察を交え事故の状況確認をしていると、父親から思わぬ発言が飛び出し……。父が踏み間違い事故で車をぶつけてしまった相手は複数いました。なかには小さな子どもを乗せた方も……。その方の車内では、いつも助手席に乗る娘さんが、その日はたまたま後部座席に座っていたそう。そこへ父が車の助手席側に車で突っ込んだのです!相手は「お前、俺の娘に何かあったらどう責任取るつもりや!」「これがもし助手席やったら骨折どころじゃ済まへんぞ!」と父に対して、怒り心頭。そうこうしているに、警察も到着し、事情聴取が始まりました。私の母は、被害にあった方のひとりから「あんたはよ家帰り。ここにおっても何もできひんやろ?」と声をかけられたのだそう。先程まで父に対して怒鳴っていた男性からも「もうすぐ雨降るし、早よ帰り」と促され、息子と家へ帰ることに。男性の娘さんも帰宅するということだったので、タクシー代を渡し駐車場を後にしました。帰りながら母は「なんて申し訳ないことを……なんで変わっちゃったんや私」と、父が危険な運転をしていることをわかっていたのに、運転を変わってしまった自分を責めたそうです。一方事故現場では、父が免許証を不携帯であったことが発覚……。その後、私に「免許証を持ってきて欲しい」と父から電話がかかってきたということでした。-----------------このような事故は起きないことが一番ですが、もし起きてしまったら事故現場はパニックになり、加害者、被害者ともに感情的になってつい言い過ぎてしまうこともあるでしょう。しかし、相手方の言い分ももっともですよね。相手方の娘さんが後部座席ではなく、いつも通り助手席に座っていたら……と考えると恐ろしい状況です。今回は不幸中の幸いでしたが、むらいさんの父親は、今回の一件で自分の運転の危険性に気が付く大きなきっかけになったのではないでしょうか。これを機に、家族からの再三の呼びかけの意味もしっかりと受け止め、今後の運転について考え直してほしいですね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/むらいひとみタイが大好きで、幼い頃に住んでいたタイの思い出漫画をインスタグラムとブログにて掲載しています。お笑い番組を見るのが好きです。いつかTV番組「SASUKE」に出てみたい。
2023年03月29日■前回のあらすじサチコの息子のリョウヘイとともに部屋を開けたナギサ。とうとう不倫女の正体が明らかになります。これまでどんなタイプの女性にも食いつかなかった旦那。相手はいったいどんな女性なのか…。出てきた女性は50代後半くらい!?戸惑っているとリョウヘイくんが声を荒げました。私が怒る隙もなくリョウヘイくんが母親にブチギレまくり…。次回に続く 「不倫旦那と女を部屋に閉じ込めてみたらすごい事になった」(全70話)は21時更新!
2023年03月26日顔のシワやたるみが気になる女性は多くても、デリケートゾーンの肌は……!? 同じ肌でも後回しにしがちなデリケートゾーンのスキンケア。放置し過ぎるとかゆみなど不快な症状が出ることもあるようです。アンチエイジング専門医の黒田愛美先生に、40代・50代女性が知っておきたいデリケートゾーンのケアについてお話をうかがいました。監修/黒田愛美先生(Zetith Beauty Clinic副院長)美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。★関連記事:顔のたるみが気になったら、デリケートゾーンも曲がり角! アンチエイジングは可能?【医師監修】デリケートゾーンが老化するとどうなる?乾燥がどんどん進行デリケートゾーンは顔と違って毎日見る人は少ないでしょう。老化するとどうなるのでしょうか。「皮膚には“セラミド”という成分が含まれており、さまざまな刺激から肌を守るバリア機能と保湿力を高めています。しかし、この“セラミド”は加齢とともに減少することがわかっています。また、50歳前後に訪れる更年期に入ると女性ホルモンが減少し、体の組織に含まれる潤い成分が失われていきます。そのため、40代以降の女性の肌は乾燥しやすく、ケアをしていかないと乾燥が進み、シワやたるみが増えていきます。さらにデリケートゾーンは皮膚の中でもデリケートな部分、目の周りと同じくらい皮膚が薄く、さまざまな刺激を受けやすくなっています」(黒田先生)。VIO脱毛している人は特に乾燥しやすいVIO脱毛をしている人は特に乾燥には注意が必要だそうです。「脱毛処理をすることで皮脂腺がダメージを受け、皮脂がほとんど分泌されない状態になります。