スマートフォンは、携帯電話とコンピュータ両方の顔を持ちます。ですから、スペック表を見れば専門用語のオンパレード……これではおいそれと比較できません。このコーナーでは、そんなスマートフォン関連の用語をやさしく解説します。今回は「eMMC」についてです。eMMC(Embedded Multi Media Card)は、NANDフラッシュメモリと制御回路からなる記憶装置の1種です。その名のとおりメモリカード規格「MMC」(SDカードの基礎となったメモリカード)に由来しますが、現在ではもっぱら基板に実装されたフラッシュメモリにMMC互換の接続性を持たせるために利用されているため、外見はカード型ではありません。フラッシュメモリを利用した記憶装置といえば、パソコンなどを中心にSSDが普及していますが、eMMCはSSDほど高速ではありません。しかしハードディスク(HDD)に比べると構造がシンプルで、より高速に読み書きできるため、スマートフォンやタブレットでの採用が進んでいます。いわゆる内蔵メモリ/ストレージ、Android端末の場合は内蔵ROMとも呼ばれる部分にeMMCが活用されているのです。SSDに比べ小型化が容易なことと消費電力が低いことも、スマートフォンやタブレットでの採用が進む理由といえます。大量・大容量のファイルを高速に読み書きする性能が求められるパソコンに比べ、データ転送性能への要求がシビアではないことも理由です。eMMCの規格はJEDEC(電子素子技術連合評議会)で策定され、バージョンが上がるごとに最大転送速度が向上しています。eMMC 4.5からは最大200MB/秒のHS200モード、eMMC 5.0からは最大400MB/秒のHS400モードがサポートされるようになりました。より高速なUFS(Universal Flash Storage)が後継規格として期待され、サムスンなどの企業が量産を開始していますが、スマートフォン/タブレットにおいてはeMMCが主流という状況はもうしばらく続くことでしょう。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年03月13日日本通信は12日、同日発表したAndroidスマートフォン「VAIO Phone」が、パナソニックのAndroidスマートフォン「ELUGA U2」と同じモデルを使っているという話題について「ベースにしているわけではない」と否定した。「VAIO Phone」の発表後、Twitter上には「ELUGA U2にVAIOのシール貼っただけ」、「中身がELUGAで外がVAIOだ。PanaSONYが誕生」、「色が違うだけ」など、「ELUGA U2とVAIO Phoneが似ている」という主旨のツイートがかなりの数書き込まれていた。「ELUGA U2」はパナソニックが台湾で販売しているSIMフリーAndroidスマートフォン。「VAIO Phone」と比較すると、CPUや内蔵メモリ、ストレージ、カメラの画素数など共通している部分も多い。サイズ/重量に至っては全く同一の数値となっている。また価格は、「VAIO Phone」が一括購入価格税別51,000円なのに対し、「ELUGA U2」は7,900台湾ドル、日本円にして約31,600円と2万円ほど安い。これについてもTwitterでは、「ロゴ張り替えただけで2万高いのか」、「ロゴが2万ってことだな」など、揶揄するツイートが多数投稿されている。日本通信に、「ELUGA U2」と似ているということについて問い合わせると、「(ELUGA U2)をベースにしたわけではない。たまたまだと思う」と疑惑を完全否定した。たしかに、スペックも“ほぼ”同等ではあるが、ディスプレイ解像度(ELUGA U2は1920×1080ピクセル、VAIO Phoneは1280×720ピクセル)など差異もある。また、カラーバリエーションも「VAIO Phone」は黒1色なのに対し、「ELUGA U2」は白1色となっている。こうした、「ELUGA U2」と似ている疑惑以外にも、Twitterでは「コレじゃない感がすごい」、「何がやりたいのかさっぱりわからない」、「ガッカリ」、「VAIOハザード」、「VAIO信者の心が折れる」など否定的なツイートが相当数ある。満を持して発表された「VAIO Phone」だったが、ユーザーは冷ややか視線を送っているようだ。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年03月12日スマートフォンは、携帯電話とコンピュータ両方の顔を持ちます。ですから、スペック表を見れば専門用語のオンパレード……これではおいそれと比較できません。このコーナーでは、そんなスマートフォン関連の用語をやさしく解説します。今回は「ワイヤレス給電」についてです。***ワイヤレス給電は、非接触/無接点で電力を供給する技術の総称です。金属接点を使わないため、端子やコネクタ、電源ケーブルが不要なことが最大の特徴でありメリットです。電動歯ブラシなど消費電力が小さい機器向けには以前から実用化が進んでいますが、従来技術ではスマートフォン向けとしては供給電力が小さく、より大きな電力を供給できる規格の策定が進められてきました。民生機器向けワイヤレス給電の技術は、「電磁誘導方式」と「磁気共鳴方式」に大別できます。前者はすでに製品化が進められており、ワイヤレス・パワー・コンソーシアム(WPC)が中心となり策定された「Qi(チー)」と、パワー・マッターズ・アライアンスの規格(PMA)が知られています。スマートフォンの分野では、ここ日本ではQiが先行しています。Nexusシリーズに採用されているほか、NTTドコモがAndroid端末に「おくだけ充電」として採用を進めています。WPCには多くの日本メーカーが参加しており、飲食店にQi対応の非接触充電マットを設置する試みも行われています。MR方式では、アライアンス・フォー・ワイヤレス・パワー(A4WP)が策定した規格が有望視されてきましたが、2015年中頃をめどにPMAとの統合が発表されています。PMAとA4WPは基づく技術方式が異なりますが、単一規格とはせずそれぞれの長所をオプション化し、利用シーンに応じて最適な技術を選択できるようにする方針です。しかし、NTTドコモの2014-2015春冬モデルに「おくだけ充電」対応端末が見られなかったように、急速に普及する気配はありません。これは、需要が少ないというより、現行のQi規格が急速充電に対応していないため、大容量バッテリーの充電には時間がかかってしまうことが原因と推測されます。もっとも、Qiを例にすると、15W給電を可能にする新仕様(Volume II Middle Power)が策定され、2014年末には対応チップの提供も開始されていますから、再び対応端末が増える可能性はあります。他の方式/技術も給電力の増強に力を入れていることから、長期的にはワイヤレス給電が普及していくと見てよさそうです。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年03月12日○「スマートデータ」「スマートサポート」実現に向け「CLOUDIAN HyperStore 5.1」を発表クラウディアンは2015年2月12日、サーバをハードウェアに使いオブジェクトストレージを構築できるソフトウェアの新バージョン「CLOUDIAN HyperStore 5.1」を発表した。同社は、新たに米ホートンワークス社と提携し、分散データ処理ソフトウェア「Apache Hadoop」と連携することを検証し、Hadoopアプリケーションを何ら問題なく活用ができることが公式に認定されている。Hadoopの標準的な分散ファイルシステムである「HDFS(Hadoop Distributed File System)」は、Hadoopのためのデータ保管を目的としたものであり、データストレージを代替するようなものではない。そのため、実際のHadoop分析の際には、ストレージプールに蓄積されたビッグデータをHDFSにコピーする必要がある。またHDFSに蓄えたデータを他の目的に利用する場合には、別のストレージ装置にデータ移動する必要があった。一方、CLOUDIAN HyperStoreは、Amazon S3に準拠したAPIを備えており、さまざまなアプリケーションと連携できる。HadoopはS3 APIを経由したデータ移動に対応するため、CLOUDIAN HyperStoreをデータの保管場所として活用することで効率のよい分析が可能となると同時に、共有も容易となる。つまり、スケールアウト型オブジェクトストレージのCLOUDIAN HyperStoreであれば、汎用サーバを用いたシンプルで拡張性の高いHadoop対応のオンプレミスストレージを構築できる。CLOUDIAN HyperStore Readyに対応したアプライアンスなどを活用すれば、容易にスモールスタートできるというメリットもある。クラウディアンによれば、CLOUDIAN HyperStoreとHadoopとの連携は、ビッグデータを「スマートデータ」とすることを加速すると説明する。また同社は、スマートデータを活用することによって、CLOUDIAN HyperStoreのユーザーに対してプロアクティブなサポートを提供する「スマートサポート」を実現しているという。そこで、米クラウディアンのCMOを務めるPaul Turner氏と、クラウディアン グローバル テクニカル サポート プリンシパル サポート エンジニアを務める佐藤剛宣氏に、スマートデータとスマートサポートについて話を伺った。○収集・格納から分析まで、効率のよい分析を実現── スマートデータとはなにか。どのような利点があるのかTurner氏IDCの予測によれば、世界の情報量は2020年に40ZBという数字に達すると見られています。そうした状況に向けて、いわゆる「ビッグデータ」を格納するために、拡張性に優れた大容量のストレージが求められるようになってきました。さらに現在、そうしたビッグデータを基にした「分析」が注目されています。「IoT(モノのインターネット)」や「M2M(Machine to Machine)」の分野においては、多数のデバイスからデータを取り込み、高速に分析することが求められます。そのためには、拡張性に優れ、効率よく分析できる“賢い(スマートな)”ストレージが必要です。