出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、目標のために計画的に努力できる女性、「水着を新調する女」になりきり。秋に夏の楽しい思い出を語れる女性は素敵です。みなさんは最近、いつ水着を買いましたか?“一回しか着ないから持っているやつでいいや…”“お金がもったいない”などと買うことを諦めたり、そもそも海やプールに行くことが嫌だという人も多いのではないでしょうか。というのも、私がその一人なんです。だからこそ、水着を新調する女性を見ると尊敬してしまいます。まず、水着を着られる体型であること、そして、海やプールという勝負の場に出られることがスゴい。もともとスタイルがいい人もいるでしょうが、水着のためにダイエットを頑張ることができる人って、素敵ですよね。夏に間に合うように逆算をして、冬から努力をしているに違いありません。そんなふうに、目標を達成するためにきちんと努力を重ねられる人は、仕事や人生も計画的に進められる人ですよね。それに、“夏を楽しもう”という前向きな意欲も感じます。クーラーが効いた家でじっとしている人よりも充実した日々を送れそうだし、きっと、秋が来る頃には夏の思い出をちゃんと語っていると思います。まずは、自分にとって楽しかった夏を思い出し、その頃に耳にしていた音楽を聴いて、夏へのモチベーションを高めることがよさそう。すると、“こんなに素敵な夏が、またやってくるかもしれない…!”と前向きになれるし、その結果、自然と水着を着るための努力をしたくなると思うんです。また、実際に水着を売っているお店に行って、“これを着よう”と目標を定めてみるのはどうでしょうか。そうして、一度でも素敵な水着の思い出が作れると、「来年も頑張ろう!」と新たな目標ができ、体型キープの努力を始めるかもしれません。太陽の下で水着姿をお披露目できるような体を目指して、私も頑張ります!よこさわ・なつこ芸人。数多くのバラエティ番組にレギュラー出演。7月20日に単独ライブ「出版ガール」開催。同日に初の婚活本『追い込み婚のすべて』(光文社)も発売予定。※『anan』2018年7月18日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2018年07月13日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、会話を途切れさせないいいネタを持った女になりきり。手相は相手との距離を縮める強い武器です!私は占いが好きで、いろいろな先生に鑑定をしてもらいました。その一つに手相があるのですが、手相を観ることができる人って、絶対に会話を盛り上げることができる人だと思うんです。そもそも、手相はみんなが持っているものだから、たとえ初対面の人が相手だったとしても、「ちょっと見せてくださいよ~」と話しかけることができますよね。さらに、結果を伝えれば「へー、そうなんだ!」「当たってるかも~」と、会話が弾みます。そんなふうに誰とでもコミュニケーションがとれる強い武器を持っている人って、頼もしいと思うし、一緒にいてくれるとありがたい存在ですよね。以前、手相の先生から、「悪いことは絶対に言わないのがルールだ」という話を聞いたのですが、そんなふうに相手を気遣いながら結果を伝えるというトレーニングを重ねるうち、相手を上手にフォローする話し方も身につくと思うんです。たとえば、生命線が短い人がいたとしたら、「生命線は短いけど、人に支えられる線があるから周りの人を大事にすることで救われるはず」のように、ポジティブな内容として伝えればいい。そんなトークスキルまで得られるわけです!まずは、生命線など有名な線をひとつ覚えることから始めると、いいかもしれません。1本でも、長さや形などでさまざまなことが判断できるので、会話は持つはず。ちなみに、私は、婚活をしていたときに、手相を活用していました。「チャームポイントは手相です」と言うと、相手は食い付くし、手を触ってもらえます。しかも、「私、手相が観られるんです」と言えば、相手の手に触ることもできますよね。恋が始まるきっかけにもなるかもしれない手相。覚えて損はありません。早速、ネットや本で調べてみてください!よこさわ・なつこ芸人。数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。7月20日にルミネtheよしもとにて単独ライブ「出版ガール」開催。同日に初の著書である婚活本も発売予定。※『anan』2018年7月11日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2018年07月06日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、素敵なギャップのあるたくましい女性、「マニュアル運転ができる女」になりきり。車を上手に操れる人は、人生もスムーズに進みます。みなさんは車の免許を持っていますか?きっと、多くの人がオートマ限定なのではないでしょうか。もちろん、私もオートマです。だからこそ、マニュアル免許を持っている女性には、車を操るたくましさを感じ、自分よりもワンランク上という気がして憧れます。そもそも、日常生活で使うレベルであればオートマで困ることは、ほとんどありません。しかも、かかる費用も高くなります。それにもかかわらず、いつか運転するかもしれない可能性を考えてマニュアルを取る人は、きっと計画性があるに違いありません。私の友人にも、“実家に軽トラがあるから、一応取った”という子がいて、その未来を見据えて行動するところや、運転できる車種の幅を広げることを考えて免許を選ぶところを尊敬しました。芯のあるカッコいい女性ですよね~。しかも彼女は最近、家を建てたそうで、将来設計がきちんとできている。そういう人は運転だけじゃなく、人生もきっとスムーズ。自分のギアチェンジだって上手にできるんだなと実感しました。それに、女の子がマニュアルを持っているというのは、素敵なギャップになると思うんです。“どんな人生を送ってきたんだろう”と、過去の話を聞きたくなるし、合コンで話すと男性から興味を持たれるに決まっています。“マニュアル免許あるある”で盛り上がれそうですよね~。ちょっと大変かもしれませんが、マニュアル免許を取るところから始めてみるのはどうでしょうか。それに、オートマの免許を持っている人は、追加の教習と検定を受ければ取れるそうです。また、カッコいい女性のトラック運転手さんが運転する姿を見て、免許を取るモチベーションを上げるのもよさそう。私もマニュアル免許に進化できるよう、頑張りたいです!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。※『anan』2018年7月4日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2018年06月30日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、女の命ともいわれるパーツをケアする女になりきり。髪の毛は人のイメージや好感度を左右します。自分がおろそかにしがちなこともあって、髪の毛をきちんとケアしていたり、きれいに巻いたりとセットをしている女性に出会うと、“すごいな~!”“何時に起きて、それやってるの!?”と思わず尊敬してしまいます。というのは、髪は、その人の努力が表れる場所だと思うからです。トリートメントアイテムを活用する、ドライヤーで乾かしてから寝るといった日々の自宅ケアはもちろん、美容院に行ってこまめにカットやカラーをするなどプロの力を借りたりと、人手とお金をかけて作り上げることで美しくなる。セットやヘアアレンジも、日頃から雑誌や動画を見て勉強をしたり挑戦しているからこそできることですよね。以前、結婚式に参列したときに、すごくきれいにアレンジをしている友人が「自分でやったよ」と言っているのを聞いて、普段から頑張っているんだなと驚きました。私は今、毎日、トリートメントアイテムを使ったりしてケアしていますが、“もっと早くからやっておけばよかった…”と後悔しています。それに、髪の毛は、その人のイメージを決める大事な要素のひとつ。少女漫画に出てくる主人公の髪は、ファサーッときれいな場合がほとんどですよね。髪がしっかりと潤っている人は男女ともに好感度が高いし、それゆえに、人生も潤っているに違いありません…!そんな髪になるには、当然のことですがしっかりとお手入れをすることが第一歩。まずは美容院に行ったときに、美容師さんにケア方法を聞いてみるのはどうでしょうか。せっかくタダで聞けるチャンスを活用しない手はないですよね!プロだからこそ知っている方法やアドバイスを教えてもらえるはず。髪の毛は、実はメンテナンスしやすい場所。肌と同様に、きちんとケアしたいと思います!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。※『anan』2018年6月27日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2018年06月22日「あの子、どうしてあんなにモテるんだろう……」と不思議に思ったことありませんか?その原因が見た目や雰囲気、女子力でもないとしたら、もしかしたら持ち物のせいなのかも?彼女の持っているものに注目してみて。そこで今回は、恋愛運がいい女子が“持ち歩いている身近なもの”をご紹介いたします。文・脇田尚揮■髪を束ねるアイテム髪を束ねるゴムやシュシュなどは、カバンの中にひとつは忍ばせておきたいもの。“女の命”と言われる髪を束ねるこのアイテムは、女子に気合いと積極性を与えてくれるでしょう。さらに男子には、うなじが見えるスタイルは魅力的にうつるはず。ここぞという時に使ってみましょう。■小ぶりのポーチ男子が「何が入っているのだろう」と不思議に思う女性のアイテム、それは“ポーチ”です。リップや油取り紙、ナプキンなど、大したことないものが入っていることがほとんどだと思いますが、男子にそれはわかりません。男子にとって、女性のポーチというものは、“女性の秘密”が詰まったもの。