年末年始のこの時期。親しい友人とのパーティや、冬休みの家族旅行などを計画している人も多いことだろう。そのような機会に大活躍してくれそうな、小型のデジタルビデオカメラ「iVIS mini X」がキヤノンから発売された。価格はオープン、キヤノンオンラインショップでの直販価格は38,800円となっている(税別)。今回、実際にセルフィー(自撮り)し、その使い勝手をチェックしてみたので紹介しよう。○まずは仕様をチェックiVIS mini Xは、高性能マイクを搭載したHDビデオカメラ。手のひらに乗るサイズ感は、ビデオカメラというよりスマートフォンに近いイメージだ。手にとってみると、スマホよりやや厚く、やや重い、そんな印象を抱く。カラーバリエーションはブラックの1色。表面にはツヤ消し加工が施されており、指紋の跡がつかないよう配慮されている。本体の底面には、最大傾斜60度の自立式スタンドを搭載。また三脚穴が用意されているので、カメラの三脚を取り付けることも可能だ。液晶モニターはバリアングル仕様のため、自由な角度で撮影が楽しめる。カメラの主な仕様としては、F2.8の明るいレンズを採用、MP4記録時の有効画素数は約899万画素。電源をオンにするとレンズカバーが開く仕組だ。レンズの両脇には高性能なステレオマイクロホンを搭載する。端末のサイドにはマイクの音量調整ボタン、イヤホン端子、マイク端子、電源ボタン、HDMI端子などが配置される。動画記録時間は約17時間20分(4Mbps記録時/ 32GBメモリーカード記録時)、バッテリー連続使用時間は約160分(付属バッテリー使用時、AVCHD 17Mbps記録時)。○実際にセルフィーしてみるさて、ここからは本製品の実力を実際にチェックしていきたい。実際に秋の行楽地に出かけて、撮影してきたので、その結果を紹介しよう。まずはバリアングル液晶を活用したセルフィーに挑戦してみる。カメラ好きの女性が増えたこと、スマートフォンで簡単に自撮りが楽しめるようになったことなどの理由から、カメラ市場では最近、セルフィーがブームとなっている。iVIS mini Xなら、レンズを自分の顔に向けて液晶ディスプレイを起こせば簡単に自撮り環境が整う。セルフィーに最適な製品と言えるだろう。驚いたのは、その画角の広さ。本製品では動画(MP4)で約160度、静止画で約170度の広角撮影が可能だ。「景色の良い観光地に来たのに、全景がカメラに収まらない」という悔しい思いをしたことはないだろうか。iVIS mini Xに搭載されている魚眼レンズなら、目の前の景色を撮り逃がす失敗はなくなるかも知れない。銀杏の紅葉が綺麗な並木道を、手持ちで歩きながら撮影することにした。モニターの明るさはほどよく、屋外でも見難いことはなかった。ただ、手で持ちながら撮影する場合、本製品のどこを持てば良いか迷った。スタンドを出してグリップすべきか、本体の底を手のひらに乗せるべきか、手持ち用に一脚のようなものを用意するのが良いのか。筆者は結局、スタンドを出して手持ちすることにした。ここで、実際に撮影した動画を掲載したい。高性能マイクが、すれ違う人の話し声や噴水の音、土を踏む靴の音まで鮮明に拾っている。手ブレ補正が効いており、歩きながら撮影してもさほど画面が揺れない、などの特長も認められる。本製品は、場所や被写体に合わせて撮影シーンを選べるのも特長のひとつ。「マクロ」「夜景」「車内」「スポーツ」「グルメ・ファッション」「スノー」「ビーチ」の計7種類が用意されている。このほか「オーディオシーンセレクト」では、撮影シーンを選ぶだけで適切な録音設定で撮影できる。楽器の演奏風景などを記録する際に活用できるだろう。ユニークな撮影方法としては、最大1/4倍速の「スロー記録」や、時間の経過を早回しで見せる最大4倍速の「倍速記録」に対応した。また、被写体の動きを一定間隔で自動撮影し、映像をつないで一つの動画として再生できる「インターバル記録」も搭載している。このほか、魚眼レンズによる広角撮影にも対応。手ブレ補正機能と高性能ステレオマイクが搭載された本製品なら、様々な利用シーンで活躍してくれそうだ。例えば、これまで家族旅行のビデオには映ってこなかった撮影熱心なお父さんも、セルフィーに適した本製品なら家族と一緒に楽しんでいる様子を映像に残すことができる。ハンドバックやジャケットの内ポケットなどに入れて持ち運べるほどコンパクトなので、旅行の手荷物にもならずに済むことだろう。本製品には無線LANを内蔵する。専用アプリケーション「CameraAccess plus」を手持ちのモバイル端末にインストールすれば、スマートフォンやタブレットから映像のチェックやリモート撮影が可能だ。外出先から留守中のペットの様子もモニタリングできる。大画面のテレビやモニターに映像を表示しながらの撮影も行える。ちなみにiOS向けには専用アプリケーション「Movie Uploader」も提供されている。iVIS mini Xで撮影した動画や静止画をiPhoneやiPadに転送できるので、YouTubeやFacebookなどのSNSにもアップロードしやすい。これまでスマートフォンで自撮りしてきた人は、これが1台あれば一歩も二歩も先を行く高品質なセルフィー環境が手に入ることになる。また、楽器の演奏やダンスの振り付け、テニスやゴルフなどを楽しんでいる人なら、本製品で自撮り撮影することで、後から客観的な目線でフォームなどを確認することができるだろう。広角で撮影できるので、人数が多くても見切れる心配がない。高音質で記録できる点も心強い限りだ。アイデア次第で、様々な楽しみ方ができそうなiVIS mini X。この機会にiVIS mini Xを使ったハイクオリティな動画作りに挑戦してみてはいかがだろうか。本稿を読んで興味をもたれた方は、同社のスペシャルサイトをチェックしてみてほしい。
2014年12月04日神奈川県横浜市を中心に、デジタル家電、携帯電話専門店を展開するノジマはこのたび、「公共料金収納サービス」を12月より開始した。家電小売店舗の店頭で公共料金支払いが可能となるサービスは、業界初の試みだという。「公共料金収納サービス」の対象は、携帯電話、NTT利用料、電気、ガス、水道、税金などの各種料金。今後はノジマ全店舗のレジにて、コンビニエンスストア等と同様に、支払用紙のバーコードをスキャンすることで料金収納が可能となるという。来店した顧客には「ご来店ポイント」も付与する(50Pt~4000Pt)。さらに、ノジマでは、コンビニでは実現が難しいサービスとして、支払い内容をもとに、通信料金などを安くするための無料相談を実施するという。顧客に最適なプランをコンサルティングし、あわせて、期間限定で、ノジマのプライベートブランド『ELSONIC』の単3電池4個パックをプレゼントするとしている。同サービスにより、従来とは異なる目的での来店を促し、また、継続して店舗に立ち寄ってもらうための動機づけにするとともに、顧客との接点を増やして、同社の強みであるコンサルティングセールスで顧客に価値ある提案を行っていくとしている。○「公共料金収納サービス」の概要サービス対象:携帯電話、NTT利用料、電気、ガス、水道、税金などの各種料金の支払い実施店舗:デジタル家電専門店『ノジマ』124店舗、携帯電話専門店『ノジマモバイル』15店舗ノジマは、デジタル一番星を目指し、今後も先進的な取組みとコンサルティングセールスを通じて、顧客の快適な生活の実現をサポートしていくとしている。
2014年12月04日ブレインパッドとソフトバンクグループで企業のデジタルマーケティングを支援するジェネレイト、ソフトバンクテレコムの3社は12月3日、企業の効果的なデジタルマーケティングの支援サービスで協業すると発表した。各社の持つデータ分析機能やレコメンド機能を組み合わせた新しいデジタルマーケティング支援ソリューションを提供する。ブレインパッドは、最適化技術による独自のアルゴリズムからウェブサイト訪問者一人ひとりへ最適な情報提供(レコメンデーション)を実現するWebプラットフォーム/レコメンドエンジン「Rtoaster(アールトースター)」を提供。多彩な機能で広告・ウェブサイト・メールなどさまざまなシーンで顧客とのコミュニケーションを高度かつ精緻化する手段として活用されている。ソフトバンクテレコムは、実店舗に設置・運用するクーポン発券機(クーポンゲート)を使ったO2Oサービス「ウルトラ集客」を2012年から展開。Webサイトの大量告知で商品やブランドの認知・関心を高めるとともに、キャンペーン告知と特典を受け取るクーポンなどをメールに送信することで、ネットから実店舗への誘導を行っている。ジェネレイトは、キャンペーン履歴やアクセスログなどのオンラインデータのみならず、リアル店舗における来店情報やPOSデータなどの購買履歴といったオフラインデータなど、さまざまなデータを取り込み統合管理する。これにより、データから導き出された仮説に基づく効果的なキャンペーンを実施し、企業のマーケティング活動におけるROI(Return On Investment)の最適化を図る。今回3社が協業することで、「ウルトラ集客」を利用している企業の来店情報を統合管理するジェネレイトのデータプラットフォーム「GENERATE DMP」と「Rtoaster」の連携が可能になる。この仕組みをベースにECサイト(オンライン)と店舗(オフライン)間の情報を統合したデータに、高度なレコメンド機能を組み合わせることで、効果的なデジタルマーケティング活動を支援するオムニチャネル環境の構築が安価に利用できる。
