俳優の井浦新が20日、都内で行われた「島ぜんぶでおーきな祭 第10回沖縄国際映画祭」(4月19日~22日)の概要発表会見に出席。映画『ニワトリ★スター』(公開中)で共演した俳優・成田凌とのエピソードを語った。特別上映作品の『ニワトリ★スター』で主演を務めた井浦は、クランクインの10日前から、成田とアパートで2人だけの共同生活をしたと話し、「映画の世界の人になっていく10日間。入った時からから標準語禁止で、わからなくても関西弁でしゃべり続けた。ダメな2人なんで、どうしようもない日々を過ごしてそのまま撮影に入りました」と説明。「一線越えているところもたくさんあった」と冗談めかして話した。井浦は、たくさんの芸人とともに映画祭に参加する心境を聞かれると「光栄です」と答え、「今、みなさんの真ん中に立たせていただいて本当すいません」と恐縮。そして、「沖縄映画祭も初めての参加になるのでとても楽しみにしていますし、桜坂劇場などご縁がある場所もあるので楽しみです」と当日への期待を語り、芸人とうまく絡めそうか聞かれると「勉強させていただきます。よろしくお願いします」と芸人たちにあいさつした。会見には、宮川大輔、NON STYLE、鉄拳、シソンヌのじろう、ブラックマヨネーズの小杉竜一、野性爆弾のくっきー、ガンバレルーヤのよしこ、宮川たま子、岡崎朋美、かりゆし58の前川真悟、島袋寛子らも出席。司会はガレッジセールと木佐彩子アナが務めた。2009年にスタートした同映画際は、春の沖縄を代表する総合エンタテインメントの祭典。10回目となる今年は、4月19日~22日の4日間、那覇市、北中城村などで開催する。期間中は映画の上映のほか、舞台挨拶、レッドカーペット、お笑いライブ、音楽ライブ、ファッションショーなど、バラエティに富んだイベントを開催する。
2018年03月20日お笑いコンビ・ピースの又吉直樹による芥川賞小説『火花』が、2016年のドラマ化、2017年の映画化に続き、今度は『火花 -Ghost of the Novelist-』として舞台化。しかも原作者である又吉と観月ありさがともに本人役で出演するというトリッキーな設定ときた。そこで又吉と観月の2人にインタビューし、舞台への意気込みについて聞いた。『火花』は、なかなか芽が出ない若手芸人・徳永と、彼が惚れ込んだ先輩芸人・神谷との交流を軸に、お笑い業界の栄光と挫折を描く青春ドラマ。舞台版で興味深いのは、小説『火花』の世界と、現実に存在する作者・又吉直樹と女優・観月ありさの世界を交錯させる二重構造により、『火花』の魅力を改めて掘り下げていく点だ。舞台を演出するのは、『ダウンタウンのごっつええ感じ』や『笑う犬の生活』など数多くの人気バラエティ番組を手がけてきた共同テレビのプロデューサーで演出家の小松純也氏。キャストは観月、又吉のほか、『弱虫ペダル』や『おそ松さん on STAGE』の植田圭輔や、NON STYLEの石田明らが出演する。――まずは、今回のオファーを受けた時の感想から聞かせてください。又吉:最初に『火花』が舞台化されると聞いた時は「ああ、そうなんだ」くらいの軽い気持ちでしたが、その後、出演を打診された時は、自分の書いた作品に出るという恥ずかしさとともに、プロットに対して「これは面白そうだな」という気持ちの両方がありました。今までは原作者という立場での参加でしたが、今回は自分も出演するということでそこは少し立ち位置が違うし、また、原作に光を当ててもらえるからうれしいなとも思いました。観月:まず『火花』という作品で又吉くんから声をかけてもらえたこと自体がうれしかったです。前々から「何かあったら声をかけてね」と言っていたけど、社交辞令じゃなく、ちゃんとオファーしてくださったんだなと。だから、観月ありさ役じゃなくても、やらせていただきたいと思いました。○又吉直樹、観月ありさが2人とも本人役で出演――脚本を読まれて、どう思われましたか?又吉:僕は原作者・又吉直樹として「どういう意図で『火花』を書いたのか?」と問われていく構造です。どこまで小松さんが計算されているのかわからないけど、すごく複雑な構造が面白そうなことになっています。観月:本人役というのは初めてでしたが、脚本はとても面白くて、すらすらと楽しく読めました。『火花』のお話に付随して、私たち2人のストーリーが上手く絡んでいくんです。ある時は俯瞰で『火花』という物語を見ながら、ある時は『火花』の中に女優として入り込みながら、いろんな距離感で『火花』を見ていくという感じでした。又吉:観月さんは一番複雑な役ですよね? 観月ありさとして出演しているけど、他に劇中のヒロイン2役も演じているから。観月:そうなんですよ。自分の役を演じるのも初めてだったから、どうしようかなと思いましたが、他にも劇中に登場する2役を演じています。――観月さんが又吉さんに「なぜ小説『火花』を書いたのか?」と尋ねるシーンがあるそうですが、実際にその答えが明確に描かれるのかが気になります。又吉:それは今回小松さんが設定した1つの大きなテーマやと思うんです。役として僕がその問いに答えるかどうかはわからないけど、約2時間の芝居を観終わった後、観てくれた人が「おそらくこういうことやったんやろ」と、何か1つ感じられる作りにはなるんじゃないかと思っています。それを早い段階で、僕が口頭で言ってしまうのは違うと思うので、そういうことではなく、だんだん答えが立ち上がってくる物語になっているのかなと僕自身は思っています。○観月ありさが又吉直樹に愛の告白!?――劇中で、観月さんが又吉さんに「愛してる」とささやくシーンがありますね。又吉:ふふふ。そうなんですよ。まだ、通し稽古が始まってないんですが、楽しみですね。観月:台本に「愛してる」とか「ぎゅっとする」とか書かれていて。全然知らない人だったらあまり抵抗がないんですが、又吉くんとは知り合ってから何年も経つので、台本を読みながら「けっこう恥ずかしいな」と思いました。又吉:そうですよね。僕も今回、観月さんと舞台で共演するというのは、バラエティ番組でご一緒するよりもすごく緊張します。――今回の舞台をやることで、原作者として小説との距離感は変わったりしますか?又吉:そうですね。「ここはこういうふうに解釈してくれたんや」「ここはこういうことやったんや」と、あとから自分自身も気づかされる部分がありました。原作者と言っても、作品のことをすごくわかっているわけではないので。書いたのは僕やけど、なぜ書いたのか?という答えみたいなものは完全に出てない部分がありますし、それをやりながら考えられる作りになっているのかなと。○複数の肩書きを持つ2人――おふたりとも、いろんなジャンルの肩書きをもってらっしゃるという共通点がありますね。又吉:僕はそんなにやっていることは変わらないです。芸人として普段からコントも自分で書いてますし。でも観月さんは、女優、歌手、モデルという3つのジャンルはぜんぜん違いますよね?観月:でも、表現するという意味ではすべて同じです。私からすれば、小説を書けること自体、すごいことだと思います。又吉:いや、表現というところでは根本が一緒なのかもしれない。小説を書くのは体力がいるなあと思いますが、実在しない人物に架空の台詞を言わせるのはコントに近いといえば近いし。観月:いやあ、私はすごいと思いますよ!――最後に、これから舞台を楽しみにされているファンの方へのメッセージをお願いします。又吉:原作と同じものをやろうということではなく、原作に迫るために必要な仕掛けが施されたものになっています。そこに注目して観てもらえたらと。観月:やはり又吉くんご本人が出ていることが大きいですね。実際、又吉くんは何を思ってこの描写を描いたのだろうと思って原作を読まれた方も多いと思いますが、今回は私がご本人にそのことをずけずけと聞いていくわけです。そこが『火花』ファンの方には味わい深いところだと思います。舞台『火花 -Ghost of the Novelist-』は、3月30日~4月15日に東京・新宿の紀伊國屋ホールで上演。■プロフィール観月ありさ1976年12月5日、東京都出身。子役モデルを経て、1991年ドラマ「もう誰も愛さない」で注目される。同年、初シングル「伝説の少女」で、日本レコード大賞新人賞を受賞。女優としてドラマ「ナースのお仕事」シリーズや「斉藤さん」シリーズに出演し、人気を博す。近作は主演ドラマ「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」(17)。モデル、テレビ、映画、舞台、バラエティ番組などで幅広く活躍中又吉直樹1980年6月2日、大阪府出身。お笑いコンビ・ピースのボケ担当。2010年、キングオブコントで準優勝し、M-1グランプリで4位に。芸人活動と併行して、エッセイや俳句など文筆活動も行い、2015年の中編小説「火花」で第153回芥川龍之介賞を受賞。2017年には長編小説「劇場」を発表。現在、大河ドラマ「西郷どん」に徳川家定役で出演中観月ありさ衣装クレジット:ブラウス、パンツ=PINKO/PINKO JAPANピアス、リング=アガタ パリ/アガタ ジャポン
2018年03月19日この春第2弾が放送されるSPバラエティー「おたすけJAPAN」から「NEWS」の小山慶一郎、「KAT-TUN」の中丸雄一らが3月15日(木)放送の「VS嵐」に参戦。ムロツヨシと芳根京子をプラスワンゲストに迎えた「嵐」チームと熱戦を繰り広げる。本番組は「嵐」が旬なゲストたちを迎え、スタジオ内に設置されたアトラクションゲームで対戦するバラエティー番組。今回のゲストチームは3月21日(水・祝)に放送されるSPバラエティー「おたすけJAPAN」から番組MCを担当する小山さんと中丸さん、そして小山さんと同じ「NEWS」から増田貴久、さらに安藤美姫、遼河はるひ、有名トレーナーの山口絵里加といったメンバー。対して「嵐」チームはプラスワンゲストとして、こちらも3月21日(水・祝)より全国にて公開される『ボス・ベイビー』で吹き替えを担当している俳優のムロツヨシと女優の芳根京子が参戦。豪華なメンバーによるバトルが展開する。「嵐」に「NEWS」に「KAT-TUN」と3グループのメンバーが揃った“ジャニーズ対決”はもちろん、安藤さんや山口さんら身体能力抜群の女性アスリートたちの好プレーも見もの。また今回は円形のレールの上に設置されたイスに乗って追いかけっこする特別対決「追いかけっこJAPAN」も行われ、シンプルながら奥深い駆け引きを要する対決に一同大興奮。特に“安藤さんVSムロさん”の対決では追いかける側のムロさんのプレーに安藤さんが思わず悲鳴を上げるほど。対決の合間には「嵐」メンバーと小山さん、増田さん、中丸さんによる貴重&爆笑ジャニーズトークも。今夜も見どころだらけの1時間だ。小山さんと中丸さんがMCを務め、増田さんらも出演する「おたすけJAPAN」は世界の国々で困っている人の役に立とうと、日本が誇る一流の技術者や職人が現地へ行き、さまざまな困難に見舞われながらも、問題を解決していく、ワールドワイドなドキュメントバラエティー。昨年6月に放送された第1弾の好評をうけ第2弾が決定した。ムロさんと芳根さんが吹き替えを担当した『ボス・ベイビー』は見た目は“赤ちゃん”、中身は“おっさん”のベイビーが活躍するCGアニメ。ボス・ベイビー役をムロさん、ボス・ベイビーに振り回される兄のティム役を芳根さんが吹き替え、宮野真守、山寺宏一、乙葉、「NON STYLE」石田明らも声優を務める。「おたすけJAPAN」は3月21日(水・祝)19時~フジテレビ系で放送。『ボス・ベイビー』は3月21日(水・祝)より全国にて公開。「VS嵐」は3月15日(木)19時~フジテレビ系で放送。(笠緒)■関連作品:ボス・ベイビー 2018年3月21日より全国にて公開© 2016 Dreamworks Animation LLC. All Rights Reserved.
