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ウーマンエキサイトをご覧のみなさま、こんにちは! 10歳、7歳、2歳の三姉妹の母をしております、ぴなぱと申します。わが家の長女・こまちゃん、この春から小学5年生になりました。今年から始まる活動や参加する行事が増えたり、場合によっては下の学年の子たちをまとめる役に就いたりして、いよいよ高学年になったんだなぁと感じています。これまでも学年が上がるごとに授業の教科が増えたりクラブ活動が始まるなど、ステップアップはありましたが、5年生から始まる高学年としての活動は、これまでより「責任」や「自立」を意識するものが多いような気がします。「責任」の面では、委員会のお仕事ちゃんとできてるかな? 縦割り班で下級生のことちゃんと見てあげられてるかな? とか。本人が困るだけでなく、周りに迷惑をかけたり、下級生を危険な目に遭わせたりしては大変なので、親としてもつい口出ししたくなってしまいます。また「自立」の面では、長女は家ではまだひとりで寝ることができないので、お友達と一緒とはいえ移動教室大丈夫!? という感じだし、家のお手伝いはよくしてくれますが、家庭科の授業で火や包丁ちゃんと使える!? お裁縫できる!? という心配も。そして、そういうことを学校でやるということは、家庭でもそれをやらせなきゃいけない年齢なのかなという焦りもあります。これが高学年か…と、今までとは違う何かを感じるとともにうっすら見えはじめる、中学校生活。第一子ということで、そこから先は完全に未知の世界。先輩ママたちの会話から聞こえてくる中学校の話にもつい聞き耳を立ててしまいます。そしてそんな小学校高学年~中学生時代の子どもたちの身に起きる大きな変化と言えば、思春期&反抗期!かつて自分も通ってきた道とはいえ、わが子がその時期を迎えるとなると…。もちろん、それも成長の証というのは重々承知していますが、まぁやっぱりどんなもんかわからないだけに不安は不安ですよね。今のところ本人はこう言っていますが、この先どうなることやら。ただ、親の私が言うのもなんですが、長女は絵にかいたような「いい子」タイプなので、いっちょ派手に反抗期でもきて、これまで自分の中に溜め込んできたであろう鬱憤を晴らしてみるのもいいんじゃないかなという気もします。ずっと「いい子」してるのも疲れちゃいますからね。そんな日が来てもどっしり構えていられるよう、私もしっかり心の準備をしておこうと思います。
2025年05月15日現在、絶賛・反抗期中の中1長女さん。わかりやすく言動に出る長男・次男と違い、静かにひっそりと態度に出るタイプの反抗期です。そんな長女さん。以前も描かせていただきましたが、叱られている時、なぜか笑ってしまうのです。先日も叱る機会があったのですが、こちらが真剣に話をしているのに口元がゆるっゆる。叱られていること…、わかってる?どうしても緩んでしまう口元を、突然両手で押さえ始めたのです!…ん? んん? もしかしてふざけてる??(※本人は真剣)そばで見守っていた夫や弟達、全員絶句(笑)叱られているのに笑ってしまうこの現象。弟である次男や、幼い頃の夫もそうだったみたいなので、意外と「あるある」(?)なのかもしれませんが…。叱っている相手の感情を逆なでする行為なので、やめておいた方がいいと思うぞ!冷凍のハンバーグを何種類かお試しさせていただく機会があったんですが、どれも本当に美味しくて…!特にデミグラスハンバーグが絶品!そんな話を年子兄弟がしていたので台所でこっそり聞いていたんです。すると、長女からまさかの一言。いつどんな時でも、感情がフラットな長女。私の料理に対しても、自ら感想を言うことはまったくありません。そんな長女が…まさかの…、私のハンバーグが一番好きだなんて…!!いわゆる「ツンデレ」の「ツン」が9割越えな長女の、たまに見せる「デレ」にすこぶる弱い私は、まんまとハートを鷲掴みにされ…。翌日合いびき肉を買いに走り、手作りハンバーグを作ったことは言うまでもありません(笑)
2025年02月26日末っ子の宿命といえば、上のきょうだいから邪険に扱われることも…! もちろん甘やかされたり可愛がられることもたくさんありますが、やんちゃな男三兄弟の末っ子ともなると、とにかく上からやられてしまうというのは、想像に硬くないですよね。でも、いつもやられてばかりじゃ腹の虫が治らないというもの。どこかで発散しなければ!というわけで、今回はいつもやられっぱなしな三男くんが密かにやっていた、兄たちに対する“ささやかな反抗”についてのお話です。主人公のお母さんは、三兄弟の中でもいつもやられっぱなしの末っ子・三男くんを気にしてはいたのですが、掃除中にあることに気がついて…。床を拭いていたときに偶然見つけた「たく兄ちゃんのバカ」という小さな文字で書かれた落書きを皮切りに、次々と見つかる三男くんのささやかな反抗の跡。まるで某テーマパークの隠れキャラクターかのように、家中にひっそりとあったその落書きを見て、お母さんも思わず失笑してしまいます。反抗の仕方がなんともいじらしくて可愛いですよね。上からやられっぱなしなのは末っ子あるあるなのかもしれませんが、その分たくましく育つのも末っ子あるある。大きくなったときにその落書きを兄弟みんなで見て、懐かしく思い出すときが来るかもしれませんね。みなさんの中でも、きょうだい順によるエピソードやきょうだいならではのあるある話があればぜひ教えてください。イラスト/ 最上うみみ ※このお話は実話を元に編集しています。あなたの「愛すべき家族」のエピソード募集中!当たり前のように一緒に暮らしてるけど、この常識ってわが家の家族だけ? 小さい子どもって奇想天外なことするから面白い! ついクスッと笑ってしまうけど、私の自慢の家族。そんな読者から投稿された「愛すべき家族」のエピソードを4コマ漫画でご紹介。ぜひあなたもエピソードを投稿してみませんか?記事下の読者アンケートより投稿してください。
2024年05月29日こんにちは!おにぎり2525です~。今回は、まさかの反抗期を迎えた小3息子についてです!■プチ反抗期中の小3息子■あっけらかんと答える息子の姿に…まだまだ好きって言ってくれて、ママうれしいです!!反抗期は子どもの成長の証でもあると思うのですが…どうか可愛いまま、反抗期を迎えてほしい!!(それは反抗期とはいえないか 笑)
2024年02月09日こんにちは! あん子です。秋も深まり、イルミネーションが夜の街を明るく灯す時期になりましたね。今回の話は、中間反抗期を迎えた5歳の三女に、中学生のお姉ちゃんがサンタさんに似た「もうひとりのサンタクロース」の存在を明かす話です。■もうひとりのサンタ!?最近、お菓子を食べてもそのゴミをゴミ箱に捨てなかったりする三女。そのことをお姉ちゃんに注意されると怒り出したり、反抗をするようになりました。(中学生の次女は、三女の面倒をよくみてくれるしっかり者のやさしいお姉ちゃんです)すると次女が…。次女が「ブラックって黒っていう意味だよ。ブラックサンタは、ものすごく意地悪で性格が悪いの。なぜなら…」と説明しはじめ…。楽しみに待っているはずのプレゼントが紙になっちゃうなんて…、子どもの夢を壊しちゃうんだ…。どうやらブラックサンタは悪い子のところへ来るサンタで、日本では都市伝説のような怖い存在みたいです。今回、私自身もブラックサンタの存在を初めて知りました。次女の話では「プレゼントを紙にしてしまう」ということでしたが、地域によって語られている内容は違っていて、しかし「子どもの夢を壊してしまう」という部分は共通しているようです。三女、震え上がるだろうなぁと思って観察していると…■怖いけど気になる?え? 待ちに待ったあなたのプレゼントを壊されるんだよ? いいのかい!?そう驚くとともに、「三女は、もしかしてブラックサンタが来るのを楽しみにしてるのかも…?」と気づきました。三女は都市伝説や妖怪などが好きで、ブラックサンタに興味を持ったように感じたのです。私が三女に「大丈夫だよ。いい子だからサンタクロースさんしか来ないよ」と言うと、少し安心した表情を見せる三女。本当は少し、怖かったんだね。それでもやっぱり三女は、12月が楽しみだそうです。怖いけど気になる存在のブラックサンタ。むやみに怖がらせたりすることはよくないですが、子どもの豊かな想像力に親である私も驚きを感じることがたくさんあります。もちろん、わが家のクリスマスにブラックサンタが現れることはないと思うし、現れないでほしいと思います。今年のクリスマスも家族で楽しい1日を過ごしたいと思います。最後まで読んでくださりありがとうございました!
