私たち夫婦は2歳の息子と生後10カ月の娘を育てています。結婚後なかなか赤ちゃんを授からず、やっと第1子を出産したのは結婚5年目のこと。そのとき私は35歳、夫40歳。不妊期間が長かったので、お互い思いのほか年をとっていました。本当は結婚後すぐ、30歳で1人目を産みたかった……。1人目を妊娠してから、年子を産むまでの思いをまとめました。1人目妊娠中に、2人目を急ごうと決めた体外受精で1人目を妊娠してすぐのこと。子どもは2人欲しいというのが夫婦の考えだったので、次の不妊治療を何年後にするか、夫と話していました。 夫は、子どもが小さいうちは思いきり一緒に遊んであげたいけれど、気づけばアラフォー。自分も元気に動き回れるうちに2人目が欲しいようでした。 加えて、私には子宮筋腫がありました。2人目を考えるなら筋腫が大きくならないうちに、と医師から言われていたこともあり、1人目を産む前から年子計画を進めることになったのです。 急ぐと言っても、1学年差は避けたい!息子は12月に生まれました。母体の回復に半年をかけ、育児にも慣れてきた翌年6月のこと。私はカレンダーとにらめっこしていました。もしもすぐ2人目を授かったら、出産は翌年3月。息子と2人目の子が1学年差で良いのかと考えていたのです。 成長して学生になったとき、息子が何かの事情で留年や浪人をするかもしれません。そのとき1学年下に妹や弟がいたら、2人はいわゆる“同級生”。その状況を息子が嫌がるかもしれない……。そう思い、翌年4月以降に出産できるように逆算して、不妊治療を再開しました。 子どもたちの気持ちを考えると不安も…娘は翌年4月に生まれました。夫婦の希望で年子を出産したものの、年の近い兄妹を子どもたちが喜んでくれるのかはわかりません。私には、8歳上の兄と5歳上の姉がいます。2人にはいろいろな面で助けられました。 年の離れた兄と姉がどんなことも先に経験してくれたから、私はその後をついていくことができました。それが、年の近いわが子たちの場合はどんな関係になるのでしょう。どうか仲良く、時には競い合って、お互いを認め合える兄妹になってほしいと願っています。 不妊のため、1人目を授かるのが遅くなった私たち夫婦。その分2人目は早めにと思い、2学年差の年子を出産しました。年の近いきょうだいがいなかった私は、子どもたちのこれからが楽しみでもあり、不安も。でもそんな私に、年子の妹を持つ友人が心強い言葉をくれました。「妹とは昔はケンカばかりだったけど、今では唯一無二の存在だよ」。うちの子どもたちも、お互いに影響を受けながら大きくなってほしいなと思います。 著者:おかもとえみ2歳男児、0歳女児のママ。接客業や事務職、広告制作会社を経て現在は主婦ライター。ずぼらでマイペースな子ども好き。
2023年04月05日ある日、拓也の帰りが遅くなったことがキッカケで、今まで妊活を後回しにされてきた不満が爆発した美咲。一方で妊活がプレッシャーになっていた拓也は内心不満に思いながらも、本音を話せずにいました。しかし紆余曲折を経て、拓也は妊活に向き合うことを決意。2人で話し合い、まずは1年間頑張ってみようと、妊活に取り組む日々がスタート。しかし、受精のタイミングが月に1度しかないことや、美咲の生理周期が一定でないことから、妊娠することは決して簡単ではないという現実に直面したのです。美咲と拓也は解決策を話し合い、妊活の頻度を増やすことに。ところが、回数を増やしたところで、すぐに妊娠するということもなく……。 この月も美咲から悲しい報告を受けると、拓也は思わず言葉を失ってしまったのでした。 慌てて前向きな言葉をかける夫。しかし、妻は…? 「ざ、ざんねんだね……!でも仕方がないよ……!」 「気持切り替えて来月また……!」 一瞬固まってしまったものの、必死で前向きな言葉をかける拓也。 しかし、美咲は残念そうな顔でうつむくと、言葉を発することはありませんでした。 その姿を見て、美咲の心中を察する拓也。 何も言わず、そっとやさしく抱きしめたのでした。 ◇◇◇ 妊活開始から1年が経過したことで、状況が一変してしまった美咲と拓也。焦る気持ちに加え、諦める気持ちもよぎり始めたころだというのが、2人のやり取りやそれぞれの表情からも伝わってきてつらいです……。恐らく美咲と拓也にとってこの1年は、今まで生きてきた中で最もつらく、長く感じた1年だったのではないでしょうか。 著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2023年04月03日ある日、拓也の帰りが遅くなったことがキッカケで、今まで妊活を後回しにされてきた不満が爆発した美咲。一方で妊活がプレッシャーになっていた拓也は内心不満に思いながらも、本音を話せずにいました。しかし紆余曲折を経て、拓也は妊活に向き合うことを決意。2人で話し合い、まずは1年間頑張ってみようと、妊活に取り組む日々がスタート。しかし、受精のタイミングが月に1度しかないことや、美咲の生理周期が一定でないことから、妊娠することは決して簡単ではないという現実に直面したのです。美咲と拓也は解決策を話し合い、妊活の頻度を増やすことに。ところが、回数を増やしたところで、すぐに妊娠するということもなく……。 悲しそうな顔で美咲が「今月もダメだったみたい」と言うときが、拓也にとって1番つらい瞬間なのでした。 「諦めずに頑張ってください」後輩の言葉に励まされたものの… 悲しそうな美咲の表情を見る度、(今は俺が励まし続けないと……)と思っていた拓也。 「諦めずに頑張ってください」 「ありがとう……!」 後輩に励まされ、前向きに気持ちを持ち直した拓也は今まで以上に精力的に妊活に取り組むことに。 (諦めなければ、俺たちのところにもきっと……) しかし、拓也の思いも虚しく……。 この月も、「今月も生理来ちゃった……」と美咲から報告を受けるのでした。 ◇◇◇ 美咲の報告を聞いて、一瞬言葉を失った拓也。悲しい報告は言う側も聞く側も、どちらも同じくらいにつらいというのが、この2人から伝わってきますね……。 著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2023年04月01日ある日、拓也の帰りが遅くなったことがキッカケで、今まで妊活を後回しにされてきた不満が爆発した美咲。一方で妊活がプレッシャーになっていた拓也は、心の中では(なんで家でも圧をかけられなきゃいけないの? )と思いながらも、本音を話せずにいました。しかし紆余曲折を経て、拓也は妊活に向き合うことを決意。2人で話し合い、まずは1年間頑張ってみようと、妊活に取り組む日々がスタート。しかし、受精のタイミングが月に1度しかないことや、美咲の生理周期が一定でないことから、妊娠することは決して簡単てはないという現実に直面したのです。そこで、美咲と拓也は解決策を話し合い、妊活の頻度を増やすことに……。ところが、もともと性欲が少ない拓也にとってはかなりしんどく、体力的にぐったりしてしまうのでした。 会社の机でぐったりしていると、同僚から声をかけられて… 疲労困憊な拓也の表情を見て驚いた同僚。 「うわっ!! どうしたんですか。大丈夫です……?」 「実は今妊活してるんだ……」 体を起こすと、同僚に事情を話し始めた拓也。 「この1年は頑張ろうって奥さんと決めたんだけど、出勤前にしなきゃなのがかなりしんどくてさー……」 しかし、拓也が本当に1番しんどいと感じるのは、「今月もダメだったみたい」と言って美咲が悲しそうな表情をする瞬間なのでした。 ◇◇◇ 朝の妊活の影響がかなり出ていてしんどそうですが、それよりも「美咲の悲しい顔を見るほうがつらい」と言っていた拓也。妊活を一生懸命頑張っているのに、思ったように結果がついてこないと、かなりつらいものがありますよね……。 著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2023年03月31日Instagramにて自身の体験談マンガを発信されているこいあともまやさん。34歳のときに夫となる「すんさん」と出会い、35歳で結婚。年齢のことも考え、結婚を決めてからは妊活に励むことに。しかし、妊活は予想以上に過酷で……。現在は第一子をご出産し、息子さんを育てているこいあさんの妊活体験談をご紹介いたします。 また流産する可能性もゼロじゃない二度の流産のあと、夫と2人での時間を過ごすうちに「このまま2人でもいいかもしれない」と心境に変化が生まれ始めていたこいあさん。 そんなとき、義叔母の葬儀や夫の地元で親子の仲睦まじい姿を目にしたこと、父からは「孫が欲しい」と言われたことなどをきっかけに、こいあさんの中で再び「子どもが欲しい」という気持ちが溢れ出てきました。 