2014年12月04日木下優樹菜が12月3日(水)、『マレフィセント』のブルーレイ&DVD、デジタルダウンロード権をセットにした「MOVIE NEX」のリリースを記念したイベントに娘の莉々菜ちゃんと一緒に“マレフィセントとオーロラ姫”をイメージした衣裳で出席した。アンジェリーナ・ジョリー主演で日本での劇場公開でも65億円を超える大ヒットとなった本作。あの名作「眠れる森の美女」を“悪い魔女”のはずのマレフィセントの視点から描き出し、その裏に隠された“秘密”を解き明かしていく。これまで雑誌の表紙を母娘で飾り、ファッションショーのランウェイを一緒に歩く機会はあったが、こうした映画のイベントに揃って出席するのは初めて。多くのカメラマンや報道陣に囲まれ、莉々菜ちゃんは照れくさそうだったが、それでもカメラに向かってしっかりとピース!木下さんは、本作が大好きで今年のハロウィンの仮装も『マレフィセント』仕様で臨んでおり「結構、みんなに褒められて、やった甲斐がありました」と嬉しそうに語る。自身、出産後に「母になってみないと分からない“母性愛”があり、『これが母性?』と感じることがいろいろある」と語るが、本作もやはり母親の視点で見てしまうようで「共感できる部分がたくさんあり、言葉にできない究極の愛を感じました」と語る。実際、「莉々菜と出会う前は、自分のことだけでよかったので、ご飯も簡単にすましたりしてましたが、莉々菜が美味しく完食してくれると、『めんどくさい』という気持ちを置いて、動けちゃう自分がいる」と明かし、「莉々菜でよかったです。やんちゃで朝から夜まで、寝てる時間以外はずっとしゃべってて、生意気だけどそれもカワイイ。毎日楽しいです。自分の命以上に大切な存在だと生まれたときに思ったし、そんな気持ちは初めてだけど、どんどん強くなっている」とあふれんばかりの愛情を口にする。一方で、娘への愛が強くなるほど夫の藤本敏史(FUJIWARA)への愛は弱くなっているよう…?夫について「毎日、笑いをくれる存在。顔はああでも、面白いからいいやと(笑)。言えば何でもやってくれるので助かってます」と微妙な言い回しで評価するが、夫の方からは、愛情が少ないとクレームが来ているそう。「『オレのことを視界から除外してるよね?』と3か月ほど前から言われてます(笑)。来年の“小さな”目標は、(夫を)視野に入れること!」と語り笑いを誘っていた。少し莉々菜ちゃんが大きくなって、手がかからなくなってきたことで、木下さん自身、自由な時間も増えたそうだが、やってみたいこと、始めたいことを尋ねると「昼顔…(笑)?」と堂々の浮気予告!?慌てて「ウソウソ!(記事に)書かれるな、と思いつつ言ってみました」と笑い、「親友の青山テルマに教えてもらった加圧トレーニングかな。母親は体力が必要だし、こういう仕事をしているので筋力をつけたい!」と語っていた。MOVIE NEXはブルーレイ、DVDだけでなく、iPhoneやiPad、Android端末で閲覧が可能なデジタルダウンロード権を含めたディズニー作品のパッケージ。家だけでなく外出先などでメディアを自由に選んで鑑賞することが可能となる。『マレフィセント MOVIE NEX』は発売中。レンタルも同時開始。(text:cinemacafe.net)
2014年12月03日Texas Instruments(TI)は12月1日、高い過渡電圧から電子機器を保護するデジタルアイソレータ「ISO7842」ファミリと絶縁型デルタシグマ型モジュレータ「AMC1304」ファミリを発表した。「ISO7842」ファミリは、業界最高クラスの絶縁特性を実現した強化アイソレータで、最低40年の全製品寿命期間にわたって1500Vrmsの動作時ブレークダウン電圧に耐える絶縁特性を提供する。一方、「AMC1304」は、シャント電流によるモニタリング向けに、絶縁特性の強化と同時に、クラス最高レベルの精度と業界最小クラスの消費電力を実現する。具体的には、「ISO7842」ファミリは、DIN V VDE 0884-10規格に基づく、8000V(最大値)の過渡過電圧の強化絶縁特性を提供する。さらに、UL1577規格に基づく5700Vrmsの絶縁定格を提供し、ULレコグナイズドコンポーネントやDIN V VDE 0884-10認証の取得に必要な5000Vrms(代表値)の定格値を超過達成している。また、競合製品を最大50%上回る、業界最高クラスの1500Vrmsの動作電圧を提供する他、100kV/μsと高いCMTI(コモンモード過渡耐性)を提供し、ノイズの多い動作環境下で通信の信頼性を向上させる。加えて、1万2800VPEAKと業界最高のサージ電圧保護定格により、瞬間的な高電圧パルスに対する耐性を実現し、電子デバイスを電圧スパイクから保護する。そして、100Mbps超のデータレートで高精度のタイミングと低ジッタを実現している。一方の「AMC1304」ファミリは、オフセット誤差が150μV(最大値)、ゲイン誤差が±0.3%で、業界最高クラスのDC性能を提供する。温度ドリフトは業界最小クラスで、-40℃~+125℃の全動作温度範囲で高い精度を実現している。さらに、AC性能は、モータ制御における最小限の歪みやノイズを実現する。また、消費電力は1次側が7mA(最大値)、2次側が5mA(最大値)である他、入力電圧範囲は±50mVで、システムの総合消費電力を最大80%低減している。加えて、同ファミリのうち4品種は、LDO(低ドロップアウト)レギュレータを集積し、レギュレーションを行っていない電源にもモジュレータの接続が可能。モジュレータインタフェースとsincフィルタを集積した同社のC2000 Delfino「TMS320F2837x」や「TMS320F2807x」の各マイコン製品との組み合わせにより、複数のアナログ信号の高精度で高効率な取得が可能になり、システム性能を向上できる。この他、7000V(ピーク値)の強化絶縁耐圧、1万Vのサージ耐圧、1000Vrmsと1500Vdcの動作電圧を提供する。耐圧性能については、UL 1577規格のULレコグナイズドコンポーネントやDIN V VDE 0884-10認証要件に適合している。なお、「ISO7842」は強化絶縁デジタルアイソレータ製品ファミリの最初の製品で、4チャネルを有する。今後、1、2、3チャネル製品も追加される予定。「ISO7842」は現在量産出荷中で、その他の製品は2015年第1四半期に供給開始の予定。また、LDOとCMOSインタフェースを集積したデルタシグマ型モジュレータ「AMC1304M25」と「AMC1305L25」は、±50mV~±250mVの入力電圧範囲に対応した7品種で構成されている。「AMC1304M25」と「AMC1305L25」はサンプル出荷中で、量産出荷は2015年初めに開始される予定。そして、これらの製品のパッケージはSOIC-16DW。価格は1000個受注時で「ISO7842」が3.49ドル、「AMC1304M25」が3.80ドル、「AMC1305L25」が3.50ドルとなっている。
2014年12月02日プリンストンは11月28日、アナログビデオ機器やゲーム機などの映像をデジタル化できるUSBビデオキャプチャユニット「デジ造映像Live版」(PCA-DAV4A)を発表した。12月8日より発売する。価格はオープンで店頭予想価格(税別)は3,686円。VHSや8mmビデオなどの映像をキャプチャするためのUSBビデオキャプチャユニット。付属ソフト「CyberLink PowerDirector 10 DE版」を使用することで、キャプチャ映像にタイトルやBGMを挿入したり、ナレーションなどを追加できる。iPhoneやiPadに合わせた動画フォーマット保存に対応し、動画のDVDへの保存も可能だ。もう1つの付属ソフト「FullPlayROCK」では、ゲーム機などを接続してPCの画面にゲーム画面をフルスクリーンで表示できる。表示した画面はUSTREAMやTwitchなどのライブストリーミングサイトで配信したり、録画やキャプチャが行える。映像入力インタフェースはSビデオ×1とコンポジットビデオ×1、オーディオ入力はRCA L/R。出力フォーマットと解像度は、「CyberLink PowerDirector 10 DE版」ではMPEG-2(最大1080p)、「FullPlayROCK」ではH.264/AVC(最大720×480ドット)。出力フレーム数は最大30fps。PCとの接続インタフェースはUSB 2.0で、本体サイズはW70×D29×H11mm、重量は約55g。対応OSは、Windows Vista(SP2) / 7(SP1) / 8 / 8.1。
2014年12月01日アカデミー賞11部門の史上最多受賞に輝くピーター・ジャクソン監督が贈る、アクション・アドベンチャー超大作『ホビット』シリーズ。『ロード・オブ・ザ・リング』から続く13年間に及ぶサーガの完結編となる『ホビット 決戦のゆくえ』が12月13日(土)より公開となる。シネマカフェでは、本作を手がけてきたピーター・ジャクソン監督が描くファンタジーの世界に潜入すべく、ニュージーランドのロケ地巡りを敢行!今回は、ゴラムで一躍有名となったモーションキャプチャやキーフレームアニメーションに最先端のCGなど、ジャクソン監督のファンタジー世界を作り上げるのに“必要不可欠”な、世界最高峰の技術が集結するWETAスタジオに潜入した。WETAデジタルは、ニュージーランドの首都・ウェリントンに所在するVFXポストプロダクション会社。ジャクソン監督自身が代表を務めており、本シリーズは全てこのWETAで製作されている。『ロード・オブ・ザ・リング』三部作では、アカデミー賞「視覚効果賞」を受賞という快挙を成し遂げ、一気に注目を集めた。ここでは、おそらく日本メディアの中で初めて入ることが許可されたという、ジャクソン監督が所有する特別な試写室で、VFXスーパーバイザーを務めるマット・エイトキン氏に『ロード・オブ・ザ・リング』と『ホビット』の技術の違いについて映像を使いながら解説してくれた。「『ロード・オブ・ザ・リング』では、ミニチュアを多く使用してCGとスタジオ撮影を合わせて作品を作っていったんだ。一方、『ホビット』ではミニチュアを一切使用せず、全てコンピューターで仕上げた。なぜミニチュアを使用しなくなったかというと、ピーターが自由に作品を編集できるようにするためだ。水の流れもCG、木の葉の動きもCG、昼夜もすぐ変えられるようにね。