2018年03月15日「嵐」が旬なゲストたちを迎えてアトラクションゲームなどで対戦するバラエティ「VS嵐」。その3月8日(木)今夜放送回に、「Hey! Say! JUMP」知念侑李と中川大志、小松菜奈ら映画『坂道のアポロン』チームが参戦。「嵐」と熱戦を展開する。今回参戦する『坂道のアポロン』チームは「必殺仕事人」シリーズなどのドラマから最近では『金メダル男』『忍びの国』などで映画にも進出。先日公開の『未成年だけどコドモじゃない』も好評の知念さん。『四月は君の嘘』や大河ドラマ「真田丸」などで注目を集めると、昨年は『きょうのキラ君』『ReLIFE』で主演を務め、放送中の「賭ケグルイ」も話題となっている中川さん。衝撃的な『渇き。』での演技が高く評価され『近キョリ恋愛』や『黒崎くんの言いなりになんてならない』といった“胸キュン”系から洋画『沈黙 -サイレンス-』まで幅広く活躍する小松さん。さらに「逃げるは恥だが役に立つ」や『不能犯』の真野恵里菜、『僕等がいた』や「トットちゃん!」などの山下容莉枝、『聖の青春』や「隣の家族は青く見える」も好評の野間口徹を加えた6名。一方の「嵐」チーム側にはプラスワンゲストとして「NON STYLE」が参加する。前回、あまりの楽しさに「またやりたい!」と「嵐」が熱望していた特別対決<バラ嵐>が再び登場!出された質問にどれだけバラバラの回答ができるかを競う対決だが、初挑戦の知念さんも「めちゃくちゃ楽しいですね!」と大興奮。そんな中、相葉雅紀がとある質問へ出した衝撃的すぎる答えに、嵐は腹筋崩壊!?そのほか、人気アトラクション<クリフクライム>に知念さんと中川さんが挑戦。ジャニーズ屈指の運動神経を誇る知念さんは、これまで<クリフクライム>に関して何度も挑戦しているため自信を見せるとともに「前回を超えていかなきゃ」と自らにハードルを。果たしてプレーの結果は!?熱戦の合間には、プラスワンとして登場のノンスタ井上裕介の、禁断のスマホの中身を公開。観客から悲鳴が上がった、想像の斜め上をいく井上のスマホの中身とは!?見逃せない放送になりそうだ。本番組同様に見逃せないのが、3月10日(土)より全国東宝系にて公開される映画『坂道のアポロン』。知念さん演じる孤独な青年・薫が転校先の高校で、中川さん演じる誰もが恐れる不良・川渕千太郎、小松さん演じる千太郎の幼なじみの迎律子と出会い、一生ものの友情と恋、そして音楽と出会い、自らの人生を切り開いていく10年を描くもの。今回ゲスト出演した6人のほか松村北斗、中村梅雀、ディーン・フジオカらも共演する。知念さん、中川さんのフレッシュパワーに嵐はどう立ち向かうのか?「VS嵐」は3月8日(木)今夜19時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2018年03月08日お笑いコンビ・NON STYLEの石田明が7日、都内で行われた映画『ボス・ベイビー』(3月21日公開)のブルーカーペット&ジャパンプレミアに、ムロツヨシ、芳根京子、乙葉と共に出席した。石田明イベントでは、ボス・ベイビーの部下に扮したスーツ姿の子役がスタッフとしてお手伝い。キャストにマイクを手渡ししたり、MCを務めたり、一生懸命に役割を果たした。4人はメロメロの様子で、昨年8月に双子の女の子が誕生して2児のパパとなった石田も「かわいい」と目を細めた。そして、MCに挑戦した女の子から「この映画は愛情の奪い合いという深いテーマも描いていますが、実際に双子のお父さんである石田さんはどう感じましたか?」と聞かれると、石田は「双子は両方かわいいんですよね。どっちか選べって言われたら無理。奪い合う事はできないですよね。愛情というのは分かち合うものだと思いますよ」と双子のパパ目線で意見。石田の答えに女の子が笑顔を見せると、その可愛さに「持って帰ろうかしら」とつぶやいた。また、学生からの質問に答えるコーナーで"理想のボス"像を聞かれると、石田は「私の理想のボスはよしもとクリエイティブ・エージェンシーの社長。とても素敵なボス」とぎこちない表情で答えて笑いを誘い、ムロも「ウソついている顔」とツッコミ。その後、石田は「何かを立ち上げる覚悟がある人は素敵やなって思いますし、おのずと仲間が集まっていく気もするので、その一歩目を大事にする、仲間を大事にするボスがいいんじゃないですかね」と真剣な意見も語った。
2018年03月07日映画『ボス・ベイビー』(3月21日公開)のブルーカーペット&ジャパンプレミアが7日、都内で行われ、吹き替えキャストのムロツヨシ、芳根京子、乙葉、石田明(NON STYLE)が出席した。ユニバーサル・スタジオとドリームワークス・アニメーションが初タッグを組んだ同作は、見た目はキュートな赤ちゃん、中身はおっさんの"ボス・ベイビー"が、7歳の少年・ティムの弟としてやってきて騒動を巻き起こすコメディ。日本語吹替え版で、主人公ボス・ベイビー役をムロ、ボス・ベイビーに振り回される兄・ティム役を芳根、ティムの両親役を乙葉と石田が演じた。イベントでは、ボス・ベイビーの部下に扮したスーツ姿の子役がスタッフとしてお手伝い。キャストにマイクを手渡ししたり、MCを務めたり、一生懸命に役割を果たした。4人はその姿に「かわいいね~」と終始笑顔で、ムロは「超かわいい。すっごい笑うの」と女の子の笑顔にメロメロ。女の子がステージからすぐに帰ろうとしないと、「いいよーそのはけ方、似てるよ」と自分との共通点をうれしそうにツッコんだ。学生からの質問に答えるコーナーもあり、挫折しそうなときにどう乗り越えたらいいかと聞かれると、ムロは「挫折してでもやるやり方を見つけるのがいいのかなって、42歳のおじさんは思いました」とアドバイス。続けて芳根が「一緒に頑張れる仲間がいると強くなれるのかなと思いました」と話した後、ムロはさらに「これからは一人じゃ成し遂げられないいろんな物事がやってきますから、いろんな人に甘えることも増えてくると思います。この映画にもそれが描かれています」と語り、「なんていいまとめ方したんだろう」と自画自賛して笑いを誘った。
2018年03月07日女優の観月ありさが2日、東京・新宿の紀伊國屋ホールで行われた舞台『「火花」~Ghost of the Novelist~』(新宿・紀伊國屋ホールにて3月30日~4月15日、大阪・松下IMPホールにて5月9日~12日)の制作発表会見に、原作・出演の又吉直樹(ピース)、共演の植田圭輔、石田明(NON STYLE)、脚本・演出の小松純也氏とともに出席した。同作は、第153回芥川賞を受賞した又吉の初純文学作品『火花』が初舞台化されたもので、観月と又吉は本人役で出演。原作者・又吉が『火花』を語り始めたところに、女優・観月ありさが現れて又吉を抱きしめ、又吉を愛しているという観月は、その愛と引き換えに「『火花』を私にください」とお願いし、作者・観月が小説の世界をなぞりつつ、歪めつつ、又吉の原作世界の核心をあぶり出してゆく。会見では、共演者に気になることを聞くという企画が行われ、又吉に「演技中に本当に照れるのやめて!!」とクレームを入れた観月は、「今回、積極的な役で、まったん(又吉)を抱きしめたり、『好き』って言ったりするんです。それを稽古中に無防備な状態でやるので、毎回、目が合うと、すごく照れた顔をしているんです。すごくやりづらい!」と吐露。これに又吉は「観月ありささんに抱きしめられたり、『好き』って言われて笑わん奴がおったらおかしいでしょ」と反論し、「僕は又吉役なので、又吉に忠実にやっています」と言い訳を続けて笑いを誘った。対して又吉は、観月に「もっと、話した方がいいですか?」と質問。2人はプライベートでも仲がよく、"まったん"、"みづねえ"と呼び合う仲だそうで、又吉は「プライベートでも呼んでいただいて、一緒にご飯を食べたり、みんなで飲みに行ったりするんですけど、だいたい僕は隅っこのほうで観葉植物のようにいて、"もう次は呼ばれない"って思うんですけど、それでも定期的に呼んでくださるんです」と明かすと、観月は「いつも様子を伺いながら"まったん大丈夫かなあ"って見ているんです。親心です」と温かい眼差しを又吉に向けた。なお、自身の小説が、ドラマ化やコミック化、映画化や舞台化されたことについての思いを聞かれた又吉は「本が好きで、再読をするんですけど、読むたびに違う話に見えてくるのが本の面白いところだなと思います。(映像化や舞台化され)『火花』も違う読み方を見せていただけているなという感覚がすごくあって、『火花』がどんどん立体的になって、意図していなかったところまで掘り下げていただいて嬉しいですね」と声を弾ませた。
2018年03月02日見た目は“赤ちゃん”、中身は“おっさん”のベイビーが活躍する『ボス・ベイビー』。このほど、はじめは対立していたボス・ベイビーとその兄ティムが初めて結束を誓うシーンの映像がシネマカフェに到着。“身に覚えがある”というムロツヨシからのコメントも到着した。見た目は思わず頬ずりしたくなるキュートな赤ちゃん、なのに中身は人使いが荒く、口の悪いおっさんが、弟として家にやってくるところから始まる本作。日本語版では、そんなボス・ベイビー役をムロさん、ボス・ベイビーに振り回される兄のティム役を芳根京子が務め、大人になったティム役に宮野真守、兄弟の両親が務める会社のCEO、フランシス・フランシス役に山寺宏一、さらにティムの両親役で乙葉と「NON STYLE」石田明が声優を務めることでも話題。そんな中、到着したのは、出会った日から対立してきたボス・ベイビーとティムが、ある目的を達成するためには、兄弟が仲良くしている姿を両親に見せる必要があると気づくシーン。ティムはボス・ベイビーにある提案をしようとするも、口から思うように言葉が出てこない。果たして、ティムからの提案とは一体なんなのか?ボス・ベイビーはその提案を受け入れるのか?徐々に親密になっていく2人の様子が微笑ましくも、今後の展開に期待高まる内容となっている。このシーンについて、兄弟がいるムロさん自身も身に覚えがあるようで、「兄弟仲は良くも悪くもなかったですが、たまに力を合わせるときがあるんです。親や祖父母の帰りが遅い時に『晩飯をどうするか』っていう共通の目的ができたときの兄弟の結束感はすごかったですよ! それが今回、映画と同じだなと思いました。僕の場合は晩飯だったんですが、いまでも忘れません。ちなみにそのときは、温かい素麺でした」と、映画と照らし合わせながら明かしている。『ボス・ベイビー』は3月21日(水・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ボス・ベイビー 2018年3月21日より全国にて公開© 2016 Dreamworks Animation LLC. All Rights Reserved.
2018年02月25日話題作に次々と出演する成田凌さんは、まさに“今”の空気感をまとった俳優の一人。ひょうひょうとしたイメージとは裏腹な演技に対する熱い思いを語ってくれました。――モデルと俳優業では、どんな違いがありますか?成田:モデルの仕事は、たくさん写真を撮った上での、ベストな一枚が雑誌に載ります。でも、映像の場合は一瞬だけでなく、動きの流れを撮られるので、ずっとカッコつけていなくていいわけです。だからこそ、生っぽさや人間らしさを伝えることができる。両者のあいだには距離感があるし、僕にとっては、まったくの別ものですね。でも、自分の表情や動きで表現をするという点は共通しているし、それは、すごく楽しいです。――これからやってみたいことはありますか?成田:主役です。主役を演じる人間でありたいです。今はまだ、作品の中の1ピースだと思っているので。――というのは?成田:今は若いからだったり、これから注目されるかもしれないと期待していただき、選んでくださっているところが大きいと思っています。それに対して、満足してもらえる数値は出せる自信はありますが、そうではなく、もっとちゃんと責任や苦労を背負って演じたい。でないと、いつかダメになる気がするんです。だからこそ、本当の意味で自分を選んでもらえたと思える人との出会いや仕事は嬉しいし、ありがたいと思うんです。――いい意味でユルい空気感をまとっている方だと思っていたので、意外なハングリーさに驚きました。成田:いやいや。先輩の結婚式で、目を閉じて30秒ちょうどでストップウォッチを止めるというゲームをやったんですが、僕、46秒でしたから。ものすごくユルいですよ。ぴったりで止めて「持ってる~!」って言われたかったんですけどね(笑)。――主役になるためには、どうするのでしょう。成田:いい作品、いい人間と出会えるように努力をして、ちょっとずつでも頑張っていくしかないです。それにしても、僕は、なかなか芽が出ない…。――俳優としてもモデルとしてもキャリアを積み重ね、活躍している成田さんは、私たちからすると十分、芽が出ていると思いますが。成田:だって、同世代でもっと注目されている役者はまだまだたくさんいるじゃないですか。でも、僕はなかなか芽が出ない。さっきも外で撮影をしたけど、誰も反応してくれなかったですから。おかしいな、きっと僕には何かが足りないんですね。ああ、本当に売れたい!「もっと売れたい」と書いておいてください。注目の人に話を聞くという企画に出ていながら、言うことじゃないですけどね(笑)。なりた・りょう1993年11月22日生まれ。埼玉県出身。2013年より『MEN’S NON‐NO』(集英社)の専属モデルとして活動中。’14年にフジテレビNEXTのオリジナルドラマ『FLASHBACK』で俳優デビューを果たし、以後、数々の映画やドラマ、CMに出演。現在は、NHK連続テレビ小説『わろてんか』で北村隼也役を務めている。カーディガン¥17,000(メティキュラスニットウェア)パンツ¥21,000(ニードルズ)共にネペンテス TEL:03・3400・7227Tシャツ¥25,000(リデウ)シューズ¥74,000(カレッジ)共にアメリカンラグ シー新宿フラッグス店 TEL:03・5366・5425かなた狼監督が手がけるバイオレンスファンタジー映画『ニワトリ★スター』では、秘密裏に大麻を販売している雨屋草太(井浦新)とともに、自堕落な生活を送る楽人を演じる成田さん。裏社会と関わったことをきっかけに不穏な空気が漂い始める、二人の運命の結末とは…?3月17日全国順次公開。※『anan』2018年2月28日号より。写真・笠井爾示(MILD)スタイリスト・伊藤省吾(sitor)ヘア&メイク・宮本 愛インタビュー、文・重信 綾(by anan編集部)
