香港映画祭にインディーズ映画ながら異例の選出をされた話題の作品『少女邂逅』が、6月30日から新宿武蔵野館、イオンシネマ板橋ほか全国順次公開。©2017『少女邂逅』フィルムパートナーズ『少女邂逅』は、若手映画監督・ミュージシャンの登龍門となっている「MOOSICLAB2017」に向けて製作された作品。同映画祭では全7回の上映をすべて満員で終え、観客賞を獲得した。2017年5月に公開された特報予告編は総再生数162万回を突破し、国境を超えてアジア圏を中心にSNSでも話題沸騰となっている。監督を務めたのは、大学生時代の2013年『さよならスピカ』が早稲田映画祭りで観客賞、審査員特別賞を受賞した枝優花。主演にはミスiD2016グランプリに輝き、歌手・大森靖子にも存在感を絶賛された透明感を放つ美少女・保紫萌香と、RADWIMPSのアルバム『人間開花』のジャケット写真が話題になり、ファッション雑誌『装苑』の所属モデルでもあるモトーラ世理奈。200人以上の応募者の中から選ばれた2人に華を添える音楽には「転校生」名義で活動していたミュージシャン・水本夏絵が参加。©2017『少女邂逅』フィルムパートナーズ弱冠23歳の新鋭監督・枝優花が手掛けた本作の原案は、14歳の頃の実体験だ。いじめをきっかけに声が出なくなった小原ミユリ(保紫萌香)は、自己主張もできず、周囲にSOSを発信するためのリストカットをする勇気もない。そんなミユリの唯一の友達は、山の中で拾った蚕。ミユリは蚕に「紬(ツムギ)」と名付け、こっそり大切に飼っていた。「君は、私が困っていたら助けてくれるよね、ツムギ」この窮屈で息が詰まるような現実から、いつか誰かがやってきて救い出してくれる――とミユリはいつも願っていた。ある日、いじめっ子の清水に蚕の存在がバレ、捨てられてしまう。唯一の友達を失ったミユリは絶望するが、その次の日、ミユリの通う学校に「富田紬」という少女(モトーラ世理奈)が転校してくる――。©2017『少女邂逅』フィルムパートナーズいじめによって“場面緘黙症”となり、声が出なくなってしまった監督自身の経験を軸に、2017『少女邂逅』フィルムパートナーズ蚕のように容姿も中身も変容する少女たちの残酷でありながら、まばゆい青春映画を完成させた。一般公開前から国内外で話題沸騰の本作。ぜひ劇場に足を運んでみては?【作品情報】『少女邂逅』監督・脚本・編集:枝優花出演:保紫萌香、モトーラ世理奈公開日:6月30日 新宿武蔵野館、イオンシネマ板橋ほか全国順次公開配給:SPOTTED PRODUCTIONS
2018年05月03日Suchmos(サチモス)が、「2018 NHKサッカーテーマ」を担当。新曲「ボルテージ(VOLT-AGE)」がテーマ曲として起用される。これまで、NHKサッカー中継テーマ音楽は、2010年にSuperfly「タマシイレボリューション」、11~12年にRADWIMPS「君と羊と青」、13年にサカナクション「Aoi」、14~16年に椎名林檎「NIPPON」、17年にONE OK ROCK「We are」が起用されてきた。 「ボルテージ」は、6月に開幕する2018 FIFAワールドカップ ロシア大会をはじめ、Jリーグや天皇杯などの国内大会、日本代表の試合やヨーロッパを中心とした海外サッカーなど、サッカー中継や関連番組のテーマ音楽として使用されるという。この決定を受けて、ボーカルのYONCE(ヨンス)は、「世界中の視線を集めるピッチはどんな景色だろう。11人とサポーターで燃え上がるボルテージといかしたアイデアがあれば、感動的なシーンがきっと生まれる。心揺らすチャンスメイクを期待しています。」とコメントしている。2018 NHKサッカーテーマ起用を受けて、6月19日(火)にNHKホールで行われる「NHK フットボールフェスティバル」への出演が決定。Suchmosや前園真聖、徳田耕太郎などが参加するイベントでは、パブリックビューイングも行われる予定だ。イベント内で、Suchmosはパフォーマンスを披露。日本対コロンビア戦の中継番組内で放送される予定で、Suchmosにとって初めての地上波での歌唱となる。なお、Suchmosは2018年2月にホンダのCMでもおなじみの「808」をリリース。2018年5月11日(金)以降、自主企画ライブツアー「Suchmos The Blow Your Mind TOUR」も控えている。
2018年04月21日「綺麗だ 綺麗だ 綺麗だ 綺麗だ 目を見て言うよ 綺麗だ 好きになりそうだ 目を見て言うよ」 これは、疑惑の渦中にいる福田淳一元事務次官(58)による“セクハラ発言”だ。女性記者が“森友問題”について取材したところ、元事務次官は上記のセリフで口説いたという。4月12日に週刊新潮が掲載し、騒動に発展。それが、思わぬ反響を呼んでいる。 《これもう半分RADWIMPSだろ》 Twitterで18日にこう投稿されると、共感が共感を呼び5万8千ものリツイート!「前前前世」を筆頭に、同じ言葉を繰り返す点と素直なメッセージが“RADWIMPSの歌詞みたいだ”とみられているようだ。 《なんだよ、事務次官アカペラでRAD歌ってただけかよ》《作詞の才能があったとは恐れ入った》《RADWIMPSへのあつい風評被害》 さらにネット上では、実際にRADWIMPSっぽく歌うツワモノたちも。投稿された動画には《セカオワ感》《より早口で歌えばKANA-BOON》《意外と米津玄師っぽさある》などの声も上がっている。 また「綺麗だ」を繰り返すことから、アニマル浜口(70)を連想するひとたちも。 《「気合だ!気合だ!気合だ!」のアニマル浜口と言われたほうがしっくりくる》《前半だけ見るとアニマル浜口やな》 意外なところでムーブメントになっている発言。当の福田元事務次官はいま、どんな思いでいるのだろうか。
2018年04月20日将棋界に奇跡をもたらした異色の棋士・瀬川晶司五段の自伝的小説を映画化した『泣き虫しょったんの奇跡』のヒット祈願が、本日4月9日(月)に勝負の神様で知られる鳩森八幡神社の将棋堂にて行われ、松田龍平、野田洋次郎(「RADWIMPS」)、豊田利晃監督、瀬川五段が会見を行った。■松田龍平&豊田監督、本作に自信!『青い春』などこれまでも豊田作品に参加し、今作では主人公・瀬川晶司役を演じた松田さんは、「素晴らしい映画になったので、映画の神様が降りたなと思います。今日は将棋の神様にヒット祈願したので、微笑んでくれたら」と自信を見せ、豊田監督も「一人でも多くの人に見てほしい映画になりました」とコメント。また今回再び本格的なタッグとなった松田さんと豊田監督。松田さんは「楽しみでした。『青い春』から単独主役の機会がなかったので、気合が入りました。またやれて嬉しいです」と喜び、豊田監督も「いつも松田龍平主演でどんな映画が作れるか考えている。今回も面白かったです」と相思相愛ぶりが伺えた。しかし一方で、本作の撮影を「結構きつかった」とふり返る松田さん。「瀬川さんの半生と繋がる部分を感じたし、今回の映画で色々さらけ出したというか、自分を隠すことなくやらせていただいたなと。それは大変でしたが、そういう映画を豊田監督とできてよかったし、素晴らしいタイミングだったんじゃないかなと思います」とも語った。■松田&野田、映画初共演! 「才能が溢れ出ている」「圧倒されました」また公私共に仲良しであり、今回映画初共演となった松田さんと野田さん。「才能が溢れ出ている。ミュージシャンとは思えないというか、逆に役者じゃないからそういう空気感が出せるのかな」(松田さん)、「僕が参加したときはすでに現場の空気が出来ていたし、龍平もそこに主演として居たし、圧倒されました」(野田さん)とそれぞれお互いについてコメントした。なお、本作では将棋の監修も行っている瀬川五段。指導を受けた松田さんは、「瀬川さんの教え方がうまくて、将棋の楽しさを教えてもらいました」と話し、瀬川五段からは「最初に比べたら遥かに強くなっている」とお墨付きも。そして、キャスト陣は撮影の合間にも常に将棋を指していたそうで、“一番強い”のは、松田さん曰く奨励会メンバーのひとり、畑中良一役の駒木根隆介で、“一番熱中して上達した”のは瀬川五段曰く、同じく奨励会メンバー・新藤和正役の永山絢斗だったそう。■野田「どんな人が見ても間違いなく響く」昨今、藤井聡太六段や羽生善治永世名人などの話題がニュースとして頻繁に取りあげられ、アニメ&実写映画化された「3月のライオン」も大きな注目を集めるなど、盛り上がりをみせている将棋。松田さんは「将棋が大好きな方にはもちろん、より将棋の熱を上げる映画だと思うし、将棋を知らない人が見ても間違いない映画になったなと」と言い、野田さんも「どんな人が見ても間違いなく響くし、自分の人生をふり返ったり、この先に想いを馳せる映画なんじゃないかな」とアピールしていた。また今回、松田さんが何かを決意したような表情を見せる本作のティザーポスタービジュアルも解禁された。『泣き虫しょったんの奇跡』は2018年秋、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:泣き虫しょったんの奇跡 2018年秋より全国にて公開予定©2018『泣き虫しょったんの奇跡』製作委員会©瀬川晶司/講談社
2018年04月09日3月いっぱいで所属事務所「オフィス北野」からの独立を表明したタレントのビートたけし(71)が、3月22日発売の「週刊文春」(文芸春秋)に書き下ろし小説「ゴンちゃん、またね。」を掲載し話題になった。 「うだつの上がらない小説家志望の主人公と飼い犬の物語。犬を飼っていた人なら確実に涙腺を刺激される、手堅い作品です。今後は小説執筆にシフトするとみられるたけしさんだけに、文学賞争いに関わるような作品を生み出すのではないでしょうか」(大手出版社の文芸担当者) 小説を書いた芸能人といえば、真っ先に思い浮かぶのが「火花」(文芸春秋刊)で芥川賞を受賞したお笑いコンビ・ピースの又吉直樹(37)だろう。 そのほかジャニーズ事務所の人気グループ・NEWSの加藤シゲアキ(30)は処女作「ピンクとグレー」(角川書店刊)が映画化されるなど、小説家としても活躍。お笑いタレントの劇団ひとり(41)は「陰日向に咲く」(幻冬舎)、「青天の霹靂」(同)が映画化されいずれもヒットしている。 さらにモデルの押切もえ(38)は「永遠とは違う一日」(新潮社刊)が「山本周五郎賞」の候補作に。最近ではロックバンド・THEALFEEの高見沢俊彦(63)が「音叉(おんさ)」で小説家デビューを果たし、「オール読物」(文芸春秋)に掲載された。 そんな芸能人たちが文学界を大いに盛り上げるなか、小説家デビューを期待される“2人の大物”がいるという。 「歌手で俳優の星野源さん(37)と、人気バンド・RADWIMPSの野田洋次郎さん(32)です。ともに根強いファンがいるだけにかなりの売り上げを叩き出しそうですが、超多忙なのでハードルが高いといえます。ただ2人ともすでにエッセイで非凡な文才を発揮しており、文学賞も狙えるレベル。出版界からも熱視線が注がれていますね」(出版プロデューサー) 果たして、次はどの芸能人の小説がヒット作となるのだろうか。