スマートデータとは、単なる大容量の情報にすぎないビッグデータに、分析に必要となる要素を加えることによって、“賢く(スマートに)”しようという考え方です。当社のCLOUDIAN HyperStoreは、このスマートデータを実現するストレージシステムです。佐藤氏従来のブロック型ストレージは、データを「ブロック」として格納し、“意味”を持たせることはできません。そのデータがどのようなものか、どういった特性を持つかは、ストレージの外にあるアプリケーションなどで管理する必要があります。一方、オブジェクトストレージ技術は、データを「オブジェクト」として格納したうえ、属性情報である「メタデータ」も保管しています。このメタデータを活用することで、高度なデータ管理を可能としています。このデータに意味を持たせる“スマートデータ”の考え方は、高速かつ高度な分析においては非常に重要です。通常の分析では、“ある期間のデータ”であるとか、“対象となるシステムを限定したデータ”であるとか、何らかのフィルタが必要です。これまでは、すべてのデータを読み出したうえでフィルタをかけていました。オブジェクトストレージであれば、事前にフィルタをかけることが可能となります。しかもCLOUDIAN HyperStoreとHadoopの組み合わせであれば、収集・格納から分析までデータを複数のシステム間に移動する必要がないため、非常に効率のよい分析が実現できます。○3つの特徴を備えたユニークなストレージ── CLOUDIAN HyperStoreを活用するメリットとはTurner氏3つのメリットがあります。1つ目は、非常に拡張性にすぐれていることです。データの増加にともなって、ノードを追加するだけで拡張できるのは大きな特長です。需要とともにシステムを拡張できるため、従来のストレージシステムのように、需要に先立ちシステムを事前設計する必要がありません。需要に応じたシステム容量を用意できることは、コスト削減に大きく貢献します。2つ目は、「レプリケーション(Replication)」と「イレジャーコーディング(Erasure Coding)」を同一のプラットフォームで実現していることです。お客様はコストとパフォーマンスのバランスをとりながらデータを格納する最適な方法を選択することができます。単に複製を作成するレプリケーションはパフォーマンスに優れるものの、大きなオーバーヘッドが発生します。イレジャーコーディングは、ほとんどディスク効率を低下させずに、高い耐障害性を実現できます。CLOUDIAN HyperStoreであれば、データ保護のために、パケット単位でイレジャーコーディングかレプリケーション(ミラーリング)の選択が可能です。3つ目は、地域をまたがった分散(Geo Distribution)が可能である点です。特にIoTの分野では、世界各地に配置されたデバイスからログが収集されます。CLOUDIAN HyperStoreであれば、米国のデータは米国のデータセンターに、欧州のデータは欧州のデータセンターに、日本のデータは日本のデータセンターに格納しておきながら、それらのデータセンターに分散したデータを、1つのストレージシステムとして効率よく扱えます。CLOUDIAN HyperStoreは、こうした3つの特長を兼ね備えた非常にユニークなストレージシステムなのです。○Hadoopとの連携により「スマートサポート」を実現── スマートデータによって実現される「スマートサポート」とは佐藤氏従来の一般的なユーザーサポートは「リアクティブ」、すなわち何かトラブルが発生したときに初めて実行する対処療法にすぎません。ビッグデータ解析の技術によって、トラブルを未然に防ぐ「プロアクティブ」なサポートが期待されるようになりました。ところが、昨今は仮想化技術やクラウドの普及によって、システムが非常に複雑化しています。プロアクティブなサポートを実現しようと思っても、ログの量は膨大なため人が状況を的確に判断することは難しく、結果的にサービス品質が低下しています。それをサポートするのが、Hadoopに代表される分析システムですが、ただ分析の機能が存在するだけでは不十分です。たとえば、シャーロックホームズのように事件が起こってから犯人を捜し出すように、トラブルから原因を突き止めるのは比較的容易ですが、“原因となりうるもの”からトラブルを予期するためには、膨大な情報を分析する必要があります。CLOUDIAN HyperStoreであれば、膨大なデータを比較的安価に格納しておくことが可能です。またHadoopとの連携によって、効率のよい分析が可能となります。当社では、この機能を活用し、ユーザーが利用しているCLOUDIAN HyperStoreからインターネット経由でお客様が利用するCLOUDIAN HyperStoreのログを収集して、プロアクティブなサポートを実現しています。それがクラウディアンの「スマートサポート」です。特にサービスプロバイダーなどは、多数のエンドユーザーを抱えており、各ユーザーは多数のシステムログを保有しています。しかし、それらのデータ量は多く、活用に苦労しているというのが現状です。今後は、当社自身が導入事例となって、スマートサポートの仕組みを提供できると考えています。
2015年03月11日米Gartnerは3日(米国時間)、2014年第4四半期(10月から12月)の世界スマートフォン販売台数の調査結果を発表した。それによると、約7,483万台を売り上げたAppleが、2011年から首位を守ってきたSamsung Electronicsを退け、首位に立ったという。Appleの2014年第4四半期のスマートフォンの販売台数は、7,483万2,000台で1位だった。前年同期は5,022万4,000台であったため、約2,500万台販売数を伸ばしたことになる。Gartnerは、iPhone 6/6 Plusの販売が好調だったことが要因であると分析している。市場シェアでもAppleは、20.4%で首位に立った。前年同期は17.8%と首位のSamsungと約12ポイントの差があったが、大きく巻き返している。一方で、2011年から首位を守ってきたSamsungは販売台数7,303万2,000台とAppleに及ばず、2位に陥落した。前年同期では8,331万7,000台を販売していたが、Appleとは対照的に約1,000万台の販売数減となった。また市場シェアも前年同期から約10ポイントダウンとなる19.9%まで落ち込んだ。GartnerはSamsungについて、2013年第3四半期(7月から9月)のピーク以降下落が続いているとし、「Appleがハイエンドスマホ市場を支配し、中国(Xiaomiなど)が低価格ながらも質の高い製品を提供している。Samsungは、アプリやコンテンツ、サービスなどの固有性で長期的な違いを見せていかなければならない」と指摘している。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年03月04日凸版印刷は3月4日、決済やポイントサービス、クーポン券などの顧客管理をスマートフォンに集約する「決済マーケティング・プラットフォーム」を、2015年3月上旬から提供開始すると発表した。同サービスは、現金や電子マネーを用いた決済やポイントサービス、クーポン券などの決済関連サービスに加えて、販促活動から決済までのマーケティングプロセスをスマートフォンに一元化することで、顧客満足度の向上につながる施策を提供できる。すでに運用しているポイントシステムや顧客管理システムと連携させるカスタマイズ化も可能。なお、同サービスは販売に先立ち、ダスキンが運営する「ミスタードーナツ」専用のプリペイド式カード「ミスタードーナツカード」に採用されている。また、2015年3月3日から6日まで東京ビッグサイトにて行われる「リテールテックJAPAN 2015」で展示される。
2015年03月04日富士通は3月2日、スマートフォンの画面を見るだけで、一瞬でユーザーの目の虹彩が読み取られ、ロック解除が可能となる虹彩認証システムを開発し、同技術を搭載したスマートフォンを試作したと発表した。同社が開発した虹彩認証システムでは、赤外線LED照明で赤外線を照射し、赤外線カメラで眼球部分を撮影することで虹彩パターンを取得し、登録・照合する。従来は目と赤外線カメラの位置を10cm程度まで近づける必要があったが、今回開発したシステムは通常のスマートフォン使用時の目とカメラの距離でも使用が可能だ。光生物学的安全性試験を実施することで、赤外線LED照明を使用する際の目の安全性も十分に検証しているとのこと。虹彩は2歳頃からほとんど変化せず、外傷を受けにくい、偽造が困難などの特長があるが、虹彩認証システムを構成する部品のサイズや性能がスマートフォン搭載のハードルとなっていた。富士通は今回、専用の高出力な小型赤外線LED照明と赤外線カメラを開発し、これまで培ってきた生体認証技術やカメラ制御技術を活用することで同認証システムを実現した。今後、スマートフォンやタブレットはもちろん、同社のセキュリティソリューションへの適用を視野に入れた幅広い応用に向け研究開発を進め、2015年度中の製品化を目指すとしている。
2015年03月02日日本通信は、2014年12月に開発を発表したVAIOスマートフォンを、3月12日に発表する。同社が26日、「VAIO株式会社との協業成果の第1弾」として公式サイトで告知した。日本通信は、"通信とハードウェアを組み合わせたソリューションに必要なモバイル機器"に関するVAIOとの協業の合意により、VAIOブランドのスマートフォンを日本市場に投入するプロジェクトを進めてきた。VAIOスマートフォンは、当初は2015年1月に発表予定だった。日本通信は「新たな取り組み、新たなチャレンジには何かと新たな課題が生じるもの」と説明し、「3月12日の発表をお待ち下さい」と結んでいる。