だから俳優陣はグリーン・バックで演技をしていたんだ」と語るエイトキン氏。『ロード・オブ・ザ・リング』では出来なかったことを、『ホビット』で出来るようになったのは、技術の進化が大きな要因だそう。その変化を著しく感じることができるのが、いまでは当たり前となったモーションキャプチャを使用するゴラムの登場シーンだ。「『ロード・オブ・ザ・リング』のゴラムのシーンでは、モーションキャプチャ専用のスタジオでやっていたんだ。そのときはまだ顔はキャプチャが出来ない状態だった。そのためゴラムの表情はデジタルのアーティストが作っていた。しかし『ホビット』のときは顔もキャプチャができるようになり、主人公のマーティン・フリーマンと一緒に演技ができた。前作よりリアルにアンディ・サーキスの演技が感じられるようになったのが特徴だよ」。また、迫力のある戦闘シーンを描くためにWETAが開発したソフト「マッシブ(Massive)」を使用し、エキストラの数をコンピューターで増やしたり、減らしたりすることができるようにもなったという。「大勢の戦いを見せるために開発したマッシブは、『ロード・オブ・ザ・リング』のときに作ったんだ。ミニチュアと共に背景は写真や現地で撮ったものを使った。『ホビット』では環境もCGにできるようになったんだ。例えば、レゴラスが登場するスピード感あふれる川の戦い。ホビットとドワーフたちが樽に乗っているのが印象的だよね。あの川は実際に撮影したけれども、レゴラスの腰から下はCGで作っているんだよ。ドワーフの頭に乗ったりしながらオークを弓で倒すというのはとても危険だからね。あのロケーションはピーターが8歳のときにあの川に行って撮影したいと思ったそうだ。そういった彼の思い出とあらゆるロケーションを使うためにデジタルは必要不可欠なんだ。ピーターの想像した通りの世界にするためにね」。実際に撮ったもの+CG+写真で観客が見て分からないよう“リアルとファンタジーの世界”をどれだけ融合させるかが肝だというエイトキン氏。最後に、『ホビット 決戦のゆくえ』について聞いてみると「まだ編集の段階だから何も話せないけど…今回はディテールが複雑になっている分、リアル感は前作より増しているはず。火と戦いのシーンには注目して観るといいかもね」とこっそり教えてくれた。<『ホビット』シリーズDVD&BDリリース情報>『ホビット 思いがけない冒険 エクステンデッド・エディション』ブルーレイ版(5枚組/3D 本編付き)&DVD版(5枚組)価格:各7,600円+税発売/販売元:ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント(C) 2012 Warner Bros. Ent.TM Saul Zaentz Co.(text:cinemacafe.net)
2014年11月29日日本工学院とオリンパスイメージングは11月27日、第5回「高校生デジタルフォトコンテスト」の受賞作品を発表した。グランプリには北海道旭川西高校 高松美聡さんの作品「水のスカート!」が選ばれた (以下、作品はすべてクリックで拡大)。準グランプリは、東京都立若葉総合高校 樋口苑子さんの「classroom」と常磐高校 藤崎悠二郎さんの「遅刻を阻止せよ!」が受賞。エプソン特別賞には香川県立坂出高校 竹本希さんの「white sentimental」が選出された。そのほか、10作品が入選を受賞した。「高校生デジタルフォトコンテスト」は、2010年より日本工学院とオリンパスイメージングが主催してきたイベント。今回は「高校生活」というテーマに対し、999点の応募が多く寄せられた。審査員の一人、写真家の清水哲朗氏はコンテストの総評として、「撮影行為そのものや仲間との時間を楽しんでいそうな作品」には共感を覚えたと評価した。一方で、表情を見せないようにした人物写真に対しては「背中写しは逃げのアプローチとして評価が低くなるだけです」と苦言を呈した。賞品として、グランプリ作品には「OLYMPUS PEN E-P5 レンズキット (ホワイト)」、準グランプリには「OLYMPUS STYLUS TG-3 Tough (レッド)」、エプソン特別賞には「カラリオ EP807AW」、そして入選まですべての受賞作品に「サンディスク エクストリーム SDHC UHS-Iカード 16GB」が贈呈される。
2014年11月27日富士通とデジタルプロセスは11月26日、組立製造業向けに、製品の組立プロセスの検討を3次元モデルで支援するデジタル生産準備ツール「FUJITSU Manufacturing Industry Solution VPS」の最新版「VPS V15L15」を同日より販売開始すると発表した。同製品は、実機の代わりに3次元データを活用し、組立生産準備における製品レビューから製造指示に至る業務プロセスを一環支援するパッケージソフトウェア。組立手順および組立動画の作成時間を短縮することなどにより、ものづくりのQCD向上に貢献する。新バージョンでは、製品組立手順の詳細を「組立フロー」図として表す機能に加え、ユーザーが任意に設定する組立行程を1つのブロックとして表現し、各ブロックの関係性を俯瞰できる「組立ブロック」図の機能が提供される。また、CAD未経験者でも使えるよう操作性の向上が図られているほか、他社のCAD製品にも対応している。さらに、作業場のレイアウト検討などを行う「FUJITSU Manufacturing Industry Solution GP4」の最新版「GP4 V11L12」と連携し、ブロックごとの組立情報を取り込み、GP4上で製造現場の工程ごとのレイアウト検討・評価などに利用できる。ちなみに、GP4の最新版ではデータの軽量化が図られており、メモリの使用量を従来から約50%削減することに成功したという。「VPS V15L15」の価格は組立動画が98万円(税別)、Standardが400万円(税別)。今後3年間で6000ライセンスの販売を目指すとのことで、出荷時期は12月中旬ごろを予定している。
2014年11月27日富士フイルムは11月25日、バッテリ交換タイプでDR方式のカセッテサイズデジタルX線画像診断装置「FUJIFILM DR CALNEO Smart」シリーズを発表した。同シリーズは、新開発のノイズ低減回路を搭載することにより、低線量での撮影を可能にした他、撮影画像からX線の散乱線成分を除去する新画像処理ソフトウェア「Virtual Grid」を使用することで、金属製フィルタのグリッドを使用しなくても、画像のコントラストと粒状性が向上するため、被ばく量を低減することができる。また、高い抗菌性能と持続性を合わせ持つ独自の抗菌コート技術のHYDRO AGにより、カセッテ全面を、銀系抗菌剤を含有した超親水性膜でコーティングした抗菌仕様にすることで、表面に付着した汚れを落としやすく、清潔で衛生的に使用できる。そして、撮影後のデータをコンソールに転送しなくても、内蔵メモリに最大100枚の画像を保存できるメモリモード撮影機能を標準搭載し、回診撮影など、撮り溜めが求められる場面でもコンソールレス運用が可能となっている。この他、フラットパネルセンサの裏面カバーの内側全面をリブ補強した新フレームには、金属の中で最も軽量かつ強度性能に優れたマグネシウム合金を採用し、重量が14×17サイズで2.6kg、17×17サイズで3.2kgと、バッテリ交換タイプでDR方式のカセッテサイズデジタルX線画像診断装置として、世界最軽量を実現している。加えて、この裏面カバーの基礎フレームには、軽くて強い建築構造の手法として広汎に利用されるシェル(貝殻)構造を採用し、全面耐荷重310kgと高い堅牢性を実現した。さらに、基礎フレームの側面は、病棟撮影時などで患者とベッドの間にカセッテを挿入しやすい、丸みを帯びたラウンド形状とすることで、作業効率の向上が期待できるとしている。なお、12月1日より富士フイルムメディカルを通じて販売を開始する。
2014年11月27日アールエスコンポーネンツ(RSコンポーネンツ)は11月26日、デジタルパネル、ディスプレイ機器、データロガーなどを手掛ける英Lascarの4.3型多機能ディスプレイ「PanelPilotACE SGD 43-A」の販売を開始したと発表した。価格は2万8700円(税抜き)。同製品は、フルカスタマイズのGUIを簡単に開発できるディスプレイプラットフォーム。タッチスクリーン式の4.3型ディスプレイとドラッグ&ドロップで視覚的に操作できる設計ソフトウェア「PanelPilotACE デザインスタジオ」との組み合わせにより、最先端ディスプレイの開発期間を数カ月単位で短縮することができる。このうち、ディスプレイはARM 9を搭載しLinuxに対応する他、5V~30VのDC電源もしくはUSBで動作する。さらに、16ビットのバイポーラアナログ入力を4基、デジタル入出力ピンを8基、最大電流シンク10mAのアラーム出力を2基、PWM出力を4基搭載している。組み込み用に設計されており、工業用・製造用として幅広く使用できる他、医療機器や科学的研究の監視装置、公共施設の情報ディスプレイなどとしても使用できる。また、「PanelPilotACE デザインスタジオ」は、LascarのWebサイトから無料でダウンロードできる。多種多様なエレメントが揃っており、プログラムコードを入力せずに、用途に合ったマルチスクリーンのインタフェースを短時間で作成することができる。例えば、背景イメージやテキスト要素、アナログ/デジタル様式のメータ、タッチスクリーンのナビゲーション、複雑な論理ステートメントなどの定義済みエレメントのライブラリが用意されており、ディスプレイをカスタマイズすることができる。加えて、独自に作成したエレメントをインポートすることもでき、幅広い分野に対応している。そして、「PanelPilotACE デザインスタジオ」により、マルチスクリーンのインタフェースを作成した後は、USBを介してディスプレイにアップロードする。ディスプレイにはマルチ入力機能があり、ナビゲーション、測定、アナログ/デジタル表示、バス入力を行える。さらに、出力やアラームの制御などは、ユーザーがタッチスクリーン機能を使って切り替え、設定することができる。この他、USB経由で設計をアップロードする前に、開発キット(別売)を使って開発したディスプレイをテスト確認できる。