2018年03月26日先日開催された第68回ベルリン国際映画祭で銀熊賞(監督賞)を受賞し、日本の映画ファンのみならず、世界中から注目を集めるウェス・アンダーソン監督が贈る『犬ヶ島』。本作の日本公開日が5月25日(金)に決定し、日本オリジナル版本予告映像がお披露目された。近未来の日本を舞台にしたストップモーション・アニメーションとなる本作。オスカー女優のフランシス・マクドーマンド、常連のビル・マーレイ、ジェフ・ゴールドブラム、エドワード・ノートンらに加え、新たにスカーレット・ヨハンソン、グレタ・ガーウィグ、ブライアン・クランストンらも集結。ベルリン国際映画祭には、日本からのボイスキャスト「RADWIMPS」野田洋次郎と夏木マリが駆けつけたことも話題となった。架空都市“メガ崎”市から犬ヶ島へ!1人と5匹の冒険が始まる今回解禁された待望の予告映像に映し出されているのは、ウェス・アンダーソン監督の独特の視点によってストップモーション・アニメーションで見事に描き出された近未来の日本。架空都市“メガ崎” 市という地名はもちろん、東京駅を彷彿とさせるドーム型の建物や下町風の商店街、相撲や和太鼓、浮世絵といった伝統的な日本のカルチャーが切り取られ、日本をこよなく愛するアンダーソン監督の熱烈な思い入れが見てとれる。主人公の少年・小林アタリは捕われた愛犬スポッツを探すため、日本列島にあるメガ崎市から1人で小型機に乗り込み、ある島へと向かう。その島こそ、犬インフルエンザの蔓延により隔離された犬たちが暮らす犬ヶ島。アタリはそこで出会った5匹の犬たちともに壮大な旅へと足を踏み出すことに。言葉が通じないながらも、スポッツを探して少しずつ絆を深めていく1人と5匹。やがて、その冒険はメガ崎市の住人を巻き込み、「戦いです!」と大騒動へと発展していくことに。果たして、少年アタリは無事、スポッツと再会することができるのか?彼らの前に待ち受けるものは何なのか?日本が舞台の“ワンダフル”・アドベンチャーに期待していて。『犬ヶ島』は5月25日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:犬ヶ島 2018年5月、全国にて公開
2018年03月16日宇多田ヒカルがその歌声に惚れ込み、彼女の最新アルバム『Fantôme』に客演参加(“ともだち with 小袋成彬”)を果たした若きSSW/プロデューサー・小袋成彬(おぶくろなりあき)。元々は「TOKYO RECORDINGS」というレーベル/プロダクションを主宰し、これまでに水曜日のカンパネラやiriなどの楽曲を手がけたり、松本潤&有村架純主演映画『ナラタージュ』の主題歌を野田洋次郎(RADWIMPS)と共作するなど、裏方として暗躍してきた彼だが、この度4月に宇多田ヒカル全面プロデュースの元、初のソロアルバム『分離派の夏』をリリースすることに。そして、本作をもってソニー・ミュージックレーベルズ EPICレコードジャパンからメジャーデビューを果たす。そんな彼のプレミアム・ライブが、先日2月5日にSpotify Japanのオフィス内にて行われた。「小袋成彬 Spotify LIVE」と題された本イベントは、アルバムからの先行トラック“Lonely One feat.宇多田ヒカル”が、男性新人ソロアーティストとして国内史上初となるSpotifyバイラルランキング(※)1月25日付のウィークリーランキング(日本)初登場1位を記念してのもの。集まったのはメディア関係者と、抽選で選ばれた幸運なオーディエンス数10名。さらに、その応募数があまりにも多かったため、当日はSpotify Japanの各種SNSで生配信も行われた。予定されていた時刻を少し過ぎた頃、小袋成彬とバックの演奏を務める2人が物々しい機材に囲まれたステージへ現れた。そして、すでにネット上にUPされている『小袋成彬 1stアルバム「分離派の夏」ティザー映像』が上映されると、たちまち空気がピンと張り詰める。彼がソロアルバムを作ることになった理由、そして「芸術とは何か」を問い質すかのような映像は、これから始まるライブパフォーマンスに対して、そして彼の作り上げる作品の世界観へと我々を没入させるかのような演出だ。宇多田ヒカルとの共演曲“Lonely One feat. 宇多田ヒカル”を含む7曲を披露しながらも、MCはなし。後の取材時には、「ライブは自身の作品を再解釈する行為」と語っていた通り、オーディエンスを前にしながらも、あくまでも内省的に自己と向き合い続ける様は、どこか鬼気迫るような迫力すらも感じさせた。もちろん、宇多田ヒカルに「この人の声を世に送り出す手助けをしなきゃいけない」という使命感を感じさせたという圧倒的な歌唱力や、海外の最新鋭の音楽ともリンクする音楽性にも注目がいくだろうが、あくまでもそれは装飾に過ぎないのだろう。自身に内面とひたすらに向き合い続けた結果、生まれた楽曲の数々は、まさしく「芸術」と呼ぶに相応しいもの。そしてそれは我々オーディエンスの心を大きく揺さぶった。未だ26歳という若さながら、音楽業界で広く暗躍し、さらには宇多田ヒカルにその才能を認められるという稀有な逸材=小袋成彬。すでに5月に開催予定の初ワンマンにも予約が殺到。大坂BIG CATでのイベントライブ「HOPE!」や、埼玉史上最大のロックフェス「VIVA LA ROCK 2018」、長野県で開催される野外フェス「TAICOCLUB’18」への出演も決定するなど、音楽リスナーから大きな注目を浴びている。しかし、そんな状況とは裏腹に、「『作品を作ること』と『作品を届けること/売ること』は切り離している」と語っている通り、あくまでも芸術家としてのスタンスをみせている。今後、彼が国内音楽シーンにどのような波紋を広げるのか。期待しながら見届けたい。(※)バイラルランキングとは、いまソーシャル上にシェアされ、再生されている話題の楽曲をSpotifyが独自にチャート化したもの。
2018年03月02日俳優の染谷将太が2月24日(土)、都内で行われた日中合作の主演作『空海-KU-KAI- 美しき王妃の謎』の初日舞台挨拶に登壇。「一生忘れられない経験。一瞬一瞬が宝物で、学ぶことが多かった」としみじみ語っていた。■「オリンピックの次は、空海で盛り上がって」(染谷さん)東宝とKADOKAWAが初の共同配給を手がけ、日中共同製作映画として史上最大規模のビックプロジェクトとなった本作。主人公・空海を演じた染谷さんは「中国ロケで過ごした5か月間は、まるで夢の中にいるようで、本当に壮大な世界観に浸っていた」と回想しながら、感無量の面持ち。中国公開に続き、ついに日本での“船出”を迎え「(冬季)オリンピックの次は、ぜひ『空海』で盛り上げってもらえれば」とアピールしていた。舞台挨拶には染谷さんをはじめ、共演する阿部寛、松坂慶子、チェン・カイコー監督が登壇。松坂さんが「染谷さんはお若いのに、落ち着いていて、包容力がある」とふり返ると、当の染谷さんは「よく若年寄って言われます(笑)」と自虐コメントで、笑いを誘った。■ベテラン俳優の阿部寛、中国の巨匠に緊張!物語のカギを握る人物・阿倍仲麻呂を演じる阿部さんは、「セットの巨大さと、鮮やかな色彩に驚かされた。ご覧になる方には、逆にCGに見えてしまうかも」と製作に6年を費やした、東京ドーム約8個分の広大なセットに驚きの表情。また、チェン・カイコー監督については、「日本で言えば、黒澤明監督のような巨匠。緊張もありましたが、この経験は今後に活きていくはず」と熱弁した。この言葉にチェン・カイコー監督は「ときには難問を突き付けることもありましたが、ここにいらっしゃる皆さんのプロフェッショナルな姿勢には、大いに学ばせていただいた」と感謝を示し、労をねぎらった。■RADWIMPSがサプライズ登場!映画イベントは『君の名は。』以来この日はサプライズゲストとして、主題歌と挿入歌を手がける人気ロックバンド「RADWIMPS」の野田洋次郎、桑原彰、武田祐介が駆けつけ、お祝いのために駆け付けた。彼らが映画イベントに登場するのは、『君の名は。』以来。作詞作曲を担当した野田さんは、「監督が『この映画にはRADWIMPSの音楽が必要だ』とおっしゃってくださり、とても誇らしかったですし、期待に応えたいなと思った」とふり返り、「愛と許しがテーマになっているという監督の言葉がヒントになった。ご自身はもう若くないと言うが、ものを作り上げるエネルギーは尊敬に値する」と話していた。『空海-KU-KAI- 美しき王妃の謎』は全国公開中(text:cinemacafe.net)
2018年02月24日2017年12月に行われた若者が集まるカルチャーイベント「Making-Love Club」の第4弾で、とあるフリーランスモデルが摂食障害*1、パニック障害*2、醜形恐怖症*3であることをカミングアウトした。彼女の名前は美佳。同世代の若者たちを前に、自分が悩まされていることをさらけ出すのにはどれほどの勇気が必要だっただろうか。そんな思いから、Be inspired!は「摂食障害」と向き合う彼女の側面に焦点を当てるインタビューを行った。(*1)大きくは食事をとらない/とれない「拒食症」と食物を大量にとる「過食症」にわけられる、過度の食行動の異常がみられる病気。「拒食症」では体重が極端に減るが、自分ではその極端さを理解できていないことが多い。「過食症」では食べ始めると自分ではコントロールができず、大量の食物を食べてしまった後悔から憂鬱な状態が続くことが多い(*2)突然の動悸や息切れ、強い不安をともなうパニック発作に襲われる病気。また発作が起きるのではないかという恐怖心から日常生活に支障をきたしてしまう(*3)自分の容姿に対する自己評価が低く、自分の容姿に対する悩みを強迫的に/過剰に気にしてしまう病気驚いたのは「どうして食べられないの?」「どうして食べすぎちゃうの?」と聞かれたこと自身が抱えている病気について、どうして人前で話そうと思ったのか聞いてみると、意外なことに「あれは直感だったんです」という答えが返ってきた。同イベントのトークショーで「BMI18*4を下回るモデルの使用を禁止した海外ブランド」が話題に上ったため、もしかしたらこれが話すタイミングかもしれないと感じた美佳。来場者が自由に発言できる時間に、思い切って出演者や来場者を前に「モデルとして自分の抱えている病気について発言するかどうかの葛藤」を口にしたのだ。親しくなった人には病気について伝えていたという彼女だが、知らない人が多く集まるイベントでのカミングアウトでは今までにないほど声が震えていたと振り返る。いずれは病気のことも公にしようと思っていたものの、理解してもらえるのかという不安や「メンタルヘルスの問題を抱える、まだ売れてないモデル」というレッテルを貼られてしまうのではないかという心配も感じていた。彼女がカミングアウトしてきた相手にはわかってくれる人たちもいる一方、「摂食障害」という言葉さえ知らない相手の場合には、理解してもらうことはたやすくなかった。知識のない子に言われて私が逆にびっくりしたのが「どうして食べちゃうの?」「どうして食べ過ぎちゃうの?」っていう単純な疑問みたいなこと。それが私にもわからないから、こうなってしまっているのに。そういうのを聞くと「そう言われてもな、じゃあ言わなければよかった」って後悔します会場には同様な受け止め方をする人、彼女の経験を人ごとにしか感じられない人たちもいるかもしれない。だがそんな心配をよそに、イベント終了後には「勇気をもらった」という言葉や、「私も実は同じことに悩んでいました」というような言葉を多く受け取ったという。