それに加えて皮膚を守る毛がないので血流も滞り、とても無防備な状態になります。VIO脱毛をしている人は特にしっかりケアしてほしいですね」(黒田先生)。デリケートゾーンのスキンケア、どうする?弱酸性のアイテムを選んでそれでは、デリケートゾーンのスキンケアはどのようにするのが良いのでしょうか。大多数は体のついでにせっけんやボディソープで洗って、そのまま……ではないでしょうか。「スキンケアの基本は洗浄と保湿です。そのとき、ちょっと気を付けたいのがアイテムの選び方です。肌には「表皮ブドウ球菌」という美肌菌とも呼ばれる良い菌があります。その菌はグリセリンという保湿力を高める潤い成分を作り出して弱酸性を保つことで、皮膚のバリアをつくっています。そのため刺激の強いものや殺菌作用のあるアイテムを使用すると、皮膚のさまざまな常在菌が死んでしまいバランスが崩れてしまいます。それが乾燥やたるみの原因となってしまうのです。乾燥すると傷つきやすくなりバリアが壊れ、さまざまなトラブルを引き起こします。さまざまなトラブルから皮膚を守るためには皮膚を弱酸性に保つことが大切です。デリケートゾーンの皮膚は顔の皮膚より弱酸性に傾いており、顔がpH4.0~6.0に対してデリケートゾーンはpH3.8~4.5とされています。ですから、デリケートゾーンの皮膚はpH3.8~4.5に近い弱酸性の洗浄剤や保湿剤を選ぶのがベターです。普段使っているお気に入りのフェイス用化粧品でも問題はありませんが、より仕上がりにこだわりたいなら、pH3.8~4.5に保たれた、デリケートゾーン専用アイテムでケアすると良いです」(黒田先生)。ごしごし洗いはNG「また、かゆみがあるとつい、ごしごし洗いたくなってしまいますがやめましょう。先ほども言ったように皮膚の表面には「表皮ブドウ球菌」があり、バリア機能を高めています。洗い過ぎると良い菌まで洗い流してしまい、トラブルの原因となります。顔と同じように洗浄剤をよく泡立て、泡でやさしく洗いましょう」(黒田先生)。乳酸菌が良いと聞いたけれど本当?デリケートゾーンにも乳酸菌がいますアイテムを選ぶとき、弱酸性であること以外に注目したいポイントはありますか?「乳化剤や防腐剤など添加物はなるべく入っていないものが良いでしょう。乳酸菌が配合されたものも良いですよ。乳酸菌は、肌の潤いやバリア機能を高める「表皮ブドウ球菌」の餌となる菌です。乳酸菌の餌があることで表皮ブドウ球菌の役割が増します。外側からのケアで乳酸菌をプラスするのはもちろん、内側からサプリメントで補給するのもおすすめです。ただし、市販されている乳酸菌飲料の中には、腸内環境を乱すぶどう糖果糖液糖が使われていることがあります。腸内環境が悪化するとデリケートゾーンだけでなく体全身に悪影響を及ぼします。食品表示をよくチェックして選んでほしいと思います」(黒田先生)。まとめ黒田先生は乳酸菌配合の美容サプリや、デリケートゾーン専用のコスメアイテムの監修もされています。興味のある方は黒田愛美先生のブログやインスタグラムをチェックしてみてはいかがでしょうか。取材・文/mido(50歳)ライター歴25年。35歳で第1子、38歳で第2子出産。最近、たるみが加速して二重顎が悪化。身長153㎝なのにLサイズの服が少しきつくなってきて……人生最後のダイエットを計画中。著者/監修/黒田 愛美 先生美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。Zetith Beauty Clinic副院長(東京都中央区銀座4丁⽬2-17銀座111レジャービル13階)。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。著書に『アスリート医師が教える最強のアンチエイジング』(文藝春秋)。