ひとつ持っているだけで、あなたにミステリアスな魅力を与えてくれる魔法のグッズなのです。ただし、何でも入れられる大きめサイズのものはNG。なるべく小ぶりのものを使った方が効果的でしょう。■種類の異なる数枚のハンカチハンカチは、古代エジプト時代から使用されてきた“女性らしさ”を象徴するアイテム。これを数枚持ち歩くことで、女性としての高貴さと魅力が高まるでしょう。できれば、レースや刺しゅうなど女性らしさを魅せるもの、汗や水分を拭きとる実用的なもの、そして、男性のために使うもの、と3種類常備しておくと良いでしょう。魅力だけでなく、異性からの評判も高まるはず。■手帳型スマホケースほとんどの人がスマホを持つようになり、アクセサリーなど、カスタマイズの幅も広がってきましたよね。特に、スマホケースを付けている人は多いのではないでしょうか。このスマホケースですが、もしも恋愛運を高めたいなら、画面を隠すことができる手帳型スマホケースの使用をおススメします。情報を外にもらない=秘密を守る女性だという印象を、男性に与えることができるでしょう。持っているだけで恋愛運が上昇するアイテムは、普段男性が使わないものや、男性から見て謎や秘密が多いものがほとんど。それらを持ち歩くことも大事ですが、気になる男子の前で使うのがポイント。ぜひ試してみてくださいね。(C) KlaraBstock /shutterstock(C) Artem Beliaikin /shutterstock(C) Marina Lesnitskaya /shutterstock(C) Zhou Eka /shutterstock(C) MRProduction /shutterstock
2018年06月21日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、距離の取り方が上手いつつましい女性、「自分から細かいことは聞かない女」になりきり。相手が「話したい」と思う雰囲気を作ることが大事。私はずっと、人と話すときに「それって、どういうことなの?」と、根掘り葉掘り聞くことが当たり前でした。たとえば恋愛の話だと「何月、何日、何時にどうしたの?場所はどこで?」と、細かく質問。ドラマを見ているような感じがして楽しいんです。また、「家賃っていくら?」など、お金の話も平気で聞いていました。でも、以前にルームシェアをしていた友だちはあまり喋らない人で、よく「教えてくれよぅ」とすがっていたのですが、「話したいときは、こっちから言うから」と言われて、本当にそうだなと思いました。さらに、周りに先輩がたくさんいる場面で後輩から「横澤さんは、どんな仕事が一番楽しいですか?」と聞かれたときに、すごく答えづらかったんです。「ここで聞く話じゃないでしょ」と思うと同時に、相手に気を遣わせる質問をいろいろとしてしまっていたんだなと思いました。そんな経験を通じて、日本人の美徳の一つに“つつましさ”があるように、「これ以上は聞かないでおく」というスタンスの女性って素晴らしいなと気づいたんです。相手の話にのめり込みすぎない人は、いい距離感で人間関係を保つことができる大人の女性です。いろいろと聞かれたくない人だっているだろうし、相手が言った悪口に対して「その人のどこが嫌なの?」などと質問をすると、いつのまにか自分まで悪口を言っているような気分になることも。それは残念ですよね。「相手のことをすべて知る必要はない」と気づくことが、いい距離感を生む秘訣のようです。取り調べをする刑事じゃないんだから、相手が話し始めるまで待ってみる。そうして、「人から教えてもらう」というスタンスを身につけることができれば、相手も心を開いて話してくれるかもしれません!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。※『anan』2018年6月20日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2018年06月13日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、バランスのとれた食事で健康的に痩せる女になりきり。食べても太らない体をキープできるのが、いい女。みなさんのなかには、ダイエットを頑張っている人も少なくないと思います。きれいになりたいという気持ちだけでも素敵ですが、“炭水化物抜き”“グルテンフリー”など、「何かひとつのものを食べない」というダイエットをしない人っていい女だなって思うんです。痩せる方法は、この世にたくさん存在しています。食事制限をするとしても、特定の食材を抜くのではなく、量を減らせばいいと思うんです。なかでも私が気になるのは、炭水化物を抜こうとして、お米を敵視している人。考えてみてください。日本の面積のうち、何割を田んぼが占めているかということを。そして、“○○抜きダイエット”で抜かれることになってしまった食材を作っている、農家さんの気持ちを…!最近では、米の消費量が減っているという話もあり、おばあちゃんが農家である私としては、それはとても残念だなと思いました。それに、炭水化物を抜くと頭がスムーズに働かなくなるというし、みんなで食事をするときにも、「あの子、今、食べられないから…」とメニュー選びで気を遣わせてしまうこともあります。そう、何かを抜く女性は、自分から何かが抜け落ちるのかもしれません…。って怖い(笑)。それよりも、おいしそうにご飯をかき込んで食べている女性のほうがいいなって思うし、“こんなに食べて痩せてるなんて、努力してるんだ…”と尊敬します。まずは、道の駅などで泥付きの野菜を買ってみるのはどうでしょうか。きっと、農家さんへのありがたみが生まれるはずです。私もこのあいだ、友だちから泥付きの野菜が送られてきたのを見て、「農家さん、ありがとう」と、しみじみしました。体のためにもダイエットはバランスのよい食事をしながら、頑張りたいですね~!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。※『anan』2018年6月13日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2018年06月08日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、モノを大切にする、専門店へ行く女になりきり。自分に合うアイテムをしっかり選ぶ姿勢が素敵。友だちや彼と出かけると、「この後どうする?」と行き先を考えるタイミングがあると思います。そんなときに「文房具屋さんに行かない?」と提案する人って、いい女だなと感じるんです。というのも、このあいだ久しぶりにレターセットを買いに文房具屋さんに行ったとき、ペン売り場で熱心に試し書きをしながら選んでいる女性がいたんです。その姿を見て、「選ばれたペンはきっと大切に使われるんだろうな」と感じました。こんなにも、何でもネットで買える時代に、専門店に足を運び、自分の手で良いものを選びたいと思う姿勢がすごく素敵ですよね。きっと、こうして道具にこだわる人は、いろいろなアイテムを知っていて、「これがいいよ」とアドバイスしてくれそうです。また、自分の手を動かすことが大好きで、人の誕生日には手作りのアルバムやカードをプレゼントして、すごく喜ばれているのではないでしょうか…!そんな人になるために、まずは、年賀状やバースデーカードを自分でデザインして作ってみるのはどうでしょうか。その道具や材料を揃えるためには文房具屋さんに足を運ばないといけないし、そこには作るときの参考となる商品もたくさんあるはず。センスは問われるけれど、手作りを喜ばない人はいないし、へたくそでもそれが思い出になると思うんです。文房具って実はたくさん種類があるし、見ているだけでもワクワクできるもの。「そういえば小さい頃、シールを集めていたな…」などと思い出に浸れるのも楽しいですよね。ライフスタイルショップの文具コーナーもいいですが、個人的には“文房具で生計を立てていく”という文房具屋さんの心意気を応援したいところ。専門店に足を運んでみたいと思います!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。※『anan』2018年6月6日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2018年05月31日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、愛を持って靴下に接する女になりきり。みなさんにとって靴下とはどんな存在ですか?私の場合は、ぞんざいに扱ってしまうものです。できるだけお金をかけたくないし、買う回数も少なめ。そのため、穴があいたり、ゴムがのびるなどボロボロになることも多いし、片方だけなくなることもしばしばです。手に取ったものがきれいだと「今日は、いい靴下の日だ」と感じるなど、もはや運試し状態になっています…。だからこそ、“靴下のくせに”なんて思わず、きちんとケアをしたり、お金をかけるなど愛を持って接している人は素敵だなと思うんです。よしもとには、舞台担当のMさんという人がいるのですが、必ず若手芸人に「靴下がきれいなヤツは売れる。ちゃんとした人は穴があいた靴下は履かないから」と言うんです。それを聞いて、たしかにそうだな…と反省しました。それに、靴下のことまで考えたコーディネートをしている人こそ、真のオシャレだと感じます。以前、真っ黒なワンピースに赤い靴下を合わせた人を見ましたが、すごくかわいいと思ったし、尊敬したんです。私は、できるだけ靴下が見えない靴やパンツスタイルを選びがちだし、スタイリストさんからお土産で白い靴下をもらったときには「どうしたらいいの!?」と焦るばかりなので…。靴下に愛を持って履きこなせる人に近づくためには、スカートをはいたり、靴下を主役にしたコーディネートにしてみるなど、靴下のことを考えないといけない状況に自分を追い込んでみるのがよさそうです。また、履けるかどうかギリギリのラインにいる靴下は捨てるという決まりを作るのも大事そう。