産後のセックスや生理、抜け毛、骨盤矯正、腰痛など、変化している体にどのような影響があるか、また夫との関わりやホルモンバランスの変化などお伝えします。 (3/37)
産後、夫婦が足並みを揃えて育児をスタートさせないと、赤ちゃんへの理解や育児の知識に差がついたり、妻がお世話をするのが当たり前になったりし、育児負担が女性に偏ってしまうと言われています。そうは言っても、足並みが揃わないのは無理もない話。専業主婦もしくは育児休暇中の女性と、外に仕事に出る男性では、赤ちゃんと一緒に過ごせる時間が大きく異なります。そこで、男性が産後パパ育休を取得すれば、男性の育児参加が促進されると考えられます。神奈川県平塚市では父親の育休取得と家事・育児参画の促進を目的に、2024年3月定例議会にて議決成立後の2024年4月より、産後パパ育休(出生時育児休業)を取得した平塚市内在住の被雇用者の男性に、10万円の交付金の支給を始めるそう。交付を受けるための条件や今後の展望について、平塚市役所健康課に話を聞きました。産後パパ育休とは?産後パパ育休(出生時育児休業)とは、育児休業とは別に、出生後8週間以内に4週間まで育児休業が取得できる制度です。育児・介護休業法の改正に伴い2022年10月に新設された制度で、女性でいう産休(産後休業)に該当します。 産後パパ育休は従来の育児休業と異なり、休業に入る2週間前までに職場に申し出れば取得ができます。また、初回の申し出時に申請すれば、2回に分割しての取得が可能となるため、休業期間の合間に就業期間を取ることができ、職場への負担が軽減できると考えられています。平塚市の産後パパ育休取得応援交付金をもらうためには?平塚市が導入予定の「産後パパ育休取得応援交付金」は、平塚市の住民基本台帳に登録があり、産後パパ育休等を取得した男性従業員を交付対象としています。 また、交付にはいくつかの条件があります。 ・生後8週間以内に4週間以上の育児休業等を取得。・出産前に平塚市健康課が実施する母親父親教室に参加して、赤ちゃんの扱い方はもちろん、女性の体の負担や変化、男性が育休を取る意義などを学ぶ。・「パパ育宣言」を提出し、結果報告をおこなう。 これらの条件から、交付金による金銭的支援はもちろん、それを通じた男性の出産・育児への理解を深めることが目的だとわかります。 平塚市は「希望する結婚、妊娠、出産が叶い、ゆとりが持てるような総合的な支援策を展開する」ことを掲げており、その一環として産後パパ育休取得応援交付金を導入したそう。父親の育休取得と家事・育児参画の促進が、子どもを産み・育てることの後押しになると考えたようです。取るだけ育休を排除!しかし、夫の育休取得にはいわゆる「取るだけ育休」のような課題があります。取るだけ育休とは、育児休業を取得したものの家事や育児をせず、逆に妻の負担になってしまうという悲しき状況のことを言います。 食事の支度や洗い物が増えるなどの物理的負担はもちろん、家事・育児をしない夫へのストレスが募る精神的負担は、非常に大きいはずです。 平塚市では、取るだけ育休を防止するための一策として「パパ育宣言」の提出を義務としているそう。パパ育宣言とは、育休中の夫に担ってもらいたい役割を夫婦で話し合い、夫がやるべきことを明確にするというもの。育休取得後には妻が評価をおこなうそうで、仮に妻が「取るだけ育休だった」と判断したら、交付金は支払われないと言います。 なお、交付にあたり参加が義務付けられている母親父親教室の受講回数や所要時間、具体的なカリキュラム、パパ育宣言の見本などは、2024年3月1日以降、準備が整い次第平塚市のホームページにて順次公開予定とのことでした。 パパ育宣言の懸念取るだけ育休を防ぐ一策には大きな意義を感じるものの、交付金が欲しいのであれば、たとえパパ育宣言通りの休業期間を過ごさなくとも、妻は評価をするのではないかという疑問が残ります。それではパパ育宣言が意味をなさなくなってしまうでしょう。SNS上でもこの点を心配する声が多数見られました。 平塚市役所健康課曰く「令和6年4月1日以降、事業を開始する中で、事業の充実を目指し検討する」とのこと。 また心配する声がSNSに多く寄せられていた一方で「条件や付属する教育、評価が細かくてすごい! 女性目線がたくさん盛り込まれているのでは? と思います」と、平塚市の制度に期待を寄せる投稿も見られました。本来あるべき育児休暇を過ごせるような施策になることを願います。パパに育休を取ってほしい?ベビーカレンダーの投票箱を使った調査によると、約半数がパパの育休を必要としていました。 また、26%の人は「悩ましい」という回答。この回答には、取るだけ育休への懸念や、収入のダウン、ハラスメントの心配、キャリアへの影響が考えられるでしょう。 平塚市の産後パパ育休取得応援交付金のような金銭的支援はもちろん、社会の理解や後押しがますます加速し、必要とする人が必要とする形で育休を取得できることを願います。
2024年02月29日夫は仕事が忙しく家事や育児の時間をとるのが難しいため、1人目の出産を機に私が仕事を辞めることになったわが家。しかし経済的な理由から、産後も仕事を継続してほしいという思いが夫にはあったのです。そして夫から度々投げかけられた言葉にモヤモヤしてしまい、ある日怒りが爆発してしまいました。夫の口から出た信じられない言葉「働くこと」に関する夫の言葉で強烈に印象に残っているのは、まず現在8歳の第1子が生後5カ月になるころに言われた言葉です。毎日、家事と慣れない育児を必死でワンオペでこなしている私に、「仕事っていつまでやらないつもりなの?」と言う夫。その後に続いたのは、「うちの経済状況的にいつまでも休まれては厳しい」。そして飛び出した耳を疑うような言葉は「働かざるもの食うべからず」でした。 産後5カ月といえば育休中の人でもまだ仕事復帰しない人も多く、仕事をしていなくて当たり前と私は思っていました。「なぜこの時期にそれを言う!?」と、衝撃しかありませんでした。子どもが生まれた当初、育児と家事にほとんどノータッチだった夫は、その大変さをまったく理解しておらず、毎日私のことを家でのんびりしている人のように思っていたようです。 働き始めると今度は夫は……その後、モヤモヤしながらも私は働いてほしいという夫の希望を背負い、1人目が1歳半になるころから一時保育を利用して少しずつ家でできる仕事を始めました。しかし、まず一時保育の空きが少なく、まとまった時間をとって思うように仕事をすることはできません。一方で受けた仕事は締め切りまでに完成させなければいけないため、仕事とワンオペ家事や育児でヒーヒーしていました。 ちょうどそのころは、周囲で新車を買ったりマイホームを買ったりといった話題が続いた時期。そういう話題が出るたびに夫の口から発せられていたのが、「あの家は共働きだから(そういうことができる)」というフレーズでした。 フルタイム以外は働いているに入らない!?夫の指す「共働き」とは、奥さんも正社員でフルタイム勤務で稼いでいるということ。「うちは共働きじゃないから家や新車を買うのは無理だよ」という意味合いが込められています。 その言葉を聞くたびに私は「こんなに日々いっぱいいっぱいで働いているのに、働いている人とはみなされていないのはおかしい」という怒りを覚えました。 そして、もっと稼いでほしいという願望を匂わせてくる夫と、夫の度重なる発言についにその怒りが爆発しました。 夫の変化私は夫に、「育児と家事でいっぱいいっぱいで、とても仕事を増やすことはできない。私に仕事をしてほしいなら、あなたが家事と育児をする時間を少しでも増やして。あなたにその覚悟がないなら現状を変えるのは難しい」と伝えました。夫は私の状況をまるで理解していなかったことに初めて気づいた様子。 その後は頻繁に言っていた、ほかの家の経済状況を羨むようなフレーズを言わなくなりました。そして今では、以前より家事や育児も手伝ってくれるように。とはいえ夫は仕事が忙しく、下の子が3歳になった今もなお、私の仕事の比率を劇的に増やすことはできていません。 夫婦で家事と育児の役割分担がきちんとできなければ、とてもフルタイムで働いて仕事、家事、育児のすべてを回していくことはできないと感じています。しかし、家事と育児の役割分担をするのは、夫の仕事時間が減らない限り難しいのが現状です。「夫の働き方が改善されれば、もっと子育てと仕事の両立がしやすくなるのに」と夫の会社や、ひいては日本社会の抱える課題を感じたりもしています。もっと夫婦で子育てしやすい社会になっていくといいなと思います。 著者:澤崎 凪1男1女の母。4歳差の姉弟の子育てに奮闘しながら、自身の体験をもとにした子育て関係記事を執筆するママライター。
2024年02月21日妊娠3カ月のころの話。夫は父親が経営する企業に勤めており、次男ながらも跡継ぎとして期待されていました。私は結婚してから、ずっと義理の両親から無視され続けていました。母子家庭に育ったこと、大学に進学していないことなど、義理の両親が思い描いていたお嫁さん像から私がかけ離れていたのが原因でした。 お盆に親戚が集まった際には、私はお手伝いさんとして紹介されていました。ただ初孫が生まれたら、義父母たちもすこし変わってくれるかもしれないと思い、おなかの子どもを大切に育てようと思っていました。我が子、初孫への期待安定期に入り、私たち夫婦は義実家へ妊娠の報告に出向きました。期待したほどの反応はなく相変わらずの無愛想でしたが、義両親が会社では従業員にうれしそうに話していると夫から聞きました。このままどんどんと良い方向へ進むと良いと思っていたのですが……。 そのころから夫は忙しくなり、家には帰らず会社近くの実家に泊まることも多くなりました。私はおなかも大きくなり、動くのも大変になってきていました。 そんなとき、義母からある提案が。産後を義実家で過ごしたらどうかと誘ってくれたのです。それを夫から聞いたとき、私はすこし不安を覚えました。もし産後も相変わらずの態度が続くようであれば、夫が注意してくれると言い、そんなときはいつでも自宅に戻っていいとの話だったので、前向きに検討していました。 そして、夫はおなかの子が男の子だとわかると、後継ぎができたと大喜びでした。突然の三行半ある日突然、義実家に住む義兄から連絡が。すこし前に実家へ戻ってきた義兄ですが、やはり私のことを他の義家族同様嫌っているようで、たまに会ってもほぼ話しかけてこない人でした。それがいきなり直接に連絡してきたため、本当に驚いていました。 「できれば弟と離婚してくれ」「それが出来ないなら二度とうちの実家に来るな」「お義兄さん、急に何を……」私が戸惑っていると、「うちの家族を信用するな」意味がわからず、理由を教えてほしいと懇願すると、義兄は思いもよらない話を聞かせてくれたのです。 実は、義理の両親と夫は、私から赤ちゃんを奪う計画を立てていると言うのです。産後義実家で休養するよう誘ってきたのもそのためだと……。もっと現実に目を向けたほうがいいと義兄は言い、最近夫の帰りが遅いことについても言及。なんと夫は残業をしておらず帰宅しているのは、実家でもないというのです……。愚かな親子の成れの果て私はすぐに家を出ました。それに夫が気づいたのは、1週間後。夫はメッセージしかよこさず、帰宅していなかったため、私がいなくなったことにまったく気づかなかったようです。慌てて連絡してきた夫でしたが、私は家に帰るつもりがなく、このまま離婚したいと告げました。 私は、夫が本命の家に通っている証拠も息子を奪う算段を義父母としている証拠も持っていると話し、「絶対に子どもは渡さない」と宣言しました。それを聞いた夫はすこし動揺したものの、「戻ってきてほしい、それがダメなら子どもをお金で譲ってほしい」と言ってきたのです。 あまりにもふざけた発言に、私は怒り心頭。血を途絶えさせないためには養子ではダメだと義父母に言われているらしく、血のつながった子を養育するのであれば本命の彼女と結婚してもいいと言われているのだそうです。私や息子の人生を軽視した発言に、腸が煮えくり返りました。境遇が境遇とはいえお金で私がなびくと思われたことも、本当に心外でした。 その後私はさっさと離婚し、危険人物たちから逃れることに。慰謝料はしっかりもらいましたので、しばらくは子育てに専念できます。義兄には真実を教えてもらったことだけでもありがたく思っていたのですが、さらに出産祝いもたくさんいただくことになり感謝の気持でいっぱいです。 人間として終わっている一家は、経営者としても終わっていたようで。後日脱税が判明し、廃業したそうです。元夫はその前に本命彼女と別れ、取引先の娘さんと再婚。実家に援助をしてもらっている都合上、いくら気に入らないことがあっても離婚できないのだそう。