Twitterやnoteで子育てに関する『気付き』を発信している、保育者のきしもとたかひろさん。連載コラム『大人になってもできないことだらけです。』では、子育てにまつわる悩みや子供の温かいエピソードなど、親や保育者をはじめ多くの人の心を癒します。ふとした瞬間、大人は子供から『気付き』を得ることも。きしもとさんは、子供たちと触れ合っていろいろなことを学んだといいます。第8回『とけたアイスは 冷たいジュースに。』子どもが折り紙をしていた。何を作っているのか聞けば「まだわからん。折ってたらなんかできるかなと思って」と返ってきた。折り紙というのは完成形があってそれに向けて折るものだと思っていた。「なんかできるかな」と当てもなく折って楽しむのか。自由でいいなと思った。同時に、野暮なこと聞いたなとも思った。子どもの活動を深めようとしてかけた言葉が逆に邪魔しているような気がして、言い訳するように「いいね、何ができるか楽しみやね」と返した。しばらくしてから「ほらな、適当にやったらなんかできる思ったら、やっぱなんかできたわ」と出来上がったものを見せてくれた。たしかに適当に折ったとは思えない、それっぽいものができていて感心した。なんだろう?ヨットのようにも見えるしリボンのようにも見えるな…と正解を探しそうになって慌てて「ほんまや、すごいなあ。適当にやったらなんかできるんやな」とその子の言葉をそのまま借りて、本心を伝えた。隣で見ていた子が「それなに?」と尋ねた。やっぱり気になるよね、と耳をそばだてていると、その子は「なんか!」と答えた。なんだ、なんでもない「なんか」だったのか。ああ、やっぱり僕の想像なんか飛び越えてて素敵だなとあらためて思った。折り紙や工作をしていると、その作ったものでごっこ遊びが始まったりする。お店屋さんをしたり、学校ごっこをしたり。そのごっこ遊びが発展するとそれを広げるためにまた、例えばお金だったりバッグだったり、さらに新しいものを制作していく。小学生にもなってごっこ遊びというと「幼稚っぽい」と心配されるけれど、意外とそんなことはない。子どもの発達や育ちに大きく関係していて、社会性や創造性を育む重要で質の高いあそびだ。学童で過ごす時間は短いため、あそびが盛り上がり始めたタイミングで帰る時間になることがある。そんなときには、次の日に続きをする。しなかったりもする。ある年、2、3年生の子たちがやっていたごっこ遊びが半年ほど続いた。学童にある本を並べて本屋を開いたり自分たちで本を作ったり、絵を描いたりそれをお面にして売ったり、折り紙やイラストを並べてお店屋さんごっこをすることもあれば、レジ自体を作って遊ぶ日もあった。その日その日で、やりたいことや思いついたあそびをして、次第に周りを巻き込んでいく。関係ないあそびをしている男子たちが、手を止めて色紙で作られたバッグを持ってお店屋さんで買い物をする。そんな不思議な風景が見られるようになっていった。ある子が、そのごっこ遊びをそのまま生かして夏祭りをすると言い出した。日程を決めてポスターを貼り、ダンボールで作ったモグラ叩きや輪投げを制作して、景品も折り紙などで大量に作った。僕はといえば、手出し無用とばかりに買い出しリストを渡されて、仕入れ担当に任命された。たまにお面の色ぬりをさせてもらって褒めてもらった。当日は大盛況だった。普段ごっこ遊びに興味がない子でもノリノリで楽しんでいた。お店に並んでいる子が「楽しみすぎてばくはつしそう!」と笑顔を爆発させていた。「ポイントカードはお持ちですか?」と聞かれて、接客応対まで本物みたいだなと感心しながら「持っていません」と答えると「ではお作りしておきますね」と、お洒落なカードを渡された。素晴らしい接客。僕がパン屋の店長だったらバイトに引き抜いているところだ。面白いのが、みんながみんな接客をしたがるわけではなくて、裏で景品を制作したりゲームの仕込みをしている子たちもいたこと。こんなこと言ったらまじめに働いている人に怒られそうだけれど、考えてみれば僕たちが生活している社会も、それぞれの役割になりきっていろんな役を演じている、ある意味ごっこ遊びみたいなものだよな、なんてことを考えたりしていた。あそびがこま切れにならずに地続きであることや、発展して周りを巻き込んでいくことは保育の一つの理想だ。といってもなかなかそんなに上手くはいかず、それは大人の都合の時もあれば移り気な子どもの気分によるところもある。無理に続けさせるようなことはしないから、自然とこんな風に行事に発展したのはすごいと思ったし、次の年に子どもたちが「今年も夏祭りしよう!」と言い出して、下の代に受け継がれながら毎年の恒例になったことも、なにか成功しているように感じた。そうすると、どのあそびもなにか成果の見えるものに向けてされるべきなんじゃないか、と期待してしまうようになる。ゴールに向かってやらないと意味のないような気がする。子どもたちが意味のわからないあそび(あくまで僕には意味のわからないという意味)をしているのを眺めながら、どこに向かって行くんだろう。と考えていた。どこに向かうにしても楽しそうだなあと思った。あれ?どこかに向かわなければいけないんだっけ?と考えた。そもそもあの夏祭りが完成形なんだろうか?夏祭りがゴールで、そこに向かうまでの活動は「準備期間」なんだろうか。きっとそうじゃないよね、と思い直した。はじめの折り紙でもう完成しているんだ。その日その時に夢中になっているその瞬間が、どこに向かっているでもないけれど、そのいまで完成している。それがどんどん広がって形を変えていく。あの夏祭りは、その日々がたまたま積み重なって、たまたま目に見えるものになっただけだった。未完成のものを完成に近づけようとすると足りないピースを埋めることを考えてしまうけれど、もう完成しているものが形を変えて育っていくと思うと、その時その時の姿を大切にできるような気がする。夏祭りが恒例となった何年目かの夏、進捗を尋ねると「まだ全然準備できてへんねん、へへへ」と笑っていた。それはサボっていたのではなく、いま楽しいことに忙しいのだろう。自分にできないことは、足りていないのではない同僚から「仕事できる人を見て、自分は全然できていないなって思うんです」と相談を受けた。その「仕事できる人」といわれている職員も、同じようなことを言っていたのを僕は知っている。隣の芝を見て羨ましがるというよりも、引け目を感じることのほうが多いらしい。あの人にできていることを自分はできていない。自分には持っていないものを持っている人を見ると、それが正しい姿のように感じて自分ができていないように思ってしまう。もともといる自分に足りてないものがあるような、例えるならパズルのピースが一つ欠けているような気がしてしまう。あの人は持っているけれど自分は持っていない。できていない。そんなことを思い始めたら、いろんな人と自分を比較して、パズルにはどんどん虫食いが増えていく。子どもを見る時もそうだ。ついついできないところに目がいって、足りないように感じて、それを埋めることや隠すことに必死になる。それが成長や教育と呼ばれたりもする。それってとてもしんどいことだよね。だからね、少し見方を変えようと思う。もともと完成していて、なにか特別にできることはトッピングみたいなものなんだと。仕事が早い、コンピュータに強い、英語が話せるとか足が速いとか。いや、特別にできることだけではないかもしれない。言葉を喋れるとか、歩けるとか、もっと当たり前だと思っている、耳が聞こえるとか目が見えるとかもそうかもしれない。うまくできるようになって完成するのではない。もう完成している。何かできることは特別なことで、それができないからといってダメなのではない。仕事が早い人を見て、「自分はなんで仕事が遅いんだろう」ではなくて、あの人は特別な力を持っているのだと思うようにする。誰かの得意を自分ができないからと言って、それは自分の「苦手なこと」ではないのだと。ただその人の得意なのだと。自己肯定感って、できる自分を誇れることでも、できない自分を認めることでもなく、今の自分の姿をそのまま肯定できることだ。難しいけれど、それができるようになりたい。あの人はなんでできないんだろう、と思ってしまう時も、「あいつ出来ないな」ではなくて、自分やるやんって思えたら。自分が当たり前にできていることでも自分が少し特別なのかもしれないと思えたら、自分も相手もしんどくないよね。今までの時代は、みんなができて当たり前だった。同じことを同じように。だから、できないことを欠点と呼んでいた。けれど、これからの時代は「みんなができなくて当たり前」でいい。みんなができなくて当たり前というのはできない状態が普通だということ。そしてそれぞれの「できること」は優れていることではなく、その人の一部として認めていく。みんなができて当たり前のことなんてないんだって知ると、できている人を見て同じようにできていない自分に引け目を感じることは少なくなるんじゃないかな。ぼくはあまり何かに挑戦したことはない。就活も受験勉強もほとんどしてこなかった。だから、何かに向けて必死になることも何かに失敗して絶望することも、それをしてきた人と比べて経験が浅いと思う。それでも、こんな未来のはずじゃなかったのになって思うことはある。失敗とまではいかなくても、思っていた未来とは違っていると、やっぱり落ち込む。その先に見ていた世界が見られないことはやっぱり悲しい。あるかもしれないと思っていた道がないことを知ると、みんなは進んでいるのに自分には進めないのかと、希望を持っていた自分は大した人間じゃないんだと思ったりする。「けれど、今の目の前のことは何も変わっていないじゃない」と友人が言った。挑戦して失敗したとしても、思っていた未来にならなくても、いま十分生きていて幸せで、それはなにも失くならないじゃないかと。たしかに、これから期待する未来がこなくても、いま大事にしてるものや幸せであることは変わらない。挑戦して失敗しても、減りはしないのかもしれない。ならなおさら、いま充たされていることが、なにかになるための、どこかに向かうための大きな礎となるのだろう。余談ですが子どもがアイロンビーズを作っていた。なにを作っているのか気になって見ていると、それを察したのか「イヌ作ってるねん」と教えてくれた。しばらくして完成したものを見せてくれた。「イヌ、かわいく作れたやん」と伝えると「ネコやで」と返された。あれ?イヌって言ってなかったっけ?と思っていると「イヌ作ってたけどネコみたいになったから、ネコにしてん」と教えてくれた。自由で素敵だなと思った。そんな風に生きていけたらいいな、とネコになったイヌを見て思う。目指したり憧れていた人生でなくても、思いもしない生き方になっても、「イヌを目指してたけどネコもいいかなって思ってん」と生きていけたら。そうやって生きていけるように子どもたちを受けとめられたら。「これ、あげるわ」と、さっきのネコと同じサイズのアイロンビーズを手渡された。ぼくが異動で会わなくなるから餞別らしい。ピンクの顔に耳が生えていて目と鼻が色を変えてつけられている。ウサギだな、と思っていたら「ウサギを作っててんけど、ブタみたいになったからブタやで」と、面白いのか照れてるのかわからない笑顔で教えてくれた。「ウサギに見えるよ」とは言わなかった。ウサギのつもりがブタになった。それを知ったらなんだか、そのピンクのブタが急に愛らしく見えてきた。先日、6歳の友人と出かけた時に、暑かったので自販機でアイスを買った。17種類ある中からソーダ味のシャーベットを選んだ。吸って食べるタイプのやつだ。はじめのうちは固くて出てこないからと絞り出すようお願いされた。しばらくしたら暑さでとけてほとんど液体になっていた。「溶けちゃったね」と言うと、「溶かしてジュースになるのが美味しいねん」と言っていた。アイスを食べてるつもりだったのに途中からジュースを飲んでいた。ぼくはなぜだか、ブタになったウサギのことを思い出した。空になった容器をゴミ箱に捨てるよう促すと、「こんなにきれいなのに捨てちゃうの?」と悲しい顔をした。ぼくが笑っていると、容器にキスをしてゴミ箱に勢いよく放り込んだ。意味がわからないけどおかしくって、ぼくはきっとずっと忘れないだろうなと思った。きしもとさんの記事やこれまでの連載コラムはこちら[文・構成/きしもとたかひろ]きしもとたかひろ兵庫県在住の保育者。保育論や保育業界の改善について実践・研究し、文章と絵で解説。Twitterやnoteに投稿している。⇒きしもとたかひろnote⇒きしもとたかひろTwitter
