アユートは15日、動画撮影時の手ぶれに弱いデジタルカメラでも、手ぶれを抑える「カメラスタビライザー」を発表した。本日より同社の直販サイト「アキハバラe市場」にて販売を開始する。直販価格は4999円。「カメラスタビライザー」では、手ぶれの軽減におもちゃの「やじろべえ」と同様の仕組みを採用。ハンドグリップ上部のボールジョイントを支点とし、カメラ固定部のアームに取り付けたウエイトでバランスを取る。ハンドグリップを動かしても、カメラの固定部はボールジョイントの上でバランスを取っているので、カメラをまっすぐに保つことが可能だという。また、カメラの固定位置やグリップ取り付け部、アームの長さ、ウエイト重量の調整に対応し、サイズや重量の異なるカメラを搭載できる。カメラが重くなるほど、調整が難しくなるため、アユートではコンパクトデジタルカメラからミラーレスカメラ程度の利用を推奨している。本体サイズはW190×D50×H21~305mm、重量は約480g~600g。
2014年10月15日アユートは10月15日、デジタルカメラ用のスタビライザー「A0152」を発売した。アキハバラe市場における直販価格は税込4,999円。A0152は、やじろべえの仕組みを応用したスタビライザー(防振装置)。デジタルカメラの三脚穴に取り付けて、手ブレを軽減した滑らかな動画を撮影するために使用する。カメラの固定位置やグリップ、アーム、1個85gのウェイトにより調整し、コンパクトからミラーレス程度のサイズのデジタルカメラに対応する。
2014年10月15日アイ・オー・データ機器は15日、ウエスタンデジタル製のHDD「WD Red」を内蔵したUSB 3.0対応の外付けHDD「HDJA-UTW」シリーズに、6TBモデルを追加した。10月末より発売し、価格(税別)は61,200円。内蔵するHDDにウエスタンデジタル製「WD Red」を採用した外付けHDD。熱や振動に強いWD Redを使用することで、信頼性を高めている。ケース全体がヒートシンクになっている独自構造を採用し、冷却用ファンと併用することでHDDの熱を効率的に放熱する。PCとの電源連動機能を搭載し、縦置きと横置きの両方に対応。同社のサイト「IO.APPs」からは、ファイルのコピーやバックアップなどの便利アプリを無料でダウンロードできる。本体サイズは約W45×D216×H155mm、重量は約1.2kg。対応OSは、Windows Vista / 7 / 8 / 8.1、Windows Server 2008 / 2008 R2 / 2012 / 2012 R2、Mac OS X 10.7~10.9。
2014年10月15日ヤマハは10月15日、デジタル・サウンド・プロジェクター「YSP-2500」のカラーバリエーションとしてシルバーモデルを発表した。発売は10月下旬で、価格はオープンとなっている。推定市場価格は93,000円前後(税別)。関連記事ヤマハ、4K/60Pパススルー対応で4Kテレビに最適なサウンドバー「YSP-2500」(2014年7月8日)2014年7月にブラックモデルが発表されたYSP-2500のカラーバリエーションモデル。YSP-2500は、16基のビームスピーカーを搭載するバースピーカーと2基の10cmコーン型ウーファーを搭載するサブウーファーユニットで構成される7.1chサラウンドスピーカーだ。バースピーカーでは、16基のビームスピーカーとヤマハ独自の「デジタル・サウンド・プロジェクター技術」により音のビームを壁に反射。左右や後方にスピーカーを置かなくても、リアルな7.1chサラウンドを実現する。「インテリビーム」機能により、ビームスピーカーによる音の反射を最適な状態で行える。4K/60Pでのパススルーに対応した最新規格のHDMI端子を搭載。レコーダーなどから4K/60Pの映像信号を入力して、テレビに伝送することができる。また、Bluetooth機能搭載により、スマートフォンやタブレット端末などからワイヤレスで音楽を再生することができる。Bluetoothのバージョンは2.1+EDR、対応プロファイルはA2DPおよびSPP、対応コーデックはSBCおよびaptXだ。SCMS-T方式のコンテンツ保護にも対応している。主な仕様は次の通り。スピーカーユニットはビームスピーカーが2.8cmコーン型×16基、サブウーファーが10cmコーン型×2基、実用最大出力はバースピーカー部が32W、サブウーファー部が75Wとなっている。バースピーカー部に搭載されている接続インタフェースはHDMI入力×3系統、光デジタル入力×2系統、同軸デジタル入力×1系統、アナログ入力×1系統、HDMI出力×1系統(ARC)、ヘッドホン出力×1系統、サブウーファー出力×1系統。消費電力はバースピーカー部が24W、サブウーファー部が45W。サイズはバースピーカー部がW944×D144×H51mm(レッグ非装着時)、サブウーファー部がW434×D353×H129mm、質量はバースピーカー部が4kg、サブウーファー部が7.9kgだ。
2014年10月15日京セラコミュニケーションシステム(KCCS)は10月14日、米X Plus One Solutions(x+1)と、デジタルマーケティング分野でのDMP(Data Management Platform)事業の共同展開に向け、日本と東南アジアにおける戦略的パートナーとして業務提携したと発表した。x+1は、プログラマティックマーケティングやデータマネジメントソリューションのリーディングプロバイダー。同社の提供するOrigin DMPは、潜在顧客や既存顧客に向けたクロスチャネルでの最適なメッセージ配信から、配信効果の評価まで、統合的に管理・分析ができる環境を提供する。KCCSは今後、日本と東南アジア地域において、同社の提供する「デクワス. DSP」だけでなく、x+1のOriginプラットフォームを活用したマーケティングオートメーションサービスの提供により、企業の統合的なデジタルマーケティング活動を支援する考えだ。
2014年10月15日ティアックは、デジタルマルチトラックレコーダー DIGITAL PORTASTUDIO「DP-03SD」および「DP-32SD」を、同社TASCAMブランドより2014年11月上旬に発売すると発表した。価格はオープン。「DP-03SD」は、内蔵マイクによる録音、マスタリングまでこなせる8チャンネル・マルチトラック・レコーダー。カセットMTRのような直感操作を実現したユーザーインタフェースにより8トラックの録音が可能。同時入力数は2チャンネル(XLR/TRS対応)で、本体にはふたつのコンデンサーマイクも内蔵する。さらに、各トラックには、レベルフェーダーやパン、内蔵リバーブエフェクト送りつまみを装備。独立したEQ専用つまみで、直感的なミックスダウンが行える。一方、「DP-32SD」は、スリムなボディに、8つのXLR/TRSコンボジャック入力端子、8トラック同時録音/32トラック同時再生、12個のエンコーダー、21本のフェーダーなどの高度な音楽制作機能を備えた本格派デジタルマルチトラックレコーダー。ダイナミクスエフェクト最大8系統、ギターエフェクトに加えミキシングエフェクト、マスタリングエフェクトなども搭載し、プロフェッショナルクオリティの音源作りを手軽に実現できる。専用サンプリングレートコンバーターTMSSも内蔵している。
