10年のシングルマザー期間を経て再婚と出産をした私。15歳、11歳の娘たちに年の離れた妹ができました。事情があって夫とは別居中のため、現在ワンオペで毎日忙しく目まぐるしい日々を送っています。年の離れたきょうだいを育てることになり、良い面もあればつらい面もあることに気がつきました……。久々に子どもたちと向き合える日々長女が5歳、次女が1歳になったころ、前の夫と離婚しました。その後、シングルマザーとして10年間、家事や育児、仕事に追われて過ごしてきました。そんな毎日でしたが、お付き合いをしていた今の夫との間に妊娠。三女の産休と育休を機に、久しぶりに子どもたちと過ごす時間ができました。 何よりよかったのが、長女と次女との時間ができて話をゆっくり聞いてあげられるようになったこと、学校行事に参加できるようになったことです。長女は幼少期のころから反抗的で、何かとバトルの日々でしたが、産休や育休に入って一緒に過ごせるようになってからは穏やかになりました。反抗期が落ち着いたのではなく、きっと10年間の寂しさが心のモヤモヤとなって反抗的になっていたのだなと感じました。 ワンオペなのにママは3人?シングルマザー時代は時間のない毎日だったので、私が家事をしたほうが早く、長女や次女にはあまり手伝いをさせてきませんでした。そのため、子どもたちは家事が大の苦手。ひとまず三女の出産を機に、洗濯機の使い方やごはん作りを教えてみました。すると、2日程は頑張ってみたようですが、結局ごはんはコンビニや宅配で済まし、洗濯物ものはためておいても着替えはあるので問題ないとのスタンスに……。 しかし三女が笑顔を見せたりハイハイを覚えて近寄ったりするようになると、長女と次女は三女にメロメロになって家事のモチベーションが変わってきました。率先して家事や三女の面倒を手伝ってくれるようになったのです。三女もそんなお姉ちゃんたちが大好きで、私よりもお姉ちゃんがいいというときや、お姉ちゃんの抱っこで寝るということも増えていきました。 困ったことは……かなりの歳の差で妹ができたことは、子どもたちの成長にとってよかったと感じているのですが、経済面では良いとは言い難い状況です。長女の児童手当は終了し、高校は私立のため学費などが高いのです。仕事復帰に欠かせない保育園は、保育料がかかります。私の住んでいる地域では、2人、3人目は減額などがあるのですが、姉妹の年の差がありすぎるので三女は第一子扱いに……。それらの結果、毎月の学費と保育料を合わせると10万円以上がかかります。3人の子育てにはこんなにお金がかかるのか……と嘆いてしまいます。 今回の私の出産に関しては、そもそも再婚に否定的な身内から反対の声も受けました。しかし、ワンオペで大変なことも多いとはいえ、子どもたちと協力して過ごす日々の中で、子どもたちの大きな成長を感じています。たくさん話し、たくさん関わり、たくさん協力できるようになった私たち家族は一層絆が強くなったように思います。長女や次女も三女という妹の存在をとても喜んでいて、今では反対していた身内までも三女を可愛がってくれるようになりました。経済的には厳しくなりましたが、これからも四苦八苦しながらも子どもたちと協力して、心豊かで前向きな未来になるよう過ごしていきたいと考えています。 ベビーカレンダーは、多様化している家族のあり方=“新しい家族のカタチ”について発信する取り組みを開始しました。当事者のリアルな声を紹介していきます。多様な幸せを実現できる社会、そして、もっと「家族を持ちたい」「赤ちゃんを産みたい」と思う人が増える世の中づくりの一助となりますように。 著者:星野美月年の差3姉妹を育てるアラフォーママ。保育士資格や幼稚園教諭免許を保有。夫とは週末婚のためワンオペで育児に奮闘中。育休を機に、民間資格を取得したりWebデザインを学んだりなど新たなスキル開拓にも熱意を燃やしています。
2023年12月03日友人は出産してから、おもちゃや絵本を手作りするなど丁寧な子育てを実践。子どもは自由にのびのび育てたいという方針に私も共感していました。あるとき、私が働く雑貨店に来店。買い物をしていたのですが……、あまりの光景に驚きました。 尊敬する友人が勤務先に遊びにきて…職場で出会って仲良くなった友人が出産。彼女は保育士として働いていた経験があり、子どもといろんなことに挑戦したり、ユニークな知育玩具を作ったり。良いママだなと尊敬していました。 そして、「子どもにはのびのびと自由に育ってほしい」と言い、保育園や幼稚園を何カ所も見学。私も彼女の意見に賛同し、応援していました。 しばらくして私が雑貨店で働き始めたとき、友人が3歳になる子どもを連れて遊びに来てくれました。しかし、友人に呼び止められて目にした光景はあまりにも自由過ぎて……。 子どもがお店の通路の真ん中にお会計前の本をばら撒き、地べたに座り込んで一冊ずつ読んでいたのです。友人は子どもを注意することなく、その様子をうれしそうに眺めていたことにもびっくり。 私から軽く注意をしましたが、本は購入せず……。自由な心を育てるのは大事だと思いますが、礼儀作法を身につける事も大切なのではと感じてしまいました。 ◇ ◇ ◇ 小さな子どもにマナーやルールを教えるのは大変ですが、知らないでいるとお店や人に迷惑をかけることもあり……。年齢や発達の様子をみながら子どもにもわかるように、やってはいけないことを教えていきたいですね 作画/森田家著者:山本紀香
2023年12月02日里帰り出産の前に健診へ行くと、逆子であることが判明しました。帝王切開に恐怖感があったものの、医師からの説明を受けて帝王切開を決断! 出産前の医師の説明や入院当日、出産、産後までリアルなレポートをお届けします。里帰り先の病院を受診した雛田さん。バースプランを書き、病院へ提出しますが「無理ですね」とバッサリ。 逆子を直すために体操(※)を試しましたが、直る気配がありません。 病院で帝王切開について説明を受け、予定日より早く子どもに会えるうれしさと手術への恐怖が交互にやってきて……。 おなかを切るってどんな感覚? ※(誤)限度額認定証→(正)限度額適用認定証 結局、逆子が直らず帝王切開が決定。予定通り、手術の前日に入院し、同意書にサインをしていきます。 執刀医から切り方の説明を受けて、横切りを選択。陣痛が起きたときは、緊急帝王切開になると言われ少しドキッとします。しかし、医師の「不安を解消するための説明時間なので、なんでも言ってください」という心強い言葉のおかけで、ホッとしました。 「おなかを縫われる感覚が怖いのから、全身麻酔にしてほしい!」と思う雛田さんでしが、下半身の麻酔のみ。恐怖心がぬぐえないんか、母に「遠慮しがちだから、何かあったらすぐに言うのよ」と言われるのでした。 帝王切開に「痛そう」「怖そう」「ラクそう」と、さまざまなイメージを持っている方がいるのではないでしょうか? 経腟分娩といろいろと異なりますが、ママと赤ちゃんは頑張っています。周囲の人は全力でサポートしていきたいですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ※逆子体操について近年は無理な姿勢によるデメリットも指摘されているため、逆子体操は推奨されていません。 おなかが張る可能性があるので切迫早産と診断された場合や、医師から許可が出ていない場合は控えましょう。また、体操したからといって、絶対に治る可能性はありません。赤ちゃんはママのおなかの中でグルグルと動いています。そのため、妊娠中期までは頭の位置は変わりやすいですが、妊娠後期になっても逆子のままの人も一定数います。 ※帝王切開の切り方についておなかの切り方は、おへその下を垂直に切る「縦切開」、水平に切る「横切開」の2種類があります。素早く取り出してあげないといけない場合は「縦切開」、下着や水着になったときに傷跡が見えにくいのは「横切開」だと言われています。医師の意向や産院の方針などもあるので、担当医師への相談をおすすめします。監修者:医師 神奈川県立こども医療センター 産婦人科 松井 潔 先生 著者:マンガ家・イラストレーター ひぃちゃん
2023年12月02日第1子妊娠中、妊娠8カ月ごろのお話です。突然の不幸に悲しみがありながらも、少しだけ前を向くことができた体験談を紹介します。コロナ禍での妊娠。家族と久々の再会結婚を機に夫と暮らすために県外に引っ越しました。新型コロナウイルスの影響で緊急事態宣言が発令され、ゴールデンウィークもお盆休みも帰れず実家の家族に会えませんでした。 妊娠がわかったのは2020年の6月。SNSで家族とはやりとりをしていたものの顔を合わせる機会がないまま時間が過ぎていきました。私の家族は両親と兄で、両親とは連絡をとっていましたが兄とは連絡をとることはありませんでした。 緊急事態宣言が解除され、新型コロナウイルスの感染者も少なくなってきたので、妊娠7カ月に入ったあたりに実家に帰ることに。久しぶりの実家で、両親も私の妊娠を喜んでくれ、たくさん話をしました。兄とも少し言葉を交わし、今まで実家にいたときと変わらない時間を2〜3日過ごし、自宅のアパートへ戻りました。 突然の訃報に頭が真っ白……それから数週間後のこと。突然夜遅くに父からの電話。私「もしもし」 父「……もしもし。遅くにごめん。妊婦のお前に言うことじゃないが、言わないといけないことが……」と震えた声。私は胸騒ぎがしました。母が倒れたか、母方の祖母が倒れたかと一瞬で嫌な想像をしました。 私「何があった?」 父「兄が亡くなった……。心筋梗塞で倒れてそのまま……」私は頭が真っ白になりました。当時私は妊娠8カ月。妊娠後期に突入したあたりのお話です。それまでは情緒が不安定でやっと落ち着いてきたころでした。元気だった兄との突然の別れ。何が何だかわからずに実感がないまま、再び実家へ戻りました。 そこには細長い白い箱があり、中には白い服を着て目を閉じた兄がいました。話しかけても返事はなく、いつも私の名前を呼ぶ声も聞こえてきません。 兄と最後に会ったのは数週間前。一緒にDVDを観ようと約束をしましたが、私が出かけるため観られずにいました。「次帰ったらでいいか」という気持ちはありましたが、そんな日はきませんでした。私が帰る日に、「帰るね! またね!」と寝ている兄に声をかけて帰ったのが最後の会話でした。