(*4)BMI数値は身体の「肥満度」を測るものとして世界的に使われており、「体重(kg)÷(身長(m)×身長(m))」の計算式で算出できる。「低体重」に分類されるBMI18が、日本のファッション誌で“モデル体型”だとされることが多かった。また世界のファッションショーでは、人々が「不健康な痩せ方」を目指す傾向を助長しないようBMI18.5以下のモデルを使わないという動きが広まっている「メンタルヘルスの病」と闘うファッションモデル彼女の摂食障害は過食症から始まり、拒食症にもなった。病状が落ち着いているときもあるが、摂食障害を克服するのには時間がかかるもので、闘いはまだ続いている。最近ファッションモデルとして本格的に活動を始めた彼女だが、ファッションが好きになったのも病気になってからで、モデル事務所にスカウトされたのもそうだ。さらに、初めてのファッションスナップは精神病棟から外出許可をもらって参加した。ファッションが好きになったのは自分の病気がきっかけでした。原宿でスカウトされたのは5年くらい前でバイトをしていたときなんだけど、学校を辞めて自分には何もなくなってしまったという絶望感があって、そのときに出会ったのがおしゃれをすることで、バイトのない日は原宿に通っていて、そんな頃に竹下通りでスカウトされてのちにモデル事務所に所属することになりましたそんな彼女は昨年、モデル事務所に所属し続けるのではなく、フリーランスモデルの道を選んだ。フリーランスなら自分で受けたい仕事を決められるが、そのためには自分自身を自力で売り込んで仕事を見つけなければならない。また、体調管理も仕事を続けていくうえで必須なため、自分の病気と嫌でも向き合わざるをえなくなる。今まではたとえば私が過食しちゃってそのままお風呂にも入れてなくて具合も悪くて、「ごめん今日無理なんだ…」ってドタキャンすることが多くて、でもそうするとやっぱり相手が「どうして?」「なんでこんなに体調悪くなるの?」って離れていってしまうことがありました。でもだからって今仕事をしていてドタキャンするわけにいかないから、自分で体調管理や自己管理をするようことが大事ですが、それでも急に過食したいという衝動に駆られてしまうこともあってすごく難しいですよねそんな苦しさを感じながらも、モデルとして仕事をしていきたいと思わせてくれた出来事があった。それは初めてモデルとして仕事をしたフォトグラファーとの出会い。彼女がヌードで撮影したのは彼とだけで「今後ヌード撮影のオファーが来ても、ほかのフォトグラファーのだったら受けない」と断言するほど信頼をおいている。そんな彼とSNSを見ながら情報交換をしていたとき、顔のそばかすが特徴的な人気モデルのモトーラ世理奈が写った、日本のロックバンドRADWIMPS(ラッドウィンプス)のCDジャケット写真をたまたま見つけた美佳。すると同じ写真を見た彼に「それが君でもおかしくないよ」と言われ、今まで感じたことのないやる気が湧いたという。一般的にネガティブだった「そばかす」に対する印象をポジティブに変えたともいえるモトーラ世理奈のように、何か美に対する価値観を変えてやろう、と思ったのだろうか。自分の体験をオープンに話すという、「表に出る者」としての責任彼女はモデルの仕事をするうえで、ある「使命感」を感じているという。それは、自分の抱えている病気やその経験を話すこと。アメリカの歌手LADY GAGA(レディー・ガガ)が摂食障害を患っていたことを告白したように、有名人がメンタルヘルスについて発言すれば、たとえば美佳のカミングアウトを理解できなかった人にとって彼女の病気を知る機会になるかもしれない。そういう意味でも、発言一つで救われる人はきっと少なくない。「私はたまたまメンタルヘルスの病を抱えていて、表に出る人になった」ということを発信する使命があるんじゃないかって勝手に思っていて。そうすることでメンタルヘルスの病を抱えている人に勇気を持ってもらいたいとは言わないけど、諦めないでほしい。私も部屋の中で一人で過食をして落ち込んで泣いたり、引きこもりになったりした。みんながモデルになれって言いたいわけではないんだけど、社会に出られる可能性があるとか好きなことができる可能性があるってことを信じてほしい。そういう気持ちがあって話をするべきだと思いました「彼女は摂食障害の患者の代表だ」ととらえられることは、決して彼女が目指していることではない。彼女が目指すのは一人のファッションモデルとしての活躍だが、今後は人前で話す機会があれば、自分の抱えてきた病気について積極的に話していくつもりでいる。もちろん病気について聞かれたら答えるし、隠すことは何もない。でも「この人摂食障害で、頑張っているから」って私のことをフォローしてくれている人もいるし、モデルとして応援してくれている人もいるし、親戚のおばさんも私のことをフォローしてくれているから、そればっかりにフォーカスしなくていいかなって2018年、“モデル体型”が存在しない時代に突入“モデル体型”といえば、どんな体型を想像するだろうか?まず思い浮かべるのは「細い人」かもしれない。今でこそ「プラスサイズモデル」や多様な見た目のモデルを目にするようになったが、それはここ最近の話にすぎないのだ。美佳も過去にはメディアが提示してきた「細い“モデル体型”こそがすべてという風潮」に飲み込まれてしまっていたという。ティーン誌を読んでたころって「これがモデル体型だ」って思い込んでしまっていて、BMI一覧とか身長と体重がグラフになっている表とかに載っている基準がすべてだと思い込んでしまった時期があって、それを満たしていなかった私はダイエットに一生懸命になってしまって、すごくネガティブになりましたね。最近も同じグラフを目にすることがありますが、あれって今も必要なんでしょうか?あれを見て誰が得するのかって思いますモデルとして本格的に活動を始めてからも、どんな体型でいればいいのか考えてしまうことは多い。だが、彼女は「求められる体型なんてない」という結論に至ろうとしている。近頃はブランド側のモデルの選び方も変化しており、SNSで見つけたブランドの雰囲気に合いそうな人に声をかけることもよくある。モデルをどうブランドに合わせるかというよりも、どう合うモデルを見つけるかという考え方となってきているといっても過言ではない。昔は「細くてきれいで」っていうのが当たり前だったかもしれないけど、最近は一つのブランドに多様なサイズのモデルが一緒に使われているのを見る。だからモデルになるための体型の基準なんてないんじゃないかって結論を持つようになって、そのためにダイエットをしなくてもいいって思うようになった。インスタを見てブランドから連絡がくることもあるんですが、インスタには自分のサイズを書いてないですよね。ぱっと見で使いたいかどうかなんだと思います。「あ、使いたい」みたいな、だからサイズではなくて雰囲気が重視されているような気がしてます「モデル」とは、どんな存在であるべきか?いつの時代も「美しさ」を追いかける人たちがいる。それで目標とされたり崇拝の対象となったりするのはいつも、ファッション誌を飾ったりランウェイで歩いたりSNSで莫大な数のフォロワーを持ったりしているようなモデルたち。そのモデルという存在は「ブランドの服を引き立たせる存在」でしかないこともある。だが、特にSNSが発達してからは個人として発言しやすくなり、社会的に意味のある意見を発信するモデルの存在が注目されるようになった。そんな流れを受け、発言をしたモデルが身につけたブランドの服が好き、と考える消費者が少なからず増えてきているに違いない。美佳のように、モデルの影響力が持つ可能性や意味を理解したモデルが、今後日本でも姿を表してくるのではないだろうか。美佳(MIKA)Instagram
2018年02月22日現地時間2月15日(木)に第68回ベルリン国際映画祭が開幕し、ウェス・アンダーソン監督最新作『犬ヶ島』が上映。レッドカーペットには、日本のボイスキャストを代表し「RADWIMPS」野田洋次郎と女優・夏木マリが登場した。日本を舞台に、“犬インフルエンザ”の大流行によって犬ヶ島に隔離されてしまった愛犬を探す少年と犬たちの壮大な旅と冒険を、ストップモーション・アニメーションで描く本作。公式記者会見で、今作における日本のアニメーションとの関係について聞かれたアンダーソン監督は、黒澤明監督と宮崎駿監督から最も強く影響を受けていると言い、「『千と千尋の神隠し』で声優を務めた夏木マリさんが本作にも出ているくらいですからね。本作でも素晴らしい声を披露してくださいました」と夏木さんについて触れ、「ディテールと沈黙という点で、宮崎監督では自然があり、静寂があり、アメリカのアニメーション伝統には見られないリズムです。その点でとてもインスピレーションを受けました」とコメント。会見中は、ビル・マーレイがおとぼけ発言を連発し笑いを誘い、主人公を演じたランキン君が11歳のバースデーを迎えたことで皆で歌を歌ったり、終始笑いの絶えない、アットホームな雰囲気に包まれた。また、一面に敷かれた真っ赤なカーペットに粉雪が舞い、幻想的な雰囲気のなか行われたレッドカーペットでは、入口に日本を舞台として描く本作をイメージしてか和太鼓のアンサンブルが登場。そこへアンダーソン監督、ティルダ・スウィントン、ビル、ジェフ・ゴールドブラム、そしてシックな黒のタキシードを華麗に着こなした野田さん、漆黒色の留袖風の着物に筆で“犬”と書かれた帯を合わせたスタイルの夏木さんらが登場すると、会場からは悲鳴にも似た歓声が沸き起っていた。さらになんと、監督がビルを連れて和太鼓のアンサンブルに参戦する場面も!そんなレアなパフォーマンスに会場は大興奮。そして本作の上映には、各国のジャーナリストたちがおしかけ、開場の1時間半以上前から長蛇の列が。満員御礼となった会場では、映画の冒頭から笑いが起こり、上映後はスクリーンへ向け大きな拍手が送られていた。『犬ヶ島』は2018年5月、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2018年02月16日『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』や『ウォレスとグルミット』といった“マスターピース”の登場から10年以上。CGアニメ隆盛のいま、2017年から2018年上半期は、注目のストップモーション・アニメが続々と公開されている。静止している物体を1コマ毎に少しずつ動かして撮影し、連続で投影することによってその物体がまるで動いているかのように見せる映画の撮影技法、ストップモーション・アニメ。昨年度の米アカデミー賞長編アニメ賞&視覚効果賞ノミネート作『KUBO/クボ 二本弦の秘密』が日本でも話題を呼んだばかりだが、今年はアカデミー賞短編アニメ賞に日本人の桑畑かほるが夫マックス・ポーターと共同監督を務めた『Negative Space』(原題)がノミネートされたことで、さらに注目を集めている。■Negative Space予告さらに、『ぼくの名前はズッキーニ』『村田朋泰特集ー夢の記憶装置』、5月にはウェス・アンダーソン監督最新作『犬ヶ島』とストップモーション・アニメが続々と公開される。