聞いたところによると跡継ぎ目的の奥さんだそうですから、元夫とお似合いですね。 「お金を払うから子どもを譲ってほしい」というのは、誰が聞いてもおかしい言葉ですよね。子どもは会社や後継のために生まれてくるのではありません。ママにはつらい出来事でしたが、義兄のおかげで夫や義両親が作戦を実行する前にわかってよかったです。息子さんとふたりで新しい人生を歩んでいってほしいですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年02月20日2人目の妊娠が判明したのは産後4カ月のときでした。順調にいけば、12、3カ月差の年子になります。思いのほか早く妊娠したことで、現実的にワンオペでの妊娠、出産、育児が可能なのか悩み、葛藤した話をお伝えします。2人目妊娠はいつでもよいと思っていた私は1人目を出産するときに、以前勤めていた職場を退職しました。そのときは専業主婦となり2カ月ほどで1人目を出産し、育児に専念中でした。 私も夫も2人目の妊娠については、子どもは授かりものだから妊娠したときが良い時期なのだと、楽観的に考えていました。さらにそのときは仕事に縛られないことや周りにも年子が多くいたこともあり、2人目は早くてもいいのかなと思っていた産後4カ月目……妊娠が判明したのです。 このまま出産して本当に大丈夫なのか出産予定日は上の子の誕生日の1カ月後でした。周りに年子が多くいたとはいえ、さすがにこの年齢差の年子の知り合いはいません。妊娠が現実となり、2人目の妊娠時期を楽観的に考えすぎていたのかなと思い始めました。つわりや臨月になっても上の子のお世話をちゃんとできるのか、出産したあとに2人の育児をできるのか真剣に悩みました。 年子は子どもが小さいうちはすごく大変でも、大きくなったら一緒に遊ぶようになって一気にラクになるとも聞きます。私は、少なくとも子どもが小さいうちはワンオペで育児をしなければならないので、自分が耐えられるのかたくさん考えました。 結論、産むことに最終的には産む決心がつきました。私は以前から婦人科系の疾患で妊娠しにくい可能性があると言われていたこともあり、順調に2人目を自然妊娠で授かったということは奇跡なのではないかと思いました。 さらにそのときは仕事もしていませんでしたので、縛られることもないタイミングで良い時期だったと感じます。産む決心がついてからはインスタなどを通じて同じ境遇のママさんの投稿を見て励まされたり情報を得たりして、今も育児の参考にしています。 わが家では思っていたよりも早く2人目を妊娠・出産しましたが、年子を産めてよかったと思っています。たしかに産後1年間は壮絶な日々が続きました。今は1歳と2歳になり、喧嘩もよくしますが、それ以上に一緒に遊ぶ姿をみる機会も増え、微笑ましい光景がみられます。あっという間に時が過ぎていってしまうので、日々噛みしめて2人の成長を見守っていきたいです。 ※人工妊娠中絶は、母体保護法により定められた適応条件を満たしている場合に限り、施行されます。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子著者:雨宮春季13カ月差の年子姉妹、1歳児と2歳児の母。前職の看護師を辞めて現在は育児に専念中。次女が重くなってきて2人を連れての外出に限界を感じてきた今日この頃。最近は家に引きこもりがち。
2024年02月18日私が産後初めて美容院に行ったときのことです。1年ぶりの美容院を終えて気持ちよく帰宅したところ、家に誰かが来ていた形跡がありました。夫に尋ねると、友人を家に上げたとのこと。散らかった部屋と肌着姿の赤ちゃん。こんなプライベート丸出し状態の部屋を見せたのかと、私は大激怒。これが、私たち夫婦の産後初めての大ゲンカとなったのですが……。産後初めての美容院1人目を出産後、ようやく私の体調も落ち着いてきて、自分のことに目を向けることができるようになったころのこと。久しぶりにしっかりと自分の顔を鏡で見ると、ボロボロの肌と髪……。「せめて美容院に行きたい」と夫に頼むと、夫は「子どもは俺が見ておくよ」と快く送り出してくれました。 しかし、なかなか美容院の予約がとれず、ようやく予約がとれたのは平日の夕方以降。当日は子どものお風呂を早々と終え、あとは寝るだけの状態にして、夫が仕事から帰ってきたあと、私は美容院へ向かいました。 帰宅後に人の気配……「友だちが来たよ」1年近く行っていなかった美容院。非日常の空間を久しぶりに味わい、満足して美容院を後にし、帰宅した私の目に飛び込んできたのはお菓子とお酒のごみでした。夫はあっけらかんと「友だちが出産祝いを持って来たから、家に上げたよ」とのことでした。 「この汚い部屋に上げたの? お酒も飲んで?」と、みるみる怒りがこみ上げてくる私。夫は「せっかく持ってきてくれたのに、玄関で帰すのは失礼だろ!」と怒って反論してきました。そこから夫婦ゲンカの始まりです。 どっちが正しい!? と大ゲンカ出産祝いはありがたかったです。しかし、私としては、そもそも平日の夜に連絡もなしに突然来ることは非常識ではないかと感じました。それに、こんなに生活感満載の、片づけもできていない部屋を見られたのかと思うと、顔から火が出そうなくらい恥ずかしかったです。さらに子どもは肌着1枚という姿。せめてお祝いを持ってきてもらうときには、ちゃんとした外着を着せてあげたかった。 そして、子どもの面倒をきちんと見ると言っておきながら、夫が友人と一緒にお酒を飲んでいたことも許せませんでした。夫は夫で、「わが子を見せたいゆえに家に上げた。肌着姿で何が悪い! お酒もビール1本しか飲んでいない」とのこと。その日はケンカをしたまま就寝しましたが、翌日になっても私の怒りが収まらなかったため、ようやく事の重大さを理解したようで謝ってくれました。 母親・父親1年生のころは、こういったトラブルがよく起こりました。母になった私と、いつまでも独身気分が抜けない夫との溝は、当初はかなり深かったと思います。その都度、ケンカをしてでもしっかり話し合い、2人で歩んできました。今は結婚15年目を迎え、頻度は減ったもののケンカはあります。しかし、お互い別の環境で育った人間ということを頭において、ときには譲歩し合いながら、これからも夫婦生活を続けていきたいです。 著者:横山こなつ地方在住の3児ママ。夫、小4、小2、2歳、犬2匹の5人家族。美容の仕事をしながら育児、美容、ショッピング情報を主に執筆中。
2024年02月18日ママ・Aやん、パパ・Pやん、長女・コチコーちゃん(4歳)と昨年末に誕生した次女ちゃんが登場する、ハートフル育児マンガ。ゆる~い家族の日常に関西弁のツッコミが鋭く光る! 第二子出産後、夫婦で家事育児をこれまで以上に分担することに。Aやんさんが思わずツッコミを入れた、パパの家事育児スキルとは…!?HugMug読者のみなさま、こんにちは!つい最近産んだばかりの次女が新生児期を終え、今月末で生後2ヵ月に突入しようとしています。バタバタと過ぎ去っていった新生児期。新生児期はあまり外出ができなかったり、産後すぐで体力もまだ万全ではなかったり。そんな中、夫がオカンのようにテキパキと動いてくれたことに感動しました。特に話し合ったりとかはしていないのですが、いつの間にか長女のお弁当をつくる担当になっています。それに月曜はごはん、火曜はサンドイッチ……と子が飽きないように工夫している。ほぼ毎日おにぎりを入れ続けていた私よりも確実に母親レベルが高い。あと、出産祝いをいろんな方からたくさんいただいたのですが、友人や同年代にはお返しはLINEで注文できるeギフトなどで済ませることができました。しかし年配の方へはそうはいかないので、百貨店などへ選びに行った方がいいかなぁ〜と思っていたら。それもゲットし、発送まで完了してくるではないですか。逆にこちらが引くぐらいの手際のよさ。これは本当に有難かったです。ここからは私の考察にはなるのですが、夜間の授乳の大変さや産後の体のダメージ具合(交通事故に匹敵するってよく言いますよね!)を事前に伝え続け、出産時に立ち会いをしてもらい、あまりの痛みに盛大に苦しむ私を見せたことにより『俺も頑張らなあかん!!』と洗脳されたのかもしれません。これからも育児の大変さをアピールしつつ、褒めまくる術を使って洗脳が解けないといいなぁと願う作者なのであった。PROFILEAやんさん平成元年生まれ兵庫県出身。娘コチコー(2019年5月生まれ)の出産を機に会社員を辞め漫画家へ転身。2023年12月に次女を出産し、現在は2児のママに。インスタグラム(@aandp1989)とライブドアブログ(Aやんのええやん!ブログ)にてほぼ毎日漫画を発信中。KADOKAWAより初書籍「ポンコツ3人家族こんな日常でもええやん!」も発売中!Instagram
2024年02月16日出産後、実家に里帰りしていた私。夫と娘と3人での生活が始まったのは出産後1カ月半が経ったころでした。やっと家族3人での生活が始まり、お父さんとして張り切る夫でしたが……。初めての3人生活がスタート娘を出産した時期がちょうど夫の仕事の繁忙期だったため、産後1カ月半は私の実家で過ごすことに。その間、夫は仕事が忙しく、4回ほど数時間だけ会いに来るのが精いっぱいでした。 仕事が一段落したタイミングで夫が2週間の育児休暇をもらえることになり、家族3人での生活がスタートしました。 娘のお世話に張り切る夫夫はおむつの替え方や入浴方法を事前に調べていて、「僕もしっかりお父さんになる」と張り切って育児に取り組んでくれていました。そんなある朝、私が寝坊をすると、「娘の保湿と着替えを終わらせたよ」とドヤ顔で報告してきた夫。 夫にお礼を伝え、娘を見ると……なんだか首元がきつそう。確認すると、娘の服が前後逆になっていました。柄と形でわかるでしょと思いながら、直そうとすると……。「えっ! こっちも!?」なんと服だけでなく、おむつ(パンツタイプ)も前後逆になっていたのです。 うんち漏れが続いて、パンツタイプを試し始めたところだったのでわかりにくかったのかなと思いましたが、夫いわく、服のデザインはよくわからなくて、おむつに前後の表記があることを知らなかったとのこと。始めはイラッとしましたが、夫はきっと焦りながらも一生懸命育児をしてくれているんだと思い、私はだんだん笑えてきたのでした。 これ以降も服やおむつが前後逆になっていたので、何度か指摘しましたが、度々繰り返す夫。しまいには自分のインナーシャツも前後逆に着ていました。私に余裕がないときはイラッとすることもありますが、一生懸命育児に関わろうとしてくれる夫の少し抜けている一面だと、笑って済ますようにしています。 監修/助産師 松田玲子イラスト/森田家著者:下川 美悠
2024年02月10日一般財団法人 女性労働協会(所在地:東京都港区、代表:岩田 三代)は、厚生労働省委託事業「母性健康管理等推進支援事業」において、事業主や人事労務担当者、産業保健スタッフ、産婦人科医などを対象に、2023年10月19日から12月5日まで全3回にわたり「母性健康管理研修会」を開催いたしました。毎回、多くの方々にご参加いただきました。このたび、参加できなかった方々からのご要望にお応えし、新たにオンデマンド用として研修会を収録し、2024年1月29日(月)から動画配信を開始いたしました。母性健康管理研修会オンデマンド配信開始!オンデマンド版の内容としては、法に基づく母性健康管理措置・母性保護についてや、妊娠中・出産後の女性労働者の体調管理の留意点等について説明しています。また、産婦人科医・社会保険労務士が専門家の立場から、母健連絡カードの活用方法や、妊娠中・出産後の女性労働者の体調管理、職場環境づくりについて解説しています。特に、研修会において参加者の関心の高かった「事例検討」については、全4事例を母健連絡カードの対応ポイントとともに、講師2名による対話形式で、具体的かつわかりやすく解説しています。当事業では、こうした研修会などを通じて、事業主や人事労務担当者の方々に母性健康管理措置等についての理解を深めていただき、妊娠中・出産後の女性労働者が働きやすい職場環境づくりにつながるよう、今後も取り組みを進めていきます。■「母性健康管理研修会」オンデマンド配信 概要1. 開催内容第1部「法に基づく母性健康管理措置・母性保護について」説明:千葉 裕子 厚生労働省 雇用環境・均等局 雇用機会均等課 ハラスメント防止対策室 室長第2部「妊娠中・出産後の女性労働者の体調管理の留意点」講師:中井 章人 日本産科婦人科学会専門医・指導医、日本産婦人科医会副会長、日本医科大学多摩永山病院 院長第3部「妊娠・出産期の女性が安心・安全に働くことができる職場環境作りのポイント-企業に求められる対応-」講師:薗田 直子 特定社会保険労務士(株式会社リンクス人事コンサルティング)事例検討「妊娠中の女性労働者への対応」講師:中井 章人 日本産科婦人科学会専門医・指導医、日本産婦人科医会副会長、日本医科大学多摩永山病院 院長薗田 直子 特定社会保険労務士(株式会社リンクス人事コンサルティング)2. 