2020年08月15日Twitterやnoteで子育てに関する『気付き』を発信している、保育者のきしもとたかひろさん。連載コラム『大人になってもできないことだらけです。』では、子育てにまつわる悩みや子供の温かいエピソードなど、親や保育者をはじめ多くの人の心を癒します。新型コロナウイルス感染症の感染拡大によって、日常が壊れた学童保育所。そんな中で同僚が漏らした言葉は…。第7回『たからくじが当たらなくても。』「余裕がないと人が出るんですかね。自分の性格めちゃくちゃ悪いって思いますわ」と同僚が漏らした。ああ、ぼくも同じことを思っていた。こんな保育がしたいんじゃないのに、口ばっかりじゃないか、自分はこんなにダメな人間なのか。この数ヶ月ずっとそんなことを考えている。ぼくの務める学童保育所は、「日常の忙しさ」という点で言えば教育・保育業界の中では余裕のあるほうだ。「だから楽だ」ということではなくて、余裕があるからこそ質の高い支援を目指せると思ってやっている。それが、コロナ禍によって崩れた。小学校の休校措置によって、ひとりで家で過ごす子どもたちの受け入れ先として、学童保育所に白羽の矢が立ったのだ。文字通り「緊急事態」のなかで、職員不足、不明瞭な情報と感染対策、体力的・精神的な負担、自分も罹るかもしれない恐怖、見通しが立たない不安…いろんなものが重なり、少しずつ余裕がなくなっていった。普段はゆとりを持って関われていたはずなのに、つい口うるさくなったり丁寧に対応できなかったり、ひどい時には感情的に怒ってしまったりもした。小さなことにイライラしてしまい、子どもたちにつらく当たってしまった時には「自分はなんてダメな人間なんだ」と、反省とは呼べないただの質の低い自己嫌悪に陥った。自分たちがとりわけ大変だった、というような苦労話をしたいわけではない。どれだけ子どもとの関わり方や知識を深めていても、普段から気をつけていても、余裕がないと“なににもならない”のだと思い知ったという話。子どもと向き合うことも、丁寧に関わることも、ぼくが「できた人間」だからできていた訳ではないのだ。たまたま余裕を持てる環境だったからできていただけなのだ。やらなきゃいけないことが増えることよりも、余裕がなくなることのほうが精神的に追い込まれていく。今まで無理なくやれていると思っていたことでも、ただ余裕がなくなるだけでうまくできなくなることがある。「余裕がある」ことを、ハンドルの「あそび」に例えた話を聞いたことがある。ハンドルを回したときにすぐにタイヤが動いてしまわないようになっている、その少しの余裕があるからデコボコした道でもまっすぐと走れる。頑張りすぎるなとか型にはまるなという文脈だっただろうか。とにかく人生にもあそび(余裕)が必要だ、という話だったような気がする。なるほど、たしかに人生に余裕は必要だ。けれど、それは「まっすぐ走るためにあったほうがいい」ハンドルのあそびなんかではなく、「ないと走れない」ガソリンなんじゃないのか。「ないと故障してしまう」エンジンオイルかもしれない。車に詳しくないので、例えが合っているのかわからないけれど、ようは、余裕は「あったほうがいい」ではなく「ないといけない」ものだった。子育てを始めてから「自分がこんな人間だと思わなかった」という悩みを抱く人がいる。やらなきゃいけないことが増えて、余裕もなくなる環境なら、なおさら今までの自分ではいられないだろう。あまり怒ったりしないとか、穏やかに人と接することができるというのは、その人がもともと持っている素質ももちろんあるだろうけれど、多くは環境によって「そうしなくてよかった」だったり、「そうあれていた」だけだったりするのかもしれない。余裕がなくなった時に出てくる自分って、「人が出る」という言葉の通り「本来の自分」なんだろうか。その人の本性が出る、とういう言い方をするけれど、そもそも本来の自分なんてあるんだろうか。そのときの環境、もちろん周りだけでなく自分のコンデションも含めて、その時々の自分がいるだけなんじゃないか。そのときの「今の自分」が、自分が描いている理想とは違って「自分はダメだ」なんて思ってしまうのかもしれない。うまくやっているように見える人を見て、自分はあんな風にできないと劣等感を抱いてしまうけれど、その人はそういう環境にいるだけかもしれない。つらく当たる人を見て、あの人はダメだと言いそうになるけれど、いま余裕がない環境にいるのかもしれない。自分がいまこんななのは、全然ダメだなって思っているいまの自分は、「ダメな人間」なんじゃなくて「いま余裕がないから」なんだきっと。それが言い訳だとしても、なんとかそう言い聞かせて、いまどうにか文章を書いている。そういえば、今まで一度でも100点の保育をしたことがあるんだろうか。と少し考えてみた。理想通りの、一片の過ちもない完璧だったといえる保育があっただろうか。無いかもしれないな。測れるものではないから主観になってしまうんだけれど、主観ってだいたい自分に甘いはずなのに無いって言えるから間違いないんだろう。それは自分が謙虚だとか、「今に満足しては成長できない」というような向上心の類ではないと思う。わざわざ考えることでもなかった。ずっと前から分かっていることを確認するように、今さらながら「100点の日、そんなものは存在しないのだ」ということに気づく。理想のとおりってなんだろう宝くじが当たったらなにがしてみたい?路線バスの一番後ろの席に座って祖父と話したのを思い出す。たしか、千里中央という大阪市街から少し外れたニュータウンの駅にあるスターバックスでコーヒーを飲んだ、その帰りだったと思う。なんでそんな質問をしたのか覚えていない。車内広告を見て思いついたのか、話の間を持たせようとしたのか、はたまたガンを患って余命宣告されていたじいちゃんの残りの人生で何かできないか考えて、浅はかながら質問の答えに「ヒント」を探したのかもしれない。祖父は「ベンツに乗りたいな」と答えた。特別に車好きというわけではない祖父にとって知っている高級車がベンツだったのだろうか、それとも若い頃に男の憧れとして抱いたのを思い出したのだろうか。理由は聞かなかった。ガーデニングが趣味でばあちゃんと毎日デートしている、そんなぼくが知っている祖父のイメージとは違っていて意外だった。他にも、ハワイに行ってみたいとか大きなガーデニング庭園が欲しいとかそんなことを言っていたような気がする。いや、もう10年も前の話だから、言っていないことを僕が勝手に記憶に加えているだけかもしれない。どちらにせよ、どれも、ニートのような生活をしていた僕には叶えてあげられそうにないものだった。いや、宝くじが当たって叶う夢は全部お金にものを言わすものなんだから、そもそもの質問が間抜けだったのだ。じいちゃんは、ガンが治らないまま、そして孫の宝くじは当たらずベンツに乗れないまま、黄泉の国に旅立ってった。その頃何度も「もっともっとやりたいことも僕ができることもあったんじゃないか」って後悔した。けれど、最近思うのが、きっとじいちゃんにとっては満点の人生だったんじゃないかってこと。もっと、って思うのは残ったぼくが勝手にじいちゃんの人生を足りてないものにしているだけで、それって傲慢で失礼なことだよね。じいちゃんは100%を生きたのだ。ベンツには乗れなかったけれど、ハワイには行けなかったけれど、間違いなく幸せだったと思う。じいちゃんとやりたいことはまだまだたくさんあったけれど、それでもやっぱり、その時のぼくも間違いなく幸せだった。子どもたち一人ひとりの姿を見て、感情的にならずに冷静に話をして、じっくりと丁寧に関わる。そんな保育がしたい。専門知識を持って子どもの育ちを焦らずに見守って、何が起きても動じずに臨機応変に的確な支援をしたい。できれば誰も傷つけることなく過ごしていたいし、誰も嫌わずに誰にも嫌われずに生きていたい。それが現実的ではない「理想」なのはわかっている。けれど、だからって、その理想を捨てられるほど諦めがいいなら、「自分なんて」と悩んだりしない。どうせ人を傷つけてしまうから、といって傷つけることに鈍感になっていいのかな。ぼくは嫌だな。理想を捨てるのは現実主義なのではなくて、諦めとか言い訳だよね。だから、理想に向いていられるように、それが実現できなくても「失敗じゃない」ってことにしようと思う。理想通りにいかないのが失敗なら、人生のほとんどが失敗になってしまうもの。子どもの話をゆっくり聞いてあげたいな。けれど忙しくて後で聞くねって言ったまま子どもは帰って行っちゃったな。そんな後悔や反省をばかりをずっと繰り返している。50点とか60点とかの日ばかりだ。減点法ならきっと0点の日だってある。理想に近づいたり離れたり、その時その時で最善の形は変わる。それが100点かもしれないし、50点かもしれないし、目も当てられない点数かもしれない。けれど、それがその時々のその環境で出せる最高点なんだ。それは、諦めでも惰性でもない。これまでと比べて「こんなことができたはずなのに」ということがこれからの生活では特に増えてくると思う。 ぼくはその度にそれを「足りていない日」にして落ち込むのかな。やっぱりいい一日だったって思って過ごしていたいよね。だから、「できたらいいな」っていう思いは大事にしながら、でもそれは「できなきゃダメ」ってことではないよ、と言い聞かせて、雨なら雨で晴れなら晴れでその日できることをして、できなかったことを許してやっていきたいなって思う。余談ですがお寿司を買った時についてくる醤油には[こちら側のどこからでも切れます]という表記がある。あらかじめ切り口が付いていて[あけくち]と表記されているものもある。どちらも力加減を間違えれば中身の醤油が飛んでしまうので慎重に開封する。たまに失敗する。祖父は、[あけくち]があってもハサミを出してきて丁寧に切るような人だった。手がヌルヌルして開けられないからハサミで、とかではなく決まり事のように初めからだ。チャック付きのお菓子もハサミで切るものだから、手で開けた方が切り口が揃わなくて次に開けやすいのに…と僕は思っていた。いつも忘れ物をする僕に「しっかりせんかい」と叱り、20歳の誕生日には[忘れ物をしないこと]を目標にさせられた。僕は一年間その目標を忘れて過ごした。真面目で几帳面な祖父は花を育てるのも好きで、僕が始めて一人暮らしを始めた時にゼラニウムの鉢をプレゼントしてくれた。そして僕はその花をあっさりと枯らしてしまった。ある時「じいちゃんみたいにできへんわ」と溢したことがある。ガサツで忘れ物ばかりして靴下すぐ片方なくなるし花もすぐに枯らしてしまう。昼までぐうたらしてるし、じいちゃんみたいに丁寧に生きられない。そんな自分が少し嫌だなあって思ったりしていた。すると「わしがお前くらいの頃もそんなんやったわ」とじいちゃんは答えてくれた。絶対うそや、と僕は思った。じいちゃんは若い頃もきっとしっかりしていたに決まってる。けれど、いま思ってみる。今じゃない遠い未来、僕もじいちゃんくらいの歳になればあんな風に生きられるかも、って。無理かもしれないけれど、歳をとって余裕ができたならできるかもしれない。そうやって期待してみるだけで、それができていない今を、少しだけ許してあげられるような気がした。きしもとさんの記事やこれまでの連載コラムはこちら[文・構成/きしもとたかひろ]きしもとたかひろ兵庫県在住の保育者。保育論や保育業界の改善について実践・研究し、文章と絵で解説。Twitterやnoteに投稿している。⇒きしもとたかひろnote⇒きしもとたかひろTwitter
