世界トップレベルのスピードを誇るサーブを武器に大活躍中のバレーボール・柳田将洋選手にお話を伺いました!新天地でも体幹を鍛え、より精度を増したい。世界を切り裂くビッグサーブと称される、柳田将洋選手の高速ジャンプサーブ。平均時速120kmと、世界でもトップレベルのスピードがある。この秋に約2年在籍したサントリーサンバーズから、ドイツ・ブンデスリーガ1部のTVインガーソル・ビュールとプロ契約し、移籍。新天地での選手生活が始まった。「9月のグラチャンバレーが5敗に終わったのは、海外のチームに対し、高さとパワー、それ以外にも劣っている部分があっての結果だと思っています。次のステージではそれをしっかり踏まえ、個々の力を上げ、僕自身はまた代表に戻ってきたいと思っています」本人は新天地に向かう気負いを微塵も見せず、淡々と冷静に話す。「最初は言葉で苦労しそうですね。生活ではドイツ語、チームでは英語が必要だと思うので、できるだけ話せるようになりたいです。プレー自体は言葉がなくともやれる部分はありますが、話せないとプレー以外の場で伝えられないので、最初はそこが課題です。人見知りなんで積極的にコミュニケーションをとるのは苦手ですが(笑)、バレーボールを通じてチームメイトともうまく交流していければと思います」そしてファンが気になるのは、3年後に迫ってきた2020年東京オリンピックに向けての動向。「高さ以外はすべて課題。精度であったり、体の機敏さもまだまだ。ドイツでも新しいチームのトレーナーと相談しつつ、自分がやってきたトレーニング法とすり合わせて、高いところを目指せたらと」実際、柳田選手は体幹トレーニングを強化した結果、ジャンプサーブの精度が格段に上がるという実績を積んできた。「体幹は器具がなくても、自重をコントロールして鍛えられる。全日本のメンバーの中で僕はまだまだ体幹が弱いと思うので、体づくりをしっかりしてステップアップしたいですね」最後にバレーボールの試合に女性をガイドするなら、どんなふうに観戦を?と聞いたところ、「いやぁ、むずかしいですね(しばし頭を抱えつつ)。男子バレーは、実際に観るとスピードがすごく速いんです。サイドから両チームを観るのもおもしろいけど、実は選手の後方となるエンドからがお勧め。サーブが自分に向かってくるから迫力があるし、奥のチームが見えず、手前のチームに集中でき、どのぐらいの高さから打ってくるのか、ブロックやレシーブの様子もしっり楽しめます。だからエンドに案内しましょう!」プライベートも気になります!・オフの日の楽しみは?「楽しくお酒が飲みたい。これからは、ドイツビールが楽しみです。お酒を飲んでリラックスすると、異国の地でも日常に戻れる。日本でも買い物は気分転換になったので、ショッピングもしたいです」・応援の声、伝わってますか?「コートで応援の声はよく聞こえます。個人的にはみんなが揃うかけ声より、一本決まったあと、個々があげた声で会場がうわっと盛り上がる瞬間にモチベーションが、がーっと一気にあがります」※写真はサントリーサンバーズ在籍時やなぎだ・まさひろ1992年7月6日生まれ。東京都出身。2013年全日本メンバー入り。今秋ドイツ・TVインガーソル・ビュールとプロ契約。インナー¥9,000シャツ¥23,000パンツ¥26,000(以上ジュンハシモト 表参道ヒルズ店TEL:03・5414・1400)※『anan』2017年11月1日号より。写真・酒井貴生(aosora)インタビュー、文・今井 恵(by anan編集部)
2017年10月25日菅田将暉は「使命感」という言葉でこの305分の映画を世に送り出す意味を語った。大人気の胸キュン恋愛漫画を原作にした、時代の空気に乗って作られたような映画ではない。いや、確かに寺山修司の原作小説に若者は熱狂した。ただし、50年以上も前のことだが…。新宿の街を這いつくばるように生きる、2人の男の姿が前後篇あわせて305分でつづられる。現代の邦画としては規格外。誰に頼まれたわけでもなく、作り手たちのただ「形にしたい」という熱い欲求によって作られた映画。いや、そんな流行りや空気と逆流する作品ほど、時代を色濃く反映するものなのかもしれない。ヤン・イクチュンは、監督、プロデューサーら作り手たち、そして菅田さんの思いを受け止め、異国の現場で躍動した。詩人、劇作家、エッセイストに映画監督、評論家と多彩な活躍で半世紀前の日本のカルチャーアイコンとして絶大な支持を集めた寺山の唯一の長編小説を映画化した『あゝ、荒野』。舞台を東京五輪後の2021年に置き換え、少年院あがりの新次と、吃音と赤面対人恐怖症に悩む床屋の青年・“バリカン”こと建二が新宿の街で孤独を抱え、もがき、葛藤しながら生きていくさまを描き出す。新次とバリカンは、とあるきっかけから共にボクシングに熱中していく。ジムでの練習、プロテスト、そしてデビューと常にボクシングが物語の中心にあるが、菅田さんにとっても、新次を演じる上で、ボクシングの存在が軸となったという。「撮影に入る前から半年ほどトレーニングをさせてもらったんですが、それはすごくデカかったですね。撮影でもクライマックスの試合のシーンは後半のほうで、グラデーションもつけやすかったし、撮影しながらもずっとトレーニングをして、体を鍛えるというのがベースにあった。体に常に緊張感があったし、たくさん食べて、動かないといけない。シャドーボクシングをするシーンでも、もう何時間、シャドーやってんだってくらいずっとやってて、自然とたぎってくるものがありました。ウエイトトレーニングでも(重量が)上がると嬉しくなるんですよ。よく鏡を見ながら筋肉を育てるって聞きますけど、そういう気持ちになったし(笑)、(筋肉が増えることが)モチベーションにもなり『もっと!もっと!』という高ぶりを大事にしていました」。ヤンさんは、ボクシングに加え、吃音交じりの日本語の会話、ハサミを持って散髪の手さばきなど「宿題が山積みで、大変でした(苦笑)」とふり返りつつ、それでも何よりも重視していたのは、そうした細かいテクニックではなく「バリカンとして映画の中に存在するということだった」と語る。「日本語に始まり、体作りにボクシングのテクニック、ハサミを持つ手さばきなど本当にたくさん、準備しないといけませんでした。でも、大事にしたことをひとつ挙げるなら、やはりバリカンとして存在すること。映画を通して新次との感情の触れ合いがありますが、目に見えるイメージだけでなく、表面上は描写されない隠れた気持ちの触れ合いもとても大切でした」。そんなヤンさんとの現場の中で、菅田さんが驚いたと語るのが、劇中でバリカンが描く新次の絵。実はこれらの絵の全てをヤンさん自らが描いているという。「見たままを描いているだけなのかもしれませんが、すごく単純なようで難しいですよね。絵って物事を捉える力、それを表に出して表現する力が必要。あぁ、この人は本当に“作る”人なんだなと、芸術的な感性に感動しました。ヤンさんのタッチがすごくバリカンらしいんです。細いペンで何本も陰影を重ねて作り上げていき、柔らかい表情の中にも新次の陰や闇、母親に捨てられた過去を持つ彼の暗い目が出ていて。(絵を見て)自分はバリカンの目から見て、こういう風に見えているんだということに安心しました」。ヤンさんは菅田さんの表情を捉えようと「ストーカーでした(笑)」と語るほど、菅田さんの表情や動きを追いかけていたという。そんな彼が、羨望さえ感じたというのは、菅田さんの意外な(?)現場での立ち居振る舞いだった…。「普通、人前でズボンを脱ぐとなったらためらいますよね?でも菅田さんは、何のためらいもなくパンツ一丁になってボクシングをしてて、うらやましかったですね(笑)。この人は全てを投げ出せる人なんだなと。新次も人前で何かをすることを気にしない男。でも私の場合、ヤン・イクチュンとしてもバリカンとしても、それをためらわずにできるかというとできない性質(たち)なんですね(苦笑)。人前で、照れたり慎重になってしまう…。菅田さんは、そういう人の視線から解放されていて、うらやましく思っていました」。菅田さんにとっては『二重生活』に続いての岸善幸監督の現場。テストをほとんどせず、役者が自由に動き回るのを手持ちのカメラが追いかけていくというのが岸組のスタイルであり、菅田さんは「ライブ感」という言葉で表現する。「僕も同じこと何回も器用にできるタイプじゃないけど、ヤンさんも本番で全然違うことをしてくる。そこで生まれるものもあるし、笑いも起きる。撮影をふり返って、パッと思い出されるのはそういうシーンなんですよね。2人でシャワー浴びてるだけのシーンだったったり、夜中に起きてボクシングが始まるシーンとかもそう。そこでも僕はパンイチですけど(笑)。それこそ僕が、今回の撮影で勝手に望み、求めていたことでもあったと思います。そういう日々、そういう瞬間にこそ、新次とバリカンになれるから」。繰り返しになるが前後篇合わせて305分。原作は約50年前の小説。なかなか諸手を上げて「ぜひ作りましょう」となる作品でもなければ「大ヒット間違いなし!」などと簡単に言える作品ではない。それでも、菅田さんもヤンさんも喜々としてこの作品に身を投じた。この作品が持つ現代へのメッセージ。現代の若者をも揺り動かす普遍性とはどんなところにあるのだろうか?ヤンさんは、50年前とは比ぶべくもないほど技術が進歩し、あらゆることが簡単で便利になった“いま”こそ、この映画が意味を持つと語る。「私が監督・主演した『息もできない』はもう10年も前の作品ですけど、いまでも日本のみなさんからもいろんなリアクションをいただきます。黒澤明や小津安二郎といった監督の作品も、いまなお多くの人が共感を覚えますよね?いま、私たちは新しいものに疲れているところあるんじゃないでしょうか?文明が発達し、なんでも自動でやってくれて、手を使って何かをする世界じゃなくなっていますが、この作品は身体を使っています。エレベーターやエスカレーターではなく、しっかりと自分の足で歩いてたどり着いたとき、目の前にある扉は、自動ドアじゃなく、手を使って開けなくてはいけない。そういう“生態系”が描かれています。いま、人々がそういうものを恋しく思い始めているのかなと思います。物事がシンプルになればなるほど、楽しさはなくなっていきます。手で何かをする楽しさを人々が取り戻そうとしているのだと思います。自分の力を使ってしっかりと生きている人たちの物語に共感してほしいですね」。菅田さんは、ヤンさんの“生態系”という言葉に深くうなずき、続ける。「もしかしたら、そういう“生態系”が崩れたり、人とのつながりが薄くなっていることにすら気づいてない人もいるかもしれないし、僕も、この世界に入るまではそうでした。いまは、お芝居をする中で時代をさかのぼったり、いろんなこと知ることができています。だからこそ、どこかで“使命感”を持っているんだと思います。僕自身、人と人がぶつかったときじゃないと生まれない何か――熱や美しい瞬間に本当に感動したんです。いまは、なかなかそういうものを目の当たりにする機会自体が少ないですよね。だからこの映画がひとつのきっかけ、奮起する瞬間になってくれたら嬉しいです」。(text:Naoki Kurozu/photo:You Ishii)