その気持ちをすんさんにぶつけると、すんさんから「最後にもう1回トライしてみよう」という返事があり、不育症の検査を受けることに。そして検査の結果は「異常なし」。うれしいはずが、この結果が2人に迷いを生んでもいました。 不育症の検査が「異常なし」ならば、即妊活をスタートしようと決めていた2人。でも、いざ結果を受け止め、流産の原因は不明だとわかると、「次も流産してしまう可能性もゼロではない」という壁にぶち当たってしまいました。 当時、こいあさんはかなり悩まれたそうで、「また流産する可能性があるという状況で、三度目の妊娠を望むことは親のエゴなのかなって。胎児といえど、親のエゴでまたひとつの命を犠牲にしてしまうことになるのかなって。だからすごく悩んだ」と、このときの思いをつづられています。そして、結果的に息子さんをご出産された今も「この答えが正しいのかどうかは、いまだにわからない」とも。答えがないものだからこそ、自分たちなりにどういう答えを出すかはとても難しいものですよね。 それでも、「あきらめたくない」という思いが勝った2人は、当初予定に決めていた通り妊活を再スタート。再スタートにあたり、これまでの「業務的な妊活」から、「夫婦生活の延長線上での妊活」の意識で進めることに。「最終的に子どもができてもできなくても、どんな結果にたどり着いても、今が幸せなら、ゴールが幸せなら……躍起になって妊活するのは違う気がした」というのが2人が「最後の妊活」として辿り着いた答えだったのですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 こいあさんのマンガは、このほかにもInstagramなど更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター こいあ福岡県在中アラフォー。SNSで妊活やPMDDの体験談を発信してます。うちの猫動画と自作のシュール系ショートアニメにも挑戦中。人生ブレまくってます。
2023年03月30日結婚してからすでに3年が経過した美咲と拓也。ある日、拓也の帰りが遅くなったことがキッカケで、今まで妊活を後回しにされてきた不満が爆発した美咲。一方で妊活がプレッシャーになっていた拓也は、心の中では(なんで家でも圧をかけられなきゃいけないの? )と思いながらも、本音を話せずにいました。しかし紆余曲折を経て、拓也は妊活に向き合うことを決意。2人で話し合い、まずは1年間頑張ってみようと、妊活に取り組む日々がスタートしたのですが……? 妊活を始めてみると、想像以上に大変で… いざ妊活を始めてみると、妊娠することは決して簡単ではないという現実に直面した美咲と拓也。 早速、2人は解決策を話し合うことに。 すると、「頻度を増やす」という結論にたどり着きます。 しかし、妊活の頻度を増やしたことで、拓也はぐったりと疲れてしまうのでした。 ◇◇◇ 妊活をスタートできたのはよかったのですが、開始早々壁に直面してしまった2人。美咲の生理周期を予想するのが難しかったことから、妊活の頻度を増やしたわけですが、拓也のぐったりとした表情からも、体力的にも結構しんどいという事実が伝わってきますね……。 著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2023年03月30日結婚してからすでに3年が経過した美咲と拓也。ある日、拓也の帰りが遅くなったことがキッカケで、今まで妊活を後回しにされてきた不満が爆発した美咲。一方で妊活がプレッシャーになっていた拓也は、心の中では(なんで家でも圧をかけられなきゃいけないの? )と思いながらも、本音を話せずにいました。しかし紆余曲折を経て、拓也は妊活に向き合うことを決意。 今まで妊活を後回しにしてきたことを謝罪すると、「まずはこの1年、一緒に頑張って見ない?!」と美咲に提案することに。 すると、美咲もこれまで妊活に必死になっていたことを謝罪し始めて……? 「2人でも楽しい、だけど……」妻の気持ちを最後まで聞いた夫は? 「子どもができたら、また新しい幸せを見つけていけるんじゃないかって思ってるの」 「2人でも楽しい、だけど私は愛した人の子どもも育ててみたい……」 そして、恐怖も不安もこれから一緒に知っていこうと、拓也の手を取った美咲。 拓也は「うん!」と返事をすると、2人の妊活は本格的に始まったのでした。 ◇◇◇ 「愛した人の子どもも育ててみたい」と、自分の想いを伝えた美咲。お互いの気持ちを分かり合えたことでようやく2人の足並みがそろい、"妊活を頑張ろう"と同じ熱量で目標に向かって進み始めることができて、本当によかったですね。 著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2023年03月29日Instagramにて自身の体験談マンガを発信されているこいあともまやさん。34歳のときに夫となる「すんさん」と出会い、35歳で結婚。年齢のことも考え、結婚を決めてからは妊活に励むことに。しかし、妊活は予想以上に過酷で……。現在は第一子をご出産し、息子さんを育てているこいあさんの妊活体験談をご紹介いたします。 原因を知ったうえで再開したい二度の流産のあと、こいあさんとすんさんの間では、自然と妊活についての話題は挙がることはなくなり、夫と2人での時間を過ごすうちにこいあさんの中で、「このまま2人でもいいかもしれない」と心境に変化が生まれ始めていました。 そんなとき、義叔母の葬儀や夫の地元で親子の仲睦まじい姿を目にしたこと、父からは「孫が欲しい」と言われたことなどをきっかけに、こいあさんの中で再び「子どもが欲しい」という気持ちが溢れ出てきて……。 その気持ちをすんさんにぶつけると、すんさんからは「最後にもう1回トライしてみよう」と思わぬ答えが返ってきたのでした。 すんさんからの「不育症の検査をして、もし今までの流産に何か原因があるのならばそれを知ったうえで妊活を再開したい」という言葉を受け、2人は病院へ。 不育症の主な原因と考えられているものとして、「夫婦どちらかの遺伝的な要因(染色体異常)」「ホルモンの異常によるもの」「子宮の問題」「免疫的な要因」「感染症」などがありますが、原因は多岐にわたるため複数の原因が重なって特定できないケースも。また、染色体異常の場合、現状は根本的な治療法はありません。そういった点を医師から説明され、理解したうえで2人は不育症の検査をすることにしました。改めて「妊活を頑張ろう」と思った2人。不安もあったと思いますが、検査に前向きな姿勢が垣間見えますね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 こいあさんのマンガは、このほかにもInstagramなど更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター こいあ福岡県在中アラフォー。SNSで妊活やPMDDの体験談を発信してます。うちの猫動画と自作のシュール系ショートアニメにも挑戦中。人生ブレまくってます。
2023年03月28日結婚してからすでに3年が経過した美咲と拓也。ある日、拓也の帰りが遅くなったことがキッカケで、今まで妊活を後回しにされてきた不満が爆発した美咲。一方で妊活がプレッシャーになっていた拓也は、心の中では(なんで家でも圧をかけられなきゃいけないの? )と思いながらも、本音を話せずにいました。しかし紆余曲折を経て、拓也は妊活に向き合うことを決意。 今まで妊活を後回しにしてきたことを謝罪すると、「まずはこの1年、一緒に頑張って見ない?!」と美咲に提案したのでした。 夫の話を聞き終わると、妻は口を開いて… 「調べてみたんだ。なんで美咲がこんなに焦ってるのか」 「俺……妊娠のこと、女性の体のこと……何にも知らなかったって反省したよ……」 そう言うと、妊活についてどこか他人事に思っていたことを伝えた拓也。 すると、美咲も口を開きます。 「毎月毎月必死になってたけど、私は子どもを産むために拓也と結婚したんだっけ? って」 「……違う。拓也となら、歳を重ねても笑い合ってるだろうなって思えたから結婚したんだ……」 そう言い終わると、今まで拓也を責め立ててきたことを謝罪したのでした。 ◇◇◇ 自分の考えや言動を振り返り、反省点をお互いに謝罪し合った拓也と美咲。今までそれぞれが自分の気持ちで精一杯だったわけですが、相手の気持ちに立って物事を考えられるようになったのは、2人にとっては大きな一歩だったのではないでしょうか。 