2023年11月15日夫の実家でお世話になりながら、中学に通っている長男。今回の連休久しぶりに帰ってきて、弟達も大喜び!私の身長もとっくに越して、心身共に急成長中の長男は【絶賛・反抗期】中です。 反抗期と言ってもまだまだ可愛いものなのですが、私自身、反抗期というものが全くない状態で育ったので、そういう意味では逆に長男がこうして反抗的な態度をとるのも信頼関係があってこそ。健全に成長している証でもあり、喜ばしいことなのです。(あくまで個人の意見です)母として、ここは穏やかな心で温かく見守… 大人げ感ゼロ過ぎて(笑)腹立つものは腹立つ!!とはいえ、ここで同じ土俵に立ってしまうと良くない。感情だけでぶつかってしまわないよう、伝えるべきことはきとんと伝え(※重要)そのあとは台所の籠城。泡立て器に全ての思いを込めて混ぜて混ぜて混ぜて… 大袈裟じゃなく、本当にパンケーキを山のように積み上げて食べました(笑)使えるべきことをきちんと伝えた後、悪い雰囲気を長く引きずったままなのはお互いに良くない。なので私は毎回、お菓子を大量生産して食べます(笑)子ども達が幼い頃からそうでしたが、美味しいものを食べてるときって平和なんですよね。私自身も美味しいものを食べることで心が満たされて落ち着いてくるし、気が付いたら長男も一緒に食べてて元の雰囲気に。まだまだ始まったばかりの反抗期。どうするのが正解なのか分かりませんが、探り探りやっていきたいと思います。
2023年05月10日■前回のあらすじこれまでを振り返り、「怒らず、口を出さず、見守る」と決めた私。しかし怒らないようにするのは難しく、そこで長女の好奇心を刺激するような楽しい声掛けを試してみると、長女との衝突が少なくなっていくのでした。■抜歯を経験したことで変化が私が長女の笑顔を見ると嬉しいのと同じで、長女にとっても、私が笑いかけることが一番の精神安定剤なんだと実感しました。■素直な長女が戻ってきた!急激に素直になった長女! 急すぎて、内心とまどいました。でもたぶん、長女の中で変わる準備は既にできていて、大業を乗り越えたことで一気に心の扉が開いたんだと思います。何がきっかけになるか、わからないものです。次回に続く「中間反抗期の5歳がいます」(全12話)は12時更新!
2023年04月21日■前回のあらすじ中間反抗期が始まり、わざと嫌がることをする長女に、私は怒ってはそれでも大好きと伝える日々。しっかり者の長女をひとりの「人」として扱い、次女とのケンカの仲裁も平等に対応していると思っていたのだが…。■1番大切な時間揉めてる話は描くの精神力削りますが、こんな平和な時もありました。■次女がいつも被害者に…ようやく第1話につながりました。お話はちょうど中盤です。家の外でのエピソードが出てくるのはまだ先になるので、少し補足しますと、園での長女は、家とは全く正反対です。男女ともにいろいろなお友だちと遊び、お友だちが長女を取り合いするほど人気者だそうです。泣いているお友達に対しても優しく接し、先生のお手伝いも進んでする、優等生タイプ。おそらく、外で頑張り過ぎている分、家で発散しているんだと思います。これからしばらく暗黒期のお話が続くので、これはあくまで長女の一面のお話で、長女も葛藤しながら成長しているんだということをご理解いただけると、描き手として、親として嬉しいです。次回に続く「中間反抗期の5歳がいます」(全12話)は12時更新!
2023年04月15日■前回のあらすじ長女のイヤイヤ期が終了。天使期がやって来るが、長く続かず中間反抗期に。いろんな人に「かわいい」と言われる妹に嫉妬し、爆発してしまった長女。そこで私たちは「かわいい」の使い方に厳しい制限を設けるのでした。■わざと嫌がることをする長女やっと本題の中間反抗期に突入です。ここからの展開は、濃密な(?)親子のやり取りが増えていきます。■平等に、冷静に対応したつもりの私叩いたらダメってことを伝えたすぎて、5歳の子に対して正論をぶつけまくっていました。子どもには子どもなりの理由があるのに、大人の理屈を並べ立ててはいけないと、反省です。対話、大事!!次回に続く「中間反抗期の5歳がいます」(全12話)は12時更新!
2023年04月14日■前回のあらすじ長女のイヤイヤ期がピークを迎え、何をやってもうまくいかない。そんな中、私は将来のために長女に謝ることを覚えてほしいと思い、さまざまな方法を試しながら、長女に合った伝え方を探すのでした。■天使期がやってきた!夢のような日々!!は、すぐ過ぎ去ったので、ほとんど記憶に残っていないという…。だからマンガも短めです。■「かわいい」の使い方に注意!さぁ皆さま、中間反抗期の入口へようこそ!上の子のヤキモチ問題。私自身が長女なので、めっちゃ気持ちわかるんですよ…。これまで「お姉ちゃんなんだから」という言い方は一切しないようにして、だいぶ寄り添ってきたんですが、爆発は防げませんでした。ふたり並んでいたら、より小さい方をかわいいと思っちゃう本能、恐ろしいです…。何か成果をあげないと褒めてもらえなくなった長女。火のついた不満が、だんだん周りへの攻撃に変わっていきます。次回に続く「中間反抗期の5歳がいます」(全12話)は12時更新!
2023年04月13日■前回のあらすじ長女は絶賛中間反抗期を迎え、私は日々苦悩しながら向き合っている。イヤイヤ期の3歳のときに、次女を出産。とてもやさしいお姉さんになったのだがイヤイヤは別で、特にパパに対する態度がひどくて…。■何をやってもうまくいかず…イヤイヤ期も後半になると、理不尽に当たられることが多かったです。でも私にとっては理不尽だけど、長女にとってはちゃんと理由があるんですよね。それをまだ、上手に言葉にできないだけで。イヤイヤの話は序章なので細かくは描いていないですが、イライラしたことも多々あるし、「ええ加減にせぇ」と大人げなく怒鳴ったこともあります。イヤイヤの渦中にいるときは、終わりが見えなくて毎日しんどかったですが、ちゃんと終わりはありました。その後にもっと大変な「中間反抗期」が来ようとは、このときの私は知る由もありません。■この子に合った道を探すのが正解と信じて大人でも素直にゴメンって言えない場面がよくあるんだから、子どもならなおさら難しいですよね…。この謝る練習は、イヤイヤ期が終わってから功を奏しました。具体的な声かけが出てきますが、育児書的な正解かどうかはわかりません。こうしたらいいよという、おすすめでもないです。その子に合わせたペースや、響く言葉があると思うので、それを遠回りしてでも見つけて行くのが正解だと思って、日々臨んでいます。次話は、ようやくイヤイヤ期が明けた、夢のような日々の話です。次回に続く「中間反抗期の5歳がいます」(全12話)は12時更新!
2023年04月12日こんにちは、とんがりめがねです。今回は長女の中間反抗期のお話です。しばしお付き合いください。■妹は生まれなくてもよかった!?次は、少しさかのぼってイヤイヤ期のお話から描いていきます。この衝撃の一言のエピソードは、シリーズ後半で出てくる予定です。■長女のイヤイヤ期は…イヤイヤ期の前半は、素直さとイヤイヤが半々で、「イヤだ」「やりたくない」という感情だけだったので、かわいいもんでした。むしろイヤイヤ自体より、「パパがイヤ」による負担の方がしんどかったです。次回に続く「中間反抗期の5歳がいます」(全12話)は12時更新!
