2020年6月に女の子のママになったみいの(@mi_inooooo)さん。出産方法は普通分娩と迷ったものの、無痛分娩で産むことを決意! 無痛分娩出産の記録をマンガでご紹介します。 破水後、すぐに病院へ向かったみいのさんと旦那さん。検査を終えると入院することが確定し……!? ついに破水し、入院となったみいのさん。 看護師さんが気を利かせてハグをするように促してくれたものの、なぜか円陣を組むような感じになってしまったのには笑ってしまいました(笑)! 今のところは体の調子に問題はなさそうですが、これからメインイベントの無痛分娩出産に向けて、お話が進んでいきます。 次回はどうなるのでしょうか……!? おたのしみに!!みいのさんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ この投稿をInstagramで見る み_いの(@mi_inooooo)がシェアした投稿 - 2020年 9月月21日午後7時44分PDT 著者:イラストレーター みいの2020年6月に娘が生まれました。本業は会社員で、現在育休中です。副業として広告漫画家として活動してます。娘を生んでからのエッセイ漫画や、趣味イラストをアップします。よろしくお願いします!
2020年11月06日「無痛できない出産レポ 」1話。Instagramで人気のぐら子(@gura_gura07)さん、長男ゆーくんと次男こーくん兄弟のママです。2人目こーくんの出産で希望していた無痛分娩ができなかった、ぐら子さんの体験談をご紹介していきます。長男のときと同じように無痛分娩にすると決めたぐら子さん。説明を受けると、前回の出産とは流れが変更になっていて……? 「無痛できない出産レポ 」1話 そろそろこーくんの出産レポート描いておかないと忘れそうなので……。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 1人目ゆーくんのときとは無痛分娩の流れが変わり、自然に陣痛がくるのを待つことになったぐら子さん。 どうなることでしょうか?! 監修/助産師REIKO著者:マンガ家・イラストレーター ぐら子2歳、0歳の兄弟と夫と気ままに楽しく過ごす日々。イラストを描くこととチョコレートとお茶がこよなく好きです(//∇//)
2020年11月03日2020年6月に女の子のママになったみいの(@mi_inooooo)さん。出産方法については、以前から無痛分娩と決めていたものの、周囲に相談するとその気持ちは揺らいだそう。 しかし、悩んだ結果、無痛分娩を選択することになり……!? 出産についてはいろいろな考え方があるほか、とっても大事なことなので真剣に悩むし、迷いますよね。 それでもほかの人の意見を聞いたり、病院で説明を聞いたりしながら、出産方法について悩んだ結果……無痛分娩を選択したみいのさん。 さて、お話は少しずつ進展していきます。次回はどうなるのでしょうか………!? ぜひおたのしみに!!みいのさんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ この投稿をInstagramで見る み_いの(@mi_inooooo)がシェアした投稿 - 2020年 9月月11日午前1時57分PDT 著者:イラストレーター みいの2020年6月に娘が生まれました。本業は会社員で、現在育休中です。副業として広告漫画家として活動してます。娘を生んでからのエッセイ漫画や、趣味イラストをアップします。よろしくお願いします!
2020年11月03日この記事では、無痛分娩を予定したところ、急きょ帝王切開に変更になってしまった先輩ママが、事前に出産についての知識を得ておくことの大切さを実感した体験談をお伝えします。 2人目出産の際、コロナ禍で立ち会い出産ができなかったことや、産後は遠方からの移動を考慮し、実家の助けなしで夫婦2人でお世話をしようと決めた私たち夫婦。そのため、できるだけお産に対する不安を払拭したく、無痛分娩を希望しました。しかし、想定外のことが次々に起こり、プチパニックになってしまった私の出産レポートをお伝えします。 コロナ禍での出産、無痛分娩を希望私が無痛分娩を希望した理由は大きく2つありました。1つ目は、コロナ禍で立ち会い出産不可だったので、痛みをひとりで乗り越えるのが不安であったため。 2つ目は、遠方からの移動を考慮し、実家の助けを借りずに夫婦2人で子どものお世話をすることにしたので、産後に体力を温存しておきたかったためです。 私のお世話になった産院では、無痛分娩は計画分娩でおこなわれていました。経産婦であることも考慮し、妊娠38週5日で計画・無痛分娩の手筈となりました。妊娠中はマイナートラブルはあるものの、大きな異常はなく順調に経過していたので、お産も順調に行くと思っていました。 入院当日は、子宮口を広げるためのバルーン留置や無痛分娩のための硬膜外麻酔のルート確保などの処置をしてもらい、陣痛促進剤の点滴が開始されました。通常であれば、陣痛促進剤とバルーンでお産が進み、陣痛の痛みが出てきたら硬膜外麻酔薬を入れてもらい、出産するという流れでした。 急きょ、帝王切開での分娩に!ところが、私の場合、陣痛促進剤とバルーンでは思ったようにお産が進みませんでした。子宮口がなかなか3cm以上開かないまま、破水してしまいました。破水すればお産が進むかと思いきや、高位破水でさほど進まなかったため、先生が人工破膜をしました。しかし、それでもお産は進まず、陣痛促進剤を使っているにも関わらず陣痛が遠のいていきました。 そして、破水しているため、子宮内の赤ちゃんの感染のリスクが高まると説明を受け、このままお産が進まなければ、帝王切開に切り替えたほうが良いと先生から説明を受けました。正直、私は無痛分娩の予習しかしておらず、突然帝王切開と言われ、「えーー!? 帝王切開!? おなか切るんでしょ? 痛いよね? 術後はどんな感じになるの?」とかなり動揺しました。でも、「おなかの赤ちゃんを無事に産んであげたい」と言う思いから、先生の説明通り、急きょ帝王切開での分娩に切り替えたのです。 術後は痛みとの戦い痛みにはめっぽう弱い私。(そのため、無痛分娩を選択したのですが)。急きょ、帝王切開となり、とても怖かったです。しかし、手術自体は30分程度で終わり、しっかり麻酔が効いていたので、もちろん痛くはなく、また、あっさり赤ちゃんが生まれてきたことに少し戸惑うほどでした。 しかし、本当の痛みと恐怖はここからでした。麻酔が切れ、傷口と後陣痛の痛みが出てきました。個人差はあるものの、これらの痛みはおおよそ術後3日目くらいまで続くと聞き、術後3日を目標に頑張って耐えました。点滴がはずれてからも、痛み止めをしばらく内服し、頓服薬として退院後にもいただきました。 そして、痛みがあるなか、スパルタ指導が加わりました。まずは歩行訓練! そして、トイレ(排泄)の練習! そして、授乳指導! 赤ちゃんのお世話! 第1子は自然分娩だったので、産んだあとは意外とスタスタ歩けた私ですが、今回は、痛みと麻酔の痺れが残っており、よろよろフラフラ。その一歩がつらい状態でした。産後に体力温存どころか、痛みとの闘い、授乳を含めた赤ちゃんのお世話で満身創痍となり、私はボロボロでした。 産後、妊娠高血圧症候群に悩まされ…妊娠中は比較的順調で血圧も一度も引っかかったことがありませんでしたが、さらに追い討ちをかけるように産後に妊娠高血圧症候群になってしまいました。また、術中の出血が多く、貧血にもなっていました。授乳していると、クラクラ〜と目の前がボヤけたり、立っているのが難しいときもありました。 そんなこんなで、退院後も安静指示をされ、当初は体力温存して簡単な家事はやろうと思っていたのですがまったくできず、 急きょ、行政と民間を通じて育児ヘルパーさんなど外注をするなどして、産後を過ごしました。 無痛分娩にかかる費用に帝王切開の費用が上乗せされ、かなりの高額になったのに加え、退院後の外注諸々にかかる費用もプラスされ、結果的に当初の予定よりかなりの出費になりました。後日いろいろ調べていくうちに、社会保険から高額療養費として、いくらか戻ってくること、会社の福利厚生から育児ヘルパー費用として、一部助成があることを知り、どちらも全額ではありませんが、少しでも戻ってくるお金があるとわかって安心しました。 今回の経験で、何があるかわからないのがお産だとつくづく感じました。想定外のことが起きても、落ち着いて、そのときベストだと思える選択ができるよう、知識や情報を仕入れておく重要性を痛感しました。もちろん、過度に心配する必要もないと思いますが、「知っている」のと「知らない」のとでは大きな違いがあると思いました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト/sawawa監修/助産師REIKO著者:影山 照子4歳、0歳の姉妹の母です。現在は、産休・育休中を利用して妊娠・出産・子育てについて、体験談を中心に執筆中です。
