志尊淳(23)が11月3日、公開されたばかりの主演映画「走れ!T校バスケット部」の感想をInstagramで募集した。「皆さんのご感想!!待ってまーす!!」と投稿したところ、コメントが殺到!そんななか志尊は投稿一つ一つに返信するという“神リプ”をし、ネットが沸いている。志尊は同作の感想を綴ったファンに「ありがとうございます!」「嬉しい!」とリプライ。さらに作品の広め方を考えたファンには「よっしゃ!最高!」といったコメントを送っている。「志尊さんが『走れ!T校バスケット部』に注いだ情熱は相当なもの。原作は亡くなったお父さんの遺志を引き継いで、息子さんが完結させたというもの。志尊さんはその経緯に感動したそうで奮起したのです。限られた時間でバスケのスキルも習得し、見事に熱演。ご自身でも『自信作!』と太鼓判を押しています」(映画関係者)今年は連続テレビ小説「半分、青い。」(NHK総合)にも出演し、大躍進の1年となった志尊。忙しい合間を縫っての神対応は、いくら自信作とはいえ負担に思われるが――。「志尊さんは愛らしい見た目ですが、内面はとても硬派。もともと野球部で、まっすぐな性格。根性もあります。どんな仕事にも強い使命感を持っているため、今回の神リプにも『絶対観て欲しい!』というアツい思いがあるようです」(前出・映画関係者)今月3日に公開された本誌のインタビューでは「仕事を始めたころからそうですけど、これからもひとつひとつ一生懸命にやっていきたいです」と語っていた志尊。そのひたむきな姿が魅力のようだ。
2018年11月08日全国5大都市で開催された俳優・佐藤健の写真展「佐藤健写真展2019」が、11月10・11日にアメリカ・ロサンゼルスにて開催されることが8日、わかった。佐藤の写真展としては、初めての海外進出となる。今年、NHK連続テレビ小説『半分、青い。』、TBS系ドラマ『義母と娘のブルース』に出演、10月19日に主演映画『億男』が公開、11月23日には出演映画『ハード・コア』の公開が控えるなど、ドラマ・映画で幅広い活躍を続ける佐藤。そんな佐藤の20代最後を、3名の新進気鋭の若手カメラマンが撮りおろした「佐藤健 2019年カレンダー」と「佐藤健 in 半分、青い。」PHOTO BOOKの発売を記念して、東京・渋谷、名古屋、仙台、大阪、福岡の全国5大都市で「佐藤健写真展2019」が開催された。このたび、佐藤の魅力あふれる展示をそのままに、アメリカ・ロサンゼルスにて開催することが決定。さまざまな顔を見せた日本展と同じく、カレンダーに収まりきらなかった貴重なカットを含め約40点を展示、会場内には特大パネルも設置される予定となっている。「佐藤健写真展2019 in Los Angeles」は、さまざまな日本の魅力を紹介する総合イベント「JAPAN PARKLOS ANGELES」のメインコンテンツとして、2日間限定で開催される。なお、同写真展は、アメリカのみならず、今後アジアでの開催も視野に入れているという。
2018年11月08日2014年に起こった錦織フィーバーでおなじみとなった、男子プロテニスツアーの最終戦、「ニットーATPファイナルズ」の開幕が近づいてきた。そのシーズンのポイントランキング上位8人だけが出場できる大会。今年は右手首のケガで半年ツアーを離脱してからの復帰となった錦織圭が、現在、出場権を争っている。出場すれば4度目となるが、この記事が読まれるころには出場が決まっていることを期待したい。現在の男子テニス界は群雄割拠の時代を迎えている。2010年代前半に全ての大会を総なめにしてきたBIG4、フェデラー、ナダル、ジョコビッチ、マレーの4人。彼らは昨年、全員30代になった。ここ2年はケガでの離脱が増え、精彩を欠くプレーも増えてきている。その結果、BIG4に優勝を阻まれ続けたベテラン世代が奮起。今年はアンダーソン、イズナーが初めての出場を目指して出場権を争っている。さらに21歳以下の若手世代が次々と台頭。次世代王者候補、21歳のズベレフの出場が決まっている。錦織ら中堅世代も負けていない。昨年の決勝カードは当時共に26歳のディミトロフとゴファンだった。今シーズンの締めくりだけではなく、来シーズンの流れを占う意味でも、今大会から目が離せない。会場となるO2アリーナの、いつものテニスの大会とは異なる、照明やサウンド、スモークを駆使した華やかな演出にも注目!「NITTO ATP FINALS」8人を2つのグループに分けて総当たりのリーグ戦を行い、各組上位2人が決勝トーナメントに進出、優勝を争う。11/11~18、ロンドンのO2アリーナで開催。CS放送のGAORA SPORTS、NHKなどで放送予定。※出場選手などは10月26日現在の情報。※『anan』2018年11月14日号より。写真・アフロ文・今田望未(by anan編集部)
2018年11月08日都内のホテルでおこなわれたNHK大河ドラマ『西郷どん』の打ち上げ。出演者のスピーチは「時間の都合上、司会から手短にと言われていた」(前出の出席者)ため、基本的に言葉少なだった。その中でも出席者の感動を呼んだのが、こんな瑛太(35)の挨拶だった。「今回の撮影は、初日から8時間押しました。これは大変な現場になると思いました。私は10年前、初めて『篤姫』に出演させていただきました。再度、大河ドラマ出演にあたり心構えができていたつもりでしたが、『大丈夫かな?』と思いました。その不安が消えたのは鈴木亮平さん(35)がいたから。亮平さんがいたから乗り切れました。亮平さんと出会えたこと自体が宝物でした」会場中から温かい拍手が湧き、じっと聞いていた鈴木は壇上の瑛太と目を目を見交わし、涙ぐんでいたという。今回、2人は役柄のうえで“盟友”関係だった。「鈴木さん演じる西郷吉之助(のちに隆盛)と、瑛太の演じる大久保一蔵(のちに利通)は幼馴染であり、後年は共に維新に奔走する役どころ。2人の固い友情を描いた回ではネット上に《やっぱり吉之助の正妻は一蔵どん》《一蔵どんが本妻説、決定》など、2人の関係を“夫婦”に見立てた絶賛が殺到しました」(テレビ誌記者)瑛太は、なぜそこまで鈴木に感服することになったのか――。「そもそも鈴木さんと瑛太さんは同学年で、先輩後輩の関係性ではありません。鈴木さんは06年に俳優デビュー。瑛太さんは01年から俳優業をやっていますから、むしろ“先輩”です。今回の現場で、鈴木さんの役者魂に男惚れしたようなんです」(番組関係者)鈴木といえば、徹底した役作りをすることで知られている。「キャラクター作りはもちろんですが、特に顕著なのが“体重の増減”です」(映画関係者)映画『HK変態仮面』(13年)では15kg増量。翌年、映画『TOKYO TRIBE』(14年)でも筋肉ムキムキの役で一気に10kg増量。逆にドラマ『天皇の料理番』(15年)では病弱な役で20kg減量。「逆に、その直後の出演映画『俺物語!!』では屈強な男子高校生役を演じるため1日10個菓子パンを食べる生活を1カ月以上続け30kg増量してます」(映画関係者)今回も、体重が114kgあったといわれている巨漢の西郷を演じるにあたり、鈴木は撮影前から、早稲田大学の相撲部に稽古をつけてもらって体重を増やしたという。「こうしたストイックな役作りを目の当たりにした瑛太さんは、穏やかな鈴木さんが秘める熱き役者魂に感服し、尊敬の念を抱くようになったそうです」(ドラマ関係者)打ち上げ数日後、『西郷どん』関連イベントが鹿児島で行われた。「鈴木さんと瑛太さんが一緒に出席しています。大河の収録中は飲みに行く機会はなかったのですが、プライベートでも親交を深めたようで“今後もお互い連絡を取り合おう”と“男の約束”を熱く交わしたそうです」(ドラマ関係者)史実では最後、西郷は大久保指揮する新政府軍に追いつめられ切腹する。数奇な運命を演じきった2人だけに、私生活では誰よりも強固な絆が芽生えたようだ――。
2018年11月08日「10月29日には、予定通り大阪の撮影現場で『まんぷく』のリハーサルが行われました。義母の角替さんが亡くなったばかりなのに、安藤さんも満面の“福ちゃんスマイル”を見せてくれていました。でも休憩時間になるといつものように共演者たちと談笑はせず、1人で物思いにふけっていたのです」(NHK関係者)10月27日早朝、女優・角替和枝さん(享年64)が原発不明がんで亡くなった。当日、角替さんを看取ったのは夫・柄本明(70)と長男・柄本佑(31)ら。嫁の安藤サクラは(32)『まんぷく』の収録のため大阪におり、次男・柄本時生(29)もハワイで仕事中だった。「安藤が柄本家を訪れたのは29日の夜だと聞いています。昼間に大阪でリハーサルを終えた後に帰京しました」(所属事務所関係者)逝去から約60時間後のようやくの対面……。実はサクラが頑ななまでに大阪の現場で熱演を続けていたのは、義母の“遺命”のためだったという。角替さんを知る舞台関係者は言う。「がん発覚後、角替さんは家族たちに誓約をさせました。それは、《私の病気のことで仕事を休んだり、スケジュールの変更をしてもらったりすることは許さない》というもの。サクラさんは“看取りよりも収録”という誓約を守ったのです」『40、50は鼻たれ小僧』が口癖で生涯“演じること”を追求し続けた角替さんは、舞台にだけは妥協を許さなかった。角替さん自身はインタビューで次のように語っている。《たとえ(子供の)ピアノの発表会でも、チャランポランにやって欲しくないの。人様の前で、一段高いところに立ったらもう、ステージなのね、私たちにとって。とにかく稽古しろって、1カ月くらい前は鬼になりましたね。(中略)後でお父さんとも話したんだけど、私たちにとって舞台っていうのは、神聖なものなんだねって。『板』の上にのるってことはうちの家族には、神聖なことなんです」(『ラ・セーヌ』93年7月号)サクラは角替さん逝去の1カ月ほど前から週末は必ず帰京し、長女を連れてお見舞いに通っていた。「角替さんは、サクラさんがコミカルに歩く『まんぷく』のオープニングがお気に入りでした。最後にサクラさんが海岸で両手両足を広げるのですが、あれも彼女のアドリブで、その話を聞いた角替さんが笑ってほめてくれたそうです。『あんた、女優を選んで正解だったね』って」(前出・舞台関係者)“女優を選んで正解”。義母が遺してくれたその言葉は、安藤サクラの女優人生を照らし続けることだろう。
