育児のストレスやイライラで疲れているママが、少しでも気持ちを切り替えられる方法や、旦那さんとともに育児を楽しむテクニックをお伝えします。 (48/53)
私の夫は、あまり育児に協力的な人ではありませんでした。でも、3人目が生まれたことをきっかけに、これまでよりも育児を手伝ってもらうことに……。ところが、この役割分担が思わぬ誤算だったんです。 3人目誕生、育児も役割分担することに子どもとはよく遊んでくれるけれど、おむつは替えられない、ミルクの調合もわからないという夫。育児をしているかと聞かれると微妙なところ……。私自身も、育児は自分でしてしまったほうが早いと思っていたため、これまでは夫に何かを手伝ってもらおうとは思っていませんでした。 しかし、さすがに子どもが3人にもなると、私1人では厳しいかもしれない。そこで夫に相談し、おむつ替えなどのこれまでやってもらったことがあまりなかった育児も手伝ってもらうことにしました。夫も思いのほか快く引き受けてくれました。 お互いが協力し合えずイライラところが、慣れないおむつ替えやお風呂などのお世話は夫の思うようにはいかず、見ている私もついイライラしてしまう結果に……。3人目が生まれ、家族で楽しくにぎやかに過ごせるはずだったのに、夫婦が揃うとお互いにイライラしてばかりでした。このままでは良くないと思い、改めて夫と話し合うことにしました。 夫からは素直に「不器用な自分には、今まで○○(私)がしていた育児を○○(私)と同じようにはできない」と言われました。一方で私は「家事も育児も家の中のことはだいたいできるけれど、すべてを任せられると負担が大きい」という話をしました。 余裕ができて「ありがとう」と言えるようにそれぞれのできること、できないことを話し合い、「お互いができることを優先させたほうが効率がいい」という話でまとまりました。家での子どもたちのお世話は私が引き受け、夫にはこれまで経験のある育児のほかに、買い物など、もう少し家事に協力してもらうことにしました。 仕事帰りの夫に、お米や飲み物、洗剤などの重量のある買い物を任せると、日中の子どもを連れての買い物がとても楽になりました。また、夫が子どもたちと遊んでいる間に私が食器の洗い物を済ませ、授乳中には夫が上の子たちの寝かしつけをするなど、「一緒に育児」を徹底するのではなく、お互いの得意不得意を考慮した協力体制がわが家には合っていたようです。 夫婦にもそれぞれ得意不得意がありますよね。それぞれの得意なことが生かせると効率も上がり、気持ちにも余裕ができたように感じます。そして、お互いが素直に「ありがとう」と言えるようになったことが何よりでした。著者:深田ようこ三児の母。夫とは二回り近い年の差婚。子ども服のショップ店員など、結婚するまでは子ども向けの仕事に携わる。現在は芸能や育児に関する記事を中心に執筆中。
2019年05月10日出産前、私は子どもが生まれたら「布おむつで育てたい」と思っていました。エコだし、節約にもなる。何よりも、布おむつを替え、洗濯をするということ自体が、子育てならではの体験でおもしろそうだと思っていました。 現代は紙おむつが主流ではありますが、昭和40年代生まれの私にとって布おむつは身近でちょっと懐かしい育児アイテムです。そんな私が2人の子育てでやってみた、布おむつ育児のエピソードをお話ししたいと思います。 ゆる~い「布おむつ育児」布おむつ育児と言っても、完全布おむつ育児ではありません。外出時、下痢など子どもの体調の悪いとき、私が疲れているときは紙おむつで過ごし、家にいるときは布おむつ。紙おむつを併用しながら、ゆるく、ストレスにならない程度に布おむつで育児をする「ゆる布おむつ育児」という感じでした。そのほうが無理なく布おむつ育児を楽しめると思ったからです。 たまたま友人から使わなかった布おむつセットをもらったので、布おむつの初期費用はかかりませんでした。自分で買った物は、使った布おむつを入れるバケツだけです。 布おむつカバーを手作りしたい!布おむつ育児をするにあたって一番やってみたかったことは、布おむつカバーを作ることでした。私は裁縫は得意ではありませんが、市販の布おむつカバーで気に入った柄があまりなかったので、自分で作ってみたいと思ったのです。 長男を妊娠中に本を見ながら、家にある布と余っていたフリースで私が作った布おむつカバーは1枚。一生懸命作っている時間はとても楽しく過ごせました。さらに裁縫が得意な私の母が3枚作ってくれたので、長男の出産前には布おむつカバー4枚が用意できました。 生後2カ月後半から布おむつ育児スタート新生児のころはおむつを頻繁に替えるので、おしっこやうんちの回数が少し落ち着く生後2カ月後半から布おむつ育児を始めました。おむつ交換のときに、洗剤を入れて水を張ったバケツに交換した布おむつを入れておき、1日に1回布おむつを軽くゆすいでから洗濯機で洗濯するだけだったので、思っていたよりも楽でした。 うんちのときも軽くもみ洗いするだけで簡単によごれが落ちたので、洗濯が大変だとは感じなかったです。それよりもおむつ交換のたびに、手作りのおむつカバーを見て「かわいい」と思えることで、おむつ交換がとても楽しみな時間になりました。 長男・次男2人とも生後2カ月後半から2歳までゆる布おむつ育児をしたのですが、次男のときは布おむつカバーを作る技術も上がり、自分でも納得のいくおむつカバーを作れるようになりました。お金を払って布おむつカバーを買ってもいいのですが、自分の好きな柄の布で手作りをしたことで、とても愛着がわきました。布おむつ育児は、いい思い出の1つです。 著者:川本 千華発達障害の長男、兄が大好きな次男を育てる2児の母。元ピアノ講師。自身の経験を活かし音楽・発達障害に関するライターとして活動中。
2019年05月09日赤ちゃんとの毎日がもっとラクに、もっと楽しくなる。ベビーカレンダーは、そんな毎日を応援するコラムを絶賛連載中! 今回は、メンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラーのカトウ ヒロコさんからメッセージです。 イクメンが話題の昨今。 わが家の夫もありがたいことに、家事分担の話し合いに応じてくれているし、しかも実行もしてくれる! が……、やってくれるのはいいけれど、どうもやり方に納得がいかない。 洗い物をしてくれるけれど洗い残しがある、洗濯してくれるといっていたのに洗濯機のボタンを押しただけ、洗濯物のたたみ方が荒い、赤ちゃんの面倒は気の向いたときだけなど、イライラを抱えるママは多いのではないでしょうか。 そこで、パパの家事や育児のやり方にイライラしない方法をお伝えします。 「人は変えられない」が前提心理学では、「自分で変わろう!」とその人自身が思わないかぎり、他人がどんなにがんばってその人を変えようとしても、人は変えられないということを前提にします。つまり心理学的には、ママがどんなにパパに変わってほしくても、パパ自身が変わろうと思わないかぎり、パパが変わることはないのです。 そもそも、パパにとっては「家事分担をする」という約束ははたしているわけですから、文句を言われる筋合いはない、というのが考え方の基本でしょう。 では、どうしたらスムーズに、ママが思うような家事や育児をやってくれるようになるのでしょうか。 感謝の気持ちを忘れずにちゃんとやっていると自分では思っているのに、イライラされたり、文句を言われたりしたら、やる気がなくなるのはママでも同じですよね。まずは、やってくれること、やってくれたことに感謝しましょう。「なんで分担なのに、わたしが感謝しなきゃいけないの!」とは思わず、ここは大きな心をもって「ありがとう」の一言を伝えてみましょう。 直してほしいことや、やり方を変えてほしいことがある場合は、「こうしてくれたらもっとうれしい」というように伝えましょう。 焦らず、徐々に! が大切当然のことながら、パパはママではありません。ママと全く同じには、そもそもできないのです。その上で、ママとは違うやり方をやっていたとしても、それでよしと思うようにしましょう。 視点を変えてみたら、パパのやり方のほうが実は効率がよかった、なんてこともあるかもしれません。すぐにパパがママの思うようにしてくれなくても、イライラせず、気長にやってくれるように待つことも大切です。 自分でやったほうが早くかつ思い通りにできるため、自分でやってしまい、結局ママの分担のほうが多いというのはありがちなこと。ママの思い通りの状態の完成度で、分担を均等にするためには、それなりの時間が必要です。 著者:ライター カトウ ヒロコメンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラー。また、フリーのWEBプロデューサー&ライターとして活動中。