2017年10月05日センターを務めた久保怜音(13) 8月16日、秋葉原・AKB48劇場で、平均年齢16.1歳の若手メンバーによる新公演「世界は夢に満ちている」が開幕。光文社『FLASHスペシャル』青木宏行編集長が、「姉妹グループなしの、純粋なAKB48の若手のみで」と依頼を受け、プロデュースした。 ヤンキースの田中将大(28)やジャーナリストの田原総一郎(83)など著名人がプロデュースする公演はこれまでも行われていたが、編集者によるプロデュースは今回が初。東京オリンピックが開催される2020年を見据え、15期以降に加入したメンバーを中心に選抜。世間的にまだあまり有名ではないが、期待の若手ばかり。ファンにはたまらない陣容だ。 セットリストはクール系のダンスナンバーが2曲ほどで、アイドルらしい王道曲が中心。ゲネプロで「忘れかけていたもの、初心を思い出させてくれる公演」と語ったメンバーたちは最後までだれることなく駆け抜け、フレッシュさを見せつけた。 ゲネプロ後の囲み取材では、キャプテンの村山彩希(20)が「ファンの方に『AKBまだまだいけるよ!』と思ってもらえるよう頑張ります」と宣言。Wセンターの小栗有以(15)、久保怜音(13)は「オリンピックでAKBの顔になれるように頑張りたい」と抱負を語った。 年内に渡辺麻友(23)の卒業を控えるAKB48。全盛期を支えた初期メンバーはどんどん卒業していくが、劇場でキラキラと踊る若手たちには「これから始まる」という希望が満ちていた。劇場という原点を忘れない限り、AKBの未来は明るいのかもしれない。
2017年08月18日俳優の菅田将暉が22日、都内で行われた映画『銀魂』大ヒット御礼舞台挨拶に、福田雄一監督、声優の阪口大助とともに登場した。同作は、漫画家・空知英秋が『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載中の同名コミックを原作に、『HK 変態仮面』シリーズやTVドラマ『勇者ヨシヒコ』シリーズなどで知られる福田雄一監督が実写化のメガホンをとる。パラレルワールドの江戸を舞台に、宇宙からやってきた"天人(あまんと)”と侍・坂田銀時(小栗旬)の間に起こるさまざまな事件を描く。福田監督は菅田が作成しプレゼントしたシャツを着用し登場。また、”新八スペシャル”ということでメガネで現れた2人は互いのメガネを交換してみたりと、自由な雰囲気で舞台挨拶が行われた。地味なメガネ男子という役どころがハマった菅田に、主演の小栗も「まさか」と驚いていたそうだが、福田監督は「俺はハマると思ってたけどね」と語る。福田監督が「普段そんなに強いキャラじゃないじゃん」と菅田に話しかけると、菅田も「俺ね、弱々しいキャラね」と同意。福田監督はさらに「普段ヨワヨワじゃないですか! すごい、太賀とかにいじめられる」と明かし、菅田も「すぐ怒られる」と苦笑していた。さらに福田監督は、菅田について「割と、僕の現場で悩んでることが多いんですけど、これは楽しそうだった」と撮影を振り返り、「『福田さん福田さん、当たり役きた! 当たり役きた!』って言ってましたもん」と、菅田が自分でも喜んでいたことを明かした。また福田監督は、撮影中に「小栗くんとか、すげえ苦労して殺陣やってるの、(菅田と)モニターで見てて『うえ~い!』」と盛り上げていたエピソードを披露。菅田も撮影が終わったのにも関わらず、福田監督の隣で「かっこいいっすよ小栗さん!!」「小栗さん最高です!」と声をかけていたと言い、「褒めたら頑張ってくれる」と笑顔を見せた。福田監督も「褒めたら伸びるタイプだからね」と頷いていた。
2017年07月22日「週刊少年ジャンプ」で大人気を誇る同名漫画の映画化『銀魂』の大ヒット御礼舞台挨拶が7月22日(土)、都内にて行われ、出演する菅田将暉、福田雄一監督が登壇。「今日が誕生日」という客席の女性に向かい「おめでとう」と、にっこり言葉を送った菅田さん。福田監督がさらなるリクエストを要求し、ドラマ「花より男子」の小栗旬が演じた花沢類の名台詞「まーきの」を、女性の名前「ふーたば」に代え、小首をかしげて言ってみせ、菅田さんのとっさの機転とサービスに、会場が沸いた。宇宙一バカな侍映画と銘打った『銀魂』は、公開8日目となった7月21日(金)時点の興行収入で13億7,000万円を、動員数も100万人を超えると、今年の実写邦画No.1を記録し、好調更新し続けている。銀髪の天然パーマがトレードマークの「万事屋銀ちゃん」こと坂田銀時(小栗さん)と、同じく万事屋で働く新八(菅田さん)と、神楽(橋本環奈)たちの身に起きる様々な事件を描いていく。上映後の舞台挨拶ということもあり、ネタバレありのトークで大盛り上がりの菅田さんと福田監督。眼鏡をかけ、一見気弱そうなキャラクターの新八を演じることについて、福田監督は「小栗くんも『はまると思わなかった』と言っていたけど、俺は最初から自信があったんだよ。だって、普段そんな強いキャラじゃないじゃん?表に出ると格好つけてるけどさ(笑)。太賀にすごくいじめられたりしてさあ!」と親しい距離感からの実情をバラすと、菅田さんもたじたじで、「すぐ怒られる(笑)」と同意。福田監督も「普段はこっち(新八)に近いんですよ。現場でも『福田さん、超当たり役きた!』って言ってましたもん」」と、さらに頷いていた。この日は、菅田さんと同じ志村新八役をアニメ版で演じている声優の阪口大助がサプライズ応援ゲストとして登場。まったく知らされていなかったという菅田さんと福田監督は、「ええええ!!」と腰を抜かさんばかりの勢いで、「すげえ!」「何で!」と大興奮。特に福田監督は、「こんなに声を聴いているだけで幸せってすごいね!キャスト、全員ファンだったよ!」と、もはや観客をさしおいて大興奮を見せ、「すごい!ちょっと写真撮らせてください…」とおもむろに自身のスマホを取り出し、菅田さんと阪口さんの2ショットを壇上で収めていた。『銀魂』は全国にて公開中。(cinamacafe.net)■関連作品:銀魂 2017年7月14日より全国にて公開(C) 2017「銀魂」製作委員会
2017年07月22日『秘密 THE TOP SECRET』やドラマ「小さな巨人」などで知られる俳優の岡田将生と、「キャリアウーマン」ネタで今年上半期大ブレイクした芸人のブルゾンちえみが、6月22日(木)今夜放送の日本テレビ系「ぐるぐるナインティナイン」2時間スペシャルにゲスト出演する。2人は番組の名物企画「ゴチになります!18」に登場。設定金額から最も離れた金額を食べた人が全員分を自腹で支払い、食べた料理の合計金額が設定金額と同額の場合は100万円がもらえるというこの企画。今夜の舞台となるのは東京銀座の高級レストラン「ZERO TOKYO」。バトル中盤ではスペシャル料理を賭けた「ブルゾンゲーム」での対決も。これはブルゾンさんから出題される「3人組」「3要素」「三大○○」などのお題のうち、2つの解答は先に明かされてしまうため、残った1つを岡田さんゴチメンバーがリズムに合わせて決め顔で解答するというもの。間違えたら1発アウトのこのゲーム、果たして結果は?そして自腹を切るのは一体誰か。ついにゴチ“本編”に出演となったブルゾンさん、そして岡田さんの“ゴチバトル”は必見。また今回は、2チームに分かれ釣った魚でビンゴバトルを繰り広げる「お魚博士さかなクンと宮古島釣りビンゴ対決!」も放送。岡村隆史、さかなクン、千鳥ノブ、岡田結実による「岡村チーム」と、矢部浩之、照英、志尊淳、滝沢カレン、紅蘭による「矢部チーム」に分かれ、宮古島で釣り対決が行われる。こちらもお見逃しなく。今夜のゲスト岡田さんはこの夏公開される「週刊少年ジャンプ」から生まれた人気コミックの実写化作品『銀魂』と『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』の2作に出演している。7月14日(金)より全国にて公開される『銀魂』は小栗旬を主演に迎え、菅田将暉、橋本環奈、そして岡田さんら超豪華キャストが集結。江戸の町に高層ビルが立ち並び、空には無数の宇宙船が飛び交うパラレルワールドを舞台に侍魂を堅持する坂田銀時(小栗さん)と仲間たちの活躍が描かれる。続いて8月4日(金)より全国にて公開の『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』は、主演の山崎賢人をはじめ神木隆之介、小松菜奈、岡田さん、新田真剣佑、山田孝之、伊勢谷友介ら、こちらも豪華な俳優陣が集結、シリーズ累計発行部数1億部を超える原作の独特のテイストを完全再現する。「ぐるぐるナインティナイン」は6月22日(木)19時~日本テレビ系にて放送。(笠緒)