2018年11月08日10月30日、NHK大河ドラマ『西郷どん』の打ち上げが都内のホテルで行われた。午後6時の開宴に合わせてキャストやスタッフが続々と会場入り。午後5時28分、演者で一番早く現れたのは西田敏行(71)。杖をつきながらもスタッフに囲まれてにこやかに歩く。西田の到着直後、サングラス姿の瑛太(35)が現れた。北川景子(32)、黒木華(28)、そして主役の西郷隆盛を演じた鈴木亮平(35)がタキシードを着こなして登場――。「総勢約700人が出席する近年では最大規模の打ち上げでした。オープニングのVTRが流され、NHK・上田良一会長の挨拶。原作者の林真理子さん、脚本の中園ミホさんが続いて挨拶されました。乾杯の音頭は西田敏行さん。鏡開きの際は一同一斉に、ドラマでも頻繁に使われている『せごどんチェスト!』という掛け声で盛り上がりました」(出席者)その後、主要キャストの挨拶となり、主演の鈴木が壇上へ。「皆さんのおかげで1年3カ月の撮影が無事、終わりました。世間の“西郷隆盛像”に追いつけるか不安でしたが、精一杯やりました。皆さんとご一緒にお仕事できて、本当に良かったです」午後9時前、一次会がお開きになり、鈴木は関係者と談笑しながらホテルのロビーに現れた。わざわざタキシードのボタンをはずし、ワイシャツの上から周囲にお腹を見せ、笑いながらポンッとお腹を叩く。鈴木は体重が114kgあったといわれている巨漢の西郷を演じるにあたり、役作りで体重を大幅に増やしたのだ。「すっかり太って腹出てる。ヤバいから今ダイエットしてて年末までには見られるようにします!」こう話す鈴木は、豪快かつ人懐っこい“西郷どん”そのものの笑顔だった。
2018年11月08日11月3日に幕を閉じた「東京国際映画祭」。フランス映画『アマンダ(原題)』が最高賞となる「東京グランプリ」を受賞したり、稲垣吾郎さんの主演最新作が観客賞を受賞したりと、何かと話題となっています。そこで、東京国際映画祭のプレイバックPart2では、イケメンからいま話題の人物までを一挙にご紹介します。写真・角戸菜摘、大内香織まずは、大人の色気が漂う長谷川博己さん!【映画、ときどき私】 vol. 197今回はアジアの気鋭監督3名による共同製作プロジェクト『アジア三面鏡2018:Journey』と阪本順治監督『半世界』(2019年2月公開)の2作品に参加している長谷川さん。話題作への出演が続くだけでなく、現在NHK連続テレビ小説『まんぷく』にも絶賛出演中。今後、さらなる人気を獲得することは間違いなしですが、スラッとした佇まいに多くの女性たちが釘付けになっていたようです。大人気の若手俳優・福士蒼汰さん!現在公開中の『旅猫リポート』で主演を務めた福士さんは、本作で共演した広瀬アリスさんと三木康一郎監督とともに颯爽と登場。劇中で “相棒” でもあった俳優猫のナナとも一緒にレッドカーペットを歩き、そのかわいさで観客を虜にしていました。癒し系コンビの大森南朋さん&加瀬亮さん!11月16日より公開の『鈴木家の嘘』で共演している大森さんと加瀬さん。岸部一徳さんや原日出子さんといったベテラン勢と登場し、和やかな雰囲気で会場を包んでいました。飛躍的な活躍を見せる村上虹郎さん!『銃』(11月17日公開)で主演を務めた村上さんは、今回の映画祭では宝石の原石という意味が込められた若手俳優に贈られる「東京ジェムストーン賞」を受賞。まさに宝石のようなまぶしい笑顔が印象的です。劇団EXILEが大集合!『jam』(12月1日公開)では、青柳翔さんや町田啓太さん、鈴木伸之さんをはじめ、劇団EXILEが総出演し話題に。ズラリと並んだ男性キャストたちからは、作品の熱気が伝わってくるようです。パリピといえば、DJ KOOさん!ひときわ目をひく衣装でノリノリなDJ KOOさんは、多彩なジャンルの文化とコラボレーションする特別企画「TIFFプラス」での参加。レッドカーペットもパーティ気分で大盛り上がりするのが正しい楽しみ方といえそうです。声優の宮野真守さん!人気、実力ともにトップクラスの宮野さんですが、今回はクロージング作品の『GODZILLA 星を喰う者』(11月9日公開)を担当。ゴジラも登場し、みなさんでお揃いのポーズをバッチリと決めていました。ベテラン俳優の市村正親さん!『Merry Christmas!~ロンドンに奇跡を起こした男~』(11月30日公開)で、吹替声優を務めた市村さん。実写映画の吹替えには初挑戦ということですが、ミュージカルで何度も演じてきた役だけに、見事な安定感はさすがです。日本が誇る名優・役所広司さん!今回の映画祭では、「映画俳優 役所広司」という特集が企画され、これまでの代表作が5作品上映された役所さん。いまや日本映画界には欠かせない存在のひとりですが、レッドカーペットにはそんな役所さんを起用してきた沖田修一監督と白石和彌監督とともに参加されていました。こちらは、イギリスの名優レイフ・ファインズ!『ハリー・ポッター』シリーズなどで知られレイフですが、今回は監督作『ホワイト・クロウ(原題)』を引っさげての来日。アンバサダーである松岡茉優さんのエスコートで、にこやかな笑顔を見せてくれました。と、とにかく豪華な俳優陣が続々とレッドカーペットを埋め尽くしていますが、話題のクルーといえば、やはりこちら……。“カメ止め”のキャスト&スタッフ!日本映画界において、今年1番の “事件” ともいえる作品を挙げるなら、ほかでもなく『カメラを止めるな!』。本作は製作費300万円の映画ですが、すでに興行収入は28億円を突破しており、まだまだ “カメ止め旋風” は続きそうです。男子の伝統衣装もスゴイ!Part1でも女性の伝統衣装をご紹介しましたが、観客の熱い視線が注がれたのは、『海だけが知っている』に出演した台湾の先住民である子役のジョン・ジアジュンくん。ふんどし姿で気合の入ったポーズと表情は、六本木でも注目の的に。映画を通して新たな世界を知ることができるチャンス!映画祭のレッドカーペットでは、俳優や監督などに直接サインをもらえたり、写真を撮ってもらえたりと、お目当ての俳優たちと触れ合える絶好の機会。興味のある方はぜひ次回参加してみては?さらに、今回見逃した映画でも、これから劇場で楽しめる作品もたくさんあるので、気になるものはぜひチェックしてみてください!
2018年11月07日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「アメリカ中間選挙」です。トランプ政権への国民の審判がなされるとき。11月6日(日本時間7日)にアメリカで中間選挙が行われます。中間選挙とは、連邦議会の議員選挙のことで、今回は上院100議席のうちの35議席と下院435議席すべてが改選されます。大統領の任期の半分の時期に行われるため、実質、大統領の約2年間の働きと与党に対する国民の評価が問われる選挙になります。トランプ政権を引き続き応援したい人は現与党の共和党議員に票を入れますし、異を唱えたい人は、野党の民主党に投票します。先日、歌手のテイラー・スウィフトさんが、地元テネシー州で民主党候補者への支持を表明し、話題になりました。テネシー州は共和党の強い地域。スウィフトさんは、この2年間が自分の思い描く未来と違ってきていることや、女性やLGBTの権利獲得の必要性を語り、ファンに投票を呼びかけました。アメリカでは、行政権を持つ大統領と、立法権を持つ連邦議会がはっきり分けられ、均衡を保っています。現在の議会は共和党の議員のほうが若干多いため、トランプ大統領の法案も議会では通りやすく、政策はスムーズに進められています。しかし、これが、野党優勢の議会になると、大統領の意思は通らず、「決められない政権」になってしまいます。事前の世論調査と専門家の見立てでは、上院は共和党が過半数を維持するものの、下院は民主党が多く議席をとるのではないかといわれています。そうすると、上院と下院でねじれが生じるので、議会決定のスピードは落ちることになるでしょう。また、下院には大統領を弾劾訴追する権利があります。下院が弾劾を求め、上院の3分の2が賛成したら、弾劾裁判が行われます。トランプ大統領には、ロシア疑惑、セクハラ問題など、数々のスキャンダルがありますから、選挙で民主党が勝てば、それらの訴追がなされ、トランプ政権が任期半ばで倒れる可能性もゼロではありません。大統領も実績を誇示するのに必死でした。これまで安倍総理は、トランプ大統領との仲の良さを世界にアピールしてきました。しかし、中間選挙の結果次第では、アメリカの次の政権を見据え、日本もスタンスを考えなければいけなくなると思います。堀 潤ジャーナリスト。NHKでアナウンサーとして活躍。2012年に市民ニュースサイト「8bitNews」を立ち上げ、その後フリーに。ツイッターは@8bit_HORIJUN※『anan』2018年11月14日号より。写真・中島慶子イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)#悩みについてさらに読んでみる。#社会のじかんをもっと知りたい。
2018年11月07日岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「サウンドスケープ」です。飲食店に入るとそこで流れている音楽って気になりませんか?僕は気になってしまいます。京都に、よく行くラーメン屋さんがあります。でも、店内に流れている音楽がジャズなんです。その店は大型モニターでアメリカ映画を流し、ティッシュも透明でおしゃれなケースに入っています。こういうの「なにやってんねん!」と僕はついつい思ってしまいます。その場にふさわしい音楽ってありますよね。ラーメン屋という庶民的な場所で、小粋なジャズが流れているとちょっとむずがゆい感じがしますが、でもこの音楽と雰囲気でお店の打ち出したい方向性は、まあなんとなくわかります。そして、そこのラーメンはとても美味しいです。公共の空間で、聞こうと思っているわけではなく無意識に耳に入ってくる音楽があります。自然の音にしろ、人工の音にしろ、僕たちを取り囲むさまざまな音環境を総じて「サウンドスケープ」といいます。飲食店をはじめ、アミューズメントパークや商店街、病院など、あらゆるところで音楽は流れています。そこで何を流すかは、ただ適当に、無秩序に決めているわけではなく、人間の心理を分析し、その場所に適したものを選んでいるんです。それをサウンドスケープデザインといいます。実は、僕は大学でこのサウンドスケープを研究していたんです。例えば、アミューズメントパークでは楽しい気分を演出するようなほどよくアップテンポな楽曲、病院などでは不安感を消すような落ちついた曲を流し、スーパーの大安売りの日にはハードロックなど気分が高揚する曲で購買意欲を刺激します。店内アナウンスを重視するスーパーでは歌なしのオルゴールアレンジの曲を流していたり、逆に流行のポップソングを流すことで、客の店舗での滞在時間を増やす効果を狙っていたりもします。人は、気づかないうちにその場に流れている音楽に感情を左右されているんですよね。僕がいま最も気になるサウンドスケープは、アゲアゲな曲ばかりかけられている場所ですね。例えば夏の海の家とか。海に行く人全員が全員、ブチ上がりたいわけじゃないはずです。元気な曲で盛り上がるビーチだけじゃなく、癒され目的なビーチもあっていいんじゃないかと思うんですよね。僕が手がけるとしたら、手嶌葵さんやゴンチチさんがエンドレスで流れているような癒しビーチをデザインしてみたいです。おかざき・たいいくNHK連続テレビ小説『まんぷく』に出演決定。JINRO presents 岡崎体育ホールワンマンツアー「エキスパート」、11/17(土)埼玉・三郷市文化会館から全国7か所にて。※『anan』2018年11月14日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・村田真弓文・梅原加奈(by anan編集部)