2023年04月11日あの悪夢が再び顔舞い戻ってきた。何か話しかけるとまずは「NO」で返ってくる、そう…イヤイヤ期である。これ2歳の頃だと「やだ!」「ない!」の2文字返事だったものが、7歳になった現在では、なんとかこちらを丸め込もうと、巧みに言葉を操ってくる。「1」言えば「10」返ってくる現象なのである。2歳の頃の「やだ」とはまた違う、何かこう…言われて“もやっ”とくるものがある。7歳が繰り出す「いちゃもんレベル」の屁理屈と分かってはいるけれど、文章のテイで「NO」が返ってくると…なんかちょっと“もやっ”とするのである。こちらも心に余裕がある日や休みの日であれば特に追われるものもないので、そんな「いちゃもん」もサラッと流せるのだが、これが朝の登校前や帰宅して宿題がまだある場合など、後にせねばならんことがつかえていると母も余裕などない。伝家の宝刀「いい加減にしなさい」の雷落としたい。かなりの頻度で「NO」と言われるので、そのたびにどっかんどっかん怒っていたらこちらも気力体力が持たない。あちらも結構言葉巧みに言い返してくるので、収集はつかなくなるわ、同じ土俵に立ってしまい私も冷静さをたもてなくなるわで、なかなかの泥沼地獄絵図である。2歳のイヤイヤ期とはまた違う、7歳からの「NO」に母も心に余裕がない…!!そんなときは…。息子の顔を見る。凝視。これでもかってくらいじぃぃぃぃっと子どもの顔を見る。子の顔を見ると、いっぱいいっぱいになっていた私の心にスペースが生まれる。これ、私だけだろうか。ちなみにこの方法、今ちょっと手が離せないのにめっちゃ話しかけられるとか、自分に余裕がなくてなんだかイライラするって時にもする。だってカワイイ。わが子の顔、世界一。我も親バカと思う方、是非試してみて。まだ赤ちゃん感が少しだけ残る顔を見ていると徐々に心にゆとりが生まれ、「あー、大きくなったなぁ」「あらー、こんな理屈も出るようになったのー、覚えた言葉使いたいのー」と、脳内がみるみるうちに孫を見るじじばばのようになってくる。私だけだろうか。いや、いつもこの方法で乗り切れるわけではないのだが、「緊急!母発狂!!」となる前に、私はできるだけ子どもの顔を凝視するようにしている。するとカワイさで10回に4回くらいは怒りのボルテージがみるみるとしぼんでいくのである。親バカパワーは母の心を救う。誰にでも合う方法ではないかもしれないが、私なりの7歳の反抗期との付き合い方である。多分あと5年後くらいにやってくる本格的反抗期にはこの方法は使えなさそうなので、それまでに何か別の方法を考えないといけない。
2023年03月19日こんにちは、ぐっちぃと申します。 双子を授かっちゃいましたヨ☆ という現在中学1年生の双子絵日記を描いています。プチ反抗期の話ということで……わりと平和に過ごしてきたわが家にも、プチ反抗期はありました。わが家の娘たちは「反抗期」と言っても、学校のことやお友だちの話などは双子間で会話をしていて、それが自然とわたしの耳にも入ってくるので、「急に会話が減った」や「口数が少なくなった」というのは感じられなかったです。学校のことを話しして理解してくれる同い年の子が家にいるというのは、頼もしいなと思いました。とはいえ、だからと言って「反抗期、へっちゃらでした」というわけではなかったので、そうなったときのわたしルールを3つほど決めていました。わたし自身もそうですが「悩み」について「ただ話をきいてほしい」ってことがあるじゃないですか。なので娘たちの会話に急に介入したり、解決策を頼まれてもないのに提案したりするのはやめよう、と決めました。どうしても気になることがあったら、会話が終わって別のタイミングで話しかけるようにしています。たちの機嫌が悪いときは気になってしまいますが、「どうした?」「なにがあった?」なんて聞こうものなら「うるさい!」って返されてしまうので、「わたしは村人Aです」みたいな気持ちで過ごしていました。推しの話やチョコを出すと、少しごきげんが戻ります(我が家の場合)。「宿題は?」「提出物は?」「部屋の掃除は?」と言えば「あとでやろうと思ってた!」ってキレられるおそれのある会話、それを極力なくすために「今日は部屋の掃除をしてほしいんだけど、いつまでにできる?」と先に予定確認していました。ただ、その時間までに済ませてなかった場合、「予定時刻になりましたけど」と急かしてしまい、「今やるとこだった!」と怒られる可能性もあり、言うタイミングが大事なのだと学習しました(しかし同じ事をくり返してしまうこともしばしば)。とにかく「親が先に何かを言う」んじゃなくて、「子ども自らが行動を起こす」のを待つように心がけていました。あれもやってない、これもやってない、とハラハラ見るよりは、「この時間に〇〇をしなきゃいけない」と分刻みのスケジュールじゃなくて、1日の終わりにトータルで済んでいればいいなと、そのくらいの心構えでいることを心がけています。いつかは終わると信じてがんばりましょうね。おわり
2023年03月02日ウーマンエキサイト読者の皆さま、こんにちは。プチ反抗期ってご存じですか? 私はあまり知らなかったのですが、最近次女オコメがいろいろと激しくて、思い当たるところがありました。 長女ムスメもびっくりな反抗期です。ただ、どうやらこれも成長過程のようで…。落ち着いて観察するとまだまだかわいい反抗期。ただ2歳ごろのイヤイヤ期と違って達者にしゃべるしゃべる!激しいイヤイヤにアンバランスなおしゃべりに、周りも笑うしかありません(笑うと怒られますが)。本人はいたって真剣。こちらもなるべく冷静に、成長を見守っていきたいと思います。
2023年02月18日育児をする上でいつかは必ず通るであろう試練、「反抗期」…。小学生頃からもう反抗期の片鱗が見え始めてくる子も多いのではないでしょうか。わが家の姉妹も、まだ反抗期というほどではありませんが、怒られっぱなしではなく反撃するようになってきました。■姉妹で違う反抗スタイルひなの場合は…わかってる!!! と叫んでプリプリしていることが多いです。まわりに怒りマークやプンスカプンスカという文字が飛んでいるのが目に見えるかのような、漫画的な怒り方…。私もこのタイプなので遺伝なのか、私の背を見て育つうちに伝染してしまったのかもしれません。一方ひよりは…いつもポワーッとしていますが、意外ときちんとした理由ありきで言い返してくるひより。普段の親の様子をよく覚えていて、矛盾した行動を指摘されます…。反省。■2人の未来の姿を妄想中 2人がこのまま本格的な反抗期を迎えたら、感情型と論破型の二極したタイプになるかも?想像すると戦々恐々としてしまいます。そう考えると、今のちょっとした反発はひよこがピヨピヨ鳴いている程度の可愛いものに思えてきました。まぁ、実際怒っている時はそんな余裕はないのですが。反抗期があるのは健全な成長の証とよく言われますが、わかっていても直面する親は大変ですよね。きっとほんの数年後には本格的な反抗期を迎えることになると思うので、今のピヨピヨ反抗期から少しずつ心の準備をしておきたいと思います!
2023年02月17日こんにちは、マメ美です!毎日子育てお疲れ様です!!我が家は最近、反抗期6歳とイヤイヤ期2歳に囲まれて、それなりにヘロヘロになって毎日を過ごしております。そんな日々の中で、ふと思い出したことがあったんです。今回はその思い出したことを実践してみたら思った以上に良かったので、そのことを書きたいと思います!!■毎日ヘロヘロ!いやもうホントに毎晩こんな感じでヘロヘロになっております! 笑年明けから胃腸炎だの風邪だのを家族間でリレーをしたり、階段から落ちてお尻打撲したり…いろんな要素満載だったのもあるんですが…(^^;;そんな時ふと思い出したんです。とある人を。■突然思い出したあの人私がまだ小さい頃近くに住んでいた幼馴染のお母さんです!小さい頃なので記憶はうっすらとしかないんですが…なんか毎回遊びに行くと音楽が割と爆音でかかっていたんです。当時流行りの曲だったり古そうな曲だったりインストだったり…そんなことを突然思い出したので…せっかく思い出したんだしやってみました(笑)するといやこれ本当にオススメ!!!!!気分上がらない時やめんどくさい時にぜひやってみてほしい!テンション爆上がりで家事できます! 笑子どもたちも誘われて気がつくと子どもの好きな曲になりがちですが、それもまた良し!むしろ最近の曲とかは子どもたちから教えてもらってます!! (笑)思わぬところで出てきた記憶でしたが、とても大事な息抜きの一つになりました(^^)皆さんもぜひお試しあれ!!