こんなことなら兄と会話をすればよかった、もっと連絡をとっておけばよかったと後悔が押し寄せました。 深い悲しみのなか近づく出産予定日葬儀が終わり兄とのお別れをし、自宅のアパートへ戻りました。すぐに妊婦健診があったのですが、切迫早産とのことで次の日に入院が決まりました。しかし、次の日に受診すると、ギリギリではありましたが自宅安静で良いことになり入院は免れました。 情緒が安定してきていたとはいえ、やはり身内との別れはつらいもの。突然のことならなおさらです。周りには悲しんでいる姿は見せまいと思っていましたが、夜になると悲しい気持ちが押し寄せて声を上げて泣く日々。普段からそんな姿は見せませんが、夫に「泣きたいときは泣いていいよ、寂しいときは寂しいって言っていいよ」と言葉をかけてもらったり、職場の人たちからもいつもと変わらない様子で振る舞ってもらいながらもささいなところで支えてもらったりして、何とか持ち堪えることができました。 それから1カ月後、里帰り出産のために実家に帰り受診をすると、また切迫早産気味に。入院するかしないかの瀬戸際でした。できるだけ家で安静にしながら過ごし、妊娠37週目を迎えました。そして予定日1週間前の夕方に陣痛がきて、次の日の朝に出産しました。 天国で兄が見守ってくれている娘の誕生日は兄の百か日でした。それから1週間後に退院。退院前日から雨が降り、朝方まで雨が降っていました。退院に向けての最後の診察が終わり、病室に戻ると雨が上がっていて、迎えにきてくれた両親と娘とともに実家へ。晴れてよかったねと車の外を眺めていると雨上がりの空に虹がかかっていました。 生まれて初めて見る、端から端まで見えるきれいな虹。兄が喜んでくれているようなそんな気持ちになり、両親にバレないようにこっそりと涙を流しながら家へ帰りました。 妊娠中の兄との別れ、切迫早産でも入院せずに済んだこと、退院の日に虹がかかっていたことを知人に話すと、「お兄さんが見守っていてくれてたんだね」と言ってくれ、きっとそうだと心が温まりました。娘に伯父さんを会わせてあげることはできませんが、きっと天国で兄が見守ってくれていると、私も前を向くことができました。 妊娠中の繊細な時期にあった悲しい体験でした。人との出会いがあるように別れもあり、それはいつ起きるかわかりません。妊娠中に起きることだってあります。ひとりじゃない、周りにたくさん助けてくれる人がいる。つらいときはつらい、しんどいときはしんどい、悲しいときは悲しいと言葉にして伝えることが大切で、私が思っている以上に私のことを想ってくれる人がいて、多くの人に支えられていると思い知ることができました。そして、娘を出産したことで、生と別れについてしっかり向き合うことができたと思います。娘が生まれて3カ月が経ちました。まだまだ大変な時期ですが、生まれてきてくれたことを日々感謝しながら育児を頑張っています。 著者:ぽむぽむ1児の母。生後3カ月の娘を溺愛している専業主婦。
2023年12月02日「出産よりも産後がつらい」第7話。怖がりなしおさんは無痛分娩を選択し、元気な女の子を出産。傷口の痛みやおしっこが出ないハプニングをなんとか乗り越えて突入した入院生活2日目。2日ぶりにシャワーを浴びたしおさん。入浴後、病室に忘れ物をしたことを思い出し病室に向かっていると助産師さんに呼び止められ「すぐにナースステーションに来て赤ちゃん引き取ってください!!」と激怒され意気消沈。その後、産後のご褒美エステを終えたしおさんを呼び止め「お肌……超ツルッツルじゃん!」と。また怒られてしまうのではとドキドキしながらも入院生活を送っていました。 そんな心も体も忙しい中、「私がママだよ」と照れながらも初めて赤ちゃんに話しかけるしおさん。うれしくてちょっぴり恥ずかしいというなんとも言えない幸せな時間が流れるのでした。 そして2日目の朝、院長が病室へきて麻酔の管を取ると説明を受けたしおさん。麻酔の管を固定していたテープを勢いよく剥がされ、プチショックを受けます。しかし、夫のまさかの行動でさらなるショックが……。 フタを開けてまさかの状態にショック……!! その後の入院生活は、授乳をしたかと思えばすぐに食事の時間。そしてごはんを食べたかと思えば今度は哺乳瓶を洗い……と、目が回るような忙しさにしおさんは「負けるなしおー!」と自分へエール送るのでした。 あっという間に時は過ぎ夜に。しおさんの夫が面会へきて、ついに赤ちゃんと初対面を果たします。ぎこちなく丁寧に赤ちゃんを抱っこする夫の姿を見て「家族になったんだなあ……」と実感するのでした。そしてしおさんがリクエストをした待望のアイスを受け取るりフタを開けると、そこにはドロドロに溶けきった状態のアイスが……。形のないアイスを見た夫からは「コンビニで買ってから40分かけて車できたから……ごめん」と衝撃の発言が。気まずい表情の夫をかばうように「せっかくだし食べようかな……。」とやさしい言葉をかけるしおさんでした。 ◇ ◇ ◇ 赤ちゃんと初対面し、ぎこちないけれどもとても慎重に赤ちゃんを抱っこする旦那さんを見て感動もひとしおだったのではないでしょうか。しかし、リクエストしていたアイスが溶けてしまっていたことは衝撃ですよね。「コンビニで買ってから40分かけて車できたから……」と言われると、旦那さんの早く赤ちゃんに会いたいという気持ちと、しおさんにアイスを届けて喜んでもらいたいという気持ちが伝わり、ショックも消えも晴れやかな気持ちになりますね。退院後は冷たいアイスが食べられるといいですね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター しお
2023年12月01日里帰り出産の前に健診へ行くと、逆子であることが判明しました。帝王切開に恐怖感があったものの、医師からの説明を受けて帝王切開を決断! 出産前の医師の説明や入院当日、出産、産後までリアルなレポートをお届けします。 帝王切開が怖い ※選択的帝王切開の時期は39週以降が望ましく、週数が正確であれば38週も妥当とされている。 ※病院によっては手術が可能な曜日や時間帯が決まっており、その中から選択できる病院もあります。手術室の確保はもちろん、万全の体制で妊婦さんと赤ちゃんをサポートするために、医師、助産師、看護師などスタッフを確保することが必要です。そのため、手術日が限られていることがあります。 里帰り先の病院を受診した雛田さん。バースプランを書き、病院へ提出しますが「無理ですね」とバッサリ。 逆子を直すために体操(※)を試しましたが、直る気配がありません。病院で帝王切開について説明を受け、予定日より早く子どもに会えるうれしさと手術への恐怖が交互にやってくるのでした。 初めての出産に加えて、逆子で帝王切開となると不安になってしまいますよね。医師や助産師など、信頼できる人に相談して、リラックスした気持ちで出産当日を迎えたいですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ※逆子体操について近年は無理な姿勢によるデメリットも指摘されているため、逆子体操は推奨されていません。 おなかが張る可能性があるので切迫早産と診断された場合や、医師から許可が出ていない場合は控えましょう。また、体操したからといって、絶対に治る可能性はありません。赤ちゃんはママのおなかの中でグルグルと動いています。そのため、妊娠中期までは頭の位置は変わりやすいですが、妊娠後期になっても逆子のままの人も一定数います。 監修者:医師 神奈川県立こども医療センター 産婦人科 松井 潔 先生 著者:マンガ家・イラストレーター ひぃちゃん
2023年12月01日引っ越してきて1年、ご近所さんとはあいさつをするだけではなく、世間話も度々しながら仲良くするようにしていました。特にお隣に住んでいるおじいちゃん、おばあちゃんとは、私や夫だけではなく4歳の娘と2歳の息子も仲良くさせてもらっていました。しかし3人目を出産したとき、その方から驚きの出産祝いをいただいたのです。妊娠中も気づかってくれたご近所さんわが家は1年前に戸建てに引っ越しました。その数カ月後に妊娠がわかったのですが、何かあったときのためにご近所さんには妊娠していることを報告しておきました。また、毎日あいさつするだけではなく、子どもたちもお世話になるだろうと思ってよく話すようにしていました。親切で気遣ってくれる方が多く、とても助かります。 私が住んでいる場所はご年配の方が多く、家の前で子どもたちを遊ばせていると、わざわざ外に出て声をかけてくれたりします。面倒見のよいおじいちゃんやおばあちゃんが多く、うれしかったです。 私が臨月のときは「もうすぐ生まれるの?」「頑張ってね!」など声をかけてくれました。上の子どもたちもご近所さんにすぐに懐き、たまにお菓子をもらったりするようないい環境で暮らしています。 産後、帰宅した日にすぐに駆けつけてくれたやがて3人目を出産し退院すると、「赤ちゃんの声が聞こえたから」といってお隣に住んでいるおじいちゃん、おばあちゃんがきてくれました。「これからうるさくなってしまうかもしれませんが、今後ともよろしくお願いいたします」と私が言うと、出産祝いをくださったのです。 それはお金だったのですが、なんと中身が1万円! 親族でもないのにこんな金額をもらうとは思っていなかったので驚きました。「お返しはいいからね!」と言われたものの、さすがにそのままにはできないと思って後日菓子折りを持って伺いました。 ちょっと気疲れした「お返し」半返しだと逆に気を遣われてしまうかなと思い、3,000円程度のお菓子を渡しました。「お返しはよかったのに!」と言われたものの、近所はご年配の方が多いので、私のことを話題に出されて変なことを言われても困る……という思いもあり、きちんとお返しをしました。 すると数日後、上の子どもたちにわざわざおもちゃを購入して持ってきてくれました。まさかそんな形でさらなるお返しをいただくと思っていなかったので、どうしよう……と対応に困ってしまいました。 さすがに何度もお互いにお返しをし合っているときりがないので、おもちゃをもらったときは「ありがとうございます」と子どもたちとお礼を言いに行って終わりにしました。こんな形で何度もご近所さんからお祝いをいただくとは思っていなかったので驚きました。本当にやさしい方ですしご近所付き合いは大切なので、今後も仲良くさせてもらおうと思っています。 監修/助産師 松田玲子著者:永田真結4歳の長女、2歳の長男、0歳の次女を持つ母。自身の妊娠、出産、育児に関する体験談を中心に記事を執筆している。