2019年05月08日ベビーカレンダーをご覧のみなさま、こんにちは。高齢育児中のイラストレーター、やましたともこでございます。 長女N子が生まれてからというもの精神的にも肉体的にもすっかり年老いてしまっていた私。 270話でチャイルドシート付きの自転車を購入しよう!と思い立ち、いつもは寝ている時間にパソコンを立ち上げ、来る日も来る日も自転車とチャイルドシートを検索し続けていました。 すると、不思議なことに、睡眠時間が減ってるにも関わらず久しぶりに心がウキウキしていたのを覚えています。 私は自分で考え出した「欲望を全部捨てたらラクになる説」を実行し、随分ラクになりましたが、それとは別に、自己完結型の希望は持っても大丈夫なんだということが分かり、ちょっと出産前の自分に戻れた気分になりました。 チャイルドシートと自転車サンキュー! ちなみに、その時購入したチャイルドシート君、先日取り外し、そろそろ捨てんとな〜と思っていたのですが、今日この漫画を描きながら当時のことを思い出してしまったので、捨て難くなってしまいました。もうしばらく温めておきたいと思います。 イラストレーターやましたともこの「脱力系ゆる育児日記」は、毎週2回お届けしています! 著者:イラストレーター やましたともこ高知県生まれ大阪市在住。お固い系の商社で働いた後に大胆転職。グラフィックデザイナーを経てイラストレーターに。おんなこどもをメインターゲットにヤングでゆるめなイラスト描いてます。HP:「やましたともこのホームペー痔」
2019年05月08日完全母乳で育てた娘は、1歳を機に卒乳しました。母乳育児を終えてみて、振り返るといいこともたくさんありましたが、大変だったこともあります。今回は、子育て中の私が母乳育児で大変だったことを3つ紹介します。 【その1】言いようのない痛み! おっぱいトラブル授乳中のトラブルといえば、最もつらかったのは乳腺炎でした。ミルクは足さずに母乳一本だったので、授乳間隔が空いたり甘いものを食べすぎたりすると乳腺炎になったものです。キャベツ湿布で冷やしながら、とにかく母乳を飲んでもらうのが回復を早める一番の方法でした。 次につらかったのは、歯が生えてきたわが子に乳首を噛まれたときのことです。痛がるとふざけてまた噛んでくるので、鼻をつまんで口を離してもらうようにしていました。私は、乳首の傷を馬油でケアしていました。 【その2】意外に早かった生理再開。その影響で!?私は完全母乳でしたが、比較的早く、出産から半年ぐらいで生理が再開しました。 それ以降も月一で生理が来るようになり、生理前になるとなんとなく母乳の味が悪くなるのか、授乳中には娘もさえない反応をしていました。生理中はさらにおいしくないのか出が悪いのか、不機嫌そうに噛まれることもしばしば。授乳中は生理が来ないとよく聞きますが、個人差があるようです。 【その3】自分が病気になったときの授乳授乳中は体調を崩すことが少なかったのですが、あるとき感染性胃腸炎にかかってしまったことがあります。授乳は続けて大丈夫とのことだったので、普段通りに飲ませていましたが、やはり体がつらかったです。 また、逆流性食道炎にかかり、麻酔なしで胃カメラを飲んだこともありました。授乳中には麻酔がよくないとのことで、麻酔なしでおこないましたが、ちょっとつらい思いをしました。 以上、今思うと「よく頑張った!」と自分をほめてあげたくなった授乳中のエピソードでした。著者:山田孝子一男一女の母。二人目の出産を機に食品会社を退職。現在は子育てのかたわら、記事執筆をおこなう。趣味はスポーツとピアノ、美味しいものを食べること。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
2019年05月07日2018年2月生まれの男の子育児中のみーすけです。 出産後、退院して新生児の育児が本格的に始まりました。深夜の授乳後、肝を冷やす出来事が……! まだ足に力が入らない感じだったと思います。幸い赤ちゃんにぶつかることはなく、何事もなかったかのように寝ていたので、逆に息を確認してしまいした! 私はボーゼンとして20分ほど魂抜けたように座り込んでいました。体感的に1時間くらいに感じ、本当に怖くて血の気が引きました……。 監修/助産師REIKO著者:イラストレーター 絵日記ブロガー みーすけ2018年生まれの男の子を育児中の絵日記ブロガー。日常をマンガにしてブログを更新中! ネットで子育て情報を検索するのが趣味。最近の悩みは赤ちゃんのおもちゃを買いすぎてしまうこと。
2019年05月06日2歳でイヤイヤ期、3歳で第一次反抗期、そして4歳になれば4歳の壁…。育児っていつのシーンもとても大変なことばかりで、ママも疲れてしまうことが多いかもしれません。基本的にいつ終わるとか、いつ楽になるということがないのが幼児期の育児です。そんな、焦りの多い子どもの幼児期育児を、音楽の力を活用してちょっぴりラクにしてみませんか?今回は、3歳から大人になるまでヴァイオリンを弾き続け、現在もアマチュアボランティアとして福祉施設などで演奏を続けている筆者が、実際に育児に活かせる音楽のアイデアを紹介します。朝は明るい曲で始める気持ちよく活動を始めたい朝ですが、現実には眠気がさしてグズってしまうことも多く、小学生でもなかなか、スムーズには動き出せないのが現実。わが家では朝に、元気のよい、美しい、明るい曲をかけることにしています。例えばリズミカルな「ラデツキー行進曲」や、運動会のような「天国と地獄」、情熱的な「カルメン」といったクラシック、ビッグバンドの名曲「シング・シング・シング」などはいかがでしょう。とっておきはテーマパークで朝に演奏される、アニメ映画の名曲などのバンド演奏で、朝からテーマパークへ行ったような気分になることも手伝って、気分ものりやすいようです。動画サイトなどでも気軽に見ることができますよ。片付けの曲を決めて同じ曲順で掛け流す片付けをする、させるというのは、たいていの家庭において、子育て苦行のひとつとなっていることでしょう。そんなときは、片付けの曲を決めてみてはいかがでしょうか。手元に取り寄せている教材や、気に入った動画などで、「片付けをしよう!」という趣旨の曲があれば最適です。小さい子どもほど、すぐにのってきます。年長さんから小学生にかけては、よく見るアニメの主題歌など、耳慣れたリズミカルな曲をほどほどの音量でかけてあげましょう。ポイントは毎回、同じ曲順で掛け流すことです。そうすることで、子どものほうにも「この曲が流れたら片付け」という意識が芽生えます。さらに、片付けの途中に出てきた漫画を読んでしまったり、片付けているもので遊び始めるという事態も、意識の半分が音楽に持って行かれることで、極力減らすことができます。夜はリラックスできる曲をかける陽が沈んでも、まだまだテンションが高いのが子どもというもの。かたや大人はそろそろ疲れている上に、やることもたくさん…イライラしちゃう!夕刻以降はそんなことも増えがちです。暗くなったら、子ども好みではないとしても、リラックスできるゆったりとした曲をかけるのがおすすめです。たとえば、モーツァルトやバッハといった定番、王道のクラシックも良いですし、アニメ映画の曲をピアノ演奏やオーケストラ演奏したアルバムなどは子どもにもウケがよくてイチオシ!ゆったりとした曲調は、子どもの気持ちを落ち着けるとともに、大人の気持ちも優しくなだめてくれます。