2018年11月07日毎年恒例の「『現代用語の基礎知識』選 2018ユーキャン新語・流行語大賞」のノミネートが7日に発表され、「おっさんずラブ」「ボーっと生きてんじゃねえよ!」「筋肉は裏切らない」など30語が選ばれた。トップテンと年間大賞は、12月3日に発表される。「おっさんずラブ」は田中圭主演で話題となったテレビ朝日系ドラマ、「ボーっと生きてんじゃねえよ!」はNHKのバラエティ番組『チコちゃんに叱られる!』から、「筋肉は裏切らない」は武田真治らが出演するNHKのミニ番組『みんなで筋肉体操』から話題となった言葉。テレビ番組発の流行語が、久々に多く選ばれた。エンタメ関連では他にも、映画『カメラを止めるな!』から「カメ止め」、DA PUMPの久々のヒット曲から生まれた「ダサかっこいい/U.S.A.」、そしてお笑い芸人の「ひょっこりはん」も選ばれている。これらを含む、ノミネート30語は次の通り(50音順)。「あおり運転」「悪質タックル」「eスポーツ」「(大迫)半端ないって」「おっさんずラブ」「GAFA(ガーファ)」「仮想通貨/ダークウェブ」「金足農旋風」「カメ止め」「君たちはどう生きるか」「筋肉は裏切らない」「グレイヘア」「計画運休」「高プロ(高度プロフェッショナル制度)」「ご飯論法」「災害級の暑さ」「時短ハラスメント(ジタハラ)」「首相案件」「翔タイム」「スーパーボランティア」「そだねー」「ダサかっこいい/U.S.A」「Tik Tok」「なおみ節」「奈良判定」「ひょっこりはん」「ブラックアウト」「ボーっと生きてんじゃねーよ!」「#MeToo」「もぐもぐタイム」
2018年11月07日●『ういらぶ。』役とはまた違った2人アイドルグループ・King & Princeの平野紫耀が主演、女優の桜井日奈子がヒロインを務める映画『ういらぶ。』が、11月9日から公開される。マンションの隣に住む優羽(桜井)にいつもいじわるしてしまう凛(平野)は、本当は優羽のことが好きすぎて素直になれない……という、恋心をこじらせたキャラクター。一方、優羽は凛のせいで完全ネガティブ思考のピュアすぎ女子に……と波乱しかない2人の前に、優しくアタックする恋のライバル・和真(伊藤健太郎)らが現れ、波乱の展開となっていく。今回初共演となった2人だが、実際は「こじらせていない」平野と、「ネガティブじゃない」桜井。ふだんと違ったキャラクターをどのようにとらえていたのか、さらには互いの印象などについて、幼なじみ役の2人にインタビューした。○クールなイメージがあった――お二人は初共演となりましたが、平野さんから見て、桜井さんはどんな印象でしたか?平野:印象ですか? いつの印象にしよう。桜井:私が中山優馬さん主演の舞台『それいゆ』に出演させていただいた時に、平野さんが観に来ていて、「初めまして」と挨拶をしたよね。平野:そうだ! でも、なんだか僕の中では勝手にクールなイメージがあって、今回の撮影の合間にどうでもいい話をたくさんしてくれたから「あ、こういうお話をしてくれるんだ」と驚いたんです。「平野、邪魔」と言われるんじゃないかと思ってた(笑)。桜井:どこで培われたの、そのイメージは(笑)。平野:わからないけど、クールなイメージがあった(笑)。でも本当はすごくフレンドリーで、スタッフさんへの気遣いもすごくて、周りも見えてて、同い年だけどすごく大人っぽくて尊敬しました。――逆に、桜井さんから見て、平野さんはどういう印象だったんですか?桜井:第一印象としては、「顔小っちゃ!」と思いました。平野:ずっと言ってるよね。もう、会うたびに。桜井:今朝も言った(笑)。それこそ、舞台『それいゆ』で初めて会ったときに、「顔、小っちゃいな」と思ったんです。『ういらぶ。』の現場に入ってみると、平野さんのペースがあって、そのゆるっとしたペースに周りが自然と寄ってきて、常に笑いで溢れてる。だから『ういらぶ。』の現場が楽しくなったんだと思います。多分、無意識のうちに周囲の人を楽しませてるんだと思う。周りの皆さんは感じていると思います。今回演じた凛君は“ドS”だけど、平野さん自身はすごく紳士な方で、さり気ない気配りがちゃんとできる、しっかりした方なんだと思いました。――じゃあ、平野さんご本人は全然こじらせてないんですね。桜井:そうです。こじらせてないです。平野:この話、あと3時間は聞きたいですね。桜井:3時間、語れるかな?平野:無理でしょうね(笑)。――男子キャラの中で桜井さんご自身が恋人にしたいのは、どの方ですか?桜井:でもやっぱり、凛かな。導いてあげたい、と思います(笑)。――逆に! 今までの話で、今回演じた役とはかなりキャラが違うだろうということは伺えたんですが、例えば平野さんから桜井さんを見て、優羽と共通点があると思ったところはありましたか?平野:桜井さんは、優羽と逆だと思います。素直に喋ってくれるし、会話も楽しそうにしているし、目も合わせてくれますし。でも、たまに会話に入れないときは「優羽に似てるな」と思いました。「あ、え……」って徐々に、桜井さんがフェードアウトしていくことはありました(笑)。――桜井さんから見た凛と平野さんはどうですか?桜井:凛って本当に色んな面があって、特徴的な“ドS”という部分は、優羽の前だけで見せる姿で。そうじゃないときは情けないかわいらしい部分もあるから、”多面的”という意味では、平野さんと通じるところがあるかもしれません。平野さんは率先して場を盛り上げるようなことが無意識にできているから、すごく魅力的だし、みんなが「一緒にいたい」と思う人なんだと思います。だから、凛の“良いところ”が平野さんとリンクしているんじゃないかなと思います。●「透明感」は、岡山で育った植物を食べたおかげ?○平野は「素直すぎる」――桜井さんから見て、例えば平野さんが、凛のように「思っている事とやっている事が違ってそう」というようなことはありますか?平野:えっ、それは「お腹が減ってない、と言いながら食べている」みたいな?桜井:表裏は、ないと感じていました。ピュアだし、素直すぎる! だから思っている事をそんな溜めずにポロっと言っているんじゃないかな?――わかりやすい方なんですか?平野:そうですね、朝が早い撮影とかで、「顔が寝てるよ」と言われたら、「はい!」って、勢いよく言っちゃいます。桜井:態度に出ますもんね。平野:しっかり出ます。でも本当に、僕が子供なだけであって、キャストの皆さんが支えてくださったので、すごく感謝しています。――平野さんは、King & PrinceとしてCDデビューされてから、グイグイにガンガンにヒットされてると思うんですが、桜井さんはアイドルとしての平野さんの姿を見て、どういう印象を持たれていますか? 「王子だ!」とか。桜井:最近はすごくバラエティ番組で平野さんの姿を見るから、私もテレビを見て、平野さんって本当に面白いなってイチ視聴者としてみています。平野:そんな、距離がある感じで答えるの!?桜井:作っているキャラじゃなく、素のままでバラエティに出ている感じがいいなって。だから、世間ではファンの方以外にも、『平野さんてカッコいいし、面白い!』ってなっているように思います。平野:なってないですよ!――弊社でもよく平野さんが話題になっています。平野:いやいや、どういうことですか(照れる)。――桜井さん的には、王子様な平野さんというより、バラエティの姿の印象が強いんですか?桜井:これだけかっこよくて完璧なのに、気取っていない感じが魅力的で、皆が好きになる魅力の1つなんだろうなと思います。平野:僕は、「王子様」と言っていただくこともあるんですけど、自分には王子様感が全くないと思うので、そう思ってもらえているのは嬉しいですね。――逆に、平野さんから見て、桜井さんはやっぱり「岡山の奇跡だ」みたいなところは?平野:奇跡ですよ、やっぱり奇跡だなって思いますよ! 透明感が違いますもん。岡山の水を飲み、岡山で育った植物を……野菜を食べ、この透明感ができあがったんだな、と思いました。桜井:本当に思ってる!? 絶対に適当でしょ?平野:本当です! 映画、町中、テレビの中、雑誌の中、見かけることが多かったので、「僕も頑張らなきゃな」と思ってました。――お互いに刺激し合ってるんですね。平野:切磋琢磨してます。――優羽と凛は、「このままじゃいけない」と思う瞬間がありましたが、お二人にはそういったきっかけなどはありましたか?桜井:私はすごくラッキーなことに、事務所に所属してから半年くらいでCMに出演させていただくようになって、「いま出来ることを一生懸命やらなきゃ」と思っていたんです。でも、1番最初に女優デビューした舞台『それいゆ』で、また別の方向に意識が変わりました。それまでも一生懸命だったけど、舞台に立って、お芝居の難しさや厳しさに直面して。「もっとこうしたい」という目標が、明確になりました。平野:僕は、僕自身のことで「変わらなきゃいけない」と思ったことはあまりないんですが、「お芝居をする」というときに、「本職じゃない」というイメージがずっと離れなくて。去年、久しぶりに映画『honey』を撮って、俳優さん、女優さんの中に交ざって演じるのはすごく大変で、プレッシャーがあることだと思いました。本当に「皆さんに迷惑をかけないように」と思いました。○筋肉がコンプレックスでもある――では最後に、『ういらぶ。』ということで、お2人が一番ラブなものぜひ教えてください。桜井:……筋トレ。平野:え、してるの!?桜井:最近ジムに行き出したり、ピラティスやるようになって、はまってきちゃって(笑)「隙あらば行く」みたいな感じ。今日も取材が終わったら、ピラティスに行きたいなと思っています。本来なら、週2で行くような感じなんですけど、私は時間が空くと行っちゃう。「何目指してるの?」と言われます。平野:ストイックだよね。桜井:楽しいの! だんだん動けるようになってきて、使っている筋肉の動きがわかるようになってきたんです。平野:それが楽しいの?桜井:楽しい! でもそれで言うと、平野君は筋トレしなくてもこの体だから、すごくうらやましいです。平野:それ、よく言われるんだけど、ちょっとコンプレックスだよ。買ったばかりの服なのに、筋肉がついて入らなくなるし、力加減がわからなくて物を壊したりすることもあるんですよ。“孫悟空”ですから。デコピンしたら物がぶっこわれるみたいなことが! でも、そんな僕がラブなものは、ハチミツです。桜井:喉のため?平野:そうなんです。でも、喉の為を思ってハチミツを食べていたら、「おいしい」と思うようになって、いろんな種類のハチミツを瓶に入れて持ち歩いています。舐めたり、飲み物に混ぜたり。ハチミツ漬けの毎日です。■平野紫耀1997年1月29日生まれ、愛知県出身。2012年に関西ジャニーズJr.として活動を開始。その後Mr.King vs Mr.Princeが結成され、Mr. Kingのメンバーに選出。14年、『SHARK』で初のテレビドラマ主演を飾る。16年の舞台『ジャニーズ・フューチャー・ワールド from帝劇to博多』では座長を務め、福岡・博多座の最年少座長記録を塗り替えた。18年『honey』で映画初主演、ドラマ『花のち晴れ~花男Next Season~』の出演も大きな話題に。5月にはKing & Princeとして「シンデレラガール」でCDデビューを果たした。本作はCDデビュー後初の映画主演作となる。■桜井日奈子1997年4月2日生まれ、岡山県出身。2014年に「岡山美少女・美人コンテスト」で美少女グランプリに輝く。15年webムービーで“岡山の奇跡”として一躍注目を集める。16年に舞台『それいゆ』で女優デビュー。同年『そして、誰もいなくなった』でドラマデビュー。18年『ママレード・ボーイ』で映画初主演を飾る。その他の出演作に、ドラマ『THE LAST COP/ラストコップ』(16)、映画『ラストコップ THE MOVIE』(17)など。現在、NHKEテレ『沼にハマってきいてみた』に月曜レギュラーMCとして出演中。