2017年06月22日先日CDデビューを果たした俳優・菅田将暉が、ソロデビューシングル「見たこともない景色」の発売を記念して、“菅田将暉”の本人名義としては初となるライブイベントを渋谷のライブハウス「WWW X」にて開催。約1万件の応募が殺到する中、見事当選した420人のファンが招待され、まさにプレミアムなライブイベントとなった。6月7日に「見たこともない景色」でCDデビューした菅田さん。本楽曲は、菅田さんが“鬼ちゃん”として登場する「au三太郎」シリーズのサッカー応援CMソングとしてTVCMでもオンエア中。CD発売に先駆け3月22日より各配信ストアで楽曲先行配信が開始されると、iTunesソングランキング2位、LINE MUSICリアルタイムランキング1位にチャートインし、YouTubeでの再生回数も約300万回を記録するなど、リリース前から大きな注目を集めていた。この日、幕落としでライブが始まると大きな歓声ともに、菅田さんがバックバンドを従えてデビューシングル「見たこともない景色」を披露。堂々としたパフォーマンスと熱い表情、そして菅田さんの持つ独特の世界感で、集まったファンを魅了した。そして歌い終わると、「ありがとうございます。菅田将暉です。デビューさせていただきましてうれしい限りで、ありきたりですけど、見たこともない景色です」と初ライブとCDデビューを迎えた感想を語った。続いて、カップリング曲「ばかになっちゃったのかな」を歌唱。さらに去年公開され、自身も出演した『何者』の劇中でも披露した「忘れらんねえよ」の「まだ知らない世界」のカバーを弾き語りで歌唱し、合計3曲を歌い上げた。また、菅田さんは主演作『帝一の國』が公開中。さらに今後も『銀魂』『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』『火花』『となりの怪物くん』などメインキャストで出演する映画の公開が続々と控えており、俳優・歌手として活躍する彼から今後も目が離せない。(cinemacafe.net)
2017年06月08日お笑いコンビ・ココリコの田中直樹(46)が2日、女優・小日向しえ(37)との離婚を発表。田中の所属事務所の発表によると、すでに離婚届を提出し、長男と次男の親権は田中が持つという。 田中は、報道各社へ送ったファックスで「私田中直樹は、このたび、小日向しえさんと離婚することになりました。話し合いを重ね、このような結論に至りました」と離婚を報告し、「これからは夫婦という形ではなくなりますが、子供たちの父親、母親としてしっかり責任を果たしていきたいと考えております」とコメントした。 田中と小日向は’03年6月に結婚。翌年6月に長男、’08年4月が誕生。田中は2013年度に『ベストファザー賞 in 関西』を授賞するなど、“理想のパパ”というイメージもあるだけに、ネットでは「田中さんの離婚はショック」「仲良さそうだったのに」「かわいそう」と残念がる声があがっている。
2017年05月02日お笑いコンビ・ココリコの田中直樹(46)が2日、所属事務所を通じて、女優の小日向しえ(37)と離婚したことを発表した。田中は「私ごとで大変恐縮ですが、私田中直樹は、この度、小日向しえさんと離婚することになりました。話し合いを重ね、このような結論に至りました」と報告。「これからは夫婦という形ではなくなりますが、子どもたちの父親、母親としてしっかりと責任を果たしていきたいと考えております」とし、「お世話になっております皆様、関係者の皆様には、ご迷惑とご心配をお掛けして大変申し訳ございません」とお詫びした。2人は2003年6月に結婚し、2004年6月に長男、2008年4月に次男が誕生。すでに離婚届は提出済で、長男・次男の親権はいずれも田中が持つ。
2017年05月02日17日、フジテレビ系「ノンストップ!」にて前日16日に行われた『ジャニーズ大運動会』の様子が放送された。その中で元KAT-TUNのメンバー田中聖(31)の弟・田中樹(21)とKAT-TUNメンバーのやりとりが紹介され、SNSでは番組名がトレンド入りするほど話題となっている。 この日放送されたのは、東京ドームで開催されたジャニーズ事務所所属タレントによる『ジャニーズ大運動会2017』。タッキー&翼の今井翼(35)やHey!Say!JUMPら、ジャニーズタレント総勢129人が出場。45,000人のファンを沸かせた。 16回目の今年は『J-RED』をKAT-TUN上田竜也(33)、『J-WHITE』を中丸雄一(33)が監督。50m走、野球、綱引き、PK、フリースロー、障害物競争、玉入れ、200m選抜リレーと過去最多の8種目で対決。6時間に及ぶ熱戦を繰り広げ、『J-RED』が勝利を収めた。 17日の「ノンストップ!」では、フリースロー対決で登場したSixTONESの田中樹にKAT-TUNの上田が「田中樹って田中の弟?」と話かけるシーンが。樹はカメラに向かって「シー!」とジェスチャー。さらにKAT-TUNの中丸の「そうだよ!みんなが元気だったらそれでいいんだよ」とフォローする姿が放送された。 元メンバーへの愛があるイジリに対し、ファンからは《樹って田中の弟?が全国区で流れた!》《田中の弟騒動が普通に放送されてた》《田中樹出てきたときにスルーしなかった上田くん優しい》《中丸くんのフォロー最高すぎ》などの声が上がっていた。
2017年04月17日『中田翔の評価は?』 国際的なスポーツの大会は、国の威信をかけた戦いになるのと同時に、選手の見本市という役割も持つ。今回のWBCもご多分に漏れず、ネット裏には多くのスカウトが集結した。 そこで今回、メジャーのスカウト、さらにはメジャーの取材をつづける記者に、これから日本のペナントに挑む侍戦士の「渡米確率」を聞いた。 まずは2012年、大谷翔平の獲得に動いた元ドジャースのスカウトで、現ダイヤモンドバックスの顧問を務める小島圭市氏の総合的な評価。 「これまで同様、日本の選手は投高打低でしたね。その投手陣で、もっとも高評価を得たのが菅野智之」 この意見にはMLB.COMのアンソニー・マッキャロン記者も賛同する。 「速球も変化球も素晴らしく、投球リズムも自在に変えられる。米の打者にハーフスイングが多かったのも、戸惑いの表われだろう。あの投球ができれば、どの球団も欲しがるし、ローテーションの1、2番手になれる」 次に評価が高かったのは、先発、中継ぎとフル回転した千賀滉大。 「米の主力を4連続三振に取った投球は圧巻。彼のことはあまり知らなかったので、『こんないい投手がいたのか』と話題になったほどだ。こっちに来れば、大金持ちになれる可能性がある。三振が取れるので、クローザーとしてのポテンシャルが高い」(YAHOOSPORTSのジェフ・パサン記者) また米では希少価値のアンダースロー、牧田和久の評価も高い。 「浮き上がる直球はキレがある。サイドスローで活躍した高津臣吾の例もあり、獲得に名乗りを上げる球団があるはずだ」(マッキャロン記者) 対して、野手の評価はみな辛辣だ。 「パワーは埋めようがないほどの差。足を大きく上げる選手が多く、動くボールに対応できていない。筒香嘉智は守備が危なっかしいし、中田翔は三振が多すぎる」(ア・リーグ球団スカウト)2013年の前回大会で活躍できなかった田中将大は、その年のシーズンで24勝無敗を達成。オフにはヤンキースから破格の契約を勝ち取ったように、今シーズンでの飛び抜けた活躍こそが渡米へのチャンスとなる。今回の侍たちにもメジャー志望の選手は多い。31日から開幕するペナントでの大暴れが「夢へとつづく道」になる。(週刊FLASH 2017年4月11日号)
2017年03月31日「田中さんが、娘さんと一緒に歩いている姿をよく見かけます。どんなにお仕事が忙しくても娘さんの送り迎えを欠かさない育児熱心なパパで、近所では有名ですよ」(近所に住む主婦) 2月中旬の、この季節には珍しく春めいた日。都内のとある一軒家から、高級外車が出てきた。運転しているのはフジテレビアナウンサーの田中大貴(36)。助手席には、昨年4月から都内の名門私立小学校に通う長女の姿が。 「学校へ行く前、たまに娘さんを連れて早朝ドライブを楽しんでいるみたいです」 早朝ドライブから自宅に戻り、今度は長女と手をつないで家から出て来た田中。そして長女を小学校へ送り届けた後、そのまま仕事へ。 近所では“イクメン”として評判だというが、いまだかつて彼の私生活はほとんど報じられたことがない。 「田中アナに、小学生の子供がいたんですか!彼はプライベートなことを一切しゃべらないので知りませんでした」(スポーツ紙記者) 田中といえば、ニュース番組『ユアタイム』で活躍中。『とくダネ!』時代から主婦を中心に人気のイケメンアナだ。 「もともと彼は慶応野球部で、ホームラン王を獲ったこともあるスポーツマンです。慶応の先輩である巨人の高橋由伸監督(41)とは特に仲が良く、その関係で選手たちとの飲み会にも参加するほど。そんな人柄が愛され、彼ならばとインタビューに応じる大物野球選手たちも多いのだとか」(芸能リポーターの城下尊之氏) 彼がキャスターを務める『ユアタイム』は、放送終了が午前1時を回ることも。 「深夜に帰宅された翌朝も、早くから娘さんとジョギングされていました。睡眠時間を削ってでも、娘さんとの時間を大切にされているのでしょう」(前出・近所の主婦) 09年、彼は1歳年上の一般女性(37)と結婚している。 「奥さんは、かつて読者モデルをしていたこともあり、とっても綺麗な女性。結婚前から料理教室に通い、多忙な夫に尽くしているそうです」(前出・城下リポーター) 絵に描いたような幸せな家庭があるにもかかわらず、なぜ彼は妻子の存在を“ひた隠し”ているのか。 「じつは、田中さんよりも奥さんのほうが公表したがらないんだそうです。というのも、女性だけでなく、男性アナウンサーもいまや人気商売。『自分がしゃしゃり出て、夫の人気を落としてはいけない』という思いが、奥さんにはあるのではないでしょうか。結婚後、奥さんがスタジオ見学にいらしたことがありました。笑顔でスタッフに挨拶し、一歩下がったところが印象的でしたね」(テレビ局関係者) 糟糠妻に支えられ、公私ともに順風満帆な田中。彼の“知られざる素顔”は、幸せで満ち溢れていた――。