著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2023年03月28日結婚してからすでに3年が経過した美咲と拓也。ある日、拓也の帰りが遅くなったことがキッカケで、今まで妊活を後回しにされてきた不満が爆発した美咲。一方で妊活がプレッシャーになっていた拓也は、心の中では(なんで家でも圧をかけられなきゃいけないの? )と思いながらも、本音を話せずにいたのでした。ひとまずその場を穏便に済まそうと、美咲に謝罪。さらに拓也は、近いうちに妊活に取り組む日を作ることを約束することに。しかし、急きょ拓也の出張が決定。申し訳なさそうに謝ると、美咲は残念そうな表情で「仕方がないね……」と答えたのでした。後日、拓也はこの出来事を学生時代の先輩に相談。すると先輩が言った「同じ年齢でも、男女で感覚が違う」という言葉に、ハッとさせられるのでした。 出張から帰ると、「子どものことを話し合いたい」と切り出した拓也。「今まで子どもがほしい美咲に合わせてた」と本音を話し始めたのですが……? 妻の目をまっすぐ見つめて、伝えた言葉は… 「はは、やっぱりそうだったんだ……」 美咲の言葉を聞いた拓也は、うつむきながら話を続けます。 「うちは昔、親が離婚してるし、子どものころは結構つらい思いも結構してきたから……」 「そんな俺がちゃんとした親になれるのかなって漠然とした不安もあって、積極的になれなかった」 そう言い終わると、美咲となら家族を作れると思ったことを伝えた拓也。 「今まで全然向き合ってあげられなくてごめん!もう逃げない……!!」 「まずはこの1年……!一緒に頑張って見ない?!」 まっすぐ美咲の目を見つめると、ハッキリとそう提案したのでした。 ◇◇◇ 「美咲となら家族を作れるかしれない」という結論を出した拓也。きっとこの答えにたどり着くまで、いろいろと悩んだり、苦しんだりしたのではないでしょうか。しかし、拓也の発言からはちゃんと自分で決断し、美咲と一緒に前に進もうとしていることが伝わってきます。拓也自身が1つ成長したように感じましたが、皆さんはどう思いましたか? 著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2023年03月27日結婚してからすでに3年が経過した美咲と拓也。ある日、拓也の帰りが遅くなったことがキッカケで、今まで妊活を後回しにされてきた不満が爆発した美咲。一方で妊活がプレッシャーになっていた拓也は、内心不満に思いながらも、本音を話せずにいたのでした。ひとまずその場を穏便に済まそうと、美咲に謝罪。さらに拓也は、近いうちに妊活に取り組む日を作ることを約束することに。しかし、急きょ拓也の出張が決定。申し訳なさそうに謝ると、美咲は残念そうな表情で「仕方がないね……」と答えたのでした。後日、拓也はこの出来事を学生時代の先輩に相談することに……。話を聞いた先輩は拓也に同調する場面はあったものの、美咲が29歳であることが分かると、妊活を焦るのは当然のことだと主張。 さらに「同じ29歳でも、男女で感覚が全然違うのではないか」と発言。拓也はその言葉を聞いた瞬間、ハッと大事なことに気付くのでした。 そして、出張から帰宅。美咲にお土産を渡した拓也は……? 夫の言葉に、妻は一瞬不安な表情を浮かべて… 出張のお土産を渡すと、「子どものことについて話し合い」と自ら切り出した拓也。 「前に話し合ったけど気が変わった……?拓也は……やっぱり子どもいらないとか……?」 不安な表情を浮かべながら返事をする美咲に、重い口を開きます。 「今の俺自身の気持ちとしては、いても、いなくてもいいっていう感じなんだ」 「今まではずっと美咲が欲しいって言ってるから、合わせてた」 これまで伝えていなかった自分の正直な気持ちを初めて美咲に伝えたのでした。 ◇◇◇ 妊活の話題を切り出した拓也ですが、今までに逃げていた妊活に、正面から向き合おうとする前向きな姿勢が感じられますね。「美咲に合わせてた」という言葉を聞いたとき、美咲はショックだったかもしれないですが、拓也がようやくちゃんと向き合ってくれたことに対しては、きっとうれしかったのではないでしょうか。 著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2023年03月26日結婚してからすでに3年が経過した美咲と拓也。ある日、拓也の帰りが遅くなったことがキッカケで、今まで妊活を後回しにされてきた不満が爆発した美咲。一方で妊活がプレッシャーになっていた拓也は、心の中では(なんで家でも圧をかけられなきゃいけないの? )と不満に思いながらも、本音を話せずにいたのでした。ひとまずその場を穏便に済まそうと、拓也は美咲に謝罪。さらに、やさしく抱きしめると、近いうちに妊活に取り組む日を作ることを約束したのでした。しかしその矢先に、拓也の出張が決定。拓也が申し訳なさそうに謝ると、美咲は残念そうな表情で「仕方がないね……」と答えるのでした。 後日、このことを学生時代の先輩に相談することに。事情を話し終えると、本音が次々に飛び出す拓也。 「子どもをかわいいと思ったことがない」「子どもに懐かれたことがない」など、拓也の本音に対して先輩は……? 拓也の言葉に対して、先輩が返した言葉は? 「だからか、もし子どもができたとしてもぶっちゃけ不安です!ちゃんとかわいいって思えるのかなって……!!」 そう言うと、子どもが生まれることに対して戸惑いや不安に思う気持ちがあることも付け加えたのでした。 すると先輩は、「奥さんいくつだっけ?」と質問。 「今年で……29歳です」 「そりゃ焦るだろ。男の29歳と女性の29歳は感覚が全然違うのではないかな」 先輩の言葉を聞いた瞬間、ハッと何かに気付いた拓也は、思わず目を見開いたのでした。 ◇◇◇ 「男の29歳と女性の29歳は、感覚が全然違うのではないかな」という先輩の言葉は、個人差もあるので一概には言えないとは思いますが、特に女性の場合は出産できる年齢に限りがあるので、男性よりもシビアな感覚でいる方が多いのは事実だと思います。今までの拓也はそこに気付けていなかったようですが、新たに気付くことができてよかったですね。 著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2023年03月25日結婚してからすでに3年が経過した美咲と拓也。ある日、拓也の帰りが遅くなったことがキッカケで、今まで妊活を後回しにされてきた不満が爆発した美咲。一方で妊活がプレッシャーになっていた拓也は、心の中では(なんで家でも圧をかけられなきゃいけないの? )と不満に思いながらも、本音を話せずにいたのでした。ひとまずその場を穏便に済まそうと、拓也は美咲に謝罪。さらに、やさしく抱きしめると、近いうちに妊活に取り組む日を作ることを約束したのでした。しかしその矢先に、拓也の出張が決定。拓也が申し訳なさそうに謝ると、美咲は残念そうな表情で「仕方がないね……」と答えるのでした。 後日、このことを学生時代の先輩に相談することに。事情を話し終えると、拓也の口からは本音が次々に飛び出して……? 「好きなのに、迫られると怖い」夫自身も実は悩んでいて 「あ~……。その気持ちはよくわかる」 「そうなんすよ……」 拓也が本音を話すと、共感する先輩。 続けて、子どもをほしいということに対して、夫婦で温度差があることを指摘。 「俺は別に2人でも仲良くやっていける自信あるんで……。そんなに必死にならんでもって思ってしまって……」 さらに、拓也は今まで子どもをかわいいと思ったことがなかったことに加え、子どもに懐かれた経験がないことについても話したのでした。 ◇◇◇ 拓也がそこまで子どもをほしいと思わない理由は1つではなく、複数の要因がありました。明確な理由がちゃんとあるなら、尚更早めに夫婦で話し合っていればよかったのではないかと思ってしまいましたが……。現実はなかなか難しいのかもしれませんね。 著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2023年03月24日Instagramにて自身の体験談マンガを発信されているこいあともまやさん。34歳のときに夫となる「すんさん」と出会い、35歳で結婚。年齢のことも考え、結婚を決めてからは妊活に励むことに。しかし、妊活は予想以上に過酷で……。現在は第一子をご出産し、息子さんを育てているこいあさんの妊活体験談をご紹介いたします。 ずっと体調が戻らなくて…以前おこなっていた子宮頸がん検査で要精密検査となったこいあさん。検査をした結果「中等度異形成」だということがわかりました。 