2015年02月26日三井住友銀行は24日、スマートフォン(Android・iPhone)向けに「口座開設アプリ」の提供を開始した。近年スマートフォンの普及率が高まりつつある中、口座開設における利便性向上のため、顧客に来店してもらうことなく、普通預金の口座開設の申込、自宅でキャッシュカードの受取が可能となる、スマートフォンアプリ「口座開設アプリ」(以下同アプリ)を導入するという。○同アプリによる口座開設の特徴顧客の来店が不要同アプリでの口座開設の申込では、本人確認書類として運転免許証を同アプリのカメラ機能により撮影し、名前や住所等の情報とともにデータにて送信するため、申込時の来店が不要。同アプリによる口座開設の申込からキャッシュカードの受取までの手続きにおいては、印刷や郵送といった書面での手続が原則不要となり、より便利に口座を開設できるようになった。なお、印鑑届は口座開設後に郵送にて送る必要がある。また、普通預金口座の不正利用防止の一環として、申込したスマートフォンの電話番号にショートメッセージ(以下SMS)を送付し、本人が持っているスマートフォンであることを確認する認証機能を導入したキャッシュカードの発送を知らせるキャッシュカードが顧客に発送されるタイミングを知りたいという要望に応えるため、同アプリにより口座開設を申込みした顧客に、キャッシュカードの発送当日にSMSで知らせる機能も導入した○同アプリのサービス概要同アプリの概要申込み可能な商品・サービス/普通預金口座開設の申し込みが可能。なおSMBCポイントパックやSMBCダイレクトの申込みなど、所定の申込条件がある対象端末/以下のOSを搭載したNTTドコモ・au・ソフトバンクのスマートフォンが対象。AndroidOS:4.0~4.4、iOS:7~8。なお、電話番号宛のSMSが受信できないため、タブレット端末へのインストールは原則できない対象者:同アプリからの申込可能な顧客は、日本国内発行の有効な運転免許証を持っている顧客、運転免許証に記載の住所に住んでいる顧客、日本国内在住の顧客、三井住友銀行の口座を持っていない顧客利用料/無料(通信料は別途かかる)同アプリの画面イメージ手続きの流れアプリから申込み/Google PlayまたはApp Storeより同アプリをダウンロードし、運転免許証の撮影および必要事項を入力した上で、データを送信するキャッシュカードの受取・利用開始/同行よりキャッシュカード発送当日にSMSで発送を知らせる。書留郵便にて自宅に郵送されたキャッシュカードを受け取ると、口座が利用可能になる印鑑届に記入・捺印の上、返送/届のキャッシュカードと同封の専用の印鑑届を返送する三井住友銀行では、今後も様々な顧客のニーズに応え、きめ細かなサービスを提供するとともに、スマートフォンによる取引への対応を一層強化していくとしている。
2015年02月26日スマートフォンは、携帯電話とコンピュータ両方の顔を持ちます。ですから、スペック表を見れば専門用語のオンパレード……これではおいそれと比較できません。このコーナーでは、そんなスマートフォン関連の用語をやさしく解説します。今回は「ネットワーク利用制限」についてです。***ネットワーク利用制限とは、スマートフォンを含む携帯電話機に割り当てられた固有ID(製造番号)を携帯キャリアのシステムに登録することで、その端末の利用を制限する機能のことです。端末がネットワーク利用制限されてしまうと、一定の条件に当てはまる場合、通信/通話ができなくなります。2015年2月現在、日本ではNTTドコモとau/KDDI、ソフトバンクモバイル(系列のEMOBILEとY!mobileを含む)が本機能を導入しています。この機能が導入された背景には、携帯電話の不正利用対策および犯罪防止があります。端末の固有IDを利用して制限するため、SIMカードを入れ替えても通信/通話はできません。ネットワーク利用制限が適用される例としては、ユーザーから盗難被害の申し出があった場合、契約時の本人確認書類が偽造されたものと確認された場合、分割購入の支払いが一定期間遅延している場合などが挙げられます。端末がネットワーク利用制限されているかどうかは、携帯電話会社のWEBサイトで確認できます。端末の設定メニューや貼られているシールなどに記載されている「IMEI」(au/KDDIの場合「MEID」も使用可)を入力すると、すぐにネットワーク利用制限の状況が表示されます。いずれの携帯電話会社も、ネットワーク利用制限されている端末には「×」、されていない端末には「○」を表示します。分割購入中の端末や支払い方法が窓口払いに変更された端末など、今後制限される可能性がある端末は「△」が表示されますが、その基準は携帯電話会社によって多少の違いがあります。なお、各社とも一度「×」を設定した端末はネットワーク利用制限解除には応じない方針です。「△」であったとしても、元の持ち主の状況によっては「×」に変わる可能性もありますから、中古品を入手する場合は事前にじゅうぶん確認する必要があります。
2015年02月25日○社内外を問わないシームレスなコミュニケーション改革の実現スピードが要求されるビジネスでは、スマートフォン・携帯電話と固定電話、内線と外線といった違いを問わず、いつでも、どこからでも、つながりたい相手と直接会話ができることが重要だ。そこで求められるのが、社内コミュニケーション基盤のFMC化(Fixed Mobile Convergence:モバイル通信と有線通信の融合)である。ネクストジェンの「U3 Voice(ユーキューブ・ボイス)」はこのほど、auスマートフォンとオフィスの電話が内線ダイヤルでつながるKDDIのFMCサービス「KDDIビジネスコールダイレクト」の中堅・中小企業向けクラウド型PBX(Private Branch eXchange:構内交換機)ソリューションとして採用され、提供が開始された。この新サービスの市場拡大にかける思いを、両社のキーマンが語り合った。○ビジネス領域のコミュニケーションで最も重要なのは“会話”による意思疎通――モバイルがビジネスに変革を起こしていると言われますが、その動向をどのようにとらえていますか。牧野氏:おっしゃるとおり、スマートフォンや携帯電話の爆発的な普及、LTEを含めた通信環境の改善によって、企業におけるモバイル活用が本格化してきました。これまで分離していたパソコンと電話、コンピュータネットワークが融合し、ワークスタイル変革やテレワークを推進する原動力になっています。――そこで最も重要なことは何でしょうか。牧野氏:高品質で利便性の高い音声通話をサポートすることです。確かに昨今の高機能なスマートフォンを使えば、メールの送受信やファイル共有なども簡単に行えますが、ビジネス領域のコミュニケーションはそれだけでは不十分です。お客様からのお問い合わせに早急にお答えしなければならない、上司と対処を打ち合わせるといった際に、直接的な会話でなければ伝わらないような細かいニュアンスもあります。そこに“電話”機能をうまく活用していくことの大きな意義があると考えています。室橋氏:私たち通信キャリアの立場からも、その点に関しては大きく共感するところです。実際、コミュニケーションの主流がメールやソーシャルメディアに移ってきたと言われる中でもビジネスコールのトラフィックはまったく減っておらず、常に一定の需要があります。特にIPベースの通話に関しては、現在も増加傾向にあるほどです。五十嵐氏:そこにモバイルと固定電話の両方をワンストップで提供できるKDDIの強みを発揮できると考えています。auスマートフォンとオフィスの電話が内線ダイヤルでつながる「KDDIビジネスコールダイレクト」は、まさにその強みを体現したものです。モバイルと固定電話を問わず、マルチデバイスで利用可能な“ボイスクラウド”として本格的なFMCサービスを展開し、大企業から中堅・中小企業まで、すでに約4,000社(2014年10月時点)のお客様にご利用いただいています。林氏:これまでモバイルから固定電話への発信は割高になるため、どうしても通話を控えてしまう場面がありましたが、内線ダイヤルでつながるとなればコストを気にする必要がなくなり、社内と社外をシームレスに統合したコミュニケーションが活性化します。ビジネスのアジリティ(俊敏性)を高めていく、大きな効果が期待できます。○中堅・中小企業のコスト要件に応えるシンプルなクラウドPBX――“ボイスクラウド”というキーワードをいただきましたが、これがKDDIとネクストジェンの接点となったのですね。室橋氏:現在、「所有から利用へ」という時代の流れのなかで、ICTを支えるさまざまなインフラのクラウド化が進んでいます。PBXも例外ではなく、そのニーズにお応えするべくKDDIとしても準備を進めてきました。ただ、私たちが提供しているクラウドPBXはかなり本格的な高機能を搭載したもので、大企業のお客様の要件にはフィットするのですが、中堅・中小企業のお客様にとってはコストが見合わないという事情がありました。そこに登場してきたのが、ネクストジェンの「U3 Voice」だったのです。牧野氏:ネクストジェンでは通信キャリア様向けのさまざまなソリューションを提供してきた実績を活かしたクラウドサービスに注力しています。U3 Voiceはその一環として開発したので、単なるIP電話のアプリケーションではなく、クラウドPBX機能と連携したFMCソリューションです。U3 Voiceを商品化するにあたり、繰り返しマーケティングリサーチを行ってきたのですが、そこで一番引きが強かったのが中堅・中小企業のお客様でした。具体的には従業員数300名から1000名以下の企業です。この層のお客様は、大規模ユーザーのような高機能やカスタマイズはあまり求められないのですが、ビジネスフォンの延長線でクラウドPBXの導入をとらえており、室橋さんがおっしゃるようにコストが非常に重要な要件となります。シンプルさを追求してきたU3 Voiceは価格面でも強い競争力を持っていると自負しており、KDDIビジネスコールダイレクトの拡販にも貢献できると考えています。五十嵐氏:KDDIにとっても、従業員数300~1000名規模のお客様にKDDIビジネスコールダイレクトのマーケットをさらに広げていくことはかねてからの大きな課題であり、そこに向けてU3 Voiveは高い訴求力を持ったツールとなります。単なる商材の1つとしてKDDIビジネスコールダイレクトにU3 Voiceを組み合わせるだけでなく、ボイスクラウドの世界でシナジーを発揮するトータルコミュニケーションとして、業界の一歩先を行く付加価値サービスを提供していけたらと考えています。○共にテクノロジーとサービスの融合を進め日本企業の“働き方”を変えていく――KDDIビジネスコールダイレクトにU3 Voiceを組み合わせることで、ユーザー企業にどんなメリットを提供していくのでしょうか。林氏:先述したモバイルからも内線電話を使えるといった利便性の向上はもちろんですが、固定電話と同等のセキュリティを担保できることが大きいと考えています。