2020年10月31日この記事では、スムーズだった3人目の出産直後、意識がもうろうとし始めてしまったというママの体験談を紹介しています。同時に助産師さんが血圧が異常に下がっていることに気付き、にわかに大騒ぎになってしまったそうです。 3人目もひどいつわりでしんどい妊婦生活でしたが、とにかくよく動く元気な赤ちゃんでした。ママとして3度目の出産ともなると、陣痛の流れやいきみ方、タイミングがなんとなくわかっていたので、一番スムーズに産むことができたのですが……。その後、思いもよらぬ展開が待っていたのです。 3度目はスムーズな出産!出産が近づくと、赤ちゃんは下がってきてあまり動かなくなるとよく聞きますが、私の3人目の子は、出産当日も元気に動いていました。出産予定日を3日過ぎた朝におしるしがあり、夕方になんとなくおなかの張りが規則的に感じたので産院へ行くことに。 ひとり、陣痛室で耐えること数時間。ひたすら静かに痛みと向き合いました。おしりのあたりまで赤ちゃんが下がってきた感覚がしたので、助産師さんを呼び、いよいよ分娩台に。 「無事に産めた」と思ったのもつかの間分娩台に上がってからも、私は落ち着いて出産することができました。ところが、「無事に産めた」と思ったのもつかの間、赤ちゃんが新生児室に移動してから、私の意識がもうろうとし始めてしまったのです。また同時に、助産師さんが血圧が異常に下がっていることに気付き、にわかに大騒ぎに! 今度は私の周りに医師や看護師さんが集結して、おなかを上からぐいぐい押していました。私は意識が遠のきつつも「痛い!」と言いながら、何とか産後の処置は終了しました。 産後の貧血がつらかった!このとき、出血が1リットル以上あり、その場から自分では起き上がれないほど貧血になっていました。回復室でしばらく過ごし、病室に移動できたのは、翌日のこと。毎日鉄剤を点滴し、退院も少し遅れてしまいましたが、輸血はしなくてすみました。 改めて「出産は何が起こるかわからない」と実感した出来事でした。退院後も鉄剤を飲み、時々ひどい腹痛などがありましたが、1カ月後には落ち着きました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ◆関連動画出産ドキュメンタリー イラスト/imasaku監修/助産師REIKO著者:山田孝子不妊治療を経て高齢出産し、現在は三児の母。自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。趣味は旅行、仏像鑑賞、モノづくり。
2020年10月30日新型コロナウイルスがなかなか収束せず、感染予防の観点からいまだ立ち会い出産や面会の制限をしている産院も多くあります。 出産を控えている方のなかには、ひとりでの出産に不安を感じている方もいらっしゃる声も多く聞かれます。そんな妊婦さんたちの不安を少しでも払拭できたら!という思いから、出産時の呼吸の仕方や赤ちゃんの様子がよくわかる「出産時の呼吸法&赤ちゃんの様子」動画を8月17日に公開しました。出産を控えた妊婦さんやご家族のみなさんなど多く方の反響を呼び、10月末現在で約8万回視聴されています。まだ、ご覧になっていない妊婦さんやご家族の皆さん、ぜひご覧になって、笑顔で新しい命を迎えてあげてくださいね。 実際の分娩経過に合わせて赤ちゃんの様子と呼吸法を助産師が解説ベビーカレンダーが公開している実際の通常分娩の動画に合わせて、助産師が分娩経過や赤ちゃんの様子、ラマーズ法に基づいた呼吸法を解説しています。 ■分娩経過子宮口の開大度やそのときの産婦さんの様子、立ち会う方のサポート方法について解説しています。 ■赤ちゃんの様子狭い産道を赤ちゃんは体を回転させておりてきます。その様子をわかりやすくイラストで解説しています。 ■呼吸法分娩経過に合わせた呼吸法を文字だけでなくイラストや音声で解説しています。妊娠中に呼吸法の練習をしておくと安心です。呼吸法の練習の際は、分娩の経過や赤ちゃんの様子をイメージしながらおこなうとよいとされていますが、なかなかイメージできない、特に出産経験のない初産婦さんにとっては、この動画が役立つのではないかと思います。 呼吸法は、陣痛の痛みや恐怖心の緩和に役立ちます。実際の場面でうまく呼吸法がおこなえなくても、助産師がサポートしますので大丈夫! コロナ禍での出産は不安も多いかと思いますが、みなさんが笑顔で新しい命の誕生の時を迎えられますように。 ◆関連動画出産ドキュメンタリー
2020年10月24日出産について、陣痛の痛みと同じくらい気になっていたことが「会陰切開」。自分の体を切るという痛みは、陣痛とはまた違った恐怖です。実際どんなふうにおこなわれるの? 陣痛の痛みでわからないってホント?などなど私も出産前は疑問だらけでした。最終的に私は吸引分娩のために会陰切開をしましたが、実際してみると想定外のできごとが続々! そんな体験談をお伝えします。 会陰切開って何?会陰切開とは、赤ちゃんが出てくるときに会陰が裂けるのを予防するため、あらかじめ会陰を切ることだそう。恥ずかしながら私は妊娠してから知りました。麻酔なしで切ることもあると知り、驚愕。 いくら陣痛が痛いと言っても、自分の体を切られるというのはまた別の痛みだと思うからです。心配性な私は出産にあたってまた1つ不安の種が増えることとなり、日々お風呂で会陰マッサージをしつつ、切開しなくて済むのを願うばかりでした。 吸引分娩のため会陰切開に!そんななか迎えた出産当日。最終的に私は吸引分娩に切り替えることになりました。そして器具を入れるために会陰切開も決定。「ちょっと切りますね〜」というお医者さんの言葉に、陣痛に耐えつつもまた別の緊張感が襲ってきます。 しかし、お医者さんは麻酔を打ち、あっという間に切ってしまいました。緊張からやたらその部分に意識を向けていたにも関わらず、痛みや違和感はありませんでした。陣痛の痛みでわからないというのは本当なんだ!と感心したのを覚えています。 切ったら縫うことを忘れていたその後無事出産! わが子の産声を聞きホッとしたのもつかの間、会陰に違和感が……。そうです、切った会陰を縫合する作業が残っていたのです。陣痛がおさまったからなのか麻酔が切れてきたからなのか、出産の感動も薄れるほどの不快な感覚が続きました。 我慢できなくはないのですが、針と糸が通るとき、なんとも言えず痛くて気持ち悪いのです。丁寧に縫ってくださるのは本当にありがたいのですが、「もう早く終わってー!」とばかり考えていました。 会陰切開は長い出産のなかのほんの一瞬のできごと。今振り返ってみるとたいしたことはありませんでした。ただ、陣痛は出産すれば終わりますが、会陰切開は出産後縫わなければいけません。産んだあとはつい開放感でいっぱいになってしまいますが、油断禁物だなと思いました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ◆関連動画出産ドキュメンタリー イラスト/sawawa監修/助産師REIKO著者:優木このみ2歳女児の母。出産後まもなく、夫の海外転勤のため家族でイギリスに1年ほど滞在。現在は帰国し日本で子育て中。自身の体験を中心に執筆している。
2020年10月22日初めての出産は、わからないことだらけ。初産のとき、私もわからないことが多く、不安になることがありました。共に陣痛に耐えていた妊婦さんたちが、次々と分娩室へ……。「私が分娩台に上がるのはいつ!?」と、焦ってしまった出産体験談をお話しします。 分娩室になかなか入れなくて焦る気持ち初めての出産のとき、病院に到着してから分娩室に入るまでの間は分娩室の横の部屋で陣痛に耐えていました。その病院では、子宮口が十分に開いてから分娩室に移動するとのことでした。 つらい陣痛に耐えていると、私よりあとから病院に到着した妊婦さんが私を追い越して分娩室に入っていくことに気付いたのです。「私が先に病院に来ていたのにどうして先に!?」と不安になるなか、しばらくすると赤ちゃんの産声が聞こえてきました。 初産婦と経産婦の違いを知らなかった!なかなか分娩室に案内されず、時間がかかっていることに問題はないのかと、ナースコールを押して何度聞いたかわかりません。「問題ないですよ」と言われても、周りの妊婦さんとの違いに不安が募りました。陣痛に耐えている間は時間の感覚がいつもよりも遅く感じたため、余計に心配でした。 そんなとき、助産師さんから「初産と2人目を産むのとでは、出産までにかかる時間が違うんですよ」と聞き、ようやく納得しました。私はそのことを知らず、勝手に周りの様子を伺って焦っていたのでした。 初産は時間がかかる!陣痛が始まってから子宮口が開くまでの時間は個人差がありますが、一般的に2人目・3人目(経産婦)の出産は、初産婦より早くなるのだそうです。その後、さらにもう1人の妊婦さんが先に分娩室に入っていき、そしてまた、分娩室から元気のいい産声が聞こえてきました。 私は陣痛が遠のいてしまっていたので、そのまま何時間も分娩室には入れませんでした。そして、ようやく子宮口が十分に開き、分娩室へ移動することができたのです。 2人目を産んだのは別の病院でした。今度は初産の方の陣痛中に私が分娩室へ。あとから来た経産婦さんが、先に分娩室に入ることはよくあることだと知っておくと焦らずに済みますね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ◆関連動画出産ドキュメンタリー イラスト/マメ美監修/助産師REIKO著者:斉藤あや大人しく内気な娘と楽天的で活発な息子、男女二児の母。ママ・パパに役立つ情報をお届けすべく、これまでの育児経験を生かして、育児の工夫やお役立ちグッズなどの情報を発信中。
2020年10月20日前回 の記事最後の健診の時に卵膜剥離をしてもらったのですが…最後の検診でお医者さんに心を込めて押して頂きましたが、陣痛は来ませんでした…計画分娩当日、朝早かったので、おなかの中の息子に「よろしくね、一緒に頑張ろうね」と念を送りつつ、産院へ1人で向かいました。NSTを終え、促進剤が始まってしばらくした時に娘と夫が到着。なかなか降りてこず人工破膜娘の出産の時はさんざん騒いで取り乱したのですが、今日はその娘が隣にいます。2歳児に恐怖を与えてはいけないと、なるべく涼しい顔をしていようと頑張りました。促進剤を入れ始めて3時間、徐々に痛みが強くなり…この時点で結構痛みは強かったのですが、まだまだ出てくる気配はありませんでした。気を紛らわすためにトイレに行こうとしたその時… 痛すぎて声が…そのとき娘は…?娘が寝たのを確認した後は、1人目出産の時と同じように叫んでいました。そうして生まれてきた息子は約4500g(娘より500gくらい重かったです…)娘の出生体重を話すと色々な人から「大変だったね!」と言われるため、赤ちゃんの大きさで痛みが変わるんだろうか… 何gだろうと出産は大変なんじゃないのかな…と思っていたのですが、娘の時よりも痛かったように思います…なんとか無事出産を終え、4人で撮ってもらったはじめての写真は寝ぼけた娘の顔も含めて最高でした。今回も立ち会ってくれた夫、そしてタイミングよく寝てくれた娘に感謝です!