2023年02月16日4歳になった長男は、プチ反抗期を迎えました。2歳の頃のイヤイヤ期とはまた違う、「めんどくさい」「やりたくない」など不機嫌になる『思春期』のようなプチ反抗期。「4歳の壁」というものがあり、脳が著しく発達したことにより、今の自分だけでなく、過去や未来、自分以外の人へも意識がいき、身体も成長するものの、まだまだ自分の感情をコントロールする力が未熟だったりすることで起こる反抗期のようなものと聞いているのですが…、まさに! という感じで、我が家の長男にも当てはまるものでした。前回の連載でもプチ反抗期のことを書いたのですが、そのときは、ただただ「こうして」と伝えるだけでなく、「何故」こうしてと言われているのかを伝えることで理解してもらうというエピソードでした。4歳といっても、こちらの言うことやいろいろなルールを理解しているのだということを親も信頼し、子ども扱いして指示だけ出すのではなくきちんと理由を伝えることの大切さを書きました。が!!時間がないこともある…!朝のバタバタしているときや兄弟のお世話があるときなど、とにかく時間に追われているときの対策なのですが、我が家の場合はこれにつきます。この作戦は本当に有効的です。長男の性格は、好奇心旺盛だったり負けず嫌いだったりとアクティブな面が多いのですが、そんなお子さんには、より有効なのかなと感じます。よーいドン! 的な始まりに飽きてしまったときは、「よーし、今だったら勝てるかも~!」「よしよし、今のうちに息子くんよりも早くやっちゃお!」等々、抜け駆けで勝負を勝手に始めると乗ってきたりします。飽きさせずに楽しんで勝負をするのもポイントです。そしてこの勝負のときは、必ず惜しいところで負けてしまうようにしています。お片付けのときなどは、「あれ~? このおもちゃってどこにしまうんだっけな~?」などと、ついつい教えてあげたくなるようなことを言うと、教えてくれて、いつの間にかお片付けが進むということが多いです。何事にも創意工夫。方法は同じでも、入り口を工夫すれば飽きずに乗ってくれる我が家の子どもたちでした。
2023年02月15日いつも読んで下さってありがとうございます、もりりんパパです。まだまだ寒い日が続きますが皆さまいかがお過ごしでしょうか。僕の住んでいる九州でも昨年のクリスマスや1月に雪が積もり、かなり寒い日がありました。雪が積もると子どもたちは飛び跳ねて喜ぶんですけどね、僕は通勤が大変になるのでテンションだだ下がりです(笑)さて、今回のお話はプチ反抗期についてです。うちの次女さんも高学年が近づいているのでそろそろかなとは思っていたのですが…それではどうぞご覧下さい。長女もあったな プチ反抗期次女の場合は…反抗する気持ちがわかる!?なんか次女さん、凄かった…長女の時に反抗期を経験してはいたのですが、姉妹でここまで違うものなのか…と驚いてしまいました。そして、なんと自己主張の強く押しつけがましい反抗期でしょうか(笑)この先が全く想像つきませんね。…といった感じで今回のお話はおしまいです。それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました!
2023年02月10日イヤイヤ期と思春期の間で訪れると言われる中間反抗期。イヤイヤとやさしいお姉ちゃんの間で揺れる、5歳の長女に訪れた中間反抗期に、日々苦悩しながら向き合う家族のお話です。 中間反抗期があるなんて聞いてない! はじまりはイヤイヤ期からで…? 今年で育児5年目に入る私は、長女が3歳3カ月のとき、次女を出産。 長女のイヤイヤ期が重なることから、次女の出産前から赤ちゃんの話をしたり、出産後の生活のシュミレーションをしたりしていました。 事前に対応していたおかげか、長女の赤ちゃん返りは無事回避。しかし長女は普段はやさしいお姉ちゃんだけれど、些細なことがきっかけではじまるイヤイヤがあって……? 育児5年目に入るとんがりめがねさんは、長女に「妹が生まれなくてもよかったのに」と言わせるような状況をつくってしまい、何がいけなかったのだろうと苦悩していました。次女が生まれる前も、生まれてからも長女を優先し、なるべく長女と1対1の関係をつくってきたのにと悩みます。 長女のイヤイヤ期は2歳半ごろからはじまり、たたく、物を投げる、ツバを吐いて床に塗るなど、自分の思い通りにならないとイヤイヤしてしまいます。些細なことがきっかけで火がついたようにはじまる長女のイヤイヤは、3歳前半のときは漠然と「イヤ」という感情のものが多く、ほとんどが父に向けられました。そのため、次女の世話を父に任せ、とんがりめがねさんは長女担当に。 「長女を優先する」という思いで育児をしていたため、ワンオペ時には次女の世話をするときも、長女の相手をしながらやっていました。当然次女との1対1の時間はほぼありません。 そのような事情もあってか、とんがりめがねさんは、次第に次女との大事な時間を長女のために犠牲にしてきたという思いを抱くようになったのでした。 子どもがかわいい時期だけではないことはわかっているし、別の人間だからこそ考えていることがわからないという難しさが、子どものイヤイヤにはありますよね。次女との大切な時間を犠牲にしてまで向き合ったからこそ、親側の感情の整理は難しいものです。どうすれば子どもに伝わるのか、どうすれば子どもを理解できるのか、年代を問わず、育児中の永遠のテーマかもしれませんね。著者:マンガ家・イラストレーター とんがりめがね3歳差姉妹(2016生と2019生)の母。ブログとInstagramで育児マンガを投稿中。
2023年01月26日4歳になると、イヤイヤ期も収まり親の言うことをよく聞いてくれるようになると聞いていました。「天使の4歳」とも言われますし、4歳ってそんなにおりこうさんになるんだなぁと待ち遠しく思う時期もありました。しかし実際に4歳になった長男は…確かに親の言うことをよくわかっており、いろんなことを理解しおりこうさんにはなっていましたが、それに加え、自己主張も強くなってきました。「こうしようね」と言われても、「自分は本当はこうしたいのに」という気持ちがあり、2歳の頃のイヤイヤ期の拒絶とは違い、飲み込みつつも「余計な一言」を言ってくるようになったのです。「めんどくさいなー」「うるさいなー」「やりたくないのにー」等々。まるで思春期のような言い草に笑ってしまいそうになることもあるのですが、グッと我慢しています。先日も、お風呂から出て服を着ずにおもちゃで遊んでいた息子に注意をすると、と言ってきた息子。邪魔してくる「いじわる」なママだと感じたようです。4歳になると自分のやりたいことも明確になってきて、口も達者になってくるので困り物です。いつも一生懸命言い聞かせようと何度も繰り返し伝えたりしているのですが、その日は「どうして服を着て欲しいのか」という理由を丁寧に説明してみることにしました。2歳のイヤイヤ期の頃は、大人の言うことを全て理解するのも難しいだろうと思い、なるべくご機嫌に、なるべく簡単に伝えることを意識していました。しかし4歳になり、「どうしてそうしなければならないのか」という理由を考え、「行動することでどうなるのか」を伝え、考えてもらうことにしたのです。すると、ママがいじわるで言ってるわけではないことが伝わり、いつもよりスムーズに服を着てくれました。私も「まだ4歳だし…」と勝手なステレオタイプで子供騙しのような対応になっていたこともあったかもしれない、と反省。大人が思っているよりも、子どもはいろんなことを理解しているのだなと感じた出来事でした。
2023年01月17日本格的(?)な反抗期の前にある【プチ反抗期】。さまざまな年齢の子ども達がいるわが家ですが、それぞれに【プチ反抗期】がありまして。態度でも言葉でも分かりやすく反抗する長男。そして…静かに反抗する長女。長男と同じく反抗するけれど、面と向かっては言えない次男(笑)そしてそして…たまに拗ねる三男に、暴君の素質をいかんなく発揮する四男(笑)5人それぞれに【プチ反抗期】があるのですが、一番最初の【反抗期】であった長男の時。私自身もどうするのがベストなのか分からず、長男の前でキレながら号泣するというカオスを展開したこともありました。(長男ドン引き 笑)正直なところ、今でもどうするのが正解なのか分からないのですが、子ども達それぞれの反抗期を経験してきて、行うようになったことがあります。それは…私自身は実母に反抗すらできないような環境で育ってきたため、子ども達が私に【反抗できる】という事は、信頼関係がある証でもあると思っていて。もちろん、ダメな事はダメだとしっかり伝えつつも、あまりしつこく言う事はやめて、ヒートアップしそうなときはあえて距離を置くようにしています。(別の部屋に行くとか、その場を離れて家事をするとか)本格的な反抗期はまだまだこれからだと思いますが、お互いの距離感を見極めつつ、やっていきたいと思います!