2014年10月14日様々な場面で活躍する女性達の“輝き”の理由に迫る連載インタビュー企画。第7回は、子供向け創造・表現活動を推進するNPO法人CANVASの理事長であり、絵本のアプリを製作する株式会社デジタルえほんの代表を務める石戸奈々子さんが登場。ポジティブなオーラを纏った石戸さんに、美容やファッションについて聞きました。――子供達のために奮闘中の毎日ということですが、いつもどんなファッションを楽しんでいますか?実は今日着ているワンピースは母の手作りなんです。幼い頃から祖母や母が作ってくれた洋服を着ていました。東京の下町で生まれ育ったこともあり、日暮里の生地問屋にもよく行っていました。ブランドにこだわりはあまりありません。その分、海外出張や街中を歩いている時にふと出合った、自分好みのアイテムは逃さず買うようにしています。普段から1枚でさらっと着られるワンピースが多いですね。他にはつばの広い帽子、ゲタや草履が定番スタイル。パソコンやタ ブレット、スマートフォンなどをいつも持ち歩いているので、大きめのリュックも欠かせません。――足元がゲタや草履とはユニークですね。全部で20から30足ぐらい持っていて、通勤はもちろん、役所の会議や海外の国際会議でも履いています。ヨーロッパの石畳の道では、歩く度にカランカランと音がなるので、よく振り向かれます(笑)。最近はゲタと防寒用のカバーが一体化した商品も出ているので、冬でも履いています。――では、美容について気を付けていることはありますか?スッピンで過ごすことが多いですね(笑)。日焼け止めも付けずに海に行ってしまうことも…。ただ、つばの広い帽子は必ず被るようにしています。以前、肌が 荒れて皮膚科を受診したら、無添加の石鹸をすすめられ、それを使ったらすぐに肌荒れが治ったんです。以来、その石鹸を愛用しています。――シンプルなスキンケアなのにお肌がとてもきれいですね。いつも好きなことをやり、好きな人達と一緒にいるからでしょうか(笑)。あとは、疲れていると感じたら、いつでもどこでも眠るようにしています。子供がいるので、早寝早起き、朝ご飯を食べる習慣など、自然と規則正しい生活を送っています。週末になると子供と目一杯歩いたり走ったりするので、気が付いたら運動している感じですね。■今回の撮影にあたり、イセタンミラーの門脇奈美さんがメイクを担当。明るく自然体の石戸さんの雰囲気に合わせて、メイクも優しい印象に仕上がった。敏感肌であることを考慮し、オーガニック&ナチュラルな製品を中心に使用。スキンケアは「ジュリーク(Jurlique)」、ファンデーションは「スリー(THREE)」。ベースはブラシで付けることで、むき卵のようなツルっとした質感を出した。アイシャドーやチークはピンク系でナチュラルに仕上げつつ、アイラインをしっかり引いてメリハリを付けたのがポイント。「目鼻立ちがはっきりされているので、パーツを生かしたメイクをするだけで、華やかな印象に仕上がります」と門脇さん。主な使用アイテムは、ジュリーク「クレンジングローション リプレニッシング」、スリー「フローレスエシリアル フルイド ファンデーション 203」、ルナソル「ペタルピュアアイズ 01」、イセタン ミラー ボーテ「アイライナーペンシル01」、アディクション「アディクション ブラッシュ12」。【石戸奈々子プロフィール】1979年東京生まれ。東京大学工学部卒業後、マサチューセッツ工科大学メディアラボ客員研究員となる。2002年、NPO法人CANVASを設立。これまで開催したワークショップは2,000回、約30万人の子供達が参加。2011年、株式会社デジタル絵本設立。総務省情報審議会委員や慶應義塾大学准教授を務める。著書に『子どもの創造力スイッチ!遊びと学びのひみつ基地CANVASの実践』『デジタル教科書革命』など。デジタルえほん作家&一児のママとしても奮闘中。【イセタンミラーについて】イセタンミラーは「欲しい時に好きなように欲しいモノだけ買えるラグジュアリーコスメショップ」がコンセプトのコスメショップ。そこで働くのがイセタンミラーガールだ。かつて百貨店でしか買えなかったブランドコスメを、ブランドの垣根を越えてセレクト出来る同ショップでは、アイテムを1人で試して選ぶことも、イセタンミラーガールに相談して選ぶことも可能。現在、国内で9店舗展開している。前半へ戻る。
2014年10月11日仕事や家庭など、様々な場面で活躍する女性達を紹介するインタビュー企画「輝く女性の秘密」。第7回は、子供向け創造・表現活動を推進するNPO法人・キャンバス(CANVAS)の理事長であり、絵本のアプリを製作する株式会社デジタルえほんの代表を務める石戸奈々子(いしど・ななこ)さん。未来を作る子供達のために、日々奮闘する石戸さんに話を聞いた。――今年設立10周年、石戸さんが主宰されているCANVASでは、どのような活動をされていますか?CANVASでは、子供達の創造力やコミュニケーション力を育むような活動を産官学連携で推進しています。これまでは知識を詰め込み、暗記することが重要視されてきました。しかし、情報化社会になりいくらでも情報が手に入るようになった今、その相対的な価値は下がっています。現代の子供達に求められているのは、コンピューターには代替出来ない力としての、他者と協働しながら新しいものをつくり出す力、創造力とコミュニケーション力だと考えています。だからこそそのような力を育むワークショップなどをCANVASは企画・運営しています。――石戸さんが代表を務めているデジタル絵本との繋がりは?私達の活動は、ワークショップやイベントの開催に加え、子供達の学びを支える大人のネットワーク作りなど、多岐に渡ります。その中で、家庭でもクリエーティブな活動ができるようタブレットやスマートフォンを活用した、子供向けデジタルコンテンツも作っています。作家の方々もかかわって頂いているので、デジタルえほんに関連する事業を便宜上、株式会社化していますが、すべての活動は連動しています。――最近の活動の中で心に残っているプロジェクトはありますか?今年10回目を迎える「ワークショップコレクション」が、青山学院大学青山キャンパスで8月29・30日に開催されました。CANVASは子供達が 何かをつくって表現する場、それを支える企業、自治体、学校、ミュージアム、地域、家庭など大人達が手を取り合う場、この二つの“場”を作ることを大事にしてきました。それを可視化したのが「ワークショップコレクション」です。第1回目は来場者500人でしたが、回を追うごとに規模が大きくなり、前回は2日で10万人が来場するまでに成長しました。数値目標を掲げてきたわけではありませんが、やはり感慨深いですね。もともとすべての子供達に学びの機会を提供したいという思いで始めたワークショップコレクションですので、ワークショップコレクションに合わせて、全国で同時にワークショップを開催することで、日本中で盛り上げていけないだろうか?と考えました。そこで、今年からはクリエーティブキッズデイという企画を始めました。子供達の「創る」を応援する年に1度のお祭りを催そうというものです。今年は北海道から沖縄まで、全国から約150のワークショップが参加してくれました。愛知ではワークショップコレクションと同じ日に、24のワークショップが一同に集うワークショップギャザリングが開催されています。――多くの人とかかわり合いながら、成長してきたのですね。そうですね。私達の力というよりも、子供が持っている力の大きさに驚かされます。子供達は創造力はもちろん、求心力も持っています。子供に関連する活動を続けていると、子供を“未来の宝”だと思う大人達が、支援の手を差し伸べてくれるのです。――多忙な毎日を過ごされていますが、アクティブに活動する秘訣は?毎日を楽しむことでしょうか。私は仕事とプライベートの垣根があまりないんです。ただ、4歳の子供がいるので、出来るだけ一緒に過ごす時間を作るようにしています。そのために、仕事のスタイルを変えて、同僚やスタッフなどと仕事を共有して、任せられることは任せています。私自身も、やらなければならないことは先延ばしにせず、その日のうちにやってしまうなど効率的に仕事をするよう心掛けています。――10年後の自分の姿を想像すると?今、好きな人達と好きなことをやっていているので、10年後も同じように活動していたい。この活動を海外にも広げてみたいと思っています。海外のクリエーティブで面白いものをワークショップコレクションで紹介したり、海外で開催したりすることも考えています。――憧れている人はいますか?鉄の意志と実行力を持つイギリス初の女性首相マーガレット・サッチャーさん、ルパン3世に登場する女性らしさが印象的な峰不二子さん、日本人女性らしい穏やかな立ち振る舞いの美智子皇后陛下が素敵だなと思います。――それぞれ個性的でパワフルな面々ですね。では今一番会ってみたい人は誰ですか?次の時代をつくっていく天才キッズ達に会いたいですね。最近、インターネットを活用する世界中のキッズやティーンの活動をまとめた冊子「インターネットで 出来ること」を発行しました。今の子供達は、新しい表現ツールや発信ツールを手にして、私達には想像も出来ないような活躍をしているんですよ。後半「ゲタの音が明るく響く、自然体の魅力」へ続く。