2018年11月06日間宮祥太朗が“キレやすいツンデレ男子”、桜井日奈子が“心優しいネガティブ女子”となり、Twitterから話題沸騰となった大ヒット漫画「殺さない彼と死なない彼女」を実写映画化することが決定。2019年秋に公開される。■ストーリー何にも興味が持てず、退屈な学生生活を送っている高校3年の小坂れい。ある日、小坂は教室で殺されたハチの死骸を埋めているクラスメイト・鹿野ななに出会う。「死にたい」が口ぐせの鹿野はリストカットの常習犯。虫の命は大切に扱うくせに「死にたがり」な鹿野に興味を抱く小坂。それまでネガティブすぎる言動で周囲から変わり者扱いされていた鹿野だったが、口の悪い小坂と本音で話すうちに、2人は一緒にいることがあたりまえになって…。■「何度読んでも泣いてしまう」新世代SNS漫画家の大ヒット作を映画化原作となるのは、SNS漫画家・世紀末による3つの物語からなる連作4コマ漫画。自分が可愛いことを自認し、周囲からの愛を求め続ける“きゃぴ子”と、正反対のしっかり者の親友“地味子”。恋愛に無関心な草食男子“八千代くん”に何度フラれても告白し続ける“君が代ちゃん”。 キレやすいツンデレ系彼氏と付き合う、心優しいネガティブ女子“死なない彼女”。今回の実写版は、単行本に収録された表題作「殺さない彼と死なない彼女」に登場する“殺さない彼”小坂れいと“死なない彼女”鹿野ななの物語を中心に据えた青春群像劇となる。登場するキャラクターたちはいずれも、一見“変わり者”のようでいて、自分の想いにまっすぐで、不器用で、ありのままで生きようともがいているだけ。実は誰の心にも潜んでいる衝動の代弁者でもある。誰もが生まれ持っている心の“やわらかい”部分――それを思わずクスリと笑ってしまう愛嬌あるキャラクターと、核心を突きながらも読者を包み込むような温かいメッセージで表現したことにより、本作はSNSを飛び出して男女問わずに爆発的な支持を得ている。■間宮祥太朗×桜井日奈子、次世代を担う最旬キャストがW主演主人公・小坂れいを演じるのは、『闇金ウシジマくん ザ・ファイナル』『帝一の國』など人気コミックの実写版で個性豊かなキャラクターを見事に演じ分け、その存在感と演技力で知られる間宮祥太朗。2017年には狂気むきだしの演技で映画『全員死刑』で初主演を果たし、2018年には『不能犯』『食べる女』のほか、テレビではNHK連続ドラマ「半分、青い。」や「BG 身辺警護人」「ゼロ 一獲千金ゲーム」など話題作に立て続けに出演。2019年には俳優生活10周年の節目を迎える。もう一人の主人公・鹿野なな役には、映画『ママレード・ボーイ』で初主演を果たし、11月9日(金)公開『ういらぶ。』でもヒロインを務め、ドラマやCMだけにとどまらず、10月からはNHK Eテレ「沼にハマってきいてみた」で初MCを務めるなど、活動の幅を広げ続けている桜井日奈子。次世代を担うフレッシュな顔ぶれが集結し、瑞々しい感性で綴られる本作の世界をより鮮やかに彩る。監督・脚本を手がけるのは、長編映画デビュー作『ももいろそらを』(12)が第24回東京国際映画祭「日本映画・ある視点部門」にて最優秀作品賞を受賞、翌年にはサンダンス映画祭「ワールドシネマコンペティション」に選出され「日本映画の新鮮で革新的な監督の誕生」と絶賛された小林啓一。続く、高杉真宙主演の『ぼんとリンちゃん』『逆光の頃』も高い評価を得た。新進気鋭の才能として熱い視線を注がれ、綿密なリハーサルを繰り返しながら演出をしていく手法で俳優からの信頼も厚く、美しい映像で思春期の若者特有の心の機微を描く名手が、本作で青春映画の新境地を目指していく。■キャスト・監督・スタッフのコメント到着!主演:間宮祥太朗「自分はここにいるんだという叫びを抱えた人たち」台本を読むたびに小坂と鹿野のやり取りのひとつひとつがとても微笑ましく、そして、監督と桜井日奈子さんとリハーサルや話し合いを重ねて作っていく時間も充実していました。小坂も鹿野も他の登場人物たちも、自分はここにいるんだという叫びを抱えた人たちの様に思います。それは夢や恋愛や自分の置かれた環境によって違い、個性でもある。それぞれが個性を持って絶望している。思春期という言葉で一括りにしてしまわず、何故葛藤していて、何に救われるのか。日常を過ごす当人たちの温度を感じて頂けたらと思います。小坂の叫びも静かに聞こえますように。主演:桜井日奈子「初めて演じるタイプの役」私が演じる鹿野ななは、つかみどころのない、たくさんの矛盾を抱えたキャラクターです。初めて演じるタイプの役で苦戦していますが、だからこそ、この現場で得られるものがたくさんあるなと実感しています。撮影はカット毎に、みんなで映像をチェックしながら、1つ1つのシーンを丁寧に作っています。色々な表現を、自分の目で確かめながら進めていけることはとてもありがたく、鹿野を演じながらも自分自身と向き合っている感じです。この作品がたくさんの皆さんに届きますように。小林監督やスタッフの皆さん、そして間宮祥太朗さん、キャストの皆さんと一緒に頑張りたいです。監督・脚本:小林啓一「素敵なシーンが数多く撮れています」印象的なタイトル、一癖も二癖もあるキャラクター。原作が四コマ漫画ということで独特なリズム感と世界観を作り上げることに試行錯誤しながら撮影は進んでいます。間宮くん、桜井さんをはじめ、癖のあるキャラクターがどうすれば生き生きと存在できるか、皆で色々試しながら作っている最中ですが、すでに素敵なシーンが数多く撮れています。登場人物と同世代はもちろん、色々な世代に観ていただきたいです。きっと、この映画から恋人、家族、友人、大切な人の温もりを感じてもらえると思います。頑張ります!原作:世紀末「いまもまだ信じられない自分がいます」映画化が決定したと聞いたとき、ベストセラーでもない私の作品が映画化だなんて騙されているんじゃないかと怖くなりました。おまけに主演が間宮祥太朗さんと桜井日奈子さんというステキなお2人だなんて、これを書いてるいまもまだ信じられない自分がいます。ですが実際に現場にお邪魔させて頂くと小林監督をはじめとした本当にたくさんの方が「良いものを作る」という目で動かれていて圧倒されました。『殺さない彼と死なない彼女』を愛してもらっていました。紙から飛び出して大きなスクリーンの中で笑ったり泣いたりする彼らに会えるのがとても楽しみです。『殺さない彼と死なない彼女』は2019年秋、全国にて公開予定。(text:cinemacafe.net)
2018年11月06日「ここまで世間的に炎上が多いと、ブーム的な捉え方になりますよね。『ハイハイ、またか』みたいな(笑)。そうはいっても実際に自身が炎上したら、誰でも少しは気にしますよね。ドラマの題材もそうですが、SNSだとはいえ、中身はやっぱり人と人だと思うので。心ない言葉とかをかけてくる人もいますが、そこにはその人なりの理由や悩みがある。そうしたことも考えさせられる作品になっています」こう語るのは女優の真木よう子(36)。12月に『炎上弁護人』(NHK総合)で、約1年ぶりのドラマ復帰を果たす。真木が演じるのはネットの闇に挑むアウトローな弁護士・渡会美帆。自身初の弁護士役だが、オファー当初は及び腰だったという。「弁護士は法廷で戦う人という印象が強かったので、オファーをいただいたときは難しそうな役がきてしまったなと思いました。専門用語などのセリフの羅列ばかりなんじゃないかと……。でも、今回は本当に自分が助けたい依頼人の弁護だけをやっているという設定。しかも話題のSNSを取り上げる役ということで、そんなにお堅い役ではないなと(笑)」実際演じてみると真木と共通するところもあったようだ。「私も美帆には“人を助けたいという感情で動く女性”という印象を受けたので、その通りに役作りしました。自分自身も正義感は強いほうだと思っているので、感情移入はしやすかったです」真木にくわえ、宇崎竜童(72)や小柳ルミ子(66)といった個性的な共演者も注目を集める本作。なかでも仲里依紗(29)とは姉妹同然の仲だったそう。「仲さんとは、ぶつかるシーンが多いんです。でも愛があるので、姉妹げんかみたいな感じ。段々と2人の距離が縮まっていきました。仲さんが可愛いから本当に妹みたいに思えてきて。昨日の撮影でも仲さんの鏡の前にお菓子セットを置いて、『お疲れさま』という思いを添えて帰ったんです」和気あいあいとした現場の雰囲気が伝わってくるが、ドラマ自体は“ネット炎上との闘い”というシリアスなテーマ。真木は炎上した仲演じる主婦を救う役どころだ。だが、彼女自身は意外な理由でSNSから離れているという。「パスワードを忘れちゃってログインできないんです!私パソコン持ってないので、もうログインできないみたいなんです。だからあれはもう更新されないです(笑)。普段の生活では、炎上しないように気をつけているつもりはないです(笑)。普通の生活を過ごしているだけで炎上のしようもないですからね。炎上って、いったい何でしょうね。台本にも『炎上といっても本当に書き込んでいるのはほんの数十人だ』というセリフがあるのですが、きっとそういうことなんだと思います。私も、そんなことを気にしないで生きたいと思いますね」今年1月から個人事務所で活動していた真木だが、9月にレプロエンタテインメントとマネジメント契約の締結を発表。今後、活躍を目にできる機会はますます増えそうだ。「独立した当初は、本当に自分の力でやっていきたいと思っていました。個人事務所は今でもあるのですが、そこで頑張っていきたいなと思っていたんです。でもオファーの窓口など、やっぱりそうしたお力添えが必要だなと感じていて。そうしたときにご縁をいただきました。今後、演じてみたい役はたくさんあります。たとえば身体が動くうちに、もう一度派手なアクションをやってみたい。でもこの年齢だからこそ、いろんな役をできるチャンスじゃないかと思うんです。だから今は本当にいただく仕事をありがたくお受けするということしかないです。お仕事を頂くのは当たり前ではないし死ぬまで成長しながらお芝居をやっていきたいと思います」