2023年01月11日みなさんは、自分が反抗期だった頃のことを覚えているでしょうか。「あの頃は、親に反抗ばかりしていたな」という人もいるかもしれません。一方で、わが子のこととなると、「こんなに素直だけれど、本当に反抗期なんて来るのかしら……」と思っていませんか?今回は、「思春期と反抗期の違い」や「反抗期がある子とない子の違い」について、詳しく解説していきます。思春期は人生に一度誰にでも訪れる!反抗期は……?まずは、混同されがちな「思春期」と「反抗期」について考えてみましょう。■【思春期】人生に一度 “誰にでも” 必ず訪れる京都市こころの健康増進センターが作成した資料によると、思春期とは「子どもからおとなへと心身ともに大きく成長する時期」とのこと。どうやら、思春期は「心」と「身体」がどちらも急速に変化する時期のようです。同資料では、身体の変化のひとつ「第二次性徴」について以下のように説明されています。思春期におけるからだの成長スピードはとても速く、学童期まで慣れ親しんだ自分像は、あっという間に過去のものになってしまうほどです。新たなからだのイメージを自分のものとして受け入れられるようになるまで、不安や戸惑いを感じる子どもも少なくありません。(引用元:京都市こころの健康増進センター|思春期のこころをはぐくむためのガイド)みなさんにも、第二次性徴はあったはず。そう、思春期は人生に一度、誰にでも必ず訪れるのです。そして同資料では、「親に対してよそよそしくなる」「批判的な態度を示す」といった、思春期のあいだに訪れる心の変化を「一般的に反抗期と呼ぶ」と書かれています。■【反抗期】人生に2回訪れる(※個人差あり)和洋女子大学こども発達学科教授の大神優子氏は、反抗期は2回訪れると述べています。1回めは2歳前後のいわゆる「イヤイヤ期」と呼ばれる「第一次反抗期」。この第一次反抗期は、親に反抗するというよりも、心と体が未発達なのに「何でも自分でやりたい」という気持ちだけが強くなり、「やりたいのにできない」ことが引き金になっているとのこと。そして2回めは、中学生・高校生時期にピークを迎える「第二次反抗期」です。大人の言うことを素直に聞かなくなる、いつもイライラしていて「ウザい」「ダルい」と言ってばかり、親とあまり話さなくなるなど。大神氏によると、このような反抗的な態度は、早い子で小学校中学年くらいから始まり、高校生頃までには落ち着く傾向があるようです。ただし、「第二次反抗期」は、必ずしも全員に訪れるわけではありません。みなさんのまわりにも、「反抗期がなかった」という人がいませんか?次項では、「反抗期がないまま大人になった人」について考えてみます。反抗期がない子どももいる!?精神科医の菊池秀明氏によると、親離れや反抗期は「子どもが社会の中で親に頼らず同世代の仲間とともに自分の力を信じてやっていく、大人になっていくという過程の一部」なのだそう。そのうえで菊池氏は、親に反抗しない・できない子どもについて次のように危惧しています。むしろ、思春期になっても親に甘え続けてしまう。自分では何も決められない。親を恐れて全く反発できない。親や仲間に気を遣い過ぎて何も言えない。親や仲間の言いなりになってしまう。家や学校で良い子を演じてしまう。そのような子どものほうが、不登校や摂食障害などの問題を引き起こしてしまうことがあります。(引用元:公立学校共済組合 関東中央病院|反抗期について)しかし、昨今の親子関係に着目すると、反抗期がないことは一概に悪くないという見方もあるようです。京都女子大学教授で臨床心理学が専門の正木大貴氏は、「反抗期がない子どもが増えている」とし、その理由をふたつ挙げています。ひとつは、上記同様「反抗したくても、親のコントロールや押さえつける力が強い」から。この場合、正木氏が「大人になったときにどこかで爆発してしまう可能性がある」と注意を促すように、社会に出てから人間関係で苦労するケースもあるようです。ふたつめは、「子どもが親に対して反抗する必要がない」から。この場合、子どもに対して理解のある親が増えてきたという時代背景が関係しているようです。正木氏によると、最近では多様な趣味や生き方が広く知れ渡り、「いろんな価値観があっていいよね」と、子どもの意見を尊重する親御さんが増えているとのこと。その結果、「うちの親は比較的自由にやらせてくれる」「何を言っても否定せずに聞いてくれる」と、反抗する理由がなくなるというわけです。アンガーマネジメントの専門家である本田恵子氏もまた、「うちの子、反抗期がないけど大丈夫?」と心配になる親に向けて、「穏やかに育って反抗期がないという子どもも存在します。それは、子どもの欲求を上手に親が受け止めていた場合です」と話します。もちろん子どものわがままをすべて聞き入れて、子どもの言いなりになるという意味ではありません。大事なのは、わが子の話に耳を傾け、共感して受け止めてあげること。教育評論家の親野智可等氏も、思春期の子どもの話に共感することの大切さについて見解を述べています。まず、一番よくないのが「反抗期の子どもを “子ども扱い” する」ことなのだそう。いつまでも小さい子ども扱いして小言ばかり言ったり、正論を押しつけたり、すぐに励ましやアドバイスをしたりするのもNGです。親野氏によると、「まずは共感すること。『そうなの?それは嫌だよね』と共感してあげると話しやすくなり、親への信頼も高まる」のだそう。そして何より、親を信頼し、親の愛情を実感できている子は、自分を大切にするようになると言います。たとえ悪い誘惑があったときも、「大切にしてくれる親に心配かけたくない」という意識がはたらき、ブレーキがかかるようになるのです。子どもはしだいに、親の目が届かない世界に足を踏み入れていきます。だからこそ、親子の信頼関係をしっかり築き上げることで、安心して外の世界に送り出してあげることができるのではないでしょうか。「男の子の反抗期」と「女の子の反抗期」の違い最後に、「男の子の反抗期」と「女の子の反抗期」の違いについて解説していきます。「男の子は言動が荒々しくなる」「女の子はイライラして不機嫌になる」など、反抗期特有の言動は男女によって変わるケースもあるので、ぜひ参考にしてください。■【男の子の反抗期】ありがちな言動と解決法1. 口が悪くなる口を開けば「うっせー」「うぜー」「ムカつく」など、反抗的な言葉ばかり。うんざりしそうになりますが、心理カウンセラーで医学博士の芳川玲子氏によると、「ホルモンが不安定で、感情がコントロールできない」ことも一因なのだそう。「そういう時期なんだ」と割りきって、一歩離れて見守ってあげましょう。2. 部屋にこもりがち前はよくリビングで家族団らんの時間を過ごしていたのに、気づけば自分の部屋にこもってばかり……。心理学者の諸富祥彦氏は、「これまで過干渉気味だったのでは?」と指摘し、思春期に入った男の子は「部屋や自分の殻にこもり、コミュニケーションをしないことで親の干渉を遮断して、『自分』という新しい存在を一生懸命形成しようとしている」のだと言います。親子関係が新しいステージに入ったという自覚をもち、それまでとは違う距離感で関わっていきましょう。3. 出かけるときに行き先を教えてくれない「10歳くらいから、男の子は自分の力を試したい気持ちが強くなります」と芳川氏が言うように、この時期は親の手を離れて友だちどうしで遠出することが増えてきます。行き先や帰る時間を聞いてもはぐらかされたり、うっとうしそうにされたりすると、親として心配になりますよね。認知科学者の松井智子氏は、「まずは起こりうる危険を具体的に話して聞かせましょう。そのうえで、一度親御さん自身もその場所へ足を運び、お子さんと同じ風景を見て共感することも大事です」とアドバイスしています。■【女の子の反抗期】ありがちな言動と解決法1. 自分の容姿を人と比べるようになる産婦人科医の高橋幸子氏によると、反抗期の子どもは「周囲からどのように思われているのだろう」と他人からの評価にとても敏感になるため、容姿や体型などの外見的特徴を必要以上に気にするようです。「特に女の子によく見られますが、それは自我の順調な育ちです」とのことなので、スキンケアや脱毛、おしゃれのことなどは常識の範囲内で親が協力してあげると、子どもの安心感にもつながります。2. 注意するとふてくされるいままでは注意すると「ごめんなさい」と素直に答えてくれたのに、ふてくされたり、にらんできたり、かわいげのない態度をとるようになった……。諸富氏は、「学校や友だち関係で思い通りにならないことがあって、イライラしているのかも。心を許しているからこそ、親に甘えている」とし、過剰に反応せずに「あらあら」と流してOKとのこと。諸富氏によると、思春期の女の子の人間関係は毎日目まぐるしく変化し、感情のアップダウンが激しくなりがちなのだそう。わが子の機嫌に振り回されるのではなく、親として大きく構えておいたほうがよさそうです。3. だらしなくなる以前は元気で活発だったのに、いつの間にか「めんどくさい」「疲れてるからやらない」とダラダラ過ごす時間が増えてきた気がする……。親としては見過ごせませんが、芳川氏によると「第二次性徴が始まると、成長にエネルギーがもっていかれるので、どうしても疲れやすくなる」のだそう。「外では気を張ってちゃんとしているからこそ、家のなかではリラックスしているんだな」と解釈して、あまり口うるさく注意しないようにしましょう。***「反抗期なんてまだ先」と思っていても、気づけば思春期に差しかかり、お子さんの体も心もあっという間に成長してしいきます。嬉しくもあり、ちょっと淋しいお子さまの成長に寄り添えるように、充実した親子関係を築いていきたいですね。(参考)たまひよ|似ているようで違う、イヤイヤ期の反抗と、思春期の反抗京都市こころの健康増進センター|思春期のこころをはぐくむためのガイド公立学校共済組合 関東中央病院|反抗期についてYAHOO!JAPAN ニュース|「反抗期ない」若者増加か 専門家「親の考え方のゴリ押しが減少」SNSで発散する『隠れ反抗期』に注意STUDY HACKER こどもまなび☆ラボ|「10歳の反抗期」に親がすべきこと。子どもは親の思いどおりには育たない!東洋経済オンライン|反抗期の子を絶望させる「親たちの最悪な対応」AERA with Kids 特別編集(2020),『自己肯定感を高める本』, 朝日新聞出版.諸富祥彦(2016),『反抗期乗り切りマニュアル』, 主婦の友社.