2023年12月01日助産師・国際ラクテーションコンサルタントの榎本さんが、出産のときに時々あるちょっと困ったパパについて教えてくれました。立ち会い出産の本当の目的は出産するママのサポートなはずなのですが……!? 立ち会い分娩はどれくらいの夫婦がしてる?「母親が望む安全で満足な妊娠出産に関する全国調査(2013年・厚生労働科学研究)」によると、分娩室で立ち会いをした「夫」は53%。経腟分娩に限れば、立ち会いをした「夫」は59%で、2006年の調査の39%から大幅に増加しています。しかし、強制するものではありません。実際の立ち会い分娩は、赤ちゃんが生まれてくる足元を見るものではなく、頭側にいてママをサポートするのですが、赤ちゃんに付着する出血などを見るのも苦手な男性も少なくありません。2人でよく話し合って、立ち会いをどうするか決めていくことが必要です。陣痛中は一緒にいて分娩時は外で待っててもらう、途中で気分が悪くなったり立ち会いが続けられない気持ちになったら外で待つなど臨機応変にするなどにしてもいいかと思います。立ち会いができ、それを望む場合に知っておいてほしいことをお伝えします。 立ち会い出産で何をすればいいの?立ち会い出産でパパの役割はたくさんあります。何をしたらいいかわからない場面も多いと思うので、助産師と相談しながら試してみましょう。ここでは陣痛中と分娩時のおすすめサポートを教えます。 【陣痛中】・腰などのマッサージ・腰やおなかを温める・お産が進まないときなど院内散歩の付き添い・お産が進んできて児頭が降りてくるとつらいので、おしり(肛門部分)の圧迫・吐いてしまうこともあるのでその介助・陣痛の合間に飲み物や食べ物がとれるように介助・精神的なサポートなど 【分娩時】・出産時いきむときの体勢になるようサポート・陣痛の合間に水分がとれるように介助・汗を拭いたり、うちわであおぐ・声をかけたり精神的なサポートなど 動画撮影のタイミングはいつ?赤ちゃんが生まれてくる大事な瞬間を記録に残しておきたいという気持ちはよくわかります。しかし、撮影は最低限にして、無事に出産できるように2人で頑張ってお産に集中することも大切です。陣痛のときに、撮影しているパパもいますが、痛みが強くなってくると余裕がなくなり撮影どころではなくなってくる場合が多いです。無痛分娩ではママに余裕があるため撮影をしているパパもいますが、お産が進んで分娩準備をするようになったら、動画撮影をしてもいいかと助産師に確認するようにしましょう。赤ちゃんが生まれた直後は写真撮影のみ許可という病院も多いです。出産後落ち着いてから、動画撮影ができる場合もあるのでそのタイミングも助産師に相談してみてください。立ち会い出産は、パパにも役割がたくさんあります。思い出の記録を残すことも大切ですが、無事に赤ちゃんが生まれてくるように2人で頑張ってほしいなと思います。動画撮影や写真撮影だけに集中しないようにして、家族の心の中に、新しい家族を迎えるいい思い出となるように、お産に取り組んでいただけると幸いです。監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀
2023年11月30日このマンガを描いているみたんさんの妹・コツママの出産レポです。陣痛開始から5日目に陣痛促進剤を打ったコツママ。促進剤の効果でお産が進み、立っていられないほどの痛みに苦しみます。ベッドの柵を握りしめながら、ついに子宮口が全開大になりました。助産師さんはてきぱきと準備を始め、あとはいきむだけに……。次の陣痛からいきんでいいと言われたコツママ。助産師さんに従い、出産に集中します。 眠れない…壮絶な5日間を経て コツママがあとどのくらいで生まれるかを聞くと、助産師さんは初産だから1~2時間はかかると答えます。実姉は分娩台に移動してからスピード出産だったことから、自分もすぐに産んでみせると意気込むコツママ。 いきみ始めて30分が経ったころに医師が呼ばれ、あと少しで生まれるのだと察します。あと2回いきんだら生まれそうという助産師さんの声を聞き、痛みに耐えながら呼吸を整えるコツママ。そして……、赤ちゃんの姿が目に入りました。 「うわあああああ」赤ちゃんよりも先に、夫の泣き声が響きます。コツママももらい泣きし、最後に赤ちゃんが無事に大きな産声をあげました。生まれた子は夫にそっくりの女の子。コツママさんは5日間にわたる出産を終え、初めて赤ちゃんに会えたあの瞬間だけは、何度でも味わいたいと思うのでした。 “出産の痛みは忘れる”とよく言われますが、コツママさんも1年半後には「また産みたい」と思えるように。どんなに苦しくてもわが子に会える瞬間は、ママにしか体験できない感動がありますね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター みたん
2023年11月30日会社員・松本さとこさんは最近結婚式を挙げた新婚さん。新婚生活を楽しみたいところですが、仕事が忙しく慌ただしい生活を送っていました。倦怠感が続いたものの、風邪や仕事のストレスだと思い込み、特に気にせず過ごす日々。そんな中、上司から体調を心配され、病院に行ってみると妊娠が判明! 妊娠中期まで妊娠に気づかなかった、さとこさんの妊娠体験談マンガです。早めに産休を入りたいということを課長に伝えると、「いいんじゃない? おなかが大きくなったら働きにくくなると思うし、早めに産休に入っていいよ」と言ってくれました。 こうしてさとこさんは、産休までに引き継ぎを終わらせ「元気な赤ちゃんを産んでね!」と送り出されたのでした。 産休がスタートし、安静にしながら出産予定日を待つ日々。「いつ生まれるかな……」とドキドキしているさとこさんでした。そしてついに、出産日がやってきて……。 「奇跡の子」待望の赤ちゃんと初対面! ついに陣痛が来て、夫と産婦人科へ向かったさとこさん。陣痛が始まって4時間以上経過しますが、まだ生まれません。 前日の夕方に病院へやって来てものの、翌朝になってもまだ生まれず、心が折れそうになるさとこさん。「この子は幾度の奇跡を乗り越えてきた子! 無事に生まれてくる!」と強く思い、陣痛に耐えます。そして、ついに元気な女の子が誕生! さとこさんは感動で涙が溢れました。妊娠に気づかず、いろいろと後悔することもありましたが、周囲の人たちの支えがあったからこそ無事に生まれたのだと、感謝の気持ちでいっぱいに。 それから約1年後、2人目の妊娠が判明。今回は早めに気がつくことができました。無事、元気な女の子を出産できて本当によかったですね。太ったと勘違いしてダイエットをしてみたり、ウイルス性の感染症に罹患したり、いろいろな困難がありましたが、何事もなく出産できたことは、まさに奇跡です。2人目の妊婦ライフは1人目の経験を生かして、無理せず過ごしてほしいですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:マンガ家・イラストレーター ぴおっぷ
2023年11月30日第1子を出産してから6年後、第2子を出産したときのことです。分娩から2時間後、トイレに行ってみましたが尿を出す感覚がまったくわからなくなってしまいました。仕方なくトイレはあきらめ、眠りにつくと大変なことに……。トイレをあきらめて眠ったら…? そのときは尿が溜まっている感じがあまりしなかったので、「深夜だし、昨日も寝られなかったから早く横になりたい……」と思い眠りにつきました。 するとしばらくして大量の尿が漏れてきてしまい、急いでトイレに行こうとしたのですが、分娩後で体が思うように動かず、早々にあきらめてしまいました。 それでも産褥パットはすべて吸収してくれていたので、「産褥パットの威力すごい!」と身をもって知ったのでした(笑)。 ※分娩後2時間で排尿を促し、排尿がない場合は導尿して帰室するのが一般的です※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします 監修/助産師 松田玲子著者:ますまゆ6歳と0歳4ヶ月の姉妹の母。育休中の時間を使ってインスタ、ブログにて育児や出産エピソードを執筆中。大の漫画好きで、日々の楽しみは寝かしつけ後漫画アプリを徘徊すること。
2023年11月30日私は出産したばかりで、今は育児に家事に大忙し。そこに実母がいろいろと干渉したり邪魔をしたりしてくるので、とても困っています……。実母はマイペースで自分勝手なところがあり、ちょっとした悩みの種です。弟一家と同居をしていますが、うちに来ればお嫁さんの悪口を言い……。何度も注意していますが、まったく聞いてくれません。そのほかにも生まれたばかりの孫の写真や動画を送れと、毎日のように言ってきます。正直忙しくて構っている暇もないくらいなのですが、全く理解してくれず……。 弟一家と同居する実母の言い分は…母は私の娘の顔にこだわっており、自分に似て美人だといっては友だちに自慢して写真を見せています。そして弟の子どもは可愛くないと話し、弟の嫁である義妹について家事も育児もなっていないと言うのです。 私は彼女を先輩主婦、先輩ママとして尊敬しているので、母の気持ちがよくわかりません。こんな母と同居しながら、義妹は子育てに家事、そしてパートもしています。母といったら何もかも彼女に任せ、自分は遊び歩いている次第。すこしは手伝えばいいのですが……。 そもそもパートナーを亡くして心細くなった母が弟夫婦に同居したいと泣きついたため、こういう生活になっています。文句があるなら同居を解消すればいいと話したところ、同居はイヤじゃない、我慢していることをわかってほしかっただけだと言うので本当に勝手です。 出産祝いに仕掛けられた罠ある日のこと。母がふだん話している義妹の愚痴が間違っていないかもしれない……という出来事がありました。 先日、義妹が出産祝いを持って遊びに来てくれたのですが、問題はそのお祝いの中身。なんとお札ではなく、商店街の福引券が5枚入っていたのです。「出産祝いが福引券って……」「ちょっとどうかと思うよ?」 言いづらいことでしたが、彼女が外で恥をかくことのほうが大変だと思い、意を決して伝えました。