2014年11月27日サイバーエージェントは、エイベックス・デジタルとの共同出資による新会社「AWA(アワ)」を12月1日に設立すると発表した。AWAは6日に発表した新たなサブスクリプション型(定額制)音楽ストリーミングサービスの開発・運営を行う。具体的には、サイバーエージェントがサービスのアプリケーション開発・運営協力を行い、エイベックス・グループが配信楽曲数拡大のための協力を行う。資本金は10億円(資本準備金10億円)で、株主構成はサイバーエージェント50%、エイベックス・デジタル50%。AWAは、サイバーエージェントの持分法適用関連会社となり、2015年9月期連結業績見通しへの影響は軽微になるとしている。
2014年11月26日フォステクスは11月25日、iPhoneやデジタル一眼カメラでの動画撮影用に向けた小型・軽量マイクユニット「AR101L オーディオレトリバー」のレッドモデルを発表した。発売は12月上旬で、価格はオープン。市場想定価格は税別12,800円前後。今回発表したレッドモデルの製品名は「AR101(R)L オーディオレトリバー」。7月発表の「AR101L」と同じく、単一指向性コンデンサーマイクを2個搭載したマイクユニットに、専用バッテリーケースが付属したセットパッケージとなっている。マイクユニットはUSB端子と3.5mmステレオミニジャックを備え、iPhoneやiPad、デジタルカメラ、パソコンなどに接続して利用できる。iPhone 5/5S/6/6Plusや第4世代以降のiPadとは、専用バッテリーケースを介してLightningケーブルによる接続が可能だ。また、AR101をコントロールするための無料iOSアプリを用意している。専用バッテリーケースは、デジタルカメラのホットシューに装着可能。電源は単4形乾電池を2本使用する。ハンドグリップやスマートフォンホルダー、シューホルダーが付属する。
2014年11月26日アドビ システムズは25日、デジタルを活用したマーケティング活動についての実態調査「Adobe APAC Digital Marketing Performance Dashboard 2014」の結果を発表した。「Adobe APAC Digital Marketing Performance Dashboard 2014」は、同社とCMOカウンシルが共同で、CMOカウンシルの会員を含むアジア太平洋地域(以下、APAC)各国100名以上のマーケティングリーダーに対し「デジタルを活用したマーケティング活動」についての調査結果だ。このレポートにおいて、「IT部門からの支援がデジタルテクノロジーの選定と導入に不可欠である」と考えていると回答したのは、日本のマーケターが38%最も多かった(APAC平均24%)。しかし「ITからの支援が得られている」との回答はわずか6%(APAC平均は16%)と最低であった。また、デジタルマーケティングに関する経営者層からのサポートという点においては、日本はAPACと同等レベル(日本56%、APAC平均59%)となっている。一方、「経営幹部が、デジタルマーケティングがもたらすROIを十分に理解していない」と回答した日本のマーケターは63%と、デジタルマーケティング投資に積極的な国(オーストラリア11%、シンガポール22%)と比較して、日本の経営者はROIに懐疑的であることも明らかとなった。こうした結果をふまえ、同社は「デジタルマーケティングで経営効果を挙げている企業では、ソリューションの導入だけでなく、組織の中で、効率と効果を獲得するためのプロセスが定義されている」とし、「デジタルマーケティングを活用するマーケティング部門だけでなく導入と運営にかかわるIT部門の支援が不可欠」だとしている。また、今回の調査では、「MINDSET(意識)」、「MARKETING READINESS(活用状況)」、「ORGANIZATIONAL ALIGNMENT(組織体制)」、「MARKETINGSKILLS(スキル)」おいて、日本は昨年に引き続き4カテゴリーすべてにおいてAPAC平均を下回った(ただし、4カテゴリーすべてにおいてその差は小さくなっている)。この調査結果について、アドビ システムズ ジャパン/アジアパシフィック マーケティング バイスプレジデント 木ノ本尚道氏は、「APACの他の国と比較してブロードバンドやモバイル環境が整っており、オンラインショッピングにも積極的な消費者が多い日本では、企業がデジタルマーケティングを活用して顧客満足度を向上できる素地は大きいと考えられます。顧客のデータをもとに、あらゆるタッチポイントで最適な情報を発信できるようにするために、経営者層には、マーケティング部門とIT部門の連携をはじめ、顧客データを売上拡大につなげる組織作りが求められます」と述べている。
2014年11月25日ソニーは11月20日、レンズ交換式デジタルカメラ「α7 II」の発表会を開催し、新製品について説明を行った。α7 IIはミラーレスタイプのレンズ交換式カメラ「α」シリーズ新モデル。フルサイズ(35.8×23.9mm)のExmor CMOSセンサーが採用されており、フルサイズセンサー対応としては世界初(2014年11月20日時点)となる光学式5軸手ブレ補正機能を搭載する。発売は12月5日で、価格はオープン。パッケージは本体のみのものがラインナップされ、推定市場価格は190,000円前後となっている(税別)。○ソニーの特徴である小型ボディに高性能を詰め込んだ1台発表会では、ソニー デジタルイメージング事業本部 第2事業部1部 田中健二ビジネスユニット長が登壇した。田中氏はまず、レンズ交換式カメラの市場動向を紹介。一眼レフカメラについては、3カ月ごとの全世界出荷数量が2013年1~3月期から2014年7~9月期までずっと前年割れの厳しい状況が続くことを説明した。その一方で、ミラーレスタイプのレンズ交換式カメラについては、2013年1~3月期から同年10~12月期までは前年比で100%を切る状況だったが、2014年に入り市場が回復。1~3月期は前年比116%、4~6月期は110%、7~9月期は107%と好調な動きを見せる。田中氏は日本、ドイツ、米国などの実売動向も紹介。2014年に入りドイツで30%前後まで構成比が増えている点を示し、従来、「ミラーレスは伸びない」と言われてきた欧州市場でも伸長しているとコメントした。そして、「カメラとしての本質が優れていれば、小型の方が良いというユーザーが増えてきた」と、ミラーレス一眼のクオリティがユーザーが満足しうるものになっている点を強調した。そのような市場にあって、ソニーがミラーレス一眼タイプの「α」シリーズ新モデルとしてリリースするのがα7 IIだ。田中氏は「ソニーの特徴である小型ボディに高性能を凝縮した」と、フルサイズセンサー対応の5軸手ブレ補正機能を搭載しつつも小型に抑えたことによる優位性を力説した。また、田中氏は手ブレ補正機能がボディ内蔵である点についてもコメント。レンズ側にではなくカメラ本体に手ブレ補正機能を搭載することで、「全てのαレンズで手ブレ補正機能を利用できる」と強調した。最後に田中氏は、「より多くのお客様にフルサイズの撮影を楽しんでもらえるカメラになった」と、新製品の出来映えについて自信を感じさせるコメントで締めた。○αレンズの新製品・開発中のモデルも発表α7 IIの発表に合わせて、αレンズ3モデルについても発表が行われた。いずれもAマウント対応のレンズで、1つは2015年発売予定の望遠ズームレンズ「70-300mm F4.5-5.6 G SSM II」。シャープな解像感と、Gレンズならではの美しいボケ味が特徴の望遠ズームレンズだ。希望小売価格は142,000円(税別)。残る2つは開発中のモデル。1つは「Vario-Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM II」、もう1つは「Vario-Sonnar T* 16-35mm F2.8 ZA SSM II」だ。いずれも高速化されたAFや、防塵・防滴に配慮された設計、ゴースト低減が実現された描写力を特徴とする。2モデルとも2015年春に発売される予定だ。
2014年11月20日レアル・マドリードCFとマイクロソフトは11月18日、テクノロジを通じてクラブのデジタル変革を推進する合意を行った。この合意では、マイクロソフトがレアル・マドリードの戦略的テクノロジパートナーとなり、PCやタブレット、スマートフォン、ウェアラブル端末といった多様なデバイスからアクセスできるデジタルサービスを提供する。両者の連携では、初めに「マドリディスタ」がチームの情報をフォローし、クラブに対する情熱を友人とシェアできる方法を備えたデジタルプラットフォームを構築する。レアル・マドリードのサポーターは、どこにいても、コンテンツ、限定デジタルサービスなどにアクセスできるようになる。さらに、オンラインサービスでは充実した試合観戦のエクスペリエンスを提供。たとえば、クラブのサポーターは各ゲームの前後、あるいは、試合中にスタジアムにバーチャルにアクセスし、見たいコンテンツを選択できる。ほかにも、チームの成績向上や効率性強化を目指して、選手やコーチ向けの主要ツールとしてマイクロソフトのサービスとSurface Pro 3などのデバイスが提供される。