2022年12月19日ウーマンエキサイトをご覧のみなさんこんにちは! はなうさです。今回は誰しもが通る反抗期のお話。小学一年生になった長男は最近プチ反抗期。というか、口が立つようになったので「ああ言えばこう言う」という一種の成長を遂げているわけですが、まだリアクションだったり声だったりが可愛いので全然見ていられるレベル。これが成長していくにつれて体も態度もデカくなると思うと母は色々気が滅入ってきたりもします。私自身、女姉妹で育ったこともあり、男の子反抗期は未知の世界。逆に男兄弟で育った旦那にお義兄さんや旦那の反抗期はどんな感じだったかと聞くと…旦那もお義兄さんも口ごたえや喧嘩はしたけど暴言を吐くなどはなかったそう。ただ、喧嘩をしてお義父さんにキッチンで背負い投げされたことがあるらしく男子らしいというか、一体なにで喧嘩したら背負いなげされるのか。(覚えてないらしい)かく言う私も反抗期がありました。私の反抗期は完全に父にだけ向けられていて、その間約3年以上もの月日を、私は父と一言も口を交わすことなく過ごしました。今回はそんな自分の反抗期を振り返っていきたいと思います。
2022年11月28日前にも こどもたちの反抗期の話 を描いたのですが、今回は反抗期を過ぎて大人になった娘たちのエピソードです。口達者だった次女の反抗期と現在まずは次女のエピソードです。周りの空気を読むのは得意。でも、逆に周りの空気を読みすぎて自分がおざなりになってしまうタイプの次女でしたが…。いつの間にか「自分の機嫌は自分で取る」つまり「自分の心も大切にする」ができるようになっていました!(大人になってもこれができない人いますもんね…。)成長したなぁ…を実感して嬉しくなりました。不登校だった長女は反抗期も激しく…次は長女のエピソードです。今までたくさん悩みを抱えてきた長女(そして私も一緒に悩み、もがきました)から、こんな風に客観的なアドバイスをもらう日がくるなんて…感動すら覚えました。が…せっかく感動的な雰囲気になっても、それをおちゃらけて台無しにするのも長女です…そういうの嫌いじゃないよ(笑)現在、こどもが反抗期真っ最中でしんどい思いをされてる方もいらっしゃると思います。すぐに解決! という性質の話ではないので、根気が試される…親も試練の時ですが、通り過ぎた先にはこういった嬉しいこともあったよ! をお伝えしたくて描きました。ほんの少しでも希望になれば…嬉しいです。
2022年11月11日中高時代、反抗期がなかった私多くの若者が反抗期を経験する中高時代、私には反抗期が訪れませんでした。今思えばそれは、親との関係性が緊迫していて、安心して反抗できるような安定と信頼感のあるものでなかったことによると感じます。当時、父と母の関係は良くありませんでした。共働きだったわが家では、母は都内でのフルタイムの仕事から帰ってくると仕事着のまま腕まくりして夕食を作ります。このときの母の機嫌はたいてい悪く、皆が母の機嫌を伺ってビクビクしている状態でした。父は家族に対して冷淡で拒絶的。母はそれに対して常に愛情や絆の確認を求めている感じで、このやり場のない母の愚痴は娘の私に向かいました。私は母の感情のはけ口のようにされていたわけですが、当時母に抱き込まれすぎていた私にはその自覚がありませんでした。「弱々しくてかわいそうなお母さんを私が守ってあげなければ!」と、母のための小さなナースやナイト(騎士)のようになっていたのです。中学生の頃、庭先で母の首を締めようとする悪夢を見ましたが、何かとんでもないものを見てしまったと恐怖した私は、この夢のことを必死に忘れようとしました。私はなんて血も涙もないひどい子なんだと…。親が、成長途中の子どもが安心して反抗できるだけの自立した強さを持っていない。このような状況で、私に反抗期が来るはずがありませんでした。ルーズソックスに茶髪が全盛期だった当時、私はルーズソックスを履くことも髪を脱色することも、母を「クソババア」と罵ることもなく、極めてまじめな優等生として中高生活を終えました。私が「悪い子」になったりしたら母がどれだけ動揺するかと思うと、怖くて何もできなかったのです。大学入学後、世界が広がって… 親への激しい拒絶大学入学後、私は校則の厳しい中高一貫の女子校の環境から解放されて自由な環境に身を置くようになり、一挙に生きる世界が広がりました。恋人もできたりして、ようやく親と学校の勉強以外の世界に居場所を感じるようになると同時に、母の私への執着や束縛を生理的に受け入れられないほど気持ち悪く感じるようになりました。母は、私が大学をさぼった日などは、私をつかまえて半日でも話につきあわせ、陶然とした顔で「ああ、こんな時間がいつまでも続けばいいのに。このまま一生一緒に暮らそうよ」と言うのです… そう言われた瞬間には背中にぞわーっと悪寒が走り、吐き気を覚えました。これからの新しい人生を控えた若い女の子をつかまえて、どれほど異常なことを言っているのか自覚がないんだろうか…。母はだんだん私に対する家庭内ストーカーのようになり、出かけていると今どこにいて誰と何をしているのか、いつ帰るのかと、何十回と電話をかけてくるように。帰ってきたら帰ってきたで家の中で私を追い回して、夜中の2時3時でも話しかけてきます。私は母から逃れたい一心で家出をし、一時期、母からの電話を着信拒否して、当時つきあっていた人の下宿に転がり込んでいたほどでした。「安心して反抗できる関係性」は大事今となっては、私は母に「安心して反抗できる相手」でいてほしかったなあと思います。反抗というのは、「この人はちょっとぐらい攻撃しても崩れないぐらい強い」という信頼、「この人になら甘えを攻撃という形で出していい」という安心がなければ成り立たないものだと私は自らの経験からも思います。反抗期は親にとってはちょっと怖いものでしょうし、程度にもよるとは思うのですが、反抗期が来たらむしろ「私は子どもから信頼され甘えられている、子どもは健全に順調に育っているし、親子の関係性も健全だ」と思って安心してもいいのかもしれません。文/宇樹義子(監修・鈴木先生より)神経発達症の二次障害である反抗挑発症は周囲の無理解や保護者の過干渉からくることが多くみられる傾向がありますが、今回のケースは大学に入学後に母親の過干渉が起因となり、家出までした反抗につながってしまったのでしょう。小学生で少し早い反抗期と心配される親ごさんがいますが、適切な手段を講じないと反抗挑発症という二次障害に陥っている場合が少なくありません。それを放置するとさらに素行症という二次障害へ進展していきます。父親にASD傾向があり家族に対して冷淡、母親にADHD傾向があり父親からDVを受けたり子育てを一切任されたりされている、といったケースをみることがあります。そういう場合、母親がカサンドラ症候群となってうつ状態になっている場合が少なくありません。宇樹さんが、弱弱しく見えたお母さまの気持ちをカウンセリングのように傾聴し、ナイトのように救ってあげたことでお母さまのうつ病への進行を防いだのだと思います。