映像作家・村田朋泰の特集上映!3月17日(土)より順次公開村田朋泰の新作『松が枝を結び』の完成を記念し、『村田朋泰特集ー夢の記憶装置』が公開に。村田氏といえば、NHKプチプチ・アニメ「森のレシオ」や、「Mr.Children」のMV「HERO」などを手がけ、細やかで情感あふれる造形と、奇天烈で、温かさと哀しさが同居する唯一無二の世界観で多くの人々を魅了し続けている映像作家。コマ撮りで風や雨などの自然現象や繊細な動きを表現する制作手法は、映画監督・山下敦弘に「変態」とまで言わしめるほどの徹底ぶり。このたびの特集上映では、最新作のほか、15年におよぶキャリアのなかから選りすぐりの7作品を一挙上映する。『KUBO』と賞レースを席巻『ぼくの名前はズッキーニ』2月10日(土)より公開その村田氏も絶賛コメントを寄せているのが、昨年度の第89回アカデミー賞長編アニメーション部門ノミネート作『ぼくの名前はズッキーニ』。アナログで素朴な味わいと、ティム・バートンを思わせる個性あふれるキャラクターに加え、孤独な子どもたちが織りなすドラマの素晴らしさが最大の魅力。新たなストップモーション・アニメの傑作がまた1つ、日本に上陸する。ベルリン映画祭オープニングを飾る!『犬ヶ島』5月公開さらに、満を持して登場するのが、ウェス・アンダーソン監督による『犬ヶ島』。日本の架空の都市・“メガ崎市”を舞台に、“犬インフルエンザ”の大流行によって犬たちが隔離された島を描く長編ストップモーション・アニメで、声優陣には超豪華ハリウッド俳優ほか、「RADWIMPS」の野田洋次郎、夏木マリ、村上虹郎、渡辺謙ら日本人キャストも多数起用。第68回ベルリン国際映画祭のオープニング作品に決定しており、コンペティション部門に出品されている話題作だ。いずれの作品もアナログとオリジナリティにこだわり、膨大な時間と情熱をかけ、人の手で作り上げられたものばかり。リアルな世界を追求するCGを用いたアニメとはまた異なり、独特の味わいや温もり、制作者の息遣いのようなものまで感じられるのが、ストップモーション・アニメの一番の魅力だろう。子どもから大人までが楽しめる、ストップモーション・アニメは、いま必見だ!(text:cinemacafe.net)
2018年02月11日「RADWIMPS」の野田洋次郎と、女優・夏木マリがボイスキャストを務めることでも話題のウェス・アンダーソン監督最新作『犬ヶ島』。この度、野田さんと夏木さんが「第68回ベルリン国際映画祭」に日本人ボイスキャストを代表して参加することが決定した。カンヌ、ベネチアと並んで世界三大映画祭のひとつとして数えられるベルリン国際映画祭。「第68回ベルリン国際映画祭」では、オープニング作品として上映&コンペティション部門への正式出品もすでに決定している本作。今回2人は、そんな盛大な祭典のオープニングで開催されるレッドカーペットに初参加!野田さんは、「ひょんな流れから出演のお話をもらい、まさか映画祭にまでお邪魔できるとは想像もしていませんでした。せっかくなのでまだ出会っていない共演者、監督たちと共に楽しんできたいと思っています」と参加が楽しみと話し、一方夏木さんは、「ある日、私がiPhoneで録音した声がベルリン国際映画祭のオープニングになるなんて、ビックリ仰天!!!!!」喜びのコメントを寄せている。さらに発表にあわせて、アンダーソン監督独特の世界観を感じられる場面写真も到着。愛犬を探す主人公の少年と、首輪、服、犬種から個性的際立つ犬たちの姿が公開。風変りな性格を持つキャラクターたちを数々生み出してきた監督だが、今作での犬たちはそれぞれどんなキャラクター性を持ち合わせているのだろうか?『犬ヶ島』は2018年5月、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2018年02月09日全世界で大ヒットし、アカデミー賞最多9部門ノミネート、最多4部門受賞の『グランド・ブダペスト・ホテル』の製作陣が再結集する映画『犬ヶ島』が5月より全国公開となる。映画『犬ヶ島』ポスタービジュアル全編にわたり日本を舞台とし、“犬インフルエンザ”の大流行によって犬ヶ島に隔離されてしまった愛犬を探す、少年と犬たちの壮大な旅と冒険をストップモーション・アニメーションで描く本作。声優陣として、ビル・マーレイ、ジェフ・ゴールドブラム、エドワード・ノートン、ハーヴェイ・カイテル、ティルダ・スィントン、F・マーレイ・エイブラハム、ボブ・バラバン、フランシス・マクドーマンド、野村訓市などウェス・アンダーソン監督作品常連の豪華俳優陣が並ぶほか、新たにスカーレット・ヨハンソン、グレタ・ガーウィグ、ブライアン・クランストン、リーブ・シュライバー、コーユー・ランキン、ヨーコ・オノら多彩な才能を持ったキャストが集結。また、日本人ボイスキャストとしてRADWIMPS・野田洋次郎、夏木マリ、村上虹郎、渡辺謙といった日本を代表する異色なキャスト陣も参加。第68回ベルリン国際映画祭では、オープニング作品として上映&コンペティション部門への正式出品も決定しており、映画ファンを中心に日本のみならず世界中が公開を待ちわびている。さらに、主人公の少年とアンダーソン監督が手がけるユニークで風変わりな犬たちがぎっしりと集合した、独特のこだわりとセンスが詰まったモーションポスタービジュアルを日本&アメリカ独占先行にて解禁。一匹の犬が突然クシャミをしたことをきっかけに、周りの犬から犬へと徐々に謎のクシャミが感染していく様子は、まるで”犬インフルエンザ”が大流行したことによって犬ヶ島へと犬が隔離されてしまう本作のストーリーの発端を物語っているかのよう。果たして、少年と犬たちはどんな冒険を繰り広げるのか。アンダーソン監督が描く日本はどんなものとなるのか。公開に期待が膨らむビジュアルとなっている。
2018年02月08日歌手の宇多田ヒカルが男性新人アーティスト・小袋成彬(おぶくろ・なりあき)をプロデュースし、4月25日には1stアルバム『分離派の夏』がリリースされることが17日、発表された。小袋成彬宇多田が「この人の声を世に送り出す手助けをしなきゃいけない―――そんな使命感を感じさせてくれるアーティストをずっと待っていました」とまで絶賛する小袋は、いったいどんな人物なのだろうか。小袋は1991年4月30日生まれの26歳。2013年夏、音楽への思いを捨てきれなかった彼は就職活動を辞め、三日三晩ホテルで書き上げた曲をYouTubeにあげた。この曲が反響を集めたことがきっかけとなり、R&Bユニット”N.O.R.K.”を結成し、小袋はボーカルに。”N.O.R.K.”は91年生まれの現役大学生(当時)2人で結成されたこと、当時全盛だったIndie R&Bの文脈にクラシックの要素を取り入れたことなどもあってか、様々なメディアが取り上げた。2014年には”N.O.R.K.”としてアルバム『ADSR』をリリースしている。翌15年9月には、音楽レーベルTokyo Recordingsを法人化し、小袋は代表取締役に就任。水曜日のカンパネラの楽曲「ナポレオン」の作詞、柴咲コウのカバーアルバム『続こううたう』収録曲でコーラス、映画『ナラタージュ』の主題歌「ナラタージュ」(作詞作曲はRADWIMPSの野田洋次郎)に編曲として参加するなど、幅広く音楽の世界で活躍していた。そんな小袋の知名度を大きく上げたのが、2016年9月に発売された宇多田ヒカルのアルバム『Fantôme』収録曲「ともだち with 小袋成彬」にゲストボーカルとして参加したことだろう。宇多田がその実力を高く評価する小袋であるが、『分離派の夏』完成に寄せて発表したコメントによると、 「もとより私は、この作品を世に発表する心ぐみも、ましてやこの稚拙な歌声を人前で響かせるつもりなど毛頭なかった。」という。しかし2016年の初夏に自らがボーカルとして歌うことを決意し、アルバム完成に至ったとのこと。5月1日には渋谷WWWで初のワンマンライブを行うことも決定している。
2018年01月19日2018年は戌年!愛犬と一緒に家族で、あるいはカップルで、もちろん猫派の人も、初笑い&感動初めに犬映画はいかが?胸が“ドッグドッグ”高鳴る、“ワン”ダフルなおすすめ犬映画11選をご紹介!【LINE UP】★『僕のワンダフル・ライフ』★『マイライフ・アズ・ア・ドッグ』★『HACHI 約束の犬』★『アイ・アム・レジェンド』★『ミラクル・ニール!』★『マスク』★『わんわん物語』★『ジョン・ウィック』シリーズ2018年公開の注目“犬映画”は…★『キングスマン:ゴールデン・サークル』★『犬ヶ島』★『クルエラ』(原題)★僕の“犬ゴコロ”に気づいて!『僕のワンダフル・ライフ』(2017)『ギルバート・グレイブ』『ショコラ』などで知られる名匠ラッセ・ハルストレム監督の『マイライフ・アズ・ア・ドッグ』『HACHI 約束の犬』に連なる“ドッグシリーズ”の集大成。ゴールデン・レトリバー、ジャーマン・シェパード、コーギー、セント・バーナードと、4つの“犬生”を生きる主人公ベイリー。自分の命を救ってくれた“最愛の人”イーサンにもう一度出会うために、その魂は何度でも生まれ変わる。そんなベイリーの一途な愛と、人間よりも先にやってくるお別れには号泣必至。犬目線で描かれる、イーサンをはじめとする飼い主たちの“生態”と成長も見どころ。『僕のワンダフル・ライフ』は全国にて順次公開中、2018年3月7日(水)よりブルーレイ&DVDリリース開始。★ハルストレム監督の初期の傑作『マイライフ・アズ・ア・ドッグ』(1985)ラッセ・ハルストレム監督が世界的に注目されるきっかけになった感動のヒューマンドラマ。アカデミー賞監督賞、脚色賞にノミネートされた。舞台は、1950年代のスウェーデン、犬を乗せたソ連の「スプートニク」が宇宙へ飛び立ったころ。12歳のイングマル少年は病気がちの母、いじわるな兄、そして愛犬のシッカンと暮らしていたが、やがて母の病状が悪化、イングマルは叔父さん一家が住む田舎へと引き取られることに。村人たちとの交流と、時に残酷な現実に直面し、成長していく少年の姿が胸を打つ傑作。『マイライフ・アズ・ア・ドッグ』DVD【HDマスター】は発売中。★あのハチ公の物語にハリウッドが涙した『HACHI 約束の犬』(2009)日本人なら誰もが知る、亡き飼い主を駅前で待ち続けた忠犬ハチ公の物語。脚本を読んで感涙したリチャード・ギアが主演とともに製作として参加。1987年には日本でも『ハチ公物語』として映画化された。寒い冬の夜、迷子の秋田犬を拾い、「ハチ」と名付けて飼い始めた大学教授のパーカー。いつからか、ハチは夕方5時になると、帰宅するパーカーを駅で出迎えることが日課となっていく。ある日、パーカーは大学で倒れ、そのまま帰らぬ人に。それでもハチは駅で彼の帰りを待ち続け…。『HACHI 約束の犬』ブルーレイ&DVDは発売中。★ウィル・スミスが“地球最後の男”に『アイ・アム・レジェンド』(2007)Netflix映画『ブライト』が好評のウィル・スミス主演によるSFアクション。人類が絶滅した近未来、荒れ果てたニューヨークで科学者のロバートは愛犬サムと“ふたりぼっち”。無線で毎日メッセージを流し続けているが、ほかの生存者からの返答はない。蔓延したウイルスを食い止めるため、彼の探究は続くが…。原作はリチャード・マシスンの名作小説「地球最後の男」。やがて待ち受ける“相棒”との別れには、涙が止まらない。