今すぐに手術の必要はなく経過観察となりましたが、年齢のことも踏まえて「妊娠を希望するなら急いだほうがいい」と医師から言われ……。 夫・すんさんに結果を共有し、2人は再び妊活を再開することを決意! しかし……? そして、こいあさんは処方された漢方の服用を始めることに。 すんさんと妊活を再開したこいあさん。しかし、流産手術後から1カ月経っても体の不調が続いていました。フラフラとすることが多かったり、ぼーっとしてしまったり……。また、あまり眠れてもいなかったそうです。回復までは人それぞれ異なりますが、こいあさんの場合は、さまざまなことが一気に起きたこと、また妊活への焦りもあって、心身共に疲れていたこともあったかもしれない……と考えてしまいます。 それからこいあさんは医師に相談し、薬を処方してもらえることに。漢方を飲む生活を送り始めて2週間ほどで体調が戻ってきたとのことです。何か体の異変や不安なことがあれば、受診して医師に相談することの大切さを改めて感じさせられますね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 こいあさんのマンガは、このほかにもInstagramなど更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター こいあ福岡県在中アラフォー。SNSで妊活やPMDDの体験談を発信してます。うちの猫動画と自作のシュール系ショートアニメにも挑戦中。人生ブレまくってます。
2023年02月19日Instagramにて自身の体験談マンガを発信されているこいあともまやさん。34歳のときに夫となる「すんさん」と出会い、35歳で結婚。年齢のことも考え、結婚を決めてからは妊活に励むことに。しかし、妊活は予想以上に過酷で……。現在は第一子をご出産し、息子さんを育てているこいあさんの妊活体験談をご紹介いたします。 精密検査の結果は流産手術後の検診で、以前おこなっていた子宮頸がん検査の結果がわかり、こいあさんは「中等度異形成」だと告げられました。 改めて精密検査を受け、医師からその検査の結果を説明されるときがきて……。 精密検査の結果は「中等度異形成」。医師からは手術の必要はないと告げられ、「経過観察」ということになりました。後にこいあさんは出産した1年後に手術は受けられたとのことですが、妊活のこともありこのときは手術を避けたかったとのことで、こいあさんはこのとき「手術をしなくてよかった」とひとまず胸を撫でおろしたのでした。 そして、そのことを、夫・すんさんに伝えると「この状況で、今後の妊活をどうするか」と核心に迫る言葉が。すんさんの問いに、こいあさんは「もう1回、トライしたい」と強く言葉を紡いで……。今回の精密検査で手術が必要になっていた場合は、「妊活をあきらめていたかもしれない」と語るこいあさん。だからこそ、結果がわかった今、あきらめたくない思いが強くなったのですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 こいあさんのマンガは、このほかにもInstagramなど更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター こいあ福岡県在中アラフォー。SNSで妊活やPMDDの体験談を発信してます。うちの猫動画と自作のシュール系ショートアニメにも挑戦中。人生ブレまくってます。
2023年02月16日Instagramにて自身の体験談マンガを発信されているこいあともまやさん。34歳のときに夫となる「すんさん」と出会い、35歳で結婚。年齢のことも考え、結婚を決めてからは妊活に励むことに。しかし、妊活は予想以上に過酷で……。現在は第一子をご出産し、息子さんを育てているこいあさんの妊活体験談をご紹介いたします。 エゴだと思う。でも…こいあさんとすんさんは、結婚を決めたタイミングで妊活をスタートさせました。しかし半年経っても実を結ばず……。 不妊治療をするのかどうかの話し合いの中で、こいあさんは、すんさんから言われた「不妊治療で子どもを授かれたとして、金銭的に余裕がなくなってしまったら、子どもに大変な思いをさせてしまうのではないか」という言葉が深く胸に突き刺さりました。 それは、自身も過去に親から「お金がない」ということで強い言葉をかけられたことが影響していました。「子どもにはあんな思いさせたくない」とは思うものの、金銭的に余裕がなくなってしまったら、母と同じことを子どもにしてしまうのではないか。改めて「親になること」について考えさせられて……。 自分のエゴかもしれない。それでもやっぱりすんさんとの子どもが欲しい――。それがこいあさんの本音であり、出した答えでした。ただ、同時にこの段階で「不妊治療はしない」ということも決めたこいあさん。このとき2人で決めていたタイムリミットまで残り3、4カ月。 「できる限りのことはやりたかった。 自分の中でまだベストを尽していない気がした」とこいあさんの中で、可能性が少しでもあるならば、最後まであきらめず走り続けたいという思いがあったそうです。そして、こいあさんの思いにすんさんも応えてくれました。パートナーに受け入れてもらえる、それだけこいあさんは心が救われたことと思います。2人の絆にグッとさせられてしまいました。 監修/助産師 松田玲子 こいあさんのマンガは、このほかにもInstagramなど更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター こいあ福岡県在中アラフォー。SNSで妊活やPMDDの体験談を発信してます。うちの猫動画と自作のシュール系ショートアニメにも挑戦中。人生ブレまくってます。
2023年01月23日Instagramにて自身の体験談マンガを発信されているこいあともまやさん。34歳のときに夫となる「すんさん」と出会い、35歳で結婚。年齢のことも考え、結婚を決めてからは妊活に励むことに。しかし、妊活は予想以上に過酷で……。現在は第一子をご出産し、息子さんを育てているこいあさんの妊活体験談をご紹介いたします。 まずはタイミング法から こいあさんとすんさんは結婚を決めたタイミングで、年齢のことを考え早々に妊活もスタートさせることにしました。 しかし、こいあさんは過去に卵巣にできた腫瘍を摘出する手術をおこなっており、「妊娠には問題ない」と医師から言われていましたが不安に。夫・すんさんも上のきょうだいの家庭には子どもがおらず「子どもができにくいのかも」と感じていました。 不妊の可能性も視野に入れながら、「まずは1年妊活を頑張ってみよう」ということになりました。 すんさんに言われつつも、自身でも「めんどくさがり」というのはわかっていたこいあさん。 そのため、排卵チェッカーを使い、自身の排卵のタイミングを確認しながら性行為をおこなうことに。 「ひとまず入籍までの1年頑張ってみよう」と意気込んだ2人。排卵チェッカーを使い、タイミング法から試してみることにしました。しかし、半年頑張ってみても、なかなかうまくいかなくて……。このときを振り返り、「毎月落ち込んで、心が折れそうだった」とつづっているこいあさん。抱いていた不安と思うようにいかない現実……お互いにもどかしい気持ちで胸がいっぱいだったことと思います。 監修/助産師 松田玲子 こいあさんのマンガは、このほかにもInstagramなど更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター こいあ福岡県在中アラフォー。SNSで妊活やPMDDの体験談を発信してます。うちの猫動画と自作のシュール系ショートアニメにも挑戦中。人生ブレまくってます。