2020年10月18日■このタイミングで、計画分娩に変更!?出産を3週間前に控えた検診日。経産婦が無痛分娩で出産をする場合、計画分娩を勧めていると伝えられます。自然のタイミングを待ちたいと伝えると、それも可能という事だったので自然のタイミングを待つ事に。しかし、次の検診時に「自然のタイミングは待たず、計画分娩にしてください。」と言われ「!?」となる私。なんでも、計画分娩にせず自然に陣痛を待つと、陣痛が起き病院に向かったタイミングで担当医がいなかった場合、待合室で待たされる可能性があるとの事。(えぇ?!)麻酔を打つタイミングは子宮口が4~5cmになった時に打つらしいのですが、担当医がおらず待つ事になり、その間に子宮口が5cm以上開いてしまった場合には無痛分娩を行う事はできず、自然分娩に切り替えるとの事。また、麻酔科常駐の病院だったのでこの産院に決めたところがあるが、まさかの平日の昼間しか常駐していないことが発覚。平日の昼間以外に陣痛が起きた場合、麻酔科の医師ではなく産科の先生が麻酔を打つことになるらしく、もちろん産科の先生でも麻酔は打てるが、せっかく麻酔科の医師がいる病院を選んだのだから、計画分娩にして平日の昼間に出産しようね、と言われる。こちらの産院、個人病院にしてはとても立派で人気の産院なんです。日々同じような説明を何回も何回もしてるからでしょうか?産む3週間前にこんな大事な事を言ってくるなんて!!!!!そういう病院側のルールははじめに言っといてくれよぉ!!なんでもうキャンセルとかできないこの時期に言うんだよぉ!!自然分娩だろうが無痛分娩だろうが、出産ってやっぱり、産むまでも産んでからも思い通りにいかないとうかドラマチックというか…。■計画分娩を調べてみたら…ヤバイ事実が発覚!結局出産予定日の2日前に計画分娩をする事に決めましたが、もともと計画分娩をする気はなかったので、改めてどうやって陣痛を起こすのかなどを調べてみたら…、一気に怖くなりました。子宮口をじわじわと開けてくバルーン → 痛いって噂…陣痛促進剤 → 超痛いって噂…しかも、計画分娩の前日の午後に入院しバルーンを入れ、そのまま翌朝まで待機との事。付き添いの家族は夫であっても夜の9時には病院から出なくてはならず、翌朝の8時まで面会できないと言うじゃないですか!夜9時~朝の8時までの一人ぼっちでいる間に陣痛が起こり、あっという間に痛みが頂点に達したらどうしてくれるのか!?!?!? 前回の出産だって夫がいてくれたから頑張れたものを、夫もいなくてどう頑張れというのか…!? 今から産院をキャンセルすることもできないし、入院当日、夫が車で病院まで送ってくれる道中、半泣き状態でひたすらグチを言っていたのでした。次に続きます。
2020年10月12日陣痛の痛さについてはいろいろな表現で聞いたことがありました。けれど初めての出産ですから、はっきりとはイメージができません。ただ、初産は12時間以上かかることが多いと助産師さんから聞かされていたので、長時間頑張ろうと決意はしていました。しかし実際には、思っていたとおりにはならなかった出産体験をお伝えいたします。 まさかの出産前に入院出産予定日を過ぎても陣痛が起こらず、血圧が高くなってしまいました。妊娠40週3日、産婦人科を受診すると妊娠高血圧症候群の診断はありませんでしたが、即日入院になりました。 帝王切開も視野に入れなければならないとのことで、手術の同意書にサインもしました。診察を受けて、荷物を取りに帰って、入院という流れです。不安を感じる間もなく、バタバタと1日が過ぎていきました。おかげで深く考え込むこともなく、子どもと私が元気なのが一番大切だと気持ちを切り替えられました。 内診後に生理痛のような痛みが…翌日、入院2日目の午前中に内診を受け、その後は仕事が休みだった夫と部屋で過ごしていました。そして昼食をすませたあと、重い生理痛のような違和感がありました。ナースコールでそのことを伝えると、内診のあとはそういうこともあるとのこと。 しかし、その後も痛みの波が襲ってきては去っていくというのを繰り返したのです。その痛みが去ると一瞬寝てしまっていました。夫によると、一瞬寝ている間にいびきをかいていたとのことでした。 分娩台に上がってから10分で出産!初めのナースコールから3時間半、さすがにおかしいと再びナースコールをすると、今度は助産師さんが飛んできて、「お産が進んでいるので分娩室に移動します!」と言われて分娩室に移動となりました。姿勢を整えたり、点滴用の針を腕に刺されたり助産師さんも私の周りで動き回っていました。 そして「息を止めないで!」との助産師さんの言葉で出産! 分娩台に上がってからわずか10分、初めのナースコールから4時間で出産をしたのです。医者からはやや出血は多いものの、よいお産だと言われました。 未知の痛みを乗り越えようと気構えていたので、拍子抜けしてしまいました。それでも、おなかを痛めて産んだわが子という表現をする女性の気持ちがわかるようにはなりました。思い描いていた出産とはだいぶ違ってしまいましたが、親子ともども元気に毎日を過ごせている今となっては良い思い出です。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ◆関連動画出産ドキュメンタリー 監修/助産師REIKO著者:小原水月1児の母。管理栄養士免許取得。「健康が人生をわくわくさせる」をモットーに食と健康の分野でライターとして活動中。高齢出産後、生まれ育った都心を離れ夫の実家がある地方都市へ移住。義母と同居。
2020年10月07日妊娠初期からつわりが軽く、食欲旺盛で体調不良がほとんどなかった私。妊娠前と変わらず元気に過ごしていた体に異変が起こったのは、産休に入る直前、妊娠34週のことでした。妊娠高血圧症候群と診断されてまもなく短期間で急激に体調が悪化し、妊婦健診からそのまま緊急入院となりました。予期せぬ誘発分娩の結果、トータルで2週間も入院することになった私の体験談をお伝えします。 順調だった妊婦生活今振り返ると「油断していた」と言えるのですが、私の妊婦生活は順調そのものでした。妊娠初期こそ吐き気や食欲不振などがあったものの、周りから聞いていたような「何を食べても吐く」「水すら飲めない」といったつらいつわりはなかったのです。 安定期に入ってから食欲が回復し、その後はさっぱりとしたフルーツや冷たい麺類を好むといった変化があった程度。妊娠前と同様に仕事も家事も続けられていたので、「本当に妊娠しているんだよね?」と人から確認されるほど元気に過ごしていました。 思いがけない妊娠高血圧症候群の診断ところが、妊娠34週目ころから血圧がやや上昇し、医師から足や顔のむくみを指摘されるように。ただその時点では「疲れたら休むように」というお話のみであったため、特に心配してはいませんでした。しかし、週を追うごとに症状は悪化し、妊娠37週目の健診で妊娠高血圧症候群の診断が下されたのです。 血圧が前の週から急激に上がり、尿蛋白も高い結果が出ていました。体重は一気に3kg増加。「入院しないのであれば一切の家事をやめ、何もせず横になる生活をしてください」と指示が。その日は自宅に帰り、文字通り寝たきり生活を1週間続けたのですが症状が改善せず、妊娠38週目の健診が終わるとそのまま入院することになりました。 入院して誘発分娩へ病院で安静を続け、危険なほどの高血圧からは脱しましたが、医師から「母子ともに体力のあるうちに分娩に踏み切ったほうが良い」と判断が下され、妊娠39週1日で陣痛促進剤を使用することになりました。朝食後から錠剤を飲み始めましたが、すぐに陣痛が来ることは少ないと言われていたので当時は実感がない状態でした。 しかし、昼食を食べ終わり2錠目の錠剤を飲んでまもなく強い生理痛のようなの痛みがあり、ナースコールを押すと「陣痛が来ていますね」と言われました。そして陣痛は1分間隔となり、午後4時には元気な赤ちゃんが生まれていました。 多量出血で入院が長引く初産にも関わらず2時間という短時間で赤ちゃんを産んだ私でしたが、胎盤が自然に排出されず、とても苦しい後産の処理が待っていました。医師や助産師総出で懸命に処置をしてくれるのですが出血がなかなか止まらず、最終的な出血量は1,700mlと多量。あとに聞かされたことですが「あのまま出血が止まらなければ子宮を摘出しなければいけなかった」そうです。 急な事態だったため、立ち会いを予定していた夫や見舞いに来る予定だった実母など誰も病院に来られず、ひとりで処置を受けていた時間はとても心細くつらいものでした。体の回復も遅れ、退院できたのは出産から7日後、2週間の入院期間はとても長く感じられたのを今でも覚えています。 妊娠期間中は元気に楽しく過ごしていたため、最後にこんなトラブルが待っていたなんて想像もしていませんでした。お産は何が起こるかわからない、絶対はないと言うことを身をもって痛感しました。次にもし妊娠をすることがあったら、経過が順調でも決して油断することなく、しっかりと体調管理をしたうえで出産に臨みたいと思います。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト/sawawa監修/助産師REIKO著者:木下りん0歳男児の母。東京と長野を行き来する生活。お出かけ大好きな息子とのお散歩が日課。