するとーー。「え?! 私5万円入れたんですが」 まさか……やられ……た……かも……。ウソをついているようには思えない義妹の反応に、私はピンとくるものがありました。 そもそも義妹は福引券など持っていなかったと話します。そして忘れないようにするため、リビングのテーブルにお祝い袋を置いていたと……。そのときの母の居場所を尋ねると、始めは近くにいたけれど、知らないうちに出かけたと言いますからちょっと怪しく感じます。 今まで義妹から母の話は聞いていませんでしたが、この際ですから確認したところ、やはりイヤなことを言ってくるときもあるようです。しかし、我慢して家族には言わずにいたとのこと。それを聞き、私はもっと早く対処すべきだったと後悔。義妹に謝罪しました。そして弟に相談し、それなりの対応をしようと決意しました。 商品券を入れた犯人をあぶり出す数日後。私は母に連絡をし、お祝いの一件を報告。義妹のことを悪く言ってみると、ホイホイ乗ってきて……。義妹は弟に合わない子だから離婚させたいとまで言ってきました。 そして、「出産祝いに福引券なんて入れる子でしょ?」 と言ってきたので、やはり犯人だと確信。私は「お金が入っていなかった」と言っただけなのですから。何が入っていたか知っているのは、犯人である証拠です。 この数日、義妹に頼んで母との会話を録音してもらっていました。暴言の数々に、もう恥ずかしいったらありません。この件を母に伝えると、投げやりに謝ればいいんでしょと……。この後におよんで、まったく反省する素振りはありません。 そんな母の態度を見た弟夫婦は、同居を解消して引っ越しを決めました。そして私の家も出禁に。今は母ひとり、弟夫婦のいなくなった家でさびしく暮らしています。私は必要なときにだけ母と連絡を取っている状態で、私も弟夫婦もやっと落ち着いた生活を送れるようになりました。 ◇ ◇ ◇ 年を取ればひとりでできないことが増え、誰かを頼りたくなるときもありますよね。ですが、やってもらって当たり前という態度をとったり、お金をとったりするのは言語道断。いくつになっても思いやりある行動を心がけたいですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2023年11月29日怖がりなしおさんは無痛分娩を選択し、元気な女の子を出産。しかしその後、無痛分娩で使用した麻酔の副作用で、強烈な吐き気や38度を越える高熱に襲われたり、、再び陣痛のような強い痛みを感じたりして苦しんでいました。さらに、出血がなかなかおさまらないしおさんを診察するため、夜中に院長が駆けつけてくれました。危ない状況ではあったけれども「出血は次第におさまっていく」と言われたしおさんの目には、安堵の涙が溢れます。翌朝、助産師さんにミルクの作り方を教えてもらうことになり、赤ちゃんと顔を合わせます。すると、いろいろな感情がこみ上げてきて、しおさんの目には涙が……。しかし、感動していたのもつかの間。トイレに行くと、傷口が痛んで冷や汗をかいてしまいます。なんと、おしっこの出し方がわからなくなってしまったのです。助産師さんにカテーテルを使っておしっこを排出する方法もあると提案されますが、カテーテルが怖いしおさんは「自力で頑張ります」と宣言。夫が面会に来てくれたタイミングで、大量に水を飲んだせいか強烈な尿意に襲われます。夫に支えてもらいながらトイレに駆け込み、なんとかおしっこを出すことができました。あまりのつらさに家に帰りたいと弱音を吐いてしまうしおさん。 しかし、翌朝からいよいよ赤ちゃんと一緒に入院生活を送ることになって―!? 全身を鏡で見て自分に驚愕! 自分の体が思うように動かないことなどに限界を感じていたしおさん。 「うう……おうち帰りたいよお……」と思わず弱音を吐いてしまいます。 入院生活2日目。この日から、赤ちゃんが病室に移動してきて、一緒に入院生活を送ることに。さっそく、授乳をしてみることになりました。 助産師さんに声をかけてもらいながら、赤ちゃんを慣れない手つきで抱き上げ、授乳を始めるしおさん。赤ちゃんが無事におっぱいを飲んでくれて、思わず感極まり涙が出ます。 すると助産師さんが言いました。 「じゃあ今日から授乳は3時間間隔であげてね!」「大変だけど頑張って!」 大人が食事を1日3食をとるような間隔で赤ちゃんにも授乳すると思っていたしおさんは、びっくり。 もっと育児について勉強しておくべきだったと後悔します。 そしてナースステーションに一度赤ちゃんを預け、しおさんは2日ぶりにシャワーを浴びます。 鏡で自分の体を見たしおさんは、普段より何倍もおっぱいが大きくなっていることに驚き、つかの間の喜びを感じたのでした。 ◇ ◇ ◇ 初めて赤ちゃんに母乳をあげたしおさん。母乳はよく出たものの、授乳の頻度を知って戸惑ってしまったようです。助産師さん曰く、出産後、少しでもスムーズに母乳育児を始めるには、妊娠中のケアや母乳育児に関する知識を得ておくことが大切なのだそう。 しおさんが嘆いていたように、産後のママは授乳間隔が短いので寝不足になりやすく、体力的にも精神的にも大変だと思います。周りの人の理解や協力を得ながら少しでも楽しく赤ちゃんのお世話ができると良いですね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター しお
2023年11月29日私は3年前に夫と結婚し、先日娘を出産したばかり。娘にはメロメロの夫ですが、私のことはどうも避けている様子で気になっています……。出産してひと月経ち、実家から自宅へ帰ってきました。夫は娘に会えてご機嫌ですが、私を見るなり「出産したのに痩せてないね」と言うのです。「すぐに体型は変わらない」と言い返しましたが、聞く耳を持たず……。 里帰り出産後…夫とすれ違う日々子どもが生まれて家族3人、幸せに暮らしていこうと思っていました。ですが、実家から戻ってきて早々にその期待は打ち砕かれることに。夫が私のことを煙たがるようになったのです。 これまで一緒だった寝室をわけるようになり、毎日のように飲み歩いて帰ってきます。そして休日もいないことが多いため、夫を見ると「離婚」の二文字がよぎることも……。ですが、子どもをひとりで育てる経済力がなく、現状はこの生活を受け入れるしかありません。 夫が冷たい対応をする理由は!?以前は仲良しだった私たち。夫との仲を修復したいと考え、デートに誘ってみました。すると、返ってきたのは「俺とデートしたかったら、もう少し痩せてきれいにならないとな」という言葉。 夫はそのまま出かけてしまったので、気を取り直して洗濯物を片付けることに。すると、夫のスーツのポケットからラブホテルの名前が書かれた紙が見つかったのです!不倫を確信した私は離婚を決意。夫に内緒で、準備を進めることにしました。 まずは興信所に浮気調査を依頼。結果、不倫相手は会社の同僚の女性で、出産前から関係が続いていたことが判明しました。そして不倫の証拠を集めつつ、家にマイクを仕込んで私に対する暴言を録音。さらにダイエットもスタート。痩せたのがわからないよう、ダボっとした洋服を着て体型を隠しながら過ごすことにしました。 一年後…そのときがきた!浮気の発覚から一年後。私は夫にすべて話そうと決意しました。その日はボディラインのわかる服を着てメイクをし、夫の帰宅を待ちます。私の変化に気づいた夫は、「俺の気を引きたくてダイエットしたの?」と的外れな発言。 私は呆れつつ、「今日は早めに帰って来てって言ったよね?」と切り出します。時刻はすでに深夜近く。「仕事だよ!」と反論する夫に、「職場に電話したら定時で上がったって言ってたけど? あなたの仕事って若い女の子とイチャイチャすることだもんね」と言い放ちました。 そして、浮気の証拠と記入済みの離婚届を夫の目の前へ。事態を把握していない夫は、「俺の稼ぎなしで生活できないだろう」とバカにしますが、私は在宅ワークでこの1年間働いてきました。 証拠を突きつけても、浮気をしたのは女を捨てた私のせいだと言います。離婚はしないという夫の前に義両親が登場。夫のことを怒鳴りつけてくれたので、少しスッキリしました。その後、夫と離婚。いまは娘と一緒に楽しく暮らしています。 ◇ ◇ ◇ 妊娠・出産で体型が変わるのは当然のこと。その大変さをわかろうとせず、不倫に走るなんてひどいですよね。今後は娘と共に幸せな生活を送ってほしいです。著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2023年11月29日このマンガを描いているみたんさんの妹・コツママの出産レポです。陣痛開始から5日が経ったコツママは、赤ちゃんの心音が下がる不安と闘いながらも、夫のTくんと協力して無事に朝を迎えました。今日なら陣痛促進剤を打ってもらえると聞いていたはずが、この日診察を担当する医師に伝わっておらず、さらに自然に様子を見ると告げられます。身の危険を感じたコツママは「促進剤打ってください!」と強く主張し、夫も状況を説明してようやく医師から了承を得られました。今日が赤ちゃんの誕生日になると言われ、陣痛に耐えるのもあと少しの辛抱だと安心するコツママ。いよいよ出産本番が迫り、緊張してきます。 陣痛促進剤を投与。これからが出産本番! ※上記の過換気症候群の対処法は、推奨されていない方法です。近年ではまず呼吸のリズムを整え、正常に戻すことが大切だとされています コツママは陣痛の波を見はからいながら、助産師とともに分娩室へ。陣痛促進剤を打ち、開始15分ほどで立っていられないほどの痛みがやってきました。 大好きなディズニーのBGMさえも、このときばかりは聞きたくもないほど余裕がなくなります。1時間も経つと手足がしびれ、宙に浮いた感覚に。夫が助産師さんを呼ぶと、どうやらコツママは過換気症候群になっていたようです。 ベッドの柵を握りしめながら痛みに耐えることさらに1時間。子宮口は全開大になり、助産師さんはいつ生まれてもいいようにてきぱきと準備を始めるのでした。 陣痛促進剤を打っても、すんなりとは終わらない出産。コツママは気持ちを立て直しながら、そのときを待ちます。そんなコツママの横で、ひっそりとサポート役に徹する夫。痛みはわかちあえなくても、できることを率先してやってくれるとありがたいですよね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター みたん