2023年03月26日今回ご紹介するのは、高齢者ドライバーとなった親の運転について悩む、むらいひとみさんの体験談です。高齢になり危ない運転をすることが増え、車庫入れの際に車をぶつけてしまうこともあったというむらいさんの父親。生後間もない息子を連れて出かけていた父親から「免許証を持ってきてほしい」という電話を受けたむらいさん。出かける前は母親が運転すると言っていたこともあり、むらいさんが母親に状況を確認すると……。★前の話むらいさんがショッピングモールへ到着すると、父親が複数の車を巻き込む事故を起こしており、警察に事情聴取を受けていました。むらいさんは一緒にいたほうがいいのか聞きましたが、父親が「大丈夫や」と言うので帰宅することに。帰宅すると、そこには父親と一緒に出かけていたはずの母親と息子の姿が! 状況が整理できず混乱するむらいさんは、どういうことなのか母親に事情を聞きますが…… 。私の頭の中は混乱していましたが、「なんでお父ちゃんが運転してるの!?」となぜ父が車を運転していたのかを母に問い詰めました。母いわく、駐車場が混んでいて渋滞しているなか、私の息子が泣き止まなかったのだそう。助手席の父にミルクを作ってとお願いしましたが、母に育児を任せきりだった父は動いてくれなかったようでした。母は泣き続ける息子の世話をするために、先に車を降り、やむを得ず駐車だけ父に任せることにしたそうです。喫茶店で合流することにし、車を降りた母が息子にミルクを飲ませて落ち着かせていると、「ドーーンッ!!」と施設内に響くほどの大きな衝突音が!嫌な予感がした母は急いで駐車場へ戻ると、そこには他の車のドライバーに怒鳴られている父の姿があったのだそうです。-----------------今回の事故の一件は、どうやらむらいさんの父親の運転が原因で引き起こされたものでした。泣き止まない孫をあやすためとはいえ、母親は運転に不安がある父親には任せるべきではなかったのかもしれません。しかも、誰も同乗していない状況ともなれば、口を出してくれる人もいないので運転に対する注意もおろそかになってしまったのではないでしょうか。父親に運転させるつもりはなく出かけた母親でしたが、もし運転中に孫がぐずったら、もし自分が一時でも運転できなくなる可能性が出てきたら、というところまで考えておいたほうがよかったのかもしれませんね。先回りしていろいろな状況の想定ができていれば、もしかしたら今回の事故も回避できる方法があったのかもしれません。単純に「運転させない」というだけでなく、「運転させる状況にしない」という対策を考えることも大切ですね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。★関連記事:「俺がいるじゃん」飲み仲間からのまさかの告白にアタフタして! #熟女系 #若かりしころの恋 7★関連記事:「老眼かよババァ!」あの温厚で礼儀正しい厨房担当くんが本当に暴言を? #ヤバイ職場を辞めた話 46★関連記事:「大丈夫や!」車を破損しても大丈夫と言い張る高齢者ドライバーの父 #踏み間違い事故のリアル 1著者/むらいひとみタイが大好きで、幼い頃に住んでいたタイの思い出漫画をインスタグラムとブログにて掲載しています。お笑い番組を見るのが好きです。いつかTV番組「SASUKE」に出てみたい。
2023年03月25日30代、40代と海外で営業職をしていたころ、人とのつながりがビジネスに直結することがあり、より多くの人とつながることを常に模索していました。気乗りしない食事会にも参加し、お互いに適当な距離を保ちながら表面上の会話を楽しんで、「本当の私は違うのに」と思いながら周囲からは社交的だと言われ……。そんな私が田舎暮らしを機に人付き合いをリセットして、自分の本当の居場所を見つけた体験をお話しします。★関連記事:52歳でリストラされ、都会育ちの53歳のおばさんが田舎移住に挑戦!田舎暮らしを成功させた心得とは本当の自分が見えていなかった人付き合い2021年まで海外の営業職で駆け抜けていたころ、できる限り多くの日系企業の人とつながりを持つために、積極的に異業種交流会や飲み会などに参加して、名刺を配りまくっていた時期がありました。もちろん、気が合わない人や会話がかみ合わない人はいましたが、仕事だと割り切り適当な会話と愛想笑いを繰り返しながら……。海外の日本人コミュニティでは、つながりを持つことで仕事上、有利に働くことが多くあったため、人脈を広げることに躍起になり、友人や知人から「〇〇さん知っているよ、紹介しようか?」と言われれば駆けつけ、連日連夜の食事会や休日のゴルフなど、オンとオフの境目がない日々を送っていました。そんなやり取りを心の中ではストレスに感じながらも、日本人のコミュニティに属し多くの知り合いを持つことで、今思えば安心感を得ていた部分もあったように思います。自分の本当の居場所ってどこ?連日、食事会などに参加したことで人脈を広げることができ、そのおかげで仕事もそこそこ順調でした。さらに、いろいろな方から食事やゴルフの誘いを受けるようになり、自分なりに充実した生活を送っていたかと思います。ただ、相変わらずの社交辞令的な会話のままで何となく違和感を覚えながら……。