2020年10月06日Instagramで育児絵日記が人気の2児ママ、かままさん(@kamama36)。かままさんの妊娠から出産までのエピソード、第9話。 里帰り出産をする産院は、妊娠15週までに受診が必要……。そこで塩対応の担当医、通称しおみんに相談し、分娩予約のために帰省することになりました。そこで待ち受けていたのは……!? 出産する病院は絶対個室がいい!施設もキレイで、食事も豪華で……。 その条件に合う病院を探し、新幹線で帰省して分娩予約をしに行くと、そこにはさらに、笑顔キラキラの院長先生が……!!! 「よっしゃー!!!この出産、もらったぁぁあ!!!やさしやさしそうー!キレなさそうー!」 普段、超塩対応のしおみんに慣れ過ぎて、どんな先生でも仏にしか見えない、しおみんマジックに、どっぷりかかっちゃってます(笑)! <つづく> 監修/助産師REIKO著者:イラストレーター かまま
2020年10月02日出産予定日よりも10日早く破水して、夜遅くに産院へ。しかし産院が満床で、それから2日間、病室に入ることができませんでした。どうしてそんなことになったのか、私の出産体験をお伝えしたいと思います。 破水したのに病室がいっぱい!その日、出産予定日よりも早く破水してしまった私は、入院準備を整えて産院に向かいました。到着したのは夜の10時くらい。破水とはいっても高位破水だったため、チョロチョロと羊水が出ている程度で、それほど切羽詰まっていませんでした。 でも、産院に行ったら、夜遅い時間にもかかわらず待合いスペースには人がたくさんいてざわざわと落ち着かない雰囲気。私はそのまま入院するつもりでいたのですが、なぜか助産師さんに連れていかれたのは簡易ベッドのある小さな部屋。あとから聞いた話によると不妊治療などなんらかの処置をおこなうための場所らしく、ちゃんと個室になっていて枕元にはナースコールもありました。 診察の結果、破水をしているのは間違いないということで、そのまま陣痛がくるのを待つことになりました。助産師さんからは「今、病室のベッドが満床なんです。申し訳ないけれど、今夜はここで横になっていてください」と言われ、わけがわからないまま、そこで一晩過ごしました。 原因は「スーパームーン」だった!?結局、一晩たっても陣痛がくる気配はなく、翌日は朝から陣痛誘発剤を使って出産をすることになりました。助産師さんにLDRがあるスペースに案内してもらうと、そこには至るところに出産待ちをしている妊婦さんの姿が。私が陣痛誘発剤を投与している間も隣の分娩室からはひっきりなしに赤ちゃんの産声が聞こえてきます。 そのときになって、ようやく病室に入れなかった謎が解けました。助産師さんによると「昨夜は一晩で12人もの妊婦さんが産気づいて産院にきたんですよ。科学的根拠はないのですが、スーパームーンだったからかもしれません。この産院ではこんなに出産が重なることはほとんどなくて、病室が足りなくなってしまったんです。ごめんなさいね」とのことでした。 科学的根拠はないものの、「満月の日には出産が多い」と昔から言われています。月の引力によって海が満ち引きをするように、人間の体内にある水分、妊婦さんの場合は羊水が影響を受けているのではないかと考えられているそうです。こんなにも出産が重なったのはそのためなのでしょうか。 私が出産した病院は本来、LDRで陣痛から出産までを過ごせるのですが、その日は分娩がひっきりなしだったので、陣痛誘発剤を投与しながら場所を何度か移動し、分娩間近になって分娩室に移り、そこで出産となりました。 本来ならその後、病室に移動するのでしょうが、前日と同様に満床だったこと、さらに私が産後の貧血がひどくて起き上がることが難しかったため、その日はそのまま助産師さんの目が届きやすい分娩室で一晩明かすことに。次の朝になってやっと病室に空きが出て、病室に入ることができたのでした。 私はスーパームーンだったことなどつゆ知らず。しかし、私自身もその影響を受けて破水をしたのかもしれないと考えると、人体と宇宙と生命の不思議を感じずにはいられませんでした。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト/sawawa監修/助産師REIKO著者:高橋じゅんこ一児の男の子を育てるワーキングマザー。病気ネタやママ友ネタなど、ペンネームでリアルな体験談を執筆中。
2020年09月29日私はこれまで2人の子どもを出産していますが、それぞれ異なる病院で産んでいます。実際に体験してみると、病院の方針により分娩時や入院中の過ごし方がかなり違っていました。私が感じたその違いを、大きく3点にまとめてお伝えします。 出産は分娩台? それとも畳敷きの部屋?私が初めて出産したのはフリースタイル出産を推奨する病院で、薄暗いライティングの畳敷きの部屋でした。自由な体勢をとることができますが、私はあまり思いつかず、助産師さんおすすめの大きなクッションに上半身の体重を預ける四つん這いの姿勢で出産しました。2人目は明るい照明のもとでの分娩台。姿勢が固定され、腰に硬い質感の座面が当たって痛かったのですが、「ここを握っていきんで!」など指示が明確だったので、悩むことなくお産に臨めました。 母子同室で過ごす? 別室で休む?1人目を出産した病院は、母子同室が基本方針でした。長女は2,500gに少しだけ足りない低出生体重児だったため、生まれてから6時間くらいは保育器に入ったのですが、その後は退院するまで母子同室。シャワーのときは助産師さんが預かってくれました。2人目を産んだ病院は、産後1日目の午前中から母子同室。シャワー時や夜は赤ちゃんを預かる方針で、体をゆっくり休めることができました。しかしながら、産んだのが朝5時台だったので赤ちゃんを抱けるまでに24時間以上あり、「早く会いたい! 連れて来て!」という気持ちが募ってしまいました。 最初に飲ませるのは母乳? 育児用ミルク?私は赤ちゃんが健康に育つなら、個人的には母乳でも育児用ミルクでもどちらでもOKだと思っています。1人目の病院は母乳育児に力を入れており、分泌しなくてもお母さんの乳首をすぐ口に含ませたほうが良いという考えで、カンガルーケア(早期母子接触)を重視。基本的に育児用ミルクは足さず、頻回に授乳することで母乳の生産を促しました。2人目の病院は母体がしっかり休まらなければ乳汁も作られないので、まず丸一日は育児用ミルクを飲ませて母子別室で過ごしてもらうという方針でした。 方針が異なる病院で出産することで、自分がどんなふうに出産や子育てをしたいのかをより深く考えるきっかけになりました。また、子育てに明確な正解はないのだと改めて感じています。さまざまな視点のなかから自分にとってしっくりくるものを模索しつつ、育児を楽しみたいと思います! ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ◆関連動画出産ドキュメンタリー 監修/助産師REIKO著者:柴崎諒子2016年2月長女、2019年2月次女を出産。元雑誌編集部勤務で、企画・編集・営業・ライターを経験。現在は仕事をセーブしつつ子育て優先。妊娠・出産・子育てに関する記事を中心に執筆している。
2020年09月25日陣痛開始から20時間、子宮口が全開大になり、助産師さんの合図と共に力いっぱいいきみました。すると、もうろうとする意識の中で顔全体にシュワシュワと炭酸水をかけられたような感覚が……。陣痛に耐え、出産後の私の体に起こった体験談をお話しします。 分娩台で顔に感じた“シュワシュワ”令和元年・秋に自然分娩にて長女を出産しました。21時間の陣痛のすえにわが子と感動の対面を果たし、産後は熟睡した私。翌日両親が面会にきてくれたのですが、私の顔を見るやいなや実母がびっくり仰天! 何事かと鏡を見ると、そこには白目が真っ赤に充血し、目の周りにそばかすのような赤い点々が出現して、変わり果てた私の顔が……。 医師に相談すると、「いきんだときに顔の毛細血管が切れたのでしょう」とのこと。言われてみれば、いきんでいるときに顔にまるで炭酸水をかけたようなシュワシュワとした感覚があったことを鮮明に覚えていました。 夜、ベッドに入ったときも体が熱っぽかった一方で、顔には“シュワシュワ”の感覚が残っており、気持ちいいとさえ思っていたのです。こんなことになるなんてとショックを隠し切れない産後1日目でした。 内出血に眼圧上昇…陣痛による後遺症助産師さんから分娩時のアドバイスとして「いきむときに目を閉じてしまうと力が入らないだけでなく、目元に力が入りすぎて顔の毛細血管が切れることがあるから気を付けて」と伺っていました。 要するに内出血するとどういうことになるのかまったく想像がつかないまま、いきむときはしっかりと目を見開いて、口を固く結んでいきんだ私。ところが努力むなしく眼球と目の周りの毛細血管は切れてしまい、おまけに目を見開きすぎていたせいで眼圧まで上がってしまい、まばたきをすると常に目に違和感がありました。 入院中、ほとんどのママさんはすっぴんのまま授乳指導や産後健診を受けていましたが、人目を気にするあまり毎日ファンデーションを厚塗りして過ごしていた私でした。 真っ赤な瞳、実は私が生まれたときも…鏡を見るたびに落ち込み、うつむく私に気が付いた助産師さんたちからは「時間と共に治ります」「痛い陣痛に耐えた証拠よ」と励まされ、少しずつ気持ちを持ち直していきました。まばたきの違和感や充血があっても、視力そのものに差し支えることはなかったため、生活への影響が最小限で済んだことも救いだったかもしれません。実母から聞いたエピソードですが、私自身が生まれたとき、私の瞳の周りには赤く輪っかのような充血があったそうです。何か先天的な異常ではないかと実母は焦ったそうですが、「赤ちゃんは狭い産道を力いっぱい通ってきますから」と説明を受けたそう。30年後、私自身が出産するときに再び目が出血するなんてと母と笑い合いました。 眼圧は産後1週間ほど、充血した目は産後1カ月ほどで落ち着きました。そのときの写真はあまり多くはありませんが、どの写真も私の目は赤いものばかり。炭酸飲料をコップにシュワシュワと注いでいると思わず分娩台を思い出してしまう私ですが、壮絶な陣痛に耐えて産んだ娘と共に、楽しみながら育児に励もうと思います。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO著者:こさい れい0歳女児の母。元テレビ番組ディレクター。フランスで育った自身の経験をもとに海外生活、旅行、子育てについて執筆している。