2014年10月11日渋谷、道玄坂をあがったところにある「FabCafe」は、レーザーカッターや3Dプリンタなど、普段なかなか触れることのできないクリエイティブな設備を併設したデジタルものづくりカフェだ。毎日さまざまなクリエイターが訪れるこの場所で、ワコムが新たに発売したiPad/iPhone向けスタイラスペンを用いたワークショップおよび新製品体験会が開催された。今回行われた「デジタル・ラクガキ・スケッチ・ノート入門ワークショップ」は、人気ブロガーであり、「ラクガキコーチ」というユニークな肩書を持つタムラカイ(タムカイ)氏を講師に迎え開催されたもので、ワコムが9月5日に発表した新スタイラスペン「Intuos Creative Stylus 2」とiPadを用いてだれでも簡単に本格的な絵が描ける方法をレクチャーする、約1時間のワークショップ。会場はタッチ&トライも含め、開始前から多くの人でにぎわっていた。ワークショップで用いる「Intuos Creative Stylus 2」はiPad用のスタイラスペンとして開発されたもので、ペン先の直径はわずか2.9㎜。手元を確認しながら描くことができるため、アナログのペンで描くような感覚で描画などを行えるのが特徴だ。ワークショップではまずワコムの無料ノートアプリ「Bamboo Paper」を立ち上げ、iPadで写真を撮る。今回は自分の似顔絵を描くのがテーマだ。撮った写真にレイヤーを重ねて上から鉛筆ツールなどでなぞっていくという方法で絵を描いていくと、あっという間に自画像ができあがる。タムカイ氏は、「スケッチはコツをつかめば意外と簡単にできますよ」ときっぱり。「ベースに写真があれば、ある程度のライン引きが誰でもできるので始めやすいと思います。あとはそもそもの写真のアングル、選ぶペン先の種類や色によってそれぞれ描く人の個性がでてきます」と、今回のワークショップの手法に関してアドバイス。「旅先などでiPadを用いて撮影した写真をもとに、絵を描くというのもオススメです。そうすることによって、その場所も写真もさらに特別なものとなっていくと思うんですよ。もっと気軽に、身近なものから挑戦していってほしい」とも語った。ワークショップへの参加は初めてという参加者は「コツを教えてもらって描くとすごく楽しいです! ペンの種類によって線の表情がガラッと変わるものなんですね。これがあれば、どこでも好きな場所で絵が描けますね」と感心しきり。その一方、別の男性は「普段、スタイラスペンを使っているのですが、いまひとつ使いこなせていなくて」と、スタイラスペンへのややネガティブな印象を語った。しかし、「Intuos Creative Stylus 2」を使ってみたところ、「持った感覚も太めのボールペンのようで違和感がなく、本物の筆記具みたいな使い心地に驚いています」とその印象が一変したということで、「iPadで絵を描いたのも初めてなんですが、予想以上におもしろいです。自分もタムカイさんのようにブログでもはじめてみようかな」とほほえんでいた。1時間予定のワークショップだったが、どの参加者も描き始めると(インタビューするのがはばかられるほどに)どんどん夢中になって楽しんでいるのが印象的で、終了後、引き続き作品制作を続ける様子も多く見受けられた。○Web通販限定の「Cintiq Companion」タッチアンドトライも!なお、会場ではセミナー以外に、登録不要で参加できる同社のスタイラスペンや液晶ペンタブレット製品群のタッチ&トライも行われた。液晶ペンタブレット製品からは「Cintiq 13HD」、「Cintiq Companion」、「Cintiq Companion Hybrid」が展示されていたが、「Cintiq Companion」シリーズ2製品は家電量販店などでは店頭展示されていないWeb専売品となっているため、購入を検討中の人が実機を見られる貴重な機会を逃すまいと、この日のために足を運んだようだ。実際、実機のまわりには人だかりができ、その注目度の高さが見て取れた。「Cintiq Companion」の実機を試すために訪れた人に話を聞くと、「マルチタッチなのでわざわざペンを持ちかえる必要もないのが何よりいいですね。キーボードを置く場所も必要ないし、ノートを買うかタブレットを買うか迷っていたんですが、予算や機能、使い勝手を考えるとこの13.3インチが一番いいかなと感じています。「Intuos Creative Stylus 2」も、もちろん買いですね!」と語った。実機を触ったことで、購入の意思やさらなるスタイラスペンの導入まで検討していたようだ。最後に、スタイラスペンで描いたイラストや文字が、そのままスタンプになる「世界でひとつ、手書きのFABスタンプを作ろう!」イベントを体験。いつもFabCafeでキットとして用意している「Fab Stamp」を当日限定のワコムの特別仕様で作成した。新作ペンタブレットへの熱いタッチアンドトライを横目に、スタイラスペンの新たな可能性と身近な使い心地を体験できる楽しい一日となった。
2014年10月10日シグマは、コンパクトデジタルカメラ「SIGMA dp1 Quattro」を10月24に発売すると発表した。価格はオープンとなっている。推定市場価格は101,500円(税別)。関連記事シグマ、新開発の3層イメージセンサーを搭載する「dp Quattro」を開発発表(2014年2月10日)シグマ、3層センサーと28mm相当レンズ搭載のコンデジ「dp1 Quattro」を発売(2014年9月12日)新開発のFoveon X3 ダイレクトイメージセンサー「Quattro」と、焦点距離19mm(35mmフィルム換算時28mm相当)のレンズを搭載するコンパクトデジタルカメラ。2014年2月に開発発表、9月に製品化が発表されており、今回正式に発売日が決定した。一般的なデジタルカメラのイメージセンサーではR(赤)・G(緑)・B(青)のカラーフィルターを水平に配列して色情報を取り込むのに対して、シリコンの異なる深さに3層のフォトダイオードを配置するFoveon X3 ダイレクトイメージセンサー「Quattro」では単一セル内で全てを記録。グラデーションなどを豊かに表現できるなどの特長を有する。主な仕様は、撮像素子が23.5×15.7mm・有効約2,900万画素のFoveon X3 ダイレクトイメージセンサー「Quattro」、レンズが焦点距離19mm(35mmフィルム換算時28mm相当)、F値がF2.8~F16、ISO感度がISO100~ISO6400となっている。背面のモニターは3型・約92万ドット、利用可能な記録メディアはSD/SDHC/SDXCメモリーカード、記録形式はRAW、JPEG。サイズはW161.4×D87.1×H67mm、重量は425g(電池、メモリカード除く)となっている。なお、初回出荷分には、購入者特典としてシグマオリジナルの「dpラッピングクロス」が同梱されている。カメラをバッグに入れて持ち運ぶ際、キズが付きにくくするもの。
2014年10月10日アユートは9日、デジタルカメラの液晶モニターを約2.8倍に拡大して視認できる「液晶ビューファインダールーペ」の発売を発売した。液晶モニターサイズに合わせるアタッチメントの種類によって、A~Fの6種類を用意。いずれも直販サイト価格で1,851円(税別)となっている。液晶ビューファインダールーペをデジタルカメラの液晶モニターに装着することで、モニターの見え方が約2.8倍に拡大され、マニュアルフォーカスにおけるピント合わせの精度を向上できる。また、表示される文字なども大きく見えるので、情報を確認しやすい。液晶モニターを覆うように本体を装着するため、日中の屋外など太陽光の下でも画面がクリアに見える。画面をのぞくフード部分には深く大きなアイピースを採用し、メガネを装着したままで使用可能だ。ファインダールーペの着脱はマグネット式。取り付けアタッチメントの装着方法は、A~Bタイプが両面テープ、C~Fタイプが三脚穴となっている。対応する主なデジタルカメラは以下の通り。Aタイプ(3型液晶モニター)Canon 5D II / 7D / Kiss、Nikon D700 / D800Bタイプ(3.2型液晶モニター)Canon Kiss X4 / 5D IIICタイプCanon Kiss X5/ 60DDタイプSONY NEX3 / NEX 5EタイプNikon 1FタイプCanon EOS M本体サイズは共通で、フードがW100×D85×H135mm、アイピース収納時がW100×D85×H80mm、重量が約75gとなっている。