それでも海外でポツンとひとりでいるよりはよっぽどマシだと思い、いろいろな人と交流を続けていたけれど、どこに行っても知り合いに会ってしまうことがだんだんとストレスに変わっていきました。どこに行っても会社の看板がちらつく生活で、「自分の本当の居場所ってどこだろう?」という思いが、ふつふつと湧いてきたのもこのころです。海外の日本人コミュニティは、良くも悪くも人との距離が近いため、濃い日本人同士のつながりが日常にあるのが現実。楽しんでいたはずの日本人の集まりがだんだん面倒くさくなり、プライベートな時間ではあえて日本人がいない場所を選び、仕事以外は徐々に日本人コミュニティを避けるような生活になっていきました。田舎暮らしで淘汰された人付き合いコロナ禍の真っただ中に日本に思い切って帰国し、今までとはまったく違う地域おこしの仕事に飛び込んで初めての田舎暮らしに挑戦。物理的な距離感から会えなくなった友人や知人は多くいましたが、コロナ禍のおかげでかえってネットでつながる生活が多くなり、近しい友人や知人とは今まで以上にオンラインやSNSで近況を報告し合うようになりました。結局、お互いの距離感や会う頻度は、友人関係にそれほど影響なく、つながれる人、つながれない人が徐々に淘汰されていったよう。考えようによっては、人付き合いがスリム化されたことで、長く付き合える人間関係がより強く築けた気もしています。田舎にライフシフトをして不便になったおかげで、自分と向き合う時間が増えたことが大きな収穫です。何よりも、都会の生活圏では巡り合えないような、現役バリバリの70歳、80歳過ぎの田舎のお父さんやお母さんの「生きる力」が、最大の学びとなりました。誘惑や雑音がない田舎暮らしで自分の時間を大切にする余裕が生まれたことで、あえて手紙を書く、電話をするなどの丁寧な付き合いを改めて始めています。まとめ「環境が変われば人生が変わる」ことを身をもって体感したことで、多くの気付きや学びがありました。今思えば以前の私は、「海外でバリバリ働いている営業ウーマン」の自分に酔っていただけで、忙しさにかまけて自分自身をきちんと見つめる余裕がなかった気がします。現状にもやもやしながらも違う世界に飛び込むのは勇気のいることだけど、「人生やってみなくてはわからない」ことばかりなので、「1.先ずはやってみる」「2.その先はやりながら考える」ことを、自分の負担にならない程度にゆる~く実行しています。環境、習慣、人間関係を変えたことで、より自分らしくいられる場所を見つけられました。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。マンガ/きびのあやとら著者/いずみ(53歳)独身。コロナ禍を機に、人生における健康の大事さを実感し、里山に移住し田舎暮らしを楽しんでいる。
2023年03月25日今回ご紹介するのは、高齢者ドライバーとなった親の運転について悩む、むらいひとみさんの体験談です。高齢になり危ない運転をすることが増え、車庫入れの際に車をぶつけてしまうこともあったというむらいさんの父親。ある日、むらいさんが実家で過ごしていると、運転をしていないはずの父親から「免許証を持ってきて欲しい」という電話がかかってきました。急いで父の元へ向かったむらいさんが見たものとは……?★前の話両親は産後のむらいさんを休ませるために、息子を連れて近くのショッピングモールまで3人で行きました。久しぶりのひとりの時間を満喫するむらいさんでしたが、突然父親から「免許証を持ってきてほしい」との電話が!事情を聞けないままむらいさんがショッピングモールまで急行すると、そこで待っていたのは目を疑うような光景でした。むらいさんは車越しに父親に免許証を渡しましたが……。私が実家でゆっくり過ごしていると、父から「免許証を持ってきて欲しい」と電話がかかってきました。母が運転すると言っていたのに……何があったの!? と落ち着かない気持ちをどうにか抑えながらショッピングモールに到着。そこには、なんと車を複数台も巻き込む事故が起きており、現場では父が警察と話していました。私はぼう然としながらも免許証を父に渡し、「一緒にその場にいようか?」と声をかけました。しかし父は「大丈夫、大丈夫」と言い、その場を去っていってしまい……。このときは、父の「大丈夫」を信じ、いったん家へ帰ることにしました。ところが、帰宅するとなぜか家には父と出かけたはずの母と息子の姿が!ひとまず息子が無事なことに安心しましたが、「なぜ家に?」