すると、子どもに対してイライラする気持ちが抑えられます。大人が子どもにイライラしていると、子どももそれに影響されて、反発したくなったり、騒ぎたくなったりしがち。大人が落ち着いていれば、子どもにも安心感を与えます。音楽育児は「情操教育+条件反射」音楽を使う育児とは「情操教育+条件反射」の総合力です。音楽はよく言われるように、情操教育に一定の効果をもたらします。具体的に言えば、激しい曲には気性を奮い立たせ、いわば人を頑張らせる効果がありますが、反対に緩やかな曲には気持ちを落ち着かせて、ゆったりさせる効果があります。これは情操教育、つまり音楽が共感力を育てるためです。子どもは音楽を通して、周囲の雰囲気を察知し、それに共感して対応する能力を学びます。このことに加えて、「こんな音楽が鳴ったときは、何をする時だ」という条件反射で覚えていくことで、例えばママが「片付けなさい!」と言わなくても、片付けの曲が流れたら部屋をきれいにしたくなる…そんなサイクルを作っていくことができます。音楽は、もちろん大人の気持ちにも影響を与えます。子どもと一緒に音楽を聴くことで、気持ちが明るくなったり、落ち着いたりすると、あなた自身も思わぬ心の開放感を感じられるようになるかもしれません。<文・写真:フリーランス記者あん茉莉安>
2019年05月05日ベビーカレンダーをご覧のみなさま、こんにちは。高齢育児中のイラストレーター、やましたともこでございます。 長女N子が生まれてからというもの私はN子を連れて外出するのが難しく、授乳室完備の近所のスーパーぐらいしかお出かけしませんでした。徒歩圏内に軟禁状態だ! と思って暮らしていました。 そんなある日、自転車のチャイルドシートにN子くらいの大きさの赤ちゃんを乗せたお母さんを目撃しました。 コレよ! コレ!! コレなんだよ!!! 当時の私の病んだ心を癒してくれる2番目の方法を発見し涙を流して喜びました。(※1番目はテレビ解禁でした〜) 期待するな! 欲するな!! と自分に言い聞かせて暮らしていましたが、自分の貯金で買い物するのは自由やもんね♪(※うちは夫婦で財布が別なので)わくわく。 イラストレーターやましたともこの「脱力系ゆる育児日記」は、毎週2回お届けしています! ✿❀ベビカレ春のマンガ祭り❀✿大好評のマンガ記事をいつもより増量し、毎日5本以上お届けする期間限定の“マンガ祭り”開催中! 人気のレギュラー連載6作品に加え、新たにゲスト連載10作品が登場します♪著者:イラストレーター やましたともこ高知県生まれ大阪市在住。お固い系の商社で働いた後に大胆転職。グラフィックデザイナーを経てイラストレーターに。おんなこどもをメインターゲットにヤングでゆるめなイラスト描いてます。HP:「やましたともこのホームペー痔」
2019年05月05日私には1歳1カ月の双子男児がいます。妊娠が判明し、双子だとわかったときはうれしさと驚きとが入り交じった複雑な気持ちに。その後は「双子育児ってどんなものなんだろう?」と漠然とした不安もありました。約1年間、双子育児をしてきて感じたこと、そして大変だったことや、それに対して私がおこなった対処法についてお伝えします。 新生児期の授乳とおむつ替えが大変!新生児期の頻回の授乳・ミルク、おむつ替えは本当に大変でした。双子なのでどちらにいつ授乳したのか、今日はどっちが排便したのか、日々の慌ただしさと疲れもあり、次第に把握できなくなってきました。 そこで取り入れたのが、ホワイトボードです。授乳時間やミルクの量、排便の有無を記入しました。こうすることで覚える労力が減り、双子育児を共に頑張っている夫とも情報共有ができます。夜中のミルクはそれを見ながらできるほうが対応するようにして、夫婦間で連携がとれました。 双子の入浴は大変!双子の場合、入浴も大変でした。里帰りせず、手伝いに来てくれる人もおらず、夫も帰りが遅かったので私ひとりでおこなっていました。退院後すぐは帝王切開の傷の痛みもあり、1日に2人の赤ちゃんを入浴させることはかなり重労働でした。 生後5カ月まてはベビーバスで2人を交代で入れていましたが、だんだん動き始めて1人から目を離すことができなくなりました。そこで、台所のシンクにベビーバスをはめ込み、2人とも目の届くところでお世話をしました。 先輩双子ママからベビーモニターを借りる双子が成長するにつれ、シンクで入浴することもきつくなってきました。そのころ、それぞれの生活リズムができてきて、1人から目を離してしまう時間が増えていきました。そのことを先輩双子ママに相談すると、ベビーモニターを貸してくれたのです。 先輩ママも周りに頼れる人がおらず、ベビーモニターが大変役立ったとのことでした。実際使ってみると、モニターがあるおかげで1人のお世話を中断して別室の子どもの様子を見に行く手間が省けたりと、心身共に負担が減りました。 わが家は双子の上に長女がいます。長女のときの育児が通用しない双子育児も早いもので1年が過ぎました。日々成長する双子にてんてこまいですが、それでも状況的に人に頼ることができないわが家では、これからもアイデアや物に頼って双子育児を乗り切っていこうと思います。著者:松裏幸恵二男(二卵性の双子)一女の母。薬剤師として働きながら子育てをしている。自身の妊娠・出産・育児に関する体験談を中心に執筆中。
2019年05月05日赤ちゃんとの毎日がもっとラクに、もっと楽しくなる。ベビーカレンダーは、そんな毎日を応援するコラムを絶賛連載中! 今回は、助産師・おむつなし育児アドバイザーの榎本さんからメッセージです。 こんにちは。助産師・おむつなし育児アドバイザーの榎本です。今回はおむつなし育児について3回にわたってお話ししていきます。おむつなし育児をしているとトイレトレーニングがスムーズに進みやすいといわれています。 今トイレトレーニングを始めようとしている方も何かのヒントになるかもしれません。 おむつなし育児とは?おむつなし育児と聞くと、下半身すっぽんぽんで床や布団におしっこがダダ漏れでは? と思われる方もいます。 おむつなし育児とは、おむつをしながら、おしっこやうんちが出そうなタイミングや赤ちゃんのサインを周りの大人が受け取って、できるだけおむつの外(おまるやトイレなど)に排泄することを手助けすることです。 実はおむつの外におしっこをしたい?新生児のころに、おむつを開けるとおしっこをすることがあったと思います。赤ちゃんは生まれたときから、おむつの外の解放空間におしっこをすることの心地よさを知っています。それがだんだん、おしっこやうんちはおむつの中にするものだとトレーニングされます。 そして2歳ごろになると突然、「おしっこやうんちはトイレでするものなんだよ」と宣言されます。大人が突然おむつの中で排泄をするよういわれても難しいように、子どもが最初に戸惑うのは仕方のないことだと思います。 昔の育児雑誌によると、1965年ではおむつは2歳ごろには外れていたのですが、2009年の紙おむつ会社の調査では平均3歳4カ月となっています。現在はもっと遅くなっていることが予想されます。 おむつなし育児は早期トイトレではないおむつなし育児は、トイレトレーニングと思われがちですが違うものです。 トイレトレーニングは、子どもが自分でトイレやおまるに行ける、うんちやおしっこをしたいときに、周囲の大人に伝えるようになるという排泄の社会的な自立を目指し、おむつがいらなくなることです。 おむつなし育児は、元々身体的に備わっている自然な排泄ができるように、大人がおむつを外してあげるものです。 おむつなし育児はいつから始められるの?答えは、ズバリ「いつでも始められます」です。 新生児から始められますが、お母さんや赤ちゃんの体調が落ち着いてくる生後2〜3カ月からのほうがやりやすいといわれています。生後1年以上ですと、おむつの中で排泄をするということを強く学習してしまっている可能性があり、最初は難しいかもしれません。反対に生後6カ月未満の場合は、おむつの中で排泄することにまだ十分慣れていない場合があり、やりやすいかもしれません。 