数が減ると買いに行くので、自然ときれいなものが増えるはず。私も、自分のクローゼットを整理しながら、靴下と向き合ってみたいと思います!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。※『anan』2018年5月30日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2018年05月25日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、コミュ力の高い平和的な女になりきり。バドミントンは新たな恋のきっかけになることも。公園でピクニックをしたり、のんびり過ごすときに、バドミントンをする女性ってかわいらしいと思うんです。そもそも、休日にピクニックをするという選択ができること自体が素敵だし、子どもの頃から家でゲームをするばかりじゃなく、外でのびのびと育った感じがします。さらに、太陽の下でバドミントンをしている女性の姿を見ると、“どんな場所でも楽しく過ごせる人なんだろうな…”と、勝手に想像してしまいます。ラケットでシャトルを打つたびに気持ちがスカッと晴れやかになり、ストレスが上手に発散できているのではないでしょうか。ときには、空へ向かって舞い上がり、放物線を描いて落ちてくるシャトルを見て、自分の人生の浮き沈みと照らし合わせて感慨深い気持ちになったりしているかも…。そして、バドミントンは相手がいてこそ成り立つ競技。公園でやる場合は、戦いではなくラリーを続けることを目標にして、相手が返しやすい場所に打ったり、どれだけ高く飛ばせるかということを一緒に頑張るなど、とても平和的です。努力をするうち、コミュニケーション能力が自然と磨かれそうですよね。また、ラケットとシャトルのセットはホームセンターなどで安く買えるなど、手軽に楽しめるところも魅力です。まずは、友だちと一緒に芝生のある開けた場所へ行き、「バドミントンってやったことある?」と話すところから始めてみるのはどうでしょうか。シャトルを打つところを想像すると、やってみたい気持ちがわき上がること間違いなし。それに、ボールと違ってシャトルは軽いので、飛ばしすぎて誰かが拾ってくれたときには、自然と手渡ししてもらうことに。そうすると、出会いや恋のチャンスも増えそう。もう、やるしかない!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。※『anan』2018年5月23日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・村田真弓文・梅原加奈(by anan編集部)
2018年05月19日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、感激するのが上手な好感度の高い女になりきり。母性と甘え上手な面を備えた女性が、男心を掴む!デートで「何が食べたい?」と聞かれたときに、「オムライス!」と答える女性って、かわいいと思いませんか?これは友だちのことなのですが、彼女はレストランではなく洋食屋さんを選ぶんです。そこに健気さを感じるし、単価がそこまで高くならないメニューであることに好感が持てます。それに、ご飯をモリモリ食べそうな健康的なイメージがありますよね。オムライスの卵の黄色とケチャップの赤という色の組み合わせって、子供のころ親しんできたからか、どこか懐かしくて愛らしく思えます。でも、その一方で、出てきた瞬間のふわトロな姿には拝みたくなるような神々しさが漂っていますよね。そんな2つの違った魅力を持っているオムライスを愛する女性は、オムライスの見た目と同様に甘え上手でありながら母性にも満ちあふれるという、男心をくすぐる人なのではないでしょうか。そんなふうに、さまざまなキャラクターを持った人は、リアクションもきっと上手。オムライスが出てきたタイミング、スプーンを入れたとき、食べた瞬間と、それぞれに「うわぁ~」と感激。“今日、1食目?”と周囲が思うくらいの、いい反応をしてくれるに違いありません!そういう、感激屋さんなところも、周りの人から愛されそうですよね~。まずは、インスタグラムで、「#オムライス」で検索をしてみてください。めちゃくちゃ美味しそうなオムライスや、オムライスを楽しんでいる人たちの画像がたくさんアップされているので、自然といろんなタイプのオムライスにくわしくなりそう。仲良くなりたい人に、「気になってるオムライス、食べに行かない?」と自然に誘ってみてはどうでしょうか。私も、『たいめいけん』のオムライスが食べたくなりました!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。※『anan』2018年5月16日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2018年05月13日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、漢字というものにきちんと向き合う女性、「漢字の書き順が正しい女」になりきり。書き順を諦めた瞬間、人の成長は止まるのかも?!最近、みなさんは文字を書いていますか?パソコンやスマホでの入力が増え、自分の手で書く機会が減っている人も多いのではないでしょうか。そんなふうに文字と向き合うことが少ない時代だからこそ、正しい書き順で漢字を書く人を見ると、すごいなと尊敬します。文字がきれいなのは素敵な大人として大事なこと。汚いと、どんなにいいことが書かれていたとしても内容が頭に入ってきませんよね。略字で書くことも、手紙などで使うことは避けたいもの。相手に“些末に扱われているのかな…”と受け取られかねないですよね~。そういう文字にまつわることに関して、最後の砦となるのが書き順だと思います。私はサインをするときに相手の名前に「様」をつけるのですが、「様」の右部分を、まず「羊」を書き、下に「水」に似たものをつけていたんです。それが正しい書き順ではないことを知ったときは、ずっと、“この人、間違ってる!”と相手に思われていたのだと思い、すごく恥ずかしかったです…。そんな経験もあって、書き順が正しい人こそが、本当に文字に向き合っていると言えると思うんです。“漢字の書き順なんてどうでもいい”と投げ出した瞬間、そこで人の成長は止まってしまうのではないでしょうか?!正しい書き順を覚えるために、まずは漢字ドリルを手に取ってみようと思います。落ち着いて漢字に向き合えるし、成り立ちや意味などを学ぶことで、人の名前を見たときに“こういう思いが込められているんだな”ということがわかるのも面白いですよね。あと、飲み会で漢字の書き順クイズをするのもよさそう。「ここは何画目でしょう?」と出し合うと、意外と盛り上がると思います。少し地味ですけどね(笑)。よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。※『anan』2018年5月2・9日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2018年04月29日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、どんな場面でも上手に人をいたわれる女になりきり。人にのど飴を配ることは優しさを分けることと同じ。お笑い芸人をやっていると、ファンの方からのど飴をもらうことが多いんです。たくさん喋る職業だからでしょうが、それにメッセージが添えてあることもあり、とても嬉しいもの。でも、芸人という職業にかぎらず、のど飴をもらって困る人っていないと思います。何も言わなくても、渡すだけで“のどを大事にしてください”と気遣いの気持ちが伝わります。飛行機に乗ったとき、CAさんに「のど飴、どうぞ」と勧められると「優しい~!」と感じるように、人からもらうのど飴には、優しさがありますよね。袋で買ったものをちょっとしたポーチなどに入れておいて人に配られると、その人の持つ優しさも分け与えられているような感じがします。ばんそうこうも相手を気遣うという点では同じですが、ケガをしたときにだけしか渡せないのが難点。その点、のど飴はオールマイティですよね。たとえ相手がのどを痛めていなくても、保存がきくので“いつか食べよう”となり、迷惑になりません。たとえ、もらってポケットに入れたまま忘れても、見つけたときに“そういや、あの人からもらった…”と優しさがよみがえってくるのもいい。それに、日頃からのど飴を買っている人には、飴で風邪の予防をするぞという心意気や強さを感じるし、“これがあれば大丈夫”と、のど飴をお守りのように考えてもいそう。そんな女性、素敵ですよね。まずは、のど飴をひと袋買って、女子会の帰りに配ってみるのはいかがでしょうか。「ほら、今日はいっぱい喋ったし!」と言いながら渡すと、「え、そんなに話したっけ!?」と、会話もひと盛り上がりするはず。頭痛薬じゃないけれど、成分のほとんどが優しさでできていそうな、のど飴。手軽に手に入るので今すぐ挑戦してみます。よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。※『anan』2018年4月25日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2018年04月21日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、素敵な家庭で育った雰囲気が漂う女になりきり。食材を作る人に感謝する姿は、見ていて気持ちいい!食事のとき、ちゃんと「いただきます!」と言ってから食べ始める女性を見ると、すごく素敵だなって思うんです。実はこれ、私のマネージャー・Kさんのこと。私も、手を合わせたり、心の中で「いただきます」をつぶやくことはあるのですが、彼女は、知らない人がたくさんいる仕事の現場でも必ず、はっきりと声に出して言うので尊敬します。それって恥ずかしさがあるし、なかなかできないことだと思うんです。でも、気にせず習慣としてできるというのは、幼い頃からずっと言っていた証だと思うし、“しつけがちゃんとされてたんだろうな”という感じも漂います。