2023年01月14日なんとなく2歳差で2人目が欲しいと思っていた私たち夫婦。しかし、実際に子どもを育ててみるとワンオペでの育児は想像以上に大変で、職場復帰をしたこともあり、仕事も忙しくてなかなか2人目を授かりたいという気持ちになれませんでした。そんな私たちが2人目を授かるまでの道のりをご紹介します。2歳差を希望していた私たち夫婦子どもは2歳差がいいなと思っていた私たち夫婦。しかし、2歳差ということは、娘が1歳前半には妊活を開始しなければいけません。しかし実際に子育てしてみると、1歳の娘はとても手がかかり、ワンオペ育児の私は毎日ヘトヘト。 さらに娘がちょうど1歳のときに職場復帰をしたので、仕事も忙しく、とても2人目を授かろうという気持ちにはなれませんでした。 育児と仕事に追われる日々…育児と仕事に追われる毎日はとにかく時間がなく、あっという間に過ぎていきました。私は2人目の子どもが欲しいけれど、この忙しい状況を妊娠しながら乗り切ることはできないなと思いました。そして、私は仕事、育児、2人目妊活、この3つに優先順位をつけることにしました。優先順位の1番は育児です。私は娘をしっかり育てたいと思いました。優先順位の2番目は2人目を授かること。年齢的にも30歳を過ぎていた私は、早めに2人目が欲しいと考えました。 夫も2人目が欲しかったようで、「妊活開始のタイミングは私に任せるよ」とのこと。そして、仕事は優先順位が3番目となりました。10年勤めていた会社を退職する決断がずっとできずにいた私ですが、優先順位をはっきりさせたことで、ついに転職する決心ができました。これから妊娠することを考えて、在宅でできる仕事を探すことに決めたのです。 転職後、2人目の妊活をスタート転職してから半年後、仕事の要領もつかめてきたので妊活を開始しました。妊活を開始してすぐに2人目を授かることができて、結果わが家は3歳差となりました。 第1子の娘は若干の赤ちゃん返りはあるものの、下の弟にやさしくて、お姉ちゃんらしくなりました。2人目を授かってよかったですし、転職したことにも後悔はありません。 育児、仕事、妊活、すべてをこなすのは私には無理だと考えて、優先順位をつけることにしました。仕事を変えたことで無理なく育児をしながら妊婦生活を送れたので、思い切って10年勤めた会社を辞めた決断は間違っていなかったなと思いました。2人目を授かって本当によかったです。 監修/助産師REIKO著者:本田 ひな2児の母。管理栄養士として保育園に10年勤務した経験と、投資歴13年の経験を生かし、栄養やお金について執筆中。
2022年11月19日妊活を始めて5年が経ったミカさん夫婦。ある日ミカさんは生理が遅れていることに気付き、おそるおそる妊娠検査薬で検査をします。祈るように判定が出るのを待ちますが、その結果は…!?妊活を始めて5年が経ったある日。生理が遅れていることに気付いたミカさんは、妊娠検査薬での検査を試みます。不安と期待が入り混じり、ドキドキしながら検査結果を確認すると…? やっとだね…!二人の努力の成果が実った瞬間 5年間の妊活を経て、妊娠したミカさん。妊娠検査薬での検査結果を待つ時間は、さぞ緊張したことでしょうね。そして、検査の結果は陽性。ミカさんは夫が帰宅すると、すぐに喜びの報告をしました。「ここにいるんだね…」とミカさんのおなかを触る夫の様子がとても微笑ましいですね。 喜びを抑えきれない2人は、「男の子かな? 女の子かな?」「絶対やんちゃだよ」と生まれてくる子どものことを想像して話が膨らみます。本当に嬉しかったのでしょうね。 妊娠5週目を迎えたころ、ミカさんの体にはつわりの症状が出始めていました。心から待ち望んでいた妊娠でしたが、いいことばかりではありません。つわりなどのマイナートラブルともこの先付き合っていかなければならなくなります。ミカさんには夫と協力しながら、マイナートラブルを乗り越えていってほしいですね! 作画:Nhitomi 著者:ライター ミカ
2022年11月15日結婚当初から、私たち夫婦は2人以上子どもが欲しいねと話していました。夫婦共に子どもが好きでしたし、夫は2人きょうだい、私は3人きょうだいだったため、きょうだいがいる家庭が当たり前だと思っていたのです。そんな私たち夫婦の共通認識に変化が起きたきっかけは、1人目の妊活でした。1人目の妊活夫は既婚の友人が多く、私との結婚前から友人の妊活話を聞くことがあったようです。そのなかで、友人が奥さんから「今日排卵日だからよろしくね」と言われてセックスするというエピソードを、「俺はそんなふうにプレッシャーをかけられるのは絶対に嫌だ」と話していました。 そんな夫の気持ちを尊重して約1年間は基礎体温と排卵検査薬から排卵日を予想し、排卵日前後にそれとなく私から誘っていました。 人生で一番つらい日々妊活を始めて最初の半年は特にストレスもなく過ごすことができていましたが、次第に夫は誘う私の手を眠いと言って払い除けるようになっていきました。そんな日もあるかと最初は気にしなかったものの、「勘弁してよ」「何? そんなにしたいの?」「んー(寝たフリ)」などと拒まれることが増え、次第に私は夫を誘うことが怖くなっていきました。 しかし夫との子どもが欲しかった私は何度も誘い、何度も拒否され……。女性としての自信を失い、愛されていないのでは? と思い悩む日々を送っていました。 子どもが欲しいと語る夫への提案拒まれる悲しさを夫に話すとその月は応じてくれましたが、私が言ったから仕方なくしているんじゃないかと思い、悲しみが消えることはありませんでした。それでも共通の友人に子どもが欲しいと語る夫。そんな夫に私が提案したのは不妊治療でした。 最初は反対していた夫でしたが、検査の結果私に問題はなく、夫が乏精子症と診断されたことから不妊治療へ協力的に。結局タイミング法や人工授精では授かることができず、体外受精で第一子を授かることができましたが、あんなにつらい思いをするのであれば、もう子どもは1人でいいと考えるようになりました。 妊娠、出産、そして2人目妊活へ夫は妊娠中も産後も私の体を気づかってくれ、穏やかに過ごすことができました。そして育児に積極的に参加する夫の姿を見るうちに、もう1人子どもが欲しいと思うように。しかし、妊活のつらい記憶からなかなか踏み出せずにいました。 そんなときに見つけたのが、生理日から排卵日を予測してくれる携帯のアプリです。夫にもアプリをダウンロードしてもらうことで、私が生理日を入力すると妊娠しやすい時期を夫に共有できるようになりました。そして、私からは誘わずに夫のタイミングで誘ってもらうことで2人目妊活に踏み出すことができたのです。 夫に拒まれ続けたつらい記憶から2人目妊活に踏み出せずにいましたが、アプリのおかげで数年ぶりに夫から誘われ、2人目妊活を始めることができました。夫も自分の態度のせいで私につらい思いをさせてしまった罪悪感から、2人目妊活を言い出せなかったそうです。授かることができるかはわかりませんが、ストレスを溜めず、ゆったりとした気持ちで過ごしていきたいと思います。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子著者:小谷 かずえ不妊治療を経て出産。現在3歳女児の母で元ウエディングプランナー。転勤族で九州在住し、ウエディング関係の記事や妊活に関する記事を執筆中。
2022年11月15日夫と一緒に妊活をスタートしたミカさん。なかなか授かれず自分を責めるミカさんでしたが、ケンジさんに支えられ前向きに妊活を進めていきます。そしてある日、生理が遅れていることに気づき…!夫と妊活を始めたものの、上手くいかず落ち込むミカさん。しかし夫の思いやりのある言葉に救われ、2人で不妊治療の検査を受けるなど前向きに妊活を進めていきます。夫に支えられて妊活を続けた2人。そしてついに… 夫婦で不妊治療の検査を受けたり、前向きに妊活を進めてきたミカさんたち。夫の優しい励ましの言葉は、何より妊活中のミカさんの助けになったことでしょう。はっきりとした不妊の原因が分からないまま妊活を続けていくのは、心身ともにダメージも大きかったのではないかと思います。 そうして2人で手を取り合いながら妊活を進め、5年が経ったころ…。ミカさんの身に変化が起こります! ふと気づくと生理が遅れていたのです。これはもしかして…と妊娠検査薬でチェックするミカさん。果たして2人の想いは良い結果につながるのでしょうか。 皆さんには「知りたいけれど、知りたくない…」というハラハラドキドキした経験はありますか? 作画:Nhitomi 著者:ライター ミカ
2022年11月14日「夫は不倫相手と妊活中」第8話。てんさんから不倫について詰め寄られ、だんまりだった夫。もうごまかせないと観念したのか、急に謝りだしました。謝って済ませようと思っているかのような夫の態度に、てんさんも呆れるしかありません。夫と不倫相手に慰謝料を請求させてもらうと告げると、急に夫の態度が豹変し…。不倫について問い詰めると、あっさり謝罪した夫。否定も言い訳もしない夫に、てんさんも呆れてしまいます。そんな態度の夫に最後通告とばかりに慰謝料の支払いを持ち掛けるてんさんですが…。慰謝料は払えない!?夫から衝撃の事実が… あっさりと謝罪して不倫を認めた夫でしたが、てんさんが慰謝料を請求をすると夫は突然逆ギレ! 急な態度の豹変にもてんさんは冷静に対応しますが、これには夫のさらなる衝撃的な秘密が隠されていました。 なんと不倫相手は、まだアルバイトしかしていない20歳の女性だったのです。これにはさすがにてんさんも度肝を抜かれたのではないでしょうか…。しかも夫は不倫相手をかばうような口ぶり。もっと自分のしたことを反省し、誠意のある対応をして欲しいですね。 作画:松本うち 著者:マンガ家・イラストレーター てんInstagramで、夫が不倫した自身の壮絶体験記を書き綴り反響を呼んだ。その投稿をきっかけに「任意同行願えますか?シーズン2」(読売テレビ)にも出演。