2018年02月25日『逃げるは恥だが役に立つ』などのドラマや、『キセキ―あの日のソビト―』、声優を務めた『君の名は。』など、数多くの話題作に登場して存在感を放つ成田凌さん。まさに“引っ張りだこ状態”の彼が、「どうしても演じたかった」と切望したのが、映画『ニワトリ★スター』の星野楽人(らくと)役。――楽人に強く惹かれたのは、なぜですか?成田:この役を演じられる人はずるいし、同世代のほかの人が演じていたら嫉妬するなと思ったんです。楽人は粋がっているけど弱い人。人生から逃げ、名前のとおりラクに生きています。でも、人って、誰でもラクなほうへ行こうとするものじゃないですか。それを、とことんまで行ききっていて、こんな自堕落になれるやつはいないと思ったし、そういうところに魅力を感じました。自分から監督に出演したいと言ったので、芝居を見てもらって決まったときは嬉しかったですね。でも、撮影が始まってからは大変だった。かなた(狼)監督が本当に怖いんです。たとえば、「恥ずかしいことって何?」と聞かれて、ないと答えたら「裸になって踊れ」と言われるんですよ。それで、高校生のときに踊ったことのあるAKB48の振りをやってみせたりしました。とあるシーンでは、瞳孔が開いてないからと撮影前に走らされたりもした。今、思い出しただけでもしんどいです。でも、そこまでした甲斐のある役だと思っているし、ずっと大切にしたい作品になりました。映画が公開されたら、監督に「僕でよかったでしょ」って言ってあげたいですね(笑)。――今回の役もそうですが、欲しいものは自ら取りにいくタイプなのでしょうか。成田:幼い頃から欲しいものにはすごく貪欲だったんですよ。それもあって、欲しいものは絶対に手に入れたいという性格になりました。でも、そういうふうに、自分が望むものごとに対しては、わがままでいたいと思っています。――撮影が終わった後も、なかなか役が抜けなかったと聞きました。成田:演じているというより、楽人を生きさせてもらっているという感覚でいたことが大きいと思います。役を引きずり、自分ではなく彼としての感情を出してしまっていましたね。だから、今は人に会えないと思って、2週間ずっと引きこもってカレーを作って食べていました。撮影の後半からは役作りで飯も食っていなかったので、終わったら何を食べようかということばかり考えていたんですけど、カレーでした。でも、“役を引きずった”というのは、あらためて言葉にすると恥ずかしい。役者としては、言わないほうがいいですね。――もともと、役者になりたいと思っていたのですか?成田:昔から目立ちたがり屋で、人前に出たいという気持ちは、ずっとあったと思います。子供の頃からコントとかしていましたしね。でも、誰かを楽しませようとか、喜んでほしいと思ってやっていたわけではありません。目立ちたがり屋って、人のことも自分のことも考えず、ただ“目立ちてぇ”ってだけ。その場の快楽のことしか考えてないんです。ただ、今年のお正月に地元に帰って先輩の結婚式に出席したんですけど、目立ちたがり屋しかいなくて、自分は全然だなって思いました。兄貴なんて、式の間ずっと立ってるんですよ。カラオケとかに行っても座らない。家でも目立ちたがりますから。意味わからないですよ。母も少し目立ちたがり屋だし、親父もアフロヘアの時代があったから、血なんだと思います。うちで何かがあっても、周りからは「成田家だからね」で終わるような家族です。――目立つ方法はいろいろあると思いますが、なぜ役者を?成田:古着屋でバイトをしていたときにスカウトされたんですが、最初は俳優をやるつもりはありませんでした。マネージャーさんの口車にのせられて(笑)、気がつけば話が進んでいたという感じです。――それなのに、初めて演技をした作品では主演を務めています。成田:おかしいな、不思議だなと思っていたし、とにかく必死でした。これで飯を食っていくんだなと、ゆっくりと覚悟をしていったことを覚えています。それからもう4年ですか…。早い!怖い!最近、俳優をすることが怖いというモードに入ったんです。仕事をするにつれ、自分のいる世界の怖さみたいなものが見えてきたというか…。以前はそんなことなかったんですけどね。このあいだ、昔『MEN’S NON‐NO』の企画で書き初めをしたページを見たら、「何も恐れない」って書いてましたからね。しかもド派手なオレンジ色のタートルネックを着て笑ってた。でも、今の僕に足りないのはこれだなと思ったんです。――どういうところに恐怖を感じているのでしょう。成田:世間が言うことを恐れて、尖ったことが何もできなくなっちゃうことですね。観て、何かわからないけど、食らって帰るというショッキングな体験をする『ニワトリ★スター』のような作品ができなくなってしまうことです。僕はそういう体験を大事にして生きていきたいし、言葉にしたらもったいない感情もあると思っているので。でも、一方で、言葉にして伝えることの大切さも、仕事をするなかで実感しています。――インタビューは、まさにそうですよね。成田:本当に、うまく言葉にすることができないんですよ。そういうときに、役者に向いてないなと思います。だから、『ニワトリ★スター』の取材で(井浦)新さんと一緒だったときは楽でしたね。「そう!」って頷くことばかりでしたから。ずっと、「そう、そうそうそう!」って言って生きていければいいなって思いましたね。――ほかにも役者に向いてないと思うことはあるのでしょうか。成田:映画でもドラマでも、一作品に一日だけ頭が真っ白になって、セリフが出てこない日があるんです。本当に不思議なんですが、必ずやってくる。その真っ白な一日には「もうダメだ」って思いますね。でも、前のように作品を撮り終わったら熱が出るということはなくなりました。僕、弱いんです。すぐに心をやられて体に出ちゃう。お腹もすぐにくだす。このあいだ、新しいマネージャーさんがついたんですが、何よりも先に、「お腹が弱いから、牛乳買ってと言われても買っちゃダメだよ」ってチーフのマネージャーさんから引き継ぎがされていましたから(笑)。しんどいし、なんで俳優をしているかはわからないけど、楽しいんです。幸福なんでしょうね。最近、兄貴が仕事を変えてカッコよくなったんです。ほかの人もそう言っていて、本人も「朝、ちゃんと起きられるようになった」と言っていて、いいなと思った。でも、同時に、僕も仕事が楽しいなと気づいたんです。――追い込まれることが好きなのですか?成田:嫌いです。でも、大変なほうが「頑張っていて自分エラいぞ!」って思えるじゃないですか。逆に、現場がすごく楽だったり、撮影がスムーズに進んでいくと不安になります。幸せが続くと「どうしよう」ってなるというか…。俳優は、たくさんのセリフを覚えるという宿題を毎日、死ぬまでやっていく。それは大変な作業だけど、だからこそ、いい作品が完成したときには嬉しいわけです。きっと、学校での小テストのために一生懸命に勉強をして100点を取る人って、こういう感覚なんでしょうね。なりた・りょう1993年11月22日生まれ。埼玉県出身。2013年より『MEN’S NON‐NO』(集英社)の専属モデルとして活動中。’14年にフジテレビNEXTのオリジナルドラマ『FLASHBACK』で俳優デビューを果たし、以後、数々の映画やドラマ、CMに出演。現在は、NHK連続テレビ小説『わろてんか』で北村隼也役を務めている。カーディガン¥17,000(メティキュラスニットウェア)パンツ¥21,000(ニードルズ)共にネペンテス TEL:03・3400・7227Tシャツ¥25,000(リデウ)シューズ¥74,000(カレッジ)共にアメリカンラグ シー新宿フラッグス店 TEL:03・5366・5425かなた狼監督が手がけるバイオレンスファンタジー映画『ニワトリ★スター』では、秘密裏に大麻を販売している雨屋草太(井浦新)とともに、自堕落な生活を送る楽人を演じる成田さん。裏社会と関わったことをきっかけに不穏な空気が漂い始める、二人の運命の結末とは…?3月17日全国順次公開。※『anan』2018年2月28日号より。写真・笠井爾示(MILD)スタイリスト・伊藤省吾(sitor)ヘア&メイク・宮本 愛インタビュー、文・重信 綾(by anan編集部)
2018年02月24日映画『ボス・ベイビー』(3月21日公開)で、タレントの乙葉とお笑いコンビ・NON STYLEの石田明の吹き替えシーンが20日、公開された。ユニバーサル・スタジオとドリームワークス・アニメーションが初タッグを組んだ同作。見た目はキュートな赤ちゃん、中身は人使いが荒く口の悪いおっさん"ボス・ベイビー"が弟として家にやって来たら・・・という物語。日本語版では、ボス・ベイビー役にムロツヨシ、ボス・ベイビーに振り回される兄・ティム役に芳根京子、大人になったティム役に宮野真守、兄弟の両親が勤める会社のCEO、フランシス・フランシス役に山寺宏一。さらに、先日行われた日本語吹き替え版完成報告会見でティムの両親役が、乙葉と石田に決定したことが発表された。このたび公開された、乙葉と石田の吹き替えシーンでは、ある日突然、黒いスーツに身を包み、ブリーフケースを片手に持った赤ちゃんが弟として家にやってきたことで、ティムがパニック寸前に。「知らない奴なのに信用できない!」「うちを乗っ取る気だ!」と両親に訴えかけるが、ボス・ベイビーの可愛さにメロメロになっている両親は耳を傾けようとしない。「お前もこの子のことをよく知れば、この子への愛で心がいっぱいになるさ!」と窘められるも「なるもんか!」とボス・ベイビーを睨めつけるティム。果たして、この赤ちゃんは一体何者なのか。実際にもママとパパである乙葉と石田のリアル(!?)な演技に思わずほっこりする内容になっている。アフレコ時を振り返り、乙葉は「実際もママなので、ママとしての気持ちを考えながら演じさせていただきました。自分の実生活を照らし合わせながら演じさせていただいたので、とても楽しかったです」とコメント。石田は「子どもが生まれたばかりで、まだ2カ月なんですよ。うちは双子ですが、本当にしょっちゅう焦っているので、だからその焦っている感じは出ているんじゃないかと思いますね」と語った。(C) 2017 DreamWorks Animation LLC. All Rights Reserved.
2018年02月20日『熱海殺人事件 CROSS OVER 45』が、2月17日に東京・紀伊國屋ホールで開幕。それに先駆け、公開ゲネプロと囲み取材が行われ、味方良介、木﨑ゆりあ、α-X’sの敦貴と匠海、NON STYLEの石田明が登壇した。【チケット情報はこちら】つかこうへいが1973年に文学座に書き下ろした代表作「熱海殺人事件」。その45周年上演となる本作は、演出を岡村俊一が手掛け、昨年はじめて木村伝兵衛部長刑事を演じた味方が引き続き同役を務めるほか、水野朋子婦人警官を木崎ゆりあ、犯人・大山金太郎をWキャストで敦貴と匠海(公開ゲネプロには匠海が出演)、富山から来た田舎の刑事・熊田留吉を石田という布陣で上演される。囲み取材で、味方は「45周年ということでかなり気合いが入っているとともに、稽古を通して、このメンツなら絶対に勝てるという確信があります。ぜひたくさんの人に観てもらい、『「熱海殺人事件」ってすげーな』『演劇っていいな』と思ってもらえるように精一杯やっていきます」と熱くコメント。木崎は「この作品に出会えてよかったと心から思っています。観に来てくださる方にもそう思ってもらえるように、しっかり届けられたら」と笑顔。Wキャストで出演する敦貴は「歴史ある作品に貢献できるよう全力でがんばります!」、匠海は「僕にしかできない大山金太郎をやろうと思っています!」と共に緊張を漂わせる。石田は「この中で私はダントツ年上で踏んできた場数も違うので、羽生(結弦)くんばりのノーミスで届けたいです。そのくらいの気持ちでみんなを引っ張っていけたら!」とキャスト達を笑わせる。稽古を振り返り、木崎が長台詞への苦労を明かすと、味方は「稽古開始当初は正直、『これ完成するのかな』と思ってましたけど、長台詞をきちんと使いこなして、意味を捉えながら発するパワーを感じて。稽古って裏切らないんだなと学びました」と語り、石田も「ここ1か月は(稽古後も)ずっと舞台の話をしていた。それがちゃんとカタチになってる」と自信をのぞかせた。公開ゲネプロでは、取材でも「これだけまっすぐな目をして台詞を言えるこの力は、なかなか見られない」(味方)、「『熱海殺人事件』の一番きれいなところを表現してるんじゃないか」(石田)と語られたように、若い木崎と匠海が全身全霊の体当たりで熱演。味方と石田の深く熱い芝居と絡み合い、このメンバーだからこそ浮かび上がる戯曲の魅力を見せつけた。「50年、100年とこの作品が続いていくように、僕らがつかさん、岡村さんの想いを背負って、最後の最後までたくさんの人に愛を届けられたら」(味方)という本作は、3月5日(月)まで東京・紀伊國屋ホールにて上演中。取材・文:中川實穗