『アイ・アム・レジェンド』ブルーレイ&DVDは発売中。★サイモン・ペッグ×伝説のコメディスター『ミラクル・ニール!』(2016)サイモン・ペッグが主演、コメディ界のビートルズと呼ばれる「モンティ・パイソン」のテリー・ジョーンズが監督を務めたエイリアン・コメディ。地球滅亡を企むエイリアンたちに選ばれ、右手を振るだけで何でも願いが叶うミラクルパワーを手に入れた超テキトー男・ニール。そのパワーで喋れるようになった愛犬デニスと地球を救う…より、好きな女性を振り向かせるためにそのパワーを使う!?愛犬の声を務める、故ロビン・ウィリアムズのマシンガントークに初笑い!『ミラクル・ニール!』ブルーレイ&DVDは発売中。★ジム・キャリー&キャメロン・ディアスの出世作!『マスク』(1994)主演のジム・キャリー、映画初出演のキャメロン・ディアスを一躍スターダムにのし上げた大ヒットSFコメディ。ある日、不思議な仮面を拾ったイケてない銀行マン・スタンリーが、何気なくそのマスクを着けてみると、緑の怪人<マスク>に変身!普段のスタンリーとは全く正反対のイケイケキャラとなり、ひと目惚れした女の子にも猛烈アプローチ、次々と大騒動を巻き起こしていく。スタンリーの超絶キュートな愛犬マイロが、マスクを着けてしまうシーンは必見!『マスク』DVDは発売中。★“スパゲッティ”キスがロマンティック『わんわん物語』(1955)犬好きとして知られたウォルト・ディズニーが、人間の最良の友=犬たちの世界を描き、同時に犬の目を通して人間の姿を描いたディズニー動物アニメーションの名作。主人公はコッカースパニエルの箱入り娘レディと、仲間たちの人気と信頼を集める野良犬トランプ。生まれも育ちもまったく違う2匹が出会い、“身分を越えた恋”に落ちる!中でも1本のスパゲッティを食べながらのキスは、アニメーションのみならず映画史に残る名シーンといわれるほどロマンティック。『わんわん物語 ダイアモンド・コレクション』は発売中。★伝説の殺し屋、復活のカギは愛犬!?『ジョン・ウィック』シリーズ(2015/2017)キアヌ・リーブスがキレキレの銃+カンフーのアクション“ガン・フー”を見せ、「完全復活」といわれた大ヒット作。足を洗い、平穏な日々を送っていた伝説の殺し屋ジョン・ウィックは、ある日、彼の愛するもの全てをマフィアに奪われてしまう。怒りに震えた彼は、復讐のために独り立ち上がる!その第2弾『チャプター2』でも命を狙われるが、愛犬とともに逃げのびる。だが、今度は全世界の殺し屋からターゲットにされてしまうことに!『ジョン・ウィック:チャプター2』ブルーレイ&DVDは2018年1月10日(水)発売開始、『ジョン・ウィック』ブルーレイ&DVDは発売中。そして、気になる2018年“戌年”公開の注目“犬映画”は…★マナーを重んじる英国スパイが帰還!『キングスマン:ゴールデン・サークル』マシュー・ヴォーン監督が贈る、“秒でアガる”超過激スパイアクションの続編。表の顔は高級テーラー、その実態はスパイ組織の“キングスマン”。ハリー(コリン・ファース)亡き後、謎の敵ゴールデン・サークルの攻撃により“キングスマン”は壊滅。エグジー(タロン・エドガートン)はコテコテにアメリカンな同盟スパイ組織“ステイツマン”に協力を仰ぐことに。前作で、ストリートキッズだったエグジーのスパイ訓練のパートナーとなったのはパグのJB。今回は、ゴールデン・サークルの危険すぎるボス・ポピー(ジュリアン・ムーア)の“ロボット愛犬”にもご注目!『キングスマン:ゴールデン・サークル』は1月5日(金)より公開、『キングスマン』ブルーレイ&DVDは発売中。★RAD野田洋次郎ほか超豪華声優陣が参加『犬ヶ島』『グランド・ブダペスト・ホテル』のウェス・アンダーソン監督最新作。日本を舞台に、失踪した愛犬を探す少年と犬たちの壮大な旅と冒険をストップモーション・アニメーションで描き出す。ビル・マーレイ、スカーレット・ヨハンソン、グレタ・ガーウィグらハリウッド俳優に加え、「RADWIMPS」の野田洋次郎、夏木マリ、オノ・ヨーコらが声の出演を果たす。2月15日(現地時間)より開催される第68回ベルリン国際映画祭コンペティション部門に正式出品され、オープニング作品として上映される。『犬ヶ島』は2018年春、日本を含む全世界にて公開。★エマ・ストーンがディズニーヴィランに!?『クルエラ』(原題)ディズニー・アニメーション『101匹わんちゃん』(1961)に登場するクルエラ・デ・ヴィルを、『ラ・ラ・ランド』でオスカーを獲得したエマ・ストーンが演じる実写作品が製作中。ベテラン女優グレン・クローズが同役を演じた実写版『101』(1996)、『102』(2000)とは異なり、クルエラが異常なまでにダルメシアンにこだわる人物になってしまった、その経緯を描く物語となる模様。監督にはAmazonオリジナル「モーツァルト・イン・ザ・ジャングル」のアレックス・ティンバースが抜擢。詳細を楽しみにしていて。(text:cinemacafe.net)■関連作品:キングスマン 2015年9月11日より全国にて公開(C) 2015 Twentieth Century Fox Film Corporationジョン・ウィック 2015年10月16日よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開Motion Picture Artwork (C) 2015 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved. (C) David Leeジョン・ウィック:チャプター2 2017年7月7日よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開(C) 2017 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
2018年01月01日ロックバンド「RADWIMPS」が、染谷将太主演で贈る日中共同製作映画『空海-KU-KAI-』の主題歌を担当することが決定。大ヒット作で先日地上波放送も決定した『君の名は。』以来となる映画主題歌、そして全世界公開版本編での主題歌となることが分かった。神木隆之介や上白石萌音らを声優に迎え、日本のみならず世界中で話題となった新海誠監督作『君の名は。』で音楽を担当し、「第40回日本アカデミー賞」最優秀音楽賞はじめ、数々の賞を受賞したことでさらにその名を知らしめた「RADWIMPS」。そんな彼らと世界的巨匠チェン・カイコー監督の夢のようなビッグコラボレーションが今回実現。主題歌となる楽曲は、監督と綿密なディスカッションを重ね、本作のために書き下ろされた「Mountain Top」に決定。儚くも壮大な楽曲が、国境言葉の壁を越え、作品世界をさらに大きく彩るにちがいない。「RADWIMPS」野田洋次郎は、「楽曲のディスカッションをするため日本でお会いした際、監督のビジョン、エネルギーやパッションがその語り口から溢れでてくるのが印象的でした。監督がこの作品で描きたかった熱量に負けないよう、僕たちも楽曲を作らせて頂きました」と対面した印象を話し、「その圧倒的なセットやキャスト、映像技術が駆使されていますがストーリーの根幹は何百、何千年と変わることのない人間の本質的な美しさ、醜さ、理性と本能の間で絶えず揺れ続ける様でした。歴史大作ではありますが『今』の僕たちの物語だと思いました」と語る。また、チェン・カイコー監督は「映画『空海-KU-KAI-』は、運命的で、台風のような作品になっている。そのように喩えるなら、野田洋次郎の歌はまるで、暴風雨の後の虹のように響く。虹は、強い風や雷鳴の激しさに揺らぐことなく、焦がされた世界を静かな美しさで彩るのだ」コメント。プロデューサーのKADOKAWA 椿宜和は「折しも、中国では『君の名は。』が大ヒット公開中で、監督との会話の中でその話題になり角川がその場でRADWIMPSが手がけた『君の名は。』の楽曲を聴かせたことがきっかけとなりました」と経緯を明かし、「多くのやりとりの中で完成した楽曲を聴いて、監督が一貫して追求する芸術性とこの作品特有のエンタテインメント性の両面をドラマチックに昇華する素晴らしい楽曲だと感じました。その効果こそチェン・カイコー監督が希望していたものでしたので、最高のコラボレーションが生まれたと思います」と楽曲を絶賛している。『空海-KU-KAI-』は2018年2月24日(土)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)
2017年12月08日新海誠監督による2016年の超大ヒット作品『君の名は。』が、2018年1月3日(水)にテレビ朝日で地上波初放送されることが決定!新海監督から地上波放送へ向けた想いが寄せられた。日本映画史上歴代2位!社会現状を巻き起こした『君の名は。』気鋭のアニメーション映画監督・新海監督の最新作にして、神木隆之介や上白石萌音、さらに悠木碧、島崎信長ら人気声優陣を迎えた映画『君の名は。』。2016年8月26日に公開された本作は、国内興行収入250億円を突破し、2016年の興行収入1位、さらに日本映画史上歴代2位という大記録を打ち立て社会現象を巻き起こした。また、日本のみならず、台湾、香港、タイ、中国、韓国などアジア圏でも公開され、ハリウッドでは実写映画化も決定している。物語は、田舎暮らしの女子高校生・三葉(上白石萌音)と、東京に住む男子高校生・瀧(神木隆之介)、出会うはずのない2人は夢の中で互いの身体が“入れ替わる”という不思議な体験を繰り返すうち、いつしか恋に落ちていくというストーリー。そんな2人の恋と奇跡のストーリーを盛り上げる「RADWIMPS」の音楽も話題となり、中でも「前前前世」は大ヒットとなった。新海誠監督「1月3日は1日中、テレビもネットも見ないようにしようと思っています」そんな本作が新春、地上波に初登場!放送にあたって新海監督は「地上波のゴールデンタイムに自分の作った映画を観ていただけるなんて、これまで想像したことがありませんでした。でも、自分が子どもの頃はテレビで観る映画はとても楽しみでしたし、そこでしか知ることができなかったものもたくさんありました。そういう意味では、自分が子ども時代に受け取ったものを、今度は自分が違う世代の方たちに届けることができるようになったのだなと思えて、とてもうれしいですね」と喜びつつ、「皆さんがこの作品をどんなふうに観てくださるのか、少し緊張も感じます」とコメント。また、「この『君の名は。』はひとりで観ていただいても、大切な誰かと2人で観ていただいても、ご家族揃って観ていただいても、それぞれに何か大事なものを見つけてもらえる作品だと思っています。新年の放送では同じ時間に何十万人、何百万人の人が観るので、いろいろな感情が同じ瞬間に起きる…。そんなにも多くの人と作品を共に楽しむのは、繰り返し映画を観た方にとっても初めての経験だと思うので、“同時代感”、“リアルタイム感”みたいなものを楽しんでいただければ」と視聴者へメッセージを寄せる。さらに、自分の作品はいろいろ気になってしまって改めて観ることができないと言う監督だが、「いまのところ1月3日は1日中、テレビもネットも見ないようにしようと思っていますが…誘惑に勝てずにチャンネルを合わせてしまうかもしれません(笑)」と語っている。映画『君の名は。』は2018年1月3日(水)21時~テレビ朝日にて放送。(cinemacafe.net)