参加対象事業主や人事労務担当者、産業保健スタッフ、産婦人科医の皆さま※女性労働者の上司の方、管理職の方もぜひご視聴ください。3. 開催方法オンデマンドによる動画配信URL: ご視聴はインターネットに接続できる端末が必要です。4. 配信日2024年1月29日(月)~3月末(予定)■一般財団法人 女性労働協会一般財団法人 女性労働協会は、働く女性の地位向上及び女性労働者の福祉の増進を図ることを目的とし、女性の労働問題に関するさまざまな事業を展開しています。法人名: 一般財団法人 女性労働協会所在地: 〒105-0014 東京都港区芝2-27-8 VORT芝公園8F代表 : 岩田 三代URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年02月05日産前は、やさしくて気遣いのできる義母が大好きで、毎月お互いの家を行き来するほど関係は良好でした。しかし、産後は義母の孫フィーバーが炸裂。初めてのお宮参りが、まさか義母のせいで苦い思い出になるとは……。 相談なくお宮参りを勝手に仕切る義母コロナ禍での出産だったため、夫と義両親を子どもに会わせられたのは退院日でした。やっと夫にも会えてホッとしたのも束の間、義母の放った言葉に衝撃を受けました。 義母は孫を抱っこしながら唐突に「お宮参りは〇〇日にして、〇〇神社にしようね! 子どもの衣装は何でもいいよね? 私のお友だちに衣装を借りといたから嫁ちゃんは準備しなくていいよ!」と……。義母は私に何の相談もなく、すべて決めてしまっていたのです。 初めてのお宮参りを楽しみにしていたこともあり、義母の行動に怒りが湧きました。いろいろと言いたいことはありましたが、そのときは義母の言葉に頷くことしかできなかったのでした。 夫に義母の暴走を止めてもらう義両親が帰宅後、義母の行動に納得がいかず夫へ相談。今後の関係も考え、角が立たないよう夫から義母にお宮参りについて4つのことを伝えてもらいました。 1.夫が仕事で忙しいため、義母が指定した日はお宮参りに行けない。日程はこちらで決める。 2.産院から長距離の移動は避けるように言われているため、義母が指定した神社(車で片道1時間)には行けない。わが家の近くでお宮参りをする。 3.前撮りをする予定の写真館から無料で衣装を借りられるため、義母の知人から借りなくていい。 4.新型コロナの影響でご祈祷ができるのは実両親と子ども限定のため、お宮参りは家族3人で行く。 夫の話を義母は理解してくれたようでしたが、どうしてもお宮参りには一緒に行きたいと言うのです。結局、私たち3人がご祈祷をしている間、義両親は神社の外で待機してもらうということで話がまとまりました。 お宮参り当日、義母の行動にモヤモヤ夫が義母を説得してくれたおかげで、日程や神社、衣装もこちらで選べて、無事にお宮参り当日を迎えました。家族3人でご祈祷を済ませ、神社の外で待ってくれていた義両親と合流。義母に子どもを抱っこさせ、みんなで記念撮影というとき、義母が義父にはカメラ、私にはスマホを渡して「写真撮ってちょうだい」と頼んできたのです。 義母が子どもと夫と3人で撮影するのはいいのですが、おなかを痛めて死に物狂いで産んだのは私なのに、なぜひたすらカメラマンのような扱いをされているんだろうとモヤモヤ……。カメラに向かって決め顔をする義母と、この状況に何も言わない夫に腹が立ちました。しかし、何も言えなかった私は歯を食いしばり3人の写真を撮影したのでした。 今考えると義母は産後で疲れている私に気遣って、いろいろと準備してくれたのかもしれません。その後、息子の行事に参加してもらう際は、事前に「私が〇〇を準備するのでお義母さんは何も用意しなくて大丈夫ですよ」など具体的に伝えています。そうすることで、今は義母の行き過ぎた気遣いを回避でき、お互い程よい距離感を保っています。 著者:米久熊代/女性・自営業。1歳男児の母。人材会社や人事の仕事を経験し、夫の転勤を機に退職。現在はフリーランスとして前職関係の仕事とライターをしながら、プレママ・新米ママ向けブログを運営中。作画:キヨ ※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
2024年01月18日私は産前から、足のむくみに悩まされていました。それが2度の妊娠、出産を機に症状が悪化し、大変なことになってしまったのです……。年々悪化する下肢静脈瘤私は産前から、左足に「下肢静脈瘤」を抱えていました。第1子妊娠中に左足だけむくみがひどくなり、主治医に相談したところ、産後に外科に相談しようということに。しかし第1子出産後、育児に追われ、足のむくみで外科を受診することなど忘れてしまっていた私。 そして、外科へ行く間もなくあっという間に2年がたち、第2子の妊娠が判明。そこで、また下肢静脈瘤による足のむくみに悩まされることとなったのです。第2子の妊娠中は第1子妊娠中よりもかなり足のむくみがひどく、足首の境目がわからないほどむくむ日もありました。 見た目も血管がボコボコ浮き出て、足を出すような洋服は着られません。産院では再び、産後に外科を受診するように言われました。私なりに食事に注意したりマッサージをしたりして乗り越えた第2子の出産。 出産が終われば、少しはラクになるだろうと勝手に思い込んでいた私でしたが、一番ひどくなったのは第2子を出産して3カ月ぐらいのときでした。朝、足がむくんで足が痺れたような感じがして起き上がれないことがあったのです。私は、すぐに外科を受診しました。すると、即手術が決まったのです。 私の下肢静脈瘤は遺伝性のものだと診断されました。私の父も祖母も下肢静脈瘤の手術をしていたからです。手術は1泊2日でおこなわれ、無事に成功。私の場合は、レーザー療法と言って、静脈の内側をレーザーで焼いて閉塞させる手術だったため、傷痕もほとんどありません。また、医療保険に入っていて保険が適用されたため、金銭的な負担も少なく手術ができました。 結果、手術をして日々の生活がとてもラクになりました。以前のように足がむくんで足首が見えない、歩くのが痛いということはなくなり、とても快適な生活を送っています。そして今も、予防のために長時間同じ姿勢をしたり、塩分を摂取しすぎたりしないように気をつけています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子イラスト/森田家著者:なかまる あゆみ
2024年01月15日初めての出産は実家に里帰りをさせてもらいました。両親にとっても初孫の誕生となるため、そのお世話ができる、と母はとても喜んでくれました。「母がいてくれる限り、産後は快適に過ごせそうだ」。私はそう思うと同時に少し、心配なことがありました……。母と正反対の父私たち三姉妹を育ててくれたベテラン母。とてもお世話じょうずで私たち姉妹だけでなく、周囲の人にも目を配れる頼もしい存在でした。その一方で、母に世話されっぱなしの父。亭主関白で自己中心的なところがあり、そんな父を私は昔から尊敬できずにいました。 「私が里帰りすることで父が不機嫌になり、母に負担がかからないといいな」と心配していました。しかし残念ながら、その心配事は現実のものとなったのです。 非協力的な父の反抗!?息子はなかなかの神経質であったのか、眠っても私の抱っこから離れると、すぐに起きて泣いてしまいました。そんな状況の中、家族は息子が眠った後は静かにしてくれたり、息子の抱っこを代わってくれながら、私の睡眠時間を作ろうとみんなで協力してくれました。 しかし、父はせっかく眠った息子の顔の近くで話しかけたり、大きな物音を立てたりして息子を起こしてばかり。母が息子を抱っこしてくれているときも、父は母に自分の世話を求める始末。そのため家族から散々注意され、だんだん不機嫌に。「家にいたら怒られてばっかりだ」。そう言って、何を思いついたのか、今度は普段まったくしてこなかった日曜大工を庭で始めました。 外とはいえ、作業音は家の中にもしっかり伝わります。そして作った家具の設置場所は息子と私が使わせてもらっている部屋の真上の部屋。家族が代わる代わる注意するものの「何をしても怒られて自分の居場所がない!!」と怒っていました。 疲れ果ててしまった母…非協力的な父に家族はあきれ返っていましたが、母はそんな父のことも放っておけず「新生児より手がかかる」と言いながらも、黙々と父の世話もしていました。母は里帰りが終わったら、しばらく息子に会えないため、かわいい姿を少しでも長く見ていたいようでした。 しかし、私たちのサポートをしながら、不機嫌な父の世話をする母はとても疲れきった様子。みんなが楽しみにしていた産後の里帰り期間。幸せいっぱいの時間のはずだったのに、私は疲れた母の顔を見て申し訳なく、悲しい気持ちになってしまいました。 父のおかげで、思っていた里帰りとは少し違っていましたが、私はお世話になっている身。父にはあきれるものの、感謝しなくてはいけません。しかし2人目を出産することがあれば、産後の生活は違った方法を選ばなくてはいけないなと思ったのでした。 著者:山下亜衣10歳と7歳のサッカー小僧の母。子どもたちを応援するため、アスリートフードマイスターを取得。転勤族で現在は地方での生活を満喫中。趣味はキャンプ。
2024年01月09日出産前、赤ちゃんはよく寝るものと思っていた私。しかし実際は、まだ昼夜の区別ができていないので、昼間はよく寝るけど夜は全然寝てくれない赤ちゃん。1人目出産後、まったく夜に寝てくれないわが子を抱っこしながら一晩中立って揺らしていた日もありました。寝られないが故に赤ちゃんの泣き声が不快になり、自分には子育てが向いていないのではと涙した日も……。そこで2人目出産後には、赤ちゃんが寝てくれるように、ある工夫をしてみました。背中スイッチが敏感過ぎて眠れない部屋を暗くし、育児用ミルクもおむつもばっちり! わが子を抱きかかえて揺らし、ウトウトさせたのちにベッドに寝かせると、背中スイッチが発動し大泣き。そしてまた抱きかかえる……ということを繰り返していた1人目。 ようやく寝たと思い私も寝ようと横になると、起きてしまうわが子。背中スイッチが敏感過ぎるわが子に毎晩ヘトヘトになりながら朝を迎えていました。そして、これがいつまで続くのか不安な気持ちになりました。 赤ちゃんが寝ない理由は姿勢にあった!1人目の寝かしつけがじょうずにできないまま日々が過ぎ、1歳5カ月のころ2人目の妊娠が判明。2人目出産が近づいてくる中で、やはり心配だったのが寝かしつけです。 1人目が生後3カ月のときのこと。通っていたベビーマッサージ教室で、赤ちゃんが授乳やおむつ以外で寝られない理由があることがわかりました。抱っこしているときは自然と背中が丸くなっているので、おなかの中と同じような姿勢になるためか、よく寝てくれます。しかしベッドに置いた瞬間、その姿勢が崩されるので、赤ちゃんが眠れないのではと気づいたのです。 また、モロー反射も眠りの妨げになっていると気がつきました。1人目のときには解決策が思いつかなかったのですが、2人目の寝かしつのときには、ベッドでも抱っこして眠ったときと同じ体勢になるように工夫をしました。 まずはドーナッツベッドで姿勢を整える2人目出産後、姿勢を意識した寝床を作りました。最初はすでに持っているドーナツクッションや授乳クッションを使って姿勢を整えようと試しましたが、高さが足りなかったり、高すぎてしまったりと、なかなかちょうどよく背中を丸めた状態にできませんでした。 次にバスタオルを2枚使って輪にしてドーナツベッドにすることに。輪っかにした真ん中に赤ちゃんの腰が収まって、落ち着いた体勢になりました。こちらの狙い通り、起きることなく、背中が丸くなっている状態で寝てくれるように。 おくるみで包んであげることで睡眠確保へ次にモロー反射を解決するため、寝かしつけ時に体をおくるみで包み込むことに。1人目のときにおくるみを買ったものの使い方をわかっておらず、ベビーマッサージ教室でおくるみの包み方を知ることになりました。知ったときには1人目はおくるみで包むほどの大きさではなくなったので、2人目を出産後に実践。 腕を包んであげることでモロー反射が防げ、姿勢を保つためのドーナッツベッドもあったので、夜は寝てくれることが多くなったのです。私自身も1人目のときと比べると確実に睡眠をとることができました。 1人目のときと比べて睡眠がとれたことで、私の心と体力に余裕が生まれました。余裕が生まれたことで、1人目のときに失いかけた育児への自信がついたように思います。また、わが子が泣いていても、なぜ泣いているのかというのを冷静に考えられるように……。その結果、落ち着いて対応でき、子育てが楽しいと思えるようになりました。 監修/助産師 松田玲子著者:渡邉香澄0歳2歳の年子姉妹のママ。ベビーマッサージセラピスト・幼児食インストラクター・上級幼児食インストラクターの資格を取得。ベビーマッサージ教室を運営中。ベビーマッサージセラピストをしつつライター業も兼業。