2020年06月30日Twitterやnoteで子育てに関する『気付き』を発信している、保育者のきしもとたかひろさん。連載コラム『大人になってもできないことだらけです。』では、子育てにまつわる悩みや子供の温かいエピソードなど、親や保育者をはじめ多くの人の心を癒します。「子供がいうことをきいてくれない」というのは、よくある悩み。そんな時の、きしもとさんの対処法は…。第6回『棚からぼた餅、ベンチからナポリタン。』朝、ラップにくるんだご飯を電子レンジで温める。横着して素手で茶碗に移そうとしたものだから熱さに耐えきれずラップを脱がしたタイミングで熱々のご飯が茶碗ではなく床へダイブする。朝食をとれないまま家を出て鍵を閉めたところで着ているパーカーが部屋着だと気付く。さっきの米粒が裾についていて、さすがにこの格好では出勤できないなと、閉めた鍵を抜かないまま反対に回す。着替えをして部屋の鍵を再び閉めてから階段を降り始めたところで同じアパートの住人と目があったので会釈をする。大きな袋を抱えているのが目に入って、あることを思い出す。前々回のゴミの日から出しそびれて膨れた45L袋を今度こそ忘れないようにと昨晩玄関に置いたのだった。降りかけた階段を一段飛ばしで駆け上る。ごみ収集所に来て本日最大のミッションを遂行した達成感でスキップしそうになったところでポケットWi-Fiを忘れたことに気づく。Wi-Fi環境なしで一日過ごす不便さを考えれば電車一本遅らせても取りに帰るべきか、と考えて踵を返す。ポケットWi-Fiをカバンに押し込みようやく駅に向かって歩き出す。出だし順調とは言い難いけれど雲ひとつない空を見たらいい一日になりそうな気がして大きく深呼吸する。少し冷たい空気が心地良い…あれ?…マスクをしていない。なんてこった。財布は忘れてもマスクは忘れてはいけないこのご時世。さすがに取りに帰らないわけにはいかない。2本遅らせた電車に乗りながら友人からのメールに返信する。朝から散々だったことも報告すると「通常運転で安心するわ」と返信が来た。そうか、これがぼくの通常運転か。たしかにうまくいかないことも平常だと思えばイライラしない。うまく生きられない自分をそのまま受け入れてくれる存在はありがたい。音楽を聞いて気分を上げようとイヤホンを探す。朝、歯を磨きながら出発の準備をしているときに手に取ったイヤホンを、忘れないようにとパーカーのポケットに入れたのだ。そうだ、「忘れないように」とパーカーのポケットに入れたのだった。落ち込むどころかむしろ期待を裏切らない自分に感心する。うん大丈夫、これがぼくの通常運転だ。想定通りにいかないことと向き合うということ子どもに何か行動を促すとき、たとえば移動して欲しいとか片付けしてほしいというときには、指示ではなく「お願い」をするようにしている。強制ではなく、あくまでもお願いだから相手には断る権利があるし、断られたら無理強いはしないようにする。選択できるというのはその子の人権や主体性を尊重する上で重要な要素だ。けれど、どうしても行動してほしいときはある。人手がなかったり時間がなかったり、いずれにしてもこちらの都合なんだけれど、そんなときに受け入れてくれなかったら少し強い口調でお願いしてしまう。そうなったら「お願い」とは表面だけで半ば強制だ。意固地になって動かない子がいて、どうしても説得できないときは最終手段として怒って、ほとんど脅しのような形でむりやり行動を促してしまうこともある。そんな時にふと思う。最終的に拳銃を突きつけて無理にでも言うことを聞かせるのなら、はじめから子どもが自分の思い通りに動くことを前提にしているんじゃないのかって。もちろん拳銃は比喩だけれど、子どもの思いを尊重すると言いながら穏やかに声をかけているつもりでいて、実のところ最後は力でどうにかできると思っているんじゃないか?と。こちらの想定内の内容であれば、その子が選択したことを尊重できる。けれど、想定外のことでも受け入れられるだろうかと考えたら自信を持ってイエスとは言えない気がする。ぼくは「子どもの主体性を尊重しています」とよく言っているけれど、こちらが用意した数ある正解の中から、その子が選んだことを尊重しているだけにすぎないんじゃないか。もちろん危険なことは尊重できないし、選択肢が限られている中でどれにしたいかを決めてもらうことはある。けれど、ゼロからどうしたいかを聞いた時や、子どもが想定していない言動をした時に、本当に子どもの気持ちを受け止めているんだろうか。根っこの部分では子どもを手のひらの上でコントロールできると思っていて、こちらが描いた正解に向かわせようとしているんじゃないか。そんなことを考えたりする。とりとめない話を、たとえば何度も忘れ物をしたとかゴミを出し忘れたとかそんな話をした時に「だから?」と興味なさそうにされると傷ついたりムカッとしたりする。とりとめない話だから取るに足らないと思われても良いはずなのになぜか傷つく。それは、自分の話に興味を持ってくれないとか無下に扱われたというような、相手の振る舞いだけが原因ではなく、自分のなかにも要因があるような気がする。ぼく自身が知らぬ間に相手の反応を予想あるいは期待しているんじゃないかと。こんな風に返ってくるのかなと。ありがとうと言えばどういたしましてと、頑張れよって言ったらお前も頑張れよと返ってくるように。期待に似た当たり前を抱いているのかもしれない。それが明確ななにかではなくても、無意識に何かしらの期待をしていて、そして「思っていた反応と違う」ことにがっかりしているんではないだろうか。期待はしていなくても想定はしている。あの子があんなことをするなんて、あの人があんなことを言うなんて、と裏切られた気分になったら、もしかしたらそれは自分が勝手にその人を想像の中で作り上げたり、自分の当たり前で勝手に期待しているだけなのかもしれない。いつも遅れて来るからとギリギリの時刻にバス停に向かったら、バスが停留所を通り過ぎたところだった。ということが何度かある。いつも遅れるくせに…とは逆恨みもいいところで完全に自分のミスなのにイライラしてしまうのは、遅刻するかもという余裕のなさではなく、想定通りに事が運ばないからなのだろう。朝晴れていたのに帰宅のタイミングで雨に当たる。運が悪いなという気持ちと合わせて、天気予報では降らないと言っていたのに…と傘を持たなかったことを誰かのせいにしたりする。けれどよく考えたら天気なんて自分じゃどうしようもないこと。ある程度の予測はできてもコントロールできないことはわかっている。なのにイライラしてしまうのは、想定外のことが起きたことが気に食わないのかもしれない。いつも乗っている時間に電車が来ない。思っていた言葉を返してもらえない。子どもが言うことを聞いてくれない。そんな時についイライラしてしまうのは「余裕がない」のとあわせて「思い通りにいかない」という要因もあるのだ。それは、わがままという意味ではなく、僕たちは無意識に自分の都合のいいことを想定したり期待したりしているということ。買いたいものが買えたり、食べたいものが食べられたり、誰かが自分のいうことを聞いてくれたり、ある程度自分で思った通りに生きられる経験をしていると、気づかぬうちになんでも努力次第で計画通りに進むと錯覚してしまっていたりするのかもしれない。けれどどうかな。考えてみれば自分の思い通りになることの方が少ないんじゃないだろうか。他人の言動も、電車の発着も、天候も、どんな事象も自分の意のままにはいかない。それを存外忘れがちなのだ。雨が降るかどうかわかっても雨を止ませることはできないように、どんなことも、ある程度予測はできたとしてもコントロールするのは難しいし、それは傲慢でもある。雨が降るなら傘をさすか雨宿りをするように、自分じゃコントロールできないことに一喜一憂するよりも思い通りいかないこととどう向き合うのかを考えた方がいいのかもしれない。相手がどんな振る舞いをしてどんな言動をするか、こちらの用意したものになぞるのではなく、その人の言動をその人のものとして、それを自分はどう受け止めて解釈するのか。例えば子どもの発達段階って、子どもが育つ上での一つの指標となる。何歳ごろにこれができるようになって、何歳ごろはこんな機能が発達してというようなもの。けれど、その通りに育てようとすると個人差があるから求められる子どもはしんどいだろうし、発達段階通りに育っていないと保育者は不安になるし子育てがしんどくなる。じゃあこの発達段階って何のためにあるのかっていうと、その子のそのままの姿をより深く理解するためにある。たとえば誰にでも笑っていた子が、急に泣いたり恥ずかしがったりするようになったときに、顔を識別できるようになったのかな、安心できる存在との違いを認識できるようになってきたのかな、周囲の目が気になるようになってきたのかな、とそれぞれの年齢の発達段階からその子の育ちを前向きに解釈することができる。もうすぐ人見知りの時期だから上手に人見知りできるように脅かしてやろう、なんてことはしない。その子の姿を肯定的に受けとめて育ちに気付くために、知識が役立ってくる。その知識を役立てるためには、その子の姿をしっかりと見なければいけないから、その知識を「期待」ではなく「視点」にして、まるまる受けとめて見守ることが大切になってくる。想定外を当たり前にしてみたら。思い通りにいかないことが当たり前だと思えたら、新しいことや偶然起きたことも発見できるんじゃないかと思うのだ。ここを育てようと思うと、そこが育っているかどうかでしかその子の育ちを見ることができない。自分の思いもしないところが育っているかもしれない、と視点を変えると見えていなかったその子の姿に気づくことがある。大人が意図してなくてもいい。偶然の産物でもいい。その子から生まれたその子の育ちに、僕たちが気づければいいのだ。予定をきっちり決めてその通りに動く方が安心する人もいるから、どちらが良いとか悪いとかではないけれど、僕みたいに毎日ドジ踏んで、出る目がだいたい裏目の人間としては、思い通りにことが進まないのを基準にした方が楽だったりする。自分がうまくいかないたびに、ドジを踏むたびに「自分なんて」なんて思わなくていいように。予定通り想定通りにいかないのは当たり前なんだよって。そんな失敗も笑い話にしたり、そんななかで「よかったね」って思えることを見つけていければ。自分の正しいに固執しないためにも大切なことだと思うから、もしうまくいっているなと感じることが増えたら、それはもしかしたら自分が誰かをコントロールしているかもしれないと思えたら。そんなときは少し気を抜いて、「想定外」が起きることを楽しめるような余裕を持てたらいいな。余談ですがある夏、キャンプに行ったときに一年生の男の子が弁当を一口も食べずにひっくり返してしまった。これからの人生で弁当箱を見るたびに毎回思い出してしまうんじゃないかというくらい、それはそれは落ち込んでいた。半年くらい経ったころ、公園へピクニックに行ったときに同じようなことが起きた。別の子が一口も食べていない弁当箱をひっくり返してしまったのだ。ぼくたちがなぐさめながら代わりのものを買いに行こうと話していると、キャンプで同じ目にあったその男の子が「おれも落としたことあるでぇ〜」と笑って声をかけていた。その子にとって苦い思い出ではなく、笑って話せる出来事になっていることに安心した。同時に、「かわいそうに」となぐさめるのとはまた違う優しさを感じた。うまくいかない、失敗をする、要領が悪い、そんな経験がユーモア次第で誰かを救うこともあるんだよね。休日の昼間、良い天気だったのでコンビニでナポリタンを買い人気のない公園を見つけて食べることにした。蓋を開けて持ち上げようとした瞬間に手を滑らせて見事に地面にひっくり返した。「おれも落としたことあるでぇ〜」というあの子の声が聞こえたような気がした。砂まみれになった麺を容器に戻して、一緒に買ったペットボトルの緑茶を飲んだ。これでぼくも、誰かが弁当をひっくり返した時に声をかけてあげることができる。きしもとさんの記事やこれまでの連載コラムはこちら[文・構成/きしもとたかひろ]きしもとたかひろ兵庫県在住の保育者。保育論や保育業界の改善について実践・研究し、文章と絵で解説。Twitterやnoteに投稿している。⇒きしもとたかひろnote⇒きしもとたかひろTwitter[文・構成/grape編集部]