2014年11月20日●小さな子どもが楽しく学習に熱中 - カシオのデジタル知育ツール「kids-word」親子体験会1981年に電子辞書の一号機を発表した、カシオ計算機。以来、30余年にわたり教育分野におけるデジタル製品の開発に取り組んでいる。そんな同社の新たな製品が、小学校就学前の幼児を対象とした「kids-word(キッズワード)」。学びの基礎となる「文字」や「数」を、楽しみながら学習できるデジタル知育ツールだ。11月6日に、カシオ計算機は東京都の幼稚園において、園児と保護者の60名を招待した「CASIO kids-word 親子体験会」を開催した(kids-wordの発売日は11月13日)。○"専用機"の良さを追求したkids-word体験会に先立ち、カシオ計算機 執行役員 コンシューマー事業部長の持永信之氏がスピーチ。「電子辞書で子供の学びを支援してきた当社の実績を活かして開発したが、kids-wordはお子さんにも親御さんにも自信を持ってすすめられる製品に仕上がった」(持永氏)。kids-wordのユニークな特徴のひとつに、通信機能・カメラ機能をあえて搭載しなかった点が挙げられる。これは、完全なスタンドアローンで駆動する「専用機の良さ」を追求した結果だという。持永氏は「有害サイトやアプリ課金の心配がない。お祖父さん、お祖母さんも安心して孫に買ってあげられる」とアピールした。kids-wordの商品コンセプトは「しっかり楽しく、ひとりでも学べる」。未就学児が楽しみながら学べる教材を豊富に収録した。国語・算数・生活教材は、小学館の監修によるもの。これに加え、イギリスの小学校で「国語」の教科書に採用されている「Oxford Reading Tree」(42冊)や、楽しいストーリーに沿って英語に親しめるアニメ「リトル・チャロNY編」(全50話)など、ネイティブ発音を収録した英語教材も収録している。価格はオープンで、実勢価格は30,000円前後の見込み。家電量販店を中心に販売する。年間生産台数は、初年度20,000台が目標とのこと。持永氏は「kids-wordでは、将来の学校教育を見据えた優良コンテンツで学べる。積極的に販売促進を図っていきたい」と話し、製品の販売戦略に意欲を見せた。●「学習塾より安い」「これなら毎日学んでくれそう」○子どもが集中して学べるこのあと、会場には園児と保護者が入場。司会の女性の案内で、kids-wordを使ったデモが行われた。アルファベットの発音を学べるモードでは、収録されているネイティブの発音に合わせて、子どもたちも「エイ! ビー!」と元気よく発声していた。「さんすう」や「せいかつ」の問題にも、張り切って手をあげて解答する園児の姿が見られた。続いて、園児1名につき1台のkids-wordが配られた。「おもしろい」と笑顔を見せる子、隣りの子と問題の解答を相談する子。童話の朗読を聞いたり、塗り絵を楽しんだり、それぞれが思い思いの収録コンテンツで楽しんだ。保護者とお兄ちゃんと一緒に来場した小さな男の子は、不思議そうな表情で兄の操作する画面を見つめながら「ぼくもやる」。保護者の間では「子どもが集中できる」「クリスマスにどうかしら」「これなら、毎日学んでくれそう」「学習塾の料金に比べたら安い」といった好意的な声が聞かれた。
2014年11月19日カシオ計算機は18日、デジタルカメラ「EXILIM」シリーズの新製品として、Wi-Fi機能を搭載したゴルファー向けモデル「EX-FC500S」を発表した。11月28日から発売する。価格はオープン、推定市場価格は40,000前後の見込み。ゴルファー向けEXILIMの第6弾となるモデル。IEEE802.11b/g/n対応のWi-Fi機能を新たに搭載した。モーションシャッター機能とスマートフォン/タブレットの専用アプリを使うことで、カメラに触ることなくハイスピードムービーを撮影し、スマートフォンやタブレットで映像を確認できる。「自動ムービーカット機能」を使えば、ハイスピード撮影した動画から、スイング時のアドレスからフィニッシュまでの部分を抜き出せる。スイングを撮影した静止画や動画に対して、ポジションを分析したりスイング角度を確認したりできるライン表示が可能。この機能をはじめ、スイングの比較に役立つ動画の2画面同時再生などは、従来モデルから継承している。プロゴルファー・石川遼選手のスイング動画も収録した。加えて、ゴルフクラブに加速度・角度・方位センサーを取り付けてスイング軌道やフェース角度を分析し、撮影した動画と連動させてスマートフォンなどに表示するサービス「Fullmiere Camera」を、2015年の春に開始する予定。このサービスによって、アプリに収録されているお手本のスイングと自分のスイングを比較して、数値や軌道を確認できる。デジタルカメラとしての主な仕様は、撮像素子が1/2.3型正方画素高速CMOSセンサー、総画素数が1,679万画素。レンズ構成は、非球面レンズを含む9群10枚。焦点距離は約25~250mm(35mm判換算)、F値は3.5(W)~6.5(T)。光学ズームは10倍(プレミアムズーム併用時:20倍)、デジタルズームは4倍。モニターには3.0型の約92万画素TFTカラー液晶を搭載。180度のチルト機能も備える。手ブレ補正補正機構は、光学式で3段分を補正し、高速連写合成との併用で6段分を補正する。記録画素数は、静止画が最大1,600万画素(4,608×3,456ドット)。最大1,920×1,080ドット(フルHD)/30fpsの動画撮影も可能。画像ファイル形式は、静止画がJPEG、動画がH.264/AVC、MOV。約14.6MBのメモリーを内蔵するほか、外部メモリーとしてSDXCメモリーカードを使用できる。ISO感度はISO80~3200(HSナイトショット時:最大25600)。シャッター速度はオートが1/4秒~1/1,000秒、静止画プレミアムオートPRO時が4秒~1/4,000秒。露出補正は-2.0EV~+2.0EV(1/3EVステップ)。フォーカス方式はコントラスト検出方式、フォーカスモードはオートフォーカス / マクロ / マニュアルフォーカスなど。撮影可能範囲は約5cm~。電源は専用リチウムイオン充電池「NP-160」を使用し、撮影枚数が約280枚、動画撮影時間が約1時間、連続動画撮影時間が約1時間35分(タイムラプス撮影時:約2時間55分)。本体サイズはW99.6×D25×H59.5mm、重量は約202g(電池およびメモリーカード含む)。
2014年11月18日ライカカメラジャパンは、コンパクトデジタルカメラ「ライカ D-LUX(Typ 109)」の発売日を11月28日に決定した。価格は税込167,400円。同製品は9月にドイツで開催されたPhotokina 2014にて発表された。ライカ D-LUX(Typ 109)は、大口径ズームレンズ「ライカ DC バリオ・ズミルックス f1.7-2.8/10.9-34mm ASPH.」とフォーサーズ(4/3型)の撮像素子を搭載したコンパクトデジタルカメラ。4K動画の撮影が可能であるほか、Wi-FiやNFCに対応している。本体サイズはW117.8×D55×H66.2mm、重量は405g(バッテリー含む)。そのほかの仕様詳細は関連記事を参照。
2014年11月18日ドスパラは、HDMIの信号から映像信号と音声信号を分離し、オーディオを光デジタルとアナログステレオで出力可能にする分配器「DN-12082」を、同社運営の「上海問屋」で販売開始した。価格は4,799円。同製品は、HDMIの信号から映像信号と音声信号を分離し、音声を光デジタルまたはアナログで出力できるという分配器。TVの音声を、外部スピーカーやアンプなど高性能なオーディオシステムに接続してサウンドを楽しみたいというユーザー向けの製品である。分離された映像は最大でフルHD(1080p:1920×1080)の解像度で出力される。オーディオはS/PDIFでの光デジタル出力端子と、RCAピンのアナログステレオ出力端子を用意している。HDMI規格はVer1.3、最大データレートは6.75Gbps。また、24bitディープカラーに対応する。サイズはW 85×H21×D62mmで、重量は130gとなっている。
2014年11月14日佐賀県とスクウェア・エニックスのコラボレーションによるプロジェクト“ロマンシング 佐賀”など先鋭的なデジタルコンテンツを次々と送り出し、国内外の広告祭で多数の受賞歴を持つことで知られるクリエイティブ・ソリューションカンパニー博報堂アイ・スタジオ。9月にそれまで豊洲本社と赤坂オフィスの二拠点に展開していたオフィスを有楽町に移転し、業務を集約して新たにスタートを切った。そんな同社がオフィス移転を記念したセミナーを11月26日から実施する。“i-CAMPUS(アイキャンパス)”と題して行われるセミナーは、隔週水曜日(一部変更あり)の夜に、毎回異なるテーマで各分野における同社のプロフェッショナルが登壇し、全8回・2015年3月まで行われる。企業のマーケティング担当者やウェブ担当者、ウェブ関連会社、クリエイティブ職志望の学生などが対象となる。セミナーの企画を担当する同社デジタルソリューション2部のシニアプロデューサー 久樂英範氏は「弊社が蓄積してきたデジタル領域の知見や、課題解決のノウハウなどをみなさまと共有し、ともに新たなイノベーションを創出していきたい」とその主旨を語る。また、「有楽町や丸の内界隈は一流の企業が集まる一等地ではありますが、デジタルクリエイティブを生業としている企業というのがほぼない。有楽町の新オフィスはLabスペースを設けたり、テーマ別の会議室や表示サインなど、弊社のクリエイティブスタッフのこだわりが詰まっています。今回セミナーを開催するにあたって、空間としてのオフィスも含めてクリエイティブの現場に足を運び、今後につながるきっかけを持ち帰って頂きたいです」と話す。続けて、オフィス移転を統括した同社経営管理部・部長の篠田朋広氏は今回の移転について次のように振り返る。「今まで2拠点に別れてしまっていた様々な職種、色々な個性を一箇所に集結させることで、コミュニケーションの最大化を図り、個々の働き方を変え、会社を成長させ続けることを移転の目的としました。それで移転先をどこにするかという話になった時、クリエイティブな会社ですので、落ち着いた場所よりもやはり刺激が得られる場所をということで有楽町が候補になりました。