2023年11月29日息子と息子が赤ちゃんだったときの写真を見ていたときのエピソードです。 こんな夫だとは思わなかった…出産時息子はなかなか生まれず、助産師さんに「もっとりきんでー!!」と何度も言われるぐらい出てきませんでした。その話を何気なく息子に話すといつも手をグーにして右のほっぺにあてながら「出ていきたくないなーって思ってたの」と話すのです。 別の日に息子と2人で友人宅にお邪魔したときにその難産だったときの話をしているとまた手をグーにしてほっぺにあてているのです。理由を聞いても曖昧に答えるだけでした。 そこまで気には留めていなかったのですが後日生まれたときにへその緒が右手とほっぺに絡まっていたことを思い出しました。おそらく、生まれたときに右手とほっぺがへその緒で引っ付いていたのを成長した今も本能的に覚えているのかもしれません。 今現在、息子は6歳です。その話をしても手をほっぺに持っていくことはしませんし、話してもまったく覚えていないとのことです。 作画/miyuka 著者:山田あかね育児に奮闘しながら、在宅ワークをはじめたアラフォー主婦。
2023年11月28日怖がりなしおさんは無痛分娩で元気な女の子を出産。その後、赤ちゃんのお世話に備えて夕食をとろうとすると、強烈な吐き気に襲われます。どうやら、無痛分娩で使用した麻酔の副作用が出てしまったよう。しおさんはその後、38度を越える高熱が出ただけでなく、再び陣痛のような強い痛みを感じます。さらに、助産師さんに産褥(さんじょく)パッドを交換してもらったのですが、出血がおさまらず危険な状態であると言われたしおさん。かけつけた院長が診察をした結果、もう少し出血が多ければ緊急搬送が必要だったということがわかりました。出血は次第におさまっていくと言われたしおさんの目には、安堵の涙が溢れます。その夜は安静にするためそのまま分娩台の上で眠ることになったのですが、体の痛みがあってまったく眠ることができませんでした。さらには……。 赤ちゃんと対面すると… ※誤)カテール → 正)カテーテル※カテーテルとは、シリコン製の柔らかい管のこと。カテーテルを尿道に入れて膀胱に溜まった尿を出す処置のことを導尿と言います。 分娩台の上で一晩を過ごすことになったしおさん。体の痛みや喉の渇きが酷く、助産師さんを呼びました。 出血も落ち着いたため、一度トイレに行こうと助産師さんに言われたのですが、自力でトイレに行く気力がなかったしおさんは、尿道にカテーテルを入れてもらい排出。 一睡もできないまま朝を迎えます。出血も落ち着いたから病室へ移動するよう助産師さんに指示をされたのですが、麻酔の副作用による吐き気と貧血が重なり、起き上がることができないしおさん。車いすに乗って移動することに。 病室に移動したしおさんは、朝食を終えて昼頃まで熟睡。 助産師さんがしおさんに育児用ミルクの作り方を教えるからと、授乳室まで赤ちゃんを連れてきてくれました。 赤ちゃんの寝顔を見たしおさんは、「ああ……。私本当に産んだんだ」といろいろな感情がこみ上げてきて、涙が溢れます。助産師さんに「大丈夫? 胎盤を取るとホルモンバランスが崩れて気持ちが不安定になるから突然涙が出ちゃう人は多いのよ!」と声をかけてもらいます。 育児用ミルクの作り方を教わったあと、自力でトイレに向かったしおさん。 力を入れずにそっと排尿しようとしますが、傷口が痛んで冷や汗をかいてしまいます。 そして、「おしっこってどうやって出すんだ……!?」と困ってしまったしおさんなのでした。 ◇ ◇ ◇ 出産後、久しぶりに赤ちゃんと再会したしおさん。麻酔の副作用や傷口の痛みなど、まだまだ体調が優れず大変な状態が続いていますが、赤ちゃんの顔を見るだけで自然と元気が出てきたのではないでしょうか。産院のスタッフさんや家族にサポートしてもらいながら、体調を回復させて、赤ちゃんと過ごせる時間が増えていくといいですね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター しお
2023年11月27日子ども同士も仲が良く、頻繁に会っていたママ友が2人目を出産したので、私はお祝いを贈ることにしました。どんな物をプレゼントしようか悩みましたが、自身が好きなこともあり、定番人気キャラクターのベビーセットをチョイス。万人受けするキャラクターのアイテムだから喜んでくれるだろうと思っていましたが、プレゼントに対するママ友の対応は意外なものでした……。 キャラクターグッズはダサい!?私が贈ったキャラクターがあしらわれたベビーグッズを見て、ママ友は喜んでくれました。しかし後日、「キャラクター物を家に置きたくないから、フリマアプリで売っても良い?」といった内容のメッセージが届いたのです。 喜んでくれたと思っていたのに、フリマアプリで売ると言われて衝撃でした。ママ友からのメッセージには「キャラクターグッズは正直ダサいなと思っていて……。いつか子どもが興味を持つかもしれないけれど、今は子どもの目に触れさせたくないの」と続いています。 そして、「せっかくプレゼントしてくれたのにごめんね。黙って売るよりも、きちんとフリマアプリで売ることを説明して了承を得たほうが親切だと思って」とのことでした。 正直に言うことが親切…?確かに、黙ってフリマアプリで売られた場合、それがわかるととってもショックを受けるでしょう。フリマアプリで売ったことを知らなかった場合、ママ友に「あのグッズ使ってくれてる?」なんて聞いてしまったかもしれません。 しかし、プレゼントを贈った本人に「フリマアプリで売って良い?」と聞くのは本当に親切なの?と疑問に思ってしまいました。そして、キャラクターグッズをダサいと言われてしまったことで、何だか自身を否定されたようで悲しい気持ちにもなりました。 何が欲しいか聞けばよかった私はママ友に、「お渡しした物だから好きにしてね」と答えました。モヤモヤした気持ちは晴れませんでしたが、フリマアプリで売ったお金で好きな物を買ってもらえれば良いと思うことにしたのです。 そして、相手の好みや何が欲しいかを聞かずにプレゼントを選んでしまったことを後悔しました。事前に何が欲しいかを聞いておけば、モヤモヤした気持ちにならずに済んだはずです。自分自身が欲しい物と相手が欲しい物は違うということに気が付きました。 贈ったプレゼントを「フリマアプリで売っても良い?」と聞かれたことにとても驚き、直接聞くのが親切なの?とモヤモヤしましたが、私も相手が欲しい物をリサーチしてからプレゼントをすればよかったと反省しました。今後、プレゼントを贈ることがあれば欲しい物を聞いてからにしようと思います。今回のことは私にとって良い勉強になりました。 イラストレーター/まっふ著者:鮫島彩美
2023年11月27日怖がりなしおさんは無痛分娩で元気な女の子を出産。その後、赤ちゃんのお世話に備えて夕食をとろうとすると、強烈な吐き気に襲われます。どうやら、無痛分娩で使用した麻酔の副作用が出てしまったよう。しおさんはその後、38度を越える高熱が出ただけでなく、再び陣痛のような強い痛みを感じます。助産師さんに産褥(さんじょく)パッドを交換してもらったのですが、出血がおさまらず危険な状態であると言われたしおさん。院長が駆けつけてくれたのですが……。 私、一体どうなっちゃうの… 産後、出血がとまっておらず危険な状態であると言われたしおさん。 赤ちゃんを残したまま死んでしまうのではないかと恐怖と不安が襲いかかってきます。 しおさんの夫は、翌日仕事であるにもかかわず、「心配しなくて大丈夫だよ! 今は休めるときはゆっくり休んで……」と励ましてくれます。 目を覚ましたしおさんのもとへ院長がやってきました。 院長曰く、産褥パットの重さを測ってたところ、なんと出血量が600gだったのだとか。そしてこの産院では出血量が1,000gを超えると緊急搬送しなければいけないのだそう。幸いなことに、しおさんの場合は、これから徐々に出血はおさまっていくだろうとのこと。 「もうすぐで救急車デビューするとこだったよ!」という院長からの言葉で、自分は助かったのだと安堵したしおさん。思わず涙が溢れます。 そして、やっとベッドへ移動ができると思ったら、スタッフさんから朝までこのまま分娩台のうえで過ごすよう伝えられたしおさん。現実を知って放心状態になってしまったのでした。 ◇ ◇ ◇ 出血量が多く、緊急搬送が必要になりそうなほど危険な状態だったしおさん。徐々に出血はおさまっていくと院長から聞いてものすごくほっとしたのではないでしょうか。つらいとき、しおさんの旦那さんのように近くで励ましてくれる存在がいると、とても勇気が出ますよね。産院スタッフさんや家族の力を借りながら、体調の回復を第一優先に考え、無理せず安静に過ごしてほしいですね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター しお
2023年11月26日怖がりなしおさんは無痛分娩で元気な女の子を出産。その後、赤ちゃんのお世話に備えて夕食をとろうとすると、強烈な吐き気に襲われてしまい……。何なの…この吐き気… ※産褥(さんじょく)パッドとは、悪露などを吸収するためのシートのこと。生理用のナプキンよりも厚くて大きいことが特徴です。 無事に無痛分娩で元気な女の子を出産したしおさん。 夫と会話をしながらリラックスしていると、助産師さんが夕食を運んできました。 しおさんは、お産で体力を使い果たしており、久しぶりの食事にテンションが上がっていたのですが、「いっただきまあ……」とごはんを食べようとすると強烈な吐き気に襲われます。 どうやら、無痛分娩で使用した麻酔の副作用が出てしまった様子。さらには38度を越える熱まで。 しかし、しおさんの体の不調はそれだけではありませんでした。 夫の手を強く握りしめていないと耐えられないほどの陣痛のような痛みを感じたのです。 呼吸が荒くなるしおさん。お股からドロッとしたものが出るような感覚がしてきます。 その後、助産師さんが産褥パッドを取り換えてくれたのですが、つけていた産褥パッドの重さを計り始めます。 そして、助産師さんは険しい表情で「しおさん……実は出血が全然おさまっていないの」「危険な状態だからしばらく分娩台で様子を見るわね」と言ったのでした。 ◇ ◇ ◇ 出産を終えてようやく食事ができると思ったら、強烈な吐き気に襲われてしまったしおさん。さらに、助産師さんから出血がおさまっておらず危険な状態などと言われたら、とても不安になってしまいますよね。 助産師さん曰く、分娩後2時間は、子宮収縮が悪くて出血が増えたり、状態が変化したりと注意が必要な時期なのだそう。すぐに対応できるように分娩室で経過を見ることが多く、特に出血の観察は重要なため、産後30分・1時間・2時間とこまめにチェックするのだとか。子育てやその後の生活を元気に過ごすためにも、しおさんの体に今起こっていることをきちんと医師に確認してもらい、安心できるといいですね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター しお