実際、Kさんに聞いてみたところ、実家では「いただきます」と言うと、必ず誰かが「はーい、どうぞ」と言ってくれるので、習慣になったのだそう。そのエピソードを聞いて、素敵な家族の中で育ったんだなと納得しました。なかでも私が一番驚いたのは、コンビニで買ったごはんを食べているときにも言っていたこと。作った人が聞いているわけでもないのに、それでもちゃんと言うんだとハッとしました。きっと彼女には食材を作ってくれた生産者さんや、お米ひと粒に7人いるといわれているお米の神様に言っているに違いありません…!彼女のようになるために、食べ物のありがたみについて一度考えてみるのはどうでしょうか。“弱肉強食な世の中で、人や食べ物に生かしてもらっている…”と思うと、自然と「いただきます」が出てくるようになりそう。恥ずかしい人は、家で一人で食事をするときに言うことから始めると、いつのまにか習慣になっているかも。食べ物や生命に感謝できる女性は、周りから見てもいい気持ちになりますよね~。恥ずかしがらずに言ってみようと思います!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。※『anan』2018年4月18日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2018年04月17日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、宅配業者にも好かれる家で2度着替える女性、「部屋着とパジャマが違う女」になりきり。いい女は家の中でもTPOを重視します!自分の家で過ごしているとき、みなさんは何を着ていますか。私が、ものすごくいい女なんじゃないか…と思うのは、着ているウェア自体ではなく、部屋着とパジャマを分けている女性です。こういう人は、家で過ごす時間を大事に考えていて、たとえ休日でもダラダラせず、メリハリのある暮らしを送っているに違いありません。きっと、人生のいろいろなポイントで、きちんとケジメをつけられる人だと思います。そして、パジャマに着替えて眠るのは、睡眠を重視している証拠。素材は洗濯機で簡単に洗えるコットンのような手軽さを選ぶ家庭的な一面も持ち、かつ、汗を吸うなど、ちゃんと睡眠の質が向上するアイテムを選んでいそうです。そんなふうに、自宅の中でもTPOを意識して服を選んでいるので、結婚式などでの洋服選びでマナー違反をすることもないはず。そして、宅配便が来たときには、配達員さんを待たせることなくドアを開けられます。パジャマ姿のままは失礼ですし、宅配業者が足りないといわれる大変なご時世だからこそ、インターホンが鳴ってからバタバタと着替え、迷惑なタイムラグが生まれるのは避けたいですよね~。きっと配達員さんも、「あの家の人はちゃんとしている」と思うに違いありません!いちいち着替えるのが面倒くさいという気持ちを減らすために、お気に入りのパジャマを見つけてみるのはどうでしょうか。“これで寝たい!”と思えるアイテムに出合えれば、着替える気力が湧きあがるはず。それに、眠るための服であるパジャマに着替えて良質な睡眠がとれるようになると、体調もよくなるだろうし、イライラすることが減るなど、メンタル面でもいいことがありそう。今すぐ、買いに行きましょう~!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。※『anan』2018年4月11日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2018年04月07日遠慮すること=気遣いとは限りません!数人で食事をしているとき、餃子や唐揚げなどが最後に1つだけ残っていると、みんな遠慮しがちですよね。でも、そのままにしておくと、お皿が片付かなくてテーブルが狭くなるし、店員さんも下げられずに困ってしまう。そんな気まずい場面で、「私、食べちゃうね!」と明るく言える人ってチャーミングだし、一緒に食事をしていて気が楽でいいなと思うんです。お腹がいっぱいなのに無理して義務感で食べているのがわかるのも辛いし、だからといって「私はいいから食べなよ!」と押しつけるのも違う。「1個だけ残るって日本人ぽいよね~」と場をいじるのも、なんの解決にもならないですし。でも、上手に最後の1つが食べられる人は、遠慮がないわけじゃないんだと思うんです。なぜなら、それは観察力があり、気遣いができる証拠だから。きっと彼女は、料理が運ばれてきた瞬間に人数とお皿にのった食べ物の数を割り算。1つ残る場合は、食べたい人がいるかどうか様子を見て、自分が食べるかをジャッジします。「○○ちゃん、これ1個しか食べてないから…!」と、上手に人にすすめることも得意なはず。そんな周りを見ることができる女性に近づく第一歩として、まず、料理が運ばれてきた時にお皿にのっている数を数えることから始めてみるのはどうでしょうか。すると、唐揚げと春巻きなど2種のメニューが1個ずつ残る場合、「唐揚げを食べるから春巻きどうぞ」とすすめることもできるようになるはず。また、店員さんが来たタイミングを逃さないことも大事。“お皿を下げるため”を理由に最後の1個をもらうのは、すごく自然でスマートですよね。私も食べることに集中せず、周りを見てようと思います!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。※『anan』2018年4月4日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2018年03月30日言葉を使わず、気持ちを伝える女性はカッコいい。このあいだ、タクシーの中でおばあちゃんと電話で話してたんです。電話を切った後に運転手さんが外にある花を指し、「この花の花言葉って何だと思う?」と声をかけてきました。きっと、私のことを、おばあちゃんと仲のいい子なんだと判断し、そんな女性はきっと花言葉に詳しいはず、と思ったのでしょう。でも、私は答えられず、すごく悔しい思いをしました。「ここでサラッと答えられたら、いい女認定されるのに!」と…。というのも、花言葉を知っている人は、植物の知識が豊富で、お花との距離が近いと思うから。ふだんから花屋に行き、「シャクヤクの香りが一番好きだな」などと風流なことが言える。間違っても「あの、クリスマスの赤い花あるじゃん?」なんて、曖昧なことは言いません。それに、それぞれの花が持つ意味を知っていると、花束を贈るときに「この花言葉は、あの人にぴったり」と選ぶことができますよね。言葉を使わずに気持ちを伝えられる女性って、おしゃれだなと思いませんか?まずは、お花屋さんに足を運んで花を眺め、花を身近なものにするところからスタートしてみようと思います。通ううちに、それぞれの花の個性を知ることで興味がわき、自然と花言葉も覚えるはず。その次のステップとして、部屋に花を切らさないことを目標に掲げるのもいいかもしれません。植物をきちんとケアする女性は、育てる環境、つまり家の手入れも行き届いていて素敵なんです。ちなみに私は、このあいだ初めて観葉植物を買ったのですが、どんどん枯れてきています…(涙)。花よりも手入れが楽といわれている植物も枯らすことができるんだ…と、魔女になったような気分を味わっています。お花のことを知り、大事にできる女性を目指します!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。※『anan』2018年3月28日号より。写真・内山めぐみイラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2018年03月26日女優の高橋由美子さん(44)が40代の飲食店経営の男性と不倫関係にあると、3月15日発売の週刊文春がスクープしました。 スクープを直撃された際に高橋さんは「それって付き合ってるってことになります?」とシラを切るも、ホテルに行っていたことを突っ込まれると黙ってしまう始末。直撃動画は、終始コントのような面白さに……。 これを見た人の多くは「引いた!」「逆ギレおばさんだ」と辛辣なコメントが並び、「20世紀最後の正統派アイドル」と言われていた面影は微塵もありません。 不倫男性の妻である女性は取材に対し「高橋さんが私の家庭を壊したのだと思っています」と闘う姿勢をみせているようですが、気になるのはこの不倫報道がキッカケで明るみになった彼女の恋愛遍歴です。 高橋さんは現在までに付き合った人数は4人と公言しているようで、そう多くない人数。ですが、その内容が濃い! まず17歳のとき、14歳年上の既婚男性と5年間の不倫をしていたことを告白しています。また10年ほど前には大物俳優と不倫していたことも明らかになっています。そして今回の不倫報道ですから、わかっているだけで3人と不倫していることに。いわゆる“不倫体質”と言われても否定できないでしょう。 美人で気さくで(気さくすぎ?)男性には困らないであろう彼女が、なぜこうも不倫ばかりを繰り返すのか。そこにはいわゆる不倫にハマる女子のパターンにぴったり当てはまっている部分があると思います。 ■「不倫体質」とは一体何か? 不倫体質と一声で言っても、不倫に身を投じる女性も様々です。しかし筆者は、独身女性で不倫を繰り返す女性というのは大きく分けると3つのパターンしかないと常々思っています。1:NOと言えない女性 男性に言い寄られると断れない気が弱く自分に自信のない女性に多いタイプ。一般的には真面目で優等生タイプ。ただ自己主張が下手で献身的に男性に尽くすことで愛されていると実感を得るので、とにかく不倫男性にいいように扱われることが多い。 2:性に奔放で深く考えない女性 性に奔放で短絡的。“ヤリマン”と言われることも多いタイプ。そもそも男性と付き合うときに不倫かそうじゃないかを吟味しないので、病むこともなければ本気になって逆ギレすることもない。ある意味、不倫男性からは女神のような存在。 3:不倫に理解を示すいい女系女性 パッと見は美人で器量もよさそうなので、彼氏がいないのが謎でしょうがないタイプ。