2020年05月18日Twitterやnoteで子育てに関する『気付き』を発信している、保育者のきしもとたかひろさん。連載コラム『大人になってもできないことだらけです。』では、子育てにまつわる悩みや子供の温かいエピソードなど、親や保育者をはじめ多くの人の心を癒します。第5回は、きしもとさんが人それぞれ異なる子育ての価値観について考えます。第5回『知らないからこそ、間違うからこそ。』年度の変わり目、一年が過ぎようとしているこの時期にようやく気づく子どもの姿がある。3月の初め、ある高学年の男の子と公園で遊んでいるのを見て「楽しそうですね」と同僚から声をかけられた。その子を見ると、いつにない笑顔ではしゃいでいた。「いつにない?」本当かなとふと思った。自分が気づけていなかっただけでいつもこんな風に楽しんでいたんじゃないか。高学年の男の子たちは、大人にはあまり依存せず自分たちの世界であそびを楽しんでいる。家でゲームをしたり公園で同年代の子達と遊ぶ方が楽しいんじゃないかと感じることもある。もちろん一緒に遊ぶことはあるけれど、低学年のようにずっとくっついてくるようなことはほとんどない。すると、自然とこちらから声をかけるのが、危険なことやよくないことをしたときに偏ってしまう。楽しんでいる中で「注意してくる人」とだけ認識されたら、話もまともに聞いてくれない。危険なことなら聞いてもらわないといけないから遠慮なく伝えるのだけれど、ふてくされた態度や反論があるとこちらもつい強い語調になってしまう。そんなやりとりが多い男の子だった。あんなに毎日会っていて、この楽しそうにしている姿にぼくはどれだけ目を向けていたのだろう、と思った。全然見れていなかったかもしれないな、と。荒い口調で怒ってしまったり否定するような言い方をしたりした、思い出したくない記憶が蘇り、後悔した。「もう少し優しく接したらよかったなあ」と同僚にこぼすと、「まだありますよ、接する時間」と返された。うんそうだよなと思った。あと一ヶ月、できなかったことを嘆くにはまだ早い。いまからでもできることをしよう、と気持ちを立て直した。子どもとの関わりや子育てについての発信をしていると、共感してくれる人や参考にしてくれる方たちがたくさんいる。ありがたいことに、すごいねと言ってもらえることもある。けれど、その度に自分はそんな人間じゃないんだと逃げだしたくなる。「よく綺麗事が言えるよね、そんな清廉潔白な人間じゃないだろう。今までの失敗が無かったことにはならないぞ」ともう一人の自分が責めてくる。「あの人は間違っている」というような誰かを批判する言葉を聞くと、他人事ではなくその言葉はそのまま自分にも突き刺さる。浅はかな偏見で人を差別したことや傷つけたことがある。保育でも、強い言い方をしたり怒鳴ったり、言うことを聞かせようとしたり、そういった「適切ではない関わり」をしたことがある。体罰を与えて大怪我を負わせたことはなくても、そうなっていたかもしれない状況はいくらでもあったと思う。思い出すだけでこの仕事から離れたくなる。ぼくが今どんな人間になっていても、そのときのその人の傷はきっとそのままだ。なかったことにはできない。たまたまなのだ、いま何もない顔をして保育を語れているのは。当たり前のように子どもたちと毎日関わることができているのは。ぼくの知っているそれと、違うものたちぼくが育った家庭は、父がお茶をくれと言えば母はお茶を淹れる。返事をする母は、どちらかといえば嫌そうな顔をしているので、それはそれで嫌だろうから自分で淹れれば良いものを、父は半ば意地のように自分では淹れない。それについての是非は語れないし語るつもりもない。それは本人たちにしか分かり得ない二人だけの関係だ。ただそういう環境で育ったということは、ぼくも「それがふつう」という感覚を少なからず持っているということだ。良いとか悪いとかではなく、そこから自分の偏見が生まれていたりする。そう自覚しだしたのは成人してからだった。友人の母親が好きな歌手のライブに一人で行くというのを聞いて、不思議に思った。「母親が夜一人であそびにいくの?」と否定的な感情を僅かながら持った。恥ずかいしいことに、その時のぼくはまだ未熟で思慮が浅く世間知らずだった。なにも変なことじゃないのに、自分の知っているそれと違うというだけで違和感を感じてしまったのだ。保育や保護者支援について学んでいたし、実習にも行っていたけれど、自分の偏見や世の中の当たり前と向き合う機会はあまり持たなかったのだろう。ぼくの実家のおでんにはニンジンが入っている。小学校の頃に他の家ではニンジンが入っていないことに衝撃を受けた。そして、大人になってからタケノコのおでんを食べてさらなる衝撃を受けた。自分の経験がすべてで、それが当たり前だと思い込んでしまう。食事は手作りで手間をかければかけるほどよくて、共働き家庭もあるけれど父親が養って母親は家にいるのが普通で、子どもには両親がいて、休日は家族と過ごして、おでんにはニンジンが入っていて。なんとなくそれが当たり前だと思っていた。けれど、こういった「自分の当たり前」って、いろんなことを見て考察して考え抜いた先に見つけた揺るぎない価値観とか考え方ではなく、ただ「ぼくが知っているそれ」ってだけなんだよね。だから、そんな中で感じる他人の「間違い」は「ぼくが知っているそれではない」というだけなんだ。それは、偏見にまみれたものに限らず逆も然りなんだろう。ジェンダー意識が高くて多様性を尊重する環境で育ったとしても、そうでない人を見て「あの人は間違っている」と感じてしまうなら。「自分の知っているそれではない」という、ただそれだけの感覚が偏見となり、気づかぬうちに誰かを追い込んでしまっていたりする。だから、自分の当たり前で人を潰してしまわないように、人の当たり前で自分が潰れてしまわないように気をつけていたいと思うのだ。いろんな方法を、いろんな人がいることを、いろんな考えがあることを、完璧じゃなくていいことを、自分が知らないことがたくさんあることを、まず知ることができたら。多くのことを知るたびに知らないことがどんどん増えて、自分が知っていることは米びつの中にある米粒一粒くらいなのだと知れたら、きっと他の米粒を見て簡単に批判はできなくなる。当たり前だと思っているものに潰されそうになった時に、実はそれは当たり前ではないのかもしれないと知れたら、少し気持ちが楽になる。もし間違っていると感じる言説に触れて許せなかったり、自分は間違ってばかりだと感じて落ち込みそうになったら、「まだ知らないのだ」と思えたらいいな。その人がまだ知らないのかも知れないし、自分がまだ知らないのかもしれない。それは、卑下するという意味ではなくて。「タコは食べものではない」と言う人に「タコを食べないなんておかしい!」なんて怒ったりしないように。ただ、文化が違うのかな、食べたことないのかな、おいしさを知らないだけなんだろうなと思うように。そこでもし、食べてみてほしいなって思ったら、あなたは間違っていますよ、とはきっと言わずに「タコパしようよ」って誘うよねきっと。他のもの入れても美味しいから、一回やってみて気が向いたらタコ焼き食べてみようよって。あ、おでんにしても美味しいよね。生まれたばかりの、まだ価値観とも呼べない感覚を正面から否定されたら、自分の全てを否定されたと感じて防御反応としてその「なんとなくの価値観」に固執してしまうんじゃないかな。いろんなものを見て考えて価値観を作り上げていくのはやめて、自分が「間違い」にならないように「ぼくが知っているそれ」を正解にするための答えを探していくんじゃないのかな。そうなったらきっと、永久に考えが変わることはないんだろう。だから、批判をするなら丁寧にしたい。なんのために、どこに向いてそれを批判するのかをちゃんと考えたい。それは、いい人でありたいからではなく、間違っている自分と、これから間違うかも知れない自分のために。もし「許せない」と思いそうになったら、タコパに誘ってみれたらいいなと思う。いまの自分が10年前のぼくを思い出してそう思うように、これを書いている現在の自分もまた10年後の自分から見たら未熟で、やはり気づかぬうちに自分の当たり前で誰かを傷つけたり追い詰めてしまったりしているのだと思う。自分がもともとどんな人間かを気にしてしまったらもう人生を諦めてしまいそうになる。だから、どんな人間でありたいか、そのために今から何ができるのかを考えることにする。子どもたちを大切にできる保育者でありたいし、みんながしんどくないようになればいいなと思っている。うまくできなくても、その思いは本当なんだ。自分がした言動を変えることはできないけれど、だからこそ何度も間違う自分とともに、埋まることはない穴を自己満足で埋めることはなく、愚直にユーモラスに、できることを重ねていきたいな。いい親でいることはできないかもしれない。いい保育者であることはできないかもしれない。けれど、それでもいいじゃないか。完璧にできないし、100点を取ることはできないけれど、その時その時に最善だと思うほうを選んでいければ。その方法をみんなで出し合えたら。その中から選ぶのは、自分を追い詰めるためのものではなく、追い込んでしまう自分を救うためのものであればいいなと思う。余談ですが冒頭の話から一ヶ月経った3月の末のある日の夕方、公園から学童に戻るときにその子が「まだ遊びたい」と伝えてきた。幸い人手があったので小一時間その子と走り回った。二人で遊ぶこと自体はそんなに楽しくないはずなのに、ゲラゲラと笑っていた。「帰りの匂いがするわ」公園を出た時に、その子がふと呟いた。わかるような、わからないような、けれどその子のそのままの言葉なんだろうな、ああ、いいなあと素直に思った。意味を聞くのは野暮だとわかっていながらも、やっぱりどうしても聞きたくなって尋ねてみた。「終わったなあー寂しいなあーけどまあ明日も学童あるしなあって感じの匂いやな」と返ってきた。ぼくの目に写っているのは生意気なその子ではなく、今日を思いきり楽しんで明日に期待して充たされているような、そんな顔だった。「まだありますよ、その子と接する時間」一ヶ月前に同僚からかけられた言葉を思い出した。穴は埋まっていないかもしれないけれど、救われた気がした。ふいになにかが溢れ出しそうになり、それがこぼれないように、その「帰りの匂い」を思いきり鼻から吸いこんだ。「金曜日の夕方と日曜日の夕方、どっちが好き?」と続けるその子に、そりゃあ金曜の夕方やな。とだけ答えた。君たちのおかげで日曜の夕方が憂鬱になることはほとんどないけどね。【コラム第1回】子育てで『正解』に苦しめられたら保育者が大切にしたいこと【きしもとたかひろ連載コラム】【コラム第2回】子供を注意して「しまった!」保育者が気を付けていることは…【きしもとたかひろ連載コラム】【コラム第3回】「ヘタだからやらない」という子供その理由に考えさせられる【きしもとたかひろ連載コラム】【コラム第4回】子育ての『手抜き』で大切なこと「手を抜いてもいい」ではなく…【きしもとたかひろ連載コラム】[文・構成/きしもとたかひろ]きしもとたかひろ兵庫県在住の保育者。保育論や保育業界の改善について実践・研究し、文章と絵で解説。Twitterやnoteに投稿している。⇒きしもとたかひろnote⇒きしもとたかひろTwitter
2020年04月16日初心者から愛好家まで、LIMIAの読者のみなさんに訪れてほしい話題のショップに出向いてくわしくリポート。スタッフの方にも熱く語っていただいています!DIYしてみたくなる、もっと好きになる、そんなお店をどんどんご紹介していきますよ♪一歩入れば、DIY欲がむくむく湧き出す⁉気になるショップをまずはクリック♪【DIYショップ巡り #1】DIYパーツが豊富!ワクワクが詰まった〔エイトタウン〕へ行ってきた!【DIYショップ巡り #2】アンティーク調ツールが楽しい〔DULTON JIYUGAOKA〕【DIYショップ巡り #3】迷ったらこれ!DIYショップ〔tukuriba〕で「今人気の商品」とは?【DIYショップ巡り #4】古き良きアメリカを肌で感じられる〔ACME Furniture 渋谷店〕【DIYショップ巡り #5】自分だけの空間づくりのアイデアがぎっしり〔toolbox ショールーム〕【DIYショップ巡り #6】DIYをもっと身近に!初級者も安心の〔DIY FACTORY FUTAKOTAMAGAWA〕【DIYショップ巡り #7】ひんやりするけど温かい。タイルの新発見ができるお店〔Tile Style 深大寺〕【DIYショップ巡り #8】本物タイルも手軽にDIY!〔D.I.Y.TILE代官山〕に行ってきた!【DIYショップ巡り #9】“溶接”という選択肢をDIYに。〔Fe☆NEEDS 中目黒店〕で体験してみた【DIYショップ巡り #10】DIYer注目!日本有数の「木のまち」新木場で木材の魅力に触れようこれからもDIYが楽しくなるショップをたくさんご紹介していきます。お楽しみに♪
2018年08月25日神社でお参りした際に、社務所でお分かちいただく御神札。ところが、自宅に持ち帰った後に御神札をなんとなくそのまま立てかけているだけ、という人はいませんか?社寺ライターとして活躍する大浦春堂さんによるこちらの連載で、正しい御神札のお祀り方法や神棚のしつらえかたを理解し、自分や家族の幸せを神様に見守っていただきましょう。【神様と暮らす #1】自宅にしつらえる、神棚のキホン【神様と暮らす #2】神棚をつくるときに用意したいもの【神様と暮らす #3】神棚をつくったら気をつけたい4つのこと【神様と暮らす #4】新しい神棚をお迎えするのに必要な「神棚奉斎」とは?【神様と暮らす #5】神棚にお供えする物、お供え後の扱い【神様と暮らす #6】神棚のお手入れ、正しい時期と方法【神様と暮らす #7】引っ越しで神棚を運ぶ方法、新居にしつらえるキホン【神様と暮らす #8】神棚におあげするお酒、お神酒のキホン
