新卒で広告代理店に入社したタケルさんは、教育係として紹介されたカナさんに一目ぼれ。やさしくて頼りになるカナさんを誰にもとられたくないと思ったタケルさんは知り合ってすぐに告白。その3カ月後にはプロポーズするなど、とんとん拍子で結婚を決めます。しかしカナさんの料理はとてもおいしいといえるものではありませんでした。仕事を辞め、専業主婦になったカナさんは毎日料理を作るように。さらにはタケルさんのお弁当も作るようになります。しかしカナさんの料理を体が受けつけなくなってしまっていたタケルさんは、静かにお弁当の中身をゴミ箱へ捨てていました。お小遣い制になり、外で食べる機会が減っていく…カナの料理を体が受けつけなくなった僕。しかし弁当に加えて、お小遣い制になってしまったことで、自由に外食できにくくなってしまいました……。 カナさんが作ったお弁当を食べたくなくて、購買で安いパンを買っておなかを満たすタケルさん。そこへ女性社員・奈美がやってきます。公園のベンチでひとりパンをかじるタケルさんの姿を見た奈美は、タケルさんに「弁当を作ろうか」と提案してきたのです。「妻がいるのに、ほかの女性から弁当を受けとるなんてできない」と断ったタケルさん。タケルさんのこの返事に奈美は、なにか不満がありそうな雰囲気を醸し出していました。 妻であるカナさんのことを思って、奈美からの誘いをはっきりと断ったタケルさん。誠実な男性だとわかりますが、その真面目さが自分を苦しめているのかもしれません。 カナさんの料理が体を受け付けなくなっている、タケルさん。このままの生活が長くなればなるほど、タケルさんの身体はもちろん心も心配ですね……。今の状況を変えるために、タケルさんがカナさんに正直に気持ちを伝えられることを願うばかりです。著者:マンガ家・イラストレーター 土井真希
2023年04月15日あおばさんの息子さんと仲良しの、同じ保育園に通う美空ちゃんは、普段から母親に冷たい態度をとられていました。美空ちゃんのパパは、あおばさんの高校の友人・ハルやん。ハルやんと同じ会社で働く妻・ミソノさんは、ハルやんの同級生で同僚のタメ田さんと不倫し家出をしています。ミソノさんとハルやんは離婚協議中。浮気相手の男のもとに家出し、まだ養育費で揉めている最中にもかかわらず、突然保育園に現れ、何食わぬ顔で美空ちゃんを迎えに来たミソノさん。 「美空、いるんでしょ!? 早くして!」と大声で叫びます。 園長先生が駆けつけ、「現在『保護者』ではないあなたに美空ちゃんをお渡しすることはできません!」と伝えると、そこにハルやんが駆け付け「何やってるんだ!」と止めに入りました。 追い詰められたミソノさんはひどい言葉を次々を言い出します……。 娘を「物」扱い!?信じられない発言に唖然。 会社の上司に無理を言って急いで向かってきたハルやんに対して、「あんた仕事全然任されてないの? ウケるー」と顔を引き攣らせながら嫌味を言い出すミソノさん。もうこれ以上、会社にも保育園にも迷惑をかけたくない……ハルやんは、外に連れ出し話し合うことに。 ミソノさんは離婚調停で親権を簡単に手放していました。それなのに突然美空ちゃんを迎えに来たのは、養育費が欲しいからという身勝手なもの。 「やっぱり育ててやってもいいかなーと思っただけ。子どもに母親は必要でしょ?」 美空ちゃんをまるで物のように扱う発言にブチギレ! 「美空をお前に渡すつもりはない!」 離婚調停で親権はすでに確定していること。娘を渡さないと告げると、「普通、母親が呼んだら駆け寄ってくるもんでしょ? あんな子もういらない!」と逆ギレして帰って行きました。 自分が今までやってきたツケは必ず返ってくる。美空にお前みたいな母親は必要ない。ハルやんはミソノさんの後ろ姿を見ながらそう思うのでした。 保育園でいくら呼んでも出てこなかった美空ちゃんに苛立った様子のミソノさん。暴力や精神的苦痛、置き去りなどあれだけのことをしておいて、いつまでも娘は母親が好きなものだと思い込んでいる節が見受けられますが、4歳の子どもにも心があります。そんなに甘いはずがありません。 痛みに耐えながら産んだわが子を平気で傷つけ、物のように扱うミソノさん。母親としてはもちろん、人としても最低です。相手の気持ちを考えることが大切ですね。 著者:マンガ家・イラストレーター あおば
2023年04月15日■前回のあらすじ今回のモリオとのトラブルは心が限界に達していたフミヤのSOSだったのでした。どんな理由であれモリオを鉛筆で傷つけるのは良くない事。しかし、母親として今自分にできることを思い、フミヤの話にさらに耳を傾けます。■元は仲良しだったモリオとフミヤ■いじめはエスカレートして…2学期に入ってから急に嫌なことをしてくるようになったというモリオ。フミヤは我慢して我慢して我慢して、その延長線上にあった今回の事件。傷付けてしまうことはよくないことだけど、傷つけてしまったというところだけを切り離して考えてはいけない。傷付けてしまったというところだけの謝罪で終わらせてはいけないと、深く考えさせられるのでした。次回に続く「僕は加害者で被害者です」(全71話)は17時更新!
2023年04月15日SNSを駆使する義母。ある日、いつものように義母のSNSを見ていたところ、許可なく息子の顔写真を投稿していました。夫が注意し「わかった!」と言ったものの、義母の無断投稿は止まらず。ネットリテラシーや公開することへのリスクを伝えても笑っている始末で……。 SNSを駆使する義母の身勝手な投稿 多才な義母は、お茶や料理の資格を取得し、自宅で教室を開くほどの腕前。その様子はブログで度々公開され、SNSの普及後は以前にも増してさまざまな物事を発信・公開するように。自宅レッスンの様子や料理、お菓子の写真など毎日のように投稿していました。一方、私のSNS利用は見るだけの受け身態勢。義母のSNSをフォローし、頻繁に発信される投稿を流し見していました。 するとある日、義母の投稿に息子の姿が! 突然の投稿に驚き「家族の姿を公開しないでほしい……」と、このときは削除してほしいとは言い出せず、夫経由でやんわり伝えてもらうしかできませんでした。義母は「わかった! 気をつけるね」のひと言。良好な関係を崩したくなかったので、受け止めてもらえたことにホッとしました。 その後、義母のSNSに息子の姿が登場することはなく、安心していたのもつかの間、お食い初めでわが家に集まったときの様子を投稿。ばっちり息子の横顔が写っていたのです……。注意したばかりなのに、さすがにイラッ! 今度はネットリテラシーを含め、家族の姿や個人情報を公開するのは控えてほしいと夫に電話で伝えてもらいました。夫は子どもの顔や氏名・年齢が公開されることで起こり得る事件などを説明。義母は「ハハハ! そうね~。〇〇くんが誘拐されたら困るもんね~!」と笑っていました。 注意したものの、今度は「〇〇くんの写真、載せてもいい?」と許可を求めてきたのです! 私は苦笑いで「顔がはっきり写るのは……(察して!)」と対応するのが精いっぱい。SNSの扱い方以外では 理想的な義母なので、私ははっきり「イヤ」とは断れず。「嫌なら言ってね♡ そうしたら載せないから」とは言っていますが、またいつ無断で投稿されるかわからないため義母のSNSは毎日チェックしています。今後は個人を特定できる名前や顔が全面に出た投稿は、削除してもらいたいとはっきり伝え、家族のプライバシーを守っていきたいです。 作画/Pappayappa 著者:上川ようこ
2023年04月15日わが家は中学1年生の長女、小学5年生の長男、生後7カ月の次女と私と夫の5人家族。夫の仕事は24時間体制。夫は朝出勤して次の日の午前中に帰ってきます。休みの日は私と子どもたちを置いてひとりで出かけてしまうので、不在。そして育児や家事にも、非協力的……。3人の子どもたちの年齢差が大きく、生活リズムがそれぞれ異なるので、私は「孤育て(孤独な孤育て)」に疲弊していました。毎日部活の長女と、夜中に覚醒する次女長女は中学校に入学して運動部に入りました。ほぼ毎日、朝練と午後の部活動があるため、午前6時30分に家を出て、夏は午後7時に帰ってきます。小学生の長男はもともと早寝早起き体質。午前5時に起床し、午前7時30分に家を出て午後8時には夢の中です。 生後7カ月の次女はまだ生活リズムは安定していません。午後8時には寝ますが夜泣きをすることが多く、午前3時ごろから2時間くらい起きている日もよくあります。このような感じで、わが家の中学生、小学生、乳児の生活リズムはバラバラです。 長女に合わせると、長男次女が…とくに大変なのは、平日の夜です。長女が帰ってくる時間に合わせたリズムにすると、長男次女に負担がかかるのです。長女が中学に入るまで、夕食は午後6時に子どもたちみんなと私で食べていました。お風呂は夕食後に、それぞれ順番に入っていました。もちろん私と生後7カ月の次女は一緒です。 毎回長女がひとりで夕食を食べる状況になってしまっていました。そこで、長女に合わせて食事を午後7時にずらしたところ、長男、次女のどちらか後にお風呂に入る方は、眠気に負けて入れなくなってしまったのです。かといって、長男は私と一緒に入るのは恥ずかしいでしょうし、長男、次女、私が3人で一緒に入るというわけにはいきません。長女は、ひとりで夕食を食べたくないと言います。しかし、生活リズムを整えようとしている次女の生活を大きく崩すこともためらわれますし、いろいろなことがうまくいかず、とても悩みました。 考えた末…みんなのスケジュールをもとに、どうしたらいいか考えてみました。 考えた末、まずは午後5時に次女の離乳食を食べさせることにしました。食べるのが次女ひとりになってしまうので、私もテーブルについて「どんな味かな?」「おいしいね」などと声をかけるようにしています。これまでは午後6時に食べていたので、時間的にはそこまで大きく変わらず、次女の食欲にも変化はありません。 次女が食べ終わったら、私と次女が入浴します。お風呂から上がったら、夕食を準備。だいたい午後7時ごろ夕食ができあがるのですが、そのころにちょうど長女が帰ってきます。私と長女と長男で夕食を食べて、その後、長男はお風呂へ入り、私は次女を寝かしつけます。これで長女は孤食にはならず、長男も次女も、お風呂に入ってから就寝できるようになりました。 中学生と小学生と乳児ではこんなにも生活リズムが違うのだということを改めて実感した出来事でした。子どもたちには食事を楽しくとってほしいですし、入浴して体を温めてからぐっすり眠ってほしいと思っています。ただでさえ孤育てで大変なのに3人の生活リズムが違うので、私は息つく暇もなく動き回らなくてはいけません。けれど子どもたちの笑顔が見れると癒されます。これからも子どもたちの笑顔のために頑張っていきたいと思います。 著者:樋口 みき13歳と1歳の女の子、10歳の男の子を育てる母。離婚、婚活を経験し、ステップファミリーとして生活。年の差きょうだいの生活スタイルの違いに翻弄されつつ、パワフルに生きています。
2023年04月15日2人の子どもと夫と暮らすライコミさん。嫁姑、隣人、ママ友、夫婦、毒親……。ありとあらゆるトラブルに巻き込まれていく波乱の体験談です。家族ぐるみの付き合いをしていたミドリさんから引き受けた頼みごとが徐々にエスカレートしていく中、ミドリさん家族の家庭の事情を知って違和感を抱いたときのお話。いつの間にか、ミドリさん一家に夕飯を振舞うのが当たり前になり、食費も貰っていないのに…とモヤモヤしていたライコミさん。そんなとき、ミドリさんは段ボールいっぱいの食料を持ってきてくれました。しかし中身を確認すると、賞味期限が切れているものやギリギリのものばかり。そんな矢先、ミドリさんの娘のミズキちゃんは、小学生の妹とおばあちゃんの面倒をみるだけではなく、塾に行きたいからという理由でバイトをしていることを知って……!? 今まで仲良くしていた友達が別人のように見えた… ミズキちゃんは、バイトをしながら塾に通っていましたが、それを「別に行かなくてもいいのに」と言ったミドリさん。男の子がいないミドリさんの家は、長女のミズキちゃんには早めに働き始めて婿を取ってもらうつもりのようです。 突然飛び出した思いがけない発言に、ライコミさんは言葉を失ってしまいます。しかし、子どもたちの気持ちややりたいことよりも、家の存続が大事と言っていた生前の姑の姿を思い出しました。 「ミドリちゃんは、姑と同じ考えを持っている――」。そう思うと、今まで仲良くしていたはずなのに、なんだか急に別人に見えてしまうのでした。 バイトをしながら頑張って塾に通っているミズキちゃんは、普通ならしなくてもいいはずの苦労を背負っているのかもしれません。信頼していた相手の思わぬ一面を見てしまい、突然その人が遠い人のように感じてしまったとき、みなさんならどうやってその溝を埋めますか?「理想の隣人」のマンガは、下記にて掲載されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪著者:マンガ家・イラストレーター ライコミ