2014年10月10日リコーイメージングは10月9日、コンパクトデジタルカメラ「RICOH WG-30」「RICOH WG-30W」を発表した。発売はWG-30が10月中旬で、WG-30Wが12月となっている。価格はオープンとなっており、推定市場価格はWG-30が27,500円、WG-30Wが32,500円(いずれも税別)。2014年2月に発表された「RICOH WG-20」の後継となるタフネスデジタルカメラ。水深12mで2時間の連続撮影が可能なIPX8、JIS保護等級8相当の防水性能、IP6X(JIS保護等級6)相当の防塵性能、1.5mの高さから落としても動作する耐落下衝撃性能、マイナス10度の寒さで動作する耐低温性能を備えている。2モデル共通で新型の裏面照射型CMOSセンサーを搭載。加えて、画像処理エンジンも新しくなり、最高ISO6400対応の高感度性能と有効約1,600万画素の高精細な描写を実現している。超解像技術による解像感の高い描写が可能なほか、また4枚の画像を合成してブレを抑えた描写を実現する「手持ち夜景」モードを新たに搭載した。WG-30WのみWi-Fi(無線LAN)接続機能を内蔵しており、スマートフォンからリモート撮影を行ったり、撮影した画像をスマートフォンで閲覧、保存したりすることができる。また、6灯のLED補助光をレンズ周囲に配置。WG-20同様に、被写体を大きく拡大して撮影できる「デジタル顕微鏡」モードを搭載しており、肉眼では確認しにくいミクロの世界を記録することができる。加えて「瞬間輝度アップ」機能が、撮影の瞬間にLED光量をアップ。手ブレ、被写体ブレを抑えて撮影することができる。主な仕様は、撮像素子が有効約1,600万画素・1/2.3型CMOSセンサー(裏面照射型)、レンズが焦点距離約28~140mm(35mmフィルム換算時)の光学5倍ズーム、F値がF3.5~F5.5、対応感度がISO100~ISO6400となっている。背面モニターは2.7型・約23万ドットの液晶方式、記録メディアはSD/SDHC/SDXCメモリーカードのほか約68MBの内蔵メモリが利用可能。動画の記録形式はH.264で、記録画素数は1,920×1,080ドット/30fps。バッテリーは専用のリチウムイオン充電池で、撮影可能枚数は約300枚(CIPA準拠)。サイズは約W122.5×D29.5×H61.5mm(操作部材、突起部を除く)、重量は電池、メモリーカードを含む状態でWG-30が約192g、WG-30Wが約194gとなっている。
2014年10月09日ニコンは、コンパクトデジタルカメラ「COOLPIX S6900」を10月16日に発売することを発表した。推定市場価格は税別35,000円前後。左右に180度開くバリアングル液晶を備えるなど、"自分撮り"を意識して開発された製品だ。発表当初は9月中旬としていたCOOLPIX S6900の発売が10月16日に決定した。COOLPIX S6900は、左右に180度開くバリアングル液晶をはじめ、背面にカメラスタンド、前面にシャッターボタンを備えるなど、"自分撮り"機能に注力したコンパクトデジタルカメラだ。「メイクアップモード」では、「美肌」「美白」「ソフト」「鮮やかさ」の4種類の効果を撮影時に適用できるほか、再生時に適用できる効果がS6600の8種類から「ビッグアイ」「アイシャドウ」「ホワイトアイ」「マスカラ」「クマ軽減」「美肌」「美白」「チーク」「小顔」「テカリ軽減」「歯のホワイトニング」「リップカラー」の12種類へ増えた。撮像素子は有効1,602万画素の1/2.3型CMOSセンサー、レンズは焦点距離25~300mm(35mmフィルム換算時)の光学12倍ズーム、開放F値はF3.3~F6.3。そのほかの仕様詳細は関連記事を参照いただきたい。
2014年10月08日マーケターのデジタル・ハブとなるTurnは10月7日、電通に対し、データマネージメントプラットフォームとプログラマティック広告の実行、最先端の分析などのサービスを提供すると発表した。Turnは、エンタープライズ向けデータマネジメントプラットフォーム「Audience Suite」と、ビデオやモバイル、ソーシャル、ディスプレイ等の広告用デジタルメディアバイイングプラットフォーム「Campaign Suite」、マーケターのために設計されたデータ検索・最適化・保管ソリューション「DataMine Analytics」という3つのリアルタイムマーケティングアプリケーションを提供する。電通は、Turnのソリューションの採用にあたり、同社の世界市場におけるデータドリブンマーケティングプラットフォームとしての実績と、自由で高度な分析をカスタマイズ可能な柔軟性、データを活用したオーディエンスの拡張やターゲティングといったメディア・エグゼキューション能力を評価。特に、ポイント・アンド・クリックでデータ収集ができる「Flextag」や、使いやすく幅広いレポーティング機能、高度なデータ分析機能「Datamine」を高く評価したという。
2014年10月08日ライカカメラジャパンは、「Photokina 2014」で発表されたデジタルカメラ「ライカ X-E」の発売日を10月11日とすることを発表した。ライカストアにおける価格は税込226,520円。「ライカ X-E」はレンズ一体型のコンパクトデジタルカメラ「ライカ X2」をベースにしたモデル。有効1,620万画素のAPS-CサイズのCMOSセンサー、レンズは「ライカ ズミルックス f2.8/24mm ASPH.」を搭載する。背面のモニターは23万ドットの2.7型液晶。本体サイズはW124×D51.5×H69mm、重量はバッテリーを含まない状態で316g、バッテリーを含む状態で約345gとなっている。「Adobe Photoshop Lightroom」のダウンロード権が付属する。
2014年10月07日ザインエレクトロニクスは10月3日、100mデジタル信号伝送が可能な独自のインタフェースであるI/OSpreaderの新製品「THCS133/134」のサンプル出荷を開始したと発表した。同製品は、V-by-One HSをはじめとする、同社の豊富な高速インタフェース技術とノウハウを活用して開発された。具体的には、I/OSpreader技術は、パラレル信号をシリアル信号に変換して伝送することにより、スイッチのON/OFF信号、LEDのON/OFF制御信号、モータ制御信号、スピーカ制御信号などの伝送の際に、従来、16本のパラレル信号が必要だったものを1本のシリアル信号のみで伝送することが可能になる。さらに、デバイスアドレスを指定したデータの送受信を行うことも可能で、最大で16個のデバイスを同時に取り扱うことができる。そして、産業機器などにおける長距離の信号伝送のニーズに対応しており、100mの長距離にわたる信号伝送時にも配線本数を削減することが可能な他、内蔵フィルタの機能により優れた強い耐ノイズ特性を実現している。これらにより、I/OSpreaderは、スイッチ、LED、モータなどを搭載し、配線コストに割くスペースや配線重量を削減することが求められている機器や、信号伝送が必要なヒンジ部・関節部を持つ機器などにおいて、電子基板間伝送での広範な使用が期待される。例えば、マシンビジョン、セキュリティカメラ、ビル関連機器、車両機器、自動券売機、銀行などの現金自動引出機(ATM)、販売時点管理システム(POS)端末、複合機、多機能電話機、産業用工作機器、ポンプ、ロボット、搬送装置、内視鏡、アミューズメント機器、スピーカー、家庭用電気製品などの市場での活用が期待されるとしている。なお、パッケージは16ビット対応の「THCS134」がQFN-20、8ビット対応の「THCS133」がDIP-20。
2014年10月07日アーバンリサーチはこのたび、同社公式スマートフォンアプリ「UR STYLE」のスキャン機能を強化し、QRコードから商品の紹介動画や詳細情報などのデジタルコンテンツへシームレスなアクセスを可能とした。「UR-STYLE」は、全国の130を超える店舗のスタッフがスタイル写真を毎日更新するアプリ。この写真には、ショップ情報のほか、モデルの身長や着用サイズ、コーディネートに使用しているアイテムが記載され、アイテムは、ONLINE STOREへの該当ページリンク先から購入することが可能だ。今回のスキャン機能強化では、カタログや店頭ポスター、チラシ等に掲載しているアプリ専用のQRコードから、目的の商品に関する動画ページへのアクセスが可能になった。動画画面を閉じると、商品詳細ページとなり、商品名や商品価格、商品を使用したスタッフのコーディネート写真、在庫のある店舗など商品について知りたい基本的な情報が閲覧できる。QRコードのスキャン履歴は自動で保存され、関連動画や商品情報をいつでも確認可能。カタログなどの紙メディアからデジタルコンテンツへのアクセス、オンラインストアでの購入までシームレスなアクセスを実現したという。