2017年12月07日音楽ストリーミングサービス・Spotifyが今年の音楽シーンを振り返るランキング結果(集計期間:1月1日~11月18日)を発表し、英シンガーソングライターのエド・シーランがアルバム・シングル共に再生数1位になったことが5日、明らかになった。エド・シーランのアルバム『÷(Divide)』は再生数31億回以上、シングル「Shape of You」は再生数14億回以上で共にトップ。シングルは、Spotify史上で最も高い再生数を記録した。同社の最高コンテンツ責任者であるステファン・ブロムは、「エド・シーランは、『÷(Divide)』のリリースによって今年の音楽シーンを制覇しました。2017年は間違いなくエド・シーランの年であり、多くの音楽ファンがSpotifyを通じて彼の音楽と出会い、これを聴き、またシェアしたことを嬉しく思います」とコメントを寄せた。また、ONE OK ROCKは日本のみならず海外でも最も再生された国内アーティストで、日本で最も再生された国内アーティストの曲は、DAOKO×米津玄師の「打上花火」だった。エド・シーランが活躍した一方、2017年はヒップホップの存在感が大きくなった年で、昨年と比較すると74%増加。また、再生回数を毎日発表・更新している「トップ50(グローバル)チャート」において、「Despacito」と「Mi Gente」の2曲がラテン系の楽曲としては初めて1位に輝いたほか、計10曲のラテン系楽曲がトップ50内にランクインした。○2017年Spotifyグローバルランキング■世界で最も再生されたアーティスト1.エド・シーラン2.ドレイク3.ザ・ウィークエンド4.ケンドリック・ラマー5.ザ・チェインスモーカーズ■世界で最も再生された女性アーティスト1.リアーナ2.テイラー・スウィフト3.セレーナ・ゴメス4.アリアナ・グランデ5.シーア■世界で最も再生された男性アーティスト1.エド・シーラン2.ドレイク3.ザ・ウィークエンド4.ケンドリック・ラマー5.ダディー・ヤンキー■世界で最も再生された新人アーティスト※2017 年に初めてリリースしたアーティストが対象1.カミラ・カベロ2.ハリー・スタイルズ3.リアム・ペイン4.Lil Pump5.Trippie Redd■世界で最も再生されたグループ1.コールドプレイ2.イマジン・ドラゴンズ3.マルーン54.リンキン・パーク5.ミーゴス■世界で最も再生された楽曲1.Shape of You / エド・シーラン2.Despacito - Remix / ルイス・フォンシ、ダディー・ヤンキー feat. ジャスティン・ビーバー3.Despacito / ルイス・フォンシ feat. ダディー・ヤンキー4.Something Just Like This / ザ・チェインスモーカーズ & コールドプレイ5.I’m The One / DJ キャレド feat. ジャスティン・ビーバー、クエヴォ、チャンス・ザ・ラッパー、リル・ウェイン■世界で最も再生されたアルバム1.÷(Divide)/ エド・シーラン2.More Life / ドレイク3.DAMN. / ケンドリック・ラマー4.Starboy / ザ・ウィークエンド5.Stoney / ポスト・マローン○2017年Spotifyジャパンランキング■日本国内で最も再生されたアーティスト1.ONE OK ROCK2.エド・シーラン3.清水翔太4.AAA5.ザ・チェインスモーカーズ■日本国内で最も再生されたアルバム1.÷(Divide)/ エド・シーラン2.Ambitions / ONE OK ROCK3.Purpose / ジャスティン・ビーバー4.24K Magic / ブルーノ・マーズ5.Memories...Do Not Open / ザ・チェインスモーカーズ■日本国内で最も再生された楽曲1.Shape of You / エド・シーラン2.Stay (with Alessia Cara)/ Zedd3.打上花火 / DAOKO × 米津玄師4.Something Just Like This / ザ・チェインスモーカーズ & コールドプレイ5.Despacito - Remix / ルイス・フォンシ、ダディー・ヤンキー feat. ジャスティン・ビーバー■日本国内で最も再生されたプレイリスト1.Today’s Top Hits2.Top Hits Japan3.Tokyo Super Hits!4.J-Track デイリーチャート5.Your Favorite Coffeehouse■海外で最も再生された国内アーティスト1.ONE OK ROCK2.RADWIMPS3.BABYMETAL
2017年12月06日アカデミー賞最多9部門ノミネート、最多4部門受賞の『グランド・ブダペスト・ホテル』の製作陣が再結集するウェス・アンダーソン監督最新作『犬ヶ島』。このたび、本作が2018年2月15日(現地時間)より開催される第68回ベルリン国際映画祭コンペティション部門に正式出品、オープニング作品として上映されることが決定した。本作は、全編にわたり日本を舞台に、失踪した愛犬を探す少年と犬たちの壮大な旅と冒険をストップモーション・アニメーションで描き出す。声優陣には、ビル・マーレイ、ジェフ・ゴールドブラム、エドワード・ノートン、ハーヴェイ・カイテル、ティルダ・スウィントン、F・マーレイ・エイブラハム、ボブ・バラバン、フランシス・マクドーマンド、野村訓市といった、アンダーソン監督作品常連の豪華俳優陣に加え、新たにスカーレット・ヨハンソン、グレタ・ガーウィグ、ブライアン・クランストン、リーブ・シュレイバー、ランキン・こうゆう、ヨーコ・オノら多彩な才能が集結。さらには、日本人ボイスキャストとして「RADWIMPS」野田洋次郎、夏木マリ、村上虹郎、渡辺謙ら、日本を代表する異色キャスト陣の参加も決定している。独特な世界観で数多くの映画ファンを魅了してきたアンダーソン監督は、これまで第52回(2002年)『ザ・ロイヤルテネンバウムズ』、第55回(2005年)『ライフ・アクアティック』がコンペティション部門に出品されており、今回で4度目。オープニング作品としては審査員グランプリ(銀熊賞)を受賞した『グランド・ブダペスト・ホテル』(2014)以来、約4年ぶり、2度目の選出となっている。現在、映画祭での上映日に合わせキャスト、スタッフの渡航は調整中。単に日本を舞台としているだけでなく、天才監督ウェス・アンダーソンの視点を通じた日本のカルチャーを世界へ発信する一大プロジェクトとなっており、世界の観客がどのように受けとめるのか、早くも注目を浴びている。『犬ヶ島』は2018年春、日本を含む全世界にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年12月05日『とと姉ちゃん』をはじめ数々の作品で強い印象を残す女優、杉咲花さん。彼女が心から共感できた3曲をお届け。杉咲花さんが“自分の感情に素直になりたい”ときに聴く3つのうた。日々過ごしている中で、自分が上手にできないことや、まだまだ自分が足りないことに直面してしまうことがあります。それで悩むんですが、でもそれってある意味、何でも自分のものにしたい、というとても欲張りな考え方でもあるんだって、そのことに気づくとまた、なんて私は強欲なんだ、と考えてしまいます。そんなときに、奇妙礼太郎さんの「白鳥のおもちゃ」を聴くと、ああ、そういう他者に憧れる気持ちは誰でも持っているものなんだ、自分だけじゃないと気づかされ、ほっとします。奇妙礼太郎さんの自由でのびやかな歌声は、励ましてくれるとか応援してくれるとかそういう類の感情ではなく、否定も肯定もせず、そっとそばにいてくれるすごく平らな優しさがあって、ずっと好きなシンガーです。RADWIMPSの野田(洋次郎)さんとは『トイレのピエタ』(2015年)で共演もさせていただいています。私はけっこう激しいロックが好きなので「五月の蝿」のようなインパクトのあるナンバーも好きですが、今回のテーマからいくと「お風呂あがりの」をあげたいです。ちょうど『無限の住人』の撮影をしていた頃、よく聴いていて。どんな苦しいこと、辛い現実があっても生きようとする気持ちが大切なんだって、曲のメッセージと役柄がすごくリンクしているようで、繰り返し聴いていました。軽やかなバンジョーの音色も好きです。ライブでも聴くことができて、とてもうれしかった。andymoriは、解散してから好きになったバンドです。小山田さんの歌詞はとてもロマンティックなんです。すごく共感できる言葉がたくさんある。この「ジーニー」という曲のイメージは夕暮れです。私は、日が暮れる時間帯のオレンジの光やゆっくりと空気が流れる感覚がすごく好き。そんな時間に、ふと頭の中に流れるのがこの曲。大事な人のことを想って歌っている歌で、自分も同じだと思えた。好きなアーティストのアルバムは全部聴きたいって思う方ですが、自分の感情と重なる歌と出合えるのは、なかなかないこと。だからこの3曲は、とても大事にしている曲です。奇跡的な出合いだなって思っています。『白鳥のおもちゃ』奇妙礼太郎(ワーナーミュージック)待望のメジャー1stソロアルバム『YOU ARE SEXY』に収録。「のびのびと自由な生きた歌声に痺れる!」『お風呂あがりの』RADWIMPS(ユニバーサル ミュージック)10周年を迎えた2日後にリリースしたマキシシングル『記号として/‘I’ Novel』に収録。「バンジョーとマンドリンの軽やかな音色が心地いい。」『ジーニー』andymori(Youth Records/FAITH MUSIC ENTERTAINMENT)友人への強い想いを歌うメッセージソング。アルバム『光』に収録。「共感できるロマンティックな歌詞に入り込んでしまう!」すぎさき・はな1997年、東京都生まれ。映画『パーフェクトワールド』が2018年公開。’19年NHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』に出演予定。※『anan』2017年12月6日号より。文・梅原加奈(by anan編集部)
2017年11月30日元SMAPの稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾が、今年最も輝いた男性を表彰する「GQ MEN OF THE YEAR 2017」に選出され22日、都内で行われた授賞式に出席。「男とは?」という質問に対し、それぞれ理想の男性像を語った。草なぎは「男とは、ダメさ。ダメなところが良く見えたらいいなと思う」と返答。「僕は古着とか好きなんです。しわとか味になるような感じ。人間年をとると記憶力も悪くなりますし、体も若い時より動かなくなりますが、そのダメさを自分の味として生きられる人がかっこいいなと思います」と古着に例えて語った。稲垣は「男とは、力だと思う。本当に重くて…。力がないから男としてダメだってさっきからずっと思っていたんですけど(笑)」とトロフィーの重さで力のなさを痛感した様子。続けて、「社会的責任能力とか責任感は当然のことだと思うんですけど、自分がつらいときや弱い時でも人に優しく親切でいられる力のある人間になりたいなと思っています」と精神面での力の大切さを語り、「僕はもうちょっと腕力を鍛えたいと思います」と笑った。そして香取は「男とは、女性にとって大切な存在」と答え、「強い女性にも、『あの男の人が近くにいてくれたらホッとできるな』と、そう思われるような男でいたいです」と理想を語った。男性向けファッション・カルチャー誌『GQ JAPAN』が選出する同賞。12回目となる今回、9月にジャニーズ事務所から独立し、共同コミュニティ「新しい地図」を立ち上げ再出発を果たした稲垣、草なぎ、香取が、"人々を勇気づけた男"を称える「インスピレーション・オブ・ザ・イヤー賞」を受賞した。3人のほか、俳優・Filmmaker・モノクロ写真家の斎藤工、棋士の佐藤天彦、レーシングドライバーの佐藤琢磨、RADWIMPS・illionの野田洋次郎、俳優の長谷川博己、お笑いトリオ・ロバートの秋山竜次が受賞し、授賞式に出席した。