2024年01月08日私は先日、娘を出産したばかり。育休を取るという夫の言葉を信じ、里帰り出産はしませんでした。しかし、夫は毎日のように出社しており……。生まれたばかりの娘はとてもかわいいですが、体調がまだ万全ではなく、寝不足も重なってフラフラです。しかも、わが家は予定外のワンオペ状態。1日も早く、夫の育休申請が通ることを願っているのですが……。 いつから取るの…?夫の育休私は夫が育休に入るのを、今か今かと待っていました。しかし育休どころか出張にまで行ってしまった夫。遠方でアクシデントがあり、夫しか対応できない案件なんだそう。 夫が家族のために仕事を頑張っていることは重々承知しています。ですが、いつから育休がとれるのかという話になったとき、夫は私に対してすこし辛抱が足りないのではと意見してきました。 一人で頑張っている母親はたくさんいるのだから、自分が甘え過ぎてることを自覚したほうがいいよ、と言われ……。そして今さらながら、実家に帰ることを提案してきたのです。頭にきましたが、自宅にいてもイライラするだけなのですぐに帰りました。真実を知った結果…夫を断捨離!?「出張から帰ってきたんだけど、家の荷物がないよ……?」「断捨離でもしたの?」「うん、あんたのことを捨てようと思って」 私が離婚を申し出ると、夫は「仕事で育児ができなかったくらいで離婚なんて!」 と言ってきました。私は事実を知ったのです。夫が出張ではなく、不倫旅行に行っていたことをーー。 じつは夫の出張中、彼の同僚にばったり道で会ったのです。夫の育休の様子を尋ねられ、初めてそこでおかしいなと思いました。夫を怪しんだ私は家に帰ってパソコンを開くと、旅行会社のサイトが出てきて……。メールを確認したところ、沖縄旅行のツアーに申し込んでいたことが発覚。 夫の会社に問い合わせると、私が退院したときから育休が始まっていたことがわかりました。後からわかったことですが、不倫は私の妊娠中から始まり、育休中は不倫相手の家に通っていたと言うのです。 私は体力もメンタルもボロボロになりながら育児をしており、そんななかで夫の不倫を知ることになりました。もう一度やり直すなんて、そう簡単ではありません。期間限定なら不倫もオッケー……なんてことはありませんから。 いい父親になると宣言する夫夫は反省して、これからは家庭第一でいい父親になると約束。戻ってきてほしいと頼み込んできました。しかし、私はすでにシングルマザーとして頑張る覚悟を決めていました。 なかなか復縁をあきらめない夫でしたが、両家の両親に説得され、やっと離婚届に判を押してくれました。支払うものはきちんと支払ってくれていますし、月1の面会では娘をとてもかわいがってくれます。もう二度と娘を裏切るようなことはしないと信じたいです。 ◇ ◇ ◇ 出産は体力を消耗しますし、産後は体力を回復するために休むことも必要。出産・産後の女性の体について男性も理解し、寄り添ってほしかったですが……。後悔先に立たず、といったことにならないよう気をつけたいですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2023年12月29日2人目を出産した私は、産後ヘルパー派遣を依頼することにしました。産後ヘルパーとは家事代行をメインに、必要であれば赤ちゃんのお世話もしてくださる方のことです。依頼後、心待ちにしていた私でしたが、イメージしていたヘルパーさんではなく、75歳の方が来て……。 現れたのは、腰の曲がった高齢者依頼した初日、ヘルパーの派遣会社の主任のAさんが来訪。私は洗濯の仕方やキッチン用品の収納場所などを説明し、Aさんはその内容をメモに取っていました。次の依頼日、Aさんは別の女性スタッフの方と一緒でした。「Bと言います。75歳ですけど、動けますので、何でも言ってください」と、AさんからBさんを紹介されたのです。 「え!? 腰が曲がっているし、洗濯物を干す高いところなど大丈夫かな……」と私は不安に。Aさんはその日、前回私が伝えた内容をBさんに説明してくれたようです。そして「次回からBがひとりで参りますので、よろしくお願いします」とAさんが言って、2人は帰りました。 遅刻に愚痴!? ラクじゃなかった家事代行数日後の依頼日。Bさんは約束の時間から30分経っても来ませんでした。遅刻してきたBさんは、私の腕にすがりつき「ごめんなさい! 家の場所がわかりづらくて」と謝ったあと、「あの主任うるさいのよ。ちょっと遅刻したくらいで、いつも怒られるの」と愚痴をポロリ。私は「なんで今、そんなことを私に言うのだろう」と思いました。 その後は「これはどうやるのかしら?」と洗濯の仕方、包丁の場所などを聞かれ、私は「この前Aさんが教えていたのに……」と思いながらBさんに教えました。Bさんが帰るころには、私はぐったり。 Bさんが一生懸命にお仕事をしていたのが伝わったので迷いましたが、私はAさんに、Bさんを担当から外してもらうようにお願いしました。 それ以降、40代のテキパキとメモを取りながら仕事をするスタッフCさんが来てくださることに。年齢で判断するわけではありませんが、来てくれるヘルパーさんによって対応は大きく異なるということを実感。私は人にあまり物を言えないタイプですが、人に頼るときは自分の要求を明確にして、求めているものと違うときには「NO」と伝えることも大切だと学びました。 著者:下園ひかり/30代女性・主婦。4歳の娘、1歳の息子、夫との4人暮らし。バックパッカーとして2年間で25カ国を周遊した経験あり。さまざまな国で生活した経験から、常識に捉われない育児を実践中。自身の育児経験をおもしろ話にして情報発信するブロガー兼ライター。作画:キヨ ※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2023年12月12日これは私の出産の体験談です。初孫の誕生を心待ちにしていた義母は、頻繁にわが家にやってきて大きくなった私のおなかを嬉しそうに眺めていました。正直、もう少し遠慮してほしいところですが、嫁いびりをされるよりはマシかと思って割り切っていました。しかし、義妹の結婚式をめぐって事件が起こります。義母はその日もわが家にやってきて、私の顔を見ることもなくおなかに話しかけていました。もはやお馴染みの光景です。しかし、次の義母の言葉で、すこし空気が変わってしまいます。私は欠席と伝えたはず…?「こんなにおなかが大きいと、結婚式に着ていくものがないんじゃない?」 実は再来週、義妹の結婚式を控えています。式の日取りと出産予定日が近いため、私は招待された時点で欠席することを伝えたはず。再度そう説明すると、義母の表情が曇りました。義妹の結婚相手は由緒正しい家系なのだそうで、こちらの家族が全員揃っていないと示しがつかないと言うのです。でも、万が一式の最中に陣痛がきてしまったら迷惑をかけてしまいます。私は再度、丁重に出席を辞退したいと伝えました。すると、予定日は式の3日後だから陣痛なんてくるわけがないと言い出す始末。義母も出産経験があるはずなので、予定日はあくまで予定だとわかっているはずですが、結局理解は得られずに、義母は凄まじい剣幕で帰っていきました。その夜。義母から話を聞いた夫や義妹からも、欠席を責められ、結婚式に出席するように強く言われてしまいます。 「俺の妹が結婚するんだぜ? しかもあの有名ホテルで! 行かないと後悔するって」 夫は興奮気味に話しますが、私にとって一番優先すべきなのは赤ちゃんです。どこで式を挙げるかなんて、関係ありません。正直、夫がここまで話が通じない人だとは思っていませんでした。 この日から、なんとなく夫との間に険悪な空気が流れはじめ、義母の来訪も、式への出席を説得するためのものとなっていました。 陣痛を我慢しろ!?テコでも動かない頑固な夫と義家族。私は、通っている産科の医師から「結婚式の出席はおすすめできない」と一筆もらい、説得しようと考えました。 それでも夫と義母は「くだらない」「出産経験がない人は大げさなのよね」と聞く耳を持ちません。このままでは本当に出席させられてしまうかも……。そんな不安を抱えながらも、ついに結婚式の前日に陣痛が始まりました。 病院に到着すると、すぐに入院が決まりました。これで式を欠席できると思い、ホッとしたのもつかの間。仕事終わりにやってきた夫は「なにやってるんだよ! 早く帰るぞ! 結婚式が終わるまで我慢しろよな!」と信じられないことを言い出したのです。 夫のありえない発言に医師や助産師さんも唖然。もちろん退院できるわけもなく、夫は追い返されていきました。 結婚式に出席した私そして迎えた義妹の結婚式当日。空いたままの私の席を見て、義母は怒っていました。結婚式が盛り上がりを見せたころ、お祝いのムービーが届いたと司会者が紹介するとともに会場が暗転し、映像がスクリーンに映されます。それは私からのサプライズムービー。映し出されたのは、まさに今出産という大仕事をやってのける私の姿でした。 陣痛に耐えながらお祝いの言葉を述べる私。痛みで言葉が途切れ後切れになってしまい、義妹に伝わったかわからなかったので、あとは付き添ってくれた母にバトンタッチ。 『結婚式が終わるまで出産を我慢できなくて申し訳ありません。式に顔を出さないのは一家の恥さらしになるとのことだったので、出産中ですが約束通り顔を出させていただいております……』 母がしっかり私の言葉を代弁してくれたところで、映像は終了。 「今にも生まれそうな妊婦さんに、結婚式に来いだなんて言ったの!?」「出産を我慢するってどういうこと? なにを言ってらっしゃるの!?」 新郎の両親は激怒! ここまで常識知らずの一家と親族になるなんて、ありえないと言わんばかりの大騒ぎです。 無知は恐ろしいざわつく場内をおさめるため、司会者は私が託した伝言を読み上げます。 「みなさんご安心ください。お義姉様は昨夜無事に女の子を出産され、母子ともに元気だそうです」 それを聞いた義母は、この期に及んでまだ言います。「出産が済んだなら映像なんてよこさないで、会場に直接来るべきだ!」 それを新郎がぴしゃり! 「出産直後の母体は安静にすべきだってことは、誰でも知っているはずではないですか。いつも通り動けるなんて、どんな発想ですか?」 “出産を軽視する人間は命を軽視する人間だ”と言った新郎は、そんな人たちと関わりたくないと言って、その場で義妹との離婚を宣言していました。義妹は最後まですがりついていたようですが、ムダに終わったようです。 一説によると、産後の女性は全治2カ月の交通事故と同等のダメージを負っているそう。出産を終えたからといって、これまで通りの動きができるわけがありません。産後の女性がゆっくり休めるように、妊娠・出産に対する周囲の理解が深まることを願います。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2023年12月08日オーガニックコスメ原料の輸入販売を手掛ける『monday moon』が立ち上げた飲食店『jimi cafe』が、オンラインショップで子育てママのための冷凍スープの販売を企画。2024年2月頃にオンラインショップのOPENを予定しており、この度2023年11月26日より応援購入サービスMakuakeにて、冷凍スープ『jimi soup』の先行予約をスタートいたしました。化学調味料不使用の冷凍スープ『jimi soup』jimi cafeでも人気のボルシチを第1弾で先行予約受付中。具だくさんで満足感が高く栄養豊富なスープです。Makuake『jimi soup』プロジェクトページ ■先輩ママの意見を取り入れて作った子育てママへの栄養満点スープ具だくさんの栄養満点スープ「自分が産後時期に救われた経験から開発しました」長男を出産したときは慣れない育児に追われ、毎日が時間との戦いでした。出産でダメージを受けた自分の身体のためにも、赤ちゃんに届く母乳のためにも、健康的な食事をとりたいと思っていても、料理をする余裕なんてありません。そんな苦しい時期に、どんな豪華な出産祝いよりも記憶に残っているのが、友人が差し入れてくれた手づくりの野菜スープ。温めるだけですぐに食べられ、いろんな具材を一度に摂ることができ、そして何より美味しい!