2020年09月13日■無痛分娩で産むことを決意! 母に報告すると…和痛分娩なら通常の出産にプラス10万程度で行える事を知った私は、この方法で第2子を産むことに決めました。第1子を産んだ時の壮絶さを目の前で見ていた夫は「10万であの痛みから逃れられるなら安い位だよ! やりなやりな!」と快諾してくれ、分娩室の前で獣のように叫んでいた私の声を聞いていた私の親も、もちろん賛成しくれ…と言いたいところですが、そうは上手くはいきませんでした。無痛分娩で出産する事を実母に伝えると、まさかの「反対」の声が返ってきました。なぜ反対かと聞くと、その時期無痛分娩関連の事故が多く、テレビで沢山報道されていたのを見て怖くなったとのこと。確かにこの時期は無痛分娩関連のニュースが度々流れていました。痛みを消す代わりに娘と孫が消えちゃ困ると思う母心(婆心でもある)はよく分かる。でもその次に出てきた「お腹を痛めてこそ愛情が芽生えるってもんだよ」という言葉が引っかかってしまい…んーーーーーな訳ないでしょぉぉぉ??じゃぁ帝王切開はどうなるんですか?養子縁組はどうなるんですか??そもそも私第一子の時疲れ過ぎて生まれてすぐは可愛いと思えなかったんですけど?? お腹はハチャメチャに痛めたけど。痛め過ぎて可愛く思えなかった人間がここにいますけどーーーーーー!?そんで実母よ、3人の子ども(私は3人兄妹です)を産む時、本当に苦しいお産だったってよく言ってたじゃん!?!?!?!?そんな体験した母がそれ言うーーー!? 言っちゃうーーーー!?私を産んだ時なんて恥骨がバキバキ鳴ってた(恥骨結合離開)んでしょ!?しまいには「無痛分娩にしたからこそ亡くなる人だっているんだよ」という言葉に、「自然分娩だって絶対死なない訳じゃないでしょーが! 自然分娩だろうが無痛分娩だろうが、妊娠した時点でみんな命張ってんだよ!!!」と出産の仕方で母と大喧嘩するハメに。最終的には母が折れましたが、まさか産む方法を変えるだけでこんな喧嘩に発展するとは思いもしませんでした。さらに問題はこれだけではありませんでした。続きます。
2020年09月12日この記事では、出産時に子宮口が開かない場合の対処法について助産師のREIKOさんが解説しています。状況によって陣痛促進剤を使用したり、帝王切開になることもありますが、ママ自身がおこなえる対処法を紹介します。 お産が進むと子宮口が徐々に開いていきますが、妊婦さんにより個人差があり、なかなか開かないことがあります。今回は、子宮口が開かない原因と開かないときの対処法、また妊娠中におこなっておきたい対策をお伝えします。 子宮口が開かない原因子宮口がスムーズに開かないと、分娩には至りません。初産婦さんで30時間以上、経産婦さんで15時間以上経過しても赤ちゃんが生まれない場合、「遷延分娩(せんえんぶんべん)」と判断され、母児ともに悪影響が及ぶことがあります。そのため遷延分娩と判断された場合、状況によって帝王切開になることもあります。 子宮口がスムーズに開かない要因はさまざまあります。●微弱陣痛●逆子・回旋異常●軟産道強靭など さらにこれらの要因もさまざまあり、複数の要因が関連して生じていることも多くあります。 子宮口がなかなか開かないときの対処法子宮口の開きがスムーズでない場合、その原因に合わせて対処していくことが必要です。状況によって、陣痛促進剤を使用したり、帝王切開になることもあります。ここではママ自身がおこなえる対処法について紹介します。 ●休息と食事長くつらい陣痛に向き合っていると、なかなか休めず食事もとれないということもあるかもしれません。ですが、疲労やエネルギー不足は微弱陣痛の原因にもなります。陣痛と陣痛の合間に休んだり、食べられる物を食べるなどして陣痛を乗り切りましょう。 ●じっとしているのもNG痛みがあるとあまり動きたくないと思ってしまいませんか? 可能であれば歩いたり、入浴したりすることでお産が進むことがあります。 ●体を温める体を温めることで血行もよくなり、リラックス効果も得られます。入浴、足湯、腰を温めるなど、体を温めるのもおすすめです。 ●リラックスお産するうえで、なかなかうまくできないのがリラックスです。お産が進むにつれ、体に力が入ってしまうかもしれません。ですが、子宮口が全開大するまでは、なるべくリラックスするようにしましょう。ラクな姿勢をとったり、呼吸法をおこなったり、好きな音楽を聴いたり、場合によってはアロマを活用しても。陣痛中の過ごし方については、産院によってNGの事柄もありますので、事前に確認しておくと安心ですね。 妊娠中におこなっておきたい対策法 ●体重管理妊娠中に体重が増えすぎたり、もともと肥満体型であったりすると、微弱陣痛などのさまざまな合併症を引き起こす危険性があります。妊娠中は脂っこい食べ物などを控える、無理のない範囲で体を動かすと同時に、不足しがちな鉄分やカルシウムを積極的に取り入れましょう。 ●適度な運動で体力アップ!妊娠中に激しい運動は禁物ですが、適度な運動は体力維持やストレス解消にも効果的だと言われています。臨月になったらウォーキングなどの有酸素運動に取り組みましょう。 ●イメージトレーニング特に初産婦さんの場合、分娩中に痛みや恐怖から、過緊張に陥ってしまう場合があります。妊娠中に分娩の進み方をよく理解しておき、日ごろからイメージトレーニングをおこないましょう。 また、緊張したときにはゆっくり息を吸って吐く、いわゆる呼吸法の練習もしておくといいでしょう。呼吸法にはさまざまな手法がありますが、陣痛のタイミングに合わせてしっかり息を吐くことを意識しましょう。 ママたちの体験談 出産予定日より5日遅れの出産でした。陣痛も器械では波が出てるのにまったく痛みを感じず微弱陣痛でした。妊娠して16kgも太ってしまって、怒られてるくせにろくに運動もしなかったのが微弱陣痛の原因だと思っています。微弱陣痛のデメリットは陣痛が長時間になるのと、子宮口が開くのが遅いということで、私も結局、丸一日陣痛に耐えました。後半の陣痛のしんどさのおかげで出産自体は意地でも早く終わらせてやる!!と意気込んで3回のいきみで産みました。やはり自分のためにも太らないようにするのと、妊婦だからといって大人しく1日過ごさないようにすることを学びました。(ほのかりんママ さん) 初産ということもあり、陣痛とともになかなか進まないのが子宮口の開きでした。朝の健診のときも2~3cmと言われていて、入院したときにもまだ3cm、徐々に痛みの間隔が狭まって内診にいっても5cm程度、分娩台にあがるときも6cmと、なかなか子宮口が開いてくれませんでした。陣痛と闘いながらの病室と内診室の往復がつらかったのを覚えています。なかなか進まない陣痛にしびれを切らしたのは夫で、お産を進める働きがある足首の三陰交というツボを押してくれていました。ツボを押されると陣痛は強まっていくような感覚がありました!(中略)それからはしばらくすると子宮口は全開大に。人工的に破水をし、30分ほどで長女が誕生しました。出産からからまもなく6年が経ちますが、突然の入院となかなか進まない陣痛、分娩間際の気の抜けちゃうようなエピソードはまだまだ鮮明な記憶です。(あきひめいちごさん) 出産予定日の2週間前、定期健診での診察後、「じゃあ、また来週来てね」とお医者様に言われました。この時点では、まだ生まれそうにないのかなと思いながら病院を出ました。程よく疲労し帰宅すると、妊娠中の寝不足も相まってそのまま昼寝。次に目覚めたのは夏だというのにとっぷり日も暮れた時間でした。そして、おなかに波のある痛み!? 夫が帰宅するころには10分間隔になり、産院に電話しました。初産だったため、「ゆっくりでいいですよ」と電話越しの助産師さん。しかし、陣痛は順調に短くなり、すぐに10分以内に。ここでようやく車で片道20分の産院へ向かったのでした。病院に着くと、すぐに陣痛室で内診。「今3cm、これはお産に進みます。平均で15時間くらいですね」と助産師さん。そのとき、おなかの中で「パァンッ!」とはじける感触。破水です。ここから急にお産が進み、耐えられない痛みに。「これが10時間以上?」と絶望とも言える感情を抱いた瞬間「はい、足開いて! はい、いきんで!」「え? え? え?」……結果、3時間程度のスピード出産でした。出産には糖分と体力が必要。何気なく食べたパフェに直前の昼寝は必然だったのかなと自分に感心したできごとでした。(半田あきらさん) 子宮口がなかなか開かないと焦ったり不安になったりしてしまうかもしれません。できるだけ落ち着いてリラックスして臨めるよう、妊娠中に出産の流れをイメージトレーニングしておくといいですね。また、妊娠中に適度な運動を取り入れて体力をつけておくことも大切です。 監修者・著者:助産師 REIKO医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2020年09月09日長女を無痛分娩で出産する予定でした。