今弊社が入っている有楽町ビルヂングというのは大昔に博報堂のオフィスが入っていたビルなんです。有楽町というのは再開発が進みながらも東京の都心の古い街並みも残していて、新旧の文化が交わる品のある街ということで、実際に移転してみたところ、我々にとっても非常に新たな発見や創造性が生まれやすい場所だなと感じています。駅前の立地ですし、東京の西側に住んでいる社員にとってもアクセスがよくなったという利点もありました」篠田氏によると、移転計画は実施まで半年という急ピッチで進められたという。さらに、限られた予算の中で高パフォーマンスを出すために、クリエイティブ企業ならではのアイディアが多数発揮されている。前述のとおり、新オフィスの来客エリアにあたる5階フロアには“Labスペース”を新設。ガラス張りの空間で中には3Dプリンターや工具などまさに工房、アトリエさながらのクリエイティブの現場を来館者は外側から目にすることができる。また、“ファッション”、“エンターテイメント”、“インダストリー”、“ネイチャー”という4つのテーマに基づきそれぞれ特徴的な内装を施された会議室やバー&パーティースペースにもなる打ち合わせスペースが設けられるなど、そこかしこにクリエイティビティに溢れるフロアとなっている。一方、執務エリアとなってるのが8階で、集成板にクリア塗装で仕上げた特注品のワークデスクが多数並び、ありがちな無機質なオフィス空間でなく、温かみがあり、アットホームな雰囲気だ。「我々の職種は会社にいる時間がどうしても長くなってしまうので、まずは居心地のよさを大切にして、家にいるような空間づくりを目指しました。木の机はどうしてもやりたかったのですが結果的にはリーズナブルでいいものになりました。壁の塗装も社員と社員の家族を呼んで自前でやったんですよ」と篠田氏が明かすように、オフィス全体で“手作り”の温かみが感じられる造りだ。さらに新オフィスで5階、8階ともに共通して特徴的なのがブースレイアウトだ。フロア内に長くて屈折した歩廊を巡らせ、フロア内を回遊することができる。5階はラボやセミナールームを取り囲むように廊下を設け、その外側に会議室や打ち合わせスペースがさらに取り囲んでいる。8階は両端に広く開放的なオフィススペースを設け、両側をつなぐように廊下があり、そのサイドをカフェのようなリフレッシュスペースが囲むという斬新なレイアウトだ。この独特な構造を採用した理由は「フロアをグルグル回ることで出会いが生まれます。そのことでスタッフ同士が話す機会が増えてコミュニケーションの向上につなげたかったんです」と篠田氏。同プロジェクトの一員のシステム開発部の榎本里美氏も「フロアのいたるところで会議や打ち合わせが行われています。ちょっとした進捗の確認がしやすくなったので、内線電話が激減しました」と狙いどおりの効果を語る。こうした日本を代表するトップデジタルクリエイター集団の現場を実際に目に触れ、知見を共有できる絶好の機会となるのが、26日から開催されるi-CAMPUSだ。1日1講座・隔週水曜日の開催予定で、誰でも無料で受講できる。受講の申し込みは14日から同社Webサイト上で受け付ける。○新オフィスを写真で一挙紹介撮影:糠野伸
2014年11月14日マイボイスコムは13日、デジタルカメラに関するアンケート調査結果を公表した。調査結果から、デジタルカメラを1台以上所有している人は81.5%で、2012年に行った前回調査より4.3ポイント減少したことがわかった。同社では1年に1度、ないしは数年に1度、デジタルカメラについてのアンケート調査を行っている。今回は2012年に行った前回の調査以来、2年ぶり9回目。調査ではまず、デジタルカメラの所有率を聞いた。スマートフォンやカメラ機能付き携帯電話を除くデジタルカメラを持っている人は81.5%。所有台数ごとに見てみると、1台が52.4%、2台が19.4%、3台以上が9.7%と、半数以上の人が1台と回答した。男性40代以上・女性30代以上では所有率が8割を超えるものの、男性10代・20代では所有率が6割を下回り、若年層の所有率が低くなっている。所有しているデジタルカメラは「コンパクトタイプだけ」と回答した人は79.1%で、約8割を占める。「デジタル一眼レフタイプだけ」を持っている人は3.1%、「両方のタイプを持っている」は16.3%と、デジタル一眼レフタイプのみを持っている人より両方を持っている人の方が13.2ポイント多かった。「両方のタイプを持っている」人は前回調査より1.2ポイント増加した16.3%。性別で見ると、男性では「両方のタイプを持っている」、女性では「コンパクトタイプだけを持っている」と回答した人が多かった。デジタルカメラで撮影した写真は、「パソコン内のハードディスクに保存」が53.5%、「撮ったまま」が43.3%、「自宅のプリンターで印刷する」が34%。以下、「お店でプリント・現像する」「外付けハードディスクに保存」「SDカードに保存」「年賀状に印刷する」「CD、DVD、ブルーレイディスクに保存」と続く。男女別で見ると、男性はパソコンか外付けのハードディスクに保存するという回答が女性に比べて多く、女性は「撮ったまま」か「お店でプリントする」という回答が男性に比べて多かった。男女ともに30代以下では「撮ったまま」という回答が最も多かった。本調査は、全国の男女11,255名を対象に、デジタルカメラに関する調査を実施したもの。調査方法は、同社が提供するアンケートサービス「MyVoice」によるインターネット調査。調査期間は2014年10月1日から5日まで。
2014年11月13日カシオ計算機は、同社のデジタルカメラ「EXILIM(エクシリム)」を使用した「自分撮り・みんな撮り体験キャンペーン」を11月15日から実施する。量販店に設置された体験コーナーで対象機種を試用して応募。抽選で5名に10万円分のJTB旅行券をプレゼントする。自分撮り・みんな撮り体験キャンペーンでは、自分にカメラを向けて撮影する「自分撮り」、撮影者もいっしょに写真に写る「みんな撮り」の楽しさを体験。対象機種は同社のデジタルカメラ「EXILIM」のうち、「EX-ZR50」「EX-ZR1300」「EX-100」「EX-10」の4機種だ。いずれの機種もチルト液晶を備え、レンズと液晶モニタを自分へ向けて、画面を見ながら自分撮り・みんな撮りを行える。さらに、カメラに向かって手を振るとシャッターが切れる「モーションシャッター」機能を使えば、離れた場所にカメラを置いてみんな撮りを楽しめる。上記の対象機種を、家電量販店などに設置された「自分撮り・みんな撮り体験コーナー」で実際に操作することで、キャンペーンに応募可能だ。店頭で操作した感想を、告知リーフレット記載のWebページにて入力、もしくは専用ハガキに書いて郵送する。応募の受付期間は、Webページが2014年11月15日10時から2015年1月15日24時まで、専用ハガキが2015年1月15日(消印有効)まで。応募者の中から抽選で5名に10万円分のJTB旅行券、3,000名にA5サイズ・20ページのフォトブックをプレゼントする。
2014年11月12日●推進大使の林修先生、二度目の流行語大賞を狙う?ウィンドウズ デジタルライフスタイル コンソーシアム(WDLC)は、年末商戦向けパソコン販売促進施策として、Office Premiumを搭載した最新パソコンを前面に打ち出した「新しいOffice搭載パソコンはスゴい!」キャンペーンを開始した。年末年始商戦を含む2014年1月12日まで実施する。昨年のキャンペーンに引き続き、今年も東進ハイスクールの林修先生をキャンペーンキャラクターに起用。「新しいOffice搭載パソコン推進大使」に任命し、Office Premium搭載パソコンを訴求する。WDLCの金古毅会長代理(日本マイクロソフト 執行役 コンシューマー&パートナーグループOEM統括本部長)は、「昨年(2013年)、林先生には量販店の店員に扮していただいたが、今年は大使として、パソコン業界の顔となって活躍していただきたい」とコメント。林先生は、「新しいOffice搭載パソコンの魅力を多くの人に伝えていきたい。責任が重い役割だが、やり遂げたい」と抱負を語った。WDLCは、PCメーカーやソフトメーカー、量販店などのほか、業界の枠を超えた112社の企業が参加。2007年11月の設立以来、情報機器や情報サービスに関して業界を超えた形で連携し、新たなデジタルライフスタイルの提案を目指している。2011年7月の地デジへの完全移行に伴う、地デジチューナー搭載パソコンの販売促進や、昨年の年末商戦ではWindows XPのサポート終了に関する認知度向上、および新たなパソコンへの乗り換え促進キャンペーンを実施した経緯がある。今年の「新しいOffice搭載パソコンはスゴい!」キャンペーンは、新しいOffice搭載パソコン推進大使となった林先生が、Office Premium搭載パソコンのポイントを訴求。「ずっと最新バージョンのOfficeを使えるから、ずっとおトクなんです」、「たっぷり保存できて、いつでも取り出せる1TBのストレージもついているんです」(OneDrive)、「スマホやタブレットにも対応。外出先から、自宅のパソコンと同じ感覚で編集できるんです」、「毎月60分無料のSkype世界通話がついているので、通話料も節約できるんです」、「教え上手なテクニカルサポートを、無償で何度も受けられるんです」といったメッセージで訴える。なお、すでに発表しているOneDriveの容量無制限化の時期については、決定しだい正式に発表するとのこと。11月12日から全国約3,000店舗の店頭に、順次、キャンペーン用POPを配置。キャンペーンサイトや交通広告、オンライン広告を通じて訴求する。また、Webサイトのクイズに回答してOffice公式アカウントをフォローすれば、誰でも応募できる総額500万円のオープン懸賞を用意。抽選で1組2名に300万円分の世界旅行、4組8名に各50万円分の国内旅行をプレゼントする。