2022年11月08日私は性交渉が大の苦手で、第2子を出産してから4年間レスでした。でも、3人目が欲しくて始めた妊活。フルタイム勤務と育児で毎日フラフラでした。月に1度、排卵前後3日間の夫婦生活にギブアップし、見つけた妊活アイテムを使うことに。妊活で変化した夫との関係についてお話しします。もう妊活に疲れてしまった3人の子どもをもつ共働き夫婦です。3人目を希望し、夫婦生活を積極的に始めました。しかしセックスは痛いだけの私。いつも夫に誘われるのを寝たふりで4年も避けていたため、内心イヤイヤです。それでも妊活のため、不妊外来で言われたタイミングで、月に排卵前後の3日間は夫のご機嫌をとり、夫婦生活をしました。 しかし、半年過ぎても思うように妊娠できませんでした。毎日の仕事と育児のあと、くたくた状態での妊活。私はなかなかうまくいかない妊活に、精神的にも肉体的にも疲れてしまいました。 「夫婦生活 きらい 妊活」で見つけた不妊外来でタイミングを言われるのもストレスで、通院を中断。私は少しノイローゼになっていたため同じ思いの人がいないか、「夫婦生活 きらい 妊活」でブログ検索を始めました。すると「わが家はシリンジで第2子をつくりました」という記事が。 実は4年間のセックスレス中、ひとりで済ませていた夫。そのせいか、私とのセックスでは最後までできず、「精子だけ直接注射できたら良いのにね」とボヤいていました。まさにコレ!と思った私は、さっそくシリンジキットを取り寄せてみました。 「精子製造機じゃない!」と焦る夫夫にシリンジキットを説明し、「じゃ、よろしく」と言うと、「待て、俺は精子製造機じゃない! することはする」と反抗姿勢。4年セックスレスだったので、また私から誘われなくなるのが心配だったようです。しかし通院は中断しても、個人的にタイミングをとっていた私。 次のタイミングの3日間、仕事から帰宅する夫に私が何度も誘おうとすると、「⋯⋯寝たい。ムリ。あれ持ってきて、トイレで出すから」とついに観念しました。それから第3子を授かると、予想通り夫婦生活はなくなりました。夫は「妊活のときはあんなに求めてきたのに」と、また嘆いています。 この妊活での夫の態度から、子どもができてからの私は、夫への愛情表現がなくなっていたことに気づきました。その後、夫婦生活はなくても、子ども抜きで一緒にお風呂へ入るなどスキンシップをとるようになった私たち。今では夫から夜も誘われなくなりましたが、アイテムを使用しての妊娠をきっかけに、夫婦の愛情は夫婦生活の行為よりも、お互いの意識の問題だと気づくことができました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。著者:巳村 糸9歳、6歳、1歳の子どもを持つアラフォーママ。子育てを両親に頼っていたが、コロナ禍で突然孤独なワンオペが始まる。趣味は断捨離。産休中に収納アドバイザー2級を取得。監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2022年11月04日責任感の強いところが頼もしく見えた夫と、内緒の職場恋愛を経て結婚。至って普通の結婚生活を送っていました。家事の分担などに不満を感じながらも、平和な生活を維持できているはずだったけど…?■結婚前から彼に若い女性の影?作者のつきこさんに寄せられたエピソードを漫画化した本作。ケイとユリは、介護施設で働く上司と部下という関係だったこともあり、つき合っている間は交際をひみつにしていました。そして結婚をした後は、別々の支店に勤めることになります。しかし交際中、主人公ユリにとって気になる出会いがありました。それは、当時つき合っていた夫のことを気に入り、距離を縮めてくる若い女性・ミホの存在。しかし、主人公のユリと夫は無事に結婚。家事の分担などちょっとした不満はありながらも、結婚生活は順調だと思っていました。我慢しつつも、帰宅の遅い夫を支えていたのに…、その後事態は変化していきます。 ■浮気疑惑の夫と妊活…!?職場の管理者として働く夫のケイ、「仕事の帰りが遅い日があるのは仕方ない」と自分を納得させていたユリでしたが…。ある日、ケイとあのミホが連絡を取り合っていることを知ってしまうのです。夫への疑いは晴れないまま…。しかし、結婚当初から「子どもが欲しい」と2人で話していたため、ユリは妊活を始める決意をします。病院へ通い、妊活をプレッシャーと感じる夫とギクシャクしながらも妊活を続け、ついに第1子を妊娠。夫のケイも妊娠を喜んでくれ再スタートをきれると思っていたのですが…。驚くことに、ユリは夫とミホの関係が続いていたことを妊娠中に知ってしまいます。一度は再構築の道を歩んでいけるのかと思っていた矢先、夫に裏切られたユリはいったいどんな結末を迎えるのか…。本作は、投稿されたエピソードを元に2021年10月21日よりウーマンエキサイトで公開。次は、公開された記事に集まった読者からのコメントをご紹介します。 ■妊娠中の夫の行動に「自分のことしか考えてない」「不倫をしているかもしれない」という疑いがある状況で妊活を始める主人公に対して「驚いた」というコメントが多く寄せられました。・こんな状態で子どもを持とうと思うなんて私には考えられない。 でもそれはいろいろな経験をしてきたからこそ思うことなのかもしれないなあ。・不信感持ってる夫との妊活に驚いた。・不倫疑惑があって、実際よその女とイチャイチャしてて、怒りもある相手の子どもが欲しいと思えるのが信じられない。そうは言っても、好きになって結婚した相手…。当初はお互いに「子どもを持ちたい」という共通認識もあったからこそ、夫を信じたい気持ちが妊活へとつながっていったのかもしれません。また、妊娠中の不倫という行為に対しては非難する意見が多数。実際に妊娠中の夫の不倫を経験した方のコメントもあり、それがどれだけ人を傷つける行為なのかが改めて分かります。・率直に言うと、この亭主は自分の事しか頭に無い。 人の気持ちを思いやるという気持ちがないのだろう。だから何が悪いか分かっていないと思う。・慰謝料取って、社会的制裁加えて別れてやれ! まあ、そこは虎視眈々とやることよね。・夫を信用できなくなり、未だに心の奥でずっと許せない気持ちがあるので、読んでいて感情移入しました。さらに義理の両親との話し合いへとストーリーは進んでいくのですが、夫や義両親の対応を疑問視するコメントも届いています。・本当に酷い夫でしたね。義両親は自分の息子だから守りたいでしょうが、 娘の親としては無理です。・義両親の発言「子どものため」って母親をロボットかアンドロイドだとでも思ってるんじゃないか? もし、母親が離婚を選択して子が不幸になるとしたらそれは不倫した父親が悪いのであって、離婚を選択した母親のせいではないんじゃないか? 何故母親だけに感情を圧し殺すことを押し付けるんだろう?不倫は家族を裏切る行為。とくに妊娠中は体調を崩しやすく、家族のサポートが必要不可欠です。本来なら協力し合って、一緒に妊娠や子育てを乗り越えていくはずの夫が不倫をしているなんて…。簡単に許せる事実ではありません。▼漫画「社内不倫の果て」