2023年04月15日突然夫婦の通帳とキャッシュカードを持ち出し、家を出て行ってしまった夫に困っていた幸。夫とは連絡が取れず、音信不通になってしまっていたのですが、探偵に夫の依頼をしたことで、夫の不倫が発覚。ショックと怒りで傷ついた幸でしたが、不倫相手の女性を訪ねて問い詰めると、謝罪と慰謝料をきちんと支払ってくれました。そして、慰謝料が振り込まれた日の夜、幸は義実家に戻っていた夫を訪ねます。そこでひと騒動ありながらも、なんとか2人で話す機会を作ることに成功。早速話題を切り出した幸は、夫婦の預金を夫が手に使ったことを指摘。 さらに、預金額の半分である150万円の返済を要求するのですが、夫は300万円をパチンコや女性へのデート代などに全て使ってしまったことを告白。 その返答に怒りが爆発しそうになりながらも、幸は慰謝料や養育費など具体的な金額を夫に提示。しかし、夫からは「慰謝料なんて払う義務なくね?」という、信じられない言葉が返ってきたのでした……。 「払う義務はない」バッサリ言い切る夫に妻は? 夫の無茶苦茶な言い分を聞いて、怒りが爆発しそうになりながらも、それを堪えて口を開いた幸。 「その理屈は通じないよ」 「じゃあもし、俺の収入が0になったら?」 夫は自分が教員である職を辞め、支払い能力がなくなった場合、養育費などの支払いは免除されるのでは? と言ってきたのです。 「まぁ……そうなるね」「だったら俺、教師辞めちゃおうかなぁ♡」 そう言うと、ニヤリと不敵な笑みを浮かべたのでした。 自分が浮気をして、幸さんと娘さんに迷惑をかけたにもかかわらず、養育費の支払いを渋っているというのは、どこまで自己中心的なのでしょうか……。そして、最後の夫の不敵な笑みですが、なんだか不穏な空気が漂っていて嫌な予感がしてしまいますね。作画:乙葉一華著者:ライター サレ妻幸
2023年04月15日夢に描いたわが子のランドセル姿に胸が熱く…しかし!?地域の小学校の特別支援学級に行くか、支援の手厚い特別支援学校に行くか、直前になって悩みまくったという話を以前のコラムで書きました。きいちゃんの可能性を信じて、地域の小学校の特別支援学級に行かせると決めたわが家でしたがーー…。いよいよ入学式当日!少しダボついたスーツ姿(フリマアプリで激安で購入)に、1年生には大きいランドセルを背負って…きいちゃんと私たち親子は意気揚々と小学校の入学式に出発しました。子どものランドセル姿、親にとっては夢に描いた姿ですよね。私も胸熱で、グッときました…。障害があるならなおさらです。わが子よ、さまざまな苦難を乗り越え、よくここまで大きくなってくれた…。母ちゃん、うれしい…!!感激に心の中で涙しました。…でも思えば、ここが入学式のピーク、ハイライトでした…。Upload By 星きのこ入学式のリハーサルでは完ぺきだったのに…実は入学式前に小学校のご配慮から、きいちゃんだけ1日、校舎を見て回ったり、入学式が行われる体育館に行って入学式のリハーサルのようなものをやらせていただきました(ありがたい…涙)。そのときはちゃんとお辞儀をしたり、とってもいい子だったきいちゃん。よし!これで、入学式もきっと順調に何事もなく終わってくれると確信したのですが…。さて、小学校に着くと、まず親がやりたいのは入学式の看板前で子どもの写真を撮ることですよね。もちろん、うちも試みました。…が、いつもと違う雰囲気を察したのか、きいちゃんじっとしてくれません。いきなり校庭に逃亡し、そのまま迷子に!!!Upload By 星きのこちなみに私、この日よせばいいのに、はりきって着物で行ってしまいましてね…(きいちゃんと同じくフリマアプリで激安で購入…)。着物姿で振り乱してきいちゃんを追いかけ、探しましたよ…。教頭先生をも巻き込んで、きいちゃん大捜索!!入学式前からやってくれる!!やっと見つけて、ボロボロの着物姿の私とパパで宇宙人のように抱えられるきいちゃん。それを見たママ友は大爆笑。…泣きたい…Upload By 星きのこそして、本番の体育館での入学式。リハーサルではとってもいい子だったきいちゃんが、たくさんの人にビビって大泣き!!帰る帰ると泣きわめく…もちろん椅子にじっと座ってくれもせず、私が抱っこ。このとき、本当に特別支援学級に入れてよかったのかと早くも不安になりました…。こんな感じで目立ちまくるわが子に、これまた目立つ着物姿の私。(ちなみにうれしげに着物を着てきたのは私一人だったことをここに報告いたします)心の底からなんで着物で来てしまったんだと後悔しまくる私に、追い打ちがかけられます。「クラスで記念撮影があるので前に集まってくださーい」と号令が。きいちゃんをひきずって集合場所に行きましたが、さらに号泣するきいちゃん。そうしたら、隣の男の子が、ひとこと。「うるせーんだよ…!」…と…。Upload By 星きのこはい、グサッと私の胸に矢が刺さりました。容赦ない!さすが定型発達の小学1年生、容赦ない!!思ったこと素直に口にするぅ~~~~!!!!入学式参加者全員の視線を一身に集めるきいちゃんと私。きいちゃんよ…泣きたいのは母ちゃんだ…。「ああ、失敗した…やっぱり特別支援学校にしとけばよかったんだ…地域の小学校に行ってしまったからこんなことに…そしてなんで着物にしてしまったんだ…」と、心から後悔と自己嫌悪に陥りました。Upload By 星きのこきいちゃんのこれからの小学校生活におおいなる不安を持った私ですが、その不安はありがたいことに杞憂で、この1年とっても楽しく小学校生活を過ごし、大きく成長してこの春、2年生になることができます。全て受け入れて下さった小学校と担任の先生方のお陰です。そしてこの1年があっという間だったように、あっという間に卒業式がきちゃうんだろうな。そのときは着物は絶対にやめようと思った私なのであった…。執筆/星きのこ(監修:鈴木先生より)学校側がリハーサルをしてくれたことは予習になるので良かったのですが、以前の入学式の様子をビデオなどであらかじめ見せておけばさらに良かったのかもしれません。ほかのお子さんよりどうしても先行きの不安が強いので、耐え切れずに泣いてしまったのでしょう。周りの子どもたちがみんなダウン症に理解があるわけではないので、時には冷たい言葉が聞かれることもあります。特別支援学校でない限りこれからもそういった問題が起こりえるので、できれば担任の先生からみんなに分かりやすく説明してもらうことで理解が得られるのではないでしょうか。たとえ理解が乏しくても毎年同じ説明を繰り返していくことが重要なのです。心理ではブロークンレコード法と言われる手法です。コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。知的発達症知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。ADHD(注意欠如・多動症)注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如・多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。SLD(限局性学習症)LD、学習障害、などの名称で呼ばれていましたが、現在はSLD、限局性学習症と呼ばれるようになりました。SLDはSpecific Learning Disorderの略。
2023年04月15日まま代さんは夫・ぱぱ介と職場恋愛から結婚、順調に結婚生活を送っている中、二卵性の男の子と女の子の双子を出産しました。初めての育児で双子は大変だろうと、義両親の勧めから義実家での同居を始めます。しかし、子どもが生まれてから育児に干渉してくるようになった義兄との同居も始まり、まま代さんは育児以外のことでストレスが溜まる一方です。まま代さんが寝ている間に、義兄は子どもたちに自分のおっぱいを吸わせようとしたり、小指をしゃぶらせたりとやりたい放題。さらには、まま代さんに対してセクハラ発言をする始末です。まま代さんがいくら怒っても、義母と夫は味方をしてくれませんが、様子を見かねた義父が義兄たちを叱ってくれたのです。気持ちに寄り添ってくれる義父に希望を見出したまま代さん。しかし、義家族の育児をめぐる干渉は続くようで……。30年以上前の子育て知識で育児に干渉してくる義家族です 義母は子どもたちに早く離乳食を与えたいようですが、食物アレルギーの心配があるため慎重に事を進めたいとまま代さんは伝えます。ところが、離乳食の話を耳にはさんだ義兄が、興味本位でみかんの果汁を子どもに与えてしまいました。これにはまま代さんも激怒します! 初めての離乳食は自分があげたいという思いもあったまま代さん。帰宅した夫に事件を報告し、これ以上義母と義兄に育児に関わってほしくないことを涙ながらに訴えたのでした。 数日後、孫の顔を見るために義祖父が訪ねてきました。義兄は不在、夫や頼りになる義父が子どもについていることもあり、まま代さんは席を外してお茶を入れに行きます。廊下まで聞こえる和やかな笑い声にはじめは安心していたまま代さんでしたが、リビングに戻るとそこには信じられない光景が……。 なんと! 義祖父が、口でかみ砕いて柔らかくした食べ物を子どもたちに与えていたのです。あまりのショックに、まま代さんは思わず祖父を突き飛ばしてしまいます。まま代さんの行動に戸惑う義家族たち。その中には、頼りにしていた義父の姿もあり、この義実家で育児に関して頼れる相手がいないことに、まま代さんはゾッとしたのでした。 義家族で唯一頼りにしていた義父も、止めてくれることなく事件が起きてしまいました。あれだけ口を酸っぱくして注意を促していた夫も役に立ちません。離乳食を始める時期や、与え方についての情報は日々更新されています。昔の育児方法を否定したいのではなく、今の育児方法の常識を理解してほしいというまま代さんの気持ちが義家族たちに少しでも伝わることを願うばかりです。著者:マンガ家・イラストレーター ゆっぺ
2023年04月15日■前回のあらすじ中間反抗期が始まり、わざと嫌がることをする長女に、私は怒ってはそれでも大好きと伝える日々。しっかり者の長女をひとりの「人」として扱い、次女とのケンカの仲裁も平等に対応していると思っていたのだが…。■1番大切な時間揉めてる話は描くの精神力削りますが、こんな平和な時もありました。■次女がいつも被害者に…ようやく第1話につながりました。お話はちょうど中盤です。家の外でのエピソードが出てくるのはまだ先になるので、少し補足しますと、園での長女は、家とは全く正反対です。男女ともにいろいろなお友だちと遊び、お友だちが長女を取り合いするほど人気者だそうです。泣いているお友達に対しても優しく接し、先生のお手伝いも進んでする、優等生タイプ。おそらく、外で頑張り過ぎている分、家で発散しているんだと思います。これからしばらく暗黒期のお話が続くので、これはあくまで長女の一面のお話で、長女も葛藤しながら成長しているんだということをご理解いただけると、描き手として、親として嬉しいです。次回に続く「中間反抗期の5歳がいます」(全12話)は12時更新!