2018年11月06日クリスマスディナーショーのシーズンに突入したが、今年の中森明菜(53)は公演予定がないままだ。明菜は10年10月に免疫力低下で体調を崩し、開催決定していたディナーショーを中止。14年おおみそかのNHK・紅白歌合戦で復帰。以後はアルバム制作に重点を置き、本格的な復帰を目指していた。そしておととしに約7年ぶりのディナーショーを開催すると、7都市10公演のチケットが即日完売。35周年のメモリアルイヤーにあたる昨年も、ディナーショーを開催。14都市18公演でチケット料金4万8,000円~5万円と高額にもかかわらず、発売30分間で完売。根強い人気ぶりをうかがわせた。「今やディナーショーは明菜さんのファンにとって唯一、“生の明菜”に会える場となっています。だからファンはいくら高額でもチケット代を惜しみません。昨年は『この年でこれだけ歌って踊るのはキツいんだから』なんて自虐トークを繰り出したこともあり、復調ぶりがささやかれていました。明菜さん本人が『2年連続ディナーショーをやったらツアー』と目標を掲げていたため、今年も期待されたのですが……」(音楽関係者)しかし8月上旬に届いたファンクラブの会報を受け、ファンたちの間で心配の声が上がっていたという。「そこには《さみしいねぇ…ほんとォーに…みんなに…会いたい…でも…無理かもぉー》とつづられていたそうです。明菜流のジョークかと思いきや、やはりショーの告知はないまま。一部で恋人とされていたマネジャーとの破局が報じられたこともあり、心配の声があがっています」(芸能記者)果たして明菜は復調し、ファンの前に元気な姿を見せることができるだろうか。
2018年11月05日日本初のゲーム音楽プロ交響楽団「JAGMO(JApan Game Music Orchestra)」が、12月2日(日)にNHK大阪ホール(大阪市中央区)にて、『幻想水滸伝』~『幻想水滸伝V』の5作品を網羅したフルオーケストラ公演『幻想水滸伝 × JAGMO Orchestra Concert in OSAKA』を開催する。「幻想水滸伝×JAGMO Orchestra Concert in OSAKA」チケット情報1995年に株式会社コナミデジタルエンタテインメントよりシリーズ第一作目となる『幻想水滸伝』が発売。『幻想水滸伝 × JAGMO Orchestra Concert in OSAKA』は、それ以来20年以上にわたって国内外のゲームファンを魅了し続けてきた幻想水滸伝シリーズとJAGMOによる2度目のコラボコンサートだ。今年8月に開催した東京公演では、初めて幻想水滸伝シリーズの楽曲を大々的に取り上げて演奏し、大反響と共に再演を望む声が多数あがった。今回はその反響に応え、兼ねてから要望の多かった大阪での公演が決定した。世代を超えて多くのファンから根強い支持を受け続け、シリーズの中核を担う『幻想水滸伝』~『幻想水滸伝V』の5作品の歴史を彩ってきた珠玉の楽曲たちを、まるでその壮大な物語を追体験しているかのようなストーリー性溢れた交響組曲形式にて、大迫力のフルオーケストラ生演奏でお届けする。チケットは、11月15日(木)10:00より一般発売開始。それに先駆け、11月7日(水)23:59までチケットぴあにて先行抽選販売を受付中。
2018年11月05日「僕はドラマの中で、福子に缶詰を渡すシーンが多いんですよ。街中を歩いていると、すっかり子どもたちにも『缶詰や~』と話しかけられるほどに、“缶詰キャラ”が定着したようです」こう語るのは、NHK連続テレビ小説『まんぷく』でヒロイン・福子(安藤サクラ)の同僚・野呂幸吉を演じている藤山扇治郎(31)。彼は、“昭和の喜劇王”と呼ばれた喜劇俳優・藤山寛美さんを祖父に持ち、伯母はかつて朝ドラのヒロインも務めた女優・藤山直美さん(59)という役者の家系に生まれた。“初舞台”は小学1年生のとき。歌舞伎役者の18代目中村勘三郎さんとの共演だった。デビューから2年後、直美さんの舞台にも出演するようになる。高校、大学は学業に専念。しかし、就職活動の時期に「やっぱり芝居がしたい」と思い立った扇治郎は、東京の劇団青年座研究所へ入所した。上京してどっぷりハマっていたのは、寛美さんが出演している松竹新喜劇のDVD。憧れるままに松竹新喜劇へ入団。そして、松竹時代の彼に目をつけていたと話すNHKの真鍋斎さん(『まんぷく』の制作統括)によって、朝ドラに“初抜擢”された。福子と同じホテルで働く料理人の野呂は、彼女に恋心を抱いていた。アプローチのつもりで、厨房の缶詰を3年間渡し続けたが、福子の夫となる立花萬平(長谷川博己)の登場により、失恋……。しかし、福子に缶詰を渡すシーンが放送されると、ネットのトレンドワードに「野呂缶」と上がるほど、野呂は視聴者の心をつかんだ。「情報番組『あさイチ』で博多大吉さんも指摘していましたが、野呂は缶詰を厨房から勝手に持ち出していると思うんです。だから、放送当初は、『“缶詰泥棒”みたいに言われたらどうしよう』と心配していました(笑)」(扇治郎)伯母の直美さんは、’17年2月に初期の乳がんが見つかり治療に専念していたが、今年10月8日に幕を開けた『おもろい女』(~12月2日、全国ツアー公演)で舞台復帰した。公演中の忙しいさなか、甥っ子のためならと、“愛情いっぱい”の応援メッセージを本誌に寄せてくれた。「扇治郎は器用に物事をこなすほうだと思いますが、共演のみなさまにご迷惑にならないように、しっかりと、お役をつとめてほしいと思っております。私が闘病中に扇治郎と会ったのは、京都で1度しゃぶしゃぶを食べたきりですね。もちろん、私がしっかり支払いました(笑)」(直美さん)そして、これから俳優人生を歩んでいく扇治郎に対して、ハッパをかける。「古典的な歌舞伎の演出には、長い期間にわたり幾多の俳優によって洗練された『型』と呼ぶものがあります。しかし喜劇は歌舞伎とは違い、『型』を伝承するのではなく、『役者一代かぎり』でやっていかなければならない。でも、喜劇を本当にやりたいのなら、(若いうちに)目が充血するぐらいしっかりと歌舞伎を見なさい!!」(直美さん)ドラマでは、野呂は同僚の保科恵(橋本マナミ)に2度目の失恋。さらに、太平洋戦争に出兵したため、行方がわからない状況だ。しかし、制作統括の真鍋さんも、「野呂の出番は終わりではないかも」と再登場に含みを持たせる。「当初は、少しホッとできるようなキャラクターでいればいいかな、と思っていたのですが、僕らの予想以上に反響がありました。だから野呂ファンの皆さんが『生きていてください』と願っていてもらえれば、きっと通じると思います。野呂がどんな男になってもどってくるのか、楽しみにしておいてください」次の「野呂缶」を渡す相手は果たして……?
2018年11月05日俳優の大谷亮平が4日、大阪の御堂筋で行われた「御堂筋オータムパーティー2018(御堂筋ランウェイ)」に登場した。大阪のメインストリート・御堂筋から大阪の魅力を国内外にアピールする同イベント。繊維デニムの街・大阪のパワーを見せる「繊維の街・大阪デニムファッションショー」では、大谷亮平と森星がゲストモデルとして400メートル超のランウェイを歩き、大谷は、オールデニムのタキシード姿で観客を魅了した。その後、ステージで行われたスペシャルトークショーに大谷と森が登場。大阪出身の大谷は「大阪人です」と伝え、「母校もここから近いです」と明かした。すると、MCの今田耕司と高校が同じであることが発覚。今田は「大谷さんは昼で僕は夜間でしたけど」と補足しつつ、「同じ同じ!」と驚きの共通点に興奮していた。現在、出演中のNHK連続テレビ小説『まんぷく』の撮影で大阪に滞在しているという大谷は「よく(共演者と)飲みに行ったり、友好を深めています」とにっこり。さらに、グランドフィナーレに登場した際には、「地元でたくさんパワーもらったので『まんぷく』の撮影、頑張れそうです」と語った。同イベントには、お笑いコンビ・ダウンタウン、千鳥も登場。大阪のストリートから誕生し、今年結成20周年を迎えたアーティスト・コブクロによるスペシャルストリートライブや、全国優勝常連の梅花女子大学チアリーディング部レイダースによるパフォーマンスなども行われた。
2018年11月05日「“直美の伯母さん”には、撮影が始まってから出演を報告しました。そしたら、『おお、頑張りや!私もお世話になったからな。○○ちゃんと○○ちゃん知ってるか?』と当時のスタッフさんをあだ名で呼んでいて。『その人たちの本名を教えてください』と話したら、『知らん!』と言われてしまいました……」そう笑って話すのは、NHK連続テレビ小説『まんぷく』でヒロイン・福子(安藤サクラ)の同僚・野呂幸吉を演じている藤山扇治郎(31)。彼は、“昭和の喜劇王”と呼ばれた喜劇俳優・藤山寛美さんを祖父に持ち、伯母はかつて朝ドラのヒロインも務めた女優・藤山直美さん(59)という役者の家系に生まれた。“初舞台”は、歌舞伎役者の18代目中村勘三郎さんとの共演だったという。「祖父と勘三郎さんが懇意な間柄で、小学1年生のときに『お孫さんがいらっしゃるなら舞台に出てみないですか』と勘三郎さんから声をかけていただいて、歌舞伎の舞台に出させていただきました。物心がつくか、つかないかのころから歌舞伎が大好きで……。僕にとっては、ウルトラマンより勘三郎さんのほうがヒーローでしたよ」(扇治郎・以下同)デビューから2年後、直美さんの舞台にも出演するようになる。そのため、学校をよく早退していたという。「先生が『扇治郎くんは3時間目で帰るからいらないよ』と給食費を返してくれていて。それを見て、同級生は『扇治郎の家は多分、家計が大変なんや』って心配してましたね(笑)」家では寝間着でうろうろしていた直美さんを見て、“普通のおばちゃん”というイメージを持っていた、と話す扇治郎。しかし、劇場に行くと、そのイメージは一変したという。「一緒に楽屋入りすると、急に伯母が“女優の目つき”に変わるんです。怒られるとかダメ出しされるわけではないですが、子どもながらに近づきにくいオーラを感じていました。舞台の日、校門まで迎えに来る伯母の姿が、それ以来ものすごく畏れ多い人に見えましたね」高校、大学は学業に専念。しかし、就職活動の時期に「やっぱり芝居がしたい」と思い立った扇治郎は、東京の劇団青年座研究所へ入所した。上京してどっぷりハマっていたのは、寛美さんが出演している松竹新喜劇のDVD。憧れるままに松竹新喜劇へ入団。そして、松竹時代の彼に目をつけていたと話すNHKの真鍋斎さん(『まんぷく』の制作統括)によって、朝ドラに“初抜擢”された。「僕はドラマの中で、福子に缶詰を渡すシーンが多いんですよ。街中を歩いていると、すっかり子どもたちにも『缶詰や~』と話しかけられるほどに、“缶詰キャラ”が定着したようです」