2014年10月04日米Evernoteは10月2日(現地時間)、米サンフランシスコで開催中のEvernote Conferenceにおいて、Evernoteをデジタル時代のワークスペースとするビジョンを示し、クラウド時代のプロダクティビティに焦点を当てた新機能「コンテキスト」と「ワークチャット」を発表した。私たちはファイルやドキュメント、スライドなどを当たり前のように受け入れて使っているが、それらはタイプライターやキャビネット、スライドプロジェクターなどを使っていた頃に、仕事にPCをとけ込ませるために生まれたメタファーであるとCEOのPhil Libin氏は指摘した。デジタルに移行し、そうしたモノが主要なビジネスツールではなくなった今、モノを意識したメタファーはむしろプロダクティビティを損なうものになり得る。価値のある情報がキャビネットの奥に仕舞われたまま、誰にも気づかれないのが今日のスタイルではない。効率的に情報を集め、いつでも適切なタイミングで必要な情報にアクセスでき、価値のある情報を効果的に共有できてこそ、今日のプロダクティビティである。Evernoteが考えるデジタル時代のワークフローは「Write」「Collect」「Find」「Present」。そしてEvernoteは、これら4つのアクションを円滑に実行できるワークスペースになる。新機能のコンテキストとワークチャットは、よりスムーズな情報共有と共同作業を実現する機能になる。年内に主要なプラットフォーム(Windows、Mac、Android、iOS)のEvernoteに実装される予定だ。コンテキストは、ユーザーがEvernoteで取り組んでいるプロジェクトに関連する情報をインテリジェントに自動表示する。ユーザーが入力または収集した情報をEvernoteが開発したアルゴリズムが解析し、過去のノートから現在のプロジェクトに関連した情報を引き出す。Evernote Businessの場合はチームで共有しているノートブックも対象になる。また社内で、その内容に関して詳しいと思われる人物をリストアップするExpertise Discoveryという機能も備える。コンテキストは外部のソースからの関連情報も表示する。例えば、ノートに記された人物をLinkedInで検索して最新の情報をまとめてEvernote内で示す。また、オンライン媒体からも記事やデータを集めて資料として表示する。この連携に関してEvernoteはDow Jonesとパートナーシップを締結。Evernote内からコンテキストで表示されたWall Street JournalやFactiva (Evernote Businessのみ)のコンテンツを読めるようになる (英語ユーザーから提供)。ワークチャットはEvernoteに組み込まれるメッセージ機能である。ノートやノートブックを共有でき、ワークチャットを通じてEvernoteユーザーは考えやアイディア、資料、関連情報などを交換できる。ワークチャットを使ったリアルタイムの共同作業やコミュニケーションを促進するために、共有ノートを開いた時に同時にアクセスしているチームメンバーをそれぞれが把握できるようにする。ワークチャットを活用すれば、メールにファイルを添付してやりとりするよりも効率的かつ直接的に作業を進められる。ワークチャットは古いメタファーの1つである「インボックス」へのユーザーの依存を軽減するソリューションになる。
2014年10月03日デジタルステージは2日、同社が提供するオンラインホームページ作成サービス「BiND Cloud(バインド・クラウド、以下BiNDクラウド)」のセールスパートナー制度を開始したと発表した。今回開始されたセールスパートナー制度は、BiNDクラウドを同社に代わって取り次ぎ販売を行い、その販売件数に応じた売り上げの一部を報酬として同社が支払う制度。販売契約数に応じて「プラチナ」「ゴールド」「シルバー」「ブロンズ」の4つのクラスを設け、報酬額は契約数が増えるほど割合がアップし、最大で売上額の30%が支払われる。セールスパートナーになるための初期費用やノルマなどは設けておらず、所定の方法で申し込みを行えば、個人・法人を問わず始めることができる。想定するパートナーイメージは、Web制作会社、Webコンサルティング会社、フリーランスのデザイナー、教育機関など。同社は、BiNDクラウドを活用しながらWeb制作のパフォーマンスをともに高め発展してゆけるパートナーを増やすことで、BiNDクラウドユーザーの拡大を図っていくとしている。
2014年10月02日パナソニックは10月1日、「DMC-LX100」「DMC-GM5」などデジタルカメラ「LUMIX(ルミックス)」シリーズの新モデルの発表に合わせて、東京都内で報道関係者向けの発表会を開催した。DMC-LX100は、レンズ一体型の「LUMIX」シリーズとして初めて4/3型MOSセンサーを搭載するモデル。一方のDMC-GM5は、レンズ交換式タイプの「LUMIX」シリーズの中で特にコンパクトさを重視して設計された「LUMIX GM」シリーズ新モデルで、従来機「DMC-GM1」にはなかった装備として、新たにEVF(電子ビューファインダー)が採用されている。いずれも11月13日発売で、価格はオープンとなっている。推定市場価格はDMC-LX100が103,000円前後、DMC-GM5のボディのみが90,000円前後、標準ズームレンズ「LUMIX G VARIO 12-32mm / F3.5-5.6 ASPH./MEGA O.I.S.」が付属するレンズキットが100,000円前後(いずれも税別)。関連記事パナソニック、4/3型MOSセンサー搭載コンデジ「LUMIX LX100」を国内で発表(2014年10月1日)パナソニック、EVF搭載の超小型ミラーレス一眼「LUMIX GM5」を日本国内発表(2014年10月1日)○ライカも認める高い技術力発表会では、AVCネットワークス社 イメージングネットワーク事業部の杉田卓也事業部長が登壇。一眼カメラ市場を中心に、デジタルカメラ市場の動向を紹介した。杉田氏はまず、同社が2008年にミラーレス一眼の初代モデル「DMC-G1」を発売してから6年が経過したことに触れ、「ミラーレス構成比がグローバルに拡大している」とコメント。ミラーレス一眼のグローバルの一眼カメラ市場における構成比が3割近くになったことを説明した。一方で、世界最大規模のカメラ展示会「Photokina」が開催されているカメラ大国・ドイツでは、2013年10月に20%しかなかった一眼カメラ市場におけるミラーレス一眼の構成比が、2014年5月には41%と1年足らずで倍増している点を強調。次に杉田氏は、このようなミラーレス一眼を前面に押し出して展開している「LUMIX」シリーズを支える技術について紹介。非球面レンズなどの高性能レンズを製造している山形工場の技術力について「ライカの認証を受ける高い技術を持っている」と、自社の光学技術に自信をみせた。また、フラッグシップ機「DMC-GH4」で採用されている空間認識AFなど、AF(オートフォーカス)についても優れた技術を持っている点に触れた。○ミラーレス No.1を目指す杉田氏はさらに、パナソニックが2024年までオリンピックのトップスポンサー契約を更新した点に触れ、「公式スポンサーとして放送機器を納入してきた」と強調。放送機器で培った技術基盤が「LUMIX」シリーズでも活用されていることを説明し、「(プロ向け機材で培った高い技術力を持つ)パナソニックが新たに提案するのが"4Kフォト"だ」と語った。4Kフォトとは、4K解像度(多くは3,840×2,160ドット=約830万画素)の動画から静止画を切り出すとしてパナソニックが提唱している撮影のムーブメントだ。現状、30fps記録が主流の4K動画から1コマを切り出すことで、30コマ/秒で連写しているのと同様になると杉田氏は語る。杉田氏は、4Kフォトを可能にする4K動画記録対応の新製品として「DMC-LX100」を紹介。4K記録対応モデルのラインナップが拡大している点を強調した。杉田氏は最後に、「パナソニックは"CHANGING PHOTOGRAPHY"をテーマにミラーレス No.1を目指していく」と、高い技術力で市場のパイオニアであり続ける姿勢を示した。