2023年04月15日集合写真を撮るとき、いつもイヤだなと思うことがあります。皆さんはどうですか?■誰が決めたか身長順本人の意思関係なく前に出させられるの、なんなの。もちろん、ちゃんと顔が見える位置に立ってねって言う意味なのはわかるけど……好きな場所選ばせてくれよ……。2クラス分どっちも前に立たされるのしんどい。誰もわたしの姿なんて見てないとは思うけど、わたしがいやだよーー。
2023年04月15日美容部員で活躍していた芸子。2人の女の子を出産し、育休を取得するも、保育園はまさかの全落ち。仕事を退職することに。ある日、祖母が女性経営者だったことを知って刺激を受けた芸子は、育児中のママたちが満足するスキンケアを作ることを決意します。しかし、会社設立のため、司法書士事務所へと向かうもあっけなく玉砕。今回、2社目の事務所へ向かいました。出てきたのはやさしそうだけど少し高齢の男性。はたして、今回は……!? そもそも会社設立の目的は……? 会社設立の目的は、株式会社という肩書きが欲しいためだった。 そのことを思い出して、最初の司法書士事務所に再度行ってみたけれど、誠意のない対応を見て、ここでお願いしたくないと思ってしまった私。 そして2軒目に訪問した司法事務所から出てきたのは、やさしそうな司法書士さん。ただ、スキンケアとか、SNSとか、理解してくれるだろうか……。ドキドキしながらも、一生懸命説明してみた。 すると、 「すごく面白そうですね!」 って言ってくれた! そしてあれよあれよと、法人化に向けて話が進んでいった。 会社名を決めていよいよ会社を成立! やっと1歩前に進めてすこしホッとした。次はOEMの会社にアポを取って、会社名義の銀行口座を開くぞ! ようやく会社設立までたどりついた芸子。計画は順調そうに見えました。 監修/助産師 松田玲子著者:マンガ家・イラストレーター 芸子
2023年04月15日あんころさんは、1歳8カ月の娘・ぽんのママ。ぼんはところかまわず走り出し、隙を見ては逃げまわる、目が離せない存在です。あんころさんはぽんを連れてショッピングモールで、動き回るぽんの対策にハーネスかヒップシートを購入しようと、ベビー用品店に向かっていました。 その途中、寄り道した洋服店で試着し、会計するタイミングで、大人しくしていたぽんが突然店の外へ! 目を離した数秒の間で見失ってしまいました。 洋服店の近くには外へ繋がる出入口やエスカレーターもあり、命に関わるかもしれないと不安になるあんころさん。大声で周囲に呼びかけるも、誰もぽんを見ていない様子です。 ダイナミックな動きで目立つぽんが、周囲の人に気付かれないはずがない......と考えたあんころさんは、まだ近くにいるかもしれないと、洋服店に戻ります。洋服店を大捜索!果たして娘は見つかるのか…… 「接客中にすみません!!」あんころさんは、洋服店の店員とその場にいたお客さんの協力を得て、一緒に店内を捜索してもらうことに。 しかし、3人がかりで探してもぽんは見つかりません。 見失ってから5分が経ったときでした。 「ぽんちゃん、いました!!」 店員がレジカウンターに戻ると、足元にぽんの姿が。 「やっと、やっと見つけた……」あんころさんが涙を浮かべながら駆け寄ると、そこには大人たちの心配をよそに、いたずらしながら笑うぽんがいたのでした。 店の外に出たと思ったぽんは、まさかの店内に隠れていました。まさに灯台下暗しですね。とはいえ、店員や居合わせたお客さんが親身になって探してくれなければ、すぐには見つからなかったでしょう。 散々探して見つかったぽんは、一人ぼっちで泣いているのかと思いきや、なんだか楽しそう。親の心子知らずとはよく言ったものですが、何はともあれ、ぽんが無事でよかったですね。著者:マンガ家・イラストレーター あんころ
2023年04月15日1歳を過ぎたあたりから人見知りがひどくなった娘。私たち夫婦以外の人がいると、物陰に隠れ、打ち解けるのにも時間がかかっています。保育園でも人見知りし、娘の祖父母に会っても人見知り……。しかし、そういう時期なのかなとそこまで私は気にしていませんでした。しかし、そんな娘を見た義母のひと言で、私は人見知りを悪いことのように考えるようになったのです。どこに行っても人見知りする娘1歳を過ぎたあたりから人見知りをするようになった娘。毎日通う保育園でも、園長先生が教室に遊びにくるたびに体が硬くなって、園長先生と親しくなれないでいるという話を担任の先生から聞いていました。 特に声が大きい人や、男性に対する恐怖心が強いようで、親戚の家に遊びに行ってもおじさんの顔を見て泣きわめく始末。義父母に会いに行ってもなかなか打ち解けることができず、早く家に帰りたいと訴えるのでした。 悩み始めるきっかけになった出来事初孫をかわいがりたいのになかなか懐いてくれない娘を見て、ある日義母から「もっと愛嬌があればかわいいし、みんなからも好かれるのに」と言われてしまいました。 それまで人見知りの娘に対して、「彼女の個性だから」「きっと人見知りする時期なんだろう」など肯定的に考えるようにしていた私。でも、心のどこかでは私も義母と同じように感じていたのでしょう。なんだか核心を突かれたように感じ、「やはり人見知りは良くないのかな」と、このときから否定的に考えるようになってしまいました。 先生の言葉で気持ちがスッキリ!そんなある日、娘を保育園に迎えに行くと、担任の先生から、娘がその日、園を訪れた業者の男性を怖がったということを教えてもらいました。私が「また人見知りの話か……」と少し嫌な気持ちになりながら聞いていると、先生が意外にも「人見知りって自分を守るための本能のようなものですからね。警戒心があれば、誰にでも自分からついて行くというような心配がいらないですね」と話を締めくくったのです。 その先生の言葉に私も強く納得。人見知りは自分を守る方法であり、悪いことではないと知り、胸につかえていたものがスッと取れたような感覚になりました。 先生の言葉を聞くまでは、人見知りに関する肯定的な側面をあまり聞いたことがなく、心から「個性」「そういう時期だ」と肯定ができていなかった気がします。先生の言葉は、私にとって、人見知りのよい面を知って考え直すよいきっかけとなりました。それ以来、娘の人見知りに対して否定的に考えることはなくなりました。3歳になる今でも人見知りなままの娘。今ではそれが彼女の個性だと心から思えるし、このままでもよいと思えています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子著者:山口まなみ3歳の娘と双子の男の子の母。韓国人の夫と家族5人で韓国に在住。海外での子育てやバイリンガル教育に奮闘する自身の体験談を執筆中。
2023年04月15日長男は1歳半ごろから落ち着きがなく、常に走り回るように。私は毎日手を焼いていました。そんなある日、子育て支援センターに発達相談員の先生が来たので、相談をしてみることに。すると先生の口からは思いがけない言葉が……。私の心をパッと明るくし、今でも子育ての支えにしている言葉をご紹介します。 常に走り回る長男と手を焼く私長男が歩き始めたのは生後11カ月のころでした。歩行が完全に安定した1歳半ごろからはスピードがどんどん速くなり、長男の移動は「歩く」から「走る」に変わっていきました。 長男は本当に落ち着きがなく、私が手をつなごうとしても強い力で振りほどこうとします。そのため、私は長男の横を、文字通り「並走」する毎日を送っていました。 長男は常にこんな調子で、いつ車道に飛び出して事故に遭うかわかりません。そのため平日に私ひとりで長男を公園に連れていくことは危険だと判断し、毎日のように子育て支援センターに通っていました。 発達相談員の先生に相談そんなある日、その子育て支援センターに発達相談員の先生が来ました。私は正直「時期がくるのを待つしかない」というような答えしかもらえないだろうなと思いつつも、長男のことを相談してみることに。 私が「落ち着きがなくて困っています」と相談すると、先生は「遊んでいる様子を少し見させてください」と言いました。そこで私と長男はいつも通りしばらく遊んでいました。 数分経つと先生は「確かにそうですね。きっと◯◯くん(長男)は今いろんなことに興味があって、遊びが転々とするのでしょう」と。私は「やっぱりそうか」と思いつつ、それ以上のアドバイスは期待していませんでした。 先生の口から出た思いがけない言葉しかし先生はこう続けました。 「でもねお母さん、◯◯くんを見てください。◯◯くんずっとニコニコしているでしょう? この笑顔はお母さんからもらったんですよ。お母さんが笑顔だから◯◯くんも笑顔なんですよ」と。 私はまさかそんなことを言ってもらえるとは思っておらず、思わず泣きそうになったのを今でも覚えています。母親である私のことまで気にかけてくれた先生の心づかいに感動したのです。 結局、長男に落ち着きが出てきたのは2歳半になってからでした。言葉や社会性の発達が遅いことに多少の不安はあったものの、私は先生に言われた言葉を心に支えにし、長男のタイミングを待つことができました。 今は当時住んでいた土地から引っ越してしまい、その先生に会うことはもう叶いません。ですが、「先生の言葉に勇気づけられました。ありがとうございました」とお礼を伝えたいです。これからも子育ての悩みはたくさん出てくると思いますが、そんなときでもできる限り笑顔を忘れずにいようと思わせてくれた言葉でした。 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/山口がたこ著者:今岡めい6歳と4歳の超わんぱく兄弟を育てるママであり、フリーライター。「子育てで一番大切なのは母親が笑顔でいること」「幼児期最大の英才教育は遊びである」をモットーに掲げ、日々テキトー育児を繰り広げている。