しかし、麻酔中のトラブルで、途中から自然分娩に切り替わることに。さらに、出産後直後から激しい頭痛が起こり、私は起き上がれない状態になってしまいました。低髄圧症候群と診断され、産後1週間寝たきりになってしまった体験談です。 無痛分娩、陣痛から入院までお兄ちゃんの立ち合いを希望していたので、長女は無痛分娩の予定でした。陣痛が始まってから麻酔をする計画で、医師からは陣痛の間隔が10分になったら病院に連絡をとの指示。 その後、妊娠38週2日の深夜0時過ぎに前駆陣痛が始まり、1時間ほどで10分間隔になったので病院へ! すぐに分娩室に入り、麻酔が始まったのでした。 麻酔をかけ始めてから…まずい!麻酔をかけ始めてすぐに陣痛を感じなくなり、こんなにラクなのかとうれしくなりました。夫と笑顔で会話する余裕ぶり。すると、ふわふわと夢の中にいるような感じになってきたのです。あぁ、目をつぶったらこのまま気持ちよく眠れそうだ……と思ったそのとき、まずい!と我に返ったのです。 看護師である私は、無痛分娩での強い眠気は危険なサインであることを知っていました。冷静になって自分の状態を分析すると、強い眠気、呼吸が自分の意思でできない感じの息苦しさ、鎖骨周辺の感覚がないことに気づいたのです。これは危険だ! 麻酔がかかりすぎている! すぐに先生に伝え、麻酔は中止となりました。 麻酔を中止し普通分娩に麻酔を中止して10分ほどで、眠気などの異常な感覚はなくなりました。それと引き換えに襲ってきたのは陣痛です。それまですっかり忘れていた痛みが再開! 夢見心地の世界から一気に現実に引き戻されたような気分でした。それでも、とにかく頑張るしかない。無我夢中で臨み、1時間ほどで出産。 予定通りにはなりませんでしたが、母子ともに無事でほっとひと息。その反面、お兄ちゃんの立ち会いができず、残念な気持ちになりました。 出産後、まさかの事態にその日の昼食まではトラブルなく過ごすことができました。しかし、少し昼寝をして、起きようとした瞬間、頭を鈍器で思い切り殴られたような痛みが。あまりの痛さに倒れこむ私。 診断は、低髄圧症候群。無痛分娩の麻酔の副作用だと医師から説明を受けました。「麻酔がかかりすぎてしまった。さらに、脊髄液が外に漏れだして頭痛を引き起こしている」とのこと。 寝ているとと大丈夫なのですが、起き上がると強い頭痛に襲われ、トイレにも這って行く始末。食事も寝たまま。もちろん赤ちゃんのお世話もできません。ただただ、寝ているしかできない自分が不甲斐なく、本当につらかったです。何とか10日ほどで症状が改善し、退院することができました。 出産は何が起こってもおかしくありません。私の場合、麻酔がかかりすぎていると感じたときに、すぐに声をあげてよかったなと思っています。後日、対応が遅れたら危険だったと知り、少しでも変だなと感じたら我慢しないことが大切だとこの体験で学びました。そのおかげで子どもの健康状態に対しても気を付けるようになったと思います。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO著者:更田未央子 6歳と2歳の子を持つ母。看護師・保健師・養護教諭1種・FP3級の免許を取得。現在、高校生を対象とした学習塾の講師をしながら、FP2級を目指す。育児・教育・医療・金融・不動産について執筆中。
2020年08月31日私の1人目の子どもは、出生体重が3,400gと大きめの赤ちゃんでした。そして2人目は、出産3日前の健診で3,300~3,600gぐらいだろうと言われていました。「前回と同じぐらいかな」と思っていたところ、いざ産んでみると……!? 私の驚きの出産体験談をご紹介します。 前回と同じようにスピード出産?1人目の出産は、3時間半というスピード出産でした。2人目の今回も、病院に着いて診察すると子宮口が8cm。すぐに分娩台へ移動しました。30分ほどで子宮口が全開大し、「赤ちゃんが出た!?」と思った瞬間、思いもよらぬことが起きたのです。 どうやら赤ちゃんの肩が出ず、止まってしまったようでした。私は「そんなことある!?」とプチパニックに。さらにその状態で、これまで絶え間なくきていた陣痛もストップ……。そのとき、先生が動きました。 いざ産んでみたら、4,018gのビッグベビー!「乗るね!」と私にひと言かけ、先生が私のおなかの上に乗りました。私は衝撃を受けましたが、最後の力を振り絞っていきみます。そして、3回ほどいきみを繰り返して、ようやく赤ちゃんが誕生したのでした。 赤ちゃんの出生体重は、なんと4,018g! はじめは分娩室で聞こえてきたその数字が、出生体重だと気付きませんでした。ベテランの助産師さんにも、最近はなかなかいないと感心されてしまったほどです。 ハラハラもしたけど、元気に生まれてくれた!対面したわが子は、新生児らしからぬムチムチボディ。泣き声もとても大きく、元気いっぱいでした。結果的に、自然と会陰が少し切れてしまったり、最後の最後でハラハラしたりもしましたが、3時間もかからなかったこともあり、思い返すと安産だったのではないかと思っています。 やはり、ひと筋縄ではいかないのが出産ですね。2人目の出産ということで初産よりは慣れていたものの、4,000g超えの赤ちゃんを産むのはひと苦労でした。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO ◆関連動画出産ドキュメンタリー 著者:小林夏希4歳と1歳の二児の母。フリーライターとして育児・インテリア・住宅関係の媒体を中心に記事執筆をおこなう。
2020年08月31日2人目を妊娠し、妊娠39週のとき「経産婦だからもういつ生まれてもおかしくない」と言われていました。しかし自宅から実家が徒歩5分と近所だったので、安心しきっていたのです⋯⋯。 実家まで徒歩5分私の実家は自宅から徒歩5分で行くことができる距離でした。自宅から実家までの距離がとても近かったので、2人目を妊娠しているときも長女と歩いてよく実家に行っていたのですが、当時2才だった長女はまだまだ甘えたい盛り。途中で歩かなくなり、私に「抱っこして!」と言うことも多く、臨月でも抱っこをしてあげながら実家に行っていました。 破水した日も実家へ…そんなある日、私は夫と喧嘩をして自宅にいたくないと思い、長女と実家に行ってテレビを見ていました。その日は妊婦健診の日で、お医者様に「もうだいぶ下に降りてきてるし、いつ生まれてもおかしくない。妊娠39週目なので、今日生まれてもおかしくないね」と言われていたのですが、まだ大丈夫だと思っていました。 でも、なんだか違和感がありトイレへ行ったとき、破水していることに気付きました。 すぐに産婦人科に行くことに!血混じりの水のようなものが出てきてさすがに焦ったのですが、陣痛のような痛みはなかったため冷静に夫に電話しました。そうすると、喧嘩をして自宅に残っていた夫も私が破水した話を聞いて焦ってしまい、すぐに駆けつけてくれました。 そして、夫と2人で状況を産婦人科に説明したところ、すぐに来てほしいと言われ夜8時半に産婦人科で診てもらうことになりました。 すでに子宮口7cm!産婦人科に着いてすぐ分娩台に来てくださいと言われ、見てもらったところ、「すでに子宮口が7cm開いている」と言われました。しかし、まだ陣痛らしい痛みもなく、夫と「今日生まれるのかな?」と分娩台で話しながら過ごしていました。産婦人科に着いて約1時間後少しずつ痛み出し、「あ、これだ」と陣痛に気付きました。 病院到着2時間後には痛みが少しずつ強くなっていき、「そろそろかな」とお医者様に言われたときに強い痛みが来て、2回ほどいきんだらスルッと赤ちゃんが生まれました。 破水をしたとき、子宮口が7cm開いていると告げられたときも、まったく痛みはありませんでした。距離が近いとはいえ、もし実家ではなく別のお出かけ先だったらもっと大変なことになっていたと思います。臨月のときはもっと注意しなくてはいけないなと感じました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ◆関連動画出産ドキュメンタリー イラスト/(c)chicchimama監修/助産師REIKO著者:永田真結4歳の長女、2歳の長男、0歳の次女を持つ母。自身の妊娠、出産、育児に関する体験談を中心に記事を執筆している。
2020年08月30日わが家には3人の子どもがおり、そのうち2人は吸引分娩で生まれました。生まれたわが子を改めて抱いたとき、その頭の形のイビツさに驚き、心配になったのをよく覚えています……。 微弱陣痛で吸引分娩に私は陣痛が弱く、なかなか赤ちゃんが出てこられない状況だったので、3人の子どものうち2人は吸引分娩で誕生しました。 そのときはもう考える余裕などなく、吸引だろうが何だろうがとにかく早く出してあげて!という気持ちだったのですが、産後少し落ち着いて改めてわが子を抱いてみると、頭にしっかり吸引の痕が残り、形もイビツになっていたのです。 第二子よりも第三子のほうがひどく、引っ張られた部分が真っ赤なたんこぶのようになっており、その痛々しい姿に涙が出そうになったのを今でも覚えています。 自分を責めた入院中入院中は、そんな痛々しい頭を見るたびに「私の産む力が弱いからこんなことに……」と、申し訳ない気持ちになりました。しかしそんな気持ちを察したのか、とある看護師さんが「この頭、気になっちゃうしかわいそうだなって思っちゃうけど、少しずつきれいになくなっていくから大丈夫よ。ママと赤ちゃんが一緒に頑張った証だからね」と言ってくれて、すごく安心しました。 産後ナーバスになりやすいこともわかっていたので、「今はそういう気分になっちゃうときだから仕方ない!」と、自分で気持ちを切り替えることもできました。 その後頭の形はどう変化?無事退院して家で過ごしていると、看護師さんに言われたとおり少しずつ頭の形はきれいになっていきました。そして生後1カ月経ったころには、ほとんど気にならないように。 特別何かケアすることもありませんでしたが、「あまり強く触らないように」とのことだったので、沐浴のときは気をつけていました。今は3歳と1歳になりましたが、2人ともそのまま元気に大きく育っています。 生まれたばかりのわが子の頭の様子にはびっくりし、心配にもなりましたが、その後何事もなく元気に育ってくれてよかったです。幸い頭の形もきれいになり、吸引分娩の罪悪感もなくなりました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ◆関連動画出産ドキュメンタリー 監修/助産師REIKO著者:ライター 岩崎未来三児(女・女・男)の母。出版社・編集プロダクションの勤務を経たのち、第一子出産を機にフリーランスに。現在は会社役員という肩書きを持ちながらも、ライター・編集者としても活動中。