恋愛経験もありモテるので“より理想の男”を求めた結果、不倫にいきつきがち。自分がモテることを自覚しているので、不倫にも一定の理解を示して付き合える。既婚男性はこのタイプに惚れがち。しかし本心では孤独感を抱えたままのこともあるため、関係が長期化すると本気の重たい女性に変身。 大まかに説明しましたが、主に不倫にハマるタイプはこのどれかの要素を持っています。高橋さんを当てはめてみると、恐らく「不倫に理解を示すいい女系」ではないでしょうか。ではなぜイイ女なのに不倫にハマるのか、もう少し詳しくみていきましょう。 ■「いい女系女子」が不倫にハマる理由 高橋さんはもともとも自分の好みについて「年上好きでファザコン」であることを公言しています。そのため、不倫はファザコンと関係しているようですが、元々モテるタイプの女性なのに不倫を繰り返すのは他にも理由があります。 ・実は不器用で傷つきやすい一面も 経験豊富でモテるタイプの不倫女性は、一見強くて本音も臆せず口にできる強い女性に思われがちです。しかしその裏側では周りからの評価を崩すことができず、本音や弱い部分を見せられないと葛藤している人がいます。 「◯◯ちゃんなら平気そう」と言われると、本当はダメだったとしても「全然大丈夫!」と強がったりするのがこのタイプ。この場合、甘えさせてくれる既婚者が目の前に現れると「本当のことを話せる人はあなただけ」的にコロッとなびいてしまうので不倫に陥りやすくなります。 ・困ったときに酒や男にたよりがち 美人というのは、残酷ですが困ったときには周りが色々助けてくれるものです。凡人からするとめちゃくちゃ羨ましい状況ですが、逆をいえばもがいて自己解決する機会を逃し続けることにもなります。そうして年を取ると美人だけど中身は幼かったり、困ると男や酒にすぐに頼ったりする女性ができあがります。 20代ならまだいいのですが、30代40代にもなると必然的にちやほやする男性の既婚率も上がります。気づけば困ったら手を差し伸べてくれる男性は既婚ばかり。でも自分で奮闘する方法を知らないから、不倫や酒でごまかすなんてことになる。その先の人生、恐怖でしかありません。 ■不倫は誰か一人が悪いということはない 今回の高橋由美子さんの不倫について妻側は「高橋さんが家庭を壊した」と言っており、長期化&泥沼化は避けられないでしょう。しかしこの「うちの夫と不倫した女が全部悪い」というスタンスにも、筆者は違和感を覚えます。 そもそも今回の不倫のキッカケは、高橋さんに片思いをした旦那様を「告白してこい」と妻側が焚き付けたことが1つの原因だといいます。実は不倫というのは三者三様、全員が何かしら不倫をするにいたる要因を持っているものです。 夫を信じきれず突き放した妻。妻の孤独感を理解できず青春に溺れた夫。理性で断りつつも酒と男におぼれてしまう女。 もちろん、奥様が悪いというつもりはありません。ただ全員がより良い人生を歩めることを祈ると同時に、高橋さんは次にテレビに出演する際に自身のヒット曲になぞらえて「『友達でいいから』とはいかなかったです」と一声言ってほしいものです。
2018年03月19日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、草原で穏やかな心を手に入れる「マザー牧場に行く女」になりきり。いい女は自分の心を癒す場所を知っている。みなさんはマザー牧場に行ったことがありますか?私は何度か訪れていますが、そこで見かける人たちはみんな、穏やかに見えるんです。そもそも、「休日に牧場に出かけていく」という行動をする人に、悪い人のイメージがあまり湧かないのは私だけではないはず。青々と広がる草原の中で羊の大群が走るショーを見ながら、拍手をして笑っているうちに、きっと日頃のストレスなどでトゲトゲした心は洗われていくに違いありません。もしかしたら、イライラしていると動物に気づかれて、怯えられたり、威嚇されたりと攻撃を受ける可能性もあるので、自然と穏やかな心になるのかもしれませんね。また、乳搾り体験を通じて、乳製品ができる工程や大変さを知ることで、“なんでバターってこんなに高いの!?”という文句も出てこなくなる。と、マザー牧場には穏やかな心になる要因がたくさんあるんです。そして、広い草原の中で写真を撮れば、“私ってちっぽけな存在なんだな”と気づき、“大地よ、自然よ、生き物よ…。みんなで仲良くしよう”という寛大な気持ちになれそうです。そんなふうに、自分の心を自分でご機嫌にできる場所を知っている女性は素敵だと思いませんか?もちろん、実際にマザー牧場に行ってみることがベストです。でも、ハードルが高ければ、天気を意識することから始めてみるのはどうでしょうか。“こんないい天気の日には、草原に行ったら気持ちいいだろうな…”と思いを馳せるだけでも、気持ちがスッとするはず。あとは、お気に入りの草原が映ったポストカードを買って、眺めたり、イメージトレーニングをするのもいいかもしれません。草原はもちろん、心を癒してくれる“ポストカード映え”する風景を探せる人を目指したいですね~。よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。※『anan』2018年3月21日号より。写真・内山めぐみイラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2018年03月16日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、ひと味違った視点から人を観察している女になりきり。お気に入りの色は会話のネタにもぴったり。誕生日に、「夏子っぽい色だと思って選んだよ」と、プレゼントを渡してくれた女性に出会ったことがあります。そのときに、“私らしい色って何だろう?”と考えました。その人がくれたのは暖色系のアイテムだったので、初めは名前に「夏」という字があるからかなと思ったけれど、次第に自分が黄色や赤、オレンジなどの服を着ていることが多いのに気づきました。実は、好きな色はネイビーなんです。だけど、無意識に身につけているのは暖色系でした。その瞬間、“この人、私のことを色で見ていたんだ…!”と驚きました。以前、体の不調や気持ちを気遣ってくれる人はいい女という話をしましたが、お気に入りの色に気づいてくれる人もなかなかの観察力ですよね(もしかしたら、色=オーラに見えるのかも…!?そんなミステリアスなところも素敵…!)。人の好きな色を見抜く技を身につけると、プレゼント選びが楽になりそう。「あの人は寒色が多いから、こっちだな」とジャッジができるし、相手にも喜んでもらえるはず。ファンの方からいただくお手紙も、暖色系のペンで書いてくださっている方が多く、私のことを知ってくださっているんだなと嬉しくなります。好きな色を見極めるためには、まず、相手の身につけているアイテムを注意深く見てみるのはどうでしょうか。それが難しい場合は、「好きな色は何?」と、ズバリ聞いてみるのもいいかもしれません。最初は「色を聞くなんて不思議な子だな…」と思われるかもしれないけど、意外な色があがってきたら「え~、何で好きなんですか?」と盛り上がるだろうし、子どもの頃にしたような無邪気な会話に、ほんわかすることができると思うんです。私も、周りの人に聞いてみたいと思います!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。※『anan』2018年3月14日号より。写真・内山めぐみイラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2018年03月12日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、いつでも人を呼べる部屋がきれいな「突然の訪問も問題ない女」になりきり。来客のイメトレをして、人を呼べる部屋づくりを。以前、結婚式をあげたとき、2次会へ移動する際に旦那さんのお母さんが私の荷物を自宅へ届けてくれたんです。ところが帰ってみて驚愕。朝、家を出るときに部屋のドアを開けっ放しにしていたようで、散らかっているのが全部見える状態だったんです。「こんな状態を見られてしまった~!」と落ち込みました。こんなふうに、突然の訪問って焦るもの。だからこそ、いつも部屋がきれいな人って尊敬しちゃいます。たとえば、みんなで飲んだ後に少し時間があって、「じゃあ、家で飲む?」と言える女性っているじゃないですか。急に人が来ても大丈夫なくらい整理ができているっていい女だなって感じます。そして、私がさらにすごいと思うのが、ホームパーティを開ける人です。多くの人が長時間滞在するということは、部屋を隅々まで見られるということ。それに堪えられる状態を保ててるって素敵ですよね。きっと、そんなふうに人を楽しませたい思いが強い女性は、ホットプレートのような、みんなでワイワイと食事を楽しめるアイテムだって持っているし、来客用のコップやスリッパも揃っているに違いありません。でも、ホームパーティとまではいかなくとも、人を呼べるようになるための近道として、数人分のコップや食器を買って、家に招くイメトレをするのはどうでしょうか。人が自分の家に入るイメージができたら、自然と片付けるようになりそうです。そして気の置けない人を一人誘ってみるのはどうでしょうか。そうして人が来始めることで、きれいな部屋を維持し、観葉植物を買ったりとインテリアにこだわるようになり、部屋がさらに素敵になる。すると、また人を呼びたくなる…と、いいスパイラルが生まれそうです!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。※『anan』2018年3月7日号より。写真・内山めぐみイラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2018年03月06日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、プレッシャーもなんのその本番に強い女性、「もんじゃ焼きを焼く女」になりきり。家族や親友の前で焼く予行演習をして。鉄板を囲み、もんじゃ焼きやお好み焼きを食べるのは楽しいですよね~!