「お母ちゃんが運転してたはずなのに」「事故した相手はどうなってるの?」と何から聞けばいいのかわからなくなるくらい、私の頭の中は混乱していました。-----------------思わぬ事故が起こったときなどは、どれだけしっかりしている人でも正常な判断ができなくなってしまう可能性もあるのではないかと思います。そんなときは、なるべく第三者がそばについてあげられるとよりスムーズに対応できるのではないでしょうか。きっとむらいさんの父親も大丈夫とは言うものの、不安と焦りの気持ちもあったのではないかと思います。むらいさんには母親から事故の状況をしっかりと確認し、早く父親の元へフォローに駆けつけてあげてほしいですね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/むらいひとみタイが大好きで、幼い頃に住んでいたタイの思い出漫画をインスタグラムとブログにて掲載しています。お笑い番組を見るのが好きです。いつかTV番組「SASUKE」に出てみたい。
2023年03月23日お風呂でデリケートゾーンを洗っているとき、たるみを感じたことはありませんか。顔のシワやたるみが気になってきたら、同じ皮膚でつながっているデリケートゾーンも曲がり角に入っています。顔はさまざまなアンチエイジングのアプローチがありますが、デリケートゾーンにはどんなケアがあるのでしょうか。美容・アンチエイジング専門医であり、女性器若返り認定医でもある黒田愛美先生に、デリケートゾーンの若返りについてお話を伺いました。監修/黒田愛美先生(Zetith Beauty Clinic副院長)美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。★関連記事:「陰部がヒリヒリ、不快感がある」更年期のせい? 対処法や悪化させるNG行為は?【医師監修】「女性器の若返り」とは?欧米ではメジャーな婦人科形成黒田先生はアメリカで「女性器若返り認定医」の資格を取得されています。日本ではまだよく知られていない技術かと思いますが、欧米ではメジャーなのでしょうか。「日本に比べて、アメリカやヨーロッパをはじめとする海外は、性に対してとてもオープン。普段から友人同士でお互いの性生活について話すのは当たり前です。また、日本人女性は他の女性の性器を見る機会はあまりありませんが、海外では雑誌や映像などで簡単に見ることができます。比較する機会が多いので、より美しいデリケートゾーンを求めるという傾向があると思います。幼少期から母親が娘に性器のケアを教えるのが普通ですし、海外の女性のほうが陰部や性器への美意識は高いといえます。ですから、悩みがあったら女性器などデリケートゾーンの悩みに対して治療をおこなっている婦人科形成のクリニックに相談することは一般的です」(黒田先生)。デリケートゾーンのたるみ、どうする?スキンケアと外科のアプローチで対策ただ、日本で暮らす女性にとって、婦人科形成は少しハードルが高いのは事実。まずは自分でできることはあるのでしょうか。ここでは女性器の外側=「大陰唇」「小陰唇」と中側=「腟」のたるみ、緩みに注目します。女性器がたるむと、どんな症状が出るのでしょうか。黒田先生によるとパートナーから指摘されたことがある自転車に乗ると擦れたり、痛みを感じるスキニーパンツなどフィットした衣類を身につけると擦れて痛い尿の飛び方がおかしい性交渉の時、小陰唇がからんで痛いときがあるお風呂に入ると腟に湯が入っていることがあるといったことがある場合は女性器のたるみが進行している可能性があるということです。「大陰唇や小陰唇のたるみは、加齢や女性ホルモン減少による肌の乾燥も原因の一つなので、まずはスキンケアをおこなってほしいです。できればデリケートゾーン専用の洗浄料と保湿剤を使ってケアしてみてください。腟のたるみには、洗浄剤と保湿剤によるケアはおこなわないでください。粘膜であるため傷つきやすく、洗うことで常在菌が失われ、雑菌が繁殖しやすくなります。セルフケアとしては骨盤底筋群トレーニングなどがあります」(黒田先生)。プロの手でキレイを目指すなら?婦人科形成に相談をセルフケアをおこなってもあまり効果がない場合は、どうすれば良いのでしょうか。「高い効果を求めるなら、やはり外科によるアプローチが必要です。女性器若返り認定医はまだあまり日本には多くないですが、以前よりは増えています。なかなか相談しにくい悩みではあると思いますが、まずはカウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか。クリニックによってメニューや価格は異なりますが、婦人科形成では以下のような治療が可能です。大陰唇縮小手術30万円台~40万円台小陰唇縮小手術20万円台~30万円台腟引き締めレーザー治療1回20万円台~手術の場合は痛みや腫れなどのダウンタイムが2週間ほどあります。性交渉は1カ月、お風呂は1週間から2週間程度控えていただきます。シャワーは2日後くらいから大丈夫です。なお、レーザー治療だけならダウンタイムはありません」(黒田先生)。まとめ性器の変化は、パートナーから指摘されることも多いといいます。恥ずかしい上に悲しい気持ちにもなりそうですよね……。女性としていつまでも現役でいたいという思いが強いなら、外科治療も選択肢の一つにしてはいかがでしょうか。取材・文/mido(50歳)ライター歴25年。35歳で第1子、38歳で第2子出産。最近、たるみが加速して二重顎が悪化。身長153㎝なのにLサイズの服が少しきつくなってきて……人生最後のダイエットを計画中。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。著者/監修/黒田 愛美 先生美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。Zetith Beauty Clinic副院長(東京都中央区銀座4丁⽬2-17銀座111レジャービル13階)。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。著書に『アスリート医師が教える最強のアンチエイジング』(文藝春秋)。
2023年03月21日今回ご紹介するのは、高齢者ドライバーとなった親の運転について悩む、むらいひとみさんの体験談です。高齢になり危ない運転をすることが増え、車庫入れの際に車をぶつけてしまうこともあったというむらいさんの父親。ある日、実家に子どもを連れて遊びに行ったむらいさん。両親が子どもを連れて出かけてくれるということで、ひとりでゆっくりしていると不穏な電話がかかってきて……。★前の話近ごろ、父親の運転が危ないと感じるようになってきたむらいさん。しかし注意するとムキになる父親は、むらいさんたちが説得すればするほど頑固になってしまい、運転をやめてくれる様子はありませんでした。家族での話し合いがなかなかできないまま月日が流れたある日、むらいさんは子どもを連れて実家へ遊びに行きました。両親に生まれて間もない子どもを預けて、ひとりの時間を楽しむ予定でしたが……。私が出産後、実家に子どもを連れて遊びに行ったときのことでした。母が産後の私を気づかってくれ、私の息子と父と3人で出かけてくれることに。父と車で出かけることに心配もありましたが、運転は母がしてくれるとのことだったので安心して送り出しました。久しぶりにひとりの時間を満喫していた私ですが、ふと嫌な予感が頭をよぎりました。「お母さんが運転すると言っていたし……大丈夫」と自分に言い聞かせますが、そのとき家に電話がかかってきたのです。電話に出ると父から「机の上に自分の免許証があるから、出先まで持ってきてほしい」とのこと。何があったのか聞くのが恐ろしく、また聞いてしまうとこれから免許証を届けに行く私が、正常に運転できなくなりそうでした。私は何も聞かず、落ち着かない気持ちを深呼吸で抑えながら、父と母の元へ車で向かいました。-----------------父親から突然の電話。しかも、運転していないはずなのに免許証が必要だと助けを求められたむらいさん。何があったのか理解できず、頭の中はパニック状態だったでしょうね……。直前に感じた嫌な予感も相まって、気持ちも落ち着かなかったのではないでしょうか。しかし、これから自分が運転することも考え、冷静に対応したむらいさんの判断力はお見事ですね。こういうときのちょっとした判断の違いが後々大きく影響してくることもあるかと思います。すべての事態に冷静に判断を下すことは難しいと思いますが、目の前の情報だけに翻弄(ほんろう)されず、まずは落ち着いて状況を把握していく、という部分から対応できるようになると何かあったときの対応に困らなくなるかもしれませんね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/むらいひとみタイが大好きで、幼い頃に住んでいたタイの思い出漫画をインスタグラムとブログにて掲載しています。お笑い番組を見るのが好きです。いつかTV番組「SASUKE」に出てみたい。