1歳半〜2歳ごろはイヤイヤ期に入り、トイレ・おまるイヤイヤ期になることもあります。一旦お休みしてイヤイヤが落ち着いてきたら再開される方もいます。2〜3歳すぎてトイレトレーニングを始める場合にも、おむつなし育児の進め方は参考になると思います。 排泄が自立する本来の年齢は1歳半〜2歳前半ごろといわれています。おむつなし育児は、まだまだ認知度は低いですが、トイレトレーニングを特別にしなくても、自然におむつをとってあげることができます。 親子のコミュニケーションのひとつとして、楽しんでいただけたら幸いです。次回は、おむつなし育児をするためのポイントについてお話していきます。※参考・「おむつなし育児アドバイザー養成講座テキスト」(おむつなし育児研究所)・「日経新聞」2009年9月2日 「40ヶ月 おむつ外れの平均月齢」(日本経済新聞社) 監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀2001年に助産師免許取得後、杏林大学医学部付属病院・さいたま市立病院・順天堂大学練馬病院の勤務を経て、2013年に埼玉県さいたま市に訪問型の助産院「みき母乳相談室」を開業しました。病院勤務での経験を元に、母乳育児支援の国際ライセンスである国際ラクテーションコンサルタントとして、地域の母乳育児を支援しています。訪問時の相談は、母乳だけではなく離乳食や抱っこひも、スキンケア、寝かしつけなど多岐にわたることも。また、おむつなし育児アドバイザーとして、トイレトレーニングなどの相談も受けています。自身も一児の母として奮闘中です。HP:「みき母乳相談室」
2019年05月03日「新生児はうんち・おしっこを1日に何度もして、そのたびにおむつを替えなければならないから紙おむつ代がかさんで大変」と友人から聞いていた筆者。それならば、とエコロジーでエコノミーな布おむつに挑戦してみたのですが、これが大きなストレスになってしまったのです……。 【ストレス1】洗濯がとにかく大変だった覚悟はしていましたが、とにかく洗濯量が多いのが最初の難関でした。うんちをすると汚れがなかなか取れないのでつけ置きにしなくてはならず、時間もかかります。 さらに、天気が悪いと乾きにくく、結局布おむつが足りなくなって紙おむつを使うことがよくありました。ゆるいうんちはカバーから漏れてしまうことも多く、そのたびにシーツやベッドパットも洗濯……。回数を重ねるうちに、だんだん負担が大きくなってきました。 【ストレス2】天候を気にする毎日になった産院に入院中は紙おむつでしたが、退院したら布おむつ育児をしようと出産前から意気込んでおり、布おむつを30枚くらい買い込んでありました。「これだけあれば大丈夫だろう」と思っていました。 しかし、出産時期は冬。晴れや風のある日はいいのですが、少し曇りでもしようものなら全然乾きません。乾燥機を使ってもなんとなく生乾き……。1日に10枚以上使ってしまうこともあり、いつも天気にピリピリしていました。 【ストレス3】おむつかぶれになってしまったわが子は新生児の時期でもわりと睡眠が長く、3~4時間くらい続けて寝てくれることが度々ありました。寝ている間におしっこをしても起きないので、そのうちにおしりがかぶれるように。 就寝中におむつ替えをして起こしてしまうのが嫌で、取り換えなかった筆者のせいでもあるのですが……。かぶれがなかなか治らないのを見て、「布おむつはわが家には不向きだ」と考え直し、百日祝いを迎える前に紙おむつに切り替えました。 今考えると、「布おむつを使うなら布で統一しないと」とガチガチに考え過ぎていたのかもしれません。「布おむつは昼間だけ」「出かけるときは紙おむつ」「夜間は紙おむつ」と、うまく使い分ければよかったと思いました。 著者:ライター 銀鏡あゆみ二児の母。生まれ育った町で、自身の父母・祖母・夫・子ども2人との大家族で暮らす。地元を中心に取材・撮影・執筆を行うライター。
2019年05月03日ベビーカレンダーをご覧のみなさま、こんにちは。高齢育児中のイラストレーター、やましたともこでございます。 長女N子から離れたい&離れられないループにどっぶり浸かっていた私。 ある日、意を決してN子をリビングに残して隣のベッドルームに逃げて行きました。 完全に空間を遮断したかったのでドアを閉めてしまったのですが、そのドアが閉まる音で私がいなくなったのがバレたようで「あ〜あ〜! あ〜!!」と何かを訴える声が聞こえてきました。 とりあえず無視や。と無視を決め込もうとしたのですが、徐々にベッドルームに近づいてくるN子の泣き声が……。 やっぱり無理だよね〜。ごめんN子〜〜っ!! と、この話を描いていると、この春小学校2年生になった長女N子がこのお話を読んで「何なんこれ? どういう意味?」と質問攻めをしてきました。仕方がないので明るいトーンで笑ってごまかして約7年後の今、もう1回謝りました。N子めんご♡ イラストレーターやましたともこの「脱力系ゆる育児日記」は、毎週2回お届けしています! ✿❀ベビカレ春のマンガ祭り❀✿大好評のマンガ記事をいつもより増量し、毎日5本以上お届けする期間限定の“マンガ祭り”開催中! 人気のレギュラー連載6作品に加え、新たにゲスト連載10作品が登場します♪著者:イラストレーター やましたともこ高知県生まれ大阪市在住。お固い系の商社で働いた後に大胆転職。グラフィックデザイナーを経てイラストレーターに。おんなこどもをメインターゲットにヤングでゆるめなイラスト描いてます。HP:「やましたともこのホームペー痔」
2019年05月01日ベビーカレンダーをご覧のみなさま、こんにちは。高齢育児中のイラストレーター、やましたともこでございます。 全ての欲望と感情を捨て去ったはずなのに、しばらく経つと、また疲れがピークに。というか、ピークが永遠に続いていただけやけど。 とにかく1秒でも長くN子と離れたところで息をしたい! というのが当時の私の心境でした。 3秒でいいから離れたい……。 そんなにつらいなら離れたらえいやん! と思う方も沢山いらっしゃるかと思いますが、何故か私は離れられなかったんですよね。 離れたい→離れられない→離れたい→離れられない……の繰り返しでした。やっぱ病んでたな〜私。 イラストレーターやましたともこの「脱力系ゆる育児日記」は、毎週2回お届けしています! ✿❀ベビカレ春のマンガ祭り❀✿大好評のマンガ記事をいつもより増量し、毎日5本以上お届けする期間限定の“マンガ祭り”開催中! 人気のレギュラー連載6作品に加え、新たにゲスト連載10作品が登場します♪著者:イラストレーター やましたともこ高知県生まれ大阪市在住。お固い系の商社で働いた後に大胆転職。グラフィックデザイナーを経てイラストレーターに。おんなこどもをメインターゲットにヤングでゆるめなイラスト描いてます。HP:「やましたともこのホームペー痔」
2019年04月28日出産前の準備では、何を購入すればいいのか悩みますよね。悩んだ結果、あれも! これも! と張り切って購入したものの、わが家ではほとんど日の目を見なかった育児グッズもあります。今回は、購入したけれどわが家ではあまり使わなかった育児グッズとそのワケを紹介します。 その1「ベビー布団」赤ちゃんを寝かせるために購入したベビー布団ですが、わが家の息子の場合、まったくベビー布団では寝てくれませんでした。産後まもなくから私と添い寝の状態で、ベビー布団は私の布団の横にちょこんと置かれているだけ……。また、赤ちゃんが起きているときに寝転がる場所も、座布団の上などが大半でした。 そのうちベビー布団が邪魔になり、生後1カ月ごろにはクローゼットに片付けてしまいました。わが家では、もったいない買い物になってしまいました。 その2「長肌着」出産準備で短肌着・長肌着・コンビ肌着と、いろいろな種類の肌着を購入しましたが長肌着を着るとロンパースの足もとがごわつき、股の部分のボタンが留めにくいと感じました。 もう少し大きくなったら使う機会が出てくるかな? と思っていましたが、股下のボタンで留めるロンパースタイプの肌着を使うようになり、結局、長肌着はまったく使わないまま、タンスの肥やしになってしまいました。 その3「バウンサー」抱っこじゃないと寝てくれなかった息子は、バウンサーでもまったく寝てくれませんでした。バウンサーの揺れで寝てくれるかな? という私の期待はことごとく裏切られる結果に……。生後3カ月になるころには寝返りができるようになったので、起きているときにバウンサーで遊ぶことも嫌がるようになってしまいました。 大きさもあるので、置いておくのにも苦労します。生まれてから店頭で試してみて、必要と感じたら購入するという流れで十分だと思いました。 赤ちゃん用品がたくさんある中で、何を買うべきか悩むママも多いと思います。絶対に使うというものでなければ、産後に様子を見ながら購入するほうがいいかもしれません。著者:田中麻奈元保育士で一児の母。現在は育児に専念するため専業主婦。自身の経験をもとに妊娠・出産・子育てに関する記事を執筆中。趣味は手芸。