2018年11月05日Suchmos(サチモス)史上初、全国7都市をまわるアリーナツアー「Suchmos The Blow Your Mind TOUR」が2019年3月16日(土)から順次開催。チケットの先行予約は、Suchmosの公式サイトにて、2018年11月5日(月)10:00から受付開始する。「2018 NHKサッカーテーマ」を担当したことが記憶に新しい、日本の6人組ロックバンド・Suchmos。11月に横浜アリーナで行われるワンマンライブ「Suchmos THE LIVE YOKOHAMA」のチケットはソールドアウトで、若者を中心に多くの人気を集めている。2019年にスタートする「Suchmos The Blow Your Mind TOUR」では、静岡・エコパアリーナを皮切りに、宮城・ゼビオアリーナ仙台や北海道・北海道立総合体育センターなど、全7会場8公演を実施。Suchmosにとって初のワンマン公演開催となる地域も含まれている。【詳細】Suchmosのアリーナツアー「Suchmos The Blow Your Mind TOUR」■静岡開催日:2019年3月16日(土)時間:OPEN 17:00 / START 18:00会場:エコパアリーナ料金:6,500円(指定)問い合わせ先:JAILHOUSE TEL:052-936-6041■宮城開催日:2019年3月30日(土)時間:OPEN 17:00 / START 18:00会場:ゼビオアリーナ仙台料金:6,500円(指定)問い合わせ先:ノースロードミュージック TEL:022-256-1000■北海道開催日:2019年4月6日(土)時間:OPEN 17:00 / START 18:00会場:北海道立総合体育センター 北海きたえーる料金:6,500円(指定)問い合わせ先:WESS TEL:011-614-9999■新潟開催日:2019年4月20日(土)時間:OPEN 16:00 / START 17:00会場:朱鷺メッセ 新潟コンベンションセンター料金:6,500円(指定)問い合わせ先:キョードー北陸チケットセンター TEL:025-245-5100■福岡開催日:2019年4月29日(月・祝)⇒メンバーHSUの体調不良のため公演中止。詳細はこちら: 時間:OPEN 17:00 / START 18:00会場:福岡国際センター料金:6,500円(指定)問い合わせ先:BEA TEL:092-712-4221■広島開催日:2019年5月11日(土)時間:OPEN 17:00 / START 18:00会場:広島サンプラザホール料金:6,500円(指定)問い合わせ先:YUMEBANCHI(広島) TEL:082-249-3571■兵庫/神戸開催日:2019年5月25日(土)時間:OPEN 17:00 / START 18:00会場:ワールド記念ホール料金:6,500円(指定)問い合わせ先:清水音泉 TEL:06-6357-3666■兵庫/神戸開催日:2019年5月26日(日)時間:OPEN 16:00 / START 17:00会場:ワールド記念ホール料金:6,500円(指定)問い合わせ先:清水音泉 TEL:06-6357-3666【チケット先行予約】期間:2018年11月5日(月)10:00~27日(火)23:59予約方法:Suchmos公式HPにて実施
2018年11月04日タレントで女優の出口亜梨沙が3日、東京・新宿のブックファースト新宿店で写真集『EXIT』(発売中 3,240円税込 ワニブックス刊)の発売記念イベントを行った。2016年にはNHKの連続テレビ小説『べっぴんさん』に出演、以降はバラエティー番組などに出演するなどマルチに活躍中の出口亜梨沙。現在は関西ローカル『おはようコール ABC』(ABCテレビ)にレポーターとして出演しており、"巨乳すぎるレポーター"と呼ばれて注目を集めている。そんな彼女が初めての写真集をリリース。今年6月に初めて訪れたという台湾でロケが行われ、これまで披露してこなかった大胆ショットにも果敢にチャレンジするなど、意欲に充ちた1冊となっている。出口単独のイベントとしてはこの日が初めてで、多くの報道陣を前にして「すごく緊張しています。全然馴染んでいませんね。皆さん怖いですよ(笑)」としつつ、「初めて出来上がった写真集を見た時は感動しました。本当に出来上がったんだな~という感動と、私のために写真集を出していただいた有り難い感謝の気持ちでいっぱいです」と笑顔を見せた。さらに、「手ブラも撮影しましたし、今回は結構しっとりと大人っぽい感じの写真を撮らせてもらいました」とセクシーな出口が見られるという。お気に入りは「台湾の温泉宿で撮影した写真」とあげて、「服の素材感とシチュエーションがすごく台湾ぽくて、しっとりとした感じに合っているしすごくお気に入りです。表情も切ない感じでいいですよ!」と推した。出口は、88cmのGカップバストを生かしてグラビアでの活動も積極的。「普段はお尻のショットがそんなにないんですけど、今回はちょこちょこ入っています。お尻もちょっと鍛えたらイケるんじゃないかなと思いますよ」と新たな発見も。今後は「大人のエロス枠」を目指すそうで、「橋本マナミさんとかグラビアはすごく大人のエロスがあるじゃないですか。演技もされていてすごいな~と思っています。色んな表情も出せる橋本マナミさんが目標ですね!」とポスト"橋本マナミ"に名乗りを上げていた。
2018年11月03日自分の感情を言葉にできず、泣きわめいたり、怒ってしまったり、物に当たってしまったり……。そんな場面で、保護者のみなさんは子どもにどう接していますか?親の接し方によっては、子どもが余計にストレスを抱えてしまったり、周囲の友だちとのトラブルを起こすきっかけになったりしてしまいます。そしてその積み重ねが、その子のコミュニケーション能力にも影響してくるでしょう。そこで、親としてどんな声がけをし、寄り添うべきか。さらに、子どもの「自己表現」を上手に引き出す方法をご紹介します。子どもの「気持ち」を親が「言葉」にしてあげるボキャブラリーがまだまだ未熟な幼少期の子どもにとって、自分の感情をうまく言葉にすることは難しいこと。しかし他者とのコミュニケーションを考えたときに、自己表現はとても大切なのです。では、気持ちを表現する言葉をどのように引き出していけばいいでしょうか。まず、自分の気持ちを表現するためには、子ども自身が自分の気持ちを知ることが重要です。親は、子どもの様子から気持ちを察知して、その気持ちを言葉にしてあげましょう。「子どもがとても「嫌な気持ち」でいる場合は、「イライラする」「悲しい」「悔しい」「寂しい」のように感情にもさまざまな種類があります。しかし、子どもが自分自身でどのように感じているのかを理解することは難しいです。周りの大人が、話を聞いてあげて、「それなら、その『嫌な気持ち』は『悔しい』ってことだと思うよ」というように、子どもの気持ちを言葉にしてあげましょう。子どもの気持ちに「ラベル」を貼ってあげるようなイメージです。」(引用元:NHKエデュケーショナル|子どもの気持ちを知るヒント「思いを『言葉』で伝えさせる」)このように、子どもが初めての感情に向き合っているときは、親がその気持ちに当てはまる言葉や表現を代弁してあげるのです。すると、子どもが自分の今の感情と言葉をリンクさせて、それを習得することができます。また、このような感情と言葉のリンクを繰り返していると、周りにいる友だちの気持ちも理解できるように。そして友だちが、自分と同じような気持ちをもっていることや、ときに違う気持ちになることがわかるようになります。子どもが言葉を選んでいるとき、親は「待つ」!子どもが自分の気持ちを表現できるように親が代弁してあげることが有効だと紹介しましたが、実は注意点もあります。大人が意図的な代弁をやりすぎてしまった場合、子どもはそうは思っていないのに、親の意見を押し付けられることになってしまうのです。また、自分の望みや気持ちを口に出して伝える前に、何でも大人が代弁してしまったり、叶えてしまったりすると、子どもが周囲の人に自分の思いを伝えようとする意欲が育ちません。もしお子さまが言葉を選んでいるようであれば、「今、この子は一生懸命考えているんだ」と、言葉が出てくるまで待ってあげましょう。大人であっても重要なことを相手に伝えるときは、言葉を選ぶと思います。つい気持ちが焦ってしまうかもしれませんが、「子どもの表現力を育む時間」だと割り切って、ぜひ考える時間を与えてあげてくださいね。この「考える時間」を奪ってしまうと、子どもは考えずに話すようになってしまいます。そしてその癖がついてしまうと、考えること自体が面倒になってしまうかも……。子どもが自分で気持ちを伝えるられるように、親が「待つ」ことはとても大切なのです。子どもが何かを伝えたとき、周囲の大人にしっかりと話が聞いてもらえたという経験は自信につながり、自分の思いを伝えようとする意欲を育てることになります。絵本から豊かな「感情表現」を学ぶもし、自分の言葉選びや表現に自信がない方は、感情表現が豊かな絵本を子どもと一緒に読むなどして、親自身も学んでいくことが有効なようです。たとえば、『どんなきもち?』(西村書店)などは、気持ちを表す言葉がたくさん登場するのでおすすめです。わくわく、びくびく、もじもじ、しょんぼり。むしゃくしゃ、やきもき、うっとり、どきん・・・・。どんな時に、わくわくするのかな。びくびくするって、どういうことかな。怒っていることを伝えるには、どんな言葉があるのかな。(引用元:EhouNaviStyle|「いま、どんなきもち?」 自分のきもちを考える絵本)子どもたちはこの絵本を読みながら、たくさんの気持ちがあることを知ります。「こんなときは〇〇〇という言葉がぴったりだね」など、親子で話し合いながら読んでみましょう。登場する魚たちに共感しながら、自分のもやもやした感情を整理することができるようになるかもしれません。お子さまのお気に入りの絵本にも、気持ちを表す言葉がたくさんあると思います。読み聞かせの際に、「どんなときに〇〇〇って気持ちにななるかな?」など、お子さまと話してみてくださいね。たくさんの言葉を知ることで、お友だちや先生とのコミュニケーションがスムーズになり、園生活や学校生活を今以上に楽しめるようになるでしょう。***最近では、親自身も感情を表現する言葉が貧困になってきていることが問題視されています。「ヤバイ」「マジ」などのボキャブラリーだけでは、複雑な人間の感情を表現することは難しいといいます。まずは、親自身が普段からどんな言葉で気持ちを表現しているのかを見直すことも必要なのかもしれません。子どもが上手に自己表現できるようになるには、小さな頃からの親の接し方や声掛けが影響するようです。子どもの気持ちを察して、事前に言葉選びをしてあげると、今の感情と言葉をリンクさせて習得することができます。もし、言葉選びが難しければ、気持ちについて考えさせる絵本を一緒に読んでみるのも効果的ですよ。文/内田あり(参考)NHKエデュケーショナル|子どもの気持ちを知るヒント「思いを『言葉』で伝えさせる」NHKエデュケーショナル|子どもが自分の気持ちをうまく表現できるようになるには?ベネッセ教育情報サイト|子どもの感情表現を人間的成長につなげる方法PHP Online 衆知|子供の「感情」を育てようEhouNaviStyle|「いま、どんなきもち?」 自分のきもちを考える絵本浦安に住みたい!web|子どもの才能を伸ばすお母さんの接し方その3~”待つこと”と”がまん”が子どもの可能性を伸ばす~ミース・ファン・ハウト作ほんまちひろ訳(2015),『どんなきもち?』,西村書店.