2023年04月15日私の娘はとても健康です。友だちとも仲良く遊び、よく食べ、よくしゃべり、よく眠る子どもだと思います。そんな娘が3歳を過ぎたころ、異常にグズるようになった時期がありました。その原因は、思いもよらないアレだったのです……。突然グズりがひどくなった娘基本的にはいつもニコニコ楽しそうにしている娘。そんな娘が3歳のとき、突然「髪の毛が変、頭がかゆい……」と言って、機嫌が悪くなったのです。普段は一度寝たら朝まで起きないような子だったのですが、夜も数回起きるようになってしまい、明らかに様子が違いました。 頭に何かあるのかと思い確認したものの、白いフケのようなものが少しあるくらいで、特にアレルギーのような異常は見当たりませんでした。 幼稚園から注意喚起が……!娘がグズりはじめた2日後、幼稚園からシラミに気をつけるよう連絡がありました。正直、シラミは戦後に多く発生していたイメージがあり、まさか現代でも起こり得ると知らなかったのでビックリ。 インターネットでシラミについて検索すると、髪にフケのように見える卵を植えつけること、フケと違い指で取れないことが書かれていました。シラミの情報を頭に入れ、恐る恐る娘の髪を再度確認したところ……、フケに見えた白いものは、指でまったくとれませんでした。 シラミと闘う1週間さらに娘の髪の毛と頭皮を念入りに確認したところ、小さな小さな虫を発見しました。娘のグズりの原因はシラミだったようです。すぐに薬局へ行き、シラミ駆除に効くシャンプーと、目が非常に細かくシラミの成虫や卵を髪からそぎ落とす、シラミ用のくしを買ってきました。 それから1週間は、ひたすら洗髪とシラミ用のくしでのブラッシング。ブラッシング時に抜けた髪をよく観察すると小さな虫がついており、気持ち悪さで叫びそうになりつつも、とにかく念入りに洗髪とブラッシング! 無事にシラミはなくなりました。 もっと観察すべきだったと反省娘以外は家族の誰もシラミ症にならなかったので、娘はおそらく幼稚園でシラミをもらってきたのだと思います。集団生活をすると風邪だけではなく、こういったものももらってくる可能性があるのだな……と学んだ出来事でした。 娘が最初に発した「頭がかゆい」というシグナルを、その時点でインターネットなどで深く調べていれば、もっと早くシラミが発見できたかもしれません。親として反省した出来事でした。 シラミを娘の髪から取り除くのは、本当に大変でした……。この一件以来、娘の様子が少しでも普段と違ったら、さまざまな角度から観察するように。まさかそんな病気になるわけがない、起こるはずがないという先入観を、できるだけなくして対応するようにしています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:レイトン 愛加5歳の娘を育児中。現在はブラジルに移住しており、海外での子育てと仕事の両立に奮闘中。大学卒業後、ずっと経理の仕事をしており、ブラジルで独立して事務所を構えることが直近の目標。いつか子どもと世界旅行をするという野望も!監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2023年04月15日遊び感覚で楽しく取り組めるーー『ワーキングメモリがぐんぐんのびるワークシート学習の基礎をつくる記憶機能トレーニング』「ワーキングメモリ」とは、目や耳から入ってくる情報を脳に一時的に留めておきながら、同時に考えるなどの働きをする機能のことです。ワーキングメモリに弱さがあると、「忘れ物が多い」「授業で先生の指示をすぐに忘れてしまう」「読み書きや計算が苦手」など、正式に学習が始まる小学校入学後にさまざまな問題が生じてきます。本書は、小学校入学前からワーキングメモリを楽しく鍛えることを目的とし、ワーキングメモリ理論に基づいた教育支援の第一人者である湯澤正道さんが、実際にこれまでの子どもの支援で使用してきた教材を一般の家庭や支援現場で幅広く使用できるようにしたものです。言葉や数などの音声情報を扱う「言語編」、ものの位置や形など視覚情報を扱う「視空間編」の2種類で構成された本書は、子どものつまずきに合わせて519枚のワークシートがあり、添付のCD‐ROMからプリントアウトし繰り返し使用できます。さらに、ワークシートごとにねらいや詳しい解説がついており、保護者や先生など支援者が活用しやすい工夫がされています。就学準備で学習に不安がある、小学校入学後に学習や生活でつまずきを感じている子ども、子どもが楽しんで取り組む教材を探している保護者や先生におすすめのワークブックです。イライラ・不安・パニックを減らす100のスキルを厳選ーー『発達障害・グレーゾーンの子がグーンと伸びた 声かけ・接し方大全』本書は、元小学校教諭である著者の小嶋 悠紀先生が20年近い教育現場での実践から、あるいは海外での視察などを通じて磨きあげた特別支援教育のスキルのなかから、基本的な100の技術を厳選し、文章とイラストで解説した作品です。落着きなくすぐ動く、暴言で反抗する、私語が多すぎるなど、大人が適切なサポートを知らないばかりに「わがまま」「乱暴」だとみなされ、孤立し傷ついている子どもたち。本書では、発達障害のある子どもが見ている世界・感じていることの共有から、上手に支援するための目のつけどころと原則を紹介。「ほめるときのポイント」「こだわりとの向き合い方」など、子どもたちへの「声のかけ方」や「接し方」、アセスメントの方法がケースごとに具体的に記されています。さらに、発達ナビでもコラムを執筆されている漫画家かなしろにゃんこ。さんのイラストや漫画によって、誰にでもわかりやすく描かれています。発達障害やグレーゾーンなど、これまで2000人を超える人の支援に関わってきた特別支援教育のエキスパートが送る「支援スキルの大全集」。学校や家庭で、困りごとを抱えたお子さんをサポートする方々にとって、手元に置いておきたい一冊となるのではないでしょうか。当事者の生きづらさを告白ーー『家族から放置されて発達障害に気づかないまま大人になりました』発達障害は病気ではありませんが、その特性に本人とその家族が気づかないまま育った場合、精神的なストレスが重なり、精神障害を発症してしまうことがあり、それを「発達障害の二次障害」や二次的な問題と呼ぶことがあります。本書は、生きづらさを抱えたまま30歳を過ぎてから発達障害と診断された主人公ネコゼさんの自伝を原作に、『生きづらいと思ったら親子で発達障害でした』の著者モンズースーさんが漫画化した実録コミックエッセイです。「渋る母をどうにか説得して精神科受診を許してもらえた嬉しさは、高校に合格したときよりも大きかった」。物心ついたころから両親の関心は常に障害がある兄たちへと向けられていました。定型発達であると思われていたネコゼさんは「普通の子」と両親から呼ばれ、兄たちの世話を任されることも多く、常に我慢を強いられ育ちました。しかし、彼女自身も小学3年生のころから「繰り返し手を洗う」「男性とすれ違うことができない」といった、発達障害の二次障害である「強迫性障害」の症状に悩み苦しみ続けていましたが、もちろん両親は知る由もなく…。学校生活、高校受験、初めてのアルバイト、仕事など、自身の特性に気づかぬまま生活する当事者の生きづらさがリアルにつづられた本書は、医師の解説も記され発達障害の理解を深めてくれ、自分らしく生きようとするネコゼさんにエールを送りたくなる内容です。もし周りにネコゼさんのような人がとしたら、親や祖父母、友人、職場の人など、それぞれの立場で「私に何ができるのか」と、考えるきっかけを与えてくれるのかもしれません。特別支援教育の視点を取り入れた学校全体の変化ーー『私学流 多様性をインクルージョンする「個別最適な学び」につながる取り組み』文科省の最新調査では、通常の学級に在籍する特別な教育的支援を必要とする児童生徒は、小中学校では8.8%、高校では2.2%ということが明らかになりました。支援を必要とする児童生徒の増加とともに、個々の生徒に丁寧にかかわり育てる私学に、特別な教育的ニーズをもつ生徒や保護者から期待が集まっています。本書では、特別支援教育の視点を取り入れ注力する私立中高5校を取り上げ、一人ひとりの生徒の多様な特性に応じた指導の具体例、学校全体で実際に起こった変化を紹介し、私学における特別支援教育の新たな可能性を示しています。私学における特別支援教育の現状と課題の共有から始まる本書は、対人関係面・行動面へのサポートを受けられる仕組み作りや、ITCを活用した学習面の支援、学校全体での支援体制構築と教員の意識変化など、生徒一人ひとりに「個別最適な学び」を提供するための指導の工夫や学校運営の取り組みがまとめられています。今まで通りの指導では難しいと感じている学校現場の先生にとって、合理的配慮の提供の道筋が見えるのではないでしょうか。また、私立中高への進学を検討している生徒や保護者にも進路選択の参考になる一冊です。小学校6年間で書くことの力を育もうーー『「まったく書けない」子の苦手を克服!教室で使えるカクトレ』学年区分別シリーズ令和3年度に実施された全国学力・学習状況調査の記述問題(意見文)の正答率は56.7%、無回答率は9.7%という結果に。これは、10人に1人の児童が「全く書けない」という状況であることを表しているともいえるでしょう。「書けない」子どもたちの共通点は、そもそも「書き方が分からない」ことが多いと考えられます。本書は、低学年・中学年・高学年と3区分で構成され、学年に応じた「子どものつまずき」を分析し、「書けるようになる」ための指導ポイントをまとめたワークブックです。低学年では「観察分と日記」を、中学年では「報告分と手紙」を、高学年では「意見書や随筆など」が書けるようになることを目指し、小さなステップアップを繰り返しながら小学校6年間で書くことの力を育めるようにまとめられています。学習指導要領との対応も明記されているので、宿題や朝学、通級などの課外教室でも取り入れやすく、ワークはコピーやダウンロードできるので繰り返し使用できます。また、本書には全学年が一覧となった「書くことのロードマップ」も記載。子どもの理解度やつまずきに合わせて、学年をまたぎ使用することが可能です。LITALICO発達ナビ無料会員は発達障害コラムが読み放題!