2017年02月21日2016年に大活躍を見せた星野源や神木隆之介、菅田将暉のみならず、福士蒼汰や斎藤工、福山雅治ら、そうそうたる面々で話題を呼んでいる酉(とり)年生まれの“年男”。中でも、『僕らのごはんは明日で待ってる』で主演を務める中島裕翔(Hey! Say! JUMP)を筆頭に、今後、期待の若手俳優たちの名前も続々。シネマカフェがイチ押しする、大注目の年男たちをピックアップした。(1)ジャニーズの福男!?新年1作目は注目の演技派アイドル 中島裕翔同じく年男の菅田さんとの共演でも話題となった『ピンクとグレー』は、ジャニーズ出演作品では2016年1発目の公開作。そして2017年も、数あるジャニーズ出演作品の中で1発目を中島さんが主演映画『僕らのごはんは明日で待ってる』(1月7日公開)で飾る。自身初挑戦となるラブストーリーの本作は、共演に「non-no」専属モデルとしても活躍し、『泣き虫ピエロの結婚式』『インターン!』など話題作への出演が続く若手女優で、中島さんと同じ酉年生まれの年女・新木優子を迎えた、来年注目の”うるキュン”ムービー。中島さんが演じるのは、自身の明るいキャラクターとは真逆ともいえる、無口でネガティブ男子・葉山亮太。本作では、他人に心を閉ざす亮太とは対照的に、太陽のように明るく超ポジティブの上村小春との7年越しに渡るラブストーリーを紡ぎ出す。中島さんは、そんな小春との出会いをきっかけに徐々に変化し、小春が抱える“ある秘密”の真実を知ってからも全力で支えようとする亮太を見事に演じきっており、“うるキュン”は必至。”無口でネガティブ男子”という、これまでのイメージを覆す一面が本作では見られそう。(2)「逃げ恥」で注目!“ポスト坂口健太郎”!? 成田凌ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」で石田ゆり子演じる”百合ちゃん”の部下・梅原ナツキ役を好演した、ネクストブレイク筆頭株の成田凌もまた酉年のひとり。「MEN’S NON-NO」の専属モデルとしても活躍し、2014年には連続ドラマ「FLASHBACK」で高梨臨とW主演を飾って俳優デビュー。そして2017年は早々から小雪主演のドラマ「大貧乏」への出演や、松坂桃李と菅田さん主演の映画『キセキ -あの日のソビト-』への出演も決まっており、同じ「メンノン」モデルであることから“ポスト坂口健太郎”ともいわれている。(3)アーティストから俳優へ!”ストイック”さを持つ年男に目が離せない!? 白濱亜嵐3人目の年男は、「GENERATIONS from EXILE TRIBE」のリーダーであり「EXILE」でもパフォーマーとして活躍、さらにドラマや舞台など活動の幅を徐々に広げつつある白濱亜嵐。映画『ひるなかの流星』(3月24日公開)では、永野芽郁演じるヒロイン・与謝野すずめに恋する男子高生・馬村大輝役を務めており、 “胸キュン”案件として大反響を呼んでいる。普段アーティストとして活躍する白濱さんだが、今回の映画では役に合わせて体重を落とすなどストイックな一面も見せており、今後俳優としての活躍にも期待大の年男だ!(4)『ウシジマくん』では衝撃ビジュアル披露! “正統派イケメン”からカメレオン俳優へ!? 間宮祥太朗4人目の年男は、『ライチ☆光クラブ』や『高台家の人々』など、正統派な美形役が多かった間宮祥太郎。しかし、『闇金ウシジマくん ザ・ファイナル』ではスキンヘッドに眉なしという衝撃的なビジュアルで演じきり、さらに先日、最終回を迎えたドラマ「勇者ヨシヒコと導かれし七人」ではコミカルな芝居にも挑戦。“正統派イケメン”のイメージから脱皮し、カメレオン俳優と呼ばれるようになる日も近い!?今年は菅田さん主演『帝一の國』(4月29日公開)、土屋太鳳主演『トリガール!』(9月公開)なども控えている。ちなみに酉年生まれには、山田涼介(Hey! Say! JUMP)、竜星涼、竹内涼真、太賀などなど、ほかにも注目すべき若手俳優がたくさん。“年男”たちが大活躍する1年となりそうだ。(text:cinemacafe.net)■関連作品:僕らのごはんは明日で待ってる 2017年1月7日より全国にて公開(C)
2017年01月05日『君の名は。』『この世界の片隅に』などアニメーション映画の大ヒットが続く中、2017年夏に夢のコラボレーションで新作が誕生!声優陣に広瀬すず、菅田将暉、宮野真守ら豪華実力派を揃え、原作・岩井俊二、脚本・大根仁、総監督・新房昭之の劇場アニメーション映画『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』が公開される。典道と祐介は校内のプールで、2人が密かに想いを寄せるクラスのアイドル的存在・なずなに遭遇する。なずなの前で、50mの競泳対決をすることになる2人。典道は水中ターンに失敗し祐介に敗れるが、泳いでいる最中に水中で不思議な玉を拾う。一方、先にゴールした祐介はなずなから花火大会に誘われる。放課後、クラスメイトが「打ち上げ花火は横からみたら丸いのか?平べったいのか?」で盛り上がるなか、典道はなずなから「プールで勝ったほうを花火大会に誘うつもりだった」ことを知らされる。だが、なずなの本当の目的は、再婚する母親から逃れるために「かけおち」して家出をすることだった。典道の目の前で、抵抗しながらも母親に連れ戻されそうになるなずな。そして、それを見ているだけで助けられない典道。「もしも、あのとき俺がプールで勝ってたら…」もどかしさから、プールで拾った玉を典道が投げると…気が付くと、典道は祐介と共にプールで再び水泳対決の真っ最中だった。何度も繰り返されるおなじ一日の果てに、なずなと典道がたどり着く運命は?そして、打ち上げ花火は、果たして横から見たら、丸いのか、平べったいのか?花火があがるとき、恋の奇跡が起きる――。『リップヴァンウィンクルの花嫁』の岩井俊二による伝説的な傑作テレビドラマを、『モテキ』『バクマン。』の大根仁が、現代的な要素を加え長編ならではの壮大な物語として新たに脚本化。総監督を務めるのは、興行収入20億円を超える異例の大ヒットにより社会現象化した「魔法少女まどか☆マギカ」の新房昭之。熱狂的ブームを巻き起こした「シリーズ」「まどか☆マギカ」を生み出したアニメーションスタジオ「シャフト」と再び最強タッグを組み、過去最大級のスケールでイマジネーション豊かな世界を紡ぎだす。声優陣も、豪華実力派がキャスティング。美しいクラスのマドンナ的存在・なずな役に、『ちはやふる』『怒り』と話題作への出演が相次ぎ、アニメーション映画への声出演は『バケモノの子』に続いて2度目の広瀬さん。「お話を頂いたときは、凄く嬉しかったです。脚本を読ませて頂いて、独特の世界観で、ぞくっとしました」と本作への印象をコメント。密かになずなに想いを寄せる典道役には、『溺れるナイフ』『デスノート Light up the NEW world』と今年も出演作が目白押しで、その姿を見ない日はないほどの売れっ子俳優・菅田さん。声優初挑戦に「ずっと声のお仕事をしたいと思っていたので、今回念願の初チャレンジ、興奮しました。そしてやはり声優さんの凄さを実感しました。声色だけでの表現にムズムズしながらも、色んなテクニックをほかのキャストの方々に教わりながらの時間は、公園デビューを果たした赤ん坊のような新しい刺激と快感が止まりませんでした」と、喜びを露わに。そして「少年の声を吹き込む上で、僕の地声がすさまじく低かったので、なるべく耳触りの良い高音を意識し感情を声色で表現しました。出来上がりが楽しみです」とふり返る。さらに、典道の恋敵となるクラスメイト・祐介役を声優界のトップランナー宮野さんが担当。「出演のオファーをいただいたときは本当に嬉しかったですし、どのように描かれるのだろうとワクワクしていました。収録では、広瀬さんと菅田さんがとっても素晴らしくて、お二人のフレッシュなオーラに、終始キュンキュンしながらも、同級生として演じる自分も、気合いを入れて若づくりを頑張りました(笑)。是非、楽しんでいただけたら嬉しいです!」。現在公開中の『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』ではエディ・レッドメインの吹き替えを務めるほか、アニメに洋画にアーティスト活動に…絶大な人気を誇る宮野さんが若手俳優たちとどんな共演をみせるのか期待が高まる。豪華スタッフ&キャスト陣について脚本の大根さんは「初めてのアニメ作品の仕事で、自分が大好きなドラマを原作に!大好きなすずちゃんと菅田君が声優で!宮野さんまで!そして大好きな新房監督とシャフトスタッフとやれる!その喜びは同時にプレッシャーでもありましたが、先日途中段階の映像を見たら…これはヤバい!!2017年夏、新しいアニメ表現と、見たことのないラブストーリーが生まれますよ!」