2018年02月19日全米で『美女と野獣』を抑えて初登場第1位、全世界で約540億円を稼ぎだした『ボス・ベイビー』(8月29日付BoxOfficeMojo調べ)。本日2月7日(水)、本作の日本語吹き替え版の完成披露報告会が行われ、ボス・ベイビー役のムロツヨシ、ティム役の芳根京子に加え、乙葉、石田明(NON STYLE)、山寺宏一が駆けつけた。多くのマスコミが集まった会場のザ・ペニンシュラ東京ザ・ギンザボールルームに、主人公の“おっさん赤ちゃん”ボス・ベイビー役を演じたムロさん、ボス・ベイビーのお兄ちゃん・ティム役を演じた芳根さん、兄弟の両親が務める会社のCEOフランシス・フランシス役を演じた“レジェンド”山寺さんが登場。テレビ初公開の本編映像を交え、アフレコ秘話をじっくりと語った。また、今回の場をもってボス・ベイビーとティムのママ役を乙葉さん、パパ役を石田さんが務めることが発表された。ムロツヨシ、“ボス”役だけに「1人だけ偉そう」?今回の“ボス”役にふさわしく、ちょっと豪華な椅子を用意されていたムロさんは「1人だけ偉そうに見えていませんか?」と恐縮しながらも「普段真ん中に座ることに慣れていないのですが、あいつ調子に乗ったなと思われますので、“用意されたもの”だとちゃんと書いてくださいね!」と、ユーモアたっぷりにマスコミ陣に弁明し、「主演も吹き替え声優も初めての経験でしたが、楽しくお届けできればと思っています!」とコメント。ドラマ「海月姫」でも注目の芳根さんは「初めての吹き替え声優ということでとても緊張したのですが、楽しく収録できました!本日はよろしくお願いします」とキュートに挨拶し、乙葉さんは「実際もママということで想像力を働かせながら演じました!」と続いたが、石田さんは「今回のオファーは本当に嬉しかったんですが、僕をシークレットにする意味がよくわからなくて…。でも、実際にも新米パパなので普段の感じを出せたかなと思います!」と挨拶。また、山寺さんは「CMでナレーションを務めさせていただいたときから、なんて可愛らしい! と思っていましたが、作品を拝見して想像を超える面白さで最後はグッとくる本当に素晴らしい映画でした!」と語り、それぞれの個性が光る挨拶から幕を開けた。“新米パパ”ノンスタ石田のアフレコには実感たっぷり!次に、完成したばかりの日本語吹き替え版から吹き替えシーンがお披露目!プライベートで双子の女児が誕生したばかりの石田さんは、アフレコ時をふり返り、「僕はまだ6か月の子どもがいるんですが、うちの子は本当に快便で頻繁にオムツを変えるんです。なので、オムツー!と叫ぶときの必死感は出せたと思っています!」と新米パパなりに自信満々にコメント。乙葉さんが「赤ちゃんの頃はもう10年前なので、すごい懐かしいですね。必死になっていた頃を思い出しながら演じていました」と明かすと、2人の吹き替えシーンを観たムロさんは「優しいお父さん、お母さんといった感じで非常に心地良い!いくらでもわがままいってもいいだろうといった風な雰囲気を纏っていますね!」とボス・ベイビーらしく称賛。また、今作では、ティムに聴かせる子守歌として「ビートルズ」の「ブラックバード」を歌うシーンに挑戦した2人だが、石田さんは「歌難しいんですよ…実は歌だけ撮りなおしがありました(苦笑)最後は色んな技術を駆使して仕上げていただきました!」と激白。乙葉さんは「昔(藤井隆と)夫婦で子どもに歌を歌っていたときもあったのですが、今回は練習に付き合ってくれました(笑)」と明かしてくれた。ムロツヨシ、アドリブを入れ過ぎて怒られる!?続いては、山寺さん演じるフランシス・フランシスのシーン。『シュレック』をはじめ数々のドリームワークス作品でも声を担当してきた山寺さんは、その魅力について尋ねられると「僕の知っている限りでは、映像は世界最高峰の素晴らしさがあることはもちんのこと、散々笑わせた後に最後に感動させるんですよね。この作品についてもそうですが、最後の感動はこれまで以上かと思います!」と太鼓判。今回ボス・ベイビーと対立していくキャラクターの役作りについては、「本国ではスティーブ・ブシェミという方が演じられていて、僕はこの方の声優をいままで2回くらい経験しているのですが、とても表情豊かな個性的な演技をされる方で、僕も彼に負けじと演じました!」と明かすと、ムロさんは「初めての会話のシーンで、山寺さんの声を聞きながら収録したんですけど、吹き替えじゃなくて、そのキャラクターそのものなんですよ!!」とレジェンドの仕事ぶりに圧倒された様子。「やってみて初めてそのすごさを痛感しました。僕はずいぶん口数多くアドリブを入れてしまったりしてよく怒られたんですよね…。本当におべっかではなく、良い勉強をさせていただきました」と感心しきり。そんなムロさん演じるボス・ベイビーと、芳根さん演じるティムのシーンも満を持して登場。以前は“先生”と“生徒”として共演経験のある2人だが、今回は兄弟役。「まさか弟になるとは思っていなかったです(笑)ムロさんの声を聞いて笑いながら演じていました」と芳根さんが明かすと、一方のムロさんは「正直、少年役というのはどうなのよと半信半疑だったんですけど、この子はまだ伸びしろあるなと思って感服しましたね」と“先生らしい”コメントで会場は爆笑に。山寺宏一から太鼓判!「いま『海月姫』にハマっていて」ともに吹き替え初挑戦となった2人には、大ベテランの山寺さんも大絶賛。ムロさんについては「いま最も勢いのある俳優さんのおひとりであり、コメディアンとしての才能ももっていらっしゃるわけですが、初めてとは思えない素晴らしい演技を披露されていました」とコメント。1日1ボス・ベイビーというくらいアフレコを練習し、「どうしても身体を動かしたくなってしまうので、収録中はしょっちゅうガニマタになっていました」と明かした芳根さんについては、「僕、いま『海月姫』にハマっていて(笑)」と山寺さん。「女性が男性の声を演じるのは簡単ではないのにも関わらず、パパママが大好きなことが本当に伝わるような演技をされていて最高でした!」と評価すると、2人とも「すごい光栄!」「すごい嬉しいです」とそれぞれに喜びの表情を見せていた。さらに、“ボス”になるために奮闘するボス・ベイビーにちなみ、「子どものころに思い描いていた“なりたいもの”って何でしたか?」と質問された芳根さんは、「2、3歳の頃はパンダになりたかったんです!よくパンダのお面もつけていて、なれると信じていました」と“珍回答”。一方のムロさんは「プロ野球選手になりたかったです」と語りつつ、「でも中2の頃に書いた文章に、表舞台に立つ人になるといったようなことを書いていたんですが、その頃に思い描いていた夢は叶っているのかなと思います」と回答。しかし、ムロさんがこれまでの流れとは打って変わって真剣に語ったため、会場の雰囲気がやや静まり返ることに…。ムロさんは「これ求めてないですね?すみません!」とすかさず切り返し、会場は笑いに包まれた。そして最後に、ムロさんが「この映画は、1人の少年がお兄さんになっていく物語であり、1人の男が地位や名誉ではなく、家族を選ぶようになる物語です。大人は懐かしさと共に大切な何かを思い出すと共に子どももきっと心に残るものが必ずあると思います。大人も子どもも親子でもカップルでも、みんなで観て楽しんでほしい」と挨拶。ムロさんを中心とした小気味の良いトークに、終始笑いの絶えないイベントとなった。『ボス・ベイビー』は3月21日(水・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年02月07日舞台『熱海殺人事件 CROSS OVER 45』が2月17日(土)、東京・紀伊國屋ホールで開幕する。舞台「熱海殺人事件」CROSS OVER 45」チケット情報つかこうへいの代表作『熱海殺人事件』の45周年を記念した本作は、演出を岡村俊一が手掛け、木村伝兵衛部長刑事を味方良介、水野朋子婦人警官を木崎ゆりあ、犯人・大山金太郎をWキャストでα-X’sの敦貴と匠海、富山から来た新任の刑事・熊田留吉を石田明(NON STYLE)という布陣で上演される。昨年に引き続き、木村伝兵衛を演じる味方に話を聞いた。「今年はより木村伝兵衛という役の重さを感じています」と語る味方。「去年はどこかがむしゃらな部分もあって、『俺が木村伝兵衛をやるんだ』という気持ちが前に出ていたし、『若さで勝負するんだ』という気持ちがあったけど、今年はそれが取り払われて。もっとこの役と向き合っていかなければ、もっと本質で向き合っていかなければ、『熱海殺人事件』という本を僕が理解して、全部を回していかなければって。そう考えると、これほど大変なことはないなと感じますね」と、昨年初めて木村伝兵衛を演じ、その中でただひとり、続投で出演する意味や役割を全身全霊で受け止める。石田や木崎、敦貴、匠海との共演には「異種格闘技戦」的な魅力を感じているという。「まず自分の部下役に石田さんがいるって、これほど怖いことはないです。圧倒的な芝居スキル、心を持ってる人なので。稽古してても泣かされそうになるんですよ。伝兵衛なのに、やばいやばい負ける負ける、みたいな。強力な仲間だけど一番のライバルです。ゆりあちゃんやα-X’sのふたりには、稽古場で『あ、新しい空気が入ってきた』と感じています。初舞台だったりもするので、純粋な部分がやっぱりあって。役者ってどうしても計算でやる部分があるんだけど、そうじゃない生のもの、わからずにやってるからこそ出てくるものがあるんですよね。それに心が動かされる瞬間があります。このカンパニーの新たな『熱海殺人事件』ができると思います」この作品には表面上の物語とその奥にある想いという構造があるが、観るうえで準備は必要か聞いてみると「もちろん本質を知って欲しいという気持ちもあるけども、でも『なんかすげーもん観たな』と思って欲しいんですよね。『すげーことやってんな』『自分たちにはできないな』と思ってもらえればもらえるほど、僕は嬉しい。だから前情報なしでいいと思います。その中で気になったらもう1回足を運んでもらって、誰かひとりだけを観てみたり、人間模様を観察してもらうとまた楽しめると思う。無理に話を理解しよう理解しようと思って観ると、置いてかれちゃいますから!」。公演は2月17日(土)から3月5日(月)まで東京・紀伊國屋ホールにて。取材・文:中川實穗
2018年02月05日東京各地のビンテージセレクトショップが一堂に会するフリーマーケット「RAW TOKYO」が、東京・青山の国連大学前広場で行われるFarmer’s Market @ UNUを会場に2月3日と4日に開催。“-Designers x Designers-”をテーマにデザイナー物の古着や、デザインされた商品などにスポットを当てる。会場ではAO、Aquvii、bedsidedrama、diddlediddle、GILET、Ironico、JUN OKAMOTO、LCDD、miske、my panda、NON TOKYO、POTTENBURN TOHKII、POURTON DE MOI、rikolekt、RIVERMADE、SKIN、sneeuw、sou-mu、spoken words project、STATICE、STOF、YEAH RIGHT !!、Youmolaughの人気デザイナーブランドによる、2日間のみの合同サンプルセールをラウンジスペースにて開催。各ブランドのアイテムが約50%〜80%オフになる貴重な機会。他にも古着からはKINSELLA、end vintage、Angie LaLa Vintage、SOUVENIR、Tokyo LA、flower 原宿など、プロダクトショップからはAquvii、陶 にしやま、8EIGHT、Botanic Green、Watts JIYUGAOKAなど多数のショップが出店。さらにラルフ ローレンの移動式カフェ「RALPH’S COFFEE TRUCK」も登場し、ドリップコーヒー(税込500円)、エスプレッソ(税込400円)、アメリカーノ(税込500円)、ラテ(税込550円)、カプチーノ(税込550円)など各種ドリンクを提供。その他のフードショップは東京オムレツ、野毛山カレー食堂、YaadFood、CUMR FOOD TRUCK、4日のみ赤ねこが出店する。なお、同イベントは3月3日と4日、4月7日と8日の開催も決定している。【イベント情報】RAW TOKYO会期:2月3日〜2月4日会場:国連大学内中庭住所:東京都渋谷区神宮前5-53-70時間:11:00~17:00入場料無料
2018年02月02日つかこうへいの代表作として上演され続けてきた「熱海殺人事件」の45周年公演『熱海殺人事件 CROSS OVER 45』が2月17日(土)に開幕する。その公開稽古と囲み取材が行われた。舞台『熱海殺人事件 CROSS OVER 45』チケット情報つかこうへいが1973年に文学座に書き下ろし、以降、東京・紀伊國屋ホールを拠点に“春の風物詩”と呼ばれるほど再演を重ねられてきた「熱海殺人事件」。2010年につかが亡くなった後も“つかこうへい復活祭”として紀伊國屋ホールで上演され続ける作品だ。今年はその45周年を記念し“CROSS OVER 45”と銘打ち、演出を岡村俊一、木村伝兵衛部長刑事を味方良介、水野朋子婦人警官を木崎ゆりあ、犯人・大山金太郎をWキャストでα-X’sの敦貴と匠海、富山から来た刑事・熊田留吉を石田明(NON STYLE)というメンバーでつくりあげる。公開稽古では、稽古が白熱しすぎてボロボロ(!)という服装で登場したキャスト陣が冒頭から15分ほどのシーンを披露。木崎は大人の恋心を秘めた婦人警官を体当たりで演じ、石田は未熟な若手刑事を笑いも織り交ぜながら繊細につくりあげ、Wキャストで(公開稽古では途中交代で出演)恋人殺しの犯人を演じた敦貴と匠海は圧倒的な透明感で新たな大山像をみせた。そして昨年、馬場徹と並び史上最年少の24歳で木村伝兵衛を演じた味方は、より圧倒的な存在として場の空気を動かし、“CROSS OVER 45”ならではの『熱海殺人事件』をみせつけた。稽古後の囲み取材では、味方が「新たなメンバーと、45年間の想いを背負いながら僕らの『熱海殺人事件』をつくれたら」、石田は「ひとり、お笑いですけど、この歴史のある作品の名を汚さないようにがんばりたいです」、木﨑は「AKB48を卒業して初の仕事がこの舞台でよかったなとすごく思っています。心強い先輩方もいらっしゃいますし、自分もがんばらなきゃと思うような後輩たち(敦貴・匠海)もいるので。やりがいがあって楽しいです」と笑顔。敦貴は「同じグループのメンバーとWキャストで演じることができて幸せですし、ライバル心を強く持って取り組みたい」、匠海は「僕にとって初舞台ですが、敦貴には負けたくないので精一杯がんばります!」と意気込む。石田が「この舞台は変な人しか無理ですから。ひと癖もふた癖もないと台本に食われちゃう!」と話す本作。コメディタッチな演出に質問が及ぶと味方が「実はその裏に何があるのか、僕らの台詞の裏に何があるのか、ということに気づくと、メッセージがすごく詰まっていて。表だけで探っていくと見つからない部分、この人はなんでこんなこと言うんだろう、こんなことやっているんだろうっていう部分がある」と解説する場面も見られた。公演は2月17日(土)から3月5日(月)まで東京・紀伊國屋ホールにて。撮影・取材・文:中川實穗