加えて、NECパーソナルコンピュータ、東芝、富士通、マウスコンピューター、レノボ・ジャパンというPCメーカー5社(キャンペーン協賛メーカー)の対象製品購入者を対象に、抽選で1000名に5,000円相当のクーポンセットをプレゼントするキャンペーンを行う。そのほか、インテルが全国18カ所のショッピングモールで開催するタッチ&トライイベントでも活動する。日本マイクロソフト コンシューマー&パートナーグループオフィスプレインストール事業統括本部長の宗像淳執行役は、「お金で買えない価値を提供するのが新たなOffice。幸せな笑顔を提供したい」として、Officeで提供される新たな機能を説明。Officeを常に最新版にアップデートして利用できることや、OneDriveによる容量無制限のオンラインストレージ利用、Skypeを利用した月60分間の公衆回線への無料通話、iPadやスマートフォンでもOfficeが利用できるようになるマルチデバイス対応、何度でも電話での問い合わせが可能なマイクロソフトアンサーデスクの利用といったサービスについても説明した。これに対して林先生は、新Officeの機能を自らの仕事や生活にどう利用できるかといった観点から回答。「私の場合は、授業に関するデータをOneDriveに保存すると便利そう。データを信頼できるスタッフと共有できる。しかも、無制限に保存できるということには驚く」とコメント。「だが私は親しい知人が少なく、情報を共有したいと思っている先生はいない」と発言して笑いを誘った。また、「私は、移動距離が日本でもっとも多い予備校講師。今年は300泊しているほど。Officeをどこでも使えるという点は、私にとってありがたい。これは本当にスゴい」とした。無料のテクニカルサポートについては、「分からないことを誰に聞いたらいいのか、こんなことを聞いていいのかという不安があること、さらには従来は最初のコールから90日間に限定されていたため、いつ最初の電話をするのかが勝負だった。それを考えなくていいことは大きい。これは両親にもすすめたい。まずは年賀状に間に合わせたいと思う」と述べた。そのほか、インプレス発行の「できるシリーズ」5冊分(7,000円相当)をOneNote上で閲覧できる形で無償提供。電話サポートだけでなく、解説書でもユーザーサポートできるようにしたことや、来年の干支である羊のイラストをはじめ、年賀状に関するテンプレートを約400種類用意(無料)していることなども説明した。記者会見では、WDLCの理事を務めるPCメーカーの担当者も登壇。NECパーソナルコンピュータ 取締役 執行役員 常務の留目真伸氏は、「今年のパソコンは、新たな提案が盛りだくさん。林先生にはぜひそれを伝えてもらいたい」とコメント。東芝 パーソナル&クライアントソリューション社 国内営業統括部 統括部長の長嶋忠浩氏は、「今年も業界一丸となって市場を盛り上げたい」と語り、富士通 ユビキタスビジネス戦略本部 本部長の高木達也氏は「一緒に盛り上げ、林先生からもご指導をいただきたい」と述べた。また、タレントの坂口杏里さんが登壇。Office搭載パソコンを利用して交換日記が行いやすくなるという事例に関する説明を聞いた。OneDriveを利用して、無制限の容量で知人と日記の内容を共有でき、さらに長い間保管できること。さらにはOneNoteを利用して、様々なデータを入れることができ、交換日記がやりやすくなることなどの説明を受けて、坂口さんは「スゴい」を連発。「みなさんも、家族や仲のいい友達と交換日記をしてほしい」と語った。●パソコン推進大使、ヨドバシカメラAkibaとビックカメラ有楽町へ○ヨドバシカメラマルチメディアAkibaの店頭でOfficeセミナー記者会見のあと、林先生は、新しいOffice搭載パソコン推進大使の最初の仕事として、東京・秋葉原のヨドバシカメラ マルチメディアAkibaと、有楽町のビックカメラ有楽町店を訪問。林先生の大使就任と、量販店店頭の展示を同キャンペーン向けに一新したことを記念して、テープカットやくす玉割を行ったほか、ヨドバシカメラマルチメディアAkiba店頭では、「新しいOfficeの3つのここがスゴい」といったタイトルで、「ずっと最新でおトク」、「たっぷり保存いつでも取り出せる」、「マルチデバイス」という3つの観点からOfficeの魅力を伝えるセミナーを行った。ヨドバシカメラ マルチメディアAkiba店頭において、新しいOffice搭載パソコン推進大使就任の抱負を聞かれた林先生は、「新たなOfficeは、本当に便利である。私自身が使っていた感じたメリットや魅力を、多くの人に分かりやすく伝えたい」と述べた。ヨドバシカメラ マルチメディアAkibaの御代川忍店長は、「新しいOfficeについては、ヨドバシカメラの店員も、林先生に負けないぐらい勉強してきた。秋冬モデルのパソコンが出そろい、店員も万全の体制。ぜひ店員に質問してもらって、新しいOfficeを搭載したパソコンを理解して購入してほしい」とコメント。「新たなOfficeの良さを、まだご理解いただいてないお客様も多い。10月17日の新Office登場以降、これまでの訴求は少しおとなしめだったといえる。今日をきっかけにして、もっと盛り上げていきたい。今回の新たなOfficeは、大きな特徴を持ち、良さを訴求しやすい。お客様はOneDriveのサービスに高い関心を寄せている。これまでのパソコンとの差をしっかりと説明していきたい。WDLCという業界全体をあげた取り組みに期待している」(御代川忍店長)。○林先生のポスターを貼ったら売り上げが伸びたまた、ビックカメラ有楽町店の塚本智明店長は、「昨年はWDLCのキャンペーンにおいて、店員に扮した林先生のポスターで売り場の壁を埋めた。新Office搭載パソコンは年末商戦の大きな柱。今年も林先生とともにキャンペーンを推進してきたい。Officeが使いやすくなった点や電話サポートを何度も受けられるといったメリットを訴求したい。また、ビックカメラ全体としては10大特典として様々なサービスを用意しており、新Office搭載パソコンの販売に弾みをつけたい」と述べた。「昨年、林先生のポスターを掲示した途端に売り上げが伸びた。林先生のポスターを掲示することが、そのままパソコンが売れることにつながると考えている。今年は前年に比べて林先生のポスターを1.5倍に増やして、しかもパソコン売り場以外を含む、地下2階から6階まで、すべての売り場にポスター展示を掲示した。ほかの売り場にいっても、パソコンに気付いてもらい、そろそろ買い換えなくてはということも感じてもらいたい。パソコンを売らないと量販店のビジネスは厳しい。その柱になるのが新たなOffice。パソコン市場の低迷を感じないように、これを起爆剤にして盛り上げていきたい。ポスター掲示量が1.5倍ならば、売上高も1.5倍を目指したい」(塚本智明店長)。林先生は、「ビックカメラでは私の写真を売り場に飾っていただく『暴挙』ともいえる展開が見られ、もう少し私のルックスが良ければと反省していた。しかし、今年は店員から大使へと大きく出世しており、昨年以上に年末商戦をみなさんと一緒に盛り上げ、お役に立てればと思っている。少し古くなるが、『いつ買うか、いまでしょ』。そして、見て帰るだけでは『ダメヨー、ダメダメ』ということでお願いしたい」と挨拶して会場を沸かした。さらに「今度は、『スゴい!』で二度目の流行語大賞を狙いたい」として、口を大きくあけて、手を口に当てる「スゴい!」のポーズを披露した。
2014年11月12日BCNは11日、全国の主要家電量販店などの実売データを集計する「BCNランキング」に基づくデジタル家電の市場動向を発表した。2014年4月の消費税増税後、8月には回復の兆しが見えたが、9月・10月と2カ月連続で足踏みが続く状態となっている。BCNは、国内デジタル製品の総合的な販売実績を示す「BCN指数」と呼ばれる数値を提供している。これはBCNが家電量販店などのPOSデータを商品カテゴリごとに集計する「BCNランキング」をもとに、平均販売単価と販売金額の前年同月比をまとめた数値だ。2014年4月の増税で半年ぶりにマイナスに落ち込んだBCN指数は、8月に98.8まで回復したものの、9月と10月の2カ月連続で93.2を記録。この数値は増税後最低の水準となる。BCNでは、9月・10月にBCN指数が落ち込んだ原因を円安による物価高と推測。特に9月以降、食料品を中心に価格の上昇が目立つため、4月の増税とあわせて消費マインドを冷やす結果になったのではないか、としている。製品カテゴリ別に見ると、液晶テレビ、レコーダー、ノートパソコンの販売金額は前年を下回った。液晶テレビは5月以降連続で前年超えをしていたものの、10月は97.9%とわずかながら前年には満たない数値に。レコーダーは89.8%、ノートパソコンは75.1%と、前年を大きく下回る結果になった。一方で、iPadなど新製品が登場したタブレットは、146.6%と大増幅を記録。デジタルカメラは107.3%と、増税後初めて販売金額が前年を上回ったが、大きく伸びたわけではない。BCNは、迫力ある伸びを示しているカテゴリーは見当たらない、としている。2014年10月31日に日本銀行が発表した追加金融緩和の影響で、さらなる円安の進行と株高が期待されるが、これ以上の円安で単に株価を上昇させるだけでは、デジタル家電市場に大きなプラスはない。BCNは調査結果を踏まえたうえで、ウェアラブルデバイスやモノのインターネット(IoT)などの新たな市場で成功が求められる、と結んだ。