と早くも自信を覗かせた。『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』は2017年8月18日(金)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年12月08日12月31日に放送されるTBS系スポーツバラエティ特番『史上最大の限界バトル KYOKUGEN2016』に、世界のサッカー界を席巻する通称"MSN"ことFCバルセロナのメッシ、スアレス、ネイマールが参戦することが2日、明らかになった。この3人が同一テレビ番組にそろって出演するのは世界初となる。番組では、"MSN"の3人が日本サッカー界のスターたちと対決。メッシ&スアレスは、中村俊輔&遠藤保仁とチーム戦を繰り広げる。競技内容は、2人の選手がパス&トラップを繰り返しながら、ボールを地面に落とすことなくどこまで2人の距離を広げられるかというもの。挑戦回数5回の中で、最高記録の距離が長いチームの勝利となる。同番組はこれまで個人戦のみだったが、今年は初めてチーム戦を導入した。メッシ&スアレスは、チャレンジ前に「俺たちならいい記録が出せるよ!」と自信満々。対する中村俊輔・遠藤保仁も「相手はとんでもない2人だけど、この競技だったら勝てるチャンスはある! 今日は、すごい画を撮らせてあげるよ」と大番狂わせを宣言した。ネイマールは、岡崎慎司と勝負。2人が挑むのは、ボレーシュートの技術を試されるチャンレンジで、4つの箱からランダムにボールが発射され、そのボールを地面に落とさずにゴール内に設置された7個のターゲットを打ち抜いていく。持ち球10球の中、打ち抜いたターゲットが多い選手の勝利となる。なお、許されるトラップは1回だけだ。ネイマールは「楽しそうなゲームだな!」とノリノリでオーバーヘッドシュートを披露するなどスーパープレイを連発。対する岡崎は、日本代表ユニフォームで登場し、「自分らしく泥臭く狙っていきます!」と気合十分に語っていた。このサッカー対決のほか、元K-1世界王者・魔裟斗と元PRIDE世界王者・五味隆典のメガマッチや、名門ヤンキースとドジャースから同い年の田中将大投手と前田健太投手の対決なども放送する。(C)TBS
2016年12月04日2016年も残すところ、あとひと月あまり。「GQ MEN OF THE YEAR 2016」で今年最も輝いた男性の1人に選ばれた菅田将暉こと“鬼ちゃん”が、大躍進のきっかけとなった「三太郎」の新CM「来年の暦」篇に久しぶりに登場!松田翔太演じる桃太郎たちが「今年も終わるね~」「来年の目標は?」などと語り合う中、なぜか1人、大爆笑していることが分かった。桃太郎の家に集まった三太郎たち。「今年も終わるね~」と桃太郎がしみじみと言うと、かぐや姫(有村架純)は「来年のみんなの目標は?」と問いかける。「来年は、彼女を作る!!」と、意気込みながらガッツポーズをするのは金太郎(濱田岳)。すると、「ハハハ!」と鬼が笑い出す。目標を笑われた金太郎は「そんな…」と寂しくツッコミを入れるも、「さーせん!」と軽いノリ。そんな鬼の挙動に戸惑う三太郎たち。続けて、かぐや姫が「浦ちゃんは?」と話をもどすと、浦島太郎(桐谷健太)は気を取り直し「来年こそ、乙ちゃんと…」と言いかけるも、鬼は「ハハハハハ!」と、さらに大きな声で大爆笑。それに対し、「え、なに?」と浦島太郎もツッコミむ。だが、勘のいい桃太郎は「これってまさか、来年のことを言うと…」と金太郎に視線を送ると、金太郎も「鬼が笑う!?」。そんな2人を見て「それってことわざじゃないの?!」と驚く浦島太郎。一方、笑いすぎて苦しいのか、マイペースにお茶を飲んでいる鬼に対し、真意を確かめたくなったかぐや姫が、おもむろに「来年!」と呟くと、「ぷっ!!」とお茶を盛大に吹き出し、「ハハハ! 熱っ! ハハハ!」と再び笑い転げることに。自分の意思とは関係なく笑ってしまう鬼に、「落ち着いて」と、かぐや姫がなだめるも止まらない。だんだん面白くなってきた金太郎は「止まんねぇんだ」と桃太郎と共に盛り上がるも、お茶を思いっきり吹きかけられた浦島太郎。いつもの明るさとは一転、終始戸惑った様子でお茶を拭いつづけ、繊細な一面を見せるのだった…。今回はなんといっても“鬼ちゃん”こと菅田さんが、数か月ぶりの登場ということもあり気合十分。「やっぱ三太郎の撮影って楽しいっすね!」と言いながら毎テイク、アドリブを披露。久しぶりの再会でも、三太郎たちと息ピッタリな掛け合いを披露していくところはさすが。今回は鬼ちゃんが来年の話で笑ってしまうという設定だったものの、「去年!」「再来年!」「ライオン!」など、桃ちゃんや浦ちゃんが引っかけのキーワードを仕掛ける場面も。鬼ちゃんが引っかけワードには冷静に真顔になる一方、彼らのゲームのようなやりとりを見て、かぐちゃんたちは笑いをこらえるのに必死。鬼が笑うだけでなく、みんなも笑う現場となった。au「三太郎シリーズ」新CM「来年の暦」篇はオンエア中。(text:cinemacafe.net)
2016年11月22日本質にこだわる男性のための情報誌「GQ JAPAN」が、その年“最も輝いた男性”を表彰する「GQ MEN OF THE YEAR」。2016年の受賞には菅田将暉、渡辺謙をはじめ、指揮者の小澤征爾、ミュージシャンの吉川晃司、「リオオリンピック」メダリスト選手ら多彩な面々が揃ったが、この度「GQ JAPAN」1月号表紙にて、受賞者らが一堂に会す豪華ビジュアルが公開された。「GQ MEN OF THE YEAR」は、生き方、仕事、スタイルにおいて、「GQ JAPAN」読者をインスパイアし、各分野において圧倒的な活躍を見せた男性に贈られる賞。アメリカで1994年にスタートして以来、イギリス、ドイツ、インド、中国、韓国など世界14か国(2015年実績)で展開するインターナショナルなアワードだ。第11回目を数える今年の「GQ MEN OF THE YEAR 2016」では、「Set The Pace=時代を先駆ける男たち」に注目し、各界から旬な男性たちが選出された。『何者』『デスノート Light up the NEW world』『溺れるナイフ』と今年も数々の映画・ドラマで活躍した若手俳優筆頭・菅田さん。『追憶の森』『怒り』の渡辺さん。2016年2月に世界最高峰の音楽の祭典「第58回グラミー賞」にて自身が指揮したラヴェル「こどもと魔法」がクラシック部門最優秀オペラ・レコーディング賞を受賞した小澤さん。アーティストとしても俳優としても活躍する吉川さん。2015年年末開催のM-1グランプリで優勝して以降、2016年はテレビで見ない日はないほど売れっ子となったお笑い芸人「トレンディエンジェル」。そして、この夏行われた「リオオリンピック」にて活躍した、柔道男子金メダリストのベイカー茉秋選手や、陸上男子400メートルリレー日本代表の飯塚翔太選手、桐生祥秀選手、ケンブリッジ飛鳥選手、山縣亮太選手らスポーツ選手が並ぶ。そして、11月24日(木)発売の「GQ JAPAN」1月号にて、「GQ MEN OF THE YEAR」受賞者7組11人のインタビューがポートレイトとともに掲載決定。また、豪華ラインナップが揃う贅沢なビジュアルが表紙に登場。2016年を華麗に彩った男性たちとともに、今年をふり返ってみては。「GQ JAPAN」1月号は11月24日(木)より発売。(text:cinemacafe.net)
2016年11月21日ヤンキース・田中将大投手が住んでいるNYの自宅が『トランプ・タワー』だという誤った情報が、11月10日に放送されたフジテレビ系列『めざましテレビ』の番組内にて紹介されました。11日未明には田中投手本人が自身のツイッターで、放送された内容を完全否定。これに対してフジテレビが謝罪した、というニュースが注目を集めています。そもそも本人の許可なしに住居を報道すること自体、例え有名人や公人であっても法的に問題はないのでしょうか?*画像はイメージです:■「プライバシー権の侵害」にあたるため違法!その人の居住地がどこか、というのは、公の名簿でも秘匿することができるくらいプライバシーに関わることで、勝手に公開されてしまうのは、「プライバシー権の侵害」にあたり、損害賠償請求の対象となります。田中将大投手くらい有名になり、世間の注目を浴びるようになると、単なる私人ではなく、公人としての性格を多分に帯びてきます。しかしながら、どこに住んでいるかということは、公人であっても公人としての活躍とは関係のないことであり、すこぶる個人のプライバシーに関わることです。住所が公開されることによって、本人や同居人のみならず、周辺住人にも迷惑がかかる可能性もあります。従って、公人であったとしても、本人の許可なく住居を公開することは、法的にはプライバシー権侵害による不法行為の対象となるのです。一部メディアでは、今回の番組制作サイドは本人側への事前確認をしていなかったとも報じられています。プライバシー権は非常に繊細ですし、思わぬところで被害を受ける方が出てしまう可能性もあります。メディアを作る側の立場の人にもモラルをしっかり守ってもらいたいものです。 *著者:弁護士 小野智彦(銀座ウィザード法律事務所。浜松市出身。エンターテイメント法、離婚、相続、交通事故、少年事件を得意とする。)【画像】イメージです*robert cicchetti / Shutterstock