2018年11月03日「スポーツは言葉を発さなくてもコミュニケーションに繋がるということを、バスケをして強く感じました」そう語るのは、主演映画『走れ!T校バスケット部』(11月3日公開)で、初心者とは思えぬプレーを見せている志尊淳(23)。連戦連敗のT校バスケット部に、他校のエースプレーヤー陽一(志尊)が転入。もうバスケはしないと決意していた陽一だが、T校での出会いが彼とチームを変えていく……。3カ月間の猛練習の賜物だという男らしいプレー姿はファン必見だ。今年は、NHK連続テレビ小説『半分、青い。』のボクテ役が話題になったが、ブレークの実感は?「全然ないです。でもいろんな人に『よ、ブレーク俳優』とかいじられて(笑)。もっと活躍している方がいっぱいいるので、やっとスタートラインに立てた気持ち。ここからもっと上にいけるように頑張らなきゃ。仕事を始めたころからそうですけど、これからもひとつひとつ一生懸命にやっていきたいです」(志尊・以下同)忙しくて休みは作品の準備や寝るのに使うというが、少し前には事務所の先輩・城田優(32)と韓国に行ったそう。「出発3日前に『淳ちゃん〇日何してる?』って連絡がきて、空いてますって言ったら『旅行行こう』って。1泊2日で24時間滞在くらいの弾丸旅行でした。あかすりをしたんですけど、僕も優くんも裸で、パンツ一丁のおじさんにあかすりされる謎の光景で。文化の差を感じました(笑)」
2018年11月03日昭和を舞台に、有名落語家・有楽亭八雲(岡田将生)の生きざまを描くドラマ10『昭和元禄落語心中』。そのなかで竜星涼さんが演じるのは、八雲の芸に惚れて直訴し、弟子入りを果たした与太郎。作中では、落語を披露するシーンも登場する。「セリフと落語の両方を覚えるということで、台本をもらう前から“自分との戦いになるな”と思っていました。かなり早い段階から、覚悟を決めて挑んだんです。与太郎も僕も落語をするのは初めて。同じスタートラインから出発できたので、どんどん落語の世界に染まっていく感じは、リアルに演じやすかったです。ただ、僕自身は全部覚えている演目を、役の設定上つかえながら話すなど、崩すのが難しかったですね。役のセリフはすぐに忘れてしまうタイプだけど、落語の演目は別。口が覚えているようで、出だしを言うと自然と続きが出てきます。そういう意味で、与太郎が披露する『出来心』は僕もできるようになりました」演じるうえで大切にしたのが、与太郎が持つ、かわいらしさ。「彼の魅力であるまっすぐな愛くるしさが、ドラマでは原作以上にしっかり見えたほうが面白いと思って演じました。岡田さんも、与太郎のことをかわいい、憎めないと言ってくれて嬉しかったです。怒るシーンなのに、『いや~、怒れないよ』と困っていたのを覚えています(笑)」八雲と、彼を敬い、慕う与太郎の師弟関係も今作の見どころに。「八雲のように一つの芸を磨き続けるということはなかなかできないし、成功した人は大きな孤独を抱えていると思うんです。何かを為すには、何かを捨てなきゃいけない、じゃないですけど…。僕自身、芸を磨くような仕事をしているので、そういう人はカッコいいと思うし、八雲に憧れる与太郎の気持ちに共感します。そんなところも、見てもらいたいですね。きっと、僕のように落語に触れたことがない読者の方もいると思うのですが、まずドラマとして楽しんでほしいです。そのうえで、“同じ演目でも演じる人でこんなに違うんだな”とか、“寄席に行ってみたいな”と感じてもらえたら、僕たちの勝ちかなって思っています(笑)」りゅうせい・りょう1993年3月24日生まれ。東京都出身。海外のコレクションでランウェイを歩くなど、モデルとしても活躍。『アンナチュラル』ほか、ドラマや映画で幅広い役を演じる。『昭和元禄落語心中』落語家の有楽亭八雲(岡田将生)の生涯を中心に、彼をとりまくライバルや弟子など、芸の世界に生きる人々を描く。原作は、累計200万部を突破した雲田はるこの同名漫画。毎週金曜22:00~、NHK総合にて放送中。※『anan』2018年11月7日号より。写真・内山めぐみインタビュー、文・重信 綾(by anan編集部)
2018年11月02日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「外国人労働者拡大」です。頼れる労働力だが受け入れ体制は問題が山積み。日本は少子高齢化が加速し、空前の人手不足です。それを補おうと、政府は外国人労働者へ門戸を広げようとしています。2017年10月現在、外国人の雇用状況は約127万9000人。2016年に100万人を突破し、1年で2割ずつ増え、最多を更新中です。外国人労働者を雇用している事業所数は、全国で19万4595か所で前年より1割以上増。国別の外国人労働者の数は、中国人、ベトナム人、フィリピン人の順に多く、最近とくに増えているのはベトナムとネパールです。円の価値が高いため、これらの国々の人にとって日本の賃金は魅力的なのです。日本に住むには、ビザとは別に「在留資格」が必要になります。留学生や、日本人と結婚をした場合以外は、その人の学歴や職歴により、日本に必要な人材とみなされて初めて資格が取れます。これまでは、大学教授や弁護士など、高度な専門技能を持つ人にしかその資格は与えられませんでした。せっかく日本の大学で学んでも、日本で就職できず帰国してしまうケースも多々。そこで政府は規制を緩和し、日本の大学を卒業した留学生には、在留資格を出すことを検討しはじめています。マンガやアニメ、日本料理などクールジャパン戦略に関連する分野の専門学校卒業生もそこに含まれます。また、単純労働による在留資格は、これまでは認められませんでしたが、深刻な人手不足が見込まれる、介護や建設業、農業、漁業などの職種でも資格が得られる新しい在留資格案が先日発表されました。生活に支障がない程度の日本語ができることを条件に、最長5年まで在留可能。高度な技能を持つ人材は永住許可も検討されています。来年4月の制定を政府は目指していますが、外国人の急激な受け入れ拡大は、問題なのではないかという声も上がっています。たとえば、日本語のできない外国人の子どもは、日本の公立学校に4万3000人以上います(2016年現在)。その数は増え続けていますが、サポートできる体制は整っていません。いまや日本の社会は外国人労働者抜きには回りません。ともに日本で働く仲間として、受け入れる態勢を整える必要があると思います。堀 潤ジャーナリスト。NHKでアナウンサーとして活躍。2012年に市民ニュースサイト「8bitNews」を立ち上げ、その後フリーに。ツイッターは@8bit_HORIJUN※『anan』2018年11月7日号より。写真・中島慶子イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2018年11月02日江波杏子さんが10月27日、肺気腫の急性増悪のため亡くなった。76歳だった。各スポーツ紙によると江波さんは肺気腫を長年患っていたが、これまで日常生活に支障はなかったという。しかし先月26日に体調不良を訴え、緊急入院。翌日の午後、息を引き取った。66年の映画「女の賭場」で演じた女賭博師役が評判を呼び、以降“映画女優”として活躍した江波さん。近年では11年「カーネーション」や16年「べっぴんさん」といったNHK朝の連続テレビ小説にも出演し、お茶の間でもその存在感を発揮していた。あまりに突然すぎる死――。Twitterでは驚きとともに、悲しみの声が上がっている。《一本筋の通った女性が持つ美しさ、凛としたかっこよさ。若い頃もお歳を召してからも実にお美しかった》《語り、表情、所作、美しさ、儚さ、今でも忘れられません》《かっこよくて好きな女優さんでした。残念……》公開されているものでは、今年4月に公開された松坂桃李(30)の主演作「娼年」が最後の映画作品。同作で江波さんは松坂演じる男娼を”買う”老女を演じ、その艷やかな演技が大評判。ファン層をさらに広げていた。実は江波さんにとって、同作はターニングポイントだったようだ。「江波さんは年齢のこともあり、『娼年』のオファーを受けるまで引退を考えていたそうです。しかし同作で濡れ場に挑戦し、女優魂が再燃。仕事に対し、さらに積極的になっていました。亡くなった当時は来年のスケジュールも予定にあったと聞きます。ですからファンのみならず、周囲も動揺が隠せないようですね……」(映画関係者)その姿は、観た者の記憶の中で生き続けるだろう――。
2018年11月02日去る2018年10月27日、名女優・江波杏子さんが肺気腫(慢性閉塞性肺疾患)の急性増悪のため、急逝したことが所属事務所より発表された。76歳だった。1942年10月15日生まれ、1960年公開の『おとうと』で映画デビューを果たし、その後初主演作『女の賭場』が大ヒットとなり、『女賭博師』シリーズとして17本がつくられ大映の看板スターになった江波さん。近年では、「女王の教室」「ごくせん」や連続テレビ小説「カーネーション」「べっぴんさん」などに出演。さらに、松坂桃李主演の映画『娼年』では、舞台版に引き続き上品な老女役で出演していた。この度の急逝に関して、所属事務所は「あまりに突然の出来事に言葉もありません」とコメント。さらに、「肺気腫は長年患っておりましたが、日常生活には差し障りなく女優業に励んでおりました。現に10月22日(月)まで、NHKのラジオドラマの収録をしておりましたし、11月以降から来年にかけて、いくつかのドラマのオファーにもお引き受けすべく、私共スタッフとミーティングも重ねておりました」と明かしている。この訃報にネットでは、「また一人、格好良い女優さんが旅立たれた」「江波杏子さんは、この間まで再放送していた朝ドラカーネーションに出ていたからショック。好きな女優さんの一人」「また一人大好きな女優さんが逝ってしまった」「嘘でしょ… ショック…」といった悼む声が後を絶たない。また、舞台版「娼年」で共演した女優・須藤理彩は、SNSにて共演をふり返りつつ「また成長してお会いしたかったです。ありがとうございます」と悲しみの声を寄せている。なお、江波さんが出演したドラマは今後も放送していく予定だという。素晴らしい演技で多くの人々を魅了してきた江波さん――心よりご冥福をお祈りいたします。・「カラスになったおれは地上の世界を見おろした。」11月10日(土)22時~NHKBSプレミアム・「山村美紗サスペンス 赤い霊柩車37 猫を抱いた死体」11月16日(金)19時57分~フジテレビ・「FMシアター 罵詈雑言忠臣蔵」(ラジオドラマ)12月8日(土)22時~NHKFM・「小吉の女房」2019年1月11日(金)20時~(全8回)NHKBSプレミアム(cinemacafe.net)