2014年11月11日○会議に生まれる無駄見かけ上の便利さ、あるいは便利という思いこみが無駄を生み出し、生産性を押し下げていることがあります。特に「会議」において「ネット以前」の数倍の無駄が生まれていることは、あまり気づかれることはありません。自民党の「IT戦略特命委員会」は、出席者にタブレット端末を配布し、会議資料は画面上で閲覧する形に切り替えたと日経新聞が報じていました。紙の無駄遣いが減るという視点でまとめられた記事の中で、平井卓也衆院議員は「外部に公表できない資料の管理も徹底できる」と強調します。たしかに情報管理しやすいのはデジタルデータの利点です。しかし、デジタルデータは物理的制約を受けず、ひとたび流出すれば1秒もせずウクライナの首都キエフにまで情報は拡散されます。また、ページを前後して見比べるのに不向きで、面積はタブレット端末のディスプレイに限定されます。外出の多いビジネスマンに取っては、タブレットがもつ省スペースや携帯性のメリットは大きくても、社内や国会内という限定された空間では、特筆すべきものではありません。ちなみに「紙の無駄」とは「経済誌」らしからぬ0.2な視点です。○Dropboxで情報共有その会社では数年前まで「紙」ベースで会議が行われていました。事前に作られた「レジメ」が配布され、それに従い、持ち回りの議長が進行します。といっても中小企業のご多分に漏れず、実際には社長が仕切るのですが。次第にレジメが電子化されていきます。その始まりは「ホームページ」の打ち合わせで、実際の画面を見た方が、わかりやすいという社長のひと言で、会議室にパソコンが持ち込まれました。次の会議では「補足資料」としてノートパソコンが持ち込まれ、やはり画面を提示しながらの報告が行われます。次第にノートパソコンの「持ち込み比率」が高まり、1年もせずに全員が会議に持参するようになりました。無線LANの導入により、「配線」がいらなくなったことも理由の1つです。いまではパワポで作成されたレジメは「Dropbox」で共有され、紙の出番はありません。最新情報をリアルタイムに反映させることもでき、会議は格段の進化をしたかに見えますが、実は会議で決定される案件数が激減していることには気がついていません。○キャプチャーで充分なのにデジタルデータになったことにより、レジメが冗長になったことが原因です。かつては数ページ以内にまとめられていたパワポの資料が、十数ページを超えることは珍しくなくなりました。「紙」ではページ数の増加は印刷枚数と正比例し、ホッチキスとの格闘が待っていました。ところがデジタルデータに「かさばり」はありません。手間は「コピペ」だけです。そして念のためにと、過去のレジメが再掲され、参考資料までが全文掲載されます。端的に言えば「要点」が絞られなくなったのです。また、参考程度のサイト紹介も、わざわざ「リンク」が貼られ、会議の場で参加者全員が「クリック」してサイトを読み込みます。わずか数十秒でも、参加者全員分を合算すれば膨大な時間を「ロス」しているのです。参考程度なら「キャプチャー画像」で充分ということに誰も気づきません。そして紙がデジタルになっても、ページを追いながらの説明は変わらず、レジメの増加分に正比例し時間が消費されます。その結果、「話し合い」の時間が減り、会議での処理案件が減った「デジタルデータ0.2」です。積み残した議案は、「コピペ」で繰り越される悪循環です。○紙の利便性とは石原慎太郎衆院議員が都知事時代、資料はA4かB4の1枚にまとめろと指示を出していたといいます。山のように積まれた報告書に呆れ、枚数の多さは考えがまとまっていない証拠だとルール化します。事例を集めただけの「データ」と、トップが判断する要点だけに絞られた「情報(インテリジェンス)」の違いといっても良いでしょう。そしてこの発想に立てば、紙かタブレットか、ノートパソコンかという議論がナンセンスであることに気がつきます。どの「道具」を使うかではなく、何を「決定」するのが会議の目的だからです。そして要点を絞り込んだ資料ならば「紙の無駄」は自ずと解消します。なにより国会に求められるのは「経費削減」ではありません。日経新聞の「紙の無駄」という視点を「0.2」とする理由です。湯水の如く政治にお金が使われたとしても、それを上回るメリットが国民に提供されるのなら、不満を述べる国民はいません。つまりは「紙の無駄」とは、政治に求める結果と、その過程の手段を混同した視点なのです。そもそも論で言えば、会議資料とは事前に配布しておくもの。ネットという距離と時間を選ばない情報伝達手段があるのですから、会議が決定した時点で「Dropbox」などに資料をいれておき、それぞれの空き時間に「読了」を終え、雁首そろえばすぐに話し合いができるよう準備して挑むのが合理的な会議の方法です。皆でレジメを「黙読」する姿は、小学校の「国語の時間」と同じです。○エンタープライズ1.0への箴言「デジタルデータは冗長になりがち」宮脇 睦(みやわきあつし)プログラマーを振り出しにさまざまな社会経験を積んだ後、有限会社アズモードを設立。営業の現場を知る強みを生かし、Webとリアルビジネスの融合を目指した「営業戦略付きホームページ」を提供している。コラムニストとして精力的に活動し、「Web担当者Forum(インプレスビジネスメディア)」、「通販支援ブログ(スクロール360)」でも連載しているほか、漫画原作も手がける。著書に『Web2.0が殺すもの』『楽天市場がなくなる日』(ともに洋泉社)がある。最新刊は7月10日に発行された電子書籍「食べログ化する政治~ネット世論と幼児化と山本太郎~」筆者ブログ「ITジャーナリスト宮脇睦の本当のことが言えない世界の片隅で」
2014年11月11日ドスパラは10日、本体にLEDを内蔵し、タッチや音に反応してライトが光るデジタルアラームクロック「DN-11160」を発表した。本日より同社の運営する「上海問屋」にて販売を開始する。価格は999円。アラーム・タイマー機能付きのデジタル時計。本体へのタッチやアラーム作動時など大きな音に反応してLEDが点灯する。ライトの色は赤/紫/黄/白/青/緑/水色の7色で、タッチするごとに色が変化する。電源は単4形乾電池3本。本体サイズはW110×D70×H30mm。重量は約80g。
2014年11月10日ソフトバンクテレコムは11月7日、デジタルサイネージ向けサービス「ホワイトクラウド ビジュアモール クイックサイネージ」のオプションサービスとして、共同通信デジタルのニュース記事を追加する「ニュースコンテンツ配信」の提供を開始した。クイックサイネージは、サービスを利用する企業や自治体がデジタルサイネージ用のコンテンツをクラウド上で管理するサービス。配信にはタブレット端末を使い、タブレット端末や離れた場所にある大型ディスプレイ上にコンテンツを表示できる。今回は「ニュースコンテンツ配信基本パッケージ」と「ニュースコンテンツ配信追加コンテンツ」の2種類を追加する。ニュースコンテンツ配信基本パッケージは、共同通信デジタルの総合ニュースや天気予報、スポーツなどを記事提供する。一方のニュースコンテンツ配信追加コンテンツは、マーケット情報(日経平均、TOPIX、米ドル/円、ユーロ/円)のコースと、防災情報(注意報・警報、地震情報、台風情報)のコースがあり、それぞれ別々に提供する。価格はすべて税抜きで、ニュースコンテンツ配信基本パッケージが5000円/画面、ニュースコンテンツ配信追加コンテンツは各2500円/画面。利用するには、初期費用と「クイックサイネージ基本パッケージ」に加入する必要がある。
2014年11月10日凸版印刷は、ジェイアール東海エージェンシー(JTA)と共同で、JR名古屋駅にてデジタルサイネージとスマートフォンを活用したO2O2Oの実証実験を、11月11日から17日まで実施すると発表した。この実証実験は、JTAが運営する、JR名古屋駅中央コンコースに設置された日本最大級の100台連続・多面型デジタルサイネージ広告「シリーズ・アド・ビジョン名古屋」にBluetoothタグを設置。スマートフォンにクーポンを配信することで、リアル店舗への送客の有効性を検証する。具体的には、キリンビールマーケティングィングとサークルKサンクスが本実証実験に参画。キリンビールマーケティングが販売するビール飲料「キリン一番搾り生ビール(350ml缶)」の無料引換クーポンを「シリーズ・アド・ビジョン名古屋」で訴求する。その場で凸版印刷の電子チラシポータルサイト「Shufoo!」が提供するスマートフォン向けアプリ「シュフーチラシアプリ」を起動することで、デジタルサイネージのBluetoothタグからプッシュされる情報を受信し特設サイトへ誘因。サークルK・サンクスで利用できるクーポンを配信し、送客を促す。凸版印刷は、実験の結果をもとに、デジタルサイネージを活用したO2O(Online to Offline)ソリューションの実用化を推進。また、店頭ディスプレイやポスターなどの販売促進物の企画・製作や、各種プロモーションの提案など、企業と生活者間の最適なコミュニケーション手法の実現を目指す。
2014年11月10日ベントレー・システムズ(ベントレー)とシーメンスPLMソフトウェア(シーメンス)は11月5日、ベントレーのBIMテクノロジーと、シーメンスの3Dデジタルファクトリーオートメーション向けTecnomatixに含まれているプロセス・シミュレーション・ツールを統合したと発表した。シーメンスのPLMソリューションを使用しているユーザーは、スキャンして取り込んだ点群ベースのモデルを活用することで、既存の工場の3Dデジタル・モデルをさまざま運用条件で拡張して操作できるようになるという。これによりユーザーは、デジタル・ファクトリーのモデリングに伴う時間とコストの削減や、製造ラインの完成時記録や運転記録としても使用可能な点群モデルを作成し、工場、製品、プロセスのライフサイクルを通した運用性能の改善などが期待できる。これまでにもベントレーの産業用BIMアプリケーションには、Parasolidソフトウェア、D-Cubedソフトウェア、JTデータ・フォーマットなど、シーメンスのPLMコンポーネントが採用されている。また、シーメンスは今後、ベントレーのVortexポイント・クラウド(点群)テクノロジーを自社の他のアプリケーションにも組み込むことができるようになるとのこと。
2014年11月07日兄の連れてきた婚約者は…
いきすぎた自然派ママがこわい
義父母がシンドイんです!