2023年03月21日「50歳以降の転職や再就職の武器として役立つのが資格です。将来のニーズを見据えて“稼げる”資格を取得すれば75歳くらいまで働くことも可能でしょう」こう語るのは、キャリアコンサルタントの草分けとして講演・執筆でも活躍する上田晶美さん。「主婦のパートとしてよく連想されるスーパーのレジ業務は無人化が進んでおり、今後求人が減っていきます。そんなときに資格があれば、仕事の選択肢が増えるうえ、資格が必要な仕事は給与アップにもつながりやすいのです」時給1000円のレジ打ちで1日7時間、月20日働いても月収は14万円。資格取得によって時給1500円の仕事に就ければ同じ労働時間で月収は21万円に。逆に、これまでより働く時間を短くして同じ収入を得ることも可能になる。では、いったいどのような資格を取得すればよいのか?じつは従来“稼げる”とされていた資格にも変化が訪れているという。「これまで人気だった医療事務や簿記などにも自動化の波が。今後需要は少なくなっていくのでおすすめできません。10年、20年先も働くことをイメージすると、AIに取って代わられないような高度なコミュニケーション能力を必要とする仕事につながるものがおすすめです」一方、現在、盛り上がっているのは“ペット”関連の仕事だそう。確かに、東京都内の求人情報をみると、時給2000円のペットシッターの募集も少なくない。「コロナ禍にペットを飼う人が急増したことで、ペット関連の産業は需要が高まっています」現在日本で飼育されている犬や猫は1600万頭といわれ、その数は日本の15歳未満人口より多い。また、若い世代での共働き世帯の増加はペットの世話を含む“家事の代行”や“育児”の需要を高めている。「ベビーシッターやペットシッターはクライアントから信頼を得られれば、引く手あまたの職業。無資格でもできますが、それほどハードル高くなくとれる『認定ペットシッター』や『認定ベビーシッター』を取得すると就職しやすく、マッチングサイトなどを利用し個人で仕事をする場合もお客さんを得やすいでしょう」■人手不足の運送業界もねらい目高齢化する日本社会では、医療・介護の分野もおすすめ。「リハビリを行う『理学療法士』などは即就業につながりますが、取得までの時間と費用を考慮すると誰でも挑戦できる資格ではありません。一方、ドラッグストアなどで働ける『登録販売者』は独学でも取得できます。薬剤師に代わり、9割の市販薬を販売でき、ドラッグストア運営には欠かせない存在。給与も無資格の場合より高くなることが多いです」さらに、将来にわたりお金や仕事の不安が高まるなか、FPやキャリアコンサルタントの需要は高く、資質や人間力があれば年収1千万円も夢ではない職業。資格を取得した後も、仕事を通して熟練することで、正社員に昇格したり、パートやフリーランスでも長く働くことが可能になるのだ。「いままで培った経験を強みとしてキャリアアップにつながる資格を取得する考え方もあります」こう語るのは独学で870もの資格を取得した資格コンサルタントの鈴木秀明さん。たとえば運転が得意だという人は中型、大型免許を取得し、人手不足が深刻な運送業界で「女性ドライバー」になるという道も。企業で総務・秘書的な業務を担ってきた人はその証しに秘書検定を取得するのもよいだろう。一方で「ITパスポート」や「基本情報技術者」といった資格は、ITに不慣れという人でも一考の価値があると続ける。「今後も安定需要が見込めることはもちろんですが、この分野は全面的にリモートワークも可能なので、体の負担を考えるとシニアの人にこそおすすめしたいです」’25年には43万人のIT人材が不足するといわれているIT業界は圧倒的な売り手市場。給与も高くなりやすい。「確実に稼げる・使える資格を取得するのは容易ではありません。ある程度、資格取得のために集中して机に向かうことは必須。けれど、そうして努力して得た資格だからこそ長く生かせるのです」たとえば、不動産会社でお客さんに契約内容の説明や契約の締結を行う「宅地建物取引士(宅建士)」は合格率が20%を切る難関国家資格だが、取得すると一生モノに。このように、資格取得といっても独学で目指せるものから、年単位で学校に通う必要のあるものまでさまざま。取得の手間とその後稼げる金額のバランスが大切だ。そこで編集部では、2人の専門家への取材をもとに50代から目指せる“稼げる資格”をピックアップした。取得までの勉強時間や、その後見込める収入を参考に、資格選びの参考にしてほしい。資格を武器に、人生の後半は稼ぎまくろう!