2023年04月15日結婚して4年。夫・竜也さんと娘・四葉ちゃんと家族3人で幸せに暮らしていた、さくらこさん。しかし、竜也さんの不倫が判明。さくらこさんは竜也さんの不倫の証拠を集め、竜也さんと義両親の前で竜也さんの不倫を暴露します。しかし竜也さんは「離婚」を切り出してくる始末。さくらこさん夫婦はその日から別居を始めますが竜也さんは「離婚を撤回したい」と言ったり、その割に再構築に向けての条件を拒否したりと、誠意のない行動ばかり。さらには金銭問題も勃発します。そしてついにさくらこさんは離婚への決意を固めます。 覚悟を決めないと…別居中の夫が娘の寝ている前で乱暴な行為に出たこと、義母はあくまで夫の味方であることが後押しとなって、いよいよ離婚を具体的に考え始めた私。 娘と2人で生きていかなければいけないことに対して不安も押し寄せてくるが、それよりも夫とやり直すことのほうが耐えられない。 そう思い、ついに夫にメールを送った。 娘と2人との生活になれば毎日忙しくなり、お金以外にも一緒に居られる時間が減ってしまうなど、数々の不安がある。しかし、これまでに夫から受けた苦しみを考えると、やり直すことは考えられない。そう思い、私は離婚届を取ってきて夫に「離婚してください」とメールを送った。 夫からは「まじで言ってるの?」という返答があったが、私は覚悟を決め、お互いの両親を交えて離婚についての話し合いをしたい旨を伝えた。 そして、ついに私の実家での話し合いの日がやってきた。 ◇◇◇ 夫・竜也さんの浮気発覚から、数々の誠意ない態度に悩まされてきたさくらこさん。悩んだ果てに、離婚を切り出しました。 離婚して娘をひとりで育てていくことには確かに不安もつきまといますが、それは夫への悩みから解放されるということでもあります。 ある程度の将来の保証と引き換えに信用できない夫と家族で居続けること。将来どうなるかはわからないけれど、大切な娘と2人で生きていくこと。どちらがさくらこさんが幸せになれるのか……。みなさんならどう考えますか? さくらこさんの最新投稿は、され妻つきこさんのブログからもご確認いただけます。ぜひチェックしてみてくださいね。作画:サクライ著者:ライター さくらこ
2023年04月15日主人公の夏帆が第1子を妊娠中のある日、夫の信二が突然仕事を辞めて夜間の専門学生に。さらに夏帆が出産して仕事に復帰すると信二の浮気疑惑が浮上。一緒にいる女性は同級生のヘラ子だと紹介されるも、ふたりの関係は限りなくグレー。夏帆が家族かヘラ子か究極の二択を迫ると、信二は家族を優先。改めて家族での生活が始まるものの、2人目の子どもが誕生した矢先に信二はヘラ子と再会。誘惑された信二は数カ月も家を空け、突然帰宅したと思えば夏帆に離婚を切り出す始末。夏帆は探偵事務所に依頼し、不倫の証拠をゲット。信二を呼び出して証拠写真を提示し、離婚には応じるが不倫の代償は払ってもらうと断言。信二は示談書にサインし、一連の話をヘラ子に報告。100万円の慰謝料を請求されたヘラ子は支払いを拒否し、昔のウソが発端で言い争いに。慰謝料を払わなくても済む方法を考えようと提案しますが、信二は「あるわけない」と一刀両断。「もう別れよう」と冷めた表情で伝えると…。「お前みたいな金に汚い女とは結婚できねぇよ」 ウソをついたり自分たちが悪いのに慰謝料を減額しようと悪あがきをするヘラ子に幻滅した信二は、別れを切り出します。 するとヘラ子は「てめぇふざけんなよ!」と暴言を吐き信二に平手打ち。さらには馬乗りになって「お前のせいで離婚したんだから!」と暴れ出します。 信二が体を起こそうとするとその反動で…。 ゴンッ!ヘラ子の顔が壁に激突!すると鼻から… 壁に激突して鼻血が出てしまったヘラ子さん。「信じられない!DVよDV!」とさらに暴れ出し、手がつけられない状態に。なんとか逃げ出した信二さんは夏帆さんの元へ避難します。 信二さんが手を出したわけではないのに、DVと騒ぐヘラ子さんのこと、みなさんはどう思いますか?いくら自分が痛い目にあったからといって、現実をねじ曲げるのはいかがなものかと思いませんか。 著者:マンガ家・イラストレーター Ai
2023年04月14日2人目を妊娠したはちこさん。第一子を普通分娩で出産したときの激痛がトラウマになっていることもあり、今回の出産を無痛分娩にすると決めていました。はちこさんは出産経験があったため「前回はこんなんじゃなかった。まだいける!」と、自分で判断し、陣痛に耐えていました。テニスボールでいきみ逃しを試したはちこさん。その効果は絶大だったことと、第一子のときよりも痛くないと感じたため、はちこさんは陣痛を我慢していました。 が、はちこさんは経産婦。お産の進行が早く、あっという間に子宮口が8cmまで開いていたのです。 麻酔を要請するはちこさんに、助産師さんはある提案をしてきました。 助産師さんに説得されついに…!? 助産師さんたちは慌てて出産準備を始めました。一方で、はちこさんはとても冷静。第一子で経験した、のたうち回るほどの痛みがきていなかったため、助産師さんと歓談できるほど気持ちに余裕があったのです。 それから再び子宮口をチェックすると……。なんと9cmまで開いていました! 進行の早さに、 「このまま自然分娩した方がいいかもしれません」 と提案する助産師さん。 麻酔で起こる副作用などを説明されても、はちこさんは麻酔を入れることを譲りません。 そのとき、ベテラン助産師さんが声をかけてきました。 「全開まですぐでしょ?」「浮いたお金で赤ちゃんに何か買ってあげようよ」「お産長引くだけよ?」 と再度長い説得をされ、はちこさんはとうとう折れてしまいました。自然分娩を選んだのです。 はちこさんは経産婦さんなのでお産の進行が早かったようですね。助産師さん曰く、分娩方法には自然分娩、無痛分娩のほかに、帝王切開、フリースタイル出産、水中出産などさまざまあるようです。多様化してきている昨今ですが、それぞれのメリットやデメリットを把握し、妊娠の状況と合わせて産院に相談しながら自分にあった方法を選べるとよいですね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター はちこ
2023年04月14日第1子から第3子まで予定帝王切開で出産したぺ子さん。第1子の長男くんは妊娠20週から逆子が直らなかったため、予定帝王切開での出産が決まりましたが、ぺ子さんは帝王切開でのお産にネガティブなイメージがなく、まったく抵抗がありませんでした。そんなぺ子さんが予定帝王切開で手術をする前日から入院すると、次々に驚愕の事実を目の当たりにします。手術や入院に関する説明を受けたぺ子さんがまず気になったのは、9日間という長い入院日数と入院中の食事内容でした。そんな中、迎えた手術当日のお話。入院中の9日間でぺ子さんが行き来できるのは、病室と新生児室のみとなっていたため、コンビニへ行くことはあっさり却下されてしまいました。そして迎えた予定帝王切開当日の早朝。手術の前に浣腸をする際、「できれば10分は我慢してくださいね。すぐトイレ行っていいですけど、なるべく10分は……」と看護師さんに言われたぺ子さんでしたが……!? 浣腸に耐え、準備万全でいざ手術室へ向かうと…!? 浣腸をしてもらった途端、ぺ子さんのおなかがぐぎゅるるる……と鳴り始めました。まだ30秒ほどしか経っていないのに、10分も我慢することに驚くぺ子さん。 「無理無理無理! 痛すぎて死……」 結局1分しか耐えられず、トイレへ行ってしまいました。そして点滴の管を入れ、いざ手術室へ向かうと……案内された手術台は想像よりとても細く、落ちないか不安になるぺ子さんなのでした。 浣腸されると、強い便意を感じます。浣腸液を腸管内にある程度の時間とどめて腸に刺激を与えることが目的とはいえ、10分も我慢できる人は少ないかもしれません。手術室に入ってからも、不安は尽きることはないかもしれませんが、医師や助産師さんを信じて手術に臨めるといいですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子このほか、ぺ子さんはさまざまなマンガをInstagramで更新しています。ぜひチェックしてみてくださいね。 著者:マンガ家・イラストレーター ぺ子