2018年02月01日お笑いコンビのNON STYLE井上裕介(37)が1月23日にスマホゲームアプリ『ノンスタ井上の壁ドン無双』をiOS版、Android版ともに発売。ファンの間で話題となっている。 井上はTwitterで「新しいアプリが出ました。」とツイート。これは、プレイヤーが井上を操作して女の子に「壁ドン」をするゲームで、経験値を稼いでステージクリアを目指す。「壁ドン」シチュエーションは7つ以上。ステージをクリアするごとに井上の恋が進んでいき、ボーナスステージには相方の石田明(37)も登場する。クリアしたストーリーだけではなく、実際に井上の壁ドンを見ることも出来る特典もあるという。 現在、App Storeのカスタマレビューでは、4.5★、Google Playで3.4★の評価がされており、なかなかの高評価となっている。 相方の石田もTwitterで「なんだこの地獄のようなアプリは…。1億害あって1利なしだな。」と井上に壁ドンされ嫌がっている自身の写真とともにアップしている。 ファンは「石田さん目当てでインストールしました!!」「石田ファンには駄目でした石田くんバーションだったら…」「こんなに嬉しくない壁ドンが…」「井上さんのこと好きでいる人には凄くうれしいです。」「全てクリアした。めちゃめちゃキュンキュンした。」「本当にされたいー」「やってますよ!意外と面白いです笑」など賛否両論の反応を見せている。
2018年01月24日1月19日、お笑いコンビNON STYLEの石田明(37)が自身のTwitterを更新。ピースの又吉直樹(37)が芥川賞を受賞した小説『火花』の舞台版に出演することについて報告した。 石田はTwitterで「あっ!解禁に乗り遅れた。『火花 -Ghost of the Novelist-』上演決定」と明かした。天才芸人・神谷役を石田、徳永役は俳優、植田圭輔(28)が演じる。主演は女優の観月ありさ(41)が務め、又吉自身も本人役で登場する。 舞台版『火花』の公式ホームページでは出演者のコメント動画が公開され、石田は炎上覚悟でと前置きをした上で「打倒!桐谷健太!!」とコメント。映画版『火花』で同じ神谷役を演じた俳優の桐谷健太(37)へのライバル宣言をし、「責任は又吉がとります」と付け加えた。 これに対しファンは、「おー!めっちゃめちゃ面白そう」「個人的には、テレビでの火花が一番好きだけど、舞台も見てみたいな」「楽しみにしています!!!」「凄いですね頑張ってください☆♪」「マジっすか!!大阪上演バンザイ絶対に行きますー!!」と反応を見せている。 舞台は東京公演は紀伊國屋ホールにて3月30日~4月15日、大阪公演は松下IMPホールにて5月9日~5月12日まで上演される。
2018年01月19日「第153回芥川賞」を受賞したお笑いコンビ・ピースの又吉直樹の初純文学作品『火花』が舞台化されることが19日、明らかになった。女優の観月ありさが本人役で主演を務め、又吉も本人役で出演する。又吉直樹観月ありさ2016年のドラマ化、2017年の映画化に続き、初の舞台化が決定。舞台では、『火花』原作者・又吉のところに女優・観月ありさが現れ、「『火花』を私にください」とお願い。作者・観月が小説の世界をなぞりつつ、歪めつつ、又吉の原作世界の核心をあぶり出してゆく。そして、並行して展開する原作の物語で、芸人・徳永と先輩・神谷の関係やコンビが破たんを迎えると、観月の物語世界も破たん。小説の世界と「作者」の世界は交錯し、同時にクライマックスを迎える。又吉は「映画やドラマ、マンガなど、いろいろな形にしていただきましたけど、今回の舞台がもしかしたら一番斬新で、『火花』に新しい光を当ててくれるんじゃないか。より『火花』の内面に踏み込めるかもしれない」と期待。親交のある観月の出演に「嬉しいというか、光栄ですね。でも、怖さもあります。凄い人ですからね」、自身の出演についても「なるほどな、というか。自分が呼ばれた理由がわかりましたね。凄く面白い仕掛けだなと思いました」と心境を明かした。観月は、本人役での出演に「女優さんの役は前からやりたいと思っていたので嬉しいです。でも、観月ありさ本人のようであって本人ではない。女優さんの役という不思議なシチュエーションなので、面白く演じられるように頑張りたい。ドラマや映画版とは違った舞台ならではの面白さも伝えられるように頑張りたい」と意気込んでいる。観月、又吉のほか、漫才コンビ・スパークスの徳永役に俳優の植田圭輔、徳永が弟子入りする先輩・神谷役にお笑いコンビ・NON STYLEの石田明を起用。脚本執筆と舞台演出は、劇作家としての出自を持ちながら『ダウンタウンのごっつええ感じ』など数多くのバラエティ番組制作に携わる共同テレビプロデューサー・演出家の小松純也氏が務める。舞台『「火花」~Ghost of the Novelist~』は、3月30日~4月15日に東京・新宿の紀伊國屋ホールで上演(4月2日、9日は休演日)。植田圭輔石田明
2018年01月19日お笑いコンビ・NON STYLEの井上裕介(37)が8日、自身のツイッターを更新。高校三年生のときの写真を公開したところ、’17年にアパ不倫が報道された俳優・袴田吉彦(44)に似ていると話題を呼んでいる。 成人の日ということで、井上は「成人式の写真が見たいと言われたので探してみたのですが、見つからなかったので、高校三年生の時の写真!!」と笑顔でピースしている写真をアップ。「この頃僕は若かった」と青春時代を振り返った。 現在よりも痩せていて、凛々しい眉と切れ長の目がどことなく袴田を彷彿とさせるのか、ファンたちは「アパ不倫の方に似てる」「袴田さんの若い頃ですか?」とコメント。そのほかにも「ちょっとイケメンw」「昔の方が断然かっこいい」という声が上がっている。
2018年01月08日昨年1月にアップされた「2017年注目の若手俳優は、この10人だ! 『ただのイケメン』ではなく演技を追求するプロフェッショナルたち」が好評だったことを受けて、今年も同様の企画にトライ。国民的俳優への可能性を秘めた10人の若手を厳選紹介していく。セレクトの基準は、最近の出演作品で見せた演技と、今後出演予定が発表されている作品のラインナップ。『ひよっこ』(NHK)、『過保護のカホコ』(日本テレビ系)の好演で大ブレイクした竹内涼真に続くのは誰なのか?○昨秋に絶賛を集めた3人の若手俳優1人目は、昨秋のドラマで若手俳優最大のインパクトを残した遠藤健慎(17)。『明日の約束』(フジテレビ系)で連ドラ初出演ながら、物語の軸となる高校生・吉岡圭吾を演じた。毒母(仲間由紀恵)の支配、学校でのイジメ、バスケ部員を脅迫、不登校、スクールカウンセラーへの失恋、不可解な死……。シリアスな世界観の中、これほどの難役を演じ切ったことで、視聴者・業界関係者の双方から絶賛を集めた。今年は映画『ミスミソウ』に出演するほか、さらなる飛躍は間違いない。金子大地2人目は、同じ『明日の約束』でバスケ部キャプテン・長谷部大翔を演じた金子大地(21)。圭吾の死に苦しめられたほか、喫煙やネット動画騒動で追い込まれながらも、少しずつ成長していく姿を真摯に演じた。出演シーンこそ少ないものの、昨年はドラマ2作、映画6作に出演し、順調なステップを踏んでいるという段階。キャリア約3年にしては出演作が多く、イケメンぞろいの芸能事務所・アミューズの中でも期待値は高い。学生役を超えて刑事などの職業役への挑戦もありえるだろう。渡邉剣3人目も『明日の約束』でバスケ部員を演じた渡邉剣(21)。もともと「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」出身で『動物戦隊ジュウオウジャー』(テレビ朝日系)を経た正統派イケメンであり、事務所の先輩である向井理に続く存在となるか。今春は『花は咲くか』で映画初主演を飾り、「美大生で18歳年上男性に引かれる」という難しい役に挑む。何度となく『くりぃむクイズ ミラクル9』(テレビ朝日系)に出演するなどバラエティ対応も可能であり、露出はさらに増えそうだ。○菅田将暉とのかけ合いが話題の演技派中尾暢樹4人目は、同じ『動物戦隊ジュウオウジャー』で主演を務めた中尾暢樹(21)。昨年は初ドラマとなった同作を2月まで演じたあと、『人は見た目が100パーセント』(フジテレビ系)、『あいの結婚相談所』(テレビ朝日系)に連続出演し、秋には主演映画『一礼して、キス』も公開されるなど充実の一年となった。イケメンぶりを生かした胸キュン系映画だけでなく、スポーツやピアノもOKの万能派だけに、幅広いジャンルの作品でその姿を見られるだろう。5人目は、昨年の大河ドラマ『おんな城主 直虎』(NHK)の小野万福(亥之助)役で、菅田将暉と息の合った演技を見せた井之脇海(22)。さらに、朝ドラ『ひよっこ』(NHK)でも向島電機コーラス部の指導者役を演じて、ブレイクへの足がかりを作った。古風な顔立ちから時代物の出演が多いと思われがちだが、『午後の紅茶』CMのような学生役もこなせる万能型。昨年は『帝一の國』をはじめとする映画7作に出演し、バイプレーヤーの最前線に手が届くところまで来ている。6人目は、今春スタートの朝ドラ『半分、青い』(NHK)でヒロイン・楡野鈴愛(永野芽郁)の弟・草太を演じる上村海成(20)。これまでは『テニスの王子様』『男水!』など舞台経験を重ね、小柄ながら身体能力の高さで知られている。朝ドラでは「行動派の姉にそっと寄り添う弟」という女性ウケしそうなキャラだけに、人気沸騰の可能性は高い。『渇き。』『俺物語!!』『ちはやふる』と大型映画の現場経験を武器に、一気のブレイクなるか。○ジャニーズの新星と「モノが違う」2世7人目は、ジャニーズ事務所のアイドルグループMr.KING・平野紫耀(20)。これまで2014年に深夜ドラマ『SHARK』(日本テレビ系)で主演を務めた以外は舞台中心の活動だったが、今年は『honey』『ういらぶ。』で映画連続主演を果たす。平祐奈と桜井日奈子をヒロインに迎えてのピュアなラブストーリーだけに、胸キュン映画の主演俳優として強くアピールすることになるだろう。さらに4月クールに連ドラ出演の噂もあり、次世代ジャニーズのトップまで待ったなし。宮沢氷魚8人目は、宮沢和史の長男であり、昨秋『コウノドリ』(TBS系)で俳優デビューを果たしたばかりの宮沢氷魚(23)。いきなり綾野剛、星野源、大森南朋、吉田羊ら主演クラスの俳優と共演することになったが、堂々とした演技を披露。今年1月からは『トドメの接吻』(日本テレビ系)で、乗馬クラブに所属するセレブ学生を演じる。「MEN’S NON-NO」(集英社)モデルのスリムな体型に、アメリカ人とのクォーターかつバイリンガルだけにハマリ役の可能性は高い。父親譲りの美声も含め、すでに大物のムードが漂っている。寛一郎9人目は、同じ2世俳優の寛一郎(21)。父親に佐藤浩市、祖父に三國連太郎を持つサラブレッドであり、昨年映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』で鮮烈なデビューを果たした。同作では山田涼介、村上虹郎との幼なじみ3人組をみずみずしく演じたほか、祖父の盟友・西田敏行とも共演。さらに、映画『心が叫びたがってるんだ。』でも中島健人、芳根京子ら同世代の先輩俳優と共演することで刺激を受けた。全身からにじみ出る本物感と、相反するような無垢さ……偉大な家系に相応しい逸材だ。○『陸王』で大活躍した32歳の若手最後の10人目は、『陸王』での熱演が記憶に新しい内村遥(32)。同作では「こはぜ屋」の係長でお調子者の安田利充を演じ、脱力ムードを添えるアクセントになったほか、スピンオフでは美咲(吉谷彩子)への恋が描かれる活躍ぶりを見せた。これまでコンスタントに連ドラ出演を重ね、ようやく大ヒット作にたどり着いたが、まだまだ若手の世代。これまで刑事モノが出演作の大半を占めていたが、今後は幅広い役柄のオファーがあるだろう。いずれもイケメンなのはもちろん、若手俳優の出演枠争いを勝ち抜く強いメンタルの持ち主であり、スターダムにのし上がる可能性は十分。なかでも注目は、「朝ドラヒロインの相手役に抜てきされるのは誰なのか?」。福士蒼汰、坂口健太郎、竹内涼真らに続くべく切磋琢磨する姿を追いかけてみてはいかがだろうか。■著者プロフィール木村隆志コラムニスト、芸能・テレビ解説者、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブに月間20本超のコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴2000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書に『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。