2016年11月14日俳優の菅田将暉と小松菜奈が12日、都内で行われた映画『溺れるナイフ』の大ヒット舞台挨拶に登場した。同作はジョージ朝倉原作の同名少女漫画を実写化し、「10代の一瞬間(=全能感)」の謳歌、挫折、そして再生を描く。ティーンモデルとして活躍しながら田舎に引っ越すことになった主人公・望月夏芽を小松、夏芽が引っ越した先の神主一族の跡取り息子・長谷川航一朗(コウ)役を菅田が演じた。作中で2人が行ったキスシーンについて、SNS上では「超絶ヤバい!」といった感想が殺到。菅田は「原作通りの“顔ペロ”。忠実に“超”の“絶”にやった!」と出来映えに自信を持っている様子を見せた。小松も「『溺れるナイフ』独特の表現の仕方。このシーンは結構、(菅田とアドリブで)会話してやったけどその部分は全部カットされていた」と振り返っていた。小松は同作を一言にまとめると「10代最後の輝き。」と回答。「撮影当時19歳だった」と理由を語り、「山戸監督の初めての大きな映画だったということもあり、頑張らなきゃなという気持ちと、10代にしかないエネルギーや感情がみなぎっていて、その姿を撮影していただけて、映画にしていただけたということは一生の宝物です」と熱い言葉を寄せた。一方、菅田は「瘡蓋(カサブタ)」と漢字で手書き。理由として、「1年前に受けた切り傷がいま、カサブタなのかなと。撮影当時、身も心も擦り傷だらけだったんです」と説明した。「ナイフということもあって。完成しないかも、映画として観てもらえないかもしれないというヒリヒリ感もあって」と、撮影時の独特な心境を吐露した。
2016年11月13日ジョージ朝倉の同名少女コミックを映画化した『溺れるナイフ』の大ヒット記念舞台挨拶が11月12日(土)に都内劇場で開催され、小松菜奈と菅田将暉が登壇。「超絶ヤバい」と話題になっているキスシーンについて、菅田さんが「顔ベロォ」と表現した。本作は、人気モデルの夏芽(小松さん)と傲慢なほど激しく自由な少年・コウ(菅田さん)の出会い、そして運命の恋の行方を綴る物語。話題となっているのは、夏芽が飲もうとしたジュースをこぼしてしまい、コウがその口元をペロッとなめてするキスシーンだ。菅田さんは「(山戸結希)監督も好きなシーンということで、それに忠実にやった。それが“超の絶”でよかったです」とコメント。菅田さんが「“壁ドン”や“顎クイ”の練習は必要なかった」と言うように、従来のものとはまた違った、鮮烈な恋愛映画となっている本作。司会から「“顔ペロ”はありましたね」と聞かれた菅田さんは、「“顔ペロ”はありましたね。でもペロって感じでもなかったな。ベロォですね。ちょっと巻き舌で。“顔ベロォ”」と命名し、会場の笑いを誘っていた。小松さんは「ちゃんと公開されるのか不安だった」と言うほど、過酷な撮影だったことを告白。現場では「監督と戦っていたので、『このヤロウ!』と思ったこともたくさんあった」そうだが、完成作を観たときに「ぶつかり合ったり、葛藤したりする姿がまぶしく見えた。それが映像として見えたとき、『悔しいな』と思った」と胸の内を明かす。さらに本作がどんな作品になったかをフリップに書くことになると、小松さんは「10代最後の輝き」と回答。撮影時は19歳だった小松さん。「10代にしかないエネルギーとパワーがみなぎっていて、その姿を19歳のときに撮影してもらえた。自分のなかでも一生の宝物。葛藤や苦しい部分もあったけれど、それも全部輝いていたのかなと思う」と山戸監督に感謝しきり。一方の菅田さんは「瘡蓋(かさぶた)」とのフリップを掲げ、「(撮影した)一年前に受けた傷が瘡蓋くらいになっている。身も心も擦り傷だらけだった。そのヒリヒリ感があったからこそ、いまここに立てていることが感謝」とキッパリ。過酷な撮影を乗り切った2人が、観客の前で充実の表情を見せていた。『溺れるナイフ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年11月12日ジョージ朝倉の同名コミックを実写映画化した『溺れるナイフ』の初日舞台あいさつが11月5日、都内で行われ、主演を務める小松菜奈と菅田将暉、共演する重岡大毅(ジャニーズWEST)、上白石萌音、主題歌を手がけ出演もした志磨遼平(ドレスコーズ)、山戸結希監督が登壇した。初日舞台あいさつ その他の写真東京から田舎に引っ越した元モデルの少女と、神主一族の跡取りの少年が出会い、強烈に惹かれ合っていく本作。マーティン・スコセッシ監督の新作で世界デビューも飾る小松は、「本当に過酷すぎて、明日死ぬんじゃないかと毎日思っていた」とわずか17日間で完遂した撮影を振り返り、「映画が公開されることも含めて、すべては当たり前じゃないんだと知った。ものづくりの大変を痛感しました」と本作への思いを新たにしていた。一方、今年だけで9本の出演作が公開される菅田は、本作が初めての恋愛映画主演となり「山崎賢人と仲がいいですけど、あいつはすごいなと思った」と恋愛映画の常連である山崎に尊敬の念。「ちゃんとカッコ良くないといけないですし、美しくなきゃいけない。そうでなければ本当に『こいつら、何やってるんだろう?』で終わるんですよ」と持論を展開した。その上で「品が良くないといけないし、でも野性味もほしい。どこか気高くないといけないし、血なまぐさい生きざまも撮らなきゃいけない」と役作りを語った。『おとぎ話みたい』『5つ数えれば君の夢』など独特の感性で少女の心情を紡いできた山戸監督は、「特に中高生の女の子は、生きていて毎日が地獄だなと思うことがあると思うんですよ。そういう地獄がここにいる二人(小松と菅田)のように天国みたいに美しければ、映画を観る甲斐もあるというもの。一番輝いているところを撮ってやるという、挑戦する気持ちで撮った」と思いのたけを熱弁していた。『溺れるナイフ』公開中取材・文・写真:内田 涼
2016年11月05日映画『溺れるナイフ』(11月5日公開)の初日舞台挨拶が5日、都内で行われ、小松菜奈、菅田将暉、重岡大毅(ジャニーズWEST)、上白石萌音、志摩遼平(ドレスコーズ)、山戸結希監督が登壇した。同作はジョージ朝倉原作の同名少女漫画を実写化し、「10代の一瞬間(=全能感)」の謳歌、挫折、そして再生を描く。ティーンモデルとして活躍しながら田舎に引っ越すことになった主人公・望月夏芽を小松菜奈、夏芽が引っ越した先の神主一族の跡取り息子・長谷川航一朗(コウ)役を菅田将暉が演じた。映画のタイトルに合わせて、出演者が「はまっていること」を「溺れる〇〇」として発表。最近全身の毛を剃ったという菅田は、ついチクチクしたところを触ってしまうというエピソードを披露した。菅田は、ドラマ撮影で履いたハイソックスを上げられて「ニーハイみたい」になった際、「チクチクした絶対領域なんて見たことないから、みんな珍しそうに見てくる」と状況を語った。重岡が「わかるわかる、肌触りとかな」と同意すると、菅田は「家で風呂で剃るのに、2時間くらいかかるんですよ。結構こう見えて毛深いんで。I字のやつで剃っていく」と、詳細に説明。さらに「溺れる……毛?」と表現すると、重岡が「排水溝に流れてくもんな! 剃った毛は! うまい!」と話を広げてフォローし、菅田は「お前がうまいわ!」と重岡を称賛した。一方、重岡は「溺れる上白石ちゃん」と、上白石の歌声にはまっていることを明かした。警戒した上白石から距離を取られた重岡は「やばいやつじゃないから本当に!」と弁解。また記憶に残っているシーンとしても、上白石演じるカナの変化をピックアップした重岡が、「180度、最初とバチーン!! と変わったから!」と擬音を駆使して説明すると、上白石からは「バカにしてますよね!?」と抗議の声が上がり、菅田からは「笑い欲しいだけやねん!」とツッコミが飛んでいた。
2016年11月05日俳優・東出昌大が、都内で行われた映画『DEATH NOTE Light up the NEW world』(10月29日公開)のジャパンプレミアイベントに、共演の池松壮亮、菅田将暉、戸田恵梨香、川栄李奈、船越英一郎、佐藤信介監督とともに登場した。同作は作・大場つぐみ、画・小畑健の大ヒット同名漫画の実写化シリーズ最新作。夜神月/キラ(藤原竜也)とL(松山ケンイチ)が、「名前を書かれた人間は死ぬ」という"デスノート"を巡って行った戦いから10年後を描く。東出はデスノート対策本部捜査官・三島創、池松はLの後継者である竜崎、菅田はキラ信奉者のサイバーテロリスト・紫苑優輝を演じる。デスノートをめぐる3人の戦いがメインとなるが、実際に「デスノートを使いそうなのは?」という質問に、3人とも「東出」と回答。菅田が東出について「基本的に常軌を逸してるから。生まれてからずっと」と評すると、東出は苦笑いで応えた。また、池松は「菅田くんはこんな感じですけど、中にすごく真っ当な心を持っていて、僕もそうです」と説明し、「東出さんは、なんでしょうね。かわいらしいことに、人に流されやすいという。あと、一番正義感が強いので、そういう人こそデスノートを持つと狂うというのが、このお話なので」と作品にからめながら、東出の印象を語った。2人から印象を語られ、また自分自身でも「デスノートを使いそう」と考えている東出は「まさしくその通りだなと思います。池松くんいいこと言った」と池松を賞賛。「デスノートの所有権をめぐる映画になってるんですけど、そういうところも考えて見ていただけると、映画のテーマにも気づけると思います」と作品をアピールした。