IPをベースにした一般的な音声通話のアプリケーションでは第三者に傍受されるリスクがありますが、KDDIビジネスコールダイレクトでは同じIPを使っていても、インターネットとは異なる回線でパケットをやりとりしているため、盗聴の心配はありません。また、IT管理の専任者を置けない中堅・中小企業の場合、オンプレミス型のIP-PBXの自社運用に比べて、セキュリティ対策が施されたデータセンタで運用するU3 Voiceのほうが、安心してご利用頂けるのではないでしょうか。五十嵐氏:セキュリティに加え、通信キャリアが提供するソリューションとして音声品質にもこだわりました。可能な限り遅延を抑える配慮もその1つです。U3 Voiceを介していったんセッションを確立した後は、ポイントツーポイントで直接パケットをやりとりして通話することができる仕組みを、ネクストジェンと共同で実現しました。林氏:KDDIのご要望を受けながら、ネクストジェンとしても今後さらに、さまざまな新技術の開発にチャレンジし、U3 Voiceに実装していきたいと考えています。室橋氏:それはとても心強いですね。実はKDDIでは、現在FMCという呼び方はあまり行っておらず、「Multi-Use(マルチユース)」「Multi-Network(マルチネットワーク)」「Multi-Device(マルチデバイス)」の3つの頭文字からなる「3M戦略」を前面に打ち出したビジネスを推進しています。スマートフォンやタブレットなどお好みのデバイスから、よりつながりやすい、最適なネットワークを介し、魅力的で多彩なサービスやコンテンツをシームレスに利用いただける通信環境をお届けするというものです。この3M戦略をさらに強力に推進していく上でのパートナーとして、ネクストジェンの今後の取り組みに期待しています。牧野氏:少子高齢化の進展によって労働力が低下していく日本において、ホワイトカラー層をはじめとするビジネスマンの生産性向上やダイバーシティ(多様性)への対応は、もはや不可欠です。こうしてKDDIと連携できることは、ネクストジェンにとって大きなビジネスチャンスでもあり、一緒になってボイスクラウドを舞台としたテクノロジーとサービスの融合を進め、日本企業の“働き方”を変えていきたいと考えています。
2015年02月25日NTTドコモは、北海道・札幌市にあるスマートフォンの最新機種やアプリなどを体験・体感できるショールーム「ドコモスマートフォンラウンジ札幌」を3月31日をもって閉鎖すると発表した。なお、併設のドコモショップ札幌店は営業を継続する。「ドコモスマートフォンラウンジ札幌」の閉鎖の理由について、同社広報部に問い合わせると「スマートフォンの市場が拡大し、通常のショップでも展示や体験ができるようになった。それに伴い、スマートフォンの知識をもったスタッフも増え、ラウンジではなくショップでも同様の対応が可能となったため」とのことだった。2011年のオープンから約4年での閉鎖となった。「ドコモスマートフォンラウンジ」は、ドコモ直営のスマートフォン専門ショールーム。専門のスタッフによるスマートフォンに関するサポートや、セミナー、最新機種の体験などが行える。札幌店の閉鎖により、「ドコモスマートフォンラウンジ」は愛知県名古屋市の「ドコモスマートフォンラウンジ名古屋」のみとなる。なお、東京都丸の内の「ドコモスマートフォンラウンジ東京」は、2014年6月に、、“映画、音楽、本、雑貨、ファッション等、あなたの好きなモノが、きっと見つかる。”をコンセプトに「docomo LOUNGE」としてリニューアルしている。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年02月19日インターメスティックはこのほど、曲がるメガネ「Zoff SMART(ゾフ・スマート)」シリーズから「Zoff SMART CLASSIC(ゾフ・スマート・クラシック)」の販売を、全国のZoff店舗およびオンラインストアにて開始した。Zoff SMARTシリーズは、2011年10月に誕生した曲がるメガネ。耐熱性や強度と剛性、幅広い耐薬品性を備えた素材「スーパーエンジニアリング・プラスチック」を用い、軽さに加え壊れにくさを実現させた。2013年12月には「Zoff SMART NEO-METAL(ゾフ・スマート・ネオメタル)」(1万2,000円/税別)、2014年10月には「Zoff SMART Skinny(ゾフ・スマート・スキニー)」(9,000円/税別)を発売している。今回発売するのは、天地を広くとったフロントに彫金風の装飾を施したテンプル(つる)を合わせたクラシックメガネ。これまでの2倍以上の生産工程を費やし、クラシックフレームの細部や立体感を表現した。表面には本物の金属膜の蒸着加工をし、プラスチックながらもメタルの質感を出した。見た目は金属でも、ぐにゃりと曲がるのでフィットしやすい。軽量も、通常のプラスチック製のメガネで多く使用される素材・アセテートによる類似デザインのクラシック商品と比較すると、約20%軽くなっている。テンプルとヨロイには、高精細レーザーで彫刻やエッチングを施した。フレームは、スクエア型の「HUBBLE(ハブル)」、ボストン型の「GEMINI(ジェミニ)」、サーモント型の「VOYAGER(ボイジャー)」、ウェリントン型の「MAGELLAN(マゼラン)」があり、全12通りの種類がある。価格は標準レンズ代を含めて1万2,000円(税別)。
2015年02月18日MMDLaboは17日、同社が運営するMMD研究所にて、スマートフォンを所有している15歳以上の男女556人を対象に行った「スマートフォンでの音楽視聴に関する調査」の結果を公開した。それによると、スマートフォンで「ほぼ毎日」音楽を視聴する人は、Android端末ユーザーよりもiOS端末ユーザーの方が多かったという。スマートフォンでの音楽視聴頻度について聞くと、「ほぼ毎日」と回答したのはAndroid端末ユーザーが20.2%、iOS端末ユーザーが32.9%と、デバイスによって視聴頻度が異なる結果となった。次に、スマートフォンで音楽を聴いていると回答した人を対象に、どのような方法で聴いているか複数回答形式で聞いたところ、最も多かったのは56.1%が回答した「動画アプリ」だった。次に33.2%が回答した「無料音楽配信アプリ」、32.7%が回答した「購入したCDからスマートフォンに取り込んでいる」が続いた。そのほか、CDよりも情報量が多く音質が良い「ハイレゾ」についても調査。認知度は、「知っている(ダウンロードしたことがある)」が3.8%、「知っている(ダウンロードしたことはない)」が26.4%、「名前は聞いたことがあるが意味はわからない」が16.5%となり、合わせると46.7%だった。続いて、ハイレゾをダウンロードしたことがないと回答した人に、購入意向を聞くと「とても購入したい」が5.0%、「やや購入したい」が22.1%となり合わせて27.1%の人が、購入意向があることがわかった。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年02月18日トムス・エンタテインメントはこのほど、スマートフォンを使っている全国の20代の男女331名を対象に、「スマートフォンと恋愛」をテーマとしたアンケート『トムス「恋パズル」調査』を実施し結果を発表した。調査は2014年11月にインターネットで行われた。○女性の87.9%が、誰かに告白された経験アリ!調査ではまず、これまでに「自分から告白した人数」と「相手から告白された人数」について質問した結果、女性は男性に比べて自分から告白する回数が少なく、男性よりも多く告白されているなど、男女ではっきりとした差が見られた。男性の「告白された人数」は、68.1%が「2人以下」であったことから、「3人以上の女性から告白されたことのある男性(25.3%)は、自分はモテる! と自信をもっていいかもしれません」と同社。一方女性は、一度は告白されたことのある人が87.9%、さらに「10人以上」からの告白経験を持つ人が9.1%もいることから、女性が意外とモテている様子が伺えた。○女性6割が、スマホでの告白に否定的次に、メールやメッセンジャーなど、スマホで告白したことがあるかと尋ねたところ、男性38.5%、女性21.8%が「ある」と回答した。また、スマホで告白されることについてどう感じるか聞いたところ、男性のおよそ半数が「問題ない(48.8%)」とのこと。対して女性は、約6割が「気がすすまない(45.5%)」「考えられない(15.2%)」と回答。「問題ない」という人は32.1%にとどまった。
2015年02月16日外出時はもちろん、寝るときも肌身離さず身につけている――財布よりも大事といっても大げさではないかもしれないスマートフォン。思い出の写真、大事なメッセージのほか、仕事でのやりとりも保存されているという人もおられるだろう。つまり、スマートフォンに万が一のことがあると大変なわけだ。では、皆さんのスマートフォンの安全対策は大丈夫だろうか? Hongkiat.comの記事「5 Simple Steps To Keeping Your Smartphone (And Data) Safe)」を参考に、スマートフォンを安全に守る5つの簡単な方法をおさらいしよう。○ロック画面を使いこなすAndroidでもiPhoneでも、ほぼすべてのスマートフォンに備わるロック画面は、最も基本的なセキュリティ対策と言える。もし、スマートフォンでメッセージ画面を開いている時に急な用事で離席することになったら、机の上に置きっ放しにしたとしても、一定時間後に画面が自動的にロックされる。これなら、隣の席の人や通りかかった人に見られることはない。よって、自動ロックを無効にしているのなら、有効にしよう。設定からパスコードロックの設定画面を開くと、「1分後」「2分後」など、自動ロックがかかるまでの経過時間を選択できる。だが、ロック画面で入力するパスコードは、総当たり攻撃(あらゆる数の組み合わせを試すハッキング手法)により(時間さえかければ)破ることができる。そこで、iPhoneでは違うパスワードが一定回数入力されるとデータを消去するという機能を提供している。これも、パスコードロックからデータの消去を選択すればよい。このほか、パスコードを定期的に変えることも有効なセキュリティ対策だ。