2017年11月24日俳優の斎藤工が、今年最も輝いた男性を表彰する「GQ MEN OF THE YEAR 2017」に選出され22日、都内で行われた授賞式に出席。同じく受賞した元SMAPの稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾による共同コミュニティ「新しい地図」が製作する映画について、「オファーをお待ちしたい」と出演に意欲を見せた。男性向けファッション・カルチャー誌『GQ JAPAN』が選出する同賞は、生き方、仕事、スタイルにおいて、読者をインスパイアし、各分野において圧倒的な活躍を見せた男性に贈る賞。今年で12回目となる。映画監督としても活躍する斎藤は、多面的な才能を全面的に開花させたとして「アウトスタンディング・アーチブメント賞」を受賞。「『MEN OF THE YEAR』に憧れを抱きながら生きてきました」と同賞への憧れを明かし、「いつか呼ばれる日が来るのかなと思っていたんですけど、僕の場合は貯金残高を絶叫したり、いろいろなコスプレをして歌を歌ったり、ちょっと取っ散らかって遠のいたかなと思ったんですけど」と笑った。続けて、「実は水面下で映画をつくっていたり、ライフワークである移動映画館をアフリカや南米、日本の被災地でやったり、表に出ない時間が長かったんですけど、そこを評価していただいたことを心より光栄に思っています」と感激。「映画をつくったり届ける中で、僕一人の力は微力なんですが、心をあわせて共にものをつくり、届ける作業をしてくださった方の賜物だと思います」と語った。2018年に公開予定の初の長編監督作『blank13』にも触れ、「低空飛行でゆっくりじっくり映画を届けるという作業を、しっかり立ち会って責任もってお届けすることをしたい」とコメント。さらに、稲垣ら3人の"新しい地図"が製作する映画『クソ野郎と美しき世界』(2018年春公開)について、「オファーをお待ちしたいなと思っています」とアピールして笑いを誘った。今年は斎藤、稲垣、草なぎ、香取のほか、棋士の佐藤天彦、レーシングドライバーの佐藤琢磨、RADWIMPS・illionの野田洋次郎、俳優の長谷川博己、お笑いトリオ・ロバートの秋山竜次が受賞し、授賞式に出席した。
2017年11月23日俳優の長谷川博己が、今年最も輝いた男性を表彰する「GQ MEN OF THE YEAR 2017」に選出され22日、都内で行われた授賞式に出席。「ずっと意識していた」という念願の賞に輝いた喜びを語った。「GQ MEN OF THE YEAR」は生き方、仕事、スタイルにおいて、男性向けファッション・カルチャー誌『GQ JAPAN』読者をインスパイアし、各分野において圧倒的な活躍を見せた男性に贈る賞。今年で12回目となる。長谷川は「本当にうれしい」と喜び、「この賞をずっと意識していて、いつか出られたらいいなと思っていた」と強い思いを告白。「演劇出身で地味な感じだったので、こんな華やかなところに出られるなんて想像もしていなかったんですが、最近は国を守るような役が続いたからかなと。あと、男性が魅力を感じる役を演じられるようになってきたということなのかなと思います」と分析し、「これからもこの賞に恥じぬよう頑張っていきたい」とさらなる活躍を誓った。今年は長谷川のほか、元SMAPの稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾、俳優・Filmmaker・モノクロ写真家の斎藤工、棋士の佐藤天彦、レーシングドライバーの佐藤琢磨、RADWIMPS・illionの野田洋次郎、お笑いトリオ・ロバートの秋山竜次が受賞。9人がステージに並ぶと、長谷川は「この中に自分がいるというのが信じられない」と感激の様子で、「去年『シン・ゴジラ』がヒットして、もしかしたら(同賞を)とれるかなと思ってたんですけどとれなくて、今年は無理だろうなと思っていたらとらせてもらえてよかったです」と笑顔を見せた。また、「正義感の強い役が続きましたし、僕はあまり先のことは考えないで流れに任せるという感じでやっている。自分のイメージがつくのは嫌なので、また1回ぶち壊して、ニュートラルな状態から一つ一つの作品に向かい合っていきたい」と今後についてコメント。さらに、同賞にちなんで理想の男性像を聞かれると、「男とは優しくあるべき」と答え、「男の中にある女性らしさが魅力」と話した。
2017年11月23日元SMAPの稲垣吾郎が、今年最も輝いた男性を表彰する「GQ MEN OF THE YEAR 2017」に選出され22日、都内で行われた授賞式に出席。受賞の喜びを語るとともに、今後の活動や新たにスタートさせたSNSなどについて語った。「GQ MEN OF THE YEAR」は生き方、仕事、スタイルにおいて、男性向けファッション・カルチャー誌『GQ JAPAN』読者をインスパイアし、各分野において圧倒的な活躍を見せた男性に贈る賞。12回目となる今回、9月にジャニーズ事務所から独立し、共同コミュニティ「新しい地図」を立ち上げた元SMAPの稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾がそろって、「インスピレーション・オブ・ザ・イヤー賞」を受賞した。稲垣は「このような素敵な名誉ある賞を与えてくださり、ありがとうございます。本当にうれしく思っています」と喜び、「"新しい地図"というコミュニティをスタートさせ、情熱はいっぱいなんですけど、まだこれといって功績を残しているわけではないのに、このように素晴らしい賞をいただいて大変恐縮に思っています」とコメント。「『GQ MEN OF THE YEAR』に恥じぬよう、一人のエンターテイナーとして前進し続けていきたい」と力強く宣言した。また、「『GQ JAPAN』もそうですし、鈴木編集長のファンでもあった」と明かし、「今回撮影のときも編集長と趣味の話などさせていただいて楽しい時間だった」とうれしそうに報告。「スタートしたばっかりなのに、僕らの情熱みたいなものを理解してくださって、そこに賞を与えてくださって本当にうれしい。本当にこれからなので、力を合わせて頑張っていきたい」と決意を新たにし、草なぎ、香取との映画『クソ野郎と美しき世界』(2018年春公開)について、「映画は見るのもファンですし、俳優としてやるのも大好きなので、撮影を非常に楽しみに待っています」と期待に胸を膨らませた。さらに、「SNSを今まで僕らはやってなかったので、今楽しくてしょうがない段階」とSNSに触れ、「本当に楽しくて、こんなにも世界中の人たちとつながりあうことができるんだなと、すごく新鮮な気持ち」とコメント。「もっと僕らの武器にして活用し、今までやってきたアナログなことも大切にしながら、さらに前進していけたら」と話した。なお、稲垣、草なぎ、香取のほか、俳優・Filmmaker・モノクロ写真家の斎藤工、棋士の佐藤天彦、レーシングドライバーの佐藤琢磨、RADWIMPS・illionの野田洋次郎、俳優の長谷川博己、お笑いトリオ・ロバートの秋山竜次も受賞し、授賞式に出席した。
2017年11月22日元SMAPの草なぎ剛が、今年最も輝いた男性を表彰する「GQ MEN OF THE YEAR 2017」に選出され22日、都内で行われた授賞式に出席。「人生っていうのは転ぶこともあるけど、転んでも何かいいものをもらえる時もあるんだなという気持ち」と喜びを表現した。「GQ MEN OF THE YEAR」は生き方、仕事、スタイルにおいて、男性向けファッション・カルチャー誌『GQ JAPAN』読者をインスパイアし、各分野において圧倒的な活躍を見せた男性に贈る賞。12回目となる今回、9月にジャニーズ事務所から独立し、共同コミュニティ「新しい地図」を立ち上げた元SMAPの稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾がそろって、「インスピレーション・オブ・ザ・イヤー賞」を受賞した。草なぎは「ありがとうございます。とてもうれしいです。今年の初めは0からのスタートだと思っていましたが、ここにきてこんなにすばらしい賞をいただけて、本当にうれしく、みなさんに感謝しています」と感激。「これからも新しい可能性を信じて努力していきたいと思います」と誓った。そして、「本当にうれしくて仕方がない。こんな奇跡的なこともあるんだなって。人生っていうのは転ぶこともあるけど、転んでも何かいいものをもらえる時もあるんだなという気持ちです」と喜びを表現。「またこれを機に、新しいことを生み出す気持ちで前に進んでいきたい」と話した。さらに、稲垣、香取とともに出演する映画『クソ野郎と美しき世界』(2018年春公開)に触れ、「映画が目の前にあるので、それに全力投入しつつ、3人そしてNAKAMAが集う"新しい地図"というコミュニティプロジェクトがあるので、そちらにみなさん集まっていただいて、一緒にNAKAMAの人たちと新しい作品をたくさん作っていきたい」と今後について語った。なお、稲垣、草なぎ、香取のほか、俳優・Filmmaker・モノクロ写真家の斎藤工、棋士の佐藤天彦、レーシングドライバーの佐藤琢磨、RADWIMPS・illionの野田洋次郎、俳優の長谷川博己、お笑いトリオ・ロバートの秋山竜次も受賞し、授賞式に出席した。