2018年01月04日Perfumeなどの振付家として知られるMIKIKOさんがプロデュースするダンスユニット、ELEVENPLAY。あの“恋ダンス”を踊る彼女たちは、レディー・ガガのオープニングアクトやリオオリンピック閉会式でもパフォーマンスを披露した、世界レベルで活躍するダンサー集団だ。――8人がそれぞれ個性的な分、チームでの調和が難しそうなのですが、ステージで抜群のチーム感を発揮する秘訣は?EMMY:同じ釜の飯を食べる、ではないですが、公演となれば朝から晩まで同じ時間を過ごしてきているので、空気感や、ひとつひとつの動きに対して熱量を共有していて、合わせやすいですね。NON:これはもう感覚だね。KOHMEN:ELEVENPLAYって、バラバラの個性が集まってひとつのアートになる、まるでステンドグラスみたいなチーム!MARU:8人とMIKIKO先生はもう、言葉で言い表せない、家族をも超えた深い関係です。信頼、絆、愛で結ばれています。YU:あと、ELEVENPLAYは、ONとOFFがはっきりしているよね。やるとなったら、最高のものを作るんだってお互い高め合うんだけど、ダンスモードから離れると女子高生みたいにキャッキャしてる(笑)。NON:大人と子供の心を持っていて、混じり合うと素敵な化学反応が起こる、ピュアなチーム。――チームの認知度が高まったのが、星野源さんと『恋』MVで踊った“恋ダンス”。あれほど人気になると思っていましたか?ERISA:まったく。ブームになっていると聞いても全然実感がわきませんでした。NON:あのMVは、リオから帰国してすぐの撮影だったよね。MIKIKOさんはリオからアメリカツアーに向かったので、日本の私たちにスカイプでダンスをつけてくださいました。KAORI:MIKIKOさんから対面で教われなかった初めてのダンスが“恋ダンス”でした。――他に、思い出深い活動は?ERISA:ELEVENPLAY×Rhizomatiks Researchで『ミュージックステーション』に出演したことです。歌手ではない私たちが、あの階段を下りる日がくるなんて!SAYA:私は、‘14年の「モザイク」公演。チームがぐっとひとつになれた感覚があり印象深いです。KOHMEN:ドローンと合わせて踊った初めてのリハーサルで、ドローンが暴走して。「いやー!!」って叫びながら逃げ回った(笑)。KAORI:まだドローンが今みたいに普及していなかった時代。SAYA:そうそう、最初はドローンのことを「ヘリ」って呼んでました(笑)。懐かしい!KAORI:風もすごいから、音楽も聞き取りにくくて…。ERISA:でも、慣れてくると動じなくなる(笑)。KOHMEN:成功したときの感動はひとしおだったね。MARU:カンパニー公演「phosphere」も忘れない。本番の緊張感、一体感、空気の動き…毛穴が開いていく感覚があった。YU:私も「phosphere」の印象が強いな。自分の課題ややりたいことが明確になったので。EMMY:みんなで細かいところまでストイックに詰め込んでいく作業をひとつずつ丁寧にクリアして。それをお客様に発表できたのは、幸せな時間だったよね。――今後どんなチームを目指す?NON:さまざまな活動を通じて、以前よりも互いを深く知れていますし、関係ももっと密になっています。さらに意見を出し合って、よいチームにしていきたいですね。KAORI:私は「phosphere」の再演がしたい!KOHMEN:そうだね、全員そろっての海外公演も!NON:世界も含め、いつかみんなでツアーできたらいいね。SAYA:いつか自分たちでも作品を作ってみたい。ERISA:それと、11月11日を勝手にELEVENPLAYの日と呼んでいるので、ポッキーのCMにも出たいな(笑)。KAORI:私も~♪イレブンプレイ世界的に活躍する演出・振付家MIKIKOが「心技体、そしてセンスの磨かれた素敵なダンサーが生まれますように」と、‘09年に立ち上げたダンスカンパニー。米オーディション番組にも出演。リオオリンピック閉会式に代表される、テクノロジーと融合した前衛的でアーティスティックなパフォーマンスから、日本中で一大ブームを起こした通称“恋ダンス”のような、誰もが踊れるキャッチーなダンスまで、振り幅の広いダンスで楽しませてくれるのがELEVENPLAY。「得意なジャンルがそれぞれ違う8人が集まっているのが、チームの強み。これからも、面白いものなら何でも踊っていきたいです」(NON)MARUダンス歴10 年。周囲からの評価は、しっかり者。「8人で歩く時は先頭きってます(笑)」SAYACMオーディションでMIKIKOさんと出会う。緊張しやすいが、本番の爆発力はピカ一!YUNY留学後、ELEVENPLAYに憧れて、育成クラスのオーディションを経てチーム入り。EMMYオーディションでチームに入り2年。ダンスのウリは「ジャンルレスに楽しく踊ること」。NON「モザイク」出演をきっかけにチーム入り。みんなを見守る「BIG SISTER」的な存在。KAORIMIKIKOさんのレッスンがどうしても受けたくて上京。「言う時は言う末っ子」。KOHMENダンス歴19 年。広島でMIKIKOさんにダンスを習っていたのを機にチームに入り7年目。ERISA高校時代からMIKIKOさんのレッスンを受けていた。グッズのデザインも担当。※『anan』2018年1月3・10日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)スタイリスト・Yae-ponヘア&メイク・森ユキオ久保フユミ(共にROI)取材、文・小泉咲子(by anan編集部)
2018年01月02日若手俳優の登竜門としてすっかり定着した、いわゆる“朝ドラ”連続テレビ小説と、平成仮面ライダーシリーズやスーパー戦隊シリーズ。2年前、シネマカフェがいち早くネクストブレイク男子として紹介した竹内涼真も、「仮面ライダードライブ」出身であり、2017年に朝ドラ「ひよっこ」、映画『帝一の國』や「過保護のカホコ」「陸王」で大ブレイクを果たした。2018年も引き続き、仮面ライダー出身の新進俳優が大きな注目を集めることはもちろん、朝ドラ出演俳優や、坂口健太郎&成田凌と豊かな表現力を持つ若手俳優を送り出す「MEN’S NON-NO」モデルの“後輩”俳優たちが注目を浴びそうだ。竹内涼真の唯一のライバル!?磯村勇斗、「ひよっこ」からさらに羽ばたく1992年、静岡県生まれの磯村勇斗。2015年10月から1年間放送された「仮面ライダーゴースト」でアラン(仮面ライダーネクロム)を演じて注目を集め、さらに2017年、平均視聴率20%を超えた「ひよっこ」で有村架純演じるヒロイン・矢田部みね子の相手役、ヒデこと前田秀俊役を演じきった。洋食屋「すずふり亭」の見習いコックということもあり、最初は何だか頼りなかったヒデ。しかも恋のライバルは、竹内さん演じる島谷くんだ。みね子を何かと気にかけ、熱を秘めた視線を送っているのにもかかわらず、気づいてもらえない彼には誰もがやきもき。でも、そんなヒデだからこそ、視聴者は島谷くんと対峙した姿に拍手を送り、みね子と結ばれた最終回、キャストクレジットが「前田みね子」に変わっていた演出に大いに歓喜した。ドラマを通じて最も成長したキャラクターの1人であり、俳優・磯村勇斗も幅広い年代から支持を集めることになった。また、映画『覆面系ノイズ』ではドラムにも挑戦、劇中バンドでCDデビューもした。2018年は、「ジャニーズJr./Mr.KING」の平野紫耀、桜井日奈子、玉城ティナ、健太郎と旬な若手キャストたちと共演する映画『ういらぶ。』が控えている。ムズキュンな少女コミックの世界の磯村さんにも注目だ。なお、「ひよっこ」で向島電機コーラス部の雄大先生を演じ、映画『帝一の國』『あゝ、荒野前篇』、そして大河ドラマ「おんな城主 直虎」では菅田将暉演じる万千代の相方・小野万福役で光る存在感を見せた井之脇海も、気になる1人。もちろん大河も、若手の登竜門の1つだ。西銘駿をはじめ「青山表参道X」がじわじわ来る?1998年生まれ、沖縄県出身の西銘駿は、2014年「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」でグランプリを受賞。翌年、演技初挑戦ながら「仮面ライダーゴースト」の主人公・天空寺タケルに大抜擢された。現在公開中の『仮面ライダー平成ジェネレーションズFINAL ビルド&エグゼイドwithレジェンドライダー』にも同役でゲスト出演している。また、知英が1人7役に挑戦する「オーファン・ブラック~ 七つの遺伝子~」にも出演、先日の「CDTVスペシャル!クリスマス音楽祭2017」で放送された「思い出のラブソング」にまつわる「胸キュン」エピソードのドラマでは、吉本実憂の相手役を務めた。2018年は、2月に主演舞台「おおきく振りかぶって」があり、夏には「ダンガンロンパ3THE STAGE 2018 ~The End of希望ヶ峰学園~」で主演を務めることが発表されている。さらに西銘さんといえば、オスカープロモーションの男性俳優陣によるエンターテインメント集団「男劇団 青山表参道X」のメンバー。ここには「仮面ライダーエグゼイド」で主人公・宝生永夢を演じた飯島寛騎らも所属しており、2018年は彼らの動向にも要注目。6月には劇団の旗揚げ公演も予定されている。矢本悠馬、3作目の朝ドラ!『ちはやふる』続編も矢本悠馬は1990年、京都生まれ。これまでに子役時代に出演した石原さとみがヒロインの「てるてる家族」、吉高由里子ヒロインの「花子とアン」と2作の朝ドラに出演。「花子とアン」では横柄な地主の息子・武を演じて注目された。2011年から劇団「大人計画」の研究生となり、宮藤官九郎が手がけたドラマ「11人もいる!」にも端役で出演、それ以降も「水球ヤンキース」「ごめんね青春!」「ゆとりですがなにか」など数々の話題のドラマ・映画で着実にキャリアを積み重ねてきた。昨年は『君の膵臓をたべたい』『トリガール!』、そして同世代の太賀、中村蒼と共演した『ポンチョに夜明けの風はらませて』など4作の映画に出演。何と言っても、大河「おんな城主 直虎」での柴崎コウ相手に“キレまくる”家臣・中野直之役が話題となった。また、CMでも、井川遥や加瀬亮、ピエール瀧、田中圭でお馴染みのサントリー「角ハイボール」に「新顔」として登場、加瀬さんらを“おじさん”呼ばわりしてドン引きさせる若者(とてもぴったり)に扮している。2018年は、3月に“肉まんくん”こと西田優征役を演じた『ちはやふる』の完結編『ちはやふる -結び-』が控えている。そして、自身3作目となる朝ドラ「半分、青い。」が4月にスタート。「花アン」の武を彷彿とさせるような、ヒロイン・永野芽郁演じる鈴愛と同級生のガキ大将で、町の有力者・西園寺不動産の息子を演じるというから楽しみ。なお、鈴愛の弟・草太役で、朝ドラ初出演の上村海成にも注目していたい。“先輩”坂口健太郎&成田凌に続くのは…!?俳優としての活躍も著しい「MEN’S NON-NO」のモデル陣からは、宮沢氷魚、柳俊太郎、清原翔が気になる。宮沢さんは“先輩”坂口さんも出演した「コウノドリ」で連続ドラマデビューを果たし、柳さんは昨年、『東京喰種トーキョーグール』『ジョジョの奇妙な冒険』『デメキン』など映画出演が相次いだ。清原さんは桐谷美玲がリベンジする“元カレ”という大役で『リベンジgirl』に出演している。宮沢氷魚は、1994年カリフォリニア生まれ、元「THE BOOM」 の宮沢和史を父にもつクォーター。父ゆずりの意志の強さを感じさせる顔立ちだが、より柔和な雰囲気を醸す。「コウノドリ」では「イケメンでやばい」「宮沢氷魚が世間に見つかってしまう」といった声が相次いでいただけに、これから映画業界も彼を放ってはおかないだろう。プロフィールによれば、好きな映画は『50回目のファースト・キス』なのだそう。2016-17年版の「JR SKISKI」CMでは桜井日奈子の相手役を務めたが、宮沢さんのラブストーリーもぜひ見てみたいところ。1月7日スタートの日曜ドラマ「トドメの接吻」では、どんな姿を見せてくれるだろうか。また、1991年生まれ、宮城県出身の柳俊太郎は坂口さんと同い年。メンノンモデルとしてはベテランで、パリコレも経験している。2012年のスクリーンデビューから毎年、地道に経験を積んでおり、最近は話題作が続いている。ドラマ「刑事ゆがみ」3話に前科のある若者役でゲスト出演した際には「かっこいい!」とSNSが沸いたが、注目は松岡美優主演の映画『勝手にふるえてろ』だ。柳さんは、松岡さん演じる妄想ヒロイン・よしかが通うコンビニの店員役なのだが、「まさか!」という展開が待っているのでチェックしてみてほしい。2018年は林遣都、前野朋哉と“脱・童貞大作戦”を企てる映画『チェリーボーイズ』に出演。さらに伊藤淳史や生駒里奈と共演するドラマ24「オー・マイ・ジャンプ! ~少年ジャンプが地球を救う~」が1月12日よりスタートする。本作ではキャストたちのコスプレが見もの。先日解禁されたビジュアルで柳さんは「ろくでなし BLUES」前田太尊になりきっており、伊藤さんのルフィや生駒さんのナルトにも引けをとらないほど!?このドラマは大きな話題を集めそうだ。そして1993年、神奈川県生まれの清原翔は、綾野剛似の“塩顔男子”だが、そのクールな佇まいからのとろけるような笑顔は“きよたんスマイル”と呼ばれ、すでに中毒者続出中。昨年は、「レンタルの恋」での俳優デビューを皮切りに、ドラマ「兄に愛されすぎて困ってます」映画『HiGH&LOW』シリーズ、ドラマ「警視庁いきもの係」に出演。「東京タラレバ娘」にもちらりと友情出演した。ネクストブレイク女子・佐久間由衣が務める10代目「ゼクシィガール」の相手役だが、このカップルはお似合いかも!『リベンジgirl』ではお世辞にもいい人とは呼べない、桐谷さんの元カレを好演。桐谷さんといえば、『ヒロイン失格』で坂口さん、「人は見た目が100パーセント」で成田さんと共演しているが、いずれも2人が一躍注目を集めるきっかけとなった作品。次にスポットライトが当たるのは、もしかして彼!?(text:cinemacafe.net)