2022年10月01日「反抗期になったらどうしよう!」Upload By 丸山さとこ息子コウは小学校の中学年ごろ、しばしば「反抗期になったらどうしよう…」と心配していました。周囲の変化や図鑑などの本の情報から反抗期の存在を知ったそうです。『思春期の身体的な変化は特に抵抗ないものの、ホルモンの精神的な影響により自分は変貌してしまうのでは?と心配になる。親にはいつもお世話になっているのに、酷い態度をとるようになるかもしれない』と不安げな様子です。「お母さんに日ごろよくしてもらっているのに、突然乱暴な態度をとるようになってしまうのでは…?」と言うコウに「親の方も思春期に起こりうる変化は織り込み済みだから大丈夫」と説明すると、「そっか~!気が軽くなったよ!」とコウは安心していました。そんなコウも現在中学生。思春期や反抗期の真っ只中な年齢になった彼に「そろそろ思春期に入り反抗期も起こりがちな年齢ですが、どうでしょう?」と聞いてみると、「なんか、思春期に入って情緒が安定してきた感じがある」とのこと。Upload By 丸山さとこ特に不安定だった小学校中学年から今までの間、彼の中にどういう変化があったのか、改めて過去を振り返りつつ本人に聞いてみました。白黒思考に周囲も自分も振り回されて今よりもずっと何事においても「0か100か」の白黒思考が強かったころのコウ。「絶対!」と言い切る思い込みの強さや融通の利かなさがあり、パニックになることも多くありました。そんなコウの不安定で極端な言動に、周囲の人のみならずコウ本人も振り回されていました。Upload By 丸山さとこ今のコウは、当時の自分を振り返って「今でもそうなんだけど…あのころはもっと、本当に自分絶対主義だった。自分以外の存在がよく分かってなかったと思う」と言います。「今は、『人からどう見られるかな?』とか、『人はどう思うかな?』とか考えるようになってきたし、前より気にするようになったと思う」とうなずくコウは、もう思春期に入っているのだろうと思います。Upload By 丸山さとこまた、コウが自分のことを表現した「自分絶対主義」は、他者が認識の中にいない結果として起こっていることなのかもしれないなと感じます。「見えているのに無視しているのではなく、見えていないから無視していると感じられてしまう状態だったのだろうな」と思いました。コウとしては自然にふるまっているつもりの言動に対して、「自己中だ!」と周りから非難を浴びる状況は、とてもつらかっただろうと思います。周りがよく見えていなかった小学校中学年までのコウは登下校の「いってきます」も「ただいま」も憂うつそうで、よく「家が一番いい」「家にいるのが落ち着くし楽しいしリラックスできる」と言っていました。Upload By 丸山さとこ小学校高学年に入り少しずつ他者の存在に気づき始めたコウ。6年生のころには担任の先生からも「クラスメイトとぶつかることが少なくなりました」と言われ、中学生になった今では「学校は楽しい!」と毎日元気いっぱい登下校しています。中学校では気をつかうことや頑張ることは多いそうで、ほぼ毎日「疲れた~!」と言いながら帰ってきていますが、その声と顔は明るく喜びが感じられます。そのことをうれしく思いつつ、「『相手からどう見られるか・相手がどう思うか』を気にするようになったコウは、以前のように学校生活がつらくなったとしても、それをそのまま家族など周囲にストレートに表現していないだけかもしれないな…」とも思っています。「産まれてからずっと反抗期みたいな状態」と言うコウの今かつては「僕は産まれてからずっと反抗期みたいな状態だよね。反抗的な気持ちはないんだけど、やってることが反抗期」と言っていたコウも、思春期に入り他者が少し見えるようになってきたことで、以前よりも他者の言葉や心情が入りやすくなったなと感じます。Upload By 丸山さとこ毎日明るくニコニコといろいろな話をするコウですが、親に見せない面や言わない話の方がきっとたくさんあるのだろうと思います。そして、そここそが、今の彼の世界の中心なのだろうなと思います。それを無理に探ろうとしないことと同時に、「コウが話しやすい関係を(できる範囲で)つくること」「それとなく調子を見ておくこと」が大切なのだろうなと感じるこのごろです。Upload By 丸山さとこ『突然驚くような話が出てくる覚悟もしつつやっていこう…』と改めて思う、突然驚くような話を聞きがちな私でした。執筆/丸山さとこ(監修:初川先生より)思春期になったら「ホルモンの影響で精神的に大きく変わってしまうのでは」と不安になる。コウくんには申し訳ないですが、とても面白い不安の持ち方だなと感じました。なるほど、そういう不安を感じることもあるのかと勉強になりました。さて、世間一般的には、思春期とは第二次性徴が来て、精神面では反抗期に突入する、そんな風に思われています。実際そうなのですが、脳の発達として、多くの場合だいたい11歳ごろより、客観視できるようになるという面もあります(もちろん個人差あり)。客観視できるようになることで、大人の言うことの理不尽さなどに気がつくことで反抗的な態度になる面もあります。コウくんの場合には、イライラする、反抗的になるという面よりも、客観視できるようになる、もっとざっくばらんに言えば、周りが見えるようになってきた、そういった側面が強く感じられたのかもしれませんね。自分を中心に物事を考えること、それは幼ければ当然の側面ですが、そのことによって、コウくんはイライラさせられていた色合いが強そうなので、視野が広がったり、客観視できるようになったことで、そうしたイライラとは距離ができてきたように感じました。丸山さんも書かれているように、思春期になり、周りがよく見えるようになると、自分の気持ちを語らなくなるお子さんもいます。また、親に言って悲しませることになるなら言わないでおこう、といった考え方をしたり、恥ずかしいから言わないとしたり、思春期になると自分の気持ち・出来事をなんでも語るわけではないフェーズに入ることが多いです。それも成長の一過程ではありますが、とはいえ保護者としては心配になることもあるでしょう。さとこさんが心がけていらっしゃるように、「話したいと思ったときに話せる関係をつくっておく」、「それとなく調子を見ておく」はとても素晴らしい対応です。私も相談場面でそのように助言することが多いです。
2022年08月21日■進級後初めての面談!家では問題児な息子が保育園では…家では連日ケンカや泣き声が絶えない上に、ご飯の内容にまで文句をつけてくるわが息子。一方、園生活においては協調性を発揮し、先生の肩を揉んであげるいたわりの心まで持ち合わせていたとは…!家で見せる態度とは真逆のいい子っぷりに度肝を抜かれました!!■今まで見えていなかった息子の良いところ息子は私が関わると破天荒になりがちなのですが、家の中と外での振る舞いの使い分けがきちんと身についていたことにも驚きました。ハンカチの件に関しても、忘れっぽい私にリマインドしてくれるのは助かるのですが、そんな母を頼らずとも自分でハンカチを用意できるよう、収納場所を変えようと思います〜!