2014年10月01日ライカカメラジャパンは、「Photokina 2014」で発表したデジタルカメラ「ライカ X」と「ライカ V-LUX」の発売日を発表した。「ライカ X」は10月4日、「ライカ V-LUX」は10月1日に発売する。ライカストアにおける価格は「ライカ X」が税込289,440円、「ライカ V-LUX」が税込183,600円。「ライカ X」と「ライカ V-LUX」は、「Photokina 2014」にて発表されたデジタルカメラ。2014年9月16日(ドイツ時間)の製品発表時には10月以降とされていた発売日が、このたび正式に決定した。「ライカ X」は、有効1,620万画素のAPS-CサイズCMOSセンサーを搭載するコンパクトデジタルカメラ。レンズには、大口径の「ライカ ズミルックス f1.7/23mm ASPH.」を搭載しており、大型センサーとの組み合わせにより、ディテールに至るまで緻密に描写することが可能だ。開放F値がF1.7と明るく、ボケ味の美しい写真を撮影することができる。「ライカ V-LUX」は、25-400mm(35mm判換算)の焦点距離をカバーする大口径レンズ「ライカ DC バリオ・エルマリート f2.8-4.0/9.1-146mm ASPH.」を搭載したレンズ一体型デジタルカメラ。広角端で開放F2.8、望遠端で開放F4の明るいレンズとなっている。被写体に3cmまで近づいたマクロ撮影も可能。動画撮影では4K動画の撮影に対応する。撮像素子は有効2,010万画素の1型MOSセンサーだ。
2014年09月30日シャープは9月29日、JR名古屋駅の中央コンコースにデジタルサイネージ用の60型液晶ディスプレイ「PN-R603」を100台納入したと発表した。JR名古屋駅では設置工事後、10月7日より運用を開始する。JR名古屋駅は、太閤通口と桜通口とを結ぶ中央コンコースの柱の両面に設置する。これまでは紙のポスターが貼られていたが、デジタルサイネージに置き換えて、広告情報や災害情報などさまざまな情報を掲示する。シャープによると、交通広告としての利用では日本最大級の連続・多面デジタルサイネージだという。同社はデジタルサイネージ用の液晶ディスプレイの販売強化に取り組んでおり、大型モデル、タッチディスプレイ、マルチディスプレイ、高輝度モデル、薄型・軽量モデルなど、幅広い機種をラインアップしている。PN-R603は、60型・フルHD画質の液晶ディスプレイ。本体サイズは横1378mm×縦794mm×奥行約39.4mm。入力・出力端子は、ミニD-sub、DisplayPort、DVI-I、HDMI、ビデオ、コンポーネントなど豊富にそろっている。
2014年09月30日1994年10月にデジタルコンテンツのクリエイターを育成する目的で設立されたデジタルハリウッドは、2014年10月に設立20周年を迎える。この20年の間に、日本各地や海外で専門スクールを開校するとともに、大学院や大学、オンラインスクールなども設立し、今や日本を代表するクリエイター育成機関に成長した。ここまでの歩みの中で、同校にはどのような変化や出来事があったのだろうか。学長の杉山知之氏に話を聞いてみた。○デジタルハリウッド開校の目的と経緯デジタルハリウッド開校は、一般的な学校が新学期を迎える1995年4月を予定していた。それが半年も前倒しとなる1994年10月になったのは、デジタル技術に転機が訪れることを杉山氏が予見していたからだ。当時は、アーケードゲームの世界に、セガが3DCGを使った格闘ゲーム「バーチャファイター」を、ナムコが3Dレーシングゲーム「リッジレーサー」をリリースして大ヒットしていた。杉山氏は、これらの3D技術が家庭用のゲーム機などにも爆発的に流れ込み、3DCGを扱えるクリエイターの需要が一気に高まると考えていた。杉山氏自身もCG制作のベンチャー企業を手掛けており、3DCGを扱えるクリエイターの数が少なく、集めることが難しいと実感していた。一方で、3DCGは当時パソコンでは荷が重く、ワークステーションを使って制作されていた。その頃のワークステーションには「モザイク」というWebブラウザが出現しており、世界中の研究機関などがWebサイトを立ち上げ始めた時期でもあった。杉山氏は、このインターネットもパソコンにまで普及すると予想した。3DCGとインターネットの普及がさらに進めば、クリエイターの数が足りないと多くの人が実感するだろう。そうなる前に、専門の育成校を立ち上げる必要性を感じ、予定を半年も前倒しして、デジタルハリウッド開校に踏み切ったのだ。そして、開校直後の1994年の年末商戦にはプレイステーションが、1995年夏にはWindows95がリリースされ、杉山氏の予想は実際のものとなっていく。○ITバブル時代のデジタルハリウッドデジタルハリウッドが開校した当初は、他の専門学校経営をしている人から、「あの学校はひどい」と批判を受けたこともあった。なぜなら、大手の専門学校とは異なり、立ち上げたばかりのデジタルハリウッドはクリエイターを育てることに専念しており、就職の斡旋をしていなかったからだ。しかし、その当時はCD-ROMの普及に伴ってマルチメディア作品がブームとなったり、3DCGを使っていればどんなゲームでも売れた時期だ。MacintoshやPhotoshopが使えるというだけで、すべての授業を受講し終える前に就職が決まったり、3DCGの制作技術を身に付けた学生は、すぐにゲーム会社へと就職していったため、就職を斡旋する必要はなかったという。1999年頃には、後に「ITバブル」と呼ばれる時代が到来。IT関連のベンチャー企業が集まった渋谷は、渋い(Bitter)・谷(Valley)にデジタルデータの単位(bit)をかけて、「ビットバレー」と呼ばれるようになった。デジタルハリウッドも、その波に乗って渋谷校を開校。24時間オープンをコンセプトとして、午前0時から授業が始まるクラスも用意された。「渋谷で夜まで働いている人が、飲んで朝帰りするくらいなら勉強しに来て欲しい」と考えての開校だったが、実際には時間を持て余した人ではなく、やる気のある人が数多く集まったそうだ。○全国展開と大学院大学の設立クリエイター向けの専門スクールとして始まったデジタルハリウッドは、専門スクールを全国へ広げていく方向と、より若い世代や世界に通じるクリエイターを育成するための大学院大学や大学を設立する方向に進んでいった。全国展開に関する興味深い話は、どこの地域で開校しても、デジタルハリウッドに入学してくるのは同じタイプの人達だということ。一度は社会に出たけれども、今の仕事は自分がやりたかったこととは違うと思い至って、デジタルハリウッドの門を叩く。他の専門学校は若い人ばかりなので、社会人の多いデジタルハリウッドは学歴や年齢も関係なく入りやすかった、という理由もあるのだという。その傾向は現在も変わらず、デジタルハリウッド専門スクールの学生は、社会人がキャリアチェンジのためにデジタル技術を学ぶ場として活用されている。2004年4月に設立した大学院大学は、デジタルハリウッド開校当時からの目標であったが、小さなベンチャー企業にはハードルが高く、なかなか手をつけることができなかった。ところが、ちょうど良いタイミングで小泉政権が構造改革特区を作り、教育機関の申請が多かったことから、デジタルハリウッドでも大学院大学を申請することにしたそうだ。ただし、研究よりも、社会の役に立つ人材育成がメインであることがなかなか理解されず、交渉に1年を費やした。国際化に向けた英語の必要性と一般教養も教えられる4年生大学の設立には、大学院大学の実績が認められ、翌年の2005年に実現した。○今後の展開と『20周年大同窓会』社会人向けの専門スクール、大学を卒業した人向けの大学院、高校を卒業した人向けの大学と、設立する順番が一般とは逆になってしまったが、これで一通りの世代に向けた教育機関となったデジタルハリウッド。今後の展開を尋ねたところ、「この20年間やってきたことは、他の国でも役立てると思っているので、要請があれば海外でもデジタルハリウッドと同じような教育を展開していきたい」とのことだ。すでに、海外からの視察や問い合わせなどは月に1カ国は来ており、教育機関立ち上げの手伝いなどにも着手している。そして、設立20周年を迎える10月には『20周年大同窓会』を開催する。デジタルハリウッドの卒業生や運営等に携わった人達を集めた同窓会とのことだが、杉山氏は「専門的な仕事に従事していると、その世界しか見えなくなることがある。そこで、様々な世代との交流によって視野を広げ、デジタルハリウッドに入学した当時の、デジタル技術に感じた可能性を再発見してほしい」と語ってくれた。