スープを口にすると疲れた身体と心に染みわたっていくのが分かりました。聞けば、その友人も産後に先輩ママからスープを差し入れてもらって、すごく助けられた経験があり、バトンを渡すように私に同じスープの贈りものをしてくれたそう。この温かいバトンをここで止めるわけにはいかない。困っている子育てママにバトンをつなげたい。そんな気持ちがスープブランド『jimi soup』立ち上げの原動力になりました。■コンセプトは滋味あふれるスープ“滋味”なスープ「滋味なごちそう」をキャッチコピーに掲げ、スープブランド『jimi soup』は産声をあげました。“滋味”とは、栄養豊富なおいしい食べ物、そしてうまい味わいのこと。食卓の主役にさえなれる“滋味”なスープを生みだすために最もこだわったのは、身体への優しさ。化学調味料を一切使わないことをモットーに、具材に使用する野菜のかけらからダシをとっています。素材そのもののうまみを丁寧に引き出し、一杯のスープに閉じこめています。そのため、仕入れる素材こそが味の要。どんなスープを作るかによって、同じ食材でも産地と品種を選り分けています。スープのベースは生の新鮮なトマトにこだわった、みずみずしくジューシーな味わい。■“食べる血液”ビーツのスープが看板メニュー看板メニュー「ビーツのスープ」『jimi soup』最初の看板メニューに選んだのは「ボルシチ」。世界三大スープにも数えられるウクライナ発祥の料理です。鮮やかな深紅色はスープに溶けこんだビーツの色。ビーツは「食べる血液」と言われるほど栄養価が高く、近年注目のスーパーフード。子育てママにとっても嬉しい栄養素が数多く含まれている野菜です。■プロジェクト概要プロジェクト名: 先輩ママが子育てママのために開発!身体に優しく手軽に栄養補給できる冷凍ボルシチ実施期間 : 2023年11月26日(日)~2024年1月16日(火)URL : <リターン>ボルシチ4食(10%OFF) :通常3,960円のところ3,564円ボルシチ8食(20%OFF) :通常7,920円のところ6,336円ボルシチ8食(15%OFF) :通常7,920円のところ6,732円ボルシチ12食(20%OFF):通常11,880円のところ9,504円ボルシチ24食(30%OFF):通常23,760円のところ16,632円ボルシチ4食+monday moonベビー&ママスキンケアギフト(20%OFF):通常7,810円のところ6,248円ボルシチ8食+monday moonベビー&ママスキンケアギフト(30%OFF):通常11,770円のところ8,239円【商品概要】商品名:jimiボルシチ内容量:320g価格 :990円(税込)<特徴>国産生ビーツを使用。ビーツには必須ミネラルの「カリウム」や「鉄」のほか、「葉酸」、「ポリフェノール」が含まれています。中でも「葉酸」は妊娠・授乳期の女性に特に必要な栄養素です。忙しい産後でも、レンジで温めるだけで、手軽に必要な栄養が得られます。国産生ビーツを使用お肉や野菜がごろっと入ったスープは、栄養たっぷり、おもわず頬張りたくなる一杯です。■手づくりコスメブランド「monday moon」の新展開手づくりコスメブランド「monday moon」『jimi soup』は手づくりコスメブランド「monday moon」に続く新しいブランドです。monday moonの創業は2005年。肌が弱く荒れやすかった我が子を想い、肌にやさしい素材だけで作りあげた“たったひとつの石けん”がきっかけでした。品質の高い天然原料を世界中から直接仕入れ、作りたてを楽しめる手づくりコスメの魅力や、肌悩みごとのアプローチ方法をWEBショップで丁寧に発信すること18年。全国のお客様に愛されるショップに成長できました。「お客様に安心してお使いいただける高品質の製品を、使い続けられる価格で提供します」これは、monday moonが品質方針として第一に掲げていることです。いくら良いものでも毎日使い続けられなければ意味がないという想いから、“誰もが”“毎日”“使い続けられる”価格でコスメを販売しています。年に数回のスペシャルなものよりも、日常に寄り添うもの。monday moonの『普通の主婦が続けられる美容』という信念はjimi soupの根幹に深く繋がっています。jimi soupが手がける冷凍スープは、忙しいときでも“誰もが”“毎日”“続けられる”食事です。■関連サイト情報<公式SNS> <Makuake『jimi soup』プロジェクトページ> <メールマガジンの受信お申し込み>先行販売スタートのお知らせや、オンラインショップオープン告知など、最新情報を配信いたします ■運営会社について社名 : mono株式会社本社所在地: 徳島県徳島市安宅1-7-39-1代表取締役: 青木 陽子事業内容 : 化粧品の製造販売及び輸入販売化粧品材料の製造販売及び輸入販売設立 : 1994年4月2004年6月 化粧品原料販売のネットショップ“monday moon”を開始monday moon Webサイト: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年12月06日ゴロウは、妻のミサキと息子ムサシの3人家族。ムサシが生まれてから、ミサキが冷たくなったことに悩んでいました。ある日、風邪をひくといつもは冷たいミサキが心配してくれたことがうれしくて、ゴロウは頻繁に「熱があるかも」と言うようになりました。平熱より少し高いだけで、「しんどいから休むね~」と自室で寝るゴロウ。ミサキはゴロウの行動に不信感しかなくて……。 「体調が悪い」と言うくせに…… 「何か食べるものある?」と自室から出てきたゴロウ。ミサキがおじやを作ると言うと、ゴロウは「こういうときこそスタミナつけなくちゃ!」と言って、ひとりでラーメンを食べに出かけました。 満腹で機嫌よく帰ってきたゴロウ。しかもラーメン替え玉までしたことを笑顔で話すゴロウに、ミサキは静かに怒りを湧かせるのでした。 ミサキはまだ産後2カ月。赤ちゃんが風邪をひかないよう、自身の体調にもものすごく気をつけているのに夫は……。「同じ親なのに不平等すぎる」とモヤモヤしてしまうのでした。 明らかに仮病だとわかる行動をとってくるゴロウ。腹が立ちながらも心配していたミサキさんの堪忍袋の緒が切れてしまいました。親になったのはゴロウも一緒のはず。仮病でミサキさんの注目を浴びるのではなく、夫として、父親として2人に寄り添ってほしいですね。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター 神谷もち
2023年12月03日無事に2人目を出産して病室でひと安心……と思いきや大量出血!? しかしそれは緩みに緩んだ骨盤底筋のせいで起こった盛大な尿漏れだったのです。1人目の比じゃなかった、私が経験した当時の尿漏れ事情とその後の対策をお伝えします。大量出血? シーツを汚した原因は尿漏れ2人目の産後2日目、まだまだ悪露が残っているなかドロッと大量に出血したような嫌な感覚がしました。下着やパジャマはもちろんベッドまで汚してしまい、かなり焦りました。 しかし、なんとそれは多少血は混ざっていたものの、出血ではなく尿! なんと排尿時の感覚がわからないほど、筋肉が緩んでしまっていたのです。1人目のときは多少トイレが近くなったかな?と思うくらいだったため、私にとっては衝撃的な出来事でした。 トイレを我慢できない!その後は少しでも我慢するとトイレが間に合わない!という状態だとわかり、赤ちゃんを残して1日に何度もトイレへ行くことに……。部屋ごとにトイレのある産院で本当によかったと実感しました。 とても情けない思いで助産師さんに話をしましたが、産後の尿漏れはよくあることらしく、自分だけではなかったことにホッとしました。しかしこのままではいけないと感じ、助産師さんに対策を教えてもらいました。 尿漏れ対策は日々の積み重ねが大切私が続けられた対策は2つ。日常的に腟に力を入れること、産後5日目ごろからはあお向けで膝を立てて腰を上げる体操をおこなうことです。赤ちゃんと一緒に横になりながら、授乳しながら……など、とにかく回数をこなすのがポイントで、慣れてきたら1回ずつの時間を延ばしていくと効果的なんだそうです。 産後6カ月がたった今では、トイレの間隔は少し短いものの、尿漏れすることはなくなりました! 妊娠中だけでなく、産後まで尿漏れに悩むなんてショックでした。しかし、産後ママなら多くの方が通る道なので、あまり気にしすぎず、地道に体操などで改善していくといいそうです。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト/sawawa監修/助産師 松田玲子著者:小林夏希4歳と1歳の二児の母。フリーライターとして育児・インテリア・住宅関係の媒体を中心に記事執筆をおこなう。
2023年12月02日ゴロウは、妻のミサキと息子ムサシの3人家族。ムサシが生まれてから機嫌の悪いミサキ。ゴロウはそんな妻への対応に悩んでいました。ムサシが生まれて2カ月。なぜかミサキはゴロウに対して、あたりが強くて……。 産後の妻が怖い… 産後、常にイライラしている様子のミサキ。ゴロウはなんとか機嫌を良くしてもらおうと、仕事帰りにケーキを買って帰りますが、産後甘いものを控えていたミサキに怒られてしまいました。 そこで「抱っこ代わるから、少し休んでおいでよ」と声をかけたゴロウ。ミサキは目を輝かせて喜びます。 しかし、ゴロウに抱っこされたムサシは泣き止まず、20分でお世話をバトンタッチ……。 「期待した私がバカだった」ミサキの言葉に、ゴロウはショックを受けるのでした。 数日後、風邪をひいたゴロウ。心配してくれるミサキのやさしさに喜びますが、この日をきっかけに頻繁に風邪をひくようになるのでした。 なんとか妻の機嫌をとりたい夫。ミサキのために動こうとする気持ちは素晴らしいですが、なぜミサキが不機嫌なのか、肝心なことがわかっていないようです。 ミサキがどうして自分をにらんでくるのか、どうして自分にあたりが強いのか……。ゴロウは一度、ミサキの本心を聞いてみるとと良いのかもしれませんね。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター 神谷もち
2023年12月01日株式会社ティーアールファーマ(本社:東京都中央区、代表取締役:春田 広嗣、以下 当社)は、産後ケア施設向けに「乳幼児用体動センサー」の無料貸し出しを行います。当社は全国で産科、保育園向けに乳幼児体動センサー等を提供しており、安全管理の強化を目指しています。本サービスは、産後ケア施設における安全対策の向上を目的としています。乳幼児体動センサーの導入により、産後ケア施設は赤ちゃんの動きをリアルタイムでモニタリングができ、より高度な安全管理が可能となります。また、助産師をはじめとする施設スタッフの方々の業務軽減にも貢献します。当社は、産後ケアに従事されるプロフェッショナルの方々の業務効率向上と、患者様への最高水準のケア提供をサポートするために本商品の導入を推進してまいります。■ビービーアラームについてビービーアラームは、新生児・乳幼児の身体の動き(体動)を正確かつ継時的にモニタリングする非接触型の体動センサーです。高感度パッドセンサーが新生児・乳幼児の体動を検知し、身体の動き(体動)の変化を音と点滅でお知らせします。【無料貸し出しの概要】提供製品 :乳幼児用体動センサー ビービーアラーム製造販売届出番号:13B3X10136000002提供内容 :各施設 1セット貸出期間 :最大6ケ月<特長>・簡単操作・コンパクトな本体・電池残量のお知らせ機能・高感度センサーパット・非接触型申込方法: 下記のウェブサイトでお申込ください 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年12月01日引っ越してきて1年、ご近所さんとはあいさつをするだけではなく、世間話も度々しながら仲良くするようにしていました。特にお隣に住んでいるおじいちゃん、おばあちゃんとは、私や夫だけではなく4歳の娘と2歳の息子も仲良くさせてもらっていました。しかし3人目を出産したとき、その方から驚きの出産祝いをいただいたのです。妊娠中も気遣ってくれたご近所さんわが家は1年前に戸建てへ引っ越しました。その数カ月後に妊娠がわかったのですが、何かあったときのためにご近所さんには妊娠していることを報告していました。また、毎日あいさつするだけではなく、子どもたちもお世話になるだろうと思ってよく話すようにしていました。親切で気遣ってくれる方が多く、とても助かります。 