2018年11月02日「初対面の印象は鋭くて、温度が低い。強い、堅い。それなのに話すと温かい。引力のように、エネルギーを吸い取られるような…男が男に惚れる、まさにそんな感じでした」昨夏、大杉漣さん(享年66)と初めて顔合わせしたときのことをそう振り返るのは、いま話題の新進俳優・玉置玲央(33)。玉置は、大杉さんにとって最後の主演作で、初めてプロデュースも務めた公開中の映画『教誨師』で映画デビュー。大量殺人者の若者・高宮役を演じている。「教誨師」とは受刑者に対して道徳心の育成、心の救済につとめ、彼らが改心できるように導く聖職者のこと。プロテスタントの牧師・佐伯役の大杉さんは「教誨師」として高宮ら一癖も二癖もある計6人の死刑囚と対峙する。大杉さんの妻で所属事務所『ZACCO』の代表取締役社長だった弘美さんが玉置の出演舞台を見て、大杉さんに推薦。今作の重要な難役に抜擢された。「現場入りするまでは自分なりに準備して高宮という役を考えていたんですが、なかなか掴めなくて。けっこうな数のリハーサルをしても悩んでいたんです。本番直前、前室で漣さんと台本の読み合わせしていたらボソッと『いろいろ考えなくても、心底からやりとりすればそれがお芝居になって役になるから、大丈夫だよ』って。高宮という役柄、映画の初出演……いろいろ気負っていた僕が、その言葉ですごく楽になったんです。自分のやってきたことが、間違いじゃなかったんだ。繰り返せば、いいお芝居ができる。自分の役者人生、キャリアの上でも、漣さんのこの言葉を指針に今後もやっていける、そう思ったんです。今回の撮影では最後まで好きにやらせてくださいました」映画の撮影は1週間程度で終わったという。「クランクアップした日、僕は撮影がなかったので遊びに行ったんです。漣さんはその帰り、車で送ってくれて『このメンバーでいろいろ考えているので、また、どっかでやりましょう』と言ってくださったんです。本当に嬉しかったですね」(C)「教誨師」members今年1月、大杉さんは玉置出演の舞台『秘密の花園』を観に来たという。4月、大杉さんは新国立劇場で舞台に立つ予定だった。玉置も同時期、新国立劇場で別の舞台に出ていることから大杉さんからは「また、そのとき会えるな。帰り、ウチでメシ食べていけばいい」と言われていたという。再会の約束は、残念ながら叶わなかった――。「漣さんは『この人になら一生ついていきたい』と思う役者さんでした。僕の撮影の最終日に、漣さんから新品の手鏡をいただいたんです。昔からずっと楽屋や前室では手鏡を使っていたみたいで。漣さんのお世話になった方が作られたお手製の手鏡で、“漣”って判子も入っていたんです。『僕がこれを渡したのは、光石くんと玲央くんだけだ』って。これは僕の宝物。今も持ち歩いて、舞台のときには必ず使っているんです」そう言って天を仰ぐ玉置。最後に本誌にこんなメッセ―ジを送ってくれた。「この映画はなぜ、生きるのかがテーマです。ご縁があって僕は大杉さんと共演できました。ぜひ、読者の方にも映画をご覧になっていただいて、ご縁をつないでいけたらと思っています」【 玉置玲央(Tamaoki Reo)】1985年、東京都出身。劇団柿喰う客のメンバーとして活躍。高い身体能力を武器に、多数の舞台に出演。近年は映像にも活動の場を広げ、大河ドラマ『真田丸』(16年、NHK総合)『都庁爆破!』(18年、TBS系)などに出演。本作が映画初出演。『教誨師』は有楽町スバル座ほか全国で公開中
2018年11月02日岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「タイアップ曲と自分の曲」です。タイアップ曲は、CMのためにこういう曲が必要とか、ドラマやアニメ、映画に合わせたイメージソングが欲しいと依頼されて作ります。僕は、タイアップの場合は商品だったり、作品だったりにめちゃくちゃ寄せて寄せて考えるタイプです。だから、作ったものにクライアント側からNGを出されることは、比較的少ないかもしれません。そして、もし修正を依頼されても素直に言われたことを聞いて直すタイプです。最初に、アカデミックな曲でと言われ制作したら、「いや、もっと岡崎さんの『MUSIC VIDEO』みたいにハジけたやつ!」と言われ、それ、どっちやねんと思ったことはありますが、それも結局オーダーに沿った楽曲に作り直しました。どちらかというと僕は、自分の中でのダメ出しが多いです。レコード会社に通達するまでもないボツが山ほどあります。そもそも、僕はタイアップで作った曲とアルバムに収録する自分の曲は別のものだと考えています。タイアップ曲は、クライアントに満足していただくことが最優先。自分のアルバム曲は自分のこだわりを追求します。曲が生まれるスタート地点からして違うというのが、僕の中でのタイアップ曲と自分の曲との違いですかね。ミュージシャンの中には、自分が作りたいように作った曲がCMのイメージソングになり得るという素晴らしい才能を持つ方もたくさんいらっしゃいますし、それはそれでお互いにとって幸せなことだと思いますが、僕はちょっと向いてないようです。だから、アルバムも『OT WORKS』というタイアップ曲だけを集めたものを作るなど区別するようにしています。アルバムにタイアップがついた曲がずらっと並んでいると購買意欲が上がるし、初めてのお客さんも「あ、あのCMの曲か」と手に取りやすくなるというのも理解しているのですが、僕はそれをしていません。コアなファンの方に「新しいアルバム、既存曲ばっかりやん」と思われてしまうことが怖いし、僕の場合ネタバレ感があるだろうから、それじゃ面白くないだろうなと感じてしまうんです。せっかく自分の名前のついたアルバムを出すなら真っさらな10曲でお届けしたい。アルバム曲は僕だけのものです。だから、あとからタイアップで使いたいと言われても、それはお断りしますね。うん…。断りますよ。…多分ね。あの、でもそこは使用料次第でポリシー変わるかもしれません。おかざき・たいいくNHK連続テレビ小説『まんぷく』に出演決定。JINRO presents 岡崎体育ホールワンマンツアー「エキスパート」、11/17(土)埼玉・三郷市文化会館から全国7か所にて。※『anan』2018年11月7日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・村田真弓文・梅原加奈(by anan編集部)
2018年11月01日序盤から高視聴率を記録しつ続けている、朝の連続テレビ小説『まんぷく』(NHK総合)。松坂慶子(66)演じる個性的な母や福田靖氏の描く暖かくもユーモラスな脚本などで人気の本作。その中でもネットを中心に注目されているのがヒロインの夫・萬平を演じる長谷川博己(41)だ。「#おいで砲」なるハッシュタグまで生まれるなど、連日“萬平フィーバー”が巻き起こっている。そして、現場でも安藤やスタッフを虜にする長谷川の魅力。そこには、驚くほどの“気遣いぶり”があるという。「安藤さんは昨年出産したばかりで、朝ドラ初の“子育てヒロイン”。撮影のため大阪で娘と2人暮らしをしています。そんな彼女に負担をかけないよう、通常よりも撮影開始時間を早めて『基本的に19時までには終えるように』とのお達しが出ています。そのルールを守るべくチーム一丸となっていますが、誰よりも率先して協力しているのが長谷川さんなんです。というのも時短のためにいちばん「有効なのはNGを出さないことです。そこで長谷川さんは意を決し、『福ちゃんのためにも、NGゼロにする!』と宣言していました」(前出・NHK関係者)しかし、朝ドラといえば台本の台詞が多いことで知られている。その量、なんと民放ドラマの4倍以上とも。NGゼロを有言実行するのは、難しそうだが……。「そんななかで長谷川さんは、5月にクランクインしてから一度もNGを出していないのです。これは、かなり異例のこと。その集中力には、スタッフも共演者も驚きを隠せませんでした。そんな彼につられて、現場の集中力も高まっています。そのため本番でカメラが止まることはほとんどなくなっています」(前出・NHK関係者)さらに長谷川は、育児と撮影の両立で疲れた安藤にこんな“サービス”も!「安藤さんは現場に1歳になったお子さんを連れてくることがあります。その際に長谷川さんは『僕は子供をあやすのが下手なんですよ』と言いながらも、そっと赤ちゃんを抱きよせていました。まさに“リアルおいで砲”です(笑)。彼の細やかな心配りが、現場の和やかな空気を作り出しています。安藤さんも『こんなハッピーな時間はない!って思うくらい楽しい現場です』と語っていました」(前出・NHK関係者)放映前には「皆さんを幸せにできるような作品に」と語っていた長谷川。すっかり長谷川に魅了されてしまった今、早くも“萬平さんロス”が怖いかも!?
2018年11月01日「『まんぷく』が始まってからというもの、寝ても覚めても長谷川さんのことを考える日々です。『あぁ、安藤さんになりたい……』と何度思ったことかわかりません」(40代・女性視聴者)10月1日より放送開始された朝の連続テレビ小説『まんぷく』(NHK総合)。視聴率は連日20%超えを記録し、既に大ヒットの兆しを見せている。なかでも注目を集めているのが、長谷川博己(41)だ。ヒロイン・安藤サクラ(32)演じる福子の夫・萬平役で、真面目だけどどこかちゃめっ気のある天才発明家を好演している。冒頭のようにこの長谷川の役どころに魅了される視聴者が後をたたない。ツイッターでは、“萬平萌え”現象が連日巻き起こっているのだ。《急に萬平さんが気になりはじめた!》《朝から何回もリピートしてしまう!萬平さあああん!》《すべての男性に萬平さんを見習ってほしい!》しっかりしているけど、どこか守ってあげたくなる雰囲気。そんな長谷川にとって、今回の萬平はまさにはまり役のようだ。「一途に安藤さんを想う姿に、みんなメロメロです。10月23日放送回では、萬平が福子を『おいで』と抱き寄せるシーンが話題になりました。それまで福子には敬語で頼りなかったのに、急に見せた男らしさに視聴者も大興奮。ネットでは『おいで砲』と呼ばれ、ちょっとしたブーム状態です。そんな長谷川さんの演技が『まんぷく』の高視聴率を支えているのは間違いないでしょう」(ドラマ評論家)社会現象といえるほど視聴者を惹きつける長谷川。実は現場でも“萬平萌え”の炎が燃え上がっているという。「女性スタッフはすっかり虜になっています。再来年の大河ドラマでも主役を務めるなど超売れっ子の長谷川さん。それなのにまったく偉そうな素振りを見せず、スタッフにも優しく接してくれるんです。さらに全国各地から取り寄せる差し入れも好評で、その心配りのおかげで女性スタッフたちの士気も上がりまくり。みんなから“ハセヒロ”の愛称で親しまれています」(NHK関係者)そんな長谷川に、“妻”の安藤も例外なく魅力されていた。現場では、まるで長年連れ添った夫婦のような仲睦まじい姿が目撃されている。「長谷川さんは安藤さんと初共演ということもあって、クランクイン当初はよそそよしく“安藤さん”と呼んでいました。それが今や、カメラが回っていない場所でも劇中と同じように“福子”と呼んでいます。最近も安藤さんが『イケメンなのに言うことがおじさんですね』と冗談を言うと、長谷川さんが『18歳を演じたときも可愛かったですが、おばあちゃん姿も可愛いですね』と返答。お互いにからかい合った後、いっしょに笑っていました。実は安藤さん、もともと長谷川さんのファンだったんです。撮影が終わって私服になった長谷川さんを見て、『カッコいい!』と黄色い声を上げていました」(前出・NHK関係者)こうした雰囲気が滲み出ているような二人の演技が人気を呼んでいるのだろう――。
2018年11月01日