この場合もパスコードロック画面から行える。これを機に、設定画面でどのようなことができるのかをチェックしておくのも悪くなさそうだ。Androidユーザーの場合、データ削除機能はデフォルトでは提供されない。だが、同じようなデータ削除機能を提供するアプリによって対策が可能だ。その1つが無料アプリの「Locker」「Locker」で、Android 4.1以上に対応している。○使っていない機能はオフにするBluetooth、NFC、位置情報サービス、Wi-Fiなどの無線通信機能は、使っていない時はオフにするのが望ましいという。攻撃者によって無線経由で知らない間にアクセスされるおそれがあるからだ。特にBluetoothと位置情報は、ユーザーが知らない間にアプリが位置情報データを取得する可能性があることなどから、使っていない時はオフにするよう呼びかけている。これは、バッテリー持続時間の改善にもつながるという副産物も生むので実行したい。○怪しいアプリはダウンロードしないアプリの中には、ユーザーの許可なくユーザー情報を不正取得するものもある。Google PlayはAppleのApp Storeと比べると審査が緩いというのは有名な話だ。Androidユーザーは、ダウンロードする前に提供元をちゃんと確認するなど、十分注意しよう。どこの会社が作っているのか、聞いたことのない会社なら検索して他にどんなアプリを公開しているのかをチェックする。また、他のユーザーが残したレビューでも情報を得られることがあるので、目を通しておこう。もちろん、Google Play外からのアプリダウンロードは、上級者ではない限りしないほうが無難だろう。○フィッシングやウイルスに注意するPCの脅威として散々警告されてきたウイルスだが、モバイルの世界でも現実のものとなりつつある。ここでもやはり、Androidは要注意だ。外部アプリを簡単にインストールできてしまう自由さは、裏を返すと危険が高いことを意味する。だが、ウイルスあるところにセキュリティソフトあり――PCで言う「ウイルス対策ソフト」のようなスキャンアプリがAndroid向けに存在する。PCでおなじみのセキュリティベンダーはだいたいAndroid向けの製品を提供しており、なかには無償のものもある。iPhoneは、Appleの審査の厳しさ(=自由のなさ)から「差し迫った必要性はないだろう」としている。だが、見知らぬ人からのSMSやメールにリンクが入っている場合はクリックしないように。○盗難・紛失対策を打っておく最後のステップは端末が手元になくなった時だ。「落とした」「忘れた」はもちろん、海外なら「盗まれた」も多い。iPhoneもAndroidも、デバイスの所在地を特定できる機能を提供している。この機能の使い方は、キャリアも教えてくれるはずだ。いざという時のために、まだスマホが手元にある今、機能を把握しておこう。
2015年02月16日米Microsoftは2月12日(現地時間)、Windows Insidersプログラムを通じてスマートフォン用の「Windows 10 Technical Preview」の提供を開始した。今年後半に登場する予定の「Windows 10」はPC、タブレット、スマートフォンが共通のコアで動作するプラットフォームになる。昨年秋にPCや2-in-1デバイス向けのTechnical Preview版が登場しており、12日に提供開始になったのは携帯電話やファブレット、小型タブレット向けWindows 10の初のTechnical Preview版である。Microsoftは「Windows Insider」というWindows Insiders参加者がプレリリース版のOSアップデートを受け取るためのWindows Phoneアプリを用意している。12日時点で公開されている最新バージョンの対応環境はWindows Phone 8.1だが、12日にリリースされたWindows 10 Technical Preview for phonesがサポートする端末はLumia 630/635/636/638/730/830に限られる。Lumia 1520やLumia 930など、フラッグシップ機種が含まれないのは「partition stitching」というOSパーティションをダイナミックに調整する機能の準備が整っていないためで、対応端末は順次拡大していくという。Technical Preview版は、フルサイズのStart画面背景イメージ、Quick Actionsが強化されたAction Center、通知のインタラクティブ機能、強化された音声入力、ストレージ内とOneDriveの写真をまとめて管理できるPhotosアプリなどを備える。ただし、初のTechnical Preview版であり、「既知の問題」に掲載されている問題のリストは長く、パーソナルアシスタント機能CortanaがUS英語に限られるなど利用できない機能やサービスも多い。導入には注意が必要だ。MicrosoftはWindows 10でSpartanというコードネームで開発している新しいWebブラウザに移行するが、12日にリリースされたTechnical PreviewではInternet Explorer内に新しいレンダリングエンジンが採用されているのみ。Spartanの搭載は見送られた。
2015年02月13日Linuxディストリビューション「Ubuntu」の開発で知られる英Canonicalは現地6日、初のUbuntuスマートフォン「BQ Aquaris E4.5 Ubuntu Edition」を発表した。SIMフリー版のほか、スペイン、スウェーデン、ポルトガル、イギリスの4カ国でオペレーターからも提供される。CanonicalはUbuntuのスマートフォン分野拡大に向けて開発を進めており、Aquaris E4.5 Ubuntu Editionは初のUbuntuスマートフォンとなる。開発したBQはスペインのモバイル端末メーカーで、2014年にUbuntuスマートフォン開発でCanonicalと提携を結んでいる。Aquaris E4.5 Ubuntu Editionは、4.5インチ画面を搭載したスリムなデザインを持つスマートフォン。差別化となるのが、Canonicalが開発したHTMLベースのUI「Scopes」だ。音楽、ソーシャル、Web、写真などをホーム画面に直接表示するもので、さまざまなコンテンツとサービスを集めて統一した体験を提供できる。開発者はアプリの代わりとして、UIツールキットで容易に開発できるScopesを作成してユーザーに提供でき、オペレーターはScopesを利用して容易に端末をカスタマイズできる。ローンチ時、CanonicaとBQはさまざまなScopesを用意するという。このほかの特徴としては、8GBのストレージ、デュアルフラッシュ搭載・1080p動画撮影可能の8メガピクセルのメインカメラと5メガピクセルのフロントカメラを搭載した。プロセッサは1.3GHz動作のMediaTek Quad Core Cortex A7プロセッサを採用し、RAMは1GBでデュアルSIMをサポートした。価格は169.90ユーロで、欧州で提供する。Canonicalによると、今後数週間以内にBQ.comのWebサイトでフラッシュセールとして発売される予定で、具体的な時期とURLは来週にもUbuntu(@Ubuntu)とBQ(@bqreaders)のTwitterアカウント、Facebookなどのソーシャルメディアを通じて発表するとしている。これに加えて、スペイン(amena)、スウェーデン(3 Sweden)、ポルトガル(Portugal Telecom)、イギリス(giffgaff)の4カ国のオペレーターからは、SIMをバンドルした形でも提供されるという。
2015年02月09日Canonicalは「BQ’s new Aquaris E4.5 Ubuntu Edition - the smartphone that puts content and services at your fingertips|Ubuntu Insights」において、2月9日(英国時間)からUbuntuを搭載した初のスマートフォンとなる「BQ Aquaris E4.5 Ubuntu Edition」の販売を開始すると伝えた。同製品の販売はBQ.com経由でフラッシュセールによって行われ、最初の販売については、UbuntuのTwitter、Google+、Facebook、BQのTwitterアカウント「bqreaders」で案内される予定。主な市場は欧州で、販売価格は169.90ユーロとされている。すでに複数のメディアで「BQ Aquaris E4.5 Ubuntu Edition」を試用した様子が公開されている。Phoronixに掲載された記事「It Takes A While To Boot The BQ Ubuntu Phone」には「BQ Aquaris E4.5 Ubuntu Edition」を開封してシステムを起動するまでの動画が公開されており、UIや配色がUbuntu独特のものになっていることを確認できる。