2023年11月25日3人の子どもを育てていますが、3人目を妊娠・出産したときのこと。義父母の言動が気になり……、これがきっかけで同居を解消しました。 孫の性別にこだわった結果…私には子どもが3人います。同居している義両親は昔ながらの人で、後継ぎの男の子が欲しいと散々言われていました。結婚して長女と次女を出産しましたが、性別を伝えるとあからさまに嫌な顔をしてきて……。 それでも子どもたちをかわいがってくれたので良しとしていましたが、3人目で男の子が誕生。義両親は「ついに本当の孫が生まれた」と言ったんです。“本当の”とは?夫も私も怒って注意しましたが、全く響かず。その後も長女と次女を無視し、長男ばかり贔屓する姿に私たちは同居をやめる決心をしました。 長女と次女は自分たちより弟をかわいがる義両親を見て私の両親に懐くようになり、長男も姉たちを見て両親に懐いています。義両親は反省していると言ってたまに会いますが、子どもたちはよそよそしい態度。仕方ないかなと思っています。 ◇ ◇ ◇ 思っていても口に出してはいけないことってありますよね。自分の言動で人間関係が良くない方向に変わってしまう場合もあり……。後悔先に立たず、相手の気持ちを考えながら暮らしたいですね。 作画/赤身まぐろ著者:広瀬ありさ3児の母。ヨガにハマり、インストラクターの資格取得のため勉強中。
2023年11月25日出産を機に東京から自然豊かな沖縄に移住した、モデルの武智志穂さん。大好きな地で双子の子育てを楽しむ志穂さんに、ママライフを綴ってもらう人気連載。第39回目は、子どもたちと行くはじめてのディズニーランドの楽しみ方を紹介してくれました。デビューシールをもらったり、ミッキーと記念撮影したり……、子連れディズニーならではの情報を盛りだくさんでお届け!みなさんこんにちは!今回はわが家の双子 瑛士・絢士にとっての、“はじめてのディズニーランド”のお話をしようと思います。わたし自身も実に5年ぶりのディズニー。アプリをダウンロードして、オンラインでチケットを購入して……と、以前といろいろ勝手が違っていて、入場するまでに苦戦する始末で浦島太郎気分。3歳4ヵ月。やっと一緒にディズニーを楽しめる年になったか〜!大きくなったなぁ。インパークしていちばんに向かった先は、キャストのお兄さん。お兄さんにお願いをすると、デビューシールがもらえるのです。デビューシールとは、はじめて園を訪れた子どもを対象にプレゼントしてもらえるシールのこと。今回は幼馴染と一緒に遊びに行ったのですが、それぞれの名前とイラストを書いてもらい、お洋服にペタッ。とても嬉しそうにしていました。シンデレラ城前で記念撮影。心配していたお天気にも恵まれ、秋晴れで気持ちのいい日でした。子どもたちも目をキラキラと輝かせて大はしゃぎ!走り回るエネルギーの塊たちについていくので必死の親。ふたりがお昼寝した隙にベンチで休憩、HPを回復。体力お化けたちの覚醒に備えます。お昼寝から起きて速攻でポップコーンをねだるお兄ちゃんの瑛士。このポップコーンバケットはわたしのひと目惚れでした。わたしの大好きな「イッツ・ア・スモールワールド」がテーマになっているんですが、箱の前にある扉から人形が飛び出す仕掛けになっています。やっぱり子どもたちはトゥーンタウンがお気に入りの様子でした。一日中でもトゥーンタウンにいれたと思います。どこで写真を撮っても絵になる可愛い世界観もたまらない♡今回乗ったアトラクションは⚫ジャングルクルーズ⚫ウエスタンリバー鉄道⚫イッツ・ア・スモールワールド⚫アストロブラスターでした。パレードやショーにも目を釘付けにして興味津々!最後にはミッキーのお家にお邪魔して、記念撮影。「ミッキーの家とミート・ミッキー」はいい記念になるので今までも必ず寄るようにしていましたが、自分の子どもたちと一緒に写真を撮れる日が来るなんて。ミッキーありがとう! 写真一生大切にするね!!たまたま訪れた日がクリスマスシーズン開始の日で、巨大な美しいクリスマスツリーも見ることができました。ラッキー!小さな子ども連れだとアトラクションも満足に乗れないし、ごはんだって立ち食いでろくに食べられなかったのに、こんなにも心が満たされたディズニーははじめてでした。パレードや花火を見ながら、幸せすぎて涙があふれました。辛い不妊治療もがんばってよかった。白目むくほど大変な毎日の育児も、めちゃくちゃ報われました。こんな気持ちをプレゼントしてくれる子どもたちやウォルト・ディズニー、そして愛を持って接してくれるキャストさんに感謝です。帰京する度に、『ディズニーランドに行きたい!』とリクエストされないか、ビクビクしています((((;゚Д゚)))))))それほど子どもはもちろん、大人にとっても最高に楽しい時間でした。PROFILE武智志穂さんファッション誌、TV、CM、ラジオなどモデル発のタレントとして10年以上のキャリアを持つ。現在は、美容・グルメ・アウトドア・音楽・旅行などライフスタイルを発信し、同世代の女性から高い支持を集める。出産を機に沖縄に移住し、双子の男の子の育児に奮闘中。Instagram:@shiho_takechi
2023年11月25日2人目を出産後、後陣痛がひどくて入院中は寝返りも難しかった私。すると、隣の部屋に入院していた先輩ママがかけてくれたやさしい言葉をかけてくれて……。この先輩ママがいなかったら、私は赤ちゃんのことを愛おしく思えていなかったかもしれません。 甘く見ていた2人目出産私は1人目の出産の際、超安産と助産師さんに言われ、産後の体の回復も時間がかかりませんでした。そのため、2人目の出産はもっとラクにできるだろうと軽い気持ちで出産に臨んだのです。しかし、陣痛が途中で止まってしまい、陣痛促進剤を使用して出産することに……。思いの外、体への負担が大きい出産となりました。 そして何よりも1人目の産後にはなかった後陣痛がひどく、部屋の中で寝返りをするだけでもうなり声を上げてしまうほどでした。産後、赤ちゃんのことを愛おしく思うどころか、「なんで妊娠したんだろう」と後悔しかけるほどつらかったのを覚えています。 隣の部屋の先輩ママが…!?出産翌日、あまりの痛みに夜中もうなり声を上げていた私を心配し、隣の部屋の方が訪ねてきてくれました。その方は私の前日に出産を終え、今回4人目の出産で私と同じく普通分娩だったそうです。後陣痛のことや、何日くらい続いたかなど、いろいろな話を聞かせてくれました。そして「後陣痛は、赤ちゃんを必死に10カ月間おなかで守った証拠だから! 痛みはあと数日の辛抱よ。その痛み、母親にしか味わえないとか、すごいと思わない?」という言葉に、私は気持ちが軽くなりました。赤ちゃんがとても愛おしく思え、思わず涙が……。その先輩ママは退院する日まで、毎日自分の赤ちゃんを連れて、私の様子を見にきてくれました。 もし、この方がいなかったら、私は自分の体調のことで精いっぱいで、赤ちゃんを愛おしく思えていなかったかもしれません。見ず知らずの私の体調まで気づかってくださった先輩ママには、心から感謝しています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子作画/キヨ著者:なかまる あゆみ
2023年11月24日めぐみは、夫のてっぺいと息子のゆうきの3人暮らし。めぐみは、妊娠中に飲み歩いたり友人のさえの体型をバカにしたりするてっぺいの姿を見て呆然。また、出産後も夜遅くに帰ってきて、寝ているゆうきを起こすてっぺいや、突然押しかけてきて、めぐみに向かって「母親としての自覚が足りない」などと言ってくる義母に不満を募らせていきました。そんなめぐみの不満のはけ口はSNS。面と向かって言えないめぐみは激しい口調で愚痴や不満を書き込んでいたのです。めぐみは妊娠中、母親から、祖母から譲り受けたというネックレスを渡されました。母親曰く、ネックレスは、昔、山奥のある村で男性に対して意見することはできなかった女性たちがつらさを吐き出した石を削った一部とのこと。また、「石を持ち歩けば言葉を飲み込まずに済んだと言い伝えられているの」と母親。その翌朝起きると、てっぺいの顔にはいくつもの傷がありました。すると突然、ネックレスがズズッと動くような感覚がしためぐみ。首元を確認すると、つけていたはずのネックレスがありません。記憶がところどころ抜けてしまっていたのです。思い返せば、めぐみはてっぺいに強い口調で不満をぶつけるなど、自分が自分でないような気がしたり、記憶が抜け落ちていたりすることが多くなっていたのです。焦っためぐみは、何か解決策はないかと、自分の症状をインターネットで検索。すると、碇川事件というものがヒットしました。この事件は、殺人を起こした碇川裕介という男性が、事件の取り調べの際、犯行時の記憶が断片的に欠如しており、もう一つの人格があることが発覚したというもの。めぐみは、碇川事件が何か自分の問題を解決してくれる手がかりになるのではないかと考え、医師の鴨居先生に自分の症状を話しました。そして、碇川事件を起こした犯人である碇川とも面会し、自分の身に起こっていることや、母親から譲り受けたネックレスのことを伝えます。すると碇川は、めぐみが救われるためにはもう一度ネックレスを探し出し、しかるべき場所で供養するべきだと忠告。さっそくめぐみはネックレスを探し出し、供養のためにある神社を訪れます。しかし、ネックレスを見た神主さんから、簡単に除霊できるものではないと言われ、すぐに次の候補の神社へ。