2023年03月21日今回ご紹介するのは、高齢者ドライバーとなった親の運転について悩む、むらいひとみさんの体験談です。高齢になり危ない運転をすることが増え、車庫入れの際に車をぶつけてしまうこともあったというむらいさんの父親。事故が起こってからでは遅いと思ったむらいさんたちは父親に運転をやめるよう、家族一丸となって説得をすることにしましたが……。★前の話近ごろ、父親の運転が危ないと感じるようになってきたむらいさんと母親。しかし、注意するとムキになる父親は、むらいさんと母親の忠告にもまったく聞く耳を持とうとしません。この状況を兄にも相談したところ、「このまま父親の危ない運転を放っておけない!」と兄妹で意見が一致。むらいさんと兄が再度説得を試みることにしたのですが、父親の反応は……。父に運転をやめてもらうため兄も集まり、映画「家族はつらいよ2」を見てもらうことにしました。映画の中に家族が必死に高齢の父に運転をやめてもらおうとする場面があり、わが家と同じ状況なのに笑いながら鑑賞して、まるで他人事の様子の父。別の日、家族でお墓参りに行く際に、いつもの流れで父が「自分が運転する」と言いだしました。しかし、兄は悪路が多い道中を危険に思い、「俺はまだ死にたくない!」と運転嫌いにもかかわらず運転を交代することにしました。このタイミングで兄は、父に「そろそろ運転やめたら?」と切り出したのですが……父は「まだ大丈夫」「自分は運転がうまい」と主張するのです。そこで兄は、池袋であった高齢者ドライバーによる交通事故を例に挙げて説得を試みるも、「あの人と自分は違う! そもそも自分のほうが若い」などと年齢の話にすり替えて聞く耳を持ってくれませんでした。その後も兄は続けて説得を試みましたが、父は「うるさい!」と言い、説得する前よりも頑固になってしまいました。父は車の運転ぐらいしか趣味がないのでどうしたものか、と悩みながらも結局そのまま家族での話し合いの場が持てずに時間だけが過ぎてしまいました。-----------------高齢者ドライバーに家族が振り回される内容の映画を見せても、池袋の高齢者ドライバーの事故の話を取り上げても、どこまでも他人事なむらいさんの父親。むらいさんや家族は父親の性格も考え、間接的に危険運転について伝えてみたものの、やはり自分のこととして捉えてもらうことは難しいようでした。直接的に「お父さんの運転が危ない」と伝えても、「自分は違う!」とかたくなに認めようとしない父親。どう伝えようとしても、結局父親の「自分だけは大丈夫」という考え方が変わらないと運転をやめるという決断にはつながらないようですね。むらいさんや家族の方は「父親の運転は危ない」という事実だけでなく、「どう説明すれば父親が受け入れてくれるのか」ということも考えなければいけないようです。父親自身のためにも、家族のためにも、しっかりと考えて父親を説得できる答えを出してほしいですね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/むらいひとみタイが大好きで、幼い頃に住んでいたタイの思い出漫画をインスタグラムとブログにて掲載しています。お笑い番組を見るのが好きです。いつかTV番組「SASUKE」に出てみたい。
2023年03月18日