2023年04月14日庭野はなさん一家は、娘のつむぎちゃんが小学校に上がるタイミングでマイホームを購入。知り合いのいない土地への引っ越しでさまざまな不安がある中、近所に住む、つむぎちゃんと同い年のサラちゃんが、つむぎちゃんと仲良くしてくれたことに、はなさんは安堵していました。サラちゃんの母親・リカさんに、サラちゃんの子守を頼まれたときのこと。その日、22時過ぎに泥酔して帰ってきたリカさんは、翌朝、悪びれる様子もなく、「付き合ってる彼氏に、離婚して俺と結婚してくれって言われた。夫とはずっとケンカしていて、親権で争っている」と衝撃の発言をしてきました。さらに、離婚が決まったら「ママと一緒に住む」と言うようにと、サラちゃんに根回ししていたのです。サラちゃんの両親が離婚したら、「サラちゃんと離ればなれになってしまうのでは」と不安に思っていたつむぎちゃん。するとリカさんは、「大丈夫。サラとつむちゃんはずっと一緒だよ。つむちゃんのママにも手伝ってもらうし」とつむぎちゃんをなだめつつ、はなさんを親権争いに巻き込もうとしました。 リカさんに対して苦手意識があったはなさんは、「子どもたちは仲良しだけど、親も仲良くすべき?」と悩んでしまいます。つむぎちゃんに、「もっと他の子とも遊べばいいのに」と言ってしまいますが、はなさんが思っていた以上に、つむぎちゃんとサラちゃんの友情は深くなっていた様子。はなさんが安易な発言を反省していると……。 “彼氏”のことで頭がいっぱいなママ友… リカさんが「夫と離婚して、親権争いになりそう」と話していた翌日。 はなさんが自宅でゆっくりしようとしていると、リカさんからメッセージが入ります。 「夫と話し合って別居することになった! 今から行っていい?」 メッセージを確認していると、すぐにインターフォンが鳴り、リカさんが訪れました。 「もう!? この前私に、『生活リズムが』ってブチ切れてたよね」 以前、サラちゃんにおやつをあげた日、「夕飯をあまり食べなかった。人には生活リズムってものがあるでしょ!!」と、リカさんに怒られたことを思い出し、あきれるはなさん。 「聞いてよ! 昨日やっぱり夫とケンカになってさ、あっちが家出ることになっちゃった!」 家に押しかけてきたリカさんは、勢いよく話しだします。「サラちゃんと2人で暮らすってこと?」とはなさんが尋ねると……。 「とりあえずはね! 前に言った彼(不倫相手)と今いい感じだから、タイミングが来たら一緒に住もうかな」 リカさんの話に、サラちゃんの心配をするはなさん。 「そこが問題でさ、なんだかサラと彼、合わないのよね」 そして、「相手が本気かどうかもわからない。一緒に住めるようになるまで、サラの面倒を見てほしい」とはなさんにお願いしてきました。 「お願い! 彼が完全に落ちるまでだから!! 私たちBEST FRIENDS FOREVER! ズッ友でしょ♪」 「ずずずずズッ友!!??」 都合のいい話に、はなさんはツッコミが止まらないのでした。 不倫相手との関係を優先し、友だちに子どもの面倒をお願いするリカさん。そして、都合よく「ズッ友!」と笑顔を向けてきました。はなさんが衝撃的な表情になってしまうのも、わかります……。何をおいても恋愛を優先してしまうような、いわゆる“恋愛至上主義”の方は、少なからずいるのかもしれません。しかし、子どものことだけは、どんなときも一番に考えてあげてほしいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター こばぱぱ
2023年04月14日外国人の夫と結婚し、娘を出産したホニャララゆいさんの友人・A子さん。A子さんとホニャララゆいさんがお茶をしていた際、A子さんは「やばい人」と出会った出来事を話し始めました。A子さんが娘さんを抱っこして、スーパーに行った日。A子さんがベンチで休んでいると、見知らぬ女性から声をかけられ相席をすることに。女性と話していくうちに、A子さんは女性に違和感を覚えていくようになります。A子さんは早急にその場から立ち去ろうとしますが、糸くずがついていると言い、取る様な仕草をする女性。しかし、女性はA子さんの抱っこひものバックルに手をかけました。 母の決断は…A子さんは抱っこ紐に手をかけた女性を問いつめましたが、まったく話が通じません。A子さんが諦めて帰ろうとしたところ、女性が口にしたのはA子さんの娘さんの名前でした。 不気味に思ったAさんは、女性を再度問い詰めていると、A子さんの夫が迎えに来てくれました。A子さんの夫が女性をみると「久しぶり〜!」と女性を知っている様子。 女性はA子さんの夫を見るや否や大号泣し、その場を去っていきました。 そして、A子さんと夫は帰宅し、状況を整理することに。なんとA子さん夫婦と女性は、大学3回生のときのゼミが一緒でした。 夫がZ本さんと知り合ったのは大学2回生の中国語の講義。ある日、中国語で将来の夢についての授業の発表で、Z本さんはA子さんの夫を見ながら「私の夢は、ハーフベイビーを産むことです」と衝撃の内容を口にしました。 それからZ本さんはA子さんの夫に執拗に近づいていたよう。A子さんと付き合うことになった際に、夫ははっきり「君とは付き合えない」と告げたそうですが、Z本さんの口からは、「裏切り者が」という衝撃の言葉でした。 そして、夫はA子さんに「これからどうしたい?」と質問し……。 Z本さんを「絶対に許せない」と言う夫ですが、確かな証拠がありませんでした。 「でも、大学時代の知り合いを辿れば彼女へ連絡できるはず……」「改めて、謝罪を求めることはできるよ?」と夫は提案。 「許せない」という夫の意見に、賛同はしていたA子さんでしたが……。 ◇◇◇ 子どもを危険な目に合わせた人を許せないというのは、誰しもが理解できる気持ち。 しかし、再度Z本さんと連絡を取って会うのも怖いですよね。 同じ状況になった際、みなさんならどのような選択をしますか? 著者:マンガ家・イラストレーター ホニャララゆい
2023年04月14日主人公の加奈子は夫・圭太と小学4年生の息子・想太の3人家族。結婚後は夫のモラハラ発言に悩まされる日々を送っていました。そんなある日、夫に内緒で買った宝くじの当せん結果をこっそりと確認。すると自分の持っていた宝くじの番号が、3億円の当せん番号と一致したのです! 番号の確認が済むと、冷静になった加奈子。心の中で、「このお金はあの人に渡さない」と静かに決意するのでした。あるとき息子のことを巡って、言い合いに発展してしまった2人。 反論される度、厳しい言葉で加奈子をどんどん追いつめていった夫ですが、加奈子が泣き始めると、態度を一変させて……? 泣き続ける妻を見た夫は、急に謝り始めて… 「ごめんごめん! 分かったから!!言い過ぎたよ!!」 そう言うと、妻を抱きしめた夫。 しかし、とりあえず謝ったものの、自分の主張は一切曲げることはなく……。 「でも想太の漫画とかゲームの件は実際管理できてないだろ?」 「だから、お母さんにはもうこれ以上買い与えないように伝えること」 自分の要望だけを簡潔に伝えると、その場を去って行ったのです。 (この流れもう何回目?) 夫への不満が、加奈子の中でどんどん広がっていくのでした。 ◇◇◇ 「言い過ぎた」と態度を変えて謝っていますが、最後まで自分の主張を曲げなかった夫。お互い子育てをしていて譲れない部分はあると思うのですが、相手を追い込んだり、傷つける発言をするのではなく、もう少し言い方に気をつけて言葉を発してほしいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2023年04月14日子どもたちの技術に差があって、トレーニングがスムーズにいかない。レベルで分けた方が良いのか、同学年は一緒に練習させた方が良いのか。というお悩みをいただきました。同じ悩みは多くのチームで聞かれますが、みなさんはどうしていますか。今回も、ジェフユナイテッド市原・千葉の育成コーチや、京都サンガF.C.ホームタウンアカデミーダイレクターなどを歴任し、のべ60万人以上の子どもたちを指導してきた池上正さんが指導のアドバイスを送ります。(取材・文島沢優子)池上正さんの指導を動画で見る>>(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)<<サイドバックの攻撃を活かす攻撃が特徴のチーム、小4に2トップと中盤のポジショニングを教えるのが難しい。どうすればいい?<お父さんコーチからの質問>はじめまして。少年団で指導をしています。相談したい年代はU-9です。チーム内でも技術に差があります。鳥かごやパス練習でもスムーズにいかない部分があります。このような場合、うまい子、そうでない子に分けてやるべきですか?それとも同学年同チームであれば混合してやるべきでしょうか?<池上さんからのアドバイス>ご相談ありがとうございます。9歳なので3年生でしょうか。練習はスムーズにいかないからこそやるものです。練習がうまくいくのであれば、その練習はする必要はないとも考えられませんか。うまくいくことがいいわけではありません。■子どもには「さまざまな環境」が必要小学生年代の練習の運び方として「М―T―М(マッチ・トレーニング・マッチ)」を日本サッカー協会が推奨しているのはご存知かと思います。練習の最初に試合(ミニゲーム)をやって、手をつけたほうが良さそうな課題を抽出してそれを練習する。そして、そこを意識しながら、最後に再び試合をします。この場合、試合でこのあたりがうまくいかなかったけど、どうする?と子どもたちと相談しながら練習を進めます。その際に「じゃあ今日はこんなメンバーでやろうか」と、技術が進んでいる子どもとそうでない子に分けてやってもらうことがあってもいいでしょう。その逆で、どちらの層も混ざって行うこともある。さまざまな環境を用意してあげましょう。この「さまざまな環境」が子どもには必要です。エコロジカルアプローチ「運動学習理論」(※)をご存知ですか。指導者が環境設定することで、子どもは自分で学んでゆくと言われています。この考え方を参考にする指導者がいま増えています※参考:『エコロジカル・アプローチ「教える」と「学ぶ」の価値観が劇的に変わる新しい運動学習の理論と実践』 植田文也 ・著サカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!■安易に技術の優劣で分けるのではなく、チームスポーツであることを意識させる環境づくりをつまり指導者の役割は、環境の設定なのです。例えば何かを行う人数グループ分けも、練習の「環境」に入ります。4人でやるほうがいいのか、2人なのかといった設定を、簡単ではなく、かといって凄く難しいものではなく、全員が楽しみながらトライできるものにしてください。最初からできてしまうのであれば、それはトライにならないのでそこの見極めが必要です。「グループ分けはこうしたほうがいい」というものはありません。