2つ目の神社ではすぐにお祓いをしてあげると言われ、めぐみは53万を払ってしまったのです。てっぺいは勝手に大金を使われたことに激怒します。 その日、めぐみがソファーでうとうととしていると、再び……。 これは、自分を押し殺して自分に取り憑かれてしまった女性の話です。もうひとりの私 ソファーで寝落ちをしてしまっためぐみ。すると、ゆうきを出産し、退院した直後に夢で見た恐ろしい姿の自分が再び現れ、めぐみ自身にささやきます。 「あーあーせっかく旦那に言い返せるようになってきたのに」「結局根本は変われないってことね……」 そして「私があなたになる」と言葉を続けました。 翌朝、目を覚ましためぐみがキッチンへ向かうと、ゆうきをおんぶしながら朝食を作るてっぺいの姿が。そのてっぺいは、家事や育児をめぐみに押し付けるてっぺいではなく、家事や育児を積極的に担う、めぐみがずっと父親として求めていたてっぺいの姿だったのです。 その姿を見ためぐみは、まるで自分の人生ではなく他人の人生を疑似体験しているような感覚に。 そして、めぐみは父親のお見舞いに向かいました。どうやら、父親は階段から落ちて足にヒビが入ってしまった様子。軽傷で元気そうな父親でしたが、どこか表情が曇っていました。 帰ろうとしためぐみを呼び止めた父親は、何かを伝えようとしているようでしたが、「車に気をつけてな」とだけ……。 めぐみは不思議に思いながらも病室を後にしました。 これはもうひとりのめぐみの話。 ある日、目を覚ますと、いつも奥底で眠っていた私が表に出ることができるようになります。 てっぺいへの不満をため込み、思ったことを相手に伝えられず我慢し続けたことから、言いたいことを何でも言えるもうひとりの自分が表に出始めたのです。 そして、言いたいことをなんでもさらけ出す自分が完全にめぐみさんの身体を支配しようとしていたのでした。 ◇◇◇ めぐみさんが望んでいた日常というのは、てっぺいさんも当事者意識をもって家事や育児を担い、お互いが不満をため込まず穏やかな雰囲気で過ごすことなのではないでしょうか。めぐみさんの中にいる、相手への思いをなんでもさらけ出せるもうひとりの自分。めぐみさん自身が幸せになるために、もうひとりの自分とこれからどのように向き合っていくのか、誰かに相談したりしながら考えていけるといいですね。バラシ屋トシヤさんのマンガは、このほかにもブログやInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。著者:マンガ家・イラストレーター バラシ屋トシヤ
2023年11月24日第一子を出産して1カ月後、義両親が初孫を見にやってきました。出産祝いとして大きな紙袋を渡してくれたので喜んだのですが、その中身を見て衝撃を受けました……。 初孫の出産祝い。中身を見ると…第一子を出産したときのこと。夫の両親にとって初孫で、県外に住んでいた義両親から早く会いに行きたいと何度も連絡がありました。生後1カ月たったとき、義両親を自宅に招待。当日やってきた2人は初孫に大喜び。「かわいい!かわいい!」と言い、「出産祝いだよ」と言って大きな紙袋を渡してきました。 たくさんある!と喜んだのも束の間。なかから出てきたのは銀行からもらった粗品のひざ掛けやタオル。そして極めつけは、夫が赤ちゃんのときに使っていた使いかけのシッカロール(ベビーパウダー)でした。30年以上前に使っていた粉を使えるわけもなく、初孫と喜ぶ割には大量の粗品がプレゼントだなんて……とびっくりしてしまいました。 その後、夫は義両親にこれはありえないと注意。この件があってから、孫へのプレゼントは何がいいかを私たちに確認してくれるようになりました。 ◇ ◇ ◇ 祖父母は良かれと思ったのかもしれませんが……、夫に使っていたベビーパウダーが入っていたら驚きますよね。何を渡そうか迷ったら、相手に聞くのが一番かもしれないですね。 作画/シュー子著者:匿名希望年長と小学生の子どもを育てる2児の母。フルタイムで働き、忙しい毎日を送っている。
2023年11月23日私が1人目を出産したときの出来事です。義母との付き合いはまだ浅く、義母の性格について理解しきれていませんでした。安定期に入ったころに義母から、「分娩には立ち会ってあげるから、安心してね」と言われ、直接お断りしていたので、伝わっていると思っていたのですが……。分娩には立ち会ってあげるからね妊娠が判明して安定期に入ったころ、子どもの性別がわかったので義母に伝えるために、夫と2人で義実家を訪問しました。性別を報告すると、義母から「性別がわかってよかったわね。初産は大変だろうから分娩には立ち会ってあげるから、安心してね」と言われたのです。 以前から、夫婦でバースプランを話し合っていて夫がお産に立ち会うことになっていたので、「夫と2人で乗り越えたいと思っていますので、ごめんなさい」とお断りしました。 お母さんがいらしています出産当日、分娩室に移動したときでした。看護師さんから「お母さんがいらしていますので、お通ししましたよ」と声をかけられました。分娩室に入る前に夫が両家にもうすぐ産まれることを連絡したようで、立ち会いをお断りしたはずの義母が分娩室に現れたのです。 どうやら看護師さんは立ち会う人を把握しておらず、義母を分娩室に通してしまったようです。突然入ってきたのでお断りする隙もなく、痛みで余裕もなかったため、結果的に義母と夫がお産に立ち会うこととなりました。義母と言えど、股を広げている分娩室にいきなり入ってこられて不快な気持ちになりました。 2人目のお産での対策1人目のお産での反省を生かし、1年後の2人目出産の際には夫婦2人でお産に臨みたいことを夫には口を酸っぱくして伝えておきました。 今回は、陣痛がきても周囲には伝えず誕生してからの事後報告にすると夫と約束すること、夫以外は通さないでほしいと夫には内緒でバースプランに記入しておくことの2つを新しい対策として実行。対策の甲斐あって、夫婦2人で穏やかな気持ちでお産に臨むことができました。 2人目の出産の際には夫婦2人で出産に挑みたいことを義母にどう伝えるのがいいか悩みましたが、病院に頼るのも1つの手だと思いバースプランに記入しておきました。2人目の出産経験を生かし、対策をしておくことで今はうまく義母とお付き合いができています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:森優美2児の母。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2023年11月22日めぐみは、夫のてっぺいと息子のゆうきの3人暮らし。めぐみは、妊娠中に飲み歩いたり友人のさえの体型をバカにしたりするてっぺいの姿を見て呆然。また、出産後も夜遅くに帰ってきて、寝ているゆうきを起こすてっぺいや、突然押しかけてきて、めぐみに向かって「母親としての自覚が足りない」などと言ってくる義母に不満を募らせていきました。そんなめぐみの不満のはけ口はSNS。面と向かって言えないめぐみは激しい口調で愚痴や不満を書き込んでいたのです。めぐみは妊娠中、母親から、祖母から譲り受けたというネックレスを渡されました。母親曰く、ネックレスは、昔、山奥のある村で男性に対して意見することはできなかった女性たちがつらさを吐き出した石を削った一部とのこと。また、「石を持ち歩けば言葉を飲み込まずに済んだと言い伝えられている」と母親。翌朝起きると、てっぺいの顔にはいくつもの傷がありました。すると突然、ネックレスがズズッと動くような感覚がしためぐみ。首元を確認すると、つけていたはずのネックレスがありません。記憶がところどころ抜けてしまっていたのです。思い返せば、めぐみはてっぺいに強い口調で不満をぶつけるなど、自分が自分でないような気がしたり、記憶が抜け落ちていたりすることが多くなっていたのです。焦っためぐみは、何か解決策はないかと、自分の症状をインターネットで検索。すると、碇川事件というものがヒットしました。この事件は、殺人を起こした碇川裕介という男性が、事件の取り調べの際、犯行時の記憶が断片的に欠如していることが発覚したというもの。医師の鴨居先生の元で精神鑑定をおこなったところ、もう一つの人格があることが判明したのです。めぐみは、碇川事件が何か自分の問題を解決してくれる手がかりになるのではないかと考えました。そして、碇川事件に関わりのある精神科医の鴨居先生の元を訪れます。めぐみは、鴨居先生に自分の症状を伝えました。そして、碇川事件を起こした犯人である碇川も自分と同じような症状に苦しめられていることを知り、男性に会わせてもらうことに。鴨居先生は、面会をするときには、彼と目を合わせてはいけないなどと、必ず守ってほしいというルールがあると話します。 淀川と面会しためぐみは、母親から譲り受けたネックレスのことを話し始めたのですが……。 これは、自分を押し殺して自分に取り憑かれてしまった女性の話です。必死になるあまり… めぐみは碇川に、身に着けると自分が自分でないような感覚がしたり、記憶が抜け落ちたりするというネックレスの話をします。 鴨居先生はそのような非科学的なことはありえないと言いましたが、碇川は直接的な原因とは言い難いが、何かしらの関係はあるのではないかと話しました。 碇川がネックレスの話を信じてくれたことで、感情が高ぶるめぐみ。 めぐみは椅子から立ち上がり「そのネックレス私の意識の無い時間にどこかへ隠されたんです」「私はどうしたらいいでしょうか!?」と碇川に訴えます。 すると鴨居先生は、初めに伝えておいた「碇川と目を合わせてはならない」というルールをめぐみが破りそうになっていることに気が付き、間に入って落ち着かせようとしました。 碇川は、めぐみが救われるためには、なくなったネックレスを再び見つけ出し、しかるべき場所で供養することが必要だと忠告。 家に帰るとさっそくめぐみはネックレスを探します。無事に見つけることができ一安心。 するとその様子を見ていたてっぺいが「やっと眠れるね……」とめぐみに声をかけました。 しかしめぐみは「は? 眠れるわけないじゃない……」「寝たらまたあいつが現れるかもしれない……」ときつい表情でてっぺいをにらみつけます。 めぐみは、出産後に見た恐ろしい姿の自分が、また夢の中に現れるかもしれないと感じていたのです。 そしてめぐみは、ネックレスを供養してもらえるところはないかと再びインターネットで検索。鴨居先生が碇川と面会する際に守らなければいけないと忠告した「碇川の言うことを信じてはいけない」というルールを完全に破ってしまっためぐみなのでした。 ◇◇◇碇川さんと目を合わせてはいけないと言われていたのにも関わらず、そのルールを破りかけてしまっためぐみさん。また、ネックレスを見つけて供養すべきという碇川さんの言葉も完全に信じてしまったようですね。自分が悩んでいるネックレスの話を信じてくれる人が現れたら、ルールを忘れて、相手のことを信じてしまうのも無理はないのかもしれません。みなさんがめぐみさんの立場だったら、碇川さんの言葉を信じてしまうと思いますか?バラシ屋トシヤさんのマンガは、このほかにもブログやInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。著者:マンガ家・イラストレーター バラシ屋トシヤ