私が住んでいる場所はご年配の方が多く、家の前で子どもたちを遊ばせていると、わざわざ外に出て声をかけてくれたりします。面倒見のよいおじいちゃんやおばあちゃんが多く、うれしかったのです。 私が臨月のときは「もうすぐ生まれるの?」、「頑張ってね!」など声をかけてくれました。上の子どもたちもご近所さんにすぐ懐き、たまにお菓子をもらったりするようないい環境で暮らしています。 産後、帰宅した日にすぐに駆けつけてくれたやがて3人目を出産し退院すると、「赤ちゃんの声が聞こえたから」といってお隣に住んでいるおじいちゃん、おばあちゃんが来てくれました。「これからうるさくなってしまうかもしれませんが、今後ともよろしくお願いいたします」と私が言うと、出産祝いをくださったのです。 それはお金だったのですが、なんと中身が1万円! 親族でもないのにこんな金額をもらうとは思っていなかったので驚きました。「お返しはいいからね!」と言われたものの、さすがにそのままにはできないと思い、後日菓子折りを持って伺いました。 ちょっと気疲れした「お返し」半返しだと逆に気を遣われてしまうかなと思い、3,000円程度のお菓子を渡しました。「お返しはよかったのに!」と言われたものの、近所はご年配の方が多いので、私のことを話題に出されて変なことを言われても困る……という思いもあり、きちんとお返しをしました。 すると数日後、上の子どもたちにわざわざおもちゃを購入して持ってきてくれました。まさかそんなかたちでさらなるお返しをいただくと思っていなかったので、どうしよう……と対応に困ってしまいました。 さすがに何度もお互いにお返しをし合っているときりがないので、おもちゃをもらったときは「ありがとうございます」と子どもたちとお礼を言いに行って終わりにしました。こんなかたちで何度もご近所さんからお祝いをいただくとは思っていなかったので驚きました。本当にやさしい方でご近所付き合いは大切なので、今後も仲良くさせてもらおうと思っています。 著者:永田真結/女性・主婦。4歳の長女、2歳の長男、0歳の次女を持つ母。自身の妊娠や出産、育児に関する体験談を中心に記事を執筆している。 ※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
2023年12月01日産後1カ月も経っていない時のこと、授乳時間の間隔も短く、夜中は30分ごとに夜泣きをする赤ちゃんのお世話で毎日寝不足で疲れきっていた私。ギリギリの育児に追われている中、夫の家族が「孫ちゃんに会いたいわ♡」と言いだし家に来ることに。そして、義父母は私にとって容赦ない行動に出たのです……。 義父母のとんでもない発言正直、義父母の相手をするほどの余裕はありませんでしたが、会いに来るだけなら、と迎え入れることにしました。しかし、途中からとんでもない方向に話が変わってしまったのです。 なんと義父母は「泊まる」と言い出しました……。結局、赤ちゃんのお世話も家事も手伝ってくれるわけでもなく、義父母は“お客さん”として一泊して帰っていったのです。子どもに会いたがってくれる気持ちはうれしいものの、ただでさえ慣れない育児でボロボロの私。義父母の食事などのお世話もすることになり、とてもつらい思い出になりました。後日、対策を立てるために夫と話し合い、1カ月に1度、子どもの顔を見せに義実家を訪問することに。それと同時に、自分の子どもに孫ができた時には同じことはしないと心に誓いました。 著者:中嶋なほ/30代女性・主婦。2歳と1歳の2児の母。現在は育休中で子育てに奮闘している。イラスト:ぽん子 ※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
2023年11月30日めぐみは、夫のてっぺいと息子のゆうきの3人暮らし。めぐみは、妊娠中に飲み歩いたり友人のさえの体型をバカにしたりするてっぺいの姿を見て呆然。また、出産後も夜遅くに帰ってきて、寝ているゆうきを起こすてっぺいや、突然押しかけてきて、めぐみに向かって「母親としての自覚が足りない」などと言ってくる義母に不満を募らせていきました。そんなめぐみの不満のはけ口はSNS。面と向かって言えないめぐみは激しい口調で愚痴や不満を書き込んでいたのです。めぐみは妊娠中、母親から、祖母から譲り受けたというネックレスを渡されました。母親曰く、ネックレスは、昔、山奥のある村で男性に対して意見することはできなかった女性たちがつらさを吐き出した石を削った一部とのこと。また、「石を持ち歩けば言葉を飲み込まずに済んだと言い伝えられている」と母親。その翌朝起きると、てっぺいの顔にはいくつもの傷がありました。すると突然、ネックレスがズズッと動くような感覚がしためぐみ。首元を確認すると、つけていたはずのネックレスがありません。記憶がところどころ抜けてしまっていたのです。思い返せば、めぐみはてっぺいに強い口調で不満をぶつけるなど、自分が自分でないような気がしたり、記憶が抜け落ちていたりすることが多くなっていたのです。焦っためぐみは、何か解決策はないかと、自分の症状をインターネットで検索。すると、碇川事件というものがヒットしました。この事件は、殺人を起こした碇川裕介という男性が、事件の取り調べの際、犯行時の記憶が断片的に欠如していることが発覚したというもの。精神鑑定をおこなったところ、もう一つの人格があることが判明したのです。碇川事件が何か自分の問題を解決してくれる手がかりになるのではないかと考えためぐみは、医師の鴨居先生の元を訪れ、記憶が途切れることや、身体がもう1人の自分に乗っ取られているような感覚になることなどを話しました。そして、碇川事件を起こした犯人である碇川裕介とも面会し、自分の身に起こっていることや、母親から譲り受けたネックレスのことを伝えます。すると碇川は、めぐみが救われるためにはもう一度ネックレスを探し出し、しかるべき場所で供養するべきだと忠告。さっそくめぐみはネックレスを探し出し、ある神社を訪れたのですが……。 これは、自分を押し殺して自分に取り憑かれてしまった女性の話です。焦った私はついに… 母親から譲り受けたネックレスを供養してもらうため、インターネットの口コミが良かったある神社を訪れためぐみ。 神主さんに母親からネックレスを譲り受けてから起こった数々の出来事を話します。 実際にネックレスを見た神主さんは「ほほう……確かに強い念のようなものを感じるのう……」と言いました。確かにめぐみが持ってきたネックレスには邪悪な怨念(おんねん)がこもっていること、別の何かから身を守るためにあえて邪悪な怨念をこめてそれを身につける風習は昔からよくあることだと言葉を続けます。 めぐみは早く除霊をしてほしい、それがあなたたちの仕事だと焦った口調で主張しますが、神主さんはそんな簡単な話ではないと表情を曇らせます。 そして神主さんは言いました。 「あなたに必要なのは除霊ではなく休暇のようだ」 すぐに除霊をしてくれないとわかっためぐみは、私には時間がない、別の方に頼むから結構だと神社を後にします。 焦っためぐみは別の神社を訪れ、すぐにお祓いをしてくれるという神主さんに53万円を支払ってしまったのです。 その事実を知ったてっぺいは「俺がどんな思いして金稼いでると思ってんだよ!!」「そうやって急にしおらしくなったり暴れたり……産後で不安定だろうと思って多めにみてやってたのによ!!」とめぐみに激怒したのでした。 ◇◇◇ 神主さんが言っていた「あなたに必要なのは除霊ではなく休暇のようだ」という言葉。産後、きちんと休む暇もなく、ひとりで家事や育児を頑張り続けてきためぐみさん。体力的にも精神的にも限界であることを神主さんは感じ取っていたのかもしれませんね。 早く除霊しなければと焦るめぐみさんの気持ちもわかりますが、お祓い料のことについてはてっぺいに事前に相談しておけるとよかったのではないでしょうか。一方で、てっぺいさんは、怒るのも無理はないのですが、頭ごなしにめぐみさんの行動を否定をするのではなく、なぜめぐみさんが焦ってお金を使ってしまったのか、気持ちをきちんと確認してあげると良かったのかもしれません。どうすればめぐみさんの不安が解決できるのか一緒に話し合っていけると良いですね。バラシ屋トシヤさんのマンガは、このほかにもブログやInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。著者:マンガ家・イラストレーター バラシ屋トシヤ
2023年11月23日結婚して一緒に住むようになった夫は、家事はほとんどせず、「家事は女性がするものだ」という考え方だと知りました。子どもを授かってからもその考えは変わらず、私がつわりで苦しんでいても、心配はしてくれるものの家事はしてくれません。出産後は慣れない育児で家事がおろそかになることが予想できたので、夫がその状況を理解をしてくれるかどうか不安を抱えていました。 妻の妊娠中の不調を見て見ぬふりする夫妊娠後期になって、おなかも大きくなり、日常の動作がしづらくなってきました。夫は変わらず口では心配してくれるものの、家事はしてくれません。手伝ってほしいと頼んでみたこともありましたが、「仕事で疲れているから」と手伝いはしてくれませんでした。 それでも、夫は家族のために頑張って仕事をしてくれていると思い、出産直前まで私はかいがいしく夫の世話を焼いていたのです。 育児・家事はすべて私任せ…その後、待ちに待ったわが子が誕生し、産後はしばしの間、実家で過ごしました。そしてわが子と共に自宅に戻ることに。夫はわが子と生活をすることを大変楽しみにしていたこともあり、始終メロメロな様子。そんな夫を見て私は幸せを噛みしめていたのですが、わが子が泣き始めるとどうしたら良いかわからず、私にすべてを任せきり。 そして、泣くわが子をあやしている私に「ねえ、夕飯はまだ?」と言うのです。「あやしているからもう少し待って」と伝えると、「わかった。待つ」と言い、不服そうな顔をする夫。夫には自分で夕飯の支度をするという選択肢はないようです。 俺の世話できないの!?の発言に驚愕それから、泣くわが子をあやしたり、授乳をしてから家事をしたりする生活が始まりました。当然、出産前のように凝った料理や頻繁な掃除はできません。手伝いもせずにその様子を見ていた夫は、「出産してからおまえのサービスが悪くなった。もっと前みたいに俺の世話をしっかりやってよ」と言うのです。 その言葉にあぜんとしてしまいました。今は赤ちゃんもいるので以前のように家事はできない、と説明すると「じゃあ、これからしばらく俺の世話をまともにできないの!? 信じられない!」と発言したのです。 力を合わせて一緒に父親と母親になろう!このままではいけないと考えた私は、根気強く、なぜ出産後は家事が以前のようにできないのかを話しました。そして、夫にも家事や育児に参加してほしい。協力して大変な時期を乗り越えたい、と言い続けました。 最初、夫は私の言葉に理解を示さず、自分の世話がおろそかになることにブツブツと文句を言っていました。しかしわが子が成長するにつれ、私が目を離すことができなくなっている様子を見て、少しずつですが家事・育児に協力的になってくれたのです。 女性は妊娠から出産という大きな仕事を経験して、母親の自覚が生まれると私は思っています。しかし、男性はその経験がないので父親の自覚が目覚めにくいのかもしれないと、今回の一件で思い知らされました。父親は赤ちゃんと過ごしていくうちに、時間をかけてゆっくりと自覚が芽生えるようです。これから、夫と意見が合わずに衝突することもあるかと思いますが、話し合いを重ね、力を合わせて楽しい家庭を築いていこうと思います。 著者:神崎 ハナ/30代女性・主婦。2児の母。発達障がい児の育児に奮闘中。育児や健康に関する記事を執筆中のライター。教職員や福祉の資格を持つ。作画:うちここ ※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