2019年04月25日ベビーカレンダーをご覧のみなさま、こんにちは。高齢育児中のイラストレーター、やましたともこでございます。長女N子が生まれたころ、どこかで誰かに「テレビは赤ちゃんをダメにする!」と聞いたことがあり、何の知識もない私は当然のようにそれを鵜呑みにしてテレビをつけていませんでした。※ほんまにテレビは赤ちゃんをダメにするかどうかは知りません! 出産前に好きで見ていたアメリカズネクストトップモデルというアメリカの番組を撮り溜めしていたので、N子が寝てる間にひっそりと見ていたのですが、毎回、見てる間に寝てしまうので、結局それも途中で見なくなったような気がします。 外出もしない(スーパー以外)、友だちとも会わない、テレビもみない、漫画も読まない……だからこんなにも心が病んでいるんだと思い、テレビを解禁にしてみると……たかだか半年くらいの間に、見たこともない人がいっぱいテレビで活躍していて超浦島太郎気分でした。 パピーちゃんが私の知らない芸能人を知ってて、またムカつく! ていうね……。 イラストレーターやましたともこの「脱力系ゆる育児日記」は、毎週2回お届けしています! ✿❀ベビカレ春のマンガ祭り❀✿大好評のマンガ記事をいつもより増量し、毎日5本以上お届けする期間限定の“マンガ祭り”開催中! 人気のレギュラー連載6作品に加え、新たにゲスト連載10作品が登場します♪著者:イラストレーター やましたともこ高知県生まれ大阪市在住。お固い系の商社で働いた後に大胆転職。グラフィックデザイナーを経てイラストレーターに。おんなこどもをメインターゲットにヤングでゆるめなイラスト描いてます。HP:「やましたともこのホームペー痔」
2019年04月24日ベビーカレンダーをご覧のみなさま、こんにちは。高齢育児中のイラストレーター、やましたともこでございます。 265話で全ての欲望を捨て去ると日々の生活が少しラクになると悟った私。 それでもやっぱり欲望を捨てようと決めてすぐのころは、毎日仕事を口実に(働いてくれてるのに申し訳ないですが、当時の私の超正直な気持ちです)週6で外出して、N子のいない空間で自分ペースで息を吸っているパピーちゃんを目の当たりにすると、N子の世話を押し付けられた気分になり、私も仕事するっていう選択はなかったのか? とか、せめて土日は休んでくれ! とか、捨てきれない欲望が日々渦巻いておりました。 いかん! いかん! いかん! いかん! いっか〜ん!! そういうときはアレ! 期待するな……欲するな……期待するな……欲するな……。 毎日、念仏のように唱えて何とか1日を乗り切ることができました。 前回も書きましたが、この一見不健康に思える方法が子育て不器用っ子の私にはとても有効で、毎日自分に言い聞かせてると段々ほんまに何も期待しない何も欲しない自分にかなり近づけたのではないかと思います。 ちなみにN子が小学校2年生になった今、当時枯れきってた私の心は、再びビダビタに満ち溢れる欲望の塊みたいになってるのでご安心を〜♡ イラストレーターやましたともこの「脱力系ゆる育児日記」は、毎週2回お届けしています! ✿❀ベビカレ春のマンガ祭り❀✿大好評のマンガ記事をいつもより増量し、毎日5本以上お届けする期間限定の“マンガ祭り”開催中! 人気のレギュラー連載6作品に加え、新たにゲスト連載10作品が登場します♪著者:イラストレーター やましたともこ高知県生まれ大阪市在住。お固い系の商社で働いた後に大胆転職。グラフィックデザイナーを経てイラストレーターに。おんなこどもをメインターゲットにヤングでゆるめなイラスト描いてます。HP:「やましたともこのホームペー痔」
2019年04月21日息子が生後6カ月から通っている保育園は、おむつなし育児を推奨する保育園。寝返りができるようになったら、パンツ生活のスタートです。入園してから1年が経ち、こんな変化が見られるようになりました。 相変わらず洗濯物は多いけど…生後6カ月から保育園に通い始め、もうすぐ1年。息子が通っている保育園は、おむつなし育児を推奨しています。「寝返りができるようになったらパンツになります」と説明されたときには「え、ウソでしょ!?」と思いましたが、本当に息子のパンツ生活はすぐにスタートしたのでした。 わかっていはいたものの、大量の洗濯物に最初は言葉を失うこともありました。 でも最近では私も慣れてきて、「あれ、今日はおしっこの回数少なめだな~」と洗濯物の量を見て判断できるようになってきました。 たくさん外遊びをする園なので洗濯物の量は相変わらず多いのですが、入園当初よりはおしっこの回数自体が減ってきて、パンツの洗濯は2~3枚程度の日も多くなりました。 度々おまるに座って…おしっこの回数自体が減ったのだと思っていましたが、どうやらタイミングを見ておまるに座らせてくれることも多くなったようです。おまるでおしっこが成功することも増えてきたよう。 また、1歳過ぎからおしっこやうんちのときに「でたー」「ちっち」と言いながらお尻を押さえて教えてくれることも多くなりました。自宅ではおむつをしてるので教えてくれたあとにおむつを替えるのですが、保育園の先生方は出る前のサインをなんとなく察知し、おまるに座らせてくれているようです。個人差はありますが、同じ0歳児クラスで月齢が早い子は、日中ほとんどおまるで用を足せる子もいるようです。 2歳児のお姉ちゃんは…息子の上にいるお姉ちゃんも2歳から同じ保育園に入園し、1年になります。入園当時はまだまったくトイレトレーニングはしておらず、おむつで生活していたのですが、入園して2~3カ月後にはすっかりトイレでおしっこができるようになり、今では夜寝るとき以外おむつが必要なくなりました。 早生まれで体も小さく、「大丈夫かな……?」と最初は心配しましたが、親が考えている以上に子どもの適応能力は高く、成長が早かったです。 わたしは元々おむつなし育児をするつもりもありませんでしたし、おすすめしようとも思っていません。メリットもデメリットもいろいろとあるのは確かです。ただこれから来る暑い夏の時期は特に、紙おむつよりも綿のパンツのほうが通気性が良く、蒸れた紙おむつをずっとしていることはないので、子どもたちは快適そうです。 著者:ライター 岩崎未来三児(女・女・男)の母。出版社・編集プロダクションの勤務を経たのち、第一子出産を機にフリーランスに。現在は会社役員という肩書きを持ちながらも、ライター・編集者としても活動中。
2019年04月21日2018年2月生まれの男の子育児中のみーすけです。 出産後、5日ぶりのシャワーを浴びることができました。 初めて会う助産師さんにも「大変だったわね……!」と労われ、いかに自分の叫び声が響きわたっていたのか思い知りました(笑)。 陣痛中ずっと励ましてくれていた助産師のアライさん。 「みーすけさんの赤ちゃんが生まれたらメールで教えて!」と交代の助産師さんにお願いしていたそうです。 すごい気にかけてくれてた……。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO著者:イラストレーター 絵日記ブロガー みーすけ2018年生まれの男の子を育児中の絵日記ブロガー。日常をマンガにしてブログを更新中! ネットで子育て情報を検索するのが趣味。最近の悩みは赤ちゃんのおもちゃを買いすぎてしまうこと。