2023年11月22日結婚して一緒に住むようになった夫は、家事はほとんどせず、「家事は女性がするものだ」という考え方だと知りました。子どもを授かってからもその考えは変わらず、私がつわりで苦しんでいても、心配はしてくれるものの家事はしてくれません。出産後は慣れない育児で家事がおろそかになることが予想できたので、夫がその状況を理解をしてくれるかどうか不安を抱えていました。 妻の妊娠中の不調を見て見ぬふりする夫妊娠後期になって、おなかも大きくなり、日常の動作がしづらくなってきました。夫は変わらず口では心配してくれるものの、家事はしてくれません。手伝ってほしいと頼んでみたこともありましたが、「仕事で疲れているから」と手伝いはしてくれませんでした。 それでも、夫は家族のために頑張って仕事をしてくれていると思い、出産直前まで私はかいがいしく夫の世話を焼いていたのです。 育児・家事はすべて私任せ…その後、待ちに待ったわが子が誕生し、産後はしばしの間、実家で過ごしました。そしてわが子と共に自宅に戻ることに。夫はわが子と生活をすることを大変楽しみにしていたこともあり、始終メロメロな様子。そんな夫を見て私は幸せを噛みしめていたのですが、わが子が泣き始めるとどうしたら良いかわからず、私にすべてを任せきり。 そして、泣くわが子をあやしている私に「ねえ、夕飯はまだ?」と言うのです。「あやしているからもう少し待って」と伝えると、「わかった。待つ」と言い、不服そうな顔をする夫。夫には自分で夕飯の支度をするという選択肢はないようです。 俺の世話できないの!?の発言に驚愕それから、泣くわが子をあやしたり、授乳をしてから家事をしたりする生活が始まりました。当然、出産前のように凝った料理や頻繁な掃除はできません。手伝いもせずにその様子を見ていた夫は、「出産してからおまえのサービスが悪くなった。もっと前みたいに俺の世話をしっかりやってよ」と言うのです。 その言葉にあぜんとしてしまいました。今は赤ちゃんもいるので以前のように家事はできない、と説明すると「じゃあ、これからしばらく俺の世話をまともにできないの!? 信じられない!」と発言したのです。 力を合わせて一緒に父親と母親になろう!このままではいけないと考えた私は、根気強く、なぜ出産後は家事が以前のようにできないのかを話しました。そして、夫にも家事や育児に参加してほしい。協力して大変な時期を乗り越えたい、と言い続けました。 最初、夫は私の言葉に理解を示さず、自分の世話がおろそかになることにブツブツと文句を言っていました。しかしわが子が成長するにつれ、私が目を離すことができなくなっている様子を見て、少しずつですが家事・育児に協力的になってくれたのです。 女性は妊娠から出産という大きな仕事を経験して、母親の自覚が生まれると私は思っています。しかし、男性はその経験がないので父親の自覚が目覚めにくいのかもしれないと、今回の一件で思い知らされました。父親は赤ちゃんと過ごしていくうちに、時間をかけてゆっくりと自覚が芽生えるようです。これから、夫と意見が合わずに衝突することもあるかと思いますが、話し合いを重ね、力を合わせて楽しい家庭を築いていこうと思います。 著者:神崎 ハナ2児の母。発達障がい児の育児に奮闘中。育児や健康に関する記事を執筆中のライター。教職員や福祉の資格を持つ。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター うちここ
2023年11月19日出産後、娘はかわいく日々育児に奮闘していました。けれども子どもの相手が得意ではない私。周りのママさんたちとの温度差などを感じていました。不安を感じていた私は、子どものいる友だちに相談しました。すると……。 育児の悩みを友人に相談すると…もともと、出産をする前からいわゆる世間一般的に見た母親にはなれないだろうと自分自身で感じていました。私から見た一般的な母親像は、子ども好きで、子ども繋がりでママ友ができるような社交的な性格をもち、子どものことを1番に人生を歩んでいくようなイメージです。 結婚する前から子どもの相手をするのが得意なわけでもなく、結婚してからも周りに出産している友だちもいなかったので小さい子と接する機会ももちろんありませんでした。でも、出産してみると娘はとってもかわいく、日々育児に奮闘していました。 しかし、他のお母さん方との温度差を感じるように...。 自分がイメージをしていた「母親」になりきれていないんじゃないかと不安を感じていました。そんなとき私と同じように娘をもつ友だちと会う機会が。その際に理想の母親と違うのでは?と不安を感じていたことを伝えてみました。すると……。 友だちも同じような不安を持っていたとのこと……。そして、2人で話していくうちに友だちが「でも母親の前に自分の人生だから」と言ったのです。その言葉を聞いた瞬間、心の奥のほうにある不安がサーッと消えていったその感覚は未だに覚えています。 良い母親にならなくては、母親らしくしなくてはと考えていたけれど母親の前に私は私。私の人生なのだから、私がしたいことや私がしたいスタイルを、母親だからといって諦めたり変わったりする必要はないのだと考えさせられました。 娘はかわいいし、なににも比べられない存在に変わりはないけれど、母親になったからといって私自身を大きく変える必要や思うイメージに私自身がなる必要もないのだと、友だちのささいな一言に救われました。 その言葉を機に私の中にあった母親の概念をなくし、子育てに正解などなく、自分の方法で信念をもって娘に接していこうと思いました。大切なことを気付かせてくれた友だちに、今はとても感謝しています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラスト/海乃けだま著者:芝崎ゆい
2023年11月17日2人目を里帰り出産するため、私は実家に滞在中。夫が突然出張になったため、自宅にいた小学1年生の長女も実家で一緒に過ごすことになりました。それから夫婦関係に変化があり……。先日、私は2人目を無事出産。いよいよ今日は実家から自宅に戻る日です。家に着いて鍵を開けようとすると……まったく扉が開きません。壊れたのかと思い、家の中にいるはずの夫に連絡をすることにしました。 すっかり変わってしまった夫やっと連絡がついた夫から思いもしないことを言われ、私は玄関前で立ち尽くしました。夫は鍵を新しくしたと言い、もう帰ってくるなの一点張り。ちょうど雨が降ってきたので、近所のママ友のお宅に一時避難させてもらいました。 改めて夫に連絡して事情を説明してくれるように頼むと、またしても信じがたい言葉が出てきて仰天しました。子どもたちは自分の子どもではないのだろうと、夫は私を疑っているのです。とんでもない言いがかりに頭にきて両家の両親に連絡しようとすると、「勝手に事を進めるな。自分が説明する」と夫が怒りだしました。「お前はガキの子守でもしていろって」「とにかく今日は帰ってくんな」長女が悲しそうな顔で尋ねてきました。「パパ、遊ぶ約束は……?」娘は、帰ったら一緒に遊ぼうと夫と約束していたんです。それなのにどうして……。 夫は娘にも私がウソをついていると言い、二度とパパと呼ぶなとさえ言いました。娘はショックを受けて泣き出し、私は怒りでいっぱいに。しかしその後、雨宿りをさせてもらったママ友からとんでもない話を聞いたのです。 夫だけ独身時代に逆戻り!?じつは夫、私たちが留守の間に女性を家に連れ込んだのです。ママ友の車のドライブレコーダーには、証拠の映像がバッチリ残っていました。あれは夫の元カノ、間違いありません。 夫いわく、私には異性として魅力が一切なくなったんだそうです。たしかに独身の元カノとはまったく違うでしょう。だとしても、私の不倫を疑ったり、子どもにひどい言葉を言ったりするのは話が別。良い条件で私と離婚し、元カノと再婚しようとでも思ったに違いありません。 夫は長々と話してきますが、何ら説明になっておらず。もともと子どもは好きじゃなかったけれど、良い父親を演じたら世間の受けがよく、昇進するためには必要だからとずっと我慢していたなどと言いました。いっときの自由に酔いしれて、頭がお花畑になっているようです……。なんだか怒る気もうせました。 そして離婚したい夫の気持ちをけ入れ、円満離婚。慰謝料と養育費をきっちり払ってもらう約束を交わしました。 その後…慰謝料を請求したら破局!?結局、数カ月後に夫と元カノは破局したようです。私が慰謝料を請求したことに腹を立てた元カノは、元夫とけんかになったんだそうです。その後、元夫からもう一度やり直したいと何度も連絡がありましたが、相手にしませんでした。 長女は最初こそ父親を恋しがっていましたが、今は状況を理解したようで、パパが反省するまで会わないと決めたと言っています。長女は下の子をかわいがっており、私もうれしい限り。これから親子3人、力を合わせて頑張っていこうと思います。 ◇ ◇ ◇ いっときの熱に浮かされて物事を見誤ることほど、馬鹿らしいことはありません。大切な人の手を離すことがないように、浮つく心には注意しましょう。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2023年11月16日うちの家族、個性の塊です
夫婦・子育ていまむかし
めまぐるしいけど愛おしい、空回り母ちゃんの日々