上手い子とそうでない子が混ざると、例えばこんなことが起きます。上手い子がわがままになります。自分より技術が劣る子にボールを預けるとミスすることが増えるので、周囲の状況を見ずに、仲間にパスもせず、自分で勝手にドリブルしてしまいます。だからといって安易に技術の優劣で分けて練習するのではなく、そこで「サッカーはチームスポーツだよね?どうやってみんなで点を取るか考えるスポーツだよね」といったことを伝える機会にもなります。そういう部分を育ててあげてください。■小さいころに技術習得に時間を割きすぎると、大きくなってから認知や判断の時間にもっと時間がかかる過去にも申し上げたように、日本は止める、蹴るといった足元の技術指導から入ります。そうではなく、サッカーの入り口に立つ子どもたちには、サッカーの認知や判断する力を養うための環境を設定することが必要です。欧州などとは育て方が逆なのです。小さいころに技術が大事だからとそこに時間を割き過ぎてしまうと、少しずつ体が大きくなってフルパワーで蹴ると、ボールのコントロールが難しくなります。学年が上にいくと、小さいときは上手かったのに試合に出られなくなるなど、漏れてくる中学生や高校生が出てきます。認知や判断する力をつける練習をもっと増やさなくてはいけません。欧州では、大きくなってパワーがでてくるときに、もう一度技術をやり直します。コーチはひとり一人見てあげています。ところが、日本の中高生は、部活動やクラブで「勝つか負けるか」が最優先になる環境にいます。そのチームの戦術に当てはまる子どもは試合に出られますが、そこから外れると使ってもらえません。プロになったり日本代表になる選手の中に、Jクラブのユースに上がれなかった例は少なくありませんが、上記のような背景があるのです。■インサイドキック一つ取ってみても、一人ひとり有効な蹴り方が違うまた、技術差があるのが悩みのようですが、これも先ほどお伝えした運動学習理論に基づくと、以下のことが言えます。同じことを繰り返す反復練習が技術の習得に役立つと、長い間言われてきました。たとえそうだとしても、子どもたち一人ひとり有効な蹴り方は違ってきます。なぜなら骨格や筋肉の付き方や質も違うからです。例えば、同じインサイドキックを蹴るにしても、使う筋肉は変わるためひとり一人に合ったように動かすことを学んだほうが良い。要するに「はい、みんなこうやろう」といった全員一緒にやっても効果は期待できません。全員一斉指導は通用しないのです。例えば、手の上におぼんを乗せて、いっぱいいっぱいに水の入ったコップを移動させるとします。おぼんを目の高さに持ってくるとき、へその高さに持ってくるとき、左右に平行に移動させるとき。たったそれだけの動きでも、何百もの筋肉や神経が動いています。そして、人ぞれぞれで使っている神経や筋肉、肩関節の可動域も異なります。前述したように、集団指導は限界があります。であれば、指導者の皆さんはどう解決なさいますか?■元日本代表監督オシムさんらのトレーニングは理にかなっていた(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)そこには、現在多くの指導者が始めている「考えさせる」指導が有効です。自分で考え、深めて思考し「こうしてみよう」と選択する習慣をつけるほうが、技術の定着が早く、応用も効きます。欧州の有名な監督、オシムさんやハリルホジッチさんらの考えさせるトレーニングは、理に適っていたと言えます。どうか、子どもに自ら考えさせる習慣をつけ、さまざまなトレーニング環境を用意することに努めてください。池上正さんの指導を動画で見る>>池上正(いけがみ・ただし)「NPO法人I.K.O市原アカデミー」代表。大阪体育大学卒業後、大阪YMCAでサッカーを中心に幼児や小学生を指導。2002年、ジェフユナイテッド市原・千葉に育成普及部コーチとして加入。幼稚園、小学校などを巡回指導する「サッカーおとどけ隊」隊長として、千葉市・市原市を中心に年間190か所で延べ40万人の子どもたちを指導した。12年より16年シーズンまで、京都サンガF.C.で育成・普及部部長などを歴任。京都府内でも出前授業「つながり隊」を行い10万人を指導。ベストセラー『サッカーで子どもがぐんぐん伸びる11の魔法』(小学館)、『サッカーで子どもの力をひきだす池上さんのことば辞典』(監修/カンゼン)、『伸ばしたいなら離れなさいサッカーで考える子どもに育てる11の魔法』など多くの著書がある。
2023年04月14日結婚当初はやさしい夫や義両親たちに幸せ者だと思っていた、ねこじまさん。ある日から夫の態度に違和感を覚えるようになったのをきっかけに、徐々にねこじまさんの生活にも変化が現れます……。音楽を通じて交際に発展した、ねこじまさん。やさしい夫や義両親たちに囲まれ、赤ちゃんも出産。ねこじまさんは順風満帆な生活を送っていました。 住民の発言にモヤッ…ある日、ポストに騒音注意の手紙が入っているのを見つけた、ねこじまさん。 夫にも相談しましたが、まったく気にしていない様子でした。しかし、玄関ドアをドンドンと叩かれ、警察まで呼ばれるように騒音の苦情がヒートアップしていきます。 そのため、ねこじまさんは夫からの提案で、夜だけ義実家に行くことに。また、ねこじまさんたちは管理会社の人と一緒に下の階の住人の元を訪れることにしました。 話し合い当日。下の階の住人は「奥さんが妊娠中ということ」や「7時には眠りにつくため、夜の騒音に困っている」ことを告げ、自身たちがどれほど困っているのかを主張。 相手方の意見を把握した、ねこじまさん夫婦。しかし、ねこじまさんの夫も、騒音については対策している旨や警察を呼んだり、ドアを叩いたりするのはやめてほしいときっぱり告げました。 おまけ(後日談) 扉を叩いたり、警察を読んだりしたことについては「どうかしてました」と言う下の階の住人。 「できることはやりますので……」と持ってきた菓子折りをねこじまさんの夫が渡そうとすると、下の階の住民は受け取らず「うちは引っ越せないんで〜」「生活切り詰めてるんで」と的外れなことを言い出します。 そんな自分の大変さを主張するかのような下の階の住人の言動に対して、モヤモヤしたねこじまさん。ねこじまさんが何か言いかけたとき、ねこじまさんの夫はこの話し合いを終了させました。 部屋に帰る際、「私にも喋らせてよ!」と夫に言ったねこじまさん。ねこじまさんの夫としては、もっと怒らせて何かされたら困ると思ったらしく、話し合いを終わらせたよう。 また、更新月も近づいてきていたことから、ねこじまさん夫婦は引っ越しをすることを決めました。 ◇ ◇ ◇ できる限りの騒音対策をしていたねこじまさん夫婦。またいつ扉を叩かれるのだろう、警察を呼ばれるのだろうと不安に駆られていたねこじまさんにとって、相手の「自分たちの生活は大変なんだ」というばかりの主張にはかなり思うところもあったでしょう。 しかし、ねこじまさんの旦那さん言ったように、怒らせると相手から何をされるかわかりません。このような話し合いの場には、旦那さんのように冷静に判断できる人がいると安心ですね。 著者:マンガ家・イラストレーター ねこじまの別室
2023年04月14日新卒で広告代理店に入社したタケルさんは、教育係として紹介されたカナさんに一目ぼれ。やさしくて頼りになるカナさんを誰にもとられたくないと思ったタケルさんは知り合ってすぐに告白。その3カ月後にはプロポーズするなど、とんとん拍子で結婚を決めます。しかしカナさんの料理はとてもおいしいといえるものではありませんでした。ある日勇気を出して、料理のアドバイスをしたタケルさん。カナさんは黙って話を聞いた後、料理を捨て「文句あるなら食うな」と怒って部屋を出て行ってしまいます……。土日だけだから大丈夫。そう思っていたのに…カナの手料理をなんとか食べようというプレッシャーとストレスで、土日はおなかを壊す日々。 しかし平日になれば外で普通にごはんが食べられるので、なんとか我慢できていたのですが……。 「仕事を辞めて専業主婦になることにした」とカナからタケルさんに話がありました。タケルさんは「相談くらいしてほしかった」と思いながらも、家計を自分ひとりで支えるために頑張ろうと意気込みます。カナが料理を作るのは土日だけだったのですが、専業主婦になったカナは、節約だからと平日も料理をするように。そしてタケルさんが会社で食べる弁当まで作り始めます。その弁当は同僚が「残飯」と見間違えるほどの出来映えでした。 ここまできても「これから勉強してくれれば……」とカナの料理の向上を願うタケルさんですが、体はもうすでに限界がきているようです。「おいしくない」と言わないことや黙って料理を捨てることは、タケルさんにとってカナのことを思うがゆえの言動でしょうが、自分の体が壊れてしまっては元も子もありません。夫婦関係の問題は一筋縄ではいかないことも多いかと思います。ひとりで悩むのではなく、結婚を経験している信頼できる人に相談してみるのもひとつの手かもしれませんね。著者:マンガ家・イラストレーター 土井真希
2023年04月14日■前回のあらすじ学校でモリオに嫌なことをされていると告げたフミヤ。「もう限界だった」と涙を流しながら母親に真実を話します。すると母親はまさかの展開に言葉を失うのでした。■事件の根本にあるのは…■親として私にできることは…!フミヤの告白は、鉛筆の事件ですんなり謝っていたら、逆に埋もれてしまっていたかもしれない事実。フミヤの母親はさらに踏み込んで、2人の間に起きた出来事についてたずねるのでした。次回に続く「僕は加害者で被害者です」(全71話)は17時更新!