でも、そこで浮上するのが、“誰が焼くのか”問題。人前で料理を披露することってハードルが高いですよね。私も本当に苦手で、料理番組に出たときは“野菜の洗い方おかしいかな…”と勝手に不安になっています。しかも、みんなが空腹でお預け状態のなかで焼くというのは、なかなかのプレッシャー。そんな、緊張感の中で率先して焼ける人って救世主のように見えます。もちろん、店員さんに焼いてもらうという手もあります。でも、もんじゃ焼きやお好み焼きは、“みんなで楽しむもの”ということが大前提。店員さんにやってもらうと、その人を気にして会話が止まってしまうこともあるのでできれば避けたいところ。一番すごいのは、焼くことだけに集中せず、みんなと会話を交わしながら作れる人!そんな店員レベルのスキルを身につけられたら、格好いいですよね。そうそう、鍋や焼き肉も“客が作る料理”。でも、鍋は仕切りすぎると料理上手アピールをしている感じが漂うし、焼き肉は人それぞれに焼き加減の好みが違っている…。それを踏まえると、もんじゃ焼きやお好み焼きこそが、いい女だと思われるのに一番近道な料理のような気がするんです!焼く技を磨くためには、まず、失敗しても許される関係性の人の前で焼く練習をするのはどうでしょうか。たとえば、生まれたその日から、あなたが失敗する姿を見てきた家族や、「下手すぎない?」と突っ込めるような、仲のいい友だち。そうして人前で作ることに慣れることが第一歩になる気がします。大事なのは、上手い下手ではなく、率先して焼くということ。私も臆病になるのはやめて、ヘラを持って頑張ります!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。※『anan』2018年2月28日号より。写真・内山めぐみイラスト・別府真衣文・重信 綾(by anan編集部)
2018年02月21日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、変な気遣いをしない、祝われ上手な「サプライズを素直に喜ぶ女」になりきり。“素直な気持ち”になりきることからスタート。サプライズでお祝いされるのって嬉しいですよね。でも私、いざ、されてみると素直に喜べないのが悩みなんです。それは、「事前の準備、大変だったんじゃないかな…」「お返しは一体、どんなことをすればいいの…?」という気持ちがよぎったり、「泣いた方がいいのかな…」と反応を計算してしまったりするから。あるいは、お店の中が急に暗くなって、バースデーソングが流れ、他のお客さんからも祝われる…。そんな状況を恥ずかしいと感じることが勝ってしまう場合もあります。でも、そういう考えって、すごくあまのじゃくですよね。せっかくのサプライズなのに、用意してくれた人もがっかりしてしまうのではないでしょうか。だからこそ、サプライズを素直に喜び、楽しめる人ってすごく素敵だなって思うんです。「そんなのしなくていいのに~」と、真っ先に遠慮したりせず、まるで子供の頃のように、「やったー!」とはしゃいだり、「ありがとうございます!」と感謝の言葉を伝えられたら周りも嬉しいし、「またサプライズしてあげたい」と思うと思うんですよね。というのも、私も以前、渡辺直美さんの誕生日を先輩たちとサプライズで祝ったとき、ただただ喜んでくれて、こちらの嬉しさの方が上回った気がしたから。でも、性格はすぐには変えられないものですよね。そんなときは、「サプライズ」というショートコントに参加していると思って、“祝われる人”になりきってみるのはどうでしょうか。たとえ、トイレに行くときにケーキが見えても気づかないフリ。そういう対応ができてこそ大人の女のような気がします。きっと、いつか慣れて、素直に喜べるようになるはず。私も変な気遣いをしなくなるまで、頑張ってみます。よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。※『anan』2018年2月21日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2018年02月18日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、自分の健康を考える、がっつかない女性、「食べ放題で野菜を頼む女」になりきり。量より楽しさを優先できる余裕のある女が素敵。おいしい食事やスイーツをリーズナブルにいただける食べ放題のお店って、いいですよね~。私も大好きでよく行くのですが、お鍋や焼き肉といった肉メニューも用意されている食べ放題で野菜を注文する女性を見て、ハッとしたことがあります。私にとっての食べ放題とは、お店との勝負。「この店にあるもの全部食べてやる!」くらいの気合と勢いで乗り込むので、単価が高いと思われる肉ばかりを狙って食べる。そういう行動をしている身からすると、野菜を頼む人が菩薩に見えました…。その人は、食べ放題であっても普通の食事と同じように自分の健康を第一に考えてオーダーをしている。その様子からは、気持ちにゆとりがあることが感じ取れ、とてもスマートに映ったのです。きっと彼女にとって食べ放題というのは、“おいしかったね!”“みんなでワイワイできてよかった”と思える楽しい場所。きっと、食べすぎて“一生、お肉なんて食べたくな~い!”という気持ちになることこそが損であると思うだろうし、間違っても、胃に食べ物を入れる空間を作ろうとしてジャンプしたり、「アイスを食べて口の中をサッパリさせたら肉がもう一度いける」などと作戦を立てることもありません。お目当てのメニュー目がけて店内で小走りになるといった、残念な行動もしないはず。そんな、がっついていない女性になるために、いつでも“腹八分目”を念頭に置くことから始めます!人からお菓子を勧められたときには、「ひとつだけ、いただきます!」と最初から決め、欲望をセーブしてみるのも効果があるはず。これからは“食べ放題”と“食べ溜め”は違うということを意識して、自分のキャパシティ内で、おいしく食べられる量を見極められる女性を目指します!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。※『anan』2018年2月14日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2018年02月11日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、面倒くさがらずにお手入れができる「好きな家事がアイロンがけの女」になりきり。便利な世の中に、あえて手間をかけるのがいい女。「好きな家事って何?」と聞かれたとき、何と答えますか?洗濯や料理、掃除などいろいろな種類があるけど、私が「おっ!」と思うのは、アイロンがけと答える女性。他の家事よりも、一歩進んでいる感じがするんです。だって、今はシャツやジャケットなど、服に形状記憶機能が備わっていることが多い時代。にもかかわらず、自分でアイロンをかけて形を整えようとする“手間”をいとわないところに、きちんとした女性像を感じます。きっと彼女は、友達の服にシワがあると「アイロンかけようか」と聞くでしょうし、アイロンがけが好きな理由を聞くと、「かけているときの匂いがよくない?」と、思いもよらない答えを返してきそう。でもそれは、普段アイロンがけをしているからこそ言えること。ちなみに、私の家にもスチームアイロンがありますが、家電のセット販売の中に入っていただけで、なかなか出番なし。そもそも、服がシワシワで、洗濯してみてもダメなら「こういう素材だ」と割り切って着るタイプなもので…。この前なんて、久々に使おうとしたら、いつ使ったか覚えていないくらい前の水が入ったままという恐怖体験をしました。こんな私ですが、アイロンがけを日常の一部にするために、比較的時間がかからないハンカチからアイロンがけを始め、習慣づけてみようかなと思います。アイロンがけが好きな人たちを見ていると、タオル地ではないハンカチを使っていたり、かちっとしたブラウスなどを着ている人が多い気が。どちらもシワになりやすくて敬遠しがちなものなのに、ケアを面倒くさがらずに愛用する、なんていい女なんでしょう。習慣づけて、「ハンカチくらいなら、余熱でサッとできるよ」と人に言える女性を目指して、頑張ります!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。※『anan』2018年2月7日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・村田真弓文・梅原加奈(by anan編集部)
2018年02月06日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、人の変化に敏感な気遣いができる女性、「人の不調に気づく女」になりきり。目標は、甘えたいと人に思わせる保健室の先生。幼稚園に通っているとき、先生に「夏子ちゃん、体調が悪いんじゃない?」と心配してもらうことが好きでした。“この人は私を見ていて、変化に気づいてくれた!”と感じられたのが嬉しく、そのセリフを聞くために調子が悪いフリをしていたこともあるほどです(笑)。幼い頃に出会ったいい女だなと思う行動は、大人になった今も変わらないもの。だから私は、「なんだか手が熱くない?」と体温に敏感だったり、「最近、湯船にちゃんと浸かってる?」と冷えを心配するなど、おばあちゃんのように気遣ってくれる女性に会うと、つい甘えたくなってしまいます。本能的に、“私のことを何でも知っているお天道様みたいな存在。この人の前では悪いことができないな…”となってしまうんですよね~。そんな人が、私の友達にもいるのですが、彼女は頭痛薬や胃腸薬だけでなく、漢方など「薬剤師やってるの?」というくらい薬を常備しているんです。きっと、そういう女性は周囲の人の少しの変化にも気づき、健康が何よりも大事と、神社にお参りするときも「みんなが元気でいられますように」と世界人類の健康を願っているのではないでしょうか…。そんな“保健室の先生”のようになるための最短距離を考えたところ…、薬局に行ってみたらどうかな、と思いました。様々な種類の薬をポーチに入れ、周囲の人に気が配れるように敏感になる。そんな、国民の保健室の先生的な女性って素敵だし、周りの人から愛されるはず。しかも、そうして常に一歩引いた視点から物事を見ていると、人の体調や体温の変化だけでなく、場の空気や温度感にも気づきやすくなりますよね。私もそんな、“甘える”だけでなく、“甘えられる”女性を目指して頑張ります!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。※『anan』2018年1月31日号より。写真・中島慶子イラスト・別府真衣文・重信 綾(by anan編集部)