2019年04月19日ベビーカレンダーをご覧のみなさま、こんにちは。高齢育児中のイラストレーター、やましたともこでございます。 264話で良い婿を迎えた(婿養子ではございません)お話を描かせていただきましたが、それでも、毎日の育児が私の心を蝕んでいくのは止められませんでした。当時は病んでたこともあまり自覚してませんでしたが、そんな中、少しでもラクに生きたい!と思い私が自分で考えたラクに生きる方法がこれでした。 「期待するなっ!」「欲するな!」「欲望と感情を全て捨てろっ!!」と欲望とおさらばする方法でした。 当時、地元の友だちにこの話をするとかなり引かれましたが、世の中にはうまく育児とやりたいことが両立できない私みたいな人もいるはず。もし、あなたがそういうタイプだったらぜひ欲望を捨てて、とにかく赤ちゃんが大きくなるのを待ってみるのも一つの手ではないかと思います。 私の中ではポジティブな考え方のつもりやけど、ネガティブに伝わったらごめんちゃい! イラストレーターやましたともこの「脱力系ゆる育児日記」は、毎週2回お届けしています! ✿❀ベビカレ春のマンガ祭り❀✿大好評のマンガ記事をいつもより増量し、毎日5本以上お届けする期間限定の“マンガ祭り”開催中! 人気のレギュラー連載6作品に加え、新たにゲスト連載10作品が登場します♪著者:イラストレーター やましたともこ高知県生まれ大阪市在住。お固い系の商社で働いた後に大胆転職。グラフィックデザイナーを経てイラストレーターに。おんなこどもをメインターゲットにヤングでゆるめなイラスト描いてます。HP:「やましたともこのホームペー痔」
2019年04月17日ベビーカレンダーをご覧のみなさま、こんにちは。高齢育児中のイラストレーター、やましたともこでございます。 私とパピーちゃんはN子がお腹にいるときに入籍しました。 それまで15年だか16年だかの長い間ずぅ〜っと付き合っていたのでお互いをよく知っているつもりだったのですが、長女N子が生まれてからというもの、これでもか!というほど全く違う世界で生きることになり、新しい一面をたくさん見ることになりました。 自分の旦那さんが育児や家事を手伝ってくれるか?とか、それ以前に自分たちの赤ちゃんに興味を持ってくれるか?とかって実際に赤ちゃんが生まれて生活が始まるまでは、ホンマのホンマのところは分からないもんですよね……。 よく働くパピーちゃんがパピーちゃんになってくれて、私、超ラッキー!ええ婿殿もろたで(婿養子ではございません) 明日からもよろすく〜♡ イラストレーターやましたともこの「脱力系ゆる育児日記」は、毎週2回お届けしています! ✿❀ベビカレ春のマンガ祭り❀✿大好評のマンガ記事をいつもより増量し、毎日5本以上お届けする期間限定の“マンガ祭り”開催中! 人気のレギュラー連載6作品に加え、新たにゲスト連載10作品が登場します♪著者:イラストレーター やましたともこ高知県生まれ大阪市在住。お固い系の商社で働いた後に大胆転職。グラフィックデザイナーを経てイラストレーターに。おんなこどもをメインターゲットにヤングでゆるめなイラスト描いてます。HP:「やましたともこのホームペー痔」
2019年04月14日2018年2月生まれの男の子育児中のみーすけです。 壮絶な出産を経て、分娩台の上で2時間ほど休んでいる間に、息子の名前を決めることになりました。 臨月で撮ったエコーがひどくて、あらーかわいいブサイクちゃんねーと思って産んだら、意外ときれいな顔してました! ガッツ石松系の赤ちゃんだったけど。 臨月のエコーこんなん……潰された感じ。 かわゆす♡ ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO著者:イラストレーター 絵日記ブロガー みーすけ2018年生まれの男の子を育児中の絵日記ブロガー。日常をマンガにしてブログを更新中! ネットで子育て情報を検索するのが趣味。最近の悩みは赤ちゃんのおもちゃを買いすぎてしまうこと。
2019年04月13日ベビーカレンダーの「助産師に相談」コーナーでおなじみ、宮川めぐみさんが2018年12月に長女を出産! 助産師の子育てって、どんな感じ? 育児のコツをのぞかせてもらいました! 毎月こっちゃんの1日の様子や成長をご紹介します。 生後3カ月、こっちゃんの1日3:50おまるでおしっこ、授乳 7:30おまるでおしっこ、うんち、授乳授乳を終えて朝食をとり、その後洗濯などの家事を夫と分担。その合間にベビーカレンダーのお仕事(助産師に相談コーナーのお返事)もちょこちょこ。 11:30授乳、昼食この日は出かける予定があったため、慌ただしく昼食をとりました。 12:30お出かけお食い初めをするために、みんなで夫の実家へ。こっちゃんは2回目の新幹線です! 14:30授乳(新幹線の中)新幹線の中でこっちゃんはスヤスヤねんね。ママはその間にベビーカレンダーのお仕事の続き。 16:30夫の実家に到着、授乳 18:30お食い初めスタート パパに抱っこしてもらって、おばあちゃんがお口のそばに小石や黒豆などを運んでもくれました。こっちゃんはニコニコご機嫌で、「アムアムしてごらん!」と声をかけながら口を動かしてみると、真似をして口を動かしてくれました。 19:45授乳 20:20お風呂お風呂から上がって授乳し、そのままねんね。 22:30授乳わたしも疲れていたので、添い寝をしながら就寝。 生後3カ月、今の様子メモ ■身長/体重62cm / 6.0kg ■服のサイズ60~70cm ■おむつのサイズSサイズ(日中は布おむつを使用、夜間のみ紙おむつ) ■睡眠・お昼寝の時間日中は1~2時間のお昼寝を3回くらい。夜は4~5時間続けて寝てくれます。 ■授乳回数母乳で10回前後 ■おしっこの回数10回前後 ■うんちの回数3~4回 ■今月できるようになったこと・変化・拳をじーっと見つめる・拳を口に入れる・音のするほうを見つめたり目で追ったりする・両足をおなかのほうに引き寄せるように上げて手でふくらはぎをつかむ・おしゃべりが増え、1人で遊んでいる時間が増えた・おしゃべりや泣き声の声量が大きくなった・遊び飲みをすることがでてきた 生後3カ月の時期を振り返って生後100日を迎えたこっちゃん。今月はいろいろな経験をしました。まず、お食い初めのお祝い。新幹線に乗る前は私が少し心配していたのですが、いざ乗ってみると寝ている時間も多く、少し泣いても授乳をすれば落ち着いてくれて、一安心。到着後もご機嫌で、楽しくにぎやかにお食い初めを終えることができました。 さらに、わたしの仕事に同行してもらったことも初めての経験でした。ベビーカレンダーの動画撮影やその打合せに連れて行きました。慣れない環境やいつもと違う私の雰囲気を察してか、落ち着かずに泣いてしまうことも多かったです。でも、こうやって母子ともに経験値が上がっていく……そんな感じがしています。 休職中だったパパがこれから少しずつ仕事復帰していくので、こっちゃんと2人で過ごすことが多くなっていきます。これまでパパの存在がとても頼りになっていたので心配もありますが、少しずつ慣れていきたいと思います。 監修者:助産師 特定非営利活動法人だっことおんぶの研究所認定 ベビーウェアリングコンシェルジュ 宮川めぐみ2001年京都第二赤十字看護専門学校卒業、2002年国立病院東京医療センター附属東が丘看護助産学校助産学科卒業。産科病棟にて約12年間助産師として勤務し、多くの妊産婦、褥婦、新生児のケアに関わる。2013年に退職後パリで数カ月過ごし、自分自身と向き合う。大切にしていきたいことなどに気づいて「lier」を立ち上げ、個人の活動を開始する。現在、東京23区内で新生児訪問、母乳育児相談を中心に母子のケアに携わる。