2018年01月02日12月31日、お笑いコンビNON STYLE石田明(37)が自身のブログを更新。今年一年を振り返りTwitterのフォロワーが激増の年だったと明かした。 石田は「フォロワー激増の年」と出したブログを更新。「実は今年Twitterのフォロワーを伸ばそうキャンペーンを個人的にやってたんです。」と明かした。 続いて、「まあSNSとかは井上に任せてたみたいなところがあったんですね。でも今年の初めに“任せてらへんやん!”ってなって“おれもちゃんとやらんと”とやるようになったんですよ。」と理由を告白。 「目指せ!井上のフォロワー数越え!目指せフォロワー100万人!」と目標を立てて頑張っていたと伝えたが、「残念ながら及ばずでした」と報告した。 石田は、当初17万人のフォロワーからスタート。現在は74万フォロワーへとなり、50万以上のフォロワー数を増やすという快挙を遂げた。 最後に「フォローして下さった皆様ありがとうございます。」とし、「あぁ、1年よくがんばった。来年はゆっくりやっていきますツイートの数も減りますが、おもろいのあんあったらつぶやきますんで、今後ともよろしくお願いします。」と綴った。 これに対しファンは「毎日のTwitter更新すごい楽しみでした!来年減ってしまうのさみしいけど応援してます、、」「毎日おはようございますツイートに毎日元気もらってました!!良いお年を!」「目標に向かってひたむきに頑張る石田さん本当にカッコイイです…!来年も面白いツイート待ってます!そしてフォロワーがもっともっと増えますように!!」など石田へのねぎらいのメッセージが届いている。
2017年12月31日’17年12月23日にニコ生で放送された「【ニコめし】独りでも寂しくない!聖夜のクリスマス飯!!」に出演したお笑いコンビの「ニューヨーク」が、その放送内容が原因で“炎上”している。同番組は、その名の通りクリスマスイブを1人で過ごす人向けに、手軽に作れるレシピを紹介する番組だった。「ニコニコ動画」で料理動画を配信するユーザー「パンツマン」こと神崎嘉宏と、ニューヨーク、タレントの蒼井そら(34)、MCとしてニコ生放送者の加藤純一が出演した。 番組開始から神崎をイジりはじめたニューヨーク。中盤、神崎がニンジンを輪切りしていると、ニューヨークが「遅えええ!おっせぇ!」とツッコミ。すると「お前がやれよ!」と神崎が激昂。ニコ生を運営するドワンゴは25日、公式サイトで「お詫び」文を公表する事態までに。「パンツマンさまをはじめ、出演者の皆さま、ご視聴されていた皆さまがご不快な思いをされたことについて、深くお詫びいたします」(※一部抜粋)と謝罪することとなった。 ニューヨークは’10年にボケの嶋佐和也(31)とツッコミの屋敷裕政(31)で結成。よしもとクリエイティブ・エージェンシーに所属し、同期にはおかずクラブやデニスなどがいる。業界では実力を絶賛されているが、ネタの内容は皮肉と偏見に満ちた“ヒヤヒヤ”な内容も多いという。 「NON STYLEや今年M-1に出場したゆにばーすら、実力ある漫才師も『ニューヨークの漫才は面白い』と評価しています。ただ、『女なんて○○したら喜ぶやろ』とか、『そういうブスおるわ~』というのがネタのひとつのテンプレート。それが共感を呼んで笑えるんですが、“あまりに偏見がひどい”という声が上がることもしばしばあるんです」(お笑いライター) 劇場でも多くのファンを集めているニューヨーク。生放送で自身らの武器でもある“ヒヤヒヤ”なノリをそのまま持ち込んでしまったようだ。
2017年12月28日2018年も『熱海殺人事件』が東京・紀伊國屋ホールで上演される。婦人警官・水野朋子を演じる木崎ゆりあと、演出を手掛ける岡村俊一に話を聞いた。舞台「熱海殺人事件」CROSS OVER 45チケット情報“春の風物詩”と呼ばれるほど紀伊國屋ホールで上演されてきた『熱海殺人事件』。1973年に初演、映画化、ドラマ化もされたつかこうへいの代表作で、2010年につかが亡くなってからも、つか作品を数多く手がける岡村俊一の演出で同劇場で上演され続けている。その2018年版は、木村伝兵衛部長刑事を昨年に引き続き味方良介、水野朋子婦人警官を木崎ゆりあ、犯人・大山金太郎をWキャストでα-X’sの敦貴と匠海、富山から来た刑事・熊田留吉に石田明(NON STYLE)で上演する。木崎はこの9月にSKE48・AKB48を卒業したばかり。女優としてやっていきたいという木崎の、卒業後初の演技仕事となる。「今はビックリというのが一番簡単で分かりやすい気持ちです。『熱海殺人事件』は有名な作品ですし、4人芝居のうちのひとりとして演じるというのも驚きました。早口大丈夫かなとか(笑)、不安なことはいっぱいありますが、その何倍も楽しみ。これ以上ないくらいありがたいです」。そんな木崎を岡村は「AKB48時代からパンチ力がある役柄をやってのけることができる勢いや思い切りの良さがある。今回は傷だらけのゆりあを(笑)、演じてもらおうと思っています」。木崎が演じるのは水野朋子婦人警官役。これまでもさまざまな女優に演じられてきた役柄だが、岡村は「水野朋子はすごいパワハラとセクハラにあう役なので、それに生の反応で返せばいい演技になっていく。俳優というのは『こういうことが起きたときにあなたはどうしますか』と問われ続ける職業だと思うので。だから頭で考えて『こんな役にしようと思ってる』では通用しない。特につかこうへい流の作品は。追い込まれている姿を見せるというような、そういう芝居になると思います」。その中でも木崎は「攻撃陣3人を受け止めて返す側。そのときどきできちんと二塁打を打ったりバントをしなきゃいけない」(岡村)と4人芝居ならではの苦労もありそうだが、木崎自身は「舞台経験がほぼないに等しいので、それでこの極限まで持ってかれる舞台に参加するのが楽しみです!」と頼もしい。岡村の演出作品には、『あずみ』の川栄李奈、『新・幕末純情伝』の松井玲奈と元メンバーが出演しているが「川栄にも松井玲奈ちゃんにも負けたくない気持ちがあります。稽古で『川栄はもっとできたぞ』『松井はもっと動けたぞ』と言われたら悔しいし。超えていきたいですね」公演は2018年2月17日(土)から3月5日(月)まで東京・紀伊國屋ホールにて。取材・文:中川實穗
2017年12月27日先日ファッション誌『Seventeen』専属モデル卒業した"まなみん"ことモデルの江野沢愛美が、『non-no』専属モデルに決定したことが19日、わかった。2018年1月20日発売の3月号から登場する。江野沢愛美江野沢は小学5年生でavexオーディションに合格、すぐに企業テレビCMや映画主演に抜てきされるなど子役として活躍、ティーン誌『ピチレモン』で表紙を多数飾り人気モデルに成長。その後『Seventeen』専属モデルとなり、大型イベントやファッション広告でも活躍してきた。また、"Twitterの神"というキャッチがつくほどSNS 発信力が高く、プロデュース力を生かしたコスメ、アパレル商品も大ヒット。最近は大胆な水着グラビアを披露した『週刊プレイボーイ』の大人の”まなみん”が話題になった。
2017年12月19日映画『ラブレス』が、2018年4月7日(土)より全国公開。2017年度カンヌ国際映画祭・審査員賞受賞作だ。息子の行方を追う身勝手な夫婦、本当の愛とは?離婚協議中の夫婦の間には、12歳の「愛せない息子」がいる。2人の口論の翌日、息子が失踪。1人息子の行方をめぐるサスペンスを軸に、身勝手な夫婦の姿を容赦なく描き、圧倒的なラストへと向かっていく。夫婦が見つけるのは、本当の愛か、空虚な幸せか。美しくも冷徹な映像、ピアノの旋律、終始張り詰めたミステリータッチで、自分の幸せが最優先の身勝手な現代人を映し出す。監督はロシアを代表するアンドレイ・ズビャギンツェフ監督は、自身初の長編作品『父、帰る』でヴェネツィア国際映画祭の最高賞である金獅子賞を受賞してデビューを飾ったアンドレイ・ズビャギンツェフ。『裁かれるは善人のみ』ではカンヌ国際映画祭・脚本賞、ゴールデン・グローブ賞・外国語映画賞受賞、アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされるなど、ロシアを代表する監督だ。『ラブレス』では、2017年度のカンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞、ゴールデングローブ賞では2作連続外国語映画賞にノミネート。続けてアカデミー外国語映画賞にもノミネートされた。ストーリー一流企業で働くボリスと美容院を経営するイニヤの夫婦。2人はそれぞれ、別にパートナーがおり、一刻も早く別れて新しい人生をスタートさせたい と思っている。問題は12歳の1人息子アレクセイのことだ。夫婦どちらも、新しい生活に息子を必要としていなかった。ある晩、2人は激しく罵り合い、お互いに息子を押し付け合い口論をする。翌朝、学校に出かけた息子はそのまま行方不明に。彼らは必死で息子を探すがーー作品詳細『ラブレス』原題:LOVELESS公開日:2018年4月7日(土)監督:アンドレイ・ズビャギンツェフ出演:マルヤーナ・スピヴァク、アレクセイ・ロズィン脚本:オレグ・ネギン監督:アンドレイ・ズビャギンツェフ2017/ロシア、フランス、ドイツ、ベルギー/127 分提供:クロックワークス、ニューセレクト、STAR CHANNEL /R15+配給:クロックワークス、アルバトロス・フィルム、STAR CHANNEL MOVIES©2017 NON-STOP PRODUCTIONS – WHY NOT PRODUCTIONS
2017年12月15日「モテキ」「孤独のグルメ」など、深夜ドラマの名作を数多く生み出してきたテレビ東京のドラマ24。記念すべき50作目を迎える2018年1月クール作品として、創刊50周年を迎える集英社「週刊少年ジャンプ」編集部と全面タッグ、主演・伊藤淳史による「オー・マイ・ジャンプ!~少年ジャンプが地球を救う~」を放送することになった。数多くのファンに愛され続けてきた「週刊少年ジャンプ」が、その長い歴史の中で生み出してきた伝説的な作品から最新話題作まで、ドラマ内に続々と登場するという本作。「チビノリダー」で一世を風靡し、芸歴30年を超える伊藤さんも新たなヒーローに変身する。究極のジャンプ愛、炸裂ドラマ!物語は、主人公・月山浩史が、とある“秘密クラブ”と出会うところから始まる。そこは「週刊少年ジャンプ」を好きな人たちが集まる場所。「ジャンプ」の名作マンガ、人気エピソード、お気に入りのキャラクターなど、大人たちが“ジャンプあるある”を語り合うその秘密クラブで、悩みや葛藤を抱えながら生きる人たちの人生に触れ、主人公の月山も少しずつ影響されながら変わっていく。やがて、ヒーローに憧れていた月山は覚醒!さらにほかのメンバーも覚醒しはじめ、ついには地球規模の災いに巻き込まれる――!?本作で伊藤さんが演じるのは、かつて「週刊少年ジャンプ」が大好きで、夢中になって読んでいたが、現在はほとんど読んでいない、という飲料メーカーの営業マン・月山浩史。独身、彼女ナシ。正義感が強く、名前の「ひろし」から「ヒーロー」とのあだ名で呼ばれていた。自身でも将来は絶対ヒーローになれると思っていたが、現実は厳しく、大人になるにつれ、ヒーローではいられないことに気づく。いまでは“ことなかれ主義”で、リスクを避け、面倒なことは大嫌いな大人になってしまった…という青年。豪華出演者も全員コスプレ!伊藤さんほか、共演者には注目の実力派たちが集結!朝ドラ「ひよっこ」ほか、数多くの映画・ドラマにひっぱりだこの佐藤仁美が、「ジャンプ」のヒロインに憧れる婚活中の女医・木暮美樹に。日曜劇場「ルーズヴェルト・ゲーム」や現在「陸王」にも出演中の若手俳優・馬場徹は、主人公・月山のライバルとなる有能な豪腕営業マン・黒塚朝日役。「MEN’S NON-NO」専属モデルであり、個性派俳優としても注目度上昇中の柳俊太郎が、将来に迷う漫画家志望の若者・金城真治役を務める。さらに、「ジャンプ」創刊号からの読者というベテラン俳優・斉木しげるが、少年ジャンプ秘密クラブ「オー・マイ・ジャンプ!」のマスター・土田跳躍に。そして、日本アカデミー賞も受賞している名優・寺脇康文が、「聖闘士星矢」のファンで “無駄にダンディ”な金融マン・水川康介役に。彼らが、劇中で見せるコスプレ姿にも要注目だ。なお、「NARUTO」ファンで引っ込み思案の女子大生・火村智子役、格闘アクション漫画のキャラターを彷彿とさせるアツい男・大嵐寿三郎は、後日解禁されるという。伊藤淳史の推しは「キャプテン翼」「ドラゴンボール」主役を務める伊藤さんと「ジャンプ」の関係は、「子どもの頃に読んでいましたけど、最近は僕が演じる役柄同様、なかなか読めていませんが、『キャプテン翼』とか、『ドラゴンボール』が大好きでした!」と告白。劇中では、キャラクターのコスプレはもちろん、実在の漫画家の回想シーンなどもあるそうで、「僕がコスプレするキャラクターに関しては、あまりにも“ヒーロー”ですし、皆さんの中でもイメージがすごくあると思うので、あくまでもドラマの中での“浩史が作り上げるキャラクター”ということで許してもらえれば」と語り、「来たる2018年、週刊少年ジャンプ創刊50周年、ドラマ24の50作目という節目で、見てくださる皆様に元気を与えたいと思います。それぞれ、コスプレをされた共演者の皆さんとお芝居するのが、凄く楽しみです」と意気込みを語っている。ジャンプ愛あふれるキャスト陣からも熱いコメント■馬場徹(黒塚朝日役)台本を読んだ時は、(自分のキャラクターを聞いて)どんな感じのドラマになるのか、想像できなかったです。「週刊少年ジャンプ」の中では、「遊☆戯☆王」が好きで、小学生の時に「遊☆戯☆王」カードをお年玉で買って集めていました。