2018年01月29日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、寛容さを持った根に持たない女性、「日曜に読書をする女」になりきり。スマホを本に替えるだけでいい女レベルはアップする。仕事によって違う人もいますが、多くの人にとって貴重な休日となる日曜日。私は他の日よりちょっと特別な、“ブランド曜日”と呼んでいます。その大事な日を、みなさんはどう過ごしていますか。以前、日曜日にスタバに行ったのですが、そのとき、コーヒーを片手に本を読んでいる女性に遭遇したんです。その姿の素敵なことといったら!いろいろなことができるこの日に読書をするという真の本好きな感じや、一冊の本の世界に浸る姿が、印象的でした。それに、賑やかな場所で本を読める、という集中力もすごいですよね。もしかしたら、土曜は友だちと思い切り遊び、日曜の読書で疲れた体や頭の中をリセット、そんな素敵なライフスタイルなのかも。そして、選ぶ本は自己啓発ではなく、現実とは違う世界観を楽しめる小説系。歴史的名著から、話題の作品までおさえていそうです。では、私も含めふだんから小説を読みなれていない人はどうすればいいか…。とりあえず、私はベストセラー作品から読み始めてみようと思います。きっと、本を読むことで語彙力が鍛えられ、表現も豊かになるはず。たとえば、「気持ち」は「心情」、「憧れ」は「憧憬」と表し、静かな無人駅に降り立ったときには、「まるで松本清張の世界…!」と感動する。そんな的確で叙情的な言葉選びができるようになるわけです。それに、文章を読んで絵を思い描いているので、想像力も自然と養われていくのでは。そして、趣味が読書と言って、悪いイメージを抱く人はいませんよね。お金がかからないし、電車の中で読書をすると、おしとやかだと思われること間違いなし。内面を磨けるうえ、好印象を持ってもらえると、いいことずくめの読書。私もスマホの代わりに、本を手にします!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。※『anan』2018年1月24日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2018年01月23日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、寛容さを持った根に持たない女性、「嫌なことは8割忘れる女」になりきり。本当に怒ったことだけ覚えておくのが大人。人に嫌なことをされて腹が立った時、みなさんはどうしていますか?私は、執念の塊のような人間なので、「絶対に許さない!」と、ずっと根に持って引きずるタイプでした。でも、『27歳からのいい女養成講座』という本の中に、“ケンカしたことを忘れよう”という項目があってハッとしたんです。腹が立つ相手を許すのは高度な技だけど、それができる人こそ、いい女なんだと…!たしかに、嫌なことを繰り返し思い出してイライラするのは時間がもったいないし、何度も同じグチをこぼして“まだ怒ってるの?”と思われるのは、大人として残念な気がします。とはいえ、怒ったことすべてを忘れるなんてことはできません。“私が怒った意義はどこにあるんだ!”と、モヤモヤを抱えたままになってしまいそうです。そこで考えてみたのですが、これからは怒りのレベルを10段階評価して、最大の10や9の場合は記憶にとどめておき、8以下のものを忘れていくことから始めてみるのはどうでしょうか。そんな感じで取捨選択をしたら、もし相手から、「あの時は申し訳なかった…」と謝られた時に、「え、そんなことあったっけ?」と、サラッと流せそう。そして、ただ許すだけではなく明るくすっとぼけることができる人って、さらにカッコいいですよね!もしかしたら、相手も「本当は覚えているのに、忘れたふりをしてくれるなんて、大人だな」と見直してくれるかもしれません。逆に、執念深く、「もちろん忘れていないよ」と言われたりしたら怖すぎるし(笑)、そのことがきっかけでケンカが勃発する事態になるかもしれません。私はやっと、怒りの10段階評価の半分くらいまでは、許せるようになりました。あと、もう少し、努力してみようと思います!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。※『anan』2018年1月17日号より。写真・中島慶子イラスト・別府真衣文・重信 綾(by anan編集部)
2018年01月15日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、素敵なお金の使い道を知っている女性、「年1の自分へのごほうびがある女」になりきり。自分に贈り物をすると誕生日が楽しみになる!一年のあいだには、いろいろなイベントがありますよね。では、その中でも一番大切なものは何でしょうか?正解は、自分の誕生日!この世に生まれてきて、無事に年を重ねることができるというのは、本当にかけがえのないこと。そんな誕生日を雑に扱わず、毎年きちんとお祝いをしている女性は、自分を大切にしている感じがするんです。そして、年を重ねたごほうびとして自分にギフトを贈る人にはもっと憧れてしまいます。しかも、そういう女性は、ちゃんと“長く使える良いもの”を買っているんです。たとえば23歳は肌触りの良いニット、24歳はつくりの良い靴、25歳は上質なお財布、そして26歳はジュエリー…。それって未来への投資でもある!その他、モノだけではなく、自分の体の資本となるいい血肉を作るために、ちょっとスペシャルなコース料理を食べたりするのもいいですよね。だから私、いいなと思うものを見つけたら、“自分へのプレゼント認定”をして、そのために節約することから始めてみようと思います。なぜなら、いい女とは必ずしもいつも高いものを買えるお金持ちというわけではなく、誕生日のごほうびのために、きちんとお金を貯める人だと思うから。欲しいものを見つけたら、まずは自分の誕生日に買うのを目標にしてみます。そうしたら、妥協して間に合わせの買い物をしたり、プチプラだからという理由だけで飛びついたりはせず、無駄な買い物も減る…と、やりくり上手になるスキルも養われるのではないでしょうか!それに、欲しいものが手に入る日となることで、誕生日が年を取る嫌な日ではなく、待ち遠しく思える日になるのも素敵ですよね~。次の誕生日に欲しいもの、考えてみます!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。※『anan』2018年1月3・10日号より。写真・中島慶子イラスト・別府真衣文・重信 綾(by anan編集部)
2018年01月09日●上京決意も両親は反対「福岡で1番かわいい女の子」で話題の今田美桜(20)にとって、今年は容姿のみならず、新人女優としても確かな実績を残した一年となった。2作以上の映画が公開され、3作のドラマのうち1作は月9。注目度の上昇に伴い、インスタグラムのフォロワーと書き込みも日に日に増している。福岡の高校を卒業後、現在の事務所社長にスカウトされ、昨年8月に上京。「シンデレラストーリー」で片付けることは簡単だが、今回のインタビューを通して「悔し涙の数」が現在の成長基盤になっていることもうかがえる。別事務所のマネージャーが福岡でスカウト中、「1番かわいいのは?」の質問に多くの人が「今田美桜ちゃん」と答え、そのことが冒頭キャッチフレーズの由来になったという(マネージャー証言)。大きな飛躍となった年、そしてこの"冠"をどのように受け止めているのか。本音に耳を傾けた。○進路相談で先生も説得――大活躍の一年となりましたね。自分でもよく分かってないです。気持ちがまだ周りの状況についていけてないので、早く慣れなきゃいけないと思っています。2018年の目標です。――福岡から上京されたのが去年の夏。かなり仕事が集中していますが、どこかで風向きが変わったタイミングがあったんですか?福岡にいた時とは全然違いますが、去年の年末ぐらいかな? 『帰ってきたバスジャック』という映画に出させてもらって、それから徐々にオーディションに受かりはじめたり、お仕事をいただけたりするようになりました。――とすると、オーディションのコツがつかめてきたと。福岡にいる頃は、セリフを覚えてからのオーディションはほとんどなかったんです。上京して手探り状態だったというか。とにかく、目の前のことに全力で。――何か女優を目指すきっかけがあったんですか?はっきりとしたきっかけはないんですけど、福岡でCMに出させてもらって少しだけお芝居をすることが重なって、「もっと長い期間でお芝居をやってみたい」という思いが出てきて演技レッスンにも通っていました。その頃に、「やっぱり女優さんをやるんだったら東京に!」と。――ご両親は上京に反対だったそうですね。そうなんです。高校卒業して大学に進学するかの選択で。私は上京してお芝居に集中してみたかったんですけど、そこはすごく反対されました。うまくいく保証はどこにもないので、今思うとしょうがないですよね。――どのように説得したんですか?「東京じゃないとできない」という思いをずっと伝えていて。その時に、学校の先生も進路相談で親を説得してくださいました。「まぁ、そこまで言うんだったら……」みたいに渋々許してもらえました。卒業する時には理解してくれていたんですが、その時はまだ上京することは決まっていなくて。今の事務所の社長がすごく説得してくださって、「ぜひ一緒にやりたい!」