2015年02月09日今や大人はもちろん、中高生にも広く普及しているスマートフォン。それでは、小学生へのスマートフォンの普及は、どの程度進んでいるのだろうか。ICT総研は1月30日、小学生のスマートフォン利用実態調査の結果を公表した。同調査によれば、携帯電話・スマートフォンを持っている小学生はおよそ3人に1人で、親が持たせたい子ども向けスマートフォンの首位はKDDI(au)の「miraie」という結果になった。本稿では、同調査結果の詳細を紹介するとともに、"子ども向けスマートフォン"の特徴や今後の展望について考察していきたい。○小学生の携帯電話利用はおよそ3人に1人ICT総研の今回の調査は、年々拡大する小学生のスマートフォン市場にスポットを当て、利用実態を明らかにするために行われた。調査対象は小学生の子どもを持つ親4,000人で、期間は1月24から26日まで。まず、子どもに携帯電話やスマートフォンを持たせているかを尋ねたところ、「従来型携帯電話(ガラケー)を利用させている」とした回答者は全体の27.2%、「スマートフォンを利用させている」とした回答者は5.6%で、合計は32.8%。およそ3人に1人が携帯電話を持たせており、そのうち6人に1人がスマートフォンという結果になった。また、携帯電話の利用を開始させた時期を聞いた質問では、小学3年までに利用を開始したとの回答が合計65.1%と全体の3分の2近くを占めた。「スマートフォンを持たせている」と回答した親にその理由を聞いたところ、「いざという時に連絡が取れるから」が75.2%とトップ。続いて「GPS機能が防犯に役立つから」が30.2%となった。また、中学受験予定の小学生に限定した場合、「GPS機能が防犯に役立つから」「学習教材など、教育に活用できるから」「IT機器に慣れさせることができるから」といった回答が特に多く、教育意識の高い親ほど、スマートフォンを持たせている割合が高い傾向が読み取れたという。また、「子どもにスマートフォンを持たせたくない」とした回答者916人を除く3,084人に対し、現在利用中の携帯電話や契約キャリアに関係なく、小学生の子どもに今後持たせたい"子ども向けスマートフォン"を尋ねてみたところ、auのジュニア向けの「miraie」(ミライエ)が45.4%と一番支持を集める結果となった。理由としては、子ども向けの専用料金プランが用意されていることや、防犯機能が充実していることなどが挙られた。○親から最も支持を集めた「miraie」の魅力とは?同調査で、小学生の子どもを持つ親から最も支持を集めたのが、auが1月30日に発売した「miraie」だ。同端末は、auとして初となるジュニア向けAndroidスマートフォンであり、子どもの安全をとことん考えて作られているのが特長だ。「miraie」では、防犯ブザー機能を備えるほか、もしブザーを鳴動させた場合は位置情報の取得とともに、メイン・サブの両方のカメラで周囲の写真を撮影し、親に自動で送信する。また、メッセージアプリなどで不適切な言葉を入力した時に注意を促す「あんしん文字入力」や、有害サイトをフィルタリングする「有害サイトアクセス制限」など、子どもを守る機能を数多く搭載している。ディスプレイサイズは約4.5インチと、大きすぎず、子どもでも持ちやすいサイズ感。防水・防塵に加え、MIL準拠の耐衝撃性能を備えており、スマートフォンの扱いが荒くなりがちな子どもでも壊れにくいように配慮されているのも特長のひとつだ。料金プランとしては、専用の「ジュニアスマートフォンプラン」が用意され、月間0.5GBのデータ定額料金を含んだ月額基本使用料が税別3,620円。ISP料金を含めた合計月額料金が税別3,920円から利用することが可能だ。また、次回の機種変更時に「miraie」の分割支払金の残額が実質無料になる特典も用意されている。同プランは小学生以下であれば加入できる。子どもの防犯対策をしっかりしつつ、料金を抑えてスマートフォンを持たせ、早いうちからITリテラシーを養わせたいと思う親にとっては最適だと言えるだろう。***今回、ICT総研が公表した調査結果によると、小学生のうち約3人に1人が携帯電話を利用しており、そのうちスマートフォン利用者は6人に1人ということがわかった。現時点では、小学生へのスマートフォンの普及はそれほど進んでいないと言えるが、要因としては、ネット利用で子どもがトラブルに遭うことを心配したり、利用料金が高額になることを懸念している親が多いことなどが予想される。しかし、実際に子どもにスマートフォンを持たせている親が、その理由として挙げているように、スマートフォンには防犯対策やITリテラシーを高めるといったプラスの側面もある。同調査では、親が持たせたい子ども向けスマートフォンとして、auの「miraie」が支持を集めた。子ども向けの専用料金プランが用意されていることや、防犯機能が充実していることに加え、ネット利用のトラブルを回避する文字入力機能などが人気の理由のようだ。今後も「miraie」をはじめとする子ども向けスマートフォンのラインナップが充実していくことで、「スマートフォンを持たせるのは心配」「ガラケーで十分では」といった親の意見も、「子どもにもスマートフォンを持たせたい」といったように変わっていくかもしれない。
2015年02月06日●新製品を発表することになった背景サンディスクは1月28日、スマートフォン向けのUSBメモリー製品を日本市場に投入すると発表した。小誌では、来日した米SanDiskのリテール製品マーケティング担当バイスプレジデント ディネッシュ・バハール氏に話を伺う機会を得た。―― 新製品を発表することになった背景を教えてください。コンシューマー市場では写真や動画をモバイル機器(スマートデバイス)で記録するという動きがあります。実際に71%の写真がモバイル機器で撮影されている(※1)状況であり、2013年には、1日あたり14億枚もの写真がSNSにアップロードされているという調査結果(※2)もあります。スマートフォンやタブレット端末など、ユーザーが所有するモバイルデバイスの中には大量の写真データが保管されています。これをバックアップする、あるいは家族や仲間と共有する場合、「コンテンツの転送」という要素が重要になってきます。当社の調査結果では、82%のユーザーがコンテンツの転送を「とても重要」と考えており、主な理由として「安全または適切にバックアップしたい」「モバイル機器のメモリー不足を解消したい」ということを挙げています。その一方で、67%のユーザーがコンテンツの転送にストレスを感じているということがわかっています。つまり、モバイル機器を利用するユーザーの多くは、このようなデータを素早く、そして簡単に転送できるデバイスを望んでいるというわけです。※1: 出典 Worldwide Digital Image 2014-2018 Forecast: The Image Capture and Share Bible (IDC #246469, February 2014)。※2: 出典 Tony Daytona, Business Insider Oct 2013; Cooper Smith, Business Insider, Nov 2013; Sandisk。―― 今回発表された製品は、具体的にはどのようなものなのでしょうか?1つはiPhoneやiPadなど、iOS端末ユーザー向けの「サンディスクiXpand (アイ・エクスパンド) フラッシュドライブ」(以下、iXpand)です。一部小売店にて2月より先行販売を開始し、春頃には販売チャンネルをさらに拡大する予定です。この製品には2つのコネクタが装備されていることが大きな特徴となっています。1つは通常のPCでよく使われているUSBコネクタですが、これに加え、現在のiOS機器で使われているLightningコネクタが付いており、iOS 7.1以降が搭載されたiPhone/iPadに対応しています。主な機能はユーザーが撮影した写真や動画をiXpandにバックアップするといったシンプルなものです。ファイル単位でのコピーだけではなく、一括バックアップも可能です。また、自動バックアップ機能も備わっているので、この機能を有効にしておくと、iXpandを接続して通信許可をタップするだけで、撮影された写真がiXpandに保存されるため、簡単で確実、そして素早いバックアップ作業を実現することができます。また、他のデバイスやPCからコンテンツを受け取り、自身の端末で再生するといったケースがあると思いますが、iOSでは再生できるファイルの種類に制限があります。iXpand付属のアプリを使えば、標準的なAVI/WMV/MKVなど、一般的に普及しているフォーマットでありながらも、iOSでは再生できない動画ファイルをそのまま再生できます。iXpandは暗号化機能も備えていますので、バックアップしたファイルは、パスワードがなければ閲覧できないため、紛失リスクを考慮する必要があるビジネスユースでのニーズにも対応できるでしょう。なお、iXpandの暗号化ツールはWindows(XP以降)/Macintosh(MacOS 10.5以降)にも対応しています。もう1つは、Android端末向けの製品「サンディスク ウルトラ デュアル USB ドライブ 3.0」(以下、ウルトラ デュアル USB ドライブ 3.0)で、こちらは今年の4月から発売開始予定です。OTG(On the Go)対応のAndroidに本製品を接続すると、記憶領域として認識されるようになります。ウルトラ デュアル USB ドライブ 3.0には、通常のUSBコネクタに加えてMicro USBコネクタが用意されているので、変換ケーブルなどを使わずに、そのままAndroid端末への接続が可能です。また、ファイル管理を効率化する「サンディスク メモリーゾーン」アプリをGoogle Playマーケットで無償提供しています。従来製品からの強化点として、PC側がUSB 3.0に対応しより高速の転送が可能となったこと、Micro USB側が通常のコネクタよりも長くなったことで、厚いケースの上からでも取り付けが容易になっているということがあります。容量のラインアップとしては、iXpandもウルトラ デュアル USB ドライブ 3.0も、それぞれ16/32/64GBが用意されています。●ユーザーからの意見を製品開発に反映―― Micro USBコネクタを長くしたのは、ユーザーからのフィードバックによるものでしょうか?そうです。サンディスクは、常にユーザーからの建設的な意見を取り入れています。先述のように、「ケースの上からmicroUSBコネクタを挿入するのは難しい」というユーザーからの意見が製品開発に反映された結果です。日本では薄いエレガントなケースが好まれる傾向にあるようなので、あまり実感できないかもしれませんが、海外では好評です。―― モバイル機器について、日本市場の特異性があれば教えてください。日本市場のモバイルユーザーにとって、ストレージの容量不足は他国のユーザーよりも深刻なようです。世界のAndroid/iOSユーザーは、平均すると630枚の写真と24本の動画をモバイル機器に保存しているという調査結果(※3)があるのですが、日本のユーザーに限れば、写真と動画を合わせて平均1500本ものデータファイルが1台のモバイル機器に保存されているという状況です。つまり日本市場では、このようなファイルのバックアップに対する潜在ニーズと重要性が大きいと言えるでしょう。また、Android市場を見ると、世界では平均20%程度がOTG対応機器ですが、日本は4倍弱の76%がOTG対応となっており(※4)、ウルトラ デュアル USB ドライブ 3.0のような製品が活躍できる環境がすでに整っています。