2023年04月14日株式会社大阪朝日広告社(所在地:大阪府大阪市中央区)は、『通信制高校・サポート校 合同個別相談会』と題した進学相談会を5月13日に大阪のヒルトンプラザウエストオフィスタワー8階で開催します。イベント詳細: 5/13(土) 通信制高校・サポート校 合同個別相談会■『通信制高校・サポート校 合同個別相談会』開催の背景時代の変化にともない、子どもたちを取り巻く社会状況は変化し、不登校生や高校中退者が増加する中、お子様や保護者の方々に進路について相談できる場を設けたいと考えました。「自分のペースで通える学校を探したい」「学校生活以外にやりたいことがある」「高校を辞めたが高卒資格を取れる学校を探している」「発達障害をもっていても入学できる学校を探している」「単位が足りず留年してしまいそう」「中学生で不登校になってしまった」など、様々なお悩みや自分にあった進路希望のご相談に応えるべく、合同個別相談会を開催いたします。■『通信制高校・サポート校 合同個別相談会』について不登校生・高校中退者、高校転・編入希望者とその保護者を対象に「通信制高校」「技能連携校」「サポート校」「高等専修学校」「高卒認定予備校」などが集う進路についての相談会となります。■来場者特典当日ご来場先着でサンケイリビング新聞社発行「保護者のための学校選び」もプレゼントしております。皆様のご来場をお待ちしております。■開催概要イベント名: 通信制高校・サポート校 合同個別相談会開催日時 : 2023年5月13日(土)12:30~16:00会場 : ヒルトンプラザウエストオフィスタワー8階(〒530-0015 大阪府大阪市北区梅田2丁目2番2号)アクセス : 大阪メトロ四ツ橋線「西梅田駅」、阪神「大阪梅田駅」徒歩すぐ、JR「北新地駅」徒歩約2分、大阪メトロ御堂筋線「梅田駅」徒歩約5分、阪急「大阪梅田駅」徒歩10分参加費 : 無料定員 : なし(教育講演会のみご来場先着50名様)主催 : 株式会社大阪朝日広告社申込方法 : 予約申込制公式サイト: <内容>(1)個別相談会時間:13:00~16:00各校の先生に個別に相談できます。お困りごとはもちろん、学費や卒業後の進路など1人1人にあった個別の質問ができます。また起立性調節障害について相談ができる「起立性調節障害相談コーナー」も常設しているほか、ブース参加校やその他の学校のパンフレットコーナーもございますので、自由にお持ち帰りいただけます。【参加予定校】<通信制高校>飛鳥未来高等学校/英風高等学校/NHK学園高等学校/大阪つくば開成高等学校/科学技術学園高等学校/神村学園高等部 大阪梅田学習センター/京都美山高等学校/滋慶学園高等学校/松陰高等学校/東朋学園高等学校/長尾谷高等学校/八洲学園高等学校<全日制高校>北星学園余市高等学校<通信制サポート校>EMI高等学院/トライ式高等学院/メディカル・ナース高等学院/WAM高等学院<大学受験+高卒資格>学校法人 神戸セミナー<教育相談>NPO法人 NIWA教育相談室※4月10日現在。参加校は変更となる場合がございます。(2)教育講演会「学校の選び方、生き方の選び方」~学校選択に必要な自分らしく生きるためのヒント~時間:12:30~13:00講師:一般社団法人 new-look代表理事 TOB塾代表 山口 真史氏内容:「自分らしく生きる」ことをテーマとした学校の選び方や、通信制高校やサポート校などの学校の仕組みについて※事前予約の方からご来場先着50名様(3)学校PR講演会時間:13:00~15:00講師:参加各校の担当者内容:参加各校の担当者による学校の特色や不登校生・高校中退生への対応などについて※事前予約の方からご来場先着50名様■会社概要商号 : 株式会社大阪朝日広告社代表者 : 代表取締役社長 前田 勉所在地 : 〒541-0043大阪府大阪市中央区高麗橋4-3-10 日生伏見町ビル新館6F設立 : 1999年7月1日事業内容: 1. 新聞、テレビ、ラジオ、出版のメディアプランニング及びバイイング2. デジタルメディアを活用したプランニング及びバイイング3. 各種学校相談会&セミナー等企画立案・運営4. 人材募集フェア等企画立案・運営5. Webサイトの企画・制作・運営・管理6. SPツール制作7. その他広告に関するマーケティング、クリエイティブ、プロモーション等資本金 : 4,000万円URL : 【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】株式会社大阪朝日広告社TEL : 06-6205-8081MAIL: eigyou1@m.asakonet.co.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年04月14日ファイナンシャルプランナーの大野先生が、上手に貯蓄をしていくためのポイントについて教えてくれました。貯金だけでなく、学資保険や積立NISAなど様々な貯蓄方法がある現在。何をしたらよいか迷ってしまうという方も多いことでしょう。賢い貯蓄方法や、お金の運用方法を知りたいという方はぜひ参考にしてくださいね。 貯蓄(預貯金や有価証券の運用等)を始めたい、増やしたいと考えている人は多いと思いますが、上手にできない、長く続かないという人も多いのが実情です。貯蓄を増やすには、単純に考えると支出を減らすか、収入を増やすか、のいずれかが必要です。支出を減らし、収入を増やしたおかねはそのままにしてしまうと生活費などに紛れて貯蓄額が把握しにくくなります。今回は貯め方についてできることをお伝えしてまいります。 1.将来使うためのお金を貯めるには生活口座とは別の口座にしましょう固定費などを削減し、副業などで収入を増やしたとしても、それをしっかりと貯めなければ貯蓄を増やすことはできません。貯蓄する目的としては、お子さんの進学費用や住宅購入資金などがあると思いますが、必要な期間や金額を事前に把握しておきましょう。例えば、15年後の進学費用に400万円が必要で、利率を0とした場合には、毎月22,223円の貯蓄が必要です。目的と期間、金額が決まったらこれを確実に貯められるように貯め方を工夫しましょう。普段の光熱費や通信費、クレジットカード等の振替をする生活口座とは別の口座で貯めることによって、残高が多いことによる安心感からの使い過ぎを防げ、具体的な貯蓄額が分かり易くなります。なお、毎月生活口座から貯蓄用の口座に移すことでも対応できますが、自動的に貯蓄できると確実性が高まりますので、次項以降でその方法についてお伝えします。 2.積立定期預金は元本割れしたくない人に向いていますいつでも元本割れしないもので貯めたい場合は、毎月積立の定期預金(積立預金、積立定期預金など金融機関によって名称が異なります)が適しています。勤務先に財形貯蓄の制度があれば、給与から直接積立ができます。定期預金は、普通預金等と合わせて1000万円以内であれば銀行等が破たんしても保障されますし、中途で解約した場合でも利息は減るものの元本は保証されますので、元本をいつでも下回りたくない人は積立定期預金が向いています。なお、マイナス金利の影響を受けていますので、2023年4月時点では、年利0.01%~0.02%の金融機関が多く、ほとんど利息は期待できません。また、2022年からは預金金利より物価の上昇率が高い状況となっていますので、相対的に預貯金の価値が下がっているため、当初に想定した金額では不足する可能性があることは意識されると良いでしょう(例えば、5年後に200万円の自動車を購入しようとして貯蓄をした場合でも、5年後には250万円が必要になる可能性があります)。 3.学資保険は受け取れる時期と返戻率を確認しましょう学資保険(こども保険、こども共済など保険会社等によって名称が異なります)は毎月(半年に1回・年に1回にまとめて支払うこともできます)保険料を支払い、満期に学資金を受け取れる保険です。また、契約者(多くの場合は父親か母親)が亡くなった場合には、その後保険料を支払わなくても満期まで保険が継続されます。将来の学費を貯めつつ、生命保険の役割も果たす商品ですが、2016年に始まったマイナス金利の影響で以前より返戻率(払い込んだ保険料総額に対して満期で受け取れる金額の率)が低くなってきています。また、中途解約をする場合には、解約する時期によっては元本割れする可能性があります。なお、受取時期を20歳、22歳などの18歳以降に設定しているものや払込期限を10歳や12歳などに早めているものも増えてきました。保険会社によっては死亡保険の部分を手厚くする一方で満期を迎えても元本割れするものもあるため、加入する際には満期の返戻率や受け取れる時期を確認するようにしましょう。 4.外貨建保険や変額保険はリスクや種類を確認しましょう学資保険の返戻率低下や販売停止の代替商品として、多くの保険会社や保険代理店で外貨建保険(アメリカドルやオーストラリアドルでの積立)や変額保険(株式・債券等で積立・運用する)の提案・販売が増えています。外貨や株式・債券で運用すれば、従来の学資保険よりプラスになる可能性が期待できる反面、為替相場や経済状況によっては元本割れする可能性もあります。2022年にはアメリカドルが1月には1ドル115円前後でしたが、10月には150円を超えた局面があり、購入時期によってはプラス評価になった人がいる一方、短期的には10%を超えるマイナス評価になった人もいます。15年から20年の積立・長期運用であれば、短期で運用するよりリスクを低減することもできますが、常に元本を確保することはほとんどできません。貯蓄性のある保険は終身保険タイプ(保障期間が一生涯)と養老保険タイプ(保障期間が一定期間)の2種類に分かれますが、多くの場合は養老保険タイプの方が返戻率は高い場合がほとんどです。検討する際には、価格が変動する要因や保険の種類も合わせて確認するようにしましょう。保険の担当者の説明を聞いて理解・納得ができない場合には、別の方法での積立を考えた方が良いでしょう。外貨建の運用は保険だけでなく、積立預金やMMF、投資信託等の商品もあるため、ご自身やご家族に適したものを選ぶと良いでしょう。 5.つみたてNISAはいつでも現金化できますつみたてNISAは2018年から始まった、成人が1年あたり40万円までの金融庁が指定した投資信託(2023年4月7日時点で225種類)を最長20年間、非課税で積立ができる制度です。積立の目的は子どもの教育費の準備に限らず、定期預金や保険と異なり、当初から満期が決まっているものではないため時価での評価とはなりますが、いつでも換金ができます。通常の運用や預金の場合は収益や利息に対し20.315%掛かる所得税・住民税が、この制度を使うと0になることが主なメリットです。その一方で元本保証はなく、選択肢が多いため自分で投資対象を組み合わせる必要がある点がデメリットです。4.の外貨建保険や変額保険と同様に価格変動によって受け取れる金額も上下しますが、投資信託には保険の機能(保険の対象者が亡くなった場合に死亡保険金が家族に支払われる機能)がなく、そのコストがないため、同じ内容の運用であれば、つみたてNISAで投資信託を運用した方が将来手にする金額は多くなります。逆に投資信託は選択肢が多いため、ご自身で判断ができない場合や勧められた内容が理解できない場合には、見送ることも必要と思います。ご自身で勉強をしたり、証券会社・銀行等の担当者やファイナンシャルプランナーなどに適切なアドバイスを受けたりして、上手に活用すれば、毎月積み立てた金額より多くの金額を受け取る可能性が上がるので、まずは最低限の金額(証券会社によっては500円~1000円の場合も)から始めてみることも一つの選択肢と思います。 なお、2024年からはNISA制度が変更となり、1年あたり投資上限が120万円(合計最大1800万円)に上がり、非課税期間も無制限となるため、さらに利用しやすくなる予定です。 どの積立を選ぶにしても、一長一短ですべてにおいて優れている積立方法はありません。そのため、複数の組み合わせができる場合は、最初は手間もかかりますが、バランスの取れた積立をすることができます。例えば、予算が月3万円ある場合には、1万円をつみたてNISAで投資信託を積み立て、1万円を学資保険、1万円を積立定期預金にすれば、受け取る金額の収益を期待しつつ、3分の2は満期まで継続すれば元本も確保できます。元本の確保を優先するか、受け取る金額の増加を優先するか、ご自身やご家族の経験や考え方に基づいてご判断いただければと思います。積立方法が決まらない場合は、生活口座と別の口座に毎月貯めるだけでも将来の貯蓄額は変わります。支出を減らし、収入を増やした分を貯めるためにも確実な貯まる仕組みを使うこと検討してみましょう。※なお、本記事は、特定の運用商品・保険商品を推奨するものではありません。価格変動のある外貨建保険、変額保険、投資信託等の運用商品の購入は、ご自身の責任・判断に基づいて実行してください。 監修者・著者:ファイナンシャルプランナー 大野高志
2023年04月14日うちの家族、個性の塊です
夫婦・子育ていまむかし
めまぐるしいけど愛おしい、空回り母ちゃんの日々