2014年09月29日パナソニックは29日、高級オーディオ機器ブランド「テクニクス(Technics)」から「ステレオインテグレーテッドアンプ SU-C700」を発表した。発売は2015年2月で、希望小売価格は税別158,000円。なお、本製品はすべて受注生産となる。SU-C700は、新開発のフルデジタルアンプ「JENO(Jitter Elimination and Noise-shaping Optimization) Digital Engine」を採用したステレオインテグレーテッドアンプ。デジタル処理時に発生するジッター(時間間隔のズレ)を抑制し、デジタルアンプならではの音質劣化を防ぐために、独自のジッター削減回路を搭載する。このジッター削減回路は、低周波帯域のジッターを抑制するノイズシェーピング方式のクロック再生成回路と、高周波帯域のジッターを抑制する高精度サンプリングレートコンバーターの組み合わせにより構成され、全帯域でジッターが削減された音質を実現。また、PWM(Pulse Width Modulation)変換誤差を補正すべく、独自のPWM変換回路を搭載する。これによりハイレゾ音源のダイナミックレンジを損なうことなくPWM信号に変換可能だ。スピーカーのインピーダンス特性による周波数特性の乱れというデジタルアンプの欠点を改善するものとして、周波数位相特性の補正技術「LAPC(Load Adaptive Phase Calibration)」を新しく搭載。スピーカーに接続した状態でアンプの周波数振幅位相特性を測定し、理想的なインパルス応答にするためのデジタル信号処理を行う。「LAPC」によって振幅と位相の周波数位相特性を補正するので、空間表現豊かな音が可能だ。加えて、安定して電源を供給できる「High-speed Silent Linear Power Supply」によって電源を強化している。サイズはW340×D325×H132mm、重量は8.3kg。デジタル入力端子は光×1、同軸×3、USB-B×1の3系統。アナログ入力端子はライン×1、Phono(MM)×1の2系統を備える。定格出力は8Ω負荷時が45W×2、4Ω負荷時が70W×2。
2014年09月29日キヤノンはデジタル一眼レフカメラ「EOS 7D Mark II」の発売を前に、9月26日~28日にかけて、東京・品川のキヤノンSタワーで体験会を開催している。会場では、3on3バスケットボールやチアリーディングのパフォーマンスも行われ、「室内のスポーツ撮影」を体験する絶好の機会となっている。同時発表の「PowerShot G7 X」「PowerShot SX60 HS」の体験コーナーや、写真家によるスペシャルセミナーも用意している。さらに、大阪でも10月5日~7日にかけて、グランフロント大阪にあるナレッジシアターにて同様の撮影体験会を開催する。こちらでは、フリースタイルバスケットボール、チアリーディング、ダブルダッチのパフォーマンスを撮影可能だ。EOS 7D Mark IIは、APS-Cサイズセンサーを搭載したデジタル一眼レフのフラッグシップモデル。新AFセンサーユニットによって、オールクロス65点AFや被写体を追尾する「EOS iTR AF」「AIサーボAF III」といったAF性能を強化したほか、最高10コマ/秒の連写性能を実現した。さらに、映像エンジン「DIGIC 6」のデュアル搭載によって、常用ISO感度ISO16000、動画撮影機能はフルHD・60p・MP4での記録に対応した。EOS 7D Mark IIの発売は11月上旬の予定だが、すでにキヤノンSタワーなどで展示は始まっており、タッチ&トライも行えるようになっている。今回の体験会では、単に触れるだけでなく、実際にスポーツシーンの撮影を行って、EOS 7D Mark IIの実力を確認できる。3on3コーナーでは動きの速いプレイヤーを撮影できるため、EOS 7D Mark IIのAF性能や連写性能をチェックできる。EOS 7D Mark II試用機には、「EF70-200mm F2.8L IS II USM」「EF70-200mm F4L IS USM」「EF70-300mm F4-5.6L IS USM」「EF28-300mm F3.5-5.6L IS USM」といったレンズが装着されており、「1人5分目安」(説明員)の時間であれば、自由にスポーツシーンを撮影できる。また、同時発表の新レンズ「EF400mm F4 DO IS II USM」も試写できるようになっている。写真家のルーク・オザワ氏や中西祐介氏らによる特別セミナーも実施されている。オザワ氏はEOS 7D Mark IIの連写性能を生かした飛行機の撮影テクニックなどを、中西氏はスポーツシーンの撮影テクニックをテーマに、新機能のフリッカーレス撮影は「体育館での子どもの試合を撮る」といった場合に便利と紹介していた。1型センサー搭載でコンパクトな「PowerShot G7 X」、光学65倍という高倍率ズーム機「PowerShot SX60 HS」の体験コーナーも用意されており、両機とも発売前に試すことができる。今回、筆者が訪れたのは平日(金曜)の午後だったが、それでも会場は活気にあふれており、多くのユーザーがさまざまなレンズ、さまざまな設定を試しながら、新製品の試写を行っていた。
2014年09月26日ユニリーバ・ジャパンのヘアケアブランド LUXでは、日本上陸25周年を記念したイベント「LUX 25th Anniversary “Bloom to Shine” ~Hair Meets Art Exhibition~」を表参道ヒルズ(東京・渋谷)にて開催。同イベントでは、“自分自身がデジタルアートの一部になれる”ユニークな体験ができるという。この記事では一足先に体験してきた様子を紹介していく。同イベントは、表参道ヒルズの吹抜け大階段とスペース オー(本館B3階)にて、9月27日・28日の2日間にわたり開催されるもの。世界で活躍する最先端のクリエイターチームが制作を担当しており、そのなかでも注目は、アートの一部になって、モデルの気分が味わえるというスペース オーのインスタレーションブースだ。このブースでは、センサーカメラがスクリーンの前に立った人を感知し、美しいビジュアルを生成する。花やジュエリーなど、女性を魅了するエレメント(要素)をモチーフにしたビジュアルが背景を飾り、人の動きに合わせて変化していくのだ。さっそく筆者はブースに入り、アテンダントの指示に従って、背景に浮かんだシルエットに自分の体を合わせた。「3・2・1」のカウントダウンの後は、いよいよ50秒間のアート体験がスタート!自分の髪の辺りから、“輝きのモチーフ”である美しいジュエリー柄が咲き誇った。体を動かすほどに背景のモチーフが咲き誇るというので、事前に見せてもらったモデルさんの動きを真似て動いてみたのだが、照れが入って動きが小さくなってしまったのには後悔……。50秒間は意外に長く感じられ、せっかくの持ち時間を無駄にして、大半を棒立ち状態で過ごしてしまった。担当者は「照れを忘れて50秒間をたっぷり活用し、モデル気分で大胆に動いてみてください。手だけじゃなく、体全体で動けば背景が華やかに変化してアート度がアップします。しゃがんだり、横に歩いたりしてみてくださいね」と、より良い動き方をアドバイスしてくれた。背景は18種類が色違いで3色ずつ用意されており、合計54パターンで展開。参加者はポーズを決めながら、目の前のハーフミラーで自分が映った映像を見ることができ、それを自撮りすることも可能だ。また、公式カメラにより10秒毎に撮影されている写真があり、そちらは27日の午前からWEBサイト上に公開されるので、SNSでシェアするのもOK!新たなフォトスポットとして同所を存分に楽しんでほしい。ちなみに、吹抜け大階段には「輝き」をテーマにしたフォトジェニックな空間演出も施される。担当者は、「最先端のクリエイターチームが作り出したこの世界観と、参加型である部分を楽しんでほしいです。“新しい自分”や“自身の輝き”を発見していただくきっかけになれば」と、同イベント開催への想いを語っていた。