と思って決断しました。――大きな決断のウラには不安もありそうですね。不安はありませんでした。社長の熱意に安心しきっていたというか。一度も親元を離れたことなかったので勇気がいることだと思ったんですけど、上京すると決めてからは不安も感じませんでした。――上京後、何か変化はありましたか?知り合いは増えるんですけど、お友だちがなかなか増えなくて。福岡にいると夜の予定も自然と埋まるんですが、頻繁に遊びに行くこともなくなったので、そこの違いはあります。ただ、ホームシックみたいなことは全然ありません。――お父さんが東京に遊びに来て、一緒にお寿司を食べたことがインスタに書かれていました。上京に反対していたはずが(笑)。父も仕事の出張で来ることが多くて、ちょこちょこ会うんですよ。前は反対されてましたが、今は応援してくれています。――活動もこうして軌道に乗ってくれば、親御さんも安心されるでしょうね。事務所の社長やスタッフさんも温かいので、安心してくれていると思います。出演作の感想は、父よりも母からよく連絡があります。恥ずかしいので、一緒には観れないですね。――お仕事が増えていることに加えて、あのキャッチフレーズも話題になっています。……はい。●福岡出身・山本美月と共演で衝撃――芸能界では「1000年に1人~」など、ご本人にとっては思わぬ冠が付くことがあります。今田さんは「福岡で1番かわいい女の子」と話題になりました。本音としては?あのー……恥ずかしいです。あとは、申し訳ないと思います。福岡はかわいい方がたくさんいるので。私もついつい目で追っちゃうんですよ。「もっとかわいい人いますよ!」と訴えたいです。――そのキャッチフレーズによって興味を持つ人がいて。取材でもよく聞かれますよね。そうですね。注目していただけるのはありがたいですが……ただただ恥ずかしい。――福岡にいる時から言われていたそうですね。こっちに来て2~3カ月経ってから、そのことを聞かされました。――他校の生徒が見に来るとか?いやいやいや! ないですないです! 高校もかわいい子が多くて有名だったらしくて、私なんか「あの子、かわいいよね」と噂している側でした。もっとふさわしい方がたくさんいるので、そちらの方につけていただければなと。――今田さんにとっての「かわいい女性」とは? 理想像みたいなものはありますか。大人っぽい方が好きです。山本美月さん! 同じ福岡出身なんですが、まだ私が福岡時代だった頃、セデスのCMでご一緒させていただいたことがありました。「こんなに顔が小さい人いるんだ!」とビックリして。背が高くて、顔が小さくて、ロングヘアが似合って。「こういう人が芸能人なんだ……」と感動したのを覚えています。――当時、共演した時にご自身が「芸能人」という自覚はなかったと。全然なかったです。今もですけど。――きっと再共演の機会もありますよ。見とれちゃいますね。○高橋一生の雰囲気に「救われた」――最近の出演作では名立たる方々と共演されていますよね。月9『民衆の敵』と映画『デメキン』の共通点といえば、「飛ぶ鳥を落とす勢いの俳優」。高橋一生さんと山田裕貴さんです。吸収することばかりです。最初はとにかく緊張していました。でも、それ以上に勉強することがたくさんあって。間近でお芝居を見て、たくさん学ばせていただきました。――高橋さんは自然体な印象なんですが、カメラが止まった時はどのような方なんですか?小道具の雑誌や本を読んだり、鼻歌を歌ったり。本当に自然体な方なんだと思います。最初は緊張していて何回もお芝居に付き合っていただいて。でも、高橋さんをはじめ現場の雰囲気が本当に温かくて。楽しくて明るい現場で、回を重ねるごとに緊張が和らいでいきました。周りの方々に救われました。――オーディションで出演が決まったそうですね。何が決め手になったと思いますか?全然分かりません。オーディションでも緊張しすぎて、息苦しくてろれつが回らなかった記憶しか。緊張の克服法は今でも見つけられてないんですけど、プロデューサーさんたちには「度胸があるね」とは言われます。――月9の反響も大きいですよね。インスタグラムにも「来週楽しみにしています」とか、たくさんコメントをいただきました。本当にうれしいです。○人生初の茶髪に感動―― 一方で『デメキン』では山田さん(厚成)の彼女役(アキ)。地元の博多弁でしたね。博多弁の演技は初めてだったと思います。アキは私と全然違うタイプなので難しかったんですけど、方言に救われました。台本のセリフで実際に使っていない方言だったりするところは、変えさせていただいたり。――映画オフィシャルのインタビュー映像でも「全然違うタイプ」とおっしゃっていましたね。どのようなところに大きな違いを感じたんですか?まず、私は姉御肌じゃないんです。一応、長女で下に2人いるんですけど。周りを引っ張って行くというよりも、自由にやってきたというか。劇中で男の子たちが騒いでいるところを叱ってシーンとなるのは、初めてのことで気持ちよかったです。外見も含めて、内面も全く違っていて。友だちの中でも、どちらかというと妹キャラ。だから、姉御肌キャラを出すのがすごく難しかったです。でも、自分と真逆の役を演じるのは新鮮で楽しかったですね。髪の毛を染めたことも初めてだったので。――ずっと黒髪だったんですか?はい。高校卒業したら、みんな染めるじゃないですか? 私はなかなか機会がなくて、「このままでいっか!」となっていって、今回茶髪にして「こんな風になるんだ!」と感動しました。雰囲気が変わると、演じることにも影響するんだと思います。●本名"美桜"に込められた思い○山田裕貴との共演秘話――山田さんはどんな方でした?おちゃめな方でした。『デメキン』の役のようにオラオラしていなくて。オフの時も楽しんでいるような明るい方でした。――抗争相手からだいぶ痛めつけられてましたね。本当に恐ろしかったですね。でも、正樹(健太郎)が病院で「俺が仇とって来る」と言って涙を流すシーンがあったと思うんですが、あれはたぶんアドリブで。隣にいて、鳥肌立ちました。悔しさがにじみ出ていた涙でした。――病院の屋上、正樹と2人だけで話すシーンは特に重要だったと思います。あの時は、普段の凛としたアキのイメージで入って、でもだんだんと自分を責める方向に持って行きたくなって。どのセリフが感情の切り替わりになるのか、そのあたりは難しかったです。正樹が厚成との過去のできごとを打ち明けて、とにかくあのシーンにはたくさんのことが詰まった重要なシーンでした。一言一言、すべてが大切なセリフでした。――彼らは不良で世間の外れ者とされているわけですが、青春時代としてはうらやましくなる場面もありました。そうですね。私の青春時代は……「女優になりたい」と思うまでは全くそういう熱い思いはなくて。「これで絶対に負けたくない」というのもあまりなかったです。負けず嫌いな部分はあるんですが、それを出すことができたのは女優をやらせてもらえるようになってから。たぶん、今までは流れに身を任せてじゃないですけど。自分が「心の底からやりたい」という強い思いは、なかなか芽生えないです。今でもつらいことや苦しいこともありますけど、それも含めて楽しい。「辞めたい」なんて思わなくて、「次!」。これまではその繰り返しでした。○泣きながら飛行機に乗ったあの日――2015年の大みそかのインスタだったと思うんですけど、「初めてのことばっかりだった1年。いっぱい不安だった1年。いっぱい考えた1年。たくさん泣いた1年。けどそれ以上に、たくさん笑った1年。嬉しい楽しい幸せがつまった1年」と書いてありました。まだ福岡にいた頃ですよね? 一体、その年に何があったんだろうと。2015年は東京と行き来している頃で、オーディションに全く受からない時期もあって。結構悔しい思いをしたんです。悔しかったり、ストレスを感じた時は泣いて発散するタイプで。いつもそうやって泣いて、スッキリして寝て忘れていました。――移動距離も長いですからね。そうなんですよ! 本当に5分のために福岡から来たこともあって。電車の乗り方すら分からないまま会場について5分で終了。泣きながら飛行機に乗ったこともありました。手応えがなくても最終まで残ったりしたこともあったんですが、自分で勝手に落ち込んじゃうんですよね。――2016年になると住まいを東京に移し、オーディションを受けられる数も増えたと思います。泣く日がもっと増えましたか? それとも泣かなくなったのか。あまり変わってないんですけど、こっちでやりたかったお芝居ができているということでいえば、そこのモチベーションには大きな違いがあります。悔しさの種類が変わったというか。求められることがなかなかできなかったりとか、自分でしっくり来ないこともあるので。1つの作品を1日にいくつものシーンを撮る中で、もう一度やり直したくても、時間の制約があるのでなかなかできなかったり。次回にはそうならないよう、気持ちを切り替えています。○芸名を選ばなかったワケ――充実していますね。お名前は本名なんですか?本名です。由来は、自分でいうと恥ずかしいんですけど、「美」は母の名前からもらって、「桜」は桜の季節に生まれたのと、「みんなに愛されるように」という願いが込められているそうです。――好きですか?好きですね。「なんて読むの?」と言われることもあるんですけど、好きです。気に入っています。――芸名の選択肢もあったと思います。他の名前にはなりたくなかったです。ひらがなも嫌でしたし、私はこの漢字が好きなので。他の名前は全く考えられませんでした。■プロフィール今田美桜(いまだ・みお)1997年3月5日生まれ。福岡県出身。身長157センチ。A型。高校2年生の時にスカウトされ、福岡のモデル事務所に所属。福岡のローカル番組で初レギュラーを務めた頃から、メディアから「福岡で1番かわいい女の子」として紹介されはじめる。高校卒業後、現事務所の社長にスカウトされ、2016年8月に上京。2017年は『帰ってきたバスジャック』『デメキン』などの映画、『僕たちがやりました』、『刑事ゆがみ』、『民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~』などのドラマに出演。
2017年12月28日夫婦の危機
体調悪い詐欺夫
義父母がシンドイんです!