2019年04月11日ベビーカレンダーをご覧のみなさま、こんにちは。高齢育児中のイラストレーター、やましたともこでございます。 長女N子が生まれてから全くと言っていいほど、N子以外の写真を撮らなくなった私。 パピーちゃんも同じ感じで私たち夫婦の携帯はN子の写真で溢れていました。 ある日そのN子の写真を楽しんでいるときにふと気づいたのですが、私が撮ったN子の写真はほぼ笑顔がなく、パピーちゃんが撮った写真はいきいきとした笑顔の写真が多かったんです。 当時の私は心が病んでいたので当たり前といえば当たり前。でも、心が病んでいた私は当然そのことに気づかず、奴(パピーちゃん)はいったいどうやって笑顔の写真を撮っているんだろうと不思議に思って過ごしていました。 イラストレーターやましたともこの「脱力系ゆる育児日記」は、毎週2回お届けしています! ✿❀ベビカレ春のマンガ祭り❀✿大好評のマンガ記事をいつもより増量し、毎日5本以上お届けする期間限定の“マンガ祭り”開催中! 人気のレギュラー連載6作品に加え、新たにゲスト連載10作品が登場します♪著者:イラストレーター やましたともこ高知県生まれ大阪市在住。お固い系の商社で働いた後に大胆転職。グラフィックデザイナーを経てイラストレーターに。おんなこどもをメインターゲットにヤングでゆるめなイラスト描いてます。
2019年04月10日2018年2月生まれの男の子育児中のみーすけです。 壮絶な出産のあとの出来事です。 なんて義理堅い夫だよ。 まあちょうど帰り道に病院があるんだけどね! なあさん寂しかったんですかね? それとも私が寂しいと思って来てくれたのかな? 病院のごはんがおいしいと評判だったので、味見しに来てたのかな(笑)? ちなみに「チャムス」は飼っている猫で、ブリティッシュショートヘアのマフィア顔です〜! ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO著者:イラストレーター 絵日記ブロガー みーすけ2018年生まれの男の子を育児中の絵日記ブロガー。日常をマンガにしてブログを更新中! ネットで子育て情報を検索するのが趣味。最近の悩みは赤ちゃんのおもちゃを買いすぎてしまうこと。
2019年03月29日こんにちは! 5歳(長男がついに5歳になりました!)、3歳、1歳の三兄弟のオカンあざみです。唐突に新シリーズが始まりました! 題して…「ここが変だよ! オトンの育児」というわけで、オトンが育児中にみせる「なぜこんなことをした?」って思うところを紹介していくシリーズです。うちのオトン、昔は家事も育児もノータッチな男だったが、年月が経つにつれ少しずつ変わってきました。三男が産まれた今、家事育児スキルはメキメキとあがり、頼れる存在になりつつあります。しかし先日、オトンに対して「なぜ?」と思ったことがありました。それは三男を寝かしつけているときのこと… 慣れた手つきでミルクを作るオトン。三男にミルクを飲ませながら優しく歌い、寝かしつけをしていた。微笑ましい光景。数年前ならありえないその姿を、遠くでこっそり眺めた。しかしその時…なんの歌?定番の子守歌から突然、自虐的な内容に変わった。え、オトンはそれでいいの? 父さんより母さんが好きでいいの? 私はそれでいいんだけど(コラ)、突然謎の子守歌を歌いだすから思わず笑ってしまった。それにしても、本当にこんな歌があるのか疑問になり、ネットで調べてみたが出てこなかった。オトンの創作なのか、それとも本当にあるのか。もし知っている人がいたら情報を求む。というわけで、ここが変だよオトンの育児。次回もあるかどうか、それはオトン次第…
2019年03月11日こんにちわ!3歳のおてんば娘の育児に日々奮闘中!普段はInstagramで育児絵日記を描いている松本うちと申します。育児にスマホを活用していますか?子供に良くないよ~と聞いたため、あまり見せたことがありませんでした。ですが最近、スマホを活用するようになりましたので、その活用方法をご紹介します♪歯磨きが好きになった?おすすめ活用法!いかがでしたでしょうか?これでうちの歯磨きタイムが、かなり楽になりました!暴れないって、素晴らしい…(涙)歯磨きスマホ活用法、おすすめです♪●ライター/松本うち
2019年02月28日こんにちは、3人育児真っ最中いとよです!今回第3話は、夫による家事育児の実践編です^ ^産後1ヶ月間は、保育園の送り迎えの時間に合わせて勤務時間を調整してもらうことができたため、それが夫婦で乗り切れた大きなポイントとなりありがたかったです….!朝に家事を多めに持ってきた夫。しかし….普段の朝は、夫は早く家を出るので子供達の準備をすることがありません。今回、朝子供達を起こしてから保育園に送るまでの流れの中で、「忙しい朝+仕事を増やす2歳児+スムーズに動いてくれないマイペースな娘」の大変さを身に染みて実感した、と言ってました。ギャーギャーしているリビングの声が、授乳している寝室まで毎日聞こえてきました。わかるよーわかる….。そうそう、長女は朝弱いからなかなかスイッチ入らず、上を着替えて一休み、ズボン履いて一休み….てな具合で時間がかかる。2歳児なんかは牛乳に手を入れてみたりパンほじくって延々と遊んでるし、、、自分が育児してると子供に口うるさくなるくせに、人がやってるのを見てると妙に落ち着ける不思議。サンキュー・夫….!枕を濡らす私でありました。(嘘)次回、産後1ヶ月が経ちいよいよ床上げ!夫の様子は….?●ライター/いとよ
2019年02月21日こんにちわ!3歳のおてんば娘の育児に日々奮闘中!普段はInstagramで育児絵日記を描いている松本うちと申します。リトミックをご存知でしょうか?音楽に合わせて踊ったり、音の表現を楽しむ習い事です。音楽と、体を動かす事が好きだったちゃんみーにぴったり!と、1歳ごろから通い始めたのですが…?成長を間近で感じられるリトミック!今ではリトミックが大好きなちゃんみー。楽しすぎて、お友達とおふざけする事もしばしば…(笑)初めての習い事でしたが、リトミックを選択して大正解でした♪●ライター/松本うち
2019年02月16日こんにちは、ちいです!Instagramで育児絵日記を描いています。仕事は、福岡でお菓子屋をしています。実家への帰省で感じた息子の変化…いつもよりわがままに!年末年始、実家へ帰省をしたのですが、その時に感じたことがあります……なんか息子がいつもよりわがままなんですけどーー!!『実家に帰ると、子供がいつもよりわがままになる』というのは、結構育児あるあるなんじゃないでしょうか?普段の息子を知らない親戚に、「ほんとに〇〇君はわがままねー」なんて言われてイラッとしてみたり……笑私の姉も、「娘が小さい時はそうやったよ~」と言っていました。私も、何がなんでも我を通そうとする息子に「めんどくさ……」と思いつつも、実家に帰るとわがままになるのがあるあるならば、理由はなんなのか…?私なりに考えてみました。帰省すると、子供がわがままになる理由を考えてみた実家で、ギャーギャーとわがままを通そうとする息子を見ていると……みんなの中で、自分だけ子供扱いされるのがイヤなのかな?と思いました。自分だけ子供用の食器、自分だけ子供用の椅子、何でも誰かが手伝ってくれる……こういうのが、悔しくてたまらない!という感じがしました。家で私と二人の時は、まだまだ甘えん坊なんですけどね。笑息子は、人見知りも場所見知りもしないタイプなので、考えもしなかったのですが……やはり多少のストレスがあるのかな?と思いました。生活リズムも全然変わってきますしね。そしてこれは確実に言える事……そう、確実に調子に乗っています。笑人が沢山集まっていると、とにかく楽しそうです。楽しそうなのはいい事なんですけどね。笑これはあくまでウチの子の場合なんですが、こういった理由が考えられるのではないかな、と思います。せっかくの帰省を楽しもう!せっかくゆっくりしようと思って実家に帰省したのに、子供がいつもよりわがままになると余計に疲れてしまいますよね。でも、『それは何でなのか』という理由を考えてみると、子供がかわいく見えてきませんか?そうすると、自分も少し楽になりますよね。せっかくの帰省、まわりにも助けてもらいつつ、自分も楽しみましょう!ちいでした!●ライター/ちぃ