2020年08月27日かめこさんの「赤ちゃんがやってくる!」第35話。今回が最終回になります。陣痛に耐えていたかめこさん。ついに子宮口全開になり、いきんでOKとの許可が下りて……。ベビーカレンダーご覧のみなさん、こんにちは!2019年8月に女の子を出産し、はじめての育児に日々奮闘中のかめこです。 今回が最終回です。今まで本当にありがとうございました! 第35話は、ようやく入院・出産本番へ!夫の立ち会いのもと、壮絶な痛みに耐えて無事出産したお話です。分娩台へのぼった時にはもう体力の限界と思ったのですが陣痛は容赦なく押し寄せてきて、子宮口8cmのときにはもう息をつく間もなくただただ痛みに耐えることしかできませんでした。そんなとき、けいさんが見かねておなかをさすってくれた(上から押すように)のですが、それが本当に激痛で……!大きな声で怒鳴ってしまい、けいさんを驚かせてしまいました。本当に必死だったんですよ、あのときは……。 分娩台の周りに助産師さんたちがたくさん集まってきて、私は慌ただしくいろいろな器具を付けられ、ここにきてようやくいきんでOKとの許可が下り、痛みに合わせて踏ん張ることに! すると、ぽんっと軽い音がして温かいものが流れ出る感覚があり、ここにきてようやく破水しました!小さな産声をあげて生まれてきた赤ちゃんの顔を見た瞬間、すごくほっとして力が抜けたのを覚えています。その後、裂けたところを縫われたのですが、壮絶な出産の痛みの後で痛覚が鈍っているせいか全然痛くなかったです!(笑)。 出産の疲労が半端なかったせいか縫われている間足の震えがおさまらず……大丈夫か?? 無事に生まれてきてくれた赤ちゃんに心から感謝です!この一瞬で今までの痛みもすべて吹っ飛んでしまいました。 赤ちゃんはやはり眉毛がしっかり濃く、かみの毛もふっさふさの毛深い子でした。遺伝かな? こうして長かった妊娠ライフも終わりを告げ、初めての育児に夫婦そろって奮闘する日々が幕を開けました! 著者:イラストレーター かめこ2019年8月に女の子を出産し、家族が増えて一層賑やかになりました。はじめての育児は分からないことだらけで日々奮闘中です!赤ちゃんが産まれるまでの家族とほのぼの妊娠ライフをブログにて更新しています。
2020年08月26日「自分は自然分娩で出産する」と信じて疑わなかった私。しかし、胎児と母体の安全を優先した結果、急きょ帝王切開で産むことになりました。出産直後は分娩の方法などまったく気にならなかったのですが、日が経つにつれじわじわと悔しさや悲しさが湧き出てきたのでした。 「もったいなかったね」の言葉出産後は休む間もなく慣れない子育てが待ち構えており、1週間の入院中は「傷あとが痛い」「母乳が出ない」「赤ちゃんが泣き止まない」ということで頭がいっぱい。分娩方法のことでくよくよしている暇はありませんでした。 最初に心に引っかかったのは、1カ月健診のときに病院の母乳外来で出会った助産師さんの「太ってないし背も高いのに、帝王切開でもったいなかったね」という言葉。きっと「分娩異常さえなければ傷あとが残らずに済んだのにね」という慰めの言葉だったのだと思うのですが、そのときからモヤモヤが始まりました。 友人の体験談がつらい「帝王切開で残念だった」という気持ちは日に日に大きくなっていきました。難産で出産した友人の話を聞くことが特につらく、「自分は出産まで72時間もかかった。さっさと帝王切開で産んでしまいたかった」という言葉を聞いたときは、まるで自分が手抜きをしたような気がして引け目を感じました。 手術で切ったおなかの傷口は約10cmでしたが、出産の話題で聞かれてそう答えると、「自分は会陰切開だったけどもっと切った」と言われて落ち込んだこともあります。 自分だけじゃない2人目も帝王切開で出産したこともあり、5年ほどモヤモヤした気持ちと付き合ってきました。ある日、帝王切開ママの集まりがあると知り、参加させてもらうことに。そこには私と同じように悩むママがたくさんおり、それぞれの病院での出来事や出産後の体験談などいろいろな話を聞くことができました。 「自分だけじゃないんだ」「悔しい・悲しいという気持ちを人に伝えていいんだ」と思えたことで、とても気がラクになりました。 くよくよしていたせいで、ちょっとした言葉に過敏になっていたように思います。出産は十人十色。どんな出産だって大変だし、どんな分娩方法だって胸を張っていていいんだと今では考えられるようになりました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO 著者:沢田真紀子自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2020年08月24日現在、新型コロナウイルスの感染予防の観点から母親学級を休止していたり、立ち会い出産や面会の制限をしていたりする産院も多くあります。出産を控えている方のなかには、ひとりでの出産に不安を感じている方もいらっしゃることと思います。人は未知の事柄に対して不安を感じやすいものです。 そんな不安を少しでも軽減できるよう、またママと赤ちゃん、そしてそのご家族の安心・安全のために現場の最前線で戦ってくれている産院の医師やスタッフのみなさんの力になれればと思い、ベビーカレンダーでは「出産時の呼吸法&赤ちゃんの様子」という動画を作成しました。 実際の分娩経過に合わせて赤ちゃんの様子と呼吸法を助産師が解説 ベビーカレンダーが公開している実際の通常分娩の動画に合わせて、助産師が分娩経過や赤ちゃんの様子、ラマーズ法に基づいた呼吸法を解説しています。 ■分娩経過子宮口の開大度やそのときの産婦さんの様子、立ち会う方のサポート方法について解説しています。 ■赤ちゃんの様子狭い産道を赤ちゃんは体を回転させておりてきます。その様子をわかりやすくイラストで解説しています。 ■呼吸法分娩経過に合わせた呼吸法を文字だけでなくイラストや音声で解説しています。妊娠中に呼吸法の練習をしておくと安心です。呼吸法の練習の際は、分娩の経過や赤ちゃんの様子をイメージしながらおこなうとよいとされていますが、なかなかイメージできない、特に出産経験のない初産婦さんにとっては、この動画が役立つのではないかと思います。 呼吸法は、陣痛の痛みや恐怖心の緩和に役立ちます。実際の場面でうまく呼吸法がおこなえなくても、助産師がサポートしますので大丈夫! コロナ禍での出産は不安も多いかと思いますが、みなさんが笑顔で新しい命の誕生の時を迎えられますように。 ◆関連動画出産ドキュメンタリー
2020年08月17日かめこさんの「赤ちゃんがやってくる!」第34話。産院から家に帰されてしまったかめこさん。ところが、陣痛はますます強くなり…?!ベビーカレンダーご覧のみなさん、こんにちは!2019年8月に女の子を出産し、はじめての育児に日々奮闘中のかめこです。 第34話は、痛みの中産院に着いたけれど……陣痛の痛みを耐えながら、家に帰ったお話です。 一旦家に帰ることになったのはいいのですが、車に乗り込むころには陣痛がかなり強くなり歩くのもしんどくなってきていました。 そんな中、帰る途中に寄ったコンビニのトイレでおしるしが!ですが、私は悩んだ挙句、もしかしたらまた陣痛の痛みも治まるかもしれないとそのままスルーし家に向かうことに……。産院へ引き戻そうかとも思いましたが、戻ってもまた帰されてしまうかもと不安で戻れず、ギリギリまで耐えることにしました……。 陣痛がどんどん強まり、駐車場に着いたはいいけれど自宅の階段を上ることができず(4階なので)車内でうずくまってずっと痛みに耐えていたのですが、陣痛の間隔も1分を切ったころもう限界を感じ「これはもう生まれる!!」と本気で思いました!痛みの中また帰されたらという不安の中、病院に電話することに!おしるしがあったこと、痛みがどんどん強まって間隔も1分を切ったことを伝えると「すぐ来てください」と言われ再び病院に向かうことになりました。本当につらかった……。産院に着くとすぐ内診へ、その時ちょうどけいさんも産院に到着しました。ナイスタイミング!内診で診てもらうと、なんと子宮口は6cmに!あの痛みの中でどんどん開いていっていたようです。そのまま入院となり、分娩室へ向かいました。これから出産という状況でしたが、出産の不安よりも「やっと入院できる!」という安心感のほうが勝っていた気がします。 そして、入院着に着替えて分娩台に上がると、なぜか横にはけいさんが!看護師さんに連れられて流れで分娩室に入ってしまったとのことで、立ち会い希望ではなかったのですがこの時そんなことを言っている余裕もなく……。けいさん立ち会いのもと出産することになってしまいました!!イヤだったのに……。 著者:イラストレーター かめこ2019年8月に女の子を出産し、家族が増えて一層賑やかになりました。はじめての育児は分からないことだらけで日々奮闘中です!赤ちゃんが産まれるまでの家族とほのぼの妊娠ライフをブログにて更新しています。