2018年07月19日兄の連れてきた婚約者は…
いきすぎた自然派ママがこわい
モラハラ夫図鑑
関西出身の5人組グループ・Aぇ! groupの新番組となる、ABCテレビ『あっちこっちAぇ!』(11日スタート、毎週土曜深0:25※関西ローカル)の放送開始に先駆け、8日に大阪市内のABCホールで先行試写会が開かれ、初回の内容が明らかになった。『あっちこっち Aぇ!』は、5月15日にシングル「<A>BEGINNING」で待望のCDデビューを果たし、全国8大都市をめぐるアリーナツアーも決定しているAぇ! groupが、自分たちのことを全国のみなさんにより知ってもらうため、日本各地を旅するロケバラエティー番組。地元の人々とふれあいながら、顔と名前を覚えてもらい、より愛されるグループを目指す。Aぇ! groupが最初に旅するのは、デビューツアーの最初の開催地でもある「北海道」。まずは、江別市にある大自然に囲まれた牧場「アースドリーム角山農場」で、北海道ならではの動物たちとふれあう。体重1トンを超える北海道特有の農耕馬“ばん馬”の厩舎の掃除を手伝うことになった末澤誠也と小島健が、意外にも重労働のフンの処理に「もはやスポーツ」と悪戦苦闘する姿には客席からドッと笑いが。一方、アルパカの世話をすることになったのは正門良規、草間リチャード敬太、佐野晶哉。アルパカに異常なまでに懐かれる草間の微笑ましいシーンにも笑いが起こるなど、会場は大いに盛り上がった。Aぇ! groupのメンバー5人もVTRでメッセージ。番組のナレーションを務めるABCテレビの上田剛彦アナウンサーと澤田有也佳アナウンサーが司会を務めるなか、抽選に当選した約250人が番組を最速で楽しんだ。また、TVerでの見逃し配信に加え、動画配信サービス「TELASA」でも配信が決定。放送終了後に配信が開始され、すべての放送回がアーカイブされるほか、地上波では入りきらなかった未公開シーンを加えた“特別版”が独占配信される。
2024年05月09日関西出身の5人組グループ・Aぇ! groupの新番組となる、ABCテレビ『あっちこっちAぇ!』(11日スタート、毎週土曜深0:25※関西ローカル)の放送開始に先駆け、8日に大阪市内のABCホールで先行試写会が開かれた。抽選に当選した約250人が番組を最速で楽しんだ。『あっちこっち Aぇ!』は、5月15日にシングル「<A>BEGINNING」で待望のCDデビューを果たし、全国8大都市をめぐるアリーナツアーも決定しているAぇ! groupが、自分たちのことを全国のみなさんにより知ってもらうため、日本各地を旅するロケバラエティー番組。地元の人々とふれあいながら、顔と名前を覚えてもらい、より愛されるグループを目指す。試写会では、番組のナレーションを務めるABCテレビの上田剛彦アナウンサーと澤田有也佳アナウンサーが登場し、記念すべき第1回放送分が上映された。上映後にはAぇ! groupの5人(正門良規、末澤誠也、草間リチャード敬太、小島健、佐野晶哉)がVTRで登場し、新番組をPR。佐野は「ここまでAぇ! groupが好きに自由にやらせてもらっている番組はない。愛してもらえる番組になると確信しています」と胸を張り、正門良規は「あの近い距離で動物とふれ合えるのは北海道に来たからこそ。僕らの“職業体験”を楽しんでください」と、北海道が舞台となる初回の見どころをアピール。末澤は第2回でスポーツに挑戦することを明かし、「ずっと好きで、やってみたいと思ってたことがこのタイミングでできるとは」と感激をあらわに。さらに会場では、地上波では泣く泣くカットされた未公開映像も特別上映され、ファンを喜ばせた。なお、TVerでの見逃し配信に加え、動画配信サービス「TELASA」でも配信が決定。放送終了後に配信が開始され、すべての放送回がアーカイブされるほか、地上波では入りきらなかった未公開シーンを加えた“特別版”が独占配信される。
2024年05月09日アイドルグループ・乃木坂46の久保史緒里(22)が、9日発売の『週刊ヤングジャンプ』23号(集英社)の表紙&巻頭グラビアに登場。心が暖かくなるような、ある春の日に幸せを届ける。久保はアイドルとしてはもちろん、俳優として大河ドラマ『どうする家康』出演し、今年2月まで雑誌『Seventeen』で専属モデルを務め、ラジオパーソナリティーとしても活躍と、マルチな才能を発揮している。1年ぶりの『ヤンジャン』では、透き通るような色白美肌に、惹きつけられる瞳、圧倒的な透明感をたっぷり撮り下ろし。さらに、ここでしか手に入らない「特別付録・特製グラビアステッカー」も付いてくる。また、同号のセンターグラビアには志田音々、巻末グラビアにはアイドルグループ「スプスラッシュ」の瀬乃まりんが登場。巻頭カラー漫画は『BUNGO-ブンゴ-』(二宮裕次)。
2024年05月09日5人組グループ・Aぇ! groupによるMBSラジオ『Aぇ! groupのヤングタウン』とJR東海のコラボ企画として、東海道新幹線の車内限定ボイスコンテンツ配信企画『東海道新幹線からAぇ旅始まるスペシャルトーク!!!!!』が18日からスタートする。番組では語りきれなかった裏話をはじめ、Aぇ! group の企画も盛りだくさん。6月8日、9日の『ちゃやまち推しフェスティバル2024』の楽しみ方など、東海道新幹線の車内限定で聴けるさまざまなコンテンツが配信予定となっている。第1弾は18日から27日まで、第2弾は28日から6月6日、第3弾は6月7日から10日、第4弾は6月11日から20日、第5弾は6月21日から7月7日までとなる。参加にあたってアカウント登録が必要となる(無料)。また配信期間中に大阪・MBSを訪れ「推し旅」サイトから取得できる新幹線乗車証明書を提示すると、『MBSヤングタウン』のオリジナルアクリルキーホルダーがプレゼントされる。※商品の引換は配布予定数の上限に達し次第終了、特典の獲得条件など詳細はMBSのキャンペーンサイトを要確認。
2024年05月09日皆さんは、生活のなかで思わず驚いてしまったことはありますか?この記事では、読んでいて驚いてしまうような物語とユーザーからの声を紹介します。※この物語はフィクションです。イラスト:モナ・リザの戯言パワハラ上司にうんざりパワハラがひどい上司に悩まされている会社員の主人公。その上司は部下には横柄に振舞い、目上の人には媚びる裏表のある人物でした。そんなある日、中途採用でやってきた男性社員が上司の直属の部下になります。上司は部下にろくに仕事も教えず、横柄な態度をとるばかりで…。あるとき、上司に命令された部下が上司にコーヒーを持っていきました。コーヒーに難癖出典:モナ・リザの戯言すると上司は「俺は甘党なんだ」と言って部下が持ってきたコーヒーに難癖をつけました。そして怒りに任せて部下にコーヒーをかけて「会社やめちまえ!」と暴言を吐いたのです。ところが部下は冷静に「…君、ヤバいね」と対応。すると上司は「誰に言ってんの?(笑)」とさらに激怒しますが…。読者の感想部下にコーヒーをかけるなんてありえない行為だと思います。(20代/女性)ここまで好き勝手をするなんて、社会人としてありえないですね…。(40代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。(CoordiSnap編集部)
2024年05月08日皆さんは、職場関係の悩みはありますか? 今回は「転職先の厄介な同僚」にまつわる物語とその感想を紹介します。 ※この物語はフィクションです。イラスト:モナ・リザの戯言激務に耐えかねて転職ブラック企業での激務に耐えかねて転職をした主人公。転職先は働きやすいホワイト企業で、同僚や上司もいい人ばかりでした。しかし1人だけ厄介な同僚がいたのです。新しい職場もかつてはブラック企業だったようで、その同僚は当時の働き方をいまだに1人で続けていて…。新人の主人公にも同じような働き方を押しつけてくるのです。同僚からのパワハラ出典:モナ・リザの戯言まだ納期には余裕があるにもかかわらず、休憩を削って働けと主張する同僚。「お前は土日も働かなきゃ割に合わん!」と言う同僚に、主人公は「何の割!?」と呆れます。その後も同僚の態度は改善されなかっため、上司に訴えた主人公。上司に呼び出された同僚は、主人公にパワハラしていた理由を語り始めましたが…。かつてパワハラ上司に苦しめられていた同僚は、主人公を自分と同じ目に遭わせたかったと白状したのです。その理由を聞いた主人公は「子どもの言い訳ですね」と呆れるのでした。読者の感想自分が上司からされて嫌だったことをあえて主人公にしていたなんて、呆れてしまいます。毅然とした態度で上司にパワハラを報告した主人公にスカッとしました。(40代/女性)せっかくホワイト企業に転職できたのに、1人の同僚のせいで災難でしたね。かつてブラックだった企業が改善されたのですから、同僚にも新しい働き方を受け入れてほしいなと思いました。(50代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。(lamire編集部)
2024年05月08日2歳の娘を連れて、ママ友の家に遊びに行ったときの話です。娘たちは楽しく遊んでいたのですが、娘のあるひと言を聞いたママ友は顔面蒼白に……。 ママ友が突然、顔面蒼白に…?ママ友と私の娘はどちらも2歳。2人はママ友の家のリビングで大好きなおままごと、私とママ友はそれを眺めながらお茶をしていました。すると、「はい、どーぞ」と娘たちがおもちゃのケーキを私たちの前に置きます。「お茶会をしてる設定なのかな? かわいいね〜」とママ友が声をかけると、娘たちは誰もいない席にもおもちゃのケーキを1つ置きました。「あれ? そこには誰も座ってないよ」と私が言うと、娘は「じいじのよ」とひと言。私は少し怖くなり「じいじはいないよ〜! ねえ?」とママ友に話しかけると、ママ友は顔面蒼白でした。びっくりして「どうかしたの?」と聞くと、「実は、祖父の家を引き継いで住んでいるの。祖父はもう亡くなっているんだけど、命日が近いから会いにきてくれたのかな……」とママ友は言います。幽霊がいるのかもしれないと思うと怖かったですが、子どもたちは相変わらず楽しそうにしていたので、そのまま解散予定の時間まで遊んで帰宅。その後、何度かママ友の家に行くこともありましたが、娘は「じいじ」と言うことはありませんでした。子どもは大人には見えないものが見えるとよく言いますが、今回もそうだったのでしょうか。はじめは怖かった私ですが、おじいちゃんが孫に会いにきたのかもしれないと考えると、ほっこりした気持ちになりました。 作画/Pappayappa著者:沢田 かほ
2024年05月08日・この漫画はフィクションです。登場人物は実在しません。・無添加商品そのものを悪く言ったり、商品勧誘に繋げる目的で描いていません。・「自然派」を題材にしていますが、健康について議論する漫画ではありません。・漫画に出てくる子どもと同じ特徴や特性があっても自閉症とは限りません。・この漫画で伝えたいメッセージは添加物や発達障がいについてではありません。最後まで読んでいただけると幸いです。■これまでのあらすじ主人公・ハルは、夫と息子の3人暮らし。息子は自閉症だが、快く受け入れてくれた幼稚園に毎日楽しそうに登園していた。ある日、ハルは息子の授業参観へ。参観が終わり、お迎えまでの時間をカフェで潰そうと思っていると、以前、送迎時に見かけたママに話しかけられる。「お迎えまでお話しない?」と誘われ快諾するも、いきなり「家に来ない?」と誘われ驚いてしまう。さすがに恐縮したハルは、駅前のカフェにしようと提案して…。衝撃の一言、「いらないです」!!家族と出かけたファミレスで自分だけ注文しない、というパターンはあるかもしれませんが、“友人とカフェ”というシチュエーションにおいては、ひとり一杯ドリンクを頼むのがマナーというか、なんというか…。こうして、ママ友としての付き合いがスタートしたハルとナツミ。この時感じた違和感の正体は、一体…!?次回に続く「いきすぎた自然派ママがこわい」(全33話)は22時更新!