2019年02月09日ウーマンエキサイトで連載中のちゅいママさんの記事 「2人目育児の大変さたるや…! 上の子を叱ってしまったあの頃とその後」 で、アンケートを実施。育児で大変だったこと、そして“その頃の自分に言いたいこと”を、答えてもらいました。子どもはひとり育てるのだって大変。毎日寝不足になりながらの授乳やらミルク、イヤイヤ期が始まるとお出かけ先でも大暴れ、そして離乳食…。次から次へと悩みが起こり、どうすることが正解なのかわからずに、突き進まなくてはいけません。とくにママが抱えがちとなってしまう、子どもが小さいときの育児のしんどさを経験したママたちは、子どもたちが少し大きくなって落ち着いたとき、何を思うのでしょうか。■子育てに完ぺきを求めがちなママたちへちゅいママさんは現在3児の母ですが、「2人目が生まれてからの1年間が一番自分自身と葛藤した」と言います。やることはたくさんあるのに、手がまわらない。人手不足で「ヘルプミー!」状態だったとか。しかしそんな人手不足の状況でも、新米ママは手を抜いたり、ラクをしたりするのが苦手だということがアンケートからわかってきました。コメントでは、そんな一番苦しかった時期を思い出し、当時の自分に「もっと手を抜いてもいいんだよ、と言ってあげたい」というコメントが多数寄せられたのです。2歳娘と0歳双子を育児中です。もともと神経質な私。潔癖症だったので(過去形)娘が生まれてからは、毎日掃除機とアルコール消毒してからじゃないと外出できなかった。だから娘が起きる前に早起きしてせっせと家中掃除。あの頃の私に言いたい。「毎日アルコール消毒せんでも双子は生きているよ。もっと寝な! もっと手を抜きなされ!」と。いまではアルコール消毒なんてやる気にもなりませんが、みんな元気です。初めての育児。変にこだわって離乳食を手作りにしていた。目の前でギャン泣きしているわが子がいるのに、必死に。次男、そして、いまは末っ子7ヶ月を育児しているけど、ご飯作るより子どもの相手をしている私。離乳食は別にレトルトでも平気って思えるようになりました。1人目のとき、毎日同じタイムスケジュールで動いて、予定が少しでも狂うとものすごく自分が不機嫌になっていました。けれど、2人目が生まれて生活時間はおろか授乳間隔ですら適当になりました。もっと肩の力を抜け、と言いたい。子どもは親が必死にならなくてもある程度は育つよ、と。おかげで1人目はルーチンで動く方が落ち着く子になりました。子どものこととなると、「●●すべき」「●●であるべき」といったハードルをみずから作ってしまい、“手を抜けず”“譲れず”自分の首を絞めてしまう。ママ歴が長くなり、さまざまな経験を重ねていくと余裕も出てきて手抜きの仕方がわかってくるようですが、最初は完璧を追い求めすぎてしまうことが多いようです。■つらい“今”はいつか終わる。自分だけという不安は持たないで筆者は息子が生まれて間もない頃、睡眠不足が続き「私にはもうゆっくり眠れる日が訪れないのかもしれない…」と思ったのを覚えています。「夜間授乳がなくなれば今より眠れるようになる」と聞いていましたが、“今”が永遠に続くように感じていて、悲観的にしか考えられなかったのです。コメントの中でも、そんな果てしない不安に襲われていた過去の自分へのアドバイスがありました。イヤイヤ期は終わりが来る。何であんなに泣くのか理解できなくて毎日一緒に涙を流してた自分に、出口があることを教えてあげたいです。「明けない夜はない」です。ひとつ解決したと思えば、あらたな悩みや不安や心配事がやって来る育児ですが、渦中にいるときはいつまで続くのか? 永遠に解決されないのか? と泣きたくなったものですが、あとから振り返れば点のような短期間だったなと思います。必ず闇から抜け出て、進化を遂げるのです。あと、コレってうちだけ? という不安は持たなくて良いということ。ほかのお宅も言わないだけで似たりよったりの問題や不安を抱えていると思えるようになりました。ウチだけ苦戦して、よそのお宅はスマートにこなしているように見える「だけ」です。次から次へと出てくる悩みや心配事。解決されれば悩んでいたことすら忘れてしまう…なんてこともありますよね。でも、そのひとつひとつに向き合った経験が、親子の絆を強くしたり、ママの力になっていくのだと思います。■大丈夫! 子どもたちの生命力を信じよう一方、過去の自分に“反省”“後悔”しているママもいました。お風呂上がり。わが子泣いてても死ぬわけじゃないよ。そんな慌てて服を着せなくても大丈夫。それより自分のお肌。化粧水くらいつけてあげて。細胞が死んでるよ!もうちょっと、自分の体をメンテナンスしたほうがいいよ。それが結果子どものためになるから。わが子を優先しすぎて、自分をおろそかにしたこと。悲しいですが、数年後のお肌や体調にはしっかり出てきちゃうものなんですよね。また、こんな反省コメントもありました。「いまは見守っておこう! お口チャック! 好きにやらせてあげて!」。長女のとき、私があれこれ神経質になりすぎて子どものやることにいちいち口を出していました。黙って見守ることがあまりできなかったんです。そんな長女は現在5歳ですが、慎重派というか何をするにも“おっかなびっくりな性格”に。やっぱり私の影響ですよね…? 最近はチャレンジ精神で大胆にぶつかっていくことも増えてきていますが、赤ちゃん時期からもっと自由に何でもやらせてあげれば良かったなと思っています。「母乳にこだわらなくてもいいよ。離乳食も、市販のものでいいよ。世の中のすばらしいお母さま方は、しょせん他人。子どもの母親は、あなただけ。他人の意見に惑わされないで」と、伝えたいです。子育て中のママは、子どもの危険や体調にかかわることに対して神経質になったり、他人の何気ない一言にすごく敏感になるものなのではないでしょうか。よく考えるとそんなに心配するほどのことではなかったのに、不安を止められない…。ほかに「汚れてもいいから、もっと外で遊ばせればよかった」「先回りしすぎて、挑戦できない子に育ててしまった」というコメントもあり、ママたちがいろんな思いに揺れながら子育てしていることが垣間見えました。■あのときがんばったから、今のわが子がある今、つらくてつらくて、ちょっとでも多く寝たくて、逃げ出したいと思っているママは、たくさんいると思います。でも、今の自分の姿を、未来の自分はきっと覚えているはずです。力抜いて。風呂に入らなくても、ご飯食べなくても、死にはしない。がんばっているね。私はあなたががんばってるの、知っているよ。ありがとう。がんばっている! あんた、ほんまにがんばっている! 上の子は寝えへん子やし、激しい子や。無理して寝かしつけへんでもええで! 毎朝、決まった時間に起こせば良いから。幼稚園入ったら、ひとりで寝るようになるし。でも、今あんたががんばってくれたから、10年後のこの子は何でも食べられるし、ひとりで起きられるし、転勤族で転校も何回もしているけど周囲となじむのが早いし、妹弟にはキツイけど、よその子には優しいお姉ちゃんになっている。ええ子に育っていると思う。もう一回言うで! ほんまあんた、がんばっている!いつか大変だった頃を思い出して、上記のコメントのように自分をほめたり、感謝できたらステキですよね。もちろん後悔することもあるでしょう。でも、無駄なことはないと信じたいです。毎日のひとつひとつの積み重ねが、ママを、そしてわが子を作っていくのですから。子どもが低年齢の、いわゆる“子育てが大変な時期”のママの心理が見えた今回のアンケート。家庭という小さな空間で、だれに見られるわけでもなく、だれかがほめてくれるわけでもなく、ただひたすらわが子のためにお世話をするママ。本当にすごいと伝えたいです。必死になりがちですが、少しずつでも力を抜いたり、ラクする方法を取り入れながら、子育てを楽しんでいけたらいいですね。Q. 育児について「過去の自分に言いたいこと」を教えてください。回答数:86アンケート集計期間:2019/1/10~1/18
2019年02月07日夫婦・子育ていまむかし
育児に遅れと混乱が生じてる !!
4人の子ども育ててます