※3: 出典: Magisto Survey of 66,000 Android/iOS users. Jan 2015※4: 出典: サンディスク調べ(2015年1月23日現在)。―― iCloudやDropboxなど、クラウドストレージの存在をどのように捉えていますか?クラウドストレージは優れた対応策です。しかし、現時点ではいくつかの問題があると考えています。コンシューマー向けのクラウドストレージは、ある程度の容量を無料で利用できますが、無料の範囲を超えると月額利用料が必要となります。多くのユーザーにとって、これはやや割高に感じられることでしょう。それ以上に問題になるのは「ネットワークを使わなければならない」ということです。例えば、5人にサイズが400MBにもなる動画をシェアするシーンを考えてください。もし5人が同時に500MBのファイルにアクセスすれば、ネットワークの帯域圧迫となりますし、速度低下や、モバイル端末の場合は月間のデータ通信量制約といった問題が生じます。このような現状を踏まえると、物理的デバイスによるオフラインでのファイル共有は、速度と価格、そして「データが手元にある」という安心感など、まだまだユーザーメリットが大きいと思います。―― 最後に、これらの製品をリリースするサンディスクの強みを教えてください。当社はストレージの可能性を広げることを追求しています。そのために研究開発の投資を継続して行い、結果として5000以上の特許取得と数多くのアワードの受賞実績を有しています。また、15nmのフラッシュメモリを世界に先駆けて出荷しました。昨年は個人向け製品としては珍しい、10年保証の1TBのSSDや512GBのUSH-I対応SDXCカード、128GBのmicroSDXCを発表しました。このように、当社は常に高速・大容量の製品をタイムリーに提供し、一般ユーザーのみならず、カメラマンなどのプロフェッショナルからも信頼される業界のリーダーであり続けたいと考えています。―― 今後もユーザーの声を反映した製品開発に期待しています。今回はありがとうございました。
2015年02月06日クックパッドは2月4日、スマートフォンブラウザのクックパッドにおいて、リッチラボが提供するスマートフォン向けリッチメディア広告「プライムウィンドウ」を、広告商品のラインナップに追加した。同商品は、スマートフォンブラウザにて表示するクックパッドのページ背景に1枚の広告画像を掲載し、スクロールの特性を活かしたスマートフォン向けブランド広告として、コンテンツの間から背面の広告クリエイティブをのぞかせることでユーザーの関心を喚起する。同社によると、スマートフォンブラウザによるクックパッド利用者数は、2014年10月時点、月間のべ2300万人を超える。スマートフォン広告売上は広告費全体の約40%を占め、順調に成長しているという。
2015年02月05日エレコムは2月3日、スマートフォン用の自撮り棒として、シャッターボタン付きタイプとスタンダードモデルの2モデルを発表した。それぞれブラック、ピンク、ホワイトの3色を用意し、2月中旬から発売する。価格はオープンで、推定市場価格(税別)はシャッターボタン付きタイプが2,480円前後、スタンダードタイプが1,980円前後。持ち手の長さを23~100cmで調整でき、自撮り棒の先端にあるホルダーにスマートフォンを装着して使う。ホルダーは左右360度、上下180度の角度調整が可能だ。「手元シャッターボタン付きタイプ(P-SSY01)」は、iPhone専用となる。対応機種はiPhone 5 / 5s / 5c / 6 / 6 Plus。アプリのインストールやBluetoothのペアリングなどは不要で、iPhoneのイヤフォンジャックを利用してP-SSY01と有線接続し、P-SSY01の手元ボタンでシャッターを切ることができる。本体サイズはW45×D18×H230mm、重さは自撮り棒本体が110g、スマートフォンフォルダが26g。「スタンダードタイプ(P-SSN01)」は、画面サイズが4.0~6.0インチのスマートフォンに対応した汎用モデル。撮影にはスマートフォンのカメラ機能が備えるセルフタイマーを使う。本体サイズはW45×D18×H230mm、重さは自撮り棒本体が102g、スマートフォンフォルダが26g。
2015年02月04日スマートフォンは、携帯電話とコンピュータ両方の顔を持ちます。ですから、スペック表を見れば専門用語のオンパレード……これではおいそれと比較できません。このコーナーでは、そんなスマートフォン関連の用語をやさしく解説します。今回は「デュアルSIM」についてです。***デュアルSIMとは、文字どおりSIMを2枚挿ししている状態、あるいはSIMスロットを2基装備した端末をいいます。1台の端末で異なる2つの電話番号を持つことができるほか、必要に応じて携帯電話会社のネットワークを切り替えられるため、プライベートとビジネス、国内と海外など異なる環境でも携帯電話を2台持ちすることなく利用できます。このデュアルSIMに対応したスマートフォンは、本邦メーカーから発売されていないこともあり、国内で見かけることはほとんどありません。しかし、海外、特にアジア諸国では比較的ポピュラーな存在で、デュアルSIM対応の端末も数多く発売されています。このような機能が普及したきっかけは、GSM(2G)から3Gへの過渡期に、2Gの電話番号を活用しつつ高速な3Gのデータ回線を使いたいというニーズがあったところ、携帯キャリアの3G基地局を設置するスピードが追いつかなかったことが一因とされています。一方日本では3Gが急速に普及したこともあり、デュアルSIMの必要性は相対的に低かったといえます。もうひとつ、日本では携帯キャリアが端末販売を戦略的に進めてきたという事情もあります。携帯キャリアが扱う端末はSIMロックが原則で、他社のSIMを利用する余地は最近までありませんでした。デュアルSIM端末は、通信設備が異なる、すなわち通信エリア/通信速度に差がある携帯キャリアのSIMを併用することが前提としてありますから、SIMフリーでなければなりません。もっとも、2015年5月以降は日本国内で販売される端末にSIMロック解除が義務づけられますから、状況が変化する可能性は大です。デュアルSIM端末を購入すると、一方に長年利用してきた通信キャリアのSIMを挿して通話用とし、もう一方に格安SIMを挿してデータ通信用とするといった使い方が可能になりますから、発売されれば人気化するかもしれません。
2015年02月04日スマートフォンは、携帯電話とコンピュータ両方の顔を持ちます。ですから、スペック表を見れば専門用語のオンパレード……これではおいそれと比較できません。このコーナーでは、そんなスマートフォン関連の用語をやさしく解説します。今回は「Wi-Fi Calling」についてです。***Wi-Fi Callingとは、無線LAN/インターネットを経由してSIMに依存する各種処理を利用できる機能です。セルラー回線の電波が届かない建物内部や山間地でも、無線LAN環境さえ整っていれば携帯電話の発着信やSMSの送受信が可能になります。携帯電話の通信圏を無線LANで補強/拡大するための機能、と言ってもいいでしょう。この機能の最大のメリットは、たとえ海外にいても無線LAN環境さえあれば、ふだん使っている電話番号を利用できる点にあります。通常、セルラー回線が利用できない場所(圏外)では音声通話できませんが、Wi-Fi Callingに対応したスマートフォンがあれば、そのような制約はありません。海外にいるときでも、無線LAN環境さえあれば電話の発着信が可能になりますから(国内料金/国内通話プランの範囲内)、国際ローミング費用の節約になります。Wi-Fi Callingは、Unlicensed Mobile Access(UMA)という技術に対応したゲートウェイの設置が必要になる都合上、通信キャリアのサービスとして提供されます。米国ではT-Mobile USが2007年から、Sprintが2014年から提供しており、一部のAndroid端末やWindows Phoneで利用できます。ただしOS組み込みの機能ではなく、専用アプリを利用して音声通話やSMSを行います。Appleも、iOS 8から標準の機能としてWi-Fi Callingをサポートしました。対応機種はiPhone 5s/5c/6/6 Plusに限定されますが、Wi-Fi Callingをサポートする通信キャリアのSIMが挿入されていれば、専用アプリなしにWi-Fi Callingの機能を利用できます。ただし、2015年1月時点でWi-Fi Callingをサポートする日本の通信キャリアは存在しません。利便性の高い機能なだけに、早期の導入を期待したいところです。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年02月03日センチュリーはこのほど、スマートフォン用とニンテンドー3DS用の充電器「3DS&スマートフォン用AC充電器(1AC-NDSSM/W)」を発売した。価格はオープン、店頭予想価格は980円。USB-ACアダプタに、microUSBケーブル(約70cm)と3DS用充電ケーブル(約150cm)がセットになったパッケージ。USB-ACアダプタの入力はAC100V-240V対応、出力はDC5V1Aだ。出力(USB Aコネクタ)は1系統なので、スマートフォンか3DS、どちらか1台を充電できる。