2024年05月08日■これまでのあらすじ主人公・祭の兄が婚約者を連れてきました。その相手はなんと小学校の時に傷つけられてきた同級生・ゆかりだったのです。結婚を阻止したい祭は、ゆかりには兄の他にも彼氏がいること、隠し子がいることを突き止め兄を説得しようとします。ゆかりの話は嘘ばかりで信用できないため、ゆかりの母親を訪ねることに。すると高校時代に産んだ1人目の子どもは、ゆかりとゆかりの母の育児放棄により元夫に引き渡されたことが判明。ゆかりを信用できなくなった兄はお腹の子が自分の子なら未婚の父としてひとりで育てていくことを決断しました。大事な家族を傷つける人と結婚などできないとゆかりに伝えると、ゆかりは祭に土下座していじめたことを謝罪。しかしそんな謝罪では到底兄との結婚を許すことはできない祭。すると埒が明かないと思った友人のサキが、ゆかりの父親に会わせて!と言い出して…。■なぜか動揺するゆかり親子■出産にも立ち会わないと伝えた兄■祭の心も少しだけ晴れたようで…兄もゆかりの父には会ったことがないようで、出張と言っては常に家を空けているらしい…。サキは何か思うところがあるようですが、兄は「出産にも立ち会う気はない」とキッパリ言い放ち、その場をあとにしました。泣き崩れるゆかりですが、まさに自業自得。それ以上に酷いことをされてきたのは祭や兄なのです。形はどうあれゆかりからの謝罪を受け、祭も少しは心のモヤが晴れた様子。そして数ヶ月後、ゆかりから兄のもとに連絡がきたようですが…。次回に続く「兄の連れてきた婚約者は…」(全53話)は22時更新!
2024年05月08日大人気マンガシリーズ、モナ・リザの戯言さんの『妻が我慢の限界に達した結果』を紹介します。主人公は夫と息子と暮らしています。しかし夫も息子も家事を一切しないため、主人公は残業続きで疲れ果てていても家事をせざるを得ませんでした。そんなある日、夫が突然仕事を辞めたと言い出して…。≪HPはこちら≫#1妻が我慢の限界に達した結果出典:モナ・リザの戯言一切家事をしない夫と息子出典:モナ・リザの戯言何を言っても変わらない出典:モナ・リザの戯言夫は仕事を辞めたと言い…出典:モナ・リザの戯言固まる主人公出典:モナ・リザの戯言なぜ!?出典:モナ・リザの戯言支えてもらった記憶はない出典:モナ・リザの戯言話を聞いていた息子は…出典:モナ・リザの戯言次回予告出典:モナ・リザの戯言夫から急に仕事を辞めたと言われ、驚愕する主人公。夫は上司のパワハラが原因で退職を決めたようですが、主人公は「せめて相談してよ」と夫に言います。すると話を聞いていた息子は「別に母さんが仕事してるんだからいいじゃん」と言ったのでした。イラスト:モナ・リザの戯言※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※この物語はフィクションです。(CoordiSnap編集部)
2024年05月08日【ROPÉ PICNIC(ロペピクニック)】の注目アイテム! 透かし編みのニットスカートが今大人気。セットアップとしても使え、すっきりとしたIラインシルエットでスタイルアップも叶えられるそうです♡ 今回はこの旬なスカートの魅力にスポットを当て、おしゃれスタッフが提案するコーデ術をお届けします。一度見たら、真似したくなること間違いなし!セットアップ対応の「透かし編みスカート」が登場出典:ROPÉ PICNICすっきりとしたIラインシルエットと透かし編みのニットで、大人の可愛らしさ叶う旬スカート。ウエストラインはリブ切り替えでフィット感があり、着心地良好なのにきれいに見せてくれる優れものだとか。セットアップ対応で、コーディネートに迷わずに簡単におしゃれなスタイリングを実現。安心の長めの着丈なので、日常のお出かけや通勤シーンにも重宝しそうです。カジュアルを中和する「レーススカート」出典:ROPÉ PICNICロゴプリントのTシャツは、レーススカートと合わせるとちょうどいいカジュアル感に。鮮やかなレッドをブラウン系で馴染ませる、上級者のカラーバランスにも注目です。リボンがキュートなナップザックを投入して、アクティブな日にもぴったりの装いに仕上げてみて。レーススカート × ボーイズTシャツで楽しむおしゃれバランス出典:ROPÉ PICNICレディなレーススカートにボーイズライクなワイドシルエットのTシャツを投入して、甘辛バランスを調整。さらに、ライトブルーのカーディガンとバッグでさし色をON。夏らしく軽やかな雰囲気に仕上がっています。シャープなIラインスカートで整える出典:ROPÉ PICNICたっぷりギャザーのキャミソールは、黒のIラインスカートとタンクトップで甘さを抑えてみて。ロング丈のスカートなら適度なきちんと感と女らしさを両立できそう。仕上げはサンダルなどの夏小物で爽やかに味つけして。※すべての商品情報・画像はROPÉ PICNIC出典です。※記事内の情報は執筆時のものになります。価格変更や、販売終了の可能性もございます。最新の商品情報は各お店・ブランドなどにご確認くださいませ。writer:Ryo.K
2024年05月08日皆さんは、生活のなかで思わず驚いてしまったことはありますか?この記事では、読んでいて驚いてしまうような物語とユーザーからの声を紹介します。※この物語はフィクションです。イラスト:モナ・リザの戯言ラーメン屋で働いていて…自分の店を持つことを夢見て、ラーメン屋で修行していた主人公。主人公が働いている店の近くには高校があり、店は繁盛していました。しかしあるとき野菜が値上がりして、経営の危機に陥ります。店主が全メニュー値上げして対策したため、客足は遠のいてしまい…。主人公が値上げはやめようと意見すると、店主は怒りました。そして「メニューと値段、全部決めてみろ!できるもんならな!」と主人公に丸投げしたのです。店主の言葉を試練だと捉えた主人公は、新メニューを考案することに決めます。女性客がたくさん来店出典:モナ・リザの戯言そして女性が食べやすい、創作ラーメンを開発した主人公。すると女性客が殺到して、店は大繁盛しました。しかしプライドを傷つけられた店主は「うっわ~1人で食べにくるなんて…」と女性客にイヤミを言うように…。しかしその後、店主は悲惨な末路を辿ることに!?読者の感想主人公の新メニューのおかげでせっかく女性客が来店したのに、イヤミを言うなんてありえないと感じました。プライドが高すぎるのは、よくないですね…。(30代/女性)客の気持ちを考えない店主には呆れてしまいました。店をもう一度繁盛させた主人公はすごいですし、もう独立して店を出してもいいのではと思います。(40代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。(CoordiSnap編集部)
2024年05月08日今回は、人気のマンガをクイズ形式で紹介します!マンガのストーリーがどんな結末になるか考えてみてくださいね。イラスト:まるよしマウントをとるママ友の話主人公には、頻繁にマウントをとってくるママ友がいます。ある日、そのママ友とランチに行ったときのこと。その最中にママ友から、根掘り葉掘りいろいろなことを聞かれました。ママ友からランチに誘われる出典:愛カツ根掘り葉掘り聞かれる出典:愛カツ端数をおごらされるように出典:愛カツ会計時、主人公が「1人1300円ね」と伝えると…。ママ友は「端数は払って」と言います。こうしたことが何度も続き、主人公はすでに1500円も奢っていました。そこで主人公は、立て替えていた分をママ友に請求することに。ここでクイズ立て替えた分を請求することにした主人公。ママ友はどんな反応を見せたでしょうか?ヒント!主人公はうんざりしました。立て替えた分を請求すると…出典:愛カツ正解は…正解は「『やだぁ忘れてた!』と白々しい態度」でした。ママ友は「ごめーん、これで返すね」と口を開き…。コーヒー2本を主人公に差し出します。まさかのお返しに絶句する主人公なのでした。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(愛カツ編集部)
2024年05月08日今回は、物語をもとにしたクイズを紹介します!クイズの解答を考えてみてくださいね。※この物語はフィクションです。イラスト:あざれあ娘に家庭教師をつけた話主人公は娘に勉強を教えるのに苦戦していました。すると夫が突然、娘に家庭教師をつけることを提案します。家庭教師をつけることを提案出典:愛カツとても美人な家庭教師出典:愛カツ夫は主人公に家庭教師の女性を紹介しました。ここでクイズ家庭教師の女性と夫の関係は?ヒント!夫とは昔からの知り合いのようです。夫の元上司出典:愛カツ正解は…正解は「元上司と部下」でした。夫が家庭教師として美しい女性を連れてきたことに驚く主人公。自分とのあまりの違いに劣等感を抱いてしまい…。素直には喜べない主人公なのでした。(愛カツ編集部)
2024年05月08日今回は、物語をもとにしたクイズを紹介します!クイズの解答を考えてみてくださいね。イラスト:エトラちゃんは見た!時計を見てあることに気づいた話主人公は友達と食べ歩きを楽しんでいました友達と一緒に歩いていた主人公は、あることに気がつきます。まだお金は残っている出典:エトラちゃんは見た!驚く主人公出典:エトラちゃんは見た!ここでクイズ主人公は時計を見てなぜ驚いたのでしょうか?ヒント!主人公にはこの後、予定がありました。アルバイトに行かないと出典:エトラちゃんは見た!正解は…正解は「アルバイトの予定があることを思い出したから」でした。アルバイトの予定があることを思い出した主人公。友達と解散し、慌ててアルバイト先のファミレスに向かったのでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(愛カツ編集部)