2023年11月19日育児につまずき、思い詰めて心療内科を受診した私。そこで医師から投げかけられた言葉は「発達障害の疑いがある」という、私にとって意外な言葉でした。そこで心理テストを受け、結果を受け止めた今の自分の心境をお伝えします。ほかのママとどこかで比べてしまう現在、私は3歳と0歳の姉妹を育てている2児の母親ですが、上の子も下の子も出産後から両親や親戚などに頼らず、ほぼワンオペで育児をおこなっていました。孤独に育児をしていたこともあってか、ほかのママ友たちと自分を比べると「どうも私は子どもに対する愛情に欠けているのではないか」と思ってしまう自分がいることに気づいたのです。 たとえば、子どもとどうやって遊べばよいか本気でよくわからず、一生懸命に育児本を読んでそのようにおこなっても、いまいち乗り気になれない自分がいたりしました。特に下の子を出産したあとの数カ月の間は、上の子に対して感情的に怒鳴るなどひどい扱いをしていたことも事実です。 そんな出来事から「私はもしかして産後うつなのでは?」と思い悩み、また慢性的な睡眠障害もあって、思い切って心療内科を受診したのです。 思い切って心療内科を受診心療内科を受診したのは下の子が生後半年を過ぎたころでした。医師からの診断は「適応障害と産後うつ」そして「発達障害の疑いがある」という、私にとっては衝撃的な話でした。恥ずかしながら発達障害というワードだけは聞いたことがありましたが、詳しくは知りませんでした。 さっそく家に帰って発達障害について調べてみたり、セルフチェックテストなどをおこなったりしました。たしかに今までの人生を振り返ってみて対人関係においてのつまずきや、職場でのトラブルなどはあったのも事実で、いわゆるADDやADHDの症状である「忘れっぽさ」「衝動性の強さ」「こだわりの強さ」があったように感じました。 愛着障害と診断を受けて後日、2日ほどに渡って精密な発達障害の心理テストを受けたのですが、結果は「発達障害の所見はなし」でした。しかし、私が過去に実親から暴力などの虐待を受けたことがあるということから、「愛着障害の可能性がある」と医師から聞かされました。 愛着障害とは、乳幼児期において暴力やネグレクトなどで傷を負い、適切な愛情を持って育てられなかった子どもが、社会人になったときに対人関係や仕事、そして育児などに支障が出る障害のことだそうです。医師からその診断を受けたときは、正直言って「やっぱりな」と思う自分がいました。 まさか自分が発達障害の疑いを持たれるとは思いもよらず、心理テストの結果が出るまではモヤモヤでいっぱいでしたが、発達障害やそのほかの精神疾患などについての勉強にもなりました。客観的に自分が親にされてきたことは虐待だったのだと受け止め、過去の自分と向き合うことで本当の私になれる気がしています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:仲本まゆこ/女性・主婦。自身の体験をもとに、妊娠や出産、子育てに関する体験談を中心に執筆している。 ※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています 監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2023年11月18日2015年の創業以来、夫婦の対話メソッド『夫婦会議』を展開するLogista株式会社(福岡県福岡市、共同代表:長廣 百合子(妻)、長廣 遥(夫))は、2023年5月より『夫婦会議』の導入が開始された、サントリーグループの社内コミュニティ「SUN-co-NEsT(サンコネスト)」とコラボイベントを開催。全4回のコラボイベントの様子を開催レポートにまとめ、公開しました。以下でイベントの概要や、参加者の皆さんの感想などをご紹介します!『夫婦会議』コラボイベント■『夫婦会議』導入の背景「一人で悩んでいた」「働く環境には恵まれているはずなのに幸せを感じることができない」…そんな切実な声に後押しされるようにして立ち上がった、サントリーグループの社内コミュニティ「SUN-co-NEsT」では、仕事と育児の両立をめざし、子どもと関わるサントリアン(社員)向けにさまざまなテーマでオンラインイベントを開催。子育て中の社員はもちろん、出産を控えた社員から子育てを卒業した社員まで男女関わらず多様な顔ぶれが揃う中、子育てやキャリアに関する悩み・ナレッジを共有し合い、一人ひとりの「育む×働く」を応援し合える環境づくりを推進してきました。こうした取り組みの中で度々話題に上がっていたのが、“対話”の大切さ。そして、Logista開発の夫婦の対話メソッド『夫婦会議』です。実際に、メンバーの一人が使ってみた口コミを通じて夫婦会議ツール「世帯経営ノート」「夫婦会議ノート」が自然とブームになっていく中、サントリアンの仕事と育児の両立に向けた夫婦の対話と協力体制づくりのサポートに繋がると考え、子育て夫婦支援として『夫婦会議』の導入を決定。「仕事だけでなく家庭でも“対話”を大切にできるサントリアンを育みたい」という思いを背景に、サントリアンにとって『夫婦会議』が当たり前になっている状態をめざし、2023年5月~7月までに、4回連続で『夫婦会議』のイベントを開催いただきました。■『夫婦会議』コラボイベントの概要第1回:夫婦の対話メソッド『夫婦会議』のすすめ~「育む×働く」をもっとしあわせに!おもしろく!~第2回:実際どんな風にするの?『夫婦会議』のリアルな始め方第3回:『夫婦会議』の体験シェア会第4回:教えて!Logistaさん!~『夫婦会議』の悩み・質問にお応えします〜※希望者には、夫婦会議ツール「世帯経営ノート」または「夫婦会議ノート」を進呈。仕事と育児の両立に向けた考え方や行動のヒントとして、1回目・2回目で『夫婦会議』の定義やポイント、基本のやり方をレクチャー。講師を務めるナガヒロ夫婦自身が直面した産前産後の危機エピソードや、先行して『夫婦会議』に取り組むサントリアンの皆さんの感想を交えながら、妊娠・産後・育児期に『夫婦会議』を行う意義を掴んでいただきました。その後、希望者に夫婦会議ツール(世帯経営ノート/夫婦会議ノート)を進呈。3回目のシェア会で出てきた「時間がない人はどうやって夫婦会議をしていけば?」「難易度が高いテーマで夫婦会議するには?」「夫婦会議に失敗した際のリカバリー方法は?」などのリアルな悩みや質問に、4回目のイベントでお答えしました。■参加者の感想コラボイベントの様子イベントには、のべ「297名」のサントリアンの皆さんがお申込みくださり、内「159名」の方がリアルタイムで参加。事後アンケートでは、「97%」の方にご満足いただきました。イベント満足度「97%」また、「夫婦間コミュニケーションを見直すキッカケになった」と答えた方は87%、「仕事や生活に活かしたい」と答えた方は92%、「これから夫婦会議をやってみたい」と答えた方に至っては100%という結果でした。夫婦会議をやってみたい方「100%」<感想> ※一部抜粋・意識的に『夫婦会議』を実施する必要があると感じました。社内にもこれだけ悩まれている方がいると知れて良かった!・夫婦関係が全ての基盤であると感じました。先人のメソッドをお借りして、果敢に取り組んでみます。まずは『夫婦会議』の共有から!・『議論』でもの別れに終わらず、その先に『対話』がある事。互いのビジョンを共有し、ビジョンを形にするためにはどうしたら良いか話し合うことが大切だと思いました。仕事の中でのコミュニケーションにも生かせると思いました!・皆さん仕事の課題解決ならお手の物!だと思うのですが、わが家と同じように産後や育児中は夫婦関係で悩みを抱えるものなんだな…と知れて、ちょっとホッとしました!・「思考のワンオペ」の話がすごく刺さると共に、夫もいろいろやってくれている部分があるなと気づきました。夫はサントリー外の人間ですが、勤め先でパタハラ(パパ社員への偏見)があり転職します。働き方やお金のことなど、『夫婦会議』で乗り越えていきたいと思います。わが家の人生にとって、すごくタイムリーに聞けて感動しています!・今まさに産後クライシスを迎えて悩んでいた中、講師のナガヒロご夫妻や、ゲストの方々が親身になって温かいメッセージ・エールをくださり、本当に嬉しく、アーカイブを見て思わず涙してしまいました。。。今回の企画に参加できて、『夫婦会議』を知れて本当に良かったです!日常会話ができる関係構築から再出発しつつ『夫婦会議』してみたいと思います。・喧嘩になることを恐れて夫婦で話し合えないことが多かった中、打開策が分かりました。諦めずにもう1度『夫婦会議』をやってみようと思いました。素敵な機会をありがとうございました!・「親の姿は子どもの成長に影響する」という話がとても響きました。子どもの前で喧嘩をすることもあるので、今後は本当に気を付けようと思います。また、『夫婦会議』を実施して互いの距離を縮めながら答えを出していきたいです!ありがとうございました。※以下URLより更に詳細な感想をご覧いただけます ■導入企業より今回のコラボ企画は、サントリーグループの社内コミュニティ「SUN-co-NEsT(サンコネスト)」さん主催で開催いただきました。「SUN-co-NEsT」 以下で、「SUN-co-NEsT」運営メンバーの皆様からのコメントをご紹介します!SUN-co-NEsT篠原 真奈 様・SUN-co-NEsT 発起人・THE SUNTORY UN!ON中央執行委員いつもコミュニティでイベントを開催する際は、参加者とチャット機能でやりとりしたり、事後アンケートで感想を募ったりしているのですが、特に今回のイベントは反響が大きく、チャットでもアンケートでも長文で感想や相談をくださる方がいたり、イベント後に「さっそく夫婦会議を実践しました!」と報告してくださる方もいて、多くの方の学びや気づきにつなげられたことが何より嬉しかったです。そして改めて『夫婦会議』の価値を再認識したイベントでした。SUN-co-NEsT服部 亜起彦 様・SUN-co-NEsT 運営メンバー・サントリーホールディングス株式会社 DX戦略部 課長延べ159名の社員にリアルタイム参加してもらい、それぞれの状況や考えに合わせて夫婦・家族の関係について考えてもらう良い機会になりました!「実際にノートを使って夫婦会議をした」という事例も聞こえてきたので、この後どんな変化が生まれるのか時間をおいて確認してみたいです。SUN-co-NEsT滝井 陽子 様・SUN-co-NEsT 運営メンバー・サントリーウエルネス株式会社 品質部様々なライフステージの方から「参加します!」のお声をいただき、よりよく生きる&働く&子育てする基盤としてのパートナーシップに対する関心の高さを感じました。参加後のコメントからも、皆様それぞれから変化の兆しが感じられました。コミュニティとして、今後もお互いに気付きを共有できる機会を創出しながら、それぞれのパートナーシップを自分達らしく良いものにしていく手助けができればと思っています。SUN-co-NEsT西澤 明子 様・SUN-co-NEsT 運営メンバー・サントリーコーポレートビジネス株式会社 経営企画部家族や夫婦間の件は、とても関心が高いことを今回あらためて実感することができました。このような企画を実施し、参加した皆様が、何かのきっかけになってくれたことと思います。主催者として参加しながら、企画の打ち合わせの時もとても勉強になり、有意義な時間となりました。今後も定期的に、皆様へアプローチできるような内容で継続していきたいと思います。SUN-co-NEsT安藤 智恵 様・SUN-co-NEsT 運営メンバー・サントリー株式会社 神戸支店(育休中)今回の計4回にわたるセミナーと座談会は、他では聞けないとても大切な学びが詰まった時間となりました。この『夫婦会議』への反響は、普段他人に話せないけれど悩みの種にもなっている方が多いからこそだったのではと思いました。夫婦関係は子育てだけでなく仕事の基盤でもあると言っても過言ではないなと思います。そこに、ここまで深く介入し具体的な解決策をご提示いただけたこと、とても感謝しています。社員の皆さんの今後の変化があることを祈ってます。■Logista株式会社よりLogistaLogista株式会社の長廣 百合子(妻)・長廣 遥(夫)です。サントリーグループの社内コミュニティ「SUN-co-NEsT(サンコネスト)」さんとの連携は、2015年の創業以来、子育て支援企業として産前産後の夫婦を取り巻く社会課題の解決に向けて『夫婦会議』を推進してきたLogistaのビジョン、「未来を担う子どもたちに、より良い家庭環境を創り出していける夫婦であふれる社会を目指す」にも通じる大切な一歩になりました。仕事と家庭の「両立の危機」や、産後うつ・虐待などの「命の危機」、産後クライシス・離婚などの「家庭崩壊の危機」をどう防ぐ・乗り越えていくのか?子どもたちが最初に触れる社会「家庭」において、親になる夫婦がどのような家庭環境を子どもたちに創り出していくのか?こうした問題を個人の問題と突き放さずに、職場からも「夫婦でキャリアを考え、対話する機会」を促進することは、「子どもたちのより良い成長」にコミットすることはもちろん、夫・妻、父・母としての自分など、仕事だけでは語り尽くせない「社員の人生そのものをサポート」することに繋がります。