2022年08月03日元気いっぱい、幼くてママ大好きな小学生だった小学生のころは幼く、可愛かった息子。家でも学童でも工作やブロック遊びをしたり、友達と走り回って遊んだり、楽しそうに過ごしていました。そんな息子でしたが、小学4年のころから塾に通うようになり、中学受験をして、中堅の私立中学に進学しました。小学校は小規模校で1クラスしかなく、6年間持ち上がり、クラスメートとも阿吽の呼吸で、思いを伝えなくてもみんな分かってくれる、平和な6年間を過ごしました。ところが、私立中学に入ると、急に同級生が200人近くになり、クラスメートのキャラもよく分からない、友達との距離感のとり方も分からないまま、「悪いことするのも度胸試し」的なところもあったのでしょうか。ある日学校から呼び出しが…!?ある日突然、学校から呼び出しがありました。何事かと思ったら…息子がクラスメートと一緒に、学校のカフェテリアの食券を偽造をしたとのこと。もちろん学校は停学処分に。息子の通っていた学校では、停学を何度か繰り返したら退学になってしまいます。あんなに頑張って勉強して合格した学校なのに、目先の数百円のために退学になるかもしれないことをするなんて…とショックでした。面談に伺うと、担任、学年主任、副校長などの面々がずらり…。息子は、先生方に、社会で同じことをしたら刑事罰を受けるのだと諭されました。Upload By ユーザー体験談突然の停学。母は孤独を抱えて停学は1週間以上、停学期間中はもちろん保護者の見守りが必要でした。停学の間は、夕方、学校からの確認電話に保護者が出て、その日書いた反省文のレポートをファックスで送らなくてはいけません。フルタイムで仕事をしているわが家。1週間も連続して職場を休めず、祖父母にも日中来てもらい、夕方の学校からの電話タイムには間に合うよう早退する日々。入学したばかりで、学校にはママ友もほとんどおらず、ほかにも停学になった生徒はいるのか、停学になったときはどんな風にほかの親御さんは対応しているのかもよく分からないままの、孤独な日々でした。Upload By ユーザー体験談息子のWISCの結果で特性に気づきそのことをきっかけに、精神科にも相談に行きました。息子は検査(WISC)も受け、偏りが大きいことも分かりました。処理速度やワーキングメモリなどはものすごく高かったのですが、少し先の見通しを持つ力がそれにくらべると低いのだといわれました。そのスコアの差は50近くもあり、アンバランスさを指摘されたのです。息子は、「食券偽造する」⇒「ただで食べられる」⇒「得だ」という風に考えがちで「食券偽造する」⇒「ただで食べられる」⇒しかし、規則違反の行為のために「停学、退学になるかもしれない」⇒「数百円の得しても停学になるならやらないほうがいい」とまでは思い至らなかったのではないかというのです。反抗期の息子…家庭教師は辞めていき…反抗期にも突入し、学校の成績は右肩下がりで、その後も学校に呼び出されることも複数回。息子に対し、どう接したらいいのか悩みが深かった時期でした。中学受験で無理させすぎてしまったのかも、とも考えました。いっそ、退学し、転校したほうがいいのか?と思ったほどです。学業で悩んでつけた家庭教師も、あまりにやる気がなく授業態度が悪い息子に愛想をつかし、「息子さんに教えたくない」と複数人が辞めていきました。Upload By ユーザー体験談中学2年になるときに、思い切って学校のPTA活動に参加することにしました。委員会活動で学校に毎月行くようになり、ママ友もできました。学校の様子もよく分かるようになり、子どものことを相談できる仲間もでき、先生方とも話しができる機会が増え、少しずつ肩ひじ張らずに過ごせるようになって心も軽くなっていき、「口うるさくいっても、関係が悪くなるだけ」「どうしてもダメなことは、きちんと伝えよう」と思えるようになりました。結局、息子が落ち着いていったのは、高校生になってからです。それまでは、テスト前になっても置き勉している教科書を学校から持ち帰らないので、教科書や学校で使う問題集はもう1セット購入し、自宅にも置いていたのですが「お金がもったいないからもう買わないでいい」と言われたのです。そして、テスト前には教科書をきちんと持ち帰ってくるようになりました。読めないほど汚い字で書いていたノート(汚すぎて読めないのでテスト勉強にも使えない)も、下手なりに読める字に変化していきました。特に高校3年生になってからの頑張りはすさまじく、自立して勉強に取り組むようになり、成績も急上昇し、学校の先生方に驚かれるほど。中学3年の頃からみてもらっていた家庭教師の先生にも「別人のよう」としみじみと言われました。息子は、精神的な成長が奥手だったのかな?と今なら思えます。おそらく、高校2年生くらいで、一般的な中学3年生くらいの精神年齢だったのかなぁ…と。現在大学生になった息子を見て現在大学生になった息子は、ときどき偉そうな物言いをすることもありますが「いつまで中2病やってるの。そういうの、カッコわるくない?」と軽くいなすと、それもそうだな、と思うようで、最近は大人同士の会話もできるようになってきました。車の免許も取ったので、助手席にのって練習に付き合うこともあります。息子の運転でドライブしていると、なんだか頼もしくて、つい数年前に悩んでいたことが嘘みたいに成長したなぁ、としみじみしてしまいます。Upload By ユーザー体験談エピソード参考/あっきーイラスト/keiko(監修:三木先生より)発達の偏りが大きい子は、見通しや精神面の成長が遅いことが往々にしてあります。そのため、年齢相応をイメージしているとギョッとするような不適切な行動を取ることがあります。周りの大人たちの温かい見守りのおかげでゆっくりと成長ができたようで良かったですね。あなたのエピソードもコラムになるかも?体験談募集中!保護者の方が日々子育てをする中で「こんなトラブルがあった」「こんなハプニングがあった」など悩みはつきないと思います。そんな発達ナビユーザーのみなさんの「困った」エピソードを募集しています。テーマは「反抗期・思春期」「自傷」「学習」「不登校」「ゲーム」「不器用」「ママ友・保護者」「ご近所トラブル」などに加え、今回より「パートナーや両親(義両親)、親族間トラブル」「冠婚葬祭」のお悩みも追加募集!パートナーなどとの意見の相違、冠婚葬祭でのルールが分からない、反抗期による親との言い争い、癇癪を起こして自分の頭を叩く、地団太を踏むなどの自傷行為…読み書きや計算の困りはもちろん、授業を落ち着いて受けられないなどの学習の悩み…行き渋りや不登校などの悩み…いろいろなお悩みエピソード、お待ちしております。お寄せいただいたエピソードの中から数作品、発達ナビの連載ライターさんにコラムとしてコミックマンガエッセイ化していただき、発達ナビで公開いたします!あるあるのエピソードからヒヤリとしたエピソード、SNSなどではなかなか言えないような家族やママ友とのトラブルまで。いろいろな「困った」エピソードをぜひ教えてください。
2022年07月20日思春期・反抗期は、成長のプロセス。広汎性発達障害(自閉スペクトラム症)のある娘は、現在小学6年生。思春期・反抗期の真っただ中です。発達外来の受診で、発達障害児の思春期・反抗期についてや、娘の状態に合わせた療育方法を先生からアドバイスしてもらい、少しずつよくなってきました。しかし、そもそも思春期・反抗期は、正常な発達。娘の自立力を伸ばすことが目的であり、反抗的な態度をゼロにしようとは思っていません。日常生活では、反抗は引き続きあるのが現状です。Upload By SAKURA自分の発達に関して、興味津々。わが家では娘に「発達障害」の告知をしています。そのことも関係しているのか、娘は自分の発達状態にとても興味津々です。自分は何歳で歩いたか、何歳のときにしゃべったか、オムツが外れたのはいつか、小さいときはどんな子だったか…。決して後ろめたいという聞き方ではなく、「私のことを知りたい!」「教えて!」と楽しそうに、何度も聞いてきます。Upload By SAKURA正しい知識を教える。そんな娘には、思春期・反抗期というものを発達のちゃんとした知識として、教えた方がいいと思った私たちは、思春期・反抗期についてよく説明しています。Upload By SAKURA元々、理論的な説明が大好きな娘。自分のイライラや、親に反抗してしまう言動が、発育として説明がつく状態が面白いようです。私ともめたときも…Upload By SAKURA自らの態度の理由を「思春期・反抗期」と言う娘。それを言うことで、娘の反抗が急に可愛く見え、私は笑いをこらえるのに必死になってしまいます。自分の経験も話して聞かせる。元々、あまり他人に興味を示さない娘ですが、思春期・反抗期に関しては自分だけではなく、ほかの人がどうだったかを知りたいようで…Upload By SAKURAUpload By SAKURAこんな会話をしていると、まだまだ娘は、反抗期じゃないような気さえしてきます。話して、向き合って、乗り越える!私たちの場合、思春期・反抗期というものを会話なくただ過ぎるのを待つより、「あなたは今、思春期・反抗期に入っていますね」と、状態を説明してからの方がお互いどこか冷静になれます。この方法が全員に通用するとは思いませんが(たぶん私の場合、そういう言い方されると余計イライラしていたかも…)、思春期・反抗期についてあえて話すというのも、乗り越えるための一つの方法かもしれません。執筆/SAKURA(監修:初川先生より)思春期・反抗期について、説明されたのですね!すてきなエピソードのシェアをありがとうございます。思春期・反抗期は、体感としては、「なぜだかはっきりしないけれど、なんだかイライラする」「今まではイライラしなかった『宿題やったの?』の声掛けになんだか無性に腹が立つ」、そんなイライラ先行かと思いきや、ときには、親に甘えたくなったり、友達と比較して悲しい気持ちになったりと、今までとはなんだか違う…といった感覚にとらわれることが多いです。そうした内発的な変化について、学校の保健で習ったり、言葉として「思春期」「反抗期」と知っていたりはあるにしても、そこと結びつけて「あー、これが噂の思春期か…」と認識できる子は少ないと思います。多くの場合、「なんでそんなに反抗的なのよ!」と親に言われるなどして、気づくことが多いです。自閉スペクトラム症のある方のように、自分の体感をモニタリングしづらかったり、未知のことに出合うことの衝撃を大きく受けたりする場合には、早めに説明するということが安心安全につながることがあります。SAKURAさんのされたように、それは正常な発達なのだということを伝えることがとても大切です。これまでとの違いに違和感やしっくりこない感じ、終わりの見えない感じ、そして、大人になるということへの不安がないまぜになって感じられる場合もありますが、それは正常な発達で、いずれ落ち着くということ、その見通しを伝えることが大切です。SAKURAさんの娘さんの場合には、そのあたり理解され、自分のことを「思春期・反抗期」とカテゴライズして語ることができるようになりました。自分の状態が何であるか知っていること、自分の状態の手綱を握れていること。とても素晴らしいですし、大人への第一歩だなと感じます。
2022年07月06日STEAM教育って何?
子育て楽じゃありません
細川珠生のここなら分かる政治のコト