2024年05月08日今日の運勢やアドバイス、ラッキーアイテムをチェックしよう!ハッピーに過ごすためのヒントが見つかるかも♪【1位】水瓶座全体運目標に向かって、普段以上に意欲的に取り組める日。そんなあなたに協力してくれる人も、たくさん集まってきそうです。まずは、お互いにリラックスできる気軽な話題が〇。何かを頼むときには、相手を褒めながらお願いして。健康運今日は一度諦めてしまった運動やダイエットに再チャレンジしてみてください。特にウォーキングや半身浴など長続きさせる予定だったが諦めてしまったものを今日再開させると長続きしそうです。家庭運子どもの好きな曲でいっしょにダンスを楽しむと、爽快な気分を味わえそう。身体能力が鍛えられるうえ、汗ばむほど本気を出せばストレスもスッキリ解消され一石二鳥!リフレッシュしたあとは、いっしょにお昼寝タイムがGood。【ラッキーアイテム】ブランドのロゴ入りハンカチ【ラッキープレイス】ゲームセンター【2位】乙女座全体運積み重ねた努力が実を結ぶ運気。それだけでなく、今日始めたことで、早速手応えを感じられる日でもあります。「こうなりたい」と理想を抱いていることがあれば、何か行動を起こしてみて。少し自分に厳しくなるのがポイント。健康運TVや雑誌などで流行の健康法を取り入れたい衝動に駆られるでしょう。しかし、流行っているからと言って効果があるとは限りません。実践してみた声などを聞いて、自分に合うかどうかを判断するようにしましょう。家庭運教育熱心なママ友と、積極的にコミュニケーションをとると吉。そそられるユニークな子育て情報や貴重なニュースをキャッチできるかも。将来、子育てで迷ったときの参考になりそうなので、しっかりメモを取りましょう!【ラッキーアイテム】万年筆【ラッキープレイス】地元の公民館【3位】獅子座全体運やる気もアイデアもどんどん出てくる運気。気の向くままにエネルギッシュに行動していくと、これまでは気づかなかった才能が開花しそう。今日のところは、誰かに手伝ってもらうよりも、自分でできる範囲のことをすると〇。健康運友人や同僚の取り組んでいる健康法にチャレンジすると吉。今日のあなたは頭がスッキリとし、色々な情報を汲み取ることができます。広く浅く、様々な友人の健康法を取り入れることで日々の生活がより良いものに変わるでしょう。家庭運今日は、掃除や炊事洗濯など日々追われているルーティンワークをサボりたくなりそう。「しなければ」から解放されると、心が軽くなりそうです。いつもママをがんばっているからこそ!たまには自由を味わいましょう!【ラッキーアイテム】ビニール袋【ラッキープレイス】マンション【4位】射手座全体運困っている人や悲しんでいる人に寄り添うことができて、喜ばれる運気です。少し身勝手な発言にも「こんなときだから、そう思っても仕方ない」と許すことができるはず。それをそのまま言葉にして伝えると、絆や信頼が深まります。健康運いつもより疲れにくく、体が軽く感じる日。多少の無理も今日なら大丈夫、溜まった仕事を一気に片付けるチャンスです。また、友人からの誘いを断っていたのなら、今日はあなたから誘ってみてはいかがでしょうか。家庭運人からの頼み事をNOと言えない日。気が向かなくても断りにくくなるので、要注意。自ら火に飛び込まない意識が大切になりそう。どんなにママ友のグループチャットが盛り上がっていても、様子を見てから参加しましょう。【ラッキーアイテム】ベビーオイル【ラッキープレイス】美術館【5位】牡羊座全体運たくさんのことを楽しめる日です。また、思考が柔らかくなっていろいろな視点で物事を見ることもできるはず。だからこそ、ひとつのことに集中せず、いくつかのことに取り組んでみて。今日だからこその発見があるはず!健康運新しい習い事や勉強を始めるには今日がぴったりです。今日のあなたは何事にも意欲的に取り組み、新しいことをどんどん身に付けていくでしょう。ただ、途中で体力が無くならないよう、スケジュール管理には気を配ってください。家庭運今日は情報通のママ友が教えてくれた子連れでも楽しめるお店に、思いきって行ってみると吉。予想以上に使えるお店で、驚いてしまいそう。感動の体験談は、SNSでシェアすると◎。フォロワーのママたちから喜ばれるでしょう。【ラッキーアイテム】時計【ラッキープレイス】図書館【6位】牡牛座全体運「こんな魅力を手に入れたい」と思っていることに、今日は時間とエネルギーを使ってみてください。すぐに手応えを感じられるでしょう。そして、自分で思う以上に魅力がアップしているはず。憧れている人のまねをするのも〇。健康運思いがけない出費で、ガクッと気持ちが落ち込んでしまうかもしれません。今日は仕事を早々に切り上げ、自分のために時間を使ってみてください。体力アップに効果的なランニングを行うなど、気分転換を心がけましょう。家庭運食べ物の大切さを子どもに教えてあげると伝わりやすい日。残さず食べられたら、たくさん褒めてあげましょう。感謝の気持ちを育てたいなら、カットした野菜を水に浸して育ててみると◎。芽が出れば野菜も生きていると理解してくれるでしょう。【ラッキーアイテム】スカーフ【ラッキープレイス】美容院
2024年05月08日今日の運勢やアドバイス、ラッキーアイテムをチェックしよう!ハッピーに過ごすためのヒントが見つかるかも♪【7位】双子座全体運人の心を温める会話ができると、あなた自身の心も癒される運気です。少しでも誰かの気持ちを理解できると感じたら、遠慮せずに声をかけてみてください。たくさん共感の言葉をかけるのがポイントです。健康運今までの悩みを解決できそうな健康法を見つけられるかもしれません。雑誌やテレビからの情報を見逃さないようにしましょう。いざ始める時には、無理をせず、自分のペースでスタートすれば効果を実感できるでしょう。家庭運いつもよりテンションがハイになりそう。子どもと全力で遊べば最高の思い出を作れる予感。早速、着替えを持って近所の公園へ向かいましょう!ただし、焦るとつまずいて転びやすいので、落ち着いて行動してくださいね。【ラッキーアイテム】ヘアクリップ【ラッキープレイス】帽子屋【8位】天秤座全体運1つの考えに偏ったり自分の感情を優先したりせず、バランスよく物事を見ることができる日です。だからこそ、重要なポイントを見極めたり、気づきがあったりするでしょう。すべての人に優劣をつけないことが、運気を生かすカギ。健康運今日は妥協は禁物。頭が冴えわたり、何事にも熱心に取り組めそうです。ここで妥協をしたらせっかくできることが、できなくなってしまいます。自分の限界だと思うところまで挑戦してみてください。家庭運今日は、いつものお店ではなく海外の食材を取りそろえるスーパーに出かけたくなるかも。目新しい商品を手に取れば、知らない土地の風を感じてテンションが上がりそう。大人買いをしてもいいように、エコバックは多めに持参しましょうね。【ラッキーアイテム】タオル【ラッキープレイス】学校【9位】蠍座全体運「納得できない」という気持ちが大きくなりそうな日です。心の中に感情を溜め込まず、親友に不満を聞いてもらうといいでしょう。心がスッキリするだけでなく、自分では気づいていなかったことを教えてもらえそうです。健康運嫌なことをいつまでも引きずり、憂鬱な気分な1日を過ごしそうです。また、ストレスから体調も万全とはいかないでしょう。今日は同僚や友人をカラオケなどに誘ってストレスを発散できるように心がけましょう。家庭運子どもへの愛があふれ、今このときを大切にする気持ちが強くなりそう。今日はとっておきのツーショットを撮影しに出かけてみて。インスタ映えしそうなスタイリッシュな場所が◎。親子で撮影を楽しんで、素敵な思い出を作りましょう!【ラッキーアイテム】ポイントカード【ラッキープレイス】懐かしい場所【10位】山羊座全体運習慣になっていること、毎日するべきことを、いつもと同じようにこなしていくといい日です。「今日も、きちんとできた」という実感が、充実感をもたらしてくれます。靴をきれいに揃えたり磨いたりすると、運気アップ!健康運健康に不安を感じてしまう日。熱っぽい症状やふとした時に頭痛を感じてしまうでしょう。無理はせず自宅でゆっくりと過ごしましょう。どうしても避けられない外出があるときは暖かくして出かけるなど万全の態勢を整えましょう。家庭運仲良し親子と遊びに行く約束をしているなら、今日は具体的な計画を進めるとはかどりそう。待ち合わせの時間や場所をうまく計画できそうです。時間を無駄にしないスムーズな予定を立てることができるはず!【ラッキーアイテム】綿棒【ラッキープレイス】歯医者【11位】魚座全体運これといった変化はなさそうな日ですが、だからこそできることもあります。特に、クローゼットや引き出しの中など、普段はあまり使わない場所の整理整頓や掃除をするのがオススメ。考えがまとまって、心までスッキリしそう。健康運精神的に疲れる1日。今日のあなたは無理に頑張っても物事がマイナスの方向に働いてしまいそうです。肩の力を抜き、深呼吸などで気持ちを安定させ、自分の置かれた状況を正しく判断できるようにしましょう。家庭運気の合うママ友ともっと仲良くなりたいなら、今日は親密になれるチャンス!勇気を出して、公園に誘ってみましょう。テントやシートを持参してのんびり会話を楽しめば、うれしい共通点がたくさんみつかりそうですよ。コミュニケーションを楽しみましょう!【ラッキーアイテム】両面テープ【ラッキープレイス】お弁当屋【12位】蟹座全体運誰かに誤解されてしまったり、誰かの言葉を勘違いして受け取ったり、そんな行き違いがありそうな運気です。「おかしいな」と感じたら、あれこれ考える前に即確認すればOK。丁寧に誠実に話せば、信頼はいっそう深まるでしょう。健康運体調管理を徹底しましょう。今日のあなたは少し無理をしただけで体調を崩してしまうほど、疲れが溜まっています。今日は飲み会の誘いがあっても断るようにし、食事は消化の良いものを食べると良いでしょう。家庭運子育てのストレスが溜まってきたなら、今日はひとりの時間を大切にしましょう。託児所に子どもを預け、美容院やエステで心ゆくまでリラックスをするのも手。お金と時間を自分のためだけに使えば、しばらくがんばれるでしょう!【ラッキーアイテム】トランプ【ラッキープレイス】ペットショップ
2024年05月08日俳優の瀬戸利樹が主演し、久保田悠来、池田匡志が共演する、テレビ大阪・BSテレ東の深夜ドラマ『買われた男』(毎週水曜深0:00)の第4話が、きょう8日に放送される。原作漫画をもとに、中毒性のある「大人の恋愛ドラマ」を届ける「DRAMA ADDICT」枠の新作。“女風”と称される女性用マッサージを地上波ドラマで初めて題材としたドラマで、ジェンダーレスな視点も交え、タブー視されがちな“性”を前向きに描いていく。「KIRAMEKI」のセラピストのヤマト(瀬戸)、龍一(久保田)、シアン(池田)の元を、それぞれ思いを秘めた客が訪れる。セラピストの3人もこの仕事を選んだ過去があり…。第3話まではヤマトの接客の様子が描かれたが、第4話では「KIRAMEKI」のNo.1セラピスト・シアンが本格的に初登場する。客は、同業者である風俗嬢。金のためにセラピストになったシアンは「仕事が大好き、天職だ」と語るまりあにイラつき、意地悪な言葉を浴びせてしまう。■第4話「「風俗嬢のお客様」あらすじ「KIRAMEKI」で人気No.1のセラピスト、シアンは深夜1時、客の家へと向かう。相手は同業者である風俗嬢のまりあ(吉本美優)。まりあは「この仕事が大好きで、自分にとって天職」と語り、お客さん側の気持ちを体験するためにセラピストを頼んだのだという。貧しくつらい子ども時代を過ごし、金のためにセラピストになったシアンは、まりあの話を聞いているうちにイラついてきて、つい意地悪な言葉を浴びせてしまう。まりあから帰るよう促されるが、シアンは立ち止まり…。