2020年08月12日初めての出産、切迫早産で自宅安静の日々を経てやっと訪れた出産予定日。しかし、それから数日過ぎても陣痛が訪れないので、ついに陣痛促進剤の使用が決定! 思いがけないことが気になった私の出産話を聞いてください。 出産予定日+6日で陣痛促進剤決定切迫早産で約1カ月間自宅安静をしていましたが、出産予定日に近づいてもう大丈夫! ……となったのになかなか陣痛が来ない……。歩いても階段を昇降しても少し張るだけのおなかに、妊娠41週0日での誘発分娩が決まりました。 入院の流れを説明されたあとは「いよいよこの日に生まれるのか、日にちが前もってわかるなんて不思議!」くらいの気持ちでした。 陣痛促進剤投与当日、朝9時ごろから陣痛促進剤の点滴を打ち始めました。まずは少ない量から徐々に増やしていくようで、テレビを見ながら夫と助産師さんと談笑しながら何ともなく午前中が過ぎていきました。 昼食を食べて薬の量が増えていっても特におなかに痛みはなかったので、夫は昼食を摂りに一旦外へ出ていきました。午後1時を過ぎたころ、なんだか便意を感じて1回目のトイレに行かせてもらったところ、ゆるめの便が……。産院着でおなかが冷えたのかな?と思いながらまた分娩室に戻りました。 いよいよ陣痛が! この痛みは何?その後、徐々におなかの張りが強くなっていき、助産師さんも「これで陣痛が乗ればいいですね!」と小まめに確認してくれました。それでも便意は続き、2回、3回とトイレに立たせてもらう状態の私に、「陣痛促進剤で少し緩くなっているのかもね」と助産師さんが声をかけてくれました。外出していた夫が午後2時ごろ戻ったときには、おなかの痛みが陣痛なのか腹痛なのか、とうとう区別がつかなくなっていました。 このころ、かなり陣痛は強くなっていたようで、もうトイレには立たせてもらえなかったのですが、相変わらず便意を感じていた私は、「ここで漏らすのは絶対に嫌だ!」と、ただただそれだけを考えていました。 出産は便意との闘い いよいよ喋れないくらい陣痛が強くなってきたときも、助産師さんからは「まだいきんではダメ! 逃してね」と言われていましたが、私にとってはいきんだら便が出てしまうという感覚だったので、必死にこらえていました。しかし、「もういいよ! いきんで!」の合図でおなかに力を入れるときには、痛みが最高潮で便意がどうとか考える余裕もなく、早くこの痛みをどうにかしたい! という一心でいきみました。陣痛の合間にずっと気になっていた便意を伝えると、「あぁ、ちょっと出てるね。でも大丈夫! このままいきんで!」と回答がありました。もうろうとしている頭ではもう恥ずかしいという感情は湧きませんでした。直後に破水し羊水も一気に出たので、もうとにかく全部出してやる!といきみ続け、無事に出産することができました。 私は陣痛の痛みについて聞かれると、「おなかをこわしたときの痛み × 数十倍」と答えます。今でもあの分娩室で、必死に便意と戦った記憶は鮮明に覚えています。産院のみなさんは、おそらく慣れていらっしゃるでしょうからそこまで気にすることはないのかもしれませんが、願わくば次の出産時には、便意と直結しない陣痛を感じたいです。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ◆関連動画出産ドキュメンタリー イラスト:(c)chicchimama著者:歌 啓子1歳男児の母、転勤族の妻。子育てはフランス流を実践、夫は息子の爪切り以外はすべてこなせる育メン。2018年9月より在宅勤務にて復職し、転居先の地で友達作りに勤しんでいる。
2020年08月07日毎回健診のときに赤ちゃんは大きめだと言われており、出産予定日を過ぎても陣痛が来る気配がなく、妊娠41週のときに誘発分娩のため入院。初産で4,300g超えのビッグベビーを出産したときの体験談です。 陣痛の気配がなく誘発分娩へ毎回健診のときに赤ちゃんは大きめだと言われ、妊娠40週の健診の際には、おなかの中の赤ちゃんの推定体重は3,800g。妊娠41週を過ぎても陣痛の気配がなく、このままでは赤ちゃんが大きくなり過ぎるため、翌日に誘発分娩のために入院することになりました。 入院1日目にラミセル、バルーン挿入という子宮口を開く処置をおこない、入院2日目の朝から陣痛促進剤を点滴する予定でした。1日目の朝にラミセルを挿入し夕方に抜去、その後にバルーンを挿入すると自然と陣痛が始まり、バルーンも抜けたため、陣痛促進剤は使用せずにこのまま自然陣痛で出産する方向になりました。 一向に強くならない陣痛 陣痛が始まったものの、陣痛の間隔はなかなか狭まらず、強さもずっと我慢できる程度の痛みで、テレビや携帯を見る余裕もありました。助産師さんからも「微弱陣痛だね」と言われていて、LDRへ移ってからは少し陣痛が強まりましたが、まだ周りの話し声を聞く余裕がありました。 赤ちゃんはなかなか下りてこず、地味に痛い陣痛と付き合うことになり、後半は痛みというよりも睡魔との戦いでした。結局人工破水をし、やっと赤ちゃんが下りてきて分娩の準備に入ったのは陣痛開始から12時間後でした。 下から吸引して、上からは馬乗りに!陣痛に合わせていきむのですが、まったく赤ちゃんが出てくる気配がありません。赤ちゃんが大きいこと、そして私の陣痛持続時間が短く陣痛間隔が長いことが問題でした。1回の陣痛で1〜2回しかいきめず、次の陣痛までの待ちが長いため、赤ちゃんが戻ってしまう状態でした。 私のいきみだけでの出産は難しいと判断され、下から吸引し上からはおなかに助産師さんが馬乗りになりました。陣痛のタイミングに合わせて同時にいきむ、引っ張る、押し出すといった感じでした。なんとか頭が出ましたが今度は肩がつかえ、もう一度いきむ前に陣痛は終わり、その後はいきんでもまったく出てきません。結局先生が引っ張り、助産師さんが押し出し、なんとか赤ちゃんを出すことができました。出てきてびっくり! 推定体重+500gの4,300g超えのビッグベビーでした! 健診のときから大きめの赤ちゃんだと言われていたため、ある程度覚悟はしていましたが、まさか4,300gもあるとは思いませんでした。初産でかなりのビッグベビーでしたが、吸引分娩とおなかを押してもらうことでなんとか無事に出産をすることができました。出産まではいろいろと大変でしたが、生まれてからはよく飲んでよく寝る子で、どっしりとしていてお世話もしやすいです。ビッグベビーも悪いものではありません。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ◆関連動画出産ドキュメンタリー イラスト:manami.koiso著者:塚田さき0歳男児の母。普段は作業療法士として訪問看護ステーションで勤務、現在産休中。自身の体験をもとに、主に体験談を中心に執筆している。
2020年08月06日娘を出産する際、私は無痛分娩を選択し、痛みのないラクな出産になる予定でした。しかし、予期できなかったトラブルが次々と発生! そんなトラブルを乗り越えた、私の出産エピソードをご紹介します。 出産予定日を1週間過ぎても赤ちゃんが生まれる兆候がなく、先生と話し合い、計画分娩となりました。そのとき、おなかの赤ちゃんはすでに3,000gを超えていたので、少しでも体に負担がかからないよう、無痛分娩を選択しました。ところが! 当日の朝から陣痛促進剤を使用しても、反応のないまま夕方を迎えることに……。2本目の陣痛促進剤を使用し始めてすぐに、ようやく陣痛がつき始めましたが、その後、赤ちゃんの心音が安定しない、陣痛が最高潮のときに麻酔が切れ始めてしまい、強い痛みを一時的にではありますが経験したり、子宮の収縮が悪く、1L以上の大量出血など次々とトラブルが起こり始めたのです。 出産は、予期できないトラブルが起こり得ます。不安に思うことも多いですよね。私の場合、わが子に会いたいという強い思いもあわさって、トラブルを乗り越えられたのではないかと思っています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ◆関連動画出産ドキュメンタリー 原案/片岡花作画/和田フミ江
2020年08月01日2019年1月生まれの男の子のママ、きのこの子さんの出産エピソードをご紹介! 満員電車で急に強烈な便意に襲われる、あの極限状態がずっと続くような「いきみのがし」に耐え、ようやく分娩台へ……! 「出産は体力勝負」ってよく聞くけど、産んでみるまでどういうことなのか理解していませんでした。踏ん張りすぎて疲れているのに、なお全力で踏ん張り続けるのは体力のいることですね。 ちなみにわたしはなかなか破水せず、このときに分娩室で破水させてもらいました。「やっと産める! やっといきめる!」そう思ったのに、そこから全然産まれない、出てこない!これはすごく痛いし、しんどいんですよね……! つぎはいよいよ、出産です! <つづく>著者:イラストレーター きのこの子
2020年07月28日あり子のワーママ奮闘記
PUKUTY(プクティ)只今育児奮闘中!
たんこんちは ボロボロゆかい