2022年08月17日夫とは婚活中に飲み会で出会い、1年足らずのお付き合いで結婚しました。今年で結婚7年目。子どもにも恵まれ、大変なこともあるけれど幸せな生活を送っているのですが……実は私たち、もう何年もレスなのです。交際中は週4で泊まり。結婚後は月1回独身時代の私は、婚活が本業とでも言わんばかりに熱心に飲み会へ参加する日々を過ごしていました。そしてついに出会ったのが夫です。素朴でやさしい性格が好きで、夫も私を気に入ってくれた様子。交際を始めてからは毎日のように自宅へ泊まりに来てくれました。 お互いに結婚願望が強かったので、交際開始から1年もしないうちに両家へあいさつに出向き、とんとん拍子に入籍。2人暮らしがスタートしてからセックスの回数は月1ペースに減ったけれど、仲が悪くなったということはなく、どちらも不満を口にすることはありませんでした。 レスの原因は私のあのひと言…私たちは体外授精で子どもを授かりました。結婚5年目になってからのことです。本当はもっと早く子どもが欲しかったですし、すぐに妊娠できると思っていたのが正直なところ。それだけに、結婚2年目ごろからお互いに妊娠に対して焦りが出てきました。夫婦仲はよかったけれど、子どもの話になると暗い雰囲気に……。思い切って2人で不妊外来を受診したときには、医師から精子の数が少ないと言われたこともありました。 しかし精子の数は日によって変わるため、不妊の原因と決めつけることはできません。夫を責めても仕方がないとわかっていても、妊娠に対する私の焦りは増すばかりでした。そしてついに私は「あなたのせいで子どもができないんだよ!」と言い放ってしまったのです。それから夫は自分を責めて自信をなくし、さらに仕事のストレスも重なって、私たちはセックスをすることが一切なくなりました。 レスでも仲良しな夫婦は変ですか?自然妊娠できない決定的な理由は結局わからなかったものの、わが家は不妊治療で2人の子どもに恵まれました。3人目は予定していないので、妊娠というプレッシャーを感じることなくセックスを楽しめるはずなのですが、それでもレス歴は更新中。 どちらかが求めることも、求められることも、そして浮気の気配もありません。毎晩今日あったことを話し、休日には一緒に外出します。私たちにとっては、体の関係がない今の状態が当たり前になりました。 子どもができない焦りから、夫に浴びせてしまった心ない言葉。それが引き金となって、もともと少なかったセックスの回数はゼロになりました。子どもが生まれた今でも夜の営みはまったくありません。けれど、私たち夫婦は親友のように何でも話すことができて、同じ布団に入っているだけで心安らぐ関係。このくらいの距離感が私たちには合っているようです。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:原 かすみ2児の母。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2022年08月13日長男が3歳のころのお話しです。義母と電話で話していると、「2人目ができないのは私のせいだと夫が言っている」と聞かされました。なぜか、私が原因で子どもができないことになっているのです。私も2人目が欲しいと悩んでいた時期で、その言葉はとてもショックでした。そこから私がどのように対処したかや、今の義母との関係についてお伝えします。男性不妊のわが家義両親には伝えていませんでしたが、私たち夫婦は男性不妊のため、不妊治療で長男を授かりました。私は2人目が欲しいと考えていましたが、夫が不妊原因に対処しようとせず悩んでいました。 そんなときに、義母と電話で話していると「あなたたちが2人目を作らないのは、恭子ちゃん(私)のせいなんでしょ。○○(夫)がそう言っていたわよ」と。夫がそんなことを言うはずないとはわかっています。それでも夫が言っていたと伝えてくる義母に不信感を抱き、ショックと怒りで言葉が出ませんでした。 義母の話は嘘だった以前から、義母は自分の伝えたいことを、誰かが言っていたと遠まわしに伝えてくることはありました。きっと義母自身が、私が2人目を欲しがっていないと考えて、それを責めたい気持ちがあったのだと思います。 念のため、夫に義母から言われたことを確認しましたが、当然ながらそんな事実はなく、義母の言葉は嘘だと判明。妊娠・不妊というとてもプライベートな問題について、軽々しく口を出してくる義母に対して怒りが収まりませんでした。 もう義母に会いたくない義母からの言葉のダメージは強く、翌週に義実家に行く予定でしたが、私はとても行く気にはなれませんでした。義母に会ったら似たようなことを直接言われるのも目に見えていたので、私は義実家に行かないと断固拒否。夫と子どもだけで行ってもらい、私がどうして行かないのかの説明は夫に任せました。 不妊原因については話さなかったようですが、義母の言葉に私が傷ついていることは伝えたので、それ以降、義母から連絡が来ることもなく、会いに行かないことをとがめられることもありませんでした。 義母との関係修復のきっかけ半年ほど義母と距離をとったことで私も冷静に考えられるようになり、義母は、私たちに2人目ができないのを気にしていたのだと考えられるようになりました。でも、それを上手に話すことができずに、あのような言い方になったのだと思います。あのときは私自身も2人目ができないことを悩んでいたので、義母の言葉に過敏に反応してしまいました。 そうやって冷静になったころに、子どもの誕生日に義両親からプレゼントが届いたので、いい機会だと思い、プレゼントのお礼の電話を私から義母にしました。直接話したことが関係修復のきっかけとなり、今は義母と適度な距離感で過ごせています。発言に対する謝罪などはありませんが、現状に満足しています。 義両親の言動を変えるのは難しいですが、何もかも我慢する必要もないので、無理せず付き合えるよう距離をとることも大切だと気が付きました。距離をとることで問題が大きくならないよう、義母への説明を夫にお願いしたのもいい判断だったと思います。何より、しっかり冷静になれるまで時間をかけるのが、私にとってはポイントでした。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 著者:高橋 恭子6歳男児のママで現在妊活中。理学療法士として働きながら、ヒプノセラピストの資格を取得。仕事、子育て、家事など経験を生かした記事を執筆中
2022年08月02日4歳の娘と1歳の息子を育てています。2人目を考えたとき、男の子が生まれるといいなと思っていた私たち。そこで考えたのが産み分けでした。産み分けをすると決めるまでにはいろいろと話し合いをし、夫婦が納得する結論にたどり着いたことで産み分けに踏み切れました。2人目は男の子希望娘が生まれたあとに2人目を考えたとき、「2人目は男の子だといいな」と考えるようになりました。なんとなく私としては「男の子も育ててみたい」という思いがあったり、夫としても「男の子と野球がしたい」という思いがあったり……。 そこで行き着いた方法が産み分けでした。2人で産み分けの方法について調べ、病院で薬を処方してもらう方法や自分たちだけで工夫する方法などを知りました。 産み分けをすると決めるまでしかし調べていくにつれ「それじゃあこれで女の子だったら?」「なんだか男の子じゃないとダメみたいになってない?」と考えるように。そこで2人目の妊活をする前に、しっかり夫婦で話し合いをしました。「男の子が欲しい気持ちはある」「そのためにできることがあるならやりたい」と気持ちを再確認。 そして大切だったのが「でも結局は男でも女でもいいよね」という結論でした。「できることはするけど、生まれてくるのは男でも女でもOK」という結論は矛盾するようですが、私たちにとってはしっかり共有するべき重要事項でした。この点をしっかり確認したので、夫婦で同じ方向を向いて進むことができたと思います。 産み分けに挑戦した結果は…私たちが実践した産み分けは、病院や薬・ゼリーなどを使わず、性交のタイミングなど自分たちでできる範囲のものだけでした。その中には本当に効果があるのかわからないものもありましたが、とりあえず片っ端から試してみることに。 結果的に生まれたのは男の子でしたが、正直本当に産み分けに効果があったのかはわかりません。結局生まれてきた子の性別よりも、夫と意見を交わし、夫婦で子どもについてとことん話し合う時間があったことで、しっかり子どもに向き合えたことが大切だったかなと思います。 生まれたあとに「産み分けに挑戦しておけばよかったな」と思ったり「産み分けしたのに」と思うのは、生まれてきた子に申し訳ない気がしていました。夫婦でしっかり話し合ったことで、男女どちらであってもスッキリした気持ちで生まれてきたわが子を受け止めることができたと思っています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 REIKO著者:山口花田舎で1女1男を育てる母。コーチングの資格を子育てに生かしながら日々奮闘中。主に妊娠・出産・教育の記事を執筆している。