2016年10月20日映画『溺れるナイフ』の完成披露試写会が10月18日(火)に開催され、主演の小松菜奈に菅田将暉、共演の重岡大毅(ジャニーズWEST)、上白石萌音、そして出演に加え主題歌も担当している志磨遼平(ドレスコーズ)、山戸結希監督が舞台挨拶に登壇した。ジョージ朝倉の人気漫画を新鋭・山戸監督が旬のキャストをそろえて実写化。自分でも抑制できない輝き、カリスマ性、危うさを秘めた夏芽とコウはある田舎の街で出会い、強烈に惹かれ合う。祭りの夜、ある悲劇が2人の運命を大きく変えてしまうが、それでも彼らは互いを求めあい、ぶつかり合っていく…。登壇陣は客席の間を通ってステージに上がったが、いま最も旬の俳優陣に客席は熱狂!悲鳴のような歓声が会場にこだました。舞台挨拶では、昨年秋の17日間の和歌山県内での撮影の様子がスクリーンに映し出されたが、登壇陣からは「懐かしい!」との声が。菅田さんと重岡さんは幼なじみの友人を演じたが、互いの印象を聞かれると、菅田さんは「第一印象は、ホンマによう喋る(笑)!こんな関西人、まだ生きてたんや!出会って一分経たずにツッコミを入れた記憶があります。現場の“太陽”と言われてました」と語る。菅田さんによるとこの日も「(重岡さんは)メッチャ緊張してて『今日は喋らん』と言ってた」とのことだが、気づけばマシンガントーク全開!小松さんと菅田さんが海に飛び込んで撮影されたシーンについて「普通の恋愛映画なら“壁ドン”ですけど、これは“海ドボン”!甘いだけじゃないんです、海水だけに」とボケて会場をドカンドカンと笑いの渦に包み込む。だが、このボケは菅田さんによると「(イベントの進行用の)台本に例として載ってたやつを丸々やってる」とのこと…。思わぬ裏事情を暴露され、重岡さんは恥ずかしそうに苦笑していたが、菅田さんは、定型のセリフで会場を笑いに持っていける重岡さんのトーク力に素直に感嘆!「お前、スゲーな!」と感激の面持ちさえ浮かべていた。山戸監督はこのキャスト陣、特に物語の中心となる若い4人について「みなさんが立っているだけで青春映画のようで、この4人で何かあるんじゃないか…?と勝手に想像してました(笑)」と語り、今年公開の数多の映画の中で、本作の何が特別であるかについて「“いま”の女の子たちの心に、世界一寄り添おうとしている映画になっている。(キャスト陣の)みなさんの輝きが、未来の女の子たちの運命を変える――そんな映画だと思います」と力を込めた。菅田さんは監督の言葉に深くうなずき、自身にとって「代表作だと思ってます」と語り、会場は温かい拍手に包まれた。『溺れるナイフ』は11月5日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年10月18日アイドルグループ・ジャニーズWESTの重岡大毅が18日、映画『溺れるナイフ』(11月5日公開)完成披露試写会に、共演の小松菜奈、菅田将暉、上白石萌音、志摩遼平(ドレスコーズ)、山戸結希監督とともに登場した。同作はジョージ朝倉原作の同名少女漫画を実写化し、「10代の一瞬間(=全能感)」の謳歌、挫折、そして再生を描く。ティーンモデルとして活躍しながら田舎に引っ越すことになった主人公・望月夏芽を小松、夏芽が引っ越した先の神主一族の跡取り息子・長谷川航一朗(コウ)役を菅田、夏芽に寄り添い思いを寄せるクラスメイト・大友勝利役を重岡、夏芽とコウに憧れる女子生徒・松永カナを上白石が演じる。作中で親友となる菅田と重岡は関西出身同士で年も近いという。はしゃいだ様子で話しかける重岡に、菅田は「関西人同士やからといって、うわーって来んといて? 期待値すごいのわかるやん」と牽制。重岡が「あ、そっか……オッケーオッケー。監督泣きそうっす。ちょっと距離作られました」と山戸監督に泣きつくと、菅田は「しげしげ、ごめんごめん! もどっといで、長なるからこういうの!」と謝り、仲の良い様子を見せた。菅田は重岡について「ほんまようしゃべるんですわ。この子は」と説明。「まだこんな、ド関西人が生きてたんや! みたいな感じ」と語り、「会って1分経たないうちにツッコんだ覚えがあります。『お前オバハンか!』言うて」と振り返った。そして重岡が「現場の太陽」と言われていたことも明かした。一方重岡は、菅田のことを「めっちゃ寡黙な人やと思ってたんですよ」と述懐。「センスにあふれてるやん」と印象を話し、菅田から「バカにしとるやろ!」とつっこまれた。さらに重岡は、菅田と初対面時の話が止まらず、自分でも「めっちゃしゃべってるな!」と驚きの様子。菅田が「わかったやろ! 自分どれだけしゃべるか!」と指摘し、「裏ではめっちゃ緊張してはって『俺今日はしゃべらへんからな……』って」と明かすと、「ごめんごめん!」と謝った重岡は、「まとめると、(菅田は)いい奴です!」と強引に話を終わらせた。
2016年10月18日小松菜奈&菅田将暉のW主演のほか、「ジャニーズWEST」の重岡大毅、『君の名は。』が大ヒット公開中の上白石萌音という最旬キャストで贈る『溺れるナイフ』。この度、本作の主題歌となっているドレスコーズの「コミック・ジェネレイション」のMV(ショートバージョン)が解禁された。15歳の夏。東京から遠く離れた浮雲町に越してきた人気モデルの望月夏芽(小松菜奈)。退屈でウンザリするようなこの町で、夏芽は体を貫くような“閃光”と出会ってしまう。それは、コウと呼ばれる少年・長谷川航一朗(菅田将輝)だった。傲慢なほどに激しく自由なコウに、反発しながらもどうしようもなく惹かれてゆく夏芽。コウもまた夏芽の美しさに対等な力を感じ、やがてふたりは付き合い始める。「一緒にいれば無敵!」という予感に満たされるふたり。しかし浮雲の夏祭りの夜、全てを変える事件が起きる。失われた全能感、途切れてしまった絆。傷ついたふたりは、再び輝きを取り戻すことができるのか。未来への一歩を踏み出すために、いま、ふたりが下す決断とは――。本作の主題歌を担当するのは、本作が映画初出演となる志磨遼平のソロプロジェクト・ドレスコーズ。主題歌「コミック・ジェネレイション」は、志磨さんが在籍していた伝説のバンド「毛皮のマリーズ」の名曲で、今回は本作のために再録したニューバージョンとなっている。当初は、「毛皮のマリーズ」のバージョンを予定していたが、「昔のぼくはあまりに傲慢で、自分以外の誰のためにも歌ってはいない。今作に寄り添うことが出来ているかはなはだ不安です、と正直に伝え、監督との相談の末にこの度の再演奏・再録音を行いました」と、志磨さん自らの要望で再録に至ったという。そしてこの度、「コミック・ジェネレイション」のショートバージョンのMVが到着。このMVには、『溺れるナイフ』の映像が使用され、小松さん演じる都会からきたティーン誌のモデル・夏芽と、菅田さん演じる地元の神主一族の跡取り・コウが出会った瞬間に惹かれあい、幸せすぎるシーン満載の映像が映し出されている。「これは『溺れるナイフ』という夢、その中で暮らす夏芽とコウちゃんのためだけに演奏した(つまり自分以外のために演奏する、初めての)“コミック・ジェネレイション”です」という志磨さんの思いが込められている本楽曲は、映画とリンクしながら希望の光を導き出しているようだ。また、楽曲を聞いた小松さんは「愛も平和も欲しくないよ。だって君にしか興味ないもん!」という歌詞を挙げ、「この歌詞はナツメとコウの関係に凄くぴったりであの燃え尽きた夏を思い出し、色んな感情が湧いて心にグッときました」と撮影をふり返りながら話し、「映画を観てこの曲を聴いた後も皆さんの心に残る曲と歌詞になると思います」とコメントを寄せた。なお、「コミック・ジェネレイション」は、映画『GANTZ:O』主題歌となった「人間ビデオ」とW主題歌シングルとして10月12日(水)よりリリース。『溺れるナイフ』は11月5日(土)よりTOHOシネマズ渋谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年10月14日タレントの里田まいが15日、自身のブログを更新し、生後7カ月となる長男の様子や、夫でヤンキースの田中将大選手のパパぶりを明かし、久しぶりの夫婦ツーショットも公開した。里田は、「あっと言う間の毎日!そしてもう息子7ヶ月。そしてそして気づけばシーズンも残りわずか!!はやい、早すぎる」と書き出し、「早いというか、速い。こっちの方がしっくりくる」と表現した。そして、愛犬・ハルと子供のおもちゃの写真とともに、「息子、ハルの存在を気にしだしました。まだハイハイできないけど、少し前進しようという意識があるような。ハルとおもちゃで一緒に遊んだりするようになりました」と息子の様子を報告。「うんうん、仲良しておくれ」と続けた。また、ベビーカーに手を添えて息子を見守る田中選手のパパ姿を公開し、「家族で朝活。シーズン中、夫は本当に忙しいのでなかなか時間はありませんが、ナイターゲームの日の朝とかにハルも連れてみんなでお散歩に行くのが最近の日課です」と説明。「朝散歩、ハルがとても嬉しそうで、朝起きるとまず夫のところに行って、『今日は行かないの?!』と催促にいきます」と伝えた。さらに、息子を抱っこしている自身の写真と、田中選手との2ショットも公開。「久々にツーショット」とハートマーク付きでコメントした。この投稿に、「ほんと、素敵な夫婦」「ホント久々のツーショット相変わらず仲良さそうで、素敵です」「う~ん、ラブラブごちそうさまです」「幸せのおすそ分け、あざまぁーす」と夫婦愛に対するコメントや、「マー君、パパやってる」「マー君頑張ってますね!!」「まー君もパパの貫禄が出てる」と田中選手のパパぶりをたたえる声があがっている。