2014年09月26日サイレックス・テクノロジーは9月25日、中小規模の広告・情報掲示用途のデジタルサイネージプレイヤー「X-5 HM」を10月15日に発売すると発表した。同製品は、同社のMulticast Distribution System「X-5」に搭載されている映像・音声再生機能(ストア&プレイ機能)を強化したほか、無線LANを使ったコンテンツ更新や、コンテンツ格納用SDメモリの搭載、また複数コンテンツ表示を可能にする4画面分割やテロップ表示機能を追加することでサイネージの能力を強化したという。また、拡張された無償のサイネージスケジュール作成・コンテンツ変換ソフト「Media Transporter 2」と合わせて利用することで、中小規模のデジタルサイネージで必要とされるセットトップボックス機能を廉価で実現することが可能になるという。なお無線LANに関しては自社開発の2.4GHz/5GHz対応のIEEE 802.11a/b/g/nに対応しており、価格は5万9800円としている。また、同製品の販売に併せて、デジタルサイネージのスケジュール作成/コンテンツ変換ソフトウェアを「Media Transporter 2」としてバージョンアップを行うとしており、これによりテキストスクロールや静止画スクロール、タグ情報による端末のグループ管理など、日常の運用に必要な機能が追加されるほか、プリセットの画面レイアウト選択(最大4画面分割に対応)など簡単な操作でユーザが運用できるようになるうえ、自社のネットワーク環境で運用が完結するシステムを構築することが可能になったとのことで、クラウドサービスを利用しないでシステムを構成することが可能になるという。
2014年09月26日『デジタルモンスター』シリーズのTVアニメ第1作として1999年に放送された『デジモンアドベンチャー』の15周年記念商品として話題となっている玩具『デジヴァイスVer.15th』のパッケージ画像とさらなる続報が公開された。『デジヴァイス Ver.15th』は、『デジモンアドベンチャー』にて主人公たちが使用する携帯デバイスを玩具化したもので、アニメ放送とともに1999年に発売されたオリジナル版の形状を再現しながら15周年にふさわしいデザインにするため、ゼロから新設計されている。イエローベースの「八神太一カラー」、ブルーベースの「石田ヤマトカラー」の2種類(各9,990円/税込)が展開され、受注開始から一カ月を待たずに完売。現在「プレミアムバンダイ」では、2次受注が実施されている。追加情報としては、幻の古代種「ブイドラモン」が仲間になることが判明。仲間にする方法は、アグモン、ガブモン、ピヨモン、パルモン、テントモン、ゴマモン、パタモン、テイルモンを仲間にし、『デジヴァイス』を振ってデジモンが歩いた総歩数が120,000歩を超えることが条件となる。これらを満たすと電波呼び出しが入り、ブイドラモンとのイベントバトル開始。バトルに勝利するとブイドラモンが仲間になるという。そして、初代『デジヴァイス』にはなかったオートセーブ機能の搭載も明らかになり、電池を交換してもゲームの途中から再開可能。電池交換の後にロードするかしないかの選択ができ、交換前の冒険途中から再スタートすることができる。また、ロードしないを選択すれば、データをリセットして最初から遊び直すことも可能となる。パッケージ画像は、ブリスターパック&箔押し加工となり、裏面には「デジモン」のドッド絵を印刷。観賞用として楽しめるとともに、15周年記念商品に相応しい豪華パッケージに仕上がっている。本商品は8月1日の予約開始後も、本邦初公開の完全体「セイバーハックモン」と13体目のロイヤルナイツ「ジエスモン」の収録、過去の携帯液晶シリーズと通信可能など追加情報を公開しており、多くのファンから支持を集めている。なお、バンダイの「ボーイズトイパークショップ」では、『デジタルモンスター』の生みの親・渡辺けんじ氏やボルケーノ太田氏をはじめ、『デジヴァイス』に関わってきた開発者によるインタビュー記事の後編も公開されている。『デジヴァイス 15周年ver.』の商品価格は各9,990円(税込)で、2次受注の予約締切は、10月15日23:00。商品の発送は2015年1月を予定している。(C)本郷あきよし・東映アニメーション
2014年09月21日古河電気工業(古河電工)は9月18日、超高速光デジタルコヒーレント伝送装置の主要部品である小型ITLA(Integrable Tunable Laser Assembly)を発表した。超高速400Gbps光デジタルコヒーレント伝送の実現のために、周波数効率の向上を目指した技術開発が進められており、16QAM(quadrature amplitude modulation)多値変調技術、ナイキストフィルタ技術、周波数帯域をフレキシブル使用する光エラスティック技術などが検討されている。このような高速伝送システムに使用される光源には、小型、低消費電力、高性能が要求される。同製品は、従来のITLAと同じOIF規格を維持したまま、小型化、低消費電力化、高性能化を実現したレーザ光源である。小型パッケージモジュールの開発、ならびに電気回路の工夫を行うことで、従来の半分以下のサイズとなる37.5×20×7.5mmを実現し、消費電力はレーザチップの性能向上などにより、従来比30%の低減を達成したという。なお、同製品は、主要部材である半導体チップを日本国内で製造し、タイの光部品製造会社にてモジュール組立を行う。9月より量産を開始した。
2014年09月19日独ライカカメラは9月16日(現地時間)、コンパクトデジタルカメラ「ライカ X(Typ113)」をphotokina 2014で発表した。ライカストア、ブティック、ライカ正規特約店で10月以降に順次販売する。価格は未定。レンズ一体型モデルとしては大きなAPS-CサイズのCMOSセンサーを搭載するコンパクトデジタルカメラ。レンズは、新たに開発された大口径の「ライカ ズミルックス f1.7/23mm ASPH.」を搭載しており、大型センサーとの組み合わせにより、ディテールに至るまで緻密に描写することが可能だ。35mmフィルム換算時の焦点距離は35mm相当で汎用性が高く、同社ではルポルタージュ写真に最適とする。また、開放F値がF1.7と明るく、ボケ味の美しい写真を撮影することができる。操作面では、直感的に分かりやすいレイアウトを採用。加えて、上級者でも満足できる多彩なオート機能、状況に応じて被写体の意図をダイレクトに反映できるさまざまなマニュアル機能を備える。オートフォーカスは高速かつ高精度。静音性にも優れる。操作部やレンズキャップなどにはメタル素材、前後の外装カバーにはマグネシウム、トップカバーとベースプレートにはアルマイト仕上げのアルミニウムを採用。さらに、外装はレザー製となっており、エレガントな外観に仕上がっている。主な仕様は、撮像素子が有効1,620万画素のAPS-CサイズCMOSセンサー、レンズ構成が非球面レンズ2枚を含む8群10枚、レンズの焦点距離が35mm相当(35mmフィルム換算)、開放F値がF1.7、対応感度がISO100~ISO12500、シャッター速度が1/2,000~30秒となっている。背面のモニターは3型・92万ドット表示の液晶方式で、利用可能な記録メディアはSD/SDHC/SDXCメモリーカード、動画の記録画素数は最大1,920×1,080ドット(フルHD)/30fpsだ(記録形式はMP4)。本体サイズはW133×D78×H73mm、重量はバッテリーを含まない状態で451g、バッテリーを含む状態で約486gとなっている。ユーザーには専用サイトからダウンロードする形で、ソフトウェア「Adobe Photoshop Lightroom」が提供される。
2014年09月17日東京マウントガールズ
兄の連れてきた婚約者は…
いきすぎた自然派ママがこわい