2024年05月08日皆さんは、物を捨ててスッキリした経験はありますか? 今回は「捨て活にハマった女性」にまつわる物語とその感想を紹介します。※この物語はフィクションです。イラスト:あしたのLaw〜スカッとする漫画動画〜節約のために捨て活を…主人公は節約に励む専業主婦。ある日、テレビで紹介していた「捨て活」を実践してみました。物を捨てて部屋が広くなったり、忘れていたストックが出てきたりなど、いいことが次々と起き…。主人公はどんどん捨て活にハマっていきます。夫も嬉しそうな様子出典:あしたのLaw〜スカッとする漫画動画〜捨て活で発見した食器で夕食を出すと…。「いい食器だと高級レストランみたい」「料理は半額惣菜だけど(笑)」と夫も嬉しそうな様子。主人公は「それでね、来月からあなたの小遣い半額にするから」と続けます。「ものってそんなに買わなくても平気だから小遣いも半分で十分だって気づいたの」と言うと…。笑顔が消えた夫は絶句するのでした。読者の感想捨て活自体はとてもいいことだと思うのですが、夫のお小遣いが半分になってしまったのはかわいそうでした。節約もやりすぎると夫のストレスになってしまうのではないかなと思います。(30代/女性)まさか、捨て活が原因で自分のお小遣いが半分になるとは思わないですよね。お小遣いは捨て活にあまり関係ないように思えますし、そのままにしてほしいなと思います。(40代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。(lamire編集部)
2024年05月08日薄着でも過ごしやすい季節になり、そろそろ紫外線や冷房の冷えに備えるアイテムが欲しいところ。そんな時におすすめなのが、今っぽデザインが魅力の【ジップアップパーカー】。シアー素材や短めの着丈など、トレンドを取り入れたアイテムが数多く登場しています。この記事ではそんなジップアップパーカーの魅力に迫っていきます!透け感で垢抜けるメッシュジップアップパーカー出典:.st【repipi armario(レピピアルマリオ)】「メッシュドロストショートパーカー」¥2,633(税込・セール価格)涼しげなメッシュ素材で今どきの抜け感を演出するジップアップパーカー。ドロスト付きでシルエットに変化がつけられるのがポイントです。黒のキャミワンピを合わせることで、大人のリラックスムードをまとうスタイリングに。サンダルやショルダーバッグもブラックでまとめても、メッシュパーカーがコーデに軽やかさをプラスしてくれます。上品なシアーパーカーで叶える春のフェミニンレイヤード出典:.st【mysty woman(ミスティウーマン)】「ラメシアーパーカー」¥6,930(税込)さりげないラメが施されたシアーパーカーにフェミニンなフレアスカートと合わせて、淡色でまとめた上品なスタイルを演出しています。公式サイトによると「さらっと軽い生地なので、着心地抜群」とのこと。春夏に映える、楊柳シアーパーカー出典:.st【mysty woman】「楊柳シアーZIPパーカー」¥6,600(税込)リラックスシルエットで抜け感を演出し、大人っぽく涼しげな雰囲気をまとうシアーパーカー。着回しの利くシンプルなデザインでカジュアルにも着こなせる1着。写真のようなインナーを合わせてさりげなく肌見せすることで、シーズンムードがグンとアップします。春色ジップパーカーで叶えるスタイルアップコーデ出典:.st【BAYFLOW(ベイフロー)】「ピグメントジップパーカー」<カーキ>¥6,600(税込)カーキの春カラージップパーカーが主役のカジュアルなコーディネート。コンパクトなショート丈とラグランスリーブが特徴で、ハイウエストのボトムスやスカートと合わせることでスタイルアップ効果も期待できそうです。今どきシルエットを狙うならショート丈パーカー出典:.st【apart by lowrys(アパートバイローリーズ)】「Healthknit クロップドパーカー」¥7,150(税込)ベーシックなスウェットパーカーもショート丈なら一気に旬顔に。ボリュームのあるハイウエストのワイドパンツに合わせて好バランスに仕上げて。バンドゥタイプのインナーでほんのり肌見せを楽しむのも◎※すべての商品情報・画像は.st出典です。※記事内の情報は執筆時のものになります。価格変更や、販売終了の可能性もございます。最新の商品情報は各お店・ブランドなどにご確認くださいませ。Writer:Hanaka Yagi
2024年05月08日息子2人とエコさんの日常は、夫のS太郎さんがエコさんの友人であり、S太郎さんの部下であったCちゃんと浮気をして一変しました。Cちゃんからは慰謝料をもらい、S太郎さんとも離婚。離婚を機にS太郎さんは家を出ていきました。出ていったことでエコさん的には平和な時間を満喫……していたのですが、元夫が突然家に上がり込んできて……。 元夫が子どもを…S太郎さんは平然とエコさんの車に乗ったり、家に上がって冷蔵庫を漁り始めたり。 身勝手な元夫の行動に怒り心頭のエコさんが「警察を呼ぶよ!?」と叫びますが、夫はまったく気にしていない様子で……。 「警察を呼ぶよ」と言われたS太郎さんはまったく気にしていない様子。それだけでなく、子どもを抱き上げ、「子どもの前で怒鳴るとか教育に悪い。親失格だ」と挑発するような言葉まで……。どこか、子どもを盾にしているようにも見えますね。 その後、普通に食事をし、子どもたちを寝かしつけてからようやく元夫と話をすることとなったエコさん。彼は「家の名義は俺。ローンの支払いも車を買えたのも生活が成り立っているのもぜんぶ俺のおかげ」と話し始めて……。 紆余曲折ありながらもようやく離婚できたと思いきや、早々に元夫と火花を散らすこととなってしまいました。元夫から語られるハチャメチャな理屈に、エコさんは呆れかえってしまったと言います。 エコさんのマンガは、このほかにもInstagramやブログで更新されています。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター エコ
2024年05月08日■前回のあらすじ既婚者の元山モトに独身偽装され結婚の約束までしていた主人公。既婚者と判明後は、彼の妻に慰謝料請求を申し立てられます。しかし徹底的な証拠集めと弁護士の力を借ることで、慰謝料請求を逃れられるのでした。しかし数年後、再びモトが目の前にあらわれます。モトは主人公の自宅に押しかけ、インターホンを鳴らし続ける事態に。110番に助けを求めると、モトは警察に連行され…。そんなある日、モトの妻・レミから電話で「謝りたい」と告げられるのでした。離婚していないことがわかり、そのことを主人公がたずねると…。職場でモトの不貞行為と妻へのDVがバレたとのことでモトも大人しくなり、離婚しないと決断したと話します。■まともになったと思ったのに… ■その後、義両親の態度が一変…あの一件以来、モトは渋々ながら家事もやるようになり、まともになったように見えたと話す妻・レミ。しかし実際は裏で探偵を雇い、つきまとい行為をしていたことが判明するのでした。さらにモトが警察沙汰を起こしたことをきっかけにモトの義両親は手のひらを返し、モトを捨てないでほしいとレミにすがったといいます。そんな義両親に対して、レミは…!?次回に続く「婚約者は既婚者でした」(全67話)は21時更新!
2024年05月08日■前回のあらすじ同じ保育園に通うみかちゃんのママに過保護やダメ親などと言われて悩む主人公。ある日遅いお迎えの時に時間過ぎて迎えに来たみかちゃんママに会います。ママ友と遊んでいる最中に寝てしまって遅くなったらしいみかちゃんママに「お疲れ様」と声をかけたところ、嫌味なのかとキレられ、「大嫌い」と言われてしまいます。いつも模範的でみかちゃんママを見下すような態度をとってきたから謝れとみかちゃんママは言うのですが…。謝罪しろと言い続けるみかちゃんママこっちも同じだった私がお手本みたいで見下されているように感じたから謝れと言うみかちゃんママ。私のことなんて何もしらないくせに。でも、考えてみたらそれは私も同じ。みかちゃんママのこと何もしらないくせに、苦手意識を抱いていた。けど、だからと言って、みかちゃんママに謝る理由にはならないはずです。たくさんの感情が渦巻き頭の中もぐるぐるしました。でも「謝らない」と言えたことで何かが吹っ切れた気がしました。もはやみかちゃんママと全力でぶつかるしかない。次回に続く 「うちのママは過保護なの? 」(全63話)は21時更新!
2024年05月08日■これまでのあらすじ自分勝手なプレゼントばかり押し付けてくる清一。静香は薄々感覚のズレを感じていたが、清一にプロポーズされ結婚。しかし、新婚旅行の計画も的外れだった上に、喜ばないと怒って手が付けられなくなる夫の本性を知って絶望する。結婚生活でも常にいらないプレゼントへの感謝の強要は続き、異を唱えると大声で怒鳴り散らされるため、静香は地雷を踏まないように怯えて過ごしていた。ある日、夫婦の共有財産から勝手に高級車を買われ、さすがに反論した静香だったが、清一は逆ギレ。静香は子どもを連れて友だちの家に逃げ込み、離婚を決意する。最後の話し合いのために帰宅した我が家には、夫いわく「静香のため」という余計な物がさらに増えていた。無駄な買い物を責めた静香に、清一が激高して手を振り上げ…。【妻SideStory】【妻SideStory】怒鳴り、暴れる夫に暴力を振るわれそうになったとき、友だちがカメラを構えて止めに入ってくれました。離婚を有利に運ぶには、こうしたDVの証拠集めが重要になるそうです。私が離婚を前提に別居したいと伝えると、夫はさらに暴れようとしました。これがあの人の本性なのです。【夫SideStory】妻はあっという間に荷物をまとめて出て行きました。まぁ、でも、どんな仲良し夫婦でもケンカくらいすることありますよね。俺は妻を大切にする神旦那なので、メッセージを送って早く戻ってくるように言ったのですが…。友だちにたぶらかされたのか、静香のヤツ、やけに強気です。もしかして、俺、取り返しのつかないことしちゃいましたかね…?次回に続く(全14話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています
2024年05月08日