2015年02月02日ワイモバイルとウィルコム沖縄は30日、ソフトバンクBB提供の光回線サービス「SoftBank 光」とワイモバイルスマートフォンのセット利用で、スマートフォンの月額利用料を割り引く「光おトク割」を3月1日に提供すると発表した。2月4日より「光おトク割」の事前受付を開始する。光おトク割の割引額は、スマートフォンの契約回線数に応じて異なる。2回線までは、戸建住宅、集合住宅ともに、1回線につき毎月500円が割り引かれる。それ以上では、住居の形態により、割引額が変わる。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年01月30日カヤックは、サイバーエージェント・クラウドファンディングが運営するクラウドファンディングプラットフォーム「Makuake」上で、ダンボールとスマートフォンだけで遊べるおもちゃ「ダンボッコ キッチン」の出資公募を開始した。「ダンボッコ キッチン」は、アプリを起動した状態のiPhone本体を、ダンボールでできたフライパン、鍋、まな板などにセットして遊ぶ「おままごと」用のおもちゃ。身近で温かみのある段ボールでできたおもちゃと、iPhoneアプリによるさまざまな演出を組み合わせることで、リアルな音や質感が感じられる「次世代のおままごと」を楽しめるという。また、「ダンボッコ」のiPhoneアプリは随時アップデートされ、新しい料理が追加されていく。例えば鍋でコーンポタージュを煮込んだり、フライパンでオムライスをつくったり、まな板で玉ねぎを刻んだりといった動作から、パエリアやポトフ、アクアパッツァなどといったメニューまで取りそろえるとのこと。フライパンを傾けると具材が動いたり、鍋のフタを閉じると湯気が立ち込めたりと、音や映像によるさまざまな効果が用いられている。そのほか、同製品のキットは接着剤や両面テープを一切使わずに組み立てることができ、角を丸く、強度を考慮した構造になっている。加えて、段ボール製であるため、子供が好きな色を塗ったり、落書きしたりといったカスタマイズも可能だ。なお、同製品の購入を希望する場合、同製品の特設ページより申し込むことで支援が成立。合計の目標金額を達成した時点で、支援者には出資額に応じた内容のダンボールキットが発送され、量産化の準備が整い次第製品化される予定だ。ちなみに、同製品はダンボールとスマートフォンを組み合わせたおもちゃ「ダンボッコ」シリーズの第1弾として発表するもので、今後も続々とシリーズ展開を行うとのこと。
2015年01月26日このところ、タッチ式の液晶パネルを採用した製品が増えている。代表的なものはもちろんスマートフォンだが、それ以外にも、カーナビやデジタルカメラ、中にはオーディオ機器といった製品にまで、タッチ式の液晶パネルを搭載しているものがある。スマートフォンが普及し、その操作体系に馴染んだ人が増えた結果、他の機器でもスマートフォンライクな操作体系を実現するためのデバイスとして、タッチ式の液晶パネルが使用されるケースが多いようだ。○スマホのタッチパネル汚れ、どうしてますか?タッチ式の液晶パネルの場合、操作をするには直接手で触れる必要がある。当然、液晶パネルは皮脂などで汚れていく。この汚れを落とすのはなかなか面倒だ。このような汚れが付きにくくする製品として話題になっているのが、2014年11月にキングジムが発表した「iガラコ」だ。iガラコは、スマートフォンのタッチパネル用のコーティング剤。自動車のフロントガラス用コーティング剤でトップシェアを持つソフト99とキングジムが共同開発した製品だ。製品の外見も、ソフト99がリリースしている自動車用の「ガラコ」をそのまま小さくしたようなデザインを採用している。下の写真が、コーティング前のスマートフォンだ。写真では分かりにくいかもしれないが、液晶パネルはかなり汚れが目立っている。液晶パネルにiガラコを直接塗布して、ティッシュペーパーで拭き取り、2時間程度以上乾燥させることで、表面にコーティング膜が形成される。コーティング膜が形成されると、皮脂などの汚れをはじき、拭き取りやすくなるという。1回の塗布で、約1カ月間効果が持続する。というわけで、iガラコを塗布してみた。塗布の際に1つだけ、注意しなければならない点がある。それは、塗布後に2時間以上きっちりと乾燥させることだ。乾燥時間が短く、コーティング膜が形成される前に触ってしまうと、塗布する前よりも指紋などの汚れが付きやすくなる。そうなると、また塗布からやり直しだ(実は、筆者も一度やり直した)。非常に分かりにくいのだが、2時間以上乾燥させた結果が、下の写真だ。コーティング後の液晶パネルに触れてみると、やはり指紋などの汚れは付着する。この点は塗布前と変わらない。ただ、汚れが付いても、少し拭くだけで落ちるようになった。なかなか効果的な製品だといえるだろう。さて、このようになかなか効果的なiガラコだが、希望小売価格が1,800円(税別)と、少々高めだ。1本に3ml入れられていて、約20回使用できるということだが、「i」が付かないほうの自動車用「ガラコ」は、iガラコよりも圧倒的に容量が多いが、600円程度で販売されている。とはいえ、スマートフォン用に専用開発された製品ということで納得できなくもない。それよりも問題なのは、入手が困難という点だ。筆者はヨドバシ.comの通信販売を利用したが、注文してから届くまでに約1カ月かかった。キングジムによると、注文が多く生産が追いつかず、品薄になっているとのことだ。以前、Amazonのマーケットプレイスで、iガラコが1本3,400円という価格で出品されていたのを見たことがある。これはさすがにやりすぎではないだろうか。なお、キングジムによると、現在増産を行っており、2月以降には増産分が市場に出回るとのことだ。なかなか便利な製品だと思うが、購入するのなら、市場で普通に入手できるようになってからでも遅くはないだろう。
2015年01月26日スマートフォンやタブレットと連動させて遊ぶ次世代オモチャ、スマートトイ。大人だからこそ楽しみたい次世代スマートトイを紹介する本連載、第10回目はスマホの通知を腕元で受け取れる、スイス生まれの格安スマート「トイ」ウォッチをチェック!!○着信の錯覚は妖怪のしわざ?ポケットの中でイタズラする妖怪をご存知だろうか。スマートフォンの通知がブルっとバイブした気がして取り出してみると、そうでもなかったやつ。そう、それ、"スマホあるある"。絶対ブルったはずなのに、何事もなかったかのように佇むスマホ。この事象にはれっきとした名前が付いていて、幻想振動症候群、またはファントム・バイブレーション・シンドロームというらしい。きっと中2病っぽい妖怪が、「喰らえファントム・バイブレーション!!」と技を繰り出しているのだろう。そんな妖怪のイタズラともおさらばできそうなのが、今回紹介するスマートウォッチ「ZeSplash」だ。なんでもスマホとBluetoothで接続し、着信やメールの通知を振動と音で知らせてくれるという。つまりスマホをポケットに入れたままでも、腕元で通知を受け取ることができる。妖怪ファントム泣かせのスマートウォッチだ。画面は防水型のタッチパネルで、マイクとスピーカーを内蔵。タッチスクリーンを使用して電話をかけたり、ボイスコントロールでスマホをハンズフリー操作することも可能。電話をかけてきた相手の情報を表示したり、毎日の歩数やカロリー消費量も測ってくれる。いわゆるスマートウォッチだが、価格は2万円を切るお手頃なウォッチだ。これさえあれば、妖怪ファントムのスマホ鳴らしの攻撃を防げるかもしれない。というわけでさっそくその実力を確かめてみた。○誰からの電話か手元で確認。着信ウォッチさっそく使ってみようとしたが思わぬ落とし穴があった。それはこの「ZeSplash」のiOSアプリがリリースされていないため、機能が一部制限されるのだ。公式サイトには「iOS 4.0以上/Android 2.3以上」となっているものの、iOSは基本動作のみで、全ての機能が使えるのはAndroid端末のみとのこと。これも妖怪のしわざなのだろうか。気を取り直してとりあえずまずはiPhoneとペアリング。「ZeSplash」の電源ボタンを押し、スマホのBluetooth設定画面からあっけなくペアリング。するとiPhoneの連絡先などを自動で同期する。iPhoneに電話がかかってくると、登録名で通知され、スマホをポケットやカバンに入れたままでも誰からの着信か腕元で確認できる。着信ラグは2~3秒ほど。そのまま「ZeSplash」で応対することもできるが、本体のスピーカーから音がダダ漏れになるため注意が必要だ。また着信通知だけでなく、スマホの着信履歴を見ることもできるため、気付かなかった着信を見るのにも便利だ。○画面をスワイプで切り替え。タッチウォッチベルトや本体の一部は防水ラバー製で、画面はタッチパネル式となっている。「ダイヤル」「電話帳」「音声コントロール」「情報」「Music」「歩数計」「通知」「アプリ」などの機能をスワイプで表示。左右でモード切り替え、下にスワイプすると前画面に戻る。○ハンズフリー操作で、近未来ウォッチ腕元の「ZeSplash」からSiriを呼び出し、遠隔操作することもできる。例えばSiriに音声メモをお願いしたり、天気を聞いたりすることも。スマホを腕元でコントロールするちょっとした近未来気分が味わえる。ただし「ZeSplash」の画面上には検索情報は表示されず、音声のみの応対が続くため、こちらも公共の場での使用には注意が必要だ。妖怪ダダ漏れ。○文字盤を簡単チェンジできる、入れ替えウォッチスマートウォッチらしい楽しみ方として、時計文字盤を上下スワイプで切り替えることが出来る。5種類のバリエーションから選べ、いつでもチェンジできる。○スマホ忘れてますよーの、お知らせウォッチ腕時計型の特長をいかした機能として、「紛失防止機能」が便利。スマホと10メートル以上離れるとZeSplashが振動して教えてくれる。これがあればスマホを家に忘れて出かけることや、居酒屋に置き忘れることもなくなるかも。幻想の振動ではなく、リアルに助けるバイブレーション。○結論:スマート・トイウォッチこれはスマートウォッチではなく、スマート「トイ」ウォッチ。「Apple Watch待ち」の人が「雰囲気」を楽しむにはいいかもしれないが、全体的に「トイ」感が強いため、本格的にスマホと連動して「操作」するのは現実的ではない。どちらかというと、スマホと連携する「通知ウォッチ」として捉えたほうが良さそうだ。ただし単なる通知ウォッチと言って侮るなかれ。最近のスマホが大画面化する中、カバンから取り出すのが面倒だったり、本体が大きすぎてうっかり落としてしまう人も多いだろう。個人的にも昨年iPhone 6をポケットから取り出す時に落として画面を割ったこともあった。街中を歩いている時にポケットでブルって来ても腕元でさっと通知だけを確認できれば安全であり、これぞスマートではないか。今年はApple Watchの発売が噂されているが、案外初めはこういった「通知」のためだけに使用されるかもしれない。そういった意味では、似たような一部機能が一足先に使えるスマホ連携時計に、「トイ」以上の価値を見出す人もいるかもしれない。
2015年01月23日兄の連れてきた婚約者は…
いきすぎた自然派ママがこわい
義父母がシンドイんです!