2022年07月25日私には、4歳の長男と2歳の長女がいます。私はもともと2人の子どもを希望しており、「2歳差のきょうだい」にこだわっていました。それには、私なりの考えがあったからです。どうしても2歳差で授かりたいという思いから、あの手この手で妊活に臨みました。今回は、私が2人目計画で2歳差にこだわった理由と、妊活中に試したことをお話しします。年の近いきょうだいへの憧れ私には、9歳離れた姉がいます。正直、仲の良い姉妹とは言えません。私が7歳のころ、高校1年生になった姉はアルバイトを始め、お互いの生活スタイルはバラバラに。一緒に遊んだり、おでかけしたりした記憶もあまりありません。 姉妹ではあるものの、壁を感じるような存在であり、ずっと姉に気をつかって生きてきました。そんな私は幼いころから、年の近いきょうだいに憧れを抱いていました。そのため2人目を考えたときに、「年の近いきょうだいを作ってあげたい」と思うようになったのです。 できるだけ早く!2歳差を希望私の両親は、同世代の両親に比べると高齢です。私が26歳で長男を産んだとき、父は72歳、母は67歳。持病のある2人は、私が幼いころから現在に至るまで入退院を繰り返しており、両親の老いをひしひしと感じています。姉は結婚していますが、子どもはいません。私は、父と母に「早く2人目に会わせたい」と考えるようになりました。 父と母には2人の孫を生きがいに、楽しい日々を送ってほしかったのです。「できるだけ早く」とはいえ、経済面を考えると「年子は難しい」という考えに至りました。こうして私たち夫婦は「年子よりも2歳差」に選択肢を絞り、2人目の妊活をスタートさせることになったのです。 2人目の妊活で試したことさっそく、長男が生後9カ月になったタイミングで2人目の妊活をスタート。はじめは妊活アプリを使用して、妊娠の可能性が高い日にタイミングをとりましたが、2カ月ほど経っても妊娠に至らず……。次は基礎体温計を購入して、朝の目覚めに基礎体温を測るようにしました。しかし基礎体温を2カ月ほど測っても、妊娠には至らなかったのです。 「排卵日を絶対に逃したくない!」と思った私は、次に排卵検査薬を試してみることにしました。排卵検査薬で陽性反応が出た日と、翌日にタイミングをとった結果、1カ月後に2人目の妊娠が判明! 妊活を始めてから5カ月と、スムーズに2人目を授かることができました。 「2歳差が良い」と考えていた私ですが、結果的に理想としていた2歳差で長女を授かることができました。妊娠が判明したときは、父と母だけでなく、私より11歳年上の夫も喜んでくれました。現在は、わんぱくな4歳の長男と、お兄ちゃんが大好きな2歳の長女の育児に奮闘していますが、充実した毎日でとても幸せです! 監修/助産師REIKO著者:華彩 あんず4歳男児と2歳女児の母。婿入り婚で、両親と同居中。趣味は美容やコスメ集め。最近は2歳の娘もオシャレに興味を持ちはじめ、「早く一緒にショッピングを楽しみたい」と期待を膨らませる日々。美容や育児をはじめ、ブライダルや暮らしなど幅広いジャンルを執筆中。
2022年07月09日私には小学生と保育園児、2人の息子がいます。私はできればもう1人子どもが欲しいと考えているのですが、夫はあまり欲しくないようで……。夫の顔色をうかがいながらも妊活を続けてきました。そして今現在どのような状況かをお伝えします。 「3人目が欲しい」。夫とすれ違う気持ち私は現在7歳と4歳の男の子を育てています。下の子が保育園に通い始めたことで気持ちや時間に余裕ができ、もう1人子どもが欲しいと思うようになりました。そんな気持ちを夫に伝えてみたのですが、反対のようでした。 理由としては、経済的にそんなに余裕がないことや、夫の仕事が激務のため育児の負担が私ひとりにかかってしまうことが心配とのこと。それでも産みたい気持ちを伝えましたが、夫はなかなか頷いてくれませんでした。 あきらめようかと悩んでいたら…その後、夫からいい返事をもらえないまま半年が過ぎました。私はもう30歳を過ぎていることもあり、できるだけ早く産みたいという気持ちで焦っていました。もうあきらめるべきか悩みましたが、友人や母親に相談したところ「それで本当に後悔しないのか」「もう少し話し合うべき」とのアドバイスが。私自身も後悔するのは嫌だったので、もう一度、夫に強く自分の気持ちを伝えることにしました。 いざ妊活! でも夫は非協力的私は夫に「どうしてももう1人産みたい、自分に負担がかかっても大丈夫だから」と伝え、なんとか説得し、ついに了承の返事をもらうことができました。そしてやっと妊活をスタートすることができたのですが、そもそも夫は別に子どもが欲しいわけではないので、やはり協力的にはなってくれず……。 仕事で疲れている夫に「〇日、いいタイミングだからお願いできる?」と、毎月排卵日が近づくごとに夫の顔色を気にしながらお願いするようになりました。 夫の顔色をうかがうことに疲れてしまった夫の顔色を気にしながらも、なんとか妊活を続けてから1年。なかなか妊娠できないことと、夫の顔色を毎月うかがうことに私は疲れてしまっていました。特に夫が仕事で忙しい時期に排卵日が重なってしまうと「疲れてるって言ってるのになんでわからないんだ!」と怒鳴られてしまうことも。 子どもが欲しい気持ちはまだ強く残っているものの、夫の顔色をうかがいながら妊活を続けることに限界を感じ始めました。その後、さらに半年間なんとか妊活を続けていましたが結局妊娠できず……。今ももう1人子どもが欲しいという気持ちはありますが、しばらく妊活はお休みすること決めました。 妊娠はやはり夫の協力がないと難しいもの。妊娠できずつらい思いをしても励ましてもらえるわけではないので、自分だけが子どもを望んでいる状態での妊活はきついものがありました。いつか夫とともに妊活できるタイミングがきたときに頑張れるよう、今は心を休ませておきたいと思っています。 監修/助産師REIKO作画/キヨ著者:森井さやか小学生と幼稚園児の男児2人を子育て中。育児の経験やアパレル販売員をしていた経験を生かして、子育て体験談やファッション記事を執筆している。
2022年06月30日1人目が生後10カ月を過ぎたころ、2人目を考え始めた37歳の私。夫の意見や周りのアドバイスを聞くたびに、2人目妊娠のタイミングがわからなくなりとても悩みました。しかし、助産師の姉の言葉で不安や迷いが消えました。そんな私の体験談を紹介します。2人目に対する夫婦の考えもともと生理不順で産婦人科に通院していた私は、1人目は予想外の自然妊娠で喜んでいました。しかし産後10カ月を過ぎるころ、私が37歳であることや、産後に再開した生理が今まで以上に不順だったこともあり、2人目も自然妊娠できるか心配になってきたのです。 夫は「1人目が自然にできたんだから2人目も大丈夫だよ!」と楽観的。私たち夫婦は2人目も強く希望していたのですが、「年の差は関係なくきょうだいをつくってあげたい」という私と、「3歳は年を離さないと子育てが大変」という夫と意見は異なっていました。 他人の言葉に揺れる私2人目をどのタイミングで考えればいいか悩んだ私は、友人や姉妹に相談してみました。上の子と5歳差で2人目を妊娠した妹は、「意外にも2人目不妊は多い。特に年が離れると。私も不妊で通院した」と話していて、私は「やっぱり早めに2人目考えなきゃ」と焦り始めました。 また、2歳差の2人の子どもを持つ友人に相談してみると、「2歳差は育てるのが本当に大変! 私があなたの年齢なら3歳は間隔をあけるわ」と。アドバイスを聞くたび、どうしたらいいのかわからなくなりました。 助産師の姉の言葉悩み始めた私は、一旦2人目を考えることをやめることに。ある日、助産師の姉と何気ない会話の中で「赤ちゃんは授かりものだから。来てくれたときがタイミングよ」と話してくれ、私は目が覚めた思いがしました。 「私はいろいろ自分たちの都合を考えていたけれど、そのこと自体間違っていたのかも」と思うようになったのです。それから2人目計画を立てることをやめ、避妊もせず、すべて自然に任せることにしました。 2人目妊娠判明! 夫は…2人目妊娠を意識することをやめた矢先、まさかの自然妊娠が判明! 避妊はしていないものの、生理不順でいつ排卵しているかわからなかった私自身、こんなに早く妊娠するとは驚きでした。 3歳差を希望していた夫は、「えー! 早すぎ」と報告したときは若干焦ったようですが、「2歳差でも3歳差でもそんなに変わらないよね」と今では家族が増えることを楽しみにしています。 私は2人目妊娠のタイミングについて、私自身の状況や上の子との年の差を考えてたくさん悩みました。しかし私の場合、「赤ちゃんを授かったときが私たちのタイミング」と考えることで2人目妊娠に対する不安や悩みが軽減され、結果的に今赤ちゃんを授かれたことを夫婦2人でとても喜んでいます。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子著者:岩見 エリ1男の母。看護師歴12年、現在はフランスで出産し子育て中。
2022年04月30日うちの家族、個性の塊です
夫婦・子育ていまむかし
めまぐるしいけど愛おしい、空回り母ちゃんの日々