「SUN-co-NEsT」さんのように親同士で繋がり合える場、育児と仕事の両立の中にある大変さ・喜び・楽しさを共有しながら、互いに認めあい、学びあい、応援しあえる場は、これから更に重要な役割を担うことになるはずです。私たちLogista株式会社も、引き続き『夫婦会議』でより良い夫婦の対話とパートナーシップに、そして子どもたちの未来に貢献できるよう力を尽くしてまいります!<この場を借りて御礼を…>「SUN-co-NEsT」の皆さま、『夫婦会議』を見つけてくださりありがとうございました。全4回のコラボイベントの内容を一緒に考え創り上げていくプロセス自体が、まさに『夫婦会議』が大切にしている「対話」そのもの!最高に楽しくて、感動的な時間でした。毎回イベントではチャット欄が盛り上がり、開催後も想いのこもった感想を寄せていただき、本当に有り難かったです。「やってみなはれ精神」あふれる運営メンバーの皆さまと、この場に期待を寄せてくださった参加者のサントリアンの皆さまがいてこそ成立したコラボ企画だったと思います。「SUN-co-NEsT」さんのビジョン、子供と関わるサントリアンの「育む×働く」をもっとしあわせに!おもしろく!に向けた道のりを、この先も『夫婦会議』なりに後押しできましたら幸いです。これからもどうぞよろしくお願いいたします!Logista株式会社 共同代表|『夫婦会議』開発研究者長廣 百合子(妻)、長廣 遥(夫)■『夫婦会議』について夫婦の対話メソッド『夫婦会議(R)』『夫婦会議』とは、人生を共に創ると決めたパートナーと、より良い未来に向けて「対話」を重ね、行動を決める場のことです。自分一人の意見を通すため、相手を変えるために行うものではなく、「わたしたち」で答えを創るためのもの。特に育児期においては、わが子にとって、夫婦・家族にとって「より良い家庭環境」を創り出していくことを目的に行います。家庭は社会の最小単位であり、子どもたちが最初に触れる社会そのもの。『夫婦会議』は、ちょっとしたことから大切なことまで、前向きな気持ちで「対話」できる家庭環境づくりを応援します。・『夫婦会議』の詳細 ・『夫婦会議』推進プロジェクトの詳細 ・『夫婦会議』の専用ツール夫婦で産後をデザインする「世帯経営ノート」 夫婦で未来をデザインする「夫婦会議ノート」 ■会社情報Logista株式会社URL : 代表者: 共同代表CEO 長廣 百合子(妻)、COO 長廣 遥(夫)所在地: 福岡県福岡市中央区天神2-3-36 ibbfukuokaビル5階設立日: 2015年7月7日※本件に関するお問い合わせは当社までお願いいたします。Mail: info@logista.jp TEL : 092-776-5578 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年11月17日夫は息子と娘が生まれたあとの計2回、それぞれ約半年の育休を取得しました。せっかくの機会なので、夫と子ども、そして私にとっても有意義な時間を過ごしたい! そう考え、私が実行したことは……。 事前にしてほしいことを共有第1子である息子の妊娠中、出産後は夫に何をしてほしいか具体的に考えました。その結果、「授乳は自分しかできない。でも、それ以外は夫にもできるはず!」という結論に。 そのため夫には「出産後の1カ月はおそらく3時間おきに授乳が必要で、それは私がおこなう。夜中も起きることになるから、昼間は合間に寝かせてほしい。そして産後1カ月間は家事をできる限りお願いしたい」とリクエスト。夫は私の要望をしっかり実行してくれました。 第2子である娘が生まれたときは「とにかく息子をたくさんかまってあげてほしい!」とお願いしました。兄妹は1歳3カ月差で、息子はまだまだ手がかかる時期。息子に寂しい思いをさせないよう、夫はほぼ毎日、朝から息子を公園に連れ出し、たくさん遊んでくれました。 お互いにリフレッシュ時間をつくる夫の育休中は、お互いに育児ばかりになって疲弊しないよう、しっかりリフレッシュ時間を取ることに。週に1回程度、一方が子どもと過ごす約半日の間、もう一方はフリータイム! 夫は主にコーヒーがおいしいカフェでのんびり読書をして過ごしたそうで、私は骨盤矯正に行ったり、おいしいランチを楽しんだりしました。そのような時間があるからこそ、日々の育児も楽しく乗り越えられました。 職場の同僚や友だちの旦那さんも育休を取る人が増えてきましたが、そこで聞くのは「ただ休んでいるだけで、“取るだけ育休”になっている」というもの。そんな話を聞くと、事前にしっかり要望を伝え、それぞれ自由時間を持ったのはよかったなと感じます。夫も育児の大変さを身に染みて感じているので、現在は私が育休から復帰して共働きの忙しい毎日ですが、協力しながら過ごすことができています。 監修/助産師 松田玲子作画/キヨ著者:林 ゆり
2023年11月17日次男が生まれたばかりのころ、よく泣く子でいつも抱っこをしていた記憶があります。夜はなかなか眠れなくて産後わたしはずっと激しい寝不足の毎日でした。そんなときに起きた衝撃の出来事を紹介します。 やばい、やばい、やばい! 産後の寝不足と過労によって(だと思いますが……)めちゃくちゃ怖い金縛りを体験しました。たぶん今まで経験した金縛りの中で最恐でした……。夢か現実かわからなくて、無数の手が私をひっぱろうとしてくるし、足をつかまれる感じもしました。リビングにいないはずの夫がリビングで座っている幻覚も怖かったです。 夫はこの件で、私のメンタルがやばいことに気づいてくれました。(気づくの遅いよ! 笑)産後や育児中は寝不足や疲れがたまっていくので、なかなか休めないけれど、まわりに甘えて休息をとるのは大事だと思った出来事でした。 監修/助産師 松田玲子著者:マンガ家・イラストレーター ねこじまいもみ
2023年11月15日私が妊婦だったとき、弟の嫁である義妹も妊娠中。お互いに励ましあいながら過ごしました。しかし産後、なぜか彼女の態度がおかしくなって……。義妹は生まれたばかりの娘の顔を見て、ブサイクだと笑ってきました。しかも安直な名付けだとバカにする始末。今まで仲良くしてきたのが嘘のような義妹の態度に、私はあっけに取られるばかりでした。 生まれて10年が経ち…私の娘も、義妹の娘である姪っ子も、すくすく成長して今や小学5年生。姪っ子はとてもしっかりしていて成績も優秀。今は中学受験に向けて勉強に集中。ですが、先日は街でスカウトされ、モデル事務所に所属しようか迷っているようです。 娘と姪っ子はいとこ同士ですが、姉妹のように仲良くしています。先日は久しぶりに姪っ子の家に遊びにいきました。しかし、その日から娘はふさぎこんでいて……。 姪っ子にそれとなく聞いてみたのですが、変わったことはなかったと言っていました。一応、義妹にも聞いてみようと久しぶりに連絡をしたところーー。 義妹からのひどい仕打ち義妹は相変わらず、嫌味を言ってきたりマウントを取ったり。こちらが呆れてしまいます。肝心の娘のことを聞いてみると想像以上の答えが返ってきて、開いた口がふさがりませんでした。「うちの娘には不釣り合いだから、もう関わらないで」 そう言ったんだそうです。 義妹いわく、姪っ子にはレベルの低い人間と関わって影響を受けてほしくないとのこと。娘のことを思うと胸が痛みました。さらに義妹の悪口は続き……。「あんたんちの子ども整形したほうが良くない?」「うちの子と並ぶと悲惨だよ?」私が彼女の暴言に耐えかねて爆発しそうになったとき、私のスマホに小柄な手が伸びてきました。「お母さん最低」 じつは元気のない娘を心配して、今日は姪っ子が家に来てくれたのです。私と義妹とのメッセージのやり取りも、横からのぞいていました。というのも、これは姪っ子からの提案だったのです。自分の母親から何か言われたのではないかと真っ先に勘づいたのも、彼女でした。 姪っ子は、母親が私に対していつも対抗心を燃やし、いとこである娘のことを悪く言うのがとても嫌だと話してくれました。そして彼女は、母親に対しての思いをぶつけ始めました。 義妹と姪っ子の関係が悪化義妹の行動はすべて裏目に出ているようでした。姪っ子のテストの点数が悪いとひどく叱り、スタイル維持のために食事も徹底管理しているようです。姪っ子はもう我慢の限界だと訴え、離婚してほしいとまで言い出す始末。 そもそも義妹はなぜこのようになってしまったのか……。思い切って尋ねてみると、やはり義妹は私を疎ましく思っており、その気持ちが今までの彼女の悪行につながったようでした。 義妹は私が自分より恵まれていると感じ、それに勝つためには自分の娘を完璧に育て上げる必要があると思ったらしいのです。この騒動の後、義妹と弟は話し合いを重ねて離婚することに。 今、姪っ子は弟と暮らし、自分の好きなことにも取り組めるような環境になりました。娘と姪っ子は本当に仲が良く、2人が笑っている姿はほほえましい限り。このまま楽しい毎日が送れるように、見守っていきたいと思います。 ◇ ◇ ◇ 子育てに力が入ってしまうのはわかりますが、子どもの気持ちを無視して何かを押し付けたり、他の子のことを悪く言ったりするのは間違っていますよね。子どもにとっては言われたことが心の傷となり、生涯悩んでしまうこともあるかと思います。子育ては大変なこともありますが、子どもの気持ちに寄り添いつつ、成長を見守っていきたいですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2023年11月14日夫は普段から仕事帰りや友人と遊んだ帰りに、ケーキやアイスなど私が好きな物を買ってきてくれます。妊娠中までは夫のやさしさを素直にうれしいと思っていました。しかし、産後はその気持ちが一変しモヤモヤ、ときにはイライラが止まらなくなってしまったのです……。産後のホルモンバランスが影響しているわけではなく、私がモヤモヤしたのにはしっかり理由がありました。 ひとり時間が取れない産後私はコロナ禍で第1子となる男の子を出産しました。新型コロナの影響で里帰り出産は断念。義実家は車で1時間ほどの距離にありますが、義両親は共働きのため、頼ることがなかなか難しい状況でした。 夫は育児・家事に協力的なほうですが、平日は仕事があるため、私はワンオペでごはんやトイレの時間さえも取れない状態でした。夫が仕事から帰ってきてくれたときは「やっと帰ってきた!」と少し安心するほど、心身ともに少し追い詰められていたのです。 お土産を買ってきてくれる夫にイラッある日、夫の帰宅がいつもより遅い日がありました。夫の帰宅時間に合わせて作ったごはんは冷め、夫に息子をお風呂に入れてもらおうと計画していた時間は過ぎ……。メッセージの返信もなく、何かあったのではないかと思った矢先、夫が帰宅。家に到着するのが遅くなった理由は「嫁ちゃんのためにアイスを探していたから」というのです。 夫の行動にモヤモヤしながらも、ありがとうと私は感謝を伝えると、夫はひとりで先にアイスを食べ始めたのです。「せっかく買ってきたんだから嫁ちゃんも食べなよ~」となんとものんきな夫。 私ももちろん食べたい気持ちはありますが、息子は泣いているし、お風呂に入れて育児用ミルクをあげて寝かしつけてと、やらなければならないことで頭はいっぱい。アイスを食べている暇はないのです。そんなことが何度もありましたが、夫に本音を言えずに月日は流れました。 ついに夫へ本音をぶつける!息子が1歳を過ぎたころです。夫が趣味のジムから帰宅した際、「嫁ちゃんのために買ってきた」と近所のおいしいモンブランをくれました。私は前日の夜泣き対応に加え、早朝に起きた息子の相手をするのに疲れていましたが、モンブランを見て一気にハイテンションに。夫が自分の趣味を満喫したから次は私の番だ、と夫が買ってきてくれたモンブランを食べようとしたとき、息子の甘えん坊が発動。泣いて遊んでほしいと私に言ってくるのです。 夫は気にする様子もなくひとりでゆっくり食べ始めてしまい、ついに私のイライラが爆発。「遠足と一緒で、私に食べさせ終わるまでが『嫁ちゃんのために買ってきた』だからな!」と強い口調で夫に言いました。夫は面食らったようで「そ、そうだよな。ごめん」と謝ってくれ、私が食べ終わるまで息子と遊んでくれました。 不満を溜め込まずにもっと早く夫に本音を伝えられていたら、あそこまで怒るほどのことでもなかったと思います。息子を出産したあとは、夫のやさしさや好意が裏目に出ているなと感じることがありますが、その都度冷静に話し合うことを大切にしようと心に留めた体験でした。 作画/キヨ著者:米久 熊代1歳児男児の母。人材会社や人事の仕事を経験し、夫の転勤を機に退職。現在はフリーランスとして前職関係の仕事とライターをしながら、プレママ・新米ママ向けブログを運営中。
2023年11月14日STEAM教育って何?
子育て楽じゃありません
細川珠生のここなら分かる政治のコト