2017年11月22日元SMAPの香取慎吾が、今年最も輝いた男性を表彰する「GQ MEN OF THE YEAR 2017」に選出され22日、都内で行われた授賞式に出席。9月にジャニーズ事務所から独立し、稲垣吾郎、草なぎ剛と共同コミュニティ「新しい地図」を立ち上げた香取は、「0からのスタート」だと思っていたが、SNSで世界と通じて「0じゃなかった」と気付いたと話した。香取は、アーティストとして「インスピレーション・オブ・ザ・イヤー賞」を受賞し、「新しい挑戦を、新しい人生で、新しい真っ白な地図に描こうと始めたばかりなんですけど、こんなにすてきな賞をいただけて本当にうれしく思っています」と感激。「自分は0からのスタートだと思っていたんですけど、最近ツイッターとインスタグラムを始めて、SNSで世界とつながってみて0じゃなかったんだと。世界中のみなさんとつながれていること本当にうれしく思っています」と熱く語り、「ありがとう世界!」とメッセージを発信した。そして、「本当に素敵なメンズたちが、ここであいさつをした後に一人ずつ帰って来て、裏で『緊張しましたね』って言ってる、そんな素敵な賞をいただけてとってもうれしく思っています」と改めて喜びを語り、「この賞をもらうためにここまでやってきました。これが終着点にならないようにこれからも頑張っていきたいと思います」と決意を新たにした。さらに、「この賞の大きさ、重さを今すごく実感しています。ここに立っているみなさんそうだと思うんですが、これがとんでもなく重いんですよ」とトロフィーの重みを説明。「かっこよくこのあたりに持たなきゃと思ってるんですけど、とんでもなく重くて…。少し下ろします」と笑いを誘った。同じく元SMAPの稲垣吾郎、草なぎ剛もそろって受賞。そのほか、俳優・Filmmaker・モノクロ写真家の斎藤工、棋士の佐藤天彦、レーシングドライバーの佐藤琢磨、RADWIMPS・illionの野田洋次郎、俳優の長谷川博己、お笑いトリオ・ロバートの秋山竜次が受賞し、授賞式に出席した。
2017年11月22日元SMAPの稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾が、今年最も輝いた男性を表彰する「GQ MEN OF THE YEAR 2017」に選出され22日、都内で行われた授賞式にそろって出席した。「GQ MEN OF THE YEAR」は生き方、仕事、スタイルにおいて、男性向けファッション・カルチャー誌『GQ JAPAN』読者をインスパイアし、各分野において圧倒的な活躍を見せた男性に贈る賞で、今回は12回目。9月にジャニーズ事務所から独立し、共同コミュニティ「新しい地図」を開設して新たな一歩を踏み出した稲垣、草なぎ、香取は、アーティストとして「インスピレーション・オブ・ザ・イヤー賞」を受賞。タキシード姿で授賞式に出席し、鈴木編集長よりトロフィーを受け取った。稲垣は「新しい地図というコミュニティーをスタートさせ、情熱はいっぱいなんですけど、まだこれといって功績を残しているわけではないのに、このように素晴らしい賞をいただいて大変恐縮に思っています」とあいさつし、「『GQ MEN OF THE YEAR』に恥じぬよう、一人のエンターテイナーとして前進し続けていきたい」と力強く宣言。草なぎは「今年の初めは0からのスタートだと思っていましたが、ここにきてこんなにすばらしい賞をいただいてとてもうれしいく、みなさんに感謝しています。これからも新しい可能性を信じて努力していきたいと思います」と誓い、香取も「新しい挑戦を、新しい人生を、新しい真っ白な地図に描こうと始めたばかりなんですが、こんなにすてきな賞をいただけてうれしく思っています」と喜びを語った。なお、稲垣、草なぎ、香取のほか、俳優・Filmmaker・モノクロ写真家の斎藤工、棋士の佐藤天彦、レーシングドライバーの佐藤琢磨、RADWIMPS・illionの野田洋次郎、俳優の長谷川博己、お笑いトリオ・ロバートの秋山竜次が受賞し、授賞式に出席した。
2017年11月22日今年、最も輝いた男性を表彰する「GQ MEN OF THE YEAR 2017」の授賞式・記者会見が11月22日(水)に都内にて行われ、「インスピレーション・オブ・ザ・イヤー賞」を受賞した稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾がタキシード姿で出席した。2016年いっぱいで所属していた「SMAP」を解散し、2017年9月上旬にジャニーズ事務所を退社した稲垣さん、草なぎさん、香取さんの3人は、同月22日に「新しい地図」を立ち上げた。その後はインターネットテレビ局に登場したり、三者三様にSNSを始めるなど、新たな船出に乗り出している。■香取慎吾「0からのスタートだと思っていた」香取さんは、「新しい挑戦を、新しい人生を、新しい真っ白な地図に描こうと始めたばかりなのに、こんなに素敵な賞をいただけて本当にうれしく思っています」と受賞の喜びを話し始め、「自分は0からのスタートだと思っていたんですけど、最近TwitterとInstagramを始めて、SNSで世界とつながってみて0じゃなかったんだなと。世界中の皆さんとつながれていることを、本当にうれしく思っています。ありがとう世界」と、世界中のファンや仲間に向けての感謝の気持ちを言葉にした。■草なぎ剛「新しいことを生み出す気持ちで前に…」草なぎさんも、香取さんと同じように、「今年始めは0からのスタートだと思っていました」とするも、受賞の喜びに満面の笑み。そして、「うれしくて仕方ないです。こんな奇跡的なこともあるんだな、と思って。人生はもちろん転ぶこともあるけど、もしかしたら転んでも何かいいものをもらえるときもあるんだなっていう気持ち。これを機に、新しいことを生み出す気持ちで前に進んでいきたいです」と、これからの決意も語った。■稲垣吾郎「SNSが楽しくてしょうがない」そんなふたりの様子を真ん中で眺めていた稲垣さんは、来年からの活動について、「映画がスタートするので楽しみです。あと、SNSを僕らはいままでやっていなかったので、いま楽しくてしょうがなくて」と言う。しかし、SNSには苦難もつきものな様子で、「SNSをやっていると、しょっちゅう背筋が伸びる。“本当に投稿して大丈夫かな?”って。一度間違えて位置情報をつけちゃってファンの方にお叱りを受けたので(笑)、何度も下書きをしてチェックするように気をつけています」と、「初心者」ならではの奮闘もチャーミングに明かしていた。■斎藤工&長谷川博己らも受賞「GQ MEN OF THE YEAR 2017」日本では今年で12回目を迎える「GQ MEN OF THE YEAR 2017」は、男性向け情報誌「GQ JAPAN」が毎年、各分野において圧倒的な活躍を見せた男性に贈る賞。2017年は前述のお三方のほか、斎藤工(俳優/Filmmaker/モノクロ写真家)、佐藤天彦(棋士)、佐藤琢磨(レーシングドライバー)、野田洋次郎(RADWIMPS/illion)、長谷川博己(俳優)、ロバート秋山(芸人)の9名が選出された。受賞した面々に「男とは〇〇」の「〇〇」を問うと、「男とは無邪気」(野田さん)、「夢を追う生き物かな」(佐藤琢磨さん)、「優しくあるべき」(長谷川さん)、「ダメさ。ダメなところがよく見えたらいいなって思う」(草なぎさん)、「つらいときとか弱いときに、人に優しく親切でいられる力のある人間になりたい」(稲垣さん)、「男とは女性にとって大切な存在」(香取さん)、「必死であるべき」(斎藤さん)、「世界観を持つ」(佐藤天彦さん)と、それぞれ思いのたけを語った。だが、秋山さんだけは「ポマードかな。男しか似合わないし、いざというときポマード、僕も使っていますし」と、どこまでも「ベスト・コメディアン賞」を見事に貫き、笑いを誘っていた。(cinamacafe.net)
2017年11月22日元SMAPの稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾が、今年最も輝いた男性を表彰する「GQ MEN OF THE YEAR 2017」に選出された。「GQ MEN OF THE YEAR」は生き方、仕事、スタイルにおいて、男性向けファッション・カルチャー誌『GQ JAPAN』読者をインスパイアし、各分野において圧倒的な活躍を見せた男性に贈る賞。12回目となる今回、9月にジャニーズ事務所から独立し、共同ファンサイト「新しい地図」を開設して新たな一歩を踏み出した稲垣、草なぎ、香取が受賞。3人は、インターネットテレビ局・AbemaTV『72時間ホンネテレビ』(11月2日~5日)や、新たにスタートさせたSNSなどで注目を集めている。稲垣、草なぎ、香取のほか、俳優・Filmmaker・モノクロ写真家の斎藤工、棋士の佐藤天彦、レーシングドライバーの佐藤琢磨、RADWIMPS・illionの野田洋次郎、俳優の長谷川博己、お笑いトリオ・ロバートの秋山竜次が選ばれた。
2017年11月22日映画・舞台・ドラマと活躍中の若手俳優、村上虹郎さん。締め切りが間近! ちょっと落ち着こうってときの3曲とは?村上虹郎さんが“焦る気持ちをクールダウンする”ときに聴く3つのうたアンケートやコメントなど、期日までに提出してねとマネージャーに宿題を出されることがあります。試験勉強じゃないけれど、そういうものって気分が乗らないとできない。やらなきゃいけないのに、全然、そういうモードになれないとき、いちど自分を落ち着かせるために聴きたい曲を選んでみました。響心SoundsorChestrAは、ボーカルの総理とここ1年ほどの付き合いなのですが、急速に意気投合して一緒に旅行もしたくらいの仲(笑)。僕は、音楽ってイントロ5秒を聴けば好きな曲か苦手な曲かわかると思っていて。響心の「そうじゃないと言える生活」はまさに、出だしの5秒がガツンと響いた。王道のロックであり、バンドサウンド。歌詞もすごくいい。総理は、ミュージシャンというより思想家なんです。とても博識で、僕は“知の巨人”と呼んでいます。だから、彼の言葉にもすごく刺激を受ける。音楽は表現のための手段と言い切るだけあって、これからも激変していくバンドだと思う。同世代だし、ずっと注目していきたいし、一緒に成長していきたいと思わせてくれる表現者です。とても温かで穏やかな空気感のハンバート ハンバートの音楽も大好きです。2人の歌声が童謡のように優しいのですが、歌詞をよく聴くとすごく言葉にエッジが利いていて、キツイこととか、生きること、死ぬことみたいな人間の芯に迫ることもさらっと歌ってくれている。「ぼくのお日さま」も、言葉がうまく出せない心苦しさみたいなものを歌っている曲。2人のハモりがちょっとズレていたり、なんだか不器用な感じがかわいらしくも切なく聞こえるのがいい。野田さんの音楽は、中学生時代にRADWIMPSを父親に教えてもらって。それ以来、ずっと聴いています。illionはもうセンスの塊というか、レベル違いのかっこよさ。音の一つ一つが踊っているようなダンスミュージックで、ずっとリピートして聴いていられます。ヘッドフォンで一人、音楽を聴くことって結局、自分との対話だと思うんです。音楽を通して自分の考えや願望が溢れてくる。そのきっかけを作ってくれる音楽に、もっともっと出合いたいです。『そうじゃないと言える生活』響心SoundsorChestrAオルタナティブ新世代バンド。音源はiTunesほかで配信中。「ボーカルの総理は盟友。彼の思想は半端じゃない!」『ぼくのお日さま』ハンバート ハンバート(SPACE SHOWER MUSIC)来年、結成20周年の男女デュオ。アルバム『むかしぼくはみじめだった』に収録。「エッジの利いた言葉遣いにハッとする名曲。」『Water Lily』illion(ワーナーミュージック)RADWIMPS 野田洋次郎のソロプロジェクト。アルバム『P.Y.L[Deluxe Edition]』に収録。「音自体が踊りだすような格別な高揚感に震える!」むらかみ・にじろう1997年、東京都生まれ。2014年、主演映画『2つ目の窓』でデビュー。2018年2月2日から石原さとみ主演舞台『密やかな結晶』に出演。※『anan』2017年11月22日号より。文・梅原加奈(by anan編集部)
2017年11月18日