2016年09月15日映画『何者』の完成披露試写会が8月30日(火)に開催。佐藤健、有村架純、二階堂ふみ、菅田将暉、岡田将生、山田孝之、三浦大輔監督が舞台挨拶に登壇し、劇場内に敷かれたレッドカーペットを歩いた。映画化され日本アカデミー賞最優秀作品賞にも輝いた「桐島、部活やめるってよ」で鮮烈な作家デビューを飾った朝井リョウの直木賞受賞の同名小説を映画化。一見、互いを励まし合い、協力して就職活動に臨んでいるように見える5人の大学生たちの葛藤や裏切り、彼らが自分が何者であるかを探し求めるさまを鮮烈にリアルに描き出す。この日、予定されていた舞台挨拶の前には屋外でのレッドカーペットイベントは、台風接近の報を受け、安全に配慮して中止になったが、劇場内にレッドカーペットイベントが敷かれ、佐藤さんらは客席通路の間を通り、観客と触れ合いながら、レッドカーペットイベントを歩いて壇上へ!登壇陣は、黒を基調にしたフォーマルな衣装に、それぞれ異なるカラーを挿し色に用いた粋なコーディネートで登場。佐藤さんは「現場で5人(=佐藤さん、有村さん、二階堂さん、菅田さん、岡田さん)でいることが多くて『ゴレンジャーじゃね?』『戦隊じゃね?』と話してたんです(笑)。こういう場で、同じ色の挿し色をすることは多いけど、『何者』の場合、役の個性がみんな違うので、色を変えて立った方が合うんじゃないかと思ってやってみました」と意図を説明した。ちなみに、佐藤さんは赤、有村さんはピンク、二階堂さんはオレンジ、岡田さんは紫、山田さんはゴールドだったが、異彩を放っていたのは“ミドレンジャー”を自任する菅田さん。黒のフォーマルの左足に緑色のスカーフを巻いており、佐藤さんから「君の生き様を表してて好き(笑)。足を折ったのかと思うけど」と茶々を入れられ、会場は笑いに包まれる。佐藤さん演じる拓人と菅田さん演じる光太郎はルームシェアしている友人で、有村さん演じる瑞月は光太郎の元カノ。だが、実は拓人は瑞月に想いを寄せており、微妙な三角関係が展開する!菅田さんは「大変でしたよ。みんなのタケルンよりもモテる設定ですから」とプレッシャー(?)を明かし「本読みに有村さんに『光太郎のどこが好き?』という愚問をしたら『まっすぐなところ』と言われて、あまり考えずにやろうと思った」と述懐。これに佐藤さんが「それはのろけ?」と再度ツッコミを入れると、菅田さんは「演技論です!」と返し、会場は再び、笑いがわき起こった。二階堂さんは、“意識高い系女子”の理香を演じており、キャスティングが発表されると、ネット上で「ピッタリ!」という声が続出したそう。二階堂さんは「ありがとうございます」と笑顔を見せつつ、自身との共通点は「意外となかったです(笑)」とふり返る。岡田さんは、理香の恋人で、就活からは距離を置いている隆良を演じており、役柄的には“一匹狼”的な立場。撮影について「僕は数日だったので、あまりみんなと話はしなかったので…」と語ったが、これに佐藤さんが「結構、遊んだ覚えあるけど、僕らとの思い出は忘れちゃったんだなぁ…」と噛みつき、岡田さんは慌てて「菅田くんと二階堂さんがとにかく元気で、その元気に巻き込まれてワイワイしてました(笑)」と思い出を語っていた。『何者』は10月15日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年08月30日大人気コミックの劇場版アニメ『ONE PIECE FILM GOLD』が7月23日(土)に公開を迎え、田中真弓をはじめとするレギュラー声優陣に加え、ゲスト声優の満島ひかり、濱田岳、菜々緒、ケンドーコバヤシ、北大路欣也、山路和弘が舞台あいさつに登壇した。舞台あいさつ その他の写真この日は、銀座の映画館の前に映画のラッピングが施されたバスが登場! 田中真弓、中井和哉、岡村明美、山口勝平、平田広明、大谷育江、山口由里子、矢尾一樹、チョー、山路和弘、満島ひかり、濱田岳、菜々緒、ケンドーコバヤシ、北大路欣也は多くのファンや道行く人々に見守られながら写真撮影を行なった。その後の舞台あいさつでは、レギュラー声優陣は恒例ともいえる自身のセリフの実演と共に挨拶! 田中らが今回の映画の中からセリフをチョイスする中、サンジ役の平田は、まだTVシリーズでも放映されていない週刊少年ジャンプで連載中の『ワノ国編』のサンジの仲間に向けた置手紙に書かれた「野郎どもへ。女に会ってくる。必ず戻る」という言葉を生で再現! これには客席から拍手と歓声がわき起こった。ゲスト声優で参加した満島は、以前所属していたFolder5でTVアニメ版のオープニングテーマ『Believe』を歌っており「16年ぶりにまた先輩方の背中を見られて嬉しいです」と感慨深げに語る。濱田も「子どもの頃からみていたので、今日、この舞台に立っていることが感慨深い、特別な舞台あいさつです」と『ONE PIECE』愛を語る。菜々緒も「まさかこの作品に携われるとは夢にも思っていなかった!」と語り、周囲の反応として、彼女が『ONE PIECE』にハマるきっかけとなった兄の存在に触れ「普段は誕生日でもメールしてこないのに、『(原作者の)尾田さんに会った?』と連絡がありました。『会ってないよ。どうしたの?』と返事したら、そのままスルーされた」と明かし笑いを誘った。舞台あいさつの壇上には“GOLD FILM”にふさわしく、巨大金メダルが吊り下げられ、最後の壇上での舞台あいさつでもレギュラー声優陣には金メダルが配られた。田中は本作が目指すメダルの色は?という問いに「ゴールドでしょ! 皆さんのお力でゴールドを獲ります!」と金メダル宣言で会場をわかせた。『ONE PIECE FILM GOLD』公開中
2016年07月23日メジャーリーグ・マーリンズでプレーするイチロー選手が15日、メジャー通算2,979安打、日本のプロ野球・オリックス時代と合わせて4,257本目のヒットを放ち、ピート・ローズ氏が持つメジャーリーグ最多安打記録、4,256本を超えました。100年以上の歴史を持つメジャーリーグでの偉業に、日本中が喜びに沸きましたね。メジャーリーグといえば、プレーに関するニュースだけでなく多額の報酬、そして破格の待遇もしばしば話題になります。しかし、じつはその傾向、プロスポーツ界だけでなくアメリカ資本など外資系の企業全般に見られることなのです。元国税調査官の著者が書いた『知らないと損する給与明細』(大村大次郎著、小学館)の「外資系企業が報酬よりも待遇を手厚くする理由」の項から、その裏側を覗いてみましょう。■メジャーリーグは選手に豪邸も用意するメジャーリーガーの待遇には、度胆を抜くようなものが少なくありません。昨年も、イチロー選手が昨年の再契約の際に球団側から「いたいだけいてほしい」と“終身雇用”を保証されたことや、ヤンキースで活躍する田中将大投手の妻・まいさんのために費用すべて球団持ちの“セレブ出産”が用意されたことが広く報道されました。広大な豪邸や高額のマンションを球団が用意するとか、ファーストクラスでの帰国費用を年数往復分支給する、といった話もよく聞きます。一方、日本のプロ野球界では、年末の契約更改で年俸額の交渉が行われるものの、こうした待遇面での要望を挙げる選手の話はほとんど聞きません。■外資系企業にはジムがありランチは無料では、一般企業に目を移してみましょう。著者は、「外資系企業の場合、福利厚生が行き届いていることが非常に多い」といいます。育児関連サービスを受けられたり、契約スポーツジムを社員が自由に使えたり、家族旅行に補助金が出たりと、多種多様な福利厚生が用意されているのです。なかでも有名なのが米Google。社内のカフェテリアでランチを無料で食べられたり、社員が参加できる格闘技などのクラスがあったり。その点、日本ではアメリカほど福利厚生を重視しません。就職・転職の際、報酬は気になっても「どんな福利厚生があるか」を決め手にする人はほとんどいないでしょう。いま務めている会社に、どんな福利厚生があるのかを把握していない人も少なくないのでは?この違いについて著者は、「根底に報酬や税金に対する考え方の違いがある」と指摘します。アメリカでは、報酬をお金で受け取ると「その分多く税金もかかる」という意識が強いといいます。お金ではなく福利厚生を充実させてもらうことは「経費」の範囲内になるので、個人が税金をかけられることはほとんどありません。さらに、会社側も福利厚生にかかる費用は福利厚生費として“損金”(法人税を計算する時に税制上差し引ける費用)計上できるため節税になり、両者にとって得になる、というわけです。合理的なアメリカらしい考え方といえます。■中小企業社員でも福利厚生を充実できるそうはいっても、個人が会社に対して待遇改善を要求することは現実的ではありません。大企業であれば財形貯蓄制度や家賃補助、託児施設などといった福利厚生がある場合もありますが、中小企業ではあまり期待できません。そこで著者が提案するのが、「中小企業勤労者福祉サービスセンター」で“自分で福利厚生を充実させる方法”です。これは、厚生労働省が支援して市区町村単位で設置する福利厚生団体のこと。会費は市区町村によって違いますが、だいたい400~500円ほど。たとえば埼玉県川越市が設置する「川越市勤労者福祉サービスセンター」では、周辺の映画館や水族館、遊園地などさまざまなレジャー施設が大幅割引になったり、人間ドック利用に最大8,000円の補助が出たり、各種教養講座の補助が受けられたり、冠婚葬祭資金の融資を受けられたりできます。この施設は従業員300人以下の企業が対象で、企業単位でも個人でも加入可能。「全サラリーマンの8割ほどが従業員300人以下の企業で働いているので、つまりは、サラリーマンの8割が該当する」と著者はいいます。*本書では、給与明細の基本的な読み方から、サラリーマンなら認められるが現実には利用している人の少ない「手取り額を増やす裏ワザ」、スポーツジムの年会費や子どもの学校への寄付金も取り返せる「控除」の賢い使い方などを、税制を知り尽くした元税務調査官が詳説。「給与計算は会社がしてくれるもの」と思っていると、もらえるハズのお金を逃してしまう可能性があります。でも、本書で給与明細のカラクリを知って裏ワザを使えば、手取り給与の増額や将来の年金支給額アップも夢ではないかも?(文/よりみちこ) 【参考】※大村大次郎(2016)『知らないと損する給与明細』小学館
2016年06月18日東京マウントガールズ
兄の連れてきた婚約者は…
いきすぎた自然派ママがこわい