伊藤さん演じる月山と、僕が演じる黒塚の関係性が変化していくところは見どころでもあると思うので、そこをうまく表現できたらと思います。■柳俊太郎(金城真治役)「ドラマ24」の記念すべき第50弾作品かつ、日本の宝である「週刊少年ジャンプ」とのコラボ作品に参加させていただくことをとても嬉しく光栄に思っております。「週刊少年ジャンプ」の「キャプテン翼」を読みサッカーを始めたので非常に思い入れがあります。僕が演じる金城真治は、熱く純粋であるからこその不器用さがとても愛おしい人間です。その彼の熱さと純粋さと向き合いながら僕なりに金城真治を作り上げていきたいと思います。■斉木しげる(土田跳躍役)「週刊少年ジャンプ」は創刊号から読んでいて、今回のお話をいただいた時は本当に嬉しかったですね。役柄も魅力的で、こういう役をやってみたかったです。コスプレは仕事で戦隊もの等たくさんやっていますが、まさか今回のキャラクターを自分がやるとは(笑)。僕は日頃、漫画は文化だと言っているのですが、「週刊少年ジャンプ」が若者たちに何故そんなに影響を与えたのか、何が彼らを夢中にさせたのか、そして現実社会と漫画の世界の関わり合い方を、ドラマを通して楽しんでいただけたらと思います。■佐藤仁美(木暮美樹役)女子なので、「週刊少年ジャンプ」は読んでいなかったんですが、今回、キャリアウーマン的なブルゾンちえみさん的な役かと思っていましたが、肛門科の女医という役で、設定が面白いなと思いました(笑)。今後もウラ設定が付いてくるかもしれないので、そこにも注目していただきたいです。今回、色々なコスプレが趣味という役柄で、いくつかコスプレをしますが、実写版ではないので完璧を求めず、“あくまでコスプレ”という事をふまえて見ていただければと思います(笑)。■寺脇康文(水川康介役)子どもの頃、漫画家になりたかったくらい漫画好きでしたし、もちろん「週刊少年ジャンプ」も毎週読んでいたので、ドラマのお話をいただいた時は、とても興味を持ちました。「週刊少年ジャンプ」の中では、「ハレンチ学園」「トイレット博士」「男一匹ガキ大将」「マジンガーZ」「すすめ!パイレーツ」「アストロ球団」などが好きでした。今回はコスプレも楽しみです。ちょっとバカバカしいドラマと思うかもしれませんが、演じる僕らが真面目にやることで、思いがけない素敵なドラマになるかも!!お楽しみに!!ドラマ24第50弾特別企画「オー・マイ・ジャンプ! ~少年ジャンプが地球を救う~」は2018年1月12日(金)より毎週金曜日深夜0時12分~テレビ東京ほかにて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年12月11日●互いにすごいと思うところは?芸能事務所・研音所属の若手俳優によるスペシャルイベント・MEN ON STYLE(東京・豊洲PITにて12月28日〜29日 全4公演)。2011年から年末に開催されているイベントでは、ふだんは俳優として活躍する彼らがステージでパフォーマンスを行い、普段とは違った一面を見せることで人気を博している。6回目の開催となる2017年は、竜星涼、瀬戸利樹、山本涼介、永瀬匡、市川知宏、入江甚儀、上杉柊平、そして新メンバーに小林亮太が出演する。今回は、今大注目の瀬戸&山本に、俳優としての目標やイベントについて話を聞いた。○同い年の二人――お二人が激アツだと、うちの特撮担当から聞いておりまして、ぜひお話を伺えればと思います。山本:”2号ライダー”同士ですね。――事務所に入った時からのお知り合いなんですか?山本:いつ入ったんだっけ?瀬戸:僕は、高校3年の終わりくらい。はじめは、レッスンにだけ通わせてもらっていて。だから山本くんや竜星(涼)くんと一緒に、お芝居のレッスンをさせてもらっていました。山本:面識はありました。最初の方、あんまり覚えてないんだけど(笑)。瀬戸:おーい! でも、同い年だったから、よく喋らなかった?山本:『MEN ON STYLE』に利樹が出てからじゃない? 2015年の稽古くらいから、ちゃんと喋るようになって、仲良くなった。――ではお互いに見て、ここが良いと思うのはどんなところですか?山本:利樹は、自分の見せ方を知っている。『仮面ライダーエグゼイド』を見ていても思いましたし。瀬戸:(照れて)そんなことないよ!山本:「ここはかっこよくする」という部分もわかっていますし、「ここはかわいくする」というのも照れずにやるので、強いところだと思います。瀬戸:僕は一緒にレッスンをやって、山本くんは純粋な心の持ち主で、お芝居が素直な、素敵な方なんだなと思いました。■瀬戸利樹1995年10月7日生まれ、千葉県出身。ドラマ『弱くても勝てます 〜青志先生とへっぽこ高校球児の野望〜』(14)で俳優デビュー。『ストレイヤーズ・クロニクル』(15)で映画初出演を果たし、『仮面ライダーエグゼイド』(16)出演で話題となる。映画『仮面ライダー平成ジェネレーションズ FINAL ビルド&エグゼイドwithレジェンドライダー』の公開を控えている。また、今年10月には自身のファースト写真集「SETOGRAPH」を発売。山本:例えば?瀬戸:全体的にだけど、相手の受け方を見て、感情を素直に出すんだなと思いました。それはすごく勉強になるし、あと何よりスタイルが良い!■山本涼介1995年5月15日生まれ、奈良県出身。ドラマ『花ざかりの君たちへ~イケメン☆パラダイス~2011』でデビュー。『仮面ライダーゴースト』(15)の仮面ライダースペクター役で注目を集める。現在、ドラマ『陸王』に出演、『MEN’S NON-NO』専属モデルとしても活躍している。主な出演作に映画『好きっていいなよ。』(14)、『神さまの言うとおり』(14)、ドラマ『理想の息子』(12)、『あすなろ三三七拍子』(14)、舞台『曇天に笑う』(15)など。2018年には舞台「駆けはやぶさ ひと大和」に出演のほか、映画『ちょっとまて野球部!』『ニート・ニート・ニート』公開を控える。――山本さんは、モデルとしてもご活躍中ですよね。山本:ありがたいことに。親に感謝ですね。――モデルと俳優の活動は、どんな違いがありますか?山本:表現するという部分は一緒ですが、役者は役ありきのもの。一方で、モデルは自分で服の良さやかっこいい見せ方を表現しなければいけないので、その違いはあります。でも、モデルなら「この場所だったら彼女を待っているのかな」と背景を想像したり、役者と似た部分もあります。●「頑張ればああなれる」という希望○同世代ならではの作品の魅力――瀬戸さんは今後はどんな作品に出たいですか?瀬戸:今は、同世代の方と共演できたらいいなと思います。『仮面ライダー』の現場も同世代の方が多くて、いっぱい刺激をもらったので。今後色々な役ができたらいいなと思います。――山本さんも、須賀健太さん&小関裕太さんという、同世代との映画『ちょっとまて野球部!』が公開されますよね。山本:須賀くんは一つ年上、小関くんが同い年で、元々みんな高校が一緒だったので、現場は和気あいあいとした雰囲気であっという間に撮り終わりました。先輩方と一緒にやらせていただくのも勉強になりますが、同年代の空気感でやるお芝居も本当に楽しいです。お互いを意識している部分もありますし、「負けたくない」という気持ちは心の奥底にあると思うので、それが良い効果になって作品に出ることが、同年代の強みなんじゃないかと思います。――では瀬戸さんもそういう作品に。瀬戸:出たいです!!山本:まずは主演舞台(演劇集団Z-Lion 第9回公演 『夢のLife two トゥライフ』※公演は終了)だよね。瀬戸:今はとにかく頑張ります。――1年のドラマ撮影が終わってからの舞台ですが、苦労などはありましたか?瀬戸:正直、大変でした。特撮はカット割りが多かったので、セリフも短めで終わることが多かったので、舞台の長セリフを覚えるのはすこし苦労しました。人間模様を描いているので、相手のレスポンスもすごく速いんです。また新たな気持ちで稽古に励んでいます。○新たな代表作に巡り会いたい――お二人が「こうなりたい」といった俳優像はどのようなものでしょうか。瀬戸:できることならやっぱり幅広く、”カメレオン俳優”と呼ばれるようになりたいですね。高橋一生さんに憧れています。すごくワクワクさせてくれる俳優さんで、大好きなので、高橋さんに近づけられるような俳優になりたです。山本:「こういう役をやってそう」よりは「こういうのもできるのか」と思われたい。今は『仮面ライダー』という看板が大きいので、それを超えるような代表作にめぐり合えればいいなと思います。――本当に今、ライダー出身の俳優さんたちがすごく活躍されていますよね。山本:竹内(涼真)さんとか。瀬戸:すごいですよね。山本:自分達も頑張ればああなれるんだ、あの場にも行けるんだ、と思うと勇気をもらえます。瀬戸:数多くの俳優がいる中で、1歩前に出させてもらっているわけだから、全員これからのチャンスを1つずつ大切にして頑張りたいと思っています。そういうことだよね?山本:うん。――ちなみに今までの役で楽しかったなとか、これは自分でもいい表情してたなと思う作品は。瀬戸:初めて映画に出演させて頂いた『ストレイヤーズ・クロニクル』は、監督からお芝居についてダメ出しをいただいて、色々なことを経験させてもらったので、すごく思い入れがある作品です。岡田将生さんには、よくごはんに連れて行って頂き、勉強になるお話もお伺いできて、「また共演できるように頑張りたい」と思えた作品でした。山本:僕は今年、映画を3本、舞台を2本やらせてもらったことが、本当に楽しかったです。映画についてはキャラが濃い作品ばかりで、「どうやったら面白くなるかな」と悩む時間がすごく多かった。今までとは違う捉え方、台本の読み方ができたことが、楽しかったですね。今までは台詞の意味や場面のつなぎ方について考えながら演じることが多かったのですが、今年は作品が面白くなるような見せ方や、その見せ方を成立させるには、という部分も考えることが多かったです。『ちょっとまて野球部!』はマイペースでぼーっとしていて、急にとんちんかんなことを言う役だったので、場の居方を考えました。――コメディ的なキャラクター、見せ方という点が新しかったのでしょうか。山本:そうですね。なぜか3人組の作品にも縁があって、『ニート・ニート・ニート』では1人がヤンキーっぽい子で、もう1人が引きこもりのニートで、僕は間に挟まれたので、うまくバランス取りながら演じないといけなかったんです。そういった難しさは感じました。――2人とも年末は『MEN ON STYLE』にご出演ですが、ファンの方から反応を得られる場はいかがですか?瀬戸:僕はとっても好きです。キャーキャー言われるの、大好きです(笑)。山本:個人のファンイベントも、あまりやってないもんね。瀬戸:そうだ。だから、なおさらかもしれないです。みなさんに会える機会もなかなかないので、すごく楽しくさせていただいています。山本:僕も楽しんでいますし、今年はもっともっとファンの人が参加できる構成になっています。近くに感じてもらえると思いますよ。――ぜひ、『MEN ON STYLE』に来られる方にメッセージをいただければ。瀬戸:MEN ON STYLEは6年目になりまして、新境地に入りました。今回は参加型ということで、今までイベントに来てもらっていたファンの皆さんには新たな驚きと、また違う楽しみ方をしてもらえると思いますし、初めて来てくださる方は楽しんで帰って頂けと思います。僕たちも精一杯年末に向けて、いろんな企画の精度を高めて頑張りますので、ぜひ楽しみにしてて欲しいです。年末、会いましょう!山本:去年は5回めのアニバーサリーで、ひとつの区切りでした。今年はまた一から、よかった部分は引き継ぎつつも新しくなると思います。皆さんと近い距離で楽しめるイベントだと思いますし、2018年も気持ちよく迎えてもらえるようなイベントにできればと思います。瀬戸:来てください! \(^o^)/ ここは顔文字でお願いします(笑)。●【プレゼント】瀬戸利樹&山本涼介サイン入りチェキ<応募〆:12月13日>瀬戸利樹&山本涼介のサイン入りチェキを2名様にプレゼントします。○応募要項■応募期間:2017年12月8日から2017年12月13日23:59まで■内容:瀬戸利樹&山本涼介サイン入りチェキプレゼント■当選人数:2名様■応募方法1.マイナビニュースエンタメch公式Twitterをフォロー2.応募ツイートをリツイート。当選者には応募締め切り後、マイナビニュースエンタメch公式Twitterからダイレクトメッセージにて、送付先情報(送付先住所、受取人氏名、電話番号)を伺います。※ダイレクトメッセージ送信後48時間以内にご連絡のない場合や、フォローを外された場合(その場合ダイレクトメッセージを送付できません)は当選を無効とさせていただきます。○当選条件日本国内にお住まいの方 <個人情報取扱いについてのご注意> 応募にあたって以下を必ずお読みください。応募には以下の「個人情報取扱いについて」に同意いただく必要があります。「個人情報取扱いについて」に同意いただけない場合はプレゼント抽選の対象となりません。(1)個人情報取扱いについて:マイナビでは個人情報保護マネジメントシステムを構築し、正しい個人情報の取扱および安全管理につきましてできるだけの体制を整え、日々改善に努めています。当社が運営するマイナビニュースにおいて、読者の皆様からお預かりする個人情報は、プレゼントの発送などに利用いたします。(2)開示等、個人情報の取り扱いについてのお問い合わせ:株式会社 マイナビ ニュースメディア事業部 編集部 〒100-0003 東京都千代田区一ツ橋1-1-1パレスサイドビル news-reader@mynavi.jp(3)個人情報保護管理者:株式会社 マイナビ 管理本部長 personal_data@mynavi.jp
2017年12月08日